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【ドキドキ】新人職人がSSを書いてみる【ハラハラ】10

1 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 01:14:43 ID:???
新人職人さん及び投下先に困っている職人さんがSS・ネタを投下するスレです。
好きな内容で、短編・長編問わず投下できます。

分割投下中の割込み、雑談は控えてください。
面白いものには素直にGJ! を。
投下作品には「つまらん」と言わず一行でも良いのでアドバイスや感想レスを付けて下さい。
週刊新人スレ編集長、まとめ単行本編集長、雑談所「所長」にも感謝の乙! をお願いします。

また、イラストを描いてみたいor描いてみた絵師の卵の方や造形職人も歓迎します。
投下宣言の上雑談所『職人のチラ裏スレ』までどうぞ。

荒れ防止のため「sage」進行推奨。
SS作者およびイラスト製作者には敬意を忘れずに、煽り荒らしはスルー。
本編および外伝、SS作者の叩きは厳禁。
スレ違いの話はほどほどに。
容量が450KBを越えたのに気付いたら、告知の上スレ立てをお願いします。
本編と外伝、両方のファンが楽しめるより良い作品、スレ作りに取り組みましょう。

前スレ
【ドキドキ】新人職人がSSを書いてみる【ハラハラ】9
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1193399519/l50

まとめサイト
ttp://pksp.jp/10sig1co/
雑談所
ttp://pksp.jp/rookiechat/


2 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 01:15:52 ID:???
 巻頭特集【テンプレート】

〜このスレについて〜

Q1
新人ですが本当に投下して大丈夫ですか?
A1
ようこそ、お待ちしていました。全く問題ありません。
但しアドバイス、批評、感想のレスが付いた場合、最初は辛目の評価が多いです。

Q2
△△と種、種死のクロスなんだけど投下してもいい?
A2
ノンジャンルスレなので大丈夫です。ただしクロス元を知らない読者が居る事も理解してください。

Q3
00(ダブルオー)のSSなんだけど投下してもいい?
A3
新シャアである限りガンダム関連であれば基本的には大丈夫なはずです。(H19.9現在)

捕捉
エログロ系、801系などについては節度を持った創作をお願いします。
どうしても18禁になる場合はそれ系の板へどうぞ。新シャアではそもそも板違いです。

Q4
××スレがあるんだけれど、此処に移転して投下してもいい?
A4
基本的に職人さんの自由ですが、移転元のスレに筋を通す事をお勧めしておきます。
理由無き移籍は此処に限らず荒れる元です。

Q5
△△スレが出来たんで、其処に移転して投下してもいい?
A5
基本的に職人さんの自由ですが、此処と移転先のスレへの挨拶は忘れずに。

Q6
○○さんの作品をまとめて読みたい
A6
まとめサイトへどうぞ。気に入った作品にはレビューを付けると喜ばれます


3 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 01:16:58 ID:???
Q7
○○さんのSSは、××スレの範囲なんじゃない?
△△氏はどう見ても新人じゃねぇじゃん。
A7
事情があって新人スレに投下している場合もあります。

Q8
○○さんの作品が気に入らない。
A8
スルー汁。

Q9
読者(作者)と雑談したい。意見を聞きたい。
A9
雑談所へどうぞ。そちらではチャットもできます。

捕捉
名前欄のトリップの文字列が有効なのは、したらば等一部例外はありますが基本的に2ch内部のみです。
なので雑談所では名前欄のトリップは当然無効です。既に何名かトリップ文字列がバレています。
特に職人さんが雑談所に書き込む際には十分ご注意を。


4 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 01:18:18 ID:???
〜投稿の時に〜

Q10
SS出来たんだけど、投下するのにどうしたら良い?
A10
タイトルを書き、作者の名前と必要ならトリップ、長編であれば第何話であるのかを書いた上で投下してください。
分割して投稿する場合は名前欄か本文の最初に1/5、2/5、3/5……
等と番号を振ると読者としては読みやすいです。

捕捉:SS本文以外は必須ではありませんが、タイトル、作者名は位は入れた方が良いです。

Q11
投稿制限を受けました(字数、改行)
A11
新シャア板では四十八行、全角二千文字強が限界です。
本文を圧縮、もしくは分割したうえで投稿して下さい。
またレスアンカー(>>1)個数にも制限があるますが普通は知らなくとも困らないでしょう。

Q12
投稿制限を受けました(連投)
A12
新シャア板の場合連続投稿は十回が限度です。
時間の経過か誰かの支援(書き込み)を待ってください。

Q13
投稿制限を受けました(時間)
A13
投稿の間隔は新シャア板の場合最低一分(六十秒)以上あかなくてはなりません。

Q14
今回のSSにはこんな舞台設定(の予定)なので、先に設定資料を投下した方が良いよね?
今回のSSにはこんな人物が登場する(予定)なので、人物設定も投下した方が良いよね?
今回のSSはこんな作品とクロスしているのですが、知らない人多そうだし先に説明した方が良いよね?
A14
設定資料、人物紹介、クロス元の作品紹介は出来うる限り作品中で描写した方が良いです。

捕捉

話が長くなったので、登場人物を整理して紹介します。
あるいは此処の説明を入れると話のテンポが悪くなるのでしませんでしたが実は――。
という場合なら読者に受け入れられる場合もありますが、設定のみを強調するのは読者から見ると好ましくない。
と言う事実は頭に入れておきましょう。
どうしてもという場合は、人物紹介や設定披露の為に短編を一つ書いてしまうと言う手もあります。
"読み物"として面白ければ良い、と言う事ですね。


5 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 01:20:01 ID:???
〜書く時に〜

Q15
改行で注意されたんだけど、どういう事?
A15
大体四十文字強から五十文字弱が改行の目安だと言われる事が多いです。
一般的にその程度の文字数で単語が切れない様に改行すると読みやすいです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
↑が全角四十文字、↓が全角五十文字です。読者の閲覧環境にもよります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あくまで読者が読みやすい環境の為、ではあるのですが
閲覧環境が様々ですので作者の意図しない改行などを防ぐ意味合いもあります。

また基本横書きである為、適宜空白行を入れた方が読みやすくて良いとも言われます。

以上はインターネットブラウザ等で閲覧する事を考慮した話です。
改行、空白行等は文章の根幹でもあります。自らの表現を追求する事も勿論"アリ"でしょうが
『読者』はインターネットブラウザ等で見ている事実はお忘れ無く。読者あっての作者、です。

Q16
長い沈黙は「…………………」で表せるよな?
「―――――――――!!!」とかでスピード感を出したい。
空白行を十行位入れて、言葉に出来ない感情を表現したい。
A16
三点リーダー『…』とダッシュ『―』は、基本的に偶数個ずつ使います。 『……』、『――』という感じです。
感嘆符「!」と疑問符「?」の後は一文字空白を入れます。こんな! 感じ? になります。
そして 記 号 や………………!! 



空白行というものは――――――!!!











とまあ、思う程には強調効果が無いので使い方には注意しましょう。


6 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 01:20:27 ID:???
Q18
第○話、って書くとダサいと思う。
A18
別に「PHASE−01」でも「第二地獄トロメア」でも「魔カルテ3」でも「同情できない四面楚歌」でも、
読者が分かれば問題ありません。でも逆に言うとどれだけ凝っても「第○話」としか認識されてません。
ただし長編では、読み手が混乱しない様に必要な情報でもあります。
サブタイトルも同様ですが作者によってはそれ自体が作品の一部でもあるでしょう。
いずれ表現は自由だと言うことではあります。

Q19
感想、批評を書きたいんだけどオレが書いても良いの?
A19
むしろ積極的に思った事を1行でも書いて下さい。専門的である必要はないんです。
むろん専門的に書きたいならそれも勿論OKです。

Q20
上手い文章を書くコツは? 教えて! エロイ人!!
A20
上手い人かエロイ人に聞いてください。


===========================

テンプレは以上。以降投下待ちに入ります。

7 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 01:22:28 ID:???
絵師テンプレート暫定版

新人職人さん及び投下先に困っている職人さんがSS・ネタを投下するスレです
好きな内容で、短編・長編問わず投下できます。
分割投下中の割込み、雑談は控えてください。
面白いものには素直にGJ! を!
投下作品には「つまらん」と言わず一行でも良いのでアドバイスや感想レスを付けて下さい。
週刊新人スレ編集長、まとめ単行本編集長、雑談所「所長」にも感謝の乙! をお願いします。

→また、イラストを描いてみたい絵師の卵の方や造形職人も歓迎します。
→投下宣言の上雑談所『職人のチラ裏スレ』までどうぞ。

・「sage」進行でおねがいします。
→・SS作者及びイラスト制作者には敬意を忘れずに。煽り荒らしはスルー。
・本編および外伝、SS作者の叩きは厳禁 。
・スレ違いの雑談はほどほどに
・本編と外伝、両方のファンが楽しめるより良い作品、スレ作りに取り組みましょう



新人絵師だけどどうすればいいの?


本スレでこれから投下しマース宣言

雑談所に投下(若しくはURL貼り付け)

本スレ、雑談所で作品を肴に一杯

こんな流れでお願いします

8 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 01:31:57 ID:???
前スレ>>160
>>hate and war
投下乙です。
 プラントと関係の薄い場所が舞台のhate、家族も自分も悲惨な目を見て、
もう一度同じことがあるようなら今度は自分が、というわけですね。

 血迷って、と書いて在りましたが、個人的にはもっと言葉遊びやってみても
良かったのでは、と思います。

 続きを期待しております。




 いきなり落ちていたので、僭越ながら立てました。
テンプレ貼りを手伝ってくれた方もありがとうございます。 

9 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 01:59:24 ID:???
>>1ー8
スレ立てにテンプレ乙です!


10 :ひまじん:2007/11/18(日) 18:52:45 ID:???
 向こうの通りで爆弾テロだってさ。まあ、俺には全く関係のない話だけどね。
 ぶっちゃけ、俺の知らない奴等がどうなろうと知った事じゃない。
 勿論、何処の誰がやったのかなんてお釈迦様じゃない俺にはわかんねえ。
 だけど、どんな奴がどんな目的でやったのかって事だけは解る。
 答えは馬鹿が暇潰しにやったのさ。馬鹿に暇と金を持たせるとロクな事をしないってのは誰もが知ってる常識だろ?
 なんにせよ、馬鹿が起こした事件には野次馬になってちょっくら覗いてみるってぐらいの関わりで充分さ。
 今巷で一番ホットな話題のソレなんとかも同じ事。
 軍事介入だかなんだかしらないけど、無駄金を使うなら俺みたいな貧乏人に半分でも良いから金を寄越せって言いたいね。
 俺には奴等よりも建設的に金を使う自信がある。
 行き着けの飲み屋のママを落として世界の人口を一人増やすっていう偉業を達成してやるよ。いや、馴染みの風呂屋の可愛い新人ちゃんだっていいさ。
 いやいや、一人どころの話じゃない。生まれて子供でバスケット……いや、ラクビーのチームが作れるくらいにハッスルしてみせるよ。
 もっとも、ラクビーのルールなんて知らないけどね。ラグビーなんぞは大昔のドラマで見ただけさ。
 あのドラマはイカしてて良かった。ラグビー物なのに白馬に乗って登場するお嬢様とか最高だったよ。
 オープニングのスカートめくりを見た瞬間に録画しちまったよ。
 話は脱線しちまったけど、俺が言いたいのはソレなんとかは俺に金を寄越しやがれって事さ。

 アンタもそう思うだろ?



11 :ひまじん:2007/11/18(日) 18:54:03 ID:???
謎短編第二弾投下。

12 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 19:15:12 ID:???
>>ひまじん
投下乙。

13 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/18(日) 20:14:51 ID:???
request “宇宙少年の夢”

 私の目の前をブーステッドマンの一人が歩いている。手には質素なカバーをかけた本を持っている。
 ガサツそうだと思っていたのだが、本を大切にしているようだ。
 彼に対する認識を改めなければならないのかも知れない。
 そう言えば、私は書類上の彼等のデータしか知らない。
 血の通わない無機質な情報より、二三言でもいいから言葉を交わした方が彼等の事を理解する事が出来るだろう
 それに、一体彼がどんな本を読んでいるのか興味がある。
 私は少し早足になり彼の隣りに並んだ。
「その本は?」
 私の声に反応したのか、彼は立ち止まって私を値踏みするように視線を投げ付けて来た。
「テメエには関係ねえだろ。俺の視界からとっとと消えろ」
 不信感と不快感の混じった言葉が私に返された。
 彼等は人間としてではなく、モノとして扱われて来たから私に対して怒りを向けているのだろう。
 私はその怒りを受け入れなければならない。そのくらいの度量がなければ艦長失格なのかも知れないだろう。
 今まではそんな事を考える事はなかったのだけれども、アークエンジェルでの経験が私を少しづつ変えつつある。「お前がどんな物を読んでいるのか気になった。本の題名くらいは教えてくれないか?」
 彼の瞳を真直ぐに見つめると、彼は観念したのか無言のまま肩を竦めて私に本を差し出した。
 本を手に取ると、手垢で薄汚れているのが分かる。何度も何度も繰り返し読んだのだろう。
「ジュール・ヴェルヌの宇宙旅行?」
 本のタイトルは意外なものだ。人が宇宙に出てから長い時間が過ぎているのに、こんな古典的なものを読んでいるとは思わなかった。
「笑うんじゃねえよ……お前、すっげえウゼエ」
 驚きから生まれた私の笑みは彼を一層不快にさせてしまったらしい。彼は舌打ちをすると私から本をひったくった。
「………すまない、そう怒るな。ヴェルヌとは意外だったから驚いただけだ」
 私は咳払いをして謝罪をすると再び彼を見据えた。
「……知ってるか、全ての始まりはこの本なんだ。この本を読んだガキが宇宙を目指したんだよ。」
 彼は頁をペラペラと捲ると瞳に光を宿しながら熱っぽく語り始めた。
「……続けてくれ」
「古臭い物語だけどな、この本がなきゃ誰一人宇宙なんて目指す事はなかっただろう。この本にはすげえエネルギーが詰まってんだよ」

14 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/18(日) 20:18:25 ID:???

 熱を帯びた彼の瞳はまるで無邪気な子供の様だ。そういうものは、嫌いじゃない。
「人類は色んな人間の意志を受け継いで宇宙に上がる事が出来たのに、俺達は一体何をしてんだろうな」
 彼が言葉を吐き捨てると、彼の瞳から急速に光が失われていく。
「……すまない、それは私達大人の責任だ」
 何故か私は素直に頭を下げてしまった。それは、軍人として、大人として子供を戦争に巻き込んでしまったという負い目があるからなのかもしれない。
「そうだ。君もなにか話を書いてみたらどうだ?」
 彼は私の言葉に刺す様な視線を返す。
「お前、ウザ過ぎだぜ。……俺には残り時間が少ないんだよ」
 私には彼の言葉に何一つ返す事が出来ない。彼等ブーステッドマンはこの先があまりに短か過ぎるのだ。
 私は踵を返して肩をいからせながら去っていく彼の背中に頭を下げる事しか出来ない。
「……本当にすまない」
 元々の彼は読書の好きな何処にでもいそうな少年だったのだろう。
 そんな彼の運命を踏み躙ってしまったのは本当に申し訳なく思う。気付くと涙が私の頬を濡らしている。
 願わくば、彼が出来る限り生き続ける事が出来ます様に。



15 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/18(日) 20:19:39 ID:???
リクエストがあったのでナタルとオルガ物を投下してみたり。

16 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/18(日) 22:22:18 ID:???
>>"宇宙少年の夢"
 投下乙です。
 ナタルのなかなか伝わらない優しさと、夢と一緒に未来を奪われたオルガの、
遅すぎた会話が物悲しいです。
 意外と素朴なオルガ像に少し驚きました。
 続きをお待ちしております。

17 :週刊新人スレ:2007/11/19(月) 19:12:01 ID:???
目次

 ザクファントムシグナルロスト! 仲間の危機に飛び出そうとするシンを止めるのはルナマリア。その想いとは……。
SEED『†』 
>>152-156

 地上に住むコーディネーター。それが故に辛い仕打ちを受けてきた彼が、世界の壊れる日に思う決意とは……!
hate and war
>>160

 爆弾テロ? 知らねぇなぁ。そんな金があるなら俺にくれよ……。ひまじんが描くちょっとひねた西暦2307年。
謎短編
>>10

 彼女の目の前をブーステッドマンの少年が過ぎていく。軍人であるが故の彼女の葛藤は彼に伝わるはずもなく……。
宇宙少年の夢
>>13-14


 新人職人必読、新人スレよゐこのお約束。熟読すればキミも今日からベテラン職人だ!!
巻頭特集【テンプレート】>>1-6
絵師テンプレート【暫定版】>>7


各単行本も好評公開中
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読者と職人の交流スペース開設。
お気軽にttp://pksp.jp/rookiechat/までどうぞ!

お知らせ
・投下作品とのリンクを問わず絵師、造形職人の方を募集中です。 エロはアウト、お色気はおk。
これくらいのさじ加減で一つ。素材は新シャアなので一応ガンダム縛り。
勿論新人スレですので絵師、造形職人さんも新人の方大歓迎です。

・当方は単行本編集部こと、まとめサイトとは一切の関係がありません。
単行本編集部にご用の方は当スレにお越しの上【まとめサイトの中の人】とお声掛け下さい。
・また雑談所とも一切の関係はありません。当該サイトで【所長】とお声掛けの程を。
・スレ立ては450kBをオーバーした時点で、その旨アナウンスの上お願いします。

編集後記
チラ裏でも言ってましたが、あのタイミングで落ちるなんて種死ショック以来ですかねぇ。正直ビビりました。
スレ立てしてくれた方、非常に乙でございました。今回も故郷を無くさず済みました。
皆さんも、保守がてら週末は感想をポチポチと書き込んでみては如何でしょうか?

18 :週刊新人スレ:2007/11/19(月) 19:13:26 ID:???

>>17で※印の付いた作品は前スレ【9】のレス番です



19 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/20(火) 01:05:47 ID:???
編集長乙です!
そして保守

20 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/20(火) 01:24:49 ID:???
編集長、仕事乙でーす
※印付きのアンカーが百番台なあたりに、OOのショックが窺える。
職人方も投下乙

まとめのほうでまとめ読みしてこっちに感想とか良いのかな?
(レビューに書くのが少し気がひけるんで)

>>ザクレロSEEDさん
アズラエルの考察も、描写も真面目にやってるのに、ザクレロが出てきて、
クルーゼを瞬避つして、それでもストーリーが凄く真面目に進んでるのが面白いです。
本当に不思議。
今の展開、ミストラルのサイがどうなるのか気になってます。


21 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/20(火) 23:17:28 ID:???
>>謎短編
スクールウォーズにふきました

22 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/20(火) 23:26:38 ID:???
>>21
スクールウォーズって「ラグビー部なのに白馬に乗って……」のくだりの事?
元ネタが分からんかった。

23 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/20(火) 23:32:41 ID:???
>>22
スクールウォーズで間違いないと思うよ

>>ひまじん
凄い強引な理窟にふいたw

24 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/21(水) 12:47:45 ID:???
なんでみんなスランプの並が重なってるんだろう
冬休みになったらみんな復活されますかね

25 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/21(水) 20:05:21 ID:???
来年の夏休みまでお待ちください。

26 :美柚子:2007/11/21(水) 21:56:17 ID:???
 女の子なら誰だってやっている事だ。
 私、フレイ・アルスターは無言で部屋を立ち去るキラを見送りながら軽く舌打ちを
した。つまらない男。全身全霊で愛してあげても人形のように無反応で、むかつく。
 服を着るのが億劫で、私は産まれたままの姿でベッドに横たわった。ぼんやりと
宙を見つめながら口笛を吹いてみるけれど、子供の頃にパパから教えて貰った時の
様な綺麗な音にならなかった。ひゅうひゅうと空気の抜けた音ばかり。

 何やっているんだろ、私。

 視界が曇って行くのはきっと涙のせい。あの時に涙が枯れるまで泣いたと思ったのに。
 可笑しくって笑える。泣いてるのに笑ってる。私、馬鹿みたい。ホントに馬鹿よね。

 泣いて笑って気が住んだ後、服を着て念入りにメイクをする。だって女の子だもの。
 ぶらぶらと艦内を歩いていたら、ミリアリア・
ハウにばったり行き当たった。私と彼女は本当にウマが合う。私は彼女みたいに冴えない
男に惚れるような愚かさは無いし、彼女は彼女で私を男に媚びるしか能の無い阿婆擦れだと
思っているのだろう。どんなに表面上は取り繕っていても、視線一つで伝わってしまう物なのだ。
 現に、彼女は私に声を掛けやしない。私だって挨拶しようと思ったりしない。
――ほら、私と同じ。
 女の子なんてみんな同じ。男の子の前ではどんなに可愛い娘ぶっても、女同士じゃ
態度が変わる。女が女に媚びても意味無いんだもの。
 擦れ違う時に合った彼女の視線から軽蔑やら嫉妬やらが容易に感じ取れた。
 仕方ないのよ。トールはどんなに頑張ってもトールで、キラは何をしなくても
キラなんだもの。あの娘は只のミリアリアで、私はフレイ・アルスターで。
 彼女に気付かれないように微笑みながら私は歩き続けた。

 やっぱり気分は最悪だったけれど、何だか胸がスッとした。

27 :美柚子:2007/11/21(水) 22:05:32 ID:???
はじめまして☆今晩和♪
私は美柚子って言います(≧▽≦)『ミューズ』って呼んでね〜♪(*'-^)-☆キャハ
今日は短編を投下しちゃいました(b^-゜)キャー:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
タイトルは『フレイ〜身も心も〜』でお願いしま〜す\(^o^)/
良かったら感想を聞きたいな〜(*゜▽゜ノノ゛☆キラキラン

28 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/21(水) 22:42:42 ID:???
>>美柚子(みゅーず)
 『フレイ〜身も心も〜』投下乙です。
 種を思い返すに、フレイは確かにこんなキャラだったかと思えます。
作品と後書きのギャップに少々驚きましたが、フレイと、彼女を通した
ミリアリアの描写はかなり上手いと思います。

 苦手なので絵文字等は入っておりませんが、これで感想失礼しました。

29 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/22(木) 17:45:37 ID:???
悪くはないと思う。続きもちょっとだけ期待する。
本来の趣味からはずれてるので絶賛といえるほどの好印象はないが。

ただその……女子中学生がはしゃいでるようなあとがきはちょっと……

……歳かな俺?

30 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/22(木) 19:50:48 ID:???
>>謎
投下乙
ちっとも未来の話に見えないあたり、かえって入り込みやすいだろうかね
なんだろうと思ったがスクールウォーズだったかww
砕けた一人称は何処かで見たと思ったら一般的なブログのそれ、なのだなと思う

前回も書いた気がするが『ソレなんとか』が出てこないとOOかどうか微妙
作風から言って無理してガンダムを出す必要もないが何かにおわす工夫は必要では?


>>宇宙少年
投下乙
随所にらしいところは見えるがトリップみなけりゃ誰だかわからないところだ
とは言え要らない部分をそぎ落としてシェイプを重ねた文章と
ブーステッドマンよりも艦長に悲哀を感じてしまう辺りの微妙な読後感は
まさにあんたの真骨頂。お見事

これから真言と呼べばいいのかな?

>>フレイ
投下乙
あまり楽しくない題材を以外と良いテンポで読ませる
少女漫画とも思ったがこちらはレディコミ風か
シリーズ化するのかどうかは知らないがこれはこれで良い

何となくだが主題がぼけてる気がする
あんたならもっと全体の切れ味が鋭い
真言とは切り口の違う 『読むのが痛い文章』 が書けると思う
次回投下にも期待する

31 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/22(木) 19:55:46 ID:???
                                , -――  ――-   、
                            _/    /三ミ_=、    `ヽ、
                          〃´  /ミ、/'"´ ̄ ̄ `ヽ、    \
                             / /   /'"    `丶     \    \
                         / /  ./     /   \ \ ヽ\    ヽ\
                          / |  |  /  |   !、  ヽ ヽィ  ハ    ! ̄   次スレで会いましょう!
                            /  ;|  | ,/  /| _j_} ヽ   V li l l    !
                        ,'  / |  |イ /!丁从 小`   ! l| l | !   |    コーラサワーと共に苦難を乗り越えるスレ その04
                      l  / |  |ハ l / .x=女ミ、   | !ハ_ハ | !   |    http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1195570661/l50
                      l /  l  i:|! ヽヽ,/kーヘ `ヽ lリ〃゙`ヾリ l   |
                      / / /| / |! ∧"イ゙{ //j }   j/     }゙ハ ヽ!|
                        / //  メ' .|l //ヽ! ゝ、_ノ '     、 ""///| リヽ
              ヽ         ノ "  // リ|/´/i ! ""  , ― ‐ァ  ,.イ// !  l }:}
             ヽニ二 ̄ ̄   / / /   / /、    {  / /// /  !リ
              /      /  .//  //_人..ヽ二>‐r‐<彡 / //  彳
            /      _ /  // / ̄/\ \  ̄ ̄ヽ.人/  //_/イ
           / _  -‐ァ'/  /フ" /―メ、 .  ヽ¨\__  /  _/"  l∨
        .  //    //  //  イ   ヘヽ   ∧ ∨/´ ̄人 V . ! |
          〃    .l// / / /  |      ヽ   |. イ  ̄ ´/  ヽヽ ! |
                l /  ./  __j -===-  ヘ   |  !   ハ  _\ノ ゝ_
                ル  '   f     __\ \ | |-―‐--tヘ _」ト ァ丶 /ユ
                         j,         ̄ フ | |_r、「l「l,、 !ュ!丑iロ| Y__}
                     /       /   ./   | |トヽ!‖r' !ュ!丑iロ|/|__ j ̄ヽ
                   ___/      /    /   〉 |f、>!‖>_//!/!ll六! |tー┴ 、 \
                  /      /   //   / ./l」 /.八_ク 〈/リ/|│  ̄ テヘ  l
                   / /  _/   / ./   / / ー‐⌒/ ̄ /l/,'|│、_/ ヽ \.|
            j ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄     /   /   / / ー7// フ//| |//| |///了ー' / l
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ/   | ̄     /     /   / /  l// ////,'| |//| |////\/ ∧
             /  rノ     /        /   / / /"  .///////| |//| |ー、// ノ__/ l
 __ ―==ニ二 / 厂/  _ /      / /   / /    /'////////| |V,'| |l//7 ̄了 /
             ///∧ \    _  / /   / /     〉/////////,| |! l| |\/////∨
           / /人  ヘ \ \_,/ /   / ./ /∧  {,'//////////| |V/| ヽ==- '
        /  く  V  \  ̄ ̄ ̄ ̄\> イ // /   V//////////| |//|   \
.      r 、/   \    _> 、___// / ノ          V/////////| ||/,|    ヽ
\     \ヽv-―‐‐ヘ __/ ―==ニ/  /           V { ̄ ̄V//| ||/ !   !ヽ ヽ
  \と二二 ̄    \\       / ./             }┘   V∧j//l    ! ヽ ヽ

32 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/22(木) 19:59:03 ID:???
>>31
投下乙
いや、誤爆乙
次回は冷静にな

33 :30:2007/11/22(木) 20:42:32 ID:???
書き忘れ

>>29
そのコントラストにクラクラするのが正しい楽しみ方ではないかと思うww

34 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/22(木) 20:43:51 ID:???
>>31ですが、ご迷惑おかけしてすみませんでした。

35 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/22(木) 21:25:17 ID:???
レイ〜終末の過ごし方〜

 きっと遠くない未来。
 ギルは新しい世界の秩序を作って行くだろう。
 俺には其処へ辿り着くだけの時間は残されてはいないけれど、問題無い――筈だった。

「レイ、おはよ。」
 あの時の俺の姿を見て以来、シンは何かと俺を気に掛けるようになった。何気ない
挨拶やちょっとした仕草だけなのに、シンの優しさが伝わって来る。
 今もこうやってぐりとぐらが大きなホットケーキを作った時のような笑顔で俺に
笑い掛ける。無邪気で純粋で、だから、辛い。自分の残り時間を突き付けられたかの
ようで、胸の中の一番深いがチリチリと痛む。今迄其処に入って来られたのはギルだけなのに。

 いつもと変わらぬ日常。淡々と流れて行くそれは残酷な迄に優しくて哀しい。充実して
いる証なのかも知れないがあっという間に過ぎて行く。――ほら、もう夜。
 今日は何をしただろう。明日は何が出来るだろう。明後日は、その次の日は?

「レイ、ちょっといいか?」
 消灯が過ぎていると言うのに、シンは饒舌に喋り始めた。雑談から始まってアカデミー
時代の思い出話やら、シンのオーブでの話やら、俺は黙って聞いていた。――と、
シンはいきなり黙りこくった。俺が寝たのかどうかを聞いたら返事は返って来た。
 やや間を置いて、シンが俺の枕元までやって来た。早く寝るよう促したが、シンは無言で
立ち続けていた。何をしたいのだろう。俺は目を閉じた。
 刹那、しゃくりあげる声が聞こえると、頬に冷たい何かが零れ落ちた。
「シン、お前泣いているのか?」
 思わず体を起こしシンを見上げると、シンは顔をくしゃくしゃにしていた。
「どうして泣いている?俺は問題無い」
 呆れたように俺が呟くと、シンが俺の頬に触れてきた。
「問題無くは無い!俺はレイがいなくなるのは悲しい。だから、レイの事を知りたいんだ。
そして、覚えておきたいんだ」
 シンの掌から優しい温もりが伝わってくる。それはどんどん俺の中に侵入して
やすやすと俺の気持ちを溶かして行く。決して悪くない。初めて知る心地良さだった。
「俺の何が知りたいんだ?」
 シンの首に腕を回し耳元で囁く。シンの鼓動の高鳴りが伝わってくる。

 シンの瞳が紅すぎる。血を連想したのか。俺はギルに与えられた破瓜の痛みを思い
出していた。さあ、シン。俺の何が知りたいんだ?

 今夜は熱くゆったりと時が流れた。

36 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/22(木) 21:35:26 ID:???
ひゃっほ〜いヾ(^v^)k美柚子で〜すv(^-^)vブイブイ
美柚子はね、呼び捨てにされるなら『みうりん』て呼んで欲しいニャヽ(゜▽、゜)ノ
『みうりん』て可愛くない?プリプリメガプリ〜ヾ(≧∇≦*)ゝミャハッ☆彡
今日はね、レイのお話デシュ\(^o^)/ニャニャニャニャ(*^o^)乂(^-^*)
良かったら感想お願いで〜す┐(´ー`)┌

37 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/22(木) 21:44:06 ID:???
釣られ覚悟で言わせてもらう
悪いが半年ROMった方が良い

38 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/22(木) 22:09:24 ID:???
>>37
つか、煽ってんの?オマエ

39 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/22(木) 23:12:58 ID:???
request “tear drops”

 涙が何処からともなく溢れ出して、視界がぼんやりとしている。シンの顔が滲んで見えない。
 シンがやった事は正しい事だ。少なくとも間違ってはいない。ただ、シンが墜とした機体に妹のメイリンが乗っていたというだけの話だ。
 何故メイリンがアスランと一緒にいたのかは解らない。理由を知っている人間はもういないのだから、知る術すらない。
 でも、私はメイリンを信じたい。そして、同じ様にアスランも信じたい。
 脱走というのはしてはいけない事なのだという事は解るのだけれども、私は二人を信じたいのだ。
 事実として、証拠としてメイリンがアスランの脱走を手助けしたらしいのだけど、私には信じられない。
 何処かで運命の歯車が狂ってしまっただけだと信じていたい私は、多分きっと馬鹿なのだろう。
 馬鹿でも馬鹿なりに悲しくて涙が出て来てしまう。 
 私が涙を流すとシンが悩んでしまうだろうから、笑顔で迎えようと思ったのだけど、無理だったみたいだ。
 結局の処、馬鹿はどんなに足掻いても馬鹿にしかなれないみたいだ。
 自分でも自分の馬鹿さ加減が嫌になる。ちょっとした自己嫌悪に陥ってしまう。
 涙を拭うと、シンが泣いているのが見える。彼は私に向かって謝って来る。
 ゴメン、ゴメンと繰り返す彼の言葉は本心からの言葉なのだろうけど、それは決して私に届く事はない。
 それは彼のせいではなくて、私のせいだ。
 私が馬鹿であまり心が広くないから、私には受け入れる事が出来ないのだ。
 否、彼に謝られてしまうと悲劇のヒロインになってしまいそうで嫌なのかも知れない。
 嘆き悲しむだけの悲劇のヒロインなんてまっぴら御免だ。
 私は皆の足を引っ張ってしまう事もあるけども、いちおうはザフトレッドなのだ。
 戦う意志だってあるし、戦う為の力がある。
 その二つがあるから私は悲劇のヒロインにはなれないし、なりたくもない。
 私は戦う為にこのミネルバにいるのだ。
 それでは、私は何と戦うのだろうか。
 答えはデュランダル議長が示してくれた。
 ――ロゴスと戦うのだ。
 多分アスランとメイリンもロゴスのせいで道を誤ってしまったのだろう。二人の為にもロゴスを倒さなければならない。
 ロゴスを倒したその後に私はシンの胸の中で悲劇のヒロインになろう。


40 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/22(木) 23:15:41 ID:???
リクエストがあったのでシンルナ物投下。


41 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/23(金) 20:23:46 ID:???
メイリン〜禁断の血族〜

 いつも、いつもそうだった。
 お姉ちゃんと較べると私は出来損ないだってみんなから言われて来た。片や華々しく
活躍するMSパイロットで、片や地味で平凡で何にも取り柄が無い管制官で。
 私だって自分なりに努力はして来たつもりだったけれど、結局赤服は着れなかった。
 お姉ちゃんには内緒で一度お姉ちゃんの赤服を着てみたけれど、似合わなかった――
私には入らなかった。切なくて、悔しくて、泣けるよね。馬鹿みたい、私。

 でもね、今は違う。私はアスランさんに差し出された手をしっかり握って離さなかった。
二人で飛び立った先にいたのは、ラクス様。きっと、これは神様のプレゼント。私が
お姉ちゃんより優位に立てる千載一遇のチャンスなんだもの。きっとそうよ!

 惜しかったモノはいくつかある。ヨウランやヴィーノを誑かして遊ぶのはそりゃあ
楽しかったし、アーサーは既に落としていたんだもの、本当に勿体無かった。
 変わりに手に入ったのはアスランさんだから、昔の玩具を気にする必要性は無いけれど。
 アスランさんははっきり言って奥手。ああいうタイプは感情を理性で必死に押さえようと
するタイプね。理性と言うよりも――世間体かな。面白みは少ないかも知れない。
 派手に動くのは不味い。ラクス様から「可愛い振りしてあの娘割とやるもんだね」と
言われかねない。アスランさんから手を出させる用に仕向けなければならない。
 状況は私に味方している。アスランさんはザフトから脱走する時に道連れにして
しまったと、私に罪悪感を抱いている。其処までお膳立てされていれば後は簡単。
私は彼が罪悪感を感じないように振る舞えば良いだけだ。そうすれば彼は私に負い目を
感じつつも違った視線で私を見詰めて来る筈だ。恋にはちょっとしたスパイスや障害が必要だ。
 気が向いたらここでも管制官をやってコーディネーターの力を見せ付けるのも良いかも。
ザフトでは足手まといだったかも知れないけれど、ナチュラルと較べたら――ねえ?
 アスランさんはきっと私の真実の願いは叶えてはくれないだろう。小心者には
お姉ちゃんを殺す事なんて出来やしない。
でも、いいの。お姉ちゃんが生きていたとしたら、その時は立場が逆転しているだろう。

 お姉ちゃん、人生って面白いね。


42 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/23(金) 20:30:51 ID:???
ご機嫌よう。美柚子ですワ
キャーッ(=^▽^=)大人っぽく色っぽく決めてみちゃったりして美柚子ったらイケズ〜(#^-^#)
今日はキャワイイメイリンちゃんのお話を投下しちゃったYO(≧▽≦)ゞニャハハ
良かったら感想聞かせて下さいマシ〜っ\(^o^)/☆彡ルンルン♪

43 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/24(土) 00:11:25 ID:???
explaration of personality “candle's temper”

 蝋燭は儚くて切ない。
 燃え尽きるのが運命と嘯き、生き急ぐ様に激しく燃えてもその光は薄暗い物でしかない。
 暗闇を照らす事は出来ても、光は弱く自分の手の届く範囲しか届かない。
 しかし、蝋燭はその運命を受け入れて燃え尽きて、その短い生涯を終える。
 蝋燭は俺に似てるのかも知れない。
 被検体として選ばれた結果の果てに未来を奪われたが、その運命を受け入れる事は未だに出来ていない。
 もしかしたら、という甘い幻想を抱いている。でも、現実という壁は高く厚く立ちはだかっている。
 俺は戦う事と薬が切れたら地獄の苦しみを味わう事しか出来ない。
 それ以外に出来る事があるとすれば本を読む事が出来るという事だけだ。
 でも、本を読めば読む程空しくなってくる。本を読んでも現実から目を背けているだけだ。
 近い未来に訪れるであろう死という現実は俺をしっかりと掴んで放す事はない。
 俺は棺桶に片足を入れながら、いつか俺の時間が終わるのを怯えながら待っている。 俺の怯えは肥大して俺を押し潰す程に大きくなり、押し潰された俺の中で激しい怒りへと変質する。
 そして、激しい怒りは俺を狂気へと駆り立てて俺だけではなく他の誰かを燃やし尽くそうとする。
 破滅が大きく口を開けて静かに俺を誘う。破滅の誘惑に負けたら俺はそこで終わるだろう。
 人間ではない、他の何かに変わってしまうはずだ。
 足掻いても藻掻いても俺に救いは無く、誰一人俺に救いの手を差し延べる人間はいない。

 いや、唯一人いた。いけ好かない女がいた。
 あの女は気に入らない。俺の先が短いのを知ってか知らずか、俺に物語を書けなんて言いやがった。
 俺は頭に来たからあの女に怒りをぶつけた。その事については俺は悪くはないと思う。
 でも、あの女に悪い事をしたのかも知れない。
 もしかしたら、ひょっとしたらあの女は俺に救いの手を差し延べようとしたのかも知れない。
 もし、万が一そうだとしたら俺の馬鹿は死んでも治らないだろう。

 いや、俺は救いを求めて甘い幻想を抱いているだけなのかも知れない。
 俺は幻想を抱かずにいられる程強い人間じゃない。

 まあ、良い。俺は俺の時間がが終わるその日まで、蝋燭としての意地で生き続けやる。


44 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/24(土) 00:13:39 ID:???
リクエストとちょいとリンクさせた物を投下

45 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/24(土) 13:25:54 ID:???
ミリアリア〜the lost one〜

 トール。
 死んだの。
 さっきまでは私に笑顔を見せてくれたのに。
 呆気なく逝っちゃった。私に何も残さずに。

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
 嘘よ。そんなの嘘。トールの事だもの、私をからかっているだけ。
 すぐにひょっこりと私の前に現れるの。私を新しい世界へ導いてくれるの。
 そうだよね、トール?

 許せないのはフレイ・アルスターだった。わざとらしく私に優しくして来るのが気持ち
悪い。周りの人達に自分を良く見せようと演技しているのだ。私は彼女のそう言う
計算高さを好きにはなれない。
 彼女は自分を特別な存在だって思い込んでる。確かにそこそこ綺麗だし、家柄も悪くはない。
 でも、そんな物は戦場では関係無い。彼女はここでは何の役にも立っていないのだ。
いてもいなくても同じ。オペレーターを手伝っている私とは大違いだ。
 いいえ、彼女も充分役に立っているのかも知れない――セックスシンボルとして。
 艦内の男の人達の会話で彼女の話題が登る時は大概性的な内容を伴っている。彼女は
自分を悲劇のヒロインとかお姫様だと思っているのかも知れないけれど、夜な夜な
男性陣の妄想の中であられもない痴態を晒して陵辱され続けているのだ。男の人の
汚らわしい欲望を顔やら胸やら熱く濡れた場所で受け止めたりするなんて、とんだ
マグダラのマリアだ。知らぬが仏とはこういう事を言うのだろう。
 今は必死でキラに取り入ろうとしているけれど、キラがいなくなればきっと彼女は
男性陣の欲望を実際に受け止めなければならなくなるだろう。目立ち過ぎたのよ。
 私は小気味良い思って鼻で笑ってしまった。彼女がいくら嫌がって抵抗しても
男の人の力には勝てやしない。女とはそう言う生き物なのだ。彼女の抵抗は男の人の
劣情を誘うだけでしかなく、夜の営みを盛り上げるスパイスにしかならないだろう。
 幾ら泣いて叫んでも誰も助けやしない。女の子には嫌われているのだから仕方がない。

 トールがいなくなったんだもの。
 フレイ、あなただけがのうのうと生きているなんて、絶対に許さない。

46 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/24(土) 13:31:50 ID:???
はろはろ〜(//▽//)美柚子だよ(^з^)-☆Chu!!
今日はちょっと大人っぽくミリアリアのお話を書いちゃったデス〜♪(*'-^)-☆ニャハハ
良かったら感想聞かせてザンス〜(≧▽≦)
ではサヨナラッサヨナラッサヨナラッ(^_^)ノ""""

47 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/24(土) 16:50:27 ID:???
>>真言
投下乙です。

>>tears and drops
 迷うルナマリアを硬く描写してありますが、アスランとメイリンを信ずるが故に
自己否定に陥る様をもっと読みたいと思いました。まだ掘り下げられるのではないか、と。

>>candole's temper
 自分の終わりを理解しつつ、幻想に救いを求めるオルガが自分を蝋燭に重ねるのが
良いですね。
 宇宙空間で蝋燭が使えるのかは分かりませんが、オルガと本と蝋燭は理屈の上では
関連しにくい筈です。其処を感性で繋ぐから面白いのだと思います。
 オルガが蝋燭の火で読書していたのかもしれませんが。

 続きを期待しております。



>>終末の過ごし方  (美柚子)
投下乙です。

 他で女性キャラクターの描写が出来て、男キャラ同士の絡みはどうして同性愛なんだ?
という疑問が湧きましたが、それはモビルスーツが人型をしているようなもので好みの問題なんでしょう。

 シンレイでもレイシンでも別に構いやしませんが、多分作者の期待する読者層はこのスレには
少ないと思われます。

 サブタイトルが眼鏡っ娘オンパレードな某ゲームのタイトルなのは、恐らく偶然なので余談として。

48 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/24(土) 17:11:33 ID:???
美柚子のサブタイがエロゲっぽい件について

49 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/24(土) 17:39:02 ID:???
ageてみる

50 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/24(土) 18:21:59 ID:???
ミーア〜この世の果てで恋を唄う少女〜

 思わず拍子抜けしてしまった。
 英雄色を好むと言うけれど、彼はベッドに忍び込んだ私の姿を見て慌てふためいていた。
 晩稲なの?小心者なの?意気地がないの?それとも今流行のアレなの?
 ラクス様も趣味が悪い。女は男に愛される事にこそ価値があるのに、アスランには
女を満足させられる技量も情熱も無さそうに思える。そんな男を婚約者にしていた
なんて、ねえ?女が廃るのでは無いかしら。ある意味可哀想で仕方がない。
 それにしてもアスランたら。確かに不能者だと言うことには同情するけるど、女に
恥をかかせるなんて酷すぎる。私の知っている男達とは大違い。彼らはある時は優しく、
ある時は激しく情熱的に愛してくれたと言うのに。
 きっとアスランは女は男に愛されなければ生きて行けない生き物だとは知らないのだ。
男の熱い情熱を体中に受け止めて女は光り輝くと言うのに、アスランたら無粋過ぎる。
 夜の営みを断るのであればそれなりにやり方もあるのに、それすらも知らないのだ。
 額に優しくキスでもして、肩を優しく抱いて、今日は疲れているとでも言ってくれれば
女は空気を察するのに。やはり不能者には男女の機微に疎いのだ。
 それに不能者だとしても、私が口で愛おしく慰めてあげればそんなのは簡単に
治ってしまうだろうにね。女は男の情熱を受ける為ならば、どんなに貞淑な貴婦人でも
娼婦のように男に全てを捧げられるのだ。それが女の業と言うものだ。

 結局私はアスランの部屋を後にした。道行く人から熱い視線を感じる。きっと赤毛の
お嬢ちゃんが言いふらしているのだろう。私の姿を見て顔を赤くしちゃって、まだ
女で在ることに自覚してないのだろう。軍人ならば当たり前かも知れない。
 それにしても、様々な視線が絡み付く。首筋、ヒップ、胸。熱い気持ちを感じる度に
子宮が熱く疼く。彼らは視線一つで女を陵辱出来ると言う事に気付いてはいない。
 それが女の原罪。私は贖罪の為に歌を唄う。女の業を胸に抱きながら、愛を、恋を唄うのだ。

 絶頂は、曲の終わりに訪れる。私は女の一番良い顔を浮かべてステージに立ち尽くす。

51 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/24(土) 18:28:19 ID:???
キャハキャハ\(^o^)/美柚子参上ナリ〜( ̄□ ̄;)!!
今夜のお話はミーアでチュ(^・^)ミーアはラクスと違ってアダルトなミリキ(#^-^#)ダッカッラッマンモス難P〜(-"-;)
良かったら感想チョンマゲ〜v(^-^)v

52 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/24(土) 19:21:34 ID:???
何か、処女捨てれない女の妄想みたいな気がするが…
文章は上手いのだからアホなあとがきと、自意識過剰なエロス路線を止めてみてはいかがだろうか?

53 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/24(土) 19:27:34 ID:???
>>52
叩き乙
ぶちまけた汚い油を掃除しとけよ

54 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/24(土) 19:32:46 ID:???
>>52
ら抜き言葉を使っているから美柚子よりバカっぽいぞオマエwww

55 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/24(土) 19:36:47 ID:???
>>54
馬鹿に馬鹿って言う奴が馬鹿だぞオマエwww

56 :週刊新人スレ:2007/11/24(土) 19:37:59 ID:???
来週も月曜日、多分更新できません
保守かたがたご連絡します

57 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/24(土) 22:04:57 ID:???
ルナマリア〜顔のない月〜

 メイリンが死んだ。アスランも死んだ。
 殺したのは、シン。私の顔を見るや臆面も無く泣き始めた。きっと罪悪感があるのだろう。
 アスランはともかく、メイリンが死んだのはショックだった。私は周りの目が気に
なったが、シンの肩に手を置き泣き崩れた。シンの胸に顔を埋めた時、シンが私の
肩をそっと抱き締めた。シンの不器用な優しさが伝わって来るような気がした。
 
 でもね、シン。 私の中にはメイリンが死んで喜んでいる私がいるの。
 あの娘は名門・ホーク家に相応しい能力を持っていなかった。私は出来の悪い妹が
苦手だったのだ。
頑張ってあの娘を好きになろうとしても駄目。私の妹とは思えない程無能で、私の
足を引っ張るような事しかしないからだ。あの娘のせいで両親もさぞかし苦労しただろう。
 精一杯のコネクションと金でアカデミーに押し込んだは良いけれど、あの娘は
自分の
能力で入れたと勘違いしている。思い上がりも甚だしい。あの娘は我が家の役立たずで
穀潰し――疫病神だという自覚すら無いのだ。哀れに思えて泣けて来てしまう。

 メイリンは一度私の目を盗んで赤服を着ようとした事があった。私は赤服が汚された気がして悲しくなった。赤服はエリートの
象徴。あの娘の辞書には「烏滸がましい」と言う文字が無いのだ。自分のしでかした
罪の重さに気付いてはいないだろう。第一あの娘は必要以上に肉が付いているのだから
私の服など着れやしない。そんな事にすら理解出来ない妹をどうやって愛せと言うのだろう?

 不意にシンの唇から「ごめん……」と言う言葉が零れ落ちた。いつものシンとは
違う、儚く消え入りそうな弱々しい声だった。私は刹那に首を振ってシンの瞳を見つめた。
 ――紅い瞳。涙で濡れてルビーのように切なくて眩い光を放っている。
「シンは悪くない。悪くないよ……」
 声が震えるのはきっと怒り。メイリンがホーク家の名前に泥を塗った事は万死に値する。
 シンは任務に忠実であっただけで悪い事などしていない。悪いのはメイリンなのだ。

 私はシンに軽く嫉妬した。メイリンを殺すのは私でなければならなかった。ホーク家の
名誉の為に、私が直接手を下すべきだったのだ。

 私の中には顔の無い月のように優雅に冷酷に命を摘み取る事が出来る私がいる。

58 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/24(土) 22:12:34 ID:???
マタマタ登場ρ(⌒◇⌒)ノ.美柚子ダヨ\(^^)/
今回はルナマリアのお話デシテヨ\(◎o◎)/!実は美柚子はルナマリアが好きナノダ(´∀`)ウキャキャ
最近はココは元気無いみたいDAKARA美柚子がドンドン盛り上げチャイニーズ/(.^.)\
ガンガン感想待ってま〜す(^。^)屮バッハハイ

59 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/24(土) 22:29:53 ID:???
なんていうかコメントが痛いとしかいえないな、SSは面白いと思うけど

60 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/24(土) 22:43:46 ID:???
>>59
つか、煽ってんの?オマエ
百万光年ROMってスルースキルを研いてこいや。

>>美柚子
素晴らしいヘイトでつね。

61 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/25(日) 00:49:48 ID:???
バルドフェルド〜痕〜

 目が醒めても一人。窓の外を眺めても一人。咳をしても、一人。
 あの爆発から奇跡的な生還を果たしたものの、バルドフェルドの失ったものは
余りにも大き過ぎた。自分の眼やらは勿論だが、アイシャが隣にいないのがやはり、辛い。
 愛した女を失った男は弱くなるものだ。バルドフェルドも例外ではなく、一人
ベッドの上でただ生きていた。何をするでもなく、ぼんやりと宙を見つめるだけの毎日。
 バルドフェルドには世界がどんどん色褪せて行くように見えて、何故か嬉しかった。
アイシャがいない世界。そこに何の存在価値があると言うのだ。そんな世界には意味など無い。
 溜め息を吐く度に世界は色を失って行く。モノクロームに化した時、世界は終わる。
全てがブラックコーヒーに埋め尽くされるのだ。溺れて仕舞えばアイシャの元へと旅立てる。

「何を笑っているんですか?」
 ダコスタの声が聞こえた。視界から外れているのだろう。バルドフェルドは声の
する方へ顔を向けた。
「笑っている?」
「はい、意識を取り戻してから初めて笑ったのではないでしょうか」
 ダコスタは窓際に立ち、必死になって花束と格闘していた。きっと見舞いの花束
だろう。似合わない姿にバルドフェルドは吹き出してしまった。自分で自覚して
笑っている自分が何だか可笑しかった。アイシャがいなくても笑えている事に思い当たり、
今度は軽く舌打ちした。――俺は何をしているというのだ?
「こんな感じで勘弁して下さい。花を活けるなんて男のやる事じゃないですよ」
 照れ笑いをしながらダコスタは無造作に後頭部を掻きむしっている。きっと活けた
花の不格好さをバルドフェルドが舌打ちをしたのだと勘違いしたのだろう。
 窓から風が入って来た。花の甘い香りが部屋の中に広がって行く。
「何の花だい?」
「さあ?自分に花の種類なんか解りませんよ。自分が花に詳しかったら不気味でしょう」
 ダコスタは白い歯を見せて笑い出した。釣られてバルドフェルドも声を出して笑った。
 久しぶりにこんな気持ちになれたのは何故だろう。バルドフェルドは世界に色彩が
戻ってきたような気がした。
 アイシャはいないけれど、時間は流れて行く。不意にダコスタがバルドフェルドの頬に手を当てた。
「辛くても、生きて行きましょう。そうすれば……」
 ダコスタの温もりは温かかった。バルドフェルドはもう少しだけ生きてみようと思った。

62 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/25(日) 01:02:43 ID:???
>>60さんに誉められちゃったから美柚子だっピョーン\(・o・)/チョンワー!
ヤーダァ美柚子はヘイトなんて書いて無いズラヨ(-"-;)イライラプン
てゆうかヘイトって何ナリヨ(;゚゚)!美柚子わかんナ〜イ∈^0^∋アヒャヒャン♪ホントニ全くマッタクモ〜(*´Д`)=з
今回はバルドフェルドさんデスワヨヾ(≧∇≦*)ゝキャアアー
美柚子はバルドフェルドさんダーイスキ(^O^)アイシャさんも(#^-^#)ダコスタくんも(^_-)☆ダイダイラブリーン☆彡
ではでは(^。^)屮バイナラリン(^-^)ノ~~

63 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/25(日) 19:46:36 ID:???
カガリ〜殻の中の小鳥〜

 憧れていたのは風に揺れて靡くようなウエディングドレスではなくて。
 勿論愛のメモリアルキャンドルでも、乙女の恥じらいヴェールでも、情熱のケーキ
カットでもなくて。
 結納返しは必要だけれど、ウエディングチェンジお色直しは必要ではなくて。
 カガリの理想の花嫁像は白無垢だった。目映い純白は純潔の象徴だ。白粉で身も
心も真っ白に染め上げて、仕上げに唇にそっと紅を差す。そんな姿で愛する人の元へ
嫁ぎたかったのだ。
 しかし現実としてセイランの家で用意したものは大胆に肩を露出するデコルテラインの
ドレスだった。スパンコールが陽の光を浴びてキラキラと反射してさぞかし綺麗だろう。
 カガリは溜め息を吐いては憂鬱げにベッドに倒れ込んだ。ぼんやりと宙に視線を
走らせては、また溜め息。これで何度目なのだろう。
 セイランのお姑様はブロンドには白無垢は似合わないと言い切った。文金高島田は
もってのほかだと言い切っていた。カガリがどんなに憧れを伝えても眉一つ動かさずに
カガリを全否定した。
「あなたはセイラン家の嫁になるのです。その意味をきちんと噛み締めねばなりません」
 今でもセイランのお姑様の言葉が耳に残って残響のように離れない。カガリは一粒涙を流した。
 オーブの未来の為にユウナと結婚すると決意したものの、それに付随してくる物が
余りにも大き過ぎた。せめて相談出来る相手がいれば救われるのかも知れないが、
キサカには乙女心は理解出来ないだろう。神妙な面持ちで「ご心中深くお察し申し
上げます」とでも言うのが関の山だ。期待など出来やしない。
 婚礼の儀は明日。夜にはユウナに初夜献上しなくてはならない。カガリにはそれも
恐ろしかった。するすると事が運べば良いのだが、何しろカガリは未だ純潔なのだ。
 どんな顔をしていれば良いのかすら解らない。全てをユウナに任せるしかない。
 婚礼の儀は残酷だ。オーブの民にカガリが女になると言うことを知らしめる儀式は
余りにグロテスクで、悲しい。
 カガリは自分が殻の中の小鳥だと自覚している。何の力もない乙女である事に
絶望している。強く拳を握り締めりが、状況は変わりやしない。

 ――明日など来なければ良いのに。
 カガリは自分の流した涙の海で溺れたいと思った。

64 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/25(日) 19:53:13 ID:???
お待ちにナッテ?美柚子ダワサv(^-^)vリュンリュン
今回はカガリのお話ダゼ〜(Θ_Θ)ウシャシャシャシャ
美柚子はネ〜カガリがスキナンダヨ?(*^_^*)女の子はブロンドダヨネ〜(*^ー^)ノキャーノキャーノ(^з^)-☆
ではではさようナリ〜☆彡

65 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/25(日) 20:00:45 ID:???
hate and war “my truth word,I'm sorry.”

 俺には妻と娘がいた。
 妻は俺には似合わないくらいのよく出来た女で、娘は俺なんかに似ないでとても可愛かった。
 俺は二人が自慢で、目に入れても痛くないくらいだった。
 俺の稼ぎが悪くて生活はカツカツで皆には迷惑をかけたけど、家族仲良く幸せに暮らしていた。
 そう、今の今までは幸せだった。
 今日、娘の誕生日だから家族で外食しようと皆で待合わせていた。
 昼飯を減らして娘の為に安物だけどプレゼントを買う為に寄り道をしたから少し遅れた。
 その少しの遅刻のせいで、俺は冷たい二人の亡骸と対面する事となった。
 原因は突然起きた爆破テロだそうだ。
 二人の喜ぶ顔を見たかったのに、今の二人は見るも無残な顔をしている。
 二人はもう二度と俺に微笑んではくれない。

 人は悲しすぎると泣けなくなると言うけど、それは嘘だ。
 死ぬ程悲しくて、俺の涙は止まる事なく溢れ出てくる。
 涙の雫が落ちて二人を濡らす。
 妻の手は安物の結婚指輪が似合わないくらいに、可哀相なくらいにあかぎれている。
 ごめんな、俺の稼ぎが悪くて色々と迷惑をかけただろう。
 娘の手は血で真っ赤に染まっていてまるで紅葉の様だ。
 ごめんな、お父ちゃんはお前に贅沢の一つも、可愛い洋服の一枚すら買ってやる事が出来なかったよ。
 本当にごめんなさい。俺はお前達に沢山の幸せな思い出を貰ったけど、お前達に何一つしてやる事が出来なかったよ。
 本当にごめんな、出来の悪い父ちゃんで。

 爆破テロをした連中を許す事は出来ないけれど、それ以上に俺自信を許す事が出来ない。
 TVのレポーターはソレスタル・ビーイングとやらの非道をなじっているけれど、そんな物は関係ない。
 俺がもっとしっかりした男だったら、こんな事にはならなかった筈だ。
 俺がもっともっとしっかりしていれば良かったんだ。
 後悔はしてもしきれない。本当に後悔してるのはお前達二人だもんな。
 本当にごめんな、情けない父ちゃんで。
 父ちゃんは涙のせいでお前達二人を見る事が出来ないよ。
 俺ってウスノロの泣き虫だけど、いや、そうだからこそお前達二人に置いて行かれたくなかったよ。
 父ちゃん、お前達の為に涙を流す事しか出来ないよ。

 ……本当にごめん……



66 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/25(日) 20:01:53 ID:???
投下終了。

67 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/25(日) 22:30:10 ID:???
>>真言
投下乙。
様々な角度から捉える事が出来るのは称賛に値する。
それが氏の引き出しの多さの元になるのだろう。

>>ex
オルガと蝋燭の結び付けはなかなか面白かった。趣味が読書というオルガだからこそ詩的な表現が似合っているのだろう。

>>hate
愛する者を失った者の悲しみが痛い程伝わってきた。
怒りがテロリストやソレスタに向かうよりも自分に向かってしまう事が不条理を感じさせて良かったと思う。

>>request
いつもの氏の切れ味が潜んでいたのが残念だ。スランプからの復帰一作目だから仕方がないのかも知れんが。
しかし、ナタルとオルガを上手く書けていたと思う。ヴェルヌをもってきたセンスには脱帽。

更なる精進を期待する。

>>美柚子
全作品において揺れ動く複雑な感情が上手く書けていたと思う。
気になったのはサブタイのチョイスの仕方だな。どこかで聞いた事がある様な気がする。

僣越ながら一つ。引いてしまう読者もいるから顔文字等は止めた方がいい。
せっかく投下したのにスルーされるのは本望ではないだろう。

更なる精進を期待する。

68 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/26(月) 22:09:31 ID:???
シン〜潮風の消える海に〜

「シン。アスランは少し錯乱している!」
叫んだのはレイだった。暫し動きを止めてしまった俺の代わりにアスランを足止めしている。
「お前は言っただろう!戦争を終わらせると。その為にはどんな敵とでも戦うと!」
 レイの絶叫がコクピットに響き渡る。悲しくて、けれど俺の気持ちを叱咤する、
そんな声色だった。
 きっとレイも悔しいのだろう。アスランがザフトを、議長を裏切るとは思っても
いなかった筈だ。俺達は諍いがあったけれど、それなりに上手くやっていた筈だ。
 俺は戦うと決めた。呆気なく死んで行ったマユのような存在を作らない為に。
ステラみたいな悲しい存在を作らない為に。そして、俺みたいな存在を作らない為に。
 ――美しく咲き誇る花が無残に散らされるのを見ているだけの生き方をしたくはない。
自分の出来る限りの力で守りたい。だから。
「俺達が戦争を終わらせるって言ったじゃないか……アスラン!」
 頭の中を覆っていた暗雲が晴れて行き視界がクリアになる。感覚は鋭利で切れ味の
良い日本刀のように研ぎ澄まされ、体中が血液が沸騰するかの如き熱を帯びて行く。
 一撃必殺、逃がしはしない。裏切り者に待っているのは死あるのみ。
「アンタが悪いんだ……アンタが裏切るから!」
 気が付くとアスランの操るMSは只のモノと化しており、すうっと海へと消えていった。
 死んだかどうかは解らないが、多分助かるまい。きっと遠くない未来にアスランと
メイリンは魚の餌になるだろう。いや、あの体型のメイリンはともかく、アスランの
肉を啄む魚などいないだろう。裏切りに裏切りを重ねた男は生命の循環から外れているに
決まっているのだ。もしかして運悪く間違って食べてしまった魚がいたとしたら
死んでしまうだろう。魚の死体が大量にでるかも知れない。アスランはそういう
男なのだ。
 頬に一筋涙が伝う。後悔はしていないのに、任務を遂行しただけなのに、やり切れない
気持ちで胸が締め付けられる。何人人を殺せば平和になるのだろう。議長の望む
永遠の世界に辿り着くのだろう。

 誰も答えてくれやしない。きっと誰にも解らないのだろう。
 だから俺は戦う。明日を終わらせない為に。全ての人々を涙の無い場所へと導く為に。

69 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/26(月) 22:12:27 ID:???
美柚子です。>>67さんに指摘されたので顔文字や半角文字は止める事にしました。
良かったら感想や、このキャラのSSが読みたいと言うリクエストがあったら書き込みお願いします。


70 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/27(火) 04:22:48 ID:???
>>潮風の〜
シンの凸に対する感想がひでえと思ったけど、
軍人が裏切り者に感じるのはこんなものか。投下乙

後書きの口調はそっちの方が、感想付けやすいと思うよ

71 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/27(火) 07:51:39 ID:???
52で叩き口調で書いたものだが(その後叩かれたがw)、相変わらず文章は上手いと思う
今度は虎隊長話でもお願いしてみたいです

後書きは、こっちの方が良いですよ。話が通じそうで。

72 :週刊新人スレ:2007/11/27(火) 22:04:31 ID:???
美柚子〜あやかしびと〜急転直下SS絨毯爆撃号 目次(1/2)

 女の子なら誰だってやっている事だ。 そう言いながらも何処か割り切れない彼女。怒濤の投下ラッシュ第一弾。
フレイ〜身も心も〜
>>26

 今まで誰も入ってきた事のない胸の奥の深いところへ、その赤い瞳の少年は入り込んで……。
レイ〜終末の過ごし方〜
>>35

 涙を流す私。謝る彼。でも彼の所為でも誰の所為でもない、ただ歯車が少し狂っただけ。だから……。
“tear drops”
>>39

 彼への、姉へ想い、ないまぜの感情は、はたして彼女に何をさせるのか。
メイリン〜禁断の血族〜
>>41

蝋燭は燃え尽きるのが運命。その蝋燭にオレは似ているのかも知れない。違いは本を読める事ぐらいだ……。
explaration of personality 
>>43

トール。死んだの……。 あとがきの口調とは裏腹に硬質な文体と驚異の投下スピードで送る投下ラッシュ第四弾!
ミリアリア〜the lost one〜
>>45

 彼のベットへと忍び込んだ彼女の想い。それは既にラクスでは無く、狂おしいまでに女としての想いだった。
ミーア〜この世の果てで恋を唄う少女〜
>>50

 メイリンもアスランも死んだ。それをやったのはシン。シンの胸の中泣き崩れる私の中、本当の私は……。
ルナマリア〜顔のない月〜
>>57

 爆発からの生還を果たした彼。だが彼が失ってしまったものはあまりにも大きく、重いものであった。
バルドフェルド〜痕〜
>>61

 少女のあこがれた結婚の儀式。だがそれは彼女の思いとは裏腹に……。結婚式を間近に控えたカガリの心境。
カガリ〜殻の中の小鳥〜
>>63



73 :週刊新人スレ:2007/11/27(火) 22:05:59 ID:???
美柚子〜あやかしびと〜急転直下SS絨毯爆撃号 目次(2/2)

 爆弾テロの被害にあった男。だが直接の被害者は男の妻と娘だった……。OO短編の定番の流れを真言流で。
hate and war 
>>65

 すくむシン、そしてレイの叫び。投下ラッシュ最後を飾るのはアスランと対峙するシンの胸の内!
シン〜潮風の消える海に〜
>>68

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お知らせ
・投下作品とのリンクを問わず絵師、造形職人の方を募集中です。 エロはアウト、お色気はおk。
これくらいのさじ加減で一つ。素材は新シャアなので一応ガンダム縛り。
勿論新人スレですので絵師、造形職人さんも新人の方大歓迎です。
まとめサイトでもなにやら募集しておりますのでそちらも宜しくお願いします。

・当方は単行本編集部こと、まとめサイトとは一切の関係がありません。
単行本編集部にご用の方は当スレにお越しの上【まとめサイトの中の人】とお声掛け下さい。
・また雑談所とも一切の関係はありません。当該サイトで【所長】とお声掛けの程を。
・スレ立ては450kBをオーバーした時点で、その旨アナウンスの上お願いします。

編集後記
ものすごい投下量、半端じゃないです。まさにあやかしw 
ちょっと美柚子氏風のタイトルで遊んでみました。お許しの程を。
他には今週は真言氏が結構がんばって、つーか短編はさぁ、煽りが大変で……orz。

最近は仕事の都合でグラグラしてますが来週は多分月曜日でおkの予定です。
週末にかけて皆様の投下をお待ちしております。

74 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/27(火) 22:13:12 ID:???
キラ〜終わらない明日〜

 きっと用意周到にお膳立てされていたのだろう。受け取った鍵を使って扉を開けた
その先には見たくもないモノがあった。フリーダム――全てを威圧するかの如く広げられた
翼が僕を見下ろしている。自由と言う名にそぐわぬ威圧感で静寂を支配している。

 不意に過去の記憶が呼び覚まされる。フレイだ。僕と彼女の関係は一般的に恋愛と
呼ばれるものでは無かったと、今では自覚している。お互いにお互いを利用する打算も
あっただろうし、ただ傷を嘗め合うだけの閉塞的なものだった。それでもあの時の
フレイを守りたかった気持ちは偽りの無いものだったと、僕は信じていたいと思っている。
 今だったらあの時に言えなかった気持ちが素直に言えるだろう。その後で、フレイと
新しい第一歩を踏み出して行けたかも知れない。僕は不器用で上手に自分の気持ちが
言えないだろうけれど、自分で自分の気持ちを言う事に意味がある筈なのだ。

 それなのに、ラクスときたら。
 何も知らないかのように無邪気に振る舞いつつ、僕を戦場へと駆り立てようと画策
していた。きっと僕の苦悩を見て見ぬ振りをしていたのだ。僕が欲しかった力は守るべき為のもので、誰かの命を奪う為の力では
無いのに。こうやってマルキオハウスに逗留しているのも小さな子供達が自分で自分の
未来を歩いて行けるようにサポートしたかった筈なのに。
 マリューさんやバルドフェルドさんだって、可笑しい。ここにフリーダムがある事を
僕に内緒にしていたのなら、最後まで隠し通せばいい。自分でフリーダムに載ればいいのだ。
 いや、ここにフリーダムがある事自体がおかしいのだ。バルドフェルドさんが
関与していたならばラゴゥを用意するべきだと、僕はぼんやりと考えていた。
 きっと彼等は極力手を汚したく無いのだ。実際に戦場にでる事になるのは僕で、
彼等には僕の葛藤が理解出来ないだろう。どれだけ僕が不殺を誓っても、戦場では
予想出来ない事が起きる。もし間違って僕が誰かの命を奪ったとしても、彼らは悲痛な
表情を作って僕を迎えるだけだ。痛みを分かち合おうなどとは微塵も思わないだろう。

 だからこそ。
 クルーゼの言葉が胸に突き刺さったまま今尚僕の胸に残っている。
 僕は僕の考えを理解してはくれない人々に囲まれながら息苦しさを感じていた。

75 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/27(火) 22:16:10 ID:???
すみません、>>70さんに質問です。虎隊長とは誰のことですか?
解らないので書けませんでした。
ですから今回はキラのお話を投下しました。良かったら感想や意見、リクエストがありましたら気軽に書き込みお願いします。

76 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/27(火) 22:23:56 ID:???
>>編集長
短編は大変といいながら全部読んで全部あおりを付けた、
その勇気に七割り増しの乙!

>>キラ〜終わらない明日〜
投下乙。
乗りたくないならはっきりそう言え、と突っ込みの入れられるキラ像が面白い。
セーフハウスに居るのにフリーダムに気付かない辺り鈍いキラだなと思う。
自分は71じゃあなくて70だけれど、多分虎隊長ってえのはバルトフェルドの
事じゃないかと思う。沙漠の虎だし。

77 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/27(火) 22:56:05 ID:???
explaration of personality “I wanna be killng machine”


 戦えば戦う程に僕は一人になって行く。皆が僕から離れて行くのを感じる。
 僕に近付いて来る人は僕を見ているけれども、僕を見ていない。
 僕を戦う為に存在する機械として見ている。
 僕はナチュラルではないコーディネーターだけれど、血も流せば涙も流す人間なんだ。機械なんかじゃないんだ。
 でも、最近機械が羨ましくなってきた。
 機械は何も考えず、何も感じる事がない。それが凄く羨ましい。
 MSを落とせば人が死ぬ。そんな事は誰だって解る話。僕がMSを落とす度に人が死んでいるんだ。
 戦っている時は何も感じないけれど、戦いが終って一人になると僕は怖くなる。
 人を殺した事、人を殺す事が上手くなっていく事。
 そして、人を殺すのが楽しくなっている僕自身が一番怖い。
 最初は皆を守る為に戦っていた筈なのに、人を殺す事は嫌だった筈なのに、今では人を殺す為に戦っている自分がいる。
 僕が僕じゃなくなっていく様な、狂った様な感覚。
 僕の中にいた何かが大きくなって、僕を喰い殺して僕になっていく感じがする。

 それは錯覚なんかじゃない。
 僕から離れていった仲間達は僕の変化を感じで離れていったのだろう。
 僕に近付いてくる人は僕の変化を利用しようとしているのだろう。
 仲間が僕から離れていくのは悲しい事だけど、仕方がないと思う。
 僕が彼らを傷付けないという保証はないのだから。
 僕に近付いてくる人は卑怯だ。自分達は安全な所にいるのに、僕に手を汚させて自分達では手を汚そうとはしないのだから。
 色々な事を考え始めると、物影から誰かが僕を見ている様な気がする。
 それが誰なのかは僕には解らないけれど、僕に悪意を持っているのは分かる。
 それは僕が今まで殺した人達なのかも知れない。
 ひょっとしたら僕の中に潜んでいる何かで、僕を喰い殺す為に隙を窺っているのかも知れない。
 悪意の視線は僕の心を削ぎ落としていく。いつか僕の心は無くなって虚無になってしまうだろう。
 でもかまわない。虚無になってしまえば僕はなにかを考える事も、なにかを感じる事も無くなって、ただの殺戮する為の機械になる事ができるのだから。

 僕は恐怖と狂気の中でその時を待っている。



78 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/27(火) 23:00:20 ID:???
投下終了。
いつになく血迷ってます。

>>編集長
月並みな事しか言えませんが乙です。

79 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/27(火) 23:04:11 ID:???
>>75
こんばんは。ミューズさんの短編楽しみになりました。虎隊長とはバルトフェルドの事ですよ。

80 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/28(水) 21:50:03 ID:???
タリア〜群青の空を超えて〜

 笑止千万とはこの事を言うのだろう。
タリアはこれ以上眉間に皺を寄せているとまた老けてしまうだろうと思い、密かに唇を
噛み締めた。混迷に次ぐ混迷は艦内にインフルエンザのように広がって行く。せめて
アーサーがもう少し使えれば楽になるのだが、そんな事は望めないのは既に解り切っている事だ。

 連合との戦闘中に突如として現れた所属不明機――ストライクルージュがオーブ
連合首長国代表の名を騙り始めたのだ。タリアは非現実的だとは思ったが、あの小娘
ならやりかねないと直感した。何せあれは自身の結婚式の最中に現れたMS――パイロットは
若い男だったらしい――と共に逃げ出した女なのだ。結婚とは神聖な儀式であり、
タリアにはそれを愚弄するような女には好意を持てなどしなかった。ましてやその
結婚はオーブの行く末を左右するものだったのだから。
 オーブの兵達も群青の空を超えて現れた突然の介入者に戸惑いを感じているようで、
タリアは慌てふためいているアーサーを叱咤しミネルバの態勢を立て直すよう指示を出した。
急がねば再び戦況が動き出した時に優位には立てない。極度の緊張感をどうにかしようと、
タリアは深呼吸しシートに深々と座り直した。額に流れる手の甲で汗を拭えば化粧が
落ち始めているのに気付き、顔をしかめて小さく舌打ちをした。

 それにしても、あの小娘はなんとも幼く浅はかであるのだろう。タリアは冷笑せざるを
得なかった。オーブの国民はあの小娘の事を国を捨てて男を選んだ阿婆擦れだと
思っているだろうに。そんな小娘がオーブ連合首長国代表の名を語り戦闘を止めよなどと
世迷い言を言うのだから、ちゃんちゃらおかしくて堪らない。どの口でそんな言葉が
出るのだろうか。きっと羞恥心という言葉を知らないのだろう。アレは男に逃げた
女だ。知っているのはきっと口にするのも憚れられるような下品で猥褻な言葉だけ
なのだろう。恐らくはきちんとした教育を受けていないのかも知れない。
 タリアはオーブの国民や兵士に同情を禁じ得なかった。アレが国政に携わっていた
などとは国辱以外の何物ではない。

 しかし、今は。
 オーブが連合に組する以上はミネルバの敵なのだ。タリアは不適に微笑みつつ
艦が態勢を立て直すのを待った。

81 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/28(水) 21:52:53 ID:???
すみません。バルドフェルドに関しては既にお話を投下しています。
その続きを読みたいと言う理解で宜しいのでしょうか?
ただ質問するだけではつまらないのでたりあのお話を投下しました。
良かったら感想をお願いします。

82 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/28(水) 22:48:52 ID:???
lunatic love “keep on ”his smil”

 キラは私を見つめているけれど、私じゃなくて私じゃない誰かを見つめている。
 それは誰なのか解らないけれども、かつての彼の恋人なのだろうとは思う。
 確かなのはキラは私を通して私じゃない誰かを見つめ、微笑んでいると言う事。
 でも、私はそれでも良いと思う。キラは心に傷を負いながら戦って来たのだから。
 体の傷は癒えるけど、心の傷はそう簡単に癒える事はない。
 彼が私じゃない誰かに微笑む事によって心の傷が癒されるのであれば、私は我慢をする。
 それは決して嬉しい事じゃないけれども、それくらいは耐えて見せる。だって、私は彼が好きなのだから。
 彼が流す涙を拭う為にだけに、彼の側に私はいる。傷付いて、永遠の孤独の縁にいる彼を助ける事が出来れば良い。
 それで充分だと思う。
 私は彼の心を占める思い出には勝つ事が出来ないだろうけれど、一緒に未来を作る事が出来るかも知れない。
 守りたい。ただ彼だけを、その笑顔が輝く事を望んで。
 守りたい、孤独に囲まれて彷徨い揺れる彼の心を。
 私はか弱くて何も出来ないけれど、彼の側にいて微笑むくらいの事は出来る。
 その為に全てを失っても構わない。
 愛しい彼を思い、彼と共に生きていきたい。
 悲しい笑顔を見せる彼の背中に耳を当てると、遠い過去に起きた彼の慟哭が聞こえる。
 悲しい過去があって、涙を見せてくれる事もある彼の素直な瞳に私が映る。

 彼の心の傷が癒されるまでどれくらいの時間がかかるのか分からないけれど、私は彼と共に生きる。 

 彼と生きる事が私の幸せなのだから。

83 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/11/28(水) 22:51:26 ID:???
リクエストがあったのでラクス物をで投下。
盲信的な愛はlunaticなものだと思うのでlunaticシリーズにしてみました。

84 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/29(木) 00:09:40 ID:???
>>81
最初はコメント見てドン引きしちまったが、
よく読むとそれぞれが簡潔かつほどよい密度のものになってるとオモタ
個人的にはもっとメイン以外のキャラを書いていってほしいかな
ミネルバ、PP、AAだけでもいろいろいるし

85 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/29(木) 12:10:42 ID:???
 

86 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/29(木) 21:10:42 ID:???
保守

87 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/29(木) 21:35:01 ID:???
ディアッカ〜もしも明日が晴れならば〜

 何気ないジョークのつもりだった。悪気などはなく、捕虜である自分の待遇に不満があり
ちょっとした嫌みを言ってみただけだった。それなのに。
 絶世の美人でもなく、真っ正面から正視出来ない程の醜女でもなく、若干愛嬌が
あると言った程度でしかない少女の顔がみるみるうちに眉がつり上がり、見開いた瞳は
焦点が外れて行く。口を大きく開けこの世の物と思えないおぞましい雄叫びをあげる
様は、幼い頃に本で読んだ鬼女を思い起こさせた。
 その鬼女は何を思ったのかディアッカを鋏で刺そうとしてきたのだ。ディアッカは
恐怖におののきつつも、とっさの所でそれを躱し難を逃れた。額からじんわりと玉のように
脂汗が流れる。拭おうと思うも両手が拘束されているのでままならない。
 ディアッカは忘れていたのだ。女という生き物は男の愛を失った時に世にも恐ろしい
鬼へと変生する事を。女は子宮で物事を考える生き物であり、男無しではどんどんと
渇いて行く。身も心も渇き切った時が怖いのだ。潤いに飢えた鬼女は男の精気を搾り尽くす。
渇きが癒えるまで延々と男を襲い続ける。
 目の前の鬼女もそうなのだ。下着姿のディアッカはきっと目の毒なのだろう。そして
挑発されるような事を言われれば鬼女は自分を襲い始めるに違い無いのだ。
 現に鬼女は我を忘れている。其処まで男に飢えていたのだろう。ディアッカは
哀れに思ったが、それよりも自分自身の命――貞操がが
大切だ。こんな所でこんな鬼女なぞに奪われたくはない。
 ディアッカは誰かに届くよう悲鳴を上げた。
 例えばアスランなら。――ダメだ。奴は救いようが無い位甘ちゃんだ。女に免疫の
無いネンネでもあるから頼りにはならない。
 例えばイザークなら。――ダメだ。奴は救いようが無い位ウブだ。女の魔性に即座に
絡め取られるような真面目ちゃんだから頼りにはならない。
 一番頼りになりそうなのは、ああ見えてニコルだった。あの純粋さは鬼女の好物では
ありそうだが、意外と胆力はあるし何よりも他の奴らと較べて視野が広い。
 そんな事を考えていると、新たな鬼女が現れた。先程の鬼女と較べるとややましな
容姿である分、鬼へと変生すると壮絶なまでの美しさを放つ。
 もしも明日が晴れならば、きっとそれは俺の命が天に飛び立ったからだ。
 ディアッカは正気を手放したくなる衝動に駆られつつも、必死で叫び続けた。

88 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/29(木) 21:37:10 ID:???
メイン以外のキャラということで、ディアッカのお話を投下です。如何だったでしょうか?
リクエストは具体的な名前を挙げて下されば嬉しいです。
ではまた次の機会に。

89 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 01:51:19 ID:??? ?2BP(0)
あのときのミリは金玉じゃなく命の方のタマを取りに行ってた気もするが、
半分ギャグの内容にも思えるのにシリアス風に書いてあって新鮮だったよ
ちなみに各艦のマイナーキャラといえば、
ミネルバならオペレーター3人組や整備班二人組、2ちゃんではメジャーだがアーサーとか?
PPならイアン、AAならチャンドラ、ノイマン、パル、トノムラ、マードックなんてのもいる品
あんたなら影薄いキャラを独自の解釈で味付けできるんじゃないかなとオモタ

90 : ◆ld4xh1oLN2 :2007/11/30(金) 11:16:06 ID:???
新人じゃないですが、ネタ的にスレがないものでこちらに失礼します

91 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 11:18:18 ID:???
炒飯日記 プロローグ

ある日、俺が目を覚ますと見慣れない場所にいた。
部屋の景色が全然違う。
確かにプラントの自分の部屋にいたはずだが・・・

この部屋は木造の和風建築ってヤツだ。
趣味の日舞をやっていたときに写真で見た事がある。

カーテンを開けてみた。
どうやらここは2階の一部屋らしい。
なんらかの手がかりを求めて1階に下りてみる。

・・こんな木造の階段なんて歴史の写真でしか見たことがないぜ。

下に降りると、そこは厨房だった。
大きなコンロと中華鍋の他にはこれといったものがない。

俺はそこにあったいすに座って、昨日の記憶をたぐってみた。

・・・確か前の日、明日の観艦式に出るためにクリーニングから戻ってきた制服をハンガーに掛けて、
そして朝早いから早く寝なきゃと思ったけど、借りてきたビデオ見ていつの間にか寝てたんだっけな。

・・・で、なんでこうなってるんだ?

俺は外に出ていろいろと確かめてみた。
今日の日時、そしてここがどこであるのかを。
誰かのいたずらであって欲しい。ただそれだけ願っていた。
もう一つの恐ろしい可能性については考えたくなかった。

だが、その考えたくもない恐ろしい可能性の方が当たってしまっていた。

ここは経済特区日本と呼ばれる場所であり、今の年号はC.E.ではなく、西暦2307年という年号だという事だった。
そして、俺は近所でも有名な炒飯店の店主だと。

元に戻るすべは全く考えもつかない。
どうやら俺はここで生きていくしかないようだ・・・

92 : ◆ld4xh1oLN2 :2007/11/30(金) 11:20:29 ID:???
第1話 ソレスタルビーイングって何だよ、それ

俺の炒飯店は今日も大忙しだ。
どうやら近くにオフィス街があるらしく、ランチタイムには店に入りきらないほどのサラリーマンのお客が来てくれる。

いつものように開店前に店のTVを付けるとニュースが流れた。
軌道エレベーター襲撃事件・・か。
この世界にもMSってヤツがあるんだな。

俺はアスランとイザークと組んでテロリスト達を迎撃したことを思い出していた。
そして・・・ニコルのことも。

TVを聞きながら朝の仕込みを始めていたら、妙な話が始まった。
俺はあわててTVの前に移動してボリュームを上げた。

ソレスタルビーイング?ガンダム?懐かしい名前だな。
バスターもそういわれていたっけな。

戦争根絶・・ね。あいつらもそんなこと言っていたっけ?

戦争への武力介入か・・俺たちフリーダムにはやられっぱなしだったよな。

まあ、いろいろとおもしろそうだけど、今の俺には関係ないな。

俺はただ、目の前にある中華鍋をふるうだけだ。

俺は店の鍵を開け、のれんを掲げると、今日の最高の炒飯を作るために仕込みを再開した。

まもなく一人目のお客が・・って、何だぁ?
そいつはスーツ姿にグラサンと明らかに怪しい格好をしていた。
そいつはいぶかしむ俺の事をよく知っているようだった。

ディアッカ・エルスマンさんですね?あなたのもう一つのお仕事をお願いしたい。

俺はどうやらただの炒飯屋じゃないようだぜ。

93 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 12:02:06 ID:???
ちょwwwwwwリアル炒飯ktkrwwwwww

94 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 12:06:27 ID:/+pz0kXZ
機動料理人痔悪化ダブル炒飯ktkr

95 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 12:21:21 ID:???
>>炒飯日記
いかにも2ちゃん的なネタSS。
文章力はかなりアレだけど面白い。
このまま突っ走れ!

96 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 18:29:29 ID:???
柚子さんのss勝手に保存しますた

97 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 18:34:28 ID:???
>>96
じゃあ俺は戦史を全部プリントアウトしました。

>>もしも明日が〜
切れた女性にはさみで襲われたとき、男が感じるのは貞操に対する不安じゃなくて
去勢不安だと思うけれど、ディアッカその他の書き方が面白かった。

>>炒飯日記
唐突なディアッカinOOに吹いた。投下乙。

98 : ◆ld4xh1oLN2 :2007/11/30(金) 18:56:20 ID:???
いろいろとご意見ご感想ありがとうございます。
クロスオーバーものなので、本編のストーリー展開と併せて投下致します。
いずれダコスタくんも出したいですね。

99 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/30(金) 21:38:14 ID:???
コジロー〜めぐり、ひとひら〜

 整備士のプライドと言う物がある。
 MSをいつでも出撃できるように整備し、パイロットに合わせて調整する事。
 地味な役目などとは思わない。内助の功、縁の下の力持ちだ。自分達がいなければ
何も始まらないと、コジロー・マードックは考えている。その為には徹夜などは
日常茶飯であるし、完璧な仕事が出来ない奴には整備の仕事には向いていない。
 コジロー・マードックは今しがた整備を終えたストライクを仰ぎ見ては誇らしげに
胸を張った。徹夜に次ぐ徹夜の連続で無精髭は凄まじい事になっているし、寝不足の
せいか目は厚ぼったく晴れて酷い事になっている。だがそんな苦労が吹き飛んで
しまう程の達成感で満ち溢れた躯は疲労感など微塵にも感じてはいない。
 パイロットが自分の機体に愛着を感じているように、整備士も自分が整備している
機体には自分の子供のような愛情を感じるものなのだ。本当に愛おしい存在だ。

 だからこそ、コジローは時折やるせない気持ちに陥る時がある。
 ザフトに強奪された機体についでだ。ストライクの兄弟分であるのにストライクと
闘う運命にあるのだ。自分の整備した機体が自分の整備する筈だった機体と争うと
言い換えた方が良いだろう。あれらがアークエンジェルに遅い掛かって来る度に、
コジローは酷く気が塞いでしまう。自分の子供達が骨肉の争いをする姿などは見たくは無い。
 ましてやあれらが余り有効ではない運用法をされていないのを目の当たりにしたら
胸が張り裂けそうになるのだ。
 しかし、コジローに出来る事はと言えばMSを整備する事のみで、その後の事は
神に祈る事しか出来ない。めぐり巡った悲しみが
宇宙に拡散し、ストライクがひとひら舞うように流星と化して墜ちて行かないように。
 運の良い事にストライクのパイロットはコーディネーターでMSの操縦には天賦の才を
発揮している。まだまだケツの青いガキではあるが。整備士に礼を言ったりするような
可愛げはさらさらないようで、自分独りで戦っていると思い込んでいる危険性がある。
 コジローは機会があったらパイロット――キラ・ヤマトに礼儀と言う物を手取り
足取り腰取り教えねばなるまいと考えている。コジローは不意に瞳を輝かせ舌なめずりを
しつつ、伸びきった無精髭をさすっては愉しげに笑い始めた。

100 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/11/30(金) 21:41:47 ID:???
>>89の意見からコジローさんのお話を書いてみました。コジローさんのちょっと

オヤジ臭い感じの魅力が上手く書けているでしょうか?ちょっと心配です。
ではまた次の機会に。

101 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 08:26:06 ID:???
投下乙
短編書く人はわりと誤字が多いなw

102 :弐国 ◆J4fCKPSWq. :2007/12/01(土) 16:07:07 ID:???
光さす場所は〜失った標(しるべ)〜

 冗談じゃない!
 口にこそ出さなかったが、からだの震えをを止めることが出来ない。

運命の悪戯。その一言で人は片付けてしまうだろうが私はそう言う訳には行かなかった。


 映像には満身創痍のフリーダムの他、格納庫と思われる画面に数機のガンダム。
更に別のモニターには死人のような顔色のキラくんがアスランくん、カガリさんと写っている。
 いったい彼に何があったのか。この先もきっと自身の口から語られる事は無いだろう。
彼はラウ・ル・クルーゼを倒したが、フレイさんの救助には失敗した。
アスランくんにしても敵対していたとは言え、実の父を失い、その様子はきっと見て来たはずだ。
 壊れたフリーダム、ただそれだけがカメラの捕らえた客観的事実。


 戦争が終わったのにブリッジでは誰も笑うものは無く、ただ船は何かに操られるように
エターナルに追随しプラント領からも連合領からも遠ざかる。
 ごく僅かな時間。艦長と呼ばれるようになってからだって、そう時間が経った訳ではないが。
そのごく僅かな時間にムウを失い、ナタルを手にかけ、救助を求めてきたフレイさんまでをも
結果的に見殺しにした。
 更にプラント暫定政府からの停戦勧告を連合政府が受けたとあれば、私が艦長席に座る
意味さえ、もはや無い。
 私達が。いや、私が。生きる意味は無くなってしまったのか。
 ムウを、ナタルを、フレイさんを、他の人々を。失う前にどうして戦争をやめてくれなかったのか!
 冗談ではない!
 だが、好き好んで自ら戦場で戦いに身をさらした私達が言える事ではないのは分かっていた。
だから口には出さなかった。ただ、何時までもからだの震えを止める事は出来なかった。


 光さす、安らぎの場所はこの宇宙の何処かにあるのだろうか……。


103 :弐国 ◆J4fCKPSWq. :2007/12/01(土) 16:11:02 ID:???
今回分以上です

煮詰まってしまって、何となく書いてみたものを保守替わりにそのまま投下

オリジナル以外で初めて書いてみました
短編のようですがこれはなんでしょうorz
……まぁ新人という事でご容赦を
あと数回続く予定です
ではまた

104 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/12/01(土) 19:17:28 ID:???
hate and war “gene dreams ideal”

 人というものは生まれながらにして遺伝子という檻に囚われている。
 遺伝子とは才能の事だ。
 どんなに足掻こうが生まれ持った才能以上の能力を発揮する事など出来ない。
 先天的な才能を後天的な努力で伸すという事はある意味滑稽な事だと言える。
 それが出来るのであればジョージ・グレンが生みだされる事はなかっただろう。
 人の才能には限界があり、その限界を突破する存在としてコーディネーターは生み出されたのだ。
 しかし、その代償としてコーディネーターは子を生す事が困難となった。
 ナチュラルならば子孫を作るという事は容易な事なのかも知れないが、コーディネーターはそうではない。
 遺伝子が引かれ合わなければならないのだ。
 そこに本人の意思が介在する事など出来ない。
 本人の意思などは些細な事であり、遺伝子が反応しなければ何一つ意味をなさないのだ。
 それはコーディネーターが進化の道から逸れた存在だという事を証明しているのかも知れない。
 実際、私の恋人は子を望んで遺伝子的な相性の合う男の元に走った。
 それは悲しい事であると言えるが、間違った事ではないだろう。
 一時の恋愛感情を優先よりも子孫を残すという遺伝子の本能と義務に従っただけなのだ。
 遺伝子の囚人である人間が遺伝子の欲求に従うのは至極当然な事である。

 その遺伝子の欲求を更に具現化させる為に私が考え出したのがデスティニープランだ。
 運命を遺伝子で決めるのだ。遺伝子の欲求に従うのが生物として正しいのだ。
 遺伝子は争乱を求める事もなく、唯自らの発展を望む。故に自らの命運を絶つという事はしない。
 デスティニープランは遺伝子の欲求に答える為の計画なのだ。
 今はまだ机上の空論ではあるが、煮詰めて行けば人類を新たなる地平に導く物になるだろう。
 実行する為には私も相応の地位に就かなければならない。

 しかし、人類の命運が恋人に逃げられたしがない私の両肩にかかっていると思うと、自然に笑いが込み上がってくる。
 愉快だ。実に愉快だ。
 人類の行く末を考える事がこれ程までに愉快だという事を……ラウ、君は知っていたかい?



105 :真言 ◆6Pgs2aAa4k :2007/12/01(土) 19:18:04 ID:???
投下終了。

106 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 20:17:36 ID:???
ジムに入って、まずボディーシェイカーで10分。身体を温める。
それからストレッチに入る。
そしていつものメニューだ。
アブドミナルの時に左右に捻りを入れ、ウエストを絞る事も忘れない。
……ふとメイリンを思い出す。
ずっと前に見てしまったのだ。私のスカートを穿こうとして穿けずに下に叩き付けるのを。
もう、今では絶対に穿けないな。私のは。
ウエストを細くしたいのなら、努力すればいいのだ。私だってなんの苦労も無しにこのウエストを維持していない。
でも……あの子は食べる事に逃げるのよねぇ。
今ではすっかり太ったメイリン。ヴィーノやヨウランもすっかりお見限りじゃない。
3セット済ませると、私は冷水でプロテインを溶かし、飲む。お気に入りのストロベリーのフレーバーと甘みが心地よい。

次はスタジオでヨガの教室に参加する。
身体の筋が心地よい位の痛みと共に伸びる。
ああ、嫌だ。雑念が湧いてくる。メイリンの事だ。
メイリンが食事をどか食いするようになったのは、やっぱりアスランがオーブに帰ってしまってからだろう。
我が妹ながら、馬鹿な女だと思う。
なにが、「あたしを捨てるの!?」よ? アスラン本当に困ってたじゃない。
アスランは元々あんたと付き合ってる気なんか無かったってーのよ。
今では家に引き篭もって食べてばかり。
パパやママはメイリンの事が心配そうで私にも色々言ってくるけど、私はメイリンをさほど同情できない。
アスランがプラントにいた時の、いつもアスランにくっついて、勝ち誇ったような視線を向けて来たあの子を知っているから。

次は私の好きなアロマリラックスの時間だ。
簡単なストレッチの後、ヨガマットの上に横たわる。アロマの香りが漂ってくる。
今日は……樹木系の香りかな? 次第に暗くなる照明の中、私は頭を空にする。
……少し眠ってしまったようだ。
照明が明るくなり、今はミント系の香りが漂っている。
教室を出ると、手早くシャワーを浴びる。
いつもならゆっくり半身浴とかするんだけど、今日は用事があるのだ。

待ち合わせの場所に行くと、彼――シンはもう来ていた。
私が走って行くと、「遅いぞー」って笑う。私もごめんごめんって言いながらシンの腕に私の腕を絡める。
シンが、こんな風に笑うようになってくれて、本当によかった。
デュランダル議長とラクス様、どっちが良かったのか悪かったのか、私にはわからない。
でも、オーブの海岸の慰霊碑の前でラクス様達と仲直りした時から、シンは吹っ切れたようだった。
ラクス様が連れて来たキラさんって人の下で頑張って頑張って働いている。デュランダル議長側のスーパーエースだった事もあってか、シンのアスカ隊はザフトの部隊ではナンバー3には入るとも言われている。
でも、そんな事はいいんだ、私には。こうやって笑いかけてくれれば。
今日、これから私達は部屋を探しに行く。そう、二人で住む部屋。
私が、「家に帰るとメイリンが嫌な目付きで睨んで来るから帰りたくないなー」と愚痴ったら、「じゃあ、一緒に住むか?」と照れながら言ってくれたのだ。
うん、一緒に暮らすんだ。シンの腕をぎゅってする。
日曜の朝にはコーヒーを入れて、ゆっくり話そう。小さなロシアンブルーの子猫を育てよう。
もう、X’mas Eveも一人じゃない。


終わり

107 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/12/01(土) 21:38:49 ID:???
ノイマン〜夢幻泡影〜

 好きになれない人間は幾らでもいる。ノイマンは目の前のモニターを凝視しつつ
小さな舌打ちをした。様々な想いの錯綜するブリッジでは気付かれそうにない、ほんの
ささやかなものだ。それに誰かに気付かれようとも構いやしない。あの女以外の
クルーは誰しも自分と似たような事を考えていると、ノイマンも薄々解り始めているからだ。
 マリュー・ラミアスは無能。
 あの女のいないところでは誰もがあの女の愚痴を零している。階級が一番上だから
艦長に就任した訳だがロクな事をしない。無茶難題を命じては悦に入っているが、
それが成功したとしてもそれは必死で頑張った自分や副艦長をはじめとするクルーの
手柄なのだ。あの女は百面相をしながらヒステリックな叫び声をあげているだけだ。
 いつだったか、血の気の多い連中があの女を締め上げるなどと言っていた事があった。
ノイマンは表面上はあの女を庇うような事を言ってしまったが、本心は別の所にある。
あの女を慰め物にした所で何も変わりやしないのだ。却ってあの女を喜ばせる事に
なりかねない。あの女は牝犬なのだ。胸を強調するかのような装いをしているのだから
明白な事実だ。淫売な牝の匂いを周囲に撒き散らしているのは女としての自分を満たしたいと
思っているに間違いはない。
 女の寂しさを紛らわせる為の棒となるのは男としての自尊心を貶める行為だと
ノイマンが説きふせてその場は収まったが、それから先の事はノイマンの知る所ではない。
 取り敢えず今は自分の仕事をするだけだ。そして――

 ノイマンは誰にも気付かれよう最新の注意を払って副艦長に目配せした。副艦長
から意味ありげなウインクが返って来るのを確認すると、ノイマンは心なしか胸が
軽くなった。付き合っている訳ではない。空いた時間を見計らってお茶をしたり
些細な雑談をするだけの密やかな間柄だ。あのふしだらな牝犬の事を忘れて楽しい
一時を過ごせるだけでもノイマンは幸せなのだ。堅物な副艦長が不意に見せる笑顔は
ノイマンの鋭気を養ってくれるのだ。それだけで、構わない。
 ――集中、集中!
 ノイマンははしたない牝犬の喧しい哭き声を聞き流しつつ、自分の仕事に没頭した。

108 :美柚子 ◆meXrLVezBU :2007/12/01(土) 21:39:53 ID:???
ノイマンのお話を投下しました。来週は投下が不定期になるかも知れません。すみません。

109 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 23:44:03 ID:???
>>99>>108
なんか無理なリクに応えてくれてサンクス
ってかノイマンが黒いのは新シャアでは半分デフォかwwww

110 :ひまじんの謎短編:2007/12/02(日) 08:59:44 ID:???

 やあ、良く来てくれたね。君の様な聡明で美しいジャーナリストにインタビューされるのは非常に光栄な事だ。
 何でも聞いてくれ。私の知る事ならば全てにお答えしよう。
 我々IRAの真実を世界に向けて発信するのはお互いにとって有益な事であると思う。
 ああ、一つだけ忠告しておこう。知りすぎてしまう事には注意してくれたまえ。
 世間には知りすぎてしまい不幸な最後を遂げるジャーナリストが多いと聞く。
 あくまで一般論だがね。
 私をインタビューした直後に君が不幸になってしまうのは非常に不本意な事だよ。

 ほう、何故我々が和解に応じたか、か。
 世界情勢を鑑みると、今は静観すべきだからだ。変革の時を迎えた世界に我々が付き合う必要性は皆無だという事だ。
 決してソレスタル・ビーイングに脅威を感じたという事ではない。
 幸か不幸か圧倒的な力に蹂躙される事には我々は慣れているからね。
 君も知っている歴史の事実として、我々はアイルランド人はクロムウェルによる虐殺に耐えたのだよ。
 それに較べればソレスタル・ビーイングなどどうというものではない。
 端的に言えば、我々IRAとソレスタル・ビーイングとは歴史の重み、流した血の量が圧倒的に違うのだよ。
 我々が彼らに恐れを抱く理由など何一つない。

 ああ、それともう一つ。血を流さなければならないのであれば、効果的に流さなければならない。
 無駄な流血は我々としても本意な事ではない。
 今の世界では効果的に血を流すのが困難であると言えるのだよ。

 おっと、君の様な美しい女性の前で血腥い話をしてしまったね。
 耳直しに素晴らしい曲をお聞かせしよう。
 20世紀後半に流行った名曲、U2のwith or without youだ。
 IRAの代表ではなく、私個人としての理想がこの曲の中にある。気が向いたら探してみたまえ。

 君のこれからの活躍を期待している。

 ああ、もしソレスタル・ビーイングの連中と会う機会があるのであれば伝えてくれ。
 我々に干渉するのであれば、覚悟を決めてからにしろ。短慮で我々の前に立つのであれば不幸な結末を迎える事になる、とな。

 君もそう思うだろう?

111 :ひまじん:2007/12/02(日) 09:03:00 ID:???
謎短編第三弾投下。
IRAで書け!というリクエストに応えたよ。
つか、IRA好きな人多すぎw

112 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 14:36:23 ID:???
>>ひまじん
これはこれで面白いんだけど……真面目に書いてくれよぅ

113 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 17:36:38 ID:???
ここってオリキャラは出せないのか?

114 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 18:22:20 ID:???
>>113
大丈夫だよ。

115 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 18:35:01 ID:???
>>113
すぐ上のひまじんを見ろ。
オリキャラだぞ?

116 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 19:44:41 ID:???
まとめサイトを見ろ
弐国氏の作品には既存キャラは出てないぞ

オリキャラマンセー、オリMSTueeee! でなければ叩かれることはないとオモワレ


117 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 19:48:44 ID:???
みんなありまと
>>115>>110
読んだよ?ちゃんと読んだからそんな目で見ないでくれ…

118 :ひまじん:2007/12/02(日) 20:10:29 ID:???
>>117
なんで俺に話を振りますか?
オリキャラでも良いんじゃない?ここはー何でもありの新人スレだし。

119 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 21:51:04 ID:???
第0話          〜すれ違う二人〜その1

「アスラン、シンのことについて相談なんだが、少しいいか?」
カガリがリビングに入ってきた。少し不安そうな顔をしていた。
「シンが何か問題でも起こしたのか?」
カガリは、俺の向かいに座って話し始めた。
「最近、あいつの成績が伸びないんだ。先生も言ってたが、このままでは志望校合格は難しいらしい。
だから、シンを塾に入れようと思うんだ。」
そう言いながら『暁塾』のパンフレットを渡す。
しかし、俺はシンが学校が楽しければ良いと思っていた。別に成績なんて、どうでも良かった。
成績も前より少し下がっている程度だが平均はある。けれど、官僚の家の出であるカガリには許せなかったらしい。
「カガリ、シンはどう言ってるんだ?」
カガリが、口を開こうとした瞬間、リビングのドアが開く。
シンが紅い目で睨みながら叫ぶ。
「おれはあんた達の言いなりなんかにはならない!!少し成績が悪くなったらってすぐ塾かよ!!」
しかし、カガリも負けていない。
「シン!!私はおまえの事を心配しているんだぞ!!私の家系のように政治家になるにしろ、アスランのように企業で働くにしろ、学歴がないと駄目なんだ!!見てみろ!!妹のマユや隣のレイもがんばっているじゃないか!!」
この時、カガリは言ってはいけない事を言ってしまった。シンはプライドが高く負けず嫌いな所がある。そんなシンに対して、他者と比較するようなことは言ったのは不味いことだった。
「そうやってすぐに他人と比べるのかよ!!あんたは!!!!子供比べはアスハのお家芸だな!!」
そう言い捨てると、シンは走り去ってしまった。
「シン!!!!」
カガリは後を追うが、そこにシンの姿は無い。
「全く、昔はやさしくって素直で、妹の面倒見も良いやつだったのに…反抗期か?」
カガリはやれやれと言いたげな顔をしていた。
「…カガリ、君の言いたいことも分かる。だけど、シンはまだ慌てるような時期じゃない。まだ若いんだから、もっと自分の道を探させてやってはどうかと思うんだ。」
けれども、カガリは頑なである。
「私の家系は政治家だ。一般の人とは訳が違うし、今からが大切なんだ。」
カガリは言い出したら頑固だ。
「…分かった。君の言う通りにしよう。そこまで言うのだからそうした方が良いのかもしれないな。」
俺がパンフレットの中身を取り出そうとした時、カガリは虎をも殺すような視線を投げつけていた。俺は何がなんだか分からない。
カガリが口を開く。
「アスラン、前から思っていたが、お前シンとマユのこと考えているのか?いつも『やりたいことをやらしておけ。』って言ってばかりで家庭は私任せだ。あの二人の事はどうでもいいのか?」


120 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 21:54:55 ID:???
第0話           〜すれ違う2人〜その2

突然根も葉も無いことを言われ動揺してしまったが、俺はシンもマユも信じている。
あの二人が間違った道を歩むとは思っていない。むしろ、カガリみたいに束縛したほうが、かえって反発するんじゃないかと思っている。だからそう言ったのだ。どうでも良いわけないじゃないか。
「そんな訳無い!!」
動揺したせいか珍しく声を荒げてしまった。しかし、カガリは怯む素振りを見せない。むしろ覇気が増した様子だ。
「だったら、なんで学校行事に顔を出すのは私だけなんだ!?参観も懇談も運動会さえもほとんど私だけでおまえは来ていない!!」
そういえばそうだった。だけど、行きたくなかったからじゃない。行けなかったのだ。
「…それは、仕方なかったんだ。その時は手が離せないプロジェクトがあって勝負時だったんだ。おまえたちを守る為にもやるしかないじゃないか。」
心の中で俺は怒りが湧き出していた。
それなりの地位、収入を手に入れ他人から見て恥ずかしくない家庭を築きあげてきた筈なのに、こんなに酷く言われたからだ。
しかし、カガリは冷たく言い放つ。その目は悲しみと怒りに満ちていた…。
「休日はどうなんだ!?子供達を放って置いていつも家に居ないじゃないか!!昔は、シンとマユといっしょに出かけたり、ハロを作ったりしていたのに…お前最近冷たいぞ!!」
「そんな…事は……無い…。」
俺は心の中の怒りを静めながら言い返す。
「だったらなんでだよ!!家族の事考えていないからだろ!?もういい加減にしろ!!!!」
カガリの決め付けるような言い方に俺の中で何かが切れた…。
「!!!!」
気づいたら俺はカガリを殴っていた。
カガリは何が起こったのか分からない顔をしている。
ガチャ
リビングのドアが開く。 マユとマユのハロだった。
「ママ、ご飯まだ…?」
「ハラヘッタハラヘッタ」
気付けば、もう暗くなっていた。 時計も8時を過ぎている。
「…カガリ…すまない…。」
「…。」
俺はカガリに謝りながら助け起こしたが、カガリは何も言わなかった。


121 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 22:00:49 ID:???
自分の過去を元に>>119>>120を書いたものです。
どなたか感想お願いします。
シンとアスランが親子スレにUPしようと思ってましたが、
落ちているので、どこに貼ればいいか指導お願いします。

122 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 22:36:33 ID:???
ちょ自分の過去ってwww
ガンガレ。続き期待汁

123 :ザクレロSEED:2007/12/03(月) 00:22:56 ID:???
IF系統合スレが出来ましたので、ザクレロSEEDの続きをそちらに貼らせていただきました。
こちらに報告させていただきます。

124 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/03(月) 00:45:30 ID:???
>>123
GJです!!
>>121
IF総合スレが出来たので、そこで続き書いたらどうですか?

125 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/03(月) 01:17:16 ID:???
>>123
双方のまとめに掲載する事は可能なのでしょうか
カウンターも結構な数字だし
とは言え最終的に決めるのは、俺ではなくまとめの中の人な訳だが

126 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/03(月) 02:03:43 ID:???
>>121
GJだが新人はとりあえず最初にテンプレ嫁。
タイトルと名前が無いと話にならん。
書く場所はここでも、総合でもいいと思うが、移る場合テンプレに書いている通りに汁。

127 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/03(月) 17:29:14 ID:???
if総合出来たんですね。
ディアッカの炒飯日記ですが、今後はifスレの方に移動します。

128 :週刊新人スレ:2007/12/03(月) 22:17:33 ID:???
真冬に萌えろ! 短編特集号(1/2)

 フリーダムを見上げるキラ。その心境は周りの人間になど分かろうはずもなく……。
キラ〜終わらない明日〜
>>74

戦えば戦う程に僕は一人になって行く。僕だって人間だ、機械じゃない! だけど……。
explaration of personality
>>77

 タリアの前にMSで立ちはだかる少女。その行動を嫌悪する理由はその少女、自身の言動にあった。
タリア〜群青の空を超えて〜
>>80

 彼が見つめ、ほほえみかけるのは私ではない誰か。けれど私はそれで良かった。私の出来る事、それは……。
lunatic love
>>82

 いつも通り、ほんのちょっと軽口を叩いただけの彼。その彼に鬼の形相の少女が襲いかかる!
ディアッカ〜もしも明日が晴れならば〜
>>87

 ある日、俺が目を覚ますと見慣れない場所にいた。 クロス新機軸! OO×種。その第一回は新人スレで!
炒飯日記 プロローグ
>>91-92

 自身の整備した機体は自らの子供達。ストライクの整備を終えた彼の思いは機体からパイロットへと……。
コジロー〜めぐり、ひとひら〜
>>99

 停戦後の艦橋でマリューは何を思う……。新人スレの誇るオリジナルの奇才が、新たな境地を切り開く。
光さす場所は〜失った標(しるべ)〜
>>102

 遺伝子とは才能、人の才能は遺伝子を越える事はない……。珍しい議長単体モノ。書くのは勿論、真言氏。
hate and war 
>>104



129 :週刊新人スレ:2007/12/03(月) 22:18:44 ID:???
真冬に萌えろ! 短編特集号(2/2)

 ジムで汗を流し、ヨガで体を伸ばしながら思うのは我が妹の事。そしてジムが終われば待っているのは……。
無題
>>106

 彼は周りに聞こえないように小さく舌打ちをする。気に食わないのは艦長席のあの女だ……!
ノイマン〜夢幻泡影〜
>>107

 我々はソレスタル・ビーイングなど恐くはない……。リクエストに応え、ガンダムの足下をひまじんが描く!
ひまじんの謎短編
>>110

 アスランとカガリ。話し合う二人の話題は息子、シンの成績について。IF系定番ではありますが新人スレ初登場。
無題
>>120-121

 新人職人必読、新人スレよゐこのお約束。熟読すればキミも今日からベテラン職人だ!!
巻頭特集【テンプレート】>>1-6
絵師テンプレート【暫定版】>>7


各単行本も好評公開中 
詳しくはttp://pksp.jp/10sig1co/ までアクセス! このたびリニューアルしました。是非一度遊びに行きましょう。
読者と職人の交流スペース開設。
お気軽にttp://pksp.jp/rookiechat/までどうぞ!

お知らせ
・『機動戦士ザクレロSEED』、『炒飯日記』の2作品について、非常に残念ですが今後は
【IF系】もし種・種死の○○が××だったら【統合】 http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1196438301/l50
での連載となります。これからも変わらぬ応援を宜しくお願いします。

・投下作品とのリンクを問わず絵師、造形職人の方を募集中です。 エロはアウト、お色気はおk。
これくらいのさじ加減で一つ。素材は新シャアなので一応ガンダム縛り。
勿論新人スレですので絵師、造形職人さんも新人の方大歓迎です。
まとめサイトでもなにやら募集しておりますのでそちらも宜しくお願いします。

・当方は単行本編集部こと、まとめサイトとは一切の関係がありません。
単行本編集部にご用の方は当スレにお越しの上【まとめサイトの中の人】とお声掛け下さい。
・また雑談所とも一切の関係はありません。当該サイトで【所長】とお声掛けの程を。
・スレ立ては450kBをオーバーした時点で、その旨アナウンスの上お願いします。

編集後記
週末にねらい澄ましたように投下の嵐、スレを愛する気持ちがひしひしと伝わります。
まとめの中の人も大規模改造乙です。たまにはゆっくり寝て下さいw
来週もまた投下日がグラついております。前後二日は大目に見てやって下さい。ではまた来週。

130 :ひまじんの謎短編00ハイスクールロケンロール:2007/12/03(月) 22:36:49 ID:???
 あー、かったりぃ。つか、今の試験有り得ねーよ。
 いくら時事問題だからってソレスタル・ビーイングはねーよ。それしか答えわかんねえっての。
 もっとテストに出すべき問題はあるでしょ。アザディスタンのお姫様の名前とかさ。
 あのお姫様は良いね。一発でやられちゃいましたよ。
 どれくらいかってえと、進路希望に『海外青年協力隊(アザディスタン希望)』って書いちまうくらい。
 そうそう、去年の24時間TVに募金しちまうくらいさ。
 まあ、俺のささやかな夢は意地の悪い先公の“寝言は寝てから言え”って一言でクシャクシャにされてゴミ箱にポイされたってな訳だ。
 泣きたくなるくらいに世知辛い話だよ。
 いたいけな少年の夢が潰されるなんて本来あっちゃいけない事だよ。
 人を腐ったミカン扱いするし、マジで腹が立つよ。
 いっその事校舎のガラス窓を叩き破ったり盗み出して明日なき暴走してやろうか。
 それとも放送室をジャックしてやろうか。
 ……駄目だぁ。ソレスタル・ビーイングに武力介入されちまうよ。
 そうなったら愉快だけど俺が巻き込まれるのだけは勘弁だ。
 なんつーか、なんでしがない学生の俺がソレスタル・ビーイングのせいで悩まなくちゃなんねーのよ。
 あいつらのせいで時事問題が目茶苦茶になって俺の努力が御破算だよ。
 大学に入って合コン三昧のキャンパスライフを送るっていう俺の野望が台無しになったらどうしてくれるんだ。
 どこに苦情を申し立てれば良いんだよ。
 そういや、確か沙慈とかいう奴のねーちゃんがマスコミだったから投書してやろうか。
 上手くいったら俺は一躍時の人だよ。ひょっとしたらアザディスタンのお姫様にも会えるかもしれないですよ?
 そうなったら俺の魅惑のトークで口説いちゃいますよ。
 そうすりゃ一回はお相手願えるかも知れませんよ?

 ……駄目だ。昨日一夜漬けしたせいで頭がまともに働かねぇ。

 どどのつまり俺が何を言いたいのかってえと、期末テストで答えがソレスタル・ビーイングなんて珍妙な問題を作る様な先公はひまじんだって事さ。

 アンタもそう思うだろ?



131 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/03(月) 22:38:23 ID:???
>>美柚子
投下乙
投下スピードはかのGSNT氏にも匹敵する。しかも平易で読みやすい
その二点は誇って構わないぞ

前にも書いたが書きたい事が煮詰まる前に投下していないか?
ほんの少しだけ推敲の時間を取った方が良いかも知れない
それでスピード感が無くなる事は無いと思う
そして内容的に起承転結を意識するともっと良くなるはず
少し気を抜くとやおいな文章になってしまうぞ

>>光さす場所は
投下乙
扱うキャラが変わっても表現方法は不変。特に一人称独白は効果的
描写は如何にも弐国流。これはこれで面白い
イベント全肯定は此処でも変わらず。その姿勢はお見事

>>謎
投下乙
IRAと言うよりはイタリアのマフィアを連想してしまった
あんたもそう言った意味で立ち位置は不変だな

>>編集長
投下乙
無理はしないで長く続けてくれ
実際投下作品を探すのがめんどくさいときg(ry

132 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/03(月) 23:41:48 ID:???
また700越えてるな
今夜辺り圧縮来るか?

133 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/04(火) 00:04:41 ID:???
>>光さす場所は
 投下乙です。
 戦後を描かないままに終わった種を補完する意味で、マリュー視点で描かれる
シナリオは個人的にとても楽しみであります。
 戦争が終わると同時に自身の存在意義に不安を抱くマリューは、よくも悪くも
アークエンジェルと、その艦長であると言う事に支えられていたキャラだったと思います。
 続きをお待ちしております。

>>ハイスクールロケンロール
 投下乙です。
 どこからそう繋がるんだよ、とどのつまりじゃないだろ! と突っ込むのが
筋でしょうか?
 戦争の関係ない国だと、正直な話こんなところの感想しかないだろうと思います。
 不真面目でも良いので、続きをお待ちしております。

>>編集長
 乙です。GJ! 移転する職人の為に誘導を張る辺りの仕事は流石だと思います。

134 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/04(火) 01:54:39 ID:???
編集長及びひまじんさん投下乙です。

>>123ザクレロさん
雑談所職人チラ裏一読お願いします。
>>125
新人スレまとめである為、他スレ分については考えておりません。

135 :ザクレロSEED:2007/12/04(火) 07:39:24 ID:???
>>134
委細了解
今まで収録ありがとうございました

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