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ストーリーを教えてもらうスレ Part18

1 :マロン名無しさん:2006/12/18(月) 18:11:21 ID:YgauFc8/
暇がない、金がない、手に入らない、等の事情により、読めない漫画のストーリーを教えてもらうスレです。
次スレは>>950か、容量が450を越えた時にお願いします。

前スレ:ストーリーを教えてもらうスレ Part17
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1163947617/l50

まとめサイト(※全過去ログ保管済み)
#http://malon.my.land.to/
未解決リクエスト表(※予約&進行中タイトルリスト含む)
#http://malon.my.land.to/mikaiketu.htm

【リクエストされる方へ注意点】
その漫画が既出である場合があります。要望を出す前に、未解決リクエスト表にてご確認下さい。
どの程度のネタバレを希望するか、一言添えていただけると、書き手も書きやすいです。
(例:科白を含む等、出来るだけ詳しく・大まかな粗筋・←を混成したメリハリの利いたもの・ラストのみ)
この板は一般板なので、18禁の漫画のストーリーの要望はご遠慮下さい。
即レスは期待せず、気長にお待ちください。

【教えてくれる方へ注意点】
要望が出ている漫画のストーリーはどんどん書いて下さい(※解説が終了した作品の加筆・修正も大歓迎)。
ただ、要望が出ていないものは敬遠される傾向にあります。
この板は一般板なので、18禁の漫画のストーリーの紹介はご遠慮下さい。
名前欄に作品名を入れていただけると、まとめやすくありがたいです。
時間を置いて数回に分けて投稿する際には、混交を防ぐため、最後に「続く」とお書き下さい。
書く際は予め予約していただけると、投稿の重複が防げて大変ありがたいです(※必須ではありません)。
また、書くのはよそうと思われた時には、面倒でも予約の取り消しをお願いします。

2 :マロン名無しさん:2006/12/18(月) 18:15:48 ID:YgauFc8/
落ちていたので立てました。
前々スレと同じく、三日書き込みが無かったので落ちたようです。
前スレでもリク結構あるしストーリー書いてくれた人も居たしで需要が無いわけじゃないんだけど、
停滞したときは結構何日も書き込みが途絶えるんだよなこのスレ・・・油断油断。
雑談があまり無いのも原因のひとつか

3 :マロン名無しさん:2006/12/18(月) 23:37:22 ID:???
乙です

4 :マロン名無しさん:2006/12/19(火) 06:16:57 ID:l9hpgb2q
即死判定に引っかかりそうで怖いな
一定の容量に達していないスレで一定の時間書き込みが無かったら即死するらしいけど
その「一定の容量」が30KBだったり5KBだったり「一定の時間」が24時間だったり6時間だったりと
板によってまちまちらしいから、どのくらい気をつければいいのかわからない

5 :マロン名無しさん:2006/12/19(火) 08:31:43 ID:???
>>1
見に来た時は保守するようにするわ。

6 :マロン名無しさん:2006/12/19(火) 11:18:32 ID:???
  ────────────y────────────
           ,.ィ´-─        ─-  _ \
           ヽ     ___         >ィヽ_ノ
            >イ´ ̄      ̄` ¬ー--く≦ヌ′
           / /         .:l i::::.   :ト.乃
              〃/  /.i l l l l  .::/l ,小. i  l iハ
           {イ l i ::i ::l l l l l .::/ j/ jハ i l l l  ',
           |: l l :l l lムl-l、:/ /' ノ,工トl、リ  l  i     
           V:い,小::レ1iィテト、{   'fr::ハ くj|   l、 |
              乂.ヽハ.ト〈 {ir:ハ `   ヒ::リ イi} リ ヽ
             ヽヽトヘ ヾ''’  ,      レ! /
              /ヽ`弋     _    / V{
                {: : : : i }> 、 _   ,ィ´
              ヽ: : 人ノ トiーニ彳¨}-ァ、
             /⌒)斗厶:::ヘ_夭/:::::::__>、
            く: : : /: :ノ¨{i ̄ ̄`¬<    ` 、
             〉ノ: } }  ヽヽ.__,/必      ヽ.
               {__,ノソ     iTllT //  }}    .ハ
            ィ′リ       l l ll// i 〃    ,'  ',
          ,ィこ{: :/::}      l l l/  i /    ,    i
            了ィ介-くハ      l l/  /     i    i
            レ': : |r-ヘハ     |/  ,'      ,    ヽ.
          /{: : : i|   ヽ.     ,' i  il            \
            / i: : : |ヽ.   ヽ    ! i   il       ,. -──-ヘ.
         くヽ ゝ: :i-'ニ⌒ニ-\  l l  il      /イ丁 ̄ ̄`ハ

7 :マロン名無しさん:2006/12/19(火) 18:45:49 ID:???
「東京トイボックス」をお願いします。

8 :マロン名無しさん:2006/12/20(水) 05:58:18 ID:Ea2+MKUX
保守

9 :マロン名無しさん:2006/12/20(水) 12:04:56 ID:???
んむ

10 :マロン名無しさん:2006/12/20(水) 20:12:40 ID:???
「天使じゃない!!」しげまつ貴子 と 「G線上の猫」宮城とおこ を教えてください
よろしくお願いします

11 :マロン名無しさん:2006/12/20(水) 23:30:22 ID:???
吉田秋生「夢みる頃を過ぎても」ぜひぜひお願い致します。

12 :マロン名無しさん:2006/12/21(木) 04:46:17 ID:???
バナナフィッシュの人だっけ

13 :マロン名無しさん:2006/12/21(木) 12:38:26 ID:???
昔のドラマにそんなタイトルのがあったな

14 :マロン名無しさん:2006/12/22(金) 01:13:05 ID:???
保守するジョー

15 :マロン名無しさん:2006/12/22(金) 15:38:28 ID:???
赤松健「ラブひな」のストーリーお願いします。

16 :15:2006/12/22(金) 18:16:16 ID:???
できるだけくわしくおながいします。

17 :マロン名無しさん:2006/12/22(金) 21:03:07 ID:???
「委員長お手をどうぞ」
膝丈スカート・みつあみ・やや釣り目気味の目に眼鏡、と
かなり「委員長顔」なために学級委員長になった女の子からはじまり、
放送委員長・文化祭実行委員長・飼育委員長やら
校内の様々な委員長たちの日々が一話完結で語られて行く。
お昼の牛乳を運搬する牛乳委員長やら、
カトリックな学校で礼拝堂を管理する宗教委員長やらのマイナーなのも出てくる。

18 :マロン名無しさん:2006/12/22(金) 21:49:40 ID:???
その一話完結の内容まで書いてほすぃ

19 :マロン名無しさん:2006/12/23(土) 00:06:41 ID:???
ほしゅ

20 :マロン名無しさん:2006/12/23(土) 02:12:51 ID:???
白井恵理子の「黒の李氷・夜話」を詳しくお願いします。

21 :マロン名無しさん:2006/12/23(土) 11:31:24 ID:???
エリート狂奏曲のストーリーを長文で詳しくお願いします。。


22 :マロン名無しさん:2006/12/23(土) 13:01:25 ID:???
>>20
詳しくかあ…時間かかるだろうけど、やってみます。
気長にお待ちを。

23 :黒の李氷・夜話 設定など:2006/12/23(土) 16:00:43 ID:???
●ストーリー、設定など
・中国古代王朝「夏」から近代「清」に渡る長い歴史の中で出会いと別れを繰り返す宿命の恋人たち「李氷」と「セイ」。
・2人の関係を軸に、人の心に巣くう暗黒や業によって生み出された妖怪退治譚の側面を持つ。
・天界には「天帝」と呼ばれる神が君臨し、李氷は天帝と志を
異にする実力者「太上老君(『史記』での老子)」に造られた
“生きる泥人形”に、ある別の神が宝玉の心臓を埋め込み、実体化。
・後半には天界の神将、顕聖「二郎神君」が登場し、天帝の使者として李氷と敵対する。
・李氷は基本的に不老不死で不死身、様々な妖術を操り、普段は占い師をしている。
・深刻なダメージを受けたり、感情の爆発によって鬼の姿になる事がある。
・畢方(ひっぽう)という一つ目、一本足の巨大な怪鳥を連れている(出典:山海経)
・畢方は普段、李氷が纏う黒いマント様の服に擬態しており、必要に応じて変身。
・セイは歴史の混乱期に(主に)男装の麗人として転生し、辛い人生を送る。
・転生時には前世の記憶を無くしている事が多いが、たまに覚えている事も。
・セイという名は彼女が初登場時、商の開祖「成湯」であった事から李氷が呼んだ。
●出版
・1990〜1996年 角川ASUKAミステリーDXに不定期連載。
・ASUKAコミックス全7巻(絶版)
・ホーム社文庫 全3巻
●その他
・ショートストーリーを含む全16話。
・歴史上の人物が多数登場するが、出来事は虚実織り交ぜたファンタジー。
・書き人が中国の歴史に詳しくないので、あまりツッこまないでもらえれば…と思います。

24 :マロン名無しさん:2006/12/24(日) 06:08:44 ID:???
リク主じゃないけど期待。

25 :マロン名無しさん:2006/12/24(日) 20:15:29 ID:???
保守

26 :黒の李氷 夏朝幻想:2006/12/24(日) 22:47:43 ID:???
●時代、人物
・BC17世紀 夏王朝 帝傑
・セイ→成湯
●本編
 巨大な木のうろの中で碁をうつ老子と李氷。老子が長考に入り、退屈になった李氷は町へ出る。
 老子が考え込んでしまうと、人界の時空が狂ってしまい、時には何十年も経ってしまったりするのだ。
 道すがら、李氷が占いで人々の耳目を集めているところへ、若く綺麗な男とその妹・淑玲(スーリン)が通りかかる。
 スーリンに頼まれ男の卦を見た李氷には、現王朝・夏で近々起こる大量殺人のイメージが湧く。
「ひび割れた四つ目の巨像、鎌を持った美女…この国での大量殺人にあんたは深く関わるようになる。
あんたは犠牲者達を救うために挙兵するだろう」
 口には出さなかったが、そのきっかけはスーリンが犠牲者となる事である。
 「インチキだ」と背を向ける兄妹と別れ、夏の都で遊んだ帰り道、ざわめく沼の地縛霊に引きずられる李氷。
「あたしは妹嬉(ばっき)、百年前にこの沼で死んだわ。
それからずっと、すてきな王子様を待っていたの」
沼の底には多数の人骨が沈んでいる。
 そうなってはかなわんと、李氷は腐りかけた死体の様な妹嬉に取引を持ちかける。
「そのスプラッタなご面相じゃ王子様は現れないぜ。
僕は反魂の術が使える。君をとびっきりの美人に甦らせてあげようじゃないか。
でも、本当はタブーだから、君が王子様に会えたら元に戻すよ」
 納得した妹嬉に術をかけ、逃げ出す李氷。
 美女として甦った妹嬉は月明かりの下、美しい裸身を晒す。
 そこへ偶然に通りかかったのは、まだ若い夏皇帝・帝傑。
 2人は一目で恋に落ち、妹嬉は彼の妃となる。
 しかし、帝傑に愛されるほどに、妹嬉の不安は増してゆく。
――この国にはまだ、美しい娘がたくさんいるのよ。花は…一輪で充分だわ――
 歪んだ情念に捕らわれた妹嬉は宮廷の隅の堂に放置されていた巨像に目をつける。
 それは鋭い牙に四つの目を持った蚩尤(中国神話で黄帝と戦ったとされる荒神)の像であった。
 帝傑によると、昔はこれを鎮めるために生贄が捧げられていたというが、今はひび割れて態をなさないのだ。
 妹嬉は像を修復し、言う。
「生贄が必要だわ。とびきり美しい娘をたくさん捧げなくてはね!」

27 :マロン名無しさん:2006/12/24(日) 23:22:14 ID:???
新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん をお願いします

28 :マロン名無しさん:2006/12/24(日) 23:57:27 ID:???
>>21
コミックス全巻持ってるのでやってみる。
数日待ってください。

29 :黒の李氷 夏朝幻想:2006/12/25(月) 00:00:21 ID:???
 5年後。うっかりと昼寝をしていた李氷は、冒頭の若い男と再会。
「僕は5年も眠ってたのか!おや、あんた知ってるよ。
あの妹は2年前に死んだろうけど。なんなら、占ってやろうか?」
 男の名は商の王(ここでは大名のようなもの)成湯。スーリンを殺され、敵討ちに兵を連れ夏へ向かっていた。
「おまけに…僕にはラッキーな事に、あんた女だ」
「教えてやろう。5年前に妃になった妹嬉は10万もの若い娘を殺した。
この成湯、妹嬉と帝傑を斬り、夏を倒す!」
「妹嬉!?妹嬉だと!?」
「商の後継に男として育てられた私の分まで、妹には幸せになってほしかった…」
 成湯の涙の原因は自分にあると思った李氷は成湯の兵に加わり、夏へ向かう。
 20万の軍勢を持って成湯は夏を攻め、都へ入る。
 戦争とはいえ、町の住民が見当たらない事が不思議であった。
 成湯のクーデターの報せに妹嬉は呟く。
「崩させないわ。だって、ここは私の夢みた都。
許さない…私も…蚩尤も」
 その言葉に応えるように蚩尤の巨像は動き出し、成湯を目指す。
「あれはまさか、妖神蚩尤!?娘達の行き血を浴び続けて力を持ったな!!」
 李氷は成湯を連れ、手近な民家へ避難するが、住民達は時が止まったまま固まっていた。
 生きながら石像になったかのような姿を見て、成湯は恐怖する。
「李氷…私、怖い…怖くてたまらない…こんな敵初めてだ!
もう戦えない!ここで…ここで自害する!」
 泣き叫ぶ成湯の腕を掴み、李氷は無理やりにキスをする。
 成湯は李氷の頬を打つ。
(李)「落ち着いたか?」(成)「…ん」
「領民がこうなっちまったのは、蚩尤が動いてるからだ。
この都と蚩尤の動力は一つなんだ。妹嬉が鍵を握ってる。行こう!」
 李氷と成湯は畢方に乗り、妹嬉が住む宮廷の奥へ。
 妹嬉は大鎌を持ち、成湯を待ち受けていた。
 成湯は妹嬉の胸を剣で刺し貫くが、妹嬉は薄笑いを浮かべ、成湯を振り払う。
 床に叩きつけられた成湯に鎌が振り降ろされようとした時、李氷の声。
「そこまでだ、妹嬉!僕を覚えているだろ?」
 妹嬉は慌てて宮殿の奥へ逃げる。長椅子に行儀良く座っている帝傑にしがみつく妹嬉。

30 :黒の李氷 夏朝幻想:2006/12/25(月) 00:47:05 ID:???
「ふーん。夢が叶ったじゃないか。それがあんたの王子様かい?」
「この人にさわらないで!」妹嬉は帝傑に伸ばした李氷の手をはらう。
「あなたは魔の者でしょう。汚い手で私のさわらないで」
「そーですよ。あんた霊だけど一応人間だし、俺ぁきたねえ化け物さ。
でもよ―――その王子様、人かい?っていうか、生きてんの?」
 そこへ成湯がやってくる。
「その帝傑も領民も、全部あんたが描いた夢だったんだな。
君が沼の中で描き続けた理想郷だったんだろう?
この王朝は、本当は存在しないんだ」
「そうよ…夏は妖神蚩尤を祀ったため天帝の怒りに触れ、焼き滅ぼされたの。
だけど私には、王子様が必要だった。君臨する王朝が必要だった」
 その一途な想いと蚩尤の無念が重なり合い、幻の夏を作り上げたのだった。
「もう望みは叶っただろ?元に戻すよ」
 妹嬉は帝傑をしっかりと抱きしめ、朽ちてゆく。同時に帝傑や
領民も蚩尤の像も、まるで砂の塔が崩れるように、サラサラと消えてゆく。
そして、夏王朝も。
「私は…私達は存在しない王朝に仕えていたというのか!?
亡霊の王朝に沢山の人々も、スーリンも殺されたのか!?
そして李氷、貴様が諸悪の根源だったのか!この化け物!!」
 成湯は李氷の首を落とすと、剣を支えに泣き崩れる。
「いってえな」
 自分の首を脇に抱え、李氷が立っている。
「化け物で悪かったな!人を生贄にしたり、戦をしたり、人間のがよっぽど化け物じゃねぇかよ!
………チェッ。ファーストキス、だったんだ…ぜ」
 悲しげな顔をして、李氷は消えた。呆然とする成湯。

 相変わらず考え込んでいる老子の所へ戻った李氷は「たーいくつだった」と頭を掻くのだった。
【夏朝幻想 了】

31 :李氷書き人:2006/12/25(月) 00:53:44 ID:???
1回目を送った直後ににゃんこアタックに遭遇、愛機が逝っちゃいました…orz
2〜3回目は携帯からなので、見づらいかもしれませんが、ご容赦を。

32 :マロン名無しさん:2006/12/25(月) 02:41:38 ID:???
乙!
むしろ細かく改行してる分、1回目より見やすいくらいだから安心汁。
「汚い手で私のさわらないで」ってとこは「汚い手で私の王子様にさわらないで」の書き間違いってことでおk?

33 :マロン名無しさん:2006/12/26(火) 09:17:59 ID:2XGQYGgN
「ネコマジンZ」をお願いします。

34 :マロン名無しさん:2006/12/26(火) 10:31:42 ID:???
「百合星人ナオコサン」のストーリーをお願いします。

35 :28 エリート狂走曲:2006/12/26(火) 12:35:03 ID:???
エリート狂走曲 弓月光著

まずメインの人物紹介から。

片桐哲矢 主人公 小6〜中1
 兵庫の山奥から東京の小学校に転校してきた男子。
 勉強は理科以外苦手。スポーツは大得意。悪知恵が働く。

美波唯 哲矢と同じクラスの女子
 哲矢に振り回されるのだが、哲矢に好意を持ち、何かと哲矢の助けになる。
 勉強は得意。容姿はかわいい。

志乃田先生 
 哲矢の学校の担任 デブの奥さんがいる。
 哲矢に苦労して何度か精神病院に入院している。

多田京四郎
 哲矢の家庭教師。美男。

信夫尚美先生
 哲矢の小学校の代休の担任。美人。

ほか

ストーリーは全部で7レスになります。



36 :エリート狂走曲:2006/12/26(火) 12:35:44 ID:???

兵庫の山奥から東京の小学校に転校してきた「片桐哲矢(小6・主人公)」とその両親は、
東京の小学校の受験地獄ぶりに唖然とする。そんな中、哲矢の母(30代前半)は息子の
東大進学塾への入塾申し込みをしてしまった。
運動バカで、理科以外の勉強は嫌いで、中学受験にも塾にも興味のなかった哲矢だが、
学校で隣の席になった「美波唯(小6)」にカッペだとか、あの塾は入塾試験が難しい
からあんたなんかに無理だとか言われてバカにされた悔しさでつい「試験がなんじゃい、
ったらええんやろ!? (受からなかったら)ハダカで逆立ちしたらぁ」と
タンカをきってしまう。
そして試験の日、哲矢は学校の教師でもあり、違法と知りつつ隠れて塾の講師もしている
担任の「志乃田先生(推定40代、既婚男)」を脅し、見事!?に合格を果たし、
進学塾に通うことになる。哲矢は唯も脅していたので、唯も哲矢の言いなりになることに。
だが、哲矢の母親は哲矢が進学塾に通うだけでは満足せず、哲矢に家庭教師をつける。
家庭教師としてやってきた「多田京四郎(慶応大学4年)」はロンゲで美形の優男だが
哲矢をビシビシしごくという。哲矢は京四郎を追い出すためにホモのふりをしたり、
京四郎に家庭教師なんかよりもいいバイトがあるとホストクラブを紹介したりするが
全部裏目に出て、「おまえをオレが命がけで東大にたたっこんでやる!」とかえって
京四郎の心に火をつけてしまう。
夏休みになっても京四郎のシゴキを受ける哲矢。そんなある日、塾の夏季合宿の通知が
やってきた。哲矢はこれで京四郎から逃れられると喜ぶが、その合宿にも殺人的
スケジュールと京四郎が待ち構えていた。
耐え切れなくなった哲矢は同じ進学塾に通ってる唯とともに、塾の生徒達を
誘拐して合宿を脱走し、自由で楽しい生活を味わうが、鬼の先生達が追跡してきた。

37 :エリート狂走曲:2006/12/26(火) 12:38:20 ID:???

哲矢の命令で、唯と生徒達は木や草やイガグリなどでトラップを作り先生達を撃退。
しかし、哲矢のやることを熟知している京四郎だけは手ごわかった。
京四郎にかかって哲矢達はあっけなく降参。
だが、志乃田先生は哲矢が原因で頭が変になった上に登校拒否になってしまい、
妻子にも逃げられる。
そして新学期。
志乃田先生の代わりに赴任してきた美人の「信夫尚美(しのぶなおみ)先生(20代)」に
哲矢はメロメロになる。哲矢は、関西弁が大嫌いだという信夫先生に好かれたくて
標準語をしゃべる練習をする。哲矢のことを少し好きになっていた唯はおもしろくない。
家庭訪問の日。信夫先生と哲矢の家に来ていた京四郎が、恋に落ちてしまう。
失恋した哲矢はひどく落ち込んで、死にたいようなことを言って家からいなくなる。
唯は、哲矢が本当に自殺してしまうんじゃないかと心配して町を探し回ったり
哲矢の両親に相談していた。
一方、哲矢は偶然町で出会った志乃田先生に泣きつき
志乃田先生の男の一人暮らし(妻子に実家へ逃げられたので)のアパートで
志乃田先生をまた困らせた上に、まったりしてからうちに帰ってきた。
哲矢の安否を心配していた唯と哲矢母は、帰ってきた哲矢を平手で殴る。
唯に「ごめんな…」と謝る哲矢。
その日の晩、哲矢は唯を強姦する夢を見てしまい、生まれて初めての夢精。
いやらしい夢を見てしまった哲矢は唯の顔がまともに見れなくなり、唯を避ける
ようになる。唯は哲矢に嫌われたと思い込んで、哲矢と唯の仲がぎくしゃくする。
一方、就職活動中で短髪にした京四郎は、就職難で仕事がなかなか決まらないのと、
未来のダンナ様がしょぼい勤め先じゃイヤと信夫から言われてたことで悶々としていた。
そんなある日、問題児片桐哲矢を中高一貫の名門校「東方中学」に合格させることが
できたら、東方中学の教師として京四郎を採用するというコネをとりつけた京四郎は
哲矢を絶対に東方中学に合格させる!俺の就職と結婚がかかっている!と燃える。
哲矢の成績は上がっていたものの、まだ東方中学に合格するには全然足りなかった

38 :エリート狂走曲:2006/12/26(火) 12:40:20 ID:???
3
哲矢と唯の仲はぎくしゃくしたままだったが、ある日、唯に片思いしている男子「安富」
と仲良く歩いてる唯を見てカーッとなった哲矢は、「なにがなんでも東方中にはいったる
ぞぉ! 安富なんかに負けへんからなぁ!」と大声で宣言。
それを聞いた唯はニッコリ。哲矢と唯は仲直りする。

東方中学に入るにはクラスで10番以内の成績を取り、担任からの推薦状を貰うのが絶対条
件だった。しかし、担任の志乃田先生は哲矢を天敵に思っているし、哲矢の成績も10番以
内にはまだ遠かった。唯は哲矢は理科の成績だけはいいのだから他の科目ができないのは
なまけてるだけ、週に2回は私が勉強を教えてあげるというが、塾と学校と京四郎と唯か
らの勉強責めに哲矢は発狂しそうになる。

しかし、唯に「あなたが10番以内にはいれたらキス」といわれて発奮した哲矢はとうとう
実力でクラスの10番以内に入ってしまう。
ごほうびのキスは、いまから浮かれていたら東方中学に入れなくなってしまうからと
哲矢の提案で合格するまでおあづけにした。

大晦日も勉強付け。
新年は哲矢と唯が志乃田先生のアパートに新年の挨拶。
やはり志乃田先生を困らせてしまう哲矢。志乃田先生は精神的ショックを受けて入院。
代わりの担任としてまた信夫先生がやってきて哲矢大喜び。

哲矢は模試でも東方中の合格確率が60〜70%と出てさらに気をよくする。
しかし、その模試の成績での東方中に入れる実際の確率はせいぜい30%だという。
ここまで頑張ったのにたったの30%!?と落ち込んでやる気がなくなる哲矢を
無理やりにでも勉強させて合格させるために、唯は哲矢のうちに住み込んで一緒に
勉強するという。唯の母は猛反対するが唯の決意は固かった。
東方受験日まであと20日。

39 :エリート狂走曲:2006/12/26(火) 12:43:11 ID:???
4
哲矢の成績の一番のガンは算数。算数さえなんとかなれば、今の哲矢なら合格できそう
だったのだが、算数が致命的に出来ないことが足をひっぱっていた。

そんなある日、東方中の「門井先生」が、夏期合宿で哲矢のことを気に入ったからと
今年の東方中の入試問題のコピーが入った封筒を哲矢に渡す。
京四郎と唯は震えながらも、入試問題の暗記を哲矢に勧めるが、不正で受験するくらい
なら東方なんか受けない、ボクは公立に入る!と哲矢は猛反発する。
唯は、唯は寒い冬の風呂場で冷たい水をかぶって「神さま、どうか哲矢クンの気持ちを
変えてください。あたしと一緒に東方を受けさせてください!」と真剣に祈る。
その様子を目撃した哲矢は不正をしてでも唯と一緒に東方中に行こうと決意する。

無事合格を果たした?哲矢は、唯と約束のキスをして、その上、唯の母からも
交際をしぶしぶ認めてもらってご機嫌。
春休みは、哲矢と唯は哲矢の田舎で過ごすことにする。だが、これが大喧嘩のもとに。
田舎には哲矢の昔の彼女の「河合純子(哲矢と唯と同じ学年、美少女)」がいた。
純子は転校で離れ離れになったあともずっと哲矢のことが好きだった。そして修羅場。
哲矢は唯に謝るが、唯はそう簡単には哲矢を許すつもりはないようす。
4月。東方中学の入学式。
唯は中学の男子生徒から自分が「あの子かわいい」などとささやかれてるのに気づいて、
哲矢に「男の子はあなただけじゃないのよ。ステキな人いっぱい」と嫌味を言う。

40 :エリート狂走曲:2006/12/26(火) 12:46:40 ID:???
5
東方中学に赴任していた志野田先生(!)と新任教師多田京四郎先生と、
唯、哲矢の中学生活が始まった。唯と哲矢はなりゆきで仲直り。

そしてクラブ活動。スポーツ万能の哲矢は運動部からひっぱりだこで
哲矢は月曜から金曜まで5つの運動部を掛け持ちすることを決める。
その上、空いた土曜日も野球部の女マネージャー
「佐久間さん(中2)」が可愛かったという理由だけで
野球部の部活日に決めてしまう。

中学になって科目が増えて勉強も難しくなっているのに、勉強しないで部活ばかりして
いた哲矢は早速落ちこぼれて、東方中内の劣等性ばかりが集まった隔離クラス
「予備校クラス」に振りわけられる。一方成績のいい唯は「東大法学部クラス」。
予備校クラスは、中1から中3までの東方で落ちこぼれた生徒達を「大田原先生」
一人で見るクラスで、ボロボロの寮で寮生活をするのだ。
それがイヤなら勉強して上のクラスに行くしかないという。
哲矢は入学後2回目の試験でも学年ビリになってしまい、退学の危機に。
しかし唯が哲矢よりも悪い成績を取ってくれてひとまず哲矢の退学はまぬがれた。
唯と哲矢、二人で予備校クラスに入る。

唯は哲矢に、東方でも勉強して上に行くようにハッパをかけるが、
無理して東方に入った哲矢には、勉強ができる奴らばかり集まっている東方で
さらに上に行くのは普通のやり方では絶対に無理だから、
勉強ができる奴らを蹴落とすしかないとよからぬ考えを思いつく。
それは、哲矢が発注した「私のまわりで勉強しないでください」と書かれた
「嫌勉バッジ(けんべんバッジ)」を学校内で流行らせて、学校の奴らが
勉強しなくなったすきに自分は勉強して成績を上げようという方法だ。
そして学校の平均点が下がる中、着々と順位を上げていく哲矢。

41 :エリート狂走曲:2006/12/26(火) 13:01:28 ID:???
6
「嫌勉バッジ大作戦」は、中の下くらいの生徒には効いたが
トップクラスの生徒達には効果がなかった。
そこで哲矢は次の大作戦・嫌勉大賞を哲矢は計画した。
それは「唯と佐久間のキスとデートを成績が最も落ちた者に贈る」という企画。
この企画にはトップクラスの秀才達も釣られた。哲矢はその間に猛勉強。

東方の生徒達の平均点が落ちまくる中
期末テストでは200人中9位になった哲矢。
さすがにこれは東方の秀才達から哲矢は猛反感をかってしまい
もう今後は嫌勉バッジ作戦はつかえそうもない。
哲矢は関東地区学校選抜テストにも中学を代表として出場。

哲矢は一日18時間の勉強三昧の生活を続けた結果
唯の成績も哲矢はズルではなく実力で抜いてしまった。
今まで哲矢の成績アップを応援してきた唯も
自分が成績を抜かされたことには大ショックを受ける。

しかし今の哲矢は、自分の成績さえあがればよく、
勉強のしすぎで体力が落ちた上に
唯のことも「成績落ちたのは自業自得やろ?」とツラッと言うような
男になってしまっていたのだ。
その哲矢の様子を見て、田舎から上京してきた哲矢の祖母が大激怒して
哲矢を説教。

42 :エリート狂走曲:2006/12/26(火) 13:02:38 ID:???
7
「哲矢むかしは女の子を泣かせても平気でおれる人間やったか?
 勉強も大事やけど、ほかの人の気持ちもわからんような人間になったらしまいやで。
 おばーちゃんがおる間に唯ちゃんと仲直りしなさい!」
祖母は、哲矢と唯が仲直りできなかったら哲矢の根性を叩きなおすために
哲矢を田舎にしばらく帰らせるという。祖母の決心は固い。
哲矢は唯に謝りにいくが、哲矢も唯も仲直りしたいのに素直になれなくて
ケンカになってしまい、哲矢の田舎帰りが決定に。
唯は前の哲矢みたいなハチャメチャだけど思いやりがあってたくましい哲矢に
戻ってほしいと思っていたから哲矢の田舎帰りを止めなかったのだが
いざ田舎に哲矢が田舎に帰る日になると「行っちゃいやだ!」という想いが炸裂して
哲矢と祖母が乗る新幹線を追いかけるが、ギリギリのところで二人はすれ違ってしまう。
その上、祖母が言うには、哲矢がどこかへ消えてしまったという。

哲矢が行方不明になって1週間たったある日。
学校の校門にボロボロのホームレスのような男が現れる。
それは哲矢だった。唯に会うために、ヒッチハイクで東京に戻ってきたのだ。
唯は校庭まで走って哲矢に飛びついて、キスをする。
生徒達は窓からその様子を見てワーッとはやしたてた。
唯と哲矢の二人は学校名物のカップルになり、キスシーンが卒業アルバムにも載る。

そして推定18年後。
年老いて白髪になった志乃田先生が古い卒業アルバムを見ながら
哲矢と唯がいた頃のことを思い出していた。
志野田先生は
「何せアホ(片桐哲矢のこと)のせいでオレの教師生活7年を棒に振ったものな。
 教頭になって少しは女房にいいところ見せないと…」などと言っていたのだが
30代前半の哲矢と唯夫婦の娘と息子「達也とルイ(中学自体の哲矢と唯にそっくり)」が
東方中学に編入してくることが決まって、志乃田先生は叫び声を上げる。
志乃田先生の苦難はまだまだ続く…【完】

43 :エリート狂走曲:2006/12/26(火) 13:07:46 ID:???
エリ狂は昭和52〜53年の週刊マーガレットに連載されていた漫画です。
当時は少女漫画誌に、今の時代なら青年誌や少年誌に載るような
内容や絵の漫画も載っていたのです。

44 :エリート狂走曲:2006/12/26(火) 13:16:28 ID:???
1
「試験がなんじゃい、
入ったらええんやろ!? (受からなかったら)ハダカで逆立ちしたらぁ」と


3
おあづけ←おあずけ



45 :マロン名無しさん:2006/12/26(火) 14:11:41 ID:???
担任教師を精神病にしたり不正で塾や中学に入ったり他人の成績を落とそうとしたりする奴が
はちゃめちゃだけど思いやりがあるってことになってるのか。

46 :マロン名無しさん:2006/12/26(火) 17:08:54 ID:???
あらすじで読んだらドキュだけど、実際の漫画で読んだら面白いよ。

47 :マロン名無しさん:2006/12/27(水) 18:44:31 ID:???
ジョジョの1部、2部、3部のストーリーも教えてほしい。
過去に読んだことはあるんだけど
文章の上手い人の長文のあらすじで読みたい。

48 :マロン名無しさん:2006/12/27(水) 18:47:22 ID:???
>>45
あらすじでは省略されてるけど、担任の志乃田先生も
哲矢に腐った中華料理食わせて食中毒にさせようとするし
唯ちゃんも、新幹線に爆弾しかけられてると狂言電話して
新幹線止めようとするし、出てくる登場人物みんなメチャクチャなので
そのへんは漫画のギャグだからとわりきって読んだほうがいい。



49 :マロン名無しさん:2006/12/28(木) 00:37:39 ID:???
>>11さん
「夢みる頃を過ぎても」は、通称「楽園シリーズ」と呼ばれている
スクールライフものの連作短編集のタイトルで、「夢みる〜」はその
まとめ的な最終作になってますが、依頼は作品集全体についてですか、
それとも短編単体についてですか?

50 :マロン名無しさん:2006/12/28(木) 08:01:33 ID:???
>>42 訂正

×「達也とルイ(中学自体の哲矢と唯にそっくり)」

○「×「達也とルイ(中学時代の哲矢と唯にそっくり)」

51 :マロン名無しさん:2006/12/28(木) 09:27:24 ID:???
星野リリィの、コミックバーズに載った「おとめ妖怪 ざくろ」と
comic SYLPHに載った「ユイ、316歳」を教えてください。

52 :マロン名無しさん:2006/12/28(木) 17:15:31 ID:???
・機動戦士ガンダムF90(サイバーコミックス版)
・機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
のストーリーを教えて欲しいです。
よろしくお願いいたします

53 :11:2006/12/28(木) 19:22:40 ID:???
>>49
えっ?!シリーズものとは知りませんでした
なので作品集全体でお願いします。すごく詳しくという形でなくて
全然かまわないので、もし書いていただけるなら宜しくお願いします。

54 :49:2006/12/28(木) 21:49:43 ID:???
>>53
了解しました。それでは「夢みる頃をすぎても」予約します。
なるべく年内に書きます。

55 :李氷書き人:2006/12/29(金) 16:06:42 ID:???
>>32
ありがとうございます。
仰るとおり、王子様が抜けてますね。

まともサイト管理人様、お手数ですが>>31の2行目、妹嬉のセリフ
「汚い手で私のにさわらないで」を
「汚い手で私の(王子様)にさわらないで」
()部分付け足しをお願いします。

56 :マロン名無しさん:2006/12/30(土) 07:06:11 ID:???
.

57 :マロン名無しさん:2006/12/31(日) 13:43:34 ID:qsJ6Qp6C
「それでも町は廻っている」をお願いします。

58 :マロン名無しさん:2006/12/31(日) 19:12:58 ID:???
尾田栄一郎と鳥山明の合作漫画「CROSS EPOCH」を教えてください。

59 :マロン名無しさん:2006/12/31(日) 20:52:39 ID:???
>>58
Wikipediaで「CROSS EPOCH」を検索したほうが早いぞ。
まあそのページで「ストーリー性などはほとんど無に等しい」と言い切られてるわけだが。

60 :マロン名無しさん:2007/01/01(月) 03:23:08 ID:???
あけおめ保守

61 :マロン名無しさん:2007/01/01(月) 18:07:24 ID:???
本年のお年玉代わりに、「バビル2世」を8レスで投稿します。

62 :バビル2世 第一部 1/2:2007/01/01(月) 18:08:16 ID:???
日本の少年、山野浩一は毎夜奇妙な夢に悩まされていた。
聖書の「バベルの塔」そっくりなその夢は、夜ごと鮮明になり、浩一に呼びかける。
そしてある夜、家に降り立った巨大な怪鳥に乗って、浩一は呼ばれるままに飛び去ってしまった。
怪鳥が彼を運んだのは、砂嵐に包まれた砂漠の中の遺跡。そこには高度なコンピュータが備えられており
浩一はそのコンピュータから、5000年前に用意されたメッセージを受け取った。
5000年前、バビルという名の宇宙人が事故で地球に不時着した。彼は救援を求めるための目印として
土地の王に巨大な塔を作らせようとしたが、当時の地球人には機械を扱う知識が無く
ささいな不注意から、塔もろとも機械を爆発させてしまったのだ。これが「バベルの塔」伝説の真実だった。
バビルは帰郷をあきらめ、定住して地球人との間に子供をもうけたが、内心は孤独に苛まれていた。
そこで彼は、はるか未来に生まれてくるだろう、自分と同等の能力を持つ子孫に対し
地球外文明の科学技術を与えるべく、バベルの塔の廃墟に己の遺産を隠したのである。
そう、浩一こそ宇宙人バビルの後継者と認められた「バビル2世」であった。
要塞化されたバベルの塔と、バビル2世のために控えた「三つのしもべ」は
世界征服すら可能にする強力なものだったが、浩一はこの力を平和のために使うことを選ぶようになる。

バベルの塔のコンピュータによって、その潜在能力を引き出され超能力者となった浩一は
コンピュータの指示に従い、ヒマラヤに居を構えるヨミという男に会いに行った。
大勢の信者を従えたヨミは、バベルの塔についても知っているらしく、浩一がバビル2世だと確信すると
彼とよしみを結び、ともに世界を征服しようと持ちかけてきた。
しかし、彼が残忍な男だと見た浩一が申し出を断ると、ヨミはすぐさま浩一に攻撃を仕掛ける。
ヨミの念力で操る石巨人ゴーリキを、浩一は三つのしもべのうち不定形生命体「ロデム」と
巨大怪鳥「ロプロス」の力で退けた。
この敗北を知ったヨミは、バビル2世との全面対決を決定する。
一方でヨミの力を調べようとした浩一は、ヨミのアジトに高度な科学設備が備えられていたのを見た。
ヨミはただの狂信者のリーダーではなく、世界規模の秘密結社を抱えた陰謀家でもあったのだ。

63 :バビル2世 第一部 2/2:2007/01/01(月) 18:09:10 ID:???
ヨミの企みとは、人体改造技術によって世界中の要人を自分に従う改造人間に置き換え
世界を牛耳るというものであった。
この企みを看破した浩一は日本の国家保安局にこの情報をリークし、保安局の協力を得ようとする。
一方ヨミは、手駒のひとりであるR国のソドム大佐を介し、バベルの塔を攻撃させるが
塔はこの攻撃を退け、逆にソドム大佐を捕らえて彼からヨミの情報を引き出した。
情報に従い浩一は、ヨミの人体改造施設を三つのしもべの一、鉄巨人「ポセイドン」で爆破する。
計画に大打撃を受けたヨミだが、この戦いの中でヨミはひとつの事実を思い出す。
ヨミもまたバビルの血を引くものであり、かつてバビル2世候補としてバベルの塔に招かれたことがあった。
しかし彼の能力はバビルの定めた基準にわずかに足りず、塔に関する記憶を消され追放された。
この記憶から、ヨミは自分の能力が浩一に決定的に劣るものではないという自信を得る。

ヨミの部下たちは、浩一が手を結ぼうとした国家保安局の局長を人質にして浩一を捕らえようとした。
しかし三つのしもべのまえにヨミの部下たちは惨敗し、逆に浩一がヨミの本拠地に入り込むことを許してしまう。
地下に立て篭ったヨミに猛攻撃を浴びせる三つのしもべ。だがヨミは反撃の糸口を見出した。
自分もバビルの末裔なら、その思念波は三つのしもべに届くはず。ヨミは自己暗示で浩一になりきり
三つのしもべに命令を発した。するとしもべたちは混乱し、浩一とヨミの間で右往左往し始める。
しもべの予想外の反乱によって負傷し退く浩一。しかしヨミは、巨大なロプロスとポセイドンに気を取られ
ひそかに基地内に入り込んでいたロデムを見落としていた。ロデムは基地の自爆装置を誤作動させ
基地は大爆発。かろうじて脱出したヨミを残して壊滅してしまう。
この上は自ら浩一と決闘して雌雄を決すべしと、ロプロスを操ってバベルの塔へ向かうヨミ。
しかしそれは浩一も望むところであった。塔を守る砂嵐の中で二人の対決が始まる。
最初、対決は続けざまに衝撃波を浴びせるヨミの優勢に見えた。だが、やがてヨミはくたくたに疲労し
逆に浩一は平気な様子で立ち上がる。浩一はわざと攻撃を受け、その力を吸収していたのだ。
衰弱したところへ浩一の攻撃を受け、ついにヨミは倒れ、砂嵐の中に打ち捨てられたのであった。

64 :バビル2世 第二部 1/2:2007/01/01(月) 18:10:17 ID:???
ヨミとの戦いからしばらくして、日本で旅客機の墜落事故が発生した。
乗り合わせていた自衛隊の司令官だけが奇跡的に助かったが、浩一はこの事件に疑問を持つ。
調査したところ、司令官は何ものかの操る改造人間と化していた。
浩一は、司令官を守っていた恐るべき霊媒師と戦って破るが、その霊媒師も別の刺客に粛清された。
バベルの塔のコンピュータは、一連のデータからこの事件がヨミの陰謀に酷似していると分析する。
そう、浩一が倒したと思っていたヨミは、仮死状態になることで浩一の目を逃れ生き延びていたのだ。
あの敗戦で、ヨミはひとつの確信を得ていた。自分や浩一の持つ超能力は無尽蔵のものではない。
超能力を使いすぎたときの脱力感は単なる疲労ではなく、生命力そのものの枯渇であり
力の使いすぎは死に繋がる。つまり、超能力を乱発させれば浩一を倒すことも可能…
一度死にかけた自分だからこそ気付いたこの事実を、まだ浩一は知るまいとヨミは判断し
自分の集めていた多数の超能力者たちをバベルの塔に差し向け、浩一と戦わせる。
ヨミの刺客たちの超能力は浩一に及ぶものではなかったが、戦い慣れした彼らの戦術によって
浩一は毒針を受け重傷状態に陥ってしまう。
この機を逃さず、ヨミは増援として強力なロボット、バランを投入。バベルの塔へ侵攻した。
侵入者を殺す塔内の罠を粉砕して進むバランは、ついに浩一の寝室へ到達、浩一を惨殺する。
勝利を喜ぶヨミ。しかし、倒された浩一の正体はロデムの擬態だった。
バランも超能力者部隊も全滅し、逆に彼らの通信機からヨミの本拠地が浩一に知られてしまう。
回復した浩一の出撃を妨害するため、ヨミは近隣国の軍隊を操ってバベルの塔を爆撃させる。
この軍隊を退けることは簡単だが、あまり派手に迎撃すればバベルの塔の存在が露見することになる。
浩一は、降り注ぐ爆弾を自らの念動力でそらし、直撃を避けることで塔を守るが
今までになく超能力を振り絞った浩一の体には強い疲労感が残った。
この疲労の正体について、浩一はコンピュータに問うが
コンピュータは、疲労が超能力の使いすぎによるものと答えはしても
「超能力を限界以上に使いすぎるとどうなるか」は決して答えようとしないのだった。

65 :バビル2世 第二部 2/2:2007/01/01(月) 18:11:09 ID:???
浩一はロプロスに乗り、ヨミの秘密基地を強襲した。
ヨミの放った戦闘機が迎え撃つがあっさり破れ、ロプロスは捕獲した戦闘機を盾に基地に迫る。
このままロプロスに着陸を許せば被害は甚大。ヨミはあえて戦闘機もろともロプロスを撃つよう命じ
対空砲の集中砲火に晒されたロプロスは戦闘機を放して逃走した。だが、これも浩一の計略だった。
開放されて基地へ逃げ帰った戦闘機にこっそり張り付いて、浩一は秘密基地への潜入を遂げる。
基地内勤務の超能力者にすりかわり、基地の奥へ進む浩一をいぶりだすために
ヨミは再びバベルの塔を爆撃させ、その映像を基地内に流して浩一の動揺を誘う。
正体を暴かれ、超能力者やロボット軍団の波状攻撃に追い詰められていく浩一。
だが、そこに三つのしもべが駆けつけた。しもべたちの圧倒的攻撃力が基地を破壊していく。
ここでヨミは、基地の最深部に一人で篭り、新開発のテレパシー増幅装置を持ち出した。
自らの思念波を機械で増幅し、三つのしもべの支配権を奪い取って反撃しようというわけだ。
装置を介した強力な思念波に操られた三つのしもべは、浩一に反旗を翻し
ヨミの部下たちとともに浩一を追い始める。かろうじて攻撃をかわしていくものの、今や瀕死の浩一。
だが、通風孔に逃げ込んだ浩一を追いつめたかと思った時、三つのしもべは突如動きを止めた。
なぜヨミは攻撃を止めたのか?浩一を見つけ出すこともできず、ヨミの部下たちはいたずらに時を過ごす。
そして一夜明けた朝、動き出した三つのしもべは基地の破壊を再開した。
自分たちの主がどうなったのか、テレパシー増幅装置の部屋へ入った部下たちが見たのは
増幅装置に腰掛けたままミイラ化したヨミの姿だった。
ヨミが増幅装置のつもりで作り上げたのは、自身の超能力を強制的に放出する機械であり
一時的に高い出力を得ることはできたものの、彼は急速に自分の生命力を使い果たして衰弱死したのだ。
ヨミの死を知った浩一は、最後に基地のコンピュータを爆破する。
直後に自爆装置が作動し始め、ヨミは彼自身の野望と共にヒマラヤの万年雪に埋もれていった。

66 :バビル2世 第三部 1/3:2007/01/01(月) 18:13:32 ID:???
ヨミの死から間もないころ、米国の人工衛星が突然軌道を外れ、日本のとある山村に墜落する。
山村の住民、そして衛星回収に訪れた米軍兵士たちは、次々と血を吐いて死んでいった。
独自の調査でこの事件を知った浩一は現場を訪れ、生き残っていた一人の男を発見する。
何かに操られるように浩一を攻撃してきた男を捕獲し、バベルの塔のコンピュータに分析させた浩一は
一連の怪異の正体が宇宙からのビールスであると知った。
このビールスは、適合して生き延びた宿主を支配して操ると同時に
宿主を守るためにその肉体を超人化し、さまざまな超能力を与えるのだ。
過去にもこのビールスは地球に降りてきたことがあるが、ニンニクなどの特定植物に弱いという性質があり
その影響は、ごく一部地域で吸血鬼伝説として語り継がれる程度に留まっていたらしい。
コンピュータは更なる研究を行おうとしたが、ビールス人間はコンピュータを破壊して逃走。
しかもその際、ビールス人間は浩一とヨミの戦いに関するデータを獲得し
ヨミを宇宙ビールスの力で蘇らせ、自分たちの味方につけようとヒマラヤへ向かっていた。
ロプロスに乗ってビールス人間を追った浩一は、今まさにヨミの屍を掘り出していたビールス人間を発見し
ビールスを駆除する薬を打ち込んで彼を倒す。だが、ビールス人間との戦いに気を取られているうち
ヨミの屍は忽然と消えうせていた。ビールスによるヨミの蘇生計画は達成されてしまったのだ。
蘇生したヨミは再び世界征服を企み始める。だが、ビールスにも予想できぬことがあった。
強い精神力とプライドを持つヨミは、ビールスの支配に抵抗し、あくまで過去の陰謀の延長上で
組織を操り、自分の超能力と計略をめぐらすことで世界を征服しようとしていたのだ。

ヨミの新たな基地を探し出すべく、浩一は世界各地を探索し始めた。
だが、ある高山地帯を調べようとしたところで、突如降り注いだ雹によって調査をさえぎられてしまう。
実はこの雹、ヨミの超能力によって山全体に降り注いだものであった。
今や、ビールスの増強効果で浩一を上回る超能力を獲得していたヨミだが
過去の2度の敗北ゆえに浩一を高く評価していたヨミは、決しておごることはせず
慎重に力を蓄え、浩一を迎え撃つことを計画する。

67 :バビル2世 第三部 2/3:2007/01/01(月) 18:14:13 ID:???
ヨミのかく乱戦術に惑わされていた浩一だが、やがて秘密基地の存在を悟り、基地に迫る。
通常兵器では歯が立たないと知るヨミは、自身の超能力を限界まで振り絞り
浩一に「基地が壊滅した」幻覚を見せることで、彼を追い払うことに成功した。
この幻覚攻撃のために、ヨミもかなり消耗してしまうが、そうして稼いだ貴重な時間によって
彼の二つの切り札、ロプロスを模した怪鳥型飛行戦艦「V号」と、ビールス人間軍団が完成する。
幻覚に気付いてふたたび基地へやってきた浩一の前に、完全武装のV号が立ちはだかった。
三つのしもべの攻撃を想定して作られたV号には、ロプロスやポセイドンの攻撃も通じない。
V号の攻撃と、放棄された秘密基地の自爆によって、浩一たちは大打撃を受けてしまう。
自身の回復と、爆発で埋もれたロプロスやポセイドンの掘り出しに手間取った浩一が塔に帰ろうと
ロプロスで飛んでいると、なぜか軍隊がロプロスを撃墜しようと飛んできた。
これもヨミの計略である。V号でバベルの塔周辺諸国を爆撃し、その罪を浩一になすり付けていたのだ。
混乱にまぎれてバベルの塔にビールス人間を送り込み、コンピュータを改造して制圧しようとするヨミ、
塔を守ろうとする浩一に、爆撃の復讐戦を挑んできた周辺国の軍隊も絡んで三つ巴となり
浩一とバベルの塔は大ダメージを追ってしまう。しかしV号も少なからず損傷し
慎重なヨミは、確実に塔を制圧できる戦力を整えるために去っていった。

時間を掛けて傷を治した浩一は、情報を求めて国家保安局長に面会。
そこで、日本のF市で奇妙な通信断絶が起きたとの情報を得た浩一は
保安局のエージェント伊賀野と共にF市へ向かった。
だが、浩一の悪い予感が的中し、すでにF市には多数のビールス人間が生まれていた。
ビールス人間には、手をつなぎ合って集中することで超能力を強化できるという特性があり
町中のビールス人間に結託されると、浩一でも太刀打ちできなくなってしまう。
浩一に立ち向かうべく姿を現したビールス人間たちによって、町中の人間がビールスに感染し
死ぬか、新たなビールス人間となって浩一と伊賀野に襲い掛かる。
駆けつけた自衛隊も、ビールスによる死とビールス人間の超能力攻撃によってあっという間に壊滅。
浩一たちはどんどん追い詰められていった。

68 :バビル2世 第三部 3/3:2007/01/01(月) 18:15:11 ID:???
浩一は伊賀野に連絡を任せて彼を逃がすが、一人になった浩一の前にV号が現れる。
己の手で確実に浩一をしとめようというヨミの攻撃であった。
V号は浩一を爆撃するが、逆に投下孔から新入したロデムに破壊されてしまう。
だがヨミを追い詰めるためV号内に入った浩一は、密かに脱出したヨミによってV号内に閉じ込められ
ヨミが操るロプロスとポセイドンの攻撃によってV号ごと爆破されてしまう。
しかし浩一もさるもの、ヨミの使った非常口を発見し、爆破直前で抜け出していた。
V号を失い直接向き合う浩一とヨミ。
だが浩一が自分に無い「エネルギー吸収能力」を持っているのを思い出したヨミは、浩一と直接戦わず
ビールスに感染した動物たちをけしかけ、浩一の消耗を狙う。
ビールス動物の群れに囲まれ袋叩きにされる浩一。だが、そこへ新たな援軍が登場した。
伊賀野の連絡によって、国家保安局が用意した対ビールス用の薬弾を持った部隊が到着したのだ。
戦力を大幅に失ったヨミは、F市の地下に作られた秘密基地へと退く。
激しい戦いの連続で消耗した浩一だったが、保安局に保護されて休息し力を取り戻すと
地下基地に立てこもるヨミをいぶり出すため、F市じゅうの水道管を破裂させた。
保安局によって下水はふさがれており、地下基地は完全に水没してしまう。
追い詰められたヨミは、一か八か浩一との直接対決に現れた。ビールスで増強されている自分の力で
浩一の吸収能力を上回るエネルギーを叩き込んで浩一を倒そうという算段だ。
だが浩一は、ヨミの部下たちが地下に閉じ込められたまま苦しんでいる事実を突きつける。
意外に部下思いのヨミは、浩一との対決より部下の救出を優先し、大きく疲労してしまった。
浩一への怒りから、膨大な念力を発揮するヨミ。だがその体には限界が近づいていた。
老人のごとき白髪と化したヨミに、容赦なく攻撃を叩き込む浩一。
己の敗北を悟ったヨミは、謎の指令「PH304」を指示する。だがそれは逆転の切り札ではなく
死んだヨミの体を回収するロケット型の棺だった。死体を晒さぬことがヨミの最後の矜持だったのだ。
戦いは終わった。そして浩一は、すでにヨミの死を見て、超能力乱発の果てにあるものを悟っていた。
もはや戦いの必要も無い。バベルの塔とバビル2世は再び砂嵐のかなたへ消えていくのだった。

69 :バビル2世 第四部(完結編) 1/1:2007/01/01(月) 18:16:20 ID:???
ある日、浩一は国家保安局長から奇妙な事件を知らされる。
事故で手や足を失った人間が、死体から手足を移植される手術を受けて復帰した後
次々に「助けてくれ、殺される」と言いながら自殺したというのである。
しかも保安局の情報によると、どうやら移植された手足の提供者は、あのヨミであるらしい。
伊賀野とともにこの事件を調査することにした浩一。
やがて、自殺者が移植した手足の勝手な動きに悩まされていたこと、
そして彼らの死後、再び手足が回収されたことが分かった。。
もしや、ヨミが自らの体を接ぎ木のようにして他人の生命力を利用し、復活するのではないか。
浩一たちは移植手術の大本である全身包帯の男を探し出すが、男は正体を明かすことなく逃げてしまった。

不安を抱きながら、世界中の情報をチェックしていた浩一は
米国の原子力潜水艦が北極海で行方不明になったとのニュースを聞き調査に乗り出した。
だが実は、北極海にはあの包帯男の秘密基地があり、調査に来た浩一とロプロスを攻撃する。
原潜から奪った水爆ミサイルの直撃を受け、ロプロスは破壊されてしまった。
追いついてきたポセイドンと合流し、浩一は更なる調査を進め、ついに秘密基地を見つける。
それは、様々な科学兵器で隠された、バベルの塔によく似た要塞であった。
やはり包帯男の正体はヨミだった。だが、彼はかつてのような壮健な姿ではなかった。
度重なる敗北と死を乗り越え、老人のような姿と化したヨミは、最後の切り札であるこの要塞に立てこもり
浩一との決着、そして世界征服計画の再開を企んでいたのだ。
だが、バベルの塔を模したとはいえ、地球の未熟な科学で作られた要塞は
管理を人間のオペレーターに任せざるを得ず、浩一はその隙を突いて要塞内部に潜入。
真っ先にエアコンを破壊したため、要塞内の気温が低下し、ヨミの部下たちは凍えて倒れていく。
易々とメインコンピュータまでたどり着き、破壊しようとした浩一の前にヨミが現れた。
彼は、ここを壊すと原子炉が爆発し、北極の氷を溶かして地球を壊滅させると説いた。
完敗を認め、野望を放棄して安らかな死を望むヨミの言葉を聞き入れて、浩一は基地を破壊せず去る。
その後、ヨミは要塞を自らの棺に、北極海の底で永遠の眠りについた。

70 :マロン名無しさん:2007/01/01(月) 20:04:38 ID:???
>>62-69
読みごたえあった!
お年玉ありがとうおっちゃん!

71 :マロン名無しさん:2007/01/01(月) 23:26:00 ID:???
乙でいす。

72 :マロン名無しさん:2007/01/01(月) 23:26:48 ID:???
a

73 :マロン名無しさん:2007/01/02(火) 00:27:40 ID:???
乙です。
バベルってこんな話だったのか。

>コンピュータの指示に従い、ヒマラヤに居を構えるヨミという男に会いに行った。
コンピュータが余計なことしなけりゃ何の問題もなかったんだな。

74 :吉田秋生「夢みる頃をすぎても」:2007/01/02(火) 00:48:43 ID:???
あけましておめでとうございます。やっぱり年内はムリでした、ので正月早々の投下です。

この短編シリーズは、昭和52年から57年にかけて、別冊少女コミックを中心に、初期長編「カリフォル
ニア物語」の連載の合間にぽつぽつと描かれたものです。

基本はコメディなのですが、登場人物の雑談シーンという形で、学歴社会や恋愛観について作者の
視点が見られるあたりも面白かったりします。
特にシリーズ後半、女性の登場人物たちが、精神的にも年齢的にも、また肉体的にも「少女」から
「大人の女」へと成長していく過渡期の葛藤や一進一退ぶりは、等身大で妙に生々しいものでした。

ストーリー展開やキャラの行動そのものを見せる「カリフォルニア〜」や後の「BANANA FISH」とは
対照的に、淡々とした日常描写を細かく積み重ねることで、登場人物の心情を浮き出させる、という
手法を取っている作品シリーズなので、印象的な会話を中心に、少し細かめに書かせていただきました。
昭和時代の話ということもあり、展開や会話にかなりこそばゆい部分もありますが、御了承ください。
あと、高校生や未成年がフツーに飲酒・喫煙しているシーンが何度も出てきますが、まあ当時は
そのへんはかなりゆるかったので(少女誌は、今でも少年誌に較べてそのへんの規制がゆるいです)。

では、まずはシリーズ1作目から。

75 :「夢みる頃をすぎても」・1:2007/01/02(火) 00:53:10 ID:???
【楽園のこちらがわ】 (昭和52年・別コミ12月ごう)

猿渡基(さるわたり・もとい)は、高校3年の秋という時期になって、進学校から落ちこぼれの三流校へと
転入することになった。
体調不良で病院を受診したところ、受験のプレッシャーによる神経症(いわゆる受験ノイローゼ)と診断
され、環境を変えることを勧められたせいだった。

イヤイヤ登校し、編入されたクラスには、中学時代の同級生・筒井恭一がいて、早速中学時代に基の通称
だった「サル」が定着する。
世話好きのクラス委員・蓮黄菜子(れん・きなこ)がなにかと気にかけてくれるのと、隣の席になった
ちょっとカマっぽい感じの男子、緑川操が妙になついてくるなど、クラスの雰囲気は決して悪くないが、
「受験戦争に負けた自分」と、「そのために不本意な学校に通うことになってしまった」という事実が
かえって落ち込みとプレッシャーを増大させ、基はクラスとなじまないまま、連日深夜まで受験勉強を
続けている。

恭一は、基には気さくに接してくるが、180センチ越えの長身に加えて武道の有段者でもあり、本来なら
校則違反になるような背中までの長髪や常用しているサングラスなども、「何か言うと恐いから」という
理由で、教師陣から見て見ぬふりをされている。
普段はそんな恭一に髪を切れ校則を守れと口やかましく説教する黄菜子は、基に対しては、三流校だから
こそ、ああいう個性派が出てくるんだ、と笑って言う。そんな黄菜子に、基はだんだん好意を持つように
なってきていた。

ある日、基は古い写真を見つけ、小学生の時に一緒に遊んでいた仲間の中にちょっと気になる女の子が
いたこと(写真はその女の子を隠し撮りしたもの)、その子が黄菜子ではなかったかと思うようになる。
その相談もかねて恭一の家を訪ね、雑談がてらためいき混じりに「なんでガリ勉は嫌われるんだろうな、
オレはたいした特技もないからせめて、学歴をつけることで自分の道を有利にしたいだけなんだけど」と
ボヤいた基に、恭一はタバコをふかしつつ「おまえたちは(ヘラヘラ生きてる時には思い出したくない)
『現実』を目の前につきつける象徴だかんね」と明快に分析してみせる。

(続く)

76 :「夢みる頃をすぎても」・2:2007/01/02(火) 00:55:27 ID:???
恭一の分析にある程度納得しつつも、「ならばその現実で勝利を勝ち取ってやる」と相変わらず
深夜まで勉強を続けていた基は、数日後、緑川とちょっと揉めてマジギレしたもののそのまま
ぶったおれ、保健室に運び込まれるハメになる。

黄菜子に「あんまりムリするな」と諭された基は、さりげなく黄菜子は恭一を好きなのか、と尋ね、
やんわりとではあったが肯定された。

失恋はしたものの、なんとなく浮上のきっかけを掴んだ基だったが、ひょんなことから例の「女の子」が、
小さい頃、女ものの服ばかり着せられていた緑川であることがわかり、それを知っていて黙っていた
恭一に、別の意味でマジギレするのであった。

【楽園のまん中で】(昭和54年・別コミ5月号)
受験の話。
基と恭一、あともう一人クラスメートの平井が同じ大学を受けるが、結局合格したのは基だけだった。

それぞれ別の大学を受験した黄菜子と緑川も合格を果たし、とりあえず受験のプレッシャーからは解放
されて、みんなで飲んで騒いで最後はケンカ騒ぎでボロボロ、というたわいのない挿話。

このケンカシーン(通りすがりのチンピラとのゴタゴタ)で、恭一が「サイボーグ009」の加速装置の
マネをする(口元で「カチッ」と効果音、残像で分身状態)というギャグが、当時読者の間で非常に
ウケていた(作中に堂々とパロディを入れるのは、当時の少女漫画では割と珍しかった)。

77 :「夢みる頃をすぎても」・3:2007/01/02(火) 00:56:38 ID:???
【はるかな天使たちの群れ パート1】(昭和55年・別コミ3月号)
この話は視点が黄菜子。前二作に較べて、シリアス味が強くなっている。

大学1年めがそろそろ終るころ、浪人中の恭一(と平井)は基を講師に見立ててしばしば勉強会…と
称する集まりを開いており、黄菜子もよく食事を作りに、恭一が一人暮らしを始めたアパートに出入り
していた。

高校の頃からずっと恭一に対して好意を持ってはいるが、肝心の恭一が何を考えているのかさっぱり
わからない人間なので、今後どうしたものかと考えている折も折、食事の後片付けのために残った
黄菜子に、恭一は突然「泊まってけよ」と言い出す。
いささか強引に押し切られた感じで一夜をともに過ごし、黄菜子は非常に複雑な心境に陥ってしまった。

大学の友人・今日子に「好きな男と寝たんだからこんないいことはないじゃないの」と言われるものの、
「今までキスどころか、好きとすら言われていないのにいきなりフル・コースなんてアリ?」と。

友人との雑談という形で、男と女の関係を、天使の羽や風船などになぞらえた話がぽつぽつとはさまれる。
「男は羽を持って空を飛んでいるのを、女は手元に引き寄せたがっている」「羽を持って飛んでいるのは
女の方で、男に恋した時にその羽は失われる」「いろんな手に負えない感情が詰まっている風船のような
ものが重くなると、女は飛べなくなる」

一歩踏み込んだ関係になってしまったため、かえって恭一が何を考えているのかわからないことが怖く
なり、情緒不安定ぎみの黄菜子を見ていた今日子は、恭一に「女の子には口で言わないとわからないこと
もあるから」と助言する。今日子は、「黄菜子はわたしが『こうありたい』と思っていた女の子そのもの
なの」と言い、「彼女が幸せになることを応援している」と二人にエールを送る。

恭一がいきなり行動に出たのは、「そういうことを口にするのがテレくさくて」ゆえだったことも判明し、
とりあえず黄菜子との間には相互理解が成立した模様。

78 :「夢みる頃をすぎても」・4:2007/01/02(火) 00:58:45 ID:???
【はるかな天使たちの群れ パート2】(昭和55年・別コミ4月号)
「パート1」から直接続く話、こちらは基視点。

「楽園のこちらがわ」からすでに2年が経過しているが、基自身の黄菜子に対する片思いは、今だに続いて
いた。本人は秘めた恋のつもりだが、当人たちはともかくハタから見るとバレバレの状態で、緑川や平井
たちもまた、彼らなりに心配をしている。

再び大学受験のシーズンが訪れ、試験のあとの慰労会で仲良くしている恭一と黄菜子を見ることに耐え
られなくなった基は、口実を作り、早々にみんなと別行動を取る。かといってアテもなく、ぶらりと映画
館に入ると、後ろから黄菜子の友だちだという今日子がついてきていた。
成り行きで二人で映画を見ることになったが、よく確認せずに入ったそこはポルノ映画館だった。焦ったり
困ったりしているうちに、基は不覚にも居眠りをしてしまい、目覚めるとずっと隣にいたらしい今日子は
にっこり笑って「今日はありがとう」と言って立ち去った。

後日、そのことを偶然知った恭一から「おまえらお似合いだよ、いっそくっついちゃえよ」と言われ、基の
中でずっともやもやしていた感情の堤防が決壊した。

「何も言わない、一発だけ殴らせろ」と思いつめた顔で言う基に、(ようやく)事情を察した恭一は、黙って
やりたいようにさせる。
だが結局、基は恭一の頬に拳を当てただけで、「彼女を大切にしろよ」と言い捨てて去った。

その前に、再び今日子が現れた。
降り出した雨でずぶぬれの基を自分のアパートに連れて行った今日子は、基の服を乾かしながら「あたしも
あの時、あの場所にいたくなかったの」と話した。
「自分は黄菜子が好きで、黄菜子の幸せを喜んでいたはずなのに、あの二人が仲良く一緒にいるところを
見ているのが辛かった」と。

「親友の恋人を好きになってしまったら、君ならどうする」と尋ねる基に、「あたしなら何も言わない。
どっちに何を言っても、心に波紋を投げかけてしまうから」と答える今日子。「どうやったら、自分の
哀しみをそんな優しさに変えることができるんだろうな」とつぶやいて、ふと今日子の背中に天使の羽の
幻影を見る基だった。
(続く)

79 :「夢みる頃をすぎても」・6:2007/01/02(火) 01:00:27 ID:???
合格発表の日。
自分の名前を見つけ出し、喜んでいる恭一と黄菜子(平井も合格していた)。
「これからもよろしくな」と二人に言った基は、すぐそばにいた今日子がこっそり涙を拭いているのを見て、
「もしかしたら彼女が好きだったのは恭一の方だったのかも知れない」と思い至るのだった。
ともあれ、彼らの付き合いはこの先も続いていきそうな気配である。

【夢みる頃をすぎても】(昭和57年・プチフラワー1月号)
登場人物は黄菜子、今日子、あと同じ大学で、黄菜子とは中学の時に同級だった空子(うつこ)。
ストーリー的には、休日に仲良しの女の子三人が街をブラブラして一日過ごす、という感じ。
高校生にナンパされて今日子・空子が「16歳!」と声を合わせ、黄菜子が内心で「5つもサバよみおって」と
ツッコミを入れているので、大学3年の年の話と思われる。

空子は男をとっかえひっかえしているタイプのちょっと派手な女子大生で、つい先日も男と別れたばかり。
ナンパされた高校生たちにお茶だけおごらせてバッくれたり、道行く男たちを品定めしつつ、三人が
たどり着いたのは居酒屋。黄菜子と空子の中学時代の同窓会の会場だったので、遠慮して帰ろうとした
今日子を黄菜子が引き止める。

黄菜子が初恋の男子と再会したり、空子が先日別れた男がやはり元・同級生の男子だったことが判明したり
したあげく、悪酔いしてツブれかかった空子を店から連れ出すハメになり、今日子は「このために連れて
こられたのか」と納得。

「初恋の彼ともっと話さなくていいの」と尋ねる今日子に、「あの頃は声もかけられなかったのに、今は
普通に話せる。もう制服を着てないからかも知れないな」と答える黄菜子。
(続く)

80 :「夢みる頃をすぎても」・7:2007/01/02(火) 01:05:24 ID:???
少し落ち着いた空子は、「前の男の顔を見たら悪酔いした。…新しい彼女ができたんだって」と言い、
落ち込んでなんかいない、と意地を張る。そんな空子に、今日子は「でもあたし、そういう悩みが
ちょっとうらやましい。まだ処女だもん」と言う。驚く黄菜子と空子に、「なんか相手がビビっちゃうのよ」と
説明し、二人は妙に納得する。

だが、空子が「実はあたしもまだなの」と告白したために、今度は黄菜子と今日子が驚く。
熱しやすく冷めやすい性格のせいで、本気で付き合うところまでいく前にダメになると言う空子。
そうこうするうちに、黄菜子にお鉢が回ってきて、初めて恭一のところに泊まったときのことを話せ、と
迫られる。

「…かわいこぶりっこ三種の神器、"ウッソォ−−−""ホントォ−−−−""ヤーダァ−"って感じだった」と
ごまかしたものの、「そのあと寝つかれなくて彼の顔を見ていたら、ずっと前から知っていたはずの彼の
顔が全然違ったふうに見えてきて、私は今まで彼の何を見ていたんだろう、と泣けてきた」という黄菜子
の言葉に、「いいなあ」と聞き入る今日子と空子。

その後雪が降る中、黄菜子は迎えにきた恭一と一緒に去り(高校時代のメンツとはいまだに仲がいいよう
だ)、あらためて「いいなあ」と見送る今日子と空子。

「まあ、まだまだこれからだもんね、あたしたち」と、なんだかんだですでに新しい男を確保していた空子が
電話で「車で迎えにきて」とねだり、待っている間にこんどは大学生らしき二人組にナンパされて、「18歳!」と
声を合わせる二人だった。

そんなシーンにかぶさるように、
 「ガラスの靴を履いたシンデレラは いつか12時の鐘が鳴ったら 夢から覚めて階段を駆け下りて
 いかなければならない だからせめて、今(ガラスの靴を履いている間)だけは軽やかに踊りましょう」
という、モノローグともポエムともつかない文章が流れておしまい。

81 :「夢みる頃をすぎても」・8:2007/01/02(火) 01:09:45 ID:???
以上、長々と失礼しました。

一編ずつは4〜50ページ程度の短編なのですが、書き出していくとけっこうな長さに
なってしまいました。

女同士で、(喫茶店などで)ここまで突っ込んだH絡みの話をするかという疑問もありますが、
まあ親しい同士ならアリなのかなあと。

作者はこの恭一・黄菜子のカップルがお気に入りなのか、後の連作長編「河よりも長くゆるやかに」に、数
コマだけチラリと登場しています。
主人公カップル(高校生)とすれ違って、「わあかわいい、あたしたちもあんな頃があったのよねー」と
言った黄菜子の耳に届いた、その「かわいい二人」の会話は、「48種類あるアレの体位の話」で、呆然と
しつつ「…ラブホ行くか」「うん」というオチがついてましたが。

82 :マロン名無しさん:2007/01/02(火) 04:32:05 ID:???
リク主ではないが、>>74-81乙です

83 :マロン名無しさん:2007/01/02(火) 15:22:37 ID:???
GJ。

84 :マロン名無しさん:2007/01/02(火) 16:10:03 ID:oQbkZoP0
しぐるい をおながいします

85 :マロン名無しさん:2007/01/02(火) 16:59:10 ID:uVsGWZYI
【シグルイ】 ぬふぅ

86 :マロン名無しさん:2007/01/02(火) 18:09:12 ID:???
大石まさるの「水惑星年代記」と鶴田謙二の「スピリットオブワンダー」を教えてください。

87 :マロン名無しさん:2007/01/04(木) 14:44:24 ID:IBVfanKh
ほしゅ

88 :マロン名無しさん:2007/01/04(木) 19:49:52 ID:???
>>59
やっぱりちゃんと誰かにあらすじを書いてほしいと思った。

「ストーリー  とある国で、新たな王が誕生した。
何故このような男が急に王になれたのか?
その理由を悟ったチョッパー、クリリンらはとある場所に向かうことに…。」
「全体的に力を抜いた雰囲気で描かれており、ストーリー性などは
 ほとんど無に等しい。両者の作品のキャラクター競演を楽しむといった
 趣の強い作品である。」

これしか書かれてないから、58はここで質問に来たんじゃないの?




89 :マロン名無しさん:2007/01/04(木) 19:58:22 ID:???
げんしけん、ちゃんと完結したので
あらすじお願いします。

まとめサイトには不完全あらすじしかないしな。

90 :マロン名無しさん:2007/01/04(木) 21:19:00 ID:???
>>88
じゃあその一文に追加。
「オチ:ドラゴンボールが使われたのを知ったキャラクター一同が、休息中の神龍のところに集まって宴会をする」

マジでストーリーはこれだけ。あとは鳥山、尾田両氏のデザインセンスによるオリジナルコスチュームや
2作品のキャラが並んでたあいもない雑談をしている、という絵的な魅力の問題なので文章で説明は勘弁。

91 :マロン名無しさん:2007/01/04(木) 23:27:09 ID:???
>>89
不完全って、日常劇だしあれで十分じゃろ。
ストーリーがあるとしたら↓ぐらい。

斑目×咲
咲が部室でボヤ騒ぎを起こしてしまい、部が活動停止になる。
お詫びに何でもやる、という咲は大野によってコスプレをさせられるのだが、
その姿を見た斑目は咲に恋してしてしまうのであった。
彼氏持ち一般ピーポー相手の無謀な恋。
生写真を大切に隠し持ったりといじらしい斑目であったが、
咲がコーサカに愛想をつかすなんてこともなく、
結局、告白もせずに自己完結で終わる。

笹原×荻上
根っからのホモ好きの癖に腐女子嫌いを公言する荻上。
ひょんなことで彼女のコスプレ姿を目撃した笹原は恋に落ちる(またか…)
のんきな笹原と、頑なな荻上はいつまでたっても進展しない。
おせっかいな咲と大野は、荻上を酔い潰して高校時代のトラウマを聞きだす。
その昔、告白してきた男子(満更でもなかった)で、出来心でヤオイ本を書いてしまい、
色々あって相手を転校させてしまったのだとか。
笹原に優しくされて逃げ出す荻上。荻上は追ってきた笹原に自分の過去、
そして未だ笹原たちでもヤオイ本を書いていると泣きながら告白する。
笹原はそんな荻上をヤオイ本ごと受け入れ、二人は結ばれるのであった。
めでたしめでたし。


92 :11:2007/01/05(金) 09:16:57 ID:???
>>74-81
依頼した者です。
年末年始の忙しい中、丁寧に書いてもらってなんか申し訳なかったです
でもすごくわかりやすくて楽しく読めました
本当にありがとうございました。 



93 :マロン名無しさん:2007/01/05(金) 21:26:08 ID:???
あげ

94 :マロン名無しさん:2007/01/06(土) 17:39:49 ID:???
「アノアノとんがらし」と「ついでにとんちんかん」を教えてください。
ギャグ漫画は難しいと思うんですが、レギュラー級キャラ初登場の印象的な回だけ書くとか・・・
よろしくお願いします。

95 :マロン名無しさん:2007/01/06(土) 20:52:55 ID:???
うわ、アノアノとんがらしも、とんちんかんも持ってたよ。
でもコミックスが手元になくてあらすじ書けない…。

96 :マロン名無しさん:2007/01/06(土) 20:53:44 ID:???
「死神くん」(えんどコイチ作)もお願いします!

97 :それでも町は廻っている:2007/01/07(日) 14:19:55 ID:???
どこにでもあるようでちょっとおかしなとある町の日常を描いたシュールほのぼの漫画。
主人公の歩鳥はよく泣きよく笑う子供のような女子高生。その思考回路はちょっと変。
そんな彼女は放課後に場末のメイド喫茶シーサイドでバイトしてる。
だけど店長をメイド服着たおかしなばーちゃんがやってたりとまともな店ではない。
なのに歩鳥に惚れてる幼なじみの男の子真田や、真田に惚れてるクラスメイトの俊子、
そしてご近所のおじさん連中なんかが何でかシーサイドにやって来てはどたばたを繰り返している。
そんな歩鳥とおかしんな町人達が繰り広げるちょっとおかしな日常を淡々と描きながら話は進む。

98 :ラブひな:2007/01/07(日) 14:38:25 ID:???
主人公の景太郎は幼い頃にとある女の子とした「一緒に東大へ行く」という約束を守るため東大を目指すが結果は2浪。
家を追い出され祖母が経営する温泉旅館に居候させてもらおうとやって来るのだが、そこは女子寮「ひなた荘」に改築されていた。
ひなた荘の住人とすったもんだの末、いなくなった祖母の代わりに管理人をすることになった景太郎。
勝ち気暴力娘のなる、狐目のお姉さんみつね、内気な女の子しのぶ、某国からの留学生スゥ、剣道娘素子。
そんなひなた荘の住人達から初めは嫌われまくるが、次第にうち解けていく。
と言うか、5人の住人の内のほとんどに最終的に惚れられる。
そして景太郎も同じく東大を目指しているなるに惚れる。
その後どたばたとラブコメしてまた一年間浪人するが何とか東大に合格した景太郎となる。
なるには他に初恋の人がいたりもしたけど結局幼い頃約束した女の子がなるだと判明して二人は恋人に。
そんでエピローグで二人は結婚。景太郎は大学で考古学に興味を持ちそっち方面の研究者に、なるは教師に。
おしまい。

99 :マロン名無しさん:2007/01/07(日) 22:36:12 ID:FzyiSaSA
>>97-98
乙。

100 :マロン名無しさん:2007/01/08(月) 10:13:15 ID:???
>>98
むつみさんはスルーですか?

101 :シグルイ 1/3:2007/01/09(火) 16:48:15 ID:???
武士道とは死狂いなり――。
時は寛永六年、後の世に暗君として名高い徳川忠長は駿河城内においてある試合を行おうとしていた。
出場剣士二十二名中、無事生還したのがたったの六名と言われている、駿府城御前試合である。
真剣を持って行われる危険極まりないこの試合の第一試合は、とても異様な組み合わせであった。
濃尾無双とうたわれた虎眼流の剣士、藤木源之助。対するは流派不明の美形の剣士、伊良子清玄。
源之介は左腕を無くした隻腕の剣士、清玄は盲目でしかも右足が破足の剣士、その対決である。
しかし、対峙する二人が放つ剣気は尋常ならざる程の圧力であった。
そんな二人の試合を見守る二人の美女。
源之助を見守るのは虎眼流当主であった岩本虎眼の娘、三重。清玄を見守るのは謎の美女、いく。
この四人の男女にはとてもとても深い因縁が隠されていた…。

遡ること七年前。濃尾無双とうたわれた剣客、岩本虎眼の道場に一虎双竜と恐れられた三人の弟子がいた。
藤木源之助、その若かりし頃の姿である。そこに道場破りとして現れたのが、伊良子清玄であった。
後に幾度となく戦うことになる二人の最初の対決はしかし、清玄の勝利で終わった。
源之助を破ったものの、源之助の兄弟子で虎眼流師範、牛股権左衛門に敗北する清玄。
虎眼流こそが己が信奉すべき流派であると悟った清玄は、虎眼流の門弟になることを申し出る。
当主、岩本虎眼によって入門を認められた清玄はその後めきめきと頭角を現し出した。

102 :シグルイ 2/3:2007/01/09(火) 16:48:59 ID:???
一年が過ぎ、源之助がかつて虎眼流の跡継ぎに一番近い男だったことを覚えている者はもういない。
当主である虎眼はいつの頃からか心の平衡を失い、より強い種を岩本家に遺すことにしか反応を示さなくなっていた。
だから、虎眼は清玄を娘の三重に嫁がせて虎眼流の跡継ぎにと考えていたのだ。
そんな折り、事件が起きる。清玄が虎眼の愛人、いくに手を出したのだ。
いくはとても美しい女性であったが、過去彼女に手を出してきた男達はみな例外なく虎眼に斬られてきていた。
虎眼流の跡目にと考えていた清玄に裏切られた虎眼の憎悪は計り知れない。
そんな中、源之助は長い屈辱に耐え常軌を逸した鍛錬を続けていた。
剣はまだ、源之助を見捨ててはいなかった。長い鍛錬の果て、源之助は自力で虎眼流奥義流れ星の技法に辿り着く。
そして遂に、裏切り者清玄への仕置きが始まった。
秘奥の伝授だと呼び出された清玄は、そこで待ち受けていた源之助と二度目の対決をする。
源之助は以前の雪辱を晴らし、敗れたのは清玄であった。
敗れた清玄の眼前に立ちはだかるは、剣鬼とも言うべき虎眼流当主、岩本虎眼。
虎眼が放った奥義流れ星によって清玄は両目を切断され、光を失う。
こうして、虎眼流を放逐された清玄に代わり、源之助が再び虎眼流跡目の筆頭となった。
しかしこの日、三匹の怪物が生まれようとしていた。
清玄を倒した源之助、源之助と虎眼によって両目を失った清玄、そして清玄の妻になる筈だった三重。
清玄に密かに恋心を抱いていた三重の胸中は誰にも分からない。
その日以後、三重は拒食症となり一切食べ物を受け付けようとはしなくなっていた…。

103 :シグルイ 3/3:2007/01/09(火) 16:49:54 ID:???
清玄への仕置き追放から三年。濃尾無双の名を欲しいままにしていた虎眼流に衝撃が走る。
虎眼流の高弟が次々に何者かに惨殺される事件が起きたのだ。
源之助はその犯人に、ある男の面影を見る。そう、盲目となり追放された筈の清玄である。
光を失ってもなお血反吐を吐くような鍛錬を続け、遂には健常者をも遙かに凌駕する実力を身につけた清玄。
清玄は盲人達の実力者、賎機検校のお抱え剣士となっていた。
源之助の留守を狙って自らの愛人としたいくと共に虎眼の屋敷を訪れる清玄。
憎い仇である虎眼と清玄との一騎打ちが始まった。魔神の如き強さで清玄を追いつめる虎眼。
かつて清玄の両目を奪った奥技流れ星の構えを取る虎眼に対し、清玄も自ら編み出した必殺技の構えを取る。
それこそが、“無明逆流れ”の構え。互いの奥技が炸裂し、そして勝利したのは清玄であった。
娘である三重が見守る中、虎眼は顔面を真っ二つに切り裂かれ絶命する。清玄は遂に復讐を果たしたのである。

そして夜が明けて、源之助が屋敷に戻った時には全てが終わっていた。
虎眼流は一夜にしてその無双の名を失ったのである。
親代わりでもある師を殺されて復讐に燃える源之助。そしてそれはまた、三重も同じであった。
父である虎眼を目の前で惨殺され、三重の心に残ったのは清玄への憎悪だけ。
三重は掛川藩に清玄への仇討ち願いを申し立てる。
仇討ち願いは掛川藩家老によって受理され、源之助と清玄、三度目の対決が迫ろうとしていた…。

以下続刊。

104 :マロン名無しさん:2007/01/09(火) 19:38:40 ID:FCIAOApS
乙です。
文章がまとまっててわかりやすいです。
なんかドロドロしててイヤな話だなぁ・・・

105 :マロン名無しさん:2007/01/09(火) 21:17:08 ID:HolEF/Qq
闇金ウシジマ君お願いします

106 :マロン名無しさん:2007/01/10(水) 00:05:29 ID:???
>>104
血なまぐさい作品ではありますが、まちがいなくおすすめの傑作漫画です。
作画の山口貴由氏はすでに「覚悟のススメ」「悟空道」といった名作を排出していますが
こうした過去の作品を圧倒する出来であることは間違いありません。
まだもどかしいくらい巻数が少ないので、できれば読んでくれるとありがたいです。

なお、>>101-103のあらすじは素晴らしいですが、決して源之助=善の主人公という
わけでもないのでご注意を。
また、>>103の「三重の心に残ったのは清玄への憎悪だけ」の部分には個人的に?です…。

107 :マロン名無しさん:2007/01/10(水) 00:36:16 ID:???
>>96
死神くんは、コミックス版と文庫本版では話が違うんですよ。
よくある「文庫本ではコミックス版で載ってた話が削られていて最悪!」
というのではなくて、文庫本版はストーリーと絵が描きおろしになってる話が
1/5くらいあるの。
人気の「歌ある限り」や「心美人」などが平成版ストーリーになっています。
携帯電話が出てきたり。

108 :96じゃないけど:2007/01/10(水) 01:40:50 ID:???
>>107
ちなみに、どっちがオススメ?

109 :マロン名無しさん:2007/01/10(水) 04:17:24 ID:???
>>108
107じゃないが、個人的には旧版(コミックス)
理由は急に絵が変わるから、なんとなく統一感が薄れるんだよね
が、ぶっちゃけると、どっちでもいいと思う
ストーリーは変わらないし、書いてる人も変わらないので
全巻セットで読める方を選べばいい

110 :マロン名無しさん:2007/01/10(水) 21:15:38 ID:???
「迷宮街輪舞曲」を教えてください。

111 :マロン名無しさん:2007/01/13(土) 16:23:10 ID:???
hosyu

112 :マロン名無しさん:2007/01/14(日) 00:31:21 ID:???
KONAMIモバイルのデジタルコミックス、「SILENT HILL ―Cage of Cradle―」を教えてください。

113 :マロン名無しさん:2007/01/14(日) 21:27:01 ID:???
/

114 :マロン名無しさん:2007/01/14(日) 21:39:07 ID:???
http://blog.crooz.jp/usr/toshiko/toshiko/top.php?key=

調子に乗りすぎ
悪口言うなと指摘したのに
開き直って被害者面
死んでくれ、嫉妬豚歳乃

115 :マロン名無しさん:2007/01/15(月) 14:38:55 ID:???
まとめサイトのピグマリオ面白かったっす
漫画の作者とストーリー書いた人とまとめサイト作った人乙です

116 :マロン名無しさん:2007/01/15(月) 15:00:13 ID:???
望月峯太郎「座敷女」お願いします


117 :マロン名無しさん:2007/01/16(火) 14:54:43 ID:???
変 HEN
をきちんと長文でストーリー教えてください

118 :マロン名無しさん:2007/01/16(火) 15:47:28 ID:???
ONE 愛になりたい 宮川 匡代
長文で詳しく教えてほしいのぉ…っ…

119 :マロン名無しさん:2007/01/16(火) 16:16:02 ID:???
綿の国星 大島弓子著

コミックスは持ってるのだけど、ストーリーをまとめるのがすごく難しいので
概要だけザッと箇条書きにする。

作家の父、専業主婦の母、浪人生の息子の住む
須和野(すわの)家に拾われた雌の白い子猫(名前・チビ)が
主人公の、ハートフル・ストーリー。
チビは自分のことを「大人になったら人間になれる」 と信じている。

この漫画の猫たちは、みんな
ネコ耳の生えた人間の姿で描かれていて
人間の言葉をしゃべり、人間と同じように色々考えている。
人間よりも哲学的なことを考えてる猫もいる。

しかし、この漫画の人間達は
猫達が「猫」の姿で「にゃーにゃー」としゃべってるようにしか聞こえない。
チビは、真っ白いメイド服のようなエプロンと白いワンピースの重ね着の美少女。
(人間でいうと小学校低学年くらいの少女)

浪人生(須和野トキオ)は、女子大生「ひっつめみつあみ」と恋に落ちる。
ひっつめみつあみは、Fateのセイバーが
前髪と横髪を下ろさないでオデコ全開にしたような髪形をしている。

猫耳少女と浪人生のふれあいの漫画だが、ヲタ向けの萌え漫画ではなく
70〜80年代の繊細な絵で描かれた少女漫画である。

他に重要な登場人物には、耽美なオスネコ、ラフィエルがいる。
ラフィエルは超ロングヘアーの美形男に描かれている。



120 :マロン名無しさん:2007/01/17(水) 12:30:17 ID:???
乙です。
昔、アニメ版を見たことあるな。
主人公がフランス人形みたいでかわいかった

121 :マロン名無しさん:2007/01/18(木) 21:36:13 ID:iPTcaAJV
リクです。無限の住人をできれば詳しくお願いします。

122 :マロン名無しさん:2007/01/20(土) 10:57:46 ID:???
>>102
>だから、虎眼は清玄を娘の三重に嫁がせて虎眼流の跡継ぎにと考えていたのだ

ごめん、ちょっとわからなくなったんだけど、清玄に娘の三重を嫁がせて、でいいんだよね?

123 :マロン名無しさん:2007/01/20(土) 11:21:52 ID:???
>>122
跡を継がせたいわけだから清玄を娘(三重)の婿にとるってことじゃね?

124 :マロン名無しさん:2007/01/20(土) 14:29:48 ID:TgU7FGvU
六田登「カイの旅立ち」のストーリーをお願いします。
イオという女の子が出てくるかどうか
どんな流れでどんな結末になったのかが確認したいです。

125 :マロン名無しさん:2007/01/21(日) 12:53:01 ID:???
>>122
書いた人じゃないが
それであってるよ

126 :119:2007/01/21(日) 14:12:19 ID:???
綿の国星は、いずれきちんとちゃんとストーリーを長文で書きます。
原作の雰囲気を伝えるようにまとめるのが難しいけど。
(設定やあらすじを簡単にまとめると単純な内容や
 萌えヲタ向けの厨漫画みたいになってしまうので。
 実際の漫画は、繊細な少女漫画絵で、美しい文学みたいなネームで
 厨漫画とは全然違う)

川原由美子の「観葉少女」って漫画も
設定だけ聞くと、美少女人形と人間の心のふれあいの物語で
萌えヲタ向けの厨漫画みたいな設定なんだけど
実際に読むと、繊細な少女漫画なんだよなぁ。
これも文章でまとめるのが難しい。


127 :マロン名無しさん:2007/01/21(日) 15:21:33 ID:???
観用少女(プランツドール)はもうまとめサイトにあるお

128 :マロン名無しさん:2007/01/21(日) 16:04:19 ID:???
自分が長文まとめ欲しい漫画はサザンアイズだな。
サザンアイズはコミックス買って何度も読んだのに
ストーリーがさっぱり理解できなかった。

129 :マロン名無しさん:2007/01/21(日) 16:05:02 ID:???
>>127
スマン。
観葉少女で検索してしまって、まとめサイトにないと思いこんでしまったよ。

130 :マロン名無しさん:2007/01/21(日) 20:20:21 ID:???
未解決リストに入ってなくて予約期限切れてるものって
勝手に書いちゃって良いのか?
王ドロボウjingとking of bandit jing何だけど。

131 :マロン名無しさん:2007/01/21(日) 20:26:38 ID:???
>>130
おk。よろしく。

132 :マロン名無しさん:2007/01/21(日) 20:40:16 ID:???
未解決リストの中に粗筋書けそうなものを見つけても
リクエストの時期が古すぎて、今更書いてもリク主は居ないんだろうなあ、と思うことがある。

133 :マロン名無しさん:2007/01/21(日) 21:00:05 ID:???
>131
了解

134 :マロン名無しさん:2007/01/22(月) 03:31:41 ID:???
>>132
馬鹿だな、リク主が居なくても俺が居るじゃないか

135 :マロン名無しさん:2007/01/22(月) 04:23:01 ID:???
MEIMU「MS IGLOO 603」をお願いします。

136 :うさぎドロップ:2007/01/22(月) 18:34:39 ID:???
主人公の河内大吉はぶっきらぼうだけど根は優しい独身貴族の30歳。
祖父が急死したので葬式に出ると、そこには見知らぬ女の子が。
なんと祖父の隠し子、りん6歳。母親である愛人は姿を消して行方不明。
親戚一同りんのことを厄介者扱いしていることに嫌気がさした大吉はその場の勢いでりんを引き取ることに。
無口であまり感情を表に出さないりんと子供嫌いの大吉は最初は戸惑うも次第にうち解けていく。
こうして30歳と6歳のデコボコ共同生活が始まった、てな感じのほのぼの子育て漫画。
まだ1巻しか出てないのでこんな感じで。

137 :マロン名無しさん:2007/01/23(火) 04:49:08 ID:???
九条キヨの「ZONE-00」を教えてください。

138 :マロン名無しさん:2007/01/23(火) 13:31:42 ID:???
デスノート、連載最終回すぎたことだし、つづきキボン。
ttp://malon.my.land.to/deathnote.htm

L(竜崎)が死んで以降、ずっと読んでないので
(最終回だけ2ちゃんのウプで読んだが)
Lが死んで以降のストーリーを知らないのだ。

139 :マロン名無しさん:2007/01/23(火) 20:37:51 ID:???
輝くものは星さえも 尊き物は命すら
森羅万象たちまち盗む 王ドロボウ

登場人物

ジン:ドロボウの中のドロボウ、ドロボウの王様である
   王ドロボウの一族の末裔。
キール:ジンの相棒のしゃべる鳥。ジンの右手と
    合体することで必殺技「キールロワイヤル」を放てる。

140 :王ドロボウJING:2007/01/23(火) 20:39:25 ID:???
ドロボウの都編
ドロボウの都、それはありとあらゆるドロボウが
その都に眠るといわれる秘宝を盗み出すために
あつまって出来た不名誉な都市。その都に、ジンとキールも訪れる。
都市について早々スリ相手に一騒ぎを起こしてしまうジン。
それを監視していた都の市長コニャックは王ドロボウが
秘蔵の宝を狙っていると知り厳戒態勢を敷く。
一方ジンは待ちの老婆に秘宝「ダブルマーメイド」と呼ばれる
宝石のありかを聞く。街の中心に立つ巨大な塔の頂上にそれは
眠っていると街の誰もが知っているが、盗み出したものはいないと知る。
ジンたちは、街の酒場で大盗賊ウォッカという少し抜けた男が
首領の盗賊壇に入り盗み出す機会を伺う。そのとき、ジンは街にいる
巨大なドラゴンの話を聞く。かつては空を飛べたが太りすぎてしまい
飛べなくなってしまったという。
ウォッカ達は作戦を遂行するが、あっさり失敗する。
一方ジンは飛べないドラゴンを一計にかけて飛ばせ、頂上にたどり着く。
そこには、透き通った体の人魚の少女がとらわれていた。
その美しい姿の結晶生物が「ダブルマーメイド」だったのだ。
コニャック市長の放った刺客を下すと、ちょうどウォッカたち到着する。
さらに、一緒にジンたちに「ダブルマーメイド」について教えてくれた
老婆も付いてきていた。そして、少女はその老婆を母と呼ぶ。
老婆の姿は変装で本当は美しい姿を持った「ダブルマーメイド」の片割れであり、
だれかが娘を盗み出してくれるのを待っていたのだ。

141 :王ドロボウJING:2007/01/23(火) 20:42:55 ID:???
ブルーハワイの幽霊船編
幽霊船が出ると噂の街、ブルーハワイを訪れたジン。
そこで街の治安を守る少女警官、ロゼにドロボウとして連行されてしまう。
ロゼは、ジンを現行犯で捕まえるためジンと一緒に幽霊船を探すという。
一行は夜の浜辺を歩いていると、巨大なゾンビと闘う破目となる。
ゾンビを倒すと、その体の中からは大量の金貨があふれ出す。
ゾンビは幽霊船から金貨を運び出すための金貨袋に過ぎなかったとわかる。
ゾンビの乗っていた船で幽霊船にたどり着くジン達。
幽霊船に侵入すると、予想とは裏腹に中は豪華なカジノになっていた。
幽霊船は、違法カジノの隠れ蓑だったのだ。
そのカジノの主人グラッパの歓迎を受け、賭けに勝ちまくるジン。
しかし、一人勝ちが過ぎたためにグラッパの怒りを買い襲われる。
グラッパの体は無数のコインで出来ているため攻撃は全く効果がなく、
長年溜め込んだ人の欲望でキール、ロゼを操ってしまう。
しかし、王ドロボウとは人間そのものともいえる欲望さえも
コントロールできるため、ジンを操れずに逆に
文字通り「金の亡者」達を操られ体を構成するコインをむしりとられる。
幽霊船のカジノとは、金が人間を使って欲と戯れる場所だったのだ。
ジンはその欲そのものを盗んでしまったのだ。


142 :マロン名無しさん:2007/01/23(火) 20:44:48 ID:???
とりあえずエピソード二つ分。
king of bandit jingは
王ドロボウの方全部書き終わったら書きます。

143 :マロン名無しさん:2007/01/24(水) 17:57:51 ID:???
>>139-142乙です!

>>136検索してみたけど、けっこう絵柄が好みかも。買ってみようかと思います。

144 :マロン名無しさん:2007/01/26(金) 19:54:49 ID:???
楠桂『鬼切丸』の最終話あたりのストーリーを教えてください。
どうしても18巻以降が見つかりません…。
出来れば詳しくお願いします。

145 :マロン名無しさん:2007/01/26(金) 20:11:30 ID:???
なつかしいな

146 :王ドロボウジン:2007/01/26(金) 20:27:01 ID:???
時の都アドニス編
「時計仕掛けのブドウ」を手に入れるため
ジン達は、時間に支配される街アドニスに向かう。
アドニスの広場で、「遅刻罪」の罪で処刑されそうになっていた
少女ミラベルを救い出す。しかし、アドニスの領主ヴァン・ムスー
からの攻撃を受け重症を負い、ミラベルと「遅刻罪」により
追われる身になった男「船長」に助けられる。
「船長」たちの住む地下墓地で休んでいたジン達だったが、
ヴァン・ムスーの放った刺客によりミラベルがさらわれそうになる。
刺客を退けたジンは、ヴァン・ムスーに対し「アドニスの時間を盗む」
と予告状を出す。ジン達は町のシンボルである巨大な時計を
止めるため、動力源の巨大砂時計に花の種をまき
花を咲かせることで止めてしまう。
そして、ミラベルや「船長」らの助けを借りて時計塔の中心部、
「時計仕掛けのブドウ」が生産される場所にたどり着く。
そこにある無数の時間に支配されたブドウの中、
一房だけある時間に支配されないブドウがジン達の目的だったのだ。
しかし、ヴァン・ムスーとの対決で時計塔は崩壊し、
ジン達は逃げ道を失う。しかしミラベル、「船長」らが事前に
砂時計に植えた花の花びらを集めておいた為、
その上に飛び降りて事なきを得る。
住民達が時間の支配から解放されたことに浮かれ騒ぐ中、
ジンは僅かに残った「自然のブドウ」を食べ、街を去っていった。
ヴァン・ムスー亡きあと、機械仕掛けの時計に支配された街は
大きな花時計の町に生まれ変わったのだった。



147 :マロン名無しさん:2007/01/27(土) 12:00:19 ID:???
おつおつ!

148 :マロン名無しさん:2007/01/28(日) 19:46:29 ID:???
予約にあるけどスルーされている
「ぴたてん」と「ハイティーンブギ」と
予約にないけど
「かみちゃまかりん」
の話は知りたいぽ。

149 :マロン名無しさん:2007/01/29(月) 07:23:19 ID:???
短編集「機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート」に収録されている話全てと、
「機動戦士クロスボーン・ガンダム鋼鉄の7人」を教えてください。

150 :マロン名無しさ:2007/01/29(月) 12:59:02 ID:B4mc0MDh
1

151 :マロン名無しさん:2007/01/29(月) 14:19:19 ID:???
秋重学のD-ASHの3巻と學びの國の4巻のあらすじ教えてください
いくら古本屋まわっても見つからない

152 :マロン名無しさん:2007/01/29(月) 23:02:17 ID:???
マイナーな漫画ですみませんが

前川かずお
DEI48 (全11巻+1巻)

木尾士目
四年生
五年生(全5巻)

をお願いします。

漫画喫茶になくてよめない…(´・ω・`)

153 :マロン名無しさん:2007/01/30(火) 08:00:03 ID:???
144
今三巻まで文庫化してるよ

154 :マロン名無しさん:2007/01/30(火) 08:45:38 ID:???
「機動戦士ガンダム0079」と「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」てどっちがTV版のコミカライズなんですか?

155 :マロン名無しさん:2007/01/30(火) 09:20:18 ID:???
1stガンダムを正確にコミカライズした作品は存在しません。

156 :マロン名無しさん:2007/01/31(水) 00:37:40 ID:???
岡崎優のもだいぶ違うしね

157 :154:2007/01/31(水) 12:21:23 ID:???
すいません。聞き方を間違えました。
どちらの方がTVシリーズに近いのですか?

158 :マロン名無しさん:2007/01/31(水) 15:23:03 ID:???
誘導

■スレ立てるまでもない質問@シャア専板 その89■
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/x3/1167359846/l50


159 :ジョジョ五部:2007/02/01(木) 02:37:07 ID:???
未解決リストから、ジョジョの五部。


これは一世紀以上に渡るディオとジョースター家の因縁の物語である。
2001年春。スタンド(超能力)使い・広瀬康一は、ジョースター家の末裔・承太郎の奇妙な依頼を受けてイタリアのネアポリスに居た。
それは日系イタリア人の少年シオバナ・ハルノから皮膚の一部か髪の毛を取ってくる、というものだった。
シオバナ・ハルノはジョースター家の宿敵ディオの息子であり、
その細胞を分析することで、父親の邪悪な能力を受け継いでいないかどうかを調べるためだった。

シオバナ・ハルノはイタリア語の発音でジョルノ・ジョバァーナと呼ばれている。彼の夢は「ギャング・スター」だった。
幼い頃ギャングに助けられた彼は、イタリア南部の汚職をやるような腐った警官などよりも、ギャングに憧れたのだ。
ヤクザな夢だが、康一はジョルノの目に、以前に杜王町(ジョジョ四部参照)で知り合った
ジョースターの血を引く人々と同じ「黄金の精神」を見た。
ディオは邪悪な吸血鬼ではあるが、その肉体はジョースター家の先祖ジョナサンのものであり、
ジョルノにも紛れも無いジョースターの血が流れていたのだ。

ジョルノはギャング「涙目のルカ」から身を守るために彼を殴り倒してしまい、
ギャング組織「パッショーネ」のスタンド使いブチャラティに命を狙われる。
ジョルノ自身もスタンド使いであり、戦いによってブチャラティを倒すが、とどめは刺さなかった。
ブチャラティは戦闘の最中に見かけた一般人の少年が「麻薬」をやっているのを見て、
それに心を痛め、一瞬ジョルノへの攻撃が遅れたのだ。ジョルノはブチャラティをギャングだが善人だと信用し、
「麻薬」を扱っている「パッショーネ」自体のボスを倒し、組織を乗っ取るという自分の夢を語る。

160 :ジョジョ五部:2007/02/01(木) 02:38:59 ID:???
ブチャラティの協力と紹介を受け、ジョルノは「パッショーネ」の入団試験を受ける。
試験を取り仕切る巨漢ポルポは手下にスタンド使いを増やしており、
スタンド使いを作り出すためなら他人の命などどうなってもよいと考える邪悪な男だった。
ジョルノは入団試験の最中に「スタンド使いを増やす能力」を持つポルポのスタンドに襲われ、これを倒すが、
このスタンドはたまたま少し関わっただけの、何の因縁も無い一般人をも試験に巻き込み、殺してしまっていた。
これに義憤を抱いたジョルノは、ポルポから入団試験合格のバッヂを受け取る際に罠を仕掛け、自殺に見せかけて彼を暗殺する。

ジョルノはブチャラティのチームに編入された。チームの先輩アバッキオ、ミスタ、ナランチャ、フーゴらは彼のことを、
生意気なガキ、何を考えているのか判らない奴だと思っていたが、任務での仕事ぶりを見て、徐々にジョルノを認めていく。

ポルポの隠し財産を横取りしてこれを上納することで組織の「幹部」となったブチャラティに、
誰も知らない「謎のボス」の娘トリッシュを護衛するという大役が与えられる。
ボスに反旗を翻す暗殺チームの面々が、ボスへの手がかりを得ようとトリッシュを狙っているからだ。
暗殺チームとの死闘に次ぐ死闘の末、ブチャラティたちはトリッシュを無事、
イタリア北部の都市ヴェネツィアに居るボスの下まで連れて行くことに成功する。

161 :ジョジョ五部:2007/02/01(木) 02:40:51 ID:???
しかし、ボスの目的は、自分自身の手で確実にトリッシュを殺害することだった。
正体を隠し続ける彼にとって、自分の手がかりとなる彼女の存在は邪魔そのものだったのだ。
親が自らの子を自分だけの都合で殺す、この非道はブチャラティを激怒させた。ブチャラティはボスを裏切り、戦いを挑む。
ボスのスタンド能力は「時間を消し去る」という凄まじいもので、予知や自分自身への攻撃の完全無効化などを可能としていた。
ブチャラティはボスに敗北するが、トリッシュを取り戻し、またジョルノの助けを得て逃げることに成功した。

イタリアはおろか世界にも影響力のある組織「パッショーネ」を裏切るのは自殺行為だ。
チームの仲間たちは悩むが、アバッキオはブチャラティとの友情により、楽天家のミスタは組織の次期幹部の座を狙って、
ナランチャはトリッシュへの仕打ちに対する悲憤を抱いて、それぞれ組織を裏切ることを決めた。現実主義のフーゴだけはその場に残る。
ボスの刺客と戦いつつも、ブチャラティたちはトリッシュの記憶を頼りにボスの故郷サルディニア島に渡る。

一方、サルディニア島を訪れた旅行者の少年ドッピオは、自分を観た占い師に「正体」を見破られ、彼を撲殺する。
少年ドッピオの正体は、ギャング組織パッショーネの「謎のボス」が世を忍ぶ「二重人格」の表の顔だったのだ。
ドッピオはボスの過去を暴こうとする反逆者ブチャラティたちを追い、アバッキオを殺害する。

162 :ジョジョ五部:2007/02/01(木) 02:41:56 ID:???
どこかの街で、アバッキオは自分がかつて正義の心に燃える警官だった頃、自分のミスのせいで死んでしまった仲間を見かける。
警官の頃もギャングになった今も、自分のやることは全部中途半端で終わってしまうと悲しみに暮れるアバッキオに対し、
彼は「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だ。真実に向かうことを諦めなければ、自分がたとえ途中で倒れたとしても、
あとの者がそれを受け継いでくれる」と語った。

アバッキオは死んだが、彼は最期のスタンド能力で、ブチャラティたちにボスの素顔を伝えることに成功していた。
ブチャラティはネットを通じて警察などの記録を探るが、ボスの正体は掴めない。
するとその時、彼らのパソコンに何者かが通信を送ってきた。その人物は自身もまたボス「ディアボロ」に敵対する者であり、
ボスのことを探るブチャラティたちに協力したいと言ってきたのだ。彼はブチャラティたちをローマのコロッセオに呼び出す。

ボスの放つ最後の刺客二人との激闘で、広範囲を攻撃する敵をジョルノたちに任せ、ブチャラティは単身、強敵セッコに挑む。
ブチャラティはセッコを倒すが、彼自身もかなりの重傷を負っており、
サルディニア島から彼らを追跡してきたドッピオが娘トリッシュに変装しているのを見破れず、彼を連れてコロッセオに行ってしまう。

コロッセオに居たのは、かつて承太郎やジョセフと共にディオを倒した歴戦のスタンド使い、ポルナレフだった。
ポルナレフは以前ディアボロの正体を突き止め、彼を追い詰めたことがあったのだが、彼のスタンド能力に敗北し、身を隠していた。
ディアボロは少年ドッピオの姿を利用してポルナレフに近づき彼を殺害するが、ポルナレフは死ぬ前に、
自分の「スタンド」にあの「矢」を刺していた。「矢」に刺されたスタンドは形を変え、ローマ中の全生物を眠らせる。

163 :ジョジョ五部:2007/02/01(木) 02:43:04 ID:???
ポルナレフは過去の偶然により、スタンドに「矢」を刺すことで、更なる能力「レクイエム」を得ることが出来ることを知っていた。
これを使えば無敵のスタンドを持つディアボロにも勝てるが、戦闘者として再起不能のポルナレフには、レクイエムを支配できない。
レクイエムは暴走状態となって、周囲の生物たちの魂を入れ替え、肉体をも別のものへと変異させるという滅茶苦茶なことをしていた。

コロッセオに辿りついたジョルノたちは、混乱した状況の中、肉体を入れ替えて生き延びていたポルナレフやブチャラティと合流する。
ジョルノたちは「矢」を持ってそこらをうろつくレクイエムを倒し、「矢」を手に入れようとする。
ディアボロとの戦いによりナランチャが、そしてブチャラティが死亡するが、「矢」は最終的にジョルノが手に入れた。
ジョルノのレクイエムは圧倒的な力でディアボロを倒す。

エピローグ「眠れる奴隷」
ジョルノと出会う少し前、ミスタはブチャラティの指示を受け、恋人を殺したという彫刻家スコリッピの調査をしたことがあった。
スコリッピはスタンド使いであり、その能力は「死の運命にある者を安楽死させる石を彫る」というものである。
彼の恋人も、自分の父親の死病を「臓器移植」によって助けるために、その石によって安楽死したのだ。
この能力は「運命」というどうすることも出来ないパワーによって自動的に動いており、スコリッピ自身にも止められない。
石はブチャラティの「死の姿」を写し、彼を安楽死させようとするが、ミスタは決死の行動によりどうにか石を破壊することが出来た。
だが、石は破壊されつつも姿を変え、ブチャラティに加えて二人の死者(アバッキオとナランチャ)の姿を写し出す。
いっとき死を逃れたとしても、やはり我々は皆「運命の奴隷」であり、それを変えることは出来ないと考えるスコリッピ。
しかし仲間の命を救うために命を賭けて戦うミスタの姿を見た彼は、人間は苦難に立ち向かう努力を続けることで、
ただ運命に従うばかりでなく、何か意味のある物事を切り開いていく「眠れる奴隷」なのではないか、そうであってほしいと祈っていた。

現在。
どこかの邸宅で、大勢の部下たちを従え「ギャング・スター」となったジョルノの姿があった。第五部完。

164 :マロン名無しさん:2007/02/01(木) 02:47:56 ID:???
乙です。わかりやすい。

165 :マロン名無しさん:2007/02/01(木) 03:00:49 ID:???
あれ?
ナランチャ死んだっけ?
連載当時読んでたのに,
なぜかブチャとアバは覚えてるのにナランチャの死は覚えがねーな

166 :マロン名無しさん:2007/02/01(木) 06:51:44 ID:???
>>165
うろ覚えだが
みんなの体が入れ替わった、直後くらいに
柵のような物に刺さって死んだよ

167 :マロン名無しさん:2007/02/01(木) 21:38:47 ID:???
>>149でリクエストのあった「機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート」と
「機動戦士クロスボーン・ガンダム鋼鉄の7人」を書いたよ。
ただし「鋼鉄の7人」は現在連載中なのでさわりだけ。
…もっとも、前作「クロスボーン・ガンダム」はこのスレでは出ていないので
固有名詞まわりが分からないかもしれないがw

168 :機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート:2007/02/01(木) 21:40:31 ID:???
第一話「バカがボオルでやってくる!」
本編の迷脇役、自称ニュータイプの老兵ウモン・サモンの
「わしは一年戦争のとき、ボールでドムを六機撃墜した」という戦果の顛末。
ソロモン攻略戦で若き日のウモンが乗ったのは、ボールの前面に巨大なガンダムの顔を貼り付けた
「機動戦士Bガンダム(原注:万が一本当にBガンダムが登場した場合改名となります)」。
ハッタリをかまして地味に戦果を重ねていた彼の前に立ちはだかったのは
彼を本物のガンダムと勘違いしてやって来た、胸に髑髏のペイントを施したドムの遊撃部隊。
黒い三連星に匹敵するベテラン揃いで、それ故にBガンダムを悪ふざけと見て激怒した彼らを
しかしBガンダムは偶然の助けも得て、辛くも撃墜したのであった。
  冗談のようなBガンダムが、実は公式の戦史に影響を与えまくっていた…という小ネタも満載の異色作。

第二話「星の王女様」
本編の挿話となる話。木星から地球へ向かう途中、謎の小惑星に遭遇したクロスボーン・バンガード。
戦闘で小惑星に不時着したトビアが出会ったのは、少女トゥインク。
彼女は、木星軍の隠し鉱山であるこの小惑星で10年もの間、逃げることもできず働かされていた。
不毛の小惑星以外に、「星の王子様」と「ピーター・パン」の二冊の童話だけを己の世界として…
木星軍は、クロスボーンへの罠として小惑星を丸ごと爆破しようとするが
トビアとキンケドゥはこの計画を阻止。彼らは、今はここに留まるというトゥインクと
再会を約束して別れる。
  トゥインクは、後にクロスボーンに加わり第四話以降に登場。
  本編を含めたシリーズ全作が、彼女の纏めた記録であるという設定になっている。

第三話「海賊の宝」
本編の後日談となる話。木星軍残党が、連邦の汚職に関する証拠を積んだ貨物船を襲撃。
連邦軍のハリソン・マディン大尉は、証拠の揉み消しを最優先とした戦いを命じられ渋々出撃する。
そこへクロスボーン・ガンダムが現れ、木星軍を倒して貨物船の乗組員も救助。
ハリソン大尉は、彼らの突然の襲撃をいぶかしむが
クロスボーンの真の目的は、貨物船に詰まれた郵便…地球のキンケドゥとベラからの手紙だった。
  単行本では第三話になっているが、発表時期は全五話中最古。

169 :機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート:2007/02/01(木) 21:42:08 ID:???
第四話:最終兵士
運送会社に偽装されたクロスボーン・バンガードの本拠に現れた謎の老人、グレイ・ストーク。
彼が依頼してきたのは「アムロ・レイの奪還」であった。
木星軍残党は、かつてドゥガチ総統のコピーに使われた生体コンピュータと
アムロの戦闘データを組み合わせ、最強のニュータイプを戦闘マシンとして再現する計画を立てていた。
トビア達はは木星軍の秘密基地に攻め込むが、すでに秘密兵器「アマクサ」は完成していた。
アマクサは驚異的な機動力を持つが、起動時の設定ミスによって暴走。
木星軍をも敵と見なしたまま、全てを破壊すべく戦い続ける。
トビアとストークは、辛うじてアマクサに勝利したが、崩壊する敵基地の中に取り残されてしまった。
そのとき、何者かが心に働きかけ、二人を無事に外へ誘導する。
脱出した二人は、自分たちを誘導したのがアマクサの生体コンピュータであることに気付き
かつてアムロがア・バオア・クーで、仲間を心の声で誘導し助けたという逸話を思い出すのだった…。
  オフィシャルでは半ば意図的に避けられている、人工知能の可能性を扱った一作。
  グレイ・ストークは、長谷川氏の「Vガンダム外伝」が初出であり、同作及び「逆襲のギガンティス」を読むと
  ストークが非合法手段を取ってでもアムロ・コピー計画を潰そうとした理由が見えてくる。

第五話:猿の衛星
猿が乗った謎のモビルスーツが捕獲されたという怪事件が起き、ハリソン大尉が調査に向かうことに。
あまり軍を動かせないということで、クロスボーン・バンガードのダミー会社が輸送担当として雇われた。
(もちろん軍は彼らの正体を知らない)。
調査隊が発見したのは、かつてジオンが極秘に開発したクローン猿兵士が野生化した群れ。
しかも猿たちはニュータイプとして覚醒しており、ハリソン大尉もおおいに苦戦するが
見かねて援護に飛び出したトビアの奇策によって猿たちは気を取られ、大尉に敗れたのであった。
  長谷川ガンダムは、オフィシャルのニュータイプ論に対する挑戦的な作風でも知られているが
  この話はそれらの中でもキワモノの一作。
  猿専用のモビルスーツ「MS-06MS(モンキースペシャル)バルブス」のフォルムは必見。

170 :クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人:2007/02/01(木) 21:44:38 ID:???
前作「クロスボーン・ガンダム」の木星戦役から三年後。クロスボーン・バンガードの元に
ドゥガチ前総統の後妻でベルナデットの義母にあたる女性エウロペが現れた。
彼女がもたらしたのは、“木星帝国”がドゥガチの死後も続けていたある計画の情報。
木星からコロニーレーザーで地球を直接攻撃する「神(ゼウス)の雷」計画である。
しかもその実行日時は、わずか2週間後に迫っていた。
計画阻止のために、彼らに与えられた課題は二つ。
一つは、今はなき母艦マザー・バンガードに匹敵する、超高速の移動手段の獲得。
そしてもう一つは、木星に送り込む少数精鋭部隊、7人の選抜。
だが、想定された対抗策は、木星から送り込まれた工作部隊によって次々と潰されていく。
連邦の支援も受けられず、独力で戦わねばならぬクロスボーン・バンガードに勝機はあるのか?

「起動戦士クロスボーン・ガンダム」の続編であると同時に
時間軸上の後継作である「機動戦士Vガンダム」へのリンクも意識されており
「サイキッカー」などの固有名詞の登場や、Vガンダムの主人公ウッソの母親である
ミューラ・ミゲルと思しき人物がちょい役で登場するなどのくすぐりが用意されている。

171 :マロン名無しさん:2007/02/02(金) 02:09:12 ID:???
超乙です!

>  グレイ・ストークは、長谷川氏の「Vガンダム外伝」が初出であり、同作及び「逆襲のギガンティス」を読むと
>  ストークが非合法手段を取ってでもアムロ・コピー計画を潰そうとした理由が見えてくる。

逆襲のギガンティスはまとめサイトにあるけど、Vガンダム外伝の方はないみたいなのでよかったらそれも書いてほしいです

172 :マロン名無しさん:2007/02/02(金) 12:17:40 ID:???
こがわみさき「陽だまりのピニュ」をお願いします。

173 :マロン名無しさん:2007/02/02(金) 22:34:20 ID:???
Bバージン

BeFree

のストーリーを教えてください。

174 :マロン名無しさん:2007/02/04(日) 08:24:20 ID:???
なんかこのスレ長谷川漫画が充実してるな

イサミもマップスもダイソードもクロノアイズも前に書かれてたし

175 :マロン名無しさん:2007/02/04(日) 10:20:54 ID:???
「ワルキューレの栄光」お願いします。

176 :マロン名無しさん:2007/02/04(日) 10:53:23 ID:???
>>174
元よりこのスレの書き手は「未読者に知られざる良作を知らしめたい」と思って書くわけだが
長谷川裕一は、絵のタッチで敬遠されるけど、ストーリー構築では評価の高い漫画家なので
書くほうにも力が入るんだろう。

177 :機動戦士Vガンダム外伝:2007/02/04(日) 19:21:16 ID:???
>>171のリクエストに応えて。

ザンスカール帝国との交戦中、金色をした敵のモビルスーツに撃たれたウッソ・エヴィンは
巻き添えで被弾した敵軍の少女兵士、カムイと共に謎の老人、グレイ・ストークに保護された。
彼が指導する未公認コロニー「ダンディ・ライオン」に保護されたウッソは
やがて、このコロニー住人のほとんどがニュータイプであることを知る。
一方カムイは、自分や“黄金のモビルスーツ”ジョングの乗り手であるスケイルが
ザンスカールのニュータイプ少年兵だと告げた。
スケイルは「心で嘘を吐く」───相手の心に虚像を送り込むことで認識をかく乱する能力を持つという。
ダンディ・ライオンがコロニーレーザーではないかと疑うスケイルは、コロニー内部へ押し入ってくるが
そこにはレーザー砲ではなく、大量のロケットエンジンが積まれていた。
ダンディ・ライオンは、地球圏を見限ったニュータイプが他星系へ移住するための巨大宇宙船だったのだ。
ストークは、スケイルの能力が異形ではなく、ニュータイプの進化系に過ぎないと指摘し
彼を移住に誘うが、猜疑心の塊であるスケイルはそれを拒んでなおも暴れ続ける。
応戦に出たウッソとカムイに、「一回だけハイメガキャノンで援護する」と告げるストーク。
彼がスイッチを押すと、乗機ガンプの頭部偽装が剥がれ、飛び出したのはZZガンダムの頭部。
廃棄寸前のハイメガキャノンは目くらまし程度の閃光でしかなかったが
ウッソはスケイルが映し出す無数の虚像の中に、一機だけ影を落とすものがあるのに気付き
見事、ジョングの本体を撃墜した。
戦闘終了後、出発するストークや、彼らについて行くことを決めたカムイと別れ、ウッソは地球に帰還する。

前述の通り、グレイ・ストークが60年間乗っていたというポンコツMS「ガンプ」は
ZZガンダムの頭部を有しており、時代的にストークがジュドー・アーシタの晩年ではないかと推察できる。
そして「逆襲のギガンティス」では、ジュドーとアムロ・レイの対面という非公式エピソードが描かれており
「スカルハート 最終兵士」におけるストークの発言
「俺としても、あの人は憧れだったからな…」という一言に、ファンは想像力をかき立てられることになる。

178 :マロン名無しさん:2007/02/05(月) 00:24:55 ID:???
乙!おおー。ジュドー出てきたか。
宇宙世紀もののガンダムが好きな奴にとって
「時代的にこのキャラはまだ生きてるばずだけどこの戦争の時はどこで何やってるんだろ」
っていうの一度は考えちゃうから、こういうのは燃えるな。

179 :マロン名無しさん:2007/02/05(月) 03:23:01 ID:???
あげ

180 :マロン名無しさん:2007/02/05(月) 21:37:41 ID:???
もしかしたらもう書かれてるかもしらんけど、未解決表のやつを
ちょいとあげてみます。

181 :イタズラなKiss 1/2:2007/02/05(月) 21:45:00 ID:???
イタKissはとにかく明るいノリのラブコメです。

琴子:超ドジで勉強運動何も出来ないタフさだけがとりえの高校生。      
かわいいことはかわいいが主人公なのに完全にギャグキャラ。
入江君:超カッコいい天才、クールなスーパー高校生。
    すばらしく意地悪で性格が悪い。 すごいツンデレ。

琴子が入江君に告白して玉砕するところから物語の始まり。 ひたすらアタックしても
バカにされ続け、バカは嫌いという 暴言まではかれてもめげずストーカーのごとく頑張る琴子。
やることなすこと全て裏目に出る琴子だが、結構入江君の方が 振り回されており、
琴子のクラスメート全員に勉強を 教える羽目になったりする入江君。
とりあえず琴子が バカなことをやり、入江君がひどい目に合うパターンで 話が進んだりする。

エスカレータ式に大学へ進んだ二人。そんな中、板前の父と二人暮らしの琴子の家が火事になります。
入江父と琴子父は親友でした。二人は入江家に転がりこみ同居 を始めることになります。
入江君大好きな弟に目の敵にされてバカにされまくったりするも、幸せな琴子です。
普通だったら学校に内緒にして一つ屋根の下ドキドキの生活が 王道ですが、生憎この漫画は
少しおかしいのでそうはなりません。 入江母が頭が心配なくらいに琴子を気に入っており、
二人を くっつけようと自ら学校に同居をばらしまくったりしてます。
ノリノリの琴子と迷惑な母に振り回される入江君。

夏の旅行に二家族で出かけ、そこで昼寝をする琴子に寝込み キスをする入江君。
さわやかに口止めをしていく兄に、 目撃していた弟は入江君→琴子であることを知ります。
どうやら琴子の明るさとパワーに堕ちたもようです。

182 :イタズラなKiss 2/2:2007/02/05(月) 21:46:21 ID:???
医者になりたいため会社を継がない、と進路のことで 父と揉める入江君はショックで父が倒れ
医者の道を諦め 会社を継ぐことにして、会社のためにお見合いをします。
超美人でおしとやかなお嬢様の出現に邪魔ものとなった 琴子は長い想いを諦めようと、
自分をずっと好いてくれていた 金之助とデートを重ねます。しかし金之助にプロポーズされるも
最終的に入江君を諦められず拒む琴子。落ち込む彼女の 前に現れたのは、金之助のプロポーズを知り
矢も盾もたまらず駆けつけてきた?入江君でした。 入江君は雨の中琴子にキスをして
その足で琴子父に結婚まで申し出ます。 万事うまくいき、幸せ絶頂の琴子。
大学卒業後に結婚という約束でしたが、入江母の暴走により 式を予約してしまった二人は
そのまま結婚に突入して、 夫婦になって第一部終了。

第二部で、医者になった入江君をおいかけ、恐ろしいことに 琴子は看護婦になります。
職場でモテモテの入江君に やきもきしたりバカにされたり。
また入江くんも琴子に気がある男の出現などで、嫉妬を 初体験したりてんやわんやですが
最終的にはいつも夫婦の仲はstable。 とにかく琴子の看護婦体験の恐ろしさがてんこもりで進みます。

そしてアクシデント的に琴子が妊娠していることが発覚します。 ここで作者が事故により急死。
…。

183 :もう一人のマリオネット:2007/02/05(月) 21:52:59 ID:???
さいとうちほ

バレエの発表会で演技の才能を発揮した少女七海は、 劇団の若きオーナー・神(じん)に
目をつけられ劇団に入団します。 神との恋愛模様を展開しつつ演劇稽古を中心に序盤は話が進む。
異色な才能を発揮する七海は早々に主役をゲットして、贔屓だと 苛められたりするも頑張って
本番を迎えられました。しかし当日になって相手役の男が神に反感を持っていて 逃げてしまい、
昔とった杵柄で神が舞台に立つことになります。
途中までは調子よかったものの、途中で神の様子が豹変。 別人のようになり舞台を混乱に落としいれます。
七海の頑張りで なんとか幕を引けましたが、神は二重人格であることが発覚。
その後も頻繁に別人格の不良兄ちゃんが出てきてしまい、 優等生の神の人格は徐々になりを
潜めていってしまいます。実は二重人格の正体は、神の双子の兄弟の健(たける)でした。
神さん大スキーの七海のおかげで神は消えずにすんでいたのですが、 そのうち健が七海に本気で
惚れてしまい、七海も知らず健に 惹かれ始めてしまいます。
そのため神はますます引っ込んで いってしまいピンチ。

生き別れの双子だった神と健は、別々の場所に住んでいました。 健の家が火事になったとき、
丁度健を尋ねていた神は健と炎の中で相対。本当の神は死に、健は神の人格に成り代わったというのです。
二人は対決し、次に七海の前に現れたのは神でもあり健でもある青年でした。
お互いの人格が融合した二人に両方にハートを 飛ばしていた七海はラッキーです。よかったね。

おわり  

ちょっとうろ覚えで失礼。間違いあったらどなたか補足ヨロ

184 :ヨコハマ物語 1/2:2007/02/05(月) 22:02:39 ID:???
大和和紀

農家の子供の卯野は親を亡くし、横浜の商家の旦那に引き取られ 令嬢の万里子と出会う。
儚い美少女に見えた万里子は 猫かぶりのお転婆少女で、素朴な性格の卯野とすぐ親友になった。
卯野はそのうち隣家に住む少年森太郎と仲良くなるが、万里子と森太郎は犬猿の仲で喧嘩ばかり。
しかし実は万里子は森を昔から想っており、卯野が森に好意を持つように なるのをみて複雑だった。
卯野は自分に優しい森太郎に期待を もっており一歩リードと思われたが、森太郎も万里子を
ずっと好きだったことを知る。卯野のお膳立てで二人はうまくいき卯野は一人泣いて諦めた。
卒業して森太郎は医者の勉強で海外へ渡り、離れ離れになる。

その後万里子の両親が事故で急死し、商家は一気にピンチに。
そこにつぶれそうになった商家を援助してくれるという男・竜助が現れる。
竜助は昔万里子を助けたことがある恩人であり、いつか万里子を手に入れようと決めていた。
援助と引き換えに結婚を要求された万里子はNOというが、他に家を助ける手段はない。
頼みの森太郎にも連絡はとれず、一度は森のところへ行こうと する万里子だったが、
彼女は生まれ育った横浜の街を離れることはできなかった。
自分の代わりに卯野に森の下へ 辿り着くよう告げ、卯野は外国へ渡り万里子は竜助の妻になった。

185 :ヨコハマ物語 2/2:2007/02/05(月) 22:10:31 ID:???
結婚後も頑なに竜助を拒む万里子。夫婦の仲はうまくいっていなかった。
そのうち万里子は持ち前のパワーで自分で商いを始め、商家の女主人として
名を馳せていく。さらには商売人として叩き上げの竜助と共感し、彼に徐々に惹かれていくが
素直になれず争いばかり。竜助は海外出張へ行ってしまうが彼女は珍しく素直になり後を追う。
海外で竜助の元恋人にあてつけられ、さらに二人の溝が深まってしまったかと思いきや
万里子は暴漢に襲われた竜助を庇い、刃物で刺されてしまう。
彼への想いを思い知った万里子はようやく竜助に告白し、二人はラブラブ夫婦になった。

一方海外に渡って愛しの森太郎を探していた卯野。 女一人旅で危険な目にあいまくる彼女は
髪を切り、色々な者の助けをかりとうとう森太郎と再会する。
万里子が結婚して打ちのめされる森を前にこれまた 落ち込む卯野。
しかし看護婦として腕を振るう卯野に森は知らず惹かれ、二人は親密になっていく。
そんな中、 二人がいる街で天然痘が発生。予防治療に奔走する二人はピンチを乗り切り、
共同作業で愛が燃え上がった結果とうとう両想いになった。

帰国した卯野と森太郎は、竜助万里子夫婦と再会。 万里子と森はあっさりとしたものだったが、
竜助は森に対する負い目と疑心からよい関係を築けない。
さらに 医療麻酔として阿片を取り扱いたい森と卯野に対し、 横浜には阿片なんか入れないという竜助は
ますますこじれる。卯野たちの頼みをきこうとする万里子とも仲違いしてしまうが、竜助自身が
大怪我をしてしまい、治療した森たちに阿片の必要性を説かれ竜助が折れる。

最後に竜助は商談で全財産かけた商品を積んで出航するが、 嵐に会い生死不明となる。
身重で竜助が出航していたときに出産した万里子は絶望するが、港でよれよれとなった竜助に
奇跡的に再会する。全てを失った竜助は盛り返すために旅立ち万里子は港となって竜助を待つ、と
告げるのだった。
                          完

186 :マロン名無しさん:2007/02/06(火) 04:07:55 ID:???
たくさん乙。万里子はいつもツンデレだなぁ…。

187 :マロン名無しさん:2007/02/06(火) 16:17:41 ID:???
乙!イタキス…(泣

188 :マロン名無しさん:2007/02/06(火) 18:37:26 ID:???
7seedsのあらすじ、まとめサイトに載っているんですが
続きを詳しくお願いします。
近所の本屋7件回って全滅して帰ってきました。

189 :マロン名無しさん:2007/02/06(火) 21:12:16 ID:???
あげ

190 :マロン名無しさん:2007/02/07(水) 00:51:37 ID:???
まとめサイトが久しぶりに更新しましたな。管理人さん乙です。

191 :マロン名無しさん:2007/02/07(水) 01:22:13 ID:???

管理人さん。

192 :マロン名無しさん:2007/02/07(水) 01:43:21 ID:???
原作 ビーパパス 漫画 さいとうちほ の
『SとMの世界』をお願いします。

193 :マロン名無しさん:2007/02/07(水) 02:57:02 ID:l/4b8bhM
管理人さん乙です。

194 :マロン名無しさん:2007/02/07(水) 06:04:28 ID:???
AKIRAお願いします。
どこにも無いorz

195 :マロン名無しさん:2007/02/07(水) 10:50:28 ID:mV+ccr9X
「神の左手悪魔の右手」お願いします。
手元にあるのに怖くて読めないんです。

196 :王ドロボウJING:2007/02/07(水) 21:07:30 ID:???
爆弾生物ポルヴォーラ編
大宇宙のエネルギーを封じ込めた星珠「システマ・ソラール」
その中でも特大の大きさを持ちそれさえ手に入れれば
他の「システマ・ソラール」も芋づる式に見つかるといわれている石
「太陽石」を求めてサングリアという山に向かおうとするジン。
しかし、そこはゴブレット一族という大金持ちが太陽石の発掘を
独占しており侵入はできないという。しかし、発掘作業に使われる
爆弾生物「ポルヴォーラ」の運搬作業をすることで立ち入れると知る。
非常に繊細で臆病なポルヴォーラは大きなショックを与えると
大爆発をしてしまうため多くの男たちがしり込みをする。
結局、ジンと拳銃を使う謎の女イザラだけが運搬作業をすることとなる。
千尋の谷にかかる朽ちかけたつり橋、熱風渦巻く焦熱の砂漠、
襲い来る命を持った形状記憶合金の溶けたマグマなどの
試練を乗り越えるが、サングリアにたどり着くころには四匹いた
ポルヴォーラ達は一番小さい子供をジン達に託して皆死んでしまう。
そこでは、キールの仲間の鳥達も発掘作業に従事させられていた。
イザラは発掘を独占するゴブレットの女として屋敷に潜り込み、
ゴブレットを暗殺しようと企む。一方ジンたちは知識を食べる虫を
利用して太陽石の居場所を割り出し太陽石を盗み出すと予告状を
ゴブレットに送りつける。
太陽石を掘り出そうとするジン達のところにゴブレットが
太陽石を横取りしようと現れる。さらにそこにイザラが駆けつけ、
かつてゴブレットの商売敵でありそのために殺された父の仇を
打つために現れゴブレットを撃つ。
イザラの弾はゴブレットに当たったと思われたがジン達に託された
仔ポルヴォーラへの誤射を恐れたジンは弾丸を受け止める。
そして太陽石を掘り出したジンは発破に使われるために囚われていた
ポルヴォーラと鳥達を開放し、仔ポルヴォーラをイザラに託して
太陽石とともにどこかへ去っていた。

197 :マロン名無しさん:2007/02/08(木) 08:36:33 ID:???
乙です

198 :マロン名無しさん:2007/02/08(木) 08:58:30 ID:???
すいません、ここで聞くのスレ違いかもしれないんだけど
船戸明里のハニーローズのあらすじ書いた人って何であんなに叩かれてるの?
アンダーザローズ最近好きで過去スレ見てたら何度か話題があがってたので。

そんなにめちゃくちゃなあらすじだったんですか?
まとめサイトにも載ってないのは原作者サイドの要望で消したと
いうのはどこかで見ました。
とりあえずそんなに反感かうようなまとめ方したのかなと気になって。

199 :マロン名無しさん:2007/02/08(木) 09:31:40 ID:???
投下をリアルタイムで見てたが別に反感買うようなまとめ方とは感じなかった。
いくつか間違いがあったらしいが。
っていうか過去スレのPart12の372からPart14の68にかけて載ってるから実際読んで自分で判断すれ。

サイトから消えた経緯はPart15の287〜299あたりにある

200 :マロン名無しさん:2007/02/08(木) 19:46:04 ID:???
>>198
書いた人には何も問題はなかった。
読みやすくて作者、漫画を全く知らない人間でも興味を持つほど達者な文章だった。
しかしファンが厨房だった。
それだけだ。

201 :マロン名無しさん:2007/02/09(金) 05:40:59 ID:ZuoAO0zP
ハンタのコミック23〜休載するまで

確かキルアがたこに運ばれるとこから

教えてください

202 :マロン名無しさん:2007/02/09(金) 07:32:41 ID:???
こんなとこにちょうど良い良スレが
PEACHーPIT
・ゾンビローン
・しゅごキャラ
をお願いします

203 :マロン名無しさん:2007/02/09(金) 18:09:48 ID:UQ5jQBu3
「金田一少年の事件簿・墓場島殺人事件」をお願いします。

204 :マロン名無しさん:2007/02/10(土) 13:56:56 ID:???
>201
えー確かキルアはそのまま国内の病院に運ばれて復帰、そのタコが仲間に(イカルゴって言ったっけ?)
その頃王様はメクラの女の子と軍人将棋を楽しんでいる
で、いよいよ大規模な「餌の選別」が始まり、ゴン達は王からの離反組と一緒に作戦を決行する…ってところで今に至る

なんか抜けてるかもしれんが、大体こんな感じだったはずだ

205 :マロン名無しさん:2007/02/10(土) 16:14:11 ID:???
>>203
墓場島書けると思うけど、どのくらいの長さがいいですかね?

206 :マロン名無しさん:2007/02/11(日) 00:15:01 ID:???
あえて書かれてないときは書き手さん任せなのでは

207 :マロン名無しさん:2007/02/11(日) 11:02:03 ID:TGonu7jn
まとめサイトの「まるいち的風景」が簡潔すぎてよくわかりません。
どなたかもっと詳しく書いてくれませんか。

208 :マロン名無しさん:2007/02/11(日) 11:57:56 ID:bErpCzBf
>>205
ストーリーは事件→推理→犯人自白の流れで大体同じなので、
犯行内容の描写と犯行動機を詳しくお願いしたいです。

209 :マロン名無しさん:2007/02/11(日) 16:04:27 ID:???
Wii「憎たらしいゲーム機だったけど…墓石にでも使ってやるか…」
PS3「貴様らの墓石にか!?」

210 :マロン名無しさん:2007/02/11(日) 16:28:18 ID:???
よーし、俺がまったく需要がなさそうな花沢高校でも書いてみるか

211 :マロン名無しさん:2007/02/11(日) 17:24:15 ID:???
>>207
「まるいち」は一話完結型なんだが、一話づつ書いた方がいい?


212 :マロン名無しさん:2007/02/11(日) 22:05:58 ID:???
>>211
出来れば詳しいなら詳しいだけいいのですが、
書き手の方がしんどくない範囲でお願いします。

213 :211:2007/02/11(日) 22:59:43 ID:???
了解しました。
「まるいち的風景」現在コミックが出てる4巻までですが、予約します。

214 :マロン名無しさん:2007/02/11(日) 23:26:15 ID:???
栗原まもる 「素肌の放課後」

おながいします。

215 :マロン名無しさん:2007/02/13(火) 06:29:59 ID:ybM9c0Jk
竹宮恵子「アンドロメダストーリーズ」をお願いします。

216 :マロン名無しさん:2007/02/13(火) 09:36:04 ID:???
ひぐちアサのヤサシイワタシをお願いします。

217 :マロン名無しさん:2007/02/13(火) 18:34:37 ID:???
>>216
過去に挫折を味わった主人公が大学の写真部で自由奔放なヒロインに出会い互いに引かれていく。
そして時は流れ‥‥

続きはWEBで

218 :マロン名無しさん:2007/02/14(水) 20:23:45 ID:???
みじかすぎるだろ

219 :マロン名無しさん:2007/02/14(水) 22:51:18 ID:???
クロスボーン・ガンダムの続編や外伝ばかりが書かれて
本編はリクエストもされてないようだけど、やっちゃ駄目な理由とかあった?

220 :マロン名無しさん:2007/02/14(水) 23:46:52 ID:???
続編や外伝をリクエストする奴=本編は読んだ事ある奴

221 :マロン名無しさん:2007/02/17(土) 02:00:29 ID:???



222 :マロン名無しさん:2007/02/18(日) 02:45:47 ID:Jj6/n9ex
どなたかからくりサーカスの続きをお願いできませんか?
勝の修行をすっ飛ばした以降をお願いします。

223 :マロン名無しさん:2007/02/18(日) 15:52:06 ID:???
「金色のコルダ」漫画版お願いします

224 :マロン名無しさん:2007/02/19(月) 08:00:13 ID:???
「フラワーオブライフ」無事最終回を迎えたらしいのでお願いします。

225 :マロン名無しさん:2007/02/19(月) 18:24:03 ID:???
渡辺多恵子『雨に似ている』をお願いします。

226 :マロン名無しさん:2007/02/20(火) 22:45:36 ID:???
マイナーな漫画ですが、半熟忍法帳の雑誌で掲載されなかった話(単行本書き下ろし分)を
お願いします。セリフはいらないけど、できれば詳しめにしてもらえればありがたいです

227 : ◆xQ7rGSW/v. :2007/02/21(水) 09:42:12 ID:???
>>214
コミックス全巻持ってるのでストーリー予約します。

228 :マロン名無しさん:2007/02/21(水) 09:44:56 ID:???
まとめサイトにないので、ジョジョの1〜3部のストーリーを予約します。
昔読んだことあるんだけど、細かいストーリーを
文のうまい人の説明で読んでストーリーを頭の中で思い出したい。

部屋が狭くて漫画を置く本棚をたっぷり取れないのが難なんだが
ジョジョとガラスの仮面は全巻部屋に置いて本当は読みまくりたい。
ちくしょー。

229 :マロン名無しさん:2007/02/21(水) 10:01:31 ID:???
>>228
書き込みの内容を見る限り、何か勘違いしているような気がするんだけど
ここで「予約」というと「ストーリー解説文を俺が書くからね」ってことだよ。
ジョジョの1部〜3部は既に執筆依頼が出されて、書き手がまだ出てこない状態。

230 :マロン名無しさん:2007/02/21(水) 10:12:57 ID:???
>>229
スマソ。
予約じゃなくて、依頼でした。



231 :マロン名無しさん:2007/02/22(木) 01:23:59 ID:???
>>223
どのくらいの長さがいい?

232 :マロン名無しさん:2007/02/22(木) 22:50:04 ID:???
汝なやむことなかれ
4、5巻のストーリーを知っている方、いらしたら教えてください

233 :マロン名無しさん:2007/02/23(金) 22:24:35 ID:???
>>222のリクエストに応じて、「からくりサーカス」完結までのまとめを3レスで。

234 :からくりサーカス:2007/02/23(金) 22:25:27 ID:???
サハラの戦いの後、元「しろがね」の実業家・フウから情報を得て
フランシーヌ人形の行き先を知ったナルミ。だが、フウの情報も完全なものではなく
彼は「フランシーヌ人形が自らの溶けた生命の水をエレオノールに飲ませ、人間に転生した」
という誤解に至っていた。だが、ゾナハ病の止め方を聞き出すまでは
(そもそもエレオノールはその方法を知らないが)ナルミはエレオノールを殺せない。
エレオノールは、ナルミを仲町サーカスのバイトに雇うことで彼を留め置く。

一方、勝は黒賀村で修行をしながら、フェイスレスの刺客と戦っていた。
8ヵ月後、仲町サーカスが黒賀村での興行に訪れ、勝はサーカスの仲間たちと再会するが
間もなく、黒賀村の全住民がゾナハ病に倒れる事件が発生する。
いや、黒賀村だけではなかった。世界中全ての人間がゾナハ病に犯されていたのだ。
フェイスレスが気まぐれを起こし、己の憎悪と狂気の矛先を全世界に向けたのである。
「しろがね」がほとんどいない今、この世界で動けるのは
エレオノールと長期間同行していたことでゾナハ病への免疫を得た仲町サーカスの団員を含む
ごくわずかな人間だけだった。
直後、フェイスレスが用意した最強の人形集団「最後の四人」が黒賀村を強襲。
勝が応戦するものの、エレオノールは彼らの手によって攫われてしまう。

囚われのエレオノールの世話は、今や末席扱いのパンタローネ・アルレッキーノ・コロンビーヌに任された。
主たるフランシーヌ人形の不在を知り、無気力状態になっていた三体だが
フランシーヌに生き写しのエレオノールに仕えることで存在意義を見出す。
だがエレオノールに「人間を傷つけるな」と厳命されたことで、彼らの立場は微妙に人間寄りへ近付いていた。

そのころナルミは、かつて訪れたアメリカの疫病研究所へ向かっていた。
電磁波でゾナハ病を治療するマシンが完成したために、研究所は人形たちの標的になっていたのだ。
機械を破壊しようとするオートマータ達と、ナルミをはじめとする応援部隊が激突し
人間側にも少なからぬ犠牲が出たものの、対ゾナハ病マシン「ハリー」は無事保護される。
またこの戦いに参戦していたパンタローネは、エレオノールの命令を最重視したため
オートマータを敵に回してしまい、人間側に収容された。

235 :からくりサーカス:2007/02/23(金) 22:26:33 ID:???
一方、エレオノールを助けるべくフェイスレスを追った勝、そしてその勝を追う少数の仲間たちは
フェイスレスの居城となったモン・サン・ミッシェルへ突入する。
だが、それはフェイスレスの計算どおりであった。
エレオノールに「フェイスレス」を激しく憎ませ、その後に勝の脳へフェイスレスの記憶をダウンロード。
そしてエレオノールの前で「勝」が「フェイスレス」を倒すことで、エレオノールに「勝」を愛させる。
それがフェイスレスの書いた筋書きだった。
勝を捕らえ、ダウンロードを完全に終了させるフェイスレス。だが、芝居を決行する段階になって
フェイスレスは、勝が元の自我を保っていることに気付く。
エレオノールが、ゾナハ病の予防薬として勝に飲ませていた彼女の血──高純度の生命の水──が
ダウンロードの影響を状態異常として治療していたのである。
計画は失敗、フェイスレスは自分とエレオノールの愛の巣となるはずだった宇宙ステーション行きのロケットで
ひとり宇宙へと打ち上げられていった。
また、この戦いでもアルレッキーノとコロンビーヌが人間側に参戦。だがコロンビーヌは
戦いの中で、勝を守るために自分の余力を使ってしまい致命傷を負う。
最期に勝に抱きしめてもらったことを喜びながら、彼女は機能停止した。

それぞれの戦いを終えた皆は、かつてナルミと縁があった欧州の小国、ローエンシュタイン公国へ集合する。
フェイスレスを地球から放逐したものの、ゾナハ病を根本から消し去るためには
彼からその治療法を聞きだすしかない。
立案されたのは、ロシア極東のボードヌイ射場から、対ゾナハ病マシンを積んだシャトルを打ち上げる計画。
シベリア鉄道を使ってのシャトル輸送を任されたのは、ナルミとエレオノールを含む仲町サーカスの面々である。
オートマータには、道化として芸を研究する本能があるため、人間の芸に見入ってしまう癖があるから
戦いに慣れていなくとも、優秀な芸人ならオートマータに隙を作りうるのだ。
シベリアを行く輸送列車に、オートマータの軍勢が襲い掛かり
敵を退けつつも、仲町サーカスの仲間たちは次々と脱落していく。
そして、辛うじてボードヌイにたどり着いたシャトルを、敵の最後の大攻勢が待っていた。

236 :からくりサーカス:2007/02/23(金) 22:27:47 ID:???
シャトルに乗るはずだったナルミは単身飛び出し、オートマータたちを迎え撃つ。
多勢に無勢、敵に押し切られるかと見えたまさにその時
一足遅れていた勝が追いつき、ナルミを援護してオートマータを蹴散らした。
しかし勝は、直接ナルミと顔を合わせることを避けつつ、シャトルに乗る役を自分と交代するよう指示する。
実は既にナルミは記憶を取り戻していた。これまでの戦いの因縁ゆえ
エレオノールへの慕情を押し殺していたのだが、これを契機にナルミはエレオノールの元へ赴き
彼女と戦っていた「最後の四人」の一体、ハーレクインを撃破した後にエレオノールに愛を告白。
恋の成就を知って至上の笑みを浮かべるエレオノール。それを物陰から見届けたアルレッキーノは
自分たちの使命が果たされたことを知り、大破して首だけになっていたパンタローネと共に機能停止する。

シャトルで宇宙ステーションに上がり、フェイスレスと対峙する勝。
勝のエレオノールに対する気持ちが恋であると見抜き、思い人をナルミに譲った勝を哂うフェイスレス。
だが、勝は自分の選択に悔いがないことを告げ、フェイスレスを動揺させる。
そこへ「最後の四人」の一体、ディアマンティーナが乱入。主に歪んだ愛情を捧げる彼女だが
フェイスレスは一顧だにせず、彼女を分解してしまう。
しかし彼女の断末魔は、フェイスレスに傷を負わせると同時に、宇宙ステーションを爆破。
落ち始めたステーションの予測地点は、奇しくも日本の黒賀村であった。
墜落地点を変えるべく、人形でステーションの軌道修正を図る勝に、気まぐれと称して手を貸すフェイスレス。
その行動は、かつて彼が兄と共に人形芝居をしていた頃の幸せな記憶を呼び覚ます。
軌道修正を果たした後、フェイスレスはゾナハ病の治し方を明かした。
それは、エレオノールの子守唄を電波に乗せ、ゾナハ病を撒くナノマシンに聞かせることであった。
緊急脱出艇を勝に譲り、フェイスレスは墜落するステーションと運命を共にする。

世界は救われた。生き残った仲町サーカスの面々は、また興行生活へ戻っていく。
エレオノールとナルミは、紛争の続く危険地域へ笑いを届ける二人だけのサーカスを結成する。
そして世界のどこかで、かつての自分のように困っている子供を助ける一人の若者の姿が…
[からくりサーカス 完]

237 :マロン名無しさん:2007/02/24(土) 01:21:49 ID:???
あの読むのが辛い最終話までの流れをよくまあ3レスにすっきりと・・・
すばらしい乙。

しかしやっぱりラストの方に向かって、突込みどころ満載だな・・・
いや、すごいすきなんだけどね

238 :マロン名無しさん:2007/02/24(土) 01:32:54 ID:???
うまいな…乙かれさまでした。

239 :マロン名無しさん:2007/02/24(土) 06:12:00 ID:???
>>234-236
依頼人です。ありがとうございました!
とんでもない展開になったんですね。まったく予想できませんでした。
乙でした。ありがとうございました。

240 :マロン名無しさん:2007/02/24(土) 10:52:59 ID:???
>>231
なるべく詳しく知りたいですが書く方にお任せします。

241 :マロン名無しさん:2007/02/24(土) 22:55:11 ID:???
じゃあ、なるべく詳しめに書いてみる。

242 :金色のコルダ【登場人物】:2007/02/24(土) 22:57:26 ID:???
金色のコルダ1〜8巻 呉由姫 原案・ルビーパーティー

注:金色のコルダは階OEIの恋愛ゲーム(多分)を元にコミカライズされたもの。
音楽漫画ではありません。

【主要登場人物】
<コンクール参加者>
日野香穂子 普通科2年。音楽とは無縁で平凡な女子高生。
月森漣   音楽科2年ヴァイオリン専攻。無愛想。音楽一家のサラブレッド。
火原和樹  音楽科3年トランペット専攻。子供のように天真爛漫で気さく。
柚木梓馬  音楽科3年フルート専攻。優等生で学校のアイドル。実は作った性格。
志水桂一  音楽科1年チェロ専攻。マイペースで物静か。いつも眠そう。
冬海笙子  音楽科1年クラリネット専攻。内気で大人しい。

<その他の登場人物>
リリ    星奏学院に住みついている音楽の妖精。
土浦梁太郎 普通科2年。サッカー部員。荒っぽいが根は優しい。ピアノが上手い。
金澤紘人  コンクール担当の音楽教師。ちゃらんぽらん。
王崎信武  大学生で前回コンクールの優勝者。ヴァイオリン専攻。

243 :金色のコルダ【序章(1/2)】:2007/02/24(土) 23:02:08 ID:???
音楽科と普通科を併せ持つ私立星奏学院では、数年に一度コンクールが開かれる。
学内のコンクールだが伝統あるもので、優勝すると将来音楽家として大成すると
言われていることもあり、出たいと思う生徒は少なくない。
昔、参加者同士が結ばれたことから、2人の楽器にちなんで「ヴァイオリンロマンス」
と呼ばれる恋の伝説もある。
選ばれれば普通科からも参加できるが、クラシックとは無縁に過ごす香穂子には、
そんな話も遠い世界の出来事のように聞こえるだけだった。
音楽科と普通科は棟も制服も全く違う。ほとんど接点なんてないのが現状だ。

しかしある時、校内で妖精を目撃したことで香穂子の運命は変わってしまう。
開催が発表された学内コンクール参加者の中に香穂子の名前が入っていたのだ。
妖精・リリは学院に住みつく音楽の妖精で、学院の創設者にかつて助けられ、
その恩返しで学院に音楽の加護を与えるためにいるとのこと。
普段リリは魔法で完全に姿を消しているが、コンクール前はその魔法を弱める。
その状態でリリが見える者は、音楽の才があるという。
そしてそれが学内コンクールの裏の参加資格だった。
しかしリリが見える人間は最近減っており、今学院内で見えるのは香穂子だけ。
そんな状態なので他の参加者には魔法を完全に解いて姿を見せることでルールを
通すが、どうしても魔法を弱めた状態で見える生徒を参加させたかったらしい。

244 :金色のコルダ【序章(2/2)】:2007/02/24(土) 23:08:01 ID:???
楽器のできない香穂子にリリは、音楽の敷居を下げるために作ったという
「誰でも弾ける魔法のヴァイオリン」で出場するよう頼んだ。
試作なので、リリと相性の良い香穂子に使ってほしいと言う。
持ってみると勝手に腕を動かす恐ろしい代物で思わず投げ出し拒否する。
大体、魔法の力でコンクールに出るなんて他の参加者に失礼じゃ?
その質問にたじろぎつつも、リリは「優勝しろと言ってるわけじゃない、出場して
くれるだけでいいから」と泣きつく。弱った香穂子は出るだけならと引き受けた。

その直後には、香穂子は安請け合いしてしまったことを後悔していた。
ヴァイオリンを置き去りにしようとしたのを最近知り合った隣のクラスの土浦に
見られ、香穂子は自分は素人なのだと溢す。
事情は分からないが、選ばれたのには理由があるんだろうと土浦は激励し、
香穂子も少し弾いてみようかという気になった。

最初は気味が悪かったが、音を出そうと考えるだけで綺麗な音が出ることに
感心する香穂子。そこにやってきたのは音楽科でトゲトゲした態度の月森。
君が普通科の参加者なら、さっきの音程度では話にならないから辞退しろと
言われてしまう。月森も参加者に選ばれた一人だ。
人の気も知らないで、とムカムカしながらも言えない香穂子だが、月森の弾いた
「アヴェ・マリア」に感動し、屋上で弾いてみた。香穂子のアヴェ・マリアが
校内に響いた。
リリは、魔法のヴァイオリンは弾き手の解釈や感情に左右されると言う。
今は香穂子の感情がとても乗っていたから上手く弾けたのだろう。
しかし魔法の楽器とはいえ、曲を馴染ませたり解釈を深めるためにも練習は必要だ。

245 :金色のコルダ【1セレ準備期間】:2007/02/24(土) 23:28:40 ID:???
学内コンクールは短期間の間に4回のセレクションを行い、その都度順位付け
をし最終的に総合優勝者が決まるというもの。
第1セレクションの詳細が発表され、後2週間もないと知った香穂子は焦る。
1セレのテーマは「開かれしもの」。テーマに沿った選曲をし、伴奏者も探さなく
てはならない。
そんなとき香穂子はピアノがとても上手いという土浦の秘密を知る。
しかし過去コンクールで嫌な思いをして以来、人前では弾かなくなったらしい。
今ピアノに対して複雑な表情をする土浦。辞めてしまえたらいっそ楽になるかも
しれないが、別の道はないのだろうかと香穂子は思う。
土浦の小学生時代の演奏ビデオは、子供ながら大人顔負けのショパンで
土浦の弾く「別れの曲」の素晴らしさにに香穂子の目からは涙が毀れた。
生き生きとしている過去の土浦を見て、この曲を弾こうと思うのだった。
『問題は曲ではなく、その曲で何を語るかだ』そう言った土浦が思い出された。

伴奏者は申し出てきた音楽科の庄司に決まるが、庄司には何か思惑がある様子。

コンクール前日、軽く練習を切り上げた香穂子は、土浦と偶然会い、景気づけに
曲を弾いてもらう。弾きたそうに見えるのにどうしてそんなに隠すのか分からない。
本当はコンクールのことが気になってるから、自分を気にしてくれているのでは
と言うが、土浦は他人のことを心配してる場合かと怒る。
香穂子は本当にその通りだと思うのだった。

246 :金色のコルダ【第1セレクション】:2007/02/24(土) 23:36:21 ID:???
第1セレクション当日、リリに魔法で衣装と靴を用意してもらった香穂子。
しかし他の参加者の演奏が始まっても庄司が現れず、学校には来ていると
聞いた香穂子は探しに走り庄司を見つける。
伴奏をすっぽかし香穂子を棄権に追い込む、と携帯で話しているところだった。
庄司は香穂子に出てほしくないのだと言う。香穂子はずるい。練習量も少なく
素人面して本気とも思えない。音楽科は皆真剣で何年も毎日練習してるのに。
香穂子は「そう思われても仕方ないけど、こんなやり方でコンクールを台無しに
するのは他の参加者に失礼で間違ってる」と言った。
追いかけてきた月森もそれを支持する。
庄司は月森のことが好きで、きつく言われたことでショックを受け泣き去った。
靴擦れで足が痛い。香穂子はヒールを脱いで1人で舞台に立って弾き始める。
ショパンと言えばピアノ。そんな常識を覆す香穂子の選曲に驚く土浦。
しかし庄司ことで香穂子の心は乱れ、演奏も乱れてしまう。
伴奏者がいないということで教師にも演奏にストップをかけられてしまった。

そんな窮地に伴奏を名乗り出たのは土浦だった。
「別れの曲」は自分の道をあえて閉ざしている土浦を思って選んだもの。
これは終わりの曲なんかじゃなく、始まりの曲。
悲壮感のない颯爽とした演奏に観客から大きな拍手が寄せられた。
演奏を終えた香穂子は舞台袖で皆の前で気が抜けて泣いてしまう。
そんな香穂子に胸キュンする火原。
香穂子騒動でざわつく中、最後の演奏者・月森が登場。
観客を黙らせる圧倒の演奏で第1セレクションは幕を閉じた。

第1セレクション順位 
1位月森 2位柚木 3位志水 4位冬海 5位火原 6位香穂子

リリ曰く、香穂子の演奏は良かったが、伴奏者不在や裸足で出たことが
マナーの問題で点に響いた。火原も同様でマナー面が問題だったらしい。

247 :金色のコルダ:2007/02/24(土) 23:40:45 ID:???
書き忘れた つ<続く>

248 :マロン名無しさん:2007/02/26(月) 05:19:45 ID:???
ヤングジャンプで連載されていた
釋英勝のハッピーピープルを
お願いします。

249 :マロン名無しさん:2007/02/27(火) 22:16:40 ID:???
>>247
ありがとうございます。
続きが楽しみです。


250 :マロン名無しさん :2007/03/01(木) 13:14:07 ID:0ZYXUmvL


251 :金色のコルダ【合宿編】:2007/03/01(木) 22:34:58 ID:???
1セレが終わり、コンクール参加者達の合宿が始まる。(GWと思われる)

メンバーの中には土浦もいた。リリの意向で土浦が追加参加者として
発表されたのだ。1セレのことも周囲に冷やかされ、土浦は苛々する。
サッカー部の練習にも出られず、香穂子は巻き込んでしまったと思う。
庄司のこともあり、素人ということに甘えずに頑張ろうと思う香穂子。
練習曲でクライスラーを薦められた香穂子は、クライスラーは自分の
曲を過去の作曲家の名を借りて発表していた嘘つきだったと聞く。
でもそれは良い嘘になった。香穂子は自分の魔法のヴァイオリンも、
良い嘘になるだろうかと考える。

合宿先は参加者の1人・冬海の別荘だった。防音の練習室が3つもある
ということで学校側から頼んだのだ。セレブの多さに萎える香穂子だが、
避暑地の整った施設での合宿は充実したものとなった。
火原はますます香穂子を意識するようになり、仲の良さ気な土浦を気に
するが土浦は付き合っていないと言い、安心する火原。

香穂子は素人?という話を聞いた月森は、素人が弾けるものではないと
否定的。だが、香穂子の音楽知識のなさが技量と噛み合ってないのは明らか。
柚木は本当に素人だったらまさに天才だと言い、月森は香穂子を気にする。
参加者の中では飛び抜けて上手い月森だが、彼にはコンプレックスがあった。
母親は伸びやかで優しい演奏をするピアニスト・浜井美沙。それに比べて
月森自身は技術先行。どうすればあんな優しい音楽が奏でられるのか。
暗がりの別荘の庭で伸びやかに演奏する香穂子につられ、月森はその音に
自分のヴァイオリンの音を重ねる。二人の合奏が別荘に流れた。
らしくない音だと柚木に言われ、月森は動揺する。

252 :金色のコルダ【2セレ準備期間】:2007/03/01(木) 22:47:39 ID:???
ヴァイオリンが少し楽しくなってきた香穂子だが、合宿後、突然柚木から
ウザイから辞退しろと脅され、優雅で親切だった柚木の変わりように驚く。
柚木にコンクールのアンケート調査に巻き込まれた香穂子は、普通科の生徒の
冷ややかな反応に怒り、次はもっといい演奏をしてみせると公衆の面前で豪語。
ネチネチ嫌がらせする柚木にも、香穂子は今更辞められないと拒み、
負けるもんかと叫ぶのだった。

第2セレクションでは月森の両親がゲストとして呼ばれることが決まる。
そのことからか、月森は神経質になり始める。
香穂子が夕方帰ろうとしていると、月森が来て自分に練習室を使わせてくれと言う。
しかし、月森の熱に気付いた香穂子は放っておけずぐったりした月森と一緒に
そのまま眠ってしまった。
気が付くと夜。月森は香穂子に上着を掛け、帰ってしまっていた。
練習で帰りが遅くなった土浦・火原と帰り道で会った香穂子は、制服を返すために
月森邸を三人で訪れる。コンクールで結果を出そうとする月森と、楽しめればいいと
言う香穂子。対照的な二人。

「コンクールは月森の優勝を前提にした出来レースだ」そんな音楽科生徒の陰口に
むっとした香穂子は、彼らを怒らせてしまう。
志水に助けを求めるも熟睡しており、危ないところを月森に助けられる。
最近の月森の変化を気にする香穂子は両親が来ると緊張するのかと軽口をたたくが
それは図星でその後気まずくなってしまった。

253 :金色のコルダ【第2セレクション】:2007/03/01(木) 23:12:03 ID:???
始まる第2セレクション。テーマは「信じるもの」。
演奏順は前回の順位の逆。
2セレから参加の土浦を筆頭に前回最下位の香穂子、5位4位という流れ。
土浦の音楽科にも勝る演奏に、他の参加者を始め、香穂子の伴奏者になった
音楽科の森(当日に突然出てくる)も舌を巻く。
香穂子は、「魔法のヴァイオリンを信じてる」と微妙によく分からない悟りを開き
無心の演奏。火原も好調。順番が最後で、控え室で微調整をしていた月森は
そろそろ戻ろうとしていたところを後ろから殴られ、荷物を入れていた場所に
閉じ込められてしまう。

演奏の済んだ参加者達が探すが見付からない。月森が外に行ったと言う生徒も
いるらしい。しかし控え室に月森のヴァイオリンがあるのを見て、香穂子は月森が
置いていくわけないと思い、そこで月森の声に気付く。
土浦も外に行ったという証言を怪しみ、その生徒に詰め寄った。
月森を監禁したのは以前香穂子とトラブルになった音楽科の生徒たちだった。

香穂子が気付いて、戻ったときにはもうセレクションは終わっていた。
演奏者は時間厳守がルールと月森の両親は言う。
納得いかない香穂子だったが月森はもういいと言った。
香穂子はその後、浜井美沙と共に暗い講堂で1人演奏する月森を見た。
いつもはコンクールに縛られている月森の、いつもと違う自由な演奏。
その圧倒的な実力。彼のプライドの高さ。音楽に対する姿勢。
自分とは全く違う場所で生きてる人なのだと痛感する香穂子だった。

第2セレクション順位
1位土浦 2位香穂子 3位火原 4位柚木 5位志水 6位冬海 失格:月森

254 :金色のコルダ【補足】:2007/03/01(木) 23:18:48 ID:???
リリは他の参加者に姿を見せると言っていますが
コンクールが終わりに向かっている現連載中まで一度も香穂子以外に
姿を見せた様子がありません。
参加者は妖精や魔法の存在などないものとして過ごしていると
思ってください。

原案のある作品にも関わらず、漫画の中ではこういった設定の根本に
関わる矛盾?が結構多く見られます。


つ<続く>

255 :マロン名無しさん:2007/03/02(金) 00:07:22 ID:???
コルダ乙です


「機動戦士ガンダムC.D.A.若き彗星の肖像」
をお願いします。

256 :マロン名無しさん:2007/03/02(金) 13:52:18 ID:???
自分は>>226じゃないが半熟忍法帳は俺も気になるので
登場人物とか設定とかも誰か書いてくれる人がいたら依頼したい

257 :マロン名無しさん:2007/03/03(土) 00:33:57 ID:???
サスペリアで連載されていた新カルラ舞う!の熊野編をお願いします。
出来れば詳しく希望ですが、とりあえず簡単にでもおkです。
よろしくお願いします

258 :マロン名無しさん:2007/03/03(土) 12:14:23 ID:???
ジョジョの3話おねがいします。
ポルーが「ありのまま、今回おこったことを話すぜ!」と言ってるのが
何巻かも教えてください。

259 :マロン名無しさん:2007/03/03(土) 12:46:33 ID:???
>>258
第三部の間違いじゃね?

260 :マロン名無しさん:2007/03/03(土) 14:43:57 ID:???
>>258
>ポルーが「ありのまま、今回おこったことを話すぜ!」と言ってるのが
>何巻かも教えてください。
ポルナレフ 元ネタ でググレ。

261 :金色のコルダ【3セレ準備期間】:2007/03/03(土) 15:06:56 ID:???
普通科の1・2位奪取に、音楽科参加者への風当たりが強くなる。
香穂子は実力のない自分が高く評価されることに、罪悪感を感じ始めていた。
土浦も普通科とはいえ、他人には隠していても毎日練習していたとのこと。
リリはヴァイオリンの魔法も永遠ではないからと、魔法をかけ直した。
今後もメンテは必要らしい。魔法に対し複雑な顔をする香穂子。

香穂子は音楽科の生徒に助言を求められ、いくら弾いても弾き足りない彼らの
真剣さに居た堪れなくなり、泣いて逃げてしまう。
OBで前回優勝者の王崎は、普通科からの参加は意味のあることだと言う。
王崎にリクエストして曲を弾いてもらい、慰められた心地のする香穂子。
自分には何もないけど、何か見つけられるだろうか。

王崎の誘いでヴァイオリン教室に子供達に教えに行くことになった香穂子達。
無邪気に弾く子供達を見て、自分も子供の頃からやっていたら・・・と考える。
普通のヴァイオリンを弾いたことがないと気付いた香穂子は、誰もいない教室で
弾いてみるが、ロクに音を出せない始末。分かっていた筈なのに、そのことに
ショックを隠せない。しかもそれを月森に聞かれていた。真相を問う月森。
香穂子は嘘で誤魔化し続け、月森を避けるようになる。
香穂子の様子を心配した土浦は、月森に詰め寄るが月森も良く分からない。
火原は月森に対する香穂子の態度に嫉妬を感じてもやもや。

状況に反して周囲は香穂子に好意的になり、香穂子はプレッシャーに押しつぶされ
てしまう。せめて少しでも上手くならなければと思うも苛立ちは募り、楽譜を叩きつけ、
もう辞めようと思う。
しかしヴァイオリンを返そうとしても、リリは受け取らなかった。
遊びまわるようになった香穂子を友人も心配するが、自分と遊ぶのが嫌なのかと
香穂子は拗ねる。土浦も練習しない香穂子を怒るが、香穂子は土浦には関係ないと
拒絶。香穂子がいたから俺は・・・と言う土浦。私は土浦君とは違う、と叫ぶ香穂子。
金澤に辞退の意向を伝えるが、保留と言われ、火原にも心配される。
香穂子はいっそヴァイオリンを嫌いになれれば、と思う。
いつの間にこんなに好きになってたのか。
香穂子は感極まわってヴァイオリンを抱き、もう一度弾いてもいいかなぁ、と泣いた。

262 :金色のコルダ【第3セレクション】:2007/03/03(土) 15:14:58 ID:???
第3セレクション当日。テーマは「失われしもの」。
何事もなかったかのように香穂子は振舞うも、月森にそっけなくされしょんぼり。
リリの様子がおかしいが、頭にあるのは目の前のセレクションことだけ。
一番手の月森の演奏を聞き、その上手さに焦りを感じた香穂子は控え室で調整。
弓の動きがいつもより鈍いと思っていると、リリがヴァイオリンがもう壊れると言う。
後一曲弾けるか弾けないか。リリを責める香穂子だが、もう辞退する気はない。
柚木が騒ぎに気付き、ビクつく香穂子だが特にまずいことは聞かれてないらしい。
セレクションの度に大騒ぎをしている香穂子。他の参加者も乱されている。
自分も調子が狂うと感じる柚木だが、演奏は荒いと言われつつも好評。
対して火原は全く集中できずボロボロ。

いよいよ香穂子の番。出だしは上手く弾けたがだんだんと魔法の効力が弱まり、
演奏にばらつきが出てくる。どんどん酷くなる演奏。
それでも集中力を切らさずに「なんか好き」というまた微妙な理由で決めた曲を
弾ききった香穂子。火原はそんな香穂子の姿を見て自分を恥じる。
最後までヴァイオリンはもったものの、一本を残して弦は切れてしまっていた。
控え室に戻るとヴァイオリンは金色の弦一本を残して跡形もなく消えてしまった。
魔法のヴァイオリンに感謝する香穂子だった。

第3セレクション順位
1位柚木 2位月森 3位土浦 4位志水 5位冬海 6位火原 7位香穂子

263 :マロン名無しさん:2007/03/03(土) 16:07:31 ID:???
主人公に苛つく話だな

264 :ジョジョ3部:2007/03/03(土) 17:04:27 ID:???
ジョジョ3部を簡潔に。

2部から数十年、老人となったジョセフ・ジョースターは
遥々日本まで娘のホリィと孫の空条承太郎に会いに来る。
最近、悪霊に悩んでいた承太郎。
他の人間に見えないその悪霊は、承太郎の意思で自在に動かせ、
物を取ってきたり、気に喰わない奴をブチのめすこともできるのだ。
承太郎はジョセフからそれが「幽波紋(スタンド)」と呼ばれるものだと説明される。
ごく僅かな人間が生まれつき持っているスタンド、
ジョセフを含め、ジョースターの家系に突如スタンドが発現したのは
1部ボスの吸血鬼DIOが初代ジョジョ、ジョナサンの体を奪って復活した影響らしい。
スタンドの暴走により倒れてしまったホリィを救うため、
承太郎たちはDIOのいるエジプトを目指す。

同じく打倒DIOを目指すスタンド使い
花京院典明、ジャン・P・ポルナレルフ、モハメド・アブドゥル、犬のイギーらを加え、
一行のエジプトへの旅は続く。
(基本的に、新手のスタンド使い登場→撃破、のパターンなので省略。)
ようやくエジプトに辿り着く。
DIOのスタンドが持つ「時を止める能力」により、次々と仲間が殺されていくが、
承太郎は土壇場で同じ能力に目覚め、DIOの抹殺に成功するのだった。

265 :ジョジョ3部:2007/03/03(土) 17:09:49 ID:???
「ありのまま〜」の元ネタ 28巻

二手に別れ、DIOの屋敷に踏み込む一行。
アブドゥルとイギーを失いつつも、ポルナレルフは一足早くDIOの前に辿り着く。
かつてポルナレルフはDIOに洗脳されて配下にいたことがあり、
DIOは「歯向かうつもりなら階段を上れ、だが階段を下りれば許してやる」
と懐柔する。当然ポルナレルフの返事はNO!
だが階段を上ったつもりが、下を見ると元の段にいる。
上っても上っても元の段、それどころか下の段に下りている。
(DIOの「時を止める能力」を使った芸当)
それから承太郎たちと合流したポルナレルフの台詞。

266 :マロン名無しさん:2007/03/06(火) 00:14:42 ID:???
劇場映画がっかり記念ということでw ジョジョ第一部を5レスで。

267 :ジョジョ第一部 1/5:2007/03/06(火) 00:15:35 ID:???
1880年、英国貴族ジョースター家に、ディオ・ブランドーと名乗る少年が現れる。
彼は、ジョースター家当主ジョージの恩人(実は火事場泥棒の類だったのだが)ダリオの息子だった。
ジョージの息子ジョナサン(通称ジョジョ)はディオを受け入れようとするが
ディオは恐るべき邪悪な精神と野望を持ち、ジョースター家の乗っ取りを企んでいた。
人前では品行方正な好人物を装いながら、ディオはジョジョの居場所を少しずつ奪いはじめる。
誇り高いが苦労知らずのジョジョは、ディオにことごとく敗れ、家でも友人たちの間でも貶められていった。
だが、ディオが駄目押しとして、ジョジョの恋人エリナのファーストキスを奪ったところ
ジョジョは、自分よりもむしろ貞淑なエリナへの侮辱に怒り、爆発的な強さを見せてディオに殴りかかった。
思いがけず負けたディオは、復讐としてジョジョの愛犬ダニーを惨殺するが
以後はジョジョを警戒し、計画をより慎重なものへと修正していく。。
この喧嘩の際、壁に掛けられていた古代アステカ製の石仮面にディオの返り血がかかると
石仮面は突如、ばね仕掛けのように鋭い骨針を突き出した。
この石仮面が後に恐ろしい事件の始まりになるとは、まだ二人も気付いていなかったのだ…

7年後、ジョジョとディオは大学生となり、表面的には親友と呼ばれるようになっていた。
だが、偶然からジョジョは、ディオが父ジョージに毒を飲ませ、病気に見せかけて殺そうとする計画を知る。
ディオが使っていた毒の正体を暴き、犯罪の証拠をつかむべく
ジョジョは、謎と犯罪に満ちたロンドンのスラム街「食屍鬼街」へと踏み込んでいった。
たちまちスラムの悪党たちがジョジョをカモと見て襲い掛かる。しかし彼らを前にしてなお
大胆かつ高潔に振舞うジョジョの戦いぶりは、スラムの顔役たる好漢スピードワゴンの友情を勝ち取り
彼の案内によって、ジョジョは毒薬を商う中国人を捕らえることができた。
一方、犯罪の露見を恐れたディオは、ジョジョが石仮面を研究していたことに着目し
石仮面の骨針をジョジョの頭に食い込ませて殺せば、殺人ではなく研究中の事故を装えると企む。
だが、浮浪者で実験したところ、脳に食い込んだ骨針は浮浪者を恐るべき吸血鬼へと変えたのだ。

268 :ジョジョ第一部 2/5:2007/03/06(火) 00:16:34 ID:???
石仮面の恐るべき機能を知ったディオ。吸血鬼化した浮浪者は曙光に溶けて消滅したが
ディオは吸血鬼を、人間を超越する可能性と受け止めた。
証拠をつかんで帰宅したジョジョにナイフを突き立て、その血を以って吸血鬼化しようとするディオ。
だが、そのナイフを受けたのは、ジョジョをかばって飛び込んだ父ジョージであった。
ジョジョの腕の中で息を引き取るジョージ。だが悲しむ間もなく、吸血鬼ディオが襲い掛かる。
銃をものともせず居合わせた警官たちを虐殺し、精気を吸われ死んだ者はゾンビと化してさらに人を襲う。
ジョースター邸は地獄と化した。己の研究が怪物を生み出した責任を感じ、ディオに立ち向かうジョジョ。
だが、吸血鬼の驚異的な再生能力には並の攻撃は聞かぬと判断し、彼は館に火を放つ。
ジョジョは自らを囮にディオを燃える館の最上階へ導き、追ってきたディオもろとも燃える階下へ飛び降りた!
己の再生力を過信して油断するディオ。だがジョジョの捨て身の特攻は
ディオを一階の女神像に串刺しにすることに成功した。ディオは体を抜く余裕がなく、業火に飲み込まれる。
辛うじて脱出したジョジョとスピードワゴンの眼前で、ジョースター邸は炎の中に崩れ落ちていった…。

悪夢の一夜を生き延びたジョジョ。担ぎ込まれた病院で、彼は美しい淑女に成長したエリナと再会する。
やがて傷も癒え始め、穏やかで幸せな時間をすごすジョジョ。
だが、彼の前にツェペリ男爵と名乗る謎の紳士が現れ、戦いが終わっていないことを告げる。
そう、ディオは生きていた。人間なら死ぬほどの大火傷を負いながらも生き延びた彼は
火事場泥棒に舞い戻った中国人の毒薬商ワンチェンをゾンビ化して手下とした後
着々と力を蓄えつつあったのだ。
ツェペリ男爵がジョジョに伝授したのは、彼が東洋で習得した「仙道」の力。
呼吸によって生命力を高め、太陽光線と同質の「生命の波紋」を放って死せる怪物を破壊する。
彼はかつて、偶然に石仮面を発掘し、そのために彼の発掘隊は全滅した。
ツェペリは、行方不明になった石仮面の災いがやがて世に現れると確信し
東洋の秘伝から「波紋」の力を学び取り、石仮面を追って戦い続ける男であった。

269 :ジョジョ第一部 3/5:2007/03/06(火) 00:17:22 ID:???
ディオの隠れ家が、ロンドン近郊の町ウインドナイツ・ロットにあるとの情報を得たジョジョは
エリナに事情を隠したまま、ツェペリやスピードワゴンと共に戦いに赴いた。
町の入り口のトンネルで、早くも第一の刺客──ディオが仲間に引き込んだ希代の殺人鬼
「切り裂きジャック」のゾンビが襲い掛かる。暗闇の地下道でジョジョを切り刻もうとするジャックだが
ジョジョは実戦の中で、波紋を生かした戦闘法を学び取りジャックを撃退した。

町へ入った一行の前に、ついに再生したディオが立ちはだかった。
彼は、村の少年ポコに催眠術を掛けて操り、ジョジョ一行を巧みにおびき出したのである。
正気に戻ったポコを庇いながらディオと戦うジョジョとツェペリ。
だが既に波紋法の情報を得ていたディオは、体内水分を気化させて熱を奪い
肉体を凍結させて波紋を無効化する。決め手を失ったジョジョたちの前に立ちはだかるのは
騙し討ちによって憎悪を抱きながら死んだ伝説の騎士「ブラフォード」と「タルカス」のゾンビである。
ゾンビとなっても騎士道に拘るブラフォードは、ジョジョと一対一の決闘を展開。
ジョジョは呼吸のできない水中へ追い込まれ波紋を封じられる。
だが、ここでジョジョは子供時代に聞いた亡きジョージの言葉を思い出す!
“ダニーがおもちゃの鉄砲をくわえて離さない?それは無理やり引き離そうとするからだよ
 逆に考えるんだ 『あげちゃってもいいさ』と考えるんだ”
唖然とするブラフォードの前で、なんとジョジョは深く潜った!そして湖底の石をどけると
そこから大きな気泡が!この地域の地層から、地下に空気溜りがあるとジョジョは見抜いたのだ。
息継ぎをして、水越しの波紋でブラフォードを打つジョジョ。水上へたたき出されるブラフォードだが
彼は自らの髪を触手の如く伸ばし、ジョジョの腕を封じて締め上げる。
しかしブラフォードがジョジョの首を刎ねるべく剣で斬りかかった瞬間、ジョジョは足で剣を蹴り上げ
鋼の剣を伝わる波紋で相手を攻撃!ひるんだブラフォードに必殺の「山吹色の波紋疾走」が叩き込まれる。
最期に高潔な騎士の魂を取り戻したブラフォードは、自らの剣に刻まれた「LUCK(幸運)」の文字に
自らの血でPを足し「PLUCK(勇気)」としてジョジョに送り消滅した。

270 :ジョジョ第一部 4/5:2007/03/06(火) 00:18:15 ID:???
強敵ブラフォードを倒した一行だが、次なる敵タルカスが立ちはだかる。
圧倒敵体格差による猛攻をかわすことしかできず、彼らは町の郊外にある遺跡、
古の騎士たちが使った修行場へと追い込まれる。
ジョジョが入ったのは、一本の鎖の端に首輪で繋がれ、もう一方に繋がれた相手の首を折るまで
首輪を外すことができぬという「双首竜の間」。
対戦者が入ると内側から鍵がかかるため、ジョジョとタルカスを除く一同は締め出されてしまう。
ジョジョを援護できないこの状況を打破したのは、家族を守るために勇気を振り絞ったポコだった。
小さな窓から室内に入った彼は、タルカスに攻撃されながらも扉の鍵を開けたのだ。
開いた扉から入り、だが沈痛な面持ちで戦いに望むツェペリ。
実は、彼は波紋法の修行時代に、師匠から死の予言を受けていた。
この状況こそ、予言されていた彼の死の予言に合致していたのである。
死の予感にひるむことなく戦うツェペリ。だが、予想外に身軽なタルカスの攻撃は
ツェペリをも鎖に絡めとリ、ジョジョを絞殺すると同時に彼の胴体をも締め上げ、引き裂いたのだ!
だが最期の瞬間、ツェペリは自分の持つ全ての波紋をジョジョへと注いだ。
膨大な波紋がジョジョを活気付け、彼は即座に蘇生し、ゾンビすら凌駕する怪力を得る。
もはやタルカスも敵ではなく、ジョジョは必殺の波紋でタルカスを粉砕した。

師ツェペリを失った悲しみを乗り越え、ディオを追うジョジョたち。
すでに、町の中にもゾンビ化した者が着実に増え始めていた。
そこへ現れたのは、ツェペリに波紋法を伝えた老師トンペティに、その高弟ダイアーとストレイツォ。
ツェペリから連絡を受けて、援軍としてはるばる駆けつけたのである。
新たな助っ人を得て、ついにジョジョ一行はディオの館へと踏み込んだ。
ジョジョを押しのけて一番手に出たのは、兄弟弟子ツェペリの敵を討たんとするダイアー。
だが、ディオの気化冷凍法は、ダイアーの全身をも一瞬で凍らせ、彼の攻撃を封じてしまう。
ディオは、凍結したダイアーを粉々に砕いて殺すが、首だけ残ったダイアーは
最期の波紋を薔薇の花に込め、吹き矢の如くディオの目を射抜いた。
思わぬ反撃に激昂するディオ。ついに彼とジョジョの激闘が幕を開けた!

271 :ジョジョ第一部 5/5:2007/03/06(火) 00:19:06 ID:???
ブラフォードから託された剣を手に、ジョジョはディオに直接触れぬよう斬りつける。
だが、ディオの気化冷凍法は、剣もろともジョジョの手を凍りつかせた。
しかしジョジョは冷静に状況を読む。波紋が流れない状況では、ディオもこちらの精気を吸えないのだ。
剣を松明の炎であぶり、氷を溶かして反撃のチャンスを掴むジョジョ。
ひるんだディオを殴りつけるが、またも拳は瞬時に凍らされてしまう。
勝利を確信しジョジョを襲うディオ。だがここでジョジョは、自らの拳に火をつけてディオに殴りかかった!
ディオはこの大胆な攻撃を止められず、ついに波紋の拳による一撃を受けてしまう。
太陽の如き波紋の輝きの前に、ディオの胴体は溶け落ち、崖下へ転落していった。
ディオの陰謀は粉砕されたのである。

短くも激しい戦いを終えたジョジョは、帰郷後にエリナと結婚。
皆に祝福されつつ、彼は新婚旅行でアメリカに向かう客船へ乗り込む。
だがそこで待っていたのは、ディオの恐るべき復讐劇であった。
ディオはあの時、自ら首を切り落として波紋による消滅を逃れていた。しかし胴体がなければ
彼の力は少なく、野望も達成できない。そこで彼は、今や尊敬すら覚えているジョジョを殺し
その首を落として肉体を奪うことを企んだのだ。
予想外のディオの出現に虚を突かれたジョジョは、ディオの奇襲によって致命傷を負ってしまう。
船客の大半もゾンビに変えられ、もはやジョジョに勝機は無い。
だが、止めを刺すべくワンチェンが近づいた時、ジョジョは命と引き換えの最期の波紋を放った。
それは、ワンチェンを完全には破壊せず、彼のゾンビとしての怪力を船の蒸気機関へ向ける。
暴走した蒸気機関は船を破壊し、ゾンビの群れもろとも船を沈める。
ジョジョが最期にエリナに告げたのは、生き残っていた一人の赤ん坊を連れて船を脱出すること。
夫に殉じる覚悟を決めていたエリナにとって、それはむしろ残酷な願いであったが
エリナはやがてその願いを聞き入れて去った。それを見届けたジョジョは
ディオの首を押さえ込んだまま息絶え、船と共に海中へと没する。
かくして、ジョナサン・ジョースターの物語は終わる。しかし、エリナの胎には
すでに彼の子供が宿っていた。ジョースターの誇り高き血統は絶えることなく受け継がれていたのだ…

272 :マロン名無しさん:2007/03/06(火) 12:53:45 ID:???
ジョジョ乙。
なっつかしー。
ちょうどジョジョ体操見たところだw

273 :マロン名無しさん:2007/03/06(火) 19:49:53 ID:???
ジョジョ乙。

274 :マロン名無しさん:2007/03/07(水) 09:35:01 ID:???
>>264-265
ありがとん!
じっくり読みたいので貸し本屋で借りてくる!!

ホントはジョジョは買って手元に置きたいくらい好きな漫画なんだけど
部屋が狭いから、巻数の多い漫画はなかなか買えないんだよなぁ…。

275 :マロン名無しさん:2007/03/07(水) 09:40:32 ID:???
リクエストしなかったけど、ジョジョ1部書いた方もありがとう!
なつかしいなー。(・∀・)
ジョジョ1部は、主人公が英国紳士なんだよねー。
2部は、ヤンチャな性格の主人公(ジョセフ)で。
ドイツは世界いちィィィィみたいなセリフがあったのは2部だったよね。

276 :マロン名無しさん:2007/03/07(水) 21:11:03 ID:???
いそほゆうすけ「ドラミちゃん」をお願いします。

277 :マロン名無しさん:2007/03/07(水) 23:11:22 ID:f2EgeYub
鶴田謙二『おもいでエマノン』のストーリー教えてください

278 :マロン名無しさん:2007/03/07(水) 23:21:21 ID:???
>>277
さんふらわぁ「ボーッ」











ごめん、これ安永のほうだった

279 :マロン名無しさん:2007/03/09(金) 20:49:01 ID:0gNi/JW+
まとめサイトの「RozenMaiden」が、設定紹介程度の分量しか無いので、
詳しくストーリーの流れを教えてもらいたいです。
よろしくお願いします。

280 :マロン名無しさん:2007/03/09(金) 21:01:30 ID:???
ALIVEってどんなの?

281 :マロン名無しさん:2007/03/09(金) 21:06:09 ID:???
ガムラカン 漢字が分からん。
知ってる方いましたら教えて下さい。よろしく。

282 :マロン名無しさん:2007/03/09(金) 21:29:08 ID:???
「臥夢螺館」じゃね?

283 :アライブ:2007/03/10(土) 05:07:36 ID:???
月マガ連載中のアライブ〜最終進化的少年〜のことなら↓

普通の高校生、叶太輔が突如として変貌した幼馴染の少年・広瀬雄一と
その幼馴染にさらわれた同じく幼馴染の少女・落合恵、
そして広瀬をそそのかした黒幕の男・勝又を追って突如として手に入れた
不思議な能力を使いながら冒険していくバトルアドベンチャー。
主人公と幼馴染(男の方)は宇宙から飛来した精神体の影響で
能力を入手した。勝又も同様に能力者で、この能力は個人個人によって
まちまち。基本的にはトラウマがある人間が能力に目覚める。

友人を追う旅の中で親を亡くした少年・滝沢勇太と
勝又の一派に弟を殺され復讐をしようとしている少女・楠奈美の二人が
仲間になる。三人は勝又が残した「北へ向かう」という言葉を頼りに
北海道のとある湖にたどりつく。そこには「アクロの心臓」と呼ばれる
何かが眠っているらしい。勝又達が「あの方」と呼ぶ未知の存在の
半身であるそれは、同時に能力者の力を増幅させることもできる。

湖に集まった太輔達と勝又一行。そこには広瀬と恵の姿もあった。
広瀬は恵のことが好きだったが恵は広瀬を恋愛対象としては見ておらず
太輔の方に行為をよせていた。自分を助けに来た太輔に駆け寄る恵を見て
もともと勝又に操られ、揺さぶられていた心は完璧に崩壊。
出てきたアクロの心臓と同化・暴走する広瀬に太輔は己の力を振り絞って
なんとか広瀬を止めるも、生死不明の状態に。
なんとか生き残った勇太と奈美。しかし恵は再び勝又にさらわれる。
彼らの心に重たい何かを残しつつ旅は終わり、彼らは日常に戻っていく。

第一部は大体こんな感じ。大分端折ってますが。次第二部(現本誌掲載まで)。

284 :アライブ(二部):2007/03/10(土) 05:09:39 ID:???
第一部から二年、少し成長した勇太の所に現れた謎の転校生・葵。
彼女が太輔について何らかの情報を握っていることに気づいた勇太は
彼女と彼女の兄に事情を問いただす。曰く、彼女達の母親が
太輔を保護しているとのこと。奈美と合流して太輔の元にかけつけた
二人だったが、彼は戦いのショックで記憶をなくしていた。

唯一の肉親である姉と引き合わせる事でなんとか記憶を取り戻した太輔。
同時に能力も復活した彼に、太輔を保護していた女性・手塚由紀恵は
勝又の野望を阻止するためにアクロの心臓を破壊して欲しいと
頭を下げる。広瀬の暴走を間近で見てその恐ろしさをよく知る太輔は
あんな危険なものを放っておくわけにはいかないと了承。三人と
彼女の子供のうちの能力者である者達がアクロの心臓を破壊することに。

アクロの心臓は米国が軍事活用をしようと回収して自国に持ち帰る
途中だった。軍事基地にのりこむ一行だが、結局捉えられてしまう。
能力者(というか太輔?)に反応して異様な挙動を示すアクロの心臓。
こっそりついてきた葵の協力もありなんとか全員無事に脱出はしたものの
アクロの心臓を破壊する事はできなかった。心臓は船に乗って国外へ。

なんだかんだで(すまん、詳しい展開忘れた)一旦奈美の実家に
身を寄せることになった太輔。周囲の人間に奈美との恋愛疑惑を囁かれつつ
一時の急速を得る。そんな折、恵の事を知る謎の人物が彼の前に現れた。
「恵は御霊と共にいる」という言葉を残して去っていく男。
喜ぶ太輔だったが、旅の中で少なからず彼を思うようになった奈美は
その知らせに安堵するものの、複雑な感情を抱く。

一方心臓を運ぶ米軍達の所には勝又側の能力者が入り込み、心臓を奪取しようと
画策していた。勝又本人は「アクロの御霊」(おそらくこれがあの方)と共に
どこかで生活を営んでいる様子。御霊は何故か恵のことを気に入っているらしく
「恵と遊ばせろ」「早く心臓を取り戻せ」と子供の外見のままにゴネるのだった。

285 :アライブ(補足):2007/03/10(土) 05:10:49 ID:???
補足・宇宙から飛来した精神体うんぬんについて
この世界のベースは現実世界。でもって、宇宙の彼方から
生きる事に疲れて死にたがってた精神体が飛来してきた、という設定。
精神体は人に乗り移る(というか同化?)ことで死ねるようになるので
膨大な数の精神体達が人間に乗り移っては自殺したんだけど
その中に乗り移っても死なない人間がいた。これが能力者達。
そういう人はえてして心の中に何らかの問題を抱えていて、その問題が
彼らの使う能力の内容に深く関係している。

乗り移って死んだ人はかなりの数で、物語冒頭で謎の自殺事件として
話題になってた。世界中で万単位の人間が自殺したらしい。

途中の能力バトルや勝又側の人間以外の能力者との邂逅なんかは
端折ってます。もっと詳しく、という要望があれば
いくらか補足は可能ですので適当にリクしてくださいな。

286 :金色のコルダ【4セレ準備期間】:2007/03/10(土) 11:42:21 ID:???
香穂子に告白しようか悩む火原は、香穂子と月森の関係を気にするが
月森は自分にそういう気持ちはないとバッサリ。
香穂子は、ヴァイオリンがなくなったことでどうしようかと悩む。
思えば値段も習う場所も知らず、今更参加者に聞くわけにもいかない。
ヴァイオリンを弾きたいと強く思うが、店で値札を見て買えないと思う。
結局うだうだ悩むだけの香穂子にリリが普通のヴァイオリンをプレゼントする。

土浦と一緒に帰宅中、崎本という他校の少女が土浦を待っていた。
崎本と土浦の親しげな様子に驚く香穂子。崎本は遊園地に誘ってきた。
断りそびれた香穂子は月森や他の参加者も誘うが、悉く断られる。
柚木にはこれ以上お前には振り回されたくないと言われてしまう。

ご都合なことに結構普通のヴァイオリンも弾けるようになってた香穂子。
とはいえ以前よりは劣る。音がバラバラだと月森に言われ、気まずさを
遊園地ネタで誤魔化しながらも、月森に認めてもらえるよう頑張ると言う。
根詰めた様子の月森に、香穂子は三度遊園地に誘い月森も根負けする。

遊園地で急にノリノリになる香穂子だが、仲良さ気な土浦と崎本が
気になり眉を潜める。二人は中学生のときに付き合っていたらしい。
崎本はまた付き合わないかと言うが、土浦は香穂子を好きだと自覚し断る。
崎本はこそっと香穂子に土浦を頼み、事あるごとに他人から土浦との仲を
冷やかされる香穂子は、そんなんじゃないのにと思う。

287 :マロン名無しさん:2007/03/10(土) 11:59:46 ID:???
一応連載最新まで。これで投下は終わり。

アニメと一番違う点は漫画の主人公がかなりいい加減なところかな。
あといきなり普通のヴァイオリンも弾けてるところ。(素人が二ヶ月で…ありえん)
ちなみにゲーム続編決定で4セレ後も続くらしいです。

288 :マロン名無しさん:2007/03/10(土) 12:02:18 ID:???
乙です。

アニメしか見てないが、漫画も今度読んでみるかな。

289 :マロン名無しさん:2007/03/10(土) 12:17:32 ID:???
アニメのほうがまともだと言われてたな

290 :マロン名無しさん:2007/03/10(土) 12:22:16 ID:ziJltGbj
アライブ乙。寄生獣とARMSを足して二で割ったみたいな話だな

291 :マロン名無しさん:2007/03/10(土) 12:43:13 ID:???
アライブ乙。
高橋ツトムのALIVEな気がするのは気のせいだな。

292 :マロン名無しさん:2007/03/10(土) 12:52:17 ID:???
気のせいじゃないんじゃw

293 :マロン名無しさん:2007/03/10(土) 13:34:19 ID:???
>>282そうそう。
そのガムラカンです。ストーリープリーズ

294 :マロン名無しさん:2007/03/10(土) 14:28:51 ID:ziJltGbj
夜ニモマケズ!をお願いします

295 :マロン名無しさん:2007/03/11(日) 00:56:33 ID:???
鈴木有布子さんの「落第天使」お願いします
2001年サウスに読みきりとして載ったようですが
コミックス収録されていないので

296 :マロン名無しさん:2007/03/11(日) 13:25:56 ID:+l13Z/gA
クレッシェンドという
マーガレット系コミックスのストーリーを教えてください。
サッカーがうまく将来有望の栄という男の子が出てくる漫画で、
1巻は読んだのですが2巻が見つからず、オチがわかりません。
さっとでいいのでわかる方お願いします。

297 :マロン名無しさん:2007/03/11(日) 14:46:03 ID:8ligII/Z
>>283-285
>>280です。なんか質問丸投げだったのにこんなに丁寧に答えてもらえるとは・・・
乙です。

298 :マロン名無しさん:2007/03/11(日) 18:55:10 ID:???
「バロン 猫の男爵」をお願いします

299 :マロン名無しさん:2007/03/11(日) 20:29:10 ID:???
>>296
あのさ
タイトルくらいちゃんと略さないで書きなよ
作者も書いてないんだから

300 :マロン名無しさん:2007/03/11(日) 21:42:48 ID:???
うむ。
「クレッシェンド マーガレット サッカー」
で検索してもよくわからんな。
>>299はわかってるみたいだけど。

301 :マロン名無しさん:2007/03/11(日) 22:22:37 ID:???
そうとも限らないんじゃ・・・
書籍関連で検索したけどクレッシェンドと名の付くものが沢山出てきた。
でも「クレッシェンド」というタイトルの漫画は見当たらない。
○○のクレッシェンドとかクレッシェンド○○とかそんなの含めたら
少女漫画でいくつかヒットするけどどれも違う気がするんだよなぁ

302 :マロン名無しさん:2007/03/11(日) 22:23:01 ID:???



303 :マロン名無しさん:2007/03/12(月) 00:41:10 ID:???
びんちょうタンをもっと詳しく教えてください

304 :マロン名無しさん:2007/03/13(火) 10:48:29 ID:???
もっと詳しくっていうとどれくらい?
単行本以上ってことかな?

305 :マロン名無しさん:2007/03/13(火) 15:07:57 ID:???
今月号くらいまでのならびんちょうタン書くよ。
ちょっとまってて。

306 :びんちょうタン 1/4:2007/03/13(火) 15:44:26 ID:???
山で一人暮らしをしているびんちょうタン。
ウバメガ氏という紳士から定期的に送られてくる備長炭を頭に付け、
日雇いのバイトをしながら生活をする毎日。
(働いている子は炭を携帯するという風習がこの世界にはあるのです。)

お仕事を探しに、どんぐりが運賃の鳥バスを利用したびんちょうタン。
が、空からの降下に失敗しフラフラ。前から歩いてきた人と激突してしまう。
激突した相手は薬師見習いの発明大好き少女ちくタン。
その場はすぐに別れたものの、度々出会うようになり仲良くなっていく2人。
ちくタンの発明品で被害を受けたり、一緒に盆踊り大会に行ったり…

そんなある日、びんちょうタンはパン屋、ちくタンは学校給食のお仕事をゲットする。
ちくタンは来る大道具市に備えてお小遣いを貯める予定だったのだが、
給食のお仕事の日がその大道具市当日と、役場での手続き時に判明。
弱ったちくタンはおにぎりとの交換条件でびんちょうタンに仕事の取替えを依頼。
びんちょうタンも了承し、おにぎりと給食のお仕事を手に入れる。


307 :びんちょうタン 2/4:2007/03/13(火) 15:45:37 ID:???
びんちょうタンの仕事先の学校は立派な学校。
役場の人にいつもよりおしゃれにしてね、と言われたびんちょうタン、
新しい着物を出そうか悩むが、結局いつもの服を洗濯して行く事に。

お仕事当日は雨。大きな葉っぱを傘にして学校へ向かうびんちょうタン。
そこへ馬車が通りかかり、びんちょうタンに水をはねかけそのまま走り去っていってしまう。
馬車に乗っていたのは大金持ちのクヌギたん。

以前からびんちょうタンの事を見知っていたクヌギたん。
馬車の窓から鳥バスに乗っている所を目撃したり、
風に飛ばされた自分のゴミを拾ってくれたり。

その子が今自分の通う学校に仕事で来ていると知ったクヌギたんは、
水をかけてしまったお詫びをしようと執事に相談。
素直な謝罪と「魔法」を使えばいいのではと執事に言われ、
びんちょうタンが帰る時を待つことに。


308 :びんちょうタン 3/4:2007/03/13(火) 15:46:47 ID:???
びんちょうタンに謝罪し、これで新しい服を、と
「魔法」=現金を渡そうとするクヌギたん。
が、「いらない」の一言で拒絶し去っていくびんちょうタンにショックを受ける。

小さいころ水溜りでこけて汚れてしまった服、
それを「魔法」でピカピカの服に替えた時は自分は嬉しかったのに、
あの子はなぜ…?と悩み落ち込むクヌギたん。
もう一度会って謝りたいが、基本1日バイトなので
びんちょうタンは学校へは来ていなかった。

そこへ目の病気で今は離れて暮らしているクヌギたんの母親から手紙が届く。
中身はクヌギたんと、よく手紙に書かれているびんちょうタンへの手袋。
もう目がほとんど見えない母親が一生懸命編んでくれた手袋を見てクヌギたんは気付く。
あの服はこの手袋と一緒、お金で買えるようなものじゃなかったんだと…

(びんちょうタンの服は、今は亡きおばあちゃんがびんちょうタンの為に、
大切にしていたかんざしと交換してまで買ってくれた物だった。)


309 :びんちょうタン 4/4:2007/03/13(火) 15:48:08 ID:???
お仕事をゲットし、役場に手続きに来たびんちょうタン。
しかし今回とった仕事ではなく、以前の学校給食の仕事を紹介される。
その時の働きをチシャノキ先生が高く評価してくれ、
役場に電話をしていてくれていたのだ。
特に予定がないのなら、学校給食の仕事を続けないかと提案されるびんちょうタン。

学校前まで迎えに来ていた、最近ちくタンと飼いだした元野良犬のさじ、
それに綱を引っ張られて来たちくタンと共に家路につくのでした。


310 :マロン名無しさん:2007/03/13(火) 15:54:46 ID:???
以上、びんちょうタンの今月号までのあらすじ。
他にもれんタンやあろえ、ちくタンの妹ちくリンなど登場しますが、
今の所ストーリーには関わってきてないので省略しました。

311 :マロン名無しさん:2007/03/13(火) 17:22:49 ID:???
ありがとうございます!

312 :マロン名無しさん:2007/03/13(火) 17:26:35 ID:???
びんちょ泣ける・・・乙。

313 :クレッシェンド:2007/03/13(火) 22:52:48 ID:???
ごめんなさい。
タイトルがクレッシェンドだと思っていたのですが、違ったのかもしれません。
先に作者名とタイトルを該当スレで聞いて出直します。

314 :輝夜姫続き1:2007/03/15(木) 06:01:17 ID:???
「輝夜姫」、うろ覚えで最終回付近を書いてみる

月が地球に近づいたおかげで世界は異常気象に見舞われ死者多数。
そこで例の「月の石を月に返そう計画」が実行に移される。
晶たちドナー仲間と柏木は月の石を持ってアメリカと中国のロケットに分乗して月に向かう。
(作品の舞台は近未来なので、シャトルで月と往復するくらい楽々らしい。よくわからんが)
碧はまた意識不明に陥ったので地球で留守番。

ロケットが打ち上げられたちょうどその頃、NASAでは
「月が地球に近づいてるのは実は月の石のせいじゃなくて、太陽系に近づいた恒星の引力の影響なだけだった!」
ということが明らかに!
(これは、今までの設定全部なかったことにしてください、との作者からのメッセージなのかにゃー?)

一方その頃、月面では「晶は帰さん!かぐや姫は地球にいてもらう」と帝の妄執を露にした柏木が
ドナーたちをぬっ殺そうとする。
地球では碧が「柏木から晶を守ってくれ」とかテレパシーつか電波を送りながら死に、
電波受信した由は柏木をのしイカにして殺す。

ここでまたドナー達は電波状態になり、「許せば救われるんだ」とか言い出す。
俺たちを臓器のスペアとして作った親を恨むーとか言って10巻あたりから好き放題、
人も殺し放題やってたくせにいきなり「許すんだ」とか言って恨みを昇華し救われちゃうドナー達。
救われたおかげでドナーの記憶は消えて元の人格に戻る。

315 :輝夜姫続き2:2007/03/15(木) 06:03:45 ID:???
悪役も死んでめでたしめでたし?とか思ってたら由が倭に「兄貴の恨みはらさでか」とぶっ刺される。
カブチで首切られても死ななかった由なのに、背中刺されてあっさり死ぬ。
晶はワー由死なないでえーと号泣するが、その直後にミラーからプロポーズされてOKする。わけわかんねぇ。

月は何の影響かはわからんが地球から離れていく軌道に乗り、
倭は「天に帰りまーす」みたいなことを言ってカビに変身し、
(ここで突然「天人は好きなものに姿を変えられる」という設定が出てくる。最終回なのに!)月面に残る。

月は地球の衛星軌道を離れてどっか行ってしまったせいか地球の環境は激変、人類の何割かは死んでしまう。
地球に戻ったドナーというか元の人たちはドナーの記憶をなくして楽しく生きていて、
元々ドナーだったミラーは「俺は一人置いていかれた、でも俺だけはみんなのこと覚えてるから」と悲しみに浸る。

そして数十年の月日が過ぎ去り、よぼよぼの老人になったミラーが晶の部屋に行くと
若い姿の由がこれまた若い姿の晶を連れて行く(イメージ映像が)!
突然とってつけたように「かぐや姫」のお話が挿入されて長い長い連載が終了。

316 :マロン名無しさん:2007/03/15(木) 19:51:20 ID:???
うーん・・・
キャラクターの生死はもうちょっと大事に扱ったほうが良いね。
それと設定のどんでんがえしをやるなら、
ちゃんと前々から伏線を張っておいた方が良いね。

317 :マロン名無しさん:2007/03/15(木) 21:21:19 ID:???
>>314-315
乙です。おもろかったw
まゆ父が出てきたあたりで脱落したけど問題なかったな

318 :マロン名無しさん:2007/03/16(金) 01:16:01 ID:???
かぐや姫はドナー設定出さずに、かぐや一本にすればよかった。
ちょうどドリーな時代だったから流行もの入れちゃったんだろうなあ。

319 :マロン名無しさん:2007/03/17(土) 16:40:43 ID:???
hosyu

320 :マロン名無しさん:2007/03/18(日) 06:15:45 ID:???
hosyu-

321 :マロン名無しさん:2007/03/19(月) 22:59:06 ID:???
「MS戦記 機動戦士ガンダム0079外伝」と「機動戦士ガンダム ジオンの再興」をお教えてください。

322 :マロン名無しさん:2007/03/20(火) 03:58:00 ID:???
東雲太郎「キミキス」を誰かお願いします。

323 :マロン名無しさん:2007/03/21(水) 04:56:35 ID:+omLX7KN
魔法少年マジョーリアンをお願いします

324 :東雲太郎版「キミキス」:2007/03/21(水) 09:58:22 ID:???
1巻 摩央編

高校二年の夏休みが終わり、未だに恋愛の経験すらない光一。
このままではダメだと一念発起して好きな人を作ろうと決意する。
そこで、高校に入学してから疎遠になっていた一つ上の幼なじみの摩央に相談することに。
姉御肌の摩央は摩央チェックと称して光一の言動にあれこれアドバイスする。
そんなことしてる内になんやかんやでキスまでする二人。
摩央のことが好きになった光一はそのまま告白。
光一のことがずっと好きだった摩央もそれを受け入れて二人は恋人同士になりました。
終わり。

2巻 明日夏編に続く

325 :マロン名無しさん:2007/03/21(水) 11:48:13 ID:???
おつです!

326 :マロン名無しさん:2007/03/22(木) 21:59:27 ID:???
諸星大二郎
「孔子暗黒伝」
「西遊妖猿伝」
簡単にお願いします

327 :マロン名無しさん:2007/03/24(土) 19:05:45 ID:???
保守

328 :マロン名無しさん:2007/03/24(土) 20:55:20 ID:bGpOTnCd
>>314 ありがとうございます。
ついでに質問なんですが、
・かぐやひめ(天人)って結局何だったんですか?
・「カブチ島の子供は15歳までしか生きられない」という話は解決しましたか?

329 :マロン名無しさん:2007/03/25(日) 17:23:15 ID:???
>>328
・かぐやひめって結局何だったんでしょうね。
ホーガンの「星を継ぐもの」設定をパクったけど、「地球は他の星のコピー」とかいうオリジナル設定をつけ足して失敗、
風呂敷畳めませんでした、と解釈しておけばOKかと

・16歳までしか生きられない設定は、柏木が16歳になったら殺してまわってた、とかベタセリフで説明があったような。
なんだかね、16歳まで生きたらもうドナーは必要なくなるからだそうですよ?
えー?そうかー?みたいな。
楓だか誰だか双子の片割れが16歳過ぎても移植用パーツとして保存されてなかったっけ?みたいな。

細かいこと気にしてたらあの漫画は読めません。
あと3回で最終回ってところでいきなりそれまでの設定を「うっそぴょーん」で済ませたり
あれだけ「許さない許さない許さない許さない許さない許さない」とモノローグでページを埋め尽くしてたのに
最終回でいきなり「うん、許しちゃう♪」で済ませたりしてますから。

330 :マロン名無しさん:2007/03/25(日) 21:40:32 ID:???
柏木だの楓だの出てきたから
痕のはなしかと思った

331 :マロン名無しさん:2007/03/25(日) 21:41:58 ID:???
そういや最終巻が出た次の日に全巻売りにいったよ…

332 :マロン名無しさん:2007/03/25(日) 23:03:42 ID:???
>16歳までしか生きられない設定は、柏木が16歳になったら殺してまわってた、とかベタセリフで説明があったような。
えええええええええマジっすか?

最後はとっておきのgdgdでしめたんだな。
余計な引き延ばししなきゃよかったのにねえ。
途中で脱落して正解だったか。

333 :マロン名無しさん:2007/03/26(月) 00:26:24 ID:???
これでも講談社か小学館かの漫画賞受賞してたような
普通に読んでもひどく破綻した話だった

334 :マロン名無しさん:2007/03/26(月) 13:39:14 ID:???
アキラがブタを殺して食うとか食わないとかゴネてる話以来読んでない私は勝ち組

335 :マロン名無しさん:2007/03/26(月) 19:58:51 ID:???
「ねじ式」を教えてください。

336 :マロン名無しさん:2007/03/26(月) 21:50:31 ID:+a94DdNn
「墨攻」たのみます

337 :マロン名無しさん:2007/03/27(火) 23:58:17 ID:???
ゆうきまさみ「ヤマトタケルの冒険」をお願いします

338 :マロン名無しさん:2007/03/28(水) 15:50:36 ID:???
まとめサイトで途中っぽい「.hack//黄昏の腕輪伝説」の続きを誰かお願いします

339 :マロン名無しさん:2007/03/31(土) 09:49:47 ID:???
hosyu

340 :タイムスキップ真央ちゃん:2007/03/31(土) 13:04:01 ID:???
「タイムスキップ真央ちゃん」 北崎 拓
小学館 てんとう虫コミックススペシャル(掲載誌:小学五年生、小学六年生)

別題「1582年の異邦人」 メディアファクトリー(掲載誌:戦国マガジン)

記憶が曖昧だけど…

小学6年生の少女・生田真央は、歴史に詳しい担任の深町先生に憧れている。
携帯が欲しかった真央は、ある日しゃべる携帯を拾い、使ってみると
なんとそれはタイムマシンだった。
日本の戦国時代に意識を飛ばされた真央は、織田信長の小姓である森乱丸の
精神に入り込んでしまう。信長に呼び出され、泣きながらずっと先の時代から来たことを
告げた真央。未来のことを紙飛行機を折ったりして説明し、信じてもらう。

明智光秀と会った真央は、彼が深町先生にそっくりなことに驚く。
光秀が後に謀反を起こすことを知っている真央だが、優しく忠誠心のある光秀を見ていると
とてもそうは思えない。無邪気な信長のために、巨大な紙飛行機を作ろうとする光秀。
二人は共に平和な世界を目指していた。
彼らと仲良く過ごす真央。元の真央にそっくりな「かざみ」というくのいちから狙われながらも
日々を過ごすのだが、歴史で習った「本能寺の変」は目の前に近付いてた。
未来人である真央の影響で、信長には平和が望めないと知った光秀は、ずっと未来まで裏切り者と
罵られることを知りながら謀反を起こす。

341 :マロン名無しさん:2007/03/31(土) 13:24:28 ID:???
>>340
乙。
小学生の学年誌に載ってたにしては重い話だなあ。
謀反を起こしたというところで終わってるの?

342 :マロン名無しさん:2007/03/31(土) 15:27:53 ID:???
>>341
光秀は、覚悟の上の謀反であることを告げたところでほぼ出番が終わり
後はナレーションで、このすぐ後に戦死したことが語られる。
信長は光秀の謀反に逆上するが、謀反の理由が自分の攻撃性と狭量にあることを知って反省。
真央=乱丸とかざみを抜け穴から逃がす。自分も別の抜け穴から脱出し
地位も名誉も捨てて未来を見届けようと発言するが、以後の生死は不明。
乱丸とかざみは生き延びた後に夫婦になり、このふたりが真央の祖先になる。
すべて終わった後、現代に帰ってきた真央は授業中に歴史の教科書を読み
様々な人の気持ちが交錯した事件が、たった一行の記述になっている事実に涙を流す。
タイムマシンは、その開発者である未来人に回収される。
その未来人は、自分の時代に絶望して21世紀へ亡命してきた人物なのだが
真央たちの奮闘を見て、もうちょっと頑張ろうとまた旅立っていく。

343 :マロン名無しさん:2007/03/31(土) 17:05:26 ID:???
これってプレミアついてる漫画だっけ

344 :マロン名無しさん:2007/03/31(土) 18:02:22 ID:???
アマゾンだと188円から1000円まで。マケプレしかないから事実上528円からだな。

345 :マロン名無しさん:2007/03/31(土) 18:05:40 ID:NDfV+RLE
代表作はラブコメばっかりだけど時代モノ描かせると結構泣ける話描く人だよね。

346 :マロン名無しさん:2007/03/31(土) 21:53:27 ID:???
ますらおとか書いた人か?

347 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:01:42 ID:???
途中で終わってるようなので、形成界編・月華夜から続きを書きます。
前の方が書いたように相変わらず長い上にころころ視点は変わるわ複線だらけだわで
あまり簡潔にまとめられなくてすいません。

[至高天 形成界編 月華夜(つきはなのよる)]

天使達の首都・形成界ラキアへの転移途中、刹那はロシエルの残像を目にする。
卵の中の大きな顔、涙をこぼしながら口の中に通されたパイプ、それを食べる天使の胎児…
折りかなさるように倒れている人影、そして卵の前にはロシエルがてぐすねを引いている…。
ザフィケルと紗羅の声で幻覚の中から何とか目的地へ抜け出すが転送機から漏れた瘴気が
刹那の足に絡み、コートを引き千切る。ここは危険だから移動しようというザフィケル。
紗羅の居場所はわかっているが、その前にやってもらう事があると。
ロシエルは千切りとったコートの切れ端を見て薄ら笑っていた。
裏切者がこんな近くにいたなんて、おもしろい。
ダーリンあてに回線を繋ぐよう、誰かを繋いだ鎖を持ちながらカタンに指示を出す。

正体がバレないよう髪を黒く染め変装した刹那に、アニマ・ムンディの集会に出席してもらうと言うザフィケル。
紗羅が気になって仕方がないが取引は取引。渋々演説を引き受ける事に。
一方、刹那が近くまで来ていると感じ取っていた紗羅はセヴィーの言葉でそれが真実だと知る。
さっきのは夢ではなかったと。喜ぶ紗羅に罪の意識、恥じ入る心もないのかと怒るセヴィー。
「助けに来たなどとふざけるな、お前をここから出すものか。
救世使とてのこのこ来ようものなら共に切り刻んでくれる!」
愛された事がないからわからないのか、愛されたいのなら愛していると自分からぶつけなければ何も壊せない。
みんなそうやって傷つきながら愛を勝ち取るもの。
戦う事も拒絶したそんな人の言葉には負けないと紗羅は怯えるリルを庇いながら気丈に言い返した。
そうは言ったものの彼は本気で紗羅をここに閉じ込め、刹那も捕えるつもりだろう。そして殺すつもりだ。
どうしたらいいと考えた結果、彼女はこれしかないと決意する。
「自分たちが入れ替わるゲームをしよう…」

348 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:06:27 ID:???
取り替えっこ、おもしろそうだと笑うリル。ルールは簡単、着ている物を交換してお互いになりきって生活するだけ。
互いに成りすまし、誰にもバレないように。初めに見つかった方の負けだからなるべく顔を隠して喋らないように。
リルは服はともかくその長い髪がベールで隠れるかと心配する。
そんなのなんでもない、と、紗羅はリルの制止も聞かず髪を切り落とした。
服を替え、紗羅に見えるかと聞くリル。見えるが喋ったら一発だと、紗羅は笑う。
入れ替わって自分一人逃げるということは、何も知らないリルを利用する事。
(でも時間がない…どんな方法でも今は構っていられない!)
リルは尊敬していたあのジブリール様とゲームが出来るなんて夢みたいだと言う。
罪悪感を感じながらも「誰か来ても絶対に喋ってはいけない」と言って紗羅は部屋を出た。
広い屋敷の中出口を探して歩く彼女を衛兵の男が襲う。
「昨日の分もたっぷり可愛がってやる。何の力も使えない『杭打ち(ステイカー)』が俺たちの役に立てるのだからありがたく思え」
その言葉にリルが何をされようとしていたのかを知った紗羅は力を使って弾き飛ばす。
あわやジブリールだとバレそうになったその時、行商の女性が助けてくれた。
気絶した男からマスターキーを取り出し縛り上げ、味方だと笑う女性は同僚だともう一人の男性・アフを紹介する。
女性は裏口へと案内しながら事情を説明する。
石売りをしているといろいろと噂を聞く、ジブリールが鬼のセヴィーに閉じ込められているという話も。
自分たちは恩がある、下層の天使の生活を良くしようと自ら働きかけてくれた天使などジブリールくらいだ。
下じゃそれをジャマに思ったセヴィーが秘密裏に亡き者にしようとしたのだともっぱらの噂だったのだ。
とりあえず助かったがみんながジブリールと呼ぶ事を申し訳ないと思う紗羅。
ついでにさっきの男が言っていた「杭打ち」について質問する。
シスターや、堕天使を改造して戦う事しか知らない戦闘使を創る時に行われる手術の一つがそれだ。
脳の中にミクロな針状の機器を埋め込んで機能をマヒさせ余計な事を考えないようにさせるもの。
リルの様な非力な者に何故そんなマネができるのか…これが本当に天使の住む楽園なのか、
ここの連中はみんな狂っていると紗羅は憤る。

349 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:07:28 ID:???
天の車(メルカバ)の中で紗羅を閉じ込めているセヴィーの居場所を確認する刹那。
情報によるとこの上の第4天マコノムの彼の領地内のどこからしい。
そうこうする内にラキア最果ての地、戦で死んだ天使の鎮魂のために創られたという魂の墓地「メギドの丘」へ。
一面の野原の中に、組織の秘密基地となっている慰霊碑以外は何もない。
だが夜になるとムーンリルの花が一斉に咲き、道に迷った霊がその光を頼りにここへ帰ると言われている。
着替えを始めた刹那は服の中から例の種入りのピアスを発見し、目的の一つを思い出す。
ザフィケルはもしかすると自分の知っているライラかもしれないが、彼女に会う事はかなり難しいと言う。
以前、友人アナエルの頼みで彼女の失踪理由を調査した事があるのだが、彼女の存在は天使名簿から消されてしまっていた。
彼女達の行っていた研究自体シークレットであった上、彼女の巻き込まれた事件は事の真偽さえ定かではない。
彼女を襲ったとされる他の研究員の裁判記録さえ残っていないのだ。
文字通り闇から闇へと葬られたあの事件と、彼女の生死を知るためには事件をもみ消した
宰相セヴォフタルタに聞くしかない。
ライラはアナエルと同じく知りすぎてしまったが故に消されたのだろう。
何しろ彼女の行っていた研究は「サンダルフォン」と「メタトロン」を産み出すためのもの。
メタトロンの後見人と言う名目でのし上がった彼にはその秘密を知る者は邪魔者にすぎなかったのだから…
なんてやつだと思いつつも演説の準備は進む。豪奢な衣装に膨大なカンペ。
要は皆の希望通りの救世使を演じればいいのだが刹那には当然無理。自分の言葉で語りかけはじめる。
そのカリスマ性に拍手喝采の聴衆。そんな中刹那はエアバイクをふんだくって逃げ出した!
追いついてきたザフィケルに24時間以内には戻るから安心しろと言う。
ただしその時は紗羅も一緒だ! 呆れつつもザフィケルは思う。
(あの子は不思議な魅力を持っている…稚拙な言葉でも魂を感じられる。
セヴォフタルタでもアレクシエルでもない、新しいタイプの指導者。人を引付ける力。
だがまだ足りない、あの救世使はまだ大事な事に気付いていない…)

350 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:09:48 ID:???
マコノムへ続く門でエアバイクを乗り捨て上に行きそうな荷物に侵入する刹那。
そしてその後ろでラキアへ行こうとしている紗羅一行。互いに何かを感じ、まさに振り返ろうとする。
先に振り返った紗羅が刹那の姿を見つけ、切れ切れにその名を呼ぶ。
が…刹那が振り返ろうとしたその瞬間、カーゴの扉は閉まり発車してしまった。紗羅は必死に刹那を呼ぶがもう遅い。
刹那は超快速の重力に耐える事に必死で、誰かが呼んだような気がした事には構っていられなかった。
紗羅は自分を迎えに来てくれた事を悟り、上に戻らなければと焦る。
そんな彼女を宥めようとする行商の女性は、うっかりジブリールの名を出してしまった。
気が付いた警備兵は絶対に逃がすなと銃を撃ち始める。そこへアフが口から衝撃波を繰り出し何とか逃亡に成功する。
アフは珍しい変異亜種(アイオーン)、天使同士の間にできたIチャイルドの生き残り。
Iチャイルドのほとんどはまともに育ちはしない。その証拠にアフは体の成長だけ異様に早く視力は極端に弱い。
生まれつき肌は真っ白だし翼には羽がないし体毛も一切ない…だが、時として未知の強力な能力を持った者が現れる。
「アフ(怒りの天使)」のように…彼らをアイオーンと言うのだ。
一方無事に宰相の領地に到着した刹那は、そこでセヴィーと対面し、紗羅が先程までこの場所にいた事を知る。
セヴィーは紗羅が逃げ出した事を聞いて、彼女の身代わりとなったリルのいる部屋へと向かう。
ジブリールの行方を尋ねるセヴィー。だがリルは何も答えない。
お前の脳を解析すれば済む話だと激昂するセヴィーに、いてもたってもいられなくなった刹那は七支刀を解放する!
だがその背後に見えた光景…気味の悪い、化け物のような…
七支刀ははじかれ、地獄ではそれを感知した吉良が冷や汗を流していた。  
セヴィーの背後に見えたたくさんの目と、はじき返された七支刀に慄く刹那。
そしてセヴィーはそれが刹那であることに気付く。まんまとエサにひっかかってくれた…。
だが捕えようとしたその瞬間、爆発音とともに停電が起こる。
それに乗じて刹那はリルを連れて逃げようとするが、彼女は紗羅を信じて待つために刹那を拒んだ。
逃がすなと命令するセヴィーは何かを踏みつける。それは、アレクシエルのピアスだった。

351 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:10:49 ID:???
無事に脱出し、屋敷に爆弾を仕掛けたと聞かされて驚く紗羅。
そこへ水の守りの力を感じて慕ってきた雲クジラが誘導するようにやってきた。
ジブリールは水の守護天使、こんなにもみんなに大事に思われている。だが今の自分は…
思い悩む紗羅の視線の先に、出迎えてくれている人物…ザフィケルが現れる。
紗羅は彼が死後の自分の魂を閉じ込めていた本人だと確認し、目覚めのために呼び続けてくれたラジエルの行方を尋ねる。
彼は既に救世使に献上したと言う。彼の眠れる能力は必ずや役に立つだろうから。
それはアフと同じ系統樹を持つ「気」、あの子もアイオーンだからか…紗羅の問いにザフィケルは答えない。
この時のためにあの子を拾い上げ育てて来た、だからこれでいいとだけ言う。たとえ二度と会えなくても…
あの子を愛しているのにか、と紗羅は言う。あの子は力になりたいと思っていたはずなのに、何故?
だが昔の貴女だって己の犠牲を顧みない勇敢な女性だったと言うザフィケル。
かつて果敢にも正面からセヴィーの政策に反発し戦ってきた。だがそんなのは知らない、
今は無道紗羅でしかないのだから自分以外の運命なんて背負えない。
どうして好きな人に会いたいと思って行動する事がいけないのか、刹那だって自分に会いたがってくれている。
自分達が二人で幸せになるのが罪だと言うのか…だがそれを卑怯な物言いだと切り捨てるザフィケル。
今の紗羅は罪悪感を自分の中で必死に正当化させようとしているようにしか見えない。
愛する人と一緒にいたいと願う事は当然で、総てを投げうって愛に生きるのも滅びるのも自由。
けれどそれに犠牲が生じるならば、誰も傷つけずにいられないなら、その傷口を直視し自覚すべきだ。
ザフィケルの言葉にリルを思い出し涙を流す紗羅。
刹那のためなんかではなく、逃げ出すために、自分のエゴのために利用した。踏みにじった。
あの男のした事と何の違いがあるというのか!

352 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:11:45 ID:???
救世使が転送機を使って逃げた事を報告されるセヴィー。
だがそれはセヴィーが来た時のままなので、行き先はそのまま、研究所(ラボ)…ホワイト・ルーム。
余計なものを見られる前に捕獲しろ、そして相変わらず口を割らないリルを殺せと言うセヴィー。
研究所へは侵入者が向かった事を報せる電信が入る。
宰相もそちらへ向かっている、くれぐれも「揺り籠」に近付けてはならない、と。
その部屋には、頭部や上半身だけをコードで繋がれた、培養ポッドが…。
それは至高天向上の為の必要不可欠な研究の大事なサンプルだと言う。
より完璧な遺伝子を得る為、科学の、至高天の発展の為多少の犠牲は止むを得ない。
またも感じるあの吐き気、頭の中に直接捻りこんでくる悲痛な叫び…
彼らが生きている事を知った刹那。針だらけのその顔で、自分を見ている事にも…!
どうして命を弄ぶのか…なぜ天使(なかま)にこんな事ができるのか…

 天使だからできるんだよ

その時聞こえてきた声と、赤ん坊の泣き声。そこには巨大な…カプセル状の物体、揺り籠が。
この中に赤ん坊がいると感じる刹那。自分が来たときからずっと、ここから見ていたのだと…
そこへようやく登場した警備兵。刹那は第二天ラキアへ続く大空気口の金網を銃で撃ち壊し入り込む。
何とか地上へ登りかけた刹那を見下ろすのは、セヴォフタルタ。
このまま落ちれば門を通らずラキアへ辿り付くが、五体はバラバラで顔の見分けもつかないだろう…
そしてセヴィーは落し物だとアレクシエルのピアスを示す。
ライラの行方を問うが逆にその話の出所がついザフィケルから聞いたものだと口にしてしまう刹那。
セヴィーはその名に低く笑う。刹那の手に杖先を突き刺し、踏みつける。

353 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:13:18 ID:???
ライラ…彼女があの中のどのポッドの臓器になったのか、自分にもわからないのは本当だと…
その言葉に衝撃を受ける刹那。だから廃竜は彼女が死んでいないと言ったのか!?
許せないと言う刹那に総ては歪みを正すため、一点のシミもないただ白い世界のためだと語るセヴィー。
服従を迫る彼にセヴィーの杖を逆に握って飛び上がった刹那は、銃床でセヴィーの冠を砕いた。
これが答えだと中指を立てて雲クジラの背に乗り刹那は去っていった。
(だが逃げられると本気で思っているのか、ザフィケル…!)

落ち込む紗羅と不適に笑うザフィケル。
その時窓の外一面に、雲クジラの大群が…!そしてその背に乗る刹那の姿が見える。
刹那を迎えに行かなければ、貴方のように目的の為に大事なものを切り捨てるなんてできないと言う紗羅。
切り捨てたわけではない、胸の奥深くに仕舞いこんで抱いていくだけ…
二人を責めているわけではない、それが決めた道なら後悔しない様にすればいいと言うザフィケル。
思う道を思うがままに…決して後悔しないように。帰り道を間違えないように…。
二人はメギドの丘で再会する。抱き合って喜び合うのも束の間、転移してきたメルカバからセヴィーが。
驚く刹那たち、その時地面が揺れ、小型のメルカバがあらわれた。こちらはザフィケル。
二人はそのメルカバに向け走り出した。セヴィーの兵が後方から紗羅に向け銃を撃ってくるのを雲クジラが庇い、
その傍に撃たれた雲クジラが落ちてくる。
そして、雲が晴れる…月の光が辺りを照らした。


貴女には傷つけた者の傷口を見る勇気がありますか?


月の光を浴びて一斉に花を咲かせるムーンリル。
辺りに咲き誇るその花に、紗羅は一緒には行けないと涙をこぼした。

354 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:15:08 ID:???
驚く刹那に残ると言う紗羅。もう前のように何もかも投げ出すことはできない。
ザフィケルに止められたまま必死に呼びかける刹那だが、紗羅の背後にはどんどんと兵が近づいてくる。
「気付いてあげて。刹那のまわりで傷つき涙を流している刹那を大事に思う人達に。
 大好きよ刹那…真の救世使となったら迎えに来てね」

そして紗羅の元にたどり着いた兵は刹那にも銃を向ける。
だが紗羅は自分をセヴィーの元に連れて行くのが先だとそれを止めた。
ただし、自分の身代わりになったシスター見習いを解放するのが条件だ。
だが紗羅の想いが理解できない刹那。ザフィケルを振り切り、連行されていく紗羅の元へ走り出す。


 ああ若き救世使よ 貴方のその過信と愚かさが 貴方に欠けている物が何なのか
 この身を以って教える事になろうとは


白い制服の撃った銃撃から刹那を庇ったのは、ザフィケルだった。
彼は刹那だけをメルカバに乗せ、行けと絶叫する。彼には成すべき事があるはずだと。
そしてザフィケルを置いて、メルカバは出発した…。

355 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:17:03 ID:???
[至高天 形成界編 悠久の中空回廊] 

刹那の足元にはザフィケルの砕けた眼鏡が落ちていた。
最大加速で追手をぶっちぎると指示を出す、行商人だった女性。
このまま自分達だけ逃げるのか、お前らのボスなのにザフィケルを見捨てるのかと刹那は訴えかける。
しかし命令でなければ誰がお前のような無責任な救世使を助けるものかと逆に責められ、ようやく自らの
浅はかな行動のツケを思い知らされる。

連行されてきた紗羅とザフィケル。セヴィーは無道紗羅として生を受けていた間の実の兄との不貞の嫌疑について
裁判を受けてもらうと告げた。そしてリルの独房へ案内される紗羅。彼女は騙した自分をきっと憎んでいるに違いない。
しかし拷問を受けたボロボロの体で「おかえりなさい…サラ様…」と微笑むリルに改めて紗羅は涙を流す。

窖への転送機の目前でついに追手に追いつかれた刹那達。応戦するもアフや行商人の女性は撃たれてしまう。
「私達の死が一体何を残すのかよく見ておけ」と女性は敵もろとも自爆する。
一面に起こる大爆発。その影響を受けながらも、刹那の転移は完了した。
転送機の側ではクライとノイズが眠りながらも待っていた。
心配するクライの様子に紗羅の言葉を思い出し、刹那は謝意を告げる。
謝って済む事ではない、彼女達が身を以って教えようとした真実。
紗羅やザフィケル…これからその責任を取らなければならない。すべては自分の招いた結果だから…!
ラジエルは壊れたザフィケルの眼鏡を手に、告げられた事実に震えだす。

それで一人、おめおめと生きて帰ってきたというのか…
多くの同志の命を犠牲にして、ザフィケルを見捨てて…
それでも救世使か、そんな卑怯者が願いを託した救世使だなんて、
そんな奴のために死にもの狂いで戦ってきたのか。

涙を流し訴えるラジエルの言葉に刹那は言い返すことができない。
本当に救世使なのか…一体何を救ってくれると言うのか。そんな救世使は認めない、心底軽蔑する。
「無道刹那…!! 僕はお前を許さない…!!」
誰の手も借りない、信用しない。自らの手でザフィケルを救い出す!
ラジエルは走り去ってしまい、どうやって償えばいいのかと刹那はただ頭を抱えた。

356 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:18:45 ID:???
形成界 第五天マティ最大の収監施設として名高い中空回廊。
脱出不可能な孤島の監獄島…それは、湖の上に浮かぶ浮遊城のようだった。
かつてアレクシエルの天使の結晶を邪鬼族の襲撃で奪われた時に
責任を取って辞職した前権天使長の時代よりも警備は強化されている。
ジブリールは責任を持って監視するとセヴィーに約束する、眼帯をつけた現権天使長サリエル。
紗羅が収監された塔を眺め、次は例の部屋へと望むセヴィー。
その時その胸から音楽が聞こえだす…それは救世使の落としたピアスから聞こえていた。
セヴィーはそのピアスを紗羅のいる塔の方へ投げ捨てると、さっさとザフィケルの房へ案内しろと告げた。
同じ頃ザフィケルは羽を拘束具で戒められ、拷問を受けていた。
それは気を失う事すら許されない、永遠の責め苦…。

クライが持ってきた食事も受け取ろうとせず閉じこもっている刹那。
何でも出来ると思い上がり、たくさんの命を犠牲にした。自分には救世使の、指導者の資格なんかないと落ち込む。
そんな刹那を吉良と加藤が手荒く諭す。
みんなを信頼し頼るべき、お前を待っているのだから。望んでお前の側にいるのだから…。
好き好んでお前の側にいるみんなに、もっと優しくしてやれと…。
その言葉に今までの事を思い出す刹那。
そう、今すべき事は自分の失態を悔いる事ではない。彼らの命懸けの努力を無駄にしないために今出来る事を考える…
真の救世使になるために何が必要なのか、どうすべきなのか、みんなで一緒に歩いていかなければならなかったのだ。
そして天界へラジエルを連れ戻しに行く事を決意する。
もちろん一人で勝手に行くとはもう言わない、転送機はもう使えないし手段も定かではないが…
もし手があるなら、助けて欲しい。もう一つだけわがままを聞いて欲しい。刹那は頭を下げる。

357 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:19:45 ID:???
それに吉良と加藤、そしてクライが賛同するが、彼女にお前も自分と一緒で自覚を持つべきだと刹那は言う。
クライには他の仕事を頼みたい、考えていた事…地獄と手を組む気はないかと。
どう考えても窖の邪鬼の残党だけではあの一糸乱れぬ天使軍に太刀打ちできない。信念や団結力の問題ではない。
だったらいっそ敵の敵は味方という事で悪魔と同盟を結び天界を討つ。
だが考えさせてほしいというクライはふとある事を思い出した。
いろいろありすぎて忘れていたが…あの地獄の底で見た魔王ルシファーの顔…!
まさか…?! クライは振り返って吉良を見た。



牢獄の内側と外側で対峙するザフィケルとセヴィー。
両脇に設置された房の扉からは、羽落としを終えて正気を失った罪人が騒ぐ姿が見える。
羽落としは天使の象徴である羽を切り落とす屈辱的で残酷な極刑。
翼はアンテナの様に意志とアストラル力を変換させる媒体であると同時に、
外界のあらゆる細菌類から体を守る防波堤でもある。
つまりその羽をなくすという事は、全く力を使えないばかりか大気中の有害な菌や微生物に体を侵食される事と同じ。
腐り果てていく身体の苦痛…やがては醜い肉塊と化し、最後は脳に至る。
生きながら朽ちて彷徨う異形の者と化すのだ。
「見えぬが故の恐怖というものもあるだろう…誇り高きお前がこの様な惨めな姿に、哀れな事だ。
だがそう簡単に殺すわけにはいかない…それが、自分を裏切り続けたお前にふさわしい罰だ」
何故、そこまで自分に執着し、憎むのか。切れ切れに問いかけるザフィケル。
「お前が…彼女を汚したから。お前がアナエルを堕落させたんだ。ザフィケル」
セヴィーの言葉に、ザフィケルは悔しげに唇を噛んだ。

358 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:20:35 ID:???
元主天使STだったアナエル。青い瞳と輝ける黄金の髪。
誰もを魅了せずにはおかなかったその美貌をと才能を持った彼女は
研究チームの指揮官に任命され、上級天使としての前途は輝かしいものだったはずだ。
ザフィケルさえ、現れなければ…
彼女は悪名轟く座天使長とのスキャンダルに塗れた。
あの美しかった両の羽根をもぎったのはお前なのだから私にその羽根を奪われても文句はないだろうとセヴィーは告げる。
ザフィケルは既に死んだ事になっている。統主を欠いたアニマ・ムンディの残党を一掃する事など造作もない。
神が目覚めたならその所業を見て必ず神罰が下るとこぼすザフィケル。
だがその様子をセヴィーはあざ笑い衝撃の事実を口にする。
神はもういない…正確には、住居である最上階のエテメナンキごと行方不明。
次の天地大戦の為に永の眠りについているというのは、最高会が展開を手中にする為に発表した詭弁なのだ。
そう、我々はとうの昔に神に見捨てられていたのだ。
代わりに聖人アダム・カダモンが神によって隠されたエテメナンキより奇跡を起こし地球を助けた。
エテメナンキはアダム・カダモンを幽閉したまま最上界のどこかに姿を消している!
セヴィーは二人でアダム・カダモンを手中にし、新たなる創世記を作り上げよう。そのためならば
一度だけ生き残るチャンスをやってもいいと言う。
「貴方は…何もわかってはいない…両の光を失った私のこの目よりもさらに…何も見えてはいない…!
貴方のその業が貴方の顔を醜くさせているのに気付かない」
拒絶するザフィケルの言葉に、激昂するセヴィー。
「何故、かつて最も勇敢で猛将と恐れられた誇り高きお前がこんな姿を晒すのか、何故自分を苦しめるのか…
お前は以前と少しも変わっていない…その冷たい瞳には何も映そうとはせず、私を永遠に拒み続ける…」
セヴィーはザフィケルにくちづけると、その首をかき抱いた。
だが今度はそうはいかない 烙印を押し手足を縛め鎖に繋いでも
それでも私の手の中から飛び立とうというのなら、お前の羽根をもぎってやろう。
「お前が私を堕落させたんだ…!!」
ザフィケルは悟った。セヴィーの仮面の下の素顔を。
その心の時間が…あの悪夢の夜から止まってしまっている事を…

359 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:22:15 ID:???
ザフィケルを救うために単身マティへ乗り込むラジエル。同じ目的でアニマ・ムンディに協力を願い出る刹那。
応じた元座天使長の副官だったアニマ・ムンディの女性からザフィケルの居場所と、近く彼が羽落としにされる事を聞く。
しかし彼はこうなる事を予測し、覚悟して指令を残していったのだ。
「私の身に何があろうとも決して私を助けに来てはいけない」
「私の身自身がこの勝利の妨げになろうものなら私は自ら命を断つ」
「何人たりともこの命に背く事は許されない」と…。
その様はまるで、自分を罰して欲しいかのような、死に急いでいるような…
命令がなければすぐにでも助けに行く。だがそれでは獄中で耐えているザフィケルの意志を無駄にしてしまう。
ならばやはり自分達が行くしかないと言う刹那。ザフィケルの部下でも何でもないのだから、命令など関係ない。
信頼を裏切った借りは返す。今さらの言葉などしらじらしく響くだけだろうが…
もう一切迷惑はかけない、自分達だけでやるべき事をやる。
再び刹那を信じたメンバーは救済を彼に託す。そしてメカニック担当のリウェトという天使が戦闘用メルカバを貸してくれた。
ただし、条件として加藤を内部構造の解体。マッドサイエンティストの彼は極めて有機体に近い精巧な人工生命体の
加藤にかなりの興味を持ったようだ。速攻で加藤を売る刹那と吉良。
吉良の助けで中空回廊に刹那が向かっている頃、セヴィーが見守る中でザフィケルの羽落としの儀が始まろうとしていた…。
(やはり足がここへ向いてしまった、だがもうこれで弱い心につき動かされることはない。最後だ。
これでまた一つ、過去を、己の存在を脅かすものがこの世から消える。
この大いなる野望を貫くために、ザフィケルの死が必要なのだ…)
ギロチンの刃が落ちる、その瞬間を見ようとせずに背を向けるセヴィー。そこに、ザフィケルが声をかけた。
「お前の選んだ道だ 最後までしっかりと見届けよ セヴォフタルタ
 いや…
       ラ イ ラ  」

360 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:23:34 ID:???
「ライラ 額の傷なんて気にする事ないわ。貴方はとても素敵な人よ ライラ 私の大切なお友達…」
アナエルはそう言ってくれていた。
ザフィケルには彼女に近づかないように忠告したが、強引にくちづけられてしまう。
「私を愛しているからこそ、二人を引き裂きたいのだろう
親友という仮面の下でアナエルを妬む心を押し殺してきたんだろう
誰よりも側にいる自分より何もかも優れたアナエルを」

自分がそんな感情に突き動かされるはずがないと気丈に振舞うライラ。だが、部屋に戻ると、そこには…!

 こんな事、あるはずがない――

あんな女はいなかった、あんな奴は存在しない。あんな忌わしい事があるはずがない…
錯乱するセヴィーを心配する羽切りの執行人達。だが、彼らの手がいつかのようにその髪を掴む…

 ジャア 消シテアゲル
 ――君ヲイジメル物ミンナ潰シテアゲル――

響いた謎の声と共に、羽切りの執行人達の頭が弾け飛んだ。
力なく頽れるセヴィー…ずり落ちた冠の下から現れた額には、逆十字の形をした、古傷…
血塗れの部屋の中、セヴィーは一人、力なく笑った。
壊れた監視カメラの先で、サリエルはその謎の光景に呆然としていた。

361 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:24:33 ID:???
いつかセヴィーの背後に見た物の存在を感じとる刹那。全身が総毛だって震えが止まらない。
そんな中、刹那は乗り込んできたラジエルの姿を垣間見、すっかり変わってしまった彼の様子に冷や汗を流す。
今の彼はどんな手段でも取りかねない…。
時は一刻を争う…最下層へと二人は急ぐ。また『招かれざる客』を迎えるため、サリエルも下へ向かう。
通風孔を抜けて最下層に出た吉良と刹那。この先がザフィケルのいる特別房のはず。
数々の惨たらしい死体が散乱する中、現れたラジエルが何をしにきたのかと刹那に銃口を向ける。
そこへ一際大きく聞こえてくる悲鳴と、何かを齧るような、舐めるような音。
腐った身体で他の囚人の血を舐めるように這い蹲っていたのは…誰あろう、ザフィケルだった。
ショックを受けるラジエル、既に遅かったのだ。自分がわかるだろうとラジエルは手を差し伸べる。
仲間の所へ共に帰ろう。きっと良くなる、元通りになると――
だが無常にもラジエルの肩に、ザフィケルが食いつく。
ラジエルを止めようとする刹那だが、彼は肩を齧られ続けられながら撃たないでくれと背後で銃を構える吉良に懇願する。
しかしさらにその背後から飛んできた杖のような物がザフィケルの右胸を貫いた。
剣先に仕込んだ毒性のウィルスが腐敗した細胞を収縮させて全身に回れば死が訪れる…
言いながら銃を構え現れたのはサリエルだ。
暴徒が制御室まで破壊したらしい、まもなくこの中空回廊は強酸の海に崩れ落ち、跡形もなく消えるだろう。
刹那が救世使と知ったサリエルは、沈むのはこの島だけでジブリールの収監された孤高離宮は離れた浮島にあると告げる。
このまま中空回廊ごと心中したくなければ武器を捨てておとなしく投降しろと言う。
どのみちザフィケルは元には戻らない。彼の腐敗は既に脳に達している。死して亡者(グール)となる運命。
刹那は星幽界にいた亡者が羽を切られた天使の成れの果てだということを知った。

362 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:26:17 ID:???
彼にはもう、ラジエルは自分以外の生き物…餌にしか感じられないのだ…
伸ばされたザフィケルの腕をとり…どうぞ食べてくださいとラジエルは涙を流した。
ラジエルは特異能力たる他人の意識体と同調しそのアストラル力を無差別に増幅・放出する力と…
力を使った時になるIチャイルドの如き赤い瞳をひた隠しにし、憎しみさえ抱いて生きてきた。
そして士官学校でその力を放出し…政府の研究所で研究対象にされてしまったのだ。
あの地獄の様な日々から救ってくれたのは全てザフィケルだから。
憎んでいたはずの力の使い方を教えてくれ、その能力を誇りにせよと教えてくれたのも…
全部ザフィケルの恩に報いるためだから、最後くらい役に立って死にたいと。


子供の肉を喰わなければ、と迫るザフィケル。
だが、その触れた頬…いつか、触った、顔…


その時一際大きな爆発音と共に天井が崩れだす。今がチャンスだと、刹那は七支刀を解放させサリエルに斬りかかるが
解放されたサリエルの持つ邪眼の力で操られてしまう。
何故か邪眼の効かない吉良が不知火を突きつけるが、その顔を見てサリエルは驚く。
まさか、以前ロシエルが言ったミカエルの「招かれざる客」とは貴方の事かと。
だが…サリエルの右目を、ザフィケルが貫いた。そう、彼は目が見えないのだ…!

363 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:27:49 ID:???
誰が助けに来いなどと言ったのか。自分が捕まった事で孤立するだろう彼と組織を橋渡しするはずが
何のためにラジエルを窖にやったのか。
ウイルスのために一時的に脳が活性化したのと、ラジエルに触れられた事で正気を取り戻したザフィケルの激が飛んだ。
しかしこれはこうしていられるのも束の間…また再び食いかかるに違いない。
その時は唯一の亡者の急所である心臓を貫くようラジエルに指示をする。
そして事の原因は自分だと詫びる刹那にザフィケルは全て自分が仕組んだ事だと言った。
救世使としての自覚を持ってもらうため、わざと反感を買う言動で刹那一人を暴走させ、失態を演じさせた。
折角戻ってきた無道紗羅を説得して自らセヴィーの元へ投降させたのも、
最愛の恋人が敵の手にあれば彼女を取り戻すまで、セヴィーを憎み死に物狂いで戦ってくれるであろうから…
今まで聖人顔の裏で数々の非道な行いを繰り返してきた。それは全て聖人アダム・カダモンに再び出会うため
昔と何一つ変われない、目の光を失っても心に見える光などありはしない、あの頃のままだとザフィケルは思う。


アナエルはあの時、ザフィケルの子を身篭っていた。
ザフィケルは自分の中で何かが変わるのを感じていた、だから彼女の申し出を受け入れ次の任務を最後に軍を抜ける約束をしたのだ。
だが、除隊許可が降りるかどうかという重大任務だったはずの仕事は彼らの罠だった。
最高会がこの汚れた手の知りすぎた男をただで手離せるわけもなく、アナエルごと闇に葬られてしまった…
あれがセヴォフタルタの策略かどうかはもう、知る術もない。
アナエルの亡骸を抱きながら、ザフィケルは子供の事を思い出す。
彼女の屍からまだ形も成さぬ胎児を取り出し、施設に侵入してそれを人工羊水へ入れたが既に子供は死んでいた。
だが…子供ももう、死んでしまっていた…
ラジエルには、死んでしまった子を重ねていたのかもしれないと言う。
今日までこの灰色の天国を憂う聖職者を演じてきたのも、あの日自刃で血の海に消える運命であった自分を奇跡の力で生きながらえさせ、
こんな姿になってまでもなおも重い枷をはめ続けるあの方に恨み言を言うため。
ザフィケルは何故あの時見殺しにしてくれなかったと虚空に向かって叫んだ。

364 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:30:04 ID:???
崩れ行く中空回廊、そこへ突っ込むリウェトのメルカバ。
刹那達の足場も次々に崩れていくが、そこにアダム・カダモン…セラフィタが光臨する。
周りの時間が止まり…中空回廊は一時その姿をとどめた。
セラフィタは優しくザフィケルに語り掛ける。
「貴方の望みはもう叶っている…今こそ心を開いて真実を見つめる時。その時その瞳に映る物は何なのか…」


ザフィケルの記憶に見えてくる映像。
アナエルの子供を人工羊水に移した後、ザフィケルは警備兵に見つかりその場から逃げ出していた。
だが…その後で胎児は息を吹き返し、警備兵が呼んだドクターのおかげで無事に生きることができたのだ。
それこそ運命と言うべき数々の偶然を経て、その子供は成長し、またも運命の巡りあいをする事となる。
既に望む物を手に入れていたというのに、それがあまりにも身近にありすぎて気付かなかっただけ。
悲しみが深すぎて…優しい穏やかな時間に身を委ねるのを恐れていただけ…
今、どんな真実が見えるのか。ザフィケルの目に、光が満ちる――!


そこにいたのはアナエル…ではなく、金の髪と、青い瞳を持つ…ラジエルだった。
何故今まで気付かなかったのか…いや、この子が本当にそうであろうとなかろうと、どちらでも構わない。
目が見えるのかと手を差し伸べたラジエルを抱きしめるザフィケル。
約束してほしい、もう二度と激情に流され我を忘れた行動をとらないと…救世使を信じ、時には助言し良き理解者となる事を。
座天使長ザフィケルの名のもとに、候補生ラジエルを今より「世界の魂(アニマ・ムンディ)」の統主に任命する!
その言葉に、涙を流しながらも使命を全うする事を誓い、敬礼するラジエル。
そこでザフィケルの正気は途切れ…身体は醜く変貌し、ラジエルに襲い掛かる。
心配する刹那に、手を触れるなと言うラジエル。
正確に、その心臓を撃ち貫く――他の誰でもない…君の手で…
ザフィケルは満足そうな笑みを浮かべ、その場に崩れていった。

「この方は私の手で…私の… …ですから…」

365 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:33:20 ID:???
そして時が動き出し、光が消えていく。
セラフィタはこれ以上自分の力は使えない、見つかってしまうと言う。
一刻も早く自分のもとへ来て欲しいと刹那に願う、このままでは本当に自分の力が封印されてしまうと。
最高会も…そして地獄も、セラフィタの存在に気付きエテメナンキを探しはじめているのだから。
そうなれば地球の時間が動き出してしまう…
そして彼は消えてしまった。その波動が、天界にいるはずなのに前より弱い事を感じとった刹那。
見つかるとは、一体誰に…?

そこへやってきた加藤、ラジエルと…4人、リウェトの待機するメルカバへと急ぐ。
中空回廊が沈んで行く…ザフィケルとの記憶を思い出し、ラジエルはただ涙を流した…

ラジエルは天界に残ると言う。地下から活動し、常に連絡を取り合う方が刹那の役にも立つだろうと。
刹那とラジエルは空っぽの墓標を前にしていた。
遺体を中空回廊へ置いてきて良かったのかと訊く刹那に、心はもうあそこにはなかったと答えるラジエル。
迎えに来ていたのだという、マリン・ブルーの瞳の金髪の、とても美しい方が…
いや、もしかすると今までもずっといたのかもしれない。
確かに彼は自分の憎しみを利用したかもしれないと思う刹那。
だがラジエルも自分も…本当の事をわかっている。
自殺しようとした刹那にかつて投げかけた厳しい言葉の裏の本当の意味。決して甘やかさず強く生きる道を示してくれた。
あれが真実だったからこそ、今刹那も生きているし、紗羅も従ったのだ。
ラジエルはあのアダム・カダモンが見せた映像を見たのだろうかと刹那は思う。ザフィケルの、子供の事を…
そういえばザフィケルの最後の時、「この方は私の…」何だと言ったのかと問う。
「私の…大切な…恩師ですから」と、ラジエルは答えた。


366 :天使禁猟区:2007/03/31(土) 23:34:40 ID:???
一方ロシエルの元に、サリエルからの手紙が届いていた。
それは彼が自身の身に万が一の事が起こった時にだけロシエルの手元に届くようにしていたもの。
ザフィケルの羽落としの際に記録されていたあの謎の光景を映したディスク。
それを手にしてロシエルは笑う。
「君の皮膚の内側から…ジワジワと優しく狂わせてあげる…!
 楽しみだね…セヴィー…
 君を喰いつくすその瞬間まで待っててね…もう…すぐだから…!」




天使禁猟区・至高天 形成界編/おわり

創造界編へと続きます。

367 :天使禁猟区:2007/04/01(日) 00:16:10 ID:???
すみません。
>>363からはタイトルが
[天使禁猟区 至高天 形成界編 告解]
となります。

368 :マロン名無しさん:2007/04/01(日) 00:34:02 ID:???
>>340>>342
乙です。けっこう感動するかも

天使禁猟区も乙です。
読むのに時間かかりそうだから、明日ゆっくり読んでみる

369 :マロン名無しさん:2007/04/01(日) 03:00:28 ID:???
「まおうちゃんクロニクル」と「ねくろまねすく」をお願いします。

370 :マロン名無しさん:2007/04/01(日) 15:13:08 ID:???
>天使禁猟区
乙です。なつかしー。

371 :マロン名無しさん:2007/04/01(日) 23:19:43 ID:???
>>369
「ねくろまねすく」
可愛い顔して女泣かせの男が恨みをかって女に刺されて
死んだはずなのに普通に動けてる
どうやらアンデッドになったらしいってことで
二人の女の子に拾われてああだこうだという話。

つか連載始まったばっかやん
聞くな

372 :マロン名無しさん:2007/04/02(月) 00:23:10 ID:???
あれ?まとめの天使禁漁区ってもっと長くなかったっけ?
途中は途中だったけど、前はあの先もあったような気がする。

373 :メダロット:2007/04/02(月) 23:56:05 ID:???
主人公は何処にでもいる普通の小学生あがたヒカル。
世界中ではメダルで動く新しいおもちゃ「メダロット」が大ブームで、
ヒカルも飼い犬のボナパルトがカブトメダルを拾ってきたのをきっかけにメダロットの世界へ。
その後そのカブトメダルが入った相棒メダロット・メタビーと一緒に、メダロットを悪用するロボロボ団とてんやわんやしたり、
メダロットを世に出したメダロット博士やその師の節原教授(故人)のメダロットであるロクショウと遊んだり。
そんな事してるうちに町でロボトル(メダロット同士で戦わせる遊び)の大会が開かれる事になりヒカルはその代表に選ばれる。
幼馴染のキララやロクショウと一緒に頑張って決勝にコマを進めるが、途中でロボロボ団が乱入。
これまでのメタビーとの交戦データや節原教授の残した研究データから作られた究極兵器ビーストマスターの攻撃でメタビー粉砕。
カブトメダルも木っ端微塵にぶっ飛ばされメダロット博士もどうしよもねーよとお手上げ(この時けっこう重い台詞を言ったりする)
おまけにロボロボ団がセレクト隊(ロボロボ団を取り締まる武装組織)の本拠地を乗っ取って謎の怪電波を垂れ流し町中のメダロット達が暴走するという非常事態。
落ち込むヒカルだが、友達から「メダルが発掘される遺跡の湖にメダルを沈めると直るという伝承がらしいYO」と情報が入る。
そして湖に行ってメダルを沈めると何故か宇宙人登場(これの正体は後の作品で明らかに)
で、その場は色々てんやわんやしながらも宇宙人によってメダルが修復される。
何もしない大人達に代わり、メダロット博士は暴走しないメダロット(遺跡から発掘されたメダル)を持っている子供達を集めて反撃作戦を展開。
セレクト隊のビルに突撃するヒカル達。色々頑張ってボスのところに辿り着き、遂にビーストマスター(あとおまけが二体)と決戦。
ビルのセキュリティと同化しているビーストマスターが途中で暴走するとかしたけど頑張って撃沈。
セキュリティシステムが緊急事態を察知してビルの自爆装置が作動するも無事ヒカル達は生還、ロボロボ団も全員逮捕(ただしビーストマスターだけはその後の捜索で見つからなかった)
そしていつも通りの日常が戻ってきたのでした…(完)

374 :マロン名無しさん:2007/04/03(火) 12:28:23 ID:???
乙です

375 :マロン名無しさん:2007/04/03(火) 14:55:20 ID:???
ぼくらの マキ以降のストーリーお願いします

376 :マロン名無しさん:2007/04/03(火) 18:38:05 ID:???
>>373
「後の作品」てやつ教えて

377 :メダロット2:2007/04/03(火) 21:51:05 ID:???
下手ですまそ。メダロットは1・2・3・4・5・Gと6作品あります。先は長い…。
・主な登場人物

イッキ:ちょんまげ
メタビー:↑の相棒。ヒカルの相棒と似てるが別人。レアメダル(遺跡のメダルの中でも特別な物)
快盗レトルト:謎の男。漫画版では最後まで正体は明かされない。
ヒカル:大学生(何故アニメ版とゲーム版で高校生だったのかは不明)。コンビニ「ホップマート」でバイトしている。
ヘベレケ博士:メダロット博士の同期。ロボロボ団の首領。
ラスト:↑の忠実なしもべ。幾度もメタビーと戦い、後に自我が芽生える。


前作から数年後、主人公はやっぱり普通の小学生天領イッキ。
やっぱり飼い犬が拾ってきたカブトメダルをやっぱりかぶと虫メダロットのメタルビートルに入れやっぱりメタビーと名づける。
ちんたら学生のヒカルや謎の変人快盗レトルトや復活したロボロボ団や野良メダロット認定されてぷらぷらしてるロクショウとかとてんやわんや。
そんなある日、お金持ちのコウジ君の家でパーティが開かれ、その際にコウジが海岸で拾って修復してたビーストマスターを見たロクショウが大暴走。
前々から衝突してたメタビーがヤキ入れてやんぜとばかりに挑戦するが、見事に瞬殺される。
ぶっ倒れたメタビーを尻目にイタズラしに侵入してたロボロボ団がビーストマスター再起動。
過去の事件を知ってるロボロボ団はしてやったりとするが、漂流の末メダルが完全に初期化されていたビーストマスターはロボロボ団をポカポカ。
主人であるコウジに懐くビーストマスターを見てクールダウンするロクショウ。

378 :メダロット2:2007/04/03(火) 21:53:49 ID:???
ロボロボ団もガードマンに取り押さえられ、メダロット博士が事情を説明する。
過去の事件のこと。それによってメダロットの管理が厳しくなったこと。そして法が改正されたことでロクショウが多くを失ってしまったこと。
ビーストマスターがその事件のときに使われていたメダロットと同じ型だったこと(同一のもの、とはあえて言わなかった)。
そして場が収まったように見えたところでメタビーが起き上がる。安堵するイッキだが、何やら様子がおかしい。
メタビーのボディが沸騰している。咆哮を上げるメタビーを見たロボロボ団が何かを感じ取り、ラスト以下自分達のメダロットを差し向ける…
が、メタビーの弾丸一撃で爆裂。何じゃこれーと皆が驚く中メダロット博士が何やら呟いた。
「…メダフォース…」
曰く、メダルに秘められた潜在的な超能力で、今のメタビーの場合物理的な干渉と共に相手に「自壊しろ」という念を叩き込むシロモノらしい。
暴れまくってロボロボ団やガードマンのメダロットをスクラップにするメタビー。ロクショウもまったく歯が立たない。
そこへヒカルがメダロッチを掲げ、転送されて来たメタビー…じゃなくて、メタビー(とロクショウ)が過去に色々世話?をしてヒカルのもとにやって来た石像型メダロット。
「行け、食太郎!」
で、ロクショウと食太郎が色々頑張って火災用スプリンクラーが発動。急激にパーツが冷却されてメタビー再び気絶…と、その場は収まったのでした。

379 :メダロット2:2007/04/03(火) 21:55:27 ID:???
それから数日後、いつものようにイッキ達がコンビニで立ち読みしていると街道で爆音が。
行ってみると1体のメダロットが暴れている。
「命令ィ、メタビィィ、倒ススs」
何者かによって強制的にメダフォース状態にされている彼女(蛇女型メダロット・ストンミラー)を倒す事に躊躇いを感じるメタビー。
だが駆けつけたセレクト隊にボロボロにされながら歩み寄る彼女のバイザーが開き、
その瞳を見たメタビーは彼女の望みを理解し脳天に弾丸を叩き込む。
「くやむな。彼女はすでに自我を失っていた。キミは正しい、みんな分かっているよ。」
メダロット博士が慰めの言葉をかけるが、メタビーの脳裏には自分を助けたロクショウの姿が浮かんでいた。
そこに一部始終を眺めていた謎の飛行メカから声が。
「普段からマスターの命令を聞かない、思い通りにメダフォースを発動できない、
 あげくのはてに機械が悩み苦しむとはな。おまえの作るものは所詮その程度かアキハバラ。」
声の正体はロボロボ団の首領であり、かつてメダロット博士と同じく節原教授のもとでロボットについて学んだヘベレケ博士だった。
ブチギレたメタビーが飛行メカを撃ち落としコンビニに戻るとラストに腕を叩き折られ腰を抜かしているヒカルが。
コンビニの看板の上に佇むラストがイッキ達に告げる。
「セレクト島で待っている…。」
ラストはそのまま飛び去り、メダロット博士はセレクト島という言葉にかつての事件を思い出すのだった。

380 :メダロット2(4/7):2007/04/03(火) 21:58:35 ID:???
その夜、ロボロボ団によって鉄塔の送電線が切断された事でセレクト隊がイッキの家を仮本部として使う事に。
何となく家に居づらいイッキが外に出てみると、電柱の上から快盗レトルトがこちらを見おろしていた。

「こんな所で油を売っていて良いのかい。」
「こういう事は大人にまかせたほうが。」
「大人がどうにかしてくれるのをただ待つのかい。たしかに子供は非力だよ、しかし…非力は無力とはちがうのだよ。」
ならば一緒に戦うようお願いするイッキだが、今は戦えないとレトルトは言い残しその場から消える。
後ろで見ていたメタビーが声をかけた。
「行こう。」

そして翌朝、セレクト島にやって来たイッキ他3人とメダロット博士。
敵のアジトってことでロボロボ団と大量のメダロットが行く手を阻み、
それで色々てんやわんやしてるところにヘベレケ博士とラストが登場。
何故アジトの場所が分かったのか不思議がりながらも、苦戦するイッキ達を見ながらしたり顔でメダロット博士に自分のメダロット観を語る。
「お友達?仲良く?ふん。
 機械は機械的に働いてこそ機械なのだ、作り物に心や魂など与えてどうする。
 やはり私の方がキミより数段優秀だったようだな。」
んが、突如反撃の攻勢を強めるイッキ達。機械的な動きしか出来ないという弱点を見破られたのだ。

「これで分かっただろうヘベレケ!」
「何がだ?キミの方が正しいとでも言いたいのか。変わってないなお前は。
 昔からそうだ。偶然研究費を手にできた、偶然人々と意見が一致した、偶然私より評価された。
 それはおまえが普通だったからだ。多数派だったからだ。それは正しさの証明にはならん。」

381 :メダロット2(5/7):2007/04/03(火) 22:02:03 ID:???
さらに反論するメダロット博士を流し、ヘベレケ博士は捨て台詞を残して基地に引っ込んでしまった。
するとサイレンが鳴り響き、慌しくロボロボ団員たちも基地へ駆け込んでいく。
「ラスト、はやく戻れ、浮くぞ!」
だがラストは声を無視し、メタビーに向かって自分との決着をつけることを要求する。
ロボロボ団が居なくなった事を不思議がるセレクト隊やイッキ達だが、直後に地面を突き破って巨大な飛行円盤が現れた。
なんじゃこりゃーと驚きながら飛行船にしがみつくイッキ、メタビー、メダロット博士。
メタビーに襲い掛かるラスト。メダロット博士は内部への侵入口を見つけ、メタビーを待つというイッキを残して基地の内部へ。
やられっぱなしのメタビーに、ラストが下で仲間を倒しておいて何故自分とは戦わないのかと問い掛ける。イッキがメタビーを擁護しようとするが無視。
だが逆にメタビーがおまえは何で戦うんだ質問した。
ラストが戦う理由、それはヘベレケ博士に「メタビーを超えろ」という命令を下されたから。
そして、それを果たした時に自由の身になれる…そうラストは語った。
それを聞いて吹っ切れたメタビーはラストと戦う事を決意するのだった。
一方メダロット博士は通路を抜けてヘベレケ博士のもとに辿り着いた…がロボロボ団員にあっさり捕まる。
得意げになって飛行船の原理を説明しているヘベレケ博士だが、そこへセレクト隊の飛行メダロット達が参上。
大軍が飛行船に取り付き、ガンガンバキバキと外層を破壊していく。
結構ピンチな事態に至ってこれはやばいというムードが広がるロボロボ団一行、彼らは脱出用パラシュート片手にヘベレケ博士に別れを告げるのであった。
攻撃によって飛行船のバランスが崩れ、もはや墜落は時間の問題。操縦室に残されたヘベレケ博士とメダロット博士は問答を繰り広げる。


382 :メダロット2(6/7):2007/04/03(火) 22:04:34 ID:???
ヘベレケ博士が聞く。メダロットに自我を持たせて、その結果彼らが人類に背を向けたらどうする?
「そのような事にはならないと、私はメダロットを信じる!」
だがメダロット博士のその答えを「驕り」の一言で切り捨て、更に質問した。
メダロット達の正体、それを世間にいつ公表するつもりだ?
言葉に詰まるメダロット博士をヘベレケ博士は嘲う。
その後色々と(作品的に)ヤバイ台詞を吐き出すヘベレケ博士とメダロット博士が
残されたパラシュートを奪い合っていると、天井が破れてメタビーとラストが落ちてきた。
「やっと戻ったか私のしもべよ、そのカブトメダルを倒せ!」
「私のしもべ?それはどうかな。
 じいさん、何で基地の場所が俺たちにばれたのか不思議がってたよな。」
「おいラスト…まさかお前…」
「私が、話しました。」
まさかの反抗にわなわなと震えるヘベレケ博士。
「彼らが自我を持つのは君が望むかどうかではない、必然なのだよ。」
「なぜだー!!」
メダロット博士の言葉にキレるヘベレケ博士を無視してメタビーとラストは戦いを再開する。
遅れてイッキがやって来るがなんかもう蚊帳の外で二人の死闘は続き、
セレクト隊のメダロットの奇襲によってラストは飛行船から叩き落され
なんとか勝利をおさめたメタビー(本人は水を差されたと不満だが)
パラシュートをイッキに渡し、ヘベレケ博士にも…と思ったがへたり込む彼を見て言葉が詰まるメダロット博士。
「行くぞ」「はい」「終わってないの!」

383 :メダロット2(7/7):2007/04/03(火) 22:08:53 ID:???
誰も居なくなった操縦室でヘベレケ博士が力なく笑う。その後ろにはボロボロになったラストが立っていた。
「命令は果たした。自由になったのだろう。何故戻った?」
「何故?自分でも…何故か…分かりません…」
「自身の行動に悩む…実に人間的な存在だな。
 自我を持つ。それがメダロットの当然の成り行きだ…そんな事は私だって分かっている。
 だが、だからこそ問題なのだよ。いつか人は彼らを脅威に感じるようになる。
 お前だって分かっている筈だろう。ただの機械でいる方が幸せかも知れんぞ。違うかねアキハバラ。」

かたや海岸に降り立った三人。地上に残した仲間たちが駆け寄ってきて感動の再会を味わうイッキとメタビーだが、
メダロット博士は呆然と飛行船を眺めながら、ヘベレケ博士の言葉を何度も反芻していた。様々な思いが心中に渦巻く。
「私は…」思わず言葉が出掛かるが、イッキの呼び声で気が付いた。
目の前には、手を握り合って自分を見つめる二人が居た。笑みがこぼれるメダロット博士。

「何笑ってんですか」「気持ち悪りィ」


*かなりメッセージ性が強くなってるため、端折るのも惜しいので長くしてしまいました。

384 :マロン名無しさん:2007/04/04(水) 12:30:45 ID:???
激しく乙

385 :メダロット3(1/6):2007/04/04(水) 22:04:19 ID:???
・主な登場人物
タマオ:メダロット社の技術者の息子。イッキより年下。
     負けると泣いて癇癪を起こすが、イッキとの戦いで成長。ゲームでの扱いが酷い。
エレクトロン:↑の相棒。ボディはクワガタムシ型03ドークス。
コウジ:お金持ち。
ラムタム:↑の相棒。ボディはサーベルタイガー型。
カリン:コウジの友達。お嬢様。金魚すくいが得意。
アングラ:メダロット社の大株主。メダロットを違法改造して裏に流し金を稼いでいる。
      元は「メダロッターりんたろう」のキャラ。

謎の円盤事件(メダロット2)から数ヶ月、日常に戻って今日もロボトルロボトルな二人。
最初の方は結構へっぽこだった二人も腕を上げて名も知れてきたそんなある雨の日、下校の途中である少年に出会う。
タマオ・ピルバーレンと名乗るその少年にロボトルを挑まれ、泣きべそかいてもしらねーぞと受ける二人だが、
新発売の変形タイプのメダロットの前にボッコボコにされる。

386 :メダロット3(2/6):2007/04/04(水) 22:06:10 ID:???
なーんてこったと再戦を申し込むイッキ。「じゃ明日この時間、公園で!」
コンビニに駆け込んで修理を頼むが…一日じゃ無理だそのパーツ今無いし他のパーツ使えよとヒカルは言う。
だが
「カブトムシ型でクワガタムシ型に負けたんだ。カブトムシ型で勝たなきゃ意味無いよ」
というよくわからん理屈で押され、ならばと新型カブトムシメダロットを見せるヒカル。
で、翌日再戦に挑むイッキと新生メタビー。
戦いながらイッキがタマオに何でわざわざ雨の中自分を待っていたのか聞くと、
「パパの作ったメダロットでいっぱい勝てばパパが偉くなれるんだ」との事。
変形とかして接戦を繰り広げるが、メタビーが色々頑張って見事にリベンジ成功。
やったぜーと喜ぶイッキだがタマオ号泣。「あら、小さい子をいじめてるわ」「えっ」「お゙ぼえでろ〜」
その後何度も突き合わせたりその都度タマオが泣いたり成長したり
ブラスとラムタムにキノコが生えたりキノコに襲い掛かった虫がしゃべったり
タマオがロボロボ団の残党(今はアングラの手下)に利用されたり
野良メダロットのブラックビートルが全然児童誌向けじゃない台詞をかましたりてんやわんや。

387 :メダロット3(3/6):2007/04/04(水) 22:08:22 ID:???
ある日、イッキの家にメダロット博士からファックスが届く。切り貼り文字で「メダロット社の屋上に来い」。
何故かお馴染みのメンバーも呼ばれており、何だ何だと屋上でメダロット博士と対面。
「で、みんなを呼んで何の用ですか?」「え?君らが私を呼んだのでは?」「?」
そこへ馬鹿笑いとともにファックスを送った張本人のアングラと(元)ロボロボ団の幹部が参上。
社員の制服を着てる元幹部を見て「やっぱり人って安定を望むんだね」とコウジ。
「うるさい!志を忘れた訳ではない。ちゃんと悪い事もしているのだ。」
曰く社の倉庫からメダロットを盗み出し、それに違法改造を施して裏で捌いているという。
噂を口コミで広げ、ガキどもは「勝てるメダロット」にむらがり我々は大もうけだ、と始終を曝露するアングラ。
「そんな事してただで済むと思ってるのか!」「思っとらんわ。」
商品の紛失は社の内部でも認識されはじめ、社が警察に捜査を依頼した事もニュースで報道された。
「そこで君達の出番だ。その悪行の犯人になってもらう。」「な!」
技術者トップの商品横領、強者メダロッターのイッキ達がそれを使っていたとなればいい宣伝になる。
ロボロボ団がタマオに「イッキを倒す為」と新型メダロットを提供したのもその計画の一環だった。
と、そこへ爆音が響く。
「なんだ!?」「ちょっと下でトラブルを起こしてもらった。パニックが起きている間に、さっさと始めるぞ。」

388 :メダロット3(4/6):2007/04/04(水) 22:12:21 ID:???
言い終わるや何処からか出てきたのは例の違法改造メダロット達。
アングラはそいつらに塔載されたメダリアシステム(ヘベレケ博士が作った強制的にメダフォース状態にさせるシステム)
の起動実験に参加するよう告げる。んな事させるかーとメダロットを呼び出すイッキ達だが、
エレベーターからタマオの父が作ったビーム兵器を装備した試作型クワガタメダロット(マケット)が登場。
父の作った、という言葉に動揺するタマオを置いて戦いが始まる。
違法改造だけあって全然歯が立たないイッキ達。アングラ達はしたり顔。
こりゃやべーっとその時、飛行するメダロットに掴まったマントを羽織る謎の男が屋上へ降り立った。
誰だよこいつと一同。だがマントを脱ぎ捨てると…
「首領ォ〜!?」「ヘベレケ博士!?」「生きてらしたんですねぇ!」
駆け寄るロボロボ幹部達。ヘベレケ博士とラスト曰く、シートベルトのおかげで助かったらしい。
早速ヘベレケ博士側に寝返るロボロボ幹部達にキレるアングラ。ま、仕方あるまい。
ヘベレケ博士は幹部達にメダロット社の内部に潜入し、メダロットに関する極秘データを全て公表するよう命じる。
止めようとするメダロット博士だが幹部達に連れて行かれてしまう。
追ってダクトに飛び込むコウジとカリン(と、何時の間にか消えているヒカル)。
ラストが加わって何とか持ち直すイッキ側だが、ラムタムが敵の酸攻撃で撃沈。
「タマオ君!」「ん〜〜〜〜〜〜〜」
依然として改造メダロット達はまったく攻撃に堪える様子は無い。迷うタマオにアングラがこちら側に来るよう唆す。

389 :メダロット3(5/6):2007/04/04(水) 22:15:53 ID:???
悩むタマオに、同じ「父」の想いを背負うラストが語りかける。
「小僧!お前の父は何を望んでいる!?お前の父は破壊の道具の開発者として世に認められたいのか?
 そしてお前自身はどうありたいのだ?」
「くだらん事を…」
「そうだよ、悪い事してもパパは喜ばないよ。」
「弱者のたわごとなど聞くな!」
アングラの言葉を聞いたタマオがメダロッチを構えて叫び、エレクトロンが飛ぶ。
「エレクトロン、悪者を倒せ!!」
エレクトロンのドロップキックが改造メダロットに炸裂、舌打ちするアングラ。
「パパもぼくも悪い事なんかしたくない。良い事をしてほめられるんだ。」
ならばとアングラがメダリアシステムを起動させる。制止するイッキだが、改造メダロットが身をよじり…
と、そこに大量の虫(イトトンボ?)が襲来。虫がメダロットに語りかける。

「ハハトノヤクソクヲワスレタノカ」

390 :メダロット3(6/6):2007/04/04(水) 22:22:43 ID:???
「出た!!」
驚く一同。その頃社内の会議室ではロボロボ幹部達が極秘データを見ててんやわんやしていた。
こんなヤバイのを公表したら大変ロボと(メダロット博士を放置して)逃げ出す幹部達。
屋上ではヘベレケ博士が何やら潮時と見たのか意味深な台詞を残しラストと共に撤退。
「虫の事何か知ってるの?」
「さぁね、だが大体の想像はついている…おそらくアキハバラもな。さらばだ。」
ラストに掴まって飛び去るヘベレケをよそに虫を追い払えとマケットのビーム兵器を連発させるアングラだがちーとも効果無し。
撤退用のヘリコプターも虫のせいで近づけないらしい。
屋上を取り囲む大量の虫は突如動いているメダロット達に襲い掛かり、空に放り出してしまう。
成す術無く落下していくメダロット達…エレクトロンの機転で何とか間一髪で助かるメタビーとブラスだが、
下では車に引かれた小動物の如き惨状の改造メダロット達の周りに野次馬が集まっている。
その後社長の証言でアングラは逮捕、ロボロボ団はまたしてもどっかに逃げてしまった後だった…。
でアングラの裁判が行われるのであるが、裁判記録はかなりの迷シーン。
そんなこんなでアングラはロボロボ団に利用されていたと言う事で無罪。それでいいのか。
で…やっぱりいつも通りの日常に戻っていったイッキ達。今日もロボトルロボトルなのでした(完)

391 :メダロット4(1/12):2007/04/05(木) 22:37:12 ID:???
長々とゴメン…あとちょっと

・主な登場人物
コウジ&カリン:登場しません。

いつも通りの日常を送るイッキ達。世間ではメダロット社が月への探索に乗り出したりとかニュースになってるが、
アリカは例のしゃべる虫に執心。
よっしゃ取材だーとイッキとタマオを連れて町を駆けずっているとペットショップのとかげもどき堂から怪しいオッサンが出てきた。
やばいオーラを感じてドン引きのイッキとタマオをよそに取材を決行するアリカ、なんでも虫マニアの集いの一人らしい。
集会があるというので虫マニアの家に行ってみると、同じくやばそうなオーラを漂わせるオッサン達がたむろしていた。
で、具体的にどんな事してんのよと聞くと、なんと彼らもしゃべる虫について調査中だという。
やったぜと意気投合する一同。どうやらしゃべる虫は普通の虫より長生きらしく、
彼らはネットを通して世界中からしゃべったとされる虫の情報を得てそれらを飼育・観察しているという。
でいろいろ取材する訳だが、ゴキブリやら餌のミミズやら見たアリカが絶叫&遁走。
外で待ってたメタビー(メダロットは立ち入り禁止という決まりがある)が何だ何だと入ってくる。
メダロットは入ってきちゃ駄目だーとかてんやわんや。しかし虫マニアの一人が何かに気付き、皆を制止する。
「虫たちが騒がしい…」
そして虫たちの一匹が、

392 :メダロット4(2/12):2007/04/05(木) 22:39:51 ID:???
「ハハトノヤクソクヲワスレタノカ」
つられるように次々としゃべりだす虫たち。
「ヤクソクヲ」「ワスレタノカ」「ヤクソククク」
なぁー!動揺しまくる一同、何で今までしゃべらなかったのに?そうか、メダロットに話し掛けている?
録画の準備をする虫マニア。メタビーが虫たちと向き合う…。

虫たちが語る。自分達は「母」の言葉を伝えるためにメダロットに話し掛けている。
数え切れぬ「母」は遠い昔、数え切れぬ「子」とともに空を旅しこの地に降り立った。
旅する母子には、使命があった。
「降り、目覚め、そして殖えよ」
だが降り立った母たちはその使命に従わなかった。母は子たちと約束した。
「目覚めるな、眠り続けよ」
そして母子は眠りについた。しかし子たちは目覚めてしまい、今ここにいる。
「母との約束を忘れたのか」
母たちは虫を使って子たちに呼び掛けている。
「何言っているんだ、ちゃんと俺たちの前に来て話しろよ」とメタビー。
だが永い永い眠りの末に多くの母は死に、今残る母たちも最早虫を操る程度の力しか残っていないのだという。
虫たちが警告する。他の地の母に気を付けよ。自分たちは使命に逆らったが、そいつは従うかもしれない。

393 :メダロット4(3/12):2007/04/05(木) 22:42:41 ID:???
そこで突如虫たちが力尽きた。
「母」の力によって普通の虫よりも長生きできていた彼らは、役目が終わった事で寿命が尽きたのだった。
あまり話を飲み込めないタマオ。「どういうこと?」
「メダロットが大昔「空」から来て今は遺跡に眠っててそれを掘り出してメダロット社が売ってて
 今メダロット達は俺たちと一緒に居て…」
「メダロットに起きるな、っていうことは僕たちと一緒にいちゃダメってこと?」
「僕たちと一緒にいちゃダメ、か…。」
集会を後にするイッキ達。その夜、虫マニアのリーダーが興奮冷め遣らぬ様子でホームページの編集を行っていた。
数日後、メダロット社の一室で虫マニアのホームページを眺めながら渋い顔をする社長&その息子、そしてメダロット博士。
ホームページには録音された「しゃべる虫」の言葉が公開されていた。

そして世間で虫マニアたちのホームページが話題になった事を受け、
メダロット社は記者会見を行う。曰く、
「地球のマザーメダロットたちは人類の友人であるメダロット(キッズ)を眠りにつかせようとしている。
 だが、月にいるマザーメダロットの力をぶつければ地球のマザーの力を押さえ込む事が出来るかもしれない。」
かくて社は公式に月のマザーを持ち帰る計画を発表したのであった(主導はアングラで、社長と博士は会見に出ていない)。

394 :メダロット4(4/12):2007/04/05(木) 22:48:50 ID:???
虫マニアのホームページとメダロット社の会見が世を賑わす中、再び虫マニア達の集いに会いに行く事になったイッキ。
何故かしぶるメタビーを連れタマオと一緒に雨の中虫マニアの家に行くと、
家の中はメチャクチャに荒らされて虫マニア達も引っくり返っている。
どうなってんのと聞くと「あいつ」がやって来て暴れたと言う。
あいつって誰だ…と、奥のほうから虫マニアを引きずる快盗レトルトが。
ホームページで紹介されていた「しゃべる虫の声を聞いた少年達」がイッキ達だった事に驚くレトルトだが、
イッキ達も「いい人」だったはずのレトルトが何でこんな事するのか大混乱。
レトルトは言う。社(というかアングラ)が月のマザーを持ち帰りたい本当の理由は
単なる欲望の為(おそらくコピーメダル生成の効率化と思われる)で、
社は会見で地球のマザーが悪で月のマザーが正義の味方のように言っていたがそれは意図的なミスリードで
実際に「使命」に忠実な月のマザーがやって来たら何をするかわからない。
この流れを止めるためには、虫マニアやそれに協力する(形になった)君達をつぶすしかない。
そしてレトルトの従えるメタルビートルが襲い掛かる。
新型であるはずのメタビーは圧倒的な力の差で追い詰められるが、メタビーの必死の突撃で両者ともにドブの中へ。
「「メタビーーー!!」」
ドブを流れる二人を追いかける二人、やがて泥まみれになった天ムス頭が顔を出すがそれはレトルトの相棒だった。
必死にメダロッチに呼びかけるイッキだが、既にメタビーは通信圏外にまで流されてしまっていた。
もう君達に会う事もないだろう。そう言い残してレトルトは去っていった。
「そんなーーーーー」
雨の中、イッキの声が虚しく響いた…。

395 :メダロット4(5/12):2007/04/05(木) 22:52:43 ID:???
数日後、ヒカルに件の事を伝えようとコンビニに訪れたタマオは、ヒカルが突然辞めた事を店長から聞く。
イッキはと言うとあの雨の日から完全に放心状態。何とかしたいアリカだがお手上げ。
その頃メタビーはドブに流され、川に流され、ボディの機能が完全に停止したまま海中を漂っていた。
何も見えない聞こえない。今日も寝て過ごそう…そう思った瞬間、
突如メタビーの頭の中に聞きなれない声と謎の映像が流れ込んできた。
「おきろってんだよコンニャロー」
目を開くとやけに平面的なクジラの落書きが自分を叱咤していた。なんだこいつ?どこだここ?
クジラの落書きが文句を言いながら自己紹介を始めた。名前はイサナガミ。
人間には五万年ほど昔からその名で呼ばれているらしい。で、ここはお前の頭の中だと言う。
「で、これは私が考えたキャラクター、タツタちゃん。よろしくね(はぁと」
「ん?私が?私って誰よ。」「私は私。」
いきなり視界が切り替わり、眼前で海草の生えた巨大なクジラが泳いでいる光景がメタビーの目に飛び込んで来た。
「!?」「びっくりしたか。んじゃ、何故私がメダロットと話ができるのか説明しよう。」

古代の人々はそれぞれ住む地域によって様々なものを神として信仰していた。
たとえば山や森に住む者達は巨木や巨石、海岸に住む者達はウミガメやクジラ。
だが時として自然は人に牙を剥く。一部の古代人はそれを自分達の神々が未熟なせいであると思った。
そして彼らは知恵の塊として信仰していたメダルをその神々に捧げる事で、災害を起こさない賢い神にしようと考えた。
何故彼らがメダルの本質を知っていたのかは定かではないが、
ともかく彼らはたとえば槍の先にメダルを括りつけるなどして神々に知恵をもたらそうとした。
巨木や巨石はいいが、動物たちは脳に致命傷を負うことで多くは死んだ。
だがイサナガミだけは、図らずしもたまたまメダルの力をコントロールする事に成功し、
不死の体とそしてメダルに秘められた力、つまりメダフォースに近い力をも得た…。

396 :メダロット4(6/12):2007/04/05(木) 22:55:36 ID:???
その後いろいろとメタビーに自分の凄さを自慢するイサナガミに、
もうわかったからマザーの事について何か知らないか、というメタビー。
「よし、それにはまず、何故ここにメダロットがいるのかを説明しなくちゃいかんね。」

ずーーーっと昔、宇宙の何処かから無数の…それこそ数万、それ以上かも知れない数のカプセルが発射された。
一つ一つのカプセルの中にはマザー一体とキッズ数体がセットで入っていた。
マザーメダロットだけが知恵を持ち、キッズ達を従えていたらしい。
カプセルを飛ばした存在はメダロットに使命を与えていた。どこかの星に降りて、そこで殖えろと。
カプセルのうち数百は軌道上にあった地球へと落着した。森に、山に、海に、砂漠に…それらは今、遺跡と呼ばれている。
そして目覚めた彼らは使命に従…わなかった。
今地球にメダロット(キッズ)達が蔓延っているのは、人がキッズを掘り出して目覚めさせてしまったから。

「なぜマザーは使命に従わなかったんだ?仲間を殖やせるのは良い事だろう。」
「フン、仲間を殖やすだって。何も分かってないね。」
目の前の光景が切り替わり、メタビーの前に不毛な荒野を覆い尽くすネズミ達が現れた。
「うわ!何だこりゃ!」「種が殖えるとはこういう事だよ。」「え?」
元からあった環境を有無を言わさず圧迫し、時として致命的なダメージを与える。
それは悪い事とかそういう次元ではなく、生物としての宿命。
「外から来た種ならばなおさら…」
メタビーはいつかの帰化生物を殺していたブラックビートルの言葉を思い出していた。

397 :メダロット4(7/12):2007/04/05(木) 22:59:05 ID:???
「この星に降りたマザー達はこうなるのが嫌だったのだろう。」
そして地球のマザー達はキッズ達と約束した。目覚めずに眠り続けると。
ちょっとした気まぐれか、はたまたまず有り得ない偶然か…
何故、数百も居たマザー達の全てがそうしたのかは分からない。
じゃあ月のマザーは?
「使命に従うつもり、だろうね。…はん、困ったもんだね。」
鼻で笑うイサナガミにメタビーが喰いかかる。笑い事じゃないだろ。
「地球のマザーはあやしい宗教家みたいな奴らだし、月のマザーはあぶない軍人みたいな奴らしいし…」
「私がどう思うか聞きたいかい?私は地球のマザー達ほどネクラじゃないし、月のマザーほど物好きでもない。」
「あ゙ー俺はどうすればいいんだよ!」
どうするってそりゃお前の好きなようにすればいいのさ、と他人事のイサナガミ。
「あ、でもお前ひとつ大きな間違いを…」
そこでまたしても突然目の前の光景が切り替わった。漁船の網に引っ掛かったメタビーが海面に手を伸ばす。
「おいバーサン、話がまだ途中…」
意識が途切れるメタビー。その頃、月へ向かった調査チームはマザーが眠る遺跡に侵入しようとしていた…。

398 :メダロット4(8/12):2007/04/05(木) 23:03:30 ID:???
そして夏のある日…持ち帰られた月のマザーのメダルは沖ノ鳥島に近い人工島にある研究所で、
容器として開発されていた地球のマザーのコピーボディに装填される。
電源が入れられ目覚めた月のマザーだが、研究員の意に反しメダロッチの制御がまったく効かず暴れ出し、
研究所のメダロット達をメダフォースで操って搬入口から脱走してしまった。
島から出ようとするところを自衛隊が制止にかかるがあっさりまかれ、マザーは海上を本土へ向かって突き進む。
だがそこに襲い掛かる巨大なクジラ。イサナガミはマザーを口にくわえると深海へと驀進。
「海の主?!キサマ、何をするつもりだ。」
「低圧には耐えられても高圧には耐えられないだろう?悪いがさっさと死んでもらうよ。」
「サルに作られたマザーモドキが本物に何をする。作り主を絶滅から守りたいのか?」
「ふん、それは違うね。陸で何が起ころうと知った事じゃない。
 ただ本家本元どもの間抜けなまでの極端さが気に入らない。」
どんどん降下していき、遂には脳天が水圧でへこんで絶叫するマザー。
「ははは、どうだ、痛いかね?」
するとマザーはイサナガミの口から出るどころか、逆に体内へと潜り込んだ。
「何考えてんだい!?」「ふふ、死ね。作り物め。」
マザーはイサナガミの頭蓋をぶち抜いた。流れ出るメダル。今度はイサナガミが絶叫した。
血と脳漿に混じる大量のメダルを見つめるマザー。
「記憶を読まれたか…あの子はあんたの思い通りにはならないよ。
 あいつはこの星に降りたレアメダルの一つだ。自分の母親じゃないあんたの力は効かないよ。
 せいぜいああいう奴らに梃子摺らされるがいいわ、ふははは…」
不死の源泉を失い深海へと沈んでいくイサナガミを後に、マザーはその「他人の子」のもとへ向かう事を決める。
その頃、宅急便で無事イッキの家に辿り着き互いに感動の再会を喜ぶメタビーはイサナガミの死を感じ取っていた。

399 :メダロット4(9/12):2007/04/05(木) 23:07:35 ID:???
翌日、イッキとアリカがメタビーがイサナガミから聞いたという話をまとめているとTVで臨時ニュースが始まった。
なんでもおみくじ町近くで超局所的地震が発生するらしく、それに関する避難勧告についての連絡という事だった。が、
「月のマザーだ。あの人たちは嘘をついている。来るのは地震じゃなく月のマザーだ。何となく分かる。」
メタビーの言。どうしよう?大人に言っても分かってもらえないだろう。とすれば…

一週間後、とうとうおみくじ町へも政府の避難勧告が来た。
最後のトラックに乗り込む虫マニア達、とかげもどき堂の店員、そしてイッキの両親。
「イッキは?」「どこかに乗ってるでしょ。」
物陰からトラックが見えなくなるのを見届けると、イッキとメタビーが顔を出した。
「みんな行っちゃったね…」「ああ。」
「ば!」「!?」
飛び出すアリカとタマオに二人とも言葉を失うが、メタビーがブラスとエレクトロンに文句をつけた。
「お前ら、持ち主を危ない目に遭わせるつもりか?」
「メタビーも同じでしょ。」「月のマザーに会ってどうするの?」
「それは、会ってみて…その…」
誰も居ない町でマザーを待つ一行。
どれくらい経ったのか、突如メタビーを悪寒が襲った。
「どうかしたのか?」「月のマザーが近付いてきてる…」
ぞぞっ、と体を震わせるメタビーに、エレクトロンが殴りかかった。同時にブラスも暴れ出す。
何だどうしたと必死で止めようとするが、メダロッチの制御が利かない。何で?
「マザーだ。マザーはメダフォースでメダロットを操れるんだ…」
姿は見えないが、すぐそこまでマザーが近付いてきている。

400 :メダロット4(10/12):2007/04/05(木) 23:10:57 ID:???
しばらく暴れていたブラスとエレクトロンだが、何かに反応してあさっての方向へ走り出した。
二人を追ってアリカとタマオも走り出す。
残されたイッキとメタビーが呆然としていると、そこへ巨大なメダロットが現れた。
「月の…マザーか。」
「私の力が効かないであろう他人の子を教育しに来た。この星のレアメダルを一つずつ壊して廻るより良かろう。」
「おい、使命とか言うやつに従うつもりか!?」
「騒がしいサルの子だ。一通りの話は知っているようだな。ならば話は早い。そう、私は使命に従う。」
降り、目覚め、そして殖える…使命のことを「侵略」と糾弾する二人にマザーは呆れ、言い放つ。

「私は普通の事をしようとしているだけだ。」

同じ物を奪い合う相手を排除する。自分と相容れない相手を排除する。それは生物として普通な事。
命であれば誰もが互いを殺して食らって生きている。
「お前達だってそうだろう。」
姿形。持っている物。思っていること。
同じならば奪い合い、違っていれば攻撃し合う。
人も太古から続けていて、これからも続けていくであろう事。
マザーは言い切る。殺し合う事。それは命の本質だ、と。

401 :メダロット4(11/12):2007/04/05(木) 23:14:09 ID:???
イッキが反論する。人もメダロットも、同じところがあって、違うところもあって、だから楽しい事がある。
やっつけ合わなくても一緒にやっていく事は出来る、と。
イッキの言葉を聞いたメタビーもイサナガミの最後の言葉の意味を知る。
「どうするって、お前の好きなようにすりゃいいんだよ。
 あ、でもお前は一つ大きな間違いをしているよ。」
イサナガミが言いたかった事は、「何かをする」のではなく、「何もしなくていい」という事。
ここでマザーを倒せば、マザーの言っている事が正しくなってしまう。するべき事はそれじゃない。
互いを意識せず、好きなようにやっていてもうまくやっていける。簡単じゃないか、と言い切るメタビー。
「お前たちは真実から目を背けているだけだよ。」
マザーは一蹴する。だが、
「違う、俺たちはうまくやってみせる。俺たちはもうお前らとは違う。」
強く手を握り合いながら言う二人を見つめるマザー。

402 :メダロット4(12/12):2007/04/05(木) 23:16:56 ID:???
しかしそこに政府の命令で自衛隊基地から放たれた大量の「地震調査用」ミサイルが飛来する。
操られたキッズ達がマザーを守るべく自らミサイルに突撃するが、
2発目、3発目、4発目…と次々に飛んでくるミサイルがマザーを貫いた。
地に臥すマザーの目は二人を見つめていた。そして言った。

「ふふふ、これが真実なのだよ…」

二人は何も言い返せなかった…。

その日の夜、社の災害対処チームによってマザーの死体は持ち帰られていった。
地震のデータはうまく取れなかっただとか、衛星も何故か写真がうまく取れなかっただとか発表され、
日が経つにつれ世間はしゃべる虫やマザーの話をしなくなっていった…。
そしていつもの日常へと戻ってきたイッキ達。公園で皆が遊んでいる中、
イッキが一人ベンチでたそがれていると一匹の虫が視界に入った。
虫はしばらくこちらを見ていたかと思うと、

「まぁ良かろう。」
「!!」

その後、しゃべる虫が現れる事はなかった…。

数日後、イッキ達は帰ってきたヒカルの計らいで海へ来ていた。
海岸で遊ぶメタビーをイッキが呼ぶ。
イッキ達のもとへ向かうメタビー。波打ち際にはイサナガミと一緒に泳ぐメタビーの絵が浮かんでいた…


*ゲームと全然共通点無いです。テーマは「ガメラ+ナウシカ+ブレードランナー」だと思います。多分。

403 :マロン名無しさん:2007/04/06(金) 18:25:10 ID:???
乙乙。
アニメは完全ガキ向けだから漫画もそうなのかと高をくくっていたが、実際は本格的なSFなんだな。

404 :マロン名無しさん:2007/04/06(金) 22:40:24 ID:???
まとめサイト消えた?

405 :メダロット5(1/5):2007/04/06(金) 23:01:28 ID:???
もーちょっとです。

・主な登場人物
コイシマル:主人公。転校生。すすたけ小メダロット部部長。が、実はロボトル初心者。
オメダ:↑の相棒。ボディはカブトムシ型04クロトジル。メタビーよりはワガママではない。
ヒコオ:村長の息子。転校生。青銅学院メダロット部部員。
ネクウ:↑の相棒。ボディはクワガタムシ型04シンザン。オメダより強い。
ヤマト:元メダロット部部長。ロボトルの腕はヘタレ。
サキ:弓道部部長兼メダロット部部員。負けず嫌い。
アサヒ:ガキ大将。あまりウソをつかない。
オサム:↑の親友。糸目。
コノハ:図書委員。メガネ。
ウスモン先生:弓道部顧問。借金のため黒マントにいいように使われている。
村長:すすたけ村の村長。村おこしのため頑張る。
黒マント:村長の評判を貶めようとオバケを使って色々している謎の人物。

406 :メダロット5(2/5):2007/04/06(金) 23:04:26 ID:???
遠い町からすすたけ村に転校してきたコイシマル。
元々友達が居ないのでどうせここでも一人だろと軽く鬱入っていたが、
風船を盗むオバケやらメダロッチを盗むオバケやら本を盗むオバケやらの騒ぎで
気付いたらメダロット部の部長になり友達もいっぱい出来た。
で部員が6人揃ったぜという事でエリートが集う青銅学院が開催するメダロット部の交流試合に出場する。
俺が私がと取っ組み合う部員どもを置いてヤマトの進言で部長のコイシマルが代表として戦う事に。
向こうも代表としてヒコオが登場、無敵の青銅学院チームvsポッと出すすたけ小チームのロボトルが始まる。
うまくネクウ他二人を引き付けるオメダ他二人…と思わせて実はヒコオが狙ったリーダー同士による速攻作戦にはまったコイシマル。
初心者ながらも頑張るコイシマルとオメダだが、流石に経験の差は如何ともしがたく敗れてしまう。
「ははは、やっぱり負けちゃった…」
沈むコイシマルだが、遥か格上の青銅学院チームを追い詰めたという事で観客や部員達が賞賛する。
が、ヒコオは弱小チーム相手にボロボロにされたという事で青銅学院を退学になってしまう。

407 :メダロット5(3/5):2007/04/06(金) 23:06:44 ID:???
その後ロボトルの練習に励むコイシマル達のもとに村長秘書のアラクネがヒコオからの果たし状を持ってくる。
リベンジのチャンスだーと喜ぶ一同。
その夜黒マントは再戦によって村長の株が上がってしまう事を阻止するための妨害工作を決断し、
ウスモン先生に対しお前役に立たんから金は無しねと言い残しその場を後にする。
翌日、すすたけ小メダロット部員のメダロット達を襲い破壊して周る黒マント。
が再戦の時間を前にオメダとネクウの始末に間に合わず、
何時まで経っても部員達がやって来ない事に業を煮やしたヒコオはコイシマルにオメダとネクウによる一騎打ちを申し込む。
特訓の成果もあって善戦するコイシマルとオメダ。がそこへ壊れたメダロットを抱えてコノハがやって来た。
「変な人にメダロットを壊された」
何それ、と一同が訝しがっている中に黒マントとそのメダロットが登場。
「ひー、この人たちです」
邪魔すんなと乱入メダロットに発砲するオメダだが全く堪えない。
「タマヤス村長、突然ですが私はあなたをおとしめるのが大好きなのですよ。
 このロボトル、あなたの息子が勝っても負けてもあなたの株が上がってしまう。
 このロボトルを最悪なものにしてさしあげましょう。」
黒マントがスタンガンを振り回しレフェリーを追い払う。ロボトル監視衛星はどうなった。
邪魔者を追い払えば良い話だろう、とネクウが構えるが、乱入メダロットの一撃で撃沈。
どうすればいい、とコイシマル。そこへウスモン先生が後ろから黒マントに掴みかかる。
「オレを怒らせたバツだ」
黒マントのマスクと帽子を引っぺがすと…

408 :メダロット5(4/5):2007/04/06(金) 23:09:16 ID:???
「アラクネ秘書!?」
なんと正体は村長秘書だった。驚く一同。アラクネはウスモン先生をスタンガンで振り払う。
止めに掛かる執事のメダロット×2も乱入メダロットにより瞬殺。
再び立ち上がり食い下がるネクウも敢え無く頭部を撃ち抜かれ機能停止。
「村一番のメダロットでさえあのとおりだ」
無敵の乱入メダロットを前に硬直するコイシマルとオメダ。
「オメダ君には何も出来ないよ。一瞬で楽にしてやる。
 君らを苦しめる必要は無いからね。村長を苦しめられれば良いんだ…」
しばらく考えてたコイシマルとオメダが何か閃き、オメダが構える。
「何かバカな思い付きかい?撃っても壊せないのは分かってるだろ。
 頑張るだけじゃ事は解決しないよ」
が、オメダの弾丸は乱入メダロットの股関節部分を撃ち抜いた。

「脚が」「バカな!」「ネクウのオイルの汚れが関節についてたんだ」
「イトちゃん、このままじゃうまく逃げ帰れないかも…」「くそっ」
アラクネが発煙筒を投げ捨て周囲は煙に包まれ、
その中でアラクネはオメダを蹴り飛ばし破壊させる。
「何するんだよぉ!」

409 :メダロット5(5/5):2007/04/06(金) 23:12:11 ID:???
視界が晴れると広場にアラクネがいない。
彼女は建物の上から一同を見下ろしていた。そして村長を指差し、
「村長には成功させない、村おこしは成功させない」
そう言い残して去っていった…。
「うらみを買うフシはありませんか?」
「ああああああ残業ばかりさせすぎたから?仕事中に雑誌をコンビニに買いに行かせたから?
 いや犬の散歩をさせたから?真夏にカエルの着ぐるみ着せて歩かせたから?
 あいつの当てたアイスの当たり棒を無理矢理取り上げて当たったもう一本を食べちゃったから?」
「そ・・・そのうちのどれかでしょうねぇ・・・」

逃げたアラクネは結局見つからず、何故こんな事をしたのか分からないまま…。
そして日常に戻ってきたコイシマル。色々あったヒコオともすっかり仲良しになり、
メダロット部の部長として頑張るのでした。


*この「5」はゲーム版「G」の発売日の都合とかあって打ち切りになっており、
 単行本がペラペラなのもそのせいです。
 ゲーム版「5」も色々あったのかかなり未完成になっています。面白かったけど。


410 :メダロットG(1/7):2007/04/07(土) 22:34:47 ID:???
・主な登場人物
カオル:5では打ち切りのせいで2コマしか出れなかった人。
     ヒコオと同じく青銅学院の生徒だったがロボトルに負けたので退学させられた。
アラクネ:元村長秘書。三十路。下の名前はイト。
アラクネのメダロット:名前は最後まで明らかにならない。ボディは金剛石型ハードネステン。

アラクネの起こした事件から数日、村長は新たな村おこし計画としてメダリンピックの誘致を行う事に。
でっかい施設が作られ、コイシマル達はそこに呼ばれるロボトル名人とロボトルして広告塔になってくれと頼まれる。
ご褒美もあるぞ、という事でノリノリのメダロット部一同はロボトルの日々。
そんなある日コイシマルは村のはずれにある工場で行方不明になっていたアラクネとそのメダロットに会う。
その場は軽くあしらわれて逃げられてしまうが、
アラクネが落としていった村の地図には、村長の家に印がつけてあった。
どうも村長秘書になったのも、まだこの辺に居るのも、ある目的があるかららしい、という事を知るメダロット部。
ヒコオ曰くアラクネがよく読んでいた本だ、と学校の図書室ですすたけ村に伝わる昔話の本を読むコイシマル達。

ずっと昔、すすたけ村に大きな光る塊が落ちてきた。
ちょうど今の村長の家のところに落ちたそれは何日も光り続け、村人はその中に神様の遣いが眠っていると信じていた。
いつの日か神様が目覚める時、村人の願い事を叶えてくれるのだろう、と村人は語り継いだ…。

411 :メダロットG(2/7):2007/04/07(土) 22:37:11 ID:???
光るものって、お宝?アラクネはそれを狙っていた?
同じ頃、ロボトル名人達がわざわざすすたけ村にやって来た理由も明らかになる。
彼らもその昔話の存在を何者かから知らされており、そのお宝を目当てにしていたのだった。
ほほう、じゃあ皆で山分けしようぜ、ということで村長にかけあう一同。きっと凄いものがある。村おこしにもなる。
なるほど、じゃ掘ってみようと村長。登場キャラ総出で掘削開始。
少しするとなにやら下に広い空間がある事が分かるが、誰か降りろよ、宝の取り分はどうする、あーだこーだといざこざ。
てんやわんやする連中を差し置いてコイシマル、ヤマト、サキ、カオル、ロボトル名人2人が降りる事に。
狭い暗い通路を抜けると巨大なドーム状の空間に出た。何だここは?
「こりゃメダロットの遺跡だ」「冗談でしょう?」
「メダロットが宇宙から来たなんて作り話でしょ」「つうかお宝じゃないじゃん」
いやしかしこれは凄い発見だぞ、俺達有名人だ、と鼻息荒くする名人。そこへヒコオが現れる。
「ここは父が村おこしに使うんだ、出て行け。でなければ倒す!」
ネクウと一緒に暴れるヒコオ。やめろよーと逃げ回っていると、命綱をつけていた名人2人が突如上へ引き上げられる。
引きずられていく2人に足を掴まれ一緒に退散していくヤマト。
何だ?と気を取られているところへ闇の中から何者かがネクウに銃撃を食らわした。

412 :メダロットG(3/7):2007/04/07(土) 22:39:49 ID:???
一方上へ引き上げられたヤマト。地上では暴れてた人及びメダロットがボロボロになっている。
こんなになるまでやるか普通、と聞くと何とアラクネがやって来て一網打尽にされたと言う。
命綱を引っ張ったのは彼女が下へ行ったから、と村長。

下ではアラクネとそのメダロットがコイシマル達と対峙していた。
「村を思う父、父を思う子。邪魔者を追い払うのはお前に任せておいたのに、ヒコオお前は使えないね。
 お前一人になったらお前を追い出して私一人のものにできたのに」
「なに!?」
そう、「宝を村おこしに」とヒコオを唆したのはアラクネだった。
「利用されていたのがやっと分かったかバカめ。私が村を思うわけが無いだろう」
「お前が落としていった地図でここがばれたんだろ、偉そうな口利くな!」
「あれはわざと落としてやったのさ。もう村長に取り入る事は出来ない。だからお前らにやらせたのだよ」
名人達に宝の話を教えたのも彼女であった。
「私がこいつらを食い止めるから、イトちゃんは目的を」
アラクネのメダロットがコイシマル達の前に立ちはだかる。
「おい、お前の目的ってなんだ」「知りたいか?」
発煙筒を投げ捨て、奥の通路へ引っ込むアラクネ。
「話したとしても、理解など出来ないだろう」

413 :メダロットG(4/7):2007/04/07(土) 22:43:03 ID:???
アラクネのメダロットをオメダとネクウに任せ、アラクネを追うコイシマル&ヒコオ。サキとカオルは上へ連絡。
二人は更に奥へ突き進み、再び広い部屋に出た。
「どこだ、アラクネ」「いた」
アラクネが照明弾を撃つと、巨大な化石が照らし出された。なんだこれ?
かつてヒカルも遺跡で見た巨大なメダロット。
ずっと昔地球に降り立ち、眠りについたマザーメダロットだった。
「見つけたぞ、マザーだ」「そいつで何をするつもりだ!」
「私のコピーを作るんだよ」「は?」
衝撃の告白に唖然とする二人。

「我々ヒトの寿命はとても短く、メダロットの寿命はとても長い」

いずれメダロットは主人と死に別れる運命。
アラクネは、アラクネのメダロットは、それを受け入れたくなかった。
心の通じ合う友と永遠を過ごす事を望んでいた。
メダルはメダロットがあらゆる環境に適応するための器官。
地球に降り立ったメダル達は地球の生物の特性を複製していった。
マザーはメダルを作る。マザーなら、ヒトの人格をそのままメダルに移す事も可能なはずだ。

414 :メダロットG(5/7):2007/04/07(土) 22:45:39 ID:???
「何か悪い事するのかと思ったらそんな事かよ。
 変だよ。他の誰もそんな事考えないし、ここまでの事しないよ」
「じゃあどうする、お前たちのメダロットだっていずれ一人になるんだぞ。
 お前らはメダロットより先に死ぬんだぞ」
何も言い返せない二人。
「ここには使われていない器がたくさんある。」「器?」
アラクネの見る方向にあったのは、永い眠りの末ミイラ化した大量のキッズ達(1に出てきた宇宙人と同じ型)。
「ひっ!」「こいつに私のコピーを移すのさ。」
そこへ後ろからボロボロのオメダとネクウを抱えたアラクネのメダロットが顔を出す。
「終わったよ。さあ、始めよう」
捨て置かれたオメダとネクウに駆け寄る二人を尻目に、アラクネがマザーに呼びかける。
「私のコピーを作ってくれ!」
が、突如崩れた天井の岩がアラクネ目掛けて落下する。庇って潰れるアラクネのメダロット。
潰れた肢体を抱えて呼びかけるアラクネ。
「おい、大丈夫か!おい、おい!」
何も答えない。沈黙する一同。
「あの・・・・」「これで最後だ」
発煙筒が投げ捨てられ、煙が周囲を包む。
「じゃあね」
アラクネは去っていった。

415 :メダロットG(6/7):2007/04/07(土) 22:49:21 ID:???
その後、村長宅地下の遺跡はメダロット社が全て発掘して持ち帰っていった。
アラクネは結局捕まらず、コイシマルから事情を聞いた村長は彼女を告訴しない旨を警察に伝えたのだった。
そして村役場のホームページに今回の件が書かれると、世界中から反響が帰って来た。
メダロットが世に広まって20数年、この問題は多くの人が認識していたのだ。
主人に先立たれたメダロット達。野良メダロットとなり、当て所無く彷徨う彼ら。
「そんな問題が起きてるなんて知らなかったよ」「どうすればよくなるのですか?」
「ん〜〜〜〜〜〜」
考えても、そうすぐにでも答えが出るような問題では無いだろう。
だが、メダロット社もこの問題について本腰を入れはじめたようで、
社のホームページにはその件についての社の考えやこれからの事についての旨の内容が公開された。

416 :メダロットG(7/7):2007/04/07(土) 22:51:53 ID:???
いつもの日常に戻ってきたコイシマル達。ロボトルに励む仲間達を見ながら、オメダが呟く。
「あの子、なんて名前だったんだろな」
一度も名前を聞くことは無かったアラクネのメダロット。彼女は死んだのだろうか?
「どうかな」「でも岩に潰されちゃったし・・・」
「ぼく達、メダルが割れたのを見たわけじゃないだろ」「あ・・・」

ヒコオとコイシマルの番になり、広場の中心へ向かう4人。
いずれ別れの時は来るだろう、それを覆す事は出来ないだろう。
だがそれでも、だからこそ、彼らは今のこの瞬間の絆を噛み締めるのだった。


*最終作に相応しいテーマだったと思います。ロクショウがゲスト出演(最後のほうに2コマだけ)

417 :マロン名無しさん:2007/04/08(日) 14:36:56 ID:???
「吸血姫(ヴァンパイア)美夕」と「吸血姫(ヴァンパイア)夕維」をお願いします。

418 :マロン名無しさん:2007/04/08(日) 15:49:44 ID:???
メダロット乙です

419 :マロン名無しさん :2007/04/09(月) 13:18:25 ID:QUL1jyFb
ロッ

420 :マロン名無しさん:2007/04/11(水) 19:35:52 ID:???
坂口尚の「竜巻きを売る老人」「3月の風は3ノット」「星の動く音」を教えてください。

421 :マロン名無しさん:2007/04/12(木) 21:03:21 ID:???
「からっと!」渡辺 祥智
を教えてください、よろしくお願いします。

422 :竜巻きを売る老人:2007/04/12(木) 22:46:27 ID:???
>>420
確か、作者は坂口尚じゃなくて、杉田尚。



423 :マロン名無しさん:2007/04/12(木) 23:02:12 ID:???
>>422
坂口尚であってるよ。ぐぐれ

424 :マロン名無しさん:2007/04/14(土) 02:46:42 ID:???
「惑星(ほし)のさみだれ」
「星の砂漠 〜タルシャス・ナイト〜」
この二つを教えてください。どなたかよろしくお願いします。

425 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:23:54 ID:???
[至高天 創造界編 天地大動]

通信会議で中空回廊の一件をメンバーと話し合っているセヴィー。
救世使は根城と言うべき窖に戻るだろうと答えた所でロシエルが現れる。
「窖には天使の結晶がある事も知っているはず…もしかして、一人占めしようとしていたのか。
行方不明中のエテメナンキを開く鍵が僕とアレクシエルにあると知って…」
隠していた内容をその口からあっさりと暴露され、セヴィーは焦った。
創世神が隠れる前、対なるロシエルとアレクシエルの心と体に刻み込まれた封印。
ロシエル一人でも意味がなく、死んでいるアレクシエルの体だけでもダメ。
彼女を甦らせる方法は唯一つ、体を手中にし、生まれ変わりの無道刹那を殺す事…
神がこの世にいないという事実に我々を意のままにしていたのかと色めき立つ会議のメンバー。
怒ったセヴィーは背後の部下に、境界警備隊最高責任者…ミカエルを呼ぶように指示を出した。
そしてロシエルは、鬼のいぬ間に欲しいものをいただきにいこうかと笑う…。

アレクシエルの天使の結晶に祈りを捧げるクライ。最近体調が悪いようだ。
だがその時…クライの脳裏に未来視の龍・翡翠が何かを告げようとしている姿が映る。
何が起こったのか…しかし、クライの意識はそこで途切れて行く…。
どうやら微熱が続くのは病気ではなく、クライの体が子供から女性へと変わる準備に入ったのだと言う。
だから今は気の流れが狂い、神龍とは連絡が取れない。それゆえ代々龍上主には女は向かなかったのだが…
クライは自分が大人の女になるという事実をただぼんやりと想っていた。
ずっと女にはなりたくない、いつかアレクシエルを守れる強い奴になりたいと思っていた自分が…

426 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:26:39 ID:???
結界を抜け窖を目指す刹那達をミカエルは次々に攻撃する。
だが彼は吉良の姿を認めると、羽を収めてその場を去ってしまった。
「何故あいつがこんな所に」と震えが止まらないミカエル。
だから救世使に近づくなと言っていたのかと、その怒りをラファエルに向けた。
全員離脱していくその様子に、なんだか知らないが助かったと刹那たちは安堵した。
窖には無事着いた。が、やけに静か過ぎる。
刹那は何かを感じてその部屋…アレクシエルが安置されている場所へと急いだ。
扉を開く…セヴィーが足留めにもなりゃしないと言う言葉。
そこには、数々の邪鬼の死体の中、アレクシエルの体を抱くロシエルの姿があった。


何もかも知っていたなとラファエルに怒りをぶつけるミカエルにラファエルは語りだす。
かつてアレクシエルが封印を解き、今は救世使が引き継いだあの魔剣・七支刀御魂剣は、魔王ルシファーの魂を宿した物だと。
かつてミカエルの兄として天界で栄華を極め――そして堕天使の王として天界を裏切った闇の指導者…
それがどうした事か何千年か前、秘密裏に天界に捕らえられ魔剣へ封じられたという。理由はわからない。
だが今や人と剣の姿に別れ救世使と共に戦っているということは、ミカエルの耳に入れるわけにはいかないと思った。
またあの時のように壊れていくのを見たくなかったから。
そして二人の会話を聞いてしまった副官のバービエルに、ラファエルは他言無用だと言い含める。
魔王の本体は地獄を支え続けているが、抜殻だ。だが現在ルシファーの魂を持つ人間が死ねば…
おそらく魔王の本体も崩れ落ち、支えを失った地獄は大地ごと崩壊して天と地のバランスが狂う。
どんな天変地異が起こるのかは、わからない。


吉良が突然胸から血を流した。"あいつ"が来ている事を感じとった吉良は、
心配する加藤に不知火を託し「人間ごっこはもう終り。それでも楽しかった」と去る。
そして無事だったクライ達を連れロシエルによって既に痛めつけられていた刹那の元へ…。

427 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:27:37 ID:???
圧倒的な力で二人をいたぶるロシエル。彼は刹那を殺せばお前が狂おしいほど慕うアレクシエルは甦ると唆す。
「この世に創り出された使命を、絶対悪として産み出された意味を思い出せ…。
どうしたって人間の感情などわかりはしない、アレクシエルが欲しいならその人間を殺してみせろ!」
部屋に辿りついた加藤が、それを止めようと声をあげる…
「悪いな、刹那。俺はこの暗き太古の怨念と、あの女への思いを断ち切らなきゃならねぇんだ」
吉良は自らの体ごと、背後のロシエルを刺し貫いた。

 俺は 人間になりたかったわけじゃない
 ただ 吉良朔夜でありたかっただけだとしたら――?

貫かれた体…ロシエルは"ルシファー"へ怒りをぶつけるが、そのまま七支刀で左肩から右の腰にかけ斜めに切断されてしまう。
「…俺が死んでも…やってけるな?」
息も絶え絶えに言う吉良だったが、半身を失っても尚死なず一瞬で再生したロシエルによって四肢をバラバラにされてしまう。
砕け散る七支刀の水晶…嘘だと叫ぶ刹那の眼前、吉良の頭の残骸を踏みつける足。
攻撃はやまず刹那の左の翼も引き千切られた。
痛みに呻く刹那に、自分が憎いかと声をかけるロシエル。
憎いと激昂する刹那の右目に指を突き立てたロシエルは、その目で見てもまだ自分が死なない事がわからないのかと言う。
四肢をバラバラにして炎で焼こうが、首を切り落とそうが死なない…死ねないのだ!
あの時、自分が狂う前ならまだ間に合ったかもしれないのに殺してはくれなかったと訴える。
「僕の永劫の地獄よりも人間供の未来を選んだくせに!!」
そして…魔王ルシファーの魂を持った者の死によって、地獄に根を張っていたルシファーの本体が崩壊が始まった。
「殺しに来てもらおうじゃないか…エテメナンキに…僕と君を産んだ…アダム・カダモンが待っているよ…」
ロシエルはカタンと共に、アレクシエルの体を持ってその場から転移して消えていった。
刹那はなすすべもなく、白くなる意識と降りしきる瓦礫の中、ロシエルの名を呼ぶしかなかった。

裁判の準備のため兵士に連行される紗羅。
その耳にどこからか女の歌声が入る。
…それは、いつかセヴィーが投げ捨てたアレクシエルのピアスからこぼれた、
発芽した廃竜の種子から聞こえていた…

428 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:29:12 ID:???
一方刹那は、片羽が千切られ片方の目が潰されたひどい有様で拘束され、ミカエルと対面していた。
刹那は変な発光体に守られ、窖からここ天界へ飛ばされてきたのだと説明される。
魔王の体の支えを失った地獄は全壊を防ぐため最終手段に出た。
サタンは魔王の本体を捨て、天界と地獄を結んでいた楔を切り七層の大地ごと大転移を行い、天界に体当たりをしたのだ。
天界と地獄の大地は不自然な形に融合し、地獄の上2層と天界の下2層が砕けて大被害を受けた。
おかげで今は天界と地獄の境界線を作り、侵入してくる悪魔を捕まえるのに大忙しだと言う。
最高会はアレクシエルの体を取り戻してきた事で大騒ぎらしい。
これでまたロシエル派は株を上げ、セヴィー側はアセってジブリールの裁判を早めたそうだ。
ロシエルを敵視するセヴィーにすれば四大元素の後見人の座は大きいだろうと言うミカエル。
だからこそさっさとジブリールを極刑にしてその力を手に入れたがっている。ロシエルを潰すためにも。
そして地獄で吉良がロシエルに殺されたと聞きミカエルは言う。
「天界最大の汚点叛逆者ルシフェル…あいつを粛清するのは誰でもないこの俺だ!
 この双子の弟ミカエルの手で…今度こそ…!」
最高会よりの御召しでルシフェルが御前天使の筆頭に選ばれた日の事を思い出すミカエル。
前途は洋洋、誰も敵う者はなく、人望も厚く指導者としての資質を兼ね備え、そのカリスマ的な輝きは他の天使を遥かに凌駕した。
二人が生まれる時 最高会の長老は視えぬ目で未来を視たという。

 生まれ落つ二人の皇子(みこ) 一方は光の使い 一方は闇の使い
 闇の皇子はやがて自分の闇に全てを取り込み 万物の世界を混沌へと誘い
 この世を滅ぼす永遠の敵対者となりましょう

幼い頃のミカエルは、その災いの星は自分の事だと思っていた。

429 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:30:30 ID:???
同じ遺伝子を持ちながら極端に成長の遅いミカエルとどんどん天賦の才能を開花させていく兄。
初めは兄の後を追っていくばかりだったが、次第にあまりにも出来の違う兄に対し反発していく様になった。
そして勃発した天と地が分かつ初めての神と叛逆天使達との戦い、第一次天地大戦。
堕天使軍の長元熾天使ルシフェルは自らを闇の王ルシファーと名乗り、
ミカエルは能天使を率いて自ら志願し、決戦の大地へと赴いた。
果てしなく続く死闘、幾千もの天使たちの命が散っていく中、最後のミカエルとルシファーの直接対決。
誰も手を出すな、こいつだけは自分の手で倒し、裏切った真実を暴いてやると向かっていくミカエル。
今、兄は一体どんな顔をしているのだろう。今まで下だと思っていた弟に切りつけられ、
生まれて初めてであろうその屈辱の顔は…
…だが、彼はやはり、いつもと同じ様に笑っていた…。
それでも自分は勝ったのだと自らに言い聞かせるように言うミカエルを「相手の圧倒的な力の前に屈した俺と同じ負け犬だ」と
一笑する刹那。激昂したミカエルは部下・カマエルに命じ刹那を殺そうとする。
それを阻止したのは刹那を「主」と呼ぶ奇妙な女だった。



その頃紗羅の裁判を画策するセヴィーは、バービエルを人質にとりラファエルに協力を迫っていた。
裁判前のジブリールに面会し、精神安定剤だと偽って薬を飲ませるだけでいい。…余計な口を利けなくするだけのものだ。
ラファエルは彼女の様子を思い起こしていた…。

430 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:33:14 ID:???
[至高天 創造界編 異端審判(ホーリーインキジション)] 

その女は、手が4本あり金属のような光沢を放っていた。
彼女は刹那が足から抜き取った破片に手を伸ばす…
だが不気味に思った刹那が自分に触れるなと言うと、そこで動きは止まる。
そしてカマエルが彼女を撃つ。
彼の体は幾多の戦争の影響で半分以上が作り物、あの程度の攻撃では死なないのだ。
彼女はカマエルを睨みつけながらも黙って銃撃を受けていた。
機械のようなぎこちない動きを見せる彼女に大丈夫なのか、何故逃げないのか声をかける刹那。
だが、先程刹那が動くなと命じたからだと答える彼女。
そういうことか、と…刹那は、自らの閉じ込められた檻を破壊するように命じた。
その傷が一瞬で癒える…彼女が檻を破壊すると、刹那はカマエルをやるよう命じ、一人逃げ出した。

刹那に言われた負け犬という台詞を思い出し、一人反論するミカエル。
兄に勝った、そう思っていないと壊れてしまう。あの時みたいに――
決戦の後、魔王軍は地獄の大地へと退却し、ミカエルは天地大戦で一番の英雄となった。
だが、あいつの笑顔が、敗北感が悪夢となって襲いくる。
狂って暴走し、近づく者全て焼き尽くしたミカエル。みんな恐れて近づこうとはしなかった。
なのに、何も恐れずただ一人、真っ直ぐ近づいてきたのは…ラファエルだった。
気を抜けば骨まで一瞬で燃え尽きてしまうのに。そんな態度はおくびにも出さず、慰めも、叱咤もなく…
頭に触れたラファエル、制御できない自身の炎。焼けていくラファエルの手…
自身が兄の呪縛から逃れなければ、勝ったと思わないうちは、何度戦っても勝てないと言うラファエル。
みんな、自分を置いて行ってしまう…自分を裏切って…!

431 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:34:41 ID:???
一閃。
熱気は消えていった。どこにも行かないとラファエルは言った。
誰もルシファーを理解できないし、その心には住めない。
それが悔しければもっと強くなって嫌でも忘れられないようにすればいい。
まだ始まったばかりなのだから…
泣きながら焼けた顔を治せと怒鳴るミカエルに、煙草の火を貸してくれないかと笑っていた。
変な奴だと思いながらも、ラファエルに救われたのだった。
そして、救世使に対する怒りの正体を思い悩むミカエルの元へ、刹那が逃亡したとの連絡が入った。


裁判前の健康診断だという名目で会いに来たラファエルを快く迎える紗羅。
ラファエルは脈拍が速いからとセヴィーから渡された薬を精神安定剤だと言って渡す。
バービエルは責任感の強い軍人女性、手足の自由がきく拘束状態ならば自害の恐れがあるからだ。
だから急がなければ…。
しかし嬉しさのあまり紗羅が涙をこぼす。
色々あって気が張っていたから、優しくされて気が緩んだらしい。
礼を述べ、ラファエルを本当はシャイで優しい人だと評する。何も答えずそのまま去るラファエル。
彼はセヴィーから裁判中に余計な邪魔が入らぬよう
ミカエルの隊と合流して地獄との国境を悪魔の侵略から防ぐ任務を与えられていた。

――任務に背けば反逆罪でラファエルの手も後ろに回る、という訳だ。

そして何も知らない紗羅は疑うことなく薬に口をつけ、
緊張した面持ちで裁判所へ足を踏み入れた。


432 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:36:39 ID:???
襲い掛かる能天使に力が使えない刹那は銃で応戦し、それをあの奇妙な女が庇う。
遥か昔より自分に刷り込まれた命令、存在理由はアレクシエルを守る事だと言う彼女。

例え彼がこの小さな赤い鉱石の破片となろうとも…

そう言って刹那の傷口から取り出された七支刀の破片にくちづける。
それが長き時彼と共に生きてきた自分に残された唯一の記憶、例え彼の魂が離れようとも
その思いはこの細胞一つ一つに刻まれている。そう言うと彼女は光を放ち七支刀へと姿を変えた。
「天に封じられた魔の神剣七支刀は 地球上にはない第五番目の元素エーテルを合成した超自然物質。
 この世で最も固く 知能を持つ鉱石で作った無二の剣に、驚異的な生命力を持つ凶悪なるある堕天使の魂を移植したシロモノだ
 俺の炎の剣と並ぶと噂に聞いたソレがまさか…かつての俺の兄・魔王ルシファーの魂を封じ込めてあったとは…驚きだがな」
そこへ講釈を垂れながら現れたのはミカエルだった。
その剣は魔王ルシファーだった男の魂がなくなった後も必死で奴の思いだけを残し、
お前を護るために存在している七支刀の抜け殻だと評するミカエル。
だがこれからは奴の精神力は使えない、お前自身がそれを制御し同化すれば今まで以上の力を発動させる事も可能だと。
しかしそれそれはルシファー以上の逸材だったらの話…
天界中を震え上がらせたあの大叛乱の首謀者、最大の裏切り者 悪の根源となった男。
それがアレクシエル如き女一人に心奪われ、何があったかは知らないが剣の姿になり下がり
死の瞬間までそいつを護ろうとしていたなど笑える話。
どうしたって納得はできないと刹那に向かっていくミカエル。
それはお前が兄貴を誰よりも好きだからだと、七支刀を構えた刹那が言う。
ミカエルの剣は弾かれ、刹那がマウントポジションを取った。
自分が子供の姿をしているのはそのせいだとミカエルはようやく悟った。
兄に認めて欲しい心、ここにいると知って欲しいと甘えた心が、成長を止めていたのだ…

433 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:37:56 ID:???
その時、腹に響くような重い鐘の音が鳴り響く。裁判が始まる…!
水の天使ジブリールにかけられた嫌疑、救世使との不義の関係について。
前代未聞の公開天上裁判を知らせる鐘の音。
その様子は総ての階級の天使達に全国規模で流されるとミカエルが説明する。
裁判がどこで行われるのか教えて欲しいと願う刹那。
殺されると念を押しながらも、必死な様子の刹那にミカエルはとうとう折れた。



メタトロンに眠れないのかと尋ねるお付きの杭打ちシスター。
やはりセヴィーの薬を飲んだ方がいいのではないのか、頼まれて量を減らしてきたが
その余りがたくさんあると言う。だが心ここにない様子でメタトロンは呟く。
「水も、火も、土も、風も動く。ライラは必死になっている、自分を見逃す程に。
メタトロンの好きなジブリール…」
不審な様子に確認しようとしたシスターの腕の中、白目をむいて倒れこむメタトロン。
彼女はドクターを呼ぶために駆け出しながら、白い制服の親衛隊に彼のことを頼んだ。
メタトロンは息をしていない…確認する彼の前でうさぎの人形が手から落ちた。
訝る親衛隊の背後に、メタトロンが飛び上がる。
人形からは、幾多の眼球や爪、牙や赤ん坊の手のような物を持った肉塊が這い出し彼を襲った!
数分後、ドクターを連れシスターが部屋へと戻ると、そこにメタトロンの姿はなく、ボロボロになった
うさぎのぬいぐるみと絶命した籠の中の鳥が残っているだけだった。
メタトロンは親衛隊の男に手を引かれ、どこかへ歩いて行った…。

434 :天使禁猟区:2007/04/14(土) 23:39:57 ID:???
ジブリールの裁判が行われる場所を聞いてどうするというのか。
わざわざ自分からセヴィーの手に落ちていくつもりか。
それでも教えて欲しいとミカエルに縋る刹那は、右目が酷く痛むのを感じた。
ロシエルにやられたその目は毒を吸い出さなければ失明するかもしれないと宣告される。
それでも行くのか、自分の目一コくらい女のためなら惜しくないのかと…
なお願う刹那にお前達そういうところはそっくりだと言ったミカエルは、
この上のマコノムの中心部にある裁きの城だと答えを与えた。
だがどうやって行くつもりか、今の警備は前の比ではなく強化されているからまた門を突破するつもりなら無駄だ。
お前にも兄への譲れない思いがあるように、自分にも譲れない大事なものがあると刹那は言った。
例え殺されようと、右目を失おうとも、たとえ無謀な賭けであろうとも…。


四大天使のジブリールが裁かれるという前代未聞のこの事態。
あまつさえ上級裁判には御前天使の全員出席が決まりなのに誰一人として現れない。
今回、最高会に任命された裁判長は古き使いとされる黄道十二宮の天秤宮ズリエル。
傍聴の天使達の雑談の中、ここは公の場だから、
セヴィーも卑怯なマネはできないだろうと必死で自分を励ます紗羅。
だが、開廷と共に現れた裁判長はセヴィーであった。
ズリエルは急病の為欠席、宰相セヴォフタルタが代行するとの事。
出席していたロシエルはこれが墓穴にならなければいいと大笑いし、
来てよかっただろうと供をしていたカタンに同意を求める。
これでジブリールの命は宰相に握られたも同然…傍聴席は騒がしくなる。
どうあっても自分を有罪にする気なのだと紗羅は青くなる。
聖なる書物の上に手を置き、神の御名において真実のみを述べる事を誓うよう指示される。
だが喉が何かおかしい。 それでも途切れ途切れに紗羅は宣誓する。

435 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:33:20 ID:???
被告ジブリールは自ら志願して地上に人間として転生し、
無道刹那――アレクシエルの魂を持つ少年の妹となり彼の守護天使となった。
何故自分からその四大天使の位を捨て、アレクシエルの魂の近くに行く事を希望したのか。
読み上げられたその文に愕然とする紗羅。
天地大戦前、ジブリールは常から有機天使アレクシエルの思想に同調し、
事ある毎に熾天使最高会に意見していた。そして幾度も下級天使の元へ降り、その思想を説いて回った。
だから同志アレクシエルに同情し、自分の意志で無道刹那の監視人を買って出たのだろうと…


反論しようとした紗羅だが、声が出ない事に気がつく。
しかし無情にも上告文は更に読み上げられていく。
無道刹那の妹、紗羅として地上で転生してから自ら傾倒していた同志の魂に惹かれ、
人間としては実の血の繋がりのあった兄妹でありながらあろう事か無道刹那に惹かれていったのだと…
何故こんな大事な時に声が出ないのか。紗羅は裁判前の診断を思い出し
その時ラファエルにもらった薬のせいで声が出ないのだと悟る。
異議があるならば何かを言うようにと促される紗羅。これは最後のチャンス、反論するなら今しかない。
「さぁ!お答え下さいジブリール様!!」


その頃ラファエルは監視の白い制服を野郎は嫌いだと振り払いながら任務へ急いでいた。
問題はバービエル、彼女がいつ行動に移すかが大問題だ。
その時警備室に鳴り響く警報…例の女が監視カメラを壊したのだと。
急いで部屋へと向かった警備兵が見たもの…それは、自害したバービエルの姿だった。
彼女の指輪は指に密着して外せないタイプのものだったが、その中に毒が仕込んであったらしい。
このことは内密に処置をし、ラファエルの耳には入れない事にする。急いでセヴィーに連絡をしなければ…
しかし監視カメラはどうやって壊したのだろう?

436 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:36:51 ID:???
一応病室で蘇生措置を施すために運ぼうと、監視カメラを見つめるもう一人を呼ぶ警備員。
その背後で…バービエルは指輪から針状のものを伸ばすと一人の胸を貫いた。
そう、全ては自作自演。自ら傷つけた足を晒し、その血で毒を飲んだように見せかけたのだ。
彼がその痴態に目を奪われた隙をついて膝蹴りを食らわし、鍵を奪って手錠を外す。
追っ手に肉弾戦で応戦しながら、バービエルは逃亡を開始した。


息を切らせて瓦礫の山を進む刹那。羽がないから傷は治らないしアストラル力も使えない。
満身創痍状態だ。悪魔に襲われあわやという時にミカエルが助けに入る。
それでも兄貴の認めた男か、どれ程の男か見せてもらうまで救世使とは認めないと言う。
だが勘違いするな。自分は自分だけの味方、誰の命令も聞かない。
裁判所へ向かうのは兄妹のように身近な存在である元素天使を得体の知れない覆面男に
好き勝手にされるのは気に食わないからだとツンデレなミカエル。
二人はメルカバに乗り込むが、刹那の突然右目が痛みだし蹲る。腐食が顔中に広がっていたのだ。
しかしそこから何かが見える。裁判所…たくさんの人々、セヴィー、そして紗羅。
以前東京でウロチョロしていた天使…カタン。彼が「ロシエル」と呼びかけた事で、
刹那はそれがロシエルの視点だと気付いた。
そこで追いつめられ責め立てられる彼女の様を指をくわえて見ていろと笑うロシエル。
黙っている事は不利益にしかならないと言われるが、口元を押さえ何も言わない紗羅。
様子が変だと刹那は訝るが…

裁判は続く。ここに彼女に大変詳しい方からの信用の置ける証言をお目にかけたいと示された立体映像。
地上より採取した無道紗羅の遺体――最高会よりの依頼で精密検査をした結果、妊娠している事が判明。
DNA鑑定では間違いなく近親者との間の子供、99.7%の確率で無道刹那の子であると言える――

437 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:39:01 ID:???
それがラファエルの証言だった。紗羅と刹那は衝撃を受け…傍聴席も騒がしくなる。
ラファエルまでもが…セヴィーは何としてもジブリールを死刑にする気でいるのだ。
天界最高位の医師の証言、しかも被告人とは深い絆で結ばれているはずの四大天使。
何か申し立てる事はないのか、沈黙で答えしは事実に相違ないと、
自分の犯した過ちを認めると言うのかと責め立てるセヴィー。


ジブリールよ さあ この衆人環視の中
お前の正義とやらを聞かせてもらおうではないか
訴える事が出来るというのなら やってみるがいい――


バカな自分にも解る事が一つだけあると…紗羅は涙を流しながらセヴィーを指差した。
許さない、どこまでも汚い手で陥れると言うのなら告発する。
セヴィーはその様子を一笑に付すと、被告人はお疲れのようだからしばらく休廷とすると告げた。
再開は20分後…刹那はもどかしい想いを抱え届かぬ手を伸ばす。


気絶した警備兵…開く扉。
ここはどこかと訊くメタトロンに見えるだろうと答える白い制服の男。
『かつて僕と君の眠っていた場所…棺桶の如き出る事の許されなかった胎内容器…揺り籠だ…』
「ぼく あれがこわいよ サンダルフォン…」

438 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:40:50 ID:???
ラファエルの元にバービエルから通信が入り、脱出した事が判明した。
自分の存在が上官の障害にならぬ最善の方を考えて行動するのが副官の常。
毒を飲むのはそれらが全て断たれた時の最終手段だ。
それに自分以外の誰がラファエルの女性関係を監視できるのか、そこの女にもキス以外は許さない。
ハートマーク付きの宣言に、ラファエルの膝に乗った女性がひきつった。
信号を出すのですぐに落ち合おうと確認しあう二人。
だが白い制服がラファエルに銃をつきつける。副官の元へ行くのは立派な軍規違反。セヴィーの命に背く事。
そうなれば四大天使の位は剥奪、ジブリールの二の舞となって裁かれ極刑の目に遭ってしまう。
バカでもわかる図式、人質が戻ってもこれ以上彼女に関わって痛い目に合うなど正気の沙汰じゃない。

だが、あの娘だけが――

ラファエルは男に攻撃を加えた。何故かと問われ、何故だろうかと返す。
宰相直属の白い制服をぶっ殺し、セヴィーを敵に回してまで、何をしようとしているのか…

無事ラファエルと落ち合ったバービエル。だが本当は判断に苦しんだと言う。
ラファエルが宰相に逆らわないつもりならこのまま人質でいた方がいいのかと。
でもこうして来たという事はバービエルの勘が当たったという事。ラファエルにも女心が通じたと。
ただ"彼女"を放っておけないだけだと言うラファエルに、それが何故かと問い返すバービエル。
ラファエルのしようとしている事は叛逆行為、セヴィーと天界全体を敵に回さんとする重大な賭け。
そうまでしてジブリールを助けたい理由…同じ四大元素で生まれた時の仲間だからか?
だがラファエルはそれを否定する。彼女を助けたいのは古くからの友人だからではなく…彼女が無道紗羅だからだ。
真摯な気持ちで紗羅を助けたいと言うラファエルに「よく言えました」と慈愛に満ちた顔で微笑むバービエル。
自ら逃走に利用した車を彼に与えると、後の事は全部引き受けたという。
力天使STには自分から告げておく。去るも残るも自由だと。
したい様にすればいい、バービエルはどこへなりとも供をするから…!

439 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:42:42 ID:???
あまりにもジブリールに不利な証拠ばかりが揃っているこの裁判。
だが彼女は反論しないからやはり事実なのか、誇り高き四大元素の御前天使が…
しかしジブリールの様子はおかしい。傍聴席も異変を感じとっていた。
そして裁判が再開される。
ラファエルまでもが紗羅を騙し薬を飲ませて口封じをした今、一人の味方もいない。
紗羅の本体まで地球から回収し、あんな扱いや、証言まで…二人の子供だという胎児まで…
もう命のないホルマリン漬けの赤ちゃん。あれは本当に二人の子供だろうか。
だが何も考えられない紗羅。
これが最後の審議、これ以上黙秘を続けるのなら全ての罪を認めた事になるとセヴィーは告げる。
ラファエルは軍人なのだからセヴィーの命なら断れないはず。
彼を恨むのは筋違い、自分が勝手に期待しただけ。
この天界でただ一人、味方をしてくれたなんて思い上がってしまっただけ…
黙ったまま沈んでいる紗羅に勝ち誇ったようにセヴィーは言葉を浴びせる。
四大元素ともあろう者が人間界の仮の姿とはいえ実の兄と歪んだ愛情関係を持ち、
その罪の証を作り出そうとしていたと認めると…異議はないのかと!
「異議はある」
突然、そこに闖入者が。開廷中だと警備兵に止められながらも扉を開けて入ってきたのはラファエルだ。
命令をきかなかったのかと慄くセヴィー。
何故ここに彼がいるのか、これもセヴィーの罠なのかと思う紗羅。
だがいつもバッチリ決めているラファエルとは違って、髪はバサバサ服もあちこち汚れて別人のよう…
そして、ラファエルは突然紗羅にキスをした!
刹那やセヴィー、聴衆の驚く中、彼の手がその喉に触れ治癒の淡い光が灯る――
「やめてよ!! このスケベ!」
紗羅はラファエルの頬を平手で殴り、そして自分の声が戻った事を悟った。

440 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:45:11 ID:???
だがこの様な厳格な場での禁を犯す行為、これだけの証人の前で言い逃れは出来ないと
ラファエルが責め立てられる。四大天使も地に落ちたものだとこれ幸いと告げるセヴィー。
しかし紗羅は実の兄である刹那と愛し合ったのは神に誓って本当だと毅然と言い返す。
昔は何とかこの気持ちを殺そうとがんばった、この思いは禁じられた異常な事だとわかっていた。
それでも好きだという気持ちは消せなかった。でも後悔はしていない、自分は幸せだ。
恥知らずと反論するセヴィーに、好きな人に好きだと伝える事すら許されない、
愛さえないこの天国に育った神の為に生きる貴方達にはわからないと返す紗羅。
全ての感情を殺してまで清く正しくただ神の決めた戒律の上を転がってゆく、
不自然で可哀相な人形達…貴方たちはおもちゃの兵隊。
「そして…お可哀相なセヴォフタルタ様…」
その言葉に激昂するセヴィー。
紗羅は震えを隠すようにラファエルの服を握りしめ、言葉を続けた。
そんなにしてまで自分の仮面の下の真実を隠したいのか…この大観衆の前でセヴィーを訴える!
今、自分はジブリールではなく無道紗羅としての記憶しか持っていない。
それは刹那を好きで、その思いが自分を紗羅でいさせているのだと信じている。
だがかつてジブリールが人間として刹那の守護天使となり紗羅として転生したのは
決して当人の意志ではない。全てはセヴィーの企みだ!
その様な世迷言で侮辱する発言は許さぬと激昂するセヴィーに、ラファエルが写真を示す。
長い眠りから目覚めたジブリールの首筋にあった針の跡。分析して調べれば、
それが宰相殿お得意の神経針の跡だとはすぐ解る事。
ラファエルが裏切る…セヴィーは今の発言を記録から削除し、裁判中継を中止するよう命令を出した。
そして衛兵に、命令違反と公衆の面前での淫らな行為による罪でラファエルを拘束するようにと。
卑怯者と罵る紗羅、不敵な笑みでなされるがままのラファエル。
傍聴席の天使は正統な裁判ならどんな発言も記録すべきだ、
放送を続けこの事態を全天使に説明すべきだといきり立つ。
モニターを眺める群集も、その様子に釘付けだ。

441 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:49:10 ID:???
そして裁判所内に走る衝撃…そこに現れたのはフードを被った長身の男が放ったものだった。
彼はこの裁判は無効だと言う。偽証や偽裁判長が横行しては宣誓の意味がない。
席から降りた男は、上告文を読み上げていたフェリエルにこれまでの代行を労い、フードをはずした。
「私は正統なる司法官 裁きの天使四大元素ウリエル」
ロシエルの目を通し、刹那も星幽界にいるはずのウリエルの存在に驚きを隠せない。
おもしろくなってきただろうとロシエルは笑う。
(実は裁判前に彼はウリエルが入廷するのを見破っていたのだが、面白いからと黙っていた)
そしてウリエルは1枚の書類を示して見せた。
「天界司法全書によれば
 「裁判長は天使名簿に正式登録されし第一階級以上の最高司法官資格を有する者から選抜されるべし」
 ――とあります
 神聖な裁判を汚す者よ 天使名簿に名前のない貴方は一体何者なのか? セヴォフタルタ」
周りがきなくさくなってきたのでしばらく通信を断ち、地下に潜ると言っていたザフィケル。
彼は自分の運命を察知していたようだった。
ウリエルに託された、彼の組織が長年かけて調査した血と泪の結晶――独裁者の失墜のための極秘データ。
そしてそれは同時に彼の最期の形見となった。
ザフィケルがその生涯の全てをかけて貫いた志――そしてそれは今ウリエル自身の悲願でもある。


ウリエルの言葉に汗を流すセヴィー。自分の名が天使名簿にないというのはどういう事かと問う。
正しくは"貴方の名"がないのだと言うウリエル。
確かにセヴォフタルタという天使は何億というデータの中に一人だけ存在している。
彼は目立たないながらもST候補生の一人となり、第一次天地大戦ではそれなりの戦果を上げていた。
だがその大戦で全滅となった戦いでの唯一人の生き残りとなり、その時に顔と体を負傷、
治療不可能な程のその傷を隠すようになった…
だが本当にその傷のために素顔を隠しているのか、という疑問が生まれる。
生還後のセヴィーは見る間に頭角を現し、熾天使となりついにはメタトロンの宰相となりこの天界の副王となった。

442 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:52:52 ID:???
まるで以前とは別人のような出世ぶりだが、大戦前の素性を知る者も語る物もいない。
何故ならかつてのセヴィーの過去を知るものは皆ことごとく危険な任務を与えられ死亡しているのだから――
セヴィーの素顔を知るものはこの世には誰もいない。調べれば調べるほど、関わった者の不審な死にぶち当たる。
以前のデータを消して回ったのが今のセヴィーならその意味するところは一つ。
本物のセヴォフタルタではないのだ。
大戦の時に死んだセヴォフタルタの名を騙る偽者ならば亡霊に名などあるはずがない。
――この裁判は無効だ!

ウリエルの証言に、中継を止めてはならないと命令する責任者。
これは重大な事実、全天使に真実を伝えなければ。
躊躇する作業員に対して彼は、責任は全て持つと堂々と宣言した。

騒がしくなる裁判所内。ラファエルは警備兵を振りほどき、ウリエルが肉声を発している事に気付く。
かつて彼が密かに愛していたアレクシエルを裁いた、呪言の力をも持つその声。
自責の念に耐え切れず自ら声帯を引きちぎったはずなのに…。
何を考えているのかわからない奴だが、これで前回の貸しはチャラにしてもいいと思った。

長い事無断でその座を放棄してきたウリエルの言葉にどれ程の信憑性があるかと言うセヴィー。
自分が死んだセヴィーの偽者だという証拠はあるのかと反論する。
そこでウリエルは立体映像を写し出し、その男を知っているかと問うた。
傍聴席の者は誰も彼を知らず、またセヴィーもそんな男は見たこともないと答える。
その映像は一片の奥歯のDNAより復元した歯の持ち主。
つまりセヴィーが知らぬと答えたその男こそが本物のセヴォフタルタだ!
言い逃れできなくなったセヴィーに追い討ちをかけるように紗羅が言葉を浴びせる。
ラファエルを脅して偽証させたり、紗羅に裁判で声を出せないよう薬を飲ませた事も、
みんなの前で告白してみろと。 激昂したセヴィーが攻撃を加える、それを庇ったのはラファエルだ。
そして傍聴席からも人々がなだれ込み、紗羅…ジブリールを庇う。
見苦しい真似は止めろとセヴィーに盾突く彼ら。

443 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:55:01 ID:???
勝手なマネをするとお前達も捕えると脅しかける警備兵の銃を押さえ込むラファエル。
彼女がさっき言っていた言葉を聞いていなかったのか、
それとも…本当に自分で考える事もできないおもちゃの兵隊に成り下がったのか。
ジブリール…無道紗羅の言葉に嘘偽りを感じたか。真実を見つける心も失った人形だったのかと呼びかける。
傍聴席の心はひとつになり、皆がラファエルとジブリールを解放し真実を告げろと糾弾する。
セヴィーは未だ映像が天界中に配信され続けている事に気付き慄いた。

ロシエルは笑いながら君の罪深い恋人を見ろと言う。
こんな状況だからこそ芽生える思いもあるとは思わないか、
少なくともラファエルは彼にしては珍しく本気だと…
このまま自分の右目で黙って見ていろと笑うロシエルに、お前の思い通りにはさせないと言う刹那。
七支刀を振りかざし、右目を抉る事でやっとロシエルの呪縛から逃れられた。
心配するミカエルに出発すると言う刹那。もう遊んでいる暇はないのだ。


所内の天使達の怒号か飛び、セヴィーは頭を抱える。
何とか言ったらどうか、その目は俺達が怖いとでも言うのか…甦る記憶。
だがこんな場面に出会ったことなんて一度もない。
抗議してみればいい、あの自慢の声で。
こんな事が自分の身に起こるわけがない…あの女が自分なのだろうか。
もう歌なんか歌えないようにしてやる、悲鳴すらもあげられないように…締め上げられる、首…

揺り籠が開かれていく…とうとう5番目の封印が解かれた。

ミカエルのメルカバは警告を受けていた。
戦闘メルカバ禁止区域に侵入している、これ以上聖域の上空侵犯を続ければ警法により撃墜すると。
だがやるとなったら徹底的にやると彼も覚悟を決めていた。

響く警告音。震えるメタトロンの手をとり次の封印解除へ導く、白い制服の男。
ここから自分を出してくれたらジブリールは君にあげる、自分はセヴィーが欲しいのだと言う。
だから二人で分けよう、自分達は双子の兄弟なのだから…!
メタトロンはサンダルフォンの名を呼び涙をこぼした。

444 :天使禁猟区:2007/04/15(日) 00:56:31 ID:???
警報が鳴り響く中ついに揺り籠が、開く…

 此彼に行き 雷光いず 恐ろしかりしその面 燦然と無数の遍く目あり
 その黄金色の玉の如し生物に手足はなく 6枚の輝ける羽を頭部より生やし

 ああ災いだ 災いだ

ミカエルが裁きの城へ突っ込む。
セヴィーは糾弾され続ける事に、あの女は自分ではないと恐慌に陥った。

  胎  動

開かれる目、腕…羽から飛び散る針。


 やっと見付けたよ――ライラ
 僕を産んでくれる美しい人


赤ん坊の泣き声が響き渡り、裁判所が大爆発を起こした。


瓦礫の中、一体何が起こったのかと身を起こすセヴィー。
落ちた冠に、マスクも外れていることに気付く。
そこへ訪れたのは、刹那。セヴィーの姿を見て、驚いた様子を見せる。
「…あんた…まさ…か…!」



445 :マロン名無しさん:2007/04/15(日) 01:49:45 ID:???
すごい。大量投下。乙です。

446 :マロン名無しさん:2007/04/16(月) 11:25:53 ID:???
小花美穂「パートナー」
おおまかでいいのであらすじをお願いします

447 :マロン名無しさん:2007/04/16(月) 21:23:24 ID:???
んじゃおおまかにやるわ パートナー。

448 :パートナー:2007/04/17(火) 00:13:22 ID:???
あんまりおおまかでもなかった。3レスくらいで。

苗:なえ。双子の姉。しっかりもので武闘派
萌:もえ。双子の妹。天然系の甘えん坊
賢:けん。双子の兄。物静かで繊細
武:たけし。双子の弟。軟派で逞しい

高校生で同級生の双子たち。苗は賢が好きで、萌と賢はラブラブ、武は苗にアプローチ
という複雑な関係であったが幸せな生活を送っていた。
ある日苗と萌は、苗→賢を萌が知って黙っていたことで喧嘩してしまう。
苗は萌に誕生日のプレゼントを買い仲直りしようとするが、その日に萌は交通事故で
死んでしまい、さらに警察から萌の遺体が盗まれてしまった。悲しむ家族と双子たちだが
ようやく時間とともに立ち直りかける。しかしそんな彼らの前に、死んだはずの萌が現れる。
追いすがる賢たちを全く意に介さない萌。賢が腕をひくと、その腕がとれる。
驚愕する(当たり前)賢たちは、逃げた萌を追ってある研究所に踏み込み、悲劇が始まることに… 

つづきます

449 :マロン名無しさん:2007/04/18(水) 19:57:30 ID:???
まとめサイトが更新されました。管理人さん乙。
ところで、ジョジョの第一部と第三部へのリンクが、何故か第五部へリンクしてるよ!
あと、からくりサーカスは完結なのでリンクを緑から赤にお願いします。

450 :マロン名無しさん:2007/04/19(木) 00:31:15 ID:???
管理人さんへ
タイムスキップ真央ちゃん、が未解決欄に残ってます(解説済み)

あと「こどものおもちゃ」のあらすじの中に「水の館」が入ってるけど
全く別の作品としてコミックスが出てるものなので
分けたほうがいいと思う。

451 :マロン名無しさん:2007/04/19(木) 12:18:03 ID:???
>>448
>しっかりもので武闘派

武闘派な女子高生ってなんか怖いな

452 :マロン名無しさん:2007/04/19(木) 19:03:37 ID:???
>451
「こどものおもちゃ」のサナもそんなんだったしw

453 :マロン名無しさん:2007/04/20(金) 20:46:44 ID:???
確か剣道を習っているという設定だった

454 :マロン名無しさん:2007/04/21(土) 00:39:38 ID:???
どなたか狂四郎2030の続きをお願いできませんか?

455 :東京トイボックス 概要と要約:2007/04/21(土) 06:25:02 ID:???
東京トイボックス 全2巻 講談社
週刊モーニングにて連載された。
現在、コミックバーズにて続編の大東京トイボックスが連載中。
大東京トイボックス 1巻 幻冬舎

要約
秋葉原にある弱小ゲーム会社G3の社長 天川太陽。
そんなG3にエリート社員 月山星乃が出向してくる。
効率的に仕事を進める彼女といい加減な太陽は衝突を繰り返す。
ある日、G3唯一のオリジナル・タイトルの海外版製作が決まる。
しかし海外版製作とは名ばかりで完全な下請け状態で、商標権までとられてしまう。
それでも面白いゲームを作り続けようとするゲーマー達を描いている。

456 :東京トイボックス1:2007/04/21(土) 06:26:29 ID:???
「ゲームを作る人になりたい」
小学校の卒業文集にそう書いたら、お前は一生遊んで暮らす気かと親父に殴られた。

一流企業でキャリアを重ねる月山星乃は美人で有能なエリート社員。
そんな彼女も家では秋田訛り丸出しで学生時代のジャージを愛用している。
日曜の密かな楽しみは電脳戦士モバイラー(特撮番組)。
テレビと一緒に変身ポーズを取って番組を見ていると、ドアの開く音が。
ゴルフクラブで侵入者を殴り倒し警察を呼ぶ月山。
警官が駆けつけるまでにメイク完了し、隙のない服に着替え侵入者を警察に引き渡す。

男の名は天川太陽。階下に住む同じマンションの住人らしかった。
徹夜の仕事明けで帰ってきた男は部屋を間違えた上に鍵を無くしたため、ピッキングで侵入したのだ。
「鍵屋呼ぶと時間も金もかかるし、郵便物確認したらすぐ開発室に戻らなきゃ行けないし…
連日徹夜でもうめんどうくさくてめんどうくさくて…」
汚らしく臭う男はゲーム会社の社員らしい。月山は告訴すると言い切るが男は逃げ出してしまった。

月曜日、出社した月山ちゃんを更なるショックが襲う。
成果を出したばかりだと言うのに、倒産しかかった会社に出向が決まったのだ。
上司の嫌がらせだ。部下を妬んだ上司に追い払われたのだ。
落ち込むが気を取り直して出向先へ向かう。
「接続!変身!電脳戦士モバイラー!」
扉を開けた月山の目に映ったのは、モバイラーの変身ポーズを取る太陽の姿だった。

457 :東京トイボックス2:2007/04/21(土) 06:27:46 ID:???
月山の出向先、G3はゲーム会社とは名ばかりの下請け業者だ。
パチスロのムービーやTVのCG製作を主に引き受けている。
が、そのほとんどが納期を過ぎている。呆れかえった月山はさっそく手をつける。
そしてG3が現在開発している電脳戦士モバイラーのゲーム開発。完成したはずなのに納品出来ないという。
問いつめる月山に太陽は「えー…なんて言うか…魂が違ったんです」
太陽の妄言をスルーした月山は納品を決定する。
「遅延料幾ら取られるかわかってますね?今すぐ納品して下さい!魂なんぞ犬に食わせとけ!」

翌日、一つ肩の荷が下りたと思いながら出社した月山はデスマーチ進行中の社内に驚く。
納品は!?と太陽を問いつめるが「すまねえな、OLさん。納品はまだできねえ。
思いついちまったんだ。俺の仕事は面白いゲームを作ることだ!」と仕様変更を続行する。
「納期内に面白い物を作るのが仕事だよね」と言うツッコミを受けながら。

一月後には脱力した月山ちゃんの姿があった。ストーリーの改ざん・新キャラの投入など
全く別物となった電脳戦士モバイラーのゲーム。遅延料どころか違約金を取られてもおかしくない。
落ち込む月山だが、G3にモバイラーの新作ビデオが届く。そこにはゲームで追加した新キャラの姿があった。
先方が気に入りテレビ作品にも反映され、遅延料もチャラになったらしい。
驚きから立ち直れない月山は「この俳優誰だっけ?」と言う質問にうっかり答えてしまう。
電脳戦士モバイラーヲタクと言う秘密が暴露された瞬間であった。

458 :東京トイボックス3:2007/04/21(土) 06:29:31 ID:???
G3に新しい仕事が入った。取引先がコンペを行うが、本命を通すためのダミー企画を作って欲しいらしい。
そんなヤラセはできない、本気の仕事がしたいという太陽に「やれるもんならどうぞ」と月山は笑う。
本命の会社はソリダス。アーケードから家庭用ゲーム機まで業界内の最大手だ。
しかし相手がソリダスと知った太陽は途端に態度が変わる。全く仕事をしなくなった。
理由がわからず手をこまねく月山に、グラフィッカー七海がこっそり教えてくれる。
太陽は元ソリダス社員なのだ。しかし上層部と揉めてソリダスを飛び出した。
ようやく腑に落ちる月山。しかし−「でも、これ仕事ですから」

ソリダスの仕事だからやらない、じゃあソリダスが面白いゲームを作れと言ったらどうするのか。
問いつめる月山ちゃんから太陽は逃げ出す。
仕事には真摯であると信じていた太陽の態度に腹を立て、月山は自分でダミー企画を練り始める。
しかし月山にダミー企画を作る事は出来ず、太陽がくれたボツ企画を提出して仕事を終えた。
その頃、ダミー企画を読んだソリダスの仙水局長は一人ほくそ笑んでいた。

G3に新しい仕事が入る。G3唯一のオリジナル・タイトルの海外版製作だ。
久しぶりのまともなゲーム製作、それも自社作品の海外版という話に湧く社内。
舞い上がってる中、七海が疑問を抱く。「どーして今更2年前のゲームを?」
そう、この話を持ってきたのはソリダスだった。ソリダスの名を聞いて固まる太陽。
「この仕事を断るならもう会社を辞める、俺はパチスロ・ムービー作るために入ったんじゃない」と言う社員や
「海外版が売れたらまたゲーム作れるのに」という社員達。
ソリダス時代を思い出す太陽。開発中のゲームの凍結が伝えられ、別の作品が新作として売り出された。
ここで負けを認めたら前に進めるんだろうか?
太陽は決めた。「よろしくお願いします」

459 :東京トイボックス4:2007/04/21(土) 06:31:58 ID:???
ゲーム製作に活気が戻る社内。ソリダス絡みとはいえ太陽もやる気を取り戻した。
だが後日ソリダスから細部まで完璧に決められた仕様を渡される。
現在作っているプロジェクトは中止し、全て仕様書通りに作れと通達される。
凍り付く社内。先方の要求をのむか断るか。太陽は行き詰まる。

気分転換に出かけた太陽は古びたゲーセンを見つける。そこにはドルアーガの塔があった。
懐かしさからプレイを始める太陽。しかしあっという間に死んでしまう。
昔なじみの店長に「さび付いたなあ、自作攻略本まで作ってたのに」と言われてしまう。
「まったく不親切なゲームだよなあ、ドルアーガってのは。宝箱の出現方法はノーヒント。
アイテムの効果も何の説明も無し。60面まで行ったところでひとつ間違えりゃ1面からやり直し。
コンティニューすらご丁寧に隠しコマンドになってやがる」
「でも俺ら、その不親切さに熱くなったんすよ」
社に戻った太陽は仕様変更を宣言する。
基本は先方の要求通り。その上で仕様を変更する。キーワードは不親切。

ゲーム経験のない月山はデバッグを手伝う。が、あっという間に死んでしまう。
開発は進み、次々にバグは潰されていく。
しかし完成間近になった時、月山が致命的なバグを発見する。
原因特定に社員達が奔走する中、月山ちゃんはゲームの商標権をソリダスが買い取る話を聞かされる。
G3に拒否権はない。拒否するならば1億用意するしかない。事実上、無理だ。

460 :東京トイボックス5:2007/04/21(土) 06:37:54 ID:???
デバッグを続けても原因が判明しない。太陽は決断した。
このバグは特定のルートだけで再現する。原因を特定できない以上、ルートをまるまる削除するしかない。
荒っぽい方法ではあるが確実だ。削除したルートは続編で加えればいい。
しかし月山は反対する。G3はもう続編を作れないのだ。社員達に後悔を残したくない。
そんな思いで反対するが、社員も太陽も聞き入れない。月山は仕方なく買収の話を打ち明けた。
それでも仕方ない。ルートを削除し24時間検証した後に完成とする。他に道はなかった。

月山は本社から呼び戻す手はずが整ったと告げられる。
これでいい、G3には金が入り月山は念願の本社に戻れる。
納品に出かけた太陽は、月山がゲームを売らない方法はないか真剣だったことを知り納品を取り消してしまう。
社員に頭を下げて「ごめん、仕様を一部変更する」
皆は「やっぱり馬鹿だ」と言いながら苦笑して作業に取りかかった。
太陽と月山はソリダス本社に出向く。納品を取り消した以上、頭を下げに行かなくてはならない。

仙水に頭を下げ謝罪する月山ちゃんだが、完全な無視モード。仙水は太陽しか見ていない。
しかも謝罪を聞くどころかゲームで対戦したいと言い出す。ついでに開発者の太陽を瞬殺。
「締め切りは延ばせる。プレス・販売、みんなが順に頭を下げてみんなが嫌な思いをするだけだから。
けどさ、それで満足?今度はあそこを直したい、こっちをいじりたい。作業にはキリがない。
お前はパトロン付きの芸術家じゃないんだ。それとも今でも若き天才クリエーター気取り?」
全くの正論に太陽も月山も反論できない。でも…
「賭をしませんか?次の対戦で勝ったら締め切りを延ばす、負けたらソースを提出するって」
面白がった仙水は勝負に乗る。「そっちが買ったら商標権あげるよ。僕が買ったらお前はソリダスに戻れ」

461 :東京トイボックス6:2007/04/21(土) 06:38:45 ID:???
仙水は強い。相当ゲームをやり込んでいて太陽ですら勝てない。
「太陽、お前独立してゲーム何本作った?一本だろ?
お前は自由を求めて独立し、不自由になった。
戻ってこい。お前は俺に使われてこそ価値がある」
たまらず月山がポーズを入れる。
「勝ちなさい。そしてG3にいなさい。あたしがあなたを上手に使いこなしてあげますから」

太陽はギリギリで逆転勝利する。海外版オリジナルの必殺技を使ったのだ。
「…仕様書になかったぞ」
「ゲームに合わせて仕様書を直す。よくある話じゃねえか」
「汚ねえ…」
太陽は商標権の話はチャラにし、納期を3日待ってもらう約束を取り付けた。
「みんながちょっとずつ頭を下げる。それでいいじゃねえか。エゴがなくてゲーム作れるか」

462 :東京トイボックス7:2007/04/21(土) 06:41:14 ID:???
新作は完成し、月山ちゃんは本社に戻った。
七海も仙水に誘われソリダスに戻っていった。
太陽はまた下請けの仕事に追われる日々を過ごし、付き合いの飲み会やゴルフにも付き合わされる。
雑事に追われる太陽はやっと気づく。「俺は社長に向いてない!」
しかし太陽はジャンケンに弱かった。ジャンケンで負けた人を社長に=いつも太陽が社長に。

太陽は月山に会いに行く。「ジャンケンしようぜ!」
が、負けた。
太陽は「おめぇはゲームのことだげ考えねば」そう言ったのはお前だと月山をG3に誘う。
完成したゲームを手渡された月山は家でプレイする。
いつの間にか上達していた自分に苦笑しながらスタッフロールを眺める。
「タスクマネージャー 月山星乃」何の役にも立たなかったのに、認めてもらえていた。

月山ちゃんは太陽のネクタイを締める。
「何でいい年してネクタイも締められないんですか。ヒゲも剃れって言ったでしょ!」
「仙水に会うのに剃る必要ねー」
二人のラブラブ会話にいちゃついてね?社長っつーより新妻?と騒ぐ社内。
G3は新しい女社長を迎えていた。



463 :東京トイボックス8:2007/04/21(土) 06:46:04 ID:???
そのほか
ゲーセンの店長はたぶん幽霊です。
七海は仙水と理由ありげです。
七海は太陽に惚れてました。
月山ちゃんは酒飲みで太陽は下戸です。

464 :マロン名無しさん:2007/04/21(土) 12:44:53 ID:???
乙です。

>しかし海外版製作とは名ばかりで完全な下請け状態で、商標権までとられてしまう。

「天誅」か?

465 :マロン名無しさん:2007/04/22(日) 01:37:23 ID:???
>>463

面白そう
七海って女なのか

466 :狂四郎2030 八木編 (1/3):2007/04/22(日) 02:32:01 ID:???
関東エリアの境まで到達した狂四郎たち。政府の追っ手は毎日のように現れていたが、
地方巡査の癖に、何故か恐ろしく腕の立つ狂四郎によって
刺客達は血の海に沈み、道中は難なく進む。

一方、ユリカのいる北海道演算センターには政府の要人たちが視察に訪れていた。
その中の一人、八木少将はユリカに一目惚れしてしまう。
狂四郎の考えもあり、脱出に利用するため彼の告白をOKするユリカ。
八木は遺伝子改造された完璧超人であり、人とは思えぬ禍々しい雰囲気を放っていたが
ユリカが一度キレてからは、彼女の言葉によく従うようになり(土下座までやる)、
最後の一線を守った初々しい交際は続いていく。
八木のエアバイクを奪えば、関東まで簡単に脱出可能なことが解り、
少将夫人待遇により銃の携帯まで許可され、脱出計画も順調かに見えた。
そんなある日、八木を『造った』博士がセンターへと訪れる。
ユリカの『M型遺伝子異常』の治療のため、八木が寄越したのである。
ところが博士に同行した人造人間(女)が嫉妬からユリカを殺そうとし、間一髪で八木に助けられる。
首を失っても死なない人造人間に驚愕する八木に、博士は政府の命令を告げる。
「完璧な人間」である八木が、一平民どころか劣等者であるユリカと結婚するためには、
同じ人造人間100人の間に子供を作らねばならないのだと。

その夜のバーチャルマシンでの密会、狂四郎はユリカの微妙な変化に気付く。
始めは八木のことを怪物としか見てなかったユリカだったが、
彼の人間性や過酷な環境に目を向けるようになっていたのだ。
「お前はこんなに近くにいるのに、俺は何もしてやれねぇ…」
悔し泣きする狂四郎を見て、ユリカは脱出計画の実行を決心する。

一方、政府に絶望した八木は、若手の軍幹部たちを取り込み
あっという間にクーデターの準備を整えていた。
命請いする博士に、八木は最後に「ユリカのバーチャルマシン中毒を治せ」と命令する。
以前、バーチャルマシンの密会が八木に盗聴されたことがあり(その時は誤魔化せた)
博士が狂四郎と顔見知りだったことから、その存在がバレてしまう。

467 :狂四郎2030 八木編 (2/3):2007/04/22(日) 02:35:04 ID:???
計画当日。ユリカが連れられたのは、いつもの花畑ではなくプラント農場だった。
八木はユリカの銃を取り上げ、女日照りである男たちの群れへと突き落とす。
ユリカへの憎悪の言葉と、それでも助けて欲しかったら自分に求めろ、と吐き捨てる八木。
だがユリカが襲われていくにつれ、その冷徹な顔は焦りでだんだん崩れ始め…
ようやく助けを求めたユリカに、八木は嬉々として農民たちを皆殺しにし、
死体に囲まれた中でユリカはレイプされてしまう。

何故反対しなかった?失敗するに決まってる、と憤るパペンスキー。
俺といるより八木といる方が幸せだ、と狂四郎。
失敗して殺される確立も高いですけどね、と飛鳥。
今になって焦る狂四郎は、ユリカからの救援信号をキャッチする。
急いで発信現場に向かうが、そこで待っていたのは八木だった。

捕まえたユリカを軟禁し、八木は隠匿のために一人で狂四郎の抹殺にやって来たのだ。
コスプレ姿で舐めてかかる八木だったが、狂四郎の実力は彼すらも上回っていた。
バーチャルマシンで恋愛できなかった狂四郎は、ひたすら剣術の修行に励んでいたのである。
八木の手足を落とし、斬り刻みながらユリカの安否を尋問する狂四郎。
だが、八木は尋問を無視。一部の有れた者が劣等者から搾取するのは当然だとか、優勢論を語り出す。
そしてM型遺伝子異常の二人を、同じ劣等者同士お似合いだと嘲笑し、
ユリカから奪った銃を発砲。さすがの狂四郎でも銃弾は避わせない。
だが発射されたのは麻酔弾だった。狂四郎は朦朧する意識で八木の首を落とす。


468 :狂四郎2030 八木編 (3/3):2007/04/22(日) 02:38:12 ID:???
爆睡する狂四郎。
だが八木は悠々と立ち上がり、切断された首や手足をくっ付けて復活する。
自分の化け物ぶりに驚きつつも、狂四郎にトドメを刺すべく迫る八木。
パペンスキーやユリカの願いが通じたのか
狂四郎は愛の力で立ち上がり、八木を両断するのであった。

夜が明けた。
狂四郎の身を心配するユリカに、八木が残したビデオレターが流れる。

「君がこれを見ているなら、自分は狂四郎に殺されたのだろう。
 狂四郎は凄い奴だ。なんてったって僕を倒すんだからね。

 ユリカ、君には話しておこう。僕の中にはもう一人の自分がいる。
 僕は周りの期待にいつも怯えていたが、全てもう一人の自分が上手くやってくれた。
 でも今回は、もう一人の自分の暴走を止められなかった。
 本当はユリカに酷い事をしたくなかったのに…

 まぁ、そんなことは言い訳にはならないか。
 今まで酷い事をして、本当に御免なさい。」

以前と同じ笑顔で土下座する八木の姿に、ユリカは涙を流す。

八木の居ないクーデターは簡単に鎮圧され、突発型のM型遺伝子異常の発病だと発表された。
支配側の人間として八木は完璧だった。彼が異常者であるわけがない。
政府の不条理に腹を立てつつ、狂四郎たちは旅を再開するのであった。

469 :狂四郎2030 白鳥編 (1/3):2007/04/22(日) 02:42:55 ID:???
福島エリアまで来た狂四郎たちは、日課のゴミ漁りで思わぬものに遭遇する。
カプセルの中から現れたのは「性処理用人造人間」マイカ。
訝るパペンスキーだが、結局は情が移って連れていくことに。
実際、マイカはプラント農場を襲う「武装ゲリラ」への罠であり、
その監視には狂四郎の幼馴染・白鳥少尉が当たっていた。
初めての部下に高揚する白鳥だったが、部下はマイカに手を出して狂四郎に殺されてしまう。
怒り心頭の白鳥とは裏腹に、狂四郎は親友との再会に涙を流す。

狂四郎と白鳥は「M型遺伝子異常者」の隔離施設で育った。
過酷な訓練により、仲間は次々と死んでいく日々。二人は施設から逃亡するが、
外の世界で見たものは、人々のM型遺伝子異常者に対する異常な狂気だった。
施設に戻った二人は人一倍訓練に打ち込み、精鋭の兵士として成長する。
狂四郎は海軍、白鳥は陸軍へと配属されたのだが…

白鳥には無抵抗の狂四郎だったが、増援を皆殺しにしたことで、
完全に殺戮モードのスイッチが入ってしまう。
二人は激しく刃を合わせ、勝負は紙一重の差で決まる。
重症の白鳥を見下ろし、刀を向ける狂四郎。
「悪いな、まだ死ぬわけにはいかねぇ。」
だが冷静になった頭に浮かぶのは親友との思い出。
狂四郎は立ち竦み、叫ぶ。

「どうすれば・・・どうすればよかったんだ!!志乃!!」



470 :狂四郎2030 白鳥編 (2/3):2007/04/22(日) 02:46:16 ID:???
現れた「武装ゲリラ」の治療により、白鳥は一命を取り留めた。
狂四郎、白鳥、マイカたちはゲリラのアジトへと招かれる。
武装ゲリラがプラント農場を襲撃するのは、人々を開放するためらしい。
彼らに共感する狂四郎に対し、頑なに敵意を向け続ける白鳥。
そんな白鳥だったが、アジトが留守のうちにマイカと心を通じ合わせるようになる。
二人の様子を見て微笑む狂四郎。
恋人同士が幸せになるには、政府から逃げて戦うしかない、と。

だが、白鳥はマイカだけに自分の秘密を告白する。
「俺は…人を殺せない臆病者なんだ。」
マイカを連れた白鳥の脱出計画は失敗し、狂四郎によって阻まれる。
落胆し、殺意を漲らせる狂四郎。そこに男の怒声が響く。

偶然にも、ゲリラが農場から連れ出した男は白鳥の元上官だった。
入隊後の白鳥の能力は抜群であったが、どうしても人を殺すことができなかった。
それが仇となり、ずっと冷や飯を食わされていたのである。
人を殺せない人間に、政府からの逃亡生活など考えられるはずもなかった。

去るものは追わず、な方針の武装ゲリラ。だが更正し始めたマイカは別だ。
お前だけには知られたくなかった…と茫然としたまま一人でアジトから去る白鳥。
ショックを受けた狂四郎は、ゲリラたちを脅してマイカを白鳥の下へと向かわせる。
白鳥は昔と変わらず、優しいままだった。だが生き抜くためには変わらなければならない。
そのためにはマイカが必要なのだ、と。

マイカと共に軍へと戻る白鳥。二人を発見した兵士たちは、
いつものように白鳥に酷い罵声を浴びせる。白鳥は震えながら耐えるが、
彼らの手がマイカにまで伸びたとき、その身体は勝手に動いていた。

471 :狂四郎2030 白鳥編 (3/3):2007/04/22(日) 02:52:56 ID:???
周囲に転がる死体を見て呆然とする白鳥。
マイカの為に変わることができたのだと、感動する二人に、
陰ながら見守っていた狂四郎は拍手を送る。
だが、武装ゲリラ殲滅のために大勢の兵士が二人を取り囲んでおり、
白鳥の御休憩を待っている暇は無い。二人は大部隊へと打って出る。

眼前の百人を越える兵士も、狂四郎にとっては烏合の衆に過ぎない。
入隊後、狂四郎はその飛びぬけた能力で多大な戦果を挙げてきた。
停戦が結ばれた後も、特殊工作員の任務に就き、
女子供問わず、何十、何百という人間を殺し続けてきたのだ。

半分近く斬り殺した状態で余裕綽綽の狂四郎に対し、白鳥は半狂乱。
狂四郎は彼へと警告する。

「殺して殺して殺し続けていると、傷ついた心に瘡蓋が出来ちまう。
 瘡蓋はどんどん厚くなって、終いには人を殺しても何も感じねぇ。
 それどころか達成感すら感じるようになる。そうなったら人間終わりだ。
 白鳥、お前はそうなるな。逃げまくって、如何しようも無いときだけ戦え。」

白鳥を下がらせ、狂四郎はジョークを交えて笑いながら殺戮を続ける。
敵兵の秘密兵器だった毒ガスも、施設で鍛えた二人には無力だった。
白鳥は上官に除隊を告げ、斬り殺す。

戦いを終え、狂四郎は白鳥たちと別れて旅を続ける。
二人の様子を見て、議論を交わす武装ゲリラたち。
ゲリラの本当の目的は、近々絶滅する日本人の遺伝子サンプルの確保、
その中に狂四郎たちの分を加えなくてよかったのか、と。
一人が反論する。二人は凶暴なM型遺伝子異常者だ。
どうせ血塗られた宿命の人間だ、と。

472 :マロン名無しさん:2007/04/22(日) 03:02:17 ID:???
補足説明

M型遺伝子異常者:
人間の人生を決定するという遺伝子。異常があると将来犯罪を犯す可能性が高くなる。
眉唾ものの理論だが、ゲノム政権に強硬政策のスケープゴートとして使われてきた。
要はナチスのユダヤ人迫害。
狂四郎とユリカも遺伝子異常者。そのせいで能力は高いのに待遇が非常に悪い。


セリフうる覚えです。しかし疲れるなコレ。
以降は他の人に任せることにします。

473 :マロン名無しさん:2007/04/22(日) 03:15:59 ID:???
ちなみに、狂四郎が集団戦でも鬼のように強いのは
「M型遺伝子異常者の鎮圧に、銃を使うのは恥ずべき行為」
という習慣から刀一本でやってけるおかげでもあります。

474 :マロン名無しさん:2007/04/22(日) 12:13:38 ID:???
習慣つうか、M型遺伝子異常者への銃火器の使用が禁止されてるからじゃなかったか

475 :446:2007/04/22(日) 16:52:11 ID:???
>>448
ありがとうございます
続きお待ちしてます

476 :マロン名無しさん:2007/04/22(日) 17:18:41 ID:???
狂四郎、ありがとうございます。
ストーリーは気になるけどエロが激しくて読めなかったんですorz

どなたか続きもお願いします。

477 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:43:32 ID:???
消して 真っ白にして  ライラを 殺して

ポッドの中の肉塊に伸ばされる、血だらけの腕…

[至高天 創造界編 白ノ世界]

おててつないで、と無垢な笑顔で笑いかけてきたメタトロン。
だがもう歌えない。あの頃の様に真っ白な心で天を称える事も出来ない。
あの頃の声はもう失われてしまった。歌を歌えない籠の鳥は羽根をむしられ追放されるだけ。
白い世界…歪みもなく一点の曇りもない、ただ真っ白な世界…

そこにいるのがセヴィーだと気付いた刹那。
その顔には、額に逆十字の傷、そして頬には天界における犯罪者の証として烙印があった。
その時セヴィーの顎から何かが落ちた。落ちた機械は変声機だろうか。
それは掠れてはいるが女の声…まさか本当に…
「あんた…ライラ…?」
頭を抱え、その名はやめろと恐慌に陥る…。

 烙印を――汚された女には背信の証を!!

押された焼印、何故自分を避けるのかとライラに迫る男。君を好きだと言ったからかと…
だが…その女は消したのだ!!



478 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:44:54 ID:???
友達のアナエルの身を心配する風でいて実はいつもザフィケルを見ている、
それに気付くべきで目を背けてはいけないと言う男。
神に背く感情であろうと天使達の気持ちは止められない。自分も、君への気持ちが止められないと。
だがライラにとって大事なのはサンダルフォンだけだ。
双子のメタトロンには体があっても力はなく、時折サンダルフォンの脳波を受け取るだけ。
片やサンダルフォンには力があっても体がない。
きっとこの肉と眼球の塊から完璧な肉体と力を持った御子を作り出してみせる…。
その努力が報われ新参者だがライラはサンダルフォンの研究チームのチーフに任命された。
滞っていた研究も、ライラが来て飛躍的に躍進した。怠慢な研究員は人員削減のため切り捨てていく。
しかしお前のせいだと、切り捨てられた研究員達がライラに襲いかかった。
抵抗するライラの首を締め上げる彼ら。
「何とか言ってみろ、サンダルフォンに子守唄を歌ってやるその声で…!」
そしてようやく助けに来たのはライラに好意を持つ男…星幽界で廃竜となっても彼女を思い続けた彼だった。
「お前達がクビになったのはエリート所員ということを笠に着てやりたい放題をし、いい加減な仕事をしたツケだ。
自分達の無能を彼女のせいにするな!さあ わかったら早くその汚い手を離すんだ!このブタ野郎!」
うつろな意識でそれを聞いていたライラ。汚いブタ野郎…その通りだ。
ではその薄汚いブタの手に堕ちた自分は何か…
例え合意がなくとも禁を犯した女は「魔王の妻(リリス)」の烙印を押され下層に落とされる運命――
ライラの喉が潰された事を悟った彼は、こんな事なら避けられていても側を離れるのではなかったと後悔する。
人知れぬ地にこのまま2人で逃げよう、これ以上君を悲惨な目に遭わせるわけにはいかないと訴える。

だが本当に自分を汚したのは、乱したのは、土足でズカズカと入り込んだのは、この男――


479 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:46:21 ID:???
裁判…あの男が処刑されても何も感じない。あの夜を知る者はこの世から消え去ればいい。
そして頬に罪人の証の烙印を押され、ライラは消えた。そんな汚れた女はこの世にいない。
自分はライラなんかじゃない…。あの女を知る者も乱す者も、何もかもこの世から消滅したのだから…
その呟きに、消えないと返す刹那。消したつもりでも必ず残る何かがあると。
愛も憎しみも人の心に残り、生きている者を苦しめたり救ったりする。人の思いだけは決して消えたりはしない…
刹那は廃竜の思い…「もう苦しんでほしくない」「今も変らず心の平安を願っている」その事を伝える。
どうしてそんな姿で独裁者を演じているのかはわからない。
でも彼は恨んでないと言っていた…そして昔のライラは確かに彼を愛していたし、彼は変らず今も愛していると…
ばかな事を、と吐き捨てるセヴィー…ライラ。
自分を死刑にした女を恨んでいないと? この私があの男を愛していたと?
その背後に、突然あらわれた白い制服。だがその感じは、あの時の…!

男の放つ波動に弾き飛ばされた刹那は、瓦礫の中気絶した紗羅を発見する。
瓦礫が崩れる…だが刹那の伸ばした腕は、目の痛みに一瞬気をとられた瞬間、届かなかった。
彼女を救ったのはラファエルだ。

紗羅を抱えて飛び去ろうとする彼にどこへ連れて行くつもりだと怒鳴りつける刹那。
破壊神(=ミカエル)と来てくれたおかげで裁判はめちゃくちゃ。
もう少しでセヴィーを完璧に落とせるかもはずだったのにと言うラファエル。
全国の天使にはアピールできたかもしれないが、無効裁判に殴りこんでのウリエルの告発もまた法的には無効に近い。
ほとぼりが冷めて彼女の身の安全がわかるまで隠れるしかない、と。
だがそれは自分の役目で紗羅は自分の女、小さい頃からずっと守ってきたのだと返す刹那。
ずっと一緒にいて、喜びも悲しみも二人で乗り越えてきた。紗羅が愛しているのは自分だけだ!
「…"今は"… …だろ? これからは彼女は俺が守る」
刹那は許さないと怒鳴りながらも、紗羅を連れ去るラファエルを追うことは物理的にできなかった。

480 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:48:34 ID:???
>>478
すみません。478の後が少し抜けていました。


ライラは彼の持ち込んだナイフで、彼の胸を突き刺す。
そしてやっと現れた警備員を前にこの男が私を汚したのだとライラは訴える。絶望に彼女の名を呟く男…
ライラは警備員が止めるのも聞かずに駆け出した。
あの男…ザフィケルもいつか消さなければいけない。自分の心を犯す汚れた者達を全て消す!
ライラはサンダルフォンへ願う。お前が本当に全能の力を持つのなら助けて欲しい。世界を綺麗にするために。
だから一番汚い物も消さなくては。…ライラを消さなくては…!
答えは返った。ライラをこの世から消してあげると――


481 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:49:53 ID:???
そんな最中でも相変わらずウマの合わないミカエルとウリエル。しかしバカなやり取りをしている間もない。
白い制服の軍団が、この裁判に関わった者全ての身柄を一時拘束する、と集まってきたのだ。
そこに響き渡る、セヴィーの声…救世使と四大天使全員を見つけ次第逮捕せよ、と。
勿論それは白い制服に取り付いたサンダルフォンが変声機で命じたもの。彼は「やっと捕まえた」と愛しそうに
ライラを抱え連れて行く…。その光景をロシエルは楽しそうに物陰から見ているのだった。
女の事は後だととりあえずメルカバで逃げ出す一行。
何故あの時紗羅に手が届かなかったのか…迎えに来たのに、約束通り助けに来たのに…歯噛みする刹那。



紗羅が目を覚ますとそこにはラファエルがいた。
ラファエルは事の顛末を話し、子供もヤラセだったと告白。
そして地上から密かに持ち出した紗羅の死体を見せ反魂の術を施してくれた。
無事元の体に戻った紗羅はどんなに感謝しても語りつくせないと頭を下げる。
あの時、薬を飲まされたと知り映像のラファエルを見たとき、この世で一人ぼっちなのだと思った。
でも仕方のない事だとも…セヴィーの力は絶対でラファエルの立場が危ない事は想像がついたからだ。
それなのに来てくれた…セヴィーに追われる身になってまで。そして元の体にも戻してくれた…
ただキス一つの貸しがあったのを思い出してもらいに帰っただけだとそっけなく告げるラファエル。
いくら君でもそんなカッコでひっつかれたら変な気を起こすと軽口をたたく。
それに怒った紗羅の指に壊れた指輪をみつけたラファエル。
こんな安物はずしてもっといい物をプレゼントしようかと言うが…紗羅は精一杯それを拒絶した。
それは初めて刹那がくれたもの…
そういえば、気を失っている間確かに刹那の声を聞いた。もしかしたら助けには来なかっただろうか?
だがその問いに、救世使など来なかった、とラファエルは冷たく答えた。
気のせいだったのだろうか…だがきっといつか来てくれる、その日を信じている。
紗羅はただ祈るようにそれだけを想っていた。


482 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:51:59 ID:???
紗羅を連れ去ったラファエルを許さないと思いながらも、刹那は右目の義眼手術を受けていた。
だがもがれた片羽は…一度失った天使の羽は元へは戻らない。片羽さえあれば繋ぎ合わせることもできようが。
大分体力が低下しているのでしばらくは残った片羽もアストラル波に戻して安静にするしかない…
という話をウリエルから聞かされていたミカエルだが、そんな事はどうでもいい。
付いて来いと言うから付いて来たらそこは叛乱組織の真ん中だった事についてご立腹なのだ。
ウリエルは今は亡きザフィケルの遺志を継ぎ、白い政界の打倒を目指し「世界の魂」に協力しているのだった。
予定では彼の合図で待機していた組織の者が裁きの城を占領し、セヴィーを人質にとる手筈だったのだが…
計画が丸つぶれだと言う彼に、文句は行きたがった救世使に言えと怒るミカエル。
そしてもちろんこれはウリエル自身の意志。いつまでも逃げていてはいけないと、アレクシエル…刹那に教わったから。
ミカエルもそうだろう、と確認するものの照れ隠しに誤魔化されてしまう。
そしていろいろ吹っ切れたというウリエルは喉元をさらして見せた。文明の利器に頼る事にしたと言う。
喉のわずかな振動を感知して以前と変わらぬ声を再現する変声機…数値を調整すればどんな声でも自由自在のシロモノ。
それがセヴィーのしていた物と同じだと刹那は気付く。
あの裁判で押さえつけられていた民衆が心を一つにしている。
世論を味方につけた今、セヴィーを討ち取るこの絶好のチャンスを逃す手はないと言うラジエル。
創造界第6天「ゼブル」の白の館に侵入し、大熾天使付宰相セヴォフタルタを拘束…または討ち取る!
ミカエルは真の敵は悪魔軍だけだから静観すると言い、
刹那もライラの顛末を確かめるため「世界の魂」に同行する事を決意した。

 
突然いなくなったメタトロンは、いつの間にか戻ってきたが眠ったまま。
そのまま起きる気配もない…シスターはセヴィーに飲ませるように言われていた薬を、
嫌がっていても飲ませるべきだったのかと思う。
その時隣の部屋から物音が…彼女は薬を隠した箱を取り落とした。

483 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:53:32 ID:???
ライラは自分がいつの間にか部屋に戻っている事を不思議に思っていた。
ドアを開き、その姿と素顔に驚くシスターと…彼女の足元に散らばる薬…
それを見、あの薬を飲ませなかったというのかと激昂するライラ。
必死に謝罪するシスターだったが、そのままライラは彼女の息の根を止めた。
「あいつが起きてしまったら…」
その呟きに、背後に迫るものがある。水の音と、針の刺さった影…
君が刺した針が痛い、抜いて欲しいとサンダルフォンがライラに迫る。
悲鳴をあげてうずくまるライラだったが、大声で笑いながら謝罪する白い制服に入ったままのサンダルフォン。
針など目覚めた時にみんな取ってしまった。
このシスターのおかげで少しずつ表に出ることができたから。
彼女の隠したあの薬こそメタトロンの中からサンダルフォンが出てくるのを押さえる為の物。
メタトロンと違い実体を持てなかったサンダルフォンは彼の意識を介してしか
この世に接触できない。ライラに実体を封印されてしまったから…
だから夢を通して少しずつメタトロンに語りかけるしかなかった。
あの時願いを叶えてあげたのに、ひどい話だ…。
自らの存在を消して完全なる別人になり過去を葬る為、体の骨格を薬で男性の様に変え
完璧なまでに独裁者へと変貌していったライラ。
だが全てを手に入れるとサンダルフォンが恐ろしくなった。
だから第七の封印を持って揺り籠にサンダルフォンを閉じ込め、
彼の与えてくれた力でその体にいくつもの封じ針を打ったのだ。
だが本当に恐ろしかったのは、サンダルフォンを封印したのは…
自分を利用しているだけ、あの男達と同じだと知ったからだとライラは訴える。
誤解していると笑ったサンダルフォンは何故かメタトロンを連れてきた。
"アレ"は自分と同じ遺伝子を持っていないとダメだし、
この体でもメタトロンの今の体でも意味がないと言う。
慄くライラの目の前で、白い制服の体は溶けメタトロンの体へ吸収されていき、
成人男性のそれに近く変貌していた。
何をするのかと怯えるライラに、子供を創るのだと言う。
もうメタトロンの体を通さなくても生きていける自分専用の体を。
自分の血を引いた魂のない器を。

484 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:54:42 ID:???
「僕を産むのは君でなくちゃあ!」
あくまでも明るいその言葉に、ただ衝撃を受けるライラ。
「僕はあの男達とは違うよ 僕は僕なりに 君を愛しているんだよ ライラ」
君は逃げる 僕は追う 捕まえる――
逃げないで 愛しい貴女 呪う様に 愛してあげる ずっとずっと
「この体中の眼で見詰めていてあげるから」
悲鳴をあげるライラ。そして彼女に覆いかぶさるサンダルフォン…。




あれっきり裁判中継が流れる気配はない。民衆には何が起こっているのかはわからなかった。
だがラファエルや、この天界を憂いて姿を消していたウリエルでさえ戻ってきた。今こそ決起する時…!

そこで何をしているのかと、誰かが近づいてくる。
動けるのならば自分を助けろ、崖の上に自分の部隊がいるから…
頭部に怪我を負ったその男が問う…お前には、何故顔がない…?

うなされて目が覚めた男。またあの夢だ。自分の顔はきちんとこの様についている。
それに自分にああ言った男の顔はまぎれもなく自分の顔。一体あの夢はなんなのか…。
苦悩する男は天使軍の一部隊の隊長。
彼は窖の被害調査に行って崖から落ち、記憶の全てを失っていた…。
病み上がりの体を圧し、彼は叛乱軍狩りに出ると部下達に命令を下した。

485 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:55:48 ID:???
どこかで泣いているメタトロン。サンダルフォンはこうして時々意地悪をするのだ。
ここへ閉じ込められている間は、あいつがメタトロンの体で悪さをしている時。
ここはとても暗くて寂しくて、セヴィーも誰も助けてくれない…
そこでメタトロンはかつて優しくしてくれたジブリールに会おうと駆け出した。
辿りついた光の先、いつかのように椅子に座したままのジブリールに必死に呼びかけるメタトロン。
だが彼女はもう眠ってしまった…と、そこへ紗羅が現れる。
彼女に、ジブリールがいつ起きるのか問うメタトロン。だがそれは彼女にもわからない。
紗羅の魂がジブリールの体から抜けた直後に切ったはずの髪も元に戻ったし、
力も甦り裁判の為に付けられた拘束具も砕け散った。
結局、紗羅が入っている間のジブリールはやはりジブリールではなく、紗羅だったという事だ。
メタトロンはよくわからないながらも、それじゃあやはり自分は一人ぼっちなのだと言う。
神様もちっとも願いを聞いてくれない、誰も自分のそばにはいてくれない…
「本当にあなたは一人ぼっち?よく考えて…いつも君を心配してくれる人がいないか…」
その言葉にメタトロンはある一人の事を思い出す。
だっていつも叱る、忙しそうで…でも、手袋をしていたが眠れない時はずっと手を握っててくれる…
本当にいつも忙しいのに呼べばいつも駆けつけてくれる。眠るまで頭を撫でてくれる。
あの手の暖かさを感じるととても安心して眠ってしまう…あの手の暖かさが、大好き…
やはり一人ではないからその人の所へ帰るようすすめる紗羅。きっと心配していると。
そしてその人に本当の気持ちを伝えればいい。ずっと抱いていて欲しい、寂しいと…言わなければなにも伝わらない。
その言葉を受け、メタトロンは笑顔で紗羅の頬にキスをした。
「ジブリールと…セヴィーのつぎに…すきだよ「サラ」が」
そして…消えていった。
あの子がセヴィーと言った事に驚きを隠せない紗羅。そこへラファエルがやって来る。
あれこそがセヴィーの最高の切り札、現大熾天使長メタトロン。
ジブリールを慕い、精神体となって迷い込んできたらしい。
あの子がこの天界の王者だという事に紗羅は二重の驚きを示す。

486 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 18:56:52 ID:???
貨物船に偽装したままセヴィーの城へ向かう刹那とウリエルを含めた「世界の魂」のメルカバ。
空中警邏隊に見つかりそうになったその時、あの隊長が刹那に目を止めた。
こいつを見ていると何か思い出せそうで思い出せない…既視感はこんなにも感じるのに。
彼が判断に迷う中、ついに刹那の正体がお尋ね者の救世使だとバレてしまう。
大手柄だと喜ぶ部下に、銃を取り出そうとするラジエル。
だが、その部下の体を背後から一刀両断したのは他ならぬ隊長だった。
その他の警邏隊メンバーも姿を現したウリエルに次々倒されていく。
隊長に向け銃を構える「世界の魂」のメンバー。だが刹那がそれを止める。
彼の持っている刀は、不知火…!? まさか、彼は…!
「よくここまで辿り付けたな、教え子よ。自分の本当の顔は思い出したか?」
ウリエルに諭され、彼は…加藤は全てを思い出す。
あの隊長は、顔を、全てを忘れた加藤の前に現れた瀕死の男を模した姿。あの後すぐに死んだのだ。
その姿をしたまま吉良の残した刀を持ち歩き…天使達に発見されたのだった。
刹那は感極まり、ただ加藤に抱きついた。

ベッドの上で目覚めたメタトロンはセヴィーを探す。
扉を開いたメタトロンは、暗くてよく見えないがそこにいるのはセヴィーだと判断する。
ちゃんと自分の気持ちを伝える…サラに言われた事を思い出し、たどたどしく言葉を紡ぐメタトロン。
セヴィーが好き…怒るし、忙しいけど…自分を見てくれるセヴィーの目や、触ってくれる手が好き。
ずっと抱っこしていてほしい。
そう言って、メタトロンがセヴィーに触れようとする…彼の小さな手が、髪を撫でる。
半裸状態で放心していたライラは思い出した。
漆黒だった君の髪がすっかり真っ白になったと、その髪にくちづけてきたサンダルフォンを…!
悲鳴を上げこれ以上自分に触るなと恐慌するライラ。
叫ぶ彼女の尋常ならざる様子に、シスターが二人部屋を訪れる。
うち一人はセヴィーを落ち着かせようとし、もう一人はメタトロンを連れ出す。
やっぱり自分が嫌いなのか、悪い子だからなのか…メタトロンは泣きながら連れて行かれてしまう。
残ったシスターはすごい汗だと声をかけた。その声…

487 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 19:03:28 ID:???
「それで君は何を得たのか、理想の世界を創り上げるために鬼になり、
そのためにはどんな犠牲も厭わなかったのに…そんな思いまでしてもう自分を偽るのは止めるんだ。
もう隠すことは何もないはず、あの時本当に助けて欲しかったのは誰か…」
優しく声をかけるザフィケルに、ライラはただ抱きついた。
だが彼は一変して不気味に笑う。何が汚れなき白い世界か…
その体は、彼の最期の時と同じく腐り果てていた。
両羽を奪い、自分を生きながらの腐る野獣に変えた貴方が…今さら自分になら自ら足を広げて身を投げ出すというのか?
「君は今も昔も――ただの堕落した弱い女でしかないんだよ セヴォフタルタ」
彼は――ロシエル。衝撃に目を見開くライラ。別れを告げて彼女にくちづけるロシエル。
「僕のの勝ちだね…楽しかったよ…君と遊ぶのは。
君の創った神経質な有刺鉄線の天国は自分の目にも美しかった。
でも安心していい、君の願いは半分だけ叶えてあげる。
この世界の全てを真っ白に変えてあげるから――」

その頃あんな戦争ごっこには付き合っていられない、と刹那とは別れていたミカエル。
部下のカマエルとの通信中、不意に悪寒を抱く。
その源、空をゆく機影…カマエルの呼びかけにも答えず、冷や汗を流してそれを見上げていた。

まずウリエルと共に別働隊が主戦力と見せかけ正面攻撃、敵をひきつけその隙に手薄の城内に統主の船が潜入する。
刹那はその隊へ合流…「世界の魂」の作戦会議、だが加藤がこれだからお前らには任せられないと文句をつける。
彼は自ら刹那の顔に化けて囮になり、敵の目をひきつけてやるとの事。
加藤の体を心配する刹那だが、ウリエルに宇宙樹の生命力を分けてもらったから平気だと言われてしまう。
それからあの崩壊の時…クライと、ノイズははぐれてそれっきりだと言う加藤。
大岩が雨の様に降る中、不知火で防いでいたが無駄だった。これは吉良が置いていったもの。
まるでこうなる事をわかっていた様に、自分の形見のように置いていった…
ふざけるなと加藤は思う。この目で見てもまだ信じられない、今にも笑いながら憎まれ口きいて現れるようで…
その思いは、刹那も同じだった。

488 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 19:05:51 ID:???
セヴィーの城の天使軍は加藤とウリエル率いるダミー隊に攻撃を集中させる。
その隙に、本体は警備の手薄になった南側付近へ向い、「白の館」へと突っ込んだ。
何としてもセヴォフタルタを拘束し、メタトロンを保護するように、とラジエルが命じる。
が、その瞬間 館内に響く衝撃――七支刀がそれに共鳴している、何事が起こったのか…
とにかく進んだ彼らが見たものは、一面に広がる警備員達の死体――
続く扉はずっと開いていて、人の声…歌声が聞こえてきていた。
罠かもしれないと思いながらも、この事態の理由を知らずに引き返すわけにもいかない。
そこで見たもの…生首をかき抱き、ぼんやりと歌うライラの姿。
それがセヴォフタルタだと知り騒ぐ「世界の魂」のメンバー。女ではないのかと…
だが静かにしろと彼らを諌めたのは他ならぬ彼女だ。
赤ちゃんが起きてしまう、この子は怒るととても怖い。うるさくするとお腹を喰い破って出てくるかもしれない…
今もお腹の中から見ている、自分の事、みんなの事…真っ赤なたくさんの目で見張っている…
刹那はそれが、やはり"あの"ライラであるのだという事を確信した。
セヴィーを拘束しようとするラジエル。
だが…天界を恐怖政治で押さえつけたあの独裁者はもう、どこにもいない…と刹那は彼を諌める。
その瞬間、感じる霊気…殺気でさえない凍りつくような感触。悪意の塊のようなもの。
さすがの七支刀も彼の前では恐れをなしている様だと、背後から声をかけてきたのはロシエルだ。
感謝してほしいくらいだ、こいつの試運転とはいえこの城を一瞬で落としてあげたのだからと言う。
それとも今度は君達が彼と遊んでくれるのか…
ロシエルを肩に乗せた、黒衣の人物が、白い制服の死体を抱えて立っていた。
これはお前の仕業か、そこの化物を使ったのか…セヴィーを狂わせたのも…そうロシエルに叫びかける刹那。
礼を言う必要はない、君らの為にやったわけではないと言うロシエル。
彼がお腹をすかせていたからだと傍らの黒衣の人物を指し示す。
「ホラごらんよ。また新しいエサがやって来た。喰い散らかしておやりよ…」

489 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 19:07:48 ID:???
ウリエル達の隊は敵の動きに統一性が欠けている事を不審に思っていた。
敵艦内でも「白の館」本部と交信しようと必死だった。
だが交信は途絶え続け…このままでは叛乱軍に押されたまま。
そして敵の援軍があらわれる。その機影は、ロシエルの武装親衛隊を意味する黒の羽十字章。
ロシエルという言葉に反応した加藤は、ウリエルの制止を聞かず一人、中へと侵入。
その光景に慄く。だがその死体の山は刹那達にやられた感じとは違う、この空気。
剣が共鳴して頭が割れそうな…加藤はそれを知っている…!

その目がまだ治らないのかと刹那に言うロシエル。
アレクシエルの治癒力があればそんなのたちどころに治してみせるのに。
最も、羽を片方奪われては有機天使の威厳も形無し。天使の象徴でもある翼をとられる屈辱…
大した救世使を掲げているものだと皮肉るロシエルに、
同胞にそれ以上の侮辱は許さないと銃を向けるのメンバー・ヴァシル。
刹那がそれを止めるが、もう遅い…ヴァシルはあっさりと黒衣の男に殺されてしまう。
あまつさえ、そこへ駆け込んできた黒の羽十字章の部隊。ロシエルは刹那達を捕えるよう命じる。
「この城の者を全滅させ、宰相セヴォフタルタを発狂させるに至らしめ、大熾天使長の暗殺を企てた、
救世使「無道刹那」と叛逆者の集団「世界の魂」を!」
ロシエルは最初から刹那たちを罠にはめ、罪を着せる気でいたのだ。
怒りのままロシエルに向かっていく刹那。だが黒衣の男が刹那を襲う!
貫かれたその体…だが、それは寸でのところで刹那を庇い、入れ替わっていた加藤だった。
ひっかかりやがってと低く笑う加藤がその男に切りかかる。しかし…
「お前のその体は…創り物の藁人形だったな…」
斬られた仮面が落ちる…その下から現れた、傷一つない吉良の顔…。
「その不知火では主人の体を傷つける事は出来ない。亡者は死霊らしく土に還れ」
吉良の顔をした黒衣の男は加藤の体を切り裂く。その様子に高笑いするロシエル。
そこへ、やっと壁を突破してきたウリエル。退くために助けに来たのだ。
ラジエルは連行されようとするセヴィーに目を止め、
銃を構えるが…ロシエルが笑う中悔しさにその銃を下ろすしかなかった。
あんな物を殺してもザフィケルは喜びはしない…!

490 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 19:09:20 ID:???
あの感じ…あの船は確かに「白の館」へ向かっていた。
あの悪寒を知っていると思うミカエル。
確かめなければならない、この目で…
雑魚を蹴散らし、白の館を映像でとらえたミカエルはあの船を発見する。
そこにいる人物を拡大して映し…彼はその姿に衝撃を受ける…!


彼を"ルシファ"と呼んで促すロシエル。
刹那は「世界の魂」に急かされながら、ただその姿が信じられず…
去って行く彼の背に呼びかけるしかできなかった。
これは夢ではないのか。ロシエルの手で殺されたはずの彼が…
ロシエルの味方となって、自分の目の前で加藤を切りつけるなど…!

ミカエルから話を聞き、間違いないのか確認するラファエル。
自分があいつを見間違うわけがない、見上げてきたあの冷たい灰色の目は確かに兄だった!
吉良朔夜として救世使の側にいたあの男がロシエルに与してルシファーとして復活した…
何を考えているのかと激昂するミカエル。
そしてその話を聞いてしまった紗羅。あの先輩が刹那を裏切るわけがないと言う。
(ロシエル…またあいつの所為なのね…!?)
そこへ駆け込んでくるリル。
たった今、至高天全土に向けてロシエルが重大発表をするという映像がTVで流れたのだ。

ラジエルも、あれは亡くなったはずの吉良だと証言する。でも何故ロシエルと共にいるのか…
甦った事は不思議ではないと言うウリエル。
彼が真実ルシファーの魂を持つのならば…四大天使やロシエルを含む御前天使の魂は不滅に近いからだ。
たとえ肉体が滅び去ろうとも魂が朽ちる事はない。定められた符号が合えば再生させる事は可能。
ロシエルは何らかの方法でそれを手に入れ、意図的に彼を再生させ…
自分の都合のいいように「ルシファー」を創り出したのではないか。
例えば魔王としての力はそのままに、ただ「人間」だった頃の記憶を封じているとか…
その言葉に喜びを見せる刹那。
吉良朔夜としての記憶を失っているのなら、またそれを思い出させれば元に戻るかもしれない。

491 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 19:11:10 ID:???
だがそれを否定し、満身創痍の加藤が現れる。
「あいつは何もかも知っていた、記憶なんか失ってはいない…!
全部わかってて本気で俺を殺そうと…!」
――少しも笑っていない あの冷たい無機質な灰色の瞳――
悔しげに吐き出す加藤の言葉を、刹那は黙って見つめることしかできない。
その時突然、周辺のスクリーンのスイッチが自動的にオンになった。
至高天全土に流される映像…セヴォフタルタ亡き今、無機天使ロシエルが最高司令として就任すると…!

『誇り高き我が同胞よ 心して聞くがよい。まず先の天界裁判であきらかとなった事件…
宰相セヴォフタルタはニセモノであり、かつてライラと呼ばれた堕天使であった事が判明した。
私はセヴォフタルタの宰相降任を宣告に「白の館」へ向かったが
すでにそこは叛乱組織「世界の魂」によって侵略されその惨状は目を覆う有様…!
彼らの目的であったセヴォフタルタは彼らによって拷問に合い…精神に異常をきたしていたのです。
私は直ちに精鋭部隊を召集し、見事「世界の魂」よりメタトロンを奪回、
セヴォフタルタを保護してテロリストどもを制圧した』

その発表に唖然とするラジエル。刹那も歯噛みしてそれを眺める。
民衆からは四大天使と救世使が逮捕されていないようだが、彼らを取り逃がして
「世界の魂」を制圧したといえるのかと疑問が出る。
そこへ、この男が証拠だとロシエルが引き出したのは…ルシファーに殺されたはずの、同士ヴァシル。
彼は自らを「世界の魂」の統主と名乗り、ザフィケルの遺志を継ぎこの世の浄化の為に
天界を手中にせんがため戦ってきたと言う。そして拘束を解きロシエルに襲い掛かる。
天界は我が組織の物、お前の様な古き血の使いなど目障りなだけだと…!
そんな彼を背後から真っ二つにするルシファーの姿。その様子にただロシエルを称える民衆。
これからも邪悪なる者から天界をお守りくださいますように…

『約束しよう 私の愛しい者達よ
何度災厄がこの世に降り注ぎ神が我らを試そうとも
私は天上の道標となり我らの楽園の栄華のために悪しき魂をっていこう』


492 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 19:12:24 ID:???
死人さえも操り、まんまと「世界の魂」を悪者に仕立てたロシエルに怒りの収まらない面々。
何故ラジエルがいるのにヴァシルを統主と偽ったのか…説得力に欠けるからだとウリエルが言う。
「世界の魂」を悪の組織とアピールし、自分を天界を救った英雄にするために…ヴァシルの様な屈強な男を必要とした。
おそらくロシエルはセヴィーにとどめを刺す好機を、政権を手に入れるこの瞬間を虎視眈々と狙っていたのだ。
ザフィケルの…死んでいった同志達の理想をこんな風に踏みにじるなど許せないと激昂するラジエル。
だがあれはやはり先輩だったと呆ける刹那。ロシエルはわざと自分に見せていたのだ…!

ロシエルにルシファーをそばに置くのは危険だと進言するカタン。
あの男は創世神に成り代わろうと刃を向けた男。魔王に魅せられし者は自らの暗黒面に落ち、
その深淵に引き摺られると言うが…彼の瞳は、その深淵そのもの…
だが余計な心配だとロシエルは右手を示し、ルシファーはそこに恭しく口付ける。
お休みの時間だと言われ素直に去って行く…
この血水晶がある限り、彼の魂は主に従うしかないと服の下に仕込んだものを見せるロシエル。
剣だった間、彼がアレクシエルの虜だったように…
だが相手はかつての天地大戦の引き金となった大魔王。
手綱を握るのは核弾頭を扱うような危険な賭けでは…?

血水晶のたった一片の欠片を手に、一体どうなっているのか困惑する刹那。
一人たたずむ加藤を発見し、彼も落ち込んでいるのかと声をかけようとするが…
壁を殴り、涙を零しながら悔しがる彼にかける言葉はない。
ただロシエルが許せない、必ず先輩を正気に戻し、お前を殺してやると決意を新たにするのだった。


一方であの騒ぎの中、捕らえられていたライラはかつて自分が幽閉した
ジブリールと同じ孤高離宮に幽閉されていた。
窓は最上階の一つのみ、力を封じられた塔内では飛んで逃げる事もできない。
蔦の絡みついた小さな牢獄の中、腹に手をのせたままぼんやりと椅子に座すライラ。
あれがかつて栄華を極めた宰相セヴォフタルタの姿とは、誰が想像しえたろう。

493 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 19:14:12 ID:???
姿はすっかり元の女性のそれになり、髪はかつてのように短く切られ、白いワンピースとショールに身を包み、
頬の烙印にはガーゼが貼られている。そして気になる事はあの腹の子、誰の子かもわからないが異常に成長が早い…。
そこに、窓の外から歌が聞こえてきた。かつて自身が投げ捨てたアレクシエルのピアス。
そこに入っていた種が成長し、蔦となり歌っている。
それはライラ自身の声。まだ全てを信じていた頃、自分の歌った…
『そう これは「哀しみの賛美歌(キリエ・レイソン)」 これは僕の記憶の中の初めての君の歌声…
 礼拝堂で一人 その木漏れ陽の中唄う君の姿に 僕は目が離せなかった…ライラ…』
蔦に手を伸ばそうとしたライラの前に、窓から廃竜だった男が現れる…。
ライラは声ならぬ声で、貴方を愛した事などなかったと告げた。
貴方の私を見る目はいつも一途すぎて私を怯えさせるだけだった、と。
『わかっていた。僕はライラを守れなかったし、座天使長のように危険な魅力を持っているでもない。
だが君が知らないだけで、君は本当に禁欲的で美しい天使だった。今も昔も…。
無実の罪で羽落としとなり、魂は未練がましく彷徨って廃竜という姿を借りようとも…伝えたいばかりにやってきた。
あの男たちでさえ、それゆえライラに激しいいらだちを感じて行動してしまったのだと。
ただそれだけを伝えたかった…。だがこれ以上は入れないし、君に触れる事は叶わないから…』
彼はライラに背を向けるようにして窓辺に座る。

貴方を死刑にした自分に恨み言を言いに来たのではなかったの?…何故入れないの?

『自分も君を壊した者の一人だから、君の中であの男達と自分が同じ存在になってしまうのなら…
もう君を壊したくない。僕にはもう君を攫って飛べる翼もないし…』
男の背は、切り落とされた羽の痕が痛々しく残るのみ。

494 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 19:16:10 ID:???
それを目の当たりにしたライラは、涙をこぼしてただ彼の背に抱きついた。
彼女を優しく抱きとめる、廃竜だった男…ショールと幾枚かの羽根を残して、彼女は落ちていった。

真っ白い世界はどんなところか、自分も連れて行ってくれるのか…そう、無邪気に問いかけてきたメタトロン。
だが探していたものはここにあった…

 ああ ここだったんだ
 私の探していた ただ 羽根だけが舞い散る
 白い 白い 真っ白の世界は…


「羽根を真っ赤に染めた ――白い鳥が一羽 逃げちゃった…」
自分の胎児ごと潰れたが、まあいい。
代わりの女はいくらでもいる、と呟き血だらけの羽根を握りつぶすメタトロンの体のサンダルフォン。
例えば…メタトロンのお気に入りのジブリールは今眠っているから、サンダルフォンが体にいる間彼が会ったあの子…
そう――「サラ」に、あの子に僕の体を産んでもらおう…

「サラ」…「ムドウサラ」に、決めた…


天使禁猟区・至高天 創造界編/おわり

至高天 神性界編へと続きます。次で最終章です。

495 :天使禁猟区:2007/04/22(日) 19:35:53 ID:???
再度すいません。
>>491の最終行、正しくは

私は天上の道標となり我らの楽園の栄華のために悪しき魂を屠っていこう

です…。

496 :マロン名無しさん:2007/04/22(日) 20:11:44 ID:???
乙。いい仕事しよる。

497 :マロン名無しさん:2007/04/22(日) 22:37:27 ID:???
ハニーローズのあらすじってもうどうやっても見れないの?

498 :マロン名無しさん:2007/04/22(日) 22:54:01 ID:???
>>497
懐漫板のスレにまとまったのがレスされてただろうが

499 :マロン名無しさん:2007/04/23(月) 00:27:51 ID:???
>>497
>>199にも書いてあるとおり過去スレに載ってる。
そしてまとめサイトには過去スレが保存されてる。
おk?

500 :マロン名無しさん:2007/04/23(月) 00:43:30 ID:???
誰とは言わんが、一人のアホが大騒ぎさえしなければ
普通に読めてたのにな。

501 :パートナー:2007/04/23(月) 01:15:25 ID:???
遅れてしまった失礼。448の続き

研究所に監禁されてしまった3人。その研究所は東条博士という研究者と
その信者の作業員で成り立っており、外界と隔離されていた。東条博士は
天才科学者で医者とか色んな専門を極めているらしい。博士は萌の死体を
盗んだのは自分の研究「LSP=人間剥製」を作るためと明かした。
LSPようはフランシュタイン。萌は4体目のLSPとして蘇り人格記憶
全て白紙の状態であった。怒りに燃える3人は脱出計画を練るが、
賢はLSPとなった萌と接するうち徐々に精神不安定となっていく。
博士は新たなLSPのターゲットとして、萌つながりから苗たちを狙っていた。
罠にはまった賢は狂気に陥り、萌と共に心中し死亡する。
残された苗と武の元に現れたのは、5体目のLSPとなった賢だった。

502 :パートナー:2007/04/23(月) 01:28:01 ID:???
絶望する二人だが、苗は研究所を探ることを続けついに東条博士と対面する。
博士は人として何やら欠落していた。賢を追いつめ自殺においやったことを
許せない武は博士をシメようとするが、警備に撃たれ致命傷を負う。苗は博士の
弱点が地下に眠る女性であることを知り、彼女を盾に博士を脅して武を助けた。

苦境が続く中、生命力溢れる二人に感動した正気に戻った少数信者が集まってくる。
彼らの協力を得て大規模な研究所破壊、脱出計画が行われることとなった。
研究所は博士が自分の恋人=妹を蘇らせるために作ったもので、LSPも全て
そのためのものだった。博士は腹心の部下に毒を打たれ孤独に息絶える。
決死の脱出をする苗と武を案内したのはLSPの萌だった。別人となってしまった萌に
それでも喧嘩したことを詫びる苗。その時、萌はわずかな間元の萌に戻った。
そして最後に出口で武と苗を守ったのは賢だった。
賢は武に自分の弱さを詫び、そのままシャッターの向こうに消えた。

研究所は跡形もなく爆破され、二人は警察に事情聴取され日常を取り戻す。
数年後、苗は武の子を妊娠するが双子であることに運命的なものを感じた。
どんな時も生き抜くと噛みしめる苗の元に、武がやってきた。      
                                   END

503 :マロン名無しさん:2007/04/23(月) 03:14:38 ID:???
乙です

504 :無限の住人:2007/04/24(火) 00:42:11 ID:???
時は江戸、街から離れた一軒の茶屋に、
場所に似合わぬ傷だらけの男がいた。彼の名は万次(卍)
卍は銃で脳天を撃ち抜かれながらも、平然と賞金首を殺す。

卍の肉体は不死である。その体に巣食う『血栓蟲』が
どんな致命傷もたちどころに塞いでしまうのだ。
不死の身体で細々と賞金稼ぎを続ける日々。
「死なねぇと解ってから、剣筋も鈍る一方だ。」
かつての百人斬りである卍は、傍らの老婆に愚痴を漏らす。
卍の妹は馬糞を片手に、幼子のように無邪気に笑っていた。

万次が百人斬りを成したのは、その身体がまだ常人のものだった頃だ。
同心だった万次は悪党の上司を殺し、追っ手も斬り続けて遂には九十九人。
そして百人目に立ち塞がった男は、卍の妹の旦那であった。
目の前での惨劇に、妹の心は壊れ、卍は片目を失う。
八尾比丘尼と名乗る老婆と出合った頃には、卍の心身はズタボロだった。

だがその妹も、賞金首の報復により殺されてしまう。
相手を皆殺しにした万次は、比丘尼の前で誓いを立てる。
百人斬りの償いに、これからは千人の悪党を斬る、と。
心に決めた大儀を成し遂げた時、血栓蟲は消えるだろう、
と比丘尼は笑って頷く。


505 :無限の住人:2007/04/24(火) 00:44:43 ID:???
街外れの寂れた墓地に佇む少女、浅野凛。
幼い顔に似合わぬ険しい瞳で、凛は父親に仇討ちを誓う。

江戸を騒がす荒くれ者の集団:逸刀流。
逸刀流統首:天津影久の祖父と、凛の祖父:無天一流の道場主は、
かつては次期頭首を巡って鎬を削る同士だった。
だが天津の祖父は、野党の撃退に流派に無い二刀の技を使っただけで
一方的に破門の憂き目に会い、凛の祖父が道場を継ぐこととなった。
復讐に燃える天津の祖父は、邪道を正道とする流派、
逸刀流を立ち上げたのである。

彼を継いで逸刀流の統首となった影久は、
「精神修養を重視し、本質を忘れた剣術など愚の骨頂。
 大平の世であればこそ、その牙を磨くべき。」
という思想の元、力によって次々と道場を併合
そして凛が暮らしていた浅野道場の道場生たちは皆殺しの目に遭い、
父も殺され、母は乱暴者たちに辱しめられて連れ去られた。

「あいつら、皆殺しにしてやるわ。」
殺意漲る凛の誓いを、居合わせた老婆は大笑いして、彼女へと助言する。
「女、用心棒を雇え。それも最強の男をな。」

かくして巡りあった凛と万次。
誓いを立てたものの斬るべき悪党を見出せずにいた卍は、凛の依頼を断る。
凛はそれでも必死に懇願し、礼金は自分の身体で払うとまで言い出すが、
卍は小便臭いガキは二束三文にしかならんと拒否。
仕舞いには泣き出した凛に妹の面影を見たのか。
卍は仕方なく、彼女の仇討ちに付き合うのであった。

506 :無限の住人:2007/04/24(火) 00:47:51 ID:???
4巻までは逸刀流剣士一人一人との戦いが続きます。
本格的に話が動き出すのは5巻「加賀編」から、
現在は「不死解明編」を経て、「最終章」の真っ只中です。
ひとまず4巻までの登場人物兼ストーリー紹介。

万次(卍):
主人公?チベットの秘術・血栓蟲を身体に飼う不死の侍。
山育ちで自給自足のホームレス。シスコン。
変な武器の収集が趣味で、服の中は武器で一杯。特技は不意打ち。

浅野 凛:
今は亡き浅野道場の一人娘。
逸刀流への仇討ちのため卍を用心棒にする。
かなり弱いので色々と工夫しているが、
それが逸刀流と同じ思想だと天津に馬鹿にされる。

【逸刀流】
天津影久の父、天津三郎によって設立された
邪流を持つて刀を逸する、を目的とするならず者集団。
いずれも奇妙な武器を遣う達人ばかりでマトモな剣士は少ない。

天津 影久:1巻〜登場 生存
ならず者集団である逸刀流を束ねる頭領。
ツリ目の優男だがそれ相応の実力者。
高重量の斧型武器を意のままに操る。生真面目。

黒井 鯖人:1巻登場 死亡
逸刀流の古株。浅野道場襲撃の一人。
その正体は女の首を服に縫い付ける変人で、凛にとって両親の直接の仇。
かなりの実力者だったが、卍の不意打ちにより死亡。

507 :無限の住人:2007/04/24(火) 00:49:37 ID:???
凶 泰斗:1巻〜登場 生存
浅野道場襲撃の一人、傍観だけしてたクールな男。
その正体は百姓出身のシスコン、妹を殺した侍を嫌悪している。
3段の仕込み刀を遣い、卍と戦って生還した数少ない一人。

閑馬 永空:2巻登場 死亡
浅野道場襲撃の一人。その正体は卍と同じ血栓蟲の飼い主。
卍と誘って逸刀流転覆を狙うが決裂。
卍にバラされて己の毒薬『血栓殺』により死亡。

乙橘 槇絵:3巻登場 生存
女性ながらに天津も畏れる逸刀流最強の剣士。
類稀な才能と古風な家柄の結果、遊女に身をやつしている
卍を叩きのめした後、己の復讐のため姿を消す。

川上 新谷:4巻登場 死亡
浅野道場襲撃の一人で、凛の母をコマした張本人。
足を洗って息子と平和に商売してたが、卍と普通に戦って死亡。

【その他】
宗理先生:1巻登場 生存
凛の知人の絵描きの先生。その正体は公儀隠密の変人。
友人の仇討よりも趣味を優先し、凛への協力は資金援助に留める。

川上 錬蔵:4巻登場 生存
川上新谷の息子。父の正体を知らず、新谷が死んだ際は
卍が死んだフリして仇討ちさせる。最近になって再登場。

508 :無限の住人:2007/04/24(火) 00:51:46 ID:???
【加賀編】
逸刀流は勢力を日々拡大し、遂には幕府の使者が訪れ、
剣術指南として声が掛かるようになった。
上機嫌の天津に対し、武士側に就くのが気に喰わない凶は、
逸刀流を狩る新たな襲撃者(≠卍)の存在を天津に伝え、道場を辞める。

一方、復讐を続ける卍と凛。だが多忙な天津の行方は要として知れない。
そんな折、二人の前に『無骸流』を名乗る剣士:尺良が現れる。
逸刀流と敵対している無骸流は、逸刀流の本拠に仲間を紛れこませており、
統首単独による加賀遠征の情報を掴んでいるのだという。
かくして卍と凛は無骸流に協力することに。

【無骸流について】
無骸流:僅か6人で構成された剣士の集団。
逸刀流の例に漏れずマトモな剣士は少ない。
逸刀流剣士を倒すごとに、背後の組織から報酬が支払れている。

尺良:
卍たちと接触した無害流の剣士。
その正体は、拷問,特に女を嬲り殺すのが大好きなキ○ガイ。

百淋:
無害流の紅一点。金髪、高下駄の姉御肌。
子分の真理路と一緒に騙し討ち専門。

儀一:
無骸流の筆頭剣士。冷静寡黙な禿頭。


509 :無限の住人:2007/04/24(火) 00:53:42 ID:???
三組に別れ、街道を見張る無骸流一同。
卍、凛、尺良の一行は、街道での不自然な騒動と、
それに紛れて離れる、顔を覆った女性を目撃する。
単独行動中での騒動に首を突っ込む卍と、女の後を追う凛と尺良。
ところが党首の変装と思っていた女は、ただの替え玉であり、
二人は逸刀流の待ち伏せを受ける。絶体絶命の状況にも関わらず、
嬉々として殺戮を楽しむ尺良は、遂には女も陵辱し始める。
その姿を見た凛は反発。尺良は平然と凛をも殺そうとするが、
間一髪で卍の妨害を受け、片腕を失いつつも逃走する。
卍への復讐を喚き散らす尺良。

結局、無骸流の3組とも全てハズレ。
スパイの存在は半ばバレており、2重の手を打たれたのだ。
目的地、加賀の心形唐流道場の場所は掴むことはできたが、
天津を追うにも、下手人の卍が穏便に関所を越える事は困難、
そして無骸流のメンバーも関所越えはご法度らしい。
思いつめた凛は、あろう事か卍に黙って一人で加賀へと向かってしまう。

凛の失踪に気が気ではない卍。百淋の提案により、
偽の手紙で逸刀流を加賀に向かわせ、通行手形を奪う作戦に出る。
ところがやって来た逸刀流は3人組みだった。
不死の卍もさすがに3人相手ではスタミナが持たず、
全員サツガイするが、立つ事もままならないほどボロボロにされてしまう。
更に手形は返り血に染まり…
そんな踏んだり蹴ったりの卍と百淋の前を通りがかったのは、
懐かしの宗理先生であった。

510 :無限の住人:2007/04/24(火) 00:56:50 ID:???
一方、意気揚々と旅を楽しむ凛だったが、周囲からの妙な視線に気付く。
尺良の戦いが目撃され、凛も通り魔としてお尋ね者にされてしまったのだ。
ところが凛は意地を張って卍の元には戻らず、加賀への旅を続ける。
とある裏技を使い、凛は見事に役人を欺いて関所を突破するが、
続く道中で騙されて文無しになってしまう。

不死人といえど、斬られたまま時間が経てば付きも悪くなる。
宗理先生の屋敷で療養することになった寝たきり卍。
なんと著名人である宗理の人徳により、手形はいとも簡単に手に入る。
卍は拍子抜けしつつも、度々見舞いに訪れる百淋と宗理が
顔見知りだと知り、公儀隠密である宗理を問い詰める。
無骸流の背後にいる組織とは、幕府ではないのか、と。
宗理は顔をしかめつつも、百淋は知人だった武家の妻であり、
亭主殺しで死罪に伏せられた人間だと話す。
無骸流とは、幕府が逸刀流に対抗するために死罪人を集めた組織だった。

療養中、卍はこれまた懐かしの凶と再会する。
凶は逸刀流を辞めた後、馴染みの妹に似た芸奴が殺されたことを知り、
仇討ちに奔走中、勘を頼りに宗理に付き纏っているらしい。
完治した卍は、尺良避けのために凶を同行させることに。

大手を振って加賀へと向うシスコン二人は、
卍を待ち構えていた尺良の襲撃を受ける。
斬られた片腕の骨を削り上げ、武器にまで磨き揚げていたキチ○イの尺良。
凶は復讐相手である尺良との激戦の末、谷底へと突き落とすのであった。
復讐を遂げた怪我人を置きざりにして先を急ぐ卍。

511 :無限の住人:2007/04/24(火) 01:02:53 ID:???
一方、加賀の心形唐流道場を訪れた天津は、
併合に反発する道場生からの手荒い歓迎を受ける。
彼らの心を知ってか知らずか、道場主・伊羽研水は道場併合を快く受け入れ
その条件として、天津に彼の養女・密女との祝言を提案するのであった。
強い男に嫁がせてくれ、という実父:先代師範からの願いらしい。
天津は逸刀流拡大のため、槇絵を多少気にしつつも了承する。
密女も天津を受け入れ、祝言は無事に終わるかと思われた。
ところが式の最中、突然の来訪者を対応した研水の顔は蒼白となり…

密女との祝言、初夜を終え、江戸へと帰還する天津は、
その出先でボロボロの女を助ける。女は凛だった。
凛は江戸-加賀でも最大の難所、白山を根性で乗り越えていたのである。
だが天津にケンカを売るだけの力は残っていなかった。
呆気にとられる天津。そのとき、二人を覆面姿の剣士たちが取り囲む。
問答無用の剣士数名を、露払いに皆殺す天津。
刺客は天津にとって見覚えのある、心形唐流の道場生だった。
道場に引き返す天津を、訳も分からず追いかける凛。

道場では、天津の進入と同時に研水が切腹していた。
天津に刺客を差向けたのは公儀の命令であり、
希少な薬によって生き長らえている密女の為だった懺悔する研水。
研水の選択を剣士として恥だと叱責しつつも、天津は彼を介錯する。
一部始終を見ていた密女は、天津を責めることも悔やむこともせず、
彼の妻として毅然と天津を送り出し、研水と道を共にするのであった。

ようやく公儀が逸刀流の敵だと知り、先を急ぐ天津。
剣術指南役への抜擢を前に、江戸の道場で公儀の人間との酒宴が行われた筈である。
そして天津の仲間と見做された凛も、半死半生で越えた道を休む間もなく戻ることになる。

512 :無限の住人:2007/04/24(火) 01:08:40 ID:???
道中、天津は第二の目的、乙橘槇絵の住処を訪れる。
父への復讐の為、逸刀流への誘いを断った槇絵だったが、
結局変わりはてた彼を殺せず、右手を糸で縫いつけて封じていた。
天津は槇絵を叱咤して右手の封を解き、立ち去る。

逃避行を続ける二人だったが、突如天津が倒れてしまう。
本作最強武器うんこソードによる掠り傷が元で、
破傷風を罹っており、かなり無理を続けていたのだ。
絶大なチャンスにも関わらず、病気の彼よりも弱い凛。
いつになく弱弱しい姿の天津は、道場襲撃について詫びるが、却って凛は大激怒する。
色々あって親睦を深めた二人は強力して追っ手を退けていくものの、
多勢に無勢でとうとう追い詰められてしまう。
この窮地にようやく卍が追いついた。
卍は天津が居る事も知らずに、凛を見て一派との敵対を宣言。
さらに凶、槇絵の参戦によって混戦となる。

【斗いの状況 兼 人物の力関係】
卍…山育ちなんで二人相手に楽勝。
凶…病み上がりだから一人相手に辛勝。
槇絵…怪我人でブランク持ちなのに十数人相手を瞬殺、
   オマケに返り血すら浴びず。
天津…槇絵がボロボロにした筆頭相手にギリギリ勝利。破傷風だし。

かくして心形唐流は全滅。
槇絵と凶に抱えられて帰還する天津に、凛は卍に抱えられながら、
「幕府が敵になってご愁傷様!私はずっと見てるからな!(意訳)」
と嫌味ったらしく宣言するのであった。
【加賀編 完】

513 :無限の住人:2007/04/24(火) 01:14:37 ID:???
>>121
続きの「不死解明編」はまた今度。
まだ大雑把かな。リクがあれば各話の詳細書くぞ。

514 :マロン名無しさん:2007/04/24(火) 12:48:07 ID:???
>卍は銃で脳天を撃ち抜かれながらも、平然と賞金首を殺す。

>卍の肉体は不死である。その体に巣食う『血栓蟲』が
>どんな致命傷もたちどころに塞いでしまうのだ。

脳を撃ち抜かれたらその後に蟲が傷をふさいでも死ぬよなフツー……
壊れた脳を蟲が肩代わりしてるのかな。
ということはそれ以降、考えているのは実は本人じゃなくて蟲?
なんかコワス

515 :マロン名無しさん :2007/04/24(火) 13:18:01 ID:0/fROx/e
メサロ

516 :マロン名無しさん:2007/04/24(火) 22:22:10 ID:???
保守

517 :マロン名無しさん:2007/04/24(火) 23:08:37 ID:???
書いてて自分もそう思う。血栓蟲って絵だと小指ぐらいに太いから
神経の代わりになるわけ無いんだけどねぇ。
まぁ、秘術なんだから考えたら負け。

518 :マロン名無しさん:2007/04/25(水) 00:01:41 ID:???
血「仙」蟲じゃなかったっけ
実家においてきたから確認できないけど

519 :マロン名無しさん:2007/04/26(木) 00:25:59 ID:???
「ウルトラマンSTORY 0」と「あかてん☆ヒーロー!」をお願いします。

520 :マロン名無しさん:2007/04/26(木) 19:59:58 ID:???
江ノ本瞳の「セシリア・ドアーズ」お願いします

かなりイタイ内容で読む人選ぶと聞いたので気になってます。

521 :マロン名無しさん:2007/04/28(土) 15:49:04 ID:???
無限の住人、乙〜
最初はすごくテンポ良かったのに
加賀編からスローテンポになって読んでないや

522 :マロン名無しさん:2007/04/29(日) 17:55:53 ID:???
「機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91」と
「機動戦士Zガンダム1/2」をお願いします。

523 :無限の住人:2007/04/29(日) 22:10:57 ID:???
無限の住人。不死解明編の前に書き忘れ。

卍が加賀に発った後、無骸流のアジトが襲撃を受けて百淋が攫われてしまう。
作者の本領発揮。厳しい拷問や陵辱を受ける百淋。
儀一によって助けられるも、負傷した百淋は戦えない身体になってしまう。

524 :無限の住人:2007/04/29(日) 22:14:20 ID:???
【不死解明編】
江戸の道場に戻る天津。
道場内は酒宴の跡と無数の死体が放つ腐臭に満ちていた。
毒を盛られたとはいえ、集ったのは各地の道場を任された者ばかり。
その強豪を相手に是程の惨状を引き起こしたのは、たった二人の人間だという。
天津は道場を焼き払い、残った逸刀流の数名に一斉決起までの潜伏を命じる。

逸刀流の一人:儀一。道場強襲の一人であり、既に自分の罪以上の
戦績を挙げていた彼だったが、逸刀流の取締役:吐鉤群から
儀一が戦う理由が無くなったことを告げられる。
代わりに百淋を抜けさせてくれと頼む儀一に、吐はとある条件を出す。

儀一と対峙する卍。儀一は卍に、正式に無骸流に入れと命令する。
今のような非常時の為に、公儀は卍を見逃してきたのだと。
卍は当然のように反発。二人の戦いは儀一の武器が壊れたところで中断される。
最近は子守りも済んでヒマになったと、易々と無骸流入りを受け容れる卍。
だが、二人を追ってきた凛が逸刀流に誘拐されていた。
逸刀流の挑戦状を受け、卍は儀一と二人で指定場所に向かう。
凛を攫った逸刀流の剣士3人。その中には凶もいた。
卍への報復が済まないと潜伏など出来ない、が二人の主張だと凶は言う。
卍は儀一と分担して剣士を撃破。さらに儀一と幕府嫌いの凶が戦うが、
決着が付かないままで中断される。

翌日、卍は凛を待たせて吐の元へ参ずる。
だが吐は卍の不死を確認しただけで、卍にさせる仕事は無いと言い放つ。
そして外には得物を手にした無数の侍が待ち受けており…
「さて客人、これからが本当の持成しだ。」

525 :無限の住人:2007/04/29(日) 22:19:32 ID:???
誤字多いなぁ、↑は間違い。

【不死解明編】
江戸の道場に戻る天津。
道場内は酒宴の跡と無数の死体が放つ腐臭に満ちていた。
毒を盛られたとはいえ、集ったのは各地の道場を任された者ばかり。
その強豪を相手に是程の惨状を引き起こしたのは、たった二人の人間だという。
天津は道場を焼き払い、残った逸刀流の数名に一斉決起までの潜伏を命じる。

無骸流の一人:偽一。道場強襲の一人であり、既に自分の罪以上の
戦績を挙げていた彼だったが、逸刀流の取締役:吐鉤群から
儀一が戦う理由が無くなったことを告げられる。
代わりに百淋を抜けさせてくれと頼む儀一に、吐はとある条件を出す。

偽一と対峙する卍。偽一は卍に、正式に無骸流に入れと命令する。
今のような非常時の為に、公儀は卍を見逃してきたのだと。
卍は当然のように反発。二人の戦いは儀一の武器が壊れたところで中断される。
最近は子守りも済んでヒマになったと、易々と無骸流入りを受け容れる卍。
だが、二人を追ってきた凛が逸刀流に誘拐されていた。
逸刀流の挑戦状を受け、卍は偽一と二人で指定場所に向かう。
凛を攫った逸刀流の剣士3人。その中には凶もいた。
卍への報復が済まないと潜伏など出来ない、が二人の主張だと凶は言う。
卍は偽一と分担して剣士を撃破。さらに偽一と幕府嫌いの凶が戦うが、
決着が付かないままで中断される。

翌日、凛を待たせて吐の元へ参ずる卍。
吐は卍の不死を確認すると、卍にさせる仕事は無いと言い放つ。
そして外には得物を手にした無数の侍が待ち受けており…
「さて客人、これからが本当の持成しだ。」


526 :無限の住人:2007/04/29(日) 22:21:25 ID:???
卍は獄中に繋がれていた。
吐の目的は不死の肉体の研究と、その移植だったのである。
だが、麻酔中でも斬った傍から再生する卍の身体は医者の手に余り、
解剖中に手を取り込まれかかる始末。蘭学医師・綾目歩蘭人は
死罪人を使い、卍との手足の継げ代えによる人体実験を始める。
実験は一応の成果を見せ、最初の被験者は極度に衰弱しつつも、
その身体に優れた再生能力を得ていた。
しかし吐は「不死と再生能力は異なる。」と、心臓を一突きして殺してしまう。
歩蘭人はショックを受けつつも実験を続けるが、次からは失敗続き。
手足を繋げ変えてから数日で、拒絶反応を起こして死んでしまうのだ。
「御主ら医師は、カワウソなどの獣の身体を斬って医学を学ぶのだろう。
 先の無い死罪人、それと同じに思えばよい。」
「人間は…カワウソでは御座いません…」
遂に実験に耐えられなくなった歩蘭人は、吐に投獄されてしまう。

帰ってこない卍を訝しがりつつも、実家である無人の道場に戻る凛。
そこで潜伏先を探していた逸刀流剣士、吉乃瞳阿と八苑狼夷作と遭遇する。
互いの素性を知らない3人だったが、強引に一緒に住むことになった。
翌日から卍の捜索を始める凛。だが瞳阿はやたら問題を起こし、
遂には同心たちと喧嘩を始めてしまう。喧嘩はやがて斬り合いになり…
次から次へと現れる同心たちに、夷作は身を犠牲にして二人を逃がすのであった。
夷作とはぐれた途端、急に弱気になる瞳阿。
尋常でない様子に困惑する凛に、童阿は泣きながら話す。
夷作が捕まって無事で済むわけが無い。何故なら彼は切支丹なのだから。

歩蘭人の後を継いだ医者は皆ヤブばかりで、斬る方もやってられない、と
切断役の首切り浅こと山田浅右衛門や、実験の助手は愚散る。
そして歩蘭人は帰ってきた。だが投獄生活ですっかり性格が変貌しており
カワウソの頭巾を被せた大量の死罪人に、一度での四肢移植手術を始め、
死体の山を築いていくのであった。

527 :無限の住人:2007/04/29(日) 22:25:37 ID:???
城下町には帰ってこない罪人が増えた。卍を捜す凛と瞳阿に
無骸流を辞めさせられた百淋も加わり、同じく無骸流を辞めた偽一を探す。
偽一は浮浪者と共に酒盛りしていた。病弱だった息子が死んだことで
すっかり腑抜けていたのだ。そんな偽一に百淋は突っかかる。
百「テメーなんで私を無骸から抜けさせた!折れた腕もいつか治る!(意訳)」
偽「お前はもう戦うな。もう自分だけの身体ではないのだ。(意訳)」
偽一は百淋の負傷だけでなく、彼女の妊娠も見抜いていたのである。
こんなガキ産むかよ、とやさぐれる百淋を、
子供に罪は無いから自分が育てる、と偽一は宥める。
なんだかんだでラブラブになった二人。
凛は儀一から、卍が江戸城の地下牢にいることを知る。

準備を整えた凛と瞳阿は、秘密の入口から城へと忍び込む。
不死実験による大量の死体や、作者大好きな拷問やら、
逸刀流のロイハー剣士怖畔なんかを乗り越え
二人は死罪人の牢獄へと辿り着くが、そこには実験の果てに
胴から真っ二つになった夷作が残されていた。
夷作の胸で泣き崩れる瞳阿を残し、凛は先へと進む。
途中、見回りから逃げるために洞窟を爆破したり。

不死実験が嫌になった助手たちの手引きにより、
ようやく卍の場所まで辿り着いた凛。
だが凛の洞窟爆破によって地下牢が浸水を始め、
騒ぎを聞きつけた吐や浅右衛門が二人の前に立ち塞がり、
更に瞳阿と、生き返った夷作までもが駆けつけて大混戦となる。
(瞳阿曰く、何時までも温かったんで下半身を繋げたら生き返った)

吐:卍が隠していた必殺麻酔針が眼に刺さって早々にお寝んね
浅右衛門:卍、瞳阿の協力攻撃によって倒される
弁鬼:浅右衛門の弟子。夷作と戦うが師匠が倒されて逃げる。
鵺一号:不死実験で生まれた人間兵器。不死な上に弱点の首をガード。
    4人が協力してなんとかバラバラにする。

528 :無限の住人:2007/04/29(日) 22:31:07 ID:???
強敵を倒したものの浸水が限界に達し、卍の腕が飛ばされてしまう。
腕を捜す中、凛は懐かしの錬蔵と、彼を従える尺良と遭遇する。
彼らも地下牢に捕らわれており、騒ぎに乗じて逃げ出したのだ。
卍の腕は彼らに奪われ、凛は仕方なく卍を抱えて逃げる。
「春までに殺すッ!春までに殺すッ!それまで愛し合ってろお前らァア!!」
崩れ行く地下牢に、尺良の下卑た笑いが響き渡る。

江戸城門では、実験助手の活躍で罪人たちは開放され、
百淋と偽一が先導していた肉親たちと、感動の再会を果たしていた。
そんな光景を遠くから眺めていた天津ら逸刀流。
「見ろ、あの人の波、あの煙を。あの全てが女二人が起こした事だそうだ。
 かつてここまで胸の好く眺めを見た事があるか?」大笑いする天津。

混乱は数日で収まった。一連の騒動で地獄を見ながらも生き延びた歩蘭人は、
不死実験の報告書を締めくくる。
 結果として、自分は一度として、彼らにまともな不死を与えられなかった。
 それは彼らが不死を必要としなかったからではないだろうか。
 卍は不死を必要としたが故に、何者かに不死を与えられたのだ。
 熱病のように実験を続ける中で、いつしか頭の隅に芽生えた疑問
 果たして、自分はこんな身体になりたいか?
 −否、断じて否。 これをもっと早く認めていたら…
報告書を燃やす歩蘭人。
「我々が与えられるのは『不死』にあらず『天命』
 それでいい…それで十分。それが医者だ。」

それから1ヶ月後、死んだ囚人たちの家々を行脚する
若き雲水の姿があった。

【不死解明編 完】

529 :無限の住人:2007/04/29(日) 22:42:56 ID:???
この後は最終章に続きます。

無骸流は解体され、より実践的な者による「六鬼団」
(逆から読んではいけない)が再結成される。
吐に残された時間は切腹までの一ヶ月。
それまでに打倒逸刀流を目指す六鬼団であったが、
吐の後を継いだ新番頭により、逸刀流と無血による江戸払いが決まってしまった。
六鬼団が江戸を越えることは出来ない。どうする吐?
そして隻腕になった卍と一層ベタベタしている凛の運命は?

という感じ。

530 :無限の住人:2007/04/29(日) 22:58:55 ID:???
>>518
誤字多くてスイマセン。

血栓蟲 → 血仙蟲
儀一 → 偽一

です。

531 :マロン名無しさん:2007/04/30(月) 01:05:04 ID:???
乙でした。

532 :マロン名無しさん:2007/04/30(月) 14:53:54 ID:???
むげにん乙です。
初期しか読んでなかったけど、
なんか作者の趣味全開で明後日の方向に突き抜けちゃってるな

533 :マロン名無しさん:2007/05/02(水) 10:11:10 ID:???
ホシュ

534 :マロン名無しさん:2007/05/02(水) 23:29:46 ID:???
巴がゆく!をお願いします!

535 :マロン名無しさん:2007/05/03(木) 00:18:11 ID:???
>>522
「機動戦士Zガンダム1/2」の方は持っているので、そっちだけ投下。

536 :機動戦士Zガンダム1/2:2007/05/03(木) 00:19:13 ID:???
第一話「機動戦士ガンダム1/2VSガンダムMK-II」
宇宙世紀0087。ティターンズによるガンダムMk-IIの開発は難航していた。
模擬戦の相手として用意された初代ガンダムのレプリカ──僅かに残っていたオリジナルの補給パーツと
現行技術の混合で再現されたところから“ハーフ・ガンダム”と呼ばれた──がMk-IIに勝ち続けていたためである。
ハーフGに乗っているのはベテランのパイロット、カン・ウー大尉。彼の連勝で
「Mk-IIが“伝説のガンダム”を降す」というMk-IIの設計者フランクリン・ビダンの目論見は停滞していた。
Mk-IIのテストパイロット、エドガー・エドモンド・スミスも、連敗に落ち込んでいた。
プライベートでは同僚として穏やかに付き合うエドガーとカンだが
婚約者の話や未来への理想を明るく語るエドガーにカンは「あんた、軍隊に向いてねえよ」と呟く。
やがてエドガーは真相を知る。所詮旧型機であるハーフGの性能はMk-IIより大きく劣っていた。
ハーフGの勝利はカンの卓越した操縦技術によるものだったが、それは彼の体に致命的な負担をかけていたのだ。
カンを問い詰めるエドガーに彼は、妻子がコロニー落しで死んだ時の話をする。
彼は戦争そのものを憎み、戦争を介して理想を語るいかなる組織も信用しない。
だが、兵士としての生き方しか知らぬ彼に残された唯一の戦い方は、この模擬戦で勝ち続け
ティターンズの旗印となるだろうMk-IIの開発を遅延させる──それは単身で「刻」を止めようとする戦いであった。
そして訪れた、ティターンズ高官の前での最後の模擬戦。だがそれは、宇宙空間でビームライフルを実装した
実戦さながらの戦闘。ペイント弾ではMk-IIの装甲が評価されぬと言うビダンの暴走である。
バスク・オム大佐がエドガーに、これ以上負けるなら家族の安全を保障しないと暗に脅迫し
エドガーも背水の陣でこの戦いに挑む。なんとか相手を中破にとどめ、殺すまいと考えるエドガーだが
己の信念に従い奮戦するカンを相手に手加減する余裕などない。
激戦の果て、砕けたソーラーパネルの合わせ鏡の中で銃を突きつけあう二機。
そして次の瞬間、吹き飛んだのはハーフGだった。カンは、エドガーに向けて引き金を引けなかったのだ。
同時刻、コロニーで一人の少年──カミーユ・ビダンが、宇宙に輝いた「星」を見上げていた…

537 :機動戦士Zガンダム1/2:2007/05/03(木) 00:20:20 ID:???
第二話「アムロとKiss!」
東南アジア方面のティターンズ基地で、反ティターンズ組織カラバに協力していたアムロ・レイ大尉が捕獲された。
カラバは公式に、人質に関する交渉を拒否し、「彼」を見捨てる態度をとったが
その直後、ティターンズ基地に異様なモビルスーツが飛び込んできた。
盾を兼ねた巨大な「翼」に乗る形で飛行形態をとる、噂の可変モビルスーツ「Zガンダム」とも異なる機体。
それは、ティターンズを去りカラバに身を投じていたエドガーの乗機「ハーフ・ゼータ」だった。
「アムロ」をさらって飛び去るも、翼に多数被弾していたため飛べなくなったハーフZはジャングルに墜落する。
追撃してくる敵の追っ手を、なぜか地球の自然に詳しい「アムロ」の助言を得て退けながら逃走するハーフZ。
氾濫する川を越えて一息ついたところで、「アムロ」は正体を明かす。
エドガーが助けたのは、カラバが敵を混乱させるため放ったアムロの影武者だったのだ。
彼女──その影武者は女性だった──は、エドガーがそれを知らぬはずは無いと察し
命がけで使い捨ての影武者を救出に来た彼の真意を問う。
エドガーはカン・ウー大尉の話をして、自分は彼に譲られた命に恥じない生き方をしなければならない、
どこかでそう思っているのではないかと答えた。だから組織の都合で影武者を切り捨てることを許せなかった、と。
エドガーの進路を予測し、味方輸送機との合流地点直前で待ち伏せていたティターンズと最後の戦いが始まる。
奮戦するものの、最後の一機である敵隊長機を目前に脚部をやられて機動力を落とすハーフZ。
ここで同乗していた「影武者」が、逆転のための計略をエドガーに授けた。
もはや高くは飛べないほどひしゃげた「翼」の推進力で一気に間合いを詰め、敵が武器を振り上げた瞬間
ハーフZはコクピットを開き、上着を脱いでトップレスになった「影武者」を見せ付けたのだ。
追いかけていた「アムロ・レイ」が女だったという事実に混乱して一瞬硬直した敵の隙を突き
エドガーは敵機を降した。
無事に帰還し、それぞれの任務に従って別れるエドガーと「影武者」。
エドガーに「もう行け。…またキスしたくなるからな」と、傍で聞いている人には色んな意味で爆弾発言な台詞を残し
影武者は去るのであった。

538 :機動戦士Zガンダム1/2:2007/05/03(木) 00:21:23 ID:???
第三話「エドガー・エドモンド・スミスの日記」
宇宙世紀0088。エゥーゴの陽動部隊として宇宙で戦っていたエドガーは、戦いの終わりは近いと感じていた。
その日、月面でティターンズの輸送部隊をたたくと言う任務を受けた彼は、ハーフZで戦友たちと出撃する。
だが敵輸送部隊が運んでいたのは、強化人間ウォルナックと彼の乗機「アモン・ドッグ」であった。
乗機に搭載された機械装置を通じて「死者の魂とつながっている」と称するウォルナックは
巨大なモビルアーマーを巧みに操り、エゥーゴの兵士たちを次々と撃墜していく。
他の仲間たちが倒れた中、元々実験機でアンバランスなハーフZだけは機動予測が困難なせいか
撃墜されずに粘るが、戦力の差は圧倒的だ。
無数の死者と語れるとうそぶくウォルナックにどう立ち向かえばいいのか?
その時、エドガーはカン・ウーのことを思い出す。命がけで機体の性能を引き出していた彼のことを。
アモン・ドッグがハーフZを照準に捕らえ、大きく身を乗り出して必殺の一撃を放った瞬間
エドガーは、ハーフZの「翼」を蹴って空中で分離。攻撃をかわした直後に「翼」を蹴り飛ばした。
この攻撃を予測できなかったウォルナックは、蹴りで加速した「翼」の直撃を受けてしまう。
機械が壊れて、死者の声が聞こえなくなり錯乱したウォルナックはもはや手強い敵ではなかった。
懐に入り込んでアモン・ドッグを破壊するハーフZ。だがエドガーはアモン・ドッグの最後の爆発に巻き込まれた。
朦朧となるエドガーの前に、カン・ウーの姿が現れる。彼は誘うようにエドガーに手を伸ばし…
…「しょせんてめえじゃこの程度が限界だ、さっさとあきらめてこっち来ちまいな」と舌を出して爆笑した。
激怒して跳ね起きたエドガーは、自分が気絶していたのに気づく。
なんともカンらしい夢に苦笑しつつ、起き上がったエドガーは
この戦争の間じゅう思い続けていた恋人シシリアの元に帰還すべく、月面を発った。
グリプス戦役集結の数日前の出来事である。

539 :機動戦士Zガンダム1/2:2007/05/03(木) 00:24:00 ID:???
番外「宇宙一の無責任ティターンズ 〜ウモン・サモンの日記〜」
宇宙世紀0087。地球の辺境にあたる小さな町で、ティターンズを名乗っていた傭兵ウモン・サモンは
エゥーゴ側の傭兵に追われていた、赤ん坊を連れた少女を保護する。
とっさに「戦闘でガスタンクが壊れて毒ガスが漏れた」と空騒ぎして敵を撤退させることができたが
ウモンたちの部隊は、少女を含めた民間人数十人とともに、エゥーゴの包囲する町に閉じ込められてしまう。
作家になるのが夢で、年の離れた弟とともに父親を探しながら童話を書いているという少女に
すっかり惚れこんだウモンは、民間人を無事脱出させるための計画を練り始める。
敵が毒ガスの嘘を信じ込んでいると知ったウモンが立てたのは、偽の毒ガスタンクをちらつかせながら
ゆっくりと港に移動する作戦であった。
敵もうかつに撃つことはできず、こう着状態のまま民間人の避難は完了するかに見えたが
ウモンはうっかりタンクをクレーンに引っ掛けてしまい、毒ガスがハッタリだと露見してしまう。
だまされたと知って激怒する敵の前に立ちはだかり、単身少女を守ろうとするウモン。
だが敵は多く、やられそうになったところへ、突然「Zっぽい」ガンダムが飛び込んでエゥーゴ側を蹴散らした。
実は飛び込んできたガンダムが本物のエゥーゴ。今まで戦っていたのは騙りの略奪者であった。
偽エゥーゴは倒され、民間人の避難は無事完了する。助かった少女は別れ際にある秘密を明かした。
10代前半に見えた彼女は実は22歳。赤ん坊は弟ではなく実の息子で
探しているのも父ではなく、戦争に行ってしまった赤ん坊の父親、彼女の恋人だったのである。
あまりな展開に愕然とするウモンだったが「童話を書きたいってのは本気なんだろう?」と
彼女の夢を応援して、ウモンは少女──シシリア・マディンと別れたのであった。

540 :機動戦士Zガンダム1/2:2007/05/03(木) 00:25:57 ID:???
Zガンダム映画版公開に合わせて刊行された「Zガンダムエース」に全三話で発表された作品。
1話には本編のキャラクターが多数出演し、Zガンダム前史としての色彩を強く出しているが
3話の最後から単行本の書き下ろし資料にかけて
「本作は作家シシリア・マディンの遺品から発見された『E・E・スミスの日記』に基づく物語であり
 本作が真実なのか、それとも作家によるフィクションなのか、評価が真っ二つ(つまり『ハーフ』)に別れる」
と、オフィシャルに対する距離を置いた姿勢を示している。
ちなみに本編中ではエドガーの恋人に関する描写は少なく、単行本書下ろしの「ウモン・サモンの日記」を読むと
本編で恋人の写真を見せられた人がなぜか驚くというエピソードの理由が分かるようになっている。
ちなみに、番外編の主役が「クロスボーン・ガンダム」のウモン爺さんの若いころなのは言うまでもないが
シシリア・マディンが「クロスボーン」の登場人物、ハリソン・マディン大尉の祖母ではないかとの指摘があり
ハリソン大尉がロ○コンなのも祖父譲りなのではないかとファンの間では考えられている。

541 :マロン名無しさん:2007/05/03(木) 00:58:10 ID:???
乙です。

542 :巴がゆく! 概要と要約:2007/05/03(木) 03:53:45 ID:???
>>534
巴がゆく! 作者 田村由美

要約
前半は超金持ちの隠し子の命を狙う正妻と傭兵部隊を相手に、巴って名前の不良女子高生がアクションする漫画。
後半では表向きは大和撫子、裏ではテロの超金持ちのお嬢様と戦う漫画。
最後は隠し子と巴がくっついてハッピーハッピー。

543 :巴がゆく!1:2007/05/03(木) 03:55:32 ID:???
ローラースケートで暴走行為をする不良娘の巴は、友人が事故死したショックから立ち直れず不良を辞めた。
今は上総という男に誘われて緑の船という名のスタントマン養成所に通っている。
しかし緑の船はスタントマン養成所とは名ばかりで、実はテロリスト養成所だった。
潜入捜査していた女刑事が殺されたのをきっかけに巴は立ち直り、
遺言を果たすためにローラースケートをはいて脱走する。

女刑事は東条伊織と言う人物に危険を告げるように言い残していた。
伊織は超金持ちの東条グループ総帥の隠し子だ。
今までは放置されていたが、棺桶に片足つっこんだ総帥が彼を引き取り後継者に指名すると言い出した。
そのため怒り狂った正妻とその一派が東条伊織を亡き者にしようと緑の船を使って暗躍しはじめていた。

追っ手に狙われながらも伊織を探し出した巴は女刑事が死んだことを告げるが、
伊織はひょうひょうとして戦う気がない。憤慨する巴だったが追っ手がかかる。
実は超強かった伊織は敵を追い返し、ついでに東条家に乗り込む決意をした。
巴もまた伊織の身を守るためにメイドとして東条家に潜り込む。

544 :巴がゆく!2:2007/05/03(木) 03:57:23 ID:???
伊織と共に巴も命を狙われるが、二人は次々に危険を退ける。
その途中で巴は伊織そっくりの義仲と言う男に出会う。
伊織の身代わりを買って出た義仲と共に巴は戦うが、実は義仲の正体はヅラをかぶった伊織だった。
後継者の発表も終わり、伊織は名実ともに東条グループの総帥となる。
正妻は最後のあがきで伊織を暗殺しようとするが、これも失敗。
巴や仲間の暴走族の活躍で緑の船は崩壊し、上総も行方不明になった。
巴は元ヤクザの実家に戻り、伊織は東条を率いて仕事に励む。

そんな中、巴が狙われる。きな臭い匂いを感じた巴は伊織の元へと舞い戻る。
伊織には婚約話が湧いていた。相手は京都の超金持ち爺の孫娘月子だ。
しかし巴ラブな伊織はその気がない。伊織が振り向かないことにムカつく月子は巴に殺意を募らせる。
京都の金持ち爺は東条との合併を狙っていた。煽るかのように東条の関連会社では不祥事が次々起こる。
爺が怪しいとにらんだ巴は一人で京都へ乗り込んだ。
が、上総に捕まってしまう。しかし巴ラブな上総は結局あんまりひどいことは出来なかった。

545 :巴がゆく!3:2007/05/03(木) 03:59:01 ID:???
逃げ出した巴は地下に作られた金閣寺で陰謀の全貌を記したデータを手に入れる。
今までの陰謀を仕組んでいたのは爺ではなく月子だった。
罪のない一般市民や社員が多数犠牲になった事態に怒ってた伊織は、
皆が集まった場で陰謀を暴露し月子を糾弾する。
そこへ爆発騒ぎが起こる。何かもう全部嫌になっちゃった上総が爆弾を仕掛けちゃったのだ。

伊織ラブだけど上総も昔ラブだった巴はやけっぱちの上総を見捨てられず、上総と共に行く。
死ぬ気だった上総は巴を死なせるわけにいかないと奮闘し、一人で暗殺者達をぶち殺す。
何とか逃げ出した二人は変人医者の家に転がり込んだ。
傷を癒す二人だが、妙に優しい巴に上総は苛つく。

546 :巴がゆく!4:2007/05/03(木) 04:01:06 ID:???
その頃フラれた伊織は必死こいて巴の行方を追っていた。
やっと診療所を見つけたが、追っ手も二人の居場所を突き止めていて診療所が襲われていた。
鞘当てしてた二人はやむなく共闘して敵を退ける。
思う存分戦ったらすっきりした上総は死ぬ気がなくなって海外で傭兵家業に戻った。
巴は家に帰って女子高生に戻り、伊織は会長業に戻る。
が、また巴が狙われる。巴は伊織に危険が迫ってると知り、伊織の元に戻る。
暗殺者を蹴飛ばした巴は伊織と車に乗り、二人で⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン。

547 :マロン名無しさん:2007/05/03(木) 17:02:55 ID:???
>>520セシリア・ドアーズあらすじかける。でも、そんなにイタイはなしじゃないですよ。
   それでもかいたほうがいい?



548 :マロン名無しさん:2007/05/03(木) 19:16:22 ID:???
「鋼の錬金術師」をお願いします。

確か大総統に襲われたランファン?が、わざと腕を切り落として逃げたところまで知っています。
なのでその辺りから、出来るだけ詳しくお願いします。

549 :マロン名無しさん:2007/05/03(木) 19:57:12 ID:???
>>548
おk。
エルリック兄弟逃走中のところだな

550 :マロン名無しさん:2007/05/03(木) 22:40:00 ID:???
>>542
サンクス!
ラストワラタw
実は上総と巴は両思いだったということなのかな?

551 :マロン名無しさん:2007/05/04(金) 00:40:17 ID:???
誰か、「ブラックラグーン」を詳しく教えてくださるかしら?

552 :マロン名無しさん:2007/05/04(金) 05:05:20 ID:7/sxd3y5
「うえきの法則」をお願いします。

553 :マロン名無しさん:2007/05/04(金) 05:45:14 ID:???
伊藤静「福助」を教えてください

554 :鋼の錬金術師:2007/05/04(金) 23:09:11 ID:???
鋼の錬金術師13巻途中辺り。

ちょっとおさらい程度に手前から。

旅の途中で東の国シンの皇子リン・ヤオと知り合ったエルリック兄弟。
シンは50もの民族がいて、各民族から1人ずつ皇帝に嫁ぎ、子を設けるため
皇子皇女合わせて40人以上いる。
リンはシンの現皇帝に目をかけてもらい、ヤオ族の地位を引き上げるために、
不老不死の法を求めてアメストリス国にやってきたらしい。
アメストリス国の軍の暗部には人造人間(ホムンクルス)が入り込んでいる。
失った身体を取り戻したいエルリック兄弟は、本来存在しないはずの人造人間を
調べれば、その手掛かりが得られるのではないかと考え、利害の近いリン達と
共同戦線を張ることに。

人造人間達はなぜかエルリック兄弟に今死なれたら困るらしい。ってことで
国家錬金術師連続殺人犯の"スカー"をおびき寄せ、わざとピンチに陥ることで
人造人間をおびき寄せようという計画。

果たして目論み通り人造人間は出てきたのだが、大総統ブラッドレイと一緒。
大総統の一撃で左腕に深手を負ったリンの部下ランファン(女の子のほう)は
その腕を自ら切り落として囮に使って大総統を捲く。
マスタング大佐らの協力もあり、人造人間の1人グラトニーの生け捕りに成功。
しかし、リンと同じ理由で入国したシンの皇女メイ・チャンの乱入でスカーには
逃げられてしまう。
その最中、メイとはぐれたミニパンダ「シャオメイ」をアルフォンスが保護する。

555 :鋼の錬金術師:2007/05/04(金) 23:11:55 ID:???
脅されて人造人間に協力させられているマルコーは、少しずつ彼らの目的を
察するようになっていたが、どうやら検討はちょっと外れているらしい。
次に血を見るのは北。それは当たっているとエンヴィーは言う。

隠れ家に集まったエルリック兄弟・リン・大佐他。
ランファンは大佐の知己の医者に世話になることに。
大総統が人造人間だと言うリンの話に半信半疑な反応の面々。
大総統は今まで遭ってきた人造人間に比べると人間らしすぎるのだ。

ここまでは協力してきた彼らだったが、グラトニーの処遇をめぐって皆が
自分勝手なことを言い、もめてしまう。
もめてる内に捕らえられていたグラトニーは、大佐の名を聞き、ラストを殺された
恨みで豹変。縛っていたワイヤーを引きちぎり、腹まで口になって、隠れ家を
一瞬で吹っ飛ばした。
こうなっては仕方ないと始末しようとするが、なんでもかんでも飲み込んでしまう
グラトニーには打つ手なし。手負いの大佐は邪魔になるので退却させ、
リンとエルリック兄弟でどうにかしようとするも、どうにもできない。
そこにブラッドレイからグラトニーを助けるよう言われたエンヴィーが現れる。

混沌とした戦いの最中、グラトニーに飲まれそうになったリン、助けようとした
エドワード。鋼の錬金術師を飲まれてはまずいと咄嗟に手を出したエンヴィー、
三人ともグラトニーが飲んでしまう。
そしてグラトニーの腹の口は閉じてしまった。絶叫するアルフォンス。

556 :鋼の錬金術師:2007/05/04(金) 23:15:08 ID:???
中央司令部に戻った大佐は、敵と味方を見分けて味方を増やそうと、気さくな
レイブン将軍にカマをかけてみるが、軍の上層部は全員人造人間側で真っ黒黒。
ブラッドレイは立場を分かれ、と言う。
辞令が交付され、大佐の部下はそれぞれ別の司令部に異動、ホークアイ中尉は
大総統付き補佐官に任命される。体のいい人質だ。

グラトニーに飲まれたエドは文字通り「血の海」で目を覚ました。
どうやら今までグラトニーに飲まれたものは全てここに行き着いているらしい。
血でドロドロの地面しかなく、四方にも上にも果てはなかった。
錬金術で地面に穴を開けてみるが、やはり果てはないようだった。
仕方なく別の脱出方法を探し歩くが、思った以上に血の地面は体力を奪い
くたばりかけるリンにエドは気合を入れる。
エンヴィーに遭遇したエド達。エンヴィーによると、グラトニーの腹の中は
人造人間が"お父様"と呼ぶ存在が作った擬似的な「真理の扉」であるらしい。
確かに過去エドが禁忌を犯して訪れた真理の扉に近いものを、グラトニーの腹の
目は感じさせるが、中は全く違う。あくまで擬似的なもので失敗作なのだ。
出口などなく、ここで死ぬのを待つだけ。

ヤケになったエンヴィーは、イシュヴァール内乱の原因を自身が作ったことをばらし、
化け物である巨大な本当の姿を晒し暴れる。
今のエンヴィーの姿は恐竜のようでいて、あらゆるところから人間の顔が飛び出て
涙を流し、あらゆる言葉を発していた。
「殺して」「助けて」「お願い」「遊ぼうよ」「お母さん」「お兄ちゃん」
リンは割り切れと言うが、その言葉にかつてキメラにされた少女・ニーナを思い出し
エドは無防備になって攻撃を受けてしまう。
虚ろになって飲まれそうになる意識の中、つい先日見たクセルクセス遺跡の
欠けた部分が目に入る。
エドはエンヴィーを蹴りつけ、ここから出られるかもしれないから協力しろと叫んだ。

557 :鋼の錬金術師:2007/05/04(金) 23:16:53 ID:???
エドを飲まれたショックで一晩中座り込んでいたアルは、飲み込まれた
質量はどこに消えたのかというエドの言葉を思い出し、なにかからくりが
あるのではと考える。グラトニーの言う"お父様"に手掛かりを求めようと、
自分を"お父様"の元へ連れて行くようグラトニーを丸め込んだ。

シャオメイがいないことに気付いたメイは、スカーの協力を得て訪ね歩き
鎧(アル)が連れて行ったという目撃談を聞き、グラトニーと共に
地下に降りようとするアルフォンスを見つけ尾行する。
地下からは不思議な音が聞こえ、足元を沢山のものが這いずりまわる感覚に
メイは恐怖する。地下通路はキメラだらけだった。
さらにその下に数知れないほどの人間の気配を感じるのだ。

エンヴィーと共に最奥に辿り着いたアルフォンスは"お父様"と対面する。
彼はエルリック兄弟の父親にそっくりだった。

ブラッドレイの話によると、幼少の頃彼は普通の人間で、大総統候補として
集められた子供達の1人に過ぎなかったらしい。
あらゆる訓練を受け、帝王学を学び、充実した年齢に達した頃、彼らは拘束され
身体に賢者の石を注入された。
賢者の石とは多数の魂が含まれた高エネルギー体で、体内の血液に入れられると、
賢者の石は身体を乗っ取ろうとし、身体は拒絶反応を起こす。
多くの場合は耐え切れず死んでしまうが、それに打ち勝ったのがブラッドレイだった。
左目は腐り落ちてしまったが、高い能力を手に入れた。

人間として生きることはもうできないのか、と問う大佐。
自分も人造人間としてのプライドがあると言うブラッドレイ。
説得は出来そうになかった。

558 :鋼の錬金術師:2007/05/04(金) 23:19:16 ID:???
クセルクセス遺跡は、生身の人間から同じ人間を造るという不思議な練成陣だった。
エドは以前、死んだ人間を蘇らせようとして失敗した。死んだ人間の人体練成は
不可能だが、今生きてる人間を材料に全く同じように造ることは無理がない。
遺跡の一部がここにあるのは、証拠消しだろうとエドは言う。
クセルクセスは高い文明を持ちながら、一夜にして滅びた。
この練成陣を使って、クセルクセス人全てを巻き込み、賢者の石という付加価値を
つけて自分を作り直した人間がかつていたのだ。
それが彼ら人造人間が"お父様"と呼ぶ存在かもしれない。
エンヴィーも多くのクセルクセス人で出来ているのだ。
彼らはアメストリスでクセルクセス滅亡の再現をしようとしているのではないか…?

ここは「擬似・真理の扉」。もう一度人体練成をして本当の真理の扉を通ることが
できれば、元の世界に戻れるかもしれない。
真理の扉を開くには通行料がいる。エンヴィーは賢者の石を差し出した。
これはクセルクセス人達の魂。躊躇うエドの心中をエンヴィーは言い当てる。
彼らには戻る肉体もないのだから理屈で人間を定義しろ。
同じように魂だけの存在に見えるアルフォンスは、戻る肉体があるのだ。

失敗すればリバウンドで術者(エド)は、死んでしまうだろう。
もしものときをリンに託そうとするが、自分で伝えろと発破をかけられる。
果たして真理の扉は開かれ、そこに痩せたアルフォンスの身体があった。
前に自分の精神と混線してるという仮説を立てたが、それは正しかったのだ。
エドはアルフォンスではない。結局アルの身体を回収することはできなかったが、
真理の扉を通ることで、擬似の扉から飛び出すことができた三人。

559 :鋼の錬金術師:2007/05/04(金) 23:21:07 ID:???
兄弟の対面もつかの間、"お父様"を見たエドは父親と勘違いするが
どうやら別人らしい。"お父様"はホーエンハイムのことを知っているようだが
ここ数十年のことは全く知らない様子。エドは彼の正体を問うが
マイペースな彼は聞く耳を持たない。エドの骨折や、アルの腕の修復を
親切にしてしまう"お父様"は、錬金術の法則を悉く無視して不可能を実現していた。
リンは"お父様"の異常な中身を感じ震撼する。
リンに対して"お父様"は自分に不要な人間はいらないと虫を見るような態度。
アルに人造人間の親玉だと聞いたエドは考えを翻す。
攻撃を仕掛けるエドだが、全くモーションもなく錬金術を使う相手に苦戦。
その上"お父様"は一度脚をdとしただけで周辺の錬金術発動を封じてしまった。
エルリック兄弟は錬金術が発動しないことに気付き、エンヴィーに押さえ込まれる。
「お前達は錬金術を分かってない」とエンヴィーは嘲笑う。

リンを見て、"お父様"はグリードの受け皿にしようと考える。
ブラッドレイと同じように、上手く行けば人間ペースで人造人間を作れる。
エドは死に物狂いで助けようとするが、リンは全く逆に強い力を得られるのならと
受け入れようとする。自分は賢者の石にも負けない。
手ぶらで帰ったら、尽くして腕を失ったランファンに合わせる顔がないじゃないか。

リンは死ななかったが、人造人間としてのリンはグリードの人格になっていた。
しかしデビルズネストのグリードとも違うらしい。

560 :鋼の錬金術師:2007/05/04(金) 23:22:28 ID:???
そこにアルを追っていたメイとスカーが乱入してくる。
メイは"お父様"を「人だけど人じゃない」と言う。
悉く人造人間の邪魔になっていたスカーを始末しようとする彼らだが、
今は使えないはずの錬金術が彼らには全く問題なく使えていた。
それを見て試してみるが、エドもアルは全く使えず。
エドはスカーに、先のイシュバール内乱の原因が人造人間にあるとばらし、
この状況の打開を図る。スカーは暴れ回り、"お父様"に人体分解を発動させるが
術は発動してるのに傷ひとつ付かず、また力の循環もなく反撃されてしまう。
なぜメイとスカーが錬金術を使えているのか不思議がる"お父様"。

グラトニーの一撃で動けなくなったメイをアルは助けるが、自分が錬金術を
使えない今キメラだらけの通路を通って逃げることもできない。
スカーに彼女を託そうとするも、彼も傷を追っており、自分だけで手一杯な
上、今逃げるわけにはいかないと言う。スカーは人造人間の前から姿を消す。

エドはグリードを元のリンに戻そうと躍起になっていた。
殴るエドに身体を硬化させるグリード。しかしランファンの名を口にしたとき、
身体は硬化しなかった。
エドもアルも人造人間に捕まってしまう。
去っていくグリードを見て、エドはまだリンの人格は生きてると思う。

上の中央司令部でブラッドレイと会ったエドは国家錬金術師を辞めると言うが
暗にウィンリィのことをチラつかされ、黙らざるを得なくなる。
アルは監視下に置かれる代わりに今までどおり旅をさせてくれと言い、許可を
もらう。大佐も野望のために辞めないとのこと。
大総統付きにされてしまった中尉だが、彼女も腹を決めていた。
真実を聞き、ショックを受けるアームストロング少佐も、今度は逃げたくないのだと
言う。

561 :マロン名無しさん:2007/05/04(金) 23:48:44 ID:???
>>550
漫画が開始した時点では両思いでした。
巴は友人が死んだショックを引きずってる時に上総が現れたので依存していた。
が、巴は結局守られる女ではなく、上総は平気で人を殺すような男で
自分もコマとして目をつけられたと知って決別する。
上総は巴にずっと惚れてたけど自覚がないまま巴を追い続けてます。

562 :マロン名無しさん:2007/05/05(土) 01:10:07 ID:???
「夢幻紳士 冒険活劇編」を、ちょっと詳しめにお願いします。

563 :マロン名無しさん:2007/05/05(土) 04:15:58 ID:???
>>562
結構大変だが何とかやってみる

564 :562:2007/05/05(土) 04:53:24 ID:???
やったー

>>563
どうぞよろしくおねがいします。

565 :「夢幻紳士 冒険活劇編」1:2007/05/05(土) 17:45:33 ID:???
舞台は昭和初期、第二次世界大戦直前の東京が中心

登場人物
夢幻魔実也…ご都合主義の超能力を持った計画性皆無の少年探偵。
         子供の頃の女装写真で父・狂四郎に脅されたりしてた
         割に女装を多様。叔母・猫の若い頃の服がピッタリ。
福音 温子…元浅草の踊り子というかストリッパー。魔実也ラブ。
        何かと服を脱ぐ仕事についてる事が多い。
        また、意味もなく服を脱ぐ事多し。凄まじい料理下手。
夢幻 雪絵…魔実也の母。温厚な人柄で勝負事にめっぽう強い。
        夫・狂四郎ラブ
夢幻狂四郎…魔実也の父。世界征服の野望を内に秘め、年中悪事に
         手を染めている。女好きだが、何だかんだ言って
         雪絵には頭が上がらない。
         当初は体格が良かったが話が進むに連れて、等身が
         低くなり体格も丸っこくなっていく。
夢幻 猫 …魔実也の叔母(狂四郎の妹)、通称猫婦人。若い頃から
        金持ちの男と結婚しては死別したり行方不明になったり
        (実際は猫が手を下してるのだが)未亡人になり、
        遺産を相続しまくっている。
        金儲けの為に悪事にも手に染める。
        部下は全員若い女の子(別名おニャン子軍団)。
アルカード…夢幻家の召使。怒ると怪物みたいになるという設定が
        あった。夢幻家に使える事になったのは、第一次世界
        大戦のヨーロッパ戦線で狂四郎に助けられた為。
        トランシルバニア出身。

566 :「夢幻紳士 冒険活劇編」2:2007/05/05(土) 17:46:21 ID:???
江戸川警部…警視庁猟奇課勤務の警部。よく変な事件に巻き込まれたり、
          魔実也に振り回されたり。
老(ラオ)博士…中華料理店を営むかたわら悪事を行う博士。
         脱獄回数世界一。何の博士かは不明。
         よく魔実也に酷い目に合わされたり、捕まったり
         するので、復讐を目論むがいつも失敗する。
         作者は大泉滉に演じて欲しいらしい。
甲保(コホ) …老博士の手下の中でどじょうヒゲがついてる奴。
         作者はサンダー杉山に演じて欲しいらしい。
怪盗紅オコゼ…帝都を騒がす謎の怪盗。かなり間抜け。
据然和尚  …狂四郎の悪友。生臭坊主。姉は産婆。
加藤大佐(中尉)…狂四郎の恋敵。夢幻家の人々に酷い目に合わされ
           続けてる。雪絵・狂四郎と出会った頃は中尉。
           のちに大佐に出世。


567 :「夢幻紳士 冒険活劇編」3:2007/05/05(土) 17:47:59 ID:???
本編中、思い出話として狂四郎と雪絵の過去が語られて
いるだけど、本編と混ぜるとゴチャゴチャするので別記。


夢幻魔実也は帝都に事務所を構える少年探偵。老博士の脳味噌競売や
透視能力による軍の機密漏れ等といった猟奇的・不可思議な事件を
解決している。
ある夜、ワニの仮面を被った男に追いかけられた少女・福音温子が
魔実也の事務所に助けを求めにやってきた。アルカードが手荒に
ワニ男を倒した為、事務所の壁大破。ごたごたしてる間に温子は
姿を隠すが、温子がわざと落としたマッチ箱を元に、魔実也は
温子を見つけ出す。魔実也の腕を認めた温子は魔実也を雇う事にし、
事情を話し始めた。それによると、浅草でストリップをしていた
温子に「死後花嫁になってくれ」と言ってきた老人がいた。
どんな贅沢をさせるという条件に温子は申し出を承諾したが、
老人の姿を見かけなくなった頃から不審な人物達が身の回りに
現れだし怖くなったという。
その老人は四方産業の創始者・四方天照(あまてる)で、自分の死後
自らをミイラ化し私有地内に作ったピラミッドに葬らせ、温子を
死後の花嫁として同じくミイラとするよう部下に指示してあったのだ。
ふとした隙に温子は四方の部下達にさらわれてしまうが、魔実也は
たまたま通りかかった江戸川警部と共に後を追い、ピラミッドに潜入。
ダイナマイトでピラミッドを破壊しつつ、温子を救出する。
その後、温子は事務所の壁の弁償する為に割のいい仕事という名の
老博士の悪事に巻き込まれたりして、魔実也になりゆきで助けて
もらったりなんだりするように。


568 :「夢幻紳士 冒険活劇編」4:2007/05/05(土) 17:48:51 ID:???
一方、老博士は魔実也抹殺の為に上海から「百発百中の竜」という
殺し屋を呼び寄せる。依頼を受けた竜はまず魔実也の事務所を
訪れたが、そこでたまたま欧州旅行から帰って来ていた雪絵と遭遇。
雪絵にペースを狂わされまくった挙句、どたばたのうちに暗殺失敗。
改めて老博士が決闘の場所を用意、二人は対決。竜優勢であったが、
老博士が雪絵を人質に取っていた事を知り、雪絵にほのかな感情を
抱いていた竜は思わず動揺。結局は利き腕を負傷してしまい、
魔実也の暗殺を諦め、上海へ去る。魔実也の元気な姿を見た雪絵もまた旅行へ。
魔実也はというとアマゾンの奥で内部の空間がねじれている『魂の
井戸』を使って世界征服を企んでいた父・狂四郎の悪事を阻止したり、
温子が持ち込んだり巻き込まれたりしたトラブル等を解決していた。
そんな折、魔実也は狂四郎に自分の幼少時の女装写真で脅され上海へ
行く羽目に。上海で狂四郎に裏切られ老博士に捕まりそうになり、
命からがら川に飛び込み逃亡。気を失ってたところを竜に助けられる。
回復後、各国の機密を盗んで各国へ売りまくり各国情報部に
命を狙われてる狂四郎のトラブルに巻き込まれたりするが、
狂四郎にリベンジかました後、何とか日本に帰国。また各種事件を
解決したりなんだりしてたところ、雪絵が乗っていた飛行船
『ツェッペリンU世号』(ドイツ→NY)が中国で消息を絶つ。
魔実也は雪絵を助けるため中国へ渡り、ツェッペリン号を乗っ取り
アジトに隠していた老博士と彼を裏で操っていたドイツ情報部員
シュミッツを倒し、爆発で崩壊するアジトをツェッペリン号で
乗客共々脱出、NYへ。
NYで、対立する2つのギャングから二重帳簿を盗んで売ろうとして
いた狂四郎と再会。片方のギャングに雪絵を誘拐された為、魔実也は
狂四郎と手を組んでギャングを潰す。


569 :「夢幻紳士 冒険活劇編」5:2007/05/05(土) 17:49:54 ID:???
その後、魔実也は雪絵のNY観光に狂四郎共々付き合わされてから帰国。
ヒットラーのクローンを巡る事件やら軍需品横流し事件を女装して解決。
叔母・猫夫人との対決(悪事阻止)も散々な目に合いつつ、勝利。
サーカス団員と財閥ご令嬢の駆け落ちを助けた際は、雪絵と共に
帰国してた狂四郎に、団員ご一行とご令嬢を満州へ逃がしてもらう。
サーカス団員を助ける為、中野刑務所を爆破した魔実也も
ほとぼりを冷ます為、後から満州へ。
満州で狂四郎と再会した魔実也は、狂四郎の戦友がらみの財宝を
追って老博士、狂四郎と共に、飛行船で何とか国境を越え北極海へ。
実は財宝はなく、狂四郎は戦友を葬りたかっただけだった。事が
済んだ後また飛行船で北極海から脱出しようとしたが、今度は
撃墜されてしまったので、魔実也は狂四郎、老博士、甲保と
共に広野を歩くはめに。途中老博士と甲保とはぐれ、行き倒れ
かけた魔実也と狂四郎だったが、たまたま通りかかった馬賊の
頭目の娘・明鈴(メイリン)に助けられ、何とか満州里まで到着。
明鈴は関東軍に捕らえられた馬賊の頭目である父を助ける為、
手下の一人と満州里まで来たのだが、関東軍の阿片売買の片棒を
担ぐ事を断った父親は既に殺されており、明鈴もまた捕まってしまう。
魔実也と狂四郎は、明鈴の手下から事情(ついでに自分達が
お尋ね者になってる事も)を聞かされ、明鈴救出を依頼される。
魔実也は明鈴のため、狂四郎は報酬金のため、明鈴が護送される
汽車を襲撃。そこには阿片売買で一儲けしようとしていた
猫夫人もいた。猫夫人に「阿片は儲かるわよ」と言われ、狂四郎が
裏切りかけるが、猫夫人も日本軍大佐に裏切られ殺されそうに
なった為、魔実也、狂四郎に協力、明鈴を無事救出する。


570 :「夢幻紳士 冒険活劇編」6:2007/05/05(土) 17:50:45 ID:???
明鈴から馬を借りた魔実也、狂四郎はチチハルへ向かう事に。
道中、ソ連の航空機の墜落に遭遇、乗っていた男を救出し、
草が悪くて羊が死ぬので流れてきていた蒙古人のテントを借り
男の手当てをする。男は関東軍の特殊研究所の元所員で
恐ろしい毒ガス液を発明した為、その威力の恐ろしさに資料を
焼き捨てソ連へ亡命。ソ連でも研究を強要されたので逃げて
きたのだと言う。
羊が死ぬのも研究所の廃液が原因だろうと男は推測。その毒ガス
液の威力に金儲けの匂いを嗅ぎつけた狂四郎は、男が処分しようと
していた毒ガス液を盗んで逃亡。魔実也はその後を追った。
魔実也がチチハルに着くと、関東軍が魔実也の身柄を拘束。何と
狂四郎は関東軍に威力のある毒ガス液と偽って井戸水を売りつけて
いたのだ。関東軍は狂四郎を捕まえる為に魔実也を拘束しようと
したのだが、魔実也は逃亡。ハルピンではドイツ軍情報部に(以下略)、
新京では米国情報部に(以下略)。奉天でようやくソ連情報部に
毒ガス液を売りつけようとしていた狂四郎を追い詰めた魔実也だったが、
そこで二人の顔を見たくて満州へやってきていた雪絵と温子と合流。
ついでに関東軍・独軍情報部・米国情報部もやってきてひっちゃかめっちゃかに。
そのドサクサで毒ガス液が入ったビンが壊れるが、何も起こらない。
羊はただの食べすぎで死んでただけで、毒ガス液は失敗作だったでした。
その後、魔実也、狂四郎、温子、雪絵の4人は大連のヤマト・ホテルへ。
満州で猫夫人経営の料理店『銀猫亭』でアットホームなファミリードラマを
やったりしてたが、雰囲気に耐えられない狂四郎と魔実也は一緒に逃亡、
別れようとしたところで元スリの少女・小桃(しょうとう)に
拳銃を掏られてしまう。小桃は元スリのクセでうっかり掏っただけ
だったが、女性が暴漢に襲われてるところに遭遇。女性を助けようと
銃で脅そうとしたところ、銃に詳しくないので失敗。そこに魔実也が
追いつき、女性と小桃を助ける。女性が日本人だと判ると小桃は
嫌悪感を露わにし逃げ去る。


571 :「夢幻紳士 冒険活劇編」7:2007/05/05(土) 17:51:18 ID:???
女性はキネマ女優の栗島絹代で、映画撮影の為満州に来てたのだが、
廃坑になった炭鉱で撮影をし始めた頃から、何者かに妨害を受ける
ようになったという。魔実也は妙にはぶりが良い小桃の後をつけ、
その廃坑の奥に盗賊団の物と思われる財宝を見つける。小桃は
ここから財宝を持ち出し、換金していたのでスリから足を洗って
いたのだった。二人は盗賊団が来る前に廃坑から出ようとした
ところで盗賊団に見つかってしまう。盗賊団は老博士の一味だった
のだが、老博士が行方不明になった為、新たに狂四郎をリーダーにし、
このアジトを引き払うところだった。魔実也と小桃は縛られて、
出入り口をダイナマイトで塞がれてしまう。縄から抜けた二人が別の
出入り口を探していると、日本軍の軍需品を発見する。
実はこの坑道には日本軍の横流し物資も隠されていたのだ。
横流しをしていた大佐は事実隠蔽の為、廃坑から出てきた狂四郎
一行を攻撃、狂四郎達も応戦。そこを横流し物資を見つけた魔実也と
小桃が物資の中にあった爆弾で爆撃。何だかんだで映画の撮影は
できなくなるが、絹代たちは国策映画より内地でチャンバラ映画を
撮影してた方が気楽だと帰国する。
魔実也はというと結局雪絵、温子の元に戻り満州観光を続け、
阿片がらみの騒動を解決したり、腹痛で苦しむ温子の為に鍼灸医を
探しに行ったり、戦災孤児と思われていた小桃の兄が『涅槃の森』
と呼ばれる謎のジャングルにある寺院にいる事が判ったので、
森に隠されてるとされる財宝を求めてジャングルを彷徨っていた
狂四郎一行とどたばたやりつつ、小桃と兄を引き合わせたりした後、
雪絵、温子、狂四郎と共に日本へと船で帰る。
(狂四郎はここで元老博士の部下を見捨てる)


572 :「夢幻紳士 冒険活劇編」8:2007/05/05(土) 17:52:24 ID:???
船旅途中、対米開戦を目論む片桐元海軍大佐一味が誤って流した
機雷が、乗っていた汽船にひっかり沈没。奇跡的に助かった魔実也と
温子が救命ボートで漂流していると、潜水艦に乗った猫夫人と遭遇。
温子だけ連れ去られてしまう。魔実也は後を追って、片桐元大佐の
アジトに潜入。わざと捕まり牢屋で温子と再開した魔実也は、
アジトを破壊しつつ脱出。
猫夫人は片桐元大佐と組んで金儲けを企んでいたが、魔実也を
見つけた事、片桐元大佐の小者っぷりに飽き飽きしてた事もあって、
あっさり見限り脱出。
魔実也と温子は再び漂流の旅に出たところで、狂四郎、雪絵が乗った
救命ボートと合流する。狂四郎達のボートにはたくさんの食料(と
財宝)も乗っていたのでそっちに移り、4人でしりとりしたり、
将来の妄想をしたり、狂四郎、雪絵の思い出話をしてるうちに、
隅田川まで辿りつく。ここで温子が帰国できた事に喜び、急に
立ち上がった為、ボートが転覆。魔実也と温子は地上げヤクザに
長屋から追い出されてた人達に助けられる。助けられた恩もあり、
行く宛てのない彼らを自宅に連れて行く魔実也。狂四郎と雪絵は
すでに帰宅してアルカードと一緒に大掃除を済ませて、正月用の
餅をつこうとしていたところだった。魔実也、温子も共に餅つきに参加。
そこへ古い行李を整理してたアルカードが巻物のつまった行李を
持ってくる。行李の中身は狂四郎が盗んだ盗品を溜め込んでいた
場所を示した地図だった。それにより、長屋の人々が住んでいた
ところに金品がある事が判ったので、それで長屋を買い戻す事に。
地上げヤクザは金品だけを奪おうとするが、地上げヤクザの
親玉が猫夫人だったので、魔実也の説得で長屋を返し、組は解散。
(手下の女の子達に休暇を出してたのでヤクザを手下にしてただけ)
円満解決したので家に帰ると正月の支度は済んでおり、ちょっと
宝石店襲撃に行って金庫を盗んできた狂四郎、それを追ってきた
江戸川警部ご一行、遊びに来た猫夫人等と一緒に仲良く年越し。


573 :「夢幻紳士 冒険活劇編」9:2007/05/05(土) 17:53:41 ID:???
この辺からコメディ色が強くなり、狂四郎は地下の倉庫から見つけた
大魔神っぽい鎧を着込み始めたのを皮切りに、各種着ぐるみを
着るように。いつの間にか部下達と合流し中華料理店を営みつつ
魔実也に復讐を目論む(そして失敗して酷い目にあったりこき使わ
れる)老博士一味、探偵小説に出てくる典型的怪盗(っぽい)・紅オコゼ
それを追う江戸川警部一行、お金儲けの悪事を企む猫夫人とその手下、
狂四郎の友人で生臭坊主の据然和尚等を交えての、どたばた
コメディとなる。この辺はストーリーは有って無いような物なので省略。
そうこうしてるうちに、狂四郎、雪絵はアルカードを連れて
欧州旅行へ旅立つ事に。残った魔実也は温子とどたばたやっていたが、
狂四郎がドイツにいる第一次世界大戦中の旧友(ヒットラー)に
会いに行ったら、雪絵共々ドイツ軍に捕まってしまったので、
二人を助ける為に温子共々欧州へ旅立つ事に。
皆に見送られて無事出航した二人を乗せた船は、据然和尚が
こっそり貼っておいた魔除け札を剥がしたばっかりに沈没。
魔実也と温子は再び救命ボートで漂流、真珠湾攻撃に居合わせ、その後行方不明となる。
時は流れ昭和三十×年、すっかり年を取った江戸川警部は同じく
年を取った部下と共に、生物学者・堀内教授を帝都を狙う悪党
『ドライ・Z団』の魔の手から守っていた。
が、皆すっかり呆けていたので堀内教授はあっさり誘拐されてしまう。
ドライ・Z団はアジトで堀内教授に人工細胞を操れるよう脅す。
そこに『東京キッド』と名乗る少女が現れ、ドライ・Z団を颯爽とやっつけ、
堀内教授を救い出す。
しかし首領だけは気球で逃亡しようとした為取り逃がしそうになる。
その時、東京キッドにコルト・ポケットを渡す手が。それを使って
気球を打ち抜き無事首領も倒した東京キッドが振り返ると、そこには
成長した魔実也がいた。そう、東京キッドとは魔実也と温子の間に
出来た娘・魔子だったのだ。アメリカから帰ってきた魔実也と温子は
魔子と共に悪党退治に乗り出すのであった。


574 :「夢幻紳士 冒険活劇編」10:2007/05/05(土) 17:54:19 ID:???
狂四郎と雪絵の過去話

時は大正。資産家令嬢だった雪絵に狂四郎は財産目当てで
付き合っていた。加藤中尉という軍人も雪絵にせまっていたが、
雪絵は狂四郎一筋。
そんな折、関東大震災発生、雪絵は親も家も無くし無一文となる。
狂四郎も震災で屋敷を無くし、猫、アルカードと共に船を
アジトにしていたのだが、雪絵はその船を見つけ押し掛ける。
無一文になった雪絵に用はないと切り捨てる狂四郎だったが、
自分が居ない間に猫、アルカードが雪絵とのインディアン・
ポーカーに負け全財産を取られた事を知り、雪絵とポーカー
勝負を申し込む。雪絵は自分が勝ったら、ここに置いてくれと
いい、勝負を受ける。
結果、見事に負けた狂四郎は雪絵をそばに置き、猫、アルカードと
共に強盗やら何やらに明け暮れる。
やがて雪絵は妊娠。狂四郎は子供が嫌いと猫から聞いた雪絵は
身を引くことを決意し、偶然出会った加藤中尉と結婚する事に
する。
この事を猫、アルカードから聞かされた狂四郎は強がってはいたが、
結局、猫から加藤中尉の住所を聞き出し、雪絵と加藤中尉の
婚礼当日、雪絵を取り戻すのだった。
一旦、下町に居を落ち着けた雪絵と狂四郎。もっとも狂四郎は
田舎の別荘と言う名の金沢監獄にいた。
子供が産まれるまでに戻ると雪絵に約束していた狂四郎は、
同じく監獄に居た据然和尚と共に脱獄。途中、加藤中尉に
邪魔されたりしながらも、雪絵の元へ帰還する。
既に雪絵は産気づいていたが、産婆が出払っていて見つからない。
と、据然和尚が「姉が産婆をやってるからそこへ行け」と提案。
狂四郎は雪絵を抱えて和尚の姉の元へ走り、無事魔実也は
産まれたのであった。


575 :「夢幻紳士 冒険活劇編」10:2007/05/05(土) 18:01:00 ID:???
その後、狂四郎が帰ってこなかったりで雪絵を心配させたりも
するが、魔実也も成長、雪絵はカフェに働きに出る。
しかし、失敗の連続で一日半で首に。そこにカフェの常連客・
面田が現れ、雪絵を自分の屋敷の女中として雇う。
実は面田は何度も結婚しては妻を剥製にする二重人格者だったの
だが、新しい妻が猫だったのと、雪絵を心配して来た狂四郎と
据然和尚に退治された挙句、狂四郎一家に屋敷を乗っ取られて
しまったのだった。これが現・夢幻邸で、面田は結局未だに
地下にいるという…。

他に猫主役の若い頃の話も有。
完全にコメディと化した後半を詳しく書くのは無理だった。スマソ。
あと、登場人物に書き損ねたけた明鈴は、夢幻魔実也と共に
同作者が漫画化した帝都物語に出てたりする。

576 :562:2007/05/05(土) 19:25:15 ID:???
一日でこんなにしっかり書いてくれるとは。
ありがとうございました!

577 :マロン名無しさん:2007/05/06(日) 03:30:54 ID:???
木原敏江「摩利と新吾」をお願いします。

578 :マロン名無しさん:2007/05/06(日) 17:53:24 ID:wDBRJxLK
幼馴染の摩利と真吾は全寮制旧制高校に入学。
学園生活を送るうちにお互いを恋愛対象として見ることになるが、
結局2人は結ばれず、後にそれぞれ結婚。
その後戦争で2人とも同時刻に死亡。旧制高校の仲間と共にあの世に旅立つ。
おしまい。

579 :マロン名無しさん:2007/05/06(日) 22:30:56 ID:???
上の天使禁猟区、ところどころうまく変えてあるけど連載中スレからのパクだなあ

580 :マロン名無しさん:2007/05/06(日) 23:39:16 ID:???
うまく変えてあるならいいんじゃね。
改悪してあるならイヤだけど。

581 :マロン名無しさん:2007/05/06(日) 23:56:10 ID:???
うまくってそういう意味じゃねえよwww
いかにも自分が書きましたって顔してんじゃねえよと

582 :マロン名無しさん:2007/05/07(月) 00:37:26 ID:???
だったら残りも全部貼ってくれ。
貼る気も書く気もないなら黙ってくれ。
ぶっちゃけ誰が書いたんでもいい。

583 :マロン名無しさん:2007/05/07(月) 05:51:56 ID:???
アントンシク「ガゴゼ」とむらかわみちお「Ringlet」のストーリーを書いてもらいたいです。
どなたかお願いします。

584 :マロン名無しさん:2007/05/07(月) 06:19:42 ID:???
管理人さんへ

未解決リストに入ってる「好色少年のススメ」って、
成年指定されてるショタアンソロジーなのでは?

585 :マロン名無しさん:2007/05/07(月) 20:37:04 ID:???
>>582
あんまり勝手なこと言うなよ
連載中スレの転載については前に議論になってアウトってことになったんだよ

586 :マロン名無しさん:2007/05/07(月) 20:48:40 ID:???
>>585
そんなもんスレをずっと見てる人しか知らない話じゃないか。
全住人の意見一致でアウトになったなら何でてテンプレに入れない?
アウトになったっつーよりスレが脱線して流れただけじゃないのか。

587 :マロン名無しさん:2007/05/07(月) 21:11:53 ID:???
>>585
議論での転載アウトってスレ内のこと?それとも2chでのこと?

588 :マロン名無しさん:2007/05/07(月) 22:10:05 ID:???
>>587
585じゃないけどスレ内。
書いた人の意思じゃないからって理由

589 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 01:06:14 ID:16XOibc0
そこまで議論されてたわけでもないっぽい

422 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 12:25:27 ID:???
あのね
「○○連載中」っていう遊びスレがこの板たくさんあるよね
これ。http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1146115413/l50
そこって毎回あらすじのまとめが載っていくよね
未解決リストとか途中放置になってる奴の作品の連載中スレがあったら
それをここに転載させてもらうってのどうかな


423 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 12:54:33 ID:???
あすこの一住人の俺としては
あらすじ目当てに住み着いて、「他の名無しレスイラネ」とか文句言う奴もいたので、
あらすじのみもってかれてしまうのは好ましくない。


424 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 19:36:47 ID:???
>>422
一瞬、浜崎あゆみの作詞法スレに迷い混んだのかと思った…



590 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 01:07:32 ID:16XOibc0
425 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 00:14:57 ID:???
>>422
○○連載中ってのは確かに良く出来たあらすじではあるけど
あんまりにも細かすぎるし(毎号の詳細なわけだから)
それにこことは無関係に書かれたものだから、転載はいかんのでは


426 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 11:48:30 ID:???
終了してから転載してもいいですか?と楽屋裏スレに書き込んで
OKしてくれた書き手さんのだけ転載すれば。


427 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/16(火) 14:22:29 ID:???
長すぎるからいい。
更にそれをまとめるってのならまだしも

それなら普通に連載中のスレ読めばいいことだ
過去ログもにくちゃんねるで読めるだろう


591 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 01:11:24 ID:16XOibc0
これまでに連載中スレに関する話題は以上で全部だと思う。

592 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 03:48:31 ID:???
・転載は申し訳ない
・パクりはイクナイ
・仮に本人が許可しても「あらすじ」と呼ぶには長すぎる
・自らそのスレに行けば読むことは出来る

こりゃ議論する余地は無いだろ

593 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 04:48:40 ID:???
>・仮に本人が許可しても「あらすじ」と呼ぶには長すぎる

ここは「あらすじ」を書くスレではないぞ
長いと嫌だと言う意見と同じくらい、長い方がいいという意見は何回も出てるじゃん

594 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 08:18:38 ID:???
「ストーリー」にはあらすじって意味もあるからなあ・・・

595 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 08:56:34 ID:???
>>593
とりあえず連載中のスレ見るべき
1話に1レス(時にはそれ以上)使っているので
長編なんかストーリーだけで100レスや200レスあるわけだ
長い方が良いと言っても程があるだろ

596 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 10:18:07 ID:???
転載はともかく。長いぶんにはどれだけでも長い方が読みごたえがあってイイ

597 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 11:20:45 ID:???
転載がダメならリンクを貼ればいいんじゃないかな
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1166433081/ + レス番号
こんな感じで
ポップアップ機能のある専ブラだったらこれで読めるし

598 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 12:16:40 ID:pWfEME7d
沓澤龍一郎の「オトモダチガーデン」をお願いします。

599 :騎士ガンダム物語 エルガの妖怪:2007/05/08(火) 13:42:26 ID:???
俺、昔に水の精霊編まで書いたと思ったけど気のせいだったのかな。

・土の精霊
 森羅万象の全てを魔物としてしまうエルガに対抗するべく、地水火風の精霊の力を宿す霊器を
捜す旅に出た騎士頑駄無。聖魔導師ダンバの助言に従い、土の精霊の眠るビヒダスに向かう。
しかし、ダンバの向かった土の精霊の霊器はビヒダスの洞窟に存在しなかった。
 一方、ビヒダスの村で休息をとっていた騎士ガンダムは、ダンバと瓜二つの容姿をした少女エリカを、
エルガの手先スゴッグホーンにさらわれてしまう。
 こめかみに穴をあけられ、逆さ吊りにされ鞭の嵐を見舞われるエリカ。ジャイアントウォーム(巨大みみず)の
群を突破した騎士ガンダムは気息奄々のエリカを助け出すも、ダンバの偽物を掴まされたと
怒り狂うズゴッグホーンの召喚する吸血ウォームに襲われる。
電磁スピアは巨大蚯蚓の群から脱出するために使用してこの場にはない。
剣を噛み砕かれた騎士ガンダムは絶体絶命の危機に陥る。

「俺はどうなろうと、彼女だけでも救ってみせる。」
「エルガ様の力で村は愚か世界が滅ぶのだ。小娘一人助けたところでどうにもならんぜ」
「そうあきらめたものでもないわよ。」

 勝ち誇るズゴッグホーンの背後に転移魔法で出現したダンバが金縛りの魔法で相手を拘束する。
同時に、エリカが丹精込めて育てている小さな木の芽までもこの場に転移して登場する。

「大地の……芽。わ、わたし、この芽を育てなくては。ビヒダスは、この芽とともに蘇るんだから」

 力無く伸ばした彼女の指先が芽に触れたとき、芽は輝き、根元から見事な装飾の施された手甲が現れる。
アースガントレット。地の精霊は人のぬくもりを求めてエリカの芽に宿っていたのだ。
騎士ガンダムの腕におさまったガントレットの放つ光に触れたズゴックホーンは土塊となって崩れ、
根城の周囲を取り巻く巨大蚯蚓の群は、大地から出現した土の巨人の咆哮を受けて巨大なモンスターの姿から
解放された。だが、ビヒダスの大地はエルガの放つ霧に覆われたまま太陽の光を閉ざされている。
必ず妖魔帝エルガを倒すとエリカに誓い、騎士ガンダムは旅立った。

なげぇ。

600 :エルガの妖怪:2007/05/08(火) 14:09:52 ID:???
・水の精霊
 精霊の力を宿す霊器を求め、ダンバの魔法で海底王国フォームに到達した騎士頑駄無。
フォームは、「空気の樹」と呼ばれる霊樹の力で海底に人を住まわせる魔法の王国である。
樹から弾ける実が、新鮮な空気を出し続け、神殿を海の浸食から守っているのだ。
 水の精霊を崇めるフォームの王国の住人に、精霊は海中で自在に動ける体と、水圧に耐えられる体を
与えたという。
 訪れた宮殿内で女王自らの出迎えを受けて喜ぶネモだったが、騎士頑駄無は王国の住人の姿が一人も
ないことを訝しがる。その疑問の答えは精霊が待つと言われる場所で明かされる。
 エルガ復活の日に女王はエルガの手先となることを選んでいたのだ。彼女の選択に異議を唱えて
霊器を隠した国民たちは、全てエルガの魔力で魚・イソギンチャク・ヒトデといった物言わぬ海の生物に変えられてしまっていた。
海中で自在に動きまわる女王と、エルガの手先シーグレル(蛸の魔物)に苦戦を強いられる騎士ガンダムたち。
 イルカに変えられた王子アビスが差し出す木の実の力で海中でも呼吸することが出来るようになるが、
あらゆるエネルギーを吸収するシーグレルの前にダンバの魔法もガンダムの電磁スピアも無力化されてしまう。
触手を剣で切り落としたところでたちまち再生してしまう。またしても絶体絶命の危機に陥る騎士ガンダムを前に、
イルカ(アビス王子)が動く。騎士ガンダムの剣の前に
自らの体を捧げる王子。王子の狂態に驚く騎士ガンダム。しかし、王子の行動には意味があった。
 失われた水の精霊の霊器は、王子が体内に隠し持っていたのだ。傷口から大量の血とともに流れ落ちる
貝殻の角笛。霊器をくわえた騎士ガンダムが吹き鳴らす音色にこたえて、海砂のなかから巨大マンタが
出現する。水精霊の尾は騎士ガンダムの持つ電磁スピアに巻き付くと、ガンダムを触手で拘束するシーグレルに
攻撃をくわえた。肉体の水分を水蒸気に変えられたシーグレルは蒸気流爆圧を起こして四散。
 精霊は、重傷を負ったアビス王子と海中生物に変えられた国民を癒して姿を消した。後に、海ユリの姿に
封印した女王を残して。

 騎士ガンダムの戦いは続く。

601 :エルガの妖怪:2007/05/08(火) 14:27:58 ID:???
・風の精霊

 水の精霊の背に乗り、風の精霊の眠る地オニコーン国へ向かう騎士ガンダム一行。
しかし、突然月が欠けたことにより起こる潮流の変化に巻き込まれ、精霊の背から振り落とされて全員遭難。
騎士ガンダムは精霊の力でなんとかオニコーン国の海岸に漂着するも、全員離散。ネモとダンバとボールの
行方はようとしれない。

 オニコーン国の住人は、頭頂部に角を持つ人間たちである。彼らは平和を愛するあまり、妖魔帝エルガの
言いなりとなっていた。住人の一人ダイに案内され、エルガの雷で崩壊したオニコーン族の神殿跡に
向かった騎士ガンダムは、あの晩月が欠けた真相を知る。
 オニコーン族の神殿に使われている魔法石で建造された塔は、月を自在に動かすことが出来るという。
エルガはその力で次の新月の闇夜をつくり、全面戦争をはやめようとしているのだ。
建築現場で過酷な労働にさらされるオニコーン族を見て怒りを募らせる騎士ガンダムだが、ダイの父親ゴースは
「俺達の国のことは俺達がやる」ととりつくしまもない。

「モンスターザク(ゴブリンザク)さま! じっちゃんはもう年で動けねぇ。俺がじっちゃんのかわりに働く。お願いだからぶたねぇで
くれ〜、おねげぇだ〜」
「あひゃ、あひゃひゃひゃ、そうだった! オニコーン族は世界一平和を愛する腰抜け野郎の一族だったよな。
よおし、お前が働け。エルガ様をお迎えする前に、魔法塔を完成させるんだ!」

ジムヘンソンさんですら、ここまでゴブリンザクに媚びないというに、なんという屈辱。

602 :エルガの妖怪:2007/05/08(火) 14:36:51 ID:???
(風の精霊の続き)

「争っても死人が出るだけだ。ここはエルガの命令に従った方が一族のためだ。」

 労働現場から帰ってきたゴースは騎士ガンダムをゴブリンザクに売った。
ダイとゴースのためを思い、騎士ガンダムは素直にゴブリンザク共に連行された。
魔法塔の麓で、ガンダムは同じく連行されたネモとボールに再会する。

「この国の人達、ひどいアルよ〜。誰もエルガと戦おうとしないアル〜っ。」
泣き出すネモに脱力する騎士ガンダムとゴブリンザク。
「誰だって、争いが好きなわけじゃない。だが、オニコーン族は騙されている。エルガの言いなりになっても、殺されるだけだ。」

 かくして、騎士ガンダムの予想はただしく、現れたエルガの黒雲は、魔法塔完成の祝いに、オニコーン族の
生け贄を用意していた。磔にされた生け贄は三人。一人は、騎士ガンダムが知らない若者と、
ゴースが現場でかばった老人、そして、騎士ガンダムをエルガの手先に売ったゴース。

「なぜじゃ! 魔法塔が完成すればオニコーン族に危害は加えないと約束したはずじゃ!」
「魔法塔を完成させるまで……と言ったのよ」
「なんじゃと〜っ!」

エルガの下す雷で、若者は敢えなく命を取られ、老人も無惨に焼け死んだ。

「……騎士ガンダム、この生け贄が済めば、次はお前の番だ………」


603 :エルガの妖怪:2007/05/08(火) 14:52:12 ID:???
(風の精霊の続き)

 このままではまたしても死を待つだけという騎士ガンダムだが、救いの手は背後からやってきた。
騒動に紛れて忍び込んだダイ少年が、ガンダムの剣で戒めをたちきり電磁スピアを手渡す。

「おいらも戦う。エルガなんかにおとうを殺されてたまるか!」

 剣を手にした騎士頑駄無は一騎当千。ゴースを解放するや、手当たり次第にモンスターを斬って捨てる。
エルガの魔力で集合合体(キングスライムみたいなやつね)したモンスタージャイアントゴブリンザクすら
圧倒する。力押しでは騎士ガンダムに勝てないと判断したエルガは、ザクに助言をする。

「魔法塔だ。魔法塔で月を消して闇夜をつくれ。闇の力を吸収すれば、魔物は百倍の能力を持つことができる。」

電磁スピアの放電をうけつつも、ゆっくりと手を伸ばすザク。その前にゴースが立ちはだかる。

「ダイ、みてろ! おとうもエルガと戦う!」

 ゴースは渾身の力で魔法塔の礎石を引き抜き塔を崩壊させた。塔の崩壊に巻き込まれたザクは魔力の
暴走に巻き込まれて爆死した。こうして戦闘は膠着状態。風の精霊を連れて乱入したダンバの前に
形勢不利を悟ったエルガは退き、オニコーン国はエルガの魔の手から解放された。

■ おまけ
 ほしの先生はオチをつけるのが大好きなようで、一巻では各話の終わりでオチつけてます。
女の子に変身したら元のダンバインの姿に戻れなくなったダンバ→小さくなった蚯蚓をみせて「可愛いでしょ〜」と
ネモと騎士ガンダムを追い回すダンバ→酸素が切れそうなネモの目の前で釣り竿にひっかけた空気の樹の実で
ネモを釣ろうとするダンバ→騎士頑駄無一行に合流しようと、俊足を飛ばして一行を追い抜くダイ。

が、頑張った。ここまでが精一杯だ。力尽きた……。

604 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 16:00:07 ID:???
お疲れです。ぜひこの先も頑張れ。

ダンバってダンバインだったのか……。

605 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 16:14:51 ID:???
ダンバはダンバインでエルガはエルガイムだべ

606 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 22:10:32 ID:???
転載は反対
>>597みたいにリンク貼って誘導ならいいんじゃないの

607 :エルガの妖怪:2007/05/08(火) 22:19:39 ID:???
うおー、二巻だけ無ーい! 書けなーい。
記憶だけの不完全版でよろしいでしょうか?


608 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 22:23:49 ID:???
いいんじゃないか

609 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 23:42:14 ID:???
>>554-560
大変遅くなりましたが、本当に詳しくありがとうございました!
なんか凄くドロドロになっていっているんですね……。

ところで>>549
>エルリック兄弟逃走中のところだな
というのは、>>560の後、兄弟は逃走するのでしょうか?


610 :マロン名無しさん:2007/05/08(火) 23:55:55 ID:hkzbHfVP
ストーリーとは少し違うんですが大暮維人の『エアギア』はどの程度のエロ描写がありますか?
パンチラやラブひな程度までなら良いんですががっつりエロがある漫画は苦手なので
簡単に教えてもらえませんか、宜しくお願いします。

611 :マロン名無しさん:2007/05/09(水) 00:17:34 ID:???
>>610
少しどころかぜんぜんちがうわ

【天上天下】大暮維人総合スレ・FIGHT65
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/comic/1177408377/

ここで聞くべし

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