2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

リリカルなのはクロスSSその17

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 22:51:01 ID:h3usQsfB
ここはリリカルなのはのクロスオーバーSSスレです。
ガンダム関係のクロスオーバーは新シャア板に専用スレあるので投下はそちらにお願いします。
オリネタ、エロパロはエロパロ板の専用スレの方でお願いします。
このスレはsage進行です。
荒らし、煽り等はスルーしてください。
次スレは975を踏んだ方、もしくは475kbyteを超えたのを確認した方が立ててください

前スレ
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1189525591/

過去スレ
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1188914457/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1188222989/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187714790/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187176581/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186669558/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186147008/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1185640072/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1184997868/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1184393091/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1183637309/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1182871170/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1182002145/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1180901290/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1179746193/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1177202668/

*雑談はこちらでお願いします
リリカルなのはクロスSS雑談
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187957418/

まとめサイト
ttp://www38.atwiki.jp/nanohass/

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 22:54:21 ID:X0Vm/vKg
>>1

3 :19:2007/09/19(水) 22:55:55 ID:i0MevtG6
乙です!!

4 :魔装機神:2007/09/19(水) 22:56:32 ID:FCTrg9Wt
乙です!

5 :リリカルなのはBsts:2007/09/19(水) 22:58:19 ID:/KFzGt1E
>>1
乙です。
ではBパート投下します。

6 :リリカルなのはBsts:2007/09/19(水) 23:02:27 ID:/KFzGt1E

ハラオウン一家のエイミィ、リンディ、アルフもつい笑顔が零れてしまいそうな彼らのそんな姿をはほほえましく見守っている。
一方、ティアナと話していたフェイトはエリオが二人につられて無茶な食べ方をしないかはらはらしていた。

「なんだか男の子が一気に増えたって感じですねぇ」

「ええ、本当に。クロノとはまた違った性格の子達だからコレはコレで見てて飽きないわ♪」

「役一名はエリオより子供だけどねぇ」



「エリオ。喉に詰まらせないかなぁι」

「確かにあんな食べ方してたら詰まらせますね−−あ、詰まらせた」
「Σエリオー!?」

「あははι」

慌てるフェイトを大変だなと、なのはとティアナは苦笑いを浮かべるしかなかった。
するとそこへ一人のトランスフォーマーがなのはの元に歩み寄ってくる。

「お前が高町なのはか?エイ」

「あ、はい。デプスチャージさん」


にこりと微笑みながらなのはは彼の尋ねに答える。
実はと言うと彼女はデプスチャージの事はフェイトから聞いていたのだ。海鳴市の自分の家に現れたトランスフォーマーの彼の事を。
なのはは今初めて彼に会う事になるのだが、2日とはいえ我が家で暮らしていた事も聞いていた為に会って話がしてみたいと願っていた。

「お前の両親と美由希には私は大変世話になった。ステキなポケットを持った猫型ロボットでもない私をエイ」

「いえ、お父さん達もデプスチャージさんが来てくれてよかったんだと思います。その証拠に私もデプスチャージさんに会えてよかったって思いましたよ♪」

「ははは、そっか。私も会えてよかった。 話でもして居たんだろう。悪かったな、なのはにランスター。」

「あ、いえ。私は気にしていません。」

「ううん、こちらこそ♪」

「じゃあな、い〜と〜まきまき〜♪」

済まなそうにそう呟いて再びテーブルに戻っていくデプスチャージの後ろ姿を見ながらなのはは安堵していた。

−思った通り、優しい人だなぁ。 最初、フェイトちゃんから聞いた時はどんな人だろう?て考えたけど。お父さん達と良い感じに暮らしていたなら絶対良い人だよ。
ランページさんとも話したかったけど……。



7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 23:07:31 ID:RirqHYWs
>>1
   lヽ  ,、,、./    ,-、),-、   , '´ ⌒、ヽ
   <)' ~´ハバ    Y ;' A`) .  l(((!((("メi .    /゙Y /^ヘヘYヘ
   | イノリノハ)) : : : :`ヽ/´ ̄ ̄ 从^ヮ^ メij .刀.、/,ィjミノレハ从リヾ   .,'`》'´⌒`彡
  ノ.人l|゚ -゚ノl| .  : : : : : : : : : : : : : : :、:\/: : : く+ハ(!`Д´ノハ+>/ ,ィ∝ノノ)))))
     /:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ヘ\: : : : : : : ∪: :∪ : : : : ( ( ゝ(l!゚ -゚ノ|l
    l://.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/ , ミ ´.⌒.^ 、: : : : : : ,(_: :_:<(^!!つつ
      /.:.:/.:. l:.:.:.!>ト/{.:.ハ.:.:斗<:l:.:.:.l.:l. ⌒(((从从〉*⌒`7>f^⌒ヾY⌒>
.      l.:.:/.:.:.:.|:l.: レ仟圷ヽl ヽfチ圷 |.:.:l:|    |l゚ヮ ゚ノ|l ! xくけ从ハル=ト<
.      |:/!.:.:.: 从.:.{. V;;リ    V;;リ 'j.:.,' |    ⊂!卯(⊃t/: : : :.リ、∀`*リハヽ
....    j:ハ.:.:..・ト :.ゝ   '    /.:/レ| _ . 〈_|_ヽ.> /: : : : セ二/  ,-' ̄ ̄ ヽ
         '´.r===ミ彡  V 7   彡'.:.∠ =。= ヘ. し'ノ /: : : : /      ( ((ハル ヽ/ ̄ ̄⌒ヽ
       ノ !リノノ))))|ヽ.   ´ , イ! .:./i !!ノリノ))》.  ,': : : : /.       `ゝ^o ^ノ√i (《レノリノハ) )
.       (  |.|゚ ヮ゚,l|ゝ . ト≧≦ュ| リ/ ノi゚リ.゚ ヮ゚从  i: : : : {    、 _☆ミつ介》ヽ :: ヾ #`‐´ノ
..      ∪ ̄ ̄∪ /|, '´⌒"vヽ、_.(つ)Ψ(^つ  {:, -===、アヘヘ `ヘ___ノ: : : <( つ[!;つ
       /ヽ::::::::::::::::/⌒(从从-;*⌒:::::::::::::::: ̄ヽ    {7/^ー^ヘ.ノ八从ハ : : : :∠† _(†ヽ彡
       |:::: ヘ ̄ ̄ {___ ル-_-*リ|(_j ̄ ̄"メ:::::::::|    ∨ifノハヽhリ・ヮ・ノn : : : 又 !从从))))
       |::::{ \   /' ∪⌒∪ \   ./ l::::::::|     ルl| ゚ヮ゚ノル!弁{ ン ̄.〈y.リ(l|゚ -゚ノ|l!
     /ll::::}\ ∨ \  ,VCV  ∠ _∨ |::::/ハ      / ,_厂})){ヒつつ   〈y ⊂^)!†i(^つ
     { }}:::::ン  ̄}__/ ̄`^<_/ /,弖  l ::{{ }    / /_j_j>j       ¥ 《/、,、,、,ヘ¥
     V__/   / /   /:/`\r'〃ニフ   }::V/.    ん'(_ノノ、ノ         .`~じフ~
     {´ /了 ̄|l   /:/      ̄ ̄`ヽ ヽ:/


8 :リリカルなのはBsts:2007/09/19(水) 23:09:51 ID:/KFzGt1E

「此処で良いみたい…… あ、皆いる。」

「お姉ちゃん、なんだか凄い賑やかだね♪」

傍でギンガの右手を握っていたスバルが眼の前で広がる光景に眼をキラキラと輝かせている。
なぜ二人が此処に訪れているか、それは数時間前に。陸士108部隊での挨拶が終わり(ギンガに秘密の動画の真相を話をし、誤解も解けている。)、次の挨拶に向かう為にコンボイが立ち去ろうとした時にはやてからの連絡があったからだ。

コンボイはまだ挨拶廻りが済んでいない為に108部隊の隊長であるゲンヤ・ナカジマはあと少しだけ仕事が残っているとの為にギンガとスバルだけで来る事になった。

ギンガの左手にはコンボイの手紙付きバナナが抱えられている。


「あの、こんばんは」

意を決して声をかけると彼女らの姿に気付いた一同は笑顔で出迎える。
その中から、はやてが嬉しそうにギンガの前に歩み寄る。

「あ、ギンガちゃん。よぉ来たな♪えっとそっちは……」

はやての尋ねにおどおどしていたものの、意を決したスバルは前に出て元気良く微笑む。

「あ、あの! 私、スバル・ナカジマです♪」

「私の妹です。はやてさん。」

「そうかぁ。よろしくな、スバルちゃん♪」

「はい。よろしくお願いします♪」

「じゃあ、適当に座ってや。あ、コンボイさんとゲンヤ三佐もまだなんかな?」

はやてに席を薦められながらギンガは二人がまだ仕事で来られない事を伝える。

「そうかぁ。じゃあ、楽しんでな♪」

「はい。あ」

近くの椅子に座ろうと思った時、ギンガはチータス達の姿を確認する。スバルを席に待たせ、そのまま彼らに歩み寄り、バナナをプレゼントする。

「お、ギンガ。久しぶりじゃんー♪」

「久しブリュッセルー♪」

「あ、はい。久しブリタニヤ♪ 魔導試験、合格おめでとうございます。」

「まぁた、あのゴリラ。バナナだよ〜」
「おう、ありがとうじゃん♪お、手紙入ってるじゃん」

「お二人へのメッセージだそうですよ。」




9 :リリカルなのはBsts:2007/09/19(水) 23:12:48 ID:/KFzGt1E

ギンガの声にへぇと良いながらチータスとラットルはバナナに添えてある二つ折りにされた手紙を広げる。
途端に二人は別々のリアクションを見せる。

『チータスへ、 よくやった。これからも怠らないようにな。』

「へへ、あったり前じゃん♪」

『ラットルへ、 後で職員室来なさい。先生、本気と書いてマジで怒っちゃってんだからな。メタルスでげんこつだ!』

「Σヒイィィ!バナナツイストされる!」


その頃、スバルはテーブルに置かれた皿の料理を数分でチータスとラットルに負けないほど平らげた後。歳の近い、ティアナと言葉を交わしていた。

「ランスターさん。私より歳上なんだぁ」

「一歳違いなだけで何で嬉しそうにすんのよ、あんたは。」

最初、エアラザーよりも強引さを感じ。人懐っこさに呆れていた。

−何なんだかこの娘は。すぐに怒鳴れば泣きそうな顔になる。正直いえばうっとうしい、でも眼を離せない。エアラザーやこの場にいる皆に会うまでの私なら突っぱねたままだったかも。
だからと言ってもこの娘には呆れてしまう。

「ねぇ、ねぇランスターさん」

「あぁ、もう。うっさいι」


1年先に出会うはずだったスバルとティアナの歯車は早く動いた。それはビーストウォーズの戦士達が引き寄せたのか……。



10 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/19(水) 23:13:09 ID:vJIOvG0A
支援だぎっちょん!

11 :リリカルなのはBsts:2007/09/19(水) 23:14:36 ID:/KFzGt1E

皆が様々な出会いを実現する中、一人淋しげにお茶をすすっているライノックスが隅っこの席にいた。


「あれ?皆がフラグ立ってるのに僕……なんだか、はみごのハッチ……」

「Σあわわ、私はライノックスさんの事見てますですから〜ι」

「リイン……良い子なんだな。ありがとう」

「いえ、ライノックスさんも良い人ですよ♪」


こうして此処に、やっとライノックスにフラグが成立されたのだった。

「リイン〜(泣)」

「あはは♪苦しいですΣっずぴざぶれ!ギ、ギブです、これ以上は力入れられたらリイン死んじゃいま−−…………パトラ○シュ……リインは疲れたです(魂がすぅ〜。と」

「Σあぁ、アニメ名場面ベスト1位で飛ぶのは止めなサイ!」




コンボイ「さぁ、今回はここで終わりだ。時間があるから皆に質問タイムだ。皆が好きな日本の歴史人物を言って行こう。
私は聖徳太子だ。」
なのは「私は源義経さんかな♪」

チータス「俺は卑弥呼かな?コンバッハ、私は卑弥呼であーる。」
一同「Σなんか違う!?」

フェイト「私は宮本武蔵かな。」
メガ「ああ、毎日行列が出来てるやつだろ?山田さん元気かなー。」

はやて「Σメガちゃんそれはラーメン屋や!」

コンボイ「よーし、時間切れだ。次ままた語ろう皆♪」


12 :リリカルなのはBsts:2007/09/19(水) 23:15:54 ID:/KFzGt1E
以上Bパートでした。

またしばらくしたら第9話を投下できると思います。

13 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/20(木) 00:17:53 ID:9ZNesyfz
他にやる事がいくらでもあるだろうと思いつつも書き始めると止まらない自分。
リリカルスクリームの三十七話の前半部分だけ出来たんですよね。
2投下分だけっすけど投下してもいいですか?
しかしもうちっと投下のペース落とすべきか…。
気がつくと二時間とか夢中で書いちゃうからな〜。


14 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/20(木) 00:24:39 ID:9ZNesyfz
うん。
やっぱもう遅いし投下のペース速すぎだ
から明日…もとい日付変わってるんで今日の夕方から夜って事で。

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 00:45:27 ID:iymNC68f
楽しみにしてます。

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 02:47:34 ID:PdVfxJAx
GJ!

アニメも番組改編期ですけど
4期目が決まった遊戯王GXはとことん鬱展開ですな(カードゲームアニメとは思えないほどに
数万の精霊を力を取り込み次元世界そのものすら融合させる超融合のカードを完成させた覇王十代
ひとつの次元世界半分虐殺騒動の原因は十代が持ち主であるユベルのせい
時空管理局からすれば十代はものすごい重犯罪者になるな

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 06:05:16 ID:nJrQDSoW
GXはなんか厳密に言うと死んでないみたいだよ
ぶっちゃけあの世界はデュエルモンスターズの世界だから墓地も一つの世界なんですよ
今週の話で超融合に取り込まれたサンダーがデュエルモンスターズの墓地にあたる世界にいたことを考えると
超融合に取り込まれた人々はなんだかんだで復活しそう
死者蘇生が普通に存在する世界だから死に対する価値観が違いすぎるな


18 :マスカレード:2007/09/20(木) 08:51:31 ID:0gjnRgdf
今の私にとって最も弱い考え……
それは「このまま投下せずに逃げてしまう。
正直今回はなのは達の出番無いし、駄文だし……
他の作家さんもいるんだからわざわざ自分が投下しなくてもいいじゃないか。」まぁ、そんなところか……
私はその弱い考えに反逆する!(ぇ


という訳で、投下大丈夫ですかね?

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 09:57:41 ID:pmOCLEyH
おk!バッチコーイ!!

20 :マスカレード:2007/09/20(木) 09:59:57 ID:0gjnRgdf
誰もいなさそうですので投下しますね

ある日の翠屋での事。

「−−じゃあコレ、君達に返すよ」
「ああ、感謝する。」
クロノは、小さめのアタッシェケースを草加に手渡す。
そのアタッシェケースには、銀色のプレートが取り付けられていた。そこに書かれた文字は、『SMART BRAIN』。

「君達管理局には本当に感謝してるよ。父さんが送ってくれた大切なベルトを取り替えしてくれて。」
「いいんだ。気にしないでくれ。それは君達が持っているべきだからね」
感謝の意を表する草加。
こんないい人に感謝されれば、クロノも何となく幸せな気分になる。

「じゃあ俺はこれで失礼させてもらうよ」
「(……これで、俺の持つベルトは2本……。さて、どうするか……)」
草加はクロノに背を向けた途端に、不敵な笑みを浮かべて歩き出した。


Extra ACT.04「デルタの力」


ビストロ ラ サル。

「なんだよ、真理の奴。あれくらいで怒りやがって……」
言いながらサルの扉を開ける巧。
どうやら巧は真理と喧嘩をしてしまったらしい。まぁいつもの事と言えばいつもの事だが。
こうなってしまってはいつも通りに家で食事するのは気まずい。巧は不機嫌な表情のままに、サルの椅子に腰掛けた。

「なんでもいい。冷たい料理を頼む」
「…………。」
「…………?」
しばらく流れる沈黙。店員は黙って巧の顔を見詰めている。
気色悪い奴だな。ただでさえイライラしていた巧は、そう思いながらもう一度店員に呼びかける。
「……おい、聞いてんのか?冷たい料理を頼む」
「聞こえている。そう何度も言うな……」
サルの店員−−まぁ解るだろうが天道だ−−は冷静に巧の目を見る。
「…………。」
「冷たい料理か……いいだろう。少し待っていろ」
天道はそう言い残し、厨房へと入っていった。


数分後。
「できたぞ。マグロの目玉が飛び出す程美味いマグロの野菜添えだ」
巧は、しかめっ面のままでテーブルに皿をおく天道の顔を見る。
これまた珍しい料理を出してくれたな。巧はこんな料理を見た事が無い。
「どうした?食べてみろ」
巧は愛想の無い声で「ああ」と返事を返すと、天道からゆっくりと視線を外し、マグロ料理を食べ始める。

巧はマグロを一口、口に運んだ。
その瞬間、巧の味覚に衝撃が走った。
「美味いか?」
「……あぁ」
巧はボソッと返事を返し、再び黙々と料理を食べ始めた。
いや、黙々とというよりもガツガツと……の方が適している。それくらいの勢いで、巧は天道の作った料理を平らげた。

「おい、アンタ。」
「アンタじゃない。俺様だ」
完食した巧は、自分にとっては至って普通な呼び方で天道を呼び止める。
天道もまた、自分にとっては至って普通な返事を返す。しかも窓の外にサンサンと輝く太陽を指差しながら。

21 :マスカレード:2007/09/20(木) 10:08:22 ID:0gjnRgdf
「おばあちゃんが言っていた……」
そして、天道の口から発せられるおばあちゃん語録。以下、いつも通りの「天の道を往く」男の事故紹介である。
「あーもう、長いんだよ自己紹介が!名前だけ名乗りゃいいだろ」
独特のゆっくり口調で名乗る天道に、巧は尤もらしいツッコミを入れる。

「で、何だ。飯が美味過ぎたから礼でもしたいというのか?」
「そんなんじゃない。やっぱ何でもない。気にすんな」
「そうか。」
巧が他人を褒める事なんて滅多に無い。そんな巧が、珍しく味を褒めようと思ったのだが、やっぱり止めた。
天道は天道で、猫舌の客が喜びそうでかつ、そこらではあまり見ない料理を作ったつもりだ。
以前「料理で感情を操れる」と言っていた男がいたが、その男に料理対決で勝利した天道だ。
言うなれば、巧の感情を、「喜怒哀楽」で表す所の「怒」から「喜」の感情に変えたという事だろう。
まぁそんな天道も、巧からすればただの絡みにくい店員程度の認識しかないが。


同刻、バークローバー。

「本当にあの葦原とかいう人物に木場勇治の抹殺が勤まるんですか?」
カクテルを飲みながら、嫌味な口調で喋り出す琢磨。
「貴方は彼が信用できないの?」
「当たり前でしょう。あんな入ったばかりの新人に……ッ!」
バーテンダーの冴子に向かって冷静に喋っていた琢磨だが、突然言葉がつまる。
琢磨の目の前に立っているのは、琢磨が最も恐れる男……北崎だ。
「……き……北崎さん……」
「どうしたの、琢磨くん?話を続けてよ」
「い、いえ……あ、あんな新人に、私達でもてこずった木場勇治をた、倒せるんでしょうか?」
「ふぅん?」
ニヤニヤと琢磨を見詰める北崎。その笑みに、琢磨も何故か緊張し、声が震えてしまうのを感じた。
「でも琢磨くんさぁ……大口叩いた癖にベルトを取り返せなかったらしいね?」
「そ、それは……あ、あれはその……た、たたたまたま、邪魔が入っただけです……!」
「へぇ?そうなんだ?」
自分の頬を拳でグリグリする北崎に、琢磨は本格的に震え出した。
ただでさえ北崎に灰にされそうだというのに、デルタを思い出せば震えが止まらないのだ。
「琢磨くん……怯えてるの?」
「もしかして、デルタにやられて怖くなっちゃったんだ?」
冴子と北崎に言及された琢磨は、半ばキレ気味に「違いますッ!!」と答えた。
もう今にも泣き出しそうな顔だ。

「まぁいいや……ところでさ、そのデルタのベルトっていうの……僕も欲しいなぁ」
「そうね……なら奪えばいいのよ?あいつらから……」
無邪気に微笑む北崎に、冴子は「クスクス」と不敵な笑みを浮かべるのだった。

22 :マスカレード:2007/09/20(木) 10:14:55 ID:0gjnRgdf


スマートブレイン本社。

「社長、デルタギアの現所有者の情報が入りました。」
「ほう……今は誰が?」
デスクに座りながら、社員に問い掛ける村上。
「はい、草加雅人です。」
「ふむ……草加雅人……また彼が……」
「また……ですか?」
「……貴様の知る事では無い。下がれ!」
村上がキツい口調で社員に退室を命じると、社員は「はっ!」と返事を返し、社長室を後にした。

「……草加雅人。管理局の連中とも繋がっていたか……」
パソコンのキーボードを叩きながら独り言を言う村上。
画面に映っているのは、白い服に茶髪のツインテール少女と、黒いマントに金髪ツインテール少女だ。
「時空管理局……こっちにも手を回しておいた方がいいかもしれませんね……」
パソコンに映った二人の少女の画像。その右端には、見慣れた「ZECT」のマークが表示されていた。


その日、草加はサイドバッシャーを駆り、海鳴市内を疾走していた。
「……ッ!?なんだコレは!?」
しかし、突然空から降ってきたネットのような物に阻まれ、サイドバッシャーはその場で停止する。
「草加雅人……デルタのベルトと、ついでにカイザのベルトを頂きますよ?」
「それと、貴様の命もな」
現れたのは二人の男。男達はすぐにオルフェノクへと姿を変えた。
北崎配下の、オクラオルフェノクとライオンオルフェノクだ。
「オルフェノクか……面白い。やってみろよ……?」
言いながら、サイドカー『ニーラーシャトル』に積んでいたアタッシェケースから、一本のベルトを取り出す。

『Standing by(スタンディングバイ)』
「変身!」
『Complete(コンプリート)』
草加の体を黄色く輝く閃光が包み、仮面ライダーカイザへと変身完了。

「フン!」
カイザはすぐにライオンオルフェノクに接近し、思いパンチを叩き込む。

何の事は無い。こいつもただのオルフェノクだ。パンチを打てば当たり、キックを放てば当たる。
ライオンオルフェノクはカイザの連続攻撃に押され、追い詰められてゆく。
その時だった。
「な……ッ!?」
突然飛んできたネットに、動きを封じられるカイザ。
オクラオルフェノクの存在を……しかもこいつがネットを使えるという事を完全に忘れていた。
二人のオルフェノクは待ってましたとばかりにカイザに一斉攻撃をしかける。

「くそ……ッ!こいつら!」
だがカイザも黙ってやられる訳には行かない。
すぐにネットを振り払い、オクラオルフェノクを殴りつける!
「フン!」
カイザに殴られたオクラオルフェノクは数メートル吹っ飛び、さらにそこに連続でパンチやキックを叩き込む。

23 :マスカレード:2007/09/20(木) 10:20:54 ID:0gjnRgdf

カイザはベルトに装着されたカイザブレイガンを取り外し、ベルトからミッションメモリーを引き抜く。
「……クッ!?」
だがそう草加の思い通りには行かない。
ミッションメモリーをカイザブレイガンにスロットインしようとした瞬間、ライオンオルフェノクの攻撃を受けてしまったのだ。
「貴様ぁ……!」
攻撃の衝撃でミッションメモリーとカイザブレイガンを弾き飛ばされてしまう。
どうやらこいつらはわざと草加が一人の所を二人がかりで襲ったらしい。
いかに戦闘能力の高い草加でも、北崎配下のオルフェノク二人が相手ではどうしても苦戦してしまう。
「これでカイザはベルトの力を発揮できないはずだ……!」
ライオンオルフェノクとオクラオルフェノクは再びカイザへと攻撃を開始する。
だが例え武器が無くても、草加は草加だ。受ける攻撃の半分以上をさばいている。

やがてカイザは、敵にできた一瞬のスキをついて攻撃を再開。今度は二体のオルフェノクに同時に攻撃を仕掛ける。
キック、パンチと多彩な技を仕掛けるが……
「ん……?」
なんと、あろうことかオクラオルフェノクはカイザが落としたメモリーとブレイガンの近くに転がり、それらを回収。
『Ready』
そしてカイザブレイガンから伸びる黄色いフォトンの刃。

「やれやれ……ベルトの所有者以外でもブレイガンを使えるのか……」
本当に呆れたような声で言うカイザ。
だがベルトが無い以上、エクシードチャージは使えない。それがせめてもの救いか。
「はぁッ!」
「チッ!?」
オクラオルフェノクが振り下ろしたブレイガンを紙一重で回避するカイザ。
オクラオルフェノクはブレイガンをまるで玩具のように振り回す。どうやらブレイガンという武器の性質を理解していないらしい。
なんとか攻撃は回避するとして、問題はどうやってブレイガンを取り返すかだ。
「さて……どうしたものかな……」

刹那、オクラオルフェノクの手が爆発した。
「おい、どうした草加!随分と遊んでるみたいじゃねぇか!」
「……はぁ……本当にいいタイミングで現れるな?キミは。」
停車させたオートバジンの前に立ち、フォンブラスターを構える巧。いつかの仕返しとばかりに言う巧に、草加はため息をついた。

『Standing by(スタンディングバイ)』
巧はファイズフォンに変身コード『555』を入力。聞き慣れた変身待機音が鳴り響く。
「変身ッ!!」
そしてファイズフォンを変身ベルト『ファイズドライバー』に突き立て、押し倒す。
『Complete(コンプリート)』
巧の体は、人工衛星『イーグルサット』から受信したファイズスーツに包まれ、赤い閃光に包まれた。

24 :マスカレード:2007/09/20(木) 10:27:17 ID:0gjnRgdf


「はぁッ!!」
ファイズはオートバジンの左ハンドルにミッションメモリーをスロットイン。
引き抜いたファイズエッジでオクラオルフェノクに切り掛かる。
「くそッ……!?」
「おらぁあああッ!!」
オクラオルフェノクは咄嗟にブレイガンで受けるが、ファイズはすぐに二撃目の体制に入り、そのまま相手の腕にエッジをたたき付けた。
「うわっ!?」
「こいつは返して貰うぜ」
ファイズエッジによる衝撃に、ブレイガンを手放してしまったオルフェノクを前蹴りで蹴り飛ばすファイズ。

「ほらよ」
「……ッ!?」
ファイズにブレイガンを投げられたカイザは、咄嗟にブレイガンの柄を掴む。
「ナイスキャッチだ」
刃を形成したままのブレイガンを投げるとは、巧もなかなか思い切った事をする。
まぁ草加ならキャッチできるだろうし、できなかったとしてもそれはそれでいいざまあ見ろだ。
オルフェノクから取り替えしてやっただけ感謝して欲しい。

二人のライダーは、光り輝く刃を振るい、オルフェノクへと反撃を開始した。
「フン!」
「ハァッ!!」
ブレイガンはライオンオルフェノク、ファイズエッジはオクラオルフェノクの体を傷付けていく。
オルフェノクもなんとか凌いではいるが、いつまで持つか。

そんな攻防戦が何分続いただろうか。ファイズは立ち止まり、Enterキーを押すためにベルトのファイズフォンを開く。
「うわっ……何だコレ!?」
だが、突然のネット攻撃にファイズの動きは止められ、そのままオクラオルフェノクの攻撃を受けてしまう。
「気をつけろ。そいつはネットで相手の動きを封じるようだ」
「おまっ……んなこと先に言えッ!」
嫌味な口調で、見れば解るレベルの不要な解説をする草加に、巧は少しばかり苛立ちを感じた。

「うわっ……!?」
そしてオクラオルフェノクの重い一撃を受けたファイズは吹っ飛び、サイドバッシャーに激突。
同時にファイズのベルトも外れてしまう。
「クソ……いってぇな……ッ!?」
頭を横に振るい、目を擦る巧。一瞬、手の平が数pだけ灰になっているように見えてしまったのだ。
「……まさかな」
ふと、巧は自分の横に落ちていたファイズギアボックスよりも少し小さめのアタッシェケースの存在に気付いた。
「こいつはまさか……」

「乾……!?」
ライオンオルフェノクと戦闘中だったカイザは、吹っ飛ばされた乾が何やら不審な行動をとっている事に気付いた。

巧はオクラオルフェノクを見据え、デルタドライバーを腰に装着する。
巧にはデルタドライバーを使いこなす自信があった。それは巧自信が1番分かっていることだ。

デルタフォンを顔に近づけ、音声コードを入力する。
「変身!」
『Standing by(スタンディングバイ)』
鳴り響く変身待機音。巧は、勢いよくデルタフォンをデルタドライバーに差し込んだ。
『Complete(コンプリート)!!』

25 :マスカレード:2007/09/20(木) 10:32:12 ID:0gjnRgdf

『デルタ』
刹那、青白いフォトンストリームは巧の全身を包んだ。
黒地に白いトリニティストリーム、そして赤い瞳が特徴的なライダー、デルタだ。
「…………」
ゆっくりとオクラオルフェノクへと歩を進めるデルタ。
オクラオルフェノクは再びネットを発するが……
「ファイア!」
『Burst Mode(バーストモード)』
そのネットもデルタに届く事は無く、デルタムーバーから放たれた閃光に焼き尽くされる。
デルタはそのままオクラオルフェノクに接近、手首を「ぶらっ」とスナップさせる。
「……ぐっ!?」
次の瞬間、オクラオルフェノクの体は後方へと殴り飛ばされていた。
だがそれで終わる事は無く、デルタはオクラオルフェノクを何度も何度も殴り付ける。
そして、トドメと言わんばかりに0距離で残り弾数の全てをオクラオルフェノクに撃ち込んだ。

「これで終わらせてやる」
次にデルタは、赤い炎に包まれるオクラオルフェノクから視線を外し、ライオンオルフェノクを睨んだ。
「チェック!」
『Exceed Charge(エクシードチャージ)』
再び音声入力。ライオンオルフェノクはデルタムーバーから放たれた紫の光弾に拘束される。
カイザも、そのタイミングを見逃しはしない。
ベルトから取り外したデジタル双眼鏡型ポインティングマーカーデバイス『カイザポインター』を右足にセット。
『Exceed Charge(エクシードチャージ)』
ライオンオルフェノクは、二方向からの円錐と三角錐に身動きを失っていた。

巧はデルタに変身するのは初めてだが、あとはだいたいわかる。いつも通り、クリムゾンスマッシュと同じ要領でやればいいのだ。
デルタは一気に飛び上がり、三角錐に向かって急降下。カイザも同時に円錐にキックをかます。
「やぁああああああッ!!」

次の瞬間には、ライオンオルフェノクの体に突き立てられた円錐と三角錐は
ライオンオルフェノクの体に突き刺さるという形で消滅していた。
変わりにさっきとは逆の位地にクロスするように着地したデルタとカイザ。そして浮かび上がる「Χ」と「Δ」の紋章。
それからライオンオルフェノクが赤と青の炎に焼かれ、灰化・消滅するまでにそれほど時間を有しなかった。


「おい草加!返すぜ、コレ」
「……当たり前だ。これは俺達流星塾生の物だからな?」
言いながら放り投げられたデルタギアをキャッチする草加。
草加はデルタギアをすぐにケースにしまい、再びニーラーシャトルに詰め込んだ。
こうして、巧と草加の二人は自宅へと帰る事に。

ただ巧には一つだけ気掛かりな事があった。
バイクに乗りながら、自分の右手の平を見つめる巧。
「(俺は……)」
少し考えた後、巧は再び首を横にふった。

26 :マスカレード:2007/09/20(木) 10:35:14 ID:0gjnRgdf
投下終了
何故かまともにライダーを書いたのは久々な気がします。
なのは達出番無い……

一応サイドストーリーは本編に繋がる話ですので、そういうつもりで書いてます。

27 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/20(木) 15:50:32 ID:eetv95BR
先輩GJ!
先輩の丁寧な戦闘描写にはいつも舌を巻いてしまいますよ。

僕もBパートが完成したんですけど投下おk?

28 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/20(木) 16:14:40 ID:eetv95BR
誰も居ない…じゃあ投下しちゃお

第十二話「ナンバーズ」Bパート

【時空管理局ミッドチルダ首都地上本部】
レジアス「一体何事だこれは!?」
オーリス「本局遺失物捜査部「機動六課」、そして、彼らの連れてきた協力者である仮面ライダーの戦闘…そのリアルタイム映像です。
そして撃たれているのはかねてより報告のあるAMF搭載のアンノウン…撃っているのはおそらく六課の部隊長、ランクは総合SS…」
レジアス「うん?地上部隊にSS?それにあの夢想家共だと?聞いておらんぞ!
それに、あいつらはもう変身できないのではないのか?」
オーリス「所属は本局ですから。それに、協力しているライダーは全て十三年前に確認されたものとは別固体だそうです。」
レジアス「後見人と部隊長は?」
オーリス「後見人の筆頭は、本局次元航行部隊提督クロノ・ハラオウン提督と、リンディ・ハラオウン統括官、そして聖王教会のカリム・グラシア殿のお三方です。」
レジアス「ちっ、英雄気取りの青二才共め!」
オーリス「部隊長は、八神はやて陸佐…」
レジアス「八神はやて?あの八神はやてか?」
オーリス「はい、闇の書事件の八神はやてです。」

レジアスはデスクを叩く

レジアス「中規模次元侵食未遂事件の根源!あのギル・グレアムの被保護者、どちらも犯罪者ではないか!」
オーリス「八神二佐らの執行猶予期間はすでに過ぎていますし、グレアム提督の件は不問ということになっています。ですから。」
レジアス「同じことだ!犯した罪が消えるものか!!」
オーリス「問題発言です。公式の場では、お控え願いますよう」
レジアス「…分かっている。忌々しい!海の連中はいつもそうだ。危険要素を軽視しすぎる!」
オーリス「中将は二年前から地上部隊への対AMF戦の対応予算を棄却しておられますので、本局と、聖王教会が独自策として立ち上げたのでしょう。」
レジアス「…近く、おまえが直接査察に入れ。何か一つでも問題点や失策を見つけたら、即部隊長の査問だ。」
オーリス「はっ!」
レジアス「平和ボケの教会連中を叩くいい材料になるかもしれんからな。」
副官「了解しました!」

【廃棄都市】
クアットロ「ディエチちゃん、ちゃんと見えてる?」
ディエチ「ああ、遮蔽物も無いし、空気も澄んでる…よく見える…」

ディエチは目に装備されているスコープでヘリに狙いを定めた。

ディエチ「でもいいのか、クアットロ?ケースは残せるだろうけど、マテリアルのほうは破壊しちゃうことになる。」
クアットロ「ふふふ。ドクターと姉様曰く、あのマテリアルが当たりなら、本当に聖王の器なら、砲撃ぐらいでは死んだりしないから大丈夫、だそうよ。」
ディエチ「ふーん…」
ウーノ「「クアットロ。」」

クアットロにウーノからの通信が入る。

クアットロ「ん?」
ウーノ「ルーテシアお嬢様とアギト様が、捕まったそうよ。」
クアットロ「ああ、そういえば例のチビ騎士に捕まってましたねぇ〜…」
ウーノ「今はセインが様子を伺ってるけど…」
クアットロ「フォローしますぅ?」
ウーノ「お願いね。それと、ゾル大佐達が地球から捕らえてきた魔化魍も全てそちらに転送するわ。」
クアットロ「ハーイ…」

29 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/20(木) 16:16:51 ID:eetv95BR
(オーリスの表記に一つ間違いを発見…訂正お願いします)

クアットロは通信を切り、セインに思念通話を送る。

クアットロ「「セインちゃん。」」
セイン「「あいよークア姉!」」
クアットロ「「こちらから指示を出すわ…それと、ウーノ姉様が、ゾル大佐達が捕らえた魔化魍も全てそちらに送り込むそうよ…」」
セイン「「ええ〜あの可愛くない奴等を〜?」」
クアットロ「「文句言わないの。」」
セイン「はーい…」

セインはクアットロとの念話を切り、地中に身を隠した。

クアットロ「さてと次は…」

クアットロは次に尋問を受けているルーテシアに念話を送る。

………
クアットロ「「ハーイ♪ルーお嬢様♪」」
ルーテシア「「…クアットロ。」」
クアットロ「「なにやらピンチのようで…お邪魔でなければ、クアットロがお手伝いしまーす♪」」
ルーテシア「「…お願い。」」
クアットロ「では…クアットロの言うとおりの言葉を…その赤い騎士に…」

………
その頃、なのは、フェイト、ホッパーズは、響鬼達と共にヘリの護衛にに向かっていた。

響鬼「こっちはバイクだってのに魔法少女一号達は空か…羨ましいねぇ…」
威吹鬼「響鬼さんも飛びたいんですか?」
響鬼「そりゃそうさ!そーらーはひろいーな、おおきーなーって感じで。」
威吹鬼「はははは…それにしても轟鬼さん、一人だけ車か…」
響鬼「あいつ未だにバイク乗らないんだよなぁ…」

響鬼と威吹鬼は車を運転している轟鬼をわき見しながらそう言った。

【上空】
なのは「良かった!ヘリはまだ無事だ!」
フェイト「なんとか間に合った…」
パンチホッパー「ふう…良かったぁ…」
キックホッパー「…」
パンチホッパー「何だよ兄貴!嬉しくないの!?」
なのは「矢車さんは影山さんと違って、表に出さないだけだよ。」
パンチホッパー「そんなもんかな?」
なのは「嬉しくない訳ないじゃない。だって矢車さんだってシャマルさんの事大好きなんだから。」
パンチホッパー「ええ!?」
キックホッパー「うるせぇ。だれがあんなクソババア…」
なのは「あはは♪照れてる。」
キックホッパー「蹴り落とすぞこのガキ…」
なのは「わー、暴力はんたーい!」
パンチホッパー「(兄貴が…相手か…やべ、どうしよ…)」
なのは「…!?」

なのははその身体で、巨大な力を感じ取った。

30 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/20(木) 16:18:17 ID:eetv95BR
【機動六課隊舎司令室】

シャーリー「市街地にエネルギー反応!大きい…」
ルキノ「そんな…まさか!?」
シャーリー「砲撃のチャージ確認!物理破壊型…推定Sランク!」

………
ディエチ「インヒューレントスキル…ヘヴィバレル…発動…!」
クアットロ「逮捕はいいけど…」

………
ルーテシア「逮捕は…いいけど…」
ヴィータ「…!」
クアットロ&ルーテシア「大事なヘリは、放って置いても、いいの?」
ヴィータ「!?、しまった…」
クアットロ&ルーテシア「あなたは…また、守れないかもね…」
ヴィータ「!!」

ヴィータの脳裏に…忌まわしい記憶が蘇ってきた。
八年前…なのはを守りきれなかったこと…
そして五年前…自分の初恋の人である仮面ライダーライア・手塚海之を守れなかったことを…

………
ディエチ「…発射!」

ディエチが発射した砲弾は、一直線にヘリに向かって飛んでいった…

………
ヴァイス「チッ…!」
シャマル「あ…」

………
なのは「ああ!?」
パンチホッパー「シャマ姉!!」

パンチホッパーはベルトのスラップスイッチを操作する。

「CLOCK UP」

31 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/20(木) 16:22:33 ID:eetv95BR
パンチホッパー「うおおおおおおおおおおおおおおお!」

パンチホッパーはクロックアップし、全速力で弾丸を追い越し、ヘリの盾になった。
そして弾丸は、パンチホッパーの体を直撃する…

ディエチ「な!?」
クアットロ「そ…そんな…」

響鬼「!?」
威吹鬼「影山さん!?」
轟鬼「瞬!?」

ヴァイス「旦那!」
シャマル「しゅ…瞬…?」

爆煙の中から、体中がズタズタになったパンチホッパーが現れた…

パンチホッパー「は…はは…やっぱり…兄貴みたいにカッコよくは…でき…ない…や…」

パンチホッパーはダメージにより強制的に変身解除され、空から地に向けて真っ逆さまに落ちていった…

キックホッパー「相棒おおおおおおおおおお!!」
シャマル「瞬――――――!!」

32 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/20(木) 16:28:25 ID:eetv95BR
投下終了。
やば!今までで一番短い!これはやばいぞ!
いくら皆さんに早くお届けしたいからってこれはあんまりだ!
Cパート頑張るッス…

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 16:34:10 ID:TxDTBUuh
32
リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー
ヴィータの初恋は手塚ですか。
確か前の話でなのははやられそうになった時に五代の事も思い出していたと思うので、なのはの初恋?は五代なんですか。
というか、リリカル勢の初恋はライダー達の誰かだったりするんですか。


34 :19:2007/09/20(木) 17:40:36 ID:UdyaPgtn
職人の皆様GJです!!

>リリカルなのはBsts氏
スバルとティアナが原作より早く出会いましたね
これは今後に影響してくるのかな?

>マスカレード氏
やっぱ、天の道を往く者はこういうのやってるのが一番輝いてる気がしますね。
俺だけかな?相変わらず戦闘描写がうまいですね。

>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
ヴィータの初恋の人は手塚なんですか。つーことは、なのはは五代だとしたら
他の女性陣もライダーの誰かだったりするのかな?

せっかくなんで俺も投下してみます

35 :19:2007/09/20(木) 17:42:30 ID:UdyaPgtn
「行くぞ。」
俺は高速移動で二人の後ろに回り込む
「な!?消えた!?」
「後ろだ。」
「な、ぐ!!」
「あぐ!!」
俺はなのはとフェイトの姿をした仮面の男に
肘打ちと膝蹴りを叩き込む
「今の一発はシャマルさんの恨み!!」
「「この!!」」
二人が俺に拳と蹴りを放ってくる
俺はそれぞれ右足と左腕で防御し
相手の顔面と顎に拳と蹴りを放つ
「が!!」
「うぐ!!」
「シグナムさんの恨み!!」
次の攻撃に移ろうと思ったとき俺の体にバインドがくっつき
俺の周囲に障壁が展開される
「これで…もう身動きはとれまい…。」
「…こんな物で俺の動きを封じたつもりか?」
「何?」
「はあ!!」
俺は全身から気を体外に向けて放ちバインドと障壁を破壊する
「ば、馬鹿な!?」
俺は二人の鳩尾に拳を叩き込む
「「がは!!」」
「ザフィーラさんの恨み!!」
二人とも血を吐いたみたいだ
だが、みんなが受けた苦しみはこんなものじゃない
二人が蹲っている間に二人の後ろに回り込み背中に掌を当て
「そしてこいつは、ヴィータの恨み!!」
エネルギー弾を放つ
爆音の後二人は地面に落ちていった
…落ちたまま上がってこないな
「どうした!?さっさと上がって来い!!ちゃんと死なないように加減はした!!
生きているのはわかっているぞ!!俺は貴様等を許さない!!
徹底的に苦しめて殺してやる!!この世から細胞の一欠けらも残さずにな!!」

36 :19:2007/09/20(木) 17:44:30 ID:UdyaPgtn
………ちっ
出てこないつもりか
まぁいい
大体の位置はわかってる
「かぁぁぁぁ…めぇぇぇぇ…はぁぁぁぁ…めぇぇぇぇ…」
「悟飯君!!待って!!」
「悟飯!!ダメェ!!」
なのはとフェイトの声が聞こえたがどうでもいい
仮面の男に向かってかめはめ波を撃とうした瞬間
「!!なんだ!?この気は!?」
突如妙な気を感じてかめはめ波を撃つのを中断した
「この気は…はやて?いや違う。はやてと別の誰かの気が混じってる!?」
周囲を探る
すぐに見つけた
だが、そこに居たのははやてではなく
背中に黒いの翼を持ち、銀色の長い髪をした女性だった
「はや…て…?」
「また…全てが終わってしまった。」
「何?」
「一体幾度、どれだけ同じ悲しみを繰り返せばいい…。」
「はやてちゃん!!」
「はやて!!」
一瞬銀色の髪の女性が顔色を変えた
………今の俺と同じだな…
怒りや悲しみや憎しみに囚われた顔だ…
………少し落ち着いた
「おまえは誰だ?いや、はやてにくっ付いている奴…誰だ?」
「私は闇の書…。」
闇の書だと…
あの本が…こいつ…
「私の力の全ては…。」
そう言って攻撃の準備に入った

37 :19:2007/09/20(木) 17:46:29 ID:UdyaPgtn
「主の願い…そのままに…。」
奴にかなりのエネルギーが集まっていった
そいつをぶっ放すつもりか
こんな所でそんなことした周りの被害が
「待て!!はやてはそんことを望んでいない!!」
俺の言葉には耳を貸さずに
奴は…闇の書はさらに力を込めていった
「デアボリック…エミッション…。」
どうする、攻撃を加えるか
…いや、ダメだ
闇の書からははやての気も感じる
下手に強力な攻撃を加えたらはやてがどうなるか…
魔導師なら非殺傷っていうのがあるってシャマルさんが言ってたけど
俺にはそんなのないし…
「あれって!!」
「空間攻撃!?」
そうなのはとフェイトが言った
「闇に染まれ。」
奴の攻撃は一気に広がってきた
防御して耐え抜くか
…いや、俺のすぐ近くになのはとフェイトがいる
このままいけば確実に二人を巻き込む
そう思った瞬間俺は二人を抱えて
「「え?」」
一旦その場から離脱した

「大丈夫か?二人とも。」
「あ、うん。ありがとう、悟飯君。」
「ありがとう、悟飯。」
二人は無事か
…問題はどうやってはやてを助け出すかだ

38 :19:2007/09/20(木) 17:48:33 ID:UdyaPgtn
「あ、あの、悟飯君…。」
「何?どうした?」
「あの、その…。」
何か歯切れが悪いな
…そういえば完全に切れたところを見られたんだっけか
「少しは落ち着いたたから大丈夫だよ。」
「あ、よかった。」
ホッとした顔してるな
「悟飯、はやてのことなんだけど…。」
「はやては必ず助け出す。」
そう、これが最優先だ
仮面の男を殺すのはその後でいい
「大丈夫!!はやてちゃんを助け出す方法が必ずあるはずだよ!!」
「うん!!はやてを必ず助け出そう!!」
二人ははやてを助け出すのに協力してくれるみたいだ
そういば…二人ははやての友達なんだよな
だったら当然か…
「方法を考えるにしても、しばらくはあいつの足止めが必要だな。」
「うん、そうだね。」
「それは俺がやる。」
「え!?そんな、危ないよ!!」
「大丈夫。それに魔法の事は二人のほうが俺なんかよりもずっと詳しいだろ。
俺なんかよりもいい案が浮かぶ可能性が高い。」
「でも…。」
なのはが何か言いたそうにしたとき
「フェイト!!」
「なのは!!」
アルフと…ユーノ…だったかな
その二人が現れた
「二人とも無事!?ってあんた!!」
アルフが思いっ切り俺を睨みつけてきた
「待って、アルフ!!今の悟飯は敵じゃないよ。」
「え!?一体どういうことだい?」

39 :19:2007/09/20(木) 17:50:27 ID:UdyaPgtn
「はやてを助けるためだ。」
「…ほんとかい?」
「ああ、嘘は吐かない。」
「お願い。悟飯君の事信じてあげて…。」
「…まぁ、そこまで言うなら…ね。」
「そうか、ありが…!!」
なんだ今の感じは
「え?」
「何…今の?」
みんな何かを感じ取ったみたいだ
「!!しまった…この気は…。」
「何かわかったの?悟飯君?」
「俺達の居場所がばれたみたいだ。」
「嘘!?」
「間違いない。一直線でこっちに向かってきている。」
「そんな!!今クロノが解決法を探してるのに!!」
「クロノ君が?」
「うん。援護に向かって来てるんだけど、まだ時間が掛かりそうなんだ…。」
「だったら来るまで俺が時間稼ぎをしておく。」
「え、一人で!?危ないよ!!」
「大丈夫だから任せてくれ。ハァ!!」
俺は気を入れ直し闇の書の居る場所に向かった

すぐに着いた
俺は構えをとる
向こうも油断無くしている
…動いてきた
俺に向かい魔力を纏わせた拳を放ってきた
俺はそれを避けたり受け流したり防御したりでやり過ごす
…やっぱりはやての気も感じる
くっ付いてるのか、混ざってるのか、融合しているのか
判断に悩むところだな

40 :19:2007/09/20(木) 17:52:28 ID:UdyaPgtn
っと、あまり考えてる暇はいかないか
放ってきた拳を両手で受け止め思いっ切り振り回し投げ飛ばす
ある程度飛んだら自分からブレーキを掛けてきた
「刃以て…血に染めよ…。」
闇の書の周りと俺の周囲に無数の赤い剣が漂う
「まさか!!」
「穿て、ブラッディーダガー。」
そのまま無数の赤い剣は俺に飛来してきた
「はあああああ!!!!」
俺は周囲に衝撃波をだして赤い剣を消滅させた
「咎人達に…滅びの光を。」
あの技は…なのはのスターライト・ブレイカーか…
なぜあいつが…
「星よ集え…全てを撃ち抜く光となれ。」
間違いない、スターライト・ブレイカーだ
どうして…
…蒐集
あいつは蒐集した奴の技が全部使えるのか…
なら技の数は向こうが圧倒的に上だな…
それに…技の組み合わせもできる可能性があるな
当たった相手を氷付けにするとかそういうこともできるかもしれない
回避するか…
「悟飯君!!」
「どうした?」
「近くに結界内に取り残された人がいるの!!」
「何!?」
なんで
いや考えるのは後だ
しかも闇の書が放とうとしているスターライト・ブレイカーはかなりの大きさだ
打ち返すにしても防御するにしても回避するにしても
確実に巻き込む

41 :19:2007/09/20(木) 17:54:32 ID:UdyaPgtn
早く安全な場所まで避難させないと
「貫け、閃光。」
ちっ
時間が無い
…そうだ
「みんな!!目を瞑れ!!」
「こんな時に何言ってんだい!!」
「…あ、そうか!!みんな、目を瞑って!!」
「なのはまで…。」
「いいから、悟飯君を信じて!!」
「う、うん。」
よし、みんな目を瞑ったな
「太陽拳!!!!」
俺の全身が太陽の如く発光する
「な、く!!」
モロに喰らったな
「今だ!!」
そうして俺達は一旦その場を離脱した

「ところで、さっきのやつは何なんだい?」
「太陽拳のことか?」
「そうそれ。」
「全身を太陽の如く発光させて相手の目を一時的使用不能にする技だ。」
「へー、便利な技だね。」
「今のあいつは目が使えなくなってるから暫くは大丈夫だな。」
「私も目が見えるようになるまで時間が掛かったからなぁ。」
「っと、この辺にいるはずだよ。」
そうフェイトが言ったので俺達は辺りを見回した
「あ、あれじゃないかな?」
そうなのはが指差した方向には人影が見えた
俺達はそちらに向かった

42 :19:2007/09/20(木) 17:56:43 ID:UdyaPgtn
「すみませーん!! ここは危険ですので、そこでじっとしててください!!」
「え?」
「今の声って…」
そう言って振り返った二人は
「アリサちゃん!?」
「すずかも!?」
「なのは!?」
「フェイトちゃん!?それに………悟飯…君?」
俺だけ言いよどんだな
…ああ、超サイヤ人状態だからわからなかったのか
「いったい、何?それに二人の格好…。」
「悟飯君にしては髪と目の色が…。そっちの二人は…。」
「あ、あのね…。」
「えっと…。」
二人とも言葉がでないみたいだな
アルフとユーノの二人はアチャーって顔して頭を掻いてる
…どう説明したものかな
「あの、その、と、兎に角安全な場所まで移動させるから、詳しいことは後で…!!」
急に大気が揺れる感じがした
すぐに理由がわかった
少し遠くにかなり巨大な光球があった
ちっ、もう回復したのか
「あ、あれって…。」
「間違いない!!」
それ振り下ろしやがった
「な!?」
あんな物が着弾すれば確実にここまで被害がくるし町だって…
くそ、俺達の位置が掴めないから周囲全部に攻撃するきか
そう思った俺は一歩踏み出し
「え、悟飯君?」
「悟飯?」
腕を広げて
「はああああああああああああ!!!!!!」
できる限り、巨大なバリアを張った

43 :19:2007/09/20(木) 17:58:39 ID:UdyaPgtn
「凄い…。」
俺のバリアと奴の放ったエネルギーの奔流は均衡している
よし、これなら耐え抜けそうだな
ふと見るとすずかとアリサが抱き合って座り込んでいる
…やっぱ怖いのかな
安心させるか
「大丈夫だ。」
「「え?」」
「ちゃんと守るから。」
そう言ったら少し安心した感じになった
「!!」
若干圧され始めてきた
バリア自体を巨大にさせすぎたせいで全体の強度が落ちたのか
まずいな…
「く…くく…。」
「私も手伝うよ、悟飯君。」
そう言ってなのは俺の横に立ち防御魔法を発動させた
「一人だけで無茶しないで、悟飯。」
反対側にはフェイトが同じよう立ち防御魔法を発動させていた
「そういうこと。」
「僕は結界とか防御とか回復は得意なんだよ。」
アルフとユーノも手伝ってくれてる
これなら何とかなりそうだ
しばらくするとエネルギーの奔流も止まった
「ふぅ。」
「あ、あの。」
「もう大丈夫だよ。」
「すぐ安全な場所まで運んでもらうからね。ユーノ君、二人のことお願いできるかな?」
「アルフも頼める?」
「僕は構わないけど。」
「アタシも。」

44 :19:2007/09/20(木) 18:00:40 ID:UdyaPgtn
「え?ユーノ君って?」
「それにアルフって?」
二人がそう言った途端すずかとアリサは転移した
アルフとユーノも同じように転移していった
これで二人とも大丈夫だろ
「見られちゃったね…。」
「うん…。」
二人とも沈んだ顔してるな…
…元気付けるか
「あの二人って友達なんだろ?」
「うん、そうだよ。」
「だったら友達のこと信じてやったらどうだ。」
「「え?」」
「お前達二人の友達はこんなことぐらいでお前達のこと嫌いになるのか?」
「あ…。」
「本当の友達や仲間ってのはこんなことぐらいじゃ嫌いになったりしないはずだ。」
昔…だいたい七年くらい前…ナッパと戦った時、一度怖くて逃げ出した俺をみんなは許してくれた
そんな俺を許してくれたんだ
秘密がバレたくらいじゃ…
「そう…だよね。」
「きっと…ううん、絶対そうだよ。」
二人の顔に笑顔が戻ったようだな
「元気でたみたいだな。」
「うん!!ありがとう、悟飯君。」
「ありがとう、悟飯。」
「どういたしまして。」
そう言って俺は闇の書に向き直り構えをとった
「まだ終わってないから気を抜くなよ。」
「「うん!!」」

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 18:06:47 ID:pmOCLEyH
ん?終わりか?

46 :19:2007/09/20(木) 18:07:06 ID:UdyaPgtn
投下完了です

超サイヤ人のコントロールと悟飯自身の性格が相まって
超サイヤ人なった時の悟飯は性格の変動が若干激しいです
戦いを求める本能より平和を愛する心の方が若干強いからです
悟飯が完璧に切れて平和を愛する心が抑えられたら
えらいことになりますが…

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 18:56:14 ID:I5JlmSa8
>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏

ナンバーズが次々と登場してますね。
魔化魍はゾル大佐が地球からとっ捕まえて来てたんですか…。
ウーノはその魔化魍にセインのサポートでもさせるつもりですかね?
それにしても、手塚がヴィータの初恋の相手とは…。
もしかして手塚…死んじゃってます?

48 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/20(木) 19:22:24 ID:9ZNesyfz
皆さんGJです!
自分も投下おkですか?

49 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/20(木) 19:35:34 ID:+iphm0mL
いいですよ。

50 :リリカルスクリーム37話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/20(木) 19:35:48 ID:9ZNesyfz
「一体何が起きたん…?ていうかなんやねんこのヘビーアームズというかデストロイド・モンスターというかこの
全弾発射は男のロマン的な武装は!」

「テスタロッサ。何の冗談だそのゴテゴテした派手な装甲は。」

「そ、それを言うならシグナム、あなただって凄い格好してますよ。なんですかその眼帯は。」

「レイジングハートの形が変わってる…。って私のバリアジャケットがミニスカになってる!?
クロノ君一体これって…。」
自分たちのバリアジャケットや騎士甲冑の変化に戸惑うなのはたち。だがその時

「ククククク…ハッハッハッハッハッ!ワシは…いや僕は新執務大帝クロノハラオウンだっ!
この僕に逆らう奴は誰だろうとブッ殺してやるぞ!」

いきなり物騒な台詞をいつもの
彼とは思えない態度で口走るとSFガンをぶっ放すクロノ。

「いやその微妙な称号はどうかと思うぞって何を言ってるんだクロノ!」

「殺せ!ブッ潰せ!破壊しろ!引き裂け!殴れ!踏み潰せぇ!」

シグナムの突っ込みを無視するとSFガンで融解してぽっかりと穴が開いた隔壁を
不穏な台詞を連呼しながらブリッジへ突き進んでいく。
「一体クロノくんに何が起きたの?」
「今の電波に頭をやられたか?」
シグナムの台詞は当たらずとも遠からずといえよう。元々AIが人格を持っている
レイシングハートやバルディッシュといった
インテリジェントデバイスは融合してきたスパークの人格プログラムを異物と認識し
可能な限り排除したのだがそれらと違いストレージデバイスであるデュランダルは
免疫なくそれを受け入れてしまいさらに簡単なAIしか持たないために
少なく設定された記憶容量に人格プログラムを受け入れきれなかったデュランダルは
恐るべき事にその受け皿として持ち主のクロノを選択してしまったのだ。
しかも不味いことに彼のデュランダルに融合したスパークはデストロン最狂の破壊大帝と言われた
初代ガルバトロンのものだったである。このスパークのもたらす恐るべき
破壊衝動にこれまでの十五年間の人生を常に大人しく振舞ってきたクロノの思考回路は全く耐えられなかった。
なんせこのガルバトロン、その狂暴性に相手をしきれなくなった副官のサイクロナスに
一時的にせよ精神病院送りにされてしまった程の人物なのである。かくして彼は一時的にだが
ガルバトロンのスパークがもたらす破壊衝動と彼が心の中にずっとしまっていた
欲望とに心を支配されてしまったのだ。
「なっなんだおまえは!」
突然乱入してきたクロノに驚いて立ちすくむオクトーン。
「うーん。何が起きたってんだ…。」
今更目を覚ましたのはスタースクリームだ。
「スタースクリームかッ!貴様…この愚か者めがぁああ!」
「なんだってんだぁいったい…ギャーーーーーー!」

51 :リリカルスクリーム37話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/20(木) 19:38:59 ID:9ZNesyfz
「こいつ!何を訳の解らない事を…この新型強力ライフルでぶっ飛ばしてやる!」
人間に例えれば自動小銃サイズの強力なライフルを携えるオクトーン。
しかし構えた手は少し震えていた。目の前の人間の放つオーラというか
雰囲気がかつて自分が仕えていたガルバトロンそっくりだったのだ。
「く、喰らえ!」
その恐れを振り切るようにライフルから光が放たれクロノに襲い掛かる。だがまるで通用しないのだ。
クロノ達が思わぬ形で入手したこの増加装甲及び増加武装は「装甲ギア」と呼ばれるものでかつて
デストロンがデバスターやメナゾールと
いった合体戦士に装着するべくその技術の粋を集めて作り出した装甲システムを
人間用にスケールダウンしこれまでレイジングハートやデュランダルといった
デバイスに組み込まれていたバリアジャケットの防御システム…
魔力によるコーティング機能をプラスした物である。
実のところその程度の攻撃は屁でも無かった。
「そ…そんなバカな…。」
「お前死にたいのか?その気があるならお前のやりたいだけやってやるぞ!
お前の首を引っこ抜いてサッカーボールにしてやる!」
「ひい…ガ…ガルバトロンだぁぁぁぁぁ!」
尋常では無いクロノの剣幕にガルバトロンの影を見たオクトーンは
ビークルモードのビジネスジェットに変形するとブリッジを突き破って逃げ出していく。
「戻って来い腰抜けめ!」
ドガガガガ…
拳を振り上げて叫ぶクロノの背後でブリッジの床を手甲の
ドリル状の武器をレイジングハートと合体させた「レイジングハート・ドリルモード」
でぶち抜いたなのは達が現れた。

「いや〜なんだかよく解らないけどぶち抜くのって爽快!」

額の汗を拭いつつ幸せそうな顔で呟くなのは。

「何がぶち抜くのって爽快だ!人の体の中で大暴れしやがって!さっさと出てくんだな〜!」

ギガストームの言葉とともにブリッジに備え付けられたオートガンが一斉になのは達を狙い撃つ。

「…なんやこしょばいなぁ。それにしてもこの装甲大したもんらしいのー。」

はやてがのん気そうに言った。装甲ギアにオートガンはまるで無力であった。

「愚か者めが!そんなへなへなレーザーを喰らったくらいでどうにかなって
しまうようなクロノ様だと思うのか?よし今度はこっちの番だ!」

SFガンを無茶苦茶に乱射しはじめるクロノ。
「だぁああああ!浮上装置がやられた!恐竜モードにトランスフォームなんだな!」

52 :リリカルスクリーム37話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/20(木) 19:43:36 ID:9ZNesyfz
「不味い。脱出するぞ!」
SFガンで浮上装置が破壊されたため早くも陸戦形態…
恐竜モードへの変形を始めたギガストームの目に当たる部分から抜け出すなのは達。
だが外には量産型TF部隊…「シーコンズ」が待ち構えていて一斉に襲い掛かった。
エイにツメを付けたような雑兵トランスフォーマー・テンタキル
が鰭にミサイルを抱えて変態を組んで襲い掛かる。
ミサイルをかいくぐり接近しようとするシグナム。
だがそれよりも早く彼女の足と腰に付加された装甲から折り畳まれていた長砲身のビーム砲が展開した。
「こんなものまで…。射撃は性に合わないんだがな。」
計四問のビーム砲から放たれた光は一瞬にテンタキルの編隊を叩き落す。
「こいつは…強力すぎる。」
その破壊力に驚くシグナム。
「凄いなシグナム。ひょっとするとあれや、装甲の表面を剥離させて分身してる
みたいに思わせる装備とかも付いてるんとちゃう?」
冗談めかした顔で呟くはやて。
「くうっ…!」
エビ型の雑兵トランスフォーマー・ロブクロウの群れと激しい闘いを
演じるフェイト。彼女が反撃に転じようとするも物量に阻まれていたその時。
「えっ…?」
彼女の胸の真紅とオレンジに染め抜かれた装甲が分離。
それぞれイーグルとタイガーを模した野獣型ロボットに変形した。
その2体のロボット。バルディッシュが融合した破壊大帝「デスザラス」
がかつて使役していたものと同じ「ブレストアニマル」は変形するやさらに
形を変えてフェイトの肩に装着された装甲にドッキングする。

「これって…そうか、この子達と一緒なら…。」≪InfernoSmasher≫

フェイトの新必殺魔法。肩のブレストアニマルが発する火炎とバルディッシュの雷撃を合体させた大技
「インフェルノスマッシャー」
がロブクロウの群れを一瞬で消滅させる。
「バカ者どもめ!その程度の物量と力で僕と戦えるとでも思ってるのか!喰らえ!」
「レイジングハート!目標入力ッ!」
クロノとなのはの火力の前に残りのシーコンズも次々と掃討されていく。
「ヴィータか!」
「シグナム!だいじょ…て、てめえ!シグナムじゃねーな!本物のシグナムを
何処へやったんだ!」
「何を言ってるんだヴィータ。私は私だ。」
「嘘つけ!シグナムはそんな格好してねえぞ!
そのマッドサイエンティストっぽい眼帯はなんだよ。甲冑はロボットアニメみたいだし
マントなんかしちまってるしシグナムな訳…。」
「ヴィータ〜。」
「はやて、高町…それにテスタロッサ?」
あんぐりと口を開けてはやて達の格好を見詰めるヴィータ。
「…好きでこんな格好になった訳では無いぞ。」
シグナムが恥ずかしそうに呟いた。
「張り合いの無い奴らめ!もっと戦わせろ!」
「ま、まさかお前はクロノか?」
吼えるクロノを見て引き気味の表情で尋ねるザフィーラ。
「お前とはなんだくぉの愚か者めが!僕を他の誰と見間違えるってんだ!」
「…だから休養は無理にでもいいから適度に与えるように言っておいたのだ。
いつも抑圧されている者の
タガが吹き飛ぶとこうなる。本局の医療センターに行ってだな…。のおおおお!?」
ザフィーラがはやてたちに呆れ顔でそこまで言ったところで彼にSFガン(低出力)を
ぶち込むクロノ。
「せいせいしたわ!さあ次の敵はどこだ!」
闘いはまだ始まったばかりだ。
そして次回(次の次になるかも知れないけど)
暴走したクロノとエイミィの微妙な関係がヤバイ事態になるのだった。


53 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/20(木) 19:43:54 ID:+iphm0mL
ギガストーム・・かわいそ・・支援!

54 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/20(木) 19:46:00 ID:9ZNesyfz
ここまでで。
暴走したクロノの台詞はガルバトロン様の台詞の流用。
装甲ギアとは「トランスフォーマーZ」というマイナーなシリーズに
登場したデストロン九大魔将軍(イメージとしてはミケーネ七大将軍に近いか?)
が装備していたものでもともとはデストロンの物ですが敢えてなのは達に装備させてみました。

55 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/20(木) 19:46:28 ID:+iphm0mL
だれか〜エネルゴンマトリクスを持ってきて〜

56 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/20(木) 20:29:47 ID:+iphm0mL
そういや、モンハンの人どうなったんだろう?
投下はできなくてもせめて、報告が欲しい。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 20:31:55 ID:YIzoNwC4
>マスカレード氏
GJです!今日はスクライドですかwww
巧inデルタカッコイイです!
そういえば巧はオルフェノクなんですよね・・・
巧の葛藤?というかなんというか、これからどのように話が進んでいくのかに期待してます

>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
GJです!
景山よりもなのはさんの方が兄貴を理解してますねww
落されてしまったホッパーがどうなるのか期待してます
そして最近出番の少ないブラックサンの活躍を僕はずっと待ってます!

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 20:49:53 ID:1obk+yXj
>>54
GJ!
精神病院と聞いて、これ
ttp://jp.youtube.com/watch?v=H-UFKGeo4ww
を思い出したw

59 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/09/20(木) 21:00:41 ID:bupNyg2f
皆様方への感想もなく、アレではありますが…
時間なきがゆえ、急ぎ重爆開始しまする。

60 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/09/20(木) 21:01:46 ID:bupNyg2f

ただ、力になりたかった。
心底いじけきっていたぼくに、信じる気持ちをくれたから。
暖かくって、やさしい腕が、涙も包んでくれたから。
この手に宿る魔法の力は、そのために。
いつか、どこかで泣いてる誰かに、差し伸べてあげる手になるために。
だから、絶対、大丈夫。
きみの思いも、きっとぼくと同じだよね?
…実はぼくも怖かった。
女の子の前だからって張ったミエだけじゃ、やっぱりちょっとツラくって。
でも、きみが元気になってくれたから、どうにか踏ん張って戦えそう。
ぼくの背中を支えてほしい。 ぼくも、きみを守るから。
せめて二人で半人前の、勝てないまでも、心は負けない戦いをやろう。
なんとしても…認めさせるんだ!


魔法少女リリカルなのはStrikerS 因果

第十話『二人(後編)』


覚悟さんのことは、フェイトさんから事前によーく聞いている。
魔法の才能はまったくのゼロ、念話でさえも一人じゃできない。
その意味では、圧倒的にぼくの方が上に立っていると、フェイトさんはそう言った。
だけど、そんな人に、フェイトさんは何度も負けたことがあるっていう。
そんなハンデがどうでもよくなるほどの力を、別方面で身につけているから。
肉体鍛錬、それだけをどこまでもどこまでも繰り返して、
今では生身でS−…魔導師ランク、陸士S−!
正直、もう想像できる世界じゃない。
勝てるとはとても思えないけど、ぼくはすでに試されている。
ここで逃げ出すくらいなら、最初っから管理局なんて!
ストラーダ、行くぞ。

「つっ?」
「きゃっ」
突撃しようと力んだ矢先、飛んできたのは石だった。
バリアジャケットの防御力場にはじかれて砕ける…砕ける?
矢継ぎ早に二発目、三発目が飛んできた。
二発目も同じようになって。

「ぐっ…」
「あぁぐッ」
三発目で目の前が真っ暗になった。
頭がしびれてどうにもならない。
何秒かして、ぼんやり視界が戻ってくる。
仰向けに倒れていることに気がついて、
起きあがり、額に手をやる…
…血?

「うわああっ」
「きゃあああっ」
血が! 血がっ!
手の平に…べったり!
石でバリアジャケットを撃ち抜いて、ぼくの、頭に。
いや…ぼくだけじゃない。 後ろを振り向いたら、気づいた。
あの子が、キャロっていう子が、額から血を流して…がたがたふるえてる!


61 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/09/20(木) 21:02:46 ID:bupNyg2f

「当方の残弾、無尽蔵なり。
 おれに肉薄するまでの数瞬にて、おまえたちを蜂の巣にできよう!」
ぼくらの目の前で、覚悟さんはばきばきとコンクリートを握り潰していた。
片手で、石ころをもてあそぶように…『残弾』を作っていた。
多分、ぼくの顔も真っ青になっているんだろう。
こんなの、どうしろっていうんだよ。
でも、ここで逃げたら、ぼくは一体何しにここへ?
目指す道へ向かうためには、ここに後ろはないっていうのに。
それはきっと、あの子も同じで…

「うっ…きゃっ! あうっ!」
「!?」
あの子に石が飛んできた。
うずくまっているところに、何発も、何発も。
防御力場を突き破っては、音を立てて打ちのめしてる。
頭を…ジャケットで守られてない部分ばかりを狙ってる!

「やっ、やめてください、なんであの子ばっかり!」
「人間空母たる召喚師、先ず沈めるは戦術の正道」
投げる…石を、投げる。 七発、八発、九発。
そのたびに、苦痛、悲鳴。 あの子の!
ぼくをまるきり無視して、あの子ばっかり!
かといって、ここでぼくが飛び出していったら?
ぼくが飛び出せば、あの石の標的はぼくに移ることに…

「……」
そうだ、これは模擬戦だ。
だからあの子はあれだけ石で打たれても、殺されたりはしないんだ。
ぼくだって、それは一緒のはずなんだ。
召喚師を最初に倒すのが戦術の正道っていうのなら、
ぼくはあの子を守らなくっちゃいけないし、あの人はそれを求めている。
だったらここは、立ち向かうのが正解!
突撃だよ、ストラーダ。

「いっけぇぇ―――ッ!!」
「Speerangriff」
ぼくが一番得意としている正面からの全力突撃。
脅威と見なしてもらえさえすれば、あの子を守ることにもなる。
だからぼくは、ただこれを当てることだけを考えればいい…!
加速から突っ込むまでのたった二秒くらい。
あの人は、石を投げるのを、やめた。 こっちに向き直ってる。
これでも動体視力だけは特別鍛えてきたつもり。
スピードと突進力を使いこなすために。
だけど。


62 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/09/20(木) 21:03:47 ID:bupNyg2f

「 因 果 ( い ん が ) 」
今度は目の前が赤くなった気がした。
地面を転がされて、顔を何度も打った。
痛みと一緒に、やっと理解。
どうも、真正面から顔をぶん殴られたみたいで…
ひとっ飛びした距離もウソみたいに、気がつけばあの子の、キャロの目の前にいた。
ちょっと遅れて、鼻血がどっと出る。
バケツから入れすぎた水があふれるみたく。

「たった今の思慮なき猪突…
 きさまの甘えが見え透いた」
「うっ、うぐっ」
立ち上がらなきゃいけなかった。
生命の危険を感じてしまったから。
だって、だって。
あの人の大きさが、さっきの数十倍に見えるんだ。
べつに巨大化なんかしていないけど、
なんというか、存在がふくれ上がって止まらない!
耳から頭に、声が突き抜けてくる。
実際よりも、ずっとずっと大きな声が。
物静かなのに、地響きみたいに迫ってくる声が。

 模擬戦ならば 手加減されるとでも思ったか!
 思っていたのか!
 恥を知れ 軟弱
 士道不覚悟 ゆるすまじ!

踏みつぶされる、一息に踏みつぶされる。
あの人がその気になった瞬間、ぼくの身体は蚊みたいにぷちっとはじけ飛ぶ。
逃げ出したい、全力で逃げ出したい。
でも、逃げ場なんか、どこにあるっていうんだ?
背を向けたら、多分それで最後。
つまり、戦うしかないってことなんだ!
…勝てないのに?
全力でしかけた突進を、あっさり殴り返されたのに?
でも、逃げられる見込みなんか、もっとない。
じゃあ、悲鳴を上げようか?
泣いて叫べば、フェイトさんが中止にしてくれるかも…

「……」
名案だと思う。
われながら、名案だと…

……



「うあああああああああああッ!!」
「Speerangriff」


63 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/09/20(木) 21:05:12 ID:bupNyg2f

八方ふさがりだ!
結局、考えがまとまるよりもずっと先に、ぼくの身体は勝手に動いてた。
きっとそれしかないんだろう…そういうことだと思うしかない。
どうすれば、どうすれば当てられる?
わからない。 搦め手に使える魔法なんか持ってない。
ぼくにできるのは突撃だけだ!
単なる拳で殴り返されたっていうのなら、そんなものを許さない密度の威力をまとうしかない。
カートリッジ全消費! どうせ外せば次はないから、ぶつけられる全てをぶつけてやる!
早くも石が飛んでくる…そんなもので止められるもんか。
ぶつかる端から全部、煙にして消してやる。
構えたな、今頃迎撃しようったって遅い!
なのに拳も握らずに、指一本で何ができ…

「 因 果 」
「え」
なんか、すごい速度で空を飛んだ気がする。
でも、それっきりだった。
ぼくの意識はそこで、きれいさっぱり途切れてしまったんだから。






わたし、キャロ・ル・ルシエは、ベッドの上で目を覚ました。
前に立ってくれた男の子…エリオくんが、ふっとばされてやられちゃったあと、
せめて一発でもと思ってフリードに火を吐いてもらったけれど、
やっぱり一発も当てることができなくて…
目の前に立たれて、額に手の平を当てられて、そのまま倒れちゃったみたい。
先に起きたわたしは、医務室にいたお姉さん、シャマルさんにエリオくんを看てあげるように頼まれて、
今はとなりに座って汗をふいてあげている。
石をぶつけられた額の傷はわたしと同じだけれど、
顔を殴られて、鼻血を出して…腫れちゃってるほっぺたが、痛々しくて。
もうすこし早く、わたしも立ち直って一緒に戦っていたら。
ごめんなさい…ごめんなさい。
そうやって、五分くらいして。

「うっ…」
エリオくんも、目を覚ました。
わたしと同じで、ちょっとの間、なにもわからなかったみたいだったから。

「ええと、ここは医務室、です」
「医務室…」
言われて、回りを見回して、わたしの顔を見て。
それから、なにか納得したみたいに肩を落として。

「ごめん…ごめんなさい」
いきなり、わたしに謝ってきた。

「ろくに戦えなかった。 甘えた気持ちで戦ったから、ぼくは…」
「そんなことない、です。 それだったら、わたしの方が」
血が出たのにびっくりして、がたがたふるえていたわたし。
そのせいで、エリオくんはほとんど一人で戦うことになっちゃった。
フェイトさんみたいになりたくて、フェイトさんの力になりたくてここに来たのに。
フェイトさんみたいに戦ったり、助けたりするのなら、血が出るくらい多分当たり前なのに。
わたしは、いったい…


64 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/09/20(木) 21:06:13 ID:bupNyg2f

「何しに、何しに来たんだよ…ぼくはっ」
エリオくんが、そばの壁をなぐった。
わなわなと握った拳をふるわせて、目からじんわり涙が浮いた。
こらえてる…泣かないように。
歯をくいしばって、にらむみたいに目を力ませてる。

「力を示してみせろって、決意を戦いで示してみせろって言われたのに…
 戦いが始まったら、おびえて、へっぴり腰になって…」
「そ、そんなことないって」
「ちがう!」
また、壁をなぐった。
そのまま、握り拳を壁に押しつけて…それはまるで、押しても動かない絶壁にそうするみたいに。
そんなの無理だってわかってて、それでもあきらめきれないみたいに。

「逃げたかったんだよ…ぼくは逃げたかったんだ。
 ストラーダを放り投げて逃げ出そうって、本気で考えてた。
 こんなので…ぼく、こんなので、フェイトさんに、フェイトさんの力になんて、なれるわけ…」
…おんなじだった。
わたしと、おんなじ願いとくやしさを、エリオくんは噛みしめてた。
わたしよりも前に立って戦ったぶんだけ、それはきっと重たくて。
だから、わたしは言わなきゃいけない。

「そんなこと、ない!」
「っ?」
「エリオくんは逃げなかったよ」
手をとって、なでてあげる。
壁なんかなぐったりして、痛そうな音がしてたから。
このくらいしか、できそうなことがわからないから。

「こわくったって、おしっこもらしたって、エリオくんは逃げなかったから…
 だから、わたし…戦う力、エリオくんからもらったよ」
あの後ろ姿を見てわかったんだ。
エリオくんもこわいんだって。
それでもこわさに負けないで立ち向かっていったから、
わたしは、思い出すことができたんだ。

「エリオくんは、わたしの戦う力になってくれたよ。 だから…」
わたしがやらなきゃいけないのは、前に立って戦ってくれるエリオくんを全力で援護することだって。
それができるのが、わたしの魔法なんだって。
エリオくんの最後の一発は、わたしの最初の一発になったんだ。
とっさだったけど、全力の支援魔法を間に合わせることができたんだ。

「エリオくんと、わたしで出したあの一発、あの人にはほとんど効いてなかったけど。
 全然効かなかったわけじゃ、ないから」
「…当たって、たの?」
「わたしに教えてくれた人がいるんだ。 『正しければ勝つ』って。
 エリオくんはなれるよ、ここで、機動六課で…もっと、強く、正しく」
そして、これは、わたし自身への約束。

「わたしも一緒に、強くなるから」

その後、エリオくん…おしっこもらしてたことを思い出して、
さらにどんより落ち込んじゃったけど、もう大丈夫だよね。
頑張ろう? 明日から、一緒に。






65 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/09/20(木) 21:07:34 ID:bupNyg2f

「頬っぺた、やられたね、覚悟。
 絆創膏もらってきなよ、医務室に」
「これはおれの不覚にして、二人の戦果なれば。
 覆い隠すなどという恥知らずな真似はできぬ」
「…ふふっ。 どうだった、二人は」
「戦に臨むには心構えが甘すぎよう。
 だが、あの二人、おのれの貫くべき武道士道を、
 すでに心の奥底、無我の内に秘めておるなり。
 …フェイト」
「うん?」
「この親にして、あの子ありであった。
 あなどった非礼、改めて詫びさせていただきたく」
「わたしだけじゃないよ…みんなが育ててくれた二人なんだから。
 …始まるね、いよいよ」
「われら、『対超鋼』機動六課!」
「私達の戦いは、全部、これから」







…以上なり。
エリオとキャロが戦闘に対してどのくらい覚悟完了しているのか、
そこが最大の悩みの種となりました。
なまじ才能があるだけに、逆境には脆かろうと踏んでこうなったのですが…

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 21:11:22 ID:iymNC68f
GJ!!新執務大帝ってダサッ!!しかも、クロノが理性より本能重視になってるw
まさか、エイミィに俺のものになれ的なことを言うのかッ!!
戦い方は獰猛なのに戦術がクロノ本人のままだったら怖すぎるぜ。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 21:13:46 ID:1obk+yXj
GJ!正直クロノはこの方が目立って(ry

68 :なのはStS×デモベ:2007/09/20(木) 22:07:10 ID:+f89XFhZ
ああ、なんてGJなんだ……。
小便漏らしてでも戦うとか、俺的に直球ど真ん中ストライクなんですが!

69 :リリカル犬狼伝説:2007/09/21(金) 00:18:50 ID:sRdZQzmw
リリカルなのはStS×覚悟のススメ氏及び全ての職人

ただ感動するあまり、掛ける言葉が見つからんッッ!!
ゆえにこの言葉を持って締めくくるものなり!

 【 GJ 】

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 00:51:25 ID:pAfs8yVY
鉄鍋のジャンとのクロスを考えているが、俺にはジャンほどの料理の才能は無いww
料理のネタが全く思いつかん……原作の料理の流用をしてもいいものなのだろうか?

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 08:35:22 ID:vDKk1UzL
GJ!

>>70
とりあえず、料理図鑑でも眺めてみたらどう?

>>17
亀レスだけどネタバレに未帰還者がいるぐらいなんだし
死ぬやつはちゃんと死ぬのでは?

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 09:13:39 ID:18ZExz9B
嗚呼、リリカルなのはStS×覚悟のススメ氏お美事にございまする!
当方初めて拝見いたしましたころより感服仕っており申した。
エリオとキャロの両名、厳しき試練を乗り越えしは感激至極にございまする。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 12:40:37 ID:ucXrzt2O
覚悟のススメ氏乙
覚悟の投擲って、零式鉄球あたりを投げると対戦車砲級の威力があるんだっけか
単純に考えてライフル弾を超える威力があるんだろうけど、いくらなんでもそれだけでBJの防御貫けるかな?
ああ見えても物理衝撃には、遥か上空からビルの壁面が砕けるぐらいの勢いで叩きつけられても無傷な程強いが
あと、BJは一見剥き出しの部分があるのは単なるデザイン上の問題で、実際は全身くまなく覆われてるのと同じ効果がある

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 12:49:27 ID:XkxtY7Uu
>>73
対戦車砲を舐めすぎ、まさか戦車の装甲をライフル弾で貫通できるなんて思ってないよな?
対戦車砲とライフルの攻撃力の差は比べることも不可能なぐらいあるんですけどね。
よく知らないことを語らないほうがいいよ。

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 13:20:43 ID:6BSeC4n4
一昔前の対戦車ライフルとかと勘違いしてるんじゃね?
まああれでもコンクリートぐらい紙みたいに撃ち抜けれるけど



76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 13:49:01 ID:kK5oDGdR
あと面と点の違い、覚悟の投擲スピードも考慮しないとな。まあ、現代兵器はシャレにならん性能になっとりますってことだ。
ライフルで戦車を倒せるのはゴルゴ13ぐらいのもんよ。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 14:16:01 ID:zPf/lTFh
実はあのビルは耐震擬装で鉄骨が抜かれていたんだよ!
ΩΩΩ、Ω<な、なんだってー!

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 14:41:13 ID:L1OfnlbR
相手を吹っ飛ばしてコンクリぶち抜くのならエアマスターの人たちもやってるぜ!

79 :小ネタ:2007/09/21(金) 15:22:41 ID:ghQZdJ/d
〜闇の書戦〜

なのは「フェイトちゃん!!」
フェイト「うん。
二人とも、私達の後ろから離れないで!!」
闇の書「貫け、閃光。
スターライト・ブレイカー」

ズゴォォォォォォォッ……!!!


ディアボロ「ギャアアアァァァァッ!!??」
アリサ「……今、何か聞こえなかった?」
すずか「さぁ……?」

ディアボロ死亡回数:721回
今回の死因:スターライトブレイカー直撃

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 16:23:39 ID:dpkLdF5v
>>74
何にキレてるのか良く分からないが、握り拳ほどある零式鉄球と只のコンクリの石つぶての差を考慮すれば、
大体そのぐらいの差になるだろうと言っただけなのだが
ともかく何でいきなりそんなに喧嘩腰なのかね

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 16:50:56 ID:ccah509y
貫ける貫けない以前に、対戦車砲の威力考えるのにライフルと比較するというのはアホとしか……
ちょっとオーバーだが「デンプシー・ロールってデコピンより痛いですよね」って言うようなもんだぞ

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 16:52:20 ID:SY33fSPY
>>79
ボスーーーーー!!!!!

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 16:53:15 ID:yNrSwlZd
チハたんなら回転式拳銃でも倒せるぜ!

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 16:57:35 ID:JcXMV6ys
覚悟のススメ氏が復活していたとは・・・ともかく職人さんGJ
しかしこうなると全然投下が見られない職人さんたちの行方が心配になってくるな

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 17:08:57 ID://lXwdYf
>>81
いや、零式鉄球と只のコンクリには材質的にそのぐらいの差があるぞマジで

86 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/21(金) 17:41:22 ID:MLYuo+VF
>>76
トランスフォーマーも実写版では米軍が何機もディセプティコンを倒してましてましたしね。
なぜかA10とかAC130は結構活躍してたのにF22にはほとんどいいところが無かったけど。
三十年前の怪獣やら機械獣が火を吐くと戦闘機がボトボト落とされるだけだった頃に比べるとと
特撮とかアニメにおける現代兵器の扱い方も変わりましたね。


87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 18:04:16 ID:ZLwTN3qw
>>79
哀れだ・・・キングクリムゾンを返してあげたくなる。

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 18:14:34 ID:mOVpIU/l
>>87
大冒険のキンクリは性能が微妙過ぎるww
クラフトワーク、ヘビィウェザーと合成したGEレクイエム+99を防御DISCにすればSLBでも何とか……

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 18:41:16 ID:pAfs8yVY
>>88
それはいくらなんでもSLBを大きく見すぎwww
そこまでは無い。


90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 19:06:39 ID:Go0/9pT4
前にピクルとのクロスを書いてくれた職人さんがいたけど、
今週のバキでの、ピクルがやったアレをなのはでやってみたらどうなるかな。
職人さん。できればアレを書いていただけませんか。


91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 19:08:53 ID:zXCCP4rR
というか非殺傷設定って確か衝撃はあれど魔力にダメージ与えるんだよね?
魔力ない連中に非殺傷で撃つと、ダメージ下がったりするのだろうか?

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 19:23:02 ID:iGIBMuG+
無機物:普通に破壊
魔力低いと思われるヴァイスの妹:失明

むしろ同じかダメージが高くなるんじゃね?

93 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/21(金) 19:26:29 ID:MLYuo+VF
>>90
あれだけは正直勘弁して欲しいです。
想像しただけでも気分悪くなりそうだ。


94 :91:2007/09/21(金) 19:36:54 ID:Go0/9pT4
>>93
ぬう、そうですか。
あ、いや、こちらこそすいません。


95 :90:2007/09/21(金) 19:38:59 ID:Go0/9pT4
>>94
すいません。名前間違えました(汗)

96 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/21(金) 19:42:10 ID:MLYuo+VF
まあ最終的には需要の問題ですから読みたい人が居てかつ書きたいという職人さんが居るのならば
別に止めはしませんよ。自分にはそんな権利はありませんから。
しかし下半身丸出しのピクルが女子アナに抱きつくシーン(アレってこのシーンの事ですよね?)
をなのはキャラでやるってのは個人的に全くいい気分はしませんね。

97 :リリカル龍騎@携帯 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/21(金) 19:49:38 ID:OmQp2/W7
職人の皆様方GJです
数が多くて携帯からでは一つ一つ感想を書けないこの身とPC独占している愚妹を恨みます・・・orz

しかし、遅い帰宅・愚妹・月例試験と執筆&更新不可能フラグ乱立・・・orz
これはアレか?つまらんからもう書くなって事か?

98 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 19:54:03 ID:rD0ITaWy
さぁ〜て、リリカルガオガイガー7話完成よ!
前回より短いですが、戦う前の静けさと思ってください。
さて、投下OKかな?

99 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/21(金) 19:58:56 ID:MLYuo+VF
おkに決まってます。

100 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 20:00:33 ID:rD0ITaWy
 勇者王リリカルガオガイガー THE MYTHOLOGY

 第七話「信じるべきモノ」

 ◆新暦75年6月初旬頃

「もう少し早ければ助けられたはずだった…」
 長髪の男性が、ミッドチルダ東部12区内にあるパークロードにあるベンチに座りながら空を見上げながら呟く。
 彼の名は獅子王 凱。現在機動六課に勤務する陸戦Bクラス魔導師兼GGG機動部隊隊長の役職に就いている。
 現在、5月に起きたある事件によって出来た心の大きな傷を癒すため休暇を取り、一人でミッドチルダを歩き回っていた。
 今の彼の瞳は以前あった生き生きしたモノから、気力を失ったように荒んだモノに成っている。
『死にたくないよ』
 爆発が起きる瞬間に微かに聞こえた助けを求める少女の声が今でも頭の中で鳴り響く。
「くっ」
 頭を押さえ、心の痛みを抑え込むが激しい痛みに涙が零れ落ちる。
 あの時助けられなかった少女の事を思い出し、苦しみ続ける凱であった。
 
 ホテル・アグスタの警備に機動六課が務めることに成り、部隊長と各隊長達以外が外の警備に当たっている。
 中の警備を行うため、隊長3名はドレスを着て骨董品のオークションがある会場へ向かっていた。
「はやて。ガイさんの事なんだけど…あの処置で良かったのかな」
 フェイトは、この任務が伝えられてから直ぐに、はやてによって休暇を取らされ任務から外されたガイの事を気にしていた。
「あんな姿見せられたらなぁ…少しでも気が紛れるように休暇あげてみたんやけど、逆効果に成らなければ良いんやけどな」
 機動六課の初出撃の際に起きた事故で、ガイが悔やんでいる事をはやて達は知っていた。
「私たちが地球へ行っていた時も元気が無かったって、命さんが言っていたからね。一度、1人で考える時間が必要だよ」
 はやての行為を肯定するなのはだったが、その顔には少し影がかかっている。
 自分たちが地球へ向かう前に進めていた個別スキル訓練の時も、魔法の切れが悪く動きもいつもより悪くなっていた。
 相手をしていたヴィータから話を聞いてみると、事の深刻さは予想を上回っていた。
「あいつ、実戦訓練中でも心ここにあらずって感じだったぞ。この前の任務の報告書読んだ限りだと…死なせちまった事を悔やんでやがる。
まぁ仕方ねぇけどよ…悔やんでも悔やみきれねぇ気持ちは分からなくもねぇからな」
 悲しげな目で凱さんを見つめるヴィータを見て、教導官として彼を導けるのか不安になった。
 そうして、何の解決策も無く今に至る。
「まぁ、命さんとボルフォッグが凱さんを追って居るから、万が一ってことは無い筈や。うちらは任務に集中しよ。
任務中暗い顔なんてしてたら、機動六課の名が廃るでぇ」
 明るく振舞うはやての姿を見て、悔やんでいてもどうにも成らない。ならば、今は自分たちが出来る事に集中するだけ。
 でも、凱さんが元気を取り戻してもらえる事を心の隅で願う3人であった。


101 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 20:02:03 ID:rD0ITaWy
 依頼を受けてホテル・アグスタの警護をする機動六課の面々。
 今回は、八神はやて部隊長の騎士たちであるヴォルケンリッターも参加している。
 スターズ2であるヴィータ副隊長とライトニング2の副隊長であるシグナムは、ホテル内の警備。
 スターズ3/スバルは、リインフォースII空曹長と共にホテル内での警備。スターズ4/ティアナは、外での警備を担当している。
 ライトニング3・4であるエリオとキャロは、ザフィーラと共に地下駐車場の警備に就く。
 ブレイズ2・3であるJとルネは、シャマル医務官に同行しストームレイダーが置かれるヘリポートがあるホテルの屋上での警備を担当する。
 更に、今回はホテル周辺に光竜と闇竜が緊急時用に待機している。
「この世界に来ての初任務〜がんばろうね。闇竜♪」
「はい。光竜」
 ビークルモードで待機していると、ティアナが近付いてきた。
「あんた達、確かGGGのロボットだったわよね?」
「そうでーす!あたしの名前は光竜。以前はフランスの対特殊犯罪組織シャッセールに所属してましたぁ。今はGGG機動部隊所属です♪」
「私の名前は闇竜です。光竜と同じ経歴です。今後ともよろしくお願いします。ティアナさん」
「ええ、よろしくね。二人とも。それにしても」
 ティアナは光竜と闇竜を見比べて、ある事実を悟った。
「あんた達の声、なのはさんの声に良く似てるわ」
 ティアナたちが雑談している頃、はやて達はオークション会場の受付を済ませ各自で中の警備を行っていた。
「会場内の警備は流石に厳重と」
 バルコニーからオークション会場を見回りをするドレスを着た女性はやてとなのは。
「一般的なトラブルには十分対処できるだろうね」
「外は六課の子達が固めているし、入口には防災用の非常シャッターも装備してある。ガジェットがここまで入って来るんは、
無いと思うんやけどな」
「うん。油断は出来ないけど、少し安心」
「まぁ、どっちにしても私たちの出番は、ホンマの非常事態だけや」
 フェイトは、会場の廊下をバルディッシュと共に怪しまれないように歩いていた。
「オークション開始まで、後どのくらい?」
『3時間27分です』
 つかつかと歩いて行くフェイトを横目で見たスーツを着て長髪を後ろでまとめた中性的な顔立ちの男性は、
「あれ?」
 どこかで見たような女性が歩いて行くのに気づく。
「先生、どうかしましたか?」
「ああ、いえ」
 先ほどまで話していた相手に言うことでも無いので、今の事は頭の隅に置くユーノ・スクライアであった。


102 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 20:03:54 ID:rD0ITaWy
 警備中に念話で会話をするスバルとティアナ。
 不審者などが現れていないかの確認を取る中、スバルは現在の警護態勢について思った事をティアナに話しだした。
「(でも、八神部隊長の守護騎士団全員集合かぁ。)」
「(そうねぇ。あんた、そういうの結構詳しいわよね。八神隊長とか副隊長たちのこと)」
「(うーん。父さんとかギン姉から聞いたことぐらいだけど、八神部隊長が使っているデバイスが魔導書型で、その名前が夜天の書ってこと。
副隊長たちとシャマル先生、ザフィーラは、八神部隊長個人が所有してる特別戦力だってこと。で、リイン曹長を合わせて6人揃えば
無敵の戦力ってこと。まぁ八神部隊長たちの詳しい必事とか能力の詳細は特秘次項だから私も詳しくは知らないけど)」
「(レアスキル持ちの人は皆そうよね)」
「(ティア、何か気になるの?)」
「(別に)」
「(そう、じゃあまたあとでね)」
「(うん)」
 念話を切ってからティアナは、今の自分が置かれている状況を考えてみた。
“六課の戦力は無敵を通り過ぎて明らかに異常だ。八神部隊長がどんな裏技を使ったかは知らないけど、隊長格全員がオーバーS、副隊長でも
ニアSランク。他の隊員たちだって前線から管制官まで未来のエリートたちばっかり。あの歳でもうBランクを習得しているエリオと
レアで強力な竜召喚士のキャロは、二人ともフェイトさんの秘蔵っ子。危なっかしくはあっても、潜在能力と可能性の塊で、やさしい家族の
バックアップもあるスバル。そして、別の次元世界からの来訪者であるGGG機動部隊の人たち。特に凱さんたちは、たった数ヵ月で魔法を習得して
今の実力…才能とか言ってる次元じゃ無いわよね。しかもバックアップに強力な力を持ったAI搭載型ロボットが多数。
うちの部隊で凡人なのは私だけか…でも、そんなの関係無い。私は立ち止る訳には行かないんだ”


103 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 20:06:12 ID:rD0ITaWy
 人混みの中を歩く獅子王 凱。その後姿には以前の覇気がまったく感じられない。
 彼の後を追う卯都木 命は、彼を元気付けたい一心なのだが相手の方が拒む状態で手出しの使用が無い状態だ。
“凱…あなたの勇気は、こんな事で崩れ去ってしまうほど弱いモノだったの?取り戻して、本当の勇気を”
 そんな2人を追跡する覆面パトカーであるボルフォッグ。
 ぼんやりと歩く凱だったが、近くで発せられた悲鳴を聞き周りを見渡す。
「なんだ!?…あれは!」
 彼の目線の先には、ガジェットドローン1型が数機ビルの上の階に捕り付き、中へ侵入していた。
 咄嗟にセットアップを済まそうとした凱だったが、今の自分に何が出来るんだと最後の一歩が踏み込めずにいた。
 凱が動けずにいると、襲撃を受けたビルから多数のガジェットが飛び出してくる。
 そのアームケーブルには黒いスーツケースが持ち抱えられていた。
「何故、こんな場所にガジェットが…はっ!子供の声?」
 かすかに聞こえる子供の助けを求める声の方を向くと、先ほど襲撃を受けたビルから落ちかけている子供がいた。
 両手で自分の体重を支えているが、崩れかけた外壁に掴まった状態は直ぐに終わりを告げる嫌な音が鳴り響く。
 それを見つめる凱は、震える右腕を押さえ強き気持ちを奮い立たす。
“動け、動くんだ!目の前で助けを求める人が居るなら救い出す!それが、勇者…嫌、違うな。俺自身が望むことだぁ!!”
 また目の前で救える命を助けられないなど、有っては成らない。
 勇気ある者ならば、ここで足踏みなどする事など……無い!
 その時、左手には美しい緑色でGの文字が浮かび輝いていた。


104 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 20:08:08 ID:rD0ITaWy
 路地裏を歩く灰色の髪に鋭い目をした男性は、今の己の進んでいる道が正しいのかと考えていた。
 己が持つ力を振い、弱者を斬り伏せる。
 昔の己自身がやってきた事を繰り返すだけ。
 思い人を救うための手段。
“あの男に全てを託した決断は、正しいのか…いいや、これ以外の選択肢は無かった。そう、そのはず”
 このまま奴に従い彼女を目覚めさせてもらうべきか、否か。
“ふ、何を考えているのだ。我はメイガスの剣なり。そう、ただそれだけだ”
 己の疑念を払いのけ、頼まれ物を持って帰還する際、あるものを見つける。
「あれは…街中にまで現れるとは、スカリエッティめ、穏便に済ませるという言葉を知らぬか」
 民間人を巻き込み死なせる。以前の己なら気にもしなかっただろう。
 しかし、今の己には心がある。無用な殺生は好かない。
 ビルに侵入していたガジェットたちは、何かを持ち出した後撤収していく。
 死傷者は出ていないのを確認し立ち去ろうとした時、何か固いモノが崩れる音と、幼子の悲鳴が聞こえた。
 振り向くと幼子が10階のガジェットが突入し崩れている場所で物に掴まり辛うじて、落ちずにいる。
 そして、幼子の頭上の外壁もひび割れていて何時崩れ去っても可笑しくない状況だ。
 直ぐに助け出さねばならない状況だが、幼子を助ける時に生じる振動で頭上の外壁が崩れ落ちてくれば致命傷は必至。
「考える余裕も無いか。ならば突き進むのみ!」
 アームドデバイス【参式斬艦刀】を起動させ、己が剣で幼子の危機を救おうとした時、幼子が掴まっていた物が崩れ落ちていく。
「いかん!」
 飛び出して幼子を助けようとした時、己の位置からビルを挟んだ先で光が発せられ金色の鎧を纏った者が幼子を抱き抱え救出に成功する。
 しかし、更に上から落ちてくる巨大な瓦礫を、幼子を抱えた状態で回避するのは至難の業。
“ならば、我が剣を使う時”
 瞬時にカートリッジをロードし、刀に魔力を収束させ巨大な斬艦刀に変化させると凄まじい加速で瓦礫へ突撃する。
「斬艦刀・一文字斬り!」
 巨大な斬艦刀が瓦礫を一刀両断し、その余波で両断された瓦礫だったモノは左右のビルの壁へ吸い込まれるように衝突する。
 幼子を助けた男の横に着地し、剣を収める。
「我が斬艦刀に、断てぬものなし!!」


105 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 20:09:57 ID:rD0ITaWy
 俺の目の前に立つ灰色の髪に鋭い目つきをした大柄の男性は、無言で俺を見つめている。
 その圧倒的な存在感に、臆すること無く立ち向かう自分。
「助けて下さって、ありがとうございます」
「いや、お主こそ、あの瞬間に臆さず動けるとは中々のものだ」
「いいえ。俺はただ我武者羅に死なせたくない一心で動いていただけです。後先考えずに動いた結果は、あなたに助けてもらってしまいました」
「苦いる必要は無い。名は何という?」
「凱。獅子王 凱です」
「凱か。我の名は…」
 そこで話を一旦切る男だったが、
「我の名は、ゼンガーだ。凱、お前の行動は我の動きを容易にさせてくれた。それに、己の力で先ほどの窮地も跳ね除けられただろう」
 ゼンガーという男性との会話の中、先ほどまであった心の痛みが無い事に気づく。
「ん?何か気になる事でもあったのか?」
「いえ、先ほどまで心に何かが刺さっている感触が無くなっていることに驚いているんです。それに、ゼンガーさんが思っている程、俺の実力は」
「黙れッ!」
 行き成りの罵声に身構える。
「そして、聞け!俺には分かる。凱、お前の実力は相当なモノだ。あの動きから分かる。今のお前に足りないものは、何事にも臆さぬ強き心だ」
「強き…心」
「そうだ。何故お前が迷っているのかは知らないが、その悩みが己の力を封じてしまう足枷なら、断ち斬れ!もしくは、全てを抱え込み
我が道を突き進め!」
 その言葉に俺の心に巣食っていた闇がかき消えた気分だ。
 ゼンガーは、更に話を続けようとしたが誰からか連絡があり直ぐに戻らなければ成らないようだ。
「ゼンガーさん。ご指導ありがとうございました。今まで悩んでいた事を克服できた気分です」
「そうか、ならば進め。時には立ち止まり周りを見るのも己のために成ろう。では、さらば!」
 立ち去って行くゼンガーを見送りながら、俺はもう一度お礼を言った。
「ありがとうございました」


106 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 20:11:26 ID:rD0ITaWy
 ゼンガーの姿が消えると同時に、後ろから凱に話しかけてくる女性の声。
「凱…」
「命か。何でここに?」
「あなたの事が気掛かりで…ずっと心配してたんだよ!」
「す、すまない」
 涙目な命に慌てる凱に近寄る覆面パトカー。
「ガイ機動隊長。御気分は如何ですか?」
「ボルフォッグ!お前も来ていたのか。今まで落ち込んでいてすまなかった。だが、もう大丈夫だ。悩むよりも、行動して、あの時のような
悲劇が起こらないよう俺自身を鍛える。そう、俺は勇者としての道を全うする!」
 今ここに、勇者エヴォリュダーガイの復活が高々に宣言された。
“よかった…本当によかったよ。凱”
 涙ながら、彼の復活に喜ぶ命であった。

 凱と別れたゼンガーと名乗った男は、路地裏で再度連絡を受ける。
『…で、ルーテシアの援護に行ってもらいたい。君の機体は、いつものポイントに待機させてある。頼んだよ』
「了解した」
 通信を切ると、参式斬艦刀を起動させる。
「武神装甲!」
 彼の掛け声と共に、デバイスから光が放たれる。その光に包まれ騎士甲冑を装着する。
 ヘルメット状の仮面を被った姿が印象的だ。
「我はウォーダン。ウォーダン・ユミル。メイガスの剣なり!」
 



 次回予告
 君たちに最新情報を公開しよう。
 機動六課へ襲いかかる巨大人型機動兵器。
 その圧倒的力に敗れていく仲間たち。
 だが、仲間の窮地に天から白き獅子が舞い降りる。
 勇者王リリカルガオガイガー THE MYTHOLOGY
 NEXT 完成勇者王VS超闘士
 次回も、このチャンネルでFINAL FUSION 承認!



 これが勝利の鍵だ!
【ギャレオン】


107 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 20:13:52 ID:rD0ITaWy
投下完了。
次回は機動六課フルボッコ!になるのか作者も不明(ぇ

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 20:21:29 ID:SY33fSPY
ま、まさか親分の師匠とは・・・
斜め上の展開。おらわくわくしてきたぞ!GJ!!

109 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/21(金) 20:27:58 ID:MLYuo+VF
GJです。
ゼンガー来たぁぁぁぁ!



110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 21:21:34 ID:yafkSD1W
> ティアナは光竜と闇竜を見比べて、ある事実を悟った。
>「あんた達の声、なのはさんの声に良く似てるわ」

ティアナさんティアナさんwwwww
そりゃ中の人が同じだからに決まって(スターライトブレイカー

111 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/21(金) 21:38:49 ID:uDBUlmpG
スクライドさんGJ!

さてと…僕もまた下らん小ネタが出来てしまった…(なのは勢の出番はやっぱり少なめ)

一応投下おk?

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 21:58:16 ID:qqeoRDz6
>>リリカルスクライド//G.U.氏

今回もGJでした! ゼンガー親分も異世界からの漂流者で、己の目的のためにスカ博士に手を貸しているのでしょうか?
親分とゼストのキャラがかぶっているとは散々言われていることですが、その辺の差別化はいかに? 
次回はジェネシックガオガイガーとスレードゲルミルのガチバトルですか!? 想像しただけでワクワクが止まりません!

113 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/21(金) 22:02:51 ID:uDBUlmpG
誰も居ないから勝手に投下しちゃえ(ぇ

小ネタ 仮面ライダーTHE FIRST

継ぐのは魂

矢車「止めろおおおおおおおおおおおおお!!」
バット「おめでとう矢車想君!この度君は、我が神聖なるショッカーの一員に選ばれました!!」

原作 石ノ森章太郎

(改造手術を受け、体中に血管が浮かび上がる矢車)

矢車「うわああああああああああああああ!!」

初めて見る…これが真のライダーアクション!

「仮面ライダーTHE FIRST」

仮面ライダーキックホッパー・矢車想 徳山秀典

死神博士「ホッパーを倒すには…ホッパーの力を持って倒すのだ!」

仮面ライダーパンチホッパー・影山瞬 内山眞人

死神博士「影山瞬よ…矢車想を抹殺せよ!」

キックホッパー「おおおおおおおおおお!!」
パンチホッパー「はあああああああああ!!」

(激突するダブルライダー)

(浜辺を歩く矢車と影山)
影山「もっと自信を持て!俺達は改造人間じゃないか。」

114 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/21(金) 22:04:09 ID:uDBUlmpG
(BGM・Bright! our Future)

〔抱きしめていたい〕

矢車「俺はただ…美しいものを守りたいだけだ。」
(シャマルを抱きかかえながら夜の浜辺を歩くキックホッパー)

〔溢れるこの両手から〕
(ショッカーアジト通路で見つめ合うなのはとユーノ)

〔伝わるよ思いは どんな時でも〕

「Spider!」
(木に糸を張って移動するスパイダー)

「bat!」
(翼を広げるバット)

〔愛し合うために 僕らは生まれてきたんだ〕

「cobra!」
(身構えるコブラ)

「snake!」,
(舌なめずりするスネーク)

「and the mask rider!!」
(変身ポーズ風ファイティングポーズを取るキック&パンチホッパー)

キックホッパー「ヤアアアアアアアアア!!」
(スパイダーにライダーキックを放つキックホッパー)

〔もう迷わないと 誓える Bright! our Future〕

(海からゼクトロンで飛び出すキック&パンチホッパー)

「11月5日、ロードショー」

115 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/21(金) 22:07:03 ID:uDBUlmpG
投下終了
下らないもの投下して失礼しました
ただネクストやったらファーストもと思いましただけですので。

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 22:30:33 ID:qKtD1k7k
>>32
>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
ヴィータの初恋の人は手塚ですか。なら、なのはは五代だとしたら、他の女性陣も初恋は
ライダーの誰かだったりするのかな?


117 :19:2007/09/21(金) 22:58:28 ID:pVoZcx3f
職人の皆様GJです!!

>リリカルスクリーム氏
ヘビーアームズ半分に割れた仮面を付けてる機体ですか?
てかクロノ…名前…ちょっとかっこいいって思ったのは俺だけか?

>リリカルなのはStS×覚悟のススメ氏
エリオとキャロはこれからさらに強くなっていきそうですね
てかキャロ、漏らしたことは内緒にしてあげようよ…

>リリカルスクライド//G.U.氏
勇者王復活!!凱はまた一段と強くなったでしょう
で、ボスが参入。次回は参式斬艦刀で大暴れですか?

>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
これはあれですか?11月5日にこんなの投下するっていう予告ですか?
………期待してもいいですか?

118 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/21(金) 23:15:46 ID:rD0ITaWy
>>115
乙です!

皆様感想ありがとうございます。
少しネタバレを…グルンガスト参式登場です〜ちゃんと超闘士って書いてます!
スレードゲルミルは、後日登場します。
そろそろティアナのストレスも計測不能になる頃か(ニヤ

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 23:23:55 ID:pH41vKr9
>>118
ま、まさかティアナをXXXXXしちゃうんですか?
確かに必須条件満たしてますからね…
なっちゃうんですね?

120 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/21(金) 23:31:47 ID:nW8n1dl/
>>116
じゃあ、はやての初恋の人はたっくんかな?

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 23:31:51 ID:ZLwTN3qw
名前はツンデレXXXXXで決定だッ!!

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 23:57:36 ID:SF0CeWdN
>>120
何その誕生日が一緒(巧は中の人だが)

123 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/22(土) 00:03:48 ID:9RlLKGdS
皆さん初恋の人は誰かと色々話してますね…
まぁ皆さんの言うとおりなのはの初恋は雄介です。
他のメンバーはまぁ後ほど…

しかし…早く今やってるの書き終えて第二部にいきたいっす(オイ)

>>117
え?私が書くんですか?
…考えて見ます。

124 :なのはVSボウケン:2007/09/22(土) 00:35:20 ID:TwfiERLB
>>リリカルスクライド//G.U氏
>>リリカルなのは×仮面ライダー氏
GJ!

時間が無くて他の職人さんの作品をなかなか読めていないのですが、明日あたり纏めて読んでみようと思います。
感想もその時に。
それにしても恋愛描写をしている方も何人かいるようで、自分でもやってみたくなりました。
スバル×アレックス・ルイ・アームストロング少佐……とか……?
『なのは×錬金』第三話を00時50分頃投下したいと思います。これなら規制されても大丈夫なはず。


125 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 00:50:33 ID:TwfiERLB
次元の海に浮かぶ巨大な時空管理局本局。
大型の次元航行艦が何隻も停泊している。もはや艦と言うよりも要塞と言ってもいいかもしれない。
そこにクラウディアは帰還し、エドワード・エルリックは降り立った。
顔つきは妙に晴れやかで生き生きとしている。それもそのはず、探し求めた元の世界に戻る手掛かりを掴みかけているかもしれないのだから。
「お〜い、エドワード君」
「あ、マリーさん」
本局に戻るなり声を掛けてきたのはマリエル・アテンザ。彼女が彼の義肢の製作、修理等を担当している。それ故、彼女には少々頭が上がらない。
「義肢のメンテナンスするからちょっと付き合ってくれる?」
「ああ、わかったよ」
結局ここでも手足のメンテナンスは必要になる。もう慣れたものとはいえ、やはり面倒なものだ。
自分は前に進めているのだろうか?この腕はそう問いかけているような――。
たまにそう思うことがある。

第3話
真理の扉/からくり〜しろがね 第一幕 開幕ベル

「う〜ん、大分損耗が激しいね。ちょっと無茶しすぎだよ」
エドは下着姿で台の上に寝転び、マリーは取り外した義肢をまじまじと調べる。
「あはは……悪い」
とりあえず苦笑してお茶を濁す。つい先日も魔力弾を直接殴り返すようなことをした手前、言い返せない。
「でもさ……この義肢、デバイスみたいに魔力ダメージにも耐え得る素材を使ってるけどさ。
もっと見た目も質感も本物に近い義肢だってあるんだよ?何もこんな頑丈さ重視の面倒なのじゃなくっても……」
彼女が握っているそれはずっしりと重い、鈍く光る鋼の腕だった。
「まあな。でも、もう慣れたよ。それにデバイスはいまいち性に合わないからさ。これのほうが戦い易い」
それともう一つ、あまり便利な腕に慣れてしまうと、あの世界のことを忘れてしまうのではないかと不安になるのだ。
自分はいつか必ず、元の世界に帰る。それなら機械義肢〔オートメイル〕に近いものの方がいい。
機械義肢とよく似た重み、関節の軋み、神経の痛みが過去を思い出させてくれる。忘れずにいられる。


126 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 00:51:43 ID:TwfiERLB
「あの掌をパンってやるヤツ?エドワード君の稀少技能〔レアスキル〕」
「ああ、何度か使った魔法は詠唱無しで発動できるんだ」
元々覚えたての頃ふと試してみたらできてしまったものだが、今では慣れたものだ。
錬金術の下地があったせいだろう。魔法の覚えも平均よりもかなり早かったらしい。

物質を理解し、分解し、再構築する。その力を望む方向にコントロールする式を刻んだものが錬成陣。
自分は『真理の扉』のその奥を見たことで、自身を構築式として錬成陣を利用せず錬成することができるようになった。
掌を合わせるのはその為のトリガーである。
手を合わせることで錬成陣の円――すなわち力の循環を示すのだ。構築式は己の中にある。
自分はこの世界へと渡った際に真理の扉を潜った。ならば詠唱を省略することも可能なのではないか?
魔法を独学で学んだ時に必要とした知識も理数系。錬金術を学んだ時と同じ分野のものが多かった。似ていると感じたのはこの時。
力を望む形にコントロールした構築式を自ら理解する必要がある――この点では錬金術も同じである。
そしてそれを集中、詠唱によって発動させる。それが魔法だ。
作用する形があまりに多岐に渡る為、知らない術式を即興では使えないが、それは錬金術でも同じだ。
結局は術者の資質や学習が肝心であるという点も。
決して万能な技能ではなく、便利であるという程度の認識でしかない。結局は魔法も錬金術も科学の一つなのだ。
不可能を可能にすることなどできない。
ましてや死者を完全に生き返らせることなど――。

「へぇ〜。凄いんだねえ、錬金術って」
そうしている内に予備の義肢の用意が出来ていた。
「っ〜!」
神経を繋ぐ独特の痛みに歯を食い縛って堪える。これが嫌なところまでそっくりとは皮肉だと思う。
「どんな感じ?違和感ある?」
「う〜ん、少し。まあ慣れると思うけど」
肘や膝を曲げ伸ばしたり、飛び跳ねたりして感覚を確かめてみる。
以前の機械義肢に比べると多少の違和感は拭えないが、まあこんなものだろう。
「悔しいなあ。君の前の義肢?造ってた技師さんはよっぽど君のことを熟知してたんだね。そりゃあもう身体の隅々まで」


127 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 00:52:52 ID:TwfiERLB
熟知していた?身体の隅々まで?
急に頭の中に幼馴染の少女が浮かぶ。彼女とも、もう二年以上も会っていない。
「そ、そんなことないって!ただ昔からで慣れてたからさ……」
しまった。ついつい声が上擦ってしまった。
「ふぅ〜ん、まぁいいけどぉ〜」
マリーはからかうようにニヤニヤした笑みを向けてくる。顔が赤くなっているかもしれない。
「でもね。こういった義肢は着ける人の体型は勿論、癖や歩き方まで技師が知ってないとなかなか違和感無くって訳にはいかないと思うよ。
また会えたら感謝しとかなきゃ」
「考えとく」
「そうそう。私もその内、六課に出向すると思うからその時はよろしく」
エドは振り向かずにひらひらと手を振り、そそくさとその場を去った。
異世界から飛ばされてきたことは三人にしか話していない。一人はクロノ、一人はマリー。
クロノには自分が元の世界を探していることを伝えておいた方が動きやすかったから。
マリーには機械義肢の特徴をできるだけ詳細に話す為に必要だったのだ。
そしてもう一人――。

「やあエド。久し振りだね」
次の目的地、無限書庫に着いて早々にユーノ・スクライアと鉢合わせた。もっとも彼は大抵ここにいるのだから当然といえば当然だ。
「よっ、ユーノ先生」
エドもユーノに片手を上げて答える。彼がその最後の一人である。
「一つしか違わないんだから先生は止してよ」
本局勤めになって自分の部屋よりも長くいたのがここ無限書庫だった。
管理世界のあらゆる情報、書籍が集まる場所であるここには、戻る為の方策を求めて幾度と無く足を運んだ。
尤も一武装局員ではアクセスできる情報にも限りはあったが。
当然司書長であるユーノとも親しくなり今では友人に近い。
情報収集の手伝いを頼んだ時に事情も打ち明けてある。幸い彼は快く引き受けてくれた。
「へへ、まあ先生には違いないからさ」
彼からは私的に魔法を学んだこともある。
デバイスを使用しないこと。補助や防御魔法に長けていること。
デバイスでの攻撃魔法にどうにも慣れないエドは彼のスタイルにヒントを見出した。
「僕が教えたのは、拘束や防御、転移、結界魔法だよ。エドはそれに幻術なんかも加えてそれを駆使して接近。後は――」
「ゲンコでボコる!だな」
エドが彼の言葉を繋いだ後、二人で同時に吹きだした。


128 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 00:53:58 ID:TwfiERLB
それが自分の性に合っていた。もともと体術だけで多人数と渡り合うのも慣れている。
「それで?今日はどうしたんだい?」
「ああ、ちょっと調べ物。それと今度ミッドの機動六課に転属になったから、その報告に」
「機動六課!?」
ユーノが素っ頓狂な声を上げてエドに詰め寄る。あまりの勢いに少し怖気づく。
「な、何だよ……」
「いや、機動六課っていったら僕の友達が三人いてね。ちょっと驚いただけ」
「へえ、偶然だな」
「ほんと、凄い偶然だよ。六課課長の『八神はやて』と分隊長の『フェイト.T.ハラオウン』。もう一人の分隊長の『高町なのは』。この三人」
「ああ、覚えておくよ。それじゃ適当に見せてもらうぜ」
少なくとも高町なのはという名前には聞き覚えがあった。『エース・オブ・エース』だのなんだの天才としてえらく有名なんだとか。
正直どうでもいい話だった。ユーノがえらく頻繁に口にする名前であること以外は。
「エドはいつも熱心に本を読んでるけどさ。なんでそこまでするんだい?君ぐらい足繁く通う人なんていないよ」
適当にあしらわれたユーノが少しむっとしながら訊ねる。
最初は元の世界に戻る為に、やがてそれは苛立ちを紛らわせる為になった。錬金術を学ぶように魔法書を読んでいるとそれに没頭することができた。
そして今は再び振り出しに戻る。
エドは首だけをユーノに向ける。その顔は自信と活力に満ちていた。
「元の世界に帰る為に決まってんだろ」

エドは黙々と本を読み漁り、ユーノはデータの整理。その間は互いに話すこともなく、書庫には静寂が満ちていた。
数時間が経過した頃、それは突然の来客によって引き裂かれた。
「ユーノーーー!」
「アルフ!?」
この耳と尻尾を生やした少女は、フェイトの使い魔である。たまに手伝いに来てくれるのだが――。
「どうしたんだい、アルフ?」
彼女は今は目一杯に涙を溜めている。出来るだけ優しく話しかけるが、嗚咽を漏らすばかりで話にならない。
「うるせえなぁ……書庫では静かにしろよな、アルフ」
読書の邪魔をされたエドの文句に
「エドには関係ない!!」
と怒りを露わにするアルフ。


129 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 00:55:14 ID:TwfiERLB
怒って少しは話せるようになったのか、息を荒くしながらもぽつりぽつりと話してくれた。
「ここ何日か本局に来てて海鳴を留守にしてたんだけどさ……」
彼女はリンディの付き添いで本局に来ていたらしい。そういえば何度か書庫にも顔を出していた。
「さっき海鳴に帰ってみたらさ……そしたらエイミィもチビ達も……それどころか街中の人がいなくなってたんだよ!!」
「ええ!?」
これには無視して読書をしていたエドも振り向いた。
「街中って……海鳴市全部がかい?」
「中心部のあたりは誰もいなかった。翠屋も見に行ったけど……滅茶苦茶に荒らされてた。街中が全部そんな感じだ……」
アルフはまた力無く肩を落とした。余程ショックだったのだろう、耳も尻尾も彼女と同じ様に沈んでいる。
「それに海鳴の中心部に繋がる道は全部が警察に封鎖されてたんだよ……」
「封鎖って……何があったんだ……?」
呟いてみても答えを返せる者はいなかった。アルフは泣きながら首を振るだけ。
エドにも一応視線を振ってみるが、彼も首を無言で振る。
「銀成市寄りの辺りを何人か変な奴等がうろついてたんだ。武器を持ってて……近寄らない方がいいと思ったから全部は聴いてないけど、
『ホムンクルス』とか言ってた……」
「ホムンクルスだと……!?」
ホムンクルスという単語に、エドの表情が険しくなる。
ホムンクルス――錬金術で造られた人造人間である。これくらいは錬金術を知らない者でさえ物語等で耳にしたことがあるだろう。
ユーノが知っているのはその程度だ。だが、彼は他に何を知っている?
そういえば、彼からは錬金世界について何度も話を聞いたが、"最も知名度の高いであろうもの"に関しては彼は語らなかった気がする。
それはあらゆる病を癒す霊薬、或いは卑金属を貴金属へと変化させるもの。万物に永遠を約束するもの。
天上の石、大エリクシル、哲学者の石、第五実体、赤きティンクトゥラ。様々な名で呼ばれる幻の物体――。



130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 00:55:45 ID:Q+jtvLpr
規制回避

131 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 00:56:54 ID:TwfiERLB
錬金術とあの世界に関して意図的に伏せていたことがある。クロノにもマリーにも、ユーノにさえ深くは語らなかった。
『賢者の石』とそれを求めるホムンクルス。その正体についてである。
語れば、自らの罪も語らねばならなくなる。だからできるなら語りたくはなかった。
それは錬金術最大の禁忌――『人体錬成』。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

フランスはキュベロンの郊外の海辺にひっそりと佇む洋館。無数の墓に囲まれたそんな場所に敢えて近づく者などまずいないだろう。
それでも彼女は行かなければならなかった。決意に満ちた表情で歩を進める彼女の傍らには、未だあどけない少年と少女の姿があった。

「あんたにしちゃ早かったじゃないか……」
扉を開くとそこには黒衣の老女が三人、こちらを向いて立っている。どうやら口振りから察するに誰かと間違えたようだ。
「誰だい?あんた達は」
三人は声こそしゃがれているものの、背筋はピンと立ち異様な迫力を感じさせる。それは彼女達の銀髪、そしてガラス玉の様にこちらを映す銀の瞳のせいでもあるだろう。
「失礼しました、私はフェイト・T・ハラオウンと申します。お呼びしたのですが返事が無いので、勝手とは思いましたが入らせていただきました」
フェイトは粛々と頭を下げる。続いて傍らの二人が一歩前に出る。
「僕はエリオ・モンディアルです」
「キャロ・ル・ルシエです……」
二人とも緊張しているのか、それとも気圧されているのか随分と動きが固い。特にキャロは最後まで聞き取れないくらいだ。
「それで?こんなところまで入ってきたということは私達に用があったのだろう?」
「はい。あなた達でしたら『ゾナハ病』の治療法に関してご存知と聞いて参りました」

『Z.O.N.A.H.A.Syndrome』――他者の副交感神経系優位状態認識における生理機能影響症。
通称ゾナハ病。
激しい痛みと痙攣、呼吸困難に襲われ最終的には死に至る。発作を解消する方法は他者の副交感神経を優位状態に導くこと、
すなわち笑わせること。
全世界に広がっているこの奇病には予防法も治療法も解明されていない。
これがフェイトがこの世界に戻ってから必死に調べたゾナハ病の全てである――。

「それを誰から聞いたんだい?」
左の老婆が口を開いた。先程とは目つきが違う。彼女らは明らかに自分達を警戒している。
それほどまでにゾナハ病の治療法とは隠さねばならないものなのだろうか?
「ギル・グレアムという方をご存知ですか?」


132 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 00:58:02 ID:TwfiERLB
「グレアム……」
三人は目を合わせて黙り込む。何かを示し合わせているようにも見えた。
「ということは……あんた達は管理局の魔導師だね」
沈黙の後、中央の老婆が口を開く。いきなり正体を看破され、フェイトは見るからにうろたえた。
「私達を知っているのですか……?」
老婆達はまたも顔を見合わせて、今度は一斉に笑い出した。
「ほほほ、軽く鎌をかけてみただけなのに、随分と分かり易い反応だこと」
「なっ……!」
右の老婆はからかうように赤くなったフェイトを笑う。
「お止しよマリー。何のことはない、あれがまだそこの坊やぐらいの時に少し面倒を見てやっただけさ。
確か三等海士だったっけねえ……あれは息災かい?」
「グレアム元提督は現在は引退され、故郷のイギリスに隠棲されています」
もう隠し通せないと思ったフェイトは正直に情報源を話すことにした。どうやら年季が違う。
「あのヒヨッコが提督……しかも引退とはね。私達も年を取ったもんだ。ねえタニア?」
「そうだね、ルシール。それにしても、まさかあれが私達を覚えていたとはね」
会話の内容から、老婆達は右からマリー、左がタニア、中央がルシールというらしい。
この三人は一体何歳なのだろう?既に八十に近いグレアムをまるで子供扱い。だが嘘を言っているようには見えない。
改めて大変な人達なのかもしれない。しかしそれでいいとも思った。
フェイトが必死に探し回っても、たった一言で済ませられる程ゾナハ病に関しては解っていないのだ。
普通の人間の知らないことを知っている者が普通なはずがない。
「あの……それで治療法をご存知なんでしょうか?ご存知なら教えて頂けないでしょうか?私達にはどうしても必要なんです」
おずおずとフェイトが談笑に割り込んだ。
「お願いします!」
「お願いします!」
エリオとキャロも続いて頭を下げる。
「ああ、そのことかい。それは勿論教えられないね」
三人は談笑が続いているかのようにあっさりと、しかしはっきりとフェイトの訴えを跳ねつけた。

あまりにあっさりとした答えだった為に、フェイトは暫く呆然としてしまった。
エリオとキャロも愕然として言葉を発することができないようだ。
「それは……ご存知ない、ということでしょうか?」
呆気に取られた挙句、出てきたのはそんな間抜けな言葉。


133 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 00:59:12 ID:TwfiERLB
「聞いていなかったのかい?私達は教えられない、と言ったんだよ」
マリーは表情一つ変えずに、再びフェイトを突き放した。
「ゾナハ病に困っている人間は世界に五万といるんだ。あんた達だけに教えられる訳ないだろう?」
タニアも、いやルシールもだ。それが病に苦しむ者達にとって、どれほど絶望的な言葉かを知りながらも平然としている。
「……!」
湧き上がる激しい怒りを唇を噛み締めて堪えてみても、拳は小刻みに震えてしまう。それでもフェイトはそれを抑え、ゆっくりと床に膝を着いた。
「お止め!」
そのまま両手を床に着けようとしたところで、ルシールの声にフェイトの動きが止まった。
「あんたが土下座したところで何も変わらない。私達の答えは同じさ」
「そう、私達はもう何百年も変わらないのさ……。まるで人形みたいにね」
マリーとタニアの顔はまさしく人形のように見えた。

「今……ミッドチルダでは徐々にですがゾナハ病が広がっています。
今は数百人程度ですが、患者は少しずつ増えて……そして減って……それ以上に増えているんです」
震える声で呟くフェイトを三人は冷ややかに見下ろしている。だが、先程までとは微妙に表情に変化が現れた。
ほんの僅かだがそれは"驚き"だった。
「ミッドチルダにゾナハ病がね……それは詳しく聞く必要がありそうだ」
「それじゃ――!」
明るい声でエリオが期待の声を上げる。それはキャロも同じだったが、
「勘違いをするんじゃないよ。教えられない、いや教えたところでどうにもならないのは同じこと」
すかさずルシールに釘を刺され再び顔を曇らせる。
「どのみち、私達には関わりの無い別世界の話。あんた達、管理局が昔に言ったことだよ」
「それは……どういうことですか……?」
タニアの言葉にフェイトはその意味を問うが、彼女はそれきり何も答えない。

「私も気になることがある。あんたはそれなりの地位みたいだが、何故わざわざこんな辺境まで自分で調べに来たんだい?」
「それは……私もこの世界に住んでいたからです。この世界のことなら私が――」
「本当にそれだけかい?あんたの口振りじゃミッドも大変なんだろう?市民達の為だけに直々にこんなところまで?」
「それは……」
フェイトは言葉に詰まってしまった。エリオとキャロは彼女の気持ちを察してか何も言わない。
マリーとタニアも共にフェイトの答えを待っている。


134 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 01:00:22 ID:TwfiERLB
「仮に……」
沈黙を破ったのはルシールだった。彼女はガラス玉のような目でフェイトを睨む。
「私達がゾナハ病の治療薬を持っているとする。でもそれは二度と作り出せぬ特効薬さ。苦しむ人々を全て救うには到底足りない」
「ルシール?」
マリーとタリアは何を言うのかとルシールを見るが、彼女はそれを片手で遮った。そして再び話し出す。
「それをあんたにやれるとしても精々が十数人分。あんたはそれを受け取ったら大人しく帰るのかい?
それはたとえ管理局でも培養や解析はできないだろう。断言してもいい」
ほんの僅か数人に限定された『救い』。それに一瞬、ほんの一瞬だが心が揺らいでしまった。
ただの仮定に過ぎないのに、それを解っていてもフェイトは求めてしまった。
「ふん……」
ルシールは静かに鼻を鳴らす。
「あ……」
フェイトは心を見透かされて、俯いた。
自分の身勝手さを、己の愚かさを恥じるフェイトにだけはその意味が痛い程解った。

索敵対象は『ルシール・ベルヌイユ』。意識を手元のレーダーに集中させ、対象の顔を思い浮かべる。
抱えた自動人形〔オートマトン〕があんまり煩いので後頭部を『ヘルメスドライブ』で叩くと静かになった。
目を開いた時、もうそこは海中の研究所ではなく海の見える洋館の一室。
突然現れた自分に当然目を見張る三人の老女。そして子供連れの若い女性。
何やら取り込み中のようだが、今更帰る訳にもいくまい。
「お久し振りです、ルシール先生。そちらはタニア先生とマリー先生ですね?」
「あんたは確か……」
「はい。錬金戦団の使いで参りました、『楯山千歳』と申します。まずは突然の訪問をお許しください」

目の前に突然、人が現れた。魔力を感じないことから転移魔法の類ではない。
老婆達は驚きながらもすぐに平静を取り戻したが、フェイト達はそうもいかなかった。どうやったらこんなことが可能なのか皆目見当がつかない。
彼女は老婆達に向いて礼を取った後、フェイトを無表情で一瞥した。
「申し訳ありませんが、席を外していただけませんか?」
あからさまな拒絶に腹も立ったが、フェイト自身も今はルシールの目を見るのが怖かったし、
何よりこれからのことをエリオとキャロと相談する必要もあった。
「わかりました……」
勝手な希望的観測でこんなところまで来て、呆気なく断られて、蚊帳の外と追い出される。フェイトには今の自分がひどく滑稽に思えて仕方なかった。


135 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 01:01:31 ID:TwfiERLB
「申し訳ありませんが、説明するよりもまずはこれを……」
千歳は手元に抱えた自動人形を差し出す。饅頭のような頭の自動人形、エンゼル御前はぶすっとした表情だ。
「なんだい?これは」
「通信機のようなものです。これなら盗聴も電話代も心配ありません」
「俺様を電話代わりにすんじゃねー!」
千歳の言葉に、遂にゴゼンは暴れ出した。行く前から不満気だったので心配だったのだが――。
「だいたいお前ら!俺様は桜花の武装錬金で蝶高速精密射撃が売りだってのに、いつもいつも俺様をパシリや電話にしやがって!そもそも――」
「お黙り!!!」
「ひっ!?」
じたばたもがくゴゼンを見かねて三人の老婆が怒鳴りつけた。深く皺が刻まれた顔三つ、銀色の眼六つに同時に凄まれる様は恐ろしさをも感じさせる。
「HELP〜〜」
その恐怖に耐えられなかったのか、ゴゼンは千歳に助けを求めながら彼曰くの"魂の汗"を股間から噴出させた。
そして"魂の汗"は千歳の手をしとどに濡らす。
「!!」
千歳は無言でレーダーの武装錬金『ヘルメスドライブ』をゴゼンへと振り下ろす。
ヘルメスドライブ本体は非常に硬質で盾や鈍器にも使用できる――ゴッ!と鈍い音がしてゴゼンはぐったりと大人しくなった。
「(ごほん!そろそろいいかね……)」
「失礼しました……」
千歳はその声に、改めてゴゼンを老婆達へと向けた。

「(お久し振りです、マリー先生、タニア先生、そしてルシール先生)」
「やっぱりあんたかい」
ゴゼンから聞こえたのは優しげな物腰の落ち着いた紳士の声。彼女らには馴染みの深い声でもあった。
「(私も行くとなれば戦士・千歳に負担が掛かってしまうので、このような御挨拶になってしまったことをお詫びします)」
「いいからさっさと本題に入りな。わざわざ連絡してきたからには何かあるんだろう?」
「(はい。それでは……)」
ルシールに急かされ、彼の声は和やかなものから緊迫したものへと変わる。


136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 01:02:09 ID:Q+jtvLpr
もう一発支援

137 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 01:02:45 ID:TwfiERLB
「(先日、日本の海鳴という街がホムンクルスの大群に襲撃されました)」
「おや?一年程前に主だったホムンクルスは全て月へと飛ばしたんじゃなかったのかい?
そして直後の活動凍結――なかなかの英断だとあたし達も感心していたんだがね」
「(お褒めに預かり光栄です。ええ、確かにそのはずでした。
残ったホムンクルスがいたにせよ、こんなに大規模な襲撃を行えるとは考えにくかったのですが……)」
「それで?それが『しろがね』に何の関係があるんだい?」
ホムンクルスは戦団の領分である。これまでもどれだけ大事件だろうと、しろがねに連絡してくることはなかった。ということは――。
「(ですが死傷者、行方不明者は数名。そして海鳴市の一万超の市民がゾナハ病に罹患していました)」
「何だって?『真夜中のサーカス』のものなのかい?」
「それはおかしいね……。昨日、イリノイで真夜中のサーカスの興行があったばかりだ」
マリーとタニアが口々に述べる。彼はそれも予想していたのか、淡々と話を続けた。
「(解りません……。ですが、私はこう考えています。ホムンクルスと自動人形〔オートマータ〕が手を組んだのだ、と。
そして奴等は街中に突然現れた。これは自動人形でもホムンクルスでもない何者かの協力があったのではないか、と」
「話が飛躍しすぎなんじゃないかい?」
「(かもしれません。ですが、連中がゾナハ病で動けない人間を喰うでもなく、血を吸うでもないというのは……)」
「明らかにおかしいね。それで肝心の街はどうなった?」
「(ええ。それでしたら、一人の戦士が時間を稼いでくれたおかげで今朝方全てを殲滅することができました。ですが……)」
「……首謀者は取り逃がしたのかい?」
ここまでほとんど話さなかったルシールが訊ねた。話を纏めるにホムンクルスは銀の煙が街に回るまで逃がさない役割を果たしていたのだろう。
抵抗する人間だけを攻撃する命令を受けて。
「(はい。人間型ホムンクルスは一体も確認できず、他は捨て駒でしょう。自動人形も一体のみでした)」
「自動人形とホムンクルス。そして第三の存在、厄介だね……」
「(ええ、我々でも調査を続けますが、そちらも警戒をお願いしたく……。いずれ共闘をお願いするかもしれません)」
「その時はまた、男爵の雄姿が拝めるかい?」
彼はそこで初めて苦笑した。戦団全てを取り纏める立場となれば疲労も緊張も相当だろう。
「(そうならないことを願っています。それでは、御三方とも十分にお気をつけ下さい)」
「あんたもね。大戦士長『坂口照星』」
そこで通信は終わった。ルシールはゴゼンを千歳へと返す。
「それでは失礼致します」
彼女は短くそう言うと、また宙に消えてしまった。


138 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 01:04:01 ID:TwfiERLB
「ミッドチルダに日本。これまで確認されなかった場所にゾナハ病が出たのもホムンクルスや他の勢力と組んだとなれば説明もつく」
「そして次元を移動する能力を持っている奴がいるのも確実だ」
「これまで『フランシーヌ』を笑わせることしか眼中に無かった連中が、しろがねや戦団を滅ぼすことに目を向け出したら厄介だね。
ここを移動することも考えないと……」
マリーがそう言い終えると同時に、彼女の背後の壁に無数のヒビが走る。ドォンと衝撃が部屋を揺らす度にそれは伸び――。

何故真実を語れなかったのか。多くの市民のためという気持ちに嘘はない。でもそれだけならここまで来ただろうか?
真実を話せばきっと教えてはくれないだろう。罪もない市民のためだと言えば教えてくれるだろう――そんな考えがあったのかもしれない。
つくづく自分の浅はかさに腹が立つ。

部屋から追い出され、ホールの階段で塞ぎこむフェイトに、エリオとキャロはどう声を掛けたものか迷っていた。
「あの……フェイトさん。あんな訳の解らない変な仮定なんか気にする必要ないです」
「私もそう思います。たとえ十数人でも救いたいと思うのは当然ですもん。それに薬さえ手に入れば何か解るかもしれないじゃないですか」
「うん……。ありがとう、エリオ、キャロ。でも、ミッドチルダに帰ってもいいんだよ?これは私の我儘〔わがまま〕なんだから」
無垢な言葉にまた胸が痛む。それでもフェイトは二人に笑って見せた。
「何言ってるんですか!僕達でフェイトさんを助けるって二人で決めたんです!」
「そうです!ここで帰ったら、なのはさんにも隊長にも申し訳が立ちません!」
そうだ、彼女達は必ず何か知っている。それを確かめなければ二人に背いた意味が無い。
もう一度頼もうと立ち上がった瞬間、屋敷中が揺れたかに思える程の轟音が響いた。
「何!?」
音の源はすぐに解った。自分達がさっきまでいた部屋だ。
階段を駆け上がる間にも断続した衝撃が鳴る。そして老婆の誰かの悲鳴が聞こえた。
「エリオ、キャロ!」「はい!!」
フェイトが言うまでもなく二人ともBJを装着する。
二階へと上がり、扉を開くと真っ先に目に入ったのは壁の大穴から見える海、そしてフランス語で綴られた真赤な血文字――。

「ギイへ。
一人だけババアを預かった。お前をカルナックでぶっ殺してやる。
フラーヴィオより」




139 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 01:05:13 ID:TwfiERLB
壁には両断された巨大な人形が杭で打ち付けられ、糸の先にはマリーが倒れている。
「大丈夫ですか!?」
フェイトは抱き起こして初めて気付く。
脇から心臓に掛けての肉がごっそり抉られていた。それなのに血は一滴たりとも流れていない。
「これは……!?」
「フェイトさん、ヒーリングを!」
キャロが進んで治癒魔法をかけるが、全く効果が現れない。確かに重傷を治す治癒魔法などないのだが、これはそれとも違う。
抉られた肉は完全に乾いて、まるでミイラだ。この身体はまるで――とうの昔に死んでいるかのよう。

「遅くなった――」
フェイトの背後でゆっくりと扉が開かれた。現れたのは二人の男。
一人は銀髪に銀の瞳、人形のような美しさを感じさせる優男。
もう一人は黒髪の大男。太く逞しい剥き出しの右腕は野生的で、相方とはまるで対照的だ。
二人とも、この光景に驚いていることだけは確実だった。
「あなた達は……?」
フェイトの問いに二人は答えない。大男は急ぎ駆け寄り、優男はゆっくりと歩み寄る。
「大丈夫か!?ばあちゃん!」
「マリー……ルシールとタリアは?」
「ギイ……ですか。タニアは……フラーヴィオという自動人形に捕らえられ……あなたをおびき寄せる為にカルナックへ……ルシールは追っています」
ギイ――壁の血文字の名前。もしや老婆達は彼を待っていたのか。
「あの自動人形に血をほとんど吸い取られてしまった……。
さすがの『生命の水〔アクア・ウイタエ〕』も……もう……私を、この呪わしいしろがねの役に縛りつけては……おけないでしょう」
「遂に……さよならだな」
「ええ……ようやくさよならね……ギイ」
まるで死を待ち侘びていたかのように老婆は微笑んだ。
「諦めないで下さい!まだ……」
「そうだぜ!ばあちゃん、今医者に……」
もう助かりそうにないことはフェイトから見ても明らかだった。キャロが全力でヒーリングを掛けていても乾いた身体は血を流すことすらしない。
「はぁ……はぁ……」
無理にでも魔力を搾り出そうとするキャロは荒い息を吐いて、。老婆は彼女の腕を掴んでそっと下ろし、囁く。
「せっかく……死ねるのです。邪魔をしないでおくれ……」
「そんな……」
キャロの魔法が止まるとマリーは涙を流した。それは歓喜の涙――。
「ああ、長かった……二百年……二百年もの間……死ねなかったのだもの……」
フェイトもエリオも、キャロも、もう何も言えない。笑顔を浮かべるマリーの顔が、腕が硬化していく。
「いよいよ……さよならです、ギイ……。告白するけれど……私はずっと後悔してきたのですよ……」
ギイは静かにそれを見送り、大男はそれを信じられない顔で見ている。やがてマリーの全てがフェイトの腕の中で砕けた。


140 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 01:06:42 ID:TwfiERLB
「ゾナハ病にかかった時、生命の水〔アクア・ウイタエ〕など、飲まなければよかったって……」

ボキンと彼女の身体がボロボロに砕け、首が床を転がる。その音さえも金属のように乾いて響く。
木片か石の欠片のような、完全に水分を失くした肉が散らばった。
「ああ……」
キャロとエリオはショックで声も出せないようだ。フェイトも状況の認識が全く追いつかない。それほどにその光景は狂っている。
「羨ましいよ……先生……」
ギイはたった一言彼女を祝福し、コートをはためかせ立ち上がる。
「君達はどうする?去るならこの事は忘れたほうがいい。行くなら好きにしたまえ」
――手に持った大きな鞄を開き、指輪に十指を通す。
「私は……」
――糸を引くとキリキリ歯車が回りだす。
自動人形。それがミッドチルダにゾナハ病をばら撒いたのなら、それがタニアを攫ったのなら――やはり放ってはおけない。
しろがね、生命の水、解らないことが多過ぎる。その答えがカルナックにあるだろうか?
「やめときな」
逡巡の末、「行く」と言いかけたフェイトを大男が止めた。彼の視線は背後で呆然とするエリオとキャロに向けられている。
「あんたが誰かは知らねえ。ここでばあちゃんを助けようとしてたんなら、きっと無関係じゃないんだろう。
でもよ……あんたはそのガキ達をこんな危険な……化け物同士の戦いに連れて行くのかよ?」
そうだ、自分が行くということはエリオとキャロも巻き込んでしまうということになる。やはり二人だけでも帰したほうが――。
――鞄の中から、ゆっくりと彼女は立ち上がる。両手を身体の前で握り、純白のドレスを白いグローブを着けた細い指で摘まんで。
「行きます……!」
「私達にだって行かなきゃならない理由があります。絶対にゾナハ病の治療法を見つけて帰るって約束したんです!」
フェイトに代わり答えたのは、自失状態だったエリオとキャロの二人。
何も映してなかった瞳は、今は涙で溢れていても強い意志でフェイトを見つめている。
「お願いします!絶対に足手纏いにはなりませんから……僕達も行かせて下さい!」
「お願いします!」
真っ直ぐな目を見てフェイトは思う。色々と考え過ぎて自分は最も大切なことを忘れていたようだ。
皆を救いたいのは二人も同じ。その為にここまで来たのだから。
できれば危険には近寄って欲しくはない。でも、それも彼らが選んだ道。
それでも生き残れるよう、自分はこれまで鍛えてきたし、二人も厳しい訓練に耐えてきた。
自分がいる限り、絶対に死なせはしない。
「足手纏いなんて言わないで……。私には二人が必要なんだから」
そっと二人の首に腕を回して抱きしめた。いつだって救っていたようで、救われていたのは自分だった。

141 :なのは×錬金:2007/09/22(土) 01:08:04 ID:TwfiERLB
――抱き合う三人の背後で、彼女はその背中に大きな翼を広げる。翼に隠された腕が一本、露出した。
「へへっ……」
大男が何故か笑いながら鼻の下を擦る。きっと顔をくしゃくしゃにして"泣きながら笑っている"可笑しな三人を見て笑っているに違いない。
「お嬢さん……君が誰かは知らないし、詳しく聞いている時間もない。僕からはしろがねについては話せない。
ルシールとタリアを助けて、彼女から聞きたまえ」
「はい……」
「来い、ナルミ。更なる疑問はカルナックで解けるだろう」
――ギイが彼女を壁の穴へと向け、ナルミを促す。
「ああ……。お前ら、名前を教えてくれよ」
「私はフェイト。フェイト・T・ハラオウンです」
「僕はエリオ・モンディアル」
「キャロ・ル・ルシエです」
ナルミはフェイト達を見て一度、穏やかに笑った。
「ギイ・クリストフ・レッシュ」
「そんで俺が鳴海、加藤鳴海だ」
自己紹介を済ませても和やかな雰囲気になるはずもない。これからカルナックで待っているのは、もっと激しい戦い。
そして厳しい真実かもしれないのだ。

ギイの懸糸傀儡〔マリオネット〕、『オリンピア』は鳴海を抱え飛び立つ。
「お願い、フリード」
次に白竜フリードに跨ったキャロとエリオが続く。
フェイトは最後に一度、マリーだったものを振り返る。彼女の首は笑みを湛えたまま、静かに海を眺めていた。
彼女は何故、あんなに喜ぶことができたのだろう?しろがね――少なくとも今のフェイトにはそれを理解することはできそうにない。
見開かれたマリーの瞼を閉じることはせず、フェイトもギイの後を追って飛び立った。

偶然に思われたフェイトと鳴海、ギイの出会い。
誰もがからくりの歯車の一部であり、サーカスの役者であることなどフェイトには知る由も無かった。
ましてやそれがフェイトのみでなく、高町なのはを含む全ての人もそうであることなど――。

次回予告

ミッドチルダを貫く光は始まりの終わりを告げる。
第4話
『光』


142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 01:09:28 ID:Q+jtvLpr
眠い…最後の支援…

143 :なのはVSボウケン:2007/09/22(土) 01:10:41 ID:TwfiERLB
支援ありがとうございました。そして長文失礼しました。
各話の時系列はバラバラになっています。
む〜ん、無理な展開もあったり、今回は説明ばかりになってしまいました。
エドに関してはデバイスで魔力弾を撃つようなのが想像できなかったのでこんな形に。
からくりサーカスは原作分岐直後くらいからです。
エリオとキャロを精神的に強くした分、フェイトが弱くなったかもしれませんが、からくりサーカスでは子供を大事にしたかったので。
そのままにはしませんが、ゾナハ病病棟や中国、サハラ(オルセン)、フルーチェあたりの重要なイベントは追っていこうかと思います。
余談ですが、オルセンは初見のインパクトで一目惚れしました。


144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 01:50:34 ID:SGuk0HMc
GJ!!です。
まさかそいつはメリーゴーランドのオルセンですか?
私はグリモルディと足花さん、パンタローネとアルレッキーノが大好きです。
ゴールデンルールが魔導師に適用するか気になります。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 02:06:30 ID:d4Dmh5df
ミッドチルダの技術でもゾナハ病は原因不明か
確か極小の自動人形が原因だったっけ?

とりあえず理由が核金とかバリアジャケットとかでもいいから
しろがねでない人間が無事な理由をなんか頼む

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 06:46:04 ID:SheP65Gz
123
やっぱりなのはの初恋は五代でしたか。
リインは剣崎が見つかったとき喜んでいたので、リインの初恋は剣崎かな。

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 10:52:31 ID:cnT1kszz
>>145
いや実は無事でもなんでもなくてこれからバタバタ倒れていくんじゃ?
そうするとフェイト達即入院だけど。
ちなみに私はパウルマン先生とパンタローネが大好きです。
勝手に改造でからくりサーカス=パンタローネとアルメンドラのラブストーリーとか言われてるのに吹いたw

病棟の医者達は作中最も絶望的な戦いをしている人々だと思う。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 12:11:28 ID:EjDa6k7O
今回のルシールと大戦士長の絡みがクロスオーバーの醍醐味っぽくてなんかよかったですw(なのは関係ないけど)
しかし、改めて考えてみると、この世界の地球では裏でしろがねとオートマーター
錬金の戦士とホムンクルスが争いを繰り広げられて、
それに加えてとらハ関係の能力者が居るんですねえ(少なくとも御神流関係は)
ここまで混沌としてるとある意味魔法に近い力が存在しながら、管理局が放置
してきたのも納得です。

149 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 20:21:47 ID:wDwu1ADi
えっ?誰もいないの?・・・今日はさびしいなあ。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 20:23:43 ID:sEtXa/b1
みんなルージュ最終巻を読んでるに違いない。

151 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 20:40:59 ID:wDwu1ADi
寂しいで思い出すのは正伝氏、最近全然投下されてないからだんだん不安になってきた
ウロスSS雑談でアーダコーダ言われてたからかなあ・・。


152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 20:53:49 ID:ItdDK9Tu
>>151
あれは「なのはが叩かれるのヤダヤダ!管理局が批判されるのヤダヤダ!(AA略)」
って感じに餓鬼が駄々捏ねてるだけだと思って俺はスルーしてたが…

153 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 20:58:28 ID:wDwu1ADi
>>152
たぶんだけど、正伝氏はタタキを気にするタイプだったのでは?

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:05:32 ID:/uB1vVL6
>152
個人的にはしっかりと筋の通った批判をしてくれればありだと思うが。
但し、断罪物だとかクロス先の思想マンセーの代物は容赦なくぶった叩くけどな。
そんな俺が今考えているネタの方はパワーバランス的に
クロス先マンセーかつ設定捏造になりつつある罠orz。



155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:14:51 ID:q6Imk0ec
>>151
むしろStrikerS本編を見て頭を抱えてるとかだったりして
……それともマジで何かあったのかな

>>154
だからと言ってなのは側の思想が全面的が正しいなんてのもな・・・バランス難しいよね

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:18:12 ID:sEtXa/b1
>>155
なのはたちのセリフや行動に修正入れてるのでは?
StrikerSは「お前は何を言って(して)いるんだ?」なセリフや行動が多すぐる気がする。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:18:45 ID:w5GWZ9Ml
設定のすり合わせかねえ。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:21:50 ID:sEtXa/b1
>>157
バッシャーやスライガーを出す方法とそのカッコイイ活躍シーンを考えてると期待。

159 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 21:32:26 ID:wDwu1ADi
>>157
俺的には、どうやってアクセルフォームとブラスターフォームを出すのか考えてると思う。


160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:34:21 ID:sEtXa/b1
>>159
そりゃおめー、親切な人が届けて(ry

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:44:32 ID:q6Imk0ec
実はナンバーズの活躍のさせ方に悩んだりしてるとか・・・ともかく続きがみたい
巧のポジションも気になるし、六課とは共闘するのか敵対するのか

……このまま来ないとかないよな? 

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:50:48 ID:/uB1vVL6
>155
そもそも誰もが満足する完全に正しい政治思想なんてものはこの世に存在しないと
数学的に証明されちゃっているので、どの思想を選択するかなんていうのは
完全に政治とか国内なんかの状況の話になってくるからな。
管理局の体制が魔導師マンセー、質量兵器逝ってよしになっているのも威力に際限がなくなる
質量兵器を使いまくって全次元世界が危うく滅びかけるような大戦争のトラウマから来ているものと
すれば納得できるからな。
まあその戦争が魔導師VS非魔導師との対決であり、勝者である魔導師側が歴史を書き換えたという
話も否定できないんだがw。
>157
設定なんて物語を面白くするならある程度改変してもおK見たいな考えは俺だけか?

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 21:54:59 ID:sEtXa/b1
>>161
俺はオーガの登場がいいっす。
>>162
>>155が言っているのはそういう政治思想のことじゃないと思うが。

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 22:18:57 ID:sEtXa/b1
とにかく俺たちは正伝さんを待っているということだ!

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 22:29:34 ID:JKa4TxqI
そういえば小説版ファイズだとブラスターやアクセルはどうなっているんだ?

166 :なのはVSボウケン:2007/09/22(土) 22:33:37 ID:TwfiERLB
遅くなりましたが>>1さん乙です。纏めて感想を。
>>リリカルなのはBsts氏
GJ!毎回ネタがよく思いつくなぁと感心します。
>>マスカレード氏
GJ!色んなキャラの思惑が絡んで面白くなりそうです。
>>リリカルなのはStS +仮面ライダー氏
GJ!影山もそれぞれの恋の方も気になるところ。
>>19
GJ!やはり切れた悟飯は迫力がある……。それだけに最後に励ます悟飯が良かったです。
>>リリカルスクリーム氏
GJ!クロノ暴走は面白かったwクロスさせたパワーアップも格好良さげです。
>> リリカルなのはStS×覚悟のススメ氏
GJ!何と言うか自分はまだまだ描写が足りないなぁ。読んでてテンションが上がるのは凄い。色々と勉強になります。
エリオもキャロもいい。このエリオを見てると、なんだか無性にカズキが書きたくなりました。
>> リリカルスクライド//G.U.氏
GJ!ゼンガーが格好良過ぎる……。流石、文章も上手くて更にテンションが上がりそうです。

正伝氏の続き、自分も待ってます。
衝突して意見をぶつけ合うことも、体制の危険性を指摘するのも上手く書くのは難しい、と感心しきり。
とはいえ、お忙しいのかもしれないし、スランプなのかもしれない。あまり言い過ぎると、逆にプレッシャーかもしれませんね。


167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 22:38:24 ID:q6Imk0ec
>>165
(#0M0)<そんなものはない・・・! オートバジンを始めとする専用バイクすらな

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 22:39:09 ID:sEtXa/b1
>>165
存在しない、デルタも三原もスマートブレインも。キャラも削減してる。まあ小説一冊分だからね。

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 22:40:27 ID:aPJgUqa0
そもそも正伝ではスマブレがでないからな
存在したとしても開発はしてないだろう

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 22:59:28 ID:KL3c5MqJ
アクセルスキーとしてはガッカリ
オートバジン抹消には心底失望
ブラスターはどうでも良い


171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 23:16:23 ID:ESabAv9a
アクセルは俺も好きだ時間限定のクロックアップがいいw

172 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 23:29:50 ID:wDwu1ADi
>>170
ちょっとまった!それは、ブラスター好きの俺に対する宣戦布告ととっていいのだな?

173 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/22(土) 23:30:50 ID:U1aAEFCp
>> リリカルなのはStS×覚悟のススメ氏
GJするの忘れてました。
エリオにしてもそうだけどなのは世界の登場人物の精神年齢の実年齢とのギャップは異常ですよね。
>>なのはVSボウケン氏
GJ!
しかし自動人形と聞くとノエルさんしか頭に浮かばない俺は時代に取り残されているのか…。

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 23:32:50 ID:mO1ruzbw
まあヒーロー番組ってことを忘れた井上のオナニーだしなあ。
それで「正」伝ってんだからもう……

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 23:35:49 ID:sEtXa/b1
>>174
ヒデー言い分だな、正伝好きな人をバカにして楽しいか。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 23:37:03 ID:gARP10bG
んじゃジェットマンはどーなるんだ?

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 23:37:22 ID:EjDa6k7O
>>172
アクセルがかっこよすぎなんだよ。
それはそれとして正伝さんのSSだとノーマルファイズで飛べるから
ブラスターの存在意義の3分の1が消滅しちゃってるなあ。
>>174
正伝ってどっかに許可もらったんかなあ?

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 23:40:16 ID:18lkd0Cz
>>170
スポンサーの要求がねーのに入れる必要ないだろ。

179 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/22(土) 23:50:48 ID:fgdUF9BT
<<23日に このスレへ投下作戦を実施する>>
<<日付変更と同時に作戦開始だ>>

果たして、
需要あるのかないのかわかりませんが・・・・



180 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/22(土) 23:54:15 ID:U1aAEFCp
リリカル鬼武者の五話出来たので
自分はCOMBATZERO氏の次って事でいいでしょうか?

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 23:56:07 ID:LDunQvsF
もちろん投下は大歓迎
しかし、もう寝なければ・・・・すまん感想は明日ということで・・・・ガクッ・・・・

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 23:57:49 ID:ESabAv9a
どしどしキター
週末の楽しみw

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 00:00:11 ID:KL3c5MqJ
支援するよっ

>>172
悪いがアクセルのかっこよさには敵わないんだよ
初登場で惚れ、劇場版で惚れ直したからw

でもやっぱりバジンがね…バジン……orz

184 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 00:02:51 ID:fgdUF9BT
【円卓】chokerone

「作戦本部からの緊急指令により 諸君らには 国境付近の強行偵察に
向かってもらう。B7Rと呼ばれる この国境空域は 現在ベルカの強固な制空権下にある
作戦空域内には 敵の強力な航空部隊が配備されており 強度の磁場による通信混線も確認されている」
傭兵達がなのは達に注目する。
爆撃機迎撃任務ではマジシャン隊4機とガルム隊2機が撃墜数の7割を占め、ヴァレー基地が驚愕した。
そしてAnnex作戦でも攻撃を完璧に成功させている。

<フェイトちゃん、こないだの作戦だけどさ>
<何、なのは?>
真面目にブリーフィング聞いている風だが、2人は思念通話で先日の出撃について話をしていた。
<地上部隊への攻撃はできるだけ手を抜いたんだけど>
<やっぱり、なのはもそうだったんだ>
<うん、魔力反応も無いし、大した脅威もなかったからね>
<でも、僚機は大丈夫だった? ピクシーさんだっけ?>
彼女達の斜め前の椅子に座るくすんだ金髪の男はつまならさそうにプロジェクターの画面を見つめていた。
<お金の為に戦う傭兵なんてやってるからどんなに人かと思っていたけど、あんがい普通の人だったよ>
なのははピクシーをそう評価しながら、そういう自分達はどうなんだろうかと思うと笑えなかった。
お金の為に戦う傭兵稼業をする19歳の女子、その実は魔導師。すくなくともこの世界ではピクシーなど問題にならない異端の存在である。
その前に現実主義者の傭兵達には魔法などまず信じて貰えないだろう。
「膨大な地下資源が眠るこのB7Rにおいては 古の時代から 多くの血が流されてきた。
敵航空勢力とのコンタクトを認めた際の交戦は許可する。諸君らの実力が試される時だ」
面白くもない基地司令の閉めの激励は、全員が軽く聞き流していた。



185 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 00:06:24 ID:KmJRckTW
《ガルム隊 フェンリル隊 こちらイーグルアイ 先行してB7Rに侵入し 周辺の状況を探れ》
《ガルム2 了解。 俺達にお似合いの場所と任務だ》
軽くファントムが加速し、イーグルがそれに続く。
《IFFの故障?反応は4つ いや、離れた地点に7つ、これだけだ。 円卓を知らないのか?》
《ベルカ空軍の機動を見せてやれ 機体の性能確認でもさせてもらおうか》
すぐにベルカ軍の無線が混信しはじめた。
     暗号化通信なのに何故?とかその辺の設定はよくわからないのでツッコんだ描写はしない。
《向こうも気付いたみたいだね》
《円卓の鳥だ 油断はするな サイファー》
ここは円卓、死人に口なし・・・か・・・
なのははピクシーが出撃前にB7Rを評して言った言葉を唱えた。
生き残ることが正義、それが「円卓」ということらしい。
<2Bandits check direction 3-1-0>
<ありがとね、レイジングハート>
レイジングハートも空戦のコツを掴んだらしく落ち着いて的確な索敵を行えるようになったようだ。
《敵2機 方位3-1-0 向こうも気付いたようです》
《どうするんだ?サイファー》
空域警戒にあたっていたベルカ機と既に戦いが始まっていた。
なのはは空戦は先制に有利な位置を先に取ったほうが圧倒的に優位というのはミッドでもこの世界でも同じだと既に理解している。

低空から突き上げてくる大柄な機体には見覚えがあった。
双発機、途中で上に反り返った逆ガルウィング、下に垂れたスタビレーター、
<同じ機種だね>
<Let's finish a game with your skill this time. Master>
<うん、試してみようか?私達の実力>
ベルカのファントムとウスティオのファントムが弧を描きながら互いの後ろに廻り込もうとする。
《ピクシー、お願いがあるんだけど?》
《何だ、援護の要請か?任せろ》
《ううん。自由戦闘をお願いします。別の2機編隊が迫ってきてるよ》
敵の合流をまって2対4の空中戦をするか、1番機と2番機それぞれが1対2の戦闘をするかの違いだ・・・。
もう一つのウスティオ部隊、フェンリル戦闘隊の支援を得るには距離が離れすぎている。
どちらにせよ不利とはいわないが有利でない状況には違いない。
《ガルム2了解、落とされんなよサイファー》

片翼が赤く塗られたF−15はパワフルなエンジンで一気に上昇する。大きなインメルマンターンで新たなベルカ編隊に向かっていった。
ピクシーが見た新たな編隊はもはやお馴染みの敵機、MIG21フィッシュベッド
なるほど、サイファーは同じ機種、ファントムを相手にして自分の腕を証明しておくというつもりか・・・
1対2の戦闘を勝利すれば凄腕の戦闘機パイロットとして箔がつく。しかも同じ機種となれば純粋に腕の勝負。
ピクシーも若気の至りで似たような戦闘を挑んだことがある。
それはあまり良い思い出ではなかった。・・・若い奴はとかく無茶をする。腕に覚えがあるならなおさらだ。
もっとも自分の腕に自信が無くなったら戦闘機パイロットはおしまいだ。
ピクシーは早めにコイツらを落としてサイファーの支援に向かう必要があるなと考えた。

《サイファー FOX2》
FOXコールを聞いて驚いた。サイファーめ、もう後ろを取ったのか・・・
《スプラッシュ1》
早い!同じファントム同士の戦闘、しかも1対2の状況を苦にもしないとはね。
こちらも負けてられない。
《ガルム2 エンゲージ》


186 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 00:09:27 ID:KmJRckTW


結局、今回もなのはとピクシーのガルム隊は大活躍だった。
前哨戦でMiG21を4機、F−4Eを4機撃墜していた。
ちなみにピクシーの戦果はMiG21を3機である。
《今日も無事生き残ったな。サイファー》
《じゃ、みんな後は頼んだよ。くれぐれも気をつけてね》
《あら、番犬はもう巣に帰る時間なの?お疲れ様でした》
なのはの挨拶に、シャマルが戦闘行動中とは思えないほど愛想良い返事する。
《そちらも頑張れよ、マジシャン隊》
フェンリル隊からも通信が入った。
マジシャン隊の4人はフェンリル隊についてはF−5Eタイガーの2機編隊ということぐらいしか知らない。
3機のF−4Eと1機のMiG21を仕留めているので彼等としてもまずは満足できる戦果といったところだろう。
《ええ、任せて。その代わりガルム1を宜しくお願いね》
《マジシャン隊のネメシスか?一体ガルム1を何から護る必要があるんだよ・・・》
フェンリルリーダーが苦笑まじりにぼやく。
彼が目をつけた敵編隊に向かおうとしていた時、既に白いファントムが全機撃墜していたのだ。
ヴァレー基地で白い途装のファントムに乗る傭兵はサイファー=なのはしかいない。


飛んでいる機はウスティオ軍機ばかりだった。
ガルム隊の2機は活躍したぶん、武器も燃料の残りも心許ないということでフェンリル隊と共に先にヴァレーに帰還した。
というより、
もともとガルム隊とフェンリル隊の計4機でB7Rの外縁空域で制空を担当し、
ベルカ軍の注意をひきつけてからマジシャン飛行隊と別の1隊がB7Rの奥を分担して強行偵察するという作戦になっている。
《マジシャン隊に告ぐ、空域B7Rに侵入しろ》


187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 00:13:05 ID:KmJRckTW
《警告! エリアB7Rに高速で侵入する機影 新たに捕捉》
《マジシャン4から1へ敵の増援  おそらく本隊ですね》
イーグルアイには公式に無線で連絡を送ってからマジシャン4こと、シャマルはマジシャン1、編隊長のはやてへ思念通話を送った。
<こちらシャマル、増援部隊に魔法反応あり>
<シャマル ソレほんまか?>
<こうも早く出てくるとは、ツキがあったということだな。いかがされますか? 主>
<そんなん 決まっってるやん>
シグナムの問いを受け、思念通話で回答しながら即座にはやては機首をめぐらした。
アフターバーナー全開にし一気に加速する。普通なら気絶するような強いGだが、
魔法で手足のように支配している翼は、むしろ心地よい。

マジシャン隊に先行していた味方の戦闘機3機が相次いで落とされた。
《マジシャン隊、敵はエース部隊のようだ。手強いぞ》
《味方が墜とされてから警告されてもな。遅いし無駄というものだ イーグルアイ》
《・・・、余裕そうだなブレイズ》
シグナムに手厳しく指摘されると、低音が魅力的な空中管制官もちょっと凹んだらしい。
くっくっくと笑いをかみ殺しながらはやては仲間達に指示を送った。
《まず、この機のXLAAで敵の鼻っ柱を叩く。編隊をフィンガーチップに組みかえるで》
《了解!》
《うん、任せるよ》
《わかりました》
マジシャン隊はダイヤモンドからフィンガーチップに編隊を瞬時に組み替えた。
《いい腕だな、マジシャン隊》
イーグルアイから賞賛の言葉が入る。
だが、実は難しいのはポジションを変えるフェイト達ではなく、僚機にポジションを決定させる編隊長機のほうなのだ。
《ネメシスはタリズマンとエレメント組んで自由戦闘。ブレイズはドッグファイトに誘いこんでくれへん?
メビウスが一撃離脱をしかける。でも、あんまし離れると間に合わんから注意してな》

<はやて、大丈夫?魔力反応のある相手と戦うんだよ?>
心配そうにフェイトが思念通話してきた。
<戦いはいつも未知なことだらけなものだ テスタロッサ>
さすがに戦歴の古さだけでいうならフェイトもはやてもヴォルケンリッターには適わない。
シグナムは情報を軽視しているのではなく、情報不足を理由に敵に主導権を渡してしまう不利についても経験上良く知っていた。


188 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 00:17:13 ID:KmJRckTW
<そっか、みんなうちの実力を知らんのやったな>
ふっふっふと誰が聞いても悪役にしか思えない笑い声にのせてはやてがうそぶく。
<リィン。ちょっと準備運動してみよか?>
<はい、いつでもOKですよ。はやてちゃん>
はやて機の空席のはずの後部オペレーター席にはハーネスでブラックボックスが固定されていた。
いかにも怪しげなその箱には"りぃんはうす"と書いてある。
スロットルレバーを全開に叩き込んだはやての機は、轟然と加速し、フェイト達を一瞬にして後方へ置き去りにした。
機体に似合わないクイックなロールと旋回、横滑りさせることのない綺麗なループでピタリと元どうりの編隊の位置に帰ってくる。
<いい感じですよ。はやてちゃん>
<リィンもな。前回よりも機敏に動かせるようになったんちゃうか?>
<へへ、このひこーきのマニュアルは全部記憶しましたですぅ>
《見事な機動だが、遊んでる場合か?》
《戦闘前に機体の確認や。気にするなイーグルアイ》
《・・・・・マジシャン隊、現在の速度のままだと、あと20秒で交錯するぞ》
呆れて気力を失っているイーグルアイが想像できた。



第10航空師団第8戦闘飛行隊 通称グリューン隊
フクロウの目を持つ男に率いられた曲者揃いのエース部隊。

《状況を確認。相手は4機だ》
《楽しませてもらうとするか》
傲然とした物言いはこれまで戦績と自信に裏づけされていた。4機のホーネットが円卓を駆ける。
決して綺麗な編隊ではない。だが、それは生き残るために必須条件なのか?と
ベルンハルド=グリューン1=シュミッドは考えた。馬鹿馬鹿しい。
理屈どおりに綺麗に飛ぶのは上手い奴、しかし理屈どおり上手い奴は先読みしやすい。
それならば予測できない生き残る飛び方・戦い方を選ぶ・・・。
ほぼ同じ高度で互いに正面から迫る。
HUDにミサイルがロックしたことを示すマーカーが点る。同時にレーダー照射のミサイル警報音。
《グリューン各機、ミサイルを活性化しろ》
一斉にミサイルが迫るがそれと同じタイミングでグリューン隊もミサイルを放っていた。
《真正面からの渡り合いだ 各機、びびんなよ》
正面からのヘッドオン。シュミッドは1機ぐらい うまくいけば2機落とせるだろうと考えていた。
ウスティオ軍機の1機から放たれた4発のミサイルが迫るのにあわせ、急激なロールでギリギリに避ける。
直後に敵編隊が迫り、シュミッドは照準もあわせず機銃を放って牽制を加えた。
だがグリューン隊の放ったミサイルは敵編隊に一発も命中していなかった
《外れた?》
《一発もあたらないだと!》
グリューン隊に一瞬の驚きが走るが、ベルカのTOPエース達は状況をすぐに把握した
《いつものように奴等を仕留めるぞ グリューン3任せる》
《3 了解》
機敏な動作で森林迷彩のホーネット4機が編隊を解く。
急激な機動というよりもいつの間にか編隊が崩れたようにも思え、地上からみると下手糞揃いにしか見えないだろう。



189 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 00:18:18 ID:KmJRckTW
名前入れ忘れてた・・・
>>187は私ですよ 


念のため

190 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 00:24:12 ID:KmJRckTW
グリューン3のウルフ・ショルはベルカ空軍に入隊して以来、今の編隊長に出会うまでは訓練でも1回たりとも敗北を味わったことはなかった。
ウスティオ軍機が背後に迫っても緊張はするが動揺はしていない。
背後をガラ空きにするのも予定のうちだ。
体中の感覚が冴え渡り、愛機の隅々にまで神経が行き届いたような感覚がショルを支配した。
高度計のカウンターが狂ったように数字を減らし、3000フィートに達したところでショルはFA−18ホーネットの機首を引き起こす。
前方に見える敵、ウスティオの傭兵は遠距離では良く似た形状の機らしい。
《ドッグファイトで腕勝負か・・・だが、生憎と貴様に勝ち目はない!》
《ふっ、随分自信たっぷりな言い草だな》
ウスティオの傭兵は女なのか?とショルもいささか驚いたが、だからといって見逃してやる気はなかった。
ミサイルロックと同時にAAMを放つ。激しい機動の中で一瞬生まれた絶好のチャンスだった。
だが、ウスティオ機はインメルマンターンと左旋回の巧みな組合わせてミサイルのロックを外そうとしながら
グリューン4の背後に迫ろうとしていた。
《グリューン4 後ろに一機!》
ショルは同僚の背後を取らせないようにする為、逃げるウスティオ機に再攻撃を行なおうと一旦高度を取った。
自身がミサイルの回避を行いながら背後に迫り、僚機へミサイルロックをかけようとするとは
・・・糞っ、あのパイロット、抜け目ない機動を組み立てやがる!
ウスティオ機は急激な機首のスナップアップで翼端からベーパーを引きながら、
かなり強引なターンでショルが放ったミサイルをかわしきった。
《ふむ、さすがエース部隊だ。攻撃タイミング見極めが鋭い》
《ウスティオの傭兵も結構やるようだが、選択を誤ったようだ》
今度はグリューン4に対してウスティオ機、ホーネットと似たシルエットを持つ中型の機体、
淡い紫系の途装が特徴的なMiG−29ファルクラムが襲い掛かる。

さらにグリューン3がウスティオのMiG29の背後を取ろうとしたところに、別の方位の空に滲みを見つけた。
FA−18ホーネットよりもコンパクトな単発機の機影だった。
負けることなど微塵も考えていないショルの飛び方が更に鋭さを増す。
スプリットSを描きながら新たな敵とお互いに位置を奪い合おうと複雑な軌跡を織り成していた。


191 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 00:27:13 ID:KmJRckTW
《各機、奴らの機動に惑わされるな》
編隊長のシュミッドは2番機のファビアン=ロストと共にそのウスティオ機を巧みな連携で追い回していたところだった。
MIG31フォックスハウンドは出力こそ図抜けているが空戦性能に優れた機ではない。
どうしても単純な一撃離脱戦法になるが、その機体は空を突き進むというよりも、大海の回遊魚のような自然さでB7Rの空を泳いでいた。
その飛び方はシュミッドが出会い、撃墜してきたどんなパイロットにも無いものだった。
ベルカ軍にも同じ機を使う嫌われ者のエース部隊がいるが、あの連中にはここまで華麗な飛び方は真似できまい。

白と濃紺のツートン途装を基調に山吹色のストライプ、高速性能に割り切った豪快な機体とは裏腹になかなか上品な配色だ。
だが・・・
だが・・・・良い腕だが・・・
それだけでは空は生き残れない・・・
技量の前に戦意にかけるのは戦闘機乗りには致命的な弱点だ。アクロバット機にでも乗っておれば撃墜されずに済んだものを!
《グリューン2 FOX1》
シュミッドはこれは部下のロストに美味しい所をもって行かれたなと舌打ちしかけた。
ウスティオ機はこれまでの飛び方を一変させ、ミサイルを振り切る勢いで轟然と加速を始めた。あっという間に雲の向こうに飛び去る。
《うわぁぁああああ》
《どうした?グリューン4?応答しろ!》



192 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 00:30:59 ID:KmJRckTW
MiG29ファルクラムに背後を取られた形となっていたフリッツ=グリューン4=フェルスターはテストパイロット出身でもあり、
機体の限界をギリギリで超えない微妙な領域を使いこなすことで戦いを生き残ってきた。
機体の各部にまで体中の感覚が隅々にまでいきわたった者でなければできない。
《こいつ・・・何故振り切れない!?》
性能領域で機動できるファイターパイロットはいる。
しかし、殆どは短時間の単純マニューバばかりだ。
だが、こいつはどうだ?この俺が、テストパイロットだった俺が、限界で操っているのに、振り切れる気配が無い!
フェルスターの視界の端を光の粒が走り抜ける。機体を左右に振って射撃軸線に乗せられないようにしつつ、降下して振り切る。
ミサイル警報に加えて、対地警報も加わって鳴り響くが、勇気をもって堪える。雲の切れ目からB7Rの赤い大地がはっきりと見えた瞬間
にロールを打ちながら機体を引き起した。遠心力で体中の血液が足元に集まるのを感じる。
まだ雲から出てきていない敵のさらに後ろに回り込んでケリをつけてやる。
雲を利用したフェルスターの得意の戦法だ。
雲の中から飛び出してくる予測位置に機首を向ける。確信をもってフェルスターは蜂の一刺しを企んでいた。
予測とはいうがほとんど確信だった。フェルスターには機体性能の把握にスバ抜けた才能がある。
この才能が開花したお陰でテストパイロットとして成功し、TOPエースとしてグリューン隊に加わっているのだ。
予想通りの所から2枚の垂直尾翼の機体が雲の中から飛び出してきた。斜め後ろからミサイルロック。
《これで形勢逆転だ》
《なるほど、気象を活用した上手い策だ・・が、》
この位置関係だとまず外れない。確信をもって発射ボタンを押し込もうとした。
その時にフェルスターは強烈な振動と音と共に白い光に包まれた。

《うわぁぁああああ》
《どうした?グリューン4?応答しろ!》

射出シートで打ち出され、B7Rの大地に降り立ったフェルスターは空を見上げ、自分を撃墜された理由を悟った。
ファルクラムの隣に並んで無骨ともいえる直線的で大柄な機体が空にいた。
それは、まさに主人と忠実な騎士の関係のようにも思える。
《信じとったけど、追いかけっこを見てるのはあんま、気分ええもんちゃうからな》
《フォローありがとうございます。主》
《わるいけど、ちょっとコッチも手伝ってくれへんか?》




193 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/23(日) 00:31:10 ID:BJ+A/mDp
熱い空中戦だこと・・支援!

194 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 00:35:14 ID:KmJRckTW
《うわぁぁああああ》
《どうした?グリューン4?応答しろ!》
ベルンハルド=シュミッドはグリューン4が撃墜されたことに驚き、罵り、吐き捨てると、動揺は全く無くなった。
むしろシュミッドはこの状況を心から楽しんでいた。
雲の合間から出て来たMiG31フォックスハウンドはシュミッド達のほうに向かってきた。
但し今度は単機ではなく、傍にMiG29ファルクラムが控えている。
《あれはフェルスターとやり合っていた奴だ!》
グリューン4、フェルスターとは通信が途絶えたままだ。状況は明白だった。
グリューン隊の機が落とされた?これまでに無かったことだ
《ウスティオの傭兵が! だがイイ腕だ。褒めてやるぜ》

先ほどまではひたすら逃げを打っていたフォックスハウンドから向かってくる。
グリューン隊とは違いファルクラムとの緊密で綺麗な編隊飛行。
シュミッドはロストを連れて一気に高度を稼ぎループに入る。
《そら、おおきにな》
ロストの憎まれ口に、フォックスハウンドから返信が入り、シュミッドは絶句した。
若い女? あのじゃじゃ馬戦闘機をあれほど巧みに操るとは・・・相当の疲れもあるだろうに・・・
グリューン2のファビアン=ロストはその見た目から想像するよりもインテリで「おおきに」という意味を知っていた。
ノースポイントの一部地域で使われる表現方法だ。
思うところがあって試しに同じ地域で使われている慣用句的表現で問い直す。
《儲かりまっか?》
《ぼちぼちでんな》
フォックスハウンドのパイロットもロストの問いかけに咄嗟に反応したようだ。
ふん、成程ね・・・・こいつら、生え抜きのウスティオ空軍ではないな。
ノースポイントの援軍・・・いや、ウスティオがノースポイントと安全保障条約を結んでいたとは聞いていない。
それに今は東の大陸では隕石問題で国をあげての大騒ぎ、他国の戦争を心配するどころじゃないだろう。
となると、・・・・傭兵か・・・
《型に はまらない飛び方をしている 面白い。 何処の傭兵だ?》
隊長のシュミッドも同じ結論に達していたようだ。


195 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/23(日) 00:36:57 ID:BJ+A/mDp
久々にファルケンに乗ろうかと思った。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 00:44:57 ID:LAIZaRXN
規制かな?支援。

197 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/23(日) 00:48:56 ID:QV+TkrTX
すいませんが
今日はもう遅いしもう眠いんで投下は朝でも構いませんかね?



198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 00:50:03 ID:f+FMvSZR
ファルケンはガチでなのはたちと渡り合えると思っている俺がいる。
しえん

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 00:51:57 ID:OPRFxVEK
>>197
いいんじゃないでしょうか。多分規制でしょうし。

200 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/23(日) 01:50:55 ID:KmJRckTW
西の空ではグリューン3が単発の戦闘機と縺れるように2本の糸を空に撚り上げていた。
グリューン3のショルは1対1の空戦を心から楽しんでいた。
《生き残るのは俺だ》
《死ななくてもいいから、退いてくれないかな?》
混線で入ってきた敵パイロットの声は意外にも穏やかなものだった。
《フン、貴女こそ。 死ねとは言わんよ。俺のささやかな願いを聞いてくれれば、だが》
《あら 何かしら?》
《貴女のコクピットの横か頭上にある縞々模様のレバーを思いっきり引っ張ってくれればいい》
脱出してくれれば撃墜する必要もないのだがなと思う。だが、被弾してもいないのに愛機を捨てる戦闘機パイロットなどに存在意義はない。
《さすがにそのお願いはちょっと叶えてあげられないね》
ショルは急激なピッチアップをすると見せかけ、一瞬のフェイントをかけて右ロール。
ウスティオ機が勢い余って飛び出してきた。後ろを取れば、相手パイロットの心理が
手に取るように判る。フラップ、ラダー、エンジンノズルの動き。普通のパイロットには見えない筈の情景が見える。
自分の目そのものがレーダーになっている感覚という感覚はそう簡単に説明できるものではない。
《何っ!?》
ウスティオ機は何の予兆もなく勢い良く機体をロールさせて急旋回をはじめた。
同時に急激に速度と高度を稼ぐ。事前に察知できるはずの予兆が一切感じられなかった。
こんな事はショルには今までになかったことだ。慌てて操縦桿を倒し、背後を取ろうとするが、空戦での咄嗟の遅れは致命的だった。
コンマ数秒の遅れが、1秒の遅れを産むきっかけとなり、3秒の遅れにつながる。実戦は運だけで生き残れるほど甘くもなく、
実力だけで切り抜けられるほど合理的でも無かった。
小柄な機体には単発でも十分にパワフルなエンジンの力を借りて、強引とも思えるが、スムーズな機動の変化でそれを感じさせない。
格闘戦闘機の長所を存分に生かした旋回で後ろにつく。
《もらったよ!》
"プラズマランサー"

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
途中ですが 今晩はここまで   ノシ




201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 03:07:29 ID:nLKLUfRC
>>173
いつも乙です。
とらハ3の設定を交えたリリカルスクリーム氏のSSは好きです。
そこで相談なんですが、恭也に御神流の究極奥義「閃」を体得できませんかね?
小説版のフィアッセルートでは体得し、忍ルート後っぽいOVA版でも放ってるんですがいかかでしょうか?

202 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:32:15 ID:PehRZhHx
私も投下します。
行きますよ。

第十二話「ナンバーズ」Cパート

パンチホッパー「ハハ…やっぱり…兄貴みたいにカッコよくは…でき…ない…や…」

変身解除し、影山に戻ったパンチホッパーは地上へ真っ逆さまに落ちていった…

キックホッパー「相棒!!」

キックホッパーはブースターの出力を最大にし、影山のキャッチに向かう。
そして、地面に激突するギリギリの所で影山のキャッチに成功した。

影山「兄貴…ごめんよ…俺…」
キックホッパー「喋るな!今地上に降ろしてやる!」
影山「あ…ああ…」

フェイト「やった!」
はやて「良かったぁ…」

遅れてやってきたはやても影山の無事を確認し、安心する。

はやて「遠くから見てたときはヒヤヒヤしたわ…寿命が二年縮まった気がする…」
なのは「…」
フェイト「なのは?」
なのは「許せない…!」
フェイト「え?…うん、そうだね!」
はやて「このツケ、タップリ払ってもらわなあかんな!」

………
ヴィータ「てっめぇ!!!」

ヴィータは物凄い形相でルーテシアにつかみかかる

スバル「ふ、副隊長!落ち着いてぇ!影山さんも助かりました!」
ヴィータ「うるせぇ!!おい!仲間がいんのか!?どこにいる!!言え!!
なんでお前が八年前の事知ってんだ!?なんで海之の事知ってるんだ!?
言え…言え!!」
ギンガ「…!?」

ギンガは、後ろから迫り来る怪しい気配に気付き、後ろを振り返る。
そして、ギンガの予感は的中した。
地面から現れた怪しい手が、エリオの持っているケースに迫っていたのだ。

ギンガ「エリオ君!後ろに何か!?」
セイン「遅い!」

地面からナンバーズの一角・セインが現れ、エリオが持っていたケースを奪った。

セイン「いただき♪」
ティア「この!」

ティアナはセインに向けて銃弾を放つが、彼女のIS「ディープダイバー」の能力で再び地面に逃げられてしまい、銃撃は全く効果がなかった。

ティア「そんな!?」
スバル「なにあいつ?!」

203 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:36:22 ID:PehRZhHx
ルーテシア「…!」

ルーテシアはセインからの思念通話を受け取った。

セイン「「ルーテシアお嬢様!ナンバーY「セイン」です。私のIS「ディープダイバー」でお助けします!」」
ルーテシア「「…お願い。」」
セイン「「はい!」」

通話が終わると同時に地面からセインが出現し、ルーテシアとアギトを救出し、再び地面に消えた。

ヴィータ「…!、待て!!」
リィン「駄目です!反応…ロストです…」
ヴィータ「クッ…チクショオ!!」

………
クアットロ「うっふふのふー♪ヘリの撃墜には失敗したけど、虫けら(ライダー)を一人殺れたことだし、まぁオッケーかしら?」
ディエチ「あの落ちた奴まだ生きてるよ。にしても丈夫な奴だな…アレを喰らって生きてるなんて…」
クアットロ「以外に戦闘機人や改造人間だったりし…」
なのは「こんな所に居たんだ…」
フェイト「よくも仲間を撃ったね…」
クアットロ・ディエチ「!?」

クアットロとディエチは驚いて後ろを振り返る。
そこには、エクシードモードに姿を変えたなのはと、バルディッシ・アサルト・ハーケンフォームを持ったフェイト、そして…

威吹鬼「可愛い顔して、そういうのは良くないな…」
響鬼「全員、少しお仕置きだな…」
轟鬼「殺人現行犯未遂で逮捕っス!!」

三人の鬼が現れた。

ディエチ「この三体…確か唯一魔化魍と対応できるってタイプの奴ら…」
クアットロ「悪いけど、今日は遠慮しときまーす!…シルバーカーテン!」

ディエチとクアットロは姿を消した。

轟鬼「き…消えた!?」
響鬼「これが魔法の力って奴か…」
フェイト「大丈夫!はやて!」
はやて「「分かってる!」」

………
はやて「発動まで後四秒…三、二、一…」

市街に転移に成功したディエチとクアットロが現れる。
いや、成功したとは…言えなかったかもしれない。

ディエチ「追ってこない…?」
クアットロ「ま、まさか…」
ディエチ「広域空間攻撃!?」
クアットロ「うそーん!!」

はやて「遠い淵にて、闇に沈め…デアボリック・エミッション!!」

はやてが放った黒い光は、地面に着弾した瞬間拡大し、ディエチとクアットロを襲った。

204 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:37:52 ID:PehRZhHx
クアットロ・ディエチ「うわあああああああああああ!?」

クアットロとディエチは全速力で空中に逃亡し、ギリギリで難を逃れる。
だが、危険はまだ去っていない…
空中には既に、なのはとフェイトが二人を待ち構えていたのだ。

なのは「逃がさないよ…」
フェイト「捕まえる!」

二人はそれぞれの武器の照準をクアットロ達に向け、カートリッジをロードさせる。

ディエチ「クッ…!」
トーレ「「ディエチ!クアットロ!じっとしていろ!」」
ディエチ「!?」
クアットロ「トーレ姉様!」

トーレ「IS発動…「ライドインパルス」!」

フェイト「サンダー…スマッシャアアアアアアアア!」
なのは「エクセリオン…バスタアアアアアアアアア!!」

二人の攻撃は一直線に突き進み、二人に直撃した。

轟鬼「やった!!」
威吹鬼「いえ…まだですよ!」
轟鬼「ええ!?」
響鬼「ギリギリで誰かが邪魔に入ったな…」
轟鬼「そんな!あんな一瞬で…」
なのは「響鬼さんの言うとおりだよ…」
フェイト「誰かに…邪魔された!」

………
トーレのライドインパルスで危機を脱した二人は、なのは達が居る位置から少し離れた場所に姿を現した。

クアットロ「ふう…トーレ姉様、助かりましたぁ〜」
ディエチ「ふぃ〜…感謝…」
トーレ「馬鹿者共め。監視目的だったが、来ていてよかった。セインはもう、お嬢とケースの確保を完遂したようだ。合流して、戻るぞ…」
強鬼「させるか!」
トーレ・クアットロ・ディエチ「!?」

突如三人の前に強鬼が現れた。

トーレ「貴様は!?」
強鬼「最初に言っておく!俺は…」
トーレ「テヤ!」
強鬼「うわ!?」

言い終わる前にトーレはインパルスブレードで強鬼を攻撃した。

強鬼「この…台詞終わってから攻撃しやがれ!」
トーレ「そんな物にいちいち付き合っていられるか!出て来い!!」

バケガニ×10「ンキィィィィィィィ!!」

トーレの呼び声と共に、地中から赤、青、緑、桃、白、黄、黒、金、銀、銅の十匹のバケガニが出現した。(赤から白までは溶解泡有り。黄から銅までは溶解泡無し)

強鬼「!?」

205 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:41:30 ID:PehRZhHx
………
強鬼「バケガニが十匹だって!?」
トーレ「こいつらに任せて、我々は引かせてもらう。」
クアットロ「じゃーねー鬼さん♪」

トーレ達は姿を消した。

強鬼「待て!」
赤バケガニ「ンキイィィィィィィイ!」
強鬼「チッ!うわ!?」

赤バケガニは溶解液を強鬼に向けて発射、だがキョウキは回避に成功する。

強鬼「この野郎!ヤァ!ハッ!オリャ!」

強鬼は音叉剣を振るい、赤バケガニと戦いを繰り広げる。
しかし、経験が浅く、対バケガニ戦の経験も無い強鬼に戦いを有利に進めるだけの実力が有る筈もなく、バケガニ達に苦戦を強いられていた。

強鬼「クソ!舐めるなああああああ!!」

強鬼は音叉剣を音叉に戻し、腰に戻すと、自分が戦っていた赤色のバケガニの懐に飛び込み、音撃鼓・蒼炎を貼り付ける。

強鬼「音撃打・爆裂強打!!」

強鬼は自分の音撃棒・烈蒼を取り出し、蒼炎を烈蒼で叩く。
そして強烈な音撃を赤バケガニに浴びせ、倒した。

強鬼「まだまだああああああああ!!」

強鬼は次に青バケガニに蒼炎を貼り付ける。

強鬼「猛火怒涛の型!!」

そして再び音撃で青バケガニを打ち砕く。

強鬼「俺はヒビキさんの元で、四年間修行したんだ!お前らなんて、俺一人で片付けてやる!!火炎連打の型!!」

そしてまた蒼炎を緑バケガニに貼り付け、音撃で倒した。
この一連動作を繰り返し、バケガニに音撃を放っていく。

強鬼「一気火勢の型!!!!豪火連舞の型!!そしてこれは俺のオリジナルだ…天下無双の型!!」

強鬼は鬼のような連続技で緑、桃、白のバケガニを倒す。
だが…

強鬼「はぁ…はぁ…はぁ…」

まだデビューして日が浅い強鬼には、音撃の連射は負担が大きすぎた。
そして、黄バケガニの鋏が、疲労困憊している強鬼に炸裂する。

強鬼「うわああああああああああ!!」

強鬼は廃ビルに激突し、顔だけ変身が解ける。
そして、満身創痍のキョウキに向けて黄バケガニが迫る。

キョウキ「う…うわああああああ!!ママ!助けて!!」
黄バケガニ「キイィィィィィイ!!」

206 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:45:20 ID:PehRZhHx
黄バケガニは巨大な鋏を振り上げた。

キョウキ「うわああああああああああ!!」

絶体絶命のピンチのその時…!

響鬼「キョウキイィィィィィィィィィイ!!」

(BGM・輝)
キョウキ「ひ…響鬼さん!!」
響鬼「はあぁぁぁぁぁ…はああああああああ!!」

突如現れた響鬼は響鬼紅に変身し、火炎鼓を黄バケガニに向け投げ、貼り付ける。

響鬼紅「爆裂真紅の型!!」

響鬼紅は一撃で黄バケガニを粉砕する。

響鬼紅「まだまだああああ!!」
アカネタカ「クォーン!」

響鬼紅はアカネタカが持ってきた装甲声刃(アームドセイバー)を受け取る。

響鬼紅「サンキュ!よし…弟子を可愛がってくれたお返しだ…響鬼・装甲!」

響鬼紅の体に、沢山のディスクアニマルが集まっていく。
そしてディスクアニマル達は鎧となって響きの体を包み、響鬼を装甲(アームド)響鬼に変化させた。
そして装甲響鬼は装甲声刃を音撃モードに変形させ、渾身の声を刃にこめる

装甲響鬼「鬼神覚声!はあああああ…デヤアアアアアアアア!!」

装甲響鬼は装甲声刃のスピーカーの前に現れた「斬」の文字を横一線に切り裂く。
するとその軌跡が巨大な音撃の刃となり、残った四体のバケガニを切り裂き、倒した。

装甲響鬼「ふう…」
(曲終了)

207 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:48:10 ID:PehRZhHx
響鬼は顔だけ変身を解除し、キョウキの元に駆け寄った。

ヒビキ「大丈夫か?」
キョウキ「ヒビキさん…俺…俺…!」

キョウキの瞳から涙が零れ落ちる。

キョウキ「鬼になった時、恐怖心は捨てたのに…捨てたはずなのに…!」
ヒビキ「キョウキ?」
キョウキ「俺…死ぬのが恐かったんです!俺はヒビキさんの後継者の筈なのに…「強い鬼」で「強鬼」の筈なのに…俺…俺…!」
ヒビキ「…キョウキ、本当に強いって言うのはな、恐怖心を捨て去るとか、死ぬのは恐れないとかじゃないんだ。」
キョウキ「え?」
ヒビキ「俺だって、魔化魍の事が恐いよ、死にたくないって思う時もあるよ。」
キョウキ「う…嘘だ!だったらなんであんなまっすぐな戦い方が…」
ヒビキ「ほんとさ。「鬼」だって「人間」なんだ。恐がったりしたって良いんだよ。
その変わり、恐いって気持ちを、バネにして立ち上がるんだ。」
キョウキ「恐怖心を…バネに?」
ヒビキ「そうさ、良いことも悪いことも、色んな気持ちや体験をバネにするんだ。そうすれば、「人」は本当に強くなることが出来る。
だから、恐い気持ちを隠したりすることはないんだよ。」
キョウキ「…!」
ヒビキ「お前は、今回の体験で、自分自身の「弱さ」って物を知った。
これから、それをバネにして、強くなれよ。」
キョウキ「…ハイ!」

キョウキは涙を手で拭い、大きく返事をする。

ヒビキ「よし!じゃあ魔法少女一号達の所に行く前に、イブキ達と一緒に明日夢達の所に行こうぜ!」
キョウキ「ハイ!」

………
スバル「うわあ…」
ティア「あれだけの化物をあんな短時間で倒すなんて…」
エリオ「すごい…」
アナザーアギト「まぁ、ヒビキなら当然だな。」
ヴィータ「はやてか?」
スバル「あ…」

ヴィータ「ああ…悪い。こっちは最悪だ。召還師一味には逃げられて、ケースも持っていかれちまった。逃走経路もつかめねぇ。迂闊だった。」
スバル「あの…ヴィータ副隊長…」
ヴィータ「!」

ヴィータは話しかけたスバルにグラーフアイゼンの切っ先を突きつける。

スバル「ひっ!」
アナザーアギト「荒れているな…」


208 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:50:38 ID:PehRZhHx
ヴィータ「ああ、フォワード陣はベストだった。今回は完全にあたしの失態だ…」
リィン「リィンもです…」
ティア「ふ、副隊長!あの…」
ヴィータ「何だよ!報告中だぞ!!」
ティア「い、いや…あの…ずっと緊迫してたんで、切り出すタイミングがなかったんですけど…」
スバル「レリックには、私たちで、ちょっと一工夫してまして…」
ヴィータ「???」
スバル&ティア「えへへへ…」

【???】
ディエチ「やっと戻って来れた…」
トーレ「お嬢の集団転送のおかげですね。ありがとうございます。」
ルーテシア「うん。」
クアットロ「あ!セインちゃん、ケースの中身の確認!」
セイン「あいよ!」

セインは奪ったケースを開く。
だが…

トーレ「な!?」
クアットロ「嘘!?」
セイン「空っぽ!?」

そう、ケースの中身は空だったのだ。

トーレ「どういうことだ!?」
クアットロ「セインちゃん!貴女まさか…」
セイン「って、あたしはちゃんと運んできた!」
ディエチ「ディープダイバーの使い方間違えて、中身だけ落としてきたんじゃないの?」
セイン「間違えねえ!ちゃんと本物のケースだって確認して…ホレ!」

セインはデータを見せる。
すると確かにケースは本物であった。

ディエチ「確かにケースは本物だ…」
クアットロ「おかしいわねぇ…」
トーレ「ん?」

皆が首を傾げる中、トーレは「不審な点」に気付いた。

トーレ「馬鹿共が!」
クアットロ「え?」
トーレ「本物は…ここだ!」

トーレが指差した場所…それはなんと、キャロの帽子の中だったのだ。

【廃棄都市外】
ティアナ「ケースは、シルエットではなく本物でした。私のシルエットって、衝撃に弱いんで、奪われた時点でバレちゃいますから。」
キャロ「なので、ケースを開封してレリック本体に直接厳重封印をかけて」
スバル「その中身は…」

スバルはキャロの帽子を取る。
すると帽子の下から一輪の花が現れ、ティアナが指をスナップさせると同時にレリックに戻った。

ティアナ「こんな感じで。」
エリオ「敵との接触が一番少ないキャロに持っててもらおうって。」
リィン「な〜る〜ほ〜ど〜」
ヴィータ「あ…あはは…」


209 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:52:50 ID:PehRZhHx
その様子を鉄橋の上から見ていたシグナムとシャッハ。

シグナム「…我々のやることは、無くなったようですね。」
シャッハ「任務は無事、完了みたいですね。」

【???】
ディエチ「してやられたわけだ…」
トーレ「すみませんお嬢、愚妹の失態です…」

ルーテシアは後ろを振り返る。

ルーテシア「私が探してるのは、11番のコアだけだから…」
ディエチ「あ、これ6番か…」
ルーテシア「…」

ルーテシアは無言で去っていった。

アギト「ルールー…」

アギトはその様子を黙って見守ることしか出来なかった。

【聖王医療病院】
そしてその日の夕方…聖王医療病院にて、影山は目を覚ました。

影山「ん…」
矢車「気が付いたか?」
影山「兄貴…ん?」

影山は右手を包み込む暖かさに気付き、右手の方を振り向く。
するとそこには、影山の手を握りながら眠っているシャマルの姿があった。

影山「しゃ、シャマ姉!?は、放してよ!恥ずかしいから…」
矢車「そのままにしておいてやれ。さっきまでずっとお前の手当てと看病をしていた所だ。」
影山「え?そうなの?」
矢車「ああ。」

影山は再びシャマルの寝顔を覗き込む。

影山「そうなんだ…」
矢車「ったく、物好きな奴だなお前も。こんなババアに手握られて嬉しいとはよ。」
影山「そ…そんなことないよ!シャマ姉は…綺麗だよ…」

影山は頬を染めながら矢車に反論する。

矢車「まぁ、どうでも良いが…」
影山「…ねえ、兄貴。」
矢車「あ?」
影山「兄貴は、シャマ姉の事、好きなの?」
矢車「はあ!?」

210 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:54:24 ID:PehRZhHx
影山の発言に矢車は激しく驚く。

影山「どうなんだよ?」
矢車「どうってお前、誰がこんなクソババア…」
影山「だって兄貴、嫌々でもシャマ姉の荷物持ちとか結局やってるじゃないか!
アグスタの時だって…あのカニバブラーって怪人の泡からシャマ姉守って怪我したじゃないか!」
矢車「単なる仕事だ。少しでも激しく働いたほうが収入高く…」
影山「兄貴は金なんかで動く人じゃない!俺には分かるよ!下手な嘘はつかないでくれ!」
矢車「チッ…ふう、分かったよ、正直に話す。」
影山「ああ。」

矢車は少し間を置き、喋り始めた。

矢車「「本当になんでもない」四年前、お前と一緒に飢え死にしかけた所を助けてくれたのには不覚にも感謝しちまったが、本当にそれだけだ。
あの蟹野郎の泡から庇ったのも、単にあいつがトロくてかわせそうになかったからだ。」
影山「…ホントに?」
矢車「ああ、ホントだ。」
影山「…分かった。」
矢車「ふう…」

矢車は溜息をつき、戸口に向かった。

影山「兄貴?」
矢車「外の空気を吸ってくる…」

矢車はそういって病室から出て行った。

………
矢車「ふん…」
木野「大変そうだな。」
矢車「あん?」

少し前と同じように部屋を出た瞬間目の前に木野が居た。

矢車「またか…いつから居た?」
木野「影山が目覚めた辺りから全て聞かせてもらったよ。」
矢車「あんたも趣味が悪いぜ…」
木野「貴様にだけは言われたくないな。」
矢車「ハハ、全くだな。」
木野「お前は…」
矢車「あ?」
木野「案外本気になれば嘘がつけるんだな。」
矢車「…何の話だ?」
木野「ふん、まぁいい…」

木野はそう言って影山の病室に入っていった。

矢車「はぁ…ったく、どいつもこいつも…」

矢車は溜息をつきながら病室の廊下を歩きだした。

211 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 06:55:27 ID:PehRZhHx
………
一方なのはは…

なのは「喜んでくれるかな?」

保護された謎の少女の枕元に、売店で購入したウサギのぬいぐるみを置いていた。

少女「……う〜ん……ママぁ」
なのは「…ぁ」

なのはは寝言を呟いた少女の手を優しく握った。

なのは「大丈夫だよ。ここにいるよ。怖くないよ。」
ヴィヴィオ「ママ……」
なのは「……」

投下終了です。
勝手に投下して失礼しました。

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 09:40:53 ID:3w+MY8mo
グレンラガン見るために起きてきたおれがGJしにきました!


213 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/23(日) 11:23:14 ID:QV+TkrTX
>>211GJです!
>>201
うーむ…。
リリカル鬼武者では問題なく閃を出せると思いますけどstsの時代を舞台にした
リリカル鬼武者では物語開始の時点で
もう「習得している」という状態ですからね。
という訳で閃を習得させる描写を描くなら二期から一年後が舞台の
リリカルスクリームの方ですけど(元々恭也を初めとして海鳴市の人々=とらハシリーズの
キャラとか石田センセとかにも見せ場のある展開にするつもりでしたんで)
トランスフォーマー相手ではいくら恭也でも荷が重いし…
恭也がトランスフォーマーに勝ってしまうとかいう描写はやりたくないしなあ。
…いやインセクトロンのクローンとかランブルとかクイックストライク辺りなら
恭也なら勝てるか…。まあ考えておきますのでしばしお待ちを。
リリカル鬼武者改めて投下よろしいですか?

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 11:24:05 ID:j2j4yfGq
中将支援

215 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/23(日) 11:24:09 ID:iMbjCzJM
さて、グレンラガン26話を見て泣いた俺参上。
>>200
>>211
お二人ともGJです。

さて、ヴィータとアイゼンの螺旋物語を投下しても良い?ネタSSですが(汗

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 11:26:04 ID:5JFsxkPy
>>213
GOGO!

>>215
少し待たれよ

217 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/23(日) 11:26:51 ID:iMbjCzJM
あ、スクリームさんからどうぞ!

218 :リリカル鬼武者五話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/23(日) 11:29:32 ID:QV+TkrTX
リリカル鬼武者五話「雨」

「こいつは…こんな女が持つべき代物じゃあない。」
宗厳が自分の篭手とシャッハの篭手を見比べながら言った。
「…改めて聞きますがあなたは?」
「俺の名は柳生宗厳。」
「日本から…なのはさん達の国から来たらしいんですけどこんな格好の人居ませんでしたよね…?」
「…まあ行ってみれば解る事だ。とにかく情報が少なすぎる。」
「日本へ向かってるんですか?」
ティアナの言葉を聞きつつ宗厳をやや胡散臭げな顔でみつめるクロノ。
「本局に敵が襲って来ていないという保証は無いしなのは達と連絡は取れているのだが
彼女達は今転送魔法が使えず海鳴に釘付けになってる。迎えに行く必要があるだろう。
それにだ…奴らの拠点は日本に在るらしいんだ。」
「日本に?そんな事って…ッ!!」
突然顔を強張らせてクロスミラージュを撃つティアナ。だが銃口から放たれた弾丸は標的が素早く
飛びのいたために空になったベッドに突き刺さった。
「そんな所に連れて行かれてはドクターの下に戻れなくなってしまう。
とても承服する訳には行きませんねぇ…。艦をミッドチルダに戻してもらえますか?ついでに
そこに寝ている女性は頂いていきましょう。実に興味深い研究素材ですからね。」
その標的=二番目の戦闘機人・ドゥーエがクロノの傍に居た
女性局員の首に爪状の武器を突きつけつつ言った。
「バカな真似はよせ。自分がどれほどの怪我だか解っているのか?
大体今戻ればあの化け物にやられるだけだぞ。」
「よしんばそうなっても構わない。このままあなた方に私達という
格好のサンプルを渡す訳には行かないのですよ。」
「…正気で言っているのか?」
クロノの言葉にも不敵に微笑を返すだけのドゥーエ。しかし…
「ぐう!」
鈍い音とうめき声とともに彼女は床にくずれ落ちる。
その背後には宗厳が立っていた。彼が背後に回って気絶させたのだ。
「状況は上手く呑み込めないが…この女の体はこんな大それた事が出来るような
状態では無いのではないか?」
気絶したドゥーエを抱きかかえてベッドに寝かせる宗厳。
「なんて忠誠心だ…自分の命を犠牲にしてでも命令を遂行する…
恐らくはそういう方針で作られたのだろうな。」
「私達は機械なんだ。命令に従うだけという行動理念の何処に問題があるってんだ!」
ノーヴェが吐き捨てるように叫んだ。
「それは違います!例え戦闘機人でも心は…」
「そうだよ!」
「タイプゼロか…。お前らに何が解るってんだよ!」
悲痛な表情で叫ぶギンガとスバルにノーヴェが怒鳴る。
「タイプゼロ…?」

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 11:31:31 ID:j2j4yfGq
スバルの戦闘機人設定が生かされるのか?支援

220 :リリカル鬼武者五話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/23(日) 11:34:04 ID:QV+TkrTX
「なんだ…知らなかったのか?こいつら二人は私達と同じ戦闘機人だ。もっともプロトタイプだけどな。」
聞きなれない単語に不思議そうな顔をするエリオにノーヴェがギンガとスバルを顎でしゃくりながら言った。
「こいつはケッサクだな。戦闘機人でも心は…何だよ?自分達は戦闘機人だって事を隠してきた癖に笑わせるなってんだ!」
「違う!スバルとも相談してエリオ達にももう打ち明けようとしていたのよ!」
「へっ…どーだかな!」
悲痛な面持ちで叫ぶティアナの言葉に顔を背けてふて寝の態勢に入るノーヴェ。
「スバルさん。僕は…。」
エリオが気まずそうな顔でスバルの方を見た。
「いいよエリオ…黙っていた私だって悪いんだし。それよりも宗厳さん。
改めてあなたが一体どういう力を持ったどういう存在なのか話してもらえませんか?」
スバルは目を細めてエリオに微笑むと宗厳を促した。

その頃高町家では…
「機動六課の宿舎は壊滅…スバル達は生き残ったけど死傷者多数…
私達が出払っている時にこんな事になるなんて…。」
「なのはちゃんのせいじゃあらへん。これは部隊長の私の責任や…。」
窓の外に降る雨を見詰めながら沈痛な面持ちのなのはにはやてがこれまた暗い顔で言った。
≪あなたのせいではありません。無論はやて殿のせいでも…気を落とさずにマスター。≫
「ごめんレイジングハート…。」
「なのは姉さん。父さんがちょっと来て欲しいと。…お取り込み中なら父さんに言っておきましょうか?」
穏やかそうな顔だが芯の強そうな顔をした少女…高町恭也と月村忍の3人の子供の一番上…月村雫が静かに言った。
その頃廊下では
「なあ…もう少ししたら本当にジャック・ブランさんが来るんだよなあ…。」
「いつまでたってもミーハーやな自分。」
二人とも年の頃は二十代前半と言ったところか。短髪の女性「城島晶」と長髪で大阪弁の女性「鳳蓮飛」
が高町家の廊下を並んで歩いていた。
「三年前パリを幻魔が襲った時に師匠と忍さん達はフランスに居たんだよな…。フランス軍は奇襲攻撃を受けて
態勢を立て直すのに時間がかかって師匠も幻魔の群れのど真ん中に取り残されて…。」
「そこを助けてくれたのが昔士郎さんに戦技教導を受けていた“鬼武者”ジャック・ブランさんて訳やな。」
「フランス軍とEUの総反撃もあったけどジャックさんが助けてくれなかったら俺も忍も雫達も
死んでいたって師匠言っていたもんなあ…。そしてその時から士郎さんの事も
あって師匠とジャックさんはちょくちょく会ってるなんだよな。どんな人なんだろう。」
それから少したって恭也の部屋では…。
「なのはお姉ちゃんの事だけどさっき様子を見に行ったら赤いビー玉にブツブツ話しかけてたよ。
父さん、妹に悩み事があるんなら乗ってあげるのが兄の務めじゃないの?」
「なのはねーちゃん調子悪いの?」
「かわいそうだよ。とうさんなんとかしてあげてよ。」
「ビ…ビー玉にか?いや…あれはビー玉ではなくてだな…いや、何でもない。」
胡散臭げに恭也を見詰める雫と彼女の言葉を聞いて不安げな顔をする月村家の長男で末っ子の
「月村恭一(つきむらきょういち)」と次女「月村鏡(つきむらかがみ)」に
恭也がしどろもどろな言い訳をしていた。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 11:37:16 ID:j2j4yfGq
子持ちフランス軍人支援

222 :リリカル鬼武者五話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/23(日) 11:37:29 ID:QV+TkrTX
その頃
「人間どもの艦が一隻逃げ出した…か。まあよい。そんなものはどうとでもなる。む…?」
しとしとと雨が降るクラナガン。
ビルの屋上で空間コンソールを弄くっているギルデンスタン。
だが、そんな彼の頭上に突如鉛色の金属の球体が飛来する。その金属の球体は彼の目の前でグニャグニャと
姿を変えると薄緑色の昆虫じみた怪人の姿をとり、ゆっくりと地面に着地した。

「楽しそうだね…。」

子供のような声に不気味にエフェクトがかかった特徴的な声で怪人が呟いた。
さらに今度は白い服を着た青年が非常階段から現れる。その青年は数歩歩いたところで
自分の耳に付けたイヤリングを弾く。すると突然彼の体は白い煙に包まれ、
その煙の中から青年が変身した白と茶色い外殻と鱗に覆われた蛇に似た姿の怪人が現れた。

「この都市を制圧するのに使用したサイボーグの造魔の開発には我々フォグが
かつて有していた技術を使用したのだぞ。喜ぶのは結構だがそれを忘れてもらっては困るな。」

「ドラス。それにガイか。死に損なって時空の狭間を彷徨っていたところを
私に拾ってもらった分際で生意気な口をきくな。私はこの世界の技術を研究する事に忙しいのだ。」

「貴様…!俺はガライだ!俺をあんな人間くずれと一緒にするとはいくらお前でも許さんぞ。」

蛇の姿をした怪人…「ガライ」が気色ばんだその時。彼が先ほど述べた「サイボーグの造魔」
かつてフランス襲撃の際に奪い取ったフランス軍の戦闘機…「ミラージュ2000」を
ベースに幻魔の技術を融合させて作り出された造魔「ミラージュバーサー」が灰色の空と
雨粒を蹴散らしてビルの屋上に飛来した。
そのミラージュバーサーのキャノピーから漆黒のバリアジャケットにも似た
脇の下の翼が印象的なスーツを着た男が飛び出す。

「ガイ…貴様まで一体何の用だ。」

「空が目に染みやがる…邪魔だったかギルデンスタン。いや…誰か噂をしているような気がしたもんでなぁー。」

「確か鳥人戦隊とか言ったかな…まあ名前なぞどうでもいいが元は正義に組していたのだろう結城凱…?
それが随分な変わりようだな…人間くずれの死に損ないめ。」

「これだけは言っておくぜヘビ野郎ぉ。俺の前でそれを口にするとタダじゃ置かねえー。
それに幻魔の血とそれが齎す力にここに居る3人の中で最も完全に近い形で適応出来た…
つまりこの中で一番強いのはこの俺だって事を忘れるなよ…。」

223 :リリカル鬼武者五話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/23(日) 11:39:18 ID:QV+TkrTX
闇色のヘルメットに備わったゴーグルの奥からその身に幻魔の血を注ぎ込まれた事を暗示するように
鋭く紅い眼光をのぞかせてその男…「結城凱」が変身した戦士…「ブラックコンドル」が
ガライに刺すような恐ろしく冷たい口調で言った。
「いつ見ても仲がいいよね君たち…。」
薄緑色の怪人…「ネオ生命体ドラス」が厭味っぽく呟く。
さらに

「これはこれは皆さんお揃いで。ご機嫌はいかがです?」

「この街にもはや俺たちに抵抗出来る者はいないとみていいだろう。

俺たちは例の逃げ出した人間どもを追う。新たな鬼武者が現れたって情報もある事だしな。それも二人もだ。」
芝居がかった声とともにゴーガンダンテスとガルガントも現れた。

「獲物を独り占めする気なの?僕はお兄ちゃんやパパを見返してやるためにもっと強くならなきゃいけないんだ。」

「相変わらず気色悪い野郎だ。その獲物は俺が貰う。丁度体を持て余していたところなんでなあ〜。」

「貴様のような奴に出し抜かれてたまるか!奴らはこのガライ率いる鋼鉄造魔部隊の獲物だ。」

「名誉幻魔どもがでしゃばるな!」

ガルガントの言葉にドラス、ブラックコンドル、ガライが一斉に名乗り出る。
ガルガントも無論黙ってはいない。日ごろ冷静な彼だが獲物を取られるとあっては事情が違う。

「貴様等の話を聞いていると退屈しない。そんなにやりたければ全員でかかればいいだろう。
ともかく貴様等が居ると気が散ることおびただしいのだ。さっさと失せろ」

そんな彼らに向き直るとギルデンスタンが五月蝿そうに言った。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 11:40:16 ID:j2j4yfGq
えぇぇぇー!ZOとジェットマンすか!支援

225 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/23(日) 11:43:16 ID:QV+TkrTX
ここまで。
鬼武者2のキャラデザが雨宮慶太氏だったんでそれに纏わる作品から
サプライズゲストな人達を登場させてみました。
結城凱→鳥人戦隊ジェットマン
ドラス→仮面ライダーZO
ガライ→仮面ライダーJ
仮面ライダーからはどうかと思ったんですが四作あるうちZOとJ取り上げてるのは
リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏の一作のみでZOとJ関係のキャラが一向に出て来る気配が
無いんで出してしまっても構わないかなと。
雫の妹と弟の名前については公式設定ではなく自分が個人的に考えた名前です。
センスが無いと笑ってくれ…。

226 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/23(日) 11:55:57 ID:iMbjCzJM
>>225
乙です!あとでゆっくり読ませてもらいます。
それでは、天上天下!一機闘神!超ギンガ!グラーフヴィータ!始まります。

227 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/23(日) 11:58:27 ID:iMbjCzJM
天元突破グレンヴィータ

第25話「あたしのドリルは天を突く!」

この物語は、魔法という未知の力を使い、多次元宇宙を守る者たちの戦いの歴史の内の1ページである。
聖王のゆりかごと呼ばれる空中戦艦が聖王を手に入れ、その力を発揮しミッドチルダを恐怖へ包み込む。
それを止めるため魔法を使い平和を守る者たちは、その悪意の中へ突入した。
鉄鎚の騎士ヴィータは、戦艦の中へ突入するが不意を突かれ身体に大きな傷を受ける。
しかし、彼女の瞳は傷を恐れず、己が最高の相棒である鉄の伯爵グラーフアイゼンと共に動力炉へと突き進むのであった。

赤い騎士甲冑を着たヴィータは、数多くの敵と戦い深い傷を受けながらも、その身を引きずりながら目的地の傍へとたどり着く。
息を荒げながらも、己も深い傷を負っているにも拘らず相棒であるグラーフアイゼンを気にかける。
「大丈夫か、アイゼン」
『問題ありません』
それを聞き、目前に迫る標的へと目線を向ける。
「なのはは…もう、玉座の間に着いてる頃だよな?」
『Ja』
傷つきながらもアイゼンを支え棒に使い立ち上がる。
「はやても、外で戦いながら船が止まるのを待ってる」
『Richtig』
ふらつきながらも、駆動炉へと辿り着いたヴィータは、その大きさと圧倒的エネルギーに圧倒される。
だが、こんな所で立ち止まる訳にはいかない。
「こいつをぶっ壊して、この船を止めるんだ!」
グラーフアイゼンを構えたヴィータは、傷ついた相棒に問う。
「リミットブレイク…やれるよな?」
『Jawohl』
アイゼンはカートリッジを2発ロードし、リミットブレイク/ツェアシュテールングスフォルムへと形を変える。
その形は、巨大ハンマーにドリルとブーストが付いた巨大な鉄槌で、ギガントフォルムとラケーテンフォルムの長所を併せ持つ。
ヴィータは空中へ飛び、足元にベルカ式魔法陣展開し巨大ハンマードリルを振り上げカートリッジを1発ロードする。
「ツェアシュテールングス!」
ドリル部分を高速回転させ、後部スラスターで加速を付け巨大な駆動炉へと叩きつける。
回転させているドリルを更に威力を上げるため、残りのカートリッジ2発を消費し回転を上げる。
「ハンマァァァッ!」
凄まじい威力による爆発で周囲に煙が立つ。
グラーフアイゼンを構え、駆動炉を破壊出来たか確認するヴィータだったが、相手は無傷。
その時、周囲に警報が鳴り響く。
『危険な魔力反応を検知しました』
その声と共に駆動炉周辺に出現する四角い半透明なスフィアが多数出現する。
『防衛モードへ入ります。これより駆動炉に接近するものは、無条件で攻撃されます』
絶望的状況下であっても、鉄鎚の騎士の心は折れない。
「上等だよ」
周囲のスフィアからビームによる一斉射撃がヴィータへ発射される。
「うおぉぉぉッ!」
ビームを避け、雄叫びと共にグラーフアイゼンを振り降りかざしにかかる。


228 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/23(日) 12:01:25 ID:iMbjCzJM
息を荒げながら、空中で駆動炉と対峙するヴィータ。
防衛スフィアを全て粉砕し、続けて駆動炉へ攻撃するも傷一つ付かない。
「ちくしょう…」
何とか立ち上がり、己の魔力を高める。
「てぇぇぇっい!」
持ち上げたツェアシュテールングスフォルムのアイゼンを駆動炉へと叩きつける。
凄まじく回転するドリルだったが、相手の圧倒的防御力に負け吹き飛ばされる。
床へ叩きつけられる倒れ伏すヴィータ。
何とか立ち上がり、目の前に健在する駆動炉に対峙する。
「何でだよ…何で通らねぇ。こいつをぶっ壊さなきゃあ、みんなが困るんだ。はやてのことも、なのはのことも…守れねぇんだ!」
その時、ヴィータの瞳に小さな、しかし強力な力が宿る。
「こいつをぶち抜かなきゃ、意味ねぇんだ!」
グラーフアイゼンを再び構え、駆動炉へ立ち向かう。
徐々に彼女の瞳に現れた力が渦を巻き始める。
「だから、アイゼン!」
相棒へ力強く話しかけた時、次元を突破し最強の螺旋の戦士が降臨した。
『あぁ、行くぜ。ダチ公!』
「えっ!?」
突然の相棒の変化に驚くヴィータ。
『お前の持つデバイスは、どんな相手でも粉砕する最強のドリルだ!どんな強固な相手だろうと、俺とお前で破壊できなかったモノなんて、
生まれてきてから一度も無い!」
「アイゼン…」
『俺が信じるお前を信じろ!鉄鎚の名を持つ自分を信じろ!ヴィータ!!』
アイゼンから湧き出る凄まじいエネルギーに感応し、ヴィータの内から生まれた螺旋の力が増大する。
「あぁ、行くぜ!アイゼン!!」
『おぉ!』
グラーフアイゼンを天に掲げ、己の螺旋力と魔力を注入していく。
膨大なエネルギーを受け、巨大なハンマードリルへと変化する。
「うぉぉぉっ!」
雄叫びをあげ、床を蹴り飛び上がり駆動炉へ鉄の伯爵を向ける。
ヴィータの全身から膨大な螺旋力が放出し、全身を緑色へと染め上げる。
「このドリルは!はやての!なのはの!機動六課の!そして、このあたしの!魂だぁぁぁ!!」
グラーフアイゼンのドリル部分へ更に螺旋力が注入される。
「手前ェごときにッ!防がれてたまるかぁぁぁ!!」
傷ついていたドリルは、螺旋力によって再生され巨大化していく。
「必殺ゥゥゥッ!」
アイゼンのドリルは、ヴィータの身長の4倍以上に巨大化する。
「『ギガァァァドリルゥゥゥッ!!』」
ヴィータとアイゼンの声が重なり合い、
「『ブレイクァァァッ!!!』」
アイゼンの後部スラスターから強力な推力を受け、超巨大ハンマードリルが凄まじい加速と回転をつけ駆動炉へと叩きつけられる。
その天を突く一撃によって、全体にひびが入る駆動炉。そして…
『忘れるなよ、ヴィータ。仲間を信じるお前を信じろ』
「えっ」
凄まじい亀裂がアイゼンに広がる。
『あばよ、ダチ公』
そして、アイゼンは駆動炉と共に砕け散る。
「アイゼェェェン!!」

“その日、あたしはかけがいの無いものを失った”

「って、コアが壊れてないなら返事ぐらいしろよな!」
『Traurig(すいません)』
砕け散り失ってしまったと思ったアイゼンは、今あたしの手の中に居る。
はやてが駆けつけてくれた時、コアを回収してくれていたらしい。
病院で怪我の治療していたあたしへのプレゼントとして持ってきてくれたのだ。
「あの時のお前は、もういねぇのか…でも、あたしは忘れないぜ。これからもよろしくな、アイゼン」
『Ja』


229 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/23(日) 12:03:59 ID:iMbjCzJM
短いネタSS投下完了〜
グレンラガン25話とリリカルなのはストライカーズ25話を合わせたネタを投下しました!


230 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 12:10:15 ID:PehRZhHx
>>225
うお!ドラスとガライだ!
それに凱まで…
ふう…目に染みやがる。

すみません…勝も耕司もほんと新しい世代の育成で忙しいのです。
戦ってる暇がないのです。申し訳ありません…

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 12:26:29 ID:mJ74aWPA
GJ&仕事Haeeeee!!
まさにエンジンの中で銀河が生まれそうな勢いだ!

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 12:26:43 ID:j2j4yfGq
>>225
GJ!
ミッドチルダは間違いなくギルデンスタンの巨大な実験場と化すな、まさに地獄。
そして、なんという強力な幻魔側の布陣…勝てる気がしね〜
凱は戦隊で初のマスク割れを披露した戦士だから強敵すぐる。
幻魔の本拠地が日本らしいのは3の最後で秀吉が幻魔王化したっぽいからかしら?
信長が封印された左馬介の鬼の篭手の行方も気になる。

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 13:22:12 ID:nm0rL/Xm
GJ!!
本局の三脳はもうやられてそうだな、大聖堂やスカさんもヤバい状況に陥ってそう。
しかし地上本部がギルデンスタンに乗っ取られたということはアインヘリアル登場フラグか?

234 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/23(日) 13:32:10 ID:QV+TkrTX
ジェットマンを改めて見直してみたけど
今見ても次元獣koeeeeeeeee!
三話の蛇口とかシャワーヘッドがうねうね伸びて
襲ってくるシーン見た瞬間幼き頃のトラウマが…。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 13:50:13 ID:nm0rL/Xm
「俺の名を言ってみろ!」「ラディゲ様ーーー!」
は今だにマイベストシーンですよ。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 19:10:28 ID:f+FMvSZR
ストーム1はまだか!?

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 19:12:17 ID:BnGQEVGb
彼は今、ムスカ大佐の操る天空都市ラピュタと交戦中だ!

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 19:18:05 ID:kNURxKK+
ストーム1なら普通に交戦してそうで笑えねーぜw

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 19:39:03 ID:ofLCEsSa
ムスカ「ジェノサイドガンで目が(ry」


240 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/23(日) 19:54:58 ID:BJ+A/mDp
ムスカ「見ろ!魔導師がゴミの様だ!」

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 20:03:18 ID:kNURxKK+
うーん、大佐だと一期でも十分通用しそうなんだが…
ラピュタが弱いって訳じゃないぜ?w

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 20:04:22 ID:BnGQEVGb
ストーム1「バルス !」

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 20:07:39 ID:HvMXdd0X
そういえばエンディング後の衛星軌道上にあるラピュタってもろにロストロギアなんじゃ…
あとナウシカの巨神兵とか。

244 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/23(日) 20:49:19 ID:BJ+A/mDp
ロストロギアか・・ココとは関係ないが、DEEMと黒歴史ってロストロギアに入るのかな?

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 20:51:11 ID:BnGQEVGb
>>244
それはもしかしてD.O.M.Eのことか?

246 :リリカル.exe:2007/09/23(日) 20:52:35 ID:e4/3cE+I
雨宮慶太と聞くとGAROしか思い出せない・・・・・・
stsもあのくらいの殺陣をやってくれれば燃えたんでしょうけど、流石にあのクオリティは出せないですよね。デフォで飛べる人が多かったし・・・

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 20:55:23 ID:onu3jaSw
>>246
GAROはデフォで殺陣が多い作品だったからなぁ…
でも、殺陣中に剣が曲がってるのにはワロタww

248 : ◆sP9nVRi1sI :2007/09/23(日) 20:59:59 ID:KoNxGyWT
>>225
GJ
城島晶と聞いてレジンキャストミルクの主人公しか出ない自分はどうしたらorz
てか、ギルデンスタンsつええwここの作品だと描写的に最強(数時間でクラナガン占領)か!?
そういや、GAROも鬼武者とデザイン担当が同じだったような。

>>246
GAROはコダマが無茶苦茶よく動いてたな……あと、空中戦は難しいということを再確認させてくれた。
絶狼は変身前の殺陣がすごくいい。とてもいい。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 21:05:50 ID:BnGQEVGb
>>246
轟天初召喚やゼロ対ガロ、生身鋼牙対キバはクオリティ高すぎる。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 21:31:48 ID:kNURxKK+
D.O.M.Eは微妙だけど、∀は問題なくロストロギアかと
特に小説版は月光蝶とかバリアとかナノマシンとか空間転移とかw

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 21:51:26 ID:ofLCEsSa
ターン∀がそうならターンXはどうだろう?

ACE3やってたらいきなり大将が「すごいぞターンX!さすがターン∀のお兄さんだー!」とか言い出して吹いた

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 21:53:04 ID:TTFi+K/w
>>243
>巨神兵
ロストロギアってレベルじゃ(ry
映画版だとすぐ腐って終わってたけど、原作のオーマは本気でハンパ無い強さだったからなぁ
正直ステエキでは弱点に気付かない限りヒドラさえ仕留められなそう

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 21:53:29 ID:BnGQEVGb
御大将は最高のキャラだった。

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 22:10:32 ID:E6uxsF8R
「いいデバイスだね・・・でも、私のレイジングハートのほうが格段に上ッ!!」
「オールレンジスターライトブレイカぁ?試してみるのぉぉぉ!!」って言ってくれたら
なのはさんに惚れていたかもしれない。

255 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/23(日) 22:13:27 ID:PehRZhHx
そろそろ雑談スレ行きな雰囲気になってきたんじゃないですか?

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 22:16:50 ID:BnGQEVGb
>>252
「(ヴィヴィオが)腐ってやがる。早すぎたんだ」

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 22:17:39 ID:onu3jaSw
>>256
それはグロすぎwww

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 22:31:22 ID:kNURxKK+
>>256
むしろ王蟲を薙ぎ払うなのはさんが脳裏を過ぎったww

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 22:31:49 ID:BnGQEVGb
>>258
駄目じゃんwww

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 22:38:11 ID:onu3jaSw
そこで紅の豚の出番です

ポルコがミッドの空を飛び回る!!

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 23:06:56 ID:f+FMvSZR
>>260
「飛ばない豚は、ただの豚だ。」

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 23:09:50 ID:onu3jaSw
>>261
飛行機じゃなくてマジな意味で跳ぶwww

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 00:26:08 ID:eg48xOko
絶望したっ!GAROが話題になるのに、同じ雨宮監督のハカイダーが話題にならないのに絶望したっ!

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 00:53:16 ID:CB4R4vjD
それって主人公がハカイダーで白いサイボーグと戦うやつですか?

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 00:55:47 ID:GLWsEkui
上でも「雑談で」と促されてるのだから、そろそろ雑談でやったほうがいいのでは?

266 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 01:07:53 ID:MIBYu718
十三話Aパート完成。遅いので許可無く投下します。(今回はリリカル分はありませんが…)

【墓地】
この日、城戸真司と秋山蓮は、お盆を利用して神崎優衣と手塚海之の墓参りに来ていた。

真司「ふう、熱いなぁ今日は。優衣ちゃんと手塚も、熱がってるのかな?」
蓮「死人がそんなもの感じるわけないだろ。馬鹿かお前は。」
真司「お前…お盆の時くらい愛想良くしろよ…」
蓮「ふん…」
真司「あ、手塚の墓はここだ!」

真司は「手塚家ノ墓」と刻まれている墓石を発見し、杓子で水をかけ、蓮と共に花を添え、線香を上げる。

真司「(手塚…今年も来たぞ。今色々大変だけど、俺達がんばるから、見守ってくれよな。)」
蓮「……」

二人は拝み終わるとまた移動し、次は「神崎家ノ墓」と書かれている墓石に杓子で水をかけ、花と線香を上げる。

真司「(優衣ちゃん、今年も来たよ。本当はもっと頻繁に来たいんだけど、時間取れなくて…
おばさんは俺と蓮が、恵理さんや美穂と一緒に支えていくから、どうか心配しないで、安らかに眠ってね…)」
蓮「……」

二人は墓参りを終えると墓地の外に出て、帰路に着いた。

真司「ふう…今年も墓参り終わったな。」
蓮「そうだな。」
真司「よし!帰りにラーメンでも…!」
蓮「…!」

ジシャクイノシシ×2「シャシャア!シャシャア!」

二人の前に突然、二体のジシャクイノシシが出現した。

真司「こいつら…こんな時にまで!変身!!」
蓮「変身!!」

二人は近くにあった水溜りにカードデッキをかざし、腰に現れたVバックルにセットする。
そして真司は仮面ライダー龍騎に、蓮は仮面ライダーナイトに変身した。

龍騎「ッシャ!!」
ナイト「フン!」

二人は変身を終えると、ジシャクイノシシに立ち向かっていった。

さて、今回はこのように、地球に残っている仮面ライダーたちの戦いの一部を、ピックアップしていこう。

第十三話「マスクドライダーズ・バトルピックアップ」

267 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 01:08:56 ID:MIBYu718
【さいたまスーパーアリーナ】
ゼクトル1「撃て」

さいたまスーパーアリーナでは、ゼクトルーパー部隊がGODの神話怪人・ネプチューンと戦いを繰り広げていた。
ゼクトルーパー達はマシンガンでネプチューンに銃撃で攻撃している。
だが、撃った銃弾はネプチューンには全く効かなかったのである。

ゼクトル2「クッ!駄目だ!歯が立たない!」
ゼクトル3「諦めるな!」
ネプチューン「ふん、そんな豆鉄砲など効かんわ!喰らえ!!」

ネプチューンはゼクトルーパー達に手に持った槍でゼクトルーパー三人を切り裂いた。

ゼクトル1、2、3「うわあああ!?」
ゼクトル4「このおおおおお!撃て撃てええええええ!!」
ゼクトルーパー部隊「了解!!」

ゼクトルーパー達は攻撃を続けていくが、ネプチューンにはやはり通じず、次々に倒されていった…

一方、スーパーアリーナの近くを車で通っていた北岡達。

北岡「あーあ、疲れた…吾郎ちゃん、次は?」
吾郎「さっきので、全て終わりです。」
北岡「ふう、せっかく病気が治ったってのに、仕事詰めで大変だよ。おまけにおかしな奴らまでウヨウヨ出てくるしさ…」
吾郎「でも、リンディさん達の組織が、先生の病気を治せる技術を持っていたとは、驚きましたよ。」
北岡「こんなことなら、早く言っときゃ良かったよ。」
吾郎「そうですね…!、先生!」
北岡「何よ?…!」

北岡と吾郎は、ネプチューンに圧倒されているゼクトルーパー達を発見した。

吾郎「あれは…確かZECTの…」
北岡「吾郎ちゃん!車止めて!」
吾郎「はい!」

吾郎は車を止め、北岡は車から降りる。
そして北岡はミラーにカードデッキをかざし、変身ポーズを取った。

北岡「変身!」

北岡はVバックルにカードデッキをセットし、仮面ライダーゾルダに変身する。
そしてゾルダはマグナバイザーを腰から外し、ネプチューンの所へ向かった。

ネプチューン「ふん…手応えのない奴らめ。」

ゼクトルーパーを全滅させたネプチューンはそこから去ろうとしたが、後ろを向いた瞬間、ネプチューンに向けて無数の銃弾が命中した。

268 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 01:10:15 ID:MIBYu718
ゾルダ「ったく、これ以上面倒かけないで欲しいよ…」
ネプチューン「か、仮面ライダー!?おのれ!」

ネプチューンは怒りに任せて槍を振るうが、ゾルダに回避され、腹部に零距離射撃を喰らい、吹っ飛ばされる。

ネプチューン「うおおお!?」
ゾルダ「じゃあ、止め。」

ゾルダは「ギガランチャー」のカードを引き抜き、マグナバイザーにベントインする。

「シュートベント!」

ゾルダに向けて巨大な大砲が飛んでくる。
ゾルダはその大砲をキャッチし、照準をネプチューンに合わせた。

ネプチューン「ま…待て!」
ゾルダ「…!」

ゾルダは問答無用でギガランチャーを撃ち、ネプチューンに直撃させた。

ネプチューン「ぎゃあああああ!!」

砲弾を受けたネプチューンは、粉々に爆散した。
そしてゾルダは変身を解除し、車に戻る。

吾郎「流石ですね。」
北岡「大したことないよあんなの。浅倉の馬鹿に比べればさ…」
吾郎「全くですね。」
北岡「あーあ、気分が悪い。今日は令子さんと一緒に、夕食でも食べようかな…」

【京都 三条大橋】

こちらは京都の三条大橋。
ここでは、怪人死神カメレオンが観光客を襲っていた。

観光客1「化物だ!」
観光客2「逃げろ!」
死神カメレオン「俺の姿を見たものは生かして返さん!死ね!!」

死神カメレオンは伸縮自在の舌で観光客二人を貫き、命を奪った。

観光客達「うわああああああ!!」

観光客達はその光景に恐怖し、一斉に逃げ出す。

死神カメレオン「逃がさんぞ…」
?「待て!!」
死神カメレオン「な!?」

死神カメレオンは背後から聞こえた声に驚き、後ろを振り返る。
するとそこには、新撰組の衣装を着、腰にサソードヤイバーを差した神代剣の姿があった。

剣「化物…俺は京都においても頂点に立つ男だ…!」
「STAND BY」

剣がサソードヤイバーを抜刀するとサソードゼクターが水底から現れ、サソードヤイバーにセットされる。

「Henshin」

剣は即座にサソード・マスクドフォームに変身し、キャストオフしてライダーフォームになった。

269 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 01:13:24 ID:MIBYu718
「Change Scorpion」

サソードRF「俺の目の前で京都を荒らすとは許しがたい!この手で容赦なく切り捨てる!」
死神カメレオン「戯言を!」

死神カメレオンは舌を伸ばし、サソードを攻撃する。

サソードRF「はあ!!」

だがサソードはカメレオンの舌をサソードヤイバーを振るって容赦なく切断した。

死神カメレオン「ぐぎゃああああああ!!」
サソードRF「血の雨降らそうぞ…!」
死神カメレオン「そ…それは新撰組じゃなくて岡田以蔵…」
サソードRF「細かいことは気にするな!ライダースラッシュ!!」
「Rider Slash」
サソードRF「はああああ!!」

サソードは死神カメレオンに接近し、ライダースラシュで切り裂いた。

死神カメレオン「ギャアアアアアアア!!」

死神カメレオンは端の下に落ち、水底に沈むと同時に爆発した。
そして激しい水飛沫が上がり、サソードを濡らす。

サソードRF「ふん、この程度か…」

サソードは変身を解除する。

剣「しかし京都は綺麗な所だ。矢車や影山にも見せてやりたいな。」
じいや「ぼっちゃま〜!」
岬「剣く〜ん!」
剣「お?」

じいやと岬が走って剣の元に駆けつけた。

剣「じいや、ミサキーヌ、どうした?」
岬「どうしたじゃないわよもう…」
じいや「もうすぐこちらのチェーン店で、会議の時間でございますよ!」
剣「あ!しまった!こうしてはいられな…!?」

剣は慌ててしまったため、足を滑らせ、橋から転落してしまった。

剣「うわあああああああ!!」

「ザッポーーーーン!」

じいや「ぼ、ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ…ぼっちゃま〜〜!!!」

270 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 01:15:07 ID:MIBYu718
【新宿自然公園】
ドレイクRF「フン!」
ガタックRF「ハア!」

新宿自然公園ではドレイクとガタックが、戦闘派ワーム残党と戦いを繰り広げていた。
相手はサナギばかりだったが数が多く、二人は手間取っていた。

ドレイクRF「キリがありませんね…」
ガタックRF「クロックアップして一掃するんだ!」
ドレイクRF「俺に指図するな!クロックアップ!」
ガタックRF「クロックアップ!」

「「CLOCK UP」」

二人はクロックアップし、サナギ達を次々と蹴散らしていく。
そしてサナギが残り二匹になった時、必殺技を繰り出した。

ドレイクRF「ライダーシューティング!」
「Rider shooting」

ガタックRF「ライダーキック!」
「Rider kick」

二人はサナギを全滅した後クロックオーバーし、変身を解除した。

加賀美「ワームか…最近減ったと思ったのに、抗戦派の奴らが最近また増えたのかな?」
風間「興味ありませんね…」

風間はギターケースを持ち、その場から去っていく。

加賀美「お、追い風間!」
風間「ゴンが学校から帰ってくるまで、もう少し仕事を片付けたいんだ。お前に付き合ってる暇なんて一秒も無い。」

風間は加賀美を冷たく突き放すと、公園を出て行った。

加賀美「なんだよ、相変わらずスカしやがって…ん?あああああああああ!!俺も仕事だ!!」

加賀美は停めてあった自転車に乗り、大急ぎで漕ぎ始めた。

【廃工場】
一方こちらの廃工場では、G3-Xが怪人・アリガバリと戦いを繰り広げていた。

アリガバリ「喰らえ!」

アリガバリは持ち前の怪力でG3-Xの首を絞める。

G3-X「ぐっ…あ…なんて力だ…」
アリガバリ「このまま絞め殺してやる!」
ギルス「ウオオオオオオオオオ!!」
アリガバリ「何!?」

突如ギルスが現れ、アリガバリの目をギルスクロウで突き刺した。

アリガバリ「グアアアアアアアアア!!」
G3-X「葦原さん!」
ギルス「早くやれ!」
G3-X「はい!」

271 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 01:17:03 ID:MIBYu718
G3-XはGX-05-ケルベロス-をガードチェイサーの二台から取り外し、ガトリングモードに変形させる。
そして、強烈なガトリングガンによる射撃をアリガバリに見舞った。

アリガバリ「ウオオオ…」
ギルス「ウオオオオオオオオオオオ!!」

ギルスもそれに続いて踵のヒールクロウを伸ばし、ジャンプする。
そして、必殺のギルスヒールクロウをアリガバリの踵に直撃させた。

ギルス「ウオオオオオオオオオオ!!」
アリガバリ「グギャアアアアアアア!!」

アリガバリは断末魔の声をあげ、爆散した。

G3-X「ふう…」
ギルス「…」

G3-Xはマスクを外し、ギルスは変身を解除した。

氷川「助かりました。」
涼「あんなのに苦戦するなんて、まだまだだな。」
氷川「すみません…」
涼「まぁ、俺達の足は引っ張らないようにしてくれよ。じゃあな…」

涼はそれだけ言って歩き去った。

氷川「葦原さん!もう、そっけないなぁ…」

【さいたま新都心】
グレイブ「ハア!」
レンゲル「ヤア!」
ギャレン「ハッ!」

さいたま新都心では、ギャレン、グレイブ、レンゲルの三人が、五体の蠍男と戦いを繰り広げていた。

レンゲル「橘さん!こいつら…」
ギャレン「矢車の報告にあったものと同じ奴だ!」
グレイブ「チーフ!先輩!これじゃキリがありませんよ!」
ギャレン「必殺技で確実に仕留めるんだ!」
グレイブ・レンゲル「はい!!」

ギャレンはカードホルダーから、グレイブとレンゲルはラウズトレイからカードを引き抜き、ラウズする。

「BURNING DIVIDE」
ギャレン「はあああああああ!!」

「BLIZZARD VENOM」
レンゲル「はあああああああ!!」

「MIGHTY」
グレイブ「はあああああああああああ!!」

272 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 01:18:44 ID:MIBYu718
蠍男×5「シュシュウウウウウウウウ…」

ギャレンのバーニングディバイドが一体、レンゲルのブリザードベノムが一体、そしてグレイブのグラビティスラッシュが三体を倒し、五体を瞬時に全滅させた。
三人は戦いの終わりと同時に変身を解除する。

橘「終わったか…」
睦月「最近、数が増えてきましたね…」
橘「これでは、ミッドに援軍を送るのが遅れてしまいそうだな…」
睦月「ティアナ達には悪いけど、これじゃとても…」
橘「響鬼さん達にも、あまりミッドに長居して貰う訳には行かないな…」
睦月「盗まれたバニティカードって奴も、見つかりませんしね。」
志村「…」
橘「?、志村?」
志村「(奴め…ミッドにライダーを集中させないつもりか?それほど、奴にとってライダーは邪魔と言う訳か…
いや…奴だけじゃない…「奴ら」にとっても、ライダーは邪魔か…)」
橘「志村、どうした?」
志村「!?、いえ!何も…そういえば上条さん、上条さんは昼休みの途中だったんじゃ…」
睦月「いっけね!橘さん!また今度!」
橘「ああ、頑張れよ。」

睦月は走って会社に戻っていった。

橘「俺達も戻るぞ。」
志村「はい。(まぁいい、バニティカードは俺の手の中にある…後は石版を探し生贄を見つけ、古代の力を解放するまでだ…)」

投下終了です。
次は誰を出そうかな…
なのは達は最後には絶対出しますんでそこの所をどうか一つ…

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 01:55:00 ID:xabnWvAE
>>272
12話Cパート&13話Aパート同時に感想を書きます。
どちらもGJでした。

まずは12話Cパート。
強鬼大活躍!
専門外のバケガニを5体も倒すとはびっくりです。
まだ精神面で脆い所もありますが、フォワード陣同様のびしろがありそうです。
今後さらに鍛え、名実共に強き鬼になることを期待しています。

そして静かに激化してきたシャマ姉争奪戦!?
兄貴はああ言ってたけど、本心ははたして…
いずれ訪れる六課襲撃あたりではっきりするかな?


そして13話Aパート。
ここでその他の平成ライダーの活躍が読めるとは思っていませんでした。
北岡先生、完治おめでとう。
坊ちゃま、生きてて良かったよ(涙)。ミサキーヌとはうまくいってるのかな?
加賀美ん、相変わらずライダーと仕事の両立に苦戦中……がんばれ!
睦月、憧れのサラリーマンになれた模様………こちらもがんばれ!!
まだ出てないほかのライダーの活躍も楽しみにしています。

そういえば、THE FIRST版ライダーは出演できることになったのでしょうか?
以前中止するようなこと言ってましたけど、最近ヴィータの初恋の相手が手塚になったので…
手塚と(当然だけど)そっくりのTHE FIRST版一文字とヴィータ遭遇→性格違うけど顔そっくりで戸惑うヴィータ
みたいな展開への布石みたいにおもったのですが?
というかこんなの考えてるの私だけ?

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 02:57:47 ID:fL5a1Kez
龍騎ライダーが出たか
そういえばモンスターの食料どうしてるんだろう?
やはり他作品の怪人を餌に……

>>270
風間の口調がおかしくないか?
丁寧なのと普通なのが混ざってるようだが

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 03:11:43 ID:+2JEcPks
口調自体はおかしくはない。
ただ風間は加賀美に対してこんなにきつかったっけ?
風間に嫌われてる影山ならまだしも、加賀美にはもう少し丸かった気がする

276 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 07:23:04 ID:MIBYu718
>>274-275
大介は男に対して物凄く冷たいのでここまできつくしました。
それに加賀美にはぶっ飛ばされた恨みもあるので…
大介の口調は丁寧と普通が入り混じってて結構大変っス。

277 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 07:29:39 ID:MIBYu718
おっと、一つ忘れてた…

>>273
FIRSTは二部番外編辺りで出したいと思ってるんですけど、いかんせんまだどうやって共演させるか…
困ってます…

今だ本性を見せぬ敵組織の罠にはまってFIRST世界に行ってしまうって展開が良いかな?
とにかくもっと考えて見ます。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 08:24:05 ID:vkib6Xun
>>272
日本に出てくる怪人の数が増えてきて増援を送るのが厳しくなっているようですね。
ということは、今日本にいなくって、別の国に出て来る怪人を倒している剣崎が行く事になるんですか。
だとしたら、平成のライダーの中で剣崎が一番好きなのでうれしいです。

これからも頑張って下さい。

279 :それも名無しだ:2007/09/24(月) 10:53:32 ID:+2JEcPks
そういえば正伝氏やマスカレード氏の作品でもお馴染みの555は出さないんですか?
未だに出て来る気配がありませんが・・・

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 11:01:16 ID:+39o+HgE
やっとPC奪還できた…職人の皆様GJです

>>リリカルスクライド//G.U.氏
復活ッ!勇者王復活ッ!!って親分凄…
…で、結局この親分はゼンガーとウォーダンどっちなんでしょう?

>>なのはVSボウケン氏
なんかゴゼンがいろいろ哀れなことに…w
さて、海鳴市に現れたホムンクルスを見たときにエドはどんな反応をするのやら…

>>NANOHA COMBAT ZERO氏
ちょっ、敵編隊単機で全滅って、なのはさん凄…
グリューン終了のお知(ry

>>リリカルスクリーム氏
鬼武者3の事件ってなのは世界で結構メジャーなんですね…当然といえば当然ですが
って、え!?ブラックコンドルが幻魔に!?

>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
強鬼のセリフ邪魔されるのに吹きましたw最後まで言わせてあげてくださいトーレ…
装甲響鬼キター!あっさりバケガニ4体を蹴散らすとは…強…
しかし日本も大変ですね…こんな大量に怪人が出るとは…

281 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/24(月) 12:03:25 ID:jtS2pnno
リリカルスクリームでは本来なら敵が装備していた装甲(しかも出典は
仮面ライダーで言えば「真・仮面ライダー序章」に相当するほどのドマイナー作品)をなのは達にくっつけてみたり
リリカル鬼武者では管理局が全く知らない敵(幻魔)の存在を第97管理外世界の
一般人(晶とレン)までもが知ってるメジャーな存在として扱ったりとか言い方悪いけど
自分はそういう皮肉っぽいというか捻くれてるというかそういう展開が大好きなんですよね。
まあ異論反論はあると思いますが。

282 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/24(月) 14:54:28 ID:0cqYUJDa
EDFの人マダー?

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 15:39:32 ID:dQXyXa1c
って言うか、伝説の少女Aマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 17:47:48 ID:e6d3qwZN
>>280
心情描写で昔は民間人の犠牲など気にしなかったって書いてあるから、ウォーダンだとオモ
ゼンガー名乗ったのは、他に偽名が思いつかなかったんだろう(だってウォーダンだしw
>>リリカルスクライド//G.U.

>>なのはVSボウケン氏
えんぜる御前はイジラレキャラですが何か?w
あと、錬金術世界の人造生物はバケモノばかりかっ!?

>>リリカルスクリーム氏
いやーあれは衝撃的でしたからね
あと、宗厳かっこいいよ、宗厳
そして、雨宮つながりに吹いたw

>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
その為のライダーです(ゲンドウ面で

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 18:22:52 ID:6KYALy8U
できればバニティカードを手に入れるまでの過程が見たかったなぁ
リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏はいろんなライダーが共闘する戦闘シーンは
面白いのですが、ほとんど事が終わった後なんですよね。
まあ話をスムーズに進めるためには仕方ないのかもしれませんが・・・

286 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 18:33:28 ID:MIBYu718
>>285
それはちゃんと後で説明する予定です(台詞になっちゃいますが(泣))
大体はミッシングエースと同じ様な経緯かな…

しかし過程が抜けてるか…その通りだよなぁ…
…お許しください!どうか一つ!(ぇ

287 :19:2007/09/24(月) 18:58:15 ID:L6fKHca3
職人の皆様GJです!!

>なのはVSボウケン氏
エドとユーノは師弟関係になっていますね。エドの知ってるホムンクルスとは
色々違うのがいますから、エドが混乱しなければいいけど…

>NANOHA COMBAT ZERO氏
空中戦が凄いですね。臨場感やら緊張感やらがいい感じに出てますね
次回も楽しみにしています

>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
氷川さんが来ましたね。この人がどこまでパワーアップしていくか楽しみです
志村がそろそろ行動を起こしそうな予感が…。気のせいかな?

>リリカルスクリーム氏
ビー玉に話かける…か…。知らない人が見ると怪しい人に見えますね。
そして意外なゲストの登場。もしかしてまた意外な人が出るのかな?

>リリカルスクライド//G.U.氏
違和感ないですね。熱い感じでよかったです。てかドリルって単語でたとき
地獄を見せる男が頭を過ぎったのは俺だけかな?

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 19:41:24 ID:+2JEcPks
>>285
純粋に色んなライダーがみたいならStS+ライダー氏、複雑なストーリーが見たいならマスカレード氏。
ここで趣味が分かれるんだよな

純粋に人々を守る為に皆で協力するカッコいいライダー達は個人的にはかなり好き。
マスカレード氏はそういう点では劣るが、色んなキャラの思惑が交錯するストーリーは高得点。
同じような作品だとつい比べてしまいがちだが、どちらも一長一短でいい味出てると俺は思う

>>286
ところで555はどうなんでしょう?

289 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/24(月) 20:40:58 ID:Yzw6nB/Y
えーっと……本当なら今日中に投下できる予定でした。
でも、今週は連休が急な仕事で潰れたり、体調不良で寝込んだりとなかなか時間が取れず、予定の3分の1くらいしか書けてません。
水曜日までには必ず投下のでそれまで待っていてください。

290 :リリカル龍騎@280 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 20:57:28 ID:+39o+HgE
ものすごく久しぶりですが、NANOSING完成しました
322氏の代わりになど到底なりませんが、投下許可を貰いに来ました

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 20:58:46 ID:HmZ7A8Qr
中将追悼支援支援

292 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 20:59:03 ID:MIBYu718
ゴー!ゴー!レッツゴー!!

293 :リリカル龍騎@280 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 21:01:10 ID:+39o+HgE
『ホテル『リオ』にて発生したテロリズム事件の続報です。
現在までにホテル客、従業員ら10名以上の殺害が確認されており、内部にて立てこもり続けるテロリスト達と当局とのにらみあいが続いています』

 現在、世界規模でとあるニュースが報道されている。
 そのニュースとは南米のホテル『リオ』で起こったテロ事件である。無論、犯人としてあの3人のことも報道されている。
 それをどこかの寮からテレビで見ている神父の姿が。その神父の部屋に一人分の青年の声と足音が近づき、ドアを開けた。
 
「神父様、お食事の時間ですよ。どうなさったんですか?」
「ああ、もうそんな時間だったのですか。すぐ行くと寮母さんに伝えてあげてくださいね」
「早く来てくださいね」

 青年が去り、扉を閉じる。
 そして青年が去った後の部屋で、神父…アンデルセンが笑みを浮かべ、誰にともなく呟いた。

「踊れ踊れ化物共(フリークス)。地獄を見せろ、この私に」


第六話『ELEVATOR ACTION』(2)


「スナイパー、配置を完了しました」
「おい!カメラと報道屋を下がらせろ!」
「道路封鎖のほうはどうなっている」
「突入隊『ヤナン』『ダガラン』両分隊準備良し」

 その頃、ホテルの外のテント。
 特殊警察の面々が作戦会議を行っている。その目的は無論、テロリストとして報道されているアーカード達を逮捕…いや、殺害するためだ。
 その最奥の席では、白いスーツに白い帽子を被った色黒の髭男が笑っている。
 そして、命令は下された。

「突入!突入開始!一刻の猶予もなく突入を開始し、即刻射殺せよ!繰り返す、拘束無用!即刻射殺!」

 その声と同時に、外にスタンバイしていた突入隊がなだれ込む。その手にはアサルトライフルや機関銃といった強力な重火器を手に。
 そのテントの中で、特殊警察の上層部らしき初老の男が冷や汗をかきながら、白スーツの男へと問いかけた。

「これで…これでよろしいのですな?Mr.トバルカイン」
「GOOD.GOOOD.VEEERRYY GOOOD.」

 『トバルカイン』と呼ばれた白スーツの男が、手を叩きながら賞賛を浴びせる。
 ここでトバルカインが初めて警察上層部の男へと向き直り、歯を見せて笑った。まるで吸血鬼のような、ギザギザの鋭い歯を見せて。

「せいぜい気張る事だ諸君。老いも病(やまい)もない国へ行きたいのなら」

294 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 21:02:21 ID:+39o+HgE
 TVの映像がスタジオのものへと移り変わる。いつの世でもこういう場合は二通り、この後に起こることが予想できる。
 一つは一度その報道を中断し、別のニュースを流す場合。そしてもう一つは…

「TVクルーがホテルを写さなくなりました」
「突入する気か、馬鹿どもめ」

 そう、突入する場合だ。もしテロリストがTVを見ていた場合、突入の瞬間が移されていては動きが気付かれ、最悪の場合人質が全員殺される場合がある。
 それを避けるために、一度スタジオへと映像を切り替えるのだが、大抵の場合これが合図となって突入に気付かれる…と、話がそれた。
 とにかく、インテグラはこれを突入と判断し、ウォルターへと向き直って聞く。

「正気とは思えない。アーカードは、あいつはどうするだろう?」
「彼にとっては目的達成の至上命令の単なる障害物でしかありません。
闘う意思で彼の前に立つ者を、彼がどうするか…お分かりでしょう?」

 戦意がある相手がアーカードの前に立った場合、それがどういう結果をもたらすか…インテグラにはよく分かっている。
 それはつまり、全力の闘争。戦いそのものを楽しんでいるため、手加減はするかもしれない。が、少なくとも容赦はしない。
 アーカードなら人間相手でもそれをやる。だからこそインテグラはウォルターへと問いを続けた。

「それが人間だったとしてもか?ただの人間だったとしてもか?」
「お忘れですかお嬢様。彼は正真正銘の化物なのですよ」


「こちらキート分隊、エレベーターフロア確保」
「感度良好、実行されたし!フロア確保!」
「こちらストイ分隊、通路フロア確保!」
「準備完了、実行されたし!通路確保!」

 ホテル内部。特殊警察分隊が、各階の各フロア制圧へと乗り出した。
 フロント、エレベーター、通路と、順番に制圧を続け、最前衛のデイロ分隊がスイート前へと到達。突入の準備を行う。そして…

「後衛準備完了!前衛デイロ分隊!突入!突入!突入!(ラッシュ!ラッシュ!ラッシュ!)」
「最上階スイートフロア前、デイロ分隊。ラージャ。突入を開始する。READY…!」

 デイロ分隊隊長が銃を構え、隊員へと準備を促す。そしていざ突入しようと構えたとき、異変に気付いた。
 ほんの僅かだが、部屋の扉が開いている。何かの罠か、それとも相手が油断しているのか…
 とにかく用心はし、改めて銃を構える。そしてハンドシグナルでカウントダウン。3、2、1…突入。
 扉を蹴り開け、隊員全員を部屋へと飛び込ませる。が、誰もいない。犯人どころか、生物がいた形跡すらない。

295 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 21:03:23 ID:+39o+HgE
「探せ!階下には行きようがない!用心しろ!」

 命令とともに、隊員が部屋の捜索を始める。無論銃は構えたままだ。
 探し続けること数分、隊員の一人が何かを見つけ、隊長や他の隊員を呼び寄せる。そこにあったのは…

「なんだこれは…棺…か?」

 そう、アーカード愛用の黒い棺だ。隣にはティアナの棺が置かれている。
 しばらく見ていると、隊長が気付いた。黒い棺には何かの詩が書かれている。何なのか分からず、とりあえず読んでみた。

「何か書いてある…『私はヘルメス。私は自らの羽を喰らい、飼い慣らされる』…?なんだこれは」
「私の棺にさわるな」

 読み終えたところで、後方から何者かの声。隊員が驚き、素早く振り向く。この状況でも銃を手放さないのは流石プロといったところか。
 …そして彼らは見た。アーカードを、最凶の吸血鬼であるあの男を。アーカードを。ちなみに何故かいつもの服装である。

「!! FREEZE(動くな)!」

 素早く銃を構え、アーカードへと向ける。だがアーカードは意にも介さない。

「私の棺にさわるな。わたしのひつぎからはなれろ」
「撃て」

 号令とともに、轟音。分隊の持っていた大量の重火器が火を噴いた。
 それらの全てはアーカードの体を捉え、破壊。破壊。破壊。全身の組織が砕かれ、血漿とともにぶちまけられる。
 そして全員がマガジン一つ分の掃射を浴びせる頃には、アーカードの体はもはや原型が分からないほどに粉々にされていた。

「動くなといっただろうが、変態野郎」

 普通ならばこれだけ撃てばさすがに死ぬだろう。彼らもそう思っていたし、目の前の惨殺死体を見ればそう思っても無理はない。

「元より射殺命令が出ていますが、撃ちすぎです。殺りすぎ(オーバーキル)でしょう、こりゃ」
「知るか。念入りに殺せと言われたろ。しかしこいつ一体何なんだ?ただのバカか?」
「知るか。お偉方の事情じゃねえか。何しろ仕事は半分済んだ」
「あと二人、かたわれの女がいたはずです」
「よし、すぐ探し出せ!発見しだい即刻こいつの様に射殺しろ!」

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:03:57 ID:WP6b2kjv
支援

297 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 21:04:27 ID:+39o+HgE
 だが、アーカードはその「普通」の範疇には入らない。

「走狗(いぬ)め」

 だからこそ、自身の体がこの状態なのに喋る事ができるのだし…

「なるほど、たいした威力だ。しかし走狗では私は倒せない。狗では私は殺せない」

 こうやって体を再生させ、何度でも蘇る事ができるのだから。
 それを見ている分隊は、固まってしまっている。それは目の前に存在する『わけのわからない何か』への恐怖だというのは言うまでもない。

「化物を打ち倒すのは、いつだって人間だ」

 体を再生させたアーカードは、すぐさま口を開き、手近にいた隊員の首へと喰らいつく。
 そしてそのまま思い切り上体を振りまわし、その隊員の首を胴体から別れさせた。
 そのまま首から血を吸い取り、放り捨てる。

「ニィ(2)」

 数を数えると同時に、右腕を一閃。隊員を腰の辺りから真っ二つに引き裂いた。

「3」

 後はもはやアーカードの独壇場。片端から引き裂き、片端から砕き、片端から穿つ。
 それが終わる頃には、その部屋に生きている隊員はもはや隊長一人だけになってしまった。
 両手に血を滴らせながら、アーカードが隊長へと迫る。無論、殺る気だ。

「ああ、あ…あああああああ!!」

 恐怖に叫び、逃げ出す隊長。扉は開けっ放しにしてあるので、すぐに逃げられるだろうと思っていた。
 だが、脱出の寸前、手を触れていないのに扉が閉まり、直後に鍵がかけられた。
 何が起こったのかわからず、混乱しながらドアノブを掴み、開こうとするが…やはり開かない。

 さて、ここでもアーカードが何かをしたわけだが…何をしたのかを説明しよう。
 吸血鬼には、強力な魔法や魔術という特殊能力を扱えるものが存在するという。アーカードもそれを扱える種類の吸血鬼だ。
 アーカードはそれを使ってドアを遠隔操作し、閉じて鍵をかけるということをしたのだ。
 もっとも、隊長はアーカードが吸血鬼だということを知らないので、何をしたのかなど知る由もないのだが。

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:05:15 ID:WP6b2kjv
またもや支援

299 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 21:05:46 ID:+39o+HgE
「開かない」

 後方から化物の声。隊長がおそるおそる振り向くと、化物の口には先ほど殺された隊員の体。首に喰らいつき、そこから血を吸っている。吸い終えると、ゴミのようにその場に放り捨てた。
 隊長はもはや思考が恐怖に支配されてしまうが、それでも化物へと銃を向ける。ただ単に恐怖から逃れたいだけなのかもしれないが…

「ばッ、ば…化物ッ!」
「よく言われる。それと対峙したお前は何だ。人か、狗か、化物か」

 隊長の脳内には、もはや恐怖以外の何物も存在しない。そしてそれが限界を超えた。
 限界を超えた恐怖は、それを取り除くための凶行へと人を駆り立てることがある。この隊長の場合もそうだ。
 そして隊長は銃を頭に押し付け、引き金を引き、自らの命を代償に恐怖から逃れた。憎々しげな表情のアーカードを見ながら。


「うっわ…」

 壁の中からセインがその一部始終を見ていた。人が死ぬ瞬間も、分隊の惨殺死体の山も。

(もし今見つかったら、私も…?嫌だ…そんなの、怖い…!)

 アーカードはセインの存在には気付いていないようだが、セインにはもはや心に余裕などない。
 目の前で人が沢山殺されたのだ。無理もない。そしてアーカードが敵に容赦しないのも理解した。
 ならば自分がここにいることが、そして自分が彼らの敵だとばれたらどうなるのか。それを彼女に想像させるのは容易。すなわち…惨殺。
 セインの心には、もはや恐怖しか残されていなかった。

『セイン、そちらはどうなっている?何故か映像が来ないのだが』

 タイミングよく、スカリエッティからの通信が入る。セインにとっては天の助けといったところか。
 無論、通信だけであってスカリエッティ自身が来たわけではないのだが、それでもこの状況で知っている人物の声が聞こえるのは大きな安心になる。
 幾分落ち着きを取り戻したセインが、スカリエッティの問いへと答える。

「…多分、その方が何倍もマシだと思う。
あのアーカードって吸血鬼が警察を全員殺して、部屋の中が惨殺死体の博覧会みたいな状態になってるから…」


「…もういいぞ。出て来い」

 アーカードが、先ほどの死体の方を向いたまま、ティアナ・ヴィータの二人へと言う。
 それに応じ、ティアナが潜んでいたクローゼットのドアを開け、そこから出てきた。
 ちなみにヴィータは未だに寝ている。この状況でも眠れるとは、図太いというかなんというか…先ほどの騒動のせいで悪夢を見てうなされているようだが。
 …まあ、それはおいといて、今はティアナの様子を見るとしよう。
 クローゼットから出てきたティアナが最初に見たものは…いまさら説明の必要はないだろう。デイロ分隊の惨殺死体だ。
 それを見て露骨に拒絶反応を見せるティアナ。だが、アーカードは意にも介さず次にとる行動を指示した。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:06:24 ID:HmZ7A8Qr
闘争支援

301 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 21:06:57 ID:+39o+HgE
「準備しろ。脱出するぞ」

 そう言うと、アーカードは自分の棺から愛用の銃を取り出す。
 だがティアナは動かない。アーカードへと何かを言おうとして…そして言った。

「あの…マスター…」
「どうした、ぐずぐずするな」
「この人達…ただの人間です」
「…だからなんだ」
「倒したほうが本人のためっていうグールでも、倒さなきゃいけない敵の吸血鬼でもないんです」
「だからなんだ」
「この人達は、ただ上司の命令で来た何の罪もないただの人なんですよ!
いくら向かってきたからって、何も知らないただの人を殺す必要なんかあったんですか!」

 ティアナがアーカードを問い詰める。まるで責めるかのように。
 確かに、人間の感覚ならばこれは到底許されることではない。それは体はともかく、心が人間であるティアナにとっても同様だ。
 だが、アーカードはそれに胸倉を掴んでの反論を返した。

「だからなんだドラキュリーナ!鉄火を以って闘争を始めるものに人間も非人間もあるものか!
彼らは来た!殺し、打ち倒し、朽ち果てさせるために!殺されに、打ち倒されに、朽ち果たされるために!それが全て!全てだ!
闘争の契約だ!彼らは自らの弱いカードに自らの全てをかけた!そういう事だ!殺さなければならない!
それを違えることはできない。誰にもできない唯一つの理だ。神も、悪魔も、私も、お前も」

 アーカードの反論に対しても、ティアナは納得した顔をしない。
 それを見たアーカードは何を思ったか、ティアナから手を離した。ティアナもアーカードの行動の意図が分からないらしく、首をかしげている。

「…いや、それだ。それこそが」
「…?」
「行くぞ、ティアナ。せいぜいうす暗がりをおっかなびっくりついて来い」
「…はい!」

TO BE CONTINUED

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:07:17 ID:WP6b2kjv
続・支援

303 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 21:09:35 ID:+39o+HgE
投下終了です
…ええ、殺ってしまいました。特殊警察壊滅です。

アーカードの魔術うんぬんですが、Wikipediaで吸血鬼で調べたところ「吸血鬼は魔術が使える」という表記があったのでそれに準拠としました
HELLSING世界の吸血鬼はブラム・ストーカーとかそういうのに近いようですから…

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:13:29 ID:HmZ7A8Qr
GJ!
まあ、今は分からなくてもティアナは理解する時がくるだろうな、闘争の本質を。
それにしてもさすが旦那だぜ!いい殺しっぷり!エクセレント!
少佐が楽しみ。

305 :なのはStS×デモベ:2007/09/24(月) 21:17:38 ID:wfudf+GE
リリカル龍騎氏、まさにGJと言わざるを得ない。
余りにも素敵な殺りっぷりに、正直興f(ry)

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:25:39 ID:HmZ7A8Qr
少佐に本局に来てほしいお。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:37:46 ID:WP6b2kjv
GJです
StSも本格的に終ったから
あとはSSと漫画でどこまで補完されるのかが問題だ

308 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 21:39:57 ID:+39o+HgE
うぐぁ、何箇所かミスが…orz

…まとめの方、修正しておきます

309 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/24(月) 21:41:30 ID:J8me1fVP
>>303
GJでしゅたぁ
ヴィータの図太い神経に脱帽!
アーカードさんの容赦の無さは原作通り

リリカルガオガイガーに出てくるゼンガーは、OGsのウォーダンです。
生身では機動六課に勝てないですから。
十分親分は強いですが、Jなどサイボーグ戦士相手は辛いので!
あと、ルーテシアの召喚獣に予想外の方を登場させてみようかと考え中。
黒い竜人で勇者ボイスか、箱根の皆さんか・・・

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:42:39 ID:WP6b2kjv
と、思ったら公式HPでドゥーエ姉の欄が更新してるぞ




・・・・・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
なんて不憫な

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:46:26 ID:h0AcVRhS
>>310
どうしたんだ?



   。 。
  / / ポーン!
( Д )
こういうことは本編で(ry

312 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/24(月) 21:51:43 ID:J8me1fVP
>>310
いったい何が?


なんてこった!
少しでもセリフあげて、心情を見せてあげて欲しかった(涙)

313 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 21:54:37 ID:+39o+HgE
>>310
何事ですか?



Σ(゚Д゚;)エーッ!!
ドゥーエがかわいそうすぎる…本編でやってくださいスタッフ…

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 21:57:43 ID:h0AcVRhS
>>307
まさか最終話終了早々公式HPで補完が来るとは不意を突かれたっすwww

315 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/24(月) 21:59:12 ID:MIBYu718
なんや何事や…




(:owo)ウソダドンドコドーン!!

知らなかった…ちゅーか本編でさぁ…

316 :なのはStS+φ’s正伝 ◆doxxn25Md. :2007/09/24(月) 21:59:59 ID:a3DSAGty
>>310
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

なんでしょうか、何この・・・なに? もうどうしようかこれorz

317 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/24(月) 22:03:24 ID:Yzw6nB/Y
ちょっと公式見てきました。


なんてこったい……。

318 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/24(月) 22:04:03 ID:0cqYUJDa
>>310
どーかしたんすか?


<(ToT)マ・・マチルダじゃなかった・・ドゥ・・ドゥーエさーーーーーん!!

319 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/24(月) 22:08:01 ID:0cqYUJDa
>>310
見てきて思ったこと。
なんなのコレ!なんなのさ本編では一切語られた事なんて無かったのに?!
ふざけんなーーーー!!どういう事か説明しろや!監督ーーーーー!!!!!!!

320 :19:2007/09/24(月) 22:08:24 ID:L6fKHca3
>リリカル龍騎氏
GJです!!
殺ってしまいましたな。まぁ、これはこれでいいんじゃないでしょうか?
吸血鬼の設定は色々ありますから魔術使えてもいいと思います
続き楽しみにしています

>>310
どうされました!?



おいおい、これはねーだろ…
不憫だ…

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:10:40 ID:Ri3Cgvrr
>>310

ちょ、スタッフ様これは……(涙)

これはもう、書き手の皆さんがSSで補完して下さるのを期待するしか……

322 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/24(月) 22:13:26 ID:0cqYUJDa
ここはもうアレだ!
今ココにいる作家さん達で、ドゥーエ姉さんを死亡フラグから救ってやらなければ!
だって余りにも不憫すぎるじゃないですかぁ・・・・・゚・(ノД`)・゚・。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:17:07 ID:h0AcVRhS
>>322
そもそも、あの時点で中将を殺し行く必要がまったくねー!

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:18:27 ID:R1SV/de4
アクセス集中しすぎでドゥーエ姉さんのページが開かない件についてw

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:19:12 ID:WP6b2kjv
>>324
http://img.2chan.net/b/src/1190637759369.jpg

どうぞw

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:19:53 ID:R1SV/de4
>>325
thx
これはなんという死亡フラグw

327 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/24(月) 22:20:21 ID:jtS2pnno
見れないんですけど何が書いてあったんですか?

328 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/24(月) 22:22:24 ID:jtS2pnno
>>325
ひでえ…。
死んだ事は本編見てうすうす勘付きましたけどこれは救いが無さ過ぎる…。


329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:22:51 ID:Wv5D2/So
>>325
あちゃあ・・・

330 :なのはVSボウケン:2007/09/24(月) 22:26:25 ID:GLWsEkui
>> NANOHA COMBAT ZERO氏
GJ!空中戦の描写が細かくて想像しやすかったです。お見事。
>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー 氏
GJ!やっぱり響鬼は強い。段々と恋愛色が濃くなっててそっちも楽しみです。
いろんな場所でいろんな戦いが同時進行で大変そう。
>> リリカルスクリーム氏
GJ!鬼武者だけでなくゲストまでとは豪華です。
>> リリカルスクライド//G.U. 氏
GJ!そういえばグレンラガンも大詰め……。アイゼンかっこいいw

何があったのかと思ったら……。ドゥーエのページ何回もリロードしてしまった。
ナンバーズも哀しい、不憫な存在ですね……。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:26:37 ID:pK0g6eS1
スタッフも少しは補完してやれよ・・・

332 :リリカル.exe:2007/09/24(月) 22:29:05 ID:4HyRB71/
おっさんぶち抜いた嫌な奴かと思ってたらこれは・・・・・・・・・・重過ぎる・・・・・・・・・

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:29:39 ID:xabnWvAE
>>325
画像ありがとう。
おかげで確認することができました。

しかしこれは…(涙
今までのシリーズでみんな死なないENDで来たのに、
今回こんなバックグラウンドがある彼女を死なせていいものか?
来年発売予定のサウンドステージ04は、おそらく最終回後の第27話だろうけど、
そこで追悼イベントとかあることを期待。
または、実は生きてたイベント発生という奇跡を希望。


334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:31:53 ID:JmolxA6+
>>333
逆に考えるんだ。
これは二次創作で幸せにしてやってくれという製作側の意図なんだ。


335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:31:57 ID:h0AcVRhS
中将も死ぬ必要なかったっすよ…

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:36:06 ID:Wv5D2/So
>>335
逆に考えるんだ。
これは二次創作で幸せにしてやってくれという製作側の意図なんだ。


337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:37:35 ID:h0AcVRhS
>>336
分かったよ!俺の嫁のオーリスは俺が幸せにするよ!

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:38:14 ID:Ri3Cgvrr
>>335

ヒゲ中将はむしろ、生きて自分のして来た事に潔く責任を取らせて欲しかったよね。
もっと上手い使い方もあったのにという点では、種運命のモミアゲ親子に並ぶキャラだと思う。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:38:31 ID:xabnWvAE
>>334
そうなのか…
StS二次創作作成中の皆様、なにとぞドゥーエさんに救いの手を!


340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:42:45 ID:h0AcVRhS
>>338
して来た事つっても三脳とスカのパイプ役程度で、そこまで悪いことはしてないと思うが。

341 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 22:44:52 ID:+39o+HgE
>>333
>今までのシリーズでみんな死なないEND
「PTは?」パンッ


「母さんは?」パンッ


「プ レ シ ア ・ テ ス タ ロ ッ サ は ?」パンッ

>>339
俺のは二つがナンバーズ出演予定ありませんし、出てる一つも死人満載のアレですから…
俺には…無理だ…orz というわけで他の職人の皆様、ドゥーエ姉に救いを!

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:46:59 ID:h0AcVRhS
つか三脳の部下って中将しかいないのかよ!

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:50:50 ID:xabnWvAE
>>341
その通りでした。
こんな大事なことを失念していたとは…申し訳ない。

それから、申し訳ないがもう一つ。
サウンドステージ04は年内に発売予定だそうです。
http://www.discstation.co.jp/VSSHOP/cgi/DS_goods_item_CD.aspx?ns=KICA-856

344 :リリカル.exe:2007/09/24(月) 22:51:59 ID:4HyRB71/
>>341
マスターキートン?


ウチは後半戦、敵味方関係なしにバッタバタぶっ潰しまくる空気の読めない最強さんが出る予定なので生存フラグはどう足掻いても絶望的です。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:54:18 ID:h0AcVRhS
しかし、中将のような末端に全責任を被せず、本局に多数いるであろう三脳関係者の皆さんも摘発し、
膿を一掃すべきだと思うのだが…?

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:55:04 ID:6KYALy8U
大丈夫!死んだとは書いてない!

よね?

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 22:57:14 ID:Q2CWMwaQ
>>346
書いてはいない。
書いてないから何故かマナマナになってるように思うのだが俺は精神科にいった方がよろしいでしょうか。

348 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/24(月) 23:00:15 ID:+39o+HgE
>>344
いえ、HELLSING(8巻カバー裏)です

どこまでHELLSING儲なんだ俺…orz

349 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/24(月) 23:05:26 ID:jtS2pnno
>>303
遅ればせながらGJ。
アーカード強いなあ…。
幻魔とかトランスフォーマーとも余裕で張り合えそうだ。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:09:02 ID:oqJFlyNr
>>348
そんなあなたが俺は大好きだw
アーカードの旦那となのはさんとのからみが待ち遠しいぜ。
とにかくGJだ!


351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:15:24 ID:P5Vuh7VY
EDFまだかなーと思って来てみたらドゥーエ姐の扱いを知り全俺が泣いた

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:16:31 ID:CB4R4vjD
裏表紙の学校にキャスターを探しに行くヤツのだと誰を探しに行くことになるんだろう?

353 :なのはStS+φ’s正伝 ◆doxxn25Md. :2007/09/24(月) 23:17:34 ID:a3DSAGty
今までに投下された職人さんたちGJです・・・投下ペースが速くて羨ましい
私が遅過ぎるのが悪いのでしょうが……とりあえずStrikerSがこれで終わりましたね
皆さんの言われた通りナンバーズの活躍や専用マシンの活躍のさせ方はもちろんですが・・・

実はもっとも深く考えていたのは新主人公とも呼べるスバルさんのこと。
『普通の人間である』ことを前提とした書き方をしてきた私にとって
彼女が戦闘機人であることは少なからず衝撃でしたから・・・
それがこの先の物語に影響を与えると思ったら全然そうじゃなかったですし

正直このまま書き続けるべきか否か少々悩んでいてちょっと投下もできず・・・申し訳ありません

354 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/24(月) 23:18:26 ID:J8me1fVP
中将とドゥーエの生存フラグかぁ・・・
メイガスの剣なり!親分に頑張ってもらうか、ルネ&ボルフォッグの捜査能力に賭けるか。
もしくは、いつ仕事してました?騎士にレアスキル「死亡フラグクラッシャー」でも装備させるか(ぇ

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:20:39 ID:WP6b2kjv
>>353
納得いくまで考えてください
それしか言えない私をお許しください・・・・

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:24:53 ID:S/iDFyso
>>353
テニスの王子様を読んで気分転換したらどうでしょうか?
個人的には正伝さんのSSが大好きなので突き進んで欲しいです…

357 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/24(月) 23:27:34 ID:jtS2pnno
そもそも本編とは全く違うストーリーにするつもりだったリリカルスクリームでは
ドゥーエさん死亡フラグなんかどこ吹く風って感じです。
リリカル鬼武者は…まあ、何とかします。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:33:27 ID:+F+inHbg
>>356から正伝氏にはテニヌのように尽きぬけて欲しいという邪念を感じ取った

359 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/24(月) 23:40:27 ID:jtS2pnno
>>353
差し出がましいようですが
信じる者は救われるとあのイエス・キリストもおっしゃっております。
自分を信じていちど思いっきり突っ走ってみてはどうです正伝氏?
自分は正伝氏のSS大好きだったんで早く続きか読みたいであります!

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:41:25 ID:S/iDFyso
>>358
つまり正伝さんも赤也のように悪魔化すればいいということだな。

361 :なのはStS+φ’s正伝 ◆doxxn25Md. :2007/09/24(月) 23:43:42 ID:a3DSAGty
ありがとうございます皆さん、もう一度深く考えてみます
もちろんドゥーエさんのことも含めて

>>356
映画も拝見したのですが、まさかわざわざ恐竜復活させてもう一度滅ぼすなんてそんなことは・・・

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:47:56 ID:S/iDFyso
>>361
百八式波動球で支援します!

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:50:53 ID:+F+inHbg
>>361
頑張ってくだせぇ
なんだかんだで俺、あなたの作品が一番好きだ
やっぱり人はぶつかり合って分かり合わなければ

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:59:16 ID:Q2CWMwaQ
108式の人の全力はボールとか道具が耐えられれば地球崩壊クラスの威力なんだぜ?

365 : ◆sP9nVRi1sI :2007/09/25(火) 00:12:19 ID:rzl1Hrqt
最終話……まだ観てませんが例によって例の如く斜め下を行った展開ですね!?
誰か解説お願いします。ポルポル君的な意味で。

>>353
最初から、流れはおろか結末ですら本編とは違うものにしようと画策していた自分は異端ですかorz

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:19:01 ID:TuEu9FVa
>>365
斜め上を行ったのは公式HPです
最終回としては無難な終り方でした

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:21:09 ID:sal5VkCu
>365
斜め上というよりも本編でやっておけよネタ。
ドゥーエ「私、この任務が終わったら故郷の姉妹達に会いに行くんだ」
この言葉で全て説明がつく。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:28:39 ID:A8xNs+9l
>>366
本当に無難なだけなのが泣ける。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:33:41 ID:bZ56PkRv
>>367
確かに説明はその一言で済むが、立てちゃならないフラグが立っちゃうよ!

370 :19:2007/09/25(火) 00:43:20 ID:p6RhCiHI
ところで、流れを気円斬して投下しようと思うのですけど
いいですか?

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:47:28 ID:TuEu9FVa
ばっちこーい

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:47:38 ID:AktfGdh9
来いッ!

373 :19:2007/09/25(火) 00:51:01 ID:p6RhCiHI
それでは投下します


奴に攻撃を加えようと掌に気を集めエネルギー弾を放とうとした時
「あ、ちょっと待って。」
フェイトが声をかけてきた
「どうした?」
「今、エイミィから連絡があって…。」
「エイミィ?」
「あ、アースラーで通信などを担当してる人。」
「その人がどうかしたのか?」
「あのね、クロノ君が闇の書さんに投降と停止を呼び掛けてって。」
クロノ…さっきユーノが言ってた人か
…何か解決方法がわかったのか
「だが、奴が大人しくこちらの話を聞くとは思えんが…。」
「でも…。」
まぁ、それでもやるだけやってみた方がいいか
「わかった。それじゃ、よろしく頼むな。」
「うん!!」
そう言って二人とも何かに集中している
念話っていうの使ってるのかな
「「!!」」
二人の顔色が変わる
「どうし…!!」
突如触手のような物が出現した
しかも数が多い
交渉は決裂したのか…
突然のことに反応できかった二人を抱えて一旦上空に退避
「ちっ!!しつこい!!」
ある程度距離を離してもピッタリ付いてきやがる
「二人とも、一旦放すけど平気か?」
「え、うん。」
「だ、大丈夫だよ。」
そう言った二人を放し
触手の方に向き直り
「魔閃光!!!!」
魔閃光で触手を消滅させる

374 :19:2007/09/25(火) 00:52:32 ID:p6RhCiHI
「え!?」
「キャ!!」
二人の悲鳴がしたのでそちらをみると
触手が二人に纏わりついていた
まだあったのか
「気円斬!!!!」
俺は両手の掌から気円斬を投げ出し触手を切断した
二人の体に纏わり付いていた触手は力を失くしたようなのでもう大丈夫だろ
突如、俺に向かってエネルギー状のものが飛んでくる
俺はそれを片手で弾き飛ばし闇の書に向き直る
こいつははやての為とさっきからこんなことをしてるな
…本当にはやてがそんなことを望んでいると思ってるのか
「貴様!!さっき言ったな!!はやての願いを叶えると!!これがはやての望んでいることか!?」
「そうだ。私は主の願いを叶えるだけだ…。」
「貴様もはやてと一緒に生活していたのならばわかるだろ!!
はやては誰か傷つけたり苦しめたりすることを望むような女の子じゃない!!」
「………。」
「それに今、貴様が流している涙はなんだ!?
貴様とてこんなことを望んでいやしないのだろ!?」
何故かこいつは行き成り涙を流し始めた
無意識に流しているものだとは思うが…
「この涙は主の涙だ。」
自分の涙を拭いながらそう言ってきた
「何?」
「私はただの道具だ。悲しみなど…感情などない。」
「貴様!!なら今貴様の行ってる事はなんだ!?」
「何?」
「貴様ははやてのためと言ったな!!それははやてを想ってやってることだろう!!
そんなこと、感情のない道具にできることなんかじゃない!!」
「そうだよ!!悟飯君の言うとおりだよ!!」
いつのまにかなのはとフェイトが傍に来ていた
「さっき悟飯に言ったよね?悲しみなどないって。そんな言葉を、
そんな顔で言われたって!!そんな涙を流してる顔で言われたって!!誰が信じるもんか!!」
「あなたにも心があるんだよ!!私達と同じように!!だから!!」
突如大気が揺れ始めた
「何だ!?」

375 :19:2007/09/25(火) 00:54:28 ID:p6RhCiHI
「早いな…もう崩壊が始まったか。」
「何だと!?」
「私はじきに意識を無くす。そうなればすぐに暴走が始まる。
そうなる前に…意識のある内に…主の望みを叶えたい。」
「貴様!!まだ言うか!!はやてはそんなことを望んでないと言ってるだろ!!」
そう言い放ち、エネルギー波を奴に放つが
突如奴の目の前の空間に穴が開き俺のエネルギー波が吸い取られた
「何!?」
「消えた!?」
「違う、吸い込まれたんだ!!」
何をしたんだ
「!!悟飯、後ろ!!」
後ろを見たら空間に穴が開いており、そこから俺の放ったエネルギー波が出て来た
「ちっ!!」
俺はそいつ弾き飛ばした
空間を操れるのか…
厄介な技だな…
「聞け!!はやてが本当に望んでいることは!!」
「ディバイン…バスター…。」
「く!!」
俺は腕を交差させて防御した
こっちの話は聞く気はないみたいだな
「この、駄々っ子!!」
フェイトが接近戦を仕掛けようとした
…さっき奴は遠距離攻撃を空間転移させた
なら、必然的に接近戦がメインの戦い方になる
…まさか…奴の狙いは接近戦で戦うように仕向けること
「待て!!フェイト!!」
俺はフェイトの後を追った
「言うこと…え、悟飯!?」
よし何とか切り掛かる前にフェイトの腕を掴めた
おれはそのままフェイトをなのはに向かって放り投げる
「キャ!!」
「わ!!」
ちゃんと、なのははフェイトを受け止めたな
その瞬間背中に何かが触れる
「おまえも、眠れ。」
奴の手だ
「しまった!!」
俺の体が光に包まれていく
「私の中で。」

376 :19:2007/09/25(火) 00:56:28 ID:p6RhCiHI
「悟飯!!」
「悟飯君!!」
くそ、こんな物…俺…気…で…
「な…に…。」
い……し……き……が…
「全ては安らかなる。」
た………も…て……
「眠りの中へ…。」






俺の意識はここで途絶えた






「悟飯!!早く起きねぇか!!」
「うわ!!」
突然誰かに起こされた
「え?お母…さん…?」
「そうだぞ。おっ母だ。」

なんで
俺、さっきまで戦ってたはず…
それに、家にはもう三年以上も帰ってないし…
「ん?どうしただ?おっ母の顔に何か付いてるだか?」
「あ、いえ…。」
「それじゃ、さっさと起きて朝ご飯にするだ。」
「はい…。」
どうなってるんだ
今までのことは夢…だったのか…
いや、そんなはずは…
「ほら悟飯、さっさと着替えるだ!!」
「は、はい!!」
また怒られないようにさっさと着替えよう

377 :19:2007/09/25(火) 00:58:30 ID:p6RhCiHI
その後、色々考えながら居間に着くと
「よ!!おはよう、悟飯。」
「え!?お…父……さん?」
「ん?そうだぞ。」

なんで
お父さんは心臓病で死んだ…んだ
生きてるはずが…
どうして
「どうした?父ちゃんの顔に何か付いてるか?」
「あ、いえ…。」
涙が出そうになるのを必死に堪える
「もしかして…夜遅くまで勉強してたんじゃねぇのか?
ダメだぞ、ちゃんと寝なきゃ。」
「あ、そういう訳では…。」
「そっか?チチ!!飯にしようぜ!!」
「もぉ〜、悟空さは飯飯ばっかり!!こっちに来て料理運ぼうとか思わねえだか!?」
「まぁ、いいじゃねぇか。ほら、悟飯も席に付いて食べようぜ。」
「あ、はい。」
そう言ってお父さんの隣の席に付いた
「まったく!!ほぉら、出来たぞ。」
そう言ってお母さんは料理を持ってきた
「お!!来た来た!!いっただきま〜す!!」
「いただきます。」
俺はお父さんと同じ量のご飯を食べた
お父さんと…家族で一緒にご飯食べるのは久しぶりだ
「ふー、食った食った。やっぱチチの料理はうめぇなぁ。」
「そう言ってもらえるとオラもうれしいだ。悟飯ちゃんはどうだっただ?」
「あ、はい。とても美味しかったです。」
「そうかそうか。」
お母さんは笑顔で頷きながらお皿を持って皿洗いを始めた
「あ、そうそう悟空さ。」
「どうした?チチ?」
「そろそろ牧が無くなりそうなんだべ。だから採ってくれねえだか?」

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:58:36 ID:N6Quc+UL
支援

379 :19:2007/09/25(火) 01:00:29 ID:p6RhCiHI
「わかった。まかしとけ!!」
「あ、お母さん。お…僕は魚を採って来ます。」
「お、気がきくでねぇか。悟飯ちゃんもお願いな。」
「はい。」
「帰って来たらちゃんと勉強するんだぞ。」
「なぁチチ、何もそこまで勉強させなくても…。」
「悟空さはだまってるだ!!だいたい悟空さは…。」
「わ、わかたって、悟飯行くぞ!!」
そう言ってお父さんは俺の手を引っ張りながら家を飛び出した
「こらー!!まだ話は終わってねぇだぞー!!」

「ふー、こえーこえー。」
「あははは、でもお母さんらしいですね。」
「まったくだ。あ、そうだ悟飯。」
「何ですか?」
「後で父ちゃんといっしょに山菜採りにいこうな。」
「はい!!」
こんなふうに途中までお父さんと一緒に喋りながら道を歩いてた
薪になる木と魚が獲れる場所は別にあるのでお父さんとは途中で別れた
途中までお父さんと他愛のない会話をしていた
でもとても嬉しかった
とても楽しかった
お父さんと会話ができて
「クアー。」

「あ、ハイヤードラゴン!!」
「クアー。」
「うわあ!!」
ハイヤードラゴンは俺を押し倒して俺の頬を舐めてくる
「あ、コラ。やめろって。くすぐったいって。」
「クアー。」
「アハハハハ。」
しばらくした後
やっと舐めるのをやめてくれた
「甘えん坊だな。おまえは。」
そう言って頭を撫でてやった
「クアー。」
何かを強請ってる顔だな
この顔は…
「何だ?いつもの口笛聞きたいのか?」
うんうんと頷いてきた
「しょうがないなぁ。」

380 :19:2007/09/25(火) 01:02:30 ID:p6RhCiHI
そう言って口笛を吹いた
俺の口笛を聞いてハイヤードラゴンは楽しそうに踊っていた
俺もとても楽しい
こういう時間が
こういった平穏な時間が
しばらくした後
ハイヤードラゴンは踊り疲れたのか眠ってしまった
俺も一緒に横になった
風が気持ちいい…
…………………………………………
………冷静になって考えてみればおかしい
この世界はなんだ
まるで俺が望んでいるもの
取り戻したかった日常
それら全て体現された世界
……………………
そういえば…奴は言ったな…
『おまえも、眠れ。』
『私の中で。』
『全ては安らかなる。』
『眠りの中へ…。』と
…眠り……
…そうか
これは…
俺の夢の…中…
もしくは俺の願望が生み出した世界
…すべてが…幻想…
お父さんも
お母さんも
ハイヤードラゴンも
………『私の中で。』という言葉
この言葉から察するにここは…恐らく闇の書の体内か…
なら脱出する方法は…
…ここが奴の体内だというのであれば
ここで奴のエネルギーを上回るエネルギー…つまり気を解放すれば
奴は俺を異物、もしくは劇物と思い
俺をここから出すはずだ
だけど
それをしなければ…ずっとこの日常が続く
お父さんがいる日々が
お父さんが元気でいられる日々が
ずっと続く
ずっと…

381 :19:2007/09/25(火) 01:04:28 ID:p6RhCiHI
ピッコロさんも…
ベジータさんも…
クリリンさんも…
ヤムチャさんも…
天津飯さんも…
餃子さんも…
ヤジロべーさんも…
みんが生きてるいる時間が…
ずっと…ずっと…
ずっと続く
平穏で穏やかな日々が…ずっと…
………………………………
何を…考えてるんだ、俺は
誓ったじゃないか
この手で平和を取り戻すって
人造人間を倒すって
みんなの仇を取るって
なのに俺が夢の中に逃げてどうする
………もしも
もしも
「…人造人間さえ現れなければ、俺はこんな日々を歩めたのかな…。」
…俺の呟きに答えてくれる人は誰もいない
あたり前か…俺自身もこの答えはわからない
…今この瞬間にもなのはとフェイトは戦ってるんだろうな
はやてを助けるために…
はやて……
………決まった
「…さようなら、お父さん。また話せて、笑いあえて、一緒にご飯食べられて
俺、すごく…嬉しかったです…。」
そう呟いて…流れ出て来た
…溢れ出て来た涙を拭った
涙が流れなくなった後、俺は上空に上がって行った

この辺でいいかな
「はあああああああああああああああ!!!!!!」
俺は気を開放し爆発させながら超サイヤ人になり
「ああああああああああああああああ!!!!!!」
さらに気を高め開放する
世界揺れる
まだだ
まだ足りない
「ああああああああああああああああ!!!!!!」
さらに高め開放する
世界がさらに揺れる
震える
そしたら世界が崩壊してきた
どんどん崩れてく

382 :19:2007/09/25(火) 01:06:30 ID:p6RhCiHI
完全に崩れ去ったと思ったら何かに突然引っ張られた
「うわ!!」
ある程度飛ばされていると
「「キャ!!」」
と言う声がした
そちらを見ると
「なのはにフェイト!?」
「うん!!なのはだよ。」
「悟飯、大丈夫!?」
俺は二人に抱きとめられていた
「えっと、何が…?」
「あのね、突然闇の書さんが苦しみだして…。」
「そしたら、いきなり悟飯が飛び出して来たんだよ。」
と、言うことは俺の考えは当たっていたか…
自分の体内で莫大なエネルギーが溢れ出したら苦しむか
「なぜだ…。」
「?」
「なぜ、戻ってきた?」
「何?」
「あのまま眠っていれば望むもの…全てが手に入ったのに…。」
「………。」
「なぜだ?」
「そんなものに意味などないからだ。」
「何?」
「つらい事、悲しいこと、苦しいこと、そういったことがイヤだからって
夢の中に逃げてどうする。そんなのただ現実から逃げてるだけだ。」
「………。」
「俺はそんなことをしたくない。逃げ出した先には後悔しか存在しない。
俺はどんなにつらくても、悲しくても、苦しくても、最期の最期まで戦い続けて生きてやる。」
「………。」

383 :19:2007/09/25(火) 01:08:35 ID:p6RhCiHI
さて、俺は脱出できたがはやてをどうやって助けだすか…
…闇の書の動きが鈍くなったような
「え!?はやてちゃん!?」
「はやて!?」
「どうした?二人共?」
「今、はやてちゃんか念話が…。」
「ちょっと待ってね、悟飯。」
しばらくした後
二人は笑顔で俺のほうに振り向いてきた
「あのね、悟飯君!!」
「はやてを助ける方法が見つかったよ!!」
「ホントか!?」
「うん!!」
「どうやって!?」
「わかりやすく言うと、闇の書さんに魔力ダメージ…つまり
私かフェイトちゃんの攻撃を当てればいいんだって!!」
なるほど…
「たしか…二人とも…砲撃魔法だっけ?それできたよね?」
「うん。私もなのはもできるよ。」
「俺があいつをあそこまで移動させる。」
そう言って少し離れた場所に指を向ける
「そしたらそこに砲撃魔法を撃ってくれ。」
「え?一人で闇の書の相手をするの?」
二人が心配そうな顔をする
まぁ…さっきまで取り込まれてたからなぁ
「俺は大丈夫だ。」
「「でも…。」」
二人共心配性だな…
でもこれが一番確実だし…
………………
「あのさ。」
「「何?」」
「前に俺と友達になりたいって言ったよな?」
「うん、言ったよ。」
「それ、今でも変わらないか?」
「当たり前だよ!!」
「ならさ、さっきも言ったけどその友達のこと信じてみたらどうだ?」
そう言ったら二人とも凄く嬉しそうな顔をした
…そこまで嬉しそうな顔されると少し照れるな
「それじゃ、さっきのでいくけどいいよな?」
「「うん!!」」

384 :19:2007/09/25(火) 01:11:43 ID:p6RhCiHI
投下完了です

無理やり悟飯が脱出できたのはあまり突っ込まない方向で…
そろそろ闇の書の編も終わりかな?

支援どうもでした!!

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:26:14 ID:mvAmzf79
>>19

GJです! 正直ドラゴンボールとのクロスはパワーバランス的にどうよ? と、思わなくもなかったのですが、この作品では絶妙なバランスでお話が進行していると思います。
人造人間相手に絶望的な戦いを繰り広げてきた悟飯、というチョイスが良かったのでしょうね。
そろそろ闇の書編も終わり、ということは、ひょっとしてStS編もあるのでしょうか?

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:07:50 ID:TuEu9FVa
GJです
もうすぐ完結ですか
感慨深いものですね

387 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/25(火) 13:25:02 ID:3L/4ddqn
第1話「突然のはじまり」


「我等の怨念は……不滅だ……!!」
「これは……いかん!!
奴を倒した影響で、この異次元が消滅しようとしている!!
皆、早く逃げるんだ!!」
「逃しは……しない!!」

満身創痍の赤い悪魔が、飛び立とうとした一人の巨人を捕らえた。
捕らわれた巨人は、何とかして悪魔を振り払おうとする。
だが、死を覚悟した悪魔の力は強大……がっちりと組み付かれ、身動きが取れない。
仲間の巨人達はそれを助けようとするが……それと同時に、異世界の本格的な崩壊が始まった。
早く助け出さなければ、このままじゃ自分達まで崩壊に巻き込まれてしまう。
一人の巨人が両腕を十字に組み、攻撃を放とうとする。
だが……この状況で打てば、悪魔だけでなく仲間までも打ち抜いてしまう。
ミスを恐れ、攻撃を放つことができない……その間も、当然ながら崩壊は進んでいる。
もはや、猶予はない……そう感じ、捕らわれの巨人は仲間へと叫んだ。

「このままだと、兄さん達までやられてしまいます!!
僕に構わず、早く脱出してください!!」
「馬鹿な事をいうな!!
お前を見捨てるなんて、そんな馬鹿な真似……」
「ですが!!」
「くくく……もう遅いわ!!」

その直後。
赤い悪魔の足元に、亀裂が走り……地が裂けた。
悪魔は高らかな笑い声を上げながら、一人の巨人を道連れにして落ちていく。
落ち行く巨人の仲間達は、ただ彼の名を叫ぶしかできなかった。

「メビウス――――!!!」

388 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/25(火) 13:27:21 ID:3L/4ddqn
「……ここは?」
「あ、気がつきました?」

青年が目を覚ました時、その傍らには金髪をした一人の少女がいた。
9歳か10歳の、幼い……しかし、しっかりした感じのある少女だった。
見上げてみれば、見知らぬ天井。
自分が眠っていたのは、見知らぬベッド。
青年はここでようやく、自分の置かれている現状に気づいた。
まったく見覚えのないどこかに、今自分はいるのだ。
何故こんなことになったのか、意識を失う前の事を思い出そうとしてみる。
あの時……兄達と共に悪魔との戦いに望んだ自分は、異次元の崩壊に巻き込まれ……

「そうだ……ヤプールは!?
奴は一体、どこに!!」
「!!」

いきなり大声を上げた青年に、少女――プレシア=テスタロッサは思わず身をすくませた。
それを察して、青年は一言「あ」とつぶやいた後、彼女に謝る。
どうやら自分の所為で、少し驚かせてしまったらしい。

「ごめん、驚かせちゃったね。」
「いえ、大丈夫です。
もう、怪我の方は大丈夫ですか?」
「うん、ありがとう。
君が僕を助けてくれたの?」
「あ、助けたのは私じゃなくて……」
「フェイトさん、そろそろ……あ。
目を覚ましたんですね。」
「リンディ提督。
はい、丁度今気がつかれたんです。」

部屋のドアが開き、緑の髪をした一人の女性が入ってくる。
身に着けているのは、軍服らしき制服。
提督という呼び名からも、それ関連の人間である可能性は高いだろう。
もしかするとここは、自分もかつて所属していた、あの防衛組織ではなかろうか。

「ここは……GUYSの支部ですか?」
「GUYS……?
いえ、違いますけど……あの、GUYSって一体?」
「え……GUYSを知らないんですか?
地球防衛チームの、あのGUYSですよ?」
「地球防衛チーム……?」

リンディとフェイトは、互いの顔を見合わせる。
地球にそんな組織があるなんて、聞いたことがない。
時空管理局の隊の一つなのかもしれないとも思ったが、少なくとも自分達が知る限りでは、GUYSなんて隊は存在しない。
もしかすると、彼は……ある一つの仮説が、二人の頭の中に浮かび上がる。
それを確かめるためにと、リンディは青年へと話を切り出していった。

「とりあえず、色々と確認したいこともあるし……まずは、お名前を教えてもらえませんか?」
「あ……はい。
僕はミライ……ヒビノ・ミライです。」

青年――ヒビノ・ミライ。
またの名を、ウルトラマンメビウス。
彼の新たなる戦いの、幕開けであった。

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 13:27:48 ID:TuEu9FVa
メビウスキタ―――――!!

390 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/25(火) 13:28:46 ID:3L/4ddqn
はじめまして。
ウルトラマンメビウス×なのは、投下完了いたしました。
色んな意味で無茶のある組み合わせかもしれないですけど、
とりあえず温かい目で見守ってくれたらありがたいです。
よろしくお願いします

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 13:35:01 ID:TuEu9FVa
これは主敵は一体誰になるんだろ?
しかしGJ

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 13:48:28 ID:TuEu9FVa
>少女――プレシア=テスタロッサ

まさかのロリプレシア登場!?

393 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/25(火) 13:55:43 ID:3L/4ddqn
>>392
すみません、これ完全な誤字ですorz

少女――フェイト=テスタロッサに修正ですorz

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:36:08 ID:rmUCBFxU
修正に絶望した!

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:16:01 ID:f//4HQlI
流れにワラタ
GJ

396 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/25(火) 18:48:55 ID:tevBJ73j
>>19
GJです
なのは、フェイト…心配しなくても、悟飯は滅茶苦茶な戦闘能力持ってるので大丈夫(ry
…悟飯の夢の中の話で半泣きになったのは秘密です

>>ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏
GJです。
メインの敵は何者になるんでしょうか…これは期待せざるを得ませんね…
一瞬ロリプレシアに期待し、そして叩き潰されたのは秘m(ry

397 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/25(火) 19:29:57 ID:uiycNYg8
>>ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏
GJ。
結構有名な話ですけどヤプールの中の人は初代コンボイでメフィラス星人の中の人は初代メガトロンなんですよね。
でもってグローザムがギャラクシーフォースのライガージャックでデスレムが
Vのゴウリュウ。

398 :7-398:2007/09/25(火) 20:57:20 ID:5zCAjfgX
>>19
亀レスですまないです。まずGJ!
悟飯の心の強さがよく出ているから、脱出ができたのだろうと思います。
無理矢理なんて全然ないと思いますよ!
この後どうなるのか……楽しみにしております!

>>ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏
GJ!またすごいネタを……。
どういう展開になるか、楽しみであります。
てか、少女プレシアがくるのかと、内心びっくりしててしまいましたw

間隔を空けすぎましたが、久々にSIRENクロス物投下します。

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:59:13 ID:0BuK50WM
GJ!
メビウスのGUYSは六課が見習うべき部隊だったな。

400 :7-398:2007/09/25(火) 20:59:38 ID:5zCAjfgX
―Lylycal Nanoha StrikerS × SIREN 〜Welcome to Hanyuda vil〜― part9

 キャロ・ル・ルシエ  蛇ノ首谷/折臥ノ森
             初日/0時45分54秒

「い、いやあああああ!」
 どこからともなく、いきなり聞こえた女の子の叫び声。
 思わず、わたしは身を震わせてしまった。
 
 だ、誰かが……あのバケモノに襲われているの……?
 わたしはその方向を振り向こうとしたが……できなかった。
 体が動かない。

 動かそうとしても、動けなかった。
 ……今動いたら……わたしが見つかっちゃう……。

 あまりにも怖くて……茂みから飛び出す勇気なんて出なかった。
 ただ、その場で縮こまっているだけ……それが精一杯だった。

「……せんせぇ……どこにいるのぉぉぉ!」
 バケモノは身の毛のよだつような絶叫を上げた。
 そして、ガラガラという金属を引きずる音を思い切り上げながら……どこかへ走り去ったようだった。
 音がだんだん小さくなっていくことからそれがうかがえる。

「…………」
 わたしはなおもそのままじっとしていた。
 そして、ガラガラという音が無くなったのと同時に……ゆっくり身を起こして、茂みから恐る恐る出た。



401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:01:00 ID:TuEu9FVa
久しぶりにSIREN支援

402 :7-398:2007/09/25(火) 21:01:13 ID:5zCAjfgX
 目の前には誰もいなかった。
 何事も無かったかのように、静まり返った森があるだけ。

 ふと、地面に目をやると……何かを引きずった線状の痕が道の向こうにまで伸びている。
 それに沿うように、二組の足跡が砂利道にくっきりと残っていた。

 た、助けに行かなきゃ!
 わたしはとっさに走り出した。

 でも、魔法も召還もできない……この状態で?
 ふと、そんな疑問が湧きあがって……ひとりでに足は走り出すのを止めていた。
 そして、歩くのすらやめて、その場に立ち尽くす。

 フリードがいて、アルケミックチェーンなんかを召還できたら……何とかなっていたかもしれない。
 でも、それはできない。召還もできないし、魔法も使えない。
 何もできない。
 そんなわたしが飛び出しても……何もできるわけがないよ……。

 そうだ……そうだね……。
 あの悲鳴もひょっとしたら、バケモノだったかもしれないんだ。
 そうだったら……飛び出さなくて良かったのは目に見えている。
 そうだ、そうなんだろう……そうに違いないよ……。

403 :7-398:2007/09/25(火) 21:02:19 ID:5zCAjfgX
 わたしは……むなしく笑いながら、ただ歩いていた。
 バケモノに追われた女の子を見殺しにして、助けに行こうとしなかったわたし自身を……
 必死に正当化しようと、そうなるような憶測を並べ立てて。
 勇気を出せなかった、わたしの弱さから目をそらそうとして。
 それへの悔しさをけんめいに隠そうとして。

 その時、ふと感じた……頬を一筋の涙が伝うのを……。

 ※※

 クアットロ  刈割/不入谷教会
         初日/2時01分39秒

「……儀式は成功したのだろうか……大丈夫なのかな……」
 目の前にいる若い男は、落ち着かない様子で、窓の外を眺めたり、教会内をせわしく行ったり来たりしている。
 挙句の果てには、目をキョロキョロさせながら、訳のわからない独り言を呟いているのだからたまったものじゃない。

 このキモい男――牧野慶とかいったっけ――は、ただあたふたとしているだけ。
 適当に自己紹介なんかを終わらせて(もちろんあたしはこの空間に迷い込んだ遭難者ってことにしたけど)、
この空間で何が起こっているのかをいざ聞き出そうと、話をしていたらこれよ。
 村の儀式の話になった途端にテンパっちゃうんだから。
 傍から見ていれば面白いんだけど、それもしばらくしたら飽きてくる。

404 :7-398:2007/09/25(火) 21:05:35 ID:5zCAjfgX
 『マナ教』とかいう土着の宗教の求導師をしているから、ひょっとしたらこの空間の秘密や、
あわよくばレリックの事も知っていると思ったのだけど……結果は不発ってわけ。
 知っているどころか、何も知らされずに、周囲に煽られて単にやっているって感じ。

「……ああ……八尾さん、早く帰ってこないかな……」
 慶は今にも泣き出しそうな顔つきで、出入口の扉の前を行ったり来たりしている。
 オールバックの髪型に、黒い求導師の服を身にまとって、ぱっと見ではいけてる男に見えるのだけど……ホント、台無し。

「あらぁ〜求導師様ぁ。ちょっとは落ち着いたらどうですかぁ?折角の面子が台無しですわよ」
「そ、そんなこと言いましても……様子を見に行くって言ったきり、ずっと帰ってこないから不安で仕方ないのです……。
 求導師として心配しないわけにいかないでしょう」
 慶はその場にうなだれながら、大きくため息をつく。

 ともかく――求導師として……というのは言い訳ね。
 早く帰って来て、構って欲しくてしかたがないっていうのが見え見えよ。

 てか、不安で仕方ないのだから自分から探しに行けばいいのに、それすらできない。
 自分からは動こうとしない。人から言われなきゃできない。

 このキモい彼がいう八尾さんってのは、どうもこの教会の求導女とのこと。
 で、彼が小さいころから付きしたがっている人で……言ってみれば母親同然の立場らしい。
 度々不安になっても、彼女がやさしくしてくれて、なんとか安定しているという。

405 :7-398:2007/09/25(火) 21:07:05 ID:5zCAjfgX
 正直、この男は極度のマザコンで、優柔不断という、極めて頼りないヘタレってわけ。
 本当に気持ち悪いったらありゃしないわね。
 使えないわね、コイツ。
 こんな所にじっといるよりも、雨が止めばさっさと抜け出して、ルーお嬢様やお姉様を探した方がよっぽどいい。

 そう思うところだけど、一つだけ気になることがあった。
 その八尾って女、昔からこの教会にいて、慶はもちろん、村人からもさながら神のように慕われている……。
 つまり、この女がこの空間の秘密を知っている可能性が高い。
 本人に会って話を聞き出したら、何か得るものがあるかもしれない。
 それまでは、せいぜい使ってやるわ……このヘタレ。

 あたしはふと窓に目をやる。
 窓の外は相変わらず暗かったけど……今まで激しくたたきつけていた雨は止んでいた。
 見た限り、あのゾンビどももいない。

「よかったら、今から八尾さんを探しに行きませんこと?」
 あたしは慶がドアの方に再び目をやった瞬間を狙って切り出した。
「な、何をいきなりおっしゃるのですか……」
 いきなりのことにあたふたとする慶。
「ここでじっと待っているだけでは、不安が募るばかりですわ。だったら、すぐにでも行動に移したほうがいいですわよ」
「で、でも……あなたを一人っきりにしたら……その時にあの屍どもが襲い掛かってきたらどうするのですか」
 慶はおろおろしながら、あたしと外の方を交互に目を向けていた。

406 :7-398:2007/09/25(火) 21:09:21 ID:5zCAjfgX
 求導師として、保護した遭難者が襲われたときの責任と、それによる後ろめたさに怯えているのね。
 本当に、情けないオトコ。コイツは。

「クアットロのことならご心配なく。それよりも、こうしているうちに求導女様が襲われたらどうしますの?あ・な・た」
 あたしは慶の耳元でそっと呟いた。
「そ、それは……」
 慶は目を泳がせて、余計にあたふたし出す。
 それを見て、あたしは最後の一押しをしてやった。

「だったら、クアットロも一緒についてあげますわ。ほら、行きましょう……うふふ」
 あたしは立ち上がり、慶に抱きつきながら、ゆっくりと出入口へと進もうとする。
 本人がぶるぶると震えているのがわかる。怖がっているのが丸分かりよ。

「は、はい……」
 さすがに今度はこのヘタレも抵抗はしなかった。
 あたしに言われるがままに、教会の戸を開け、外へと足を踏み出す。

 こいつはこいつで、この村では有力者みたいだから……それも使わせてもらうとして……。
 ……いざとなったら切り捨てればいいか。
 あたしは入口脇に立てかけていた鉄パイプを手にして、求導師のあとに続いた。

 ―to be continiued―

407 :7-398:2007/09/25(火) 21:15:26 ID:5zCAjfgX
今回の投下はこれにて終了です。
支援と感想に感謝。
今後はアーカイブなんかも盛り込んで投下してみようと思います。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:17:40 ID:TuEu9FVa
クアットロwith鉄パイプ
何でだろうトーレ並みに似合うなw
GJであります!

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:21:00 ID:0BuK50WM
GJ!
なんというSIREN、どうにもならなさを感じる…!
でも信じてる!ハッピーエンドは有りないってことを!
戦闘機人が鉄パイプwwwどこのゲンさんだw

410 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/25(火) 21:27:08 ID:tevBJ73j
GJです
鉄パイプ装備のクアットロ…あれ?自然にイメージできた…
…とりあえずクアットロ、牧野さんがかわいそうになってくるからキモい連呼は勘弁してあげてw

411 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 21:34:37 ID:nCNO/L5g
規制くらってましたが、円卓 VSグリューン隊 後編行きますよ〜

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:41:15 ID:TuEu9FVa
さあ、来い

413 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/25(火) 21:41:31 ID:tevBJ73j
遠慮なくどうぞ。ってことで支援

414 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 21:43:27 ID:nCNO/L5g
"プラズマランサー"

黄色い魔力光に包まれた20mm機関砲弾が浴びせられるが、ショルはスローロールで巧み機銃の軸線からホーネットをずらす。
だが、森林迷彩をほどこされたホーネットには弾痕が穿たれ、ジュラルミンと複合素材がはじけ飛ぶ。
ちぃ・・・・俺のスローロールに同調した速度でロールをしたとでも言うのか!
コンマ数秒の遅れは高くつきそうだった。
《小賢しい!》
テストパイロット出身者らしく、機体が損傷しても慌てずに被害を確認する。
一部の機動が使えないハンデがあるが・・・オーケー、まだまだイケる!

スロットルを全開にしながら急降下、機体に嫌な振動が走るが、ぐっと我慢する。
勢い良く数字を減らしていく高度計が4000ftを指そうかというときに一気にスロットルを絞る。
機体が許す限り操縦桿を引いて機首を引き起こして降下角度を緩め、機体を横滑りさせる。
今日の気象情報から考えるに高度3500から5000フィートあたりに低気圧接近に伴う速い気流が南から流れている筈・・・
ショルの読み通りホーネットは機体全体で気流を受け止めてガクンと速度を落とした。
後ろにピタリと続いていたウスティオ機がたまらず勢い前に良く飛び出した。機体をロールさせつつウスティオ機の背後を取り、再逆転。
《良い腕だが、こんな単純な手にひっかかるとはな》
スポーツでもゲームでも上級者同士の対戦ほど意外と単純で初歩的な手で勝負がきまる例があるが、
そういう時には見えないところで高度な駆け引きがある。空戦でもそれは同じかもしれない。
《俺の勝ちだな》
勝ち誇った風でもなく淡々と事実のように宣告する。
《何故、戦うの?》 
《ベルカの正当なる力を取りもどすのだ》
ショルが機銃を放つ。
《戦いで奪ったものが正当な力になるとでも?》
前を飛ぶウスティオ機がエアブレーキを最大にかけ、同時に機体を90度ロールさせた。
ショルは高度を一気に落として後ろに回り込む動きと判断し、咄嗟に傷ついたホーネットをスプリットSで降下させた。
ウスティオ機の回避を先読みして飛行パターンを飛行を予測する。だが、目標を逃がさないという自信は打ち砕かれた。
ウスティオ機は予想に反して全く変化していなかった。
ブレーキをかけた減速に釣り合うだけスロットルを加速させ、ウスティオ機は高度も速度もキープしたままだった。
ただ90度機体を横にしてナイフエッジ飛行していただけ・・・
《嵌められた!》
一人芝居をしていた形になったショルの後ろにウスティオ機がすかさず攻撃位置についた。
《ネメシス FOX2!》
白煙を確認すると同時にショルは機体に無理がかかるのを承知で急激に旋回する。
ミサイルの追尾をチャフとフレアで欺こうとしたが、ミサイルは欺瞞には一切騙されなかった。
さきほどの銃撃のダメージが広がってくる。
コクピット内では次々と不具合が発生したことを示す警告ランプが点灯するが、ミサイルの追尾から逃げ切ることがまずは先決だった。
《糞! 何なんだあのミサイル。欺瞞を見切る性能があるのか!》
突然物凄い振動に襲われたショルは意識を失いそうになりながらも戦闘機パイロットの意地でどうにか状況を確認しようとした。
森林迷彩を施されたFA−18Cホーネットが炎につつまれ、落下していく。

誰だ・・・って、アレは俺の機じゃないか!
ようやく自分が射出座席から放り出されてパラシュートで漂っていることを悟った。
撃墜された。俺は負けたのか・・・・。ウスティオ機に?
赤いB7Rの大地が迫り、受身をとって地面に転がる。
否、俺はまだ負けていない。無論勝者ではないが・・・
円卓の唯一のルールは? そう「生き残れ」。
そして、俺はまだ生きている。
そういうことだ。
「また空で会おう。ウスティオの傭兵! 決着はまた今度だ!」


415 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 21:46:20 ID:nCNO/L5g
ヴァレー基地
基地司令がやってきたおかげでのんびりと待機中だった傭兵達に緊張が走った。
というより緊張していなくても、そういう普通の人がとるような反応をするフリ位はしておくものだ。
それが処世術であり傭兵だって貧乏くじは引きたくない。
Chokerone作戦ことB7R強行偵察作戦の終了が宣言されていない状況では
どんな厄介な話が持ち出されたものかわかるものではない。
「諸君、B7Rでベルカ第10航空師団と接触した模様だ」
特に前振りもなく司令が切り出す。
「おいおいおいおい? ベルカ空軍の第10師って言えば・・・」
「言わずもがなのグリューン隊」
「厄介だなこりゃ。準備が無駄にならないかもしれん」

傭兵達は増援出撃があると考えていたところに丁度ガルム隊とフェンリル隊が相次いで戻ってきた。
「よぉ、ピクシー、B7Rはどうだった?」
「どうもこうもないさ、俺達は外縁部の制空なんだからな。とくに手強い奴ももいなかったな」
結果からいえば、警戒部隊をさっさと叩き落してしまえばお仕事終了だった。
「円卓の奥、敵は腕利きを抱えている部隊が担当しているらしいぞ」
「大丈夫かな・・・みんな?」
さすがに心配そうな表情を見せたなのはに傭兵の一人が話しかける。
「やはり気になるかい サイファー?」
「うん、自分だけが先に戻っているというのがどうも居心地悪くてね・・・」
「すぐにでも円卓に戻りたそうだが、無理だぞ」
ピクシーがなのはに釘を刺す。
今から整備と再補給をうけてガルム隊がB7Rに舞い戻るには時間がかかりすぎる。
「いざという時は待機中の俺達が出る。準備できてるしな。任せとけ」
男は自身の愛機を指差して笑った。
「うん。命の無駄遣いありがとね」



416 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 21:51:56 ID:nCNO/L5g

《ここまで楽しませてくれるのは実に久しぶりだ》
シュミッドは戦闘機乗りとしてのプライドを賭けて生き残る為の策を必死に考えていた。
《手加減無しだ1 噛み付かれるぞ!》
《わめくな2、腕が良くても生き残るのが先決だ。俺に続け》
グリューン隊では滅多にない指示だった。編隊を維持した空戦は柔軟で臨機応変なグリューン隊の持ち味だ。
そのお陰でこれまで生き残ってきたのではなかったか?
《隊長様には逆らえねぇな》
減らず口を叩きながらも、俊敏なロールでロストは愛機を降下させ、
シュミッドの斜め後ろにピタリと張り付く。
グリューン1と2機の編隊が間合いを取ろうとして、戦闘の流れを仕切りなおす。
ウスティオ軍の編隊を確認する。
1機はつい先ほどまで力強い華麗な舞を見せてつけてくれたMiG31フォックスハウンド、
もう1機はFA−18と似たサイズ、薄紫に塗装されたMiG29ファルクラム、
《ほう? フェルスターに落とされなかったのか 貴様》
余裕を見せながらシュミッドはファルクラムに通信を送った。
《そちらの期待に沿うことができず、悪かった》
挑発するようで真摯でもあるその返答にシュミッドは思わず笑ってしまった。
気に入った! 
フォックスハウンドもファルクラムもいい腕だし、自然体だ。
こいつら、憎悪や主義・主張で飛んでいない。
それになにより、真剣で容赦がない。
なるほど、ウスティオ機からは独特のオーラを感じる。シュミッドの心に何かが語りかけてくる
"奴等を落とせ・・・決着をつけろ・・・お前の腕を見せ付けてやるのだ・・・・そして、・・・生き残れ!"
《俺達の梟の森から生きて返さん!》
《なら、森を切り開くまでだ》
お互いの意地と意地のぶつかり合い。HUDにミサイルロックの電子音が鳴り響くが無視する。
暗黙の了解でシュミッドはウスティオ機との交戦にガンアタックを選択した。
ロストは隊長機の動きが激変したことに気がついた。内心では密かにライバル心を燃やしていたシュミッド隊長についていくだけで精一杯だ。
ウスティオ機もベルカ機も速い機動を見せつけあい、雲を引きながら旋回する。


<主、魔力反応が急激に増加しています。>
<あの編隊長機な。まずは2番機を片付けて状況をシンプルにしよか・・>
シュミッドのより鋭くなった動きに追従するため、2番機の飛び方が変化していた。
相変わらず鋭く速い動きだが、鳥のような有機的な飛び方から、合理的かつ理論的な機動。
《お遊びはここまでだ!》
《おや?自分の飛び方を忘れたんか?》
合理的で理論的であればむしろ動きは予測しやすい。迅速な対応ができなければ命とりだが、
はやてはフォックスハウンド高速性能にリィンの魔力支援があれば十分対処できるとの目算をたてていた。
<・・・・ということで、シグナム。1番機を牽制しといてんか?>
<判りました>
ファルクラムは急激な旋回でベーパーを派手に引きながら、シュミッド機の斜め前に機体をねじ込み、宣言する。
《貴方をここで止める!》
《ふん、傭兵にも死に急ぐ奴は多いものだな》


417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:58:10 ID:TuEu9FVa
支援砲火

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:03:42 ID:TuEu9FVa
さらに支援

419 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/25(火) 22:03:51 ID:kiI+iQTl
支援!

420 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 22:05:08 ID:nCNO/L5g

"ここや!"
フォックスハウンドを力強く優雅に飛ばして機会を伺っていたはやてが叫ぶ。
ウスティオのフォックスハウンドからミサイルが放たれた。
ロストは難なくそのミサイルをかわしたが、それは牽制のミサイルだった。
フォックスハウンドは更にミサイルを放つ。その数4発
《数うちゃ当たるってものでもないだろうに》
冷笑しながらもミサイルを連続してかわそうとするロストは術中に嵌まり込んでいた。
とはいえさすがに4発のミサイルを避けるには大袈裟な回避をとるしかない。フレアを放出し、エンジンを絞って急降下する。
完璧な回避運動でミサイルはあらぬ方向へ誘われるように飛び去った。
だが、はやてとリィンが管制するミサイルは、赤外線追尾でもレーダー誘導でもない魔法誘導だった。
フレア程度には騙されない。   わざと騙されたようにミサイルを飛ばしていたのだ。
回避したとの思いこみを利用してホーネットの死角から2発のミサイルが襲い掛かる。
爆発。
直撃を受けたロストの機体がぶざまに落下していく。
《何故、何故だぁぁぁ・・・・!》



《何だ?案外、ザマねぇな》
シュミッドは2番機が撃墜されたことにも無感動につぶやいた。
グリューン3=ショルからの通信も途絶え、どうやら残っているのは自分1人だけだと悟る。
圧倒的に不利な立場、自分1機にウスティオは4機、どう考えても不利だ。
だが、1対4ではなく、1対1を4回勝てばよい。
まずはこの鬱陶しいファルクラムからだ!

シュミッドはシグナムの操るファルクラムを上空に見ながらインメルマンターンに入った。
旋回Gに押し付けられながらもコクピットの上方を見るとウスティオ機もこちらの後ろを取ろうと旋回に入っていた。
機体が垂直になったところ右45度に愛機をロールさせ、針路を捻り、スロットル全開で上昇する。
水平に入ったと同時にすぐさま全開で急降下。その機動はホーネットとしては驚異的な俊敏な動きだった。
シュミッドは雲にまぎれる高度まで降りると、失速速度ぎりぎりのコンパクトな旋回でMIG29の死角に潜り込んだ。
下方から突き上げるようにスナップアップ。気付かれないようにミサイルではなくガンアタックを仕掛ける。
《火を噴いて落ちろ!》
ホーネットの機首が瞬き、20ミリ弾が薄紫のファルクラムに襲い掛かる。
《くっ・・・!》
シグナムが連続エルロンロールで機体を捻り、銃撃をかわすが、体勢を立て直す間もなく、
シュミッドの攻撃が続く。今度も銃撃。
<速い! 質量兵器でこんな動きができるのか!>


421 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/25(火) 22:06:58 ID:kiI+iQTl
ベルカの奴もやるもんですなぁ・・支援!

422 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 22:08:28 ID:nCNO/L5g
シグナムは自らのピンチにも関わらず、どこか嬉しそうだった。
<シグナム!>
<そちらに向かう!>
一体この円卓の空の何処で何をやってるのか?さっぱり判らないシャマルと
ようやくグリューン3を落として駆けつけたフェイトが声をかけるが、
<手出し無用!>
とシグナムが吠える。
守護騎士、八神一家、管理局員、烈火の将、2等空尉・・・・
そういった立場や肩書きを全て放り出し、一介のベルカの騎士として死力をつくしてコイツは落とす!
それがこの敵に対する私の敬意だ!

だが、シュミッドのホーネットのほうがやや優位だった。
数え切れないほどの戦いに慣れたシグナムだが、戦闘機パイロットとしては魔法の力を借りてるとはいえ、素人に近い。
純粋にパイロットとしての力量はこの第91管理外世界でTOPの一角を占めるシュミッドに敵うはずもない。
先ほどまでは魔法によるアドバンテージがあったが、
エイセスデバイスの影響でで魔力を成長させつつあるシュミッドの前にその差は徐々に詰められている。
搭乗する機体はMIG29ファルクラム対FA18ホーネットと総合性能的にほぼ互角。
何度かひやりとする場面を咄嗟の判断で凌いだ。
《ちぃぃっ これで振り切れるか!?》
シグナムが攻撃ポジションに着こうとするシュミッド機をハイGヨーヨーで前に出そうと誘う。
その策に乗らないようにするであろうシュミッドの心理を考えて、シグナムはスロットルをオンにしながら、エアブレーキを立てた。
視界の端に緑のホーネットの後姿が映った。
上手くいった!
裏をかいたシュミッドの更に裏をかいて背後に回りこむことができた。次に機会が廻ってくる保障は無い。
《ブレイズ FOX2 FOX2》
渾身の一撃を放つ。シュミッドがタイミングを図ってフレアを射出したが、シグナムは無視してミサイルのホーネットのエンジンノズルを追わせた。
シグナムは古代ベルカ式の使い手でもあり、なのはやフェイトと違い誘導射撃系の魔法を根本的に苦手にしている。
はやてがグリューン2=ロスト機を落とした時のような囮に騙されたふりというような高度なミサイル誘導はできない。
執拗にホーネットを追い掛け回すように誘導する。2発のミサイルが炸裂し爆煙が周囲を包み込む。
《やった!》
《凄い!》
はやてとシャマルが思わず声を上げるが、シグナムとフェイトはその声に同調しなかった。
《やってくれるじゃないか・・今のは効いたぞ ウスティオの傭兵共!》



423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:09:33 ID:TuEu9FVa
支援

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:15:46 ID:Goatna/E
今、思ったんだがなのは達って操縦どうしてるんだっけ?
まともに訓練したわけじゃなさそうだから魔法パワーかな

425 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 22:17:53 ID:nCNO/L5g
シュミッドのホーネットは健在だった。若干の損傷はあるものの、戦闘には問題なさそうだ。
<何でですかぁぁ?>
<そんな!>
はやてのフォックスハウンドの後席で驚くリィンとシャマルの声を聞きながら、シグナムがフェイトからの問いに答える
<やはり魔力の存在が・・・>
<ああ、無意識でも防御魔法を展開できるレベルに達したようだ>
超低空から直線的に上昇してくるホーネットの周囲には緑のもやがかかっていた。

《今度はこちらからお返ししなくてはな!》
シュミッド機が必殺の4発のXMAAを放つ。
それは違法魔導師によく見られる邪悪な殺意をむき出しにしたオーラがまとわり付かせていた。
XMAAを放ちながらシュミッドは上空を旋回して戦果を確認しようとしていたウスティオ編隊に一気に肉薄する。
《喰らえぇぇぇ!》
《やばっ・・全機、散開!》
はやての指示で間髪いれずに編隊を解く。
だが、シグナムは一人だけ回避行動をとるどころか、下から迫るミサイル群に真正面から向かっていた。
アフターバーナー全開の急降下で速度計の示す数字は流れるように吹っ飛んでゆく
「レバンティン!」
信頼する自身の分身ともいうべき存在に声をかける。
「 Drangen wir uns in durch Vertretungsbefugnis. (全力で突っこみましょう) 」
「はぁああああああああっ!」
ファルクラムはそのままミサイルの群れの中に飛び込んだ。
すれ違う際、強烈な衝撃波がシグナムを襲う。マッハの衝撃と爆発、その振動。
ショックで爆発したミサイルの爆発炎を背にしてさらに全力で降下する。
シュミッドは強烈な勢いで接近するシグナムのファルクラムが機体と同じ紫のベールをまとっていることに気が付いた。
《紫電一閃!》
《勝負だ!》
ファルクラムとホーネットの機関砲がほぼ同時に吠えた。
ホーネットに紫の曳航弾が吸い込まれる。
ファルクラムが緑の機関砲弾によって包まれる。


<<<シグナム!>>>



426 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/25(火) 22:19:37 ID:kiI+iQTl
魔法は何でも有りなのか?と思った。支援!

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:20:42 ID:TuEu9FVa
そこは突っ込んじゃいけないぜ支援

428 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/25(火) 22:27:38 ID:kiI+iQTl
だからと言ってこれは凄すぎだろ、支援!

429 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 22:29:04 ID:nCNO/L5g
上昇してきたホーネットの速度がガクリとおちた。支えを失ったかのように崩れるように高度を落とす。
不規則な経路をたどりながらシュミッドの機体は雲の下に姿を隠した。
一方急降下していたファルクラムはそのまま雲の下に突っ込んでから行方がつかめない。

<こちらはやて、シグナム 返事しいや シグナム!>
<・・>
<・・・・>
<・・・ム・・>
思念通話に返事があるようだが、きちんと聞き取れない。

その時いきなりガラガラと雑音交じり無線が鳴り出した。
《・・・・マジシャン3よりイーグルアイ、梟の森の伐採を完了した。手強い相手だった。》
《こちらイーグルアイ。了解ブレイズ。よくやった。任務終了基地に帰るぞ》



430 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/25(火) 22:31:45 ID:kiI+iQTl
支援十字砲火!

431 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 22:42:00 ID:nCNO/L5g
とりあえずRound3「円卓」戦闘シーンは終了です
次はヴァレー基地への凱旋帰還と作戦の合間の情景。
傭兵達の生き方、撃墜したシュミッドの捜索等を含めてフォローしきれなかった部分を


搭乗機関係を整理しておきますと

サイファーなのは : F−4Eファントム2(白地に青い線)
メビウスはやて : MiG31フォックスハウンド(白+紺、金のアクセント)
ネメシスフェイト : 未定 (黒地に黄色の雷光パターン)
ブレイズシグナム : MiG29ファルクラム(濃淡のある紫系の塗装)
タリズマンシャマル : 未定(薄緑と水色のツートン)

キャラクターに合わせた機種選定をしたつもりですが、話がすすむにつれて乗り換えもありかな・・・


>>424
クラウディア艦内訓練室にはPS2あるんですよww、いえ重力制御や空力制御は空戦魔導師の必修技能ということで・・・



432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:48:06 ID:Goatna/E
>>431
いやG制御は魔法でどうにかするんだろうけど機械的な操縦をどうしてるのかなと思って
整備を基地の整備要員がやる以上、見た目だけ戦闘機で中身は完全魔法制御ってのも無理だろうし
まともな操縦訓練やったのかなと

433 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/25(火) 22:48:16 ID:GCasG0ol
さて、僕も投下おk?

434 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/25(火) 22:51:46 ID:tevBJ73j
GJです
シュミッドすげえ…エイセスデバイス持ってるとはいえ、無意識で防御魔法使うとは…
そしてシグナム…ミサイルの雨の中に飛び込むとは、無茶しますね…

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:52:25 ID:TuEu9FVa
GJです

>クラウディア艦内訓練室にはPS2あるんですよ
な、なんだってー!よかったなS○NYwwww

>>433
おk

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:53:23 ID:Fcl6C4SK
>>431
基地の整備員が整備する以上、変な装置(デバイスでの操縦装置)を取り付けるわけには行かない筈。
となると、普通に操縦するしかないわけだが、飛行機をまっすぐ飛ばすのにも訓練は必要。
ちょっと何もかもを魔法魔法でOKにしすぎちゃ居ないかな?

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:53:39 ID:RrNa1BBF
>>431
GJ!
だがここはXBOX2でしょうがー!w

438 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/25(火) 22:54:37 ID:GCasG0ol
第十三話「マスクドライダーズ・バトルピックアップ」Bパート

【シーバンス】
デルタ「うわあああああ!」

シーバンスの噴水のある広場では仮面ライダーデルタ・三原修二が怪人・ムカデタイガーと戦闘していたが、いつもどおり苦戦していた。

ムカデタイガー「どうしたライダー?相手にならんぞ。」
デルタ「クソ…!」
ムカデタイガー「ムヒョーォウ!」

ムカデタイガーは口から火炎放射を吐き、デルタを攻撃する。

デルタ「うわああああ!!」
ムカデタイガー「このまま焼き殺してやる!」
ファイズ「三原―――――――!!」
ムカデタイガー「!?」

デルタ絶体絶命のピンチに仮面ライダーファイズ・乾巧が現れ、ジャンピングキックでムカデタイガーを蹴り飛ばした。

ムカデタイガー「うわ!」
ファイズ「大丈夫か?」
デルタ「ご…ごめん…」
ファイズ「まぁいい、止め行くぞ!」

ファイズはミッションメモリーをファイズポインターにセットし、ファイズフォンのエンターキーを押す。

「Exceed Charge」

デルタ「ああ!チェック!」

「Exceed Charge」

デルタもミッションメモリーをセットしたデルタムーバーに音声を入力する。
そしてファイズはファイズポインターから赤い光を、デルタはデルタムーバーから青い光を発射し、ムカデタイガーを固定する。

ファイズ「っああぁぁぁぁぁあ!!」
デルタ「やぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

そしてファイズの必殺キック「クリムゾンスマッシュ」とデルタの必殺キック「ルシフェーズハンマー」がムカデタイガーの体を貫いた。

ムカデタイガー「グアアアアア!!おのれライダー共ぉ……」

ムカデタイガーは青と赤の炎に身を焼かれ、灰になって消滅した。
そして二人は変身を解除する。

三原「助かったよ。」
巧「お前未だに俺に助けられててどうすんだよ?」
三原「あ…ごめん…」
巧「ふう…冷やし中華大盛な。」
三原「へ?ちょ!乾!待てって!!」


439 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/25(火) 22:56:13 ID:GCasG0ol
【東京スタジアム】
東京スタジアムの近辺では、仮面ライダー裁鬼が、三体のシードラゴンに袋叩きにされていた。

一世「イィーチ!」
二世「ニィーチ!」
三世「タァーツ!」
裁鬼「グアアアアアアア!!」

三体は倒れている裁鬼に容赦なく鞭の連打を叩きつける。
裁鬼は何の抵抗も出来ず、ただただ鞭の雨を浴びせられていた…

裁鬼「クソ…こいつら…」
弾鬼「裁鬼さん!」
鋭鬼「大丈夫ですか!?」

裁鬼絶体絶命のピンチに弾鬼と鋭鬼が駆けつけた。

裁鬼「鋭鬼!弾鬼!」
弾鬼・鋭鬼「ハッ!!」

弾鬼は二世に、鋭鬼は三世に音撃鼓を貼り付ける。

弾鬼「音撃打・破砕細石!」
鋭鬼「音撃打・必殺必中の型!」

二人はそれぞれの音撃を二体のシードラゴンに見舞い、撃破に成功した。
そして二人で残った一世を蹴り飛ばし、裁鬼を救出する。

弾鬼「大丈夫ですか?」
裁鬼「あ…ああ…」
鋭鬼「もう!「裁鬼」が「裁かれて」どうするんですか!」
裁鬼「…すまん。」
鋭鬼「(あ、やべ…)じょ、冗談ですよ裁鬼さん!締めはお願いしますよ!」

鋭鬼は裁鬼に落ちていた「音撃弦・閻魔」を渡した。

裁鬼「…分かった!」

裁鬼は弦を受け取り、シードラゴン一世の鞭をかわしながら接近して腹部に突き刺す。
そして閻魔に「音撃震・極楽」をセットし、音撃モードに切り替えた。

裁鬼「音撃斬!閻魔裁き!!くたばれ!」

裁鬼は弦に渾身の力を込めてかき鳴らす。

裁鬼「でやあああああああ!!」
一世「イィィィィィィィチ…!」

裁鬼の閻魔裁きはシードラゴンに致命傷を与え、粉々に砕いた。

裁鬼「ふう…まだまだ現役だぜ!」


440 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/25(火) 22:57:36 ID:kiI+iQTl
たっくんキターーーーー!!!

441 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/25(火) 22:57:45 ID:GCasG0ol
【沖縄 万座毛】
沖縄の万座毛…
ここでは、怪人サソリトカゲスが、自分を目撃した観光客達を次々と殺していたのだった…

サソリトカゲス「ふん、俺の姿を見た奴は生かして返さん!」
カブキ「おいおい、随分と冷血じゃねーか。」
サソリトカゲス「む?」

突如サソリトカゲスの背後に風変わりな衣装を着た男・カブキが現れた。

カブキ「これ以上暴れさせるわけには…行かねーな。」
サソリトカゲス「何者だ貴様!?」
カブキ「鬼だよ。」

カブキは変身音叉を取り出し、自分の靴に当てて鳴らす。
そして額に音叉をかざした。

カブキ「歌舞鬼!」

カブキは桜色の光を纏い、仮面ライダー歌舞鬼に変身した。

サソリトカゲス「貴様…仮面ライダー!」
歌舞鬼「…来い!」

歌舞鬼は両手に音撃棒・烈翠を持ち、サソリトカゲスを挑発した。

サソリトカゲス「ソリイィィィィィイ!!」

サソリトカゲスは右手の鋏で歌舞鬼で歌舞鬼を攻撃するが音撃棒で全て受け流されてしまい、音撃棒を使ったカウンター攻撃を胴に受ける。

サソリトカゲス「ぐお!?」
歌舞鬼「終わりかよ?」
サソリトカゲス「舐めるな!酸欠ガスを喰らえ!!」

サソリトカゲスは酸欠ガスを吐いて歌舞鬼を攻撃する。

歌舞鬼「甘いな!」

対する歌舞鬼は蛇ノ目傘を用意し、傘を盾にして回転させる。
すると酸欠ガスはサソリトカゲスに向けて跳ね返され、サソリトカゲスはガスの直撃を受けた。

サソリトカゲス「うおおおおお!!く…苦しい…」
歌舞鬼「終わりだ!」

歌舞鬼はサソリトカゲスに接近し、音撃鼓を貼り付ける。

歌舞鬼「音撃打・業火絢爛!!」

歌舞鬼の音撃はサソリトカゲスにクリーンヒットし、万座毛の崖の下に叩き落とした。

サソリトカゲス「ソオォォォォォォリィィィィィィイ!!」

海に落ちたサソリトカゲスは大爆発を起こし、塔のような水飛沫が海面から上がった。
歌舞鬼はサソリトカゲスの最後を見届けると、変身を解除した(服は燃えていない)

カブキ「これ〜にて〜一件落着!…な〜んてな!」


442 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/25(火) 22:59:15 ID:kiI+iQTl
支援!

443 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/25(火) 23:00:15 ID:GCasG0ol
………
物語は再び、龍騎とナイトの視点に戻る。

ジシャクイノシシ1「スーパー磁石で、貴様らの思考回路を壊してる!」
ジシャクイノシシ2「シシャシャシャシャシャシャア!!」

二体は腕のスーパー磁石から磁力を発射し、二人を攻撃した。

龍騎「う、うわあああああ!!」
ナイト「クッ…!」

二人はスーパー磁石の威力に脳を攻撃され、じわじわと苦しむ。

ジシャクイノシシ1「このまま殺してやる!」
龍騎「クソ…!」
ナイト「…!」

絶体絶命のピンチ!その時…

「ファイナルベント!」
ジシャクイノシシ2「ん?何だ?」
ファム「はああああああ!」

突如空から仮面ライダーファムが現れ、必殺の「ミスティースラッシュ」でジシャクイノシシ達のスーパー磁石を切り落とした。

ジシャクイノシシ×2「ぐああああああ!?」
龍騎「美穂!?なんで!?」
ファム「あんたらがいつまでも帰って来ないから探しに行ってみれば、案の定って訳。」
龍騎「ご…ごめん…」
ファム「謝ってる暇があったらトドメ!」
龍騎「は…はい!」
ナイト「フン…」

龍騎とナイトはカードデッキからそれぞれの「ファイナルベント」を引き抜き、自分達のバイザーにセットした。

「「ファイナルベント!!」」

電子音声と共に水溜りからドラグレッダーとダークウィングが出現する。
ちなみにミラーワールドは五年前に崩壊しているため、現在は時空管理局が作り出した擬似ミラーワールド内で管理されている。

龍騎「はあぁぁぁ…ダアアアアアアアア!!」
ナイト「ハアアアアアアア!!」

龍騎のドラゴンライダーキックが、そしてナイトの飛翔斬が、ジシャクイノシシ達に直撃する。

ジシャクイノシシ×2「シャシャアアアアアアアア…!」

ジシャクイノシシは断末魔の雄たけびを挙げ、粉々に爆発した。

龍騎「ふう…」

三人はVバックルからデッキを抜き取り、変身を解除する。

真司「サンキュー美穂、助かったよ。」
美穂「…」


444 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/25(火) 23:01:38 ID:GCasG0ol
美穂は自分の顔をギリギリまで真司の顔に近づける。

真司「な…何だよ?」
美穂「ほんとに感謝してる?」
真司「あ…ああ!もちろん!」
美穂「じゃ!ラーメン奢ってね♪」
真司「お、おう…って、ええええええええ!?」
蓮「フン、ありがたく厚意を受け取っておくぞ、城戸。」
真司「れ…蓮お前!」
美穂「じゃあ、レッツゴー!」
真司「ふざけんなあああああああ!!」

【ラーメン屋】
そしてここは真司や氷川達がよく来るラーメン屋。
店主は炭火焼オ…ではなく、ナルト占いで有名なあの屋台の主である。(よねんの努力で店を持った)

美穂「こんにちはー!」
蓮「…」
真司「うう…」
店主「おお!三人お揃いかい!」
美穂「今日は真司の奢りなんです。」
店主「彼女と友達に奢ってやるとは、あんたも優しいね。」
真司「ええ…まぁ…ん?」

真司は左奥の席でラーメンを食べている二人の人物に気付いた。
なんとその二人は…

真司「き…北岡さんに由良さん!」
北岡「!?、お前ら…」
由良「どうしてこんな所に?」
真司「俺達はここの常連だから…でも何で二人がラーメンなんか?」
北岡「行きつけのレストランが定休日だったんだよ。令子さんからもデート断られて、仕方なくここでラーメンすすってるわけ。」
真司「そ…そうなんだ…」
?「ちわーっす!」
真司「へ?」

真司は次に店に入ってきた客達にも見覚えがあった。

真司「ダンキさん!エイキさん!サバキさん!」
エイキ「城戸!、それに秋山と霧島も…」
サバキ「どうやら一緒だったらしいな。」

さらにもう一組…

小沢「こんにちはー!」
真司「旧G3ユニットまで!」
小沢「む!ちょっと城戸君、「旧」とか付けないでくれる!隠居したわけじゃあるまいし…」
真司「すっ、すみません…」
尾室「み、店で偶然会った時のリアクションがアレか…」
氷川「さすが小沢さん…」

445 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/25(火) 23:03:14 ID:GCasG0ol
ゴン「こんにちはー!」
風間「ん?あんたら…」
真司「次は風間とゴンちゃん…どうなってるんだ今日は一体…」
美穂「まぁ良いじゃないの、たまには。皆!今日は全部真司の奢りよ!」
真司「なにいぃぃぃぃい!?」
エイキ「お、太っ腹だねぇ!」
ゴン「ありがとね♪」
風間「ふう、無駄な出費をせずにすんだ。」
小沢「優しいわね、城戸君。」
氷川「ありがとうございます。」
真司「やめてくれえええええええ!!」
加賀美・三原「こんにちは。」
巧「邪魔するぜ。」
真司「これ以上増えるな!!」
巧。三原・加賀美「うお!!」

こうやってライダー達の一日は過ぎていく。
だが…

【ロサンゼルス】
ブレイド「ウェーーーーーーーイ!!」

【パリ】
カブト「はあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

【イギリス】
RX「リボルケイン!トゥア!!」

日本だけではなく、世界各国で、休むことなく悪の芽は息づいている!
人類の平和を守るため、戦え!仮面ライダー!!

【ミッドチルダ 聖王医療病院】
なのは「初めまして、高町なのはって言います。お名前、言える?」
ヴィヴィオ「…ヴィヴィオ。」
なのは「ヴィヴィオ…いいね。かわいい名前だ。ヴィヴィオ、どこか行きたかった?」
ヴィヴィオ「ママ…いないの」
なのは「!!…ああ、それは大変。じゃあ一緒に探そうか!」
ヴィヴィオ「……うん。」

そしてここでも…新たな運命が動き出し始めていた…

446 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/25(火) 23:05:37 ID:GCasG0ol
投下終了です。
なのはとヴィヴィオの出会いやブレイドやRXの戦いが適当なことは謝ります…すみません。
十四話頑張るッス。

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:06:48 ID:RrNa1BBF
GJ!
別にヴィヴィオはこんなもんでいんじゃないでしょうか?

448 :妄想ナンバーズの次回作での活躍その1:2007/09/25(火) 23:14:14 ID:DGyWImBw
次回作のラストバトルで、なのはたちの戦いをみているスカたち

スカ「あいつ嫌いだ!せっかくのわたしの計画を台無しにしやがって!負けちゃえ!あっかんべー!」
クア「それにしても我々ナンバーズや闇の書、そしてあの強魔道師プレシアをも超える実力の持ち主(敵のこと)がいるなんて・・・」

そしてなのはたちが勝つと、嫌な顔をして黙り込むスカたち
---------------------------
また、あるきっかけで脱獄できたとき、敵のボスが暴れてるのに紛れ込んでヴィヴィオたちの前に
スカ「くっくっく、可愛らしいお嬢さんたち、私は監獄生活でうんざりしていたんだ、たっぷり可愛がってあげよう」
クア「よわそ〜な子達!か〜んたんにけちょんけちょんにしてやるんだから!」
ヴィヴィオ「子どものときしか見てないから覚えてないみたいね、まああなたは大人状態も見たんだけど・・・」
クア「なに!?まさかあなたは・・・」
ヴィヴィオ「そう、私は聖王の血を引くヴィヴィオよ!!」
クア「く・・・みんな、痛い目にあわせてあげましょう!!」
なつかしの敵が猛攻してくるなか、上手く避けてクアの元へ。そしてクアを一撃で気絶させる
スカもエリオやキャロに速攻負けて、また監獄に逆戻りww


449 :妄想2:2007/09/25(火) 23:17:23 ID:DGyWImBw
スカやナンバーズは個別の牢屋じゃなくて、世界そのものが監獄、といういか地獄になってるとこにして欲しかったな
スカ「この監獄で一番えらいのはだれか言ってみろ!!」
と他の悪人を自分のパシリにしようとするスカとかww
なのはがその世界の管理者から「最近スカとその一味が暴れてるから何とかして欲しい」と要請を受けて退治しにいくとかw
んで成長したなのはさんにこてんぱにやられるw
ーーー
次回作はなのはだけが子どもに戻ってしまう話しで
ある事件の結果、解決したいのに別の次元に閉じ込められてしまったなのは・・・
速くここを脱出して事件を解決しようと思っていたのだが・・・
スカ「ひさしぶりだね、高町なのは」
クア「こ〜んな退屈なところに閉じ込めてくれたわね・・たっぷりお返ししてあげる」
だが、子ども状態でも今のなのはにとってスカやクアなんて敵じゃなかった。泥警をしているかのように、軽く逃げながら2人を茶化すなのはw
スカ「ハァハァ・・・馬鹿にしてるな?私たちを」
なのは「もうあなたたちなんて敵じゃないの!」


450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:27:21 ID:Zam1w+GB
ドラゴンボール自重

451 :NANOHA COMBAT ZERO  ◆Y0DG7nGjbg :2007/09/25(火) 23:28:04 ID:nCNO/L5g
>>432氏 >>436氏
その辺りについてはなんとか苦しいながらも一話ぐらいの内容にしようと考えています。

プロットも設定もろくにできていませんが、
どうせなら新機種へ乗り換える際に、整備員達との交流なんてのも描いてみたいですね。
連戦でボロボロになりながらも必死で傭兵達の機体を整備し、空にに送り出すメカニック達
誰よりも無事な帰還を望みつつ、レンチやドライバーで戦う人達にも5人のエースの人物像を
語ってもらいましょうか?


ま、需要があればということで・・・・


452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:32:20 ID:w7eFedna
>>StrikerS+仮面ライダー氏

シードラゴン×3は、確か「星と雷」で翔一と橘さんが倒したはずでは?

453 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/25(火) 23:34:21 ID:GCasG0ol
別固体ッス。
怪人が一体ずつとは限りませんよぉ…

454 :リリカル湾岸:2007/09/25(火) 23:37:45 ID:jWUGkLev
先週リリカル湾岸を投稿した者です。
2話が出来たので投下してよろしいですか?

あと、皆さんGJです!

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:19:04 ID:AAlzLycj
かまーん

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:29:41 ID:ZkzyxIcA
ついに龍騎と555勢もきたか、こうまで味方が多いと敵が不憫に思えてくるな
いや世界規模だからこれくらいいないとまずいのかな? とにかくGJ

管理局とは協力体勢にいるが草加の策略で微妙に危うい立場なマスカレード氏
出会い方が悪かったのか六課というかなのはという人間を完全に信用していない正伝氏
果たしてStrikerS+ライダー氏の作品では巧はどういう運命を辿ることになるのか?

457 :リリカル湾岸:2007/09/26(水) 00:31:42 ID:lj+z8LDc
それでは投下します。運命Aです
正確には『SERIES #1の中のA』です
規制回避のため少しずつ投下。

運命(フェイト)A
藍色の車を操る少年はアクセル全開で静けさの増す首都高を駆け抜けていく。
もう、これで何回目、いや何百…何千回だろう?この首都高に乗るのは。
普段から走っている道なのに、まるで生きているかのように首都高はその表情を変え、『彼等』に襲い掛かる。
もっとも、普段から猛スピードで飛ばさなければの話だが……


Z…
これで何回目になるだろう?オレ達が会って、首都高に乗ったの
イヤ、覚えちゃいないよナ。


横羽線を走る車をまるで事前に予想してかのようにかわす。
200キロ以上で走ると、一般車はまるで止まっているかのような錯覚を起こすことでまるで単独の障害物競走をしているかのような感覚を味わうのだ。


走るたびにお前はせがむ。
もっと出してくれ。オレの力はこんなもんじゃない…
そして「走りたくない」とわがままを言うように時々ハンドルが微妙に震える。
だけど、必ず「終わり」は来る。でもオレは見捨てない
お前が本当に力尽きる、その日まで…


暗闇の中に一筋の光、朝日が近い。
時間も4時くらいでそろそろ朝の車が動き出す頃。
ミッドナイトブルーの車は光を嫌う吸血鬼のように首都高を後にした。

458 :リリカル湾岸:2007/09/26(水) 00:38:56 ID:lj+z8LDc
某パーキングエリア内
朝7:30分。外に出ると伸びがしたくなる朝日が眩しい。
車の中で夜を明かしたフェイトは朝食を取るために停めたPA内にある喫茶店に入る。
昨夜は謎の青い車に心を奪われてしまい原因不明の精神的大ダメージを味わった。
そして近くのPA内でフェラーリを停め、そのまま力尽きた。
『それにしてもあの青い車、何だか不思議な力を持っていたような…』
注文したハムエッグを口に入れながら昨夜の出来事を考える。
確かこの時代の高速道路の法的制限速度は時速80キロ。
あの車はそれを遥かに上回る速度で走っていたことは驚いた。
この車も本気を出せば悠々と290は行くのだがそれでも雲泥の差がありすぎる。
「非常識だな」と初めは考えるも、この当時のスピード違反の取り締まり件数を見るとミッドチルダよりも少ないことが判明し、よほど取締りが甘いことが読み取れた。
だからああいう人も要るんだ、とりあえず納得。
そのまま指をコーヒーカップの取っ手に指を掛けるが何かが引っかかりふっと止まった。
『もしかして、今回のロストロギアって…』
自分よりも小さくて、非殺傷物体。

早急に事件解決か?
『まさか…そんなはず』
そんなことは無いはずとふっと微笑する。
古代の遺物であるロストロギアがまさか……。

そう朝食のコーヒーを飲みながら時間を潰していると、近くの席で他の客の会話が聞こえてきた。
色違いのパーカーを来た男の3人組がテーブルを囲んで会話している。
「なあなあ見たか?」
「見たヨ見たヨ」
「あの青い奴か?」
「何だってあの速さ、ついてこれねえヨナ」
「何だって『悪魔のZ』だもんナ」
「そうそう……」
「確か、ここんとこ毎晩毎晩首都高を流しているみたいだぜ」
・・・

「……『悪魔のZ』?青い車?」
引っかかる単語が一つ。
あきらかにウソっぽい御伽噺のような言葉。
だが会話の一部始終を聞いていたその『悪魔のZ』という車が気になったのかフェイトは席を立つと、その客へと足を運んだ。
「あの…何か?」
3人は突然の美人の介入者に驚く。
「すみません。その話、もう少し詳しく聞かせていただけませんか…?」



459 :リリカル湾岸:2007/09/26(水) 00:45:50 ID:lj+z8LDc
某ガソリンスタンド。
「いらっしゃいませ!」
今日も店員の威勢のいい挨拶が聞こえてくる。
ガソリンと洗浄液の匂いが漂う小さなガソリンスタンド。
「オーライ、オーライ……ストップ!」
一人の優しい顔立ちをした少年の前に停まる一台の白い車。
真珠のように輝くボディの清潔さから車を大事にしている人だとわかった。
「3000円で30リッターお願いネ」
運転席の窓が開き、若くストレート髪の美形の女性が顔を覗かせた。
「わかりました…って、あれェ?『れいな』じゃん!」
いつものように接客する少年はその女性に面識があった。
「オハヨー『アキオ』君。最近どう?」
「ん〜、ぼちぼち。可もなく不可もなくというトコ。れいなは?」
アキオと呼ばれた少年は車の窓を拭きながら、れいなという女性に話し言葉で返す。
「最近仕事も順調だし、こっちもまあまあかな。てかサァ……」
「ん?」
「最近さあ…このRの調子がおかしくて、時々風邪を引いたようにエンジンがブロー(注1)しまくるのよ」
「風邪を引く?」
かつて「機械は機械。それ以上でもそれ以下でもない」と友人から言われた。
こうも愛着がわくと、機械でしかない車をまるでもう一人の自分のようにとらえてしまうのも過言ではない。
「で、社長に見てもらったんだけど「どこも異常が無い」って言ってたの」
「あれ、変だな。イッた(ブローした)ならピストンとかが溶けてるはずなのに」
「そうよね……」
変わった話題だがその調子で小時間雑談……

ガコン。(ノズルを戻したときの給油停止音)

「じゃあネ!今日の夜は仕事がないから、一緒に遊ぶ?」
「……OK。じゃあその時は湾岸を軽く流す?」
「イイねえ!あたしも今日湾岸行こうと思ったの」
「よし、決まりだな。気をつけろよ」
「じゃあね!」
れいながそう言うと、ウキウキしながら車のエンジンをかけ、轟音と共に去っていった。
ブロロロロ……
「ありがとうございました!」



460 :リリカル湾岸:2007/09/26(水) 00:52:37 ID:lj+z8LDc

「ここね…」
ある店の近くにフェラーリを停め、フェイトは朝聞いた客からの情報を頼りにその車のある場所を突き止めた。
それも兼ねて目的のロストロギアについても聞いてみよう。
「バルディッシュ……本当にここで間違いない?」
『全ての情報を総合した結果、ここで間違いありません』
彼女が疑うのもわからなくもない。
検索結果を参考に調べた先には『自動車屋』ではなく一文字違いの『自転車屋』。
「『北見サイクル』って書いてあるけど、とりあえずこの中の人に聞いてみるわ」
確かに両者とも移動手段であることは変わりは無いが、それにしては笑えない。
初めは一瞬バルディッシュの故障かと思った
「すみません……」
鍵がかかってたので『北見サイクル』の出入り口のガラス戸をノックするが、誰も出ない。
ガラス戸越しから見える新品のチューブや解体した自転車の真新しさから、今もやっている店だとわかる。
「留守かしら?」
再び、ガラス戸をノックしようとする。すると、

カラン…

何か金属のような物が落ちる音がした。
店の中ではなく、それ以外の位置から…
「金属…棒状のものが落ちる音……」
スパナだろうか?
細長い金属製のものがコンクリートの地面に落ちたときの高い音が響き渡った。
「とりあえず行ってみよう…」
音が鳴った事はそこに人がいるかもしれないサイン。
確証は無いが勘を頼りにその方向に脚を運ばせる。



461 :リリカル湾岸:2007/09/26(水) 00:58:46 ID:lj+z8LDc

「こんなところにガレージがあるわ。結構面倒なところに……」
『北見サイクル』から少し離れた地点。その巨大なパンのような建物が映る。
不思議な好奇心からか、自然にガレージに入る。
人がいるのか、シャッターは降りていたがドアの鍵は開いていた。
昼間なのか人の気配が無く、こんな密室では逆に不気味である。
「ここかしら」
そこには長く、細長い体を持つ車が静かに主の帰りを待つかのように佇んでいた。
ミッドナイトブルーのボディはまるで静かにその闘志を燃やしているみたいに暗がりでも際立っている……
「・・・」
フェイトは言葉を失う。
間違いない。こいつだ、昨夜遭遇した車は…
やばい、本来の目的はロストロギアの聞き込み調査なのに興味が車に傾いてしまう。
なんて魅力ある車だろうか……たいしてこの世界に魔法が存在しないのにまるで見えない魔法がかかっているかのような感覚……。
「……2シーター、ロングノーズの車。確か『フェアレディZ』よね。」
『正確には『S30Z』、フェアレディZの初期モデルです。』


462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:58:57 ID:1OmN+A/A
支援

463 :リリカル湾岸:2007/09/26(水) 01:04:54 ID:lj+z8LDc
フェアレディZ、『貴婦人』の名を持つ、スポーツカーとしても有名な日○の車である。
「ふーん。古いのに動くんだ。」
それを言うならフェイトのフェラーリもそうだ。結構古いモデルなのに中身を新型に変えただけで今も現役で走れる。
好奇心からか何かに取り付かれたかのように心のブレーキが壊れかけ、無断でZのボンネットを開放する。
「うわ……」
『エンジンは『L28型』のエンジン…』
「L28……これが一世を風靡した幻のエンジン……」
L28、今となっては時代の荒波に揉まれ、全く出回らなくなった幻のエンジン。
車に関しては本などで最低限の知識は備えているが、このL28に関してはミッドチルダの資料館で見た記憶がある。
ボンネットを開放すると、鉄板とチューブで構成された車の心臓部が堂々と映し出される。
すると更に新たな発見をする。
「これ、本で見たことがある。『ツインターボ』(注2)って言うんだよね。」
どう、あの加速が生み出されるか、少しながらメカニズムが判った。
幻のエンジンを拝めたことで興味がわいたのか、もっと深く調べようとした、その時……
「……誰だお前は?」
ガレージの中に男の声が聞こえ、フェイトはすぐさま隠れようとしたが。

時は待ってくれなかった。


464 :リリカル湾岸:2007/09/26(水) 01:12:08 ID:lj+z8LDc
今日はここで終わりです。
(あとがき)
前回より異常に長くなってる……読み返したくても上手くいかない…。
というわけで次回はフェイト×北見の遭遇編です。
早くテスタ活躍させたいよ……
前ぶりが長くてなかなかバトルに持っていけない……
魔法は必要な時意外極力使わない方向で。

(次回予告)
速さという麻薬。
それは死への制限時間。
取り付かれたら、逃れられることはできやしない…

Zとそのドライバーの出会い。
それは予言されたかのような必然。
彼らの走りへの情熱。
共に走るもフェイトはそれが理解できずにいた……

次回 魔法少女リリカル湾岸ミッドナイト 
「どうして?何で君は、危険を承知でこんな危険なことを……?」


465 :リリカル湾岸:2007/09/26(水) 01:17:50 ID:lj+z8LDc
>464
次回タイトル忘れてた!
次回は『運命(フェイト)B』です。


466 :リリカル湾岸:2007/09/26(水) 01:51:30 ID:lj+z8LDc
あと、これは注釈の解説です。
(注1)ブロー…エンジン内部温が高温になったりして、エンジンが壊れること。
(注2)ツインターボ…ターボチャージャーを2基取り付けた過給機構成の呼称。力がアップ。


467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 03:21:20 ID:icW03E63
>>ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏

亀レスになってしまいましたがGJです! やはり敵はヤプールなのでしょうか? 超獣使って攻めて来られたら、管理局の戦力じゃ対抗できないかも……
フェイトがまだハラウオン家の養女になっていないということは、時期的に考えてA'sとのクロスになるのでしょうか?
そうだとすればヤプールなら、守護騎士やグレアムを唆して事態を悪化させる方に持って行きそうですね。
実は自分もStSとメビウスのクロスを、新人四人とミライの交流メインで妄想したことがありますが、隊長陣が空気になりそうなので断念してしまいました。
自分が諦めたことを勝手に期待するのもなんですが、次回も楽しみにしております。

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 03:32:18 ID:FsVkVltr
>>467
書いてくださいメビウスとのクロス。
いいじゃないですか隊長陣が空気になっても。
隊長陣はウルトラ兄弟みたいな感じにすればいいんですから。

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 05:13:27 ID:Bzqc9gNE
>>431
亀ながら乙。

フェイト= F16 Mir2000 IAIクフィル?
シャマル=ホーカーシドレーハリアー GR.1A Yak-38フォージャー トーネードIDS イングリッシュ・エレクトリック.ライトニング?

こんな感じで脳内補完してた

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 05:22:37 ID:Bzqc9gNE
ってヤバイ、湾岸の新作乙!!
リロード忘れてたw

と言うか物凄く語りたい私車オタ、自重しときます・・・・orz

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 06:56:58 ID:6nD9xN4u
446
前は映画版の設定だから美穂は亡くなっていると思いましたが、やっぱり生きているんですね。

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:34:22 ID:e6Pnlcc4
>>443
ミスティースラッシュの性質を考えるとわざわざ腕の磁石だけ斬るなんて
面倒なことしないで本体斬ればいいと思うんだが…

あと機械音声、バイザー音はカナでないほうがいいと思うが
具体的には『FINALVENT』
>「ファイナルベント!」  じゃ自分で叫んでるようにしか見えない


473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 09:05:51 ID:oo0s1q6E
>>446
そういえば巧の寿命はどうなっているんでしょうか。

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 10:01:17 ID:OHQDr7AK
そういえば正伝氏もマスカレード氏も巧の命に対する価値観?やコンプレックスみたいなものが表現されてるみたいですね
StrikerS+仮面ライダー氏がそのあたりをどう表現するのかに期待してます

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 10:52:55 ID:g/dvs45m
魔法自動車修理工くそみそ阿部さん
という電波を捉らえたがなのはに男キャラが少ないから
どうしようもない……

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:00:02 ID:XoRK6Uhf
>>475
変身できないクロノやアコースが危ないなw

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 18:13:12 ID:WRy5MhUi
>>475
ドクターとゼスト狙いで六課に協力とか…


478 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 18:20:06 ID:JB+Gatb6
リリカルスクリーム三十八話出来ますた。
六時半から投下します。
しかし前回予告したクロノとエイミィのシーンまでは到達できず。
次の次になるかも知れないと注釈入れておいて正解か…。

479 :リリカルスクリーム38話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 18:26:32 ID:JB+Gatb6
「イメージチェンジについて議論するのも結構だがこっちを手伝って欲しいものだね!」
上を見上げて怒鳴るリジェ。
既にナンバーフォースとの戦いは開始されていた。
「余所見してる暇があるのか?」
ブレイクライナーで後ろに回るとすかさずナックルを喰らわせるランドストライカー9。
だがしかし。
「何っ!」
彼女が殴ろうとしたリジェの姿はふいと掻き消えてしまった。
「残念だけどそれはホログラムって訳なのさ。」
「君はどうもカリカリしてていけないな。音楽でも聴いて落ち着きたまえ。」
リジェの脇に控えていたマイスターの必殺技…ボイスアタックだ!
「やめろーーーッ頭が割れる!」
「この音楽最高だぜ!喰らえこのパチモン野郎!」
さらに携行式バズーカをランドストライカー9にブチ込むノーヴェ。
「ええいこいつら数だけは多い!」
スクーバの肩で顔をしかめるセイン。
スクーバの周りにはロブスター型の雑兵トランスフォーマー「ロブクロウ」
シーラカンスに四肢をくっつけたような「ガルフ」
そしてスクーバと同じイカ型でイカの胴体に人間の足と
アメコミに出てきそうなモンスターの顔をくっつけたような「クラーケン」が浮遊している。
いずれも酷く不恰好で醜い姿をしている
量産型TF部隊「シーコンズ」のメンバー達だ。
「援護頼めるかセイン?」
「あたりまえでしょ。」
自信有り気に答えるセイン。
そして彼らは再び空中戦を始めた。
「(情報処理が任務の私はただ見ている事しか出来ないのだろうか…。)ハッ…!?」
そんな彼らの戦いを見守りながら自らの無力を歯痒く思っていたウーノ。だが彼女の背後から
「ギシャシャシャシャシャーーーーーーッ!」
サメに四肢をくっつけたような姿をしたシーコンズのメンバー「オーバーバイト」が
3体ほど一斉に牙を剥いて襲い掛かった。死を覚悟するウーノ。だがその刹那…
「……あなたは…?」
「ゲルシャークです。怪我無いですよね…?」
元デストロンガーのメンバーだった
ゲルシャークが身を挺してオーバーバイトの攻撃をすんでのところで受け止めた。
「それよりもあなたのお怪我は…?」
動物に近い大まかな知能プログラムしか持ち得ないオーバーバイトにしてみれば
噛み付く相手がちっぽけな人間から噛み応えのあるTFに変わっただけに過ぎない。
彼のボディをねじ切らんばかりに歯を食い込ませた。
「ううう…なんの…これしき…どっせえい!メーザーストーム!」
気合にまかせて振り払うと胸からのレーザー砲
「メーザーストーム」で一気にオーバーバイトを薙ぎ払うゲルシャーク。

480 :リリカルスクリーム38話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 18:30:24 ID:JB+Gatb6
「ライドインパルス!」
さらにこちらではマッハインパルス3とトーレの同じISを使用した熾烈な空中戦が続いていた。
しかし図体が大きく強固な体を持つマッハインパルス3が圧倒的に有利であった。
「くう…。」
歯噛みするトーレ。
「まともにやってもこりゃ勝てそうにないな。だったら知恵と経験に物を言わせるまでだ。行くぞトーレ!」
「解った!」
トーレはシックスナイトに叱咤されて再び地面を蹴って飛翔する。
「フォースチップイグニッション!ギャラクシーキャリバー!」
「フォースチップイグニッション!バーテックスブレイド!」
ソニックボンバーがフォースチップを発動。スーパースタースクリームに果敢に接近戦を挑んだ。
だが体格の差で適わずバーテックスブレイドに押し返されてしまう。
しかしそんな彼を押しのけて今度はクロノが突っかかる。
「雑魚どもが次々と…フォースチップ・イグニッション!バーテックスキャノン。」
「うわあああ!なんの…僕は新執務大帝クロノハラオウンだ。喰らええええええ!」
スーパースタースクリームのバーテックスキャノンによる強烈な先制攻撃をもろに喰らってフラつくクロノ。
しかしガルバトロンとしての本能に支配された彼の心が気絶する事を許さない。
彼の体の装甲ギアが分離して合体。砲台のような形態になる。そこから放たれた光がスーパースタースクリーム
を襲った!その頃ウェンディはどうなっていたかというと…

「わあ、小動物をいじめるなよブ〜ン!」

シーコンズの攻撃に晒されて情けない声を挙げるワスピーター。

「ん…?あのハチロボが居るって事は…。」

ぶんぶんと飛び回るワスピーターを見てウェンディは背後に嫌な気配を感じ取る。
ワスピーターとセットで登場し彼女を付けねらうある人物の気配を察したのだ。
そして案の定…。

「つ〜か〜ま〜え〜たっ♪」

「どっから降って沸いたっスかぁぁぁぁ!」

「吸血鬼なだけに神出鬼没…なんちゃってね。」

物陰からいきなり飛び出した忍がウェンディに抱きついた。

481 :リリカルスクリーム38話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 18:35:09 ID:JB+Gatb6
「なんでこんな微妙に悪役っぽいデザインの装甲なんだろう。普通こういう時に手に入るのって
花の学名とかショウガの英名からとったかっこいい名前のやんちゃな女の子っぽい人格のAIが付いた
デバイスでレイジングハートとかバルディッシュにも例えば…ユリの学名とか
英名からとった女の子っぽい名前が付くとかそういう展開が普通じゃないのかなあ…?
だってこれビーム砲とかミサイルとかガトリング砲とかおまけにドリルまでくっついてるんだよ!?」

「うーん…確かにもらえるならなのはが言ったみたいにもっと可愛いデザインで魔法の制御処理に
余裕が生まれてより高いレベルの魔法が使用可能…とかそういう効果が
あるデバイスの方が個人的には良かったかも…。」

「なのはちゃん…フェイトちゃん…。すまんけどそれは無いわ…第一パクリになってまう。」

「それに意外性にも欠ける。」

シーコンズをあらかた片付けてぼやくなのはとフェイトの肩に
ポンと手を置いて呟くはやてと相槌を打つシグナム。

「さっきから一体何の話をしてんだ?パクリってなんの事だよはやて?」

「なのは好きとトランスフォーマー好きを兼ねていてしかもよっぽどの
SS好きでなきゃ知らんネタやから気にせんでもええよヴィータ。」

ヒラヒラと手を振りながらそう言うと再びシーコンズとの闘いを再開するはやて。
そして闘いはなおも続く。
「逃げても無駄…レイストーム…。」
「僕にもあれが装備されていれば…。」
「無い物ねだりしてもしょうがねえだろ。いいから撃てって!」
「上向いてもシーコンズ下向いてもシーコンズ横向いてもシーコンズもういやいやいやいやいや〜!」
歯噛みするオットーを肩車しながらレイシーガル8のISを惜しみなく使った
攻撃から逃げ回るランブルと彼の横で必死に応戦するブラー。
「超魂ボルトマスター!!」
「ぐわあ!」
はやての装甲ギアの腰から放たれるミサイル「超魂ボルトマスター」がノイズメイズに食い込んだ。
「姿形が似てるだけの単純な知能しか持たないダメロボくらいで!」
「私達に勝てるものか!」
「キラーコンドルが…撤退だ!」
コンドルとバズソーに凹されたキラーコンドルを収容するとサウンドウェーブも撤退していく。
「この俺の装甲に傷を付けるとは…。望みのエネルギーと大量破壊兵器は手に入れた…引かせてもらう。」
「待ってくれえ!浮上出来ないんだな。一緒にワープさせてくれなんだな!」
「姉妹が十二体全員揃えばその時こそ貴様等の終わりだ!覚えておくんだな!」
「戻ってこい!コラ!」
「へッ…俺は逃げんぞ…シーコンズ、合体!」

482 :リリカルスクリーム38話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 18:37:58 ID:JB+Gatb6
ノイズメイズ達に続いてスーパースタースクリーム、ギガストーム、ナンバーフォースと次々と逃走していくデストロン。
だがタートラーは逃げるつもり無しのようだ。彼の命令一下生き残りのシーコンズ計五体が一斉に飛翔。
ロボットモードになって四肢を折り畳んだタートラーに五体中四体が次々と合体していく。
そして残った一体が合体後の武器となる銃に変形。
「キィィィングポセイドン!」
「往生際の悪いやっちゃな〜。ほなちゃっちゃっと片付けてしまおか。」
合体を終えて咆哮するシーコンズ合体兵士「キングポセイドン」にはやての号令一下サイバトロンと
魔道師全員が一斉に攻撃を開始した。
所変わってその頃ミッドチルダの首都、クラナガンの近くのジャンク置き場では…
「まだ新品同様じゃないか。こんなに早く捨ててしまうのなら買わなければいいのに。」
ジャンクの山の中から真新しいモニターが入った箱をツナギ姿の青年が引っ張り出していた。
今のミッドチルダでは少し型遅れの種類だがまだまだ使える部類に入るモニターである。
「おう。また見っけたか。」
いかにもジャンク屋といった風貌の中年男性がにかにかと笑いながら現れた。
「おやじさん見て下さいよこのモニター。こんな物を捨てるなんて。ちょっと修理すればすぐ使えるのに。」
「確かになあ…ところでそろそろ休めやジェイル。働きづめは体に毒だぜ。」
「ジェーーーイ!また売れそうなの見つけたの?」
「リョウか。修理すれば高く売れそうだぞ。見なよ。」
リョウと呼ばれた少年にジェイと呼ばれたツナギ姿の青年がやさしく微笑む。
「すっげー。ジェイはやっぱ天才だな。」
「全くなあ。お前みたいな天才が記憶喪失でジェイル・スカリエッティって名前以外記憶が無いなんて世の中間違ってるぜ。
もしこんな事にならなきゃさぞ優秀な科学者になれたろうになあ…。」
中年男性がこころもちトーンの低い声で言った。
「…記憶喪失になった方がよかったのかも知れません。
よくは覚えていないんスけど俺何か物凄く悪い事しようとしてた気がするんスよ。」
「悪い事?ハッハッハッ。虫も殺せないお前さんがか?」
「そうだよ。ジェイに悪い事なんか出来っこないよ。」
苦笑する青年=ジェイルの言葉に中年男性と少年がおかしそうに笑い出した。
あまりにも衝撃的な転生を遂げていたドクター・スカリエッティ。
しかしここで話を横須賀に戻そう。
「クソッ…覚えておけ!明後日、いや明日にもデストロン軍団は破壊的作戦を実行に移す。
その時こそお前達の海鳴とかいう町もミッドチルダも最後を迎えるのだ!」
いかな合体戦士キングポセイドンと言えどサイバトロン十体余りとパワーアップしたクロノ達を敵に回してはひとたまりも無い。
あっという間に倒されシーコンズ全員を失って捨て台詞を吐くとタートラーは逃げて行った。
ひとまずアースラへと撤退するトランスフォーマー&魔道師部隊。そして次回
(結局次の次になってしまったという点はおいといて)、
暴走しまくるクロノの魔の手がエイミィに迫る!


483 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 18:42:25 ID:JB+Gatb6
ここまで。
早く書きたいシーンがあったり新しい展開に持って行きたくなると
その手前の戦闘シーンがgdgdになるという自分の悪い癖がまた発動…orz
18:35:09に投下した部分のなのはとフェイトの会話は…。
まあはやての言うように元ネタ解る人の方が少ないですねw

484 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/26(水) 18:48:32 ID:Es+RtJvD
おいおい・・スカさん変わりすぎだよ・・
とりあえずGJ!

485 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/26(水) 19:33:45 ID:jwluGJ/D
>>483
元ネタって先週に完結して、来年辺りに続編予定の月姫もクロスしていた作品ですよね?
とにかく、GJ!っス。

486 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/26(水) 19:52:53 ID:Es+RtJvD
EDFの人マダー?

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:54:42 ID:BoE96L04
GJ!
これは奇麗なスカ博士ですね。
そして、クロノなにする気だwww

488 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/26(水) 20:07:57 ID:OFOD3+Mw
>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
GJです
デルタと裁鬼さんはもはや苦戦してフルボッコの末、助けられるのがデフォですかw
真司…なんというド散財…(つДT)

>>リリカル湾岸氏
GJです
…え?何、まさかS30Zがロストロギアなんじゃ…
フェイト…車に詳しすぎて一瞬車オタのたぐいかと思(ry

>>リリカルスクリーム氏
GJです
え、ちょ、エネルギーどころか核まで盗られてる…大惨事確定、ですかね?
ちょっ、オレンジ博士ーーーー!?記憶飛ぶのはここまで人を変えるんですね…

489 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 20:09:56 ID:JB+Gatb6
>>485
知ってる人が居たとは…そうです。
そもそも自分がTF×なのはを題材にしたSSを書く事を志したのは
あの作品の存在が第一の理由と言ってもいいくらいですよ。
まあ内容に言いたい事が全く無いと言えば嘘になりますけど
(あれだけ居るデストロン軍団の中で根っからの悪人とか
思わずぶん殴りたくなるくらいの卑怯者ポジションのキャラが一人として居ない事とか
スーパースタースクリームがコンボイになっちゃうところとか)いろんな意味で凄いハイレベルな作品ですよね。

490 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/09/26(水) 20:11:31 ID://jnVEbf
>>472
そこにツッコミますか…
でも、やっぱ龍騎とナイトが止めさしたほうがカッコイイと思ったのでこうしました。

バイザー音声はどうしよ…
僕にはあれが日本語で喋ってるように聞こえるから日本語にしたのですが(意味フ)

>>473
えっと…リジェクションで死にかけてた一文字が二年も生きながらえたように気にしては駄目です(ぇ

>>474
巧は主役じゃありませんからそういうのは描かないかも…
生意気言ってしまうかもしれないけど僕は昭和テイストの仮面ライダーを書いていきたいんですよ。

敵が現れる→ライダーが敵を倒す

この二連動差が延々と続いていくような作品を。(転機やドラマを描かないわけじゃありませんが)

負けた時は特訓して強くなり、強敵に遭遇したら駆けつけてくれる先輩と協力して戦い、心が折れそうな時は仲間に支えられる。
これがライダーの原点だと思います。

今の手の込んで入り組んだドラマも大好きですけど、やっぱたまにはこの原点も大事かなと思うんですよ。
だから僕はなるべく原点に話を近づけて書いていきたいと思っています。
生意気言って申し訳ありませんでした。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:19:19 ID:5ViuYljE
>>482
シーコンズ(キングポセイドン)+オボミナス+メナゾール+ブルーティカスの合体戦士スクランブル7もだしてくれ

キングポセイドン相変わらずのやられ役、可哀想っす

492 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 20:29:12 ID:JB+Gatb6
>>491
キングポセイドンはオープニングでもやられ役でしたからね〜w
後期OPでは思いっきり爆発四散してましたし。
活躍シーンは用意するつもりですが。


493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:04:47 ID:WRy5MhUi
>>492
遅れ馳せながらGJです。
ふと思ったのですが、スタスクは三代目は出ないのでしょうか?
…出ないだろうなぁ、四人のスタースクリームの中で唯一完全に死亡が確認されてるし。
ナイトスクリーム?
あ れ は 別 人 だ 。


494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:16:34 ID:QxD2l2A+
>>493
あれはスラストでは?

495 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 21:31:16 ID:JB+Gatb6
>>493
マイ伝とスパリンは執筆開始当初未見だったんで
参加作品の中に入ってないんですよね…。すいません。
>>494
スラストといえばあいつも四代目まで居るんですよね。
初代が最初のシリーズに出てきた赤いトンガリ頭の地味な人で
二代目がビーストUに出てきた大阪弁で話す黄色い戦闘機からラプトルになっちゃった人。
三代目がビーストリターンズに出てきた奴でその正体は
ヴィーコンにされた僕らのアイドルワスピーター。バリバリヨロシク〜!
スラストの中ではこいつだけ戦闘機に変形しません。
そして四代目がマイ伝のイカトンボ。
ちなみにこの中ではっきりと死亡が確認されたのは四代目のイカトンボのみだったりします。

496 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/26(水) 22:18:37 ID:Es+RtJvD
あれ?EDF氏が今日来るって聞いたのだが・・・・どうなってんだ?

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:19:28 ID:BoE96L04
デススターとでも戦っているのだろう。

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:21:45 ID:ym7E43h2
>>496
せかさない、せかさない


499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:25:11 ID:HwsfWHN2
>>496
今日が終わるまで、後一時間半もあるんだぜ。

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:25:36 ID:0JN5I4vX
リリカル湾岸超GJ!!!
湾岸ファンの自分にとってなのはと湾岸のクロスは超最高!!!

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:26:08 ID:Z1hEzJRl
>>リリカルスクリーム氏GJ!
ただ、作中の表記で気になったのが少し。

>そしてスクーバと同じイカ型でイカの胴体に人間の足と
>アメコミに出てきそうなモンスターの顔をくっつけたような「クラーケン」が浮遊している。
イカ型はテンタキル。クラーケンはエイモンスターの方ですよ。
あと、

>「超魂ボルトマスター!!」
>「ぐわあ!」
>はやての装甲ギアの腰から放たれるミサイル「超魂ボルトマスター」がノイズメイズに食い込んだ。
DVDを見返して確認しましたが、オーバーロードの腹部ミサイルは「超魂ボルトマッシャー」ですよ。
多分、勘違いしただけだと思いますが、書き込ませていただきました。



すいませんね、重箱の隅をつつくような書き込みで。

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:26:35 ID:fq17rn2C
>>500
興奮するのは分かるが
とりあえずsageようぜ

503 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/26(水) 22:31:27 ID:YLJwKKn+
ただいま推敲中。しばしお待ちを。

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:37:00 ID:ym7E43h2
クロスで面白そうなのは、、、ロックマンXコマンドミッションとか?
戦闘スタイルが一部かぶりまくってるけど

アクション系ってムービーとゲーム中の強さが全然違うよな
ムービーだと明らかに飛行してるはずなのに
ゲーム中では2段ジャンプが限界とかあるし
何でだろう?ゲームバランスですか、そうですか

505 : ◆sP9nVRi1sI :2007/09/26(水) 22:46:01 ID:MzU8wgVL
人がいるだろうこのタイミングで聞いてみる。

・StSキャラの性能いじっちゃっておk?

……いや、そのね? 具体的に言うと、
・ナンバーズにも、普段は制限されている『奥の手』がある。
・ブラスター(説明不要)
とかが。ぶっちゃけ、ナンバーズだと敵として……ブラスターは言うに及ばず。

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:47:10 ID:GTuvUJAE
>>505
あえて言う
ブラスターとはテッカマンのことか?

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:48:55 ID:0Uc3yY2j
ワンサイドゲームはつまらない
うん、ガンガン行こうぜ


508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:52:37 ID:BoE96L04
じゃあ俺は『いのちをだいじに』

509 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/26(水) 22:57:06 ID:Es+RtJvD
>>506
違うよ仮面ライダー555のアクセルに続く新フォームだよ。
>>505
俺的にはいいと思うけど・・他の人がどう言うかだよなあ。

510 : ◆sP9nVRi1sI :2007/09/26(水) 22:58:07 ID:MzU8wgVL
>>506
あえて言いますが、555です。
……まあ冗談は置いておいて、あのストライクレイジングハートのことですが。
『命を削る』って……最低でも車椅子+24時間点滴生活だと思ってたのに……

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:01:10 ID:0Uc3yY2j
一度使うと最終決戦のラスト直前まで戦線復帰不能っぽいよね、普通は>命削る

512 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/26(水) 23:05:57 ID:JB+Gatb6
>>501
指摘すみません。
これまた痛いミスを…。
修正役の龍騎氏にはまた世話になってしまうなあ…。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:13:19 ID:BoE96L04
>>510
やっちゃってもいい、展開も変えちゃってもいいと思う。
あのままだとナンバーズ弱すぐる。
ブラスターのデメリット描写は大歓迎!あと、あのファンネルもどきでない必殺技があれば…

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:14:25 ID:cnDmfqtT
>>511
>命削る

ウルトラダイナマイトをみていると結構大丈夫そうな気がせんでもない。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:20:08 ID:ZFtxFr54
あれは見た目がつかうとやべぇ! って説得力があるからなぁ・・・と雑談雑談

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:26:45 ID:mD6VWgVu
ウルトラダイナマイトは人間の寿命で言うと3日しか減らないらしいから
生涯にかけて1万回使えるらしい。

517 :リリカル.exe:2007/09/26(水) 23:39:23 ID:tMYrcjKV
タロウはなんてもの他人に教えてるんでしょうか。そりゃウルトラ心臓があればゴジラよろしく再生できるから問題ないんでしょうけど。

518 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/26(水) 23:40:38 ID:YLJwKKn+
推敲完了。投下してよかですか?
今回は長くなったのでAパートとBパートの二つにわけて投下します。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:44:52 ID:0Uc3yY2j
カモンカモン、ずっと待ってたぜ!

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:45:17 ID:0YePDMjc
>>518
EDF!EDF!

>>505
記憶なくなるとか、リンカーコアが削られて魔法の威力が弱まって最終的に魔法が使えなくなるとか……あとそのことを皆に黙ってるとかもいいかもしれん。

521 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/26(水) 23:46:39 ID:YLJwKKn+
魔法少女リリカルなのはStrikerS――legend of EDF――"mission3『傷だらけの英雄』"

「ストーム……1……?」
「そうだ。お前を助けに来た」
 『ストーム1』と名乗った兵士は振り返らずに言った。
 こいつは何者だ? 二人の危機に流星のごとく現われ、今もノーヴェをかばうように佇むこの兵士。
こいつが言った『連合地球軍』も『ストームチーム』もノーヴェは聞いたことがない。
それにこいつの装備はどう見ても質量兵器。管理局の者でもない。
だったらこの世界の軍隊? それこそありえない。ここには知的生命体はおろか、小動物もろくに存在しないはずだ(デカイ蟻はいたが)。
ならこの兵士は一体……いや、そんなの今はどうでもいい。こんなズタボロの兵士が一人来たくらいで状況が好転するものか。
頭の中がガンガン痛む。暑くもないのに汗が止まらない。恐怖で今にも吐きそうだ。
ちくしょう。アタシもウェンディもここで……そんなの、嫌だ。そんなの絶対嫌だ!
ノーヴェの心がだんだん絶望一色に染まっていく。

 混乱から立ち直った数匹が、奇声を上げて突っ込んでくるのが見えた。
地面を震るわせ押し寄せる黒い激流。それでもストーム1はたじろがず、昂然と胸を張っている。
次の瞬間、蟻が放った強酸が、視界を埋め尽くすほどの束となってストーム1に襲いかかった。

――やられる!

 ノーヴェの頭にどろどろの肉塊にされたストーム1の姿が浮かび上がる。
全てのものを瞬時に溶かす無慈悲な赤い雨。それはストーム1を直撃する……はずだった。

 ストーム1は身を屈めて第一撃をかわすと、正面の一匹に向けて引き金を引いた。
目もくらむようなマズルフラッシュが閃き、銃口が凶暴な唸りを上げる。
蟻の額に風穴が空き、パッと血飛沫が飛び散った。
ガチッと音を立てて薬莢排出。レバーが引かれて次弾装填。
なおも降り掛かる強酸の隙間を縫うように動き、さらに二発目、三発目。
轟音と共に撃ち出された弾丸は、襲ってくる蟻だけを確実にいく射抜いていく!
蟻の体が、無数の欠片となって地面に落ちる。蟻の鮮血が、闇の中でキラキラ光る。
たった一人なのに。全身ズタボロのはずなのに。
敵の攻撃はストーム1を捕らえられず、ストーム1の攻撃は確実に敵の数を減らしていく。 
負傷をものともしない素早い動き。攻撃の速さ、正確さ、無駄の無さ。しかも、こいつは魔法を一度も使っていない!
蟻の体液の臭いだろうか、鼻を摘んでも防ぎきれないほどの悪臭が立ち込めてくる。



522 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/26(水) 23:47:06 ID:Es+RtJvD
>>518
ストーム1!一緒に戦えて光栄です!

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:47:24 ID:ZVfkMJjp
EDF!EDF!

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:47:40 ID:p+WaUuoY
平成ガメラのウルティメイトプラズマは自分の生命力どころか地球の生命力消費しますぜ支援

525 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/26(水) 23:48:30 ID:YLJwKKn+
>>521


 そのとき、ストーム1は蟻に背を向け、いきなりこちらに駆け寄ってきた。
そのまま、ノーヴェを抱きかかえたと思うと、二人一緒に壁の穴へ転がり込んだ。
「え……あっ……ちょ……え……?」
困惑していると、彼女のすぐ側を赤いものがかすめて、今までいた場所にばしゃっと降りそそいだ。
ノーヴェの目の前で、岩壁が白煙を上げてぐずぐずに崩れていく。
ストーム1はノーヴェを放すと腰を下ろし、無言で弾をリロードする。
彼の隣に座り込んだノーヴェは、顔を上げる気力も無く、俯いたまま肩を上下させていた。

――正直ぞっとした。
もしも彼が気付いてくれなかったら、今ごろは酸をまともに被っていただろう。
体中を焼かれ、ただの肉と金属の塊になっていただろう。
そして自分もウェンディみたいに……ウェンディ!?

「おい。どうした? 大丈夫か?」
 呆然としているノーヴェの肩をストーム1が揺さぶる。
「くっ……ちょっとどけっ!」
 ノーヴェはストーム1を押し退け穴から顔を出した。
視線の先、そこにあったのは、こちらの様子を伺う蟻の大群。そして、そのど真ん中で無残に横たわる妹の姿!
「ウェンディが……ウェンディが……!」
 思わず飛び出そうとしたノーヴェをストーム1が片手で掴んだ。
強引に穴の中へ引き寄せ、顔を自分に向けさせる。
「顔を出すな。死にたいのか」
 あくまでも冷静なストーム1の声。
「ウェンディが……ウェンディがあいつらの中に……! はやくあいつを助けなきゃ!」
 ストーム1が穴から少しだけ顔を出し、じっと目を凝らして群れを見た。


526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:49:25 ID:qC0e3JRj
来てくれたかストーム1。我々も全力で支援だ!

527 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/26(水) 23:50:08 ID:YLJwKKn+
>>525

「そうか、あれがもう一人の……だが、あんな状況では……」
 ストーム1がチッと舌打ちを打った。
「なんだよ。お前、アタシにあいつを見捨てろってのか!?」
「少し落ちつけ。今のお前が行ってどうなる。その体では死にに行くようなものだぞ」
 ノーヴェがぐっと言葉に詰まる。
ウェンディの周囲には十匹以上の巨大生物。立つことも出来ない今のノーヴェでは死にに行くようなものだろう。
それでも、たまにムカツクこともあるけれど、ウェンディはノーヴェの大切な仲間であり、姉妹なのだ。
あのまま見捨てるなんて出来る筈がない。だけど今のノーヴェでは助けられないのも事実。一体どうしたら……。、

 そのときふと、彼女の頭に一つの案が浮かんだ。
自分は無理でも、もしかしたら、こいつならなんとか出来るんじゃないか?
理不尽な力に屈さないその姿。アタシを守るために戦ってくれたこいつなら……。
ストーム1は、じっと息をひそめている。ノーヴェは拳を握り締めた。

「なあ……あんたにたのみがあるんだ」
 ストーム1がノーヴェの方へ視線を移す。
迷いを断ち切り、ノーヴェは己が願いを兵士へ告げた。
「あそこに倒れてるの、あれ、アタシの妹なんだ。あの……あんた、あいつを助けてやってくれないか?」
 ストーム1の顔に苦いものが走り「なんだと……」と呟いた。その声が、やけにくぐもって聞こえた。
「お前の気持ちはわからんでもない。だがな、お前もあれを見ただろう。
 あれだけの数に囲まれては、普通の奴じゃ、もう死んでるかもしれない。それでもいいのか?」
 確かに普通の人間ではあれに襲われたらまず助からないだろう。そう、『普通の人間』なら。

「それなら大丈夫だ……」
 ノーヴェが、傷を隠していた右手をどけた。
ストーム1の顔が少しだけ強張った。彼は見たのだ。
焼け爛れているのに、出血が常人よりもはるかに少ない左腕を。剥き出しになった機械の骨を。 



528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:51:17 ID:ron+AWaJ
支援! 支援!

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:51:33 ID:0Uc3yY2j
一面なのに絶望感が半端ないぜ…支援

530 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/26(水) 23:51:42 ID:YLJwKKn+
>>527

「わかっただろ。アタシは……アタシ達は普通の奴よりちょっとだけ頑丈なんだ。あいつもまだ生きてるかもしれない。だから……頼むよ。
 あいつを助けてくれよ。お礼もする。アタシが出来ることならなんでもするからさぁ……」
 後半は涙声になってうまく言えなかった。涙を流して人に頼み込むなんて、これが最初で最後かもしれない。
 彼は唖然としたまま答えない。もし、ダメだと言われたら、その時点でウェンディの命はつきる。
妹の運命はこの傷だらけの男が握っているのだ。無言の睨み合いが続く。

「お前の名前はなんと言う?」 
 ストーム1が沈黙を破ってノーヴェに聞いた。
「……ノーヴェだ」
 彼は「そうか」と呟き、ゆっくりと目を伏せた。
「ノーヴェ、お前が一体何者なのかは今は聞かない。だが、二つだけ答えてもらう。まず一つ目だ。お前の体はどれくらい動く?」
「左腕と右足以外は動く。でも、武器は全部いかれちまった」
「なるほど、それでは二つ目だ。お前はさっき『なんでもする』と言ったな。あれは本当か?」
「……ああ」
「わかった。ならば……」
 ストーム1はリロードが終わったライフルと、なにかのスイッチを掲げて――

「ノーヴェ、お前は今だけ俺の相棒になれ」
 ノーヴェに投げ渡した。
「え……えっ?」
 なにがなんだかわからず、二つを受け取った。ノーヴェにストーム1は続けた。

「いいか。俺の言うことをよく聞け。お前の妹……ウェンディとか言ったな。俺は今からそいつを助けに行く。
 お前はここからその銃で俺を援護しろ。敵に当てようとは考えなくていい。とにかく撃ちまって足止めしてろ。
 ウェンディを助け出せたら俺はあいつ等に『土産』を渡してくる。戻ってきたら合図を送るから、そしたら
 そのスイッチを押せ。それで終わりだ」
「それ……だけ?」
「ああ。その体でも銃は撃てるだろう。うまくいけば、奴等を殲滅できて、俺も、お前も、妹も全員助かる」
 ノーヴェは手元のライフルと『C70』と書かれたスイッチをぎゅっと握り締める。
立てない。歩けない。それでも這えば動ける。指が動けば引き金は引ける。
なるほど、武器さえあれば確かに戦える。
……かなりの無理をすることになるが。


531 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/26(水) 23:52:58 ID:YLJwKKn+
>>530

「どうした? やっぱり出来ないか?」
 ノーヴェは首を横に振った。
「そうじゃねぇよ。ただ、怪我人を戦わせるくらいならお前が銃持ってったほうがいいんじゃないか?」
「人一人を担いでくるんだ。銃なんてあったら邪魔なだけだ。それに奴等は武器の無い者に酸は使わない」
「なんでわかる?」
「当然だ。俺は、誰よりも奴等を知っている」
 本当にこいつは何者なのだ? いや、今はこっちも聞かないでおこう。
今やらないといけないことはウェンディを助け出すことだ。
あいつはまだ死んでない。生きていると信じて。

「それはここについてるレバーを引かないと次弾が装填されない。それに普通のと違ってかなり反動が強いから気をつけろ。出来るな?」
「……当たり前だ。戦闘機人をなめんなよ」
 彼は何も答えず、ただ頷いた。
 頷き返したノーヴェは、絶望が蠢く闇を見た。その視界を数匹の蟻と、何条もの紅の強酸がよぎる。
「……援護はまかせろ。お前には当てねぇからよ」
 ストーム1は頷く同時に、壁の穴から飛び出した。


532 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/26(水) 23:53:15 ID:Es+RtJvD
支援します!

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:55:37 ID:ron+AWaJ
アパム、弾もってこい! 支援

534 :322 ◆tRpcQgyEvU :2007/09/26(水) 23:55:49 ID:YLJwKKn+
Aパート投下終了です。
普段は強い子のノーヴェさんが弱い子になってるのは、負傷と蟻さんの強さに絶望したためと解釈してください。
ちなみに蟻さんが武器を持たない人に酸を使わないのは私の捏造設定です。
EDF本編では一般人にも容赦なく酸を使ってます。

Bパートは三日以内に投下します。

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 00:02:41 ID:RvZ+zQvP
GJGJ!!
妹を助けて欲しいと懇願するノーヴェ可愛すぎる。
それに応えるストーム1かっこよすぎる。
何が言いたいかと言うとだ、GJってことさ!

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 00:03:19 ID:CFik2TN9
乙、三日間ヤキモキして待つw

サンダーはあれ一般人にも吐いてたよな死なないけど、と思ったけど理解した

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 00:04:48 ID:jrEV9/6W
武器もってないのならウェンディ後回しにしてもよくね?
とか思っちまったのはともかくとしてGJ!

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 00:07:57 ID:CFik2TN9
酸吐かないだけで齧るんじゃないかな
しかし武器なしで蟻の群れに飛び込んで怪我人救出とか、冷静に考えると正気じゃないなw


539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 00:11:46 ID:dl2mxiC8
それにしてもセカンドウェポンがC70とは・・・まったく礼讃と合わせて渋い装備だぜストーム1!
GJ!


540 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/27(木) 00:16:58 ID:aD+UxhBF
それがいいんじゃないか!危険を顧みずに怪我人を救出する・・想像しただけで
燃えてきた!

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 00:22:27 ID:d50zu0d2
>>510
亀レスだけど、本編でのブラスターは俺はホッとしたくちだが
デメリット全開でつっぱしったら、後々まで俺たちの「記憶」に残りそうだな。

542 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/27(木) 00:31:43 ID:ur2cGQlM
続き書いてるうちに、相当数のSSが出てびびった。
皆さん本当GJ!

そして、二話がとりあえず出来上がりましたので、投下行きます。

543 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/27(木) 00:33:00 ID:ur2cGQlM
第2話「再会は唐突になの」

「平行世界……ですか?」
「ええ、間違いないでしょうね。
あなたのいうGUYSという組織は、私達の知る地球にはありません。
それに、怪獣は兎も角、ウルトラマンについては聞いた事がないですし……」

それから、しばらく経った後。
フェイトは用事で席を外した為、ミライはリンディと一対一で話をしていた。
ちなみに話の最中に「誰がフェレットもどきだ」という怒鳴り声が別の部屋から聞こえてきたが、
リンディが「なんでもない」というので、二人とも気にしないことにした。
ミライは、自分の状況について――自分がウルトラマンであるという事実は隠して――全てを説明した。
そしてリンディは、自分達――時空管理局について、一切合財の説明をミライへとし終えた。
時空管理局とは、時空に存在する幾多もの並行世界を管理する事を目的としている組織。
次元の間を渡り歩き、それぞれの平行世界が干渉しあうような危険事態を避ける為に彼等は活動している組織である。
当然のことながら、ミライはただただ驚くしかなかった。
そんな組織が存在していたなどと、考えた事も無かったからだ。
だが、リンディが嘘を言っているようには見えない。
それに……自分が置かれていた状況を考えれば、寧ろ十分にありえる事である。
自分はあの時、兄達と共に異次元に生きる悪魔との激闘を繰り広げていた。
そして、その悪魔が倒れたことにより異次元は崩壊したが……
異次元の崩壊に巻き込まれ、そしてどこか別の次元に出てきてしまった。
こう考えると、全ての辻褄が合う。

「分かりました……リンディさん、ありがとうございます。」
「……」
「……どうかしました?」
「いえ、やけにあっさりとこちらの話を受け入れてくれたものですから。
もうちょっと『信じられない』とか、そういう反応をするかと思ってましたので……」
「リンディさんが、嘘を言っているようには思えませんでしたから。
こうやって僕の事も助けてくれた、良い人ですしね。」
「あらあら……」

ミライが、こうもあっさりと自分達を信用してくれた事に、流石にリンディも驚かされていた。
普通は疑われてもおかしくない状況なだけに、ミライの反応が予想外だったからだ。
しかし、自分達を信じてもらえないよりかは断然良いに決まっている。
素直……いや、純粋と言うべきだろうか。
彼には、そんな感じの雰囲気があった……優しい人であると、直感的に感じさせる雰囲気があった。

「それでミライさん、これからの事なんですけど……
ミライさんがいた世界が見つかるまで、時空管理局であなたを保護したいと思います。」
「え……いいんですか?」
「山ほどある次元世界の中から、ミライさんの世界を見つけ出すのには時間がかかるでしょうから。
それまでの間、どうぞゆっくりしていってください。」
「リンディさん……ありがとうございます!!」
「ああ、そんなに頭を下げないで。
これも私達の仕事なんですし……」

深く頭を下げるミライを見て、リンディは少しばかり苦笑する。
この人は、本当に純粋で優しい人なのだと。
その後リンディは、ミライが寝泊りする部屋を用意しなければと、医務室を発とうとする。
ミライもその後に続こうとするが、リンディに「大事を取って楽にしておいたほうがいい」と
言われたので、体も少しばかり重たいし、ここはその言葉に甘える事にした。
その後、ミライは横になると、あっという間に眠りについた。

544 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/27(木) 00:34:21 ID:ur2cGQlM
「艦長……ちょっといいですか?」
「あら、先生にエイミィ。
一体、どうしたんです?」

一方、医務室を出たリンディはというと。
医務室に戻ってきた船医と、この艦の管制官であるエイミィと、出てすぐの廊下で出くわした。
見たところ、二人とも表情が険しい……何かがあったのは、容易に推測できる。
リンディはそれを察し、黙って首を縦に振った。
それを見て、船医は自分の持っていたカルテ……先ほど書いた、ミライのカルテを彼女へと手渡す。
その内容を見て、リンディも彼等同様に表情を変え、言葉を失った。
カルテに記されていたのは……通常では、絶対にありえない内容だったからだ。

「これ……どういうことなんですか?」
「それは私の台詞ですよ。
普通の人間じゃ、こんな数値が出るなんてありえません。
何とか治療こそ出来たからいいですけど、こんなの……今までに前例がないです」
「……ミライさんは、人間じゃないかもしれないってこと?
確かに話してる限りじゃ、どこか普通の人とは違う感じがしてたけど……」

カルテに記された、ミライの体調に関する数値。
体温・脈拍・血圧……その全てが、通常の人間ではありえない数値を示していたのだ。
もしもこんな数値を常人が記録しようものなら、確実に死んでいる。
つまり、早い話がミライは人間じゃない可能性があるという事なのだ。
しかし……使い魔の類ではなさそうだし、ましてや傀儡兵などの筈がない。
一体、彼は何もなのだろうか。
リンディは、ミライの正体について考え込むが……その謎に関して、ここでエイミィが口を開いた。

「艦長、その事なんですが……これ、見てもらってもいいですか?」
「エイミィ、これは?」
「さっき先生に頼まれて、彼……ミライ君が眠っている間に、こっそり調べてみたんですが……
ミライ君の体内から、ロストロギアらしきものの反応が検出されたんです。」
「ロストロギアが……!?」

エイミィが手渡したのは、ミライから検出された謎の反応――ロストロギアらしき反応について、纏めた物であった。
船医は診断中、ミライの体から妙なエネルギーを感知した為、エイミィにそれについての調査を依頼していた。
その結果……ミライの体内――その『左腕』から、ロストロギアらしき何かの反応が検出されたのだ。
持ち主と一体化する事で力を発揮するロストロギアは、確かにある事はある。
使い手こそ少ないものの、ユニゾンデバイスがその良い例である。
となれば、ミライの数値が異常なのは、このロストロギアが原因なのだろうか。
……いや、検出されたのは、あくまでロストロギア『らしき』反応。
異世界には、まだまだ自分達の知らない技術が山ほどある……ロストロギアと断定するには、少し材料が足りない。
結局のところ、分からない事だらけである。
確かめるには、ミライ本人に聞くしかない……彼の目が覚めるまで、待つしかないか。
軽いため息を退いた後、三人は少しばかりの不安を胸にして、そのまま自分達の職場へと戻っていった。

545 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/27(木) 00:35:26 ID:ur2cGQlM


ヴィーン、ヴィーン……

「う〜ん……なんだ、この音……?」

いきなり耳に響いてきた大音量に、ミライは目を覚まさせられた。
大きな欠伸をした後、眠気眼をこすりながらベッドから起き上がる。
一体、どれくらい寝てただろうか……ボーっとする頭で、周囲を見渡す。
そして、しばらくして眠気が覚めてきた時。
ようやくミライは、鳴り響いている音の正体に気づくことが出来た。
GUYS本部で何度も聞いた、聞き覚えのある嫌な音……

「これって……警報!?」

鳴り響いているのは、警報音だった。
理解すると同時に、一気にミライの目が覚める。
この艦に、何かが起こっている……危険が迫っているのかもしれない。
すぐにミライはベッドから降り、ブリッジへと向かう事にした。
自分とて、クルーGUYSの一員として働いてきた経験がある。
世話になってばかりにもいられないし、何か手伝いをしたい。
そう思ったが故の行動でもあった。
そして、少し道に迷いながらも、ミライはアースラのブリッジへと辿り着いた。
そこでは……かなりの混乱が起こっていた。

「駄目です、海鳴市の映像出せません!!」
「結界が張られている……ミッドチルダ式じゃないのか……!?」
「なのはさんとの連絡は?」
「駄目です、繋がりません!!」

アースラに混乱を齎した、未曾有の事態。
それは、ある次元世界で結界魔術が発動され、魔術が発動されている地域――海鳴市の様子が、一切把握できなくなった事であった。
クルーは解析を急いでいるが、思うように作業が捗らない。
その原因は、使われている魔術の術式にあった。
自分達が使っているミッドチルダ式とは、全く異なる術式で結界が張られているのだ。
その為、術式の正体を探し当てるのに、相当の時間を取られてしまっている。
この海鳴市には、自分達の関係者である魔道師―――高町なのはがいる。
彼女と連絡が取れさえすれば、内部の状況が把握できるのだが……通信が繋がらない。

「艦長、ハラオウン執務官やフェイトちゃん達は?」
「まだ裁判中……出られる状況じゃないわ。
戻ってきたらすぐにでも向かってもらうけど、それまでは……応援、すぐに本局に要請して。
時間は少しかかってしまうけど、向こうから武装局員を回してもらうしか手はないわ。」

今このアースラには、戦闘要員が一人もいない。
殆どの者達が出払ってしまっているために、現地へと派遣できる者が一人もいないのだ。
非戦闘要員を送り込むという手もあるにはあるが、それは余りにも危険すぎる。
結界魔法を展開されているという事は、すなわちそこで戦闘行為が行われているということなのだ。
ましてや相手は、未知の術式使い……無謀も無謀である。
リンディは艦の指揮があるから、現地に出るわけにはいかない。
本局の者達に頼る以外、打つ手はない……誰もが歯がゆい思いをしていた。
すると……そんな最中で、ミライは口を開いた。

「僕に行かせてください!!」

546 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/27(木) 00:36:48 ID:ur2cGQlM
「ミライさん!?」
「いつのまにブリッジに……てか、今の発言……」

クルー全員の視線が、ミライに集中させられる。
彼等はようやく、ミライがブリッジに入ってきていた事に気がついた。
作業に集中していたために、誰もその存在に気づけていなかったのだ。
だが、何より驚かされたのは彼の発言である。
確かに現状、誰かが現地に赴いてくれればありがたいのだが……

「気持ちは嬉しいんだけど……ミライ君は、民間人だからね。
悪いけど、危険な目には……」
「僕はクルーGUYSの一員です!!
確かに、皆さんとは立場は少し違いますけど……困っている人を守るのが、僕の仕事です!!
戦闘の経験もありますから、多少の事なら問題はありません……お願いします!!」
「ミライさん……」

リンディ達への恩返しをしたいという気持ちは、勿論ある。
しかしそれ以上に……困っている人を見逃すわけにはいかない。
そんな強い正義感が、ミライを突き動かしていた。
ここでリンディは、少し考え込む。
確かにミライは、今は民間人という立場上にあるが……彼は、地球防衛チームGUYSの一員だという。
その言葉を信じるならば、彼には戦う力があるという事になる。
現状、戦力が欲しいのは紛れもない事実。
ならば……ここで下手に躊躇って、取り返しのつかない事態にするぐらいならば……!!

「エイミィ、ゲートを開いて!!」
「わっかりました、すぐにいけますよ!!」
「ミライ君、頼んだよ。」
「皆さん……ありがとうございます!!」

ミライを転送させるべく、一斉にクルー達が動き出した。
その姿を見て、ミライは笑顔で礼をする。
必ず、彼等の期待に答えよう。
そう心に誓い……ミライは、海鳴市へと転送された。

「よし……皆、解析急ぐよ!!」
「了解!!」

ミライを無事送り込めたのを確認し、皆が作業を急ぐ。
彼がこうして名乗り出てきてくれたのだから、自分達も頑張らなければならない。
より一層、クルー全員が気を引き締める。
すると……その時であった。

「艦長、一体何があったんですか!!」
「アースラ中、警報鳴りっぱなしじゃないの!!
なのはとの連絡も取れないし、何がどうなって……」

数人の男女が、慌ててブリッジへと駆け込んできた。
彼女等――先のプレシア事件の裁判を終えたフェイト達へと、皆の視線が釘付けになる。
一方のフェイト達はというと、ブリッジの様子を見てすぐに事態を把握した。
大切な友人であるなのはとの連絡が取れなくなったその矢先に、この騒動。
彼女に、何かがあったのだと……そう、容易に推測する事が出来た。

「皆、最高のタイミング……すぐにゲート出せるよ!!」

547 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/27(木) 00:38:45 ID:ur2cGQlM
「ラケーテン……ハンマアアァァァァァァッ!!!」
「きゃああぁっ!!??」

結界に閉ざされた街――海鳴市。
その内部では、リンディ達の予想通り戦闘が行われていた。
白いバリアジャケットに身を包んだ少女――高町なのはは、相手の攻撃を受けて大きく吹っ飛ばされた。
そのまま、後方にあるビルの窓ガラスをぶち抜き、ビルの中に転がり込む。
そこへ追い討ちを仕掛けるべく、相手の赤いバリアジャケットに身を包んだ少女――ヴィータが迫る。

「うあぁぁぁぁぁぁっ!!」
「っ!!」
『Protection』

なのはの手に握られていたレイジングハートが、とっさに防壁を展開する。
ギリギリのところで、ヴィータの破壊槌――グラーフアイゼンの一撃を、受け止める事に成功した。
だが……受け止める事は出来ても、防ぐ事は叶わなかった。

「ぶちぬけぇぇぇぇっ!!」

ヴィータは己の全力を込め……グラーフアイゼンを振りぬいた。
そして……音を立て、なのはの防壁が砕け散った。
鉄槌はなのはのバリアジャケットの一部を、そのまま粉砕する。
なのははその衝撃で、その場に尻餅をついてしまった。

「そん……な……」
「……」

ダメージの影響だろうか、なのはの視界はぼやけていた。
震える手で、レイジングハートを構える。
しかし、幾ら戦う意思があろうと……こんな状況で、勝てる筈などない。
言葉を発する事もなく、ヴィータはグラーフアイゼンを振り上げる。

(こんなので……終わり?
嫌だ……ユーノ君……クロノ君……フェイトちゃん……!!)

目を閉じ、友達の名を呼ぶ。
このまま皆と会えずに終わるなんて、そんな結末は望んでいない。
そんなのは嫌だ……皆に会いたい。
そう、強く願った……その時だった。

548 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/27(木) 00:42:12 ID:ur2cGQlM
ガキィンッ!!

「え……!?」

なのはの願いは、天に届いた。
再会を強く望んだ、漆黒のバリアジャケットに身を包む一人の少女が、彼女の前に現れたのだ。
その少女――フェイトは、己のデバイスであるバルディッシュで、ヴィータの一撃からなのはを守っていた。

「フェイトちゃん……?」
「ごめんなのは、遅くなった。」
「ユーノ君も……?」

なのはの傍には、魔道師の少年――ユーノ=スクライアがいた。
彼はなのはのダメージを回復すべく、術を発動させようとする。
さらにその直後……一発の光弾が、グラーフアイゼン目掛けて放たれた。
光弾を放ったのは、三人から少しばかり離れた位置にいた彼。
他でもない、先に転送されたミライだった。
彼は転送後すぐに、フェイト達と合流して、彼女等と共に動く事にしたのだ。
その左手には、先程までは見られなかった装備――ロストロギアらしき反応を検出された、その原因。
ミライの戦闘における要である、メビウスブレスが装着されていた。

「フェイトちゃん、今だ!!」
「はい!!」

ヴィータは光弾命中の衝撃で、僅かばかりだが体制を崩す……その隙を、フェイトは見逃さなかった。
すばやくバルディッシュを振り、彼女を押し返す。
ヴィータはよろけながらも、何とか持ち直し、グラーフアイゼンを構えなおした。
魔道師が三人……内二人は、明らかに戦闘向けのデバイスを装備している。
戦力差では、圧倒的に不利……

「仲間か……!!」
『Scythe form』

バルディッシュがその姿を変える。
矛先から、金色に輝く雷電の刃が出現した。
サイズフォームの名が示すとおりの、大鎌形態――近接戦用形態。
その刃をヴィータに向け、フェイトは静かに、しかし力強く答えた。

「友達だ……!!」

549 :ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは:2007/09/27(木) 00:45:45 ID:ur2cGQlM
以上、2話投下終わりです。

ウルトラマンは身体検査を受けると正体がばれるというのは、ウルトラセブンからのお約束です。
まだメビウスへの変身はないですけど、次回には恐らく披露できるでしょう。

550 :7-398:2007/09/27(木) 01:02:21 ID:tsO07Pbf
>>322
す、すさまじい……。マジでGJであります。
この絶望的な状況の中の、ストーム1がマジで渋すぎます!!
ウェンデイのことが心配でたまらないノーヴェの思いも描けていて、すばらしいです。
続きにwktkです!
てか、ライフルを構えたノーヴェが意外としっくりとくると思ったのは、私だけですかwww

>>ウルトラマンメビウス氏
さて、ミライはなのはのこの状況を切り抜けていくのか……
メビウスVSヴィータ……マジで楽しみです。GJ!

私もSIRENクロス続編できましたが……こんな緊迫感のあるSSが連荘で投下された中
恐縮ですが……いいですかね?

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 01:04:20 ID:jKRdNQzq
こいこい

552 :7-398:2007/09/27(木) 01:06:54 ID:tsO07Pbf
ではお言葉に甘えまして……。

 ―Lylycal Nanoha StrikerS × SIREN 〜Welcome to Hanyuda vil〜― part10

 ルーテシア・アルピーノ  羽生蛇村小学校折部分校/体育館
               初日/1時45分59秒

 目の前には醜い笑みを浮かべた男。
 そいつの持っていたバットはあたしの頭にめがけて勢いよく振り下ろされようとしていた。

 あたしは思わず目をつぶった。
 正直……ここまでと覚悟した。

 一瞬……お母さんの顔が浮かんだ。
 やさしかったお母さんの微笑み。

 11番のレリックさえ手にはいれば……お母さんのあの微笑みが見られる。

 でも……それはもうできそうにもない……。
 ごめんね……。

 パーン!!

 外からいきなり乾いた発破音が、周囲の空気を切り裂いた。
 途端にあたしは我に返り、目を見開いて、身を固まらせる。

 カーン……。
 次にこの建物の中に響いたのは金属音。
 ふと目の前の男を見ると……音のしたほうを向いていて……バットを床にだらしなく垂らしていた。
 でも、すぐにあたしの方に、赤い水を目から垂らした顔を向けて、バットを振り上げ出した!


553 :7-398:2007/09/27(木) 01:10:15 ID:tsO07Pbf
 ――!!
 あたしはすかさず、手近にあったボールをその男に投げつける!

「がっ!」
 その男にボールがあたり、一瞬怯んだ。
 手にしていたバットの先が床に着き、乾いた金属音が静寂を破る。
 その隙を突いてあたしはすかさず逃げ出した。

 だが、それもつかの間のこと。
 1分もしないうちに男はすぐにバットを持ち直し、赤い水を流した目でじろりとあたしを見つめ。
「ぐおおおおおおお!」
 まさに怪物の雄叫び。
 悪鬼のような表情で男はあたしにめがけてバットを振り下ろした。

 ――!!
 あたしはすかさず背後に飛びのいた。

 カーン!
 床にたたきつけられたバットが甲高い金属音を周囲に響き渡らせる。

「ごげげぇぇぇ」
 男はそれに動じる様子を見せず、標的をなおもあたしに定めてバットを振り上げながら追いかけてきた。
 そして何度も振り下ろされるバットが空を切る。

 このままじゃ埒があかない……。
 あたしは建物の中をひたすら逃げながらも、ふと前の方に目を移す。

554 :7-398:2007/09/27(木) 01:12:02 ID:tsO07Pbf
 ……一本のモップが落ちていた。
 すかさず、それを拾い上げる。
 そして、男のほうに向き直り、脇腹にめがけて勢いよく柄を叩き込む!

「ぎええ!」
 手ごたえはあった。
 一瞬男の体が倒れ掛かる。
 が、すぐに体を持ち直させ、即座にバットをあたしに振り下ろした!

 ガキンという金属の衝撃音。
 咄嗟にモップの柄でバットを受け止める。
 とてつもない衝撃があたしの手に伝わり、思わずモップを落としそうになる。

「……なまいぎなごだなあああああ!」
 訳の分からぬ絶叫を上げながら、なおも男はバットを振り上げる。

 あたしは……反射的にモップを男の顔にめがけて突き出した。

「ぐええええ!」
 男の顎に、布をつける金属の止め具が突き刺さる。
 その部分には傷が開き、中から血がにじみ出ていた。
 男はバットを持っていない方の手で、傷の部分を当て出して、血を止めようとしていた。

 あたしはすかさず、反対方向に向きなおり、ひたすら逃げ出した。
 目の前には上部へと通じるものらしき梯子。
 すかさずモップを手にしたまま、あたしは梯子を登り出した。

555 :7-398:2007/09/27(木) 01:13:27 ID:tsO07Pbf
「げへげへ……までええええ!がわいいごはせんぜいのどごろにおいでえええええ!!」
 なおも意味不明な雄叫びを上げながら、そいつはあたしのあとを追って、梯子を登り出していた。
 あたしはそれ以上振り返ることなく、懸命に梯子を登りつづけた。

 やがて、上まで登りきると……休む間もなく、モップの先をいつでも突き出せるように構えて、梯子の方へと向き直る。

 ……来い……バットオヤジ……。

 ごくり。
 固唾を飲む音が聞こえる気がした。

 激しい呼吸音。
 胸の鼓動が時間を追うごとに激しくなっていくのがわかる。

 それと比例して聞こえるのは……別のものの呼吸の音。
 しかも、異様に荒い呼吸の音。

 …………。
 あたしはただじっと……呼吸音のする方をじっと向く。

 時間が経つとともに、呼吸音は大きく生々しくなって……。

「ぶへへへ……かわいいごはおとなじぐしなざい……」
 聞きたくもない不快な呟き……。

 ――来る!
 モップを握る手に自然と力が入る。
 手の裏から、そして頬から汗が滲み出すのが分かる。 

 そして……禿げ上がった頭が下から覗かせた。

556 :7-398:2007/09/27(木) 01:14:50 ID:tsO07Pbf
 あたしは力いっぱいにモップの先を……その禿頭にめがけて突き出した。

「ぐえ!」
 一瞬怯むものの、なおも梯子を登ろうとするバットオヤジ。

 本当にしつこいね、こいつ。
 あたしはすかさず、頭にめがけてモップを何度も振り下ろした。
 頭に当る度に、その衝撃が手に伝わってくる。

 あたしは手を止めることなく、なおもモップを振り下ろしつづけた。
 それはとにかく無我夢中に。

「ぐあ!」
 何度かやるうちに……そいつは梯子から手を離し……そのまま下へと落ちていった。

 ドスン!
 鈍い音が下から響き渡る。
 床にたたきつけられたのは間違いない。

 でも……こいつもすぐに何事もなかったかのように立ち上がって……。
 結局はこれも、逃げるための時間稼ぎにしか過ぎない。

 バタン!
 階下から扉を開ける音が響く。
 何者か……恐らくあのバケモノと同種の奴だろう……。

557 :7-398:2007/09/27(木) 01:16:01 ID:tsO07Pbf
 あたしはすかさず、正反対の方向へと通じる回廊を突き進んだ。
 正直息切れが激しく、休みたいのもやまやまだ。
 だが、そんな暇なんてない。
 一刻も早くこの建物から……さらにいうならこの世界にあるらしきレリックを見つけて……
この世界から抜け出して……お母さんを蘇らせなくてはいけない。

 その時……先程のような砂嵐が目に映りこんで……別の風景が映る。
 そこに映るのは回廊……そして正面に飛び出してくる、紫の髪の小さな人影。

 ――あたし!?
 そこで自分自身の視点にもどる。

「げへへへ!」
 目の前には……ナイフを持って、眼から赤い液を流した老婆。

 ――しまった!
 あたしがそう思うと同時に、老婆はナイフを突き出してきた!

 即座に後ろへと飛びのいた。
 直後にナイフが空を切る。

 正面にはこのバケモノ。
 かといって、引き返すわけにもいかない。

 あのバットオヤジが……今にも梯子を登って、ここまでやってくるだろうね……。

「……やるしかないか」
 あたしはすぐに体勢を立て直し、モップを構えた。

 ―to be continiued―

558 :7-398:2007/09/27(木) 01:19:45 ID:tsO07Pbf
今回は投下終了です。
名越校長の本性がまだまだ出きっていない感じはしますが……それはおいおい示すとしてw
1:12〜1:13の投稿あたりで悪乗りしていますが、それはあまり気にしない方向でお願いいたします。

559 :19:2007/09/27(木) 01:40:03 ID:HAkZcTDy
職人の皆様GJです!!

>ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏
そろそろ変身するようですね。どう戦っていくのか楽しみです

>7-398氏
いろいろと凄い状況に…。続きが気になりますね

>NANOHA COMBAT ZERO氏
なるほど、PS2でか。…なんでだろ?納得できる自分がいる

>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
世界中でライダー達が戦ってますね。合流するのはまだまだ先かな?

>リリカル湾岸氏
次回は北見との接触ですか。続きを楽しみにしています

>リリカルスクリーム氏
記憶喪失になったら性格かなり変わってますね。他にもそうなる人いるのかな?

>322氏
ストーム1かっこよすぎ。次も楽しみです

560 :467:2007/09/27(木) 02:53:07 ID:0y95DLEZ
>>ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏

第二話拝読いたしました。今回もGJです! やはりA'sとのクロスになるんですね。次回はいよいよメビウスへの変身だそうですが……ま、まさか、守護騎士たちと変身して戦っちゃうんですか?(冷汗)
さすがの守護騎士たちもウルトラマンが相手では、「ぷち」で終わっちゃいそうなんですが(苦笑) こんなに怪獣・超獣・星人の登場を待ち望んだのは初めてかもしれませんw

ちなみに私がメビウスとStSのクロスを断念したのは、リリなの側のキャラをメビウス本編のエピソードに絡めるのは割りとやり易かったものの、逆にミライをStS本編のエピソードに絡めるのが思ったより難しかったことが、もう一つの理由だったりします。
こちらの作品ではミライがどのようにA's本編のエピソードに関わっていくのか、次回からの展開に大きく期待させていただきます。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 03:29:45 ID:wGTGkGrH
俺はウルトラ忍法帖とのクロスを考えてみようと思いました。

おぼろ党と手を組むスカリエッティ。
六課メンバーにセクハラしまくるマンとゾフィー頭領。
ねんびら銃によって身体が粘土になってしまうフォワード陣。
戦闘中にナンバーズの乳を揉むマン。
同い年という事もあってエリオとキャロと仲良くなるタロウとレオ。
何故かジャンケン対決を行うエースとシグナム。
バカ薬のせいでバカになったり、毒キノコを食べてしまい身体がキノコに
なってしまう六課メンバー。

やっぱり無理があるかなぁ?




562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 06:14:25 ID:37GHdlnJ
大丈夫! 以前自分がうっかり妄想した

なのは→タケル
すずか→カンジー
アリサ→ポーチ
ユーノ→スーパーゼウス
天使→人間/悪魔→魔導師

って感じのビックリマン2000とのクロスに比べれば全然マシ・・・っ!!!

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 07:00:58 ID:WcPfPYJj
ユーノ→スーパーゼウス

これは無いwww

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 08:52:29 ID:37GHdlnJ
い、いやホラ、「本来の姿を失った人」つながりで!
主人公にパワーを与えたり解説役だったりするし・・・何より淫獣だし!!!

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 08:59:25 ID:w/wLbnox
いや、俺が一瞬だけ考えてしまったへろへろくんとのクロスよりは万倍ましな部類だとw

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 09:30:09 ID:n0jjVM6s
>>492
マスターフォースのキャラがさびしいんで、破壊大使オーバーロードとダーグウィングス、ゴッドジンライも出して下さい

567 :白き異界の魔王:2007/09/27(木) 09:44:48 ID:s7Wbj/BI
時間不定期な私が来ました。
こんな時間なのでおそらく人はいないと思いますが投下します。

568 :白き異界の魔王:2007/09/27(木) 10:02:11 ID:s7Wbj/BI
アンゼロット城:ティアナ・ランスター
アンゼロット城からの出発を1時間後と定めた機動六課はそれぞれが最後の準備を始めていた。
ティアナもカートリッジの残り弾数を数えている。
絶滅社との戦闘が終わった後でも十分な量が残っていた。
多め、というよりも多すぎに持ってきておいて正解だった。
クラウディアのスタッフに無理を行って規定の1.5倍も持ってきておいたのだ。
おかげでスバルのカートリッジも不安はないようだ。
灯はどうしているのだろう。
隣を見ると、まだバラバラのガンナーズブルームが置かれていた。
なのはを助けた後、分解してしまったガンナーズムルームはさっきまで灯の手で修理されようとしていた。
だが、修理していたはずの灯の姿が見えない。
「……ねえ」
その灯の声がいきなり真後ろから聞こえた。
突然の声に心臓が体ごとびくつく。
「お、脅かさないでよ」
胸に手を当てると心臓がどきどきしているのがよくわかる。
「で、どうした?灯」
ティアナは会ってからそんなには経っていないのに、灯と名前を呼び合えるほどなじんできていた。
スバルも同じようで、なのはに注意されるまで灯がガンナーズブルームを修理する様子をじっと興味深げに見ていた。
「……八神部隊長の事が聞きたい」
灯は前と同じように表情の変化が乏しい。
それでも、互いに警戒しあっていたときとはどことなく違うのは気のせいでないとティアナは感じていた。
「八神部隊長の事?」
灯が小さくうなずく。
「……リィンというのがあると八神部隊長は強くなるの?」
ティアナは何故、灯がリィンの名前を知っているのかわからなかったが、すぐに悩むようなことではないのに気づいた。
柊蓮司を説得──と言っていいのかわらないが──した後で、はやてが作戦を提案した。
そこでなのはとフェイトがリィンがいないことに不安を覚え、はやてと議論していたのである。
アニエス・バートンはその眷属の蝗が食べたものを自らの力をする。
戦闘中、その力によりアニエス・バートンが強化され、また回復することは防がなければならない。
そのため、はやては自分を結界の中心にある黒いドーム周辺の蝗と戦う役割に配置していた。
無数の蝗と戦うのは広域・遠隔魔法を得意とするはやてが最も適している。
「うん。リイン曹長は八神部隊長のデバイスでもあるの。リイン曹長とユニゾンすると八神部隊長は単独で戦うよりもずっと強くなるわ」
蝗と実際に戦ったフェイトははやてが単独で戦った時の広域・遠隔魔法の命中精度と魔力では危険ではないかと言っていた。
「……何故、一緒にこなかったの?」
「私たちが帰る時のため。八神部隊長とリィン曹長のつながりが道標になるの」
それでもはやては単独で蝗の群れと戦うことを選んだ。
他に代わりはいない。砲撃魔導師と呼ばれるなのはでさえ、蝗の群れに対しては点と言っていい程度の攻撃しかできない。
それに、魔王2人と戦うための戦力を蝗と戦うために裂くことは避けたかった。
「せめてクラウディアとリアルタイム通信ができればいいんだけど」
命中精度ならクラウディアからのオペレートによって上昇が見込める。
だが、クラウディアとは冗長性を持たせた圧縮通信でしかデータのやりとりができない今の状況ではそれも不可能である。
他に方法はないの。ティアナは改めて考える。
副隊長達、ヴォルケンリッターがいれば・・・・・・。
これも無理だ。クラウディアのアルカンシェルの修理はまだできていない。
仮に穴を開けられたとしても、時間がない。
アニエス・バートンが徐々に力を蓄えている今、残り時間は貴重だ。
世界結界に開いた出口とアニエス・バートンの結界の位置は合流するには離れすぎている。
「……そう」
考え込むティアナにその一言を残し、灯は横顔を向けて歩き出す。
「ちょっと、どこに行くのよ」
灯は首だけティアナに向けて両足を揃えて立ち止まった。
「……武器を用意してくる」
ティアナは隣に置きっぱなしのガンナーズブルームを見た。
あそこまでバラバラでは新しいものを用意した方がいいかもしれない。
「手伝おうか?」
灯は首だけを横に向けた姿勢のまま動かない。
しばらくして、灯は唐突にも思えるタイミングで首を縦に動かした。
「行きましょう、案内して」
ティアナはクロスミラージュをカード状に戻し、ポケットに入れながら立ち上がった。

569 :白き異界の魔王:2007/09/27(木) 10:03:46 ID:s7Wbj/BI
「あ、待って」
スバルも机と椅子をがたがた言わせながら立ち上がる。
高級そうな椅子と机が傷まないかとティアナは少し気になった。
「あたしも行く」
「私も行こうかな。灯さんにまだお礼できてないし」
なのはまで椅子を引いている。
「……来て」
少し多めになった手助けを見回して、灯は一言だけつぶやくように言った。


アンゼロット城:ティアナ・ランスター
ティアナ達が案内されたのは城の地下だった。
そこには地上の優美な城とはかけ離れた、いかにも倉庫然としている無骨で頑丈そうな扉が並んでいる。
灯が立ち止まったのはその中でも最も良く使われた形跡のある「マジックブルーム」のプレートのつけられた部屋だった。
重い扉の中は真っ暗であったが、手探りで見つけたスイッチを入れると天井の蛍光灯が部屋を照らしてくれた。
中には細長い棒状と形容したらいいようなものが幾つも並んでいる。
初めて見たならばそれらの用途は全くわからなかっただろうが、灯のガンナーズブルームを見た後ならそれらがファー・ジ・アースの航空兵器の一種であることがわかる。
どことなくガンナーズブルームに似ている所があるからだ。
「ねえ、灯。これって、一体どう言うものなの?」
その質問に灯が答えるのには少し時間がかかった。
「……魔法の箒」
「は?」「え?」
予想外の答えにティアナとスバルは口を開ける。
それを答え方がわからなかった仕草だと判断した灯はよりわかりやすく答えた。
「……空飛ぶ魔法の箒」
「って、なんで箒なのよ」
「……デッキブラシや掃除機の方がいい?」
「なんで、清掃用品ばかりなのよ。そうじゃなくて、これが箒だとは思えないって事」
それを聞いた灯は手近にあったガンナーズブルームを持ち上げる。
そして、オプションとプレートの貼られた棚から取り出したものをガンナーズブルームに取り付けた。
次の瞬間、灯の背の二倍以上もあったガンナーズブルームは竹箒に姿を変えていた。
灯はそれが当然のことのように床を掃き始めた。
「……掃ける」
「わ、すごいよティア。細かい埃までちゃんと掃けてる!」
「スバル、感動するところが違うと思うわ」
灯は別のパーツをこめかみを押さえるティアナに見せた。
「……モップもある」
「そ、そう」
ティアナは納得する機会を後にとっておくことにした。
ファー・ジ・アースの魔法文明や魔法文化に触れるカルチャーショックは楽しそうではあるが、今は別のことを急ぐべきだ。
「で、それでいいの?」
竹箒に変化するオプションを外したガンナーズブルームは灯が使っていた物と同じ型に見えた。
灯は仕草だけでティアナの言葉を否定すると、倉庫のさらに奥に足を進めた。


アンゼロット城:ティアナ・ランスター
倉庫の最奥部のガラスケースに厳重におさめられたマジックブルームは他と一線を記していた。
不思議な機能美を感じさせるその姿にティアナは思わず感嘆の声を上げた。
「これって」
未だため息が止まらないティアナの目の前で灯は右手を振り上げる。
「……エンジェルシード」
言葉と同時に腰の入った突きをガラスケースに一撃。
粉々に砕けたガラスが澄んではいるが不快な音を立てながら地面に落ちる。
「い、いいの?」
「……いいの。いつでも使っていいから」
灯は枠組みだけになったケースに両腕を突っ込み、固定具を引きちぎりながらエンジェルシードを引っ張り出す。

570 :白き異界の魔王:2007/09/27(木) 10:05:18 ID:s7Wbj/BI
「……持ってて」
エンジェルシードは呆けているティアナに投げ渡される。
「待ってよ!」
エンジェルシードもガンナーズブルーム同様に長大なマジックブルームだ。
ティアナの両手にその重みがのしかかる、と思ったがそれは意外に軽かった。
むしろ予想外の軽さに落としそうになる。
その間に灯はガラスケース横にあるに専用オプションと書かれた引き出しを蹴りつけ、鍵をたたき壊す。
「ほ、ホントにいいのかな」
あはは、と笑うスバルにはまた長大なものが投げ渡される。
「わ、わわわ。これ、なに?」
「……超ロングレンジライフル」
さらに棚からコンテナと、何かラベルの貼った箱を取り出した灯はその二つを月衣に入れながらきょろきょろ周りを見る。
「……なのはは?」
「あれ?そういえば……なのはさん、なのはさん」
倉庫に入るまでは確かになのはは一緒にいた。
スバルの呼びかけにもなのはの返事はなかった。


アンゼロット城:高町なのは
倉庫の中でそれを見たなのはは足を止めたきり動けなくなってしまった。
幼かった頃のあの出来事が思い出される。
ちょっとした魔法を使えるようになっただけで飛び上がって喜び、空を飛べると聞いてはしゃいだあの頃のことが。
あの頃の魔法をうまくつけるようになるという夢はかなっていたが、1つだけかなっていない夢があった。
ほとんど忘れていた夢の具現を見たなのははそれから目を話せなくなっていたのだ。
「あ、なのはさん。何してるんですか」
スバルが少し頬をふくらませている。
後ろを向いたスバルが手を振ると、灯とティアナも追いついてきた。
「こ、これって」
なのはは少し声をかすれさせ、それを指さした。
灯はそれを覗き込む。
「……マジックブルーム、テンペスト」
「やっぱり。飛べるの?」
灯はうなずく。
テンペスト……それは、高速飛行用に開発されたマジックブルームである。
ガンナーズブルームのような武装は装備されていないもののそれとは比べものにならない高機動性能、トップスピードを誇る。
空力を最大限考慮されたその形状は木製の柄に箒の穂という形状になっている。
すなわち、まさに魔法の空飛ぶ箒がそこにあったのである。
なのはは幼馴染みのユーノ・スクライアと出会ったばかりのことを思い出していた。
あの頃、空を飛ぶために箒が必要かどうかをユーノに聞いた事があった。
そのことはずっと忘れていたが、テンペストを見た途端に思い出が心にあふれ出してきた。
「ねえ、灯さん。これって、どのくらいするの?」
「……200万vi」
vi(ヴァルコ)とはウィザード同士で流通している通貨のことである。
「えっと、日本円でどのくらい?」
「……200万円」
なのはは腕組みをして眉にシワを作る。
頭の中では預金データの数字が上下していた。
「貯金がこれだけ……今度のお給料が……」
「あ、あの……なのはさん?」
はっ、と我に返る。少し思い出に浸りすぎてしまった。
「あ、スバルごめん。それ、私が持つよ」
後輩達に恥ずかしいところを見せてしまったなのはは慌ててスバルが持っている超ロングレンジライフルを持つ。
なのは少しはしゃぎすぎてしまった事を反省をしながら倉庫の外にでた。

571 :白き異界の魔王:2007/09/27(木) 10:06:40 ID:s7Wbj/BI
今回はここまでです。

スターズはライトニングと違って殴り合ってばっかりだったのでちょっとお話しする場面を入れてみました。
そしたら、なのはさんがちょっとばかし壊れてしまいました。

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 12:00:27 ID:K9XwkmwL
まあ地球の魔女といったら箒はデフォだし、憧れるのも解らん気もしないでもない
そしてミッド出身の二人には解らんと
とりあえず今回のセッションが終わったら魔術師あたりレベル上げて伝家の宝刀取ればロハで貰えますよ

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 12:22:38 ID:JGiHnIqN
ロマンに200万普通に捻出できそーななのはさん素敵だw


>572
だけど、一応異世界から来てる以上V3パワード仕様だと思うんだ

>561.565
どうしてこのスレは卓ゲと言いボンボンと言い俺と趣味が同じな奴が多いんだw

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 13:13:15 ID:oO+Nor7A
なんか六課が本気で借金してでも箒を購入しそうなノリになってきた。
なのはさん>それよりもスバルにドラゴンブルーム買ってやれよ…と思った。
380万は決して高い買い物じゃない筈。
しかし…なのはさんがテンペストに超ロングレンジライフル2門搭載すると思ったのは俺だけか?

言うのが遅れましたがGJです。

575 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 16:59:54 ID:p1j1LBK/
職人の皆様GJです

>>322
ストーム1凄…味方壊滅の状態から星船撃墜まで持っていっただけありますね…
ライサンダーとC70装備とはまた渋い組み合わせを…

>>ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏
早くも正体バレましたか…まあ、これはお約束ってことで
メビウスVSヴィータ…なんかどう考えてもヴィータ終了のお知らせにしか思えn(ry

>>7-398
…外からの発破音?もしかして、誰かが狙撃でもしたんですか?
ルーテシア「遊んであげる。おいでバットオヤジ」 ←こんなのが浮かんだ俺は末期

>>白き異界の魔王氏
…スバル、感動するところが違います。そこはモップもある所に(ry
誰かなのはさんを止めてください。テンペストで破産しかねませんからw

576 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 18:55:29 ID:VfKrlfyd
やっと、リリカルガオガイガー第8話完成。
だが、wordで書いてたら15000字超えた(汗)
支援をしてもらえると助かるかも。
19:30から投下開始します。
ヨロシクお願いします。

577 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/27(木) 19:00:59 ID:HxOP0Dpz
支援ならまかしといて下さい。
心置きなく投下どうぞ。

578 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 19:29:08 ID:PbcYXr2A
<<こちらオメガイレブン、支援の準備はOKだ>>

579 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:30:05 ID:VfKrlfyd
 勇者王リリカルガオガイガー THE MYTHOLOGY

 第八話「完成勇者王VS超闘士」

 ◆新暦75年6月初旬頃

 ホテル・アグスタの警備で屋上に待機していたシャマルは、自分のアームドデバイス/クラールヴィントが反応しているのに気づく。
「クラールヴィントのセンサーに反応。シャーリィー」
 機動六課の司令部でホテル周辺をレーダーで見張っていたロングアーチは、シャマルからの連絡を受ける。
「はい!…来た来た。来ましたよ!」
 シャーリィーに続きアルトとルキノによる報告で、ガジェットドローン陸戦1型35機、陸戦3型4機と大がかりな戦力がホテルへ集まって来ている。
 その報告を聞いたシグナムは共に警備をしていたエリオとキャロに、地下駐車場から上へ向かいティアナの指揮に付くように言う。
「ホテル前で防衛ラインの設置をする」
「「はい!」」
「ザフィーラは、私と共に迎撃に出るぞ」
「心得た」
「えっ!?」
「ザフィーラって喋れたの?」
「びっくり」
 機動六課に入隊して早2ヵ月。ライトニングFの2人は、今の今までザフィーラが喋る場面に遭遇したことが無いのだ。
「…守りの要はお前たちだ。頼むぞ」
「…うん」
「がんばる」
 ザフィーラからの励ましに、力を奮い立たせる2人。

「前線各員へ。戦況は広域防御戦です。ロングアーチ1の総合管制と合わせて、私シャマルが現場指揮を行います」
 その連絡を聞き、急ぎホテル前へ移動する隊員たち。
 ティアナも急ぎ、クロスミラージュを使い魔力アンカーを使い一気に移動し終えシャマルが居る屋上の下へと移動した。
「シャマル先生。私も状況が見たいんです。前線のモニター、貰えませんか?」
「了解。クロスミラージュに直結するわ。クラールヴィント、お願いね」
『Ja』
 シャマルは、待機状態のクラールヴィントに口づけし戦闘形態へと移行する。
 緑色のスフィアがシャマルを包みこみ、騎士甲冑を装着させる。
「(シグナム。ヴィータちゃん)」
 シャマルの念話を聞き、ロングアーチへ連絡を入れるヴィータ。
「おう。スターズ2、ライトニング2出るぞ!」
 ヴィータからの連絡を受けたシャーリィーは、デバイスのロックをレベル2までの機動を承認した。
「グラーフアイゼン!」
「レヴァンティン!」
『『Anfang』』
 デバイスが起動し、2人を騎士甲冑で包む。
 装着が完了した2人は、天井が開いている広場から飛び立ち前線へ向かう。
「新人たちの防衛ラインまで一機たりとも通さねぇ。速攻でぶっ潰す」
「お前も案外過保護だな」
「うるせぇよ!」
 シグナムの突っ込みに不意を突かれ、声を荒げるヴィータであった。
 ブレイズFの2人であるJとルネは、バリアジャケットを装着し戦闘形態へと移行していた。
「ルネ。私も前線へ向かう。お前は、ここでシャマルの指揮を受けて下の隊員たちのバックアップに就いてくれ」
「私に、後ろで震えてろって事かい?笑わせないで。私も行くよ!」
「意味をはき違えるな。お前の力をフルに使う場合、乱戦よりも距離を置いて戦う方が良いだろう。それに、木が生い茂った場所で、
砲撃魔法を撃てば、無駄に木々が無くなってしまう」
 Jの正論に言い返せず、ルネは背を向けて左手を上に挙げ了解の合図をする。
 それを見て口元に笑みが表したJは、シャマルに後は頼むと目線で伝え飛び立って行った。
 ホテル内で警備をしている隊長たちは、この事態を主催者側へ伝えるも、御客の避難やオークションの中止を出来るだけ避けたいらしく、
開始を少し伸ばして様子を見るという事に成っていた。


580 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:32:14 ID:VfKrlfyd
 ヴィータとシグナムは、上空でソルダートJと合流する。
 地上から接近するガジェットの大群を確認すると、
「私が大型を潰す。ヴィータは細かいのを叩いてくれ」
「おうよ」
「Jは、我々を避けていくものを斬り捨ててくれ」
「了解した」
 各自の作戦行動を確認した3名は、各々の戦場へ移動する。
「行くぞ、アイゼン」
『Jawohl』
 定位置へ着いたヴィータは、左腕を2度振り目の前に合計9つの魔力で出来た玉を出現させる。
 出現させた9つの玉を右手に持つグラーフアイゼンで目標へ向け叩き飛ばす。
「ぶち抜けェェェッ!」
 凄まじい勢いで叩き飛ばされた玉は、林の中を浮遊しホテルへ接近するガジェット1型へと吸い込まれるように当たっていく。
 AMFで若干威力を下げられるが、ガジェットを破壊するには十分な威力だったため破壊に成功していく。
 ガジェット3型が4機接近する行く先に降り立ったシグナムは、鞘に入れたレヴァンティンの柄を持つ。
「レヴァンティン」
『Explosion』
 カートリッジを1発ロードし、魔力を高めた剣を引き抜く。
 シグナム自身の魔力変換能力によって炎が刃を包み込んでいる。剣を構えると敵を見据える。
「紫電・・・」
 付近に魔力反応を感じたガジェット3型は、前に付いている発射口から多数のアームケーブルを射出する。
 その攻撃に素早く反応したシグナムは、大地を蹴り飛び上がると剣を大きく振り下ろす。
「一閃!」
 それに反応し上部に装備されたベルト状のアームで防ごうとするも、アームごと一刀両断され爆発する。
 彼女たちから若干離れた場所でJは、小型ガジェットを迎え撃つ。
「心無き機械が、我に勝てるものか!」
 プラズマソードことラディアントリッパーを引き抜き、目にも留まらぬスピードで敵に近づく。
 アームケーブルとビームによる攻撃を行うガジェットだったが、相手のスピードに対応できずJの持つプラズマソードの餌食となっていった。
 今のJが使用しているプラズマソードは、訓練中に使用している魔力刃では無く、元々のJパワーによるエネルギー供給によって発せられるエネルギーソードだ。
 AMFでは、防ぎようが無い代物だ。三重連太陽系最強の戦士と呼ばれるソルダートJ002の前ではガジェットなど赤子当然なのだ。
 3人が戦う地点から若干離れた場所では、未だに獣型のままで戦う守護獣の姿があった。
「ここは、通さん!」
 スフィア型の魔力障壁でガジェット1型からの攻撃を防ぐと、地面から多数の鋼の軛を発動させ串刺しにしていく。
 
 前線で起きる多数の爆音。モニターでその一部始終を見ていたスバルとティアナ。
「副隊長たちとザフィーラとJさん、すっごーい!」
「これで、能力リミッター付き…」
 他のメンバーとの実力差に憤りを感じるティアナ。


581 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 19:33:42 ID:PbcYXr2A
折角だから、俺はリリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2氏を支援するぜ。

582 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:35:13 ID:VfKrlfyd
 ホテルから離れた所で戦闘を見学するフードを被った男性と少女がスカリエッティから連絡を受ける。
「ごきげんよう。騎士ゼスト、ルーテシア」
「ごきげんよう」
「何のようだ?」
 ゼストの無表情な返答に軽く笑うスカリエッティ。
「冷たいねぇ。チッか腕状況を見ているんだろう。あのホテルにレリックは無さそうだが、実験材料として興味深い骨董が1つあるんだ。
少し協力してくれないかね?君たちなら、実に造作も無いことなんだが」
 協力を求めるスクリエッティにゼストは、即答で答えた。
「断る。レリックが絡まる限り、互い不可侵を守ると決めたはずだ」
「ウォーダンは手伝ってくれるんだがね」
「なっ」
 その一言に驚きを隠せないゼスト。
 彼は知っているのだ。ウォーダンという男が動けば戦場は火の海と化すことを。
「ルーテシアは、どうだい?頼まれてくれないかな」
「いいよ」
「やさしいなぁ。ありがとう。今度是非お茶とお菓子を奢らせてくれ。君のデバイス、アスクレピオスに私の欲しいモノのデータを送ったよ」
「うん。ごきげんようドクター」
「ああ、ごきげんよう。吉報を待っているよ」
 通信を切ると、コートを脱ぎそれをゼストへ預けるルーテシア。
「いいのか?」
 あの男の言うとおりに動くのかと問うゼスト。
「ゼストとアギトは、ドクターを嫌うけど、私はドクターの事そんなに嫌いじゃないから」
「そうか」
 グローブ型のブーストデバイス/アスクレピオスを起動させる。
 彼女の足元に出現する紫色の召喚魔法の魔法陣。
「我は…虚」
 ルーテシアの魔力反応を察知する機動六課は、その大きな魔力に危機感を覚える。
「小さきもの、羽ばたくもの、言の葉に答え我が命を果たせ。召喚、インゼクトツーク」
 召喚魔法陣か出現した半透明のゼリー状の突起物が出現し、その中から多数の小さな召喚虫が出現した。
「ミッションオブジェクトコントロール」
 召喚したインゼクトツークへ向け命令を伝える。
「いってらっしゃい。気をつけてね」
 ルーテシアの命を受け飛び立つインゼクトツーク。
 木々を掻き分けて行くガジェットたちの中へと入っていくインゼクトたち。
 ルーテシアの召喚した昆虫たちに制御されたガジェットたちは、先ほどまでとは打って変わり機敏になった。
 ガジェット3型へ斬りかかったシグナムだったが、ベルト状のアームに阻まれ額にレーザーポイントでターゲットにされたのを知り後方へ下がる。
 素早くパンツァーシルトを左手前に出現させ、ガジェット3型のビームを防ぎ上空へ下がる。
 ヴィータは、再び玉を出現させ敵へ向け叩きつけるが素早い回避運動で避けられてしまう。
「急に動きが良くなった…」
「自動機械の動きじゃないな」
 ヴィータの横に付きガジェットの動きを考査するシグナム。
「有人操作に切り替わった」
 ガジェットの突然の動きの変化にシャマルは、誰かに操作されていると考える。
「それが、先の召喚士の魔法…」
 相手の召喚士の能力に驚嘆するシャーリー。
「ヴィータ。ラインまで下がれ。向こうに召喚士がいるなら新人たちの下へ回り込まれるかも知れん」
「わかった」
 シグナムの助言に従い後方へ下がるヴィータ。
 ヴィータの下がった穴を埋めるためシャマルは、ザフィーラをシグナムと合流するよう伝える。
 そんな中、Jは自分の持ち味であるスピードで先程とは勝手が違う相手に対しても優位に戦っていた。
「動きが良くなろうとも、我の速さに届かぬ!」
 だが、彼の俊足の斬撃を防ぐためガジェットたちは1体を盾にしてJの横を通り過ぎていく。
 それを追おうとするJだったが、未だに機能を停止せずにケーブルアームで右手に絡みつくガジェット1型に動きを封じられる。
「くっ、謀られたか」


583 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 19:36:39 ID:PbcYXr2A
よろしい、ならば支援だ。

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 19:36:52 ID:0y95DLEZ
待ってました! 支援させていただきます。

585 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:38:54 ID:VfKrlfyd
 研究施設の大画面モニターで戦況を見るスクリエッティ博士。
「やはり素晴らしい。彼女の能力は」
『極小の召喚虫による無機物自動操作、シュテーレ・ゲネゲン』
 ルーテシアの力を解説するウーノ。
「それも、彼女の能力のほんの一端に過ぎないがね」
 
 ルーテシアは、召喚魔法を応用しホテル前へガジェットたちを転送させる。
「ブンターヴィヒト。オブジェクト11機、転送移動」
 彼女の召喚魔法によって、転移されていくがガジェットたち。

 召喚魔法を感知したキャロは、仲間たちに危険を伝える。
「遠隔召喚。来ます!」
 彼女の声の後に前方に出現する4つの召喚魔法陣から、11機のガジェットが出現した。
 その現象に驚くスバルとエリオに対しキャロは、優れた召喚士が仕える技だと伝える。
「何でも良いわ。迎撃行くわよ」
 ティアナの号令に返事をする3人。
“今までと同じだ。証明すればいい。自分の能力と勇気を証明して、私はそれでいつだってやってきた”
 劣等感を払いのけ、今自分がもてる全てを出して戦う決意をするティアナ。
 そんな彼女たちをホテル屋上からサポートする用意をするルネ。
「さぁて、ちびっ子どもの面倒でも見ますか」
「ルネちゃん、みんなの援護お願いね」
「わかってるよ。誰も怪我なんてさせやしない」
 ルネは、バズーカ型インテリジェントデバイス/レオ・インパルスを右肩で担ぎガジェットの大群を狙う。
 その頃、強力な召喚魔法を使った召喚士を探し出そうとするリインフォースIIだったが、銀色の虫たちに阻まれ撤退を余儀なくされる。
 ルーテシアの放った虫が、ホテルの地下駐車場へ侵入し博士が欲しがっている骨董品の場所を見つけ出す。
「ドクターの探し物見つけた」
 ルーテシアは、見つけ出した探し物を取りに行ってもらう召喚獣にアスクレピオスを通して話しかける。
「ガリュウ、ちょっとお願いしてもいい?邪魔な子はインゼクトたちが引き付けてくれてる。今のうちに荷物を確保して」
 了解という感じにブーストデバイスのスフィアが輝く。
「うん。気をつけて行ってらっしゃい」
 アスクレピオスから黒い何かが飛び出していった。
 その瞬間、大地が揺れる感覚に襲われ倒れそうになるルーテシアだったがゼストに支えられ倒れずにすむ。
「この揺れは?」
「恐らく、奴が来たのだろう。急ぐぞ。ここは、危険になる」
 ゼストが見据える先には、何も無いところで木々が倒れていく不可思議な現象が起こっていた。

『う〜ん。流石、私のISシルバーカーテン。完璧に視認とレーダーから姿を隠せてますわ』
「感謝はする。しかし、こんな場所での行動は無意味だと思うが?」
 ある操縦席でモニター越しに会話をするメガネをかけた女性と仮面を被った男性。
『こんな大きなモノが動いているのを視認され続ければ、どこに移動するのかモロバレですわよ。ウォーダンの小父様』
「お前の言っていることは分る。だが」
『空中からの奇襲は嫌。地上から堂々と戦いたいと言ったのは、どこの小父様でしたかしら?』
 その返答に返す言葉も無く、黙り込むウォーダン。その光景を見てほくそ笑むメガネをかけた女性クアットロ。
『ドクターの命令通り、ここで少し暴れて『あの』戦闘メカと金色の鎧を纏った魔導師を捕獲するのが今回の任務ですのよ?小父様の意志を汲み取って
今の慎重な行動にしてるのであって、私が訴えられる筋合いは無いです。分りますかぁ?』
 クアットロの言葉攻めに更に黙り込むウォーダン。
 元々女性と喋るのが苦手である人物のコピーであるため、彼もまた女性が苦手である。
「この話は、一旦打ち切ろう。これより作戦を開始する」
『はーい。それでは、黙って見学させて頂きますわ。小父様』
 通信を切り、息を大きく吸い精神統一をして操縦桿を握る。
「行くぞ!グルンガスト参式よ!!」
 シルバーカーテンによる幻影効果によって姿を消していた巨人が、その姿を現した。


586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 19:41:33 ID:0y95DLEZ
参式キター! 支援!

587 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:41:50 ID:VfKrlfyd
「な、なんなの。あれは!」
 シャマルは驚きを隠せず、声を上げていた。
 それも、そのはず。ホテルの屋上からでも巨大だと分る機械が接近しているのだから。
「へぇ、この世界にも巨大ロボットってのがあるんだねぇ」
 ホテル前で戦うスターズFとライトニングFに近づくガジェットを撃ち抜きながら、前方に現れたロボットを見据える。
「あんな兵器、ミッドチルダでは使用はご法度になっています。それに、今まで私たちが出向いた世界のどこにも、あれ程の巨大な兵器を使う人は居なかった」
 ロングアーチも、突如出現した巨大な質量兵器への対応策に追われていた。
「皆さん。今現在ホテルへ巨大な人型兵器が向かっています。ガジェットの掃討が終わり次第ホテル内の民間人の方々を至急避難させてください」
 シャーリーの通信を受けたティアナは、この状況を素早く打破するためと、自分の力を誇示するためスバルと共に前に出た。
「スバル。クロスシフトA、行くわよ」
「おぉ!」
 まず、スバルはウイングロードによる上空からの陽動でガジェットたちの注意を引き、その隙を突いてティアナは魔力強化を図る。
 ミッド式魔法陣を展開し、更にクロスミラージュのカートリッジを4発ロードする。
“証明するんだ。特別な才能や、すごい魔力が無くたって、一流の隊長たちが居る部隊にだって、どんな危険な戦いだって”
 周囲に出現する多数の魔力スフィアを出現させる。
「私は、ランスターの弾丸は、ちゃんと敵を撃ち抜けるんだって」
“そう、もう誰にも兄さんの悪口は言わせない”
 凄まじい魔力が彼女の体を駆け巡っていく。
『ティアナ。4発ロードなんて無茶だよ。それじゃあ、ティアナもクロスミラージュも』
「撃てます」
『Yes』
 シャーリーの言葉を払いのけ、ティアナとクロスミラージュは誘導射撃魔法を撃つ。
「クロスファイヤーシュート!」
 スバルは相方の射撃が開始されたのを感知し、ガジェットたちから距離を取る。
 ティアナのコントロールによって発射される多数の魔力スフィアは、次々にガジェットたちに吸い込まれるように当たっていく。
 AMFによる防御壁を高出力化した魔力スフィアの一撃で粉砕していく。
 覇気を上げながらトリガーを引きまくるティアナだったが、ガジェットを狙った一撃が避けられ上空に居たスバルへ迫る。
 直撃を覚悟したスバルだったが、間一髪割り込んだヴィータによって魔力スフィアの一撃を弾き飛ばしてもらう。
「ヴィータ副隊長」
「ティアナ、この馬鹿!無茶やった挙句に味方撃ってどうすんだっ!」
 自分がやったこととヴィータによる指摘に身体を震わすティアナ。
 何とか相方を守ろうと、先の行動はコンビネーションの一環と無茶苦茶な良い訳を言うスバルだったが、怒るヴィータには無意味だった。
「ふざけろタコ。直撃コースだったよ、今のは!」
 更に良い訳を続けるスバルを一喝し、
「後は私とルネでやる。お前らはすっこんでろっ!」
 そう言い終えるとヴィータは、残るガジェットを倒そうとアイゼンを振るおうとするが後ろからの凄まじい数の砲撃の後に前方に居た残った敵は破壊された。
『落ち着きなよ。新人によくある、行き過ぎた思いだって察してやりなよ』
 後方から砲撃魔法でガジェットを撃ち抜いたルネが、怒り散らすヴィータを落ち着けよと通信を入れた。
「うっせーよ。無茶して仲間を誤射するなんて、最悪だ」
『まぁ、反省してるみたいだし、これ以上怒りなさんな。それよりも、あれをどうにかしないとねぇ』
 俯いていたヴィータは、前を見ると徐々に近づく巨人を見て息を呑む。
「へっ!丁度むしゃくしゃしてたところに着やがって。ぶっ壊してやる」
『お、気が合うねぇ。私も考えてたよ。そんじゃ』
 ヴィータとの回線を開いたまま、待機中の2機へ通信を入れる。
『光竜、闇竜!大物退治だ。行くよ!』
『ルネ姉ちゃん、まってましたぁ!』
『了解しました。ルネさん』
“誰と知らなかったら、なのはと勘違いしそうな声だな。おい”
 光竜と闇竜の返事を聞きながら、思うヴィータであった。


588 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 19:41:55 ID:PbcYXr2A
参式キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!!

589 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:44:09 ID:VfKrlfyd
 巨大な人型機動兵器であるグルンガスト参式は、ゆっくりとした足取りでホテルへ近づいていく。
 出来るだけ武器を使用せず穏便に作戦を遂行しようと動く。
「…しかし、あの青年がターゲットとはな」
 ドクターから見せてもらった目標の画像を見て、先程あった青年だと知る。
「出来るだけ、傷つけぬようにしなければ…む」
 レーダーが何かが近づいてくるのを察知したため、停止するグルンガスト参式。
 周囲に気を配り、近づいてくる敵を見据える。
「「システムチェーンジ!光竜、闇竜」」
 声と共に目の前に出現するピンクホワイトカラーとブラックカラーの人型の機動兵器が現れる。
「あなたは、既に方位されています。即刻武装の解除を」
「闇竜の言うとおりにしないと、痛い目にあっちゃうよ〜」
 目の前の2機から女子の声が聞こえ、ウォーダンは中に女性が乗り操縦しているものと勘違いする。
「女子よ、直ちに機体を捨て逃げるがいい。お前たちの機体を奪取するのが我が目的。女子を傷つけるのは我が信念に反する」
 その言葉を聞いた光竜と闇竜は顔をかしげる。
「あたし達は、あたし達だよね?闇竜」
「あの方は、私たちが操縦されて行動してるのだと勘違いされているのでは?」
 などと、場違いな話が交差する中グルンガスト参式の後方から接近する2つの影。
「ギガントォ!打ち抜けぇ!!」
「喰らいなっ!」
 ヴィータのギガントシュラークとルネのブレイズキャノンがグルンガスト参式の後頭部へ直撃する。
 不意な一撃で若干体勢を崩すグルンガスト参式だったが、即座にスタビライザーを最大にして転倒を回避する。
 後ろを振り向くと、宙に浮く赤い服を着た少女とピンク髪の女性が武器を構えてこちらを狙っていた。
「…仕方が無い」
 グルンガストで相手をする訳にもいかず、操縦席からでるウォーダン。
「我はウォーダン。ウォーダン・ユミル。メイガスの剣なり!お前たちの名は何と言う」
 仮面を被った男が名乗りをあげ、ヴィータたちに話しかけてくる。
「あたしの名はヴィータだ!そして、こいつが鉄の伯爵グラーフアイゼン!」
「そんで、私がルネ・カーディフ・獅子王。戦場で名のり上げとは、大した男だねぇ」
「女子を斬る趣味は無いが、ルネと言う女。お前を捕獲せよとの命が下っている。悪いが、来てもらうぞ」
 ウォーダンは左腰に挿した刀を引き抜き構える。
「へっ、悪人に尻尾を振る気なんて無いよ」
「我が悪人だと、何故思う?」
 ウォーダンの質問にビシッと答えるヴィータ。
「それはなぁー」
 ギガントフォルムのアイゼンを振り上げ、
「こんなもんを、無断で所持してるからだろう!」
 巨大な鉄槌がウォーダンへ迫るが、アームドデバイスである参式斬艦刀で横に逸らされる。
 ヴィータは急停止し、再びウォーダンへ鉄槌を振り下ろすもアイゼンのハンマーの中心部分に刃を突かれ動けなくなる。
「くそっ」
「良い威力だが、動きが単調で読みやすい」
 参式斬艦刀に力を入れると、ハンマー部分を刺したままヴィータ事持ち上げ頭上で大きく振り回す。
「はぁぁぁっ、でやぁぁぁ!」
 回転させ、動きを鈍らせたヴィータを勢いのまま明後日の方向へ吹き飛ばす。
 目が回り、身体が言うことを聞かず墜落していくヴィータ。
「く、くそぉ」
 その時、ヴィータを受け止めた人物がいた。
「大丈夫か?ヴィータ」
「…シグナム」
 その様子を見て無事なことを確認すると、横へ下ろす。


590 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 19:45:15 ID:PbcYXr2A
支援支援支援!!

591 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:46:21 ID:VfKrlfyd
「無事で何よりだ。しかし、あの男…只者ではないな」
 レヴァンティンを構えるシグナムの顔には余裕が無い。
「我がサポートする」
 ザフィーラが、シグナムのサポートをするため前に出る。
「最高の戦士と戦える瞬間を待っていた」
 ソルダートJも駆けつけていた。
「あたしも行くぞ!」
 グラーフアイゼンを構え、仮面を被った男ウォーダンを見据える。
 だが、この4人よりも早く動いたのはルネだった。
 周囲に魔力スフィアを展開し砲撃を一斉掃射したのだ。
 凄まじい砲撃をウォーダンは、参式斬艦刀を通常形態から斬艦刀形態へと変化させ砲撃を斬り捨てていく。
 更にスピードと威力を上げ撃ち続けるルネだったが、それ以上の動きで砲撃を斬り捨てていくウォーダンに冷や汗をかく。
“こいつ、疲れをしらねぇのか?このままじゃ、こっちが倒れちまう”
 そう考えたルネは、仲間の2機に連絡を入れた。
 砲撃が続く中、ウォーダンはルネが誰かと連絡しているのを見て何か嫌な予感が頭に過ぎる。
 斬艦刀を大きく振るい、その衝撃がルネの砲撃を弾き飛ばし、そのままルネを吹き飛ばす。
 その隙に、後ろを振り返るとグルンガスト参式に取り付く2体の敵機。
「謀られたか。だが!」
 
「ルネ姉ちゃんの作ってくれた隙に機動兵器の確保に成功!」
「油断は禁物ですよ。光竜…この熱反応は」
 その時、両腕を捕まえていたグルンガスト参式が突如動き出し光竜と闇竜を吹き飛ばす。
「痛ぁ〜い。何で急に動き出すのぉ?生体反応は無いのにぃ」
「遠隔操作?」
 闇竜の予想通り、ウォーダンの思念波で遠隔操作が可能なグルンガスト参式は操縦者が居ない分能力は落ちるが、この2機を相手にするには十分だった。
 グルンガスト参式の両目から放たれるビーム/アイソリッド・レーザーが2体を襲う。
 何とか回避運動を行い、直撃を避けると光竜と闇竜は独自の武器を使い反撃する。
「プライムローズの月」
 光竜の背面に装備されたパワーアームメーザー砲から放たれるメーザー投射。
「シェルブールの雨」
 闇竜の背面に装備されたマルチミサイルポッド/フレキシブルアームドコンテナから発射され上方から多弾頭ミサイルで目標に攻撃する。
 この2つの攻撃がグルンガスト参式へ直撃するが、一向にダメージを受けた感じが無い。
 ルネはウォーダンから受けたダメージで脇腹を押さえながら、2機に命令を下す。
「なんて硬さだい。光竜、闇竜。合体しな!」
「「了解」」
 ルネの命を受け上空へ飛び上がり、合体シークエンスに入る。
「「シンメトリカルドッキング」」
 光竜と闇竜が変形し、2つの機体が1つになる。
「天竜神」
 超竜神と撃龍神の兄弟機である天竜神は、元々戦闘用に開発されたため戦闘力なら竜シリーズの中でトップクラスだ。
「あなたに私の真の力を見せてあげるわ」
 天竜神はスラスターを全開にし飛び上がると、グルンガスト参式へ向けミサイルを発射する。
 アイソリッド・レーザーによって迎撃するも、何発か直撃し爆煙で周囲の視界が悪くなる。
「喰らいなさい!」
 グルンガスト参式の頭上へ移動していた天竜神のパワーアームメーザー砲の強力な一撃を受けて地面に倒れ伏す。


592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 19:46:25 ID:0y95DLEZ
親分は生身でも強いのか!? 支援!

593 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:48:33 ID:VfKrlfyd
 己の機体であるグルンガスト参式が苦戦を強いられているウォーダンだったが、新たに現れた騎士2人と守護獣の攻撃に会っていた。
 斬艦刀を横一線に振るい、追い払おうとするがこちらに殺意が無いのに気付いたのか一定の距離を取り睨み合いとなっている。
「お主たちの名前を聞いていなかったな」
「機動六課ライトニング副隊長、シグナムだ」
「盾の守護獣ザフィーラ」
「ソルダートJ002」
 睨み合う中、後方で響く爆音に劣勢を感じたウォーダンは加減をする事を辞める。
「お前たちとの戦い、実に良かった。だが、これ以上長引かす訳にはいかん!」
 即座に斬艦刀を振るい、Jの胸を瞬時に斬る。
「ぐぉっ」
 不意な一撃に墜落するJ。
 参式斬艦刀を縦に構え、シグナムとザフィーラを捉える。
「はぁぁぁっ!」
 雄叫びと共に全速力でシグナムたちへ突っ込んでいく。
「やべぇぞ!あいつの攻撃は」
「くっ」
「でやぁぁぁっ!」
 武器を構え攻撃を受け止めようとするヴィータとシグナムの前に立ち、防御壁を作り出すザフィーラ。
「盾の守護獣の二つ名は、伊達では無い!」
 女子2人を守るため前に出た獣に敬意を評し、最大の技を繰り出す。
「斬艦刀!一文字斬り!!」
 参式斬艦刀を横に倒し、凄まじい勢いと力でザフィーラたちを斬る為振るわれた。
 圧倒的質量と破壊的魔力との総合効果で、障壁は砕けザフィーラの胸元に深く刃が食い込み血飛沫を散らし、
刃が通り過ぎたと同時にシグナムたちを巻き込み墜落する。
「我が斬艦刀に断てぬもの無し」
 
 副隊長たちが倒され、混乱に陥るロングアーチ。
 GGGに協力要請をしようにも、風龍と雷龍とマイクサウンダース13世はメンテナンス中。氷竜と炎竜は陸士108部隊の援護に出向いている。
 なのは達の方も、外での激しい戦闘によって生じた振動でオークション会場は混乱していた。
 状況は悪化する一方だったが、ミッドチルダ中央区から白き獅子と黒い鳥、イルカ、シャチ、モグラ2匹が飛ぶ姿を市民たちが目撃していた。
 それらが向かう先は、仲間たちが戦っている場所だ。

「きゃぁぁぁ」
 巨大な斬艦刀の斬撃を受け胸に、大きな刀傷を受ける天竜神。
 目の前には、巨大な刀を持つ巨人、否。超闘士が立っている。
「これまでだ」
 参式斬艦刀を天に掲げ、天竜神の武装を切断しようと振り下ろす。
 その時、遠くから炎の砲撃と多数の射撃魔法がグルンガスト参式の顔に直撃する。
 撃ったのは真の姿をしたフリードリヒと、スバルに背負われた状態でクロスファイヤーを発射したティアナだ。
「やっぱり無傷か、それでも」
「うん。時間稼ぎにはなる」
 ヴィータ副隊長に怒られた事を引きずりながらも、仲間を助けたい気持ちは変わらなかったティアナはスバルのこの一言で現場へ行く決意をした。


594 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 19:48:57 ID:PbcYXr2A
支援を、更なる支援をッ!

595 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/27(木) 19:50:18 ID:HxOP0Dpz
この俺様のナル支援ビームを受けてみろい!


596 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:51:08 ID:VfKrlfyd
「私たちじゃ、何も出来ないかもしれない。けど、諦めて塞ぎこんでたら目の前で傷ついている仲間を助けられないよ!私たちは、私たちで出来ることをやろう。
それが、無意味に近くても!」
 
“そうよ。いくら強大な強さの敵であっても、私たちの力を合わせれば隊長たちや光竜と闇竜のフォローになれる”
 スバルの言葉に共感したエリオとキャロも協力し、今に至る。
「僕が、スピードでかく乱を」
「無理よ。あの巨体に、あの頑丈さ。一旦二手に別れて長距離からの砲撃で時間を稼いだほうが良いわ。フリード、2人を頼むわよ」
 ティアナの言葉に頷いたフリードリヒは、敵のリーチから離れ距離を取る。
 スバルたちもウイングロードで距離を取りつつ、ティアナの射撃を撃つが効果がまるで無い。
「ティア!あいつの眼に至近距離のディバインバスターを叩き込んでみる」
「無茶言わないで、って言っても、どうせ聞かないんでしょう?良いわ。付き合ってあげる!」
 2人はニッコリと笑い、ウイングロードはグルンガスト参式の顔面へ向け道を作る。
 巨大な腕で少女たちを追い払うわけにもいかず、ウォーダンはグルンガスト参式を走らせ撒こうとする。
 だが、スバルの作る多数のウイングロードに捕まり若干スピードを落としてしまった隙を突かれる。
 高速で敵の顔面付近へ接近したスバルは、ティアナを上空へ投げ飛ばす。
 2人ともカートリッジを3発消費し、敵の眼へ己の持つ最大魔法を叩きつける。
「ディバイーン、バスタァァァ!」
「ファントムブレイザー!」
 互いが持つ直射型砲撃魔法を撃ち出すスバルとティアナ。
 青色と橙色の魔力光が絡み合いながら、グルンガスト参式の眼へ直撃する。
「やった!」
 そう口にした瞬間、急な衝撃を受け気が遠くなる2人。
「うそ…」
 目の前には飛行型ガジェットが居たのだ。
 彼女たちを狙撃したのは、この2機でビームを胸にまともに受けた2人は真っ逆さまに墜落していく。
“ティア、ごめんね。私が無茶言った性で…”
“こんな所でやられちゃうなんてね…まぁこれが私の限界だったのかな。スバル、ごめん”
 互いのことを思いながら墜落していく2人を救い上げる緑色のオーラを纏った人物。
 更に白き獅子が前足の爪でグルンガスト参式の顔面を蹴り転倒させる。
 スバルたちの撃った魔法でセンサーが逝かれたお陰で成功した一撃だ。

「あれ?私落ちたはずじゃ…あ、凱さん!」
 目を覚ましたスバルは、凱によって左脇に抱えられていたのだ。右脇には気を失ったティアナがいる。
「2人とも良く頑張った。あとは俺に任してくれ」
 そう言うと、彼女たちをホテルの前へ下ろし戦場へ飛立って行った。
「スバルさんーん。ティアナさーん。ご無事ですかぁ!」
 上空からキャロと共にフリードリヒの背中に乗ったエリオが呼びかけてくる。
 そして、ホテルの屋上から降りてきたシャマル先生。
「2人とも無茶しないで。ヴィータちゃんたちが倒されたからって、あなた達まで倒されたら…」
 涙目になるシャマルを何とか慰めようとするスバルだったが、遠くから緑色の輝きが発生したのを見た。
「何だろう。あの光」


597 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 19:51:21 ID:PbcYXr2A
そして、GGGGキタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!!支援

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 19:52:05 ID:pF6GRlOx
ジェネシッククルー!!!??支援

599 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:53:19 ID:VfKrlfyd
 白き獅子ギャレオンを左腕で払いのけるグルンガスト参式。
 縦に回転し着地するギャレオンの頭の上に降り立つエヴォリュダーガイ。
「これ以上、仲間たちを傷つけさせない!行くぞ、ギャレオーン!フィージョン!」
 雄叫びと共に空中へ飛ぶとギャレオンが口を開け凱を体内に取り込み、変形する。
「ガイガー!」
 Gクリスタルによって調整を受け真の力を解放したジェネシックギャレオンが真なる勇気を持つGストーンの戦士とのフュージョンで誕生した
メカノイド/ジェネシックガイガーが光臨した。
 腰に設置されたGインパルスドライブを使い飛んだガイガーは、右足から繰り出されるキックを敵の顔面へぶつける。
 ガイガーの素早い動きに翻弄されるグルンガスト参式だったが、左手でガイガーの足を掴み放り投げる。
 グルンガスト参式は地面に叩きつけられたガイガーへ斬艦刀を振り下ろすが、直前で避けられる。
「中々…しかし!」
 参式斬艦刀を縦に構え、一撃必殺の技を繰り出そうとするウォーダン。だが、四方向からの攻撃に会い体勢が崩される。
「これは!?」
 体当たりを仕掛けてきたのは、黒いボディをした鳥やイルカやモグラなど計5体。
「見せてやるぜ。本当の勇気を持つ者の力を!」
 上空へ飛び上がったガイガーは、腰部分により噴出されるEMトルネードで全身を覆う。
「ファイナルフュージョン!」
 EMトルネードへ突入してくるジェネシックマシーンたち。
「何をする気は知らぬが、易々とやらせぬ!」
 グルンガスト参式は、両肩のドリルを両腕に装着し緑色の竜巻へ向け発射する。
「ドリルブーストナックル!」
 凄まじい回転をしながら目標へ向かうドリルだったが、緑色の竜巻に弾かれてしまう。
 EMトルネード内では、まず両足へ合体するスパイナルガオーとストレイトガオー。
 そして、両肩に接続されるブロウクンガオーとプロテクトガオー。
 最後にガジェットガオーが背中へ合体し、各パーツが接続されていく。
 そして胸のギャレオンの顔に鬣が装着され、ガイガーの顔に兜が装着され額にGの紋章が浮かぶ。
「ガオガイガァァァ!!」
 
≪それは、最強の破壊神。それは、勇気の究極なる姿。我々の辿り着いた大いなる遺産。その名は、勇者王ジェネシックガオガイガー≫

 最強の破壊神は、まず尻尾の形をしたガジェットツールを使用する。
「ガジェットツール!」
 尻尾のパーツが左手に集まりドライバーへと姿を変える。
「プロテクトボルト!」
 左肩のプロテクトガオーからプロテクトボルトを射出し、ドライバーの先端に接続する。
「ボルティングドライバー!」
 プロテクトボルトによって敵の近くの地表にディバイディングコアを射出し、レプリションフィールドを形成し円型の戦闘フィールドを作り出したあと、
アレスティングフィールドで外側から空間を拘束する。
 これによって形成された戦闘フィールドは、半径数十キロメートルと凄まじい広さだ。
 突如出来た空間に落とされたグルンガスト参式は、膝を着く。その数十メートル先に降り立つジェネシックガオガイガー。
 ウォーダンは、参式を立たせると目の前に居る強敵に問いかける。
「我が名はウォーダン。ウォーダン・ユミル。メイガスの剣なり!そして、この機体はグルンガスト参式」
 参式斬艦刀の刃先をジェネシックガオガイガーへと突きつける。
「汝の名は、何と言う」
「俺の名は獅子王 凱。機動六課ブレイブ分隊隊長兼GGG機動部隊隊長だ。そして、この機体の名前は『ガオガイガー』だ!」
「ガオガイガー…覚えておこう」
 参式斬艦刀をガオガイガーから外し、縦に構え直すグルンガスト参式。
「ならば、ガジェットツール。ウィルナイフ!」
 ガジェットガオーの頭部パーツが右手に収まり、3メートル程の緑色のナイフを出現させる。
「いざ」
「勝負!」


600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 19:55:01 ID:pF6GRlOx
ゴルディオンネイルの前にほとんどの防壁は無意味だぜ!光になれー!!支援

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 19:55:15 ID:0y95DLEZ
ガオガイガーキター! あの曲が脳内演奏されているぜ! 支援!

602 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:55:42 ID:VfKrlfyd
 参式斬艦刀とウィルナイフが接触した瞬間、周囲の空間がプラズマで満たされたかのように凄まじい火花を散らす。
 互いに刃を弾くと、グルンガスト参式は右下から振り上げるようにガオガイガーのボディを狙うが、
「ストレイトドリル!」
 ガオガイガーの左膝に装着されたドリルで受け止められる。
「はぁぁぁっ!」
 雄叫びと共に凱はウィルナイフをグルンガスト参式へ振るう。
 機体の重心を逸らし、直撃を避けるが左肩を削られる。
「ぬおおおっ!」
 ウォーダンも、参式斬艦刀を瞬時に通常形態の日本刀へ戻しドリルを交わし、瞬時に液体金属で日本刀を覆い斬艦刀を形成。若干威力が落ちているものの、
参式斬艦刀の刃をガオガイガーの脇腹へ叩きつける。
「ぐぅっ」
 ジェネシックオーラで守られているガオガイガーだったが、衝撃は殺しきれず真横へ吹き飛ばされる。
「はぁぁぁっ、ドリルブーストナックル!」
 追撃のドリルブーストナックルを放つグルンガスト参式。
「ガジェットフェザー」
 背中の翼に装備された多数の推進装置から推進力を得て上空へ飛び上がりドリルを避ける。
「まだだぁ!」
 時間差で追尾してくるドリルブーストナックルを右膝のスパイナルドリルでドリル部分を砕き、左膝のスパイナルドリルで2発目のドリルを砕く。
「ドリルブーストナックルが効かぬか…ならば、正攻法で叩き斬るのみ!」
 ドリル部分は砕かれたが、腕部分は残ったのは幸運だった。参式斬艦刀を構え、己が持つ奥義を目の前に居る強敵へ振るうことに集中するウォーダン。
 グルンガスト参式から溢れ出る闘気に、相手が最大の技を繰り出すことを悟るエヴォリュダーガイ。
「ならば、ガジェットツール!」
 ツールパーツが3つジェネシックガオガイガーの両腕に分解されグローブ状ツールとして装着される。
「ヘル・アンド・ヘブン!」
 腕に攻性のエネルギーを、左腕に防御のエネルギー溜め、膨大な反発する2つのエネルギーを強引に融合させ、
「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォッ!」
 両掌に爆発的な破壊の力を生じさせ、EMトルネードでグルンガスト参式を拘束しようとする。
「敵対する者は全て破壊する」
 非常だった自分を作り上げるウォーダン。敵を倒すには非常に徹する以外に無い。
「ぬおおおっ!!」
 スラスターを全開にし、突撃するグルンガスト参式。ガオガイガーが放ったEMトルネードを突き抜ける。
「ウィータァァァ!!」
 ジェネシックガオガイガーは、背中のスラスターを全開にして突撃する。
「斬艦刀!一文字斬り!!」
 参式斬艦刀を左肩から斜め横一線に振り下ろされる。
 ぶつかり合う互いの最大技は、周囲の大気を揺るがし大地を割る。
 しかし、先に力尽きたのはグルンガスト参式の方だった。
 ジェネシックガオガイガーの無限出力による無限大の破壊力を生み出すヘル・アンド・ヘブン・アンリミテッド。
 この技の前には、流石のグルンガスト参式の斬艦刀も耐え切れず粉砕される。
「ぐおおおっ!」
 直撃を避けるため、機体の重心を右に傾けたことで左半身を犠牲にする。
 左腕は跡形も無く砕かれ、左足も原型を止めず胸部も左部分がズタズタに成っている。
 その場に崩れ落ちるように倒れるグルンガスト参式。それを見つめるジェネシックガオガイガー。
「俺の勝ちだ。ウォーダン・ユミル。投降するんだ」
「我には、果たさねば成らない事がある…ここで捕まる訳には行かぬ」
「ならば、無理にでも」
 コクピットのある頭部を掴もうとしたガオガイガーだったが、突如出現した召喚魔法陣によって半壊したグルンガスト参式が消えてしまった。
「逃げられたのか…ウォーダン。どこかで会った様な声だったな…」
 蒼く澄んだ空を見上げるジェネシックガオガイガーであった。


603 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 19:56:06 ID:PbcYXr2A
支援いたす!

604 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 19:56:14 ID:p1j1LBK/
来るぞ。勇者が来る。完成勇者王が。支援

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 19:57:47 ID:pF6GRlOx
ジェネシックはマッハ25以上で飛行できちゃうぜ!支援

606 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 19:57:57 ID:VfKrlfyd
「ウォーダンを無事転移させたよ。これで良いの?ドクター」
『あぁ、助かったよ。ルーテシア』
 捕まりそうに成っていたグルンガスト参式とウォーダンを無事転移に成功させたルーテシア。
 ガリュウにドクターへの密輸骨董品を送り届けたことを伝えたところ、ドクターからウォーダンを救出するように言われ実行したのだ。
「いい。ウォーダン、優しいから」
『そうかい。それは良かった。ウォーダンには、君が助けたことを伝えておくよ。それでは、ごきげんよう』

 何とか、事件を解決した機動六課は、無事オークションを開催させることが出来たが怪我人が続出した。
 ヴィータとシグナムとスバルとティアナとルネとJは軽症だが、ザフィーラは胸を斬られ重症で入院することになった。
 更に、ティアナの誤射事件が新たな敵を生み出すことを今は誰も知らずに居る。




 次回予告
 君たちに最新情報を公開しよう。
 ホテル・アグスタの警備に成功する機動六課。
 だが、ティアナの中に生まれた焦りが徐々に成長していく。
 その事に気付ける者は居るのだろうか。
 勇者王リリカルガオガイガー THE MYTHOLOGY
 NEXT 思い届かず
 次回も、このチャンネルでFINAL FUSION 承認!



 これが勝利の鍵だ!
【高町なのは】 


607 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 20:00:18 ID:VfKrlfyd
投下完了
さて、ミス発見
>>602
「ヘル・アンド・ヘブン!」 の後の文章を少し修正。
 右腕に攻性のエネルギーを、左腕に防御のエネルギー溜め、膨大な反発する2つのエネルギーを強引に融合させ、

そう、右腕が腕になってたのだ(涙)

親分はサイボーグみたいなものなので、強いです(ぉ

608 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 20:00:24 ID:PbcYXr2A
燃えた。この一言に尽きます。
もうGOD JOB!!

609 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/27(木) 20:06:22 ID:HxOP0Dpz
GJ!
質といい量といいやっぱ凄いですね。
ウォーダンか…
自分はゼンガーに関わるシリーズは
三次αと二次αしかやってないんでゼンガーは知ってるけどウォーダンモードの彼の事は
よく知らないんですよね。シャアみたいなポジションのキャラと考えて良いのでしょうか?
あとスレードゲルミルとかダイゼンガーじゃなくてグルンガスト参式が出てきたのが嬉しかったっす。
正直自分はダイゼンガーよりグルンガスト参式の方が好きなんだよなあ…。

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 20:11:51 ID:pF6GRlOx
GJ!
究極の破壊神キターーーー!
アニメ未使用のプロテクトボルトキターーー!ブロウクンボルト登場にも期待!
今回出番がなかったゴルディオンネイル、ブロウクンマグナム、プロテクトシェードも早く読みてー!
ガジェットパーツには未設定のが一つありますけどオリジナル設定は決めているのでしょうか?

しかしこんな超ド級な戦闘見せられたら、ティアナみたいに自分の存在意義に悩むのは普通だよなあ。

>>609
ウォーダンはゼンガーじゃあないんだな。

611 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 20:12:04 ID:p1j1LBK/
GJです
クアットロのISやっぱり凄い…まさかグルンガストすら隠すとは…
完成勇者王キタキタキタキタキターーーーーー!!勇者王VS超闘士…かなり燃えました

>>リリカルスクリーム氏
ウォーダン・ユミル:スーパーロボット大戦OG2に登場。スレードゲルミルを駆り、メイガスの剣として戦う漢。
その正体はシャドウミラー(出展・スーパーロボット大戦A)が作ったWシリーズの1体『W15』。
ちなみにゼンガーに性格面が酷似している理由は、人格データにゼンガーのものを使っているから。

とまあ、こんなところです。つまりウォーダン=ゼンガーのコピーってことですね

612 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/27(木) 20:20:00 ID:HxOP0Dpz
>>610
>>611
レスサンクス。
要するにクローンみたいな存在ってことですか?


613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 20:20:12 ID:sMbF2fWQ
>>611
ルークとアッシュみたいな関係じゃね?

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 20:21:59 ID:wQvEknf5
皆さんGJ

ただちょっと気になった点が
白き異界の魔王氏の作品ですが、機械式箒の総称はマジックブルームでは無く、
ウィッチブルームだったと思うのですが、

自分もルールブックは持ってないので各章は無いのですが

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 20:25:25 ID:pF6GRlOx
>>612
Wシリーズというのは要するに人造人間です。

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 20:26:13 ID:0y95DLEZ
>>リリカルスクライド//G.U.氏

勇者王完全復活! 超GJでした!

ウォーダン&グルンガスト参式が鬼のような強さでしたね。肉弾戦でも副隊長たちとザフィーラ、Jをまとめて退けるとは。やはり彼もこの世界の魔法を習得しているのでしょうか?
天竜神の攻撃をものともしない参式も凄いですが、考えてみたら参式は身長50メートルくらい、ガオガイガーや天竜神たちは30メートルくらいですから、かなりの体格差がありますね。
これと互角の戦いをすることが出来るジェネシックガオガイガーが凄いのか。リターンマッチではスレードゲルミルにパワーアップしてくるのでしょうか?

地味ながらも仲間のために頑張る新人四人も良かったです。次回はいよいよティアナがゾンダー化するみたいですが、仲間の熱い思いが彼女の心に届く事を期待しております。

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 20:34:51 ID:0y95DLEZ
>>ウォーダンについて

私はOG2はやっていないのですが、アルファ外伝では確かアースクレイドルで洗脳されてしまったゼンガー本人だったかと。
リリカルガオガイガーのウォーダンは今のところ、どちらの設定なのか不明ですね。

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 20:38:10 ID:pF6GRlOx
>>616
グルンガスト参式は全高60.2m、ジェネシックは全高約31.45mですな。

>>617
ウォーダンはOG2及びOGsにしか登場してませんよ。

619 :白き異界の魔王:2007/09/27(木) 20:42:10 ID:ma0aA57i
>614
指摘の通りです。
ルールブックP101にしっかりウィッチブルームとありました。
マジックブルームはウィッチブルームの持つ特殊能力の名称でした。

ついでにちょっと
わかっている人のほうが多いと思いますがなのはさんと魔法の箒はサウンドステージのネタです。
スバルとティアナの反応はこの時のユーノの反応を元にしています。

で、なのはさんはテンペストを無事購入できるかどうかですが……ハードルはけっこう高そうです。
機会があればここら辺はネタにできそうです。

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 20:47:09 ID:0y95DLEZ
>>618

あれ、そうでしたか? とんだ勘違いでお恥ずかしい限りです。ご指摘ありがとうございます。
実はアルファ外伝はバグで途中から進まなくなったものですから、外伝で出てきたゼンガーがウォーダンを名乗っていたものと混同していたようです。

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 20:48:37 ID:lp9SbE6u
GJ!
流石は勇者王燃えるぜ。


ただ、ドリルブーストナックル砕き時に両膝ともスパイナルになってます。

622 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 21:04:27 ID:VfKrlfyd
>>602
「まだだぁ!」のあとを修正お願いしますOrz
修正後⇒時間差で追尾してくるドリルブーストナックルを右膝のスパイナルドリルでドリル部分を砕き、左膝のストレイトドリルで2発目のドリルを砕く。

>>621
ありがとうございます!

ウォーダンの乗るグルンガスト参式は、マシンセルの機能が停止し元の姿に戻った状態です。
メイガスさんが機能を回復すればスレードゲルミルくるかもです。
ゾンダーメタルの出は、後に解説します。
まぁ誰でも思いつく設定ですが(汗)


623 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 21:06:53 ID:p1j1LBK/
修正終わりしだいNANOSING投下したいんですが、かまいませんか?

…一応警告をば。前回よりさらに残酷な事態と化してます。そういうのが嫌な方は飛ばすのを推奨

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 21:08:56 ID:pF6GRlOx
>>623
いいのかい?俺はノンケだって支援しちゃう男なんだぜ?

625 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 21:11:39 ID:VfKrlfyd
>>623
投下するのかな?かな?


626 :リリカル龍騎@携帯 ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 21:14:03 ID:w/wLbnox
PCにイデ発動(強制再起動)orz
書いてた分消えてたらどうしよう・・・

627 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 21:19:30 ID:p1j1LBK/
よかった、無事だった…では、次のレスから投下します

628 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 21:20:48 ID:p1j1LBK/
 HELLSING本部の執務室に電話が鳴り響く。本来隊員以外には使われないはずの直通回線からの電話が。

「…! 直通回線からですと!?もしや…」

 おそらくはあの人物からの電話。ウォルターはそう理解した。インテグラも同じ事を考え、電話のボタンを押す。

「誰だ。敵か、味方か」

 そして、彼女らの予想は正解であると判明する。

『お前の従僕だインテグラ。命令をよこせ、わが主』

 …そう、あの人物―――吸血鬼アーカードからの電話であるという事実が。


第六話『ELEVATOR ACTION』(3)


「アーカード、状況を…状況を説明しろ」

 インテグラがアーカードへと状況の説明を求める。やはり主として、円卓メンバーとして真相を知りたいのだろうか。
 その命令に応え、自らを取り巻く状況を伝える。

『我々がここに到着した直後、ホテルは攻囲されこの有様だ。奴らの手は思ったより長いようだな…こちらの手が読まれてる。
ついさっき特殊警察一個分隊の突入を受けた』
「それで…どうした」
『殺したよ。殲滅した。唯の一人も残さずに。さあインテグラ、命令をよこせ』

 インテグラは何も言わない。アーカードの言葉の続きでも待っているのだろうか。
 審議はどうあれ、アーカードはそう判断し、言葉を続ける。

『警官隊の上層部は奴らに支配されているのだろう…だが、攻囲し命令をただ実行している連中…私が殺し、これから殺そうとする連中は、ただの、普通の何も分からぬ人間だ。
私は殺せる。微塵の躊躇もなく、一片の後悔もなく皆殺しにできる。この私は化物だからだ…ではお前は?お嬢さん(インテグラ)。
銃は私が構えよう。照準も私が定めよう。弾を弾装に入れ、遊底を引き、安全装置も私が外そう。だが、殺すのはお前の殺意だ…
さあどうする、命令を!HELLSING局長、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング!』

 アーカードの問いに、頭が空白になるインテグラ。だがすぐに空白状態から戻ってくる。
 彼はどういう命令を待ち望んでいるのか…決まっている。「殺せ」だ。
 確かにアーカードは化け物。だからこそ人間も化け物も容赦なく殺せるのだろう。
 だがインテグラは人間だ。すぐに人を殺す勇気など、出すことの方が困難である。
 そしてウォルターを呼びつけ、軽い指示を出す。

「ウォルター、葉巻を」
「は、ただ今」

 ウォルターから愛用の葉巻を受け取り、火をつけて吸う。銜えた葉巻は震えていた。
 葉巻を吸いながら、少しの間考え…やがて苦虫を噛み潰したような顔になる。
 出す命令はもう決まっている。後はそれを口に出すだけだが…かなり勇気の要る命令であり、なかなか言い出せない。
 …そして表情が元に戻り、自らの机へと近づき、そして…

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 21:20:58 ID:pF6GRlOx
クロスミラージュの精支援

630 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 21:21:52 ID:p1j1LBK/
「…私をなめるな従僕!」

 机を思い切り叩き、大声でその命令を告げる。どうやらその命令をする決断はできたらしい。
 そこからさらに言葉を続ける。まるで自分の決断を緩めないようにするかのように。

「私は命令を下したぞ、何も変わらない!見敵必殺(サーチアンドデストロイ)!見敵必殺だ!我々の邪魔をするあらゆる勢力は叩いて潰せ!
逃げも隠れもせず正面玄関から打って出ろ!全ての障害はただ進み、押し潰し、粉砕しろ!!」

 殲滅。それが彼女の決定。敵は吸血鬼だろうがグールだろうが…人間だろうが構わず叩き潰せという、撃たれる者たちにとっては最悪ともいえる命令。
 それを受話器越しに聞いたアーカードは、非常に嬉しそうに笑い出す。

『…はッ、ははッ、ははは、はは、ははははッ…ラージャ。
そうだ、それが最後のいちじくの葉だ。なんとも素晴らしい!股座がいきり立つ!インテグラ!
ならば私は打って出るぞ。とっくりとご覧あれ、ヘルシング卿』

 その言葉を最後に、アーカードが電話を切った。残されたインテグラは自らの判断を信じられないのか、思い切り拳を握っている。
 そして、その思いが表に出ているのだろうか、自らの決定についてウォルターへと問うた。

「…私の、私の判断は正しいのか、間違ってるのかウォルター」
「正誤の判断など…ただ私は執事(バトラー)でございますれば。私の仕えるべき主君はここにおられます。
それでは、お茶でもお入れしましょうか?シロルの素晴らしい特級葉がございます」


 アーカードが通話している頃、ティアナはというと搬送用に二つのカンオケをビニールテープと布で梱包していた。
 これから何をするかは聞かされてはいないが、おそらく脱出の準備だろうとは察しがついているようだ。
 ちなみにヴィータは未だに眠っている。いいかげん起きてくれ…いや、決着がつくまで起きないほうがいいのかもしれないが。
 …と、どうやら梱包が終わったようだ。

「ふう…マスター、こっちは準備できました」
「脱出する。お前はそいつを屋上に運び、ヘリを奪って脱出しろ」

 相変わらず無茶を言う。屋上にはヘリは無いし、あったとしてもティアナに操縦技術は無い。
 …念のために言っておくが、窃盗は犯罪である。テロリストとして犯罪者扱いされている身ではもはや関係ないのかもしれないが。

「どっ、どうやってですか…屋上にヘリなんかありませんし、操縦も…」
「何とかしろ」
「あー…分かりました。何とかします。でもマスターはどうするつもりですか?」

 いいかげん口答えは無駄だと悟ったらしく、あっさりと引き下がるティアナ。
 そしてアーカードは嬉しそうな顔をしながら、その問いへと答えた。

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 21:22:26 ID:pF6GRlOx
戦争支援

632 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 21:22:54 ID:p1j1LBK/
「チェックアウトをしなければな。正面玄関から歩いて出る。
高みの見物をしている奴らに教育する。自分がどんな相手に喧嘩を吹っかけたのかという事を」

 そう言うとアーカードは銃を手に、部屋のドアへと歩いていった。数秒の後、カスールの銃声。
 残されたティアナも戦闘音が離れた頃を見計らい、カンオケ+ヴィータを運びながら外へと歩いていった。

『安心してください、マスター。操縦の際は私がサポートします』
「ありがと、ヤクトミラージュ」

 とりあえず操縦面の問題は一つクリア…と言っていいのだろうか?
 エレベーターはアーカードの手によって大変なことになっていそうだったので、階段へと向かう。その途中でティアナがぽつりとこぼした。

「…にしても、どうもHELLSINGにいると、夢がどんどん遠ざかっていってる気がするのよね…」

 ティアナよ、多分それは気のせいではないと思う。
 階段を駆け上がっている最中、背中に背負っていたヴィータがもぞもぞと動き出した。この騒動で目が覚めたのだろうか。

「…ん?なんであたし、ティアナに背負われて階段上ってるんだ?」

 寝起きの第一声がこれである。おそらく何が起こっているのか分かっていないのだろう。

「あ、おはようございます。ヴィータ副隊長」

 目覚めたヴィータへと挨拶するティアナ。
 この状況で普通に挨拶できるとは、相当こちらでの生活や仕事になじんできた証拠だろうか…


「後続の小隊、配置につきました」
「後続の増援も、続々とこちらに到着しています」

 スイートルームの外、ドア付近。特殊警察の増援が続々と集結していっている。
 数だけで言えば、小隊が1つか2つ程度の数にはなるだろう。全員がマシンガンと突入用手投げ弾を装備している。
 そして、隊長の指示が入り、それと同時に隊員の一人が何かに気付いた。

「2分後、再突入を行う。ガス弾・閃光擲弾用意」
「隊長…」
「あ? !!」

 ドアが開いた。見る限りでは内側のドア近くに人影が無いことから、勝手に開いたのだろうか?
 警察小隊はそんなことは全く気にも留めず、いつでも撃てるようにマシンガンを一斉に構えた。
 部屋の奥の暗闇に、二つの光が灯る。その光が近づくのと同じように、人影が近づいてくる。
 カッ、カッ、とゆっくり足音を響かせながら、その人影はなおも近づく。

633 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 21:23:55 ID:p1j1LBK/
 そしてついに、奴が…アーカードが現れた。まるでヴラド・ツェペシュやドラキュラ伯爵のような、圧倒的な存在感と恐怖を放ちながら。
 アーカードが少しずつ前進し、それに比例して小隊の恐怖も増す。中には銃を構える腕が恐怖で震える隊員もいた。
 そのまま小隊の真ん中あたりまで前進した頃だろうか、状況が動き出した。

「あ、う…あ、あ…ううああおぉぉぉぉ!!」

 叫び声とともに、隊員の一人がマシンガンを構え、発砲しようとする。だがそれよりも早く、カスールが火を噴いた。
 カスールの砲火はその隊員の頭をぶち抜き、立て続けにジャッカルでもう一人撃つ。それがまた一人屠る。
 それを見て恐慌状態になった小隊員が一斉にマシンガンを構え、乱射。だが当然のごとくアーカードには効かない。

 ここから先は再びアーカードの独壇場と化した。
 まるで舞うかのように動き、片端から鉛弾…もとい、特製銀弾をぶち込んでゆく。
 一発撃つ度に、着弾箇所がまるで猛獣に食いちぎられたかのように削り取られ、血と内臓をぶちまけてゆく。
 この恐ろしい何かから逃れたい。運よく生きていた隊長がそう思いながら通信機を取り出し、スイッチを入れた。


「あれ?あいつ…出てったのかな?」

 その頃、スイートルームの壁の中。どうやったのかアーカードが去ったことを知ったセインが安堵のため息をついていた。

「…と、そうだ。ドクターに報告しとかないと」

 アーカードが去ったことは報告の必要がある。そう判断し、通信を開く。
 それから数秒後にスカリエッティに通信がつながった。この数秒のタイムラグについては…後の話で明らかにするとしよう。

「あ、ドクター。アーカードは部屋を出てったよ。これで殺される心配も…」
『そうか…確認するが、彼はトバルカインと会ったのか?』

 何故彼らがトバルカインを知っているのか。それも後述とさせていただく。
 …ともかく、トバルカインとアーカードが会うことになっている、という事なのだろうが、それは未だに達成されていない。
 現在廊下で特殊警察を撃ち殺している頃だろう。そう思ったセインがスカリエッティへと答えた。

「え?ううん。多分部屋の外で警察の増援と戦ってるんだと思うけど…」

 …次の瞬間、スカリエッティの口からセインが最も恐れていた言葉が紡がれる。

『ならいい。彼を追って撮影を続けてくれ』

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 21:24:02 ID:pF6GRlOx
夢?立派な吸血鬼になるのがティアナの夢だよ支援

635 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 21:24:10 ID:PbcYXr2A
支援!

636 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 21:24:58 ID:p1j1LBK/
 ―――――――はい?

『実験の様子は、合流してからペリスコープ・アイに録画されているものをゆっくり見せてもらうよ』
「ダメダメダメダメダメダメ!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ見つかったら死ぬ!私が死ぬ私が死ぬ私やだ私やだ!!」

 拒否。とことん拒否。徹底的に拒否。
 どうやらセインにとっては、アーカードはまさにトラウマそのものというレベルの存在になっているようだ。見つかったら惨殺されると思っているから尚更である。
 ちなみに、数日ほど後に某傭兵部隊の隊長が同じようなことを言うのだが、それは置いておくとしよう。
 この後スカリエッティが説得すること10分、見つからなければそれで済むということで何とか納得したらしく、結局セインが折れた。
 これだけ騒いで聞こえなかったのかという疑問が残るだろうが…それは壁の防音設備がしっかりしていたのだということで納得していただきたい。


「本部!本部ッ!本部!!こちら最上階再突入部隊!」

 隊長が通信機越しに叫ぶ。必死に助けを求める。

「助けてくれ!助けてくれッ!化け物だ畜生!」


『本部!本部!くそ…!』

 本部ではトバルカインが通信を聞いていた。答えなどしないが。
 彼らは所詮、アーカードに銃弾を消耗させるだけの肉の壁のようなもの。この男はそう考えているのだろう。
 銃声が響き、人が吹き飛ぶ音がする。それでも懸命に助けを求めてくる無線の先にいる隊長。

 …だが、結局助け舟は出されなかった。

『くそったれ!地獄だまるで!畜生!畜生!!ぐぁ…』

TO BE CONTINUED

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 21:25:40 ID:pF6GRlOx
絶対に旦那はセインに気づいてるよ!支援

638 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/09/27(木) 21:26:01 ID:p1j1LBK/
投下終了です
…あれ?ティアナの夢って執務官でしたよね?

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 21:27:27 ID:pF6GRlOx
>>638
ティアナの夢は管理局所属のゴミ(化物)処理係じゃないんすか?

640 :なのはStS×デモベ:2007/09/27(木) 21:29:07 ID:PbcYXr2A
 もうティアナの夢って、吸血鬼でいいんじゃないかな?
 とか俺も思ってしまいましたよ……。
 嗚呼、ティアナが一体誰の血を吸うのか、今から楽しみだ。本当に楽しみだ。
 GJでしたっ!

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 21:32:46 ID:pF6GRlOx
GJ!
旦那にごちそうさまされるナンバーズが楽しみです!

642 :魔装機神:2007/09/27(木) 21:46:43 ID:piM87n9C
投下できるけど残り要領がちと微妙……
次スレになったら投下するか。

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 21:58:07 ID:Kg0bd05H
>>638
>>607
GJ!両方とも熱くて続きが気になる!
>>642
まだ40kほど残ってるからいけるんじゃないですか?それとも大長編とか?

644 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 21:59:26 ID:VfKrlfyd
GJです〜にぱぁ〜
ティアナの夢が変異、いや劣化している?(すいませんCCFF7のネタw)
アーカードの残酷性はスバラシイィ!
ヴィータには人の死体を見る耐性があるのか心配だぁw
セインの明日はどっちだ!

645 :魔装機神:2007/09/27(木) 22:01:32 ID:piM87n9C
まだ何とか大丈夫そうなので投下

SHADOW NANOHA STS2 楽勝楽勝

「え、ええ!?ちょ、カリム。どういうこと?」
カリムの言葉に驚くはやて。
何故彼をこちらに行かせたのか。
カリムはまず、ウルが話してくれた事を話す。
そして、それを聞いて、彼が嘘をついていないことも。
「だから、彼を民間協力者として協力させたということ」
なるほど、とはやては彼の顔を思う浮かべる。
まさか魔物と融合する能力を持つとは考えもしなかった。
「はやてちゃん、全く話が見えないんだけど……」
その頃、ウルを知らないはやてとフェイトは話が全く見えずにいた。
はやては手早くウルの事を話す。
「と言うわけや、じゃあウルはフォワード陣の手伝いを頼むって言っておいてくれるか?」
カリムにウルの役割を伝えると、わかったと頷く。
「そういうわけで、ちょっと遅れるけどもう少ししたらちょっとがらのわるいハーモニクサーとかいうユニゾン能力に似た能力を持った人が援軍に来るから、間違えても攻撃せんといてな」
はやての言葉にはい!と敬礼するフォワードメンバー。
「………」
その中、シャマルはなんか悩んでいた。
「どうした?」
それを察したシグナムが尋ねるがいや…と黙り込んでそのままストームレイダーに入るシャマル。
シグナムは黙ってそれを見るのだった。

「いいですか、動かないでくださいね」
一方、聖王教会ではシグナムたちを送ったシャッハは続いてカリムの命でウルも現地に送る。
「ああ…わりぃな無理させて」
ウルのほうは、礼を言うが、どこか心は上の空といった感じだ。
「どうしたんですか?調子が悪くなったのなら戻ってもいいんですよ」
「いや、ちょっと考え事をな……ま、あんたは気にしなくていいよ」
「?」
手伝うとは言いながら、ウルはさっきからヤドリギの呪いについて考えていた。
何故発動しないのだろうか。
本来なら、生きているなら自分は既に記憶と心を失っているはずだ。
じんわりと聞くものでもないだろう。
(本当に、わっけわかんねえ)
ウルは何度目かのわけわからねえ発言をしながらもシャッハの言われたとおりにする。
「それじゃあ行きますよ、ヴィンテルシャフト!」
シャッハは手に持っているデバイス、ヴィンテルシャフトを起動させる。
それと同時にウルとシャッハはこの場所から姿を消した。

646 :魔装機神:2007/09/27(木) 22:04:17 ID:piM87n9C
「リボルヴァー…シュート!」
スバルはガジェットの攻撃をかいくぐりながらリボルヴァーシュートで敵を破壊する。
「クロスファイアー、シュート!」
その後ろからティアナの射撃魔法がスバルがしとめ損ねたがジェットを次々と破壊していく。
「それにしてもこの数…レリックが近くにあるのは分かるけど多すぎない?」
ティアナはふうと息をしながら周囲を見る。
そこには複数のガジェットの残骸。
これはすべてスバルたちが倒したものだ。
「スバルさん、ティアナさん。こっちも終わりました」
少し一息ついていると、やがて機動六課ライトニング部隊のエリオとキャロもやってくる。
どうやら向こうも終わったようだ。
いや……
「二人とも、後ろ!」
どうやらすべてを倒せていなかったようで、二人を狙うように二つのガジェット1式がエリオを狙う。
「キャロ!」
エリオはキャロをかばおうと彼女の前に出る。
だが、ガジェットの攻撃がエリオに届く事はなかった。
急にガジェットのそばにある壁がいきなり破壊され、その破片によってガジェットは破壊される。
「え?」
いきなりの事でぽかんとしていると、そこから一人の女性が現れた。
それは、スバルと同じようにローラーブーツを装着し、スバルとは逆の左腕にナックルを装備していた。
「ギン姉!」
それは合流予定だったスバルの姉、ギンガ・ナカジマであった。
ギンガはみんなを確認するとふう、と一息入れる。
「ギンガさん、急ぎましょう。ガジェットよりも先にレリックを回収しましょう」
そうだ、さっさとレリックを回収しなければいけない。
そう思ったフォワード陣とギンガはレリックの回収へ向かう。
ちょうどその頃。
「おわあ!!」
ウルたちも到着し、ウルは思いっきり下水道に落下する。
「ぶはっ!ったく……」
ウルはいきなり下水道に落とされ、悪態をつきながらもせっせと通路に上る。
「ん?」
ちょうど、そこにはウルが落ちた時の水しぶきでびしょぬれになったシャッハが腕組をしながらウルを見ていた。
「な、なんだよ」
いや、とシャッハはため息を付く。
(本当に役に立つのでしょうか……)
いくら騎士カリムの命とはいえ、このような者と行動を共にしなければならないと思うと、ため息の一つも付きたくなる。
「それよりも、また妙なところにきたな」
ウルの言葉にシャッハは始めて気付く。
周囲には既にガジェットが二人を取り囲んでいる。
ちょっと彼に落胆して気付くのが少し遅れた。
このようなところにきてしまったとは……
「いきなりだけど、半分任せて大丈夫ですか?」
シャッハはヴィンテルシャフトを構え、二人はお互いを背を向ける。
「これがあんたらの敵?」

647 :魔装機神:2007/09/27(木) 22:06:08 ID:piM87n9C
ウルはガジェットを見て、へえ…とまじまじと見つめる。
その姿には緊張感などまるで感じられない。
「ちょっと数は多いけど…ま、これぐらいなら楽勝楽勝」
ウルは微笑を浮かべると、彼の体が光りだした。
「え?」
シャッハは驚いて彼を向く。
「なんなのですか……これ……」
そのときシャッハは見た。
目の前にはウルではなく、龍のようなものだったものであったのだ。

「ん?」
その頃、スバルは真っ先に異変に気付いた。
「ねえ、ちょっと寒くなってない?」
スバルは何か肌寒さを感じたのだ。
「そういえば……まあここは地下水路だし、ちょっとくらい寒くなるのは当たり前じゃないの?」
ティアナの言葉に、そうかなあ、と思いつつもレリックのことへ向かう一同。

「この数……ちょっときついかな?」
なのはとフェイト、そしてヴィータとシグナムは周囲を見る。
そこには、いきなり現れた数えるのもめんどくさいほどの数のガジェットがいた。
しかも、その中にはフェイク……幻像まであるのだ。
「抜かせねえ自身はあるが……」
「ああ、ちょっとばかし骨が折れるな」
そういいながらも、それぞれはデバイスを構える。
(シャーリー、実物と幻像のパターン、分析しておいてね)
(わかりました。ですけど、一旦敵から離れてください)
(ちょっとシャーリー、何言ってるの?)
いきなりの通信士、シャーリーからの通信に驚く一同。
そのときだった。
(それは、こういうことや)
いきなりはやての声が聞こえて、一同は驚く。
はやては上空に待機していて、騎士甲冑をまとっている。
「はやて、今回のリミット解除は3段階だが、大丈夫か?」
目の前にモニターに移っているのは、機動六課の後見人の一人であるクロノ・ハラオウンである。
「3段階って事は…Sランクか…まあ、それだけあれば大丈夫やろ」
はやてはうんうんと頷きながら前を見る。
「なのは隊長とフェイト隊長は斜線上より待機完了っと、ヴィータとリィンはフォワード陣、シグナムはストームレイダーの援護に言ってくれるか?」
はやての指示にそれぞれ頷き、行動を開始する。
「ロングアーチ1からロングアーチ0へ、シューティングサポートシステム準備完了です」
「ごめんなあ、リィンがおらんとどうも細かいコントロールは苦手で」
そういってはやては夜天の書を持つ。
「さあ、いくよ!」
はやては主ベルトクロイツを構える。
「来よ、白銀の風、天より注ぐ矢羽となれ」
はやてが呪文を唱えると、彼女の前に、そしてそれを囲むように、合計5つの魔法陣が描かれる。
「フレス…ベルグ!」
はやての言葉と同時に、5つの魔法陣から魔力が放出される。
それはガジェットの塊の通院しにt区と同時に巨大な光となってガジェットを包み込んだ……

648 :魔装機神:2007/09/27(木) 22:08:24 ID:piM87n9C
「あー終わった終わった」
戦闘は終わり、ウルはんーっと背伸びをする。
「……」
だが、シャッハはただ呆然と見ていたのだ。
「おーい、早く合流するんじゃねえのか?」
ウルの言葉にはっとしたシャッハは、え、ええといいながら際ごみもう一度それをみて、少し寒さで体を震わせながら先へ進む。
周囲にいたガジェットが、すべて氷付けにされたのを見ながら。

「ウーノ、どうしたのかね?」
ここはどこかわからない研究施設のようなもの。
そこに居る一人の男、広域時空犯罪者、ジェイル・スカリエッティはスバにいるウーノが何かの反応を見つけたらしいことに気付く。
「はい、クアットロから報告があったのですが、ガジェットがすべて氷付けになったと。
それと同時に、かなり高い魔力も確認されました」
ウーノから状況を聞いてそうか、とつぶやくスカリエッティ。
「それと、ルーテシアお嬢様から奇妙なものを拾ったと連絡も入りました」
そういってモニターを操作すると、そこには小さな少女がいた。
「ドクター、これ……」
そういって少女、ルーテシアがスカリエッティに見せたものは、少女が持つには物騒ともいえる骸骨をかたどったいかにもといった感じの書物だった。
それをまじまじと見るスカリエッティ。
「魔力はなさそうだが…面白そうだね。レリックを回収したらそれも持って帰ってきてくれるかね?」
スカリエッティの言葉に、わかったといってルーテシアは通信を切った。
あのような書物に何が書かれているのだろうか。
一人の科学者として非常に興味がわいた。
「ウーノ、あれの状況は?」
スカリエッティの言葉にはい、となずいてコンソールを動かす。
「未だに管理局には感づかれていません。あれがまだなんなのかはまだわかりませんが……」
そういってモニターに移ったのは、ほとんど壊れかけている遺跡のようなものであった。
「そうか…あの奇妙な書物といい、変わった遺跡といい……」
そういって、スカリエッティは横を向く。
そこにはカプセルがあって、何かこの世のものではない、かといてなんなのかわからないものが眠っていた。
「私は本当に運がいい。一研究者として、このようなものと出会えるのだから……」
そういって、スカリエッティはふふふ、と小さく笑うのだった。

「あ、ありました!」
地図をタたどっていくうち、キャロは一番最初にレリックを見つけた。
レリックは下水道に浮いていて、ティアナがアンカーを放ってレリックを自分達のところまで引き寄せる。
そして、それをキャロは手に取るのだが……
「冷たい?」
キャロは冷えているレリックケースに疑問をうかべる。
まあ、それよりも今はレリックの確認だ。
「中身は……はい、確かにあります」
キャロはケースの中にレリックがある事を確認してほっと一息つくキャロ。
そのときだった。
何かがこちらへ近づいてくる。
そう思ったときには、何かがキャロの目の前に現れた。

649 :魔装機神:2007/09/27(木) 22:11:47 ID:piM87n9C
「きゃあ!」
それは躊躇なくキャロを蹴り飛ばす。
それを見たエリオはとっさにキャロを後ろに立ち、衝撃を和らげる。
「れ、レリックは……」
キャロはきょろきょろとレリックを探す。
そしてレリックを見つけたかと思うと、そこには謎の少女がいた。
「そ、それを持って言ったらだめ!とても危険なものなんです!」
キャロの言葉にも耳を貸さず、少女はレリックを持ち去ろうとする。
その時、少女の首筋に魔力刃がつきたてられる。
「それは本当に危険なものだから返してくれないかしら?」
ティアナが自分のデバイス、クロスミラージュをダガーモードへ変更して少女の近くに現れたのだ。
「……」
だが、少女はそれにも動じずに前だけを見る。
「ティア、上!」
スバルの言葉で上を見るティアナ。
そこには、誰かがティアナめがけてけりを放とうとしていた。
それを見たティアナは回避をとり、スバルとギンガが援護に以降としたときだった。
「くっ」
先ほどキャロを蹴り飛ばした魔中のようなものが二人を遮る。
何とかスバルのおかげで攻撃をかわすことが出来たが、レリックを持っているケースを取り返せなかった。
「ルーテシア、大丈夫か?」
急にティアナを襲った、かなり活発そうな女はルーテシアに尋ねる。
「うん。ありがとう、ノーヴェ」
ルー手氏はその女性、ノーヴェに礼を言う。
(なんなの?こいつら……)
ティアナは謎の人物達を見る。
それに……
(あれ何?本?)
少女が持つにはあまりにもまがまがしいドクロをかたどった書物。
いかにも怪しかった。
「ルールー!」
先ほどとは違う別の声。
そこには、とても小さな女性が一人。
「アギト……」
その小人、アギトはルーテシアの前に着くと、スバルたちを見る。
「あたしが来たからには、お前らなんてすぐにぶっ飛ばしてやるからな!」
そうスバルたちを挑発した後だった。ふいに、アギトの後ろにある壁が思い切り破壊された。
「おーおーやってるやってる。何とか間に合った」
そこには、全身黒い服で包まれた男と、双剣を持つ女性がいた。
男のほうはキョロキョロと辺りを見る。
「で、俺はどっちの味方につけばいいんだ?」

650 :魔装機神:2007/09/27(木) 22:15:28 ID:piM87n9C
投下完了。
書いて手疑問に思ってたけど、売るってこんなしゃべりか足してたってか?
長い事してないし、SH2売っちゃったし……
しかし、SH2は始めて売って後悔したゲームだったな…いつか買いなおすか。

とりあえずひどいミスがあったので修正。
それはガジェットの塊の通院しにt区と同時に巨大な光となってガジェットを包み込んだ……

それはガジェットの塊の中心に来たと同時に巨大な光となってガジェットを包み込んだ……
に直してください。
自分別スレでも誤字がひどいからそろそろ本気でどうにかしないと……(向こうじゃみんなはミスすらも楽しんでいるけど……)

651 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/27(木) 22:31:50 ID:VfKrlfyd
乙でした!
SH2は、ニコニコ動画でゲーム映像見たぐらいなので知らないに等しいのですが
ウルのキャラクターがよく出てると思いました。
ティアナのルールーの頭狙いが無いのが物足りない(ぇ

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 22:33:47 ID:Kg0bd05H
>>650
SHは大好きだから嬉しい。リングの精の登場に期待。

653 :魔装機神:2007/09/27(木) 22:34:41 ID:piM87n9C
そういえば、このときって既にノーヴェは起動はしてましたよね?
10番(オットーだったっけ?)もあの時いたし……
最後に起動したのは確か12と8だったから起動してるはずだと思って登場させちゃったけど

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 22:38:15 ID:pF6GRlOx
>>653
ならば今すぐ買いなおせばいいじゃないか!

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 23:55:47 ID:x3puc1Xy
>>650
GJ!元祖パピヨンことヨアヒムの参戦にも期待。

656 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/09/27(木) 23:58:34 ID:HxOP0Dpz
>>638
GJ。
うーむ…基本的にドクターに忠実なセインがここまでビビるとは…。
アーカード恐るべし。忍も吸血鬼だけどあくまでも便宜上とはいえ
同じカテゴリに入る存在とはとても思えませんなあ…。
>>653
GJです。
10番はオットーじゃなくてディエチですぜ。

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 00:11:31 ID:1PeQ3ZyM
ガオガイガーにめらめら燃えたぜ!!
しかし、ザフィーラ入院ってさらに出番が減るじゃないか!!!
南無。

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 00:14:55 ID:+cH9IMP6
475KB突破ッ!!

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 00:23:36 ID:kNs/vtej
やはり言った方がいいと思ったので。

>>622
×スパイナルドリル→○スパイラルドリル
同様に×スパイナルガオー→○スパイラルガオー です。

みなさんのSS楽しく読ませてもらってます!
こういう時は、支援、と言えばいいのかな?

みなさん、本当にGJです!

660 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/28(金) 00:28:21 ID:OENan8JH
>>659
あぅち、グレンラガンに浸かりすぎました(スパイナルネメシスとか聞いてたらw)
あとで、修正願い出して起きます。

661 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/28(金) 00:33:34 ID:OENan8JH
あ、連投すいません。
寝ぼけてる自分(;・ω・)スパイラルネメシスであってるじゃん。
すいませぬ。

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 07:47:51 ID:AVfADYuI
GJな作家さん方のおわすスレへと投下希望してみんとす。
自分、終わりのクロニクルとのクロスを書いてみました。っつーても大筋は終わクロのもので、それにリリカルなのは側のキャラを当て嵌めたって感じのものですが。それをちょいと書いたので投下してみたいんすが良いでしょうや? もし良かったら投下してみるんすが。

・・・あ、ちなみに確認したい事が一つ。「清しこの夜」の英文が現段階では丸写しなんですが・・・それって直した方が良いですよね?

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 08:20:29 ID:zdSjW+YV
Go Ahead!

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 08:58:31 ID:AVfADYuI
良いみたいなんで投下してみますぜ。
終わクロ側のキャラはあんまり出てこない事になるとは思いますが、「なのは側のキャラをここに当て嵌めたのかー」とか、そんな風に楽しんでもらえれば幸いです。
では次より名前を変えてレッツ投下ー。

665 :なのは×終わクロ:2007/09/28(金) 08:59:44 ID:AVfADYuI
序章『聖者の行進』

聞こえる彼等彼女等の歌
聖なる歌の朗じは響いて
その歩みは終わりの先へと続く

     ●

 夜となり、闇となった空はその上下に数え切れない光の群を抱いている。
 上部の光達は星、下部の光達は街灯りと人は呼ぶ。
 そして街灯りの中央には巨大な白の建造物がある。無数の階層を内蔵した駅ビル、海鳴駅の看板を担う建物だ。
 外壁に備えられた大きなデジタル時計が示すのは21時、営業こそ終えているが終電には遠い時間だ。しかし人の姿はどこにも無い。否、それ所かホームに控える電車、駅前のロータリーに停まるバス、その何れもが動いていない。
 全くの無人は駅ビルを静寂で包む。しかし、そんな中に一つの音が生まれた。
 駅ビルの窓の一つ、それが屋内側から叩かれたのだ。
 窓に映るのは女性の人影。人影は幾度か窓を叩き、しかしすぐに走り去った。
 引き換えに窓が一面黒くなり、次の瞬間には砕かれた。
 破片を屋外へとばらまいたのは、巨体だった。
 2メートルは超えようかという巨体。その姿は屋外故に陰って隠されたが、窓を砕いたその腕は見て取れる。腕を覆った灰色の剛毛と、弧を描いた長くて太い爪だ。
 そして影が走り去る。その方向は、最初に窓を叩いた女性が走り去った方だ。

666 :なのは×終わクロ:2007/09/28(金) 09:00:11 ID:AVfADYuI
     ●

 誰一人としていない駅ビルの中、一つの人影があった。
 大きな楽器ケースを持ち、髪とブレザーを振り乱して走る少女だ。
 少女は疾走し、黄色で3階と書かれた表記を横切った。
「・・・2階には、隣のビルへ続く橋がある・・・っ」
 息を切らした喉が、呟きによって咳き込んだ。
 しかし少女は止まるわけにはいかない。何故なら、未だに何かが自分を追う気配があるからだ。
・・・何なの? ・・・一体何だって言うの!?
 これはツケだろうか、と少女は思う。三年間、ずっとここを隠れ家にしていじけ続けた自分への。終業を過ぎても帰らなかった自分への。
「帰ろうと思ったら誰も居なくて・・・、警備員のおじさんも・・・駅員のお兄さんも・・・!」
 そして出会ったのが、今自分を追う巨躯の影だ。
 逃げなければ、と思う。あの影に捕まれば、自分が得るものは破滅だけだ。
 眼前、エスカレータが見えた。といっても動きを止めたエスカレータは通常の階段と同意だ。少女は駆け下りていく。目指す2階はもうすぐだ。
 そこまで来て、少女は頬に一つの感覚を得た。
「・・・風?」
 そよ風と言っても良い、普段ならば快感とも言えるものだ。しかし緊張感で満ちた今の少女にとって、それは危機を知らせる一報だ。
「っ!?」
 背に振動を得た。
 追い付かれたか、と思ったが、背全体を痺れさせるその感覚はそういったものではない。やがてそれが耳に届くものだと気付いた。
 それは、雄叫びだったのだ。肉が痺れ、骨が震え、心が竦むような、獣としての叫び。
「ーー化物っ!」
 もはや少女は認めた。非現実的だとして度外視した影の正体を。人を遥かに超える巨体と爪、そして獣声を持つ異形なのだと。
 そして、雄叫びが迫った。見えはしない。ただ、巨躯が自分へと躍りかかるのを気配で感じた。
 影が迫る中、少女は思った。ごめん、と。だがそれは、ここにいない父へでも母へでも、仲の良い友達や恋する学校の先輩へでもない。
 手に持った楽器ケース、そしてその内容物への謝罪だ。
 動きは後方へのスイング。ケースを重量任せに振るう一撃だ。
 重量と振り子動作による加速、その双方を得た楽器ケースは巨大なハンマーとなって迫る影を打つ。
「ーーーっ!!」
 影が抗議に鳴き、楽器ケースの一撃に吹っ飛ばされた。
 巨躯はエスカレータのサイドフレームを突き破り、そしてその向こうの吹き抜け空間へと飛び出す。
 雄叫びが地下階層まで遠ざかっていくのを、少女はエスカレータを転げ落ちながら聞いた。
 階段を駆け下りる途中に背後への重量任せな一撃、それで態勢を維持出来る筈がなかったのだ。
「ーーぐっ!」
 どうにか頭を守り、2階の踊り場へと衝突する。
 痛みは肩と脇、それに腕が中心となって滲む。足への被害も甚大、転げ落ちる際に段差の角で打ったようだ。
・・・怒られちゃうな・・・
 腕に感じた痛み、それに少女は涙を得る。腕だけは守れ、そう聞かされて育った自分の過去が軋んでいる。
 だが、と思う。早く行かなければ、とも。
「・・・橋へ・・・っ」
 痛む身を引きずり、少女は歩く。腕を抱え、眉をしかめ、足を引きずり、遅々としながらも歩く。そうしてどうにか辿り着いた連絡橋へ続く出入り口。
 それを少女は抜け、再び有り得ないものを見た。それも今度は二つだ。
「猫と、ロボット・・・?」


667 :なのは×終わクロ:2007/09/28(金) 09:02:47 ID:AVfADYuI
     ●

 橋へ繋がる踊り場、そこに出た少女の前には確かにそれがあった。
 橋の中程にうずくまる子猫と、それを覗き込む様に立っている巨大な人型機械だ。
 銀色に近い鉄の装甲は弧を描いた先鋭形、手足は細長く、単眼の頭部を持つそのフォルムは人型だ。ただし駅ビルの1階に相当する地上部に足を置いて、目線は2階から伸びた橋を見下ろす巨大さだ。
「あ・・・」
 その単眼がこちらへと向く。
「・・・や」
 足がすくみ、少女はへたり込んだ。
「・・・や、ぁ・・・っ!」
 心身が震えて何も出来なくなる。
・・・来ないで・・・っ! もう何も来ないで・・・っ!!
 もう嫌だ、そんな思いに思考が沈み、
「ーーえ?」
 不意の感触にそれが止まった。冷たさと湿気のあるざらついた感覚、それを膝に感じた。
・・・何?
 なんだろうか、これ以上何が来たというのか。
 逆上に近い意思に突き動かされ、少女は感覚を与えた何かがいるだろう膝元を見た。
 そこにいたのは、
「・・・猫」
 橋の中程でうずくまっていた子猫。それが少女の膝を舐めていた。
 いつの間に、という疑問が浮かび、
「・・・さっきロボットがこっちを見たのは、この子が私に寄って来たからで・・・」
 子猫が舐めているのは、先ほどエスカレータを転げ落ちた際に得た傷だ。
 まるでその傷が早く直ってくれと、そう言うかの様に。
・・・私は・・・もう何も来ないでと、そう思ったのに・・・
 この子猫は来た。如何なるものの来訪も拒んだ自分を、助け励ますかのように。
 そして猫は面を上げ、少女の顔を見た。
「・・・に」
 鳴き声は細く、高く、愛らしいもので。それは幼さと弱さと純粋さを秘めていて。
「・・・っ!」
 連れていくと、一緒に助かろうと、少女に決意させた。
 少女は子猫を抱き、立ち上がる。足首が、肩が、全身が痛みを訴える。
・・・でも、大丈夫・・・っ!
 いける、と。
 もう泣かない、と。
 この支えを得られた自分は、
「・・・もう、負けないっ!」
 ロボットの腕が振り上げられたのと共に、少女の立つ踊り場が砕けた。

668 :なのは×終わクロ:2007/09/28(金) 09:04:21 ID:AVfADYuI


 瓦礫と共に巻き上げられ、少女は浮遊感を得た。
 最早痛みは感じない。
 ただ漫然と、虚空に浮かぶ事を知覚して。
 不意に見えた星空が綺麗だと思って。
「あぁ・・・」
 悲哀もなく、感激もなく、ただ感慨を持って声を漏らす。
 胸に動作を感じて視線を向ければ、抱えていた子猫があくびを一つ。
 緊張感のない子、という感想を抱き、それが支えになったのだな、とも思う。
 そして体が上昇を止め、次第に落下を始め、
「ーーもう、大丈夫だよ」
 声を聞いた。
・・・誰の?
 自分の声ではない。では猫の声か、等と考えて笑った。
・・・今晩だけで、非現実のオンパレードだったものね・・・
 脳まで非現実に侵されたか、と考えながら、
「佐山君、こちら高町。乱入者を確認・・・確保したよ」
「ああ、見ていたよ、高町君」
 抱きとめられた感覚に少女は意識を手放した。



「・・・さて」
 上空、瓦礫と共に巻き上がった少女が保護されるのを佐山は見た。
 身を包む白服と足首から伸びた桜色の光翼は、少女の保護者を夜空に栄えさせる。
 その光景に佐山は頷き、
「良い仕事をするね、高町君。・・・自分で撃ち上げた少女を自分で確保、ナイス自作自演だ」
『そ、それは聞き捨てなら無いかなー!?』
 意識に響く声、念話を持って高町が抗議した。
『あそこで私が先に踊り場を撃ち抜いてなかったら、この子絶対に死んでたよ!?』
 そう、佐山は見ていた。ロボットの腕が少女のいる踊り場を砕くより先に、高町が砲撃が打ち込んで少女を吹き飛ばし、致死の場所からずらしたのを。
 もしなのはがそうしなかったら、少女はロボットの腕に引き裂かれていただろう。
「だから褒めているのではないかね。さすが高町なのは、時空管理局の白い悪魔だ」
『あ、それ禁句!! そこに降りたら痛い目見せるからね!?』
「・・・やはり悪魔ではないかね。それよりも、君より先に彼によって私は痛い目を見そうなのだが」
 眼前、巨躯のロボットが動いた。
 その質量に反比例した俊敏な動作は即座に腕を構え、今度は佐山に向けて腕を振った。
「佐山君ッ!?」
 念話ではない、なのはの直な声が聞こえた。
 少女を抱えたまま、なのはがこちらに向かってくる。
「何、問題はない。ーー私には、麗しの根性砲撃が控えている」
 飛来するなのはに佐山は笑みを持って答える。
 そして眼前に腕が迫り、
「我、力を求める事を恐れ・・・」
 不意に、佐山の後ろから声が届き、
「ーーしかし、力を使う事を恐れぬ者なり・・・・・・ッ!!」

669 :なのは×終わクロ:2007/09/28(金) 09:09:55 ID:AVfADYuI
 佐山の背後から閃光が走る。
 光速を体現したそれは一直線にロボットへ向かい、その胸部装甲を突き砕いた。
『・・・・ッ』
 その勢いにロボットは僅かに身を浮かし、噴煙と轟音を上げて倒れた。
 そして佐山の後ろから人影が現れる。現れた人影に、佐山は振り向かない。
「こちら新庄。現在ガジェットドローンW型と抗戦」
 やがて人影は佐山の前に出た。
「ーー撃破を完了」
 それは一人の女性だった。
 黒の長髪を揺らし、白いロングスカートの装甲服を着込んだ少女。その手には長大な機械の杖が握られている。
「嗚呼、新庄君。君の仕事はいつも麗しい」
「そりゃどうも。僕もいつも言ってるよね? あんまり一人で前に出ないで、って」
「これは異な事を新庄君。君を除く愚民共を率いてやる偉大な私が最前に立たずしてどうするのかね?」
「君を最前に立たせたら皆が同類に見られちゃうだろ!?」
「ていうか私は愚民・・・?」
 佐山を半目に見ながらなのはが降り立つ。なのはに抱えられた少女を新庄は覗き込み、
「この子が乱入者? 無事かな?」
「うん。・・・逃げる途中で幾らか怪我はしたみたいだけど、大事にはならないよ」
「ああ、それにこの子は最後で再び立ち上がる事が出来た」
 少女の胸に居座る子猫は動かない。こちらを見据えるその姿はまるで護衛役だな、と佐山は思い、
「君達も頑張ってくれたまえ?」
 砂を蹴るような音がして、無数の影が佐山達を取り囲んだ。
 何れもシルエットこそ人型だが、巨躯に剛毛と爪を備えた異形ばかりだ。
「・・・人狼が十。この子を追い掛けていたと同種だね」
 佐山は取り囲んだ影、人狼達を見渡す。
「敵の重役が前線で孤立したからって、やる気になってまぁ・・・」
 新庄は手に持つ杖を構えた。
「・・・このLow-Gに揃った答えに背く分からず屋は」
 なのはは抱えていた少女を下ろし、拳を突き出した。
 指が開かれ、その中にあるのは指先程の小さな赤い宝玉。
「ーー頭、冷やそっか?」
 瞬間、宝玉より烈波が放たれて人狼達を踊り場から地上部へと突き落とした。
 それを見下ろすなのはの手にある物は最早宝玉ではない。手の平程に巨大化した赤い宝玉を先端に備える、金の柄をした機械の杖だ。
「レイジングハート・エクセリオン。ーー神威と世界樹の後継者、高町なのはが相手になるよ」
 起き上がる人狼達に、なのはもまた地上部へと飛び降りた。

670 :なのは×終わクロ:2007/09/28(金) 09:15:04 ID:AVfADYuI


 遠く、戦の音がする。
 佐山は音源たる無数の戦場を見た。
 眼下では、桜色の光を率いて高町なのはが人狼達と戦っている。
 眼前では、槍持つ少年が少女と共に白の翼竜に乗って空を翔ている。
 遠くでは、黒の巨大な人影が同じく巨大な人影と格闘戦を展開している。
 そして、不意に旋律が生まれた。
 隣に立つ新庄、彼女が一つの歌を紡いでいるのだ。
 佐山はその歌を知っている。聖者の誕生を讃える歌、清しこの夜の一節だ。

Silent night Holy night/静かな夜よ 清し夜よ
Sheperds first see the sight/牧人たる者が初めにこの光景を目にする
Told by angelie Alleluja,/それは天使の歌声 礼賛によって語られる
Sounding everywhere,both near and far/近く 遠く どこまでも響く声で
“Christ the Savior is here”/「救い手たる神の子はここに在られる」
“Christ the Savior is here”/「救い手たる神の子はここに在られるーーー」

 歌を聴きつつ、佐山は首元のフォンマイクを取って口を開いた。
「ーーー諸君!」
 佐山は右腕を振り、眼前に広がる戦場を見た。
「今こそ言おう。 ーー佐山の姓は悪役を任ずると!」
 新庄が笑み、佐山も笑みをもって返す。
「私は今ここに命ずる! ・・・誰も彼も失われるな、と! 何せ世界は有限、誰かが欠ければその分だけ世界は寂しくなってしまうのだから!!」
 遠く、轟音が響く。仲間達が相対する敵を負かした音が。
「解るな!? ならば進撃せよ! 進撃せよ! 進撃せよ、だ!! 馬鹿共が馬鹿をする前に殴りつけて言い聞かせろ! ・・・我々の方が断然馬鹿を楽しんでいるぞ、と!!」
 佐山の声が響く。
「ーーそれが解ったら言うが良い!!」
「テスタメント!」
 答えが返された。
 幾十の言葉が、聖書に語られる契約の言葉を持って。
 ようし、と佐山が頷いて笑った。酷く楽しそうな、獰猛なまでの喜色で笑む。
「さあ・・・理解し合おうではないか!!」

     ●

 ーーーー話は2年前、2005年の春にまで戻る。

671 :なのは×終わクロ:2007/09/28(金) 09:21:13 ID:AVfADYuI
てな具合で投下してみました。
如何なもんでしょうか? お目汚しならスミマセンの一言ですが。

追伸 ●←の位置がいい加減で御免なさい。

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 11:43:48 ID:+i6P+J36
GJ!おぉ、終わりのクロニクルだ。全宇宙の中心の悪役だ。
終わクロ側のキャラがあまり出てこないって……せめて全竜交渉部隊メンバーくらいは出して欲しいよ。SM夫妻とかストーカーな後輩とか変態全部長とか。
そうじゃないと、終わクロの面白さの大半が失われてしまうヨ。リリカル側の人たちは、終わクロの人たちと比べると常識的で無個性だし。無個性になってしまうし。
それでも続きが楽しみな事には代わりが無いけどね!

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 11:48:53 ID:oM8bVGTd
これがSSの最先端か! そしてGJ!

悪役とその正逆がキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

そしてさようなら、僕らの知ってる高町なのは
そしてこんにちは、エイプキラー


あと余計なお世話かもしれませんが「ー」ではなく「―」の方がいいかと


674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 12:29:44 ID:rygHIIOg
次スレ立てるけどおk?

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 12:33:11 ID:QR8Vt2jD
OK
よろしく頼む

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 12:35:29 ID:rygHIIOg
             __ ___      / /―- 、__
           _!:::´::::/`ヽ''´  ̄  -‐ 、 ―-<
         ,ィ´_j:i:;イ´ ,           ヽ  、 `ヽ         次スレ・・・
        / <´::::::::/  / , , / ハ i  ヽ.!  、\ハ
          〉/:i :i '.: _:!:」!-|トN  !}イ:-、! ハ:.、 ヽ ヽl
         ∠、:::::| l:i:!: f,ィ:Tハ     fT:トル':i l:、:ヽ }、!   .人
        /   :「`i :ハ:ト.、! 辷リ  , 辷リi} ノノ: ,! ハ: !   `Y´
        /  ∧ :! :i:{」:.ヽ.        彳 ト、 !イ レ'  _i_
         / / ,' |:! ハ:. ヽ   ´`  ,.イ l i` ! |   !
       レ′ /  .:! .: __ハ:. ',  __..イ: i:.  l | l l           /.}
          /   > くr―-、\r‐へ,.イ::::::iーr---――---- :r‐‐ -‐'´ く
        厶| ! /  /:::::::::::::::::::::::::::::V__:::::::::| __     | _| __ヽ__`ー、
   fて ̄\ r‐从/|__._/:::::::::::::::::::::::::::::::/::/ ̄ ̄´     ̄ ̄ | ̄!´   r' ー' http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1190950386/
   | ヽ: : : \ |: : /: ∧::::::::::::::::::::::::::::::|c::|_,________.」  ト 、    ヽ
\__./   \: : : ヘ:厶/:::::::\::::::::::::::::::::ノー'   V:!: l !     |c_」   ` ー、}
_/  r‐、 ` ー|/:::::::::::::::::>、_/      l:|:  ! |
.く: : : : : : : : :_ /\::::::::::::::::::::::///           N     _i_
_ >――――く \ \::::::::::://            |!.       !
::::::::::::::::::::::::/ \_ ヽ \:::::川             .l!  *
:::::::::::::::::::::/   | 介 、  _}ー‐┘          *
:::::::::::::::::::/    |   | `く

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 14:29:46 ID:5H0z0Ck0
>>672
逆に考えるんだ。
常識的で無個性なリリカルの人達が川上世界の超個性と超常識に染まっていくのが楽しめると。

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 15:51:30 ID:+i6P+J36
>>677
いや、それはまずくない? だって、それはいわゆる原作キャラ性格改変小説になるってことでしょ。大抵ろくな事にならない予感が……。
どうせなら川上先生の超世界に、リリカルキャラが染まりきれず、常識や一般人の定義とかに頭を抱えながら進んでいく方がマシな気がする。

679 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/28(金) 16:46:39 ID:OENan8JH
さて、どの程度から埋めを開始していいのやら。
現在495KBだからなぁ
最後のAAにソルダートJ使いたいぜ!

>>671
投下乙です。
原作読んでないので、イマイチ感想を書けないのですが今後とも頑張ってください。


680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 19:35:14 ID:rygHIIOg
           ┏  ━ゝヽ''人∧━∧从━〆A!゚━━┓。
 ╋┓“〓┃  < ゝ\',冫。’ 、 ._〃Ν ; ゛△│´' 'ゝ'┃..   ●┃
 ┃┃_.━┛ヤ ━━━━━━━━━)━━━━━━━━━ .━┛
        ∇     ',    ,'`》'´⌒`彡 火、ヽ,,"∧ ┨'゚,。
           .。冫▽ <.冫  ノ,ィ∝ノノ))))) 十   乙  ≧   ▽
         。 ┃  .Σ  ( ((ヽ.l!・ω)'), 、\'’│   て く
           ┠ ム.┼ ノ) ヽ   /   ,,’┼ ァΖ.┨ ミo'’`
         。、゚`。、 ▽. i'´/ (  〈 レ' o。了 、'’×.个o
        ○  ┃   `、,~´+,! し'ヽ,)   ',!ヽ.◇  o┃
            ┗〆━┷ Z,.' /┷━''o ヾo┷+\━┛,゛;



       )
   ,'`》'´⌒`彡
  ノ,ィ|三三三∃⌒
  ( ( ゝ(l(.;)-゚ノ|l  ハシャギ過ぎました…
  ノ) (`///) つ
 '´   | ̄|ミ|..‖
     し'.|巛)‖

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 19:36:42 ID:rygHIIOg
私が事務処理を行うと…
      )
..,'`》'´⌒`彡
ノ,ィ∝ノノ)))))
.( ゝ(l! ゚ -ノ|l ピピ ピ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄
   ボオォォォォン!!
..,'`》'´⌒(;; (´・:;⌒)
ノ,ィ∝ノ(;. (´⌒` ,;) )
.( ゝ((´:,(’ ,; ;'),`(´
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/ 从从 /
     ̄ ̄ ̄
爆発仕様もないものが爆発する…

ティアナに代わって端末を触った時も…
      )
  ,'`》'´⌒`彡  /´(´д`)`\ ありがとうございます
  ノ,ィ∝ノノ)))))
 ( ( ゝ(l!_゚ -ノ|l うむ
 ノ) /ゝ〔三d

     )
  ,'`》'´⌒`彡,,(' ⌒`;;)’
  ノ,ィ∝ノノ)(;; (´・:;⌒)
 ( ( ゝ(l!(;. (´⌒` ,;) ) ’ドゴォォォォン!!
 ノ) /ゝ〔((´:,(’ ,; ;'),`
やはり爆発した…(しかも、他の局員が使っていた端末まで…)



そんな私の隣に乗ってくれるのは…高町隊長だけだ…
                 ,... -――――――,−--、 __  彡
           .  ,,..-''"(ー´)\(∀・)*\,//   、\皿#,,\
       ,,.. - ''"゙゙;>ー―---――;=''''"゛゛⌒ヽ, ̄ ̄ ̄7〉  ''´ ̄`i  彡
    ,,. '"  ,,. '"        /    /   ヽ   /▲ /,r'⌒!'
  ∠二フ/___,___/∠二フ/  r'⌒ヽヽ_/´   // ∩ i
  〔`゙`ー―――――――――'''''"゙´   ノ/ ∩ |   ̄__!/ノ ∪ノ  彡
  〉同〉―― [二二] ―――j同>=:;つ_ノ ∪ノ/ ̄   `ー―''´
   ̄ ̄ー― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  `ー―''´

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 19:38:50 ID:rygHIIOg
    ______,.___, |;:;:.... |
 ゚     。  :     ..:| |l職|
:         。    ..:| |l  |
    ゜     : ..:| |l安|
  :       ゚   ..:| |l_|
    ゚   :     ..:|;:;:.... |  ) 。o(早く戦闘終わんないかなぁ…)
      ゜  :  ..:|;:;:.... |⌒`彡
  。           ゚ ..:|;:;:.... |ノノ))))
   :     :   ..:|;:;:.... |ω゚ノ|l じぃ〜
 ゚  。  :   :  ..:|;:;:.... |と)
  :      :   ..:|;:;:.... |J
      ,,.,、-‐''"´~ `ー-‐

683 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/09/28(金) 19:59:00 ID:OENan8JH
       |、 |i !、 /{  |  ./|                    ,,. --ァ          /    ノ
       | t,t '., |:.|  | .f {               ,,. ‐ '¨,.ィ''"/        ,,. イア   ./
       .| `ヤ, t、|  `ty、l            ,, ''" ,. ィ''"  /       ,.イ,. '''"   /7     _
        l;, `:; `、!   / ヾ、  __    ,. '"  .ィ" _..../___   ,.ァイ ,イ"     ィ'/_,,.. -‐''  ¨`ソ
     ヽ、 `、.  t.、`  l =@  ̄ ̄  ¨゛ヽ/  / ,. ‐ "   ,.ィ''/ ,. ‐'¨./_.レ'       ¨ ̄         ,イ
      ヽ、、.':;;;,, `、`ヽ、| fi |`‐-、    /  .//   ,,.ィ'"ィ⌒`"=-、,ィ'"~          _,,.... --‐ ''"
       `、`,`t、'' ':,  { |」.ヾ=二=''ー-y'   ,イ'"   ,.イ,,.'"{                     ̄¨¨ー--- 、    「反中間子砲、全レーザーミサイル。
        `、;;;``ヾ,,,`tィ∨'''-ケ"_` ´::/   /    イ≡:ァ''" `ヽ、                         `+    目標、聖王のゆりかご!
         ヾヽ、:;;;;;;;;;,,,{  |. / ~| |.  /    /::::rィ'"     `¨¨T'ヽ、             `ーニニ二=‐''"  ヴィヴィオには当てるなよ!」  
    _ ,,,... -‐-、ヾ、;;;;;;;;;;;〉ト,jヽ`ー"_.|  /.   /:::::,'./         `ヽ、`¨ヽ、         _   `ー- 、  『了解!』
 -‐''"        `ヽ、二=7ニ=''"二‐|  l   /::::::::; l            `ー==二ニア`ー---‐'" `¨‐、   `,
 ¨~`ー-、       r…''",,... -二,,.-| /   ./::::::::::::| l.           ,.ィ''"´            `ー、=''"
    ,. ニ、    ,.-{,. - ニ -'''"   |,,イ  .,.イ:::::::::::::::>、ヽ,__   ,. '
  ,. :'"   `、  ,:;':'",,.ィ'"       V`r'"|:::::::t''" ̄  `¨´    ̄ ̄
/      `、 tキ'''"            /::::::::/}
 ̄ ̄¨¨`ヽ  ヾ、!:i     ,,......__ ./`ー--' |
      `:、 `:!:|    /::::::::::::`t ̄     ノ
        `ー-!.|  /::::::::::::::::::::::::`ー===≠"、
          `ヾ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `t  ヽ、
  ,=、.._.      }:::::::::::::'.,':,:::::::::::::::/ l  `t   `.、
  {    ¨'i    __〉::::::::::::;',':::::::::::::/ |  :|   `:、   `ヽ、
.`マ     `Ti¨" .〉::::::::::;;!';::::::::::::: ̄¨ブ l    ヽ、  `ヽ、

http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1190950386/

503 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)