2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part57

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:13:17 ID:ZtNvAN6R
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

前スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました part56
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1189489438/
まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/
--------------------------------------------------------------------------------

    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!

--------------------------------------------------------------------------------
     _
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は本スレへの投下で問題ないわ。
    J{  ハ从{_,     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、本スレではなく避難所への投下をお願いね?
    ノルノー゚ノjし      ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   /く{ {丈} }つ     ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   l く/_jlム! |      ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   レ-ヘじフ〜l         ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:17:01 ID:pLNKM5c4
>>1
乙である!

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:17:43 ID:VE2lg1fF
さすが私の見込んだ>>1、乙である

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:18:14 ID:WgVnqhR1
>>1乙と書いた手紙テーブルの上に置いたよ


5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:18:33 ID:7SQLhhuU
>>1
モ乙ト伯爵

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:24:15 ID:YNJMIt4l
>>1乙です

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:25:23 ID:WQrK5sJf
>1乙
1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:23:25 ID:0F4prrv9
1000なら斑目召喚

ブリーチの奴か?

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:25:52 ID:zgIqwkWO
1000ならアームストロング・オズマを召喚

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:26:10 ID:TaSUDvjQ
  _______
  弋 ̄ ̄ ̄ \`ヽこニニニ= = 、_
   ヽ: : : : : : : \>- ‐ ――- 、 _二二二ミ ‐、___
    \: : : : /           ` ヽ、:: : : : : :フ´
.     ∧: /       /    !   \__::/
.    ,' ./    ,.斗;‐<   ! ハ     ヽ,. -‐ ' ¨¨ヽ、
.    /  |    | i / __| !  /r十ト、   /       厂\
   /  .| !   ! |ィ圻Tヽ !  ! r=、 レ!   人_/ / / r‐‐く::::::::::〉    >>1さん、とっても乙ですわ
.  /   V\!∧! トr;r{  \| 心} 〉|  /!/  `ー'ーく_:::::::::_rvく
 /     |   \ ゝ‐'     ヒリ  レ个く       `ヽ{   ヽ    私がルイズに依頼して召喚されたキャラを
厶イ    !    ハ   _  `   八  ',         ',   ',   実質的に操作する計画の57次報告を期待していますよ
.  |  !  八    ハ  ヽ._ア゛  ,ィ    |         !    !   それがどんなキャラであろうと役に立つときはあるでしょう
.  ∨从レ| >‐‐く. _,!>-- 、 _, ィ{ !    !         |    ', 
      !/    /ヽ、ヽ.\ | /Vレヘ、 人_       {    ', 
      |   / 入 ヽ }__|ノ∨   ヽ∨     ̄ ̄¨ ―-ヘ    !
      | r火____ノ`T´   −- 、  `ー- 、         \  ', これで我がトリステインの世界制覇に
      ∨::::::::::::::::::::::/    _____\    ,>‐、_______} また一歩近付いたことになりますわね
      `Vレ个vへ∧___,./:::::::::::::::::`::\_/:::::::::::::\
        ',  ',    ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::}
        !   ',    ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
         '、 ',    ∨::::::::::::::::::::::::::::::人::::::::::::/
         '、 ',     ',` ー-----イ´  ` ーr'´
          '、 !     !           |
           \!     |           \


10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:27:00 ID:ZtNvAN6R
前スレ>>995
>>1000は取れてないけどщ(゚Д゚щ)カモォォォン!!
そして作家チャットで会おう!!

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:28:45 ID:3gPDb+8o
                    ___
                   ⊂::::::::::::`=、
                     \:::::::::::::::\
                       \:::::::::::::\
              _.―――、      )::::::::::::)
             ∠_ ハレルャ ̄\ー、_)::::::::::::)
         _.――、 \_ _''''リハハヽ:::::::::::::::ノ
    ,一´ ̄´  二.. `ー、 \`ー-、__ )ー、::::ノ
   ((;;    7《《 ● )_,一  ノ:◎:::::::ヽl   ̄   顔を『乙』にしようとしたが失敗したようだ、だが>>1
    ヾ__―::::<二 ̄ _.―二 ̄ ̄ー、ノリ
     \:::::::::::::::`ー(  《 ● )  `ー、
      ν:::::::::◎::::::::\二二__   〕
       Vゝ´ ̄ ̄`ー―-、::::::::::::~~`-´
         \vvVVVVVV´::::::::::/|ノ
          ヽM∧∧∧∧∧/|
           ヽ~~~~~~~~~~~~~ ノ
            |\^^    ノ|
           <l  ::: ̄ ー´ l>、
     __一/ \ ::  :: / \_
  _一 ̄   |   /^\/^\   | ̄ー、_
一 ̄      |  /   ||σ  \  |     ̄ー、_


12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:29:10 ID:WSnayZER
>>1乙!

>>7
何を言っているんだ。
斑目晴信に決まってるじゃないか(げんしけん)

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:30:37 ID:K1BQfade
ブリーチの斑目も面白そうだがな

声優つながりでランページでないかな

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:31:37 ID:dLpo8ESF
ミギーだけ召喚されたら面白そうだなぁ

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:32:02 ID:T1SntlCn
新スレ乙
そして1000なら軍勢込で300の神王陛下召喚、ハルケギニア侵略

16 :995:2007/09/12(水) 23:33:32 ID:lVpttKLI
>>10
もう少し考えがまとまって、連載の目処が立ったらそうしますわ。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:33:35 ID:Dz8afrXi
>>1000なら>>345が昔の進研ゼミの何か恐怖の大王(女)を召喚

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:34:18 ID:s2KPgkX+
絢爛の人の投稿はまだかな?
近未来技術が入っちゃう作品が好きでたまらないぜ。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:34:40 ID:OHFCrWWa
また微妙な番号をw
とりあえず>>345に期待だな

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:35:53 ID:6tjA+s1O
1000なら非電源系同盟が増える

って書こうとしたのに……! もっと増えてくれないかなぁ、ボードゲームとかカードゲームとかTRPGとかから召喚されるの……!

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:38:22 ID:WSnayZER
TRPGは、生身の人が後ろに居るキャラだからねっ。
中々小説は書き辛いよ!

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:40:51 ID:H3oVFZhD
大教授ビアスや帝王ゴズマはどうだ?

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:40:55 ID:FW8kt+rx
非電源系由来CRPGは非電源同盟に含まれるんだろうか
例:光の子(モンスターメーカー7つの秘法)

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:41:35 ID:f4RJwA9b
メスロンとか見てみたいなあ

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:41:56 ID:ruUoAD7X
>>1
>>1000ならAya召喚

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:42:02 ID:JLvpLcLJ
バニーズ&バロウズからタイガーリリー召喚w

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:42:51 ID:3gPDb+8o
アバドン(モンコレTCG)なら構想した
ただアルビオンもルイズも滅んじまうENDになってしまったので書くのをやめたorz

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:43:13 ID:1r1V0CyY
>>17
また懐かしいものを
スイカを買う話だけ何故か覚えてる
あれラストどうなったんだ?
つーかコミックとか出てるのか?

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:43:30 ID:WgVnqhR1
妖魔夜行から井神松五郎召喚とか

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:45:05 ID:Dz8afrXi
>>28
コミックは分からないな。
とりあえず、(男が)記憶を忘れさせられる→思い出す
のコンボで世界が助かったはず

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:47:07 ID:0geeN/Pf
EATERの紅丸召喚
変身することで無機物生物問わず融合可能なエイリアン
同族相手なら共食いかますがゼロ魔の連中なら
大丈夫だろ、人間だし、多分…

実は半生物化したグロいデルフが見たいだけだったり
剣の表面とかに血管が走ってたりするんだろな
きめぇ

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:51:44 ID:YNJMIt4l
今まとめ見てきたんだが、一体いつの間に色丞狂介は召還されたんだ。
まるで気づいてなかったorz

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:52:51 ID:1r1V0CyY
>>30
サッパリわからんがわかった
>>31
ソウルエッジがきめぇと申したか

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:56:51 ID:cK5WhONi
ルイズが呼び出したら
みんなが涙目になるような物/者ってどんなのがあるかな?

エイリアンの卵とかナッパとかの他に
疫病ネズミとか呼び出したり、
BMとか風龍版のゼノとかグレーターデーモンとか呼び出すと
やっぱり むーざん むざんな展開なのかな。

インテリジェンスソードを呼び出したと思ったら、
ストーム何とか だったとか。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:57:30 ID:Y+Y73ShD
やっぱ赤バラ王呼ぼうぜ!

36 :名無しさん@お腹いっぱい:2007/09/12(水) 23:57:35 ID:ab6EsUM6
>>31
EATERか懐かしいな・・・。でもあれは素材は良かったんだが、風呂敷をたため
なかったという残念な例です。でもゼロ魔に召還されたら確かに面白いな・・・
そして、ルイズ人間やめるか・・・。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:00:07 ID:B4UfDPcs
>>34
さよなら絶望先生から久藤准
感動の物語で全員涙目

38 :名無しさん@お腹いっぱい:2007/09/13(木) 00:00:52 ID:ab6EsUM6
でも紅丸の同化能力なら、デルフに針金か紐で結んでおけば強力な切断触手
になるからアリだな・・・。

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:02:01 ID:J8Kd3//z
>>35
戦争止めるために一人で公共の敵になりそうだな

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:02:15 ID:H8udb0ux
>>34
ムジュラの仮面
月が2つで破壊力も2倍だ。

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:02:18 ID:0sLI3WZ3
>>34
ソウルエッジ召喚
イヴィルスパーム発動とか
あーシャレードとか呼んでみたいな
見た目ギリギリバグベアーの亜種になるだろうから使い魔としてはそこそこいい感じ
基本武器使うからデルフにも出番があるし。
こっそり飛行形態で空飛べるし。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:02:21 ID:Z2IlRMZ7
>>35
ゼロ魔世界の吸血鬼は「吸血鬼かそうでないか判別できない」から恐れられていたのだよな。
「すでに吸血鬼だとわかっている吸血鬼」はどの程度恐れられるのだろうか。
もっともストラウスの実力が知られればエルフと同じかそれ以上に恐れられてもおかしくないのだが……

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:03:45 ID:0RKBEkLy
教師系で思ったけど
無敵看板娘から西山勘九郎を召喚とか。
奴は何気に教え諭すのがうまいからいいコンビになるかも。

>>32
奴は神出鬼没だからな。


44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:04:50 ID:RfPysnjQ
>>34
サボテンマン一族
桂言葉
アナルマン&後方不敗
唯一ネ申又吉イエス
エンジェル伝説の北野さん
外道校長&ロリコン紳士な教頭&ロリータ番長&ゴールデンボンバー

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:06:14 ID:sshk/0cm
>>36
作者つながりで砂ぼうず召喚

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:07:45 ID:sAy2dcf4
>>42
エルフと同じかそれ以上って……そもそも力の差が激しすぎる気が。
って反射できんのかビダさん

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:08:23 ID:ZrJEet32
>>33
たしかタイトルはLIMIT2001だった気がする。

次に来たときにはもっと綺麗な地球にしているからとかで終わった気も末う

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:11:45 ID:s94UDs9k
>>46
反射…できんのかなアレ…

てか原作でさえずっと赤バラマンセーで終わったのにクロスなんかやったら…

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:12:38 ID:NluQzacn
うしとらの紫暮、あまえないでよの浄徳、GS美神の唐巣、孔雀王の慈空、

聖職者としての徳も法力も兼ね備えてる使い魔。
術を教えられるかは分からないけど、精神的に成長させることはできそうな感じ。

50 :名無しさん@お腹いっぱい:2007/09/13(木) 00:13:39 ID:/pIPfTeq
でもEATERて、派手な攻撃能力は無いけど、同化能力とUFO並みの飛行力、
しかも宇宙空間でも活動できるし、大気圏突入までできるのは反則だろ
・・・。ルーンとの相性もばっちりです!!もっとも正体が知られたら
ハルゲニア全土から命をねらわれるでしょうが。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:15:35 ID:Z2IlRMZ7
>>48
反射できてもストラウスならいくらでも手を思いつきそうだな。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:16:09 ID:bZYo5CmG
吸血鬼と言われてぱっと思いつく限り

・吸血鬼ハンターD
・馬呑吐(宵闇眩灯草子)
・アーカード(HELLSING)
・レミリア・スカーレット(東方シリーズ)
・フランドール・スカーレット(同上)
・綾瀬瑞樹(エンジェルフォイゾン)
・マリアベル・アーミティッジ(ワイルドアームズ2)
・エヴァンジェリン・マクダウェル(ねぎま!)
・ノエミ・バートリ(異界戦記カオスフレア)

俺の知識が偏ってるだけかもしれないけど、どいつもこいつも突き抜けすぎてるような……。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:16:49 ID:2syC/XIP
視認できないくらいデかいの召喚したらどうなるだろ?
ゲッターエンペラーとか

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:16:56 ID:Uws/0Wo1
非常にマイナーかもしれないが、星虫とかはどうだ。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:17:12 ID:sshk/0cm
彼岸島のスマヌ和尚を忘れるな

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:17:55 ID:NluQzacn
>>53
既にアースブレードが召喚されてる

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:18:06 ID:L47Osmf6
ときめきトゥナイトの蘭世。
微妙な力の吸血鬼だが、諜報活動なら活躍可能だよな。

そういや娘の愛良って杖持ってたっけ?マントは着けてたけど。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:18:40 ID:vxup4BDS
レッドオクトーバーとか、核兵器いっぱい積んだ奴呼んだら・・・


59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:19:31 ID:sAy2dcf4
にんじんフレア・アローをつかうものごっつ弱い吸血鬼がスレイヤーズにいる

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:20:07 ID:rDzCq9bB
>>57
ランゼは噛みつきがほとんど即死だぞ
姿吸い取って対象気絶

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:21:45 ID:KT9wsZL/
あれは星虫を否定するっていうか嫌うとはがれおちて死ぬから
ツンデレには成虫(恒星間宇宙船)にするのは難しくないか?

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:25:22 ID:sAy2dcf4
星虫で今書いてます…………
今週中にはなんとか

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:26:33 ID:L47Osmf6
>>60 お?そうだったっけ。全巻実家に置いてきたから……


愛良を召喚したらルイズはどんな気持ちになるだろう。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:27:43 ID:z4SGelCG
>>53
まて
エンペラーは危険すぎるぞ
質量的に

ちなみに全長12億kmの化け物

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:28:33 ID:LHprNnqd
>>53
ゲッペラーとかユニクロンとかあさりよしとおの短編のギオとかそういう
惑星超サイズのは流石に出てきた時点で星の危険が大ピンチかと

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:29:07 ID:d8rw6mJv
じゃあゴッドマン呼んでハルケギニアが危ない

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:30:12 ID:NI0bas+2
>>53
浮遊大陸旧ソビエト召喚でハルケギニアを赤く染めようぜ。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:30:20 ID:NluQzacn
>>62
がんばれ期待してる。

中学の図書館で一度読んで、また読みたいと思って探したら絶版してて、
復刻して大喜びしたのを思い出した。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:32:23 ID:RfPysnjQ
地球ちゃん召喚
ハルマゲドンでハルケギニアは滅ぶ

もしくは臨界状態のバスターマシン3号

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:33:40 ID:bZYo5CmG
えぇい、そんなにハルケギニア滅ぼしたいのかw

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:34:49 ID:ZrJEet32
滅ぼしたいのならばデミウルゴスでも持ってくればよかろうにw

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:35:51 ID:LHprNnqd
涙目っちゃあ
マサキなめいおーとかニャルラトホテプとかそういう
人の話聞かず勝手に帰れるタイプだとルイズ涙目だな。
後者だと話聞かないで帰ってくれた方が多分マシだけど。

>>69
クーモン召喚して周囲の使い魔が大ピンチとか。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:36:27 ID:kIZbbQQt
>>59
シルフィールじゃないっけ?

敢えて増血鬼召喚でひとつ

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:36:54 ID:7ZKZ61rM
極道一直線の鬼島組長を

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:37:19 ID:NluQzacn
神帝ブゥアーを召喚。


銀河サイズに希釈拡大してたので誰も気がつきませんでした。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:39:04 ID:2syC/XIP
滅ぼしたいならゾヌーダ呼んで物質昇華したり
ゴルディオンクラッシャーで光にしたり
真ゲッター&真ドラゴンでファイナルゲッタートマホークしたりすれば惑星ごと滅ぼせる

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:40:34 ID:wWlRMfig
ルイズがゲッター線を召喚しました

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:40:56 ID:0B3dRYds
サクラ「ふみぃ……、Zzz……」
こうですか!(ry

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:42:30 ID:rDzCq9bB
滅亡といえば地獄星レミナ

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:42:44 ID:NluQzacn
サクラ大戦からアイリスを召喚。

ルイズの保護欲を書き立てそうな幼子と見せ掛けて、下手なスクエアメイジも真っ青な超能力者。
考えたら、アイリスの光武なら補給も修理も不要だよな。

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:43:43 ID:2syC/XIP
ルイズ:アクシズ(ガンダム)
キュルケ:月(ムジュラの仮面)
タバサ:メテオ(FF7)
ギーシュ:妖星ゴラス
モンモン:ガニメデ


これだけ落と……ゲフンゲフン召喚すれば

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:46:12 ID:Hg6IgvLy
ゲッタエンペラーや超銀河ダイグレンを召喚すればガチ。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:47:13 ID:sAy2dcf4
>>73
シルフィールが攻撃系が苦手だという説明で使われてたはず。
昔遭遇した吸血鬼がつかったうんたらかんたら的に。
違ったっけ?


84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:47:28 ID:el2UPaEo
惑星べラスに移住しなきゃならないぞ。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:48:44 ID:67yQjaDF
半熟ヒーローの卵だけ

儀式をする人数が増えれば増えるほど
強いモンスター召喚

最終話はルイズやアンリエッタ他多数+国民全員による儀式で
地球ちゃんならぬ
ハルケギニアちゃん召喚

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:49:06 ID:CNFWb4CM
マテリアルパズルからサン召喚!
…アイツの能力ってゼロ魔では先住魔法に分類されるんだろうか?

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:50:10 ID:J+pH1Mz3
一発ネタでジャイアントロボから不死身の村雨召喚という電波を受信した

コントラクト・サーヴァントまで成功させるも「解除する方法は?」と聞かれて冗談交じりに「死ねば解除されるわよ」
その場で頭を撃ち抜く村雨、ルイズ涙目
むっくり起き上がったその手にはルーンは存在せず…と

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:53:48 ID:rDzCq9bB
ハレグゥもグゥじゃなくて、ハレなら結構いけるんじゃないだろうか
家事完璧だし、気遣いできるし、ドMで下働き体質だし、しかも身体能力割と高くて打たれ強い・・・

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:54:47 ID:M8XWR5r8
>>87
再召喚で村雨涙目

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:54:50 ID:Hg6IgvLy
ぼくらののジアース&ココペリ召喚。契約者がルイズだけなの勝っても負けても1話で終わり。

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:55:05 ID:dp8ut0nw
血色の悪いエターナルチャンピオンを喚び出してその後の展開でルイズ涙目。

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:58:31 ID:1ddZUmPB
ちょっと書いてみた、投下よろしいか?

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:58:42 ID:rDzCq9bB
支援

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:59:01 ID:2syC/XIP
>>92
支援

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:59:30 ID:0JwG03Ro
支援

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 00:59:54 ID:Z2IlRMZ7
シエン

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:00:20 ID:vxup4BDS
支援します

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:00:49 ID:1ddZUmPB
「わたしの使い魔、出て来いや!」
失敗すること数十度、そのたびに半端ではない爆発が起こる
ルイズは完全に投げやりになっていた、が、それでも召喚呪文を唱え続けた
留年するのが心底イヤだったからである
「もういい加減にしてくれ」
「まだやるの?」
「…眠い…」
すでに召喚の儀式を終えているクラスメイト達はダレていた
もう何度目だか数える気力も無くした頃、それまでとは違う展開が
「ポフ」
気の抜けた音とともに綿菓子ほどの小さな爆発が起こる
「おおっ! ってなんだとうとう魔力切れか?」
「ここまで頑張ってこの結果、と」
「Zzzzzzzz」
どうでも良さそうな外野とは違いルイズは確かな手ごたえを感じていた
(キターっ! つ、ついに私の使い魔がっ! もう、どんなのでもいいわ、留年さえまぬがれれば!)
小さくガッツポーズを決めちゃったりなんかしちゃったりなんかしてると一陣の風が煙を吹き払う
そこにいたのは…
「ひ、ひよこ?」
別段巨大でもない、普通の、手のひらに乗っかりそうな小さなひよこだ
鳴きもせずにじっとルイズを見上げている
「あーあ、やっぱり魔力切れかよ」
「ま、呼べただけマシじゃねーの?」
「Zzzz…ハッ、夢か…」
「さあ、ミス・ヴァリエール、儀式を続けなさい」
あからさまにダレた無駄口を叩く生徒達に軽くガンを飛ばして黙らせると
コルベールはルイズに続きを促した
うなづいたルイズは物怖じしないひよこに向かって両手を差し伸べる
ちょこんと手のひらに飛び乗ったひよこを顔の高さまで持ち上げた
「ん? 何かしらこれ?」
額に逆三角形の金属板が張り付いている、良く見ると他にも、堅気のひよこには
必要無さそうなパーツがいくつか、ふわふわの羽毛の中に見え隠れしている
「まあ、いいわ」
使い魔が何なのかは、使い魔にしてから気にすればいい
ルイズはコントラクト・サーヴァントの呪文を唱えてその小さなくちばしに口づけした
これまた小さな左の翼に使い魔のルーンが刻まれる
相当な苦痛を伴うはずなのに、ひよこはくちばしを食いしばって我慢していた
なかなか根性のあるひよこらしい、ひよこの根性が何の役に立つかは知らないが
「終わったようだね、じゃ、ルーンを確認させてもらうよ…ほう、珍しいルーンだ」
コルベールが虫眼鏡を使ってルーンの確認をしている間も泰然自若としている
(まだ何のひよこか分からないんだけど)
アレだけ引っ張っといてひよこかよ、とか野次られたがルイズは気にしなかった
使い魔の価値はその主人が知っていればいい
コルベールの手のひらから伸身二回宙返りで自分の肩に着地したひよこを見ると
(案外拾い物なのかも知れないわね)
そう思った
「ピヨッ」
その通りだ、とでも言うかの様に、召喚されてから初めてひよこが鳴いた

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:00:54 ID:Z2IlRMZ7
支援

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:01:06 ID:Uws/0Wo1
>>53
カテゴラルテラとかアークグレンラガンとかどうよ。
あとマイナーなアニメで太陽系とほぼ同じ大きさの要塞があったような…


101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:01:35 ID:dp8ut0nw
しえん

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:02:02 ID:Z2IlRMZ7
支援

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:02:09 ID:2syC/XIP
ひよこ……?支援

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:02:54 ID:LBvuQBf6
GS支援

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:03:24 ID:NluQzacn
ヒンズースクワット支援

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:03:51 ID:3C/S3IAd
ああ!あのひよこか!

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:03:56 ID:1ddZUmPB
前スレのゼロのピヨピヨから思いついた
もう一本書くからタイトルはその時に

さて、何が召喚されたのでしょうか?

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:04:14 ID:0B3dRYds
ガルーダひよこ 支援

109 :ゼロのガルーダ、のひよこ:2007/09/13(木) 01:05:19 ID:1ddZUmPB
ち、もうばれてるか(w

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:05:37 ID:LfjsN8hq
金属片で分かったぜ!

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:06:57 ID:RfPysnjQ
ガルーダ支援

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:07:29 ID:N7t0UYVM
>>87
だがルーンが勝手に不死身だと理解して死んだと見なしてれず半永久奴隷

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:07:30 ID:0B3dRYds
バレいでかw
GJw

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:07:35 ID:etDBq1Eu
>>109
お前さんはここをどこだと思ってるんだw
年齢も守備範囲も多様な住人が集う魔窟だぞ
と言う訳で乙でありんす

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:08:33 ID:NluQzacn
元ネタを伏せといて貰った方が楽しいなw

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:08:40 ID:+nuYvo64
無駄に続きが気になるなwww
GJ

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:12:48 ID:UVOt+NTQ
>>88
ハレ単体だとそうかもしれないけど、本当に危機的状況になったらグゥ来そうじゃね?

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:13:57 ID:67yQjaDF
ファリスの猛女に対抗して
ソードワールドリプレイWaltz
のナジカなんかどうだろう
ものすごい癒し空間が出来ると思うが

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:14:26 ID:YcpXu8/A
影牢シリーズから刻人を召還
トラップを駆使して戦う!
デルタホースやタライ、バナナノカワ、ギロチン、アイアンメイデンなど
対人戦は結構いけると思う。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:18:27 ID:UVOt+NTQ
刻人は対多数屋内戦闘で真の力を発揮しそうだよな
ニューカッスル城に突撃してきた貴族派とかが悲惨な目に・・・

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:20:09 ID:vuAHFCjz
ヘルシングの吸血鬼化したウォルター氏はメイジ相手に戦えるだろうか
ギーシュのゴーレムは難無く切断しそうだが
いかん、妄想がとまらんぜwww

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:22:06 ID:AP/KMS8+
刻人のトラップなら、アイアンボール系をバネ系で、
5万の方向に転がすだけで地獄絵図になるような気も……

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:22:45 ID:yP2/Dpq2
そいや使い魔大作戦はあれで終わりなんかな
モンジュとまではいかないでも霊波刀くらい出すまでは読みたかったんだがなぁ
あそこで終わってるとただの凡人っぽいw

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:24:33 ID:pDFVILh0
吸血鬼なら、オレの嫁たる吸血姫 美夕召還…いろんな意味でルイズの危険が危ない…

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:25:04 ID:CNFWb4CM
ネギま からネギ召喚…どうみてもスクウェアクラスです、ありがとうございました。

ということでカモだけ召喚! コントラクトサーバントでパクティオー
ルイズのアーティファクトってなんだろ?「しそのまどうしょ(初心者用)」とか「にえとののしゃなたry」

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:28:07 ID:67yQjaDF
ルイズとキュウルケがパクテイオー
ルイズとタバサがパクテイオー
ルイズとアンリエッタがパクテイオー
ルイズと・・・・・・

どう見ても百合ですありがとうございました

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:28:09 ID:YcpXu8/A
影牢2のラスボス魔神マルファスを召還。
逆にルイズの腕に魔神の烙印が現れる。
ルイズに力を与え、人間の魂を集めさせる。

ミョズニルトン+魔神の烙印+虚無とかどうよ

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:29:10 ID:UVOt+NTQ
どうよって言うかハルケギニアが危ない

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:33:24 ID:KL59YQ/f
私の名はルイズ!ハルケゲニアは狙われている!

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:38:17 ID:RfPysnjQ
AIはサイトか?www

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:42:01 ID:NluQzacn
横島ならヴィンダールヴにしてモノノケに好かれ易いって体質を強化した方が面白いだろうな。
人間型のモンスターはいないから空しい好かれ方だけどw


おキヌちゃん(幽霊)を召喚。
いつの間にか浮遊霊の集会を開いててタバサ涙目w

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:43:35 ID:Jge3YT2k
>>112
サイトが死んだわけでもないのに半死半生状態で既に解除されるていどの物だから
解除されるだろうさ

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:45:04 ID:oADqT1BV
いっそゴットマンとかグリーンマンとか……カーンデジファー様とか…危ないないろいろな意味で

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:45:55 ID:RfPysnjQ
>>131
おーい、志村ー!きゅいきゅいー!きゅいきゅいー!

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:49:37 ID:67yQjaDF
最終兵器彼女のシュウジとちせ

マンガ版の地球滅亡後ふたりっきりになった
あたりとかいいかも

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:54:18 ID:2syC/XIP
>>123
なぜか使い魔大戦に見えて

ゼロ魔オールスター大召喚使い魔ブラザーズなんていう電波が

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:54:40 ID:awfFs7Au
>>98
乙! 怪鳥音のアレかw

そして毛色の違う投下してみる
ttp://a-draw.com/contents/uploader2/src/up0588.jpg
増えたりするかは不明。

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:54:59 ID:V+rbqCvb
>>125
小ネタにあるよ>ネギ召喚
って言っても3歳ぐらいの年齢時だが。

ヴェルダンディ召喚。バトルシップモードで天空の島シュメルもやってくる。
…ってのを今作成中。俺、卓ゲ民。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:56:03 ID:awfFs7Au
>>132
あれは心臓とまったからじゃね?

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:56:22 ID:2syC/XIP
>>137
ちょwwwwww

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:58:02 ID:3MTaJ8cS
地球滅亡後ふたりっきりというと
ワッハマンとレミィとかを思い出してしまう

ワッハマンならメンテ要らないから呼び出しても困らないな




142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:58:07 ID:bZYo5CmG
>>137
俺はアンタの勇気に敬意を表するッ!
……流石に卓ゲ連中は無理よね。

>>138
そんな付属1シナリオしか出ないヒロイン出されても……その、困る。

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:58:29 ID:3GkR44Uv
あのキャラ召喚スレオールスターwwwww

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 01:58:47 ID:Ccy94BmY
>>133
カーンデジファー様の線で

ルイズがカーンデジファー様を召喚(グリッドマンが追いかけてくるのも一緒に)
カーンデジファー様逃走。ルイズ涙目。
でもグリッドマンが現れてこれ幸いと契約。

あとはハルケギニアに来たからとか使い魔になったからとか
そんな感じの理由で実体を得たなんて理由つけて話を進められると思うんだ。
それか戦う力はなくてもギーシュ辺りの体を借りるとかいいかもしれない。
この場合はギーシュの錬金を応用してグリッドマンソードを作るとかありかもね。

ゴッドゼノンとかダイナドラゴンは知らね。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:03:32 ID:WZc3HfVi
>>137
ゼットンをど真ん中に持ってくるセンスに惚れた。GJ

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:04:34 ID:RfPysnjQ
>>137
GJ!wwww
こいつはすげえ!

そしてタバトラマンゼブン吹いたwwwww

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:04:56 ID:wQpQ9jum
>131
おキヌちゃん召喚、メイジの背後霊にもしっかり挨拶。

タバサ涙目

おキヌ「はじめまして、えっ!タバサちゃんのお父さんなんですか!?」
    「本当の名前はシャルロット?」

タバサ「!!」
    
おキヌ「えっ!!……そ、そんな事が……ぐすっ」
    「はいっ任せて下さい、私達お友達ですから!」

タバサ「と、父様……」

とか機密駄々漏れw

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:05:36 ID:8l6QZwWw
>>137
GJw

セブンって召喚されたっけ?と思っていたので見直したがあれかw
タバサセブンかwww

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:08:15 ID:jqsgYD4r
>>137
何てことをしてくれるんだ……素敵。
自分のは多分描いてもらえないんだろうなとか思うと寂しいけどなっ。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:08:48 ID:ZrJEet32
ゾンバルト将軍とか春日恭二を呼ぼうぜ。
何処のステージにもいる某女性でもいいけどさw

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:09:29 ID:ke0Dpr/R
>>137
うおお!?
GJすぎるwww
チョイスが面白すぎなんだが。

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:16:20 ID:jqsgYD4r
>>150
「この任務さえ終えれば俺もトリステインの貴族だ……!」
とか言う春日恭二かw
下手するとワルドと手を組みそうなんだけどw

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:18:48 ID:ZrJEet32
>>152
我が鳥取の春日はとてもかっこいい人ですよ?
それこそ世界を敵に回してでも戦えるくらい。

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:22:53 ID:bZYo5CmG
春日恭二とゾンバルトはやられ役だから良いんだよ……。

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:23:29 ID:RfPysnjQ
我が鳥取の春日きゅんは50人くらいの群れを成してやってくるな
3モブくらいだが全員春日恭二wwww

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:24:08 ID:jqsgYD4r
鳥取などと言われても卓ゲ者にしか通じぬスラングですよ。
あとそれで言うなら誰のところにだって超格好良い春日恭二はいますが共通認識はあくまでへたれ……!

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:34:32 ID:ZrJEet32
つまりへたれだが、ルーンの力でカッコよくなる春日恭二。
破壊の杖は適当に、竜の羽衣はスチールギガントあたりで。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:46:53 ID:ShO3CIhW
発売日直前なんでHALOよりマスターチーフを召喚。
彼ならデルフも扱えるし、乗り物もよしと素晴らしい逸材だと思うのだがどうだろうか?


159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:48:51 ID:2syC/XIP
>>158
それよりはプラッド召喚してバイオハザードにしたほうが面白そう

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:50:53 ID:2syC/XIP
『フラッド』だったorz

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 02:56:05 ID:ShO3CIhW
>>160
気にするな・・・ニヤニヤ

フラッド登場は急にホラー展開になったんで怖かったぜ!
INDEXがいないとハルケギニアが滅ぶぜ(大嘘)


162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:01:34 ID:2syC/XIP
>>161
あいつら怖いか?むしろ可愛いだろ
寄生した後は可愛くなくなるが

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:05:58 ID:69JAP11F
…マスターチーフとかはアーマー表面にシールド張ってるから寄生されないだけで、
普通はあいつらに触られたら寄生されて終わりって言うトンデモ生体兵器だぞ?

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:19:59 ID:01ldFtbr
シグルイから舟木兄弟を召喚→ぬふぅ!
へうげものから古織召喚→フマァとした実に良い髪をお持ちで
ヒストリエからエウメネス召喚→よくも僕をォォォォォ(ry
ヘウレーカからダミッポス召喚→変な名前
七夕の国から丸神頼之召喚→パァン

妄想が膨らむなぁ

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:20:31 ID:2syC/XIP
>>163
いや見た目の話だが……
これ以上はやめておこう

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:41:59 ID:m87wKv+m
卓ゲーの話はさっぱりだな
誰か分かりやすく解説してくれないか?
もしくは、なんかこう、解説サイトみたいなのがあったら教えていただけないだろうか?

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:53:40 ID:jqsgYD4r
解説か。どの流れについて解説すれば良い?

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:53:42 ID:h2Kibocz
特別興味が無ければ、無理に話題に乗る必要も無いんじゃない?

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:55:32 ID:77rQKndv
理解できるとおもしろくなるかもしれないからね。
俺も卓ゲーさっぱりさ。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:57:41 ID:bZYo5CmG
あー……春日恭二とゾンバルトの事だけで良いかな?

春日恭二:TRPGダブルクロスに出て来る悪役。
典型的な小悪党というかやられ役タイプで、色々と策謀を練るが結局プレイヤーキャラクターたちにやられるキャラ。
ルールブックとかに載っているシナリオでもちょくちょくボスキャラとして姿を現し、ちょくちょくやられる。
卓ゲ者の自作のシナリオにおいては脇役として出て来る事も多い。
例えば第三勢力のボスキャラとかに部下ごとやられて「うわーもうだめだー」などと言った感じで一瞬で退場する等。
本来ならボスキャラの強さをアピールし、プレイヤーキャラクターにしか解決出来ない事を示す演出なのだがテンプレ化してしまい、
「春日恭二だからな」「春日恭二じゃしょうがないな」などと笑われたり和まれたりするような事に。
このスレの「ダブルクロス ゼロ」で召喚されてる高崎隼人もリプレイ中で一度遭遇、撃退している(この時はボス?キャラ)。

ゾンバルト:TRPG「アルシャード」に出て来る悪役。
真帝国という巨大な帝国の将軍。タイプとしては小物で俗物。
例えばシナリオ中のボスキャラに唆されたりして目覚めさせちゃいけないものを目覚めさせてしまったりする。
大抵はその後で目覚めさせちゃいけないものに戦艦で攻撃を加えて、逆襲を喰らって戦艦ごと「うわーもうだめだー」→退場となる。
で、「ゾンバルトだからな」「ゾンバルトじゃしょうがないな」「戦艦爆散したけどきっと生きてるよな、ゾンバルトだし」となる。
公式でもそんな事を繰り返しちゃってる為、春日恭二同様、そんな行動がテンプレ化してしまっている。

……まぁ敵役兼トラブルメーカー兼ボスキャラ戦闘前に和ませてくれるコメディリリーフ的役割のキャラだな。
長々と書いてすまん。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:58:36 ID:H946EjOC
メガドラモンの続き読みたい・・・。

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 03:58:47 ID:5itUtWEh
鳥取(自分の所属するTRPG仲間の集まり)の話までする奴が卓ゲ板に帰ればいいだけのような気もするがw
春日恭二ってのはダブルクロスってゲームで有名なかませ犬キャラだな。リプレイにも出てる。
ゾンバルトは・・・知らん。同じ卓ゲ人でも知識に偏りがあるもんなんだよね。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 04:00:55 ID:bZYo5CmG
書いた後でなんだが……見当違いな事書いた気がする。寝よう。

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 04:07:57 ID:5itUtWEh
うむ・・・俺もリロードぐらいしろよって話だぜ。寝よう。

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 04:15:43 ID:2qa9mbfu
ボスということで電波受信した。
デカマスター召喚。
亜人でビックリ変身して二度ビックリのお得設定。

フーケ→情状酌量
ワルド→デリート許可
ギーシュ→デリート許可

「百鬼夜行をぶった切る! 地獄の番犬・デカマスター!」

D(デルフ)ソードベガで七万カウント斬り





176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 04:18:21 ID:ShO3CIhW
>>165
単体は可愛いかもな。

ただ・・・群れると生理的に嫌悪感が・・・、あと肢体に潜り込むときも・・・。
うあ〜怖くて眠れなくなってきた〜!


177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 05:20:23 ID:Lg4UuBCq
前出してたかどうか。
映画‘ガメラ-小さな勇者たち-’より、ミニガメラ召喚^^
成長後のパワーはポケモンの非じゃないしw

178 :ゼロと運命の剣の人:2007/09/13(木) 06:07:53 ID:imDrdE+H
筆が進まなかったので気分転換に
召還されたのが別のソーディアンだったケースを検証してみた。

ゼロと運命の剣の外伝:番外2/別の場合

アトワイト:
『ルイズ、いい加減に起きなさい』
「……あと5ふん」
『寝ぼけてないで。ほら顔あらって。頭に寝癖ついてるわよ』
「……何でそんな手馴れてんのあんた」
A:前マスターのせい+世話好き姉さん

イクティノス:
『ルイズ、人の上に立つということは、それに相応しい能力が求められるものだ』
「貴族は貴族、平民は平民でしょ? 何いってんの? それにメイジには魔法が……」
『例え魔法があったとしても、それだけで相応しいかどうかは判らないな。それにルイズは魔法が満足に使えないのだろう』
「…………痛い所突くわね」
『ならばこそ、別のところで貴族として相応しくあらねばな』
「……なんで使い魔に貴族らしさを説かれてるわけ?」
A:国宝だったせい

シャルティエ:
「よく逃げずに来たルイズ。だがこの青銅のギーシュのゴーレムにかかれば『ピコハン!』ふげ」
「シャルティエ、あんた割と便利ね。いろんな魔法が使えるし」
『まぁ、正面決戦には向かないけど、それにはお嬢様の魔法がありますからね。役割分担ですよ』
A:ソーディアンの特性と性格

クレメンテ:
「いやはやクレメンテ殿のお話はためになりますなぁ」
『いやいやミスタ・コルベールも中々先見に溢れておられる。ではルークを右上4歩』
「あ、それ待った」
「……って、何で人の使い魔の癖に茶飲み話しながらチェス打ってるのよ」
『いやいやルイズや、これでな、ミスタ・コルベールとこれこれこういうものを作ったらどうじゃろうかと話しておったんじゃよ』
A:年の功

どう見てもディムロスが一番使い魔に不向きです本当にあr(ry

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 06:35:12 ID:IARYaaIX
>どう見てもディムロスが一番使い魔に不向きです本当にあr(ry



              ∧
             .| |
             .| |
        /ハ/ノノ | |   <だってさ
      /∠レ=レ=レ | |
     /〃リ ´∀`).<Θ>  <ま、まだだ、まだベルセリオスがいる!
    ∠  <⌒=O=⌒つ|
    ∠ ノノlニlニoニl)
  ヽ_ノノ  | =| =|
        .(__)_)

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 06:59:42 ID:yzzQonHA
>>175
フーケ程度では情状酌量はないぞ、作中じゃ姉のために犯罪してた弟をデリート許可だから。
フーケは自分の意思でやってるし。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 07:00:00 ID:TGiUBlsJ
ベルセリオスの場合ハロルドの人格投射なんだよな、確か

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 07:17:29 ID:vaNOys1g
小説天地戦争版のやつならディムロスのほうが確かにマシだな>ベルセリオス

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 07:24:02 ID:sju2zZ08
あれのカーレルは知的好奇心のためなら何でもやっちゃう破綻者だからな。妹
クローンが改造された怪物をミクトランが破壊した際の感想が「もったいない」
だし。
まぁ、本人も自分のアレさを自覚してたからミクトランと相討ちになったけど。

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 07:33:00 ID:ev4nK0BZ
亀だが丁度良さそうな強さの吸血鬼という事でロマサガ3のレオニード伯爵召喚。

…聖杯持ってないと召喚された側から灰になるorz

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 07:52:00 ID:9LbzV5GY
シャルティエは持ち主もツンデレだし、相性は良さそう

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 08:02:48 ID:uztnUG9b
レオニ−ド「働いたら負けかなと思ってる」

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 08:38:40 ID:RFw+UuQk
レオニード伯爵はあんなキザなのに戦法は徒手空拳なんだよなwww

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 09:58:03 ID:OBwI2kXM
柾木天地とか山田西南とか・・・
ブラッド(巣作りドラゴン)なんかいい話作れそう


189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 10:05:13 ID:ZwyrvDj+
ニードレスから神父様







ロリコンだし

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 10:09:42 ID:2pFJP88w
>>188
巣作りドラゴンのブラッドは某サイトで召喚されとるな。
結構面白い。

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 10:14:53 ID:2mAvWow2
>>188
2行目は外部にすでにある

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 10:16:03 ID:65E1UJVi
スプリガンで主人公が空気の流れで相手の動きを察知する為に
AMスーツ脱ぎ捨てる場面をなんとなーくワルドにやらせてみようと思ったら
なぜか上半身裸になるワルドと「なぜ脱ぐー!?」と
うすた絵で反応するルイズになってしまったなぜだ

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 10:18:26 ID:ev4nK0BZ
>>192
何故かドラゴンの聖闘士が頭をよぎった。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 10:38:35 ID:x00jwJQD
吸血鬼か……カーライト江神とか。
日光も平気だし、流れる水も(多分)平気。
強さは不明だが。

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 10:58:42 ID:3MTaJ8cS
吸血鬼だとすぐさまDを出したくなってしまう

左手だけとかなら出オチにならんで済むかな

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:04:24 ID:cxNBIRoi
出す分には構わんが、単独だと吸血鬼ハンター無双で、
敵も出すとハルケギニアがえらいことになる>D

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:07:15 ID:Y2EhuIJA
一作目の頃のDなら割と動かしやすいかも
ヒロインの首筋に欲情してたり、凄腕でパワードスーツ着てたとはいえ人間に不覚を取ったりと
そんなに化け物じみてはいないし


198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:08:32 ID:s94UDs9k
赤バラじゃ強すぎるから山猫呼ぼうぜ

199 :ゼロのガルーダ、のひよこ:2007/09/13(木) 11:19:58 ID:1ddZUmPB
投下いたす

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:20:36 ID:77rQKndv
か も ん

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:21:36 ID:YcpXu8/A
某サイトを見たら影牢っぽいのがあった。


202 :ゼロのガルーダ、のひよこ:2007/09/13(木) 11:22:14 ID:1ddZUmPB
「一体あんたってなんの鳥なのよ?」
早朝、寮にあるルイズの部屋
ルイズの目の前で、皿に山盛りにしたひき肉を一心不乱についばむひよこ
色々と調べてみたが、結局何のひよこかは分からなかった
しいて言えばニワトリが一番近いのだが、目の前で食べているのは生肉だ
「まあ、何らかの猛禽類だとは思うんだがねえ」
すまなそうに頭を掻いて、コルベールはそういった
「そりゃ、肉しか食べないんだからそうでしょうよ」
ぼーっと見ていると皿の上の山が見る見る低くなっていく
本当ならば今日は餌抜きにするつもりだった、シーツに粗相をしたからだ
叱った時に反省した様子を見せたのと、育ち盛りのひな鳥の健全な成育の為に見合わせた
立派に育ってもらわないと困るのだ
留年をまぬがれさせてくれたのには感謝しているが、今のままでは使い魔として使い様が無い
「ほーら、しっかり食べて大きくなるのよ?」
「ピヨッ」
二皿めに取り掛かりながらひよこは元気よく返事をした

「さて、そろそろ私も朝ごはんを食べないとね」
服装を整え
「ほら、いらっしゃい」
「ピヨッ」
返事はいつでも切れがいい、ひよこが自分の肩に飛び乗ったのを確認すると廊下に出る
「おはよう、キュルケ」
むか、わが怨敵 “特に胸が”ツェルプストーが現れた
「おはよう、ルイズ」
挨拶を返すと肩にのったひよこを覗き込む
「あら、カワイイ使い魔じゃないの、貴方にしては頑張った方じゃないかしら? その子」
むかむか、
「私のフレイムにうっかり食べてしまわないように言い聞かせておくから、感謝なさいよ」
むかむかむか、
などと話している主たちの横で、ひよこはサラマンダーにガンを飛ばして冷や汗をかかせていた
いつまでも駄弁っていても仕方が無いので食堂に向かう、当然キュルケも
付いて来んな! とは思ったが、言ったところでさらにからかわれるのがオチなので黙っていることにする

その日の午前中はルイズが教室で爆発を起こしたりして普通に過ぎていった

吹き飛ばしかけた教室の片付けが済むと、もうお昼過ぎ
「やーっと終わったわね、さっさと食事にしましょう、ルイズ」
キュルケともう一人、キュルケの友人らしい無口なクラスメイトが片づけを手伝ってくれた
イイヤツなのだ、この女、基本的に怨敵だけど
それに使い魔が意外と頑張ってくれた、見落とした小さな欠片を拾い集めたり
手の届かないところにも、もぐりこんだり、飛び上がったり

「そういえば朝は聞き損ねたけど、この子なんて名前にしたの?」
廊下を食堂に向かって歩いているとキュルケがそう尋ねてきた
「あ、」
そういえば正体や世話にかまけてまだ名前を考えてなかった(汗

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:23:20 ID:QQt0T1oU
天地はオーバースペック過ぎ
西南は契約のキスの時に
「四人の妻と四人の愛人が居るんです!」
とか言いそうw

204 :ゼロのガルーダ、のひよこ:2007/09/13(木) 11:23:21 ID:1ddZUmPB
色々飛ばして次回はギーシュ戦だよん

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:28:18 ID:dp8ut0nw
バリヒンズーの魔鳥
GSではけっこうあっさりやられてるけどスペック上だと無茶苦茶強いんだろうなぁ

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:34:09 ID:IN/Zrlfr
吸血鬼というと悪魔城ドラキュラを思い出すが
復活した時期によって強さにかなりばらつきがあるからなぁ。
1999年に復活したドラキュラは本気で激怒すれば当時の
世界中の軍隊を一人で皆殺しにできるっていう裏設定があるらしいのだが…
じゃあそれを倒したユリウスやユリウスと並んで最強のベルモンドといわれる
リヒターはどんだけ超人なんだよ!?

面白いけどさ……

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:34:20 ID:h2Kibocz
成体は中級魔族だからな

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:35:54 ID:2pFJP88w
GS美神だとあっさりに見えてるけど美神たち3人+グーラー+ガルーダひよこ十数羽で
成鳥ガルーダ1体を倒してるのでそんなに楽勝というわけではなかったんだよなぁ。

メガテンだとどのシリーズでも最低でもLv50台以上の悪魔として登場してるし、
真3やアバタール・チューナーでは怪獣サイズで登場してる。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:39:12 ID:h2Kibocz
>>206
まあ、それ言ったら、アーカードの旦那を倒した初代ヘルシングはどんなのよって感じだしw

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:46:06 ID:LfjsN8hq
>>208
思わずでっけぇーーーーーーーーーーー!!と叫んだのはきっと俺だけじゃないはず。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:46:12 ID:77rQKndv
吸血鬼って弱点があるからこそだと思うんだ。



212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 11:58:39 ID:Z2IlRMZ7
吸血鬼といえばオリジナルのドラキュラとかはどんな感じなんだ?

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:05:31 ID:rnWjyEyV
>>212
祖国じゃ英雄
オスマン・トルコ軍を串刺しにしてスルタンをびびらせた
刑罰は厳格で、商人が商品を積んだ馬車を放置しても盗まれなかった
ただ、スペック的には普通の人間だったので裏切りなどで横死した

ヴラド・ツペシュ・ドラキュラ

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:07:51 ID:LNeZg24R
>>206
黙示録のドラキュラ様を推薦する。13才の少女にプロポーズするロリコンだし(違

まあ何気に真状態だと攻撃力が異常に高いしな

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:09:48 ID:K5AbSnk3
ドラクロワ卿とか呼ばれてたっけ?
自らの領地内で、敵軍に対し残虐な処置を執ったという話を聞いたことがある。
民を護るためにあえて残虐だと思わせ、畏怖させた話。

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:13:20 ID:rnWjyEyV
>>215
とーちゃんのヴラド二世がドラクルでその息子(〜アと付く)だからドラクルァ→ドラキュラ

ヴラド三世、ヴラド・ツェペシュ
トルコ軍も逆らう貴族も串刺しにしたから付いたあだ名が串刺し公(トルコ語でカズィクル・ベイ)

貴族も民衆も差別せずに逆らう物は串刺しにしたから、マルトーに受けは良さそうw
我らが槍? かね、仇名は

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:17:15 ID:iCxmspzQ
>>215
確か最期は敵の兵隊の服を着て自分の領地に逃げてきたら
自分の兵に串刺しにされたんじゃなかったっけ

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:18:38 ID:77rQKndv
串刺し公か。でも有能な王だったんだろうな。戦いは。
他は知らない。旦那ァ

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:20:42 ID:K5AbSnk3
戦いが有能だったんじゃなくて、敵には容赦しない、だったんじゃないかと。
裏切り者には槍の裁きを。

最期に関しては知らない。あいにく

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:22:03 ID:4svWdJxv
ガル−ダだったですか。
赤い彗星ひよこかと思ってしまいました。
頭頂部に金属片とかあるし

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:22:04 ID:rnWjyEyV
父親も兄も暗殺され、本人も何度も亡命したり幽閉されたりしてる。
最初の嫁さんは自分が捕虜になったときに投身自殺。
弟はトルコの傀儡で自分を追い落とした旗頭。

最後もトルコと戦って戦死、反抗的な貴族による暗殺など諸説ある。

まあ、殺伐とするのも無理はない。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:23:56 ID:LHprNnqd
>>212
ブラム・ストーカーのドラキュラってことなら
蜘蛛のように岸壁を昇り降りしたり
故郷の土の入った棺桶で寝てたり
実は日光に当たっても問題なかったり

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:30:33 ID:WTiwolmh
春日部の幼稚園児って呼ばれた事ある?

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:33:08 ID:65E1UJVi
ヴラドもそうだけどあの時代の東欧はオスマン帝国と戦って
民族的英雄とされてる人が多くて面白い。フス戦争もあるし。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:41:02 ID:77rQKndv
オスマン帝国wwwwwww

なんか吹いたwww


226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:41:31 ID:FgCcfcpC
>>192
 ワルド「全裸ッ!」
 ルイズ「なんだか良く判らんがとにかくよし」

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:41:39 ID:Hg6IgvLy
ドン・ドラキュラが最強だと思うぞ手塚作品だし。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:45:24 ID:N7t0UYVM
ドジキュラーが頭に出てくる俺はビックリマン脳

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:53:28 ID:Ub+LysQ/
>.>223

呼ぼうといういつものネタ以前の段階で名前が挙がったが、一家でないと面白くないという意見が出た様な

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:55:44 ID:K5AbSnk3
オレのIDにちなんで、KOFシリーズから誰か……

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 12:56:28 ID:4svWdJxv
>>226
ルイズ 「あ・・・・ちっさい・・・」
ワルド 「ぐはぁっ!」(吐血)
キュルケ「ちょっと駄目よルイズ!そういう事は心の奥に秘めておくのが淑女の嗜みよ」


232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 13:07:22 ID:rcC1X2Aj
ぶりぶりざえもんの冒険のほうのしんのすけなら…。

(ゴーレムを見て裏切るぶりぶりざえもん)
ぶり「私は常に強い者の味方だ!」


233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 13:08:30 ID:K5AbSnk3
塩沢さん……

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 13:12:18 ID:XivTIrt0
>>214
>13才の少女にプロポーズするロリコンだし(違
kwsk

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 13:24:16 ID:ZSouvfWZ
>>229
劇場版の野原一家ならしんのすけが他の世界に誘拐されたりしたら
きっとどうにかして助けに行くと思うぞ。
まあそれだけに確実にオリ展開になるから書くのは難しいとは思うけど


236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 13:26:06 ID:uztnUG9b
グ−ラ−とガル−ダ一緒に壷の中で休んでたら召喚で

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 13:27:19 ID:DQRXvWlg
ぶりぶりざえもんもいいがアクション仮面も忘れてもらっては困る

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 13:31:22 ID:/+w8CJM5
カンタムロボ!カンタムロボ!

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 13:32:06 ID:wQpQ9jum
>232
で、ゴーレムが破壊された瞬間にルイズの方に回って
「口ほどにも無かったな」

フーケ登場で素早く反転、ルイズ達を指差しながら
「サッサとやっちゃってください」

とか言いそうだ


240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 14:12:31 ID:OcvEtDWZ
そこで温泉の精丹波ですよ

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 14:24:06 ID:YcpXu8/A
吸血鬼といえばシャドウハーツ2のヨワヒムはどうだろう。
黄金のコウモリ、透明人間にもなれるし太陽も平気っぽい。
落ちてる物を拾って武器にするから経済的。
マスクをつけてグランパピオンに変身。漢祭でパワーアップ。




でも脳みそ筋肉。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 14:25:15 ID:TjaHzwTT
>>238
中の人、いやカンタムと一緒に重量上げなルイズというわけだな。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:01:32 ID:/wJQ0a0u
太陽平気な吸血鬼…リーグオブレジェントに出てきた彼女は?

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:04:20 ID:YU9UgDWZ
吸血鬼ならバンキュリアとか
1000年生きてる由緒正しいクイーン・ヴァンパイアでマジレンジャーと一対五でどうにかするくらいに強い
ゴーレム?んなもん破滅の爆裂大回転砲と暗黒自動弓銃で蜂の巣っすよ
ただナイとメアになったらルイズがマジギレすることうけあい

>>241
あの延々と続く漢祭のイベントは途中で「なにこれ?なんの苦行?俺一体どんな悪いことしたの?」
って気分になってやる気が失せた

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:20:45 ID:Q/fZVVqq
>俺一体どんな悪いことしたの?」
たった一つのシンプルな答えだ(ry

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:23:26 ID:K5AbSnk3
ここで平和の象徴である鳩の血しか飲まない鳩血鬼をだね……

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:45:57 ID:L47Osmf6
ムヒョロジの魔鹿娘キュラ。
色々ヤバイ。

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:49:38 ID:Hg6IgvLy
>>246 鳥インフルエンザに罹りました

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:52:19 ID:8JFzAWcD
>>246
鳩胸の人の血しか吸わないとな?

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:58:05 ID:JzxqMtT4
バスタードのダイ・アモンなんかを呼ぶと楽しそうだけど

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:58:23 ID:m87wKv+m
>>249
胸からしか血を吸わないとな?!

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:58:46 ID:lLguJWb7
モリガン呼んだらエロ展開突入出来るかな

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 15:58:48 ID:L47Osmf6
ポケモンネタで思ったんだが、
喋れるポケモン(韻竜・精霊扱い?)は召喚済みのミュウツーとルカリオ以外だと
ルギア、エンテイ、ジラーチ、マナフィ、ダークライくらいで意外に少ないな。

ラティアスが召喚されてルイズに変身するとか思い付いたけど。


254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:01:29 ID:K5AbSnk3
>>253
アレ?オレいつ書き込んだっけ……

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:01:55 ID:dIlFtZ1M
ギルティギアとかKOFとかになると魔法なんて問題じゃないような
火使ったりビームだしたりする連中ばっかりだよな


じゃあブリジットでも召喚しようか

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:08:56 ID:ZaYe/A+n
ビーム出してねーし!!

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:11:23 ID:4svWdJxv
>>252
残念!モリガンはサキュバス。
吸血鬼はデミトリです。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:12:53 ID:YU9UgDWZ
ジョー東なんかアッパーで竜巻起こせるんだぜ?
そりゃギースも驚くわ

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:15:09 ID:SBqAZzOG
>>255
ワルドがショタに目覚めるのか・・・

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:17:43 ID:ZaYe/A+n
ショタのワルドとかいう二つ名になるのか

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:18:57 ID:YcpXu8/A
Mr.カラテことタクマ・サカザキは人工衛星からの光線を
覇王至高拳ではじき飛ばしたよ。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:20:47 ID:V1PVIc2d
全然関係ないんだけどさ

少女の体温がこもったジャージって最強じゃね?

モフモフくんかくんかしたい

ルイズの着てるジャージくんかくんかしたい



263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:21:02 ID:ZaYe/A+n
人工衛星から脱出して大気圏突入するEDAJIMAとか最強の使い魔になりそうだ

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:24:28 ID:dIlFtZ1M
ゲーニッツVSギーシュとかギーシュやべぇだろ・・・
ギースVSギーシュとかなんかいいにくいだろ・・・

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:30:49 ID:QdvK2P3q
ギルティからは是非ファウストを


266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:32:33 ID:ZaYe/A+n
ファウストは口調がまともなのに動きが変態すぐる

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:32:50 ID:WX5kZU9+
>>262
もーお前が召喚されてしまえ

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:33:45 ID:dMDw/LJ/
俺Tueeeeeeeee!キャラだが投下してもよいでしょうか?

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:35:04 ID:YcpXu8/A
ここは思い切ってKOF2000のラスボスのゼロを召還!
音巣対流拳が炸裂するぜ!

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:35:09 ID:2syC/XIP
>>268
Tueeeeeeは叩かれやすいがそれでもいいなら

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:36:37 ID:ZaYe/A+n
むしろ俺TEEEEEEEばっかではないかという気が

272 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:37:21 ID:dMDw/LJ/
ガリアとトリステインの国境付近に位置するとある都市。
その中の娼館や賭場などがひしめくいかがわしい一角で、一人の男が酒を飲んでいる。
いや、飲んでいるとは言えないだろう。
口元まで完全に隠す白い仮面を付けた男は、注文したブランデーを机に放置したまま手を出す様子も無い。
どの道奇妙な仮面を外さねば、琥珀色の命の水を口に入れる事はかなうまい。
濃紺のツバ広の羽付き帽子に、同色のマント姿がランプに照らされる。
腰には長い杖と長剣を手挟んだメイジと思しき男は沈黙したまま、
不思議なデザインの指輪を付けた人差し指で神経質そうにテーブルをコツコツと叩いていた。
誰かを待っている様子である。
それから4半時ほどして、男の前に女が現われた。
異装の女だった。
絹糸で織られた緋色の布地に複雑な絵柄が刺繍された、ボタンを一切使用していない服。
袖は膝に届くほど長く垂れ下がり、腰には艶やかな太い帯が巻かれている。
場末の酒場ではあまりに目立つ服装をした美女は、向けられる好奇と奇異の視線も気にせぬかのように、仮面の男と同席した。
あまりの怪しい組み合わせに、流石にちょっかいをかけようという者は居ない。
女は男の前に放置されていたグラスを手に取り、琥珀色の液体をクイッと一息に飲み干した。
結い上げてなお腰ほどに届く黒髪が揺れる。
一見涼しげな美女だが、それだけの所作で並みの男なら生唾を飲み込む程に色気が醸し出されていた。
「おまたせしてもうたなぁ、子爵はん? 早速やけどレコン・キスタの皇帝閣下からのご命令を伝えるえ」
ほうと、酒気を吐息と吐き出してから、女は白い仮面に向けてそう告げる。
男は無言。
だが、もし顔が見えていたのなら、珍しそうに眉を跳ね上げていたかもしれない。
「皇帝閣下のご命令」という厳粛な言葉に、ここまで明らかな侮蔑と嘲笑の響きを込められる女など、そうは居ないだろうから。

【虚無の使い魔と煉獄の虚神4・】

―――グレン・アザレイは相似魔術の魔導師である。
かれの生まれた相似世界では、この世界やサイトの故郷である地球のような『建築資材』という概念が薄い。
高位の魔導師が概念魔術を操れば、土でも砂でも、あるいは水や空気すら思い通りの形に形成して建物でも何でも作り出す事が出来るからだ。
しかもそうやって造られた形は、相似魔術か悪鬼の魔法消去の影響を受けない限りほぼ永久的に存在し続ける。
自然、相似世界ではそうした土や砂を魔術で加工した建造物が、乱れた自然法則の影響を受けにくくするために独創的な形を与えられ、人々の住居となっている。
逆に道路は、相似世界の住人ならば誰もがルイズ達メイジがフライやレビテーションの魔法を学ぶ年頃よりも早く教えられる
転移魔法での移動がしやすいよう、それぞれが『似た』形で短く区切られて整えられている。
かくのごとく、魔法という奇跡が万民に等しく与えられる魔法世界は、地球やルイズ達の世界と比べて圧倒的に豊かだ。
鍬を振るえば同時に操られた数十本が振り下ろされる。
水袋に水を汲めば相似弦で結んだその数十倍の量の水も持ち運べる。
しなびた無数のリンゴと新鮮な一つのリンゴを結んで、すべてを新鮮なリンゴに変える事すら、手軽に出来る相似世界の魔術。
かつて『地獄』で、魔導師ベルニッチが言った
「エントロピーの法則やエネルギー保存の法則など、持たざる者の泣き言に過ぎん」
とは、そういう意味だ。
その反面、建築に係わる資材や工法のような技術・知識が発達していない場合も多く、相似世界で言うなら他にも乗り物や乗騎などといったものはあまり発達していない。
住民の殆どが空間転移を行い、大規模輸送すら高位魔導師の手を借りればそれほど難しくない世界では無用の長物だ。
更にグレン自身が発明した任意の空間同士を繋げる『移送扉』の魔術は、娯楽として以外の乗り物をかの世界から徹底的に廃絶させた。
そんなワケで、自分の世界では無い『それ』はグレンにとっても珍しく興味深い。

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:37:36 ID:/c7ex3JF
よし、こうなれば俺Tueeeeeeeeeeに対抗して俺Yoeeeeeeeeeeeeeeeeなキャラをだな

274 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:38:59 ID:dMDw/LJ/
「風竜での移動とは、なかなかに風情があるものであるな」
雲海を下に見下ろすほどの高空を、二つの月に照らされて飛ぶ孤影。
紋章の付いていない鎧を着た竜騎士に駆られる風竜は、
ガリア北花壇守護騎士団の騎士を秘密裏に任務の地へと送り届ける役目を与えられた輸送役の下級騎士だ。
ハルケギニアの輸送手段の中で最も早く最も高くを飛ぶ風竜の飛行は、それだけに尋常ではない寒さに晒される。
高空での夜間飛行は、真夏でも氷点下の気温にさらされるのを避けられない。
ゆえに、竜騎士の鎧は毛皮で裏打ちされ、軽量化も兼ねて金属部分は最小限に絞られた形状になっている。
金属が凍りついて触れた部分の皮膚が凍傷になるのは、敵の剣や矢玉よりよほど切実な恐怖なのだから。
手綱を取る顔を隠したその騎士の後ろ、グレン・アザレイと『雪風』のタバサは普段と変わらぬ服装で竜の背に跨っていた。
二人と、そして竜騎士の周囲を覆うのは空気の壁。
竜の動きを阻害しない蛇腹状の構造へと概念魔術により固定された空気は、鋼鉄以上の硬さと空気そのものの軽さをもった透明の外壁だ。
通常の竜の背なら受けるはずの突風は、この壁の中には入ってこない。
更に、出発前の服の中の空気と周囲の空気を『相似』させ続ける事で、壁の内部は快適な温度を保っていた。
そんな状態ならば夜の高高度飛行も物見遊山気分だろう。
グレンは竜のウロコを撫でてみたり、眼下で千切れ飛ぶように流れる雲を見て楽しそうにしていた。
実は、相似魔術は高速での飛行を行えない。
せいぜいが空中に浮いて歩く程度だという制約は、神の如きグレンとて変わらなかった。
だからこそ、普段体験出来ない夜間飛行に余計とご満悦なのだ。
グレンは冴え冴えと雲海を照らす二つの月を見上げる。
一千魔法世界全て月の数は一つ。
この光景もまた、世界を渡る旅人であったグレンにとっても珍しい絶景。
「此処で見る物聞く物実に新鮮である。吸血鬼とやらに出会うのが待ち遠しいものだ」
心底本気の顔でそう言ったグレンに、彼の腕の中のタバサは呆れたように本から上げた温度の無い視線を向け、
竜騎士は怯えたように面頬の下で息を呑む。
彼等は今夜、ハルケギニアで最悪の妖魔とも恐れられる吸血鬼を退治するため、ザビエラ村という小村へと向かう最中であった。
その恐るべき敵を自分一人で倒すのは難しいと、タバサは信念を曲げて使い魔であるグレンを任務に連れてきた。
魔法による探知すら欺いて完璧に人間に化ける吸血鬼を見つけ出すには、囮が必要不可欠だと考えたからだ。
それに妖魔退治ならば、北花壇騎士団の仕事としての汚れ仕事という意味合いは薄い。
タバサの要請と吸血鬼の生態を聞き、二つ返事で引き受けたグレン。
恐るべき怪物と戦うという気負いはこの男には無い。
そんなグレン達の横顔を、地平の果てから登り始めた朝日の光が照らす。
「夜明けか……」
薄れる月光。
黄金に染まる雲海。
その光景に黒いコートの旅人は、自分が一度死んだ魔炎の雲海を、双子の弟と再会した黎明のサハラを思い出して目を細めた。
この世界は、かの『地獄』に似る。
その光景の中で相似魔導師は小さく、世界は美しいと呟いていた―――

―――平賀才人は地球人である。
地球人である彼に、ここが異世界だと云う事を雄弁に知らせる二つの月が、夜明けの光に薄まってゆく。
そんな異邦の空を眺めたまま、サイトはじっと座ったままだった。
「また眠れなかったのか、相棒」
「なんだデルフ、起きてたのか?」
「起きるも何も、俺っちは剣だから眠らなくても平気なんでなぁ。退屈が過ぎる時にゃあ百年ばかり眠りもするが、基本的には起きてらぁ」
「へぇ……そりゃ便利そうだな」
もしルイズに寝ずの番とかでも申し付けられた時には重宝しそうだなぁ、などと考えて生返事。
この数日あまり睡眠をとっていないので、今のサイトには覇気がまるで無い。
「何だ何だ相棒。娘っ子と同じ部屋で緊張でもして眠れねぇのか?」
「違うよ。少し考え事をしてるだけだ」
藁束の上にあぐらをかいて、ベッドで眠るルイズを起こさないように小声でやりとりするサイトとデルフ。
確かに見た目だけなら極上の美少女であるルイズと一つの部屋だというのは、緊張しないでも無い。
眠っている間は、あのキツい性格も関係無く、まるでお伽噺のお姫様のような少女なのだ。
薄いネグリジェの下には下着を付けていないという事を知っているので、その事を考えるとドキドキして鼻の奥にツーンと鉄の臭いがしてくる。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:39:43 ID:2syC/XIP
>>273
つスペランカー先生

支援

276 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:40:17 ID:dMDw/LJ/
それに、フーケ退治の時に見せた眩しい程の誇り高さは、サイトの胸に焼きついている。
あと、最近はちょっとだけ優しくなった気もするし。
基本的に調子に乗りやすい普段のサイトなら、夜這いの一つかけてもおかしくは無い。
だが、今は別の人物がサイトの心を独占していた。
グレン・アザレイの事だ。
とは言っても、間違っても「うほっ、イイ男」な意味では無い。断じて。絶対。
あの盗賊討伐から数日後、グレンは自分が召喚された時サイトの世界に居た事を明かした。
その世界は千を超える魔法世界群の中で唯一奇跡に見放された世界である事。
奇跡果てる地ゆえに魔法使い達に地獄と呼ばれて恐れ、蔑まれている事。
住人は悪鬼と恐れられ、グレン達の魔術を観測出来ず、観測できぬがゆえに消去する事。
そして、グレンがその世界を魔法使いに開放するため、住民60億を滅ぼそうとしていた事まで、サイトに語ったのだ。
もしグレンの計画が成功していれば、サイトは家族や友人もろとも海の底に沈んでいたのだと云う事すらはっきりと。
憎むべきなのだろうか?
だが、正直なところ話のスケールが大きすぎて実感に繋がらない。
グレンの高潔な人格の一端に触れた今、彼が大量虐殺を企んだテロリストだとも感じられない。
とは言え、わざわざそんな嘘をつく人物でもないだろう。
事実は事実として受け止めるとして、自分はどうするべきなのか。
指針すら見えず、サイトはきっと明日も眠れぬ夜を過ごすハメになるだろう。
考える内にも日は昇りゆき、窓から差し込む陽光が寝不足の眼に痛い。
そろそろご主人様を起こして、朝食掃除洗濯の三連コンボを始めないと、と考えつつ、サイトの頭の片隅にふと疑問が湧いた。
そもそもあの男はなぜ、自分にそんな事を明かしたのだろうか?

―――ゼロのルイズは、幼いころから魔法が使えない貴族である。
厳格な母親の容赦ない叱咤が、上の姉の悪意の無い激励が、使用人達の心無い視線が、幼い少女にはとても辛かった。
つらくて、つらくて、いつも逃げ込んでいた庭の池に浮かぶ小船の中。
その中で泣いている、小さな女の子の夢を、ルイズは見ていた。
泣いているルイズを救ってくれるのは、涼しげな笑顔の貴族。
少年から青年へと変わりゆく最中の、凛々しい魔法使いだった。
ルイズの母が、いずれ必ず王家を守る三つの魔法騎士隊のどれかで隊長になるだろうと太鼓判を押し、
強力な魔法使いである父が数年の内にスクウェアメイジのレベルに至るに違いないと語る俊才。
そしてなにより、ルイズの婚約者でもある、ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド子爵。
彼は泣いているルイズの肩を抱き寄せると、ルイズをあやすように歌を歌ってくれた。
亡き母上さまから教わったという不思議な秘密の歌を、美声を響かせて歌う。
ワルドがそれを歌うと、キラキラと輝く何かが、二人の周囲をまるでホタルのように飛び回るのだった。
それは魔法ではない不思議。
杖も持たず、呪文も唱えていないのだから魔法であるはずがない。
誰にもナイショだよ、とワルドが微笑みかける。
誰にもナイショと、幼いルイズが力強く頷く。
「ワルドさまは歌い手になるの?」
幼い少女の無邪気な質問。
そうなれば良いと幼いルイズが思うぐらい、ワルド青年の歌声は美しく清らかに聞こえたからだ。
ワルドは笑う事無く、真剣な顔でそれを否定する。
「ぼくは騎士になるんだ、小さなルイズ。誰にも負けない、強い騎士に」
「ではワルドさまは戦いにゆくのね? なりあがりのゲルマニア貴族や、にっくきツェルプストーをやっつけるのね?」
「それよりももっともっと、強くならなきゃダメなんだ」
「恐ろしいトロール鬼や、もっと恐ろしいエルフとも戦うのですか?」
「そうだよぼくのルイズ。ぼくは、エルフにだって勝てるようにならなきゃいけない」
「……こわい」
ルイズは思わず顔を伏せてしまった。
お伽噺でしか知らないエルフが恐かったのではない。
それを倒すと言った時のワルドの眼が、恐ろしいと感じたのだ。
だが、ワルドはそれに気付かず、ルイズの頭を撫でる。
「恐くなんかないよルイズ。たとえエルフからでも、君はぼくが守ってあげるから」

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:40:18 ID:w2yq70QR
吸血鬼は、やっぱり月姫のアルクェイドか
メルティブラッドのワラキアの夜ことズェピアを召喚してもらいないですね


278 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:41:32 ID:dMDw/LJ/
「ワルドさまが守ってくださるの?」
「ああ、ルイズは俺が必ず守る」
突然変化した声に、幼いルイズはハッと頭を上げた。
いや、もう幼くは無い。いつのまにか16歳の現実のルイズになっている。
そして、ワルドだった凛々しい貴族は、どこか抜けた顔のパーカー姿の平民になっていた。
「ななななななんで、アンタが……」
「ルイズは俺が守る」
「へへへ平民のくせに、ななな生意気言ってるんじゃ無いわよ!」
「ルイズは俺が守る」
現実世界では見た事が無いようなキリリと締まった表情で、オウムのように同じセリフを繰り返すサイト。
なぜかドキドキと激しく鼓動しはじめる心臓。うまく息継ぎが出来なくて苦しい。
視界がグルグルと回って、足元がおぼつかなくて、くるしくてくるしくて―――目が覚めた。
ガバリと起き上がって見れば、見慣れた学生寮の自室である。
丁度よっこらしょと立ち上がった使い魔と目が合う。
「ひっ!?」
そしてルイズが気付くのは、自分の服装が身体の線が殆ど丸見えの薄いネグリジェ姿だと云うこと。
ボッと火がつきそうな勢いで、ルイズの頬から耳から全身までが赤く染まる。
「ん? なんだルイズ、もう起きたの―――」
「ごごごご主人様を呼び捨てにしてんじゃないわよ犬うぅぅぅっ!!」
まだ明けきらぬ学院の朝、爆発音が轟き、心地よい一時を邪魔された学生多数。
何も悪い事などしていないのにテレ隠しで吹き飛ばされる使い魔一名。
ゼロのルイズが寝ぼけてやったらしい、というウワサが今朝の朝食の席を賑わせる二番目にホットな話題であった。

さて、では一番の話題は何かと言うと、トリステインの麗しの王女殿下、アンリエッタの学園視察についてである。
ゲルマニア訪問の帰途のついでという形ではあるが、学院とその生徒にとっては名誉な事。
延期になった『フリッグの舞踏会』に合わせておいでいただくという計画もあったのだが、
急ピッチで進められた大ホールの補修作業は残念ながら間に合わず、
代案として野外でおこなわれる『使い魔品評会』を、殿下をお迎えして執り行うという決定で、
品評会の主役になる二年生の間ではどんな芸をさせるかと皆余念が無い。
「しかし姫様のいらっしゃる使い魔品評会で、平民が二人も出るなんて、魔法学院の恥だよな」
「いや、あの青髪のちびっ子は昨日から外出許可を取って何処か行ってるらしいぜ」
「そりゃ、平民を出すのが恥ずかしくって逃げたんじゃないのかね?」
ワハハハハと、ルイズに聞こえるのもかまわず、そんな噂話をする後ろのテーブルの一団。
「あいつら、全然わかって無いわねぇ。その方が幸せなんでしょうけど」
なぜか隣の席について、床で硬いパンを齧っているサイトに向かって「ダーリンあーん♪」とかやっていたキュルケが哂った。
「そりゃあね。あんなトンでもない魔術を見せられたら、あんな事言えなくなるだろうけど。
レベルじゃなくって次元が違うもの。
エルフの使うっていう先住の魔術と、どっちが強いのかしらね」
キュルケの差し出したフォークの先のレアステーキに食いつこうとしていたサイトの頭を掴んでギギギと押さえながら、ルイズはぼやく。
呪文も無しに巨大な腕ゴーレムを操り、魔法の鏡も使わずに遠くを見通し、瞬間転移魔術まで軽々と操るグレンの魔術。
元々ゼロと笑われている自分ならともかく、魔術に自信と矜持のある人間ほどそれを失ってしまいかねない。
その意味では、キュルケの精神的な強さは立派なものだ。
魔法の腕前以上に自分の美貌にこそ自信と誇りをもっているからにしても、だ。
一瞬の隙を突いて掴まれた手から逃れてステーキ肉に突進したサイトの肩を捉えてチキンアームスープレックスで沈めながら、
ルイズはライバルの家系である女メイジに、心の中で拍手を送っていた。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:42:38 ID:dpk2Chzm
雑談自重 支援&応援

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:42:50 ID:/c7ex3JF
>>277
>>1
支援

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:43:53 ID:xUTex1dQ
支援だあ

>>253
ヤドキングとロケット団のニャース

282 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:44:04 ID:dMDw/LJ/
―――平賀サイトはガンダールヴである。
その手の甲にルーンが輝く時、人間を越えた素早い動きで剣を振るう事が出来る。
あらゆる武器を操るブリミルの左手と伝えられる伝説の使い魔は、剣を持てば青銅を容易く両断する。
そんなワケで、サイトの周囲にはバラバラに切断された青銅のゴーレム・ワルキューレが転がっていた。
「ダメだ。全然訓練にならねぇ」
「なっ、失礼じゃないかね! キミがどうしてもと言うから訓練とやらに協力してやってるのにだな!!」
「だってマジで弱いんだもん」
ルイズから、午後の品評会に備えて剣舞の練習をしておけと言われたサイトは、
ギーシュに頼んで実践形式で訓練をしようと思ったのだ。
だが、いざ始まってみるとわずか5秒で7体全てを倒してしまった。
ガンダールヴの力、伊達に伝説と言われていない。
こんな訓練ではダメだ。
こんな程度では、あの魔術師には勝てない。
フーケのゴーレムすら、一瞬で握り潰したグレン・アザレイには。
いっそフーケことミス・ロングビルにでも特訓相手を頼もうか。でも大っぴらには出来ないよな、と考えるサイト。
「弱い……このボクが……ボクのワルキューレが……弱い?」
考え込んでいたから、なんだかんだで人の良いギーシュが泣き崩れているのには、まったく気付いていなかった。

―――薬草師のレオンはサビエラ村で随一の切れ者と尊敬されている青年である。
短い間だがガリアの首都リュティスまで行って薬草学の勉強もした秀才だし、
貴族に水魔法を使ってもらえるだけの金が無い人々を癒すという仕事柄、貴族や魔法に対する尊敬と恐れも薄い。
だが、初めて見せられた攻撃魔術に、そんな余裕は吹っ飛んでいた。
吸血鬼騒ぎに怯える村の青年団を引き連れて、一番怪しい占い師の老婆マゼンダと、
その息子のアレキサンドルを吊し上げにしようとしていた時、邪魔をしてきた男、
王国から派遣されてきた花壇騎士だという子供連れのメイジに、偉そうな事を言うんなら魔法を見せてみろと迫ったのはレオン自身だ。
戦場どころかメイジ同士の決闘なども当然見たことの無いレオンは、
どうせ貴族の魔法などと言っても猟師の弓か城の兵士が持っていた銃程度なのだろうとタカをくくっていた。
それが、完全に覆される。
タバサの杖を持ち、身振りを加えてもっともらしい呪文を唱えるグレン・アザレイ。
当然だが、そんな事で魔法は発動しない。
グレンは、この世界に来てから常に身につけている道具を取り出したのだ。
それは、空気を概念魔術で圧縮し固めた3ミリほどの粒。
悪鬼に観測されない透明な粒を、グレンは百個ほどマントの内側に入れて常備してある。
その粒を7つ、杖を突き出す動作で近くの木へ向けて飛ばした。
亜音速で突き刺さった空気の弾丸はしかし、3ミリの穴を開けるだけだが……圧縮の魔術を解除した途端、
膨張した空気によって内側から幹を破裂させる。
村人達には、グレンが杖を向けた途端に樹木が粉々に爆発したようにしか見えない。
威勢の良かったレオンは、腰をぬかして地面にヘタリ込んでいた。
……だが、もしこの魔術を『地球』で魔術師と戦う専任係官達が見ていたのなら、村人以上に怖気で背筋を凍らせていただろう。
視認できない透明な弾丸は、視覚による魔術消去を許さない。
弾丸の速度を亜音速に抑えたのも、音速を突破した時の音で聴覚により消去されるのを防ぐため。
そして、悪鬼の肌に触れた瞬間に触覚での消去が発動し、圧縮空気の爆発によってダメージを負う。
いや、わざわざ飛ばさなくても、空気中に浮かばせるか地面に転がしておくだけで触れた悪鬼を吹き飛ばす地雷になるだろう。
『鬼火』と呼ばれる達人剣士の専任係官ならば、飛んで来る飛翔音を聞き分けて避ける事もできようが、
これは完全に対『悪鬼』用に考えて織り上げられた魔術に違いなかった。
死に瀕して「より強い魔法、より高度な魔法が勝負を決する決まりなど無い」と敗北の理由を語られた男は、それを糧として新たな戦法を生み出したのだ。
地球人が、そしてサイトが知れば戦慄するだろう。
グレンはまだ、地球人と戦う事を考えの外には捨てていないと。
そなん事は知らないレオンや村人達にとっても、その爆発だけで花壇騎士の実力を信じさせるには十分だったようだ。
タバサとグレンはそのまま占い師の老婆に会うため、息子のアレキサンドルに案内させて小屋へと入ってゆく。
部屋には病気で外に出られないという老婆が一人。
流れ者で、占い師という怪しげな商売で、外出も出来ないとなれば吸血鬼と疑われても仕方あるまい。

283 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:45:53 ID:dMDw/LJ/
そんな、ベッドの上から起き上がれないマゼンダ婆さんを前にグレンは一言。
「ご老人、もう具合は良いはずだ」
そう告げた。
相似魔術の使い手であるグレンが『神に近き者』と呼ばれる理由はいくつも有るが、その一つは相似大系の奥儀である『原型の化身』である。
相似世界において人はすべて神の似姿とされる。ゆえに、人と人は同じ原型を持ち、お互いに『似て』いる。
『原型の化身』はその繋がりを利用し、人間同士を強制的に似せるのだ。
極めれば、人を生命を操る神の如き力。
事実それを極めたグレンは、脳さえ残って活動していれば、悪鬼の魔法消去下でなければ周囲の人間に『似せ』る事でどんな傷でも回復させる。
たとえ腕がもげ、脚が取れ、胴体を二つに割られていても、一瞬で健康体になれるのである。
同じ原理で、健康な人間と相似させる事で病人を一瞬で回復させる事すら可能だった。
「おおう、身体が軽いですじゃ!?」
なんかババアが元気になった。
「歯も生えてきたですじゃ!」
おまけに一本も無かった歯が全部生え揃っていた。
「お肌や髪もツヤツヤに!!」
見た感じ30代前半ぐらいに若返っていた。まだまだイけるぜゴーゴーな感じである。
グレンがやりすぎたらしい。
すっかり元気になった、若い姿はなかなか美人だった元老婆はシーツを豊満な身体に巻きつけて外に飛び出す。
ひゃっほーいとか言いながら、呆然とする村人を尻目に広場で跳び回ってた。
「マゼンダ」
騎士様の連れてきた子供が女を指差して言った一言に、村人のアゴがカコンと落ちる。
「魔法で元気になった。お日様の下に出たから吸血鬼じゃない」
子供ことタバサがボソっと言う言葉に、釈然としないながらも村人達は肯いていた。
魔法って凄い、と感心半分恐れ半分の肯きである。
自分が参照元にされてあの人が15歳の姿とかにならなくて良かったと、
キュルケクラスの巨乳を揺らせて踊る元ババァを見ながらタバサは考えていた。

―――トリステイン王女アンリエッタはルイズの幼馴染である。
幼い頃の遊び友達であり、大人の汚い計算と関係なく自分の友であってくれるルイズ。
「とあーっ! 円月剣!!」
だが、王女であるからには公平を旨とせねばならない。
「うりゃー、ジャンプ切り!」
だから、王女として、目の前で親友の使い魔が繰り広げる『剣舞』と称する何かを、褒める事など出来なかった。
「必・殺! イナズマ雷鳴サンダー!!」
最初はいっぱいいっぱいだったサイトだが、何だか段々気持ちよくなってきたようだ。
野外に特設された使い魔品評会の会場に、予想に反して嘲笑の声は無い。
有るのは痛い沈黙だけだ。
ガンダールヴの能力まで発揮して、凄い速さでデルフリンガーをギザギサに振るサイトの努力は、しかし会場の誰にも伝わっていなかった。
もちろん、彼のご主人様にも。
「帰るわよ、犬」
「何でだよ? これから超必殺のエターナルフォースブリザードが炸裂するんだぜ!」
「いいから帰る!」
「いた、いたたたた! 耳、耳がとれるっ!」
耳を引っ張られて舞台の袖に引っ込まされるサイト。
彼は勇敢で優しい少年だが、残念な事にちょっとバカなのだった。
品評会の優勝は、順当にキュルケのサラマンダーに決定する。
サイトの芸を評価したのは、後で「サイトさんの剣舞、素敵でした」と言ってきたシエスタだけ。
恋は盲目なのだ。

―――キュルケはゲルマニア生まれの恋に生きる女である。
屋外での晩餐会が終わり、寮の住人が部屋で静かに過ごす頃、キュルケはルイズの部屋を訪ねようとしていた。
別にルイズに用があったワケでは無い。
品評会優勝を話のネタに、ダーリンことサイトにかまってもらおうという魂胆だ。
だが、自室のドアを開けたその場所に、先客が居た。
ギーシュ・ド・グラモンが、まるで盗賊のように鍵穴を覗いているのである。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:46:59 ID:xUTex1dQ
支援

285 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:47:06 ID:dMDw/LJ/
「アンタ、何してるのよ? ペッタンコのルイズの着替えでも覗いてるの?」
「しっ! 今この部屋に姫殿下がいらっしゃっているのだ」
「アンリエッタ王女が? 何で?」
「よく判らないが、ルイズは恐れ多くも姫殿下の幼馴染だったから尋ねて来られたらしいね。
そして何か困難な任務をルイズとあのサイトに御下命なされるとか……って、キュルケ、キミいつの間にボクの背後を!?」
「お約束のリアクションはどうでも良いから、ちゃんと聞き耳を続けなさいよ」
「あ、うん。そりゃ続けるがね……」
アレ? ボク今なんで命令されてるの? 的な不条理を感じつつ、ギーシュは鍵穴に目を押し付ける。
見れば許しがたい事に、王女が平民にお手を許されている場面。
「おのれサイトめ平民のクセに〜ッ」
だが、真に許しがたいのはその先であった。
アンリエッタの手を取ったサイトは、絶妙のタイミングで姫殿下の腰を引き寄せ、その高貴な唇に下賎な唇を重ねたのだ。
「キスしやがったー!!」
「何ですって!?」
人生二度目のはずなのに、やけに手馴れたキスであった。
気絶するアンリエッタにオロオロするサイトに、必殺のルイズ崩拳がズビシと大炸裂。
「ごぼはぁ!?」
「このエロ犬ーっっ!! 死になさいっ! 死んでアタシと殿下に侘びなさいよっ!!」
「ぐげぼぉ!!」
続けて放つはドロップキック・ゼロ。
危険な角度でサイトの顔面に食い込むルイズの両足。
「その通りだ! トリステインの可憐な花、我等の至宝を汚した罪、死んで償いたまえ!」
「ぶびゃらぁ!?」
更に扉が勢い良く開いたかと思うと、元帥家秘伝グラモン・ブリーカーが追い討ちを掛けた。
ボロボロになりつつも立ち上がったサイトがフラフラと倒れ込んだ先が偶然にもキュルケの胸の谷間だったのは、幸福なのか不幸なのか。
ぽよんと、サイトの顔を優しく包む弾力。
「うほっ♪」
「いやん、ダーリン♪」
ルイズの中で何かが切れる音がした。
こう、ブチブチっと。
―――惨酷シーンにつき、しばらくお待ち下さい―――
ルイズとギーシュによる折檻が続くこと約5分。
あまりの凄惨なリンチに、アンリエッタ女王は笑顔(営業用)を引き攣らせながらルイズに指輪を託して。
「それでは、お友達と一緒にアルビオンへ向かって下さいね」
と言って、そそくさと血の処刑場から退散していった。
後にはルイズと、いつの間にやら密命を託された形になったギーシュとキュルケ。
その足元に、ボロ雑巾と言うかグロ雑巾になったサイトが転がっていた。

―――ミス・ロングビルはアルビオン出身の元貴族である。
「困難な任務」を任されてアルビオンに向かう事になったキュルケに脅されて、道案内として同行する事になったのは、不幸な必然だろう。
何日もあのシリを撫でられなくなると、オスマン氏は大変残念がりながら見送ってくれた。
多分、鞍の上でプリプリ揺れるシリを視姦するのが目的で。
そんなワケで、ルイズ達は馬上の人となる。
旅の仲間はルイズと使い魔サイト、それにギーシュとキュルケとミス・ロングビル。
更に、魔法騎士隊の隊長でルイズの婚約者であるワルド子爵がアンリエッタより同行せよとの指令を受けて参加した。合計6人の大所帯である。
後ついでに地下を掘り進むギーシュの使い魔の巨大モグラも来ているはず。
一行は馬で2日、馬車なら4日以上かかる道程を1日で走破するため、途中で二度馬を乗り換えて全力で駆けさせた。
馬は生き物である以上、疲労するから最高速度で走れるのは一瞬だ。
その速度を維持するため、発達した交通の要所には馬を用意した『駅』が有り、そこで元気な馬に乗り継いで行くシステムが有るのだ。
だが、その間もワルドとルイズを乗せたグリフォンは休憩もとらずに走り続けた。
それは幻獣のとんでもない体力と、騎手の技量の賜物に他ならない。
そうして、一日中馬上で揺すられてクタクタになったサイト達は目的地・ラ・ロシェールに到着。
キュルケもギーシュも流石にぐったりしている。

286 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:48:53 ID:dMDw/LJ/
元気なのはワルドと、彼に運ばれていたルイズ。それに何気に平然としているミス・ロングビルだけだ。
「中々乗馬に通じておられるようですな、レディ」
「色々あって旅なれておりますので。お恥ずかしいですわ」
「いや、女性でなければ騎士隊にスカウトしたいぐらいですよ」
「まぁ、お上手ですわ、子爵さまったら」
ハッハッハホッホッホと笑い合う、実はけっこう負けず嫌いな大人二人。
双方目が笑ってないような気がして、背筋が震えるサイトであった。

―――エルザは狡猾な吸血鬼である。
5歳程度にしか見えない外見の少女だが、その実30年以上もの間人間の生き血を吸って行き続けた妖魔なのだ。
村長の孫娘のような立場を手に入れたエルザは、その立場を隠れ蓑にして人の生き血を啜っていた。
自分より後から村にやってきた占い師の親子を疑わせるように仕向ける策まで使って。
村人は誰一人彼女を疑っていない。
吸血鬼退治に派遣されたメイジも、その外見と知略に簡単に騙されて罠にはまる。
そうして今夜も、彼女は愚かにも杖を手放したメイジ、グレン・アザレイを誘い出し、捕らえる事に成功したのだ。
そのはずだった。
「なんで!? なんでつかまらないのよ!?」
先住の魔法によって伸びた枝が、杖を持たない間抜けなメイジを捕まえたはず。
なのに、枝はグレンの周囲を包むだけで、その身体に届かない。
無数の空気の粒を固めて作った見えない壁が、グレンの周囲を守っているゆえに。
「これが『先住』か。精霊大系……いや、完全大系に似た魔術だな」
「くそおっ! 枯れし葉は契約に基づき水に替わる力を得て刃とならん」
鉄のように硬くなって飛ぶ落ち葉。
それも、空気の壁に阻まれて尽く砕けて落ちる。
「ウソっ―――あいつをとめてなさい、アレキサンドル!」
恐怖に彩られる幼い顔。
エルザは勝てない事を悟り、グレンに背を向けて逃げ出した。
彼女が逃げ出すのを助けるのは占い師の息子アレキサンドル。
魔術師が使い魔を持つように吸血鬼が血を吸った者を一人だけ操るという、屍食鬼、グールである。
屍食鬼はグレンに飛び掛り、エルザが逃げるための捨石になった。
そして捨石らしく、一瞬でバラバラにされる。
外見からは想像もつかない運動能力で、そのわずかな時間で走って逃げるエルザ。
だが逃げ出した方向には、タバサに連れられた村人達が集まっていた。
「除けえぇぇぇぇ!!」
愛らしい顔のままに、子供に発する事が出来るとは思えない憎悪にあふれた絶叫がエルザの喉から吐き出される。
トロル鬼やオーク鬼には劣るが、吸血鬼の腕力は普通の人間を遥かに凌駕するのだ。
合わせて魔法も使えば、平民でしかない村人の集団などグレンが追いつく前に蹴散らせる。
そう思って、魔法を唱えようとした瞬間、エルザの胸に氷の矢が突き刺さった。
タバサのウィンディ・アイシクル。
放たれた無数の矢は、胸だけではなく全身をめった刺しにする。
「うそ……!?」
呆然と見開かれる少女の目。
凄惨な光景に、エルザを吸血鬼と知らず孫のようにかわいがっていた村長をはじめとする、幾人もの村人達が目を背けた。
「二人とも、メイジだなんて……ズルっこ、だわ……」
擦れたエルザの声が聞こえたのか聞こえなかったのか。
タバサはドットスペル『土』の『錬金』でエルザの周囲の土を油に変成。
同じくドットスペル『火』の『発火』を唱える。
言い訳も返答もせず、雪風の魔女は無慈悲に吸血鬼を燃やし尽くした。

287 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:50:29 ID:dMDw/LJ/
―――土くれのフーケは元盗賊である。
王女殿下の密命を受けたルイズ一行が宿泊する、ラ・ロシェールで一番高級な宿『女神の杵』亭への襲撃に一番に気がついたのも、
職業柄研ぎ澄まされた感覚のおかげだったに違いない。
とは言っても気がついた時には宿の入り口は包囲されて矢を射掛けられていたから、あまり威張れる事でもないだろうが。
二階に居たサイトとルイズが物音に気付いて下りてきた頃には、キュルケとギーシュ、ミス・ロングビルとワルドが、
突入を目論む傭兵相手に、つくりつけの机を盾として防衛線を張っている所だった。
他の客もメイジなのだろうが、机の下で震えているだけで役に立ちそうには無い。
「トリステイン貴族も不甲斐無いですわね」
「そりゃ同感だけど、相手は貴族と戦うのにも慣れてるみたいよ。どうするつもり?」
アルビオン出身のミス・ロングビルとゲルマニア貴族のキュルケがぼやいた。
ルイズ達トリステイン貴族の面々には反論の言葉も無く、憮然とその侮辱を受け入れる。
それはともかく、傭兵達は魔法の届かない距離から矢を放ち、こちらの消耗を待っていた。
だからといって反撃しなければ、屈強な重装甲の前衛が突撃してくるだろう。
呪文を唱える間も無いほど接近されれば、メイジに勝ち目は無い。
だからこそ、多くのメイジは従者や使い魔に詠唱中の自分を守らせるために連れ歩くのだから。
「しくじったわ。やっぱフレイムを連れて来るんだったわね……」
「こうなったら、サイトとギーシュのゴーレムを先頭に全員で突撃して撃てるだけの魔法を……」
「ちょ、おま、ルイズ! 俺を殺す気か?
ついさっき、任務が終わったら俺が地球に帰る方法を探してやるとか言ったクセに」
「仕方ないでしょう! このままじゃどの道全滅だし、アンタは私の使い魔なんだから」
「いいかね、諸君」
ギャンギャン騒ぐ子供達をたしなめるように、ワルドの低い声が響く。
「このような任務は通常、半数が目的地に到達すれば成功となる」
「……囮作戦ってコトね?」
「そうですね。仕方ありませんわ」
ワケが判らないと言うなギーシュサイトルイズのお子様三人を尻目に、キュルケとミス・ロングビルはワルドの策を理解して頷いた。
ここで数人が大暴れして、その隙にルイズ達がアルビオンへの船に乗り込むのだ。
「ここは私とミス・ロングビルの二人で十分よ。あんたたちは行きなさい」
「いや、しかしレディだけを置いて行くなどとは、トリステイン貴族として許される事では無くてだね」
「アンタのゴーレムなら矢避けぐらいにはなるでしょう。いいから行きなさい!」
「……判った。ヴェルダンデ、後は任せたよ!!」
自分も残ろうとしたギーシュだったが、キュルケに諭されてルイズ達と共に裏口に走る。
飛び出した四人に何本もの矢が放たれるが、キュルケの予想通りギーシュが生み出したゴーレムが身を挺して矢を受け止めてくれる。
そのまま桟橋へ向けて四人は走り去った。
残されたのは美女二人。
机の影で、蓮っ葉な口調に戻ったミス・ロングビルが髪を下ろしながら聞く。
「良かったのかい? あのボウヤ二人でも残ってりゃ、多少の足しにはなったろうに」
「ダーリンは一応ルイズの使い魔ですもの。残ってもらうワケにはいかないわ。
それにギーシュに居られちゃ、貴女も全力が出せないじゃない『土くれ』のフーケ」
ニヤリと笑うキュルケとミス・ロングビル――もとい、フーケ。
その言葉の意味は「ゴーレムで蹴散らせ」だ。
「いいよ、やってやろうじゃないさ! 時間稼ぎは頼んだよ小娘!」
「あら、時間稼ぎはかまわないけど―――あまりノロマだと、あいつら全員消炭にしてしまいますわよ!」
興奮すると言葉が汚くなる美女と、興奮するほど言葉が丁寧になる美女が同時に立ち上がり呪文を詠唱する。
キュルケの前方に生まれるのは炎の渦。
『火』『火』『風』のトライアングルスペルによって生み出されたそれは、二人に向かって放たれた矢を尽く燃やし尽くす。
グルグルと回される杖に従って回転する炎輪は、呪文と共に徐々に巨大になっていた。
ダンと机を蹴り倒して走るキュルケ。
走りながら突き出した杖に従い、炎の渦が6つの炎条となって傭兵達に襲い掛かった。
悲鳴をあげて燃え上がる男達。
だが、呪文を放った瞬間のキュルケは無防備極まりない。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:50:50 ID:/c7ex3JF
火砲支援

289 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 16:51:35 ID:dMDw/LJ/
仲間の死にも恐れを抱かない勇猛な数人が武器を掲げてキュルケに殺到する―――寸前。
盛り上がった土がキュルケと傭兵達を隔てた。
完成したフーケの呪文により生み出される30メイルの巨大ゴーレム。
平民の剣や矢では相手にもならない破壊そのものの腕が、キュルケを仕留めようと迫っていた数人を横薙ぎに払い飛ばした。
「あ、あんなのが出てくるなんて聞いてねぇぞ!」
「だ、駄目だぁ、逃げろぉ!」
傭兵達は我先に逃げ出そうとする。
当然だ。傭兵にとって正義とは勝利ではなく生き延びる事。
金のために雇われて戦うのに、死んでは金がもらえないのだから。
だが、逃げ出す男達の前に立ち塞がった雇い主はそれを許しはしなかった。
「あかんたれやなぁ、ちょおデカブツが出た程度で、逃げ出したらあかんやろぉ。
傭兵1番から6番を【木偶の坊】と定義、定義済み概念【傀儡】を加算。
変数域に【人参果】を代入―――もうちょお、戦こうてや」
紅い加賀友禅を着た女がそう言った瞬間、6人の傭兵達の身体が変成された。
身につけていた鎧や武器がメキメキと音を立てて、巨大な蜘蛛の脚を思わせる節足に成ったのだ。
魔法生成された寄生生物である『脚』は宿主である傭兵の肉に食い込み、擬似神経を張り巡らせる。
「はぎゃ!? ギがごGAごごごおぉぉぉぉぉぉぉぉぉげヲけえぇぇぇぇ」
あまりの激痛に、正気を失った6人の悲鳴がラ・ロシェールの夜空に響く。
悲痛な声が途切れれば、そこには人間と蜘蛛を混ぜたような、奇怪な魔法生物が生み出されていた。
仲間を怪物にした犯人が目の前の雇い主だと本能的に理解した他の傭兵達は、瞬間の判断で女に剣を向ける。
「くそっ、死にさらせぇ!」
「タマ獲ったるわぁ! うおぉぉぉぉ!」
まさにメッタ刺し。突き刺さる槍と剣は総数13本。
その状態で、しかし女はニタリと笑う。
「あーあ、一張羅がダイナシや。こっちでは着物も手に入らへんのになぁ」
「な……馬鹿な……不死身だと!?」
「ほんまに、あかんたれや。死人を刺したかて、死ぬワケあらへんやないの」
女の名は『染血公主』ジェルヴェーヌ・ロッソ。
数ヶ月前、サイトの故郷『地球』で死んだはずの高位魔導師。
その恐るべき魔女が操るのは、名付ける事で対象を思うがままに変成する『宣名大系』の魔術である。
「傭兵7番から12番を名付けて【独活】。定義済み概念【傀儡】を加算。
変数域に【鈴虫】を代入―――変わりや」
「ひいぃぃぃ!?」
細い手足をもった外骨格の巨大昆虫に変えられる男達。
泡をくって逃げ出そうとする生き残りを、ジェルヴェーヌは許さない。
「傭兵ケインの血を名付けて【逃げ水】。定義済み概念【緋牡丹】を加算」
夜気が震える。
全身の血液をニトログリセリンに変成された傭兵は、周囲に破壊を撒き散らして爆発する。
約7リットルもの火薬が生み出す、圧倒的な爆発に巻き込まれて肉片に変えられた者、10名以上。
逃げられない。逃げた者から殺されると、傭兵達は悟る。
血と炎の臭いが濃くなった戦場に、不吉な風が吹いた。
……戦いの風向きが変わった事に、ゴーレムの背後へ回り込んでくる傭兵を焼いていたキュルケが気付く。
ゴーレムに取り付く気味の悪い巨大昆虫。
職業意識以上の必死さの、決死の形相で向かってくる傭兵達。
次々に叩き潰されながら恐怖に錯乱して涙とヨダレを流しつつ、彼等の猛攻は止まらない。
「マズいねぇ。何があったか知らないけど、こりゃ支えきれないかも」
「なんなのよ。普通逃げ出すでしょうに……とは言え今更脱出も難しそうねぇ」
「自決でもするかい、お貴族様?」
「まさか。ツェルプストーの歴史に敗北主義者は一人も居ないわ」
お互いの背中を守りながら、美女二人が言葉を交わす。
フーケもキュルケも自分の美貌を自覚しているだけに、殺されるならともかく、生きて捕らえられればどんな目に遭うか理解している。
それでも自分から死を選ぶような二人では無いのだ。
ククッと喉の奥で笑うフーケ。
背中をあずけた女が、自分と同じ事を考えていると理解したからだ。
「ホント惜しいねぇ。アンタとは気が合いそうだったんだけど」
「同感だわ。一度ゆっくり盃を交わしたかったものね」
「ギュ」

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 16:55:35 ID:bf4B4QaT
支援

291 :代理:2007/09/13(木) 17:00:01 ID:UdvCpUgm
367 :グレン召喚の中身:2007/09/13(木) 16:57:36 ID:keENNd5c
すいません、規制食らいましたんで、最後の一つ、お願いします
↓↓↓
共感と相互理解が、二人の女傑を結びつけた。
目と目で意思を確認して、乱戦の中に飛び出すタイミングを計る。
こうなったら中央突破を狙う以外に生き残る道は無い。
「ギュギュ」
とは言っても、おそらく二人とも生き残れないと覚悟を決めた突撃である。
この数相手の乱戦で、精神力を酷く消費した二人に、勝ち目はほとんど無いのだから。
「ギュギュギュ!」
死を覚悟して戦場に立つなら、背中をあずけるのは愛した男が最高だとキュルケは思う。
だが、死の瞬間まで恐れたりはしないであろうこの女となら、そう悪く無いとも考えた。
せいぜい派手に戦って、華々しく散ろうと決意する。
キュルケは何処までもツェルプストーの名に相応しい火のような女だった。
フーケは、ルイズやワルド達貴族を逃がすために死ぬのは業腹だと思う。
けれど、この女と共に戦って死ぬなら、破壊の杖を盗み損ねて縛り首にされるよりは上等かと考えた。
せいぜい派手に暴れて、足掻くだけ足掻いてから死のうと決意する。
朽ちた『土くれ』に『微熱』の炎が燃え移ったのかもしれなかった。
「ギュー!!」
「ん? ナニよこの鳴き声」
緊迫した雰囲気に水を差すコミカルな声にやっと気付くキュルケ。
見れば、宿屋の入り口の側から顔を出しているモグラが居る。
「ヴェルダンデ! ギーシュの使い魔じゃない!!」
「ギュイ」
つぶらな瞳の、小型の熊ほどもあるジャイアントモールが、ついて来いとでも言う様に鼻先を動かし、親指(?)を立てる。
ヴェルダンデがそこに掘ってあるモグラ穴は、キユルケ達以外には気付かれていないだろう。
つまり、安全度の高い脱出経路という事だ。
「凄いわヴェルダンデ! ギーシュはお馬鹿だけど使い魔は天才ね!」
「こりゃ、あのボウヤに感謝しなきゃねぇ」
大喜びで使い魔品評会優勝の賞品だった『小さな王冠』をヴェルダンデにかぶせるキュルケ。
光り物が大好きなヴェルダンデも嬉しそうだ。
こうして二人と一匹は、大暴れさせたゴーレムを囮に無事に逃げ出せた。
もちろん最後にゴーレムを土に戻して、穴を塞ぐ事も忘れずに。


292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:03:40 ID:bf4B4QaT
煉獄の人も代理人の人もGJ!

味方も強いが敵も凶悪だ。
才人もグレンもいないからこそ引き立つ女傑二人の覚悟とヴェルダンデのナイスアシスト。
モグラ可愛いよモグラ

293 :使い魔定光:2007/09/13(木) 17:07:23 ID:AirBXNWv
作者さん、代理さんGJです

投下大丈夫かしら?
よければ10分後に

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:14:26 ID:xUTex1dQ
乙様
そして支援

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:14:37 ID:kqfmR37x
ばっちこーい

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:16:50 ID:bsse8cny
グレンの人乙。なんか原作読みたくなってきてしまった俺は俺Tueee好きか。
そして定光の人かまーん。

297 :使い魔定光:2007/09/13(木) 17:18:04 ID:AirBXNWv
朝靄が立ち上る早朝。学院内の人間、そのほとんどがまだ夢の中に居る時間。
すでに院内の誰よりも早く起床し、身支度をはじめる少女がいた。
使用人の朝は早い。とりわけ、このシエスタは勤勉なメイドだった。

「あれ?」

さぁ、今日も一日頑張ろう!と気合を入れ、ドアノブに手をかけたシエスタの視界に、意外なものが飛び込む。

「流れ…星?」

もう日もだいぶ高く上がってきているというのに、その輝く光の筋は、青空に白い絵の具で描きつけたように、くっきりと映し出されていた。
つづけて、また流れる星。

「ふふ、朝からいいものみちゃった」

めったに見れないものを続けざまに2度も見たシエスタは、すっかり上機嫌になって
部屋を後にした。


これまでの経緯を簡単にだが、まとめておきたい。
いずれバックアップはとるが、現時点では不明瞭な点が多すぎるため
後日、一部書き換える可能性あり。

私は流刑体・撃針を追ってこの惑星、「ハルケギニア」に落着。
その際の衝撃で、ユマノイド・デバイスの一部機能が停止。
付近には数多くの現地住民が存在していたため、予定を変更。
即座に回収行動へと移った。
現地住民の協力もあり、無事撃針の回収に成功。
その後、母星への帰還は困難と判断した私は、回収に協力した現地住民のもとで、「使い魔」なる――――

(エラー。辞書ファイルに登録のない単語の記載。「使い魔」とはなにか)

『・・・こちらが聞きたいよ』

外はすっかり明るくなり、鳥の囀る声も聞こえ始めていた。
窓から差し込む日光と、ポンコツの頭部から放たれる、なんとも形容のしがたい
不愉快な音が、今朝のルイズの目覚ましとなった。

『起こしてしまったか。すまない』

何食わぬ顔で…といっても、兜を被ったその頭部からは表情はうかがえないが
そのようなニュアンスで、さも当然とも言いたげに自分の部屋の隅に陣取る黒い影。
それを見たルイズは一瞬凍りつき、その後、回り始めた思考回路によって、昨日の出来事を思い出したのか、深くため息をついた。

「夢じゃ…なかったのね…」
『同情するよ』

基本的に朝は普段に輪をかけて怒りっぽいルイズにとって、ポンコツの何気ないフォローと呼べないフォローは、彼女の機嫌を損ねるには充分であった。

「アンタなんかに同情されたくないわよ!」

ルイズは、昨夜脱ぎ散らかした衣服をポンコツに投げつけた。
混ざっていた下着が、輪投げの要領でポンコツの角にひっかかる。

『……』

何の反応も示さないポンコツに、ルイズはなんとも虚しくなり、また大きなため息をついた。


298 :使い魔定光:2007/09/13(木) 17:20:44 ID:AirBXNWv
「…そうだ。それ、洗っといてよ」

なんとなく気まずい空気に耐え切れなくなったルイズが、話を切り出す。

『私は「回収」を義務付けられたデータ生命だ。君の身の回りの世話をする義務はない』
「ご主人様に口答えするな!だったらその義務とやらを今ここで言い渡してやるわ。さっさと洗濯に行ってきて頂戴」
『…この刻印のことを言っているのか?』

冷静な話し合いは望めないと判断したポンコツは、自らの左手に刻まれた印をルイズに見せながらつぶやいた。
ルーンと呼ばれる、メイジが使い魔との主従を結ぶ際に刻まれる印。
もっとも、これはポンコツの左手を構成するユマノイド・デバイスに直接刻まれたものでなく、その外装を覆う強化ナノスキンに刻まれたものだが。
なんでも、このポンコツに刻まれたルーンはめずらしいものだそうだ。
立ち会っていたコルベールがひどく興奮していたのを思い出す。

「そうよ。つまり、それは使い魔としてあんたが私に主従を誓った証なの。
あんたは私の命令を聞かなきゃいけない義務があるの!」

昨日説明した内容と、ほぼ同じことを声高と言い放つルイズ。
メイジ、使い魔、ルーン…ポンコツのデータファイルに登録するには、あまりにも
抽象的かつ非科学的な説明であった。

『……わかった。回収に差支えがない範囲の命令には従おう。衣服の洗浄も了解した』
「! そ、そうそう。最初からそうやって素直に従えばいいのよ」

取りつく島もないと判断したポンコツは、一旦引き下がる。
一方、ルイズはあっさり引き下がるポンコツが意外だったようで、少し驚いた顔をしていた。


『ところで』


ルイズの衣服を抱えて、部屋を出ようとしていたポンコツの足がふと止まり、こちらにゆっくりと振り返る。頭には下着をぶらさげたままだ。
もそもそと身支度を始めていたルイズは、背後からのその声におもわずビクリ、と震えた。

「な、なによ?」
『衣服の清掃場所は?』
「ここの裏側!階段下りてすぐよ!」

八つ当たりのようにポンコツに怒鳴りつけるルイズ。
昨日からずっと彼女はこの調子であった。


299 :使い魔定光:2007/09/13(木) 17:22:43 ID:AirBXNWv
さんさんと輝く太陽。青く澄んだ空。
文句のつけようない晴天。
今日は絶好の洗濯日和であった。今朝の幸運な出来事もあり、洗濯物を干すシエスタの顔にも、自然と笑顔を浮かんでいた。
浮かんでいたのだが…

『失礼。衣服の洗浄場所はここでいいのか?回答の入力を』

突如、目の前の純白のシーツにヌっと、大きな影が写りこんだかと思うと
人間の声とは少し違う、まるで作り物のように聞こえる声がシエスタの頭上で響いた。

「はい?」

シエスタが振り返ったその先に立っていたものは、がっしりとした体格で、いびつな形をした兜を被った大男であった。
あまりの光景にシエスタは、声もなくその場で気を失ってしまった。
ポンコツの角にかかった薄桃色の下着が、そよ風に吹かれふわり、と舞った。


「あのポンコツ…!洗濯も満足にできないの!」

午前の授業が終わり、昨日の事など忘れてしまったかのように、今までどおりの喧騒に
包まれていた教室を一人後にし、ルイズは食堂へと歩を進めていた。
肩は大きく揺れ、歩幅も普段より大きく、前肢いいで怒りを表現している。
原因はやはりポンコツだった。
今朝、洗濯しに出たきり、彼はとうとう戻らなかったのだ。

「お仕置き決定ね!」

ルイズは、昨日からの仕返しとばかりに、今日の昼食は無しにしてやろうと固く心に誓った。


『やあ、ルイズ。洗濯はすべて完了したよ』
「あ…あんた…」

ルイズがポンコツと再開したのは食堂だった。
そこで待っていたのはメイドに顎で使われ、給仕のようなことをしているポンコツだった。
あの特異な姿で行う配膳は、はっきり言って不気味だ。
とにかく、ルイズはずんずんとポンコツに近寄り、腕をむんずとつかむと、食堂の外へと連れて行った。
凄まじい怪力である。

「あ、あんたねぇ!私が―――!」
『ああ、すまない。ルイズ。実は私なりにこの星のことを調べようと思ってね』
「呼び捨てするな!」

ポンコツの口から、これまでの経緯が説明される。
曰く、洗濯場に言ったはいいが、勝手がわからずとりあえず近くにいたメイド、シエスタに声をかけた。
だが、彼女は自分の姿に驚き気絶してしまったため、シエスタの回復を待って洗濯をすることにした。
だから時間がかかった、という事のようである。
ポンコツの弁明を聞いたルイズは、内心おもしろくなかった。


300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:25:14 ID:8l6QZwWw
ポンコツ支援

301 :使い魔定光:2007/09/13(木) 17:25:27 ID:AirBXNWv
『その後、彼女にこの星も政治体系、文化、思想、物理法則などを聞いてね
 不明瞭な点も多かったが、おかげでこの星について色々と知ることができたよ』

その礼として、こうして雑務を手伝っていた…と、今でも食堂でせっせと働くシエスタを見ながら、ポンコツが締めくくった。

「…あんたは今日お昼抜きだからね」
『私は「データ生命」だ。君達有機体のように食物を摂取する必要はない』

せめてこのモヤモヤを晴らしてやろうと思い、先ほど決意したお仕置きもあっさりかわされてしまった。
その物言いに、今朝から機嫌の悪かったルイズの怒りの沸点が爆発してしまった。

「っ!!もう勝手にしたら!」

そう大声で言い残すと、彼女は再び食堂へ向かおうとポンコツの身体を押しのけた。


まさに、その時であった。
食堂のガラスがバリーンと盛大な音を立てて割れたかと思うと、それと同時に女子生徒の絹を裂くような絶叫か悲鳴か、そんな大声が食堂全体に響き渡った。

『危ない!』
「え――――――?」

ルイズが振り向く暇もなく、ポンコツが信じられない勢いで背後からのしかかった。
背中に感じる重さと、ゴリッという鈍い音。

直後、ルイズの上方から食堂の壁の破片が降りそそいだ。
まったく状況が読めない。だが、何か恐ろしいことが起こっているということは理解できた。

一瞬にして、そこは地獄と化した。


「ヒャハハハハハハハァッ!100年飛んで14年ぶりのシャバはやっぱサイコーだぜぇ!」

食堂の壁を貫通し、宙に停滞する「それ」は、ひどく耳障りな声で高揚したようにそう叫んでいた。
一見、こぶし大の大きさの立方体にしか見えない、「それ」がこの凄惨な状況を作り出した張本人であった。

『や…ヤツの名は…「角鍔(かくがく)」…流刑…体だ…』
「ちょっと!あんたその身体!」

ルイズはおもわず絶句した。
なんとか、自分を庇うように覆いかぶさっていたポンコツの巨体から這い出たはいいが、そのポンコツは、腰を半分抉り取られたような「傷」を負っていたのだ。

「いぃぃーーはぁ!!破壊だ!破壊だ!破壊だぁぁぁぁぁぁ!!」

先ほどまでの立方体から打って変わって、鋭利な刃物のような姿に変化した角鍔は
回転しながら、猛スピードで壁に突進し、食堂内を蹂躙した。
その鋭利な刃で切られた者がいたのか、血が噴き出すような音が聞こえた気がした。

『やはり…ユ、ユマノイド、デバイスに…異常が…物理保護…欠陥品め…!』
『る、ルイ…ズ…皆を外に…そして、君も早く…逃げ…』

ポンコツの声はノイズが混じりはじめ、もうほとんど正確に聞き取るのは難しい状態だった。

「わ、わかったから!もうしゃべらないで!…もう!なんなのよこれは!」


302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:26:22 ID:bsse8cny
支援。とうとう被るか?

303 :使い魔定光:2007/09/13(木) 17:28:00 ID:AirBXNWv
ルイズは、ふらふらな足で何とか立ち上がり、食堂にいる生徒達にここ逃げるように呼びかけた。
ルイズの眼前に広がるのは、高速で飛び回り、食堂内をめちゃくちゃに破壊している流刑体。
そして、身をかがめてそんな角鍔の猛攻をしのいでいる、生徒達の姿だった。
その中にはルイズの見知った人間も多数取り残されていた。

(これじゃ、下手に動けない…!)

これでは出ることも、入ることもできない…
どうやら怪我人もいるらしい、真っ赤に染まった床と血の匂いがルイズを追い詰める。
目の前の惨状、そして昨日の今日での流刑体騒ぎ。ルイズは次々と起こる事態に頭がついていけず、もう泣きそうだった。
思わず後ずさって、傍らのポンコツを見る。

「ポンコツ!なんとかしなさいよ!義務なんでしょ!でーたせーめーなんでしょ!?」

ルイズの悲痛な叫びにも、ポンコツは答えない。
それもそうだ…こいつは、ポンコツは私を庇って息絶えようとしているんだ…
ルイズは己の無力さが悔しかった。
自分は所詮、メイジにも使い魔のマスターにもなれないのか?
ここで動かないポンコツにすがって泣いているしかないのか…

『方法は…まだ、ある…』
「え!?」

最後の力を振り絞ったかのようなポンコツの声が響いた

「方法?ねぇ!方法って!?」
『頭…ザッ…ユニッ…かぶ…ザザ!…んだ』
「わからない!わかんないよ!どうすれば!ねぇ!?」
『はや…ザザ…ルイ…ズ…』

雑音は先ほどより大きくなり、ポンコツの声を聞き取ることはすでに不可能になっていた。
ポンコツは完全に事切れた…?
そんな焦りからルイズは、ポンコツの肩をつかみぐらぐらと揺らす。

「ちょっと!ポンコツ!しっかりしなさいよ!死ぬんじゃ…ないわよぉ!」

ポンコツは答えない。
あまりに強く揺らしすぎたのか、ポンコツの兜がズポリと抜け落ちた。
残されたのは、昨日見たのと同じ、グロテスクな人型の姿。
だが、昨日とは違い、ルイズにはそれが抜け殻のように感じられた。

ポンコツの頭からすっぽりと抜けたそれは、まるで意思があるかのようにゴロゴロと
転がり、やがてルイズの目の前でぴたりと止まった。
兜と目があったような気がした

「こ、これを…被れって言うの?」


304 :使い魔定光:2007/09/13(木) 17:30:47 ID:AirBXNWv
「げひゃひゃひゃひゃひゃ!」

ひとしきり暴れまわった角鍔は、食堂を穴だらけにすることに夢中になっていて、まだ誰も殺していないことに気がついた。
これではおもしろくない。物をぶっこわすのも好きだが、生き物をぶっこわすのはもっと好きだ。

あたりを見回すと、ぐったりとうなだれている黒髪の少女がいた。
どうやら気絶しているらしい少女は、切り刻めば、さぞやきれいだろうなと思わせる
ふくよかな体つきだった。

「ひゃひゃひゃひゃ!いいカラダしてんじゃねぇーか!?最高にハイになってきたぜぇぇぇぇぇ!!」

言うや否や、銛のような姿に変化した角鍔がシエスタに狙いを定める。
そして、勢いよくシエスタめがけて飛び出し、彼女の身体を一突き……
されなかった。

角鍔はシエスタの前に立ちふさがった何者かの手により行く手を阻まれていた。
常人では不可能な芸当である。

『物理保護を最大値に設定』
「ぶつり…なんですって?」
『物理保護だ。衝撃から君の身体を守る。現にこうして』

ルイズの右手を守るように、透明な角柱が発生し、それが角鍔の猛攻を妨げていた。

「てめぇぇぇぇぇぇぇなにもんだごらぁぁぁぁぁぁ!!」

「で、でも…まさか本当に変身しちゃうとはね…」
『驚いている場合じゃないぞ!角鍔は目の前だ!』

ルイズは左手を握っては開き、自分の身に起きた事実に感嘆を上げた。
例えるなら、全身をピッタリと隙間なく柔らかい鎧に包まれたような…
ルイズははじめて感じる高揚感によっていた。
ただ、お世辞にもこの兜は被り心地がいいと言えないのが難点だが。

「てめぇぇぇ!むしすんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

自分の言葉を無視され、ひどく憤慨した角鍔は、銛から槍のようなものに姿を変え
なんとしてでも物理保護をやぶろうと、その勢いを強めた。

「うっさいわね!」

物理保護を打ち破ろうと必死な角鍔を、ルイズは思い切り物理保護で守られた右腕で殴りつける。
自身の突進のエネルギーも相乗され、勢いよく窓ガラスを割り、屋外へと吹っ飛ぶ角鍔。

「私はルイズ!ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ!」



305 :使い魔定光:2007/09/13(木) 17:33:37 ID:AirBXNWv
ほい、投下終了
実はこれまだ前編なんだぜ…
角鍔なんてオリジナルのヤツ出しちゃったよ
劇場版ヱヴァのラミエルにインスパイアされたんだぜ!


306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:40:50 ID:bsse8cny
乙。破壊魔ルイズ爆誕か。
そういや定光第二話の流刑体も切断タイプだったっけ……
劇場版エヴァは観てないからラミエルがどう超変形かますのかわからないが。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:42:43 ID:jJL75T16
GJしたー。
盛り上がってきたぜ。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:49:09 ID:h37pPU1S
チョイ役或いは捨て駒ならオリジナルでも構わんかな〜とか思ったり

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:00:49 ID:21SUHcsM
タチコマ召喚したら楽しそう

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:08:37 ID:YU9UgDWZ
そういや定光って二話で空間断裂持ちが出てきたんだったな

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:10:17 ID:01ldFtbr
>>226
散乙

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:23:56 ID:ZaYe/A+n
平行世界の定光扱いになるんだろか

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:26:52 ID:h37pPU1S
どうかな。
可能性は無限だから、在る無い、どちらでも言える。
ひょっとすると今画面を見ている貴方も並行世界の定光なのかもしれない
・・・とか、どこぞのホラー調でまとめてみたり。

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:28:49 ID:ZaYe/A+n
おお

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:29:27 ID:louKfgAj
>100年飛んで14年ぶり

飛んでない気がするのは俺だけか?
1000年飛んで14年なら分かるんだが。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:29:49 ID:ZaYe/A+n
やべエンターおしちまった

俺が定光なら定光ネットに加入できてお得だな

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:45:22 ID:h37pPU1S
通販みたいな言い方をするなw

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 18:59:14 ID:XEIIrwBP
グレンGJ〜
ジェルヴェーヌまでくるとはどんどん難しい世界観にw
圧縮空気の魔法って原作にあったっけ?オリジナルだったらよく考えてるなぁ

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 19:28:37 ID:MO4iCXV8
相似大系GJ
完全大系が想像を現実にするんだっけ?王子護の野郎が使ってたはず。
精霊大系ってどこで出てたっけ?

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 19:49:05 ID:m87wKv+m
アザレイGJ!
出てきたな、ある種デスノートな宣名体系
確か一巻の敵だったよな
アザレイと直接ぶつかる時が今から楽しみだ。

定光GJ!
ルイズが戦うのはこれが初戦だし、幾らなんでも糸引きは強すぎるから、今回の流刑体は調度いいと思う。
あと原作だとコオネに即殺された、萌流刑体の刃花まだー?

321 :Zero ed una bambola:2007/09/13(木) 19:55:52 ID:gLcGMDM5
投下予約しちゃいます。

10分後に・・・

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 19:56:59 ID:w5MImh5X
各員、支援体勢を取れ!

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:04:53 ID:hngt2Gwf
しえーん


324 :Zero ed una bambola:2007/09/13(木) 20:06:04 ID:gLcGMDM5
Zero ed una bambola   ゼロと人形



モット伯の屋敷に帰ってから丸一日が過ぎていた。だがアンジェリカは眠りから覚めない。
学院ではモット伯の屋敷のことが噂に流れるのはその日の夕刻になってからだった。

食事を終えて自室に戻り、ため息をつくルイズ。どうやら昨日のことは誰かに知られた様子はない。
まるで他人事、昨日のことが夢のように思えた。言うなれば現実感がないのだ。

ふと横になるアンジェリカに目を向ける。

「え、濡れてる…」

それはどんな夢を見ているのだろうか、眠りながら涙を流すアンジェリカの姿があった。
ルイズの脳裏に泣き叫ぶシエスタの姿が思い浮かぶ。そう、あれは夢ではなく現実に起きたのだ。
アンジェリカは何故あのような凶行に奔ったのか、ルイズは思案する。そしてあるものが目に付く。
そうだ、こいつなら何か分かるかも知れない。


「ねぇ、あんた。デルフリンガーっていったわよね?」
「あん?どうした娘っ子」

ベットに横たわるアンジェリカの枕元、そこに立てかけたデルフリンガーに話しかける。

「あんたアンジェとずっと一緒にいたでしょ?何があったの?」
「お前さんが見たとおりだよ」
「違うのよ!あんたずっといたでしょ?」

ルイズが聞きたいのはそういうことなのではない。あの行動の原因が知りたいのだ。

「…ああ」
「だからその時のアンジェの様子とか…ほら、いつもと様子が違ったとかないの?」

ルイズの問いにデルフリンガーは何か躊躇っているように感じる。

「あの小娘とそんなに長くいたわけじゃねぇからよ、はっきりとしたことは分からないぜ?」
「それでもいいの。少しでもいいからあの子のことが知りたいのよ」
「そうか…」
「使い手って何?武器屋でアンジェのことそういってたでしょ?」

デルフリンガーはしばらく黙り込む。そしておもむろに鍔を鳴らす。

「まず使い手についてだが、悪いがオレにもよくわからねー」
「分からないって…自分のことでしょう?」
「正直いってよー。あんまりよく覚えてねーんだ。ただ直感で分かったんだ。こいつは使い手だってな」

デルフリンガーは申し訳なさそうに鍔をカチャカチャ鳴らす。


325 :Zero ed una bambola:2007/09/13(木) 20:08:33 ID:gLcGMDM5
「だけどな、あの小娘だがよ、ありゃあ少なからず戦闘の訓練受けてるぜ?」
「え?訓練って…」

あんな小さな女の子が?何のために?

「剣の扱い方は素人みたいだが、あれはよーナイフくれーなら使ったことがあるな」
「ナイフね」

そうだ護身用だ。護身用に訓練を受けていたに違いない、いやそうであって欲しい。

「それとな、気にいらねーがよ、鉄砲の腕はスゲーぞ。ありゃー生きた人間を撃った事があるぞ」

ルイズの眼前にあの光景が広がる。過去にもアンジェリカは同じ惨劇を引き起こしたのだろうか。

「他に…他に何かないの?」

アンジェリカが何者なのか、正面から向き合うためにデルフリンガーを促そうと声を絞り出す。

「オレって剣だから、使う奴の感情ってのは大体はわかんだ。だがよー、あの小娘は何も感じちゃいねぇ」
「感じていない?」
「そうだ。人を殺しても、その死を目の当たりにしても心に揺らぎがねぇ、まるで…そう人形のようだったな」
「人形…ね」
「それに頭の中もおかしいぜ?思考がまともじゃねぇ」
「アンジェはおかしくないわよ!」

思わず怒鳴ってしまう。
ルイズの剣幕に慌てて補足をする。

「お、落ち着け。いいか、あの小娘は最初メイドの娘を助けようとしてたんだがよー」
「そ、それで?」
「途中から変わっちまってた。ただ敵を殺すことだけが目的になっちまった」

話すのを躊躇っているのだろう、デルフリンガーの言葉が少しずつ弱々しくなる。
だが聞かなければならないのだ。そして知らねばならない。アンジェリカ……己の使い魔のことを。



326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:10:05 ID:xQB+Q0GQ
良欝SS支援

327 :Zero ed una bambola:2007/09/13(木) 20:11:04 ID:gLcGMDM5
「続けてちょうだい」
「いいのか?」

覚悟を決め、コクリと頷く。

「あいつは笑うんだ。殺しが楽しいわけじゃねー。人を殺すって事にはあいつは何にも感じちゃいない」
「じゃあ…何で笑うの?」
「お前だよ娘っ子。お前さんに褒めてもらえる、喜んでもらえるかと…そればっか言ってやがった」
「そんな!」

デルフの言葉にルイズは頭を金鎚で殴られたような衝撃をおぼえた。
そして、ぐっと言葉を一度飲み込んで、絞り出すように答えた。

「わたしそんなことで喜ばない…」
「そんなこたーオレだってわかってる。付き合いが短いがな。けどな、あの屋敷でも言ったろ?」

ルイズは懸命に記憶を辿る。

「え、何か言ったかしら…」
「お前さんを通して誰かを見てんだよ」

ルイズが思い出すより先にデルフリンガーが解答を提示した。

「誰かって…誰?」
「それはオレにもわからねーぜ。ただ…」
「ただ?」
「小娘は、そいつのために命を投げ出す覚悟があるってことだ」
「そんな…それって」
「きっとこれがアレだ。恋は盲目って奴だろーよ」
「何よ…何よそれ!」



328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:13:08 ID:w5MImh5X
フラロッテ支援!

329 :Zero ed una bambola:2007/09/13(木) 20:13:35 ID:gLcGMDM5
ルイズは堰を切ったように感情を爆発させる。

「お、おい」
「認めない、わたしは認めないから!」

ルイズはベットに寝ているアンジェリカの胸倉を掴み揺する。

「アンジェ、起きなさい。起きなさいよ!あんたはわたしの使い魔なんだから!」
「娘っ子、やめな」

デルフリンガーに止められ、荒い息を吐くルイズ。落ち着かなければと、深く息を吸い込む。

「ちょっと外に出てくるわ。シエスタの様子とか気になるし」
「おう、小娘のことは任しとけっていいてーが、何もできねぇ。悪いな」

見守ってくれるだけで良い、そういい残してルイズは部屋を出て行った。
それを見送りデルフリンガーはポツリと呟く。

「やっぱりいえねーよ。小娘がそう長くもたないなんてな…」

デルフリンガーはあの戦闘を思い出す。そう、あの心の躍らぬあの戦いを…。

「もう使って欲しくねーぜ。もしオレが動けたらこいつを止められたのにな…」

何もできなかった己を悔いる。

「もしオレが人間だったら…」

誰に聞かせるわけでもなく一人呟いた。


Episodio 15

Sia umano
人という文字


330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:13:53 ID:0sLI3WZ3
恋は盲目。
なんと的を射た言葉だろうか支援

331 :Zero ed una bambola:2007/09/13(木) 20:15:13 ID:gLcGMDM5
投下完了

今回はNGシーンありませぬ。

では調子に乗ってる次回予告

「フラッテロは美少女と決めているんだ」
悪いが君とはやっていけない、金色のネズミに敢え無くふられたモット伯。
彼は、彼の本当のフラテッロを見つけるためにモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものをさす。)にのって旅に出るのであった。

次回!「モット伯の旅〜世間は厳しい〜」


332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:15:39 ID:h37pPU1S
魔力をありったけ吸っておけばストッパー程度にはなるだろう

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:16:03 ID:louKfgAj
別な作品が混じってるwww乙

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:16:51 ID:HMM3u9aY
フラロッテ、フラッテロ、フラテッロ、お前らどれか統一しろw

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:17:28 ID:HiveLRm+
乙!

なんか扉絵連載みたいだなw>モット伯の旅

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:21:12 ID:MoMAe+r4
GJ!


337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:21:21 ID:RyNfYME4
余韻も何もモット伯に持っていかれるんだがwww

でも脳死フラグに((((;゚Д゚)))))な俺

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:21:39 ID:/c7ex3JF
間違いない、主役はモット伯だ

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:22:29 ID:YzbnObTC
GJ!ウフコック自重wwww

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:23:30 ID:kORklU4P
GJ!
最後は幸せだといいけどなあ;;

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:27:49 ID:WX5kZU9+
>>340
モット伯ならきっと幸せをつかむさ

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:29:04 ID:h37pPU1S
かの地ではワルド、この地ではモット伯が大人気とな?

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:33:20 ID:Hz7m3zAh
人形が鬱過ぎるよorz
しかし読んでしまう

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 20:46:22 ID:CyG5UXLm
モットラド(注・二輪車。モット伯が乗るものをさす)とな。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:01:22 ID:Xk543xoM
相似の人も破壊魔の人も人形の人もGJ!
このスレのおかげで円環少女とレンタルマギカと神様ゲームの1巻を買ってしまったぜ!
まだ円環1巻しか読んでないけどいきなりジェルヴェーブが出てきてビックリしたぜ。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:07:45 ID:LNeZg24R
なんでそこに破壊魔が入ってないんだ? と突っ込んでみる

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:09:08 ID:CP4AGmII
>「フラッテロは美少女と決めているんだ」
ウフコック自重www

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:09:38 ID:wuJB0qz6
>>346
既に破壊魔持ってるんじゃね?とマジレス。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:13:38 ID:dIlFtZ1M
ゼンガーさん呼んでハルケギニアにはびこる悪を断ってもらおうか

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:14:31 ID:w5MImh5X
ならば、竜の衣はすなわちダイゼンガーに他ならないな。
巨人の鎧ってところか?

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:14:53 ID:Xk543xoM
破壊魔は友人が全部持ってるから好きなときに借りて読めるんだぜ
ガンスリンガー・ガール略してがががは全部持ってるし

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:15:13 ID:wuJB0qz6
……α外伝版かもしれないぞ?

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:15:23 ID:OCKCrsOK
ゼンガーさんは生身だとそんなに強い人じゃないから

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:15:42 ID:h37pPU1S
がががはガオガイガーの代名詞だ

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:16:42 ID:h37pPU1S
>>353
貴様、示現流をなめているのか?

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:18:05 ID:xsr7y7VU
少なくともギーシェをボこれるくらいには強いだろ


357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:22:25 ID:YcpXu8/A
生身で強いロボット乗りっていったら誰がいるだろうか?
Gガン抜きで。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:22:31 ID:wuJB0qz6
>>354
ガガガは両方の代名詞、そう考えてれば一粒で二度おいしい。

>>356
ギーシュだ、ギーシェじゃないッ!

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:22:50 ID:8JFzAWcD
>>353
竜虎奇伝の示現流の先祖は太刀一本でもかなり強かったぞ

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:23:33 ID:cs8gs9yN
>>355
いや、強い軍人レベル
人外(バケモノ)ではない

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:23:34 ID:sju2zZ08
ゼンガーの師匠が銃持ったバイオロイド数人の中に突っ込み、無傷で全員切り伏せる腕前。(相手の銃弾は避けるか刀で弾いた)
本人もそれぐらいやれるとしたら十分強いな。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:24:51 ID:NluQzacn
>>357
サクラ大戦の花組の隊員。
リューナイトのリュー乗り。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:25:04 ID:lLguJWb7
範馬勇次郎召喚すれば7万殲滅できるだろうか

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:25:10 ID:8l6QZwWw
>>357
鋼鉄ジークとか?

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:25:11 ID:wuJB0qz6
>>357
スパロボRのデュミナスファミリー。
ガンダムファイターと互角に戦えるぐらいには。

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:25:53 ID:TAcH3i/s
ゼンガーのお師匠は数人のマシンガンによる射撃を斬撃で叩き落として返り撃つ達人、
そしてゼンガーもそれに準ずる腕の持ち主
ちなみにダイゼンガーなどに使われているダイレクトモーションシステムは搭乗者の動きを再現するタイプの操縦方式だったはずなので雷光斬りとかは素でも使用可能なはず

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:26:03 ID:cs8gs9yN
>>361
リシュウ先生とゼンガーを一緒に考えちゃいけねえな
まだまだ剣ならって数年しかたってないし

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:26:05 ID:vaNOys1g
>>357
究極住人キーガの中身

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:26:18 ID:dMDw/LJ/
>>345
残念ながらグレンさんは2巻の途中からしか出て来ないんだぜ。
そんで3巻で死んじゃうんだぜ。
でも「ラノベで倒せる気がしないボスキャラランキング」とかやったら、
リア・ガーネットの次ぐらいに行けそうな気がするんだぜ。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:26:25 ID:BUgZiNEr
>>355
これ見たら何となくなめてしまいようになってしまい・・・
ttp://www.jigen-ryu.com/siryou/web.wmv

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:28:06 ID:xsr7y7VU
龍虎王伝奇な
まあ改造されて妖怪になった各国スパイを一刀の元に倒してたな
そういや以前ネタで考えたがサルファのクスハエンドの後
真龍虎王が召喚されてルイズとサイトが乗るってネタを考えたな
真龍虎王だと術師、真虎龍王だと剣士だから合うんで

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:28:13 ID:w5MImh5X
>>370
腰が入ってないな……手習いの剣か。

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:28:26 ID:CP4AGmII
次元じゃないけど薩摩のつわものと聞くと薬師丸法山を思い出す

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:29:47 ID:0akZq106
>>371
しかし念動力がないと命を吸い取られて死ぬぞ。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:31:04 ID:w5MImh5X
>>374
虚無の魔力が代わりになるとかで行けんかな?

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:32:25 ID:xsr7y7VU
ルイズの場合魔法に使う精神力=念動力で
サイトはルーンの力が念動力を肩代わりって感じで

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:32:26 ID:OCKCrsOK
>>361
ゼンガーはリシュウ先生には遥かに及ばないよ

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:32:44 ID:0akZq106
>>375
まあルイズはエクスプロージョンを使わなければ16年間溜めてるやつがあるけど、サイトは?

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:33:02 ID:wuJB0qz6
>>375
サイトの方が無事じゃすまんな。
というかロボに乗る系は地雷と紙一重だと思う。以前のアレとか。

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:34:32 ID:0akZq106
>>376
ルーンの力って強く使うほど切れるのはえーからなあ。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:41:44 ID:xsr7y7VU
>>373
誰でもいいからおいちゃん召喚とな

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:42:45 ID:ev4nK0BZ
示現流か…ここで三匹が斬るの三人を召喚とか。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:45:09 ID:WX5kZU9+
>>357
FSSのロボット乗りは生身でも激強だな

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:45:19 ID:YU9UgDWZ
>>373
法山から薬師丸流習って
「薬師丸流なら術式の中に魔法を組み込める。
そうすれば魔法を選択肢の一つとした武術が完成するわ。
なんで誰もこんな簡単なこと考え付かなかったのかしら」
とかぶっちゃけるルイズとか
「ルイズ!お前はヴァリエール家の歴史をどう考えている!」
「塵屑よ。お父様ったら人間国宝にでもなる気?」
とか言っちゃうルイズが浮かんできたんだが

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:45:40 ID:+PM6WHAJ
>>357
Gの影忍のシャア

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:45:54 ID:4BOMGR5u
さっきジャンプ読んで、ネウロのシックスさん召還とか思いついた
なんにしろ地獄絵図になることは確実そうだが

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:46:34 ID:n0v8ugWM
>>357
ゴールドライタンの主人公ヒロ。素手でメカ次元の兵士をぶっとばしてるぞOPでもw
ttp://jp.youtube.com/watch?v=hJZOu3jM6Fw

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:47:31 ID:ZrJEet32
>>368
ヴォイム召喚しようぜ

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:47:41 ID:QeZlo8Tl
>>357
マスク・ザ・レッドってロボット乗りでいいんだっけ?

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:48:29 ID:F/YKZ5Hv
>>357
ゲッターのパイロットはかなりの物だと思うのだが

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:48:36 ID:YU9UgDWZ
>>389
忍者に決まってるじゃないか

392 :ゼロHiME:2007/09/13(木) 21:48:57 ID:kORklU4P
3話できたので、21:55から投下してもいいですか?

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:49:05 ID:CP4AGmII
>>382
千石ーーー!
あ、千両もとい若殿って黒歴史?

>>381
法山がおいちゃんだと知った時は絶望した!
ラスボスだと勝てないからラスボスじゃないじゃん!
へきりんのおじさまに一票。ホラ、一応ファンタジーだしアレ。

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:49:19 ID:xUTex1dQ
>>389
ビッグゴールドは生物らしいぞ

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:49:39 ID:h37pPU1S
>>357剣鉄也だろ

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:49:45 ID:NluQzacn
>>392
お待ちしておりま

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:49:56 ID:0akZq106
>>357
電人ザボーガーの大門豊

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:50:19 ID:YU9UgDWZ
>>357
キリコ

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:50:56 ID:n0v8ugWM
>>392
おいでやすw

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:51:08 ID:CP4AGmII
>>384
やなルイズだな。
ここのSSだとその手の悟り開いちゃうピンク頭多いけどw

乙姫支援

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:51:23 ID:wuJB0qz6
>>392
ぶぶ漬け……はお断りの意になっちまう。
おいでやすー。

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:51:32 ID:kNxEmu9i
支援だ!

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:53:44 ID:8JFzAWcD
>>388
そしてルイズからぽいもの認定されるのか

404 :ゼロHiME〜嬌嫣の使い魔〜 第3話 1/3:2007/09/13(木) 21:55:51 ID:kORklU4P

 異世界に召喚された翌朝、静留は窓から差し込んでくる薄明るい日の出の光と左腕に感じて重みを目覚めた。
 重さの原因を探して視線を下げると、ルイズが静留の腕に軽く抱きついて眠っていた。

 「……あらあら、意外とあまえたなんやね、ご主人様は」

 静留はくすりと微笑み、ルイズを起こさないようにベッドから抜け出ると、背筋を伸ばして部屋の中を見回す。すぐにベッドの脇にルイズの脱ぎ捨てられた服が目に入る。

 「そういえば、なつきもよくこうやって服を散らかしてましたな……そや、洗濯でもしときましょか」

 ルイズの服を集めながら静留は懐かしそうに呟くと、洗濯するために部屋の外に出た。


 「……さて、どないしよ」

 寄宿舎のすぐそばで水場を見つけたものの、どうやって洗濯したものかと静留が悩んでいると、寄宿舎からメイド服を着た黒髪の少女が洗濯物の入った篭を抱えて出てくる。

 「あの〜、すいまへんけど……」
 「きゃ!」

 静留に急に声をかけられ、驚いたのか少女は篭を抱えたまま尻餅をついてしまう。

 「驚かしてすいませんな、怪我とかあらしまへんか?」
 「だ、大丈夫です! わた、私こそ、こんな場所に貴族様がいらっしゃるとは思わなかったもので」

 少女は立ち上がると、怯えたような表情で静留にぺこぺこと頭を下げる。

 「なにをそんなに怯えてるんか知らんけど、うちは貴族とかやあらへんから安心しいや」
 「……え?」

 静留の苦笑交じりの言葉を聞いて、少女は不思議そうに小首をかしげた。


 「それじゃ、あなたがミス・ヴァリエールが呼び出した……」
 「あら、うちのこと知ってはるん?」

 誤解を解いて少女と一緒に洗濯をしながら静留がたずねる。

 「ええ、貴族の方々が召喚の魔法で平民を呼んでしまったと、噂していらしたもので」
 「そうどすか。そう言えばまだ名乗ってまへんでしたな。うちの名前は静留いうんよ」
 「シズルさんですか、いいお名前ですね。私は貴族の方々をお世話するために、ここでご奉公させていただいているメイドで、シエスタっていいます」
 「シエスタはんどすな。これから色々よろしゅうに」
 「い、いえ、こちらこそ」

 静留が笑顔で手を差し出すと、シエスタは頬を赤く染めながら、はにかむように微笑んでその手を掴んだ。

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:56:38 ID:wuJB0qz6
支援

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:56:40 ID:kNxEmu9i
言葉遣いのせいか優しそうだけど怖い人支援

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:57:34 ID:0akZq106
ガチレズ支援

408 :ゼロHiME〜嬌嫣の使い魔〜 第3話 2/3:2007/09/13(木) 21:58:13 ID:kORklU4P


 「朝どすえ〜、ご主人様〜♪」

 洗濯を終えて部屋に戻った静留は、ルイズを起こそうと柔らかな頬をプニプニ突きながら声を掛ける。

 「うう〜ん、もうちょっと寝かせて」
 「ええんどすか? 起きへんならキスしちゃいますえ」

 寝ぼけ眼で毛布に潜ろうとするルイズの耳元に静留がささやくと、ルイズはバッと飛び起きて部屋の隅っこへと逃げた。

 「おはようさんどす、ルイズ様」
 「はあはあ……お、おはようじゃないわよ! シ、シズル、起こすなら普通に起こしなさい!」
 「お気に召しまへんか?」
 「当たり前でしょ! 着替えるから服出して頂戴――あ、手伝わなくていいから」
 「そうどすか、残念やねえ」

 全然残念そうじゃなさそうな静留が差し出した服一式をルイズは奪い取ると、壁を背にした警戒態勢で着替える。

 「そないに警戒せんでもええのに」
 「あのねえ……まあ、いいわ。着替え終わったから、食堂に行くわよ」

 のほほんとした静留の態度に毒気を抜かれたルイズは、軽く頭を振って気を取り直すと自室の扉を開く。
 

 ルイズが静留と一緒に部屋を出ると、ちょうど向かいの部屋の扉が開いて真っ赤な髪の少女が現れた。身長は静留より10cmほど高く、褐色の肌と大きな胸が特徴的だ。

 (随分と色っぽい子やね。胸とか鴇羽さんより大きいかも知れへんな)

 静留がらちもないことを考えていると、少女はにやにやと不適な笑みを浮かべてルイズ声をかける。

 「あら、おはよう、ルイズ」
 
 「おはよう、キュルケ」

 ルイズは仏頂面で、嫌そうに挨拶を返す。

 「ふ〜ん、それがあなたの使い魔?」
 「ええ、そうよ」
 
 キュルケは一瞬、静留を値踏みするようにジロジロと見回した後、ルイズの方を向いて意地悪そうな表情を浮かべる。



409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:59:43 ID:kNxEmu9i
シヅルー支援

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 21:59:54 ID:wuJB0qz6
>柔らかな頬をプニプニ突きながら
プニプニしてぇー!?支援

411 :ゼロHiME〜嬌嫣の使い魔〜 第3話 3/3 :2007/09/13(木) 22:02:02 ID:kORklU4P

 「へえ、本当にただの平民喚んじゃったのね。すごいわ、さすがゼロのルイズ」
 「うるさいわね」
 「あたしも昨日、使い魔を召喚したのよ。誰かさんと違って一発だったけど」
 「あっそ」
 「見せてあげる。おいで、フレイム!」

 キュルケの呼びかけに答えるように、彼女の部屋からのっそりと炎の尻尾を持った真っ赤な大トカゲが現れた。

 「それってサラマンダー?」
 「そうよ、ここまで鮮やかで大きい尻尾は、絶対に火竜山脈のサラマンダーね。好事家に見せたら値段なんかつけられないぐらいのブランドものね」
 「ほんに立派なトカゲやねえ〜。ちょっと触ってもええ?」

 静留はそう言ってルイズをさりげなく後ろにかばいながらフレイムの頭を撫でた。その静留の行動を見てキュルケが感心した表情を浮かべる。

 「あら、平民なのに驚きもせずにフレイムを撫でるなんて勇気あるのね。うふふ、気に入ったわ。あなた、お名前は?」
 「うちの名前は静留」
 「シズル……なんか不思議な響きの名前ね。あたしの名はキュルケよ、よろしくね。じゃあ、お先に失礼」

 そう言うとキュルケは使い魔を従えて去っていった。

 「なんなのよ、あいつは! 自分がサラマンダー召喚したからって偉そうに!!」
 「まあまあ、そんなに怒るとご飯がおいしゅうなくなりますえ。それにかいらいしいお顔が台無しや」
 「なっ……何、言ってんのよ! ほら、さっさといくわよ」
 「はいな」

 ルイズは静留の言葉に顔を真っ赤にすると、嬉々として追ってくる静留を連れて食堂に向かった。
 

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:02:44 ID:t0uYmsVT
なんかルイズとシエスタが食われそうな気がする支援

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:03:32 ID:0akZq106
>>412
静留が食うと思った時にはすでに食っちまってるよ支援

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:04:22 ID:oUiHzAFx
しずるは良い対ツンデレキャラだな

415 :ゼロHiME:2007/09/13(木) 22:04:55 ID:kORklU4P
投下終了です
雰囲気伝わってれば幸いですが;

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:05:25 ID:t0uYmsVT
>>413
分かったよ姉貴!支援

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:05:38 ID:kNxEmu9i
静留GJ
そして将来の百合のために再度GJと言わせて貰おう

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:06:12 ID:NluQzacn
うちはメイジでもメイドでも構わず食っちまう女なんどすえ

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:09:14 ID:zeWnZK6W
マスク・ザ・レッドと聞いて
ギーシュとの決闘で命乞いするギーシュに向かって
平民如きに負けて生き恥さらすのも辛いだろう、とか言って
心臓にクナイを突き刺すイメージが浮かんだZE

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:10:44 ID:0sLI3WZ3
>>419

> マスク・ザ・レッドと聞いて
> ギーシュとの決闘で命乞いするギーシュに向かって
> 平民如きに負けて生き恥さらすのも辛いだろう、とか言って
> 心臓にクナイを突き刺すイメージが浮かんだZE

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:13:55 ID:0sLI3WZ3
上はミス
>>419
あの忍ぶ気が欠片も見当たらないヤツのことだ
フーケ戦で秘宝・ビッグゴールドを目覚めさせ高笑いしながらゴーレム叩き潰しワルドを分身とかやらかしてねじ伏せる様が目に浮かぶ

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:18:05 ID:wuJB0qz6
乙ー。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:18:30 ID:VrNgQizH
とりあえず、GRなら呉先生を召喚してうっかりでトリステインが滅ぶというのはどうか?

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:18:53 ID:NluQzacn
乙一を召喚とな?

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:24:33 ID:X3tTAgjd
皆さん!何を言っているんでか
GRなら静かなる中条をださないと

そんな自分に腹が立つ!!

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:25:26 ID:8l6QZwWw
>>424
> 乙一を召喚とな?

小説家の?

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:29:37 ID:dIlFtZ1M
>>425
署長呼ぼうぜ

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:34:45 ID:L47Osmf6
静留の決闘の時はやっぱりエレメントの薙刀を?

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:35:00 ID:RfPysnjQ
九大天王になりそこねた吉村よしことサニー・ザ・マジシャンを呼ぼうぜ!

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:35:38 ID:dMDw/LJ/
道は開いておりますでしょうか?

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:35:53 ID:xUTex1dQ
GO!

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:36:12 ID:0akZq106
おっと!テレポーター!

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:37:20 ID:NluQzacn
コッパゲの頭髪の如くがらがらだぜ

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:37:23 ID:kIZbbQQt
進路クリア!発信、どうぞ!

435 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:37:31 ID:dMDw/LJ/
―――使い魔サイトは地球人である。
地球人だから、この世界に順応していても「いつかは」故郷に帰りたいと願っている。
それは、もう一人の異世界人であるグレン・アザレイも同じだろう。
同じだろうから二人が地球に帰れば、きっと戦いになる。
ずっとこの世界に居続けるなら、高潔なグレンとは良い隣人で居られるだろう。
けれど元の世界に戻れば60億を殺してしまおうとするグレンの考えは、サイトにとって絶対に許せるものでは無い。
けれど―――あの底知れない男に、サイトは勝てる気がしなかった。
あれほど恐ろしい魔術を使う人間に、たかが素早く剣を振れる程度で勝てる訳が無い。
まして、空飛ぶ船に乗り込もうと桟橋を駆け上がるルイズ達を邪魔するように現われた、白い仮面の怪人物などに負ける自分では。
突如現われてルイズを攫おうとしたその白仮面だったが、ワルドの魔法でしたたかに打たれて彼女を手放した。
落ちてきたルイズをキャッチしたワルドの腕の中で、無事に抱かれている。
ワルドの腕に、という部分は気に入らないが、後は憂い無く戦えるとサイトは仮面男へと突撃した。
敵を切り裂く風のスペルが飛んで来るのを、サイトは人間離れしたスピードで回避する。
完全に殺すつもりの攻撃だ。次の呪文が完成する前に倒すと、サイトは決意した。
だが相手の方がわずかに早い。
「相棒、俺を構えろ!」
デルフリンガーをその叫びに反応してとっさに右手で掲げれば、雷撃のスペルがサイトに向かって放たれた所だった。
剣に落雷し、それを握った右腕を焦がす一撃。
その中で、サイトは痺れ焼け焦げる腕に左手を重ねて、強引に突き進む。
「無茶だ! 止めたまえサイト!」
「うおぉぉぉぉぉ!!」
ギーシュの忠告もサイトの耳には届かない。負けられないという一念だけが、そこには有った。
突き刺さらんとするデルフの切っ先を、男は咄嗟に構えた長剣で受ける。
金銀の細工が施された美しいが、実用性にも長けた剣だ。
受けた体勢のまま、男はマントの下へと手を突っ込んで動かした。
「なにを―――音楽!?」
そこに楽器を隠していたのか。シャララと涼やかな音が鳴ると、全身が輝きに包まれる仮面の男。
「ヤバイぞ相棒。良くわからねーが、ありゃあ防御の魔術だぜ。剣じゃ貫けねぇかもしれん」
「魔術? だって呪文も唱えて……」
咄嗟の判断だった。
デルフを軽く投げて手を離すサイト。
その途端ガンダールヴのルーンが消えて、『悪鬼』となったサイトの観測を受けた男の防御魔法が焼き尽くされる。
白仮面が使ったのは、グレンのものと同じ魔術だったのだ。
「テメェが相似大系とかの魔術師だってんなら―――」
驚いた男の動きが止まった。
その隙を逃さず、サイトは左手でデルフをキャッチし、男へと踏み込んだ。
動揺しながらも男が咄嗟に放った『ウインドカッター』を、サイトは使い物にならなくなった右腕で受ける。
「―――こんな程度の魔術なんかにゃあ―――」
切り落とされる右手。飛び散る血潮。
ショックで死にかねない大怪我にも怯まず、右腕を囮にしたサイトは勢いのままデルフリンガーを思いっきり突き出した。
「―――負けてられねぇんだよ!!」
血が沸騰しそうなほど熱い。激しい痛みと凶暴な戦意で脳が灼熱する。
グレンと戦うべき時が来るかは、今のサイトには判らない。
それでも、その時が来た時のために、自分は強くなっていないとダメなのだ。
失血で茫洋とした頭でサイトは守るのだと決意していた。ルイズも、故郷の家族や友人も。この腕と剣が届く限り。
半ば意識を失いながら突き立てられたデルフが、仮面の男の胸鎧を貫く。
貫かれ、霞のように消える男の姿。
遅れて聞こえてきたルイズの悲鳴を背に、ドウと倒れたサイトは意識を失った。

……気を失って、気がついた時にはお城の中で寝かされていた。
ルイズ達の目的地・ニューカッスル城の中で。
「ってゆーか何で? 海賊が王子様とか、もうワケわかんねぇんだけど?」
片腕を失ったサイトを、目を真っ赤に腫らせて看病してくれたルイズによると、
あの後気絶したサイトを抱えて船に乗り込んだワルド子爵は、強引に交渉して商船を出港させたのだが、
途中で武装した空賊に襲われて拿捕されてしまったらしい。
ところがその空賊の船長が、アンリエッタに頼まれた「手紙」を持っているウェールズ皇太子だったので、
今はこうしてニューカッスル城に来て手当てを受ける事ができたらしい。
「ねぇサイト。腕、無くなっちゃったね」
涙で真っ赤になった瞳で、ルイズが語りかける。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:38:02 ID:b5mHmUFj
>>282
相似の人へ
亜音速じゃあ風切り音がしますよ。
それに、直径3mm程度の圧縮空気が肌の表面で解放された位じゃあダメージなんて有りませんよ。
直径3mmじゃあ液化したって風船一個分にもなりません。

437 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:39:02 ID:dMDw/LJ/
包帯こそ巻かれているが、上腕の半ばから断ち切られた腕は『水』魔法でも生やすのは不可能だった。
悲しそうに、愛しそうに、ルイズの指が包帯をなぞってゆく。
「別に。一本ありゃあ剣だって振れる」
「ダメよ。もうこれ以上、アンタが傷付く所は見たくない。私ね、ワルドと結婚するわ」
突然の告白に、サイトは目を剥いた。その視線の先には、弱々しい笑顔を浮かべるルイズ。
意味が判らない。ルイズは何を言っているのか、サイトにはさっぱり理解できない。
婚約者なのは知っていたが、今の話題がどうしてそう飛ぶのか。
それになぜ、そんな胸が痛くなるような、せつない顔でルイズが笑っているのか。
「これからはあの人に守ってもらうの。だからもう、アンタは使い魔のお役御免よ。
私の事は忘れて、サイトは好きな所に行けばいいわ」
「なにを言って―――」
「明日、国王派に反旗を翻した貴族連合がこの城に攻め込むの。
お城で戦える人は300人程度だから、5万人の敵と総力戦になったら多分全滅させられるわね。
その前に、ウェールズ皇太子に見届け人になってもらって、結婚式を挙げるの。
それから私達はワルドのグリフォンで脱出するわ。
サイトはその前に、脱出船の『イーグル』号にのって逃げなさい。いいわね」
「逃げなさいって、おいルイズ。お前おかしいぞ!」
「じゃあねサイト。さよなら」
別れの言葉を口にして、ルイズは逃げるように部屋を出て行った。
追おうとしたサイトは、片腕のバランスに馴れていなかったために転んで床に頭をぶつけてしまう。
「あいたたたたた……」
「何をやってるんだか。ホラ、つかまりたまえ」
助け起こしてくれたのは、ルイズと入れ違いで部屋にやってきたギーシュだった。
片手にパンやワインのビンが入ったカゴを持っている。
「うう、すまねぇ」
「いやいや、なかなか大変な格好になったモンだね、キミも」
「うるせぇよ」
「なに、戦っての負傷は貴族の勲章だよ。
ボクのお爺様なんて、片腕片足に片目でなお戦場に立って武勲を挙げたと言うからね。
キミは貴族では無いが……その負傷は勝利の代償だ。胸をはりたまえ」
「前から思ってたけど、この世界のやつらって、けっこう野蛮だよな」
「野蛮だなどと……キミと言いミス・ヴァリエールと言い、主従共々誉れというものを理解しないねぇ」
やれやれと肩をすくめるギーシュ。
なんだよソレ、とサイトは反感を抱いた。
ルイズは理解してるじゃねえか。アイツぐらい貴族の誇りだ誉だってうるさい女はそう居ないぞ、と。
フーケ退治の時に見たルイズの美しさが、なんだかギーシュに馬鹿にされたみたいで不快だった。
「確かにワルド子爵のおっしゃるように、キミにはミス・ヴァリエールを守るには力が不足しているようだし、
このまま使い魔として戦えば、そう遠くない内にサイトが命を落とすかもしれないと言う子爵の言葉も正論だよ。
けれど、だからと言ってキミを戦場から遠ざけるために使い魔を止めさせるとか、
そのためにこの場で結婚を決めるだなんて、メイジとしてどうなんだろうねぇ」
文句を言おうとして、続くギーシュの言葉にガツンと頭を殴られた気がした。
つまりルイズは、自分を怪我させた事に責任を感じて結婚するなんて言ってるのだ。
あれほど大事にしていた、メイジとしての自分を曲げてまで。
そりゃ、片腕を失くした姿は見た目にも痛々しい。
普通の精神状態なら、サイトだってもっと動揺して泣き叫んだだろう。
でも今は、戦おうと決めたから平気だった。
ルイズのために。あるいは故郷の家族のために。
なのに、当のルイズから解雇通告をされてしまったのだ。
「あのヒゲ子爵のヤロウ、余計な事吹き込みやがって……」
毒づいて、でもこれからどうするべきか途方にくれるサイト。
呆然と見上げた城の天井がぼやけて見える。
「ホラ、痛み止め代わりだ。呑みたまえ」
「サンキュー……お前って、地味にイイヤツだよな、ギーシュ」
「地味とは失礼な。ボクほど華麗で美しく良いヤツな貴族はハルケギニア中を探してもそうそう居ないとゆーのに」
渡されたワインは、なぜか塩味がした。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:39:33 ID:wuJB0qz6
本日2信か支援

439 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:40:35 ID:dMDw/LJ/
―――オルレアン公爵家は、名誉を奪われた貴族である。
今は亡き公爵はガリア王弟でありながら優秀で人望がありすぎたがため、兄王によって暗殺された。
その妻は娘を守るために毒を飲み、心を壊された。
唯一残された息女シャルロットは、父母のみならず公爵家の地位と権利、名誉をも剥奪され、北花壇騎士として危険な任務に借り出された。
かのシャルロットこそ雪風のタバサ。
任務にかこつけて死を願った王とその取り巻きの計画をよそに、全てを奪われた日から5年間を生き延びた娘である。
そのタバサは吸血鬼退治を終えた報告を従姉姫のイザベラに告げた後、竜騎士に送られて学院ではなく旧オルレアン領の自宅へとやって来ていた。
グレンの使う『原型の化身』ならば、母を治療できるかもしれないと考えての事だ。
老執事のペルスランに迎えられるのももどかしく、母の元へグレンを伴って向かうタバサ。
母の部屋の扉をノックしても、いつも通り返事は無い。
「母さま」
「誰です……そう、王宮の手先ですね! この子を奪おうと性懲りも無く!
なんという恐ろしい事を! シャルロットが王国に反旗を翻すなど、誰が言ったのです!
下がりなさい……下がれ! 私達は、ただ穏やかに暮らしたいだけなのです!!」
狂ったように……事実、薬で狂わされた王弟妃は叫んで、枕元にあった水差しを掴んで投げる。
骨のように痩せ細った腕の何処にそんな力があったかと驚くような勢いで、ガラスの水差しはタバサ目掛けて飛んだ。
少女は母親から与えられるのが痛みであっても受け取ろうとするかのように、避けようともしない。
ピタリと、タバサの直前で停止する水差し。
グレンの魔術で止められたのだ。
「渡しません……かわいいシャルロットを誰が渡すものですか……
おお、シャルロット。母さまは貴女さえ無事ならどうなってもかまわないのです」
伸び放題の髪をゆらし、壊された女はそれでも愛する娘を守ろうとしていた。
その腕に抱きかかえる『シャルロット』が、かつて娘に買い与えた『タバサ』と言う名の人形だと気付けぬままで。
「不憫な。そして気高き事だ」
グレンは自分とタバサに敵意を向け続ける目に向けて手をかざす。
すると、タバサの母は糸が切れたようにベッドに倒れこんだ。
「何をしたの!?」
「恐怖と怒りに繋がる記憶の糸を一時的に封じた。多少は心に平穏を取り戻すであろう」
珍しく声を荒げたタバサに、グレンは落ち着いて答える。
近づいて見れば母の表情は、長く見ない穏やかな寝顔になっていた。
ほっと胸をなでおろすタバサ。
「水魔法の薬とやらの効果も同じだ。正しい記憶の繋げる糸を断つ毒薬。
ゆえにお前の母の心は、過去にも未来にも進めずに、薬を飲まされた瞬間に止まっているのだ」
「治せないの?」
「お前の脳と『相似』させて状態を回復させるのは容易いが、
それでは洗脳と替わらぬ。お前の母に良く似た都合の良い人形が出来上がるだけだ。
このままでは、わたしにとて手が出せぬ。
せめて、ほんのわずかで良い、過去を思い出す切欠があれば、
その動きを起点に脳の糸を相似連鎖させて元の形に紡ぎ直せるのだが」
「……そう」
人の心の領域はあまりに深い。
神に似た男と言えど、簡単に回復させる事は出来ないようだった。
だが、タバサの声はわずかに弾んでいる。
今までまったく無かった回復の見込みを見つけたのだから。
その日、タバサはグレンとペルスランを連れて飛び回った。
母が好きだった花。父が好きだった花。母が好きだった曲。父が好きだった曲。
亡き父との思い出の場所にまつわる品物や、風景画など、きっと母は、父との思い出になら心を動かすと考えて、
思いつくかぎりに集めて、意識を取り戻した母に見せてまわったのである。
目覚めた母は穏やかだったが、残念ながらそれらの品物に反応する様子は無かった。
やがて日は沈み、ペルスランの手で部屋に蝋燭が灯される。
美しい思い出の品で満たされた部屋に、うつろに微笑む痩せ細った貴婦人の姿。
「……帰る」
「良いのか? わたしはいくらでも付き合うぞ?」
「いい。いつでも来られるから。何か思いついたら、お願いする」
「そうか」
夜半になった頃、そう言ってタバサは学院の自室へと転移で帰宅した。
パタリとベッドに倒れこむと、そのまま眠りについた。
こんな時でも、タバサは使い魔にさえ涙を見せようとしない。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:41:00 ID:NluQzacn
支援

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:41:03 ID:wuJB0qz6
サイト、いきなり隻腕か……支援

442 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:43:01 ID:dMDw/LJ/
大切なものを取り戻すため、苦難の荒野を歩く旅人は、心を凍りつかせる事でしか歩き続ける術を知らないから。
「雪風よ。誇り高き娘よ。お前の母の心、必ずや共に取り戻そう。そなたの笑顔を奪い返そう。
さもなくば、わたしは二度と『神に似た者』を名乗れはすまい」
大きな手が眠るタバサの髪を撫でる。
眉をしかめ、何かに耐えるような寝顔だった少女は、小さく「父さま」と寝言を漏らした。
彼女が目覚めてキュルケ達が学園に居ないと気付いたのは、翌朝になってからの事だ。

―――サイトはルイズを守る者である。
なのに、守るべき者であるはずのルイズは目も合わせてくれない。
城のホールで開かれたパーティーで、サイトは所在無く立ち尽くしていた。
明日には戦って死ぬというのに、誰もが明るく振舞っている。
即席の簡易玉座に座った老王が逃げろと告げるのを、見るからに忠臣といった厳めしい外見の貴族が聞こえないフリをする。
貴族である事を張り続ける男達は、戦って死ぬ事だけを望んでいた。
明日には未亡人になる女達は、そんな男達を微笑みを浮かべて送り出そうとしていた。
誰一人涙など流すまいとする姿が、サイトには辛い。
それだけでも辛いのに、ルイズはワルド子爵の傍らから離れようとせず、
目が合ってもプイと明後日に顔を向けてしまうのだからたまらない。
近づこうにも、そこで拒絶されたら立ち直れなくなりそうで、恐くて行けなかった。
感極まったギーシュが「この勇敢なアルビオン貴族こそが、まことの貴族であると、
トリステインでは永く永く語り継がれるでしょう」とか何とか叫んでいたが、もう聞いていられない。
アルビオン万歳という誰かの唱和を背に、サイトは逃げるように与えられた部屋へ帰りベッドに突っ伏した。

翌朝……
決戦の時を迎える城から疎開する人々の列には最後に加われば良いと、サイトとギーシュはゆっくりと仕度をして廊下に出た。
鍾乳洞に隠された船着場へと向かう途中偶然、自室のドアを開けた皇太子に出会う。
「ラ・ヴァリエール嬢の使い魔の少年だね。君も結婚式に参列するのかい?」
「いえ……俺は……」
「そうかい。では急いで避難したまえ。もうすぐ戦いが始まる。
私も結婚式の媒酌人を務めたら、急いで戦場に向かわねばならない」
優しい笑みを浮かべて、ウェールズ皇太子はサイトの肩を押した。
死を覚悟した王子様の穏やかさに、サイトの胸が痛む。
「あの、失礼ですが恐くは無いんですか?」
思わず聞いてしまったのは気の迷いだろう。聞いた所で、サイトに何ができるワケでも無いのだから。
それでもウェールズは真摯に答えをくれた。
死ぬのは恐い。誰だって恐いに決まっている。
けれど、守るべき物がある以上、逃げ出す事は出来ないのだと。
守るべき人、守るべき国、守るべき誇りのために、敵に背を向けない者を貴族と言う。
その筆頭である王族である自分にとって、ここで戦う事は義務なのだ。
たとえ死ぬ事になろうとも、と。
それから、思い出したように皇太子は部屋に戻り、古くなってボロボロの小箱を持って来て、サイトに手渡した。
「これは王家の秘宝でね。むざむざレコン・キスタなどに奪われるのもつまらない。
君達で守って、トリステインまで持って行ってくれたまえ」
そう言って、サイトとギーシュに脱出を促す。
ウェールズは今のサイトが守るべき者が欠けていて、そのせいでチカラが抜けてしまっているのだと見抜いたのだろう。
だからこんなボロい小箱を秘宝などと言って託したのだとサイトは思った。
ほんの少しでも、守る物と逃げる力を与えようとして。これから死地に赴こうという人が。
「さ、急いで脱出船に乗り込もう、サイト」
ギーシュにも促され、パーカーの腹ポケットに小箱を押し込んで船に向かう。
自分が情けないと、サイトは自己嫌悪に押し潰されそうだ。
だから。
飛空船でルイズのピンチを知った時、サイト迷わず甲板から船着場へと飛んだ。
ワルドが裏切り者であり、ルイズを殺そうとしている光景が、左目に映ったのである。
見えてしまえば、ためらいなど無い。
ルイズが自分を呼ぶ声も、確かに聞いたのだ。
その瞬間、カラッポだった魂が燃え上がった。固まっていた心が確かに震えた。
サイトは残る左腕でデルフを引き抜き、ルイズとワルドが結婚式を挙げていた礼拝堂へと人を超越した疾風となって駆ける。
「おおい、待ってくれたまえサイト! 何処へ行くのかねー!」
「ルイズが危ねえ!」
後からフライの魔法を使ったギーシュが追いかけてくる。

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:43:25 ID:kNxEmu9i
支援だ!

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:43:40 ID:wuJB0qz6
おろ、まだ治療不能か支援

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:44:27 ID:0B3dRYds
残った左がやけに熱いぜ
支援

446 :436:2007/09/13(木) 22:44:47 ID:b5mHmUFj
相似の人 ごめんなさい
支援

447 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:44:57 ID:dMDw/LJ/
それを尻目に目の前の大きな扉を蹴破れば、ワルドがルイズ目掛けて雷撃の魔法を放つ所だった。
己の身を盾にせんと、サイトはルイズの前に飛び込んだ。
「ルイズ!」
「サイト!? 来ちゃダメ!」
「ここはボクに任せたまえ!」
放たれる『ライトニング・クラウド』。
目をつぶって衝撃に備えるサイトだったが、思っていたような痛みが来ない。
恐る恐る目を開けると、雷を受けてグズグズに溶けたギーシュの青銅ゴーレムの姿があった。
あやうく死を免れたサイトをワルド子爵―――否、レコン・キスタのワルドが哂う。
「ふん。ドットメイジと片腕の剣士が、今更来た所で何ができる?」
「ルイズを守れるさ」
胸に穴をあけられて死んでいる皇太子に悼む視線を向けてから、サイトはワルドへと向き合った。
「私に勝てるつもりかね?」
「裏切り者なんかにゃあ、負けねぇ!」
「そっ、その通りだよワルド子爵! 2対1だが、卑怯とは言うまいね?」
「残念だが、4対2だよ、グラモン元帥のご子息」
デルフを構えるサイトと、造花の薔薇の形をした魔法の杖を構えるギーシュ。
ワルドの余裕は崩れない。
呪文を唱えれば、その姿が4つに分かれる。
「一つ一つが私自身と同じ力と魔力を持った風の『遍在』だ。
昨日倒された一つはまだ復活していないが、今の君達相手ならこれで十分過ぎる」
「昨日のヤツはお前の分身だったのかよ、ワルド!」
「くそっ、やれ! ボクのワルキューレ!!」
薔薇の花弁が散ったかと思うと、現われる6体のワルキューレ。
現われた途端、4人のワルドが放った『風』に切り刻まれた。
「うわーだめだー」
「いいや、よくやったぜギーシュ!」
魔法を放つ隙こそ好期。
疾風の速さで奔ったサイトが、遍在の一体を切り裂き、消滅させる。
動揺に付け込んで更に一体。
デルフリンガーを叩きつけ―――その刃が弾かれた。
「なんだと!?」
鎧に阻まれたのではない。光りがワルドを包み、その身体を守っているのだ。
「まさかこの『閃光』が全力を出す事になろうとは……見せてやろう、この世界の外、
聖地の向こう側からもたらされた神音大系魔法の圧倒的な力を」
ワルドがマントを跳ね上げると、楔のような模様が刻まれた胸鎧を着込んでいた。
その楔をなぞって指輪を走らせると、楽器のように音を立てる。
丁度模様と指輪がオルゴールのように作られているためだった。
その音が、神の奇跡を呼び覚ます。
鎧が光の羽と光の輪を生み出す。サイトの世界で『天使』の原型となった、神音魔術師鉄壁の防御魔術『背光(ハーロウ)』。
剣を擦れば生み出される『炎剣』の魔術が剣を輝かせる。
「そんな馬鹿な! 飛行と防御、それに攻撃の魔法まで同時に使うなんて!!」
ギーシュ達が使う系統魔術では、一度に行使できる魔術は一種と決まっている。
空を飛びながら別の魔法を使うなど、スクウェア・クラスのメイジにも不可能な事。
その原則を、ワルドの魔術は完全に裏切っていた。
一昨日のサイトが相似大系の魔術だと思ったその力は、音を奏でる事により魔法を使う神音大系の魔術。
神無き地獄に住む地球人に『神』への信仰を伝え、天使や御使いの伝説の原型となった魔術師達の秘蹟である。
輝く翼を背に黒衣を纏った三人の神音使いから矢継ぎ早に攻められるサイトは、剣を手放すタイミングを得られない。
手放せば、実体を持つ剣によって突き殺される。ガンダールヴとしての力を使いながらでは、魔法を消去できないのだ。
「くそっ……こんなコトなら、ちゃんとガンダールヴの力をコントロールできるように特訓しとくんだった」
ぼやいても今更どうしようも無いし、それ以上に片腕なのだから不利なのも仕方ない。
正面から、防御を捨てて全力で攻めてくるワルドの遍在。
守りは光輪に任せきりにしているからだが、それでも傷一つ付けられないほど、その防御魔術は強かった。

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:45:53 ID:wuJB0qz6
溶けるよりは破砕するんじゃないかな……支援

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:46:13 ID:Y2EhuIJA
才人はきっと右腕に大砲を仕込んだ義手を付けるに違いない支援

450 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:46:31 ID:dMDw/LJ/
気がつけば防戦一方に追い込まれている。
完全に受けに回ったサイトへ、上空から二人のワルドが攻撃神音を放ってきた。
手甲に仕込まれた神音楽器を指輪でなぞる事で発動する追尾光弾だ。
設定された標的を追い続ける奇跡の弾丸は、避ける事が出来ない死の宣告。
「相棒、上だ!」
咄嗟にデルフリンガーを突き出せば、その途端光り輝く刀身。
一瞬のうちに打たれたばかりのように輝く刃となったデルフリンガーは、飛んできた告死の魔法を吸い込んだ。
「思い出したぜガンダールヴ! これが俺の本当の姿だ!
それにテメーの事もな、神音魔術師! 神聖騎士団のホーリー・アベンジャー!
一万年の贖罪を戦う聖なる罪人の末裔!」
「聖なる罪人?」
「―――そうだインテリジェンイス・ソード。私の母はこの世界の外側から来た聖騎士だった。
母は贖罪の場、地獄と呼ばれる『約束の地』への帰還を最後まで望んでいたよ。
我と我がはらからが犯した罪を償うためにな。
私は母の望みを叶えねばならない。
聖地のエルフどもを倒し、『約束の地』へと繋がる『神の門』を開き帰還せねばならない。
これは、レコン・キスタの勝利は、そのための第一歩なのだ!」
輝きを背負い飛翔した高みから異世界の少年を見下ろして、三人のワルドが風の刃を放つ。
その攻撃を、サイトは完全に見切っていた。
「ふざけんな! 贖罪だか何だかしらねぇが、そんなモンが王子さんやルイズを殺す理由になんかなるもんかよ!」
飛んで来る魔法に向かってデルフリンガーを投げつけるサイト。
一直線に飛んだ剣は交差した三つの魔法を吸収し、正面のワルドを貫く勢いで飛んだ。
それを容易く阻むはずの、神音魔術の『背光』。
それが、炎を上げて消し去られた。
「馬鹿な!?」
大きく目を剥いて、胸を貫通された遍在が消えた。
光の翼も、剣の炎も、サイトに『視ら』れた全ての奇跡が魔炎となって儚く燃え尽きる。
ヒラガ・サイトは地獄の悪鬼。
神の恵みたる魔法の奇跡を焼き尽くす、あらゆる魔術師の天敵たる存在。
「神の音が、奇跡が、消えるはずが無い! そんな、そんな事が許されるはずが―――この、悪魔め!」
「いいぜ。お前みたいなヤツを倒せるなら、ルイズを守る事が出来るなら―――」
怒りが、愛情が、サイトの心を震わせる。サイトの身体に力を与える。
再びデルフを手にし、ぶざまに地へ落ちた遍在を切り捨てる片腕の悪鬼。
残るは本体一人のみ。
「―――俺は、悪魔にだって悪鬼にだって、なってやるさ」
追い詰められたワルドが、サイトの迫力に押されて後ずさる。
神音を使おうとする余裕すら、今は無い。
「くそっ、『染血公主』、見ているのだろう! こいつを殺せ! 俺を助けろ!」
「誰に言ってやがる。何処にもお前の味方なんか居な―――」
「ガンダールヴ・才人の左手を名づけて【剣鬼】。定義済み概念【鋼】を加算す」
瞬間、サイトの一本しかない手が鉄に変わった。
当然の事ながらグーのまま固定された鉄の手では剣を手放す事も出来ず、しかも重い。
こうなっては魔法消去の力も使えなかった。
「そんな、人間の身体に『錬金』をかけるなんて、できるワケが無いぞ!」
「っつ―――誰だ!?」
礼拝堂の影から姿を現したのは、アルビオン仕立ての真紅のドレスを纏った黒髪の美女。
整った顔立ちの美女ではあるが、同時に濃密な不吉さを纏った女。
ラ・ロシェールで一行を襲った傭兵の雇い主、ジェルヴェーヌであった。
クスクスと笑うたびに、完璧な美貌から一歩踏み出した華やかさが現われるような女だ。
「なんだ、お前は……」
「おでれーた。宣名大系の……それもトンデモねぇ高位魔術師だぜ、このねーちゃんは。
悪いが相棒、宣名魔術じゃ俺にゃぁ吸い込めねぇぞ」
「妾は『染血公主』ジェルヴェーヌ・ロッソ。はじめましてやなぁ、お子様―――そんで、サヨナラや」

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:47:41 ID:NluQzacn
しえん

452 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:48:21 ID:dMDw/LJ/
完全にサイトの世界の京都弁で喋る、異世界の女魔術師。
童女のように邪気の無い笑顔を浮かべ、ジェルヴェーヌは残虐極まりない魔術を宣名する。
「平賀才人と『青銅』のギーシュを名付けて【案山子】、定義済み概念【傀儡】を加算。
変数域に【後家蜘蛛】を代入―――」
それは対象の人格を剥奪し、蜘蛛のような節足を備えた怪物へと変成する魔術。
人間の尊厳を奪い取る、悪魔の技だ。
サイトとギーシュが苦悶の声を上げて身体を軋ませながら、全身から血を噴き出させて異形の節足が生える。
だが、その変成はなかなか完成しない。
二人はただ意思の力で変化を撥ね退けようとしているのだ。
悪夢のような光景に、耐え切れなかったルイズが泣き叫ぶ。
「嫌ぁ! サイト! サイト!!」
「無駄や無駄や。早よぉ諦めて楽になりぃや。
ほなワルドはん、そのルイズたら言う小娘連れてここからおさらばするえ」
「連れて行くのか?」
「お上品な神音サンは作らはらへんかったみたいやけどなぁ、
宣名大系には、人の心を操る魔術かてぎょうさん有るのんよ
その小娘の使い道、ジョゼフ王サンやったらいくらでも思いつかはるやろ」
「俺は母の遺品を使う事しか出来ない偽物だ。本物の神音魔術の事など何も知らん」
言いながら、ルイズの身柄を確保しようとするワルド。
せめて抵抗しようと、床に落ちていた杖に手を伸ばしたルイズの目の前で、その杖を蹴り飛ばす。
キッと睨みつける少女を黙らせようと、ワルドは手のひらを高く振り上げ―――
その眼前に、黒いローブの男が立ち塞がっていた。
「誰だ!?」
寸前まで誰も居なかったはずだ。
なのに、そこに確かに立つ男。人の形に固めた太陽のような魔術師。
「『神に似た者』グレン・アザレイ! 相似大系の至宝ゆわれた男が、なんでこの世界に!?」
元魔術協会の高官であった高位魔導師ジェルヴェーヌはその男を知っていた。
危機感に煽られ、『染血公主』が飛び下がる。
その時には既にサイトとギーシュを捉えていた魔術は解除されていた。
それどころか、サイトの左手は元の肉になり、失われたはずの右腕すら生えている。
人の心体を操る『原型の化身』の力であった。
「ダーリン、ご無事だったかしら」
「なんだい、ここってニューカッスル城じゃないのさ」
「ギュギュー」
「大丈夫?」
そして転送されていた、キュルケとフーケとヴェルダンデとタバサ。
キュルケの不在を知ったタバサがグレンの空間転移によって合流し、そのまま城まで転移して来たのだ。
最早どう考えてもワルドに勝ち目は無い。
それでも、ジェルヴェーヌは彼等を纏めて吹き飛ばそうと呪を唱える。
「『染血公主』ジェルヴェーヌ・ロッソが『神に似た者』グレン・アザレイを【太陽】と名付ける!
構築済み概念【緋牡丹】を代入! はじけ―――」
敵の肉体を爆発させる魔術を唱えようとして、ジェルヴェーヌはそれを中断した。
本来、宣名魔術はイメージ上の第二の自分である『貧欲の化身』によって相手を掌握し、
そこから流し込んだイメージによって目標を変化させる魔術大系だ。
だが、ジェルヴェーヌは自分が同時にグレンの『原型の化身』によって掌握されている事を感知した。
このまま魔術を行使すれば、自分も相手に『相似』させられた火薬になって爆発してしまう。
そのくせ、グレンは他の人間を参照して変成をキャンセルしてしまうのだ。
それは双方の魔法大系の差では無い。
術者としての、圧倒的な魔術行使能力と速度の差。
「くっ……窓を名付けて【竜門】と定義。定義済み概念【噴井】を加算、
変数域に【城中】を代入―――この場は逃げるえ、子爵はん!」
叫んで礼拝堂の窓を『転送扉』に変えて飛び込む。
敵味方がよく判っていないグレンもタバサも、それを手出しせずに見送った。
ワルドは風のスペルを目くらましに放って後を追う。
舞い上がるつむじ風が視界を覆い、カマイタチがサイト達に襲いかかった。
それすら一瞬で制圧し、無風となった礼拝堂の中央に何事も無かったように佇むグレン・アザレイ。
「逃げたか」

453 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:50:05 ID:dMDw/LJ/
「た、助かった……のか?」
カクンと膝をついたのは、怪物に変えられそうだったギーシュ。
緊張が解け、剣を手放したサイトもへたり込みながら、やはり今の自分ではこの男の足元にも及ばないと自覚する。
戦うつもりなら、もっともっと強くならなければならないのだと。
「ああそうだ君達、早くここから逃げないと! レコン・キスタの総攻撃が始まるんだ!」
ホッとする一同の中、モグラとの再会を喜んでいたギーシュが騒ぎ出した。
何の事だか分からない他の面々に、彼は手早く纏めて状況を説明する。
それを聞いて、グレンは礼拝堂の扉から出て行こうとした。
「グレン・アザレイ。アンタ何処に行くつもりだよ?」
「悪鬼の少年よ、決してここから出ないように―――恥知らずどもに報いを与えて来る」
グレンはそう告げると、タバサを伴って戦場へと向かう。

そして、ニューカッスル城に居た敵味方全ての兵が聞いた。
ある者は戦艦の甲板で。ある者は魔術と矢が飛び交う前線で。ある者は負傷をして隠れた瓦礫の陰で。
それは5万と300の人間全ての耳小骨を結びつける事で伝達された、グレンからの宣言。
<この戦場に集う者達よ、聞け。
王党派の旗印、ウェールズ皇太子は死んだ。卑劣なる裏切り者の手にかかって。
戦場にて勝敗を決さんとする者に善も悪も無い。
王家とレコン・キスタ、どちらが正義であるかなど、我は問わぬ。
だが、決戦の時を指定し最後の戦いに挑む者達の将を、
暗殺者を送り込んで殺害しようとする者は、誇りを捨て去った畜生である。
レコン・キスタの将兵よ、我は誇りを知ると思う者はこの場より一時去れ。
そしてもう一度、正々堂々と雌雄を決するが良い。
だが去らぬ者は、これより一切の区別と情け容赦無く、尽く我が手が滅ぼすものと知れ。
わたしはグレン・アザレイ。『神に近き者』と呼ばれている。そなたらもそうせよ>
そして、数百の壁が城中に現われる。
灰色の壁は、物体を『相似』したもう一つの壁へと転移させる移送扉だ。
ニューカッスル城へと攻め込んでいた兵士の全員が、問答無用で元の軍船へと送り届けられた。
多くの将兵が呆然とし、神か悪魔としか思えない魔法の技に打たれる中、
グレンはタバサを傍らに居並ぶ船の間へと、空中を悠然と歩み進んだ。
レコン・キスタの船は動かない。
義を知り勇を知る貴族はわずかに居たが、ここで後退すれば軍規違反として処罰をうけるのだから。
むしろ大言壮語を嘲笑い、大砲や魔法をグレンに向ける者や、恐れから逃れるための攻撃に転じる者の方が多かった。
轟音を立てて放たれる砲弾。飛翔して襲い掛かる竜のブレス。火の弾や氷の槍が、唸りを上げる。
超巨大戦艦『レキシントン』号の右舷砲門54門が吠える。
艦隊から向けられる砲門の総数は二百を超え、放たれた砲弾は千にも及ぼうか。
全軍五万の中二十人に一人、約二千五百人の貴族による魔法攻撃もまた苛烈を極め、
実際に有効射程距離にグレンを捉えたメイジや竜騎士の攻撃魔術だけでも百は下るまい。
その全てが、完全に無効化されていた。
グレンの周囲に常に展開される多重減衰結界は、攻撃のエネルギーを周囲の何も無い空間と相似させる事で無効化する相似魔術だ。
それはかつて最高位円環大系魔導師の放った百二十八条の自由電子レーザーをも受けきった鉄壁の守り
砲弾は運動エネルギーを失って落ち、ブレスや魔法など存在すら出来ずに消滅する。
グレンと、彼に守られたタバサには傷一つ無い。
その間にもグレンは持ち歩いていた「空気の粒」を相似複製して周囲にばら撒いていた。
固めたままで圧縮を解除した空気は、粒というよりも身長ほどもある空気のボールだ。
複製されたボールが自動化されたプログラムに従って更に複製を作る自己増殖プロセスによって増え、
増えたボールが更に空気を捉えて増殖し、またたく間に数億を超える数が周辺空域を満たす。
数分、グレン自身に目に見える動きは無い。
矢玉と魔法が雨のように降り注ぐ中、怯えた様子も無いタバサと共にただ宙に立つのみ。
「退く者はおらぬか。ならば容赦なし」

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:50:36 ID:wuJB0qz6
支援

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:50:36 ID:X3tTAgjd
僕は、どなたか偉大な方がGRキャラで小説を書いてくれることを
夢見ています。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:51:42 ID:kNxEmu9i
支援

457 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:52:26 ID:dMDw/LJ/
グレンは離脱する船が無い事を確認すると、おもむろに握った右手を軽く上げた。
その手を、ゆっくりと回す。
周囲に風がおこった。
相似魔術による物体の操作は、操作元と目標のサイズ差がそのまま速度に比例して伝わる。
グレンが手にした操作元の圧縮空気と空気塊の大きさの比率はおよそ600倍。
至極ゆったりと回転させるグレン腕の先の速度の、600倍速で空気塊は動くのだ。
それたけでも十分な凶器だが、それだけで終わることは無い。
相似弦で結ばれた空気塊はもう一つのプログラムに従って別の空気を捉える。
捉えられた空気は、また別の空気と自動的に繋がった。
やがて塊となった空気は、巨大で強烈な渦へと成長する。
かつてグレンは、同じ方法を海水に使う事で成層圏に達する高度20キロの津波を生み出すと試算されていた。
日本列島を丸ごと呑み尽くす、極大の大津波。
その規模と比べれば、艦隊を崩壊させる竜巻など児戯にも等しい。
神に近き男の腕に操られた空気の回転は、グレンとタバサを中心とした嵐となる。
浮かぶべき空を攪拌されては、軍船など攻撃はおろか止まる事すら困難だった。
巨大な神の手に弄ばれるように回転させられる無数の船。
魂を搾り出すような悲鳴と怒号と罵声が、ことごとく風にかき消された。
平民などには及ばない魔法を操るメイジ達が、必死なにって甲板にしがみ付いているのが見える。
風の音を聞いたサイトに魔法を消去されないように、音と風を遮断する空気壁が竜巻の周囲に張られていたが、
城からその光景を見る王党派の貴族にとっては、悪い夢の光景にしか見えなかった。
ひざまずき、始祖ブリミルに祈り始める貴族も居る。
それはまさに、神の如き御業。
だが、グレンの神罰はそれで終わりでは無い。
一際高々と掲げられる右腕に操られ、大気は強烈な上昇気流となって船を持ち上げた。
大きく揺すられるレコン・キスタの船。
超々巨大戦艦である『レキシントン』号ですら、風に舞う落ち葉よりも容易く飛ばされる。
次の瞬間、船団に強烈なダウンバーストが襲い掛かった。
グレンが振り上げた腕を一気に振り下ろし、操作の源となっていた空気の粒を投げ落としたのだ。
最早完全に舵を失っていた船団には『音速の十倍の風速』で襲い掛かる風などという非常識な現象に抵抗する術など無く、
艦隊は一隻も残す事無く強制的な死のダイブを敢行させられた。
空中で粉砕される船、衝撃で圧殺される竜騎士すら多数。
艦隊の多くは遥か下の地面に激突し、将兵に生き残りは殆ど居なかったと言う。
この日、レコン・キスタの航空兵力の半分が失われた。

空は青く高い。
雲すら千切り飛ばされ、浮かぶ者はグレンとタバサだけとなったニューカッスルの空で、神の如き使い魔は己が主人に告げる。
「行きがけだ。レコン・キスタとやらを滅ぼしてゆこう」
まるで散歩に行くとでも告げるように気負いも躊躇も無く。
恐るべき男の言葉に、タバサはただ無言であった。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:53:35 ID:wuJB0qz6
俺Tueeee!!どころじゃないな……こりゃ。支援

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:55:25 ID:QeZlo8Tl
ちょ、レコンキスタ逃げてー!! 支援

460 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/13(木) 22:55:34 ID:dMDw/LJ/
投下終了。これで2巻の分完了です。
圧縮空気は2メートル球を圧縮して3ミリ球にしてるとお考え下さい。
あと風切り音は……3ミリなんでよほど注意してないと聞き逃すってコトでどうか。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:55:57 ID:Un8NxW2w
支援

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:56:59 ID:kNxEmu9i
すげえ
やりすぎた男だ
これでタバサの母を完全には治せないってんだから運命は皮肉だなあ

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:57:12 ID:wuJB0qz6
乙。最初に7万でも余裕と言ってたが……ここまでやるなら確かに余裕だろう(汗

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 22:57:59 ID:oHTAQlZC
最強すぎ

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:02:24 ID:RyNfYME4
爆熱に続く爽快な俺TUEEEEEだww
でもタバサママを治せない辺りが皮肉効いてて上手いぜGJ

466 :相似魔術って物理法則関係ない?:2007/09/13(木) 23:05:00 ID:b5mHmUFj
>>460
2メートルの空気をそんなに圧縮すると液体に成っちゃいますよ。

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:06:25 ID:wuJB0qz6
>>466
まー、フィクションであんま考えすぎるのも何だと思うが……。

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:06:48 ID:dIlFtZ1M
ワッハマン・・・

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:06:56 ID:xUTex1dQ
物理法則関係ないから魔術なんじゃないのw

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:08:34 ID:w5MImh5X
もともとあいつら、物理法則が不完全だから魔術に逃げた連中だしな。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:10:37 ID:b5mHmUFj
核融合を起こせそうな魔術だなw

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:19:51 ID:dMDw/LJ/
窒素と酸素って何倍ぐらいに圧縮したら液化するんでしょーかね?
圧搾空気カッターの加圧とか……教えて理系のかしこい人!
いやまぁ、もう書いちゃったモノは修正できんですが orz

円環大系とか素で核融合起こしそうな……うっかり中性子とかも操りそうな魔術大系だしなぁ。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:20:06 ID:zBLRdZZt
>>273
>俺Yoeeeeeeeeeeeeeeeeなキャラをだな

ダミアンアーミー召喚と申したか

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:21:40 ID:X3tTAgjd
それを言ったら、静からなる中条はパンチで『ビックバン』を起こせるぞ


475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:21:44 ID:h37pPU1S
佐々木ジョニーを・・・いや、あれでは壮大な閲覧注意作品になってしまうか

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:23:21 ID:12Zio5lP
俺Tueeeeeeeeeeと自画自賛しているYoeeeeeeeeeeeeeeeeキャラで
しんのゆうしゃというのは

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:23:25 ID:xUTex1dQ
そこでやわらか戦車

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:25:51 ID:dMDw/LJ/
スペクトラルのイヌオウとか>自画自賛

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:26:08 ID:nFh4khhz
どんなに弱くてもルイズだけは守れないといけないから攻撃力は無いけど守備だけは超一流な奴がいいな

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:26:34 ID:RfPysnjQ
くたばれ!ぼくらの勇者さまの大根(マモノ)親子を

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:27:45 ID:NluQzacn
>>479
コハクが良かろう。
なにしろ富士見、もとい不死身だからな、
ルイズの盾となって守るにはうってつけだ。

まあルイズは守備範囲外なんだがな。
スタイルはともかく年齢が。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:28:44 ID:AFrEh7u+
>>472
温度、圧力、体積を設定してくれればおk

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:31:33 ID:dMDw/LJ/
ぶっちゃけ1.8立方メートルを3ミリ立方に圧縮したら液化するのか? とゆー部分で。
圧力とか温度は「魔法だから無視」とゆーインチキな状況なんですが。

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:33:40 ID:EPkgYT/8
マイナーで少し古い作品だけど、星くず英雄伝のリムル召喚。

リムルにキスをしたルイズは当然・・・。

((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル。

そんなルイズの姿は絶対に見たくないよ。

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:34:45 ID:dMDw/LJ/
むしろ見たい俺ガイル。

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:35:13 ID:gswlE6yP
ファンデルワールス半径(原子半径)のずっと内側まで原子核同士が接近するから
素で核融合が起こりますね。

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:36:21 ID:RfPysnjQ
>>484
不死身の周期性転換少女?か…
キスすると相手の性別変えちゃうんだよな、不死身だし
人体解剖ごっこは怖すぎる……

ヒロニウム召喚してルイズにヒーローの素質があったとしたら何色の光なんだろうな?

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:36:38 ID:b5mHmUFj
>>472
温度が上がらなければ10気圧ぐらいでできんじゃないですかねぇ。
液体窒素作りではそれ位らしいですし。

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:36:59 ID:GFVZ7Ndk
魔術というか、テレポーターで「いしのなかにいる」になったら
核融合が起きるんじゃないかという話もあるが・・・

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:37:19 ID:dMDw/LJ/
そですか orz
なんかそれっぽい言い訳を考えるか、まとめサイトのだけでも変えるかしますわ orz

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:38:21 ID:yyApEbXJ
>>472
相似大系でも核融合は楽勝では?
要するに太陽と相似させればその瞬間敵は太陽になって核融合反応を起こして大爆発すると思う

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:39:29 ID:1RKBX0bu
>>481
なるほど
「山狩りなんて久しぶりですね。昔を思い出すなぁ」
「アンタいったい何の……いや聞かないでおこう」
となるわけだな


てか、ラピスが召喚されたら素でディスペルマジック使えるんだよな。何気に強い。
そして俺にリーディングマジックをくれ。

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:39:40 ID:AFrEh7u+
>>490
ただいま計算中…というかSF書いているわけじゃないから気にしなくてもいいと思うがw

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:39:53 ID:s9ZoB3Ls
物理を無視してる不可思議パワーなわけだから
物理世界に生きてる悪鬼に観測されると消えちゃうのさー。

という逃げ道を前提に魔法が存在する世界観なのですよ。
圧力だとか液化だとかの物理法則は悪鬼に観測されなければあんま意味がない

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:40:01 ID:dMDw/LJ/
いくらグレンでも太陽まで相似弦が届かないと思うっすw
……原子炉の近くに居させちゃダメな人だな、グレン・アザレイ。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:40:10 ID:1ddZUmPB
人間爆弾ってレベルじゃねーぞ

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:41:16 ID:3ZnzVAyn
>>480
俺の記憶が確かなら、息子の方はたった一人で王国を壊滅させ、ハーレムを作り上げた気がするんだが……。
色々と展開が引っくり返りそうな予感。

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:41:51 ID:1RKBX0bu
>>495
原子炉をコピーしても爆発はしないけど放射線駄々漏れだな。むしろ放射能が駄々漏れか。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:42:25 ID:yyApEbXJ
>>495
転移ができるんだから転移で弦を太陽の傍までやればよいのでは?
自分に掛かる熱核反応はキャンセルしながらな

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:45:52 ID:MO4iCXV8
>487
やっぱピンクじゃね?
さすがにピュアホワイトは勘弁。

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:45:53 ID:RfPysnjQ
流れを仏陀斬ってみる

なぜかニーソックを召喚してしまうルイズ
指の形がちょうど良かったので着服
返して異次元ニーソックス!

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:46:00 ID:nFh4khhz
>>481
どんな奴かとぐぐって見たら・・・
囲炉裏会に参加決定だなw

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:47:15 ID:wuJB0qz6
>>501
もってけ!の方は何をもってけば良いのかね?

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:49:50 ID:NgiBzK7J
>>494
つまりは地球人が考察しすぎると核融合がおきちゃうかもよーということか。
頭で理解してても実際五感で感じなきゃ意味ないだろうけどさ。
よし、放射のーは怖いからみんな観測行為は止めとこうぜ。

しかしそう考えるとサイトが馬鹿でマヂよかったなぁ。
解ってても見えないんだけどさ。

505 :とあるの人 ◆3WQsphoeLI :2007/09/13(木) 23:49:53 ID:b3qLERHV
投下大丈夫かな……?

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:50:00 ID:J/tG+8RD
 「灼眼のシャナ」の坂井悠二を召喚とか面白そう。
最新刊では何やら大変なコトになってるけど、その前の巻では曲がりなりにも"徒"一体討滅してるし、
参謀的に活躍してきた経験、シャナを初めとするフレイムヘイズに鍛えられた"存在の力"を繰る能力
("封絶"、"炎弾"、"身体能力の強化"程度は扱える)……と、確実に才人よりは強い。そして何気にギャルゲ体質。
ツンデレヒロインとの相性もバッチリ。

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:51:05 ID:NgiBzK7J
よし義妹萌支援するぜい。


508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:51:06 ID:RfPysnjQ
進路クリアー、発信どうぞ!

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:52:31 ID:dMDw/LJ/
しえーん!

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:52:47 ID:sju2zZ08
サガフロンティアのブラッククロス首領を召喚、いきなり殺されるルイズ。
追ってきたアルカールにヒーロー(ヒロインか、この場合?)の力で復活
してブラッククロスと戦う…なんて話を妄想した。

どーでもいいけどレッドがシュウザーに倒されるまで後ろで眺めている
アルカールはヒドいと思う。

511 :とあるの人 ◆3WQsphoeLI :2007/09/13(木) 23:53:22 ID:b3qLERHV
 幻想殺し。それは異能の力であれば、三十メートル級の巨大ゴーレムであろうが、風のユビキタスであろうが、それこそ始祖ブリミルでさえも打ち消す事ができる力。
 それには例外がない。そう、たとえ相手が不死身という力を持っていたとしても、『アンドバリ』の指輪が『異能の力』である限り、当麻にはその効果を打ち消す事ができる。
「オ、――――」
 今回はアンリエッタをウェールの手から救う事、つまりは敵を逃がしてはならない。
 幻想殺しの範囲は右手だけである。それ以外は普通の高校生であるし、ケンカだって相手が一人でないと勝てる自信はない。
 しかし、
 それでも当麻は駆ける。
 この戦いに逃げは存在しない。相手の目的は逃亡、こちらが隙を見せればすぐに後ろを振り返り逃げ出すだろう。

 だからそれを防ぐ。

「――――、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
 それに、今回は一人ではない。
 ルイズが、タバサがキュルケが味方となって戦っている。
 これほど頼りになるものはそうそうない。
 こちらにくる魔法を右手で処理できないのは、事情を知っている三人がうまく迎撃をしてくれる。
 ゆえに当麻は安心して突っ込む事が、全速力で走る事ができる。
 敵のメイジとの距離を零にした瞬間、己の拳をさらに強く握り、全力の一撃が放たれる。
 ゴンッ!! という鈍い音が響き、メイジは外部からの運動エネルギーに耐え切れず、吹っ飛ばされた。
 魔法よりも、剣よりも威力の低い拳。しかし、敵は倒れたまま起き上がる様子はない。
 草むらのせいで見えないが、もともとは死体である。おそらく効果が切れて本来のあるべき姿に戻ったのだろう。
 ウェールズを筆頭に、予想外の事態に驚愕の表情を浮かべる。こちらの魔法を何も使わず打ち消して、不死身と言われる自分達が拳一つで倒れるなど不可能だ。
 ならば、と。ウェールズの一言によって全員の魔法の対象が変わる。
 不可解な能力を持っている人間は後回しにして、まずは他の敵だ。
 メイジ達は水、火、雷、風。様々な属性をルイズ達に目がけて放った。こちらの数のほうがまだ多い。向こうの魔法の威力を上げない限り、こちらが打ち勝つだろう。
 しかし、
 それが異能の力である限り、無敵な能力を持つ少年の横を通すわけにはいかない。
 なにがあっても、だ。
「させねえよ!!」

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:53:52 ID:NluQzacn
しえん

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:54:09 ID:nFh4khhz
支援

514 :とあるの人 ◆3WQsphoeLI :2007/09/13(木) 23:56:35 ID:b3qLERHV
 まるで予測していたかのごとく、当麻は直線運動の魔法の行き先に右手を真横に突き出していた。数々の魔法とルイズ達の間に割って入った少年の拳が、そのほとんどを打ち消す。残った魔法を、何の焦りもなくタバサが迎撃した。
 魔法のクラスをあげると、そのほとんどが単発の強力なタイプになる。つまり、点より面のタイプを得意とする当麻にとって、それは嬉しい誤算であった。
 幻想殺しという存在を知らない彼らにとって、その少年は脅威の一言である。未知なる武器を持った敵と戦うようなものであろう。
 範囲は右手だけとか、それは異能の力しか打ち消せないとか、本人自身は普通の人間であるといった弱点は存在する。しかし、ウェールズ達にそのような考えは浮かばない。
 だが、引くわけにはいかなかった。
 こちらには馬もなにもない。対する相手は全員を運べる竜を一頭所持している。ゆえに、逃げ切る事など不可能であった。
 引く事ができない戦い、相手を倒さなければならない戦い。
 その重圧が判断を鈍くする。
 それが、
 いつだって絶体絶命とも呼べる戦いに身を投じて、生き残る少年との、
いつだって己の右手を信じて、自分よりも圧倒的な強さを誇る敵に勝利してきた少年との、
差であった。

 ドンッ! と再び自由の身となった当麻は駆け出す。
 ウェールズらは一カ所に固まるのはまずいと判断したのか、ルイズ達を囲むように散開した。
 その間にも、当麻は自分からもっとも近いメイジに突っ込んでいく。何人かが迎撃するために魔法を放つが、当麻は右手を突き出しこれに対処する。
 敵のメイジが魔法や剣で倒せないのならば、当麻の右手で全員に触れなければならない。ゆえにスタミナ切れを防ぐため長期戦は避けたかった。
「ォおおああ!!」
 雄叫びをあげながら、当麻は先と同じように拳を振り上げる。
 同時、メイジの前に水でできた盾が出現した。おそらくアンリエッタが放ったものだろう。
 ウェールズ達も、がら空きである当麻の背中をチャンスと見て援護をしたいが、ルイズ達がさせない。
 実をいうと、ウェールズ達は不死ではない。幻想殺しという天敵も存在するが、炎の魔法にも弱いのだ。
 そして、炎を使うメイジもいる。ゆえに、彼女らの存在を無視するわけにはいかないのだ。
 だからそちらへと注意を払わなければならない。
 だから少年はこのフィールドを自由に走り回る事ができる。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:56:51 ID:NluQzacn
支援

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:57:31 ID:RfPysnjQ
幸運値0な支援

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:58:39 ID:V+rbqCvb
>>487
俺、アンチじゃないけどダークヒーロー系だと思う。
<ヒーロー>みたいな崇高さは持ち合わせてないし、スカーレット程突き抜けてないし。
って言っても<ダーク>の連中も結構気高いんだよな。ストーカー連中との「大戦」では無茶苦茶カッコいいし。

…1巻時点では輝かない気がしてきた。あの頃のルイズはただ劣等感のあまり、『貴族の誇り』にしがみついているだけだし。
最善の道をとる為、少なくとも『引く』と言うことができ、女心以外ちゃんと学習能力があるジークとは比べられないと思う。
しかし、ジュエルはいい女だよな…

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 23:59:13 ID:kNxEmu9i
しえん

519 :とあるの人 ◆3WQsphoeLI :2007/09/13(木) 23:59:29 ID:b3qLERHV
 本来ならばかなりの強度を誇るであろう水の盾を一瞬で破壊して、止まる事のない拳はメイジへと突き刺さった。


 一人、また一人と『アンドバリ』の指輪の効力を打ち消されて死体へと変わっていった。
 相性が悪すぎた。魔法しか使えないメイジにとって、初めて対峙する幻想殺しは反則という言葉が似合う。
 しかし、いくらそう嘆いた所で状況が変わるわけではない。当麻は体力の消費を考えずに動き回った結果、残す敵はウェールズのみとなった。
「ウェールズさま……」
 アンリエッタが不安げな表情で覗き込んだのに対して、ウェールズは笑みを浮かべて頭を撫でる。
 まだピンチではないかのように、
 アンリエッタに不安を与えないかのように、それは優しかった。
「大丈夫、きみが守ってくれるのだからぼくは死なないよ」
 はい、と小さくアンリエッタは頷く。
(ちっ……)
 やはりというべきか、たとえそれが偽りの愛だとしても、この光景に手を出すのは若干抵抗がある。
 もしかしたら自分が間違っているのか? という錯覚を覚えるが、頭をブンブン! と振ってどこかへと放り投げる。
 そんな事を考えてはならない。自分の信じる道をただ歩き続けるのみ。
 今までも、そしてこれからも……。
 当麻は歯を食いしばり、覚悟を決める。ギュウッと拳を握り、最後の敵に向かって駆け出した。

 瞬間、アンリエッタが突然ウェールズの前に立ち塞がった。
 全員が驚きの表情へと変える。
「姫さま! もう諦めてください!」
「わたしは諦めない! 絶対にわたしの幻想は破壊させないんだから!」
 彼女の目の前から魔法が放たれる。が、それはさきほどから何回も繰り返す行為であった。
 当麻が右手を突き出し打ち消す。その間にも両者間の距離は縮まっていく。目測でもう十メートルはきっている。後一秒足らずで当麻の射程距離内に入り、全てが終わる。
 はずだった。

「ずいぶん暴れたようだが、なるほど、やはり無理だったか」

 轟ッ! と暴風が真横から当麻に襲いかかった。
「な……ッ!?」
 奇襲がゆえ、当然の如く右手で対処できなかった当麻の体が吹き飛ぶ。
 進行方向を強制的に真横へと変更され、その勢いは木にドゴッ! と強打する事で止まった。
「がっ……は……ッ!」
 肺の中に貯めた酸素が全部吐き出される。背中がびりびりッ、と麻痺したかのように痛みだす。

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:00:14 ID:SUOirJgC
支援

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:00:58 ID:MAhV74pp
少年ガンガン支援

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:01:29 ID:htAMLzzT
支援
ここから投下ラッシュがきてくれれば…


523 :とあるの人 ◆3WQsphoeLI :2007/09/14(金) 00:03:04 ID:b3qLERHV
 しかし、倒れはしない。自分をこんなにした敵を、新たな敵を確認するためである。
見えてくる二つの人影。現れたのは、
「ワルド!?」
「フーケ!?」
 ルイズとキュルケが同時に声を出す。
 その返事として、二人は杖を振るった。当麻には風の槌が、ルイズ達には土でできた矢が襲いかかる。
「くそッ!」
「…………」
 当麻は右手を突き出し、タバサは空気の壁を作り、これを迎撃する。
それは新たな敵の登場であった。
あまり歓迎されない、敵である。


 ワルドは止まらなかった。ルイズ達と分断された当麻との距離を縮めながら、自分の杖に風の刃を纏わせる。
「……ッ!」
 身構えた時には既に目と鼻の先にまで詰まれた。
 ヒュッ、と横一閃。
 当麻の体を二つに別ける事ができる杖が、ワルドによって横に薙ぎ払われる。
(……いけるか!?)
 しかし、当麻は動こうとはしなかった。何かしらのフェイントがあれば別だが、直線的な動きであるならば当麻は反応できる。
 ワルドの杖の動きを予測していた当麻は、迫り来る前に全力で身を屈めた。
 一瞬の出来事であると象徴するかのように、斬られた当麻の髪の毛が宙に舞う。
 生きた心地がしないのか、心臓が止まっているように感じられる。だが、そう感じている時点で自分はまだ動く事ができるのだ。
 ワルドが次の動作に移る前に、当麻は身を低くしたまま拳を握り、前へと踏み込む。
「お、ォォォおおおおおおおお!!」
 叫び、拳を振るう。ワルドはまだこちらの攻撃に対応できる余裕はないはず。
 しかし、

 同時、ワルドが後ろへ逃げる意味をこめて空へと飛んだ。

「なっ……!?」
 当麻の拳は空気を裂くだけだった。肝心のワルドは、余裕の表情を浮かべてふわふわと浮いている。
 『フライ』、それは詠唱者に羽を与えたかのように空を飛び回る事ができる魔法だ。
 もちろん当麻には使える事ができないため、今から攻めに転ずるのは不可能といえるであろう。
「貴様のそれは確かに強い。だが、それゆえ弱点も豊富だ」
 こんな風になと、ある程度距離を置いて地面に降り立ったワルドは再び魔法を放つ。
 しかし、目標は当麻ではない。
 それは、
「ッ!?」
 魔法の軌道をよんだのか、またはワルドの狙いに気付いたのか、当麻は足に全ての力を注ぎ、真横に転がった。

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:03:25 ID:XSciPubE
魔法って、熱力学の第一法則、完全無視だから地球圏の古典力学では説明できないのですよー
支援

525 :とあるの人 ◆3WQsphoeLI :2007/09/14(金) 00:08:55 ID:e0a1D6R2

 瞬間、地面に激突した魔法は無数の小石を作りだし、当麻のいた位置にシャワーのように降り注いだ。

 そう、異能の力ならばどんなのでも打ち消す事ができる右手。
 しかし、ただの石となればただの右手とかす。
(あいつ……こっちの能力を完璧に把握してやがる!?)
 一方のワルドは、当麻の行動に満足したのか不敵な笑みを浮かべる。
「そうこなくてはな幻想殺し! 貴様が負ければルイズ達は死ぬだろう! さあ、その幻想を、俺の幻想を殺してみろ!」
 それは挑戦状。
 三回目にして、ワルドはようやく当麻という敵を前にして自信を持てた。幻想殺しという能力を知った今、立場は逆転したのだ。
 当麻はその言葉をとある部分以外聞き流した。逆にいうと、他のを聞き流してしまう程大事な内容であった。
 すなわち、自分が負けたらルイズ達が死ぬことを、だ。

「……、やらせるかよ」

 確かに、自分が負けたらこの戦いは敗北となる。いや、もしかしたら向こうの三人も負けるかもしれない。
 勝利条件は、限りなく難しい。
 自分が負けても、三人が負けても敗北。勝つためにはどちらかが敗北する前に勝利する事である。
 目の前にいる敵がどれだけ強かろうと、当麻は勝たなければならない。それも、確実な勝利を手に入れるためにはできるだけ早く倒さなければならない。
 先程まで攻めていたのに、気付けばもう攻め込められていた。
 それを理解して、当麻は言う。
「俺はウェールズと約束したんだ……アンリエッタを守るって。だからあいつをこのまま不幸な目にあわせてたまるかってんだ」
 ぽつぽつと、雨が降ってきた。それは瞬く間に本降りへと変わる。
 当麻は、ざーざーと降る音をかきけすかのように叫んだ。
 たとえどれだけ不利な状況下でも、決して諦める事のない少年だから叫ぶ。
「ふざけんじゃねえぞ。テメエがなに考えてるかはしらねえが、受けて立ってやろうじゃねえか!!」

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:09:12 ID:SUOirJgC
支援

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:09:43 ID:maFQbA61
>>502
ヤツはOIC所属ぜよ。
支援

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:09:51 ID:6Rg2iULA
禁書目録を今日かってきたとこだZE支援

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:10:57 ID:WtzaYrXN
>>528
あわないと苦痛だぜ。俺は無問題だが

530 :とあるの人 ◆3WQsphoeLI :2007/09/14(金) 00:13:45 ID:e0a1D6R2


「あなたたちは……?」
「心配しなくていいよ。あたしたちはウェールズの味方。つまりはあんたの味方よ」
「あぁ、彼らとは途中で合流する予定だったのさ」
 対するフーケは、アンリエッタとウェールズから離れようとはしなかった。
 第三者の介入に、アンリエッタは不安を覚えたが、ウェールズの言葉もあってか信じる事にしたようだ。
もっとも、援軍など聞かされていないウェールズも本当は驚きたいのだが、そんな事をしている暇はない。
 三人は無言で頷きあい、視線を一点に集中させる。
 その視線の先は……、ルイズ達であった。今から戦うべき相手、今から倒すべき相手を目の前にして、決意をより強固にした。

「まさかフーケとワルドがくるなんて……」
「ダーリンをワルドと戦わせるのは不利だわ。さっさと倒してこっちが援護しないと」
 相手はスクエアクラスのメイジだ。どちらが優位な立場であるかは考えるまでもない。
 ならば、自分達が倒さなければこの戦いにはおそらく勝てないだろう。
 先手必勝と言わんばかしに、キュルケは魔法を放った。
 轟ッ! と炎の球が周囲の空気を歪ませながら三人に迫ってくる。
 だが、アンリエッタの放つ水の盾にそれは阻まれる。水対炎。あっという間に勢いは衰えていき、ジュッという音とともに消え去る。
 直後、

 地面から槍がズドンッ!! と射出されるのと、
 タバサが空気中の水を凝結させて作った凍りの矢を飛ばしたのは、同時であった。

 ガキィン! と二つの魔法はぶつかり合い相殺される。
「へぇ、やっぱりあんたは反応できるんだ……」
 フーケが感心する隣で、ウェールズが風でできた槌を放つ。
 タバサは返事をせず、無言のままだ。
「まぁあんた達とやるのはこれで三度目もなんだし」
慌ててルイズが目の前の空間を爆発させて、それを吹き飛ばす。
「ゴーレムしか操れないと思ったら大間違いよ? あんたたちにはこれ以上負けられないのよ!」
本降りとなる前兆であるかのように、ぽつぽつと雨が降ってきた。




始まった。
全ての決着を着けるために集まった者達の戦いが、今、始まった。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:14:05 ID:/7zpcgu2
とうまっ!とうまっ!

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:14:06 ID:SUOirJgC
支援

533 :とあるの人 ◆3WQsphoeLI :2007/09/14(金) 00:16:01 ID:e0a1D6R2
以上ですー

バトルはまだ終わりませんw

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:16:47 ID:/7zpcgu2
GJ!!

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:17:08 ID:by8UugSk
最近ワルドが輝いてるww

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:19:26 ID:htAMLzzT


537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:21:02 ID:8rHFiEqQ
乙ー

>>517
ヴァイオレンスピンクのダークヒーローと申したか

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:30:09 ID:tWp1YwAk
乙ー


北斗の拳のハート様を召還。
生徒たちはオーク(韻獣)と勘違いする。
紳士的に対応するハート様だがルーンを刻まれる痛みで
「痛ぇぇぇぇよぉぉー」とブチギレ大惨事。
ギーシュもフーケもワルドもハート様の脂肪のまえでは無力。


でもゼロ戦には乗れない「ゼロの使い魔様」

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:32:17 ID:/c3xfBSa
竹熊健太郎氏を召喚し、ルイズでも使える魔法を模索することに

ゼロでも使える魔法教室

最終的に二人して発狂しててんやわんや。

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:32:49 ID:P/tLBqHu
>529
最近とうまが合わなくなってきた。
そんな俺にとって禁書の主人公は一方通行に決まってるじゃないか。
という訳で誰か一方通行で書 か な い か ?

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:34:36 ID:PugWqA4b
箱にみつしりと詰まったサイトとかはどうだろう

ほう、ほう

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:35:19 ID:WtzaYrXN
>>540
一方さん時間制限がうざいんだよなぁ
かといって全盛期から連れてくればそれこそ鬼だし

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:38:14 ID:OWhdOM75
>>540
話が通じなくて可哀想なことになるからやめとけ。
いやここは幻の実は僕女なんだルートならなんとか

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:43:04 ID:8YA9AVj7
>>542
時間制限つき状態でも鬼畜で油断がないから俺Tueee!になるな>一方通行


ところで誰か「史上最強の弟子」から弟子を召喚しない?
才能の差を努力で覆すケンイチならルイズにいい影響与えそうだし。

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:45:41 ID:sUgjfPGx
むしろ師匠を全員呼んでルイズの特訓開始とか。

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:46:31 ID:SUOirJgC
>>544
けっ、武道家なんざいらねえよ。
剣も持たねえ奴なんかガンダールヴには相応しくねえんだよ!



 
 fromとある武器屋の片隅

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:46:49 ID:f7uqQzd+
>>539
軍や王族のやることなすこと尽く反抗しそうだな

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:46:57 ID:021xzLcN
>>544
面白そうだけど師匠ズと一緒に召喚されなきゃダメダメなんだよな。
デルフ涙目は確実だし。


549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:47:07 ID:M+eX/QOz
>>545
ワルドを殴り倒すルイズ爆誕!
こうですかわかりません!


550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:47:38 ID:8rHFiEqQ
元柔道世界一の人が言ってた「努力に勝る才能なし!」って

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:49:59 ID:mBC6FNCh
ガイバラが言っていた。
罠にかければいいじゃない。

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:51:35 ID:y24YrqJL
>>546
しぐれは?

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:52:51 ID:81/fJbzb
世界取れるのは才能ある上に努力できるやつだがナ

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:54:18 ID:43yt2fSn
大丈夫、才能を上回る努力をすればいい
普通死ぬけどな、そんな努力したら

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:54:22 ID:v0xSm253
99%の努力と1%の才能とは言うが、その1%がないと結局ダメだからねwww

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:54:39 ID:bAFdagZo
クロマティ高校の誰か呼べんかなぁ

フレディとか

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:55:57 ID:v0xSm253
クロマティならゴリラだろ

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:56:06 ID:HabhN/zw
梁山泊の長老が普通に行き来の仕方しってて、オスマンを昔助けたのは長老でよぉ久しぶりな展開を夢想した

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:56:15 ID:8rHFiEqQ
ハルキゲニア(Hallucigenia)

    | .| | | .| | |
    ‖‖‖‖‖‖‖ /⌒ヽ
  / 二二二二二二二二. ・ ・ ) <もうねるぽ
=イ ┃┃┃┃┃┃┃ ヽ ∀ノ
    ┃┃┃ ┃┃┃┃. 

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:56:31 ID:6abfTyrv
努力を継続できるのが最高の才能

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 00:59:26 ID:KB/izfvO
北斗の拳からなら、トキが良いとオモワレ
強いし、医術にも長けてるし、カトレア姉様も地道に治療してくれそう
ただし、この場合のクロムウェルは ア ミ バ で決まり

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:02:04 ID:eB2O/HYH
むしろ神山だろう
いつの間にかごく自然に学院で神山軍団がつくられてる

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:02:07 ID:8aoZreNC
>>556
なぜかヴィンダールヴになった神山
フレディと意思疎通しようとするがやっぱり何考えているのかわからない
まで考えた


564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:03:41 ID:bUOvnjAT
>>555
何ぁに、その一%の才能を一%の努力で埋めれば良いだけの話よ
うん、時間と努力が乗倍して加算されていくような気がするがなぁに、遣り抜けたなら努力の勝ち!!!


565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:05:26 ID:HabhN/zw
>>561
でもって死の灰でやられてるトキが助かる可能性は魔法に有る訳だな?

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:06:25 ID:WtzaYrXN
>>557
つまり
コッパゲ「使い魔を召喚して下さい」
(終了後)
コッパゲ「全部ゴリラだ……」

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:13:04 ID:U7gRz95j
ハンゾー復刊記念して誰かハンゾー召喚こないかな

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:18:57 ID:xZ8EW771
物語後半のハドラーさま呼んで王者の剣(覇者の剣だっけ?)の代わりにデルフリンガーしこもうぜ

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:22:19 ID:gJuakTYE
あの人の場合、ワルドだろうと素手で勝てちゃうだろ

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:22:45 ID:/7zpcgu2
>>556
メカ沢だろうやっぱ
それか芸人目指してるアフロ

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:24:22 ID:EIlSsZEy
林田呼ぼうぜ
前にも猿の世界に行ったしな

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:24:26 ID:OZCZOLnC
そういやダイの大冒険って敵サイドから
誰も召喚されてないね。

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:25:11 ID:y24YrqJL
>>568
禁呪を使えば動いて喋って魔法も使う金属生命体さえも作れるお方か

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:26:51 ID:SUOirJgC
偽勇者さま御一行を召喚しようぜ。

ゼロ魔の世界ではどれくらいの強さになるのか分からんけど。

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:27:12 ID:2eDZaFPb
ここで死んで丸くなったバラン父さん召喚

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:28:44 ID:AdSJx1DR
>>568
アバンの腕の中で灰になる寸前のハドラーだったら色々悟りきっていて良い使い魔になるかもなぁ。
超魔生物化の副作用はサモンサーバントやらガンダールヴのルーンやらで一時的に良くなったって事で。

「フッ、かつてあの男に大魔王の使い魔と嘲られた俺が、今度は魔法も使えぬ小娘の使い魔か。
まあいい、どうせ一度は死んだ身だ。娘よ、骸が動いたのだ。儲け物と思え。」

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:33:31 ID:y24YrqJL
魔法学院の生徒達を弟子にしてアバンの使徒ならぬ魔王の使徒を作ったりして

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:34:02 ID:J5qHLU4R
言うこと聞きそうな奴って言っても後半のバランかクロコダインかオリハルコンの馬の人しか思いつかんなぁ

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:34:46 ID://lho8qC
>>576
書いちゃいなYO!YOU!

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:37:02 ID:KeinnEtM
一番物分かりがいいのはヒムじゃね?
なんだかんだでチウの仲間に入ったぐらいだし。

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:40:44 ID:maFQbA61
>>574
でろりん≧ロリド
回復魔法と集団攻撃魔法とライデインがあればゼロ魔世界では相当強い筈。
大体、結構レベル高いよ>でろりん

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:40:45 ID:OZCZOLnC
あんなオリハルコンの塊でしかも闘気のパワー付きの奴召喚したらエルフでも勝てなそう。

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:41:01 ID:rzbQE2dL
>>576に期待

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:41:10 ID:SUOirJgC
チウ召喚でいいじゃん。

そのうち使い魔を集めて獣王遊撃隊を結成しそうだ。

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:46:42 ID:xZ8EW771
青銅VSオリハルコン

こりゃ無理だわwwwwwwwwww

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:47:19 ID:yZAMz1yQ
ヒュンケルとかラーハルトだと…。
あまり本筋から外れるような展開はなさそうな。

でもワルドは死にそう。

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:49:59 ID:AdSJx1DR
>>579
一応SS書いた経験はあるし、書きたくてうずうずしてもいるんだが
今は仕事が忙しくって無理っすorz
明日が一ヶ月ぶりの休暇で、それすら夕方から休日出勤の予定というありさま……
このスレの進行を追うことすらままならん現状ですよ

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:52:49 ID:l/kULRoy
>オリハルコンの馬の人
シャハルの鏡(マホカンタ盾)を持ってるかどうかでだいぶ戦力に差が出そうだ。

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:54:39 ID:maFQbA61
>>586
鎧の魔剣OR魔槍はムゴイだろう。
ライトニングクラウド一発叩き込めたら奇跡。って言ってもその後瞬殺間違いなし。
遍在も海鳴閃やハーケンディストールで一発だろうし。
あいつらは真に『メイジ殺し』だからな。

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:55:41 ID:xZ8EW771
>>589
どうしても倒したいなら火のスクエアメイジと水のスクエアメイジの協力が必要だな

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 01:59:55 ID:G3f4Zkr8
>>590

フーケ並のゴーレムで足止めしつつ、『ライトニング・クラウド』を連発するとかは?

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:00:32 ID:AdSJx1DR
>>589
露出プレイ中のヒュンケルならどうだ?
あれなら装備らしい装備はアバンの印しかないぜ。

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:00:50 ID:pLqe/gEZ
>>590
ハルゲキニア風メドローアかと思ってしまった

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:01:39 ID:OZCZOLnC
ミストバーン(影ver)って魔法で殺せるのかな。

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:07:09 ID:jxX6qnAX
そろそろ避難所に行ったほうが良くないか?

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:07:55 ID:pLqe/gEZ
ゴメちゃんはいいかもしれん、少しずつ願いかなえてくれるなんて話膨らませやすいと思うし

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:08:10 ID:maFQbA61
>>591
>ヒュンケル
グランドクルスで纏めて消滅。
>ラーハルト
あんな鈍重なゴーレムでは足止めにはならない。

>>592
オリハルコンを素手で砕く無敵モードだぞ。


598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:10:34 ID:d6xguJEm
バラン様ならライトニングクラウドを受け止めるぞ。
なんたって、ダイのライディーンを受け止めるくらいなんだから



599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:11:59 ID:d6xguJEm
つーか、ライトニングとギガデイン。
どっちが強いんだろ


600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:25:31 ID:v0xSm253
多分あまり変わんないんじゃね

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:29:17 ID:39z5mqzO
バランなら、ライトニング・クラウドを剣で受け止める⇒ギガブレイクが出来そうで困る
……まぁ、使ってるのがデルフだとそのまま吸い込んじゃうけどなぁ

「ギガブレ……何ィ!!?」

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:34:08 ID:pLqe/gEZ
>>598
いや、ライディーンは流石に無理だろ

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:35:32 ID:yZAMz1yQ
>>601
想像してフイタw
デルフ役にたたねぇww

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:40:03 ID:FKxrbpON
術者からバリバリ発射されるのと、上からドドンと落ちて来るのなら
後者の方が規模大きそうなイメージあるわ

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:40:07 ID:SAPnOqKB
>>561
トキは俺も一度考えたが
デルフと破壊の杖と竜の羽衣似合わNEEEEEEEEってことで諦めますた

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:45:43 ID:/cg0pE2y
>>548
そこは原作終了後とかで

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:48:23 ID:mhdYpHQ6
>>598
憶測ばかりで恐縮だが、ギガデインに拮抗するなら最低スクウェア以上は必須だと思う。
ライトニングクラウドはラインでも撃てそうだし。(実際魔法ランクはいくつ?)
イメージで比較した場合、命中精度や精密動作性はデインより上っぽい。
ライデインは発動妨害されたり避雷針代わりに槍や剣投げて妨害できた前例がある反面、
ライトニングクラウドは(同じ手が効くのだろうが、)デルフの吸収でしか対処されてない。

>>601
何だその面白すぎる展開はw

608 :Mr.0の使い魔:2007/09/14(金) 02:55:21 ID:ZDVgSlBJ
DQの話についてけないあちしが、空気読まずにトゥーカ予告するわよぅ。
五分ぐらいしたらトゥーカするわねぃ。

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:57:37 ID:yjADjS9E
>>561
レイなら考えた事あるなぁ
最初のルーン見て、拳王軍の焼印と重なってのっけから『てめぇらの血は何色だーーー!』→『シャオーーー』→コッパゲ『あわら!』
になったけどw
アイリとルイズの髪の色同じだから、それ関係でレイならいけると思ったんだけど…ガンダ以前に武器使わない人種ってのが一番の問題だ…

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:58:23 ID:uzsBI6wp
投下かもぅ〜ん


611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:58:27 ID:utuCbEtX
>>608
支援体制は整った

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 02:59:15 ID:mBik1iIT
>>608
グッド、かまーん

613 :Mr.0の使い魔 第二十話(1/5):2007/09/14(金) 03:03:12 ID:ZDVgSlBJ
「二つの宝についてはこのくらいでよかろう。後は――」

 そこまで言って、マザリーニは口をつぐんだ。部屋の扉が激しく震動
しているのだ。結構な勢いでノックされているらしい。【サイレント】
のおかげで室内は静かだが、廊下はさぞ喧しかろう。
 マザリーニが顎をしゃくると、頷いたワルドが【サイレント】を解除
した。途端に鬱陶しいほどの打撃音が飛び込んでくる。しかめっ面にな
りながら、マザリーニは大声で怒鳴った。

「騒がしいぞ。何があった」
「は! 姫様が、枢機卿にお会いしたいと」
「何だと……今すぐにか」
「はい。玄関でお待ちです」

 まだ細部の説明が終わっていないというのに。唸るマザリーニに、腕
組みしたクロコダイルが小声で話しかける。

「続きは道中でも構わん。後一つだけ、姫はどこまで知っている?」
「……手紙の件だけだ。裏の事情は御存知でない」

 同じく小声での返答にクロコダイルが頷くと、マザリーニは再び声量
を上げた。

「わかった。姫さまをここへお通ししてくれ」
「はッ!」


 Mr.0の使い魔
  ―エピソード・オブ・ハルケギニア―

     第二十話


 ややあって、入って来たのはアンリエッタだけではなかった。一緒に
訪れたルイズとギーシュに、クロコダイルが呆れ顔になる。

「なんでお前らがいるんだ」
「それはこっちの台詞よ! 勝手に部屋を抜け出して……おまけに決闘沙汰まで!」
「ああ、すまないな、ルイズ。僕の方から誘ったんだ」
「え、あ、別に、ワルドのせいじゃ……」

 頭から湯気が出そうなほど怒りに満ちていたルイズだったが、横から
ワルドが声をかけるとその勢いが衰えた。いつものルイズならば絶対に
あり得ない反応に、クロコダイルは怪訝な顔をする。

「子爵、知り合いなのか?」
「ええ、まあ。僕とルイズの家は、領地が隣り合っていまして。
 昔はよく園遊会や晩餐会に招かれて、小さかったルイズと一緒に遊んだのですよ」
「は、恥ずかしいわ。あんまり言わないで」

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:05:19 ID:YcztKlRa
本当にきれいなワルド支援

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:05:19 ID:mhdYpHQ6
アン、ドゥ、支援!

616 :Mr.0の使い魔 第二十話(2/5):2007/09/14(金) 03:05:48 ID:ZDVgSlBJ
 誰だこいつ。
 クロコダイルは素直にそう思った。ギーシュも、会ってから日が浅い
デルフリンガーも同じ感想を抱いた。雰囲気からすると、今のルイズは
“幼馴染みの憧れのお兄さん”を前に舞い上がっているようである。頬を
赤らめ、もじもじと気恥ずかしそうな仕草をするルイズ。幻ではないが、
どうにも信じられない光景である。
 二人がそのまま昔話に花を咲かせ始めたので、クロコダイルは諦めて
残るギーシュに声をかけた。

「結局、何をしに来たんだ」
「えーと、ルイズと姫様が師匠を捜していたみたいです」
「おれを?」

 答えを聞いたクロコダイルの視線が、アンリエッタを捉える。部屋に
入って以降、彼女はマザリーニと睨み合いを続けていた。何か腹に据え
かねる事でもあるのだろうか。
 と、自分への視線に気づいたアンリエッタが、マザリーニへの威嚇を
やめてクロコダイルに微笑んだ。

「あなたが、ルイズの召喚した使い魔なのですか?」
「いかにも」
「人間を召喚するなんて……昔から変わっていたけど、相変わらずなのね、ルイズは」

 驚きなのか呆れなのか、判断に困る表現である。
 しばらくクロコダイルを眺めていたアンリエッタは、ふと顔を曇らせ、
先ほどとは違う厳しい目つきで問いかけた。

「枢機卿から、何をお聞きになったのかしら」
「ワルド子爵の仕事について、少々」
「やはり……こんな事に巻き込んで、なんとお詫びすればよいか」

 どうやらアンリエッタは、この任務に関わらせた事を心苦しく思って
いるようだ。確かに、裏の思惑を知らなければ、自分の手紙を取り返す
ためだけに戦地へ向かわせる、それについての自責の念を持つのも当然
かもしれない。
 しかしここで余計な思いやりを発揮され、自分の参加が取り消される
のは困る。だから、クロコダイルは心にもない謝辞を述べて頭を下げた。

「もったいないお言葉。姫のために働ける事を光栄に思います」

 口先だけのおべっかにアンリエッタは僅かに表情を歪めたが、すぐに
微笑みを形作る。宮廷で、同様に誠意のない口だけの挨拶に慣れている
のだろう。



617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:05:52 ID:mBik1iIT
トロワ!で支援

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:08:06 ID:uzsBI6wp
しぇんなあああああああん

619 :Mr.0の使い魔 第二十話(3/5):2007/09/14(金) 03:08:14 ID:ZDVgSlBJ
 さて、ここでクロコダイルは一つ忘れている事があった。“一応は”と
但し書きが付くが、クロコダイルの行動を監督するのは主たるルイズの
役目なのだ。自分を差し置いて使い魔が王女と会話を交わす様を見て、
彼女がおとなしく黙っている筈がない。

「ちょっと、姫さまの為に働くってどういう事!?」
「お、落ち着いてくれ、ルイズ」

 今にも掴み掛からんばかりの勢いのルイズを、後ろからワルドが抱き
とめる。体格差もあってそれ以上前に出る事はなかったが、彼女の目は
不機嫌と疑惑の念で爛々と輝いていた。
 実のところ、クロコダイルは任務についてルイズに説明するつもりは
ない。部屋に戻らずに出発して、翌日オスマンあたりに「遣いを頼んだ」
とでも言い訳してもらうつもりだったのだ。目的地は遠く離れた島国。
一度学院を離れれば、授業があるルイズはおいそれと追う事もできまい。
 しかし、その計画は事前の段階で頓挫してしまった。どうしようかと
考えを巡らすクロコダイル。
 それを見かねてか、それとも友人の無作法を見ていられなくなったか、
アンリエッタがさっと歩み出た。

「いけません、ルイズ。これ以上関われば、後戻りできなくなります」

 ルイズを諌めるアンリエッタの行動は、そう間違ったものではない。
自国の主から多少遠回しでも「関わるな」と言われれば、大抵の人間は
おとなしく引き下がる。それはアンリエッタに限らず、この場にいる他
の者も共通の認識だった。
 ただし。あくまで“大抵”であり“全て”ではない事を、アンリエッタは
失念している。そして感情的になったルイズは、数少ない例外であった。

「姫さま、わたしではお役に立てないと仰るのですか!?」
「そうではないの。お友達を、危険な場所に向かわせるなんてできないわ。
 ギーシュさんも、ここで聞いた事は忘れてください。わたくしからは、これ以上言えません」
「ひ、姫殿下の御命令とあらば……いや、でも師匠が行くのなら……」
「もう、間怠っこしい!」

 歯切れの悪いギーシュを睨んだルイズは、今度はアンリエッタを睨み
つけた。目尻に涙を浮かべて、思いの丈を叩き付ける。

「姫さま、危険な任務だというのなら、なぜわたしの使い魔へ直接伝えたのです?
 わたしはそんなに頼りになりませんか? わたしはそんなに信頼が置けませんか!?」
「違うの、違うのよ、ルイズ! お願い、わかってちょうだい!」

 段々口調が芝居がかってきた二人を前に、男どもは唖然とする他ない。
それほどに、少女達の舌戦は苛烈を極めていた。ギーシュなど、今まで
持っていたお姫様像とかけ離れたアンリエッタの姿に目を見開いている。
ワルドもまた、肉体はともかく精神的に一回りも二回りも逞しく育った
幼馴染みを見て開いた口が塞がらない。

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:09:53 ID:mhdYpHQ6
これだけは言わしてもらうけど、作者から見て左が支援で右がGJよ。

621 :Mr.0の使い魔 第二十話(4/5):2007/09/14(金) 03:10:21 ID:ZDVgSlBJ
「姫さまはいつもそう! わたしを放って何もかも話を進めてしまう!
 宮廷でままごとをした時だって、姫さまが勝手に役割を決めてしまったわ!」
「何よ! ルイズだって、わたくしのお話を全然聞かないじゃない!
 かくれんぼの時、入ってはいけないって言った倉庫に隠れて、二人とも怒られたのを忘れたの!」

 喧々囂々。
 次第に本筋から外れだした二人の口論に、マザリーニは頭痛を覚えた。
もしかして二人とも、何が理由で口喧嘩となったのか忘れているのでは
ないか。任務を説明している最中に乗り込んで来た結果が口喧嘩とは、
はた迷惑この上ない。


 そしてこの場でただ一本、デルフリンガーはかたかたと震えていた。
ルイズとアンリエッタを笑っているのではない。持ち主の怒気に怯えて
いるのだ。
 次に気づいたギーシュが、素早く両手で耳を塞ぐ。それを見たワルド
とマザリーニが怪訝な顔をした、直後。

「いい加減にしろ!!」
「「はひッ!?」」

 大砲もかくやというクロコダイルの怒声が轟いた。部屋の窓に数本、
ひび割れが奔る。遠慮の消えたクロコダイルの殺気と威圧感は壮絶だ。
悲鳴を上げたルイズとアンリエッタを睨みつけ、クロコダイルは激情を
鋳込めた地鳴りのような声で語りかけた。

「いいか、お前ら。おれは今、もの凄く機嫌が悪い。
 だから、これ以上くだらねェ事で喚くな。わかったか?」

 少女達は無言で頷く。幼き日に散々叱られはしたが、クロコダイルに
比べればあんなものそよ風も同然であった。人が殺せそうに思える叱責
など、見るのも聞くのも受けるのも初めてである。

「これからおれが言う事をよく聞いとけ。
 一つ、おれはワルド子爵の任務を手伝う事になった。
 二つ、任務の性質上おれからは内容を説明できん。
 三つ、足手まといは邪魔だから不要。
 以上だ。これでもまだ、何か言いたい事があるか?」

 誰も何も言えない――と思いきや、さにあらず。
 おずおずと、ギーシュが右手を挙げた。この中では最もクロコダイル
に免疫がある人間だ。“勇敢にも”と見るか“性懲りもなく”と見るかは人
それぞれであったが。

「師匠」
「何だ」
「ぼくは……その任務に、志願します」
「おれの話を聞いてなかったのか。足手まといはいらんと言った」
「なりません! このギーシュ・ド・グラモン、必ず役に立ってみせます!」

 決意を固めたギーシュの表情に、クロコダイルは少しだけ溜飲を下げ、
同時に彼を見直していた。やる気は合格、後は実力も伴えば使える部下
になりそうである。その実力をつけさせる訓練には、これがいい機会と
なるかもしれない。

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:10:37 ID:uzsBI6wp
きれいなアン様支援

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:11:51 ID:YcztKlRa
ギーシュ頑張れ支援

624 :Mr.0の使い魔 第二十話(5/5):2007/09/14(金) 03:12:46 ID:ZDVgSlBJ
「いいだろう。その気概に免じて、動向を許可する」
「は、はいっ!」
「構わんな? 子爵、枢機卿」
「あ、ああ」

 話を振られたワルドは、思わず頷いた。まだ殺気の余韻が残っている
ようだ。
 一方、マザリーニの表情は芳しくない。グラモンと言えば元帥の息子
である。そんな人間を密命に投入して、もし万一の事があった場合、親
が反発するのは確実なのだ。子供を危険にさらすのは心苦しい、という
のもあるが、余計なリスクを抱え込みたくないのが政治家としての本音
であった。
 懊悩するマザリーニに、ギーシュが声をかける。

「枢機卿、心配なのであれば、この場で誓約書でも何でも書きましょう。
 ぼくが自分の意志で危険に身を投じたと知れば、もしもの時、父も諦めがつく筈です」
「……そこまで言うなら、引き止めはすまい。頼むぞ、ギーシュ・ド・グラモン」
「杖にかけて!」

 ギーシュの準備は整った。後は、ルイズがどうするか。
 クロコダイルが主に目を向けると、ギーシュの覇気にあてられたのか
呆然としている。

「で、お前はどうする? 無理をする必要はないと思うが」
「……無理なんかじゃない。わたしも行くわ」
「ルイズ!」

 悲鳴じみた叫び声はアンリエッタのものだ。ワルドやマザリーニも、
歓迎しているとは言い難い。
 三人の咎めるような視線を受けて、それでもルイズは怯まなかった。

「わたしは、姫さまのお役に立ちたい。困っている友達を、放っておけない。だから行く」
「意見を変える気はないんだな?」
「ないわよ。いくらあんたに睨まれても怒鳴られても、もう決めたんだもの」

 茶化すように口を挟んだクロコダイルに、ルイズは突き刺さるような
眼光を返した。ギーシュと同じく、腹を括ったようだ。
 二人の覚悟を見たクロコダイルは、満足げに笑った。これだけやる気
なら、途中で潰れる心配はあるまい。半端な気持ちで血腥い戦地に足を
踏み入れると、すぐに精神が参ってしまう。しかしそれさえ避ける事が
できれば、後は勢いだけでもどうにかなるものだ。

「だ、そうだ。アンリエッタ姫」

 クロコダイルの呼びかけに、アンリエッタは諦めの吐息を漏らした。

「……わかりました。
 ならば、ルイズとギーシュさんにもお話ししましょう。ワルド子爵の任務について」


   ...TO BE CONTINUED

625 :Mr.0の使い魔:2007/09/14(金) 03:14:54 ID:ZDVgSlBJ
以上で二十話トゥーカ終了。支援ありがトゥー。

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:17:02 ID:uzsBI6wp
乙&GJ!
ギーシュがヘたれじゃないwwww

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:18:23 ID:utuCbEtX
かっこいいギーシュGJ!

さて予約もなさそうだし寝るか

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:18:29 ID:v0xSm253

クロコダイルが悪い分周りがきれいだwwwww

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:20:31 ID:KXOIFoHD
>>602
地味に噴いたw
確かに、「ライディン」なら可能だろうが、「ライディーン」は無理くさいなwww

630 :Mr.0の使い魔:2007/09/14(金) 03:22:30 ID:ZDVgSlBJ
>>624 誤字発見orz
動向→同行 だわねぃ。疲れてるのかしら、あやふやになってるわン。

お肌と頭の健康のためにも、そろそろ寝ましょ……。

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:22:52 ID:FKxrbpON
応援したくなるギーシュに乙w

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 03:29:39 ID:x02Z7+Ml
これは初めての展開じゃね?
ルイズが参加するとは限らなかったわけだから
ワルドはこの時点じゃウェールズの暗殺だとか考えてなかったはず。
道中で欲がでてきて……ってかんじなのかな?
しかしいきあたりばったりになっちゃうな。

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 04:23:16 ID:Nq+ssReX
なんか変わった展開になってるっぽいがあくまでぽいだな。
ストーリーの芯は原作のままだし、大きな改変がそろそろほしいかも。
クロコダイルも丸くなっちゃって敵キャラらしさが抜けてきてるし。
派手に血を見る展開はまだないのだろうか・・・。


634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 05:21:18 ID:A2z9QWF+
全員乾燥して死んでいくから血出ないんじゃね?

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 05:38:20 ID:KXOIFoHD
けっしゅつ?w

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 05:44:43 ID:A2z9QWF+
血 出ないんじゃね?

ArcadiaってとこにSS投稿してみた。感想とかよろしく。
タイトルは「ゼロの使い魔になりそこねた脇役の物語」

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 05:51:48 ID:g2Kl3jlj
>>634
誰がうまいこと(ry
ふと思ったんだが、召喚した使い魔が呪詛返しとか反射系の魔法使えたら、召喚したメイジが魔法使いになるんだろうか?

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 05:52:54 ID:g2Kl3jlj
はい、打ち間違えorz
魔法使い→使い魔

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 06:01:06 ID:A2z9QWF+
相手の体に直接触れてする類の契約、しかも一瞬で終わるものに対抗して呪詛返しができるかどうかが問題かと。
多分無理w

640 :ゼロガー:2007/09/14(金) 06:05:15 ID:p7XYlvo9
「ガリアの竜騎士隊が近づいてるわ!ガー君とケルプが食い止めてるけど長居は無用よ!」
ワルキューレが空けた穴から顔を出したキュルケが叫ぶ
行けとばかりにアゴをしゃくるオシリス
無言で頷きデュラハンに飛び乗るタバサ
時として無愛想なまでに素っ気無い態度が相手に余計な気を使わせないこともある
タバサを肩に乗せ後退していくデュラハンは切断された右腕を残った左腕で抱えている
専用の工具が無くとも切断面をくっつけておけば自然に融合するので問題は無い
見た目はロボットだがデュラハンもまた錬金術で作り出された自動人形(オートマタ)
その能力は地味に地球の最先端技術の斜め上をいく
『では続きといくかの』
屋敷の外へとその姿を消した青髪の少女と自動人形の主従を見送ったオシリスは芝居掛かった仕草で
深緑色の髪を掻き上げると改めて超無口な黒マントと一振りで十人分は喋るインテリジェンスソード
のある意味バランスが良いとも言えるコンビに対峙する
「ハッハァ!今度はねーちゃんが相手かい、いーねいーねぇ、ロリも悪かねーがどうせ切り刻むなら
ボインちゃんだよなあ!」
我侭ボディという形容が相応しい肢体の中でも特に自己主張が激しい二つの膨らみにデルブリンガー
の舐めるような視線−剣に目なんか付いてないだろというツッコミは無しで−が注がれるのを感じて
思わず両手で胸元を覆うオシリス
自分の身体を抱いたオシリスの二の腕が豊かな乳房を胸の中央に押しやる
首から下げた携帯電話が両側から寄せられた柔らかな肉球の谷間に埋まる様はオパイスキーなら
ドンブリ三杯は軽いぜムッハー!ってなもんだ
「いくぜいくぜいくぜぇ!まずはその軽犯罪法違反なパイオツからバッサリいかせてもらおうかぁ!」
涎を垂らさんばかりの勢いでオシリスの胸めがけて飛び込んでくるデルブリンガーとその使い手
もう使い手のほうが剣に引っ張り回されていると言ったほうがいいかも
『下衆が!』
オシリスの背中から翼のように広がった左右三対の触手から六条の光芒が放たれる
連続して巻き起こる爆発と耳を弄する轟音がオルレアン邸を揺るがした

投下終了

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 06:10:38 ID:sznIuSeC
ほんまゼロガーさんは唐突でビビるぜ

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 07:05:28 ID:poRHFiAn
>>640
・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 07:37:03 ID:N2RA+pqo
ゼロガーはんはそういうスタイルなんよ。
投下がないときを見計らってるから許容範囲か。

644 :ゼロの大魔道士:2007/09/14(金) 07:43:52 ID:s1SFP6K4
おはようございます、五分後に投下しますね。

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 07:45:00 ID:F9qoxzio
支援準備

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 07:47:00 ID:KB/izfvO
>>605
トキに破壊の杖は確かになあ…あ、気配でフーケたん見つけて、ゴーレム止めさせるか?
竜の羽衣は、色を白く、赤い十字マーク描いて患者のいるところへ空から向かうのに使うとか。
あと、ギーシュだけじゃ無くて、モンモンが弟子に志願するとかもアリ?

647 :ゼロの大魔道士(1/6):2007/09/14(金) 07:49:32 ID:s1SFP6K4

ルイズは今、夢を見ていた。
召喚したドラゴンを駆り、大空を羽ばたく夢だ。
光り輝くドラゴンは衆目を集め、それを御する自分には尊敬と畏怖の感情が向けられている。
なんていい気分なんだろう。
そうだ、このままヴァリエールの屋敷に向かい、姉や父母にこの使い魔を見せよう。
きっと皆驚くに違いない。
ルイズは満面の笑みを浮かべて手綱をさばく。
だが、その瞬間ドラゴンはルイズを振り落とし、そして姿を変えた。
突然の出来事にルイズは目を白黒させるしかなかない。
そして、最後に彼女が見た光景は

光り輝くドラゴンが、光り輝く頭を持つ人間に変わる場面だった。



「!!??」

ガバッ!
跳ね上がるようにルイズは上体を起こした。
キョロキョロと見回した視界に入ってきたのは見慣れた自分の部屋。
着ている服は学園の制服。

「あ…そうか、私…」

一連の出来事を思い出したルイズはふらふらと窓へと向かう。
外は既に暗闇に包まれ、二つの月が己の存在を示すように淡い光を放っている。

「サモン・サーヴァントに成功して、でもコントラクト・サーヴァントに失敗して、使い魔に逃げられて…」

昼間の出来事が走馬灯のようにルイズの脳裏に駆け巡っていく。
短い人生だが、ここまで天国から地獄を味わったのは初めての経験だった。
二度も使い魔(候補)に逃げられたメイジ。
明日からそう呼ばれることになると思うとどうにも気が重い。


648 :ゼロの大魔道士(2/6):2007/09/14(金) 07:51:05 ID:s1SFP6K4

「ま、まだよ。まだ完全に失敗って決まったわけじゃ…」

自分を奮起させるように、言い聞かせるように呟くルイズ。
だがその言葉はどんどん尻すぼみになっていく。
ドラゴン、平民(?)と立て続けに召喚した生物に逃げられ、最終的にルーンが刻まれたのは学院の教師だったと思い出したのだ。

「…こ、こうしてはいられないわ」

なんとか気を取り直したルイズは素早くベッドから降りると自分の使い魔となった人物を探すべく部屋を飛び出した。
と、勢いよく開け放たれたドアに鈍い感触が伝わる。
続いて何かが倒れこむかのような音。
一瞬、何が起きたのか把握できず、恐る恐る確かめるようにドアの向こう側を覗き見るルイズ。

「…え?」

ルイズは間の抜けた声を発した。
まず目に付いたのは大の字に倒れ、気絶しているコルベールの姿。
次に目に付いたのは彼に押しつぶされ、目を回しているサラマンダーの姿。
ルイズは、探し人がいきなり見つかったことに呆気に取られ――とりあえずコルベールを自分の部屋へと引きずりこんだ。
サラマンダーは放置して。



「う、ううん…?」

痛みに顔を顰めながら起き上がったコルベールは自分を心配そうに見つめるルイズの姿を視界に入れた。
額にはじんじんと焼け付くような痛みを癒してくれるひんやりとした布の感触。

「ミス・ヴァリエール? ここは…?」
「私の私室です。外に出たら、コルベール先生が倒れていたので治療をするべくぶしつけかとは思いましたが…」
「なんと…ありがとう、ミス・ヴァリエール」

深々と頭を下げるコルベールにルイズは冷や汗を流す。
嘘は言っていないが、言うべきことも言っていなかったからだ。
そう、自分が気絶の原因だということを。


649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 07:51:53 ID:y2MKvgZR
支援

650 :ゼロの大魔道士(3/6):2007/09/14(金) 07:52:39 ID:s1SFP6K4

「そ、それよりもコルベール先生。どうしてあんなところに?」
「いやその、君の容態が気になってね。それにこれからのことを話し合わなければならないだろう?」
「…はい」

ルイズの問いにコルベールはギクリと体を竦ませつつそう答える。
彼の答えは嘘だった。
そもそもルイズが起きているかは定かではないし、こんな時間に女性の部屋を訪れるのはマナーに反する。
では何故コルベールはあんなところにいたのか?
それは彼と一緒にいたサラマンダー、フレイムのせいだった。

(いえない、あのサラマンダーに髪の毛を数本抜かれたことに憤慨して追いかけてきたなど…)

誘導されるようにサラマンダーを追いかけてきたコルベールはルイズの開けたドアに額をぶつけた。
それが真相である。
だが、ルイズはあっさりと信じた様子を見せ、コルベールはほっと息をついた。

「あ、あの。結局のところ、私のコントラクト・サーヴァントはどうなるんでしょうか?」
「ミス・ヴァリエール。それは君次第だ」
「それはどういう…?」

訝しげなルイズにコルベールは左手を上げてみせる。
そこには、ルーンがしっかりと刻まれていた。

「少し、調べてみたのだがね。このルーンはただの使い魔のルーンではない」
「え?」
「ガンダールヴ。知っているかね?」
「は、はい。確か始祖ブリミルが使役したといわれる伝説の使い魔の…」
「そのガンダールヴが持っていたとされるルーン。それがこのルーンだ」
「へ…?」

目をパチクリと瞬かせてルイズはコルベールの言葉を反芻する。
真剣なコルベールの顔には冗談の色はない。

「まだ確定的なことは言えないが、これが本物であるならばこれはちょっとした事件だ。
 伝説の使い魔のルーンなど私でなくても注目するし、調査してみたいと思う」


651 :ゼロの大魔道士(4/6):2007/09/14(金) 07:54:05 ID:s1SFP6K4

だが、とコルベールは続ける。

「本題はそこではない。事の真偽はいずれ明らかになるだろうが…今はまずそれよりも優先しなければならないことがある」
「優先しなければならないこと?」
「君のコントラクト・サーヴァントによって刻まれたルーンは今私の手にある。それはつまり、私が君の使い魔だということだ」
「あ……す、すみません!」

ルイズは自分を恥じた。
自分の都合ばかり考えていたが、コルベールこそが今回の一番の被害者なのだ。
直接的な責任はない。
だが、コルベールに刻まれているルーンが自分の魔法の結果である以上、責任が全くないとは口が避けても言えないのだ。

「謝る必要はない。不意をつかれたとはいえ、この結果には私にも責任はある。
 さて、君には三つの道がある。一つ目はこのまま私を使い魔として扱うという道。
 二つ目は、使い魔はいないとして過ごす道。三つ目は、契約を破棄するという道だ」
「契約を破棄…できるんですか、そんなこと!?」

ルイズは飛びつくようにコルベールへと迫る。
だが、コルベールはゆっくりとかぶりを振り、彼女を落ち着かせた。

「それに関してはわからない、としか言いようがない。本来使い魔との契約の破棄は使い魔の死によってしかなされない、しかし」
「あの男はそれをなした」
「そうだ。どうやったのかはわからないが、確かに彼はコントラクト・サーヴァントを無効化して見せた。
 それが自力によるものなのかはわからないが、方法は存在するということになる」
「つまり――」
「そう、三つ目の道は、あの少年を探し出すということになるな」

コルベールの提案にルイズは俯いた。
あの時は頭に血が上っていたので冷静に判断できなかったのだが、今思えばあの少年は異質すぎた。
成立したはずのコントラクト・サーヴァントの無効化。
杖なし詠唱なしで空に浮き、かなりの速度で逃走する能力。
コルベールの言からすると、まだ見つかっていないのだろうが、彼の発見は絶望的だろう。
これは最初のドラゴンにいえることだが、逃げ出した生物が見つかるような場所にいるはずがないからだ。


652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 07:54:10 ID:y2MKvgZR
支援

653 :ゼロの大魔道士(5/6):2007/09/14(金) 07:56:27 ID:s1SFP6K4

とはいえ、二つ目の道は論外だ。
ただでさえ今日の失態は同級生たちにしっかりと目撃されている。
少年が契約解除をして逃げ出した部分はキュルケとその連れしか見ていない。
だが、彼女らが吹聴しないという保証は何処にもない。
その上で結局使い魔はいないですなどということになれば明日からどの面下げて学院を歩けというのか。
しかし、そうなると残ったのは――

「コルベール先生。先生はいいのですか? その、私の使い魔なんて…」
「こういう言い方は君には悪いかもしれないが、私に決定権はないのだよ。あくまで、決断するのは君だ、ミス・ヴァリエール」

穏やかに、それでいて厳格な声にルイズは気圧された。
そうだ、彼の立場からすれば自分の決定に異議を唱えることなどできるはずがないのだ。
例外な事態とはいえ、コントラクト・サーヴァントは始祖ブリミルに祝福された神聖な儀式。
それをよくわかっているであろうコルベールが不満を表に表すことなどありえるはずがない。

「わ、私は…」

自分より年上、教師、トライアングル、ハゲ、メイジ。
数々の単語の羅列がルイズの脳裏を駆け巡っていく。
実際問題、純粋に使い魔としてコルベールを判断すればそう悪いものではない。
メイジとしてのランクはもとより、教師としての深い知識、経験は決して損をもたらさないだろう。
しかし、しかしである。
人間を、しかも目上の人間を使い魔にするなどメイジ以前に人としてどうなのかと思う。
元々は不慮の事故による結果なのだ。
それなのに、自分の都合でコルベールの人生を左右していいのだろうか?
これが見ず知らずの平民なら迷うことはなかっただろう。
だが、相手が相手だけにルイズは簡単に決断を下せなかった。

「ミス・ヴァリエール」

コルベールの発したその言葉に、ルイズはハッと頭を上げた。


654 :ゼロの大魔道士(6/6):2007/09/14(金) 07:57:47 ID:s1SFP6K4

コルベールはにこやかに微笑んでいた。
己の運命をすべて受け入れ、それでいて悲観のない澄んだ微笑。
ルイズは気がついた。
コルベールは自分に決断させるといった。
だが、それは責任を押し付けているわけではない。
彼は自分が主人に足る人物なのか見極めようとしているのだ。
それは学院の教師としてではなく、またトライアングルの称号を持つメイジとしてでもない。
コルベールという一人の人間として、自分を見ているのだと。

(なら、私の成すべき事は――)

ルイズは背筋を伸ばし、コルベールの前に立った。
ルイズの背は小さいため、見上げるような形になるが、それでもルイズは胸を張って威厳を示すように表情を整える。

「私、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは貴方を私の使い魔に望む」
「その望みに応えます。私は貴女の盾となり、降りかかる万難を排しましょう。
 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。いや、我が主人よ」

コルベールはルイズの足元に跪き、姫に対して忠誠を誓う騎士のように言葉を紡いだ。
主従の誓いは結ばれる。
二つの月の光が照らす中、牙を捨てた炎蛇は、何よりも硬い忠誠という名の鱗をその身に纏った。





なお、この数秒後にフレイムの様子に気がついたキュルケが乱入し、この状況を見て騒ぐことになる。
その際、二人の女性に挟まれたコルベールは襲い来るプレッシャーに髪を数十本死滅させることになるのだが
それは、余談である。


655 :ゼロの大魔道士:2007/09/14(金) 07:59:35 ID:s1SFP6K4
投下終了。
あれ、主人公は?

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:00:33 ID:7OfAhXb7
いや、こっちが聞きたいww
ともあれGJ!

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:05:18 ID:4FzI5YCG
>>655
主人公はコルベール先生です
何の問題もありません

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:09:06 ID:F9qoxzio
これはもうゼロの頭髪と改題するしか!?

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:14:11 ID:whJ901qt
毛髪の大魔導士で良いだろ。
幸いコルベール先生は魔法使いでTOPクラスだ。

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:17:34 ID:y2MKvgZR
確かにゼロの頭髪はコルベール先生に不吉すぎるな。

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:22:43 ID:vN4wRGNG
危うく会社で吹きかけたぜ、ゼロの頭髪ww

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:25:38 ID:ZgyUne3C
魔法を使うと精神力の代わりに毛根が減るコルベール…。

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:29:36 ID:v0xSm253
それはきっと弱いぞ・・・

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:36:03 ID:mlF7oWlk
ゼロの頭髪、いいなぁ〜w
中途半端ハゲから、つるっぱげにクラスチェンジだなwww

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:39:00 ID:umtRBhka
ルーンが頭じゃなくて何よりというべきか残念というべきか…


666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:46:37 ID:gbo0+FOK
シャナクによる無理な解除のため改変してしまったルーン
ガンダールヴの力を使うためにはあるものを代償とするようになる
その代償とはコルベールの命よりも大切なものだった…

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:50:42 ID:y2MKvgZR
>>666
吹いた

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:50:44 ID:lvZptq4+
何不吉なレス番でコッパゲ先生にとって不吉なネタ繰り広げてるんだよw

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:57:34 ID:czHVNfrl
そういやDoDには全ての体毛と引き換えにドラゴンと契約した人がいたな
そのドラゴンすぐに石化しちゃったみたいだけど

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 08:59:50 ID:drh53xq4
ヴェルドレか

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:03:45 ID:u7x1WOF4
遅くなったが、クロコダイルの人GJ。
いつかボンちゃんでも書いてくれ。

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:12:21 ID:3TiFnptS
こんにちわです。
短編ちと思いついたので投稿しようと思うのですが宜しいでましょか?

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:13:59 ID:/7zpcgu2
来い

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:15:29 ID:d5xPY06P
遅レスだが、コハクは「不死身なだけで弱い」から、
ガンダールヴ(攻撃力底上げ)との相性はいいと思う。

後、
・致命的方向音痴(彼が指した方向と逆に行けば目的地につける……例えば迷路を抜ける時でも!)
・重度のロリコン(ストライクゾーン10歳以下、16歳はオバン。どうも過去になんかあったらしいが……)

に隠れて目立たないが、意外と博識。
(名前忘れたが、賢者の持つカードが傀儡の札であることを見抜き、
「物知りだね」と言わせたことをはじめ、何故か色んなことを知っている)

ラピスとの付き合いも考えると、結構よさげではあるんだけどなぁ。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:15:42 ID:oylLKTrM
よろしいでます

676 :ゼロの女帝:2007/09/14(金) 10:16:30 ID:3TiFnptS
「全宇宙のどこかにいる私の使い魔よ!
 この世で最も強く、賢く、美しい存在よ!
 わが呼び声に答え我が元に来たれ!」

例によって例のごとく、幾十回と召喚に失敗しまくるメイジ見習いたる彼女の名は
ルイズ・フランソワ−ズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエ−ル。
もう周囲はもちろん本人も回数を覚えられない位に繰り返された儀式。
しかし、今回は違った。
詠唱が終わると同時に起きた爆発の中に、すらりと背の高い女性が立っていたのだから。
「おい見ろよ!ありゃあ平民だぜ」
「さすがゼロのルイズだ!平民を召喚しやがった」
 
本来ならそういった嘲りの声に満たされるであろう空間は、空気が音を伝える事を放棄したのかと思われるほどに沈黙に満ちていた。
何故なら、閉じたままの扇子で口元を覆ったその女性(年齢は分からない 外見は『若奥様』風だがその雰囲気はひどく落ち着いている)
は何もせず気を張る事無く、ただ周囲を見回すだけで物理的なエネルギ−すら感じさせるほどの圧力を振りまいていた。
主である筈のルイズもまた、「コントラクト・サ−ヴァント」どころか近寄るのを考える事すらかなわない。
そんな中で一人の男が彼女に近寄り、話しかける。
「失礼します、レディ。私はコルベ−ルと申します。
 宜しければレディのおかれた状況についてご説明いたしますのでお聞き下されば幸運にございます」
「あら」
妖艶な流し目でコルベ−ルを見やる女性。
「あなた、いきなりなのに随分丁寧な口調ね」
「この場にいる子供達より多少の人生経験を積んでおりますので」
そう、一目で分かる。
本来なら関わってはいけない。
即座に後ろを向き、全力で逃げ出すべきだ。
しかしそれはかなわない。
責任を持つべき子供たちがいるし、なによりも逃げられない。
逃げようと振り向けば即座に後ろからばっさりだ。どっちもどっちもどっちもどっちも!
いや、逃げようと考えた瞬間頭を粉砕されてしまうに違いない。
もう逃げるとか間を取って状況を見るとか関係無い。
そんなモノを超越したレベルの相手だと分かる。
卑屈と言われようが機嫌を損ねない、それしかない。



「ふ−ん、魔法・・・そしてサモン・サ−ヴァントねぇ・・・」
「はい、無礼とは存じておりますが知性を持つ存在を召喚するというのは全く前提にも前例にも無く、故にレディを
 いかに扱うか判断しかねる、そんな状況なのです」
話を聞きながら彼女の目は爛々と輝き始める。
彼女を知る者なら即座に回れ右、そして突進!と逃げ出すだろう。
 
コルベ−ルとやらの話を聞きながら彼女は心の中で自分の『船』に呼びかける・・・よし返事が来た。
この星はぎりぎり自分達の勢力圏内、しかしかなりの辺境だ。
まだ誰も発見していないらしいこの星の生命体はNα−3型、いわゆるア−スノイドと呼ばれるタイプ。
例外はあるにせよ百年は生きられまい。
調整を受けてほぼ不死たる自分達なら死まで見届けても「ちょっと寄り道して遊んでた」で済む程度だろう。
ちらりと自分を召喚したらしい娘を見やる。
ふむ・・・状況はなかなか面白いし、この娘も面白いおもちゃになってくれそうだ。
(まあ西南ちゃん程じゃないだろうけど)
「よろしい!」
彼女が扇子を広げてそう宣言した時、ルイズ嬢の運命は決まった。
本当のパッピ−へ、いわゆる「トゥル−エンド」へと繋がるものの無意味な苦労、無駄な難儀、
避け得るはずの被害、理解し難い理不尽に塗れた、そんな人生を歩む事に。

「ルイズちゃんのサ−ヴァントとやら、立派に勤め上げて見せます!
 全てこの、神木・瀬戸・樹雷にまかせなさい! ほ−っほほほほほほほほ−!」


677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:20:26 ID:u7x1WOF4
樹雷の鬼姫か。
確かすごい年の差カップルだった気がする。

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:21:40 ID:d5xPY06P
なんか色んな意味でやばげなの来たな支援

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:45:23 ID:bD8MjlXQ
ルイズ苦労人フラグ支援

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:49:43 ID:4w+3E8BZ
何か凄い人来ちゃったwwww

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 10:54:35 ID:zDEtDmSM
瀬戸さまー!?
天地ワールドで最高クラスに厄介極まりない人呼んじゃったなぁ、おい。
阿重霞と砂沙美の祖母のくせして見た目は20代。見た目40代の旦那より4500歳ほど年上で
鷲羽ちゃんなみにたちの悪い知性の持ち主。もちろんガチ喧嘩も強い。
爆熱や相似なみにTueeeee!が出来るキャラだぞw。

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:01:06 ID:maFQbA61
自分の矮小さを思い知るんだろうな>ルイズ
力の差は
樹雷皇族>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>メイジ>>平民
ぐらいは軽くあるし
は、もしかしてルイズの生体強化フラグ?

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:04:22 ID:sIIWqdhr
ふむ、たしか普通に飛べたりするようになるよね?
・・・・・・ルイズ、喜ぶんじゃね?
いや、結果はどうなるか知らんけど。

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:07:37 ID:ZjpTosLE
何気に挟まれたバクシンガーに笑った

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:33:41 ID:Rga+oeDJ
瀬戸様はヤバイだろw
船とのリンクがあると惑星破壊さえ普通にできるからな
それ以上に性格に問題有りすぎだな

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:35:58 ID:B5fI3wB8
せめて天地を召還すれば良い物を
でも影薄いしなあ

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:38:23 ID:471rJBhY
アザカ、カミダケの柱二本でいいよ

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:43:41 ID:KXOIFoHD
これはいい鬼ババの召喚。
水鏡の撃滅宣言「ZZZ(トリプル・ゼット)」にもう一つ「Z」が加わりそうな感じだなw

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:43:41 ID:zDEtDmSM
TV版天地から眷皇鬼を召喚してれば普通に自慢できたのに…
あとは奥田版から巫薙とか

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:48:20 ID:bBlZp7IK
生身で宇宙戦闘やらかすような奴を中世レベルの戦争にほおりこむのか
恐ろしや

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:52:48 ID:AbmIhX/f
>>690
……そんなに凄いのか?

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 11:56:30 ID:B5fI3wB8
OVA版は生身で宇宙戦闘やってたかなあ
奥田版じゃブラックホールに侵入脱出とかやってるけど

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:02:03 ID:u7x1WOF4
樹雷の人間ってだけで桁外れ、皇族になるとさらにすごいんだっけ。
瀬戸様はその中でも現樹雷皇さえ頭が上がらないお方だからなぁ。

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:03:30 ID:w/wFKqsM
>692
ブラックホールに侵入脱出って、セルとかでもどうにもならん
レベルじゃないのか……

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:03:53 ID:B5fI3wB8
樹雷の人間ってだけで寿命が千年くらいあって
皇族は生態強化とかで寿命が何千年単位になるんだよなたしか

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:04:26 ID:bBlZp7IK
ハルケギニアが樹雷の傘下になったりしてな

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:06:38 ID:maFQbA61
>>691
皇族は特に、星間戦争用の宇宙戦艦を生身で圧倒できる。
正直ガンダムファイターでも赤子同然。
光鷹翼が反則すぎ。


698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:07:13 ID:B5fI3wB8
まあ超人ロックとためはれると思えばよか
しかし問題はロックがマイナーなので参考にならんことだが

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:09:01 ID:Pnx+e8Dh
掲載紙がどんどん廃刊になっていくというアレか…


このスレも潰れる!?

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:09:18 ID:bBlZp7IK
では、現在進行形のやつでたとえてみよう。
ヒロイックエイジのノドスと生身でやり合える
このくらいかと

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:11:38 ID:B5fI3wB8
>>699
掲載誌どころか掲載した雑誌の会社まで潰したぜ・・・・

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:12:37 ID:AbmIhX/f
>>700
なんかでちらっと読んだがそれブラックホールを作ったりしてなかったか
そんなんとタメはるのか
駄目だ規模が酷くて想像おいつかん……

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:13:50 ID:zOpmiQ8C
第二世代皇家の樹。しかも瀬戸様。ルイズの苦労が偲ばれる。
ぎりぎり樹雷の勢力圏らしいし、ルイズは数十年以内に樹雷に連れて逝かれるな。瀬戸様だし。
ちなみに第二世代皇家の船は亜空間に惑星数十個分程度の空間を固定して使用できたりする。
水鏡の居住空間にはキロ単位の樹木があるし。

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:13:59 ID:zDEtDmSM
樹雷の一般庶民で寿命200年、皇族は1000年。
生体強化を施すと庶民で500〜1000年くらいに。
皇族だと事実上不老不死になる。

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:15:11 ID:8p5hIiBC
瀬戸様なら、たぶんブラックホールで
けん玉とかお手玉とかビー球遊びとか
おはじきぐらいなら兵器^H^H平気で
やってのけるに違いない。

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:21:24 ID:zDEtDmSM
>ルイズは数十年以内に樹雷に連れて逝かれるな
数年、の間違いじゃないかい?少なくとも10年以内だと思う。
…樹雷の技術ならちいねえさまもタバサママも治療できちゃうな、そういえば。

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:23:09 ID:bBlZp7IK
瀬戸様がそこまで人助けしてくれるかどうかだな。
ルイズをよほど気に入ったのならやってくれそうだけど

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:27:46 ID:Rga+oeDJ
同じ天地でもまだTV版の面子ならおとなしいのにな
それでもガンダムファイター並だがw

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:28:10 ID:KXOIFoHD
そー言えば、瀬戸様って6000歳だっけ?
デルフと同年代かよw

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:28:30 ID:I78icY+x
瀬戸様まじめな人好きだし、ひねくれてる人好きだし、特別な資質とか持ってる人好きだし……


711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:34:23 ID:Rga+oeDJ
ちなみに瀬戸様は、鷲羽のパートナーで神我人のベースになった人物と同一だという説もあるらしい

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:36:15 ID:zOpmiQ8C
そうなるとやはり宇宙に連れ出されるのは半年以内だろうか。最悪それ以上公務をほっぽれないだろうし。
普通に樹雷と連絡を取っていくだろうし。
つーか、水鏡がいるってことは、兼光と水穂その他本当に万夫不当の輩が必然的に伴われるな。

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:36:35 ID:KsnWQ9IP
ルイズも可哀想だがこんなのと相対する敵の方がよっぽど可哀想だ。

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:38:08 ID:9fP24nKE
>>698
単純な力の総量だとムラがあるから中堅どころだけど、(といっても同クラスのエスパーとぶつかり合って惑星吹っ飛ばしたりブラックホールを食いつぶしたりしてたが)
持ってる能力が他の召喚したキャラを軽く引き離してヤバいからな
デフォで100km単位で跳べるテレポ、クレヤボヤンス、浮遊と飛行、読心、念動、不老不死、治癒能力、サイコスピアを持ち、
ほぼ無敵かつ(解き方を知らない相手には)絶対に脱出不能なラフノールの鏡、
触れたもののエネルギーを吸い取り、局所テレポ可能なエネルギー吸収ボール(複数発射可能)、
マトリクス(DNAみたいなもの)があれば外見と知識を奪える能力、
脳さえ残っていれば蘇生可能な自己再生能力に赤ん坊でリフレッシュする生まれ変わり能力、
催眠能力に豊富な科学知識、宇宙でも生身で行動できる能力
あらゆる干渉を不可能にする亜空間フィールド(ブラックホールに侵入可能)の発生と阻害能力、
オメガで手に入れた別空間に侵入しする能力やあらゆる機械を外部からいじくる能力
そしてもっとも恐るべき雑誌破壊能力……じゃなくと一度みた能力はほぼ確実にコピーできるラーニング能力。

しかも軍隊出身だからかESP使わずに大概のこ

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:39:20 ID:bBlZp7IK
まずはギーシュだな。
ここのギーシュの戦歴は下手な勇者以上に勇者だな

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:42:18 ID:5aj+hASN
ときめきトゥナイトの愛良召喚。

平民のガキだと思ったら先住魔法使いまくる魔界の姫様でした。
魔界人って亜人の類に入るのかな?

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:45:50 ID:qPzHkuDY
いや能力よりも性格が……
敵にしてはいけないが、味方にするのはもっといけないという……
いわゆるナーガやキースの同類。
しかも状況や空気を内心では理解してなお崩すタイプ。

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:49:49 ID:bBlZp7IK
そういう輩には使い魔洗脳機能が是非働いて欲しいところだが、そういう輩に限ってなぜか効きません

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:52:47 ID:Rga+oeDJ
仮にギーシュが瀬戸様に決闘挑んだら一生尊敬する!
・・・つうか、瀬戸様に気に入られるんじゃね?
昼寝してる時胸触った学生をその後婿にした位だしw

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:53:59 ID:/cv1XLt2
瀬戸様はレベルEのバカ王子と通じるものがある
つまり味方にしてもオソロシイ

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:55:29 ID:pWq18uAK
>>719
グラモン家の誉れとして子々孫々まで語り継がれるな

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:56:07 ID:H8A+kDxu
誰かまとめwikiのURLを貼ってくれないか?
携帯だから、>>1がみれないんだ…

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:57:10 ID:bBlZp7IK
無謀も突き抜けると偉業になるわけか

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 12:57:58 ID:uzsBI6wp
携帯だと見れないのか?
ttp://www35.atwiki.jp/anozero/
まあとりあえず張る

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:01:19 ID:9fP24nKE
Hからはってやらないとリンクできないんじゃないか?
携帯だとURL入力が大変ってことじゃ

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:02:44 ID:YfgPyvJ3
>>714
sage忘れてるし途切れてるし途中送信?

ロックに関してはオメガの時上半身と下半身が物別れにされたのに
普通に再生して久し振りのショタになっていたのがいい思い出

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:03:16 ID:6Oke7LmP
兼光と水穂なら、瀬戸様を嬉々としてルイズに押し付けそうなよか〜んw

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:04:43 ID:KsnWQ9IP
携帯からだと一部の話が全部分読めない場合がある

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:10:56 ID:rzbQE2dL
>>728ファイルシーク通すとか

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:11:37 ID:AbmIhX/f
>>720
味方にするのが一番やってはいけない人じゃないか
無能な味方は有能な敵より恐ろしいらしいが状況わかっていながらひっかき回す有能な味方はもっと恐ろしいな

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:15:06 ID:0x1mM9kU
>状況わかっていながらひっかき回す有能な味方
真っ先にパタリロを思い出した

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:35:35 ID:gimMpLZD
>状況わかっていながらひっかき回す有能な味方
一歩間違うと、単なるウザキャラとかDQNにしかならんから、かなり難しそうだねえ。
書ければ面白そうだとは思う。

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:46:36 ID:U7gRz95j
つまりあなた方はこういいたいのですね。キーガ召喚と

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:49:04 ID:WFph0X/x
>>733
いえ、召喚するのはナーガと衣装を交換したキースでございます

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:50:49 ID:MxIp3tVA
>>734
ソレっていつものキースじゃね?

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:52:34 ID:WFph0X/x
>>735
想像してみてください、あのナーガの露出度満点の衣装を身にまとったキースが真後ろにいつの間にか来ている場面を

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:54:07 ID://lho8qC
「ほはほはほはほはほはほはほほはほはほはほはほはほはほほはほはほはほはほはほはほほはほはほはほはほはほはほ」

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:54:47 ID:v0TPGgAt
ロック召喚した場合、ウェールズと入れ替えとけばウェールズ死ななくて済むな。

…エアニードルで刺されても普通に起き上がってくるからホラーだな。

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:55:32 ID:MxIp3tVA
>>736
・・・イヤ
だからさ、キースだろ?
別に違和感ないんじゃ・・・?
この場合俺のセンスがヘンなのかな〜;

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 13:59:26 ID:6Oke7LmP
タバサやルイズは、母親やチイ姉さまの治療を餌にされて、最終的にはスカウトされるだろうね。
あと、サイトがガンダールヴとして、ティファに召喚されていたりすると面白いかも。
ガンダールヴの能力に興味を持って、地球への帰還を餌にこれまたスカウトされる。

いやまた、大漁だね〜
でも、ガンダールヴの武器を扱う能力って、「世界(根源)からのダウンロード」なのか、「過去視による解析」なのかどっちなんだ?




741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:05:05 ID:AbmIhX/f
ナーガとキースとパタリロと王子がそれぞれ虚無の使い魔と言うことか

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:07:49 ID:KsnWQ9IP
ハルケギニア崩壊だね

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:10:50 ID:0x1mM9kU
ミョズニルトンはパタリロだな
19世紀の道具と材料でレーザー砲を作れるんだぜ

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:11:32 ID:Rga+oeDJ
ギーシュと静竜に似たものを感じるんだ
実力とアホさは静竜が遥かにつきぬけてるけどな

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:13:56 ID:0x1mM9kU
…やっちまったorz
ミョズニトニルンって凄く間違いやすくて困る、いやマジで

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:18:45 ID:lpjo+To6
>>741
口にするのもはばかられるバカ王子なのか
口にするのもはばかられる変態執事なのかどっちだ

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:24:22 ID:WFph0X/x
>>746
それはもちろんバカ王子だろう
キースは原作でも様々な動物と組んでいる辺りヴィンダールヴが合って良そう


748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:25:15 ID:G3f4Zkr8
>>746

はばかり(トイレの旧称)が似合う男・阿部高和でひとつ。

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:32:21 ID:MxIp3tVA
>>748
abeさんなら小ネタにございます。

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:36:22 ID:0x1mM9kU
>>749
できればあれの続きを読んでみたいw
特にワルド戦
本体と四人の遍在をまとめて相手する阿部さん、想像するだけでアッー!

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:36:50 ID:n4ZCaln3
よかったのか? 私の召喚にホイホイ答えてきて、
私は平民でも使い魔にしちまうメイジなんだぜ。

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:37:30 ID:XVDJD/cX
はばかり(トイレ)が似合うと言う意味でも口に出すのもはばかられるという意味でも黄金王パタリロにはかなう奴はいまい。

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:45:14 ID:h9kWBmT5
シエスタ爺はご存命なのかなこれは
本星から見て地球も辺境だったっけ?

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:46:42 ID:G3f4Zkr8
>>752

ヤツは宝石王じゃなかったっけか?

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:56:25 ID:pyAc8pHF
http://kjm.kir.jp/?p=142265

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 14:58:39 ID:0x1mM9kU
>>754
確か50巻か51巻あたりのエピソードで、便秘になったパタリロが下剤etcをしこたま飲んで
お通じが良くなった途端に中身が全部出て、宮殿中がク○まみれの○ソ色に染まってしまったので
『黄金王』の名前がついたんだよ

757 :BPZ:2007/09/14(金) 15:26:02 ID:CCAcMRXS
誰もいませんね?
よし、踊るなら今のうち。

758 :BPZ:2007/09/14(金) 15:27:04 ID:CCAcMRXS
1/5

目の前のハジと名乗った青年は、無表情ながらも微かな困惑を浮かべていた。

平民でもなさそうだけど、貴族でもなさそう。今までにあったことがないタイプの人。
見た目はちょっとだけ、ほんっとーにちょっとだけだけど良い。
切れ長の目に黒い瞳、長めの黒髪。背も高いし、着ている物も、変わってるけどモノトーンで似合ってる。
落ち着いた雰囲気で、ギーシュみたいに、ちゃらちゃらもしてないし……

「ふぅ」

思わずため息が出てくる。

見上げる空は何処までも青く澄んでいて、時折走り抜ける風も心地いい。
なのにわたしの心はどこか曇り空。
それもこれも、全部、目の前の使い魔(?)が悪い。
そーだ、そうに違いない。

そう思ってハジの方を見ると、視線を感じたのか、わたしの方を向く。
黒い双眸に、何故かどぎまぎしたわたしは、思わずあっかんベーをしてしまった。
キョトンとした顔を見て、なにか反撃ができたような気がして、少し気分が晴れた。

「はぁ」

キュルケのサラマンダーみたいな誰が見ても一目瞭然の使い魔が欲しかったなぁ……
ほんとにどうしよう?


―― BLOOD+ゼロ 2章――


「ここはトリステイン王国のトリステイン魔法学院なのですが、わかりますか?」

真剣な表情のコルベールの言葉に、ハジは黙ってかぶりを振った。

「……いえ、聞き覚えはありません。」
「ならば、ガリア、ゲルマニア、アルビオンはどうですか? さすがにどれかに聞き覚えはあるかと思いますが。」
「単語的に似た言葉は知っていますが、国の名前であれば、聞いたことがありません。」

最初の答えに、少々難しい顔をした表情のコルベールは矢継ぎ早に問いただした。
が、結果は同じだった。
思わず手を顎にあてて考え込んでしまう。
青年の方も、無表情ながら困惑した雰囲気が漂っている。

――正直言って、コルベールは目の前の青年の取り扱いに困っていた。

誰でも知っている事柄を目の前の青年は知らない。
それが意味することは……自分の知っている範囲の文化圏の人間ではないということ……

だがミス・ヴァリエールのサモン・サーヴァントで召喚されたのは確かなので、通念上は彼女の使い魔ということになる。
人間を召喚するなんてことは、今までに聞いた事もないが、事実は事実。言葉が通じているのもたぶんその影響だろう。
ただの人間のように見えるが、静かに佇むその姿と裏腹に背筋が寒くなるような、逃げ出したくなるような雰囲気がある。
見た目通りの青年ではない、なにか強力な力を持っている。と感じる自分がいた。
優雅な所作からは平民とは思えないのだが……

「……私を元の場所に戻していただけませんか?」

深い静かな声が、思考に耽っていたコルベールを引き戻した。
あわてて意識を青年の方に戻すと、声に相応しい漆黒の瞳と目があった。


759 :BPZ:2007/09/14(金) 15:29:17 ID:CCAcMRXS
2/5

「元の場所とは?」
「沖縄です」
「オキナワ?」
「はい。日本の沖縄です」
「ニホンのオキナワ?」

聞いた事がない地名だった。
これで確実だろう。
彼は我々が未だ全容を解明できていない東の世界の奥地の人間なのだ。そうに違いない。
向こうの情勢も何も分からない今となっては、ひょっとして貴重な研究素材なのでは?

「そうです! ミスタ・コルベール! もう一回召喚させてください!」

我に返ったようにルイズも勢いよく手を挙げてコルベールに訴えかけた。

コルベールは、必死の表情のルイズをみて、思案を重ねる。

神聖な儀式である、春の使い魔召喚。
気に入らないからと言って召喚し直すことはできない。許されない。
そして、再びサモン・サーヴァントを使うには呼び出した使い魔が死ななければならない。
普通ではない使い魔を呼び出したミス・ヴァリエール。
由緒正しい家柄の貴族であり、魔法が使いえない生徒。
ただ、その努力はコルベールも見ていた。そして出来れば使い魔の契約に成功してほしかった。

そこまで考えて、ふと名案が思い付いた。
思わずぽんと手を打った。

「それは無理だ、ミス・ヴァリエール」
「どうしてですかっ!」
「いいから、少し落ち着きなさい」

柳眉を逆立てるような表情をしながら喚いていたルイズも、強い声に不承不承となりながらも、一応口を閉ざした。
その様子を横目に見ながら、静かに様子を見守っていたハジに改めて向き合う。
普通の人間であれば、自分の置かれた状況に喚き散らしてもおかしくないはずだが、落ち着いた雰囲気は、かなり修羅場を踏んでいるのか、それとも怖がることが一切ないという実力の表れなのか?
交錯した視線からは、コルベールはなにも読み取れなかった。

「ミスタ・ハジ。貴方はここがどこか分からない」
「ええ」
「そして、我々も貴方がどこから来たのか分からない」
「……それは」
「貴方は、ここにいるミス・ヴァリエールの魔法によってここに呼び出されました」
「魔法……ですか?」
「ええ、そして、今すぐ貴方を送り返すこともできません」

意を決したようにコルベールが喋り出す。
青年は相変わらず無表情なまま、その言葉を聞いていた。

送り返せない。この言葉を聞いた時初めてハジが動揺したように見えた。
はっとした表情の中で、コルベールを見る目が徐々に、鋭くなってくる。

「なぜですか?」

今までと異なり、怒りを押し殺したような固い声だった。
その一言でコルベールは一気に体温が下がったような気がした。
違う違うという様に両手を体の前で振りながら、あわてて早口で言いつのる。



760 :BPZ:2007/09/14(金) 15:30:27 ID:CCAcMRXS
3/5

「召喚の儀式では一方的に呼ぶだけで送還はできないからです。しかし、必ず送り返せるように努力しましょう。
心配しないでください。ただ、そこで、お願いなのですが、オキナワですか?
そこの場所と帰り方を調べるまでの間だけで結構ですが、このヴァリエール嬢の護衛をやっていただけませんか?
私の勘が正しければ、あなたは傭兵として、幾度となく修羅場を潜ってきたのではないですか?
特に今、危険が迫っているというわけではありませんし、トリステインは平和です。
ですので護衛といっても、ミス・ヴァリエールの近くにいてください。ということだけなのです。
あ、そうそう、衣食住はこのヴァリエール嬢が提供します」

コルベールは、ハジが口を挟む間もなく一気にまくし立てた。

ルイズは目を丸くして、早口で喋るコルベールを見ていた。
これほど必死に喋る姿を見たことが無かった。が、何かが心に引っかかる……

(そう、傭兵なのね、ふーん)
(そう、私の護衛なのね、ふーん)
(そう、衣食住って、私が世話するのね、ふーん・・・・・・!?)

小首をかしげて、コルベールの言葉を反芻していたが、一瞬で頭が沸騰した。

「え、せ、せ、先生!! な、な、な、な、せ、せ、せ、せわ、世話って!!」

杖に寄り掛かって、軽く息を整えているコルベールは、真っ赤になって呂律が回ってないルイズを見てフッと笑った。

「当然でしょう? 使い魔の世話は主人の役目ではないですか?」
「う゛〜」

その一言で、反論を封じられたルイズは、わなわなと立ち尽くす。

「残念ですが、私は……」
「深刻に考えなくても結構です。帰り方が分かるまでの短い期間ですし、傭兵みたいなものと考えていただければ」
「ですが……」
「正直言いますと、これは貴方を保護するための方便です。我々に非があるのは事実ですが、貴方はトリステインの右も左も分からないのでは?
そんな状況で無責任に放り出す事はできません。ただ、ここにいる理由が必要なのです」
「……」
「我々があなたを保護します。そのかわりと言ってはなんですが、ヴァリエール嬢の使い魔の役をお願いできますか?」

「……元いた場所に返してくれるのですか?」

予想通り、青年は拒否したが、ルイズの茶々のおかげで冷静さを取り戻していたコルベールは、言葉巧みにハジを誘導していった。
コルベール自身も後ろめたいものを感じながらも、嘘は言っていない。すべての真実を言わなかっただけだ。と自分を無理やり納得させる。
冷静に考えると、辻褄も合わない話であったのだが、ハジの最後の言葉にコルベールは内心で勝った! と思った。後味は苦かったが。

「ええ、非才ながら全力をもって」
「……わかりました、目処がつくまでの間であれば」

ハジは軽くため息をついて、諦めるように答えた。

「ありがとうございます。では、ミス・ヴァリエール、契約の儀式を」
「はい!、あ、え、あの、本当に?」
「当然です。彼は貴方が呼び出したのです。自信を持ちなさい」
「あ、はい」

いきなり自分に話題が振られてビクッとなって、反射的に答えてしまった。
いぶかしむようにミスタ・コルベールとハジを見る。方や喜色満面で、方や……変わらぬ無表情。
励まされたのは泣きたくなるくらい嬉しかったし、魔法が成功して使い魔を呼び出せた事も、本当に嬉しかった。
今までの努力が報われたようで、一瞬でわたしの心も快晴になった。……なった、なったけど、ちょっと待って?


761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 15:30:41 ID:bO9yiFLJ
ららら支援くん
ららら支援くん
ららららん

762 :BPZ:2007/09/14(金) 15:31:47 ID:CCAcMRXS
4/5

契約の儀式って、あれよね? あれ。
こんとらくと・さ〜う゛ぁんとってなにするのかしら?
あ、え、えーと、そう。じゅもんをとなえて、くちにきすして……

口にキスッ!?

男の人の口にキスなんて、はじめてなのよっ!初めて!
私のファーストキスよ!?

初めてがこんな……

黙ってハジを見る。静かな面持ちで、立っている青年。
静かというか精気が無いような気がする。

でも、ま、いっか、どこぞの貧乏っちぃ平民じゃなくて。一見したら貴族風だし。
とりあえずは、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけだけど、この学院にいる男連中よりもマシだし……
じゃ、じゃ、じゃぁ

「で、でわ、い、い、いくわよ。」
「……」
「ちょっと高いわ、私の背に合わせて屈んでくれる?」

ハジの前に行って呪文を唱えようとしたら、彼は意外と背が高かった。頭二つ分くらいは確実に高い。
でも、私の言葉でハジは黙って片膝をついて視線を合わせてくれた。

こんなに至近距離で家族以外の男の人の顔を見るのは……
いや、その、そんなに見られても……
っていうか見ないで!

えーい

「めめめめ、め、目、眼をつぶりなさい
―我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・プラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」

顔が火照るのを忘れるように。
そして軽くついばむ様なキスをした。


――失敗。

――空振り。


わたしのキスは何の抵抗もなく、空中に消えていった。
目を閉じていたので、思わずつんのめって、大地とキスしてしまった。

目を開けて、見まわすと、ついさっきまで息が触れるほどの近くにいた、ハジが10メイルも離れた所にいた。


「ななななな、なによ! 貴族に! それもあたしに! いや、わたしの! わたしのファーストキスなのに! こんな光栄なことなのに逃げるなんて、何よ! 何で逃げるのよ!!」
「ああ、そうか、彼の文化では安易にキスはできないのですね……。さすがに、今までの使い魔の様にはいきませんね」
「え?」

顔の付いた土埃を払いながら真っ赤になって半泣きになったルイズを、何故か青ざめた表情のコルベールがとりなす様に口沿いをする。
会話はルイズとしているが、視線は10メイル離れたハジから一瞬も離さない。



763 :BPZ:2007/09/14(金) 15:32:58 ID:CCAcMRXS
5/5

「ミスタ・ハジ。キスは契約の儀式の一部なのではずせないのですが、額か頬ではダメですか?」
「え? コントラクト・サーヴァントって口でなくてもいいんですか? ミスタ・コルベール」
「ええ、基本は口ですがね」

ルイズの素朴な疑問に答えながら、コルベールがハジに問いかけた。

「どうしてもしなければなりませんか?」
「申し訳ありませんが、儀式なので。」
「……わかりました、では頬であれば」

出来れば、遠慮したそうなハジの声だった。
だが、コルベールの言葉に、大きな溜息をついた。

「ありがとうございます、ではミス・ヴァリエール。気を取り直してもう一度」

今度は、空振りもしなかった。

「終わりました」
「……ッ!」

ハジの頬にそっとキスをしたルイズが、真っ赤になって拗ねたように報告するのと同時に、立ち上がったハジが胸に手をあてて一瞬だけ顔をゆがめた。
次の瞬間にはいつもの無表情に戻っていた。

「痛かったですか? それは契約の証しのルーンが刻まれているだけですので、気にしないでください。一瞬で治まったのであれば、簡単なものだと思います。ルーンはまた今度見せてください。」

何故か、目に見えてほっとした表情のコルベールは、安心したようにルイズの肩を軽くたたいた。

「さて、ずいぶん時間が経ってしまいましたけど、ミス・ヴァリエール」
「はい」
「サモン・サーヴァントは一回で、その上、コントラクト・サーヴァントもきちんと成功したね。本当におめでとう」
「あ、は、はい。ありがとうございます」
「ミスタ・ハジも、しばらくの間よろしくお願いしますよ」
「……ええ」
「あ、それと、ミス・ヴァリエール、彼を送還する為の呪文を調べておきなさい」
「え?」
「じゃあ、早く戻りましょう。」

そう言ってコルベールは学院の方に向かって、とぼとぼと歩いて行った。
いつもであればフライで飛んでいくのだが、その背中が死ぬほど疲れた。と雄弁に語っていた。

「あ、えっと。ハジで、いいのよね?」
「かまいません」
「これから、よろしくね」
「ええ」
「じゃ、私たちも戻りましょう」

コルベールを見送った後は、その草原に二人だけが残った。
ルイズは傍らに佇む長身の青年を見上げたが、逆光に隠されて表情は見えなかった。
ハジは静かに答えると、傍らに置いてある大きな箱を担いだ。
軽々と持ち上げているが、その箱はどう見ても金属製で、中に何が入っているのか聞こうと心にきめたルイズだった。

教室に戻ったら、かなり時間がたっていたからなのか、休講になっていて誰もいなかった。


764 :BPZ:2007/09/14(金) 15:44:32 ID:CCAcMRXS
あ。以上ですー

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 15:48:32 ID:EoWMducX
GJ
あれか?記すことさえはばかられる奴なのか?

766 :仕切るの?ルイズさん4話:2007/09/14(金) 15:53:21 ID:IfLWAWvB
乙です
55分ぐらいに投下します。

767 :仕切るの?ルイズさん4話:2007/09/14(金) 15:55:46 ID:IfLWAWvB
数日後、生徒会結成の許可が下りて正式に認められたトリステイン魔法学院生徒会。
生徒会室は以前あった古い物置を改装した小さな部屋である。
「ここが私達の場所なのね……」
「部屋の手配も改装も全部学院長がやってくれました。学院長さまさまね。」
トリステインには桜の木というのはもちろん無いのだがいっそうと生い茂る若葉が春を感じさせた。
「春ね……」
ルイズが春の季節を感じていると、「ルイズ。あんた今日はスカートを履き忘れてないでしょうね?
 昨日も一昨日も履き忘れてたわよ。大丈夫?」
「大丈夫よ! 私は日々(胸が)進化し続ける女なのよ!今日はスカートを忘れないようにしっかり確認して……」
そしてルイズはかばんの中から誇らしげに何かを取り出した。
「ちゃんとかばんの中に入れてきたんだもん!」
「ちゃんと履いてこいやボケェェェェェっ!!!」
すぱーん
キュルケからハリセンの突っ込みが飛ぶ。
ちなみにハリセンは「お前にぴったりだから」という理由でモロヤマから貰った物らしい。
「はぁ……とりあえずこのことはさっぱり忘れてあげるから仕切りなおして次にいきましょう……」
「ねぇ、キュルケ見て見てー」
「ったく、何なのよそれは……」
「水戸黄門!」
「いいから、早く履きなさいよ! 
っていうか水戸黄門って何なのよ!わけわかんないわよ!」
「昨日モロヤマが見せてくれたジダイゲキって物らしいのよ。個人的には入浴シーンが一番好きだわ。」
「やあ、わしも入浴シーンは好きじゃぞ。それにしてもあのかげろうお銀は本当にうつくs…」
「ややこしくなるからお前は来るなーーー!!!」
「ひでぶっ」
ルイズの回し蹴りを食らったのは学院長のオールド・オスマンであった。
蹴り倒された表情が妙に嬉しそうだったので、生徒会メンバーはこの前の秘密が事実であると確信した。

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 15:57:12 ID:39z5mqzO
GJ
胸のルーンと言う事は、デルフとの遭遇が楽しみだ

……ところで、このハジを知ってるのに、ハジ父さんの映像がまず再生されてしまう俺はカワカミリアンかも知れん

769 :仕切るの?ルイズさん4話:2007/09/14(金) 15:58:28 ID:IfLWAWvB
「新入生お悩み相談所?」
「そう!右も左もわからない新一年生の不安を少しでも除いてあげようと思ってね。」
キュルケの質問にはきちんと答え
「でも魔法の事だったら一年生とどっこいどっこいっていうかむしろそれい……
あだだだだ!!!割れる割れる割れるぅぅぅ!!!!」
余計な事を言ったギーシュには制裁を加えた。
「というわけで明日から始めるわよ!新入生お悩み相談所!略して『新おじょう』!」
「ちょっとまって。『う』はどっからもってきたの?」
「……屋根裏から」
「タバサ!あんたも余計な事は言わないの!」
翌日―
「さぁて、記念すべき最初の悩めるバカ犬たちは?」
「ハァハァハァハァハァh」
「…オールド・オスマンです。」
「なんで学院長が来てるのよ!
 …まあ最初の相談だから軽い練習のつもりで。で、お悩みはなんでしょうか、オールド・オスマン?」
「実は君たち女生徒達の意見を聞きたくて……」
「うんうん。」
「おっぱいが大きいのってやっぱり女性にとってはうれしいものなのかな?かな?」
「………」
「…………」
「…………」
「……あれ? じゃあわしはこれd
「ちょっとマテや。まだ悩みの答えを言ってないでしょうが。」
「…イッペン、死ンデミル?」
蒼白とした彼女達の目からはかつてないほどの怒りが見て取れた。
「おっぱいなんてな、おっぱいなんてなぁ……
ちっちゃくてよかった事なんて何一つないんだからああああああ!!!!!」
ちゅどーん×3
「…この壊れた壁の修理は学院長持ちなのか?」
「あったりまえじゃないのよ。さ、次の相談に行きましょ。」
「……ところでさっきのタバサの台詞って何?」
「ああ、さっきタバサが見てたアニメで女の子がそんな台詞を言ってたらしいよ。」
当のタバサは嬉しそうに杖をくるくる回していた。

最初の相談者は風上のマリコルヌ(風邪っぴきと言ったら突っ込まれた)である。
普段はルイズの事を魔法が使えない「ゼロのルイズ」と言ってからかっているのだが
「クラスのみんながボクの事をデブって言っていじめるんです。なぜなのでしょうか?」
「……まあ、なんていうかその……とりあえずがんばれ!」
ルイズは生徒会長になって適当なことを言って励ますスキルを覚えた。

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 15:58:46 ID:tGadg5/q
支援
川上erはここにもいるぞ!

771 :仕切るの?ルイズさん4話:2007/09/14(金) 16:00:32 ID:IfLWAWvB
「多少は予想してたけど、全然まともな相談がないわよねえ……」
「『家族以外に女の子と話す機会がない』『上の部屋から水漏れがする』
『あなたの胸を大きくしてあげたい』……本当にろくな相談がねえな。」
「…類は友を呼ぶ」
「何それ?」
「…さっきモロヤマが教えてくれた。」
「ああ、そうなの。」
それがどんな意味なのかも聞く気になれずルイズは思わず溜息をついた。
「何かこう…甘酸っぱい感じの相談とかってないのかしらねえ……」
「いや、新学期始まって間もないこの時期にそんな相談あるわけないと思うんだけど……」

「あの……私、メイドをやっているシエスタと申します。
ここって恋愛相談にも乗っていただけるのでしょうか?」
「「「「それらしい娘キターーーーーーっ!!!」」」」
その娘はメイドだった。そして妙におっぱいがでかい。
「なんでも聞いて! おっぱいがでかいのは妙にムカつくけど。」
「そんな事でムカつくなよ。」
「実は……昨日の夜ある男の人にその……告白されたんです。」
シエスタは顔を赤らめながらもどこか嬉しそうに話す。
「それでその場でエッチしちゃったんですけど、あの人はその時危険日の私に何回も何回もなk」
「ストーップ! ストーップ! あんたの乳は18禁なのに心も18禁になっちゃだめなんだから!」
わけのわからないことを言っているルイズ。顔はシエスタに負けず劣らずまっかっかだ。
「そんな上級者の悩みなんて知らないわよ!
あんたなんかビッチ王国のビッチ姫のビッチメイドになっちゃえばいいんだから!ヴァーカヴァーカ! 帰れ帰れ!!」
「きゃあああああ!」
ルイズはあっというまにシエスタを追い返した。
だが、これがきっかけで事態が急展開していくとは…
「……その時誰も思いもしなかったのです。」
「そこ!妙なナレーション入れないでよ!」

772 :仕切るの?ルイズさん4話:2007/09/14(金) 16:02:32 ID:IfLWAWvB
以上です。とりあえず次は急展開です。たぶん
では

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:08:56 ID:lphtpURE
初めてなのですが、今投下しても大丈夫でしょうか?

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:12:48 ID:Bnvoe4jN
>>773
どうぞどうぞ

BPZというからバトルプログラマー白瀬でも召喚されたのかと思った

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:16:42 ID:e5aA/9JQ
>>773
おkおkかむかむ

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:18:53 ID:5zwC85hT
>>773
どんとくるがよろし

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:22:30 ID:lphtpURE
※タイトル未定 「ドラゴンボールZ」の孫悟空(セルゲーム戦後の肉体つき幽霊)が召喚される話です

最初、ルイズには目の前のそれが何なのか判らなかった。
地面から生えた、二本の湾曲した柱。
爆発と、それに伴う土煙の中から現れたそれは、直径3メイルほどの窪みの中にそそり立っていた。
違う、窪みではない。
ルイズの唱えた呪文が失敗してできたクレーターだ。
それだけならいつも通りの(そして、彼女にとっては甚だ不本意な)呪文の失敗で済むのだが、今回は違う。
何かが出てきた。ルイズにとって初めての成功だ。
しかも、使い魔を呼び出すという極めて重要な儀式において。
ルイズは高揚感で一杯になったが、すぐさま疑念が取って代わり、最後に不安が心を支配した。
もう土煙はすっかり晴れて、自分が召喚したそれが何なのかはっきり判るようになっている。
人間の足だった。それが地面から生えている。
いや、地面に刺さっている。
どうやらクレーターは爆発でなく、あれが地面に刺さった衝撃でできたもののようだ。
ということは、あの土の下には恐らく人間の上半身が埋まっているはず。
そして、あまり考えたくは無いが、あのクレーターの規模から察するに、恐らく生きてはいまい。
状況を把握したルイズが思わず涙目になりかけたその時、足がピクリと動いた。
「!?」
ルイズは自分の目を疑い、それが錯覚で無いと知るとコルベールの方を向いた。
「先生!」
コルベールも同じ疑問から同じ結論に達していた。
「助けるんだ、早く!」
足の動きは「ピクリ」から「ジタバタ」に変わっていた。

よほど地盤が固いのか、ルイズとコルベールだけでは引き抜くことができず、駆け寄ったタバサとキュルケ、
しまいにはギーシュのワルキューレまで総動員してようやく件の人物は「収穫」された。
人物の全身像が露わになるや、なりゆきを見守っていた野次馬からおおっとどよめきが漏れた。
男性だった。
身の丈は1.8メイルほど、屈強な戦士のように引き締まった筋肉質の身体。
深い青色のシャツの上に黄色と橙色の中間のような色(ルイズは山吹色だと後で知った)の上着、それと同じ色を
したズボン。
それがシャツよりは若干紫がかった青色の腰帯にたくし込まれ、帯と同じ色の布が両手首に巻かれている。
履いているブーツは見たこともない素材でできていて、硬いのか柔らかいのかすら一見判らない。
髪型はそれに輪をかけて変だった。
黒髪が、いくつかの束になって四方八方に伸びている。
一体どうやったらこんな髪型にできるのかルイズには皆目検討がつかなかった。
それに、あれだけの状態から出土したにも関わらず、男の肌には傷一つついていない。
まるで「ちょっと土ぼこりにまみれた」程度にしか見えないのだ。
これだけだったら、その男は「ちょっと奇妙な平民」で済んだ。
しかし、最も奇妙な点は男の頭上にあった。
野次馬のどよめきの原因。
それは男の頭上に浮かぶ、鈍い光を放つ白色の輪だった。
ルイズは本や伝承でそういったものの存在を聞いたことがあった。
「天使…?」
思わず呟きが漏れた。

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:23:38 ID:lphtpURE
羽こそないものの、頭上に輪を持つ人間などルイズの知る限り他に思いつかない。
しかし、土にまみれぜいぜいと呼吸を整えている様子からは天使の威厳など微塵も感じない。
やがて我に返ったコルベールがルイズに告げる。
「ミ、ミス・ヴァリエール、とりあえず契約を」
ルイズが思わず食ってかかる。
「で、でもミスタ・コルベール、天使を相手に契約なんてそんな恐れ多い…」
本音を言えば、頭上に輪がある以外どう見ても只の平民にしか見えない天使よりも、もっと格調高いものと再契約したいだけだったのだが。
「第一、天使を使い魔にしたメイジなど聞いたことがありません!」
コルベール自身、迷っていた。
だが、一度召喚してしまった以上、それと契約することはこの儀式において避けられない事なのだ。
今まで「ゼロ」の二つ名で蔑まれてきた可愛い教え子の初めての成功なのだ。
「いざとなったら私が責任を取ります」
「でも…」
「貴女は初めての成功のチャンスをふいにしたいのですか?」
「!!」
そうだった。
この儀式は使い魔との契約を行って初めて完成となる。
サモン・サーヴァントの後はコントラクト・サーヴァントを行わなければいけないのだ。
呼び出しただけでは成功とは言えない。
まして、これがルイズの初めての成功になるかもしれないのだ。
これを逃してしまっては、また「ゼロのルイズ」に逆戻り。
0が1になる機会が失われる。
「…わかりました」
意を決したルイズは、不思議そうにキョロキョロと辺りを見回す天使(?)に向き直る。
よく見れば顔立ちは悪くない。
間の抜けた印象はあるが、若々しい印象を与える風貌だ。
ファーストキスの相手としては、まあ及第点だろう。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
 5つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ」
顔をかすかに赤らめながら、何かを言いかけた男の口を自らの口で塞いだ。

数秒後、辺りに男の絶叫が響き渡った。
「うあぢい〜〜〜〜!!!!!」


779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:24:42 ID:lphtpURE
とりあえず以上です。次までに題名考えておきます。

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:28:42 ID:IfLWAWvB
乙!

そういえば今までDBネタはなかったんだよね。ちょっと意外。

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:28:55 ID:EoWMducX
ハルケギニアどころか惑星オワタ

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:30:05 ID:5zwC85hT
やっべぇ、生物単体としてはほぼ最強クラスの奴がきちゃったよこれ。
とりあえず投下乙

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:33:07 ID:SAPnOqKB
きゅいきゅいとかフレイムとか
他の使い魔たちが食われる(物理的な意味で)wwwwwww

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:34:13 ID:HabhN/zw
>>780
後半のDBのキャラの最強っぷりは尋常じゃ無いからな
作品の知名度も合わさって世界が認める最強キャラだからなぁ
難易度が洒落なってねえ

ともあれZ戦士乙

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:35:00 ID:wWTe02vG
>>780
小ネタでナッパ召喚があったはず。

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:37:55 ID:a3nhYSlz
魔法学園オワタ(エンゲル係数的に)

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:39:31 ID:wDMktHHF
まだ3になれないとはいえ史上最強のサイヤ人来たか
ルーンがガンダールブになったらあれか、感情の高ぶりでカイオウケンもどき発動状態でスーパーなのに・・・
そもそもこいつにルーンいるの?7万どころかエルフ含めて世界中相手に片手で勝てそうなんだが・・・

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:40:28 ID:MxIp3tVA
・・・見えるぜ
賄いを食い尽くすゴクウと嬉々としてお代わりを運ぶシエシエの姿がw


789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:40:50 ID:ZyroacI3
悟空は如意棒以外の武器は使わないと思う
ガンダールヴのルーンが必要ないキャラの筆頭だな

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:41:22 ID:HabhN/zw
>>786
一番最初の戦いはVSギーシュじゃなくて、VSマルトーだな!

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:41:47 ID:uzsBI6wp
ゴクウが来るなんてwwwww
がんばれ作者さん超がんばれ!こいつはむずかしいぞwww
でも日常的な話はおもしろそうだな。

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:47:05 ID:3161iEEd
>>787
もうね、アレだね、ガンダールブでもいいやってかんじだよね。

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:47:06 ID:jAAlQk2N
とりあえずゼロ魔世界の何を相手にしても怪我する要素すら皆無だな。
しかも死んでるから酸欠すら関係ないのか?
さて、どう動かしてくるのやら

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:47:46 ID:y/B3ayQp
四身の拳よりは遍在の方が使い勝手はいいのかな

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:48:30 ID:HabhN/zw
>>793
既に死んでるとかガンダールヴのルーンが混乱起こしそうだ

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:49:46 ID:uzsBI6wp
でも性格的に穏やかなゴクウでよかったじゃん。
ブロリーとか……

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:54:13 ID:SkyeCs25
悟空か・・・
彼に勝てるのは嫁さんだけだろ?

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:55:22 ID:a3nhYSlz
ん?既に死んでるから再召喚できるのか……?

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:55:40 ID:wDMktHHF
>>796
最初のブロリーはスーパー化しない限りはかなりおとなしかったからその間に契約できれば何とかなるんじゃないか?
暴走して意識が無いので無差別ですってなればおしまいだが

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:56:29 ID:5zwC85hT
>>796
いや、そこは例のコントローラーごと召喚ですよ。
最終的に制御不能に陥ってブロリー暴走
⇒ハルケギニア壊滅決定。
なのはガチだけど。

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 16:57:14 ID:EoWMducX
いつ頃のゴクウならバランス取り易いかな
ヤムチャとやりあってた頃なら

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:01:35 ID:SAPnOqKB
っていうか瞬間移動で帰りそう
そうでなくても界王さまとか仲間がDBで呼び戻しそうだし…

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:02:30 ID:ZyroacI3
レッド・リボン軍前後が丁度よさそうだと思う
かめはめ波も使えるし、あの頃の悟空は如意棒をガンガン振り回してたはず

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:02:57 ID:BsGvAvWH
バイオブロリー召喚でテッカマンとかの大デストロイ物語開始。

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:05:14 ID:uxpD7V3d
悟空だけに、さりげなく誰かを孕ませそう

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:06:37 ID:5zwC85hT
>>802
でも、瞬間移動覚えたときと同じで呼び戻されるのを拒否したりするかも。
魔法を教えてもらうとか、飯が旨いとか。

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:07:45 ID:oObCgFjz
ルイズが幻の零星珠を持ってる訳だな

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:08:22 ID:B5fI3wB8
悟空が魔法とはいえ学問を習いたがるかどうか・・・

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:09:41 ID:Yggkpad/
>ヤムチャとやりあっていた頃
すでにその頃にはもう拳銃の弾が利かなかったからなぁ。

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:11:11 ID:3161iEEd
>>808
「ちょっと聞いても良いかな? 今、弾当たったよね?」
「あぁあたったさ!すっげぇいたかったぞ!後で倍にして返してやっからな!」

確かこれが人造人間8号の時にあったw

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:12:36 ID:B5fI3wB8
まあ花山薫も拳銃弾食らっても平気だし

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:12:54 ID:5zwC85hT
>>809
というか、第1話で既に効いてなかったような?
ブルマに額打たれても、痛がってただけだったと思う

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:15:08 ID:wDMktHHF
確かに最初から銃弾喰らっても平気だったな
破壊の杖喰らってもこける程度なんじゃないだろうか

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:15:24 ID:uzsBI6wp
第一話時点で効いてないな。

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:16:01 ID:B5fI3wB8
ピッコロ大魔王編当たりでミサイルくらっても平然としてた気がするがアニメかも

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:18:29 ID:jAAlQk2N
とりあえずラ・ロシェールの夜がネックだな
召喚した直後の夜もだが。

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:19:45 ID:nYjbd/4I
>714
おちつけw
ロックの能力ならこういうところがある。
ttp://nagisawa.homeip.net/saikyou/ra/locke.html

818 :816:2007/09/14(金) 17:21:09 ID:jAAlQk2N
追記>チビ悟空の場合、な

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:23:30 ID:7/GAArwh
大猿になってハルケギニア終わったな

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:24:38 ID:wDMktHHF
いや、大猿状態は意識無いからルイズ母クラスのウインドカッターなら遠距離から尻尾切れないか?

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:25:44 ID:u7x1WOF4
舞空術習ったらルイズでも飛べるかな?
ビーデルも飛べるようになったし。

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:28:49 ID:7/GAArwh
>>820
大猿って口からビーム打ってなかった?

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:28:55 ID:Rga+oeDJ
むしろ神龍召喚
願いを叶えてもらい普通に魔法が使えるようになるルイズ
だが使い魔は一年に一度しか現れないとか

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:32:44 ID:zitked+O
むしろドラゴンボール一つだけ召喚

そしてベジータやフリーザが狙ってくる

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:34:18 ID:FKxrbpON
折角面白い勘違いされてるんだからそっちの方にも言及してはどうか?

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:40:07 ID:3XdigOUW
変身に必要なブルーツ波がゼロ魔世界の月にあるかも割と問題かも
わざわざ変身用に擬似的に月を作りだす技まであるくらいだし。

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:41:14 ID:tWp1YwAk
16号を召還。
ルーンはヴィンダールヴで

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:49:35 ID:3XdigOUW
むしろ、レットリボン時代の人造人間8号のほうが……

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:55:13 ID:fiQnPTCG
ドクターゲロを召喚してルイズを改造してもらえば

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:56:49 ID:rzbQE2dL
むしろターボくん召喚で産業革命

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 17:59:55 ID:utuCbEtX
アラレちゃん召喚

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:00:16 ID:ulSKct/z
イヤイヤ、ここはストーリー上いなくなっても無問題なヤムチャを召喚。
そしてギーシュ、ワルドとのヘタレ、噛ませ犬対決を

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:02:41 ID:5aj+hASN
クリリンと18号の娘のマーロン召喚。GTでの会話を聞いた限りでは飛ぶだけならできるらしい。

魔法が使いたいのに使えないルイズと武道ができる(才能がある)のにしないマーロンの組み合わせだと最初はうまく行かなさそうだ。

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:04:09 ID:SkyeCs25
規格外軍団から抜けたヤムチャはただの元盗賊の強力ナイスガイですよ

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:04:48 ID:zitked+O
ヤムチャはなんとなくギーシュとの決闘で死んでしまいそうだ

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:08:53 ID:tWp1YwAk
ワルキューレがヤムチャに抱きついて自爆する光景が…

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:09:06 ID:SkyeCs25
死ぬような雑魚でもない、微妙な強さだからな
普通〜〜〜にボコられて普通〜〜〜に実は無傷で
普通〜〜〜に反撃して普通〜〜〜に勝利しそうだ。

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:09:43 ID:MxIp3tVA
>>835
足元がお留守だからな飲茶はw

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:12:19 ID:gimMpLZD
使い魔としてはプーアルとか凄く便利そうな気もする。賢いし。

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:14:03 ID:3XdigOUW
>>839
しかし、来たのはウーロンであった
ルイズと(SとMてきに)相性はよさげだが

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:14:27 ID:SAPnOqKB
ヤジロベーなら剣の達人だからデルフ大喜びだな
飛行機っぽいのも操縦してたから竜の羽衣の違和感も全くない
しかし性格的なものとサバイバリティの高さから
すぐ出てってその辺の山奥で暮らしそうwww


842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:16:11 ID:H580E5wl
伊庭三尉たちがルイズに召還されました

ってのを思いついたんだが、さすがに無理があるか

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:23:39 ID:HabhN/zw
あれの醍醐味はあくまでも、歴史の流れを知っている所に未来兵器をもって現れる所だからな。
世界観有ってのキャラクター性だからそっから出すのは宜しくない。
出した時点でキャラが死ぬ。

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:24:40 ID:5aj+hASN
トランクスの妹のブラだったら……
似たもの同士意気投合しそうな気がしないでもない。

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:24:45 ID:Yggkpad/
自衛官はヲタ集団だから当然ゼロ魔も読んでるとか・・・

だめか

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:28:59 ID:zcDdghCO
ヤムチャあれでもカイオウのところで修行したんだよ。
あれでも・・・・

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:34:33 ID:wDMktHHF
ヤムチャってギニュー特選隊よりは強かったよな

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:35:15 ID:kXCJ2kg7
チャオズが一番いいんじゃないだろうか…

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:38:31 ID:b7iUgi/G
>>845
2ちゃんの自称自衛隊員がオタクばっかなだけで実際は体育会系メインだよ

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:38:33 ID:SkyeCs25
惑星破壊クラスの超人たちの中での価値観を適用するから
あれでも、とか、死にそう、とか悲しい評価にしかならんのだ

一応、地球人類ではトップ10に入るような強者なんだぞ?www

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:40:12 ID:fErSf4iY
セル編あたりだとかめはめ波一発で惑星吹き飛ばせる威力だからなwww

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:40:17 ID:bIk4FMYm
仮面ライダーカブトの天道が召喚される話なんてどうだろう

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:40:50 ID:HabhN/zw
その階級分けはヤメレ('A`)

とりあえずトップ10どころか、普通の地球人の定義内じゃ三本の指に入るだろ。

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:42:09 ID:zitked+O
クリリンは地球人に入りますか?

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:42:14 ID:E0NWAjvU
ドラゴンボールのZ戦士がついに召還されたか
もはや類図に敵はいないな 七万の軍など虫けら同然

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:44:24 ID:Rga+oeDJ
亀仙人で月破壊可能なんだ
最終ヤムチャなら惑星破壊可能なはず

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:45:31 ID:utuCbEtX
最終的な悟空の強さどうなってるんだ

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:47:41 ID:b7iUgi/G
>>857
ttp://www.geocities.jp/mariokouhei2000/DB/senntouryoku2.htm

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:49:04 ID:8UwIV8Yj
天道なら普通にハイパーゼクターで帰れる
呼ぶなら加賀美か大介か八車だな

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:49:42 ID:zitked+O
>>857
きっとデコピン一発で国や惑星破壊できるくらいの強さだと思う

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:55:48 ID:buyDarRD
>>842
佐藤大輔二尉が召還される話なら考えたことがある
「ギーシュ・ド・グラモン、女孕ませて借金苦か、今日から貴様はオメガの隊員だ」



862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 18:58:09 ID:whJ901qt
>>861
オメガとか言われると、

「オメガ11。イッジェークト!」

を思い出すじゃねぇかよ。

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:00:55 ID:8rHFiEqQ
加賀美はハイパーガタックになれるからなぁ・・・
まぁ天道の気が向いたらハイパーゼクターを送ってくれる程度の確立でしかないが

でもTV終了後だと駐在さんなんだよな

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:03:22 ID:SAPnOqKB
>>849
そうか?自衛隊に友人がいるがガンダム、ゾイド、パトレイバー
エスコン、FM、AC、etc…等が好きなオタ達が多いぞ
たださすがにラノベはあまり知らないようだったな
サクラ大戦みたいにメカ的なものがあればおkらしい

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:08:50 ID:E0NWAjvU
EDF隊員がなぜ召還されないんだぁぁぁ
彼は陸戦最強の勇者だぞ 七万でも孤軍で戦ってくれるハズ。
弾は一応無限だしな。

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:09:01 ID:C3dV2mjV
ルイズが結婚すると聞いて
「壊してやる……こんな世界!」
とか言い出すダークカブトが頭に浮かんだ。

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:09:12 ID:XRiYjH3O
SS書いたことの無い俺がブロリーを召喚しようと頑張っていたのに・・・・・・・絶望した!

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:09:53 ID:exfWSLcz
>>861
マリコルヌが学も教養もないやつになるのかw

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:10:22 ID:uzsBI6wp
>>867
初めてなのに超難易度高いものに手を出してどうすんだwwww

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:11:29 ID:aexwcBzM
>>815
原作でもピッコロ国王が「ミサイルを撃ち込んでも構わんぞ!」と楽しそうに
演説してたからきっとミサイルもあの時点で効かない。

>>851
そりゃ違う、セル編でかめはめ波一発で太陽系全てが吹き飛ぶ事になった。
セル「既に地球どころか太陽系全てが吹き飛ぶほどの気力が溜まっているぞ!」

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:14:13 ID:sbpZYoiq
ウェールズ王子が暗殺されたところで時間を巻き戻したり、
七万人相手に未来の自分を大量に呼び出して逆にフルボッコにする天道が頭に浮かんだ


872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:15:33 ID:JxO1nN+x
>>849
うーん
だって総員24万人日本最大の巨大組織だよ?
自衛官にも色々な人間がいるんだけどなぁ…

とある魔法少女アニメ観たいが為に空挺に転属してきた自分みたいな腐れオタがいるかと思えば
元オリンピック選手が普通にいたりする。
そんな組織だよ。

自分の知っている限りでゼロ魔知ってる自衛官は三人はいる。

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:19:50 ID:rzbQE2dL
>>872ピンキリだな

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:20:56 ID:MEJnlIJv
ヲタがいるってのと、ヲタ集団じゃ全然意味が違うと思うけれど。
オタクの数考えたら、それこそどこにだっているのだし。

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:21:57 ID:RYvv9MaQ
そんなに人類の規格外を召喚したいなら、究極にして無敵、銀河最強の男を召喚すればいいじゃない
その名も『究極無敵銀河最強男』



もしくは胸囲が99cmしかない『ボ帝ビル』

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:22:01 ID:pLS7Ficx
実際はごく少数じゃないの?ヲタ自衛官って

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:22:07 ID:jpsTL/p+
インド海軍は日本に来るたびにアキバに行くけどなw

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:23:23 ID:GnRSIQ69
>>872
空挺に転属と見たいアニメに何が関係あるかkwsk

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:26:06 ID:8rHFiEqQ
まぁ自衛隊談義はほどほどにしとこうぜ!
また投下中に議論始めるエアリード機能のない人達が来ちゃうからさ!

タイラー(初代原作版)とヒューマノイドタイフーンとか災害クラスの奴らが虚無の使い魔として召喚、ハルケギニアは滅ぶ

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:28:12 ID:aexwcBzM
>>871
おばあちゃんが言っていた。世の中で噛ませ犬の名はただ一つ。二股の道を行き、
総てにボコられる男。ギーシュ・グラモン

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:28:37 ID:Rga+oeDJ
山田西南も災害系だな

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:30:35 ID:htAMLzzT
今、ベンジャイキャラで書いてるんだが…
駄目だ、頭の中では文章できてるのに指が動かねえ
こりゃまた頓挫するかな…

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:32:21 ID:ZKmxpZPF
エルフを狩るモノたちからセルシア召喚
犬状態で契約されて元の姿に戻れない
まぁ戻ったら戻ったでエルフだから大変だけど

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:32:28 ID:PdNmWrhj
銀河最強と言えばスターブラスト・セイバーをお忘れなく
「戦士とは孤独だ。」

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:33:37 ID:WhCj7sWX
>>884
いいや、最強は嫁さんのシヴァだろ

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:37:27 ID:lpjo+To6
なんか微妙にまとまってないネタが出来たんだが、他に予約ないよな?

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:37:41 ID:jpsTL/p+
ないない

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:39:16 ID:G3f4Zkr8
>>864

つか、オタクで体育会系の人が多いんじゃないのか?

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:40:29 ID:lpjo+To6
んじゃ投下してみる

長き戦いの結果、ついに彼は完全な敗北を喫した。
崩れゆく彼の作り出した要塞。地震のように大きく要塞を揺らしながら、辺りから耳をつんざく程の爆発が間断なく続く。
その揺れに耐え切れぬほど衰弱した彼は、かつて彼が座し、命令を下していた司令室の中心で倒れ伏した。
彼の名を呼びながら、唯一残った部下が彼の体を支え起こす。霞む視界の中、彼は辺りに響く音が何か、部下にたずねた。
その声の弱弱しさに、彼は気づいただろうか。少し前まで、世界を手中に収めんとしていた男とは思えない、
聞いた者が哀れにすら思えるほどの、かすれた声だった。
「花火で御座います。――様を歓迎するために、皆が上げている、花火で御座います」
鉄の鎧に身を包んだ部下が応える。彼の体は主に機械で作られた作り物でしかないが、
彼の主に対する敬愛は真実だった。
最早思考もままならず、部下の言葉に純粋に喜んでいるのか。それとも自分の心を最期まで安らげようとしている部下の心を汲んだのか。
彼は最早体をわずかでも動かすことさえ辛そうに、ゆっくりと、本当にゆっくりと、唇を動かして、笑みを浮かべた。
「おお……そうか。すば…らしい…」
部下はこのとき、泣くことが出来るなら泣いていただろう。
主はもはや死ぬ。主の野望も潰える。そして、主の名は未来永劫嫌悪と憎悪の感情を込めて呼ばれる事だろう。
人類史上有数の狂気を孕んだ男。後世の歴史家は彼をそう称するだろうか。
部下はその思いを振り払い、せめて主が死すまでの間喜びに包まれるように、叫んだ。
「全人類が、――様を称えております!!」
彼らの要塞が、目を貫かんばかりの光に包まれたのはその瞬間だった。

――ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエールの証言より抜粋――
わたしが彼を召喚したときのことは、今でも鮮明に覚えている。
その時わたしは進級試験のサモン・サーヴァントに十数回目かの失敗をし、泣きそうになっているところだった。
辺りの野次はずっと続いていたが、別に気にもならなかった。あんまり煩い奴は魔法で黙らせたけど。
泣きそうになっていたのは野次が辛かったからじゃない。このまま失敗に終わったら、
自分に魔法の才能がないということを認めなくてはならなくなる。それが辛かった。
そして涙をにじませながら、成功を心底祈りながら唱えたとき、辺りを光が包んだ。
成功!?そう思ったときだった。
その光のなかから、巨大な建造物がせり上がってきたのは。
屋根にひっかかって、はるか上空に持ち上げられた者。逃げようとしたら突然目の前に建物の一部が現れて激突した者。
なんとか空を飛んで逃げ切った者。状況は人それぞれだったが、現れた建物に対する感情は皆同じだった。
それはあまりにも巨大で、あまりにも禍々しかった。
全体はまるで巨大なゴーレムに何度も殴られたようにボロボロになっていたが、簡単に壊れそうには見えなかった。
建物の大きさは学院並の大きさだった。黒い外壁は、見ているだけで相手を精神的に威圧するかのようだった。
中心部には百メイルはあろうかという塔が生えている。
後で聞いた話だが、召喚された建物は元の一部でしかなかったらしく、わたし達をさらに驚かせたのは言うまでもない。
ともあれ、わたしは『使い魔と一緒にそれが住んでいた建物まで召喚したのでは?』と思い、
コルベール先生と、何故か付いてきたキュルケとタバサと一緒に、建物の中に入ることにした。
建物の中も外壁と同じように、所々が何かにえぐられたかのような切り口を見せていた。
「まるでルイズが爆発で壊したみたいね」などとキュルケが軽口を叩いていたが、
そのときのわたしは目の前に次々と現れる、見たこともないもの達に目を奪われていた。
鋼鉄の塊の人形。何かガラスの瓶のようなものの中に浸かっている、奇妙な体をした生き物。
巨大な銃らしきもの。金属張りの竜のようなものが壁に突き刺さり、道を塞いでいることもあった。
新しいものを発見するたびにコルベール先生は目を輝かせながら手に取ったりしていた。タバサも珍しく、辺りに興味津々といった感じだった。
そして塔の最上階、まるで玉座の間のような造りの部屋の中に、鋼の鎧に支えられるようにして、彼は倒れていた。

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:43:07 ID:bOzpNPQ1
>>883
セルシア召喚は楽しそうだよなぁ。あれで召喚魔法のエキスパートだし。
男を見る目は無いけど。

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:43:08 ID:lpjo+To6
彼と初めて会ったとき、ルイズは正直失望していた。
この建物を隅まで探したつもりだったが、『生きている』生き物は彼以外にいなかったからだ。
つまり、彼がルイズの召喚した使い魔ということになる。
途中で見つけた生き物のようなので良かったのに。
ルイズがそう思っているなどいざ知らず、彼はゆっくりと目を開けた。
彼がこの世界に存在するどんな使い魔よりも恐ろしく、とんでもない者であることを知る者は、この世界にはいなかった。

「……む、うう」
彼は力の入らない体をなんとか起こした。
頭が霧がかかったように働かない。彼は立ち上がると、辺りを見回した。
周囲は完全に破壊されていた。正面の巨大スクリーンは巨大な爪に引き裂かれたかのように崩れ、外の景色が覗いて見える。
足元には彼が作り上げたガードノイド・ガッシュが、完全にスクラップとなり倒れていた。
「…そうか、私は、負けたのか」
だんだんと鮮やかになっていく気を失う前の事を思い出しながら、彼は呟いた。
「ヅノーベースは崩れ、ガッシュも死んだか。…私は何故生き延びたのだ」
ふと後ろから聞こえる騒ぎ声に気づく。彼はそちらにゆっくりと顔を向けると、数人の男女がなにやら話し合いを行っていた。
「人間と契約しなくちゃいけないんですか!?はっきり言ってあの人どうみてもまともな人には見えませんよミスタ・コルベール!」
「しかしだねミス・ヴァリエール。これは非常に神聖で重要な儀式だから」
「あらルイズ、こんな素敵な人を捕まえてまともな人に見えないってずいぶん失礼ね」
「あんたは黙ってなさいよキュルケ!あの目つきの悪さなんてどう見ても悪役じゃ」
「黙れ」
彼の一言に全員が凍りついた。有無を言わせぬ口調に加え、思わず従わずにはいられない声だった。
「誰の許可を得てここにいる。例え崩れたといえ、ヅノーベースのこの場所に入ることを許されるのは、私が認めた天才だけだ」
「ヅ、ヅノーベース?この建物はそう言う名前なのですか?」
彼女達を従えているらしい、禿頭の男が尋ねる。その姿に彼は疑問を抱かずにはいられなかった。
ありえないからだ。自分に対してどういった感情を持っているかはいざ知らず、
かつて世界を手中に収めんとした自分の姿を知らぬものが、この世界に存在するはずがなかった。
彼らに向き直り観察すると、彼らの服装も、書物などでもあまり見ない珍しいものだ。
ひょっとしたら、ヅノーベースはこの自分ですら詳しく知らぬ、余程の僻地に墜落したのだろうか。
「ここはいったいどこだ。お前たちは一体何者だ」
「こ…ここはハルケギニアのトリステイン。私たちはトリステイン魔法学院の教師と生徒です」


コルベール先生のその言葉を聞いたとき、彼はひどく驚いていた。まあ無理もない、とその時私は思っていた。
ひどい荒れようではあるが、これだけ大きな建物を自分の所有物のように語っているのだから、
おそらくかなり名のある貴族かなにかなのだろう。
服装も、あまりここらでは見ないデザインのローブに、肩の骨が外れそうなくらい巨大な肩当のついたマント。
どんな刃物でも傷ひとつつきそうにない左腕の手甲。一見するだけでかなりの値打ち物と見受けられる装飾品の数々。
改めて見ると顔も整っており、優雅な物腰の中に、背に寒気が走るような凄みがある。
もしかしたらまだわたしの見たこともない、どこかの国の有力者なのかもしれない。そんな人を使い魔として呼んだのだから、
彼が怒っているのも当然だ、くらいに考えていたし、わたしの使い魔の件はどうなるんだろう、と思っていた。
しかし、彼の驚きはそういうことではなかった。彼はコルベール先生を矢継ぎ早に質問攻めにし、
「ありえるのか」「何が起きたのだ」と、私たちを気にもせずに部屋から出て行った。
彼には使い魔になってもらわなければいけないのだから、このまま消えてもらうわけにもいかない。
そう思った私たちは彼を見失わないように彼の後を追っていくと、彼は数階下の部屋で、
なにかボタンのようなものの集まりをせわしなく叩き、見たこともない文字の羅列が浮かぶガラスの板を見つめていた。
「惑星数」「衛星」「星座」「大気組成」「恒星までの距離計算」などなど、所々になんとか理解できる言葉を入れつつ、
しばしの間彼はぶつぶつと呟いていたが、やがて信じられない、という表情と共に、呟いた。
「本当に、ここは地球ではない……というのか!?」
……ふ。ふふ。ははははは――
彼の胸に去来したのはなんだったのか。
次の瞬間、彼は堰を切ったかのように、大声で笑い出したのだった。


892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:45:08 ID:lpjo+To6
その後、ここに召喚されるにいたった経緯を話し、自分の使い魔となってほしい旨を伝えると、
彼はわたしが拍子抜けするほどあっさりと承諾した。
ふざけるなとか、さっさと帰せとか、もっと色々言われるかと思ったが、彼が元いた所には、もう未練はなかったらしい。
使い魔となる条件はただ一つ、自分がここの知識を学ぼうとすることを止めないこと。
ただそれだけの簡単なものだった。
ともかく、わたしは使い魔を手に入れた。正直その時は、望んでいたものとは全く違う外れくじ、と彼を評価していた。
メイジならば杖を常備している、という先入観から、彼が元の世界でどれだけすごい人間だったとしても、所詮はただの平民でしかない、
そう考えていたからだ。
なんの役にも立たない平民。使い魔はメイジの実力を測るバロメーターのひとつ、それがこのざまなのだから、自分はどれだけ低級のメイジなのか。
それを考えると全身がけだるく、重く感じた。
私は疲れから大きく溜息をつき、とりあえず帰ろう、と思い階段を降り始めた。
彼が妙なものを連れているのに気づいたのは、そのときだった。
「ねえミスター、それ何?」
モスグリーンの体に、奇妙な形をした仮面を被った人のようなもの。ここに来るまでに作りかけのそれを見ていなければ、
奇妙な格好をした人間だ、と本気で思ったかもしれない。それほどそれの動きはなめらかだった。
「ジンマーという。私が作った人形だ。元々戦闘用に作ったものだが、雑用程度ならこいつでも十分こなせるだろう」
「人形って……ゴーレムみたいなもの?あなた魔法が使えるの?」
わたしがそう尋ねると、彼は一瞬不思議そうな顔をした後、くくっ、と軽く笑った。
「な、なによ!別に笑わなくてもいいじゃない!」
「いや、失礼した。優れた科学は魔法と区別がつかない、という先人の言葉を思い出したのだ」
「かがく?」
「そう、科学だミス・ヴァリエール。これは科学によって生み出されたものだ。
君達の使う魔法のと違い、個人の熟練を必要としないし、奇跡の御業というわけでもない。
理論とそれを実行できる設備と人員さえあれば、この程度のものは誰にでも簡単に作れる。科学とはそういうものだ」
それから学院に帰るまでの間、彼は口元に笑みを浮かべながらその科学について語った。
はっきり言って彼が何を言っているのかさっぱり理解できなかったが、その中で
彼があのヅノーベースの設備全てを設計したということを聞いて、わたしの胸は躍った。
あのとてつもない城を、ハルケギニアではわたし達以外誰も見たことのないだろう、その科学というものを詰め込んだ城を作り出したのは彼だというのだ。
わたしはひょっとして、とんでもないものを召喚してしまったんじゃないか。
学院につくまでの数分足らずで、わたしの彼に対する評価は急上昇していた。
そして、その時わたしが感じたものは間違いではなかったことが証明されたのは、誰もが知っていることである。


893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:46:47 ID:JBMNRrhP
支援いたす

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:46:57 ID:SkyeCs25
なんだか凄まじい予感支援

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:47:00 ID:wDMktHHF
ライブマンか支援

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:47:03 ID:lpjo+To6
――学院教師、ミセス・シュヴルーズの証言より抜粋――
毎年恒例の召喚の儀式が行われた翌日、私はいつもより上機嫌で教室に向かいました。
恒例の行事とはいえ、今まで学問に励み、努力してきた生徒達の結晶を形にして見ることが出来る。
私にとってそれは毎年の楽しみでした。
そして教室につき、いつものように挨拶をした後、生徒達が召喚した使い魔を見渡してあるものを見たとき、私は思わず凍りつきました。
それはひどくシュールな光景でした。
モスグリーンの色をした、肌のようにぴっちりと全身を包んだ服、奇妙な形をした兜だか仮面のようなものを被った頭部。
そんな格好をした人間が、ミス・ヴァリエールの近くで直立不動で立っていたのです。
「ミ、ミス・ヴァリエール。と、とてもユニークな使い魔を召喚したみたいですね」
彼を見てから数秒たって、やっとそれだけ口にできました。そのときは自分でも少し声が震えてるな、と気づいたのを良く覚えています。
その時、私の声に反応するように周囲の生徒が笑い出しました。
「まったくだよ!さすがはゼロのルイズだな!いったいどんな生き物なんだよそれは!」
「その仮面外したら中身人間なんじゃないか?一体いくらで雇ったんだそいつ!」
「うるっさい!こいつはミスターの作った使い魔なの!デザインのことはミスターに言ってよ!」
「うそ臭いぞルイズ!一体何人雇ったんだ!?」
周囲の笑い声はどんどん大きくなります。そろそろ止めなくては、と私が杖を振ろうとした瞬間、ミス・ヴァリエールが叫んだのです。
「ジンマー!その仮面を外しなさい!」
ジンマーと呼ばれた人がためらいもせずに仮面に手を当てて外した瞬間、私達は自分達の認識が間違っていた事に気づきました。
そこにはあるはずの顔はなく、申し訳程度に出ている金属の棒のようなものと、その先に目のように付いている発光体があるだけでした。
そう、そのジンマーとは人間ではなかったのです。
周囲で起きていた笑い声が驚きの絶叫に変わったとき、ミス・ヴァリエールはどうだ、と言わんばかりに口元を釣り上げてガッツポーズをしていました。

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:47:35 ID:sbpZYoiq
ヅノーベースってw
あの人呼んだんかいw支援


898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:49:17 ID:bOzpNPQ1
ヅノーベースって何かわからないから検索してみたら、
ライブマンが出てきた。ライブマン懐かしい・・・・・
でもヅノーベースなんて出てたかな?

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:49:22 ID:6Hmq6/cz
>>864
まぁ何せ本物のガンタンクを勝手に作りかけた逸話が有るしな
今でも倉庫に眠ってるらしいな

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:49:24 ID:JBMNRrhP
実はやばい人じゃねえか!支援

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:50:20 ID:lpjo+To6
――学院のあるメイドの証言より抜粋――
私が初めてあの方に出会ったのは、あの方が召喚された次の日のことでした。
ちょうど召喚の儀式があった日に、儀式を行っている方角から、まるでそこに太陽が生まれたような光とともに、
天を衝かんばかりの巨大な建物が出てきて驚いたのを覚えています。
一体どなたがあんな学院より大きい建物を召喚したのか興味が沸きましたが、聞くのも失礼にあたるかと思い、そのまま仕事に戻りました。
あとであの建物を使い魔と一緒に召喚したのはミス・ヴァリエールだと聞き、きっととても珍しい使い魔を召喚したのだろう、
見る機会があるといいな、と思ってました。
そして次の日、いつも通り洗濯をしようとして外に出て、大きく伸びをしたそのときでした。
モスグリーンの全身タイツのようなスーツに身を包み、見たこともない形の仮面を被った人?が洗濯物を抱えて、目の前に立っていました。
「ひぃ!!」
叫び声が喉の奥に引っかかって、うめき声みたいな声を上げたのを覚えています。
別に私は悪くないですよね?誰だってあんなのがいきなり現れたら驚くに決まってます。決まってますもん。
目の前の人――後でジンマーと言う名前なのだと聞きました――は何も言わず、ただ洗濯物を差し出しました。
「あ、せ、洗濯物ですか?わかりました」
わたしが洗濯物を受け取ると、彼?はすぐ後ろを向いて学院の方に歩いていきました。
「あ、も、もしかして、あなたがミス・ヴァリエールの召喚した使い魔ですか?」
「それは違う、お嬢さん」
いきなりの声に振り向くと、そこには奇妙なデザインのローブを着た人が立っていたのです。
「私がミス・ヴァリエールに召喚された使い魔。そして今のは、言うなれば私が作った使い魔だ」
それが私とあの方との最初の出会いでした。
優雅な物腰、一挙手一投足に滲み出る気品、私のようなものにも敬意を払っていることを感じさせる言葉遣い。
どこか有名な貴族か王族か。あの人を知っている人なら、私がそう思ったのも納得してくれると思います。
「そ、そうでしたか!も、申し訳ありませんでした!」
私は失礼なことをしてしまったという考えで頭がいっぱいになり、思わず洗濯物を放り投げて平謝りしていました。
あの方はそんな私を落ち着かせると、自分の食事を昨日現れた建物――ヅノーベースに運んで欲しいと言われました。
なんでもあのヅノーベースには、あの方が今まで研究してきたものの全てが詰め込まれており、
現在そのほとんどが使えない状況だったそうです。
そこでなんとしても修復したいので、食事を取りに行く時間も惜しく、私に配達を頼みに来たというわけです。
ですがその時私は難色を示しました。昼時はただでさえ人手が足りず、一人減るだけでも大変です。
私がそう伝えると、彼は少し微笑んで、驚くべき事を言ったのです。
「なるほど。では私から人材を提供しよう」
言うが早いか、彼は左手を、敷地内の何もないところにかざしたのです。
「ジンマー!!」
異変が起こったのは次の瞬間でした。二人、五人、十人と、先ほどのジンマーさんが空から続々と現れたのです。
その時も、私が声にならない悲鳴を上げかけたのはいうまでもありません。
「何体かお貸ししよう。十分に役立つはずだ」
あの方はそういうと、ぞくりとする笑顔を見せたのでした。
それからというもの、メイド服姿のジンマーさんが学院内で様々なお仕事をこなすようになり、私たちも大分楽が出来るようになりました。
そしてその後、一日三回、私はヅノーベースに食事を運ぶのが日課となったのです。
余談になりますが、私は配達の度にあの方から様々な事を教授していただき、研鑽を積んだことによって、
後にトリステインの才女、天才ドクター・シエスタなどと過分な肩書きをいただくことが出来ました。全てはあの方のおかげです。
そう、ハルケギニアに流星の如く突如現れた大天才、大教授ビアス様のおかげで。

投下終了。
正直最初は大教授ビアス様がハルケギニアを舞台に暴れまわるのを考えてたのに
ネタが尽きて尻すぼみになってしまったorzわざわざ余分なとこはしょる書き方したのに
続き書く気力が出たらアルビオンを焦土に化すイカリヅノーとか七万の兵を蹂躙するギガボルト・ゼロとかを書く予定

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:51:58 ID:JBMNRrhP
GJ!
これは気になりすぎる、ラスボス格召喚は、何というか、ルイズとの格差が凄いな!

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:53:32 ID:by8UugSk
GJ

ライブマンとはまた懐かしいw
俺が本当にガキだった頃の作品ww期待してるよー

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:54:54 ID:sbpZYoiq
グランパ召喚並みにハルケギニアがえらいことになりそうになw
GJ!

自分も早く書かないと……

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:55:39 ID:tZdg8nBr
>>メイド服のジンマー
シュール過ぎるだろwGJ!

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:57:49 ID:mEIPOHHl
GJ

ビアス様、確か若き頃の譲治だよな?

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:58:52 ID:w/WbvbrX
このシエスタ頭いいな

908 :ゼロの黒騎士 第四回:2007/09/14(金) 19:59:02 ID:9sSejQOm
投下よろしいでしょうか?
よろしければ、20:05分から投下を開始したいと思います。

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 19:59:19 ID:tWp1YwAk
GJ!
メイド服のジンマーが香水の瓶を拾うと
ワルキューレVSジンマーという決闘が…


910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:00:26 ID:lpjo+To6
>>898
ボルトの本拠地の宇宙要塞

>>906
うい
俳優やってた当時はフラッシュマンのサー・カウラーとか
特撮ものに良く出てた
声優をメインにしたのは「顔のせいで悪役ばっかりまわってきたから」
とか語ってたりする

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:01:23 ID:8rHFiEqQ
進路クリアー、発進どうぞ

912 :ゼロの黒騎士 第四回 1/9:2007/09/14(金) 20:05:32 ID:9sSejQOm

「それは確かなんじゃな、ミスタ・コルベール」

普段のおちゃらけた姿からはとても想像できない重々しい声で、
オールド・オスマンは目の前の男、『炎蛇』のコルベールに問いかける。

「……この三日間、幾つもの文献に当たり、様々な可能性を検討しましたが、間違いありません」

ごくり、と唾を飲み込んだのは、果たしてどちらだったのだろうか?
良くも悪くも動じることが無いオールド・オスマンが相手をしていてもなお空気が重い。
それほどにコルベールの辿り着いた答えの持つ意味は、深刻だった。

「間違いありません。ミス・ヴァリエールの使い魔の左手に刻まれたルーンは、ガンダールヴのルーンです」

つかの間、沈黙が落ちた。
部屋の温度が数度下がったかと錯覚させるような冷え冷えとした緊張感が満ちる。

「ガンダールヴは、詠唱時間の間、ブリミルを守ることに特化した神の盾、じゃったな」

沈黙を断ち切るように、オールド・オスマンが呟いた。

「はい。残念ながら、その姿形は後世に伝わっていませんが、彼はあらゆる武器を使いこなしたと言われています」

「しかし、ミス・ヴァリエールの使い魔は……」

「そう、彼女の使い魔は犬なんです」

再び学院長室が沈黙に包まれる。
先ほどよりも、更に深く、重く。
お互いに、今交わされた会話の意味をその胸のうちで思案しているようだった。

「この件は……」

「分かっています。内密に、ですね」

「うむ……」


913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:07:22 ID:lpjo+To6
普通は犬が武器使うって?てなるよね支援

>>907
作中で一桁の足し算が指使わないと出来ない奴を
一週間で自分の幹部に出来るくらいの天才に教育しなおしたんだぜ?>ビアス様
まあ本人の才能はあったろうけど

914 :ゼロの黒騎士 第四回 2/9:2007/09/14(金) 20:09:11 ID:9sSejQOm


春の召喚の儀式から、暫く経った。
その間、ノワールは全く手の掛からない使い魔だった。
まず、無駄吠えをしない。
『赤土』のシュヴルーズの授業で、ルイズが錬金に失敗し、
大爆発を起こした時も、暴れる使い魔たちの中で、例外的に落ち着きを払っていた。
下のしつけ、世話をする必要も無かった。
散歩も必要なかった。
何しろ、朝夕に折を見て学院を抜け出し、一時間ほど裏の森を駆け回っている。
食事と睡眠以外の用は、そこで済ませてしまっているらしい。
ただ、最初にノワールが姿を消した時、ルイズは半狂乱になって学院中を探し回った。
泣き声を聞きつけて、何事かとノワールが駆けつけた時には、ルイズはヴェストリの広場でへたり込んで大泣きをしていた。
シエスタが必死になって慰め、何故かそばにはキュルケが何かを持て余すように佇んでいる。
キュルケが手を引いている一際小さな少女――読んでいる本から顔を上げようともしない――には見覚えがなかったが、
どうやら、ノワールの捜索を手伝うつもりだったらしい。
その光景にノワールは、心の何処かにちくりとした何かを感じた。
だが、それが罪悪感だったと気づくのは、もう少し先の話。
兎も角、それ以来、ノワールが外出する時はルイズの顔を見上げ、
許可を貰ってから、というルールが暗黙のうちに成立した。

かようにノワールは手間の掛からない使い魔だったが、ルイズは、暇を見ては手間をかけたがった。
というよりも、世話をしたがった。

夜寝る前には、必ずブラッシングをした。
毛並みが艶々になるのを見て、このわたしの使い魔なんだから、いつも身奇麗にしなくちゃね、と笑った。

使い魔との触れ合いの一環と言い張って、一緒に散歩にも行った。
一歩遅れて付いてくるノワールを見ては、その度に零れるように微笑んだ。

シエスタに声をかけて、学院そばの草原で取って来いをして一緒に遊んだ。
ノワールは教えてもいないのに一発で取って来いを成功させて、シエスタを驚かせたりした。
ルイズはその事を、まるで我が事のように喜んだ。

一緒に昼寝をした。といっても寝たのはルイズだけで、
ノワールは、寝転んだ自分の腹に頭を持たせかけて眠るルイズの寝顔をじっと見つめていた。


915 :ゼロの黒騎士 第四回 3/9:2007/09/14(金) 20:10:21 ID:9sSejQOm

ギーシュの愚痴を一緒に聞いた。
ノワールのご褒美用干し肉が切れたことに気が付いて、厨房に貰いに行く途中で、
顔をぼっこぼこに腫らして飲んだくれるギーシュにつかまったとも言う。

「で、うっかり落としたモンモランシーから貰った香水を拾ったのが、よりにもよってケティだった、って事?」

「うっ……ううぅ、ああ、なんて、なんて僕は運が悪いんだ。始祖ブリミルは僕を嘉し給わぬのかっ!」

「全部あんたが悪いんじゃない。二股とか信じらんない」

サクッ。クリティカルヒット。

「あ、う、で、でも、僕は薔薇……甘い蜜の香りに誘われてやってくる蝶を拒む薔薇があるだろうか? いや、無い!」

ギーシュ、再起動を試みるも、

「言い訳する男って、最低ね」

失敗。止めを刺されて、テーブルに突っ伏す。

「あ、でも、私は本当に好きな相手なら、二番目でも良いかなー……なんて」

背後から、優しげな声が響いた。

「シエスタ、何時の間に来てたのよ?」

「いえ、食堂からルイズ様の声が聞こえたものですから」

そろそろ切れる頃ですよね、と言って笑うシエスタの手には、干し肉の入った袋があった。
気が利くわね、ありがとう、シエスタ。いえ、とんでもありません。
和やかな空気が流れ、ギーシュの影が極限まで薄くなったその時、

「あなた、シエスタだっけ? その考え方は負け犬の考え方よ、負け犬。
 本気で惚れちゃったんだったら、無理やりでも振り向かせるくらいの気持ちじゃなきゃダメよ」

相手も自分も燃やし尽くすような情熱こそ、恋の醍醐味でしょう?
横合いから、婀娜っぽい声が茶々を入れた。

「キュルケ!? なんであんたまでいるのよ!」

天敵の出現に、ルイズの声が一瞬で尖った。


916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:10:38 ID:8rHFiEqQ
支援以外は自重汁支援

917 :ゼロの黒騎士 第四回 4/9:2007/09/14(金) 20:11:37 ID:9sSejQOm

「ちょっとした事故で、部屋の風通しがよくなっちゃったの。
 まだ肌寒いから、寝酒でも召してさっさと寝ようと思ったら、何か面白そうな話をしてるじゃない」

「なーにが、ちょっとした事故よ。どうせ男絡みでしょ? ギーシュと同じように、二股がばれたって所かしら。
 あさましいったらありゃしない」

「そこのギーシュは捨てられちゃったんでしょ? あたしの場合は、奪い合い。
 ほんと美しいって罪よね……あら、誰からも相手にされない、ルイズにはこの違い分からなかったかしら。
 ごめんあそばせ、オホホホホ」

みるみるうちに険悪になる空気。
心なしかのアルヴィーズの踊りもぎこちない。

「……あ、私、まだ洗い物が残っているので、先に失礼させていただきます」

背後から、ガシリとシエスタの肩を掴む手。
ひ、っと息を呑むシエスタ。

「シエスタ、いくら気まずくても、あなたが席を立つ必要なんて無いのよ?
 この慎みを知らない、キュルケって女がとっとと部屋に帰れば良いんだから」

「あら、言ってくれるじゃない、ルイズ。そもそも最初はギーシュの恋愛相談だったんでしょ?
 ネンネのあなたじゃ役に立たないんだから、あなたこそとっとと帰るべきじゃないかしら?」

「……今日こそ、あんたとの決着をつけなきゃいけないようね、フォン・ツェルプストー」

「吠え面かいてもしらなくてよ、ラ・ヴァリエール」

とても十代の少女二人が発するとは思えない重圧が場に満ちる。
うっかり逃げそびれたシエスタはすでに、涙を目に溜め始めていた。

「……なあ、ちゃんと話を聞いてくれるのは、君だけだよ、ノワール。
 ああ、君となら良い友達になれる気がする。
 今度、僕のヴェルダンディを紹介するよ。君と同じく、寡黙な良い奴なんだ……。
 なあ、聞いてるかい、君。
 ケティとモンモランシーに殴られた挙句、何で女の子の喧嘩のダシに使われてるんだろうね、僕」

結局、ギーシュの愚痴はノワールが聞く羽目になった。
喧々諤々と学院の夜は更けていく。


918 :ゼロの黒騎士 第四回 5/9:2007/09/14(金) 20:13:00 ID:9sSejQOm

ノワールと遠乗りに出かけた。
馬と併走しても息一つ上げないノワールの体力に驚いた。

虚無の曜日は、ノワール“で”遠乗りに出かけた。
シエスタに見送られて、さて、出掛けようかとしたところで、キュルケとタバサに見つかった。

「あっはっはっは、何処の美少年かと思ったら、ルイズじゃない!」

「うっさいわね、ミニスカートでノワールに跨るわけにもいかないでしょ」

だが、裾丈の短いキュロットスカートと学園指定の飾り気の無いブラウスで身を包み、
長い髪を邪魔にならぬようにハンティング帽に押し込んだ姿は、
まだ女の匂いの薄い身体と相まって、確かに少年のように見えた。
自覚があるのか、あんたみたいに他人に下着見せる趣味はないの、という文句にも勢いが無いルイズ。

「……でも、何時もの格好よりも、その方が色気があるのは、女としてちょっと不味いわよ、ルイズ」

手にした本からちらりと視線を上げ、ルイズを一瞥したタバサが呟く。

「サスペンダーがあれば完璧」

勝気そうな瞳、目元に深い影を落とす長い睫、滑らかな頬、髪を結い上げている所為でむき出しのうなじ、
染み一つ無い白い肌、キュロットから伸びるすらりとした脚線、繊細さを感じさせる華奢な身体。
少女と認識していた時は見過ごしていた諸々の要素が、今は少年期特有の危うい潔癖さを感じさせた。

あ、ちょっと汚したいかも。
不穏な考えが頭をもたげる、キュルケ。

一瞬の後、正気に戻る。
……何考えてるのかしら、あたし。あれは、ラ・ヴァリエールなのよ?
まったく、虚無の曜日に暇なんて持て余してるから変な考えが起きるのよね。

「……ねえ、ルイズ。弟さんがいたら、近いうちに是非紹介してくださいな」

「いないわよっ!」

仮にいても、あんたなんかに絶対紹介しないわっ! と一声叫んでひらりとノワールに跨ると、
迅雷の速度で走り去るルイズ。
サラマンダー(注:学園で飼われる乗用馬の名前)よりもはやーい。
手綱も鞍もないため、ノワールの首筋に顔を埋めるようにしがみ付く。
ノワールの毛皮の下で、しなやかな筋肉が躍動しているのを感じる。
一足駆けるごとに、力強く心臓が拍動するのが分かる。
視点が低いため、馬よりも遥かに速く感じる速度。
知らず知らずのうちに、ルイズは歓声を上げる。


919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:13:14 ID:rzk8hUsy
支援

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:13:20 ID:HYOk1U18
しえんー

921 :ゼロの黒騎士 第四回 6/9:2007/09/14(金) 20:14:15 ID:9sSejQOm


「……あいつ、使い魔召喚してから随分元気よね」

ポツリと、キュルケが何処か寂しそうに呟いた。

「まあ、当たりを引いたのだから気持ちは分かるのだけれども」

今までずっと報われなかったものね、という呟きは、口中に留める。
同情なんて柄じゃないし、何よりルイズもそんな物は望んじゃいまい。
あー、なんかくさくさするわっ! 街に繰り出して男でも引っ掛けてこようかしら、と伸びをするキュルケを横目に、
タバサはじっとルイズとノワールが消えた先を見つめていた。
この小柄な友人が、珍しく読書以外の事柄に興味を持ったと察したキュルケは、ちょっとからかってみる事にする。

「タバサ……愛の形は人それぞれだから、口を出すのは野暮だけど、同性愛は不毛よ?」

「違う」

一言で否定された。
食い下がる。

「あなた、まさかノワールに……!?」

いけない、いけないわ、タバサ。それは流石に人の倫に外れるわよ。
あまりにもおぞましい想像に声を戦慄かせる。

「もっと違う」

心なしか、タバサの声に冷たい何かが混ざったような気がする。

「あの犬は異常」

何時ものように、端的過ぎる言葉。
タバサの一番の親友を自認キュルケでも、流石にこの一言で全てを察するのは無理だった。

「説明して」


922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:15:18 ID:lpjo+To6
バハラグネタは勘弁w支援

923 :ゼロの黒騎士 第四回 7/9:2007/09/14(金) 20:15:23 ID:9sSejQOm

「運動能力という点だけ見ても、犬という範疇から大きく外れている」

意外に可愛らしい仕草で小首を傾げるキュルケ。

「そうかしら? そりゃ確かにルイズを乗せてあの速さで走れるのは大したものだけど……」

そうじゃないと言う様に首を横に振るタバサ。

「ノワールというあの犬は、朝夕に裏の森に行く。時折、時間の関係で正門が閉まっている時がある」

それが? と視線で先を促す。

「あの犬は、塀を飛び越えて学院の外に出る。帰ってくる時も同じ」

「……え、嘘。だって、あの塀、5メイルはあるでしょう?」

タバサはこくりと頷く。

「塀の僅かな凹凸に爪を引っ掛けて一気に駆け上る」

確かにそれは犬って範疇じゃないわね、と呟いて、キュルケは黙り込んだ。
考え込む二人。

「犬にそっくりの幻獣って可能性はないのかしら?」

ヘルハウンドみたいな、と付け足す。

「無い。医務室に運び込まれた時、ミスタ・コルベールがディテクト・マジックをかけたけど反応しなかった」

そう……そういえば、ミスタと一緒にノワールを一緒に連れて行ったのはあなただったわね、と呟くキュルケ。

ま、どうでも良いわ、ラ・ヴァリエールの使い魔のことなんか。
それよりも、今日何して暇を潰すかよ。
ね、お願い、タバサ、街に行くのにシルフィードで送ってくれないかしら?

ダメ、今日は虚無の曜日。用件を済ませた以上、部屋で読書をしていたい、と視線で語るタバサ。

思い切り不満げな、えー。


924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:16:26 ID:8rHFiEqQ
支援

925 :ゼロの黒騎士 第四回 8/9:2007/09/14(金) 20:16:45 ID:9sSejQOm

そんなやり取りに、おずおずと一人の少女が割り込んだ。

「あの、よろしいでしょうか?」

この辺りでは珍しい黒い髪を肩の辺り切り揃えたメイド――ルイズを見送りに来ていたシエスタだった。

「えっと、あなた、シエスタだっけ? どうしたの?」

「実は、私もノワールについて、気になっていた事があるんです」

「そういえば、あなた、最近ルイズの周りでよく見るけど、どういう関係なのかしら?」

ご説明していませんでした。申し訳ありません、と謝り、自分とルイズの関係を説明するシエスタ。
動物の知識を買われ、ノワールの介抱を手伝ったのだという事。
それ以来、ルイズとは懇意にしている事。

「祖父が、こういう事に妙に詳しい人だったんです。
 暇とお金さえあれば、ハルケギニア中を回って動物の生態を調べていたそうですわ」

動物について詳しい知識があるのは何故かと問われたシエスタは、少し遠い目をしてそう語った。

「なるほどね。で、気になることって言うのは?」

「ノワールの犬種の事ですわ。
 ノワールの体高はおよそ一メイル五サント。
 ハルケギニア最大といわれるアルビニオンのウルフハウンドを凌駕する大きさです。
 これに曲がりなりにも匹敵する犬種となると、
 ゲルマニアの猪狩りの狩猟犬や、ガリア南西部山間のマウンテンドッグですが……」

興味を引かれたのか、タバサも口を挟む。

「どの犬種もノワールに似ていない」

頷いて、肯定の意を表すシエスタ。

「はい。明らかに違う犬種ですわ」

でも、とキュルケが呟く。

「それなら貴方のお祖父さんも知らない所から……
 例えば、そうロバ・アル・カリイエから召喚されたって可能性もあるのでしょう?」

「かもしれません……でも、犬を見ていると何となく分かるんです。
 その犬種が何を目的として、どの程度人の手が入っているのか」

それで? とキュルケが先を促す
シエスタが、す、と息を吸い込んだ。

926 :ゼロの黒騎士 第四回 9/9:2007/09/14(金) 20:18:00 ID:9sSejQOm

「ノワールは、牧羊犬でもなく、狩猟犬でも無いと思います。
 そのどちらを目的にするとしても、あれだけの能力を必要とはしません。
 恐らくは、いえ、ほぼ間違いなく軍用犬として生み出され磨き上げられた犬種ですわ」

巨躯に裏打ちされた強靭かつしなやかな身体能力。
一度聞いた固有名詞を確実に区別する知性。
複数の命令を同時にこなす事のできる高い判断力。
“今”の“先”を予想する事の出来る鋭い洞察力。
それらと、必要とあらば気配を完全に断つ野生の本能との理想的な混合。
本来ならば、軍用犬ですら、これほどの能力を必要とはしない。
軍用犬と言ったのは、他にここまで高い能力を求められる犬というのが想像も出来なかったからだ。

シエスタはノワールの血の向こう側に、怨念じみたブリーダーの執念を感じていた。
想像上のブリーダーたちが挑む命題はただ一つ。“最高の狩人を作り上げる事”

一旦息を継ぐ。
まるで、今まで喋った事がずっと背負っていた重荷だったかとでも言うように。

「少し、不安なんです。ノワールは本当に良い子だし、ルイズ様も可愛がってます。
 でも、時折感じるんです、観察するように私たちを見ているノワールの視線を」

あれは、一度酷く傷ついた事のある犬の目だ、とシエスタは思う。
例えば、飼い主に裏切られたとか。
そういう犬は、もう一度傷つけられる事に殊の外敏感だ。
そして、少しでも裏切られたと感じたら、必ず報復するだろう。
その時、自分は決してルイズの力にはなれない。
シエスタは、犬の強さを、そして、ただの人間である自分の弱さをよく知っていた。
ましてや、ノワールは軍用犬だ。
その能力は未知数だが、間違いなく、シエスタの知るどんな犬よりも強力だろう。
自分どころか、下手なメイジでも相手にならないかもしれない。
でも、噂に聞くトライアングルメイジの二人ならば……。

だから

「だから、その時は、酷い事になる前に、ノワールを止めてあげて下さい
 ルイズ様のためにも、ノワールのためにも」

シエスタは深く頭を下げた。
キュルケはタバサと顔を見合わせ、そして、肩をすくめた。

「ま、考えとくわ。
 あなたの考えすぎだと思うけどね」

その眼差しは、ノワールに乗って帰ってくるルイズに注がれている。
遠目からでも分かる。
ルイズは、楽しそうに、それは楽しそうに笑っていた。

927 :ゼロの黒騎士 第四回:2007/09/14(金) 20:19:50 ID:9sSejQOm
以上で投下終了です。
ご支援、ありがとうございました。
詰め込みすぎて、フーケ戦まで入りきりませんでした
今度こそ次でフーケ登場です。

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:20:23 ID:HYOk1U18
まずはGJと言わせてもらおう!
しかし不吉なフラグが立ってきてるなぁ……

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:23:29 ID:HYOk1U18
ちょっと電波受信↓

「全宇宙のどこかにいる私の使い魔よ! この世で最も強く、賢く、美しい存在よ!
 わが呼び声に答え我が元に来たれ!」
例によって今回も頑張っているルイズさん。召喚呪文を唱えるのもこれで十数回目です。
と、呪文に答えるように、爆発の中から白い板のような物があらわれました。
「ゼロのルイズが板っきれを召喚したぞ!」
「平民どころか生き物ですらねぇwww」
はやし立てる周囲のクラスメイト達。
それを振り切るように、ルイズはその板に書かれた文字を見ます。
「あなたは召喚呪文を唱えすぎです。ばいばいさるさん
  ルイズ・フランソワーズ・ド・ラ・ヴァリエールは召喚規制されました
  24時間の間、召喚呪文は使用できません
  (規制時間内に再度詠唱した場合は、その時点から24時間規制が延長になります)
  使い魔に関する他の呪文も使用が規制されているので注意して下さい

 平賀才人←召喚規制中でも召喚できる使い魔(クリック)」
この後無事にサイトが召喚されたそうな。

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:24:36 ID:bUjrtuts
黒騎士乙
このルイズは可愛いな

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:28:07 ID:8rHFiEqQ
乙騎士ー

>>929
ちょwwww

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:40:41 ID:Iug1BryD
前スレあたりで余計なこと言ってしまって、なんとなくエスカレイヤーなネタを練ってる。

条件1:ネタを最初に振った勇士に敬意を表して召喚者はティファ
条件2:当然ティファ変身
条件3:やっぱりバトルは必要か

1、3はともかく2が少しきつい。
マドカじゃだめぽな気がした&電波受信でFM77ことななか召喚に路線変更

なんでこれで少しづつ書けて来ているんだ・・・_| ̄|○

現状ではエロパロスレとこちらに同時投下の様相w
まあ、完成するかは自分のリビドー次第ですが(´・ω・`)

なんか違うネタも書いてみたくなったな。
某天使とか某ARFFIとかいろいろ

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:41:58 ID:C66FVAbc
>>929
ごめん、ツボにはまった

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:42:30 ID:tGadg5/q
黒騎士さんGJでしたー
訓練された犬は訓練された兵士より恐ろしい

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:46:40 ID:x4d+9WXa
亀だけど
DBの神龍召喚なら

喚んだ瞬間

「どんな願いでも1つだけ叶えよう」


「ハーレムを作ることも」

「不老不死になることも」

「死んだ者を生き返らせることも」

「世界一の魔法使いになることも」






「胸を大きくすることも出来る」

胸と魔法どちらを選ぶかで苦悩するルイズ

自分の使い魔と交換しないかと持ちかけるその他大勢

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:48:05 ID:SkyeCs25
>>929
才人の扱いのひどさに吹いた
そして召喚している辺り、それはまさに苦肉(929)の策―――


―――今のは忘れてくれ!

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:48:35 ID:0x1mM9kU
>>934
マスターキートンでも訓練された犬に襲われる話があった
最後は川辺でわざと腕を噛み付かせて、水の中に犬の頭を沈めて無力化したような

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 20:58:42 ID:lpjo+To6
>>937
噛み付きにきた犬は舌が最大の弱点ってやつね

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:00:43 ID:wWTe02vG
>>861
そんな水精霊騎士隊は嫌過ぎるw
というかいつのまにかワルドやメンヌヴィルが混じってそうだ。

940 :通常の名無しさんの3倍:2007/09/14(金) 21:07:01 ID:C/z1GfHQ
スレイヤーズのキャラを召喚して、はたしてルイズは無事でいられるのかな?

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:09:06 ID:buyDarRD
歯の浮くような声色で、どこま物悲しい口笛を一定のリズムで鳴らしつづけ
接近した者は2秒で噛み殺すよう訓練された軍用犬を手なずける

ヒギンズの小説に出ていた「オールド・アイリッシュ・マジック」

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:09:42 ID:TaXZFYav
リナなら胸の事で意気投合しそうだがな

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:12:09 ID:qzegSvA7
>>935
そして横からマルコメが「ギャルのパンティーおくれー」と叫んで終了ですね

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:13:38 ID:ulSKct/z
マジメに喚ぶならゼルガディスでせうか。
最初は確実に喋るゴーレム扱いだけど

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:14:11 ID:bv11/Fin
>>935
タバサが呼んだ場合はどうなるかなぁ。
父親の復活か、母親の快復か、どちらを選ぶだろう?

946 :クロノサーバント・ゼロ(魔王編):2007/09/14(金) 21:15:22 ID:39bOiFK5
今は静かだし投下しても大丈夫でございましょうか

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:16:12 ID:86mANyYt
問題無い、来い。

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:17:03 ID:mBC6FNCh
>>945
ガリア王が居なかったことにしてくれ!!

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:17:18 ID:wDMktHHF
>>945
ガリア王の謀略で傷ついた人を蘇らせてくれ、で2人とも蘇るのではないだろうか?

950 :クロノサーバント・ゼロ(魔王編):2007/09/14(金) 21:19:19 ID:39bOiFK5
第2話『理解できた魔王』

早朝の森の冷えた空気は淀みはなく、清々しいものであった。
そのまま校舎に向かわず、散策と散歩を兼ねてぐるりと左右から回りこんでみる。
ほとんど学校というよりは城に近いもので、そこかしこに守るための設計の名残が見えた。

近くに給仕の女らしき人間が洗濯をしていたので、フードを被り尋ねる。
「聞きたい事があるのだが、出入り口はどこだろうか?」
「へ?」
足音もなく近づいてきて突然話しかけたからだろうか、間の抜けた声で返事が返ってきた。
「中に入りたいのだが」
「ええっと…すみませんが、どちら様でしょう…」
「昨夜呼び出された……桃色の髪の娘の使い魔、なんだが」
「え…ええー…?あっ、ひょっとしてエルフの!」

どうもエルフだと思われているようだが、この魔王エルフが何を指すのか理解できない。
だが下手に釈明するよりもそのまま通しておいた方が通りが良さそうだということで通しておくことにした。
処世術の一つである。預言者として『かつての故郷』に戻った時にも、似たような経験はしていた。

「どこから入れば?」
「え、え…えっと…そこに出入り口がありますので、そちらにどうぞ」
「そうか。感謝する」

どうやらエルフは人を困惑させる存在らしい、と魔王は理解しつつあった。
それでいい、と思った。疎まれるのは慣れているし、邪魔さえ無ければ差し支えは無い。
部屋の位置はおおまかに覚えているので、そのあたりをうろつけば見つかるだろうと考えていた。


「……名前を聞いていなかった」

ルイズとシエスタの名前どちらに対して言ったのかはともかく、魔王は今、道に迷っていた。
予想以上に内部が広かったのと、正確な名前が思い出せないことにより、部屋まで辿り着けないのだ。
諦めて、途中で見つけた食堂に引き返す。食事はおそらくここでとるのだろうから、運がよければ出会えるだろうと考えた。
魔王と呼ばれたとはいえ、元々は王子であり単なる魔法の才能ある古代人であったのだ。

日が昇ってから暫くすると、案の定、生徒がぞろぞろとやってきた。
あまり目立ちたくは無いのだが、事態が事態だけにしかたなく、フードを被ったまま物陰で待つ。
生徒のうち一人を捉まえて尋ねようとも思ったが、こちらを見た生徒は気まずそうに目をそらして食堂へ入っていく。
そのとき、青い髪の少女が目についた。向こうもこちらを見た。その瞳には何を写していたかは判らない。
だが、他の生徒に比べて実践慣れした印象を受ける。どこか警戒しているのだろうか、隙も見当たらない。
だが、いずれにせよ下手に動く必要は無いだろう、と魔王は思った。わざわざ騒ぐ必要は無いのだ。

一通りの生徒が席に座るころ、最後の最後に赤い髪の女性と桃色の髪の女性が言い合いをしながら歩いてきた。
色とりどりの頭髪の中でもひときわ目立って見える彼女たちは、こちらに気づくと小走りで寄ってくる。

「ねえ、貴方ってひょっとしてルイズの言っていた使い魔のエルフ?耳が尖ってるの?」
「そうよ…ねえちょっと!何やってんのよこんなところでっ!しかも思いっきり怪しいじゃない!」
「今日の予定を教えてもらわないとどうにもできん。…こちらは?」

赤い髪の女の方を向き訪ねる。ざっと上から下まで眺めると、2人は対照的な存在であった。
「初めましてエルフさん。私はキュルケ、『微熱』のキュルケよ。ルイズから色々聞いてるわ」
「ちょっと!ほとんど何にもわかってないくせに適当なこと言わないで!」
「あら、『ゼロ』のルイズが大失敗の末にエルフを呼び出したってことは周知の事実よ?」
「だから成功したんだって言ってるでしょ!コントラクトサーヴァントも上手くいったんだし!」

やいのやいの、と始めそうなので、とりあえず2人の言い争いを止めておく。
名前は『ルイズ』であることを、この時になりようやく確証が持てた魔王であった。

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:19:39 ID:SUOirJgC
>>935
神龍って、無限連鎖で願い事を増やす類の願いってどんな対応してたっけ?
「願い事100個叶えてくれ」とか。
「使い魔になれ」ってのも同じようなもんだしな。

952 :クロノサーバント・ゼロ(魔王編):2007/09/14(金) 21:20:31 ID:39bOiFK5
「……話を戻すぞ。これからどうすればいい」
「えっと…そうね、使い魔は食事が終わるまで外で待ってもらうんだけど…貴方、食事はどうするの?」
「人間と変わらない」
「それはそうなんだろうけど…そうじゃなくて、どこで食べるつもり?」
「当ては無い。だが必要なら外で待っていることにしよう。終わったらどこにいれば?」

まだ手持ちの道具の中に携帯食料が幾つか残っていたし、もし無くなればそのとき考えればいいと思っていた。
幾ら異世界とはいえ金貨や宝石、薬品を売り払えば何とかなるだろうという認識である。

「(何か調子狂うわ…)じゃあ、ここで待ってて」
「わかった」
「バイバイ、エルフさん♪」
「ちょっと!いきなり色目使ってるんじゃないわよ!」

いつもああなのか、と軽く魔王として3人の部下を従えていた時代を思い出し、げんなりした。


食事が終わったのかルイズは30分ほど経過した後に真っ先に飛び出して、最後の方に席に着いた。
その間に名前を尋ねられる。ルイズ曰く名前が無いと呼ぶときに不便だから、だそうだ。
流石に魔王だ!と名乗るのは馬鹿のすることなので、素直にジャキと名乗ることにする。

魔法学院の教室は、どちらかといえば大人数の授業を前提に作られているようであった。
中心部に卓上のようなものがあり、階段状に席が続いている。不恰好なすり鉢のようであった。
ルイズが入ってきたことに気づくと、皆がいっせいに声を潜めたり、クスクス笑ったりしている。
キュルケと名乗った少女は数名の男子を従えて楽しく談笑していた。

「まるでモンスターの見本市だな」
そう呟く魔王に、ルイズが何か言いたげであったが、飲み込んだようであった。
「…使い魔に席は用意されてないわ」
「わかった。では立っていよう」

ふと、騒ぎが収まっていく。紫色のローブを着た中年女性が入ってきたからだ。
その外見からは人の良さそうな表情が見え、若かりし頃は快活であったことが想像できる。
彼女は微笑むと、教室を見回して満足そうにこう言った。

「みなさん、春の使い魔召喚は大成功だったようですね。このシュヴルーズ、
 春に皆さんの使い魔を見るのがとても楽しみなのですよ」
ルイズは複雑そうな表情だった。
「おやおや、ミス・ヴァリエールは変わった使い魔を召喚したのですね」
シュヴルーズは悪気も無く、そう言った。教室は沈黙に包まれた。
沈黙を破ったのは一人の少年である。少年は震える声で、こう言った。

「『ゼロ』のルイズ!いくらお前が失敗続きだからってエルフを召喚することは無いだろ!」
ルイズは立ち上がって反論した。
「違うわよ!これは成功なの!コントラクトまできちんと完了したのよ!」
「嘘つくなよ!そうじゃなきゃ何で他の魔法が成功しないんだよ!」
ふたたび小さなざわつきが起こる。そうだそうだ、と同意する声や、くすくす笑う声も聞こえる。

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:21:20 ID:SUOirJgC
しえん

954 :クロノサーバント・ゼロ(魔王編):2007/09/14(金) 21:21:45 ID:39bOiFK5
「ミセス・シュヴルーズ!かぜっぴきのマリコルヌが私を侮辱します!」
「俺は『風上』のマリコルヌだ!風邪なんてひいてないぞ!」
「あんたのダミ声はまるで風邪でもひいたみたいなのよ!」

マリコルヌと呼ばれた少年も立ち上がり、ルイズとにらみ合う形となる。
それを見かねたシュヴルーズ先生は杖を振るうと、2人を席に優しく落とした。
「2人とも、みっともない真似はおよしなさい。貴族たるもの、場に応じた慎みを覚えるべきです」

魔王は2人の言い争いには呆れていたが、シュヴルーズに対しては一定の評価をしていた。
相応な実力を持ち、きちんと勤めを果たしたのだ。つまり、彼女は経験豊富な良い教師である、と。

「お友達をゼロだのかぜっぴきだのと言ってはいけません。わかりましたか?」
「ミセス・シュヴルーズ。僕のかぜっぴきは中傷ですが彼女のゼロは事実です」

再び失笑が何箇所か響く。シュヴルーズは厳しい顔で部屋を見回すと、杖を振って彼らを黙らせた。
彼らの口には赤い粘土のようなものが張り付いている。これにより、魔王はさらに彼女を評価した。

「貴方たちはそのまま授業を受けなさい。 …では、授業を始めます」


授業が始まった。彼女は杖をふり、机の上に幾つかの石を生み出すと、こう言った。
「私の二つ名は『赤土』。赤土のシュヴルーズといいます。『土系統』の魔法を今年1年、
 皆さんに講義することになります。魔法の4系統はご存知ですね?…はい、ミスタ・マリコルヌ」
「は、はい。『火・水・風・土』の4つです!」
彼女は満足そうに頷くと、それに付け加えた。
「今は失われた『虚無』を加えて、今この世界は5つの系統により成立しています。
 その中でも『土』は最も重要な位置を占めていると私は考えています。これは身びいきではありません。
 『土』は万物の組成を司り、重要な金属の作成や加工、石や土を用いた建築などに使われます。
 確かに戦いに関して言えば破壊力には欠けますが、生活には最も密接した魔法と言えるでしょう」

魔王として、ジャキとして、興味深く話を聞き入ってしまう。どうやら魔法の分類が異なるようだ。
そして生活の根幹を担っているのならば、自分の生まれた時代と大差ない差別があることが容易に想像できた。
シュヴルーズの講義は続く。

「今から皆さんには『練金』を覚えてもらいます。1年生の時にできるようになった人も居るでしょう。
 しかし、基本は大事です。できる人にもおさらいをかねて、改めて覚えていただきます」

シュヴルーズは杖を掲げると、石ころに向かい杖を振り上げた。
そして短くルーンを呟くと石ころが輝く。その後には、金属の塊が残された。
「ゴ、ゴ、ゴールドですか?ミス・シュヴルーズ!」
「いいえ、真鍮です。金を練成できるのは『スクウェア』メイジだけ。私は『トライアングル』ですから…」

魔王は、それがランクなのだろうと思った。だが、どうして図形を利用するかまでは中々合点がいかなかった。
使い魔が質問しても不気味がられるし、目立つだけだろうと考えて、ルイズに問いかける。
「(なによ)」
小声でルイズは答えてくれた。どうやら別の系統でも、この魔法使いたちは扱えるらしい。
そのあたりは自分のいた世界と認識が大きく異なるのだろう。いや、未来では滅んでいた技術だ。
あるいはこの世界の方が、魔法という見地では進んでいるのかもしれない。
そんな風に考えているとルイズが先生に指名された。


955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:21:55 ID:SUOirJgC
支援

956 :クロノサーバント・ゼロ(魔王編):2007/09/14(金) 21:22:55 ID:39bOiFK5

「ミス・ヴァリエール!」
「はいぃ!」
「授業中の私語は慎みなさい」
「はい…」
「先ほどの一件もありますし、マリコルヌの次は貴方に何かしてもらいましょう」
「え…私、がですか?」
「そうです。…では、この石ころを『練金』してもらいます」

魔王は軽い罪悪感を覚えた。余計なことをしたのでルイズが実技をすることになったのだ。
だがルイズは黙して動かない。具合でも悪いのかとシュヴルーズが再び呼びかけると、首を横に振った。
そのとき、助け舟を出すかのようにキュルケがヴァリエールに進言をする。
彼女は危険である、と言ったのだ。他の面々も同意し、口々に中止を求めた。

「――やります」

だが、彼女は立ち上がった。彼女は一杯一杯なのか、皆の忠告を耳に入れようとはしない。
マリコルヌに至っては跪き彼女への謝罪をして、己の愚かさをのろった。必死の懇願だった。
ルイズは天使のような笑顔で彼を許す。だけれども彼女は壇上に立ち、杖を構えた。

誰もがこの後の悲劇を、惨劇を思い描き、守りの体制に入る。
ゆっくりと、完璧な詠唱。薄く開いた瞳は石を真っ直ぐ見つめ、彼女は杖を振り下ろした。

「……これは!この魔力は!」

紛れも無い『冥』であった。魔王はマジックバリアを展開し、自らも防御の構えを取る。
直後、石ころが眩い光を放って爆発した。

「ああああああ!俺のラッキーが!ラッキーがああああ!」
「だからあれほど言ったのよ!危険だって!」
「もうヴァリエールは退学にしてくれよ!」

シュヴルーズは気を失って痙攣していた。突然の事故であれだ。生きているだけでも儲けものだろう。
魔王は跳躍し、シュヴルーズの状態を確認した。重症ではない。擦り傷が多いが失神しているだけだ。
彼女を軽く叩いて目を覚まさせると、ルイズの方を向いて様子を伺った。

「ちょっと失敗したわ」

大ブーイングである。彼女は、このトリスティン学院の中で最も非難を浴びる存在だった。
魔王は理解したのだった。彼女の『ゼロ』は成功率がゼロであることなのだ、と。
そして、彼女は例外的な素質の持ち主である、と。


957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:23:30 ID:SUOirJgC
支援

958 :クロノサーバント・ゼロ(魔王編):2007/09/14(金) 21:24:48 ID:39bOiFK5
以上です。大体、話数が章と合うようにしています。
こんなの魔王じゃない!とかいう方は何卒ご勘弁を…
そしてWikiの50音順から削除されてて軽くへこんだぜ!

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:25:19 ID:Iug1BryD
>>958
投下乙

それとスレ立て頑張ってw

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:26:00 ID:SUOirJgC
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part58
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1189772731/


僭越ながらスレ立て代行也

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:26:18 ID:xZ8EW771
上のほうの黒騎士の文字を見てバーンバニングス思い出した俺は聖戦士

962 :クロノサーバント・ゼロ(魔王編):2007/09/14(金) 21:28:22 ID:39bOiFK5
ゲェーッ!っと思ったら神の如き>>960が慈悲深くもスレを立ててくださった。
ありがたやありがたや。

>>961 情け無用!ファイア!

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:29:11 ID:lvZptq4+
アランを思い出した俺はやってやるぜ

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:32:25 ID:SUOirJgC
黒騎士といえばメギド王子を思い出す俺はジャシンカ帝国

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:33:20 ID:u7x1WOF4
>>949
ママンは一応生きてるからどうなるかな。

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:34:06 ID:YatbZUk1
バカモン!黒騎士といえばバウアー中隊長だろうが!
俺のケツでもなめろ!

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:34:24 ID:Iug1BryD
>>960
GJ

黒騎士見て自分はFF4を思い出した


ただ黒騎士と変換しようとして黒木氏になって魔法少女アイが思い浮かんだオレは重症
召喚ネタにしてしまおうかと思ったけどとんでもないことになりそうなので没

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:34:46 ID:8rHFiEqQ
虚無乳  無乳   美微乳  普通乳 名状し難い 巨乳!
━┿━━━┿━━━┿━━━┿━━━┿━━━┥
      / ̄ ̄>、 ∩
      |/ ̄ ̄\ | |っm  
      ト-、ー- | | | ̄|
      モテ| ,モテヽ || | | この地点こそこのスレの住民に
      | 'L    卩 | | 相応しい評価であると私は(以下略)
      |  =   | / /
       、    // /
       | ー-'/ ̄
       ;V▼V
        ;▲
>>1000ならスレ住人のSAN値が0に

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:36:31 ID:cNLxlKA6
そもそも、どこまでガリア王の謀略になるんだ

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:38:55 ID:88fa5CVi
存在の影響で寿命が知人だ人にも効果があったからなぁ。
悪人除外でとか言うご都合主義的な願いをかなえられるようだから、
「家族を返して」
で通じるような気もする

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:39:22 ID:avZNISr3
>>969
とりあえずルイズが貧乳なのは
ガリア王の策略と見て間違いな・・・・・・(以下略

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:41:00 ID:auI02bnC
>>958
乙!災難でしたね

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:43:04 ID:utuCbEtX
1000ならジョゼフをガリガごと爆破する

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:44:23 ID:oy4Z4xeC
何千年も昔にナメック星人が呼ばれていた(シェンロンを創ってナメック星に帰った)ことにして
ドラゴンレーダーを召喚して魔訶不思議アドベンチャーしようぜ

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:44:31 ID:tGadg5/q

エルフを人間が馬鹿にするとは思えんが

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:45:36 ID:gXUX2mz1
恐怖でガクブルもんだよな、そんなもん呼び出したルイズに近づくことさえせんだろう。

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:45:47 ID:JBMNRrhP
なに!ルイズの属性が冥とな
これは楽しみだ

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:48:35 ID:8rHFiEqQ
ルイズとガリア王が三下キャラを召喚しますた

三下犬娘とか6月とか

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:49:57 ID:SUOirJgC
>>958
一話で止まってる物を長編五十音順のページから小ネタのページに移してあったからそれですね。

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:51:12 ID:avZNISr3
>>1000ならぽてまよ召喚

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:51:55 ID:xZ8EW771
じゃあそろそろエルフじゃなくてelfを

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:52:27 ID:39bOiFK5
>>979
オウ、そうだったのか。早とちりして恥ずかしいぜ。
あまり書かない自分が悪いな。

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:52:46 ID:gXUX2mz1
この魔王は何週目だ?

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:53:59 ID:5aj+hASN
1000ならスター・レッドの星・ペンタ・トゥパールを召喚。

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:55:28 ID:lpjo+To6
1000なら千獣観音の腕召喚

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:56:03 ID:u7x1WOF4
1000ならセンジュアーマー召喚

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:56:56 ID:eoW6pe0k
>>1000ならCCさくらのミラーたん召喚

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:58:06 ID:fErSf4iY
1000なら千年伯爵召喚

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:58:15 ID:Iug1BryD
1000ならレジンキャストミルクフラグメントの硝子召喚

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:58:26 ID:jpsTL/p+
990ならサコミズ隊長召喚

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:58:30 ID:SUOirJgC
ルイズがDBの神龍召喚。

こんな神々しいドラゴン見たことねえと狂喜乱舞するルイズに神龍は厳かに告げる。
「どんな願いでも1つだけ叶えよう」

「もう二度とゼロと呼ばれないように、魔法が使えるようになりたい!」

願いを叶え、流星となって飛び去る神龍。
そしてルイズは系統魔法を使えるようになり、ゼロという称号はその日から聞かれなくなりました。
めでたしめでたし。


しかし、


「使い魔がいないので残念ながら留年です。」



992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:58:40 ID:y/B3ayQp
>>1000なら召喚するキャラやストーリーを決めている人
それでいて書く勇気が無い人は書くように

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:58:51 ID:8rHFiEqQ
>>1000ならにゃるさま召喚

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:59:03 ID:88fa5CVi
>>1000なら、先輩と僕のタッキーを召喚

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:59:19 ID:jSx9zSJh
1000ならカオシックルーンEsの伽藍堂馬召還

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:59:34 ID:GZt/xHxy
1000ならスパイダーマ召還!!

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:59:39 ID:u7x1WOF4
1000なら漫画版ビーストマスター召喚

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:59:42 ID:HauUztnU
1000なら自衛隊召喚

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:59:45 ID:lpjo+To6
>>1000ならバンドーラ様召喚

>>999

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 21:59:46 ID:JA5q/D5I
>>1000ならデッドラのフランク召喚
ルイズの着替えを激写、ファンタスティック!して爆破される

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

385 KB
★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)