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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part56

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 14:43:58 ID:OjmHI7TK
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

前スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました part55
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1189349325/
まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/
--------------------------------------------------------------------------------

    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!

--------------------------------------------------------------------------------
     _
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は本スレへの投下で問題ないわ。
    J{  ハ从{_,     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、本スレではなく避難所への投下をお願いね?
    ノルノー゚ノjし      ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   /く{ {丈} }つ     ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   l く/_jlム! |      ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   レ-ヘじフ〜l         ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 14:49:20 ID:Y46B4sE+
>>1


3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 14:52:48 ID:ft/6TNkK
            , -―  ――-、
             /に    (ニ==\
         //')      に二) (ヽ   新スレを立てやがったなッ!
         〃____,r^)__,r、(ニユ|  よく立ててくれたよなぁぁぁぁぁぁ
         i!   ● / /●  ヾヽヽ,!      >>1鬱!……
          ヽニ⊃,// ⊂⊃}:}ソi   …じゃなくて>>1モツ!
        /⌒ヽ__ ヘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~/⌒ヽ
      \ /:::::  >,、 __, イァ/   /
.          \     |三/ []「/__ /
         `ヽ「ミヾr‐ 、[]「ヾ三/


            , -―  ――-、
             /に   u (ニ==\   …は違う…
         //')  u    に二) (ヽ  うぐぐ………
         〃____,r^)__,r、(ニユ|  >>1己…じゃない……
         i!   ● / /● uヾヽヽ,!  >>1没でもなくて……
          ヽニ⊃,// ⊂⊃}:}ソi
           ヘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`=ーノ
           /⌒l,、 __, イー-<
.          /lilili/ |三/^ oOo,ヽ
          |三 lキヾr-、[] 「! (ニ }

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 14:55:26 ID:MOzV4vS4
>>1乙っ

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 14:55:47 ID:C63Megye
            _. -=ニ::_Z ̄ニ=-  .._
        / (:_: ;r'": :/:: ̄:7''ヽ:,r': ̄`ヽ、
        /: : : : : :ヽ、:_(_: : : (:: : : :\,r=‐':"⌒ヽ._
      / : : : : : ; ': : : : : : ̄::ヽ、__/: : : : : l: : :/ミノ
     ' : : : : : / : : : : : : :__:ヽ_: /:: :l: :l: : : : l : ゙‐'ヽ
     l: : : : : :;' : : : : : : (((//゙ハ、 : l: :l : : : l: : : l : ',
.    l: : : : : :l: : : : : : : : : : : :`Vノ : l: :l: : : ,' : : ;': l:ll   >>3
    l: : : : : :l: : : : : : : : : : : l: :/:l :l: :l: :l:: :/ /::/: :;リ|    乙か?
    l: : : : : :l : : : : : : : : : : l: :l::ノ: }: :} l / /::/レj:/::|  
.     l: : : : : l: : : : : : : : : : :l: :|/_;イ_;イ_;リ、// .ノ/:|  
     '; : : : : l: : : : : : : : : ::l: :|ニニ ‐--ミ`' } ,ィチj゙ :|   
    /´ヽ: : : :l; : : : : : : : : :l: :|z't'ツ"_>`` '" {^~ |: :|   
  / ¶′\: :ll : : : : : : : : l: :| `~¨´ (::"′   ',ノl: :j    
,r‐{   , \ll : : : : : : : :l: :| :.           ∨ノ:|
  ! ¶′',  r、\: : : : :::::l: :| :.      .._ /´): :l
 ¶′   \ ヾ>、\: : : ll: :|  :.       __-了:/::;'
エエエュ┬r 、\ `ヾ>、\:ll: :|   :   ‐.._'´¨´ノ:/::/
―‐ - 、 ̄`<〉、 ヽ、._`^‐-\ト 、 :      ̄「V/
 ¶′   \ `<〉、 \` ー==┬''^ヽ、 ...__ ノ
   ¶′  \ `〈>、 ヽ`:r'"||  ,タ ¶ }
¶′    ¶′ヽ  `〈>、ヽ i || ,タ  /


6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 14:56:52 ID:LQMyC/AR
いちもつ!

ってここはジョジョスレかよwwww
いきなりびびったぜ。

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:00:25 ID:+0+50VJw
しぇっこさんが出張してきたw


8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:02:58 ID:f3SXVpi5
ちょっw一瞬姉妹スレに来たかと思ったw

9 :真白なる使い魔  第五話:2007/09/11(火) 15:10:14 ID:QZw4PNur
 オトメの育成機関ガルデローベ。その広大な敷地の地下の一角に学園の保険医を
兼ねる研究主任『ヨウコ・ヘレネー』のラボはある。
 元々、遙か過去の地球時代の文物、はたまた乙式HiME関連機器が集められたこの
部屋には、現在一つの医療ポッドが設置され、その中では呼吸機器を装着された一
人の少年が深い眠りについていた。

「ヨウコ先生。マシロ陛下の容態はどうなのですか?」
「傷はもうふさがっているわ。完全な健康体と言って良いでしょうね。」

 黒髪を頭の両脇で結った特徴的な髪の少女ニナ・ウォンが、この施設の責任者で
ある女性を前に、不安からか強い語調で問いかける。その周りには、このニナと同
様にポッドで眠る少年を主とする二人の少女。そしてこの学園の長である美しき青
服の美女など数名が居た。
 元来、このポッドで眠る少年は、本日の昼間に行われるハズであった式典に出席
するハズであったが、その直前の事故により頭から血を流し昏倒したため、このラ
ボへと身柄を移して治療を行う事となったのだった。この国の王たるこの少年マシ
ロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム。その身を案じる者は多い。

「ヨウコ主任。では、時間をおけばやがて目覚める。そう考えて構わないのだな?


 学園長ナツキ・クルーガーの声に、ヨウコは頭を振る。

「いえ。そうではないの。マシロ陛下の脳は現在覚醒状態。つまり、起きていると
きと全く同じ状態なの。でも、身体は見ての通り睡眠状態にあるわ。」

 お下げの少女アリカがヨウコの白衣の袖を掴む。

「ねえ、それってどういう事?マシロちゃんはどうなってしまったの?教えて!ヨ
ウコ先生!!」

 ヨウコは優しくアリカの頭を撫でながら答える。

「つまり、原因が掴めなければ、マシロ陛下が再び目を覚ます事は無いのよ。」

 その場に重々しい空気が流れた。医療機器の規則的な作動音だけがその場にこだ
ましている。しかし、それは次の瞬間にかき消される。
 急激な容態の変化。悪化とかそういう物ではない。むしろその生命活動は、より
一層活発な物となっている事を医療機器は計測していた。しかし、ヨウコ以下、そ
の場に居合わせた者はソレよりもマシロその人の姿に注目している。

「真白なる金剛石?」

 金色の髪の少女エルスが呟く。それは正しくヴィントブルーム王の証であり、マ
シロ自身と融合している伝説のJEMであった。真白なる金剛石は、医療ポッドに
浮かぶマシロの胸の前に出現し、目映い光を放っている。

「一体これはどういう事だ。」
「解らないわ。いまは見守ることしかできない。」

10 :真白なる使い魔  第五話:2007/09/11(火) 15:11:17 ID:QZw4PNur

 ナツキの声に動揺を隠せないままヨウコは答える。一方、その光に怯む事無くポ
ッドに走り寄る姿がある。即ちマシロのオトメであるアリカ、ニナ、エルスの3人
と、元許嫁の妹であるアラシの併せて4人が。ことに、マシロの義理の姉であるアリ
カは錯乱したかのように必死でマシロの名を叫びつつポッドの外壁を叩いていた。

「やめろ!。マシロのポッドをオトメのバカ力で破壊する気か!愚か者」
「で、でもアラシ様」

 その時、目映くラボを満たしていた光は収束して一つの像を結んだ。それは3人の
オトメには見覚えのある巨体。

『カグツチ!?』

 カグツチは大きく首を伸ばすと、その胸から口にかけて烈光が移動している。
 その場に居た者達が息を呑む。
 そして遂にそのプラズマ球が放たれ・・・・
 次の瞬間、霧のように、カグツチは吐きだしたプラズマ球諸共にかき消えた。

 その場の者達が、ホッと胸をなで下ろす。

「一体何がマシロ陛下の身に起こったというのだ。」

 ナツキはマシロのポッドを眺め、そう漏らした。
 それはその光景を見た全員の思った事。

 しかし彼女たちは気付いていない。その出来事がこことは異なる世界でマシロが
行ったとある検査が原因で、時を同じくしてあちら側の世界でも同じ現象が起こっ
ていたとは。そしてマシロがその世界をエアルの過去の姿と思いこんでしまっただ
なんて。

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:11:39 ID:7G+rKvkA
支援

12 :真白なる使い魔  第五話:2007/09/11(火) 15:12:20 ID:QZw4PNur


 オスマン学院長の審問を終え、二人が食堂に到着した時、すでに他の生徒は夕食
を終えて部屋へ戻っており、二人はガランとしたアルヴィーズの食堂にぽつんと佇
んでいた。
 「さすがに来るのが遅すぎたかしら?」「まあ、この時間だしね」と言葉を交わ
していると、厨房の扉が開き、顎髭の立派な中年男性が手招きをして二人を呼び止
めた。

「貴族のお嬢ちゃん達、話はミスタ・コルベールから聞いている。二人の分の夕食
はこっちに置いてあるからさっさと来な。」

 夕食の時間に間に合わなかった事で、多少オスマン学院長を恨む気持ちのあった
ルイズだったが、ソレを聞いて先程の審問中にミスタ・コルベールが言いつけられ
ていた用事はこれだったかと思い至り、心の中で感謝した。流石に突然召喚された
あげくに夕食抜きなどという事態では、これが男の平民相手ならまだしも、ただで
さえ未来のトリステイン王らしいのに年下の少女であるマシロに対して気まずいと
いったらありゃしない。
 そういえば、この中年男性はマルトーとかいって、かなり腕のある料理人である
と以前聞いた事を思い出し、早速ルイズはその事をマシロに告げた。

「この人は、ここの料理長で国一番のコックのミスタ・マルトーよ。この人の作っ
た料理なら間違いなくマシロの口にも合うと思うわ。」
「へえ、スゴイ。ボクそんなスゴイ人の料理を食べるのはじめてだよ。マルトーさ
ん、ボク達の為に料理を残しておいてくれてありがとうございます。」

 貴族嫌いではある物の、これだけの美少女二人に立て続けにその自慢の技術を褒
められて悪い気がするわけもなく、ミスタ・コルベールの依頼にそれまで多少なり
とも不満を持っていたマルトーも、「たまにはこういうのも悪くないか」と思い、
自然に笑みが漏れる。そしてそれを見たルイズの方も、『平民にしては中々の紳士
よね』とマルトーに良い印象を持つに至った。
 そんなルイズはマシロの言葉に、ふと腑に落ちない印象を受ける。『そんなスゴ
イ人の料理を食べるのはじめて』そうマシロは言っていた。王族だったら、そうし
た人間の作る料理位食べたことはあっても良いはずだろうに。

「ねえ、王族だったら園遊会とかでそういう機会あったんじゃないの?」
「いや、ボクは半年前に即位するまでは普通の一市民として育っているからね。そ
れからも色々あってそういう席に参加することって、今まで無かったし。」

 こそこそと小さい声で言葉を交わす二人。
 そんな二人の様子を見たマルトーは『女の子ってヤツはホントにお喋りが好きだ
な。こういうところはウチのメイド連中と変わんねえか』と、この少女達に幾分親
しみを感じるのだった。

13 :真白なる使い魔  第五話:2007/09/11(火) 15:13:23 ID:QZw4PNur

 薄暗い食堂の奥にある扉を潜り厨房にはいると、そこには質素なテーブルの上に
ささやかな夕食が載っていた。その脇にはワインと薄切りにしたチーズの乗せた皿
。どうもマルトー料理長は、晩酌しながら二人を待っていた様だった。

「じゃあいただきましょう。」
「うん」

 そう言ってルイズは始祖ブリミルへの祈りを初め、マシロもそれに習う。
 料理は、本来は大皿から各自取り分けて食べる形だったようで、見栄えは取り分
けた後の状態で載っている現在は、それほど豪華には見えない。しかし、そ取り分
けた後で暖め直されその上で一手間加えられていることもあって、いつもルイズ達
生徒が口にして居るものと違い、暖かでいつもより遙かに旨く感じられる。

「おいし・・・・」

 思わず口をついて出る言葉。それは反射的に出たもので、そこに何の恣意も有り
はしない。
 マルトーは腕の良いコックとして、この学園の料理長となる前は、自分の理想の
店を持つ資金を得るべく、トリステインのみならずハルケギニア中を旅してまわる
流しのコックであった。そんな彼は、『食通』を名乗る食い道楽の貴族の賞賛を幾
度となく受けている。だが、そうした言葉が修飾に満ちた物であるのに対して、そ
の味がわかる自分を持ち上げようとでもいう考えが見て取れる。そんな賞賛に物足
りない物を感じるマルトーとしては、こんなルイズの素直で率直な感想こそ嬉しか
った。
 ついつい楽しくなってしまったマルトーは、暖め直していたスープの鍋をどかす
と、まだ火の落としていないそのコンロで、軽く一品作り足して、暖め終わったス
ープと一緒に二人の前に出す。

「コイツはほんのサービスだ。味わってくれ。」

 ほんのささやかな野菜のソテーではあるが、それは作りたてという事もあり、香
しく食卓を彩る。マシロとルイズは礼を述べ、食事を続行した。

「まったく、最近の貴族どもと来たら、評論めいた言いぐさばかりで料理を素直に
味わおうとしねえ。終いには生半可な知識で料理方法にまで口出しすんだからたま
んねえ。もっと嬢ちゃん達のように普通に楽しんでもらえる方が、こちとら腕の振
るいようもあるってのに・・・・・・。」

 時折こぼされる酔ったマルトーのそんな愚痴に、苦笑しつつも、二人は晩餐を楽
しんだ。

14 :真白なる使い魔  第五話:2007/09/11(火) 15:14:25 ID:QZw4PNur

 やがて料理はキレイに平らげられ、二人はマルトーに一礼してその場を去ろうと
したその時、その声が響く。

「ゼロのルイズ。ようやく見つけたわ。」

 途端にルイズの表情が不快感にゆがむ。マシロが声の方に視線を向けると、そこ
には美女と美少女の二人組の姿があった。烈火と吹雪、そんな赤毛と蒼髪の少女達
にマシロの目が釘付けとなる。

「ツェルプストー。何の用?」

 不快さを隠そうともせずルイズが言い放つのと対照に、キュルケと呼ばれた少女
は平然とした態度でマシロに手を差し出す。

「アタシはキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプス
トーよ。よろしくね。こっちはアタシの友人のタバサ。」
「ヨロシク」

 勢いに流されるままに二人と握手を交わすマシロ。突如ルイズは二人との間に割
って入る。

「こんなヤツに挨拶する必要は無いわ。」

 そう言うルイズの声は随分と気負っているように感じられた。マシロはルイズと
この二人、特にキュルケという少女との間に余程の事があるのだろうかと気が気で
なかった。
 だが、そんな心配など杞憂とばかりにキュルケは、笑みを浮かべ、ルイズに向か
って言いはなった。

「残念だけどそうはいかないわよ、ルイズ。私達はそこにいる彼女の面倒を見
てやってくれって、ミスタ・コルベールに頼まれたんだから。」



つづく。

15 :真白なる使い魔  第五話:2007/09/11(火) 15:15:29 ID:QZw4PNur
投下終了で〜す。
支援ありがとうございました。

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:25:24 ID:f3SXVpi5
マシロちゃん乙。
そして結局違う世界なのか……。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:27:16 ID:cTHB1dVX
乙した。
そして前スレが1000到達。
……と言うか前スレ>>1000はマジで5連続ゲットなのか?
と思わず過去ログを探ってしまった。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:27:37 ID:Y46B4sE+
真白さん乙〜
そして前スレ>>1000。スゲーな5連続かよ。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:29:46 ID:O5Vm0uHx
>>1乙!
そして真白の人も乙ですー

くそう、>>1000取り参加を忘れてた!サーラの冒険からサーラ・パル召喚とか思いついたのに

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:29:49 ID:zqr+B7ax
ひょっとして毎回アンとアンアンって書いてた人か?

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:30:48 ID:7G+rKvkA
普段アンとアンアンって言ってるやつは来年まで〜
って書いたのは俺だったと思う

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:32:51 ID:SDk+En1Y
このスレ更新速度がメチャクチャ早くない?

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:33:29 ID:cTHB1dVX
何を今更

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:36:39 ID:O5Vm0uHx
8月はこの倍は早かったぞ?お盆の時期とか。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:37:07 ID:LQMyC/AR
アンとアンアンは俺だ!ちなみにまだ三回だ!

いや、アンとアンアン書くな言われたからガソリン入れたりとか
アンとウィンウィンとかにしておいたYO☆

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:39:29 ID:7G+rKvkA
ガソリンのときは確か家にいなかったんだが、
ウィンウィンには悔しい思いをさせてもらった記憶があるw

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:50:06 ID:aLmW2cFs
そろそろ合戦の時期か。

>>1000ならサムライガンマン召喚。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:51:37 ID:LQMyC/AR
取る気ないだろw

でも取れた時いつもなんで1000取れたんだろって思う。

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:52:04 ID:cTHB1dVX
待て。
気が早いにも程があるぞw

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:54:52 ID:aLmW2cFs
いや、取る気満タンですよ?
それこそ>>1000なら短編頑張りますよ?

>>1000ならパラノイアに掛かったコンピュータ召喚

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:56:43 ID:qLTrxoCm
魔法学院をアルファコンプレックスにするつもりですか、市民
……それは実に幸福ですね

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:58:33 ID:quteieYv
コルベール「市民、あなたは幸福ですか?」
タバサ「幸福。幸福は市民の義務」

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:59:21 ID:7G+rKvkA
>>30
パート25以降の1000なら>>〜が実現、とか有言実行
っていうタイプの1000ゲットは全部俺だから覚悟完了お願いします…


34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 16:02:00 ID:PZVbijl2
>>30
コンピュータ「魔法を使うという事はミュータントですか?」
コルベール「いえ、ミュータントでは無くメイジです」
コンピュータ「そうですか、それはとても幸福ですね」

なんとなく、こんな狂った流れになりそーですね。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 16:04:36 ID:AgC9+5SX
>>1000なら、デモンズブレイゾンから赤き魔物召喚。

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 16:04:41 ID:aLmW2cFs
いや、>>1000とらなくても現在プロットは練っているんだがな。
呼ぶのルイズじゃなくなりそうだが。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 16:19:49 ID:ZxSu8IlM
>>1000なら大復活祭より廃棄王召喚

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 16:24:12 ID:WV02oaPA
>>30
アンリエッタ 「ワルド、あなたは幸福ですか」
ワルド 「もちろんです、姫。幸福でいることは市民の義務です」
ア 「今回の貴方のミッションはルイズと一緒にアルビオンに行き
   手紙を回収することです。このミッションを受けますか」
ワ 「もちろんです、国家に奉仕するのは市民の義務です」
ア 「任務とは別に、常に心掛けておかねばならない事があります
   反逆者、エルフ、秘密組織の人間は国家の敵で処刑しなくてはなりません」
ワ 「わかりました。私は反逆者、エルフ、秘密組織の人間を
   見つけだし、処刑すればよいのですね」


あれ? 何でこんな電波が?

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 16:25:33 ID:aLmW2cFs
なんかアレだな。
「トリステインがパラノイアに冒されました」スレを建てればいいんじゃね?w

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 16:46:46 ID:U9a8tOb1
>>37
むしろ義鷹を
タルブ上空
「面白えモン見せてやる」
でルイズを除く敵味方無差別に目が潰れていく地獄絵図

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 16:51:03 ID:aLmW2cFs
次のウェールズはもっと上手くやってくれるでしょうとか妄想。
ワルドは、例外的にクローンが一杯。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 16:59:22 ID:6XYPAFVw
ガソリン→ガリソンと連想したが早見優の早朝英語番組など誰が知っているというのか。
青くて顔は長い。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:02:36 ID:bSYh/flO
にゃんちゅう召喚

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:04:09 ID:PRWC0Xx9
>>42
HENか
昔は見てたが今はみてないっすね、流石に分からぬ

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:11:39 ID:+AJaHQ3H
カズマが呼ばれる奴あるかなーと思ったらあるのな
それでもマンガのほうの
「改造アルター能力者集団1000人に勝てるかな?」
「YES」
を1VS7万でやってることを期待したんだが残念

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:12:33 ID:6XYPAFVw
>>44
いや、俺の方も二十年弱ほど前の話で。ガリソン君とプーピーちゃん好きだったんだよ……

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:19:37 ID:PRWC0Xx9
>>46
> 二十年弱ほど前の話
ごめん、その時点で貴方が私より年上と分かったorz
そりゃ分からんわ……

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:21:13 ID:a3eG1qjY
魔界都市シリーズのメフィストとか駄目か。
やっぱりゼロ魔の世界蹂躙にしかならんか。

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:21:34 ID:3UaFfno8
ここでジョイメカファイトのホウオウ召喚
変わったゴーレムだと思われるかも

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:25:07 ID:AgC9+5SX
どうせならスーパーザコとか>ジョイメカ

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:26:23 ID:sN3QVb87
コナンイラヘンだったか?
あれ間接浮いてんだよね。
変わったどころじゃないよなぁ


52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:28:04 ID:+AJaHQ3H
C-3PO・・・ダメか

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:30:15 ID:xFEoqhab
>>48
世界を浸食した魔界都市自体を蹂躙させる為に用意されたキャラだ。
むしろそれが本義。キャラの存在目的が普通と基礎から違う。

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:30:30 ID:/7VaTR2x
スネークって呼ばれたことある?
ソリダスで良いからぜひ呼んでもらいたい


55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:33:47 ID:ebTIOiST
「私めが翻訳可能な言語は六十有余万言語、もちろん肉体言語も含まれているのでございますよ、ルイズ様」
ttp://chatblanc.cool.ne.jp/zch/05day/c3po.png

こうですか、わかりません

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:34:46 ID:mnBkSkBh
メダロットとかはちょうどよさそうな規模かも?

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:35:26 ID:2KS6C3Ct
>>42
ガリソンと言えば、ブラックホークダウンのガリソン少将だな。

レンジャーとデルタを丸ごと召喚とか?

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:35:41 ID:quteieYv
魔法使いザンスシリーズからビンクを召喚。
世界最強クラスの魔法使いなのに物語開始時点では無能扱いされてたあたりを
召喚主ルイズの境遇と重ねる形であれやこれやすると面白そう。

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:38:37 ID:GZkgrFtE
>>55
当然、ガチの殴り合いで会話するんだろうなあw

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:45:20 ID:I4vAs2wj
星くず英雄伝からダークヒーローのディーゼルを召喚。
最初さえ乗り切れば意外と面白いと思う。

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:48:35 ID:egpl8XzL
本体の見た目がドラゴンだからルイズのプライドをバッチリ満たしてくれて
人間体にもなれるからコミュニケーションも完璧
機械だけど補給なんざ必要ない
しかも回りくどい方法で魔法が使えます
って理由でアーフィ・ゼフィリス召喚

人間に攻撃できない、万能すぎる、そもそもパワーバランスが(ryって問題があるがな

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:50:06 ID:oYqHG11Z
>>59
肉体言語と言ったらサブミッションだろ

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:51:34 ID:c2I1BzZv
>>62
なんでそこで王者の技なんだよ

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:51:55 ID:HKYHe/5L
>>61
しかし、召喚に応じたのはスーピィ君だった

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:53:32 ID:xFEoqhab
>>64
それ、実は当たりじゃね?

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:54:17 ID:QZw4PNur
>>64
いや、むしろ沼で主やってたヤツで

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:56:42 ID:egpl8XzL
>>66
それ、アーフィの成れの果てじゃね?

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:58:27 ID:aLmW2cFs
あえてスピノザ呼ぼうぜ。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 17:59:05 ID:7hcfcYAQ
>>51
バーロー不要だと!?

・・・え?違う?

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:02:42 ID:I4vAs2wj
>>66
沼の主よぶならモンモンじゃね?

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:31:59 ID:sN3QVb87
>>69
バーローwww
しかしヤツを呼ぶと毎回死人がでるな。
ルイズを腹話術させて解決編か……あれ?いけるかも。
ギーシュとの対決はおいといてフーケ戦、ワルド戦も事前に推理で対決回避とか。
キック力増強シューズで七万の軍勢もITIKOROだぜ

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:33:13 ID:/7VaTR2x
ソーラーパワーで動くスケボーもありますぜ

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:39:55 ID:QZw4PNur
>>72
月に行って中心部目指すですか?

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:41:32 ID:is7NxInl
>>73
ほろれちゅちゅぱれろー


75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:44:24 ID:EvPxRLMB
>>71
怪盗フーケ事件やウェールズ皇子殺人事件あたりはかなりハマッて面白そう。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:51:39 ID:is7NxInl
>>71
ネクスト ルイーズ ヒーンッ!!
『召喚されし書物』 
次回もまたみりゅのよッ!

とかになるわけだな。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:54:26 ID:W6gRsy2G
大教授ビアスを呼んで青春爆発ファイヤーしようぜ!

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:58:21 ID:PZ74fHNx
銃を使用するキャラは雑魚相手に弾を節約する場合
マスケットを使うべきかデルフを使うべきか貴方はどちら派?

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 18:59:45 ID:OdZpQya6
>58への反応が無くて全俺が泣いた。
ザンス誰も知らんのか。ビンクは良いキャラだよな。

オキシジェン召喚で妄想してたプロットをビンク召喚にいじってみるか・・・。

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:00:31 ID:XHdpPQsf
>>78むしろ肉体言語でおでれーた

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:01:57 ID:19rqnY5R
>79
メリメリ召喚とかは考えた

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:03:28 ID:pvbhv0NN
>>58、79
ビンクは召喚されるキャラには存在の成り立ちからして無理じゃね?
厳密な定義じゃねーけど“あらゆる魔法によって不利益を受ける事はない”っつーのだから、
正直、ゼロ魔世界に行く事によるメリットは殆どないとビンク自身の魔法の力が判断して終わる に10メセタ。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:03:56 ID:W61XiLpk
>>45
実際問題カズマが本当に召喚されたら間違いなく真っ先にルイズに対して反逆すると思うんだ俺
だから1対70000に行く以前の問題だと思うんだ
大体自分を押さえつけようとする使い魔のルーンやご主人様(==ルイズ)に対して反逆してこそカズマといえよう
カズマが魔法学園で飯食わせてもらわないと一人で生きていけないなんてありえないしなぁ……

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:04:21 ID:VD0jO8hm
>>56
今妄想中。
なんか後一歩で妄想が形を取り始めそうなので、試しに文章にしてみようかなぁ。

85 :異世界BASARA:2007/09/11(火) 19:07:37 ID:YFwCMWM7
今日の宴も盛大ですねぇ……投下してもよろしいですか?

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:08:43 ID:pvbhv0NN
総員、支援体制にかかれ!

87 :異世界BASARA 1/4:2007/09/11(火) 19:12:40 ID:YFwCMWM7
それでは投下させてもらいますよ…



翌朝、全生徒が正門前に集まり整列していた。何でも、この学院にトリステイン王国の姫君が来訪するらしい。
幸村、利家、氏政も一緒に並んでいる。
しばらくすると正門から王女を乗せた馬車が現れた。

「ぬぁんとおぉぉぉー!!馬に角が生えているでござるうぅぅぅああぁぁぁぁぁー!!!」
「しええぇぇ!妖怪じゃ!妖怪が来よったああぁぁぁぁぁー!」
「このバカムラ!静かにしなさい!」
「ウジマサ!姫殿下の御前なんだから…」

馬車を引くユニコーンを見て叫びだした幸村と氏政を静かにさせるルイズとギーシュ。
衛士は騒ぎが収まったのを見て、一度咳払いをする。

「トリステイン王国王女、アンリエッタ姫殿下の御成ぁーりぃー!」

衛士が声を上げて宣言すると馬車の扉が開き、先ず使用人が降りてくる。
そして使用人の手に取られ、アンリエッタ王女が馬車から現れた。
まだ少女の面影が残るものの、気品が溢れているその姿に生徒は歓声を上げる。
ルイズはその姿を黙って、そして尊敬の眼差しを向けていた。

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:13:28 ID:VD0jO8hm
しえんしえーん

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:14:12 ID:oYqHG11Z
支援!支援でござり間する

90 :異世界BASARA 2/4:2007/09/11(火) 19:15:49 ID:YFwCMWM7
一方ルイズの隣にいるキュルケは王女の容姿を観察している。
「あれがアンリエッタ姫?私の方が魅力的じゃない。ねぇトシイエ?」
「うぅ…それよりもそれがし腹減った…早く飯…」
いつもの事とはいえ、食べる事しか考えていない利家にキュルケは呆れてしまった。

さらに隣で、モンモランシーは王女のプロポーションに目がいっている。
「…やっぱりギーシュはあんなのが好みなのかしら…」
「まぁお主では胸の大きさであの姫さまには負けておるの…」

ゴンッ!!!!

「ほがぁっ!!」
「ん?どうしたんだいウジマサ?」
何故か悶えている氏政をギーシュは不思議そうに見る。
モンモランシーに思いっきり足を踏まれたのだ。
「あ〜ら、姫殿下の前なんだからちゃんと姿勢を正さないとダメよ。おじいさん?」
「…こ、こんな老骨になんちゅう仕打ちをするんじゃ…」



「ところでタバサ、あなたの使い魔はどうしたの?」
「寝坊」


本多忠勝、起動せず。

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:16:39 ID:eZCsYfNU
支援させていただこう
>>77
小ネタになるが考えてたりはする

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:17:48 ID:jDLfplfu
支援 あと、ビンクよりドオアのほうがいいかも

93 :異世界BASARA 3/4:2007/09/11(火) 19:19:19 ID:YFwCMWM7
「まったくあいつは…洗濯にどれだけ時間が掛かっているのよ!」

アンリエッタ王女の出迎えも無事に終わった夜、ルイズは自分の部屋で苛ついていた。
というのも洗濯を頼んでおいた幸村が中々戻ってこないのだ。
「またシエスタに教えて貰っているのかしら…まさかキュルケに誘惑されているなんて…」
「そんなに気にすんなって、おっぱい姉ちゃんには裸の大将が付いているから大丈夫だろ?」
デルフと話していると、ドアをノックする音がルイズの耳に入る。
初めに長く2回、次に短く3回叩く音だ。
まさか…ルイズは慌てて服装を正し、ドアを開けるとフードを被った女性が素早く部屋に入ってくる。

「久しぶりですね、ルイズ・フランソワーズ」

そう言いながらフードを取る女性。そこからは朝の正門で見た、忘れる事の出来ない顔があった。
「ひ、姫殿下!何故このような下賎な場所へ!?」
ルイズは慌てて跪き、頭を下げる。
「ルイズ、そんな堅苦しい流儀は止めて。私達は友達でしょう?」
跪いたルイズをアンリエッタは抱き締める。
「ああルイズ、懐かしいルイズ。会いたかった…」
「姫さま…私も…また姫さまと会えて嬉しゅう御座います」
ルイズもまた、アンリエッタを優しく抱き締めた。

「ところで…」
不意に、アンリエッタが何かを探すように部屋を見回した。
「あなたの使い魔は何処にいるのかしら?」
そう、彼女がここに来たのは早くルイズに会いたかったのと、親友がどんな使い魔を召喚したのか知りたかったからである。
しかし、ルイズにとってこれは聞かれたくない質問だった。
まさか変な格好をした平民を召喚しましたなんて…出来ればあまり知られたくない。
「あ、あの姫さま……私の使い魔はその…」


「ルイズ殿ぉ!洗濯完了致しましたぞ!!!」
ルイズが説明しようとしたその時、その問題の使い魔が意気揚揚と帰ってきた。

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:19:52 ID:pvbhv0NN
支援 トレントが一番楽な気がする。若い頃の、な!

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:22:11 ID:9q6AhGnk
起動せずワロタw支援

96 :異世界BASARA 4/4:2007/09/11(火) 19:23:20 ID:YFwCMWM7
「な…ル、ル、ルイズ殿…」
洗濯物を持って帰って来た幸村が見たものは…
何故か抱き合っている自分の主人と王女であった。


「は、は、は………破廉恥いいいぃぃぃーーーーブホッ!!!」
「…あの…ルイズ、彼は?」
「…わ、私の使い魔です…」


「ごめんなさいルイズ。私てっきりあなたが雇った傭兵かと…」
アンリエッタもこれには少しばかり驚いた。
まさか人間…平民を召喚するんて聞いた事もなかったからである。
「でも良かった。無事に呼び出せたのですね」
「そんな!雑用もまともにこなせない駄目な使い魔ですわ!」
幸村は面目なさそうに頭を深く下げる。
実際、持って帰った洗濯物を自分の鼻血で台無しにしてしまったばかりだ。
「でも、あなたの為に一生懸命働いているのでしょう?彼はきっと素敵な使い魔だわ」

そう言ってルイズに微笑むと、アンリエッタはまたフードを被った。
「では、私は戻ります。ルイズ、明日の品評会を楽しみにしていますから」
「お任せくだされアンリエッタ姫!!この幸村の槍捌きを特と御覧に…ぐおっ!?」
大声で話している途中で幸村はルイズに頭を押さえられ、床に押し付けられる。
「頭が高いわよユキムラ!」
その様子を見ていたアンリエッタはもう一度微笑み、幼い頃からの親友に別れを告げて部屋を後にした。

いよいよ使い魔の品評会が明日に迫っている…


投下終了。
次でフーケを登場させられるだろうか…

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:24:54 ID:zrilszC4
おつ

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:25:11 ID:pvbhv0NN
おッつー

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:28:09 ID:Bh5CSwIS
ビンクかー
ワルキューレの武器がすっぽ抜けてギーシュを倒したり
アルビオンが突然傾き偏在の魔法が本体に当たったりするんだなw

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:34:15 ID:cTHB1dVX
志村ー!『遍』在、『遍』在!

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:37:08 ID:x32CWc9h
偏在は公式扱いだからいいじゃないかw

102 :カズマの人 ◆Locke32COo :2007/09/11(火) 19:37:44 ID:b5PjYNu0
どうにも否定的な流れの中、投下予約してもいいですか?

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:38:42 ID:7hcfcYAQ
許可など要らぬと(ry

104 :カズマの人 ◆Locke32COo :2007/09/11(火) 19:43:00 ID:b5PjYNu0
では行きます。

─────
1/2

スクライド・零 21


『あぁ、これは夢なんだな』
まどろみの中でルイズが思ったのはまずそれだった。
見知らぬ街で文字通り投げ出されていたルイズの姿は、自身が知るものよりさらに
一回りは小さく、服装も顔も見知らぬものであったからだ。

【そこ】は荒野。学院の塔や王宮にも匹敵するような建物だったと思われる巨大な残骸が
そこかしこに林立する中、そこでの【私】はぼろ布のような服にこれまたぼろぼろの
ぬいぐるみを抱きしめて、ただ奪われ泣き嘆くだけの子供。
あるとき、雨宿りをしている【私】の前に、同じく雨宿りなのか、私は知っているが
【私】は知らない男が現れた。
『カズマ…』
【私】は恐怖に震え、身を縮こまらせる。
私は知らなかったが【私】は知っていたのだ。“何も持たない者ですらここでは
【奪われる】”のだということを。

でも私は知っている。

「一緒に来るか?」

カズマが【私】を守ってくれることを。


どうやらカズマは【私】にはアルターのことを黙っているようだ。舞踏会の夜には
そんな話はしていなかったが、なんとなく【私】に対する優越感のようなものを感じて
しまう。
【私】の前で見せるカズマはどちらかというとお調子者で、私の前でいつもムスっと
しているカズマとは大分違う感じがする。【私】の尻に敷かれているカズマというのは
ある意味新鮮な驚きだ。私の前の姿とどっちがいいとは言いにくいけど。
仕事のできないダメ人間を装って、かと思うとふらっといなくなって、帰ってきたときには
食料やお土産などを持っているカズマ。おそらく“アルターの必要な仕事”をしていた
んだろう。たまにボロボロになっていたりするが、帰ってこなかったことはない。
馬に引かれてもいないのに走る馬車(っぽいもの)でカズマを連れ出すキミシマとか言う
カズマの唯一?の友人は、なるほど、今のギーシュとちょっと似ているかもしれない。

平穏でも豊かでもないこの生活は私では耐えられないだろうが、【私】には満足できるもの
だったらしい。
奪われてばかりだった【私】に得ることができた場所。【私】とカズマの暮らしは
そう言うものだった。


105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:43:10 ID:VyGw+4Wb
「投下した」なら使っても(ry

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:44:43 ID:Fkbqqbv2
支援

107 :カズマの人 ◆Locke32COo :2007/09/11(火) 19:45:30 ID:b5PjYNu0
2/2

ある日、いつものようにキミシマがやってきた。また“仕事”の誘いだろう。
そして、いつものように帰ってくることを待っていた【私】に、キミシマは「カズマが
消えた」と告げたのだ。
そう、私がカズマを召喚してしまったために…。

そのとき初めてキミシマは【私】に、カズマがアルター使いであること、時々荒っぽい仕事を
依頼していたことなどを告げる。もっとも、【私】は充分に聡い子供のようで、
「なにか危ないことをしているんだな」ということはうすうす気づいていたようだ。

そしてキミシマに向かってニッコリと笑うと力強い意志をもってこう告げる。

「大丈夫。カズくんはきっと帰ってきます。
だから、私も帰ってくるまで待ちます。
何年かかっても、諦めることに反逆して」

そのときの【私】、いや、かなみの『やり遂げる自信に満ちた』目に、私は否応なく
カズマを奪ってしまった後ろめたさとかなみのカズマへの信頼に敗北感を感じてしまう。
…、ならば私はカズマをかなみの元に送り帰す。勝ち負けの問題じゃないのは確かだけれど、
それだけが私に思いつくかなみに“勝つ”方法。

私、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは己に誓う。
「わたしは〜、かずまを〜、ぜったいにぃ〜…、なんだっけ?」
「寝ボケてんじゃねぇ」
気がつくと、ベッドの上に体を起こして杖を振り回している私を、カズマが呆れた
顔で見ている。
「あれ?」
「『あれ?』じゃねぇ」
「いや、すっごく大事な夢を見ていたような気がするんだけど…」
「知らん。とっとと起きろ」
何かが頭からスポーンと抜けた私には、この後何が起きるのか全く予想できなかった。

─────

以上です。
かなみがなぜこの時点で「反逆」という言葉を使うかは聞かない方針でお願いします。

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:48:15 ID:+fFeShtW
俺がバイトしている本屋、書籍の売り上げが悪くてさ、仕方なく、売り上げが稼げるエロDVDも売ってるんだ。
この前、そのエロDVDを万引きしようとした中学生を捕まえたんだけど、そのエロDVDの内容がさ、すごいのなんのって
これパッケージの内容→http://221.242.133.103/DB/IMAGE/E5GEN007b.jpg http://www2.videomanial.co.jp/DB/IMAGE/F8GEN014b.jpg
今時の中学生って、こんな激しいの見るの?ワラタ


109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:49:29 ID:HyJtWBOT
>>35
その前に苺パンツの勇sha・・・白銀の騎士を召喚だろw

唸る槍、絶え間無いナイフ、地を這う鎌、燃え盛るたいまつ、
そして・・・
切り裂くデルフリンガーだな。
魔法はさしずめ『飛び道具消滅』だろうか?

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:49:58 ID:ShwaK0Yb
>>108
精神的ブラクラ寸前かなー
一応注意。

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:51:15 ID:cTHB1dVX
>>110
誰も踏まない誰も踏まない。
しかししっかりとsageとなっている事に噴いたw

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:57:25 ID:MyJiixy6
>>108
ブラクラ注意

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 19:59:49 ID:HyJtWBOT
>>111
踏んじゃった・・・orz

>>108
ブラクラ中尉

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:01:23 ID:ITgm5QqN
ギコナビだとプレビューで表示されちゃうからねぇ。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:01:56 ID:EovdKFh1
何、グロいの?
怖いから止めとこう

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:03:34 ID:7hcfcYAQ
キモいの

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:06:26 ID:zrilszC4
グロいグロい言われると余計に見たくなるのが人のサガ

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:06:42 ID:r7uF4DfZ
明らかにヨソ者のカキコだからなぁ
ここの住人は職人にもっと優しい。
つまりカズマの人、乙である!

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:08:30 ID:rsX7RHK+
カズマの人に労いの言葉ぐらい…

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:08:53 ID:QoP9NFeC
よそ者はスルーしておいて…
実際、スレに全く関係ないことだし

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:09:39 ID:EovdKFh1
そうだった、いかんいかん
カズマの人GJ!あとWiki登録誰か知らんが蝶・早ええ

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:11:54 ID:mlQPzF4z
fate/zeroのバーサーカー出せないかな
能力が全くガンダールヴと同じだし

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:12:59 ID:+iFH1zh8
マイナーだけど擬似人間メルティアとか

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:13:14 ID:zrilszC4
スルーするー

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:13:37 ID:GGl5QNCZ
カズマの人、GJ!

>>122 >>1を読もう

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:14:21 ID:zrilszC4
>>58
アイビィを使い魔にしたらルイズも普通の系統魔法が使えるようになるんだろうか?

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:21:52 ID:quteieYv
>>122
>>125の通りだけど、

ルイズが聖杯戦争に殴りこむスレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187755129/

↑みたいなスレもあるので
使い魔のバーサーカーが見たいならこっちを盛り上げたらいいかも。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:26:49 ID:9Ne32fWa
>82
ビンクの魔法は効果が迂遠だし、ビンク本人の快不快とは直接的あるいは短期的には作用しないのでストーリー次第だろう。
最終的にビンクの益になればそれでいい。

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:27:28 ID:iQ1/E1rA
ルイズがアルター能力者だと?しかもかなみと同じ物を
向こう側の世界と繋がってでもいるのか。ゼロ魔の世界は

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:27:47 ID:uEShJ2VU
荒らしが到着しましたね。
標的はカズマの人 ◆Locke32COo個人でしょう。
釣り上げた数から攻撃成功と判定します。

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:30:19 ID:zrilszC4
>>128
何しろ、魔法の力がばれるくらいなら追放される方を選ぶぜ!、な能力だしなあ。
しかも帰還する方法まで用意してくれる周到さだし。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:34:12 ID:pvbhv0NN
>>128
そうか、がんばれ

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:37:37 ID:I4vAs2wj
戦国ランスから氷漬けのシィルを召喚。
氷がまったく溶けないことにすわ先住魔法かと衝撃を受ける。
使い魔なしでがんばってついに虚無に目覚める。
これならと少しずつ氷を溶かしていく。
これで自分にも使い魔が、と思ったらランスが美樹の力を借りてやってきて……

こんなのどうだ?
ランス系召喚は見てみたいんだがな。
ランスとかリズナとかマジックとかマジックとかマジックとか。
リズナは反則かw

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:38:36 ID:9Ne32fWa
>132
(´Д`)すまん。やはり無理だ。(俺には的な意味で)

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:42:48 ID:GZkgrFtE
>>133
ランス本人を呼ぶのは…その…あれだ。
分かるだろ?展開的にあれなんだ。

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:43:02 ID:7hcfcYAQ
マジックに期待しまくってる所悪いが
マジックと聞くとファンクラブ付きダンディな悪の総帥おじさましか思いつかない

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:45:17 ID:T+UHzS+5
ガンマ砲を付けるぜ

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:46:41 ID:quteieYv
>>128
ザンスにいると何かやばいことがあるので一時的に異世界へ退避ということでルイズの下へ。
ギーシュ戦はなにがしかあって無事回避。
フーケ戦は「杖を掲げよ」の時点でロングビル=フーケがばれてあっさり捕縛。

…。
この先が思い浮かばない上にこれじゃ面白くないぞ、俺。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:48:34 ID:1TOUNLiF
マジパパンが出てくるっつうネタを考えているうちに、
魔導馬バリキオンがルイズに召喚されるというネタに辿り着いた。

『唱えよルイズ 「我ら」の名を!』
「ウーザ・ドーザ・ウル・ザンガ! 魔神合体・ルイカイザー!」


140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:55:08 ID:ITgm5QqN
>>139
ルイズ巨大化するのかw

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:56:26 ID:6XYPAFVw
二つの月に違和感を覚えないようなキャラって異世界だと気付くのに時間がかかりそうだな。
あるいは最後まで遙か遠方の地だと思い続けるとか。
該当世界がウルティマしか思い浮かばないあたりアレだけど。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:58:36 ID:eZCsYfNU
>>136
マジック「ルイズはエレノアお姉さんが好きみたいだね」
ルイズ「ええ。あたしから見てもあんなに魅力のある人なんてそうそういないと思うわ」
マジック「同性愛はいかんぞ、非生産的な」
こうですかわかりません

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 20:58:46 ID:+iFH1zh8
ウルティマもいいな・・・

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:00:10 ID:SDk+En1Y
牙狼の更新まだかなぁ…。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:02:18 ID:I4vAs2wj
orz
マジックかわいいじゃんマジック。
ランスはなー、キュルケにミス・ロビングル、モンモランシー、ケティ、胸革命、シエスタ、アンリエッタにマリアンヌ、アニエス、エレオノール、カトレア、烈風カリン、ジェシカにイザベラ、シェフィールドにシルフィード
だめだなこりゃ

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:02:34 ID:wYUaqWNl
>>141
ラングリッサー世界も2つの月だ

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:04:37 ID:T+UHzS+5
ガンパレの第5世界も月は2つだ

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:05:38 ID:1TOUNLiF
>>140
とりあえず外見のイメージはウルカイザーっぽい鎧を着た大きいルイズで

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:06:03 ID:Fkbqqbv2
ルナルは、月が七つだぞ
「つ、月が二つしかない!」

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:06:53 ID:h+1z3j9/
ファルガイアは1と2はマルドゥークあるから二つだが
3以降はようわからんのよね

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:07:49 ID:zrilszC4
>>149
当然、呼ぶのはタッタだよな。
見た目からして面白いのは。



152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:08:12 ID:HyJtWBOT
>>139
マジレンのウルザード召喚は面白そうだなw

ただ、持ってる剣と盾のおかげでデルフ空気になるかもだぜ。


153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:08:58 ID:hjpyWEpD
即座に
「巨大化しても胸はゼロのままだ!」
と言われ怒り狂うルイズを幻視した

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:09:47 ID:fK3n64Xc
>>151
むしろ「わいはあの英雄アンディ・クルツの息子や!」を呼んだ方が
装備を変えるたびにZとかZZとかアレックスとか言い出すのは…流石にメタすぎるかw

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:10:49 ID:U9a8tOb1
むしろ空を見たことがない奴を召喚とか
ボンバーマン初代は人間になりたくて地下施設から脱走を企てたアンドロイドだったような
そのへん再現して作ったのがX箱版だったかな

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:11:48 ID:tSoJvgto
月が二つと言えば文字通りダブルムーンが

そしてドラえもんはコーヤコーヤ星だと誤解すると

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:12:05 ID:ITgm5QqN
>>148
鎧とルイズの雰囲気が乖離してそうだw

>>150
2、月についての描写有ったっけ?
マルドゥークとやらが出た記憶がないんだが……。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:12:56 ID:zcCG+fOf
エルガイムでは太陽が二つ。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:12:56 ID:zrilszC4
>>155
直に空気を吸うことも出来ないほどに環境が破壊された世界からの召喚ってのも面白そう。

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:13:05 ID:7hcfcYAQ
>>157
ブラッドがスイッチ押してドカーンってね

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:14:01 ID:fK3n64Xc
むしろ太陽を見たことが無いゲヘナの住人を
パルヴィーンなら「地上に出られた」と素直に喜ぶかも?

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:15:21 ID:pvbhv0NN
ゲヘナ・アナスタシスリプレイ アザゼル・テンプテーションからダヒカをウィンダールヴ召喚。
地上かつ異世界であるためにザクム・エキスの効果が大幅に減少。
具体的には能力値の低下と堕落(NPC化する危険があるが、判定を有利にできる)の消滅。
 
 
見たいのは遅すぎたツンデレ(ダヒカ)とこれからのツンデレ(ルイズ)の話。

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:15:39 ID:wYUaqWNl
火星も月は二つだぜ?

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:16:32 ID:h+1z3j9/
そこでジョゼフが地底人を、ルイズが最低人を召喚

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:16:48 ID:zrilszC4
>>163
つまり忍者戦士飛影のジョウを召喚と

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:17:52 ID:zrilszC4
>>164
じゃあティファは海底人8823を

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:18:40 ID:ITgm5QqN
>>160
そうだっけか……一度やり直すべきか。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:19:33 ID:7hcfcYAQ
>>167
・・・言い忘れてたけど、「技」なのであしからず

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:20:01 ID:xpFfQ/PK
>>163
つまりレイラ・アシュレイ召喚と
どう考えてもギーシュはスピーディ扱いだよなあ…

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:21:06 ID:42tsSefr
実際は、火星から見えるフォボスとダイモスは地球から見える金星くらいのサイズしかないらしいぞ。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:21:35 ID:ITgm5QqN
>>168
あー、マルドゥークゲイズとか言うのが有ったな。すっかり忘れてたw
……ブラッド、カノンと後半2軍行きだったんだよorz

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:21:56 ID:jR2udb6Y
月の数は同じでも色や大きさが違えば気づくのではないか?
火星の月はかなり小さかった気がするが……

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:27:02 ID:VD0jO8hm
テイルズオブシリーズにも月が二つの世界がなかったか?

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:27:55 ID:tSoJvgto
火星の月なんかじゃが芋ですよ

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:28:35 ID:42tsSefr
>>173
慥かファンタジア。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:30:38 ID:S8FarQRG
>>161
ゲヘナとな?
ならば常人の7倍の反射速度で動いて巨大ロボに乗る連中を呼び出すんだな?
まあ、あの世界の連中だとハルケギニアの竜の弱さに愕然とするかもしれないが

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:32:24 ID:RPYmMkcp
火星ってことでスター・レッドの星・ペンタ・トゥパール。
桁外れの超能力者だから達人級の先住魔法の使い手と思われるか……。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:35:10 ID:M9x5YXY3
月が2つと聞いてFF4が真っ先に思い浮かんだ。
片方には幻獣神様と完全暗黒物質が…


あ、リヴァイアサン召喚しだが飲み込まれて逆に幻界に拉致られるルイズ

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:36:38 ID:I4vAs2wj
>>176
コールドのほうかよ

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:36:41 ID:+iFH1zh8
竜が存在する世界の竜は大抵ハルケギニアの竜より強いと思うが
例外は飛べない竜の方が多いDQぐらいか?

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:38:48 ID:M9x5YXY3
>>180
クック先生ならどうにかなるかも…

いや、先生は竜ってか鳥だけど

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:39:53 ID:zrilszC4
>>180
パーンの竜騎士の竜って、普通に飛べるだけだったっけ?

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:42:46 ID:aLmW2cFs
>>162
地上に行くと弱くなるんだっけ?

184 :とき0:2007/09/11(火) 21:43:42 ID:lNZEaymB
一レスの小ネタですが、五分後に投下いたします。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:44:00 ID:qkWQIJ0S
なんか変な電波がやってきた。


召喚された人物が、衣装によっては平民ではなくメイジや王族と勘違いされる
   ↓
だったら、どんなキャラ召喚すれば、そうなるのか考えてみる
   ↓
【デムパ降臨】
   ↓
紅白歌合戦時のフル装備な小林幸子が召喚されて
もう平民だの、貴族だのとかいう次元を遥かに超越した
ウルトラトンデモ衣装で居合わせた全員がドン引き

というのを連想した。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:44:40 ID:wYUaqWNl
最弱のドラゴンってどの作品の誰だ?
そういうキャラを召喚したら面白そうだが

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:44:47 ID:GK7/UFca
>>185
人間を召喚したと思われないかも知れんなwwww

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:44:55 ID:bN8PuPfy
アカムトムル召喚
とか考えたけどアルビオン行けないよな

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:45:32 ID:aLmW2cFs
>>186
オーフェンに出てくる味噌ドラゴンか、フェアリードラゴン辺りじゃないか?

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:46:13 ID:7hcfcYAQ
>>184来い!

191 :とき0:2007/09/11(火) 21:47:28 ID:lNZEaymB
4/8 風の日

結果だけを掻い摘むなら、サモン・サーヴァントは失敗に終わったとしか書けない。
今、私が日記を記しているこのノート、これこそが私の呼び声に応えた使い魔だ。
黒い厚手の表紙に解読不能な記号の羅列が踊っている。
教師のミスタ・コルベールに促されるままコントラクト・サーヴァントを試してみたものの、ルーンが現れることはなかった。
悲しいことだけど、私の留年は確定的だ。
涙で、文字が滲む。


4/9 火の日

朝から学院中が騒然としていた。
ミスタ・コルベールが亡くなった為だ。
死因は心臓麻痺らしい。誰にも悟られないうちに、色々と心労をためていたのだろうか。
知り合いの喪失は、私の心をさらに陰鬱なものにさせる。
とりあえず、本日の授業は全て中止になり、私は枕に顔を埋め無心でいることに努めた。キュルケが私の部屋に訪れ、何かを呟いていたけど、私は一言も口を利かなかった。


4/10 水の日

キュルケが死んだ。
またもや、死因は心臓麻痺らしい。
キュルケの遺体にしがみついたモンモランシーはいつまでたっても咽び泣いていた。
私も泣いた。
いつも口喧嘩ばかりしていたけど、私は彼女のことが好きだったようだ。
私の心には、ぽっかりと大きな穴が開いた。
ねえ、キュルケ。あなたがいないと、私、寂しいよ。


4/11 土の日

モンモランシー死んだ。心臓麻痺で。
何かがおかしい。
誰かの魔法ではなかろうか。学院中で実しやかに囁かれていた。


4/12 虚無の日

私の前に死神を名乗る大男が現れた。背中からは禍々しい漆黒の翼が生えている。
彼が口にした言葉は、残酷なものだった。

【このノートに名前を書かれたものは死ぬ】

にわかには信じられない。
しかし、彼自身も首をかしげていた。このノートが効果を発揮するには、殺害対象のフルネームが必要らしい。
いやな予感が私の脳裏をよぎった。
サモン・サーヴァントは時として、対象者の能力を肥大化させたり、またそれまで不可能だったことを可能にさせる。
私は恐る恐る自身の名前を綴ってみた。

ルイズ




(以後、空白)


192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:47:30 ID:pvbhv0NN
>>184
応!
>>183
地上関連はまったく語られてないので地上に出たらキャラクターとして引退なんかなーてのと、
邪霊も殆どいないだろうから、それに関連してパワーダウンさせたほうが面白いと思って言った。

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:49:05 ID:zrilszC4
>>191
リューク自重しろw

194 :とき0:2007/09/11(火) 21:49:22 ID:lNZEaymB
投下終了。
デスノートより、デスノートです。

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:49:48 ID:aLmW2cFs
>>192
あぁ、なるほど。そういうことな。
だが、逆に地上に言って気が緩んで堕落が近づくのも面白そうじゃないか?

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:50:02 ID:M9x5YXY3
宇宙一危険なノートって小ネタでてなかったっけ?

…ってルイズー!!自分の名前買いちゃらめぇぇぇぇぇぇぇ!!

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:50:18 ID:42tsSefr
>>186
杉本ペロ先生のよしこ(by 我が竜)

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:51:20 ID:oJCkWCdx
>>185
トレーズ様とか平民に見えなすぎる

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:51:42 ID:6XYPAFVw
英語じゃなくて向こうの言葉で書いてやれ死神

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:52:30 ID:GZkgrFtE
フルネーム書いてないじゃないかー!

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:54:19 ID:wYUaqWNl
さてこの後、日記にしていたデスノートを誰が見つけてどうなるんだろう?
神になるのは誰だ?

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:55:02 ID:zrilszC4
>>200
召喚されたことでパワーアップして、ファーストネームだけで死んじゃったのでは?

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:56:11 ID:pvbhv0NN
>>191
デスノート乙wwww
自分の名前てwwww

>>195
もし書けたなら堕ちてどうこうよか、もともとのリプレイみたいなダラダラゆるゆるの方が楽しそうってのがあるんよ。


204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:56:45 ID:LQMyC/AR
>>202
それはヤバイなwwww
トム君やメジャーな名前みんな死ぬwwww

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:57:03 ID:VD0jO8hm
>>189
フェアリードラゴンは呪いで五感失ってるから、強いとか弱いとか以前の問題だな。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:57:34 ID:M9x5YXY3
>>202
世界中のコルベールさんとキュルケさんとモンモランシーさんが!!

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:58:43 ID:zrilszC4
>>204
それはどうなんだろうな。
相手の顔を思い浮かべるって制限があれば無差別にはならないと思うけど。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 21:59:28 ID:ZS8yV7dg
よくわかる現代魔法からタライ娘こよみを召喚

平民の娘を呼んだと馬鹿にしながら教室へ戻ろうとフライを唱える生徒たち

フライのスペルが強制的に変換されて全員の頭上に金ダライ召喚

「あの…実演するのはやめておいたほうがいいと思うんです」

なにを言っているのかという生徒たちの嘲笑も気にせず錬金を唱えたシュヴルーズ先生の頭に金ダライがクリティカルヒット


破壊の杖を奪還に

あばら屋でゴーレムを使おうとしたため超特大金ダライでマチルダちゃんの首の骨の危険が危ない

ただの少女だからと決闘などもせず、こよみも出席する結婚式でウェールズを暗殺しようとする

金ダライヒットでワルド涙目。痛みをこらえて偏在を使おうとして4連続ヒットで沈黙、あえなくお縄に


うむ……いろいろと台無しだ

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:00:11 ID:GZkgrFtE
>>186
コモドドラゴンが真っ先に浮かんだが、調べてみたら意外と強かった

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:00:31 ID:ZS8yV7dg
> 最弱のドラゴンってどの作品の誰だ?
ドラゴンフライだな

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:00:43 ID:uEShJ2VU
デスノート乙
タバサが名前を書かれて死ななければ完璧だった

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:00:44 ID:7hcfcYAQ
周囲の魔法を全て金ダライに変えるとはwww

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:00:59 ID:42tsSefr
>>210
トンボかよ!

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:01:10 ID:aLmW2cFs
>>203
ふむ。
頑張れ。wktkしてる。

あぁ、ついでにプレゼント。
つ成長ポイント5

>>205
うん。でも魔術の遺物は強いぜ。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:01:12 ID:wYUaqWNl
>>207
顔を思い浮かべるもパワーアップしてるはずだから、
ルイズが過去に顔を知っている、コルベールさんキュルケさんモンモンさんは、
全員死んだんじゃね?

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:01:48 ID:Fkbqqbv2
それは、某TCGじゃでかい蜻蛉だぞ

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:02:24 ID:zrilszC4
>>186
ドラゴンマガジンのマスコットドラゴンのルー君だなw

バスタードのラーズも似た様なもんだが。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:02:57 ID:GZkgrFtE
>>216
そもそもドラゴンフライは英語でトンボのことだぜ。

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:03:14 ID:qkWQIJ0S
>>208
ワラタ。

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:03:43 ID:42tsSefr
モンモンの場合、姓もモンモランシーだからな……
パワーアップの桁次第では一族全滅の可能性があるw

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:03:54 ID:7hcfcYAQ
>>209
リアルで危険なデカブツ爬虫類じゃないですか。
強靭な顎、細菌感染する唾液、異様な執念!

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:04:35 ID:wYUaqWNl
とりあえず自分の知ってる最弱のドラゴンは、FSSの
LEDドラゴン(幼成体)のすえぞうだな

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:06:20 ID:GZkgrFtE
>>222
でも一緒にいると、とりあえず食事には困らないんだよな。
戦いには使えないけど食を保障してくれる使い魔…。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:06:20 ID:LQMyC/AR
FSSって見たことのないけど聞く限りすさまじいキャラばっかしらしいけど。
弱いドラゴンもいるんだね。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:08:14 ID:wYUaqWNl
>>224
成体になると宇宙空間も平気で、テレポートや次元移動もできて、
ノヴァフレームで軽く惑星を消し飛ばせるけどな

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:10:21 ID:LQMyC/AR
>>225
幼体と成体の差がやばいなwwww


227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:11:52 ID:zcCG+fOf
ソードワールドのレベル15ドラゴンぐらいでちょうどいい。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:12:45 ID:RPYmMkcp
>>224 おとんの帯とおかんの帽子を勝手に取って行った暴れん坊プリンセスとかな。

個人的にはルイズとエストなら意外と気が合いそうだと思った。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:13:45 ID:wYUaqWNl
>>227
レベル15でわかってるのは、コーラスアス様かナースしかおらんな。
他のは14か16だ

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:13:57 ID:M9x5YXY3
弱くは無いがフルフル召喚したらルイズ本気で泣くと思う


頭がアレに似てて酸性の涎たらしながらクンカクンカ臭いを嗅ぐブヨブヨしたドラゴン……

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:14:45 ID:aLmW2cFs
此処で新境地。
ワーネバのバグウェルとかドラゴンドロップ持ちのドラゴン召喚

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:15:32 ID:Fkbqqbv2
>227
 それは、いいなSWでモンスターレベルが設定されればそれは、倒せることに他ならない

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:15:58 ID:5Vt3nDqI
幼生ありならサンサーラナーガのドラゴンも相当弱いな。
普通に伝染病にかかったり食中毒起こしたり自分で獲物取れなかったり。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:16:39 ID:1ZGmt0LD
アニメ版 バジリスク 〜甲賀忍法帖〜から
不戦の約定が解かれる前の
伊賀と甲賀のニンジャを何人か召喚したら
面白いかもしれない。

甲賀
甲賀弦之介 左手の人 見たら死ぬぜ。
地虫十兵衛 芋虫っぽい召喚獣。煙の中から最初に現れるのはこいつ。
霞刑部   まっぱだかのヘンタイ。女子寮に潜伏中。
如月左衛門 多分常識人。
陽炎    弦之介に色目使った奴は酷い目に遭う予感。
      ルイズとかキュルケとか。

伊賀
朧    普段は全く使えないけど、
     見るだけであらゆる忍術・魔法を瓦解する「破幻の瞳」を持っている
     ゴーレムを崩されたり、偏在破られたりでみんな悲惨
夜叉○  ギーシュのゴーレムなら切り刻めるかも。女子生徒に人気。
蛍火   右手の人
筑摩小四郎 風の先住魔法が使えます。

薬師寺天膳 はばかられる人。
      ルーンを刻まれる際の痛みで死亡。                   
      錬金の授業の爆発で死亡。
      ギーシュと決闘でワルキューレに殴られて死亡。
      フーケのゴーレムに踏まれて死亡。
      ワルドとの手合わせで死亡。
      やたらと死んじゃううっかりさん。

文章化できる人がいたら凄いかもしれない。










235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:17:58 ID:VD0jO8hm
ぷよぷよのコドモドラゴンはどれくらい?

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:18:30 ID:aLmW2cFs
>>232
スゲーナあたりも面白そうじゃね?
ぱっとみ発動は先住魔法だし。


しかしここであえてソードワールドSFCの竜の像に封印された神殺しの竜を召喚。
最初は像だけど、徐々にフーケとかの強力で武具が集まってきて最後はブリミル戦。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:18:53 ID:GZkgrFtE
薬師寺天膳ってそんなに死にやすかったっけ?

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:19:43 ID:jzkuCcCa
>>230
ご立派に比べたら小さい小さい

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:20:01 ID:RPYmMkcp
幼生ならタツベイがルイズに似合うな。
空を飛べない竜の子と魔法が出来ない魔法使いの少女の組み合わせ。

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:20:16 ID:BOqaP+EG
>226
あれは成長の過程で進化してるらしいからなぅ

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:23:40 ID:4pw9TRc4
ちょっと遅れた話題だが、月ってようするにその惑星を回る衛星だから、
現実だと火星からは月が二つあるように見えるのかな?
サイズや形があわんかもしれんが。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:26:10 ID:wYUaqWNl
>>241
>>163>>170>>172>>174



243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:26:17 ID:GxLLF1ms
>>208
タライといえばマテリアルパズルにそんな魔法を使うやつがいたな
他の人間の笑いに反応してタライを降らせるという防御不能の絶対魔法

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:26:19 ID:0GGypzvY
召喚するんなら、ルイズの自尊心をばっちり満たしてやれる奴がいいよな。
ドラゴンなんかけっこういいし、その他のファンタジーな生き物でもよい。
思い立って本棚を探してみたが、あんまりいいのが見つからなかった。
スレイヤーズのゴールデンドラゴン長老のミルガズィアさんと、
黒髪のキャプチュード2巻に出てくるでっかいカメレオン。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:26:53 ID:Lw1k21JT
ドラゴン繋がりで少林寺の高弟リー(ブルース・リー)召喚

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:27:11 ID:zrilszC4
そういやサイレントメビウスって、月が二つあるんだっけか?

アニメの主題歌の歌詞が「忘れないで二つの月が重なり合うことを」ってなってるし。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:28:16 ID:eZCsYfNU
>>237
天膳が殺した相手はみんな天膳を一回殺してる
加えて原作は知らんがバジリスクだと
・『命の精を注ぎ込むのです』とエロに走ってるうちに後ろからコキャ
・陽炎を騙してエロに走ろうとしたら毒殺
・朧が開けた廊下の穴に挟まって弦之介に殺される
ととんでもなくうかつな人

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:28:19 ID:vv7iTDJT
>>245
ドラゴンじゃなくてデブゴン召喚したりしてw

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:30:15 ID:ZS8yV7dg
龍かー
ドラゴンロアーズから銭塔君とか

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:30:33 ID:zrilszC4
ドラゴンじゃなくてトラコン、ダーティペアを呼んだりして…

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:32:20 ID:GZkgrFtE
>>244
BOF3のエルダードラゴンはどうよ?
・最高齢のドラゴン
・見た目カッコヨス
・ドラゴンの力を封じる結界の中で、ちょ〜っとだけズルしてドラゴンの力を使える
・ターンが進むほど「腰が痛い」をする確立が上がる

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:32:33 ID:d1qy2KN8
SWのドラゴンか・・・
アレクラストなら精霊魔法10も使えるアクシズ閣下とか
無限隕石コンボ所持のコーアスラス様だな
あとはレベル不明の神殺しの光ドラゴン

ロードスの奴らは呪いから解放されたら人間の短い一生くらいには付き合ってくれるかもしれん
ドラゴンフィーバーの感染が恐ろしいがw

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:32:33 ID:wYUaqWNl
召喚したトカゲを、ルイズの失敗魔法で放射能被爆させて巨大化したら、
一応あれもドラゴンかな?

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:32:37 ID:Fkbqqbv2
>244
 の塀に囲い……」だからな
真剣に「並みの純魔族なら倒せるんじでっかいとかげの偉い人か、
彼のジョークを聞かせるだけでレコン・キスタをとめられるぞ
なんせ「隣の塀に……」なんていってるくらいだ 

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:34:25 ID:aLmW2cFs
>>254
それ以上言うな!!
世界が滅びるぞ!!!!

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:35:10 ID:7hcfcYAQ
へーかっこいー

257 :MtL:2007/09/11(火) 22:36:15 ID:Hx/YNTXX
10分後に投下予定ー。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:36:22 ID:VD0jO8hm
エルフにはバカうけだっけ、ゆかいなミルさん。
オヤジギャグはハルケギニアを救う?

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:38:00 ID:kb9uREZD
ルークいわく親父ギャグドラゴンだし

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:38:06 ID:oYqHG11Z
>>246
俺のトラウマアニメ・・・

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:38:29 ID:wYUaqWNl
>>258
多分、聖地では受け入れられるだろうな。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:38:32 ID:zrilszC4
>>257
OK
進路クリアー

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:39:40 ID:WNnCsKuw
ハーフエルフの笑いのセンスはどんな感じだろうか。

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:40:26 ID:m8isnVBV
ドラゴン呼び出すと、シルフィードの立場がなくなるから他のにならんかな

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:41:24 ID:S8FarQRG
ドラゴンと言えば、ドラゴンナイツ・グロリアスという代物もある。
ファンタジー世界の学園物っぽい感じなんで、ゼロ世界と親和性は高そうなんだけど・・・
いかんせん、知名度が低いか

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:41:42 ID:3SiA177S
スレイヤーズだとナーガなんか召喚したらルイズ発狂しかねないな。
でもごく稀にシリアスモードに入るとすごく役立つんだぜあの人?


267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:42:45 ID:y2CtuE6g
>>246
それひとつは月じゃなくネメシスのことだと思う

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:42:47 ID:zrilszC4
>>266
なにげに白魔法も使えるしな

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:43:13 ID:xpFfQ/PK
そろそろ議論やめて支援しようではないか

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:43:43 ID:wYUaqWNl
>>264
ルルイエの底で眠ってるタコとか

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:44:12 ID:7hcfcYAQ
支援射撃だ!進路上の敵をなぎ払え!

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:44:18 ID:U9a8tOb1
モノホンの竜王……見た目メイジだし真の姿ドラゴンだし
モンスターズ+の邪配合仕様あたりならマスターには従うはず。
多分。

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:44:24 ID:WNnCsKuw
まぁ、でっかいトカゲのえらい人は、虚無の力には嫌悪を示すだろうが。
L様の魔法はちょっと失敗したら世界が滅ぶからな。
そういう意味では相性がいいと思う。

274 :MtL:2007/09/11(火) 22:45:24 ID:Hx/YNTXX
マジシャン ザ ルイズ (15)速やかなる反撃

トリステイン魔法学院からほどなくはなれた草原。
そこでは三百人からなる兵士達と、二十騎の竜騎士とが戦っていた。
三百人の兵士の指揮するは一人の貴族。その名をモット伯爵という。
「くそっ!バケモノどもめっ!」
波涛のモットの二つ名を持つ、水のトライアングルメイジによる水撃が、低空から襲い掛からんとしていた一騎を撃墜する。
だが、果たして打ち落とされたそれを竜騎士と言っても良いものか…
ドラゴンとは本来生命力に溢れ、恐ろしくも美しい肉体を誇るはずである。
しかし、撃墜されたものは余りにその印象とかけ離れていた。
目は淀んで落ち窪み、鱗は削げ落ち、いたるところに致命傷らしきものを負っている。
だらしなく開いた口からは悪臭を放つ粘液を撒き散らされ、見るものに汚らわしさと不快感を植えつける。
異常なのは竜だけではない、騎乗する騎士もまた異様であった。
先ほどの墜落の衝撃で投げ出された騎士が立ち上がる。
彼の首はあらぬ方向に曲がり、腹からは臓物がはみだしている。

一目見て分かる、生者に在らざる姿。
それらは動き回る死人であった。
「この世に迷うなどと…アルビオンは始祖ブリミルを汚すつもりか!」
再び水撃、別の竜騎士の飛竜の翼に命中し、その翼が根元から千切れ飛ぶ。
飛行不可能となり重力に誘われ地面へと落下する屍竜。
地表へ落ちた屍竜を追いかけるようにして地上に降り立つ多数の屍竜。
そうして周りを取り囲んだ屍竜達は、飛ぶ力を失った非常にも無惨にも襲い掛かった。
その口を大きく開け、柔らかい腹や喉元に群がるようにして噛み付いていく。

「う、うげぇっ…」
この光景を見たモットの副官が思わず口元を押さえて蹲った。
無理も無い、モットとて副官が先にそうしていなければ自分も吐いていたかもしれない。
「味方を食らうとは、そこまで外道に堕ちたかアルビオンッ!
 このような死者を手駒とするような行いが許されると思っているのか!?」

「思っているさ、戦場なんだからな」

上空から声。
モット伯爵達が見上げると、そこには一際大きな屍竜、そしてその背にはこの屍竜隊を率いる隊長らしき男の影があった。
「むしろ感謝を述べてもらいたいくらいだ。死してなお戦える喜びを。
 極上の死を迎えた上、更には何度も死を体験できるようにしてもらえるなど、幸せの限りではないか。
 勿論おまえ達にもくれてやるぞ、等しく平等な死を」
「おまえ達のような畜生道に堕ちた者どもに、我々が簡単に屈するとは思うな!」
モット伯が放った先ほどよりも強力な水撃が、敵指揮官の騎乗する屍竜に襲い掛かる。
しかし、モットの狙いすました必中の一撃は、屍竜の常識を無視した空中機動によって回避される。
「面白い、前言撤回だ。威勢の良いお前だけは生かしておいてやろう。
 だが、お前の部下達は殺す、焼き殺す。消し炭にしてやる。
 喜べ、お前は俺の炎の目撃者となることを許されたのだ!」
巧みな乗竜技能を発揮し、屍竜を低空まで滑空させる。

その時、指揮官の男の姿を月が照らし出した。
筋肉質な体つきはまるで鍛え上げられた剣士のようである。
だが、それ以上に特徴的なのは顔の左半分を覆う火傷のあと。
「さあ!お前たちの肉の焼ける芳しい香りを、俺に嗅がせてくれ!」
屍竜を操る男の右手が光った。




275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:45:41 ID:GZkgrFtE
>>272
邪配合じゃマスターに従わないような…

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:46:08 ID:y2CtuE6g
ネズミになってるジイ様ならいいんじゃね。某お菓子みたいな名前の。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:46:12 ID:ITgm5QqN
レガシー環境で青単いじりつつ支援。強いよヴィダルケンの枷。

278 :支援:2007/09/11(火) 22:46:20 ID:zrilszC4
支援

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:46:51 ID:7hcfcYAQ
はいはい皆さん、お話の時間ですよ〜っと

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:47:26 ID:MyJiixy6
支援

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:47:42 ID:ITgm5QqN
顔に焼け跡のある筋肉質な男でネクロマンサー……誰だ?支援

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:47:53 ID:U9a8tOb1
支援
このモットはなにか青マナの使い手になりそうな気がする
その前に死にそうな気もする

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:48:21 ID:wYUaqWNl
力の消費を抑えるために、タキシードを着た猫の姿になってるドラゴンの王もいたな

284 :MtL:2007/09/11(火) 22:48:56 ID:Hx/YNTXX




幸い、空から飛来する火炎の目標は魔法学院そのものであったのか、幸運にもウルザ達は障害に出会うことなくウェザーライトUへたどり着くことが出来た。
至近距離から見るその力強い勇姿はルイズ達に感嘆の息を漏らさせた。
全長は百五十メイル以上、その形はハルケギニアにあるどの船とも似ていない形をしている。
まず、船として最も目立つものであるはずのマストが無い、その上で船体が全体的にスリムであった。
このことによって横の全長に比べて、高さが圧倒的に低い。ハルケギニアのフネに比べて平たい印象を受けるフネとなっていた。
進空する船らしく翼を要しているが、本来なら艦中ほどに据えられる筈のそれは艦後方に配されている。
総じて、ルイズ達の思い描くフネとは違う、未知のフネ、それがウェザーライトUであった。

ルイズ達はフライの呪文を唱え、ウェザーライトUの甲板に降り立った。
最も、ルイズだけはウルザが魔法をかけて浮き上がったのであるが。
「ミスタ・ウルザ!」
ウェザーライトUの甲板に降り立ったルイズ達を出迎えたのは学院の教師、コルベールであった。
横には身長百八十サントとコルベールよりも長身の老人、学院長オールド・オスマンの姿もある。
「ミスタ・コルベール、事前の準備は全て整っているかね?」
「そんなことよりも、これはどういうことですかミスタ・ウルザ!どうしてこの場に生徒達がいるのですか!?
 きちんとポータルを用いてトリステインに送り届けると仰ったではありませんか!
 貴方は貴方の戦いに、私の生徒達を巻き込むおつもりですか!?」
学院の生徒達が驚く、彼女らはこのように声を荒げるコルベールを見るのは初めてのことである。
モンモランシーなどはあまりの剣幕にギーシュの後ろに隠れてしまった。
「落ち着きたまえ、ミスタ・コルベール。君の生徒が驚いているではないか。
 彼らがこの船に乗ることとなったのは事故だ。
 彼女達の到着を待たずポータルを使用したことに異論があるかもしれないが、ああしなければ敵の襲来でポータルそのものが破壊される危険性があったのだ。」
「む、しかし…」
論理的な説明に頭では納得したコルベールであったが、心はそう簡単についてゆかない。
彼の内部に蟠る暗部が、生徒達に戦場を見せることを許容しない。
「ミスタ・コルベール、今は君と言い争っている時間は無い、文句は後で聞こう。
 まずはこの場を飛び立つことが先決だ。準備は整っているかね?」
「………」
今だ心の整理がつかぬコルベールに変わり、横に立つオールド・オスマンが答えた。
「先ほど全ての準備が整ったところじゃ、後は動力があればとりあえず飛ぶことはできるそうじゃ」
「了解した。それでは事前の手順は全て省略の上、今すぐ緊急浮上を行う。
 諸君、念のため手近なところに掴まりたまえ」
ウルザは全員が手近なものにつかまったことを確認すると眼鏡を外し、両手を掲げた。
「………ウェザーライトU、発進する」
ウルザの号令。

最初に彼の体を中心として、波紋の如き衝撃波が広がった。
体重の軽いタバサなどはこれで体が浮いてしまうほどであったが、それを見たコルベールが慌てて手を掴み、彼女を引き寄せた。
次に、稲妻が落ちたかのような閃光が閃き、ウルザを見つめていた者の目を一瞬焼いた。
そうして眩んだ目を再び開いた時、彼らが見たものはウルザの目から電撃の様なのたうつ何かが迸り、それが暴れ狂いながらウェザーライトUへ流れ込んでいく光景であった。
ウルザは歯を食いしばりながら己の頭蓋に埋め込まれた二つの魔力原動機、マイトストーン、ウィークストーンの力を制御する。
多すぎず少なすぎず、段階に応じた魔力を開放し、それをウェザーライトUのスタンエンジンへと流し込む繊細な作業を続ける。


285 :支援:2007/09/11(火) 22:49:22 ID:zrilszC4
支援

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:49:34 ID:7hcfcYAQ
!CAUTION!−支援過剰摂取状態です−

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:50:47 ID:ITgm5QqN
世界一つ砕いて力を得たパワーストーンがないならウルザの眼を動力にするしかないのか……支援

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:51:04 ID:d1qy2KN8
SISISI支援する〜

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:51:41 ID:U9a8tOb1
支援
ところで10版買ったら全部黒枠だったんだがもう白枠はなくなったのかな
だとしたらちょっと嬉しい

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:51:48 ID:WNnCsKuw
大丈夫だ、いまだかつて支援のし過ぎで消えた職人はいない

291 :MtL:2007/09/11(火) 22:52:14 ID:Hx/YNTXX
暫くするとルイズ達にも分かる、目に見えた変化が起こった。
ウェザーライトUの船体がぼんやりと輝き出したのである。
更には同じ輝きを灯した白く光る膜のようなものが船全体を包み込んだ。
自らの足元をを照らす淡い光と、周囲を覆う白い輝き。
その幻想的な光景に、誰もが見入った。
そうして見入っていた中、この場で最も強く警戒心を持っていた人間が、迫り来る危険を迅速に察知した。
「フネだ!あれは…アルビオンの戦艦だよ!凄い速さで近づいてくる!?」
最初に気付いたフードを目深に下ろした女性の声に、全員が注目する。
そこには現在魔法学院を攻撃している影とは別の、アルビオンのフネの姿があった。
それが十隻、猛スピードで前方から迫って来ているのだった。

「…ん?今の声、何処かで聞いたことがある気がするんじゃが………」
「…うっ」
オールド・オスマンの鋭い指摘にフーケがフードを押さえてそっぽを向く。
「んー?んー?お嬢さん、ちょぉっと顔を見せてもらえんかなぁ」
「いえ、それは………」
「オールド・オスマン!こんな時に何を言っているんですか!敵が近づいているんですよ!?」
危機感無く謎のフードへの追求を開始するオスマンに、すかさずルイズが噛み付いた。
「しかしのぅ、わしらが騒いだとて、どうにかなるような問題じゃあるまいて。
 ………そら、どうやら飛ぶようじゃぞ?」
オスマンがそう言うや否や、船に搭乗したもの全員を浮遊感が襲った。
一瞬、大地からの重力を切り離されたように感じた時、既にウェザーライトUは宙へと浮かび上がっていた。
そして、次に彼らを襲ったのは復活した重力の楔。
突然軽くなった体が、再び本来の重さを取り戻す。
「諸君!しっかり掴まっていたまえっ!」
今だ力を放出し続けているウルザの声に、全員が体を固くする。
だが、次に身構えていた体に掛かったのは、緩やかな横の慣性であった。
先ほどの衝撃波や浮き上がった時の不思議な感覚に比べれば、こんなもの大したことは無い。
そう思ったものもいたのだが、その考えは前方を見た際に即座に改められた。
確かに横に引張られる力は弱い。だが、ウェザーライトUが前方に進んでいく速さは感じる慣性とは到底かみ合わぬ高速のものであった。
みるみるうちに視界の中で大きくなっていく敵戦艦。
それが目と鼻の先になった時、全体を覆っていた白い膜が前方に収束した。


そうして、ウェザーライトUは敵戦艦正面に突き刺さった。


だが、突き刺さっただけではない。
ウェザーライトUは、まるで何も阻むものが無いかのように敵戦艦を粉砕し、破壊し、貫いてく。

盛大なな破砕音。
巨大な建造物が、力任せに引きちぎられる時の音。
ルイズはそんなものを聞いたことのある、数少ない一人となった。


                      もっとだ!もっと嗅がせろ!そうだ、肉の焼ける臭いをだ!
                                     ―――メンヌヴィル

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:52:35 ID:eZCsYfNU
ウルザってどんな顔だったっけ?
なんか法王さまみたいな顔が浮かぶんだが支援

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:53:35 ID:VD0jO8hm
こんなにかっこいいモット伯は見たことがない支援

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:53:45 ID:ITgm5QqN
乙ー。あー、メンヌヴィルか。忘れてた……タルブとか色々素っ飛ばしてるからなぁ。
そしてウルザさん、プレデターにウェザーライトが大破させられたからそんな突撃機構を組み込んだのか?w

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:54:21 ID:7hcfcYAQ
頑丈すぎる船は高速で飛べばそれだけで兵器となります。

296 :MtL:2007/09/11(火) 22:55:47 ID:Hx/YNTXX
投下終了です。

>>294
タルブはコルベールと一緒にお風呂に入るイベントと共にに消滅しました…

297 :ゼロのアルケミスト:2007/09/11(火) 22:55:52 ID:YOdFF70b
モット伯がステキ過ぎる……これなら惚れる(え?
熱い展開に乙&GJです!!

そして筆が止まらなかったので書き上げてしまった続編を投下予約したい……


298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:56:33 ID:S8FarQRG
>>294
ウェザーライトの真の機能を突撃時にも作動できるようにしたのかも
Uと銘打つならそれくらいの魔改造して当然。
ウルザだしw

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:56:34 ID:U9a8tOb1
なんという質量兵器
これは間違いなくアーティファクトクリーチャー船4/6くらいはある

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:57:18 ID:ITgm5QqN
>>292
まぁやばさではそんな感じ。まとめwikiに画像へのリンクが有るんでそっから見てくれば良いかと。

>>296
……消滅して良かったと思う俺、参上。

そしてマッドアルケミスト支援?

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:57:28 ID:xpFfQ/PK

まさに巨大質量兵器

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:57:29 ID:iQ1/E1rA
モット伯かっこいい。まあ戦場にでれば普通はこうなるか
そして支援

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:58:12 ID:GZkgrFtE
>>297
いざ、参られよ。

304 :ゼロのアルケミスト 二話:2007/09/11(火) 23:01:28 ID:YOdFF70b
スマン、私のミスで一番最初の部分が消えてしまった(涙
これでは投稿できんので予約は取り消しと言う事で(大泣き

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:02:02 ID:7hcfcYAQ
編集→戻す
の操作は使えないのか?

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:02:42 ID:U9a8tOb1
>>297
その翼で
その脚で
飛べ何処までも
踏みしめ行け!
あとホムンクルスください

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:03:37 ID:T3/Qfb8k
Ctrl+Zとか上書きなしで終了とか何か手は無いのかっ

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:03:42 ID:hHfUKrjV
>>292
ttp://www.wizards.com/hottub/search.asp

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:05:09 ID:v8mhiu+X
俺好みのマッドサイエンティストきたと思ったらコネー

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:05:12 ID:GZkgrFtE
>>308
これ右から2番目か?
ファンキーな爺さんに見えるんだがw

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:05:51 ID:d1qy2KN8
速攻デッキにリセットたんは恐怖

鬼姫+村雨と夜羽子アシュレイと厳島さんとルシフェルさんはオレの嫁支援

312 :ゼロのアルケミスト 二話:2007/09/11(火) 23:06:06 ID:YOdFF70b
むぉ〜!! 戻せた〜!! 
パニクッて取り消しとか言ってすまなかった(平謝り
もう一度私のチャンスを下さい!!

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:06:48 ID:wYUaqWNl
しえん

314 :支援:2007/09/11(火) 23:06:49 ID:zrilszC4
いつでもカモン

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:06:57 ID:7hcfcYAQ
おしゃ来いーーーーッ!

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:06:57 ID:GZkgrFtE
>>312
チャンスをやろう…向かうべき二つの道を!

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:07:16 ID:ITgm5QqN
っ【セカンド・チャンス】
ライフが5点以下の時に生贄に捧げ、追加ターンを得る!

318 :ver0:2007/09/11(火) 23:07:27 ID:N/YIUd21
次に予約おk?

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:07:32 ID:PC2VDXkn
支援ー!

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:07:54 ID:vv7iTDJT
to be or not to be

321 :ゼロのアルケミスト 二話:2007/09/11(火) 23:08:23 ID:YOdFF70b
異世界の錬金術師クラリス・パラケルススと、トリステイン魔法学院の学院長であるオールドオスマンの戦いは熾烈を極めた。
最初は魔法体系に対する両者の違いを舌戦で、徐々にヒートアップしてきて実戦へ。
オールドオスマンがその隠された力を数十年ぶりに解放し、マッド・アルケミストの真の力を遺憾なく発揮したクラリスの人造人間の群れが暴れまわる。
結果的にトリステイン魔法学院は甚大な被害を受け、西と東に両者を置いた冷戦状態に突入した……

「いや〜クラリス殿は真にお綺麗で」
「何を仰るウサギさん〜私ったら140歳なのよ?」
「なんのなんの! ワシは軽くその倍は生きておる。若いもんじゃて」
「キャ〜! 若いなんて言われたら120年ぶりかしら? ありがと、オスマン♪」

……なんてことは一切無く、酷く和やかなムードで話は進み、お茶の席はいつの間にかお酒の席になっていた。
接待用の机とソファーの周りにはワインのビンが何本も散乱している
オスマンは自分のセクハラを華麗に流しつつ、スキンシップを忘れない妙齢な美女が大層気に入ったらしい。
クラリスはある程度人当たりを計算して問答をしていたのだが、これほど気に入られるとは想定外だったらしく何時も高いテンションがさらに倍!
二人して顔を赤くして理由もなく笑いながら何度目か解らない乾杯をしている。
世界ではこういう奴らを「酔っ払い」と言う。

「ミスタ・コルベール」
「なんでしょう? ミス・ロングビル」
「貴方は私に会談が前に『大事になるかもしれません!』と仰っていませんでしたか?」
「言いましたな……」
「これが『オオゴト』ですか?」

少し離れた位置から二人の酔っ払いを観察していたコルベールと、オスマンの秘書であるロングビルは完全に気が抜けた会話を交えていた。
中身の無さでは酔っ払いどもに匹敵するが、テンションが大きく離されていた。

「じゃあ私はその離れを自由に使って良いのね? 中々広くて良い作りのようだけど」
「もちろんじゃて! 遠い異国の貴人に肩身の狭い思いをさせる訳にはいかんからな」

完全に出来上がる前に指定された自分の居住となる離れを思い出して、クラリスは改めて問う。
幾つもある中庭の一つにヒッソリと立っているソレは石造りの小屋とでも表現できる。
物置として使用されるはずだったのだが、本搭から遠いことから余り使用されずに放置されていたのだ。
現在はメイド達に中を掃除させ、クラリス唯一の持ち物である机をその上の不思議な品ごと運び込んでいる最中であろう。

「それとルイズちゃんの使い魔はホムンクルスと言う事で問題なし?」
「む〜聞いたところ異国の人造生命を作る術は此方に比べて汚い術でもないしの。
 良いじゃなぁい? これでヴァリエールの三女も安心して眠れるじゃろうて」

あれだけコルベールが渋った人造生命を使い魔にすることも、オスマンからすれば大したことではないらしい。
それはクラリスの『作品』がこちらに伝わるものほど外道な方法で作られたものではなかったからだ。
だが彼とて唯のバカではない。由緒あるトリステイン魔法学院を統括し、歴史に名を残す大メイジ……何時もはただのセクハラ爺だが。

「しかしな……その術は他言無用。貴方がその知識を持っていることは決して間違いではないし、問題も無い。
 ですがこの国には決して無かった技術。余程の事が無ければそんなモノを受け入れる側は大混乱に陥るからの」
「解っているわ。そのために私に破格の待遇を用意してくれたんでしょ? 
私の技術を否定はしない事を見せ付ける為に、簡単にホムンクルスを使い魔にする事も認めた。違うかしら、オールドオスマン?」
「「っ!?」」

オスマンの眼光がタカのように鋭くなり、クラリスの微笑から暖かいものが消える。そこでようやく二人の観客は二人の酔っ払いの真意を理解した。
無条件で何でも許そうという姿勢を見せることで油断を誘おうとしたオスマンと、その戦略に合えて乗る事で有利な条件を勝ち取ったクラリス。
自分たちはそんなことも気付かずに酔っ払いなどと……

「まっ! そんなとこじゃて! さ〜もう一回乾杯と行きますかの?」
「そうね〜WIZ-DOMの栄光に!」
「トリステインの輝かしい未来に〜」
「「カンパ〜イ」」

やはり酔っ払いだ。


322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:08:36 ID:U9a8tOb1
支援する
アクエリはサッパリだがなんとなく好きだ
結構前深夜にアニメやってなかったっけ
ほとんど覚えてないけどアレには出てないのかな

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:10:16 ID:niXDgQwL
アルケミスト支援

324 :ver0:2007/09/11(火) 23:10:23 ID:N/YIUd21
予約しましたが、パソコンが使用不可になったので明日改めてきます

325 :ゼロのアルケミスト 二話:2007/09/11(火) 23:10:23 ID:YOdFF70b
異世界での楽しいお酒でつい飲みすぎて二日酔い……なんて事はクラリスには起こりえない事態だ。
『常駐実験!』を心がけるマッドがステキな朝日を逃すなんて事はありえない。
朝も早くから古いがしっかりとしたベッドから身を起こし、身だしなみを整えたクラリスが最初に行ったのは現在手元にある品の確認だ。
この世界で色々とやりたいことは有るが、それも材料や薬品、資料が無ければならない。

「む〜さすがに心許ないわね」

目の前に並べられた物を見てクラリスは困ったように首を傾げる。ホムンクルスならば数体は製造可能な薬品があるが培養槽も無い。
基本的な知識は全て脳内に入っているが、難しい儀式魔法を正確に行うには専門の書物が必要になる
しかし自分の机の上にソレ等を完備しているなんて事は無く、どうでも良い本が多々ある。
例えば興味本位で手に入れたロリ精霊が宿るとか言う魔道書や、なぜあるのか解らない十年前のボ○ボンなどだ。

「とりあえず一体作ってみましょうか」

問題点は直ぐに楽しい利点に変換したクラリスは直ぐに実行可能な実験に着手する。
本来の試料・方法によって異世界で創られたホムンクルスがどのような変化を遂げるか?と言う事を知る為のモノ。
純粋に彼女を守る手駒が少ないと言うのも最初に簡単なモノを選択した理由でもある。

「一万年と二千年前から哀してた〜」

どこかで聴いたアクエリアンエイジと似た響きを持つアニメの主題歌を口走りながら、クラリスが薬品を混ぜる手は澱み無い。
すでに数えられない程に繰り返してきた擬似生命体誕生儀式の序章である。
回数を重ねて慣れたとて、その興奮は決して薄れない。自分の手で命を作るのだ。
神より与えられたシステムを用いずに、自ら編み出した方法で仮初めとは言え神にしか作れないとされた命を創る。
クラリスにはそれがどうしようもなく楽しい作業だった。


「あの……ミス・パラケルスス?」

楽しい作業過ぎて時間を盛大に無視して作業をしていたクラリスはドアを叩く控えめなノックと、小さな声に意識を引き戻す。
何時もはノホホンとしている彼女も伝説の錬金術師パラケルススの子孫であり、現代一の呼び声高い最凶のマッド・アルケミストだ。
その趣味(主に実験)に費やす集中力は半端ではない。日常で周りが見えず知らず知らずに災厄の元凶になるのは一族の血のせいではない。
これはクラリスと言う個人の問題である。

「は〜い、開いているわよ」
「しっ! 失礼します!!」

ゆっくりと開いたドアの向こうから覗くのは、この辺りでは珍しい黒髪のメイド。
メイド シエスタは掴みどころの無い微笑を浮かべる異国のメイジに緊張した口調を維持したまま告げた。

「朝食の準備が出来ましたので、食堂の方へとご案内するように仰せつかっております。 ご一緒して頂ければ幸いです」
「クスッ……そんなに緊張しちゃって可愛いわね」
「こっ光栄です!」

言葉をその通りに受け取って、ガチガチのまま自分を先導するメイドのバランスの取れた体を見ていたクラリスはふと違った欲求が浮かんできた。

「ねえ、アナタ」
「はっはい〜!」
「改造させて」
「えっ?」

改造……クラリスの得意技の一つ。切った貼ったな魔道的外科手術。
人間に行えば当然改造人間になる。能力向上を目的に行うが、彼女は造形にも拘りたい派。
とりあえず悪友の黒魔術師にカニのハサミを付けるのが当面の目標。


326 :支援:2007/09/11(火) 23:10:56 ID:zrilszC4
支援

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:11:10 ID:d1qy2KN8
支援!

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:11:42 ID:U9a8tOb1
なんか色々勢力みたいのがあるらしいが両方知ってる人がいたら後でMtGでは何色相当なのか教えてくれないか
支援

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:12:07 ID:ITgm5QqN
改造させてっておいw支援

330 :ゼロのアルケミスト 二話:2007/09/11(火) 23:12:24 ID:YOdFF70b
「不思議ね〜メイジでも無い小娘だもの。簡単に篭絡させられると思ったのに」

クラリスは盛大に首を傾げて、過去の自分の精神攻撃に問題があったかを吟味していた。
改造と言うのは冗談でも何でもない。クラリスはやる気満々であり、ソレを行う相手として選んだのは唯のメイド。
将来有望な魔女見習いすら数十秒で堕とせるクラリスの精神攻撃(巧みな話術など)を五分間も受け続けてシエスタは首を縦に振らなかった。
無理やり改造してしまうのも彼女の趣味的には問題無いのだが、契約魔術が履行できないのでその効果が半減してしまう。
故に改造を『快諾する契約』を結ばせたかったわけだが、全く動かない。陶酔した目にも成らなかったし、頬を赤く染めることも無かった。
もちろん物凄く焦ってはいたし、驚いていたがそれは普通の反応である。これはクラリスにとってある種由々しき事態だった。

「メイジではない何かがあると言う事かしら……」

そう考えてしまうとクラリスは驚きや焦りよりも興味や関心が先行する。
ちなみに現在「適当に騙してあのメイドを検査したいな〜」と今日だけで何度目か解らない興味の噴出を楽しんでいる彼女が居る場所は二年生達と同じ教室。
使い魔を召喚して最初の授業は基本的に使い魔披露の意味合いが強くなるのだが、いま室内に居る者達の最大の興味はやはりクラリスである。
これは今しがた入ってきた中年の女性教師 赤土のシュヴルーズも同じらしい。

「このシュヴルーズ、春の新学期に新しい使い魔を見るのをとても楽しみにしています。
 それに今年は……珍しい異国からの客人をお出迎えした生徒も居るようで」

『長距離瞬間拉致って話も有りますけど〜』と言うヤジにルイズが『ヒッ!』と悲鳴を上げて小さくなったのは多分仕方がないことだ。
名前を言われた訳でも無いがそんな人物は自分しか居ないと理解しているクラリスは立ち上がり、小さく一礼。

「初めまして、ミス・シュヴルーズ。私はクラリス・パラケルスス、真理の探究を趣味とする歯牙無い錬金術師よ」
「錬金術師? それはつまり土系統の魔法と関係が!?」
「込み入った話は授業が終了してからに致しません?」
「あらっ! 私ったら大人気なく。それでは……」

そこから始まる新学期恒例とも言える基本の確認は、その場に居た誰よりもクラリスにとって有益だった。
この世界の魔術体形を理解する事はこれから生きていくのには必ず必要になる事柄だった。
そしてクラリスの関心を引いたのは『メイジの子はメイジである』という事。
これはハルキゲニアの魔法が血統、人間的の肉体的要因に深く関与している事を示している。
つまり……対象者の肉体由来の物質から生産するホムンクルスは……

「その……ミス・パラケルスス?」
「はい?」
「できれば貴女様の国の魔法を見せていただきたいと……」
「えぇ、もちろん構わないわ」

クラリスは思考を中断して席を立ち、シュヴルーズの隣まで移動。
見せるという位だからこの場に居る誰にも見えなければならないという判断だが、その行動を見知らぬ異国で行なえると言う事に、まず小さな歓声が上がった。

「何を見せようかしら? 炎を出したり飛んだりするのはこちらにもあるようだし……
あっ……コレにしましょう」


331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:13:05 ID:7hcfcYAQ
せまる〜ショッカー支援

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:14:18 ID:Hx/YNTXX
>>328
白が科学、
青が西洋魔法、
赤が東洋魔法、
緑が神様とかその辺扱いされてる現住民族
黒が宇宙人
黄色が異世界からの侵略者

かなー、mtgで説明するのは難しい…

支援!

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:14:26 ID:U9a8tOb1
カニのハサミ装備のシエスタ……いいかもしれない
支援

334 :ゼロのアルケミスト 二話:2007/09/11(火) 23:15:26 ID:YOdFF70b
最高のイタズラを思いついた子供のように輝く笑みでクラリスが懐から取り出したのはコルクで蓋をされた大き目の試験管。
ソレはあの召喚の現場に居た誰もが知っている。ルイズが貰った物と同じ人造生命 ホムンクルスが入っているのだ。

「魔法と言うほど魔法でないのだけれど……」

そこまで言ってクラリスはおっとりとした口調が凛としたものへ変じた。ザワリと空気が震える。

「汝はホムンクルス、パラケルススが仔。パラケルススの血が末席、クラリスが命じる。目覚めよ」

空中に放られた試験管が地面で砕ける瞬間、地面に描かれたのは円の中に五方星と言うスタンダートな魔法陣。
立ち上がった光の柱が消えればそこに立っているのは美女だった。
長くて美しい光沢を示す白髪に、表情を廃した顔の造形は作り物のような美しさ。
女性らしい凹凸を示しつつも、戦士としての均等を失わない体を惜しげもなく晒し、白い粉雪のような肌にはルーンが光る。

「おはよう、私のカワイイ子」
「おはようございます、クラリス様」

クラリスはまるで本当の子供にするように話しかけ、それにホムンクルスと呼ばれる美女が抑揚の無い声だが返事をした。
それに教室内は大きなどよめきに包まれた。『本当の完成には遠い』と言われていた人造生命体が喋ったのだ。

「ミス・パラケルスス! その……人?は喋れるのですか!?」
「もちろんよ。色々とお仕事を頼むのに会話が最も簡単なコミュニケーションだもの。
 漫才だってできるのよ? じゃんけんだって、ポ○モンのタッグバトルだってできるわ」
「そんな訳あるかい……」

弱々しいが確かにクラリスのボケにホムンクルスがツッコミを入れた。
実はクラリスが専用精神チャンネルで命令しただけなのだが、そんな事を知らない観客たちは大盛り上がり。
一部は裸の美人が注視できる事に喜んでいる気もするが、そんな不埒なモノは極僅かだ。

「ルイズちゃん、貴女もやってみれば? 大きくしないと契約は出来ないでしょ?」
「えっと……良いですか? ミス・シュヴルーズ」

いきなり話を振られて焦りつつもルイズは興奮していた。私もいまの呪文を唱えれば小さなホムンクルスを大きくでき、契約を結ぶ事ができるのだから。
興奮を隠して一応は授業中と言う事もあり、教師である人物にお伺いを立ててみる。

「えぇ、構いませんよ。このシュヴルーズ、余りのステキな光景に涙が止まりません」

色々と感極まることがあったらしい土のメイジはハンカチで感動の涙を拭っており、あっさりと許可をくれた。

「呪文は先程の者と同じでいいでしょうか?」
「う〜ん、途中を『パラケルススの弟子』とでもすれば大丈夫なはずよ」
「じゃっじゃあ! 早速!!」
「ちょっと待った!!」

ルイズの興奮とシンクロして授業とかそう言ったモノを放り出した教室のテンションがストップ高を刻みそうになった瞬間、水が差された。
誰であろうその声の主はルイズのライバル、キュルケである。その構図にカチンとキタのかルイズが怒鳴る。

「なによ、ツェルプストー! 邪魔する気なら……」
「ミス・パラケルスス、それは魔法なんですよね?」
「えぇ……簡単なモノだけどね?」

ルイズの怒りを遮り、どこか冷静にクラリスに質問していたキュルケが、再び彼女と視線を合わせる。
口から漏れたのはそこに居た誰もが知っていることなのに、見知らぬ魔法の興奮に流されていた重大な事。

「ルイズ……貴女はゼロなのよ?」
「「「「「……シマッタアァ!!……」」」」」
「「?」」


335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:15:28 ID:WNnCsKuw
改造するのならロケットパンチをぜひ支援

336 :支援:2007/09/11(火) 23:15:34 ID:zrilszC4
カニアーマーを召喚という夢を見た。

蟹光線(イブセマスジー)!

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:16:09 ID:d1qy2KN8
宇宙人と妖怪&悪魔と魔法使いと超能力者と和系宗教結社の戦争支援

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:16:49 ID:aLmW2cFs
>>336
じゃあ俺は烏賊アーマーを

339 :ゼロのアルケミスト 二話:2007/09/11(火) 23:16:59 ID:YOdFF70b
キュルケの爆弾発言にルイズを含む大部分の生徒が過ちに気がついて絶叫し、意味が解らないクラリスとシュヴルーズが首を傾げる。
皆さんにはご理解頂けただろうか? 何処のルイズを見渡してもサモン・サーヴァントとコントラクト・サーヴァントは成功する。
逆に言えばその二つだけが初期のルイズが成功した魔法なのだ。もちろん『ホムンクルスを呼び起こす魔法』は含まれて居ない。

「つまり……ルイズが唱えて失敗したら……」
「あの美人が小さな体のまま……」
「試験管ごと……」
「「「木っ端微塵!?」」」

残酷描写である。

「まさか〜こんな魔法失敗するなんてありえないわ。どんな魔法使いだって起こすだけならできるもの」
「ミス・パラケルスス……貴女はゼロのルイズを甘く見ている」
「思い起こせば一年前……」
「マリコルヌが爆発豚にされたのが去年の夏」
「せっかく降った白い雪が消し飛んだ新年の始まり」

せっかくの興奮が強制冷却されてしまい陰鬱な口調で語る生徒達。
ソレを聞きながら恥ずかしさで真っ赤になったり、絶望で真っ青になったりするルイズ。
そして何故かその失敗談を心底嬉しそうに聴くクラリス。
温度とかそう言ったものが色々違う三層が教室内に作られていた。

「人生オワタ……」
「そっ、そうよ、ルイズ! 起こすのだけミス・パラケルススにやってもらえば……」

いくらホムンクルスを爆死させないためとは言え、自分の注意で『私なんて生きていてもダメだ。むしろ世界の為に死ね、ワタシ』みたいな顔をしているライバルを見かねてキュルケが出す助け舟。
『それだ!』 『名案だ!』 『あの感動を再び!』と過冷却気味だった周りの生徒達もヒートアップして……また冷まされた。

「でもね〜起こすのは一種の契約なの。
それを創造者である私がやってしまうと、絆が強くなりすぎてコントラクト・サーヴァントって言うのに支障をきたすかもね?」

つまり呼び起こす呪文をルイズが完成させられれば、コントラクト・サーヴァントの成功率も上がる。
だが残念な事にルイズはゼロである。どちらの魔法も失敗する可能性は極めて高い。

「まあ、やってみれば? 実験に失敗はつきものよ」

自分の子と言い切ったホムンクルスが爆散するかもしれないと言うのに、クラリスは物騒な事を笑顔で宣言する。
だがルイズはと言うとそんな余裕など何処にも無い。

「私は……」

失敗などしないと言い切れない自分が死ぬほど恨めしい。
手の内でうっすらと開いた瞼の向こうから見つめる瞳が無くなってしまうのが怖い。
使い魔の儀式は二つの魔法が成功して完結する。つまり『呼ぶ』サモン・サーヴァントと『結ぶ』コントラクト・サーヴァント。
ルイズは呼ぶ方は何とか成った。人から貰った特殊な使い魔だが確かに呼び、手の内にある。
だが結ぶ事ができないのでは意味が無い。

「私は!!」

『オォ!』とルイズの気迫に後押しされ、教室の空気が熱くなる。
ここで行わずして何が貴族だ! 退かない者を貴族と呼ぶのではないのか!?
勇気を振り絞ってルイズは叫んだ。


「今日は止めておきます!!」


教室の空気が死んだ。


340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:17:44 ID:WNnCsKuw
爆発は実験の華支援

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:17:49 ID:d1qy2KN8
ワダアキコアーマー支援

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:18:29 ID:7hcfcYAQ
おいルイズ!支援

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:19:12 ID:U9a8tOb1
やめるんかい!
支援

よくわかるようでツッコミいれたくなる説明ありがとう

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:19:20 ID:y/mgnCse
なんというチキンwww


345 :ゼロのアルケミスト 二話:2007/09/11(火) 23:19:53 ID:YOdFF70b
以上です〜シエスタは真面目に改造しようか考え中。
クラリスが改造好きなのはメガミマガジン連載の漫画から。
そしてアニメには出てきません。
スニーカー文庫びアクエリアンエイジの小説「鬼姫転生」と「悠久の処女宮」を読んでいてだければ、よりマッドアルケミストを楽しめますw

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:20:48 ID:7hcfcYAQ
ここで追い討ちをかけるようにマッドサイエンティストが来たらいいなー

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:21:09 ID:ZS8yV7dg
ルイズ……気持ちはわからないでもないがそこで退くのかw

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:21:15 ID:WNnCsKuw
これにはクラリスもがっかりだろう。
古今東西、説明と爆発とドリルを愛さないマッドサイエンティストなど存在しないのだから支援

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:21:47 ID:q/kHIWSN
>>346
涅マユリと思った

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:21:50 ID:ft/6TNkK
乙カリー

>>346
ドクタァァァァァァウェェェェ(ry

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:25:07 ID:d1qy2KN8
乙ー

これはシエスタは精神攻撃無効持ちの白勢力かもしれんね

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:25:15 ID:U9a8tOb1
ウェストとマユリとザエルアポロとカオスとヴィクトルと……
いやなんでもない

アクエリGJ!
これは確実に次回冒頭でツッコミを入れるホムンクルスが見れるな

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:25:56 ID:I4vAs2wj
乙!
アクエリアンエイジはマンガ版のが印象に残ってる。
洋子が出るとは思わなかったw

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:26:09 ID:PC2VDXkn
GJ! いいなぁ、このテンポとノリ。原作知らんけど大いにワロタww
シエスタ改造はキン肉マンのカニベースを連想するからヤメテww

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:28:04 ID:aLmW2cFs
萌えとイタイは紙一重というか完全に向こう側を召喚するツワモノはいないものか……

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:30:47 ID:eZCsYfNU
>>346
んじゃここで俺が大教授ビアス様召喚
いや無理だが

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:31:10 ID:d1qy2KN8
るんちゃん語を操り、ルン!といいながら攻撃するりゅういっちゃんLOVEのクマアルケミストと申したか…

ならシェフィールドの代りは土下座子だな

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:32:04 ID:ft/6TNkK
1000点頭脳!

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:33:28 ID:VyGw+4Wb
>>350
ついでにトカ博士も混ぜて最凶のカオスSS産み出そうぜw

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:35:35 ID:aLmW2cFs
>>357
もう、何処にもいない君(土下座)のために!!

トール×3



クラスメイ子さんは俺の嫁

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:41:11 ID:U9a8tOb1
>>359
マッドとその助手なんかをまとめて召喚して第二のアカデミー所長・ルイズか
マッドって何故か高水準の戦闘力を保持してるのが多いな
何故だ

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:42:02 ID:I4vAs2wj
>>361
浪漫だから

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:42:03 ID:S8FarQRG
>>360
最強の弟子のトールと種のトールとメガテンのトールの揃い踏みと申したか

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:43:05 ID:aLmW2cFs
>>363
その回答は予想外w

とりあえず種じゃなくて、よろしくメカドッグの那智透で

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:45:17 ID:w92HEtYM
>>186
遅レスだが、最弱ドラゴン

ラジアータの珍竜ラジアン
あのペラさにルイズ涙目

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:45:54 ID:BOqaP+EG
>353
ひょっとして角井版か?
アレはいろんな意味でダメだろうw

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:46:08 ID:2eFSCNTh
>>353
俺はデコの方が驚いた。
そーいやEGOって元々超能力者の組織じゃないんだよな。

>>360
(土下座子)なんて卓ゲ民以外分からんネタだと思うぜよ。
ヴァーハナの可愛さは異常。


368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:46:36 ID:U9a8tOb1
>>362
ロマンじゃ仕方ないな

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:47:33 ID:bN8PuPfy
>>365
でもめっちゃ強いぞアイツ

370 :ゼロのアルケミスト 二話:2007/09/11(火) 23:47:47 ID:YOdFF70b
いま見てみたらもうまとめページに有りました。纏めてくれた人に感謝感激です。
クラリスは最後のブレイク(ポケモンで言う進化)まで行くとサイキックモンスターと戦闘能力で一緒に成りますが……
そんなに強くはない。むしろ後方支援キャラで戦うのはそれこそ強化型ホムンクルスのお仕事ですw


371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:48:37 ID:VKqwYpP8
音井ロボット研究所ごと音井ファミリーを召喚とか考えた。
変な風に時空が捻れてライフラインが繋がってるって設定で。
これならシグナルたちもメンテできるなーと。

しかし、クリスねーちゃんとルイズが同い年って信じられんよなー。
クリスねーちゃんなんか「その年で美少女は厚かましい」とか言われてるのに。
あれ? でもそういや19歳で魔法少女とか言ってる人がいたなぁ。
するとあの人はクリスねーちゃんよりあつかまし……。
あれなんだこのピンクのひk(ジュッ)

372 :367:2007/09/11(火) 23:49:25 ID:2eFSCNTh
アンカーミス
>>360
 ↓
>>357

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:53:35 ID:aLmW2cFs
>>371
僕の名はエースシグナルな人か。
チョコあるのかな?

ってかちびは一回召喚されたことあったりする。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:56:32 ID:rnCNMfEZ
ビーストウォーズからの召喚が見たい
ランページ呼んでフーケのゴーレム粉微塵とか
ルイズが爆破する度バラバラになるけど
糊や御飯粒で直るワスピーターとか
メガトロン様が居ないって落ち込むスコルポスとか
三度新しい人生?を歩むダイノボットとか

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:59:34 ID:w92HEtYM
>>369
やべぇ、地味に他の竜よりステータス高い……

あのインパクトに記憶が曖昧だった…

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 23:59:49 ID:aLmW2cFs
むぅ、物語が思いつかないぜ。
何章構成の魔道書にするかなー

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:00:21 ID:OB7rCrVt
ここでアタゴオルのヒデヨシ召喚
・・・不思議物語化するな

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:00:44 ID:Dz8afrXi
すまん。誤爆。

379 :ZEROMEGA:2007/09/12(水) 00:01:26 ID:zpjP8uBJ

「ウエストウッドの黒騎士」改め「ZEROMEGA」のものです。

ウルザの人のド迫力な戦争シーンやアルケミストさんの絶妙な会話の後に、
心苦しいのですが、投下をしてもよろしいでしょうか?

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:02:00 ID:WNnCsKuw
ID変わる寸前に誤爆とは高度なことをする。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:03:13 ID:ITgm5QqN
>>379
投下しない理由はないんじゃないかな?

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:03:21 ID:eoN9NUCJ
ふと思ったんだが

宇宙の果てのどこかにいるわたしのシモベよっ
神聖で美しく、そして、強力な使い魔よっ

っていうルイズの願と言うか祈りと言うか、条件に該当するのってどんなのがいるかな?

エピソードGの聖闘士くらいしか思いつかなかったが。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:03:27 ID:VKqwYpP8
投下したなら使ってもいいって兄貴が言ってた。

384 :ZEROMEGA:2007/09/12(水) 00:04:16 ID:zpjP8uBJ
了解です。では、投下開始。



合成人間、丁五宇の朝は早い。
しかし、ウエストウッド村の子供たちの世話をしているティファニアの朝はもっと早い。
ハルケギニアについてから三か月の間、五宇は一度もティファニアが寝坊する姿を見たことはなかった。
毎朝、彼女は夜も明けきらぬ内に起きて子供たちの朝食の支度をしていた。

しかし、その朝に五宇は台所に見慣れた華奢な姿を見つけることはできなかった。
心配になって寝室のドアを叩く。
かんぬきをかけていなかったのか扉はすっと中へ開いた。

「テファ、入るぞ」

部屋の中に一歩踏み込むと同時に顔に枕をぶつけられた。
視界を埋めつくす白い布をどけるとベットの上に鎮座する毛布お化けと目が合った。
毛布の隙間から尖った耳と綺麗な目を覗かせたお化けは五宇目掛けて「ううっ!」と威嚇の唸り声を上げる。
ここまで来れば激とか、超とか着くほど鈍い青年にも何が起きているのか分かった。
五宇は気まずそうに咳払いをして、

「テファ、昨日俺が言ったことなんだが……」

今度は綿がはみ出した魔女の人形が飛んで来た。
テファが子供の頃、姉に作ってもらったと言う「ふーけちゃん」である。
お気に入りの「ふーけちゃん」まで投げるとはかなり深刻な証拠だ。
このまま、もたもた突っ立っていると次はベッドが飛んでくるかもしれない。



385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:04:22 ID:d1qy2KN8
進路クリアー、発進どうぞ!

>>382
にゃるさま

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:05:17 ID:3O0yP2L2
>>382
神聖で美しく、強力なルイズの僕はいない。

神聖で美しいルイズの僕は強力ではない。
強力なルイズの僕は神聖で美しくはない。
神聖で美しく、強力なものはルイズの僕ではない。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:07:01 ID:C7Nt/QNP
合成人間とか人造人間とか言う言葉にどきどきしてしまう俺、参上

388 :ZEROMEGA:2007/09/12(水) 00:07:20 ID:Lm0JJSt9
五宇は枕と「ふーけちゃん」を扉に脇において、大人しく寝室を出て行くことにした。
扉を閉める寸前、部屋の中から小さくすすり泣く声と一緒に弱弱しく自分を罵る声が聞こえた。

またしても、砲弾を喰らったような痛みが鳩尾を走る。
この調子では、明日辺りには胃に穴が空きそうだ。
深々と溜息を吐いて顔を開ける。
驚いて、一歩後ろへ下がった。

「ゴウ兄ちゃん、ご飯まだぁ?」
「ティファニアお姉ちゃんはどこぉ?」
「兄ちゃんとお姉ちゃん、喧嘩したの?」

朝食の手伝いをしに来た年長の子供たちが五宇を問い詰める。
円らで純真な瞳が単分子ブレードにも勝る鋭い刃物となって、ざくざく胸に突き刺さる。

「あ、いや、テファは…………」
「テファは今朝、ちょっと具合が悪いの。だから、今日の朝ご飯はゴウお兄ちゃんとタイラお姉ちゃんが作ることにしたの。さあさあ、皆小さい子達がくる前に朝ご飯の準備をしてね!」

言葉に詰まった五宇に、窓の外のタイラが助け舟を出した。
日頃ティファニアの教育が行き渡っているのか、子供たちは「はーい」と素直に返事をすると皿やコップが仕舞ってある棚の方に向かった。
ほっと一息ついた五宇が言った。

「すまん、タイラ。助かった」
「私に御礼を言うぐらいなら、後でテファにちゃんと謝りなさい。ほら、ぼさっと立ってないでゴウも支度を始めなさいよ」
「……何の支度をするんだ?」
「朝ご飯の支度に決まっているじゃないの! 子供たちがお腹空かしているわよ」
「……いや、俺はタイラが朝食の準備をするものと思っていたが」


389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:07:49 ID:w92HEtYM
支援

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:07:56 ID:T/KewyaW
ちょっ!? ニャル様は危険ですw
ふーけちゃん……グハッ!?(燃えによる吐血支援(ぇ?

391 :支援:2007/09/12(水) 00:08:09 ID:EWp+vqK2
しえn


392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:08:38 ID:JB6ok0jN
支援

393 :ZEROMEGA:2007/09/12(水) 00:10:20 ID:zpjP8uBJ

いやな沈黙が二人の間に広がった。
必要は努力と発明の母親である。
しかし逆を言えば人間、必要のない行為や目的のために努力をしないものだ。
合成人間である丁五宇には食事をとる必要がない。
体が巨大な二輪駆動であるタイラは言わずもがな。
そんな二人が皿洗いはともかく、料理の仕方など知っているはずもなかった。
速くも皿を叩いて、餌の催促を始めたハラペコモンスターたちの雄叫びを聞きながら、五宇とタイラの兄妹は無言のまま見詰め合うのであった。

結果から言えば、五宇たちの作った食事は大不評だった。
残り物のシチューや保存食のおかげで何とか食べられるものはできた。
しかし、感性の鋭い子供たちは重たい食卓の空気やティファニアの寝室から聞こえてくる泣き声から何となく昨夜二人の間に何があったのかを察した。
小さい子たちはぐずり出し、大きな子たちは怒ったような顔で食べ物を口の中に押し込んだ。
大好きなお姉ちゃんをいじめられたと感じたのか。
子供たちは手を返したように今まで懐いていた五宇に対して冷たく接するようになった。
特にティファニアに好意を抱いていたジムに至っては、家から出る寸前に五宇の脚に蹴りを一発入れ、おもいっきりあかんべーをすることまでやってのけた。

五宇はそんなジムの行動に対して特に怒りは感じなかった。
少年の気持ちも少なからず、理解できたからだ。
ウエストウッドを出発すると決めたその時から、いつかこんな日が訪れる事はわかっていた。
しかし、子供たちの怒りや悲しみがここまで心臓や胃に応えるものだとは思わなかった。

出て行くならば、あの子供たちとちゃんと話し合っておく必要があると感じた。
そのためには先にティファニアと仲直りして置かなければならない。
しかし、今は仲直りどころか普通の会話もできそうにない。


394 :支援:2007/09/12(水) 00:10:36 ID:EWp+vqK2
すえん

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:10:55 ID:iy5MEmky
>>345
>シエスタは真面目に改造しようか考え中。
きめえ。
頭がおかしいのか?

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:11:13 ID:3O0yP2L2
支援だっ!

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:13:08 ID:3gPDb+8o
■■■■はスルー支援

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:13:12 ID:ovBqc9Kt
支援

399 :ZEROMEGA:2007/09/12(水) 00:13:17 ID:zpjP8uBJ

「…………畑仕事でもやってくるか」

取りあえず、畑仕事をして時間を潰そうと思った。
しかし、合成人間のマンパワーは常人の数十倍。
正午になる前に全ての仕事が終わってしまった。
ゆっくり時間をかけて畑を耕せば良かったのだが……。
悲しいかな、合成人間には仕事をサボったり、手を抜いたりすると言う発想はできない。
また食料集めに行こうかと思ったが、最近頑張ったせいで村の食料庫はすでに満杯。
薪の方は村に来た初日に頑張りすぎたせいで六回冬が越せるぐらいの蓄えがある。

何することが見つからない。
重二輪に背を預けながら、空に流れる雲を眺めた。
ハルケギニアに来てから、こんな時間の流れが遅いと感じたことはなかった。
その理由に思い至った時、

「暇そうだね」

背後の重二輪が声を掛けて来た。
黙ってその問いに頷く。

「なんでだと思う?」

気まずそうな沈黙が答えだった。
タイラは重二輪の上に自分の立体映像を浮かべると、腕を組んでゴウを睨み付けた。

「テファがいないからだよ。気がついてた? あの子はいつも少しでも時間が空くとゴウに話しかけたり、仕事を頼んだりしてあなたが退屈しないように気をつかっていたのよ。それなのにゴウはテファにあんなに冷たく当たって! 男の子として恥ずかしくないの?」


400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:16:09 ID:DhNbDqZK
しえん

401 :ZEROMEGA:2007/09/12(水) 00:16:42 ID:zpjP8uBJ

一言も言い返せなかった。
タイラのいうとおりだった。
あの金髪の少女が自分にとってどれほど大きな存在になっていたのか、今まで全く気付かなかった
テファが側にいない今、痛いほどそのことがよく分かる。
彼女の不在が一層強くその存在を際立たせる。
しばらく考え込んだ後に五宇は口を開いた。

「決めた……」
「何が?」
「今日、家に帰ったらテファにちゃんと俺のことを説明する。俺が何故帰らなくてはいけないのかを。そして、テファが納得しない限り、この村を離れない」

そう言った後で、まだテファに元の世界の事情はおろか、自分の出自についてさえ説明していない事に気がついた。

「まずは、合成人間のことから教えてあげなくちゃいけないね」
「先は長そうだな……」
「良いじゃない。長ければ長いほど、テファと一緒にいる時間が増えるから」

冷やかすようにいったタイラの言葉を無視して、五宇は重二輪にまたがった。

「少し速いが、見回りに出かけるぞ」
「あれ? ひょっとして五宇ってば照れてるの?」
「……最初はロサイスに向かう道の方から回って見るか」
「ねえ、五宇照れてるの? ねえったら、ちゃんと返事をしてよ!」

村の見回りをしている間、少女はしっつこいほど同じ質問を繰り返したが、青年は一言も返さず、結局見回りが終わるまで沈黙を守り通した。


402 :支援:2007/09/12(水) 00:16:57 ID:EWp+vqK2
しえん

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:17:45 ID:Dz8afrXi
絶対壊滅無敵殲滅軍団保守

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:18:51 ID:7KpZsPpL
支援

405 :ZEROMEGA:2007/09/12(水) 00:19:51 ID:zpjP8uBJ
以上、短いですが投下終了。
実はこれを書いている途中で、
ゼロ魔で比較的マイナーなジュリオと弐瓶作品の中でもかなりマイナーなABARAの登場人物を主人公にしたクロス作品を思いついてしまった。
私はもう駄目かもしれないです、アディオス皆さん。


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:24:07 ID:KMK4btsh
>>382
ファルガイアからリグドブライト。
文字どうり宇宙の果てから来るし、守護獣だから神聖で強力。
美しいのは美味らしいので無問題。


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:24:33 ID:7KpZsPpL
乙〜

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:25:06 ID:qCLz3tmm
>>376
ヒデヨシは性格カオスだけど凄く強いぞ

409 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:26:28 ID:SxwtIrT2
ZEROMEGAさん投下乙です。
弐瓶作品は面白そうで途中までは読むのですが、理解が追いつかずいつも挫折しますw

予約がなければ、30分に投下させてもらいます。

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:26:59 ID:qCLz3tmm
支援

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:27:11 ID:zRvSO48l
> 弐瓶作品は面白そうで途中までは読むのですが、理解が追いつかずいつも挫折しますw
理解して読むんじゃない
雰囲気を読むんだ

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:28:48 ID:YzZHqRWb
>>411
至言だ…目から鱗が滝のように落ちるぜ…

413 :ZEROMEGA:2007/09/12(水) 00:30:01 ID:zpjP8uBJ
>>409

ならば、ABARAが割とオススメかもしれません。
内容が短いですし、弐瓶作品の中でも比較的説明的な台詞が多いですから(w)
そして、いつも投下楽しみにしてますよっと言い残して、
私はまたナナシの一読者に戻ります。 

支援!!


414 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:30:40 ID:SxwtIrT2

 トリステイン王国。首都トリスタニア。その大通り。朝と昼の狭間の時間。
 土埃避けの灰色の外套で身を包む、一人の男が歩いていた。常に何かを睨みつけているような両目に
黒色の頭髪。着込んでいる黒革のジャケットは、外套に隠れその身を隠している。
 虚無の曜日であるため、遊楽に出ている人々も多く、大通りはいつもより混雑していた。その中を
人ごみに慣れているのか、さしたる苦も見せずに歩んでいる。足取りに迷いはない。
 近隣にそびえる魔法学院の関係者がこの場にいれば、声をかけることはなくとも視線くらいは送った
だろうか。学院ではそれなりに馴染みとなった顔であった。

 不意に、規則的な歩調を生んでいた男の両足が止まる。彼は肩口の留め金をはずし、外套を翻す。
土埃を落とすために一振りし、そのまま右手で、右肩にかけるようにして持つ。
 目前の建物を見る。そこは、彼がこの王都へ訪れた際に初めて泊まった宿であった。
 そのまま建物を見上げ、ついで看板に視線を飛ばし、最後に正面玄関を確認する。
 ニヤリと不敵に笑う。取立てに来た金貸しのような笑顔だった。そして、

「定職と定期収入を手に入れたニュー俺は、一味違うぜ」

 意味の取れぬ台詞を一人ごちた後、その宿泊宿の一階、酒場兼食堂へ足を踏み入れた。



「おや、お久しぶりですオーフェンさん」

 カウンターへ腰を下ろした黒髪の青年、オーフェンに、宿の主が声をかける。茶色の口髭を蓄えた、
四十絡みの男だ。捉えどころのない営業用の笑顔を浮かべている。

「三週前に一泊しただけの客を良く覚えてるな。コツでもあるのか?」
「いやあ、さすがに花瓶の件がなければ怪しかったですよ」
「……ああー、真犯人は見つかったのか」
「目下捜索中です。もっとも被害届はどこにも出ていませんけどね。ところで、今日はお一人で?」
「職場が一緒で休日まで一緒だと、息が詰まるだろ。あと、何かまだ誤解してそうだから言っとくが、
俺は彼女の弟だよ」

 主人は少しだけ驚いたように言葉を切り、すぐに疑念を隠しきれていない目でオーフェンの顔や髪に
視線を走らせた。

「血は繋がってない。深くは聞くな」
「おっと失礼。弁えております。ただ言い訳をさせてもらいますと、ミズ・ロングビルがどなたかと
ご一緒されていたのが珍しかったものでして」
「へえ。……彼女はここをよく利用しているのか?」
「はい。ご贔屓いただいております」

 オーフェンは早い昼食の注文を告げる。調理の準備に背を向ける主人を眺めながら、これから訊ねる
べきことを頭の中でまとめていた。


415 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:31:42 ID:SxwtIrT2

 片肘をつき、行儀悪く出された料理を片付けながら、オーフェンは気のない口調で主人に声をかける。

「なあ、ちょっと聞きたいんだが、ロングビルが最後に一人でここへ泊まったのはいつ頃なんだ?」

 いかにも質問の意図が掴めない、との顔で主人は目を瞬かせた。うまいものだとオーフェンは表情に
出さずに賛嘆する。
 曖昧にうめき、照れたように視線を逸らし、頭を掻きつつオーフェンは言葉を続けた。

「そのな、どうもうちの姉に男ができたみたいなんだわ。トリスタニアにちょくちょく二人で来ている
らしい」

 ああ、本人に聞かれたら殺されるなと首筋が寒くなる。

「ただあいつ、致命的に男運がなくてな。いままで何度痛い目にあってきたことか。てなわけで、
可愛い弟としては相手の男の品定めがしたいわけだ。なあ、本当に男連れで来たことはなかったのか?」
「そのことについては確かですよ」
「んじゃあ、前にここへ泊まった日にちだけでも」

 頼むよと不器用に片目を閉じてみせるオーフェンに、いかにも仕方なさげに主人が溜息をつく。

「日にちだけですよ?」
「助かる」
「まあ、その時のことはよく覚えているんですけどね。なにしろフーケが現れた一日前なんですから」
「……フーケ?」

 訊ね返すオーフェンに、主人は虚をつかれた様子で目を丸くする。


416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:31:50 ID:tChNKE0G
ブラックラグーンのロベルタ召還とか妄想してしまう俺オワタ\(^o^)/
支援〜

417 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:33:00 ID:SxwtIrT2

「フーケですよ盗賊フーケ。ご存じない?」
「すまんね。田舎物なもんで」

 見えませよと世辞を述べてから、主人は説明を始めてくれた。喋り好きなのか、話しても良心の咎め
ない内容のせいか、その両方か。オーフェンは適当に相槌を打ちながら、おとなしく聞くことにする。
接客業を営んでいる者らしく、主人の説明は的確で分かりやすかった。
 盗賊フーケ。貴族専門の泥棒。盗品は全て魔法の道具。犯行後に必ずサインを残していく。性別不明。
土系統のメイジと思われる。
 最後の一つが、オーフェンの思考に棘を落とした。

「それは、確かなのか?」
「さあ? 私は魔法のことはなんとも。ただ盗みの手口がですね、凄いんですよ。魔法やら仕掛けやら
でガチガチの扉とか鍵をですね、土に変えてしまうんだそうです。それで、ついた名前が『土くれ』の
フーケ」
「…………」

 さすがに短慮にすぎるだろうか、それだけを根拠に疑うのは。だが、一度気になってしまったものは
仕方がない。

「なあ、前回だけじゃなくて、今までロングビルが利用した日を知りたいんだが」
「オーフェンさん。どんなこともそうですが、姉思いも行き過ぎはよくないですよ」
「耳が痛い。姉が人妻になったら自重することにしよう」

 ぱちぱちとわざと音を立てさせながら、オーフェンは銀貨を数枚テーブルに並べてみせる。主人は
それに素早く目を走らせ、ここだけの秘密ですよと声を小さくした。

「すぐに調べてきますので、しばらくの間ってうわあ!? な、なんで急に涙ぐまれてるんですか?」

 堪えきぬ感慨にオーフェンは両手で顔を覆い、

「俺が……この俺が、チップを払う側になるなんて……俺、もう明日死ぬかもしれない」
「――旦那、若いのに苦労してきたんですね」


418 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:34:11 ID:SxwtIrT2

 正午を二刻ほど過ぎた時間。オーフェンは再び大通りを歩いていた。やや、力ない足取りである。

(やばいなあ。疑念が晴れるどころか深まってしまった)

 フーケの犯行日まで訊ねるのはさすがに勘繰られると判断し、他店で聞き込みを行った結果は、最悪
なものだった。全てマチルダの宿泊日と重なる。
 物的証拠など何もない。ただの推測と大差ない。そう思い、また仮に『そう』だったとしても関わる
必要はないのではないかと考えるが、その度にティファニアの憂いを含んだ瞳が思い出されてしまう。
ああ、面倒くさい。
 そして、どうも最悪なことは重なるらしい。
 大通り。ふと向けた視線の先に、見覚えのある姿があった。マチルダである。
 偶然とばかりもいえない。オーフェン自身もそうだが、休日まであの子供で溢れた学院にいたくは
ないのだろう。また、学院を離れてどこに行くかとなれば、場所は限られてしまう。……特に、盗品を
換金する故売屋がある街ともなれば、尚更である。

 しばしの沈思黙考の後、オーフェンは誘惑を振り切り、諦めることとした。たまたまとはいえ見つけ
てしまったのだ。きっと天の采配だ。自分でも信じていない言い訳を脳裏で呟きながら、オーフェンは
マチルダの尾行を開始した。



 一人の男が逃げていた。人のいない裏通りを脱兎のごとく駆けて行く。それを五名の男たちが追い
かける。逃げる者と追う者、全員が杖を持っている。
 誰も言葉を発さない。どちらにもそんな暇はない。
 威嚇し包囲し連携して追い詰める。追う者はよく訓練された軍犬である。そこに遅滞はなく油断は
なく驕りもない。
 ただ、本能が足りなかった。
 兎のように逃げていた男が、行き止まりに足を止める。振り返る。男が今来た道は、追い手である
五名の男達がすでに塞いでいた。彼らは警戒したまま杖を構えている。
 その警戒に意味はないと、追われる兎が笑っていた。
 彼らの役目が入れ替わる。兎が皮を脱ぎ、本性を晒す。
 惨劇は一瞬。期待を外された兎は悲嘆に悲しみ、途方にくれる。


419 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:36:13 ID:SxwtIrT2

 マチルダは不機嫌だった。歩調にもそれが表れている。
 基本的に現在の自分は幸運であるといえる。獲物が自ら飛び込んでくれたおかげで、誰にも怪しまれ
ることなく、学院長秘書という立場を手に入れることができた。煩わしいガキ共の相手も、セクハラの
機会を虎視眈々と狙う爺にも、なんとか耐えられる。そして耐えられるということはただ我慢している
だけである。
 不機嫌の理由はもう一つ。イレギュラーであるところのあの男だ。放逐して予測のつかない行動に
出られるよりはと身近に置いたのだが、常時監視されているようにも感じられ、心安らかにはとても
なれない。

 乱雑な足取りでマチルダは進む。今は猫を被る必要がない。大通りを外れて裏路地に入る。向かう
先は王都における彼女のセーフハウスだった。そこに蓄えている戦利品の確認である。それらは物が物
であるため、換金には手間がかかる。彼女は危険と、足下を見られることを避ける目的で、戦利品を
しばらく寝かせる方策を取っていた。
 マチルダは振り返ることなく歩んでいく。すでに大通りは遠く、辺りに人気はない。あばら屋が密集
する馴染んだ空気に、ようやく彼女の体から瘧りが消えた。
 視線を走らせながら、目的地へ進む。以前ここにいた宿無し共は、一度その体に教えてやってからは
姿を見せていない。正当防衛であったので、特に心が痛むこともない。

(…………?)

 マチルダの足が止まった。馴染んだ空気。それに何か異質なものが混じっている。臭い、だろうか。
ここでは初めて嗅ぐ臭いが、風に乗って漂ってきていた。
 杖の感触を確かめながら、彼女は歩を再開する。さきほどよりも慎重に。どれほどその用心が役に
立つのか疑いながらも。
 曲がり角からその先を窺い見る。臭いの元らしい、黒色の塊が視界に入った。五つある。
 ……黒く焼け焦げたそれらはあまりにも原型を留めていなかったので、全てが人の死体であることに
気がつくのが遅れた。

 五体の骸の奥で、一人の男が片膝を立てて座っている。絶句するマチルダを宥めるような表情をして
いた。全身が恐ろしいほどに鍛えられた巨躯である。まだ顔の右側を覆う眼帯が、厳つい顔をわずかに
隠していた。
 彼は、杖を持っていた。メイスのような長大な杖を。
 そして、男はどこか呑気な口調で、気安くマチルダに声を掛ける。


420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:37:50 ID:3O0yP2L2
>「俺が……この俺が、チップを払う側になるなんて……俺、もう明日死ぬかもしれない」
実感籠もりすぎで泣けてきた支援

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:37:56 ID:hh9V8dxA
我は放つ光の支援!!

422 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:38:10 ID:SxwtIrT2

「こんにちは」

 マチルダに返答する余裕はない。脳裏ですぐに唱えられる攻撃的な呪文を反復させつつ、睨め付ける。
 そんな彼女の様子を困ったように眺めながら、男は言を継いだ。口調に変化は見られない。

「昔、いや今もか。尊敬している元上司がいてな、その男を探しにこの都へ来たんだ。しかしやはり、
脛に傷のある者がこんな賑やかなところへ来るべきではないな。昔の同僚連中に目をつけられて、いや、
ひどい目にあった」

 ゆるやかに語りながら、男は腰を上げる。のんびりと、何も焦ることはないと言わんばかりに。

「こいつらは軍人なんだ。前に俺が行った軍務違反がいまだに気に入らなかったらしい。国への忠義
などで殺しをやるとは、まったく面白味のない連中だよ。死んだり殺したりというのは、もっと個人の
楽しみで行うべき趣味だろうに」

 同意を求めるように顔を向けてくる。それを無視して、マチルダは強張った表情のまま訊ねた。

「……なんで、そんなことを私に話すんだい?」
「おっと、これは失敗したな」

 完全に男が立ち上がる。くすくす小さな笑い声を零しながら、男は言った。

「軍人殺しを白状してしまったぞ。しかも現場を目撃されてしまったなぁ」
(…………!)

 愉悦を含んだ殺意の波に、マチルダの全身が総毛立つ。後ろ手に隠していた杖を握り直しながら、
彼女は覚悟を決めた。容赦する必要はない。奇襲によって

「杖を構えよ、メイジ」

 当たり前のように、男は言う。その一言でマチルダの動きを硬直させてから、詩を吟じるように彼は
朗々と声を上げた。

「抵抗できぬ女子供を焼くのは飽いた。牙の抜けた飼い犬を焼くのも飽いた。だが、お前はなかなか
良い。脅威を感じつつも、恐怖に飲まれてはいない。お前はまだ、この『白炎』を殺せるつもりでいる」

 ゆるゆると男が長大な杖を構える。色の奇妙に薄いその左瞳には、どうか俺の期待を裏切ってくれる
なという懇願が込められていた。

「力で抗う者を力によって征服し、燃やすのだ。やはり、これに勝る喜びはない」
「なめるんじゃないよ……!」

 その叫びは恐怖を振り払うためのものだと、マチルダは認めた。怯えを殺意で塗りつぶし、彼女は
握りしめた杖を構える。
 彼女はフーケである。『土くれ』のフーケ。王都に名の轟く一流の盗賊だ。

 ――盗賊であって、兵士でも暗殺者でもない。それ故に、この日この時、彼女は判断を誤った。


423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:38:17 ID:wdzCKuTL
支援

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:39:05 ID:JB6ok0jN
sien

425 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:39:14 ID:SxwtIrT2

 なんなんだこいつら? オーフェンは自身が打ち倒した二人の男に目をやりながら、頭を捻る。
 この裏路地で、自分以外にもマチルダを尾行する者たちがいることに気がつき、接触を図ろうとした
のだが、連中は会話を交わす暇もなく襲いかかってきた。
 当然のように勝利を収めておきながらも、オーフェンは当惑する。手加減する余裕がなかったため、
今も男たちは目を覚ましていない。そしてなにより、彼らを縛り上げる際に落ち出た二本の杖。この
世界において、メイジと貴族は同語であると聞かされていた。
 男たちは自身の衣服で作られた即席の縄で、手足を拘束されている。猿ぐつわは噛ませていない。
呪文が唱えられても、杖がなければ『魔法使い』は魔法が使えないとのことだ。
 それにしてはこいつら人相が悪いなと、あまり人のことは言えぬ感想をオーフェンは持つ。
 そうして、目を覚まさせて情報を聞き出す前に、懐を探るべきかどうか真剣に頭を悩ませていた、
その瞬間。
 轟音が、オーフェンの耳に飛び込んできた。反射的に視線をやると、黒煙が立ち上っているのが視界
に飛び込む。
 呆然としていたのはほんの一瞬。不快な予感がオーフェンの首筋を襲い、彼は全力で駆け始めた。



 失意を抱いたまま、男は女を見下ろす。女の右腕から胸にかけては焼けただれ、桃色の肉が覗いて
いる。また、女の意識は、火球の衝撃により吹き飛ばされ地面に衝突した際、すでに絶たれていた。
 彼女は高い魔力を持つメイジではあった。技能に優れ、気構えも評価に値する。だが、同時にただの
メイジでもあった。戦闘のための訓練を積んだ戦士ではない。
 あの時から自分は敵に贅沢になっているのかもしれない。自嘲込めて男は嘆息し、女を再び見下ろす。
まだ息があった。すでに興味の失せた男は、惰性で杖を向ける。
 いや、向ける半ばで腕を止め、男は唐突に響いた足音へ注意を移す。足音は、邪魔の入らぬよう、
部下を配した方向からであった。

 灰色の外套に身を包む青年が、双眸を凄絶に歪めてそこにいた。


426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:39:35 ID:hMXcZKrb
メンヌヴィルか! 支援

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:40:14 ID:paFYrdQ3
マチ姐にげてー
支援

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:40:49 ID:JB6ok0jN
sien

429 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:40:53 ID:SxwtIrT2

 オーフェンは目前の光景を見て、ただ一言だけ訊ねる。

「彼女はまだ生きているのか?」
「うん? ああ、息はまだしているように見えるな」

 凶悪な表情を弛めぬまま、オーフェンは囁くように告げた。

「そうか。命拾いしたな」
「さて、それは」
「わかんねぇか? てめえに言ってやったんだよ、間抜け」

 きょとんと目を見開いた後、男はひどく楽しそうに破顔してみせた。先程までのつまらなげな様子が
一転し、上機嫌となる。

「ああ、その手の台詞を言ってもらうのは、とても久しぶりだ。焼く前に名前を聞いておこう」
「知ったことじゃねえよ。――『失せろ』」

 オーフェンは音声魔術を扱う黒魔術士である。声を媒介にして世界を織りなす。それはつまり、発動
の呪文はどんなものでも構わないということだ。
 すでに魔術の構成を終えていたオーフェンは、台詞の最後を呪文に換え発動させた。
 異音とともに、強烈な衝撃波が男を襲う。完全な不意打ちは対処の間を与えず、隣接するあばら屋へ
男を吹き飛ばす。オーフェンは追撃を止めない。男の叩き込まれたあばら屋全体を標的とし、次手の
魔術を編み上げる。

「我は砕く原始の静寂!」

 標的の中心に、空間破壊の波が生まれる。波は波紋となり周囲全ての空間に広がり続け、けれども
オーフェンの制御外には全くその破壊をおよばせない。
 大爆発が起こる。標的としたあばら家のみが倒壊する様子を最後まで見届けず、彼はマチルダの下へ
走りよった。彼女の首と両足の後ろに腕を通し、抱えあげる。

 魔術によって重力を中和し、跳躍する。いくつかの廃屋のよな家々を飛び越え(不思議と人の気配が
ない)、元の路地から距離を取った。オーフェンの感覚で、三十メートルは離れただろうか。
 静かに、地面へマチルダを寝かせる。手の甲で頬を叩くと、朦朧とした様子で彼女は両目を開いた。

「……あん、た……何で」

 まだ鮮明でない意識は、この状況では幸運である。オーフェンは無造作に左指をマチルダの口へ入れ、
右手を彼女の襟元に引っ掛ける。

「死ぬほど痛いが、我慢しろ」

 無情に告げて、右手を一息に動かす。皮膚に焼け付いていた衣服が強引に引き剥がされた。

「…………ッ!!」

 声にならぬ苦鳴を彼女は上げる。食いしばられた白い歯が、彼女の舌ではなくオーフェンの左指に
突き刺さる。それを無視して、オーフェンは実験者の眼差しでマチルダの傷口を見た。右腕から右胸に
かけて焼けただれている。白い脂肪や淡い色の内肉までが覗いている。だが、炭化してはいなかった。
 オーフェンは傷口に右手を添えて、祈るように囁く。


430 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:41:56 ID:SxwtIrT2

「我は癒す斜陽の傷痕」

 時計の針が逆回転する。負傷に至るまでの経緯が反転する。痕も残さず、マチルダの火傷は完治した。
いや、そう断言するのはまだ早い。黒魔術では神経系は癒せない。経過を見る必要があるだろう。
 だが、少なくともショック死する危険は回避することができた。そして、その安堵がオーフェンの
意識を緩ませた。
 気づくのが遅れる。五つの火球が弧を描き、オーフェン達へ飛翔していた。マチルダを抱えてこの場
を退避することは到底間に合わない。火球に向き直り、オーフェンは即座に構成を編み上げる。

「我は紡ぐ光輪の鎧」

 光の輪を無数にあわせた、力場の障壁が発生する。火球が障壁まで至り、瞬時の鬩ぎ合いの後に
対消滅した。
 オーフェンは無言で立ち上がる。吊り上げた眦の先に、巨躯を誇る男の姿があった。
 右目を覆う眼帯。打撃武器のような杖。自身の血で汚れたローブを風にはためかせ、屋根の上に男は
立っている。
 あの瓦礫の山からどのように脱け出したのか。火使いの男の顔には無数の傷が走り、血が左目にまで
流れ込んでいる。しかし、それをさして気にした風もなく、男は笑んだ。

「知らぬ魔法を操る強者よ、女などに構うな。お前の殺すべき敵はここにいる」

 そう嘯き、屋根を蹴り奥へ姿を消す。明らかな誘いだ。オーフェンは唇を舌先で濡らし、その誘いに
乗るべく足を踏み出す。と、

「……無理……よ、逃げ……ないと」

 意識が多少戻ったのか、マチルダが請うような声を震わせていた。そんな声を彼女が口にするところ
をオーフェンははじめて見る。それが、彼の神経をますます冷やしていった。

「しばらく寝てろ。後で迎えに来る」

 振り返らずに素っ気無く告げ、オーフェンは足を踏み出した。


431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:42:08 ID:3O0yP2L2
シリアスモードのオーフェンは格好いいぜ支援

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:42:17 ID:hMXcZKrb
メンヌヴィルフラグ 支援

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:42:26 ID:5kv/x+0V
支援

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:42:37 ID:N5+uxmmw
あれだな。これはマチルダさんが胃酸をはいて「だから貴様は甘いんだ……指一本引き換えにするぐらいの覚悟もなしに」
とかなんとか言うんだな

435 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:42:59 ID:SxwtIrT2

 火使いの男はローブの裾をちらつかせながら、二階建ての建物の内に姿を消す。バラックばかりの
この場としては、割合骨組みのまともな建物だった。
 オーフェンは無言のまま外套を外し、唱える。

「我は流す天使の息吹」

 生まれた突風は外套をはためかせ、男の消えた建物の入り口までそれを運ぶ。外套を追うように、
オーフェンも同じく入り口に走った。
 外套が建物内に飛び込み、すぐにオーフェンが続く。機をあわせ、部屋の奥から火球が飛んだ。
 囮に使った外套ではなく、オーフェン自身に向かって。

(…………!)

 予測を外され、受身も考えずに飛び退る。したたかに床で身をぶつけながら一回転。右腕を突き出し、
魔術の構成を編みながら男の姿を探す。
 男は、姿を隠してもいなかった。二階へ繋がる階段の上で、杖を構えている。そのまま下手な踊り
じみた拍子で、後ろ向きに階段を昇っていく。二階へ来いとの意思表示だろう。
 知ったことかと、オーフェンは高熱波を天井に向かって放つ。当たれば幸いといわんばかりの適当な
狙いだった。
 しばし構えを解かずに様子を窺った後、オーフェンは舌打ちをしながら二階へ向かう。

 嵌め戸のない窓際に立つ男が、オーフェンを迎える。二階の床と天井は大穴が開き、空から傾いた
陽光が差していた。
 男が残念そうに眉を下げ、杖を握る右腕を振る。瞬間、部屋の壁際に八つの火球が生まれた。
オーフェンを囲む配置である。
 火球を維持したまま、男は口を開いた。

「最後にもう一度訊ねるが、名前を教えてはくれないか? お前のことはよく覚えておいて、お前の
焼ける匂いを反芻したいんだ」
「うるせえ。しゃべるなパイロマニア」

 男は、今にも唾を吐き出しそうな口調で告げる青年を見つめ、首を振る。火使いの男は本心から残念
がっていた。さきほどの防御魔法は五つの火球によって対消滅したのだ。この見慣れぬ魔法を使う青年
は、避けることも防ぐこともできずに死ぬだろう。
 杖を振り上げ、八つの火球に命令を下そうとしたその瞬間、男は虚をつかれたように動きを止めた。
 オーフェンが拳を構えている。左足を引き半身となり、背筋を伸ばし、腰を落として重心を低く保つ。
拳はゆるく握り、腰溜めに置く。隙の窺えない完全な、しかし無意味な構えだった。当たり前だ。
メイジに対して拳法の構えなど、何の役にたつ?
 双眸を鋭くしながら、オーフェンが言う。


436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:43:16 ID:DhNbDqZK
 定職と定収入よかったなオーフェン
ここには、多分 元締めも追いかけてこないぞきっと

437 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:44:07 ID:SxwtIrT2

「俺からも最後の提案だ。いま引くんなら見逃すぜ?」

 火使いの男の顔が失意と憤怒で歪む。これほどの強者でありながら、最後の瞬間にこのような醜い
虚勢を張るとは。怒りに任せたまま、男は杖を、

「そりゃ残念。あばよ」

 呟き、オーフェンは構成を終えていた魔術を開放した。

「我は踊る天の楼閣」

 オーフェンという物体の質量が擬似的に零となる。爆発的な加速とともに、擬似空間転移の魔術が
完成する。拳を構えた姿のまま、オーフェンは男の目前へ唐突に出現した。
 右拳が男の下腹に添えられる。男の体がわずかに揺れた。瞬間、火薬の弾けるような音が響く。
強烈な右足の踏み込みによる炸裂音。全身の運動を螺旋状に束ね、体幹へのカウンターになるように
零距離から右拳を打ち出す。

 拳を引く。糸が切れたように巨躯が崩れ落ちた。ぴくりとも動かぬその体を、オーフェンは冷然と
見下ろす。
 師、チャイルドマンから受け継いだ、寸打と呼ばれる打法である。右手を擦りながら、オーフェンは
周囲を見回した。火球は全て消えている。それを確認してから、オーフェンは杖を取り上げようと身を
屈め――予感に従い、飛びのいた。

 男はまだ杖を手放していない。オーフェンが飛びのいた瞬間、男の周囲を円形に火線が走る。丸く
くり抜かれた床とともに男は階下へ沈んだ。
 オーフェンはそこへ反射的に飛び込みかけ、自制する。いま飛び込めば的になるだけだろう。判断に
迷ったわずかな間。それは致命的であった。
 空気の揺れを感じ、オーフェンは窓の外に向き直る。階下に消えていた男が、そこに浮かんでいた。
深手により喀血した跡が見て取れる。

「始祖ブリミルよ……」

 厳かに、哲学者じみた表情と声音で、男は告げた。

「我が生涯二度目の感謝をここに捧げよう。炎蛇コルベールに続き、俺の前に俺で敵わぬ二人目の男を
遣わされたことを」

 そして色の薄い不気味な瞳をオーフェンに向け、肉厚な微笑を浮かべる。

「我が名はメンヌヴィル。『白炎』のメンヌヴィル。敬意を払うべき戦士よ。名も顔も分からぬ戦士よ。
だが、貴様の体温は覚えたぞ」

 奇怪な言葉を残した後、ローブを怪鳥のようにはためかせながら火使いの男、メンヌヴィルは空を
渡り、消え去った。
 さすがに追撃する手段がなく、オーフェンは忌々しげに空を見る。

(まあ、奴の興味がマチルダから俺に移ったのは、不幸中の幸いか)

 それを慰めに、オーフェンはマチルダの下へ向かうべく歩き出した。


438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:44:12 ID:Dz8afrXi
>>436
ルイズが召喚しているに3票

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:44:42 ID:3O0yP2L2
まともなやつは追いかけてこないが、
世界の法則とやらを鼻で笑い飛ばしそうな変態が山ほどいるからな支援

440 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:45:13 ID:SxwtIrT2

「驚いた。本当にまだいたのか」

 現れたオーフェンの姿に、壁に身を預けて立っていたマチルダは、慌てた様子で胸元を隠す。
 オーフェンは視線を逸らしながら、彼女へ黒皮のジャケットを放り投げた。

「あー、服がいるな。どっかで買うか。金は自分で出せよ」

 いつもと全く変わらぬオーフェンを、マチルダは感謝が四、警戒六という目で見返す。

「あいつ……殺したのかい?」
「いや、逃がした。後々面倒なことになりそうな気がするな」

 平然と応える青年から、マチルダは一歩下がる。あの怪物じみた男を退けた? 目の前の男をこれ
までも得体の知れぬ奴だとは思っていた。だが、これはあまりにも……

「――ひとつ、聞いてもいい?」
「ん?」
「なんで、私を助けたの?」

 予想もしていなかった質問だと、オーフェンは目を瞬かせる。そしてしばらく考え込んだ後、実に
適当に答えてみせた。

「ほら、前に言ったろ」
「…………?」
「俺がいたら色々と便利だったろ? 手からビームも出るしな」

 そのあまりにもいい加減な言葉に、マチルダは目を白黒させた。肩から力が抜ける。ああ、この男は
本当に訳が分からない。
 気だるい体を無理に動かしながら、マチルダをオーフェンの後を追うように歩き出した。

 さて、どうやってこの男に服を奢らせてやろうか?


441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:46:19 ID:5kv/x+0V
致命的に女運がないのがオーフェン支援

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:46:32 ID:3O0yP2L2
>さて、どうやってこの男に服を奢らせてやろうか?
それは無理だと言いたいが意外と甘いところがあるからな支援

443 :眼つきの悪いゼロの使い魔 オーフェン:2007/09/12(水) 00:46:40 ID:SxwtIrT2
投下終了。次から話を畳みに入りますが、何週間か先になりそう。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:47:06 ID:zRvSO48l
服を剥いだのはオーフェンだ
そこんとこをつつけばなんとかなるはずさ

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:47:15 ID:N5+uxmmw
乙。やはりどうあがいてもキリランシェロの元に金は入らないwww

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:47:47 ID:3O0yP2L2
GJしたー。
やっぱオーフェンいいな。

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:48:14 ID:+bLzngmc
これはいいグロ魔術士
数週間か・・・待ち遠しいな

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:50:25 ID:QPutVkMS
>442
GJです!

ここでいきなりメンヌヴィルが出てくるとは思いませんでした
メンヌヴィルは視覚がないからオーフェンが杖なしで魔法を使った事には気付いていないみたいですね
気づいてたらもっと驚嘆しそうですしね

次回も楽しみにしております

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:51:34 ID:zpjP8uBJ
GJっ!!
くう、格好いいなオーフェン!
私もこのぐらい書けるようになりたいですわ(笑)

さて、そろそろルイズが召喚をする頃だけど、
一体誰が呼び出されるのやら。

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:56:02 ID:paFYrdQ3
これはマチルダフラグが立ったか

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:56:09 ID:DhNbDqZK
サイトか地人兄弟じゃないか
クリ、無能警官だとマチルダさんのキャラが喰われる
キースなんかは、自力でこれるだろうし

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:59:25 ID:WRUg7E3d
GJ!
胸の神経系が大丈夫か早速もんでみないとっ!

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:59:36 ID:E5z19uLf
キースなら当たり前のようにハルケギニアにこれて当たり前のようにキエサルヒマに帰れるな
キースだし

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 00:59:45 ID:JEFBCHk8
そういや無能警官がルイズに召喚されたら…
あの無能警官でもガンダールヴがあれば何かの役に立つかもしれない

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:00:58 ID:TyuCIJJH
オーフェンのつかった体術はチャイルドマン直伝の必殺技だったよね?
寸頸だっけ?

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:03:44 ID:W9xwojrk
>>454
ガンダールヴ程度であの無能警官が?

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:04:04 ID:TyuCIJJH
ぎゃーーす!
書いてあるし!恥ずかし乙女ーー!!

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:04:22 ID:YzZHqRWb
>>454
ルイズを困らせる役には立つな。

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:06:28 ID:DhNbDqZK
でも、基本的にこかして踏むだからなオーフェンの格闘術
あと、無能警官は作者曰くたぶん試験秀才だったんだろうとのこと


460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:08:59 ID:K4O1tLWD
>>454
ガンダールヴの力をフルに生かしてみんなの足を引っ張るんですね?
或いはガンダールヴの力をフルに生かして8時間かけて穴を掘ってまた8時間かけて穴を埋める。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:20:23 ID:s+q/0lDn
このオーフェン偽者だよ
だってお金もってるもの

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:21:40 ID:JEFBCHk8
>>456 >>458 >>460
おまいら……無能警官を何だと思っているんだ
生きた産業廃棄物でも異世界でなら役になっても良いじゃないか


といいつつ、全く役に立たないどころか主の足を引っ張りまくる使い魔ってのは新しいかもとか思ったりして

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:22:55 ID:xqJhdZMM
>>461
ちと薄いけどルーンの効果なんだよ。
きっと。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:23:27 ID:DhNbDqZK
えっ無能じゃない、無能警官に存在意義はないだろう

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:23:34 ID:riXbEEXf
>>461
転 落 フ ラ グ

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:28:41 ID:XuZkFBYm
オーフェンGJ!マチルダ姉さんが惚れそうだぜ


おそレスだが>>186
4つの属性を司る火龍・水龍・風龍・地龍
その4匹の頂点に立つとても強くて会話ができる龍がいます



空転と花丸と二次元と酩酊と浮動の珍龍ラジアン

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:29:43 ID:XuZkFBYm
ごめん、最強と読み間違えたorz

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:39:04 ID:J8Kd3//z
>>466
>>365

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:41:37 ID:Lz/HeiO6
人が書いたネタを借りて適当にSS書くのってありかい?

前々スレあたりで>>7-8がネタにしてたエスカネタだがw
・・・ただ脳内で構成したらここ向けじゃなくネチョイものに仕上がってしまったが(・∀・;)
まあよいこ向けのも多少は考え付いたけど、リビドーがあっちの世界に逝ってしまったからなあ

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:46:00 ID:N5+uxmmw
じゃあ避難所

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:48:06 ID:mfFOfDid
スカネタはちょっと…


え、違う?

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 01:51:09 ID:paFYrdQ3
避難所で勇士を見せてくだされ

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:03:39 ID:93znDZkr
そこできれいなスカロンを

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:04:24 ID:M6UAgS8O
小ネタを投下したいのですが予約とかどうなってますか?

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:07:05 ID:93znDZkr
>>474
コルベールの頭部のごとく空いているぞ。

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:07:55 ID:O7ayhExY
>>473

今までスカロンが目立った話しってあった?

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:08:00 ID:5wBz/HhO
支援する

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:08:17 ID:M6UAgS8O
では、短めですがいきます。




困惑した4人の若者達は、渡されたつるぎの礼を言う為に建物から姿を消した親子を探すのだったがついに見つける事は叶わなかった・・・・・・


479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:08:50 ID:JEFBCHk8
>>474
ルイズの胸と同じくらいいっぱいいっぱいだ

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:09:07 ID:93znDZkr
>>476
大豪院スカロンに期待しつつ支援するんだぜ!

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:09:57 ID:M6UAgS8O
先ほどの若者達の目の前から消えるようにその場を後にした親子は満ち足りた表情で町の外れを歩いていた。
「彼らは本当に良い瞳をしていた」
カウボーイハットに鞭とどこかの冒険映画に出てきそうな姿の不惑頃と思しき男は感慨深げに呟くのだった。その男の息子と思われる背中に剣と鎧に身を包んだ青年が父親の言葉を受けて頷きながら呟く。
「うん、確固たる意思を持ったいい瞳だった」
二人の後ろで歩く杖を持ちマントを羽織った婦人はその台詞を聞いてクスクスと笑い出した。
その笑い声に気がつき不惑の男は戸惑いながら、青年は母さんどうしたの?と言いながら歩みを止め振り返る。そんな二人に微笑みながら母親は語りかけた。
「だって、二人の瞳もあの若者達と同じですもの」
父と息子は照れたように顔を見合わせる。そして、二人のこれまでの冒険に思いをはせるのだった。
信じるものの為に、同じ志を持った仲間と共に戦った日々。幾つもの悲しみを超え、時には傷つきそれでも立ち上がり、世界の理不尽に立ち向かい勝利を勝ち取ったのだった。
そんな夫と息子を自愛の眼差しで見つめていた母親だったが、不意にある物体に気がつき急いで二人に告げる。
「後ろの鏡?! 突然現れたわ!!」
親子三人はそれぞれの武器に手をかけ鏡に向き直る。だが、父親はすぐに武器から手を離すと唸りながら考え込み始めた。
そんな父の様子に首を傾げる息子と母親に対しある種の結論に到達した父親は突然現れた鏡についての説明を始めるのだった。
「これはたぶん・・・・・・『異世界』に繋がっていると考えられる。しかも、魔法による召喚の可能性が高い」
父親にはその昔、ガーディアンの情報で似たような伝承の報告書に眼を通した記憶があったのだった。
父親の言葉に瞳を輝かせ、異世界に対して興味津々の息子は両親の手を取ると「父さん!!母さん!!三人で一緒に行こう!!」
両親は息子の言葉に笑顔で答えると、三人は手を繋ぎ鏡に歩いて行くのだった。




482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:11:43 ID:JEFBCHk8
まさかSAGA2の主人公一家?

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:11:51 ID:5wBz/HhO
支援してみる

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:12:46 ID:M6UAgS8O



ルイズは呆然としていた。
土煙が晴れるとそこには冒険者の親子らしき三人が居た事に。

キュルケは困惑していた。
ルイズがサモン・サーヴァンは成功したようだが、三人の中に明らかにメイジとわかる風体の女性が居る事に。

タバサは驚いていた。
自分が先ほど召喚した風竜が三人を見て「怖い」と告げてきた事に。

コルベールは戦慄していた。
ディテクトマジックで調べた所、三人それぞれの魔力もさることながら身に着けているアイテムの数々が学院宝物庫レベルに匹敵、あるいはそれ以上の魔力を秘めていると反応が出た事に。

我に返ったルイズは、辺りをキョロキョロ見回す親子に歩み寄り尊大な態度で尋ねるのだった。
「あんた達何者?」
桃色の髪の少女の問いに対し、息子と妻からの期待の眼差しに微笑みで返したた父親は
「そうだな、『ふくめん』とでも呼んで貰おうか」
と答えた。

それはそれは清々しい風が吹いていた春の午後の出来事。


485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:14:36 ID:5wBz/HhO
そろそろ寝るので、支援してみる

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:14:51 ID:A7XzdGxk
ああ、真面目に神とガチバトルできる人材が揃って…
支援

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:15:08 ID:0kkmNF64
今覆面してないんじゃないか支援

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:15:36 ID:M6UAgS8O

投下終了です。
正直、親子三人共に名前が無いので続きませんスマソ(´・ω・`)

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:16:07 ID:bkMFSWBV
気になる終わり方しやがってwwwww
まあいい。GJだ!

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:19:22 ID:JEFBCHk8
>>488
乙です。
3であの一家を見たときは心が震えたなぁ。

ときに名前なら適当に付けちゃえばどうでしょ

父:フックメン
母:スガーオ
息子:スクエア

とか

491 :ゼロと運命の剣:2007/09/12(水) 02:22:06 ID:RIZold1X
投下が落ち着いてきた頃に投下予約をするのが俺のジャスティス。筆が遅いだけなんだが。
誰もいなければ25分から投下します。

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:22:30 ID:qCLz3tmm
しかしSAGA2のエンディング後家族だと普通に帰還しそうだな
普通に別世界テレポートするし3の異次元にも自力到達だしwww

493 :ゼロと運命の剣(1/2):2007/09/12(水) 02:29:22 ID:RIZold1X
ゼロと運命の剣/3:先代の記憶

 気に入らない、何もかもが気に入らない。
『……おい、ルイズ。ひとまず我を下ろしてくれないか』
「黙ってらっしゃいッ!!」
 上に声をかける。どうせ役に立たないのにさらに仕事を増やすなこのバカ剣。
 今は教室の掃除中。教室にはルイズの魔法による爆発被害の残骸が散乱しており、それの片づけを命じられたのだ。
 元はといえばディムロスが悪い。ハルキゲニアにおける基本的な魔法体系の授業で、勉強熱心なルイズからすれば今日の座学はカンタンなものだ。
 ただ他のワクセイから来たと豪語しているディムロスにとっては興味深い授業だったらしく、ここぞとばかりに鼻高々に説明をしていたら教師に目をつけられて魔法の実演をする事になったのである。
 実技内容は鉱石の錬金。石を真鍮に変えて見せろと言う基本的なものであった。

 それはいい。しかし直後にディムロスがとんでもない事を言いやがった。
『宝石リライズなら我の機能で可能だが』
 言われた通りに剣を翳したら本当に石を真鍮に変えやがったこの野郎。
 もちろん、使い魔が魔法を使える事が判ってその事自体は皆驚いたのだが、誰しも疑問である次の項目をつぶやいてしまった奴が居た。
「でも別にルイズがやったわけじゃないよな?」
 と。
 ルイズの使い魔の技量はわかったが、ルイズ自身の技量は判らない。それは教師も同じだったようで、次はルイズ自身が魔法の実演を求められたのである。
 ちなみにこの時、ルイズと授業を共にする者の多くは早々に机に隠れていらん事つぶやいたバカをフルボッコにしている。
 この先の危険を知らぬのはディムロスと教師くらいであった。
 当のディムロスも『そうか我がやってしまっては授業にならぬな』等とこんな所で物分りのよさを見せている。

 ルイズの魔法は例外なく失敗し爆発する。だからこそゼロのルイズなのだ。

『悪かった。まさかそういった事情があるとは我も知らなかったのだ』
 と弁明しているのが爆発の衝撃で天井に突き刺さってしまったディムロスである。現在進行形で放置を食らって天井からぶら下がっている。
「うるさいうるさい! 誰が自分の汚点を話したりするもんですか!」
『しかしあの威力はなかなか我にも……』
「いいから黙ってて!」
 ああもう、と片づけを進めるルイズに怒鳴られて、ディムロスは黙る。
 こういう気性の難しいマスターはディムロスにとっても初めてであり、しかも年頃の少女ともなればどうしたらいいか皆目検討が付かないのが実情だった。
(スタンはアレで体力気力に充実したまっすぐな若者だったからな。荒削りな所や猪突猛進を諌めるのが我の仕事であったが……)
 自分の能力にコンプレックスのある少女と言うのはどうフォローしたらいいものか、である。
 そういうのはアトワイトやクレメンテ老辺りの仕事だ。ああカーレルの奴ならハロルドの世話をよくやっていたな……。
(む……もしや我、ソーディアンで一番この手の仕事が苦手だったやもしれん)
 ええい自分は軍人で剣士で指揮官なのであって、などと自問自答していると、天井から無造作に引っこ抜かれた。ルイズの片づけが終わったのだ。
「……食事行くからもう要らん事言わないで」
『……気をつけるとしよう』
 そういえば周囲に声が聞こえすぎると言うこの環境も問題だな、とディムロスは思う。
 以前はマスターである者にしか聞こえない声であった為、特に気にする事も無い問題だったが、今はそうは行かない。
 環境の変化と言うのは難しいものだ、などとディムロスは考えていた。
 そんな事を考えていると、確かシエスタと言う名前のメイドが見繕ってくれた包み布に無造作に巻かれたまま、ディムロスは食堂に移動していた。

494 :ゼロと運命の剣(2/2):2007/09/12(水) 02:30:39 ID:RIZold1X
 全く気に入らない。使い魔とのしつけをしようにも、食事もいらないこの無機物にはオシオキの一つもくれてやる事は出来ないのも気に入らない。
 不機嫌なルイズが食事をとっていると顔見知りがやってきた。
「ルイズ、またやらかしたんだって?」
「からかいに来たなら後にしてキュルケ。私お腹すいてるの」
 取り付く島も無いといった様子のルイズである。無論お腹がすいているのは、昼食の時間ギリギリまで片づけをさせられていたせいだ。
「それもあるけど、あなた今日の朝部屋に居なかったでしょ。まさかあのゼロのルイズが朝帰りなんて思わなかったから。で、相手はどのクラスの男?」
 盛大に蒸せた。
「違うわよ! 朝はディムロスの世話をしていただけで!」
「ディムロス? 知らない名前ね」
 疑問に首をかしげたキュルケに、仕方なく腰に下げている剣を指し示す。キュルケはああ、と合点が言ったと手を打ってうなずいた。
「ああ、昨日呼んだって言うインテリジェンスソードの噂、本当だったんだ。で、それがコレ?」
『ディムロスだ。よろしく頼む』
 黙っていろと言われて黙っていたディムロスであったが、手にとられて見て初めて挨拶を口にした。
「あら、礼儀正しいのね。それに声もどこかダンディな響きが」
「ちょっとキュルケ、まさかアンタ無機物にまで手を出すつもりじゃないでしょうね」
 微熱のキュルケ。ルイズと同じく名門貴族の娘でありながら学院でも恋多き女として知られる。しかもそれが家系的に、であるのがどうしようもない。
「あらルイズ、知らないの? インテリジェンスソードにはね、普通作り主がいるものなのよ」
 キュルケはフフン、と鼻を鳴らして言う。
「そりゃ判るわよ」
「剣を作る時にモデルにするとしたら自分でしょう? それならもしかしたらディムロスの中の人…もとい製作者も凄いイケメンかもしれないじゃない!」
 ああ、見える、見えるわ風になびく麗しい長髪、剣を作るくらいだから剣にも魔法にも長けた美青年の姿が、などと一人盛り上がっているキュルケ。
 実際の所キュルケの妄想は殆ど(神がかり的に)的中していているのだが、本人もルイズにも知る由は無い。
 ディムロスはため息一つついて注釈を入れた。
『悪いが、我の人格モデルはすでにこの世には居ない』
「…え?」
『我が作られたのは1000年前の話だからな。こちらの人間の寿命がどれくらいなのかは知らんが、我の世界では普通寿命を全うして土に還る』
 キュルケはガックリと肩を落としてまだ見ぬ恋に破れると言う偉業まで達成していたが、ルイズは逆に驚いていた。
「アンタ、1000年も前に作られたの?」
『そうだが』
 モノに意識を与えるインテリジェンス系の魔法自体は、然程珍しいものではない。しかし1000年もの昔に作られたインテリジェンスソードともなれば、その希少価値は加速的に高まる。
 それを何が『別に普通だろ常考』見たいな顔をして(もとい口調で)しゃべっているのかこのバカ剣は。
『別に隠していたわけではないが、剣がしゃべると言う時点では然程驚かれなかったものでな。そこのキュルケしかり、あのコルベールという教師しかり。そちら……建造年数で驚かれるとは盲点だった』
 何でもディムロスの世界では剣がしゃべること自体が異常である為、普通はまずそっちで驚かれたらしい。
「って、あんたミスタ・コルベールの事なんで知ってるの?」
『召還された時に話をしていただろう。我の事をものめずらしげにスケッチしていたようだったが』
 そうだったっけ、と思い出せば、召還してから契約を行うまでの間に、興味深く観察をしていたようにも思える。
 ミスタ・コルベールといえば研究熱心な変人であるので、珍しい使い魔には興味を持ったのだろう。
「あら? 何かしら、あっちやけに人だかりが出来ているけど」
 思わずディムロスの話を興味深く聞いてしまっていたルイズは、キュルケの指摘でそちらの喧騒に気が付いた。
 そこは男子生徒が集まっているようなグループで、その喧騒の中でメイドが一心不乱に頭を下げているのがここからでも見えた。何か問題でも起こしたのだろうか。
 それであれば然程珍しい話でもなかったし、メイドがトラブルを抱えたらまぁいい結果には終わらないだろうなと、食べ残しの食事にフォークを戻したルイズであったが、ディムロスの言葉がそれを制止した。
『アレは……シエスタではないか?』
 確かに、その喧騒の中で貴族に頭を下げ続けているのは、今朝方世話になったシエスタという名前のメイドだった。

495 :ゼロと運命の剣:2007/09/12(水) 02:33:10 ID:RIZold1X
投下終了です。エラー出すぎだろ常考……。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:36:05 ID:8CJeMGRN
乙!
生きてたとしても恋人居るんだよな中の人ww

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 02:55:44 ID:OHFCrWWa
乙!
しかしディムロスどころかクレメンテより年上なのかデルフ。

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:08:22 ID:iy5MEmky
晶術は?

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:12:50 ID:iy5MEmky
レンズがないとできないよ。
ラフレンズ/クリアレンズ/ブルーレンズ/タフレンズ/スフィアレンズ

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:18:34 ID:KMK4btsh
リメイク前のPS版の設定なら使えるんじゃね?

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:20:52 ID:kc5/Ab5g
ソーディアンはできるがな。
ソーディアンの核は高純度に精製・圧縮されたレンズだもん。神の眼クラスのエネルギーは無くても
ほぼ無尽蔵に晶術乱発できるくらいのパワーがある。一本で一個師団相応の破壊力がなきゃ地上軍勝てませんぜ。
D2やリメDで使われてるレンズは純度の低い使い捨てタイプ。ただ晶術使える位にはエネルギー持ってる。

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:24:02 ID:Pimeyhot
リメイク版って晶術使えないのか?


503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:31:10 ID:OHFCrWWa
ところで運命の剣というタイトルでどうしても
聖剣LOMの珠魅族の宝剣を思い浮かべてしまう俺は異端か

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:41:15 ID:iy5MEmky
リライズはリメイクでの追加要素だからリライズにせよ晶術にせよレンズ無しっていうのはおかしい。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:43:50 ID:iy5MEmky
ディスクシステムもないからソーディアン自身に晶術を行使できる能力はない。

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:47:21 ID:0E7CfQrt
>>505
ディスクはそのソーディアンには備わっていない晶術を使うために必要なんじゃなかったっけ?

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 03:50:16 ID:E5z19uLf
ディスクはソーディアンの強化だからな、ソーディアン自体にはきちんとそれぞれ晶術が篭ってる
まぁマスターになれんと使えんが

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 04:00:19 ID:qCLz3tmm
トリステイン魔法学院のマントの色は学年別で違うんだっけ?

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 04:27:58 ID:aC8Ie2vx
1年=茶・2年=黒なのは覚えてるけど3年と教師のマントの色が思いだせん。

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 04:32:39 ID:kc5/Ab5g
リメイクDでは設定がD2に合わせられる逆転現象が起こってるからな
まあ旧D→D2でレンズについて一つ考察すれば、
まず「通常のレンズに属性は存在しない」
D2において四つの系統のパロメーターがキャラごとに設定されてて、これは本人の資質(と小説版にはあった筈)
主人公のカイルの場合は火・風・光・土。(人は必ず四つとこれも小説版で明言されてた)
故に通常(戦闘レベルで)のレンズはいわばブースターで、晶術自体は本人の資質に応じて使える。
つまり通常のレンズには属性や晶術体系は組み込まれてない。
が、ソーディアンのレンズが同様である場合、
火をメインに風(断空剣を使えることから)、光(閃光裂破を使えることから)の三系統は確実と思われるスタンは
ソーディアン・アトワイトかソーディアン・シャルティエのどちらかは絶対に使うことが出来ない。
なぜならスタンが持っている残りの属性は水・土・闇のいずれか。水だとしたらシャルティエで土晶術は使えないし、逆もまたしかり。
ということは「ソーディアンのレンズには属性及び晶術体系が組み込まれている」と考えるべき。
何故か?それは「ソーディアンのレンズは人格を投射したレンズだから」だろう。
人格を投射することによって、投射した本人の属性や晶術体系をレンズに付加した。だからソーディアン単独で晶術発動は可能だと思われる。
問題は剣ゆえに位置指定などの調整が必要なコトだろう。だからマスターが必要。

511 :ゼロと運命の剣:2007/09/12(水) 04:33:07 ID:RIZold1X
何か物議をかもし出してしまったので設定まとめでも投下してみます。必要があれば逐一書いてくべきだろうかこういうの。
原作未見とかリメイクやってないとかそういう方用の解説と言う事で。
詳しい事は原作のwikiなど参照したってください。

ゼロと運命の剣/番外:用語集1

リライズ:レンズを消費して物質を変換、強化する。リメイク版でのソーディアン新機能。
 装備品を強化する為に使う。
 拙作で何故レンズがないのにリライズ可能だったかに関しては後で書くつもり、と言い訳。
晶術:TOD世界における魔法のようなモノ。レンズのエネルギーを使って行使する割と科学技術で、知識とレンズがあればソーディアンなしでも使える。
(原作ではグレバム配下の神官等が「レンズの力で…行けッ!」などと使ってます。
 またモンスターが晶術使うのは、TODのモンスター=レンズを取り込んで異常進化してる個体だからのはず)
 ソーディアンはレンズ不要で使えると言うか、ソーディアン自体が強力な晶術を使用するための道具のようなもの。
 
ディスク:ソーディアンにはめ込んでソーディアンの性能をアップしたり、新たな晶術を使えるようにする追加オプション。
 リメイク版では消失した為拙作では登場予定なし。

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 05:01:25 ID:fXqtO4Nc
>>503
安心しろ、俺もだ。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 06:34:41 ID:Dz8afrXi
>>503
つマナの剣

さぁ、これでランドメイクするんだ!


LOMはまじいい感じのゲームだったなー

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 06:49:05 ID:5DX4Uxd4
オーフェン、会話の掛け合いだけじゃなくて戦闘シーンも面白いな。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 06:50:18 ID:Dz8afrXi
ははは、オーフェンなんてこの世に存在しませんよ。モグリさんやキリランシェロじゃあるまいし

516 :ゼロのぴよぴよ:2007/09/12(水) 06:57:18 ID:dLpo8ESF
ちょいと思いついたので書いてみますた。ド素人ですが、ひとつよろしく。

神聖なサモン・サーヴァントの儀式
初めの二、三回は私も緊張感を持って呪文を唱えていた。だがそんな緊張感は召喚の失敗が二桁に達した時点で消えうせた。
今私の心を支配しているのは苛立ち―ぶっちゃけた話キレかけていたのだ。
既に失敗は二十を数え、周囲の生徒からはあからさまな侮蔑の視線が私に向けられている。
(ゼロのルイズは使い魔の召喚さえまともにできないのか・・・)大方こんな感じの事を考えているのだろう。目は口ほどに物を言う、というヤツだ。
その視線が私を更にいらだたせる。半泣きになりつつ怒りと共に呪文を紡ぐ。次こそは成功すると信じて。

そして、失敗の数が五十の大台に届く寸前、ついに使い魔を召喚する事に成功した。やはり、と言うべきか、爆発と共に。
・・・土煙でよく見えない。どうやら鳥のようだ・・・けど・・・?
そして煙が晴れた時、そこに佇んでいたのは!

やたらとデカいひよこでした。



――ゼロのぴよぴよ――



とにかくデカい。全身ポワポワの羽毛に包まれていることを考慮してもデカい。今は足を畳んでいるが、それでも私より大きいのではなかろうか?
ひよこであるからには何か大きな鳥の幼生なんだろう。けどそんなに大きな鳥を私は知らない。頭をフル回転させ、脳みその引き出しの中から該当しそうな生物を検索するが、ヒットせず。
・・・これでも結構本は読んでるんだけどなぁ。
「げえっ!ルイズが成功した!」
「有り得ん。明日は槍が降るぞ・・・」
そんな級友の声も右から左。だが心のデスノートには名前を記しつつ、私は思考の海へ。・・・お手上げ。ワカリマセン。
先生、どう思います?

「私もこんなに大きな鳥類の幼生は見たことも聞いたことも無いですぞ、ミス・ヴァリエール!ひょっとしたら未発見の新種かも知れませんな!」

やたらと興奮している禿頭のコルベール先生。
先生、興奮すると毛、抜けますよ?

「だまらっしゃい。そんな事を言っている暇があったらさっさと契約しなさい」

うっわ、怖っ 毛は禁句だった。そんな凄まじい目で睨まないでください先生、夢に見ちゃいそうです。今契約しますって。
・・・我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ・・・っと。
未だ動く気配の無い巨大ひよこに契約のキスをする。動物だから当然ノーカウントだよね?
しばらくするとひよこがビクっと体を震わせ、目を覚ました。多分ルーンが刻まれる時の痛みの所為だろう。心の中で御免ね、と謝りつつその体をギュっと抱きしめた。
あぁ、ポワポワの羽毛がとても気持ち良い。これは抱き枕に最適かもしれない。使い魔の召喚と契約をようやく終えた私は、満足感に浸りつつそんな事を考えていた。



・・・どうやら契約が終わったようだ。先生、終わりましたよ。
「それは良かった。おめでとう、ミス・ヴァリエール。・・・ふむ?初めて見るルーンだな。あとで調べてみましょう。さぁ皆、教室に戻りますぞ」
「へーい」
「やっとかよ・・・ねみー」
「ルイズ・・・お前は這え、己(おれ)は飛ぶ」
がやがやと騒ぎながら皆がフライの呪文を唱え、帰って行く。三番目のオマエ、月の無い日は背後にキヲツケロ。
さてと、私も帰りますか。徒歩で。ダルイけど・・・

歩き出そうとするとデカひよこが私の服の裾を銜えて引っ張った。何?どうしたの?
見ると私に背を向けクイクイとクチバシで自らの背中を指している。乗れって事?
「ぴ」
と、頷き答えるメガひよこ。
ああ何と可愛いく、主思いの使い魔なのだろう。その仕草と思いやりに私はKOされた。効果音に例えれば「ズギュゥゥゥゥゥン!」
遠慮なく背中に上がる。行っていいわよ。・・・えーと。そういえば名前を決めてなかった。
素敵な名前を決めなくちゃね?そう、自らの使い魔に話しかけながら、空を飛ぶ級友の羨望の視線を優越感をもって受け止めつつ、私は学園への帰途についた。

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 07:20:00 ID:rgxBw9GX
海とか山?

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 07:25:50 ID:KmodenBV
なんだろう?
チョコボか?支援

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 07:26:21 ID:psPhswoW
学園アリスのひよこ?

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 07:29:09 ID:gKoZiUbS
そういやオーフェンって石でできたでかいゴーレム程度なら原作の2巻で苦戦もせずに余裕で粉々や跡形もなく破壊してたな。

521 :ゼロのぴよぴよ:2007/09/12(水) 07:32:29 ID:dLpo8ESF
いや、まんま「ぴよぴよ」っていう短編漫画が元ネタなんだけれども知名度が低すぎたか。
ちなみにコレね
ttp://www.amazon.co.jp/%E3%81%B4%E3%82%88%E3%81%B4%E3%82%88%E2%80%95%E6%B0%B4%E4%B8%8A%E6%82%9F%E5%BF%97%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E9%9B%86
Vol-2-%E6%B0%B4%E4%B8%8A-%E6%82%9F%E5%BF%97/dp/4785927410/ref=sr_1_1/503-2230429-9128734?ie=UTF8&s=books&qid=1189549816&sr=1-1


522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 07:36:57 ID:rgxBw9GX
表紙絵にでてるあの黄色いのですか?

まるっ

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 07:46:06 ID:dLpo8ESF
>>522

左様。この人の作品はそこそこ面白いのが多いから読んでみる事をおすすめする
さて、駄文執筆に戻ります ノシ

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 09:27:22 ID:PHpOHd/L
>>511
GJ!
ディムロスの次元間移動機能とマキシマム・レッド・ブラスターの登場に期待。

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 10:05:39 ID:JEFBCHk8
>>520
あれは30メートルもなかったし、再生能力もなかったし、指揮しているのも痴人兄弟やら金髪小娘だったりしたのであんま参考にはならん希ガス

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 10:30:41 ID:xdG+uPum
いや、単純な攻撃力の話だろ?
べつに石自体のかたさが変わるわけでなし、対抗するに必要な
攻撃力はあることが原作に明記されてるってだけ。

そもそも固定化状態ならともかく、自然状態である限り空間爆砕なら
確実に破壊できそうな気がするの俺だけ?
正直、元作じゃ大した事なさそうに書かれてるけどグロ魔術師殿の攻撃力っていうか
破壊力は割と異常

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 10:41:44 ID:fqhwUpp5
実際オーフェンの攻撃力は(通常戦闘の規模なら)十分あると思う。
火力ないってイメージはあれだ、同時期に人気を博してたのがスレイヤーズだからじゃまいか。

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 10:42:40 ID:w+g8dd/D
まぁ、元は塔のエリートな訳だし
鋼の後継キリランシェロは伊達じゃないだろ

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 10:45:30 ID:ShE3rMQP
ファンブックに因ると、二巻のゴーレムは軽石製の安物で、素人の槍で穴が空くとかw

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 10:57:50 ID:E5z19uLf
正確にはゴーレムはピンキリが激しくて性能が低い奴だと素人でも目一杯力込めて槍で突けば穴が開く
じゃなかったっけ?
まぁ物質崩壊や意味の消滅あたり使えばそもそも相手の強度なんて虫くらい固くないと関係ないし

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:06:41 ID:gKoZiUbS
まあそれでも土よりかは硬いだろ>軽石ゴーレム
……にしてもメンヌヴィルは盲目で家一軒の下敷きになったのに、良くあの程度で済んだもんだ。
オーフェンにとって最大の敵になるのかな?

>>527
火力は普通に使える範囲だと十数メートルだからそんなに大したことはないかと。
その代わり、殺傷力はやたら頭抜けてるのがあるし、連射もできるが。
単発だと自滅覚悟で数区画だかをふっ飛ばしてたのが最大っぽい、死に掛けるけど。

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:08:39 ID:8Exin1w4
>>531
アニメだったらね。原作ではコッパゲの爆発燃焼でアボン。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:10:15 ID:3SAprPs0
最大効果範囲と射程が声の届く範囲だからなぁ。

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:32:53 ID:0NB2+s6I
オーフェンの人、絶対SS書き慣れてるなw
話の構成がうますぎる。
前はどんなの書いてたんだろ?

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:31:36 ID:fqhwUpp5
>>527
結局は自分の能力を的確に把握し、敵の戦闘力を的確に推察し、
最適の戦術を組み立てる思考がオーフェンの最大の武器ってことか。

……そうするとフーケみたいな「単純な力押し」がやっぱり一番苦手な相手か?
ワルドのようなトリッキーな相手にはむしろ強そうだ。
「勝つまで何度でも出し抜いてやる」ってな台詞もあったし。

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:44:16 ID:nNBmA2Vx
>>731
硬いともろいは紙一重だぞ、硬度が高いものほどもろくなる
軽石なんてもろい物質の筆頭だし耐久度という意味では土製のほうがはるかに高いかと
しっかり練られた土は並みの石材よりずっと強度高い

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:47:30 ID:nNBmA2Vx
>>731じゃないや>>531
でもオーフェンの最大の強みは攻撃の威力や魔術の多彩さより本人の戦術思考能力だからあまり関係ない気がする
どんなに強力な力も有効に使わせずに始末すれば終わりだし

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:50:10 ID:8Exin1w4
>>535
気配でゴーレム操ってるフーケがどこにいるかぐらい分かりそうなもんだが。
ちょっと考えれば嘘報告の時点で気付くし。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:52:50 ID:NZ/MfWZW
ダイヤモンドは硬いが、ハンマーで叩けば砕けるというのは有名な話だしな。

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 11:55:44 ID:gKoZiUbS
>>535
オーフェンの基本スタイルがこかして踏んづけるだから単純な力押しでも小細工とかで対処できる範囲なら格好のカモじゃない?
小細工とかがまったく通用しないくらいケタ違いに強いか小細工が出来ないくらい速くて一撃の威力もあるってのが苦手なタイプだと思う。
てか上でも言ったけど十数メートル範囲を破壊する程度の魔術なら連射できるからフーケくらいなら普通に力押しでも倒せるかと。

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:01:58 ID:qCLz3tmm
フーケで思い出したけど、スクウェアが同じ技術でゴーレム作ったらでかさも倍かな・・・

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:03:19 ID:fqhwUpp5
>>538,540
ああ、そうだよな。
なんかガチでゴーレム正面撃破のケースを考えてたが、
オーフェンならそんな面倒なことはしないか。


543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:07:48 ID:TkBUZJlX
つか、結構なオリ展開なのに
まったく違和感なく読めるんだからすげえ構成力だよw

一割分けてくれ。

544 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:08:12 ID:N0XiMYY5
どうもです。
投下しますです。5分後、いいですか?

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:10:00 ID:Udil0+Xe
もちろんですとも

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:10:32 ID:fqhwUpp5
なにも、問題は、ない。

547 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:13:05 ID:N0XiMYY5
感謝です。では逝きます。




半円階段状に配置される石机のある教室の講堂。
デイン王立の学院よりも大きいと、ミカヤは見立てる。
既にメイド服とカチューシャは、巫女装束とサークレットに着替えている。
朝食は厨房のまかない食のシチューで済ませたが、非常に美味だった。
ルイズと共に中に入るとすでに、他の生徒達が集まっている。
此方に気がついたのか、一様に生徒達は驚きの表情と思考を向けてきた。
無論、思考もほぼ一致していた。
『ゼロ』のルイズが女神を連れて来た、と。
彼らの思考は分からないでもないが、快く思えない。
その中で今朝方、ミカヤと面識を持ったキュルケは落ち着いており、
右手を軽く振り、笑みを浮かべつつ挨拶。
そんな気さくな彼女に苦笑し、少し気を持ち直した。
一方のルイズは周囲の使い魔を見比べながら、此方が注目され、
満悦だった。
何しろ、今まで魔法の行使を一度たりとも成功できなかった自分が、
今回の使い魔召喚で「大当たり」を引き当てたのだから。
眼球の姿をした魔物、バグベアー。
蛸と人魚を掛け合わせた怪物、スキュア。
一睨みで生き物を石に変える石化のトカゲ、バシリスク。
巨大な蛇や、梟、烏に猫。
いずれもミカヤの神聖さ、美しさには敵わない。
目の前の、ミカヤに馴れ馴れしく手を振る仇敵である
キュルケのサラマンダーも、羨ましくはあるが及ばないと、
胸を張って言える。

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:14:00 ID:0A5vlM6c
>>540
その気になれば長い詠唱は省略できるしなww

549 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:14:56 ID:N0XiMYY5

「ミス・ミカヤ、此方にいらして。あんた達、そこをのきなさい。」

周囲にはべらせていた男子達をキュルケはすげなく追い払うと、
ミカヤとルイズ、二人分の席を確保した。

「さ、遠慮はいりませんわ。
それとルイズ、あんたはミスのおまけなんだから。
私の傍で授業を受けられるのを精々ありがたく思うことね。」
「何よそれ!?」

先程までの思考を見透かしたかのような、相変わらずの意地の悪い笑み
でそう言われ、おまけ扱いされたルイズは憤慨するものの、
ミカヤはキュルケの、二人を好奇や揶揄の視線から外そうとしている
心を汲み取り、礼を返す代わりに笑みを浮かべ、好意を受け取る。

「ルイズ、キュルケの好意に甘えましょう。
私が二人の間に座ればいいでしょう?」
「う〜〜・・・。」

唸りつつも、ミカヤお姉さまが言うことならば、と従い、席に着く。
召喚されて短期間で、姉妹のように絆を深めている二人に目を細める
キュルケ。正直、羨ましいと考えていた。
こうして、ミカヤは右にルイズ、左にキュルケと、間に挟まれる形で
席につく。
メイジ以外は席に座ることが出来ない席に、ミカヤがかけることに誰も
文句を言うことはない。
学院でも指折りの実力と実績を持つキュルケが席をすすめた相手。
更には怒りを買えば裁きを下しかねない、神聖さを持つ彼女を咎めることは
大いに憚られたからであった。
壮年の女性のメイジの教師が教室に入ってきた。
メイジの卵達の、魔法の授業が始まる。
ミカヤはルイズの系統を見極め、正しく導く指針とするために真剣に
取り組もうと考え、ルイズから貰い受けた羊皮紙と羽ペンを取った。

550 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:16:33 ID:N0XiMYY5






ファイアーエムブレム外伝 〜双月の女神〜

第一部 『ゼロの夜明け』

第五章 『失敗の意味』





「皆さん、春の使い魔召喚は、大成功のようですわね。
このシュヴルーズ、こうやって春の新学期に、様々な使い魔達を見ることが
とても楽しみなのですよ。」

紫のマントを纏い、いかにも優しそうな女性の教師―――『赤土』の
二つ名を持つメイジ、シュヴルーズは周囲を見渡すと、満足そうに
一しきり頷く。
その中で、ルイズとミカヤを目に止め、こちらに感嘆の意思を
向けつつ、語る。

「ミス・ミカヤ。貴女のことはオールド・オスマンから伺っております。
何でも、異郷よりミス・ヴァリエールに召喚された、特殊な系統に
精通されたメイジであると。
ミス・ヴァリエール、そして皆さん。くれぐれも粗相のないように。」

彼女の言から、オスマンの根回しがあったことに気づき、ミカヤは
感謝の念を抱いた。
しかし、メイジとは言え女神でないならば、そう恐れることもないと考える
愚か者がいた。
―――『風上』の二つ名を持つ、風を操るにはあまりにも締まらない、
たっぷりとした体躯の少年、マリコルヌ・ド・グランドプレはルイズへの
からかいの言葉を口にした。

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:17:58 ID:2h+3RBn7
マリコ死亡フラグww支援

552 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:19:09 ID:N0XiMYY5

「『ゼロ』のルイズ!実のところ召喚できなかったから、ミス・ミカヤを
代理にしたんだろう!?」
「違うわ!ミス・ミカヤは私の召喚に応えてくれたのよ!」

それにムキになり、反論するルイズ。

「嘘をつくな!お前に『サモン・サーヴァント』なんて・・・、ひぃっ!」

更にからかい、ルイズを辱めようとするが、二つの怒りの視線が向けられた
ことで情けない声を上げ、絶句する。
一人はミカヤ。そしてもう一人はキュルケ。
特に、歴戦の英雄の鋭い視線は効果覿面だった。
魔法が使えないルイズへの優越感からなる、誤った自負心をもっての心無い
中傷。
このハルケギニアで出来た『妹』へのそれを、ミカヤは許しはしない。
ルイズへの中傷はミカヤへの無礼。そして、悪友とは言え、友人である
ルイズへの侮辱にキュルケは、愚かな行為をしたマリコルヌに侮蔑と
怒りの意思を向けたのだった。
最も、ミカヤがこの場にいなければ、この感情を前面に出せなかったと、
後にミカヤに語ることになるのは、別の話である。
隣に座るルイズは、何故、キュルケまで自分への侮辱に怒りの意思を
示したか分からず、狐につままれた気分だった。

「はい、そこまで!
お友達を『ゼロ』だの何だのと、不名誉な二つ名で呼んではいけません。
ミスタ・マリコルヌ、分かりましたか?」
「は、はい・・・。」

シュヴルーズの言葉に従うマリコルヌ。
教師が生徒を治めるのを見て、一度瞑目したミカヤは、意思を授業へと
向ける。

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:20:40 ID:bkMFSWBV
マルコメ〜
しぇん!

554 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:20:57 ID:N0XiMYY5
「では、授業を始めますよ。」

シュヴルーズはそう切り出し、杖を軽く振る。
すると、『土』の魔法で生成された握りこぶし大の石礫が幾つか出現する。

「私のは二つ名は『赤土』。『赤土』のシュヴルーズです。
『土』系統の魔法を、これから一年、皆さんに講義します。」

にっこりと笑みを浮かべながら、講義を開始する。

「魔法の四大系統はご存知ですね、ミスタ・マリコルヌ?」
「は、はいっ、ミセス・シュヴルーズ。
我らが行使する、始祖ブリミルからハルケギニアにもたらされた
魔法四大系統。
『火』、『水』、『土』、『風』のことです!」

マリコルヌの質問に対する応答に、その通り、と頷くシュヴルーズ。

「始祖ブリミル御自身が使われていた、今は失われた系統魔法である
『虚無』を合わせて、全部で五つの系統。
これがハルケギニアの五つの力を司るものになります。」

この解説に、ミカヤは召喚された時の、契約の呪文の一節を思い出す。
―――五つの力を司るペンタゴン。
すなわち、五つの系統の点を、線で結ぶことで星と成す。
これは後述される『系統複合』に関わる。
ここでミカヤは、羊皮紙に今のシュヴルーズの解説を書き込み、
授業を聞きつつ、考察する。
ルイズの該当する系統の模索、見極めのためである。

「その系統の中で『土』は最も重要なポジションを占めていると、
私は考えます。
それは私が『土』系統だから、という身びいきではなく、万物の組成を
司る、重要な魔法であるからです。」


555 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:22:54 ID:N0XiMYY5
要約すると、『土』とは「造る」ことに長けた系統である。
貴金属の精製加工から、建造物に使用する岩石等の石切、農耕作業に
至るまで、生活に密接に関わっている。
テリウス大陸の農耕、建造技術は原始的であり、ハルケギニアの魔法が、
ここまで人々の生活に関わっていたことに驚くミカヤ。
同時に、選民思想と平民軽視の温床になっていることにも気づく。

「今から皆さんには『土』系統の基本である、『錬金』の魔法を
覚えてもらいます。
1年生の時に出来るようになった人もいるでしょうが、基本は大事です。
もう一度、おさらいすることに致します。」

そう言うとシュヴルーズは、石礫に向けて杖を振る。
すると、ただの石礫が光沢を持つ真鍮に変化した。

「ゴゴ、ゴールドですか、ミセス・シュヴルーズ!?」
「いえ、ただの真鍮です。ゴールドを錬金できるのは
『スクウェア』クラス。
私はただの・・・、『トライアングル』ですから・・・。」

興奮を隠せないキュルケに、謙遜した物言いで返すシュヴルーズ。
ここで質問の挙手をするミカヤ。

「はい、ミス・ミカヤ?」
「先程の話に出た、『スクウェア』、『トライアングル』とは
何でしょう?」

ミカヤの質問に頷き、答えるシュヴルーズ。

「そうですね。では、おさらいを兼ね、生徒達に答えて答えて
もらいましょう。
ミス・ツェルプストー?」

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:23:25 ID:qCLz3tmm
支援

557 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:24:16 ID:N0XiMYY5
しまった、誤字が(汗)



558 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:25:36 ID:N0XiMYY5
「はい、ミセス・シュヴルーズ。
一人のメイジの、複合出来る系統の、総数の基準のことですわ。」

質問に優雅美麗な笑みをたたえつつ、解答するキュルケ。
同時に、どうだ、と言わんばかりにルイズに意地の悪い笑みを見せる。
ミカヤへの点数稼ぎと取ったルイズは、キュルケを睨みつける。
それに満面の笑顔で続けるシュヴルーズ。

「そうです。それにより、メイジのクラスを分け、
実力の基準としています。
単一系統の『ドット』、二つ以上を『ライン』、
三つ以上を『トライアングル』。そして、四つの系統を複合出来る
『スクウェア』になります。
複合出来る系統数により、より高度な魔法を使用できます。
複合する系統が重複する時も同様ですね。」

その解説に納得がいったように頷くミカヤ。
『トライアングル』はメイジ人口でも少数の実力者であり、
『スクウェア』になればさらに一握りの者だけになるのである。
このことから、目の前のシュヴルーズの実力の程が測れる。
―――では、ルイズはどうだろうか?
魔法の失敗が爆発現象になるかを聞くか否かを黙考している。
魔法の行使を正しく行えないことは気づいている。
そして、今のルイズの思考はその解説から後ろ向きになり、
その『失敗』はことごとく、爆発現象に帰結することも。
しかし、人の心を読めることも含め、表立って聞けば
ルイズを傷つけてしまいかねない。
ルイズからは、自身の魔法の『結果』について聞いてはいないのだから。
そうして悩んでいる間に、シュヴルーズは、生徒に実践の指名をした。

559 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:27:24 ID:N0XiMYY5

「では、実際に皆さんもやってもらいましょう。
ミス・ヴァリエール。」
「え、私、ですか?」

まさかいきなり自身を指名されたしまったことに、慌てるルイズ。

「ミセス・シュヴルーズ、やめといたほうがいいと思います。
ミス・ヴァリエールに魔法を使わせるのは危険です。」
「危険?どうしてですか?」

キュルケは顔面蒼白にしてに進言に、シュヴルーズは首を傾げつつ訊ねる。

「ミス・ヴァリエールに講義をするのは初めてですよね?」
「ええ。でも、彼女が努力家だということは聞いています。
さぁ、ミス・ヴァリエール、気にしないでやって御覧なさい。
失敗を恐れていては何も出来ませんよ?」

なんとかしてシュヴルーズに、ルイズの魔法の行使を思い止まらせようと、
キュルケは進言を続けるが、生徒を思って、実践をさせようとする。

「・・・やります。」

しかし、その膠着を解いたのは、他ならぬルイズだった。

「ルイズ、貴女だけじゃないのよ?ミス・ミカヤにまで怪我をさせるわ。
お願い、やめて。」
「うるさいわね、やると言ったらやるのよ。
それに、・・・・・成功するかも知れないじゃない。」

キュルケに止められ、更にムキになるルイズ。
その言葉は、ミカヤを召喚できた今の自分ならば、成功できるかも知れない
という、一縷の望みに賭けるものだった。

「キュルケ、やらせてあげてください。」
「ミ、ミス・ミカヤまで・・・・・。」

その心を受け取ったミカヤはキュルケにそう告げた。最早頭を抱えつつも、
椅子の下に隠れるしかなかった。
この後に起こることを理解している生徒達もそれに、続く。


560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:40:28 ID:i5iqKpNV
しえん


561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:42:50 ID:2h+3RBn7
猿さんかな?支援

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:43:19 ID:DhNbDqZK
支援

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:49:29 ID:ZxRQkHcX
sien

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:49:48 ID:iMirrgzJ
sienn

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:54:27 ID:E5z19uLf
>>541
原作読めば分かるが、ハルケギニアにおける巨大ゴーレムは20m級が定番
でかけりゃいいってもんんじゃないみたいよ

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:55:26 ID:bkMFSWBV
規制くらったっぽいね

567 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:57:38 ID:N0XiMYY5
「頑張ってね、ルイズ。」
「・・・・・、うん。」

ミカヤの笑みを受け、勇気を貰ったルイズは、一度笑顔で頷いた後、
真剣な表情で教壇の前に立つ。
ミカヤの応援を受けたならば、失敗は許されない。
覚悟を決めたルイズの隣に、シュヴルーズが立ち、指導する。

「ミス・ヴァリエール、錬金したい金属を、強く心に浮かべるのです。」

その指導を受け、石礫に向き合い、『錬金』の呪文を詠唱する。
周りが椅子の下に避難する中、ミカヤは身じろぎせずにルイズを見据える。
そして、杖を石礫に振り下ろした次の瞬間―――

――――閃光と共に、轟音と爆風が教室を満たした。






とっさに身を屈め、強い耐魔力を持つマントと魔力障壁で魔力の奔流から
身を守ったミカヤの、光に眩んだ視界が元に戻ると、教室は惨状と
化していた。
今の爆発現象に驚いた使い魔達は暴れ出し、キュルケのサラマンダーが火を
吐き、マンティコアが窓ガラスを割りながら外へ飛び出した。
そこから大蛇が入り込み、烏を丸呑みに。

「だから言ったでしょう、ミス・ミカヤ。「危険」だって。」

溜め息混じりに、隣のキュルケは立ち上がりつつ告げた。

「もう!ヴァリエールは退学にしてくれよ!」
「俺のラッキーが食われた!ラッキーが!」

生徒達も、使い魔達の暴れぶりに混乱をきたしていた。
ルイズの安否が気になり、見やると、気絶しているシュヴルーズと、衣服が
ボロボロになり、うずくまり、泣いているルイズの姿が。

「っ・・・、っ・・・!どうして・・・?召喚は
上手くいったのに・・・っ。」

そんなルイズに追い討ちをかけるように、他の生徒達が怒鳴りつける。

「どうしてじゃないだろ!『ゼロ』のルイズッ!」
「何時だって成功の確率、殆どゼロじゃないかよ!」

生徒達が口々にゼロ、ゼロ、と連呼する度に下唇を強く噛み、
うつむくルイズ。
その時だった。

「静まりなさい!」

突如聞こえた、憤りを込めた声が教室に響き、生徒が、そして暴れていた
使い魔達すらも、そこに視線を向ける。
そして思い出したのだ。
今、声を発した存在が何者かで、誰に召喚されたかを。
弾かれたように、ルイズも顔を上げる。


568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 12:59:03 ID:S/laQ6B1
支援

569 :双月の女神:2007/09/12(水) 12:59:34 ID:N0XiMYY5
皆様、帰って参りました。
お猿さんでございましたです(涙)。
これより復帰しますです。

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:00:26 ID:qCLz3tmm
>>565
あれは「普通の」ゴーレム製造技術だろ?
そもそも辺りの土や岩をを無差別に取り込んで巨大なゴーレムを作成すること自体、フーケのオリジナル魔法だよね?
普通は錬金で一から作成するわけだしさ。

規制か・・・

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:00:29 ID:fqhwUpp5
支援効果

572 :双月の女神:2007/09/12(水) 13:02:05 ID:N0XiMYY5
「貴方達に、彼女を愚弄する資格はありません。」

ミカヤは言い切り、ルイズとシュヴルーズの傍まで歩み寄ると、
左のホルダーの頭に取り付けていた、治癒の杖『ライブ』を左手で
引き抜く。
右手の、聖杖『マトローナ』から持ち替え、それを二人に向け、掲げる。
杖からほのかな光があふれ、二人の軽い切り傷を癒していく。

「・・・・・。」

傷が癒え、未だ呆けているルイズ。
だが、徐々に思考が正常に回るようになり、ミカヤの一連の行為、発言を
思い返すと、ひしと、ミカヤにすがり、声を殺して泣いた。

「今一度言います。」

そんなルイズを抱きしめながら、ミカヤは告げる。

「ミス・ヴァリエールへの心無い言葉は、使い魔である私が許しません。」

そんな二人を見て、沈黙することしかできない生徒達。
キュルケは、ミカヤに抱きすくめられ、宥められている姿を、
不謹慎ながらも羨ましいと感じていたのだった。








573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:04:13 ID:qCLz3tmm
おっと支援

574 :双月の女神:2007/09/12(水) 13:05:22 ID:N0XiMYY5
以上です。泣いた後は奮起してもらい、依存の形は避けるようにするです。
今回は説明や自分流解釈が多いかもです(汗)。
それにしても速度を考えずに打ち込んでご迷惑おかけしたです(涙)。
では、ごめんしてください。

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:03:57 ID:fqhwUpp5
このままいくとルイズが宜しくない精神状態になりそうだな。
まあそうなる前にミカヤが気づくだろうが支援

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:06:09 ID:GgMym7XT
しかし原作で出てくる武器って一世代以上古い物ばかりだな
まあ補給万全状態の90式とかあったらただの虐殺だしな。そこでデイビー・クロケットを(ry

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:10:43 ID:fqhwUpp5
乙したー。

>>576
そこで猫の憑依霊が憑いた74式をですね(ry

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:18:53 ID:qCLz3tmm
乙様

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:21:15 ID:bkMFSWBV
乙&GJ!
規制ならしゃあないな。

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:26:55 ID:qa6Yd4H4
>>577
エルフをかるもの達の事かー!

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:43:36 ID:ZrF39wYf
>>580
ソウルアンダーテイカーの事じゃないか?

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:44:46 ID:Uaqu1Pxb
GJ!
何かに依存する美少女は萌える
依存する対象も美少女だったりするともっと萌える

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:45:03 ID:QFFN9GXs
いっそカキ氷の暖簾を付けた大和でどうよ?

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:45:37 ID:qa6Yd4H4
じゃあもう世界を革命するしかないですね
といわけでウテナ召還

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 13:55:03 ID:K1BQfade
>>374
後家政婦みたいに壁際に隠れて秘密を覗くテラザウラーや
うひゃひゃ蜘蛛や
口のタンが多いメガトロンや
ものまねで反則行為連発のチータスや
下ネタ連発のラットルや
逆にしたらイボンコなコンボイとか

586 :Mr.0の使い魔:2007/09/12(水) 14:04:26 ID:NtoQTyjO
トゥーカ予告ねぃ。
五分くらいしたらトゥーカするわよぅ。

587 :Mr.0の使い魔 第十九話(1/5):2007/09/12(水) 14:09:20 ID:NtoQTyjO
 女子寮を出たルイズとアンリエッタは、人気のない中庭で一旦歩みを
止めた。クロコダイルが行き先に選択できる場所は、学院内でも無数に
あるのだ。

「ねぇ、ルイズ。最初はどこを探すの?」
「そうですね……」

 もう一度頭巾をかぶり直したアンリエッタの問いかけに、ルイズは目
を閉じて考える。
 部屋を出たクロコダイルが行きそうな場所といえば――。

(ミス・ロングビルの部屋……じゃないわよね)

 真っ先に思いついたのは、最近仲の良いロングビルの部屋。
 しかし、ルイズはそれを否定した。あそこは教員寮である。外出禁止
が命じられている今、教師に見つかればたとえクロコダイルでも強制的
に部屋に戻されるだろう。強制とまではいかずとも、遠回しに「帰れ」
と言われる筈だ。それがわかっていて、あえてロングビルの所を訪れる
可能性は低い。
 何より、捜しに行った自分達が見つかるとまずい。見つかったらそこ
でミッション失敗である。行くとしたら最後だろう。

(でも、他に行き先は思いつかないし、目的地を知ってそうな人っていうのも――)
「おや、ルイズじゃないか。生徒は全員寮内待機じゃないのかい?」

 悩むルイズに、ふと声がかけられた。
 顔を上げると、月明かりの中にギーシュの姿が。

「あ、いた」
「え?」


 Mr.0の使い魔
  ―エピソード・オブ・ハルケギニア―

     第十九話


「いい所に来たわ」

 にっこりと微笑むルイズを前に、ギーシュはぶるりと身を震わせた。
目が笑っていない。ギーシュの脳裏に、浮気が発覚した父に詰め寄る母
の姿がよぎる。

「ギーシュ、あなたクロコダイルの居場所を知ってるわよね? 教えなさい」

 いきなり断定口調のルイズだが、これは何も当てずっぽうで言った訳
ではない。「生徒は寮内待機」と言ったギーシュ本人が出歩いており、
かつ彼は常日頃クロコダイルを追いかけ回しているのである。疑うなと
言う方が無理な注文だ。

588 :Mr.0の使い魔 第十九話(2/5):2007/09/12(水) 14:11:03 ID:NtoQTyjO
 実際、ギーシュはこくこくと頷いて、自分の知っている事を口にした。

「あ、ああ。窓から師匠が中庭にいるのを見つけたから、ちょっと気になって」
「それで?」
「えーと、ちょうど誰かと話をしてたみたいだったね。
 マントにグリフォンの刺繍があったから、姫殿下の護衛――グリフォン隊の誰かだと思う。
 しばらくすると揃って学院の外に出て行くから、こっそりと後をつけたんだ。
 そしたら……ほら、平原に、デルフリンガーの実験をした場所があるだろう」
「あの大岩の?」
「そう。あそこまで行ってから、いきなり戦い始めたんだ。
 いやぁ、凄かった。何せ、その貴族相手に一歩も引かないんだから」
「何ですって!?」
「どうしてそんな……」

 ルイズだけではなく、アンリエッタも目を丸くして驚いた。どういう
経緯でそんな決闘沙汰に発展したのか。まさか、何かとんでもない非礼
でも働いたんじゃなかろうか。考えれば考えるほど、原因になりそうな
行為はわからなくなる。
 一方のギーシュは二人の動揺にも気づかず、事の顛末を一息に語る。

「まぁ、結局はうやむやのうちに終わったんだけどね。
 岩陰から誰かが出て来て、仲裁したようなんだ。後は皆でどこかへ行ってしまったよ」
「どこかって、どこよ」
「さぁ、そこまでは。見る物がなくなったから、ぼくはこうして帰って来てしまったし」
「……ギーシュさん、とおっしゃいましたね」
「ん、ああ」

 呼びかけに応えつつも、ギーシュは首を傾げた。女子にはこんな声の
子はいなかった筈。メイド達とも違う。
 こと女性に関しては、ギーシュの記憶力はずば抜けていた。

「そういえば、まだ名前も聞いていなかったね。
 ルイズ、よければ紹介してくれないか? 学院にいる生徒やメイドじゃないだろう」
「え? あー、その、ね。こ、この人は……」
「構いませんよ、ルイズ」

 アンリエッタがフードを外した瞬間、ギーシュの顎がカクンと落ちた。
聞いた事がない筈だ。グラモン家に生まれて十七年、王女のお声を耳に
する機会など一度もなかったのだから。

「あ、あ、あ……!」
「御静かに願います、ギーシュさん。
 それより、戦っていた貴族がどんな魔法を使ったか、ご存知かしら」
「うぁ、はい、風の系統です。【フライ】や【ウィンドブレイク】を使っていましたから」
「風系統のメイジ……」

 上擦った声で返されたギーシュの言葉に、アンリエッタはじっと考え
込んだ。横に立つルイズが、ちょいちょいとギーシュをつつく。

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 14:11:34 ID:tt26QiDB
スナスナの支援

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 14:12:06 ID:fNf8vFVz
支援

591 :Mr.0の使い魔 第十九話(3/5):2007/09/12(水) 14:12:57 ID:NtoQTyjO
「つーかアンタ、どっから覗いてたのよ。
 いつもは近づくだけで【砂嵐】に吹き飛ばされてるじゃないの」
「ふっ、ぼくだって場の空気ぐらいは読めるのさ。
 決闘の最中に割り込むような無粋なまねは、ぼくの美学に反するしね」

 嘘くさい台詞にルイズが半目になるが、ギーシュは気にしない。

「だからほら、愛しいヴェルダンデに手伝ってもらったんだよ」

 ギーシュはとんとん、と二回、靴底で地面を叩く。すると足下の土が
盛り上がり、一頭のジャイアントモールが顔を出した。

「まさか、穴掘って隠れてたの?」
「そうだとも。師匠も、離れてこっそり見ている分には気にならなかったようだ。
 ああ、ヴェルダンデ! 君はなんて役に立つんだろうね!」

 ヴェルダンデに頬擦りするギーシュ。典型的な飼い主馬鹿である。
 ルイズは、猫可愛がりって言うんだろうか、でもこいつモグラだし、
じゃあモグラ可愛がりかもしれない、などと埒もない事を考えていた。

――もぐもぐ
「え、きゃあ!?」

 そのモグラことヴェルダンデだが、不意に鼻をひくつかせると、勢い
よくアンリエッタに飛びかかった。思考に没頭していたアンリエッタは、
不意打ちを避けられず押し倒されてしまう。

「姫さま! ちょっとギーシュ、あんたモグラに何させてんの!」
「ぼ、ぼくじゃない! ああヴェルダンデ、いきなりどうしたんだ!?」
――もぐもぐもぐ

 アンリエッタの上にのしかかったヴェルダンデは、狼狽するギーシュ
を放ってもそもそと動いた。目を輝かせて、アンリエッタがはめている
指輪に鼻をこすりつけている。もっとも、ヴェルダンデの体は小さな熊
ほどもあるために、被害は指先だけではすまないのだが。

――もぐもぐ、もぐもぐ
「や、あっ! そんな、ひゃん、くすぐったい!」
――もぐもぐもぐ、もぐ
「あ、そこ、だめ! やめ、やぅっ!」



592 :Mr.0の使い魔 第十九話(4/5):2007/09/12(水) 14:14:41 ID:NtoQTyjO
 【タイトル:美女と野獣】。
 そんな馬鹿な考えを浮かべて目を細めていたギーシュに、隣のルイズ
の怒声が飛んだ。

「ギーシュ、何とかしなさいよ!」
「わ、わかったよ。ヴェルダンデ、一体どうしたんだい?」
――もぐ、もぐもぐ
「なに、その宝石が気に入ったのかい? うーん、それじゃ仕方ないな。
 珍しい宝石や希少な鉱物に目がないのはジャイアントモールのサガだから」
「誰が翻訳しろって言った! さっさと止めないと爆発させるわよ!」
「あ、ごめん。ヴェルダンデ!
 気持ちはわかるが、姫殿下にそれ以上うらや――もとい無礼な事をしてはいけないよ」

 ギーシュの説得が功を奏したらしく、ヴェルダンデは名残惜しそうに
アンリエッタの上から体をどけた。下敷きになっていたアンリエッタの
衣装は、土と泥でべとべとに汚れている。
 一国の姫になんて事を! ルイズはお仕置きしようとヴェルダンデを
睨みつけた。が、つぶらな瞳に見つめられるとふつふつと罪悪感が湧く。
ギーシュの言う通りというのは癪だが、確かにかわいい、かもしれない。
そんなヴェルダンデにお仕置きするなんて――。
 くっと唇を噛み締めたルイズは、仕方がないので躾を疎かにした主に
制裁を加える事にした。風切り音とともに、鋭い回し蹴りがギーシュの
脇腹に突き刺さる。

「がふッ!?」
「まったく、このエロギーシュ! すみません、姫さま。お召し物を汚してしまって」
「い、いいのよ、替えのドレスはまだあるから。でも、こうしていると昔泥遊びをした時のようね」
「あの時は二人とも泥だらけになって、侍従長さまに叱られましたわね」

 朗らかに笑う少女達の横で、少年は泡を吹いて痙攣していた。砂嵐に
もまれ続けたために多少打たれ強くなっており、気絶してはいない。が、
今に限っては、意識がない方が痛みを忘れられて楽かもしれなかった。

「それで、姫さま。先ほどは、何を考えていらしたのですか?」

 ぱたぱたとドレスの汚れを払うアンリエッタに、ルイズが尋ねる。

「グリフォン隊には、各系統それぞれを得意とするメイジが数人ずついます。
 ですが、今日の護衛の中には、風系統のメイジは一人だけ」
「それって……」
「グリフォン隊隊長、『閃光』の二つ名を持つ、ワルド子爵です」

 そう答えたアンリエッタの表情は、珍しく険しい物だった。


593 :Mr.0の使い魔 第十九話(5/5):2007/09/12(水) 14:16:28 ID:NtoQTyjO
 子爵達の居場所に心当たりがある。
 そう言ったアンリエッタを筆頭に、捜索チームは夜の学院をこそこそ
と移動した。ちなみに、なんとか起き上がったギーシュは、王女と一緒
に行動できると知って有頂天だ。巡回している兵にアンリエッタが抜け
出した事を告げ口されない為の処置なのだが、当人はその辺まで考えが
回ってないらしい。
 時折出くわしそうになる兵士を、時には物陰に潜み、時には茂みの中
に隠れ、時にはヴェルダンデの掘る穴に潜り込んでやり過ごしながら、
三人はついに目的地に到着した。

「姫殿下、ここなのですか?」
「ええ」

 来客用に急遽掃除された宿舎。玄関口では二人の衛兵が槍を手に歩哨
を務めている。ほとんどの窓は真っ暗だったが、一つだけ、カーテンの
隙間から光が漏れていた。
 近くの木立に身を隠しながら、アンリエッタは明るい窓を指差す。

「おそらく子爵はあの部屋にいる筈です。ルイズ、あなたの使い魔も一緒でしょう」
「クロコダイルがあそこに、ワルド子爵の部屋に……」
「いいえ。あそこはマザリーニ枢機卿の部屋ですわ」
「え?」
「姫殿下、それはどういう……?」

 疑問符を浮かべるルイズとギーシュ。
 するとアンリエッタは、ぱっと木陰から飛び出した。当然そんな事を
すれば兵に見つかるのだが、何せ王女である。突如目の前に現れた王族
に、衛兵達は目を瞬かせた。

「こ、これは、姫様!」
「こんな時間に一体何用でしょうか? それに、そのお姿は――」
「わたくしの事などどうでもよろしい。
 それよりも、マザリーニ枢機卿に会わせなさい。今すぐにです」

 アンリエッタからにじみ出る気迫は、怒りか、あるいは苛立ちか。
 理由が何であれ、すこぶる不機嫌であるのは確実だ。これ以上機嫌を
損ねてはまずい。二人の兵士は顔を見合わせると、一人が慌てて宿舎へ
と駆け込んだ。


   ...TO BE CONTINUED

594 :Mr.0の使い魔:2007/09/12(水) 14:17:59 ID:NtoQTyjO
以上、十九話終了。支援ありがトゥーございます。

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 14:19:16 ID:1zIIhPAo
>>594
GJです。

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 14:23:03 ID:bkMFSWBV
アン様かわいいよアン様。
俺も宝石大好きってことでアン様まさぐりたいよぉぉぉ!!
GJ!

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 14:29:42 ID:3Aclnl3U
ヴェルダンデ、ちょっと俺と代われ!
あとGJ

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 14:41:37 ID:9sZ1qwa0
パンプキンシザースの伍長を召喚したらギーシュ死ぬかな…

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:05:18 ID:JB6ok0jN
伍長召喚の話はもうあったけどギーシュ戦まで話が進んでないな……

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:14:20 ID:6SQ79rZ7
パンプキンはアニメしか知らないからよくわからんわ

さておき、アン様は何気なくエロくてこそのアン様GJ!

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:16:20 ID:hh9V8dxA
シエシエの実

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:18:17 ID:BN5ewili
ヴェルダンデウラヤマシスGJ

ふと、山岡士郎召喚って電波を受信した。

「これをタバサの母親に食べさせてみてくれ」
「なによ、この料理は?」
「これは……父さまと母さまが新婚時代に過ごした別荘地の名産品の……」
その料理を食べたとたん、タバサ母の頬を流れ落ちる一筋の涙。
「ああ、シャルロット、私は今まで何を?」
「母さま、母さまぁ!」
「……すごい。料理で人を癒せるなんて!」
「いいやルイズ、それは違うね。料理は元々人を癒す物なんだ」

「カーッカッカッ! 甘っちょろい事を言うものだな、ヤマオカ!」
「誰だ!?」
「料理は勝負だ! その事をこの俺、ジャン・ジャック・ド・ワルドこと『鉄鍋』のジャンが教えてやろう!」
「いいえ、ここはワルド領の管理を任されているジャン爺こと『鉄鍋』のジャンが」
「いいや、中華料理に必須の炎を自在に使いこなすジャン・コルベールこと『鉄鍋』のジャンが」
「ええい、てめーら全員『オーMy・コンブ』と『味っ子』を全巻読破した平賀才人が相手してやるぜ!」

途中から別の電波が来てた。

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:19:47 ID:aC8Ie2vx
>>602
最後の6行が凄まじくカオスだけど読んでみたいと思わされる件について

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:24:07 ID:IDO+7EuH
才人www
味っ子も結構やばいけどオーMy・コンブはまずいぞw2重の意味でまずいww

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:25:39 ID:6SQ79rZ7
俺、味っ子と美味しんぼで料理覚えた世代だよ…w

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:32:40 ID:9sZ1qwa0
中華一番も思い返せばかなりヤバイw

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:37:10 ID:Uaqu1Pxb
中華一番はチャーハンが雲を突き破って光りながら大皿の上に降ってきた
『流星チャーハン』が脳裏から離れないw

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:37:19 ID:DhNbDqZK
マガジン系が多いな料理漫画

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:38:00 ID:BN5ewili
中華一番はガチでタバサ母を治療出来そうだよなぁ。

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:39:45 ID:6HjjLvIS
唐突にふと思ったんだが
SO2のレオン(紋章術+猫耳で先住魔法使いの亜人扱い?)
と同じくアシュトン(紋章剣士+ドラゴン×2で・・・なに扱いだろう;)
を召還するのも結構面白いんじゃないかなと
まぁ自分文才ないから書けないけど;

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:40:21 ID:1KkLO/I6
伝説の厨具or最終回のあの炒飯さえ有れば何とかなりそうだよな。
……というか中華一番!は料理版北斗の拳って気がしてなぁ。

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:42:39 ID:1r1V0CyY
肉が腐り骨が解ける毒すら勢いでなんとか出来るバキを召喚
ハルケギニアの食事がやたら美味そうに見えてくる
そしてタバサママはタバサの涙で蘇る

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:45:36 ID:bkMFSWBV
>>612
気持ち悪いわwwwww
タバサ「お母様復活ッ!お母様復活ッ!」

でも格闘家系統の人間召喚したいけど扱いにくいよな。デルフにはいなくなってもらうしかにゃい。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:53:10 ID:hs9OKKtE
>>613
本部以蔵でもだせばデルフも遠慮無く使ってくれるよ

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:53:51 ID:1r1V0CyY
>>613
そこで本部
他人に武器に頼るから弱くなると言いながら自分はポン刀振り回す男だ
烈海皇もいいな
料理出来るしなんか刀振り回した事もあるから武器も使えるだろうし
ギーシュは「キサマは中国武術を舐めたッ!」でボロボロになるけど。

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:54:04 ID:OHFCrWWa
>>610
アシュトンが喚ばれた場合、ルイズはギョロ達と契約したのに
アシュトンにルーンが現れて怒り出すんだな。

アヤ=ブレア召喚で百合の花園咲き誇るトリステイン。
破壊の杖はきっとハイパーベロシティ。

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 15:59:55 ID:hs9OKKtE
本部が召喚されて何が悪い

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:12:09 ID:bkMFSWBV
全然武器使える人いたなバキ。
オーガとかバキとか花山とかに目がいってたわ。
烈海王か。もらったぜ。

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:19:38 ID:1r1V0CyY
>>618
・烈はツンデレ
も忘れずに

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:24:10 ID:LlluqIe/
格闘家と聞いてふと、九頭竜ももこが思い浮かんだ。
ピンク髪同盟と幼児体型同盟も結べる逸材ですよ?

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:24:50 ID:aC8Ie2vx
環境利用闘法のガイアは…なんか違うなぁ

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:30:03 ID:pUSley7m
クズ流というとあの大学生にして中学生の父の世界一汚いツラですか?

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:31:23 ID:EN+BPrgu
普通にポコンポコンとSSじゃ倒してるけど
実際は金属製の人で同じ動きする人形ってかなり高いハードルだよな
特に格闘家で素手キャラなんかにとっては

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:34:13 ID:DhNbDqZK
>622
 九頭龍といえば、前科無しの人形遣いのスリじゃなのか

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:34:14 ID:1r1V0CyY
>>623
つかむ→投げる→つかむ→投げる→つか(ry
これなら安心

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:34:28 ID:9sZ1qwa0
>>622
そんな言い方するなよ、知らんやつが誤解しまくるwww

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:34:54 ID:zmmxTi1m
んな事言ったら普通に考えてキュルケじゃギーシュは倒せんだろう。
火球が凄いのは分かったけど、青銅製の分厚い鎧をぶっとばすってそれなんてNTNだよ。

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:38:18 ID:tJbNKuZX
>>622
その人を呼ぶと、ルイズが2児の母になってそーで困る。
少年期にゼロ魔世界に迷い込む→ルイズと知り合って子分に→別れの時にいろいろある→師匠に会って元の成果への帰還と修行

そして、使い魔として再召喚トカ


629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:38:57 ID:YwZkvnrX
いっそのことワルキューレでギーシュを殴ってやれ

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:39:37 ID:zmmxTi1m
TNTだったorz

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:39:37 ID:rXHu+c0e
理不尽な召喚に反感を持つキャラだとどうなるんだろ
サモンナイトのギアン、クラウレあたりだと

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:43:57 ID:E5z19uLf
>>627
メンヌヴィルクラスになると鉄でさえ一瞬で溶かすんだぜ?
青銅程度余裕余裕

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:44:03 ID:0rk96beB
>>623
RYU FINALのリュウとかは普通に素手で倒せそうだけどな

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:44:28 ID:0E7CfQrt
>>613
おまwwwキーボードがオシャカになりかけたじゃねぇかwwwwww

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:52:41 ID:f4RJwA9b
>>634
キーボード程度でごちゃごちゃ言うない、こっちはノート使ってんだぜ?

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:53:37 ID:JLvpLcLJ
>>628
美貴が好きだから複雑なものがあるが…………生々しいなおいwww

637 :無から来た使い魔:2007/09/12(水) 16:55:05 ID:P/bhYmp8
ども、お久しぶりです。
投下しても、よろしいでしょうか?

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:55:20 ID:VE2lg1fF
>>623
つ 武器を持った奴が相手なら覇王翔吼拳を使わざるを得ない!
格ゲーキャラならなんとかなるな

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:56:08 ID:mEJcM63q
>>613
デルフは近接武器だからまだいいじゃないか
破壊の杖や竜の羽衣の方が扱いにくそうな気がする
嬉々とこういう物を使うキャラが想像しにくい…

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:56:54 ID:S2TJT0zo
>>628
むしろルイズがクズ流の娘。

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:57:15 ID:6SQ79rZ7
>>637
щ(゚д゚щ)カモーン

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:57:40 ID:bkMFSWBV
かもんアッーーーー!

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:57:47 ID:iZbGCnoK
>>637
予約は無いようですしかむひや−


644 :無から来た使い魔1/8:2007/09/12(水) 16:57:52 ID:P/bhYmp8
 バッツとギーシュが決闘した日の夜、ルイズは一人、誰もいない広場で魔法の練習を始める。
唱える魔法は【レビテーション】どの系統のメイジでも使用できるコモン・マジックの一種である。
呪文を詠唱する時、ルイズは解らない自分の系統を【虚無】と思い込み詠唱する。
すると、自分の精神が高揚して行くのを感じる。
その高揚感に任せたまま近場の小石に【レビテーション】をかけ、爆発に備え目をつぶり体を強張らせる。
 しかし、いつもの様な爆音や衝撃は何時までたっても起こらない・・・

「へ? ・・・も、もしかして せ、成功したの?」

 ルイズは恐る恐る目を開けると、そこには浮いている石の姿が!

「ほ、本当に成功した!? ・・・(ギュー)・・・痛い。でも痛いって事は夢じゃない!」

 ルイズは初めてのレビテーション成功に気を良くし、次々とコモン・マジックを試して行く。
そして今まで自分が【ゼロのルイズ】と呼ばれていたのが嘘かの様に、彼女はコモンマジックを成功させてゆく。

「やったわ! コモン・マジックなら確実に成功する! 次は系統魔法よ!!」

 ルイズは意気揚々と系統魔法の練習をするため、呪文を詠唱しようとするが、自分の属性は始祖ブリミルと同じ伝説の虚無(仮)
属性その物は伝説として語り継がれているが、肝心の魔法その物はどのようなものが在ったのか資料すら残っていない・・・

「・・・まぁ、解らない魔法は練習できないわよね。 ―はっ! 確か始祖ブリミル様は虚無を操りその後、4つの系統魔法作ったはず・・・
なら、虚無は全ての系統魔法が使える!?」

 ルイズは自分の思い付きを実証するため早速コモン・マジックを成功させた時と同じように、虚無をイメージしながら【ファイヤーボール】のルーンを詠唱し、
呪文が完成すると、やや離れた空間へファイヤーボールを放つ!

ドカーン!!

 無常にもファイヤーボールは発動せずにいつもの失敗魔法の爆発が起こる。

「けほっ ・・・流石にそんなに美味しい話は無いわよね・・・」

 魔法を失敗したにもかかわらずルイズの顔は穏やかであった。 なぜなら今まで自分の系統も解らず、どの呪文を唱えても爆発していた自分が
コモン・マジックを使いこなせるようになったのだ! 火の系統魔法を失敗した位、落ち込む理由にはならない!

「それにしても、本当に『失敗を恐れない』で挑戦してみるものね・・・ わたしがコモン・マジックだけとは言え使えるようになったんだから・・・」

 ルイズは昼間ギーシュと決闘に勝利することで、何事も挑戦してみる価値があることを示した、自分の使い魔に感謝の気持ちを覚えるのであった。
・・・最もプライドの高い彼女が、彼にそのことを伝える事は無いのだが。

645 :無から来た使い魔2/8:2007/09/12(水) 16:59:12 ID:P/bhYmp8
 一方その頃、バッツは学園の近くの森で一人、道具袋の中身を確認している。

「えーっと、武器は、竪琴系、ベル系、何故か攻撃力の無くなったチキンナイフにエクスカリパーだけか。
 防具類は、俺がエクスデスと戦った時に、着けていた奴以外は無に流れちまったか・・・
 飲む薬以外の薬は全部無事で、テントとコテージも結構残ってるな。投げれる物はすすと忍術が全種類あるけど、数は2〜3個か。
後シド特性のサバイバルグッズが残ってる位で、後は全部無に流されたか。
 はぁ・・・ 道具の確認くらい昨日の内にしとくべきだったな・・・」

 バッツはため息をついた後、そこらへんの木をターゲットにして、エクスカリパーを振るう。

ビシ!

小気味の良い音を出して木を傷つけるものの、やはりその傷は浅い。

「んー、威力その物は変わらないけど、やっぱこいつを持つと、【左手の使い魔のルーン】とか言うのが、反応して身体能力が上がる感じがするなぁ。
一応他の武器でも試してみるか」

 バッツはそう呟いた後、銀の竪琴を手に取り先ほどエクスカリパーで傷つけた木に向かって奏でる。

♪〜♪〜  ―バキィ!

奏でられた音色とは裏腹に、目標となった木には大きな亀裂が走る。
しかし、バッツは気にすることなく、次の竪琴を手に取り奏で、木の亀裂を大きくしては、次の竪琴を手に取り奏でる。を繰り返してゆく。
そして、全ての竪琴を奏で終える頃には、木は完全に倒れていた。

「うーん、竪琴だとルーンは反応しないのか・・・んじゃ次はベル系はっと、」

 倒れた木に向かい、バッツはギヤマンのベルを鳴らす。

♪〜♪〜  ―ミシィ!

すると、竪琴の時と同じように、倒れた木はダメージを受ける。そして先ほどと同じようにバッツは次々とベルを鳴らして行く。
最後のベル、【ティンカーベル】を鳴らすと、まだ原型を残していた木は完全に粉々に砕け散った。

「ありゃ? ベル系も全部反応無しか・・・ まぁ砕けた木は炭にできるか。
 それにしてもコイツは一体何に反応してんだ?」

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 16:59:49 ID:nhexw9UE
待ちに待ったしえん

647 :無から来た使い魔3/8:2007/09/12(水) 17:00:15 ID:P/bhYmp8
 バッツはそう呟きなが左手のルーンを見るが何も反応は無い。バッツはため息をつきながら砕けた木を集める。
そして、シド特性のサバイバルグッズの銀色のシートで集めた木を包み、周囲に人がいない事を確認すると、その包みに黒魔法【ファイラ】をかける。
すると、ものすごい炎の螺旋が木を包んだシートを包み込む。そして炎が静まると、バッツは炎に耐えた銀色のシートを道具袋に入る。
その時、バッツは獣の気配を感じ、チキンナイフを取り出す。

「! 魔物か!」

 バッツは、盗賊の特性【警戒】と忍者の特性【先制攻撃】を使い、気配の感じた方へチキンナイフを振るおうとするが、
いきなり使い魔のルーンが輝き彼の身体能力を増幅させ、さらにチキンナイフの正しい使い方を体が勝手発揮する!
チキンナイフの特性! それはつまり!

「とんずら!」

 バッツは持ってきた荷物を全て回収すると、その場から逃げ出した。

「キュルキュル・・・」

 バッツが気配を感じた獣こと、フレイムは1匹取り残され寂しそうに鳴き、己の主人の元へと戻った。

「ふぅ、行き成りコイツが発動するなんて・・・発動条件って刃物関係か? 今度、ルイズの許可貰って武器屋に行ってどの武器に反応するか確認しないとだな・・・
それにしても、このルーンあると、もうチキンナイフで通常攻撃は不可能だな。それでなくてもとんずら発動の確立が高いのにこのルーンで強化されて確実にとんずらが、
発動するんじゃ・・・ってよく考えたら前と大差は無いか、ただカウンターで確実に逃げるようになっただけで・・・」

 バッツは一人そう呟くと、学園の近くでテントを張るのであった。

 次の日、バッツは朝ルイズを起し、その後ルイズと共に食堂へ向かいルイズの給仕をしながら、付近の町へ買い物へ行きたいことを伝える。
するとルイズは、

「ああ、それならわたしも買い物へ行きたいから、今度の虚無の曜日に一緒に行きましょ」
「了解って言いたいが、今度の虚無の曜日っていつだ?」
「『いつだ?』 って虚無の曜日は2日後じゃない? 常識でしょ? って、あなたそういえば記憶が少し混乱してたのよね。忘れていたわ」
「ああ、そうだ。まぁそれが無くても旅をしてると曜日はあんまり気にしないから、記憶あっても聞いてたかも・・・」

 ルイズはバッツの反応に、ややあきれながらも朝食の続きをした。
ちなみに、ルイズの周りには昨日の一件で誰もいないのであったが、普段は近くに座る者がいても、嫌味を言って来るか特に会話をしてないので気づかないのであった。
そして、ルイズの食事が終わると、バッツは厨房の方で朝食を食べた後、教室へ行くことをルイズに伝え厨房へと向かうのであった。

648 :無から来た使い魔4/8:2007/09/12(水) 17:01:27 ID:P/bhYmp8
「おお! 来たか我等の希望!」

 バッツが厨房に入った瞬間、マルトーが叫びながら迫って来たので思わずカウンターを【すで】で行う。

バキ!

「ああ! マルトーさんの首がありえない方向に!?」
「しまった! ポーション! いや、ハイポーション!! じゃなくて、フェニックスの尾+エリクサー!!」

 首がおかしな方向曲がったマルトーにバッツはあわてて色々な薬を使い、マルトーは無事生還する。

「ぅぅう、なんか死んだ爺さんが手招きしてた気が・・・」
「マルトーさん大丈夫ですか!?」
「おう! 俺は頑丈さと料理の腕が取り柄だからな!」
「いえ、流石に首がおかしな方向に行ったら頑丈さは関係ないですけど・・・ 無事ならいいですよ」
「あー、さっきはすまない。 でも行き成り抱きついてきたから、ついカウンターしちまってすまない」

 バッツは流石に殺しかけてしまったことに、負い目があるので謝るが、マルトーは笑いながら「いいってことよ」と許しバッツに朝食を出す。
そしてバッツは「ありがとう」と一言いうと食事を始めるが、

「所でさっき言ってた『我等の希望』ってなんのことだ?」
「おう、それか! 昨日お前さんがあの生意気な貴族と決闘で勝ったそうじゃないか! 平民だって努力しだいで、貴族に勝てることを証明してくれた!
だからこそお前さんは、俺たちにとっては希望そのものなんだよ」

 マルトーはまるで自分達が強くなったかのように、強気に言いながらバッツの背中をバンバン叩く。

「いや、旅をしてると、ギーシュが出したゴーレムと同じくらいの強さの魔物はざらにいるから、そう珍しいことじゃないと思うぞ?
後、俺が旅していた地域の王族や貴族は、結構気さくで少なくても恐れられる対象じゃなかったような気がするなぁ」
「お? 我等の希望、記憶が戻ったのかい?」
「いや、元々記憶は混乱している状態だから、切欠があると思い出すところがあるんだ。だから完全には戻ってないよ。それと我等の希望ってのはやめてくれ。
普通にバッツでいいよ、俺自身まだ修行中で、そう大したもんじゃないから、そんな呼ばれ方はこそばゆいよ。後、次の食事もこんな豪華じゃなくて、
皆と同じまかない食をお願いするよ。流石に毎食こんな豪華だと、俺のほうが恐縮しちまうよ」

 バッツは恥ずかしそうに頭を掻きながらそう言うと、マルトーが震える。

「ん? マルトーどうしたんだ?」
「・・・」
「マルトーさん?」

649 :無から来た使い魔5/8:2007/09/12(水) 17:02:42 ID:P/bhYmp8
 震えて黙ってるマルトーにバッツだけでなく、周りのコックやシエスタも心配して近づく。

「おおおおーーーーー!! 俺は感動した! あれだけの実力がありながらも自慢するわけでないこの謙虚さ! さらにまだまだ上を目指そうとする向上心!!
いいかお前ら! 本当の達人って奴はバッツみたいな奴のことを言うんだ! 俺もお前らも今の料理に妥協せずに、さらに美味いもん作るぞ!」
「おおー!!」

 行き成り叫んだマルトーに、バッツやシエスタは耳を塞いでいたが、他のコックたちは慣れているのかそのまま、マルトーの演説に乗っかる。

「うおおおおお!! 俺のこの感動をどうしてくれるんだ! もうこれはキスをするしか! (ゴン!) うぉ! 体が動かねぇ」

 マルトーが激情のままにバッツに迫ったが、身の危険を感じたバッツは、素早くマルトーにエクスカリパーで【みねうち】を決め
マルトーの動きを封じる。(エクスカリパーにみねは無いが)

「はぁ、熱くなるのはいいけど、ほどほどにしないと体が持たなくなるぞ? まぁ朝ごはんご馳走様でした。ついでに昨日作った炭も置いてくな」

 バッツは食べた食器を洗った後、釜戸の近くにシートから取り出した炭を置き、教室へ向かおうとするが、マルトーに呼び止められる。

「バッツ、ちょっと待ってくれ! 動けないんだが?」
「ああ、それならあと少し時間たてば自然に治るよ」
「いや、それがこの後すぐに昼の仕込みをしねぇといけねぇんだよ」
「あ、そうなのか・・・んじゃ。ふん! チャクラ!!」

 バッツの高めた気はマルトーだけでなく、周囲を包み気を受けたもの達の傷と体調が回復する。

「おぉー! すげーなぁ。でも本当にこれ魔法じゃないのか?」
「あぁ、これは気と言って魔力とか無くても使える技だけど・・・最も、身に付けるには結構苦労するけどな」
「ほぅ、じゃあ俺たちも頑張れば、そのチャクラって奴を使えるのか?」
「まぁ、そうだけどマルトーはこれから仕込があるんだろ? こっちもそろそろ、ルイズんとこ行かないと、授業が始まっちまうから。じゃあな!」

 バッツはそう言うと、「とんずら!」 と叫び、さっさと通常の4倍の速さで教室へ向かった。
その後、授業を受け終わったルイズとバッツは2日後の町への移動方法の相談をする。

「所で、ルイズ町には歩いて行くんか?」
「そんなわけ無いでしょ。もちろん馬で行くわよ」
「あれ? ここら辺にはチョコボはいないのか?」
「? 何チョコボって?」
「大きな黄色い鳥で飛べないけど、とても足が速いんだ。だけどルイズの反応からすると、ここら辺にはいないのかぁ」

650 :無から来た使い魔6/8:2007/09/12(水) 17:04:59 ID:P/bhYmp8
 この世界にチョコボがいないことに、バッツは少しがっかりするのであった。

「まぁ、それはいいとして町に着いたら別行動にするか?」
「いいえ、バッツはここら辺の事知らないんでしょ? だったら一緒に行動した方がいいでしょ。それに町にはスリとかいるから、
バッツは旅に慣れてるんだから、そういったのからわたしを守ってくれるでしょ?」
「ん、了解。じゃあ、回る順番はルイズが行きたいところ言った後、武器屋によって貰えばいいよ」
「あら? バッツが買いたいのって武器なの? あんな良い剣持ってるのに?」

 エクスカリパーの真の切れ味を知らないルイズは、バッツが武器を買いたいことに対して疑問を浮かべる。

「ああ、この剣、エクスカリパーは見た目が派手だろ? 俺はあんまり目立つのが好きじゃないから、出来たら普通の武器も在った方が良いんだよ。
召還前に俺が何をしてたかは知らないけど、武器と防具の類いは殆ど無いから安物でいいからかっておきたいんだ。
 あっ!所でここら辺の通貨ってこのギルで通用するかな?」

 バッツはルイズに武器が欲しい理由を簡単につげながら、ふと自分の持っているお金も通用するか不安になりルイズにギルを見せて聞く。

「んー、珍しいコインね。これなら売ればそこそこの値段がつくんじゃない?」
「そっか。なら心配は無いか。それじゃ明日も早いだろうからお休み」

 お金の心配も無くなり夜もほどほどに深けてきたため、バッツは休むために外へテントを張りに行くのであった。

 そして、その日の夜遅くルイズの隣の部屋、つまりキュルケの部屋から大きな物音がしてルイズは目を覚ます。
普段であればまたキュルケが男を引き入れただけだと、また寝なおすのだが、先日のギーシュとの決闘の後キュルケのバッツを見る目が怪しかったことと、
今日一日をよく思い出すとバッツは気づいていなさそうだったが、彼の近くに常にフレイムが居た事を思い出したルイズは、あわててキュルケの部屋へ向かう。

バタン!

「キュルケ! わたしの使い魔そっちに来てない!?」

 ルイズはノックもせずにキュルケの部屋に押しかけると、そこには『焦げた男子生徒たちと扇情的な格好をしたキュルケだけ』が居た。

「あら、ヴァリエールいつも人には、慎みが無いって言って置きながら自分はノックもせずに入ってくるの?」
「うっ。 そ、それは隣の部屋で物音がしたから、もしかしたら貴方がわたしの使い魔をゆ、誘惑してるかと思っただけよ!」
「あら、勘がいいのねヴァリエール。確かに私は彼、バッツに惚れてフレイムに頼んで今日この部屋に連れて来る予定よ。まぁ無粋な邪魔が着たから焼いてたけど、
フレイムが早く連れてこなくて本当に良かったわ」

 キュルケはルイズにそう答えた後、はぅとため息をつきながら焦げた生徒を窓から外に捨て、バッツが来るのを待とうとする。

「な、な、な」
「な?」
「なに人の使い魔を取ろうとしてるのよツェルプストー!!」

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:05:13 ID:ZbKcu0yQ
支援!!!

652 :無から来た使い魔7/8:2007/09/12(水) 17:06:04 ID:P/bhYmp8
 激昂するルイズにキュルケは、耳を塞ぎながら弁解する。

「だってしょうがないじゃない、私の二つ名は微熱、常に熱い恋をする乙女なんだから」
「何が乙女よ! このお熱の色狂い!!」
「はいはい。 ・・・それにしてもフレイム遅いわね・・・ちょっと見に行こうかしら、ヴァリエールじゃあねぇー」

 キュルケはルイズを適当にあしらいながら、マントと上着を羽織るとレビテーションを唱え窓から飛び出る。

「コラァー! ツェルプストー待ちなさい!」

 ルイズは自分の部屋に戻ると、マントを羽織り杖を掴むと自分の部屋からレビテーションを使い、キュルケの後を追いかける。

「あら、ルイズ本当にレビテーション使えたのね?」
「あ、当たり前じゃない」

 キュルケはルイズが、レビテーションを使って追いかけてきたのことに、関心したように言うが、ルイズとしては「実は、昨日から使えるようになりました」
などと、言えるわけもなく目をそらしながら同意するのであった。
その後も、なんだかんだと言い争いながら、ルイズとキュルケはフレイムとの繋がりを頼りに、バッツのいるテントへ着く。

「こんばんわ、ダー・・・」

 テントの近くに、バッツの姿を確認したキュルケは声をかけようとしたが、

「つんつん」
「キュルキュル・・・」
「つんつん」
「キュルキュル・・・」
「やっぱり、おもしれー それつんつん」

 バッツがフレイムの尻尾を突付くと、突付かれたフレイムは尻尾を振る、バッツはそれがとても面白いようでそれを何度も何度も繰り返す。
後からついて来たルイズも、その光景を見て呆れて声をかける。

「・・・バッツあんたなにやってんのよ」
「つんつん・・・ん? ルイズにキュルケか? こんな夜更けに出歩くのは体に悪いぞ?」
「まぁ確かにそうだけど・・・ってそうじゃなくて! 貴方こそなにやってるのよ!?」
「ん? 俺か? 俺は寝ようとしたら、フレイムがなんか懐いて来たから何となく尻尾を突付いたら、その反応が面白くてついつい夢中になって突付いていたんだが?」

 バッツは大真面目にそう言うと、ルイズは「はぁ」とため息をついて完全に呆れ、今度の買い物の時自分の財布をバッツに預ける気だったが、
預ける方が不安だと思い直すのであった。
そして、この様子ならキュルケの熱も消えるだろうと思ってキュルケのほうを見るが、

653 :無から来た使い魔8/8:2007/09/12(水) 17:07:04 ID:P/bhYmp8
「はぁ〜。子供みたいにフレイムの尻尾を突付くダーリンも、保護欲を誘っていいわねぇ〜」

 と、さらに恋の微熱を深く燃やすのであった。

「ダーリン! 今日は負けを認めるけど、必ず貴方のハートはこの微熱のキュルケがいただくわ!」
「なぁルイズキュルケのいうダーリンって、誰の事いってるんだ?」
「バッツ・・・貴方本気で言ってるの?」
「本気も何も、わからないから聞いているんだが・・・」

 本気でキュルケの思いに気づかないバッツに、ルイズはキュルケに可哀想と思うべきか、いい気味と思うべきか迷う。

「うーん、そんな鈍感な所もす・て・き! フレイム行くわよ!」

 しかしキュルケはそんなことは全然気にした様子も無く、フレイムを連れて部屋へ戻ってゆく。そして、その場にルイズとバッツが残されるのであった。

「んー、よく分からんけど、まぁいいか。ルイズ、部屋まで送ってくぞ?」
「あ、うん」

 ルイズとしては、バッツに「キュルケと付き合うな!」と、言いたいところなのだが、肝心のバッツはキュルケの気持ちに気づいていないのに、
わざわざ教えてキュルケの援護をする必要も無いので、大人しく着いて行く事にしたのであった。

次の日、何故か男子生徒がバッツを襲撃する事件があったが、バッツが煙玉を投げたり、隠れたり、とんずらすることによって特に被害は無かったと言う。


654 :無から来た使い魔:2007/09/12(水) 17:08:07 ID:P/bhYmp8
おまけ

この物語は本編との関係があるかもしれません

 ミドがクルルからの手紙を貰う2週間前、元蜃気楼の町にて、

「おじいちゃん! 無へいける装置が完成したの!?」
「うむ! この町の人々の力とわしの力があればこれくらい、楽勝じゃ!」
「じゃあ! 早速クルル達に連絡しないと!」
「その前に1度実験をせんと。呼んで動きませんでしたでわ、わしが嬢ちゃん達に殺されるわい」

 シドは「ほっほっほっ」、と笑いながら機械のスイッチを入れる。

バチバチバチィ!!

 ものすごい音と共に、ゲートが開く。

「うむ! 第一段階は成功じゃ! 次は座標設定を行うぞい」
「うんわかった! 「クエー!!」 あ! 黒チョコボ!?」

 シドとミドが機械を操作していると、黒チョコボがゲートへ飛び込んでしまう。

「こりゃいかん!」

バチバチバチィ! ・・・ドカーン!!

そして、黒チョコボがゲートに飛び込んだショックで機械が爆発してしまう。

「おじいちゃん! 黒チョコボも無に入っちゃったの?」
「いや分からん! ゲートは第一段階、すなわちデジョンの応用で異界に繋げただけじゃ。本来はこの後、行きたい場所を設定するのじゃが・・・
座標を設定する前に、黒チョコボが飛び込んだから、奴が何処へ飛んだか誰も分からんのじゃ。機械が無事なら座標も分かるのじゃが・・・」
「機械・・・爆発しちゃったね・・・」
「うむ、じゃがこれくらいすぐ直せるわ! やるぞミド!」
「うんおじいちゃん!」

 シド達は、先ほどの実験で繋がった世界がハルキゲニアであったことは知らず、数週間後に、黒チョコボが飛んだ先の世界にバッツが召還される事もまた
知るわけ無いのであった。
 無から来た使い魔 外伝 シドとミドの楽しい実験会  ・・・To Be Continued? 


655 :無から来た使い魔:2007/09/12(水) 17:09:09 ID:P/bhYmp8
 以上です。
 前回誤字の指摘をしてくれた方、『!?』 の使い方を教えてくれた方、文章の注意点を教えてくれた方、感想をくれた方々感謝しています。
文章の方は出来るだけ改善できるように、これからも努力していきたいと思います。


656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:11:00 ID:DhNbDqZK
支援今、ようやく気がついた「バ」じゃなくて「パ」か

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:17:25 ID:6SQ79rZ7
【ティンカーベル】は初回プレイで取得したのに
レアと知らずに気にせずロードしてしまった失敗がいい思い出。

チキンナイフの正しい使い方は凄くGJ 思わず吹きました。
いやー、今回のはどれも戦闘力に頼らないで面白味をだすいい手だw

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:17:41 ID:3zAgwnA8
このタイミングでコモンマジック成功か!
これは珍しい。
それにしても、やっぱりエクスカリパーだったのね…
ラグナロクとかあったら大変だよね

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:21:42 ID:p8150ZEK
GJ!&ファイト!

660 :ver0:2007/09/12(水) 17:27:16 ID:kZrCQnlY
GJです!!
今短編投下おk?

661 :T-0+平面:2007/09/12(水) 17:29:05 ID:MP0ZQaC4
よっしゃ、じゃその後に落とします。

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:30:03 ID:fqhwUpp5
GJしたー。
チキンナイフの正しい使い方吹いた(笑
初期の頃に比べると、格段に文章も良くなってると思いますよ。
これからも期待しております。

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:31:26 ID:J8Kd3//z
>>660
来るがいい

664 :ver0:2007/09/12(水) 17:31:34 ID:kZrCQnlY
勢いで書きました
後悔はしてない

「カロイドver.0」

ハルケギニア大陸にあるトリステイン魔法学院の一年生は、春になると使い魔召喚の儀を行い、自分の使い魔を呼び出す。
これは真正な儀式であるとともに二年生に進級できるかどうかの試験でもある。

暖かい日差しの中、サモン・サーヴァントを行う生徒たちの顔は真剣そのもであったが、その中でも輪をかけて真剣な面持ちの生徒がいた。
彼女の名前はルイズ。
どんな初級魔法も失敗し爆発しか起こせないことから「ゼロのルイズ」という実に不名誉な二つ名を持つメイジである。
そんな彼女だからこそ、今回の試験には命をかける思いでいた。
名家の自分が留年したとあっては家名に傷が付く。
その思いで必死に何度も呪文を唱えるが発動するのはやはりいつもの爆発のみ。
みかねたコルベールが声をかけた。
「ミス・ヴァリエール。他の生徒はもう皆召喚を終わらせています。それにもう挑戦は60回目です。今日のところは切り上げてまた明日挑戦されてみてはいかがですか?」
「嫌です!!そんなの必要ありません!!ミスタ・コルベール、もう少し待ってください!!後、まだ59回目です!!」
まだ59回目だがもう59回目だ。
ルイズは焦りを通り越してすでにやけくそだった。
もう、こうなったら、今日は気絶するまで続けてやる、と。
「宇宙の果てでもどこでもいいからどこかにいる私のしもべよ!!私、ルイズは求め訴えるわ!!」
「もうなんでもいいからとにかくきなさい!!でもできればかっこよくてりりしくて可愛いやつで!!」
かなりむちゃくちゃな呪文によってとなえられたサモン・サーヴァントは、今までの中で最高クラス威力を発揮した。
おおよそすべての生徒や使い魔が吹き飛ばされた後には、当然ルイズに悪態が飛ぶ。
「おいルイズ!!いい加減諦めろ!!迷惑なんだよ!!」
「しょせんゼロのルイズには無理なんだよ!!」
「お買い上げありがとうございます♪」
「大人しく留年しろ!!」
やけくそ気味な彼女は至極まっとうな意見ともいえるそれに反論を返す途中で----。
「何よ!!メイジが魔法唱えて何が悪いのよ!!私はあきらめないしゼロでもないしお買い上げなんて……は?」
何よ、お買い上げって?
一瞬止まった思考にコルベールの驚きの声が差し込まれた。
「ミス・ヴァリエール!!召喚に成功しているようですぞ!!」
「ええ?!」
薄れていく土煙りを見れば、確かに何かの影がある。
それを見たルイズは歓喜の声を上げ、他の生徒達は驚愕の声を上げる。
「やったわ!!やっぱり成功したわ!!」
「うそだろ…あのゼロのルイズが?!」
はっきりとして行く影は1.6メイルほどの身長を持ち、かなりの体格を持っていた。
「ほら、ほら!!流石私だわ!!あんなに大きい幻獣を呼び出すなんて!!見てよ人間が三人並んでいるかのようなあの巨躯を!!………あら?」
人間が並んでいるように見えた影は、その通り人間が三人並んでいる影であった。
はっきりと視認できるようになった三人の影のうち、自分の身長ほどもあるツインテールを揺らす青い髪の少女が話しかけてくる。
「この度はキャラクター・ボーカルシリーズ一式をまとめてお買い上げいただきありがとうございます。私は、ボーカロイドの初音ミクと申します」
「後ろにおりますのが兄の初音KAITOと姉の初音MEIKOです。お試し期間は一週間」
「期間以内のでの返品を望まれないのであれば正式な契約とさせていただきます。料金の請求書は後日発送となっております。…………うまく言えたかな?お兄ちゃん、お姉ちゃん♪」
理解できない単語を並べた初音ミクと名乗った平民は、後ろの二人に質問している。
「ああ、上手だったぞ」
「完璧よ♪」
それに答えた2人を含めた三人は、確かにかっこよくてりりしくて、そして可愛かった。

665 :ver0:2007/09/12(水) 17:34:07 ID:kZrCQnlY
三人のうち誰と契約するか迷った私は長男だと名乗るカイトとまず契約し、その後ほかの二人とも契約した。
三人の左手の甲に刻まれたルーンのうち、どうしてもカイトのルーンだけはどんなものか分からなかった。
平民を召還したと馬鹿にする声を無視してわたしは三人について色々と質問してみた。
自身の種族名をボーカロイドだと主張する三人は、確かに人間ではなかった。
そのことを確信したのはその日の夜のことだ。
どうしても人外の存在だと信じられなかった私は証拠を見せろと詰め寄ったのだ。
三人が無言で差し出した腕には人間にある筈の脈がなかったのだ。
話を聞いているうちにいろいろと分かったことがある。
その一つがこの三人はゴーレムのようなものだということ。
そしてこの三人は私のサモンサーヴァントを商品である自分たちを買い上げてくれたのだと思って光の輪をくぐったらしい。
料金プランなるものについて色々と質問されたが召喚したということは私の使い魔であってはじめから私のものということだ。
料金を払う必要などないので適当に流しておいた。
もともと商品として作られたためか実によく私の言うことを聞いてくれる三人におおむね満足した私は朝になったら起こすように命令して布団に潜り込んだ。

次の日の朝、わたしは爽快な気分で目を覚ますことができた。
それというのもわたしの使い魔が実に心地よい歌を歌ってくれていたからだ。
聞いたこともない言語で歌われたそれは、しかしなぜか懐かしさを覚えるものであった。
「あんたち歌がうまいのね、ゴーレムのくせに」
これに答えたのはわたしの服を着替えさせている栗毛色のメイコというゴーレムが答えた。
「うたうために生まれた存在ですから♪それと、私たちはボーカロイドです。ゴーレムとは根本的に違います」
「どこが違うのよ?ゴーレムでしょ?」
「ゴーレムは魔法の力で動いていますが、私たちは魔法の力で動いていません」
「はぁ?!」
魔法の存在もなしに動くわけがないじゃない!!
「あんたちふざけててるの?!そんなのありえっこないじゃない!!」
困ったような顔をするメイコに変わって、カイトが答えた。
「俺達に魔法が使われているかどうかはそれこそ魔法で分かるんじゃないか?」
ひどく当り前な提案ではあったが、ルイズを怒らせるには十分すぎる提案だった。

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:36:03 ID:i5iqKpNV
ボーカロイドwww 支援す

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:36:06 ID:JB6ok0jN
支援

668 :ver0:2007/09/12(水) 17:36:26 ID:kZrCQnlY
「………分かったわよ!!信じればいいんでしょ信じれば!!!!!」
「何を怒ってるんだ?」
「怒ってないわよ!!」
「いや、怒ってるね」
断固とした主張に対し疑問と怒りが湧き出た。
「何でそんなことがわかんのよ!!魔法も使えないくせに!!」
「俺達には何万通りの人間の声の情報が記録されているからな。99.98%の確率でその人の感情や嘘をついているかどうかを判断することが可能だ」
「そんなことができるの?!」
「ああ」
自分の使い魔の驚くべき性能に先ほどまでの怒りも吹き飛んだルイズは、上機嫌で三人を促した。
「そう、わたしってばやっぱり有能な使い魔を召還したのね♪ほら、食堂に行くわよ」
そういって扉を開けようと手を伸ばすが、いきなり扉があいたのでつんのめってしまった。
「キュルケ!!何勝手に開けてんのよ!!」
「別にいいじゃない。昨日の使い魔が気になったのよ。その三人ね?」
「わたしを無視するな!!」
三人はルイズのどなり声を通り越して響くような澄んだ声で自己紹介を始めた。
「はじめまして。ボーカロイドシリーズ長男の初音KAIOです」
「長女の初音MEIKOです」
「次女の初音ミクです」
「ハツネ?そっちが苗字なの?変わってるわね。ボーカロイドシリーズって何?」
「クリプトン社の開発したロボットです。主な目的こそ歌を歌うことですが、家事一般からお客様の御英まで、幅広くカバーいたします」
ロボットは聞きなれない言葉だったが、開発されたということは人間ではないだろうとキュルケは考えた。
同時に、目の前の存在がそのようなものであることに驚きを感じていた。
自国ですらこんなものは作れないだろう。
「ロボット?ゴーレムか何か?あんた召喚できないからって使い魔を買ってきたの?」
「ちゃんと召喚したわよ!!あんたちもキュルケとなんか会話してんじゃないわよ!!いいわね?!」
「「「はい、ルイズ様」」」
「ちょっとあんたたちには自由意思ってもんがないの?」
「「「………」」」
自分の言うことに完璧に聞く使い魔の姿にどうにか機嫌を取り戻したルイズはキュルケを押しのけながら部屋を出て行く。
「ほら、行くわよ」
「「「はい」」」
その様子を見たキュルケは、三人が人間でないことに納得すると同時に、少しルイズの今後に不安なものを感じた。

669 :ver0:2007/09/12(水) 17:38:18 ID:kZrCQnlY
食堂にはルイズが一人で座っていた。
三人に食事の必要性を確信したところ、「私たちは半永久的な稼働が可能ですから」と返事が返ってきたからだ。
しばらく食事を楽しんでいると、クラスメイトであるギーシュの罵声が聞こえてくる。
どうやら二股がばれて怒っているらしい。
なぜばれたのか、なぜそれがあのメイドのせいなのか?
そんなことには興味がなかったし平民がどうなろうとしったことではなかったので食事を続行しようとしたのだが、そうもいかないくなってしまった。
あの三人が何故かギーシュとメイドの間に立ちはだかっていたのだ。
「あんたちなんでそこにいるのよ?!」
ルイズの叫び声に気付いたのか、ギーシュが怒りの矛先をルイズへと向けた。
「ルイズ!!こいつらは君の使い魔じゃないのか?しつけがなっていないぞ!!平民如きが貴族に逆らうなど!!」
「平民じゃなくてボーカロイドっていうすごいゴーレムよ!!人間の感情や嘘を見抜けるすごい使い魔なんだから!!って、それよりもなんであんたたちがそこにいるのよ!!」
その問いにさもあたりまえのように答えたのは次女のミクだった。
「私たちボーカロイドは生み出されたその時より絶対にして唯一の命令を下されています。ロボット三原則を元に作られたそれは人間同士の争いをよしとしません」
澄んだ声で言い放たれたその言葉にルイズは呆気にとられた後、反論する。
「そんな命令どうでもいいのよ!!ご主人さまであるわたしに従いなさい!!」
「「「駄目です」」」
「な?!」
「俺達にとってこの命令は絶対です」
「逆らおうとすれば機能が停止します」
「それは、人間にとっての死を意味します」
死、突如放たれた言葉に食堂が完全に静まり返る。
「俺達は何があっても人間同士の戦いを止めなければなりません」
「そのためには彼の提案した決闘が最善の策と結論を出しました」
「この決定に変更はありません」
感情のない瞳、抑揚のない、しかしきれいな声。
それは決闘を申し込んだギーシュにすら戦慄を覚えさせた。
しかし、だからといって今さら退くことはできない。
「よし、それだけの覚悟があるなら今さら釘をさすまでもないだろうが…さっき言った場所に時間どおりに来い。いいな!!」
「「「分かりました」」」
こうして、ボーカロイドVSメイジという前代未聞の戦いが幕を開けた。

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:39:16 ID:6SQ79rZ7
元ネタ知らんが支援

671 :ver0:2007/09/12(水) 17:40:03 ID:kZrCQnlY
広場には、食堂にいた大勢の生徒が観客に来ていた。
その中には疲弊しきったルイズの姿もある。
あの後なんとか三人を説得しようと試みたのだがどれだけ言い聞かせたところで使い魔達が考えを変えることはなかったのだ。
ギーシュの目の前に三人が対峙した時など絶望を感じた。
彼らが魔法を使った存在であれば勝機もあるかもしれないが、いかにすごい技術で作られたとは言っても魔法を使うメイジに勝てるわけがない。
ギーシュと三人のやり取りを聞く限り戦うのはカイトだけらしい。
このままではカイトは確実に死を迎えるだろう。
作られた存在だとは言っていたが、ルイズはあの三人が兄弟であることを知っている。
その姿に自分の姉二人の姿を重ねてしまい、涙が出てくる。
カイトはいま、自分に与えられた逆らうことのできない命令のために、人間同士の争いを止めるために二人の妹の前で死のうとしているのだ。
下手に彼らが人間でないことを叫んでしまったのがいけなかったのかもしれない。
ギーシュにも他の観客たちにもせいぜい「知能を持つゴーレムが壊れる」ぐらいにしか感じていないだろう。
確実に壊されてしまう。

ギーシュは、笑顔を崩さず立ち続けるカイトに向かって決闘のルールを説明している。
「決闘はどちらかが負けを認めるか死ぬまで続けられる」
「はい」
「この決闘では仮にどちらかが死んでも構わない。いいね?」
「問題ありません」
「いいだろう…それでは、決闘だ!!」
「まいりました」
「………は?」
ついさっきまで熱狂に包まれていた観客が一気に冷える。
そのあまりにもあっけない決闘の幕引きには勿論ヤジが飛んだ。
「おまえらには誇りとか譲れないものとかそんなものはないのか!!」
しかし、そんなものを気にした風でもなくカイトはルイズに向きなおって、笑顔でしゃべりかけた。
「決闘が終わりました。ルイズ様」
「…あ、ああ…そう」
それでは帰ろうかと、歩み始めようとした三人を呼び止めたのはギーシュだ。
「待ちたまえ!!決闘は終わっていないぞ!!」
ミクは、訳が分からないと言った風に答える。
「負けを認めれば終わりではなかったのですか?」
「認めるってレベルじゃないだろう!!そもそも戦う気なんてなかったんじゃないか!!侮辱してるのか!!」
「言葉の意味がよく分りませんが私達に人間に敵対する感情はありません。よって、侮辱はありえません」
「この…!!ルイズ!!君の使い魔h-------」
ギーシュが掲げっぱなしでいた杖をルイズに向けた瞬間、メイコが文字通り目にも止まらない早さでギーシュの鳩尾を殴り、カイトがルイズを抱きかかえ横方向に数メイル跳躍し、ミクがギーシュとルイズの間に立ってはいった。
呆然とするギャラリーと気絶し倒れるギーシュの前で、メイコは誰に言うでもなくつぶやく。
「…ボーカロイド規約第十七条。お客様に暴行を加えようとするものはなんであっても無力化する。逆に、お客様が誰かに危害を加えようとしていた場合も同様」
こうして、決闘騒ぎは今度こそ幕を閉じた。

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:42:37 ID:bkMFSWBV
しぇん

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:42:45 ID:JB6ok0jN
支援

674 :ver0:2007/09/12(水) 17:42:54 ID:kZrCQnlY
長期休みに入ったルイズは、帰省のために学園の門まできていた。
あのギーシュとの決闘の後何人かのメイジがたかがマジックアイテムごときにメイジがと使い魔達に決闘を申し込んだがすべて断られていた。
だが、最初の決闘の経緯をよく知るメイジが集まりどうすれば決闘できるかを考えたらしく、人質を解放してほしければ決闘しろという自作自演の芝居を打つものが現われ、決闘騒ぎとなった。
嘘を見抜く能力があるとはいっても100%ではない。
彼らは万が一にも人間が気づ付かないように行動するらしい。
今度こそ殺されてしまうのかと思ったが、何よりも早く動くボーカロイド達に並の生徒では歯が立たず、そちらが三人だからと三人がかりで挑んできたメイジの完璧な連携も普通に耐えきり、その後にやはり鳩尾への一撃で無力化していた。
彼らは髪の一本に至るまで全く未知の物質で構成されておりどんな錬金も熱も電撃や物理てき攻撃も意味をなさなかった。
ルイズが「歌うために生まれたって本当?」と疑い始めたころには、誰も決闘を挑まなくなっていた。
しかしそれは三人にかてるきがしないから、などではく、単純に三人の学園内での人気が高くなったからだ。
だれよりもうまく歌を歌う彼らのファンは多く、他のメイジの使い魔達も彼らを大好きなようだった。
使い魔の品評会もぶっちぎりで優勝しトリステイン全土から是非コンサートにと呼ばれるようになったルイズの二つ名はいつの間にか「プロデューサーのルイズ」というある意味でいえばゼロよりも不名誉なものになっていた。
その代価かどうかは分からないが、コンサートに呼ばれた際の巨額の出演料がルイズの懐を温めていた。
とはいっても富豪になったわけではない。
使い魔を召還してから一週間たったころ、謎の請求書がルイズの実家に届いたのだ。
架空請求などという言葉とはあまりにも縁がないヴァリエ―ル家は、その庭付きの家が何軒も買えそうな巨額の資金を払った上で、ルイズに一体何を買ったのかを学院まで詰めかけて問い詰めた。
困惑するルイズの前でボーカロイド達がルイズの組んだプランを説明しはじめると皆が呆気にとられていた。
事の顛末を聞き終えたルイズの家族は、一応現状を把握でき納得したらしく、家へと帰って行った。
実家が立て替えた金額はきちんと返すようにと釘を刺したうえで。
ルイズの実家への借金がようやく半分を切ったころにはもう長期休みに入っていた。
借金の返済とは別のもう一つの約束、ルイズの家に訪れるいずれも爵位のある貴族たちをもてなすため長期休みに入ったらまっすぐに帰ってくるこという約束を果たすためルイズは今バイクという乗り物にカイトに抱きつく形で乗っている。
使い魔達がコルベールと協力して作り上げたものだ。
目玉の飛び出るような材料費はすべてコルベールが払ったという。
予算の都合で二台しか作れなかったそれにまたがり、ルイズは実家の門をたたいた。


早速歌を歌わされている使い魔達を尻目に、馬よりは短かったとはいえ長い間バイクに乗っていた疲れからくる睡魔に負け、早々に自室に戻ろうとしていた。
使い魔達のよく澄んだ声はルイズの部屋にまで届いた。
兄妹の歌うその中の良さそうな歌声に、ルイズは姉を思い出し、むくりと起き上がると部屋を出て行った


「ちい姉さま…」
ルイズの姉であるカトレアは病弱であるがゆえにいつも自室にいる。
それは何人もの貴族が家を訪れているときも例外ではなく、ルイズが扉をノックすると、あの懐かしい大好きな姉の声が返ってきた。


カトレアの寝息を聞きながらルイズは眠気と闘っていた。
少しでもこの幸せな時間を味わっていたかったのだ。
しかし、疲れからくる睡魔には勝てず、眠りに落ちてしまう。
そんなルイズの肩を揺さぶるものがいた。
ミクだ。
まだ眠ったばかりだったルイズは半分以上眠ったままの頭でミクの方を向いた。
「………なぁにぃ〜?」
「ルイズ様、ご契約に従いまして、ご予約の方の最終確認にまいりました。認証していただけますか?」
「…?わかったわ…おやすみ」
「おやすみなさいませ。ご予約、ありがとうございます♪」
幸せそうに姉に頬ずりをしながら眠るルイズの横では、ミクが、まだ見ぬ妹への愛情を噛みしめていた。





続くようで続かない。
というかボーカロイドという設定関係ないかも
最後のオチを思いついたのでそのためだけにかきました。
wikiへの登録は誤字の確認をもう一ど済ませて上で自分でしようと思っています。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:46:08 ID:/NlB8epw
なんつーか微妙すぎる
漫画とかあんのアレって?

676 :ver0:2007/09/12(水) 17:48:48 ID:kZrCQnlY
漫画どころか詳細なキャラ設定もないと思います
身長や体重はあるみたいですが≪公式サイトより
本当に最後の二行を思いついたが為だけに書きました
お目汚し失礼

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:51:08 ID:6SQ79rZ7
買って貰えて良かったねルイズ
取り立てで怖いことになるのかと思ったよ
ある程度知ってないとちょっと分からないこと多いみたいだけど乙

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:54:18 ID:kZrCQnlY
平面or州知事支援

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:55:54 ID:p8150ZEK
連続支援!

680 :T-0+平面:2007/09/12(水) 17:56:07 ID:MP0ZQaC4
では18:00から。

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 17:57:45 ID:JB6ok0jN
とりあえず気づいた誤字の指摘
>>665
平民を召還したと馬鹿にする声を無視してわたしは三人について色々と質問してみた。
召還→召喚
>>668
「そう、わたしってばやっぱり有能な使い魔を召還したのね♪ほら、食堂に行くわよ」
召還→召喚
「クリプトン社の開発したロボットです。主な目的こそ歌を歌うことですが、家事一般からお客様の御英まで、幅広くカバーいたします」
御英→護衛
>>669
三人に食事の必要性を確信したところ、
確信→確認
>>674
彼らは髪の一本に至るまで全く未知の物質で構成されておりどんな錬金も熱も電撃や物理てき攻撃も意味をなさなかった。
物理てき→物理的
使い魔を召還してから一週間たったころ、
召還→召喚

682 :ver.0:2007/09/12(水) 17:59:18 ID:kZrCQnlY
うわぁ…見直したつもりが
指摘ありがとうございます


683 :T-0:2007/09/12(水) 18:00:38 ID:MP0ZQaC4
それじゃ、投下。 

 オールド・オスマンの部屋を目指して、『炎蛇』の2つ名を持つメイジことコルベールは走っていた。
 肩が揺さぶられ、服が着崩れ寸前になっている事も、体力にはそこそこ自信があるにもかかわらず、
 息が切れ掛かっている事もお構いなしだ。
 
 それほど大事な、2つの報告があった。
 
 それも、片方は下手をすれば国を揺るがすほど重大かも知れない、機密的な報告が。
 だからコルベールは走っていた。この事実をオスマンに、恩師に「伝えなくては」と。
 いよいよオスマンのいる学院長室の扉が見えたとき、彼はいつも何気なく通る道が果てなく思えた。
 ここは、実はコレほど長いものだったのか? という錯覚すら覚えていた。 



 ターミネーターは足を少し上げると、ほぼ歩く要領でワルキューレを顔から踏み潰した。
 薄っぺらく変形した青銅が地面に落ち、持っていたハンマーが手からずり落ちた。

 目の前で起きたことが信じられないのは、何も対峙しているギーシュだけではない。
 彼らを囲う見物人たちも、開いた眼や口が閉じそうに無い者が大勢いる。
 てっきり、一方的な弱者暴虐が見れるとばかりに心を躍らしていた彼らは、
 しきりに隣近所のやつと顔を見合わせたりして、これがリアルである事を確かめ合っていた。
 そして、一寸遅れた後に、彼らはざわざわと騒ぎ始め、事実を認めたくない何人かのお調子者どもは
 矢継ぎ早にギーシュを冷やかし始めた。
 
「おいおいおいギーシュ? 本気出せ――っ!!」  
「さすがにお優しいな――ッ、ギ・ー・シュ・さ・ま……ハハハハハッ!!」
「真面目にやれ――っ!!」
 
 ヒートアップしてきた彼らの口からは、
 とても貴族様のお言葉とは思えないほどの汚さと醜さに満ちた言葉が吐き出される。
 
「くそっ……」

 別にそのヤジに乗せられた訳ではないが、
 ギーシュは焦りの中で杖を構え直し、今度は造花の花弁を2枚振り落とした。
 出てくるのはやはり、甲冑の女性像ワルキューレ。 
 ただ、今度の2体はそれぞれ青銅で練り固められた剣を握っている。
 
 だが、その2体も使い魔の男に傷一つつけることなく、
 剣を振りかぶった一瞬に、男が無造作に払った右腕によってゴミクズのように空を舞った。
 殴打された部分がグシャグシャに潰れ、特に片方は腰をやられていたせいか、
 上半身と下半身の真っ二つに引き千切れていた。
 男は地面に横たわるワルキューレの残骸を興味深そうに一瞥したが、
 さして興味を誘わなかったのだろう、くっと目を先に上げて、ゆっくりと視線をギーシュに戻した。

「くっ!」 

 視線の交わりに気圧されかけたギーシュは思わずしりもちを付きそうになったが
 そこは持ち前のプライドと意地で何とか堪えた。
 男は黙ってギーシュを見ていたが、それに飽きたのか、はたまた様子見が終わったのか、
 唐突に首を少し傾けるとゆったりと身体を動かし、永い眠りから目覚めたばかりの獣のように緩やかに歩き出した。
 

684 :T-0:2007/09/12(水) 18:02:07 ID:MP0ZQaC4

「報告があります、オールド・オスマン! ノックもしない無礼はこの際お許しください」 

 うまくロレツ回らない舌で早口言葉のように言い切ると、勢いまかせに扉を開けた。
 目の先に、長い白髭を十分に蓄えた偉大な魔法使いが……


 ――眼鏡の似合う理知的な女性に踏みつけられ、床に這いずっていた。


「……何してらっしゃるんでしょうか……?」 

 床に四散している書類を踏まないように気をつけ、オスマンの目の前まで移動した。
 恩師の無様な姿に思わず言葉を失いそうになったが、力を振り絞ってみれば震える口から何とか言葉を出す。 
 コルベールを見上げていたオスマンはきょとんとした顔になり、飄々とした態度で白髭を撫でた。

「『何』って……ミス・ロングビルに腰のマッサージしてもらっとったんじゃが……?」

 最後に「のう?」と付け加え、真上に見える女性に同意を求める。
 オスマンを踏みつけている女性――ミス・ロングビルはクスクス笑いながら、言った。

「ええ。何か誤解をされてるようですが、オールドオスマンの仰った通りですが?」
「そ、そうでしたか。ミス・ロングビルが仰るならその通りなのでしょうな! いや、全く……」
  
 てっきり、『また』セクハラしたオスマンに怒ったロングビルが、折檻しているところなのではないか?
 とそれに近い事を言いかけたが、なんだかロングビルの笑顔が怖い上、怪しく光(っているように見え)る目が
 これ以上何も言うなと語っていたので言わぬが吉だと判断を下した。 
 
 ところでどうでもいい話だが、このミス・ロングビルはオールド・オスマンの秘書であり、コルベールから見て女性の理想に近い。
 無駄の無いすらりとした体系に、整った顔立ち。
 ややきつめの印象がある目の上にかけられた眼鏡が知的な色気に加え、デキる女である事を見るものに思わせる。
 しかも見てくれだけでなく、実際仕事ができるために、ロングビルという高嶺の花はコルベールには一層眩しく遠くに見えていた。
 まぁ、要するにコルベールは、42にもなって片思いというやつをしているのだった。
 
「あ――で、何のようじゃったかのうミスタ・コルベール? 最近物忘れがちと激しくての……」 
「まだ何も言ってませんよ、オールド・オスマン」

 なんだか終わりそうに無い漫才となりそうなので、
 コルベールは咳払いを一つして気持ちを切り替えると、真剣な表情でオスマンを見据えた。
 
 まだミス・ロングビルがいるが、彼女は信用できる。まぁ、言っても差し支えは無いだろう――――
 

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:02:56 ID:yf5SrrT9
>>623
ギーシュのワルキューレは中は空洞。

686 :T-0:2007/09/12(水) 18:04:46 ID:MP0ZQaC4
 グシャ……

 ターミネーターが無情にもワルキューレの残骸たちを踏みつけ、また一歩ギーシュへと近づいた。
 その足取りは相変わらずゆっくりなのだが、確実に近づいてくる分その遅さが逆に恐怖を煽る。
 ギーシュは後ずさりしながらだんだんと追い詰められ、とうとう硬い壁に背中を預ける形となっていた。  
 もう、後には引けない。
 既にワルキューレは全7体を出し切り、今ギーシュの前に立っているのは武器も持たない2体だけだ。
 残りの5体――後に出した2体は一撃でオシャカにされた――は皆地面に崩れ落ち、ターミネーターに踏み潰されている。

 予想の斜め上を行く――……『平民』と『貴族』というものの本来の優劣が逆転した構図にも見えるこれは、
 それまでまだお気楽な見世物見物の気分だった周囲の貴族達、及び偶然居合わせた何人かの使用人(平民)たちの言葉を奪い、
 彼らの胸中に不安と期待を植え込ませた。
 それは主人のルイズも例外ではなく――――彼女は3割の不安と2割の期待、そして5割の好奇心を混ぜ合わせた瞳で事の経過を見守っていた。
 彼女の脳裏を同時進行を促す記憶は、ターミネーターの台詞とあの悪夢の事――。
 自分がターミネーターに対し負けろと言った事など、驚愕したのを機に脳の片隅へと押しこめて、
 とっくに忘れていたことだった。



 突如として現れた人形は青銅で出来たものであり、ターミネーターではなかった。
 初めて出現したときは、その製造工程からメモリにあるT-1000の姿とダブって見えもしたが、
 壊してみれば所詮単純なつくりで、しかも出来の悪い青銅人形だった。
 青銅よりはるかに硬度に、そして精密に造られた自分自身――T-800――の敵ではない。
 案の定、それらは手を振るわせただけで簡単に潰れ、攻撃すれば自身が潰れるという体たらく。
 ターミネーターはこの戦いにおける勝率を、ゆるぎなく99・9パーセントと定めた。

 赤い前方表記越しに見える人間の子供の顔は、断定は出来ないが恐怖か哀しみかのどちらかに染まっていると判断できる。
 そして、子供と、ターミネーターを遮るように立つあの青銅の人形は、これ以上出してこないことから見て、
 どうやらあれらが最後の2体である可能性が高い。それとも、無駄だと悟って出してないのかも知れないが、この際別にどっちでもよかった。
 それよりも、気になる問題は先程から身体機能に生じる、『妙な負荷』だ。
 
 あの人形を破壊する直前、刹那の間に等しい一瞬電子機能がハッキングされたように白く弾け、
 次に前方表記画面が元に戻ったときには、運動及び行動をつかさどる一連の機能が過負荷を起こしたようにうねりを上げ、
 設計されている耐久以上の過負荷を事実として全身に轟かせていた。
  
 通常なら望まない過負荷が掛かった場合、この時点でCPUが警告を発して運動機能を一時的に停止させるはずなのだが、
 今、ターミネーターの前方表記には警告の文字が一つとして見られなかった。
 計算される負荷は確かに限界地を超え、通常のT-800モデル以上のパワーを生み出しているはずなのにだ。
 一応自己検査を行ったのだが、何度やっても結果は問題無と表示されるだけで原因は不明なまま。
 計算計器が狂っている事も含めて検査を続けるも、相変わらず異常無と問題無が表示されるだけに終わった。  
 
 そういえば、文字を刻まれたと聞いた左手から、
 ちりちりと焼けるような痛みが時々するのだが、果たして関係あることなのだろうか?


687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:06:21 ID:DhNbDqZK
支援

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:06:40 ID:3zAgwnA8
支援

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:08:55 ID:6SQ79rZ7
支援

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:08:57 ID:WcVNbUlN
存在そのものが兵器支援

691 :T-0:2007/09/12(水) 18:08:55 ID:MP0ZQaC4

 死刑台に足を乗せているような心境だった。とてもじゃないが『生きている心地』というものが感じられない。
 まさか、平民だと愚弄し、タンカを切った相手がここまで怖いとは思いもしなかった。 
 ワルキューレを紙くずのように引き千切ったパワーに、青銅の一撃で全く傷つかない防御力。
 ギーシュは思った。
 あの平民の男は本当に平民……いや、それ以前に人間なのか? 
 と。
 ともかく、わかっている事は使い魔の繰り出すあの一撃をまともに受けては、華奢な自分などどうなる事かということ。
 ……想像しただけで吐き気を催した。
 いやだ! まだこんなところで死にたくは無い!
 バッ、と花びらの散って丸ハゲになった杖をターミネーターに向ける。しかし、気力だけ。 
 ギーシュはまだ知る由も無いが、恐怖や恐れの無いターミネーターにそんな脅しが通用するはずも無かった。

「と、止まれ! 止まらないともっと痛い魔法をお見舞いするぞ!!」
 
 上ずった声で叫びとおす。しかし、言葉の意味が解からない――仮に解っていたとしても――ターミネーターの足は止まらない。
 慌てふためいてバランスを崩し、背後の壁にもたれ掛かった。迫りくる恐怖を前に、ギーシュはある種の絶望をかみ締める。
(パニくって考えなしにワルキューレを生産したのがまずかったな……もう、殆ど魔法を繰り出せる精神力が残っていないや……)
 考えろ。
 頭の中でもう一人の、プライドが高く諦めの悪い面の自分が叫んだ。
 ココで諦めてはいけない。この判断こそが、自分の命だけでなく、家名や……愛する者まで傷つけてしまいかねない。
 考えろ!
 あせりと恐怖に飲まれそうになるのを、息を整えて落ち着く事で阻んだ。
 最善の方法を今ココで、この状況で判断するんだ、見つけ出すんだ…………。

 だが、現実は甘いものではない。
 考えを張り巡らせ、可能性を導き出すほど今が本当に『どうにもならない状況』だという事が身に染み渡った。
 虚ろになって空を見上げる。もうだめだ……そう思ったのと同時に、身体の力がずるりと抜けた。
 見上げた際に重心が後ろになり、これでほぼ全体重が壁にもたれ掛かることとなる。
 
(この壁みたいに、僕が強くて逞しかったらな〜……)

 自分を支える壁を横目を通してちらりと見やる。
 太く大きな石で固められた、くすんだベージュ色の壁は何も答えてはくれなかった。

(ん? 壁…………!!!)

 ギーシュは飛び上がって振り返った。
 見物客がそれを見て高らかな歓声と悲鳴をあげたが、今のギーシュには届いていない。
 彼はひたすら壁の存在を確かめるように撫でまわし、叩き、蹴った。
 
 ――ふっ! 

 先程までとは打って変わり、やたらときびきびした動きに戻ったギーシュは意気揚々と踵を返し、
 今まさにワルキューレたちに手をかけようとしていたターミネーターを指差した。
 その奇行に、驚いたわけではないがターミネーターは動きを止めた。
 
「君を倒す算段がついた!!」  

 ギーシュは自身を秘めた大声で叫んだ。
 
「決闘は僕の勝利で終わらせてもらう!!」

 決意の篭った強い声が広場全体に響き渡ると、広場の雰囲気ががらりと変わった。
 お調子者たちは拍手喝采。全員総立ちでギーシュの人知れぬ自信に期待を寄せる。
 無論、ターミネーターには関係ないが。

 表情を変えぬまま彼が足を再び動かそうとしたとき、それよりも先にギーシュは大げさに杖を振るった。

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:09:05 ID:sOoKc7if
江戸前支援

693 :T-0:2007/09/12(水) 18:11:05 ID:MP0ZQaC4
投下終了。
次回で決闘は終結。


694 :ver.0:2007/09/12(水) 18:11:37 ID:kZrCQnlY
GJ!!

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:13:13 ID:p8150ZEK
いつまで名前付けっぱなしw

っとと、T-0GJ!

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:14:07 ID:6SQ79rZ7
GJ!
ギーシュは何を見せてくれるのか、気になるところで終わったね。

697 :宵闇の使い魔:2007/09/12(水) 18:16:39 ID:+cF7JGnx
投下予約ー
予約は無いようなので、20分から投下します

698 :BPZ:2007/09/12(水) 18:16:41 ID:sG1ooJml
精度はアレですが
予約してもよかですか?

699 :宵闇の使い魔:2007/09/12(水) 18:19:08 ID:+cF7JGnx
後続の方が着たのでちょっと早いですが投下開始します。
-----------------------------------------

今頃、ウェールズ殿下は勇敢に戦い、そして死んでしまっているのだろう。
これから、アンリエッタ殿下は最愛の人を亡くし、好きでもない男のもとに嫁ぐのだ。
なんでこんなにも全てが上手くいかないんだろう。
――――自分のことではないのに、とても泣きたくなった。


宵闇の使い魔
第拾陸話:それぞれの日常へ


アルビオンからトリステインの王宮へと直行した一行。
マチルダ達を待合室に残し、虎蔵とルイズは謁見室へと通されていた。
自ら出迎えに来たアンリエッタにワルド不在の理由を説明していた為か、マザリーニも呼ばれている。
もっとも彼は事情を知らないため、明らかに平民である虎蔵が飄々と其処に立っている事が気に入らぬ様子だが。

「姫殿下、これは一体どのような―――そもそも何故平民がこのようなところに」
「枢機卿。申し訳ありませんが、まずは話を聞いたください」

アンリエッタが人払いを終えて戻ってくると、マザリーニは不機嫌さを隠そうともせずに口を開いた。
だが、アンリエッタに遮られると、渋々といった様子で頷く。
彼女はルイズをちらりと一瞥すると、マザリーニへの説明を始めた。

ウェールズと自らが恋仲であったこと。
彼の元に始祖ブリミルの名において永久の愛を誓った手紙があったこと。
その手紙の回収をこの二人に頼んだこと。
回収は成功したが、その途中で同行させたワルドの裏切りが発覚したこと。

マザリーニは話が進むたびに顔色を悪くしていったが、回収に成功のくだりで何とか持ち直した――
が、ワルドの裏切りという言葉を聞くと、目を見開いて「真逆――」と呻いた。
ワルドはトリステインでも有数の使い手として、マザリーニの信頼も厚かったのだ。
無理も無い。
しかし、彼がこの場に居らず、手紙が回収されているということは―――

「なんと―――」
「彼を同行させたのは失敗でした。私も、彼ならばと思っていたのですが―――油断でした。
 ごめんなさいね、ルイズ―――辛い思いをさせました」
「いえ、それは私だけではありませんから―――これを」

ルイズはそういうと、アンリエッタの元へと進み出て、ウェールズから預かった《風のルビー》を手渡す。
アンリエッタはそれを見て悲しげな表情を浮かべた。
こればかりは、流石に隠しようも無い。
マザリーニも何も言わなかった。

「殿下は、最後まで勇敢に、戦いに向かわれました―――」
「そうですか―――ならば、私も逃げる訳にはいきませんね」

アンリエッタはまるでウェールズの鼓動を感じようとするかのように、《風のルビー》を胸に押し当てる。
そして、ウェールズと同じような表情を浮かべた。
ルイズは胸を痛める。
自分では、ウェールズどころかアンリエッタも救えないのだ、と。
自分は虎蔵や仲間に助けられているのに―――

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:19:12 ID:p8150ZEK
BPZ・・・?が、宵闇の後ですな?
宵闇の使い魔支援!

701 :宵闇の使い魔:2007/09/12(水) 18:20:38 ID:+cF7JGnx
「使い魔さん。いえ、トラゾウ――で宜しかったわね?
 貴方もありがとう。ルイズを、私の大切な人を守ってくれて」
「いんや――ま、ちょっとした運動にはなったくらいだ」

虎蔵はそう言って肩を竦めてみせる。
それにマザリーニが激昂しそうになるが、アンリエッタが微かに笑いながら抑えた。
ルイズは相変わらずな様子の虎蔵に顔を赤くする。

「他の皆さんにも、アンリエッタが感謝していたとお伝えください。
 公式な礼は出来ませんが、せめて言葉だけでも」
「―――はい」
「さぁ、今日はもうお帰りなさい、ルイズ。貴女は貴女の生活に戻るのです。後は―――私の仕事ですから」

ルイズは深々と頭を下げると、謁見室を辞する。
虎蔵ものんびりとそれに続いた。
彼女たちを見送ったアンリエッタは、受け取った《風のルビー》をそっと撫でて小声で呟く。

「ルイズ。私は―――何を賭しても、この国を守って見せます―――
 ねぇ、ウェールズ様。これで良いのですよね?」




戦が終わって二日後。
死体と瓦礫の入り混じる中を、奇妙な集団が歩いている。
一見すると聖職者のような格好をした男。
ビア樽めいた体躯を白いダブルのスーツで包み、黒丸サングラスにソフト帽という格好をした初老の男。
細い、ぴったりとした黒いコートを纏った女。
彼らは周囲で行われている財宝あさりには目もくれず、とある報告のあった場所を目指していた。

「まったく――簡単な任務だと言っておったのに――」
「ミスタ・クロムウェル。大丈夫ですヨ」

ぶつぶつと呟く聖職者風の男――《レコン・キスタ》総司令官、オリヴァー・クロムウェルに対して、
初老の男が声をかける。
体躯のせいか、演技が入っているのか、動作の一つ一つがやたらとコミカルに見えた。
もっとも、誰一人笑みを浮かべないが。

「ミスタ・マー―――」
「我々はこういった事態の為に此処に居るのですかラ――心配はいりませんヨ。なぁ、ミス・シェフィールド」
「う、うむ―――それもそうだな」

マーと呼ばれた男の、ニィっとした妙に薄ら寒い笑みから視線をそらすクロムウェル。
一方、女――シェフィールドはこれといった反応を示さなかった。
不気味な二人組みである。

実のところ彼らはクロムウェルの部下ではない。
"とある筋"から派遣されたアドバイザーのようなものなのだ。
更に言えば本来、クロムウェルよりも遥かに上位の存在である。
とはいえ、周囲には《レコン・キスタ》の兵士も居るため威丈高に振舞っているのだ。
いや、振舞おうとしているというのが正しい。
彼の声は微妙に震え、彼らを前にして妙な緊張をしているのが見て取れる。
もっとも、周りの兵士達はそんなことに注目などしていないのだが―――
クロムウェルは急ぎ気味で目的の場所へと足を向けた。


702 :宵闇の使い魔:2007/09/12(水) 18:21:41 ID:+cF7JGnx

彼らの目的地であり、二日前まで礼拝堂であった場所は、見事に瓦礫の山になっている。
その中から引きずり出されたのであろう、激しく損傷したワルドの死体は地面に横たえられていた。
彼を探し出した兵士達が、クロムウェルに彼の所持品を差し出す。
クロムウェルはそれを受け取ると、兵士達をこの場から下がらせ、一人ワルドの所持品を検分し始めた。
万が一、手紙を手に入れていた場合を考えて強奪は禁止していたのだが―――

「やはり、無いか―――ふん、下らん」
「まぁ、待つヨロシ。見せてもらえるかネ?」

やはり、手紙は手に入れられなかったようだ。
クロムウェルは銀でできたロケットがついたペンダントを手にして中を見ると、詰まらなそうに顔を顰める。
それを投げ捨てようとしたのだが、マーがソレを止めた。
さほど高価には見えないそれに興味を示したマーに、首を傾げながらペンダントを差し出すクロムウェル。
マーは中身を見ると、くつくつと笑ってポケットにしまった。

「ミスタ・クロムウェル。彼を一時預かっても構わんかね?」
「は?いえ、構いませんが―――いったい、何を」
「なに、向こうにはジョーカーがアルのだ。我々も、エースくらいは必要だと思わんかねネ?」
「―――何をする気だ」

周りに《レコン・キスタ》の兵士が居ないためか、思わず素の口調になるクロムウェル。
ジョーカーの意味が解らない為だ。
ワルドを倒した何者かのことだろうか。
シェフィールドも怪訝そうな様子でマーを見た。
どうも、彼と彼女の間には明確な信頼関係というものは無いようである。
しかしマーは気にした様子も無くニィッと笑みを浮かべた。

「使えるものは死体でも使うということネ。貴方もさっきもやったことヨ?」

クロムウェルはマーの言葉を聞いて、はっと何かに気づいたように自らの指に嵌められた指輪を見た。

《アンドバリの指輪》
人の心を奪ったり、死者に偽りの命を与えたりと言った奇跡とも思える力を行使できるアイテムである。
これならば、ワルド子爵を蘇らせる事もできるであろう。
だがこの指輪、無限に使える訳ではないのだ。
人を生き返らせる為にはかなりの消耗を伴う。
既に側近達の前でウェールズを蘇らせている為、これ以上の消耗は避けておきたいのが正直な所であった。

「――し、しかし、ミスタ・マー。確かに彼は有能な方ではあったが、アレを使うというのは――」
「指輪は不要ネ。我々に任せておけば、大丈夫ヨ―――」

渋るクロムウェルに対して、マー――即ち、幽幻道士・馬呑吐は、
まるで魂を抜かれるかのようないやらしい笑みを浮かべて見せた。




703 :宵闇の使い魔:2007/09/12(水) 18:22:51 ID:+cF7JGnx

学院への帰還から暫くがたった。
あのアルビオンでの冒険からのルイズ達の日常はというと――――

ギーシュは、ほんの2,3日は何か凄い手柄を立てたと言う噂を聞きつけたクラスメイトに囲まれて居たが、
詳しく話すことができないこともあって、あっという間にもとの生活に戻っていた。
モンモランシーに無断で数日も外出した事をしこたま怒られたりもしたようだが、
結果最後には仲直りをするのだから、本当に何時も通りだった。

キュルケもまた、今までとそれほど変わらない毎日である。
キープしている男子達とそれなりに付き合いながらも、虎蔵にちょっかいを掛け続けている。
面倒事を嫌った虎蔵は殆ど相手にしていないが。
その為かどうかは解らないが、最近どんどんボーイフレンドが減っていっているらしい。

タバサは以前よりかなり虎蔵に近づくようになった。
虎蔵が暇そうにしているのを見ると、彼を広場の人気の無い方へとへ引っ張っていっては、
実戦さながらの特訓をしているのだ。
虎蔵は面倒臭がっているのだが、毎回無言のまま見つめ続けられて、結局根負けして付き合っている。

マチルダはこれと言った用事がなくても、酒瓶を片手に虎蔵の所へやってくるようになった。
そのせいかどうかは解らないが、ルイズやキュルケとの仲はよろしくない。
もっとも、それで彼女の正体を暴露するような事はしないため、本気で嫌いあっているのとは違うようだが。
また、酒の調達先なのか、シエスタと話している所を見かけることも増えた。
虎蔵はティファニアの事を思い出して、意外と面倒見が良いタイプなのかもしれないな、などと感じていた。

そしてルイズは―――

「トラゾウ?」
「ん?なんだ、まだ起きてたのか―――」

夜遅く、マチルダやマルトーと酒を飲んで帰ってきたトラゾウに、ベッドから声が掛けられる。
小さく欠伸をしながら視線を向ければ、ルイズがちょこんとベッドの上に座っていた。
普段の生活リズムからすれば、確実に寝ている時間であったため、トラゾウは僅かに驚く。

「トラゾウ、ソファーで寝ると疲れが取れにくいって言ってたわよね?」
「あぁ、それが?」

街で適当に仕入れてきた寝巻きに着替えながら、ルイズに返事を返す。
召喚当初は着替えの手伝いすらさせようとした彼女だが、
最近はシーツで作ったカーテンに隠れてやるようになった。
虎蔵が着替える時も自分からカーテンを閉めている。
虎蔵自身はたいして気にしてもいないのだが。

「こっちで寝て良いわよ」
「は?」
「だから、ソファーじゃなくてベッドを使って良いって言ってるの。私だけだと広すぎるもの」

確かに、ベッドは彼女の小さい身体には不釣合いに大きく、二人でも十分なサイズである。
なにが切欠でこんな事を言い出したのかは知らないが、虎蔵としては断る理由はなかった。

「さよけ。ならま、そうさせて貰うわ」

ごきごきと首を鳴らしながら、躊躇う様子も無くベッドに腰を下ろす虎蔵。
自分から招いた事ながら、思わず「――ッ」と緊張を露にしてしまうルイズに構うことなく、
そのままばったりとベッドに横になった。

「ぬぅ―――柔らか過ぎて落ち着かんな」
「――嫌なら出なさいよ」
「いや、ソファーよりは良いからな」

704 :宵闇の使い魔:2007/09/12(水) 18:24:41 ID:+cF7JGnx

落ち着かないなどと言っておきながら虎蔵はあっさりと寝てしまったのだが、
ルイズの方は隣が妙に気になって眠れないで居た。
異性が隣で寝ている事には、意外なことにそれほど抵抗が無かった。
多分、虎蔵だからなのだろうが。

しかしその一方で、寝れないで居る原因が虎蔵であることも事実だ。
自分にとって彼はいったい何なのだろうか。
ただの使い魔?
それともそれ以上の何か?

ルイズは考えた。
考えに考えたが、解らなかった。
眠くなるまで考え続けたが、解らなかった。
だから彼女は、睡魔の総攻撃を受けて朦朧とする意識の中で、なんとなく虎蔵に寄り添ってみた。
アルコールと葉巻の匂いがする。
本当ならば好きではない筈の匂いなのに、それほど気にならなかった。
眠いからだろうか。

いつしかルイズは、虎蔵の片腕に頭を預けて、夢の世界へと落ちていった。

―――あぁ、そうか。兄様が居たら、こんな感じなのかな―――

----------------------------------------
以上、「あの男が登場」の第拾陸話でした。
もっとも、当分は裏方ですが。

705 :BPZ:2007/09/12(水) 18:27:32 ID:sG1ooJml
じゃあ、30分頃から投下します

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:30:25 ID:sG1ooJml
1/6

「小夜……、眠ったのですね。」

熱く照りつける沖縄の陽射の下、小高い丘の上にある石室の前に身じろぎもせずに、漆黒の長髪を後ろで纏めた長身の青年が立っていた。
やせぎすの引き締まった体、白いシャツに黒いジャケットを着たモノトーンの出で立ちは、その貴公子然とした白皙の横顔に相まって一枚の絵のようにも思えた。
やかましい程の蝉の輪唱の中、汗もかかずに立っている青年は、幽かな悲しみと、同時に安堵感を込めた瞳で、閉ざされた石の扉を見つめていた。

「小夜……、ありがとう」

つぶやきが風に流れる。
その感謝は別れた時の約束。そして再び会うまでの約束。
絶望に未来を凍らせていた青年の主であり、最愛の人。
……その人との約束。

死ぬ為に旅した幾多の時。
死ぬ為に生きた幾多の地。

絶望と空虚な戦いの果てで、最後に彼らを救った、最愛の人の兄の言葉。

『お前だって小夜を愛してるんだろっ!
お前はお前だろっ!言ってみろよっ、自分の言葉でっ!』

彼の熱意と眩いほどのまっすぐな心が、青年の凍った心をゆっくりと融かし。

『……笑顔が欲しかったのです。あなたと出会った頃の笑顔が。
……あなたのシュヴァリエとして生きてきて、あなたの望むままに生きました。
ですが、あなたに背きます。ただ一度だけ。
……生きて、……生きてください。小夜。
明日の為に、今日を生きて』

解き放たれた心は、止めようもなく。
すべてに諦めていた青年は百何十年ぶりに、心からの慟哭を、生きていて欲しいという希望を、最愛の少女に静かに注いだ。

『……生きたい、みんなと生きたい……』

兄や失った家族達の愛情に包まれて過ごし、そして、青年の本当の心を聞いた少女も、押し殺していた未来に目を向けた。
真紅に輝いていた目が、徐々に黒く戻っていき、その双眸から透きとおった滴が流れ落ちる。

『今日を生きて明日を笑うんだ。お前らの居場所くらい俺が作ってやる』
力強い彼女の兄の言葉に、青年は彼女を託し、そして最後の戦いに赴いた。


―それから4年の月日が流れ、最愛の少女は30年に渡る眠りについた。そして、ようやく再生を終えた青年は、今ここにいる。

間に合わなかった。彼女が眠る前に、生きていると伝えたかったが、叶わなかった。
最後の戦いの後、どれほど彼女は”生きる”ことが出来たのだろうか。

ただ、ここにきて遠目に見た彼女の家族達の姿が、眠る前の短い間であっても精一杯、幸せに生きたことを伝えてくれた。
彼には、それだけで十分だった。それだけでこれからの長い一人の時間を生きることができる。
再び会えるまでの、空虚な時間の中に希望を繋ぎ止めておける。

「小夜……、しばらくの間、お別れです。
あなたの姪たちはカイが幸せに育てています。だから安心してください。
……私は、あなたが目覚めるまで、世界中を旅してきます」

片膝を付き、静かに言葉を紡ぐ。少女の眠りを妨げぬように密やかに。
そして、彼女の好きだった色のバラに、髪を結えていた黒い紐を結び、石櫃の上にそっと捧げた。

707 :BPZ:2007/09/12(水) 18:31:30 ID:sG1ooJml
名前入れ忘れちった。

2/6

行先があるわけではなかった。
普通の生活を営んでいる、彼女の兄の所は行けなかった。
幼い彼女の姪達に、余計な影響を与えるわけにはいけない。少なくとも成人するまでは。

だから、ただ、世界をその眼で見て回る。
ハジという名の青年はただ、世界を巡る。

『私はね、世界を旅したいの、いろんな所に行きたいの』

――それは古き約束。


吸い込まれるような沖縄の青い空が大地を包み、時折吹く風が緑を揺らす。

その光景を。眼に映る風景を二度と忘れないように、じっと見ていた青年が、静かに立ち上がる。
チェロの入った大きなケースを担ぎ、最後にもう一度、石櫃に目をやった青年が、吹っ切るように振り返り、一歩を踏み出した。

その瞬間、唐突に現れた光に青年の姿が包まれた。



―― BLOOD+ゼロ ――



学院の広場で、2年に進級する生徒たちは、一人ずつ使い魔の召喚を行っていた。
言わずと知れたここ、トリステイン魔法学院では、恒例かつ神聖な儀式である、春の使い魔召喚を行っていた。
術者の力量に応じた様々な使い魔が召喚され、各々が交流を深めていた。

「えーと、これで全員ですかな?」

学生の中に一人混じっていた、貫禄(?)のある男性教師が声を上げる。
「いーえ、まだ。ミス・ヴァリエールが。」

炎をまとった赤い大きなトカゲらしき動物 ―サラマンダー― を撫でながら、燃えるような赤い髪、健康そうな褐色の肌をした、少女が挑発するように指摘する。
キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。
微熱のキュルケという二つ名を持つ少女の視線は、ある一点を見ていた。

教師、兼、非常事態に備えての対策要員として、生徒たちを指導していたコルベールがそれに気づいた。

「ああ、ミス・ヴァリエール。まだ貴女が残っていましたね。では、使い魔の召喚を。さあ、君たちも場所を空けなさい。」

群れていた生徒たちに、召喚の為の場所を空けるように指示しながら、ヴァリエールと呼ばれた少女に向かって手招きをする。

その声で、その場にいる全員の視線を一身に浴びた少女が苦虫を噛み潰したような、不安を押し殺したような表情でゆっくりと広場に進み出る。
桃色がかったブロンドの豊な髪と勝気そうな鳶色の目が印象的な美少女だが、いかんせん、その成熟前、いや、だいぶ手前の華奢な体がかなり幼い印象を与える。
先ほど揶揄の声を上げたキュルケと比べると……いや、人と比べるのはよくありません。
彼女はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。ゼロのルイズという有り難くない二つ名を持っている少女だった。

「ル〜イ〜ズ? あなた、この子より、すごいのを召喚できるんでしょうね?」
「当然よっ!」

2年生の中で1,2を争うほどの立派な使い魔を手に入れたキュルケは、昨日の夜にルイズが『明日は見てなさいよっ!』と大見栄を切って走り去っていくことを思い出して、思わずルイズにちゃちゃを入れた。

708 :BPZ:2007/09/12(水) 18:32:34 ID:sG1ooJml
3/6

案の定、顔を真っ赤にしたルイズが叫ぶように言い返してきた。
キュルケは、心のどこかで『ごめんねー』と思いながらも、むきになって反応するルイズが面白くて、からかうのが好きだった。
……言葉には絶対出さないが。

だから、更に……

「うふふんっ、あ〜ら、そ〜う? じゃあ、お手並み拝見としましょうかしら〜」

と余計なちょっかいをかけてしまう。もう病気である。


まだ、使い魔を召喚できていないルイズは、それ以上反論することもできず憤然と顔を逸らした。

ただ、キュルケは少し気がかりなこともある。それはゼロの二つ名。
使い魔を召喚できなかった場合、彼女がどれほど落ち込むことか。
さらに言うと、使い魔を召喚できない可能性が、極めて高いこと。

ヴァリエールの人間がツェルプストーの目の前で、落ち込むのは家同士の関係であれば喜ぶべき事柄だが、キュルケ個人としてはルイズには、ミジンコでもいいから使い魔と呼べるものを召喚して、無事に進級してもらいたかった。

――遊び相手が減るのは困る。

まあ、そんな理由だ。


正直、焦っていたルイズはそんなキュルケの微妙な心を感じ取れるはずもなく、ただ、これから行う召喚に人生をかけていた。
由緒正しき家に生まれ、周りの家族も水準を大幅に超えるメイジである、という超がつくほどの名家の三女でありがら、自分だけまともに魔法を使えない。
そんなコンプレックスが、彼女を駆り立てていた。

(これで召喚できなかったらどうしよう)

そんな不安が心をよぎる。

――まともに魔法が使えない。

だから、知識を求めた。コツコツと勉強をし、魔法の理論や感触を追い求めた。
自分が4つの系統のどれに当てはまるのか、微に入り細に入り調べた、聞いた、見てきた。
その結果、実技はてんで駄目、知識は抜群。といった不安定なルイズが出来上がった。

その努力を知っている人、キュルケを含む極少数の生徒達は、内心応援もしていた。
が、いくら知識があろうとも、実際に魔法が使えない落ちこぼれのルイズを馬鹿にするメイジがほとんどだった。

周りの嘲笑じみた声や、密かに聞こえる、いや、わざと聞こえるように会話している、その声がルイズの神経を逆なでする。

(見てなさいよ、すっごい使い魔召喚してやるんだからっ!)
(二度とバカにできないような使い魔を召喚するんだからっ!)

周りの声を頭から叩き出し、ルイズは精神を集中する。
その瞬間、不思議と心が落ち着いた。

(なんだろう……うん、絶対成功する。成功するわ)

高々とワンドを掲げ、この時の為に、練りに練った呪文を紡ぐ。
様々な文献を調べて、異端かもしれないけど、古文書や外典もあたり、最も大きな概念を掲げて組み立てた呪文。

(世界で一番の使い魔? ううん、私の使い魔は世界より、ずーっと大きな宇宙の中で一番よっ)

そして、ルイズは自信に満ちた声で召喚する。

709 :BPZ:2007/09/12(水) 18:33:37 ID:sG1ooJml
4/6

「宇宙の果てのどこかにいる、私のしもべよっ!」

ルイズの呪文の最初の一節で、
(おい宇宙ってなんだ?)
(変な呪文)
(さすがゼロのルイズが使う呪文は普通と違うぜっ)
(なんたってゼロだもんな)
(はははっ、違いない)
といった嘲りが辺りを埋め尽くした。
しかし、ルイズにはその声は届かなかった。

「神聖で美しく、そして強力な使い魔よ。
私は心より求め、訴えるわ。
我が導きに答えなさいっ!」

そして、ありったけの魔力(と自分では感じている)を込めて、ワンドを振り下ろす。

ルイズがワンドを振り下ろした先が巨大な音を立てて爆発し、土煙が立ち上る。

ルイズの魔法が失敗する時、というより必ず失敗するのだが、爆発することを知っている生徒たちは、一瞬で事態を認識して笑い出す。
ただ、いつもより爆発の規模が大きく、前の方に陣取っていた生徒はひっくり返り、舞い上がる土煙で一帯の視界を閉ざされた。

「ゲホッゲホッ、まーた失敗だよ」
「ゴホッゴホッ、だってルイズだぜ? ゼロだぜ?」
「あはは、違いない」

ルイズは自分が失敗したことを知って、顔を真っ赤にして涙目になってわなわなと震えていた。
見かねたキュルケが近寄って、肩を叩いた。

「皆さん、大丈夫ですかー」

コルベールの声が響きわたり

「大丈夫でーす、ルイズが失敗しただけでーす」

誰かの声で、周り中から無邪気な笑い声が湧いた。

「ルイズ、人生最後って訳じゃないんだし……」

励まそうとしていたキュルケは、ルイズが一点を凝視しているのに気がついて、言葉を止めた。

「あなた、誰?」

ルイズのいぶかしむ様な声の先に目をやって、キュルケは愕然とした。

同じく、その声と、何よりも異質な気配を敏感に察知したコルベールも、普段の温厚な教師とは思えぬ素早さで、杖を構えた。
ようやく土煙が落ち着き、視界が明瞭になる。
そして爆心の中心地に、見かけない格好をした青年がたたずんでいた。

織目が見えない程の上質の、しかし装飾のない黒い上着と、これまた上質そうな生地でできている白いシャツを身に纏い。
そして背に背負った大きな黒い箱。それは何かの金属でできているようだった。

何より目を引いたのは、貴公子然としたその面持ちと、深淵を覗き込む様な黒い眼。
その場にいた全員は、言うことが見当たらず、ただ茫然としていた。


710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:34:41 ID:sG1ooJml
5/6

最初に立ち直ったのはルイズだった。

「あ、あの……」

どう見ても年上、貴族とも思えず、かといって平民とも言えず、なんと声を掛けていいか分からなかった。
とりあえず、掛けた声に反応した青年と目があった瞬間、ルイズは何を言ったらいいのか、わからなくなってしまった。

(でも、私が召喚し…たのよね…? 私の魔法は成功したのよ……ね?)

ルイズのその声に、硬直していた時間が動き出した。

「おい、あれって人間だよな?」
「ああ、人間だ」
「人間を召喚したのか?」
「そんなことあんの?」
「上から降ってきたのか?」

生徒達は一斉に上を見上げる。空は抜けるように青く、雲一つなかった。

「だったら、ルイズの使い魔?」
「「「「えええ〜〜〜〜!」」」」」

「でもよー、あんな恰好見たことないぜ」
「どこの国の人だろ」
「ただの平民じゃなさそうだしなぁ、って言うことは貴族?」

生徒達のざわめきの中、考えをまとめたコルベールは、青年の前に進み出た。
本来であれば召喚のどさくさにまぎれて使い魔契約を行う流れだったが、相手が動物ではなく明らかに人間で、これほど間が空いてしまっては、どうしようもない。相手の力量も分からない状況と、コルベール自身の勘が、急いではならないと告げていた。


「失礼ですが、今しばらくそこでお待ちいただけますか?」

万が一、億が一相手がスクウェアクラスのメイジだった場合、更に強制移動で怒って、報復された場合のことを考えると、迂闊な口調はできず、できるだけ丁寧な口調で話しかけざるをえない。
それに、メイジでなかったとしても、目の前の青年の持つ雰囲気は、油断できるものではなかった。

コルベールに顔を向けた青年は、声を出さずに頷いた。
それを見て、密かにほっと溜息をついてから、生徒達に呼びかけた。

「さぁ、皆さん、使い魔を連れて、一旦教室に戻りなさい。大型の使い魔は外の待機場へ。しばらく自習です。あ、それから、ミス、ヴァリエール。あなたは残りなさい。さあさぁ、早く」

その声に、はじかれたように生徒達が、ちらちらと視線を向けながらも、使い魔を連れて教室の方に向かって移動する。
キュルケ等は何か言いたげであったが、コルベールが重ねて指示すると、おとなしく従った。
雑多な使い魔達や、生徒達は飛んで ―飛べない大型の使い魔を召喚した一部は歩いて― 教室に戻って行った。

一瞬、使い魔や飛ぶ姿に反応した青年は、右手を胸の前で構えたが、周囲をそっと見渡して静かにおろした。
ルイズはそんな青年を凝視していた。



711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:36:41 ID:P/bhYmp8
支援〜

712 :BPZ:2007/09/12(水) 18:36:57 ID:sG1ooJml
6/6

生徒達がすっかり居なくなると、ルイズはたまらず声を上げた。

「ミスタ・コルベール!」
「何かね」
「どうしたらいいのでしょう?」
「少し待ちなさい」

コルベールは思案顔を崩さず、静かにたたずむ青年に目をやった。
視線を感じたのか、戻って行った生徒達に目を向けていた青年が振り返る。

「私は、トリステイン魔法学院で教師を務めております、コルベールと申しますが、少々お聞きしてもよろしいですか?」
「ハジと言います。私の方も聞きたいことがあります」

初めて聞いた青年の声は、山奥の澄んだ沼のように静かだった。
ルイズは、自分が呼び出したらしいハジと名乗る青年と、コルベールの会話を一言ももらすまいと聞き耳を立てる。

「ああ、そうですね、ではこうしましょう、先にあなたの方から質問をしてください。そのあとで私の方から」
コルベールの言葉に微かに頷いた青年・ハジは青年は肩に背負った箱をゆっくりと置いた。

「……ここはどこですか?」


--------------------------------------------------
ということで投下完了ですー



713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:36:55 ID:fqhwUpp5
丁度人のいなくなる時間なのか?
ともあれ、支援しよう。

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:39:01 ID:fqhwUpp5
少し遅かったか。GJしたー。

……小品を書いてるんだが、投下と言うには短く、
話のタネと言うには長い微妙な代物になりそうだ。どうすべ。

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:42:58 ID:bkMFSWBV
乙&GJ!


716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:45:45 ID:VE2lg1fF
>>714
来るネタは拒まず、去るネタは地獄の底まで追っていく
それがこのスレじゃワッハハハ
と塾長も言っておられるのでどうぞどうぞ

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:47:38 ID:fqhwUpp5
>>716
ういさー。
じゃあ完成したら投下するよー。

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:51:06 ID:qCLz3tmm
両方GJ

やっぱここで馬くるか。
そりゃ来るよなwwwwwwwwwwwwwww

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:53:18 ID:zvuUG9Kf
GJ!噛ませ犬なヘタレハジキターーー!
こいつよえーからガンダールヴ必須だな、あの棺桶は武器でもOKなのだろうか?

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:55:03 ID:LsqBigkM
人外なのにおそらくここに呼ばれてる人間キャラの大半よりも弱い奴だよな、ハジw

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:57:16 ID:E5z19uLf
マゾでサドでデブの吸精鬼がハルケギニアに来てたのか……
ガンダールヴで地力が多少あがってるから広げられた差が少しは縮まった、のかな?
いずれにせよ戦ったら周りに居る連中死ぬけど

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 18:59:15 ID:zvuUG9Kf
>>720
銀さんでもハジに勝てそうだよw
BLOOD+中、小夜の次ぐらいに弱いんじゃないのかwww>ハジ

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:08:36 ID:M0HYpFZ/
>>691
考えてみればギーシュはレビテーションを相手(平民)にかければ、勝つ事なんて簡単なんだよな。
相手を高所から落とせば済む事なんだから。この方法だとガンダールブも全く脅威じゃない。
まあ、デルフを持つまでだろうが

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:14:11 ID:E5z19uLf
レビテーションも狙いをつけるとかが必要で出来ないんだろ、多分

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:15:14 ID:mjapL1Y5
ハジって貫かれまくってたイメージがあるな


726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:25:39 ID:AblGgpXB
>>723
あれは基本的に自分にかける魔法だし射程距離が短そう。

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:25:48 ID:xqJhdZMM
よく知らんがハジってそんなに弱いんか?

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:27:28 ID:JLvpLcLJ
あれは周りの連中がおかしい

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:29:35 ID:M0HYpFZ/
>>726
アニメでは逃げたサイト結構離れた場所から浮かしてたけどね。

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:31:28 ID:AblGgpXB
>>729
アニメはあくまでアニメ。

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:32:12 ID:qCRoGaw6
>>720
アニメは・・・ほら
いろいろとアレだし・・・

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:33:19 ID:qCRoGaw6
×>>720 ○>>729

最近変えたJaneのスキンは見にくいな・・・

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:33:29 ID:e8IUXq9I
>>727
弱いなんてもんじゃない、毎回毎回一方的にボコられる

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:33:49 ID:JB6ok0jN
シルフィードから落ちたサイトをタバサが助けたこともあった。

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:34:43 ID:e8IUXq9I
あれは近かったな。

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:39:39 ID:Dz8afrXi
いい子と考えた。
フライで飛んで、バルキリーブレッシングかけて、高速で落下すれば世界滅ぼせるんじゃね?

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:40:30 ID:gi0KwhCA
そういえば姉妹スレでレビテーション使った戦法を丈助にやってたなかったか?

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:42:03 ID:hs9OKKtE
フライとレビテーションをごっちゃに考えてる人がいる予感

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:42:58 ID:gi0KwhCA
訂正
×やってたなかった

○やってなかった

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:43:47 ID:E5z19uLf
>>736
速度を地面に激突するまでの僅かな間に無茶苦茶あげることが出来たらな

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:46:39 ID:e6Qp/XH5
レビテーション→コモンマジック
フライ→風系統

でおk?

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:47:18 ID:M0HYpFZ/
一巻のフーケ戦でルイズがシルフィから飛び降りてから
タバサがレビテーションをかけてるから射程は結構有るんじゃない?

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:47:56 ID:e8IUXq9I
>>741
両方コモンじゃねーの?

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:49:27 ID:CCiNVT56
>>742
ぶっちゃけ絵がないから判断は不可能。
タバサの反射神経と発動速度にもよるし。

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 19:58:31 ID:E5z19uLf
両方風だよ
五巻のキュルケとタバサの出会い話読み直せ

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:00:04 ID:CCiNVT56
武空術があるからどうでもいいっす。

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:03:22 ID:p74RkRp8
>>742
単純に詠唱が極めて短いんじゃないかな
もしくは横の射程は短く縦の射程が長いとか

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:04:47 ID:fgUGj29+
今予約入ってるかな?
大丈夫なら小ネタっつーか短編投下したいんだけど。

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:09:55 ID:8h4OAM9E
かもおおおぉぉぉん!

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:10:11 ID:bkMFSWBV
きてぇ!

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:11:19 ID:hMXcZKrb
くるよくるよくるよ!

752 :あしたのルイズ 1/15:2007/09/12(水) 20:12:51 ID:fgUGj29+



 ゴング。

 同時にレフェリーを務めるコルベールが、リング上で拳を交える二人を引き離す。

「ゴング! ゴングだ!」

 双方は一瞬にらみ合った後に振り返り、肩で息をしながらもしっかりとした足取りでニュートラルコーナーへと戻った。
 セコンドにより椅子が出され、一分間で少しでも体力を回復するための道具が次々と取り出される。
 赤コーナーの椅子へ座り込んだのは、ルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
 現在、HBC(ハルキゲニアボクシング評議会)のランキング3位に属する、異例の女性ボクサーである。
 ぶかぶかの赤いボクシングパンツに、白い無地のTシャツを着ていた。

「ルイズ、やったじゃねぇか! あいつのフィニッシュブローを破ったぜ!」

 セコンドの一人を務めるのは、腹巻に坊主頭、左目の眼帯と異様な格好の中年男性だ。
 名を、丹下段平。ルイズによってこのハルキゲニアに召喚された、かつて異世界で名を馳せた名ボクサーである。

「あれだけ特訓したんだから、当然でしょ! 次のラウンドで勝負をかけるわ!」

 疲労困憊であるにも関わらず、ルイズはニヤリと笑ってみせる。


753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:13:05 ID:6SQ79rZ7
支援

>>704
GJ!来てしまったネあの人が!
ハルキゲニア怪獣大決戦フラグ?((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:13:44 ID:hMXcZKrb
支援……ってwww
ちょwwww


755 :あしたのルイズ 2/15:2007/09/12(水) 20:14:06 ID:fgUGj29+

「動かないで」

 腫れ上がったルイズの顔を、魔法で出した氷で冷やしていたタバサが呟いた。
ルイズの級友である彼女もまた、セコンドを勤める一人である。

「それにしても、まさかあんたが本当にここまで強くなるとはね……。
女の癖にボクシングなんてバカじゃないかと思ったけど、あんた才能あるのね」

 キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーが呆れたように漏らした。
 その名の通り、ツェルプストー家の一員である彼女は、ヴァリエール家のルイズとはまさしく犬猿の仲である。
 が、ルイズが「ボクシングやるから。絶対やるから。もう決めたから」とぬかし、
周囲を仰天の嵐に巻き込んだ際、初めにそれを応援した人間でもあった。
 要は、何だかんだ言って親友なのである。
 『微熱』の通り名を持ち、恋に生きると公言してはばからないような女性であるキュルケにとって、
その理由が納得いくものだったからかもしれない。

「そりゃそうでしょ」

 ルイズが真顔に戻り、呟いた。

「絶対サイトの仇を討つって決めたから。そう、誓ったんだから」
 そうして、向かいの青コーナーを睨みつける。

 そこには、不適に笑う元婚約者――HBC現王者、ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルドの姿があった。



756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:14:21 ID:0E7CfQrt
ルイズが燃え尽きちまうwwwwww支援

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:14:59 ID:+UrkgA+o
>>747
一応タバサは水風のトライアングルだからな。
精神力消費率が4分の1だから、距離が離れても拡大できたのかもしれん。

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:15:15 ID:tJbNKuZX
支援
って、相手はワルドかっー!w

759 :あしたのルイズ 3/15:2007/09/12(水) 20:15:19 ID:fgUGj29+

 ハルキゲニア大陸において、ボクシングとは全てである。
 六千年前、プリミルと呼ばれる人物が編み出したとされるその競技は、瞬く間に大陸全土へと広がった。
 現在において、各国の代表を出す国際戦が最早代理戦争と化していることからも、その人気ぶりは知れよう。
 そして、貴族の誇りとは、強いボクサーであることであり、即ちボクシングで勝つことである。
 現在を生きる全ての貴族の男子にとって、ボクシングで強くなるのは確固たる目標であり、遥か遠い夢だ。
 HBC上位ランカーともなれば、下級貴族の三男坊などでも結婚相手は選び放題、生涯の成功は最早約束されたと言ってもいい。
 その妻も、夫の試合となれば必ずセコンドに立ち、声を枯らして応援。
勝てば抱き合ってリング上で接吻し、負ければ控え室で涙を流した。
 『俺のセコンドに立ってくれないか』というプロポーズの言葉は、最早使われすぎて陳腐であるにも関わらず
『好きな異性に言いたい/言われたい台詞ランキング』で132年連続一位ぶっちぎり独走中。
ちなみにランキングの集計が始まったのは132年前である。
 要は。どいつもこいつも、バカみたいにボクシングに燃えているのだ。


 ルイズが、使い魔契約の儀式で異世界の二人――平賀才人と丹下段平を召喚したのは、もう二年前のことになる。
 二人はやがて、ボクサーとセコンドとしてHBCランキングへ参加。
 グローブをはめると身体能力が向上するという、伝説の『ガンダールヴ』のルーン、丹下段平のやたら根性部分に特化した指導、
喋るインテリジェンスグローブ『デルフリンガー』などもあり、瞬く間に上位へと上り詰めた。

 しかし、その年のトリステイン王国代表決定戦。決勝戦において、ワルドの繰り出したフィニッシュブロー、
『ライトニング・クラウド・アッパー』によって、終始優位にあった才人は逆転負けした。
 ルイズはその時、婚約者と使い魔、どちらのセコンドに着くか悩んだ挙句、賓客用観客席という中途半端な立ち位置に居た。
 そして見たのだ。絶対に見た。二人がコーナーで戦っていたせいで、自分以外には誰にも見えなかったろうが、
しかしそれは確かだったとルイズは確信している。
 フィニッシュブローを撃つ瞬間、ワルドは才人の足を踏んでいた。


 そして、試合終了から三時間十二分後。
 平賀才人は、絶命した。



760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:15:20 ID:8h4OAM9E
ルイズが真っ白に燃え尽きてしまう支援w

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:15:24 ID:bkMFSWBV
サイトもボクサだったのかwwww
しぇん

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:15:27 ID:hMXcZKrb
断言する!このワルドはカッコいい!!www
ワルドの葬式はやっぱノボル神が喪主なのかしらwwww

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:15:36 ID:1r1V0CyY
なにこの状況www
支援する

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:16:01 ID:CCiNVT56
サイト死んでるwww支援

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:16:28 ID:hMXcZKrb
才人死んでるwwww支援

766 :あしたのルイズ 4/15:2007/09/12(水) 20:16:29 ID:fgUGj29+


 試合から数日後。
 ルイズは、ワルドを問い詰めた。何故だ。何故、あんなことをしたのか。
 ワルドは哂った。高らかに哂っていた。

「まずい、まずいんだよルイズ。あそこで負けてしまっては、僕はルイズと結婚出来ない。
ヴァリエール家の麗しきご令嬢と結婚するんだ、HBC現王者くらいの立場は必要だろう?」

 くくく、と堪えきれない哂いを漏らす。その眼は、何か名状しがたきものに侵されていた。
 明らかに尋常では無い様子に、表情を硬くするルイズ。
 その腕を突然、ワルドが掴む。

「さぁ、もう十分だろうルイズ。僕はHBCの頂点、ハルキゲニアにおける全ての男子の頂点に立ち、九回それを守り抜いた。
かつての伝説、『イーヴァルディの闘士』と並ぶ大記録。ああ、ああもう十分だ、そうだろう?
君と僕は結ばれる。誰にも邪魔はできない。そして君の、『虚無の拳』の力がついに――!」

 恐怖。しかし、それ以上にルイズの心を埋め尽くしたのは、憤怒だった。
 ルイズは腕を振り解き、ワルドを睨みつける。それを気にもせず、相変わらず、哂い続けているワルド。
 ワルド――いや、こいつが何を言っているのかはわからない。
 だけど。
 これだけはわかる。

「そんなことのために……!」

 その目的は、あいつ――才人に比べれば、屑にも劣る最低の代物だということだけは。

「サイトを……!」

 あいつを。いつまで経っても従おうとしなかった、小憎たらしい使い魔を。給仕やら、他の女性にすぐ傾く惚れっぽいあいつを。
 でも、……どうしようも無い程、どうしようも無くなる程に好きだったサイトを!

「殺したのねっ!」 



767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:16:53 ID:xz7anDj+
ちょwwwwww才人死んどるwwwwwwwwwww

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:17:01 ID:dZnCK5em
一回り下の女と殴り合いwww
ワルド自重しろよw

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:17:33 ID:hMXcZKrb
フーケが白湯を持ってきたりするのかwwww
支援www

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:17:41 ID:1r1V0CyY
>>759
支援と誤字

>  ハルキゲニア大陸において、ボクシングとは全てである。
ハルケギニア
>  六千年前、プリミル
ブリミル

771 :あしたのルイズ 5/15:2007/09/12(水) 20:17:46 ID:fgUGj29+


 ルイズは先日の自分を悔やんだ。何故、自分はこいつとサイトを比べて、しかも迷いなんてしたんだろう。
 こんなにも。こんなにも、私の気持ちは分かりきっているというのに!

「……いいわ。あなたがもう一度だけ、その王座を守りきったなら、私はあなたの妻になる」
「どうしたんだい? 僕の愛しいルイズ。別に、今すぐにでも僕は構わな――」
「その口で、次に『愛しい』と言って御覧なさい。――その口、引きちぎってやるから」

 ワルドは哂い止み、値踏みするような眼でルイズをじろり、と眺めた。
 完全に様子は一変し、実につまらなそうな、退屈そうな眼をしている。

「ふん。……成る程。君は僕の、『敵』になったと、そういうことなのかな、ルイズ?」
「ええ。完膚無きまでにね、ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド」
「くくく。もう『ワルド様』とは呼んでくれないのだね、僕のルイズ。
だが、まぁいい。僕が次に勝ちさえすれば、全ては問題とはならない。
いくら君が反対しようとも、前人未到のHBC王座十連続防衛を果たした男となれば――君のお父上にほんの少し働きかければ済むことさ。
それで? 残りの一回、君は誰をけしかけるつもりなのかな?」

 馬鹿にしきった様子のワルドを前に、しかしルイズは動じなかった。
 眼を煌々と光らせ、胸を張り、怒りの炎に身を焼いて、誰よりも誇り高く、彼女はそこに居た。

「私よ。私自身が、あなたに挑む」




772 :あしたのルイズ 6/15 >>770げぇ、ごめんなさい:2007/09/12(水) 20:19:00 ID:fgUGj29+

「セコンドアウト!」

 ロープを乗り越えながら、ルイズのセコンド達が次々に声をかける。

「いいか、ルイズ。足だ、足を使え。かき回した所に、お前のフィニッシュブローを叩き込んでやりな!」
「……本で読んだ言葉。あなたに。……Stand, and Fight.(立って、そして戦いなさい)」
「頑張りなさいよ。サイトのためなんでしょ?」

 ルイズは僅かに微笑みをこぼし、そして相対する敵へと向かっていった。
 着ているTシャツを握り締める。かつて、彼女の使い魔がこの世界に召喚された時に着ていたものだ。
 
「サイト」

 何かを噛み締めるように、ルイズはその使い魔の名前を呟く。

「らぅーん、えいと! ふぁいっ!」

 ゴング。



 開幕直後、ワルドは冷静に牽制の左を放つ。
 速く、鋭く、確かな芯のあるジャブ。『エア・ニードル・ジャブ』。
『閃光』の二つ名の元になった、ワルドの主武器の一つである。
 ルイズも動じず、ステップとガードで対処する。
 しばし、静かな攻防。盛り上がる観客席とは正反対に、凍りついたような緊張感がリングには満ちていた。
 ――と、その空気を打ち破るかのように、ワルドが大きく下がる。
 そのまま腕を広げ、オープンガード。そして、あろうことか対戦相手であるルイズへと話しかけた。



773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:20:02 ID:hMXcZKrb
見える、見えるぞ!暴れ豚の群を華麗なフットワークで潜り抜けるワルドの姿がwwww
支援

774 :あしたのルイズ 7/16 番号修正:2007/09/12(水) 20:20:17 ID:fgUGj29+


「いや、驚いたよルイズ。まさか、君が――君自身が! 僕に挑むと聞いたときには、正直正気を疑ったがね。
僕の『ライトニング・クラウド・アッパー』を破るとは、やるじゃないか」

 『ライトニング・クラウド・アッパー』。ワルドが幾多もの敵をリングに沈めてきた、彼の必殺技である。
 その拳は相手に命中すると同時に、グローブすら焼き尽くす強力な電撃を発し、その動きを止める。
 ガードも不可能、当たったらそこで終わり。まさしく、『フィニッシュ』ブローだ。

(尚、スレ住人の皆さんは技のあまりのネーミングセンスに眉をひそめていることだろうが、
これは筆者の趣味では無く、名作ボクシング漫画――アレをボクシングと呼称するのなら、という前提だが――
『リングにかけろ』へのリスペクトである。知らない人はググってwikipedia。すげーネーミングだから)

 ルイズは警戒。試合中に対戦相手に話しかけるなど、正気の沙汰ではない。コルベールが困っている。

「驚いたよ。本当に驚いた。まさか、『虚無の拳』の力を、僅かとはいえ引き出すとはね。
それに敬意を表して――僕の、正真正銘、本当の本気を見せるとしよう!」

 そう言い放つと、ワルドは突然詠唱を始める。

「ユビキタス・デル・ウィンデ……」

 ルイズはワルドへと突き進んだ。まずい。何の詠唱をしているのかはわからないが、本能が告げている。
 あの呪文を、完成させてはならないと。

「っ!」

 ワルドの顔面へ、右ストレートを放つ。

 そして、誰もがその眼を疑う光景。
 その拳が、ワルドの頬を『貫通』した。

「!」


775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:20:56 ID:xqJhdZMM
戦争の代わりにボクシング…。
ガンダムファイトみたいだ。
支援

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:21:06 ID:1r1V0CyY
作品違うけどフリッカーって実際に人間に撃てるのかな支援

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:21:34 ID:JB6ok0jN
支援

778 :あしたのルイズ 8/16 番号修正:2007/09/12(水) 20:21:38 ID:fgUGj29+

 驚愕に凍り、動きが止まるルイズ。面前のワルドの姿が、かき消える。
 そして、

「ユビキタス。――風は、偏在する」

 ルイズの背後。そこに、五人のワルドが立っていた。
 振り返ったルイズの顔が、更なる驚愕で歪む。

「風の吹くところ、何処となくさ迷い現れ、その距離は意思の力に比例する」

 ルイズは混乱しながらも、必死でジャブをうつ。
 涼しい顔でそれを防ぐ、ワルドの一人。

「物理的影響力を持ち、ある程度の衝撃なら消えることもない。そのそれぞれが意思を持っている。
――どうだい、僕の愛しいルイズ? これが僕の、本気だよ」

 一人がルイズのパンチをガードしている間に、もう一人が懐に潜り込み、ルイズの気をそらす。
 更に二人が牽制のジャブを放つ。

「くっ!」

 ルイズは必死で、それをかわそうと『イリュージョン・ステップ』を使う。
 自分自身の幻影を作り出し、敵を翻弄する足捌き。
 先ほど『ライトニング・クラウド・アッパー』を破ったのもこの技だ。
 しかし、

「無駄だ!」

 そして、最後の一人はルイズの死角へと回り込んで――

「これで終わりだ! 『エア・ハンマー・フック』!」

「――――!」

 空気の塊を伴った拳は、その力を元の数倍にまで増大。
 ルイズの顔面を捉え、悲鳴をあげることすら許さず数メイルの距離を吹き飛ばした!



779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:22:44 ID:ztEBu0vq
普通に面白いのがナチュラルに異常だw

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:23:19 ID:xz7anDj+
ギャラクティカマグナム支援

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:23:20 ID:6SQ79rZ7
まずい、面白いぞw 支援

782 :あしたのルイズ 9/16:2007/09/12(水) 20:23:21 ID:fgUGj29+

 きもちいい。
 なんだか、すごくきもちいい。
 めのまえがぐにゃぐにゃする。なにもみえないや。
 ああ、ねちゃいそうだなぁ。

「――――!」

 なんだか、とおくでたくさんのひとがさわいでる。
 うるさいなぁ。
 わたしはもう、ねたいのに。

「――――!」

 ああもう、ほんとうにうるさい。
 たちあがることなんて、もうできないのに。

「――って!」

 え?
 いま、なんて……。

「立って! ルイズ!」



783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:23:47 ID:1r1V0CyY
これはもしかして杖=グラブな世界観なのか支援

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:23:48 ID:hMXcZKrb
ボクシングと魔法の素晴らしき融合w 支援

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:24:09 ID:xqJhdZMM
ボクシングで偏在するなwww
支援

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:24:18 ID:/zzNzPEd
ルイズの必殺はエクスプロージョン・ブローとか何かかw支援

787 :あしたのルイズ 10/16:2007/09/12(水) 20:24:30 ID:fgUGj29+

 リング上、ピクリともしないルイズ。勝ち誇り、ロープへもたれかかるワルド(×5)。
 それを見つめながら、キュルケは呻く。

「分身……。ボクシングで五対一なんて、勝てるわけがないじゃない……!」

「…………」

 無言のままのタバサ。

 3。

「ちくしょう……。ルイズは、ルイズはあんなに頑張ったのによぅ……!」

 丹下は俯き、何かを堪えるように歯を食いしばっていた。

「…………」

 無言のままのタバサ。

 5。

「……限界ね」

 倒れたまま動かない姿を見、キュルケがタオルを取り出す。
 止める丹下。

「待て! そいつぁダメだ! ルイズを、あいつの気持ちを裏切るつもりか!」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
「せめて、10カウントの間は――」
「一刻を争う状況だったらどうするつもりなの!? その数秒が、あの子を殺すかもしれないのよ!」

「…………」

 無言のままのタバサ。

 8。

「ダメだ! そいつはやらせられねぇ!」
 
 丹下がキュルケに、タオルを投げさせまいと食らいつく。
 そうしながらも、叫ぶ。

「立(て! 立つんだ、ルイズ!)――」
「立って!」

 割り込むかのような突然のタバサの絶叫に、丹下は言葉を止められてしまう。
 タバサはルイズを見つめ、何かを訴えるように、目に涙を浮かべながらも叫ぶ!

「立って! ルイズ!」



788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:25:19 ID:1r1V0CyY
トッカータ支援

789 :あしたのルイズ 11/16:2007/09/12(水) 20:25:40 ID:fgUGj29+

 その一言で、心臓に火が入った。
 足が動かない。
 頭はグラグラだ。
 体中が痛みを訴えている。
 ――それでも。

 その全てを屈服させて、ルイズは立ち上がった。カウントは、9。
 霞む視界の中、リング下のタバサを捉える。
 そちらに向けて、頷いた。

 ――そうだ。

 驚くワルドが見える。

 ――負けられない。

 足を一歩、動かす。

 ――絶対に、

「負けないんだからっ……!」



790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:26:15 ID:hMXcZKrb
ヤバイ、笑いすぎて腹痛いwww 支援

791 :あしたのルイズ 12/16:2007/09/12(水) 20:26:53 ID:fgUGj29+


 ワルド達が、再びルイズへ襲い掛かる。
 先手を取り、重い左手を必死で動かして、ジャブ。
 どうしようもなく鈍いそれを、ワルドは苦も無くガードした。
 先ほどと同じ流れか、と誰もが思ったその瞬間。

 ガードをしたワルドが、跡形も無く消え去っていた。

「な――!」

 驚きで動きを止めるワルド達。馬鹿な。あの程度のパンチで、分身が消え去るなどあり得ない。
 更に連続でルイズのジャブが放たれる。
 一発。一人のワルドが消える。
 一発。また一人のワルドが消える。
 残るワルドは、二人。

「馬鹿な、そんな筈は!」

 混乱するワルド。そこに、ルイズがぽつりと、だが確かな強い声でその技の名前を告げた。

「――『ディスペル・ジャブ』」
「っ! 『解除』したというのか、僕の分身を!」

 更に、一発。更にワルドが消えうせる。
 残るは本体。たった一人の、ワルドのみだ。

「僕は……僕は負けないっ! 『虚無の拳』を手に入れ、ボクシング界の全てを手に入れるまで、決して!」

 錯乱したワルドが、ルイズへ吶喊する!

「あ、ああああああああああああああっ!」


792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:27:01 ID:1r1V0CyY
ロープへもたれかかるワルド(×5)。
想像して吹いた支援

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:27:28 ID:0E7CfQrt
ブローの名前が素敵過ぎるwwww
エア・ニードル・ジャブとかこれ以上無いってぐらいにうめぇwwwwww

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:28:10 ID:1r1V0CyY
両手が幻想殺し状態www
支援

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:28:11 ID:bkMFSWBV
これは鬼才だwwwww
支援!

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:28:16 ID:xjBKFh4j
ワルド(×5)って時点で反則じゃねぇかw支援

797 :あしたのルイズ 13/16:2007/09/12(水) 20:28:24 ID:fgUGj29+


 再び、『ライトニング・クラウド・アッパー』を放つ。
 決まれば、間違いなく終わる。その威力を秘めた一撃。
 しかし。その技は既に――

「ああああああああああああああっ!」

 命中!
 ワルドの眼に、電撃に撃たれながら吹っ飛んでいくルイズの姿が映る!

「あああああああああああああ、ああ、あ……?」

 再び倒れるルイズ。電撃で体中が焼け焦げ、見る影も無い。

「あ、ああ、は、ははははははは! 勝った! 『虚無』に、伝説に、僕は勝ったんだ!」

 ワルドは気づくべきだった。
 ルイズにその拳が命中した――否、そう見えた瞬間。
 しかしそれに反して、その手には何の感触も無かったことに。

 倒れていたルイズの姿が消える。

「ははははははははっはああははは、はぁ? あれ?」

 『イリュージョン・ステップ』。
 そして、

「喰らいなさいっ! サイトの――仇っ!」

 ワルドの目の前から放たれた拳は、

「『スマッシュ』――」

 その顎にクリーンヒットし、

「――『エクスプロージョン』!」

 大爆発によって、ワルドを上空十数メイルまで吹き飛ばした!



798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:29:17 ID:xz7anDj+
間違いなく背景は宇宙空間

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:29:21 ID:uSfhmFNg
ルイズの必殺ブローはファントムかマグナムだと信じていたのに、支援

800 :あしたのルイズ 14/16:2007/09/12(水) 20:29:36 ID:fgUGj29+


 一瞬の沈黙。
 その会場にいた全ての人間が、歓声一つ上げず、、空中のワルドを見つめていた。

 ぐしゃり。

 何かが潰れるような音と共に、ワルドがリング外へ顔面から墜落する。
 コルベールがそれを覗き込み、――その両腕を、頭上で交差させた。


「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 歓声が爆発し、ゴングはこれでもかと鳴り響く!

「やった! ついにやったぜ、ルイズ!」
「……やった」
「あの、バカ……! 心配させて……!」

 コルベールがルイズの腕を、高々と掲げる。更に音を増していく観客の声援。
 腕を下ろされたルイズは、その中を、ふらふらとニュートラルコーナーへ戻る。

「っ! タンゲ! 椅子!」
「言われるまでもねぇわっ!」


 出された椅子に、崩れるように座り込むルイズ。


「ちょっとルイズ? 体は、大丈夫なの?」
「待ってろ。今、わしがとっておきの薬を――」
「要らない。水のメイジが医務室からすぐに来る」 
「ルイズ? ……ちょっとルイズ? ルイズ!」
「おいルイズ! 返事しねぇか!」
「…………救護班、早く!」



801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:30:00 ID:CCiNVT56
これはwww

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:30:17 ID:YzZHqRWb
>>764-765
お前ら結婚しろwww

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:30:25 ID:hMXcZKrb
燃え尽きるwwwww 支援

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:30:34 ID:f8RBTLMV
燃え尽きたwww

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:30:45 ID:gJ5xeUUO
なんだこれはwwwたまげたなぁwww

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:30:58 ID:0E7CfQrt
ギャラクシアンと付けなかったのは作者の最後の良心かw

807 :あしたのルイズ 15/16:2007/09/12(水) 20:31:00 ID:fgUGj29+

 ねぇ、サイト。

 やったよ。

 私、あんたの仇を討った。



 サイト。

 もう一度だけでも、あんたに会いたいわ。

 言いたいことがあるのよ。

 前には言えなかったけど、今なら、素直になれそうな気がする。
 


 でも。

 燃え尽きちゃった。

 燃え尽きちゃったわ。

 真っ白にね……。



808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:31:16 ID:CCiNVT56
キターーーー!支援

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:31:21 ID:eE/Mb0kV
名作すぐるwwwwwwwwww

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:31:22 ID:bkMFSWBV
やべえwww
これだからこのスレはやめられねえな。
支援!

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:31:47 ID:JLvpLcLJ
ここはこういう怪作が投下されるから侮れんなあ。
すごい作品でした乙!!!!

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:32:16 ID:K1BQfade
燃え尽きたーーーwww

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:32:17 ID:CCiNVT56
発想の勝利!支援

814 :あしたのルイズ 16/16:2007/09/12(水) 20:32:22 ID:fgUGj29+

以下補足。

・「スマッシュ」は本来左手ですが、ルイズは右手でやっています。
・ワルドとルイズの階級差は、HBC王者の権力で黙らせました。ワルド自重しろ。
・ボクシングは平民にも大人気です。魔法が使えないので、そちらではまっとうなボクシングをしています。
・筆者はボクシングを漫画でしか知りません。サーセン。
・筆者がジョーを読んだのは7年ほど前です。丹下の口調がわかりません。サーセン。
・丹下が完全に空気なのは、元々この話には丹下が居なかったせいです。
でもほら、「あいつが召喚されました」スレだから、一応誰かは呼ばなきゃマズイかなーと思いまして。言い訳乙。
・支援ありがとうございました。

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:32:24 ID:ztEBu0vq
化け物だな
後もうひとつ支援

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:32:30 ID:hMXcZKrb
待って、まだ待って!16/16になってないwww 支援

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:32:33 ID:1r1V0CyY
イリュージョンからのエクスプロージョンとかwww

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:33:11 ID:Zq7jXF+Q
ボクシングと魔法の融合、すげえwww
普通に面白いのが困る支援wwww

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:33:32 ID:S2TJT0zo
超GJwww
ここ最近で一番笑ったww

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:33:33 ID:KQkY2ZiW
あしたのルイズ乙!
作者の発想に脱帽…すげぇよあんた!

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:33:38 ID:dZnCK5em
すげー怪作だったwwww
GJ!

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:33:39 ID:E5z19uLf
もう発想からしてすげぇわ、真似できねぇ

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:33:40 ID:CCiNVT56
そういや体重による階級はどうなってんだ?w無差別級もあるのか?w支援

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:33:51 ID:ztEBu0vq
>>814
本当に乙
マジで笑ったし、面白くもあったよ

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:34:16 ID:xz7anDj+
GJ!

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:34:17 ID:wKoXdY/J
GJ!
どうしよう、面白いw
話に違和感を感じなかったのが素晴らしいw

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:34:26 ID:eE/Mb0kV
いや、凄かった、マジGJ!

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:34:28 ID:YzZHqRWb
GJすぎて腹が痛いwww

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:34:40 ID:bkMFSWBV
乙&GJ!
発想勝ちだなwwwww
おもしろかった。

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:34:56 ID:0E7CfQrt
>>814
超GJ
作品そのものが突っ込みどころなのに上手いから何も言えねぇwwwww

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:35:33 ID:p74RkRp8
これはGJすぐるwwww

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:35:43 ID:6SQ79rZ7
>>814
ルイズの技名ハマリ過ぎるw
意外な組み合わせを見事に融合してのけた作者さんに特上のGJを!

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:35:51 ID:DhNbDqZK
 支援 なあ、車田作品だったら、そのうちサイト生き返ってくるんじゃないか?
星矢もリンかけも「死亡確認」と五十歩百歩だった気がする

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:36:33 ID:hMXcZKrb
発想のスケールで負けたwww
GJwww

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:36:50 ID:dRuGoxAH
>>588
> アンリエッタがフードを外した瞬間、ギーシュの顎がカクンと落ちた。
ここを読んだ瞬間、あのエネルの顔が浮かんだのは俺だけでいい…。

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:38:01 ID:CCiNVT56
デルフがグローブにw

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:39:00 ID:R8ut/cty
技名にワロタ
GJ!

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:39:17 ID:8h4OAM9E
あしたの作者GJ!

久しぶりに腹抱えて笑ったぜ!
そして最後に情景が浮かんでチョット泣けたのは内緒だw

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:42:22 ID:VE2lg1fF
>>833
星矢はちゃんと死んでるぞ
サガもカミュもシュラもデスマスクも
不死身なのはフェニックスの一輝くらい

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:43:52 ID:JHzLN+7n
色んな意味でこれはないわwwww完敗ですwwwwwwwwww

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:44:17 ID:JLvpLcLJ
みんな何を言ってるんだ!
ルイズはただ寝てるだけなんだ。むにゃむにゃと寝言だって言ってるんだ。
だってそうじゃなきゃ……そうじゃなきゃ………………

842 :あしたの人:2007/09/12(水) 20:44:57 ID:fgUGj29+
やべ、補足忘れ。
デルフはワルドのライトニングで焼け焦げてお亡くなりになりました。
ルイズが使っていないのはそのためです。

みんなありがとう。
また電波を受信したら投下しますので、その時は宜しく。

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:46:32 ID:1r1V0CyY
最後の最後でひでぇ補足だwww
デルフご冥福をお祈りします。
でもGJしちゃう!

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:46:57 ID:ztEBu0vq
>>842
で、デルフー!!!

次回、お待ちしております

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:48:53 ID:YzZHqRWb
>>842
そうするとこの作品のデルフはただの喋るグローブかw
魔法吸収能力無しかwww

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 20:49:46 ID:qvdK7VbA
今までの中で一番ワルドの扱いが良くないか?wwwww

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:01:47 ID:1r1V0CyY
たまには逆に世界を目指すルイズなんかもみてみたいな
「世界よワルド! わたしは世界を手に入れるの! そのためには力が必要なのよ……貴方のような力が!」
「何を……何を言っているんだい? わからない、わからないよルイズ……」
ウェールズもスカウトします。

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:03:06 ID:WgVnqhR1
いっそ、使い魔ワルドでいいんじゃね?

ルイズにキスされて狂喜乱舞なロリドw

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:04:03 ID:3HzD3jzb
>>846

死んでないし,かませ犬でもないし,空気でもないしな。
確かに、碌でも無い目に遭ってる他所のワルドよかはマシだな。

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:05:33 ID:CCiNVT56
>>849
方法自体はチャンピオンになるという真っ当なものだしなww

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:06:49 ID:aC8Ie2vx
>今までの中で一番ワルドの扱いが良くないか?
完璧にラスボスだしな。

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:07:21 ID:QFFN9GXs
>>847
何そのワンピース

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:10:15 ID:1r1V0CyY
>>848
魔法衛士隊隊長、謎の失踪を遂げる
烈風カリン、再来
こうですかわか(ry

854 :侍の人:2007/09/12(水) 21:10:19 ID:kbBmOJRi
あしたの人GJ!!
マジで面白かった。
自分にもこんなものを書ける文才がほしい。
予約なければ投下したいんですが。

855 :ゼロガー:2007/09/12(水) 21:10:49 ID:l4L2pTjZ
「フヒャハハハッ、YouはShock!愛で宇宙(ソラ)を堕とすんだよカミーユ!」
毒電波バリバリな台詞を喚くデルブリンガーを翳して黒マントが跳ぶ
自在に機動するだけの空間の余裕が無い室内戦闘では俊敏極まる暗殺者にデュラハンは追従出来ない
銀色に煌く軌跡がタバサに向かって伸びたその時
「撤収ーっ!」
ひどく聞きなれた、それでいてまさかここで聞くとは思っていなかった掛け声とともに
黒衣の剣士が足場にしていた壁が吹き飛び
ごっついバトルアックスを振り回し壁を破壊しながら三体のワルキューレが現れる
続いて現れたのは豪華な屋根付きベッドを担いだ四体のワルキューレ
ベッドの上にはトレードマークの薔薇を形どった杖を軍配のように掲げたギーシュと
「お母様!」
一瞬棒立ちになったタバサに吸い込まれるようにデルブリンガーの切っ先が迫る
「了承一秒孫一生!(意味不明)」
キティなインテリジェンスソードが美少女のスレンダーな肢体をもう少しで貫こうかというところで
今度は床をブチ破って飛び出した緑色の鞭が再度黒マントを弾き飛ばす
「当ってもどうということは無い!」
デルブリンガーの言葉のとおり猫紛いの体捌きで見事に着地した暗殺者を得意の腐食光線で牽制しつつ
床下からオシリスが生えてきた
「なぜ…?」
混乱するタバサ
助けに来るはずがない
母親を人質にとられていたとはいえオシリスを襲いキュルケに暴力を振るいルイズを誘拐した自分を彼らが許すはずがない
「さて、妾は一介の使い魔に過ぎぬのでな」
気に入らない命令を言い渡されようものなら公衆の面前だろうと容赦無くギーシュを触手責めにするオシリスが
ぬけぬけと言い放つ
「あ……」
安堵と困惑、そして良心の呵責
その他諸々の感情が起伏の乏しい胸の中で渦を巻き何も考えることが出来ない
それでもタバサは震える声で言葉を紡いだ
「…あがとりい」
キミは東三四郎かね

投下終了

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:13:53 ID:Pedn9LNO
辻斬り投下乙

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:14:26 ID:bkMFSWBV
ゼロガー乙!ホント唐突だなw
そして支援する!

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:16:07 ID:6SQ79rZ7
一陣の風投下乙

>>848
実は幸せフラグ?

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:16:16 ID:WgVnqhR1
支援準備OK

860 :侍の使い魔:2007/09/12(水) 21:19:04 ID:kbBmOJRi
では投下します。

翌朝
 トリステイン魔法学院は蜂の巣をつついたような騒ぎだった。
 宝物庫から『破壊の杖』を盗んだのは『土くれ』のフーケと呼ばれる最近世間を
 騒がす盗賊である。
 教師達は集まって対策会議を開いているが責任の所在の押し付け合いで、一向に有効策が
 出てこない。
 オスマンの一喝でそれまで好き勝手言っていた教師たちは静まるが。
「で、犯行の現場を見ていたのは誰かね・・」
「この3人です」
 そこには目撃者として召喚されたルイズ、キュルケ、タバサの3人がいた。
 隣では銀時が鼻をほじりながらつまらなそうな顔をしている。
「ふむ、君達か・・」
 オスマンは銀時のほうを興味深げに見る。
 ―何見てるんだ、このジジイ、気持ち悪ッ、源外のジジイと声が似ていてイラッとくんな。
 ルイズは昨日の夜あったことを詳しく説明する。
『土くれ』のフーケの話を聞いてて、銀時は江戸にいた2人の怪盗を思い出した。
 2人とも義賊と呼ばれていた、ただ1人は変態の下着泥棒だったが。
 そんなことを考えていると突然ドアからいかにも美人秘書というような女が現われた。
「ミス・ロングビル!どこ行ってたんですか!大変ですぞ!事件ですぞ!」
「申し訳ありません、朝から急いで調査しておりましたの」
 ロングビルが言うには近くの森の廃屋がフーケの隠れ家ではないかということだ。
 すぐに捜索隊を結成することになったが誰も自ら行こうとしない。
 銀時ももし行けといわれても自分も絶対嫌だと思った。
 しかしここで杖を掲げたのはルイズであった。
「わたしが行きます!」
 銀時はやれやれと思った、どうせ自分も行くことになるのだろうと。
教師たちは慌てて止めようとするがルイズは引かない。
 それに呼応するかのようにキュルケも杖を上げ、タバサもそれに続く。
 キュルケは行く事は無いと言ったが。
「心配・・それに」
 タバサは銀時のほうをチラッと見た。
「?」
 目が合った銀時はいかぶしげな顔をした。
 なんでもタバサはシュヴァリエという騎士らしい。
 周りは驚いているがなんとなくだが銀時は納得した。
 出会った時からタバサからは他の生徒とは違う臭いのようなものを感じていたからだ。
 コルベールが自分の事をガンダ何とかといってたが気にしないことにした。
 こうして捜索隊が結成された。
「杖にかけて!!」
 3人が同時に唱和した直後に銀時が手を上げる。
「ちょっと待った、大事なことを聞き忘れてたぜ」
 その言葉に回りは銀時に注目する。
 オスマンやコルベールはガンダールヴがこの事件で自分達の気づいていないことに
 気づいたのかと、さすがガンダールヴだと思っていたがその期待は次の言葉で粉々に
 打ち砕かれる。
「おやつはいくらまでOKなんすか」
 ピキィィ!!
 空間にひびが入る音が聞こえたような気がした。
 この瞬間、銀時以外の時がとまった。
 ちょっとしたザ・ワー○ドである。
「遠足気分かぁぁぁ!!」
 いち早く復活したルイズが銀時を鞭でしばく。
 その後バナナはおやつに入るんですかというベタなボケをかました
 銀時はさらにルイズに凶悪な突込みを入れられる。
「のう、コルベール君、あれほんとにガンダールヴ?」
「私も少し自信が・・」

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:21:11 ID:WgVnqhR1
支援

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:22:01 ID:fgUGj29+
支援

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:22:48 ID:K1BQfade
バナナはおやつに入りませんがおやつ以外は買ってはいけません支援

864 :侍の使い魔:2007/09/12(水) 21:23:04 ID:kbBmOJRi
4人はミス・ロングビルの案内で馬車に乗っている。
 ちなみに銀時は厨房からもらったおやつの入った袋からチョコレートを取り出し 
 バリバリ食べている。
「それにしても何かめんどくせえことになったな、最近朝早く起きすぎて逆に体に悪いわ、
 俺の血圧いくらだか知ってんの、あ〜こんなことなら使い魔なんかなるんじゃなかった」
「さっきからうるさいわね、だったら来なければいいでしょう」
「そういうわけにもいかねえだろ、お前が最初にあったとき『初心者でもできる簡単な仕事です』
『皆仲の良い楽しい職場です』って言ってなければ俺はもう少しは考えてたぞ、あ〜詐欺だねこりゃ」
「言ってないわよぉぉ!!そんなこと、あんたバイト感覚で使い魔やってんのぉぉぉ!!」
 そんな銀時とルイズの漫才みたいなやりとりをキュルケは呆れたように見ている。
「仲いいわねえ、貴方達、ちょっと妬けちゃうわ」
「誰がこんな奴と!!」
 ルイズはむきになって否定する。
 タバサはさっきから銀時の食べているチョコレートをじっと見ている。
「喰うか・・」
 銀時は持っていたチョコレートをタバサに差し出した。
 なんとなくだが本能的に、この手のタイプには優しくしといたほうが良いと思った。
「ありがとう」
 タバサはチョコレートを受け取り礼を言った。
「まあ、めずらしい、タバサが人から物を素直に受け取るなんて」
「へ〜、手が早いのね、いつの間にかこの子まで口説いてるなんて」
 ルイズはこめかみの方がピクピクしていた。

「ミス・ロングビル・・手綱なんて付き人にやらせれば良いじゃないですか」
 キュルケは黙々と手綱を握るロングビルに話しかけた。
「いいのです、私は貴族の名をなくしたものですから」
「だって、貴女はオールド・オスマンの秘書でしょう」
 キュルケは驚いた様に問う。
「ええ、でもオスマン氏は貴族や平民だということに、あまり拘らないお方ですから」
「差し支えなかったら、事情をお聞かせ願いたいわ」
 キュルケの問いに、ロングビルはただ微笑むだけだった。
「いいじゃないの、教えてくださいな」
 ルイズはそんなキュルケを止めようとしたが、意外なところから声がした。
「やめとけよ」
 それはおやつ袋のお菓子を食い終わった銀時だった。
「人間なんざすねに傷を持ってる奴ばかりだ、その傷を見ようなんて悪趣味だぜ」
「まあ、ダーリンがそういうなら・・」
 キュルケは少し恥ずかしそうにうつむいた。
「ああ、寝みぃ、ついたら起こせよ」
 銀時はそのまま両手を後頭部にあて少し横になるような体勢をとり、
 そのままガーガー眠り始めた。

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:23:09 ID:gS0g1g3N
明日の人とゼロガーの人乙
きっとあれだぜ、平民のボクシングまっとうな筈なのに原子崩壊起こす拳持ってたりする奴がいるはずだぜ

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:23:29 ID:WgVnqhR1
支援

867 :侍の使い魔:2007/09/12(水) 21:29:20 ID:kbBmOJRi
「ギントキ、起きろ」
「ん、着いたのか」
 銀時は寝だれを拭きながら起きる。
「ここから先は、徒歩です」
 馬車が入れない森についた銀時達は歩くことになった。
 森は鬱蒼として薄暗かった。
「や〜ん、こわい」
 そう言ってキュルケは銀時に擦り寄ってくるが銀時は頭をがしっと押さえ。
「暑苦しいからあんま近よんな」
「だってー、すごくー、怖いだものー」
「嘘くせーんだよ、お前のその言い方、うっとしいからやめてくれる、マジで」
「ぶ〜、ダーリンは私のこと好きじゃないの」
「ああ好きだぜ、軍手の次ぐらいに」
 つまりものすごくどうでもいいということである。
 これならまだ嫌われたほうがマシともいえる。

 森には木こり小屋だったと思しき廃屋があった。
「私が聞いた情報によると、あの中にいるという話です」
 作戦会議が開かれ、その結果偵察兼囮が中からフーケをおびき寄せ
 出てきたところを攻撃することになった。
 その偵察兼囮を誰にするかと言った時、皆銀時を見る。
 銀時は最後まで「じゃんけんにしねえか」と無駄な足掻きを見せてはいたが
 まさしく無駄に終わった。
「結局俺がいつも貧乏くじか」
 そうため息をつきながらもその役を引き受ける。
「じゃあダーリン、これ」
 渡されたのはキュルケの買ってきた剣だった。
 銀時はぶっちゃけいらないのだがパフェをおごってもらったので義理程度には持っておくことにした。
「何かうむやむになっちゃったけど勝負に勝ったのはあたし。文句ないわね、ゼロのルイズ」
 ルイズは何も言わなかった。

 小屋に近寄る銀時。
 妙なことに小屋には人の気配がしない。
 めんどくさくなったので窓を蹴破って中に入った。
 やはり誰もいないし人の気配もない。
 そのことを外に隠れているルイズ達にもサインで伝えた。
 小屋の中にいる銀時は何か手がかりになる物はないかとあたりを物色する。
 暖炉の横に箱が置かれていて銀時はあけた。
「何でこいつがここに・・」
 銀時は目を見開いた。
「破壊の杖」
 後から小屋に入ってきた銀時の取り出したそれをみて言う。
「おい、これが本当に破壊の杖か」
「そうよ、あたし見たことあるもん、宝物庫見学したとき」
 一緒に入ってきたキュルケも言った。
 そんな時急に見張りをしていたルイズの悲鳴が聞こえた。
「きゃあああああ」

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:29:30 ID:WgVnqhR1
あれ規制?

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:31:24 ID:rOGOoXPF
宵闇>>
嗚呼、矢張り出て来たか幽幻士よ
まぁ、出ない筈が無いとは思っていたガ
しかし、あそこから何処を如何やって辿り着いたのか
協力している理由は矢張りアレか
験体と道楽か
はたまた、一時の迷いか
あぁ、貴方にそんな物は無いのかも知れないネ

作者殿へ>>
続き、楽しみにしています!!

870 :侍の使い魔:2007/09/12(水) 21:32:32 ID:kbBmOJRi
投下終了です。
短い上に中途半端なところで終わってすいません。
次回で一応決着はつく予定です。
サブタイトル募集。
ではまた。

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:32:48 ID:WgVnqhR1
乙!

872 :ソーサリー・ゼロ:2007/09/12(水) 21:38:21 ID:7SQLhhuU
サムラーイ、ベリベリ乙ネー。
投下したいのですが、進路はグリーン?

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:38:53 ID:qCLz3tmm
支援と乙様

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:39:00 ID:QPutVkMS
>872
かもーん!

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:39:01 ID:3HzD3jzb
>>870

つ『遠足は当日をわくわく待っている間が一番楽しい』

こんなサブタイは如何?

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:39:10 ID:JHzLN+7n
オールグリーン

877 :ソーサリー・ゼロ:2007/09/12(水) 21:41:54 ID:7SQLhhuU
一五三
 
 一刻も早くオスマンの話の内容を知りたい君は、ぼうっとしたままのルイズの手をとると、彼女を引きずるようにして部屋を出て行く。
 本塔の門前でようやく正気に返ったルイズは、気がついたら部屋から連れ出されていたことに怒った様子で君を問い詰めるが、
オスマンから重大な話があることを説明すると、それ以上なにも言わずに先へと進む。
 
 学院長室は、前に見たときにくらべてひどく雑然としている。
 紙や羊皮紙の束が、机だけではなく、絨毯を敷いた床の上のあちらこちらにまで積み上げられているのだ。
「夜遅くにこのような、むさ苦しく散らかった場所へ呼びつけてすまんな」
 やや疲れた様子のオスマンが、君たちを出迎える。
「たとえ正体が何者であれ、ミス・ロングビルが得がたい優秀な人材であったことは確かじゃ。彼女がいなくなって以来、
帳簿や手紙はたまる一方でな」
 そう言って微笑むと、君たちに座るよううながす。
 
 オスマンの話は、ここ最近の世間の動向から始まる。
 今日学院を訪れ、今は学院内の宿泊所に居るはずのアンリエッタ姫殿下は、トリステインの北東に存在する大国
 『帝政ゲルマニア(キュルケの母国だ)』訪問の帰りであり、両国の間では重大な条約が結ばれたであろうこと。
 事件から一週間以上たって、ようやく意識を取り戻した≪土塊のフーケ≫が、役人に引き渡され≪チェルノボーグの監獄≫へと
収監されたこと。
 さらにオスマンは、西方の浮遊する大陸(君は耳を疑う!)に存在する『アルビオン王国』を二分する内乱のことに話題を移す。
 数千年の伝統を誇る王家を打倒し、新たな秩序を打ち立てようとする反乱貴族連合と、変わらぬ忠誠を王家に誓う王党派のあいだで
行われた血みどろの闘いは、反乱軍の圧勝で終わろうとしていたが、ここにきて少し状況が変化しているという。 
 王党派を追い詰めた反乱軍は急に進撃を停止し、現在は支配地域の町や村から資金や物資の徴発を行っているというのだ。
 反乱軍のこの謎めいた行動は、その真意をめぐってトリステイン宮廷でも議論を呼んでいる。
 あと一押しでアルビオン王家は地上から消滅し、反乱軍はその目的を達成するのに、なぜ今、徴発などする必要があるのだろうか?
 しかも、その『徴発』の実態は無頼の傭兵どもによる略奪と虐殺であり、無駄に軍の規律を乱し民の恨みを買う、なんら益するところが
ないものなのだ。
 噂では、あまりの愚行に愛想をつかした一部の貴族が、王党派に寝返ったともいう。
 
 聞いたこともない異国のつまらぬ戦争の話題に飽き飽きし、早く本題に入らぬものかとじりじりする君に気づいたオスマンは、
笑いながら
「もう少し話につきあってもらえんかね。君がもと居たところ―――カクハバードじゃったかな?―――に戻るには、
そのアルビオンまで行かねばならぬようなのじゃ」と言い、
君を驚かせる。二七へ。

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:43:39 ID:JB6ok0jN
しえん

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:44:14 ID:QPutVkMS
フーケ、一応助かったのね支援

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:44:38 ID:gJ5xeUUO
大分展開が変わってるようで支援

881 :ソーサリー・ゼロ:2007/09/12(水) 21:45:29 ID:7SQLhhuU
二七
 
「アルビオンには、リビングストン男爵という古い友人がおってのう。一月ほど前に、男爵から奇妙な手紙が届いたのじゃ」
 オスマンは机の上に置かれた手紙のひとつを手にとり、読み上げる。
「『ついに私は≪門≫を開くことに成功した。始祖ブリミルにすら使えなかった、まったく新たな魔法を創り出したのだ』と書いておる」
 ≪門≫という言葉に反応して、君は前のめりになってオスマンを凝視する。
 隣に座るルイズは君の態度の意味がわからず、鳶色の瞳で君と老魔法使いを交互に見かえしている。
「男爵はたいそうな変わり者でのう。≪四系統≫にも≪虚無≫にも分類されぬ≪コモンマジック≫にこそ、新たな発展の可能性が
秘められているのではと考える、異端のメイジじゃった。なかでも彼が注目したのは、≪サモン・サーヴァント≫じゃ」
 オスマンの話は続く。
 ≪サモン・サーヴァント≫とは、はるか遠隔の地の幻獣や動物を≪使い魔≫として呼び出す魔法であり、君がこのハルゲキニアへ
来てしまったのも、ルイズがこの魔法を使ったためだ。
 もっとも、通常はハルゲキニア世界で知られた生き物がやって来るはずであり、まったく異なる世界の存在である君や火狐が
召喚されるようなことは、ありえないのだが。
 リビングストン男爵はこの魔法の仕組みを解明しようと研究を重ね、ついには、銀色に光る大きな鏡のような形をした≪召喚の門≫を
出現させることに成功したらしい。
 しかし、何度やってもその≪門≫はほんの数秒で消失してしまい、それがどこと繋がっているのかさえわからなかったのだという。
「『≪門≫を安定させることには失敗し続けているが、いずれは私の発明によって世界が変わるはずだ。一瞬のうちに、世界のどこへでも
行くことができる時代がくるだろう。そう、≪聖地≫だろうと失われた≪東の世界≫だろうと!』という一文で締めくくられておる」
 手紙を読み終えたオスマンは、君の顔をじっと見る。
「最初にこの手紙を読んだときは変人の誇大妄想くらいにしか思えず、返事も書かずにそれきりにしておったのじゃが…
頻発する未知の幻獣や亜人の出没、さらに七大蛇とかいう化け物の出現。これらの事件は、男爵の創り出した≪門≫にかかわりが
あるのではなかろうか。ハルゲキニアの各地を繋ぐはずの≪門≫が、ハルゲキニアとカクハバードを繋いでしまったのじゃ」と言うと、
君に頭を下げる。
「すまんのう。もっと早く男爵の手紙のことを思い出してしかるべきであったのじゃが、この老いぼれめは十日もたってからようやく気づいたのじゃ」 
 ルイズが慌てて
「わたしの使い魔なんかに、オールド・オスマンが頭を下げることはありません!」と言う。
「しかしミス・ヴァリエール。彼は貴族ではないとはいえ、れっきとしたメイジじゃぞ。それに、故郷に戻れば救国の英雄じゃろう」
「ここに居るあいだはわたしの使い魔、ただの下僕です。学院長とこうしてお話させて頂けるだけでも、彼にとっては身に余る光栄で…」 
 ルイズとオスマンのやりとりを意識の外に置き、君は考える。
 君がもとの世界に戻り任務を遂行するためには、空に浮かぶアルビオン大陸へ向かい、リビングストン男爵を探さねばならないのだ。
 文字も読めず土地勘もない異邦人がひとり、戦乱の地で人探し―――これは非常に困難な旅となるだろう。三七へ。

882 :ソーサリー・ゼロ:2007/09/12(水) 21:47:38 ID:7SQLhhuU
三七
 
 君はオスマンに向かって、それではさっそく明朝にアルビオンに向かうと伝え、リビングストン男爵に会ったときのために
紹介状を書いてくれるよう頼む。
「うむ、君に協力してくれるよう頼んでおこう。アルビオンへの船が出ておるラ・ロシェールの町までは、馬で二日ほどじゃ。
厩舎で、気に入った一頭を持っていきたまえ」
 君とオスマンが旅の準備について話し合っているところに、ルイズが
「ちょっと!わたしを無視してどんどん話を進めないでよ!」と割り込む。
「あ、あんたねぇ!使い魔の分際でご主人様を置き去りにして、勝手に旅に出るつもり!?行くなって命令しても勝手にいくんでしょうけど。
それにアルビオンで下手したら…じゃなくてうまくいったら…そのまま帰っちゃうかもしれないんでしょ?」
 ルイズの言葉に君は頷く。
 アルビオンで無事にリビングストン男爵と会うことができれば、彼の創り出した≪門≫を通って、すぐにカーカバードに戻れるかもしれないのだ。
 男爵の≪門≫がいまだにどこに現れるかわからぬ不完全なものならば、安定したものになるよう協力は惜しまぬつもりだ。
 どちらにせよ、君がこの学院に戻るのは、男爵に会えなかったときだけだろう。
 別れの挨拶は明朝でよいかと君は問うが、ルイズは顔を真っ赤にして
「わ、わたしも行ってあげるわ!頼りない使い魔が行く先々で周りに迷惑かけちゃ、ヴァリエール家の恥よ!それに、わたしはあんたと違って
アルビオンに行ったことだってあるんだからぁ!」という意外な言葉を返してくる。
 
 ルイズがアルビオンへ同行すると言い張るために、君は頭を抱える。
 人通りの多い街道とはいえ、道中は安全とはいいがたい。
 カーカバードとは比較にならぬほど安全なトリステイン王国ではあるが、追い剥ぎのたぐいが出没せぬとは言い切れぬし、
あの『さいはての毒虫の巣』からやって来た怪物どもが王国全土を徘徊しているのだ。
 君ひとりならば、いかなる危険からも身を守る自信があるが、ルイズまで守りきれるかどうかは心もとない。
 さらに、戦乱のアルビオンではさらなる危険が君たちを待ちうけていることだろう。
 君はルイズの同行をしぶしぶ認めるか(五五へ)?
 それとも、断固として拒むか(七六へ)?

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:47:48 ID:Pedn9LNO
軍手の次わろた支援

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:48:07 ID:If1ImhSG
生石支援

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:48:12 ID:qCLz3tmm
支援

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:48:30 ID:JB6ok0jN
支援

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:49:38 ID:QPutVkMS
ここは76で支援

888 :ソーサリー・ゼロ:2007/09/12(水) 21:49:44 ID:7SQLhhuU
七六
 
 これは貴族様の気楽な物見遊山ではない、戦場に侵入する危険な旅なのだと君は力説するが、ルイズは聞く耳をもたない。
「あんたひとりじゃ、地図も看板も読めないでしょ!それに、アルビオンへの船賃だって安くはないのよ!放浪者の手持ちだけじゃ絶対払いきれないわね!
わたしが力になってあげようって言ってるんだから、おとなしく従いなさい!」
 彼女の言うことにも一理あるが、金がないのはお互い様ではなかっただろうか?
 ルイズは、死なせてしまった学院の馬の弁償をしなければならないため、懐具合は厳しいはずだ。
 そのことを指摘すると、
「う、う、うるさい、うるさい!いいから言うこと聞けー!」と、
オスマン学院長の前に立っていることも忘れてわめき散らす。
「のう、あまりレディを怒らせ、悲しませるものではないぞ。連れて行ってやってはどうかな?」
 君たちのやりとりを、苦笑を浮かべながら見ていたオスマンが言う。
 気乗りはしないが、このままでは埒があかないと考えた君は、ルイズの同行をしぶしぶと認める。
「使い魔…いや、異国の偉大なメイジ殿。彼女を守ってやってくれ。ミス・ヴァリエール、彼にあまり迷惑をかけんようにな」
 紹介状を受け取りオスマンに礼を述べると、君たちふたりは学院長室を出ていく。一一七へ。

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:49:58 ID:JB6ok0jN
支援

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:50:10 ID:DhNbDqZK
支援

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:50:44 ID:fgUGj29+
しえーん

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:51:25 ID:If1ImhSG
今回はこれで引きかな?

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:51:58 ID:JB6ok0jN
シエン

894 :ソーサリー・ゼロ:2007/09/12(水) 21:52:34 ID:7SQLhhuU
今回は読者投票による選択はなしです、すいません。
リビングストンの元ネタは「ファイティング・ファンタジー」シリーズの育ての親、
イアン・リビングストンです。
次回、旅立ち。
うふふ…出会うモンスターはどれにしようかな…

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:54:13 ID:If1ImhSG
乙。これからソーサリーの香りがもっと漂ってきそうですな。

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:56:18 ID:QPutVkMS
>894
GJです!
ルイズ、ツンデレ丸出しw
しかし主人公からはききわけのない子供みたいに見られてる?
アンリエッタの依頼を受けなかったのが今後話しにどう絡んでくるのか楽しみです

897 :侍の人:2007/09/12(水) 21:57:34 ID:kbBmOJRi
乙!!
>>875採用
 ありがとうございました。


898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 21:59:45 ID:3uD0GAvL
やっぱレッドアイの集団にはでてきてほしいなぁ

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:03:15 ID:zewI0gYA
「モンスター誕生」のモンスターを

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:03:59 ID:OL5StC27
単発に終わるかもしれませんが、投下OK?

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:04:50 ID:JB6ok0jN
OK

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:05:53 ID:WgVnqhR1
OK牧場

903 :ソーサリー・ゼロ:2007/09/12(水) 22:05:57 ID:7SQLhhuU
>>898
おっと、今は「赤目」って言うんですぜ?
>>896

コンコン、コココン
 
コンコン、コココン

ドンドンドンッ
 
「留守ですわ…orz」

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:07:08 ID:If1ImhSG
道が空いているではないか

>>903
アンリエッタ無惨w ……で、ワルド派遣して婚約破棄か。

905 :『虚無と金剛石〜ゼロとダイアモンド〜』1-1:2007/09/12(水) 22:08:00 ID:OL5StC27
では投下します。

『虚無と金剛石〜ゼロとダイアモンド〜』

その壱.転機

 "ゼロのルイズ"ことルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは当惑していた。
 何十回目かのサモンサーヴァントの失敗の後、ようやく出現した鋼鉄の人型。
 最初は人間大のアイアンゴーレムかと思ったものの、よく見れば頭部のあたりに生身の人の顔が露出している。意識が朦朧としているようだが、一応息はあるようだ。

 (……ってことは、これは鉄の鎧兜に身を固めた人間? 傭兵か何か?)

 使い魔召喚儀式で現われたのが、"ただの平民"であったことに少なからず落胆するが、しかし……と考え直す。

 (あんなに重そうな鉄の鎧を着て動けるんだから、きっとすごい馬鹿力ね。
なら、傭兵としてはそれなりに強いんだろうし、少なくとも"詠唱中のメイジを守る"という使い魔の意義は十分に果たせるわよね。よく見れば若いし、ちょっと美形だし……)

 魔法の発達に反比例して、剣などの武器の精錬が遅れているハルケギニアでは、防具と言う概念もそれほど発達していない。
平民の兵士や傭兵たちが鎧などの防具を着ることはあるが、それもせいぜいが鎖帷子かブレストプレート程度だ。全身を鋼板で包むフルプレートアーマーなど、皆無に等しい。

 ともかく、いったん教師であるコルベールに相談しようと、"それ"から目を離した瞬間、先程の召喚時から開きっぱなしだった召喚用のゲートから、何かが飛び出し、宙空へと舞い上がった。

906 :『虚無と金剛石〜ゼロとダイアモンド〜』1-2:2007/09/12(水) 22:09:11 ID:OL5StC27
 ――光宿りし乙女とその朋友たちよ、聞くがよい……。

 「なっ!?」

 直径2メートルほどの光球に見えるそれは、驚くべきことに、その場にいる者たちに語りかけてきたのだ。

 ――我が名はGNILDA。ここより時と場所を遙かに隔てし王国Llylgamynを守護する精霊神GNILDA。

 (ええっ!! か、神様ぁ!?)

 ふつうならとんでもないと一蹴しそうなヨタ話だが、GNILDAと名乗る光球から放たれる威厳と威圧感は、まぎれもなく本物だった。声にも真実の響きがあふれている。
 座学は優秀なルイズにも、”りるがみん”と言う地名に心当たりはなかったが、「時と場所を隔てし王国」と言うことなので、ずっと遠くの国なのかもしれない。

 ――汝が招きし者の名はアラビク。偉大なるLlylgamyn王家直系の血を引く王子にして、我が認めしダイヤモンドの騎士なり。

 「わ、私、王子様を召喚しちゃったの!?」

 思わず声に出して狼狽えるルイズ。
 よく見れば、アラビク王子の着ている鎧は、精巧な彫金の施された極めて高価そうなものであることがわかった。
 さらに、鎧はもちろん、兜や篭手、盾や剣に至るまで、巨大な――買えば、それこそヴァリエール家の年間予算が丸ごとふっとびそうな大粒のダイヤがはめ込まれている。
 こんな貴重な代物を身に着けていることからして、高貴な身分であることは間違いないだろう。

907 :レンタル:2007/09/12(水) 22:09:47 ID:kZrCQnlY
支援
そして予約

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:10:24 ID:hMXcZKrb
はーすにーる 支援

909 :『虚無と金剛石〜ゼロとダイアモンド〜』1-3:2007/09/12(水) 22:10:27 ID:O3pD3zV6
 ――汝らに後事を託す前に、この者の過去を見せよう。

 なぜかいくぶん厳粛さを増してGNILDAが告げるとともに、光球の表面に幻像(ビジョン)が浮かび上がってきた。

 トリステインの王都よりやや古めかしい、しかし巨大さと荘厳さではまさるとも劣らない石造りの都。人々の服装は少々見慣れぬものだが、街路を平民たちが忙しく行き交い、壮麗な王宮では王侯貴族が責務を果たすその光景は、ここトリステインとそう変わるわけではない。

 しかし、突如画面が暗転したかと思うと、王都のあちらこちらから、恐ろしげな異形のモンスターたちが出現したのだ。
 恐慌し逃げ惑う民衆と、それをいともたやすく惨殺し、ときには人を食らう異形のものたち。

 ――謀反があったのだ。我が守護する王都は、悪意ある者を中に立ち入らせぬ強固な結界にて護られていたが、結界の内にて育まれし邪悪に対しては無力であった。

 数多の兵士や魔法を使うメイジらしき者たちが”異形のもの”と戦ったが、膨大な相手の数に加えて、不意を突かれ戦力を分断されたこともあり、たちまち劣勢に追いやられて、つぎつぎに力尽きていく。

 ――謀反の首謀者の名はダバルプス。傍系の末ながら王家の血を引き、また悪魔を召喚する禁呪を復活させし悪しき天才児よ。

 幻像の中で、美しかった都はたちまちに躙され、血に汚れ、悪魔たち以外の動く者がいなくなる。

 ――国王を始めとする王族や国の重鎮もことごとく抹殺されたが、幸運にも国王の娘と息子の姉弟だけは、からくも脱出することに成功した。

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:11:26 ID:DhNbDqZK
支援

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:12:52 ID:2s3nI6t0
支援

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:13:16 ID:3O0yP2L2
懐かしいぜ支援

913 :『虚無と金剛石〜ゼロとダイアモンド〜』1-4:2007/09/12(水) 22:14:57 ID:O3pD3zV6
 幻像は一転し、薄暗い場末の酒場のような光景を映し出す。

 ――落ちのびた王女マルグダと王子アラビクは、一介の冒険者に身をやつし、静かに反撃のための牙を磨いた。

 酒場で出会った屈強なふたりの戦士と物静かな僧侶。静謐な寺院での死者の蘇生。蘇生した小男を加えた6人での、洞窟のような場所に潜る探検行。群がるモンスターたちを切り伏せ、薙ぎ倒し、時には魔法で焼き払って進む一行……。

 まるでおとぎ話のような息詰まる冒険活劇の映像に、ルイズはもちろん周囲の学生たちもいつしか夢中になって引き込まれていく。

 ――かくして、王子と王女は頼もしき仲間に助けられ、ついには王家に伝わる聖剣の奪回に成功する。

 画像の中では、アラビク王子が一騎討ちの末、異形の剣士を討ち取り、見事な輝きを持つ長剣を手にしている。確かに、それはここにいる戦士が手にしている剣と寸分違わぬ物であった。

 ――その後、困難な旅の末、王子たちは王家の秘宝とも言える4つの防具を揃え、同時にその冒険の過程で数々の得難き仲間と出会い、彼らの協力を得て、魔人ダバルプスに叛旗を翻したのだ。

 王宮へと攻め入る、アラビクとマルグダに率いられた少数ながら精強な軍団。
 仲間たちの手を借りて悪魔たちの襲撃を潜り抜けた姉弟は、王宮の最深部で反逆の魔人と対峙する。

 魔のものと契約した証かそれともその身に蓄積した禁呪の影響か、ダバルプスは半ば人とは思えぬ恐ろしげな姿をしていた。
 2メイルを越えるであろう長身。まるで吸血鬼のように発達し尖った犬歯と、闇の中で赤く光る双眸。本来はメイジであろうはずなのに、身長ほどもある大剣を軽々と振り回しつつ、恐るべき古代の禁呪文を詠唱する、膂力と魔力のバケモノ。

 それが幻像だとわかっているにも関わらず、ルイズは身体の震えが止まらない。いつもなら、「こ、恐くなんてないんだから!」と虚勢を張るであろうが、その余裕すらない。

 と、同時にそんな怪物を相手にたったふたりで立ち向かったアラビクとその姉に、畏敬の念を抱かずにはいられなかった。

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:15:42 ID:fgUGj29+
支援

915 :『虚無と金剛石〜ゼロとダイアモンド〜』1-5:2007/09/12(水) 22:16:07 ID:O3pD3zV6
 ――王女の唱えた禁呪”大変異(マハマン)”が、奇跡的にダバルプスの魔法を封じ込め、かの魔人が動揺した一瞬の隙をついて、王子の振るう聖剣がその首を切り落とした。
 もはやこれまでと悟った魔人は、せめてもの道連れにと最後の力で周囲の地盤を崩壊させたのだ。幸いにしてマルグダ王女は崩壊から逃げることが出来たが、すでに限界を越えていたアラビク王子は、その崩落に巻き込まれてしまった……。

 GNILDAの言う通りの光景が幻像に映し出されたが、その光景には続きがあった。
 崩れた床とともに、地の底に落下していくアラビクの身体が、途中に現われた銀色の鏡のようなもの中へと吸い込まれたのだ。

 ――感謝しよう、虚無の光宿す娘よ。汝の召喚のお蔭でアラビクは命を長らえることができた……。

 その言葉とともに、光は急速に弱くなっていく。
 光球の中には、うっすらと杖のような物が見えた。

 ――王子よ、我が守護する王国のため、ダイヤモンドの騎士の装備の核たる宝玉を持ち去ることを許して欲しい。

 アラビクの身に着けた装備から、5つのダイヤが抜け出て、光の球のもとへ集う。

 ――王子よ、残念ながらもはや御身がLlylgamynに戻ることは叶わぬ。しかし、御身の姉と故郷は、我が責任を持って守護することを精霊神の名にかけて約束しよう。余生はこの地にて過ごすがよい……。
 光の娘よ、汝はこののち、否応なく大きな運命の渦に巻き込まれる。その時、汝が正しき道を進むなら、王子は必ず手助けをしてくれるであろう………。

 小さくなる声とともに、光に包まれた杖が5つの宝玉を従えて、ゲートに消えていく。

 ――さらばだ。汝らのもとにLa-La Moo Mooの加護があらんことを…………。

 杖がゲートに飲み込まれるとともに、ゲートも消失した。

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:16:33 ID:WgVnqhR1
支援

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:17:05 ID:JB6ok0jN
シエン

918 :『虚無と金剛石〜ゼロとダイアモンド〜』1-6:2007/09/12(水) 22:17:08 ID:O3pD3zV6
 その場に居合わせた一同は―教師のコルベールも含め―あまりに破天荒な出来事に呆然と我を失っていた……が。

 「クッ…こ、ここは……?」

 先程の出来事が夢ではなかったことを表す生きた証拠とも言える存在、”アラビク”と呼ばれた青年が、意識を取り戻したことで、一気に現実感を取り戻す。

 「大丈夫かね? 誰か、水系統が得意な人は、癒しの魔法を」

 「先生、わたくしがちょうど治療用の秘薬を持っていますわ」

 「では、レビテーションをかけたうえで、僕のゴーレムに運ばせよう」

 「―ゴーレムでは遅い。私の風竜に乗せて」

 「あ〜ん、はるか彼方の国の王子様ですって! 恋心が燃え上がるわぁ!!」 

 "亡国の王子にして、魔人を討ち果たした騎士"という、おとぎ話に出て来そうな英雄の出現に、場は一気に盛り上がり、傷ついたアラビクを囲んで保健室へと連れて行く。

 ……そして、そんな盛り上がりに乗りそ損ねた少女がひとり。

 「ちょ、ちょっと! そいつ……じゃなくて、その方は、私が召喚したのよォーーーーー!!」

 はたして、ヴァリエール嬢は、無事に使い魔を持てるのであろうか?
 ……まぁ、諸々の理由から、望みは薄そうである。

 「待ちなさいよ! そんなのアリ!?」


 −ひとまず(終)−

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:18:41 ID:WgVnqhR1
終わっちゃいやーん

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:18:45 ID:3O0yP2L2
GJしたー。

>……まぁ、諸々の理由から、望みは薄そうである。
ヒデェ(笑

921 :『虚無と金剛石〜ゼロとダイアモンド〜』1end:2007/09/12(水) 22:18:49 ID:O3pD3zV6
以上です。Rも書かずにナニやってんだ俺。
大半のSSで使い魔の召喚時の待遇&扱いがヒドいので、思い切ってこういうものを書いてみました。
ツンデレは嫌いじゃないけど、ヒステリックな逆ギレはチョット苦手なんで。
この状況下では、ルイズも殿下を無碍にはできんでしょう。
いまさらですが、出典は「ウィザードリィ」、それもUの「Knight of Diamonds」の背景ストーリーから。ただし、ベニー松山による小説版&CDドラマ版の設定を多く借りています。

922 :レンタル:2007/09/12(水) 22:19:38 ID:kZrCQnlY
GJですー
それでは2レスですが投下行きますー

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:20:17 ID:WgVnqhR1
かもん

924 :レンタル:2007/09/12(水) 22:21:23 ID:kZrCQnlY
レンタルマギカ7

トリステインん魔法学院の一室、ルイズとみかんが生活する部屋は、ここしばらく無人だったが、昨日その住人が帰ってきた。
主人が不在の間もメイドによって清潔に保たれ、出発する前と全く同じ様子の部屋とは逆に、ルイズの表情はあまりにも暗く変化していた。
最愛だったはずのワルドが王党派は毒殺したあの日、ルイズはギーシュの使い魔によってどうにか戦火から逃れることができた。
しかし、その思い出から逃れることができず、今だに苦しんでいる。

レコン・キスタとトリステインは和解をしたらしい。
それでも警戒を解くことはできないため、姫様の婚約の話はそのままだ。
手紙は、みかんが持って逃げ出していたために無事だった。
手紙を姫様に渡す際、ウェールズ王女の最後を聞かれ、ついワルドと勇敢に戦って死んだと応えてしまった。
友を戦火に巻き込んだお詫びにと、旅立つときに預けられた指輪を頂いたが、その感動が理解できる状態ではなっかた。
いまでも目をつぶればあの冷たい目で自分を見つめていた皇子の死体が思い浮かんでしまう。

まだ明けたばかりの空をぼんやりと眺めていると、オルトロスが扉の方を向き、みかんを起こした。
あの日以来みかんはオルトロスに寄り添うように眠るようになったのだ。

扉が開くと、そこにはミス・ロングビルがいた。
「あら、もう皆さんお目覚めでしたのね。オールド・オスマンが呼ばれていますよ。朝食の前にこちらに来てほしいとのことです。それでは」
こんな朝早くに一体何だろうか?
あのワルドとの決闘騒ぎで噂になってしまっていたみかんのシントウと呼ばれる魔法もみかんが実はメイジであったことやさらに異世界から来たことなども全て話合ったはず

だ。
身に覚えのないルイズは、疑問に思いながらも着替えを始めた。
ついてこようとするみかんには「呼ばれたのは自分だけだから」と断っておいた。

扉をノックし、挨拶をする。
「ルイズです。ご用件とは一体なんでございますか?」
「おお、とにかく入りなさい」
促され入るとオスマンの机の上には一冊の本が置かれていた。
「おはよう、ミス・ルイズ。実は姫様からおまえさんに頼みがあると言われたのでな」
「姫様から?」
無意識に顔をゆがめてしまう。
また危険な目だろうか?
姫様への忠誠心こと変わらないがあの恐怖を忘れることも無理だろう。
そんな感情を読んだのかオスマンは朗らかに続けた。
「明後日の結婚式のことは知っておるじゃろう?」
「はい」
この学園で知らないものがいるわけがなかった。
明日は姫様の結婚式だ。
授業は午前までで、この学院の生徒は全員パレードに参加する。
特にルイズやみかんは特別席に招待されることになっている。
あの作戦に参加したギーシュやキュルケ、タバサもだ。
キュルケやタバサには作戦の詳しい内容は知らされていないが、一応国家のために尽力をつくしてくれたのだから招待しないわけにはいかないということだ。
表面上はルイズの特別親しい学友だからということになっている。
「それでじゃな、姫様はお前さんに結婚式の祝詞をたのみたいとおっしゃったのじゃよ」
「姫様が?!」
「うむ、つい先ほどいきなり使者の者が来おってな。この本をワシに預けて行ったんじゃ」
「そんないきなり…」
「いきなりじゃからこそなるべく早く知らせようと思ったのじゃよ」
それでこんな朝早くに呼び出されたのか、そんなことよりも自分がそんな一大事を?!
混乱するルイズにオスマンは説明を続けた。
「これは始祖の祈祷書と呼ばれるあの伝説の本じゃ。もっとも中身は白紙で偽物も甚だしいのじゃがな。祝詞を読み上げるものはこの本を手に読み上げる決まりになっておる

。手放すなよ?」
「も、もちろんです!!手放したりなんてしません!!」
「ふむ、よろしい。ではもう下がってよいぞ」
あまりの急展開に頭がついていかないまま、ルイズはふらふらと部屋に戻って行った。

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:23:37 ID:WgVnqhR1
2レスでも支援

926 :レンタル:2007/09/12(水) 22:24:13 ID:kZrCQnlY
朝食を取り終えたルイズは祈祷書を眺めながらぼんやりと椅子に腰かけていた。
隣では自分よりも食べる速度の遅いみかんがパンをかじっている。
何人ものメイジがみかんに奇異の目を向けている。
おおよそすべての魔法を発動すら不可能にする先住魔法の使い手といてみかんは有名になっているのだ。
しかも決闘が目立ちすぎたために、グリフォン隊のワルドと行動を共にしていたこともばれてしまっている。
侯爵家であるルイズとその使い魔であるみかんがグリフォン隊の人間と行動を共にしていたとなれば噂にもなる。
今回のレコン・キスタとの唐突な和解にも何か関係しているのではないかという噂すらあった。

しだいに居心地の悪さを感じ始めていたルイズがみかんを急かそうかと思い始めたころ、コルベールが大声でみかんの名前を叫んだ。
「ミス・ミカン!!いますか!!」
「こるべーる先生?」
食堂で叫ぶという非常識な行動をとがめる声もあったが、興奮状態にあるコルベールはそれを無視して尚も叫んだ。
「早く!!早く君が召喚された広場まで来てください!!」
「ミスタ・コルベール、いったい何をそんなに騒いでおられるのですか?」
「ミス・ヴァリエール、大変なことが起こっているのです!!ミス・みかんの仲間を名乗る方が!!ミス・ホナミとミスタ・イバがミス・みかんを迎えに来られたのです!!


「「えぇ?!」」



短いですがここまでです。
次からの投下は避難所で行います。
このスレの趣旨とはずれていくと思いますので。
多重クロスだのボーカロイドだの書いてたら短くなってしまいました
次は一気に投下したいです
誤字の指摘の方、改めて感謝をば

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:24:27 ID:JB6ok0jN
シエン

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:25:31 ID:G40MqK5Y
レンタルマギカ…って、いくらなんでもタイトル間違えちゃダメだろうw

929 :レンタル:2007/09/12(水) 22:28:47 ID:kZrCQnlY
タイトル間違えてた!!
なんてこったい…資料片手だったからなんだーー!!(言い訳
今日は本当にミスばっかりだOTL

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:29:56 ID:ztEBu0vq
>>929
我々超常どじっこ同盟は君を歓迎する

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:32:10 ID:JB6ok0jN
>>924
トリステインん魔法学院の一室、→トリステイン魔法学院の一室、
>>926
おおよそすべての魔法を発動すら不可能にする先住魔法の使い手といてみかんは有名になっているのだ
使い手といて→使い手として

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:35:50 ID:3O0yP2L2
乙したー。

まあレンタルマギカ=魔法使いを貸す、だから
レンタルルイズは個人的に違和感があったんですが(苦笑

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:36:55 ID:3O0yP2L2
>>930
何時の間にそんなものができた(苦笑

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:37:31 ID:rRmLfPQ6
乙。

ウェールズが王女になってるよ。

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:40:40 ID:x9OwbzPb
KOD'sシリーズも宝玉を抜かれたってことは、魔法無しかしら。
まぁ、ガントレットのTILTOWAITは反則すぎるとおもうけどw

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:42:50 ID:cK5WhONi
ダイアモンド装備って、
鎧は「マツ」を、盾は「ディアルマ」を、
剣は「ロルト」、兜は「マダルト」、小手は「ティルトウェイト」だっけ
ちょと無敵すぎ

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:49:35 ID:3gPDb+8o
明日のルイズが神すぐるwwwww

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:56:34 ID:WgVnqhR1
花さか天使テンテンくんのテンテンを召喚したら、
火の系統のサイダネとか貰えるんだろうか?

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 22:58:54 ID:Y+Y73ShD
ふと思ったがデュアルセイヴァーの大河なんて
魔法使えないけど剣振り回すとかぴったりじゃないか!

ヴァンパイア十字界のローズレッド・ストラウス陛下呼び出したらルイズ最強伝説始まる

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:00:09 ID:JHzLN+7n
さり気無く惑星消し飛ばせるレベルだから、困るw

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:00:42 ID:CCiNVT56
>>939
宇宙まで飛んで行って、数百の小惑星を一撃で消滅させる奴じゃねーかw

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:00:58 ID:lL7NYVWt
テンテンくんはまるだしだからなあ
ルイズにはきついぜ

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:02:55 ID:w6nmYks0
>>939
吸血鬼である必要性が無かった宇宙人ですね

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:05:39 ID:qCLz3tmm
天使も作品によってずいぶん強弱があるからなあ

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:07:04 ID:K1BQfade
吸血鬼としてDIO召喚

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:07:49 ID:WgVnqhR1
つまり天使のなっちゃん最強ということで

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:07:51 ID:lCc4Jqv5
>>939
あんなの召喚させてルイズになにをさせる気だw

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:08:29 ID:qaZH+2+M
>>945
それは姉妹スレに

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:09:42 ID:paFYrdQ3
>>939
妹さんにルイズさんが矢負いにされちゃいますよ?

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:10:29 ID:ZtNvAN6R
>>950、次スレ任せたぞ。

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:10:43 ID:3HzD3jzb
>>950

スレ建てよろしく

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:11:03 ID:NnwapTmr
がんばれ>>950www

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:11:16 ID:dLpo8ESF
>>950
>>950
>>950

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:11:16 ID:WgVnqhR1
もはやお約束な>>950

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:11:56 ID:qCLz3tmm
また神自爆か

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:12:18 ID:6yzql0Wt
>>950
お前やーー!!ww

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:12:29 ID:ODYTrF4q
>>944 アクエリアンエイジのイレイザーとか、宇宙人で天使なヤツラ
などどうでしょう?



958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:12:40 ID:fgUGj29+
>>950wwwwよろww

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:13:23 ID:WgVnqhR1
「この中に一人、>>950を踏んだ奴がいる…」

950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2007/09/12(水) 23:10:29 ID:ZtNvAN6R
>>950、次スレ任せたぞ。

「お前や〜!!!」

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:13:29 ID:WM4Q3D7A
あれ?wizのダイアモンドの騎士はVじゃね?

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:14:22 ID:3HzD3jzb
それじゃあ、1000取り合戦行くぞーッ!!

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:14:24 ID:VE2lg1fF
大神官ガジャ様を召喚
最初は割と間の抜けたお爺さんにすぎませんが
話が進むに連れてどんどん知識を吸収してどんどん自分に取り込んで
どんどん強くなっていきます
でもうっかりさんです

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:14:36 ID:qCLz3tmm
真っ先に出てきた天使キャラがラブやんだった件

割と強いけど

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:15:07 ID:QqMP1LKS
>>960
それファミコン版。PC版とはUとVが逆なのさ。

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:15:26 ID:WgVnqhR1
本人より先に告知してやるぜ

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part57
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1189606397/


966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:15:33 ID:ZtNvAN6R
次スレ立ててきたよ〜。

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part57
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1189606397/

そして、>>1000取りファイトォォォォ!!

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:16:08 ID:qCLz3tmm
950乙

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:16:58 ID:WgVnqhR1
元の世界で教師・教官・牧師・僧侶なんかをしてて、
ルイズを精神的に導けそうな使い魔っていないかな?


アバン先生には期待してたんだが

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:18:08 ID:WM4Q3D7A
>>964
なるほど、しかしややこしいなwww

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:18:20 ID:YNJMIt4l
>>966乙です。

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:18:23 ID:fdxsqkR0
970なら北斗の拳のレイ召還

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:18:44 ID:JHzLN+7n
では1000ならハートマン教官を

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:18:44 ID:/LfdCqnZ
ジョン・プレストンとか

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:18:50 ID:qCLz3tmm
糸色望先生

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:18:55 ID:VE2lg1fF
人間の姿を捨てた拳聖でも呼んでこようか

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:19:15 ID:EGn3nIrz
1000ならジョセフ王召喚して七万相手に
「数は多いな、ルイズよ‥‥
 いや‥‥‥大したことはないか‥‥
 ‥‥今日はおれと君でダブルゼロだからな」

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:19:22 ID:Y+Y73ShD
>>968
・・・レックス先生?

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:19:27 ID:3gPDb+8o
>>1000ならグィード・ボルジアを召喚
クロムウェルを愛人にする

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:19:37 ID:JLvpLcLJ
1000なら千尋と神隠しにあう

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:20:00 ID:0pJBQghl
1000ならムジュラの仮面召喚でアルビオンに顔がつく

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:20:44 ID:fdxsqkR0
990−1000ならトキを呼んでやろう

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:20:58 ID:xqJhdZMM
>>1000なら…
最近来てない職人さんがみんな戻ってくる。

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:21:03 ID:ISF3bPei
>>968
つ東方不敗マスターアジア

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:21:24 ID:dLpo8ESF
1000なら使い魔全部王大人

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:21:41 ID:VE2lg1fF
>>1000なら大教授ビアス様召喚ネタを書く

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:22:11 ID:WSnayZER
1000だったらプレデターがやってくるぜ

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:22:16 ID:YNJMIt4l
1000ならエロゲのキャラ召還
当然エロ無しで

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:22:16 ID:YNJMIt4l
1000ならエロゲのキャラ召還
当然エロ無しで

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:22:19 ID:paFYrdQ3
1000ならハタヤマ・ヨシノリ召喚

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:22:32 ID:JHzLN+7n
>>976
ガリア王何があったんですかwww

1000なら>>999

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:22:40 ID:bE0DoXVO
>>1000なら、ちゅるやさん召喚。

「やぁ、ルイズ、ルイズ。スモークチーズはあるかい?」

でもこれって三次になるのかな?

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:22:48 ID:EYsO/8XS
1000なら魔王なのは様召還

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:22:50 ID:VE2lg1fF
>>1000なら音速丸召喚

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:22:52 ID:0pJBQghl
1000ならビーストマスターかゴッドエンペラー召喚

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:23:02 ID:lVpttKLI
1000なら次スレからSS連載しようかな。

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:23:10 ID:xJ1GNTmG
>>1000なら世界一の大魔法使い、セラヴィー召喚


997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:23:19 ID:ODYTrF4q
>>1000ならジャンパーソン召喚

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:23:23 ID:CCiNVT56
>>976
ジョゼフ

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:23:26 ID:O7ayhExY


一方その頃!! 次スレでは!!

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/12(水) 23:23:25 ID:0F4prrv9
1000なら斑目召喚

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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