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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part48

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 21:15:05 ID:eV4ZEZbQ
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part47
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1188313990/


まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/

--------------------------------------------------------------------------------

    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!

--------------------------------------------------------------------------------
     _
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は本スレへの投下で問題ないわ。
    J{  ハ从{_,     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、本スレではなく避難所への投下をお願いね?
    ノルノー゚ノjし      ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   /く{ {丈} }つ     ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   l く/_jlム! |      ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   レ-ヘじフ〜l         ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ。



2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 21:17:31 ID:uy80WRH5
>>1モツ

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 21:18:11 ID:qxrNLyul
>>1乙事主様

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 21:19:23 ID:8zxSPgh2
>>1乙!

5 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/30(木) 21:22:15 ID:iAeebigw
>>1乙という声が響くなか、前スレをもう一度だけ振り返り、君は足を進める。
行く手の空には暗雲がたちこめている。
いまや君は新スレに入ったのだ…

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 21:32:29 ID:1c+6Fa7S
>>1乙であります!


7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 21:41:43 ID:oeVQP2LJ
>>1乙エロイムエッサイム

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 21:47:28 ID:opOeJvT/
乙なのですぅ

9 :前スレ965:2007/08/30(木) 21:48:53 ID:HcPP2czf
であ、これから投下しま〜


10 :ゼロHiME〜嬌嫣の使い魔〜 第一話 1/4:2007/08/30(木) 21:50:59 ID:HcPP2czf

「宇宙の果ての何処かにいる私のシモベよ! 神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!
 私は心より求め、訴えるわ! 我が導きに答えなさい!」

 トリスティン魔法学院の生徒の一人、ルイズは本日2×回目のサモン・サーヴァントの儀式に挑戦していた。

 (お願い! 今度こそ、成功して!)

 そんなルイズの願いが届いたのか、もしくは神様が同情でもしてくれたのだろう。
 ルイズの詠唱終了後に鳴り響いた爆音と黒煙の中から現れたのは、栗色の髪をなびかせ、緋色の瞳を呆然と見開いて立ち尽くす整った容姿を持つ同年代とおぼしき女性だった。

 「おい、見ろよ! ありゃ、平民だぜ!」
 「しかも、女だぞ!」
 「さすがゼロだな、人間を召喚するなんて!」
 「くっ……うるさいわね! ちょっと間違えただけよ!」

 たちまち級友達から沸き起こった嘲笑にルイズは抗議の声を上げるが、彼らの嘲笑は止まらない。

 「ちょっとだって? 悪いが俺達じゃとてもまねできないね。そこらの平民の女を呼び出すなんてさ!」
 「まあ、平民にしちゃいい女だが……それだけだな」
 「いっそ使い魔じゃなくて、自分付のメイドにでもしちまえよ!」
 「なんっですってぇ〜〜〜〜!」

 (なんや騒がしいどすな……)

 ルイズが呼び出した女性――藤乃静留は目の前の喧騒に眉をひそめると、自分の今の状況を整理しようと思考を巡らす。

 (確かうちは……『星詠みの舞』を全て終わらせた後、なつきをセンセに託して毒飲んで死んだはずやのに……なんで生きてこんなんとこおるんやろ?)

 そう考えながら自分の周囲を見回す。
 目に映るのはやや夕焼けがかった青空と一面に広がる草原。近くにあるものといえば中世の城か修道院のように見える建物ぐらい。
 どう考えても風華学園の敷地ではない。それどころか目の前で騒いでる連中が黒いマントに杖を持った格好で見たこともない生物を従えているところからして、自分の知る世界ですらないような気がする。

11 :ゼロHiME〜嬌嫣の使い魔〜 第一話 2/4:2007/08/30(木) 21:52:15 ID:HcPP2czf

 (あの世ではないようやけど……さしずめ異世界といったとこやろか?)

 とりあえず騒ぎの中心にいると思われる桃色の髪の少女の様子を伺う。他の連中とのやりあいが終わったらしく、今度は教師らしい禿頭の中年男性になにやら言っている。

 「お願いです、ミスタ・コルベール! もう一度……もう一度だけ召喚させて下さい」
 「ミス・ヴァリエール、それは許可できない。二年生に進級するために行う春の使い魔召喚の儀式は、今後の属性を見極め、ひいてはメイジとして一生を決める神聖なものだ。たとえ何を呼び出そうが、やり直しを認めるわけにはいかない」

 コルベールと呼ばれた教師は厳しい顔で首を横に振ると、きっぱりとルイズの願いを却下した。

 「で、でも! 平民を使い魔にするだなんて前代未聞です!」
 「では、君がその前例になればよろしい。いずれにせよ、君が進級するには「彼女」を使い魔にするしか無いのです」
 
  (なんや使い魔とか不穏当なこと言うとりますな……まあ、なつきにはもう会えへんような気がするし、どうでもええけど)

 ルイズはコールベルの言葉にがっくりと肩を落とすと、静留に向かって問いかける。

 「あなた、名前は?」
 「べつに答えてもええけど……人の名前を聞くなら先に名乗るのが礼儀だと思うんやけども?」
 「ぐっ……いいわ、特別に名乗ってあげる。私の名前はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、ヴァリエール公爵家の三女よ。それで、あなたの名前は?」


 (短気かと思うたけど、人の話を聞く耳はあるようやね……まあ、怒るのを堪えたいうより無理して背伸びしてるゆうとこやろけど)

 「一応、名乗ってもらったことやし、うちも答えたげるわ……うちの名前は藤乃静留いいます」
 「フジノシズル?……変な名前ね」
 「うちのいたとこは、名前より姓の方が先になるんよ。こっち風に名乗るならシズル・フジノってとこやろか」
 「どこの習慣よ、それ? まあいいわ、シズル……す、少しかがんでくれるかしら」
 @
 「……こうすればええの?」

 何故か少し顔を赤らめているルイズの言葉に従って静留は少し身をかがめる。

 「光栄に思いなさいよ、貴族が平民にこんなこと普通はしないんだから……我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」

 ルイズは静留の額に杖を押し当ててコントラクト・サーヴァントの呪文を唱えると、静留に口づけした。

 「ずいぶんと情熱的な娘やね。そういうのも嫌いやないけど、いきなりいうんはあんまり関心せえへんよ……痛っ!」

 唇が離れ、ルイズの行動をやんわりとたしなめようとした静留は、左手に焼けつくような激痛を感じて地面にうずくまった。

 「なんやの……一体……」
 「左手に『使い魔のルーン』が刻まれているだけだから安心したまえ。痛みはすぐに収まるはずだ」
 
 コルベールはそう言って静留に近づくと、その左手を無造作に掴んで刻まれたルーンを確認する。

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 21:55:45 ID:TW/qTYNE
支援DA

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 21:55:53 ID:eV4ZEZbQ
支援である

14 :ゼロHiME〜嬌嫣の使い魔〜 第一話 3/4 :2007/08/30(木) 21:56:06 ID:HcPP2czf
「ほう、これは珍しいルーンだな。もっと良く見てもいいかね……っと、失礼、珍しいルーンだったもので。さあ、これで春の使い魔召喚は終了です。今日はこれにて解散とします」

 コルベールはルーンを更に観察しようとしてが、静留が不快そうに顔を歪めたのに気づくと気まずそうに手を離した。そして、生徒達に解散を宣言すると、宙に浮き上がり建物の方へと飛び去る。
 それに続くようにルイズ以外の使い魔を連れた生徒達も空を飛んでいく。

 (普通に空を飛んでるゆうことは、別の世界なんは確かやね……にしても、あのまま死なせて欲しかったんやけど、ほんまに神様はいけずやね)
 @
 「……シズル、私についてきなさい」

 ルイズは皆が見えなくなったのを確認すると、ここが異世界だと再認識して少し放心気味の静留に声をかけて歩き出す。
 置いていかれても困るので、静留はスカートについた草を払って立ち上がってルイズを追いかける。
 
 「そういえば、ルイズはんは飛ばないん?」

 静留はルイズの横に並ぶぐらいに追いつくと、当然の疑問を口にした。

 「うるさいわね、私は歩くのが好きなのよ! それから……あなたは私の使い魔なんだから、私を呼ぶときは『ルイズ様』って言いなさい」

 静留の問いにルイズは立ち止まってむっとした表情で答えると、そっぽを向いて呼び方を訂正するよう命令する。

 「まあ、それもそうやね。ほな、色々よろしゅう頼みますわ、『ルイズ様』」

 静留はルイズの態度に内心苦笑しつつ、にっこりと微笑んだ。

 
                         
 つづく……? 

15 :ゼロHiME〜嬌嫣の使い魔〜 第一話:2007/08/30(木) 21:59:08 ID:HcPP2czf
投下終了。
京都弁ヘンだったらすまそ;
あと分量間違えちまったorz


16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:10:15 ID:d8OVKaDw
>>1
ところで前スレで話題になってた勇者王だがゴルディオンクラッシャーやファイナルフュージョンの小ネタだったが召喚されてなかったか?

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:14:20 ID:08ctzCab
誰よりも速い兄貴も漫画サロンに有った頃に召喚されたが「アニメ来るな」みたいな叩きにあって消えたな・・・
面白かったのに、残念。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:15:44 ID:9BsHEKTc
前スレ>>995
山田は忙しいし、そこは小町を召喚してスーパーサボりタイムだろ…常考。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:18:50 ID:qxrNLyul
練習してた人か

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:21:18 ID:C7bSYThc
>>15
京都に七年住んでたが一回も生の京都弁聞いた事の無い俺が言っても説得力はないが問題ない
強いて言うならマイルド関西弁らしきものくらいだな京都で聞いたのは
……創作で見かける京都弁はどこに行けば聴けるんだ?
芸者とかそういうの?

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:22:43 ID:3D4I3Nas
12巻を読んでつい小ネタが浮かんでしまったので初投下する!
進路オールグリーンですか?

一応名前に、ネタばれ、と入れますので、ご容赦ください。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:23:59 ID:C7bSYThc
よし来い支援する

23 :ネタばれ:2007/08/30(木) 22:24:11 ID:3D4I3Nas
草原の方に人の声がする。

なにかイベントでもやるのか!
血が騒ぐぜ!

近くで雑談をしていた男たちの一人が気を引かれたようだ。

その男が見物をしに行くと言い出したのもあり、みなで近寄ることにした。



「さて。異端審問を執り行うわ。煮立った釜の中に一分間つかるの。
 もし、あなたが本当に始祖ブリミルのしもべなら、その湯はちょうどいい湯加減に感じるでしょう。
 でも、あなたが忌まわしい異教徒なら、茹で肉になってしまうでしょうね」



風にのってそんな声が聞こえてきた。
その物騒な会話に男たちは急ぐことにした。



「待ちな。姉ちゃん。」

まさに異端尋問を執り行おうとしていたベアトリスをさえぎって、男が声をあげた。

「うるさいわね!!あんたから異端審問にかけるわよ!!」

一瞬振り向き、汗臭そうな男の姿を見たベアトリスは、この学園の生徒ではないと判断し、声を荒げる。
その台詞に男の後ろに控えていた、長剣を腰に佩き、刀を背中にさした男が前にでようとする。
しかし、最初に声をあげた男がそれを止めた。

「ご指名はおれだぜ。」

不敵に笑い、男は一歩足を踏み出した。



「なあ。本当に止めなくていいのか?」

後ろに控えていた男の腰の剣がしゃべった。

「ふっ。ああなったあいつは止まらないさ。」

その男もまた、不敵な笑みを浮かべていた。
そこには、仲間の心配はない。
信頼だけがあった。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:24:19 ID:eV4ZEZbQ
ぶっ放せ! 支援する

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:24:23 ID:2G9RcD++
創作で見る方言は、大半が方言っぽい何かだと思う。
実際の方言を崩して、知らない相手にも意味が分かり易くなってる。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:24:26 ID:d8OVKaDw
>>21
R18なら避難所へ
違うならGo

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:24:47 ID:DTQtB/NU
御所周辺か祇園周辺在住の70代以上のお爺ちゃんお婆ちゃんなら>ネイティブ京都弁
「先のいくさ」が応仁の乱って、ネタじゃなく本気で聞いた時はビックリしたどすえ。

28 :ネタばれ:2007/08/30(木) 22:25:04 ID:3D4I3Nas
「へぇ〜。本当に挑戦するの?今なら土下座して、『ベアトリス様。生意気言って申し訳ございませんでした』
 と言うなら、この審問だけは勘弁してあげるわよ。」

思わぬおもちゃが手に入った子供の目でベアトリスが話す。
一方の当事者であるはずのテファはあわてて男を止めようとしたが既に遅い。

「待って下さい!あなたがそんなことする必要なんてないです!」

ますます男は不敵な笑みを深くした。

「心配するな。それよりそこの姉ちゃんよ。さっきから異端だ異端だうるせぇが、そういうてめぇはどうなんだよ。」

「はん!私の信仰を疑うの?そうねぇ。もしあなたが、1分間耐えられたら私の信仰を証明してあげても良ろしくてよ。」

ハルケギニア六千年の歴史の中でこの審問に耐え切ったものはいない。
その事実を知っている少女は、ひどく酷薄な顔をしてそう言った。

「その台詞、憶えたぜ。」

一言だけ残して、男は釜に向かった。



それはまるで、地獄のようであった。
しかし男はひるまない。
上着を脱ぐと、まるでそこが自宅の風呂場であるかのように湯につかった。

じゅっ!

肉の煮えたぎる音に、思わず女生徒達は目を背ける。
組んだ手を、血がでるほど強く握り締めた男は、なおも不敵な笑みを崩さない。

「ぬるいぜ。もっと熱くしなくてもいいのか。」

その台詞に、興をそがれた少女の眉が吊り上る。

「っっっ!もっと火を強くしなさい!」

その言葉を受けて、火の魔法を使えるもの達が慌てて魔法を唱えだす。


ますます燃え上がる炎。
顔面を既に蒼白にして見守るテファ。
目を背ける生徒達。

生徒達は誰も、あの哀れな男が生きているなどとは思っていないようだ。
そう『生徒達は』だ。

残り10秒を切った時点で雄たけびが挙がった。

「見さらせ!これが男富樫源次のド根性じゃあ!!!」


29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:25:11 ID:nMWOtm9p
sien

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:25:51 ID:1c+6Fa7S
片翼<<カモオオオォォォン>>


31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:27:07 ID:+TdetdCD
油風呂支援

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:27:09 ID:FKrPZ2ia
やっぱり富樫か!

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:27:13 ID:orDBZUXg
と、富樫いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!

34 :ネタばれ:2007/08/30(木) 22:27:25 ID:3D4I3Nas
そうして一分が過ぎて火が消された。
男は、富樫はゆっくりと釜から這い上がると、一言放った。

「へへ。いい湯だったぜ」

そういってその場に倒れこんだ。
テファが駆け寄って、慌てて治療の呪文をかける。

その様子に面白くないものを感じたベアトリスは、気を取り直してもとの標的をいじめることにした。
そんなベアトリスの前に、太刀を背負った男が立ちふさがる。

「さて、富樫は約束を守ったぜ。次はあんたの番だな。」

「……邪魔よ。」

ベアトリスは眉をしかめて、となりの騎士団に、前の障害物を取り除くように指示を出そうとした。
そこで、ベアトリスの目が驚愕に見開かれた。

「あんたが頼りにしているのはこいつらかい?」

「しかし、歯ごたえのない連中じゃのう。」

様々な声が騎士団の「いた」方向から聞こえる。
しかし、そこには無事にたっている騎士団は一人もいない。
暑苦しい学ランという服を着た男達がいた。

「さて、それでは異端審問を執り行うとしましょう。」

長髪涼しげな男――――飛燕が一歩前に出てそう言った。
ことここにいたって、事態を理解したベアトリスの顔が蒼白になった。



後は語るまでもないだろう。
ベアトリスはきついお仕置き(お尻ペンペン)を桃にされ、反省させられた。
富樫は一時は「死亡確認」されたものの、無事今日も生きている。

彼らの、男塾一号生のハルケギニアにおける戦いはまだまだ始まったばかりだ。

〜男達の使い魔 完〜

35 :ネタばれ:2007/08/30(木) 22:29:25 ID:3D4I3Nas
NGシーン

雷電「あ、あれは!」

虎丸「知っているのか雷電!」

雷電「あれこそまさに、古代中国において禁断とされた、医嘆審問!」



異端審問の起源は、基督教による魔女狩りと一般には言われているが、
最近の研究では古代中国にあるというのが、もはや定説になっている。

かつて、秦の始皇帝の時代、万里の頂上を守っていた兵士たちは、匈奴の奇襲に悩まされていた。
彼らは尊厳鴈戊王の下、まさしく鉄の絆で結ばれており、どのような拷問にかけようとも仲間の
場所をはくことはなかったという。
そこで、当時前線の指揮官をつとめていた威将軍は一計を案じて、医者達に審問を執り行わさせた。
人を治す方法を知っている彼らなら、より人を苦しめて情報を聞けるに違いない、と考えたからである。
この考えは見事的中し、ついに尊厳鴈戊王を討ち取ることに成功した。
しかし、この審問に付き合わされた医師達は、気をおかしくする者も多くでたという。
この事が民衆に耳に入り、医者ですら嘆くような審問、すなわち医嘆審問というようになった。
この故事が、当時のシルクロードを通じローマに伝わり、また形を変えてハルケギニアにも伝わったのは
あまりにも有名な話である。

民明書房刊「異端審問の歴史」(平賀才人著)

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:30:47 ID:XjwH1g51
何やってんだ才人wwwwwwww

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:30:57 ID:opOeJvT/
乙&GJ!
サイトが書いたのかよw


38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:31:12 ID:ugj1MQkU
民明書房www

39 :男達の使い魔:2007/08/30(木) 22:32:14 ID:3D4I3Nas
最後のNGシーンが書きたくて書いた!
後は全てオマケです。
ちゃんとジャンプの作法にのっとって書いたのであまり問題はないかとw

今まで応援ありがとうございました(打ち切り)



しかし、12巻読んでこういう話が頭に浮かぶ自分に絶望した!

ちなみに、設定としては、ルイズが男塾一号生全員を召喚してしまい、苦労している、というのが裏にあります。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:32:59 ID:C7bSYThc
キッチリと民明書房までやってGJ!
麦茶吹いたけどな!

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:33:30 ID:8zxSPgh2
GJ!!
つか一号生全員とかって心労でぶっ倒れてるだろルイズw

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:33:50 ID:eV4ZEZbQ
一号生全員がガンダールヴかよ!

ハルケギニアは貰ったも同然だな。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:34:08 ID:Bd6jQato

そりゃ男塾名物油風呂をクリアした富樫には湯風呂じゃ物足りんわw

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:36:43 ID:6xzSQ8Dg
F・P・M・Pでワルドが倒されたりするんですね

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:37:31 ID:ALlpOQY6
映画で油風呂再現するらしいな。

46 :男達の使い魔:2007/08/30(木) 22:39:38 ID:3D4I3Nas
>>26
ちょっと違った意味でR18かもしれませんがご勘弁ください。

何故か民明書房とサイトが結びついてしまったのが運の尽きでした。

それではまたネタが思い浮かんだら投下しますね。

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:39:51 ID:/3Dxagck
>>41
EDAJIMA化でもしないとストレスで死ねるな、ルイズ

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:41:02 ID:d8OVKaDw
GJ!

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:42:36 ID:UhKIKgkv
ルイズは立場的に見て鬼ヒゲ役だな

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:44:06 ID:qguemA/p
飛行帽かもしれんぞ

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:45:03 ID:4S3f7ju/
>>20
知り合いに年寄りで特に女性がいると聞けるぞ

ついつい「どす」とか付けたくなるが、実際は「おす」になってる場合もある
語尾との組み合わせとか、くどく無い様にとか場所場所で変わるから判り難いんだよね
どうしたんです→この場合のですはどすに
この場合はおすにはならんが
よろしいですね→よろしおすなぁ。とかみたいにおすになるとか。

気になる辺りは
 「そういえば、ルイズはんは飛ばないん?」
”ない”とかはあんまし使わないかも。
 「そういえば、ルイズはんは飛ばはらんの?」

〜は無い。の場合も、あらしまへんわ。とか、あらしませんわ
になったリするんだよね。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:47:07 ID:/dE9kV+i
スゲーぜ男塾www
GJ

53 :前スレ965:2007/08/30(木) 22:48:12 ID:HcPP2czf
>>51
参考になった、ありがとう

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:54:22 ID:t50OLgZC
飛ばはらへんのでも大丈夫なはず

まぁ、俺は関西弁は関西弁でも泉州弁だからあれだが

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:55:46 ID:PdcfxaqZ
あ、最初のシーンか。
頭の中で「ちよちゃんはなんでとぶのん?」と混ざってわけがわからなかった。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 22:58:17 ID:/FMUE0Cf
>>54
〜(し)はらへん で大丈夫だ。
俺は生粋の京都人だが、人によって話し方に癖があるからなあ

57 :ゼロの双竜:2007/08/30(木) 23:00:50 ID:A8V6ZLNO
予約ありますー?

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:02:40 ID:4S3f7ju/
>>54>>56
それでも大丈夫だったと思う。

は行使って、言葉を柔かくしようって傾向が強いよね

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:03:33 ID:ugcdHUXZ
>>57
進路クリーン、投下どうぞ!

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:04:49 ID:8zxSPgh2
>>51
なんか為になるなぁ。
京都弁って大阪弁よりも書き難いんで、参考になった。

61 :ゼロの双竜:2007/08/30(木) 23:05:59 ID:A8V6ZLNO
でもまた途中までなのです(´・ω・`)
では、第二話(中編)投下します。

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:06:06 ID:uE4m09do
勇気ある誓いと共に支援

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:06:39 ID:ZulPaCb7
シンメトリカル支援

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:06:59 ID:W6i53gAb
投下支援………


 承 認 ! !





65 :名無しさん@お腹いっぱい:2007/08/30(木) 23:07:11 ID:mQChlj4y

 赤いのと青いの支援

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:07:23 ID:d8OVKaDw
全人類の支援と
勇気ある支援の元に

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:07:47 ID:4S3f7ju/
いつか星の海で支援

68 :ゼロの双竜:2007/08/30(木) 23:07:56 ID:A8V6ZLNO
あ、一応前回のラスト


二人がもう一歩詰め寄ると、男は慌てて財布を捨て逃げていった。
炎竜が財布を拾い上げる。そのとき、

「おでれーた!」

二人の後ろから声が聞こえた。
声に反応して二人は振り返ったが、そこには誰もいない。
ただ、男の落とした剣が転がっているだけだった。


では、続きいきます。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:08:10 ID:UhKIKgkv
ビッグ超竜神だーっ!支援

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:08:31 ID:/FMUE0Cf
どないしたんどす?承認するから、はよ投下しなさいな〜

71 :第二話:聖なる左腕:2007/08/30(木) 23:09:29 ID:A8V6ZLNO

「炎竜、わたくしはこちらの方向から、人の声がしたと思ったのだが」
「僕も聞いた。確かに聞いたんだが……誰もいないぜ、氷竜」
「おいぃ!ここだよ!お前さんたちの足下!!」
「「何ッ!?」」

二人は目を疑った。なんと、彼らの足下に落ちている錆び付いた剣が柄の部分を口のようにカタカタと動かして喋っているのだ。
喋る物、すなわち生きた無機物。彼らはそれに該当する危険な存在を一つしか知っていた。

「まさか、ゾンダーかッ!?」
「は?」
「いや、会話能力がある以上、ゾンダーではなくゾンダリアンと見た方が良い!」
「え?いや、ちょっ……なっ何をするだァー!」

逃がさないとばかりに剣を踏みつける炎竜。
突如としてそんな仕打ちを受けた喋る剣の喚き声を華麗にスルーしつつ、氷竜は剣に最大レベルのスキャニングをかけ全力で解析する。
だが、その結果は予想していた生機融合体などではなく、ただの物質であるというものだった。

「炎竜……どうやら違うらしい。どういう原理で話しているのかはわからないが、材質的にはただの剣だ」
「喋る剣……か。魔法なんて物があるんだから、これくらいは普通なのかもしれねぇな」
「やいコラてめぇらァ!いきなり踏みつけるたァひでェじゃねぇか!!」

炎竜は踏みつけていた足をどけ、剣をつまんで拾い上げると、炎竜の左手に刻まれた使い魔のルーンが光を放ちはじめた。
すると、喚いていた剣がいきなりおとなしくなった。

「………おでれーた。てめ、『使い手』か」
「使い手?」
「そう、『使い手』だ!おめ、俺を持ってけ!損はさせねーぜ!俺はデルフリンガー。長ぇならデルフって呼んでくれや!」



72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:09:41 ID:C7bSYThc
支援支援
リアルタイムで見ていた当時ドライバーに心踊らせたもんだ

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:10:14 ID:PdcfxaqZ
プロテクトシェード支援

74 :第二話:聖なる左腕:2007/08/30(木) 23:10:47 ID:A8V6ZLNO

デルフと名乗った剣は態度を一変させ、自身を連れて行けと言い出した。
だが、『使い手』とは何かや、ルーンが発光した理由を訪ねても『忘れた』『わからない』とのことであった。
6000年もの昔から存在しており、時間がたつうちにいろいろなことを忘れてしまっているらしい。
この世に飽き飽きして武器屋で腐っていたところ、先ほどのスリ男に買われてしまいやるせなくなって完全に口を閉ざしていたという。

「すまねぇ。でもよ、俺ぁ前にもそのルーンの持ち主に使われてたような気がするんだよなァ……くそ、やっぱうまく思い出せねぇや」
「そうか……。しっかし、このルーン……なんか妙な感覚だな」
「どうした、炎竜?」
「いや、ルーンが光ってから、どういう訳か僕の体の稼働効率が上昇しているんだ」

炎竜が自身の左手を見ながら言う。彼の左手の甲に刻まれたルーンは、先ほどから光を放ち続けていた。

「マスターは使い魔のルーンには何らかの効果が付属する場合がある、と言っていた。おそらくは我々のルーンの効果なのだろう。そうだな……例えば『武器を持ったら身体能力が向上する』というような」

そう言いつつ氷竜は自身の愛銃『フリージングガン』を取り出す。すると、氷竜に刻まれたルーンも、炎竜のそれと同じように輝き、氷竜の予想が正しい物であると証明した。

「…………驚いた。正直かなり曖昧3セン……いや、適当に言っただけだったのだが」
「当たり………てことか」
「おーい!頼むから俺を連れてってくれよ!」
「あーもうわかったよデルフ!そこまで言うならルイズ……えっと、主に掛け合ってみるよ!」
「おっしゃぁあ!さすが相棒たち、話がわかるぜぇ!」
「まあ、生きている以上勇者として置いていくわけにもいかない………相棒?」
「相棒……とは?」
「……なんだろ。なんか知らねぇが、でも相棒は相棒なんだ」
「なんだそりゃ……」
「まぁ、そのうちいろいろ思い出して役に立つから、持っててくれや!」

二人と一振りが何とも微妙な会話をしていると、肩を落としたルイズがとぼとぼと帰ってきた。

「お帰りなさい、ルイズ」
「おお、お帰り、ルイズ!」
「ただいま……。うぅ……私のおこずかいが…」
「おっと、ルイズ!これを」
「へ?……はっ、え!?ななな何でこれ私の財布、ど、どうしてエンリュウが!?」

スリから財布を取り戻したことや、デルフのことなどを話す。デルフを持って行くことに対してちょっと難色を示したが、財布を取り返してくれたからそのくらいの願いは聞いてくれるようだ。
買い物自体は出来ていたルイズがもう帰ると言うので、とりあえずその辺にあった頑丈そうなロープでデルフを炎竜のミラーシールドにくくりつけてビークルモードに変形。
ルイズが氷竜のコクピットに入ると、二人は魔法学園に向けて発進した。



75 :MtL:2007/08/30(木) 23:11:15 ID:orDBZUXg
双竜さんの後に投下予約ー。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:13:15 ID:t50OLgZC
>>56 >>58
大丈夫だったか
でも関西弁の使い方に文句言う奴ってほんとに関西人なのかと何時も疑問に思うよ支援

77 :第二話:聖なる左腕:2007/08/30(木) 23:13:26 ID:A8V6ZLNO

「ねぇ、ヒョウリュウ、エンリュウ。あなたたちは、私に召還される前、いったい何処で何をしていたの?」

馬車なんかよりもずっと早い速度で学園へ走るヒョウリュウの中でガタゴトと揺られながら、私は彼らに質問した。
魔法がなく、月が一つしかない世界。
魔法ではない、ハルケギニアではあり得ない技術で作られたその身体。
彼らは何のために作られたのか、その世界で何をしていたのか。

『何処で何を……ですか』
『そうだなぁ……ルイズには、ちょっと信じられないかもしれないが…』
『わたくしたちは、ここではない別の星の出身です』
「別の……星?」

聞けば、彼らが生まれたのは『地球』という星にある日本という国で、メイジはいない、貴族もいない。さらに、月が一つしかない。魔法がないため、『科学』という技術が進歩している。彼らもその『科学』によって作られたという。
言葉だけだと正直理解できなかったかもしれないけど、ヒョウリュウがもにたーに図を写してくれているし、ハルケギニアの文字で名前や説明も表示してくれるからとてもわかりやすい。いや、それでも信じられない物ではあったけど。

「何よこの街の広さ………ブルドンネ街なんて目じゃないじゃないの……」
『僕たちから見れば、さっきの街の狭さが信じられないくらいなんだがな……』

もにたーの映像が切り替わり、見たこともない奇妙な街が写し出された。天を突く塔のような建物が無数に建ち並び、車輪の付いた箱が街を走り回っている。
『自動車』と呼ばれるこの箱はヒョウリュウたちと同じ馬を必要としない鉄の馬車で、なんと一家に一つはあるほど普及しているらしい。ここにいる人たち全員平民のはずよね。
それと、全くわからなかった『クレーン車』と『梯子車』についても理解できた。その機能は、両方とも『レビテーション』の代わりとなるためのものだった。
なるほど、魔法が無い世界だからこそ、重い物を運んだり、人が高いところに上るためには彼らの能力が必要とされたのか。

「信じられない……」

もう何度同じことを呟いたかわからない。でも、そう呟かずにはいられないようなものを見たのだから仕方がない。
でもこの時、私はこれらの情報がまだ序の口にすぎなかったことなんて、知るよしもなかった。

大勢の人を一度に運ぶ『電車』、空を飛ぶ鋼の鳥『飛行機』、果ては宇宙へと飛ぶ『スペースシャトル』など、もにたーに次々と写されてゆくビックリドッキリメカたちの説明を受け、もうただただ驚いているしかなかった私の前で、またもにたーが切り替わった。
また見たことがないものだった。どうやら場所は水の中で、上から下に向かって突き出ている塔のような建造物のようだ。今までに見た物とはちがう、何というか特殊な形をしてる。

「ヒョウリュウ、エンリュウ……これは?」
『わたくしたちの、勤務先です』
『そして、僕たちが生まれた場所さ』

地球防衛勇者隊『ガッツィ・ジオイド・ガード』、通称『GGG』と呼ばれる組織が、彼らの生みの親だという。
私は驚愕した。だって、地球防衛勇者隊なんて組織に隊員として所属していると言うことは、二人は、つまり―――

「勇………者……!?」

絞り出したような私の言葉に、ただ『その通り』とだけ返した二人に対して、私はまた同じことを呟いてしまった。


「信じられない……」



78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:15:38 ID:Bd6jQato
ガガガ!ガガガ!ガンダールヴ!支援

方言が柔らかい地方の人はいいね。
俺なんて他県の人と話すとしょっちゅう「喧嘩売ってんのか」と言われる広島県民だぜ(´・ω・`)
いや広島が嫌いなわけじゃないんだが

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:16:38 ID:/FMUE0Cf
>>76
そんなん疑問に思わんからなあ支援

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:17:03 ID:PdcfxaqZ
原種編になって名前変わってなかったか支援

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:17:27 ID:ZulPaCb7
一斉射撃支援。

映像直接見せられるとやっぱりカルチャーショックだよなぁ地球。

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:17:31 ID:ugcdHUXZ
支援します

>>78
鳥取も似たようなもんだよ

83 :第二話:聖なる左腕:2007/08/30(木) 23:18:00 ID:A8V6ZLNO
今回はここまでです……。
執筆速度があがりませんorz

あ、wiki登録してくれる人はお手数ですが、前編、中編と分けずに第二話にそのまま足してしまってください……

頑張って次の投下で第二話終わらせるつもり (´・ω・`)では、次の方どぞー

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:18:14 ID:Bd6jQato
確か原種編になってからがガッツィ・ジオイド・ガードのはずだ支援

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:18:39 ID:bjbqNUno
相当訛っていても他見の人と言葉が通じるのならまし。
田舎の年寄りとは会話が成立しない鹿児島県民が支援するぜ。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:19:05 ID:kIa73D/E
>>84
原種編はガッツィ・ギャラクシー・ガードだろ。

87 :MtL:2007/08/30(木) 23:19:56 ID:orDBZUXg
予約が無いみたいなので、10分後に投下しますー。

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:19:57 ID:Bd6jQato
>>86
そうだっけ?見たの何年も前だから忘れてた

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:21:02 ID:zg22MF/a
言語自体が方言を超えて日本語と別言語と言っても良い沖縄人もいる

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:21:26 ID:UhKIKgkv
ハルケギニアでも「おまえはガリア訛りが強すぎる」とかあるんだろうか。

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:21:47 ID:/FMUE0Cf
双竜乙〜しかし、デル公はどうやって使うんだ?

あと>>79を訂正させてくれ。
いちいち関西弁が間違ってるからって文句つける関西人ってそういないしな
と言いたかった

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:22:03 ID:jNFgXEfu
東北弁で喋るルイズという電波を受信した。
意外と可愛いかもしれない。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:22:30 ID:sLsH2fVA
支援のバリエーションの多いお前等に脱帽。

94 :第二話:聖なる左腕:2007/08/30(木) 23:22:51 ID:A8V6ZLNO
>>86
あー…それはまだ氷竜たちがガガガの初めの部分しか説明してないからで(言い訳)

やっべ後でなんとかしなきゃ支援

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:23:23 ID:c55+bp5Q
そもそも関西弁て何?関西ってすげー広いんだけど……
東京のドラマに出てくる胡散臭いのは“吉本弁”って言うべきだぜ

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:26:04 ID:bjbqNUno
>>93
単に支援するとだけ書くのではなく、何か一言付け加えるのがこのスレの不文律だからな。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:29:09 ID:thvu70HN
双竜の方乙でした!

電王のクラストイマジンが召喚されて
他の生徒が飛んだのに倣って自分も飛んだら
「蟹が飛ぶなああああ!」と
ルイズに魔法で撃墜される姿を幻視した。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:29:48 ID:Bd6jQato
>>95
広島だけでも広島弁とか福山弁とかあるからね。
もう俗に言う関西弁は「大阪の一部の方言っぽいもの」くらいのイメージでいいんじゃね?

99 :MtL:2007/08/30(木) 23:29:45 ID:orDBZUXg
マジシャン ザ ルイズ (11)帰還

「ここはもう駄目、ね………」
少女の赤い髪を、熱風が宙に舞い躍らせる。
「皆!この場はただちに放棄、後方にて陣を立て直すわ、準備して!」
赤い髪の少女が降りかかる火の粉を払いながら、周囲の大人たちに指示を飛ばす。
目の前に広がるのは焦土、そうとしか言い表せないこの世の地獄。
果たしてこの光景を見て、どれだけの人間がここが昨日まで人々が笑い合い、生活していた街であると気付くことが出来るのだろうか。
崩れ落ちた教会、火の手をあげる民家、舗装されていた石畳はめくりあがり地面を露出させている。
どこからか親を失った子供の泣き声が聞こえる、夫を失った妻の叫びが聞こえる。
吐き気を催すような、赤い空。
真っ赤なキャンパスの向こう側、更に鮮やかな赤が二つ蠢いている。
空飛ぶ機械仕掛けの―――竜。
この地獄を産み落とした、アルビオンの投入した残忍な破壊者。

「お嬢!撤退準備が整いました。指示を」
「隊長で良いって言ってるでしょ」
少女が振り返ると、そこには部下達の姿。
無傷であるものなどいない。
けれどその目には未だ力が宿っている、彼らこそは諦めることを拒絶した屈強な戦士達。
「………全員、目を見開きなさい!
 そして三秒でこの光景を目に焼き付けなさい」
言いながら彼女自身も踏み躙られた街へと目を向ける。
「一、二、三」
岩のような男達が、表情を崩さぬままに涙を流す。
「…行くわよ、撤収!」
そうして、少女達は街に背を向けて走り始める。

「必ず帰るから、それまで待っていて………」
最後に呟いた彼女の呟きは、風に溶けて消えていった。








100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:29:59 ID:uE4m09do
>>93
ここにいるのが勇気ある支援者だからさ(`・ω・´)b

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:30:14 ID:2G9RcD++
ってかさ、関西の一部だと、100mも歩けば方言が別のものになってるよな?

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:31:55 ID:2QttdMBM
関西弁なんてのはない
一番近いのは河内弁か?
実際に関西人の知り合いが居るが喧嘩売ってるというよりは馴れ馴れしすぎる感じの方が強い
つうか会社で上司と話すときぐらい敬語を使えといつも言ってr(ry

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:32:06 ID:C7bSYThc
大阪から引越したおかげでツッコミを期待された俺が支援
なんだかんだでボケのほうだったと認識されました

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:32:19 ID:/FMUE0Cf
支援

105 :MtL:2007/08/30(木) 23:33:27 ID:orDBZUXg
「それで、モンモランシー、あんた最近ギーシュとはどうなのよ」
「ぶはぁっ!!」
貴族のご令嬢とは思えない音をたてながら、口に含んでいたお茶を噴出したのはモンモランシーであった。
気だるい昼下がりの午後。
夏季休暇の為に人気が無いトリステイン魔法学院。
食堂から椅子とテーブルを引っ張り出し、優雅に向き合って紅茶を飲んでいたのは、二人の二年生。
桃色の髪に幼い外見のルイズ、そしてもう一人は金髪で、ルイズほどではないにしろ寂しい胸の持ち主、モンモランシーであった。
今は夏季休暇、学院に残っているのは、ほんの数名の生徒と教師、それに少数の平民だけとなっている。
ろくな話し相手もいない暇な二人は、時折こうして一緒にお茶を飲んでは、無為な時間を潰しているのである。

「ちょっと!?汚いわね!どうしたのよ!?」
「それはこっちの台詞よルイズ!なな、なんであんたにそんなこと聞かれなくちゃいけないのよ!?」
叫んでから、ポケットのハンカチを取り出して口元を拭くモンモランシー。
向かいのルイズも同じようにハンカチで制服に飛んだお茶を拭いている。
「別にこれといった理由なんて無いわよ、暇だから聞いてみただけ」
「あ、あそう…でも今日の天気って調度良いわよねー馬鹿みたいな日差しもないし、気温もこないだまでに比べたら大分マシよね」
「それって話題を変えてるつもりなの、モンモランシー。そりゃもうすぐ夏も終りだしね、いつまでも頑張ってらんないんでしょ。
 で、ギーシュとはどうなのよ」
「いやー、暑いわ、暑いわー、なんだか突然暑くなってきちゃったわねー」
顔を真っ赤にしながら、突然手で顔を扇ぎ始めるモンモランシー。
なんとも微笑ましい光景ではあるものの、見ているルイズの目は半眼である。
「ふーん………ま、別にどうだっていいけどね。
 好きよ嫌いよなんてのは個人の自由、他人がどうこう言う領分じゃないしね」
「そうよ、そうよ、ルイズにはまだそういう話題は早いわよ、おほほほほ」
ゼンマイの切れたアルヴィーのように、ぎこちない笑いを浮かべるモンモランシー。ルイズは優雅にお茶を飲んでいた。
「でも私達はまだ学生なのよ、そういうことって節度が重要よね」
「そ、そうねー」
「貴族として、節度あるお付き合い、した方が後々後悔しないんじゃないかしら」
「そ、そうねー」
ああもう!調子狂う!何で最近こんなに余裕しゃくしゃくなのよこの子は!?と思うのはモンモランシーである。
キュルケにからかわれるのとは違った大人っぽい対応が、なんとも気に入らないのであった。
何か変更できる話題が無いかと、左右を見回したとき、火の塔から走りながら出てくるミスタ・コルベールの姿が目に入った。
「戦争、か………」
コルベールはぬらりとした光沢の金属の塊、と思われる「何か」を両脇に抱えながら、学園の外の草原―――建造現場へ駆けて行った。
多分、それもフネの一部なのだろう。
「キュルケとタバサ、大丈夫かしらね、心配だわ」
「…大丈夫なんじゃない?ガリア国内では戦闘行為は行われていないらしいし、ツェルプストーは戦争くらいで死ぬような女じゃないわよ」
眉間に皺を寄せながら臆病な表情を覗かせるモンモランシー、対してルイズは外面は平静を保ったままに答えた。

「でも、二人とも、学院には帰ってこれないかもしれないわね…」
「………」
このモンモランシーの問いかけには、ルイズも答えることが出来なかった。
二人が鉛のように重い空気を吐き出す。
単に話題を変えようとしただけなのに、すっかりお茶も空気も冷えてしまった。
「お茶のお代わりを貰ってくるわね」
湿った空気を変えようと、モンモランシーが努めて明るい調子で言いながら席を立った。
ティーポットを片手に、食堂へと歩いて行くモンモランシー。
ルイズはモンモランシーが歩き出したことを確認してから、先ほどコルベールが駆けて行った門の外を見やった。

戦争に備える名目で建造されているらしいフネ、その設計から監督までやっているらしい自分の使い魔。
フネが完成したら彼はどうするのだろう?
やはり戦争へ行くのだろうか、そのとき自分はどうするのが正しいのだろうか。
ここ数日ずっと考えていたことであった。
アルビオンとガリアがトリステイン、ゲルマニア両国に宣戦布告して既に一週間。
南にガリアという脅威を抱えたトリステインはゲルマニアとの効果的な連携が取れないでいた。
そうしているうちに、アルビオン=ゲルマニア間の戦争は激化の一途を辿った。
そして昨日、遂に帝都ヴィンドボナが陥落したとの報が魔法学院にも届けられた。


106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:33:45 ID:ANmmQrV/
投下中は雑談自重汁

支援

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:34:15 ID:DTQtB/NU
生まれが広島で育ちが大阪で現住所が京都な俺の支援を喰らえ!

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:36:33 ID:QVFNATUm
Gストーン、Jジュエル、ゾンダーメタル、ラウドGストーン
きっちり四つあるな…
そういえば

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:36:58 ID:PdcfxaqZ
そういえば、トリステインより先にゲルマニアが攻められてたんだっけ支援

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:37:03 ID:UhKIKgkv
俺に命令するな。だが支援ならしてやらんこともない。

111 :MtL:2007/08/30(木) 23:37:02 ID:orDBZUXg
一方で各地方の領主達は独自の判断で軍を率いて、抵抗を続けているらしいが、鎮圧も時間の問題であろう。
目まぐるしく動いていく戦況、このトリステインが戦場になる日は遠くない。
こうしてゆっくりとお茶を飲んでいられるのも、あと少しかもしれない。
そう思うと、たかがお茶一杯と言えども大切に感じるのであった。


「ルイズ!ねえルイズってば!」
突然声をかけられた為に、驚きの表情で顔を上げるルイズ。
肩を掴んで話しかけて来ていたのは、先ほど食堂へ向かったはずのモンモランシーであった。
「ねえルイズ、ちょっとあれ、あれを見てよ!」
そう言ったモンモランシーは、火の塔と土の塔の間、つまり何も無い空を指差した。
「…ねぇモンモランシー、暑い暑いって言ってたけど、本当に頭が沸騰しちゃったの?」
「いいからよく見てみなさい、よっ!」
モンモランシーがルイズの背後に回り、その首をぐきりを動かした。
「痛い痛い!痛いってばモンモ………あれ?」
モンモランシーが指差し、今はルイズの首が向けられているその方角、そこには小さな点があった。
小さい、というわけではない、遠いのだ。
それが徐々に魔法学院へと近づいてくる。
ある程度の大きさになったところで、ルイズにもそれが何であるのか判別することができた。
「竜!?」
そう、それは竜であった。
先ほどの話題もあり、竜と見てルイズの脳裏に連想されたのは無敵と言われるアルビオンの竜騎兵、そして………
「タバサ!」

そう、トリステイン魔法学院へと向かっていた飛竜はシルフィード、そしてその背後にいたのはタバサであった。
中庭にふわりと降り立つシルフィード。
その背後には、何人もの人が乗せられていた。
主人であるタバサ、目深にローブを下ろしているメイジらしき人物、年老いた執事、それに気を失っているらしい夫人の姿。
「ねえ!一体どうしたのタバサ!こんな時期に、…それにあなた、その格好は一体」
ルイズが驚くのは無理は無い。
タバサは襟首が破れた薄布一枚という格好であったからだ。

辛くもフーケの手引きにより、グラン・トロワから見事脱出を果たしたタバサ達。
ガリアの追跡をかわしきった彼女達が、まず最初に向かった先は、ガリアとトリステインの境に位置する湖、ラグドリアン湖であった。
目的地はラグドリアン湖のそば、旧オルレアン公爵屋敷、タバサの帰るべき家だった。
屋敷に到着したタバサは、執事ペルスランと眠らせた母をシルフィードの背に乗せた。
そうして保護すべき二人を連れて、再び空へと飛び上がったシルフィードはトリステイン魔法学院へと進路を向けたのである。

「ねえ、タバサってば、タバ…、ちょっと!?」
ルイズが驚愕に大きく口を開く。
シルフィードの背にあったタバサがバランスを崩すようにして、重力に引かれ地面へと落下した。
「タバサ!」「タバサ!」「シャルロットさま!」「ちょっ、あんた!」「お姉さま」
各々がそれぞれの名でタバサを呼び、倒れ伏したタバサに近づく。
薄着のままシルフィードの背に掴まり、上空の冷気に晒されたタバサの体は冷え切っていた。
「!?不味いわよ、体は冷え切ってるのに汗がこんなに!」
水魔法を専門とするモンモランシーが焦った様子でタバサの体を触診する。
朦朧とした意識のまま、タバサの手が持ち上がり、ルイズへと伸ばした。
差し出された手をしっかりと両手で握るルイズ、冷え切った手に、自らの熱を分け与えるように。
タバサの口が小さく動き、なにごとかを伝えようとする。
しかし、それが声になることは無く、タバサはルイズに手を握られたまま意識を手放した。
「ルイズ!そっち持って!
 それにそこの人も!急いで!この子を部屋に連れて行くわよ!」



                         「ところでさっき、誰かお姉さまって言わなかった?」
                                     ―――ルイズ

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:38:32 ID:PdcfxaqZ
風雲急支援

113 :MtL:2007/08/30(木) 23:39:16 ID:orDBZUXg
投下終了ー。
あっさりとゲルマニア陥落です。
であー。

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:39:49 ID:ANmmQrV/
シルフィードwww


あじゅー

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:42:02 ID:k5+ZHJ+V
投下予約あるかい? 短編を書いたんで投下してみようと思うんだが……

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:42:21 ID:2QttdMBM
乙つー

停滞→転覆(バイバック)のコンボはきつすぐる

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:47:06 ID:i1ZdNDrA
乙ー。都合よくプレインズウォーカーの火花とか誰か持ってないものか。
それぐらい絶望的な予感がしないでもない。

>>115
GO。

>>116
ターボステイシスとかトレードウィンドステイシスぐらいしか覚えてないなぁ。

118 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/30(木) 23:49:14 ID:k5+ZHJ+V
ズドン、と何度目かわからない爆発音に、砂埃が巻き起こる。
日は既に落ち、二つの月は穏やかな光で草原を照らしている。
「もうそろそろ休んだらどうかね? ミス・ヴァリエール。使い魔召喚は明日にでもやり直したらいい」
「まだですっ、まだやれます! お願いしますミスタ・コルベール、納得がいくまでやらせてください!」
そう言って、月に照らされた人影はその手に持った杖を振り下ろした。
そして再度。何もない空間が爆発、轟音と爆煙を巻き上げる。
「また失敗……」
咳き込む少女、目尻に涙を浮かべながら、また杖を振り上げて呪文を唱える。
そして振り下ろす。
すると今度は爆発しなかった。
数え切れないほど呪文を唱え、数え切れないほど杖を振り上げ、杖を振り下ろし。
ただ一つだけ、使い魔を呼び出すことだけを考えて、一心不乱に。
そしていま、やっと『失敗』しなかったのだ。
視界を邪魔する土煙がうっとおしい、早く、早く己の使い魔の姿を見たかった。
どんな姿をしているのだろうか、美しいのだろうか、強いのだろうか、賢いのだろうか。
コレで、コレでやっと、誰にもゼロなんて言わせない!
煙を散らすと、そこには…………

高さ一メートルほどの大きなタマゴが存在した。

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:51:19 ID:C7bSYThc
ステイシスとかさっぱりだなー
ミラディンから入って親和をガンガン回してアーティファクトに取り憑かれた俺
そして何故かオンスロートのゾンビデッキを経由して黒ウィニーに落ち着いた
そして新人さん支援

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:51:46 ID:zlTvXqcS
ルイズが卵産んだ支援

121 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/30(木) 23:52:03 ID:k5+ZHJ+V


自室のベッドの上にタマゴを載せ、ルイズはそれを指先でつん、とつついた。
すると、タマゴはプルプルと震える、もうすぐ生まれそうだ。
そんなタマゴに、ルイズは自分の頬が弛みまくるのを自覚していた。
こんなに大きなタマゴなのだ、一体どんなのが生まれてくるのだろう。
ドラゴンだろうか、グリフォン、いやいやヒポグリフと言うのもある。
きっと強くて格好良くて優雅な幻獣が生まれてくるだろう。それを考えると心臓が早鐘のように波打つ。
いや、そんなに贅沢は言わない、呼び出せただけでもこんなに嬉しいのだから。
早く生まれてこないだろうか………。
召喚が長引いたせいか、何度も失敗して精神力を使った所為か、次第にまぶたが重くなる。
着替えるのすら億劫になったルイズは、そのままベッドに上がって丸くなった。
とくん、とタマゴの鼓動が心を揺さぶる。
きっと、明日には生まれてくれるだろう。
とても、楽しみ。





朝、窓から差し込む陽光によって目を覚ました。
すぐさまタマゴを見やるが、プルプルと動いているがまだ生まれていない。
仕方なしにルイズはベッドから降りて新しい制服へと着替える。
ブラウス、スカートを履いてマントを着けてブローチを止める。
そして杖を持って部屋を出ようとノブに手をかけたとき。
背後から「ピキッ」という音を捉えた。
その時の首を動かすルイズの動きは、一瞬だが180度回転しているように見えた。
その手の杖を放り捨ててルイズはタマゴへと駆け寄る。
頭頂部からヒビが走る。
ピシッ……ピキッ………パリンッ
「きゃっ」
眩い光にとっさにルイズは顔を覆ってしまう。
けれど、生まれた、自分の使い魔を早く見ようと眼を細めて真っ直ぐとそれを………
「え………」
ベッドの上で、ぴち、ぴちとはねているのは、一匹の魚……だろうか。
赤い鱗にマヌケそうなつぶらな瞳、背びれは金色で、なんだかデフォルメされた王冠を彷彿させる。
長いヒゲが日本、にょろーんと伸びて、魚が、ぴたん、びたんはねるたびに揺れる。
「………み………水ーーーーー!」

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:53:09 ID:qemm1WoC
コイキング支援

123 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/30(木) 23:53:20 ID:k5+ZHJ+V
まさか魚が生まれるとは思わなかった。
大急ぎで水場に連れていき、タライに水を張って放り込んだ。
そこまでやり遂げた時点で、ルイズはゼーハーと荒い息をはいて両手両膝を地面に付いた。
魚がやけに重かったのだ。しかもやたら跳ねまくってここまで連れてくるだけ一苦労。
窓から放り投げた方がどれだけ楽だっただろうかと思う。
抱き上げるのが難しいと判断し、最終的にはしっぽを掴んで引きずったほどだ。
水を得た魚は、小さなタライの中で気持ちよさそうにすいすいと泳いでいる。
魚の額にルーンが刻まれている。タマゴの時にはなかったが、ちゃんと契約できていたみたいだ。
「コッ、ココココイッココッコココイッコココイッコココッ」
魚が何かを言うが、何を言おうとしているのかはさっぱりわからない。
そうだ、名前を付けてあげよう。
名前………ジョセフィーヌ……フランシーヌ………シャルロット……クリストフ。
どれもぱっとしない。
ふと、背びれに目が行く、王冠のようなその背びれ。
「キング」
「コッ」
「キング」
「コココッ」
呼んだらはねながら返事をした、どうやら気に入ったようだ、いやきっとそうだ、そうに違いない。
「コレからよろしくね。キング」
最後のルイズの言葉にはキングは応えず、狭いタライの中をすーいと泳ぎ回る。


キングの様子を、丁度そこにやってきたメイドに言いつける。
よくはねるから、タライから外に出てたら戻しなさい、と。
なお「蹴っ飛ばしても良い」と付け加えると、メイドは慌てて首を振った。
貴族様の使い魔を蹴るなんてとんでもない、と。
従順なその態度に好感を覚えつつ、食堂へ。
いつものようにキュルケと口論しながら食事を取る。
そういえば、いつもゼロと言ってバカにするのに、今日に限っては「よかったじゃない」と言ってくれた。
すこし嬉しかった。けれどいつものように悪態をつく。
食事を摂ったら土の授業、今日の授業はそれだけでそれ以後は使い魔とコミュニケーションの時間。
でも、ミセス・シュヴルーズが錬金をして見ろと言ったからやった、でも爆発した。
召喚は出来たんだから出来るようになってると思ったのに、魔法は相変わらずみたいだ。
そう言えば、自分の系統はなんなんだろう。
キングは魚だから、水………なのだろうか?
しかし得意系統以外の魔法が使えるのは珍しくない。
例えば、土系統のギーシュは風系統のフライを使える。
もしわたしが水系統だったとしても、なんで爆発するんだろう……。
教室の片付けを適当にさらっとこなして使い魔の元へ行く。
寂しがっているだろうから。
別に、わたしが寂しい訳じゃない、あくまで使い魔が寂しがっているといけないから、行くだけだ

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:53:51 ID:lSkRKwrm
KOIKINGU−?!支援

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:54:10 ID:aMNoCXRI
がんばってLv20まで上げろよ、ルイズw

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:54:42 ID:/FMUE0Cf
支援

127 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/30(木) 23:54:41 ID:k5+ZHJ+V
キングのところへ行くと、案の定タライの外でぴち、ぴち。
ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち。
ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち、ぴち。
あのメイドは……戻しておけと言ったのにほっぽいてどこへ行ったんだ……
と思ったが、その行方はすぐしれた。
広場の真ん中で土下座している、相手は……グラモンのバカか。
「こらはねないの」
キングをタライの中に戻して、メイドのところへ行く。
「ちょっと」
仁王立ちでメイドを見下ろす。
「あ……み、ミス・ヴァリエール……」
「キング見ててって言ったのになにやってんのよ、タライの外に出てたじゃない」
「も、申し訳ありませんっ。ミス・ヴァリエール」
「なるほど。あの赤いマヌケそうな魚は君の使い魔か」
マヌケそうな、と言ったギーシュの言葉にルイズの眉がつり上がる。
「あんたほどじゃないわよ。おおかた二股がばれてそれをメイドに言いがかり付けてるだけでしょ。いい加減そう言うのやめなさいよ、バカに見えるわよ」
「なななななな何をいってるんだっ! 彼女が軽率に香水を拾ってしまったから。その事で罰を与えているだけなんだ。ゼロのルイズは引っ込んでいたまえ!」
「あいにくこっちが先約なのよ、使い魔見ておくように言っておいたのは朝のうちだからね」
ふん、と胸を張ってギーシュを睨み付ける。
「二股してたのは事実でしょ! だったらメイドに言いがかり付けてないで相手の女の子にとっとと謝ってきなさい!」
「ぜ……ゼロのルイズがぼくに意見する気か!」
「もうゼロなんて言わせないわ! わたしは、ちゃんとキングを召喚したもの!」
ギーシュの言葉に、ルイズはキングのいるタライを杖で指した。
「………なにもいないが」
「えっ?」
ギーシュの言葉にルイズは慌てて振り返って確認、そこにはタライしかなかった。
「ウソッ! さっきまでいたのよ、一体何処に」
「はははははは。さすがゼロのルイズ、使い魔にまで逃げらぶべっ!?」
ギーシュの言葉は途中で途切れ、直度ズドンと衝撃音が広場を襲う。
「キング!?」
ルイズがギーシュを見やると、その腹の上でびたんびたんとはねているキングの姿があった。
どうやら、ルイズがいじめられているとでも判断したのだろうか。
タライのところからはねて、頭上からギーシュに突撃したようだ。
キングの体長は1mもないが、重さは10sある。そんな物が激突してはただではすまない。
あっけなくギーシュは意識を手放し、口から泡を吐いてピクピクと痙攣していた。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:55:09 ID:eV4ZEZbQ
コイに恋する5秒前

129 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/30(木) 23:56:01 ID:k5+ZHJ+V
「……あんた結構凄いのね」
はねるだけで人垣を飛び越え、ピンポイントでギーシュをスナイプしたその底力が、である。
泡を吹いて倒れたギーシュは医務室に運ばれ、目覚めたときには何があったの記憶が曖昧になっていたらしい。
タライを部屋まで運ぶわけにはいかないから、キングは水場で毎日過ごすことになる。
泳ぐのは結構早い、だが魚だから普通の使い魔みたいにあちこち連れ回すわけにはいかないだろう。
「………わたしがいじめられてるって思ったのかしら。使い魔としての心構えはあるみたいね」
主を守る、という使い魔にとっては最重要とされるポイント。
キングはギーシュを倒すことでそれを証明して見せたのだ。
「ご褒美上げる。東方から仕入れたあめ玉なんだけど、成分解析してもよく判らない貴重品なのよ。でもとても美味しいんだって」
そう言ってルイズは大きなあめ玉をキングに食べさせる。
するとキングは嬉しそうにぴちぴちとはねる。
「きゃっ。もうそんなに美味しかったの? じゃぁもう一個あげる」
二個目、包装をほどいてキングの口の中に放り込む。
大喜びするキングに、ルイズは頬を弛ませる。
役立たずでも良い。ただキングがずっと使い魔でいてくれたら。
もっとがんばれる気がした。
気付いたら、あめ玉を軽く10個も上げてしまっていた。



使い魔の触れ合いはとても重要だ。
わたしも、時間があればすぐ水場へと向かってキングと触れ合っている。
その度にあめ玉をせがむキングだが、あんまり上げすぎるのも良くないと思って最近は自制している。
合計で14個目を上げた途端。キングのおねだりが激しくなった。
はねるだけだったキングが、わたしにすり寄ってくるのだ。
最初こそマヌケそうに思えたその表情だったが、こうも懐かれると非常に愛着がわいてくるモノだ。
すり寄ってくることによってわたしの服が濡れるが、それは仕方がないから叱ることはしない。
そもそもキングは魚だ、言って聞くとも思えない。
今日は2個あめ玉を上げた。
月がキレイ。
ところがその時、轟音とともにゴーレムが現れたのだ。
本塔の壁を殴っている。あそこは………宝物庫?
そう思い至ったところで、土くれの話を思い出す。
貴族の館に忍び込んで宝を盗み出す薄汚い盗賊。まさかメイジが沢山居る学園を襲うだなんて!
貴族の誇りとして看過は出来ない。即座に杖を振って攻撃する。
けれど外してしまう。それどころか宝物庫の壁が爆発してしまう始末。
あれ、ちょっと……まずい、かな?
ゴーレムの肩に立っているローブの人影、きっとアイツが土くれだ。
そいつがゴーレムの腕を伝って宝物庫の中にとびこんだ。
まずい、非常にまずい、目の前で盗賊を逃がしてしまう。
そう思って何度も魔法を放つが、爆発は狙いが定められない。
ゴーレムの表面を襲い、爆発させるが破壊するには至らない。
そもそもゴーレムは土で出来ている、いくら破壊してもすぐに修復してしまう。
「ありがとよ!あんたの爆発でやっとこさ穴が開いたよ」
宝物庫から出てきた土くれがそう叫んできた。女の声、土くれは女だったのか。
「こいつはお礼だよ! 受け取りな!」
そう言って土くれはゴーレムを操作、その脚を持ち上げて………
眼前に広がるゴーレムの足の裏。右へ逃げるか左へ逃げるか。このままでは潰されてしまう。
ほんの一瞬の逡巡、しかしその一瞬は生死を分ける。
どん、と横からの衝撃にわたしはふっとばされ、ゴーレムの脚がほんの少しマントを掠った。
キングだ。キングがぶつかってわたしを飛ばしてくれたのだ。
そのキングはわたしの隣で今もはねている。
フーケのゴーレムは私達に見向きもせず学院の外へ出ていった。
途中でぐしゃりと崩れ、その後は夜の静寂が広がるだけ。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:56:08 ID:aMNoCXRI
はねるの有効な使い方を見たッ支援

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:56:11 ID:UbFRoy53
>>128
誰が上手い事を言えと支援

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:56:52 ID:NnMwxSlb
不思議なアメか。
30個くらい食べさせれば・・・・・・・

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:57:27 ID:wrU+PQuh
コイツ、さりげなくミョズニトニルンか 支援

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:57:32 ID:C7bSYThc
こいつを初見でなんの情報もなくギャラドスになるとは誰も思わないよな
多分なんか進化するだろうとか思って適当にだらだら育てて進化した時はアゴが落ちるかと思った支援

135 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/30(木) 23:57:34 ID:k5+ZHJ+V

ミス・ロングビルが手綱を引く馬車に揺られ、フーケが潜むという小屋へと向かう一行。
馬車に乗るのは、ルイズと、キュルケと、タバサ。そして御者を務めるロングビル。四人だけ。
翌朝、宝物庫が破れた事で、その場に居合わせたと言うことでルイズが呼ばれた。
盗まれたのは破壊の小箱と言うらしいが、使い道はよく判っていないらしい。
使い道がわからない秘宝だが、それをおめおめと盗まれてそのままにしておく訳にはいかないらしい。
丁度ロングビルがフーケの居場所を突き止め帰ってきたことで、討伐隊を組むことになった。
しかし教師の誰も杖を揚げない、仕方なくルイズが志願したのだ。
出発するときになってキュルケに見つかり、お節介にも付いていくと言いだした。
すると隣にいたタバサも心配と言いだし、同行することになる。
ロングビルが言うには戦力は多い方が良いでしょう、とのこと。
悔しいけれど言い返せない、キュルケは炎のトライアングル。学園内ではトップクラスの実力者だろう。
タバサは……よく判らない。キュルケと一緒にいることが多いけどその実力は未知数。
でもキュルケが保証するというならば確かな実力だろう。
ロングビルが貴族の身分を追われた事を、キュルケが好奇心で聞こうとするのをルイズが窘めながら、馬車は行く。
おいてきたキングのことがちょっと気がかりだった。
あのメイド、シエスタに任せてきた。
欲しがればあめ玉をあげても良いと言い付けてきた。大人しくしてくれたらいいのだけど………。




ルイズに命じられた使い魔の世話を、シエスタは行う。
とは言っても。タライからでないように注意する程度だが、はねるのに慣れたキングはタライから出ても自分で戻るようになったからそれほど手がかからない。
ただ気になったのが預けられたあめ玉の瓶。
欲しがったらあげても良いと言われたがどれほど上げたらいいのだろう。
キングは瓶のあめ玉を見て催促するようにぱくぱくと口を開閉している。
あまり上げすぎても叱られるかもしれないと、シエスタの心の中は葛藤している。
「一つくらいなら………」
言い聞かせるように呟きながらシエスタは中からあめ玉を取りだし、包装紙を取り除いてキングに食べさせる。
ぱちゃぱちゃとはねながら喜ぶキングに、シエスタも笑みを浮かべた。
「おいしいですか?」
シエスタの言葉に、キングはぱくぱくとしながら次を催促する。
すこし悩んだが、シエスタはもう一つあけて、食べさせる。
再び嬉しそうに飛び跳ねるキング。
余りの喜びように、シエスタの方も嬉しくなってしまうほど。
「それじゃぁ、後一つ……」
同じように包装紙を取り除いて、シエスタはキングにあげた。
すると、さっきまで元気に動き回っていたキングの動きが、止まった。
そう、ピタリと、身動きもせず。身じろぎもせず。
キングの急変にシエスタは恐怖におののいた。
まさか、食べ過ぎて体に異変が!? まさか……死……そんな、使い魔を死なせてしまったとなったら打ち首どころか家族さえも………。
シエスタの目の前が真っ白になる。
パリッ。
「え………」
異音は、目の前のキングから。
シエスタが目を見張ると、キングの体が眩い光に包まれた。

136 :支援:2007/08/30(木) 23:57:51 ID:eV4ZEZbQ
決闘に持ち込む前に撃墜されたギーシュ哀れw

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:58:08 ID:/GbuuOyt
体当たり支援
進化まであと一歩か

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:58:13 ID:ugcdHUXZ
あと10個!あと10個あげるんだ!!

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:58:21 ID:icWQptJ5
ここでBボタン支援

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:58:40 ID:aMNoCXRI
Bボタン連打!

141 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/30(木) 23:59:21 ID:k5+ZHJ+V

小屋の中から破壊の小箱を奪還し、いざ帰ると言うときになってフーケのゴーレムが襲撃した。
ルイズも、タバサもキュルケも応戦するが、圧倒的な質量を持って襲うゴーレムには有効打を与えられない。
「撤退」
タバサが短くそう言うが、ルイズが反論する。
「待って、ミスロングビルがまだ」
「いいえ、今回の任務は秘宝の奪還が最優先よ。ミス・ロングビルもメイジなんだから無事よ!」
キュルケがそう言ってルイズを諭す。
「イヤよ! ここでロングビルを見捨てるわけにはいかないわ! わたしはフーケを捕まえるの。もう誰にもゼロなんて言わせない。言わせないんだから!」
キュルケの説得は無意味、シルフィードの背中から飛び降りる。
慌ててキュルケがルイズにレビテーションを駆ける。
「全くいじっぱりなんだから……仕方ないわね、付き合ってあげるわよ。タバサ、ゴーレムの周囲を飛んで。牽制するわよ」
「了解」
ルイズがふわりと着地するのを確認して、タバサをシルフィードを駆ける。
タバサの使い魔は風龍、名は風の精霊を戴くシルフィード。
その機動力は他の追従を許さない。
ゴーレムの周囲をくるくると飛び回りながら、二人は魔法を浴びせる。
しかし、その質量の前ではどれほどの効果があるだろうか。
見た限りではさほど有効打を与えてるには見えない。
「ルイズから注意をそらすのよ。こっちはなんとか避けられるけどあの子は無理だから」
「了解」
キュルケの指示にタバサは短く応える。
しかし、ゴーレムは飛び回って撃墜が難しいシルフィードを無視し、ルイズの方へゆっくりと歩み出した。



視界が真っ白になったのは、キングからの光だという事はシエスタは今になって気付く。
そしてその光はキングの体を包み、その輪郭を別な物へと変えていく。
「な、なに……いったい何が………」
「コッココッコッ………ギッ…ギョォ……………」
キングの啼き声が光の中でゆっくりと別のモノへと変わる。
キングの体の光が、ゆっくりと大きく。その輪郭も重厚で無骨な魚の鱗から、柔らかく柔軟性に富んだモノへと変わる。
そして大きくなった光はゆったりとした動作で宙へ。
変わる。
それは新たな存在の証明。青く輝くその鱗は東方に伝わる竜の証。
だれも見たことない、サファイアの如く美しき鱗をもつ凶竜。
その赤く輝く瞳はルビーのような鮮やかさ。
目の前で起こったキングの豹変にシエスタは腰を抜かしてへたり込みながら、その優美さに目を奪われている。
(なんて………綺麗)
「GYAOOOOOOOOOOOOOOOOOOOONNNNNNN」
キングだったモノの咆吼に、シエスタは思わず身をすくませて耳を塞ぐ。
誰が想像できるだろうか。
かの世界において。その存在が暴れたとき、巨大な都市を壊滅に追いやることすらあると言うことなど。
キングはきょろきょろと首を動かし、何かを探すような仕草をする。
翼は持たぬが、それは紛れもない竜。
ある方角へ、ピタリと視線を向けたかと思うと、キングはその巨体を波打たせ高速で飛び去った。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 23:59:31 ID:MW/89JOO
Bボタンなんて何処にあるんだw

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:00:01 ID:L1tCrexw
エヴォリューション支援

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:00:30 ID:ZxuxIy2N
>>142
シエスタの胸に。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:00:34 ID:qq6LJR1a
急所属性一致雷12倍支援

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:00:50 ID:C7bSYThc
いきなり進化キャンセルとかおまえらひでぇwww
支援
さてエメラルドとパールの続きをやるか……

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:01:15 ID:wrU+PQuh
エヴォリューション コイキング 支援

148 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/31(金) 00:01:14 ID:gZBq4/Ap
「えいっ、えいっ、えいっ」
破壊の小箱を掲げたり振ったりするが、何も起こらない。
「何よコレ! どうやって使うのよ!」
「ルイズ! 使い方がわからないって学園長も言っていたじゃない! 振ったり掲げたりするだけで使えるわけないでしょ! 良いから逃げるわよ!」
「イヤッ!わたしは逃げないわ! 貴族とは魔法を使うモノの事じゃないわ! 敵に背を向けないモノのことを言うのよ!」
「あぁもうっ、意地を張るのも大概にしなさい! 死んじゃったら意味無いでしょうがっ!」
シルフィードが低空飛行で、キュルケがルイズの腕を掴んで引っ張り上げる。
「勝てないと悟ったら撤退するのも作戦のうちなのよ! うだうだ意地張ってんじゃないわよ。あんたに死なれたって目覚めが悪いのよこっちも」
ルイズを引っ張り上げて、シルフィードはゴーレムの腕の届かない高度に達する。
「帰るわよ! 名のある貴族だって捕らえられなかったフーケをあたし達で捕らえられるわけないじゃない。生きて戻るだけでも御の字よ」
「でも………」
ルイズが反論しようとした途端。衝撃が襲う。
「きゃぁっ」
一瞬ふわりと浮遊感がしたと思ったら、体が重力にひっぱられて落ちていくのがわかった。
「くっ、なっ……!?」
とっさにキュルケとタバサがレビテーションを唱える。
ゆっくりと地面に降り立ったとき、何が起こったのか全てを把握した。
シルフィードの体に石の礫が多数突き刺さっていたからだ。
「大丈夫?」
「大丈夫、でも飛ぶのは無理」
キュルケの言葉にタバサが応えた。
そしてゆっくりと近づいてくるゴーレム。
ゴーレムが腕から石の礫を飛ばしたのだろう。
これほど巨大なゴーレムを作れるとなると、おそらくトライアングルクラス。
石の弾丸を放つ事など簡単にやってのけるだろう。
相手がゴーレムだからと言って油断した、腕の届かない高所にいれば大丈夫だと見誤ってっていた。
操っているのはメイジなのだ。
「やるしか………無いって訳ね」
覚悟を決めたのだろう。三者三様に杖を掲げ、ゴーレムを向かい打つ。
そして呪文を唱えようとした、その時だ。青い影が頭上を飛び越え、ゴーレムに突撃したのは。


149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:01:51 ID:ZxuxIy2N
体当たり支援!

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:01:56 ID:dKt987aq
コイコイ支援

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:02:23 ID:L1tCrexw
ドラゴンブレイク支援

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:02:24 ID:OI4IFjIX
盗ったのモンスターボールか支援

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:03:15 ID:ZxuxIy2N
>>152
技マシンじゃない?

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:03:30 ID:o1/RfsJ1
>>152
小箱だし技マシンじゃね?支援

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:03:53 ID:okBg30xr
竜の怒り支援!

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:04:11 ID:OI4IFjIX
技マシンだったか
・・・やっぱり使用済みなのかな支援

157 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/31(金) 00:04:11 ID:gZBq4/Ap
その衝撃音はルイズの爆発を遥かに凌ぐ。
青い鱗が太陽の光を反射させて宝石のような美しさを魅せる。
その巨体をゴーレムに巻き付けて動きを封じている。
「なに………あれ」
キュルケのその言葉は三人の意見を統一して代弁するモノだった。
「GYAOOOOOOOOOnN」
見たこともない生物、ハルケギニアにあんな生き物がいたなんて、ルイズも知らない。
魔法が使えない故、せめて勉強だけは人一倍にしてきたルイズですら、だ。
その姿を表現するならば、青き空を飛ぶ大蛇。
ゴーレムが巻きつきを解こうと暴れるが、関節を極めるように巻き付かれていて上手くいかない。
しかし、所詮はゴーレム、土によって作られたモノでしかない。
フーケが何処からか見ているのだろう。いったんゴーレムが崩れ落ちてまた新たなゴーレムが現れる。
しかし、ゴーレムはそれを警戒するようにして動かない。
「助けてくれた………みたいね……でもなんで」
キュルケが、ルイズとタバサに視線を向けるが、二人ともふるふると首を振った。
「知らない」
「わたしも知らない。あんなの……見たこともない」
いや、とある文献で読んだことはあった。
体長10mほど、翼が無くとも空を飛ぶ。雨を呼び嵐を呼び雷を起こす伝説の存在、竜。
ルイズが思い出しながらそう言うとキュルケが驚きながら言う
「翼がないのに空をぉ!? そんなわけ………」
そこまで言ったところでキュルケは口を噤んだ。今目の当たりにしている現実を否定するほどバカじゃない。
確かに目の前の大蛇に翼がない、翼に相当するだろう場所が見あたらないのだ。
「ドラゴンとは違うの?」
「違うみたい。詳しくはわからないけど……」
その時、ルイズは大蛇と目があったのがわかった。
大きく開かれた口からはするどい牙が輝くのが見えた。
しかしそんな凶悪な顔をしているにも関わらず、その瞳はとても穏やかでルビーのような煌めきを湛えている。
なぜか、脳裏にキングの顔が浮かんだ。
「まさか………」
キングのあののんびりとした顔とは似ても似付かないはずのその表情だったが、ルイズは自分を見るその暖かな視線にキングを思い浮かべずにいられなかった。
「キング………キングなの…………? まさか………嘘でしょ」
否定か肯定か、青い竜は天に向かって高らかに吠えた。


158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:04:17 ID:fnhuY8/h
技マシン!
はかーいこーせーん

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:04:19 ID:qq6LJR1a
一匹500円支援

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:04:21 ID:Chdt2xes
まさかはかいこうせんか?>小箱

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:04:21 ID:xnwO58PS
きょむこうせんだ

162 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/31(金) 00:05:29 ID:gZBq4/Ap

「キングぅっ!? キングってあんたの……うっそ、赤い魚だったじゃない!」
「わかんないっ、わかんないわよぉ、わたしだって何が何だか………でも何となくだけどキングと同じような気がしたんだもん」
「あれ」
キュルケの大声にルイズが狼狽する。
しかし冷静に観察していたタバサが、竜の額を指差した。
燦然と煌めく額のルーン。
それは紛れもなく、ルイズの呼び出した赤き魚に刻まれていたルーン。
「ホント……に。キングなんだ……」
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAANNNNNN」
突然現れた竜にとてつもなく驚いたが、それがキングであるとわかっているのなら怖がる理由など有るはずがない。
そう、キングは、自分の使い魔なのだから。
「キングッ!」
止めようとするキュルケを振り切ってルイズがキングに駆け寄る。
するとキングはゴーレムと相対するのをやめてルイズにすり寄った。
ただ、6mを超える巨体が近づいてくるという、圧迫感は消しようがなかった。
ルイズの目の前で止まり、キングはその紅い瞳を細めた。
心なしか、ルイズにはキングが笑っているように見えた。
「キング………貴方ずいぶん大きくなって………」
額の三つに分かれた冠に刻まれたルーンを、ルイズが優しく撫でる。
その時だった。
未だにその手に持っていた破壊の小箱を、キングがじいっと見つめているのに気付いた。
「これ? 使い方がわからなくて……」
ぐるん、と胴体をねじらせて、尾びれの先で小箱の横に着いている凹みをキングはつつく。
突然ピンポンと、小箱から音がしてぱかっと開く。ルイズは驚いて目を丸くした。
「キング使い方わかるの?」
ルイズの言葉にキングは行動で示す。
キングの背びれに小箱を置くと、キングは体をねじってそのするどい牙で銜える。
間違って噛み砕いたりしないように、細心の注意を払っているのがわかった。

「わざマシンを起動します………中には『はかいこうせん』が記録されています。『はかいこうせん』をポケモンに覚えさせます。よろしければもう一度ボタンを押してください。キャンセルする場合はリセットボタンを押してください」

キングは、その牙を軽く押し込んだ。


163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:05:35 ID:fkV/Ew1G
進化ktkr支援

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:06:14 ID:3vIyTAcw
わざマシン支援!

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:06:17 ID:ZxuxIy2N
 破 壊 光 線 !

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:06:34 ID:o1/RfsJ1
ふしぎなアメばっか使ってたしステータスはカスカスだろうな支援

167 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/31(金) 00:06:50 ID:gZBq4/Ap
土くれのフーケは、その光景をしっかりと見ていた。
「なるほどねぇ……ああして使うのかい。他の物も同じかねぇ」
そう呟きながら、傍らにあった小箱のボタンを押す。
すると、同じようにピンポンと音がしてメッセージが流れた。
予想通りな小箱の反応にフーケはニヤリとほくそ笑んだ。
「コレで奴らは用済みっと。あの大蛇が使えたって言うのは驚きだったけど。どうでも良いか、始末させてもらうよ」
杖を振ってゴーレムを動かし、キングとルイズへと襲いかかる。



ゆっくりとキングが振り返る。
そして巨大な牙が光る口を、これでもかと開いた。
そこへ光が集まり、巨大な球状を形成する。
その場にいる誰もが目を見張った。
キングはいったい何をしようとしているのか。
あの光の玉はいったい何なのか。
それが何なのかと言うことは。その三秒後。
人間で言えば腹部に位置する部分が吹き飛ばされた事実がまざまざと教えてくれた。
キングの口から放たれた光線。それはゴーレムの胴を吹き飛ばしながらもなお留まらず。森の木々と地面を削り飛ばした。
後には、轍のような一本線が森林のど真ん中に残るだけ。
胴が無くなったゴーレムは、上半身を支えきれずにぐしゃりと崩れ落ち、土と混ざって跡形もなくなった。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:07:20 ID:fnhuY8/h
当たった?
支援

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:07:39 ID:qq6LJR1a
しようごマシン支援

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:07:42 ID:OI4IFjIX
>>166
モンスターボールに入れずはねまくってたから努力値は高いんじゃね?
支援

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:07:45 ID:IEO9QnpH
わざマシンには説明機能込みなのか支援
……四角い小箱を20以上普通に持ち歩くシリーズの主人公は意外とタフなんだろうな支援

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:08:07 ID:ZxuxIy2N
フーケよ、人間には覚えられんぞw

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:08:09 ID:OOg9cZNk
ポケモンがいないと意味ないぞフーケw支援

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:08:16 ID:ZEbaqcNw
フーケ南無支援

175 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/31(金) 00:08:14 ID:gZBq4/Ap
へなへなとへたり込んだルイズに、キュルケが歓びのあまり抱きついた。
キングの顔が怖かったからである。
「やったじゃないルイズッ、ゴーレムをやっつけたのよ! どうしたのよあんたの使い魔がやっつけたのよ? もっと喜びなさいよ」
「あ……はは……ちょっと気が抜けちゃって……」
ゴーレムの胴を吹き飛ばし、更に森林破壊まで簡単にやってのけたキングの「はかいこうせん」の威力に力が抜けてしまったのだ。
「もうなにやってんのよ、ほら」
キュルケがルイズに手を伸ばすと、ルイズはその手取ろうか取るまいかすこし悩んだが、結局掴んで立ち上がった。
攻撃を済ませたキングが戻ってきて、ルイズに頬ずりする。
顔は厳つくなったが、それでもキングはルイズをしたっている。
ルイズはそれがとても嬉しくて、とても愛おしくなった。
「それにしても。その………キング。一体何者なの? ゴーレムを吹き飛ばす魔法なんて……
キュルケのその言葉に、ルイズはたぶん違うと思っていた。
破壊の小箱からアナウンスされた意味のわからない単語。ただ『ポケモン』と言う単語だけ聞き取ることが出来た。
きっとあの小箱は特定の生き物に有効なアイテムなのだろう。
そしてそれを使えたキングは、『ポケモン』に分類される生き物。
おそらく、このハルケギニアとは違う文化圏に存在する生き物なのだろうと、何となく思っていた。
ただ、あんな小さな小箱を使うだけで、あれ程の力を発揮できるようになるなんて………
まさしく「はかいこうせん」だ。
「タバサ、シルフィードは」
「休ませてる」
「そう……」
キュルケの問いにタバサは短く答える。
「ロングビルは無事だと良いけど……」
その時だ、草木の影がガサリと音を立て、ロングビルが姿を見せたのは。
「ミス・ロングビル! 無事だったのね。フーケは何処からゴーレムを操って………」
ルイズがそこまで言ったところでその手に破壊の小箱が握られているのを気付いた。
「ミス・ロングビル……それ」
「ご苦労様」
「え………どういう」
「さっきのゴーレムを操っていたのはわたし」
ロングビルからの告白に場が凍り付く。
ロングビルが眼鏡を外すと、柔和だった目がつり上がって猛禽類のような目つきに変化する。
「そう、わたしが『土くれ』のフーケさ。しかしとんでもない威力ね。破壊の小箱。わたしのゴーレムが一撃じゃない……動くんじゃないよ!」
杖を構える三人を、フーケはその手の小箱を見せつけて制する。
「破壊の小箱は複数あったのさ。わかったなら全員杖を遠くへ投げなさい」
三人は言われるがままに杖を放り投げる、コレで三人とも魔法を唱えることが出来ない。
「実はね、盗み出したは良いけれど使い方がわからなかったのよ。討伐に来る奴に使わせて、知ろうと思ったのよ」
「わたし達の誰も知らなかったらどうするつもりだったの?」
「その時はゴーレムで全員踏みつぶして新しい人が来るのを待つだけよ。まぁその手間は省けたわね。こうして使い方もわかったんだし」
そう言ってフーケは小箱を起動する。
しかしフーケは気付いていなかった。
その小箱は人間に使えないことを。
その手に持っている小箱にヒビが入っていることを。
ヒビが入っている故、不良品故に人間に使えてしまうと言うことを。
そして、形は同じでもそれは破壊の小箱とは全く違う事を。
アナウンスの言葉の意味をわからなかった、それがフーケの敗因だった。

「わざマシンを起動します……ザザッは『ねザザザッ』が記録ザザッています。『ザッむる』をザザッモンに覚えさせザザッ。よろし……」

メッセージを最後まで聞かないでフーケはボタンを押した。
その直後フーケは糸が切れたように崩れ落ちた。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:08:48 ID:YCGA0Shz
ゲームにつき物の無限かばんだろ支援

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:09:30 ID:wu7Hqod0
フーケはねむるを覚えた

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:09:33 ID:G/3l3VFt
ねむるワロタwwwwwwwwwwwwwwwwww

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:09:47 ID:qq6LJR1a
フーケの体力全快支援

180 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/31(金) 00:10:02 ID:gZBq4/Ap

突然眠ってしまったフーケを縄でぐるぐる巻きにして、今三人はキングの背に乗っている。
全身に傷を負ったシルフィードはキングが口にくわえて輸送している。
相当嫌そうだったが、タバサが説得して渋々と納得した様子だった。
未だにシルフィードはきゅいきゅいと鳴いている、どうやらキングに必死で何かを伝えているようだ。
おおかた「食べないで」とか「噛まないで」と言った類だろう。
たまにキングがべろんと舐めているようだ。「きゅいいいいいーーー」と悲鳴が上がる。
「ねぇ、ルイズ。あんたどう思う?」
「どうって、なにが?」
「このキングと……後あの破壊の小箱の事もよ。なんでロングビル……フーケは急に眠ったのかしら」
キングは強力な光線魔法を放ったのに、とキュルケは続ける。
そんな事言われてもルイズに詳しいことは判らないのだから答えようがない。
「フーケを引き渡すときにオールド・オスマンに聞いてみるわよ。何か判るかもしれないし」
「私も気になる」
タバサが会話に乱入してきた。
タバサが言うには、あれだけの破壊力を持つ魔法は四大系統にも存在しないとのこと。
その事はルイズの方が良く知っていた。
風、水、火、土の四つの系統。
その中で最も破壊力のあるとされる火のスクウェアクラスでも30mもあるゴーレムの吹き飛ばすことは出来ないだろう。
「竜………か。これって、大当たりなのかしらね」
ルイズのそんな言葉にキュルケがツバを飛ばしながら、
「大当たりに決まってるでしょ! あんな魔法、使い魔どころか、どんなメイジだって出せないわよ」
と言った。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:10:08 ID:ZxuxIy2N
ねむるwwww

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:10:20 ID:OI4IFjIX
いつ起きるかはランダム吹いた支援

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:11:31 ID:fnhuY8/h
せめて寝言を使えるようにしてあげて
支援

184 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/31(金) 00:11:32 ID:gZBq4/Ap

フリッグの舞踏会は通常通り執り行う事になった。
着飾ったルイズが会場に入った途端、ざわめきが覆い尽くす。
しかし、ルイズは男性からのダンスの誘いを全て断り、一直線にベランダへと向かった。
「キング」
そう短く呼ぶと、頭上から凶悪な顔が姿を見せた。
「あ……あの、ミス・ヴァリエール………」
「ん?」
突然後ろから声をかけられてルイズは振り返る。
「あの、その……あめ玉をあげて良いと言われたので、三つほど挙げたのですが、そしたら……」
シエスタはぽつりぽつりと告白する。
「あぁ、その事。いいのよ。キングには助けてもらったし、あげても良いって言ったのは私だし、律儀ねあなた」
恐縮するシエスタの仕草に、ルイズは思わず笑みを浮かべた。
ベランダから顔を覗かせるキングを、ルイズは撫でる。
「確かに驚いたけど………この子はキングよ、他のなんでもないわ……私を助けてくれた。私の可愛い使い魔」
そこで、ルイズは悪魔的な笑みを浮かべてシエスタをみやる
「ただ………そうね、可愛かったキングをこんなに怖い顔にした罰は与えようかしら」
「な、何なりと。申しつけ下さい。如何なる罰でも」
「本当に?」
ルイズのその言葉にシエスタは思いっ切り頭を垂れてふるふると震える。
そんなシエスタに背を向けて、ルイズはドレスのままベランダの手すらに手をかけて上る。
ルイズの意図をいち早く察したキングは、そのしっぽをルイズの前に差し出した。
ドレスのため動きにくそうにするが、なんとかしっぽに飛び移ると。それを補うようにキングはしっぽを頭の位置へと運ぶ。
ルイズは、キングの頭に飛び移り、額の冠にしがみついた。
「ほら、シエスタ。貴方も来なさい」
「え……」
ルイズの意図を把握したキングは、もう一度手すりにしっぽを向ける。
「着飾った途端にしっぽを振ってくるような安い人には興味は無いわ。一緒に月夜の浪漫飛行と行きましょう。命令よ」
命令、と言う言葉にシエスタはビクリと肩をすくませたが、やがておずおずと手すりに手をかけて昇り、そのしっぽへと飛び移る。
キングは同じように頭の上へと移す。
ルイズがシエスタへと手を差しのばす。
汚れのない真っ白なグローブがシエスタの目に映った。
おずおずと伸ばされたシエスタの手を、ルイズの方からも手を伸ばしがっしりと掴んだ。
そして、シエスタもキングの頭へと飛び移る。
「さ、キング、高く高く飛びなさい! 息苦しい地表から離れた、空と月しかない場所へ!」
ルイズの命令に、キングは嬉しそうに叫んだ。
その咆吼で会場の窓硝子に一斉にヒビが入る。
しかし後に残ったモノは、ドップラー効果で遠ざかる、対照的な少女の悲鳴と歓喜の声だった。




コレは、とある少女と、蒼き竜の物語。
役立たずと蔑まれ、誰からもバカにされた、少女と竜の物語。
雨を呼び。津波を起こし。雷を呼び。吹雪を起こし。大地を揺らし。炎を吐いた破壊の竜の物語。
誰が想像しうるだろうか。役立たずと言われた彼女らが、一万年の後にすら伝説として語り継がれることになるなど。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:12:41 ID:xnwO58PS
ねむるで魔法力も回復するなら、かなり使えるよね。
戦闘中は無理だがw

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:13:25 ID:OI4IFjIX
そういえば、ギャラドスって暴れだすとポケモン世界の街一つ消えるくらい暴れるらしいな
ハルケギニア大丈夫か?

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:13:26 ID:ZxuxIy2N
技マシンいいのばっかじゃねえかwww

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:14:02 ID:ZdyYlMm1
あ、でもあのわざマシンって確か不良品・・・

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:14:29 ID:OI4IFjIX
>>187
ギャラドスは地震以外自力で覚えるんだぜ

190 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/31(金) 00:14:40 ID:gZBq4/Ap
以上、投下した。
わざマシンは誰が持ってきたのか、
その人物とオスマンの関係がどんな関係なのかは、短編なこの物語にはさほど関係ないので端折りました。
サーセンw

レベル20で努力値皆無のギャラドスの破壊光線がそんなに強いはずがない、とかは言いっこなしよ。
だいたい、破壊光線は特殊だからギャラドスとは合わないしね。
そこらへんは補正で調整と言うことでなにとぞ。

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:14:40 ID:IEO9QnpH
ああああ
タケシの歌が頭の中を駆け巡る
何故だ!?
支援

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:15:26 ID:fnhuY8/h
>>188
じゃあ、ルイズのはかいこうせん!
とかもありえたのかな

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:15:53 ID:ZxuxIy2N
>>189
そ、そうだったのかー!
ビジュアル的に好きだけど育てるのが面倒で使ってなかった○| ̄|_

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:16:03 ID:q4Av5d4k
赤い魚って言うから

煮てよし!焼いてよし!でも叩きはいや!のほうかと思ったぜ。

ところでアラシヤマを呼んだら面白そうじゃないか?

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:16:09 ID:1mPblyTv
レベル20だろうとルーンの力で無問題

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:16:35 ID:qq6LJR1a
>>190
逆に考えるんだ。
まだノーマルタイプならなんでも物理攻撃だった頃のギャラドスと考えるんだ。

197 :ゼロの答え 4話:2007/08/31(金) 00:16:47 ID:b/MkEDAx
投下してもいいかな?
あとwiki登録してくれた人、修正ありがとう。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:17:20 ID:o1/RfsJ1
まあポケスペでワタルのハクリューが
クチバの街一つ破壊光線で消し飛ばしてたくらいだし
レベル低くてもあのくらいの威力は出るんじゃないかな

ともかくGJ

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:17:24 ID:hYddF4da
乙でしたー、
ギャラドスにしたくて育て屋でぼったくられたのもいい思い出だw

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:18:30 ID:OI4IFjIX
>>193
すまん、今調べたらほとんど技マシンだった
でも、大体覚えられて雷属性も木の実で何とかなる辺り化け物だよな

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:18:36 ID:gKncjBU1
フーケはポケモンだったのか
GJ!

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:19:42 ID:OQjtzTIu
ポケモン
種族:マチルダ
ニックネーム:ロングビル

Lv30で進化するとフーケになるぜ乙。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:19:45 ID:dKt987aq
おちかれ!

>>197
スレが空いてるではないか

204 :ゼロの登竜門 ◆XbsuTVXSSo :2007/08/31(金) 00:19:57 ID:gZBq4/Ap
じしん、なみのり、かえんほうしゃ、ふぶき、かみなりはわざマシンだね。

>>197
レッツアンサートーカー

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:20:58 ID:OI4IFjIX
>>202
日中に進化させるとデレマチルダになるんだな

206 :ゼロの答え 4話:2007/08/31(金) 00:21:58 ID:b/MkEDAx
それじゃ投下します。
今回は繋ぎなので短め。

−−−−−−−

ギーシュとの決闘に決着がついた後、ルイズはデュフォーに駆け寄ろうとしたが、出来なかった。ルイズが駆け寄るよりも早く、観戦していた生徒たちがデュフォーに押し寄せたからだ。
人波によって外に追い出されて、ルイズは離れたところからデュフォーを見ていた。
自分の使い魔が浮かべている表情はメイジに勝った喜びや信じられないことが起きた驚きでもなく、いつもと変わらない表情。
それだけであの使い魔にとって、メイジに勝ったことは奇跡でもなんでもないとわかった。わかってしまった。
歓声が広場を揺らしていた。あの平民すげー!とか、平民に負けるなんてギーシュ情けねー!とか、色々な声が怒涛のように響く。

午後の授業が始まっても、そこら中でヒソヒソと決闘のことが話されていた。そしてその話題の中心になっていたのはデュフォーについてだった。
ついさっきまであの平民は魔法の使えないただの平民というだけだったのに。
だけど今は違う。魔法は使えないけどギーシュに勝った平民。それが今のあいつの評価だ。
魔法の使えないメイジと、魔法は使えないけど『ドット』メイジよりも遥かに強い使い魔。
見返そうとして失敗した自分と、自らの有能さを周囲に見せ付けたデュフォー。
どれだけ努力しても魔法を使えない自分と、魔法が使えなくてもメイジであるギーシュにあっさり勝ったデュフォー。
……デュフォーと比べてみて、自分が勝っているところが何も見つけられなかった。
そんなことを考えていたら、ふとあることに気がついた。
(あれ?でもアンサー・トーカーってあいつが言うには『答え』を出す能力よね。もしかしてその能力なら……)
結局、その日の午後の授業は何も手につかなかった。

授業が終わるとルイズはデュフォーと一緒に自室に戻った。
今から夕食までは部屋で二人きり。聞くなら今しかない。
「ねえ、デュフォー……」
「何だ?」
深呼吸を一度する。緊張で胸が高鳴った。
本命の質問をする前に、まずはこいつの能力の確認からだ。
「昼の決闘ってアンサー・トーカーとかいう能力によるものなの?」
「お前、頭が悪いな。意味がないかどうかは見ていればわかると言っただろう」
ビキッと顔が強張るのを感じた。緊張は一瞬で消えた。沈んでいた気持ちも怒りで浮上する。
「そそそ、そうだったわね。ででででで、でもどうやったらその能力であんな芸当が出来るの?」
「お前、本当に頭が悪いな。どうすれば躱せるかの『答え』も出せるから、アンサー・トーカーだろ」
怒りが全てを凌駕した。少し前までデュフォーに対して感じていた劣等感とか色々な感情が全て頭から吹き飛ぶ。
―――もしかして、どうすればわたしが魔法を使えるようになるのかに対しても『答え』を出せるの?
そんなことをデュフォーに聞こうなんて考えていた自分を頭の中で叩きのめした。
(ぜっっっっっっっっっっっっっっっったい!こいつの力なんか借りないで魔法を使えるようになってやる!!)

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:22:08 ID:/8xt6bgi
>>197
お前頭悪いな。スレが開いているんだから今投下できるぞ

208 :ゼロの答え 4話:2007/08/31(金) 00:23:03 ID:b/MkEDAx
同じ頃。学院長室で二人の男が頭を突き詰め合わせて悩んでいた。片方は学院長である老人、もう片方は頭がさびしいことになっている中年の男性教師である。
二人が悩んでいたのは昼に行われた決闘の件に関してであった。

昼ごろ、中年の男―――コルベールがデュフォーの左手に刻まれていた使い魔のルーンが伝説の使い魔『ガンダールヴ』のものと同じであると学院長に報告しに来たのだ。
ちなみにその時、学院長であるオスマンは秘書であるロングビルという女性にセクハラしていた。
その後、ロングビルを退室させ、オスマンとコルベールがガンダールヴのことについて話し合っていると、退室していたロングビルから、ギーシュと件の使い魔が決闘するという報告が届いた。
その報告を聞いた瞬間、オスマンとコルベールは顔を見合わせてアイコンタクトを取った。
(これは……まさにグッドタイミングじゃ)
(その通りです、オールド・オスマン。彼が本当に『ガンダールヴ』なのかどうか確認する、またとない機会です)
オスマンとコルベールは一瞬でお互いの意思疎通をこなすと、『眠りの鐘』の使用許可を即座に却下し、『遠見の鏡』でヴィストリの広場を映し出した。

そして彼らは見ることになる。ギーシュが呼び出したゴーレムが『ガンダールヴ』と思われる平民の使い魔に触れることすらできなかったのを。
ギーシュが降参し、決闘が終わるまで彼らはその光景から目を離せなくなっていた。
あまりにも決着までの流れが自然だった。襲い掛かる七体のゴーレムなど障害にすらなっていない。
全てが終わったところでやっと二人の硬直は解けた。

「……あの平民、勝ちましたね」
「……うむ」
そう呟いたところで、コルベールとオスマンはお互い魂を抜かれたような表情になっていることに気がついた。それくらい衝撃的な光景だった。
頭を振り、気を取り直すとコルベールはオスマンへと話しかけた。
「あれは、一体なんだったんでしょう?伝承では『ガンダールヴ』はあらゆる『武器』を使いこなし、敵と対峙したとあります。ですが彼は……」
「……素手じゃったな」
「はい。それに、あれは、あの戦い方はなんというか『ガンダールヴ』とはまったく別物のように思えて仕方がありません」
彼がただの人間であることは既に『ディテクト・マジック』で確かめてある。確かめた結果、彼は正真正銘の平民であった。
だから彼に何か特別な力があるとすれば『ガンダールヴ』であるからとしか考えられない。それでもあれが『ガンダールヴ』の力だとは思えなかった。
「そう、じゃな……あれはまるでチェックメイトまでの道筋が確定したチェスを見ているかのようじゃった」
昼の決闘を思い返してオスマンは軽く身震いをした。
確かにギーシュは一番レベルの低い『ドット』メイジである。だがあの戦いは相手が『ドット』だったこととは無関係に思えた。
単純な力の差ではない別の何か。それがあの戦いにあったように思えてならなかったのだ。
「それでオールド・オスマン。彼のことは王都に報告して指示を仰ぎますか?」
「それには及ばん」
オスマンは重々しく頷いて、そうコルベールに告げるとこう続けた。
「第一、何を報告する気かね?彼が本当に『ガンダールヴ』なのかどうかですらまだ確証を得られていないのに」
「で、ですがあれを見れば」
「―――確かに彼のやったことを考えればただの平民の使い魔とは思えん。だが現状で彼が伝承にある『ガンダールヴ』と共通しているのは左手のルーンの形だけじゃ。それだけでそう決め付けるのは早計かもしれん」
それにとオスマンは付け加えた。
「王都のボンクラどもに『ガンダールヴ』などを引き渡したらまたぞろ戦を引き起こしかねん。例え彼が本物の『ガンダールヴ』でなくとも伝説の使い魔との肩書きをつけることができれば十分じゃからの。だからこの件は私が預かっておく。他言は無用じゃ」

209 :ゼロの答え 4話:2007/08/31(金) 00:24:18 ID:b/MkEDAx
とりあえず今回はここまでです。

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:24:24 ID:Bt37BM/i
sien

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:26:00 ID:dKt987aq
GJ

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:26:08 ID:XrrixofW
デュフォー一人がいればハルケギニアの技術力を少なくても300年は進歩できそうだな

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:29:45 ID:3vIyTAcw
Gj!
ふと思ったけどデュフォーって戦えるのかな?
アンサー・トーカーが凄すぎて忘れてたけど身体能力が追いつかない、何てこともありそうだよな。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:30:55 ID:G/3l3VFt
そこをガンダールヴで補うんじゃないのか

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:31:25 ID:hcw+qB4g
GJ!
武器を使ってないのでガンダールヴとの推測が後退しているなw
デュフォーは自発的に動くキャラではないから、
ルイズから訊かないと答えてくれないだろうしw

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:32:32 ID:Bt37BM/i
それなりの訓練はつんだと思う。
魔物の王を決める戦いに参加する時点である程度の戦闘力が必要となる。
当然アンサー・トーカーによって、最も効率的な訓練をしたはず。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:32:57 ID:B3DCYjwk
答えがわかっても、実行可能であるかどうかは別問題なんだぜ。
細かいノウハウとか、不良品を減らす知恵とか、
設計図やテキストに書かれていない部分こそが、技術の核心なんだよ。

まぁ、それすらも理解できるというのなら話は別だが、
その技術を生み出した過程を知らない以上、それは発展することはおろか、
トラブルに対応することもできず、衰退するだけのむなしい技術だぞ。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:33:52 ID:P6gEe3Uc

ルイズの頭に指埋め込む日が来るんだろうかw

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:34:00 ID:ZdyYlMm1
実際デュフォーが幽閉されてた理由は技術を搾り取るためだったな。
破壊の杖回収の後でオスマン翁との駆け引きとかがありそうだ。

ところでスクウェアどころかオクタゴン(七角形)クラスの大魔法使いパチュリーとか
魔法=破壊力の魔理沙とか、魔法系同士東方との相性がいいと思ってしまう俺は異端

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:35:45 ID:B3DCYjwk
オクタゴンは八角形では?
七角形はセフタゴンだったと思う。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:36:34 ID:S42ICZDD
東方は一番相性悪くね?
呼び出した後が人間の場合、ルイズがツンになってそのままこじれっぱなし。
東方キャラだと速攻見捨てる絵しか浮かばないんだが。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:39:22 ID:VVhjTK+3
>>213
凄まじいスピードで動くゼオンのマントの上に乗り続け、余裕で指示を出せるくらいの
身体能力はある。
あと数メートルはある柱から飛び降りても平気でスタスタ歩ける

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:42:03 ID:QNWEbpNi
東方キャラはどれも素直に使い魔やりそうにないからなぁ。

あぁ、魔理沙が『始祖の祈祷書』を死ぬまで借りていく姿が見える。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:45:09 ID:+L1zaAEj
>>219

パチュリーならギトーの風属性最強説をこてんぱんに論破してくれそうですな

「そもそも虚無の属性も最強じゃないわ。属性が無い、という事は影響を受けないということ。
つまりどんな属性に対しても一定以上の出力が要求されるということよ。こんな効率の悪い属性がある?」

こんな感じで 

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:47:39 ID:OI4IFjIX
>>223
始祖の祈祷書って魔理沙読めそうだよな
オーレリーズサンとか賢者の石(パチュのスペカ)で文字が浮かび上がってきそう

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:49:18 ID:Br8YpCib
>東方キャラはどれも素直に使い魔やりそうにないからなぁ。

今までルイズに召喚されたキャラは、何かしらルイズと対決してたりするな。
下っ端連中でさえ反抗しそうだ。

ルーミアあたりで書こうと思ったんだが資料少なくて断念。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:52:44 ID:fH2esSP5
昔のアニメ鬼太郎の劇場版のあらすじを見てたら、
「南方の妖怪チンポ」とか出てきて吹いた。すごい名前だ・・・。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:57:17 ID:CMf7tBY4
あいつってたしか股間からなんか飛ばして攻撃してきたような記憶がw

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 00:58:22 ID:OI4IFjIX
気象精霊記からユメミ召喚とか考えてみた
いつまで酒が持つだろうか

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:00:58 ID:b0EBNm3b
ゼロパンマンに大変感動したんだが
ルイズ=アンパンマン
キュルケ=カレーパンマン
タバサ=食パンマン
シエスタ=バタコ

バイキンマン=ジョセフ
ジャムおじさんは誰がぴったりだろう?
オスマンかマルトー?

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:02:35 ID:pSPY5/Ar
>>226
そもそも「誰かの下につく」ということをしないヤツばっかりだしな。
逆に咲夜やら藍だとまずルイズを主と認めないだろうし。
(比較対象がレミリアと紫じゃなあ……)

美鈴、妖夢、慧音、鈴仙辺りならなんとか転がせるかな?

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:02:48 ID:elFDhO5l
>>230コルベール

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:02:50 ID:dk2RoY5Z
>>228
 ペニスが三本あって小便発射して攻撃。おならで空を飛ぶ。だったと思う。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:03:00 ID:uAs8Vuj0
ちんぽから空気を吹き出して空をとんでタナ。で相棒が頭から椰子の木はやしてた


235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:03:30 ID:3vIyTAcw
>>229
あの精霊って荷電粒子砲くらっても平気
地球が破壊されるぐらいの破壊力がないと殺せないというトンでも存在だったような。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:08:43 ID:Uncdc2rb
>>229
あれはトンでも過ぎて駄目だと思うよ

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:09:09 ID:E0MZb4Td
>230
チーズ=サイトか、やっぱ? 犬だしw

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:11:12 ID:4dHfOTas
妖怪チンポは見た目ただの変質者だよなwwww
家族揃って全員茶吹いた記憶があるwww

でもチンコミサイルとそれに噛み付く猫娘とか描くあたり水木先生はステキだww

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:13:00 ID:fH2esSP5
水木先生は、時にホントロクでもないものを描くなぁ(褒め言葉)

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:17:19 ID:qq6LJR1a
>>229
そもそも付き合わされたら急性アル中でルイズ死ぬぞw
素直にミリィ・・・いやコズエ辺りなら大丈夫か?


時に。やっぱりハルヒ呼んだら世界崩れたりすんのかな。

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:20:55 ID:ZdyYlMm1
キョンが呼ばれて長門が大慌てで連れ戻すかルイズが召喚ゲートに吸い込まれるかの
二択だと思う。
ルイズは「異世界人」で「魔法使い」の条件に合うからたぶん後者で安定

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:22:58 ID:1xBG/AV6
ゴッドハンドのジーン召喚…
左腕にルーンを記す余裕がなさそうだな
右腕と違って常時模様が出てるし

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:25:05 ID:Uncdc2rb
>>240
コズエでもヤバい

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:25:37 ID:gKncjBU1
SOS団に入団させられたルイズか……

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:26:14 ID:NV5j34bP
キョンを失ったハルヒがどうなるのかなんて想像も付かないからなぁ。
そりゃ長門も必死になるだろう。

で、その必死な長門までもがテファに召喚されて詰みに。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:28:50 ID:4dHfOTas
ルイズがグリニデ閣下の連れてた団子蟲モンスターを召喚
なんかの弾みでグリニデ閣下の角がルイズくっついてヴァンデル化

オディノノウハボドボドダカラネル!

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:31:11 ID:gKncjBU1
というかあれだけ色々な事体験してるキョンが
才人みたいに不用心に鏡に入るとは思えないが……

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:32:22 ID:fH2esSP5
カオスウォーズの世界に逆召喚でもかければ多作品と絡ませられるかな・・・。
ちょっと考えるだけ考えてみるか。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:38:54 ID:ffB8ejNy
設定上、フェイミンやステフィアぐらいの下戸な精霊じゃなきゃ人間死んじゃうw

よぶならへっぽこのアニスとかあるいはくじびきのほうから召還したほうがいい希ガス。
・・・実は自分も精霊召還でねたを考えたことはある。
パワーバランスの問題、てか地球一周1分もかからないんじゃあアルビオン編が1時間で終わってしまうために断念w

学園時代のユメミって線ならいいかもしれないがw

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:40:49 ID:fnfKowxn
ガンダルヴァを召喚するとどうなるだろう

ヒンドゥー教のガンダルヴァは音楽神だけど、
ゲーム「ルドラの秘宝」の冥鳥ガンダルヴァは世紀末の魔物と呼ばれる存在だから
大変なことになりそうだな
魂を取り込む双頭の鳥だから召喚した時点でやばそう

名前はガンダールヴににているんだが…

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:42:41 ID:G/3l3VFt
似てる でいくなら灰色のガンダルフだろwww
きっと大変なことになるが。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:44:31 ID:MpDV4LU0
似てるっつーか名前の下ネタだな
エルフの魔法使い

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:44:40 ID:gKncjBU1
>>251
指輪物語?

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:47:10 ID:ZQDcxzQH
>>251
たまにでいいから、茶色の人のことも、思い出してあげてください・・・

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:48:09 ID:7AZSp+OQ
魔法学校つながりで、ダンブルドア校長召喚とかしたら面白そうだな

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:48:23 ID:j9q3lfbK
名無 鉄之助召喚

…ゼロ魔よりデュエルセイヴァーの方が似合うな。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:48:45 ID:gKncjBU1
>>255
あの人死んだのでは?原作もリアルも

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:52:23 ID:7AZSp+OQ
>>257
リアルで死んだ人は秘密の部屋のまでの人だよね?

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:52:55 ID:G/3l3VFt
>>254
ラダガストなんてのもいたねw

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:55:09 ID:1xBG/AV6
デルを完全にいらない子にするやつを召喚してみるか
たとえば、魔剣爻の魔剣とか(デフォ名はマキーナだったっけ?


261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:56:12 ID:rIKeGSQ+
ソーディアンでも投入するか?

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:57:14 ID:MeQfNQNl
英雄〜HERO〜のジェット・リー
キス・オブ・ザ・ドラゴンのジェット・リー
ザ・ワンの悪い方のジェット・リー
ダニー・ザ・ドッグのジェット・リー
リーサルウェポン4のジェット・リー
バット・リー

召喚するならどれ?

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:57:47 ID:7AZSp+OQ
そういえばスレイヤーズのレゾは召喚されてるのに
主人公のリナは召喚されて無いな


264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:58:00 ID:gKncjBU1
魔剣ネクロスでも召喚するか?

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 01:59:23 ID:E0MZb4Td
『警死庁24時』の山吹頑鉄を召喚

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:00:33 ID:7AZSp+OQ
『大魔法峠』のパヤたんを召喚

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:00:37 ID:8gWVNSSg
ゴクドー君を召喚
そして学院を追い出される

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:00:47 ID:b0EBNm3b
太陽戦士サンササンのジャバはどうだろう

「地獄バーニンgってできるわけないでしょう!!」

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:06:28 ID:DuVeWP+q
>>217
それすらも理解できるからこそのアンサートーカーなんじゃね?
逆にいえば「技術の革新となる知恵やノウハウを知りたい」と考えて答えが出せないと考えた理由のほうを知りたい
逆に言うと答えとなる回答がある以上出せなきゃおかしくね?
アンサートーカーの弱点は答えが無い場合だと思う

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:13:49 ID:7AZSp+OQ
ムスカ大佐を召喚。
すごい役立たずになりそうww


271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:14:51 ID:zSFwy0x3
癒し系魔法少女ベホイミ召還
・・・原作版とアニメ版と主役のスピンオフ版の三人いるけどw

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:16:03 ID:1xBG/AV6
>>271
あの軍人?


273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:16:45 ID:8gWVNSSg
>>271
地味じゃん

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:17:21 ID:o1/RfsJ1
>>271
素手で殴ったりステッキ投げたり宇宙人の科学の力で何とかする魔法少女か

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:20:29 ID:RTi7sZ5Y
そういえばアンサートーカーって感情の動きに対してはどうなんだろ?
今後シエスタとかが好意を示したとして「コイツ俺に惚れてるな」とか能力発動するのかなー
どこかの村の病人救ったとき感謝の気持ちを伝えられて戸惑ってたからデュフォーはどうも人間の感情に関しては疎いみたいだが。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:23:44 ID:ffB8ejNy
富士見ミステリーよりしずるさんもしくはヴィクトリカを召還
・・・片割れが居ないと微妙に使えなさそうだからボツ。

仙・龍・演・義からリイファ召還
ネタ的にキャラ的にもパワーバランス的にも悪くないけどマイナーすぎるなあ・・・話は好きなんだけど。
てかリイファなら普通に帰りそうだな。

こうして考えてみるとラノベ系は結構難しいな。
月花か麒麟キャラでいいの誰かいないものか。



ダディフェイスのディモン・ギャレットを召還
短編で笑いを取るためならいけるかもしれないと思ってしまったw

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:23:51 ID:1xBG/AV6
>>275
常に変動する人の心の答えを知るのは意外にしんどい気がする
答えが出たとしても変わる可能性あるしな

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:36:58 ID:6qPSnWvQ
チャンピオンからピクル召還。
ルイズが食的な意味で喰われそうだ。あときゅいきゅい逃げて。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:39:08 ID:b0EBNm3b
ブギーポップなんかどうだろう?

ゼロパンマンのように衣装だけ召喚して
左右非対称の笑みでマイスタージンガーの
口笛が鳴り響く

ジョセフなんか世界の敵ぴったりし

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:39:08 ID:p1ZlI+Y/
>>241
しばらくはファンタジーってことではしゃぐだろうけど貴族が平民を虐げている
というリアルな現状は多分気に入らないだろうから改変が起きる。
その後も都合がいいように変わっていくって感じかな?

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:39:19 ID:OQjtzTIu
>>275
あくまで前提として、『問い』があっての能力だから
自分自身か、或いはシエスタから好意を持たれているか等の問いをされなきゃ
わかんないんじゃないかな?
異界の機械も速攻使いこなしたのは自分自身に機械の使い方の問いを出したわけで、
そう考えると、感情に疎いというより無関心だったのかもね。過去が過去だし。


282 :暴君の零:2007/08/31(金) 02:41:32 ID:fYxI01OW
今から数分後にSS投下する。
バイオハザードとクロス。呼ぶのは2のコートのヒト。

そういやなんで型月とクロスするのは危険なんだ、最近参加した新参の俺にはわからん。
七夜とか呼んだらまた面白いかと思ったんだが。「斬刑(ry」でルイズ殺して終了な気もするが。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:43:43 ID:9CphoDVs
アンサートカーの能力ならガンダールヴのことも既に理解していそうだが、
心の震えによって能力が上昇するあたり自分と相性が良くないと切り捨ててそうだよな

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:43:44 ID:6qPSnWvQ
>>282
信者にもアンチにも痛い人が多いんだ型月。
だから荒れるのを防ぐためかな。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:44:06 ID:mW+yorQ2
型月そのものが危険物だからだろ

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:44:10 ID:SgKJ0y9R
>>282
型月とクロスすると作者の技量に関係なく色々と沸いてくるからな。
特に2chだと。


287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:44:30 ID:gKncjBU1
>>282
避難所を見ろとしか言えない
言葉に出すだけで荒れるから

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:45:50 ID:OQjtzTIu
スターズ支援
ってどうなってしまうんだろう……?


289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:46:47 ID:qQTEbmpr
追跡者ネメシス召喚支援

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:50:54 ID:p1ZlI+Y/
>>226
ルーミアは人間を襲うことを面倒くさがって閻魔に怒られてる幻想郷の妖怪たちの中でも
珍しく人を襲ってる奴だから食われちゃうかもなぁ。
もちろん妖怪にとって当然の行動なのでルイズとかに止められんきがする

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:51:35 ID:gKncjBU1
投下マダー?

292 :暴君の零:2007/08/31(金) 02:51:47 ID:fYxI01OW
一発ネタに分類。
タイラントが俺TUEEEEする話
ルイズは死ぬ
(グロあり)

そうなのか、月厨はおそろしいな

ラクーンシティ。
今ではゾンビの巣窟と化した、夜の街。その上空を、一機のヘリが静寂を切り裂いて飛翔していた。ヘリは輸送用で、見れば機体後部のハッチは開いたままになっている。それは無論何かを投下するためだ。案の定ヘリは、暗いハッチの奥から鋼色の何かを投下した。
それは、大きなカプセルだ。健全な成人男性が入ってなお余裕がありそうな大きさのそのカプセルの中には、「怪物」が入っている。怪物の名は「暴君」。
それの目的は、外界に漏れ出た「ウイルス」の回収。
それの目的は、立ちふさがる敵を「排除」すること。
それの目的は、このラクーンから行きた人間を外に出さないこと。
鋼色のカプセルは地上に吸い込まれるように、高速で墜ちていく。だが、それは地上に墜落する前に、消失した。カプセルは地上にぶつかる轟音の代わりに静寂だけを残し、銀色の閃光に吸い込まれた。
「本部へ。T-01がロストした。スペア投下の許可を・・」

サモン・サーヴァントは、成功した。確かにこの成功までには十を超える失敗があったものの、そんなものは一度の成功の前にはカスのようなものだ。
ルイズは、確かな手応えを感じていた。杖を握る腕は喜びからか、かすかに震えている。杖の先端が向く先には黒煙が渦を巻き、晴れようとしている。ルイズはその黒煙の向こうにそそり立っているであろう、自らの使い魔の姿に目を輝かせた。


293 :暴君の零:2007/08/31(金) 02:54:01 ID:fYxI01OW
陣の上に立っていたのは、筒状の物体だった。2.5メートルはあろうかというそれは、ルイズの脳内に存在するいかなる物体のイメージとも合致しない。
「・・・なによこれ」
筒の表面には謎の文字が刻まれ、それが異界からやって来たものであることを示す。ルイズはゆっくりとそれに近づいて行く。一歩一歩大地を不確かな足取りで踏みしめ、あと数歩で
それに触れようかという時・・・不意にルイズは足下の違和感に気付き、足下を見る。
白い煙が、ルイズの足首から下を覆い隠していた。それが筒の下部から出ていることに気付くのに、ルイズは数秒を要した。そしてその数秒が結果的に彼女を救った。
次の瞬間、乾いた音が周囲の生徒の雑談を止めた。小規模な爆発のような轟音と共に筒状の物体が、開いた。正面のハッチが2枚に分かれて開き、中にいるものの姿を露にする。
「・・・へい・・みん?」
ルイズはまたしてもぽやんとした声を上げた。
確かにそれはこの世界で言う「平民」に似ていないことも無い。だがそもそもそいつは人間と決定的に違う所があった。
肌が、濃い灰色なのだ。ルイズは亜人、という可能性も考える。だがそれにしてはちゃんとした服だって着ているし、異常な巨躯と曇りなき禿頭以外は、それは平民と行っても差し支えなかった。
だがそれはただの平民とは「雰囲気が」違った。まるで氷のような冷たい空気は、先ほどカプセルが放ったガスもあるだろうが、明らかに異常だ。口を開くことすらためらわれる
静寂は、やがてかすかな恐怖へと変成される。周囲の生徒はそれを見つめていたが、やがて一人が腹を抱えて笑い出した。
「『ゼロ』が・・・あいつがまたやらかしたぜ!」
「へ、平民を召還するなんてお笑い種だなぁヴァリエール!」
今思えば、彼らはその冷たい恐怖を吹き飛ばすために笑ったのかもしれない。

「暴君」は覚醒した。任務を遂げるべくかれはそのカプセルから一歩を踏み出そうとしたが、その前に彼は異変に気付いた。
明るい。
投下時刻は深夜のはずだ。そう記憶に刻まれている。それにここは、ラクーンとは大気の組成も異なる。
ここはラクーンではない。
暴君はそう認識し、やがて一歩を踏み出す。晴れた視界に捉えられるのは、ピンク色の美しい髪の子供と、それを取り巻く観衆。
観衆達は子供を指差して笑っているようだったが、その言葉は英語ではなく、彼には理解不能だった。さらに言えば言葉だけでなく、この状況そのものが、今の彼には理解不能である。
何が起きた。
再び一歩を踏み出す間に、思考は展開される。
どうしたらいいだろうか。
暴君はここで、任務内容を再確認する。
ひとつ、敵の手に奪われた「G」を回収すること。(最優先事項)
ふたつ、ラクーンより脱出を試みるものを全て排除すること。
みっつ、生きている人間は、すべて抹殺すること。

彼は最優先事項である「G」の奪回のために、まずこの眼前の少女に話を聞くことにした。
使われなくなって久しい発声機能が起動される。

「『G』を知っているか」


294 :暴君の零:2007/08/31(金) 02:55:54 ID:fYxI01OW
ルイズの眼前に立った大男は、ルイズを見下ろして謎の言葉をしゃべった。
彼は明らかにルイズに語りかけているようだったが、ルイズに英語を理解出来るはずもない。
それよりもルイズは大きな問題を抱えていた。
使い魔と正常な会話が成立していない。つまり彼女は
「契約をしたいから少ししゃがんでくれる?」
ということも、
「あんたそのエラそうな態度はなんなの?」
を筆頭にする文句もこの大男に伝えることはできないのだ。先ほどから彼女は必死にやれ自分は高名な貴族だの、ここはトリステインだの叫んでいたが、大男は意に介さず同じ言葉をつぶやくばかり。
「何なのよコイツは・・」
ちょっと、あんたいいかげんにしなさいよ。
ルイズはそれを最後まで言い切れなかった。
ルイズは宙に浮いていた。大男が、ルイズの首を掴んで持ち上げたのだった。とたんに観衆の嘲笑や雑談は止み、驚嘆と恐怖に転じた。
「?ぁ、ヴァリエール!」
観衆の中から声が聞こえる。暴れる足は宙を切り、喉を絞める5本の指が、正常に言葉をしゃべらせてくれない。そして空気が、彼女に正しく供給されなくなってきていた。
「っぐ・・・!!ちょ・・っとっ・・」
大男は彼女を離さない。
「はな・・しなさい・・よっ!」
ルイズは必死にもがくが、大男の力は緩まない。ルイズは同じ言葉を連呼する。
はなしなさい。はなしなさい。はなせ!
そして、彼女の要求は唐突にかなった。ただし、凄まじい痛みと衝撃を伴って。


295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 02:57:09 ID:gKncjBU1
言葉がわからないと言うことはアニメ基準か支援

296 :暴君の零:2007/08/31(金) 02:57:15 ID:fYxI01OW
大男はルイズをぶっきらぼうに放り投げた。小さな体は木の葉のように宙を舞って観衆のまっただ中へと落下する。
キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーはそれを見るなり着弾点へと駆け出した。
「ルイズ!」
彼女は小さな観衆達の輪の中でむせていた。その喉にはくっきりと指の跡が残っている。それほどの力で奴はルイズの首を締め上げたのだ。
後数秒奴が締めていたらこのか細い首はポキリと折れていたであろう。
「ルイズ、しっかりしなさい、ルイズ!」
キュルケはルイズの肩を揺さぶった。彼女は意識が飛びそうなのか、ぽう、という目をしてキュルケの顔を見つめていた。
「つぇる・・ぷすとー」
「ルイズ!早く逃げ---」
「後ろ!」
級友であるタバサの声が、聞こえた。その声の通りに後ろを振り向く。
「奴」が、こちらに歩いて来ていた。その動きにためらいは無く、先ほどまでかすかな恐怖であった場の空気はもはや殺気というまでに変貌している。
キュルケはおびえる自らを叱咤し、杖を敵に向けて構えた。そして、詠唱。
「!」
瞬間、爆発が起き火焔が「奴」を包んだ。至近距離での一撃、相手が人なら前進を灼かれて地面をのたうち回っているところだ。
だが奴は、停まらなかった。前進は再開されている。炎は所々でくすぶっているが、有効打には至っていない。
「何でっ・・!?」
キュルケは知らない。奴がまとうコートはアンブレラ社が技術の粋を集めて作り上げた対爆コートだということに。
至近距離からのグレネード・ランチャーの一撃にすら耐えることのできるそれに、その程度の炎は通用しない。
もちろん、キュルケはやろうと思えばそれ以上の炎を生成し、奴にぶつけることもできた。
だが、それは不可能だった。高位の呪文になればなるほど、呪文の詠唱時間は比例して長くなる。
奴がこちらに接近してくる前に、その呪文を唱え終わることは・・・不可能だった。
奴が踏み込む。先ほどの緩慢な歩行とは比べ物にならないスピードで。


297 :暴君の零:2007/08/31(金) 02:58:15 ID:fYxI01OW
「かっ、は」
瞬間、鋼鉄のブーツの一撃がキュルケを吹き飛ばした。
まるでエア・ハンマーを受けたかのような、否、それ以上の衝撃がキュルケを襲った。地上スレスレを舞った彼女は大地に叩き付けられる。
奴は健在だ。キュルケも先ほど彼女が心配したルイズのように、意識が朦朧としてきていた。
(ルイズ・・タバサ・・)

最後に彼女が聞いたのは、耳をつんざく悲鳴と足音だった。

逃げて行く。
観衆達が。
使い魔を連れることも忘れて、皆が恐怖に駆られて逃げて行く。
奴はそこに立っているだけだというのに。
勇敢な一部の生徒と使い魔は魔法を持って攻撃を試みた。だが、それも無駄に終わった。
恐怖に駆られ集中を乱した者の魔法など、彼の防御力の前に通用するはずも無い。
教師陣も生徒に混じって逃げて行く。奴の放つ恐怖から逃げる、それだけのために。
キュルケを無視し再動した彼は生徒を、使い魔を無差別に攻撃し始めた。
杖を持つ腕を砕かれ、
鉄拳の一撃により致命傷を負い、
使い魔を殺され、
四肢を砕かれ、
あっという間にそこは屍と瀕死の人間達の山となった。

弱い。
「暴君」は任務に忠実に従った。生きる者に全て死を与えるためだけに、その拳を振るう。
逃げ惑う人々の一部は何か棒切れを構えて攻撃のようなそぶりを見せたが、彼は意にも介さず殴り倒した。
逃げる者も殴り倒した。使い魔も殺した。
不意に彼は、周囲に健在の人影に気付いた。
だが、それは人ではなかった。西洋甲冑を見にまとったように見えるそれの中身は空洞だ。
その中に一人、ヒトが交じっているのにも、彼は気付いた。彼は震えている。恐怖だ。恐怖と戦っているのだ。
「この僕が・・・相手だ!」
彼は震える腕で造花の薔薇をこちらに向け、叫ぶ。
「行けっ、ワルキューレ!!」
それが引き金だったのか、空洞の騎士ワルキューレは一様に武器を携えこちらに突撃してきた。


298 :暴君の零:2007/08/31(金) 02:59:21 ID:fYxI01OW
青銅の剣を構えたワルキューレが一体、斬り掛かってくる。
上段から振り下ろされるそれを彼は素手で掴んだ。そして青銅の騎士の腹を、蹴り飛ばす。普通の人間なら足を押さえて痛がる場面であったろう。
だが彼は違う。彼に恐怖も痛覚もない。衝撃が伝わり、剣を離しワルキューレは吹き飛び、地面に激突して四肢がバラバラになった。
彼は剣を自らが使うために持ち直す。そして右から斧を構えてやってきた2体目を。ぶっきらぼうに剣で薙ぎ払った。
腕力も相まってそれは致死の一撃となり、ワルキューレを一撃で切り裂いた。そして正面から来る槍を持った一体を、開いた左腕で殴り飛ばした。
「ぐっ・・!」
ワルキューレの指揮官らしき少年ギーシュは、苦しい表情でそれを見つめる。
まるでワンマンショーだ。鈍重な動きからは想像出来ない素早い身のこなしで、次々と召還するワルキューレを薙ぎ払っていく「奴」は、人間とは思えない。
やはり異界から召還された者なのだろうか。だが彼に退くことは許されない。
ここで負けるわけにはいかなかった。時間さえ稼げれば、きっと誰かが来てくれる。そう信じて今は、召還し続ける。
一体、二体、三体、四体。
こちらが喚ぶ間に、相手はその数以上を破壊する。魔力が持たない。
「まだだ・・!」
気力を振り絞って、ワルキューレを召還し、正面から、死角から、空中から、ありとあらゆる方向から攻撃を仕掛ける。
だが相手はそれをものともしない。
剣が肉に食い込もうと、槍が突き刺さろうと、拳が直撃しようとも、次の瞬間にはワルキューレを叩き潰している。硬すぎるのだ。
これでは相手が倒れる前に、こちらの魔力が尽きる。
その間にも、ワルキューレが一体、頭を粉砕されて倒れた。


299 :暴君の零:2007/08/31(金) 03:00:31 ID:fYxI01OW
敵の数が確実に減っている。彼はそう感じていた。
6体いて、撃破しても次々補充されてきたワルキューレは、今や総数五体になり、そして補充もままならず四体となった。
どうやら無限と思われた敵の数にも、限度はあるらしい。これならば指揮官を叩く前に終わりそうだ。
そう思うその間にも、彼は使い物にならなくなった剣を投げ捨て、大斧を拾い上げて、目の前のワルキューレに叩き付けるように両腕で振り下ろした。斧と共にワルキューレが粉砕される。
既に敵の構成物質は理解している。青銅では「彼」の攻撃には耐えられない。
現代の鋼鉄に劣るそれは、こちらの世界では遥か昔に廃れた。破壊は容易い。
「!」
正面から一体。粉砕された斧を手放し、上段の回し蹴りを叩き込む。
上半身に直撃した足は頭部を弾き飛ばし、頭部を失ってよろけた相手に追撃の拳が炸裂する。
ワルキューレの上半身は一撃をもって粉砕された。
補充は一体。正面から突撃を敢行したそれは素手。彼の格好の標的となる。ストレートの一撃が胴に叩き込まれる・・・!
「!?」
瞬間、拳が綺麗に貫通した。
脆すぎる。
罠か、と思い至ったその時には、目前のワルキューレはすでにその腕を絡み取っている。動きを封じるための、囮。
そして背後に2体の気配を感じ取った時には、もう遅い。振り払おうにも、絡んだ腕をほどくのは片腕では至難の業だった。
そして背後の2体は長槍を携え、彼の巨躯に突撃する。

ざしゅっ。

槍が貫通した。槍が貫いた背中と腹からは、どす黒く濁った血とは思えない体液がしたたる。
「やった!」
ギーシュが歓喜の声を上げる。自分は、勝ったのだ!あの灰色の恐怖に勝利したのだ!勲章も夢じゃない、ということもあるが、なによりこの死の恐怖から、逃れられたことが、嬉しかった-----
瞬間、轟音が轟く。

終わっていなかった。


300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:01:22 ID:7G7NDlEG
支援

301 :暴君の零:2007/08/31(金) 03:01:41 ID:fYxI01OW
「暴君」は右腕を薙ぎ払った。
腕から外れたワルキューレは壁に激突して破壊され、必死に彼を押さえ込もうとする後ろの2体も、空しくその動きに振り回される。
彼は強引に2本の槍を掴んで引き抜く。あまりの力に2体のワルキューレは槍を手放してしまい、次の瞬間には回転しながら放った彼の槍の一撃で、2体とも粉砕された。
「あ・・・あ」
ギーシュにもうワルキューレを生成する魔力は残っていない。
彼はのっし、のっしと一歩一歩踏みしめて彼の元に向かう。ギーシュは動けない。足がすくみ、逃げることすらかなわない。
声もまともに出ず、その姿は先ほどワルキューレを指揮して勇敢に戦った少年のものとは思えない。
「ああっ・・・あ」
ギーシュの目前に彼が立つ。両の拳をがっしりと組み、ハンマーのような形にして、振り下ろそうとする。

「待ちなさい!!」

彼は後ろから近づく人間を感知した。

けいやく、しないと。
ルイズはその一念で走っていた。臓腑は痛み、走る度に鈍痛が肉体を傷つける。だが彼女は止まらない。
奴が、振り向く。
そうだ。振り向け。私を見ろ。私が喚んだ使い魔なのだ。奴が走る。こちらに向かって。ルイズは「奴」に杖を構え、高らかに叫んだ。
「錬金っ!!」
瞬間、爆発が奴の上半身を包み込んだ。この時ばかりは彼女は、自分の失敗魔法に感謝した。
いかなる呪文を唱えようと、そのすべてを爆発へと変化させる虚無の力。流石の奴も、威力だけはトライアングルに匹敵するそれに走ることをやめ、防御態勢を取った。
そして・・膝をつく。狙い通り。奴との距離が詰まる。詠唱を開始するルイズ。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール・・・」
奴がこちらを見据える。コートにかかった火は未だに燃えている。
「五つの力を司るペンタゴン」
さらに距離が詰まる。もう少し。
「このものに祝福を与え」
もっと。ギーシュの声が聞こえた気がするが、今の自分には関係ない。
「我の使い魔となせ…!」
そして奴の目前へ。

背伸びして、はじめてのキスを。
彼女は怪物に、捧げた。
瞬間、破砕音が轟き、ギーシュが絶叫する。
ルイズの意識は、途絶えた。


302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:01:56 ID:gKncjBU1
ワルキューレは7体までしか錬金できないぞ

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:03:14 ID:7G7NDlEG
>>302 火事場の馬鹿力と解釈してみるとか。支援

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:03:20 ID:mfKRPlGo
>>302
自分が足止めしなきゃという使命感がために一時的に限界を超えたんだよ支援。

305 :暴君の零:2007/08/31(金) 03:03:26 ID:fYxI01OW
暴君は、左腕に異変を感じた。ものすごく熱い。
見れば腕には何か入れ墨が刻まれているではないか。これも連中の言っていた魔法の一種なのかとも思ったが、
それはすぐに消えた。傷は無く、ダメージも残っていない。
「・・・・」
戦闘でのダメージは、すぐにウイルスが修復するだろう、彼はウイルスの機能に身を委ね、両腕をだらんと下げると、膝立ちのまま眠りについた。
そして眠りについた暴君の目の前で、一人の少女が倒れた。その顔は歪み、不自然な形に縦長に伸びている。頭蓋骨が粉砕され、元の形状を保てなくなったのだ。

何故ルーンは消えたのか。答えは簡単だ。彼女が死んだからだ。
キスをした瞬間、「暴君」は一瞬ひるんだが、その数コンマ秒後に、両の拳を側面から、ルイズの側頭部に叩き付けたのだった。
頭蓋骨は一撃で粉砕され、少女は死に至った。

後に駆けつけた教師達の奮戦により、再動した怪物はその機能を停止した。
死者、怪我人は数えきれず、立ち向かった教師陣にも死者が出た。
中でも生徒とその使い魔の被害はひどく、このことは悲惨な事件としてトリステイン魔法学院の歴史に刻まれた。
怪物はその姿のまま強力なメイジ達によって封印され、学園のどこかで今も眠りについていると言う。
これを知るものは、彼の着衣に書いてあった文字から、彼のことをこう呼んだ。
「T-01 タイラント」と・・。

追記
ラクーンのG回収任務は、スペアのT-02により継続された。
現在アンブレラ研究所内に逃げ込んだ「G」の持ち主を追撃中である。


306 :暴君の零:2007/08/31(金) 03:05:30 ID:fYxI01OW
Your Dead(終わり)

原作はちょろっと読んだ。
アニメは少し見ていた。
友達がこれの蝶ファンで知識は知っている。面白そうだったので参加した。

次は追跡者かGFの頭像かサダミツのAj呼びたいなとか思ってる。
でもまだ終わってない作品だしGFは

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:06:43 ID:gKncjBU1
なんていうか……
色々矛盾が生じてるな

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:08:54 ID:gzSJNnM/
矛盾とかそういうの置いといて面白かったわwwwww乙

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:09:21 ID:XVUlrAw2
GJしてやりたいけど、お月ちゃんの話振る時点でヤバスなやつだと気づくべきだったね。
以下スルー。

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:12:21 ID:7AZSp+OQ
GJ

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:12:27 ID:7WcdCoAI
問題外、二次創作読んで原作知った気になった糞SSとどっこい。
もう来ないでくれ。

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:16:25 ID:gKncjBU1
ごめん、とてもじゃないがGJなんて言えない

せめて原作くらい読んでくれ

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:17:14 ID:OQjtzTIu
コンテニューはきくのかー乙。
追跡者見るたびに墓場帰りさんの棺桶フルアタックを思い出してしまう。

破壊魔みたくルイズ自体に召喚対象が力を与えて変身する、ってシチュはいいよね。
あれ?変身魔法少女モノ?

314 :暴君の零:2007/08/31(金) 03:18:02 ID:fYxI01OW
出直してくる
不快な思いをした皆様方、すまなかった

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:20:12 ID:YCGA0Shz
とりあえず原作も読まずに書くやつは半年ROMってろ

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:24:42 ID:3Mq17swY
で。
こういう事態のために付き添ってるコルベール先生は?炎蛇のコルベールはどうしたのかなー?

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:26:30 ID:cVuNwGwu
召還される人物は一人じゃなくてもいいのかな

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:27:26 ID:gKncjBU1
>>317
ドモンと風雲再起の例があるから問題ないかと

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:29:46 ID:cVuNwGwu
なるほど!サンクス

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:31:32 ID:gKncjBU1
地雷踏んだ気がするのはなぜだろう……

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:33:59 ID:cVuNwGwu
地雷と思われたか…悪かった
書かねえわ すまんかった

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:34:34 ID:7G7NDlEG
電子レンジの中にダイナマイト突っ込んだかもしれんぞ?

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:36:11 ID:xh3V4LHo
とりあえず
トリステイン魔法学院の面々は英語を読めるのか?

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:42:11 ID:CrfV4y1t
>>322
それは超スーパースゲェどすばい

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 03:57:55 ID:5Xy/5o9r
>>324
つまりアレだな
ルイズがコックを召還するんだよ
で、コックだからってんで辛くあたったり
まあ、ぶっちゃけどうでも良いやって放置気味
そうすっとコックなんで厨房で働きだすわけだ

で、数日後に学園をレコンキスタの連中が襲撃して
ルイズ、キュルケ、タバサの三人が逃げ回ってると
コックが出てきて助けてくれるわけだ
「コックは副業さ!」
んでもってあとはロングビルと仲良くなったりしつつ
ワルドを何か早くて凄いセガール拳で倒して終了する

そんな「沈黙の学園」が読みたいです先生

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 04:18:21 ID:EbBHf5oV
最近再販されたガチャフォースの(真)Gレッドが出てくるのはどうだろう
一見したときのガッカリ感はかなりのもんだろうし。

ガチャボーグの戦闘力ってミクロマンやアクロイヤーと同じくらいだろうか
(下っ端でも成人男性数名を一方的にボコって人質に取れるレベル)

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 05:02:42 ID:mrhoe0ie
ハカイダーを召喚。
血液交換できずにハカイダーの脳みそが死んだり、紆余曲折あった末に死に掛けたルイズの
頭脳をハカイダーに移植。
ルイズハカイダー誕生!という電波を受信。

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 06:07:47 ID:5Xy/5o9r
>>327
ハカイダーは初期かギルか雨宮かの三つで違うなw

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 06:30:35 ID:peoTZIBR
雨宮版だとルイズを守る黒騎士ハカイダー

330 :前スレ965:2007/08/31(金) 06:59:43 ID:ossKOXwT
なんかWiki、練習版が登録されててビックリした;
wiki登録した方、すいませんが、投下したのとの差し替えお願いします。


331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 07:16:11 ID:zzeP8t+k
おんや?避難所と間違えてない?
んー、wikiについての要望も避難所でやったほうがいいかも。

まあ編集メニューでいっぱつだけどもさ。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 07:25:22 ID:zzeP8t+k
自分で避難所といっときながらゴメン。
もっかいレス。

タイトル変更、削除は管理人さん以外できないので
やはりご自分で要望の掲示を行ったほうがよろしいですよ。

333 :前スレ965:2007/08/31(金) 07:27:24 ID:ossKOXwT
あい、失礼しました;


334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 07:36:52 ID:IVv3Kc3Y
関口巽を召喚
楽しい学院生活が一気に陰々鬱々と

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 07:57:46 ID:q4Av5d4k
ヴァッシュを召喚したい。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:01:46 ID:auKO0V3O
怒首領蜂の火蜂召喚。
で7万相手にルイズが
「これより先は、我が使い魔、最終鬼畜兵器火蜂がお相手致しましょう。」
「死 ぬ が よ い」
って言うんですよ。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:07:32 ID:AGRyjjvb
>>335
いやここはウッちゃんだろ。
能力的にもぶっ飛んでないしキャラ的にも子守得意だしでいい兄貴だわ。
しかしガンスリと同じことになりそうだが。
半死体のキャラは、なんか、もう、未来がわかってる分泣けるな・・・・・・

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:11:44 ID:2giqPjeh
>>337
誰のことかと思ったらウルフの兄貴のことか。
プロデューサーでもよぶんかと思ったぜwww

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:15:16 ID:F2NuqJMS
タバサが小さい頃貰ったのがタバサ人形ではなく守り刀オデレータ・デルフリンガー。
そのながれでタバサの偽名がタバサではなく『オデレータ・デルフリンガー』

尚、実家ではデルフがシャルロットと呼ばれ、女言葉でタバサママの相手をしている。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:29:45 ID:vYx8nSLd
石ノ森キャラよりメタルダー召喚、もちろん初期のストイックな方な。

>>339
ちょこっとの文章だけで震え上がったぜ!


341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:32:36 ID:RAM2o0Yb
>>337
得意料理はお好み焼きですか?

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:32:59 ID:PCRR9nfN
前スレで男塾一同が呼び出されていたが、同じ感じで幻水108星呼びたいな
城ごと呼び出せば行けそうだと思う
ルーンはリーダーに着けて貰うって事で

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:34:01 ID:elFDhO5l
ここはやはりアンリエッタがルイズに召喚されて
アンリエッタがひたすら尽くして鞭打ちも望んでルイズがアンアンな妄想をして下腹部に熱を持つんですよ
で、キュルケもそれの影響を受けてタバサと

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:37:32 ID:8qHju4LA
>>343
お前、そのネタ何度も書き込んでるだろ。
いい加減うざいんだよ。そんなに読みたきゃ自分で書け。
他人だと言うなら、既出の話題を何度も何度も何度も振るな。鬱陶しい。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:40:13 ID:nc4By9rV
左手に紋章というと、罰の紋章なんだが。
あれなら七万でも止められるなぁ。かなりヤバいけど。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:42:35 ID:ziSINcc/
>>340
ギーシュ戦でシエスタが流星をかばって重傷を負って「怒る!!」とか
ジョゼフ「私を夜の闇に包め!」
となるんだな

しかしメタルダーを開発できる科学力があってなんで旧日本軍は戦争に負けたんだ?
あの世界では後の大統領が「METALDERがあと10機いたらアメリカは日本に負けていた」
とか言ってるんだろうか

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:42:42 ID:BqdXrbOT
>>344
>>343のIDがエルフなので、それはエルフの姦計だ。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:46:04 ID:o1/RfsJ1
ひぐらし宵越し編読んでたらおばちゃん魅音呼んだら面白いかもとか思った

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:46:55 ID:aFfAvhTl
>>306
駄目だこりゃ!

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:47:59 ID:I0N4vHOD
ウェールズ様(空賊の親分ver.)を召喚。

私はアルビオンの皇太子だ!→王族騙ってんじゃねえよコラ!打ち首にされたいか!
この「風のルビー」が身の証だ!→「水のルビー」がなければただの綺麗な宝石
アンリエッタ王女に会わせてくれ!彼女なら私とわかる!→アポもなしにホイホイ王宮に入れるわけないだろボケ!

かくして、「空賊にまで落ちぶれた元貴族(しかも虚言癖あり)」と誤解されたまま
偶然アンリエッタが魔法学院に行幸するまでルイズにこきつかわれるウェールズ様であった。


…と、ここまで想像してみたが皇太子が失踪したらアルビオン本国が大騒ぎになるから
速攻バレるわな。無念。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 08:57:37 ID:KNdF8zCk
ちせ(最終兵器彼女)を召喚とかは?
どんどん強くなっていく代わりに、どんどん精神的に
やばくなっていくという鬱展開・・・・・・。


352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 09:02:19 ID:54Zbvi7e
>>351
ゲーム版のハッピーエンドルートのちせで良いジャマイカン

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 09:03:04 ID:/iJ/jdbr
でも戦争中だし、レコンキスタに隠そうとするだろうし、
秘密裏に密使を送って探そうとするだろうけど、すぐに学園まで捜査の手は伸びないだろう。
国王派貴族はレコンキスタの陰謀かと血戦を挑みに暴走したり、
事態を知ったガリアやゲルマニアは色々暗躍するだろーし、
皇太子が来ちゃった以上、やるしかねーべとばかりに挟撃作戦を開始するトリスティンとか……

世界規模で色々改変が必要になりそうで難しそうだけどワクテカ

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 09:15:44 ID:b6ewZj1R
フェストゥム召喚は流石にヤバイかな?
マスター型は強すぎるしなあ…スフィンクス型でも十分強いか
最も小型なグレンデル型ぐらい?

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 09:23:46 ID:auKO0V3O
一発ネタでマクロス召喚。
余りに珍しいので観光名所となるマクロス。コルベール大はしゃぎで自重しろ。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 09:25:00 ID:elFDhO5l
キテレツとコロ助召喚されりゃ面白そう。
ルイズは年下には一応優しくするだろうしちぃ姉さまに近くなるだろな
キテレツが色々開発するの助けたりするかもだし

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 09:36:11 ID:IEO9QnpH
思うんだが空賊ウェールズって呼ばれた相手次第では正体明かす前に殺されてもおかしくないよね
まあそんなことしちゃうと手紙の回収で詰まるんだけどさ

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 09:44:55 ID:oV5kc4Ko
アヴァ鍵のアーミーアント(初期型修正前)を召喚とか妄想。
最初?ええ弱いですよ。ほっとくと増殖しますけどね。
もしくは、学園の宝物庫にあったのが「複製の秘宝(ディスプレイス)」で、
学園中の使い魔が……

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 10:03:07 ID:xQYOBmvZ
>>326
ガチャボーグは巨大化できるんだから
フーケのゴーレムくらいなら相手できるんじゃないかな

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 10:06:24 ID:BqdXrbOT
ゼロの答え読んでからガッシュ読み返してたんだけど、
恐ろしい事に、清麿ってルイズより年下なのな。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 10:14:45 ID:6qPSnWvQ
>>336
凄く・・・・・・読みたいです。
7万だろうが10万だろうが圧倒的なまでの火力で一瞬で殲滅できそうなんだぜ・・・・・・。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 10:18:55 ID:dPkok7Q/
小須田部長を召喚
トリスティンであろうと頭角を現してのし上がって行きそう
まあ、うっかりで失脚するかも知れんけど

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 10:21:31 ID:zxKBehJs
最終回は少し泣いた>小須田部長

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 10:32:23 ID:RKqc+D9n
懐かしいな小須田部長

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 10:33:01 ID:nD6JHGqo
>>252

 超遅レスだが、ガンダルフ先生はエルフじゃないぞ。
 あれは、もっと古い半精霊だかの生き残りだ……と、その昔痺れ雲をスタンクラウドと勘違いして酒場で使った俺様が言ってみる。
 ……まさか、ライトニングクラウドだとは思わなかったよ、うん。

 しかし、あの人は洒落にならんよなぁ。
 ン千年生きている極まった魔法使いの癖に、剣でバルログと渡り合うからな。


366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 10:40:24 ID:+izXe1BP
>>365
エルフ魔法使いはガンダルフ先生の名前のさらに元ネタのことだろう
ガンド(杖を持つ)エルフ(gand alf)、転じて魔法を使うエルフ、アイスランド語

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 10:53:36 ID:6i7W0Dp5
ハリポタから召喚する猛者はいねが。

シリウス・ブラックとかダンブルドア校長(死んだか微妙だが)とか例の日記とか。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:04:04 ID:xorllNuE
>痺れ雲をスタンクラウドと勘違い
わらたw
それは日本語訳が駄目すぎるw

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:14:18 ID:qq6LJR1a
まとめwikiで何見ようかって悩んでいたら
スーパー使い魔大戦0なんてのが浮かんできた。

ギーシュが死にそうとかルイズが霞草とかそういうレベルじゃない、
もっと恐ろしい物の片鱗を味わったぜ・・・

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:17:15 ID:auKO0V3O
>>361
その前にレコンキスタが壊滅します。
いや学院が消滅するな、ギーシュとの決闘で。ていうかそれはもう決闘じゃなくて虐殺

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:18:43 ID:/iJ/jdbr
ギャオスとかクトゥルー系とかが凶悪すぎるw
あと絶望先生とかの一般人系がかわいそ杉ww

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:26:13 ID:BAd/jeXU
どっかのサイトでやってたが、ダイの大冒険のポップ召喚はどうなんだろうね?
既にダイとアバン先生はあるけど。
ポップの場合は時期で思い切りキャラと技量が違うからなぁ。
メドローアとか虚無を消滅させることが出来るんだろうか。
キアリーやシャナクあたりでタバサ母の治療とか…

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:30:59 ID:kZaF+7Dd
>>372
ある意味主人公よか万能キャラだからな。物理攻撃は武器と策略で補えるし
文字通り敵無しになりそうだが…

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:31:29 ID:c8USEgW6
>>371
身を守るためヴィンダールヴの力でギャオスを制御する絶望先生
使い魔を取られたと逆恨みするギャオスタバサ。
とかが脳裏に浮かんだ

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:47:18 ID:6i7W0Dp5
>>374
カイジもな

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:52:09 ID:OFAGRFNz
>>314
原作がつまんないからいいんじゃない?

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:52:29 ID:1KmufDf2
銀河お嬢様伝説ユナから神楽坂ユナ召喚とか。
エルナー達が一緒ならエルラインでフーケゴーレムと殴り合えるな。
あと、ワルド戦でウェールズが死んでたら黒ユナモードでワルドフルボッコという光景が目に浮かんできた…


378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:53:28 ID:rjaWmVAG
大半のキャラが持っている武器はデルフリンガー
辺りに響くオデレータの合唱

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:55:23 ID:nc4By9rV
時空を超えて、オ(デ)レ(ータ)参上!というわけですな。
全員集合には電王組が活躍するに違いない。こう、劇場版的に。

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 11:58:29 ID:AGRyjjvb
ツインビー召喚だビー。
と、思ったけどシューティング系の召喚対象は
ボムだかの全画面技があるもんだから扱い難しいな。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:07:20 ID:BqdXrbOT
吉崎観音の「出たな!!ツインビー」からなら引っ張りやすいかもしらん。

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:07:25 ID:KNdF8zCk
我妻由乃(未来日記)を始めとして、ヤンデレがルイズに
ラブラブ〜な話を作ってるけど、やっぱりキャラが増えると作るのがきつくなってくね・・・。
シエスタの位置に空鍋持って来てたりするけど、やっぱり普通に一人に絞るべきか・・・。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:10:04 ID:j9q3lfbK
>>369
空導王は500人の使い魔に言いました。
今日はみなさんに…
ちょっと『殺し合い』をしてもらいます(笑)

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:12:05 ID:KNdF8zCk
>>383
キャプテンが出てきちゃいそうだぜ・・・。

にしても、随分と一杯召喚されてるよね。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:14:51 ID:cSA9Vd52
>>383
最終的には薬を飲んですっかり元気になって、ついでに手足が伸びるようになったちい姉さまが馬鹿でっかい剣で一刀両断か
うわあ、見たいけど見たくねえw

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:15:17 ID:KQM8jtdP
召喚というよりむしろ、阿鼻叫喚。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:24:21 ID:AGRyjjvb
む?
シューティング系いけるかも?
ルイズを乗っけてボム扱いすればいいんじゃないか。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:24:50 ID:kZaF+7Dd
>>387
無限ボムやがなwww

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:25:14 ID:G/3l3VFt
全員集合で思ったけどウィンダールヴVSウィンダールヴは泥沼だな

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:27:51 ID:BqdXrbOT
>>387
威力はともかく、発動までがなげえよw

>>389
「ウィ」じゃなくて「ヴィ」な。

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:30:36 ID:G/3l3VFt
>>387
失敗の爆発が通常弾かね

>>390
うわ本当だ/(^o^)\

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:34:55 ID:zirSPrwC
シューティングという事で
名無しの超戦士1P2P召喚

そして何故かブルドンネにシルフィの店

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:36:28 ID:WqZFOTU3
>>387
一瞬、ルイズを敵陣ど真ん中にぶん投げるツインビーを幻視した

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:36:52 ID:1KmufDf2
>>383
一週間で4人にまで減ってしまうバトルロイヤル自重してくれ空導王w

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:37:22 ID:nc4By9rV
その昔、ツインビーRPGというものがあってな。

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:41:27 ID:iz1CGN+J
メレンゲってなぁに? メレンゲって何だ YO!

空鍋と聞いてすっとんできました〜。
変な時間だが松下を投下しまーす。
ちょっとダメな人に注意。

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:43:53 ID:RKqc+D9n
しぇんする!

398 :『使い魔くん千年王国』 第十四章 怪盗フーケ(中編) 1/5:2007/08/31(金) 12:44:11 ID:iz1CGN+J
案内役のミス・ロングビルが手綱を引く学院の馬車に揺られ、
ルイズ、キュルケ、タバサ、松下の一行は『土くれのフーケ』のアジトらしき廃屋を目指す。

「『近く』と言っても、片道馬車で半日もかかるとはな。悠長なことだ」
「山道……シルフィードに乗っていけばすぐ…だけど、目立つ」
「準備もあったし、着く頃には夕方ね。
 貴族の邸宅へ『お仕事』に出るフーケと鉢合わせしなけりゃいいけど」
「その時こそ、フーケをその場で取り押さえるの!」
「ああーはいはい、できればね。『土のトライアングル』よ、相手は」

「しかし、貴族以外にもメイジはいるのか?」
「もとは貴族でも、勢力争いで追放されたり没落したりして金とコネがなくなって、
 平民に身を落とす奴らもいるの。でもプライド高いから正業に就かないで、
 盗賊や雇われメイジになることが多いのよ」
再就職に選り好みはしていられない、ということもないのか。
魔法という特殊技能があるから、活用すればいろいろできそうなものだ。

「そういえば、たしかミス・ロングビルもそのクチよね。
 …ねねね、何で貴族の名を捨てたの? 恋愛絡み?」
「やめなさいよ。あんたの祖国じゃどうか知らないけど、トリステインじゃそういうのは失礼よ!」
「実力はどれぐらいだ? フーケに対抗できるなら心強い」
苦く微笑むロングビル。
「私は『土のラインレベル』です。残念ながら、皆さんほどの力もありませんよ」


399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:46:57 ID:BHvXKB+Z
支援いたす!

400 :『使い魔くん千年王国』 第十四章 怪盗フーケ(中編) 2/5:2007/08/31(金) 12:47:35 ID:iz1CGN+J
馬車で半日は退屈だ。話し好きなキュルケが、雑談がてらいろいろな情報を聞き出す。
「でも、『魔界の杖』ってどんな形なの? オールド・オスマンは
 『随分昔に預かって、しまいこんだままじゃから、忘れた』なんていってたわ」
「『箱』の形状は調べてあります。その箱にも固定化魔法がかけてあり、この『鍵』でしか開きません」
ミス・ロングビルが『箱』の絵と『鍵』を見せる。これも学院からの借り物だ。
「取り返せないと、王宮から学院の管理責任を問われます。威信も下がります」

太陽がかなり傾いた頃、薄暗い森の奥の廃屋に着いた。
もとは炭焼き小屋らしい。小さなログハウスのような感じで、周囲にまだ薪が積んである。
物陰に潜んで周囲の様子を伺うが…。
「ちょっと冷え込んで来たわね…さっさと秘宝を奪還して帰りましょう。
 置いてあればの話だけど、ここまで来て無駄足踏むのはごめんよ」
キュルケが空中に小さな火を点けて、明かりと熱にする。
「泊りがけの任務かあ。私、野宿なんてしたことないわ」

小屋の中にも周りにも、特に気配はない。『仕事中』ということか。
「じゃあ、私とマツシタくんで偵察。タバサはルイズとミス・ロングビルを守って」
「…了解」
むくれるルイズを置いて、二人は慎重に小屋へ向かう。罠は見つからない。
「いい、じゃあ開けるわよ」
「よし」
ぎぎぃ、と音がして小屋の扉が開いた。


401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:48:45 ID:BHvXKB+Z
そういえば松下は、君づけで呼ばれているのか支援

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:51:35 ID:G/3l3VFt
支援

403 :『使い魔くん千年王国』 第十四章 怪盗フーケ(中編) 3/5:2007/08/31(金) 12:51:48 ID:iz1CGN+J
「ぷわっ、ホコリっぽい! カビ臭いし、蜘蛛の巣が張ってるじゃない、もう〜」
「ところどころに新しい足跡がある。誰かのねぐらではあったようだな」
キュルケとマツシタは、火で照らしてして小屋の中を捜索するが、なかなか見つからない。

「……ねえ、ミス・ロングビル。タバサ。…言いにくいんだけど」
物陰にいたルイズが、頬を染めながら口を開く。
「何かしら? ミス・ヴァリエール」
「……『お花を摘み』に行きたいのですけれど」
「………私も。心配」
まあ、『お花を摘みに』ですって? 貴族はこんな時も優雅な振る舞いを忘れないのね。
「ええ、二人ともあまり遠くに行ってはダメですよ。危険ですから」
ロングビルはにっこり笑って許可する。

「本当にあるのかしら、秘宝なんて。無駄足踏まされたの?」
「…『杖』がなくても、フーケの『盗品』があれば、密かに失敬するつもりだったが…」
「まあ、計算高いのねマツシタくん! それはいい考えだわ」
この人選は大丈夫だったのだろうか。
と、小屋の隅の棚からガタガタと音がする!
「「!! 敵?!」」
「……いや、この箱は…」
その時、小屋の外から絹を裂くような悲鳴が!!


404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:53:43 ID:dITpiOdo
支援すればよかろうなのだっ!

405 :『使い魔くん千年王国』 第十四章 怪盗フーケ(中編) 4/5:2007/08/31(金) 12:55:14 ID:iz1CGN+J
「で、で、出たわね!」
ルイズたちの前に、突如フーケの『土のゴーレム』が現れた!!
タバサが『風』の魔法で攻撃するが、相当な威力にも関わらず効果は薄い。
『風』では『土』に敵わないのだ。多少のダメージはあるが、すぐ修復してしまう!

「ミ、ミス・ロングビル!! 逃げて!」
ゴーレムを挟んでルイズたちの反対側にいたロングビルは、杖を構えながら後退するが、
ゴーレムは巨大な足を上げて踏み殺そうとする!
「こ、このっ! こっちに来なさい!」
ルイズが開き直って爆発魔法を撃つが、狙いが定まらない!

「きゃああああああああああああ!!!」
無情にも、ミス・ロングビルはゴーレムに「ぐしゃり」と踏み潰されてしまう!! 即死だろう。
「いやああああああああああ!! ミス・ロングビル!!!」
騒ぎを聞いたキュルケとマツシタは、中で何かがガタガタしている『箱』を抱え外に出るが、
小屋の前で彼女が死ぬ瞬間を見てしまう。
しかし、彼女は最期に『鍵』を投げて、マツシタに渡したのだ。
もうもうと土煙が立ち昇る…。

土のゴーレムの肩には、『黒いローブの大柄な男』の影があった…。


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:56:27 ID:G/3l3VFt
支援

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:56:51 ID:dITpiOdo
あれ?誰だ支援

408 :『使い魔くん千年王国』 第十四章 怪盗フーケ(中編) 5/5:2007/08/31(金) 12:58:43 ID:iz1CGN+J
「な、なんてこと! うぷっ、気持ち悪い…ルイズ! タバサ! 無事なの!?」
「一時撤退」
タバサは口笛を吹き、森に潜ませていたシルフィードを呼び寄せる。
全員シルフィードに乗り、上空に退避した。
「なんとも儚いことだ。だが、おかげで『魔界の杖』は奪還できたぞ」
「ま、マツシタあ…そ、それ中に何が入ってるの? 杖がガタガタ動くものなの?」
「この『鍵』で開けられるんだったな。よし……(カチリ)」

箱の中から出て来た『魔界の杖』は、かなり奇妙な形をしていた。
長さは松下の背丈よりやや短いが、古い木製の杖で、前側には奇怪な蛮族の顔が彫り付けられ、
トーテムポールのように縦に顔が連なっている。また上に行くほど太く、下に行くほど細い。
さらに上で二つに枝分かれし、その先には老人の『干し首』に似た異様な頭部が各々付いている。
ご丁寧にも頭部には長い白髪が植えつけられており、目鼻立ちがはっきりしないのが余計不気味だ。
しかも、これが生き物のように自律的に跳ね回るのだ。

「うわっ…すごいデザインね。魔界というか南方の蛮族みたい」
「たしかに魔力を感じるけど……悪趣味ね」
「おお…これは『占い杖』じゃないか!」

(つづく)


409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 12:58:51 ID:6i7W0Dp5
ビッグ支援だー!

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:00:48 ID:uK/P+rkq
マツシタ薄情w 乙〜

411 :『使い魔くん千年王国』:2007/08/31(金) 13:02:04 ID:iz1CGN+J
投下終了。大柄な男の正体は…?
しかし『占い杖』のデザインは文章で表現しがたい奇っ怪さ。

フーケ戦・後編は今夜投下予定です。

(なんかのさなぎとかじゃない?)

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:02:40 ID:G/3l3VFt
マツシタGJ

てか占い杖は強杉wwwwwwwwwwwwwww

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:05:00 ID:6i7W0Dp5
GJ

悪魔くん未読の自分には、何だかすっごくヤヴァスなアイテムとしか思えない。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:08:27 ID:q4Av5d4k
GJ


ところでカイジから安藤、三好、前田を呼んだらどうだろうか?

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:08:51 ID:2Z6G3guC
頑丈人間スパルタカスのアナボリック・アカデミー理事長召喚というのがなんとなく頭に浮かんだのだが、
それは、理事長のせいでトリステイン魔法学院がいつのまにか制服(ジャージ)を奪い合う
スポーツ学院になってしまうという光景しか思いつかないという罠だった。

しかも登場人物は全員バカ。
ついでに魔法学院の近所には鳥の名前がついた怪しい宗教団体が。



あと、理事長なら、7万の軍勢も素手でフルボッコ。
エルフも素手でフルボッコだろうな。

つーか、心臓止まっても気合で生きてるし、溶岩の中でも平気で泳いでいるから、
多分どんな魔法攻撃でもびくともしないだろうな。


ロリド?
多分、登場と同時に「わしゃロリコンは許さん!!!」と一撃で殴り飛ばされるだろう。大気圏外まで。

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:16:43 ID:o1/RfsJ1
え?ロングビル死んだ??

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:18:14 ID:veua4RqJ
>>415
フェンシング兄弟のせいで間違いなく避難所逝き

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:31:49 ID:t9z9SlaD
>>417
 超感覚の正義の味方もそうなりますか?

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:33:01 ID:9Se/bY1n
ん?占い杖って松下の杖だっけ?

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 13:41:16 ID:G/3l3VFt
>>419
占い杖は第四使徒だぜ
蛙男がどこからか持ってきた。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:16:20 ID:54Zbvi7e
>>418
整形後の前後方不敗がギーシュに召喚されます

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:19:23 ID:IfWIiD1p
前方後円墳腐敗?

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:20:56 ID:gKncjBU1
ギーシュのワルキューレが編集とのいざこざで打ち切られた某呪い人形になるという電波が

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:25:13 ID:h3rE4n6r
ギーシュの部屋に全部居座るのか

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:25:22 ID:auKO0V3O
単純にタバサがデスノート召喚で復讐達成→虚しい。という話を

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:25:40 ID:o5UZLUe2
そろそろ、男塾のキャラが召還されないかな?しかも学園全体ごと召還。

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:29:08 ID:e2YiekII
ところで、書く場合は最新刊までの読破は絶対条件?
アニメ+原作1巻+知識はwiki補完では無理がある?

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:31:54 ID:q4Av5d4k
フレイザードを召喚したら絶対に面白い。

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:32:04 ID:6i7W0Dp5
>>427
1巻のエピソード書くならそれで十分だろうけど、その後のエピを書くなら順次原作読んでけば?

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:33:14 ID:gKncjBU1
>>427
無理、せめて原作1巻かアニメ一期、タバサが主役なら外伝の読破は必須条件

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:34:39 ID:wi1s2/jx
順次読み足していくならともかく
最後まで突っ走るのは無理がある。




432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:35:55 ID:nc4By9rV
ここで言うのも何だが、アニメ版見てないぜ!でも書こうとしているんだぜ!

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:37:23 ID:cv7UR72Z
しずるさんとヴィクトリカがダメなら、マルタ・サギーは、どうなんだ?
デルやんの出番なさそうだが。

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:37:44 ID:gKncjBU1
>>432
2期はともかく1期くらいは

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:38:00 ID:u9bkWhIp
>>430
むしろハードル下がってね?


クロスする部分は読んでて欲しいというのが本音

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:38:12 ID:Uncdc2rb
>>432
原作読んでるなら問題ないと思うが

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:38:37 ID:9BAnv0Cl
wikiでネタばれすると続き読むとき支障が出ない?

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 14:50:33 ID:hfciXjID
玄米ブレードの五輪玄米召喚はどうかな
居合いにも勝ってたし黒死病も治していたからタバサの母親やカトレアの病も治せそうだ

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:08:22 ID:SseiAuq1
玄米読みて−!
でもカトレアまで先長そう。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:09:28 ID:edBw3TBc
ぶっちゃけ原作は最新刊の12巻まで読んでるがアニメはyoutubeで予告編とかMADとか細切れのやつとかしか見てない

ここで唐突に機甲隊長ガテゾーン(ストームダガー込み)召喚とか言ってみる
もちろん最後は7万に突っ込んで、「地獄で待ってるぜ、RX!!」と叫んで爆死

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:11:22 ID:xorllNuE
>>427
クロスの場合は両方の作品を一通り読んで(見て)なきゃつらいと思うよ。
悪い例で出してすまんが>>306のコルベール先生みたいに
よく知らないから何故か真っ先に逃げ出す、みたいなおかしな行動を書いてしまって
叩かれる…なんて事態にもなりかねん。

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:13:29 ID:I9POpejd
>>440
今なら1期が旧作落ちしてるはずだから、安くなる日に纏めてレンタルしては?
声付きで動くキャラをみるとネタが閃くかも。


443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:15:23 ID:OMZLXKyd
>>438
たしか玄米ってまだ修行中だから失敗すると服が破れたり
髪の毛がハジケ飛んだりしなかったか?

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:16:47 ID:AGRyjjvb
カトレア救済やタバサママ治療がしたかったらば
カトレア自身に召喚されるだとか、こっちに迷い込んで保護されるとか工夫が必要さね。
サイトも登場させられるって利点もあるし。
や、ルイズに召喚されましたってコンセプトからは外れちゃってるけどさ、こうゆうのもアリだと思う。
いっそイザベラに召喚されてルーン効果効かないだろうから、
逆に調教していい子ちゃんにするのも面白そうだな。

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:19:22 ID:h3rE4n6r
そういや、カトレアやタバサママの使い魔って出てきてないよな

446 :名無しさん@お腹いっぱい:2007/08/31(金) 15:20:09 ID:0XKyyTQi

 つまり、カトレア姉さま御開帳になるわけだな?

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:20:12 ID:G/3l3VFt
メイジなら必ず持ってるってワケでもないような感じだけどどうなんだろ

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:21:32 ID:h3rE4n6r
使い魔召喚が学院の行事だとすると、学院に行ったことのないメイジは使い魔を持ってない可能性もあるって訳か。

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:22:18 ID:G/3l3VFt
死んでるかもしれないしね
前のに愛着があって呼べない人も結構いるんじゃね?

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:26:01 ID:m1IYCBdl
レギュラー生徒の使い魔とオスマンの鼠、それにワルドのグリフォンくらいじゃないか、使い魔が明確になってるのって

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:28:37 ID:OI4IFjIX
>>443
髪の毛増やそうとして逆に完全に毛無になるコッパゲ

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:34:25 ID:mRniLqe1
姉を治療できそうなキャラを呼んだなら、ルイズが学校休んででも連れて行くだろ
常考

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:35:01 ID:WVCzN4Oe
ワルドのグリフォンは使い魔じゃないだろ?

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:37:01 ID:h3rE4n6r
姉を治療できるって事がわかるのに時間がかかるだろうな。
魔法みたいな超常的な力じゃなかったら信用ゼロだろうし

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:40:06 ID:gKncjBU1
コルベールの使い魔出たことあるか?

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:44:47 ID:RKqc+D9n
コッパゲの使い魔なんて気になったこともねえな。
いるの?

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:44:50 ID:E0MZb4Td
>455
コルベールは使い魔、『ヅラ』に逃げられてしまいました
おかげで頭が寂しいことに…

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:55:51 ID:IVv3Kc3Y
ルーンっていう共通点があるのに聖痕のジョカはまだないな……マイナーだからか

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 15:57:07 ID:ElA8J7om
鷺井丸太
猟奇王
巽玲
召喚

四番目は鳩時計





夕なぎの街とかラキスにお任せとかから喚びたい

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:04:29 ID:cwsPbYzL
     /: :.::.:: : .:/イ´: :/´.. -― ̄`:.=ミ:_..
      /:.: .::.::.::..:/: :.: : / ノ: : : : : : : : : `: .、‐ `ヽ、
     i: .::.::.::.::.:/ .: .::.: :/ .イ:: :. : : : : : : :>.、  \-‐ヘ.
      |.::.::.::.::.:/:: :l.::.: : |/::.::.::..:..: : ヽ:イ_ . :\´: ヽ:.ヽ:ヽ
      !::!::.!::.::ハ::.|::.|: :.|::.::|::.:斗-‐´: : ::.::.::.. : : :ヽ::斗: :.l: :!
    j::.|::.}::.::|::.:斗v:: :.!::.イ::.::.ト、::.:ト、: :ヽ:_::.::.:../ト :l:: : ト:|
   ノ‐ |:/::.:/ イ|:. |::.::ハ::.::.l \:、\: \7'ァミl::.|:: :l }}
       l::l::.:ヽム/ |::.::.::.::.::.ト:斗---`孑` ーイォ::小::./l/′
       |::{::.::.::V77!::.::.::l:: ´l `,≧zzミ     |ュリ }:./::.|
      l:ハ:.}:.l/:.| |::.::.::.:ト、:.V/ト-':...}     ´ イ::.: :|
       | `j小:.| ト::.::.:..:ヽ-ミ` Vユツ     ヽ  ハ::j:リ
      ヽ / |! リ_トヘ:l::.:...:.ヽ「 {       _,  .イ::.イ/
         _ノ.. ..:..|:ト、::.::.:、\` ー-、   ´ '/:.|:/フ:>、
      r‐<::`丶:..:ハト、_\::.:ヽ ̄`  }┬‐.:: : :〃::/: : /、
     /´ ̄` ミヽ:\ヽ:..:.「 >:}-- 、 ノ|:... : : l:::./: :./  ヽ
      !      \\:ヽ..:.Vーノ-- 、\7:..: : : :|::/: :/     !
.     |          ヽ:ヽ:〉ム二ニ、‐- 7|:..:. : :/::l: ://    |
     V     ー 、 V  /    ` ‐{ノ:..:..:./::/ //      |
      |      --- {         ヽ..:./::/ ///     |

次はあたしよ!

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:05:46 ID:4ufRtwYi
マルタ・サギーのカードは反則っぽい
因果操作だもんなああれ

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:10:19 ID:gKncjBU1
>>460
呼んだら世界が(ry

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:11:34 ID:auKO0V3O
懐かしの先行者召喚とか。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:15:37 ID:ziSINcc/
>>458
漫画の新の方は読んだことある
前世で好きだった女が男だったからガチホモになってる
変態弟兄貴なフーギとか呼んだらやばい事になること請け合い

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:17:09 ID:SeQxxAdg
>>463
リアルのやつは使い物にならんぞw

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:25:06 ID:I9POpejd
>>463
卑猥キャノン支援。

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:32:35 ID:NJIVfa8U
ルイズがキュルケを召喚するってのはどうだ?

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:39:48 ID:gKncjBU1
ルイズがキュルケ
キュルケがタバサ
タバサがモンモン
モンモンがギーシュ
ギーシュがケティ
ケティがマルコメ
マルコメが(ry

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:43:45 ID:FB04hzjK
アンリエッタ「貴方は一体なんだっていうの?」
ルイズ   「私はトリスティン王室のメイジなどではない、独立戦闘国家『ゼロ』」
キュルケ 「わたしはハルケギニア連合の特別調停員として、これより貴方に乗艦するわ」
ティファ  「サイトさん!虚無に莫大な額の保険をかけるのよ!それでハルケギニアは平和になるわ!」

シエスタ  「これよりゼロの使い魔撃沈作戦『ローリングサンダー』を開始する」

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:44:13 ID:PCRR9nfN
マルコメは味噌を呼び出すよ

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:48:09 ID:VIldRKFf
>>470
味噌…あぁ、ジェノバの首か
学園大惨事にならないか?

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:49:28 ID:I9POpejd
>>469

かわぐちかいじ?

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 16:49:50 ID:gKncjBU1
>>471
ルイズ「クックックッ、黒マテリア」
タバサ「ジェノバ母さま……」
ギーシュ「超究武神覇斬!」

こうで(ry

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:03:17 ID:9BAnv0Cl
破壊の戦輪(パンジャドラム)を見事盗み出した
フーケは追跡してきた学生たちで威力を試そうとする。
当然途中で進行方向が変わってフーケのゴーレムに命中しみんな呆然
どうみてもルイズが召喚していません本当にありがとうございました

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:18:33 ID:RKqc+D9n
避難所が変なの俺だけ?

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:21:20 ID:zxKBehJs
ワシとおまえの二人だけ!!

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:22:29 ID:WUaCDhoT
したらば板全部落ちてるっぽ

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:23:20 ID:EZACWvUA
>>475 ライブドア鯖ではよくあることです。



479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:24:10 ID:RKqc+D9n
>>475
なるほど。了解っす。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:47:36 ID:WgcxyHzT
最強のスーパーの店員の召喚希望。
2の最後で穴に吸い込まれて飛ばされた先が
学園の庭だったって展開で。
んで、いきなりショットガンで誰かの使い魔を打ち落とす感じで。


481 :レンタルルイズ:2007/08/31(金) 17:52:46 ID:5JkbX4le
2レス分ですが投下します

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:53:41 ID:NJIVfa8U
かもん

483 :レンタルルイズ:2007/08/31(金) 17:55:13 ID:5JkbX4le
数千度、それは人間の腕など一瞬で炭と化す温度であり、いかに冷血な人間であろうとも例外ではない。
結果、ワルドの腕は一瞬のうちに炭と化し砕け散った。
身を焼く激痛に耐え、前を睨み、片膝をつき、現存する腕で杖を拾い直したワルドにみかんは告げる。
「ワルドさん…こうさんして」
その言葉に、その眼に迷いはない。
年端のいかない少女の決意を固めさせるにいたらせたのははたしてワルドであろうか、それともルーンであろうか?
「反則じゃないかな?みかんちゃん」
その決意を、圧倒的不利な状況を前にしても、しかしワルドは笑みを浮かべた。
もっとも、当初のようなさわやかさは欠片もない、醜くひきつった笑みだ。
「こうさんして」
二度目の言葉。
それに違いがあるとすれば、込められた殺意。
どれだけ卑劣な人間であっても誰かを殺すということは倫理的道徳的に一線を画すものがある。
ルイズにはそれを受け入れる覚悟はない。
のどが渇くのはオルトロスの火炎のせいばかりではないだろう。
「残念だが…降参はできない」
その一言にみかんは目を細め、呼応するようにオルトロスが唸る。
「どうしても?」
「ああ、どうしても、だ。それに…」
「?」
「降参する必要もない」
今度のそれは、引き攣ったりなどしていない、不敵な笑み。
どういう意味だろうか?
単なる虚勢だとは思えない。
平然と毒を盛るような人間である、何かしらの罠のような策略を張り廻れせているのかもしれない。
「ワルド、どういう意味?」
「そのままの意味だよ、僕のルイズ。もうすぐここには戦争のために艦隊がやってくる。そしてこのあたりを全て吹き飛ばす手はずになっている」
「なんですって?!そんなことしても何の意味もないじゃない!!戦争なんてする必要ないでしょ?!もうここには王国軍はいないのよ?!」
返事は、含み笑い。
「それは違うよルイズ、戦争はあったことにならなきゃいけない。毒殺なんかじゃメンツが立たないだろう?」
「じゃぁ、じゃぁなんでこんなひどいことしたの?!彼らは、戦うことを望んでたわ!!こんなの卑怯よ!!卑劣よ!!」
「事情があるんだよルイズ、今は言えないけどね」
会話を遮りみかんが警告をする。
「もういい?こうさんするの?しないの?」
みかんに向きなおったワルドは、得意げに語りだした。
「本当ならね…」
「?」
「もうとっくに砲撃は始まってるはずなんだよ。この広場一帯にね?それを僕が待ってもらうように頼んだんだ。君たちを説得する時間が欲しくってね」
「だから何なの?」
ワルドは、その杖をわきに挟み、親指と中指を交差させる。
「つまりね…こういことさ」
パチンと、指がなると同時に、耳をつんざく轟音が鳴り響いた。
「ワルド!!あんた何したのよ?!」
大気事態が震えているかのような轟音の中、乾いた音が聞こえる。
「GYAAAAAAAAA!!」
「オルトロス!!」
硝煙の中にたたずむ男は冷酷に告げる。
「とっくに我々レコン・キスタの戦艦による包囲は完了してるんだよ。これはエンジンを雲の中で休んでいた戦艦が一斉に動き始めた音さ。そしてこの銃声は、君たちの頼りの綱が倒されたことを証明する音だ」
血を流すオルトロス、それに寄り添うみかん。

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:57:14 ID:Bt37BM/i
>これはエンジンを雲の中で休んでいた戦艦が一斉に動き始めた音さ。
休んでいた→休めていた
支援

485 :レンタルルイズ:2007/08/31(金) 17:58:03 ID:5JkbX4le
オルトロスはもう戦えそうにはない。
みかんは、結果を張り続けなければならない。
ルイズはそもそもなにもできない。
「どうかな、二人とも、降参してくれないだろうか?」
「誰が…!!」
強がっては見たものの、万策尽きたことには変わりない。
仮にワルドを倒せたにしても砲撃の雨の中生還できるとは思えない。
「ルイズ!!降参してくれ!!君の才能が僕には必要なんだ!!」
才能?…ああ、そうか。私には才能があったんだっけ?
ルイズは、その杖をワルドに向ける。
「ルイズ?何をしているんだい?」
「あんたのいう才能、試してみたくなったのよ…レビテーション!!」
「なっ…−−!!」
ワルドを狙ったそれは、しかし足元を吹き飛ばした。
決意を固めたルイズ、冷汗を流すワルド。
はたしてどちらが有利な状況なのだろうか?
「ワルド、降参してくれない?」
沈黙は、オルトロスの声が弱まっていくことによってより強まっていく。
「これは、少々分が悪いな。ルイズ、君は改めて迎えに来ることにするよ。フライ!!」
「待ちなさい!!」
飛び去るワルドに向けられた爆撃は確かな威力をもってはいたが、当たらなければ意味がなかった。
「逃げられたわね…。みかん!!オルトロスは大丈夫?!」
振り向けば、そこには水の魔法を行使するみかんがオルトロスを癒していた。
弾丸が貫通していたことが幸いだったのだろう。
ガンダールヴとして強化されたみかんの治癒は傷を一瞬でふさいでいく。
「あんた、水の属性魔法が使えたの?!」
「うん、れんしゅうしたらつかえるようになったの。それより、どうしよう?ルイズお姉ちゃん」
砲撃はもうすぐだろう。
空が戦艦で黒く染まり始めていた。
圧倒的火力をもってしてこのアルビオン王国軍を一瞬で壊滅させたことにしたいのだろう。
「建物に入りましょう?外よりはきっと安全だわ」
外よりは、安全なはず。
二人は惨劇の場所に戻ってきた。
できればもう見たくないというのが本音ではあったが、最後にウェールズ王子に別れを告げておきたかったのだ。
「ウェールズ王子…」
先ほどまでの気迫など微塵も感じられなかった。
みかんはオルトロスの背に力なくうなだれている。
ルイズも同じようなものだ。
すっと、ウェールズの目を閉じさせる。
途中、指輪が目にとまった。
せめて姫様への形見にしようと、一応ことわったうえでそれを外し、ポケットに入れた。
「これからどうする?」
せっかく形見を手に入れたにしてもここから帰れなくては意味がない。
「にげなきゃ…」
そんなことは分かっている。
ワルドがどういった風に逃走したのかは分らないが、おおかた仲間の戦艦に合図でも送ったのだろう。
実際指ひとつで戦艦を動かしていた。
「だからその方法をっーーー!!」
大地をうがつ爆音と体全体で感じる揺れが砲撃の始まりを知らせた。
ルイズもみかんも、オルトロスを抱きかかえるようにして耐える。
豪雨のようにつづけて着弾する砲弾と耳がおかしくなるほどの大砲の音。
視界の隅にキュルケの姿が移った時はとうとう頭までおかしくなってしまったのかと思った。
いよいよもって死ぬのかと、キュルケに手をひかれているとあたりが真っ暗になった。
やはり自分は死んでしまったのかと、ルイズは意識を手放した。


以上です。毎回みかんのセリフをどこまでひらがなでいくか漢字にするかまよいます。
次回!!今度こそ穂波登場!!ヴェルダンデが七万の大軍を押しとどめる?!

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 17:58:36 ID:peoTZIBR
>>480
片手チェーンソーのあ奴か!!
支援

487 :Zero ed una bambola:2007/08/31(金) 17:59:16 ID:HeldJ5RE
投下予約、10分くらいあとに・・・


488 :レンタルルイズ:2007/08/31(金) 17:59:44 ID:5JkbX4le
確かに休めていたが正しく聞こえますね
今からそれで登録してきます
感謝感謝

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:04:30 ID:5JkbX4le
ガンスリンガーガール全巻揃えた支援

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:11:32 ID:Bt37BM/i
支援

491 :Zero ed una bambola:2007/08/31(金) 18:11:54 ID:HeldJ5RE
Zero ed una bambola   ゼロと人形



「シエスタちゃん遅いですね」
「遅いわね。何か用事でもあるんじゃないかしら?先に洗濯を済ませましょう」

その日、朝の日課となった洗濯をするために水汲み場へとやってきた二人だったがいつまで経ってもシエスタが来ない。仕方がないので先に洗濯を始めるのであった。

「アンジェ、朝ごはんだから先に厨房に行きなさい」
「はい」
「それでシエスタに会ったらね、何か用事があるんだったら先に言っておくように伝えて頂戴」
「わかりました」

そういってアンジェリカは厨房へ駈けていく。

「あれ?マルトーさん。シエスタちゃんはどこですか?」
「あ、ああ。そ、そういえばいないな」

アンジェリカの問いにマルトーは顔をそらし答える。

「マルトーさん。どうかしたんですか?」
「ど、どうもしねぇよ。ほら朝飯だ」

アンジェリカは食事を摂りながらもマルトーの顔をじっとみつめる。

「マルトーさん。お顔、どうしたんですか?」
「な、何でもないさ。ちっとばかし転んだだけだ」

そういうマルトーの顔には殴られたような痕があった。


食事を終え、メイド服に着替えたアンジェリカはシエスタを探しに行く。

「ねぇ、シルフィードちゃん。シエスタちゃん見なかった?」
きゅいきゅい
「そうなの?あなた達は?」
ゲコゲコ
てけり・り
きゅるきゅる
「知らないの?」

そんな事をしているうちにもう昼の時刻になってしまった。アンジェリカは仕方なくルイズの所に行くのであった。


492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:13:26 ID:Bt37BM/i
支援

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:14:15 ID:RKqc+D9n
モット穴ぼこフラグ!?
支援

494 :Zero ed una bambola:2007/08/31(金) 18:15:21 ID:HeldJ5RE
「ルイズさん、シエスタちゃんがいません」
「いないって、どういうことかしら?」

アンジェリカは厨房でマルトーが顔に疵を負っていること、学院内にシエスタの姿が見当たらないと説明する。

「コック長のマルトーだったかしら?その人の所に行くわよ」

ルイズはアンジェリカの手をひいて厨房へ足を向けた。


「ちょっといいかしら?」
「マルトーさん。ルイズさんが聞きたいことがあるそうです」

突然やってきた二人に驚きを隠せないマルトー。

「ねぇ、シエスタが見当たらないんだけど・・・」
「そ、そういやー姿が見えませんね。あ、ははは」

あからさまに怪しい。

「その顔の疵、もしかしてシエスタがいないことと関係あるんじゃない?」
「そ、そんなこたぁなかと」
「嘘ね」

ルイズはマルトーに詰め寄る。

「何かあったんですか?」

アンジェリカもそうマルトーに尋ねる。

「ど、どうしようもなかったんだ。どうしようも」

マルトーはそういって崩れ落ちる。

「ちょ、どうしたのよ!」

ルイズはマルトーの胸倉を掴んだ。

「あんた達が街へ行っている間だ。そん時にモット伯とかいう貴族の野郎の使いがやって来てな」

マルトーはルイズ達から目をそらし答える。

「シエスタを連れていくっていってな、俺はふざけるなって言ったんだがこの有様だ」
「それでシエスタは?」
「朝一番でモット伯の屋敷行っちまった」
「っ!何でわたしたちに何も言わないのよ!」
「アンジェリカ達に迷惑はかけたくないって言ってな。このことは黙っていてくれと・・・」
「アンジェ!行くわよ!」

自分が抑えられなくなったルイズがアンジェリカの手をひいて厨房から出て行く。


495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:16:10 ID:Bt37BM/i
支援

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:16:30 ID:NJIVfa8U
さあ、お祭りだ血祭りだ、支援だ

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:17:11 ID:Bt37BM/i
支援

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:18:28 ID:Bt37BM/i
支援

499 :Zero ed una bambola:2007/08/31(金) 18:18:32 ID:HeldJ5RE
「何なのよ!あの娘は!」
「ルイズさんシエスタちゃんはどうしちゃったんですか?」
「モット伯に連れて行かれたのよ!」
「その人悪い人なんですか」
「悪いって、そうね。悪い噂しか聞かないからね。それにいい噂も聞かないしね」
「じゃあ悪い人なんですね。私やっつけますよ?」
「え?じゃあお願いするわ。王子様がお姫様を助けに行く。まるで御伽噺ね。」
「御伽噺ですか?」
「そうよ。アンジェが王子様でお姫様がシエスタね」

アンジェリカのそれを彼女なりの冗談と受け止め、怒りを抑え優しく笑い返す。

「けどどうにかしないといけないわね。キュルケとかに相談してみようかしら、癪だけど」

ルイズは一人でブツブツと呟く。

「アンジェ。ちょっとわたし用事があるから好きにしていいわよ」
「はい、ルイズさん」

アンジェリカはパタパタと駈けて行った。



日が暮れ始めたころ学院の郊外にアンジェリカはいた。

「シルフィードちゃんこっちでいいの?」
きゅい!
「そうなんだ。じゃあ行こっか」
ゲコゲコ
てけり・り!
きゅるきゅる
もぐもぐ

手に持ったAUGに力が入る。


王子様は囚われの姫を救いに、悪のドラゴンの砦へと向かうのでした。



Episodio 9


La principessa della caduta in mani di nemico
囚われのお姫様



500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:19:28 ID:RKqc+D9n
乙!
次回が楽しみだ。モットが穴ぼこチーズになってしまうw

501 :Zero ed una bambola:2007/08/31(金) 18:20:03 ID:HeldJ5RE
投下完了、
期待を裏切って突入前で終わり。

戦闘シーンはモットねってから投下しまーす

終わりに、支援に感謝です

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:25:19 ID:/iJ/jdbr
>>467見て電波来た

「宇宙の果てのどこかにいる、わたしの下僕よ! 神聖で、美しく、そして強力な使い魔よ!
 わたしは心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」

十数回の爆発にもめげず、召喚呪文を唱えて杖を振り上げるルイズだったが、今度は爆発すら起こらなかった。
が、草原の端に楕円形をした銀色の円盤が現われる。
それが何であるか、魔法の成功率はゼロであるものの勉強熱心な事にかけては学園でも屈指であったルイズは知っていた。
その物体こそ召喚円。そこに何かが入れば、ルイズの召喚は成立するのだ。

「いける! さあ、誰でも良いからそこに飛び込みなさいよ!!」
「『いける!』じゃないわよヴァリエール。誰がそんなトコに好き好んで入るもんですか」
「春の使い魔召喚は神聖な儀式ですよねコルベール先生。
 と、ゆーワケで思い切って飛び込んで下さい!」
「全力でお断りさせてもらいますぞミス・ヴァリエール」
「ゼロのルイズが貴族を召喚する気だぞー」
「ゼロのくせに生意気だー」

まぁそんな騒ぎの中、草原の一角では一人の少女が自分の使い魔に弄ばれていた。
澄んだ青いウロコと翼を持った竜、風竜にきゅいきゅい言いながら咥えて持ち上げたり、
放り投げてはキャッチしたりされているのは雪風のタバサ。
見事と言うべきか、お手玉のようにポンポンと投げられながらも、体育座りの姿勢を崩さずに読書を続けている。

「きゅいきゅいーきゅきゅー……あっ!」

愛情だか親愛だかの表現だったのだろう、シルフィードの人間お手玉にされるがままなダバサ。
だが、急な突風にうっかり手元が狂ってしまい、変な方向に飛ばされてしまった。

「きゅいーっ! おねーさまー!」
「きゃー、ダバサが!」

落ち行く先は――――――当然のように件の召喚円。

「チャーンス! もらったわよ!」

待ってましたとばかりに起こる爆発の中から現れるタバサに、躊躇ゼロのルイズがキスを喰らわした。

「……あつい」

かくして契約は結ばれ、タバサの右手にはガンダールヴのルーンが浮かび上がる。
――――これが後にガリア王城守護・花壇騎士団を単騎で壊滅させる、ハルケギニア最強の魔法剣士の誕生であった。

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:28:29 ID:/iJ/jdbr
ごめん、直打ちしてなんとなく送信したら思ったより長かった。
>>502はネタとか投下じゃない、ただのレスなのであしからず。

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:34:55 ID:NvYQNg6c
>>470
貴族どころか後小松天皇のご落胤、一休さん召喚を想像した。
「モット伯様、これから絵に描かれたグリフォンを捕らえて御覧にいれましょう」

ウェールズに死なれて「心の隙間を埋めたい」と言ったアンリエッタを魅惑の
妖精亭で働かせて、汗を流させて「充実」を与えるぐらいしそうだな。
(原作で将軍様が同じようなことをさせられていた)

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:35:04 ID:zYaczHE0
よく考えるとエンジンはハルケギニアには存在しないから、風石なのだろうけど、
それも浮遊させるのみなんで常時稼働してないといけないわけで……。
何となくそう言った矛盾は気になってしまうんだよね。

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:36:40 ID:EEEH7l9W
GS美神から雪之丞を召喚。

バトルマニアの奴にとっては剣と魔法の世界は望むところ。
デルフは要らない子だけど。


なにより、ツンデレお嬢様の相手は慣れてるぜ。

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:41:08 ID:da+vkIAv
時間を超えてタバサのとーちゃん召喚!

という電波を受信した。

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:44:23 ID:tv9MAEQX
>>504

>「心の隙間を埋めたい」

良い子のトラウマ・三頭身黒服セールスマン召喚条件ktkr。
取り敢えず、弟が来る様に祈ってるぜ!!

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:46:25 ID:QNWEbpNi
それは公式設定のあるオリキャラを出すのと変わりがないからやめれ。

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:50:48 ID:nc4By9rV
そこでマインドアサシン参上。

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:50:49 ID:tv9MAEQX
>>506

あれ? 喪黒弟って数話位出てなかったっけ?
長編は無理そうだけど、短編なら大丈夫だと思ったんだが。

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:53:41 ID:tv9MAEQX
>>511

ごめん、これは>>509宛てね。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:54:53 ID:6mzcfXVA
ルイズがレヴィを召喚したら

514 :509:2007/08/31(金) 18:55:24 ID:QNWEbpNi
>>512
すまん、>>509>>507へのレスなんよ。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:57:54 ID:5JkbX4le
レヴィとか即切れて撃ち殺すだろ絶対ww


516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 18:58:43 ID:iz1CGN+J
『オオーッホッホッホッ。この世は追いも若きも(ry』
好きなキャラだけどいろんな人が再起不能になる。

で、予告どおり松下がフーケ戦・後編を投下しに来ましたです。
よござんすか?

(Oh〜 Oh〜 友達 ずぅーっと友達 いなあーい!)

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:02:18 ID:tv9MAEQX
>>514

うい、了解。

>>516

ハッチ開放!! 松下大佐、発進どうぞ!!

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:02:38 ID:o1/RfsJ1
だめ



って言ったらどんな反応するんだろ

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:03:10 ID:HSHdNimq
ベアナックルを召喚・・・
だれも興味ないかw

あいつはアレでも海賊船団を壊滅させるぐらい強いんだけどな

520 :『使い魔くん千年王国』 第十五章 怪盗フーケ(後編) 1/4:2007/08/31(金) 19:03:20 ID:iz1CGN+J

《主なる神は『土の塵』で人を造り、『命の息』を吹き入れられた。そこで人は生きたものとなった》
  (旧約聖書『創世記』より)

《あなたの目は、私の『まだできあがらない体(ゴーレム)』を見られた》
  (旧約聖書『詩篇』第139篇より)


「『占い杖』? な、何よ、あんた知っているの?(ぐすっ)」
ルイズは、ミス・ロングビルの目の前での惨死に蒼白・涙目になっている。
松下やタバサはわりと冷静だ。腹の中では何を考えているのか。
「ああ、ぼくの故郷…『東方』の自然魔法で作られたものだ。トリステインにもあったとはな。
 だが戦闘向きではない。あまり今は役立ちそうにないな」
「じゃあ、どんな効果があるの? 見た目は凄そうよ」
「うむ……危ない!! 逃げろ!!」

身の丈30メイルものゴーレムが、腕をぶん回してシルフィードを撃墜しようとする。
手が届かないところまで上昇すると、今度は岩や大木や小屋の材木を持ち上げ、投げつけてくる。
攻城兵器を相手にしているようなものだ。実際そうなのだが。
「まずは、あのゴーレムをどうにかしないと命が危ないな。彼女の仇討ち合戦といこう。
 ルイズ、この『占い杖』を持っていてくれ」

松下が呪文を唱えながら『植物の種』をばら撒くと、種が播かれた土のゴーレムから、
何本もの『樹木』が生えて根を下ろし出した。しかしゴーレムは怪力で樹木を引っこ抜いてしまう。
「だめか。ゴーレムとは言っても額に『emeth(真理)』の章印もないし、
 『木剋土』だから植物でダメージがいくと思ったのだが。逆に『水』の魔法なら効くのか?」

『五行相剋』がハルケギニアにあるかどうかは定かでない。
(ちなみに元来のゴーレム伝承の一つでは、額に書かれた『emeth(真理)』から
 最初の『e』を削り取ると、『meth(死)』という語句になって崩れてしまう)
「じゃあこれならどうだ。キュルケ、タバサ、協力してくれ」

松下は香水入れのような小瓶を取り出すと、呪文を唱えながら中の液体…『聖別された油』を降り注ぐ。
その量は明らかに小瓶の容量より多く、ゴーレム全体を油で濡らしてしまう。
「よおし、『ファイアー』!!」
キュルケが魔法で油に火をつけ、タバサが風を送り込む。
(ゴオオオオオオオオオ)
たちまちゴーレムは、地上の小屋や乗っていたフーケらしき人影もろとも『消し炭』になってしまう。
「ふふん、意外とちょろいもんね。手加減無用で火葬にしちゃったわ」


521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:07:38 ID:u9bkWhIp
しえん

522 :『使い魔くん千年王国』 第十五章 怪盗フーケ(後編) 2/4:2007/08/31(金) 19:07:43 ID:iz1CGN+J
消し炭になってがっくりと膝をつき、『土くれ』に戻るゴーレム。
…だが、そこからぼこりと手足が突き出てくる。
大量の『土くれ』から、今度は『四体』のやや小さなゴーレムが生じた…。
大きさは先ほどの四分の一だが、それでも充分人間の四倍はあるだろう。
彼らは焦土と化した地上で再び岩を掘り当て、シルフィードに投げつけてくるではないか!

「うそお!? さっきフーケも焼き殺したのに…あれは囮?」
「ギーシュのワルキューレのような、『土くれ』で作ったダミーだ。フーケ自身は他の場所にいるようだな」
大きさより数で勝負か。岩がなくなると土砂を投げつけてきたが、こっちの方が避けにくい。
「痛い! 目に砂が…」
「もう、髪が汚れちゃうじゃない!」
シルフィードにもちまちま小石が当たる。皮翼でも貫かれてはたまらない。
「もう一度ゴーレムどもを焼き尽くして、フーケがどこに潜んでいるか探ろう。
 それでダメなら、ひとまず戦略的撤退だ」

「いやよ! 私は逃げない! どうしてもミス・ロングビルの仇を討つ!」
「ルイズ! おとなしくしてなさい」
「子ども扱いしないで! 私はみんなの足手まといなんかじゃ、『ゼロ』なんかじゃない!
 私は『貴族』よ! 『貴族』とは『魔法を使う者(メイジ)』の事じゃないわ!
 『敵に背を向けない者』のことを言うのよ!!」
決意はご立派マーラ様だが、ルイズの爆発失敗不正確魔法が何の役に立つというのか。
しかし、他の三人の戦闘意欲は高まる。もう日は沈み、二つの月が夕空に浮かんでいた。

「……待って、マツシタ! 『占い杖』が…」
ルイズが持っていた『占い杖』が、頭の部分をルイズに向けて囁くような仕草をする。
「タバサ! キュルケ! 『浮遊』をかけて下に降ろして!」
言うが早いか、ルイズはシルフィードから飛び降り、ゴーレムたちの後ろ側へ向かう。
「ちょおっとお!! 死ぬ気!?!」
「いや、彼女に任せよう。援護をするんだ」


523 :『使い魔くん千年王国』 第十五章 怪盗フーケ(後編) 3/4:2007/08/31(金) 19:12:37 ID:iz1CGN+J
地上に降り立ったルイズは、『占い杖』を少し振り回すと、
尖った方を思い切り地面に突き立てる!
「居場所はここよっ!! くらえ『土くれのフーケ』!!」

『占い杖』の能力は『地中の金属や水脈など、隠れているものの在り処を突き止める』こと!
霊感に導かれたルイズは、地中に潜むフーケの居場所を突き止めたのだ!
「ぐあああぁぁっ?!!」
手ごたえがあり、フーケの…若い女の悲鳴が上がる。
それと同時に、ゴーレムたちが崩れ去った……。
「え? この声は……」

「く、くそっ! まさかその杖にそんな能力があるなんてねっ!!
 炎を放たれた時はけっこう息苦しかったよ(ゴホッ)」
「『ミス・ロングビル』!? まさか!」
地中から姿を現したのは、ゴーレムに踏み潰されて死んだはずのミス・ロングビル!
つまり、彼女が『土くれのフーケ』の正体ということになる。
「なるほど、あいつがフーケだったのか。ゴーレムに踏み潰されたと見せかけて、
 ゴーレムの体内か地中に『穴』を穿って隠れていたわけだな」

「そうさ…秘宝を奪っても『鍵』がなきゃ開かなかったし、使い方は分からないしねえ。
 そこの物知りの餓鬼なら知っているかと思ったけど……
 まさか『ゼロ』のルイズに使われて、敗れるとは」
右肩に杖の刺し傷があった。恐ろしい『怒笑』を浮かべてルイズを睨み付ける。
「そんじゃあ、逃げさせてもらうよっ!!」
背後に『土の壁』を何枚も作りながら、森へ向かって全力で逃げ出すフーケ。
そこへ松下が追い討ちをかける。

「逃がさないぞ盗賊! 『魔術・月霊召喚』!!
 マルカー・ベー=サルシシム・ヴェ=アドベー=ルアコス・シェカリム!」
(ザワザワザワ バオーン)
夕空に浮かぶ『二つの月』を、左右の大きさと色は違うが両眼とし、
中空に黒いモヤのようなものが集まって、身長7メイルほどの巨大な影法師『月霊』が現れる。

吼える『月霊』は逃げるフーケの胴体を鷲掴みにすると、樹木の洞に上半身を突っ込んで動けなくする。
「うわあ! 助けてーーっ!!」
(バオーン)
巨大な『月霊』は一声叫ぶとモヤモヤした姿に戻り、両目は二つの月に戻る。
こうして怪盗『土くれのフーケ』は捕縛されたのだった…。


524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:12:44 ID:nc4By9rV
支援

525 :『使い魔くん千年王国』 第十五章 怪盗フーケ(後編) 4/4:2007/08/31(金) 19:16:33 ID:iz1CGN+J
借り出した馬車も燃えてしまったので、一行は取りあえずシルフィードに乗って近くの村に降り、
学院に事情を説明する手紙を送ってから一泊した。
翌朝、再びシルフィードに乗って凱旋だ。手柄は全員のものと言えるだろう。

「しかし、まさかミス・ロングビルが『土くれのフーケ』だったとはのう……」
トリステイン魔法学院の学院長室。オールド・オスマンが白髭を撫で、思案している。
コルベールたち教師陣、そしてフーケを捕らえた四人。
みな晴れやかな面持ちの中、オスマンはなぜか浮かぬ面持ちだ。

「ううむ…やはり、居酒屋で給仕をしていた彼女のお尻を触って、
 怒らなかったからといって特別に秘書にしてしまったのは…まずかったかのう…」
「オールド・オスマン。合体魔法の練習の標的にしますよ」
「その恨みで犯行に走ったんじゃないの?」
「ブラックホールより重く自重しなさい」
フルボッコである。

「既に君たちの『シュヴァリエ』爵位申請を宮廷に出しておいた。立派な騎士じゃな。
 ただ、ミス・タバサは既にシュヴァリエの爵位を持っておるからの。
 今回は『精霊勲章』の授与を申請しておいた」
功績を示す、立派な爵位だ。もう社会的にも自分は『ゼロ』ではない。しかし……。

「あの、マツシタには? …彼にはなにも無いのですか?」
「ぼくは、この『占い杖』がもらえればいい」
「かまわんよ。『古い友人』からもそう伝えられておる」
「え? ではその『古い友人』と言うのは……?」

かえって吃驚する松下に目配せし、オスマンは大きな声で告げる。
「今日の夜は『フリッグの舞踏会』じゃ、諸君らは支度を済ませねばなるまい!
 主役は君達じゃから、張り切って着飾るのじゃぞ」
オスマンが手を打ち、一同は解散する。だが…。
「マツシタくん、いや『ミスタ・マツシタ』、あなたには残って頂きたい。
『古い友人』からの伝言があるのでな」

(つづく)


526 :『使い魔くん千年王国』:2007/08/31(金) 19:20:51 ID:iz1CGN+J
フーケ戦終わり。アニメ版『悪魔くん』の『占い杖』ってどんなのだっけ。
いろいろ双方に策を練らせて、ルイズにも見せ場を与えられたが、
わりとありがちな展開になったかも。

さて、オスマンの『古い友人』とはだれなのであろうか…?

(上野公園のハトの方が俺よりメシ食ってるー♪)

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:23:44 ID:BHvXKB+Z
>>月霊
いきなり強力なのが…
さすがロバ・アル・カリイエの悪魔使い

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:24:18 ID:RKqc+D9n
乙!
メレンゲって何?メレンゲってなんだYO

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:27:22 ID:2IWQnLiW
なんかのさなぎじゃない

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:32:42 ID:5JkbX4le
ろくなもんくってない


531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:37:24 ID:3Mq17swY
空気読まずマジレス
メレンゲは卵白を泡立てたもの

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:43:02 ID:RKqc+D9n
>>531
本当に初めて知ったわw
ありがとーーーw

533 :「究極超人るいず」の中の人:2007/08/31(金) 19:43:13 ID:OQABbzsN
・・・投下してもよいざんすか?

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:44:08 ID:BHvXKB+Z
来た前!

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:44:24 ID:RKqc+D9n
きゃもん!

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:45:42 ID:tv9MAEQX
来い!!

537 :「究極超人るいず」4-1:2007/08/31(金) 19:46:49 ID:OQABbzsN
第4話.水の女の巻

 ガリア出身の王族の少女――タバサは思う。
 トリステイン魔法学院はいつの間にやら、すっかり様変わりした気がする。

 ……だが、それがイイ!

 *  *  *

 今日も今日とて虚無部の部活。
 そして、今日も今日とてルイズのハリセンさばきが冴える。

「こ、この大バカ者ーーーッ!!」

 スパーン!!  ……BOM!!

 しかし、どうやら今日はいつもと違う事態が起こったようだ。

「ああっ、あ〜るの首が取れた……のはいつものことだけど、今度は動かなくなったわよ!?」

「過度の衝撃による破損」

「ちちち、違うわよ、コイツがオンボロなだけよ!」

 右往左往する三人娘の元に救いの手……もしくは災いの使者が現れた。

「だいぜうぶ! こんな時にうってつけの人材に心当たりがある!!」

「あ、ワルド様!」

「また夜勤明けですか?」

「うむ」

 毎度のことながら、トリステイン魔法衛士隊の勤務体制に心から疑問を感じるタバサだった。

「この学院には、この手のカラクリの修理にうってつけの人材がいるぢゃないか」

「「――あ!」」

「コルベール先生」

 優秀な火のメイジにして技術屋。穏やかな人格者で授業自体の評判は悪くないが、趣味が”発明”と言うのも有名な話だ。
……もっとも、その発明品の大半がほとんど役に立たないことでも知られているが。 

 善は急げと、とりあえず、レビテーションで浮かせてあ〜るをコルベールの研究室前まで運ぶ。

「コルベールせんせー!!」

「やれやれ、なんですか、騒々しい」

「急患」

「急患って、私は火のメイジですよ……って、おお、これはミスタ・Rではないですか」

 ……じつは、その様子を多数の生徒たちに目撃されていたことが、のちの騒動の発端になるのである。

 *  *  *


538 :「究極超人るいず」4-2:2007/08/31(金) 19:48:00 ID:OQABbzsN
<トリ通(トリステイン魔法学院通信)No.1889>

[魔法学院にまぎれ込んだゴーレムの悲惨な末路!]

・×月×日午後、
本校舎前にある物置小屋(現在、”虚無部”と自称する非公認サークルが占拠中)において、我がトリステイン魔法学院の2学年に所属する男子生徒、R・田中一郎が重傷を負い、意識不明の状態に陥るという事故が発生した。
くだんの生徒は、じつは同学年の女子生徒Lの使い魔であり、同時に今回の事態を引き起こしたのも、L嬢の度重なる暴力行為が原因と見られている……。

 *  *  *

 生徒の自主性を重んじることを校風としているトリステイン魔法学院では、いくつかのサークルが結成されている。
 いわゆるゼミのような研究会的側面の強いものもあれば、乗馬や卓上ゲームなどの趣味
の同好会的色合いの強いサークルも存在する。

「ふ……無様なことね」

 それらのひとつ、”学院報道部”を名乗るサークルの部室で、ひとりの女生徒が手にした新聞―より正確には、壁新聞として張り出すたためのもの―を読みながら、独白する。

「ん? 何がだい?」

 同じ部屋にいた小太りな男子が気がなさそうに声をかける。

「この事件よ。いくら我が学院が自由な気風を誇るからといって、ここまで無茶苦茶な行為が許されるものかしら?」

 ふぁさっと、縦ロールにした金髪をかきあげながら、流し目をくれる女性。
 おそらくは16、7歳くらいなのだろうが、そういった高慢な仕草が呆れるほど絵になっていた。

「ねぇ、そうじゃなくて、ミスタ・ギーシュ・ド・グラモン?」

 呼びかけられた男子生徒はしばしの沈黙ののち、女生徒に言葉を返した。

「メガネ……かけたら?」

「え?」

「いいから、メガネかけてみなよ」

「えぇ〜、だぁって〜、わたくし、ギーシュの前では、メガネをかけたくないわ〜。
みっともないんですもの〜」

 先程までの女帝っぷりがウソのような可憐な声色と仕草で頬を染める少女。

「ハッハッハ、そんなことはないよ。メガネをかけている君もチャーミングさ」

 男子生徒はおだてるが、それがほとんど棒読み口調であったことに、女生徒は気づかない。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:49:08 ID:AOHR3uh7
Mr.はファミリーネームの前に付ける支援

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:49:16 ID:Bt37BM/i
しえん

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:49:16 ID:02W3EOVB
なんでマンガの報道部ってのは大抵悪役なんだろう支援

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:49:59 ID:ziSINcc/
コルベール先生が「わたしは学会にふくしゅうしてやるんだぁー!!」
とか言い出さなくてよかった支援

543 :「究極超人るいず」4-3:2007/08/31(金) 19:50:20 ID:OQABbzsN
「本当? じゃあ、失礼して……」

 口では謙遜しながらも、内心はそう言って欲しかったのだろう。女生徒はいそいそと机のひきだしから取り出したメガネをかける。

「ああぁっ、美しい、なんて美しいんだ! すてきだ、びゅーてぃふる!!」

 かけた瞬間は一瞬視界がボヤケたものの、すぐに裸眼よりハッキリ見えるようになり、男子生徒の方に向き直って笑いかけた、女生徒の表情が凍りつく。

「モンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシ! 君は美の女神だ!」

「どわわわわわわわーーーーーーーっ! あんた、マリコルヌじゃない!」

 整理していた書類を机に置き、ヤレヤレという顔で肩をすくめる少年、マリコルヌ・ド・グランドプレ。

「人の近眼につけこんでからかいやがったわね!」

 激昂する女生徒、モンモランシーにアッサリ切り返す。

「ほらほら、その性格、うかつに人前で出すと不利だよ」

「う……」

 慌てて口を抑えるモンモランシー。

「つぎの生徒会長に立候補するんだろう? 言動には注意したほうがいいと思うよ」

 マリコルヌの言うことはいちいち癇に障るが、もっともだ。

(落ち着くのよ、モンモランシー。こういうときこそ、素数を数えてリラックスリラックス……)

 すぅはぁと深呼吸し、メガネを外してこめかみをマッサージすると、自制心を取り戻す。

「――で、何の話だったかしら?」

 きゃるん、と擬音がしそうな愛らしいスマイルを浮かべて見せるモンモン。

(……女はコワい)

 などと思いながらも、マリコルヌは話題を元に戻す。

「それで、虚無部がどうしたって?」

「ええ、いつの間にやらゴーレムなんかが転校してきて、あげくのはてに、こんな騒ぎを起こすなんて、伝統あるこの学院であってはならないことだわ!!」

「その通りだとも!」

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:50:46 ID:+9Wqksd+
>>541
生徒会もそうだよね支援


545 :「究極超人るいず」4-4:2007/08/31(金) 19:51:36 ID:OQABbzsN
 と言う言葉とともに、逆光の中に浮かび上がる影。
 報道部室に入ってきたのは、彼らと同年代の金髪の少年だった。

「モンモランシー、君の言うことはいつも正しく、機知に富んでいる!」

 爽やか(だと本人が思っている妙に軽薄)な笑みを浮かべつつ、少年は背後に薔薇を浮かべながら、モンモランシーに一礼する。

「さあ、ぜひ生徒会長になりたまえ! ボクはそのための協力を惜しまないよ!!」

 トリステイン魔法学院において、”生徒会長”というのは、それほどたいした権限を得られるわけではない。主立ったものはふたつ。

 ひとつは、学生寮の寮則の決定権。ただし、草案は各学年で寮長を務める人間たちが合議して提出するため、事実上は承認権だと言ってもよいし、これまでよほど無茶な寮則でない限りは認められてきた。
(その”よほど無茶な寮則”を提出した数少ない例が、ワルドが現役学生だったときの代だ、ということを付け加えておく)

 もうひとつは、各サークル間のトラブルの調整、および部室の割り当てだ。こちらは生徒のモチベーションにとって地味に影響する、なかなか重要な仕事だと言えよう。

 あとは、入学式などでの生徒代表としての挨拶や、普通は教職員にしか認められない施設や設備の使用を条件付きながら許可される、というものもある。とくに水系統のメイジで秘薬作りを趣味にしているモンモンとしては、後者は非常に魅力的な特権だった。

 そして少年も、そんなモンモランシーの気持ちを十二分に理解していた。

「このギーシュ・ド・グラモン、君のためなら、死ねる!」

 勢いに任せて、ギュッと少女の手を両手で握りしめる。

 (ふっ、決まった……これで、彼女もボクにメロメロさ)

 自己陶酔気味な妄想をギーシュが展開するが、モンモンは落ち着いた素振りで魔法の杖を取り出し、おもむろに詠唱を始める。

 ポンッ! バシャァーーーーッ!!

「? うわちちちちちちちちぃーーーーっ!!」

 水メイジらしくバケツいっぱいのほどの水……いや、お湯をギーシュの頭上に出現させた模様。

「いい加減にしなさい、マリコルヌ」

 そのまま、倒れたギーシュを蹴っ飛ばすモンモランシー。
 どうやら、メガネを外していたせいでギーシュ本人とはわからず、さっきのセリフもマリコルヌのおちょくりだと思ったらしい。

 わけがわからないまま悲鳴をあげて逃げ惑うギーシュと、プンスカ怒りながらそれを追いかけるモンモンを尻目に、マリコルヌは資料の整理を続ける。

「それにしても……平和だねぇ」

 それが嵐の前の静けさだとは、この時誰も気づいた者はいなかった。


〜「第5話.ウケるが勝ち!の巻」につづく〜

546 :「究極超人るいず」4end:2007/08/31(金) 19:52:53 ID:sBYsEbWU
以上、やや短めですが、次回はR復活と選挙戦です。しかし……コレをゼロ魔SSと認めてよいものか。
いえ、フーケ戦やアルビオン行きに関する話もちゃんと考えてはいるんですが。

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:52:54 ID:ziSINcc/
>>544
某ゲームじゃ学校の敷地内の墓場の地下にある
遺跡を守る超能力者集団だったりするし支援

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 19:54:07 ID:4q0BJite
今までで一番良い立場のマリコルヌじゃなかろうか

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:02:10 ID:q4Av5d4k
パプワくんからUMA子を召喚したい。

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:02:46 ID:4dHfOTas
乙つー

憂い顔の騎士ことアロンソ・キハーナの召喚でも考えて書いてみるかなぁ、小ネタで

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:04:51 ID:tv9MAEQX
>>544

特殊技能持ちばっかの極上な人達も忘れないで下さい。

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:05:46 ID:vYx8nSLd
し〜えん〜。
>>480
アッシュ!アッシュじゃないか!


553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:07:52 ID:UgIWc+pH
武装錬金/zの剣持真希士って避難所むけだろうか?

554 :「究極超人るいず」の人:2007/08/31(金) 20:09:30 ID:sBYsEbWU
>547

「九龍妖魔学園」ですな。てきとーに落ちてるものから爆弾や武器を作れるクロウはスゲェ!
BALLSとは違った意味で学院に技術革新をもたらしそうです。

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:12:53 ID:rQ1xkS9u
>>541
園原の新聞部があるじゃないか

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:16:04 ID:ElA8J7om
蓬莱
リオフレード
万色
輝明



これを召喚すれば……

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:18:33 ID:ffB8ejNy
>>541
リリアン女学園のが・・・

敵かもしれんな

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:19:40 ID:ziSINcc/
>>554
遺跡に落ちてるなんかよくわからん穀物と
遺跡の怪物から取り出した卵のうでいくら丼作る人だからねw

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:21:34 ID:sJAGLOz5
亀急便でーす!

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:22:23 ID:BqdXrbOT
葉佩九龍の創造力は異常w
re:charge版の紫色のアロマカレーは忘れられない。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:24:08 ID:HHDCkcHD
>556
何故そういう分野の偏った、しかもマイナーなものばかりなんだ

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:34:08 ID:IEO9QnpH
ここで中嶋陽子召喚
……と思ったがジョウユウとの憑衣合体無しで剣使えたっけ?

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:46:30 ID:B6QSZj+W
多分使えないんではないかな。

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:51:53 ID:ElA8J7om
>>561
わかった
なら牙の塔、陣代、北高、麻帆良、バーベナで

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:51:57 ID:CRe8r5hu
むしろルイズがアオザルを召喚した方がおもしろそう

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:53:11 ID:b/MkEDAx
>>564
どうせなら岬の楼閣とか。

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:56:57 ID:02W3EOVB
そういえば、長編にキースのがあったよな?
続きはどうなったんだろう。

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:57:45 ID:Uncdc2rb
>>501
前回買ったデルフは鞘にいれられて放置されてるんだな、哀れwww

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 20:58:46 ID:F8ojP3Ei
>>565
剣の鞘だったか
デルフはそれにしまうのか
ルイズの成長としては面白そうだが…

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:01:25 ID:cPe1miRC
リアルバウトハイスクールからよぶなら南雲慶一郎よりは
御剣涼子とかの学生組のほうがまだマシだよなたぶん…

南雲だと空賊に扮したウェールズ達が近づいてきた時点で戦艦を打ち落としそうだし

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:04:57 ID:NeViE+hJ
南雲慶一郎は、人間大だけど、ガンダム以上のスペックを持ってると思う。
下手するとゴッドフィンガーを越えそうだ。

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:08:23 ID:q4Av5d4k
ガンバの大冒険からノロイはどうか?
海から出て来るところは今でも俺のトラウマ…。

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:09:47 ID:nc4By9rV
オーフェンというと、姉さまにガクブルするルイズに妙に協力的になって
「無茶苦茶しでかす姉と戦うのは俺のライフワークだ」とか言ったり、
そうかと思うとちい姉様に対して天性の姉キラーぶりを発揮したりするとかいうのはありますか。

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:14:58 ID:/iJ/jdbr
ノロイって能力設定的には単なるアルピノのイタチなんだよなぁ……
実際のアニメ見てると、とてもそうとは思えない悪のカリスマがイカス。
あいつと戦えそうな動物キャラはハッチのスズメバチと銀牙の赤兜ぐらいだぜ。

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:20:51 ID:rQ1xkS9u
ノロイさまが、その悪辣さを遺憾なく発揮してトリステインの使い魔たちを統べる王となるわけだ。
当然、ルーンはヴィンダールヴ。

そして最初にその牙に掛かるのはモートソグニルに決まり。

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:24:56 ID:jS5CHtJH
しかしあっさり人間に狩られる

577 :名無しさん@お腹いっぱいになるか?:2007/08/31(金) 21:25:10 ID:Hq9mZNzf
だれか、Fate関係でだれか召喚してくんないかな
型月ならだれでもいいし、七夜とか召喚したらおもしろそうだがな

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:26:05 ID:RKqc+D9n
ガンバはトラウマだ…


579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:26:40 ID:0bJot2Mr
>>575
九死に一生を得た後6匹の仲間を集めるのか

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:27:17 ID:ApsSZvWt
>>563
「すとれす解消」はジョウユウ抜きでやってたような記憶があるが、昔過ぎて確証がない。

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:28:04 ID:4dHfOTas
>>577
型月は専用スレがあるからそこへカエレッ!
そして出てくるな、こっちが荒れる

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:28:15 ID:4q0BJite
>>577
テンプレよく読め
型月は禁止だ

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:28:46 ID:Z0+AosgU
>>577
釣れますか?

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:28:55 ID:Z0twZkHh
>>577
テンプレ読めカス

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:29:05 ID:jS5CHtJH
いや触るなよ
ageてるし故意なのは明白だからスルーだスルー

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:29:11 ID:RTScoudr
>>511
そういえば雑誌かなんかで読んだ気がするな、喪黒弟は正に善意の固まりみたいなヤツだった気が・・・・・

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:30:04 ID:haa5bk92
エム×ゼロの九澄大賀を召喚
・・・だとなんか普通過ぎるので、姉の胡玖葉を召喚

ルイズをさらにちびっこくした外見なのに19歳
ルイズに妹扱いされて、悔しくて泣き出す19歳
ギーシェに告白し「10年早い」など言われて、キレてボコボコにする19歳

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:30:17 ID:2IWQnLiW
>>553
ここでいいんじゃない?

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:30:30 ID:gKncjBU1
>>577
二度と来るな型月厨

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:31:11 ID:jS5CHtJH
ギーシェって事は我々のギーシュさんではないな?
ならば幾らでもボコるがよい

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:31:19 ID:rQ1xkS9u
>>587
やっぱりデルフは要らない子w

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:31:24 ID:vxfJAWs1
ビッグダディ召喚、無論ドリルの方
如何なる場合でもルイズを守り、血塗れになった潜水服のグローブをルイズに差し伸べるビッグダディ
最後は7万相手に…いかん、自分で言ってて泣けてきた


593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:35:51 ID:vvlfdGQP
>>573
いや、精々この程度だな。

失言をしたルイズが、その姉に思いっきり頬を引っ張られて、
と言うより頬をつまんで浮かべられて要るのを見たシエスタは、
少々顔を青くしてオーフェンにすり寄る。

「ミ、ミス・ヴァリエールのお姉様……怖いです」

そう言って、オーフェンの顔を見上げる。
別に自分と同じように怖がっている事を期待していたわけではないが、
少なくとも引いてるか何かはしているだろうと思っていた。
だが、特に表情を変えずに眺めているだけである。

「……オーフェンさん?」
「何だ?」
「あ、あのー……何か思うところとかは」
「無いな」
「いや、普通人が乱暴されてたら何らかの反応を示すと思うんですけど」
「……乱暴?」

シエスタの言葉に対し、オーフェンは全てを素っ気ない顔と言葉で返した。
最後の一回は、何を言っているんだ、と言う仕草は見せたが。
シエスタが見つめていると、そのうち顎に手を当てて考え出した。
そして考えが纏まったのか、手を下ろして呟く。

「……むう。確かに広義の意味では乱暴に入るのかも知れん」
「い、いや、思いっきり入ると思うんですが……」
「何言ってるんだ」

オーフェンがシエスタに向き直る。
そして、言葉を続ける。

「乱暴ってのは普通、巻き添えで建物が無くなったり、
 気絶するまで逆さ吊りにされる事を言うんだぞ」
「そ、それは何か基準が違うと思います……」
「……じゃあ、どんなことを乱暴って言うんだ?」
「そ……そうですね……」

今度は、シエスタが考え込む。

「……殴ったりとか?」
「それはそうだな」
「……ふぅ」

どうやらそれほどずれてはいないらしい、
と妙なことに安堵したシエスタだが、オーフェンが続ける。

「まあ、顔が変形するからなあ」
「な、なんか違いません!?」
「……何が?」
「いえ……精々アザが出来る程度ぐらい……」
「……いや、当たり所が悪いと保健室行きだが」
「そ、そうですか?」
「そうだろ」

なんか釈然としない気分ではあったが、
シエスタは取り敢えず無理矢理納得することにした。

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:37:19 ID:+IvAeyzt
動物系召喚するならマキバオーのチュウ兵衛親分とか

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:37:26 ID:02W3EOVB
姉が怖い…と言ったら他にはリナとか?
人知を超えてるからどれくらい怖いのか想像できないが。

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:38:55 ID:B3DCYjwk
亀だが>>269
すべてを理解して完璧な製品を、歩留まり100パーセントで作ったとしよう。
問題はその後。
その製品を改良するとか、客先からの苦情に対応するとか、そういうことをやろうとした場合に、
今まで積み重ねてきた技術の歴史がないと、何もできない。
歩留まりを上げる方法にせよ、「どのステップが、どういう形で」歩留まりを上げるのに役に立っているか、
それを知らないと、その方法の改良も改善も何もできないんだよ。

アンサートーカーが生きている間は、そいつにやらせればいいが、死んでしまったらそれまで。
そいつが作った技術は、問題が起こったら技術ごと破棄するか、がんばってリバースエンジニアリングするしかないが、
リバースエンジニアリングには、実際にそれを作るのとあまり変わらない技術力がいる。
おそらくは、そんな悠長なことをやっている間に技術が消滅する。

結局、うわべだけの技術じゃすぐにめっきがはがれるんだよ。
アンサートーカーを役立てるなら、地道に技術者を育成させたほうがいい。

もちろん、これは長期的な話だから、短期的に「戦争に勝つため」とかであれば、うわべだけの技術でも問題ないがな。

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:44:54 ID:7zMn6Cqr
>>577に反応してる奴は、神か仏か凄まじい慈悲の塊だな。無反応こそ美徳ですよと
さらに慈悲塊達のこのレスへの連鎖反応が起きるだろう事を期待しつつ書き込んだりとか
つまりこのレスさえも無視できないような奴はスルーすら出来ないTHE☆無能だって事さ

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:45:04 ID:rQ1xkS9u
動物ならネギまのカモを呼ぶのも良いんじゃないか?

シエスタ辺りを従者にさせて。

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:45:45 ID:IEO9QnpH
>>580
うろ覚えだが十二国の王の内延王と戴王に次いで剣の腕は高いんだっけ?


600 :T-0+平面:2007/08/31(金) 21:48:14 ID:u6HgaKnX
投下してぇえええ……空いてるかな?

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:49:03 ID:+IvAeyzt
どのみちガンダールヴになれば素人でも剣の達人級になるさ

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:49:20 ID:zivQpCbB
>>600
おk

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:50:06 ID:IEO9QnpH
安心して投下してくれ
支援の準備はできていない


604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:50:17 ID:ziSINcc/
>>600
ノープロブレム

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:51:06 ID:7LWPL3yu
来い!!

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:51:19 ID:e9MD26u/
>>603
ひでぇ
>>600
支援

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:51:43 ID:dnWmw3e2
支援準備完了

608 :T-0:2007/08/31(金) 21:51:47 ID:u6HgaKnX
では。


 
 ターミネーターに話しかけたメイドは、名をシエスタと言った。
 この世界では珍しい黒髪と黒い瞳、少しだけ低い鼻にそばかすをもつ、やや黄色系統の顔立ち。
 使用人という立場からわかるように平民の少女であり、学院に住み込みで働いている、健気な少女だった。
  
 シエスタが何時ものように、仕事として貴族達に食事等を運んでいる最中、
 ふと、見慣れない男の姿が眼の端に止まった。
 黒光りする見たことのない服を身に付け、何をするわけでもなくただ壁と平行に立つ大男。
 彼の眼は、一つの方向を食い入るようにじっと見つめている。
 なんとなく様子が気になったシエスタは、食器を積んだトレイを持つ手を止め、彼が見つめる先へと目線を泳がせてみた。

 その先にいたのはミス・ヴァリエール。
 使用人たちの間でもひそかな噂のタネとなっている、『ゼロのルイズ』であった。

 一瞬シエスタは驚き。そして、納得した。
 
 彼が噂の――





 ――平民の使い魔である、と。


609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:51:54 ID:66iW3Gpo
>>596
技術を根付かせたいのならば、その為の最適の回答が出てくると思う。

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:52:28 ID:4dHfOTas
>>597
お前は月厨と種厨のヤヴァさをしらんからそんなことが言えるんだ……
無言のスルーを「返事がないので投下しますね^^」とか空気をまったく読めないこと言ってスコップが必要な駄文を投下したり
無視するなといきなりファビョってAA爆撃やウィルスコード爆撃で一ヶ月間毎日100レスくらい使ったりとか……
古典のネタを「○○のぱくりだ!」とか喚いたりとか…
スルーよりも誘導したり追い返した方が良い場合もあるんじゃよorz

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:54:11 ID:Ph8w03h+
支援

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:54:36 ID:auKO0V3O
く、狂ってやがる。

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:54:51 ID:4dHfOTas
シエ☆スタ

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:55:47 ID:02W3EOVB
そういえば平面の方はどうなった支援

615 :T-0:2007/08/31(金) 21:56:12 ID:u6HgaKnX

 『ミス・ヴァリエールが平民の男を召喚した』

 これは先日の夜、床に付こうとしたシエスタの耳に同僚が飛び込ませたニュースだった。
 元々限られた範囲の学院の上、悔しくも貴族に奉仕する平民であるが故なのか、
 彼女ら使用人の結束は貴族たちの知る由もないところで非常に固くなっており、特に噂などの立ち回りは異様に早かった。
 ましてや、噂の主は彼女らの間でも笑い――憂さ晴らし――の際、必ず話しが出てくる『ゼロのルイズ』。
 公爵家の生まれながら、魔法を使えない貴族。笑い話憂さ晴らしにはもってこいの人物だ。
 そういうわけで、昼に起こった『事故』は、何時も以上の広まりの早さをみせているようである。
 ただ、シエスタは性格上そういう話はするのも聞くのも嫌いなため、
 適当に相打ちをうって一応話だけ聞き、そのときは可哀想とだけ思ってさっさと眠りに付いた。
 そのためなのか、朝目覚めたときには完全に忘れていた事だった。
 
 ……だが、こうして遠巻きながらに実物を見ると、心の底から可哀想だと同情できる。
 
 あの時は人事のようにも感じたし、だいたい噂自体がデマだと思っていた。
 魔法の歴史なんて良く知らないけど、今まで見てきた使い魔と呼ばれるものに、人はいなかったから。
 でも、彼は人。それも、同じ平民なのだ。
 しかも、彼は「召喚された」のだ、貴族によって。
 奉仕する事が仕事である以上、貴族らに接することはシエスタに限らず使用人一同には多いこと。 
 それだけでも彼等の自分勝手な振る舞いや、理不尽な言いつけに度々遭遇して心が苦しめられるというのに、
 彼はそのうちの一人と『常』に行動を共にしなければならないなど、聞くだけで心が絞められる。

 それなのに、食事においてもおそらくは貧相な食事を強いられ、人としての扱いさえされていないのだろう。
 あそこにただじっと立っているのは、そのとき文句でも言って罰を受けたように見える。
 それなのに、彼は自分の主人から片時も眼を離すことなく、切実に見守っている。
 なんと哀れな事だろうか。

(出来る限り……協力してあげよう!) 
 
 心の中でこぶしを握り、シエスタは早足で手(トレイ)を動かした。
 思いを決めたら行動は早い、これは彼女の長所だった。
   

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 21:58:11 ID:RKqc+D9n
シエスタみたいなおねえちゃんがほしかった支援。

617 :T-0:2007/08/31(金) 21:58:47 ID:u6HgaKnX

「――――!」

 ほどなくして彼に近づいたとき、だんだんはっきりしてきた彼の身体を見て、
 思わず目を疑ぐらせ、驚いた。
 
 平民と言えば力の劣るもの、何事においても弱者が一番ぴったりな言葉だ。
 そのはずが、この目線の先にどっしりと佇む彼は、そのイメージから大きく逸脱している。
 平均を大きく超えた上背に、服の上からでもわかる体の筋肉の太さ。
 がっしりとした体格に見合ういかつい顔、しっかり整えられた鼻はよくもわるくもハンサムだ。
 深くくぼんだ真摯な目は、相対する全てを射抜くように鋭い光っている。
 あまりにもかけ離れていた風貌に、とてもただの平民には思えなかった。
 が、彼の手にはメイジを象徴する杖も無く、傭兵を象徴する武器――剣も縦も斧も槍も鎚も、何も持っていない。
 すぐ横にいるにもかかわらず自分に気づいていないのか、彼は視線をピクリとも動かさない。
 
(やはり、どんなに怖くて変わっていても、私たちと同じ平民なのね……)
 
 眼を瞑り、心の中で再度こぶしを握ると勇気を出して話しかけた。

「…………」

 無言で、彼のじろりとした目がこちらを見たとき、故郷で獣に遭遇した時のように体が震えた。
 彼はじっとこちらを見つめている、本能的に身体が震えた。
 
 近くで見て解った。
 
 あの威圧感は、黒尽くめの格好や身体の大きさから感じとるのもあるかもしれない。と、
 だけど、違う。本当の原因は、今自分を見つめる綺麗なその瞳にこそある! と。
 
 人としての――、
 綺麗だけれど――、
 まるで生気を灯していない――、
 ――ガラス玉のような眼にこそ根源的な恐怖を感じた。 
 
 そう、あれは静けさや温厚さを佇ませている様にも見えるけど、そっくりだ。
 平民を愚者として見、奴隷としか考えていない貴族達の冷たい瞳に。 
 見詰め合ったまま緊急停止した2人の合間を、時間だけが過ぎた。
 ターミネーターはともかくとして、すくなくともシエスタの中では長い時間が過ぎていた。


618 :T-0:2007/08/31(金) 22:01:18 ID:u6HgaKnX

 震えた声で再度話題を切り出したのはシエスタだった。
 だが、一生懸命考えた話は即座に……一度として弾むことなく終わりを告げる。
 
 ただ、淡々とその言葉の意味をシエスタは理解し兼ねた。
 
(食性が必要ない――って、どういうことなんだろう……?)
 
 答えは解らなかった。
 尋ねようとしたところでミス・ヴァリエールの彼を呼ぶ声が飛んできたから。
 『ターミネーター』とミス・ヴァリエールは彼を呼んだ。変な名前だと思ったけど、
 彼が何の文句も無く声に反応したので、どうやら本当に彼の本名らしい。
 
 遠ざかる彼の後姿、小柄なミス・ヴァリエールの後ろを歩幅をあわせて歩く姿を
 半分、シエスタはなんだかほほえましく思った。
 そして、残りの半分。
 心のどこかでターミネーターと言う名の平民が遠ざかることに、ホッとしていた。


619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:01:46 ID:dnWmw3e2
支援します


620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:03:08 ID:RKqc+D9n
ターミ姉ちゃん支援

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:03:08 ID:6i7W0Dp5
州知事支援

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:03:18 ID:54Zbvi7e
シュワちゃんのほっこほこ男肉しえんすた

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:03:51 ID:vYx8nSLd
あすたらびすた しえん

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:06:08 ID:mQBAfahw
いーけど、魔法の名前が英語だからterminaterの名前の不吉さも伝わってていいんじゃとか支援

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:08:02 ID:6oY8/jjs
ターミネーター召喚ならシエスタの曽祖父はきっとジョンの縁者だろうと予想していたが違ったか

626 :T-0:2007/08/31(金) 22:08:03 ID:u6HgaKnX

 染めたわけでなく、生まれ着いてさらさらの金髪に少し巻きを加え、
 造花のバラを胸ポケットに携えた“いかにも”貴族らしい佇まいの一人の少年がいる。
 
 少年の名はギーシュ。
 軍家としての名門、『グラモン』の血を継ぐ少しキザなドットクラスのメイジだ。
 彼は今、左右を挟むようにして歩いている友人たちとともに、今誰と付き合っているのか?
 という至極お年頃の話題に花を咲かせている……のだが、
 友人たちはともかく、話の主役であるはずの彼の表情は少しばかり曇りがかっていた。
 
「なぁなぁなぁなぁギーシュ、なぁ。いい加減教えてくれよ〜」 
「そーだ、僕たち友達じゃないのか? 教えてくれたって減るもんじゃないぜ」

 けたけたと笑う両人。ギーシュはふっとキザに微笑むと、言った。
 
「残念だけど、君たちに教える事は出来ないね。僕は全ての女性の為にいるんだから。
 しいて言うなら……『この世の全ての女性』だね」

 両人は茶化したように乾いた拍手を送ると、ギーシュは表面上すかした顔でそれに答えた。
 それでも、何度も言うように彼の胸中には薄暗い雲が掛かっているように、穏やかではなかった。
(くそっ! はやく別の話題に切り替えろよこいつら!
 せっかく理想的なうそ(ある意味本当)までついてやったのに、
 この二人、いつまでたっても話題から離れようとしない。イライラするな、全く!)
むしろしつこさに怒りが湧き、文句ばかりが思いついた。
 本当はこの場で罵声でも吐き出してスッキリしたいが、いかんせん人が多い。
 仮にこの2人に叫んでにしろ、嫌味をっぽく言うにしろ、それで僕に対する評価――すなわち、
 『グラモン家の名』を下げるような事があってはならない。
 
                 【命を惜しむな名を惜しめ】

 たとえこんな僕であろうと『グラモンの名』を下げるような事があれば、それは許される事ではないのだ。
 と……まぁそれも勿論あったのだが、この話題で怒るべきところはもっと別の部分にあったりする。

 
 彼が友人たちを何とかしようとおもいつつ、話に乗せられて大げさに振り返ったとき、
 半分ほど液体の入った小瓶が一つ、ポケットからポトリと落ちた。


627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:08:50 ID:6i7W0Dp5
>>624
確に。
名前が『処刑』に関係するものだったら不吉極まりないな。

それはそうと支援

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:08:58 ID:Bt37BM/i
支援

629 :T-0:2007/08/31(金) 22:10:10 ID:u6HgaKnX

「ねぇ」 
 
 道中、己が主からの突然の呼びかけに、ターミネーターはピタリとその足を止めた。
 
「なんだ」

 返す言葉は淡々と、感情など無く送る。

「さっきあのメイドと何話してたの?」

 対するルイズは何が苛立つのか、ターミネーターに対してやや声に重さがあった。
 苛立ちか……怒りかによって生み出されたであろう、感情の篭った声である。
 だが、ターミネーターは言うまでも無く、人間に対する詳しい感情理論を備えていない。
 簡単な感情、喜・怒・哀・楽の仕組み――特に『哀』に関してはやや高度な理論を備えている――なら大体理解る、
 しかし、人の感情とはスーパーコンピュータ並に複雑で、しかもその変化幅や組み合わせは極端なものが多い。  
 それに、少なくともこのT-800型は【感情】や【思念】といった不合理で愚かしい錯覚は持たないし、
 あっても何の意味も無いのだ。
 彼が生涯をかけて成すべき事は『ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール』を護る、
 ただそれだけなのだから。
 
 今のところ。



 だから、己がルイズの怒りの原因が簡単な嫉妬だと言う事に気付かない。
 乙女心はスーパーコンピュータより、有る意味複雑なのだ。
 
「彼女は俺に食性が必要か尋ねた」

 正直に、ありのままを話す。
 ルイズは初めこそ信用していない目つきだったが、昨日と今日の僅かな時間を通して、
 この男は素直に物事を話すヤツだと、自分の命に逆らう様子も無いことを通して解っていた。
 まぁ、その眼だけは何を考えているのかわからないけれど、少なくとも顔つきは真面目だし、ね。

  
 再び歩き出した直後、すぐ後ろから『バリッ!』という何かを踏み割ったような音が、耳に届いた。


630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:11:49 ID:Bt37BM/i
支援

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:13:01 ID:e9MD26u/
sienn

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:13:16 ID:Bt37BM/i
支援

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:13:36 ID:XGjqWZD9
亀レスだが>>593
笑ったよw
っていうかオーフェンの日常はどれだけデンジャラスなんだw 支援

634 :T-0:2007/08/31(金) 22:14:49 ID:u6HgaKnX

 ターミネーターを見送った僅か数分後、デザートの乗ったトレイを両手に、シエスタは頭を抱えていた。
 もちろん体はそこまでしていない、両手を含め、前進がむしろ石化したようにカチコチになっているのだが、
 心の中ではもう一人の自分的なものが具現化し、頭を抱えている。

 そしてようやく、「あぶない!」……そう思ったなら早めに言ってやればよかったと、シエスタは後悔した。
 自分の長所とも言える部分を発揮できなかったのは悔しいけど、それ以上に目の前で起こった惨事を
 間近で見ていながら止める事が出来なかった勇気の無さに顔を憂色させる。  


 目の前では、一人の貴族がターミネーターに向かって声を荒げて突っかかっていた。


635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:15:56 ID:Bt37BM/i
支援

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:16:35 ID:6i7W0Dp5
ああ……駄目だ。このギーシュも脂肪フラグを回避出来ないのか………

支援

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:16:52 ID:b0EBNm3b
支援
超兄貴のアドン&サムソンなんか
変態的で良いかも

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:17:06 ID:RKqc+D9n
州知事殺しちゃらめぇ!

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:17:36 ID:mQBAfahw
踏んづけた!これは新機軸支援

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:17:51 ID:Bt37BM/i
>前進がむしろ石化したようにカチコチになっているのだが、
前進→全身
支援

641 :T-0+平面:2007/08/31(金) 22:18:03 ID:u6HgaKnX
投下終了、多量の支援ありがとう。
久しぶりの投下だけに少しビビった。
平面はしばしお待ちを。
あとシエスタがジョン関係とか言った人……思いつかなかったよ、盲点だった。
 

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:23:24 ID:Rit99p7l
瀬戸の花嫁から奴を召喚しようとしてたんだが、先を越されたか
ともかく投下おっかれさま

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:24:47 ID:O0N9ciFg
GJ!
しかしルイズが謝れって言ったらすぐに謝りそうだな
例の挑発の言葉とか言ってほしいけどw

644 :侍の使い魔:2007/08/31(金) 22:24:48 ID:D59UQKo4
T-0GJ!!

第八訓完成投下しても良いですか。

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:25:19 ID:zivQpCbB
GJ!
あー、ワルキューレじゃ表面以外傷付けられないな。ギーシュカワイソス

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:25:52 ID:L1Lps73O
シエスタがジョンの縁者だったら
ターミネーター3?でプログラム書き換えられた時みたいに
ルイズとジョンの縁者であるシエスタのどちらを守るべきかでプログラムハングアップ→再起動
全ての記憶を取り戻して復活、とかなりそうねw

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:26:14 ID:IEO9QnpH
急いだがやっぱり間に合わなかったか
知事乙!

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:27:22 ID:GO0+v3PU
ターミネーターに3なんて無いよ…orz

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:29:24 ID:hIMKd01z
>>644
GO!

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:29:55 ID:o1/RfsJ1
>>648
戦わなきゃ現実と

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:29:55 ID:R7lMPBXQ
>>502
が面白いんでまとめwiki登録したいんだがアリかな?


652 :名無しさん@お腹いっぱいになるか?:2007/08/31(金) 22:37:04 ID:Hq9mZNzf
ルイズ召喚系?
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187755129/l50

653 :侍の使い魔:2007/08/31(金) 22:37:12 ID:D59UQKo4
それでは投下します。

 ある日夜中に目覚めた銀時はトイレに行くことにした。
「ふああぁぁ、寝みい・・」
トイレが終わった後、廊下をあくびしながら歩く。
 キュルケの部屋からフレイムが出てきた。
「ああ、お前は・・胸のでけーねーちゃんのとこの・・」
 胸がでかい以外碌に憶えていないのが銀時らしいといえば銀時らしい。
 フレイムは銀時の上着のすそをくわえると、ついて来いというように首を振った。
 とりあえず銀時はついていくことにした。

 つれて来られたのはキュルケの部屋の中だった。
 部屋の中は暗く、フレイムの周りだけはうすら明るい。
 暗がりからキュルケの声がした。
「扉を閉めて?」
 銀時は言われた通り扉を閉める。
「ようこそ、こちらにいらして」
「って見えねえぞ」
 寝ぼけマナコな銀時は言った。
 キュルケの指をはじく音が聞こえると同時に部屋にあるロウソクが灯っていく。
 ロウソクの先にはネグリジェのような下着を着たキュルケがベッドの上で妖艶な姿で
 待っていた。
 銀時はびくりとした。
 一体この女は何の用で自分を呼んだのかと考えた。
「そんな所で突っ立ってないで、いらっしゃいな」
 とりあえずキュルケの横に座る。
「んで、何のようだ、俺明日も早いんだけど」
「まあ、冷たい、でもそこも良いわ」
 銀時はキュルケにあんまり良い印象を持っていなかった。
「あなたは、あたしをはしたない女だと思うでしょうね」
「んな事言われても良く知らねえし・・」
「思われても、しかたないの。わかる? あたしの二つ名は『微熱』」
「そういえばそんな事言ってたような・・」
 ちなみに銀時は今の今まで目の前にいる女がキュルケという名前だってことすら忘れていた。
「あたしはね、松明みたいに燃え上がりやすいの。だから、いきなりこんな風にお呼びだてしたりしてしまう。
 わかってる。いけないことよ」
「お前さっきから人を無視してしゃべるなよ」
 さっきから自分を無視してしゃべるキュルケに銀時はイライラしてきた。
「でもね、あなたはきっとお許し下さると思うわ」
「だ〜か〜ら〜!!」
 銀時のイライラは絶頂に達していた。
 一体この女は何が言いたいのだと。
 そんな銀時の手をキュルケは握ってきた。

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:39:34 ID:zivQpCbB
支援

655 :侍の使い魔:2007/08/31(金) 22:43:05 ID:D59UQKo4
「恋してるのよ。あたし、あなたに。恋はホント突然ね」
「はあ?」
 銀時はすっときょんな声を上げる。
「あなたが、ギーシュを倒したときの姿・・。かっこよかったわ。彼のゴーレムを木刀の一撃で粉砕するなんて。
 目も死んだ魚の目から獣みたいな目になって、特に最後の言葉『俺は坂田銀時、ただの侍だ』
 意味は良く分からなかったけど痺れたの。信じられる? 痺れたのよ! これは情熱だわ!」
「チョイ待ち・・」
 そう言って銀時はキュルケを押しのけ部屋の周りをごそごそ何かを探し始めた。
「ちょっと、なにやってるの」
「んで、これはどういう罰ゲームなんだ」
「え?」
 今度はキュルケがすっときょんな声を上げる。
「つまりあれだろ、もてなさそうな男子に告白して、そいつがその気になってるところに
 隠れた見ているほかの女子が突然出てきて、『んなわけねーだろ、ば〜か』って言うつもりなんだろ。
 俺はひっかかんねえぞ」
 女の子に告白されるというシチュエーションを碌に経験していない銀時は、ほとんど中二的
 被害妄想でキュルケを疑うほど性格がひん曲がってるのだ。
 どういう青春送ってきたんだこいつは?
「うっさい!!」
「ひどい!!私がそんなことする女に見えて、少なくとも恋している時はうそはつかないわ。
 私は本気なのよ」
「う・・」
 さすがの銀時もここまで言われたら信じざるえない。

 キュルケは銀時に身を寄せてくる。
 銀時はキュルケのような色気を振りまいてるような女は嫌いではない。
 だからといって銀時の好みとはだいぶ違う。
 そもそも銀時はガキには興味がない。
 いくら発育が良くてもキュルケは銀時から見れば年下のガキである。
 そういうのを女としても見れないのだ。
 銀時の周りの女性も結構な美人がいるが、あんまり女としてみていないふしがある。
「あのさ、悪りいだけど・・」
「ギントキ、愛してるわ・・」
 そのまま銀時はキスされ押し倒される。
 ―人の話を聞けぇぇ!!
 銀時は心の中で絶叫した。
 どうして自分の周りには人な話を聞かない奴ばかり集まるのかと。
 なんとなく頭にマゾっ子くの一がよぎった。
 銀時に好意を寄せる女性はみんなこうなのだろうか。

656 :509:2007/08/31(金) 22:43:14 ID:QNWEbpNi
>>512
すまん、>>509>>507へのレスなんよ。

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:45:19 ID:02W3EOVB
銀ちゃんの頭の中はいつも中二支援

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:45:27 ID:ziSINcc/
3のジョン・コナーはなんであんな猿顔にしたんだろう支援

659 :侍の使い魔:2007/08/31(金) 22:45:31 ID:D59UQKo4
「キュルケ・・。待ち合わせの時間に君が来ないから来てみれば・・」
 絶妙なタイミングで窓の外から、こちらを覗くやけにハンサムな男が現われた。
「ベリッソン! ええと、二時間後に」
「話が違う!」
 キュルケは男としばらく言い争って後、魔法で男を吹っ飛ばした。
「今の誰だ」
 銀時はジト目でキュルケを見る。
「ただの友達よ」
「おめえのとこでは夜中に窓から忍び込もうとする男を友達って言うんかぁぁ!!」
「愛してるのは貴方だけよ、ギントキ」
 又銀時を押した倒そうとするが次々に窓から男達が現れる。
 ―だめだ、もしこいつとやったら確実になんかの病気がうつされる、俺は坂本みたいにはなりたくねえ。
 かなりひどいこと思う銀時だった。
 銀時はキュルケを押しのけ部屋を出ようとした。
「待って、ギントキ」
「悪りんだけど、今はそういう気分にはなれねえ、それにそういうことは本気で好きな奴とやれよ」
 そう言って銀時はドアのノブを触ろうとするが。
「ああ、そういうストイックでニヒルなところも素敵!!」
 キュルケに後から抱きつかれ押し倒される。
「ちょっと、あんた人の話聞いてたぁぁ!!」
 銀時は引き離そうとするがすごい強い力で引っ張られる。

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:46:51 ID:RKqc+D9n
>もしこいつとやったら確実になんかの病気がうつされる
吹いたwwwww

支援

661 :侍の使い魔:2007/08/31(金) 22:49:05 ID:D59UQKo4
「キュルケ!!」
 その時、扉が開いて出てきたのはルイズだった。
 この時、銀時ははじめてルイズが救いの女神に見えた。
「取り込み中よ。ヴェリエール」
「ツェルプストー、誰の使い魔に手を出してんのよ」
 ルイスはキュルケとしばらく言い争い、銀時をつれて部屋を出た。
 銀時は助かったと思い素直についていった。

「まったく、あんな女に篭絡されそうになって」
「冗談じゃねえぞ!!俺はもう少しでお婿に行けない体にされそうになったんだぞ!!
 むしろお前には感謝している」
「え!?っていうかあんたお婿に行くつもりだったの」
「そこ突っ込むとこじゃねえと思うんだけど」
 ルイズは驚いた、今までキュルケに誘惑されておちなかった男はいないのだ。
「確かに色気はあるけどよ、俺のタイプとは違うつーか、そもそもガキには
 興味がねえ」
 ―キュルケがガキなら私は一体何なのよ。
 ルイズはそんなことを思った。
「それにあの女とやったら病気うつされそうだし」
「いくら何でもひどすぎない、それ」
 この時初めてルイズはキュルケに同情した。

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:50:27 ID:02W3EOVB
そういえばハルケギニアには性病とかあるのだろうか支援

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:50:54 ID:Uncdc2rb
性病か!支援
そういえば梅毒はあるのか?

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:51:28 ID:/iJ/jdbr
あったとして性病は水の魔術で治るのか支援

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:52:09 ID:XGjqWZD9
酷い扱いだ支援

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:52:57 ID:rQ1xkS9u
仁を読んでると梅毒が洒落にならなく思えるからな。

667 :T-0+平面:2007/08/31(金) 22:53:06 ID:u6HgaKnX
>>658
3は2でジョンを演じた人がいろいろあって出られなかったから、代役的に……。

メガドライブ支援

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:53:07 ID:NA0cBtBC
>>664 治る!治るのだ! とか。支援

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:54:03 ID:54Zbvi7e
きっとコモンマジックに避妊とか性病予防の魔法とかあんだよ

670 :侍の使い魔:2007/08/31(金) 22:56:15 ID:D59UQKo4
投下終了です。
支援ありがとうございます。
次回デルフ遭遇編。
サブタイトル引き続き募集中。


671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:57:13 ID:XGjqWZD9
投下GJ!
しかし性病扱いとはヒドスw
>>669
そんな魔法まであったらなんか嫌だなw

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:58:57 ID:rQ1xkS9u
>>671
でもまあ、科学の変わりに魔法が社会を支えてる社会なんだし、そういった方面も充実してておかしくないわな。

ま、貴族なら避妊より先に確実に跡継ぎを産む為の受胎の呪文がありそうだが。

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 22:59:20 ID:B3DCYjwk
伝染病だからね。
キャリアがいなければそもそも存在しないという可能性もある。

元は獣姦趣味が原因だから、幻獣のいる世界だともっととんでもないものが存在していて、
そのせいでそっち方面の対策は進んでいるとか、いろいろと考えられる。

674 :ときメモ0:2007/08/31(金) 23:01:09 ID:AqLuPb14
五分後に投下します。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:01:47 ID:meCPAKCp
俺屍の一族の新生児を召喚したら?

連中は神と混血を繰り返しているせいで、親神を超える可能性すらもつ強力な血統だが、
寿命は最長で二年という短命の一族。
生後二ヶ月で成人し、一歳二ヶ月で円熟を迎え、一歳六ヶ月から二歳で寿命を迎える。



676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:02:23 ID:rQ1xkS9u
竜騎士特有の病気「竜熱ドラゴンフィーバー」があるのはロードス島だったか。

魔法を使うが故の病気とかもあるかもね。

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:02:23 ID:RKqc+D9n
ときめもキター

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:03:40 ID:o1/RfsJ1
おお久しぶりだ

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:03:43 ID:Uncdc2rb
日本の戦国時代の武将みたいに性病のせいで顔に酷い痕が残ってるから頭巾で隠してる司令官なんかがいるよ多分

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:04:59 ID:NA0cBtBC
お久しぶりですときめもの人。

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:05:08 ID:ZEbaqcNw
究極の壊れ系SS、ときめもキター!

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:05:45 ID:SQXTicOi
>679
ワルドもいつかそうなるんだろうな、グリフォンで慰めているうちに……と思ったり思わなかったり


683 :ときメモ0:2007/08/31(金) 23:05:57 ID:3DxK8ASs
ときメモをご存知ない方、又は単なる恋愛ゲームと勘違いされている方も多い様なので、今更ながら、用語説明をさせて頂きます。

【世界征服ロボ】
科学部に所属することによって習得可能な部活奥義の一つ。
巨大な人型ロボット。

★服従パンチ
★独裁ミサイル
★世界征服ビーム

上記3種類の武器で攻撃する。
この物語では、主人公が元いた世界で搭乗した一兵器として登場。


【サイバーファング】
電脳部に所属することによって習得可能な部活奥義の一つ。

ノートパソコンを用い、地獄の番犬ケルベロスを召喚して攻撃する。

この物語では、主人公が元いた世界で用いた一兵器として登場。


【色素分解(PS版)精霊の三原色(SS版)】
美術部に所属することによって習得可能な部活奥義の一つ。

筆から赤・青・黄の三色の光線を発射、敵の色彩を破壊する。

この物語の主人公が身につける究極奥義。


【主人公】
他の追従を許さない秘めたる才能を持つ天才。あらゆる分野でも超一流の活躍をみせる成長性を持つ。
言語を絶する戦闘能力を持ち、伝説の剣を握った彼は、超科学を有する宇宙人を単身で退ける。
選択肢によっては上記の【世界制服ロボ】とも戦闘するが、あっさり、破壊。



684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:07:31 ID:RKqc+D9n
なんちゃってこのスレ最強スペックなんだよなw
支援するぜ

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:08:11 ID:VtQZ4dK9
個人的にはメガトン辞書が受けたなw

686 :ときメモ0:2007/08/31(金) 23:08:15 ID:3DxK8ASs
激しい炎に包まれながら広大な平野に向かって沈降する大艦隊を目の当たりにしたぼくは、目の前に立ちはだかるアルビオン兵の剣戟を避けながら思わず呟いた。
「……なにが起きたんだ?」
血塗られた片刃の長剣がその疑問に対して手短に答える。
「虚無の最下位魔法『エクスプロージョン』だな」
「虚無?……まさか、ルイズが目覚めたのか?」
「だろうね」
伝説の復活を前にして、それでも、デルフリンガーはどこまでも暢気に言った。
とにかく、ルイズは無事というわけだ。しかし、ギーシュはどうなんだろうか。
ニューカッスル攻城戦における激しい混乱の中、ルイズ達より一足遅く祖国へと向かった彼女の安否が心に引っ掛かり、ギーシュのはにかんだ様名可愛いらしい笑顔が頭を過ぎった。
そして、その時、ぼくははっきりと自分の気持ちを理解する。
だけど、今だけはその想いも胸にしまっておこう。
夥しい量の鮮血を幾度も浴びながら、それでも顔色一つ変えないぼくに、それは相応しくないものなのだから。
ぼくは今一度決意を固め、猛き風にはためく三色の旗を見つめた。

あそこにクロムウェルがいるのだ。

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:08:22 ID:7zMn6Cqr
ときめきメモリアルという舞台では性能の無駄遣い極まりない存在であるな

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:08:36 ID:ZEbaqcNw
>ノートパソコンを用い、地獄の番犬ケルベロスを召喚して攻撃する

あ、悪魔召喚プログラムまで…チートってレベルじゃ(ry

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:09:31 ID:NA0cBtBC
恐ろしき哉恐ろしき哉支援

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:09:33 ID:0bJot2Mr
帰宅部奥義って「気分爽快」だっけ?

691 :ときメモ0:2007/08/31(金) 23:09:38 ID:3DxK8ASs
その時、前方で青き一条の光の束が、ある一点に向かい急速に収束してゆく光景がぼくの目に映った。
ぼくは、それが何の前触れなのかをよく知っている。
「嘘だろ…?味方ごとか?」
「相棒、あれはやばい!そんな予感がする!早く避けろ!!」
剣が叫んだ。
「わかってる!」
ぼくは空に向かって大きく跳躍した。
同時に、ぼくの眼下を巨大な青き閃光がほとばしり、進行上にいた全ての存在が刹那の内に焼き尽くされた。
「あの野郎!」
白い煙りを上らせる焦げ付いた大地に降り立ったぼくは、旗に向かって突進した。強く噛みしめた唇から血が滲み出て、口の中を鉄の香りが満たした。
やはり、あの老人の存在を許すわけにはいかない。
老人の歪んだ笑みが確認出来る位置までたどり着いたぼくは叫んだ。
「クロムウェル!お前のしてきたことを許すことは出来ない!お前の歪んだ野望も、今日、ここで潰える!」
護衛らしき屈強な兵士達がクロムウェルを取り囲みぼくに厳しい視線を向けた。
「ガンダールヴ。やはり、生きておったか。しかし、エクスプロージョンをその身に受けながらも生きながらえたのは、古今東西、きみだけだろうな」
精霊の三原色は可視たる存在なら全て掻き消すことが可能だ。あの時、ぼくは爆発そのものの一部を掻き消したのだ。しかし、力の及ばなかった残りの衝撃波によって、ルーンの刻まれたぼくの左腕は吹き飛ばされた。
ルイズとの主従契約の証を失ったぼくは、もはや、ガンダールヴではない。
ぼくは怒りを沈め、クロムウェルに向かって微笑みを返した。
「お前の放ったあれがエクスプロージョン?良く言うよ。あの爆発の正体をぼくは良く知っている。そして、あんたが持つ自信の裏付けもね」
クロムウェルの眉が微かに動いた。


692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:11:01 ID:GO0+v3PU
>>690
元気玉みたいなのだったような支援

693 :ときメモ0:2007/08/31(金) 23:11:01 ID:3DxK8ASs
「飛翔する白き円筒は全てを巻き込み盛大に爆ぜる。そして、青き閃光は包みし存在を全てを焼き尽くす。それら二つの力を兼ね備えた白きゴーレム。どこで、手に入れたかは知らないけど、お前はそれを持っているんだろ」
クロムウェルの顔に動揺が走った。
ぼくは追い打ちをかけるように萎縮させるような目付きでクロムウェルを睨み付けた。
「あれはゴーレムなんかじゃない。ぼくの世界の二足歩行型汎用兵器だ。正式名称は【YH−1995】、通称【世界制服ロボ】だ。そして、正式搭乗者はこのぼくに外ならない」
「なに……?」
「人の所有物を勝手に使っておいて、こともあろうに虚無と偽るとはね。心底、呆れるよ」
ぼくの言葉の真偽をはかる為に護衛兵がクロムウェルの顔を伺った。
「子供の戯れ事に惑わされるでない」
クロムウェルが苦々し気にぼくを見つめる。
「して、わしの虚無が止められるのかい、あの時、惨敗した君ごときに?」
「当然だ。ぼくは、その為にここにいる!」
しかし、困った事にクロムウェルによる世界制服ロボの使用方法は実に正しかった。
なにせ、このロボは冠された名が表しているように、世界を制服する為に製作された代物なのだ。
しかし、ぼくはそれを阻止しなければならない。

「……ごめんよ、紐緒さん」

ぼくは制作者の少女にそっと謝罪し、デルフリンガーを構えた。
不可視モードから、可視モードに切り替えられた世界制服ロボが、クロムウェルの背後に燦然とその威容を表した。
「……あれ?」
ぼくが間の抜けた声を上げたのには理由がある。
ぼくの知っている世界制服ロボとは随分異なる姿をしていたのだ。
肩に刻印されている文字に気付いたぼくの背中に冷たい汗が流れた。

【YH−2001】

末端の数字が増えている。
つまり、ぼくがいた世界の五年後に作られたものなのだろう。
制作者の頭脳は良くない方向にずば抜けていたので、五年の間にどんな進化を遂げたのかなんて、想像もつかない。
新型の世界制服ロボに対するは、旧型のサイバーファング、そして、兵器と呼称するよりも骨董としての価値が高そうな零戦。
頼みの綱はルイズの虚無、そして、やっぱり、光の精霊だ。
それでも、やるしかない。

今、最終決戦が幕を上げる。

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:11:11 ID:B3DCYjwk
バーンとォ・・・支援する

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:12:02 ID:dKt987aq
支援

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:12:33 ID:CL898jzX
妖怪とか実在する世界だもんな支援

697 :ときメモ0:2007/08/31(金) 23:12:39 ID:3DxK8ASs
投下終了です。ご支援ありがとうございました。

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:12:54 ID:NA0cBtBC
乙ー。

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:14:57 ID:RKqc+D9n
乙&GJ!
戦闘が非常に楽しみだ。

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:17:17 ID:ZEbaqcNw
GJ!
そろそろあのエピローグに繋がってくるのか…
あと、投下中雑談スマソ

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:17:56 ID:/iJ/jdbr
紐緒閣下万歳!乙

>>651
俺としては光栄なんだけどスレ的にいいのかね?

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:19:16 ID:S42ICZDD
ヤルッツェ!ユイナ!乙
合い言葉は

703 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/31(金) 23:24:58 ID:k8edjOvF
投下準備中です。
予約がないなら2330時に。

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:25:21 ID:R7lMPBXQ
紐緒フリンガー乙!

>>701
あの作品のキャラがルイズに召喚されてるし問題ないと思うのですよ。
もしよければ小ネタのタイトルを…

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:26:23 ID:Z/IwcOR/
投下したいので支援をお願いする!!
進路はオールグリーンか?



日本男児の生き様は!

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:27:10 ID:rQ1xkS9u
ふんどし一丁

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:27:57 ID:Z/IwcOR/
>>703
お先にどうぞ!!

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:28:45 ID:R7lMPBXQ
ソーサリーを全面的に支援する!

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:28:59 ID:/iJ/jdbr
色無し、悔い無し、情け有り支援!

>>704
そんじゃあ「ゼロの雪風」で

710 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/31(金) 23:31:16 ID:k8edjOvF
一○○
 
 君は手にとった長剣をしげしげと眺める。
 いわゆる片手半剣に分類される型の武器であり、柄を含めた全長は五フィート近いが、刀身が細いためか意外なほど軽い。
 いままで使ってきた剣にくらべてやや大きすぎるきらいはあるが、偉大な魔法使いからの贈り物なのだから、ただの武器ではあるまいと考える。
 君は剣を鞘から抜きつつ、これにはなにか魔法の力が込められているのかとオスマンに尋ねるが、謎めいた声に語りかけられて手を止める。
「あったりめえよ!おい、若ぇの。この俺様を、そんじょそこいらのなまくらどもと一緒にしてもらっちゃあ困らぁ!」
 低いが威勢のいい、男の声だ。
 あたりを見回すが、苦笑する老人以外は何者も見えぬ。
「なにを穴掘り鼠みてぇに、きょろきょろしてやがんでぇ!俺ぁここだ、ここ!」
 声の振動は、剣を持った君の手元から伝わってくる。
 剣そのものが話しかけているのだ!
「≪インテリジェンスソード≫じゃ。太古のメイジたちが今は失われた技法を用いて創り出した、自らの意思を持つ魔剣よ」とオスマン言う。
 無機物に意思をもたせ、口を利けるようにする魔法そのものは、≪旧世界≫にも存在する。
 君自身、カーレの北門では門扉そのものから警告を受けたことがある。
 しかし、武器を喋らせてどのような利点があるのだろうか?
 あらためてオスマンに、喋る以外に特殊な能力はないのかと尋ねるが、
「わからん」と即答されてしまう。
 
 オスマンによれば、数年前に街の武器屋を冷やかしたときに見つけたものらしい。
 珍しいうえに非常に安かったため購入したのだが、このとおり口が悪く、ほうっておくと始終わめき散らすそうだ。
 記録にも残されていないような古代の出来事を知っているのではと期待し、何度か話につきあってはみたものの、昔のことは
なにもかも忘れてしまったという言うばかり。
 ほんの数日で≪インテリジェンスソード≫に失望したオスマンは、剣を鞘に収めて黙らせると部屋の片隅に転がし、それきり埃をかぶるにまかせておいたというのだ。
 
「まったく、身勝手なじじいだぜ!おい、若ぇの!この耄碌じじいにゃ、俺の価値なんてわかりゃあしねんだ。宝の持ち腐れ、
猫にエキュー金貨って…」と剣がまくしたてるのを途中でさえぎり、
喋る以外になにかできることはないのかと尋ねる。
「あー、その…なにかできたはずなんだが…わりぃ、思い出せねぇんだ」と剣は言う。
 錆の目立つ刀身から響くその声は、いくらか元気を失っているように聞こえる。
「とにかくだな!そう言うおめえこそ、どんだけの腕前が…」
 話をそらそうとした剣が、何かを感じ取ったかのように沈黙する。
「…ふうん。おめえ、相当な修羅場くぐってきてんな?へへっ、驚いたか?俺くらいの業物になりゃ、柄を握られただけでその人間がどこでどんだけ、
どんなふう剣を使ってきたかがわかんのさ。気に入ったぞ、若ぇの。俺を使え。損はさせねえ」
 君がカーカバードで刃の下をかいくぐってきたことを見抜くとは、たしかにこの剣には、自身が知りもしない神秘的な力が秘められているのかもしれない。 
 しかし、埃をかぶることにうんざりした剣が、自分を売り込むために君をおだてているだけという可能性もある。
 君はこの剣をオスマンから譲りうけるか(二八六へ)?
 それとも、他の品物を選びなおすか(一九七へ)?

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:33:21 ID:1sRGhc7x
ソ−サリー待ってたぜ!
支援

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:33:22 ID:NA0cBtBC
デルフの為に286で。

713 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/31(金) 23:33:31 ID:k8edjOvF
二八六
 
 君がこの喋る長剣を貰い受けると言うと、オスマンは
「なかなか似合いのふたり…いや、ひとりと一振りか」と笑って目を細める。
「それではデルフリンガー、達者でな」とオスマンに声をかけられた剣―――デルフリンガーという銘らしい―――は
「あばよ、老いぼれ!ようやっと解放されて、せいせいすらぁ!」と罵声で返事をする。
 それを聞くと老人はつかつかと歩み寄り、デルフリンガーとその鞘を手にして、君に語りかける。
「あまりにやかましいときは、鞘に収めよ。そうすれば、貝のように静かになりおる。これこのように!」
 オスマンの言葉どおり、鞘に収まったデルフリンガーは普通の剣と同様、なにも言わなくなる。
「それと、君を故郷に帰す方法じゃが、私なり調べてみるつもりじゃ。二つの世界をつなぐ術を知る者がいないか、友人たちにも訊いてみるでな」
 
 君は学院長に礼を述べるとデルフリンガーを片手に退室し、寄宿舎に向かう。一六へ。

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:33:56 ID:02W3EOVB
一度全部確認する派の俺は197支援

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:34:11 ID:rQ1xkS9u
1・9・7・!
1・9・7・!

支援

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:35:01 ID:AqLuPb14
197!

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:35:47 ID:tv9MAEQX
デルフに厳し過ぎ支援

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:36:25 ID:oacGC+u8
全部の選択肢を確認するなら指セーブは必須だよね支援

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:36:27 ID:CJ5iPMqL
世界を繋ぐと言うとあの呪文しか思い浮かばない件について
支援


720 :支援:2007/08/31(金) 23:36:32 ID:rQ1xkS9u
剣も男も叩かれて強くなれ

721 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/31(金) 23:36:47 ID:k8edjOvF
一六
 
 君が寄宿舎の部屋にデルフリンガーを持ち込みルイズに紹介した際、ひと悶着こそあったが(君はデルフリンガーの口の悪さを忘れていた)、その後の数日は
なんの事件もなく平穏無事に過ぎる。
 技術点、体力点、強運点を最初の値に戻せ。
 しかし、いつ七大蛇が復讐を果たしに来るかもしれぬと警戒する君は、いついかなる時も剣と背嚢を手放さず、暇ができれば、国境の物見のごとく空を睨む毎日だ。
 あの闘いに加わったルイズ、キュルケ、タバサの三人も七大蛇の復讐の標的となっていることだろう。
 彼女たちのことも、心配もしなければならない。
 あいかわらず我儘なルイズ、奔放なキュルケ、寡黙なタバサ、シエスタ、ギーシュ、マルトー、コルベール、オスマン。
 過去の危険だが気ままな一人旅とは違い、ここには守るべき者たち、友人たちが居る。
 気苦労の多い難儀な状況ではあるが、君はそれに対して、喜びを感じているところもあるのだ。
 この世界とそこに住まう人々を、冥府の底からよみがえった大蛇どもが喰い荒らそうとしているのならば、それを阻止しなければならないという
想いが君のなかで強まる。
 だが、こちらから打って出ようにも怪物たちの居場所は杳として知れず、空飛ぶ大蛇を目撃したという情報もない。
 いまの君にできることは、ルイズの≪使い魔≫として日々の雑用をこなし、魔法の授業を受け、警戒の目を光らせることだけだ。
 
 ≪フリッグの舞踏会≫のある夜も、君は二つの月の光に照らされながら広場から広場へと渡り歩き、空を見張っている。
 君の姿を目にした衛兵が話しかけてくる。
「まったく、貴族様って連中は毎度毎度、飽きもせずに食事に踊りに談笑だ。なにがそんなに楽しいのやら」
と言って笑う。
 君は、貴族には貴族の苦労があるのだろう、と答える。
 流行のドレスを仕立てる代金をどう捻出するか、婦人との話のたねはなにがいいか、といったことに頭を悩ませずにすむ平民のほうがよほど気楽だ、と続けて言うと、
「違いない!平民万歳だ」と相手は笑う。
 
 しばらく貴族を題材にした冗談を言い合うと衛兵と別れ、君は石造のベンチのひとつに腰掛ける。
 料理の匂いと舞踏の音楽が、君のところまで夜風に乗って流れてくる。
 舞踏会場に居るはずのルイズは、最良の時を過ごしていることだろう。
 今まで≪ゼロのルイズ≫と嘲笑されるばかりだった彼女が、一転して、≪土塊のフーケ≫を捕らえた功績を褒め称えられているのだ。
 しかし、君はその場に同席するつもりはない。
 君は魔法使いではあるが、この世界でももとの世界でも『平民』であることには変わりなく、あのようなきらびやかな場に現れることは許されないだろうし、
そもそも君自身も、金ぴかに着飾った連中と肩を並べたくはない。
 毎日の光景として見慣れたつもりでも、この世界の貴族たちの過剰なほどの豪華絢爛ぶりには、やはり腹が立つ。
 
 そのようなことを考え二つの月を見上げる君だが、そのとき、背後に人の近づく気配を感じ取る。四六○へ。

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:37:55 ID:XGjqWZD9
四六○へ支援!

723 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/31(金) 23:38:48 ID:k8edjOvF
次回、最終パラグラフ四六○。
そして「一四」をはじめとした死亡パラグラフ集。

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:40:37 ID:NA0cBtBC
乙ー。次回で第一部完?とNG集かw

725 :支援:2007/08/31(金) 23:41:20 ID:rQ1xkS9u
タイムリーに地震が来た。

726 :男達の使い魔:2007/08/31(金) 23:41:38 ID:Z/IwcOR/
それではいきます!

「おお。もう蕾がついとるやないか。」

「しかし、わしらがここに入ってからもうすぐ一年がたつのか。
 なんか感慨深いのう。」

いわゆる学ランを着た体格のいい男達が話している。
時は三月、世間一般で言う卒業の季節だ。
一年間の出来事を思い返すのに、これほど良い季節もあるまい。

「……ああ。」

何か思うことでもあったのだろうか。
学帽を被っていた男、富樫が目元を隠すように深く被りなおす。

「……辛気臭くしてたらあいつらに笑われちまうぞ。
 『まだまだ修行が足りませんね。君たちは』とか言ってな」

もう一人の男、虎丸はわざとかん高い声を作り、かつてのマジシャンの物真似をする。

「そうだな。今度入ってくる新入生のことでも考えるか。」

季節はもうすぐ春。
出会いの季節でもあるのだ。




キリキリキリ……

弓を引く音がする。
巨漢の壮年が、回転する的に向かって弓を射ろうとしていた。
髪の毛こそないものの、その体は鍛え抜かれており、一種の美さえも感じさせる。
覇気に満ちたそのたたずまいは、とても60を過ぎているとは思えない。
彼こそが、男塾全塾生の生殺与奪の権すら持つ、

「わしが男塾塾長江田島平八である!!」

地を震わせる豪声と共に矢が放たれる。
一瞬の後、的に突き立った。

「ほう。今日はこれか。」

そばにいた髭を生やした教官が確認に走るよりも早く、江田島は己が射た的を
その鋭い視力で確認していた。

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:42:44 ID:mQBAfahw
まさかパラグラフ全部既に……!?

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:43:28 ID:NA0cBtBC
男塾キター!?

729 :男達の使い魔:2007/08/31(金) 23:44:08 ID:Z/IwcOR/
「起立っ!!」

授業の掛け声に、学生たちは勢いよく立ち上がる。
掛け声をあげたのは、メガネをかけた田沢である。

「本日でいよいよ今年度最後の授業となる。
 そこで、本日の科目は塾長がじきじきに選ばれた。
 速やかにグラウンドに整列し、心して拝聴するように!!」

鬼ヒゲという仇名の通りの姿をした教官が声を張り上げる。

「なんだかごっつい嫌な予感がするのう。」

「まったくだぜ。」

頭の頂上部と左右のみにパーマをかけた松尾と、リーゼントで矮躯の秀麻呂がそのような会話を交わしながら
移動を開始した。




「わしが男塾塾長江田島平八である!!」

その大音声に、この一年間でなれたはずの猛者たちが泡を吹いてひっくり返る。
一方教官たちの中には、感涙の涙をこぼしている者すらいた。

(不思議なものだ。時々この声を聞かないと落ち着かなくなるなんてな)

一号生筆頭剣桃太郎は柄にもなくそんなことを考えていた。

「本日は直進行軍を行う!全員直ちに回れ右し、前進せよ!」

珍しく塾長が直々に指示を出す。
その言葉通り、一号生たちは行動を開始した。


730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:44:30 ID:AqLuPb14
漢の物語支援

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:45:50 ID:R7lMPBXQ
ま、まさか本当に丸ごと・・・?
♂塾と書くと80年代のドラマっぽい支援

732 :男達の使い魔:2007/08/31(金) 23:46:11 ID:Z/IwcOR/
その日平賀才人は浮かれていた。
つい、目の前に浮かび上がった、不思議な白い光に入ろうとするくらいに。
いよいよ飛び込もうと心を決めたその時、地響きがするのが聞こえた。

(うるさいな!何だよ!)

せっかく入ろうとしたのを邪魔されて、少し不機嫌になった才人は、文句を
言おうと後ろを振り返り、

……そして迷わず道を譲った。

やけに体格のいい、学ランを着込んだ男達が、ハンマーなど思い思いの獲物を手に持ち
障害物を粉砕しながら迫ってきたのだ。

(いくらなんでもこんな集団には近寄りたくない)

才人の本音である。

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:47:10 ID:NA0cBtBC
才人w

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:47:38 ID:XGjqWZD9
>>723
投下乙!大量の死亡パラグラフが来るのか!?

そして男塾支援!!!

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:48:09 ID:AqLuPb14
何行進だっけ、これ?

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:48:41 ID:AOHR3uh7
常識的な反応をありがとうサイトwww

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:49:00 ID:mQBAfahw
直進行軍→全員召喚!?ww支援

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:49:17 ID:voI7Z05c
支援、確認!

739 :男達の使い魔:2007/08/31(金) 23:49:38 ID:Z/IwcOR/
その男たちは、白い光の前で立ち止まった。

「押忍!!教官殿質問があります。ここに不審な光があるのですが、どのようにすればよろしいでしょうか。」

先頭近くにいた田沢が、飛行帽を被った教官に声をかけた。
するとその教官はその男を怒鳴りつけた。

「貴様ら前回を忘れたのか!!何があろうとも、前進以外に道はない!!
 何じゃその目は!私怨などないわ!
 ええぃ。桃よ、一号生筆頭として手本をみせてやれ!!」

その声に、指名された桃は、押忍と短く声をあげると、迷わず飛び込んだ。
しかし、それはただの不審な光ではなかった。
いつまでたっても桃がその光から出てくる様子はない。
それどころか光が段々と弱まっているではないか。
これが尋常の事態であるはずがない。
そう判断した伊達は行動することにした。

「仲間を見捨てるな!全員桃に続け!」

その声に、固まっていた男たちは、弾かれたように直進を開始した。

「待て!お前達!」

飛行帽がそう叫ぶも、時既に遅し。
光は消え、飛行帽と才人以外の誰もそこには残っていなかった。




爆発が起きる。
しかし、先ほどまでとは違う手ごたえを感じていた少女は、己の召喚が成功したことを確信していた。

(やったのよ。ついに召喚に成功したわ。これでゼロなんて、もう誰にも言わせない!)

生徒達が騒ぐ中、その少女−ルイズは、ニヤニヤしそうになるのを必死にこらえながら、
煙が晴れるのを凝視していた。

そして目を見開いて口を大きく開けてしまった。
淑女としてあるまじき行為ではあるが、とがめるものは誰もいない。
みな、同じような姿をしていたからだ。

煙が晴れたあとには、むさ苦しい男達が何十人も折り重なっていたからだ。


男達の使い魔 第一話 完

740 :支援:2007/08/31(金) 23:50:22 ID:rQ1xkS9u
魔方陣があろうとも直進あるのみ!

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:50:47 ID:AqLuPb14
これはワクテカせざるを得ない

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:50:54 ID:NA0cBtBC
乙。……酷い光景だw

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:51:12 ID:XGjqWZD9
最 悪 だ ・ ・ ・ w
GJすぎる!!

744 :男達の使い魔:2007/08/31(金) 23:51:25 ID:Z/IwcOR/
NGシーン

雷電「こ、これはまさか!」

虎丸「知っているのか雷電!」

雷電「これぞまさしく、中国において六千年前より伝わる神隠死!」

神隠し。この言葉は日本でよく使われているが、実は起源は中国にあることを知るものは多くない。
古代中国において、春家義弐亞と戦斗千尋という男達がいた。この二人は拳の道においてのライバル
であった。ついに長年の決着をつけようと、二人は決闘をすることになった。
互いに一歩も引かず、まさしく死闘を繰り広げる両者。最後の力を振り絞り、一撃を繰り出そうとした時
激しい光がその場に溢れた。
観客が目を見開いたとき、その場からは二人の姿だけが消えていたという。
後年、この片方の戦斗千尋が見つかった。本人はボロボロになっていたが、意識ははっきりしていたという。
そこで、春家義弐亞の行方を尋ねたところ、悔しそうに
「あいつは武離箕琉の盾となって死んだ」と意味不明の発言をしたという。
この逸話が日本に伝わり、突然消えた人間が帰ってくる話として
千と千尋の神隠し、となったのは実に興味深いことである。
余談ではあるが、近年の研究によって、この春家義弐亞という男の名前こそが、ハルケギニアという名称の
基となったのではないか、という説が支配的になってきた。このことからも分かるように、この二人は、
何者かによってハルケギニアに召喚された、と考えるのが一般的である。
民明書房刊「考察!千と千尋の神隠死」(平賀才人著)

745 :支援:2007/08/31(金) 23:51:30 ID:rQ1xkS9u
こいつは某所のSに匹敵するインパクト!

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:52:05 ID:ziSINcc/
才人置いてけぼりかよw

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:52:12 ID:FZh1NUsQ
や、やりやがった!!!
ついにやりやがったぜこいつは!

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:53:02 ID:AqLuPb14
これ考えた人すごいよw自分には無理だ

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:53:06 ID:nc4By9rV
男塾名物支援

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:53:36 ID:woW724ZE
ここって、AAネタはNGかな?

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:53:40 ID:B3DCYjwk
だからお前は何を書いているんだサイト!!

752 :男達の使い魔:2007/08/31(金) 23:53:46 ID:Z/IwcOR/
直進行軍が頭に思い浮かんだ瞬間、物語が進み始めた!!
これなら全員を召喚できる!!
……無理は百も承知です。
才人は巻き込もうかとも思いましたが、影が薄くなりそうなのでやめました。
民明書房で活躍してもらおうと思います。
なお、民明書房の内容が無茶なのはデフォです。

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:54:10 ID:NA0cBtBC
>>752
アンタはバカだ、大バカだ!(褒め言葉

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:55:00 ID:jS5CHtJH
>>752
否!
その発想お見事というしか無い!

まさかそうつなげるとは思わなかったよ

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:55:57 ID:q4Av5d4k
ということは月光は置いてけ堀ですか?

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:56:34 ID:kEF/hILy
ちょw才人著者かよww

757 :男達の使い魔:2007/08/31(金) 23:56:41 ID:Z/IwcOR/
皆様支援ありがとうございました。

なお、雷電が六千年がどうたら、とか言っていますが、
あくまでもフィクションです。
本編で解説するつもりは一切ありませんのであしからず。
……多分w

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:57:23 ID:AqLuPb14
アルビオン脱出は、男の肉体による架け橋にケテーイw

田沢「遠慮するんじゃねえ!」

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:57:54 ID:ziSINcc/
>>755
そういや月光は天兆五輪大武会で死んだことになってるんだったな

760 :男達の使い魔:2007/08/31(金) 23:59:28 ID:Z/IwcOR/
>>755,759
月光は私も出したいのですが、どうも男塾の時期が悪いのですよねぇ。
……まあ、男塾なので深く考えなくてもよいかもしれませんがw

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:59:30 ID:jS5CHtJH
月光も何故かもう戻ってきてて年度末迎えてても何も不自然は無くね?
だって宮下あきらだし

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/31(金) 23:59:52 ID:jNZQx3OJ
この時いたメンバー誰だったけ?

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:00:07 ID:V7LnWZr4
ティファとフーケが
塾長とその他諸々呼び出せば
問題なし!!

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:01:22 ID:mQBAfahw
アレだ、記憶喪失ネタを利用して他の虚無に拾われてればいいんじゃまいか?

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:02:15 ID:ziSINcc/
あと死んだままなのは鎮守直廊の三人と邪鬼先輩か

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:02:28 ID:MFYKtGyi
いや、普通にワンターレンの奥義で後を追いかけてきても自然じゃね?
時空間に穴をあける位の奥義普通にあるよ!

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:02:29 ID:yXGlFPHi
どっかピンチの場面で「お、お前はかつて死んだはずのー!?」とかもあるな……。
何故生き返ったとかここに居るんだとかは気にしない。

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:03:08 ID:SdpJm2R8
お も し れ え ! GJする。

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:03:32 ID:1cE93QVD
秘奥義神毬送りならどこででもいけるはず。

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:04:22 ID:/CMTe/LP
>>761
何故かテファの所でガキンチョどもに武術を教えているって展開でも違和感無いな。
だって男塾だし。

771 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:04:26 ID:bGTlCNpk
盛り上がっているところ、もうしわけないのですが
投稿してもよろしいでしょうか!?
板汚し、もうしわけない;;

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:04:33 ID:maPGzJSZ
フーケに対して丁度練習中のニューブローでゴーレムを粉砕しそうで……
それ以上に伊達あたりに遊ばれそうだな、ワルド。

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:05:17 ID:yXGlFPHi
>>771
貴方のどこが板汚しなんだ……?
来いッ!

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:05:44 ID:aL17triQ
>>771
どうぞ!

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:05:47 ID:B9lHE1nJ
ウェールズが普通に蘇りそうで恐ろしい世界だ。

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:06:04 ID:TPpXiezI
>>766
細菌操ったり念で重力操作したり石像遠隔操作したり
空間移動は普通にあるしな

777 :支援:2007/09/01(土) 00:06:47 ID:ftofuVq1
秀麻呂ですらギーシュを圧倒するんだろうなあw

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:06:47 ID:AgouY3D+
男達の使い魔GJ!
でも塾長あたりが唐突に助っ人として出て来てもおかしくないから困るw

779 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:07:31 ID:bGTlCNpk
でわ、12時10分から投稿します。
よろしくおねがいします。

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:07:59 ID:oZCFf1fP
キリコを召還したとしても
犬になるどころかハルキゲニアけ根源が揺るぎかねないな

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:08:48 ID:RjnKd623
>>779
ラフィールと投下するが良い!

782 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:10:06 ID:bGTlCNpk
星界の使い魔 01




「それにしても、これはおいしいな」
ラフィールは夜食にと出されたパンを口にしていた。
「ん、普通のパンだけど?」
そんなに美味しいかな?普通だと思うけどなぁ、とパンを口にして思うルイズである。
普段から食べなれているルイズにとっては普通と思えるのだが、
このパンは、このトリステイン魔法学園が誇るコック長マルトーが彼の半生を捧げて
編み出した、まさに玄人の一品であることにルイズは知る由もなかった。
もっとも、それを知る貴族がこの学院に何人いるだろうか――――


「ふむ、つまりここはハルケギニア星のトリステインという所なのだな?」
「星?まぁ、いいわ。そう、ここは由緒正しきトリステイン魔法王国のトリステイン魔法学院よ!」
使い間のルーンの効果も相まってか、二人の関係はまずまずであった。
ラフィールはルイズとの会話で4つのことを知った。

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:11:01 ID:+4hskrYn
支援

784 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:11:05 ID:bGTlCNpk
一つ目は、ここハルケギニアについてだ。
この星は未開惑星であること、その点で救援は絶望的であること。
人々はまとまっておらず無数の国家によって成り立っていること。さらに、文明レベルは帝国建国以前つまり――
『アーヴによる人類帝国』が誕生する遥か昔、まだアーヴがアーヴでなく、母都市に属していた時よりも
さらにはるか昔の神話の時代レベルであること。
さらに、この星では未知の現象『魔法』という物が存在していること。
『魔法』を使える者をメイジと呼ばれていること。
そういう事柄に関しては、『ソビーク』で手にしたものの中にもあったので、状況把握は簡単であった。
ソビークとは、『アーヴによる人類帝国』すなわち、ラフィールが属する帝国、その帝都
『<混沌の都>ラクファカール』にて年に二度開催されるアーヴにとってとても大切なお祭りなのことなのだ。
『魔法』については非常に興味をそそられるラフィールである。


二つ目は使い魔についてだ。
使い魔とは、主人であるメイジの実力をしめすものらしい。
使い魔は主人の目や耳となることができるやら、
魔術に使う素材や珍しい薬草を集めてくるやらという雑用係であること。
しかし、この二つに関しては、きっぱり無理であった。
地上世界の知識が皆無であったラフィールには薬草などを見分けることなど到底できないのだから。
そもそも、地上世界の知識を知っていたとしても無理なのだが――
前者の使い魔の見たもの聞いたものが主人にも伝わるというのも、どうやら発揮していないらしい。
まぁ、当然である。こんなのが発揮していたら気持ち悪いであろ、常識的に考えて。
そして、使い魔は主であるメイジの剣となり盾となり主人を守るとのこと。
まぁ、凝集光銃の弾倉を詰めた救命バックも一緒に召喚されてたのでこれはしばらく勤まるであろ。


三つ目は『主人』であるルイズに関してだ。
ヴァリエール公爵家の三女にしてメイジであり、年は自分と同じ。なんとも偶然であろか。
このトリステイン魔法学園の二年生であるとのこと。
衣食住を約束するとのこと。
好きな食べ物はクックベリーパイだとのこと。
こんど、食べさせてくれるとのことだ。楽しみである。
しかし、一番私が聞きたかった得意な魔法とかは教えてくれなんだ。


四つ目は食べ物が自分の口に合ったということだ。
まぁ、まだパンしか食べていないのだが
これほどのものを作れる職人が、私の口に合わないものを作るはずが無い!と決め込んだのであった。
まさか、地上世界の料理で口に合うものがあるとは思わなんだ。
いままでに、いくつかの地上世界料理を口にしてきたがどれもこれも味が濃すぎて駄目だったのである。
しかし、これで食生活については問題ないであろな、と思うラフィールであった。


785 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:14:34 ID:bGTlCNpk
「――ってことは、ラフィールも貴族なんだ?」
こんどはラフィールの話す番だった。
ルイズは異世界のことを話すラフィールに興味心身でたずねた。
「うん、父を後見として『パリューニュ<薔薇>子爵』の称号と領地をいただいている」
ラフィールは皇族ということを伏せて、貴族と名乗ることにした。
もし皇族と名乗ったら、ルイズはいままでどうりに接してくれるのであろか
ジントは普通に接してくれたが、ルイズがそうとは限らない。それに、どのみち信じてはくれぬであろ――
いや、ルイズなら信じるような気がしてならないからこそ隠すのであった。
まぁ、どの道このハルケギニアで『アーヴ帝国』の皇族だ!などと名乗っても無意味であろ
そうラフィールは判断したのであった。


「――『星たちの眷属』?」
「そう、我らアーヴは自分たちをそう名乗っている」
ラフィールは大まかに自分が属している国、そして種族を語った。星間国家だとかは話がややこしくなるので隠し通したが。
「『アーヴによる人類帝国』ってだけでも凄そうなのに、『星たちの眷属』って名乗ってるの!?」
時間なんてそっちのけで二人は語り合っていた。


「――って、ええ!?その尖った耳は家風なの?」
「うん、『アブリアルの耳』と言って『アブリアルの一族』しか持つことを許されない耳なんだ。
断じて『エルフ』などという種族では無いぞ、私は『アーヴ』だ」
そう言いながら、自分の耳を指でなぞるラフィール。黝い髪がつられて波打つ。
「へー、そうだったんだ。それにしても変な家風ね、尖った耳が家風だなんて」
「そうか?私は気に入っているぞ、この耳」


786 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:16:19 ID:bGTlCNpk
ルイズは、自分が今どれほどの無礼を働いているのか知る由も無いのだが
このラフィールという尖った耳を持つ黝い髪の少女は、
星たちの眷属が治める国『アーヴによる人類帝国』を治める皇族である。
その皇族は八つの王家で構成されていて、いずれも建国帝の兄弟や子女の子孫で、
アブリアルの氏姓を共有している
すなわち――
スキール王家『ネイ・ラマエル』
イリーシュ王家『ネイ・ドゥスィール』
ラスィース王家『ネイ・ラムリュラル』
ウィスコー王家『ネイ・ドゥエール』
バルケー王家『ネイ・ラムサール』
バルグゼーデ王家『ネイ・ドゥブゼル』
スュルグゼーデ王家『ネイ・ドゥアセク』
クリューブ王家『ネイ・ドゥブレスク』
の八つの内の一つ、クリューブ王家の生まれであり
そして、国民約十億人、地上世界で帝国の支配を受ける領民の数、およそ九千億人を束ねる現皇帝
『アブリアル・ネイ・ドゥブレスク・アブリアル伯爵・ラマージュ』を祖母にもつ
まさに、皇族の中の皇族なのである。

「私にも耳触らせて!」
「うわっ、引っ張るでない!痛いであろ!」
二人は無邪気にじゃれ合っている。


使い魔のルーンの効果もさることながら
二人の仲は短期間で異常にまで良くなっていた。もともとの相性が良かったのであろう。
ルイズはこの使い魔、ラフィールをえらく気に入ってしまった。
もともと、『ゼロ』と呼ばれ学園中から虐げられてきたルイズには友達はおらず、一人で耐えてきたのだ。
そこへ同年齢の、しかもとても気が合うラフィールが現れルイズは大いに喜んだ。
最初は見栄えだけで喜んでいたが、いつしか見栄えなどどうでもよくなり、心から喜んでいた。
エルフじゃなくったって良い!魔法を使えなくったっていい!私は、ラフィールを召喚できてとても嬉しい!
ルイズは求めていたのだ。純粋な喋り相手、そして友達を。そして、それはラフィールにとっても同じであった。
皇帝の孫。それだけで周囲から恐れられ、称えられたラフィールもまた、修技館で孤独を抱いていたのだ。
しかし、ラフィールにも、ルイズがラフィールと出会えたような、奇跡的な出会いがあった。
そう、少年ジントとの出会いだった。ラフィールは生まれて初めて自分の名前を尋ねられたのだ。少年ジントに。
しかし、今はそのジントとも離れ離れである。

「ふあぁ〜」
不意にあくびをするルイズ。
「随分喋ったわね、そろそろ寝ましょうか」
そう告げると、ルイズは徐に服を脱ぎすてネグリジェに着替える。
「そ、そなたに恥じらいというのは無いのか!」
ルイズの行為に焦るラフィール。しかし、『あらゆる状況をも受け入れる』という父の教えから、
視線はルイズに向けたままだ。
ルイズのその、瑞々しい肢体を見やる。美しいな、と心底思うラフィールであった。
「ふあぁ〜、そんなの別にいいじゃない。私たちは主と使い魔よ?気にしない、気にしない」
「そ、そうであろか?」
言いくるめられるラフィールであった。
ふと、ラフィールの頭にはソビークで買ったとある物を思い出す。それは主と下僕を題した物だった。
まさか、当事者になるとはな。しかも下僕の方だ、ラフィールはふと笑う。


787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:17:21 ID:+4hskrYn
支援

788 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:17:39 ID:bGTlCNpk
「はい、これ着てね!」
着替え終えたルイズはネグリジェをラフィールに渡す。
「ルイズ、こ、これは今そなたが着ている寝巻きと同じ物なのか?」
ラフィールは困惑している。『星たちの眷属』つまりアーヴは極端に肌の露出を嫌う種族なのだ。
いまルイズが着ているネグリジェは、それはもうとってもと言っていいほど肌を露出している。というより、透けている。
しかも、ルイズは下着すらも着けてないことから、自分もそのようにしないといけないのだと思い込んだ。
もっとも、下着を貸してくれ、と言えばルイズは貸してくれていたのだが――
ところどころ可愛らしいフリルが付いたそれを見やるラフィール。
そして、嬉しそうにこちらを見やるルイズにおそるおそる尋ねる。
「ど、どうしても着なきゃ駄目であろか?」
「駄目、絶対に駄目!」
間髪居れずにルイズが答える。
「お揃いなんだからね!絶対着ないと駄目!主としての命令!!これ、絶対!!」
ルイズは息荒げに必死だった。
「着るしかないないであろか。わ、わかったから、ルイズ、そなた落ち着くがよい!」
なぜにルイズは必死なのか、それはルイズが着替えているときにジーっと一部始終を見られていたからである。
気にしない、気にしないと言っていたルイズであったが、本当は心底恥ずかしがっていた。
だからこれは仕返しなのだ、ほんのささやかな――


「き、着るから、ルイズ、そなたあっちを向いててくれるか?」
ラフィールがもじもじと言う。
「気にしない、気にしない♪それに、ラフィールだって私が着替えるとこ一部始終見てたでしょ?」
ルイズは微笑みながら答えた。
「うぅ」
ラフィールは唸った。そして心底己の行為に後悔した。
「ど、どうしてもなのかっ?」
「うん、どうしてもよ」
「クー・リン・マプ・アス・タング・キプ!」
ラフィールは自分の敵国である国の言葉を叫んだ。
使い魔のルーンの効果でなんとなく意味を理解したルイズは呆れながら言う。
「はしたないわよ、ラフィール。なんとなくだけれど」
「うぅ、着替えるしかないのか…」
そういうとしぶしぶ自分の着ている軍衣を脱ぐ。
ルイズはどぎまぎした。目の前の少女が露にした透き通るよような淡い小麦色の肌に、
黒瑪瑙の瞳をした少女が恥じらいながら着替えるその姿に。
風変わりなサークレットをはずすと、そこには宝石のような物が額に埋め込まれていた。
綺麗、そうルイズは思った――


789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:19:37 ID:+4hskrYn
支援

790 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:19:46 ID:bGTlCNpk
「お、おわったぞ」
「う、うん」
二人とも顔を赤く染め向かい合って対峙していた。
その様はまさに、二人の麗しい妖精がこの世に光臨した様だった。
ラフィールの頭によぎるのは、またもやソビークで手にしたとある物だった。
それは、少女たちの同性愛を題したものであった。
それを見たときは、あまりにもの独特の世界観で、当時のラフィールにはいろんな意味で理解しがたいものだった。
しかし、今この状況をもってラフィールは理解したのである。
そう頭をぐるぐる働かせていると、ルイズが尋ねてくる。
「ベ、ベット一つしかないから、一緒に寝てもいいよね?」
「あ、ああ」
その言葉はラフィールにとって、まさにその独特の世界に踏み込む第一歩であるかのように聞こえた。
そんなラフィールの思惑をしってか知らずか、ルイズはその可愛らしい小柄の体を半分ベットのシーツに滑り込ませ
ポンポンっとベットを叩き、ラフィールに『おいで、おいで』の仕草をする。
そのルイズの仕草に、ラフィールは『発芽』してしまったのである――
ラフィールは決心がついた。そして心の中でこう囁いた。
アブリアル・ネイ・ドゥブレスク・パリューニュ公爵・ラフィール、いざ『ダイセーレ<発進>』!!


とまぁ、乙女に反する思惑を抱いていたにもかかわらず、
ベットに入ってからのラフィールは冷静さを取り戻していた。
ふと、窓から夜空を眺めた。彼女が気に止めたのは、月が二つであることではなく
他のことだった。
「星が、星がちらついて見える・・」
「ん?」
驚いているラフィールを見て、ルイズも同じように窓から夜空を見る。
大きな月が二つ、そしてその周りには星たちが満遍なくちらつきながら夜空を照らしている。
「べつに普通の星空だけど?」
「そうなのか?ルイズ、そなたにも星がちらついて見えるのか?」
「うん、それが普通よ。ラフィールの世界では星はどう見えるの?」
「とても壮大に見える」
ラフィールの言動から安心感が読み取れる。まぁ、ルイズには読み取れなかったのだが。
「とても壮大に見えるんだ?」
うん、と答えるとラフィールは、ふぅとため息を吐き目を瞑る。


791 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:21:02 ID:bGTlCNpk
ラフィールは星海を船で翔け巡る自分の姿を思い出していた。
状況からして、帝国からの救助の確立は無に等しい。もう二度と、生まれ故郷に、そして
星々の海を翔けめぐることができないと思うと寂しい思いが込み上げてくる。
アーヴにとって、星海を翔け巡ることは生甲斐なのだ。自らを『星たちの眷属』と名乗るくらいに。
しかし、ラフィールは思う。どのみち皇族の義務を果たしていく内に星海を翔けめぐる機会は無くなっていく。
そう思うと、ラフィールの内の悲しみが消えていく。
さらに、生まれながらの壮大な皇族の義務からの開放感か、意外とすっきりしていた。
それに、『故郷<宇宙>』は空を見あげればあるのだから――
そうこうラフィールが考えている時に、ルイズから謝罪の言葉が聞こえた。
「ごめんなさい・・・」
「ルイズ、そなた当然どうしたのだ?」
ルイズは悲しそうな顔をラフィールに向ける。
「だって、ラフィールが星を語ったとき、とても切なそうな顔をしてもの。
自分の世界のことを思い出していたんでしょ?」
ルイズは、その鳶色の瞳に涙を浮かべラフィールに擦り寄ってきた。
「私が召喚さえしなかったら、ラフィールは元の世界にいたのに・・・」
ラフィールはそんなルイズを愛おしく思った。
「心配するな、故郷のことはもういいんだ。そなたが気にする必要などない」
そう言いながら、自分の主人の頭を撫でる。
桃色の髪はとてもやわらかく、ラフィールの手を包んだ。
「で、でもジントって言う子は?」
ルイズは尚も食い下がる。
不意のその言葉に、ラフィールはその少年、ジントの顔を思い出す。
なにかと頼りない雰囲気を漂わせているが、どことなく頼りになりそうな少年を。
そして、ふと微笑むとラフィールはこう言った。
「ジントなら、あの者なら大丈夫であろ―― 」




――――――――――――――――





「――という点により、逃走中のアーヴは二人組みであることが確認されました。
そのアーヴらはいまだ逃亡中です。もし、アーヴと思わしき人物を見かけたらお近くの平和維持軍ッ」
ジントは立体映像放送装置を止めた。
ここはスファグノーグのルーヌ・ビーガという市内のとある宿。
「ラフィール、いくら僕一人のほうが身を潜めやすいからって
どこかいっちゃうなんて、ちょっと人が良すぎるにもほどがあるよ・・・
まぁ、まだ捕まってないのが幸いなんだけどなぁ。ほんと、どこいっちゃったんだよラフィール・・・」
と独り言を呟くジントであった。
ジントは大気圏内の揺れで、あっけなくも気を失ってしまったらしい。
起きた時には、すでに不時着し終えた後だった。
最初は、ラフィールが居ないことに戸惑いを感じていたが、いつまでもこの場に留まることはまずいと思い、
近くの町に身を潜め、ラフィールを探すことにした。
しかし、今だ手がかりゼロなのである。まぁ、人類統合体の平和維持軍ですら民間に情報を求めるほど
手詰まりなのに、自分が何か掴めるなんてことは無いと思うジントであった。
しかし、ジントはあきらめない。レクシュ百翔長との約束を守る為。そしてなによりも、ラフィールの為に。
「まったくもう。ラフィール、君ってやつは」
そう呟くジントであった。
かれこれ、不時着してから数日後のことである

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:21:55 ID:+4hskrYn
支援

793 :星界の使い魔:2007/09/01(土) 00:22:38 ID:bGTlCNpk
以上です!
その、使い魔のルーンに大分頼ってしまったのですが
やっぱ急でしたかな;;
板汚し、失礼しました!

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:24:49 ID:pwQgYGnc
GJ!

795 :男達の使い魔:2007/09/01(土) 00:25:50 ID:VnpOjbSg
>>793
乙でした!!

あとwikiを編集してくださった方へ
大変恐縮なのですが、民明書房までで一話、としていただけると助かりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:29:07 ID:5QNFHK0o
そういうのは避難所で

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:29:34 ID:Zyg0WyIs
生きてたのかジントw
パイロット無しで緊急着陸成功って運がいいってレベルじゃねーぞw

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:29:41 ID:ou0EsYWO
板は汚してないがラフィール殿下は汚されたッ!!

799 :男達の使い魔:2007/09/01(土) 00:29:55 ID:VnpOjbSg
>>796
了解です。
ご迷惑をお掛けいたしました.

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:30:27 ID:RjnKd623
ラフィール乙!
やはり帝都は遠かった。

>>795
ごめん気づいてすでに修正済みでっす


801 :ゼロのガンパレード:2007/09/01(土) 00:37:26 ID:aqBR7ESW
さて、投下よろしいでしょうか?

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:37:39 ID:93vSKLk5
あの一部除いてむさ苦しい男共全員にキスしなきゃいけないのか、ルイズは…

そして支援

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:38:29 ID:itcogm5O
そして支援

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:38:48 ID:AgouY3D+
どこかの誰かの未来のために支援

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:39:20 ID:VnpOjbSg
全軍突撃!!
支援

806 :ゼロのガンパレード:2007/09/01(土) 00:39:50 ID:aqBR7ESW
んでは、0:45より投下開始いたします


807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:41:24 ID:xcTopeBl
全軍抜刀、全軍突撃! 最後の一兵まで悉く支援して死ね!

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:43:40 ID:kYbBfNFa
待たせたな!支援する


ゲーム中援軍来たの1回だけだったなぁ

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:44:56 ID:RjnKd623
ブータし・えーん

810 :フーケのガンパレード:2007/09/01(土) 00:47:36 ID:aqBR7ESW
杖を振るって作り出したゴーレムで向かってくるガーゴイルの攻撃を受け止め、
フーケは音高く舌打ちをした。
ついてない。まったくついてない。
ここまでは順調だった。
内乱中の為に警備兵の数も少なく、抜け道から宝物庫へ抜けるのも容易にできた。。
誰にも見つからぬはずだった。
妹分の訓練にはちょうどいいと思っていた。
なぜならここは、この屋敷は幼い日の自分たちの遊び場だったのだから。
歯軋りと共に苛立たしげな叫びが洩れる。

「なんだってこんなとこにいるのさ――――ミョズニトニルン!」



/*/



怖い。
怖い。
怖くて堪らない。
目深に被ったフードに顔を隠し、ティファニアは震える唇をかみ締めた。
ともすればそらしがちな目を無理やり前に向かせる。
ここで目をそらすことなど出来ない。
目をつぶることなど出来ない。
だってマチルダ姉さんは、ずっとこんな世界で戦ってきたのだから。
汗ばむ手をローブで拭き、杖を握りなおす。
今までわたしたちのために、何も言わずに泥を被ってきてくれた姉さんのために、
わたしがここで逃げることなんて出来はしない。
自分は今まで何も知らなかった。
知ろうとも思ってなかった。
貴族でなくなったマチルダ姉さんがわたしたちのために送ってくれたお金を、
どうやって稼いでいたかなんて。
今まで迷惑をかけていてごめんなさいと謝ったわたしに、姉さんは言った。

「わたしは土くれのフーケだからね。泥を被るのがお似合いさ」

なんでもないことのように笑う姉さんを見ながら、思ったのだ。
マチルダ姉さんのように、強くなりたいと。





811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:49:17 ID:+4hskrYn
いきなりフーケとテファとシェフィールドきたー!?

812 :フーケのガンパレード:2007/09/01(土) 00:51:00 ID:aqBR7ESW
/*/



新たなガーゴイルに命令を下しながら、シェフィールドはにやりと笑った。
敵はどうやらトライアングルクラスのメイジらしいが、戦う場所が悪かった。
なぜならここはシティオブサウスゴータの宝物庫なのだから。
全てのマジックアイテムを意のままに操る力を持った彼女にとっては自分の庭も同然の場所だった。
ふふん、と鼻を鳴らして唇を舐める。
自分の勝利を信じて疑わない顔だった。
さてそうなると気になるのは相手の素性である。
気位だけ高い貴族派の連中が内乱の最中に宝を盗むなんて真似をするとはとは思えないし、
王党派の連中にそんな余力がある筈もない。
と言うことは、目の前のゴーレム使いはそのどちらにも属していない第三勢力、つまりは宝目当ての盗賊だろう。
だがなかなかどうして、メイジ崩れの盗賊にしてはやけに手馴れているじゃないか。
ゴーレムの使い方といい、的確な状況判断といい。
これは、いっそ手駒に引き込んだ方がいいかもしれないねぇ。

「ちょいと、そこのあんた! 
 勝ち目はないってそろそろ解ってるんだろう!?
 さっさと降伏しちまいな!」

それは過信ではなく、ある意味事実である。
マジックアイテムを好き放題に使えるシェフィールドと、己が精神力で魔法を使うメイジ。
精神力に限りがある以上、持久戦になればメイジに勝ち目はなかった。
もっとも相手がそれを理解しているかどうかは疑わしい。
だがシェフィールドはこれほどの腕前の者が情勢を理解していないとは思わなかったし、
もし理解せずに戦闘を続けるのなら容赦なく殺すつもりだった。
ガーゴイルに攻撃を止めさせて声を上げる。

「あんたほどの凄腕を殺すにゃ惜しい。
 もしよければあたしの部下にならないかい?
 誰かに雇われてるってんなら、その十倍は出すよ!」

一瞬の間が空き、杖が床に転がる音がした。



/*/



土くれのフーケ、と言うのがマチルダ姉さんの名前だったらしい。
貴族を専門に襲う盗賊。捕まれば縛り首は間違いない大悪人。
数日前、いきなりやってきた姉さんが教えてくれた。
姉さんが、悪人だってこと。
わたしが、虚無の魔法の担い手だってこと。

「人間の伝承で言えば、“四つの四が揃ったとき、「始祖の虚無」が復活する”
 エルフの伝説なら、“四つの悪魔が揃いしとき真の悪魔は目覚め、大災厄をもたらす”
 解るかい、ティファニア。あんたはこれから、いろんな連中に狙われることになる。
 その時になってからじゃ遅いんだよ」
「こんなできそこないのわたしが、伝説? いやね、姉さん。冗談が上手いわ」
「冗談なんかじゃないさ。全てを失くしたその時に、それはその者の胸に燦然と輝きだす。
 ゼロと呼ばれた少女には介添え役がついた。無能と呼ばれた男は世界を敵にした闘争を開始した。
 ティファニア、今度はあんたが選ぶ番さ」


813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:52:23 ID:aqBR7ESW
そう言い切る姉さんの目は真剣で、冗談や嘘の欠片も見えなかった。
わたしはごくりと自分の喉が鳴るのを感じた。

「わたしが、選ぶの?」
「そうだよ。何も知らない振りをして、その時が来るまで子供たちと暮らすのか。
 それとも、虚無の担い手として杖を手に取るか」

何も言えないわたしに、姉さんは悲しそうに微笑んだ。

「ひどいことを言ってるのは解ってるよ。
 あんたは戦いなんて向いてない。
 けどね、わたしがいつもあんたを守ってやれればいいんだけど、
 正直その自信もなくてね」

解らなかった。
なぜ、わたしや姉さんが戦わないといけないのか。
そんなもの、貴族や騎士さまに任せておけばいいのに。
わたしの知っている姉さんは、戦いなんて出来る人じゃないのに。

「一人の女の子と会ったのさ」

杯を掲げ、何かに捧げるように姉さんは言った。

「どこにでもいるような子だった。
 貴族に生まれなければ、幸せになれただろう子だった。
 貴族に生まれても、それを意識しなければ幸せでいただろう子だった」
「それ?」

姉さんは黙って自分の胸を叩いた。
大事なものはそこにあるのだと態度で示すかのように。

「その子はいつも一人で、胸を張って、嘘をつくのさ。
 貴族として生まれる人なんて誰もいない。
 人は自分の意思で貴族になるんだって。
 何が彼女にあったのか、そこまでは知らない。
 けれどわたしの知ってるその子は、きっと決めたのさ。
 泣くのはやめた。戦おうと」

胸の奥がざわついた。
姉さんの語るその女の子。
まだ会ったことのないその子が気になった。
わたしの知らない姉さんを知っているその子が。
姉さんを変えてしまったのだろうその子が。

「だからって、姉さんが危ないことをする必要はないじゃないの」
「必要なのさ。
 誰かがそれをする必要がある。そしてわたしはそれを知った。
 だからわたしも決めたのさ。戦おうってね」

そして姉さんは目を細め、睦言のようにわたしに囁いた。
 
「それにね、ここで逃げれば世界が滅ぶ。
 それだけの力があるのさ。あの聖地、“彼のもの”の遺跡にはね」





814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:52:46 ID:AgouY3D+
支援だ

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:53:21 ID:+4hskrYn
支援さ

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:53:45 ID:xcTopeBl
変容風被爆実験のことかぁー!?

817 :フーケのガンパレード:2007/09/01(土) 00:54:18 ID:aqBR7ESW
/*/



物陰から出てきた姿を見て、シェフィールドは目を細めた。
宝物庫に忍び込んできたからには盗賊だろうし、ならば男だと思っていたのだが、
まさか女だとは思っていなかったのだ。

「土のメイジで盗賊。まさか、“土くれのフーケ”かい?」
「答える必要はないね」

その女は胸を張ってそう言った。
その後ろにはもう一人の人影と、その手に持った杖が見えた。

「自慢じゃないが、わたしは高いよ。
 ついでに言えば、今の報酬は金じゃない。
 あんたとその主人にそれが払えるかい?」
「ふぅん? 
 さすがメイジ、金じゃ動かないってかい。
 じゃあ一体何なら動くってのさ」

女は懐から布袋を取り出すと、そっと口元を覆うようにして口を開く。

「誇りさ」

答えは簡潔で、何の迷いもなく、そして何より力強かった。
全ての悲しい現実と理不尽をふみ砕いて、その女は堂々とその言葉を口にした。

「人としての誇りさ。
 本物の悪党より小悪党を選ぶ権利をわたしは貰った。
 そしてそれで充分だ」

次の瞬間、風が吹いた。
素手で一体目のガーゴイルを破壊し、二体目を投げ飛ばし、三体目を吹き飛ばして獰猛な笑みを浮かべる。

「貴様――――!?」
「魔法だけに頼ってると、そういうことが良くある。
 呪文よりも剣が、詠唱よりも拳が早いことを忘れる。
 戦うのは、魔法を使うのは、いつだってただの人間なのさ」

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:54:24 ID:kYbBfNFa
彼のもの!  ・・・もしや善行のく(ry

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:54:25 ID:vk4pY1NO
マチルダさん格好いいけど、覚醒した原因は靴下なんだよな

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:55:43 ID:+4hskrYn
姐さん締まらないよ姐さん。

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:55:52 ID:AgouY3D+
作品への愛が感じられる支援

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 00:56:17 ID:i+IrcrR/
これは伝えるの憚れし第4の使い魔は、ガンパレード世界観で言う「竜」か?支援

823 :フーケのガンパレード:2007/09/01(土) 00:58:49 ID:aqBR7ESW
宝物庫だけあって魔法人形の数には事欠かない。
しかし、シェフィールドが全力で操るそれらの攻撃を、
その女は鮮やかに回避してのけた。

「……ベルカナ・マン・ラグー……!」

後ろから現れた人影が杖を振るう。
女に攻撃をしかけようとしたガーゴイルが、
まるで何をすべきか解らなくなったように攻撃を止めるのを見て、
シェフィールドは驚愕に顔を引きつらせた。
ミョズニトニルンである自分の力を阻害できる魔法など系統魔法には存在しない。

「まさか……!?

四大の系統にはない魔法の使い手と、それを守るかのように戦う女。
素手でガーゴイルを砕き、およそ常人とは思えぬ力を見せるその姿。
彼女はそれに心あたりがあった。
そんなことが出来る存在を知っていた。

「貴様、まさか――――ガンダールヴかっ!?」

背中を詰めたい汗が伝った。



/*/



「出来た……!」

震える手で杖を握り締め、ティファニアは笑った。
こんな自分でも、姉の役に立てた。
姉を守ることが出来た。
何かを変えることが出来たのだ。

「それは、一人の少女が、諦める事を止めた物語」

ガーゴイルを打ち砕きながらフーケが口を開いた。

「それは夜の最奥で、闇の最果てで、我こそ最後と謳う歌。
 それは悲しみが深ければ深いほど、絶望が濃ければ濃いほど、心の中から沸き上がる反逆の誓い」
 
手から放たれた布袋が流星のごとくに宙を駆け、出現しようとしていた魔法人形を三体まとめて打ち砕く。

「それは、夜が暗ければ暗いほど、闇が深ければ深いほど、燦然と輝く一条の光。
 野望に魅入られし者よ、世界の敵よ。お前たちと戦うべき星がまた一つ産まれたぞ」





824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:00:15 ID:+4hskrYn
格好良いけどソックスの事が頭をよぎると……w支援

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:00:19 ID:xcTopeBl
フーケ姐さんが滝川ポジションな気がしてきたぞ。
英雄の介添え人でソックスハンターな辺りが!

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:00:29 ID:8HpC97EJ
>手から放たれた布袋
しまらねぇwwww

827 :フーケのガンパレード:2007/09/01(土) 01:00:45 ID:aqBR7ESW
/*/



ガーゴイルで女を牽制しながらシェフィールドは床に転がったそれに近づいた。
女の手から放たれ、三体のガーゴイルをいとも容易く破壊したそれ。
そう言えば、先ほどあの女はこれで口元を覆うようにしていたし、
その後から超人的な力を奮うようになった。
あるいはこれは何らかの力を持つマジックアイテムなのかもしれない。
ならばそれを使えばあの女に勝つことも出来るかもしれない。
呪いが掛かっているのではと言う懸念は頭に浮かばなかった。
なぜなら彼女はミョズニトニルン。
全てのマジックアイテムを支配する虚無の使い魔なのだから。
触れた手にぬちゃりと奇妙な感触が伝わった。
嫌な予感を押し殺して意識を集中し、額のルーンを発動させる。
そしてそれがいったい何なのかを理解した瞬間、
彼女は妙齢の女性に相応しい行動を図らずも取ってしまった。
すなわち。

「――――――――!!??」

生理的嫌悪感から声にならない悲鳴をあげて気絶したのである。



/*/



「目には目を歯には歯を、伝説には伝説をってね。
 伝説の使い魔も、伝説の一年靴下には敵わなかったみたいだねぇ」
「――――マチルダ姉さん、いろいろと台無しです」





828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:01:26 ID:AgouY3D+
ソックスハンターはいつだってかっこいいはずさ支援

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:01:53 ID:xcTopeBl
>ぬちゃりと奇妙な感触が
熟成してるー!

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:01:59 ID:B9lHE1nJ
これは酷いwwwwwwwwwww

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:02:24 ID:E7OA+sPV
”彼のもの”の遺跡って聞いて聖銃が発掘された場所思い浮かべたぜ支援

832 :フーケのガンパレード:2007/09/01(土) 01:02:36 ID:aqBR7ESW
/*/



壁面に署名を残しながら、フーケはそっと息をついた。
結果が全てとはいえ、今回は綱渡りの連続だった。
担い手として杖を取ることを決めたティファニアを今回の仕事に同行させたのにはいろいろと理由がある。
一つ目は、内乱中のために警備の兵が少ないであろうこと。
二つ目は、場所がフーケの、いやマチルダ・オブ・サウスゴータの実家である屋敷であり、抜け道を熟知していたこと。
三つ目の、一番大きな理由は、可愛い妹分にとって親の形見とも言うべき品物を渡してやりたいと思ったことだった。
だがまさか虚無の使い魔がその場所にいることまではさすがに思っても見なかったのだが。
ついでに言えば、ガンダールヴと勘違いされることも予想外だったのだが。
おそらく無能王がここに使い魔を派遣したのは自分たちと同じモノを手に入れるためだろう。
だとすれば、それを奪われなかっただけでも僥倖とするべきではあった。
やれやれと思いつつ、先ほどの会話を思い出して頬を緩ませる。
気絶したミョズニトニルンを殺そうとしたフーケにティファニアは言ったのだ。
殺したくない、記憶を奪うだけにしましょうと。
それでは禍根を残すよと言うフーケに、妹分は少し考えると口を開いた。

「じゃあ記憶と、担い手に対する忠誠心を消しましょう。
 担い手が悪人ならその下から逃げるでしょうし。
 そうじゃなかったら、この人たちはわたしたちの敵じゃないってことですよね?」

ため息をつきながらそれを受け入れた。
この少女には、ミョズニトニルン自体が悪人だったらなどということは考え付きもしないのだろう。
それは確かに甘い考えではあるかもしれないが、それでもフーケはそれを愛しく感じていた。
それは間違いなのかもしれないが、それでもフーケはその間違いを正そうとは思わなかった。
なぜなら、天は誰も泣くことを望んでいないのだから。
犠牲が少なければ少ないほどいい筈だった。

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:03:46 ID:xcTopeBl
>>831
正にそれだろう支援

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:03:57 ID:i+IrcrR/
茶吹いたwwwwしまらねぇwwww

835 :フーケのガンパレード:2007/09/01(土) 01:04:07 ID:aqBR7ESW
「マチルダ姉さん」
「ん? 見つかったのかい?」

振り返り、妹分の手に持たれた小さなそれを見つめる。

「ええ。これがそうです。今はわたしにも何も聞こえませんけど、間違いありません」
「ああ、指輪が必要なんだっけねぇ」

めんどくさい、と舌打ちをする。
ここに指輪がないということは、すでにアルビオン王家の指輪は王城に運ばれたという事なのだろう。
さすがに包囲された王城に二人だけで忍び込む気はフーケにもない。
もし発見された時はティファニアの身柄が危ない。
すると後残るは、

「ガリア、ロマリア、トリステイン……か。一度、学院に戻った方がいいのかねぇ?」

ガリアの指輪は無能王の下にあるだろうし、ロマリアの指輪は現在行方不明になっている。
すると残るはトリステインだが、と考えたところであることに気づいた。

「ガリア……それに、虚無……か」
「姉さん?」
「ん? なんでもないよ。さて、行くとするかね」

一歩引いて署名を確認するとマントを翻して踵を返した。
横に並んだティファニアが、未だ気絶しているミョズニトニルンにお辞儀するのを苦笑して眺める。
マントまでかけてやって、本当に優しい子だよあんたは。
二人が去った後には、ただ静かに壁面の署名が眠れる虚無の使い魔を見下ろしていた。

『始祖のオルゴール、確かに領収いたしました。

                     ――――土くれのフーケ』


836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:04:22 ID:+4hskrYn
>「――――マチルダ姉さん、いろいろと台無しです」
全くだ支援

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:05:22 ID:AgouY3D+
フーケとテファのコンビは貴重だから
なおのこと面白く感じる支援

838 :フーケのガンパレード:2007/09/01(土) 01:06:43 ID:aqBR7ESW
以上です。ごめんなさいごめんなさいいろいろな意味でごめんなさい。
45分からと言っておいて二分遅れたり、間違えてあげてしまってごめんなさい。

フーケ編は基本的にこんなノリで進むと思います。進んだらいいなぁ。

あじゅじゅしたー

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:07:21 ID:xcTopeBl
GJでしたー!

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:07:51 ID:QQNUj9mS
投下乙です。
しかし、これほど犯行声明が様になるフーケも珍しいw

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:08:23 ID:OW1lbIOK
GJだ
だけどなんだろうこの、なんだろう

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:08:24 ID:+4hskrYn
あじゅじゅしたー。
このスレでシェフィールドが出るのは滅多にないが、何時も悲惨な目に遭ってる気がするw
しかし台詞は格好良いんだけどなぁ……ダイナシだよなぁ……。

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:09:37 ID:VnpOjbSg
>>838
GJ!!
これぞまさしくガンパレだw

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:10:19 ID:xcTopeBl
>>828も言っているが。
ソックスハンターはいつだって! かっこいいんだー!

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:13:14 ID:AgouY3D+
GJ!
ルイズとブータ、フーケとテファの両軸になるのかな
各キャラが独自の行動を見せているけど、その始まりは全てルイズというのが好きだ
魔法も使えない貴族だけど、世の中を変えていく者は最初はちっぽけだったことを考えると
ルイズほど相応しい人物はいない

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:16:48 ID:yjseYkqy
GJ!
>>845
そうすると新井木ポジションはルイズかな?

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:18:29 ID:Xrb8pAZ0
誰もが世界を変える力を持っている。
そう、必要なものは一握りの『勇気』とたった一つの『嘘』

自分を、世界を騙し続ける偉大な『台詞』

ルイズ「それがどうした!!!」

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:26:40 ID:nMp6iKmP
誰か予約ありますか?

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:29:49 ID:RR0s1/hX
この時間だ、あるわけ梨。いらさいな〜

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:30:25 ID:OW1lbIOK
そして支援の体勢!!

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:32:02 ID:nMp6iKmP
この元ネタを小学校低学年ごろに見て、しばらく仰向けにして寝られなかった者は同士




サモン・サーヴァント。

トリステイン魔法学院の春の日の使い魔召喚の儀で、見習いのメイジが使い魔となる生物を召喚する神聖な儀式。
だが、一方的に呼び出し、使い魔を送り返す方法が無い以上、それは自分の都合のいい奴隷を創る事ではないのか・・・。

それまで私は、使い魔の召喚になんの疑問も抱いていなかった。
召喚された使い魔が暴れて怪我人が出た事は過去何度か起こったが、その程度で済んでいた。
だが、召喚された使い魔が人を殺す程凶暴だったら。
私たちの常識を超えるほどの化け物だったら・・・。
私の友人・・・いや、友人だった少女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが召喚
した化け物がまさにソレだった。
アレを見てしまった時、私は始めてサモン・サーヴァントというものに恐怖した。


サモン・サーヴァントの恐怖


852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:33:37 ID:nMp6iKmP
何度目かの失敗の後、ルイズが呼び出したものは何かの巨大な種のような、卵のような物だった。
ルイズがコントラクト・サーヴァントをするためソレに近づいた時、ソレの上の部分が開き、蜘蛛のようなものが
ルイズの顔に張り付いた。
ルイズの顔に張り付いたソレを剥がそうとするが、ソレは強力な八本の足で顔にしがみ付き、尻尾を喉に絡み付かせ
剥がれないようにしていた。
剥がすのを諦め切り落とそうとしたが、ソレの体液が強力な溶解液だったためそれも断念するしかなかった。
幸い呼吸は出来ている為、窒息死する心配は無かったが、どうやって剥がそうかと皆で悩んでいたところ
ソレは数時間後勝手に剥がれ落ち、死んでしまった。
私たちはルイズの体を心配したが、次の日目覚めたルイズは、私たちの心配をよそに驚くほどの食欲を見せた。
私はそれを見て安心し、自分を心配させた分もからかってやろうとした時、それは起こった。突然ルイズが苦しみだしたのだ。
苦しみだしたルイズに近づいた時、ルイズの体を突き破ってソレは現れた。
叫びを上げながらルイズの体を食い破って出てきた蛇のようなソレは、ルイズの体から抜け出すと、素早い動きで食堂から逃げ出してしまった。
今思うと、あの時アレを殺しておけばこんな事にはならなかったのに、その時の私たちにはルイズを助けようとする事しか考えられなかった。

ルイズが亡くなって数日、いまだにアレは見付かっていない。
そんな時、一人のメイドが行方不明になった。
数日前ギーシュと揉め事を起こした、シエスタというメイドだった。
貴族に怯えて逃げ出したのだろうというのが大半の意見だったが、それからも一人、また一人とメイドがいなくなった。
行方不明になったのが唯の平民ということで、それほど騒ぎにはならなかったが、生徒や使い魔までもが行方不明になった事でようやく自体を深刻に
捉えたときには、すでに手遅れだった。

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:33:52 ID:uUr1I5Bf
>>“彼のもの”の遺跡
げえーー!!聖銃ですか?!スキカですか!?まさか無能王の裏にはセプが?!
担当は誰だ!?世界忍者か?

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:35:31 ID:nMp6iKmP
全体的に黒く背中から突起が突き出た体。骨と皮だけのような細長く鋭利な手足。背後へと伸びる目の鼻も無い巨大な頭部。
見たことも聞いたことも無い化け物。
ソレが十数匹襲い掛かってきたのだ。
何人もの生徒が犠牲になったが、ここはトリステイン魔法学院だ。
何人もの生徒や教師、使い魔が協力し化け物を撃退することに成功するが、襲撃は其れで終わりではなかった。
二度、三度と襲い掛かってくる化け物たち。
その化け物たちの学習能力は非常に高く、正面からの攻撃が通じなければ地中から、纏まっているところを吹き飛ばせば分散し、一匹で勝てなければ
集団でと、一度通じた手が二度目には通用しなくなってしまう。
それだけではない、奴らは寄生した宿主の能力をもって生まれてくるのだ。タバサの使い魔ウィンド・ドラゴンのシルフィードに寄生したものは空を飛び、私の使い魔
サラマンダーのフレイムに寄生したものは火を噴く、といったようにだ。
それだけではなく、使い魔に寄生した化け物は、執拗に契約した主人に襲い掛かってくる。
まるで契約した主人に憎悪しているように。
私はフレイムを可愛がっていた。
だが、フレイムは心の底では私を憎んでいたのではないだろうか。一方的に召喚され、契約により無意識下で従順を強要されていたのだから・・・。
だが、それももう分からない。フレイムは殺され、フレイムから生まれた化け物は私が倒したからだ。左腕を犠牲にして・・・。
話が逸れたが、奴らの最大の脅威は、集団で襲い掛かってくるということだ。
おそらく近くの町や村を襲ったのだろう、十で攻め落とせないなら百で、百でダメなら千で。
四度目の襲撃の時、トリステイン魔法学院は奴らに蹂躙された。

ハルケギニア中に溢れかえった化け物たち。
だが、私たちもただ狩られているだけではなかった。
国も、貴族も、平民も関係なく、奴らに抵抗していったのだ。
ただ、生き残るために。
その中で意外な物が役に立った。メイジに対して無力と思われていた物、銃だ。
準備さえしていれば、呪文を唱えるよりも早く攻撃できる銃。
そしてもう一つ、平民の底力だ。
銃が一発しか撃てぬのなら、連発できるようにすればいい。
一発の威力が低ければ、より強力にすればいい。
そうして出来上がった銃は、ドットクラスのメイジになら十分通用するようになっていた。
それは平民が貴族に対抗する力を持つことを意味していたが、誰もそんな物どうでも良かった。その時は少しでも奴らに対して戦力が欲しかったのだ。


855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:36:04 ID:y87xC+v2
フェイスハガー支援

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:36:16 ID:AgouY3D+
避難所向きかも支援

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:37:00 ID:nMp6iKmP
力を得た私たちは少しずつだが、確実に奴らを駆逐していった。
少しずつ数を減らしていく奴らを前に、奴らに対して勝利すると誰もが希望を抱いた時、絶望が襲い掛かった。
奴らが魔法を使い出したのだ。
杖を用いずに使う魔法。先住魔法だ。
奴らは数を減らしていたんじゃない、奴らはエルフまでも襲っていたのだ。
奴らの数から、恐らくエルフは全て奴らに寄生されたか、生き残っていてもごく少数だろう。
魔法が使えることで辛うじて対抗できていた私たちだったが、それすら通用しなくなり私たちは・・・・・奴らに敗北した。

奴らに対抗するすべは既になく、出来ることは奴らから隠れ潜むくらいだ。今の私たちのように・・・・・。
いま、私は十数人の女や子供たちと共に隠れ住んでいる。
水や食料、医薬品もたっぷりある。
タバサが命懸けで手に入れてくれたものだ。
これで・・・・・どうやらその考えは甘かったようだ。
遠くから奴らの叫び声が聞こえる。
その叫びに混じって絶叫と壁が解けていく音が聞こえてくる。
奴らが一匹を犠牲に壁を溶かしているのだろう。
奴らの出す溶解液の前ではどんなに強固な固定化の魔法も意味が無い。

これが最後になるだろう。私の名はキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー
もし、これを読むものがいたら絶対にサモン・サーヴァントをしてはいけない。
奴ら以上の化け物を、決して呼び出してはいけない。
サモン・サーヴァントを行った時、その時こそが私たちの本当のさ・・・・・。


858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:37:07 ID:OW1lbIOK
映画全部通して見たことないなあ支援

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:39:39 ID:nMp6iKmP
以上投下終了です。
この後誰かが宇宙のハンター召喚してアレVSアレになったとかなら無かったとか。
避難所向きだったらすいませんでした。

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:40:45 ID:Sz8ehL7d
で元ネタなに?

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:41:42 ID:1Q+4113P
多分エイリアン

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:42:32 ID:fdbFTsmw
>>860
………ALIENに決まってるお

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:46:43 ID:AgouY3D+
>>859
注意書きなしでルイズのグロ描写があるし避難所が無難かと
サモン・サーヴァントの恐怖というテーマは好きなのでそこは良かった
それと元ネタ記入は頼む、こういうのは特に類似が多いので

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:47:37 ID:QQNUj9mS
投下乙です。
ゲーセンでエイリアンぶち殺してきたばっかだったから噴いたw


>>860
こんなメジャーな作品を知らないなんて、なんてゆt(ry

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:52:06 ID:5QNFHK0o
>>859
>>1のテンプレを読めと

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:53:52 ID:y87xC+v2
ホラー系は避難所で頼む・・・
恐いネタがトラウマじゃないが、他の兄弟も見る事を考慮してくれ。


867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 01:58:30 ID:NmeI08wg
投下乙。
確かに一行目にグロ注意と書いとくべきだったかもね。
この絶望はすごいなぁ。
>>865
テンプレには反しちゃいないと思うが。

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:01:02 ID:nMp6iKmP
元ネタが18禁じゃなかったはず?なのでこっちに投下してしまいました。
不快にさせてしまい、すいませんでした。

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:01:02 ID:5QNFHK0o
>>867
空気を嫁ってことさ相棒

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:01:24 ID:gh7Ut6Gl
「それがどうした!!!」の直後にこの話とは

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:06:30 ID:wlzqhBLZ
投下乙。
面白かった。

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:07:44 ID:7qVUmnJ4
すまん、ちょっと教えて欲しいんだが。
エイリアンの子ネタは、テンプレに違反して無いと思うんだが、
ホラーは避難所って決まっているのか?

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:08:55 ID:Zyg0WyIs
ホラーじゃなくてグロが18禁ってことだ

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:09:26 ID:MFYKtGyi
>18禁な展開をする場合
とあるだろ?
18禁とは必ずしもエロだけでは無いんだよ
ホラーやグロの類も18禁にカテゴライズされる事が多いってのを忘れちゃ駄目よ

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:10:00 ID:AgouY3D+
>>868
元ネタが18禁でないとは関係なしに
ルイズのグロ描写をこのスレの閲覧者がどう思うかということ
ルイズが好きというのがある程度の前提に立っているので、
避難所投下にするなどの配慮が欲しかった

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:11:49 ID:dO6JJF8f
面倒くさい

>>859
GJ

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:12:23 ID:7qVUmnJ4
>>873
>>874
説明ありがd。

いや、個人的にそんなにグロいとは思わなかったから、
もしホラーが避難所なら、テンプレに追加した方がいいんじゃないかと思ったからさ。

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:13:13 ID:UxL/K+is
ずいぶん前のクトゥルフの時はみんなぎゃいぎゃい騒いでたじゃん

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:16:01 ID:m4EoQ+VF
沙耶の時といいどんだけガラスのハートなんだよ

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:17:28 ID:btaw0uvE
つ【運営議論スレ】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9616/1187563112/

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:22:57 ID:MET4Lla9
これが禁止だとホラー分あったら全部駄目だな……

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:24:35 ID:RR0s1/hX
ホラー分というよりグロ分なんだが、ちょいと微妙な部分だわな…
まあこれ以上は避難所の方で

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:24:44 ID:UxL/K+is
注意文ひとつあれば済むことじゃね?

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:25:18 ID:T+f+TA5m
ホラーはOKじゃないのか?
グロがOUTなだけで
特にエイリアンは
グロ>ホラー


885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:25:20 ID:93vSKLk5
>>874
あの程度で18禁指定されるわけねーだろw

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:28:54 ID:QQNUj9mS
>>885
あまり構うなよ。
心臓にペースメーカー埋め込んでるお方かもしれんだろうw

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:29:29 ID:kEy0dFQL
これがいけないとなると、人が死ぬシーンはすべて駄目だと思うが―――
想像すればグロかろうが、描写としては結構あっさり死んでるし。
まぁ、主役級のキャラが死ぬのなら、一言ぐらいあったほうが無難ということかな?

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:37:13 ID:5aqqr6ZB
エイリアンVSプレデターのプレデター召喚見てみたいなあ
エイリアンが後ろから襲いかかって来た時の振り向きざまの宇宙手裏剣投擲がかっこいいんだよ

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:41:30 ID:7SVfWUJv
>>888
9月辺りから続編の撮影が始まるらしいな

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:44:30 ID:aiG2li1u
リン・クロサワはいつ主役になりますか?

891 :480:2007/09/01(土) 02:45:42 ID:eK5Ch/ch
夜分すみませぬ。魔法転校生ネギま!の作者の前スレ480でございます。
短編を書いた後にいろいろ閃きまして、ちゃんと作成しようと思い立ちましたところ、
どうしてもルイズの扱いが決まらず難儀しております。
皆様の御知恵を拝借してよろしいでしょうか…?

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:48:30 ID:tz+7W5kO
ヒマを持て余してる私の知恵でよければいくらでも。
でも作者チャットとやらに行くって手もあるんじゃねーですか?

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:48:42 ID:CR3hdt+C
>>891
wikiに作家用チャットがあるから、そこ行ってみちゃどうか

894 :480:2007/09/01(土) 02:50:45 ID:eK5Ch/ch
>チャット
うーむ、私の様な新参が御邪魔してよいやら判らぬのですよ…。
ざっと設定っぽいものはあるのでここに投下した方が判りやすいでしょうか?

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:52:24 ID:RR0s1/hX
いや、そういうのは避難所でやるほうがいいだろね
あと新参だからって気にすることないと思うんだぜ?

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:52:31 ID:tz+7W5kO
聞きたい事だけ絞って聞いて欲しい。
ネタバレすると本当の投下の時に楽しめなくなるから。

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 02:53:11 ID:CR3hdt+C
自分チャットよく行きますけど、新参でも全然大丈夫だと思いますよ

898 :480:2007/09/01(土) 02:59:19 ID:eK5Ch/ch
有難う御座います。投下は止めにして置きます。

>ネタ
大筋はなんとなく決まってるので以下2点アンケートっぽく聞いてみます。
・葱を呼び出すのは桃と蒼どちらがよいか。
・竜は呼ぶ(桃配下)か呼ばない(後回し)か。

>チャット
了解です。いって見ます。

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:00:09 ID:i+IrcrR/
>>893
言われて初めてそんなのがあることに気付いた自分バッカスorz

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:08:01 ID:tz+7W5kO
>>898
竜がルイズの使い魔になるならネギはタバサだろうけど、
そうするとルイズのツンが消えたり、生徒の反応が変わったり、
色々変えなきゃいけないから、大変(だけど面白)そうですね。

竜を呼ばないパターンでタバサも竜無しだと、
買い物イベントで馬に追いつけなかったり、アルビオンまで行くのに困ったり、
外伝ネタの時にガリアまで行く他の交通手段を考えないといけなかったりで、
特に腹案が無いなら、タバサ(+キュルケ)のアシは確保しといて損は無いかも。

自分、タバサが別使い魔召喚ネタ考えてて、キュルキュル出すか悩んだけど、
一人のメイジが使い魔複数ってズルイ気がするんでやっぱやめにしましたよ。

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:10:19 ID:aR76q8dG
ルイズがネギ召喚でいいんでない?

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:14:05 ID:AwwAKmmB
ルイズがカモ召喚で

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:17:23 ID:xgiefh+e
ルイズが魔導戦士ブレイカーを召喚!


904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:18:25 ID:pM2PQBi0
追加攻撃ッ!

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:18:49 ID:80u04liD
>>902
出会う人物片っ端から仮契約させられるルイズ……ガンダールヴ?
フェレットが武器持てるわけないだろう

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:19:55 ID:+j6BUWp6
ネギは壊れてるうえに甘ったれだから、ルイズとは合わないんじゃないか?
キュルケ相手の方が動かしやすいと思うが。
それかルイズが原作通りサイト召喚で、よりネギに近い目線で物をみれて
話をまわす役にするとか?

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:20:12 ID:dO6JJF8f
ずっと胸がペターン!

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:24:16 ID:aR76q8dG
タバサがカモ召喚で自分の軍隊作ってガリアを武力で征服

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:24:58 ID:1e7cf4Bn
>>905
待て、とりあえず奴はフェレットじゃない

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:27:20 ID:aR76q8dG
そういやネギがタバサとパクティオするなら出てくるカードは何だろ?
やっぱ本系か?
シエスタならほうきっぽい
サイトなら剣かパソコンの精霊さんだな


911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:29:40 ID:UxL/K+is
>>907
「お姉ちゃん」
モゾモゾ
「もう仕方ないわね」
「……なんか小さい」
「むっ……落ち着け、落ち着くのよ私。この子はまだ子供。そう、かわいそうな子供なんだから」
「……というより硬い」
「っ……本当に、本当に落ち着きなさいよ、私。今すぐ手に持った杖を手放して」


「おはようございます、ルイズおねーちゃん。あれ、眠そうだね?」
「ええ、おかげさまでね」

こうですか?

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:33:34 ID:kOwBoidx
>>900
そういえば、キュルケの使い魔って原作で役に立った事ってあったっけ?

ルイズの使い魔→仮にも主人公
タバサの使い魔→役に立ちまくり
ギーシュの使い魔→アルビオンの城から脱出したときに役に立った
モンモンの使い魔→水の精霊を呼び出すときに役に立った
キュルケの使い魔→ストーリーに影響するような活躍は無し?

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:34:23 ID:AwwAKmmB
>>912
邪魔な男連中(トリプルブッキング)を追い払った

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:34:58 ID:1e7cf4Bn
>>912
多分宝探しで地味に役に立っている
描写はされないが

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:36:35 ID:1e7cf4Bn
>>900
そういえば、前々から思ってたんだが・・・

ブリミルって使い魔3(4?)体いるよな、多分

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:39:43 ID:80u04liD
>>912
三巻でオーク鬼と格闘したのを忘れたか!

>>915
多分じゃなくて四人いるんだよ

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:41:01 ID:+4hskrYn
ブリミルが例外なのかそれとも契約を重ねる事が出来るのか。
本編で他に具体例出ない限りはわからんけどな。
けど契約重ねて感覚も重ねられるとしたらエロス方面が大変だと思う俺。

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:42:18 ID:tz+7W5kO
まぁ俺達の世界のキリストみたいなモンだし、多少の反則も仕方ないよ始祖。

>>912
宝探しの対オーク鬼戦でギーシュよりは活躍したのが、彼の最後の輝きでした……

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:43:21 ID:ATZEDuqB
>>912

ギーシュの使い魔と一緒に、才人の飲み友達。
主人に代わって才人を慰めてた。

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:47:42 ID:kOwBoidx
>>913>>914
すると、サイトがルイズに召喚されているパターンで
他の使い魔を入れ替える場合、
一番ストーリーに影響が無いのはキュルケなのかな、やっぱり。
原作の今後の話次第では、まだどうなるかはわからないけど。

次点でモンモンの使い魔かな。
水の精霊呼び出すだけなら、カエルじゃなくても
他にも手段はあるだろうし。


>>916
あー、そういえばそんな事もあったっけ。
でも、別にフレイムが居なくてもストーリーにはあんまり影響が無い希ガス。


>>918>>919
やっぱ、影薄いな。フレイム、可哀想な子。

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:49:30 ID:wNeiQMmS
>>912
優秀は優秀なんだろうが、まともに活躍した覚えがないな。
役に立つのがほぼ戦闘時のみで、主人公と活躍の場が被りすぎてるのが問題か。

別の分野で活躍できればいいんだが、飛べないし、土にも水にも潜れないし、移動速度もたいしたことないみたいだから乗り物にもならん。
でかくて目立つから場合によっては邪魔にすらなる。
…活躍させるの難しいな。

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 03:55:21 ID:tz+7W5kO
もうこうなったら、キュルケに魔龍シューティングスターでも召喚してもらうしか。

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 04:03:09 ID:fdbFTsmw
真ドラゴンでも召喚しちまえ。

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 04:04:44 ID:ima0gcay
学校が襲撃された時に、
あ?火の魔法?んなもん俺に効くかよボケェ
とか颯爽と活躍してくれれば良かった

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 04:14:44 ID:5cTtUDqr
先生とか年長者に使い魔が居ないっぽいのから察するに
使い魔は自力で詠唱時間を得られない未熟なメイジをアシストするものかもしれない
オールド・オスマンが使い魔のネズミを大事にしてるのも、若ぶってるっぽいし

しかしモグラといいカエルといい、使い魔を異常に性的に溺愛するのはデフォなのか
ならばルイズは一番健康的なのかも
モンモンはカエルを素肌に這わせるプレイしてそうだし
モグラの性器は人間によく似てると聞くし

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 04:19:18 ID:dO6JJF8f
ギーシュアッー!

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 04:28:03 ID:+4hskrYn
>>922-923

っ【巣立つドラゴン】【チビ・ドラゴン】【焼炉の仔】【ラクドスの地獄ドラゴン】【稲妻のドラゴン】【ラースのドラゴン】
 【狩り立てられたドラゴン】【欲深きドラゴン】
 【パーディック山のドラゴン】【火山のドラゴン】【シヴ山のドラゴン】【双頭のドラゴン】【世界喰らいのドラゴン】
 【Thunder Dragon】【ヴェルカン・ドラゴン】【霧氷鱗のドラゴン】【ドラゴン魔道士】【窯口のドラゴン】【シヴのヘルカイト】【皇帝ヘルカイト】
 【硫黄のドラゴン】【ボガーダンのヘルカイト】【カー峠の災い魔】
 【炉のドラゴン】【炎のドラゴン】【真紅のヘルカイト】【Shicifukujin Dragon】【黄道の龍】
 【ドラゴンの暴君】

 【刃の翼ロリックス】【刃の翼タロックス】【降る星、流星】

MTGから赤くてドラゴンなヤツラだけ抜粋。案外居るもんだ。一部凄まじいデメリット持ってたり炎じゃなかったりするが。

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 04:29:30 ID:ATZEDuqB
エロじじいのネズミは覗きのためだけだろ。

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 04:31:37 ID:/n43hHZY
>>928
そうとしか思えないのがエロジジイクオリティw


930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 04:46:16 ID:7SVfWUJv
覗きならあの鏡使えば(ry

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 04:52:37 ID:ima0gcay
>>930
使ってるに決まってるだろ!
ショートレンジとか対魔法防御されてる場所の為に居るんだよ!

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:14:08 ID:tz+7W5kO
7万とか笑いながら叩き潰せそうな使い魔召喚、投下しても平気かな?

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:16:56 ID:0zYMXqXn
平気だ。

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:20:03 ID:tz+7W5kO
それではお言葉に甘えて投下↓
****
男は死を迎えようとしていた。
剣でもって腹から背骨までを貫かれた身体。あまりにも失われ過ぎた血液。銃弾により撃ちぬかれた胸郭。深く暗い海中へと沈みゆく身にあっては一切の救援も期待できず、呼吸すらも許されず、ただ数秒後に迫り来る完全な死を待つのみであろう。
だが、神無きゆえに奇跡も無いはずの地獄にて死を受け入れんとしていた男の身を、一つの奇跡が救った。
輝く銀の盤。丸い鏡のような平面が、海底へと沈み行く男の下に現われたのだ。
傷だらけの身体が銀盤の中へと沈み、そして消え去る。
彼を飲み込んだ銀盤もまた、一瞬の後に消えうせた。

己が身に起こった異変に気が付いたのか、ただ一瞬だけ意識をかすかに取り戻した男の視界に映りこんだものは、自分を覗き込む澄んだ湖水のような瞳のおぼろな印象。
それだけを見て、彼の意識は再び深い闇の中へと沈んでいった。

****

「ああ良かった、気がついたのね」

金髪のメイド少女、ローラが嬉しそうな声をあげる。
秘薬まで使って行われた『治癒』の魔術による治療を受けてから丸一日、まったく意識が戻らなかった男が目を覚ましたのだ。看病の手伝いを任されていた少女にとって、喜ばしいのは当然だった。
ベッドの上で薄く目を開けた男の、灰色の視線がローラの瞳と結ばれる。
と、同時に二人を結ぶ、銀の糸のような何か。

「え? えっ!?」

不思議な現象に少女が困惑している間に、その銀弦は消えていた。
ローラには何がおこったのか、さっぱり理解できない……むしろ、何も起こっていないように思える。
不思議がる少女。彼女が首を捻っている間に、男は上半身をベッドから起こしていた。

「あっ、まだ起きない方が良いですよ。治癒の魔法を使ってもらってても、完全には治って無いぐらい凄い傷だったんですから」
「いや、もう大丈夫だ」

そう告げて男はベッドから立ち上がる。
メイド少女はその姿に思わず目を細めていた。
ほんの少し前まで昏睡していたとは思えない、しっかりと背筋を伸ばした姿。整ってはいるが美男では無い、鋭さを感じさせる目鼻立ち。灰色の髪と灰色の眼。そのいずれもが、まるで内側から光を放っているかのような眩しさを感じさせる何かを内包していた。
年のころは30代の半ばだろうが、溢れんばかりの活力とにじみ出る強靭な意思が彼を中年と呼ぶ事をためらわせる。
特にその瞳。
灰色という、本来ならばどっちつかずの曖昧さの代名詞ともなる色彩でありながら、あまりにも鮮烈な、黒と白の間にこれほど強い色があったのかと感嘆させずにはいられない程の強烈な力に満ちた双眸は、男の姿をしてまるで太陽の化身のように感じさせた。

「それよりも今は私を召喚したというメイジに逢いたい。案内を頼む」
「は、はい。先程まで付きっ切りで貴方を看病されていたんですが、今は昼食のために食堂の方に行っておいでで、待っていれば戻って来られると思いますけど、あの、でも、お急ぎでしたら食堂にご案内しますね」

並みの貴族では及びもつかない威厳に訳も無く恐れ入ってしまって緊張しながらも、ローラは男を先導するため部屋のドアノブに手をかける。
そんな風に緊張して余裕の無い少女だったから、気がつかなかった。
自分が何の説明もしていないのに、男は自分がメイジに召喚されたのだと知っていた事。
男がベッドサイドに掛けられたボロボロの黒いローブ――召喚された時に男が着ていた物――を手に取り羽織った時には、まるで新品になったように疵も破れ目も無くなっていた事。
そして彼の身体に付けられていたはずの、『治癒』の魔術をもってしても回復させきれなかった怪我が、ほぼ完全に消えうせている事実に。

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:20:53 ID:+IXWmm5q
7万とか笑いながら叩き潰せそうな使い魔を笑いながら支援したい

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:24:50 ID:tz+7W5kO
「シエスタの連れて来てた男の子が? 貴族と決闘!?」

二人が到着する直前、食堂ではちょっとした事件が起こっていた。
給仕を手伝っていた平民の少年と貴族の少年がなにやら諍いを起こし、広場に場所を移して決闘をするという騒ぎにまで発展したのだという。
その決闘の当事者の一人がルームメイトの連れて来た友達だと同僚のメイドから聞いて、ローラはそのルームメイト、シエスタの事を心配していた。
相手は貴族で自分達は平民。決闘の結果と貴族のきまぐれいかんでは、貴族にケンカを売った累が友人にも降りかかるかもしれず、そうなった時に抗うすべなど平民には無いのだから。
ハルキゲニアにおいて、ことトリスティン王国において、貴族と平民の間にはそれほど絶対の差があるのだ。

「あの……ミスタ、申し訳ないのですが……」

チラチラと上目遣いに自分が案内してきた黒ローブの男へと視線を向けるローラ。
自分の仕事を考えれば彼の主人である貴族の元へ彼を送り届ける事を優先すべきなのだが、仲の良い有人であるシエスタの巻き込まれた事件の方がどうにも気になってしまう。
そんなローラの気持ちをくみとったのか、男は広場の方へと歩き出した。

「古来よりの類例なき使い魔として召喚された人間。その一人が私であり、もう一人がその少年であるのなら、わたしにとっても興味深い。ゆこう」

そう言って、けれど急ぐ様子も無く、見慣れない場所を楽しんで歩く旅行者のようにゆったりと、ローラを従えて男はヴェストリの広場へと歩を進めてゆく。

****

それは決闘などとは呼べない、一方的な蹂躙だった。
当事者、どちらにとっても。

青銅の人形にパーカー姿の少年が何度も殴り倒される。
戦女神を模した人形の動きは多少優秀な戦士のそれとそう変わらない程度ではあったが、少年の身体能力は明らかにそれより劣っていたし、なにより人の拳では青銅を砕く事などできはしない。
少年は大した反撃も出来ず、8度殴られ8度地に倒れた。
全身から出血し、左腕の骨は折れ、その姿は誰が見ても死に体にしか見えない。
決闘を観戦していた誰もが思う。所詮平民は貴族には勝てないのだと。
貴族である生徒達は優越感と確信をもって。平民である使用人達は恐怖と諦めをもって。
だが、少年は、平賀才人は諦めを踏破して立ち上がった。
止めようとする桃色髪の主人を振り切って立ち上がり、敵であるギーシュから投げ渡された剣を手に取り―――そして一瞬の内に青銅の戦乙女を切り裂いて倒したのだ。
慌てた『青銅』のギーシュが6体の『青銅』のゴーレム・ワルキューレを呼ぶ間があったのは僥倖であったろう。
けれど、呼び出されたワルキューレは戦う余地すら与えられず、右手のルーンを輝かせる才人によって一方的に倒されていった。

「続けるか?」

顔面に蹴りをくらって倒れたギーシュの、顔の脇に剣を突き立ててサイトが問う。

「ま、参った」

震える声でギーシュが敗北を認めた瞬間、沸きあがった驚きの声で広場が揺れる。
メイジには決して勝てないはずの平民が勝利したのだ。
物見気分で決闘を見物していた学生達の心に、使用人達の心に、この事件は様々な衝撃を与えた事は間違いないだろう。

「サイト! サイト!」

偉業を成し遂げた少年はしかし、全身全霊を燃やし尽くしたように倒れて意識を失い、桃色の髪をしたメイジの手で揺すられも気がつかないぐらい熟睡していた。

「見事な意地であった、少年。挫けぬ意思は魔導師だけの物では無いのだな」

その二人へと近づき、ローラを従えた黒いローブの男は眠るサイトへと掌を向ける。
男とサイト、使い魔として召喚された人間という稀有な共通点を持った二人を銀弦が繋いだ。
次の瞬間、しかし銀弦は熱も破壊ももたらさない炎となって消えうせてしまう。

「!?」
「ちょっとアンタ、私の使い魔に何をしてるのよ!」

驚きに顔をこわばらせた男に食って掛かる桃色髪のメイジ、ルイズ。
その剣幕に気がつかず、男は眠るサイトへと視線を固定したままだ。
更にルイズを無視するように、呟くような声が男の背後からかけられる。

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:27:12 ID:/5fgDuHc
支援

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:28:09 ID:tz+7W5kO

「みつけた」

振り向けば身長よりも長い杖を手にした小柄な少女がそこに居た。
食事を終えた後、決闘騒ぎには興味も示さず、校舎の医務室から薬草をもらって部屋に帰り、入れ違いに居なくなっていた使い魔を探しに来ていたメイジ。
男の召喚主である、青い髪の貴族である。

「娘よ、そなたがわたしの恩人か?」
「タバサ」

問い掛ける男に対し、瀕死の男を召喚し、咄嗟の機転で凍結魔法を使って出血と生命活動を極限まで低下させて半ば冷凍保存する事でその命をこの世に繋ぎ止め、
学園へと運び込みギリギリの状態で矢継ぎ早に治癒の呪文を使って、彼の一命を取り留めさせた優秀な魔術師である少女は、何の説明もなく、端的に名前だけを名乗る事で答えた。
メガネ越しに男へ向けられる、厳冬の澄んだ湖水を思わせるタバサの瞳。
灼熱の太陽を宿した灰色の瞳がそれを見つめ返す。
いつのまにか、見詰め合う二人の胸を繋ぐ銀の糸。
更に、銀弦は周囲に広がり、生徒達へ、使用人達へ、眠るサイトへ、大地や木々や校舎へと男を中心として結ばれ、広がり、あたり一面を覆っていた。
タバサの名乗りを受けて、使い魔たる男は自らの名乗りをもって返す。

「心よりの感謝を、タバサ。私は相似大系魔導師、グレン・アザレイ。人はわたしを『神に近き者』と呼ぶ、そなたらもそうしろ」

苛烈な太陽を思わせる威厳を纏った男の名乗りに、誰もがあっけにとられた。
服装からして貴族にも見える、けれど平民のように杖も持たない、相似大系などという聞いた事も無い魔術系統を名乗る、使い魔として召喚された男の、不遜とも自惚れともとれる仰々しいセリフに、
笑うべきなのか畏れるべきなのか判断もつかなかったのだ。
だが、広場を覆わんばかりに伸びる銀弦が男の仕業なのは間違いないだろう。
この糸がどんな意味をもつかは判らないが、判らないからこそ不気味でもあるのだ。
そんな沈黙の中で、グレンの名乗りを正面から受けた小さな少女は。

「そう」

それだけ言って、興味が無いかのように背を向けた。
歩きながら、タバサはゴソゴソとマントの下から本を取り出して読みはじめる。
そんな様子に気分を害した風も無く、グレンはタバサの後についてその場を去っていった。

いつのまにか銀弦が消えていた広場に残るのは、なんとも言い難い沈黙に包まれた野次馬達。完全に無視されて呆然とするルイズと、話しかけるタイミングを逸して佇むギーシュ、そしてグースカと寝息を立てるサイトの姿であった。


【虚無の使い魔と煉獄の虚神1・北風と太陽】


グレン・アザレイは相似世界に生まれ育った魔導師である。
彼の生まれた相似世界では、似ている物同士は影響しあい、干渉しあうために物理法則が一定しなかった。
これは彼の世界だけではなく、彼が知る1千を越える魔法世界の全てにおいて見られる物理法則の揺らぎの一形態である。
周期運動が一定しない円環世界ではその揺らぎを観測して操る円環魔術が、時間の流れすらゆらぐ再演世界では再演大系が生み出されたように、相似世界の人々は似ている物を同じ物として操る魔術大系を発達させた。
ローブの損傷を無傷のベッドシーツと『相似』させて修復したのも相似魔術なら、自身の怪我を健康体のローラと『相似』させて完全回復させたのもグレンの魔術であり、そのついでに脳と脳を『相似』させる事で彼女の記憶から自分の置かれた状況やこの世界の言語、
ローラが知る限りの国際情勢などを読み取ったのも魔術によってであった。
尤も、目覚めた瞬間は自分がどれほどの危険度がある状況下に在るか不明であったから記憶を読み取るような無作法を行ったのであり、基本的に理由も無く他者の記憶を探るような行為を良しとしない良識は、グレンも持っている。

なので、自分が召喚された世界の事をより知るため、頻繁に読書をしているグレンの姿は学園の図書館等で頻繁に見かけられていた。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:29:51 ID:/5fgDuHc
支援

940 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/01(土) 05:30:44 ID:tz+7W5kO
タバサと一緒の時もあれば、一人の時もあった。
時にはタバサの部屋で並んで本のページを捲っていて、そんな時には、知らず知らずの内にグレンとタバサの間を銀弦が結んでいる事もあった。
『似た』もの同士を結びつける相似大系魔術における魔力の源たる銀弦だが、それ自体はなんら現象を起こすわけでも無く、
そもそも相似魔術師以外には見る事が出来ても干渉する事は出来ないので、タバサはまったく気にする事無く、目撃した周囲の人間も気にしなくなっていく。
静かに、なんの事件も無く、ただ学園の片隅でページをめくるメイジと使い魔。
グレン・アザレイなる使い魔が貴族なのか平民なのか、そもそも何者なのかは判らないが、「メイジを知りたければ使い魔を見よ」という格言は本当なのだと、
学生や教師達は呆れ半分にタバサとその使い魔の存在に馴れていくのだった。

一方、いつも騒がしいのがもう一組の使い魔と主人である。
召喚された翌日の決闘騒ぎに始まって、主人であるルイズをからかうサイト、サイトを折檻するルイズの姿はそこら中で目撃されていたし、
失敗魔法の爆発を放ちながら追うルイズと、死に物狂いで逃げ回るサイトの追いかけっこも、女子寮の廊下では3日とおかずに繰り広げられている。
寮に響く高らかな鞭の音やサイトの悲鳴にはもう皆が慣れっこになっているし、昨日の教室ではサイトが思春期らしい寝言を言ってクラスメイト達を爆笑させ、
その夜にはルイズがキュルケというメイジの少女と盛大なケンカをしていたらしいと、噂になっていた。
なんと言っても年頃の少年少女が詰め込まれた、それでいて娯楽に乏しい学園内であるからして、その手の騒動は無聊を慰める話題として面白おかしく話題にのぼり、
憶測と脚色に彩られて広まる事となる。

タバサにしてもグレンにしても、その手のゴシップには興味の無い性格ではあるが、彼等とて人間であり食べる物は食べないと生きてはいけない。
アルヴィーズの食堂の隅で椅子を引いてタバサを座らせ、自身も食卓についたグレン達の耳にも少年達が大声で、あるいは少女達がヒソヒソと話す噂話は飛び込んでくるのであった。
ちなみに、今朝も床に座って硬パンと薄いスープを食べさせられているサイトと違い、グレンの食事は生徒達のそれと同じものが用意されている。
ルイズのように使い魔への躾云々を考えなければ同じものをもう一人分用意してもらうように厨房に頼む方が本当は手間無く簡単なので、まるっきりこだわりの無いタバサはそのようしたから。
そんなワケで主が始祖ブリミルへの祈りを短く呟き、その隣で神に似た者と称された使い魔が彼自身の世界の神に祈りを捧げる間にも、
『平民のサイト』『ルイズ・ド・ラ・ヴァリエール』ついでに『キュルケ・フォン・ツェルプストー』という名は白いテーブルクロスの上を跳ね回り、二人の耳の中にも跳び込んで来るのだった。
共にフォークを手に取る主従は普段食事の時にもあまり会話を交わさないのだが、聞くともなしに聞いてしまった噂話の名前に誘われてだろう、珍しくタバサの方から口を開く。

「あの時彼に何をしたの?」

唐突で短い問いは普通の者なら意味を汲み取れるかどうかの瀬戸際と言った所だが、グレンはその意思を正確に汲み取った。

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:32:26 ID:/5fgDuHc
支援

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:34:27 ID:+4hskrYn
支援か?

943 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/01(土) 05:35:00 ID:tz+7W5kO
ダバサはグレンが目覚めた日、サイトに銀弦を繋いで炎を上げたのはなんだったのか、と聞いているのだ。

「何もしてはいない。いや、わたしはあの悪鬼の少年に対して何も出来ないと言うべきであろう」
「悪鬼?」
「彼はおそらく、私があの時居たのと同じ世界から召喚された。魔法に満ちた千の世界の中、唯一神の恩恵を与えられぬ、魔法無き世界。
 我等魔法使いは地獄と呼ぶ世界の、我等が悪鬼と呼ぶその世界の住人は、ただ認識するだけであらゆる魔法を消去する」
「魔法を消去……」
「我等の魔法は、わたしの身につけた相似大系を始めとして円環大系、完全体系、神音体系、聖痕体系など多岐に渡るが、法則の歪みを『観測』する事から始まるという点では一千魔法世界ことごとくの魔法大系が同一のものだ。
 それぞれの世界に特有の自然秩序のゆらぎを観測し、ねじ伏せる事から魔法は始まる。だが、地獄には世界の揺らぎが無い。ゆえに、かの世界には魔法が無く、その住人は魔法を観測する事が出来ない。
 出来ない結果――悪鬼が五感のいずれかにでも観測した魔法は崩壊し、魔炎となって消滅させられる。
 だからこそ我等は神の恩恵たる魔法無きその世界『地球』を地獄と呼び、住人達を悪鬼と呼びならわした」
「……消えてない」
「そう。過日、あの悪鬼の少年が気絶し、認識が途切れている間にわたしが繋いだ相似魔術の銀弦は彼の少年に認識されず繋がったが、
 治癒と言う影響を与えようとした瞬間にその変化を『感じ取った』肉体そのものが銀弦を魔炎へと変えた。
 つまり、あの少年が悪鬼である事は間違いない。だが、この世界の住人が使う魔法は少年が観測しても消えていない、悪鬼の魔法消去の影響を受けていない
 ……そもそも、この世界の魔法大系は『法則の歪みを観測する事から始まる』という我等の魔法とは、その基本則からして異質なものだ。
 ならば、わたしにとっての魔法とこの世界の魔法は、まるで違うものなのだろう」
「なぜ?」
「違うという事に違うという以上の意味は無いものだ。
 わたし自身、この世界のような『世界』の存在は知らぬし、我等の知る魔法世界『群』と、はるか断絶した場所にこの世界はあるのだと推測する。でなければ、世界の狭間を渡ることの出来るわたしが、この世界から出てゆく方法がわからぬ理由が無い」
「そう」
「このハルケギニアには魔法が存在する。だが、我等魔法世界の住人にとって魔法は誰もが例外なく持つもの。個々の力の差はあれども一つの世界の住人の中で持てる者と持てぬ者に分かれる事は無い。
 そもそも自然秩序に歪みが無いと言う点では、この世界は地獄にこそ『似て』いる。だがそなたらも、そなたらが平民と呼ぶ住人達も悪鬼では無い……」
「そう」

ハルケギニアの住人からすれば壮大過ぎるスケールの話を相変わらずの無表情で聞いて、雪風の二つ名を持った少女は黙々とハシバミ草サラダを口に運ぶ。
だが、グレン・アザレイの言葉に秘められたもう一つの意味、そしてグレン・アザレイがこの世界に呼ばれる直前に行った行為を知っていれば、流石のタバサとて恐れを感じただろう。
魔法の全てが燃え尽き、奇跡滅びる荒野・地球。
その地球を地獄と蔑み、その住人を悪鬼と恐れながら、なぜ魔法使い達はその世界を目指したか。
それは、魔法を更なる高みへと研鑽するため、実験と実証を行うため、物理法則の安定した実験場、自然秩序にゆらぎの無い地球の環境が必要だったからだ。
そうして、魔法使い達は一部の者だけが地獄の国家と結びつき、悪鬼達には秘密裏に実験場を利用する特権を有した『協会』を作り出した。
その枠組みを正義で無いと断じ、たった一人で一千世界、総人口5億を超える魔術組織を相手に宣戦布告し、たった一人で地獄の悪鬼60億を皆殺しにして地球を魔法世界の万民に解放しようとした血まみれの英雄こそがグレン・アザレイ。

「わたしは天より神に近き力を与えられ、神に似た心を求め、神の如く成すべき事を求めて魔法世界を放浪し、辿り付いた地獄世界の解放こそを我が使命と思い定め戦い敗れ
 ……その果てに、自然秩序が安定し、かつ悪鬼の棲まぬこの世界へと呼び出された。これは、あるいは天命であるか?」
「……?」

何者をも焼き尽くす太陽を魂とする男の呟きが持つ本当の意味を、冷たい北風で感情を凍りつかせた青い髪の少女は、まだ知らない。

944 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/01(土) 05:37:28 ID:tz+7W5kO

****

グレン・アザレイは雪風のタバサの使い魔である。
使い魔ではあるが、同時期に召喚されたゼロのルイズの使い魔、平賀才人のように掃除や洗濯などの労働を課せられているわけではない。
そもそも、学園生徒の身の回りの世話は学園付きのメイドが行っているのだ。
ルイズのように『メイジとして使い魔を従える事』に拘らないのなら、元来必要の無い行為。そしてタバサは大抵の事に拘らない少女である。
ついでに『メイジとして使い魔を常に傍らに連れて歩く』事にも拘らなかった。
その結果として、グレン・アザレイは本日、主人の居ない魔法学園の中庭を一人で歩いていた。
何処に居ても翳る事の無い太陽のように威風堂々とした歩みで、とても使い魔としてこの学園に居るのだとは思えない王者のような風格を纏って闊歩する姿。
あまりに堂々としているため、教師のみが閲覧を許されるはずの『フェニアのライブラリー』から書籍を借り出すことをメイジである当直の司書が断ることが出来ない程だった。
そうして数冊の本を小脇にタバサの私室に向かって歩むグレンを呼び止めたのは、燃えるような紅い髪の女生徒である。

「あら、ミスタ・アザレイ。貴方のご主人様はどうしたのかしら?」
「雪風の娘は私用で学園の外へ出かけている、微熱の魔術師よ」

中庭に設えられたテーブルで、メイドに用意させた紅茶と焼き菓子を前に、優雅な昼下がりを楽しんでいるらしい『微熱』のキュルケ。
タバサの数少ない……と言うか、ほぼ唯一の友人である彼女とグレンは、一応程度にお互いを見知っている。

「残念。サイトはヴァリエールと一緒に馬で何処かへ出かけちゃうし、ペリッソンもステックスもマニカンもエイジャックスもギムリもつまらない事でギャンギャン煩いし、
 せっかくの虚無の曜日に無為な時間を過ごす事になるなんて、まったく嫌になるわ……ねぇミスタ、よろしければ午後のお茶をご一緒しませんこと?」
「いただこう」

キュルケも高速で空を飛べる手段――例えば竜のような――でもあればルイズとサイトを追っていただろうが、残念な事にそのようなツテは無い。
魔術師ならぬ者にとってみれば飛行魔法で飛んでゆけばと思うのだろうが、
馬で走るような距離を飛べばすぐに精神力が尽きてしまうし、疾走する馬に追いつけるような使い手などそうそう居ないのだ。まして火の系統を得意とするキュルケにとって、風の系統である『フライ』は、あまり得意な魔術では無かった。
そんなワケで『微熱』のキュルケは、最近恋の炎を燃やしている相手・サイトが先祖代々の宿敵ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールと二人きりでお出かけしている休日の午後、たった一人で気だるげにお茶をたしなむしかなくなってしまったのである。
とは言え、結果として無聊を囲って友人の使い魔をお茶に誘うハメになってしまったのは、昨夜サイトに迫っている最中に闖入してきた男友達を得意の『火』でブッ飛ばしたキュルケの自業自得なのだが。

945 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/01(土) 05:39:55 ID:tz+7W5kO
そんな事情はしらず、見る者を引きつける魅力的な笑顔でキュルケの差し向かいに座ながら、グレンは軽く指を動かす。
紅茶の満たされたキュルケカップと、中身の入っていないカップが銀弦で結ばれ、そこから『強制的に結果を似せられた』因果が働いき一瞬でカラのカップに紅茶が満たされた。
結果を用意して原因を自然秩序に強制する『概念魔術』は、相似大系の中でも高等技術に分類されるが……
グレン・アザレイはその魔術をたかが紅茶を注ぐ事だけに使用する。使用出来る。
相似魔術の天才、相似世界の至宝とまで呼ばれ、産まれたばかりの闇の中で魔術を使ったという男は、呼吸をするように自然に魔術を使うのだ。

「まぁ、紅茶を注ぐためだけに魔術を使うなんて、随分精神力に余裕があるのね、ミスタ」
「否。相似大系の魔術は類似する形象に魔力を見出す体系なのだ、系統魔術のメイジよ。
 そなたらの言う『精神力』という概念はわたしの魔術には該当せず、ゆえに精神力の枯渇という事態は無い。」

ゆったりと紅茶を味わいながらグレンが答える。
似た形が有る限り、相似魔術師はそこに魔力を見出す。
そしてグレン・アザレイは物質を構成する原子にすら類似を見る怪物だった。
ゆえに、その魔力は無限。
たとえ千の魔術を千度行使しようとも『神に似た者』に魔力の枯渇は存在しない。

「絶倫なのねミスタ・アザレイ。
 貴方のその魔術でタバサが何処で何をしているのか調べたり、タバサの所まで飛んで行ったりは出来ないの?」
「可能だが、既に出立の時に何処に行くのかは雪風の娘自身に聞いている。聞いたが、雪風は答えず聞かれたくないように見えた。
 ならば本人が語るべきと思うまで余計な詮索はするべきではあるまい」
「……そうね。あの子が話すべきだと思ったら、話してくれるわよね」

一口紅茶を啜って、ホッと息をつきながらキュルケはこぼす。
同時にグレンを見るその目がキラリと光った。
『思ったより人間味があるし、あらためて見ればけっこうイイ男じゃない?』という光だ。
いわゆる美男ではないが、覇気と知性が調和した雰囲気と、30代半ばとは思えぬ深い思惟を湛える灰色の双眸。
放浪の旅ゆえにか鍛えられ均整の取れた体躯は、そこいらの軟弱な貴族の子弟――例えばギーシュとか――などとは比べ物にならない、大人の力強さを感じさせる。
なにより太陽を連想させる在り様は、情熱の炎をもって任じるツェルプストーの恋の相手としてふさわしい。
と、そこまで考えてキュルケは首を振った。
グレン・アザレイはタバサの使い魔だ。
恋において他人の恋人を奪う事も辞さない、ついでに宿敵ヴァリエールの使い魔なら奪う事などこれっぽっちも気にしないキュルケだったが、
相手が学園に来てから唯一と言ってよい友人のタバサとなれば話は別だった。
イイ男だけど友達の使い魔は奪えないわね。
そう結論して、グレンとは(キュルケ規準で)ごく健全なけだるい午後の会話を楽しむのだった。

946 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/01(土) 05:42:02 ID:tz+7W5kO
****

『雪風』のタバサは北花壇騎士団の騎士である。
ガリア王城に咲く花々の名を付けられた東・西・南の花壇騎士団の中には、存在せぬはずの『北』花壇の騎士。
日の差さぬ影に咲く陰性のアダ花の如く人に知られる事無く、ガリアの国益のために暗躍する、半ば特殊部隊の様相を呈する裏の精鋭部隊。
騎士の名誉とは程遠く、家名を名乗ることも憚られるような任務に就くがゆえ、彼等は多くの場合騎士隊の隊士番号で呼ばれる。
青い髪の小柄な少女の隊士番号は7号。
そして、彼女と対峙する鋼鉄の男は3号。
かつて、ただの王族の姫でしかなかったタバサに戦う技術を叩き込んだ師に当たるメイジの一人であった。

****

「アンタ、平民を召喚したって? 笑わせるわね!
 魔法しか能が無いクセに、素質を見る使い魔召喚でそのザマじゃあ、程度が知れるってモンじゃないの!」

無表情でたたずむタバサの前で、少女が大口をあけて笑う。
タバサと同じ青い髪の、端正な顔立ちも似通った娘であった。
だが貴族の気品も何も無く、悪意に顔を歪めて笑う様子がその美しさを台無しにしている。
慈愛をもって民を睥睨すれば美しかろう青い瞳をもった双眸も、すがめるようにねめつける、貴族にあるまじき上目遣いを続けたせいか三白眼のように見えてしまうのだ。
細く長い手足に形の良い指先。やわらかな白い肌が覗く胸元は、タバサとは比べ物にならない豊かさを誇っている。ふっくらとした頬やひいでた額を見れば、
彼女が可憐に微笑めばどれほど美しい少女であるかを想像させ、それだけに残念に思わせるだろう。
そんな少女の頭上には、豪華な王冠が輝いている。
少女の名はイザベラ。ガリアの王ジョゼフの娘であった。
美男王ジョゼフ。外見ばかり不釣合いに立派な無能王とも揶揄される王の、その血を分けたガリア王女はまた、タバサの従姉でもある。
そして魔術の腕前が不自由なこの17歳の従姉姫は、15歳にしてトライアングルクラスの魔術師としても卓越した能力をもった従妹に対し、嫉妬し、憎悪していた。
たかが魔法、などというのはハルケギニアに住む者には言えない言葉だろう。
貴族とは魔術師であり、貴族とは魔法。それが平民にも貴族にも王族にも共通するこの世界の価値観。
高貴なる者ほど強力な魔法を操る力を始祖ブルミルより与えられるというのが、普段は信仰など口にしない人々の間にすらも流れる『常識』であった。
だからこそ、イザベラはタバサを憎んだ。憎んで罵り、辱め、侮辱し、それでも無表情をきめこむ様子に更に怒りを沸き立たせ、尚更に苦しめようとするという悪循環に陥っている。
今日もまた、嘲笑にも顔色を変えない人形娘を苦しめるためイザベラは酷薄な口調でタバサに、北花壇騎士団7号に命令を下した。

「今日のアンタの仕事は裏切り者の処罰よ、7号。貴族5人を含む騎士40人を殺して脱走した北花壇騎士団3号、『石礫』のオージェを捕縛、もしくは抹殺してきなさい」
「……」

さあ恐れよと言わんばかりの、わざとらしい程おどろおどろしい口調で告げたイザベラに、タバサは黙って頷いた。
無表情のままで。
そんな様子に更なる怒りを募らせるイサベラだったが、タバサは別に彼女を怒らせようと無口無表情を貫いているワケでは無かった。
口を開けば、あるいは感情を顕にすれば、きっと目の前の従姉を殺してしまうから、その情動を押さえつけていたのだ。
父を謀殺し、母を狂わせた憎き伯父王の娘。
それだけで、その怒りが理不尽と知りながらもタバサは冷たく暗くけれど眼も眩むほど熱い殺意に囚われそうになるのだから。
背を向け、静かに退出する雪風の少女。
忌々しそうに舌打ちしてその背を見送るガリア王女は、自分が足蹴にしている氷がどれほどの薄氷であったのか、まったく自覚してはいなかった。

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:43:48 ID:/5fgDuHc
支援

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:45:11 ID:yG4k66km
支援

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:45:19 ID:+4hskrYn
検索したが元は円環少女とやらか支援

950 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/01(土) 05:45:46 ID:tz+7W5kO
****

『石礫』のオージェは快楽殺人症を患う狂人である。
ガリアの一貴族として生を受けた男は、土のメイジとしての豊かな才能を有していた。
もし彼の精神が正常であったなら、オージェは冶金や土木の分野で平民の生活を助け、
国を豊かにする一助となっていたかもしれない。
だが、彼の興味はただ効率的な殺人にのみ向けられ、その才能も戦いのためだけに注ぎ込まれていった。
2メートルに届くかと思えるほどの体躯に、鋼鉄で出来た鎧を纏ったゴーレムのように表情の無い顔。
かすかにガリア王族の血が混じる群青の髪を短く刈りそろえ、顔にも鎧に隠された全身にも無数の傷痕が刻まれている。
その中の一つ、若い頃に決闘で付けられた傷は、オージェの性器を切断し彼を女を愛する事が出来ない身体にしたのだと言う。
その日以来、『石礫』のメイジは人間を縊り殺す事でしか絶頂を感じられなくなったのだとも。

「どうしました、シャルロット様。逃げているだけでは相手を殺せませぬぞ?」
「…………」

殊更丁寧な口調で、『石礫』はタバサを嬲る。
男が纏う鎧は鎧に見えてさに有らず。
ゴーレムを生み出す魔法を応用し、土より生み出した外骨格を鋼鉄の強度へと錬金し、
人を凌駕した運動能力と防御力を実現するという、彼自身のオリジナルスペルの産物である。
その腕力は容易く人間の首を胴からちぎり取り、拳の一撃で岩をも砕く。
現に、豪腕がタバサをかすめて当たっただけで大人が二人で手を繋いでやっと抱えられそうな太さの幹をもった大木を粉砕しているのだから。
『石礫』の魔術『アサルト・アームズ』。
この魔術による肉弾の攻撃だけで、オージェは100人を超える人間を解体してきたのだ。

「あああぁぁぁぁぁ、シャルロット様ぁ……わたくしは、わたくしは新しい北花壇騎士として連れてこられた貴女を初めて見た時から、
 この手で貴女を壊したいと思っていたのですよ! その細い手足を引き千切り、小さな頭蓋を握り潰し、
 ハラワタに手を突っ込んで子宮を引きずり出す事ができれば、どれほどの快感であることかと!!」

迫る巨漢の腕を、タバサは紙一重で避けて呪文を紡ぐ。
未だ雪の残る高山の中腹、針葉樹の生い茂る森で二人は対峙していた。
かたや欲望のために仲間すら殺し、その果てに逃亡者となった殺人鬼。
かたや愛する者を尽く奪われながら命令に従うしか無い氷の少女。
血と淫欲に溺れた、血走った眼で自分に向かってくるメイジを前に、少女はこんな任務に自分が召喚した使い魔を係わらせないようにした事を安堵していた。
―――この狂った男とて、かつての師匠でありかつての同類。
自分とて殺意に狂ってこのような怪物にならぬと、タバサは自身を信じ切る事はできない。
ならば、他の誰かにこんな戦いなど見せられようものか。
血塗られた道を歩くのは、自分独りで十分だ。

「…………」

大きな杖で口元を隠すようにしたまま呪文を完成させるタバサ。
生み出された氷の矢が次々と『石礫』の装甲へとぶつかって行く。

「無駄です! 無駄、無駄、無駄なのですよぉぉシャルロット様あぁぁぁ!!」

そう。ぶつかって行くだけだ。その矢は、装甲を貫かない。
風の刃も、氷の矢も、空気の大鎚すらも弾き返す恐るべき鎧に、タバサの呪文はまるで効果をあげていなかった。

「デル・ハガラース」

外骨格によって人間では考え難いレベルまで強化された脚力を駆使し、弾丸が飛ぶかのような速度で間合いを詰めて殴りかかる男の攻撃を、
呪文を使ってタバサは避ける。
恐るべき機動力をもった敵の攻撃をこうして避け続ける事が出来ているのは、呪文の補助と卓越した先読み、
そしてなによりこの場所が森の中という、小柄なタバサにとって有利で、大柄なオージェにとって不利な場所だったからだ。
だが、それでも勝機があるようには見えない。
絶望的なタバサの悪あがき、何度も放たれるアイシクル・ランスは外骨格の表面を叩いて散るだけでしかない。
対して、『石礫』の攻撃を一発でも受ければタバサは確実に沈む。

「アヒャヒャヒャヒャヒャアァァァ! どこまで逃げ切れますかな、お嬢様あぁぁぁ!?」

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:47:56 ID:/5fgDuHc
支援

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:51:51 ID:/5fgDuHc
支援

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:52:29 ID:yG4k66km
支援

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:54:34 ID:/5fgDuHc
支援

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:55:27 ID:+4hskrYn
支援

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:55:45 ID:tLDoR0o9
支援
あとコマンドー03が描きあがったので次スレきたら投下する

957 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/01(土) 05:57:01 ID:tz+7W5kO
木々の間を縫って逃げるタバサを、『石礫』は木々を打ち倒して追いかけ続ける。
時折その腕から放たれるのは、二つ名の通りの石のツブテ。
それとて、手足に当たればタバサの命綱とも言える素早さを奪うだろう。
ひたすら逃げ回り、氷の矢を放ちながら、刻一刻とタバサの敗北―――魔力切れは近づいていた。


だが。
先に膝をついたのはタバサではなく男の方であった。

「ば、馬鹿な……身体が……うごか……」
「これで、最後」

動けなくなった男に対し距離をとって宣言するタバサの前に浮かぶ氷の槍が、その詠唱に合わせて大きく、より凶悪に育ってゆく。
アイス・ジャベリン。
『雪風』の得意とする風の魔術の中でも、強力な攻撃魔術。

「なにをし……なにをしたのです……シャル……ロット様!」
「人間は低温に弱い。体温がわずか4度下がっただけで生命活動にすら支障をきたす。
 貴方の鎧には断熱の効果も多少あるけれど、あれだけのウィンディ・アイシクルを受ければ温度が下がる
 ―――今の貴方の冷え切った鎧は、貴方の身体を凍らせる氷の棺も同然」

めずらしく饒舌に、タバサはかつての師匠に言った。

「貫けない鎧なら、貫かずに倒す方法を考える。貴方がかつて私に教えた戦い方の一つ」
「……クッ……クククッ……くはははははは! お見事! お見事ですシャルロット様、いや北花壇騎士7号!
 貴方は最早私などより数段上の殺人者として完成されていた! 素晴らしい! 実に素晴らしいですよ!!」
「殺しはしない。このまま昏睡してもらう」

ジャベリンですら『石礫』の外骨格は貫けないだろう。
ここから更に体温を低下させ、意識を失った所で学園からここまでタバサを送迎してきた竜騎士を呼んで牢獄にでも運べば良い。
そのためのジャベリンを放つタバサ。

「では優秀な生徒に最後のはなむけを贈りましょう7号。良く見ておきなさい!!」

迫り来る槍を前に、男は自ら魔術を解除した。
むき出しにされた生身に突き刺さる氷塊は、分厚い胸板を貫通し、大量の血液を飛び散らせ、凍て付かせながら大穴を開ける。

「!?」
「こ……れが、北花壇……騎士の……誇り無き殺し屋の……末路……貴方もいずれ……こうなるのです……7号……あはは……ははははは…………」

逆流した鮮血を口から吐き出し、凄惨な笑みを浮かべて『石礫』のオージュは事切れた。
流石に顔色を失うタバサ。白い残雪の上に広がってゆく真紅。

覚悟は出来ている。
父を殺し母を狂わせた者達の首を尽く落とし、母を狂気から救い出す。
それさえ叶えば、自分がどんな無残に死のうともかまわないと、そう誓ったのだ。
だから、今更恐くなど無い。恐くないと決めた。

ブルリと震える自分の肩を、ぬくもりを求めるように強く掴んで、タバサはしばし死体の前に立ち尽くす。
抱きしめてくれる誰かなど、求めていないと自分に言い聞かせながら。

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:59:08 ID:+4hskrYn
さるさん喰らったと雑談スレに有った。
次スレたては>>960かな?

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 05:59:20 ID:MQuiWo1j
支援

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 06:00:09 ID:+4hskrYn
と書いて確認したら書き込めたとある……支援続行?

961 :虚無の使い魔と煉獄の虚神:2007/09/01(土) 06:00:25 ID:tz+7W5kO
投下終了。
スレ汚し陳謝。

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 06:01:35 ID:+4hskrYn
乙ー。
後、>>950踏んでるみたいなのでスレ立て出来る?

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 06:06:14 ID:tz+7W5kO
建ててみました〜
2chでの作品投下も初めてなら、スレ立ても初めてで……
もしなんか間違ってたらゴメンナサイ。

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 06:06:14 ID:+4hskrYn
反応がない……>>960踏んだんで立ててきても良いかな?

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 06:07:39 ID:+4hskrYn
っとと、危ない危ない。次スレを確認。>>963乙。

http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1188594246/l50


966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 06:12:13 ID:tz+7W5kO
バッチリ誘導忘れてやんの俺。申し訳ない。 orz

上のヤツのモトネタは円環少女の二巻と三巻「煉獄の虚神<上下>」から、
敵役のグレン・アザレイ召喚です。

失意体前屈がクセになりそうだわ……

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 06:18:18 ID:NPW9qKjB
>>966
もしかして 立位体前屈
さらにもしかして 失意(の上での)体前屈 つまりorz

968 :すごいよ!!ルイズさん:2007/09/01(土) 06:21:27 ID:tLDoR0o9
すごいよ!!ルイズさんコマンドー03は次スレに投下完了しました

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 07:01:17 ID:/n43hHZY
それじゃ、こっちの方は埋めるか

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 07:05:13 ID:p8CWQyX+
埋め埋め

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 07:07:22 ID:/hwaVTtw
>>927
暴君強すぎてワラタ

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 07:20:53 ID:5QNFHK0o
埋め

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:17:36 ID:6d+RGim4
ウメ!

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:23:07 ID:ZOHrVsDz
うまらない…

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:27:06 ID:y87xC+v2
埋まるさ

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:36:38 ID:p8CWQyX+
    ::  ::::::::  ::     |        />'´.:.::::::::::::::::/.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::\  入
    ::  ::::::::  ::     |       //.:.:::::::::::::::::::::/.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`く.:.:.:.ヽ
    ::  ::::::::  ::     |      /.:.:.:.::::::::/.::::::/{.:.:.::::::::::::::::::ヽ:::::.::::::::::::::::::::ヽ.:.:.:.',
    ::  ::::::::  ::     |    /.:.:.:.:::::::::::: |.:::::/  ヽ.:.:.:.::::::::::::::::ハ::::',.:.::ヽ::::::::::::ヘ.:.:.:l
    ::  ::::::::  ::     |   ./.:.:.:.: ::::::::::: :l.:::::l   \.:.:.:.::::::::::| !.::|ヽ::::!.::::::::::::::l::.:.|
    ::  ::::::::  ::     |   l.:.:.:.:.::.::::::::::::::lィ七!  ̄`  ヽ.:.:´ ̄厂l.:メ、 ! :!.::::::::::::::|:::::|      埋めてください
    ::  ::::::::  ::     |   ヽ.:.:.:.:.::::::::::::::N>≠=ミ   i .:::::ィ=≠</ヽ|.:.::::::::: /::::::l
    ::  ::::::::  ::     |   入.:ヽ.\:::::::l〃i圦 /i    }:/ i圦 ./jヾ</.:.::://!:::::::::l
    ::  ::::::::  ::     |   /.:.: ヽ:\lヘ_:ヾ r'::::::リ      r':::::::リ 〃_/´:::::l:::::::::::.
    ::  ::::::::  ::     | . /.:.::::::!.:.:.:::::::::.ヽ` ゞ=''         ` ‐=''  7.:.:.::::::::::::|:::::::::::ヽ
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    :r=、 |  l l }:       | ヽ :.:.\.:.::::ゝ ::::.:ヽ ::::::::}|n  , ‐、 n〃.:.::::::::::/:::/ /.:.::::: / j/
   .:j  ! j  ` ヘ.      |   >イヽ::_.:::>ーヘ:::::::j|U {0 } U{.:!.::::::::〃ー'´ ∠.: -‐<._ /
   ::{  l/   ,ィ=l     | r'´: : : : : : : :`ヽ、: : }:::::人  `‐'_ _ j∧::::::/_, -'´: : : : : : : : : :}
   ::l  l   /: : :|      | |: : : : : : : : : : : : : : :j::/: : ヽ ̄/ ヽ/: :ヽ/: : : : : : : : : :: : : : :.ヽ
   ::|   `' /: : :/|      | V'´: : : : >、: : : : :/'´: : : : : :∧ヽ ヽ: : : : : : : : : : /: : : : : :ヽ: |

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:38:54 ID:1cE93QVD
埋めれーた!

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:42:11 ID:6d+RGim4
スレの為なんかじゃないんだからね!私が埋めたいだけなんだからね!

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:46:06 ID:y87xC+v2
「お願いします、埋めて下さい、>>1000に願いを。私の埋めがあなたに届きますように」

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:47:40 ID:ZHfJUd3d
埋めちまおう

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:48:13 ID:ZOHrVsDz
どうか埋まりますように…

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:48:15 ID:I9PWhtOe
松坂梅

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 08:55:22 ID:+ksuV9c9
埋めるぜ

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:03:27 ID:p8CWQyX+
埋め埋め

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:08:13 ID:6d+RGim4
埋め埋め埋め

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:09:24 ID:/5fgDuHc
うめ

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:10:07 ID:ee5oGuZX
埋め申す

988 :名無しさん@お腹おっぱい。:2007/09/01(土) 09:12:18 ID:ZOHrVsDz
1000ならアンとアンアン

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:16:12 ID:KppWKYiP
1000ならルシファー召喚

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:19:42 ID:ZHfJUd3d
1000なら幽霊系のキャラ召喚でタバサ気絶

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:21:08 ID:5QNFHK0o
1000ならドクターウェスト満を持して………降臨

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:23:09 ID:nYaOeAnI
1000ならエロマムシのライナ召喚

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:29:07 ID:D9gcW2GE
1000なら天道琉朱菜 召喚

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:29:08 ID:/5fgDuHc
生め

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:29:28 ID:jCB03G0T
993なら型月の話題したやつと釣られたやつ全員死ぬ

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:30:38 ID:/5fgDuHc
>>995もその話題には違いない。

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:31:03 ID:JnsckC72
1000ならアン様、世界を制覇

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:32:04 ID:ZHfJUd3d
1000ならメタビーで書き始める

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:32:22 ID:8InVaFeu
1000ならば歌丸師匠がハルケギニアに現る!

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 09:32:36 ID:LRfyvtVg
1000ならサラリーマン金太郎を召喚

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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