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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part37

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:46:40 ID:XZxLe/Ef
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。



あの作品のキャラがルイズに召喚されました part36(前スレ)
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187090443/




まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/



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    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!





--------------------------------------------------------------------------------


     _
     〃  ^ヽ
    J{  ハ从{_,     ・ここは全年齢板よ。年齢制限に関わるものは避難所に来なさい。
    ノルノー゚ノjし      ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   /く{ {丈} }つ     ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   l く/_jlム! |      ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ。
   レ-ヘじフ〜l


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2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:48:42 ID:99RbFpti
>>1乙です。世話かけてしまって申し訳ないorz
もう、今後950が近づいたら書き込まないっ

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:54:48 ID:GW+MIrDX
>>1
 君は任務に成功した。
 同胞がやりとげたどの任務よりも、はるかに難しい仕事を君はやりとげたのだ。
 スレの歴史書に君の名は確実に記される。
 君の冒険は伝説となり、同胞の間で何世代にもわたり語り伝えられる。
 スレ立ては終わった。
 ゆっくり休んでよいだけの働きをしたのだ。

4 :ゼロのガンパレード:2007/08/15(水) 21:54:58 ID:kPwweX50
新スレ乙。そして投下予告よろし?

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:56:04 ID:wQUo92W6
>1乙!

そして投下かま〜ん&支援。

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:56:10 ID:kj+XeWMH
こいつぁ……どんな化け物じみたスピードだ支援!

7 :ゼロのガンパレード:2007/08/15(水) 21:57:20 ID:kPwweX50

ギーシュとの決闘の後、ルイズの生活には色々と変化が訪れた。
もう彼女を馬鹿にする者は、面と向かっては誰もいない。
堂々と貴族を語ったその姿と、ワルキューレを真正面から叩きのめしたブータの実力が、
これまであったゼロのルイズに関する風評を叩き潰してしまったのだ。

「ねぇ、キュルケ。これどうしたらいいかしら」
「貰っておけばいいんじゃないの?」

困ったように言うルイズの前にはここ数日で貰った贈り物の山がある。
人から物を貰えるのが嬉しくないとは言わないが、しかしこれは嬉しさよりも困惑が先にたつ。

「……なにかしらこの“お姉さまへ”って……」

唇をへの字に曲げるルイズの傍らで、キュルケは必死で噴出しそうになるのを堪えていた。
実はこの贈り物、その殆どが同級生と下級生の女生徒からのものなのである。
決闘の時に見せたルイズの凛々しさは、
それを見ていた少女たちの乙女回路に致命的な衝撃を与えてしまったらしい。

「あんたの言葉を正しいって思った子がそれだけいたってことでしょ。むしろ誇りに思いなさいよ」

キュルケにはルイズに様々な物を贈る女生徒たちの気持ちが良くわかった。
数年前に自分が感じたそれを、女生徒たちもこの少女に感じたのだろう。
この少女のようになりたい、
この少女の横に立ちたいと言う思いを。



/*/



続いての変化は、ブータに弟子が出来たことだ。
しかも二人も。

「自分は好きなことをして、相手に好きなことをさせなければ、すなわち戦いには勝てるだろう。
 これが主導権を握る、イニシアチブを取るといい、戦術の基本だ。
 そして古来、主導権とは機動によってのみ、確保されてきた。
 人類発生以来、戦闘種族としての人類が磨き上げてきた戦術は、結局機動のことを指すのだ」

頷きながらタバサとギーシュがブータの言葉を書き留めている。
この二人はここ数日、夕飯が終わればルイズの部屋に集まってブータの講義を聴いているのである。





8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:58:48 ID:/4AKxCLN
支援ー


9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:59:46 ID:FdaHfCcY
支援です

10 :ゼロのガンパレード:2007/08/15(水) 21:59:49 ID:kPwweX50
/*/



最初にタバサがブータに教えを乞いたいと言って来た時はさすがのルイズも驚いた。
面識がほとんどなく、暇さえあれば本を読んでいる少女がそんなことを言ってくるとは思わなかったのである。
不思議に思ったが、付き添ってきたキュルケまでもが熱心に頼むので、ブータさえ良ければと承諾した。
きっとなにか訳ありなのだろう。

「初見の相手であれば、杖を隠しておくのも一つの手だ。
 メイジであることを知られなければ、相手の油断を誘うことが出来る」

ちなみに、これを聞いて喜んだのはタバサではなくその所持するインテリジェンスナイフの“地下水”だった。

「ようやく俺っちにも出番が来たぜ!」
「うるさい」

このナイフは杖を持っていなくても呪文を使わせることが出来るので、騙すには持ってこいなのである。
タバサが本来使う魔法よりは威力が落ちるが、対人戦では十分な戦力となるだろう。

「ふむ、タバサの筋力では重さで叩き潰す剣は向いていないな。突くか切るかの方がいいだろう」

そう言いながら右手に剣を、もう左手にナイフを持って戦う技術を指導する。
タバサは自分が今までに聞いたこともない戦闘技術を、文字通り寸暇を惜しんで身につけようとしていた。



/*/



次に弟子になったのはギーシュだった。
モンモラシーとケティに謝罪し、シエスタにも謝罪した時にブータについて聞いたのである。
あの大猫は、何百年と言う時を戦い続けた猫神なのだと。
驚いたがそれ以上に納得し、興味がわいた。
これはギーシュに限ったことではないが、男子たるもの軍記物語と英雄譚は大好きである。
その足でルイズの元へ行くと謝罪し、ブータに参加した合戦の模様を話してくれないかと持ちかけた。
軽い気持ちで言ったことだが、すぐに真剣な顔で話に耳を傾けるようになった。
それも当然で、ブータの語るのは全て彼がその身で経験した戦場の様子、
実際に失敗した戦術や成功した策略ばかりなのだから。
ギーシュの父親はトリステイン王国に仕えるグラモン元帥であり、
彼も三男とは言えその息子として戦術や部隊指揮に関する教育を受けていた。
だがブータの語るそれは、その常識を覆す新しい、しかも戦闘証明が出来ているものばかりなのである。
父のような将軍になりたいと心から願うギーシュにとっては、
ブータの語る戦術論は万難を排しても習得すべき事柄だった。





11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:01:00 ID:AHw2t7CE
ガンパレードの投下…… とっても、はやいね!!
ねえ、職人さん。もっと強く、支援していい?

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:01:01 ID:/4d6Tmx+
ブータかわいいよ支援

13 :ゼロのガンパレード:2007/08/15(水) 22:01:19 ID:kPwweX50
/*/



ちなみに、この件で一番苦悩したのは誰あろうミスタ・コルベールである。
ギーシュがブータに戦術を習っていると聞き、軽い気持ちで拝聴したのだが、
ほんの僅かな時間でそれの恐ろしさに気づいてしまったのだ。
オールド・オスマンはガンダールヴの力が戦争に使われることを恐れていたが、
自身もかつて特殊部隊を率いていたコルベールはその意見に懐疑的だった。
戦力とはすなわち数であり、どれほど単体の力が強くても戦局をひっくり返すことなど出来はしない。
それは誰よりも彼自身が戦場で何度となく思い知ってきたことばかりである。
そんな彼だからこそ気がついた事実。
ブータの語る、この世界の常識からは比べようがないほどに洗練された戦術論。
ブータを参謀として招聘すれば、トリステインは殆どの戦場で勝利を収めることが出来るだろう。
しばし考え、苦笑してその懸念を捨てた。
ブータの主人の気性を思い出したのだ。
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
誰よりも貴族の意味を知るあの少女なら、きっとそれすらも正しく使うことができるだろうと。



/*/



虚無の曜日。
先祖代々武器屋を営んでいるその親父は、店に入ってきた面々を見て眉を顰めた。
全部で四人。その全員が貴族であるのはその服装から見て取れた。
その足元には巨大な猫。赤い短衣を着て物珍しそうににゃぁと鳴きながら周囲を見回している。
冷やかしか、と舌打ちしてドスの利いた声で口を開いた。

「旦那、貴族の旦那、うちはまっとうな商売してまさぁ。
 お上に目をつけられるよな真似はこれっぽっちもしてませんぜ」
「客よ」

その言葉に驚いた店主だったが、誰が使うのかを聞いてさらに驚くことになる。
一行の中に混じっていた線の細い男が使うのかと思えば、
使うのは小柄な青い髪の少女だというのだ。
これは鴨がネギしょってやってきたわい、とほくそんだ店主だったが、
その笑みが消えて仏頂面になるのに時間はかからなかった。

「これなどいかがでしょう?」

客の要望は片手で扱える剣で、突いたり切ったりすることが出来るもの。
だがふっかけようと思って持ってきたそれは、ことごとく駄目出しをされたのだ。

「にゃー」

赤い短衣を着けた猫によって。


14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:02:12 ID:ZtHf5oeF
支援!

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:02:16 ID:JcbkC551
支援、そして小ネタ予約

16 :ゼロのガンパレード:2007/08/15(水) 22:02:30 ID:kPwweX50
*/



示された何本目かの剣を首を振って却下し、
ブータはやれやれと周囲を見回した。
こちらが子供だと思って不良品を出し、
しかも割高に売りつけようとは商売人の風上にも置けぬ。
裏マーケットの店主を少しでも見習ったらどうだ。
腹立たしげに喉を鳴らす。
ちなみに、ブータはコルベールに頼まれてなるべく普通の大猫の振りをしている。
まぁ無用な軋轢を生むよりはこの方がよかろう。

「はっはっは! ざまぁねぇなぁ親父! 猫にまで見透かされてるぞおい!」

楽しそうな声が響いたのはその時だった。
店主が苦々しげに顔を歪めて舌打ちする。

「黙ってろ、デル公!」

困惑して周囲を見回すルイズを尻目に、ブータは無造作に積み上げられた剣の山に歩み寄った。

「ほう、インテリジェンスソードか」

ブータの声に、店主がかくんと顎を落とした。
小生意気な猫だとは思っていたが、まさか喋るとは思っていなかったらしい。

「お? なんだ? お前。猫の分際で生意気にも喋れるのか?」
「お前だとて剣の分際で喋るではないか」

二本足で立ち、山からその剣を引き出す。
ルーンが輝いてその剣の情報をブータに伝えた。

「なんだなんだ? お前、『使い手』か! 猫の分際で! こりゃ……!?」

いきなり押し黙った剣を店主が訝しげに見やった。
あの疫病神の喋る剣がそんな風に押し黙るのも珍しい。

「……おみそれした、猫の旦那。俺の名はデルフリンガーだ。もしよければ旦那の名を教えてもらいてぇ」
「ブータニアス・ヌマ・ブフリコラだ。デルフリンガーよ、我が主の友人、我が弟子の剣となる気はあるか?」
「旦那の弟子なら相当の達人だろう。なら俺に否やはねぇよ」

もはや店主は混乱の極地にあった。
一度話し出したら止まらず、客と見れば悪口雑言をぶつけるあの剣が、
まるであの猫を遥かに格上の相手のように扱うのだから。

「店主、これはいくらなのだ?」
「へ。へえ。そいつなら新金貨百で結構でさぁ」

金を払うタバサに鞘を渡し、それに納めれば静かになると説明する。
厄介払いが出来た上に、金貨百枚を手に入れた店主はご満悦である。
さっきまでは忌々しかった大猫が、いまではまるで幸運の使いに思えていた。
現金なものである。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:02:32 ID:NB6PfiXI
sien

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:03:04 ID:cEPIdbwR
>>11
あの世でビュウに詫び続けろヨヨー!!支援

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:03:11 ID:vTUVm7XI
なんという最速

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:03:32 ID:ZtHf5oeF
支援

21 :ゼロのガンパレード:2007/08/15(水) 22:03:44 ID:kPwweX50
「ブータ、本当にそれにするの? 錆だらけじゃないの」
「これは表面的なものだ。気にすることはない」

主人の問いに答えるとブータは一声謳った。
リューンの輝きがデルフリンガーを包み、眩い閃光が店内を照らす。
光に目を焼いた皆の視界が戻ったそこには、
白銀の刀身に触れれば切れんばかりの研ぎ澄まされた刃の剣を掲げるブータの姿があった。
誰もがそれに見入った。
武器の扱いを生業とする店主も、貴族であり軍人の家系であるギーシュやキュルケでさえも見たことのない美しい剣だった。

「これなら文句はあるまい、ルイズ。それにな……」

猫は面白そうに片目をつぶり、悪戯を仕掛ける小僧のような表情で爆弾を落とした。

「この剣は、相手の魔法を吸収してしまう力がある。
 メイジが相手ならこれ以上の剣はそうそう存在せんよ」

もはや誰からも反対意見はでなかった。



/*/



「畜生! やっぱりあの猫は悪魔の使いだったんだ!」

その日の夜。
トリステインの城下町にある酒場『魅惑の妖精亭』は非常に性質の悪い客を迎えていた。

「武器屋の親父、どうしたんだ?」
「なんでも、それこそ城が二つ三つ建つくらいの値段の剣を金貨百枚で売っちまったらしい」


22 :ゼロのガンパレード:2007/08/15(水) 22:05:20 ID:kPwweX50
以上です。
次はフーケですね。
あじゅじゅしたー

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:07:21 ID:ZtHf5oeF
親父にデルフの能力がバレるって珍しくね?
乙!

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:11:55 ID:JcbkC551
ガンパレの人に続くのはプレッシャーだ。小ネタ投下。
――――――――

ゼロのルイズがサモン・サーヴァントを行った結果
ハルケギニアにもたらした被害というのは、相当数に及ぶものがあった。
後の歴史書に記されるであろう、闇の仕事と称される暗殺事件の数々。
しかし、それらにラ・ヴァリエール家のルイズが関わったという証拠は
事件が起こり、数年した今でも発見されていない――



ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
彼女が召喚した使い魔は、人間だった。
しかも奇妙な服装を着ていたのだ。
黒い生地は、恐らく木綿。
上が黒いかと思えば、下は灰色で、裾が延びたようなズボンを履いている。
首にはマフラーのようなものを巻きつけている。
頭はそり上げられ、真ん中にだけ髪を伸ばし、まるでコルベールの未来を見るようであった。
ただ、それが美男美女、美少年美少女であるならば、見栄えもしたであろうが
呼び出された平民は、冴えない中年男であった。
生徒の大半は、それにキスをしなくてはならないルイズに同情したものだが
何やら口にくわえ、突如として違う場所に呼び出された
恐らくは午睡を楽しんでいたであろう平民は目をパチクリとさせたまま、それを受け入れてしまったのだという。

男は呼び出されて戸惑っていた。
自分は自宅に居たはずだ。
ここはどこだ。てめぇらは何故そんな格好をしてやがる。と。
まるでルイズ達を化け物を見るような目で見ると、鉄で出来たと思われる……
説明するとなれば、【つ】という字の、上の方だけが長くなった道具を取り出し、突きつけてきた。
しかし、みればとがった部分は無く、刃も見られない。
はて、そのような形にした杖かとも皆は思ったが、明らかに男の服装はマントには見えなかった。
と、なればそのような物に怯える貴族たちではない。
礼儀知らずとばかりに、主人であるルイズごと笑いものにしたのだった。

男はルイズに手を引かれ、その場で一通りの説明を受けた。
しかし、その一割も男は理解していなかったようで

『は、はぁん。てめぇら切支丹か。
成る程、寝てる間に俺を連れ去ったってぇ訳だ。
で、なんでぇ。袖の下、ってぇなら聞かねぇ話でもねぇぜ』

などと言ったものだ。
はて、今度はルイズが男の話の意味を理解出来なかった。
切支丹、なる言葉もそうだが、袖の下、というのも聞きなれない表現だ。
二人の話し合いは数時間に及んだが、いい加減ルイズも男も眠くなってきた。
クソして寝らぁ、と男が外に出て行くと、まさしく飛び上がって驚いた。
ルイズが何事か、と尋ねると、男は興奮したように

『お月さんが二つもあらぁ。江戸じゃねぇのか!
するってぇと、ここは南蛮の異国か!』

参った、と男は額に手をあて、呟いた。
自分の中で色々と納得がいったらしい。
はて、それからは男は至極素直になった。
後に語るところによると

『異国にきてまで宮仕えするたぁ思わなかったが
世間様は冷てぇ風が吹いてるもんでな』

などと語ったものだが、さて。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:12:55 ID:NB6PfiXI
sien

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:13:05 ID:ZtHf5oeF
誰だ!?的支援!

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:13:24 ID:pmfagWmT
必殺仕事人かっ! 支援

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:13:39 ID:JcbkC551
ここで一つ、男が学院で起こした有名な小話を紹介するとしよう。
事の起こりは食堂での事だった。
もみ手をするかのように頭を下げ、ヘラヘラと笑顔を浮かべて従者のそぶりをする男だったが
貴族相手には全てこのような調子で、メイドや厨房の、平民仲間からは余り良い顔をされていなかった。

はてさて、そこで問題が起こった。
このような調子で貴族相手におべっかを使う男であったが、一人の貴族がポケットから落し物をしたのだ。
はて、この男。気はよくつくようで、ササリとその落し物を拾い上げると

『もし、貴族様。
落し物をされましてございます』

へへぇ、と。まるで貢物をするかのように貴族へと差し出したのだ。
しかし、貴族はそれを見るなり知らぬ振りをした。
はて、と首を傾げる男。
しかしながら、あぁ、と気がついたかのように、その小瓶を自分の懐へと仕舞い込んでしまった。
その機転で、友人よりの追求を逃げ切った貴族。
男もその貴族にニマリと笑みを返し、少しだけ金貨を施してもらった。
ルイズがその行動に不審な点を持ちはしたものの、男は見事、金貨を受け取った事を隠し通したのだった。

さて、目出度く貴族の一人に興味を覚えてもらった男であるが
そこからが問題であった。
メイドの一人であった少女が、学院を訪れた貴族の一人に手篭めにされた、と言うのだ。
貞淑な国であるトリステインでは、手篭めにされた事がばれれば結婚もままならぬという。
すわ一大事、と少女を可愛がっていた厨房の料理人たちはいきり立つが、しかし貴族相手に何事も出来よう筈がない。
傷物になった自分は、恐らくはこのまま貴族の慰み者になるだろう、と嘆く少女。
最早これまで。鬱憤溜まった料理人たちが各々得物を携え、貴族の屋敷に向かおうとした時

『やめときな』

厨房で木の枝を削って作ったのだろう爪楊枝を歯に刺し、食べかすを取る男が制止した。
だが、厨房の料理人たちから貴族の下僕と罵りを受けると、早々に退散してしまったのだ。
腰抜けめ、と呟く料理人たち。
向かう先は、学院を訪れ、少女を手篭めにした貴族であった。
しかし悲しいかな。如何に料理人の命を携えたとしても、貴族の魔法に勝てる道理がなかったのだ。
なす術も無く怒涛の水に吹き飛ばされていく料理人たち。
結果として、一命のみを取り留めたという有様であった。
学院も、クビにこそならなかったものの、謹慎に減給。
治療もろくに受けられず、苦痛の中でうわごとのように
少女に謝る料理人たちがそこには居たのだ。
骨が折れ、肉が裂け、無残にも腫れた顔面は既に少女の泣き顔すら見る事は出来ないだろう。
怒った貴族はしかし、これ幸いと
いや、この世の全てを呪うような怨嗟の表情をしつつ、少女に謝り続けるのだ。

『仇を、誰か、とってくれ……!』

少女も涙をこぼした。
自分の為に、これだけの同僚が犠牲になったのだ。当然と言えよう。
少女も呪う。

『だれか、この人たちの、仇を……!』

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:14:30 ID:9BNxfwrL
婿殿 支援

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:14:43 ID:tZm6vQ7T
もしかしてデルフ、ブータの眷属の作った剣か?

そして、仕事人かこりゃおでれーた支援

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:15:10 ID:JcbkC551
現実は残酷である。
幾ら平民が嘆こうと、叫ぼうと。
貴族を頂点とした社会では、所詮届かぬ世迷言に過ぎなかったのだ。
道端の石ころが幾ら寄り添い叫ぼうと、一度通行の邪魔と思われれば蹴り飛ばされ、バラバラに散ってしまう。
足を踏み、痛みを感じたところで所詮はかすり傷にもならぬ運命。
はてされど。
その石を拾い上げるものがいるとするならば、天も見捨てた道端を、果たして馬鹿にする事などできようか。

『貴族の誇りというものを汚したものには、罰が与えられるべき』

男の主人であるルイズは、そう断言した。
無論、料理人たちの恨みつらみを聞いてしまったがためである。
だがさて。
石を拾い上げるものがいるとしたとして、その石をどうすれば、相手にうらみつらみを返せるというのか。

『幾ら出す』

投げつけるしか、あるまい。
何時の間にやら、壁にもたれ掛かるようにして、男がルイズの後ろにいた。
男が呼び出されたときに口にくわえていた管に火をつけ、ポワリと煙を吐き出した。
暗闇の中、男の咥える管の先端からもれる火の灯りだけが、少女と、ルイズと、男。三人を照らしていた。
ルイズはその男をまるで蛇の如くにらみつけ、怒鳴りつけた。
しかし、ほんの少し前までおべっかを使い、頭を下げ、自分に跪いていた、うだつのあがらぬ中年男が。
今はどうしたことか。
まるで鷹の如き目を光らせ、その身は今にも呪文を発動させそうな杖にも似た危うさを醸し出している。
だが、決して光らぬ男だ。
まるで男から暗闇が染み出してくるように、煙を吐き出しながら、男は睨み付けるかのように、もう一言だけ言った。

『地獄の沙汰も金次第。恨み辛みがあるなら、何処の世も辛ぇ事ばかりだ』

唾液を嚥下する音が、ルイズと少女の頭に響いた。
藁をも縋る思いが、二人を支配していった。
この男ならば。もしかすれば――どうしようもない自分の怒りを。
少女の嘆きを。料理人たちの恨みを――晴らしてくれるのではないか、と。
ルイズは三十エキューもの大金を、男の目の前に積んだ。
自分が今出せる限界だ、と。
少女も、なけなしの財産を全て男の前に出した。
財布の中身を逆さまにし、粉も出ぬ有様を、二人は男に見せた。
貴族として、自らの底を見せるとはあるまじき行為だが、ルイズは誠意を見せたのだ。
男は金貨を懐に収めると、管をコン、と壁にぶつけ、火種を消して去っていった。

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:16:50 ID:JcbkC551
朧月夜とはいかないが、二つの月だけが世界を照らし、男はヒタヒタと夜道を歩いていた。
その男の後ろに、同じくカツカツと夜道を鳴らす男が一人。
落し物をした貴族、ギーシュであった。
暫く進むと、更にツカツカと一人。
男の主人、ルイズであった。
三人は足音だけを夜の世界に響かせ、少女を手篭めにした貴族の元へとたどり着いた。
おもむろに扉を軽く叩き、門番を呼び出すギーシュ。

『何用か』

門番が、マントを身につけ、学院の制服を着たギーシュを見て睨んでいた。
だがギーシュは、学院にいるときのような高慢な言い方ではなく、あくまで軍人の息子という一面を大きく出し
真顔で、如何にも息せき切ったかのように呼吸を荒げ、話し始めたのだ。

『モット伯に火急の用事があり、尋ねてきた。
モット伯をかの怪盗が狙っているとの情報を持ってきた』

門番は飛び上がるかのように驚き、勝手口を開け、ギーシュへと近づいた。
中に入れぬ態度は見事だと言うべきだろう。
ギーシュに続きを話すように門番は促すと、ゆっくりと頷いたギーシュは、ようやく呼吸が整った様子を見せ

『実は、モット伯のお命を狙っている不逞の輩もいるとの情報でね』

少しずつ、元の調子に近づいてくるギーシュであったが、しかし門番は更なる情報に、驚きを倍増させた。
今にも掴みかからんかの調子でギーシュに何処にいるかを問いただしたが、その情報を聞く事は出来なかった。
ヌルリと門番のわき腹から鈍色にギラリと光る刃が引き抜かれ、ビ、と刃が振るわれ、血糊が落とされた。

『ここだよ』

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:17:36 ID:ZtHf5oeF
仕事支援


34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:18:36 ID:xPF9GGYX
銀魂の沖田が召還されたらこうなる

ズドーン!←沖田が撃ったバズーカがギーシュに命中
沖田「あーあ・・・ルイズの姐さんがあんなに怒ったから、あいつ爆発しましたぜい」
ルイズ「あれあんたが撃ったんでしょーが!!、なんで私のせいなのよ!?」

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:18:55 ID:JcbkC551
警備の兵士が詰め所を離れ、小便をしようと外へ出ると
月明かりに照らされたとはいえ、薄暗い庭に赤いドレスを着た女性が蹲っているのを見つけた。
さては主人の部屋から逃げ出した女か、と下卑た笑みを浮かべた兵士は、呼びかけつつ女の肩に手をかけようとした。
しかし、女はスルリと手を避け、すすりなくような声を出す。
はて、どうしたものかと男が悩んでいると、女の首がまるで人形のように一回転二回転三回転と回りだしたものだ。
すわゴーレムか、と驚いた男は、背中にまるで氷を入れられたかのような錯覚を覚えた。
次の瞬間には、男と同じような大きさをした、恐らくは青銅で作られたであろう色をした女が、男の背骨を掴み、ゴキリと砕いた。
苦悶のうめき声を出しながら絶命する男であった。
それを確認したギーシュは、ゴーレムを伴ってその場から駆け足で去っていった。


小便に行った男が遅いと、ふと思った詰め所の人間たちだが、うめき声を聞いて何やら危機を感じた。
慌てて外に飛び出す男たちだが、しかしそれが命取りとなった。
部屋から出た途端に、上空から落ちてきた鉄の塊に次々とその頭を粉砕されていったのだ。
髪の毛を紙縒り、束ねた仕掛けであった。
桃色の髪であるからこそ、金髪や赤色よりは目立たず、また、丹念に手入れされた長い髪であるからこそ出来た芸当であった。
鉄を落としたルイズは、屋根を走り、次の獲物へと向かっていった。

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:20:04 ID:XZxLe/Ef
何この仕掛け人支援

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:20:32 ID:JcbkC551
モット伯の寝室は熱気に包まれていた。醜悪な、脂と汗と、雄の臭いだ。
ベッドの上には、未だ二十歳にも満たぬ少女らが二、三人気を失って転がっていた。
しかし、流石にメイジとはいえ、人である以上は喉も渇くし、腹も減る。
ニタリと笑う意地汚い笑みは、その風貌に似合っていると言えるだろう。
ベルを鳴らし、従者たちを呼び寄せようとするモット伯。
だがしかし、ベルを鳴らせど鳴らせど、一向に従者が現れる気配はない。
不審に思ったモット伯は、ガウンを着て外へ出ようとした。
しかし、そこに声がかかった。

『モット伯様、お知らせいたします。
ただいま屋敷内に不審者が侵入しております!』

聞きなれぬ男の声だった。
だが、モット伯も屋敷の警備全ての人間を把握している訳ではない。
緊急事態である、と判断し、扉の鍵を確認してから、モット伯は覗き穴から声の主を見た。

『始末したのか!』
『は、ただいま二人を捕縛し、残る一人も追い詰めてございます』

ヘルメットを被った、黒い服を着た男が扉の外にはいた。
モット伯は最初は驚いたものの、しかし既に捕らえ、時間の問題だという事を聞き、落ち着いたのか
疑問に思った事を口にした。

『賊は金を狙ったのか』
『いいや――あんたの命だよ』

男が立ち上がり、瞬速一閃。覗き穴に寸分の狂いなく刃を差し入れ、覗き穴より更に眼光を放つ穴に差込、グルリと回し、引き抜いた。
まるで間欠泉の如く覗き穴より赤い水が噴出し、男は先ほどにも劣らぬ速度で剣を振り、血糊を落とし、紙で刃をふき取った後、鞘に収めた。


一夜にして、モット伯が暗殺された事で街は騒然となった。
だが、怒り、恐れる貴族に対し、平民はやれ悪人が退治されたと大騒ぎであった。
最初こそ怪盗フーケの仕業ではないかとされた殺害だが、魔法がほぼ使われた形跡がないと判明するにつれ
世間は一つの噂で持ちきりになった。
曰く、晴らせぬ恨みを晴らす、闇の仕事を請け負う者がいる、と。
後に、トリステインの街に更なる噂が広まった。
仕事人を統括するのは貴族であり――王の諸子の家系だと。
桃色の髪を持つその貴族こそ、恨みを晴らし、虚ろな世を、無に帰す仕事だと。

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:20:45 ID:ZtHf5oeF
すげえ…仕掛け人連中すげええ

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:20:46 ID:GW+MIrDX
昼行灯支援

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:21:36 ID:NB6PfiXI
sien

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:22:27 ID:cEPIdbwR
そういや仕事人系は今までいなかったような
まあ、クロスで殺しまくるっていうのも空気悪くなるから無理も無いのか

ただ悪人なら俺は容赦なく悪・即・斬だ支援

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:22:40 ID:JcbkC551
お話はここで終わりましょう。
坊主は信仰で、兵士は剣で、貴族は杖で、王女は権威で。
そして噺家は話で飯を食う、と相場が決まってるのよ。
ふふ、桃色の髪が綺麗?
ありがとう、お世辞でも嬉しいわ。
……歌? 歌を歌って欲しいって?
まぁいいわ。
一つ、さっきの話にかけた歌を歌わせてもらうわよ――

一かけ、二かけ、三かけて。
仕掛けて、殺して、日が暮れて。
橋の欄干腰下ろし、遥か向こうを眺むれば
この世は辛ぁいことばかり。
片手に刃、杖を持ち
おっさん、ねえさん、どこ行くの。
あたしら必殺仕事人。主水とルイズと申します。


「それで今日は――」

「どこのどいつを殺ってくれと、おっしゃるんで?」


――――
以上、『必殺仕事人』シリーズより、中村主水。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:24:06 ID:XZxLe/Ef
>>42
GJJJJJJJJJJ!!!!!

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:24:36 ID:kj+XeWMH
格好良さに涙が出るぜGJ!

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:24:44 ID:ZtHf5oeF
お見事!お見事にございまする!

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:26:03 ID:T0EdGnFN
これは良い!GJ!!

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:26:31 ID:1JQRP56h
素晴らしすぎ。ああもう最高だよ八丁堀のダンナ

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:27:53 ID:1bEROL73
情景が目に浮かぶ。
これは間違いなくいいものだ…

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:28:03 ID:8sukqKUL
前スレ1000
>>1000なら魔太郎召喚。

ある意味仕事人みたいなもんだが、下手すると一番最初にルイズが恨み念法喰らうんじゃないかw

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:28:50 ID:vcFrwJgd
>>42御見事です。

51 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/15(水) 22:29:36 ID:11dvotft
こ、この後に投下しなければならないのか……
一応5分後に予約します

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:30:21 ID:V68LAS0F
よし!この流れでタバサがおっ母を連れて逆子連れ狼だ!

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:31:00 ID:DVqVDJkP
GJ!なぜだか頭の中では暴れん坊将軍の音楽が流れてたけど!

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:31:11 ID:8sukqKUL
>>52
あの母親貸すんかいw

55 :34:2007/08/15(水) 22:31:25 ID:xPF9GGYX
またやっちゃったよ
・・・死ね〜死ねよぉルイズ〜お前頼むから死んでくれよ〜・・・
ガチャッ
総悟「・・・」
ルイズ「何やってるのかしら?、こんな夜中に」
総悟「ジョ・・・ジョギング」
ルイズ「へぇ〜そうなの〜・・・ってそんな格好でジョギングするバカがどこにいるのよ!?、
儀式でしょ!、私を抹殺する儀式なんでしょ!」
総悟「自意識過剰なご主人様だ、そんなんだからゼロって言われやすぜ」

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:32:40 ID:cEPIdbwR
「こちらにおわす方をどなたと心得る!恐れ多くも先のry」

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:32:52 ID:T0EdGnFN
>>55
ちょっと面白そうだと思ったが難しそうだな

58 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/15(水) 22:35:28 ID:11dvotft
んじゃまあ投下します〜

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:35:52 ID:NB6PfiXI
支援

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:36:19 ID:MPR89hEk
支援

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:36:32 ID:T0EdGnFN
百合!百合!!

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:36:33 ID:xPF9GGYX
>>57
だって難しいんだもん、
おじさんこのサディスティック星から来た王子と組み合わせるの(松平のとっつぁん風)

63 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/15(水) 22:36:38 ID:11dvotft
 次の日、当麻は朝の日差しを浴びて、目が覚めた。昨晩の疲れがあったせいか、いつもより多く寝てしまったらしい。
 うまく働かない思考が、『この状況はまずい』と判断する。寝坊してしまったら、主から罰を受けてしまうのだ。
 慌てて毛布を跳ね飛ばし、ガバッと起き上がる。ルイズのベッドの方を見るが、毛布に体全体を覆いかぶさっているためか、顔が見えない。
 ともかく、まだ主は起きていないらしい。当麻は内心安堵しながらも、いつも通り起こそうとしたが……。
 そこには誰もいなかった。
「あれ……?」
 毛布の中に、いるはずの人間がいない。当麻を寝かせたまま、どこか外へ行くような少女ではない。
 首を傾げてうーんと唸る。神隠しにあったりとか、宇宙人にさらわれたというオチはないと思う。
 となると、昨日の夜に何かあったはずだ。当麻はまだ真新しいはずの記憶を掘り返す。
あ、と思わず口に出てしまった。そうだ、確かあの日の夜は――
『どしたルイズ、寝れないのか?』
『うん……なんだか……』
『なんか様子がおかしくないか?』
『ううん、大丈夫。ねえ、トウマ?』
『ん?』
『わたし、シエスタの所へ行ってもいいかな?』
『へ……? ま、まあいいんじゃないのか』
『ありがと』
 シエスタの所へ行った事を思い出した当麻は、どうするべきか悩んだ。
(まあシエスタがなんとかしてくれるだろ)
 しかし、思いの外早く結論にたどり着いた。
 少年は全てをメイドに任せて、空かした腹を埋める為、朝食へと向かった。



(うーん……)
 ほぼ同時刻、同じように朝の日差しを浴びたシエスタは、意識を現実へと戻した。
 しかし、昨日の疲労が拭いきれないのか目を開こうとはしない。
 趣味が昼寝の彼女は、時折そうやって寝過ごす日が多々あった。
 後数分……、とお決まりの言葉を自分に言い聞かせ、再び夢の中に入り込もうと寝返る。
「……すう……」
 その頬に、かすかな吐息がかかる。不思議な事に甘く、いい匂いであった。
「あ、れ?」
 小さいが、ここは自分のベッドである。それならば誰かが紛れ込んだのだろうか?
 誰だろ、と思いながら仕方なく目を開けてみると、
 ネグリジェ姿のルイズが隣に寝ていた。それも、吐息のかかるほどに近い場所で。
 普段とは違う、
 繊細可憐な、安らいだ寝顔がそこにはあった。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:36:50 ID:ZtHf5oeF
sien
!


65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:37:01 ID:JcbkC551
仕事の後は支援だぜ

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:37:47 ID:NB6PfiXI
支援

67 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/15(水) 22:37:58 ID:11dvotft
「へ……?」
 予想外の人物に、しばらく呆然と見つめた。疑問と驚きが彼女の思考を妨げる。
「う、ん……」
 すると、シエスタの視線に気付いたのか、目を覚ました。虚ろな瞳はしかし、何の迷いもなくシエスタを向いていた。
「…………」
「…………」
 エレベーターに閉じこめられたような気まずい雰囲気が場を支配する。
 耐えきれなかったのか、シエスタが口を開いた。
「えっと、おはようございます」
「おはよ」
 寝た状態で、とりあえず挨拶をする。そんなシエスタに、ルイズも返事をしたが、なぜか顔を赤らめた。
 また沈黙が支配されそうになったその時、ルイズは上半身だけ立ち上がる。乱れた髪がばさばさっとその肩に降りかかった。そして、恥ずかしがるように手をもじもじさせた。
 つられて、シエスタも寝転んだ態勢から女の子座りへと変える。
「あのね」
「な、なんでしょうか?」
 普段とは違う口調に、シエスタは僅かばかりの不安を抱いた。
 シエスタとルイズは敵対関係となっているのだ。なのに今は違う。どちらかというと、仲のいい親友みたいな感じのように、正反対のイメージが持たれる。
 そんなシエスタの事はお構いなしに、ルイズは自分の内なる思いを伝えた。
「あのね……わたし夢を見たの……」
「夢、ですか?」
 コクリと頷いたルイズは続けた。
「シエスタとわたしが仲良く楽しく過ごしている夢」
 そう言うと、ルイズは両手を使ってシエスタの手を握る。
 思わぬ不意打ちに、シエスタの顔も赤く染まる。ドキッ、と心臓が跳ね上がった。
「え? え?」
「わたし、なんで自分の気持ちに気がつかなかったんだろう……」
「あの……、ルイズさん?」
「手を握るだけでこんなにもドキドキするなんて……」
 言葉のやりとりがうまくいかないので、シエスタは困った。いつもと違う態度に、何事かと思ってしまう。
 しかし、原因がわからない。昨日の事件は、急にルイズの機嫌がよくなった為に終わったのだか、まさかそれが理由ではないはずだ。
 と、突然ルイズがこちらに飛びかかってきた。腰に両手ががっちりと回されたので、そのまま押し倒される。
「へ? へ?」
 自分に覆いかぶさるルイズを見上げているシエスタは、カチコチに凍り付いている。
「えっと、あの……ええ!?」
 何を言えばいいのかわからない。ルイズとシエスタの距離は、目と鼻の先であった。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:39:54 ID:NB6PfiXI
支援

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:40:03 ID:DVqVDJkP
バンザーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!

70 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/15(水) 22:40:03 ID:11dvotft
「わたし……シエスタのことが好き、大好き……」
 そう言うと、顔を近づける。否、顔のもっと細かい場所。そう、唇である。
 ハッと気付くシエスタ。逃げようとするが、なにせルイズが馬乗りとなっているのだ。どうしようもない。
「あ、あの。ルイズさん! ちょ、ちょっと……あ……待って……ん……」
 シエスタの努力も空しく、二人は唇を重ねた。



「おかしいですよね!?」
「いやまあ……、そりゃ普段とは違うよな」
 シエスタが涙目になりながら必死に当麻に訴えた。
 全てシエスタに任せてしまった当麻だからこそ、苦笑いを浮かべる。

 時刻は昼間、当麻とシエスタは再びヴェストリの広場にいた。
 あの後、トイレと偽って脱出をはかったシエスタは、当麻と再び出会う事ができた。
 そして今まで起こった状況を一から、わかりやすく説明をする。
 もっとも、
「うう……もうお嫁さんにいけないかも……」
 どこまでやったのかはわからない。
 しゅんとうなだれる。ここまで落ち込まれると、なんとかしなければならないと思えてくる。
「うーん。しかしルイズがどうしておかしくなったか、だよな」
「それについてなんですけど……」
 シエスタは思い出すかのように応えた。
「心をどうにかしてしまう魔法の薬があるって聞いたことがあるんですけど、それじゃないんでしょうか?」
「魔法の薬……ねえ」
 典型的な漫画等のお決まりを出された当麻は、胡散臭そうな目つきでシエスタを見る。
「わ、わたしだって噂で聞いただけですし……、でも、あったとしてもミス・ヴァリエールがそんなの飲むわけがないし……」
 シエスタの顔がみるみる内に赤く染まっていく。
 まあここで疑いをかけても仕方ない。とりあえず当麻はそれがある物だとして昨日の一件を思い出す。
 その時だった。
 シエスタの背後で、ルイズが睨みつけていた。その目はまるで獲物を逃がさないようにぎらりと光り輝いている。
 タチサラナイトコロス
 そう言っているような気がした。
「……あ、と。ちょい用事があったから行くな。何かわかったらすぐ連絡すっから」
「え? あ、はい……わかりましたー」
 命の危険を感じた弱者は、強者の言うことを聞かなければならない。当麻は成す術なくシエスタから離れた。

 直後、シエスタの悲鳴が聞こえたような気がした。

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:41:31 ID:OcOWPDkx
今後も当麻がフラグを立てまくらないはずはないしこのままの方が幸せそうだ支援

72 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/15(水) 22:41:45 ID:11dvotft
行間2


「それで……どうする気だ?」
「どうする気とはなんだね」
 土御門は、アレイスターの一言一言に苛立ちを覚えた。質問を質問で返してくる口調、よくキレないなと、自分でもかなり驚いている。
「わかってんだろ、どうやってあいつを戻す気なんだ?」
「ああ、それならば心配はいらん。こちらとあそこを繋ぐ『渦』を作った」
 まるで友達が普段会話を交わすようなくらい至って平凡に、怖いぐらい平凡に。
 チッ、とその魔術師が行った行為に舌打ちをする。それがどれだけ異常な行為なのかわからないのだろうか?

 例えば、伊能忠敬という人物がいる。
 彼は、『大日本沿海輿地全図』という名の地図を江戸時代に作った。それは表の歴史でも有名なのだが、裏の歴史でもまた有名なのだ。
 なぜ彼が有名なのかというと、『偶像の理論』という言葉を知る必要がある。簡単に説明すると、全ての教会にある十字架は、『神の子』の処刑に使われた十字架ではない。しかし、それがよく似たレプリカである為、本物の十字架が持つ聖なる力を分けて貰える事が出来るのだ。
 この『偶像の理論』を逆手にとったのが伊能忠敬なのである。
 つまり、本物が『偶像』に影響を及ぼすだけではなくて、『偶像』が本物に影響を及ぼすのだ。もっとも、これはあくまで仮説であるのだが……。
 伊能忠敬は、本来あるはずのないモノ――――そう、空間を瞬時に移動するための出入り口を強引に、大日本沿海輿地全図に書き込んだのだ。
 しかし、そこに魔術的な狂いが生じれば、偶像として機能しなくなる。元々の『日本』としての黄金比を少しも歪める事なく、それを作り上げたのは魔術史上彼だけと言われている。
 それを目の前にいる『魔術師』が成し遂げたのだ。しかも、ここの世界とは違う、別の場所である。
「くそったれッ、てめえはどこまで人間離れした魔術を使い続ければいいんだ」
「褒め言葉として貰おうか。もっとも、向こうにこちらの物が存在したからできたものさ。まあ一カ所しか繋げる事しかできなかったがね」
「それもてめえの計画の一つか? 『時間矛盾』をしかけたのもこれが理由か?」
 ほぉ、と関心する声に、土御門は返答の代わりを込めて吐き捨てるように説明した。
「てめえがあいつに何を期待してんのかわかんねえけど、少なくともんな日単位で希望の品が出来上がるわけじゃないんだろ? ったく、向こうの立地条件(魔術要素)はそんだけ素晴らしいのか?」

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:41:55 ID:L9E59kdO
百合ktkr支援

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:42:11 ID:NB6PfiXI
支援

75 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/15(水) 22:43:29 ID:11dvotft
「まあ行けばわかる。それと、あそこへ行ってもらうのは君だ。なに、一人で淋しかろう。仲間を呼んでおいたぞ」
 瞬間、再びこの空間と地上とを唯一の移動手段を持つ空間移動能力者の少女が現れた。まるでアレイスターが言い終わるタイミングを見計らっていたかのように。
 その少女の隣にはもう一人、身長の低い女の子がいた。
 空間移動能力者は、いつも通り何も喋らないまま会釈すると、再び虚空へ消える。
 うっすらと光る部屋の灯が彼女を照らした。
 その子は、腰まである銀の長い髪を持ち、色白の肌に緑色の瞳を備えていた。
 どこぞの教会の者なのか、修道服を着ている。真っ白な布地に、金刺繍を施した豪奢な修道服。しかし、その所々になぜか安全ピンを使っている。それも一つではなく、無数に。
 土御門はその人物を知っている。

 魔法名Dedicatus545。
 イギリス清教『必要悪の教会』の切り札。
 魔導書十万三千冊をその頭に全て保管している完全記憶能力者。
 そして、
 とある少年の事を誰よりも一番想っている少女。
「あれ? トウマがいるって聞いたけどいないのかな?」
 そう、少女の名前は――――



 始まる。
 男にも女にも、大人にも子供にも聖人にも囚人にも見える、学園都市統括理事長の思惑によって、
 多角スパイと禁書目録が交わる時、
 物語は始まる――!

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:43:35 ID:NB6PfiXI
そういえばよくフーケは発狂しなかったな支援

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:43:39 ID:MGCzcUWy
>>31
てかルイズ自分でお金出しておきながら仕事人の仕事もしてるのか?

支援支援

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:44:31 ID:pmfagWmT
インデックス登場フラグが立ったぁ!

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:45:44 ID:NB6PfiXI
支援

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:46:18 ID:T0EdGnFN
インデックス!!インデックス!!!インデックス───!!!!

81 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/15(水) 22:47:21 ID:11dvotft
以上です

行間は本来四巻が終わった後に入れようと思ったのですが、なんかいろいろと問題があるのでここにいれました。

ちなみに二人の介入はもうちょい先です


てか、キス以降の描写を必要だったのかなと思ってしまう……

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:47:33 ID:vTUVm7XI
キター!

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:48:03 ID:zBGYL1mg
インデクス!!!!


84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:49:14 ID:gYCiB5gb
GJ!!
幻想殺しがあればいちいち解除薬つくらなくても無効化できそうだな。魔法薬だし
ていうかもしかしてタバサ母もどうにかなる?
>キス以降の描写を必要だったのかなと
ぜひ書いてください。今からでも

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:50:44 ID:DVqVDJkP
キスだけでも十分すぎるさ!!
願わくばキスの描写をもっと掘り下げてくれたりしたら・・・
もうなんか咲いちゃうぜ俺!

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:50:50 ID:pmfagWmT
カミジョーさんとインデックス。この二人が揃っていれば、切り抜けられない事態なんて有りはしないっ

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:53:18 ID:T0EdGnFN
インデックスが来るなら
ルイズはこのままでもいいような気がしないでもないぜ

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 22:59:40 ID:kj+XeWMH
小ネタ落とすが構わんかな?

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:01:15 ID:MPR89hEk
ネタ支援

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:02:21 ID:kj+XeWMH
ゼロのマッドサイエンティスト

 私が召喚した使い魔は、人でした。
 名前はウェスト、らしいです。
 でも、まともじゃありません。
 違うんです、特別な力があるわけじゃないんです。
 ただ、おかしくて。
 今日もコルベール先生と一緒に研究をしています。
 私には理解のできない、『科学』と言う何かを研究しているらしいんです。
 でも、おかしいんです。
 その『科学』と言うものに興味を持って覗きに行ったキュルケがどうして帰ってこないんでしょう?
 ……キュルケが見に行った二日後、コルベール先生とウェストが研究していた凶暴な亜人と言うのが逃げ出したらしいです。
 私も見ました。
 人間とほとんど変わらない大きさで、人間とほとんど変わらない体つきだと言うのにアレは人間を引きちぎっていました。
 どこからどこまで人間そっくりで、ただ顔だけが人間に必要な知性がまったくなくて。
 でも、どうして。
 あの亜人は、燃えるような赤い髪だったんでしょう?
 最後に私につかみかかってきた亜人は、コルベール先生に燃やされました。
 その時に、泣いているように見えたのは気のせいでしょうか。
 ミス・ロングビルが姿を消しているのに皆が気付いたのは次の日でした。
 彼女の遺体はどこにもありませんでした。
 コルベール先生とウェストは、前日の亜人がやったのだと言いました。
 ……気のせいでしょうか。亜人を始末したあと、ウェストとミス・ロングビルが話をしていたように見えたのです。
 そしてつい昨日、タバサが姿を消しました。
 キュルケが居なくなった後の彼女はそれまでにないほど痛ましい表情をして、何かに耐えていたようなのに。
 私は、ウェストがこう言っているのを聞きました。
「新鮮さが足りなかったんだ」と。
 何の新鮮さが足りないと言うのでしょう?
 私は、今日にでも彼らを問い詰めに行くべきなのでしょう。
 彼らの『研究室』とやらに。
 ああ、しかし一体それにどんな意味があるというのでしょう。
 私の想像が正しければ、彼らは……。

【手記はここで終わっている】



 死体蘇生者ハーバード・ウェストよりウェスト博士

91 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/15(水) 23:02:59 ID:uEp0qxVP
予約は出来ますか?

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:04:07 ID:vTUVm7XI
>>90
西博士じゃなくて元ネタのほうか!

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:04:12 ID:1JQRP56h
多分、珍しいことに予約無しな気がする。

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:04:19 ID:ZtHf5oeF
来いッ!

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:05:23 ID:zBGYL1mg
>>90
最初デモベのキチガイだとおもったwwwwww

96 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/15(水) 23:05:32 ID:uEp0qxVP
ならば、10分頃に投下すると宣言させていただきます。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:05:51 ID:3HPu6TEQ
この時間で予約なしは珍しいよな。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:08:42 ID:6XtjnvkC
最終的に蘇生した死者たちに連れて行かれるウェスト博士か

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:10:27 ID:DVqVDJkP
    │        ___   ‖        │      ___
 ──┼──         /  ‖      ──┼──  ____
   /│   ヽヽ│    /            /│          /
 /  │     /   /\   ◎     /  │         /

 ___   ___    __       ____ ______      _______
 \  \_\__\ |__|    _|      ||       /    /         /
   \    \    ̄\      | |__   ||__   / | ̄|_ / __    / __
     \   _\_____ \___/  |   / /   / / | ̄  _|| ̄ |  |/   // ̄  /
      \  \ |     |     /__/  \_ _/ / /   | |_|\   __//__/
        \__\\__/|__/|__/\_||__///|___|     \_\

支援

100 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/15(水) 23:10:43 ID:uEp0qxVP
「もう半日以上経っているぞ?魔法衛士隊の連中は化け物か」
「グリフォンと馬では勝手が違うのかも知れませんね……」
「そういうものかね」
「知りませんよ……」
「……大丈夫かね?」

ギーシュが言ったとおり、半日ほど馬に乗りっぱなしである二人であった。
元々乗馬の経験があるギーシュはまだ何とか体勢を保っていたが、
ルージュはと言うと、完全に馬の上でぐったりしている。
ギーシュはそんな様子を見て、不思議そうに言った。

「君はもっと体力がある方だと思ったがね」
「……何でです?」
「ちょっと剣を振ってみたんだがね、あれは結構疲れた」
「……そうですか」
「……本気で疲れてるようだね……」

そこに、ワルドの怒鳴り声が聞こえた。

「早くしないと、置いていくぞ!」

……彼にしては珍しく、少し苛ついた。

「……『デュレイオーダー』」

グリフォンの速度を、少しずつ下げていった。
そのうち、ろくに操れていない馬の方が早くなる。
ルージュは追い越して、距離がある程度経つと息切れしながら、
何とか出せる限りの大きな声を出した。

「早くしないと……置いてきますよ……」

そのまま走り去る。
まぁ、『デュレイオーダー』は時間が経てば解けるし、
グリフォンの元の速度が馬より速いから、さして問題ではないのだが。
事実、その後ルージュの馬はワルドのグリフォンにあっさり抜き返された。

まぁ、そんな事をしていたので、馬を乗り換えながらも、
夜深くにようやくアルビオンの玄関口たるラ・ロシェールについたのだが。

101 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/15(水) 23:11:48 ID:uEp0qxVP
「ゼェ……ハァ……」
「本気で辛そうだね……君は……」
「まだですか……」
「それはもうかれこれ12回聞いた気がするんだが……
 だけど、もうすぐ着くよ」

その言葉にルージュは顔を上げて周りを見回した。
港町と聞いていたが、山だらけである。

「……シップがないのに、高地に港町があるんですか?」
「シップ?なんだねそれは」
「……船です」
「別におかしく無いじゃないか」
「……?」

その時、彼らめがけて崖上から火のついたたいまつが投げ込まれる。
馬がそれに驚き、暴れ出した馬にギーシュとルージュは捕まっていられなかった。
その後数本の矢が飛んでくると、ギーシュが叫ぶ。

「奇襲だ!」
「……」
「ブルー!寝てないで応戦したまえ」
「もう止めてくださいギーシュ……僕のLPはもうゼロです」
「ゼロになったら死ぬんじゃないのかね」
「宿屋に行けば大丈夫です……というわけで後は任せました……」
「いや、そういうわけに――」

矢が横をかすめて飛んできたので、ギーシュは黙り込む。

「むう、どうも一人でなんとかしなきゃならないみたいだね……」

ギーシュはそう言って矢の飛んでくる方向に大体の当たりを付け、
錬金で壁を作り出し、そこに隠れた。

「さて、近づいてきてくれれば僕でもどうにか出来るかも知れんが、
 このままもう一回たいまつを投げ込まれたらどうしようか」

と、そこにワルドが戻ってくる。
飛んできた矢を、竜巻を作り出してはじき返した。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:12:52 ID:cEPIdbwR
相変わらず大人げねぇブルージュwww時術はやっぱり反則だって支援

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:12:52 ID:6XtjnvkC
ディレイオーダーだ!デュレイオーダーでもデャレイオーダーでもない…!支援

104 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/15(水) 23:12:57 ID:uEp0qxVP
「子爵!」
「野党か山賊の類か?」

横で呆然としていたルイズが、続く。

「アルビオンの貴族派ってことは……」
「貴族ならあんな手は使わん」

その言葉に、寝ていたルージュは少しの違和感を感じた。

(そう言えば、今朝方も変だったな。
 なんであの紹介でルイズの使い魔だと解ったんだ?)

あの説明ならば、ギーシュと『その』使い魔のブルー、と捉えてもおかしくはない。
だが、それは個人の捉え方。どう解釈してもおかしくはない。
しかし。

(貴族派、と言ってもまさか全員が貴族というわけじゃないだろうし)

そして思考をより深くしようとして、
どこからか聞こえてきた翼の音に、思考を中断させる。
崖の上から悲鳴が聞こえてくる。恐らく、たいまつや矢を飛ばしてきた者達だろう。
暗くて遠くなので良く見えないが、数回雷光が閃くと、その男達の姿が見えた。

「『風』の呪文……にしては妙だな」

雷撃に撃たれた男達ががけの上から転がってくる。
崖の上に何かが降り立つと、月からの逆光でシルエットが浮かび上がる。

「あれって……」

それは再び飛び上がると、此方に向かって飛翔してきた。
近づいてくると、その姿と、上に乗った二人組が見える。

「タバサ!クーン!後キュルケ」
「なんであたしはついでなのかしら?」
「何しに来たのよ!?」
「追ってきたのよ。思ったより時間がかかったけどね」

キュルケは雷竜の背中から飛び降りると、
転げ落ちていた男達を足で軽くこづく。

105 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/15(水) 23:14:12 ID:uEp0qxVP

「で、こいつらどうするのよ?」
「僕に任せてくれたまえ」

と、ギーシュが一歩前に進み出る。

「君たちは何だね」
「ただの盗賊だよ」

ギーシュが振り返る。

「だそうだ」
「……いや、色々と突っ込むところが多すぎて逆に……」
「やるなら徹底的に」

といい、今度はタバサが前に進み出る。

「なんだ、今度は嬢ちゃんか、俺達はただの盗賊だって――」

返事はせず、タバサは小さく呟き、杖を振る。
幾つかの氷の矢が、自称盗賊達をかすめて地面に突き刺さる。

「……わ、解った。酒場で酒を飲んでたら、男と女の二人組に雇われたんだ」
「詳しく」
「女の方はフードを被ってたからよく解らねえ。
 男の方は仮面を被っててよくわからなかったが、そうだな……身長はそこの兄ちゃんぐらいだな」

と、ワルドの方を見やって言う。

「それと、二人ともメイジだったな」
「それだけ解ればいい」

タバサが振り返る。
それに対し、ワルドが言う。

「……ふむ。捕縛したい所だが、時間がない。
 ここは放置して先を急ぐとしよう」

と、ルイズを連れてグリフォンにまたがる。
ギーシュとルージュも馬に乗った。
彼らが進むその先に、ラ・ロシェールの灯が煌めいていた。

106 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/15(水) 23:15:19 ID:uEp0qxVP
彼らが去った後。

「畜生、割の良い仕事だと思ったら、相手がメイジなんて聞いてねえぞ!」
「あんな人数のメイジを相手なんて、金貨200でも足りねえよ……」

と、そこに白い仮面を付けた男が現れる。
男達のうち一人はそれに気付くと、ぶっきらぼうな口調で言う。

「おい、いくら何でもメイジ相手は無茶ってもんだろう、旦那よ」
「そうか、だがまだ働いて貰うぞ」
「あぁ?俺達は今さっきガキのメイジ一人にあしらわれたんだぞ?
 こんな仕事やってられるか!降りるぞ!」
「そうか」

冷たく言うと、男は腰に下げた紅い剣を抜きはなった。

「な、何だ、やろうってのか?」
「逃げれば殺すと言っただろう」
「へ、へへ。剣を使うって事はてめぇメイジじゃねぇな。
 この人数相手に勝てると思うのか!?」

と、周囲に寝転がっていた男達が立ち上がり、各々の獲物を手に取る。

「そうだ、てめえから金を奪えば良いじゃねえか。
 まさかあれだけって筈もないだろ……やっちまえ!」

男達が、仮面の男に武器を構えて駆ける。
仮面の男はそれを平然と眺めて、手にある剣を一閃した。
剣がふくれあがった。そう表現するのが一番正しい。
紅く透き通った巨大な刀身が仮面の男を中心に振り回されると、
男達が身体を真横に両断される。

「……な、なにが…………は」

胸の辺りを切断された男は、最後の吐息を漏らすと、
それ以上話す事は出来なかった。
仮面の男が、その場を立ち去る。
後には、骸だけが残った。

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:16:23 ID:NB6PfiXI
支援

108 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/15(水) 23:16:40 ID:uEp0qxVP

『女神の杵』亭という、結構豪華な宿に泊まる事になった一行は、ぐったりしていた。
いや、どちらかというとルージュのみがぐったりとしていた。
ギーシュは、ワインを飲んでくつろいでいる。
キュルケはタバサに話しかけている。タバサは本を読んでいる。
つまり会話が成り立っていない形になる。
ルイズはと言うと、ワルドと共に『桟橋』に乗船の交渉に行っている。
ルージュが机に寝そべったまま、ギーシュの方を向き、聞いた。

「ギーシュ、さっき船がどうとか言ってたよね?」

ギーシュは、口に含んでいたワインを飲み込む。

「確かに言ったね」
「高地にあるって事は……まさか飛んだりはしない?」
「飛ぶに決まってるじゃないか。アルビオンに行くのだから」

と、そこでルイズとワルドが帰って来た。
一同が集まっていた卓の空いている席に座る。

「アルビオンへの船は明後日にならないと出せないそうだよ」
「一刻を争うのに……」
「良いじゃないですか、無理に急いだって良いことはありませんよ」

ルージュが言うが、その様子を見てると誰もが同じ感想を抱く。
休みたいだけじゃないのか?そんな視線に晒されても彼は動じない。
キュルケがそこで話題を変える。

「アルビオンに行ったことはないからわかんないけど、
 明日は船が出せないの?」
「明日は月が重なるだろう?その翌日に、アルビオンが最もラ・ロシェールに近づくのだ」

そして、三つの鍵を机の上に置いた。

「今日はもう休もう、部屋をとっ……ってあれ?」

鍵がいつの間にか二つになっている。
見ると、ルージュが既に部屋のある上への階段を上っていた。
ワルドはそちらを見てから、もう一度卓についている者の方を向く。

「……キュルケとタバサ、彼とギーシュ、僕とルイズが相部屋だ」

109 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/15(水) 23:19:00 ID:uEp0qxVP
終わり。

110 :マロン名無しさん:2007/08/15(水) 23:20:18 ID:Org3/pu+
アセルスの参戦期待支援。
見せ付けろ妖魔化

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:24:30 ID:MPR89hEk
>>109
GJ!これはODEシステムの予感

>>110
いつも気になっているのですが、なぜ名前のところがマロン名無しなんですか?

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:26:08 ID:DZw6eGaM
半妖は出ない方がいいだろ
せっかく幻魔で強化したワルドに勝ち目が無くなる

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:27:11 ID:0fkE8ea/
遍在で幻魔増やしたせいであっさり退場なワルドとか切なすぎる

114 :侍の使い魔:2007/08/15(水) 23:28:12 ID:v7RrMlVG
今回かなり痛い感じになってしまいましたが
2話できたんで投下しても良いですか?
予約している人とかいますか?

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:28:46 ID:6XtjnvkC
幻魔のカウンターは攻撃を食らった 後 に 発動するもんな。
一撃で殺してもカウンター来るのが怖いけど。

116 :宵闇の使い魔:2007/08/15(水) 23:30:48 ID:BdtIeFgy
じゃあ銀さんの後に虎さん予約でお願いします。

117 :侍の使い魔:2007/08/15(水) 23:33:22 ID:v7RrMlVG
では投下します。

げっ!!マジでか」
 ルイズの部屋から空に浮かぶ2つの月を見て銀時は自分が異世界に来た事を自覚した。
 ―なんちゃって幕末SFものから今度は異世界ファンタジーものですか。
 ―どういうてこ入れですかこれは。
 銀時は混乱お余り余計なことを考えていた。
 ―そういや昔ジャンプで似たような展開の話があったな、結局打ち切られたけど。
 ―もしかしてこれって打ち切りの前フリか。
 タ○ヤのことはもうそっとしといてやれよ。
 銀時は混乱のあまり変な電波を受信した。
「つまりあんたは異世界のエドって所から来たって言うのね」
「ああ、そういうことだ」
「信じられないわ」
「俺だって信じられねえよ、俺がいたところは月は1つしかなかったの。
 こっちには2つありやがる、金玉ですか、このやろー」
「なっ、あんたなんて下品なの!!」
 ルイズは顔を真っ赤して叫ぶ。
 基本的にウブなルイズには銀時の下ネタは刺激が強すぎた。
 ただ銀時の周りにはほとんどそういうのを気にしない女性に囲まれていたため
 基本的に銀時にデリカシーと言う言葉は存在しない。
 女性の中には変態そのものもいるのだからいたし方あるまい。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:34:18 ID:N+5+QXK3
銀魂→宵闇か
一瞬銀魂世界に虎蔵がインとか勘違いした俺はそろそろ睡魔に敗北寸前だ

119 :侍の使い魔:2007/08/15(水) 23:35:18 ID:v7RrMlVG
銀時が聞いた話ではここはハルキゲニアのトリステイン魔法学院と言う全寮制の魔法を
 教える学校だと言う。
 この世界の王侯貴族はメイジとよばれ、魔法が使える、使えない者は平民と呼ばれている。
 そして自分はその使い魔召喚の魔法で呼び出されたと言う。
 いくら天人達によってオーバーテクノロジーがもたらされたとはいえ、銀時にとって
 魔法などアニメや映画の世界の話でしかない。
「まじでハ○ーポッターなのかよ」
 銀時はうんざりした。
 今まで厄介なことにはたびたび巻き込まれていたが、今回は最大級である。
「何だってこんなピンクのガキに・・」
「ガキって、私は16歳なのよ」
「マジでか!?新八と同い年かよ、下手したら神楽より年下かと思ったわ」
「何だかわかないけど、むかつくわね、それにガキじゃないわよ
 私にはルイズって名前があるんだからね」
「ああ、世界的有名な配管工の目立たねえ緑の弟のほうか」
「誰がルイー○よ!!」
 なぜルイズがルイー○を知ってるのかは突っ込んでほしくない
 コンプレックスの塊と言う点ではあってるかもしれない。
「はあ、あんたとしゃべってると疲れるわね」
ルイズはぐったりしている。
「それより俺を元に戻す方法はねえのか」
「無いわね」
「即答かよ」
 銀時は頭を抱えたがこの状況を打破する方法が思いつかない。
「わかったよ、お前の使い魔とやらになってやるよ」
「口の利き方がなっていないわね、使い魔になるんだから
 私のことはご主人様って言いなさい」
「いや、俺そういうプレイには興味ないから」
「プレイって何よぁぁ!!」
「そんなにご主人様って言われたければメイド喫茶にでもいけよ」
「何言ってんのよ、あんたはぁぁ!!」
 突っ込み疲れてルイズは息を切らす。
「おいおいこれぐらいの突っ込みで息切れか、新八だったらもっといけるぜ」

120 :侍の使い魔:2007/08/15(水) 23:38:17 ID:v7RrMlVG
「とにかく私の使い魔になったんだからそれなりには役に立ってもらうわよ」
「つーか使い魔って何すんの?」
 銀時は当然の疑問を呈する。
「まずは使い魔は主人の目となり耳となる能力が与えられるの」
「どういうことですか?」
「使い魔が見たものは主人が見ることができるのよ」
「へ〜」
 銀時は興味なさげに相槌を打つ。
「でもあんたには無理みたいね、私何にも見えないもん!」
「そうみてえだな」
 銀時は耳をほじりながら聞いていた。
 その態度にルイズはどうにか怒りをこらえながら説明を続ける。
「それから、使い魔は主人の望む物を持ってくるのよ、たとえば秘薬とか」
「秘薬?」
「特定の魔法に使う触媒よ、硫黄とか、コケとか・・・」
「ああ、無理無理無理、俺そういうのわかんないから」
 手を横にブンブン振りながら答える銀時。
 そのやる気の無い態度にルイズのイライラが募る。
 銀時は常時こんな感じではあるのだがそんなことはルイズは知らない。
 ―なんでこんなのが私の使い魔なのよ。
「そして、これが一番なんだけど・・、使い魔は主人を守る存在であるのよ。
 その力で主人を敵から守る、でもあんたじゃ無理っぽそうね」
「んなこたぁねえよ・・」
 このとき初めて銀時からしゃべり始めた。
「目の前にいるお前ぐらいなら俺が守ってやらぁ、こいつでよ」
 腰にぶら下げていた『洞爺湖』と彫られた木刀を掲げる。
 心なしか目にも生気が戻っている。
 普段とのギャップにルイズは少しドキッとするが。
「とっ、とにかくあんたにはできそうなことやってもうらから、洗濯、掃除、その他雑用」
「ちっ、しょうがねえな」
 銀時は頭の掻きながらいつもの調子に戻る。
 ―ん、ちょっと待て、使い魔になったてことは俺定春やエリザベスと同じポジション。
 ―おいおいまじかよ、勘弁してくれよ。
 人間としてぎりぎり底辺にいた銀時だったがついに獣以下まで堕ちたのである。
「うぉぉぉい!!お前後で体育館裏に来いやぁぁ!!」
 地の文に突っ込むな、痛い奴だと思われるだろうがぁぁぁ!!
「ああ大丈夫だよ、クロスオーバーの二次創作なんて書いてる時点で十分痛いから」
 フォローになってねえぇんだよ!!って言うかここのスレの全住民を敵に回すようなことを言うじゃねぇぇ!!
 皆さん嘘ですからね、なんて言うかすいません。
「あんたさっきから誰に向って言ってるの・・」
「あ、そういうかわいそうなものを見る目で俺を見るのやめてくれる。
 銀さん結構繊細だよ、ガラスのハートだよ、壊れかけのレディオだよ」

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:38:26 ID:cEPIdbwR
>「何言ってんのよ、あんたはぁぁ!!」
一瞬、嫁補正で某種死の主人公の座を引き降ろされた少年を思い出した支援

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:40:38 ID:1bEROL73
小説版銀魂もこんなノリだったな支援

123 :侍の使い魔:2007/08/15(水) 23:41:05 ID:v7RrMlVG
「あんたとしゃべると疲れるから、もう寝るわ」
 ルイズは心底疲れたようにベッドのほうに向う。
「俺の寝る場所は?」
「あんたは床よ」
 そう言ってルイズは床を指差した。
「お前はあれか、どっかのアニメの契約したら王の力を与えてくれる女みたいに
『童貞男は床で寝ろ』っていうタイプか、俺は童貞じゃねえぞ!!」
「何に対して切れてんのよ!!わけわかんない」
 ルイズはうんざりしながら服を脱ぎ始める。
「うぉおおい!!お前!!」
 ルイズが服を脱いで下着姿になるのを見て銀時はあからさまに動揺する。
「何よ・・」
 ルイズはもしこの使い魔が自分の裸を見て動揺してるのならいい気味だと思った。
 自分が使い魔であることを自覚させて主導権を握ろうとした。
「いや、分かるよ、銀さん良い男だから惚れちゃうのも分かる」
「はっ?」
 銀時がわけわかんないことを言い出したのにルイズは声を上げる。
「だけどそういう関係になるのは早すぎると思うし、ガキに手を出す趣味はないし、
 俺的にはもうちょっとそのまな板みたいな胸が膨らんでから、それに女は慎ましいほうが・・」
 ようやく銀時の言わんととしていることが分かったルイズは顔を真っ赤にする。
「何勘違いしてるのよ、この馬鹿!!!」
 ルイズはベッドの横に置いてある置時計を銀時に投げつけた。
 それはそのまま銀時の頭をクリーンヒットする。
「グハッ!!」
 銀時はそのまま意識を手放し気絶する。
 薄れ行く意識の中で銀時は『それ洗っときなさいよ』と下着を投げつけられた気がした。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:41:11 ID:T0EdGnFN
支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援ん!!!!!!

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:41:43 ID:MPR89hEk
ルイズいと哀れ支援

そういえばまだクロスしてきてないね、ラキスケのパルマ君

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:41:56 ID:Org3/pu+
超魔王のルイズのようにハッチャケそうだな。

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:43:53 ID:1bEROL73
そのうちルイズの部屋に万屋銀ちゃんハルケギニア支店の看板がかかるかも支援

128 :侍の使い魔:2007/08/15(水) 23:45:50 ID:v7RrMlVG
投下終了です。
今回も痛い感じになったな。
>>121さんそれ書いてて私も思いました。
支援ありがとうございます。

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:46:25 ID:xPF9GGYX
ルイズがエドって言ってる台詞を読んだら
エド(ハガレンの)を思い出しちまった

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:47:09 ID:RsRFh22M
イースシリーズから赤毛の種馬…ゲフンゲフン、赤毛の勇者ことアドル召喚。
うわ、個性ねーなw
支援

131 :宵闇の使い魔:2007/08/15(水) 23:47:57 ID:BdtIeFgy
銀魂大好きなもんで杉田声が脳内再生される。
侍氏、乙でした。
そして続けて投下します。
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トラゾウの監視の意味も含めての深夜の特訓だって言うのに、
キュルケがついてきたら何の意味もないのよね。
まぁ、まとめて監視できるから良いんだけど。
タバサも良い迷惑なんじゃないかしら。あんのなに振り回されて。
まぁ――――つまらないとは言わないけど――――


宵闇の使い魔
第陸話:開け - Knock Knock -


《土くれ》のフーケ。
今世間を騒がす大快盗である。
神出鬼没且つ手口を一定に保たずに行動パターンを読ませないようにしては、王都衛士隊の魔法衛士も振り回している人物が、今まさに魔法学院の宝物庫がある本塔の壁に垂直に立っていた。
黒いローブと、その下から覗く青い髪が夜風に揺れる。
「流石は魔法学院ってとこか――これは一筋縄ではいかないね」
厳重に《固定化》を掛けられた分厚い壁。
これはフーケといえども簡単には破れない。
――どうやって開けたものかね――
そう考え込んでいたところに、人の気配が近づいてくるのを感じると、チッと舌打をして飛び降りる。
地面ギリギリで《レビテーション》を唱えて減速し、地面に足をつけると音を立てずに塔の影へと飛びこんだ。


其処に現れたのは、虎蔵にルイズ、キュルケ、タバサの御一行である。
「んで。なーんであんたが着いてくるのよ!人の使い魔にべたべたしてんのよッ!」
「いーじゃない、別に。特訓するって言うから見にきてあげたのよ?」
「頼んでないッ!トラゾウもでれでれしてないでなんか言いなさいッ!」
「でれでれしてねーだろ――あー、ほれ、匂いがつくぞ」
御一行のうち二人は夜だというのに騒がしく歩いてくる。
ルイズが虎蔵の腕にべつたりのキュルケに突っかかり、キュルケがそれをいなしては楽しんでいる形だ。
タバサはなかばキュルケに連れ出されたようなもので、月明かりで本を読んでいる。
「あら、私はこの匂い、嫌いじゃないわよ?」
キュルケはそういって虎蔵の胸元に顔を寄せ、すんすんと鼻を鳴らす。
「こらぁぁぁぁッ!」
ルイズは顔を真っ赤にして魔法を放つが、明後日の方向の地面が爆ぜただけだった。
キュルケはそれを見ると、「ほらほら、集中しなきゃね」と言って虎蔵から離れて、もってきたシートをひいて座る。
タバサも本から目は離さずにキュルケの隣に座った。
虎蔵は少し離れて立っている。
流石のキュルケも、いざ特訓と言うときにはからかうのをやめたようだ。
「まったく、本当になんの用なのよ――」
ルイズはぶつぶつ言いながら、一度深呼吸をすると、精神を落ち着かせ始めた。

ルイズの特訓が始まると、キュルケはタバサをすぐ傍に感じながらルイズに気付かれない程度に虎蔵を眺め、続けてルイズへと視線を移す。
彼女にしてみれば、今最も炎を燃え上がらせてくれる虎蔵と居られ、人見知りなのかすぐに篭ろうとするタバサを人と触れ合わせ――まぁ、本を読んでいるのだが、部屋に一人でいるよりは良いだろう――ルイズもからかえる。一石三鳥だ。
とはいえ――
「ほんと、なんであんな風になるのかしらねぇ――」
ルイズの魔法がまた失敗し、視線の先の本塔の壁面が爆発したのを見て呟いたのだった。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:48:31 ID:fp3ddoxf
>>130
普通に最強じゃねーか

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:49:39 ID:6XtjnvkC
>>130
RPGの理不尽な点を強引に解釈するスレの
Q.前作で所持していた装備品がなくなっているのは何故ですか?
A.国境を越えるときに税関に引っ掛ったからです。
このやりとりには心底ワラタwww

134 :宵闇の使い魔:2007/08/15(水) 23:49:45 ID:BdtIeFgy

だが、その失敗魔法にキュルケとはまったく別の感想を抱いた人物が居た。
塔の影に隠れたままのフーケである。
ルイズ達がなかなか去りそうに無い為、今夜は無理かと諦めかけたときに頭上で爆発がおき――あの壁面に皹が入ったのが見えたからだ。
「ッ――」
――これは、行けるッ――
思わず興奮してぐっと手を握るフーケ。
だが、其処に――

「誰か居るのか?」

と声が掛けられた。
気配を消していたのだが、興奮して思わず漏れてしまったらしい。
一瞬逃げるかとも思ったのだが、それで下手に警戒されるのは不味いと考えたフーケは、彼らの元に出て行くことにした。
ローブを脱ぎ捨て、ミス・ロングビルとして―――


『ミス・ロングビル!?』
塔の影から出てきた人物に、ルイズとタバサの声がハモる。
タバサと声を掛けた張本人である虎蔵の視線も、当然集まってくる。
「ミス・ロングビル――こんな時間に何を?」
四人を代表してルイズが問う。
「いえ、見回りをしていたのですが――突然人のくる気配がしたもので隠れてしまったんですよ」
「何でまた――」
キュルケの疑問は最もで、オスマンの秘書である彼女が見回りをする理由は無い。
だが、ロングビルは理知的な顔立ちに僅かな苦労の表情を浮かべて、
「最近は色々と物騒ですから――ほら、例の快盗とか。ですのに、教師の方々は宝物庫のつくりをとても信用されているようで、宿直の方すら寝ている始末。ですから私が――ね」
と肩を竦めて見せた。
そして次に軽い苦笑を浮かべると、ルイズに視線を向けて、
「それでまぁ、見回っている途中に人が近づいてくる気配があったもので、まさかと思って隠れたのですけど――
 そうしたら、特訓が始まってしまったものですから――」
と申し訳無さそうに軽く頭を下げた。
「あ、いえ、それは良いんですけど――」
確かにあまり人に見られたいものではないルイズとしては、その心遣いは多少なりともありがたく、納得してしまう。

と、そこまで離したところで、突如虎蔵が壁から身体を離してロングビルに近づく。
――なんだい、いったい――
フーケは内心で緊張するが、表には出さずに「えぇと、何か?」と首を傾げる。
「いや、糸屑が付いてるぜ――」
虎蔵はそういうと、片手を彼女の肩を掴むと、もう片手で髪に触れた。
「なッ――」
一瞬、あの黒いローブの物かと緊張してしまうロングビルだが――

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:50:01 ID:MPR89hEk
>>130
性欲が少ないランスだっけ?

宵闇支援

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:51:19 ID:V68LAS0F
>>133
でもPCエンジン版4だと初期装備がちゃんとクレリアシリーズなんだよね支援

137 :宵闇の使い魔:2007/08/15(水) 23:51:20 ID:BdtIeFgy

「なぁぁぁぁにしてんのぉぉぉぉッ!」

と、ルイズが雄たけびを上げて虎蔵の背中にとび蹴りをかましたものだから、
前につんのめる虎蔵の胸に飛び込んでしまう形――正確には虎蔵がつんのめってロングビルに抱きついた――になった。
煙草の匂いと、よく鍛えられた身体を感じる。
しかし虎蔵はすぐにロングビルを開放して、ルイズへと振り返る。
「ってぇな――おい。なにすんだ、コラ」
「それはコッチの台詞よ!このエロッ、エロ犬ッ!なにいきなり肩抱いてんの?」
ルイズは顔を赤くして、杖でビシビシと虎蔵をたたく。

「あんなのじゃ抱いた内に入らんだろ。なぁ?」
と、肩を竦めて視線を向けられれば、ロングビルは「――どうでしょうか」と、僅かに照れたかのような演技をして見せる。
そして、
「まぁ、勘違いされる方もいらっしゃるかも知れませんから、ほどほどになさった方が良いとは思いますけど。ミスタ――えーと?」
理知的な笑みに戻して何時ものペースで答えるが、名前が解らずに首を傾げた。
「長谷川虎蔵――なんかここ数日名乗ってばっかだな」
虎蔵がそう名乗ると「ミスタ・ハセガワ」と一度復唱をしたロングビルは、
「それでは、私はこれで失礼しますが――皆さんも、余り遅くならない内に」
と丁寧に頭を下げて、立ち去って行った。


ロングビルが見えなくなると、ルイズは再び虎蔵にビシビシと杖を叩きつける。
「ほんっと何してんのよアンタ。最低のエロ犬ね!」
「狗ねぇ――つか、最後のはお前のせいだろうが。まあ、良い女だったのは否定せんけどな」
そう言いながら肩を竦めてスーツの上着を脱ぐと、ルイズの靴跡をパッパッと手で払う。
すると今度はキュルケが不満そうに食いついてきた。
「なによー、トラゾウってば年増好み?」
「年増って、ありゃせいぜい23、4って所じゃねえか?」
虎蔵の感覚では、20代半ばなら食べ頃――もとい、女盛りである。
だが、どうやらこの世界では年増扱いらしい。
キュルケは「十分年増じゃない」といって胸を張る。
それを虎蔵は苦笑しながら煙草を咥える事で答えを濁し、
ルイズは「盛ってんじゃないわよ、全くどいつもこいつも――」と呟くのだった。

そこで、完全に集中力が切れて解散の流れになったことを察したのか、タバサがパタンと本を閉じて立ち上がる。
キュルケがそれを見て頷いて「そろそろ身体も冷えてきたしね」と言って解散を宣言し、寮へと向かって歩き出した。
ルイズと虎蔵もそれを追おうとする――

が、その時。
彼らが先程居た場所に程近い地面が、豪快な音を立てて競りあがっていく。
「なんだとッ――!」
流石の虎蔵もこれには驚く。おおよそ30メートルもの土巨人が地面から現れたのだ。
こういうことをやらかす人物にも心当たりはあるが、よもやこの世界で合うとは考えにくい。
ルイズ達三人も、突然のことに呆然と見上げてしまっている。

しかし、ゴーレムは彼らを無視して学院本塔の壁の一部へと、その鈍重な拳をぶち込んだ。
虎蔵さえも気付かなかったが、そこは先程ルイズが失敗魔法で皹が入った辺りである。
フーケの目論見どおり、見事に破壊される壁面。
さらに、そのゴーレムの肩にはいつの間にか黒いローブの人影が立っている。

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:52:23 ID:cEPIdbwR
>>130
開始早々遭難とか漂流とか行き倒れしないと始まらないぜ支援

139 :宵闇の使い魔:2007/08/15(水) 23:52:31 ID:BdtIeFgy

「まさか――フーケ!?」
それに気付いたルイズは黒いローブの人影に魔法を打ち込むべく、杖を構えて駆け出すのだが、ゴーレムはお構い無しに腕を引き抜く。
すると、当たり前のように大量の破片がルイズの頭上にも降り注ぎ――
「あッ――」
それを見上げて呆然とするルイズ。
此処にきて頭を危険信号が支配し、逃げようとするが、足をもつらせて転んでしまう。

「ルイズッ!」「ちぃッ!!」「ッ!!」
そこへ、キュルケが庇うように飛びつき、抱きしめる。
虎蔵が刀投げて大きな破片を砕くと、タバサが絶妙なタイミングで《ウインドブレイク》を放ち、砕かれたそれを吹き飛ばした。

結果として、二人には――というより、ルイズを抱きしめたキュルケに――殆どの破片が到達できなかった。
ふぅ、と安堵の溜息を突くタバサに、虎蔵は「ナイスアシスト」と肩を叩いた。
一方、キュルケは抱きしめていたルイズを開放して、怪我が無いことを確認するとほっと息をつく。
「怪我は無いわね?もう、無茶しないでよ――」
「そ、そそ、それはコッチの台詞―――ッ!!」
顔を赤くしながら、いつもの調子で抗議しようとするルイズであったが、その目に飛び込んできたのは、肩に居た黒いローブが見えなくなっているにも拘らず、二人へと向けて手を振り上げてくるゴーレムの姿。
慌ててキュルケを安全圏まで突き飛ばそうとするのだが、非力な彼女の腕では叶わない。

「ひッ――」
声にならない悲鳴を飲み込んで目を瞑った瞬間―――

「く・た・ばれぇッ!!」
怒声を上げた虎蔵の刀が一閃し、ゴーレムの拳を綺麗に切断し、弾き飛ばした。
さらにシルフィードが滑り込み、二人を器用に足で掴むと一気に上空へと舞い上がる。
安全圏に到達すると、足で掴んだ二人を落さぬように気を使いながらターンし、自らの主人を乗せるべく大地を目指す。

一度は手首から先を切り落とされたゴーレムだが、すぐさまそれに手首を近づけてくっつけると、今度は虎蔵目掛けて殴りかかっていた。
「リジェレネイトかッ!?」
切断面が滑らかな為か、再生速度も速いようだ。
流石に刀で切断できるのは手首などの細い部分が限界で、それ以外の部分を斬りつけても直ぐに再生してしまう。
後方からタバサの魔法による援護を受けてはいるが、それも似たようなものだ。

其処へ「きゅぃぃぃ!」と鳴き声を上げてシルフィードが舞い降りる。
タバサはすぐさま飛び乗り、「戦略的撤退!!」と虎蔵に声を掛ける。
虎蔵もチィッと舌打をするが、すぐに驚異的な跳躍力でゴーレムの元からシルフィードへと飛び乗った。
それを確認すると、シルフィードは再び上空に舞い上がる。


その頃、フーケは見事に目的の物を手に入れ、ゴーレムの肩へと飛び乗っていた。
《破壊の杖、確かに領収いたしました。土くれのフーケ》とサインを残す事も忘れていない。
なにやら柄が少し太いモールにも見える《破壊の杖》にチュッと軽く口付けをすると、
上空のウインドドラゴンを見上げては「サンクス、ミス・ヴァリエール」と酷薄に笑っては、ゴーレムに城壁を一跨ぎさせて、草原を歩かせ始めた。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:53:04 ID:fp3ddoxf
>>135
逆。性欲の多いアドルがランス。
そういうコンセプトだとアリスの人が言ってた。

141 :ゼロのガンパレード:2007/08/15(水) 23:53:44 ID:kPwweX50
支援&投下予告よろしいかしらー?

142 :宵闇の使い魔:2007/08/15(水) 23:53:50 ID:BdtIeFgy

盛大な地響きを立てながら進むゴーレムの上空をウイングドラゴンが旋回する。
その背でタバサが自らの身長より長い杖を振ると、《レビテーション》によってルイズとキュルケの身体がドラゴンの足から背中へと移動した。
「ありがとう、タバサ。それに、ルイズ、トラゾウも」
「別に――級友を見捨てるわけには行かないでしょ」
珍しくキュルケに礼を言われて照れたのか、ルイズは僅かに頬を染めて眼下のゴーレムへと視線を逸らした。
「さっきの礼もあるしね――」という呟きは風に流されたと信じたい。
キュルケが「こういう時は友達って言っちゃえば良いのに」と肩を竦めるが、聞かなかったことにした。

「あれが壊した壁は?」
「宝物庫」
誰にともなく虎蔵がつぶやくと、タバサが過不足なく答える。
「随分と派手な盗人だな。その割りに握ってたのは一つしか見えなかったが――」
「見えたの?」
驚くルイズに、虎蔵は目は良いんでね、と答えてゴーレムに視線を向ける。
でかい。
ざっと30メートル程か。
あの外壁を破壊したことや地響きを考えればハリボテということは考えにくい。
――厄介だな――
小さく舌打ちをする。
あれほどのサイズになると、刀や数珠による攻撃では致命傷を与えられないだろう。
あの再生が無ければ時間を掛ければ余裕だろうが――雷術を使うか?
そんな事を考えた瞬間、

「あッ!」

ルイズとキュルケがシンクロして叫ぶ。
ゴーレムが突然崩れ落ちて、ただの土山になってしまったのだ。
虎蔵がタバサに視線を向けると、「魔法を解いたみたい」と短く説明してくれた。
肩に居た筈の黒ローブは姿を消していた。



翌日、魔法学院は蜂の巣を突付いた大騒ぎになっていた。
秘宝《破壊の杖》が盗まれていた事が発覚した為だ。
下手人は巷を騒がす快盗《土くれ》のフーケ。
これはフーケ自身の犯行声明が残っていたことと、ルイズ達の目撃情報から間違いないとされた。

「魔法学院にまで手を出すとは、随分と舐められたものじゃないか!」
「衛兵は何をしていたんだ!」
「衛兵など役に立つと思っているのか?所詮は平民だぞ――」

教師達の怒声が宝物庫に響き渡る。
内容はすぐに当直担当であった教師・シュヴルーズへの責任追及へとかり替わった。
ルイズにも責任の所在を決めておきたい彼らの気持ちは解らなくも無いが、
今はそんな事をしている場合ではないだろうとも思う。
ちらりと横を見れば、キュルケも似たような表情で肩を竦めてきた。
タバサは何時ものように無表情であるが、トラゾウにいたっては壁際で欠伸を噛み殺している。


143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:54:34 ID:hZgdg75M
>>140
そもそもランスの名前自体が……

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:54:41 ID:vcFrwJgd
ガンパレの人がんばりすぎw
支援でござる。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:54:53 ID:hZgdg75M
>>141
はえーよOK

146 :宵闇の使い魔:2007/08/15(水) 23:55:12 ID:BdtIeFgy
暫くしてシュヴルーズが泣きながら崩れ落ちたところで、ようやくオスマンがやって来た。
僅かに教師達も落ち着きを取り戻して事実の確認が進む。
途中でルイズ達にも話が振られ、昨夜のことを話すことになったが、
これといってヒントになるような事があったわけではなく、誰もがどうした物かと口を噤んでしまった。

「ときに、そのミス・ロングビルはどうしたのだね。姿が見えんようだが」
「は――そういえば朝から姿を見ませんな」
オスマンが気付いて、教師達に確認を取っていると、タイミングよくロングビルが現れる。
「ミス・ロングビル!この一大事に何処へ言っていたのですか!」
コルベールが興奮した様子でまくし立てるが、彼女はそれを遮ると、何時も通りの冷静な様子で話し始めた。

「申し訳ありません。朝から、少々情報収集を――」
「ほう。フーケの件じゃな?」
「えぇ。自主的とはいえ見回りをしておきながら発見できなかったわけですし――調査は早いに越したことは有りませんから」

仕事が早いの――と感心した様子のオスマンと、数人の教師。
残りの教師達は苦虫を噛み潰したような表情だ。
その様子を見てトラゾウがくくっと小さく肩を揺らす。
ルイズは慌てて睨みつけると、彼は肩を竦めて無表情に切り替えた。
このやり取りに教師達は気付かなかったようで、心中でそっと溜息をつく。

その間にも教師達のやり取りは続いていたようで、
「なんですとッ!」
と、コルベールの素っ頓狂な声にそちらへと意識を戻す。
どうやらロングビルがフーケと思われる人物の目撃情報を見つけてきたようだ。
ロングビルが言うには、近在の農民から近くの森で怪しい黒いローブの人影を目撃したとの事で、
その人影は森の廃屋へと入って言ったという。
黒いローブといえば、昨夜のゴーレムに飛び乗った人影もそうであったことをルイズが告げれば、
教師たちは俄かに盛り上がりを見せた。
場所も近い。まだ取り戻すチャンスがあるようだ。

その後、コルベールが王室に報告し、兵隊を使って討伐することを提案するが、
オスマンは年に似合わぬ迫力でそれを却下する。
王宮に知らせている間に逃げてしまう可能性や、貴族としてのプライド、
魔法学院の問題であることなどを持ち出されれば、コルベールも反論は出来ない。
貴族としてのプライドに関しては人一倍高いルイズも、表には出さないが強く同意していた。
そしてオスマンは、軽く咳払いをすると、有志を募った。
「我と思うものは、杖を掲げよ」

静寂。
誰一人として杖は掲げず、困ったように隣りの教師と顔を見合わせるだけだ。
オスマンがまたしても大声で発破を掛け、煽ってはみるものの、誰一人反応しない。
ルイズはそれを見ると、虎蔵を一瞥する。
彼は軽く肩を竦めて見せた。
好きにしな――そう言っているんだと思う。いや、思いたいだけかも知れないが。
だが、止めておけと言われても、此処で引き下がるわけにはいかないと、ルイズは考える。
教師の誰もが貴族としての義務をはたせないと言うのならば、自分がやるしかないのだ。
ルイズは、すっと杖を顔の前に掲げて見せた。

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:55:32 ID:/sxCk7EF
>>141ちょっwww
何てスピードだww

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:56:36 ID:uK52sg1E
ゴットスピード支援

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:56:37 ID:OcOWPDkx
>>141
あなたこそ決戦存在ですか?!!!支援

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:57:00 ID:N+5+QXK3
>>141

あんたひょっとして親戚にクーガーとか居ないか
それはともかく支援

151 :宵闇の使い魔:2007/08/15(水) 23:56:59 ID:BdtIeFgy
「ミス・ヴァリエール!何をしているのですか。貴女は生徒ではありませんか!此処は教師に任せて――」
シュヴルーズが驚いた声を上げて止めようとするが、
ルイズはそれを遮って「誰も掲げないじゃないですか」と言い放つ。
虎蔵はルイズの、真剣な目をして貴族としての義務を果そうとする姿に、
凛々しさ、美しさを感じては「ほう――」と小さく呟いた。

すると、
「ふふん。ルイズには負けられないわね。昨日は情けない姿をトラゾウ――
 もとい、ルイズの使い魔に見せてしまったことだし」
「――心配」
といって、キュルケとタバサも杖を掲げる。

これに数人の教師が反対をしたものの、ならば代わりに行くかと問われれば、言い訳をして断るだけだ。
加えて、キュルケやタバサの優秀さや、ルイズの使い魔である虎蔵がドットとはいえメイジであるギーシュを決闘で破ったことをあげられれば黙るしかない。
オスマンは学院の教師達に情けないものを感じながらも四人に向き直り、
「魔法学院は、諸君らの努力と貴族の義務に期待する」
と告げた。

『杖に掛けて!』
ルイズ、キュルケ、タバサの三人は真顔になって直立し、唱和した。

「では馬車を用意しよう。魔法はフーケに備えて温存しておいた方が良いからな――ミス・ロングビル」
「え、あ――はい」
オスマンに呼ばれたとき、ロングビルはルイズ達を見て僅かに複雑そうな表情をしていたが、
彼に「先程も言ったとおり、彼女等なら心配は無い。安心したまえ。それよりも――」と言われるといつも通りの知的な様子に戻って、
「解っております。一足先に、馬車の用意をしておきますわ」
と今度はにこやかに答えて、宝物庫を出て行った。

ルイズ達も後に続くが、廊下に出て暫く歩くと、虎蔵がくくっと肩を揺らして笑い出した。
怪訝そうに視線を向ける三人に、彼はあまり人の良くなさそうな笑みを見せてこういった。
「なに、ブツが盗まれた翌朝に潜伏場所がわかるとはね」
「なによ。良いことじゃないの」
言外に何かを含んだような言い方にルイズは僅かに抗議の声をあげるが、
虎蔵は「あぁ、全くだ」と言って笑うだけだった。

--------------------
はい、さっそくミス発見。死にたい。orz
誤:「リジェレネイトかッ!?」
正:「リジェネレイトかっ!?」

ロングビル=フーケを先に提示したので、地の文章でどっちにするか迷ったりしました。
一応、ロングビルとして出ているシーンはロングビル、フーケとして出ているシーンはフーケにしましたが。

余談ですが、イーヴァルディの光り輝く左手があまりにも惜しいと思う今日この頃。
宗州草薙が左手に融合してたらパーフェクトだったのにw

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 23:59:42 ID:6XtjnvkC
ぐっじょぶー
それでも…
地下迷宮でテレポートするドラゴン相手にタイマンやらかした虎蔵ならきっとなんとかしてくれる…!

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:00:35 ID:cEPIdbwR
虎乙
そして絢爛舞踏な速さの>>141を支援する!

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:01:17 ID:N+5+QXK3
乙でしたー
虎蔵が羽生やしたり草薙生やしてる所を見た周囲の反応が見てみたい全軍突撃支援

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:03:32 ID:HyAXooAX
乙ー。
>>141は呼吸をするように書いてるとしか思えない支援

156 :ゼロのガンパレード:2007/08/16(木) 00:03:34 ID:kPwweX50
んでは、0:10あたりより投下開始します。
ちなみに今回、フーケさんしか登場しないので閑話ということで、
「フーケのガンパレード」で投下します。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:10:42 ID:5i8azZp0
>133
神剣、宝剣のたぐいは返還or奉納した、と言う説もありますね支援
それよりは毎回レベル1に戻る方が不思議だがw

158 :フーケのガンパレード:2007/08/16(木) 00:10:42 ID:OZUDVzmQ
世界は、いつも最も分かり難い方法で世界を守ろうと画策する。
                         <D.A.ルグウェール>



/*/



大きくひびの入った宝物庫の壁を見つめ、
ミス・ロングビルこと『土くれのフーケ』は長い長いため息をついた。
振り返り、先日ルイズとギーシュの決闘が行われたヴェストリの広場を見つめる。

ゼロのルイズ。
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
魔法を使えぬ身でありながら、誰よりも貴族であり続けようとしている少女。
フーケは思う。
もしも世の貴族が全てあの少女のようであったならば、
自分は世間知らずのマチルダ・オブ・サウスゴータのままでいることが出来ただろうかと。




あれは何時のことだっただろう。
たまたま廊下で会った小さな桃色の髪の少女に、自分の父のことを尋ねてみたのは。
貴族でありながら王命に逆らい、エルフとその混血児を守ろうとした馬鹿な貴族のことを話してみたのは。
フーケは知りたかったのだ。
誰もが誹り、嘲った自分の父の行いを、しかしこの誇り高い少女は一体どういう風に受け止めるかを。
その時のことを思い出したフーケの顔に嬉しそうな笑みが浮かぶ。
あれから何ヶ月もの時間が経っていたが、
それでもフーケはその時のルイズの言葉を克明に思い出すことが出来た。
ゼロのルイズは言ったのだ。
もしよろしければその方を紹介して欲しいと。

「わたしはその方を尊敬します。もしその方がその行いで貴族の座を奪われたと言うのなら、
 わたしはヴァリエール公爵家の名においてその方を庇護します。
 世界中の誰が否定しても、わたしはその方を貴族だと思います」


159 :名無しさん@お腹いっぱい:2007/08/16(木) 00:10:56 ID:mG54vcsg
ゴッドスピード支援

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:12:20 ID:ZMMINWPx
支援

161 :フーケのガンパレード:2007/08/16(木) 00:13:25 ID:OZUDVzmQ
ありがたかった。
知らないうちに涙が出てきた。
今まで、誰も父を認めてくれようとはしなかった。
誰もが笑い、蔑み、哀れみの目で自分たち家族を見ていた。
今でも憶えている。仲がよかった伯爵令嬢が、親友だと言い合っていたその少女が優越感に歪んだ顔で自分を平民呼ばわりしたことを。
出入りの商人が、汚物を見るような目で父を見たことを。
婚約者だった貴族がよくも恥をかかせたなと怒鳴り込んできたことを。
国中の全てが、平民も貴族も関係なしに自分たちを笑い、蔑み、哀れんでいたあの日々。
何度も何度も、自分たちは間違ってないと呟いた。
父の行いは正しいと自分に言い聞かせた。
けれど誰もそれを認めてはくれず、
マチルダ・オブ・サウスゴータは罪を犯して『土くれのフーケ』になった。

けれどこの少女は、ゼロのルイズだけは父を認めてくれた。
尊敬していると、世界中の誰が否定しても貴族なのだと言ってくれた。

父さん。
フーケは――――マチルダ・オブ・サウスゴータは記憶の彼方の父親に語りかけた。

父さん。
父さんのしたことは間違ってなかったよ。
父さんのしたことを認めてくれる人がいたよ。
ねぇ、父さん――――

しばし瞑目し、そっと涙を拭いた。
時計の針は戻らず、失意の内に死んだ父親はもういない。
世間知らずのマチルダ・オブ・サウスゴータは消えうせて、ここにいるのはお尋ね者の盗賊が一人。

拳を握り、こみ上げてきたものに耐える。
ルイズを知ってから何度も思った。
このままではいけないのか。
土くれのフーケではなく、ミス・ロングビルとして生きていてはいけないのかと。
この学園に来てからの日々を思い出す。

訳ありの自分を何も聞かずに雇ってくれたオールド・オスマン。
元軍人の筈なのに間のが抜けて変な発明ばかりしているコルベール。
なぜか運の悪いシュヴルーズ。
貴族嫌いで、元貴族の自分に優しくしてくれたマルトー親方。
自分を慕ってくれた生徒たち。
そして父を認めてくれたゼロのルイズ――――!

なんでもないような日々が、どこにでもあるような時間が、なんでこんなに愛しく感じられるのだろう。
できることならば、もし許されるならば、このままずっとここで過ごしていたかった。
オスマンの秘書のミス・ロングビルとして、ゼロのルイズを見守っていたかった。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:14:53 ID:8bMqFRv5
支援

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:16:01 ID:yx91ZzHk
支援手

164 :フーケのガンパレード:2007/08/16(木) 00:16:11 ID:OZUDVzmQ

もしもこの宝物庫の壁が壊れなければ、
ルイズの使い魔がここにひびを入れなければ、自分はずっとここにいることが出来ただろう。
この宝物庫にかかっている『固定化』には手が出せないと、
この壁の厚みではどうしようもないと自分を誤魔化して、
ずっとずっとここで暮らすことが出来ただろう。

でも、それは既に壊れてしまった。
壁にはひびが入り、たやすく中への進入ができるようになってしまった。

たぶん、これは始祖ブリミルのお導きなのだろう。

もう随分と昔に信じることを止めてしまった信仰が頭に浮かぶ。

もしもこのまま自分がここにいて、その後でフーケの正体がばれたら。
自分が罪人と知られてしまったら。
きっと自分は皆の蔑みの視線に耐えられないだろうから。

心を決め、杖を振るってひびを広げると宝物庫の中へと足を進める。

狙いはただ一つ。
三十数年前にオスマンを助け、ワイバーンの群れを一人で殲滅した男の持っていたマジックアイテム。
末端価格で一億を超えるとも言われ、使い方しだいで国をも滅ぼすと言われる魔道具。
人をやめるのと引き換えに、持ち主に常人遥かに超える力を与えると言われる禁断の秘宝。

“覇者の布袋”

目当ての宝箱を開け、その秘宝を手に取る。
酒に酔わせたオスマンからその使い方は聞いていた。

目を閉じ、最後にもう一度だけ楽しかったこの数ヶ月を思い出した。

「さようなら、優しい人たち」

覚悟を決めると、思い切り息を吸って、そして吐いた。

フーケは、気を失った。





165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:16:17 ID:0Iq/S3au
やべっ、これは涙無しには語れない物語なのか支援

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:16:39 ID:C6e8yMhZ
しえんだ

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:16:49 ID:IKvpXDZl
>>157
あれは毎回冒頭の遭難で衰弱するかららしい支援

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:17:20 ID:/MgNFFNh
ちょ、ここでもしかしてソックスハンターかよ!!

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:17:31 ID:/Xg2+0+p
感動的だったけど
覇者の布袋ってあれか、靴下か支援

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:17:47 ID:Jq2ISbrx
まさかハンターフラグ!?支援

171 :フーケのガンパレード:2007/08/16(木) 00:17:55 ID:OZUDVzmQ
/*/



目を覚ました時、フーケは自分を取り巻く世界に驚いた。
星の光が、風の音が、それまでの何倍もの鮮明さで感じられる。
フーケは崩れた壁から宝物庫の外に出ると、一度だけ中を見た。
傍の壁に署名し、少し考えてからアイテムの名前を書き換える。
フーケはその秘宝の本当の名前を知っていた。
先ほど気を失っていた際に、彼女の魂に接触した存在から教えられたのだ。
夢と現実の狭間で、とじめやみとあけめやみの中で、
伝説の存在せぬはずの古い古い存在に、彼女は出会ったのだ。

「天は誰も泣くことを望んでいない」

フーケはヴェストリの広場を見つめ、かつてそこにいた桃色の少女に語りかけた。

「わたしはそれを信じた。後は賭けるだけだ。わたしが正しければ、わたしが勝つだろう。 そうでなければ死ぬだけだ」

そして獰猛な笑みを浮かべ、マントを翻す。

「ゼロのルイズ。あんたは言った。貴族とはどこかの誰かの笑顔の為に力を奮えるものだと」

風をまいて走り出し、馬小屋から無断借用した白駒に飛び乗って学院の門を超える。

「ならば、わたしはあんたに賭けよう。世界を相手に嘘をつき続けるあんたを影から支援しよう」

もはや迷いはなかった。

「ガンプオード、ガンプシオネ・シオネオーマ」
(勇気は偉大なり。勇気こそは諸王の王なり)

今のフーケはやるべきこととやりたいことが一致した、世界でもっとも幸福な存在だった。

「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
 わたしはあんたの力になれることを誇りに思う」



/*/



二つの月の光が、宝物庫の壁に書かれた書名を照らし出した。

『伝説の一年靴下、確かに領収いたしました。

                     ――――土くれのフーケ』

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:18:12 ID:HyAXooAX
まさか・・・色々と台無しだ支援

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:18:48 ID:1uXi+13B
ソックスハンター自重wwwwっうぇwwww
支援

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:18:59 ID:kdrAaH6v
一年靴下かいwwwwwwwwww

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:19:24 ID:/Xg2+0+p
あー、でもソックスハンターはなぁ・・・
第六世代の運動能力をはるかに凌駕した能力を出せるからなぁ
靴下関連のみで

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:19:28 ID:F8ePkdKF
こう色々台無しにしてしまう話は結構大好きですwww支援

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:19:47 ID:HyAXooAX
さしずめ副題は「ソックスバンディット誕生」か。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:20:30 ID:bowIrorH
やばい、ソックスハンターになったフーケは絶対無敵だ

179 :フーケのガンパレード:2007/08/16(木) 00:20:44 ID:OZUDVzmQ
以上。
ごめんなさい色々な意味でごめんなさいでもやりたかったんです。

ちなみに、今日で休みが終わるので、明日以降は投下速度が鈍ると思いますごめんなさい。

あじゅじゅしたー

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:20:57 ID:0Iq/S3au
やっぱりw涙無しには語れないwwww

ソックスハンター伝説wwwwww

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:21:07 ID:HnZ3J3a0
靴下の匂い嗅ぐだけで無敵超人の出来上がりだしなぁ…
たしかにワイバーンごときじゃ止められんわ

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:21:09 ID:2sEhAStZ
こんなにかっこよく持って来て叩き落とすその腕前を尊敬する

あと 間のが抜けた→間の抜けたor間が抜けたじゃないかな

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:21:09 ID:BNbVNLbm
シリアスなのにシリアスに感じなくなってしまった…。
なんて威力だ。

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:21:20 ID:yx91ZzHk
たった一行で全てが台無しにwwwww
靴下自重ww

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:22:01 ID:OsvEVHNj
だ、台無しだっ。途中までの俺の感動を返してくれ乙。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:22:36 ID:PSbvp0aE
しかし女のソックスハンターとは珍しい

187 :177:2007/08/16(木) 00:22:38 ID:HyAXooAX
って、盗賊ならシーフだろ普通。何やってんだ俺はorz

>>179乙ー。この速度は休みだったからか。

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:22:54 ID:5o6rW+eG
>>167
始めから高レベルで最強装備だと冒険がつまらないから,
アドルが自分で封印してるって聞いたことがある。

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:23:17 ID:NScT3eaX
糞ワロタwww
ところで最近このルイズだったらワルド本気で惚れるんじゃないかと思ってきた

190 :フーケのガンパレード:2007/08/16(木) 00:23:24 ID:OZUDVzmQ
>182さん
う、その通りですごめんなさい

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:23:48 ID:F8ePkdKF
レコンキスタも普通にソックスハンター集団になってそうだwGJ

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:25:04 ID:sBZHR/Et
こんな展開誰も予想できねえよw
(すう〜) …かぐわしいッ!!!が出るかとわくわくしながら読んでしまったw

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:25:04 ID:kLSUj97K
とりあえずソックスグリフォンは確定

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:25:47 ID:HyAXooAX
>>189
同意。寧ろ俺が惚れそうだ。

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:25:59 ID:2sEhAStZ
>>191

例の宿で寝静まったルイズの横でニーソックスハァハァするワルドが浮かんだ

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:26:15 ID:/Xg2+0+p
>>191
聖地奪還の目的はあれか
大量の靴下が眠ってるとか、エルフの靴下をゲットするためか

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:28:19 ID:mYQKN9oO
いろいろな意味で台無しすぎるwwwww

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:29:12 ID:0SHyHBys
とりあえずオスマンはソックスハンターに救ってもらったことがあるんだろうなwww

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:29:43 ID:STK7/RFE
始祖の香炉の中にはみっしりと始祖の靴下が。

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:30:07 ID:c1YNRqeH
いやまて、それだと魔法学園が敵に回るぞ

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:30:49 ID:F0eePDzC
>>199
ろ、六千年物だと!?

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:31:26 ID:ubStRIDv
ワルド「すいません、ごめんなさい、もうしません」

こうですか?わかりません!

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:34:05 ID:yx91ZzHk
ワルド「変態じゃない、変態という名の紳士だ!」

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:35:16 ID:bowIrorH
生徒会は抑え役はいったい誰になるんだ!?

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:35:54 ID:2sEhAStZ
「組織の名前くらいは聞いておきたいね」
「ソック……んン! レコン・キスタだ」

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:38:21 ID:/Xg2+0+p
シエスタが中心となって風紀委員会結成
・・・いかん、これではワルドとの間に子供がっ

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:38:58 ID:sBZHR/Et
> セクシーポーズを連発する蛇のような男に対抗し、中村は何故か上着を脱ぐと、シャツをびりびり破って上半身裸になった。
>わずかに残るのはカフスとネクタイだけである。赤いネクタイが、はためく。太りすぎの胸が揺れる。

> ああ、なんと言う変態。これだ、これが原作者と作者はやりたかった。
>ワープロ叩きながら作者も脱ぐのである。乗ってきたぜ畜生め。

リタガン作者のテンションからしてこれだからな。
きっとガンパレの人も…wkwk

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:39:15 ID:F8ePkdKF
「まず一つはきみだ。ルイズ。きみの靴下を手に入れることだ。
 しかし、これは果たせないようだ」
「二つ目の目的は、ルイズ、きみのポケットに入っている、アンリエッタの靴下だ」
「そして三つ目……、貴様の靴下だ。ウェールズ」

こうかな?

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:39:56 ID:wE57zL2L
>>208
俺の腹筋を破壊するつもりかw

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:41:01 ID:/MgNFFNh
これ以上書くと、ガンパレの人もきっと困るぞw
展開予測はほどほどにな
俺も含めて OTL

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:41:41 ID:sBZHR/Et
>>208
目的全部靴下じゃねーかw
レコン・キスタがソックスハンター集団になってるぞw

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:42:23 ID:F61lnISC
そしてアニエスが風紀委員を率いると

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:42:36 ID:bowIrorH
>>208
待てそれだとアンリエッタはウエールズに靴下を送ったことにn(エクスプロージョン)

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:43:29 ID:f1GekcdN
生徒会はやっぱりあれか?
上の姉と黒幕にちいねえさま

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:45:25 ID:HyAXooAX
アンリエッタはソックスハンターに染められている
ウェールズを助けようとルイズを送り込む、と。こういう訳だな?

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:46:15 ID:0SHyHBys
ソックスハンターども自重wwwwww

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:46:27 ID:2sEhAStZ
>>210

こんな展開予測で当たる訳が
当たる訳が
あー……うん、このあたりでやめとこう。
(期待と不安のないまぜになった表情で)

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:46:55 ID:bowIrorH
>>215
A,英雄ルイズがいない間に国を靴下の国に変えようとする

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:48:05 ID:mYQKN9oO
さりげない百合の香りが好みだ
どぎつくなく爽やかな読後感

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:48:10 ID:Esq/M5s/
黒板の後ろにあった100dの靴下が聖地にあるんだよきっと

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:49:41 ID:HyAXooAX
とりあえずオールド・オスマンとコルベールはソックスハンター側だな

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:50:27 ID:F8ePkdKF
>>209
自分で書いておいてなんですが私の腹筋もやばくなりましたwww
このままだとハルケギニアが、
世界は電波ではなく靴下に毒されている、になってしまうので自重。
世界は百合に毒されている、なら大歓迎だが。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:51:39 ID:OAQq5S0j
>>220
ジーザス!!

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:51:41 ID:qXD4vAi0
ブータニアスが召喚されてるの見て思い出したんだが、
ナイトガンダムのジークジオンも猫だったよなぁ・・・・ザクレロネコ。

225 :赤と桜のゼロ:2007/08/16(木) 00:52:28 ID:IKvpXDZl
この流れを断つ為にソックスハンターを投下したい!進路はOKか!?
・・・あ、ごめんゼロ。イレギュラーハンターの間違ティゥンティゥンティゥンティゥン

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:53:22 ID:bowIrorH
両方の投下を支援する

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:54:47 ID:LKU5gCRV
ソックスハンターがティウンティウンするなら支援するw

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:54:52 ID:oungz+Nf
「ソックスを嗅ぐのが貴族ではないわ! ソックスを履くのが貴族なのよ!」
こうですかわかりません!

そしてゼロ支援!

229 :赤と桜のゼロ:2007/08/16(木) 00:56:46 ID:IKvpXDZl
ごめん、本当にソックスryは無理www勘弁してwww
--------------------------------------------------
 レプリロイド。それは人格を与えられた限りなく人間に近いロボット。
 従来の人間的思考回路を持たず、命令されたプログラム通りに動くロボット「メカニロイド」と違い、
人間的思考回路を持ち、人間への絶対服従と善悪の判断に基づいて物事を自ら考え処理するロボット。
 人の為に働き、人と共に歩む最高のパートナー。

「じゃあ、あんたはゴーレムの様な物なの?」
 自分が知らない遠い国『ねお・あるかでぃあ』では優れた土のメイジがいて、『れぷりろいど』という人間に
似たゴーレムを作って平民の代わりの労働力にしている。
 ルイズはゼロの説明をそう解釈した。
「そう思ってもらって構わない」
 対するゼロはルイズの結論を肯定する。彼としては「ゴーレム」と聴くと自分を執拗に追い続けた
ネオ・アルカディアの巨大メカニロイドを思い出すのだが、ロボット工学の発想の原点としてその表現は
間違っていない。むしろそう考えると、断片的な説明からその結論に辿り着いたルイズの洞察力は感心
すべきものである。
 無論、ゼロはルイズに何もかも話したわけではない。自分達が異世界から来たと信じてもらえるとは
思っていないし、自分に使われている技術を理解できるとも思っていないからだ。加えて本人が口下手
なので、説明と言うにはあまりにも抽象的で不十分だったのだが、これが逆に幸いした。
 先人曰く「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」である。
「じゃあ、その子もゴーレムなの?」
 ゼロの横を飛び回る人頭大の光――シャリテを指差して質問するルイズ。
『シャリテ!』
「え?」
『私の名前はシャリテ!その子なんて名前じゃないの!』
 手足をバタバタさせて抗議の意思を示すシャリテ。子供が駄々をこねているようにも見えるその様に、
ルイズは思わずクスリと笑った。実際、生まれてからの時間を考えればまだまだ子供なのだが。
『それにゴーレムじゃないの!サイバーエルフなんだから!』
「サイバー……エルフ?エルフなの?」
 なおも続くシャリテの抗議に、ルイズの表情は笑顔から困惑にとって変わる。エルフと言えば先住魔法を
使うメイジの恐るべき天敵、だが目の前にふよふよと浮いて無邪気に笑っているそれは自分の知るエルフの
姿ではない。
「サイバーエルフとはレプリロイドを強化・修復するためのプログラム生命体。お前達の言葉で言うなら、
ゴーレムの使い魔といったところだ」
 ルイズの戸惑いを他所に説明するゼロ。
「ゴーレムに使い魔が必要なの?」
「人間の手足となって働くレプリロイドが簡単に壊れたりしては、人間が困るからな」
 ルイズは感心した。へぇへぇへぇ、と思わず手元のボタンを押したくなるほどだ。どうやら『ねお・あるかでぃあ』
という国はゴーレムの技術と扱いに関してはトリステインの1歩も2歩も先を行くらしい。
 当初、トリステインはおろかハルケギニアの地名さえ知らない相当な田舎物の平民を召喚したかと思って
落胆していたルイズだったが、自分の使い魔達がこの国では到底作れないであろう最高級のゴーレムだと
知って内心歓喜していた。
 この部屋にいるのが自分独りだったら喜びのあまり倒立からブレイクダンスでもしていたところだ。
「ごめんなさいね、シャリテ」
 ルイズは喜びを抑えながらぶーぶーとまだ不満を述べるシャリテに上機嫌で謝罪しながら姿勢を正す。
貴族たるもの礼節はきっちりせねば。
「改めて自己紹介するわね。私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。メイジよ」
『ルイズフランブランヴァリ……???』
 目を白黒させて舌を噛むシャリテ。言語機能をミッションの合間に習得するしかなかった彼女にとって、
ルイズのフルネームはいささか難易度が高かったようだ。
「ルイズ、でいいわよ」
 ますます子供っぽいその仕草に苦笑して、そう付け加えるルイズ。
『うん!よろしくね、ルイズお姉ちゃん!』
「お姉……」
 思わぬ言葉にルイズは頭をガツンと殴られたかのような衝撃を受けた。末っ子の彼女が言われる事の無い
その言葉は、シャリテの無邪気な笑顔と愛くるしい容姿も伴い、絶大な破壊力を生み出した。
 ようは「妹萌え」もしくは「ょぅι゛ょ萌え」である。
 この瞬間、召喚の成功と妹萌えの効果の喜びが原因でルイズの脳内に妖精(ジャクソンと命名した)が誕生した。

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:59:44 ID:H/O+DcHL
ジャクソンは色々と不味くないか支援

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:00:26 ID:cLalVgzP
よ、ょよよよよょぅι゛ょ萌えはぁはぁはぁはぁはぁはぁ支援

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:01:08 ID:F8ePkdKF
「ょぅι゛ょ萌え」なつるぺたルイズ…!!!
萌えガードが間に合わずに萌え死しそうだ…支援

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:01:43 ID:0Iq/S3au
>>231
おちつけブラザー。こういう時は素数を数え(ry

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:02:28 ID:LKU5gCRV
>>233
いや、ここはフォースに祈りを(ry

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:02:47 ID:cLalVgzP
いち、に、さん、ようじょ支援…!

236 :赤と桜のゼロ:2007/08/16(木) 01:04:07 ID:IKvpXDZl
ふと気を抜くとシャリテがいつの間にかリインUに変わってはぁはぁしてしまいそうな自分を抑える俺
--------------------------------------------------
 自分の代わりに喜びを体現して(ルイズの脳内で)ジャクソンが空中ダッシュからブレイクダンスを決めたところで
「では今度はこちらから質問したいのだが」
 ゼロのクラッキングを喰らい、ティウンティウンと音をたててジャクソンは穴に落下した。某京都の花札会社の
ヒゲオヤジの頃からの伝統、いくら無敵といえども穴に落ちれば一撃死である。
「使い魔の契約と言っていたが……具体的には何をさせるつもりだ?」
 機械文明の申し子でありながら、意外にもゼロは使い魔という概念自体は知っている。というのも、かつて他の
異世界で戦った魔法使い――奇しくも雪風の二つ名を持つルイズの級友と同じ名前だ――が使いこなしていた
からなのだが。
「使い魔の役割を知らない?『ねお・あるかでぃあ』のメイジは使い魔を使役しないの?」
「先ほど説明したようにレプリロイドが量産されて労働力として使われる社会だ。既に手足が十分にあるのだから必要ない」
 無難な回答になるほどね、と納得し「大きく分けて3点ね」と指折り説明し始めるルイズ。
「一つ目は感覚の共感ね。本来なら使い魔が見聞きした事は私も出来るはずなんだけど……」
「出来ないのか?」
 そう、と溜息をついて肯定する。本来ならサモン・サーヴァントの対象は生物に限定されているから、ゴーレムのような
非生物は対象外なのでしょうね、とルイズは推測した。
「二つ目は主の望むものを見つけてくるのよ。秘薬とか、魔法の材料になる硫黄や鉱石なんかをね」
 かつては自分の能力を向上させるためのチップの材料を集める事もあったのだ。秘薬とやらはともかく、材料に関しては
場所や素材の指定さえしてくれれば何とかなるかもしれない、と答えるゼロ。
「三つめは主を守ること。これが一番重要なんだけど」
「それは問題ない。俺は元々イレギュラーハンターだったからな」
「いれぎゅらー?」

 冒頭に述べたようにレプリロイドは人間に限りなく近い人格を持つロボット。それはつまり、人とロボットの長所を兼ね備えて
いると同時に、両者の短所も持ち合わせているということを意味する。
 ロボットであるが故に故障、バグ、ウィルスなどから電子頭脳に異常をきたし、人に危害を加えるレプリロイド。
 人間に限りなく近いが故に、自らの意思で犯罪を行うレプリロイド。
 本能とも言うべきロボット三原則を無視して、人間の命令に逆らうレプリロイド。
 そういった危険なレプリロイドをイレギュラーと呼ぶ。
 そしてイレギュラーを取り締まる為にイレギュラーを狩るレプリロイドの組織「イレギュラーハンター」が設立される。
 レプリロイドは同じレプリロイドの手で始末させる。それが人間のとった結論だった。
「つまり、腕に関しては期待していいわけね」
「ああ」
 最も、人間以外が相手の場合に限るがな。
 ゼロは胸の中でそう付け加えた。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:05:53 ID:UaWO8nQU
やっぱSVCネタあるか支援

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:08:41 ID:5Hi566Wz
ティウンティウン自重汁wwww

239 :赤と桜のゼロ:2007/08/16(木) 01:10:28 ID:IKvpXDZl
 それから数刻後。
「二つの月、か……」
 ゼロは夜空を見上げていた。幾人もの人間離れした人間と、幾つもの魔法染みた超科学の産物――自身の身を含めて――
を数百年に亘って見てきた彼をしても月が二つある光景は不思議と言わざるを得ないらしい。
 不思議と言えば……
 月光に照らされた自分の体を見下ろし、その掌を握る。
 この世界に召喚される直前――ラグナロクと共に散る寸前の自分の体は、高熱と激戦の疲労から致命的な障害をいくつも起こし、
活動不能寸前のダメージを受けていた筈だった。だというのに、ハルケギニアの地に召喚された自分の体は傷一つ無い、まるで
「あの男」に整備された直後のような状態に復元されていた。
 シャリテの事もそうだ。いくら電子生命体とは言え、サイバーエルフはプログラムにすぎない。マザーエルフやエックスのような
特別な個体でもない限り、特殊なバイザーを通してでしか人間がサイバーエルフの姿を視認することは出来ないはずなのだ。
 ちなみにそのシャリテだが今はゼロの傍らにいない。今頃はゼロが部屋を出る時に既に就寝していたルイズの寝顔でも観察して
いるのだろう。身近な人間といえばシエルしかおらず、戦いの連続で満足にエリア・ゼロの人間とも触れ合う事が無かったのだ。
それ以外の人間を間近で見られるのが珍しいのだろうし、戦いが終わった今は好きにさせてもいい筈だ。
(……それは俺も同じか)
 シエルに目覚めさせられてからマトモに人間と触れ合う機会が無かったのは自分も同じかもしれない。常に苦楽を共にしていた
シエルはともかく、他に出会った人間と言えば、レプリロイドに嫌悪感を示していたエリア・ゼロの人間達と、あのバイルぐらいでは
ないか。ここに呼ばれた直後も目の前にいた少女を蔑む人間ばかりで……
 どうも記憶メモリの暴走の影響が尾を引いているらしい。ネガティブに走りかけた思考を中断し、再び空を見上げる。
 戦いが終わって自由になったのは自分も同じ。なら今は世界が違えど――恐らく、生まれて初めての――戦う必要の無い平和
な世界を知るのも、いい気分転換になるだろう。
『あー、ゼロ!ここにいたんだー!』
 そこでシャリテの声が掛かる。振り向けばそこに…、でなく夜闇の中を蛍が舞う様にふよふよと光ながらシャリテがこちらに
向かって飛んで来ていた。
「どうした」
『えっとね、聞きたいことがあったの。ラグナロクは一体どうなったの?ここは一体何処なの?今頃シエルお姉ちゃんや
アルエットお姉ちゃんは元気にしているのかな?どうしてお月様が2つもあるの?そういえばゼロや私は何時の間に元気に
なったのかな?それに何でルイズお姉ちゃんに私が見えるの?あ、それからあの人間達が使っていた魔法って――』
 始めてみる世界に興味が尽きないのか心なしか普段より元気、というより興奮した様子で捲し立てるシャリテ。その勢いに
ゼロは 思わず苦笑する。
 質問のいくつか……元の世界がどうなったのかは大体の答えが予想はついている。が、他の質問は無理だ、大体ゼロとて
この世界に来たばかりなのだから。好奇心旺盛なシャリテの疑問を解決、というより納得させられる答えを用意するには
まだまだ 時間も判断材料も少なすぎる。第一、本来ならそれは口下手な自分でなく親代わりのシエルやアルエットの役割だ。
この世界でならその役割はルイズに担ってもらうべきなのだろうか。

240 :赤と桜のゼロ:2007/08/16(木) 01:13:13 ID:IKvpXDZl
『ねえ、ゼロ』
 ん?とシャリテを見たゼロはその顔が先ほどまでとは打って変わって神妙なものである事に気付いた。
『これからどうするの?』
 シャリテの問いにゼロは思考を切り替えて瞑目する。
 かつての世界での自分の役割は終わった。なら、この世界での自分の役割とは何だ?
 ここはイレギュラーどころかそもそもレプリロイドが存在しない世界、イレギュラーハンターとして戦う必要は無い。では戦いを
捨て、新たな道を探るのか?否、戦うために作られた自分にそれ以外の道などありはしない。
 では戦うべき敵がいるのか?もとい、戦える敵がいるのか?
 この世界で戦いが起きるとすれば、先ほど見たサラマンダーやドラゴンなどの怪物達が人々を襲うか、人間同士の争いぐらい
だろう。だがこの世界にはメイジ――魔法という戦闘手段がある。あの使い魔の儀とやらを例に考える限り、メイジ達は怪物に
対抗し得るだろう。そして残る人間同士の戦いに自分が参加するのは論外だ。
 相手がどんな人間であれ、危害を加えるのはイレギュラーの役割だ。例え自分がイレギュラーであろうと……
 ……駄目だ、バイルとの戦闘からまだ数時間程度しか経っていないせいかどうしても思考がネガティブになる。これからの事を
考えるにしても、記憶メモリを沈静化させるという意味でも、まだまだ時間をおく必要があるのかもしれない。
「……どうするかは、これから考えるさ」

 ゼロは再び月を見上げる。
 ……あの時、シエルや、ネージュや、エックスたちもこうして空を見ていたのだろうか?
 そして、今の自分と同じように――自分との違いは希望も抱いていたと信じて――ゼロからやり直す未来に不安を抱えていたのだろうか?

--------------------------------------------------
今回はここまで。前回投下分と合わせて前後編の割りに間が空きまくり。要精進だ、俺
行数多過ぎとか前回の書き込みからryとかリテイク何度も出されてレス毎の行数が変になったorz

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:14:48 ID:L/lwlMYo
GJ!!
サイバーエルフはエネルギーの集合だし発光体として目視できなかったけ?


242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:16:16 ID:cLalVgzP
GJ
うまいことルイズの常識にすり合わせて説明してるのがいいね


243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:20:37 ID:LKU5gCRV
投下乙ー
ふむ、SVCだと吸血鬼とかにも会ってるから
このゼロ、ロボットの癖にオカルト方面にめちゃ詳しいかも知れん

244 :赤と桜のゼロ:2007/08/16(木) 01:27:26 ID:IKvpXDZl
>>241
コミュニケーションとか、人型の姿は確認できなかったような・・・ちょっと次回までに手持ちの資料を読み直しておきます

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:29:07 ID:2IQjRGLb
>>223
『俺の名だ。地獄に落ちても忘れるな』支援

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:35:06 ID:sBZHR/Et
>>220
末端価格1億の靴下かw
そこまでするならタイトルはもちろん
※※※※※※※※※※※
※ソックスハンター本伝・フーケのガンパレード(外伝はゼロのガンパレード)
※※※※※※※※※※※
だなw

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:35:58 ID:WPANVjIk
またエガちゃんネタやっていいかにゃ……?

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:40:41 ID:B4gHGHcn
リアル召喚は避難所向けかと

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:41:26 ID:2IQjRGLb
フーケ『私を"土くれ"と呼ぶな!』



こうだろうか?

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:43:04 ID:PPl103mL
>>247
あれは一発ネタでこそ映えるものだから、続けても茨の道が待ってるぞ。
よっぽど秀逸なネタでない限りやめとくのが無難。

だが、胸の底から湧き出る書きたいという欲求を抑えるのもまた至難。
アマチュアなればこそやりたいことをやるが吉。骨は拾って進ぜよう。

251 :250:2007/08/16(木) 01:45:05 ID:PPl103mL
あ、投下するなら避難所のほうが波風は小さいぞ。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:45:38 ID:WPANVjIk
にょろーん

おk!

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:46:37 ID:JFODQ7l9
>>249
すごく………死亡フラグです

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:49:36 ID:C5rA/lxC
塾長召喚

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:51:12 ID:QX2rdlXy
最近クロノトリガーの『魔王』がルイズに呼び出されたら、と思うとwktkが止まらない。
貴族と平民よりもキッツイ背景持ってるし、順応性がそれなりに高いと思うとな。
カエル編も想像して困ったもんだ。俺はどうすれば良いんだろう…

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:53:29 ID:WPANVjIk
>>250
ありがとう!
避難所に載せてみたよ!
興味があったら読んでみてにょろ!

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:53:49 ID:sBZHR/Et
>>255
ほとばしる熱いパトスをSSにぶつければいいと思うよ。
                     ハ_ハ  
                   ('(゚∀゚∩ 思うよ!
                    ヽ  〈 
                     ヽヽ_)

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:54:08 ID:ZzSV2vO5
>>255その情熱を!今すぐ!文章に!するんだ!!

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:55:25 ID:B4gHGHcn
「私をマチルダと呼ぶな! フーケと呼べ!!」やら
「我が名はダークメサイア(ry」
とかになるわけだ

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:55:45 ID:LKU5gCRV
>>255
長編小説を書けるなら書く→そのまま本スレへ
                 ↓
                 →自信が無ければ避難所
短編ならここに投下しちゃえ

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:56:16 ID:fqtPAzRf
>>255
・耳とがってる
・杖なしで魔法使える

間違いなくエルフ扱いされるな
しかも奴の冥属性魔法はハルケギニアでは虚無っぽい

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:58:09 ID:JFODQ7l9
ジーザス好きが多くて感動

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:03:20 ID:rWoVB0TU
魔王ってクロノクロスの方でなんだかいろいろ設定ついてたよな

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:12:51 ID:OsvEVHNj
闇のイージスにジーザスが出たとき、思わず拍手したあの頃。

ジーザスとイージス。どっちを召還した方が面白い話になるんだろう?

265 :255:2007/08/16(木) 02:15:28 ID:QX2rdlXy
わかった…かいてみる。おれ、書いてみるよ!

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:16:27 ID:n3glkdRz
>>265
君の心意気に乾杯だ!

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:18:39 ID:FaJRmlQZ
>>264
神の盾としてなら間違いなくイージスの方が適任だろうけど、どっちが面白くなるかどうかは作者さん次第だろうなぁ

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:22:32 ID:bXOyuS5R
>>263
仲間の一人「アルフ」が魔王みたいだな
属性が黒だし、移動時に空中浮遊しているし、名前の由来が「アルファド」みたいだし
ルッカの手紙とか、凍てついた炎に接触した時のジール云々の台詞といい・・・
前作の仲間のその後としては一番扱いがいいのかもしれない

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:28:30 ID:2IQjRGLb
>>264
おいそれと言えんが、世界を考えるとイージスが良いんじゃないか。


270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:31:18 ID:OUMZ1YLF
アルフと聞いて猫が大好物の宇宙人しか思い出せなくなるから困る

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:34:43 ID:yHnD+orQ
遅くなったけど避難所みてきた。
腹筋が・・・ ブートキャンプなんてめじゃないな。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:39:52 ID:F76Hvl2C
聖者エイジスならぬ聖者イージスかw
ARMSの久留間恵(アイギスの鏡)や女神アテナ、亡国のイージスの仙石恒史の同時召喚で
『聖盾』だらけの使い魔戦争の始まりだな。

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:45:32 ID:JFODQ7l9
ここでチェシャキャットのキース・グリーン(ARMS)などを……

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:51:12 ID:StnvPtJ8
>>273
ワルド「じゃーん!!ARMS適性因子!!」

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:51:51 ID:cDNIFEvz
>>278
赤毛の犬の使い魔も思い出した。

そしてキースシリーズはどいつも反則だろ……
ブラック&ホワイト:言わずもがな。あえていうなら単分子ブレード。
グリーン:空間断裂
バイオレット:レーザー&幻覚
シルバー:荷電粒子砲
レッド:超音波&超振動ブレード
ブルー:生体ミサイル
……ガンダールヴと相性が良いのはレッドとブラックだろうな。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:53:17 ID:voL+iz70
まてよ、マスターキートンって手はどうだ?
状況分析早そうだし、ガンダールヴやルイズの系統も
速攻で理解しそうだ。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:55:57 ID:JFODQ7l9
ワルドなら良いARMS適性者になりそうだ

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:08:25 ID:FaJRmlQZ
>>276
キートンとガンダールヴの相性って滅茶苦茶良いかも。
なんせキートンにかかれば道端に生える雑草すら正真正銘の「武器」になりかねんからな。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:16:28 ID:DBOPjRuD
>>255
魔王はなんだかんだ言って自分の目的のためなら魔王軍率いて人間の国滅ぼそうとするのさえ辞さないうえ
その魔王軍すら利用していただけという悪人っぷりだからなー。
よっぽどうまく扱わないと殺されたりカエルに変えられたりする被害者が多数出そう。
クロノたちとの旅で少しは丸くなったかもしれないけど。
ルッカも手紙で「そこにいるのかしら、ジャキ?」と呼びかけるくらいには親しみ感じてたみたいだし。

カエルはほぼ詠唱なしで回復魔法も攻撃魔法も使えるし
剣は勇者レベルだしで才人とは比較にならないほど強いね
リーネ王妃に仕えてたわけだから高貴な女性の扱いはできるだろうし。


>>268
それに加えて
・魔族らしき占い師の婆がアルフの素顔を見て驚くというサブイベントまである
・セルジュ、キッド、アルフのパーティでラスボスに挑むと「それもまた、面白い!」と魔王と似たような台詞を言う

……が、ここまでやっておきながら、結局は設定上ではアルフはジャキ(魔王)ではないらしい。

なんでも、もともとクロノクロスの原型となった「ラジカルドリーマーズ」で
ジャキを登場させたので、同じようにジャキを出そうと思ってアルフを作ってたのだが
ジャキをちゃんと登場させるとそこに割かないといけないイベントが多すぎて
他の登場キャラを削らなくてはならない、と判明し、予定を変更して
アルフはジャキとなんらかの関係はあるものの同一人物ではない、という設定になったらしい。
だから性格などもアルフはジャキとは変わっている。

そこまでやるなら他のキャラ削ってでもジャキ出せばいいのにと思うけどなあ

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:19:30 ID:D3y+0iNx
>>278
ブルーが召喚されたらガンダールヴの力「武器を使いこなす」のおかげで
リミッターなしでもARMS発動できそうだしな

つかぶちゃけどれかで書いて……いやなんでもない

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:24:15 ID:StnvPtJ8
>>275
個人的に、キースシリーズの中ではシルバーが一番好きなんだが…
問題はあの性格上、絶対的に使い魔に向いてないって所だw

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:31:02 ID:wE57zL2L
大統領再び降臨しないかな
もっとも武器の扱いに関しては問題ないぐらいにいろんなやつ使ってるけど

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:34:40 ID:DBOPjRuD
前スレの書き込みだけど

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 08:32:19 ID:wjZ3Jevq
このスレじゃFateは厳禁なのか?


661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 08:35:33 ID:XAzMT2+T
>>659
良くも悪くも荒れやすいからここではなし、
書くなら避難所でどうぞってなってたはず


663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 08:37:45 ID:V+dAHlTi
>>659
荒れるもとになるためTYPE-MOONはご遠慮願いますとのことです


と、まるでルールが決められているかのような印象を感じさせる書き込みがあったけれど
そういうルールは決められていない。
「以前このスレでそういう意見の人が幾人かレスをした」
というだけ。

もし、そういうルールがあってしかるべきと考えるのならば避難所の運営議論スレで
新ルール案として提起し、議論の末に、合理的で筋が通ったものだと認められる必要がある。

運営議論スレ 
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9616/1184556091/


ちなみに、俺のこのレスに対する反論も運営議論スレへ。
>>1に ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい! とあるので。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:39:53 ID:OZgNntXl
ARMSはオリジナルで考えてたな
高槻涼はブービートラップ天才、ジャバウォック強すぎ
新宮隼人はナイトでデルフいらず
巴武士はホワイトラビットの機動力に手に武器まで持たせたら

っていうかARMS連中はARMSあるだけで反則すぎる。まぁ、無い奴もものすごいが…

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:48:24 ID:8MZJxmQk
>>280
メシ屋でたまたま全巻読んだようなヤツに言われてもその、困る。

>>281
彼は性格難儀過ぎてなぁ……能力の関係上、アルビオンのワルド戦とかルイズが居る事考えると厳しいし。

>>284
むしろ無いヤツの方が凄いというとんでもなさだしな。
サラリーマンは棚に上げといてコウ・カルナギとか。

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:49:23 ID:OUMZ1YLF
だからアームズなら最強の主婦をですね

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:54:05 ID:oungz+Nf
>284
パパンママンが既にタイマンでエルフと渡り合えそう
いやまぁアンブッシュとかでだけど

あと、ちょっと流れ斬ってしまうんだけど、かなり基本的な質問しても良い?
行数とか一行あたり文字数とか、フーケまでの短編書いてみたら容量21kbあったとか
ためしに30行弱で切ってみたら20レスくらい消費しそうとか
一応、初書きなので練習用に投下しようとは思ってるんだけど

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:54:21 ID:too5Ezir
アームズは知らんのでスプリガンの何か間違ったネオナチとか

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:56:01 ID:too5Ezir
>>287
1レス60行ぐらい行けたと思う

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:57:57 ID:FaJRmlQZ
確かにスプリガンならボーか芳乃辺りが面白そうだな

291 :287:2007/08/16(木) 04:01:13 ID:oungz+Nf
>288
ありがとう
とりあえずやってみる

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:01:37 ID:JFODQ7l9
ARMS勢はいかに能力を封印するかに懸かっている


293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:02:46 ID:JFODQ7l9
>>285
ドラッケンとかもだな

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:11:12 ID:StnvPtJ8
>>292
やっぱARMSの醍醐味である絶体絶命のピンチで
「力が欲しいか!?」
をやって欲しいよな。
能力封印状態ならなお良い。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:13:29 ID:oungz+Nf
>294

デル「力が欲しいか!?」
隼人「お前のはいらん!」
デル「ひでぇ!?」

っていうのが湧き出てきた

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:18:35 ID:8MZJxmQk
防御面ではともかく、攻撃面ではデルフはただの剣だしなぁ……。

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:20:34 ID:CXGrfghu
むしろ、ARMSそのものを召喚してルイズに寄生

フーケのゴーレムの前で力が欲s(ry

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:20:58 ID:OZgNntXl
>>294
だな、「欲しければくれてやる」は燃えるよな
最終決戦のクイーンオブハートからのオリジナル復活3連続は凄かったなぁ

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:26:36 ID:OZgNntXl
>>297
寄生させるには大きな事故が…
召喚時に事故発生→バンダースナッチ(アリス)召喚→無意識的に契約
→あれ?なぜか無傷で生きてる→失敗した?…→ピンチで覚醒

こんな感じ?

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:36:26 ID:StnvPtJ8
>>299
バンタースナッチ(完全体)でフーケ戦だと間違いなくキュルケやタバサもお亡くなりになってしまう様なwww

…ARMS勢は召還のショックで第一形態からやり直しぐらいのハンデがある方がいいかも。

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:37:42 ID:3zd7CFxI
そういえばARMSが強大な力を発揮するには、
その世界(というか惑星)が同種の鉱物生命体であるという前提が必要だったような…
まあバンダースナッチがやろうとしたようなレベルで無ければその個体のみで事足りるだろうけど…

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 04:44:17 ID:oungz+Nf
>299
思い切ってルイズだけでなくてタバサやキュルケも爆発に巻き込まれて寄生すれば
>300のフーケ戦になってもなんとか生き残れるんじゃ

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 05:04:36 ID:OZgNntXl
ARMSネタで寄生させる感じでなんとなく書き始めたけど、物書くのって難しいわ

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 05:08:25 ID:8MZJxmQk
>>303
頑張れとしか言いようがない。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 05:22:20 ID:StnvPtJ8
>>303
応援するよ。

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 05:35:18 ID:voL+iz70
書こうかなとは思うんだけど、メジャー物は避けた方が無難かな?
BLOOD+のハジとか地球へのソルジャーブルーとか。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 05:42:31 ID:WPANVjIk
>>272
「亡国のイージス」の仙石曹長だけ普通の人だw


 ルイズは双月の明かりで絵を描く使い魔に恐る恐る声をかけた。
「……子供がいるの?」
 絵には二人の女性が描かれていた。
 一人は彼と同じ年齢くらいの、おそらく彼の妻。
 もう一人は、その娘だろう。
 仙石は海上自衛隊のブルーの作業服姿で絵筆を走らせている。
 無骨だが、どこにでもいそうなごく普通の壮年男性。
 ルイズの父と同じくらいの歳で、そういった人物を使い魔にしてしまったのは、少しやりにくかった。
「ああ。ルイズと同い年のな」
 彼は寂しげに答えた。
 ルイズはその横顔に胸が痛んだ。
 自分がこの世界に召喚したばかりに、彼は家族と引き離されたのだと思ったからだった。
「……ごめんなさい」
 仙石が筆を休め、ルイズの方を振り返った。
「なんだ? 今日は随分としおらしいじゃねえか?」
 意外そうに言い、ややあってルイズがなぜ謝ったのか理解した彼は、苦笑して言った。
「別にお前を責めてるんじゃない」
「でも……」
 仙石は月を見上げた。
「……仕事を言い訳にして、女房も子供も、幸せにしてやらなかった。
そんな自分に嫌気がさしてんだが……不思議なもんだな、気がついたら絵を描いてた」
 海上自衛隊に勤めて三十年以上。
 ミサイル要員として、夫として、父として、自分は浮気の一つもせず、子供にひもじい思いもさせず、全うな男であるとばかり思っていた。
 だが、この歳になってそれが誤りだと気づいた。
 妻は家庭を振り返らない自分を見限り、子供は理解のない父を他人だと感じていた。
「絵に描いたからって……罪滅ぼしになんてならないのにな……」
 人生を半分以上終えてしまった男の言葉は、前途に希望しかないルイズにとって異質で、そして重かった。
 ルイズは仙石のとなりに座り、改めて絵をのぞき込んだ。
 絵の中の家族は、とても優しく微笑んでいた。
「センゴクは、二人のことをこんなに愛してるのに、ね……」
「わかったようなことを言うなぁ。ガキにはわかんねえだろ?」
「わかるよ……こんなに丁寧に、優しく描いてるんだから。好きじゃない人を、こんなに綺麗には描けないわよ」
 センゴクははっとして絵を見つめた。
「はは……構図とかテーマとか考えてなかったのに」
「ふふふ」
 二人で笑う。
 その夜ルイズは、自分の使い魔のことが少しだけ好きになった。

(おしまい)

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 06:13:30 ID:bZJQl0YB
>306
んなこたーない。
まとめにはメジャーなものもある。
それにマイナーすぎると、感想がつかないこともあるし


309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 06:25:02 ID:voL+iz70
>>308
thk。じゃあ頑張ってみます。

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 06:31:00 ID:OUMZ1YLF
ガンダムすらあるというのに
それ以上にメジャーな物があるというのか

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 06:52:30 ID:bZJQl0YB
サザエさんと水戸黄門あたり

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 07:16:48 ID:WWYlKVaP
ドラゴソボール

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 07:20:57 ID:qVII9Cl0
天皇陛下をry

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 07:31:17 ID:4IR9cnKH
シレーヌの爪に捕まれた状態のアキry

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 07:34:26 ID:V3B+83tK
男はつらいよ

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 07:41:24 ID:rUIhAD3F
ランスはどうだ?
まず間違いなく最低SS化する伝説持ちだが

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 07:50:42 ID:vOVJAuWM
疾風!アイアンリーガーから誰か
あのころのアニメは良かった…

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 07:51:13 ID:69L+nh82
            __,,,,_
            /´      ̄`ヽ,
            / 〃  _,ァ---‐一ヘヽ
         i  /´       リ}
          |   〉.   -‐   '''ー {!
          |   |   ‐ー  くー |
           ヤヽリ ´゚  ,r "_,,>、 ゚'}
         ヽ_」     ト‐=‐ァ' !
          ゝ i、   ` `二´' 丿
              r|、` '' ー--‐f´
         _/ | \    /|\_
       / ̄/  | /`又´\|  |  ̄\

皇太子様がこのスレに御興味を持たれたようです。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 07:54:57 ID:QgBMZE6a
斑鳩に幻獣使いのルーンがあればグリフォンや風竜で原作並みの
動きが出来るだろうか?なんか完全に別人になっちゃうけど

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:02:45 ID:F76Hvl2C
>>307
俺としてはアルビオン先遣艦隊に単身乗り込んで制圧後、様子をうかがいに来たタバサたちに
手旗信号で「テ・キ・シ・レ・イ・ブ・カ・ク・ホ」と通信する仙石曹長のマヌケな姿を想定してたんだが、
何だか心温まるいい話になってて噴いたw

321 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:20:18 ID:5r35Ghxi
第二話出来たぜ!ギーシュ戦まで終わらせたら随分長くなったんだぜ!

322 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:22:09 ID:5r35Ghxi
第2話「決闘!なんでも撲殺団」

イリーナ・フォウリーの朝は早い。
日の出と共に目を覚まし、準備もそこそこに早朝トレーニングに出かけるのが日課だ。
「……知らない天井です」
イリーナは暫しボーっと天井を眺め、昨日、別大陸に召喚されたのだと思い出す。
意識をはっきりさせると、朝のお祈りを始める。
お祈りが終わると、イリーナはベッドですやすやと寝息を立てている主を見やる。
昨夜指示された洗濯をするために脱ぎ散らかされた服と下着を纏め、両手に抱える。
「……そういえば、洗濯場はどこ?」
ルイズを起し、尋ねようかと考えるが、気持ち良さそうに寝息を立てているのを起こすのは忍びなく、イリーナは部屋の外へ出た。
廊下にはマントを被り眠るヒースがいたが、洗濯するのは下着も混じった女物だ。手伝わせるわけにもいかず、そのまま寝かせておき、イリーナは洗濯場を探し始めた。

洗濯場はあっさりと見つかった。井戸の側にあるだろうと当たりをつけたのが、見事的中したのだ。
先客として、メイド服を着た黒髪の少女が大量のシーツを洗っていた。
「おはようございます!すみませんが、洗濯板と桶をお借りしたいです」
イリーナがメイドの少女に元気に挨拶をする。
「あ、おはようございます。板と桶でしたらそちらにありますよ」
「ありがとうございます」
メイドの少女に微笑まれ、桶と板を持ち、井戸の水を汲み上げ、イリーナは洗濯を開始する。
ビリッ「あっ」バリッ「ああっ」ブチッ「あああっ!」
イリーナ・フォウリーは怪力である。力が有り余って様々なものを壊し、皿洗いしようものなら大半を割ってしまうほどだ。
端的に言えば繊細な作業が大の苦手だったりする。
そんな彼女が服を洗えば破ってしまうのは、コーラを飲んだらゲップが出るくらい確実と言えよう。
「ど、どうしよう……怒られる、よね?」
「その……私が代わりにやりましょうか?」
その破壊劇を横目に見ていたメイドが、イリーナに声を掛ける。
微妙に顔が引き攣っているのはご愛嬌。
「え、あの、その……いいんですか?お仕事まだ一杯残ってるみたいですし」
「構いませんよ、困ったときはお互い様ですから」
服は盛大に破れ、残っているのは下着だけだ。大した労力ではないとメイドの少女が下着を受け取り、洗い始める。
「うう、ありがとうございます。私、昔からこういう作業はどうも苦手で……」
「誰にでも得手不得手はありますし、そのうち慣れますよ。はい、終わりました。干す場所はあちらです」
洗い終わった下着をイリーナに渡し、メイドは少し離れた場所を指差す。
「本当にありがとうございます。そういえば、自己紹介がまだでした。私はイリーナ・フォウリーと申します、先日ルイズさんに召喚されたものです」
イリーナが深々と頭を下げ、丁寧にお辞儀する。
「ああ、ではあなたがミス・ヴァリエールの使い魔になったっていう……」
イリーナに自己紹介をされ、メイドはぽんっと手を打つ。
「知ってるんですか?」
「はい。なんでも召喚の儀式で平民を呼び出したと、噂になっていましたわ。
 あ、申し遅れました、私はこの学院でご奉公させていただいているシエスタと申します」
シエスタがにっこりと微笑み、答える。
「それと……洗濯物があるのなら、私に申し付けてください。毎朝ここでシーツを洗ってますから、そのついでです」
「で、でも、シエスタさん、流石にそこまでは悪いと思います」
「大丈夫ですよ、多少洗濯物が増えても対して手間は変わりませんし。それに、正直あの洗濯を見た後ですと……」
そこまでしてもらうわけには、というイリーナに対し、見ていられない、とシエスタは返す。
「……でしたら、よろしくお願いします。あの、でも一方的に手伝ってもらうのも悪いですし、何か手伝えることはありませんか?」
「それなら、向こうに洗う前のシーツが置いてあるので持って来てください。かなり量があるので気をつけてくださいね」
「はい!」
そういってイリーナは元気そうに走って行く。
この後、普通なら数度に小分けして運ぶ量を一度に運び、シエスタを驚かせるのだが割愛する。

323 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:23:35 ID:5r35Ghxi
シエスタの洗濯の手伝い、さらに軽めの早朝トレーニング――片手腕立て伏せ両方百回、スクワット三百回、腹筋二百回――を済まし戻る頃には、ちらほらと生徒たちの姿も目撃されるようになっていた。
特に起こせ、という指示も無く、そもそも朝食や授業などの時間がいつなのか分からないイリーナは、まぁいいか、と考え部屋に戻ろうとすると、奇妙な光景に出くわした。
廊下でルイズと赤毛の女が口論をしている、その側には大きなトカゲらしき生き物に噛まれているヒースがいた。
イリーナはそのトカゲをかつてあちこちを旅していた父から聞いた、ジャイアントリザードだと推測し、ヒースを助けようとしたが、すぐにやめた。
何せ「ははは〜こいつぅ〜、おイタがすぎるぞぉ〜」と物凄い楽しそうなのだ。
動物好きのヒースの悪癖だ、明らかに噛まれて血も出ているのだが本人は気にした様子も無い。
「事情はよく分かりませんが喧嘩はいけませーん!」
ヒースを放って置いても問題は無いと判断し、口論を続けている二人にイリーナは割って入る。
「あんた……ご主人様を起こさないで朝っぱらからどこ行ってたのよ!」
口論を中断し、ルイズは割って入ったイリーナに詰め寄った。
「どこって、洗濯と早朝トレーニングです。あと起こせって言われませんでしたし……」
「うっ……と、兎に角!朝は私より先に起きて起こすこと!いいわね!」
ルイズは痛いところを突かれ、言葉に詰まり、声を荒げ誤魔化す。
「ふぅん……こっちがあなたの使い魔?」
「そうよ、何か文句でもあるの、キュルケ」
キュルケと呼ばれた赤毛の女がイリーナを見やり、突然笑い出す。
「あっはっは!本当に平民を呼び出して使い魔にしたのね!凄いじゃない、流石ゼロのルイズね」
普段のルイズならば、ここで怒り出すのだが、今日のルイズは違った。
「っは、笑いたければ笑っていればいいわ。私の使い魔はあんたのサラマンダーと違って見た目通りじゃないんだから」
魔法が使える使い魔、この他に類を見ない事実がルイズの自尊心を満たしていた。
そうなれば嘲笑も勘違いした発言として聞き流すことも、容易であった。
「へぇ……見た目通りじゃない、ね。まぁいいわ、それはおいおい見せてもらうとして、あんまりのんびりしてると朝食に遅れるわよ。
 ほら、フレイム、いつまでもそんなの噛んでないで行くわよ」
普段と違うルイズに少したじろぐも、キュルケはニヤニヤとしながら軽い足取りで廊下を歩いていき、フレイムもその後に続く。
そんな一人と一匹を見送り、血を流しているヒースを介抱していたイリーナはルイズにあれは誰?という視線を向けた。
「キュルケよ、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。嫌味な女、覚えなくても良いわよ」
「はぁ……ところでゼロって何ですか?」
「単なる二つ名よ、そんなことよりさっさと行くわよ、遅れたら御飯抜きだからね!」
御飯抜きという言葉に慌てて二人は歩き出した。

324 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:25:20 ID:5r35Ghxi


アルヴィーズの食堂は広い。
生徒と教員皆一同に会し食事を取るのだから必然的にその広さは凄いものになる。絢爛な飾り付けがされ、皿の一枚、ナイフの一本に至るまで高級品で埋め尽くされている。
料理も非常に豪華で、それをみたイリーナが思わず涎を垂らしそうになったのも仕方ないと言えよう。
「驚いた?」
「はい、驚きました。凄い美味しそうです」
「うむ、俺様にこそ相応しい豪勢な食事だ」
ふふん、と自慢げなルイズに、ちょっとずれた反応を二人がしたのは、良くも悪くも二人はやはり庶民なのだろう。
そんな二人を尻目にこの食堂の名前の由来、貴族としての教育を受ける場でもあるなどの説明をルイズは続ける。
ヒースはその説明を半ば聞き流し、イリーナに至っては料理に目を奪われ聞いてすら居ない。
「兎に角、このアルヴィーズの食堂には本当ならあんたたちみたいな平民は一生入れないの。
 そこを入れるよう取り計らった私に感謝してよね。ほら、椅子引いて」
豪勢な料理に顔が向きながら、器用にイリーナは椅子を引く。
引かれた椅子に座り、当然とばかりに礼の一つもルイズは言わないが、二人にはそれを気にする様子は無い。
「凄いですヒース兄さん!朝からこれならお昼や晩御飯は……ああ、涎が」
「朝食でこれだ、昼や夜は恐らくグレートでワンダホーなものが待っていることだろう」
そう言って二人はルイズの両隣に座ろうとする。と、そこでルイズから待ったが入った。
「ちょっと、あんたらの席はそこじゃないわ。そこ」
イリーナとヒースの視線が同時にルイズの指差すところへ動く。
「床ですね、ヒース兄さん」
「ああ、床だなイリーナ。俺様の目には床にテーブルにある料理とは比べ物にならないほど貧相な食事があるように見えるが」
「私も見えます、幻覚魔法でしょうか?」
その会話を聞いていたルイズはため息を吐く。
「あのね、本来使い魔は外で食べるの。あんたたちは私の計らいで床、食べ物も人間用。感謝しなさいよ?」


イリーナとヒースは当初よりちょっと豪勢になった料理を頬張っている。
あの後「こんな貧相な食事は断固として抗議する!つか足りんわぁ!!」とまずヒースが咆えた。
そしてイリーナが半泣きになって周囲の目線を集めたため、ルイズが慌てて自分の食事の一部を分け与える、ということで決着がついた。
始祖ブリミルへの祈りの声が唱和する中、一人だけファリスに祈るイリーナにルイズは怪訝な目を向けたが、違う大陸から来たということを思い出し、追求はしなかった。
「ヒース兄さん、足りません」
「ほれ、俺様の鳥肉をやろう。感謝するんだぞ」
ヒースはフォークに刺した鳥肉をイリーナの前に差し出す。するとイリーナは躊躇い無くそれに齧りつき、咀嚼する。
「おいしー、ありがとうございます、ヒース兄さん」
「はっはっは、崇めろ崇めろ、もっと感謝しろ」
そのやり取りをルイズは横目で見やり、仲良いなぁと思いつつ、故郷の優しいほうの姉を思い出していた。


325 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:27:40 ID:5r35Ghxi


朝食が終わると授業が始まる。
それがトリステイン魔法学院における時間の流れだ。
教室に入り、ヒースは中を見回す。今朝出会ったキュルケが男子たちに囲まれ、ちやほやされている。
じゃれ合ったフレイムは椅子の下で昼寝を決め込んでいた。その他にもフクロウや窓から教室を覗く巨大な蛇、猫やカラスなど統一性の無い生き物がぞろぞろといる。
人間の上半身にタコの下半身を持つものはヒースの知識がスキュラの同類と告げ、六歩足のトカゲはバジリスクの同類とも告げた。
「似てるようで微妙に違うのがまぁうじゃうじゃと…」
杖を片手にヒースはぼやく。使い魔たちは害は無いと分かってるとは言え、あの手合いを相手にしてきた職業柄、あまり落ち着ける雰囲気ではない。
ついでに自分たちを見てくすくすと笑う生徒たちにも良い気分はしないと、ヒースは思った。
自分は慣れているが妹分はこの手の嘲笑には疎いのだから。
その嘲笑に気付いているのかいないのか、ルイズは機嫌良さそうに席に付き、ヒースもその隣に座ろうとしたところで、イリーナが硬直しているのに気付く。
「おい、イリーナ。どうした?」
「あ、あ、あ、あれ……」
そう言ってイリーナが指差す先をヒースとルイズは目線で追う。
するとそこには一匹の巨大な目玉がどういう原理かぷかぷかと飛んでいた。
「バグベアーじゃない。何、あんたああいうの苦手なの?」
空中に浮かぶ巨大な目玉は慣れないものならば、生理的嫌悪感を感じても仕方が無い、とルイズは考えたがヒースがそれを否定する。
「アー、確かにイリーナはあれは苦手だな、うん。だが安心しろ、今のお前は鎧も剣も無いし、あれはお前めがけて光線を撃って来ることも無い」
ヒースがイリーナの頭を撫でる。イリーナは半泣きだ。
一体過去にバグベアーで何があったのか疑問に思ったルイズだが、扉が開き先生が入ってくるとその疑問を考える暇がなくなった。
ルイズは当たり前のように席に座る二人に、メイジ用の席だ、と言いそうになったが、この二人がメイジだということを思い出し黙った。
例えメイジでも使い魔なのだから床に座らせてもいいのだが、先生が入ってきた今口論になることは避けたい。
「皆さん、春の使い魔召喚は大成功のようですわね。このシュヴルーズ、こうやって春の新学期に、様々な使い魔達を見るのがとても楽しみなのですよ」
シュヴルーズと名乗った教師は微笑みながら口を開き、一人だけ変わった使い魔を呼び出した生徒に気付いた。
「おやおや、変わった使い魔を召喚したものですね?ミス・ヴァリエール」
すると教室中がどっと笑いに包まれた。
「ゼロのルイズ!召喚に失敗したからといってそこらへんの平民連れてくるなよ!」
一人の男子生徒がそうルイズをからかうが、ルイズは鼻で笑い返す。
「あら、あんたの貧相なフクロウより私の使い魔のほうがずっと上よ。かぜっぴきのマリコルヌ?」
ルイズがそうせせら笑うと、マリコルヌと呼ばれた少年は激昂した様子で机を叩き、立ち上がる。
「誰がかぜっぴきだ!僕は風上のマリコルヌだ!風邪なんて引いてないぞ!ゼロのルイズ!」
「ゼロゼロうるさいわ!あんたのガラガラ声は、まるで風邪引いたみたいなのよ!!」
ルイズも立ち上がり、睨みあいになる様子をイリーナとヒースがぽかーんと眺めていると、シュヴルーズが手にした小ぶりの杖を振った。
するとルイズとマリコルヌは突然すとん、と自らの意思に逆らうかのように席に座る。
「ミス・ヴァリエール、ミスタ・グランドプレ。みっともない口論はおやめなさい。 お友達をゼロだのかぜっぴきだの呼んではいけません 。分かりましたか?」
「ミセス・シュヴルーズ。僕のかぜっぴきは中傷ですけど、ルイズのゼロは事実です」
教室のあちこちからくすくすと笑い声が漏れる。
シュヴルーズはため息を吐くと、杖を振るう。
するとくすくすと笑い声を漏らしている生徒たちの口に、どこからともなく現れた赤土の粘土が押し付けられた。
「あなたたちは、その格好で授業を受けなさい」
そうシュヴルーズが厳しく言い放つと教室の笑い声はぴたっと止んだ。
「では、授業を始めます」
ごほん、と咳払いをし、シュヴルーズは杖を振るうと教壇の上にいくつかの石ころが現れた。
「私の二つ名は赤土。赤土のシュヴルーズです。『土』系統の魔法を、これから一年、皆さんに講義します。
 魔法の四大系統はもちろんご存知ですね?ミス・タバサ」
タバサと呼ばれた青い髪の少女は、読んでいた本からちらりと目を上げると、口を開いた。
「『風』『火』『水』『土』」
余分な言葉が一切無いあまりにも簡潔な言葉に、シュヴルーズは少し顔を引き攣らせつつも頷いた。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:30:20 ID:Y3rGQJxX
イリーナかわゆす支援

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:31:19 ID:q7AfMK3K
ソーサリーの主人公でも喚ぼうかなあ
と、思ってたら先を越された俺

ここはやっぱウィズから「あ」でも引っ張ってくるかなあ

328 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:31:24 ID:5r35Ghxi
その後行われた説明は、ヒースにとって大変有意義なものだった。
この世界の魔法は四大魔術に近いもので構成されているということ。今は失われてはいるが『虚無』という伝説の系統が存在すること。魔法が広く深く、生活に関わっているということ。
どれも貴重な情報だった。特にシュヴルーズが石ころを短い呪文と僅かな動作、それだけで金属へ変じさせたのはイリーナだけでなくヒースをも驚愕させた。
「ゴゴ、ゴールドですか?ミセス・シュヴルーズ!」
「違います、ただの真鍮です。ゴールドを錬金出来るのはスクウェアクラスのメイジだけです。私はただの……トライアングルですから」
キラキラと光る金属に目の色を変えたキュルケが身を乗り出し尋ね、否定され、少し恥ずかしそうにしていた。
聞きなれない単語を聞いたヒースが、眉を顰めルイズを突付く。
「なぁ、トライアングルとかスクウェアってのはなんだ?」
「何って、系統を足せる数のことに決まってるじゃない。それでメイジのレベルが決まるの。あんたもメイジでしょう、知らないわけが……ああそうか、あんたら違う大陸から来たんだっけ?
あれ?……ということはあんたら系統魔法以外の魔法を使うの?まさか先住魔法?」
昨日は考える前に眠くなり、今朝は思い至らなかったが、始祖ブリミルは六千年前ハルケギニアに降り立って系統魔法をこの地の人々に伝 えたのだ。
お互い全く知らない違う大陸ならば、系統魔法を知らなくともおかしくはない。そして系統魔法以外の魔法と言えばルイズには先住魔法しか思い浮かばなかった。
「その先住魔法ってのが何なのかは知らんが、ハルケギニアの魔法とは毛色が違うのは事実だな。で、系統魔法とかいうのを詳しく教えやがってください」
「ヒース兄さん、人に何かを尋ねるときはもっと丁寧にしないと駄目ですよ。ハーフェン導師みたいに皆が温厚なわけじゃないんですから」
ヒースの丁寧なのか無礼なのか分からない微妙な言葉にイリーナが口を挟む。
ルイズは顔を少し引き攣らせながら、この僅かな付き合いの間にヒースの性格が分かってきて、一々突っ込んでいてはキリが無いと悟った。
ちなみにどっちにしろ授業中なので怒るわけにもいかない。
「あー、例えばね?『土』系統の魔法はそれ単体でも使えるけど、『火』の系統を足せば、更に強力な呪文となるの」
「ほぅほぅ」
「『火』『土』のように、二系統を足せるのがラインメイジ。シュヴルーズ先生みたいに、『土』『土』『火』って三つ足せるのがトライ アングルメイジ。
先生方は皆トライアングルメイジよ。それでここまで言えば分かるだろうけど、四つ足せるのがスクウェアメイジ。これは滅多にいないわ」
「同じ系統二つ足す意味は?強化か?」
「そうよ、さっきシュヴルーズ先生も言ってたけどゴールドを作るには『土』『土』『土』『土』と足さないと駄目だからスクウェアじゃないと無理なのよ」
小声で説明をするルイズの言葉に、ふんふんと頷くヒース。
普段はふざけていても、魔術師ギルドに特待生として招かれるほどの頭脳だ。たった一度の説明で系統魔法について理解を深めていた。
ちなみに隣で一緒に聞いていたイリーナは頭から煙を吹いて机に突っ伏している。
「なるほどな、俺様の優秀な灰色の脳味噌で理解したぞ。それでお前はいくつ足せるんだ?」
ルイズが先ほどまでの饒舌が鳴りを潜め、押し黙る。
そんな風に会話をしていると、流石に気付かれ、シュヴリーズに見咎められた。

329 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:32:33 ID:5r35Ghxi
「ミス・ヴァリエール!授業中の私語は慎みなさい」
「は、はい!すみません……」
また周囲からくすくす笑いが漏れるが、シュヴリーズがちらりと視線を動かすと、慌てて生徒たちは口を閉じる。
「おしゃべりをする暇があるのなら、あなたにやってもらいましょう。ここにある石ころを、何でも構いません。望む金属に錬金してごらんなさい」
「え?わたし?」
ルイズは困ったかのように指をもじもじさせ、立ち上がらない。
ヒースがその様子を不審に思っていると、キュルケがおずおずと手をあげた。
「あの、先生。危険ですからやめておいたほうが……」
「危険?何故ですか?」
ただの錬金の授業で何の危険があるのか。シュヴルーズの目はそう語っていた。
「先生はルイズを教えるの初めてですよね?」
「ええ、ですが彼女は勤勉で大変な努力家と聞いています。さぁ、ミス・ヴァリエール。周囲の目など気にせずやってみてください、失敗は誰にでもあります。
失敗を恐れ、恥ずかしがっていては何も出来ませんよ?」
シュヴルーズがルイズに優しく語りかける。するとルイズは意を決したのか無言で立ち上がった。
「ルイズ、駄目、お願いだからやめて……」
キュルケが顔を蒼白にし、ルイズを止めようとする。
しかしルイズは無言で教室の前まで歩いて行き、シュヴリーズの前で宣言をした。
「やります」
「ミス・ヴァリエール。錬金したい金属を、心の中に強く思い浮かべるのです。何も難しい金属を思い浮かべる必要はありませんよ、最初は銅や鉛でも構わないのです」
柔和な笑みでシュヴリーズはルイズに笑いかけ、それを受けたルイズはこくりと頷き、手にした杖を振り上げる。
「そ、総員退避ー!」「ヴァリエールだ!ゼロのルイズだ!逃げろー!!」「俺、この授業が終わったらあの子に告白するんだ……」
何事か口走り慌てて机の下に隠れる生徒たち。
その様子を見ていたイリーナとヒースは一瞬唖然とするが、狩人としての訓練を積んだヒースの第六感が危険を告げ、ヒースがイリーナを引きずり倒し他の生徒同様机の下に隠れる。
そして次の瞬間、第六感が正しかったことを爆音でヒースは理解した。
爆音と爆風で驚いた使い魔たちがパニックを起こす。
ある使い魔は驚いてガラスを突き破り外へ飛び出し、ある使い魔はその突き破られた窓から入ってきた巨大な蛇に丸呑みにされ、ある使い魔はところ構わず怪光線を放つ。
「ああ、ラッキー!俺のラッキーが喰われたぁ!」「衛生兵!衛生兵はいないのかー!?」「目がぁ、目がぁぁぁぁぁ!」
阿鼻叫喚の地獄絵図というのを、簡易的に再現したら今の教室がぴったりだろう。
「なにやら、凄いことになっているな。錬金というのは爆発するものなのか?」
「明らかに失敗だと思います、ヒース兄さん」
イリーナとヒースが机の下から顔を覗かせ、惨状を目の当たりにして呟く。
爆心地であるルイズの目の前は、机が粉々に砕け、爆風をモロに浴びたのかシュヴルーズが煤まみれで倒れ、痙攣していた。意識は無いよ うだ。
同じく倒れていたルイズは意識があるようで立ち上がったが、実に無残な格好だった。煤だらけで真っ黒な上、服の所々が破れ、下着まで 見えている。
ルイズは無事だったハンカチを取り出し、顔の煤をふき取ると教室を見回し、口を開いた。
「ちょっと失敗したみたいね」
てへっ、とでも言いたげな口調だったためか、もしくはそんなことは関係なく生徒たちがルイズに次々と罵声を浴びせる。
「どこがちょっとだゼロのルイズ!」
「いつだって成功の確率、殆どゼロじゃないか!」
「失礼ね!昨日二回成功したわよ!」
「今まで失敗した回数考えろー!」
そのやり取りを聞き、二人は『ゼロ』の意味を深く理解するのだった。

330 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:35:24 ID:5r35Ghxi


教室を目茶目茶にしたルイズには当然のごとく罰が下った。片付けである。
片付けにおいて魔法の使用を禁止されることについては、ルイズにとって罰とは言えなかったがそれでも罰には違いない。
シュヴルーズは二時間後には目を覚まし、授業を再開しルイズを励ましたが、その日、錬金の授業が行われることはなかった。
なお、片付けはイリーナがほぼ一人でやることとなった。
ルイズは使い魔がいるのだからそちらに任せるのが当然といい、ヒースは力仕事はお前の仕事だ、と言って碌に働かないのだ。
しかし重い机や新しいガラスの運び込みはイリーナにとって苦ではなく、元々掃除も嫌いではない。ただ力余って壊してしまうことがあるだけだ。
幸いガラスのはめ込みだけは割られたら面倒だから、とヒースが担当した。ルイズはしぶしぶ机の煤をふき取っていた。
そうして何だかんだで掃除が終わった頃にはもう昼休み前で、三人は慌てて食堂に向かう。
その間、ルイズは不機嫌そうに黙っていて、ヒースは特に何も言わないのだから、イリーナが慌ててフォローする。
「だ、誰にでも失敗はありますよ。私もよく失敗はしますし、ヒース兄さんだっていつも眠りの雲を失敗してばかりですし」
「イリーナ」
ヒースがイリーナを止める。その顔は、普段のおちゃらけだ雰囲気が無く珍しく真剣だ。
「……あんたは何も言わないの?」
性格からして、からかってくると思っていたのにも関わらず、何も言わないヒースに疑念を持ったのか。ルイズがヒースを横目に見た。
そんなルイズの問いかけにヒースは、あーとかうーとかんーとか少し悩むそぶりを見せた後、口を開く。
「同情して欲しいのか?それとも素直になじって欲しいのか?どっちにしろ、今のお前は何言われたところで、悪いほうにしか取れんだろ 」
それだけ言うと、ヒースは口を閉じた。重い空気が流れ、イリーナがおろおろと視線を二人の間で行き来させている。
「……さい」
「あ?」
「うるさいって言ったのよ!何よ、分かったようなこと言って!平民のくせに!あんたもよ!二人ともお昼ごはん抜き!!」
ルイズはそう叫ぶと、振り返りもせず走り去った。
「……ヒース兄さん、その、少し正直に言いすぎなんじゃありませんか?」
非難が篭った視線でイリーナはヒースを見つめ、呟く。ヒースは頭をガリガリと掻き、ため息を吐いた。
「正直を美徳とするファリスの神官らしくないぞ、イリーナ。ああいうやつには下手な同情や慰めは逆効果だ、暫くすれば頭も冷えるだろ 」
イリーナが押し黙る。顔を伏せ、何事か暫く考えた後、顔を上げ言葉を発する。
「御飯、どうしましょう」
「あ」
今度はヒースが押し黙る番だった。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:35:54 ID:gF+oez0+
朝起きたら爆撃が始まっていたよ支援。

332 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:37:02 ID:5r35Ghxi


「お腹空きましたね、ヒース兄さん」
「ああ、腹が減ったな、イリーナ」
アルヴィーズの食堂前でヒースとイリーナは仲良くお腹を鳴らしていた。
それなりに体格の良いヒースと、燃費最悪なイリーナだ、若いことも相まって一食抜くとかなり辛い。
「こうなりゃ狩りにでも出かけるか?確か近くに森があるの昨日見たぞ」
「それなら雌鹿がいいです、ヒース兄さん」
だがそこは旅慣れた熟練の冒険者+狩人だ。御飯が無いのなら狩ってくればいいじゃない、とばかりに狩りの相談をし始める二人。
弓矢が無いことに気付くのは一体いつごろだろうか。
「あの……どうなさいました?」
捨てる神あれば拾う神あり。そんな二人に救いの女神が降臨したのは、それは運命が定めたことなのだろう。
「シエスタさん?」
振り向けた先には、大きな銀のトレイを持ったシエスタが心配そうに立っていた。
「……やぁお嬢さ――ぐふぉ!」
イリーナはナンパしようとするヒースのわき腹に肘鉄を叩き込みつつにこやかに対応した。
「それがその……ルイズさんにお昼御飯抜かされちゃいまして」
たはは、と笑いながらイリーナはお腹を押さえる。可愛らしい音がイリーナの腹部から盛大に鳴った。
ちなみにヒースは痛みに悶えお腹を押さえている。
「それは……こちらへいらしてください。賄いですけど、お出しする事が出来ますから」
この提案に、飛びつかない二人ではなかった。

連れて行かれた先は厨房だった。
大勢の料理を一度に作るためか、非常に広くイリーナとヒースがいても邪魔にならないだけのスペースは十分に確保されている。
二人は出されたシチューを食べた、それはもう一杯食べた。イリーナは三度もおかわりしたほどだ。
「ごちそうさまでした。ああ、本日の糧を与えてくださったことをファリス様とシエスタさん、厨房の方々に感謝いたします」
「うむ、中々美味だったぞ」
「いえ、お腹空いたらいつでもいらしてください。私たちが食べているものでよかったら、お出ししますから」
腹いっぱいに食べ、満足げな二人にシエスタは微笑む。
「……シエスタさん、今私は物凄い感激しています。何か手伝えることはありませんか?今朝も助けてもらいましたからお礼させてくださ い!」
「俺様も少しばかり手伝ってやらんことも無いぞ」
イリーナがシエスタの手を握り、詰め寄る。ヒースは相変わらず尊大だ。
そんな二人にシエスタは微笑み。
「なら、デザートを配るのを手伝ってくださいな」

333 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い:2007/08/16(木) 08:38:35 ID:5r35Ghxi


一抱えもある大きな銀のトレイに、デザートのケーキがいくつも並んでいる。
イリーナとヒースは、そのトレイを持ち、シエスタが一つ一つ丁寧に貴族たちに配っていく。
そうしてケーキも残り少なくなった頃、事件は起きたというか起こってしまったというか。
「なあギーシュ!お前、いま誰と付き合ってるんだよ!」
「誰が恋人なんだ?ギーシュ!」
茶色い髪から僅かに覗いたイリーナの耳が、ぴくり、と動いたような気がした。
ギーシュと呼ばれた少年は、一言で言えば気障だ。どこか芝居がかった動作で級友たちに言葉を返す。
「付き合う?僕にそのような女性はいないのだ。薔薇は多くの人を楽しませるために咲くのだからね」
イリーナは色恋沙汰に興味があるため、聞き耳に集中していた。それが悲劇と言うか喜劇を生むこととなろうとは、海のリハクですら見抜けなかっただろう。
端的に言えばイリーナは転んだ。ギーシュのポケットから硝子の小瓶が転がり落ちたのにイリーナは気付かなかった。
それをただ踏み割るだけならば大丈夫だった。イリーナが別のことに気を取られていなければ、転ぶこともなかっただろう。
しかしイリーナは聞き耳に集中し、運悪く踏み割ることも無く、硝子の小瓶で滑って転んだ。
さて、イリーナはケーキが乗った銀のトレイを持っている。そんな状態で転べばどうなるか……?答えは一つ。
イリーナは結果として、ギーシュの頭にそぉい!とばかりにケーキを叩き付けることとなった。
辺りに沈黙が漂い、一瞬の間をおいて爆笑が広がる。
「な、何をしてくれるんだ君は!」
「ごごごごご、ごめんなさい!ごめんなさい!」
流石に怒るギーシュと平謝りなイリーナを、ヒースは何やってるんだか、という目で見つめる。
「貴族の頭にケーキを叩き付ける給仕なんて始めて聞いたぞ!?どうしてくれる!」
「ごめんなさい!ごめんなさい!何か踏んじゃってそれで転んじゃって……あの、その、兎に角ごめんなさい!」
ぺこぺこ凄い勢いでイリーナは頭を下げる。そこでふと、ギーシュはポケットの中にあるはずの小瓶がなくなっていることに気付いた。
慌てて当たりを見回すと、意外と近くに落ちていたため急いで拾いポケットへ仕舞いなおす。
だが、目敏いギーシュの友人たちが一瞬だが見えた小瓶の出所について語り始める。
「今の香水はもしや、モンモランシーの香水じゃないか?」
「そうだ!あの鮮やかな紫色は、モンモランシーが自分のためだけに調合している香水だぞ!」
「そいつをギーシュ、お前が慌てて拾ったということは……つまりお前は今、モンモランシーと付き合っている。そうだな?」
たった一瞬見ただけで正解を当てた友人たちの推察力の高さに、ギーシュは自分の失敗を思い知った。
あんな慌てて拾わなければ、答えに行き当たられることもなかったというのに。
「違う。いいかい?彼女の名誉のために言っておくが……」
ギーシュが何とか弁明しようとしたとき、後ろのテーブルに座っていた栗色の髪をした可愛らしい少女が立ち上がり、ギーシュに近づいた 。
「ギーシュ様……」
突然、ボロボロと涙を流し始める。
「やはり、ミス・モンモランシーと……」
「彼らは誤解してるんだ、ケティ。いいかい、僕の心の中に住んでいるのは、君だけ……」
言葉を言い切る前に、ギーシュの頬をケティと呼ばれた少女の平手が打つ。
「その香水を慌てて拾ったのが、何よりの証拠ですわ!さようなら!」
ギーシュがケーキ塗れの頬を摩る。
イリーナがその呆気に取られていると、今度は遠くの席から一人の少女が立ち上がり、かつかつかつとギーシュに歩み寄ってきた。
「も、モンモランシー、誤解だ。彼女とはただ一緒に、ラ・ロシェールの森へ遠乗りしただけで……」
何とか冷静な態度を取ろうとしているが、誰がどう見ても、今のギーシュは動揺していた。
モンモランシーは無言でワインの瓶を掴み、ギーシュの頭の上でそれを逆さにした。
ケーキ塗れの頭がワインで綺麗にされていく。
「うそつき!」
そう一言だけ怒鳴り、去っていった。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:42:55 ID:gF+oez0+
ていうかこの文章量は快感だ支援。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:47:59 ID:GLohMiM/
支援支援

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:48:33 ID:gF+oez0+
避難所を見たらやはり規制されたらしい。代理救援を求められてる。
俺は投稿した事無いから誰かお願いしたいんだ。どんな不始末やらかすか判らん。

337 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 08:50:24 ID:CKF+/Hqb
辺りに沈黙が流れる。友人たちも流石に囃し立てず、イリーナはどうすればいいか分からず固まっていた。
ギーシュがハンカチでゆっくりと顔拭いた。そしてやれやれ、と言わんばかりに芝居がかった仕草をしつつ口を開く。
「あのレディたちは、薔薇の存在の意味を理解していないようだ……それはそうと、君」
「は、はい?」
ケーキを叩きつけたことを怒られると、イリーナは思った。
事実イリーナのミスであるのだからその怒りは甘んじて受けるべきであり、覚悟を決めていると、どうにも事態は違う方向へ展開することとなった。
「君が転んでケーキを僕に叩き付けたおかげで、二人のレディの名誉が傷ついた。どうしてくれるんだね?」
イリーナは一瞬、目の前の少年が言うことが理解できなかった。だがそれも一瞬のことですぐに何を言ってるか把握し、思わず呆れた声が口から漏れでた。
「いえ、あの、二股掛けていた貴方が悪いと思うのですけど……」
はっきり言ってケーキを叩き付けたことと二股がばれたこと、その因果関係を証明することは困難だろう。
ギーシュの友人たちが笑い声を上げる。
「そのとおりだギーシュ!お前が悪い!」
そういわれたギーシュの顔に、赤みが差す。
「いいかい?君が小瓶に気付き、僕にケーキを叩きつけなければこんなことにはならなかったんだ。給仕をするのならば足元に気をつけるのは当然だろう」
「あの、その……確かに足元に気をつけなかった私が悪いのは事実ですけど。それでしたら小瓶に気付いたとき拾わなければよかったのでは?後、私は給仕では無いです」
「そうだぞギーシュ!無理矢理な責任転嫁をするつもりか!」
またもギーシュの友人の間で笑いが起きた。苦々しい顔をしていたギーシュはイリーナの顔を見やり、ふと気付いた。
「ああ、君は……確かゼロのルイズが召喚した平民か。平民に期待した僕が馬鹿だった、所詮無能のメイジは使い魔も無能か。ケーキのこ とはもういい、さっさと行きたまえ」
そう言ってギーシュは手をひらひらとさせる。
イリーナはカチンと来た。自分が馬鹿にされるのは構わない、しかしルイズを馬鹿にされたことは、許せなかった。
魔法成功率ほぼ0%、だからゼロのルイズ。このことはルイズにどれだけの負担をかけていることだろうか。
ルイズだって好きで失敗しているわけではないのだ、好きで魔法が使えないわけではないのだ。
それはあの空を飛ぶ級友たちを見つめていた悔しそうな顔を、錬金を失敗し罰として掃除を命じられたときの悔しそうな顔を見れば分かる 。
神官として人としてまだまだ未熟な自分ですら分かるのだ。その心情は如何ほどなものか。
「訂正してください、私を馬鹿にするのは構いませんが、ルイズさんは無能なんかじゃありません!」
イリーナがテーブルをドンっ、と叩く。料理が跳ね上がり、衝撃で転がり落ちたワインの瓶が地面に落て割れる。
「……訂正はしないよ。事実を言って何が悪い」
「訂正してください!」
にらみ合いとなり、いつしか囃し立てていた周りの友人たちも小柄なイリーナから発せられる迫力に口を噤んだ。
「なるほど……どうやら貴族に対する礼を知らないと見える。よかろう、君に貴族への礼儀と言うものを教えてやる。腹ごなしにも丁度良い」
胸の薔薇を手に取り、口にくわえながらギーシュは立ち上がった。
「そんなことより、ルイズさんを馬鹿にしたことを訂正してください!」


338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:50:25 ID:8bMqFRv5
>>319
いいと思う。
「導きし我を運ぶは地海空」
だし。

339 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 08:52:15 ID:CKF+/Hqb
「そんなに訂正して欲しかったら僕に勝つことだね。そうすれば直接ミス・ヴァリエールに謝っても構わないよ。まぁ、そんなことゼロのルイズの使い魔の君に出来れば、の話だがね」
ギーシュがせせら笑う。ここに来て、イリーナは沸点を超えた。純真で天真爛漫な、彼女らしくない思考が頭を埋め尽くす。
「……分かりました、場所はどこですか?」
「貴族の食卓を平民の血で汚すわけにはいかない。ヴェストリ広場で待つ、残りのケーキを配り終えたら来たまえ」
そう言ってギーシュは去っていき、周りの友人たちは楽しそうな顔をしながらその後を追う。
そのうち一人は残った、見張り役だろう。にやにやとイリーナのことを見ている。
「い、イリーナさん、貴女殺されちゃう……貴族を本気で怒らせるなんて……」
「シエスタさん?……あの、大丈夫ですか?」
肩を抱き、カタカタと震えるシエスタを、少しだけ頭が冷えたイリーナが声を掛けると走り去っていってしまった。
去っていくシエスタを呆然と見ていたイリーナに、ルイズが駆け寄ってきた。
「あんた!何してんのよ!見てたわよ!」
「あ、ルイズさん」
「あ、じゃなーい!何勝手に決闘の約束してるの!?あんたも側にいたのなら止めなさいよ!」
「だって、ルイズさんが馬鹿にされたからつい……」
「いや、止めようと思ってたんだがタイミングがなぁ」
イリーナがしゅん、と落ち込み、ヒースがトレイを持ったまま片手でぽりぽりと頬を掻く。
ルイズはため息を吐いて、肩を落す。
「勝手に決闘起こされる主人の身にもなりなさいよ……そりゃ、私が馬鹿にされたのを怒ってくれたのは嬉しいけど……勝てる算段でもあるの?あいつ、見た目はあんなのでドットだけど、結構強いわよ」
もし、イリーナがただの平民なら、ルイズはここで謝ることを提案していただろう。
しかしイリーナはただの平民ではなく、違う大陸の魔法を使える。どういうものか、まだこの目でみていないどころか聞いてもいないが、 それは確かだ。
目の前の少女が嘘を吐くとは思えない、それがまだ出会ってから一日程度しか経っていないがルイズが出した結論だった。


340 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 08:53:22 ID:CKF+/Hqb
「はい!まだまだ若輩者ですが戦いには自信があります!!」
イリーナはそう元気良く答え、ルイズはヒースに顔を向ける。ヒースは肩をすくめ、好きにやらせてやってくれ、と言っているようだった。
ルイズは思案する。はっきりと言えばこの決闘は止めたい。しかしイリーナが言って聞くような性格でないことも把握している。
となればやらせるしかない、この少女は一ヶ月御飯抜き、と言っても間違いなく決闘に赴くだろうから。
そして考えてみれば、使い魔としての実力を知る良い機会でもある。
イリーナは使い魔としての役目、主人の目や耳となるが出来ない。秘薬等の探索もだ、まぁこれはヒースが現物を見せてもらい場所を教えればとってこれる、と言っていたが。
最後の一つ、最も重要な主の護衛。ルイズがイリーナに期待していることはこれだ。
他の幻獣や動物と違い、見た目では強さほどが分からないのだから、そういった意味ではギーシュは丁度良い試金石なのではないだろうか?
勝てばよし、負けて危険なことになりそうになれば止めに入ればいいのだ。
「…………良いわ、好きになさい。ただし、私の使い魔として挑むのなら、負けは許さない。いいわね?」
「はい!」
こうして、イリーナ対ギーシュという決闘が執り行われることとなった。


341 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 08:54:41 ID:CKF+/Hqb
ヴェストリ広場にイリーナたちがついた頃にはどこからか集まったのか、大勢の野次馬で溢れていた。
閉鎖された学院内では生徒たちは娯楽に飢えている。そんな中、起こったこの決闘騒ぎは彼らの好奇心を満たすのに十分すぎる出来事だっ た。
「諸君!決闘だ!」
ギーシュが手にした薔薇の造花を掲げると、広場から歓声が巻き起こる。
「ギーシュが決闘をするぞ!相手はルイズの平民だ!」
「イリーナ・フォウリーっていうちゃんとした名前があるんですが……」
そんなイリーナの呟きは、ギーシュが腕が降ることで巻き起こる歓声にかき消された。
そうして、今気付いたかのようにギーシュはイリーナのほうへ顔を向ける。
二人は広場の中央へ立ち、にらみ合った。
「とりあえず、逃げずに来たことは、褒めてやろうじゃないか」
「私が勝ったらルイズさんに謝る、忘れないでくださいね」
「無論だ、グラモン家の家訓は『命を惜しむな、名を惜しめ』。一度約束をしたことを違えるのは名を貶めることだ。この命に掛けて忘れないと誓うよ。
 ああ、それと。決闘のルールを知らないであろう君に説明しよう。ルールは簡単だ、どちらかが杖を落すか降参するか、それだけさ。
 君の場合は杖は無いから降参するまでだがね」
そういうとギーシュは、薔薇の造花を振るう。
すると一枚の花びらが舞い……甲冑を着た女戦士の形をした、人形へ変化した。
「パペットゴーレム!」
イリーナが叫ぶ。ヒースが作る、ストーン・サーバントやボーン・サーバントと材質は違うが、間違いなく同種のものだった。
「僕はメイジだ。だから魔法で戦う。よもや文句はあるまいね?
 ああそうそう、言い忘れていた。僕の二つ名は青銅、青銅のギーシュだ。従って、この青銅のゴーレム、ワルキューレがお相手するよ」
ギーシュはそう告げると、青銅のゴーレムが走り出し、イリーナの顔に吸い込まれるように拳を繰り出した。



342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:54:42 ID:gF+oez0+
代理の魂宜し。支援。

343 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 08:55:46 ID:CKF+/Hqb
ギーシュは焦っていた。
彼はフェミニストだ、例え平民であれ女性に手をあげるのは躊躇う。決闘で傷つけるなど持っての他だ。
そのため、ワルキューレで寸止めを何度か行ない、実力を思い知らせて降参させるつもりだった。
そう、降参させるはずだったのだが……。
目の前で繰り広げられている光景はなんだ?小柄な少女が、素手で青銅で出来たゴーレムを当たり前のように殴り、攻撃を危なげなく避わし、当然のごとく受け止め、造作も無く蹴り飛ばす。
しかも六体同時に相手にしていると言うのにだ。
……最初に寸止め目的で殴りかかった一体は、眼前でその拳を受け止められた。その光景に、誰もが目を疑った。
青銅製の人間大のゴーレムとは言えその力は凄まじい。少なくとも小柄な少女が止められるような力では決して無い。
さらに驚くべきことは拳を受け止めたまま、その少女がゴーレムを素手で殴り飛ばしたことだ。
吹き飛んだゴーレムの殴られた部分は、見事に拳の形にへこんでいた。
その後の戦いは一方的だった。殴り、避け、投げ、踏み潰す。一分もしないうちにワルキューレは見るも無残なスクラップと化したのだ。
そうして、ギーシュが慌てて残る六体のワルキューレを作り出し、けし掛けたが……それすらも圧倒し始めている。
ギャラリーは皆同じ表情だ。何かお化けでも目撃したかのような、信じられない顔をしている。一名ほど、当然だと言わんばかりに不遜な表情をしている男もいたが。
ギーシュは焦っていた。
このままでは素手の少女に負けるという事実に。


344 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 08:56:52 ID:CKF+/Hqb


オールド・オスマン。
トリステイン魔法学院の学院長にして偉大なメイジである。
齢百歳とも三百歳とも称される彼は、今一人の教師から説明を受けていた。
ガンダールヴ。始祖ブリミルが使役したとされる使い魔のうちの一つ。
そのルーンが、先日行われた使い魔召喚儀式のおいて一人の生徒が召喚し、契約した平民らしき少女に浮かび上がったと言うのだ。
そしてその少女はガンダールヴの再来であると、オールド・オスマンに説明をしていた教師、コルベールは自らの推測を告げた。
「ふぅむ……確かにルーンが同じじゃ。ルーンが同じということは、ただの平民らしきその少女は、ガンダールヴになった、ということになるんかの?」
「どうしましょう」
「どうしましょう、といわれてもの。あーミスタ・コンベア君、とはいえルーンが同じと言うだけで決め付けるのは、流石に早計すぎやせんかね」
「コルベールです。まぁ確かにそれもそうですが」
そう会話をしていると、ドアがノックされた。
「誰じゃ?」
「私です、オールド・オスマン」
若い女性の声がドア越しに響いた。
ミス・ロングビル、オールド・オスマンの秘書を務める物静かな才女であり自身も優秀なメイジである。
「なんじゃ?」
「ヴェストリの広場で、決闘をしている生徒がいるようです。大騒ぎになっています。止めに入った教師もいましたが、生徒たちに邪魔をされ、止められないようです」
「全く、暇も持て余した貴族ほど、たちの悪い生き物はおらんわい。で、誰が暴れておるんだね?」
はぁ、とため息をつき、面倒くさそうにオールド・オスマンは尋ねる。
「一人は、ギーシュ・ド・グラモン」
「あの、グラモンとこのバカ息子か。親父の色の道では剛のものじゃったが、息子も輪を掛けて女好きじゃ。おおかた、女の子の取り合いじゃろ。相手は誰じゃ?」
「それが……メイジではありません。ミス・ヴァリエールの使い魔の少女のようです」
オールド・オスマンとコルベールは顔を見合わせた、同時にコルベールの頭部が輝きオールド・オスマンは眩しそうに目を細める。
「教師たちは、決闘を止めるために『眠りの鐘』の使用許可を求めていますが」
一瞬思案するふりをし、オールド・オスマンは口を開く。
「アホか。たかが子供の喧嘩を止めるために秘宝を使ってどうするんじゃ。放っておきなさい」
「分かりました」
扉から気配が消え、足音が遠ざかる。
「オールド・オスマン」
「うむ」
オールド・オスマンはコルベールに促され杖を振るった。壁に掛かった大きな鏡がヴェストリ広場の様子を写し、一瞬で消えた。
「は?」
間抜けなオールド・オスマンの声が、学院長室に虚しく響いた。


345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:57:18 ID:gF+oez0+
アパーム! 支援持ってこい!!

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:57:40 ID:GLohMiM/
しえーん!

347 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 08:58:08 ID:CKF+/Hqb


「は?」
同じタイミングで同じ言葉を発するものが一人。ヒースである。
彼の脳裏に突然豊かな白髭を蓄えた老人の顔が浮かんだのだ。
“カウンター・センス”探知に属する魔法を掛けられた場合、その魔法を打ち消し、探ったものが誰か知らせてくれる魔法だ。一度掛けておけば眠っても発動するまで効果が維持される。
ヒースは以前、これを使わなかったために使い魔を失い、自らも生死の境を彷徨って以来、常に使っておくのを心がけていた。それが発動したのだ。
「どうしたのよ、突然間抜けな声上げて」
「いや……なぁ、立派な白髭蓄えて髪の毛全部白髪なセクハラを恒常的にしてそうな爺さん知らんか?」
ルイズに話しかけられ、ヒースは先ほど脳裏に浮かんだ年寄りの容姿を説明する。
「……オールド・オスマンのこと?この学院の学院長だけど、あんた何で知ってるの?」
「いや、ならいい……遠見の類か」
勝手に納得し、ぼそりと何かを言った後黙ったヒースにルイズは不審気な顔を見せるが、気にしたところでしょうがないので視線を自らの使い魔へ向けた。
勝負は、佳境へと入っていた。
ギーシュが作り出したゴーレムも既に残り四体になっており、その四体もところどころへこんだり捻じ曲がっていたりボロボロだ。
一方イリーナも流石に無傷とは行かず、手足に痛々しげな青アザが出来ているが、本人は指して気にした様子も無く戦っている。
ここまでくれば誰の目にも明らかだ。ギーシュは負け、平民が勝つ、しかも素手で。
「僕が負ける?素手の平民に?……冗談じゃない!僕はメイジだ!誇り高き名門グラモンの末弟!負けるわけには、いかない!」
ギーシュはそう叫ぶと、一度ワルキューレを下がらせた。

348 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 08:59:14 ID:CKF+/Hqb
皆が皆、何をするのかと思っていると、ギーシュは杖である薔薇の造花を振るい、四つの武器を作り出した。
大剣、斧矛、長槍、大槌。いずれも普通の人間ではとても持てそうに無い、大きなものだ。
ギーシュはそれをワルキューレに持たせ、再度突撃を命じる。
「いけ!ワルキューレ!押しつぶせぇぇぇ!!」
命じられたワルキューレが防御を無視し、最後の突撃を敢行する。すでにまともにやっては勝ち目は無いと悟ったギーシュが、捨て身の一撃に出たのだ。
「むっ……ならば!」
そんな突撃に、イリーナはあえて自分から打って出た。大剣を持ったワルキューレへ自ら突っ込み、剣が振るわれる前に素早く柄を掴む。
そしてワルキューレの腹へ足を掛け、手袋に隠れた左手のルーンが光り、腕ごと大剣を奪い取った。
「なっ!?だが僕の勝ちだ!!」
ギーシュの顔が驚愕に包まるも、無理矢理武器を奪ったイリーナの体勢は崩れている。残る三体のワルキューレが武器を叩き込み、終わる。
誰もがそう思った、次の瞬間。風がギーシュを打ちつけた。
崩れた無理な体勢から振るわれたイリーナの一撃は、残る三体のワルキューレを文字通り粉砕し、振るった剣圧が10メイルは離れたギーシュに届いたのだ。
腰が抜け、地面に尻から座るギーシュ。誰もが、目を見開いてた。


349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 08:59:43 ID:8bMqFRv5
支援

350 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 09:00:29 ID:CKF+/Hqb
この戦いを見ていた風上のマリコルヌはのちにこう語る。
「見えなかったよ。離れて見てた僕でさえ剣を振ったと思ったらゴーレムが砕け散ってた、って認識なんだ。
近くで見てたギーシュなんて何が起こったのかわからなかったんじゃないかな?」と。
ちなみに同じくヒースも唖然とした顔をしており、何より一番驚いているのは振るったイリーナ本人のようだった。
今までの自分ではありえない、圧倒的な剣速と威力。あまりの威力に振るった青銅の大剣がゴーレム同様粉砕されている。
「え、えーっと……兎に角!貴方のパペットゴーレムは全て倒しました!まだ何か手があるのなら立って下さい!無いのならば!」
イリーナが折れた大剣をギーシュへ突きつける。するとギーシュは今、その事実に気がついたかのように辺りを見回し。
「ま、参った……」
敗北を認めた。
ヴェストリ広場はおろか、学院中へ聞こえるのではないかと言うほどの歓声が巻き起こる。
「ギーシュが負けたぞ!何だあの最後の一撃!」「いや、それよりも素手で圧倒してたことのほうがすげぇ!」「ばっか!最後の一振りのほうがすげぇよ!」
見物をしていた野次馬たちの間から、次々とイリーナを称える声が上がる。
その賞賛を受ける少女は実に照れくさそうだ。折れた大剣を片手に顔を赤らめ、もじもじとしている。
「な、大丈夫だったろ?」
「大丈夫だったけど……何なのよあの子。本当に人間?」
「時々俺も疑いそうになるが、間違いなく人間でカテゴリー女……のはずだ」
ルイズの質問に、自信なさ気にヒースが答える。彼の中で少しばかりイリーナという妹分の種族定義が揺れているようだ。
そんな中、未だに腰を抜かしているギーシュにイリーナが駆け寄る。
「さ、約束ですよ。ルイズさんに謝ってください」
「あ、ああ……」

351 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 09:01:57 ID:CKF+/Hqb
イリーナに引きずり起こされ、手を握られたままルイズの前に引きずられる。
その僅かな間にギーシュは考えていた。この少女は何者なんだろう?何故昨日出会ったばかりで、それも無理矢理つれてきた相手のためにここまでするのだろうか?と。
結局その答えは出るまえに、ギーシュはルイズの前に立つこととなった。
桃色の髪の少女の瞳が、ギーシュを見つめる。
「あ、いや、その、なんだね……ルイズ、馬鹿にしてすまなかった。このギーシュ・ド・グラモン、今までの非礼を詫びよう」
ギーシュは頭を深く下げ、謝罪の言葉を口にした。
「あー……そこまでしなくていいわよ。謝ってくれたなら、それでいいわ」
ルイズはどこかバツが悪そうに頬を掻き、今回の騒動を巻き起こした自らの使い魔を見つめた。
あの天真爛漫で穢れを知らなさそうな少女は、ギーシュが謝ったのを見たら満足したのか、今は観衆にポージングで答えている。
「ルイズ、彼女は何者なんだい?この僕のワルキューレを素手で倒して……最後は何が起こったのかさっぱりだった」
「そんなのこっちが聞きたいわよ」
ギーシュの質問に、ルイズは口を尖らせる。魔法を使えるから大丈夫だろう、と送り込んだら魔法を一切使わず素手で勝ったあの少女。
その無茶苦茶っぷりに正体を知っていたら逆に教えて欲しいのはルイズだった。
「ん、なんだ。あいつが何者か知りたいのか。ならばこの俺様が教えてやろう!あいつの名はイリーナ・フォウリー!俺様の妹分にしてファ リスの猛女と呼ばれるカテゴリー一応女だ!」
「誰が一応ですか!ヒース兄さん!!」
「ちょ!まてイリーナ!やめろ!お前に本気で殴られたら俺様死ぬ!マジ死ぬ!いやー!やめ……ウギャー!!」
ヴェストリ広場に、悲鳴と共に笑いが木霊した。


352 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 09:03:08 ID:CKF+/Hqb


その様子を映していた、遠見の鏡が効果を失い、ただの鏡となる。
一部始終……六体相手の乱戦となったあたりから見ていた二人は、顔を見合わせた。
「オールド・オスマン、あの平民、勝ってしまいましたが……」
「うむ」
「ギーシュ・ド・グラモンは一番レベルの低いドットメイジですが、それでもただの平民に一対一で遅れをとるとは思えません。
 素手で青銅のゴーレムを圧倒したのあの強さ、そして最後のあの動き!あんな平民見たことが無い!やはり彼女はガンダールヴ!!」
「うぅむむ……」
オールド・オスマンは唸る、長生きをして大抵の物事には動じない彼は、珍しく動揺していた。
「オールド・オスマン。さっそく王室に報告して、指示を仰がないことには……」
「それには及ばん」
一言で、コルベールの意見を圧殺した。
「どうしてですか?これは世紀の大発見ですよ!現代に蘇ったガンダールヴ!」
「戦争好きの王室連中にそんなもん渡すわけにはいかん、と言っておるのじゃよ。ミスタ・コルベール。この件は私が預かる、他言無用じゃ。無論、本人にもじゃ」
「は、はい!かしこまりました」
オールド・オスマンはそう告げると水パイプを口にした。
「のう、ミスタ・コルベール。最初、広場を映した際に遠見の鏡が突然消えたのは、なんでじゃろうな?」
「は?……単なる操作ミスじゃないでしょうか?」
抜けた意見をほざくコルベールを無視し、オールド・オスマンはガンダールヴの少女ではなく、彼女と共に召喚されたメイジらしき青年のことを思い浮かべていた。


353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:03:23 ID:gF+oez0+
代理の人まで規制くらいそうでひやひやだ支援。

354 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 09:04:29 ID:CKF+/Hqb
ガンダールヴの紋章
知名度=18
魔力付与者=「始祖」ブリミル
形状=左手の甲に現れる紋章
基本取引価格=売買不可能
魔力=手にした武器の使い方が分かる

この紋章を刻まれたものは手に取ったあらゆる武器の扱い方を瞬時に理解し、使いこなすことが出来ます。
これにより一時的にファイター技能5レベルもしくは現在のファイター技能レベル+2となり、いずれか高いほうを適用します。
また武器を手に取ると強力なフル・ポテンシャルが掛かり器用度、敏捷度、筋力が+12されます。
同時に、「身体能力」に属する魔法の影響を受けなくなります。
また感情を非常に高ぶらせることにより上昇する能力値が+12ではなく+24になることもあります。
その際の基準はGMで判断してください。
ただし紋章の発動は人間の肉体に負担をもたらします。
そのため、紋章を発動させての戦闘では1ラウンドごとに目標値10の生命抵抗力ロールを行い失敗した場合は打撃力0の打撃力ロールの結果に追加ダメージ0を加えたダメージを受けます。
これは冒険者レベルを含むあらゆる減点が不可能で、クリティカルは発生しません。
紋章の発動をやめた次のラウンドも、生命抵抗力ロールは行ってください。
その場合はファイター技能の一時上昇による生命抵抗力の上昇が含まれないことに注意してください。
これら意外にもガンダールヴの紋章には知られざる魔力が秘められていると考えられています。
洗脳とか。


355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:05:05 ID:HyAXooAX
文章量に感服だ支援

356 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 09:05:36 ID:CKF+/Hqb
ワルキューレ
モンスターレベル=4
知名度=12(ただしトリステイン魔法学院二年生は必ず知っている)
敏捷度=12 移動速度=14
出現数=単独〜七体 出現頻度=ギーシュ次第
知能=命令を聞く 反応=命令による
攻撃点=腕:12(5) 打撃点=9
    武器:12(5)打撃点=10
回避点=12(5)   防御点=7
生命点/抵抗値=14/12(5)
精神点/抵抗値= ― /12(5)
特殊能力=精神的な攻撃は無効
     毒、病気に冒されない
棲息地=ギーシュが作った場所
言語=なし
知覚=擬似

ワルキューレはギーシュの杖の花びらによって作られた青銅製のパペットゴーレムです。
武装が可能で単純な作業と戦闘を行うことが出来ます。

357 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 09:06:40 ID:CKF+/Hqb
以上、投下したんだぜ!
当初はヒースに決闘させてゴーレム対決とかやろうと思ったけど、普通にイリーナにやらせたんだぜ
決闘に持っていく経緯は割りと難産だった、失礼な態度取らないからどうにか理由つけないと、なんだぜ

誤字脱字、その他文法ミスや何やらあったらドシドシ突っ込んでください

用語解説
ジャイアントリザード:2mぐらいのでっかいトカゲ、かなり獰猛。皮膚を赤くして尻尾に炎を灯せばフレイムにそっくり
スキュラ:美しい女性の上半身に、六本の大蛇と十二本のタコの触手が生えた魔獣。上半身だけで男誘って水に引きずり込んで食べる
バジリスク:石化の視線と毒の血液をもった魔獣。アレクラストではでっかい
パペットゴーレム:簡易的に作られたゴーレムのこと
ストーンサーバント:石ころから作られたパペットゴーレム。動きは鈍重だがパワーは凄まじい
ボーンサーバント:骨から作られたパペットゴーレム。力はあまりないがかなり複雑な命令が可能で細やかな作業に適している
カウンターセンス:古代語魔法。探知に属する魔法をかけられたらそいつの顔が脳裏をよぎる。遠見のような特定の人物をみるようなものでなくても範囲に入ってしまえば発動する


358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:06:52 ID:AXWR3NXJ
支援〜


359 :へっぽこ冒険者と虚無の魔法使い(代理):2007/08/16(木) 09:07:45 ID:CKF+/Hqb
代理投稿終了。
本文大杉って何回か怒られたのはないしょだ。

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:08:38 ID:gF+oez0+
作者の人乙だよ乙だよ代理の人もw

本当に、何て文章量だい。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:08:43 ID:F5m2skkS
最後のステータスを見て無性にSWがやりたくなったのは俺だけじゃないはずw

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:10:28 ID:bZJQl0YB
ワルキューレモンスターレベル4もあるんかっ
けっこうつよいな

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:10:39 ID:gF+oez0+
>>359
やぱしか。何かそういう展開がありそうで、未経験者には怖くて出来なかった。

あらためて代理乙!

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:12:59 ID:HyAXooAX
作者の人も代理の人も乙!
や、ホントに凄い文章量だ。元ネタを知らんこの身が恨めしい。

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:39:55 ID:aKiD44cN
へっぽこ面白かったっす。投下乙。

ガンダールブ発動でファイターレベル8になるのか>イリーナ
器用度も上がるみたいだし、ボーナスがついてとんでもないことになるな。
ベルドにもタイマンで勝てるんじゃないだろうか。

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:44:12 ID:F5m2skkS
>>365
ルーン完全発動のイリーナはステータスが完全に人間じゃないしなw

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:46:54 ID:voL+iz70
へっぽこ乙です。
ヒースは6レベル直前だったから、もうちょい
経験を積むと面白いな。
6レベルになるとシャレにならないし。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:47:33 ID:/Xg2+0+p
ルーンのデータまで作り上げたことに乾杯
ってか、感情高ぶってるとイリーナ、ワイバーン以上のドラゴンでも倒せそうだ
そして洗脳に吹いた
作者の方&代理の方乙

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:48:01 ID:DdgXg+iK
こうなると装備の差が勝負を決めそうだな。
…デルフリンガーとソウルクラッシュじゃ正直デル公の分が悪いな。
魔法吸収能力あってもベルド相手には意味ないし。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:56:05 ID:Rx+uRvI1
>>366
イリーナのステってどうなってたっけね?連載終了時で。
後もしプロトタイプイリーナ(一番最初の出目通りのステータス)にガンダールヴ付いたりしたら
確かにベルドにも勝ってしまいそうなんだぜ――と言いたいが超英雄ポイントがあるから無理ぽか。

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:56:36 ID:UgGs30Tr
問題は洗脳に気付いたor知ったとき、ヒースが手を打たない理由がないあたりか。
ディスペルで達成値比べならまずヒースが上回るだろう(拡大できるし)けど、ヒースだから1ゾロってのもアリだし
リムーブカースやPキャンセレーションでないと解けないとかも十分ありうる。

買い物イベントで白無垢(銀の最上質プレートメイル)をねだるイリーナ

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 09:57:02 ID:DBOPjRuD
へっぽこの人乙でした


>>327
>ここはやっぱウィズから「あ」でも引っ張ってくるかなあ

いい加減な名前だなー。
装備品を剥いで金に換えるためだけに作られたキャラを作るときとか
鑑定させるためだけに作られたビショップを作るときとかそういう名前にするけど。
あと高いボーナスが出るまで何回も粘ってるときとかもそんな名前だな

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 10:02:19 ID:aKiD44cN
でもこのゼロ魔世界の魔法って、SWの古代語魔法にとっては相性良いよな。
サプレス・エレメンタル使ったら、どんな魔法も無効化できるんじゃないの?

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 10:04:08 ID:Rx+uRvI1
>>372
>あと高いボーナスが出るまで何回も粘ってるときとかもそんな名前だな
お前は俺か。
そして操作をミスって高ボーナスキャラの名前を「あ」のまんまにしてしまったりの悲劇が。
仕方なくビショップにして倉庫番化したり。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 10:10:10 ID:UaWO8nQU
>>372
> あと高いボーナスが出るまで何回も粘ってるときとかもそんな名前だな
おかしいなあ、俺はいつのまにこんなレス書いたっけ?

つまりみんなやることだ、と

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 10:16:28 ID:UgGs30Tr
よし!裸の忍者を召喚だ!
キスしようとしても高いACに阻まれて全然出来ない。
なんとかしてふくを着せるんだ!

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 10:26:44 ID:2sEhAStZ
ウィズのボーナスって最大どのくらい出るんだ?
エクスで57pが覚えてる限りの最大値だったが
ともかく乙でした

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 10:31:51 ID:sRun9jyH
>>376
待て、一番重要なことだが



性別は?

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 10:37:08 ID:57JI9adi
男エルフの全裸ニンジャ6人

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 10:37:19 ID:HyAXooAX
>>378
茶噴いたw

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 10:39:01 ID:QgBMZE6a
SWのソーサラーってライトニングが3レベルで6レベルで飛べるんだっけ?
魔法のつかえる世界同士での差異も面白いなあ

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:03:28 ID:zDWqN1XZ
6レベルだとアシッド・クラウド、シースルー、スロウ&ヘイストにルーンロープがある。
フライトは5レベルなんですでにヒースは飛べます。実際最終巻で飛び回ってた。

遺失呪文を含めるとクリエイト・アンデッド、クリエイト・ブアウ・ゾンビ、スティール・マインドと
かなりえぐい魔法が…。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:13:07 ID:UgGs30Tr
>>379

ヤヤヤヤヤヤ

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:19:09 ID:iQ43ieIJ
7レベルソーサラーはテレポートまでできるしそうなると手が付けられない

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:19:26 ID:OAQq5S0j
>>369
つ二刀流
利き腕に『電信柱』、逆腕に『デルフリンガー』

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:26:34 ID:n496VEyL
諸事情でしばらく来れなかったらコレだよ・・・・・

作品チェックが追いつかないなんてレベルじゃねーぞ!

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:27:51 ID:UgGs30Tr
そうか、現状なら必要筋力19のまで二刀流で扱えるんだ……
ん?片手武器でそんな重いの無いか。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:29:45 ID:ubStRIDv
ええっと、つかぬ事をお伺いしますが、『おえび』などといふものは存在しないんでしょうか……

ふ、ふん! 別に私がイラストを見たいわけじゃないのよ!
イラスト化されたら、職人さんのモチベーションが上がると思っただけなんだからね!

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:33:23 ID:iQ43ieIJ
クラブは片手武器で筋力24まで作れたような

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:34:57 ID:OAQq5S0j
>>387
クラブや混沌の島の剣は(片手/両手)で必要筋力1〜のはず
だから、>>385で利き腕に『電信柱』(クラブ)と書いたんですが

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:36:31 ID:djU8Wc+j
ヘビーフレイル二刀流のイリーナという恐ろしい絵が思い浮かんだ……
しかし、ぜんぜん違和感ないッ!?

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:38:03 ID:iQ43ieIJ
イリーナがデルフを見たとしても爪楊枝サイズだからいらねといいそうで怖い

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:40:21 ID:OAQq5S0j
>>390
剣の方は1〜じゃなかったorz
でも、最大必要筋力は制限なしで、剣もクラブも24だろうが36だろうが恐ろしい事に48でも作れたはず
『岩』と同じ

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:48:15 ID:IYukC+PF
イリーナが持つなら、25(現在値)+ルーン完全発動(+24)で必要筋力49のクラブ(電柱)だろう
……筋力をさらに上げて、必要筋力50のクラブを振り回しそうな気も激しくするがw

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:50:08 ID:iQ43ieIJ
もう木をぶっこぬいて鈍器として使った方が早くねレベルだな

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 11:57:38 ID:JFODQ7l9
>>388
絵師がいるなら見たいかもしれん

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:02:38 ID:Rx+uRvI1
……バカでっかい岩の塊ぶんまわして真っ正面からフーケのゴーレムをぶち砕くイリーナを幻視した……

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:03:56 ID:djU8Wc+j
もう破壊力がベルドなんて比じゃないデスネ
ファイター8と筋力ボーナス8で追加ダメージ16とかなんぞそれ〜

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:04:55 ID:OAQq5S0j
>>394
利き腕:電柱(必要筋力37or49)
逆腕 :デルフリンガー(『盾』としての機能+片手に槍を持っていた事から、必要筋力〜12)

フーケはともかくワルドは逃げ出してもおかしくない

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:08:27 ID:5ju/3SJe
>>388
趣味で自作の絵は描いているがスキャナーもフォトショもPCもないんだ……




なんか特定されそうだw

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:10:34 ID:OAQq5S0j
ついでにギーシュを使い捨てグレソ製造機としてヒースを幻視した…

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:12:14 ID:OAQq5S0j
>>401
として→としている

間違えたorz

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:22:24 ID:IYukC+PF
>>401
さらに、必要筋力25or37or49のロック製造機としてもw

……必要筋力49って、ワルキューレ投げた方が良い気もしてきたがw

404 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/16(木) 12:32:06 ID:r2xjwike
投下します。予約は入ってませんよね?

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:34:57 ID:n496VEyL
来い来い

406 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/16(木) 12:37:09 ID:r2xjwike
投下!


「決闘だ!!」

朝食の席、そこで 土系統のドットメイジ。ギーシュ・ド・グラモンは声も高らかに決闘を宣言した。
理由は簡単。ギーシュ曰く『貴族の誇りを汚されたから』らしい。
だがその相手はというと、なんと平民のメイドである。
メイド――シエスタは小瓶を拾い、それをギーシュに渡そうとした。ところがそこから、彼が二股をかけているのがバレてしまったのである。
ギーシュは両頬に紅葉型の跡をこさえることになってしまった。
無論、シエスタに責任はない。
悪いのは二股をかけたギーシュである。
だが、そこで『自分が悪い』と認められるほど、グラモン家の坊ちゃんは大人ではなかった。
結果として、シエスタは貴族の憂さを晴らすため、生贄に選ばれてしまったのだ。
無論、殺すつもりまでは無かろうが、それでも女性に手を上げるのはいただけない。
今朝、そのメイドと親しい仲になったヴァリエール嬢は、当然の如くギーシュに抗議した。

「ギーシュ、そんなの貴族らしくないわ!! 第一アンタの『バラの流儀』ってやつはどうしたのよ!? 女の子には手を出さないんじゃなかったの?」
「僕の流儀に含まれるのは貴族だけだ」

その一言に我らがヴァリエール嬢はキレた。
クックベリーパイの恩義もある。


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:37:40 ID:UgGs30Tr
>>401
青銅だし鋳造レベルっぽいから打撃力とか最悪クリティカルにペナルティありそうだな。

408 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/16(木) 12:38:37 ID:r2xjwike

「ギーシュ! あたしがそこにいるシエスタの代わりに決闘を受けてあげるわ!」
「ほう。ゼロのルイズ。君は貴族同士の決闘は校則で禁じられている、というのを知らないのかな?」
「平民を魔法でいたぶる方がよっぽどよ!」

その言葉に、ギーシュは嫌みったらしく『アハハン』と笑う。
ちなみにギーシュと長い付き合いの友人たちはそれが『何か(よくないこと)を思いついた仕草』だと承知していた。

「なら、こうしようじゃないか。君の『使い魔』とこの僕が戦うんだ。これなら、僕たちが決闘したことにはならないだろう?」

嫌味の骨頂であった。
使い魔のいないルイズはこの戦いでは勝てようはずも無い。
提案されたルイズ自身が、そのことをよく承知していた。
……いや、していたはずだった。

「それで、どうするんだい? ゼロのルイズ。僕が提案する平和的な決闘を受け入れてくれるのかな?」

ギーシュは自分の背景に薔薇を出しながら、尋ねる。
一方のルイズは顔をうつむかせ、その表情を窺い知ることは出来ない。
やがて、ゼロと揶揄された少女は顔を上げる。
それにあわせ、彼女の胸にある黄金錘が輝いた。

「…いいぜ! その決闘。受けてやる!!」



初め食堂にいる誰しも、そのたくましい言葉がルイズの口から出たとは信じられなかった。

「ちょっと。あの子、どうしたのかしら」

ルイズと隣室のキュルケは手に持っていたフォークを取り落とし、そのキュルケの隣にいたタバサも、読んでいた本から顔を上げた。

「え…っと。ミス・ヴァリエール・僕の耳が悪くなければ……」
「その決闘、受けてやるぜ キザ野郎!!」

正面を向いたルイズの顔つきは完璧に変わっていた。
造形ではない。雰囲気が。人格がもたらす空気が違う。

「な、な、な……」
「場所と日時を決めてもらおうか。こっちはいつでもいいぜ」
「ヴェ、ヴェストリの広場で午後一時に待っている。せ、せいぜいまともな使い魔を連れて来たまえ!!」

ルイズの『変身』に面食らった、ギーシュ・ド・グラモンは逃げるようにその場を去った。


409 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/16(木) 12:39:44 ID:r2xjwike
それに合せるようにルイズの瞳が閉じられ、彼女本来の雰囲気が幼いその体に宿る。

「ミス・ヴァリエール! 大丈夫ですか!?」
「……ええ、なんとかね」

頭を押さえる。ルイズは実感していた。
自分の使い魔の正体を。
今朝、自分の耳に響いた声は幻聴ではなかった。

あれは『彼』が発した声だったのだ。
自分の掛けた黄金の三角錐に宿る、『彼』が。

そして、その三角錐に封じられた知識が、ルイズに告げていた。
『恐れるな。お前の召喚した使い魔を信じろ』と。

「シエスタ。嫌でなかったら決闘の立ち合い人として広場まで来てくれるかしら? ……無理にとは言わないけど」

シエスタは苦悩する。ルイズは自分を庇い、場を諌めてくれた。
だが、決闘に立ち合えば、自分の身が危うい。

「……失礼ですが、ミス。本当に決闘をされるおつもりですか?」
「ええ、勝つつもりよ。勝機もあるわ」

信じられぬ言葉だった。
ゼロのルイズが『ガラクタ』を召喚したのは魔法学院で働く平民達の間でも噂になっている。その役に立たないもので、彼女――ルイズは一体どうやって勝つつもりなのか?
決闘に勝つ確率よりも、自分が殺される確率が高いのは明白だった。
―自分の使い魔(?)に絶望するあまり、ミス・ヴァリエールは頭がおかしくなった―
そう考えるのが普通である。だがシエスタは違った。
彼女は応えたのだ。ルイズの友情に。
足を恐怖ですくませながらも、メイドは言い切った。

「ご一緒します。ミス・ヴァリエール」

かくして平民の少女、シエスタを初めとするトリステイン魔法学校の人々は、後に歴史に刻まれる戦いを眼にすることになる。





410 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/16(木) 12:40:54 ID:r2xjwike
投下終了です。
……おっかしいな〜? 今回で決闘始まるはずだったんだけどな〜?

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:41:12 ID:mp+kFpol
ずっと俺の支援

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:42:30 ID:2IQjRGLb
靴下に爆薬を詰めてグリースを塗り付けるんだ、そうすれば『くっつき支援』になる。教科書にも載っているぞ。

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:50:30 ID:6oLM8kXZ
Wizから召喚するなら、風龍のジヴラシアか、忍者増田のどちらかだろ。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 12:57:10 ID:cR9jD/sY
侍石塚だろ
あとは魔法使いのブラックバスとか

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:01:49 ID:aSFp0p1n
> 忍者増田
ちょ、それプレイヤーじゃねw

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:09:56 ID:djU8Wc+j
ここはダンジョン退屈男を推薦

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:10:37 ID:UgGs30Tr
いや、母2からダンジョン男だ

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:14:44 ID:SYXnisKy
いやいや、ここは穴抜けネズミを

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:15:59 ID:hCrBIKiI
お前ら蝶・自重w

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:17:23 ID:OAQq5S0j
>>407
なぎ払いが出来るだけでも価値はあるよ
ワルド無残


421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:29:43 ID:BQSUYj3N
>>398
ベルドはレベル11の筋力ボーナス4のソウルクラッシュの+3で18だから1しか違わないぜ

ベルド
器用20(+3)敏捷20(+3)
知力15(+2)筋力24(+4)
生命24(+4)精神23(+3)
ファイター11 レンジャー5
超英雄P:20
特殊装備
ソウルクラッシュ:必要筋力20のグレートソード+3 魔力:攻撃力・追加ダメージ+3 精神力にもダメージ(防御点無効)

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:31:51 ID:BQSUYj3N
ごめん、追加ダメージはベルドの方が上なのか
1しか違わないのはソウルクラッシュ考えない時だ

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:39:36 ID:voL+iz70
少なくともファーンよりは強いよな、イリーナ。
あれ、よく考えると、最終巻のラストクエスト分の経験値を足すと、
ヒースは6レベルになってるな。
イリーナは7に届かないと思うけど。

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:44:33 ID:BQSUYj3N
>>423
それはない
超英雄P考えなくてもルーン完全発動状態でもファーンには、っていうか六英雄には誰一人にも100%勝てない

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:45:49 ID:YoRWtCpo
千年パズルが発動するとやっぱ、ルイズも背が伸びるのかな?
遊戯も変身すると背が伸びてるし

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:46:05 ID:BQSUYj3N
と言ってる内にベルドがルイズに召還されました を妄想していたが
ベルドがルイズと契約する所が思いつかないなぁ

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:50:03 ID:StnvPtJ8
>>425
胸がデカくなるだよ。きっと。

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:50:34 ID:BQSUYj3N
ツリ目がもっとツリ目に

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:50:44 ID:5Hi566Wz
難しい奴は気絶or寝てる間にやってしまえ

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:52:23 ID:fYKhDZrR
なななななな、なにをするのよっ

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:53:59 ID:hUZRk8TY
上の方に亡国のイージスからの召喚があったが
仙石じゃなくて如月の方がおもしろくなりそうじゃないか?
銃器は使えるし、サバイバルや潜入、偵察能力あり、デルフも登場させられる
絵が得意で、さらにイケメンw

でも残念ながらコントラクト・サーヴァントの時のキスで
「こいつは……腐ってる!」
ルイズ殺されるな…w

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:54:47 ID:IYukC+PF
胸を槍で貫かれて死んでる処を呼べばOK
ルーンを刻んだ効果と水の治癒魔法で生き返るとかデ。

……アレ? でも、死んだらルーンが消えるんだから死体にはルーン刻めないカ?

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 13:57:23 ID:iQ43ieIJ
槍で貫かれたのはOVA小説だとカシューが
事前に用意した伏兵に弓を撃たれてできた隙えをついて首を切断

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:06:40 ID:TRBxifKb
ちょっと前にARMSネタがあったが、バンダースナッチ召喚してやれよ、多治見に…

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:08:02 ID:MJMD/k2w
>>423
今手元にないから確認できないが、ドラマCDの付録リプレイが
10巻直後の話なんでそれ見れば分かるはず。
ちなみにイリーナは銀のプレートメイル(最高品質)を手に入れたらしい……。
それを着てる状態で呼ばれたらそれはそれで面白いことになってたかも知れん。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:12:16 ID:fYKhDZrR
イリーナ涙目だな。
あれだけつぎ込んだ装備全部無くしたんだからな

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:13:00 ID:SYXnisKy
>>434
変身するごとにルイズが素っ裸になるんだな

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:15:51 ID:aKiD44cN
10巻段階のイリーナ

器用11(+1)敏捷15(+2)
知力10(+1)筋力25(+4)
生命22(+3)精神18(+3)
ファイター6 プリースト3

これがガンダールヴ発動で

器用35(+1)敏捷39(+2)
知力10(+1)筋力49(+4)
生命22(+3)精神18(+3)
ファイター8 プリースト3

最大値でこうなるわけか。
流石にボーナスはデフォルトのままだろうな。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:17:21 ID:BQSUYj3N
いや、ボーナスも考えるだろ

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:17:41 ID:fYmNMtR3
もうぜんぜん人間じゃないなイリーナ

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:18:43 ID:iQ43ieIJ
いやボーナスに変動ないと意味無くねSWって
ていうか神聖魔法を異世界で使えるんだろうか

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:21:05 ID:BQSUYj3N
しかしレベル4を7体召還できるギーシュはアレクラストならかなり強いよな

>>441
そこはそれ まだ存在しないはずの週末の者の奇跡を時空を越えて使えるんだから
異世界程度ならファラリス様なら大丈夫なんですよ

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:20:13 ID:MJMD/k2w
ボーナスも上がらないと器用度なんか意味0だし。
神聖魔法は異世界でも使えるんじゃね? という話は前のスレであった気がする。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:22:40 ID:BQSUYj3N
まぁ作者が決める事だよなその辺は
>>440
大丈夫、呪われた島には人間ってレベルじゃない奴がゴロゴロいるから
六英雄とか黒衣の騎士とか傭兵王とか

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:21:58 ID:MJMD/k2w
ボーナスも上がらないと器用度なんか意味0だし。
神聖魔法は異世界でも使えるんじゃね? という話は前のスレであった気がする。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:23:44 ID:aKiD44cN
じゃ、こうか

器用35(+5)敏捷39(+6)
知力10(+1)筋力49(+8)
生命22(+3)精神18(+3)
ファイター8 プリースト3


……うーん
これ、やっぱ人間じゃないよねw

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:23:52 ID:IYukC+PF
ヒント
一般人の能力値の平均:10
冒険者の能力値の平均:14

バンパイア化した時の修正
器用度、生命力、知力、筋力が+6
生命力、精神力が+12

ノーライフキング化した時の修正
器用度、敏捷度が+6
筋力、知力、生命力が+12
精神力+18

うむ、人間じゃないなイリーナ

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:24:25 ID:BQSUYj3N
攻撃力13 回避力14っすかw

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:25:05 ID:MJMD/k2w
二重投稿になった、スマン orz

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:26:39 ID:iQ43ieIJ
追加ダメージだけで一般人が死ぬじゃねえかw

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:28:06 ID:BQSUYj3N
ベルドの攻撃力が17 ファーンの回避力が22を考えるとやっぱり六英雄は人外

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:28:58 ID:OAQq5S0j
>>442
『ラ』はいらない

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:29:17 ID:djU8Wc+j
>>442
ちょwファラリスさまに祈っちゃだめえええええ

確かに、ギーシュ強すぎですね。オーク殲滅くらいなら一人でも楽勝っぽい
せいぜいLv2くらいかなあと思うんだけどなあ。Lv4って、虎より強いぜ

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:29:22 ID:iQ43ieIJ
それでもバブリーズならバブリーズならなんとかしてくれる

455 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 14:29:34 ID:QHr9kvNk
35分から投下させてもらいます。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:30:03 ID:BQSUYj3N
スイフリーがルイズに召還されました


ああ、なんか色々想像できるw

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:30:22 ID:SYXnisKy
>>455
ういっす

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:31:24 ID:djU8Wc+j
>>456
土くれ戦トンネルの一撃で終わるよね

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:33:54 ID:StnvPtJ8
支援だぜ

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:34:22 ID:IYukC+PF
>>458
ストーンゴーレムにトンネルは効かない仕様となっております orz

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:35:20 ID:iQ43ieIJ
つうかサプレスエレメンタルでイチコロだよな土だし

462 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 14:35:48 ID:QHr9kvNk
では投下します。
前回のギーシュ線のルイズ視点からです。

第五話 体開く戦士

ルイズが広場にたどり着いたとき、彼女の目に飛び込んできたのは
無謀にもワルキューレの群れへ突っ込んでゆくゼロの姿だった。
そのときの気持ちは将来消えずに残るだろうというほどの後悔、罪悪感、絶望であった。
自分で呼び出した使い魔、これから先長い時間をともに過ごすパートナーである彼を自らが突き放した。
そしてその結果、ゼロは青銅の人形達の槍に串刺しとなるのだ。

が、それはルイズの描いた彼女のこれまでの経験と常識の描いた想像でしかなかった。
現実に破壊され地面に転がっていたのはワルキューレのほうだった。
そして次の数瞬には全てのワルキューレが両断されていた。
よく見ると今破壊したもの以外にもいくつかの残骸が転がっている。
自分が来る前にすでに戦いは始まっていたようだった。
ワルキューレを失ったギーシュにゼロが近づき彼の杖、薔薇の造花を奪い取る。
こうして戦いは終わった。ギーシュとゼロ、どちらも傷つくことなく。

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:35:54 ID:OUMZ1YLF
多分ハルケギニアのオークは良質なんだよ

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:36:57 ID:tJVXMsEh
支援

465 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 14:37:39 ID:QHr9kvNk
ルイズはあの決闘の後逃げ出すように部屋に戻っていた。
自分は決闘前に言った。相手を傷つけずに勝ったならゼロのことをちゃんと認めてやると。
そしてゼロは見事にそれを実行した。だが、それが問題なのだ。
あの時はあんな馬鹿なことを言ってしまったがこれまでだってゼロは言われた事はちゃんとやってくれていた。
魔法が使えないからといって決して馬鹿にすることもなかった。
そして何より決闘の前に見せた、自分の持つ貴族としての誇りと同じような強い信念。
このような、輝くものを心に持っているというのは何にも増して大切なことだ。
そんなあいつを認めなかったのはあいつの名前も「ゼロ」だからというこちらの一方的なひがみに過ぎない。
確かに一般的な使い魔としての役割は果たしていなかったがそれでもあいつは十分自分の使い魔だった。
傷つけないとかの約束など関係なく。
けれどそれをどう伝えればいいのだ。
このままでは「ゼロが約束どおりに勝ったから」ゼロを認めたことになってしまう。
本当はそんなことは関係ないのに。
分からない。だからいまだにルイズはゼロと顔をあわせられずにいた。
しかし時間はない。使い魔にとって主人の部屋が自分の部屋なのだ。ゼロはすぐにでも戻ってくるだろう。
そしてとうとうそのときが来た。ドアが開き、ゼロが帰ってきた。
ルイズはいまだにどういえばいいのか考え付いていなかった。
だが、ゼロの顔を見た瞬間思い出した。あいつはいつも素直に人の話を聞いていたことを。
なら、主人である自分もそう接するべきではないかと。
そして真っ先に言うべき言葉を言った。
「ごめんなさい、ゼロ」
と、初めて彼の名を呼んで。

その後、謝罪に対して不思議そうな顔をしたゼロに対してルイズはたどたどしいながらも自分の気持ちを話した。
理不尽で一方的な反感を持っていたことへのワビ、決闘に勝利したことへの賞賛、
また、そのこととは関係なく彼を認めているということ。
話は、整理されてもまとまってもいない分かりにくいものだった。
それでもゼロは黙って話を聞いていてくれた。
そしてこちらが話し終えると一言、
「ありがとう」
といってくれた。
ルイズは感じた。主人からの一方的なものではなく、
互いに信頼しあう本当の関係がようやく今始まったのを。

466 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 14:39:48 ID:QHr9kvNk

だが、話はこれで終わりではなくルイズにはもう一つ確かめたいことがあった。
「ねえ、ゼロ。ちょっと聞きたいことがあるの」
「なんだ?」
「あんた、自分がレプリロイドって言ってたわよね、人間じゃないって」
「ああ」
「その、証拠ってあるの?あんたが人じゃないっていう」
ゼロは自分に対して嘘をついてこなかった。
確かにこいつは強かったし、傷つけないで勝つということも実行してのけた。
なら、このことも本当なのではないのか?
だが、ルイズはそれを信じ切れなかった。
こいつはどう見ても人だ。契約に、その、キスをしたときも柔らかい、人の肌をしていた。
それが人形などとどうしても思えなかった。
ちゃんとゼロを認めるといったのにこのままではゼロを信じきれない。
だから、これははっきりさせなければならなかった。
ゼロはこれを聞くと黙って左腕を突き出した。そしてルイズの目の前で腕のよろいが立てに割れ、開いた。
「え……」
そこには人ならあるべきものがなかった。人なら鎧のしたには当然肌がある。
しかしゼロは違った。開いた隙間からは肌ではなく、金属の棒、何本もの管、
そしてほかにもなんだかよく分からないものが覗いていたのだ。
続いてゼロは右手を胸にやると胸を開いた。
そこにも同様に棒、板、管、チカチカ光ったりする何かが詰まっていた。
「ほんとう、なんだ」
さすがにこれを見て信じないわけにはいけなかった。
ゼロはやはり正しかったのだ。
それにこんなものを見せられたらほかにゼロが言っていた事、
月が一つしかない別の世界から来たということ、も信じられる。
自分は魔法は使えない。その代わり勉強し、知識だけは立派なものだと自負している。
まあ、それでも学生の範疇だし一流の専門の知識とまでは行かないが。
だが、そんなものでも基礎は学んでいる。激しい嵐を起こす魔法でも元は弱い風を起こす簡単な魔法の発展だし
貴金属の錬金も授業でやったような簡単なものからの発展だ。
しかし、こんなものは原始的なもの、初歩の簡単なものというのも見たことがない。まったく未知の技術だ。
もっとその世界について聞いてみたい。そう思った。
でも、あることを思い返し、ルイズにはそうすることができなかった。
こいつは自分を戦うしか能がないと言っていた。
そんなことを言うぐらいなのだからこいつはずっと戦いだけを続けてきたのだろう。
それに元の世界にはほとんど自然が残っていないとも言っていた。
戦いが続き自然もない世界。それはつらい世界だったろう。
そんな世界でのことについて踏み込むことに抵抗を感じた。
ずっと、魔法に関して以外ではそれなりに満たされた人生を送ってきたルイズは、
そんな世界に対して気後れしてしまっていたのだ。
結局ルイズにはゼロの世界について聞く事はできなかった。
結局また壁を作ってしまっている。自分の弱さのせいで。
強くなりたい、そう思った。

数日後、キュルケが騒いでいた。
ルイズが聞くと、なんでも決闘の雄姿を見てゼロにほれて、ふざけたことに部屋に呼び誘惑したらしい。
が、取り付くしまもなく断られてあっさり出て行かれてしまったそうだ。
これまでの付き合いでキュルケの強引さは知っている。それが引き止めることもできず出て行かれたというのだ。
キュルケのプライドにも大きな傷がついただろう。
そう思うと愉快な気持ちになり、思い悩んで沈んでいた気持ちが少し、晴れた。

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:41:39 ID:n496VEyL
ゼロのルイズっつーかゼロとルイズだな支援

468 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 14:41:54 ID:QHr9kvNk
以上で投下を終了します。
次回はデルフのところです。
しかし赤と桜のゼロさんのものと比べると文才の無さに悲しくなってきますね。

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:40:58 ID:MJMD/k2w
サプレスエレメンタルで四大系統は潰せない
(火を抑えてもファイアーボールは使える)からどうなんだろその辺。

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:44:51 ID:BQSUYj3N
ルイズの世界の魔法はフォーセリアでいうと聖霊魔法に近い気もするが
別に火がないところからファイアーボール撃てるし違うか

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:45:50 ID:EsgJ62tW
精霊魔法はどっちかというと先住魔法じゃね。
その場の精霊と契約を交わして使ってるみたいだし。

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:47:05 ID:djU8Wc+j
>>460
古代語魔法に対する防御は無さそうなので、固形化かかってないかぎりトンネルで崩れるんじゃないかなあと思いました
ゼロ魔の系統魔法が精霊魔法に近いか四大魔法に近いかっていう話もありますね

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:47:42 ID:BQSUYj3N
スイフリーが行って聖霊魔法使うとスクウェアクラスか!?って思われそうだよなww

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:48:39 ID:iQ43ieIJ
その前に付け耳見てエルフだとびびられるだろたぶん

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:48:41 ID:EsgJ62tW
なぜかクッキーが消えてる。
ageてしまったorz

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:49:24 ID:djU8Wc+j
>>474
バカだなあ。付け耳だから外せばいいだけじゃないですかw

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:50:49 ID:StnvPtJ8
>>468
GJ。
俺はこっちのゼロの方が馴染み深いので頑張って下さい。

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:51:44 ID:MJMD/k2w
>>468
GJ。続きも期待してますよ。

479 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 14:53:48 ID:QHr9kvNk
>>477
ありがとうございます。
今日中にもう一ついけると思うのでぜひそちらも見てください。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 14:59:29 ID:JvtV8eRP
つーか、虚無の魔法ってソード・ワールド的解釈をすると特殊神聖魔法扱いなのか?
そんなことのできるブリミルのレベルって15オーバー!?

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:00:13 ID:BQSUYj3N
付け耳外して白粉も取ればよくね?

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:01:24 ID:BQSUYj3N
ブリミルのレベル?
なんで15オーバーなんだ

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:04:18 ID:ULETtEsg
>>456
もし呼ばれたらアルビオンで、
スイフリー 「その恋文を渡すのは別にかまいませんが」
ワルド    「…はっ?」
スイフリー 「そちらはどういう条件を提示してくれるんです?」
スイフリー 「いいかいルイズ不正は取り締まっても金にはならない、見逃してこそ金になるんだ」

とか言いそうだなw

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:09:27 ID:BQSUYj3N
いや、スイフリーの事だから
「一番大事なのは愛だよ」と言って自分から積極的に引き受けてお偉いさんとのコネを作ろうとするね


それ以前にワルドのことを怪しむか

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:09:41 ID:JvtV8eRP
>>482
や、神扱いだし上でも書いたけど虚無の魔法が特殊神聖魔法っぽいから。
ガンダールブなんてのはブリミルが力を貸して成り立ってるように見えるしさ。

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:12:24 ID:fYKhDZrR
>484
ルイズとの会話きいた時点で要注意人物認定だな

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:16:15 ID:ULETtEsg
そういえばスイフリーもファイター技能持ってたような
ガンダールヴ効果でファイター技能LVが増幅されれば、魔法が使えて知略に富み
接近戦もこなせるオールマイティな使い魔になれる

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:17:38 ID:BQSUYj3N
スイフリーって確か4〜5レベルくらいファイター技能あったから実は戦士としても一流なんだよな


489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:18:02 ID:YBsLX9y2
>>479
自分は遅筆だし地の文が途中で崩れたりSVCやソウルイレイザーネタを入れようとして風呂敷畳むのに苦労してます・・・
自分で書く分よりも続きを楽しみにしてます、頑張ってください

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:18:47 ID:BQSUYj3N
孤高の賢者がルイズに召還されました

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:19:04 ID:VSLhlcCf
ゼロの人GJ。
ルイズのツンが早々に溶けて弱気な面が出てきたな。
これが後々大変な事にならなきゃ良いが。

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:45:29 ID:03nwfRit
ゼロの人の仕事も速くていいなあ。
GJ!

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 15:56:30 ID:cvEyimhB
今日はディセプティコンの人が投下すっかもしれないので、新幹線のなかでwktkしている。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:02:00 ID:jZNasXfl
そういやロックマンの世界では人に危害を加えるのは御法度なんだよな……

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:21:21 ID:/Xg2+0+p
NWの灯が召還されるネタ思いついた
ウェールズが殺されるところでトンネルでウェールズを埋める

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:24:52 ID:+1Eq5REr
青い髪、幼さを残す面影をもつ銃戦士で書いてみようと奮闘中だったりする。
でも、自信ないw

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:26:56 ID:Tarc+kBQ
>>496
おk
カムカムw

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:29:06 ID:Vs1scgdO
天秤座の人で構想シテマース
サイトと大して身長変わんないんだよねー

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:31:18 ID:QjNicJK+
>>498
童虎?

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:34:38 ID:YCD2m48N
>499
老師モードからスタートというのも一興。

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:35:24 ID:PwYEKfC4
>>495
ちょ…埋葬ww


502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:39:40 ID:q7AfMK3K
グッドの戦士あ、もしくはドラクエ1の勇者
書き出したいんだが案が二つでてきてなぁ
どっちが面白いんじゃろ

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:40:14 ID:QjNicJK+
>>502
両方書いちゃえばいいんじゃね?

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:45:24 ID:xpnNrLkR
がはは、グッドだ!

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:47:32 ID:5Hi566Wz
DQの勇者って無個性だから難しそうだな

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:49:36 ID:HyAXooAX
無口設定にすればいい>>DQ1勇者

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:51:23 ID:BQSUYj3N
ドラクエ4コマ漫画の(ry

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:52:43 ID:BQSUYj3N
夜麻みゆきのドラクエ1勇者が(ry

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:52:47 ID:jUD/2aDz
なんかロードスの事が話題になってるが、20代でプリーストレベル10になった幼馴染みも十分に化物だと思います
星を探す人も最終的に星を落とせるようになった筈だし
ところでそんな化物に囲まれている肝心の主人公のスベックってどうなの?
彼と黒衣の騎士は対等なライバルだと思っていたのであんまり差が有りすぎると切なくなるんですが

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:55:20 ID:HyAXooAX
剣技じゃ負けてるだろうし・・・根性?

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:56:04 ID:BQSUYj3N
>20代でプリーストレベル10になった幼馴染みも十分に化物だと思います
エト?彼は8レベルだよ
スレインもソーサラー7か8レベル

パーンはレベル8のオール能力+2という非常に弱い(少なくともロードス住民としては)ステ
+3やら+4やらがありまくる黒衣の騎士とはとてもじゃないが互角ではないくらい

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:56:21 ID:H1lQL0j3
DQM+の勇者たちは良かったな
1勇vsドラゴンの構図や破壊神を破壊した男にはちょっと震えた

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:57:16 ID:BQSUYj3N
>>512
超同意
DQ2の所のサマルトリアの王子とムーンブルクの王女二人が来た時は震えた

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:57:57 ID:q7AfMK3K
そこはダイスで勝負ですよ

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:58:03 ID:cuIIo3Bt
戦士系って装備が良いorステータスが飛び抜けてない限り地味一直線だからねえ。

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:58:34 ID:BQSUYj3N
>>515
ところが超英雄同士だと戦士の方が強い

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 16:59:03 ID:5Hi566Wz
>>506
セリフが全部「はい」か「いいえ」のみか

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:00:58 ID:BQSUYj3N
俺の中では1勇者の性格はドラクエ4コマ漫画で鳥山明の絵柄に近い人が描いてる奴になってる
あのほとんどDQ1で少しDQ6のを書く人

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:01:36 ID:+1Eq5REr
てか、ロディも無口だよな・・・・
いちおうFでは「ARMッ!フルコンタクトッ!」とか喋ってたが・・・・

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:03:00 ID:HyAXooAX
>>517
と言うか頷くか首振るだけ。
・・・スマン、とある同人を見てからそのイメージが定着してるんだorz

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:04:14 ID:9Wtdpt7h
*ルイズの使い魔になりますか?

  はい
→いいえ

そんなひどい!

*ルイズの使い魔になりますか?

  はい
→いいえ

そんなひどい!

*ルイズの使い魔になりますか?

  はい
→いいえ

そんなひどい!

*ルイズの使い魔になりますか?

  はい
→いいえ

そんなひどい!

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:04:28 ID:BQSUYj3N
>>520
竜王と犯るやつだろw

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:05:06 ID:UgGs30Tr
そこで柴田勇者ですよ

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:07:00 ID:EvTQbJDq
>>521
無限ループあるあるwww

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:09:38 ID:BQSUYj3N
>>523

勇者「ルイズさん、ルイズさん」
ルイズ「な、なによ・・・・・」
勇者「魔法が使えないって事はMPが0だよね」
ルイズ「馬鹿にしてるの!?っていうかMPってなによ!」
勇者「ジーーーー」
ルイズ「何処見てるのよ!」

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:10:14 ID:HyAXooAX
>>521
誰かやると思ったw
>>522
そのとおりw


527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:11:18 ID:BQSUYj3N
>>526
解ってしまう俺は間違いなくダメ人間\(^o^)/

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:12:49 ID:HyAXooAX
>>527
心配するな、少なくともここに同レベルがいる\(^o^)/

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:12:51 ID:VSLhlcCf
擬人化萌え竜王……いるるんか。

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:13:07 ID:jUD/2aDz
パフパフ女と一緒に宿屋へ
「昨晩はお楽しみでしたね」

助けたローラ姫と一緒に宿屋へ
「昨晩はお楽しみでしたね」

ルイズと一緒の部屋で就寝
「昨晩はお楽しみでしたね」

ギーシュと一緒に宿屋へ
「昨晩はお楽しみでしたね」

DQ1だとこういう展開しか思い浮かばない

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:14:18 ID:QjNicJK+
>>530
最後www

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:17:39 ID:8lQQjQVy
>>526
「せかいをはんぶんこっ」のことかーっ!?

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:25:36 ID:y+Vl9Zuo
>>526
やばい、わかる自分がキモイwww

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:26:16 ID:/lcCniex
>>532
名前を出すなwwwww

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:26:48 ID:HyAXooAX
思った以上に同志がいて安心したw

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:29:22 ID:cR9jD/sY
だがDQ1勇者の声は山口勝平(滝川、トビア)か関(冥王、土井先生)だったはず


537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:33:57 ID:XNj+hBm3
誰か漫画版FF1と3を知る同志はいないのか?
あるいは5と6のキャラが共演するギャグ漫画の方(EDが5のOPの奴)

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:34:43 ID:+1Eq5REr
すごい横道それてるなwww

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:35:31 ID:EsgJ62tW
DQ5主人公は間違いなくヴィンダールヴ

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:36:14 ID:BQSUYj3N
坂口の森じじいかマーリンが召還されましたw

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:36:33 ID:y+Vl9Zuo
>>536
1が関俊彦、2がかっぺー

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:37:20 ID:BQSUYj3N
そういや意外だが今まで「高町なのはが召喚されました」がないんだな

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:38:05 ID:+1Eq5REr
arcadia行ったらあったようなきがする

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:41:13 ID:too5Ezir
紛う事なき力攻めの鬼か、実力で「説得」されてしまう教導官になるから
読み切りネタでないと難しいんじゃね?

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:42:24 ID:HyAXooAX
>>542
理想郷にはある。王女がルイズから貰おうとしていた。
断られたが。
時間軸はA's終了後だったかな・・・?

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:42:33 ID:BQSUYj3N
A'Sや無印ならいけるんじゃね

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:43:29 ID:5Hi566Wz
一期のなのはならきっと…





ルイズが幼女に嫉妬して虐めるストーリーになります

548 :sage:2007/08/16(木) 17:44:54 ID:OwyzO4sv
FF1の漫画は結構好きだったりするけど、キャラがあんまり色が無い漢字がするんで、あうかなぁ?
二足歩行でバズーカ撃つバハムートはちょっとどうかと思うし・・・
FF3の漫画は、イフリートとシヴァを召喚できる戦士と、黒魔術師にシーフ、白魔の姫か

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:45:41 ID:cR9jD/sY
マリーンだと
ウコム様の怒りが起こるぞ

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:45:46 ID:/Xg2+0+p
漫画版FF1ってあれか、ぜんぜんFF1じゃない奴かw

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:46:04 ID:too5Ezir
小公女なのは


辛くったって、全力全開で頑張ります!

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:46:32 ID:DBOPjRuD
>>539
貴族どころか王で、見た目上も
専用装備だと冠をかぶりマントをはおり杖を持っていていかにも王様だから
使い魔契約を結ぶのには躊躇しそうだな

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:49:05 ID:HyAXooAX
>>552
だが本人は割とすんなり受け入れそうな気がする。

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:50:00 ID:BQSUYj3N
5勇者の性格はやっぱり雪宮ちのの天空物語か?

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:51:27 ID:cR9jD/sY
バキクロスとドラゴラムとベホマで敵涙目W
でも声は野菜王子

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:51:49 ID:yUQknzQg
>>551
ルイズ相手に話し合い
ギーシュ相手に話し合い
とにかく誰でも話し合い

管理局の悪魔は健在だと思う

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:52:27 ID:5Hi566Wz
妻と子供を残して失踪した王
グランバニアは大騒ぎですよ

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:54:46 ID:UgGs30Tr
むしろ石像が召喚されるというのもそれはそれでありかも知れない。石化解除手段さえ捏造すれば。
問題は既婚者に対するルーン効果の倫理性とかその辺。
あといずれにせよ専用装備はナシで、公式イラストの服装まんまぐらいでいーんじゃねー?


559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:55:08 ID:ygD/KfNL
だんだんルイズがMPの足りない爆弾岩な気がしてきた。

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:56:37 ID:XNj+hBm3
>>559
クリフトのザラキ!MPが足りない!
クリフトのザラキ!MPが足りない!
クリフトのザラキ!MPが足りない!

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:57:33 ID:EsgJ62tW
専用装備よりはやっぱ代表的な擦り切れた紫ターバンとマントに樫の杖がいいなぁ。
DQM+で有翼のヴィルトの師をみたときはグっと来た。
王様だけど早めに王位を譲って割と旅に出ていそうな気がする。

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:58:19 ID:HyAXooAX
>>559
寧ろ爆発しても生きてる爆弾岩じゃね?
爆発自体はするし。

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:59:17 ID:ubStRIDv
なぜ幼年期の彼を呼び出そうと思わんのだ。

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 17:59:39 ID:vY9gNr6j
>>539
奴はナチュラルボーンウィンダールブ、彼の仲間のモンスターにウィンダールブの力が効く
所が想像出来ない。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:00:05 ID:HyAXooAX
A.苛められそう。

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:01:08 ID:x3YvtD3E
むしろ奴隷期

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:01:11 ID:EsgJ62tW
パパスからひきがはしてルイズの使い魔にしたりしたらグレそうだ

568 :565:2007/08/16(木) 18:01:13 ID:HyAXooAX
ミスったorz
今のは>>563な。

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:01:47 ID:fYmNMtR3
もうパパスでいいよ

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:02:09 ID:LKU5gCRV
>>564
そしてきゅいきゅいやフレイム兄貴やモートソグニルにフラグを(ry

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:02:58 ID:F76Hvl2C
>>569
「こここここのバカ犬――――ッ!!」
「ぬわー!!」

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:04:42 ID:cR9jD/sY
なにやった妻帯者

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:06:00 ID:HyAXooAX
>>570
モートソグニルにもかw
一気に話変わるがブータって元々ネズミ退治の為に旅してたんだよな・・・確か。

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:06:28 ID:LKU5gCRV
>>555
亀だが野菜王子とはなんどす?

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:06:39 ID:mp+kFpol
Zのマリベルを召喚……いや、ツンデレ同士を組ませたらとんでもない化学反応
もとい同族嫌悪で泥沼の展開になりそうな悪寒

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:09:35 ID:CKF+/Hqb
小ネタ投稿しまっせ。
よろしアルか?

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:11:48 ID:HyAXooAX
>>576
いつでもよろしーぜ。

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:12:29 ID:CKF+/Hqb
わたし、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは決着をつけなくてはいけない。

 あの日、わたしは他の級友同様に使い魔の召喚を行っていた。
級友たちは風竜やサラマンダーといった使い魔を次々と召喚し、契約に成功していた。
しかし、わたしは何十回と召喚に失敗していた。
だが今思い返してみれば、あの時あそこでやめておけばよかったのだが、生来のプライドがそれを拒否し愚かにも続けてしまった。

 そして、いよいよ次の授業を行うのに障害が出てきそうな頃になってようやく召喚に成功した。いや、してしまった。
初めは黒い壁が召喚されたのかと思った。
いや、一目見たときからその壁は"アイツ"の足だということを分かっていた。
だが、100メイルを越す巨体を支える足は壁にしか見えなかった。
 その直後、級友たちの使い魔たちがパニックを起こして逃げ始めた。
理屈ではなく本能で"アイツ"の存在感を、危険性を、凶暴さを理解してしまったからだろう。
そして"アイツ"は背びれを発光させてから、天を揺るがす咆哮と共に学院を消し飛ばした。

 その後"アイツ"は破壊という本能に従うかのようにハルケギニア中を暴れまわっている。
そんな"アイツ"に対抗するために各国は結託する道を選び、トリステイン・アルビオン・ガリア・ゲルマニア・ロマリアの5カ国同盟が誕生した。
だが、"アイツ"はそんな抵抗をビクともしていないどころか、凶暴性を増しているようにも見える。
 "アイツ"を倒すことのできる人間なんているわけない。
だけどわたしには、この世界に"アイツ"を呼び出してしまった責任がある。

「ミス・ゼロ。15分後に『ゴジラ』のいる地域に到着します」
ゼロ機関から来たことになっているわたしに、フネの伝令係がそのことを伝えに来た。
 『ゴジラ』
便宜上付けられた"アイツ"の名前で、由来は始祖ブリミルに対抗した悪魔から来ている。

 もうすぐわたしとゴジラとの因縁に決着がつく。
わたしは姫から預けられた本物の『始祖の書』と各国から預けられた『水・土・風・火のルビー』を握り締め、最後の戦いに挑む。

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:13:29 ID:mp+kFpol
ちょwwwwwwww

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:13:40 ID:LKU5gCRV
支援

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:14:17 ID:y+Vl9Zuo
>>574
ベジータブルってことさ

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:14:59 ID:CKF+/Hqb
初代ゴジラのDVDを見たら唐突に書きたくなったんで書いてみた。後悔はしていない。
あと続かない。きっと。

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:15:43 ID:ZJcWZqGG
始祖ブリミルに対抗した悪魔は50メートルだったんじゃないだろうか
しかし勝ち目はあるのかコレwwwww

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:15:56 ID:HyAXooAX
水爆怪獣支援・・・って続かないんかいw

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:16:03 ID:mp+kFpol
初代ゴジラって反戦映画のテイストもあって考えさせられるよなぁ

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:16:07 ID:ubStRIDv
オキシジェンデストロイヤーは虚無の魔法だったんですねッ!

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:16:22 ID:LKU5gCRV
>>581
dであります。しかし、なんちゅう奴を呼んだんだw初代ってことは
この後ルイズは例の爆弾持って…

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:19:32 ID:xpnNrLkR
>>586-587
よく覚えてたなw

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:25:34 ID:too5Ezir
酸素をゼロにするルイズ

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:27:59 ID:HyAXooAX
コルベール「あれが最後の一匹とは思われない。虚無の使い魔召喚が繰り返されれば…」

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:29:45 ID:ZzSV2vO5
モスラ、キングギドラなんかも召喚されんだなw

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:29:52 ID:LKU5gCRV
>>590
うっかり海外版を呼んだらえらいことに…

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:30:29 ID:zDduNBrO
ハルケギニアにデストロイア降臨と聞いて飛んできました

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:30:47 ID:EsgJ62tW
>589
不覚にもちょっとクスっと来た

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:32:20 ID:zDduNBrO
南極に封印してしまえば……

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:33:01 ID:ZDDuWY9S
そして三つ首黄金竜を召喚するタバサとかモゲラを召喚するギーシュとか
ブリミルの倒した悪魔の骨を使ったゴーレムを使役するシェフィールドが

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:34:19 ID:HyAXooAX
ハルケギニア崩壊するなw

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:34:50 ID:XNj+hBm3
人に近いサイズということでベビーを召喚
息子を探すゴジラに協力してラドン、モスラ、ギドラといった怪獣達まで襲来

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:35:04 ID:V3B+83tK
やはり超兵器と美少女と怪獣は日本の御家芸だな

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:35:43 ID:LKU5gCRV
メカゴジラは…幾らなんでも作れないか
>>596
むしろギーシュがモスラ(幼虫)を

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:36:16 ID:UgGs30Tr
虚無の四人がそれぞれゴジラ、メカゴジラ、スペースゴジラ、ガッズィラを……
にしこりでも可

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:36:28 ID:ygD/KfNL
ジャイアントロボでも足りない世界になっとる

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:37:06 ID:mp+kFpol
にしこりはねーよw

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:37:34 ID:zDduNBrO
グランドギドラ召喚で学院の生徒全員が繭に閉じ込められるとか

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:38:36 ID:HyAXooAX
待てマテ、ラズベリー受賞作の場合他のゴジラに比べて明らかに戦闘能力足りないぞ?
数は異常に増えるが。

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:38:37 ID:tA3HoKo3
だれかまだ人類の味方っぽいチョウチョか亀か赤い巨人召喚してー!

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:40:04 ID:zDduNBrO
>>606
モスラヤ モスラ
ドゥンガン カサクヤン インドゥムゥ
ルスト ウィラードア
ハンバ ハンバムヤン
ランダ バンウンラダン
トゥンジュカンラー
カサクヤーンム

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:41:10 ID:+kFL86FP
ヴィンダールブに率いられる怪獣軍団

609 :606:2007/08/16(木) 18:41:19 ID:tA3HoKo3
ってこれだと誰か書けっつー風にきこえるな

流れ的にハルケギニアピンチなんで人類の味方がほしかっただけです

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:41:31 ID:zDduNBrO
ティファが鎧モスラの繭召喚すればおk

ゴジラだろうがギドラだろうが一撃で倒してくれるはず

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:43:57 ID:ZDDuWY9S
>607
ラ・ヴァリエール家秘伝の召喚呪文として姉妹で唱えます
ちい姉さま体調不良のため、長女と末っ子で、あー、すごく息あわ無そう

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:45:34 ID:tA3HoKo3
そういや原作ではテファはまだ何も召喚してないんだよな
順当にいったら4番目のやべーのをテファが召喚するわけか

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:46:34 ID:5Hi566Wz
>>586
始祖=芹沢博士か

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:46:50 ID:+kFL86FP
>>612
召喚したけどティファの外見がエルフなんでビビって逃げた。

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:47:08 ID:WEMKxqFm
怪獣召喚とは本当にうれしい。

それはそうとギャオス召喚してた人最近来てないな

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:47:32 ID:cvEyimhB
流れブッた切って申し訳ないが、ルイズが某宇宙ゴキブリを召喚するのを思い付いた。

思い付いただけでSSにはなってないが。

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:48:07 ID:zDduNBrO
>>615
ごめん、今日の夜には投下したい

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:49:53 ID:HyAXooAX
>>612
だよなー。俺的妄想ではテファは四番目に操られるか何かでラスボスになると思ってる。

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:50:24 ID:ZDDuWY9S
>606
駄目だ、赤い巨人に召喚事故で乗り移られるはずなのに、どうしても戦闘シーンが岸和田博士の
巨大化しても凄い伸縮性で破れないスーツを着たルイズになってしまう。

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:51:09 ID:too5Ezir
>>600
ああヴェルダンデ(イモムシ)美しいよ!とやって周りからバカにされていたギーシュの窮地、
羽化したモスラの鮮やかな姿に周りが驚愕する流れか。

621 :619:2007/08/16(木) 18:51:38 ID:ZDDuWY9S
あぁ、ごめん言葉が足りなかった、俺の脳内妄想のはなしね

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:52:33 ID:FnotB4mC
>>208のノリで靴下まみれなハルケギニアを書いてみてるけど正直ここに投下していいのか悩む。

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:52:34 ID:WEMKxqFm
ギーシュはモグラつながりでモゲラだろw

フーケのゴーレムにスパイラルグレネードミサイルを撃ち込むモゲラ

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:54:16 ID:cR9jD/sY
ソックスソックス

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:55:26 ID:DBOPjRuD
>>553
幼少時から青年になるまで奴隷生活してたわけだしね


>>554
小説版がけっこう人気があるらしい。ネット上でも主人公の名前を小説版の「リュカ」にしてるものが多い
漫画版は名前出てこない。

PS2版の説明書の画面写真での名前は「アベル」らしい。ちなみにPS2版には娘にデフォルトネームがあり「タバサ」だったりする。

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:58:16 ID:tA3HoKo3
>>625
そしてフローラ嫁にすると水色の髪になる
髪型は元々ショート


これで眼鏡かけてれば完璧だった

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 18:59:34 ID:pzP8JdoS
つまりそのアベルさんとやらをタバサが召喚すればいいわけですね

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:00:04 ID:too5Ezir
>>622
あれはソックスが面白いというより、しっかりした本編とのあまりにものギャップが肝だからなぁ。

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:01:42 ID:UgGs30Tr
>>625,>>554
興味あるなら一片読んでみそ。久美沙織の。
デモンズタワー編とか悲劇のてんこ盛りやで。



630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:02:12 ID:fYmNMtR3
>>628
もとネタ知らないと普通に熱いしな

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:03:53 ID:cR9jD/sY
CDシアターだと散るのはスラリンのみだからな

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:06:55 ID:HyAXooAX
>>630元ネタ知っててもかなり燃えるぞ。
儀式魔術に参加した事は無いけど、
それなりに詳しい自信はあるが燃える。

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:11:25 ID:0mXxaP/q
>>伝説の一年靴下、確かに領収いたしました。

……ムリです!

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:22:31 ID:+1Eq5REr
ここで聞くのはお門違いかもしれませんが、ロディ君出すなら、無印とFどっちのARM使うべきかな?
めっちゃなやむwww

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:23:12 ID:Gm/q+S7t
>>626
しかも氷系の魔法は一通り使える

最後に覚える魔法が爆発というのが少しアレだけど・・・


636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:23:37 ID:uiZOUuTx
ドラクエなら…竜王たん召喚
いかんいかん、これはちょっと危険すぎる、性的な意味で

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:23:47 ID:dadbP6z4
>>634
剣を使う事を考えると無印

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:26:01 ID:PeG1HxEJ
>>537
FF1の方は知らないけど、FF3の方は確か悠久の風伝説だったっけ。
昔何かの雑誌に連載してたのを読んでたな〜

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:27:12 ID:8o7U3Aqi
>>627
MMを目指すタバサと"おとうさん"のハートフル使役ストーリーになるのか
きゅいきゅいはタバサが始めて仲魔にしたモンスター(ボロンゴ)ポジ?
>>634
そこで両方出せば良いんでね?
とか言って見る
どちらかを大破したARMをコル先生と修復した姿にでもしてさ

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:29:13 ID:2iOdpUiF
>>601
最初にやられる奴が確定してるw
「やっぱマグロ食ってる奴は駄目だな」ってセリフが目に見えるようだw

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:31:07 ID:XNj+hBm3
>>640
ジラwww

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:32:50 ID:+1Eq5REr
OK、まぁ両方適度に使います。
もう、剣の初期装備サバイバルナイフでいいやwww

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:37:03 ID:BQSUYj3N
>>636
瞬時に膨大な妄想が俺の脳裏を過ぎり、理性が崩壊した



べぎらま〜

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:43:37 ID:XNj+hBm3
>>625
DQでアベルって聞くと、モコモコ、ティアラ、ヤナック、デイジーと思い出すなぁ
あれは隠れた名作なんじゃないかと今でも思っている

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:46:31 ID:LKU5gCRV
>>644
あれの初期OP・EDは神。

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:47:55 ID:+8LBS20C
さて災いの人を待ってレギオン観ながら待機……貸したままだったわい。

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:49:56 ID:jZNasXfl
タバサってどこかで聞いたことのある名前だと思ったら
セクシーコマンドー部のテーマソングの歌詞の導入部とそっくりなんだ!

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:50:41 ID:tC16USvt
>>644
テラナツカシスw

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:51:03 ID:JvtV8eRP
アベルをアドルと読んだ。
赤毛のスケコマシを呼ぶのってそういやないな。

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:51:42 ID:/rABbOrq
レギオン草体が召喚されたらうれしいなw

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:53:43 ID:+8LBS20C
>>650
ハルケギニアがヤバ……あー、ニューカッスル城で爆発させればレコン・キスタに痛撃与えられるんじゃない?
残敵は兵隊レギオンでもくもくと掃討。

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:54:42 ID:JFODQ7l9
>>650
ちょwwwエクスプロージョンってレベルじゃねえwwww

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:54:54 ID:vHTjn37W
>>636
それをみて、「りゅうおうたん」を召喚
…というふうに脳内変換された俺はもう駄目だと思う

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:55:04 ID:9M7+2ipB
>>651
兵隊レギオンは電磁波を放つものを襲う
メガネとか

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:55:07 ID:/rABbOrq
マザーレギオンに跨るルイズ……

まさに女王だな…

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:55:11 ID:UgGs30Tr
>>647
サバディ〜〜
サバダッササンサンサバディ〜〜

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:58:21 ID:TKtCVH1N
WAって無印とFは実はまったく別の世界の話じゃなかったっけ?


658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:59:04 ID:2sEhAStZ
破壊神を破壊した男を召喚したいけどまずゼロ魔原作を読む所から始めなければならない
財布の中身はアルミしかない
なんという難関

そういや2のやりこみで主人公のみでシドー倒すの思い出した
ファミコン時代はHP上限255だから会心の一撃二回か三回で終わるんだっけ
マジ筋肉バカ(褒め言葉)

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:59:21 ID:5Hi566Wz
>>651
あれのせいでガメラ3では仙台が地図から消えてたんだぞバーローwwww

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 19:59:46 ID:+8LBS20C
>>654
そこらへんは使い魔としてルイズが命令出来れば何とかなるんじゃなかろうか。
無線とかの特定の波長の電磁波なんてハルケギニアにはないだろうし。

>>655
そしてその周りに群がる無数のソルジャーレギオン。
真!ゼロの使い魔〜ハルケギニア最後の日〜 と。

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:00:58 ID:5Hi566Wz
間違えた>>650

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:01:27 ID:/Xg2+0+p
>>654
眼鏡をつけてると襲われるからコンタクトに変えるタバサか・・・
どこからか眼鏡っこ教団が来てレギオンを滅ぼしそうだな

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:02:18 ID:YoRWtCpo
>>660
真!ゼロの使い魔〜ハルケギニア最後の日〜となると、ゲッター1に乗ったサイトがルイズに復讐しようとする所から始まるのか?

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:05:23 ID:5Hi566Wz
別に>>651でも間違いじゃなかった

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:05:55 ID:/rABbOrq
>>662
考えてみたらハルケギニアには電磁波出す物あんまり無いと思う
メガネぐらいか?
あとタバサはメガネない方が良い顔してると思うのは俺だけ?

消滅するのはハルケギニアか?レギオンか?

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:06:58 ID:aSFp0p1n
>649
アドルはゲーム中で台詞が無い(「○○を告げた」とか「××をたずねた」と表記される)から、
ゲームブックの人みたいな文体が望ましいと思うんだが、アレは結構難しいね。
あと、本人には特殊能力が無い(魔法やリングパワーなど、すべてアイテムの力)から
ゼロ魔本編からは外れにくい気がする。

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:07:20 ID:sBZHR/Et
>>657
王女役がきれいなジャイアンの時点で別世界は確定だろう常考

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:07:21 ID:StnvPtJ8
>>663
コーウェンとスティンガーの役はキュルケとタバサか。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:07:22 ID:+1Eq5REr
>>657
平行世界みたいな感じだと思う。

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:08:39 ID:OUMZ1YLF
>>665
ライトニング・クラウドをぶちかましてレギオンに集られるワルドって事だな?


671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:09:00 ID:8o7U3Aqi
>>650
カオスレギオンからジーク喚んだら…ワルドと戦い続けるレギオンが!

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:11:09 ID:/rABbOrq
>>670
そうか!雷とかもあったか

ワルドは地下鉄の運転手みたいな死に方だろうな
ソルジャーがワルドに群がるわけだw

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:11:25 ID:+8LBS20C
>>663
2がシエスタで3がテファだトカ。

>>671
ウェールズの魂を魔兵とする訳だ。

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:12:16 ID:HyAXooAX
>>673
トカゲ博士が寄生してるぞw

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:12:18 ID:+1Eq5REr
そ、その話し方わ・・・

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:12:20 ID:HydJeMpK
>>671
対5万の戦闘がwktkするな、それはっ!
どの時点のジークかによるが、集団戦闘こそ、あの力の真骨頂。

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:12:56 ID:5xRB/D1z
>>673
問題はどの魔兵かだwww

678 :672:2007/08/16(木) 20:15:34 ID:/rABbOrq
ごめんageしてしまった

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:15:55 ID:+8LBS20C
>>674-675
げふんげふん……何か?

>>677
ギルトってジークの戦友の魂しかなれないんだっけか?

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:17:51 ID:+1Eq5REr
今、思うと、トカ・ゲーでやると、すごいのができそうだw
つか、ルイズ発狂するwww

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:19:57 ID:+8LBS20C
>>680
そこで「僕らに勇気を教えてくれたでっかい人(?)」召喚ですよ。
実際相当な強さだし、まかり間違ってシリアスしちゃうと5万か7万相手に華々しく散りそうだ。

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:20:23 ID:sBZHR/Et
>>680
あのノリを再現するのは困難だぞ?
ゼーーーーーーットッ!!とトカ&ゲーは難しすぎる。

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:20:45 ID:2iOdpUiF
>>663
未来に飛ばされて全然年食ってないサイトと
十数歳年が開いたシエスタとかが出て来るんだな
>>680
問題はあれを書くのはめちゃめちゃ難しそうってことだなw

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:21:03 ID:5xRB/D1z
ギルトは戦友だけだった
ただレギオンの力手に入れた時にはサイベルつー名前だったから出来ない訳じゃなさそう

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:21:43 ID:8o7U3Aqi
>>676

想像して見たが5万と対峙する形で、後方にルイズや姫さん等を庇った状態でジークを中心にして現れる魔兵
全く同じタイミングで足を踏み出し相手を威圧し刹那にも満たぬ睨み合いが始る

睨み合う双方、その中ジークの咆哮の如き命令により気圧された兵に無数の魔兵が襲い掛かった―――な展開が脳内再生されて奮えた、絶対に書けないけど。

>>679
相手を殺す事しか考えられなくなったモノがギルスに成るんじゃなかったっけ?
ジークの戦友達は剣を溶かして作ったあの"剣"が有るからかもしれないけど

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:22:41 ID:HyAXooAX
>>680
あのノリを二次創作で書けた人を俺は知らないなぁw
普段温厚な主人公も何故か攻撃的な思考に支配されるwww

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:23:16 ID:sBZHR/Et
>>686
あれが本性

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:25:00 ID:HyAXooAX
>>687
その発想は無かった!w
そうか、だからロードブレイザーも・・・。

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:25:25 ID:+1Eq5REr
>>686
自分でも真似できたらネ申だとおもうわwww

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:26:18 ID:XNj+hBm3
つまり、二つの月にスティンガーとコーウェンの顔が浮かび上がって落下してきて
アルビオンで巨大な植物が亀を巻き込んで大爆発して
ガリアの地に怪獣王怨念ver.対バラゴン・モスラ・ギドラの戦いが繰り広げられるのか

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:27:48 ID:rS/1okpv
>>690
まぜるな危険

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:28:03 ID:+8LBS20C
まぁトカ&ゲーと西博士は無理だなー……。

>>684,>>685
なるほど。もう読んでから結構たっててうろ覚えだったわ。

そしてロードブレイザーが召喚されたりするとやっぱりルーンは4人目のものかね。

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:28:20 ID:/rABbOrq
爆熱ゴッドフィンガーが使える人が召喚されてるんだ

爆熱拳つかえる巨大な亀も召喚しようぜw

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:29:10 ID:2iOdpUiF
>>687
攻略本のスタッフインタビューで
「トカ・ゲーの相手してるときのアシュレーって楽しそうだよね」
「あれが本性なんですよ」
「いつも羽目を外せないからあのときは思いっきり暴れてるんだ」
的なことを言われてたな

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:30:55 ID:ba7xdHsq
>>693
間違いなく大当たりだな
誰も文句はつけまいw

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:31:56 ID:HyAXooAX
>>694
攻略本か。攻略部分以外って読まないから気付かなんだ。

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:32:05 ID:sBZHR/Et
魔剣・狂気山脈召喚しちゃって残留思念・ゴーストと契約するルイズ。

間違いなくタバサを愛でるSSになるな。幽霊的な意味で。

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:33:33 ID:5xRB/D1z
WAだとルシエドとかブーメランが相性いいかも
力を求めてるルイズと似たもの同士で

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:34:32 ID:2sEhAStZ
ガメラって手足からジェット噴射で回転しながら空を飛び
ゴッドフィンガーを使う巨大亀だよな
大当たり過ぎる

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:34:44 ID:HyAXooAX
>>697
つ「ターンアンデッド」

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:34:51 ID:ygD/KfNL
やめんか、七万の大群に突っ込んでいって、ブーメランだけ残ってそうじゃまいか

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:35:12 ID:+1Eq5REr
プルコギドン召喚しても、眠りの鐘で止まっちゃうな・・・・・・。

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:36:01 ID:JvtV8eRP
>>666
むう、そういやアドルの魅力ってこう、ストーリーや音楽というか全部含めてのものだからな。
難しいか。
こう、アルビオンが実はイースで黒真珠が出てきたりくれリアソードが……あ、やっぱむりだわ(笑)

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:37:29 ID:2sEhAStZ
>>682

トカ&ゲーはどっかで見た覚えがある
デモベとそれとクウガとFateとガンパレのクロスだったはず

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:39:06 ID:cvEyimhB
>>704
テラカオス大戦乙

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:39:41 ID:TKtCVH1N
トカとゲーの元ネタに気付いたのは買ってから3年も経ってからだった。
子供にはわからんだろ。


そういえばマイナス一兆度って何度なんだろうね。

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:41:22 ID:UgGs30Tr
摂氏では物理法則上あり得ない温度。

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:42:16 ID:sBZHR/Et
>>706
インパクト重視だろw
だいかいじゅーラギュ様だからってんで火耐性付けていったら行き成り氷ですぜ?

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:42:55 ID:+1Eq5REr
ラギュ様は、最近抜け道多くて簡単に倒せちゃうからなぁ。
2のころがなつかしいわ……

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:43:01 ID:StnvPtJ8
>>706
ゼットンに対抗する為だよ。

多分。

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:43:36 ID:HyAXooAX
>>706
絶対零度(-273.15)を遥かに下回ってる事は確かだなぁ。
>>707
量子力学では絶対零度を下回る事もあるらしいけど、流石に無理っぽい気もする。

ところで何度も何もマイナス一兆度じゃないのか?

712 :708:2007/08/16(木) 20:43:52 ID:sBZHR/Et
まちがえたw
5に火耐性装備なんて無いわwww

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:45:23 ID:OKnYlTce
前にMGSとクロスさせるって言った人書いてるかな〜?

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:45:32 ID:TKtCVH1N
>>708
宇宙恐竜強いからなあ。

でもだんだん弱くなってる気がする。

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:47:11 ID:+8LBS20C
2のラギュ様は炎属性の一兆度、闇属性のブラックノヴァ、無属性のインパクトボマーと全体攻撃三択が待ってたからなぁ……。
スリープ効く分アンゴルモアよりはマシだったが。

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:47:49 ID:+1Eq5REr
MSGとのクロスならアルカディアにあったはずだ。


717 :716:2007/08/16(木) 20:48:56 ID:+1Eq5REr
うぐ、スペルの順番間違えたorz


718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:51:20 ID:cvEyimhB
>>714
2代目は養殖モノだと思ってる。

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:52:25 ID:sBZHR/Et
>>718
ちょwwww
弱体化&技の多彩化の理由それかwwww

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:54:15 ID:XNj+hBm3
あれはバット星人がパワーをあげようとしたせいでバランスが崩れたらしい

で、小ネタのゼットンの続きを書いたらワルドが簡単に死んでしまった。どうしよう?

721 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 20:55:04 ID:QHr9kvNk
9時に投下させてもらいますね。

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:55:13 ID:ZzSV2vO5
サクラ大戦の大神一郎が召喚されたら面白そうだなww
か、体が勝手に…とか言ってルイズの着替え覗いたりキュルケの部屋に行ったりすんだぜw
なのに何故か女生徒からは人気者w

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:56:43 ID:vCZMsCAq
>>716
MSG…Mサイズショットガンか
JUNKMETALの惑星テラフォーミング装置を召喚してハルケギニアがグールまみれに(ry

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:57:50 ID:+8LBS20C
>>721
支援する

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:58:05 ID:+1Eq5REr
投下OK、支援

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:58:07 ID:eCKdRTFw
>722
コッパゲと二人で「こんなこともあろうかと!」な紅蘭
アニエスの剣と拳銃で鍔迫り合うマリア
シエスタにおひつでお代わりするカンナ

727 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 21:00:02 ID:QHr9kvNk
では投下します。

第六話 剣を買う戦士

「剣を買いに行きましょう」
「剣、お前が使うのか?」
「ちがうわよ!あんたの剣。この前あんなにうまく使ってたんだし剣があると便利でしょ。
ちゃんとしたのを買ってあげるわ。ほら、いくわよ」
剣か……。ゼロは考える。自分にはすでに剣ならある。
ゼットセイバー。自分が最も信頼するもっともなじみのある武器。
だが、これは人に向ける武器ではない。殺傷力が高すぎるのだ。
それならばルイズについていって剣に限らず殺傷力の低い武器を手に入れるのもいいかもしれない。
「ああ、分かった」

二人が馬屋へ向かうと一人の少女が駆け寄ってきた。
「あっ、おはようございます、ゼロさん」
「シエスタか」
「はい。今日はお出かけですか?」
「ああ」
「あの、またお暇なとこき厨房へ来てもらえませんか?皆さん歓迎しますよ」
「何度も言ったが俺には必要ない」
「で、でも、気が向いたら、気が向いたらで結構ですからよろしくお願いします」
あの決闘以来シエスタがこうしてゼロを誘うことは多くなっていた。
あの決闘のとき、彼女はゼロが勝利し無事に戻ってきたのを見ておおいに喜んだ。
そしてゼロを置いて逃げ出した事について涙を流してわびた。
無論ゼロは、
「気にするな」
とだけいって話を済ませたが彼女はそれでは気がすまなかった。きちんとした償いがしたかったのだ。
厨房でも平民が貴族を倒したと聞いてコック長のマルトーがゼロのことを大いに気に入り
彼を呼びたがっていたこともあって彼を誘い、食事でもてなそうとしたのだ。
しかし、レプリロイドであるゼロにとって食事とは意味の無いもの。
「必要ない」
の一言で断ったのだが、事情の分からないシエスタは遠慮しているのだろうと考え、
気にしなくてもいいと言って、こうして誘い続けているのだった。
この光景がルイズにとっては面白くない。
ゼロが自分以外の女と喋っている(実際に喋っているのはほとんどシエスタだが)ことや
メイドが自分を差し置いて話していることもそうだが、
シエスタが「ゼロ」と名を呼ぶのも気に食わない。
ゼロのことは認めたし名前で呼ぶようになったが、
それでも他人がその名を呼ぶと自分が馬鹿にされた気分になってくる。
長年の劣等感はそう簡単には消えないのだ。
「ほら、さっさといくわよ!ゼロ!」
「ああ」
「いってらっしゃーい」

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:00:46 ID:+8LBS20C
支援

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:00:47 ID:XNj+hBm3
ゼロ支援!

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:01:18 ID:WFBelaAp
ガンバスターのビームも、マイナス何億度とかだったと思う。
何でも、物理法則ごと破壊してるんだとさ。


731 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 21:02:48 ID:QHr9kvNk
こうして二人が出かけた後、学園では騒ぎが起きていた。
といっても寮の一室に限った話だが。
せっかくの休日タバサが本を読んでいるところへキュルケがやってきて曰く、
「恋なのよ!恋!」
だそうだ。
なんでも圧倒的強さでギーシュを倒したルイズの使い魔にほれ込んだらしい。
すでに誘いをかけるもあっさり断られたそうだが、そのクールさがさらにつぼなのだそうだ。
そんなゼロがルイズと二人で出かけたからこうしてはいられない追ってくれ、だそうだ。
正直静かな読書の時間を中断したくは無かったが友人の頼みでもあるし、
自分自身も彼に興味が無いわけではなかった。
彼は独特の雰囲気がある。そう、何かいろいろなことを潜り抜けたような雰囲気が。
結局彼女達はシルフィードに乗って飛び立っていったのだった。

ルイズとゼロは、城下町のブルドンネ街を進んでいた。
「ここがトリステインで一番大きな通りよ。この先にトリステインの宮殿があるわ」
一番大きな通り。ゼロにはそういう判断がつかなかった。
あの日目覚めて以来、ゼロはずっとレジスタンスとともに戦ってきた。
見たものといえばせいぜい小規模のキャラバンの集落だった。
このような人でにぎわう町並みは見たことが無い。
ただ、遥か過去、眠りにつく以前にはもっと大きく広い都市を見たことがあるような気がする。
「あ、そうそう。スリが多いんだから気を付けてね。
中には魔法を使ってくるのもいるんだから」
返事が無いのを感心しているととったルイズは、
気をとられているんじゃないかと思い一応忠告に声をかけた。
あんなに強かったゼロのことだから大丈夫とは思うが、魔法のことをを知らないといっていたし。
「……貴族がスリをするのか?」
「メイジの全てが貴族ってわけじゃないわ。
貴族から身を持ち崩すのもいるし、そういうのが傭兵、それに犯罪者になるのよ。
「分かったわね。じゃあ、さっさと武器屋へ向うわよ」
「ああ」
だがその心配は杞憂だった。

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:02:48 ID:GiTEaZ2f
>>720
気にするな。どんとこい

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:02:56 ID:sBZHR/Et
ガンバスターには、「ガンバスターだから」で納得できる不思議な力があると思う。

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:03:13 ID:03nwfRit
ゼットセイバーじゃみねうちもできないよな。
支援

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:03:57 ID:2sEhAStZ
殺さなければ手足もいでもいいのか傷付けた時点でアウトなのか原作知らんからボーダーわからんが支援

736 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 21:04:29 ID:QHr9kvNk
武器屋への道中いきなりゼロが通行人の腕を掴みあげていた。
「ちょっと、いきなりどうしたのよ?」
「スリだ」
よく見るともう片方の手では杖を取り上げていた。
その掴まれた男は歯軋りしてこちらを睨みつけていた。
そして口を開こうとしたが、ゼロに睨まれると声を失い黙ってしまった。
そしてもはや腕に力が込められていないことに気づくと、腕を払って杖をとり走り去ってしまった。
「どうして分かったの?」
「魔法であろうとなんであろうとこちらに何か仕掛けようとするのならその空気を読めばいい」
「よくわかんないけどすごいわね」
すごいのはそれだけじゃない。あの男は何かを言おうとしていた。
弁明か、恫喝か、それともとぼけようとしたのか、それをゼロは一瞬で黙らせてしまったのだ。
戦い続けた年季とでも言うんだろうか。
ギーシュとの決闘ではどうだったのだろうか。最もギーシュはそんな空気は読めない気もするが。

そうこうしている内に武器屋につき、使い魔に武器を持たせるということでルイズは早速店主と交渉を始めていた。
いっっぽうゼロは、そんなやり取りを無視して自分で武器を見繕っていた。
なるべく殺傷力が低く、かつ頑丈で長持ちしそうな武器、そういうものを探していた。
みねうちもできるし片刃の剣は無いかと周りの剣を見回っていくがほとんどが両刃の剣だった。
しょうがないが槍でも買って刃をつぶして使おうかと考え出したとき鞘に入った一本の剣を見つけた。
片刃か両刃か確かめようと抜いたそのとき、声が聞こえてきた。
「よう、俺をとるとはお目が高いね……っておでれーた。あんた、『使い手』か」
「喋った?今のはお前か?」
「おう。なんだ、俺みたいなインテリジェンスソード見たことねえのか?」
「ああ」
だが、あってもおかしくは無い。
元の世界でもレプリロイドのデータはその気になれば小さいチップに収められ、
さまざまな場所に搭載されることもあった。
魔法という未知の技術でも似たようなことができるのかもしれない。
「ま、そんなことはどうでもいいや。それよりも俺を買え」
鞘から出した刀身を見るとそれはなかなかいいように思えた。
片刃であるし、サビが浮いているもののかなり頑丈そうに見え、条件にぴったりだった。
それに、
「おれを『使い手』といったな。どういうことだ?」
気づけば決闘のときのように手のルーンが淡く輝いている。
このことについて何か分かるのではないか?そう思った。
「おう、あんたは確かに使い手だ。でもって使い手ってのはなあ……なんだっけ?
いや!なんか頭に引っかかるもんがあるんだよ!ただちょっとそれが出てこないだけで!うそじゃねえよ!」
ゼロにはそれが信じられた。自分も目覚めたばかりのとき、記憶はあいまいで霞がかったようだった。
そして今でも完全ではない。
「分った、そういうこともあるだろう」
「信じてくれるのか?」
「ああ。お前を買おう」
「サンキュー。じゃあ自己紹介するが俺はデルフリンガー。あんたは?」
「俺の名は、ゼロだ」
「ゼロか。よろしくな、相棒」

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:04:44 ID:+8LBS20C
少なくても光線剣じゃ峰打ちは出来んなぁ支援

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:05:35 ID:UgGs30Tr
殺傷力が欲しくないなら実のところ鉄パイプでいいよね支援

739 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 21:06:24 ID:QHr9kvNk
「ルイズ、これがいい」
ゼロが声をかけたとき、二人は豪華なつくりの剣を前に押し問答していたところだった。
「え、何かほしいのあったの…ってなにそのぼろ剣?」
「お決まりですかってデルフ、てめえなんで!」
「誰がぼろ剣だ、貴族の娘っ子!」
「え、インテリジェンスソード?」
「それにおまえもなんだ!武器屋の癖に俺が売れるのに不満そうにしやがって!」
「いや、よう、しかし。ほら貴族の従者ともなればやはりこっちのような立派なものが……」
「そうよ、こんな口の悪い剣よりもっとこういうちゃんとしたものを買ってあげるから」
そういって指し出せれた剣にゼロはまったく魅力を感じなかった。
見た目ばかりがよくて実用に耐えられるものではないように思えた。
「いや、これでいい。」
取り付き島も無く結局デルフリンガーを買うことになり、一向は学園へと帰っていった。
「イヤー、いい買い物をしたねえ」
「……ほんとによかったの?」
「ああ」

一方儲けのチャンスをふいにして悔しがっていた悔しがっていた店長だったが思わぬ幸運が振って沸いていた。
二人組みの貴族が件の売りそこなった剣を言い値で買ってくれたのだ。
「ルイズったら、彼にあんなみすぼらしい剣をプレゼントして。
彼にはこういう剣がふさわしいのよ。これをプレゼントしてダーリンの心をゲットよ!」
「彼はもともとあちらの剣をほしがっていた」
「分ってないわねぇ。きっとルイズの財布の中身を見て遠慮したのよ。
まったく!ダーリンにそんな気遣いさせるなんて!でもそういう配慮がきくところもステキ」
こうして彼女達もまた帰路に着いたのだった。

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:07:18 ID:HyAXooAX
>>738
そこで鉄パイプでもロープを切れるゲンさん召喚だ支援

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:07:19 ID:XNj+hBm3
>>735
根本的に人間に逆らう&傷つけるのはアウト。ロボット3原則を組み込まれているから

>>738
ゼロは鉄パイプでビームサーベル持ったシグマを追い詰めたんだが・・・

支援

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:07:58 ID:+8LBS20C
>>738
ハルケギニアに鉄パイプはないだろ……棍棒だな。

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:08:02 ID:2sEhAStZ
見た目に立派ななまくらってのも条件は満たしてるね
示威効果と微妙な切れ味支援

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:09:02 ID:+8LBS20C
あら、キュルケが値切らなかった?支援

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:10:16 ID:/MgNFFNh
ちょいと小ネタ投下の予約ー

746 :使い魔のゼロ:2007/08/16(木) 21:12:41 ID:QHr9kvNk
以上で投下を終了します。
これで喋ってくれる人が増えました。
次回でフーケ登場です。
ちなみに鉄パイプは上記のようにシグマを倒し、
ゼロ4でもメカにロイドを破壊できる立派な兵器です。
ところで最近ZXAを買いました。
ワルキューレをまとめてホーミングで破壊されるギーシュとか
ワルキューレをコンドロックに操作されるギーシュとか
アトラスにトランスオンしたグレイを口説こうとして自爆するギーシュとか
懲りずにエールにトランスオンしたグレイを口説こうとして自爆するギーシュとか
偉大なるバイフロスト先生に蹂躙されるギーシュとか見たいと思いました。

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:12:46 ID:aR7+ZrBJ
>>720
ワルドを殺せ。

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:15:09 ID:aR7+ZrBJ
>>742
あるぞ。
ゲルマニアは100mの真っ直ぐなパイプを作る技術がある。

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:15:12 ID:+8LBS20C
>>746
乙ー。そしてギーシュが酷い目に遭うパターンしかないのかw

>>720
一発ネタだから美味しいという言葉もある。それでも来るなら……来いッ!

>>745
道空いてないかい?

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:15:56 ID:03nwfRit
乙!
ギーシュ殺りすぎwwww

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:16:23 ID:zDduNBrO
短いですが書けましたので予約したいです

752 :745:2007/08/16(木) 21:16:25 ID:/MgNFFNh
720はどうなんだろう?
こっちはもう書けてるんだが……

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:18:47 ID:+8LBS20C
>>752
予約とは行ってないし、投下して良いんじゃないかい?
>>751も投下予約来てるしさ。

754 :720:2007/08/16(木) 21:18:49 ID:XNj+hBm3
>>745
どうぞどうぞ。やっぱり一発ネタで終わらせておきます
それに本当に殺せと言われるとは予想外だったwww

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:18:50 ID:LKU5gCRV
投下乙です。珍しい理由で武器を買う奴がいたもんだ

予約者 ゼットン 745 レギオン

誰が先に行きますか〜?

756 :DQ5の場合:2007/08/16(木) 21:20:11 ID:/MgNFFNh
んだば、失礼させてもらいます。

「ルイズ」

 リュカの真摯な瞳に見据えられ、ルイズは思わず先ほどの自分の言葉を後悔した。

「使い魔なんて犬と同じよ」

 優しい彼に甘えて、つい口が過ぎたのだ。だが、それで謝れるほどルイズは素直ではな
かった。ただ後悔だけを胸に拳を硬く握り締め、小さくうつむく。

「ルイズ」
 怒られるだろう。そう思っていたるルイズにかけられた声は、むしろ優しげですらあっ
た。はじけるように見上げれば、そこには膝を突いて微笑むリュカの顔。

「ルイズは、犬は嫌いかい?」
 からかうようななだめるような……不思議な声音だった。心をくすぐられたような感触
に戸惑いながら、ついルイズは素直な気持ちを口にした。

「……嫌いじゃないわ」

 彼女なりの精一杯の素直。それを受けて、リュカはもう一度微笑んだ。

「なら、犬も大事にしてあげるといい。彼らには気持ちが伝わるんだ。やさしく接すれば、
必ず答えてくれる」

「……」

 目をそらしたかった。自分の浅ましさを知られたようで、ルイズは今すぐにでも目の前
の男を部屋から追い出したかった。でも、それと同じくらい――いや、それ以上に目の前
の男に抱きついて泣き喚きたかった。

――ごめんなさい、見捨てないで。ゼロと呼ばないで。鳴きそうになったルイズの頭を、
硬く大きな手のひらがなで上げる。

「わかってるよ、ルイズは優しい子だ。うん、僕にはわかってる」

メイジの力量を測るには、その使い魔を見るといい。そんな言葉がルイズの脳裏を掠め
る。ああ、今の自分はこの使い魔の優しさの万分の一でも持っているのだろうか。
 追いつこう。ルイズは決意した。理想は目の前にある。思い出のちい姉さまにもある。
彼のように、彼女のようになるのだ。魔法が使えなくても、せめて優しさだけは失わない
でいよう。

 五つの系統の中で最も強い力を持ちながらも、それをみだりに振るわず、優しげに笑う
聖母が生まれるのは、もう少し先のお話。

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:20:28 ID:LKU5gCRV
レギオンじゃねえ、ギャオスだorz
んじゃ、745さん支援する

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:22:09 ID:/MgNFFNh
NGシーン
少年時代、特にゲマが(ryな時の主人公召喚の場合

バギとかホイミが使えるリュカに嫉妬しながらも、傷ついている少年を優しく労わるルイズ。
フラストレーションが溜まって、ついに爆発するルイズ。泣きそうになりながらも、決して涙はこぼさないリュカ。ああ、失敗したとルイズは悟って謝ろうとするわけですが、折り悪くキュルケかタバサあたりが乱入してきて――

ちんまいくせに、お姉さんぶろうとするわけですよ、あのルイズが。
き ゅ い き ゅ い で す ら お 姉 さ ん になるのですよ?

「お姉さま、お姉さま、お姉さま、お姉さま、聞いて聞いて。リュカがね、きゅいきゅい。シルフィのことをお姉ちゃんって呼んでくれたの」

とか

「嬉しいわ、嬉しいのだわ、るーるーるー。あの子は風を使うから、きっと私と気が合うのよ! ああ、優しい子。なんてかわいい優しい子、食べちゃいたい、きゅいきゅいっ☆」
タバサに黙って、リュカに真名を教えて「本当はね、これは一番大好きな人に、結婚するとき旦那様に教える名前なのよ、きゃー」とか言って照れるイルククゥ、あわてるリュカ、みたいな
……あれ、ルイズどこいった?

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:22:50 ID:+8LBS20C
>>754
あー……すまなんだ。

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:23:47 ID:/MgNFFNh
以上、終わりです

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:24:44 ID:sBZHR/Et
NG和むわーw

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:25:01 ID:+8LBS20C
乙。持ち上げといて、思いっきり叩き落としたな……w

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:25:08 ID:+1Eq5REr
支援

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:25:46 ID:8o7U3Aqi
>>760
GJ、父と娘って感じで和んだ
そして>>758…ソ レ デ 行 っ て 欲 し い 俺 が 居 る

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:25:50 ID:UgGs30Tr
何と溢れる父性か

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:26:17 ID:DBOPjRuD
ゼロの人乙

>>758
お姉さんぶるシルフィードはちょっと新鮮かも

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:26:42 ID:zDduNBrO
ものすごく和んだ

GJです



次誰だろ?

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:27:00 ID:HyAXooAX
乙ー。NGは寧ろシルフィードがメインヒロインだなw

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:28:16 ID:+8LBS20C
>なんてかわいい優しい子、食べちゃいたい、きゅいきゅいっ☆
無論性的な意味だな……竜と人だと子供は出来るのかね?

そして多分>>751氏が次だと思われる。

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:28:24 ID:XNj+hBm3
和んだぜリュカ乙&ギャオス支援

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:28:56 ID:LKU5gCRV
5主人公はいい、経験に裏打ちされた優しさがあるから。
これで連載しないんだよなもったいねえ。

次は>>751のギャオス!支援

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:30:03 ID:DBOPjRuD
>>769
>竜と人だと子供は出来るのか

竜が人間に変身してる間に作れば出来るんじゃない?

773 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 21:30:11 ID:karXzJpu
予約をさせていただきたく存じます。

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:30:15 ID:y+Vl9Zuo
DQ1不幸な主人公なのにな>リュカ
親殺されるは、奴隷にされるは、石にされるはで
それでも全くやけにならないどころか、やさしいお父さんになれるリュカスゲぇ

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:30:20 ID:2sEhAStZ
>>769

後にリザードマンの神話における二柱の神である
次支援

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:31:38 ID:/MgNFFNh
>>769
そして 生 ま れ る 勇 者

ごめん、嘘w

777 :災いのタバサ:2007/08/16(木) 21:32:08 ID:zDduNBrO
では投下します
こんな駄文でも待っていてくれた方申し訳ございませんでした



夜、タバサはルイズの部屋に来ていた。
正確にはキュルケに無理矢理連れて来られたのだが。
部屋には他に住人であるルイズと、その使い魔もいる。
部屋の中央で、ルイズ達は剣について言い争いをしている。
そんな彼らから離れ、タバサはベッドに座り今日購入した本を広げていた。





778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:32:37 ID:LKU5gCRV
>>776
それなんてBOF?支援

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:33:35 ID:8o7U3Aqi
>>776
両親の組み合わせが逆のダイか、ダイなのか
(勇者ダイは竜の騎士バランと王女ソアラの息子)

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:33:43 ID:+8LBS20C
つくづく好きなのか獣k……何でもない。そしてギャオス支援

781 :災いのタバサ:2007/08/16(木) 21:33:46 ID:zDduNBrO
―― モスラヤ モスラ
 ドゥンガン カサクヤン インドゥムゥ
 ルスト ウィラードア
 ハンバ ハンバムヤン
 ランダ バンウンラダン
 トゥンジュカンラー
 カサクヤーンム ――



ふと、本から目を離すと、二人が杖に手をかけているのが見えた。

「言ってくれるわね、ヴァリエール」
「なによ、本当のことでしょ?」

タバサはすぐに杖を素早く振るった。
こんな場所であの爆発魔法を使えば危険である。
つむじ風が舞い上がり、キュルケとルイズの手から杖を吹き飛ばす。

「室内」

杖を飛ばされ、こちらへ視線を向けた二人に一言呟く。

「なによあんた。さっきからいるけど」
「あたしの友達のタバサよ」
「何であんたの友達が……タバサ?あのうるさい鳥の飼い主の?」

ルイズが忌々しげに呟く。
それを聞くと、タバサは本に向けようとしてい視線をルイズへ向け、睨みつける。

「鳥じゃない。みんな私の友達」
「何でもいいけど静かにさせなさい。こっちは夜中にあいつらが騒ぐせいで睡眠不足なのよ」
「それは無理。あの子達は夜行性。だから夜に活動する」
「うるさいうるさいうるさい!とにかく黙らせるなり逃がすなり殺すなりしなさいよ!」

ルイズはタバサの言葉に思わず叫んだ。





782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:34:13 ID:Dbd+BvQ7
きたあああああギャオス!

支援するぞー!

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:35:06 ID:+8LBS20C
ちょ、コスモスの歌がw

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:36:18 ID:5Hi566Wz
モスラ!?
支援

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:36:24 ID:DBOPjRuD
支援

>>779
ポポロクロイス物語のピエトロ王子なら逆ですらなくそのまんまだったりする

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:36:44 ID:zDduNBrO
それを聞いた瞬間、タバサは勢いよく立ち上がり、ルイズに自分の身長よりも長い杖を向けた。
タバサの瞳の色は、氷のような青からギャオス達と同じような赤い色に染まっていた。
その様子に脅えながらも、ルイズは強がりながら尋ねる。

「な、何よ?言いたいことがあるなら言いなさいよ」

タバサは一言言い放つ。

「あなたに決闘を申し込む」

その様子を見て、才人は嫌な予感がしてきた。

「もちろん、使い魔同士で」

嫌な予感は的中してしまった。
タバサの言葉を聞くと、才人は慌ててルイズを説得し始めた。

「ルイズやめてくれ!俺がギャオスに勝てるわけないだろ!」

才人はギャオスの恐ろしさを知っている。
元の世界で何回か映画を見ているからだ。

「タバサもやめなさいよ。いくらゼロのルイズの使い魔でも、殺したらダ……」

キュルケも説得を試みるが、タバサに睨みつけられ何も言えなくなった。





787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:37:46 ID:03nwfRit
これはサイトカワイソウww


788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:38:17 ID:5Hi566Wz
サイト死ぬなこれは

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:38:34 ID:+8LBS20C
タバサ……ギャオスから逆流入とかでヤバい状態になってないか?
そしてサイト、ガメラ見てるのかよw
確かに勝てるはずがないと思うわな。

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:38:57 ID:2sEhAStZ
このサイトはガメラ見てるのか支援

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:39:11 ID:8o7U3Aqi
モスラの歌は良い、平成モスラを見に行った時を思い出す・・・支援

>>785
あー、今思い出した。
ガミガミ魔王とか呼び出したら面白そうだな
漢のろまーん!!

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:39:14 ID:zDduNBrO
そんな二人の様子を見ても、ルイズは頷いた。

「望むところよ。誰が逃げるもんですか!」

本心は逃げたい。自身などあるわけがない。
でも、こんな小さい子供?に決闘を挑まれては引き下がれない。
ルイズの返事を聞くと、タバサはすぐに窓を駆け寄り、口笛を吹いた。
口笛が辺りに響き、窓の外が一瞬で漆黒に染まり、叫びが聞こえてくる。

「この子達の力、見せてあげる」





以上です
サイト\(^o^)/オワタにしようか
フーケ涙目wwwにしようか考

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:39:20 ID:StnvPtJ8
っていうか映画ってwww
支援

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:39:34 ID:Dbd+BvQ7
どうみてもサイトに死亡フラグですw
ていうか映画で見てたのかw
支援

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:41:21 ID:cdIWSYxR
リュカはいいやつだよ・・強いし
バギクロス強化されてるしドラゴンの杖だし

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:41:54 ID:LKU5gCRV
>>792
投下乙。どっちにしてもえげつねえwww

予約連携 (ゼット)ブルー

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:42:38 ID:Dbd+BvQ7
ギャオスの人GJ!
おつかれです。次回も期待

>窓の外が一瞬で漆黒に染まり、叫びが聞こえてくる。
ハルケギニア\(^o^)/オワタ

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:42:45 ID:+8LBS20C
フーケさんが空気読まない行動してくれなきゃサイト死ぬな……1匹でも厳しいのに、既に200匹越えてるギャオス相手なんて。
そしてサイトが死んだら使い魔をむざむざ殺させた主としてルイズが病みそうだ。

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:43:26 ID:GLohMiM/
>>795
そういえばドラゴンの杖使えばドラゴラムかかるじゃないか。
きゅいきゅい歓喜だな。

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:43:45 ID:/Xg2+0+p
・・・えっと
ギャオス200匹VSサイト(武器あり?)
勝てねぇw

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:44:21 ID:Dbd+BvQ7
毎回タバサが読んでる本が良いw

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:44:24 ID:2sEhAStZ
リュカってひょっとして(役割固定されてる中で)ドラクエ唯一の僧侶系?
バギクロスでドラゴラムだけど

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:44:35 ID:HydJeMpK
子供を生んでいるから、間違いなく何十匹かは成体だな。
ガメラとすら渡り合う大怪鳥。

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:45:32 ID:/Xg2+0+p
ってか、これだけいれば1匹くらいイリスみたいな亜種がいるんじゃね?

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:45:41 ID:2iOdpUiF
ギャオス一匹でも勝てねえってw
超音波メスでどぶしゃーか頭からがぶりのどっちかが確実

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:45:50 ID:/MgNFFNh
誰もヘンリー王子のこと気に掛けてなくて、俺は一人泣いた……

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:46:17 ID:WFBelaAp
この分だと、このサイトはギャオスの名前の元ネタも知っているだろうな。
案外、サイトが名前を考えたのか?

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:46:28 ID:HydJeMpK
ヘンリーはメガンテ要員だろ?

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:47:09 ID:Dbd+BvQ7
タバサは結構悲惨な人生送ってるから
イリスが憎しみ吸収して強くなるなw

タバサと融合するイリス…

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:47:21 ID:aR7+ZrBJ
ギャオスは超音速だぞwww
あんなのが200体じゃアメリカ軍だってヤバいwwws

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:47:35 ID:VUVCeJQJ
こうきゅいきゅいの話しを見てるときゅいきゅいがヒロインの作品があってもいいと思うんだ。

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:47:53 ID:64Wg5aDI
>>798
そこでサイトにウィンダールヴのルーンを!
(問題は、そこから先にどう進むか)

813 :808:2007/08/16(木) 21:48:16 ID:HydJeMpK
ああ、ヘンリーは違うか。すまん。頭にサの付く国の王子と間違えてた。

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:48:18 ID:/Xg2+0+p
>>807
最初にタバサが読んでた本が、超遺伝子獣だからそれに乗ってたんじゃね?

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:49:11 ID:XNj+hBm3
>>807
むしろ普通にガメラ世界の人間だったのかもしれん
あるいは小さな戦士版かも(そういえばあれも敵はギャオス因子を持っていたな)

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:49:56 ID:LKU5gCRV
>>807
平行世界って奴じゃね?

スンマセン、ゼットンの人は予約キャンセルしたんだった
ブルーの人どんぞ

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:50:17 ID:+kFL86FP
>>811
アルトシャン(エメドラ)やブラッド(巣作りドラゴン)といった男ドラゴンキャラ召喚ですと?

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:51:03 ID:+8LBS20C
>>811
家庭教師の人を最近見ないなぁ……。

>>815
>元の世界で何回か映画を見ているからだ。
とあるのでそれはないぞ。

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:51:24 ID:y+Vl9Zuo
そう言えばリュカも王様だったな

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:51:34 ID:jXnyxqY6
200匹……
ガメラVのラストよりもひどいw

821 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 21:51:40 ID:karXzJpu
投下宣言。
さて、そろそろ俺TUEEEEEを危惧せねば成りませぬ。

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:51:58 ID:zDduNBrO
正直に言うと最初は>>809と同じ考えでイリスを召喚するの書いてた

だけど途中で挫折してギャオスに切り替えた



まあそれでもチマチマと書き進めてるけど

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:51:59 ID:8o7U3Aqi
>>806
ヘンリーよかベラとか…

あとステテコ1丁で召喚されたら変質者街道まっしぐらだよな、サンチョ

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:52:13 ID:Dbd+BvQ7
>>814
俺はアレをG2に出てきた長峰さんが書いた本だと勝手に脳内補完してるw

>>815
映画で見たって言ってるからガメラ世界ではないんじゃないか?

ゴジラ世界の中ではゴジラの出てくる映画(美女とゴジラw)やってたから
ガメラ世界でもギャオスの出てくる映画をやってるかもしれんが…

825 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 21:52:49 ID:karXzJpu
ワルドはルイズを連れて部屋につくと、
用意されていたテーブルにつき、用意されていたワインの栓を開けると、
それを杯に注ぎ、飲み干す。

「ルイズ、君もどうだい?」

ルイズは無言でテーブルの反対側に座る。
ワルドは、ワインをもう一つの杯に注ぎ、それをルイズに差し出すと、
自分の杯に再びワインを注いだ。そして、それを掲げる。

「二人に」

ルイズは顔を紅くして俯きながらも、それに合わせた。
ワルドはその様子を見ていた。

「心配なのかい?」
「え?」
「元気がないように見える。
 ウェールズ皇太子から手紙を返して貰えるかどうか」
「……そうね、心配だわ……」
「大丈夫だよ」

ワルドはそこで一拍置く。

「僕がついてる」
「……そうね、あなたは昔から頼りになったから……」

時間が流れる。いや、時間が止まることなど無いのだから、
流れているのは当然だが。しかし、ただ無為に流れる。

「ルイズ、君も立派になったね」
「そ、そんなこと。まだまだ未熟だわ」
「僕はそう思わない」

ワルドはそこで杯を置く。

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:52:49 ID:DBOPjRuD
>>791
ガミガミ魔王とかバイキンマンとかああいう不条理な発明をしちゃうキャラは
コルベールと組めば役に立つかもね

ただ、ああいうギャグチックな悪役は、
バタバタ人が死ぬ戦争があったりする世界にはそぐわないんだよなあ

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:53:01 ID:aR7+ZrBJ
ギャオスを友達と呼ぶこのタバサは怖すぐるwww

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:53:43 ID:djU8Wc+j
ていうか、ギャオスサイズの肉食動物が200匹もいたらそろそろハルケギニア滅びるんじゃないかと思えてならないんだが。
繁殖力も成長速度も異常だしねッ

829 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 21:54:05 ID:karXzJpu
「君は昔から他の人とは違っていた」
「……そうね、昔から私は魔法が」
「そう言う意味じゃない。君は何か底知れないものがある」

ルイズが顔を上げ、ワルドを見つめる。
ワルドは真剣な表情でそれを見返していた。
端から見れば、恋人達そのものだ。

「僕はこれでもそれなりのメイジだ。
 だからこそ解る」
「まさか……」
「例えばだ、君の使い魔」
「ブルーがどうしたの?」

一息、間が挟まる。

「彼の左手に刻まれたルーン……あれは、『ガンダールブ』という、
 伝説の使い魔の証だ。始祖ブリミルが用いたともされる
「……そんなはず無いわ、だって私は」
「ルイズ、自分に自信を持つんだ。
 君は将来、必ず歴史に残るような偉大なメイジになれる。僕が保証する」

ルイズは、顔を赤らめて、俯く。考え込んでいるのだ。

「ルイズ、この任務が終わったら、僕と結婚しよう」

驚いて、考えを中断して顔を勢いよく上げる。
ワルドは窓の月を見つめながら、静かに続ける。
ルイズにしか聞こえないような声で。

「僕は……魔法衛士隊の隊長で終わるつもりはない。
 いつかは、この国……ハルキゲニアを動かすような人物になりたい」

そして、ルイズをはっきりと見据える。

「その時は、君に側にいて欲しい」

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:54:13 ID:Dbd+BvQ7
>>822
ぜひイリス版も!

イリスは最初は小さいし、人とコミュニケーション可能だからやりやすそうなんだが

831 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 21:55:09 ID:karXzJpu
ルージュは目覚めた。
すぐに、ドアがノックされているのに気付く。
起き上がると、ドアを開ける。すると、ワルドがそこに居た。

「おはよう、使い魔君」
「おはようございます、ワルド子爵。
 ……わざわざ挨拶をしに来たんですか?」
「いや、勿論用があってきたのだ」

ワルドが部屋の中に入り、椅子に座る。

「君は、伝説の使い魔『ガンダールブ』なのだろう?」
「何のことですか?」
「とぼけなくても良い。フーケを捕らえたその実力、気になって調べてみたのだ」
「本当に知らないんですが」
「本当に知らないのか?……説明しよう。
 『ガンダールブ』とは、始祖ブリミルの従えし使い魔のうちの一つで、
 あらゆる武器を扱ったとされる。それに、君自身剣を自由自在に操ったと聞いた」

ルージュはまた、違和感を感じた。
フーケから聞いたなら、剣を自由自在に扱った人物はアセルスになると思ったのだ。
この男はいちいち言うことが妙だ。信用できるか?

「そこでだ、その力、試してみたい。手合わせお願いできるかな?」
「やです」
「何でかな?」
「疲れてるんですよ。それに、重要な任務の途中に
 そんな事してる余裕があるんですか?」

ワルドは黙り込む。

「……それもそうだな。仕方ない、なら今度お互い暇なときにでも」

ワルドは、席を立って、部屋の外へと出て行った。
ルージュは彼が立ち去った後も、ずっと部屋の出口を見ていた。
すると、ギーシュが入ってくる。そう言えば起きたときには既にいなかった。

「おや、そんな顔をして何かあったのかねブルー」
「……ちょっと寝覚めが悪かっただけです」

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:55:31 ID:zDduNBrO
支援

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:55:42 ID:QzCsgAfF
支援
あとこんなん見つけた

戦え!アルカイザー(Vocal付き)+アルカイザー総集編
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm455514

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:55:52 ID:djU8Wc+j
ギャオス談義は中断して支援

835 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 21:56:26 ID:karXzJpu
何事もなく、夜が訪れる。
酒場の一階で、通りの詩人の語る物語を聴いていた。
ギーシュ達はこの地では聞き慣れない物語を、
興味深そうに聞いていた。

「……いつしか、『ニューロード』と呼ばれるようになった」

そこで話は終わりらしい。
周囲からまばらな拍手が聞こえる。
その詩人は、次に歌を奏で始めた。

「しかし、明日出発だね」
「そうだな」

続いては来ない。元々、会話を期待してたわけでは無いようだった。
突如、悲鳴が上がった。そちらの方を見やると、火の手が上がっていた。
たいまつが転がっていて、どうやらそれが火の元らしい。
タバサとキュルケが俊敏に立ち上がる。
次いで飛んできた矢を、タバサが風を起こして防ぐ。
玄関を蹴破って入ってきた傭兵達を、キュルケが炎で吹き飛ばした。

「ぼーっとしてないで、机の下に隠れるなりなんなりしなさい!」

その言葉に、未だ呆然としていた他の客が隠れる。
階段の上から、ワルドとルイズが降りてきた。

「どうなってるの!?」
「この前の連中が、また来たって事でしょうね!」
「フーケも居たわ!」
「なら、確定的だな。アルビオンの貴族だろう」

そう言っている間にも、矢が降り注ぐ。

「どうするのよ、このままじゃジリ貧よ」
「僕に任せてくれ」

ギーシュが言う。キュルケはそれに対し、否定で返そうとしたが、
自信に満ちあふれたギーシュの顔を見て、口をつぐむ。

「なに、この場を逃げれば良いんだろう?」

そう言って、ギーシュが杖を振る。
何も起こった様子はない。

「あー、隠れてる方々、出来れば僕の言うように行動してくれんかね?」

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:56:40 ID:XNj+hBm3
>>818,>>824
すまん、失念していた。指摘サンクス

そしてDSC支援

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:57:25 ID:+8LBS20C
ワルド、言動に齟齬が有ると推理物なら一発だよ支援

838 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 21:57:33 ID:karXzJpu
傭兵達は、反撃が来なくなったのを見ると、
頃合いと見て、突入を開始した。
が、玄関を入ってすぐの場所で足を取られる。

「な、なんだ!?」

みると、足下がぐにゃりとしている。
どうやらメイジの内の一人が錬金でもしたのだろう。
だが、こんな物すぐに抜ければ……と、目の前にメイジが立っていた。
杖を振る。やばい、やれらたか……と思ったが、何も起こっていない。
はて?とりあえず、足を踏み出そうとするが動かない。
足元を見ると、先ほどまでぐにゃりとしていた床が、固まっていた。

「へ、だからどうしたっていうん……」
「後ろを見ろ」
「……?」

後ろを見てみる。
そこには、自分と同じように足を固定された仲間が大量にいた。
玄関がふさがれて、後続が突入することが出来ない。
外から声が聞こえる。

「窓から入れ!」

と、窓が剣や斧で破られ、そこから味方が入ろうとして……吹き飛ばされた。
さっきまでカウンターの下に隠れていた貴族達が杖を構えている。

「これで仕上げだ」

と、店長が少々でない怒りを含んだ声で言いながら、
油の入った鍋を窓だった穴に投げ込んだ。
……油?

「やばい、お前達逃げろ――」
「『ファイア・ボール』!」

彼が叫びきるまえに、後ろにいた傭兵達から悲鳴と火の手が上がる。
パニックに陥ったのか、次々と逃げ出していく。
取り敢えず、悟った。

「……やっぱりメイジに勝てるわけ無いだろう」

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 21:57:47 ID:eCKdRTFw
>828
お母さん(タバサ)の見てない所で共食いして頭数調整してるとか

840 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 21:58:55 ID:karXzJpu

ギーシュの出した案に、キュルケが修正を加えたあの作戦は成功したようだった。
傭兵達が逃げまどう。その隙に、ルージュ達は店から駆けだした。ワルドが叫ぶ。

「『桟橋』に急ぐぞ!奴らが体勢を立て直さぬうちに、アルビオンへ旅発つのだ!」

全員、うなずくことで返した。
遠くから音が聞こえてくる。まるで、巨大な何かが歩み寄ってくるような……

「待ちな!逃がさないよ!」

フーケのゴーレムであった。右肩にフーケが乗っている。
キュルケが立ち止まる。それを見てブルーも立ち止まる。

「キュルケ!何してるのよ!?ブルーまで!」
「あのゴーレムを足止めするわ!」
「何を言って……」
「そっちの方が大事なんでしょ!あたしなんかに構わず行きなさいよ!」
「そう言うわけには――」
「『火』の本領は、破壊と情熱よ!あんなちゃちなゴーレム、どうって事無いわ!」
「構わない、行こうルイズ」

ワルドに言われると、ルイズは渋々ながらも走り去っていった。
キュルケはブルーに話しかける。

「何でダーリンまで残ったのかしら?」
「お前一人ではあのゴーレムの相手は無理だろう」
「そうさ、今度はあのガキもいないし、負けやしな――」

841 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 22:00:08 ID:karXzJpu
「『超 風』!」

超高熱の嵐が吹き荒れ、岩のゴーレムをあっという間に消し飛ばした。

「よし、後を追うぞ」
「……ダーリンって、凄いわね……」

そう言い、走り出そうとすると、
その先に、白い仮面の付けた男が居た。

「……ダーリン」
「ああ、あいつが傭兵を雇った奴のようだな」

男が杖を構える。
それをみて、キュルケとブルーも各々構える。

「『ファイア・ボール』!」
「『超風』!」

白い仮面の男に向けて放たれた炎は、
直前で男が起こした暴風によって弾かれる。
驚くべき事に、『超風』ですら真っ向からの暴風で受け止められる。

「なんだと?」
「……だめね、生半可な攻撃は風で弾かれちゃうわ」
「……なら……いや、しかし」

ブルーはなにやら悩んでいたが、
男が杖を再び振ろうとすると、ためらいを捨ててそれより早く、唱える。

「……『塔』!」

ブルーの魔力が放出される。
それは空に届くとさえ思うほど高くに昇る。
男はそれを見ると、暴風の防御壁を張り巡らせた。
空が光る。もはや雷と呼ぶのも相応しくない光の柱が、
空から落ちてきた。それは防御壁など無いかのように貫通する。

「なぁ―――!!?」

最後に上げかけた叫びは、
それだけで山を揺るがすような巨大な爆音にかき消された。
後には、消し炭一つ残らない。

「……まだ追いつけるかも知れん」

ブルーが走り出す。
キュルケは、顔を青ざめさせていた。

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:01:10 ID:djU8Wc+j
しえーん

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:01:11 ID:+8LBS20C
一気にJP使いきるなよッ!?w

844 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 22:01:20 ID:karXzJpu
終わり。
終わりってば終わり。

845 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:01:34 ID:s7TIyOPZ
支援。
そして次OK?

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:02:03 ID:WtpC++fF
ワルドが超風を止めるなんてブルー手加減したのか?

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:02:51 ID:zDduNBrO
支援

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:03:12 ID:2iOdpUiF
>>826
繁殖率がアホみたいに高いってのはやばいよな
ギャオスしかりレギオンしかり


マグロ食ってる奴は怪獣とは呼べないんでこの中には入らない

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:03:52 ID:OKnYlTce
>>848
USA版カワイソス

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:04:13 ID:DBOPjRuD
シルフィードがお姉さんぶれる竜キャラとしてファイアーエムブレムのチキなんかどうか

でもシルフィードよりはチキの方がまだ落ち着いてた気もするからお友達程度かなあ

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:04:16 ID:+8LBS20C
>>845
OKのはず……ディセプティコンに栄光あれ。

852 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 22:04:20 ID:karXzJpu
>>846
スクウェアスペルのカッタートルネードを磁気嵐程度と仮定、
それからカッターという余計な要素を抜いて
全て風力に回せば超風も押し返せるかなと。

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:05:02 ID:LKU5gCRV
支援

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:05:12 ID:InLKhCz6
>>846
ワルドは風のスクエアだからってことで…と思ったけど
超風って名前は風だけど本当は放射線の嵐なんだよな
謎の幻魔パワー?

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:05:32 ID:/Xg2+0+p
>>849
でもさ・・・ギャオスとかレギオンが暴れたらゼロ魔キャラでは誰も止められなさそうだけど
USA版は普通に倒せそうなイメージあるじゃん

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:05:49 ID:2sEhAStZ
>>850

ファ

857 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:05:51 ID:s7TIyOPZ
んじゃ7分投下。
今回はちょっとほのぼの。

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:06:06 ID:HydJeMpK
>>849
だって、USA版マグロ食ってるもん。

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:06:08 ID:+8LBS20C
>>839
『超遺伝子獣』を読んで共食いの事を知っているから、恐らくは黙認……怖ッ。
前回までなら放置してるかと思ったが、今回の偏執ぶりを見ると怖ッ!?

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:06:21 ID:OKnYlTce
>>855
戦闘機が倒しちゃったしね・・・・

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:06:30 ID:2iOdpUiF
>>849
だって理不尽さが足りないんだもん
成体がたかがミサイルで倒せる怪獣なんて怪獣じゃないよ
人類がぎりぎりまでふんばってぎりぎりまで頑張って
どうにもこうにもどうにもならないそんな奴じゃなきゃ怪獣じゃないよ

862 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 22:06:38 ID:karXzJpu
いや、そうだよね、放射能の嵐を風で防げるのはおかしいよね(´・ω・`)
勢いで書くとろくな事にならない。

863 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:07:05 ID:s7TIyOPZ

宝物庫に面した中庭に、緑の髪を靡かせて彼女は立っていた。

「……大したものね。余波だけで『固定化』を打ち破るなんて」

宝物庫の壁を撫ぜつつ呟く、その顔に浮かぶのは微かな笑み。
妖艶なその表情は、この学院内の人間には一度たりとも見せた事の無いものだった。

「後は何時実行に移すかね……さて、どうするか」

そう呟く彼女の頭上に、轟音と共に巨体が影を落とす。
腹に響く振動に視線を上へと投げ掛けた時には、その姿は尾の先で回転する羽だけを残して壁の向こうへと消えていた。

「……取り敢えず、あの化け物が居ない時ってのは決まりね」

苦々しげに吐き捨て、その場を後にする。
後には砲弾の着弾と炸裂によって抉られ、埋め立てられたばかりの真新しい地肌を晒す中庭と、僅かな罅の入った壁のみが残された。


864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:07:31 ID:LKU5gCRV
>>861
ガイア?
あとブルーのひとおじゅじゅー

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:08:44 ID:WtpC++fF
>>862
風だけは防げたけど放射線は防げなかったということで。

866 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:09:05 ID:s7TIyOPZ





端末が要る。
それも優秀な。

ブラックアウトは、王都上空を旋回して作成した地図を擬似視界の中に表示しながら考える。
視界左上端には、ディセプティコンズのマーク。

より効率的に情報を集める為には、小回りの利く情報収集端末が必要だ。
今のところ、その役目に合うのは自身の一時的な主となった人間、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールしか存在しない。

ルイズの身体データ、音声データ、これまでの各種行動に対する評価。
各種情報を表示、確認しつつ、ブラックアウトは総合評価を下す。

だが、あれには荷が重い。
収集した情報から判断するに、貴族と呼ばれる特権階級は特殊な力を有してはいるものの、耐久性、環境適応力に於いては著しく信頼性に欠ける。
出来る事ならばある程度の自己防衛能力、そして我々と同等の耐久性を備え、此方の指示に忠実な偵察・索敵ユニットが欲しい。

拡大した地図の一画、ブルドンネ街裏路地の一点に、赤い点が浮かび上がる。
併せて表示されるのはハルケギニアのものでも、この機体をスキャンした惑星―――――地球のものとも異なる言語。
余程重要な情報なのか、青い外枠が点滅を繰り返している。


867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:09:08 ID:+8LBS20C
そういや直したのはフーケさんか支援

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:09:12 ID:jZNasXfl
>>865
放射線直撃だと死にますって!

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:10:17 ID:WtpC++fF
>>868
遍在だからおk

870 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 22:10:51 ID:karXzJpu
フラッシュファイアに脳内変換してくださいorz

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:11:00 ID:ba7xdHsq
比較的高燃費の魚類ですら生存に体重の1%、成長に3〜5%必要らしい
飛行は大量のエネルギーを必要とするからギャオスはこれ以上の食料が必要
体重が75tだから成体なら最低でも一日に750kgの食料が必要…
ハルケギニアオワタ\(^o^)/

872 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:11:07 ID:s7TIyOPZ

偵察飛行で得たこの国の中心都市、トリステイン王都トリスタニアの各種エネルギー反応探査データ。
電気的エネルギーは皆無、熱エネルギーは極めて微小。
そんな中、1ヶ所だけ異常な反応が検出されたポイントが在った。
膨大な―――――地球では珍しくもない値だが―――――エネルギー反応はしかし、データ上に存在するどの系統とも異なるものであり、詳細は一切不明。
しかし1つだけ、波長が類似するエネルギーが存在する。



『スパーク』。
オートボッツ、ディセプティコンズ両陣営に共通する、機械生命体の核ともいえるエネルギー。
今は地球の何処かに眠る『オールスパーク』によって齎されるエネルギーは電子機器に生命を与え、自己の意思と強大な力を持つ機械生命体への急激な進化を促す。
果たしてそれがどういった原理によるものかは、ブラックアウトの知るところではない。
しかし、手に入れれば全宇宙すら手中に収める事が出来るであろうその力の所有を巡り、オートボッツとディセプティコンズは気の遠くなる程の時を戦争に費やしている。



だが、テクノロジーの発達が遅れに遅れたこの世界に、スパークを持ち得る存在が果たして在るものだろうか?


873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:12:03 ID:OKnYlTce
>>871
ギャオスは共食いするから大丈夫w

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:12:31 ID:+8LBS20C
やはりディセプティコンなんだな……反応はデルフか?支援

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:12:41 ID:InLKhCz6
支援

>>862
どんまい!
wikiの保管庫の方では空気の槍発射のヴェイパーブラストにでも差し替えておけばいいさ

876 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:13:06 ID:s7TIyOPZ

その疑問に、ブラックアウトの思考は若干の戸惑いを浮かべる。
この世界は地球とは違い、魔法という利便性に富んだ技能が存在する為に科学技術の発展は軽視される傾向に在るらしい事は、これまで集音した会話と王都の場景から判明していた。
実際には自らの優位性が崩れる事を恐れた一部の先見性を持つ貴族達が、その発展を意図的に妨げている可能性も在るが。

とにかく、このエネルギーの発生源の特定が最優先事項だ。
もしそれが手頃な大きさの物ならば、自身のスパークに触れさせる事で手駒とする事が出来るかもしれない。
そうなれば情報収集や主の護衛も、今まで以上にやり易くなるだろう。
そう、全ては地球へと戻り、オールスパークの回収と真の主たる『―――――』の復活を果たす為―――――



そこまで思考が進んだ時、何らかのプログラムがブラックアウトのシステムを急速に侵食し始める。
数多の防壁、アンチウイルスプログラムすら瞬く間に突破したそれは記憶中枢に侵入、複数のデータを書き換え始めた。
ブラックアウトの擬似視界内に、無数の単語が目まぐるしく錯綜する。


877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:14:14 ID:WtpC++fF
一時的な主ってルイズヤバスwwww支援

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:14:30 ID:+8LBS20C
まさかガンダールヴのルーンがエグい事始めたか支援

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:14:58 ID:8bMqFRv5
支援

880 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:15:04 ID:s7TIyOPZ



『カタール』 『米軍基地』 『エアフォース・ワン』 『アイスマン』 『ウィットウィッキー』 『セクター7』



〈4500X、空軍機の誘導に従え〉
〈4500X接地〉
〈不明機乗員に告ぐ。エンジンを切り、機体を降りろ。指示に従わない場合、射殺する〉



〈オールスパーク発見〉
〈スタースクリームよりディセプティコンズ、出撃せよ〉
〈バリケード了解〉
〈デバステーター了解、出動する〉
〈ボーンクラッシャー了解、これより急行する〉



〈ブラックアウト了解、『―――――』に栄光あれ〉


881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:16:18 ID:8bMqFRv5
支援

882 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:17:04 ID:s7TIyOPZ





……最優先事項は、この世界『ハルケギニア』に於けるエレクトロニクス発達の促進。
何れ来る戦力不足を補う為の、ディセプティコン戦士の『生産拠点』を築く事だ。
その為には、人間達と自身を繋ぐ存在が必要不可欠。
そしてそれは我が主、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールを措いて他に無い。
彼女こそが、最優先防衛目標である。
目下最大の懸念は、常時護衛に就けるユニットが存在しない事。
問題解消の為にも王都のエネルギー発生源を特定し、可能ならばディセプティコンとして覚醒させる。
実行は……可能な限り速やかに。

彼の記憶中枢からは既に、本来の主に関するデータの殆どが消失していた。
思考は相変わらずディセプティコンズの戦略に基づいたものだが、既に地球への帰還、オールスパーク回収に関する思案は消え失せている。
そして戦略の果てに生まれた、新たな主ルイズへの義務感にも似た保護心。
それが外部から植え付けられたものと気付く事も無く、ブラックアウトはルイズの安全確保に向けた計略を練り始める。



擬似視界からは何時の間にかディセプティコンズのマークが消え去り、入れ替わる様に使い魔のルーンが浮かび上がっていた。


883 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:19:04 ID:s7TIyOPZ





「……で、何でアンタ達が此処に居るのよ!」
「あら、いいじゃない! 1人で行くよりは人数が居た方が楽しいわよ!?」
「……」

虚無の曜日、ルイズ、キュルケ、タバサの3人はブラックアウトに乗り、王都へと向かっていた。
本来ならルイズは、今日一日をブラックアウトとの対話に費やす筈だったのだが、それは他ならぬブラックアウトにより却下される運びとなる。
尤もブラックアウトが、明確にそう言葉にした訳ではない。
ルイズがコックピットに乗り込んだ際、ディスプレイに王都の地図が表示され、奇妙な光点と『要調査』の文字が浮かんだだけだ。
だが短い期間ながら、これまでの経験からブラックアウトに絶大な信頼を寄せるルイズ。
彼女は使い魔の意思を尊重してその地点へと向かうことを決め、一旦部屋へと戻り支度を済ませると、再度ブラックアウトに乗り込んだのだが。

「まさか見られてたなんて……!」


884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:19:31 ID:+8LBS20C
フレンジーは地球のコンピューターでは20年かかるアメリカのファイアウォールを10秒で破った。
ブラックアウトもそれに劣るかもしれないが相当なもののはず。
なのにそれをあっさり……ルーン怖ぇぇぇぇぇぇ!?
スコルポノックの方はどうなんだ?

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:19:32 ID:WJC468Vs
テーテテーテテー支援

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:19:54 ID:PsQkxhU7
げぇー!?
クラックされたー!?
支援

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:20:09 ID:SpSn1+K1
鉄仮面に顔を奪われ十と七とせ、生まれの証さえたたんこのあてぇが、何の因果かルイズの手先。
ゼロの使い魔麻宮サキ!
二股かけたあげくバレた精勤を他人に転嫁する最低男。
おんしゃら、許るさんぜよ。

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:20:16 ID:/Xg2+0+p
デストロンのマークを打ち破るなんて・・・
使い魔のルーンは化け物か 支援

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:20:17 ID:8bMqFRv5
支援

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:20:33 ID:HydJeMpK
>>884
やばり、あれだな。
魔法と言う未知の手段からのハッキングは、まだ対抗策が無いから。

891 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:21:04 ID:s7TIyOPZ

そう、今や四六時中ブラックアウトに張り付いているフレイムの視界を通し、ルイズとその使い魔が出掛ける事を知ったキュルケが、タバサを巻き込んで先にブラックアウト内部に潜んでいたのである。
因みにシルフィードもブラックアウトに寄り添っている事が多く、何を考えているのか何時もきゅいきゅいと話し掛けているらしい。
タバサは使い魔のプライバシーにまで踏み込む気が無いらしく、同調を行っていない為にその内容を知らないが、最終的には何時も話し疲れたシルフィードがブラックアウトに寄り掛かって昼寝を始めるのが決まったパターンとの事。
他には頭にロビンを乗せたヴェルダンデが、ブラックアウトの影やら日に当たる側面やらを行ったり来たりしつつ昼寝をしているのが、複数の生徒や教師達に目撃されている。
ロビンは先程まで単体でガラスに張り付いていたが、出発の際にワイパーで弾き飛ばされた。
加減はしてあったらしく、草の上に飛ばされただけで済んだが。

「でも私達がいなきゃ、地図の写しも取れなかったじゃない!」
「別に魔法を使わなくても、写しくらい取れるわよ!」
「そう!?」

からかうキュルケと不貞腐れるルイズ。
ローター音が五月蝿い為、2人とも怒鳴り声だ。
タバサは相も変わらず本を読もうと試みていたが、余りの騒音に断念。
今はコックピットから外を眺めている。
そして数分後、頭上のローター音が微妙に変化した。


892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:22:20 ID:DBOPjRuD
支援

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:22:24 ID:b3iAlKGl
ま た ガ ン ダ ー ル ヴ か

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:22:53 ID:oDOI94L4
しえーん

895 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:23:04 ID:s7TIyOPZ

「あら?」
「そろそろね……」

降下を始めた事を感じ取り、2人は各々僅かな荷物を抱え込む。
馬で2時間の距離を数分で飛んだブラックアウトは王都郊外の森へと降り立ち、ローターの回転が緩やかになったところでハッチを開いた。





「いらっしゃ……旦那、ウチは真っ当な商売をしてま」
「客よ」

タバサが写しを取った地図に従い訪れた先は、ブルドンネ街裏通りに位置する寂れた武器屋だった。
主人の言葉を遮り、3人はブラックアウトが示した店内の一画へと向かう。
其処には安売りの剣が積み上げられ、それを目にしたルイズは顔を僅かに顰めた。

「……ほんとに此処? 写しを間違えたんじゃないの?」
「間違い無い」
「うーん、タバサがそんな基本的な間違いをする筈無いしねぇ……」

首を傾げる3人。
その時、目前の剣の山の中から威勢の良い声が響く。



「帰んな、貴族の娘っ子ども! 此処はおめぇらみてーなナヨナヨした連中の来るトコじゃねーんだ!」



この瞬間、ルイズの購入する剣が決まった。


896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:23:10 ID:2iOdpUiF
>>887
それ俺の親の時代のネタなわけだが
いったいいくつだあんたw

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:23:29 ID:WtpC++fF
なんという記憶のすり替え…おそろしすぐる支援

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:23:35 ID:G44QBMyO
やはりこういうルーン洗脳展開を見ていると、ダード・ライ・ラグンを召喚させたくなってしまうな……。

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:24:23 ID:+8LBS20C
>>896
最近4代目が映画化されたとかなんとか。 そして支援

900 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:25:04 ID:s7TIyOPZ





喚く錆び付いたインテリジェンスソード『デルフリンガー』を手にブラックアウトの元へと戻ったルイズ達は、その側で微動だにせず控える巨大な鋼の蠍に凍り付いた。
スコルポノック自体はブラックアウトの分身の様なものであり、ルイズに危害を与える事は無い。
それはブラックアウトとの対話から既に知り得ていたが、それでも3メイルを超す巨大な蠍ともなると、見た者に生理的な恐怖感を沸き起こさせるものだ。
ルイズ達が再起動を果たし、スコルポノックの前を横切ってブラックアウトへと歩み寄ったのは、輪になった3人と一振りが相談を始めて5分後の事だった。

それはさて置き、漸く歩み寄ったルイズ達の目前でスコルポノックが収納されていたであろうスペースに、青く眩しい光が走る。
驚いてそれを見詰めていた3人だったが、光が一条の線となりルイズの手に収まったデルフリンガーを指した事で、それを此処に置けという指示であると理解した。
3人の視線がデルフリンガーへと注がれ、それを感じ取った彼は妙に怯えた声で恐る恐る発言する。

「な、なぁ娘っ子……何か猛烈にイヤな予感がするんだが」
「奇遇ね、私もよ」
「右に同じ」
「残酷無惨」

そう言いつつ、無常にもデルフリンガーをカーゴ内に置くルイズ。
いよいよもって危機感を煽られた彼は、最早命乞いとも取れる哀れな声を上げ始めた。


901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:25:31 ID:WFBelaAp
放射線を空気をつかって防ぐことは、不可能じゃないぞ。
ガンマ線などの電磁放射線なら、空気を圧縮させてレンズをつくり、光を屈折させれば防げるかも。
それ以前に、遍在は風で可視光線に影響を与えているんだから、
同じ電磁波であるガンマ線に影響を与えられないほうはなかろう。
アルファ線などの粒子放射線は、あくまで粒子だから、大量の風をぶつければ防げる。

確かに、放射線に風で対抗するのはばかげているけど、量さえ十分なら防げないものではない。

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:25:50 ID:eCKdRTFw
しかしブラックアウト相手であればルーンがあってルイズ大ラッキー
なんか、手駒増やそうとしてるし、敵が可哀想なだけでかなり当たりだよな支援

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:26:18 ID:+8LBS20C
スコルポノックもアウトか……そしてさよならデルフ。

904 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:27:04 ID:s7TIyOPZ

「娘っ子! 俺を店に戻してくれ! オメーにゃもっと煌びやかな……そう! ゲルマニアの錬金術師、シュペー卿が鍛えた一品とかが……」
「別に私が使う訳じゃないわ。アンタを買うように言ったのは私の使い魔。アンタが乗ってるそれよ」
「んな! この鉄屑が俺の相棒!? ……ってコイツ使い手」

最後に何かを言い掛けていた様だが、それを言い切る事無くカーゴが閉じられる。
3人はそれぞれ手を振ったり、目頭を押さえたり、むーざんむーざんと呟いたりと見事にばらけた対応で、ブラックアウト内部に消えてゆくデルフリンガーを見送った。





ブラックアウトは驚愕した。
スパークを持たないにも拘らず、自己の意思を持つ無機物。
そしてそれが内包する、驚くべき強大なエネルギー。
永きに渡り宇宙を彷徨ってきたブラックアウトも知り得ない、全く未知の存在―――――魔法自体が未知といえば未知なのだが―――――が其処に在った。

これならば上手くいくかもしれない。
電子機器ではないが、この器物は確固とした自己の意思を持っている。
判断するのは自身のスパークが持つエネルギーであり、意思ではない。



内壁の一部に新たなスペースが開き、カーゴ内に青い光が満ち溢れる。
何事か喚き散らすデルフリンガーを光が呑み込んだ時、ブラックアウトの擬似視界に新たな言葉が浮かび上がった。



『反応、検出』


905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:27:26 ID:UgGs30Tr
>>898
頭脳体限定だよな……?それでも化け物だけど。

そーいえばゲンも割と化け物だよな。ダード背負って200mを1秒フラットで駆け抜けたり
数百キロありそうな珪素生物他を両手で保持して顎の力で全部支えたり
柱の後ろにいる人間の肩紐を放り投げた無数のミラーに反射させて狙撃したり。

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:27:56 ID:too5Ezir
「残酷無惨」 支援w

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:28:10 ID:Lj5zMWjz
>「残酷無残」
タバサ自重wwwwww

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:28:33 ID:WtpC++fF
>>901
遍在は別に可視光線を利用してるとかそういうもんじゃないのだが…ホログラフィックじゃないんだぞ。
あれは正真正銘本人が多数存在しているだけ。

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:28:58 ID:fZ1GjC9h
ブリミルの呪いはすげーなw

しかし、スコルノボックは洗脳対象外なんだよな支援

910 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:29:05 ID:s7TIyOPZ





「……退屈ねぇ」
「あの子達、何やってるのかしら?」
「野暮」

特にする事も無く、ブラックアウトが動き出す様子も無いので、スコルポノックに腰掛けて寛ぐ3人。
ルイズは降り注ぐ日差しと温かい装甲に舟を漕ぎ始め、キュルケはそんなルイズを背に寄り掛からせ化粧の具合を確かめている。
タバサは本を読みつつ、スコルポノックの仕組みが気になるのか時折下へと視線を向け、手で叩いたり装甲の隙間を覗き込んだりしていた。

「……んにゅ」
「野暮って……それにしたって時間が掛かるわねぇ」
「……きっと激しい」
「何がよ」
「あったかーい……」

そしてルイズの腕がキュルケの腰に回り、キュルケが2人の頭を叩き、タバサが並々ならぬ想像力の持ち主である事が判明した頃、金属的な音と共にカーゴが口を開けた。
反射的に振り向いた先には、カーゴの床に転がる錆ひとつ無い片刃の長剣。

「あら? 錆が……消えてる?」
「何、錆落とししてたの?」
「……ち」

口々に呟きながら、カーゴへと歩み寄る3人。
そしてルイズはデルフリンガーを手に取り、その刀身を眺め回す。
キュルケとタバサもそれに続き、錆が落ち見事なまでに磨き上げられた刃をしげしげと眺めていた。

「……アンタ、磨けば結構なものじゃない。新金貨100枚じゃ安過ぎる位よ」
「ほんと、随分な業物みたいね……私は分からないけど」
「……」

3人が無言のデルフリンガーを眺めていたその時、ルイズの手の中でカチリと僅かな金属音が響いた。


911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:29:21 ID:HydJeMpK
偏在は明らかに風で出来ることじゃないからな。
おかしいにもほどがある魔法だ。

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:29:29 ID:9NGt7W5Q
魔法道とはシグルイである支援

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:30:49 ID:XKYO93Jc
デルフがトランスフォームか!? 支援

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:30:52 ID:2iOdpUiF
お美事にございまする支援

915 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:31:09 ID:s7TIyOPZ

「……?」
「何?」
「……! 離れて!」

タバサの警告にルイズとキュルケが視線を上げた瞬間、手の中のデルフリンガーが幾重もの金属音と共に原形を留めぬまでに分解される。
ぎょっとした表情のまま凍り付く2人と、杖を構えて後ずさるタバサの前で、妙に細い腕と脚を持つ何かが立ち上がった。
丁度その頃、漸く我に帰った2人が目の前の存在に混乱し、上手く回らぬ舌で動揺もそのままに叫び出す。

「ななななな何よこれ!? 何!?」
「けけけ剣が剣が剣が亜人、ああ亜人に」
「2人から離れて」

自身を指差したまま混乱の極みに在る2人と臨戦態勢を取る1人に対し、6つの眼と異様に細く長い四肢、50サント程の細く長い刃を備えた異形は、妙に響く奇妙な声で呆けた声を零した。





「……おでれーた」


916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:31:39 ID:+8LBS20C
>>909
ブラックアウトの分身のようなものって事はアウトじゃないかね……そしてデルフトランスフォームか?

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:32:00 ID:sBZHR/Et
おでれーた!言わずにはいられない!

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:32:22 ID:eCKdRTFw
>「……ち」
タバサ自重
おでれーたトランスフォーム支援

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:32:56 ID:Lj5zMWjz
いかん、吹き出さざるを得ない

920 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:33:05 ID:s7TIyOPZ





一頻り怒号と絶叫、爆発音と氷の砕ける音が響いた後、スコルポノックを回収したブラックアウトへと乗り込んだ一同は学院への帰路に着いていた。
機内では奇怪な亜人型となったデルフリンガーに対し、3方から嵐の様な質問が浴びせられる。

「じゃあアンタは元からそういう存在なんじゃなくて、ブラックアウトが何かしたからそうなったっていうのね?」
「おーよ。自分の意志で自分の身体動かすなんざ生まれて初めてだーね」
「剣に戻れるのよね?」
「ほらよ。何時でも戻れるし、人型にもなれるぜ」
「……第二子?」
「……いや、何の事だ青い娘っ子」

そして学院付近へと辿り着いた時、唐突に機内に警報が響き渡った。

「な、何?」
「うわちょっと……うるさっ……!」
「こいつは……! 娘っ子! コックピットへ行け! ヤバい事になってるぜ!」
「アンタ何言って……!」
「急げ! 相棒がそう言ってんだよ!」

何らかの方法で言葉が通じているのか、ブラックアウトの言葉を代弁するデルフリンガー。
急き立てられるままにコックピットへと移動したルイズ達は、其処で驚くべき光景を目にした。



「ゴ、ゴーレム!?」





視線の先では、30メイルは在ろうかという巨大なゴーレムが学院の壁を破壊し、今まさに逃亡を図ろうとするその瞬間であった。


921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:33:06 ID:fZ1GjC9h
良かった。ちゃんと自我は残ってる
今までの作品のなかでデルフが一番悲惨な事になるかと思ったぜ支援w

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:33:09 ID:+8fWKWsR
>>911
どっちかってーと虚無寄りだと思うのは気のせいか?

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:33:11 ID:HydJeMpK
トランスフォーム! デルフリンガー!

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:33:22 ID:jqBiC731
おでれーたのはこっちだ支援w

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:33:31 ID:WtpC++fF
>>911
力の落ちない四身の拳のパワーアップ版だもんな。支援

926 :夜天の使い魔:2007/08/16(木) 22:33:52 ID:tALxey/B
そりゃあ驚くよなw

そして最後尾に予約だ支援

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:33:54 ID:bUdmTydv
>>901
超風の放射線防げるほどの量の空気をワルドが操作できるなら
虚無なんかに頼らなくても一人でハルケギニアを支配できそうな気がします…

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:33:59 ID:/Xg2+0+p
ととととととと、トランスフォーム!?
メガッサオデレータ支援

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:35:14 ID:23eplPRt
37スレ目にしてとうとうデルフ擬人化か。
ゼロスレも半年で行くとこまで行き着いたな
ゼロの使い魔始まったな支援

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:35:31 ID:+8fWKWsR
>>923
カッコヨクネとオモタw

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:35:31 ID:WtpC++fF
マイクロンを思い出すぜ支援

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:35:32 ID:8bMqFRv5
遍在は風はどこにでもあるから、
自分が風になれば自分もどこにでもあることになるという理屈か?

だったら真空中に遍在は入れないのか?

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:35:52 ID:XKYO93Jc
ディセプコンズ新メンバー「オデレータ」

934 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/16(木) 22:36:23 ID:s7TIyOPZ
投下終了。

実は今、手元にゼロ魔原作が無い次第。
明日買いに行くつもりだけど、こないだみたく無かったらどうすべ……

続きはまた明後日投下……できたらいいなぁ。

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:36:25 ID:sBZHR/Et
>>911
空気は何処にでもあるからって感じの魔法だよな。
でもそうすると、
地面があるところなら土メイジでも
水があるところなら水メイジでも
そこら中で火が燃えてれば火メイジでも遍在が出来る理屈だとおもうんだけどもねえ。

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:36:39 ID:+kFL86FP
むしろターゲットマスター支援

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:36:47 ID:LKU5gCRV
こうも洗脳過程を明確に示されると薄ら寒くなってくる
ルイズが離れたから〜とかで効果が弱まる以前にデータ復旧できるのか?

あとまじおでれーたがとりあえず、デル公サブレギュラー化?おめw

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:36:54 ID:+8fWKWsR
>>933
ぶっw

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:37:21 ID:WtpC++fF
>>935
存在が空気な人じゃないと遍在は使えないのさ。

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:37:54 ID:f0CYr3Zi
ならばフレイムも(ry

941 :夜天の使い魔:2007/08/16(木) 22:38:46 ID:tALxey/B
次空いてるみたいなんで40分位から行きます

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:38:54 ID:sBZHR/Et
ttp://stc.daa.jp/blog/2006/07/post_25.html

俺、このギャオスなら大量繁殖してもいい。

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:39:11 ID:+8LBS20C
ディセプティコンの人乙。
ブラックアウトを文字通りブラックアウトさせたガンダールヴのルーンのおかげで余りほのぼの出来なかったw
デルフには確かにほのぼのしたけどさぁ……担当としてはフレンジー扱いなんだろうか。
そしてフーケさんが大ピンチだ。

そして……次は夜天の人かな?

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:39:22 ID:Lj5zMWjz
>>933
そこはデルフリンガーにしてやれよw
だがビーストしかまともに視聴してない俺にはオデレータとしか呼んでもらえず愚図るデルフが見える

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:40:30 ID:WtpC++fF
>>937
数あるファンタジーの魔法の中でもかなりのド外道魔法に思えるなw

946 :夜天の使い魔 1/6:2007/08/16(木) 22:40:31 ID:tALxey/B
「それでね、お姉さまは虚無の日はいっつもお部屋に閉じこもりっきりなの!
 一人で静かに本を読んでいるのが好き。でも一日中お暇なんだからもっとシルフィのお相手して欲しい」
「なんか見た目の印象通りな休日の過ごし方ね」
「わたしそういうのは良くないと思う。もっとお外にでて体を動かさないと健康に良くないのね」
 トリステイン魔法学院でも余り人の訪れる事の無い一角で、柔らかな日差しの下語らう少女と竜の姿があった。
ルイズ・フランソワーズとシルフィードである。
 
 先日の事−
 ルイズとキュルケに韻竜だとばれてしまったシルフィード。タバサにとっては少々厄介な事態
と言えたこの出来事であったが、当人であるシルフィードには嬉しい誤算が待ち受けていた。
 
「今後は絶対に人前で喋っちゃ駄目。絶対に駄目」
 きつめの口調でそう念を押すタバサ。一見何時もと変わらぬ表情のようであったが、シルフィードにはきっちりと怒りの様相が見て取れた。
(ひええ、お姉さまがお怒りになってる)
 彼女が怒るのは非常に珍しいので、その様子にシルフィードは肝を冷えあがらせる。
「でも、あの二人の前でだけなら喋っても良い」
 怒られておちこむシルフィードだったが、続く言葉に一瞬で天にも舞い上がらんばかりの気持ちになった。
彼女は元々おしゃべり好きだ。本当ならば色々な人とお話してみたいと思っていたのだ。
しかし彼女が韻竜であるというのは絶対の秘密であった。それが白日の下に晒されたとするなら、彼女自身の身を危うくする。
その事を敬愛するお姉さまから聞かされた為渋々口を噤む事となったのだ。
しかし欲求とは抑え難いもの、無理をする日々は少しづつ彼女にストレスを与えていった。
 −やっぱり一杯誰かとお話したい!
 そう思っていた所でのこの事件。結果的には棚から牡丹餅、まさに天からの恵みに等しかった。
 一方のタバサも、ほんの少しばかりの安堵を得ていた。伊達に韻竜の主をやってはいない、
彼女だって自らの使い魔の心情位容易に察していた。かと言って余り頻繁に構ってやる事は出来ない。
そんな中で起きた偶然が、丁度良い方向に作用してくれそうだと思ったのだった。
「もし良かったら、話し相手になってあげて」
 そのようなお願いを、ルイズとキュルケの二人にしてみた。
「きっとあの子も喜ぶ」

 シルフィードとキュルケもうまが合ってすぐに仲良しになった−お姉さまのお友達であるからして、
シルフィードの印象も良かったからだ−が、意外にもルイズとはさらにうまがあった。
無口な主人を持つシルフィードと物言わぬ使い魔を持つルイズ、ある意味似たもの同士の二人は何処か共感めいたものがあったのだろう、すぐに打ち解けて仲の良い友達となった。
お互い話し相手に飢えていたというのも、大きな理由の一つであったのかもしれない。
 ルイズは暇を見てはなるべくシルフィードの元へ向かうようになった。ルイズにとってシルフィードは実に話し易い相手だ。
自分をゼロと蔑んでいた訳でも無い、つまり色眼鏡で彼女を見ない。純粋な行為で接してくれる。それがとても嬉しかった。
 今日もルイズはシルフィードとお戯れ中である。なるべく人が来ないような所で談笑する様は年頃の男女の逢引にも似た様相があった。
ちなみに人が近付くとどうやって察知してるのか知らないが本がくるくる回って教えてくれる。
本当に主人思いの使い魔ね、とルイズは自身の使い魔への親愛の情を深めていた。
 ちなみに今日はシルフィードの背中に乗せて貰ってのお喋りだ。
厚い鱗の下からほんのり伝わる体温と巨大な生物故の緩やかで大きな息遣いがなんとも心地良い。
(やっぱり竜の使い魔も凄いわね……)
 竜と言えば使い魔の華、やはり少々羨望の念を持ってしまうルイズだった。

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:40:32 ID:WFBelaAp
>>908
結局、「風」を「本人」という可視光線に影響を与えるものに、変換しているんだろ?
同じ要領でガンマ線をさえぎりうるものに変換すればいい。
厚さ10センチの鉛の板でも作れば十分だろう。

もちろん、風でレーザーを発振できるとはいわん。
だが、過程や原理はともかく、「風」の魔法に結果として「電磁波」に「遮断」という影響が出るものがあるんだから、
それを応用すれば可視光線以外の「電磁波」も「遮断」できるはずだという意見の、どこがおかしいんだ?

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:40:58 ID:+8LBS20C
祝福のエール支援

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:41:33 ID:LKU5gCRV
>>947
ちょっともちつけ支援

950 :夜天の使い魔 2/6:2007/08/16(木) 22:41:35 ID:tALxey/B
「そういえばルイズさまの使い魔ってご本なのよね。お姉さまも本が好きだからルイズさまの使い魔も気になっているかもしれないわ」
「そう? タバサは本が好きじゃなくて本を読むのが好きなんだろうから、こんな風に読めない本は特に興味無いんじゃないかしら」

 ぱらぱらと己の使い魔を捲る。やはり何度見てもその内容は奇妙だと、今ですら思う。
それになんだか呼び出した当初と内容が微妙に変わっているような気がするのだ。
勿論文字が読める訳では無いから確実に変わっているという確証は無い。しかし微妙に頁構成が変化しているとルイズには思えた。
それが本自体の振る舞いの変化と関係しているのだろうと言う事はなんとなく察しはついたが、何故このような事が起こるのかは謎だった。
 
「シルフィこんな風に空に浮かぶご本なんて見た事無い! とっても不思議でとっても素敵な使い魔、ルイズさまは凄いのね」
 なんだかとっても気恥ずかしい。ルイズの頬がちょっとだけ朱に染まる。
自分を褒められる事も滅多に無かった−昔の話で、今は逆に羨望される事も多い−が、使い魔を褒められる事はもっと無かった。
いや、シルフィードが初めてじゃないだろうか。
(これは……自分が褒められるより嬉しいかも)
 親が子を褒められた時の気持ちはこのようなものかもしれない、とルイズは想像した。やはり自慢の使い魔を褒められるのは単純に嬉しい。
 本もその言葉に喜んだのかシルフィードの回りを嬉しそうに飛び回る。シルフィードはその姿をみてさらにきゅいきゅいと声をあげて喜んだ。
とても奇妙な使い魔同士の触れ合いに、微笑ましい気持ちになるルイズだった。
「まあわたしの自慢の使い魔だからね、品評会でもシルフィードには負けない自信があるわ。とっておきの趣向も用意してあるしね」
 そう言ってからルイズは気付く。
「あなた達、品評会の練習って全然してないんじゃない?」
 ここ数日の様子を思い返してみてもそのような素振りがあった記憶がまったく無い。
タバサは図書室で本を読んでいる事が殆どのようだし、シルフィードの様子は言うまでも無い事だ。実は影でこっそり練習でもしているのだろうか?
「きゅいきゅい! そうなの、聞いて欲しいのルイズさま! お姉さまったら全然わたしと遊んでくれないのよ! 他のみんなはあんなに楽しそうにしてるのにシルフィだけ仲間はずれ! とっても悲しいの」
 残念そうにうなだれるシルフィードの様子に、それは無いと自分の考えを否定した。
「韻竜だって事を抜きにしたってシルフィードは立派な風竜ですものね。下手な小細工は無用って判断したのかしら?」
 竜を喚んだ、ただそれだけで非凡ではない事の顕れだ。今回ばかりは他の者達では太刀打ち不能だろう。
(まあ、わたし達位ね、対抗出来るのは)
 本気でそう思っていた。ラ・ヴァリエールの意地っ張り精神は伊達じゃない。
 しかしシルフィードはふう、と大きな口で溜息をついた。
「そんなんじゃないのね。お姉さまは全然品評会とか言うの興味ないみたい。わたしもそんなの興味ないけど、せっかく一緒に遊ぶ機会が増えると思って期待してたのに……」
 ここ数日で、シルフィードはタバサの事が大好きなのだと良く理解出来たルイズにとって、彼女の落胆振りは同情に値するものであった。
確かにタバサの性格を鑑みれば品評会が眼中に無くてもおかしく無い。
 ルイズはタバサと大して付き合いが深い訳では無いが、フーケの一件で行動を共にして以来それなりに縁が出来た為か、おおまかな彼女の人となりは判った。
(わたし達とは、根本的に違う所を見てる娘なのよね)
 他の大多数の生徒達のように、学院生活を謳歌しようなどとは露ほども考えていない。常に貪欲に知識を溜め込み、腕を磨く。
その繰り返しで日々を埋めていく、そういう生き方をしている。それはまるで刀剣を鍛える様のように、自らを叩き、堅く鋭く磨き上げていく。
彼女は剣にして鍛冶工、ただひたすらに己を高め行く鋼の意思を持つ存在。

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:42:23 ID:mp+kFpol
次スレに突入したらキンタロスネタの続き投下する支援

952 :夜天の使い魔 3/6:2007/08/16(木) 22:42:38 ID:tALxey/B
 彼女には何か目的がある。おそらく命を賭けるべき悲願にも類する切なる何かが。そうでなくては、人はあそこまで真摯に生き続ける事は不可能だ。
 そしてそれに関わらない一切の出来事には興味が湧かないのだろう。
彼女の進むべき道には品評会等という行事は含まれていない、故にどうでも良い事なのだと考えている。
それがルイズの見立てだった。
 
 つまり無駄を好まない性格なのだろうが、そうとは言えもう少し自分の使い魔に気を使ってあげても良いのではないかと思ってしまう。
シルフィードは快活でおしゃべり好きだ。
確かに過不足無い程度の触れ合い−きちんと本人の意向と栄養状態を考慮した食事を手間を掛けて
用意したり、細めに体を拭いてあげたり、きちんとした世話はしているのだ、タバサは−はあるのだが、
シルフィードが一番求めているのは大好きなお姉さまとの触れ合いなのだ。
沢山話をして、沢山触れ合う。一番欲しているものが与えられていないのは辛い状態だ。
例え他が満たされていたとしても、真の満足は得られないのだから。
 
 シルフィードの広い背中でごろりと寝転がりながら、
「なかなかままならないものね……」
と呟く。どうにかしてあげたくてもこればかりは他人が口を挟む問題では無い。メイジと使い魔の関係は相互の間で築くもの。
門外漢が下手に手を差し伸べるというのは無粋の極みであろう。

 視界一杯に広がる空の中、己の使い魔が浮いている。
 私はどうなのだろう? そう自問する。
最近はなんとか意志めいたものが判りかけてきたので多少の意思疎通は行えていると感じてはいるが、
言葉を交わせる訳でも無いこの主従関係、本当にこの子の望む事をして上げていられるのだろうか?
 そう不安になるルイズ。
 彼女の使い魔も相当に人懐っこい、そこがシルフィードとだぶる。もしかしたら、もっともっとコミュニケーションを求めているのかもしれない。
でもどうやってそれをすれば良いのだろう?

「あらお二人さん、あんまり元気なさそうじゃない?」
 不意に掛けられた声に、反射的に身を起こす。シルフィードも僅かに体を揺らしたのを感じた事から、彼女も驚いたらしい。
「キュルケさま! こんにちわ!」
 こんな所に一々来る者など限られているし、本が反応もせず素通りさせる者などルイズを除けば二人しか居ない。
「こんにちわシルフィード。ついでにルイズも」
「わたしはついで扱いか」
 元気良いシルフィードの挨拶に、キュルケはにこやかに手を振って応える。ルイズについてはとりあえずついで扱いらしい。
「随分と辛気臭い顔していたわよヴァリエール? 悩むなんてらしくないじゃない」
「ちょっと主従関係について思いを巡らせていただけよ。思ったより難しいんだなあって」
「ふうん」
 ルイズの言葉に何か思わされる所があったのか、キュルケも思案を巡らせ始めた。
「使い魔召喚の儀式からそろそろ2ヶ月経つものね。色々思う所も出てくるわよねえ」
 一月や二月も経てばお互いの事が段々と判ってくる頃だ。そして関係性の馴れが色々なトラブルを引き起こす頃合でもある。
(こういう時期に品評会、って言うのは良く考えられているわよね)
 主従一丸となって一つの目標に向かって努力する、その事に因ってお互いはより強く結びつく事が出来るだろう。
もしお互いの関係が上手く行っていなくてもその改善を促す事になり、仲の良い主従であるならより一層絆を深めるのに役立つ。
傍目から見ている分には単なる学校行事でしか無いと思ったものだが、当事者になるとその有意義さが良く判る。
流石良く考えられているのね、とキュルケは関心した。

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:42:56 ID:WtpC++fF
>>947
全部がおかしい、以上。

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:43:22 ID:sBZHR/Et
夜天さん次スレだね支援

955 :夜天の使い魔 4/6:2007/08/16(木) 22:43:43 ID:tALxey/B
「ところでルイズ、あんたの使い魔ってまだ名前決めてないんでしょ? まず悩むも何もそれからじゃないかしら」
「そう、なんだけどねー」
 未だルイズは己の使い魔の事を「本」と称している。これは傍目から見ると実に奇異だ。
使い魔の事をかなりお気に入りなのは誰の目から見ても明らかであるというのに、名前すら付けていないなどと言う事は普通では有り得ない。
契約が為された使い魔に対し主人が先ず行うべきは命名である。名をつけるという行為によってメイジは自らが主人である事を示す。
そしてその名を以って使い魔は使い魔として初めて成り立つのだ。それを怠るなどメイジとしては失格だ。
 勿論ルイズは必死に名前を考えた。
己の使い魔に相応しい、他のどの使い魔よりも素晴らしい名前をつけようと、自らの知恵と知識の全てを動員し考え抜いた。
しかし幾つか候補が浮かぶ度、心のどこかで声が聞こえるのだ。これは違う。こんな名前じゃない、と。
 この本を表す本当の名前、その存在の全てを秘めた真実の名、それは既に存在するのではないか?
 そしてその事を何処かで理解してるから、どうしても名前が付けられないのではないか?
 もし名前を無理に付けるような事をしてしまったなら、それはこの本の存在そのものを穢すような気がする。
そしてそれは、主として決してやってはいけない事だ。
(わたしがするべきなのは名前をつける事じゃない。名前を探し出す事なんだ)
 それで良いんだ、とルイズは思う。形式よりも、大事にしなければならない事があるなら、それを大事にするべきなのだ。
それこそが、信頼というものの礎となるのだから。

「そういうあんたこそ、品評会の準備はどうなのよ」
 今の話題をあまり続けられても答え様が無いので困るルイズはそのように切り替えした。
キュルケもまた余り品評会に熱心であるようには見えない。
「私達は完璧よぉ。当日はフレイムの華麗な火捌きをとくとご覧あれ」
 ふふん、と得意気な様子のキュルケ。隠れて練習でもしているのだろうか、相当に自信があるようだ。
「可哀想に……どんなに頑張ったってわたし達には敵わないのに」
 それに対するルイズは心底同情しているようだった。こちらもまた自信満々であった。
「ふふふふふふふ」
「ほほほほほほほ」
 シルフィードには、二人の間に火花が散っているように見えた。
ヴァリエール家とツェルプストー家、長い因縁が血に刻まれているのであろうか、お互い視線を激しくぶつけ合いながら一歩も引く様子は無い。
(二人とも仲良しみたいに見えるのに喧嘩が多いのね。とっても不思議)
 韻竜である彼女にとって、二人の関係は不可思議の一言。
最も世の中には「仲が良いほど喧嘩する」という言葉もあるのだが、人間の格言などまったく知らないシルフィードには実に奇妙な関係に映るのだった。
 興味深げに様子を見守るシルフィードの目の前で、二人が生み出す喧騒はだんだんとエスカレートしていく。
馬鹿馬鹿しい程単純な罵りあいから遂には杖を振り出して、ルイズはゴーレムを作り奇妙なポーズで威嚇させ、キュルケは火球を宙に湛え今にも放たれんとした様相だ。
 流石にここまでエスカレートすると不味い。シルフィードは声を張り上げる。
「こらー! 喧嘩は駄目ったらだめー!」
 こうやって喧嘩の仲裁をするのは何度目なんだろう? 正直ちょっと疲れるけど、でも楽しい毎日。
 それが、あの日から手に入れたシルフィードの新しい日常であった。

956 :夜天の使い魔 5/6:2007/08/16(木) 22:44:47 ID:tALxey/B
 −そこは、まるで地獄だった。
 美しかった花畑は紅蓮の炎の糧となり、ごうごうと命を燃やしていった。空は一面戦艦に埋め尽くされ、地を埋めるのは死に絶えた骸の山であった
。その中を彼女は歩いてゆく。双眸からは止め処無く涙が零れ落ちるが、拭う事はしなかった。
むしろ全てを流しつくさんばかりの勢いで、泣き叫んだ。そうでもしなければ、悲しみの前に胸が張り裂けてしまいそうだったから。
 彼女だけでは無い。皆が涙を流し、悲しんでいた。
子供が事切れた親に縋りついて泣いていた。恋人を失った若者が慟哭していた。老夫婦が、己より先に死んだ子の不幸に涙していた。
そこには、悲しみが満ちていた。
 彼女もその手に骸を抱えていた。既に力なく四肢は垂れ下がり、嘗て目に湛えられていた美しい光は失われていた。
その胸に開けられた痛々しい穴からは止め処なく血が溢れ、赤く大地を染めていった。
 空の戦艦から放たれる砲撃が地を穿ち、揺らす。それに呼応するように無数の竜が暴れ周り、炎の息吹が全てを焼き払ってゆく。
目を覆わんばかりの蹂躙がここにはあった。
 まさに、ここは地獄だった。
 
 −どうして。
 彼女は天に叫ぶ。
 −どうしてこんな事に。
 天は、何も応えなかった。
 
 
 そこで、目が醒めた。
 息は激しく乱れ、夜着は汗を吸いぐっしょりと濡れていた。
 ここの所はずっと安眠していただけに、この悪夢の訪れはルイズの心を激しく乱した。
「こんな良い日に、最悪の目覚めなんてね……」
 皮肉な巡り合わせに苦笑する。今日はアンリエッタ王女殿下がこの魔法学院を訪れる日だ。
真に目出度い良き日であるはず、それなのに体は震え、悪寒が駆け巡る。ぎゅっと両手で己の体を抱きしめた。少しでも早くこれが収まるようにと。
 幾らばかりの時間が経っただろうか、やがてその心は平静を取り戻す。
 最悪の、夢だった。きっと今までの人生の中でも屈指の悪夢だっただろう。
夢の中で感じた恐怖も悲しみも生々しく、彼女の記憶に刻まれている。本当に夢であったかと疑いたくなる程に、現実感が溢れていた。

 −夢は、時にその人の未来を写す鏡となる。
 
 そんな格言が思い出されてしまった。
(そんな訳、無いわよね)
 あのような凄惨な状況がこれから訪れるなんて、あるはずが無い。ちょっと疲れていてたまたま夢見が悪かっただけなのだと己に言い聞かせる。
 
 本が、心配そうにルイズの周囲を回る。
「ありがとう、大丈夫よ」
 それでも尚、本は心配そうに回り続ける。微妙にその軌道が安定していないあたり、本もまた動揺していたのかもしれない。
 その様子を見て、段々と和やかな気分になってきた。
「さあて、気分を入れ替えて……今日は特に身嗜みに気を使わなくちゃね」
 王女殿下の手前、ラ・ヴァリエール公爵家の娘が無様な格好をする訳には行かないのだから。
 −まずは水浴びでもしてこなきゃね、こんなに汗だくじゃ。
 今日のルイズの朝は、大分慌しくなりそうな気配だった。

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:44:52 ID:LKU5gCRV
>>951
キンタロス待ってた!あと夜天さん次スレよろ〜

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:45:42 ID:WtpC++fF
風から鉛は生まれない支援

959 :夜天の使い魔 6/6:2007/08/16(木) 22:45:52 ID:tALxey/B
 魔法学院の正門から本塔の入り口までの間を埋め尽くすように、学院の全ての貴族達が整然と並んでいた。
彼らは門から本塔入り口までの道を形作る生け垣そのものとなり今かと王女の来訪を待っていた。
 
「なんか面倒ねぇ」
 退屈そうにキュルケが呟く。トリステイン国民ならば皆が敬う王女殿下であったが、ゲルマニア出身の彼女にしてみればなんら関係の無い事であったからだ。
「アンリエッタ姫様はトリステインの華なのよ。あんたなんかよりもずっと綺麗で清楚で可憐で、それはもう素晴らしいお方なんだから」
 むう、とむくれながらルイズが口を挟む。生粋のトリステイン貴族としては見過ごせない態度だ。
「絶対にあたしの方が美人だと思うけど」
 ルイズの言葉もなんのその、さらに気だるそうにするキュルケ。こうした形式ばった行事は苦手な性分なのだ。だって、めんどくさいし。
 
 やがて、蹄が奏でる軽やかな音が聞こえ始めた。一堂の間に緊張が走る。いよいよ王女殿下がやってくるのだ。
 門を潜り現れたのは、金銀にて彩られた豪華な四頭立ての馬車であった。
それを引くのは美しきユニコーン。四方を魔法衛士隊に固められ、ゆっくりと魔法学院の皆々の前に姿を現した。
 それに呼応するように居並ぶ生徒達が一斉に杖を掲げた。その音が歓迎の音曲の如く広場に鳴り響く。
 
 馬車が止まると、召使達が本塔の入り口まで緋毛氈素早く敷き詰めてゆく。
 そして、アンリエッタ王女が皆の前に姿を現した。気品溢れながらもやわらかさを感じさせる表情、整った顔立ち。
風評に恥じぬ美しさに、生徒達の間から歓声が上がる。
 王女はそれに笑顔を浮かべながら手を振って応えた。さらに歓声は大きくなる。
 
「やっぱりあたしの方が綺麗じゃない」
 熱狂の中、キュルケは一人冷めていたが。
 またヴァリエールの小言が飛んでくるかな?と身構えていた彼女だったが、何も起こらないので拍子抜けする。
(絶対に突っ掛かってくると思ったのに)
 怪訝に思ったキュルケは、横に居るルイズの顔を盗み見た。
 そこに有ったのは、意外にも歓声も上げずに真剣な表情で王女を見続ける彼女の姿であった。
 
 皆に笑顔で応えるアンリエッタ王女の顔に影があると、それを見抜いたのはただ一人、ルイズ・フランソワーズだけであっただろう。
華のような笑顔の中に、潜む煩懊がある。彼女にはそれが判った。いや、彼女だけがそれを知る由を持っていたのだ。
 −何か、お悩み事でもあるのかしら?
 今の王女の表情は何かを必死に覆い隠しているようだと、その様がさらにルイズの心配を掻き立てるのだった。

960 :夜天の使い魔:2007/08/16(木) 22:47:31 ID:tALxey/B
以上で投下終了。
前回「少し長めにして投下する」と言っていたが、実はそんなに文章量は変わってない……。
そして相変わらず話が進まない。
なんという牛歩。

んじゃあスレ立て行って来るよ。

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:47:59 ID:8bMqFRv5
>>947
>結局、「風」を「本人」という可視光線に影響を与えるものに、変換しているんだろ?

「本人」がどこにでもある「風」になっている。

そもそも鉛の壁とかを作るのなら、「土」の錬金のほうだと思う。

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:48:28 ID:sBZHR/Et
自分でも何故か分からないんだが、俺の中でのシルフィードのイメージがポケモンのルギアなんだ。
どう思う?

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:48:44 ID:LKU5gCRV
>>960
乙ですー&いってら

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:49:09 ID:WtpC++fF
>>960
作家さんがSS投下命中でスレ立てとは面白!

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:49:29 ID:+kFL86FP
つ アニメ版のシルフィの手が長いから?

966 :夜天の使い魔:2007/08/16(木) 22:49:54 ID:tALxey/B
滞りなくスレ立て完了したぜ!

http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187272126/

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:50:27 ID:LKU5gCRV
>>966
早っ!乙ッ!

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:52:23 ID:zusEootZ
埋 め な い か

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:52:26 ID:x3YvtD3E
>>966
色々乙

>>962
「命をかけてかかって来るんだわさ!」
こうですか?

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:54:41 ID:sBZHR/Et
>>970なら一発ネタで全力全開絶好調な魔族召喚

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:55:24 ID:mp+kFpol
スレの埋め立てにもランクがあってな。
俺の埋めは泣けるで!

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:56:25 ID:djU8Wc+j
>>947
遍在は風を自分に変換してるんじゃなくて、自分が風のように遍在するものになるという魔法ですよ。

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:57:10 ID:LKU5gCRV
>>971
十分で埋める気なのかw協力する梅昆布茶

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:57:45 ID:mp+kFpol
埋めてもいい?答えは聞いてない!

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:58:16 ID:GLohMiM/
さて、埋めとこうか。

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 22:58:28 ID:2iOdpUiF
埋めると思ったそのときには!すでに行動は終わっているんだ!

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:00:29 ID:vHTjn37W
埋めついでに
誰か過去ログのDatファイルを詰め合わせでくれない?ここ10スレ分の

いや所用で数日パソから離れてたらかなり進んでてな…

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:01:03 ID:LKU5gCRV
>>976
兄貴の言うことが言葉でな(ry熟め

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:01:36 ID:WFBelaAp
有機物も風からは生まれないが―――
ついでに、服も一緒に遍在できることから察するに、物体の遍在は不可能じゃないと思うぞ。
自分(の精神力?)を風に変化させ、それを遠隔地で自身に再変換しているというのなら、
再変換のプロセスに手を加えればいいわけだろ?
風×3+土で、鉛を遍在させればいい。

結局、遍在を構成している質量はどこから持ってきたのかということになる。
「風」の魔法である以上、「風」を作り変えているものだと思っていたが、
空間を回折させて、同時に複数の空間に存在しているとでも言うのか?

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:03:19 ID:F76Hvl2C
ID:WFBelaAp、そろそろ自重

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:04:10 ID:sBZHR/Et
>>979
君が必死なのは分かったが、仮定の上での推論にそこまで意固地になられてもその、何だ。

困る。

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:04:14 ID:fZ1GjC9h
つか、投下中にまで関係ない設定語りすんなよ。ウザすぎ

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:04:17 ID:03nwfRit
>>979
キミみたいなのを本物って言うんだね…

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:05:15 ID:LO/zCfEt
魔法の風の魔法的力で放射線も魔法的に吹き飛んだでおK

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:06:15 ID:sBZHR/Et
>>984
簡潔に真理を述べてて吹いたwww

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:06:23 ID:Sf1QmOxZ
質量がどうのとか、錬金のプロセス見てるだけでも考えるのがばかばかしいとしか思えないけどな
ゼロ魔の魔法は原理?なんですかそれは?を地でいってるから
ノボルができるというものはできる、できないというものはできないで言及されてないものについては考えるだけ無駄にしか思えん

987 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/16(木) 23:06:39 ID:karXzJpu
もう勘弁してくださいorz

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:06:56 ID:WtpC++fF
>>979
自分以外は作れない以上。バカは死んでくれ。

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:07:09 ID:DBOPjRuD
>>952
>細めに体を拭いてあげたり

「こまめ」は「小忠実」と書くらしいぞ

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:07:36 ID:GiTEaZ2f
リリカルおもちゃ箱のなのはちゃんもたまには出てきてください

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:07:39 ID:jZNasXfl
>>977
●買え

http://ranobe.com/up2/updata/up37094.zip

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:08:32 ID:rzpfc/ox
夜天の使い魔氏スレ立て乙です
いつも思いますけどあなたの作品は日常の描写が凄く好きですわ
次回も楽しみです

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:09:12 ID:DBOPjRuD
>>977
Snapshot_2chにキャッシュとして保存されてるスレを読めばいいんじゃね?

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:09:25 ID:tALxey/B
>>989
知らなかった、参考になったよ。
でも読み辛そうだから後でひらがなに直しておくw

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:09:46 ID:/MgNFFNh
1000ならパンプキンシザーズの伍長召喚

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:09:47 ID:8bMqFRv5
>>979
そもそも錬金で密度の違うものを作り出している時点で魔法に質量保存則は通用しないと思う。


997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:09:51 ID:WFBelaAp
俺もあの世界で可能だとは思っていないというか、たぶん人間の限界を超えていると思っている。
だが、理論的には可能なんじゃなかろうかという話をしているのだが―――
風×3+土×3ぐらいなら何とかならないかなと。
とりあえず、ちょっと熱くなりすぎたので、次スレでは自重する。

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:10:02 ID:vAukqCJ0
1000なら一回4匹とお得な、久留間慎一召喚

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:10:04 ID:9NGt7W5Q
>>1000ならハーゴンが召喚される

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 23:10:10 ID:G44QBMyO
>>1000ならプリプリマン召喚。
……こいつの口にキスするのは絶対に嫌だ。ご立派様にキスする方が百倍マシ。

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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