2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part33

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 14:16:23 ID:zMIzTh1q
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part31(実質part32)
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186700096/l50

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/

    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!


     _
     〃  ^ヽ
    J{  ハ从{_,     ・ここは全年齢板よ。年齢制限に関わるものは避難所に来なさい。
    ノルノー゚ノjし      ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   /く{ {丈} }つ     ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   l く/_jlム! |      ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ。
   レ-ヘじフ〜l


2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 14:28:27 ID:oeOepypB


3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 14:29:09 ID:JynwO/q/
乙です

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:24:39 ID:csOvxfrz


5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:24:45 ID:oeOepypB
前スレ>>1000……やりやがったなw

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:25:22 ID:jZSsmd84
前スレ1000の人
御免なさい俺には無理です…

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:26:58 ID:zMIzTh1q
前スレの1000・・・すごいな
まさかあの二人が召喚されることになるとは・・・

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:27:00 ID:mPlQ2FHW
兄弟スレは1000ゲットの願いが結構かなうけど
このスレではほんとどかなわない不思議。
アンとアンアンしたいって書こうと思ったのにチキショーw

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:28:26 ID:oeOepypB
>>8
バーローwwwwwwwwwwそうはさせるかwwwwwwwwwwww

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:28:51 ID:MdiPoBYj
アンとアンアンいい加減自重www

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:29:01 ID:VF/AHJ0o
前スレ>>1000テラスナイパーww

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:31:11 ID:6jaNURrU
女性キャラ全員やんデレで才人召喚は何巻の時点で死ぬかな?
と思ったけどまず死ぬのはギーシュっぽいな

13 :ゼロの使い魔消失事件-解決編:2007/08/11(土) 15:31:27 ID:+TVSypSo
せっかくだから俺は新スレ一番乗りで投下するぜ!
>>1さん乙です!

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:34:10 ID:bti28vxA
来たな変態紳士www

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:34:46 ID:6jaNURrU
元ネタ知らないけど支援〜

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:35:15 ID:Sm9j2in9
むしろ、ヤンデレキャラを一杯召喚するんだ!
・・・相方抜きで召喚されて、ルーン効果でルイズ大好きっ娘になるんだね!
地獄になりそうだ。

17 :ゼロの使い魔消失事件-解決編:2007/08/11(土) 15:35:42 ID:+TVSypSo
「謎は全て解けたわ……」
 ルイズの発言を受け、場の緊張がより一層高まった。
 普段とは違う雰囲気をまとったルイズに、教師であるコルベール、キュルケやタバサといった実力者達でさえも呑まれていた。
 誰が使い魔なのか。どんな理由で隠れているのか。一瞬にしてどうやって隠れたのか。謎が謎を呼ぶ。
 ルイズが人差し指を天へ向け、間を置かずに振り下ろした。その指はある人物へ向けられている。
「使い魔はあなたよ!」
 その指差された先にいた人物は、ギーシュ・ド・グラモン。
「そ、そんな! 何を言うんだルイズ! ぼ、ぼ、ぼくが君の使い魔だと!?」
「何を勘違いしているのギーシュ。わたしはあなたが使い魔だなんて言ってない。わたしの使い魔はあなたの隣にいる……」
 ギーシュの右手にはモンモランシー、そして左手に抱かれるのは青ざめた顔で小刻みに震える……。
「ケティ!」 
 ルイズの宣言を否定するでもなく、燠火のケティがガタガタと震えていた。
「な、何を言うんだ! レディに対して使い魔とは失礼じゃないか!」
「その子が本物のケティならね……」
「どういうことだ!?」
「その子のマント、一年生のカラーに見えるけど……なぜ一年生がこの場にいるのかしら」
 ああっ! そういえば!
 あまりにも大胆、それでいて緻密なルイズの推理に、一同得心顔を隠せない。
 ギーシュとモンモランシーがさっと一歩退き、従うように周囲の人間も後ろへ下がった。
 ケティ――と思われていた何か――の周りを囲むようにして人の壁が作られた。
「やっぱり……やっぱり本物の魔法使いを騙すことなんてできっこないんだ……」
 力なくうなだれ、その手に見合う小さな樫の杖がカラリと落ちた。
「お願いです……許して……許してください……」
 ただでさえ小さな体をさらに縮ませ、哀れっぽく懇願するその姿は、数分前まで恐怖の対象だった謎の使い魔とも思えない。
 怒りよりも憐憫を強く寄せ、生徒達は少女の姿をした使い魔を見ていた。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:37:05 ID:MbokKCjm
>>16
マナマナを呼べと言うのか!!


19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:37:15 ID:ykBdcrPc
>>16
つまり狂った果実の美夏召喚ってことだな

20 :ゼロの使い魔消失事件-解決編:2007/08/11(土) 15:37:17 ID:+TVSypSo
「許す許さないはこれから決めることよ」
 人垣の中からルイズが一歩進み出た。彼女に限っては同情のどの字も無い。
「とりあえずわたしの質問に答えることね。あんた名前は?」
「私の名前はマジック三井……マジシャンです」
 マジシャン? メイジのようなものか。それならばこれらのことも納得できる。ルイズは頷いた。
「で、ミツイはどうやって見たこともない女の子に変身していたの?」
「そんな! 変身だなんて……そんな大それたことができるわけないじゃないですか」
「それじゃ何をしたのよ」
「そこの少年の頭の中を読みとってケティさんの肉体をコピーし、自分は精神体になってそのコピーに憑依しました」
「そっちの方がすごいと思うけど……ふむ。あなた少なくともトライアングル……いや、スクウェアクラスらしいわね」
 ルイズは、コホン、と小さく咳払いを入れ、例の「何も見ていない眼」で使い魔を睨みつける。
 視線を浴びた儚げな少女は身も凍りつかんばかりに震え上がった。
「わたしはね。今すごく怒っているの。なぜかわかる?」
「さ、さあ」
「なんで隠れたりするのよ! わたしの使い魔になるのがそれほど不満だっていうの!?」
 怒りのルイズに対し、使い魔は頭を抱えた。
「わ、私のようにつまらない人間が使い魔として召喚されたなんてがっかりすると思ったんです」
「いやあんたのしたこと普通にすごいし。ていうか召喚失敗の方ががっかりするから」
 ルイズなりの褒め言葉だったのだが、使い魔は力なくくず折れた。
「ううっ……いっそがっかりして召喚しなおしてくれればいいのに」
「なによ。やっぱりわたしの使い魔になるのが嫌だったんじゃない!」
「だ、だって……使い魔って一日おにぎり一つだけで地獄のような労働をさせられるんでしょう?」
「そんなことしないわよ! あなた貴族をなんだと思ってるの! ほら、さっさと契約させなさい!」
「や、やめて! 横暴だ! 使い魔なんてなりたくなーい!」
 先程まで恐怖のどん底に置かれていた反動もあり、少女二人の争いは眼に優しく、微笑ましいものに思えた。
 皆が皆、人騒がせをぼやきつつも、童女がじゃれ合うような掴み合い、そこから生じる可愛らしい官能に心を和ませていた。若干一名を除き。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:37:48 ID:Sm9j2in9
支援

>>18
やばそうなのを5、6人くらい読んでしまえ!


22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:38:53 ID:MdiPoBYj
支援

23 :ゼロの使い魔消失事件-解決編:2007/08/11(土) 15:39:24 ID:+TVSypSo
 その若干一名であるマリコルヌ。彼は召喚したばかりの自分の使い魔を横目で見ていた。
 少女二人のキャットファイトは彼の大好物であり、砂被りの席で食い入るように見倒してやるところなのだが、今の彼には自分の使い魔の方が気になった。
 正確には使い魔自身よりも着ている服が気になった。
 色は紺。シンプル極まりないフォルム。生地は……なんだろうか。よく分からない。
「マリコルヌ君……だっけ?」
 不意をつかれた。
「君、ぼくの着ている物が気になっているみたいだね」
 使い魔はにこやかな微笑みを崩していない。
「君さえよければ貸してあげてもいいけど……このスクール水着」
 スクール水着。初めて耳にした名前の響きさえもがマリコルヌの心を惹きつけた。
「代わりと言うわけじゃないけど……君にも頼みたいことがあるんだ」
 頭に女性の下着をかぶった熊。頬はまん丸、瞳はつぶら。ユーモラスそのものといった見目なのに、どこか歪んでいる。
「学院内の覗きポイント……君、知っているよね?」
 使い魔と主とは密接な関係がある。とすれば、この熊は最も自分に合った使い魔ということになる。
「教えてもらえたら嬉しいんだけど」
 自分に合った使い魔。その性質については考えるまでもない。
「いい所に呼び出されたよ。かわいい女の子はたくさんいるし、すぐ警察に通報する探偵はいないし」
 マリコルヌは覚悟を決めた。元より失うものなど無いに等しい。ならばこの使い魔の薫陶を受け、一流のへ……紳士になってやろう。
 二人の少女が歴史的な邂逅を果たした影で、二人の紳士がひっそりと出会った。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:40:34 ID:3x3lm55d
支援。元ネタ判らんけど笑った。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:43:13 ID:sU7Gg6Oc
変態という名の紳士支援

26 :ゼロの使い魔消失事件-解決編:2007/08/11(土) 15:45:28 ID:+TVSypSo
以上です。ヤンデレは俺も好きです。元ネタはギャグマンガ日和です。
分からない方が多いようなのでキャラの解説だけ。

・マジック三井
 気弱さに反して厨スペックの超能力者。
 地球の数倍もある隕石をはじき返す念力をはじめとした数々の超能力を操る。

・クマ吉
 変態という名の紳士を標榜する熊の小学生。
 何か事件があったらまずこいつが犯人で間違いない。

それではおまけの終末編です。

27 :ゼロの使い魔消失事件-終末編:2007/08/11(土) 15:47:51 ID:+TVSypSo
 レコン・キスタが王都を完全に包囲して十三時間。降伏勧告は数えて十五度。
 この行き詰った状況を打開するため、軍議をしなければならないのだが、厭戦気運はどこにでも満ち溢れていた。
 国内は言うに及ばず、王都内、城内、この議場内まで諦念と自棄が蔓延っている。
 無理矢理進行役を押し付けられたアニエス殿が促しても発言する者がいない。
 ある者は惰眠をむさぼり、楊枝で歯をすする者もいる。
 モット伯にいたっては猥褻な本を読みふける始末。誰も進行役の言うことなど聞いてない。
 無視、雑談、居眠り、手慰み。決戦を前にした貴族の態度とは思えない。
 くそっ、敗北主義者どもめ。アルビオン王党派のように雄雄しく散れとまでは言わないが、もう少し真面目に取り組むべきだ。
 ここは他国の長からガツンと言ってもらうべきだな。強く怒鳴りつけられなければ自分達の醜さに気づくまい。
 幸いというべきか恥を重ねたというべきか、この軍議にはゲルマニア皇帝アルブレヒト三世が同席している。
 彼にガツンと……おかしいな。どこへ行った。さっきまで皇帝が座っていた席には全裸のおっさんしかいない。
 ……全裸? あれ? なんでみんなスルーしてるの? ていうかあのおっさんゲルマニア皇帝に似てないか?
 目をこすってもう一度見直した。やはり全裸だ。正確には王冠があるため全裸とはいえないかもしれないが。
 おかしいな。どうやら頭ないし目が狂っているようだ。私が狂ったのか。そうかそうか。
 全裸のアルブレヒト三世が不敵な笑みを浮かべている。全裸の人間に許される笑いではない。
「すっぱだカーニバル!」
 ああ、やはり見間違いではなかったようだな。しかし何を叫んでいるんだ。意味がわからない。
「チンは国家なり!」
 えっ! ま、まさかこのネタのためだけに脱いだんじゃないだろうな!?
「トリステインとは情けないものだな。余がゲルマニア流を見せてやろう」
 むっ。全裸になったことに意味があるとでもいうのか?
「ゲルマニア流の自暴自棄を見せてやろう」
 ダメだこいつ……早く何とかしないと。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:47:58 ID:BePIzrH3
マジック三井って実は当たりだよね。支援

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:48:13 ID:7dbugWwz
なんという叙述トリック
我々は誰一人としてケティが犯人だとは思ってもいなかった!クマ吉君が犯人として通報されるものとばかり思っていた支援

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:49:21 ID:Sm9j2in9
支援

31 :ゼロの使い魔消失事件-終末編:2007/08/11(土) 15:49:53 ID:+TVSypSo
 そうだ、我らが姫殿下がいるではないか。
 アンリエッタ様なら婚約者の乱行と貴族達の惰弱さを叱り飛ばしてくれるはずだ。
 私はアンリエッタ様に視線を戻した。戻した。戻し……おかしい。アンリエッタ様がいない。
 さっきまでアンリエッタ様が座っていた席には、死んだ目を持つ阿婆擦れが一人いるだけだ。服装はアンリエッタ様と同じだが……どういうことだ?
「見てんじゃねェよクソワルドが……」
 えっ。あれ。声までアンリエッタ様なんだけど……えっ? あの人アンリエッタ様?
「なめるんじゃないよドチンポ野郎。すぐ裏切りそうな面しやがって」
「あ、いや、あの。すいません。しかしですね、王族がそのような口を……」
「いいんだよ。私は王女なんて言ってるけど実は庶子なんだよ」
「そ、そうなんですか!?」
「か……かまわん! それでも好きだ!」
 おおっ、ゲルマニア皇帝がここで絡んできた! 頑張れ、個人的には応援しているぞ!
「私アルビオンのウェールズ皇太子と付き合ってた」
「グフボウッ」
 ゲルマニア皇帝吐いたー! 分かる、分かるぞ! 婚約者にこんなこと言われたら私も吐く!
「ウェールズが近づいてきたの見てから湖で水浴び始めました」
「オボッホウッ!」
 さらに吐いたー! めっちゃくちゃ吐いたー! これはきっついぞー!
「戦争始めた理由もウェールズの敵討ちです」
「……」
 吐い……吐かない! ゲルマニア皇帝これは吐かない! そ、そしてあの笑顔! なんなんだあの人は!?
 今何か刺激するポイントがあったのか!? よく分からんが異常に嬉しそうだ! ゲルマニア人は奥が深い!
「盛り上がっているところすいませんが、アンリエッタ様には後ほど兵士達を鼓舞するため演説を……」
「誰がするかそんなメンドーなこと勝手に戦って勝手に死ねやゴミ虫どもが」
「……してもらえません。すいません」
 アニエス殿……どこまでも不憫な女性だ。
「そんな! 演説にさりげなく婚約者ののろけを混ぜてもらおうと思ってたのに!」
 皇帝陛下……あんた強いよ。変態だけど。
「それが楽しみできたというのに……なあアンリエッタ殿、個人的でもかまわぬから後でブグラバァァァッ!」
 ウッヒャ――ッ、潰れた! あれは確実に潰れた音がした!
 自分の婚約者で同盟軍の長でもあるゲルマニア皇帝にまさかの金的蹴り――!
「ふふ……ふ」
 この人潰されて笑ってるー! だ、ダメだ! 変態とかそういう次元じゃない! すっぱだかの時点で気付くべきだった!

32 :ゼロの使い魔消失事件-終末編:2007/08/11(土) 15:51:17 ID:+TVSypSo
 見ているだけで疲れた……。視線を落とすと、絨毯の上に豪奢な装飾のなされた杖が落ちている。あれはたしか……。
「ド・ポワチエ元帥、あれはあなたの元帥杖ではありませんか」
「……そうだな」
「どうされたのです。あれほど大切になさっていたのに」
「いや……なんかキモいし」
 どんな理由だよ?
「それにあの杖持ってると味方の不意打ちで殺されそうな気がするんだよね〜」
 するんだよね〜……じゃないだろ。クソッ、ダメだこのおっさん。
 ここはトリステイン影の実力者と呼ばれるあの方に締めていただかなければ。
「枢機卿」
「あん?」
「今こそ皆に喝を入れられる時ではありませんか。民を何より大切に考えているマザリーニ枢機卿であれば……」
「おいおい……何を言うとるのかねワルド子爵。わしが一番大切なのはコレじゃよコレ」
 人差し指と親指を丸めて作ったそのハンドサインはどう見てもマネーです。本当にありがとうございました。
 マザリーニ枢機卿のあんなに福福しい笑みは初めて見たが見たくなかった……!
「私はこちらの方が大切ですなぁ」
 モット伯のハンドサインは人差し指と中指の間に親指を……ってそれはまずい! 自重しろモット伯!
「お二人とも何を言っておられる!」
 おおっ、リッシュモン殿! さすがは法に生きる高潔の人!
「わしは両方大好きですぞ」
 ああ……帰れ。
「賄賂で懐を温かめ、その金で女を買い、気が向けば平民どもを虐殺してやる……たまりませんな」
 うわ……アニエスの姉さんがむっちゃこっち睨んでる。こ、こェェェ……!
「レコン・キスタが侵攻してきたあかつきにはアンリエッタも女にしてやろうと画策しております。ぐふふ」
 ぶっちゃけ過ぎです。それに今の王女を見る限り女にされる余地があるとは思えません。
「これで面倒な仕事さえなければ貴族ほどいいものはないんだが。困ったものだ」
 あんたが困ったものだよ! もう貴族やめていいよ!
「法院とか考えたやつマジで死ね」
 何言ってんの!? いやホント何言ってんの!?
「国庫考えたやつも死ね。管理すんの面倒なんだよ」
 財務卿……トリステインの財政が火の車って噂は本当なんですね。

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:52:13 ID:1/WhKHqP
うわあああああ、アンアンが大変なことにッ!
このスレのみんながビッチビッチ言うから本当のビッチになってしまったじゃないか支援。

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:52:19 ID:MdiPoBYj
ど、どこからつっこめばいいんだ支援

35 :ゼロの使い魔消失事件-終末編:2007/08/11(土) 15:53:11 ID:+TVSypSo
「皆様、一つよろしいでしょうか」
 むむっ。あれは僕のかわいい婚約者、愛しのルイズじゃないか。
「露悪合戦になってきたようなので、せっかくだから自分の秘密を告白したい……」
 ええっ!? そ、そんな! ルイズの秘密だなんて聞きたいけど聞きたくないぞ!
「……と、わたしの使い魔が申しているのですが」
 あ、使い魔か。なーんだ。ワルドがっかり。
「私は今日告白したいことがあってここへ来ました……」
 ルイズの隣でうつむいていた使い魔が立ち上がった。
 見た目は禿げたしょぼいおっさん、そして卑屈な所作。だがそれに見合わぬ強力な魔法の使い手だ。
 そんな彼がいったい何を告白するというんだ? ちょっと楽しみになってきたぞ。
「実は……私はメイジでも何でもないんです」
 ええええ!? いやいや、あんたアルビオンで散々魔法使ってたし。俺もそれ見てたし。
 あんまり強力な魔法使うから怖くてウェールズ殺せなかったのも今となってはいい思い出だ。
 そのせいでクロムウェルからものすごく怒られた。
「私が今まで使ってきた魔法は、魔法じゃなくて超能力だったんです」
 は?
「ファイアボールは発火能力で……風の偏在は念動力で超高速移動して分身していました」
 す……すごい! そういえばあんたの偏在、音がうるさくて妙だと思ってたよ!
「回復魔法は、傷ついたオリジナルを消滅させてから全く同じコピーを作ってました」
 怖えぇ――っ! 普通に殺人じゃねえか!
「あと錬金はどっかにあるお金持ちの金や剣を瞬間移動させてました」
 どっかにいるお金持ちがかわいそう!
「し、しかし使い魔殿。そんなことができるのならわざわざメイジのふりなどしなくとも……」
「そんな! とんでもない! そんなことをしたら官吏に掴まって研究所で解剖されてしまいます」
「いやアンリエッタ姫殿下はそんな方じゃ……」
 横目でチラっと見る。当のアンリエッタ様はおっさん使い魔の言うことなど耳に入らないらしく、倒れたゲルマニア皇帝を踏みつけながら鼻の穴に小指を突っ込みリズミカルに動かしていた。
「……ないと思う……思いたいんだが……」
「ほほう。本当にメイジではないというのなら証拠を見せてもらおうか。できなければかわいいメイドを連れて私の屋敷に来い」
 モット伯、前後のつながりが分かりません。

36 :ゼロの使い魔消失事件-終末編:2007/08/11(土) 15:54:30 ID:+TVSypSo
「では何をしましょうか……うーん。あ、そうだ。思い切って……レコン・キスタの軍勢を吹き飛ばしてみましょうか」
「ええ!? あんたそんなことできるの!?」
 おーい、主人が誰よりも驚いてるぞー。
「いやムリとは思いますけどせっかくだからやってみます」
 せっかくだからっておい。
「え……まさか本当にできたりはせんだろうな」
「ま、まさかとは思うけどあんまり本気出さなくていいですよ」
「そうそうトリステインは滅ぶ運命なんだよきっと……」
 ダメな人たち、隠していたダメッぷりをあらわにした人たちが慌てている。お前らなんのために軍議やってたと思ってるんだ。
 ルイズの使い魔は腕を曲げ、腰を曲げ、それらを思い切り伸ばすと同時に
「えいえーい!」
 金切り声で叫び倒した。なんて間抜けな掛け声だ。白眼むいてるけど、大丈夫かあれ。
「あ……成功しました」
 えええええ!? 今ので!?
「どういうことだこれは!」
「嘘だよな!? 嘘なんだよな!? 嘘だと言ってくれ!」
「誰か! 誰か確かめてこい!」
「ちょ、ちょっと確認してみます! しばらくお待ちください!」
 偉い人たちの命を受け、アニエス殿が使いを出してから数分後。
「えー確認がとれました。レコン・キスタ全軍は竜巻に巻き込まれ彼方に吹き飛ばされていったそうです」
 そんなのありかよ……。
「目撃者によりますれば『死ぬ〜!』と叫びながら飛ばされていったとか」
 レコン・キスタ、意外にノリが軽いんだな……。
「ええと……トリステインは救われたということで……この軍議どうしましょうか」
 どうするも何も……どうするんだ?


37 :ゼロの使い魔消失事件-終末編:2007/08/11(土) 15:56:09 ID:+TVSypSo
 気まずい空気が立ち込める中、枢機卿が立ち上がった。懐から紙の束を取り出し、すでにやさぐれることを止めていた王女に差し出す。
「御目を通していただかなければならない書類です」
「……これは?」
「こたびの戦での、戦死者の名簿です。貴族、平民、将軍仕官、兵隊……、貴賎を問わず、わかる限りの全ての名前が記されております」
 うわ、何か小芝居始まってる。
「おおお……」
 泣き崩れるアンリエッタ様。あなたさっき兵士達のことゴミ虫どもとか言ってましたよね?
「お忘れめさるな。ここに書かれた名前の数だけ正と義があったことを。ここに書かれた名前の数だけ、守らなければならないものがあったことを」
 そういう枢機卿は金が一番とか言ってませんでしたか?
「覚えていらっしゃらないと存じますが、アンリエッタ様がお生まれになったときの先王両陛下のお喜びといったら! おそれながら、その小さなお体を抱き上げ、あやす光栄に浴したことも、一度や二度ではありませぬ」
 リッシュモン殿は何を言っても引き返せない気がします。
「先ほどの言葉とて、祖国を思えばこその苦言でございます」
 あんな苦言どこの世界探したって存在しねえよ!
「きゃああああ! 皇帝陛下、なぜそのように破廉恥な格好を! お召し物はどうされたのです!?」
 いや、さっきまで平然と踏み倒してましたよね? それどころか蹴り潰してましたよね?
「ち、違う……これは誤解だ」
 そんな誤解はないだろ。
「これはあくまでもゲルマニア流の外交術だ」
 あんたいつか自国の国民から刺されるぞ。
「ううっ……もうお終いだ。研究所に連行されて解剖されてしまう……標本にされる……」
 いやいやいやいやいや、君救国の大英雄だから。爵位の二つや三つじゃ足りないから。
「こおのハゲ犬! 主人であるわたしにまで隠し事するってどういうことよ!」
 ルイズ、ここは怒るべき場面ではないんじゃないか?
「で、でも……ちょっとだけ見直してやったんだからね!」
 おおおお、ツンツンしていると思いきやデレデレに移行! さすがは僕の婚約者、ナイスコンビネーションだ!
「……皆様お疲れ様でした。とりあえず本日はこれで解散の運びとさせていただきます……」
 アニエス殿もお疲れ様でした。今日一番大変だったのはあなただったと思うよ。本当に。

 ああ……場の空気に流された挙句、レコン・キスタについてたことをバラさなくて本当に良かった……。

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:56:53 ID:MdiPoBYj
支援

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:57:15 ID:mPlQ2FHW
これはwwwwwwwwwwwww
ギャグマンガ日和の地球滅亡の話かwwwwwwww
分かる人にはわかるなこれwww

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:58:23 ID:6LUG5s+R
これはいい増田こうすけ

41 :ゼロの使い魔消失事件-終末編:2007/08/11(土) 15:58:29 ID:+TVSypSo
今度こそ以上です。
マジック三井は普通に最強だと思う。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 15:59:10 ID:MdiPoBYj
GJです
ワルドなめんなwwwwww

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:01:27 ID:bti28vxA
腹がwwww腹がwwwwww

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:01:36 ID:mPlQ2FHW
乙!
隕石変な念で吹っ飛ばしたからな。
もはや人外だよ。ギャグキャラ補正って恐ろしいなwww

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:01:46 ID:7dbugWwz
ギャグマンガ日和はどれに混ぜてもそれなりにあう
問題はキャラが濃すぎてゼロの使い魔クロスじゃなくて、ますだこうすけ劇場にルイズがちょっとだけでてるって感じになることだけだ

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:02:42 ID:BePIzrH3
なんというだめ人間たちwww
でも原作の司会役は半裸なんだよね。つまりアニエ(ry

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:06:07 ID:Sm9j2in9
うめえwwwwwww
なんという暴露話w

48 :エデンの林檎名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:07:54 ID:BWAA8yIr
元ネタ見たことないけど不通に面白いw

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:09:34 ID:UAzxUIFo
ゼロのノブレスを読んでて、そのうち資格者全員集合しそうだと感じた…
凄くカオスになりそうだ

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:09:39 ID:+TVSypSo
>>46
その発想はなかったわw

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:10:30 ID:BWAA8yIr
消し忘れて自爆 orz
ハシバミ草の青汁を一気してくる

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:11:14 ID:IWefvfEj
絶対の死に瀕したときにこそ人の真実が問われる……

なんて格好いい言葉なぞ消し飛ぶわwwwwwwwwwwwwwマジ自重www

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:12:11 ID:NhVvxzLR
ttp://www.youtube.com/watch?v=ojen4GCGJqI

地球滅亡ってこれだなwww

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:12:36 ID:MdiPoBYj
早漏が祟って投下前支援するところだったぜ…
タバサと親しくなるにはハシバミ草の一気飲みが不可欠
だがゆくゆくは俺の嫁

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:15:03 ID:oeOepypB
        _、‐-、, -‐z._
        > ` " " ′.<
      / " " " " ゙ ゙ ゙ ゙ \
        7 " " ",.",ィ バ ,゙ ゙ ヾ       r‐ ' _ノ
       ! " " /-Kl/ Vlバ.N     _ ) (_
       | "n l =。== _ ,≦ハ!      (⊂ニニ⊃)
      |."しl|  ̄ ,._ ∨       `二⊃ノ   ククク…
      | " ゙ハ  ー--7′       ((  ̄
      r'ニニヽ._\. ¨/           ;;     なるほど………
     r':ニニ:_`ー三`:く._           [l、     凡夫だ…
   /: : : : : : :`,ニ、: :_:_;>      /,ィつ
.   /: : : : : : : : / : : : ヽ\     ,∠∠Z'_つ  錬金に失敗してやがる…
  | : :.:.:.:.:.: . :/: : : : : : l : ヽ.   / .r─-'-っ
.   |:.:.:.:.:.:.:.:.:.,' ''" ̄: : :l: : : :l   /  ):::厂 ´
   |:.:.:.:.::.:.:.:l -─-: : /:_:_:_:_l / ̄`Y´
.   |:.:.::.:.::.::l.__: : : :/::: : : : :l/⌒ヽ: :〉
   |::.:::.::.::l: : : : : : /:::: : : : : |: : : : ゙/
    ↑
 ルイズに召喚されたアカギ



誰かアカギを召喚する猛者はいないか?

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:19:18 ID:5DNl693B
アカギを召喚したら全てが彼の手の上になりそうだw

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:23:41 ID:jZSsmd84
最終決戦は相手の血を抜くジョゼフ麻雀、ジョゼフ&シェフィールドVSアカギ&タバサ

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:24:38 ID:KYt+v/jQ
なんだか今まで野原しんのすけが召喚されてないのが不思議でならん。

召喚されても奴の好み上ハーレム展開にはならんな

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:25:26 ID:mPlQ2FHW
>>58
野原一家あってのしんちゃんだと思う。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:25:52 ID:oeOepypB
ハルケギニアにも麻雀もしくはそれに準ずるゲームがあるんだろうか……
どんな勝負でも負けなさそうなのがアカギの怖いところだ

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:29:00 ID:il9ZQa09
>>58
それをいうならドラえもんはどうなんだろうか
ルイズはのびた化しても違和感ないな

使い魔の出したマジックアイテムを使ってがんばるルイズな図式

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:29:08 ID:/4KmNxW6
半丁の賽子すら当時の金額で2000万もさらうやつだからな

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:32:41 ID:oeOepypB
アカギvsタバサのサイコロ賭博対決

……どう転ぶか全くわからん

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:41:05 ID:6jaNURrU
ベルセルクのガッツ(鷹の団時代)もサイコロ賭博で部下から巻き上げてたよね。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:45:41 ID:7BUdIoYF
アカギとガッツとタバサのサイコロ博打ヒストリーということか

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:46:07 ID:HGSXRCf4
アカギがトリステインに与すると
パワーバランスが変わりそう

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:48:16 ID:iK1LiWGC
>>61
エル・マタ・ドーラの人のに友情出演するかもな<ドラえもん

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:49:05 ID:ykBdcrPc
ドラパンvsワルドのロリコン対決に期待するか

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:51:27 ID:tHtLn40e
ようやく追い付いた。
このスレを見てたら原作を見る暇がないんだけど。
一巻で止まってる。

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:52:50 ID:mPlQ2FHW
このスレを見つつ原作読むんだ。

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:54:19 ID:KYt+v/jQ
仕方ないのでアニメだけで我慢した俺がいる

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:58:34 ID:oeOepypB
若アカギならジョゼフに「国庫の金全部賭けろ」とか無茶苦茶を言うに違いない。
老アカギなら人間離れした勝負強さ+お茶目さを兼ね備えたいい指導役になってくれる。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:00:03 ID:hnepD4Ph
エデンの林檎でシエスタって使い魔になってんの?

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:00:08 ID:FrkccTBR
>>61
ドラえもんは自力で帰れちゃうから……>どこでもドア

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:02:57 ID:givwRfGt
>>74
どこでもドアって何光年とか距離が離れていると
使えないんじゃなかったっけ?

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:05:16 ID:AFpL/iNa
もしも ここが朝起きたら元いた世界だったら

                      <終>

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:06:19 ID:w3i89S12
1光年が一度の使用で移動できる最大距離だが、連続使用すれば問題なし。
一応データがない場所では使えないそうだから、そっちの理由で帰れないほうがありそう。

まぁ、地球製のものをコケット(名前忘れた)に入れれば、自動的に帰れるのだが。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:06:40 ID:mPlQ2FHW
もしもBOX最強wwwwww
ドラえもんは超科学の集まりだな。

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:07:07 ID:7BUdIoYF
虚無の使い魔全員ギャンブラー
表遊戯
カイジ
アカギ
記すことさえはばかられる闇遊戯

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:08:53 ID:sU7Gg6Oc
ふとジェットマンのラディゲ召喚というのが浮かんだんだが
・ギーシュにフルボッコされる
・フーケにフルボッコされる
・ワルドにフルボッコされる
・とりあえず初めて戦う奴にはフルボッコされる
は確定。そのかわり復活&サイヤ人ばりのパワーアップを遂げて
復讐を行うのも確定。
「フーケェ、俺の名前を言ってみろぉ!」とか
「ワルド、所詮貴様はつむじ風!どれだけ荒々しく吹き荒れようと、
最後には消え去る運命にあったのだ!」とか言いながら相手を再起不能にするのも確定。
ハーレムにならないのも確定

それはいいとしてちょっと書いた奴投下してみるけどいい?

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:08:55 ID:Bz9WpF2P
ロックマンゼロで書きたいと思っていたのに先にやられるとは
この遅筆のリハク、一生の不覚!

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:10:43 ID:w3i89S12
もしもボックス、そのうそほんと、あらかじめ日記、
この三つがあれば、どんな状況でもハッピーエンドになります。、

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:12:56 ID:mPlQ2FHW
いつも思うんだけど投下していい?
って言われても駄目なんて言われたらどうしようもないんだから。
投下する!って言い切っておくれ。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:15:25 ID:Sm9j2in9
ルイズの行動を10分ごとに記録したルイズ日記・・・、
ルーンでデレる持ち主付きで。
・・・逃げてワルド、逃げて〜っ

85 :不滅の使い魔:2007/08/11(土) 17:16:03 ID:sU7Gg6Oc
よし、それじゃあ投下させてもらう

トリステイン魔法学院の教室の一つ。はきはきと喋る教師の声に真剣に耳を傾ける者、
春の陽気に思わずぼんやりしている者、授業以外の事に考えを巡らせる者。様々な者がいる中で、
数日前に行われた使い魔召喚の儀式で学生達に呼ばれた、多種多様な使い魔が、多種多様な鳴き声を上げている。
別段変わったところは無い。この学院でよく目にする、よくある光景だ。
ただ一つ、使い魔の鳴き声が授業の邪魔になるくらい頻繁に、やかましく響くことを除けば。
おい、さっさとこの騒音妨害の原因を止めろよ、ルイズ。
自分以外の生徒の目が、そう語りかけるように自分を睨んでいる事を、ルイズは感じていた。
…しょうがない。でもやめるとは思わないけど。注意したの今日だけで5回目だし。
心の中で言い訳をしながら、ルイズは後ろを向き、他の生徒の呼んだ使い魔とじゃれあっている、その原因を睨みつけた。
「いい加減にしなさいアカシ!」
その原因――明石暁は、鳴き喚きながら逃げようと必死に暴れる竜に体全体でからみつき、
「この世界の竜にも逆鱗はあるのか」を確かめようと竜の体をまさぐっている手を止め、
ばつが悪そうに、曖昧に笑った。
「す、すまん…」
「ミス・ヴァリエール。あなたの使い魔は本当に個性的なようですね」
ミセス・シュヴルーズの呆れたような声。もう笑い飛ばすのも面倒になったのか、周囲の生徒が一斉にため息をつき、
それによってルイズの顔が真っ赤になる。
なんとか明石の魔の手から逃げ出したシルフィードが、ミセス・シュヴルーズに相槌を打つように
きゅい、と声を上げた。

「ほんっと!信じらんない!」
「いや、悪かった。ついつい夢中になっちゃって」
授業も終わり、自室に向かうために、明石とルイズは廊下を歩いていた。
明石によって授業中ずっと恥をかかされ続け、その怒りからか、平面な胸を張ってのしのしと歩くルイズと対照的に、
明石は背を丸め、気恥ずかしそうに歩く。後姿を見たらどっちが大きいのか、一瞬わからなくなるほどのオーラのなさだ。
「それにしても、そんなに珍しいものばっかりなの?魔法なんかも見た事無いって、あんたどんだけ田舎者?」
「俺のいた世界には魔法使いなんていなかったんでな。それこそフィクション、ファンタジーの話だ」
「はいはい、別の世界ってやつね」
明石からなんども聞かされた言葉に半眼になって答えるルイズ。別の世界だとかなんだとか、
大抵の人間なら、聞いた途端疑う前に笑ってしまう話だ。
何でも彼は、ここに来る前にはサージェスという組織で、人類が使うには危険すぎる旧文明の遺産、
歴史的価値の高い貴重な宝物、絶滅寸前の動植物など、後世にのこすべき秘宝――彼はプレシャスと呼んでいた――を
保護するエージェントだったのだという。
そしてその仕事のなか、別世界への扉を開くと伝えられるプレシャスを調査中、そのプレシャスが発動して
気づいたらここにいたのだと言うのだ。
到底信じられる話ではなかった。特に最後の一文を、である。それが確かなら、彼を召喚したのは自分の力でなく、
そのプレシャスとかの力ということになる。断じて信じるわけにはいかない。
「それにしてもよ?別の時ならともかく、大事な授業中に邪魔になるようなことする?TPOってものを考えてよ」
「いや、それは本当に悪かった。だがな?いきなり目の前に見たことも無いものがいっぱいあるんだぞ!?
こう、なんていうか、胸が高鳴るだろ!?するとついつい手が伸びるというかなんというか、だな!?」
「いや、ぜんぜんわかんないんだけど…」
さっきまでの意気消沈した姿もどこへやら、目を輝かせて力説する明石。その姿は例えるなら、
給食に好きなおかずがあるのに気づいた小学生。ちなみに彼、現在24歳である。ほんとかよ。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:16:41 ID:M6BEC4W1
武器を使うタイプのキャラということでハーメルンのバイオリン弾き
からギータ召喚というのを考えたが最終巻の時点で
大魔王ケストラーの血を飲んだので
大魔王の力が使える+常時全力を出せる
(魔王が封印された状態で全力を出すと体が崩壊する)
のでへたれ属性の癖にしゃれにならんほど強いことに気がついた
コルネットよく勝てたな


87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:17:55 ID:SHcUZOrf
>>81
被ってる作品も既にあるんだからドンマイ?

88 :不滅の使い魔:2007/08/11(土) 17:18:07 ID:sU7Gg6Oc
ルイズの思いっきり引いている顔に気づいたのか、これ以上説明しても無駄か、
と言いたげな顔をしながら明石は視線をルイズから離した。
「まあいい。今日はもう用はないな?図書館に行きたいんだが」
「図書館?あんた本読めるの?」
「いや。だから教えてくれ」
「はあ?ふざけないでよ!なんであたしがそんなことしなきゃいけないのよ!」
「いいじゃないか、教えてくれ!お前俺に宝の山を目の前にしておあずけくらわすようなまねして、心が痛まないのか!?」
「そんなの知らないわよ!」
「あらあらルイズ。なにそんなとこで騒いでるのよ」
ルイズと明石が同時に声のした方向を向く。妖艶という言葉の似合う女と、
脇に本を抱えた無表情の少女がこちらを見ていた。
「キュルケ、あたしの使い魔を躾けてるとこなんだから邪魔しないでくれる?」
今にも噛み付きそうな険しい表情で睨みつけるルイズ。
ルイズがキュルケと読んだ女はあら、と口元を釣り上げて意地悪そうに笑った。
「こんな廊下のど真ん中で躾け?場所を考えなさいよ。いくらあなたが小さくても邪魔になるんだから」
「な、なぁんですってぇ!?あたしのどこが小さくて貧相だっていうの!?」
「別に貧相とは言ってないけど、自覚はあるみたいね」
途端に始まるキュルケとルイズの口喧嘩。派手にやってる割にはなんだか楽しそうだな、
などと明石が呑気なことを考えていると、隣の少女がまったく表情を変えずにこちらを見つめている。
やはり自分のように人間の使い魔というのが珍しいのだろうか。
「えっと……君は?」
「タバサ」
タバサがこれまたまったく顔を変えずに言う。
「そうか、タバサ。俺は明石だ、よろしく」
こくり、とわずかにうなずくタバサ。こういうタイプはどう接すればいいのか分かりにくいな、
と明石は少しだけ苦笑した。
思えばここに来る前の生活で、周りにいる人は敵も味方もいろんな意味で個性的な奴ばっかりだった。
一匹狼、女好き、天然、俺様。よくあんなチームがまとまったものだ、と明石はいまさらながら思う。
ちなみに、自分も十分個性的で暴走しやすくて突っ走るタイプだ、ということは棚に上げている。
……みんなはどうしているだろうか。
「本が読みたいの?」
「え?」
タバサの声に気づき、明石は生返事を返す。
「本。さっきルイズに言ってた」
「ああ、それか。ここの文字が読めないんでな。教えてもらいたかったんだ」
そこまで言ってから、明石はそうだ、と口にした。
「よければ君が教えてくれないか?いや、今も手に抱えてるくらい、君は本が好きみたいだし。
本が読みたくても読めない気持ちは、君なら分かるだろ?」
「…謝ってくれるなら」
「謝る?」
意外なタバサの返答に、明石は思わず疑問符を口にする。彼女と面と向かって会うのは今日が始めてのはずだが、
気づかないところでなにか悪いことをしていただろうか。
「シルフィードに。あたしの使い魔。授業で掴んでた」
「あ、あのドラゴンか。いや、今日は悪かった。よし、今からでも謝りに行こう」
「なら教える。ついて来て」
くるり、と踵を返し歩き出すタバサに従う明石。二人がいないのにルイズとキュルケが気づくのは、
それから10分ほどしてからだった。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:18:21 ID:w3i89S12
しかし、電動青猫の道具でもしもボックスを持ち上げるやつらが多いが、
どう考えても、そのうそほんとと、あらかじめ日記にはかなわない気がするのだがなぁ。
まぁ、世界改変系で一番有名なのは確かだが。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:19:00 ID:KYt+v/jQ
どこでもドアは確か地図がインプットされてればどこでも行けたと思う

91 :不滅の使い魔:2007/08/11(土) 17:21:03 ID:sU7Gg6Oc
「…で、一体俺が何をしたっていうんだ?」
夜の学院の校庭を歩きながら、明石は一人つぶやいていた。
別に悪いことをやった覚えはない。ルイズが文字を教えるのは嫌だというから、
タバサに頼んで教えてもらった。それだけだ。
タバサの講義は分かりやすく、面白かったので、そのまま3時間ほど続けていた。
そして大分空腹を感じ始めたのでそのまま食堂に連れて行ってもらっていたところでルイズと鉢合わせし、
出会い頭に「どこほっつき歩いてたのよー!!」となにやら魔法を使って爆発、
ギャグのように吹っ飛んでうつぶせに倒れているところで背中を踏まれぐりぐり、挙句の果てに
「あんたは夕飯抜き!その辺で草でも食ってなさい!」
ときたものだ。
まあ連絡をしなかったのは悪かったかもしれない。次からは気をつけるとしよう。
そう結論付けて、明石は当面の問題、自分の空腹を満たす方法に考えを向けた。
サバイバル技術は一流の明石だが、さすがに異世界の食用の植物などは分からない。
近くに川でもあればまだ魚でも捕まえられるかもしれないが、例えあったとしても、
月が二つあるとはいえ、この暗さでは見つけられるかわからない。
(…本気でその辺の草でも食わないといけないかもしれないな)
その気になれば毒以外ならなんでも食えるとはいえ、正直それは最終手段としたいところだ。
「あら?あなたは?」
突然かけられた声に反応し、結構本気で食べられそうな植物を探していた明石は前を向いた。
黒髪のメイド姿の少女が、自分を不審そうに見ていた。
「あー、えっと」
「あ、もしかしてミス・ヴァリエールの召喚した使い魔ですか?」
得心が行った、というような顔をするメイド。どうやら自分は有名人らしい。
「そうだ。俺は明石、明石暁だ」
「アカシサトルさん、ですか。わたしはここで働いてる、シエスタって言います」
シエスタの顔がぱあっと笑顔に変わる。正直怪しい人物に見えたが、
意外と礼儀正しい人だったので、ほっとしているようだ。
「ちょうどよかった。実はルイズから食事を抜かれてな。余り物でいいんで、なにか食事が取りたいんだ」
「そうなんですか。でしたら食堂に来てください。ちょうどまかない食を作ってるところですから」

「おおあんたか!貴族の使い魔になっちまった奴ってのは!」
「まったく災難だったな!」
「貴族とこれから一生付き合っていかなきゃいけねえんだ、たっぷり食っときな!」
大柄なコック達が豪快に笑いながら、出来立ての料理を明石の前に並べる。
「ありがとうございます。これからもちょくちょく寄ることになるかもしれませんが」
「ああ気にすんな!ひとり位増えたからって大して変わりゃしねえよ!」
「まったく、お前も面倒なことになったもんだよな!精々がんばれよ!」
またも豪快に笑うコック達。いけすかない貴族に一生飼い殺し、というのが確定していることに
どこか同情心が働くのか、コック達はやけに親切に明石をもてなす。
しかし当の明石は、料理に箸をつけながら、どこか楽しそうに、笑みを浮かべてつぶやいた。
「これほどの冒険なんてそうそうあるもんじゃない。これから一体なにがあるか、期待せずにはいられないな」
なお、食後明石が部屋に帰ったとき、いつまでたっても帰ってこない使い魔に、
完全に切れていたルイズに明石に失敗魔法を叩き込んだのは、また別の話である。

以上。予定ではもうちょっと明石がはっちゃけるはずだったのに
やけに落ち着いたキャラになってるんで、次はもうちょっとはっちゃけさせるつもり

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:21:29 ID:7BUdIoYF
体をまさぐられるきゅいきゅいを想像してちょっといいかなとか思った支援

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:23:56 ID:w3i89S12
本を読ませるのなら、読子とかどうだろう?
食事を抜かれても、本を読んで入れは気にならないだろうし、字が読めなくても、自力で解読するだろうし。

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:26:17 ID:SHcUZOrf
乙です。
ボウケンジャーはみたことないけど面白そうなので期待してます。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:26:59 ID:Zdv/gsh/
そういやこの明石はズバーンを持ってるのか?
やつ一体でパワーバランスが崩壊してしまうが

96 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 17:27:35 ID:YDog2TmM
30分から投下していい?いや、投下します!

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:29:13 ID:mPlQ2FHW
乙!
続いてゼロさん支援

98 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 17:30:23 ID:YDog2TmM
では投下します

第二話 洗濯する戦士

ルイズはこの使い魔のことが気に入らなかった。名前もそうだし、部屋に帰って話を聞いても
魔法とは何だ?
ネオアルカディアは? 
何でこんなに自然が?
エリアゼロはどうなったのか?(ここでゼロという単語が出てきてもっといやになった)
と相変わらず訳の分からないことを言い出し、
しまいには自分は違う世界から来て、そこには月もひとつしかないとか言い出した。
「もういいわ、あんたが頭のおかしい魔法も知らない田舎ものの平民だってことは分かったから。」
「平民?俺は人間じゃない、レプリロイドだ」
さすがにうんざりしてきた。魔法にけちをつけまわりの草木にけちをつけ月の数にけちをつけ、さらにゼロという名前で、
おまけに人間ということにまでけちをつけるのかこいつは。
「なにいってんのあんた。鏡見たこと無いの?いくら頭がおかしくてもそれぐらい分かるでしょう」
「俺は人型のレプリロイドだ。」
「そもそもレプリロイドってなによ?ぜんぜん訳わかんない。」
「いわゆるロボットといったほうが分かりやすいか。」
「どっちにしろわかんないわよ」
「なら、動く人形のようなものだ。」
「は?馬鹿にしてるの?人みたいによく動く人形なんてそうある分けないでしょ!
そもそも人と人形の区別ぐらいつくわよ!
もういいわ、あんたがまじめに話すつもりの無いのは分かったから!
いいから本題に入るわよ。今からいうことをよく頭に入れなさい!私はあんたを召還したご主人様なの、いい!」
「召還?俺を召還してどうしようっていうんだ?」
「もちろん使い魔として使えてもらうためよ。」
「用はお前のために働けということか。で、何をさせようって言うんだ?」
案外こいつは反発もせずに聞いてきた。やはり素直ではあるのかもしれない。
「使い魔の仕事といえば、まず私の目となり耳となることね。じゃあやってみましょうか」

ルイズはしゅうちゅうした。

さいのうがたりない。

なにもおきなかった。

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:30:27 ID:sU7Gg6Oc
>>95
さすがにやばいんで持ってない。
まあそのうち出るかもしれんけど…デルフどうしようか

100 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 17:32:09 ID:YDog2TmM
……何か聞こえたが気のせいだろう。自分は大器晩成なのだ。才能が無いわけじゃない。
そんなことを思いつつルイズは話を続けた。
「うーん、たまたま、いい、たまたまよ、うまくいかないみたいね。
ほかに秘薬の探索とかだけど、あんたそういうのって分かる?」
「分からん」
「っでしょうね。後は私の護衛だけど、まあ平民のあんたじゃ」
「わかった」
平民のくせに何を言うのかこいつは。鎧を着けているし傭兵なのかもしれないが
所詮平民がメイジに勝てるわけも無い。
「俺は戦うことしか能の無いレプリロイドだからな。お前を守れというのならそのために力を貸そう」
「……もういいわ、あんたが訳の分からないことしかいわないのはよく分かったから。
それよりも!おまえ、じゃないでしょ!いい!私を呼ぶときはごsy」
「分かった、ルイズ」
「じんさ……、ま、まあいいわ。それとせめて身の回りの世話をしなさい。掃除とか選択とか」
ルイズはゼロが護衛として戦えるということをまったく信じなかった。あまつさえ使用人のように扱った。
「わかった」
が、それにもゼロは素直に従った。
「じゃあ今日はもう遅いから着替えさせて」
そういうとなにも言わずルイズを着替えさせた。
「それと服はちゃんと洗濯して、朝はちゃんと起こしなさいよ。あとあんたはそこで寝なさい」
と床をさすとゼロはなにも言わずそこに行き壁にもたれた。本当に素直だ。
が、少し気になる。平民が貴族に従うのは当然とはいえいきなり呼び出されたのだ。
帰りたいと思ったりはしないのだろうか?
「ねえ、あんた、帰りたいとか思わないの?」
ふと、口に出ていた。
「……向こうでの戦いは終わった。もう俺にできることは少ない。
ここで俺を必要とするのならここに残ろう。かまわないか?」
ルイズは考える。はっきり行ってこいつは訳のわかんない平民だし名前はゼロだし正直こいつが使い魔なんていやだ。
しかしさしあたっては使い魔がいないと進級できるかも分からないし。
「まああんたはとりあえず必要よ、私のために働いてもらわないと困るし。
まあどっちにしろ戻す魔法なんて聞いたこと無いけど」
「そうか」
そういうとゼロは動かなくなった。
本当に少しも動かないので少し気になったが召還したときもそうだったし気にしないことにした。
それより、状況を説明させたり質問をしてきたとき以降はあまり喋らなかったなと思い、
こいつ無口なのかなと思いながらルイズは眠りについた。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:32:18 ID:mPlQ2FHW
普通に人間じゃねーよなwww
しぇん

102 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 17:34:03 ID:YDog2TmM
翌日ゼロは洗濯物を持って歩いていた。が、洗濯場が分からない。ゼロは人影を見つけると声をかけた。
「おい」
声をかけられた少女、シエスタは困惑していた。
女子寮でいきなり男、それも鎧兜で武装した男に声をかけられたのだ。
「ええ、あ、あなたは?」
「俺はゼロ、ルイズの使い魔だ」
それで思い出す。確か昨日人が召還されたとか言っていたはずだ。
「あ、申し訳ありません、私はここでメイドとして奉公させていただいてます、シエスタです。宜しくお願します。
それで、どういう御用でしょうか?」
「洗濯場を探している。場所を知らないか?」
「ああ、それならこちらになります。案内しますのでついてきてください」
「感謝する」
ゼロは洗濯場につくとすぐに洗濯を始めた。
かつても戦いが無いときは薪割りに草むしり(ゼロ4ミニゲーム参照)といったことをやっていたのだ。
このような雑用をすることに抵抗は無かった。
エネルギーの節約のため原始的な方法に頼ることも多かったためこの世界でも洗濯に難儀することも無い。
洗濯を終えるとシエスタと別れゼロは部屋へ戻っていった。
「おい、起きろ」
「うん……おはよって誰よあんた!……ってそういえば私が呼んだんだったわね。じゃあ着替えさせて」
そうして着替えを済ますとルイズは食事のために部屋を出た。
そしていやなやつに会った。

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:34:33 ID:SHcUZOrf
レプリロイドってメンテナンスいるんじゃねーか?
壊れた時もワイリー(のバックアップ?)らしき人影が修理してたし

104 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 17:35:51 ID:YDog2TmM
「あら、おはようルイズ」
「…おはよう。キュルケ」
「朝からしけた顔ねえー。で、それが噂の使い魔?」
「……そうよ」
「あっはっは!ほんとに人間なのね!すごいじゃない! 平民を呼んじゃうなんて、
ほんとすごいわ。さすがねー」
「う、うるさいわね!」
 そしてキュルケは、ゼロのほうを見やる。。
「あら、こうしてみると意外といい男ね。特にその目が素敵。ねえ、あなたの名前は?」
ルイズはしまったと思った。名前なんて簡単に話題に上るようなことだ。
が、もう遅く
「ゼロだ」
と答えていた。その後も俺はレプリロイドだとか行っていたがキュルケはもう聞いてはいなかった。
「ゼロ?ほんとに?あっはっは!すごいじゃない! ゼロのルイズがよぶにはぴったりじゃない。
大成功ね、よかったわねぇルイズ」
どうしてなにも手を打っておかなかったのか?偽名でも名乗らせればよかったことじゃないのか。
が、もう遅い。いまさらそうしたところでキュルケがうれしそうにしゃっべってまわることだろう。
「あははっ、ああそうだ。あたしも昨日、使い魔を召喚したのよ。さあ、おいでフレイム。
 キュルケが呼ぶのに答えて、部屋から赤トカゲ現れる。
赤く大きい体、燃える尻尾。ゼロは疑問を持った。
「こいつは生物なのか?」
「火竜山脈のサラマンダーよ〜、好事家に見せたら値段なんかつかないわよ?
こういうのこそ使い魔にふさわしいわよねぇ〜」
「何よ、あてつけのつもり!」
その後もルイズとキュルケは騒いでいたがゼロは別のことを考えていた。
ルイズの話ではこの世界には科学が無い。強力なレプリロイドやメカニロイドも存在しない。
だがこのような生物が代わりに存在する。
もしそれらを敵に回すのなら今まで経験したものにも劣らない戦いになる可能性もある。
もっとこの世界について知らなければ、そう思った。

その後、食堂でルイズはゼロに対し、名前がゼロなのが気に食わないというだけの理由で、
粗末な食事を出すも
「俺はレプリロイドだ。食事は必要ない」
といわれ、
「なに強がってんのよ!いいわ、そのつもりならもう頭下げるまで一切食事抜きだから!!」
とさらに荒れることになった。

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:37:59 ID:/4KmNxW6
そりゃ飯はいらんわな。支援

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:38:38 ID:Sm9j2in9
支援

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:38:40 ID:7BUdIoYF
レプリロイドの動力って何? 支援

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:40:02 ID:MdiPoBYj
エネルゲン水晶じゃね? なんかあれのために凄い戦争してるよね支援

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:40:20 ID:il9ZQa09
レプリロイドの食料……E缶?
支援

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:42:41 ID:bti28vxA
次は絶対勝つために〜僕はE缶だけは最後まで取っておくぅ〜

111 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 17:42:55 ID:YDog2TmM
投下は以上です。
ロクゼロのゼロはほんと無口で動かしにくいですね。
次回でギーシュ戦になりそれ以降は戦いがあってアイデアもよく出ますが
日常はほんと難しいです。
とりあえずゼロは戦闘以外では割と人に従うキャラだと思い、
こういう書き方にしました。
後、エネルギーやメンテナンスについても後に触れていきますので。
それとゼロで書こうという人がいたら別に気にせず書いてください。
私の駄文よりよほどいいものがかけると思いますので。

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:43:14 ID:q+FMz76t
支援
ディフレクターじゃなかったっけ?

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:44:43 ID:7BUdIoYF
>>110
エアーマンが倒せない吹いた


114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:44:48 ID:mPlQ2FHW
乙!
ディフレクターと聞くとロックマンダッシュのほうを思い出すなあ。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:45:26 ID:SHcUZOrf
>>112
それはロックマンDASHでの、いろんな機械の動力源。

ロックマンゼロでは「Eクリスタル」だったような。

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:46:27 ID:6jaNURrU
いっそMEGAMARI風に魔法のきのこ

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:48:26 ID:bz7vQeui
動力は個体によって違うはず。
Xは太陽からエネルギー得てるし、ゼロはワイリー製だからたぶん原子力エネルギーじゃないかな?
うろ覚えだがまあなんにせよ乙。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:50:35 ID:8/n+M5ba
原子力のわりに簡単に動力炉損傷したりするから困る。

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:50:45 ID:KYt+v/jQ
ゼロ召喚あったのか
知らんかった……
とりあえずGJ!

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:52:19 ID:Uxd8UHDl
あのゼロは一応Xのゼロと同一人物だから、
基本クールでいいと思うのは俺だけだろうか。


121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:53:44 ID:KYt+v/jQ
「俺はレプリロイドだ。食事は必要ない」
マジ正論です

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:55:21 ID:Lt7QrDyH
むしろドクターワイリーが召喚されましたとかだったら・・・・

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:57:09 ID:wP/EbMV1
ボウケンジャーってビークルがないと変身出来ないんだよな

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:57:47 ID:PX65XwkC
でもロクゼロのボディは×××だから動力炉も多分違うんじゃないかと

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:58:51 ID:8/n+M5ba
>>122
コルベールが弟子入りしそうだ。
ライト博士には勝てなかったらしいけどずいぶん時代を先取りしてゼロ完成させたし。

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:59:58 ID:CF71TJ1A
有賀ヒトシ先生版のロックマンキャラはどうだろうか?
コピーロックマンの最後はマジ泣ける。

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:00:12 ID:5FhZh1ze
ゼロ召喚の人、乙です。

つか、誰もメタルギア関係で書いてる人はいないんだな。
書いてみようかと思うが、MGSの世界で誰を送り込めばいいのだろうか?
頑張って、想像できたのが破壊の杖の正体が「デイビークロケット」
などの核関連というとんでもないネタの俺には無理か

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:00:29 ID:il9ZQa09
ガンダムとのクロスが出来たんで
六時半くらいに投下します。

ただ、どうにかガンガム作品の泥臭さが出ないもんだろか?
と考えて書いてたら「」セリフが一行しかなくなるという事態に。
すごく見難いだろうけど、ごめんね。

さらにガンダム原作キャラは報われない。
しかもガンダムは全く出てこない。
実はZザクだ。

と三拍子そろってる。
原作ファンの皆には申し訳ないが怒らないでいてほしい。

OVA版と小説版の中間ということで一つ。

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:01:20 ID:Lt7QrDyH
>>125
ただの工業ロボットを数体改造して世界征服の一歩手前まで行き
最後は自分がマシンに乗って戦うという男気が溢れ
生き残る為にあらゆる手段をとるドクターワイリー最高

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:01:25 ID:PX65XwkC
つコブラ部隊&ヴァンプ

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:02:34 ID:Lt7QrDyH
>>127
デイビークロケットは危なすぎるwww
あと某理想郷にビッグボスが召喚されましたってのならあったな

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:05:52 ID:q+FMz76t
イーノかイーノがくるのが

メガライダーで支援

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:07:12 ID:HRhhpItm
Zザクとはまたマニアックなw
ガンダムなら旧シャアでのトレーズ様スレでシーマ様でタルブ村inリリー・マルレーンってのあったさね

メタルギアは破壊の杖で「無限バンダナだ」を一つ…

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:09:23 ID:Lt7QrDyH
メタルギアとのクロスなら皆勤賞のオセロット少佐に一票

「俺のリロードはレヴォリューションだ!」

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:12:13 ID:2csE2f0b
>>91
高岳やアシュが術使ってたじゃないか。

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:15:04 ID:Ulg3e2VG
ジブリキャラだと誰がいいだろう
ナウシカ・シータあたりはルイズといい友人になりそう。アシタカは怪力だし、ハクなら「大当たり〜」か

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:17:03 ID:Uxd8UHDl
アシタカは面白そうだな。
呪ありで


138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:17:08 ID:ALL7jeSl
>>136
戸吐露か破卯瑠の動く城、猫場素や罵論がいいんじゃないか?

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:17:23 ID:q+FMz76t
つ狸の皆様方

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:18:37 ID:nNNPzpa9
ガンダールヴ+ユパ様

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:18:43 ID:/4KmNxW6
私も古い秘密の名を持っているのだよ

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:19:31 ID:sU7Gg6Oc
>>135
うん、ごめん忘れてたw
そういや百鬼夢幻封鎖とかあったね

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:22:25 ID:KYt+v/jQ
ジブリで思い出したが
2ちゃんでムスカってなんであんなに人気なんだ?

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:23:17 ID:SHcUZOrf
>>127
やっぱソリッド・スネークじゃね?

>>136
巨神兵オーマ

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:24:10 ID:q+FMz76t
っあのすばらしい迷台詞とヘタレでネタキャラだから

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:24:51 ID:chK9ubio
なのはやガッツは?

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:25:16 ID:lWJcgtYz
>>127
サイボーグ忍者ことグレイ・フォックスもといフランク・イェーガー


148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:25:18 ID:/4KmNxW6
段ボールを被っているせいで誰にも召喚されたことに気付かれないスネーク

149 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 18:25:51 ID:nYiJ9g3y
なのははデウスエクスマキナだからクロスが難しい

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:25:56 ID:WbNc6VYz
>>123
ビークルっていうかプレシャスがどーとかじゃなかったっけ?
ビークルにプレシャスが乗ってるからとか最終回間際で言ってたような

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:26:02 ID:w5OObQaw
なのはってよそも含めりゃもう3作ぐらいあるだろ
なのは以外のなのはキャラ召喚も含めりゃさらに増える

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:27:59 ID:WbNc6VYz
>>143
何を誤解してるかわからないが
ムスカはインターネットが構築される以前から大人気だよ
色んなアニメ系とかのヲタ雑誌の投稿コーナーでも度々ネタになてたりもしてた

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:28:21 ID:KYt+v/jQ
スネークはピポサルとかとも共演したことがあるし
なにかとクロスオーバーに縁のある奴だな。

メサルギアで捕まってるスネークを爆殺したのも良い思い出

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:28:57 ID:HRhhpItm
剣メインなのにクレイモア勢が全く出て無い件について
ジーンとか契約時に「私はお前に命を救われた、この命お前の好きな時、好きなように使え」
で即契約できそうなんだけど…あの連中がガンダ印で強化されたらヤバすぎるか…

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:29:12 ID:il9ZQa09
>>132
>>133
ゴメン、クロス先はZじゃないんだ。
オチでZザク使うだけで・・・
素直にイーノ出せばよかった。
出るのはバーニィね。
しかも死んでるという最初からクライマックス仕様。
というわけで投下します。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:29:41 ID:PHa8kEMO
>>150
んにゃ、確かビークルが変身のために必要で、
ビークルの起動のためにプレシャスが必要で、
プレシャスが動力になるのはそこに込められた人々の夢と希望のエネルギーなんだよ!
ってことじゃなかったか?

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:30:01 ID:1/WhKHqP
>>144
オーマは、素直でいい子だしルーンの洗脳効果も合わせるとルイズになつきそうだが……
ルイズ死ぬな、毒の光で。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:31:29 ID:Sm9j2in9
9歳なのに全く迷わない、精神的に強い、強力な魔力、
素質におぼれず毎日の努力、死にかけようと怯えなしとか、
飛んで砲撃という魔法少女と思えない戦い方とか、
色々と素晴らしいキャラだからな・・・。
負けても違和感あるし、異世界の戦争で、
砲撃で片っ端から叩き潰されても違和感がある・・・。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:31:35 ID:il9ZQa09
ヒラガサイトは彼女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの二人目の使い魔である。

彼は召還された翌日から洗濯、掃除とあらゆる身の回りの世話を押し付けられ、その度に主人である少女に
小さな失敗を何やらと文句を付けられ鞭で打たれ、食事を抜かれる毎日を過ごしていた。
男子であれど典型的な現代人であるサイトにこらえ性というものは無いに等しく、ルイズとの衝突はすぐに起きた。
おたがい激情を内に秘めた性分であったことが災いし、売り言葉に買い言葉。
そして終いにサイトは彼女に対して、禁句であった一言を放ってしまったのだ。

お前に愛想を尽かして前の使い魔は逃げ出したんじゃないのか、と。

―――去っていくルイズの後姿をぼんやりと眺めつつ、サイトは自身が犯した取り返しの付かない過ちを悟った。
よく回らない頭を抱えながら、その時のルイズの顔は生涯忘れられないだろうなと思った。


0080の使い魔  〜ポケットの中の召喚〜


ヒラガサイトは彼女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの二人目の使い魔である。
二人目、と名がつく以上は、自身の使い魔稼業であるところの前任者が気になるのは当然のことであった。
召喚され、ほどなく使い魔としての仕事に慣れたサイトは、前任者について聞き込みをしようと決めた。
しかしそのことを聞こうにも、ルイズ繋がりで顔見知りとなった知人である赤髪と蒼髪の女学生は
はぐらかすか、もしくは痛ましそうな顔をして同じセリフを言うだけであった。

ルイズが語らなければ自分が語る資格はない。彼女の誇りの問題である。

その時にはサイトは貴族と平民の差を理解していたので、あまりしつこい追求は諦めた。
ならばと、また知人となったメイドの少女にも質問したところ同じ反応を返されたので、
自分がまったく理解できない貴族の誇りとやらと関係しているのだろうと納得をせざるを得なかった。


その愚かな邪推が、後にルイズを深く傷つけることになるとは。
今となっては、サイトは己の愚鈍さをただただ呪うしかなかった。


160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:32:57 ID:sU7Gg6Oc
>>150
ビーグルに搭載してるパラレルエンジンからエネルギーを供給してる
だからクエスターのゴードムエンジンでパラレルエンジンのエネルギーが
相殺されてスーツが唯の防護服になったし、
最終話前でビーグル停止させられたときはスーツ装着できなかった

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:33:29 ID:hnepD4Ph
>>154書いてくれるの待ってるよ

162 :0080の使い魔:2007/08/11(土) 18:33:44 ID:il9ZQa09


召喚された当初、サイトはルイズに使い魔についての諸々の説明を受けていた。
新しい使い魔と契約を交わすには、前使い魔の死が条件である。
そう教えられていたはずだった。
ならば自分がここにいる理由など唯一つ、前任者が死んだからに他ならない。

このままルイズを追いかけても関係が悪化することは目に見えているので
とにかく逆上せた頭を冷やすために、少し時間を開けることにした。

その間サイトは、足りない頭を自覚しつつ前任者についての、なんとか知り得た情報を整理する。
幸い、人の口に戸は建てられずサイトの主であるルイズは良くも悪くも、
大抵は悪い意味でだったが様々な箇所でその名を囁かれることが多かったため、真偽は兎も角として彼女の情報だけは
耳に入る機会が多々あったのだ。
中でも『ゼロ』と呼ばれ詰られることが最も多かったのだが、それに次いで話題となっていたのは前任者、前使い魔のことであった。

曰く、巨大な緑の巨人を召喚した。
曰く、その巨人は一つ目であった。
曰く、何でも焼き切る巨大な斧を持っていた。
曰く、巨人かと思ったらゴーレムで、中には平民がいた。
曰く、土くれのフーケの正体は奴だった。
曰く、それは濡れ衣だった。
曰く、そのフーケと相打った。

曰く、曰く、曰く――――――


考えに沈む中、サイト君、と声を掛けられふと顔をあげる。
サイトの目の前にこの学校の教師―――名前はコルベールだったか―――が立っていた。

163 :0080の使い魔3:2007/08/11(土) 18:34:44 ID:il9ZQa09

付いてきて欲しい、と言われそのままサイトはコルベールに誘導され歩き出した。
行き先は巨人の墓、らしい。
いぶかしみながら歩き続け、広大な仮設倉庫に着き、その扉をくぐり
―――『それ』が視界に入り足が止まった。

それは斧というにはあまりにも巨大すぎた。
大きく、ぶ厚く、重く、しかし精巧だった。
それは正に鉄塊だった。
いや、『それ』に比べれば巨大なだけの斧など取るに足らない代物だろう。

――――――緑の、鉄巨人。

其処に横たわる、あまりもの強大な鋼の質量に気圧され知らず喉が、ごくりと音をたてた。
しばらく呆けてソレを見上げていると、コルベールが手紙を持って戻ってきた。
手紙というにはお粗末な、殴り書きをしただけの紙切れであった。
いずれルイズに召喚されるであろう新たな使い魔、自分に宛てた前任者からの遺書だという。
未知の文体で書かれているらしく解読が不可能であったとコルベールは言ったが
サイトにはその文字によく見覚えがあった。
自分の世界の文字、英語であった。
その手紙は、筆記体で記されておりまさに殴り書きであったが、文章自体は完結に締めくくられており
英語の不得手なサイトでも何とかニュアンスくらいは掴むことができた。

死んだはずの自分が生きている不思議。
魔法を見た驚き。
懐郷の気持ち。
この世界がどれだけ美しいか。
鋼の巨人の整備の難しさ。
それにともない鈍くなる巨人の動きと、濃くなる死の気配。

そして最後の一文。
『ルイズを守れ』

遺書はそう締めくくられていた。

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:35:46 ID:Sm9j2in9
支援

165 :0080の使い魔4:2007/08/11(土) 18:36:11 ID:il9ZQa09

手紙を読み終え、今はもう居ない人物のためにしばらくの間サイトは瞑目する。
気をきかせたのかコルベールは姿を消していたため、立ち入り禁止のロープを越え鉄巨人に近づいた。
同じ世界の言語体系であるというのに、このロボットに使われているテクノロジーの差はいったい何であるというのか。
息を吐きつつ、その巨体に手をつく。
何故か熱くなる左手が熱くなり、それに伴い脳裏にある戦いの光景が浮かんだ。

ルイズを守るために身を挺し、元から大穴が開いていた操縦席に、その体躯と同じく巨大な岩のゴーレムの拳を突き入れられ
地に倒れ臥す鉄巨人。
コクピットに広がる赤黒い染みと、ルイズの泣き叫ぶ声――――――


コルベールに、肩を叩かれ白昼夢が覚めた。
それからしばらくサイトは鉄巨人の話に華を咲かせていたが、いつの間にか消灯時間を過ぎていたためお開きとなった。
別れ際、その鉄巨人の名前は『ザク』というらしいですよ、と教えると嬉しそうに笑ったコルベールの顔が妙に印象的だった。

もう外は真っ暗で、双つの月が辺りを柔らかく照らしている。
初めは月が二つあることに違和感しか感じ得なかったというのに、今はこの大きな月が好きになれそうだった。
『彼』もこの月が好きだったのだと知ったからだ。
現金なもんだな、とサイトは苦笑する。

そうして足音を立てないよう塔を昇り、静かにルイズの部屋の扉を開けた。
案の定ルイズは寝ずにサイトを待っていて、サイトは即先の失言を詫びたのだが鞭による折檻は避けられなかった。
一通り暴れて気が済んだのか、ルイズはぱたりとベッドに倒れるとそのまま寝息を立てはじめた。
風邪を引かないよう毛布を肩口まで引き上げてやるサイトの耳に、ルイズの掠れるような寝言が聞こえた。


「……嘘だって、言ってよ……バーニィ……」


俺、使い魔やるよ。それでルイズを守るよ。
少なくともこの世界に居る間は、俺のご主人様のためにがんばるよ。

そう呟きながらサイトはルイズの頬を伝う涙を拭い
手紙の差出人、バーナード・ワイズマンに誓いを起てた。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:36:14 ID:KYt+v/jQ
ちょwかなり期待!
支援

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:36:17 ID:SHcUZOrf
支援

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:36:18 ID:oeOepypB
ポケットの中の支援

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:36:20 ID:WbNc6VYz
ああ……
プレシャス→ビークル→変身スーツ
の組み合わせで、間が抜けてちゃ駄目だったんだな

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:37:11 ID:UbkLneAA
う、嘘だといってよバーーーニィーーーーー!!!!
支援

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:37:46 ID:KYt+v/jQ
バーニィってほんと不憫な人だ
報われない…

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:37:54 ID:q+FMz76t
バーニィィィィィィィィ

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:38:19 ID:w3i89S12
世界観として、次元移動を組み込んであるから、普通に帰れそうだというのも問題のひとつだな、なのは。
向こうのことを放り出して、ハルケギニアでがんばるというような無責任なことはしないだろうし。

呼ぶのなら、無印開始前のなのはじゃあるまいか?

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:38:24 ID:hnepD4Ph
嘘だと言ってよバーニィィィ

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:38:34 ID:8D65VzS8
バーニィ…

176 :0080の使い魔5:2007/08/11(土) 18:39:10 ID:il9ZQa09


――――――後年。
純学問団体として、解体・再結成されたアカデミーにより建てられた国立博物館に
虚無の使い魔ガンダールヴが駆りし鋼の体躯として、緑の鉄巨人が一画に佇むこととなる。
偉大な魔術師の一人、鋼鉄の機工師コルベールを筆頭に治療を施され復活した鉄巨人『ザク』は、
数多のスクウェアメイジにより固定化の魔法を掛けられ、幾つもの戦場を渡り歩いたとされる。
しかし鋼でできたその身体を完全に癒すことは出来なかったのだ。
鉄の腕は萎え、鉄の足は力を失い、光を失った一つ目は二度と輝くことは無い。
鉄の戦士は死んだのだ。
しかし、鉄の戦士は
いや、鉄の戦士の胸の奥に突き立ち、その鋼と一つになった一振りの剣は信じていた。
若者は今日も生き、今日も走っていると。

かつての主人の髪色と同じく、桜色の一つ目が虚空を見つめている。
その視線の先には、『ザク』の系譜に連なり、ガンダールヴの名を受け継いだ新たなる鉄巨人
『ガンダム』がその緑の頭蓋と一つ目を陽光の下に輝かせ、空を舞っていた。


177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:40:38 ID:KYt+v/jQ
バーニィィィィィィ!
支援

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:40:47 ID:w5OObQaw
>>173
>>向こうのことを放り出して
ここで召喚されてるほとんどのキャラはそれだが
ルーンの洗脳効果もあるし


179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:41:43 ID:HV9KQr8z
やべぇ、あのビデオレター思い出した
・・・支援

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:41:49 ID:w3i89S12
リロードすればよかったorz

しかし、ザクを知っているということはこのサイトはどこから来たんだ?
異世界によばれた上、すでにほかの異世界、しかもアニメの世界から呼ばれた人がいたら、
相当に驚くと思うのだが。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:42:56 ID:UbkLneAA
だってほら、あの世界だと……

パンダム、じゃん……(byアニメ版第二期一話参照

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:43:10 ID:SHcUZOrf
>>180
知ってるようには見えないけど

183 :0080の使い魔:2007/08/11(土) 18:43:43 ID:il9ZQa09

以上でおわりです。
>>159
に0080の使い魔1のタイトル入れ忘れ。

あとなんか他作品のも混じったけども目を瞑ってくださいな。

ほんとは姫さんに「これであとトリステインは十年戦える」とかワルド偏在sに「オレを踏み台にry」
とかウェールズ死際に「これをアンリに届けてくれ、これはいいものry」とかクロに「ウェールズはしんだ!何故か」「坊やry」
とかやらせたかったし、他にも
固定化でメンテフリー。ルーンで擬似ニュータイプな「みえるぞ!」サイト。
つぶれた操縦席にデルフを突ッ立てて、こんぴゅうたぁをデルフハッキングな似非グレンラガンシステム。
ハッチは全壊してるから常に野ざらし状態で戦闘。レーダー兼サイトのオペレータで大忙しなデルフさん。

とか続きをいろいろ妄想したんだけど、いくら魔法パワーでも無理があるし風呂敷畳めないだろうからやめといた。
だってザクだし。
ザクだもんなぁ……


184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:43:57 ID:jZSsmd84
手紙にかいてあったんじゃね?
エピローグがダグラム最終話入っているw

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:44:11 ID:sU7Gg6Oc
>>180
手紙に書いてあったんじゃね?

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:44:34 ID:q+FMz76t
ALIVEで介入前なら何とかなると思う

もしくは、サイトの現代は宇宙世紀につながってるとかなら辻褄がつくと思う

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:45:03 ID:KYt+v/jQ
すごいお腹一杯です。
GJ!

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:45:03 ID:mPlQ2FHW
乙!
さすがに長編は無理だろうな。
世界観違いまくるなあww

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:46:41 ID:HRhhpItm
コッパゲがザクって言ってる

>>161
ジョジョの方のがちと詰まってきたから、そっちで書いてはいる
ヒント:うっかり

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:47:17 ID:w3i89S12
>>178
帰れないのなら、まぁあきらめるなり、帰る方法を探しつつ順応するなりするしかないからな。
逆に、異世界に召喚されたショックで、何も手につかなくなったり、絶対にそれを認めようとしないキャラは、ほとんどいないぞ。
なのはは帰る手段を持っているから、それを使わないというのなら、説明が必要だといいたいんだが。

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:47:49 ID:R+By2dTS
これは良い短編。
きっちりまとまっていて読了感が良いよ、文句無しにGJ。

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:48:22 ID:jZSsmd84
さらば〜優しき星よ〜 もう〜戻れない〜 もう〜帰れない〜
きょ〜むのつかいま〜 ガ〜ンダ〜ム!

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:48:33 ID:7BUdIoYF
乙です
クレイモアから呼ぶと……ジーンがやっぱり妥当か?
高速剣とか漣とか怪力とかも見てみたいが


194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:49:00 ID:KYt+v/jQ
>>183
それも見たい気がするぞ
次回作に期待w



前スレの>>1000を実行に移せる人いませんかー?
俺はものすごく見たいんだ

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:49:53 ID:SHcUZOrf

避難所議論スレでウィキの改変について話し合っています
意見がある方は議論に参加してください


196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:49:58 ID:5A1Mr2kE
バーニィーー!!

『ガンダム』という固有名詞をこう使うとは
GJ!!でした
確かにガンダールヴと似てるな

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:51:46 ID:KYt+v/jQ
前スレで語り合ってたロボメカ整備論を思い出すと感慨深いな。

動かなくなったザク……

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:51:48 ID:hnepD4Ph
>>193微笑のテレサ
ジーンもいい

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:51:53 ID:nNNPzpa9
考えてみたらフーケのゴーレムってザク改の二倍近くあるんだな

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:53:48 ID:q+FMz76t
電波きて、水島(パッパラ隊)が召喚されて、
アルビオン戦のあとランコが次元破壊爆弾で迎いに来たというのが届いたことならある

オチは、とびかげが新たな使い魔になるというルナティック

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:54:14 ID:HRhhpItm
フーケのゴーレムが30mでザク改が18mだからデカイよなぁ…ゴーレム

>>193
ツンディーネはともかく漣の人はマジ無理ですorz

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:55:50 ID:aXj8tYsB
>>197
整備できずに最終回辺りで朽ち果てるっていうのも王道だな。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:59:09 ID:ZY4WqWOx
はたしてノボルは30mをどれぐらいの高さか理解して書いていたのだろうか

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:59:32 ID:50/VdZC9
ttp://noname.mydisk.jp/lchat/lchat.cgi

作家同士の意見交換、愚痴吐きなどにどうぞ

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:02:34 ID:r9/MfshT
すげぇ・・・
ちょっと見ないうちに『不滅の牙』が召喚されてたwww


206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:03:10 ID:WbNc6VYz
現代のちょっとしたビル街とかと対比すると結構栄えるのが30m位からだっけ
18mってのはマジンガーZが出来た頃のビルが、その位の高さで対比すると巨大感がでてかっこいいから設定されたんだよね
現代のビル街と比べると迫力が出ないらしいね18m

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:04:40 ID:lWJcgtYz
>>206
俺はビルに飛び乗ったりする方が好きだから8m前後で十分だな


208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:08:39 ID:HV9KQr8z
>>207
ACEのPVでダンバインやレイズナーみたいな小型機がビルとビルの間を飛び回るのはかっこよかった

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:08:45 ID:aXj8tYsB
でかいと言っちゃあ。
きゅいきゅいとかフレイムも相当でかいな。


210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:10:29 ID:zrLQCK0a
リーンの翼版オーラバトラーなんて虫っぽくて素敵やん?

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:14:09 ID:iGOOKHer
デモンベインになると50メートル級だしな

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:17:27 ID:q+FMz76t
マクロス級除けばガンバスターの200mが人型ロボの最大だっけ?

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:19:22 ID:4QUHvy67
ゲッターエンペラーだろ。惑星握りつぶす大きさのロボ。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:22:20 ID:mPlQ2FHW
そんなにでかいのか。ロボは奥が深いな。
ジアース(ロボ?)は500mだね。
ゴーレムの30mって普通にでかいよな。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:22:49 ID:PX65XwkC
>>213
合体後の大きさが太陽系と同じだもんな
それでも時天空に勝てないってのがいかにも賢ちゃんらしく虚無ってる感じだけど

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:22:50 ID:CXBbobu4
そういうのも周りの大きさと比較してこそだよな
正直フーケは30mなんて馬鹿でかいゴーレム作らず
もっと小さめにして余った精神力をほかの事に使ったほうがよっぽど強い気がする

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:24:49 ID:WaDGYc7E
アニメだとちいねえさまのゴーレムも同じような感じだったからあれが土で作るゴーレムのデフォサイズって気もする。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:25:10 ID:25LuJIC8
ゲッターエンペラーの全長120億kmってww

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:25:20 ID:WbNc6VYz
頭までの200mだけならダンガードAとかも200m
ガンバスターは肩があれだから全高で240m
ゴッドシグマは確か260位有った気がする
まぁユニクロンとかは惑星サイズだな

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:25:29 ID:sU7Gg6Oc
誰かドグラ召喚とか邪鬼王召喚とか書いてもらえないものか
邪鬼王も金属食ってればメンテいらないなそういや

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:26:09 ID:hnepD4Ph
メイルってメートルなのか??

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:26:55 ID:aXj8tYsB
>>216
頭の悪い考え方だが、
一メートルのゴーレムを三十体作れば結構強くない?

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:28:41 ID:25LuJIC8
こんなのもみつけた
オメガコンボイマキシマムモード=惑星1個分(全長10万kmくらい)

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:28:41 ID:mPlQ2FHW
>>222
いや、悪くはないとは思うけど。
ゴーレム機動力高くないんじゃない?だから大きさでカバーしてるのかと。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:28:48 ID:UbkLneAA
>>222
一匹一匹の挙動を制御するの大変そうじゃね?

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:28:53 ID:sU7Gg6Oc
>>218
確か各ゲットマシンは地球・月・火星を取り込んだもので進化したものだったはず

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:29:05 ID:kSFPEiYt
>>222
三十体が自律式なら強いかもしれんが、自分で動かすとなればファンネルみたいに全部意識できないとまずいから
数が多すぎても問題かも

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:30:30 ID:5A1Mr2kE
>>222
そりゃ強いだろうね。
数は力なり、だからさ。

でも30メイル級ゴーレムと比べて、なら話は別。
質量が違うし。 あんなもんが動くんだから馬力もすごいでしょ

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:30:31 ID:PX65XwkC
>>220
ダイナミックキャラは豪ちゃんも賢ちゃんもインフレしすぎて無理w

>>222
サイズは縦・横・幅の3乗で計算だから1mなら30分の1の3乗=27000体
あれ、なんかフーケ強くね?

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:30:39 ID:q+FMz76t
>>225
ほら第一の自業自得者が6体制御できるんだから何とかなるんじゃない

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:32:17 ID:GCq4nHay
1メイルのゴーレムをたくさん=ギーシュ

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:33:08 ID:mPlQ2FHW
>>222の人気に嫉妬。
でも普通に10m3体とか15m二体とかでも強いな。
宝物庫破る時は30mで正解だと思うけど。

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:33:08 ID:UbkLneAA
>230
単純に動かせる数が一匹増えるだけで難しさはどんどんあがってくと思うんだ。
原作でもまだ七体……なんだよね? 三巻までしかないからわからんのだけども

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:33:29 ID:07j2ZSgY
ちなみに全長30mって、サイコガンダムよりいくらか小さい程度。

…フーケ追跡をしり込みする教師達をルイズは馬鹿にしていたが、
自分達の方がよっぽど勇気と命知らずを履き違えてたんじゃないのかと。
主人公補正のおかげであっさり勝っちゃったけどさ。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:34:13 ID:aXj8tYsB
>>230
そう考えるとギーシュは7つのファンネルを使いこなしている訳か。
…あれ?ギーシュ強くない?

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:34:52 ID:8D65VzS8
>>226
変形するだけでビッグバンw

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:35:24 ID:uRMCrtmG
>>235
軍人の家系ですからな、子供のころから訓練してたんだろう。

238 :232:2007/08/11(土) 19:35:27 ID:mPlQ2FHW
うはwwww
>>233と結婚だwwww

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:35:33 ID:IFulIRJa
ずうたい重量がでかくなればたしかにパワーは上がるが
それ以上に体の維持と動力に必要なパワーが跳ね上がるのが基本だから微妙
総パワーが同じなら数を増やして維持にかかるパワー減らした方が強い
一人で複数ゴーレムもつとでかいゴーレム持つ以上に維持に必要なパワーが跳ね上がるのならどうしようもないが

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:37:08 ID:UbkLneAA
>>238
不束者のオーヴァードですがよろしくwwwwwwww

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:37:11 ID:PHa8kEMO
精神力に自信がある人はでっかいのを作って
制御に自信がある人は多く作れば良いんだな。

って、ギーシュって結構強いんじゃね?

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:37:39 ID:kSFPEiYt
>>234
それは言えてるんだよなあ、無謀っての
サイトより戦う意志の無い(戦いそうに無い)キャラ呼び出した場合、
もしくは破壊の杖に相当する物が無い場合、どうやって勝てばいいのか物凄く苦労するのよね

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:38:45 ID:mPlQ2FHW
>>240
よろしこwww
>>241
ギーシュってへたれじゃなければ。
タバサみたいな冷静なキャラだったら相当強いと思うよ。


244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:38:53 ID:6jaNURrU
個人的にはフーケ戦であっさり死ぬルイズが居ても良いと思う、と問題発言してみる

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:39:41 ID:UbkLneAA
>>242
そこらへん糸色望の使い魔はうまいなーって思った。あれはギャグだw

ギーシュはいまだドットだけど、ラインとかになってワルキューレに武装させたら強くなると思うんだ

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:40:07 ID:kSFPEiYt
>>241
確かにいきなりGビットが七匹呼び出されると脳内変換すると
ドットの中ではやばい部類に入ると思う

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:40:32 ID:37HaNiD/
スタンドみたいに群体型と単体の違いがあるのかも
その上で、大きくなるのが得意(フーケ)とか複数得意(ギーシュ)
みたいに別れているとか

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:41:42 ID:PX65XwkC
ゲッターエンペラー
・各ゲットマシン(合体前の戦闘機形態)の大きさが惑星サイズ
・その状態でのビームで月ぐらいなら軽く消し飛ぶ(破壊でなく消滅)
・異様に強いバリア持ち。ワームホールをぶつけられても平気、むしろ握り潰す
・取り巻きの艦隊も以上に強い。雑魚でもあらゆる質量・エネルギー攻撃を吸収?
・合体の衝撃で星を押しつぶす、発生するエネルギーはビッグバン並み
・合体後の大きさは太陽系(冥王星含む)と同じ
一番恐ろしいことはこれでも成長途中ってことwww

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:42:07 ID:mPlQ2FHW
>>247
なるほど。説得力あるな。


250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:43:05 ID:7PwdO7k8
用法にもよるが基本的にパワーと性能が同じならより小型の方が強いってのは常識。

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:44:44 ID:7dbugWwz
数億体のバスター軍団が集まったダイバスター身長約地球ぐらい支援

思えば30mのゴーレムの頭に乗って操作するマチルダちゃんもすごいよな
ジャイアントロボとちがって手すりすらないのにね
ギガンティックドライブで乗ってると殴られた衝撃でぽろぽろ落ちるからわかる
思うに人間サイズとやるなら30mを10mぐらいにして残りの精神力を節約した方がいいような気もするが、
それだとトライアングル級のを連打されると壊れる部分がでかくて再生が追いつかんのかね?

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:44:46 ID:7BUdIoYF
クレイモアで思い出したがリフルと戦ってお漏らしした子いたよな
いや本筋には関係ないけど
クレイモアで死んでて技が分かってるのは
ジーン(回転突き)・オフィーリア(漣の剣)・ウンディーネ(怪力二刀流)・テレサ(妖力探知とあと純粋に妖力が強い)か?ちょっと記憶が曖昧だ

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:45:45 ID:sU7Gg6Oc
>>248
そりゃ賢ちゃんの「進化=最強のパワー」って理論の結晶なんだから、
とんでもないのは当たり前さ
もうこれ以上進化したらどんなんなるんだろうな!……(´;ω;`)

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:46:30 ID:aXj8tYsB
重火器をワルキューレに持ったせたら、かなり怖い。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:46:54 ID:kSFPEiYt
>>250
確かに、某ビッグオーはサイズそんなに大きくないのに世界全部消すからなあ

書き割り?劇? それを言われると(ry

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:47:34 ID:TOXf6MSG
ゲッターはエンペラーとかそればかりが評判になるが、
一番恐ろしいのは関わった人間がみんな三白眼の気違いになって恐ろしい言動を繰り返すようになることにある
ルイズもタバサもみんなグルグル目でぐわとかああとか言うようになるんだ

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:47:38 ID:q+FMz76t
>>253
それは永遠にゲッター線のなぞということ

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:49:34 ID:UTuz6ZqX
前に誰かがネタフリしていた砲神エグザクソンは、
惑星規模サイズのロボットとかを除外すればかなり強いんじゃね?

トンデモ威力の主砲に加えて反物質燃料による無尽蔵のパワー&
ナノテクのおかげで自己修復機能っぽいのもあるし。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:49:52 ID:SHcUZOrf
>>255
ドロシーとか呼んでも面白いかもね
「固定化」かけてもらわないと「錬金」食らって土くれになるかもしれないが

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:50:26 ID:7BUdIoYF
スマンゲッターを見たことのない俺は最初から登場人物片っ端から狂ってるんだと思ってた

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:51:33 ID:PX65XwkC
>>256
「目だ!耳だ!鼻!」どう考えても元からだろwww>キチガイ
関わる前から鬼の集団を笑顔で撲殺したり、人間を素手で解体するなんて普通じゃないwww

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:51:34 ID:UbkLneAA
>>260
間違ってないよ。うん、ほんと……
ゲッター2のパイロットは間違いなくキチガイ。
新ゲッターの二話を見るだけでその一端が垣間見えるからなっ

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:51:36 ID:LpLFC39U
平民相手なら、そのまま一斉に突撃させれば終わるかと>ワルキューレ

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:51:47 ID:5A1Mr2kE
>>253
それはあれだな。
オレ達が居る世界は実はゲッターロボの腹の中でした、となるんだきっと

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:51:54 ID:8D65VzS8
>>256
かかわる前からヤバいやつもいると思うが

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:52:34 ID:7dbugWwz
>>254
でもワルキューレ自体には視聴覚ないから照準あわせとかできないぜ
自立型だとしてもせいぜい突っ込ませてぶん殴れまでが゙限界で、構えて狙って撃てなんて難しいんじゃないか?
重火器自体に自動照準してくれる奴ならワルが持たなくても、平民が持って反貴族革命ルート行きだと思う

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:53:16 ID:7043cogJ
>>263
そりゃそもそも人間は真正面から戦う種族じゃないからなあ

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:53:45 ID:WbNc6VYz
>>260
大体あってる
中間期ぐらいが一番大人しい

大人しいといっても序盤の隼人の校舎とかと比べて大人しいだけだ
普通の漫画やアニメと比べればもうなんというか
ケンイシカワ

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:54:38 ID:UbkLneAA
魔法使いなんだから錬金で武器を作ってほしいと思うなぁ。重火器はなんかイメージ違う。
ギーシュって何気に軍人の息子だから、ちゃんと連携とか考えてるんだろうな

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:55:30 ID:7BUdIoYF
つまりワルキューレは爆弾を持たせればいい
腹に爆弾埋めた状態で作り出して
丁度いい地点に着いたところで着火
爆裂四散するワルキューレ(青銅の塊)

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:55:50 ID:zFsGCkgH
>>266
厨房に行って、中に油の入ったままの鍋をもってこさせる事が出来るほどの
遠隔操作能力と制御力がこっそりあったりするんだが。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:55:50 ID:il9ZQa09
クロス先のキャラが微塵もでてなくても概ね受け入れられたようでよかった。
皆ガンダム大好きだな。いや、キャラがバーニィだったからかな?

いつのまにやらゲッター線でギーシュ進化までしてるし。
ギーシュて七対のゴーレムを脳内で並列処理して動かしてたとすると
すごい脳パフォなんだよな……

流れブッタで悪いんだけど、ブレスオブファイアのキャラ
フォウルの一人称、どなたか教えてくれまいか?
できるだけ早いうちに投下しますー

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:56:20 ID:uRMCrtmG
まあギーシュは戦争ではさっぱり活躍できませんでしたが…

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:56:48 ID:5zq5Yaf5
ワルキューレダイナマイトか。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:57:17 ID:7BUdIoYF
>>272

> クロス先のキャラが微塵もでてなくても概ね受け入れられたようでよかった。
> 皆ガンダム大好きだな。いや、キャラがバーニィだったからかな?

> いつのまにやらゲッター線でギーシュ進化までしてるし。
> ギーシュて七対のゴーレムを脳内で並列処理して動かしてたとすると
> すごい脳パフォなんだよな……

> 流れブッタで悪いんだけど、ブレスオブファイアのキャラ
> フォウルの一人称、どなたか教えてくれまいか?
> できるだけ早いうちに投下しますー

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:57:40 ID:+jH9CTYk
話について行けんw
何でそんなに詳しいんだ。昭和の頃のアニメだろ?

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:58:27 ID:kSFPEiYt
ゲッターエンペラーは数年前までスパロボマガジンで連載してた気がする

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:58:53 ID:7BUdIoYF
ごめん省略された書き込みみようとしたら間違えた


279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:59:36 ID:UbkLneAA
>>276
要するにみんな「男の子」って事だ。子って歳じゃないけd(ry

ここの住民は想像以上に手が広いから困る。TRPGネタも受け入れられるとはなぁ・・・

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:01:05 ID:8D65VzS8
>>276
ゲッペラーの話が書かれたのはは平成だし

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:01:20 ID:iGOOKHer
>>274
バサラの歌で世界平和か

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:01:32 ID:kSFPEiYt
だが一般アドベンチャーゲームは受けが悪いようだ
まあネタにならんから仕方ないんだけど

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:01:47 ID:7BUdIoYF
無駄に詳しいのもそうだが知らなくても普通に受け入れて元ネタに手を出す余裕があるのも凄い
とDODとマリー+エリーを買った俺が言ってみる

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:02:13 ID:sU7Gg6Oc
>>276
つ原作漫画
つ何年か前にリメイクされた新ゲッターロボ
昭和のアニメのほうはわりとまともらしい(せいぜいスパロボくらいの知識しかないが)

原作漫画だと竜馬が殺人空手の使い手だったり隼人が半テロリストだったり
鉄と血しぶきとナマモノが似合う漫画だしぐわ!だしああだし
宇宙だし進化だしゲッターは地球から出してはいかん!だし
おおこのゲッター線の数値はビッグバンを起こすほどのだし
ゲッターエンペラーチェンジだ!だし虚無るしそんな石川賢

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:02:57 ID:UbkLneAA
要するに石川賢は虚無の使い手ということだ>ゲッター

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:03:32 ID:xAKahKs9
それに、コミック版やOVAは比較的手に入り安いからな むしろアニメの方が難しいと思う

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:03:36 ID:PX65XwkC
TVアニメ版はともかく近年は漫画の持ち味を生かしたOVAが作られていたからね
あれは一見の勝ちありだよ、これがロボットアニメなのか!って衝撃受ける
うん、漫画も本当につい最近まで連載していたんだよ?

「出たな!ゲッター聖ドラゴン!」 第一部・完

いつ続きが読めるのかなぁ、楽しみだ・・・ねえ、賢ちゃん・・・。・゚・(ノД`)・゚・。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:04:58 ID:JSR1D+jH
なんか戦隊とかのクロス聞いてたら唐突に
ルイズ→橘
タバサ→不動銃四郎
キュルケ→ブレアード
召喚なカオスが…絶対書けねぇよこんなん

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:05:02 ID:uRMCrtmG
>>287
俺たちもゲッター線と一つになるんだ!

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:05:08 ID:w3i89S12
戦術思想とかもあるからな。
現代で重要視されているものが、ゼロ魔世界で重要とは限らないし、逆も然り。
制空権という考え方はあるみたいだが、機動戦力とかいう概念はなさそう。

火力の集中とか、部隊戦力の均一化とか、戦術的に煮詰められそうなものもあるし、
ガソリンが作れるのなら焼夷弾とか作ることもできそうだし、いろいろと工夫できそうな部分は多い。

やっぱり、ミラクルヤンを召喚するしか・・・

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:05:32 ID:q+FMz76t
マリエリですか、たしかおまけのEDをもう一度見るがなかったでしたっけ?

あとエリー終わった後リリーやると(キャラクター設定で)涙を流すことになるから注意

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:06:02 ID:TOXf6MSG
そこで早乙女博士召喚
なんだかんだでルイズのエクスプロージョン発動、しかし早乙女が無茶な解明をしたせいで威力膨大化、
トリステイン軍も思いっきり巻き込んで両軍壊滅、だが

「わしとルイズだけ生き残っていればよい」

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:07:09 ID:Zdv/gsh/
>>291
ああ、ヘルミーナ先生な

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:07:13 ID:uRMCrtmG
>>292
虚無の力=ゲッター線だな。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:07:23 ID:kSFPEiYt
マリーとエリーで思い出したがトリスティアネオスフィアの文字を此処で見た記憶がないな

うん……その……Eテクが無いからスプレンディットインパクトとか犬とかテンザンとか潰れても直せないんだけど

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:07:25 ID:WaDGYc7E
ちぇーんじるいず1・すいっちおん

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:07:33 ID:7BUdIoYF
>>292
つまり二人はアダムとイヴか


298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:08:08 ID:HRhhpItm
ヤン召喚するならユリアンの方が使い勝手はなぁ…
艦隊指揮可能、空戦可能、白兵戦可能、炊事洗濯家事全てOK、カリンもツンデレ

なにこの完璧超人

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:08:31 ID:s7v5vHGZ
コーウェン&スティンガー召喚という毒電波が来た

300 :ときめきメモリアル0:2007/08/11(土) 20:10:03 ID:Qziv0Ja2
5分後に投下します。

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:11:03 ID:iGOOKHer
アクエリオンを呼ぶか……

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:11:06 ID:Lt7QrDyH
ルイズがリプリー召喚
・・・・いかん、大量の死者が出そうだ

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:11:12 ID:PX65XwkC
>>299
あれにキスしろってどんな極刑だよ!www

ギーシ“ェ”支援

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:11:26 ID:q+FMz76t
>>293
イングリド先生とゲルハルトのほうですね
ヘルミーナ先生は、UDも合わせればでトリプルコンボがきますから

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:11:52 ID:UbkLneAA
突きとか、気合とーかー、最初に、言い出した支援ー

306 :ときめきメモリアル0:2007/08/11(土) 20:13:00 ID:Qziv0Ja2
割れた窓ガラスから身を乗り出しギーシュの姿を探したのだけど、苛烈極まる戦闘がぼくの目に映っただけだった。
いても立ってもいられない焦燥感にかられたぼくは、呆然とぼくの姿を見つめるタバサに尋ねた。
「シルフィードは?」
タバサの使い魔である風竜の名だ。はっと正気を取り戻したタバサが答える。
「窓の外に待機している」
「じゃあ、キュルケとルイズを乗せてアルビオンを脱出してくれ。反乱軍がなだれ込んでくるのも時間の問題だからね」
タバサが訝しげな顔をした。
「あなたは…?」
「もちろん、ギーシュを助ける」
ぼくは、ぼくらしくなく毅然と言い放った。
「私も…」
「駄目だよ。君達には大切な使命がある。姫殿下に手紙を届けなくちゃいけないんだろ。それに、ぼくなら大丈夫。必ず、ギーシュを連れて帰るから…」
タバサは、しばしの沈黙を守った後、仕方なさそうに頷いた。そして、短く口笛を吹くと、窓の外に、まだ幼さの残る風竜が悠然とその姿を現す。
「シルフィード。トリステインへ」
キュルケ、ルイズと共にシルフィードの背中に飛び乗ったタバサが呟いた。
シルフィードはきゅいと一声鳴くと、トリステインの方角に転回し、飛翔していった。タバサに任せれば、安心だろう。
一つの憂いを絶ったぼくは腰に指したデルフリンガーに言った。
「よろしく頼むよ」
「任せとけ」
ぼくはデルフリンガーを引き抜き、柄を強く握り締める。
そして、眼下に広がる巨大な軍勢に向かって、単身、疾走した。
全てはギーシュを救う為に。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:13:13 ID:HGSXRCf4
573支援

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:13:50 ID:UbkLneAA
なんという一途なニーシュルート支援

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:14:46 ID:q+FMz76t
コマンドみんななかよし支援

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:15:29 ID:Rb5EM0i4
小波かっこいいよ支援

311 :ときめきメモリアル0:2007/08/11(土) 20:17:22 ID:Qziv0Ja2
立ちはだかる敵は全て切り捨てた。ぼくは無我夢中で剣を振るったのだ。返り血がどんどん制服に染み込み、体が重くなっていくのを感じた。これこそが命の重みだと思うと堪え難い吐き気に襲われた。
鮮血の臭いがやたらと鼻につく。
金属の擦る音、慌ただしい軍靴の響き、悲鳴や怒号、それら戦争を演出する轟音だけが耳に入った。
気が狂いそうだった。
ギーシュ。
彼女の存在だけが、崩壊しそうなぼくの心をぎりぎりのところで繋いでいてくれた。
気付けば、多数の敵にとり囲まれていた。ぼくの実力に気付いた反乱軍は、数をもって制しようと考えたのだ。
ぼくは容赦なく光の精霊を召喚し、一人残らず掻き消す。
一瞬だけ、静寂の時が訪れた。
その時、王党派の兵士とその中心にいる一人の老人がぼくの目に飛び込んできた。
そして、老人の足元には横たわるギーシュがいた。


312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:17:30 ID:mPlQ2FHW
一番かわいいニーシュ支援

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:17:38 ID:HGSXRCf4
男にはやらねばならぬときがある支援

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:18:07 ID:Rb5EM0i4
精霊強ぇ…これルイズが後でどんな反応するのかな

315 :ときめきメモリアル0:2007/08/11(土) 20:18:41 ID:Qziv0Ja2
「ニーシュ!」
ぼくはその場に駆け寄り、ギーシュの身体を起こした。
「お主は大使殿の使い魔の…」
老人がぼくに声をかける。ぼくは、はい、とだけ返事した。
「安心せい、彼は無事じゃ。なにせこのわしが守っとったのじゃから」
そう言う老人の体は、ぼろぼろとしか形容できない有様だった。
「なぜ…?」
「他国の大使殿に何かあっては、アルビオンの恥じゃ。身をていして守るのは当然じゃろう」
老人はそう言って豪快に笑うと、杖を降った。
空から、シルフィードより巨大な竜が舞い降りる。
「わしの使い魔じゃよ。竜騎兵の相手をしてもらっとったのじゃが、場内に敵軍が侵入してきた以上、それも無意味じゃ。さ、これに乗って母国に帰還なされよ」
ぼくは頷き、ギーシュの体を優しく竜の背に乗せた。
「彼女だけでいいです。竜を飛ばして下さい」
「お主は…?」
「あなたは、ぼくの友人を助けてくれました。なんとなくだけど、それに報いなければいけない気がするんです」
ぼくの本心だった。
「さあ、早く!」
ぼくの気迫に圧された老人が竜を飛ばす。それを見届けた後、ぼくは口を開いた。
「ぼくは伝説の使い魔ガンダールヴです。だから、始祖ブリミルの末裔が治めるアルビオンの危機を見逃してはいけない気がするんです」
老人の目が、見開かれる。
「お主が…?では、軍勢を消し去ったあの光も…」
ぼくは頷く。
「ガンダールヴゆえの力です」
これは嘘だ。だけど、時には嘘も必要だ。
「始祖ブリミルのご加護は僕たちにこそあります」
老人が叫んだ。
「なんと良き日だ!皆の者聞いたか!?伝説のガンダールヴが我等の前に降臨した!」
敵味方共に動揺が走った。
「各々方、よく聞け!始祖ブリミルのご加護は我等にあり!繰り返す!始祖ブリミルのご加護は我等にあり!!!」
王党派の貴族達から歓声がわいた。


316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:18:47 ID:mPlQ2FHW
これほど強力キャラなのにしっかり剣を使うところがすきだ。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:19:07 ID:w3i89S12
しかし、精霊魔術ってハルケギニア的には先住魔法になるわけだが―――いいのか?支援

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:19:36 ID:HGSXRCf4
好きな女のためなら限界を超える男支援

319 :ときめきメモリアル0:2007/08/11(土) 20:20:07 ID:Qziv0Ja2
しかし、所詮は多勢に無勢。
王軍は、そのほとんどがメイジで護衛の兵を持たなかった。王軍のメイジ達は、群がるアリのような名も無き兵士達に、一人、また一人と討ち取られ、散っていった。
気がつけば、反乱軍に刃を向ける存在はぼく一人だけになっていた。
ぼくに向けられる言葉は、「死ね!」とか「殺してやる!」だの、耳を塞ぎたくなるような言葉ばかりで、度重なる精霊召喚の為に磨耗した心がよりいっそう削られていてくのを痛いほどに実感していた。
ぼくはウェールズ皇太子のような勇敢な人にはなれなかった。
死ぬことが怖くて仕方なかったのだ。
だから、ぼくは涙ながらに剣を振るった。端から見れば実に滑稽な姿だったと思う。
それでも、ぼくは戦い続けなければならない。
ギーシュの命を救ってくれた英霊の為にも。
そして、ぼくがこの手で奪った数多くの未来の為にも。

【ぼくは、今日、ここで死ぬ】

そんな予感にかられた。

ぼくは戦い続ける。来たるべき死の瞬間まで。

「I die today, for your tomorrow.」

気付けば、そう呟いていた。

320 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:21:23 ID:PHa8kEMO
支援。そして予約できたりするのかなと。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:21:31 ID:2aRORLSl
な、なんか何時の間にか熱いルートに?

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:21:36 ID:w3i89S12
愛の力で復活するわけか支援

323 :ときめきメモリアル0:2007/08/11(土) 20:21:41 ID:Qziv0Ja2
投下終了です。
ご支援ありがとうございました。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:21:51 ID:Rb5EM0i4
熱すぎる…ときめもってこんな熱い物語だったのか

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:22:07 ID:UbkLneAA
ニーシュルートのはずがとんでもなく熱い展開に支援

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:22:14 ID:q+FMz76t
>>316
銀河番長(ボイス若本)戦で天空の剣で切りかかってましたからねー



327 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 20:22:15 ID:nYiJ9g3y
今こそ支援の連携
支援支援支援支援支援支援

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:23:26 ID:UbkLneAA
>>327
六人いねぇ?
それなら支援と投下の連携で「支援投下支援投下支援」だろっ

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:23:40 ID:2aRORLSl
ここで切るとは何て生殺しw 次回も待ってるw

>>320
多分道が空いたと思う。

330 :ゼロの使い魔・ルージュ編:2007/08/11(土) 20:25:03 ID:PHa8kEMO
>>327
何という六連携……このうち一人は間違いなく時術使い

投下予告させていただきます。
幻魔は帰ってきません。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:25:27 ID:99QSfUPr
駄作投下乙でありますGJ!

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:25:57 ID:HGSXRCf4
ときメモ乙です
まるで映画のような熱い展開にGJ!がとまらない

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:26:27 ID:6jaNURrU
オーヴァドライブ&停滞のルーンで九連携できるんだっけ?支援

334 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 20:26:31 ID:nYiJ9g3y
幻魔・・・・帰ってこないのか。
生命力三つもったいない支援

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:26:37 ID:SHcUZOrf
なんかスターオーシャンのページが二揃いできちゃってるね。
「S"O"2-星の使い魔」で始まる4ページと「S-O2 星の使い魔」で始まる4ページ。

作者が「S-O2 星の使い魔」に変えたいとは言ってたけど、
作者自身が避難所でタイトルについては相談してくるとか言ってたから
それまで待っとけばよかったんじゃね?

336 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:27:02 ID:PHa8kEMO
「う、ううむ…………」

いかほど気絶していたのだろうか?
ギトーは覚醒した。いや、なんか能力値とか跳ね上がる訳じゃなく、
普通に目が覚めた。車輪が石に当たる音が聞こえる。

気絶する前の最後の一瞬を思い出す。
確か『ライトニング・クラウド』が何故か自分に当たって……。
そこまで言って、ギトーは身を跳ね上がらせる。

「そ、そうだ!『土くれのフーケ』はどうした!?」
「もう終わったよ」

と、後ろから声がする。

「なんだと!?」

と振り返ると、そこには確かに
フーケらしき人物が何か妙な格好で倒れていた。
なんというか、驚愕の表情を保ったまま固まっている。
近寄って触ってみると、まるで石のようだった。

「これは……どうなってるんだ?」
「秘密」
「……まぁ、それは良いが、何で更にロープで縛ってるんだ?」

その疑問に、タバサではなくアセルスが返す。

「聞きたいことがあるんだ」
「聞きたいこと?」

ロープで少々粗くもしっかりと縛ると、ルイズがギトーに言う。

「先生、すいませんがちょっとあっち向いてて貰えますか?」
「何でだ?」
「えー、と……それは秘密です」
「……まぁ構わんが」

彼女の言葉に、ギトーは釈然としない様子だったが、従い、適当な方向を向く。
彼の耳に、水の音が聞こえてくる。

「もう良いですよ」
「な、なにが起こったんだい!?」

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:27:07 ID:W7wx26m4
>>330
帰ってこないのぉ!?

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:27:15 ID:sU7Gg6Oc
乙。いまのところ親密の度合いは
ギーシュ>モンモン>タバサ=キュルケ=ルイズ
って感じか?

339 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:28:14 ID:PHa8kEMO
その声にギトーは振り向く。
そこには、さっきまで石のように固まっていたフーケが縛られながらも暴れていた。
その様子を見て、ルイズの使い魔の青年が言う

「観念してください。杖ももう奪いました」

そう言うと、フーケはおとなしくなる。
次いで、アセルスがフーケに問う。

「ちょっと聞きたいんだけど」
「なんだい」
「君のゴーレムに刺さっていた剣だけど、どうしたの?
 あの後小屋を探しなおして見たけど、無かったんだ」
「あんたなんかに君呼ばわりされる年じゃないがね。
 まぁいいか。あの剣なら妙な格好をした男にやったよ」
「……え?」
「途中で立ち寄った村でいきなり見つけられたもんだから、
 口止め料としちゃあ何だがその剣を渡したのさ」
「そ、そんなぁ……」

うなだれるアセルス。
そこに、ギトーが口を挟む。

「すまんが……アセルスとか言ったかな?魔法学院まで来て貰う」
「……何で」
「その女は『土くれのフーケ』と呼ばれる泥棒だ。
 それと戦っていた君に幾つか聞きたいことがある」

返事も聞かずに、ギトーはフーケの方に近づく。

「『土くれのフーケ』。当然、お前にも魔法学院まで……」

と、フーケの顔を見た瞬間、ギトーが驚きに満ちた表情で言う。

「ミス・ロングビル?」
「……そうだよ」

『土くれのフーケ』、ミス・ロングビルと名乗っていた女はその疑問に答えた。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:29:09 ID:2aRORLSl
幻魔ハ強イカラネー

341 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:29:43 ID:PHa8kEMO
「そうか、ミス・ロングビルが『土くれのフーケ』じゃったのか……
 美人だったものだから、何の疑いもなく採用してしまったわい」

学院長室で、5人の報告を受けたオスマンは呟く。キュルケは、火傷の治療のためここにはいない。
その5人とコルベール加えたをくわえた6人は、お前それはどうよ、と思っていた。
自分以外の全員からの冷たい視線に晒され、オスマンは冷や汗をかきながら咳払いをする。

「と、ともかくじゃ、フーケを捕まえた諸君らの健闘、心より祝いたい。
 『火返しの鏡』は残念だったとは言え、『盗賊の指輪』は取り返した」
「当然の結果です」

と、言ったギトーに対して、他の四人がすかさず言う。

「何もしなかったよね……先生」
「役に立ってない」
「むしろ足手まといだったね」
「いない方が良かったな」

華麗な四連携であった。ギトーが硬直する。とそこに、オスマンが続けた。

「もとより期待しておらん」

訂正。華麗な五連携であった。ギトーが崩れ落ちる。精神的LPが5は減っただろう。

「さて、フーケは城の衛士に引き渡した。『盗賊の指輪』も宝物庫に収まった
 これで万事解決じゃな。」

一旦間を空けてから、オスマンは続ける。

「ミス・ヴァリエール。君の『シュヴァリエ』の爵位申請を宮廷に出しておいた。
 今ここにはいないが、ミス・ツェルプストーも同様にじゃ。
 タバサ嬢はすでにシュヴァリエの称号を持っているので、
 代わりとして精霊勲章の授与を申請しておいた」

そう言うと、ルイズは顔をほころばせる。
オスマンはまだ続けた。

「さてさて、今日は『フリッグの舞踏会』じゃ。この通り『盗賊の指輪』も戻ってきたことだし、
 予定通り執り行う。アセルス殿……でしたかの?あなたも良かったら客人として出てはいかがかな?」
「うーん……じゃあ、出させて貰うかな」
「なら歓迎させて貰おう!さて!今回の主役は君たちじゃ!精々着飾るのじゃぞ!」

二人は礼をし、残りの二人は礼をせず、一人は崩れ落ちたままで、
その後4人が外に出ようとする。動かなかったのは、ブルーであった。
ルイズがそれを見て言う。

「ブルー?」
「後で行く」

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:30:52 ID:6jaNURrU
『ルイズは使い魔を思うと切なくてエクスプロージョンの練習に余念がないの』支援

343 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 20:31:02 ID:nYiJ9g3y
まあ幻魔は世界最強の剣のはずだからな。
初期ステータスで最大1200ぐらいのダメージが可能だからな。

344 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:31:11 ID:PHa8kEMO
ブルーが素っ気なく言うと、ルイズは心配そうな顔をしながらも去っていった。
何故心配していたかというと、馬車の帰り道で、タバサと話してからずっと様子が変なのである。
どこか遠くを見ているような、そんな感じであった。
タバサに何を話したのか後で聞いてみるのも良いかも知れない。
ルイズは何か話の切っ掛けになるような事を考えた。
思いつかない。どのような話ならこの少女は話してくれるだろうか。
考えている間に、どんどんと廊下を進んでいく。
ルイズは、取り敢えず一つの話を持ち出した。

「それにしても、あの『盗賊の指輪』って凄いわね」
「…………」

タバサは黙ったままである。
それでもルイズは続けた。

「人の姿を消すなんて。『盗賊の指輪』って言うけど、本当に盗賊が持ってたら大変じゃ……ない」

何故最後の方遅くなったのかというと、何か違和感を感じたからである。
なんでオスマンはあのとき「秘密じゃ」と言ったのだろうか。
ルイズはある考えに思い至り、廊下を逆走して学院長室へと向かった。

転じて、学院長室。

「……何かわしに聞きたいことがあるようじゃな」

そう言って、オスマンはコルベールに退室を促す。
コルベールは納得はしてなかったようだが、外に出た。
その後、ブルーは口を開いた。

「『盗賊の指輪』は、俺の知ってる人間が持っていた道具だ」
「ふむ、知り合いかね?」
「いや、俺が一方的に知ってるだけだ。それは何処で手に入れたんだ?
 ……いや、『火返しの鏡』だったか、それもだ」

オスマンは、その言葉を聞くと、何かを思い出すように黙り込み、
その後重く口を開けた。

「それらをわしにくれたのは、どちらもわしの命の恩人じゃ」
「そいつらはどうしたんだ?」
「『火返しの鏡』を持っていた人間は、今どこにいるかは知らん。
 『盗賊の指輪』を持っていた人間は、死んでしまったよ」
「……なんだと?」
「それほど昔のことでも無いのだがな、
 わしが森を散策していると、ワイバーンの群れにおそわれたのじゃ。
 そこを彼女が救ってくれたのじゃ。彼女は、『盗賊の指輪』を使い、
 わしを逃がしてくれたのじゃ。だが、彼女は酷い怪我をしておった。
 わしは彼女を助けようとしたのじゃが……」

オスマンは俯いた。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:31:32 ID:2aRORLSl
待て、アセルスを舞踏会に出したら大変な事にw

346 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:32:33 ID:PHa8kEMO
「間に合わんかった。彼女は「まぁ、因果だね」などと言っておった。
 何をしてきたのかは知らんがの……」

その話にも心を動かすことはなく、冷静にブルーは次の話を聞いた。

「『火返しの鏡』は?」
「あれは、30年ほど前じゃったかのう。
 わしはワイバーンに襲われておった。」

どんだけワイバーンにおそわれてるんだ?

「じゃが突如現れたその男は……あれは銃だったのかのぅ?
 とにかく、それでワイバーンを吹き飛ばしたのだ。
 その後、何か妙な道具を取り出して、なにやら叫ぶと消えてしまった。
 その時に『火返しの鏡』を落としていったのじゃよ」
「……消えた?」
「そう、突然スッパリとじゃ」

ブルーは考え込む。
それはもしかしたら――

「済まない、その道具は残っていないのか?」
「残っておらん……その道具が必要なのかね?名は何というのだ?」

ブルーはその名を告げた。

「『リージョン移動』だ」
「『リージョン移動』?ふむ、聞いたこと無いの……
 それは一体何なのだ?」
「リージョン間を移動するための『ゲート』を作り出すために必要な道具だ」
「リージョン?」

ブルーは考え込んだ。
なんと言えばいいのだろうか?
取り敢えず思いついた言葉で置き換える。

「……そうだったな、別の世界と思ってくれ」
「ほう、では君は他の世界から来たのか?」

ブルーは考え込んだ。
言ってしまって良い物か、と。
だがここまで言ってしまった以上、もはや余り変わらないだろう。

347 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 20:32:37 ID:nYiJ9g3y
やばいオルロワ直伝の魅了の力で女性達を・・・・・

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:33:04 ID:2aRORLSl
め、メイレン!?

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:33:43 ID:6LUG5s+R
>>272
一人称使ってなかった気がする

350 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:34:30 ID:PHa8kEMO
「そうだ」
「そうか……帰りたいのかね?」
「帰らなくてはならない」
「……解った。君には恩がある。
 その『リージョン移動』とやら、調べてみよう」
「……感謝しよう」
「でも……」
「何だ?」
「何も解らなくても、恨まんでくれ。なあに、こっちの世界も住めば都じゃ。
 嫁さんだって探してやる」

ブルーは彼には珍しく、ため息をついた。
いや、もしかしたらもう一人の方かも知れないが。
突如、外から声が聞こえてきた。

「ミス・ヴァリエール!なんですか!?」
「ちょっと学院長に聞きたいことがあるんです!」

ブルーとオスマンは顔を見合わせる。
オスマンは、二人に入ってくるようにと言った。
入ってくると、ルイズはオスマンに尋ねた。

「失礼を承知で聞きます、学院長は透明になれる『盗賊の指輪』を何に使ってたんですか?」

オスマンが止まる。そして、ぎこちなく返す。

「ハハハ、何を言っていルのかねミス・ヴァリエール。宝物庫ニあるモノをどうやってつかうというのかネ?」
「鍵持ってるじゃないですか学院長」

コルベールがルイズの言葉を継いで言う。
オスマン、動揺しまくりである。

「いや、それはだな……」

その様子を見て、コルベールが禿げた頭に手を当て、
呆れながら言う。

「……大体解りました」

後は何も言うまい。『盗賊の指輪』はオスマンの手には置けないので、
その後の話し合いで、宝物庫の鍵ごとコルベールが預かることとなった。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:34:40 ID:7BUdIoYF
支援

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:34:47 ID:CjN/czMZ
ワイバーンワロタ

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:35:50 ID:2aRORLSl
そりゃ効果わかってたら使いかねんな……このオスマン老は一度成仏した方が良いと思うね?

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:36:08 ID:SHcUZOrf
ワイバーンを引き寄せる匂いでも出してるのか

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:36:10 ID:7BUdIoYF
オスマン自重
支援

356 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:36:12 ID:PHa8kEMO
さてさて。
ギーシュはこの舞踏会にてある人物に会いたいと思っていた。
『土くれのフーケ』を捕まえるのを協力したと言う、剣士である。
この『フリッグの舞踏会』に招待されたらしい。
なぜギーシュがそのことを知っているかというと、生徒の殆どが知っているからである。
一応秘密にされていても、あの夜の轟音は殆どの生徒が聞いていたし、
それで目が覚めた生徒達の一部が、ゴーレムを目撃している。
更に教師の一人が急用で居なくなり、
宝物庫の壁に大穴が開いていれば馬鹿でも予想は付くという物である。
だいたい、教師より生徒の方が圧倒的に数が多いのだ。
教師の耳に入らなくても、生徒の耳にはいることの方が圧倒的に多い。
そして、こういう時の子供達の結束は素晴らしいである。
バラバラに聞き集めた断片を、ものの見事に一つの物にしてしまった。

最もオスマンはこのことに気付いていて、
本当に隠したい――先ほどのブルーとの話などは、
すぐ外にいたコルベールさえも聞けてないのだが。

とにかく、ギーシュはその人物に会いたいと思っていた。
舞踏会の直前に聞いた話だと、鋼のゴーレムを剣で真っ二つにしてしまったとか。
剣を使うと言うことは平民なのだろうが、
ギーシュはブルーとの決闘以降平民に対する認識を改めている。
それが誰なのか知っているであろうブルーが、
バルコニーにいるのを見つけ出すと、彼は問うた。
ブルーは無言で指さした。ギーシュがそちらの方を向くと、
なにやら凄い人集りが出来ている。黄色い声も聞こえてくる。
近寄ってみると、彼の耳にも黄色い声の具体的な内容が聞こえてきた。

「アセルス様!私と―」
「いえ、私と踊ってくださいまし!」

ダンスの申し込みをしているらしい。
ギーシュはゴーレムを剣で切ったと聞いてから、
豪傑みたいな感じかとかと思っていたが、
とんでもないイケメンだったりするのだろうか、とも思い始めた。
まぁ、とにかく見てみれば解ることではある。

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:37:20 ID:2aRORLSl
予想に違わないなアセルス支援

358 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:37:24 ID:PHa8kEMO
「すまないが、少しどいてはくれないかね?」

その言葉に、黄色い声を上げていた女子生徒達が、一斉にギーシュの方を向く。
思いっきり敵意のこもった目で。いや、殺意の方が近いかも知れない。

「あなたはギーシュ・ド・グラモン!」
「アセルス様にも手を出そうというのかしら!?」
「いや、僕は男色の気はない……ってケティ?」
「アセルス様が男ですって?」
「え?そう聞いてるけど……違うの?」
「……なら、教えてあげるわ」
「魅惑の君」「薔薇の守護者」「美しき方」
「私達のアセルス様よ!」

と素晴らしい連携力で言い、
再びその連携力で今まで群がっていた生徒達が
モーゼに分かたれた海の如く真っ二つに分かれる。
つーか、ここはいつから針の城になりましたか?
半妖様と女子生徒自重しろ。薔薇を用意するな。通り道に撒くな。
転がしているその赤い絨毯はどこから引っ張り出してきた?
ともかく、その先には半妖様……もとい、アセルスが立っていた。
ギーシュはその姿を見て呆然とする。

「えーと……君、何の用?」
「い、いや、ちょっと一目見て置きたかったから来ただけなんだけど……」

ギーシュは戸惑いながらも言葉を紡ぎ出す。
そして、いつもの調子に戻って次のセリフを言う。

「それにしても、こんなに美しいレディとは思わなかったな。
 どうでしょうか、この僕と一曲――」
「アセルス様に手を出すんじゃないッ!」

ギーシュは、近くにいたケティから
二股したときの数十倍の威力のビンタを食らい、
きりもみ回転しながら吹っ飛んだ。まぁ、なんだ。自重しろ。

359 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:38:54 ID:PHa8kEMO
ルイズが扉から入ると、控えていた衛士が彼女の到着を告げる声を上げる。
それは特に気にせず、ルイズは自らの使い魔の姿を探す。
途中、結構な数の男子にダンスを申し込まれたが、それも気にしない。
そのうち、バルコニーに佇んでいる彼の姿を見つける。
ずっと考えていた自らの疑問を確かめるために、彼の名前を呼ぶ。

「ルージュ」
「ルイズ?」

ルージュは振り返って答えた。
ビックリするかとも思ったが、それほど大きな反応は見せなかった。
が、暫くたつと止まる。そして聞き返してきた。

「どこでその名前を?」
「夢を見たの」
「夢?」

それには返さなかった。代わりにはならないが、問いかける。

「どういう事なの?」
「…………」

黙り込んでしまう。なので、続けた。

「なら聞かないわ」
「ありがとう」

手すりに寄りかかっているルージュの隣まで歩き、
自らも背を手すりに預ける。
ルイズは、ルージュに再び問いかける。

「あなたはどこから来たの?」
「前に言ったけど……」

沈黙。
お前らやっぱり双子だな。

「そ、そうだったわね。キングダムだっけ」
「そうだよ」
「夢を見たのよ。月が一つしかなかった」

返事はない。

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:39:21 ID:7BUdIoYF
速効で立ち直ってしっかり誘う根性は評価に値するが自重しろ支援

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:39:24 ID:W7wx26m4
やっぱこうなるよなwww

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:39:28 ID:2aRORLSl
ギーシュ無惨。自重すべきはむしろアセルスな気がするのは気のせいかw

363 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:40:38 ID:PHa8kEMO
「ねぇルージュ。あなたの居たところはどんな所なの?」
「一言では語りきれないよ」
「……それもそうね」

そう言ってから、バルコニーから背を離し、
自らの使い魔の正面に立つと、手を差し出した。

「踊ってあげても、よろしくてよ」

使い魔は、主人の言葉に笑いながら返す。

「身に余る光栄ですね。
 一曲、踊っていただけますか?」

そう良い、手を取る。

「おでれーた!」

特に話すことも思いつかないので黙っていたデルフが叫ぶ。

「主人のダンスの相手を務める使い魔なんて、初めて見たぜ!」

二つの月が、夜を照らしていた。

364 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:42:05 ID:PHa8kEMO
終わり。

>>348
メイレンならマスターリングを持たせるに決まってるじゃないですか。

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:42:59 ID:2aRORLSl
第一巻乙。しかしアレだな、アセルスも一緒だとワルドも一人5連携とかしないと危なくね?
ライトニングエアライトニングウィンドクラウドとか。

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:44:10 ID:2aRORLSl
>>364
それもそうだ。サーセン。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:45:14 ID:q+FMz76t
>>365
シリーズ違うが最後に審判つけて威力の底上げを

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:45:16 ID:lWJcgtYz
エアエアエアエアニードルじゃね?やっぱり

それぞれのキャラの時間軸はどうなっているんだろう
アセルスがルージュを知っていてもおかしくはない

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:45:35 ID:6jaNURrU
>>365
アセルスは幻魔を探して旅に出てアニエスやテファやイザベラを誑します(嘘

370 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 20:48:40 ID:nYiJ9g3y
アセルスは女性徒達が養ってくれそう。

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:50:04 ID:Rb5EM0i4
なるほど、あの盗賊一味の女頭領は、タンザーではなくハルケギニアに居たのか…
GJっす。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:53:03 ID:7dbugWwz
まとめにある使い魔消失事件の出題編読見直すと、いるな、ケティが、何故か
クマ吉君のインパクトのせいで見逃していた
これって金田一一にあるあからさまに怪しい覆面男みたいなミスリードだったんだな

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:53:08 ID:w3i89S12
個人的にはレッドがどうなっているかが気になるが―――
どう贔屓目に考えても、人間同士の争いには関係しないんだよな。

374 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/11(土) 20:54:30 ID:PHa8kEMO
さて、ワルドはどうやって強化しようか……。

   \  __  /
   _ (m) _  ピコーン
      |ミ|
   / `´  \
     ( ゚∀゚)
    ノヽノ |   幻魔あるじゃん!
     < <

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:54:54 ID:bcyqnSX3
行為の直接描写がない場合でも
ここに投下するに当たって18禁ゲーからキャラもってくるのはダメなんだろうか


376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:55:55 ID:KvsaVcU5
ルイズの飯抜き攻撃をものともしない、自活できる使い魔とかいないかなーと妄想していると。
浜口の顔が唐突に脳裏をよぎった。

「ジャイアントモールとったどーッ!!」

ギーシュ涙目。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:56:01 ID:W7wx26m4
>>374
LP3はもちろん払うんだよな?

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:56:35 ID:UbkLneAA
>>373
ブラッククロス=レコン・キスタに置き換えて戦ってるんじゃね?

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:57:19 ID:SHcUZOrf
>>375
・ここは全年齢板よ。年齢制限に関わるものは避難所に来なさい。

というあいまいな言葉での規定しかないから、
それを各作者がどう解釈するかじゃない?

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:57:21 ID:b/pAZxrN
>>376
せっかくだから有野課長も読んで家作らせようぜ

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:57:19 ID:7BUdIoYF
エロゲから引っ張ってくるなら避難所が無難だねえ

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:58:35 ID:UbkLneAA
アニメとかやってるならこっちでも大丈夫だとは思うけど、念のため避難所のがいいかもね

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:00:01 ID:KvsaVcU5
>>375
まあ、そっちの方が角が立たないというか。
一々文句言う人居たら、職人さんも気持ちよく投下できんでしょ。

384 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 21:00:11 ID:YDog2TmM
10分から投下させてもらいますがよろしいですね!

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:00:56 ID:q+FMz76t
18シーン入れなければいいと思う(もしくは全年齢版があるなら問題ないような)

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:01:51 ID:2aRORLSl
早っ……どぞー。

387 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 21:02:03 ID:nYiJ9g3y
支援

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:02:55 ID:q+FMz76t
コブン10人分支援

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:03:36 ID:w3i89S12
直接的な描写がない限り、ルール違反というわけではないが、グレーラインであることは間違いないし、
エロゲ原作というだけで騒ぎ立てる人もいるからな。

よほど自信がない限り、エロゲ原作は避難所のほうが無難だな。

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:03:37 ID:bcyqnSX3
鬼畜王召還させるつもりだからどうしても行為を匂わせないといけないんだが
よく考えたら中途半端になりそうだから他の作品で考えてみることにする
回答ありがとう

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:05:00 ID:2aRORLSl
鬼畜王とか臭作とかはアウトだろ流石に……。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:06:11 ID:UbkLneAA
ランスはあかんだろ常考……確実に避難所だと思うんだぜ
でもきっとルイズには発情しないんだろうなw

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:06:15 ID:W7wx26m4
>>390
そりゃどう考えてもアウトだぜ、ブラザー…

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:06:41 ID:Et+Ns0LI
鬼畜王は普通にNGだろう、常考……

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:07:44 ID:TOXf6MSG
東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授召喚 もっと魔法を鍛える大人の使い魔 トレーニング

というタイトルだけ思いついた

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:08:03 ID:w3i89S12
それで18禁要素ゼロのお話を書けるのなら、マジですごいと思う。
完璧にその手の描写をなくせるのなら、俺が許す。ここに投下しろ。

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:08:36 ID:6jaNURrU
>>392
ランスはカロリアとかユキともやってるからわからんですぞ

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:09:03 ID:CjN/czMZ
ランスは歩く放送禁止用語みたいなもんだからなぁ。

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:09:12 ID:q+FMz76t
>>395
それで魔法が使えるようになるなら是非ほしいですな

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:09:21 ID:SHcUZOrf
>>395
なんかカクカクした、中にふわふわ浮いてる顔を召喚してしまうのか?

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:09:29 ID:5q07DiWU
ランスで18禁要素なしってランスという名前のオリキャラになる悪寒

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:09:39 ID:W7wx26m4
>>392
ルイズはもう16だしなあ。

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:10:09 ID:KvsaVcU5
>>395-396
東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授召喚 もっと魔法を鍛える大人の使い魔 トレーニングで18禁と聞いて飛んできましたよ。
どんなトレーニングをほどこすつもりだ、川島教授w

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:10:40 ID:UbkLneAA
>>397
もうちょい熟れてからwって事でやらんかも。
立ち位置的に香姫みたいな。みたいな?

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:11:30 ID:q+FMz76t
>>403
私を笑いころすきですか、腹痛い

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:11:31 ID:CjN/czMZ
カーマですら落ちかけたから
ルイズは初日で無理矢理和姦させられます。

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:12:51 ID:6jaNURrU
モロッコにある性転換の神殿で性転換したランスなら百合展開を期待できてベター。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:13:10 ID:2aRORLSl
まぁランスについてはそろそろ落ち着かないか?

409 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 21:13:49 ID:YDog2TmM
ちょっと遅れましたが投下します。

第三話 力満ちる戦士

イライラしながらもルイズは食事を終え、授業のため教室に向かった。
他の生徒達は各々横に召還した自分の使い魔を置いいる。
ゼロもそれを見てルイズの隣に立った。
ルイズはそれをしゃくに感じた。もちろん使い魔の分際で席に座ることなど許されないが、
かといって横に突っ立たれるというのも気に障る。
「横に立たれてもうっとおしいから床にでも座ってなさい」
「分かった」
そういうとゼロは通路の階段に腰を下ろした。
「皆さん、春の使い魔召還は大成功のようですね。
このシュヴルーズ、みなさんの使い魔を見るのを毎年、楽しみにしているのですよ」
そして教室を見渡しゼロに眼をみやる。
「おやおや、また変わった使い魔を召喚したようですね、ミス・ヴァリエール」
シュヴルーズのとぼけた声に、教室中から忍び笑いがもれる。
「だって『ゼロ』だし。召喚が成功したのか怪しいもんだ。その辺の平民引っ張ってきたんじゃないか?」
「いやあ、その辺のやつがあんな変わった鎧なんてつけてるか?
きっとこの日のために前々から用意した、ルイズのセンス的にかっこいいサクラなんじゃないか?」
誰かがそういうと、忍び笑いは大笑いに変わった。
ただ、ゼロの名前については何も言われなかった。キュルケならさっさと広めると思ったのだが。
が、そんなことは関係ない。
「いい加減なことをいわないで、かぜっぴきのマリコルヌ!あんたの体型のほうがよっぽどセンス悪いわよ!」
「誰がかぜっぴきだ! 俺は風上のマリコルヌだ!そ し て!体型のことは言うなー!」
こうして朝に続き騒ぎ出すがシュヴルーズが杖を振り、二人の口を赤土で塞いでしまう。
こうして何事も無かったように授業が始まった。
ゼロは黙って講義を聞き、同時に辺りを観察していた。
生徒に付き従いやってきた使い魔。フレイムほど大きく力もありそうなものはそういなかったし、
多くはデータ上に残るただの動物と同じようだったが、実際には何かの力を持っている可能性もある。
しかしそれ以上は外見の観察からは分からなかった。
講義のほうも重要だった。今回は基本をまとめているようであり、魔法について知るのに大いに役立った。
魔法には土、水、火、風の四元素、そして虚無の五つの属性があり、
メイジはそのうち少なくとも一つの属性を使えるらしい。
元の世界では 氷、火、電気の属性があり、三すくみの関係で優劣があった。ここではどうなのか?
が、一番重要だったのは錬金の実践であった。
シュヴルーズは魔法でただの石を真鍮に変化させていた。なんでもスクウェアでは金の錬金すら可能だそうだ。
「ルイズ、トライアングルやスクウェアというのは何だ?」
授業の邪魔にはなるがこれは聞いておかなければならなかった。
ルイズによると属性を重ねられる数でドットからライン、トライアングル、とランクが上がり、
スクウェアが最上位だそうだ。
ランクが上がるほど希少な金属の錬金が可能になるようだが、スクウェアでようやく金が錬金できるということなら
自分のボディの超合金は錬金できないか、非常に困難だろう。
これまでの話だと、この世界ではそんな材質は見たことも無いはずだ。
いきなり魔法でボディを鉄くずに変えられる心配は無いらしい。
が、こうして話したことをとがめられ、ルイズが実践を行わされる羽目になった。
ルイズはまたひとつゼロのことが嫌いになった。


410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:14:24 ID:5q07DiWU
>>403
そりゃDSで魔法でエロといえば「ひゃあ!」だろ

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:15:24 ID:mcJvL6Gm
18禁描写無しで行けそうなエロゲキャラか
うたわれの白皇とか巣づドラのブラッドとか行けそうだな
前者は基本襲われるか逃げ場を無くされないと突入しないし、後者は脅されてやってただけだし

412 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 21:15:51 ID:YDog2TmM
それと同時に、教室がざわめき始める。
ルイズが教壇に向かおうとすると
「ルイズやめて、お願い」
「いやだー、死にたくないー」
「ルイズの魔法の目撃者になってあげられるよ、私は死ぬけどね」
皆が騒ぐも、シュヴルーズは
「皆さん騒がないでください、ではミス・ヴァリエール宜しくお願いします」
と話を進め、ゼロは、ルイズの実力が分かる、と考えていた。
そして、ルイズが呪文を唱え杖を向けた瞬間、爆発が起きた。
「ぎゃー、やっぱりー!」
「いやだ、死にたくない、ギチギチギチー!」
「モットチカラヲー!」
「何度でも!ナ ン ド デ モ!蘇ってやる!」
大惨事だった。シュヴリーズは爆発をもろに受け気絶していた。
そんな中、ルイズははぼろぼろになりながらも立っていた 。まっすぐに前を見て。そして力強く言った。
「ちょっと・・・・、失敗しちゃった見たいね」
それを聞いて再び騒ぎが起こる。そんな中、青い髪の少女、タバサはゼロを見ていた。
避難した自分たちと違い、あの爆発の瞬間とっさに顔はかばっていたようだったがそれ以外は爆風と破片を浴びたはずだ。
だがゼロは、腕や脚の鎧の無い部分も指して傷ついた様子は見せない。そのことが少し気になった。
そのゼロは、あの瞬間自分におきた変化について考えていた。

授業後、ルイズとゼロは片づけをしていた。その中でルイズは口を開く。
「どう、大失敗だったでしょう、私。いつもこうなるのよ、今日だけじゃなくて。
成功率ゼロ。だから言われるの、私、ゼロって。いっつもゼロって馬鹿にされるの!」
昨日からいやなことばかりだった。歯止めが利かなくなっていた。
「なのに何であんたはゼロなのよ!馬鹿にしないで!あんたなんか嫌いよ!」
「それでもこれは俺の名だ。俺の名前なんだ。それを変えることはできない。

俺は、ゼロだ」

ルイズは黙ってしまっていた。自分をゼロという男。そこによく分からないが何か大きいものを感じたからだ。
「それと頼みがある。もう一度、魔法を使ってくれ」
「はあ、なに、もう一度笑いものにしたいの、わたしを!」
「たのむ」
一度は気勢をそがれたが再び怒りが蘇ってくる。
「じゃあ望みどおりにしてあげるわ!」
そういいゼロの眼前を爆破してやる。
が、いきなりにも関わらずゼロは腕で顔をガードしていた。それが余計にむかついた。
「やはりな」
「なにがよ」
「さっきもそうだったがお前が魔法を使うと何故かエネルギーが回復している」
「エネルギ−?」
「ああ、俺の力の源だ。これは失敗なんかじゃないんじゃないのか」
冗談じゃない、爆発するだけでなくこいつに力を与えるなんて最悪だ。これが失敗じゃなくてなんだというのだ。
今後むかついてこいつを吹き飛ばしてもかえって元気になるってことじゃないか。
実際はエネルギーは回復してもダメージはあるのだがルイズはそうとは知らずただ苛立ちを募らせていた。


413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:17:06 ID:mPlQ2FHW
なんと回復呪文とな!
支援

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:17:25 ID:SHcUZOrf
>>409
>ランクが上がるほど希少な金属の錬金が可能になるようだが、スクウェアでようやく金が錬金できるということなら
>自分のボディの超合金は錬金できないか、非常に困難だろう。
>これまでの話だと、この世界ではそんな材質は見たことも無いはずだ。
>いきなり魔法でボディを鉄くずに変えられる心配は無いらしい。


おおー、ロボット系は錬金で即死されかねないと思ってたけど
こういう考え方もあるのか。盲点だった

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:18:00 ID:VF/AHJ0o
何てマゾい回復呪文なんだw支援

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:18:59 ID:mPlQ2FHW
>>414
自分が錬金できないものは無理ってことか。
メタトロンとかも絶対無理だろうなあ…

しぇん

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:19:47 ID:q+FMz76t
なんと言う爆裂魔法吸収回復支援

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:19:55 ID:6jaNURrU
>>415
デメリットしかないスキル「やけど」を思い出した支援

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:20:20 ID:2aRORLSl
>「それでもこれは俺の名だ。俺の名前なんだ。それを変えることはできない。

>俺は、ゼロだ」
良い台詞だな支援

420 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 21:20:57 ID:YDog2TmM
昼、明らかに険悪な雰囲気を(ルイズが一方的に)放ちながら、
掃除のせいでやや遅めに食堂へ向かうと何か口論が起きていた。
野次馬に話を聞くとなんでもメイドがギーシュの香水のビンを拾ったことでふた股がばれて修羅場になっているらしい。
と、ギーシュがふざけたいい訳をしたあげく頬をぶたれていた。
これでこの騒ぎは終わりかと思いきや、ギーシュはビンを拾ったメイド、シエスタに因縁をつけ始めた。
「どうしてくれるんだい? 君が軽率に香水の壜などを拾い上げてくれたせいで、こんな事になってしまった。
二人のレディを傷つけてしまったんだぞ?」
「も、申し訳ございません!」
「謝って済む問題だと思っているのか!?
フン、やはり平民は平民か。 空気を読んで拾わない程度の事さえ期待するほうがバカだったね」
そういってギーシュが薔薇の造花、彼の杖をポケットから取り出した。
それを見たシエスタは哀れなほどに震え、涙を流してわびていた。
浅ましい。これが貴族のすることか。魔法は使えなくとも貴族としての矜持が自分にはある。
それを同じ貴族がこんなまねをしているのはひどく不快だった。
そしてそんな行為を、
「もうやめろ」
ゼロが止めていた。
「なんだい君は?……ああ、ゼロのルイズの使い魔だったね、確か。
 平民の分際で口出ししないでくれるから、ミスには罰を与えるのは当然だろう」
「俺にはお前は単に二股のばれた八つ当たりをしているようにしか見えないな。それならば、止めるまでだ」
もっともなことだった。それを受け周りからもギーシュへの野次があがる。
ギーシュは怒りに震え顔を赤くした後、ゼロに目を向けた。
「さすがは卑しい平民、礼儀というものを知らないようだねッ!
「いいだろう、『決闘』だッ!僕がじきじきに礼儀を教えてやろう。
ヴェストリ広場で待っている!準備ができたら何時でも来たまえ!」
「いいだろう」
「威勢だけはいいようだね。ああそうだ、名前を聞いておこうか、
貴族にたてついた馬鹿な平民として語り継がれる名前を」
「俺の名は、ゼロだ」
「はははははははっ、なるほど、ゼロのルイズにふさわしい名だな。
成功率ゼロの主人に礼儀がゼロの使い魔、ぴったりじゃないか!はーっはっはっはっはっは!」

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:23:01 ID:2aRORLSl
また一人ギーシュが散る……。

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:23:02 ID:VF/AHJ0o
ギーシュの命がゼロになりかねません!支援

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:23:08 ID:hohNulDl
ドスペラードは18禁でもなんでもない一般コミックですが

なぜか避難所行きが推奨されてます

424 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 21:23:56 ID:YDog2TmM
外伝

第ゼロ話

過去、遠い過去の話。
ある研究所、そこにゼロはいた。
「ふん、こんなのが最強のロボットねえ?」
「そうともこのゼロこそが最強の存在、究極のロボットよ!」
「ゼロ、こいつの名か?ゼロなんざ一番ちいせえ数字じゃねえか。何だってわざわざそんな名を?」
「ほう、知りたいか。教えてやろう。
お前とゼロに搭載した新エネルギー、フォルテニウム。こいつを発見たことであらゆる可能性が広がった。
究極のエネルギー、すべてを無に返すエネルギー。いわば虚無の力、ゼロの力とでもいうべきものじゃ。
ゆえにその力を最大に引き出す体を持つこいつの名はゼロにふさわしいのじゃよ。
ゼロさえ完成すれば世界はわしのものよ!」
「下らん、いいか、覚えておけ。最強はそいつで無ければロックマンでもない、この俺だ!」

彼らは知らない。遠い未来ゼロこそが人々の希望、ロックマンの名を冠する最後の希望になることを。
そして別の世界、虚無の力の残る世界で歴史を動かす風になることを。

425 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 21:24:10 ID:nYiJ9g3y
ギーシュてぃうんティウンティウン支援

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:24:58 ID:UbkLneAA
>>423
まぁ最終童貞だしな……

427 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 21:25:45 ID:YDog2TmM
以上で投下を終了します。
ギーシュ戦までいけず申し訳ありません。
フォルテニウムと虚無の力は同じと捏造することでエネルギー問題を解決してみました。
ルイズが魔法を使うたび虚無のエネルギーの一部がゼロに吸収されます。
今のゼロもフォルテニウムを利用しているのかという問題がありますが
まあ「よくできた体」とか考えてください。メンテナンスの問題についてもいずれ触れます。
まあゼロは一年間そういうのなしでひたすら戦った実績もあるのでエネルギーやメンテナンスの問題は
気にしなくてもいいような気もしますが。
ところで外伝書いてて思いましたがゼロって正確にはレプリロイド(エックスを元にして作られたロボット)
じゃ無いですね。

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:26:01 ID:2aRORLSl
乙ー。次回はギーシュ散華か……。

>>423
そんなん今まで話題に出た事あったっけ?

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:26:13 ID:KvsaVcU5
ご立派な方だって全然18禁じゃなかったのに避難所でしたしね。
そりゃもう満場一致で。

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:26:39 ID:sU7Gg6Oc
>>423
そりゃあれは扱いがとんでもなく難しい
テトロドトキシン並みの劇薬ですからw

431 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 21:26:54 ID:nYiJ9g3y
次回のゼットソードの切れ味に期待。

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:27:40 ID:kSFPEiYt
バルドの憐の人も最後は避難所に変えたからな…原作エロゲというのは厳しいと言わざるを得ない
支援

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:27:52 ID:w3i89S12
神話関係は、結構エロいの多いからな。

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:28:13 ID:SHcUZOrf
>>427
乙です。
ウィキに今回の投下をまとめる時、
第ゼロ話は第三話の一部としてそのままくっつけといたほうがいいですか、
それとも第ゼロ話という独立した一ページにしたほうがいいですか?

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:28:24 ID:UbkLneAA
>>429
そりゃぁもうご立派ですからね!!!

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:28:42 ID:hohNulDl
>>428
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part15
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1185266027/645-


437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:29:26 ID:mPlQ2FHW
乙!
博士も天才だよな。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:33:06 ID:7BUdIoYF
>>433

近親相姦ロリショタ獣姦なんでもありだからな

439 :使い魔のゼロ:2007/08/11(土) 21:33:21 ID:YDog2TmM
>>434
独立してお願いします。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:34:49 ID:SHcUZOrf
>>439
わかりました
別々に作ります

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:40:18 ID:2JKv4xQ3
>>431
ゼットセイバーだよ

ゼロにはワルド唐竹割りにして
「俺の居合いは閃光(ひかり)より速いんだよ」
ってやってほしい

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:44:18 ID:bti28vxA
ときめも見て思ったんだが
最終回近い…?

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:44:50 ID:pgi3XP2W
>>441
人斬ったらイレギュラー街道まっしぐらじゃないか、いくらなんでもこれ以上追い込むなよw

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:48:26 ID:aXj8tYsB
>>443
つまり、みね打ちならOKって事だな。

ゼットセイバーでできるか疑問だがな。

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:48:41 ID:bcyqnSX3
ZセイバーだけじゃなくEXスキルも使えるんだろうか
使えたら凶悪すぎるか

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:50:02 ID:HRhhpItm
>>161
が書いたなら使ってもいいッ!
って言ったから行動は終わったんだが…予約状況とかどうかな?

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:50:41 ID:VF/AHJ0o
>>444
柄の部分でぶっ叩けば解決

448 :MtL:2007/08/11(土) 21:51:09 ID:QYiCFC3L
10時になったら投下開始しますー。

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:53:03 ID:q+FMz76t
ウルザシリーズ全タップして支援すr(マナバースト)

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:54:00 ID:HRhhpItm
ok、誤字確認とかもう2〜3回するから延期しておく
そのまま10時にどうぞ

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:54:53 ID:sU7Gg6Oc
アンタップアップキープなし支援

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:57:22 ID:6jaNURrU
無限のワーム+怨恨支援

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:58:19 ID:2JKv4xQ3
>>443
すまない
ゼロってなんか普通にロボット3原則無視しそうなイメージがあったんだ
もともと人類殲滅が夢のマッドサイエンティストが作ったもんだし
あとなんか頭良くないらしいし

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:59:20 ID:bcyqnSX3
支援

455 :MtL:2007/08/11(土) 22:01:22 ID:QYiCFC3L
マジシャン ザ ルイズ (9)罪の自覚

暫く前、それはほんの暫く前の物語。

ナインタイタンズ。
ウルザ、テイザー、ダリア、フレイアリーズ、クリスティナ、ウィンドグレイス卿、ガフ提督、ボウ・リヴァー、テヴェシュ・ザットからなる九人のプレインズウォーカーの連合軍。
彼らの目的こそは、暗黒次元ファイレクシア、その九つのスフィアに精神爆弾を設置し破壊することである。
そうなればファイレクシアの次元は壊滅し、ドミナリアを侵略しようとするヨーグモスの野望は阻止される。
勇敢で偉大なるプレインズウォーカー達、しかし、彼らの中にも裏切り者がいたのだ。
邪悪なる黒きドラゴンの王テヴェシュ・ザットが彼らを裏切り、クリスティナとダリアを殺害した。
その裏切りを察知したウルザは、速やかなる反応でテヴェシュ・ザットを粛清する。

「ウルザ!あなたはザットが裏切ることを知っていた!なぜだ!?なぜ放置した!」
あまりに冷静に受け止めるウルザへ、仲間達の追及。
「ザットが我々を裏切るのを知ってたか?」
ウルザはさも面白そうに聞いた。
「それを当てにしていたのだよ」
そう、ウルザの目的はザットを粛清し、その魂を精神爆弾の燃料にすることにあった。
その為にクリスティナとダリアを犠牲にしたのだ。



「自分を正当化するな、ウルザ。お前は男が女を愛しているように、ファイレクシアを愛している。
 この世界のラインを、機械達を、完成された設計を愛している。
 お前はこの世界を破壊したくないと、自分の物としたいと思っている!」
テイザー、ウルザの仕掛けた罠により命を落とした、最も古き力あるプレインズウォーカーの語る真実。

ファイレクシア、第八階層。
そこでウルザを待っていたのは、ヨーグモスの誘惑であった。
アーティファクト使いとして、理想の世界ファイレクシア。
心の何処かで、それを求めていなかったといえば嘘となる。
いや、真実、ウルザはこの邪悪な誘惑に屈してしまう。
そしてヨーグモスのテスト。

ヨーグモスにつれて来られたそこで、ウルザは奇妙なものを発見する。
皮を剥がれ石にはりつけにされ、暗黒卿によって永遠の拷問を与え続けられている何者か。
「………ミシュラ?」
そこにあったのは実の弟、ミシュラの姿であった。
今はウルザの瞳に納まっている二つのパワーストーン。
それを互いに奪い合い争い、最後はファイレクシアに唆され、兄弟戦争を引き起こしたミシュラ。
彼の憎しみの原点である弟の哀れな姿であった。
『兄さん、助けてくれ………お願いだ、助けてくれよ兄さん』
夢か現か、哀れにも苦痛に呻き、助けを求めるミシュラ。
「………」
ウルザは己自身の罪を自覚した。
止まれない、止まることなど出来ないのだ。
『兄さん、お願いだ、お願いだよ…』
助けを求めるミシュラを無視し、進み始めるウルザ。

アルゴスの地を吹き飛ばし、弟ミシュラを殺した。
自らを匿った聖なるセラの次元を崩壊に導いた。
トレイリアの時間移動実験では多数の若者の命を奪った
親友であったバリンさえ、最後には利用し、死なせてしまった。
人造生命体メタスランの創造、キャパシェンの血統実験。
既に己の手は罪で血塗られている。
数々の罪、それらの声がウルザを苛む、けれどその歩み止めさせはしない。
後悔はない。
けれど本当に?後悔はしていない?もしもやり直せるとしても?

456 :無から来た使い魔:2007/08/11(土) 22:02:10 ID:wZEE+xCn
支援&予約OK?

457 :MtL:2007/08/11(土) 22:04:38 ID:QYiCFC3L




「宝箱でね」
ここはニューカッスルの城、その城内にあるウェールズの居室である。
空賊の黒船に偽装された『イーグル』号はニューカッスルの秘密の港に入港し、無事城へと辿り着くことができた。
そして今、ルイズはウェールズに連れられて彼の私室へと招かれているのであった。

ウェールズが取り出した小箱、彼はそれを開き、中から一通の手紙を取り出す。
まるで壊れ物であるように、丁寧に、そして愛おしそうに口付けたあと、開いてゆっくりと読む。
何度も読まれたのであろう、ボロボロになった手紙。
それを大切に閉じて、封筒に入れると、ルイズに手渡した。
「これが、姫から頂いた手紙だ。この通り、確かに返却したよ」
「ありがとうございます」
ルイズは深々と頭を下げると、アンリエッタの心であるその手紙を受け取った。
「明日の正午、この城に向けて反乱軍の大攻勢が行われる。我が軍は三百、対する敵軍は五万。
 我々は全滅する。しかし、王家の誇りにかけて、勇敢に戦って死ぬつもりだ。
 それに先立ち明朝、非戦闘員を乗せた『イーグル』号が、ここを出港する。
 君はそれに乗って、トリステインにお帰りなさい」
ルイズは受け取った手紙をじっと見つめていたが、決心したように口を開いた。
「殿下…。失礼をお許しください。恐れながら、申し上げたきことがございます」


ウェールズの居室へ通されたのはルイズだけである。
ならばお付きであるところのウルザ・ワルドが何をしているかと言えば、居室の扉の前で衛兵のように左右に棒立ちしているのであった。
不動、まるで石のごとく揺らがない二人。
熟達の兵士であっても、平時にこの緊張感は無いだろう。
そんな中、ふいにワルドが口を開いた。
「私は明日、ルイズとここで結婚式を挙げるつもりだ」
「そうかね」
お互い前方を見据えたままの会話。
「この城は、明日墜ちる。その前に脱出するつもりだが、船には一人で乗ってもらいたい、ウルザ殿」
「分かった、ミス・ルイズがそのように言うなら私は一足先に船で出発しよう」
「ルイズは、僕が幸せにする。使い魔殿、あなたは、不要だ」
その後、部屋からウェールズと、何かを必至に堪えているルイズが出てきたことでこの話題は打ち切りとなった。


夜、城では華やかなパーティーが催された。
王党派の貴族達はきらびやかに着飾り、テーブルにはこの日のためにとって置かれた、さまざまなご馳走が並べられている。
全ては明日、終わりを迎える日のために。
貴族達は笑い、歌い、酒を飲み、明日のことなどどうということは無いかのように陽気を振りまく。

死を前に、明るく振舞うその姿はただ悲しさだけをルイズに突きつける。
愛する者を残して死ぬ人の気持ちが分からない、分かりたくない。
帰りたい、トリステインに帰りたい。
この国は嫌い、イヤな人達と、お馬鹿さんが一杯。
誰も彼もが自分のことしか考えていない、残された人のことなんて考えていない。
心の何処かでは分かってる、でも分かりたくない。
誰かに泣きつきたい、泣きついて、全てをぶちまけてしまいたい。
誰に?ウルザに?ワルドに?
違うと思った。
どちらにも、泣きついてはいけないと思った。
泣き付いたら、きっと立ち上がれなくなるから。

その日、ルイズは一人、部屋で眠りについた。


                            彼は狂人だが、機械ではない。そこに不幸がある。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:07:01 ID:QYiCFC3L
投下終了です。
であー。

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:08:20 ID:UbkLneAA
どちらにもすがらないルイズは珍しいなぁと思った乙。
次はバッツの人か?

460 :無から来た使い魔:2007/08/11(土) 22:11:03 ID:wZEE+xCn
投下しても大丈夫そうなので、投下します。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:11:11 ID:Rb5EM0i4
ウルザ渋いなあ…
機械じゃなく狂人ってのが、また何というか、渋い

462 :無から来た使い魔 1/4:2007/08/11(土) 22:12:07 ID:wZEE+xCn
 ルイズは夢を見ていた。

 その空間には何もなく、しばらく辺りを見渡し、これが夢であることに気づく。
そして何も無い空間から彼女を囲むように、クリスタルが三つ現れる。
「な!?なに?」

いきなり現れたクリスタルは徐々にルイズに近づいてくる。
彼女の目の前までクリスタルが近づくと三つのクリスタルの中にそれぞれ火、水、土が入っていることが見て取れる。
『―かえして』
「へ?」

不意に声が聞こえてくる。
『―かえして』
『―かえして』
『―かえして』

ルイズはその声が目の前にある、クリスタル達から聞こえることに気が付くが、【かえして】と言われる覚えが無い。
「な?わたしが、何を取ったて言うのよ!?」
『―風・・・私達の大切な仲間・・・』
「へ?風・・・」

 ルイズは自分に関係のある風を思い浮かべる・・・そして、
「も、もしかしてワルド子爵!?」
ルイズは自分の婚約者が風のメイジだったことを思い出し、彼のことか聞くが、
『そんな奴要らない』
あっさりと拒否される。
『かえして』
「な・なんなのよー」
不意に後ろに気配を感じて振り返ると、そこには風を内包したクリスタルがあった。
『かえして』
「も・もしかして、かえし欲しいのはこれなの?」

 ルイズは自分の後ろにあるクリスタルが、前方のクリスタルの目的だと思い、後ろにあるクリスタルを手に取ろうとするが、
「あ・あれ?」
クリスタルを手に取ろうとした瞬間、彼女は下へ落ちていくのを感じた。

463 :無から来た使い魔 2/4:2007/08/11(土) 22:13:10 ID:wZEE+xCn
ドン
「ふぎゃ」
 ルイズはベッドから転げ落ち、目を覚しあたりを見渡す。
「えーと、夢?・・・あれ?わたしどんな夢見てたんだっけ?」

 ルイズは先ほどまで見ていた夢の内容を思い出そうとするが、ドアのノックの音によって思考がさえぎられる。
トントントン・・・
「ああもう、こんな朝早く誰よ?」

 ルイズは鳴り止まない音に、いらいらしながらドアを開けると見知らぬ青年が立っていた。
「あんた・・・誰?」
「おい!?洗濯の場所を教えるんじゃなかったのかよ?」
「洗濯・・・ああそうだった。昨日召喚した使い魔だったわね。・・・はぁ、何でわたしの使い魔が人間なのよ・・・」
「いや、今はそれ関係ないだろ?」

 ルイズとバッツがそのような、会話をしているとギィと隣の扉が開き赤髪の少女が現れ声をかける。
「あら、ルイズおはよう、今日は早いのね?」
「げ、ツェルプストー」
「あら、あっていきなり【げっ】だなんて、貴族として慎みが足りないんじゃないの?ヴァリエール」
「う、うるさいわねぇ」
 ツェルプストーと、呼ばれた少女はルイズをからかいながら、その視線をバッツへと向ける。
「それにしても・・・使い魔に何を召喚するかと思ったら、楽師を召喚するなんて本当に見てて飽きないわねー。
 でも、使い魔はやっぱりこういうのを言うのよ、フレイム!」
 
 ツェルプストーの呼び声に彼女の部屋から熱気を放つ大きなトカゲが現れる。
「も、もしかしてサラマンダー?」
「ええ、しかもこの尻尾の炎の大きさからして間違いなく火竜山脈のサラマンダーよ」
「きゅるきゅる」

フレイムは何故かツェルプストーの近くに寄らず、バッツに向けて何かを期待するまなざしを向け擦り寄る。
「ん?なんか1曲聞きたいのか?」
「きゅる!」
「あら、この子昨日の楽師さんのピアノで音楽が好きになったみたいね。使い魔さん一曲お願いできないかしら?」
「一応バッツって名前があるんだが、それに俺は楽師じゃなくて、冒険者なんだけど・・・まぁいいか」

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:14:06 ID:UbkLneAA
支援支援

465 :無から来た使い魔 3/4:2007/08/11(土) 22:14:24 ID:wZEE+xCn
バッツはそういうと、道具袋からアポロンのハープを取り出し奏でようとするが、、
「ちょっとキュルケ!なんで私の使い魔を借りようとしてるのよ!」
「あら、別に貴方が着替えてる間、彼の暇つぶしなっていいじゃないの?」

キュルケに言われ、ルイズはまだ自分がネグリジェのままだったことに気づく。
「バ、バッツ!!着替えるから手伝いなさい!」
「へ?ルイズあなた、男性に着替えを手伝ってもらうなんて、私のことをふしだらな女なんて言ってるけど、
あなたのほうが、私なんかよりよっぽどふしだらじゃないのかしら?」
「な!? コイツはわたしの使い魔よ!?貴方だってそこのサラマンダーに裸見られたって平気じゃない!?」
「あら、彼は使い魔の以前に人間の男性よ?好きな男の人に裸を見られるならともかく、着替えなんて異性にしてもらうなんておかしいじゃない?」
「くっ!」
「あ、やっぱり俺がルイズの着替えを手伝ったり、洗濯をするのっておかしいことだったんだ・・・」
「バッツ!!」
「あらやだ!洗濯までさせるなんて、今まで貴方のことゼロのルイズって言ってたけど、本当はエロのルイズだったのね!」
「な・なんですって〜!」
「ちょっと待てって、えーっとツェルプストーだっけ?「キュルケでいいわよ」じゃあキュルケ、君が召喚したサラマンダーとかは、
今まで前例があるから世話の仕方も解ってただろうけど、ルイズが召喚したのは俺みたいな人間で前例が無いから、
きっと混乱して動物と使用人をごっちゃにしてやちゃったのが原因だと思うから、からかうのをよしてくれないか?
君だってもし、フレイムの世話で自分が解らないことで、ミスをした時にからかわれたら嫌だろ?」
「ええ、そうね。良かったわね、ルイズ貴方の使い魔十分に優秀じゃないの」

 ルイズは普段から回りに魔法が使えないことでバカにされていたため、バッツに庇われたと思うよりもバカにされたように感じてしまい、
「いーい!わたしは着替えてくるから貴方はここで待ってなさい!」
 そういうと自分の部屋に戻り着替え終え廊下に戻ると、そこにはハープを奏でるバッツと、それを効くキュルケとフレイムの姿あった。
「ちょっと何やってるのよ!?」
「いや、なにってハープを弾いてるだけだけど?」
「だからなんでキュルケに弾いてるのよ!?」
「いやだって、ルイズがあわてて使い魔の扱いで致命的な失敗をする前に忠告してくれたんだから、
そのお礼として1曲弾くのは変か?」
「うっ、もういいわ。食堂へ行くわよ!」

466 :夜天の使い魔:2007/08/11(土) 22:14:34 ID:R+By2dTS
支援と、そして投下予約!

467 :無から来た使い魔 4/4:2007/08/11(土) 22:15:31 ID:wZEE+xCn
ルイズはバッツの腕を取ると、キュルケから引き離すように連れて行く。
「使い魔君「バッツでいい」じゃあバッツ、ルイズのところ要るのがつらくなったら、私専属の楽師として雇ってあげるわよ?」
「いや、俺楽師として生きる気無いから・・・」
「バッツ!」

ルイズはバッツとキュルケが会話できないようにぐいぐいと引っ張り食堂へ向かうが、
「あ、ルイズ悪いんだけど・・・」
「なによ?」
「俺もう自分で朝食作ってくたぞ?」
「別に貴方と食べるために、一緒に入るんじゃなくて貴方は使用人の代わりをすればいいの」
「なるほど・・・」

バッツはルイズの言葉に納得し、一緒に食堂に入りルイズのために椅子を引いたり、飲み物を注ぐなど手馴れたしぐさで行う。
「バッツ、なんか手馴れてない?」
「ああ、仲間にこういうことに厳しいのがいたからなぁ」

 バッツの脳裏に水の心をもった王女様の姿がよぎる。
「ふーん、冒険者って荒くれ物ばかりだと思ってたけど、バッツの態度見てると冒険者もいいのかもね」
「まぁ、冒険者って言っても十人十色だから俺を基準にされても困るけどな。
それにしても、使い魔を召喚した記念かもしれないけど、朝からこの量ってやばくないのか?」
「ここの学園は常に貴族らしく振舞うために、食事もそれにふさわしいものが出るのよ」
「いや、その理屈はおかしいだろ?」
「なんで?」
「いや、何でって常に貴族らしく振舞うために、こんな豪華な食事を朝から食べてたら体型が貴族らしくなくなるだろ?」
「そ、それは豪華な食事が出ても自分の体型を維持できるように食事をコントロールする訓練もかねてるのよ!」
「ルイズ・・・目が泳いでるぞ・・・」
「う、うるさい!」

そんなこんなで和やか(?)に食事を取るルイズであった。

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:15:49 ID:q+FMz76t
支援!!まさかこれは没になったほうのFF5END

469 :無から来た使い魔?:2007/08/11(土) 22:16:49 ID:wZEE+xCn
おまけ
この物語は、本編となにも関係はありません。

「ふにゃ…ふにゃ!?」
ドン!
コロン

ルイズがサモン・サーヴァントと成功させ、青年が落下しときその衝撃で彼の持っていた水晶の欠片がタバサの足元に転がる。
「なに?」

 青い髪の少女、タバサはそれが青年が持っていたものとは、気づかずに拾い上げこっそりと拾う。
その後、色々とあったが、一日が終わり自分が召喚した風竜が風韻竜であった事に驚きつつも「シルフィード」と名づけ、
眠る前に本を読もうとした時、彼女のふところから水晶の欠片が落ちる。 
 タバサは落とした水晶の欠片を拾い上げると思わず見つめる。
「拾った時には気づかなかった。けど、不思議な感じがする・・・」
 しばらく彼女は、水晶の欠片を見つめていると何処からとも無く声が聞こえる。
    欠片に眠りし・・・勇者の魂・・・  ―白魔導師― 
 その声が聞こえた瞬間タバサに電撃が流れるような衝撃を受け気絶する。
 彼女が意識を取り戻したのは次の日の朝であった。
意識を取り戻した彼女は、もうすぐ朝食の時間であることに気づき現在の自分の姿を確認せずに部屋から出る。
部屋から出ると彼女の親友である赤毛の少女、キュルケが居た。
「あら、タバサじゃない・・・その格好かわいいわねぇー」

キュルケはタバサの姿を確認すると、いきなり抱きついて彼女を撫で回す。
しかし格好のことを言われてもタバサとしては昨晩から着替えてないはずなので、
「格好ならいつもと同じ・・・」
はずなのだが・・・
「?何言ってるのこんなかわいい白い猫耳フードなんて、今までつけてないじゃないの」
「!?」

キュルケにそう指摘されあわてて頭を触ると確かにフードの感触がある。
「ちょっとまってて」
タバサはキュルケにそう言うと、あわてて自分の部屋に戻り鏡を見る。
「なんで?」
そこにはいつもの学園のマントの変わりに見事な猫耳フードを身に付けたタバサの姿があった。
 この後、何故か着替えてもいつの間にか猫耳フードになっていた。

無から来た使い魔 外伝 猫耳タバサの冒険・・・続くわけが無い

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:18:01 ID:7BUdIoYF
夢で延々かえしてコールとか普通にホラーだよな支援

471 :無から来た使い魔:2007/08/11(土) 22:18:36 ID:wZEE+xCn
以上です。
前回WIKI登録してくれた方ありがとうございます。
>>468
そんなのあったんですか!?知らなかった…

472 :夜天の使い魔:2007/08/11(土) 22:18:41 ID:R+By2dTS
猫耳タバサ……これは外伝も見てみたいぞ。

投下は大体20分位からで。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:20:00 ID:VF/AHJ0o
猫耳は正義GJ
あとそんな奴要らないって酷ぇww


474 :夜天の使い魔 1/5:2007/08/11(土) 22:20:57 ID:R+By2dTS
 魔法を使う、というのがどういうものかあれこれと想像した事なんて、
幼少の頃から数え切れない程あった。両親や姉達が魔法を使う度に
羨望を募らせ、何時かは自分もああなるんだと心に堅く誓ったものだ。
 そして今−魔法を使えるようになってから感じているこの感情は想像
していたものを遥かに超えている。もはや形容する事も憚られる程の喜び、
生活の全てを変える程の利便性、自らの力が形となって現れる事の快感!
 全てが未知のものだった。
 朝、ちょっと遅れそうになっても必死に両足を動かして走る必要は無い。
「フライ」の魔法で飛んでいけばすぐだ。
 夕闇の中、読書を楽しむなら「サイレント」で快適な空間を作れる。
ランプをつけるのだってもう必死に火種を作らなくても良い。「発火」の呪文一つですぐにつく。
 自分で使えるようになって初めて、他の者達は常日頃からこのような
快適な状況を享受していたのだと真の意味で理解した。
 
 あの日から幾日か、ルイズの日常はがらっと変わった。魔法を使って
行える部分は全て魔法で行うようになった、ただそれだけ。
でもその一つの違いが何もかもを変えていた。
 ルイズは今、最高に幸せだった。幸福の絶頂にあると言っても過言では無い。
 最早だれも自分を「ゼロ」と呼ぶものは居ない。元々学科に関しては優等生
だった彼女が、さらに実技もそつなくこなすようになった今、2年生のメイジの中
でも確実に実力者の一人と言えるようになったからだ。笑う事など出来ようはずも無い。
 
 しかしそんな幸福もやがて馴れ、全てが日常となった。それはそうだろう、
他の者達にとってみればまさに日常的な行為に過ぎなかったのだから、
彼女にとってもそれが日常と化して行くのは必然であっただろう。
 そうすると次に首をもたげてくるのは欲だった。
 魔法が使えるのは良く解かった。ならわたしはどれ位魔法が使えるのだろう?
 彼女だって人間である、そのような問いを持つのは当然の事だった。
 
 
 ルイズは頭を働かせる。
 魔法が使える以上、自分にも得意な属性があるはずだ。風・土・火・水の四つのうちのどれかが。
 そしてどれだけの力があるのか。ドットなのか、ラインまで行けるのか。
まあ有り得ない事だけれどももしかしたらトライアングルクラスだったりして?
 この二つを知る術はそんなに難しいものでは無い。属性は自分の使い易い
系統の魔法で大体察しがついてくるし、使い魔を召喚すればそれによって明白となる。
 でも、と自分の使い魔の姿を思い浮かべる。

 わたしのつかいまはほんです。さてぞくせいはなんでしょう?
 こたえ・そんなもんわかるわけねーだろ

 思わず頭を抱えた。本を使い魔とした時の属性がなんなのか、という事で
悩んだメイジはハルケギニア6000年の歴史の中で自分が初めてだろう。
紙は良く燃えるから火かもしれない。でも空を飛んでいるから風?
 必死に考えるルイズだったが、結局答えは出なかった。
 それに比べればどれだけの力があるか?というのは簡単に判る。
片っ端から魔法を唱えていけば良いのだ。
そうして最も強力な魔法を使えた属性が、自分のものであるはずだ。
 理屈が立ったなら、実践あるのみ。
 それから暫く、放課後はひたすら杖を振る事となった。

475 :夜天の使い魔 2/5:2007/08/11(土) 22:22:02 ID:R+By2dTS
「それで、なんでここにあんたが居る訳?」
「最近毎日面白い事してるみたいじゃない。だから見にきた」
「そ。別に良いけど、邪魔はしないでよね」
 ある日、そんな彼女の元にキュルケがやってきた。
 確かにここ数日は毎日放課後になると派手に魔法をかましていたから
目立つのも仕方ないか、とルイズは思った。
 −でも丁度良いかも。
 ルイズは心の中でほくそえむ。自分の系統も、凡その実力もほぼ把握出来た。
今日の目的は自分の限界値を見極める事だ。ここらで自分の力を見せ付けて、
ツェルプストーを驚かせるのも悪く無い。
 
 杖を握る手に自然と力が篭る。今までは気ままに魔法を使い続けてきただけだが、
今日はゲストの前での特別ショー。あまり無様なものは見せられない。
(それじゃまずは……苦手なものから行きましょうか)
 ルイズの呪文を唱える声を聞いて、ふうん、と何か納得するように肯くキュルケ。
(これは、ゴーレムを作るつもりみたいね。となるとルイズの属性は土なのかしら?)
 このキュルケの推測は当たっていた。ルイズ自身も己の属性は土だと判断していた。
フライの速度が人より遅めだったり、サイレントの範囲が小さかったりする当たりで
見当はついていた。しかし彼女の希望としては「出来るなら風か水が良いな」という
方向だったのでちょっと現実逃避しながら最後まで諦めず実力を測り続けたのだった。
 それも空しく一番馴染む魔法が土系統であったので、どう見ても自分は土属性
なのだと納得するしかなかった。
(別に不満って訳じゃないのよ、ただこう……イメージとしてあまり優雅じゃないと言うか)
 土系統の魔法というのは如何にも地味な印象がある。勿論、金銀を錬金するという
華やかさもあるが、金銭価値に直結したそれらの行為は余りに欲深いようでルイズの
お気には召さなかった。しかし大規模な建築等では欠かせないメイジであるのもきちんと
理解していたので、そう蔑んで捉えている訳でも無かった。ある意味最も生活に根ざした
系統である。風や火は戦場での花形、水は医師として高い地位を得る事が出来るが、
都市を整備し城砦を作り上げ、不安定な土地があればそれを馴らし安定させる、そういう
生活に直に関わる土の系統のメイジは平民からも敬われ易い。貴族とは誇りある社会の
奉仕者と捉えているルイズにしてみれば、最も相応しい系統であるのかもしれなかった。
 
 ルイズが紡ぐ呪文と共に、ゴーレムの体躯が作り上げられてゆく。
 大きい、とキュルケは軽く驚いた。これは10メイルはある。実力で言うなら確実にライン
クラスだろう。ついこの間までまったく魔法が使えなかったとは思えない、見事なゴーレム
生成の腕前だった。
「うーん、やっぱりこれ以上大きくするのは無理ねえ」
 そんなキュルケの驚きを他所にルイズは不満そうな様子をしていた。
 学生でここまで見事にゴーレムを作成出来る者はそう居ない。クラスを代表する土メイジ、
「青銅」の二つ名を持つグラモン家のギーシュだってこうは行かない。彼のゴーレムは精緻
で美しい造形をしているが、このような大きなものは作れないというのにだ。

「まあ、良いか。こういう大きいの作るの不得意なのは判ってたし」
 その言葉にキュルケはさらに驚いた。
 今何と言った? 不得意? あれだけ見事なゴーレムを作っておきながら?
「見てなさいよツェルプストー」
 ルイズは不敵ににやりと笑う。
「今のは準備運動みたいなものよ。見てなさい。これからが、わたしの本気よ」

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:22:44 ID:nEqgFAWT
外伝もGJ!
エスナでタバサ母を治せ…はせんだろうな、やっぱり。
いっそ死ぬ一歩手前まで言ってからアレイズで…って、
そういえばあの世界の魔法買うなりして手に入れないと使えないじゃんorz

477 :夜天の使い魔 3/5:2007/08/11(土) 22:23:12 ID:R+By2dTS
 再びルイズが杖を振るう。
 今度唱えたのも同じゴーレム生成の呪文だ。
 しかし、作り出されたゴーレムの大きさは遥かに小さい。僅か50サント程度か、
ずんぐりとした体格の土ゴーレムが姿を現す。
 だが−その数が凄い。2体3体と次々と土ゴーレムが生み出される。
 その数は軽く10を越える。いや、まだ増える。15、20、30……。
 遂に土ゴーレムの数が50を越えた所で、やっと生成が収まる。
 小さくとも50体の土ゴーレム。居並ぶ様は壮観であった。
 
 キュルケは最早開いた口が塞がらない。かつて高名な土のスクエアのメイジが
20体同時にゴーレムを作ったという話は聞いた事がある。それも全力を振り絞っ
ての事だそうだ。それがどうだ、目の前に居るライバルは、それを軽く倍にしてさら
にそれを越えた数のゴーレムを作り出した。しかも表情は疲労の色が見えるがまだ
多少余裕がありそうだ。魔法の成功率がゼロというのも非常識だったが、魔法が
使えるようになったならなったで非常識な事をしでかす娘だ、と軽い眩暈を覚える。

「この数が限界みたいね……どう、驚いた?」
 小さな胸を張るルイズに、ただこくこくと肯くキュルケ。
 その様子に満足気な表情を浮かべたルイズは、杖を振り上げ号令を掛ける。
「せいれーつ!」
 ばっ、と素早い動きで並ぶゴーレム達。
 10人が5列で50人。綺麗に並んだ事を確認すると、杖を振る。それはさながら
オーケストラの指揮者のようであった。
 ゴーレム立ちが一斉に動き始める。縦横無尽に飛び跳ね、動き回る。まるで
サーカスの曲芸集団のように軽やかに、美しく。
(凄い……!)
 先程から驚きっぱなしだったキュルケだが、さらに驚いた。多くのゴーレムを動かす
のには多大な集中力と精神力が必要となる。この数のゴーレムを作り出しただけで
規格外だと言うのに、この統率力! ここまで来ると素直に感嘆するしか無い。
(やはり、貴方は最高のライバルよヴァリエール)
 キュルケは己の内の興奮を隠す事が出来なかった。
 これ位飛びぬけて無いと張り合う身としては面白くない。この前代未聞の土の使い手を
何時か凌駕してやるのだと、彼女の微熱はその熱を増してゆくのだった。
 
 
 その日の授業は、風の系統の授業であった。教鞭を取るのはミスタ・ギトー。
疾風の二つ名で知られるメイジであった。自信過剰で冷たさを感じさせる態度から
生徒達からはあまり人気のない教師である。
 
「さて、最強の系統とは何だと思うね、ミス・ツェルプストー?」
「虚無じゃないんですか?」
 その答えに、やれやれ、と馬鹿にしたように肩を竦めるギトー。
「それは伝説だ。私は現実的な答えを聞いているのだよ」
「ならば火に決まっていますわ。全てを燃やし尽くすのは熱き炎と、燃え上がる情熱
……そうじゃありませんこと?」
 キュルケにも火の使い手としての矜持があった。彼女にもミスタ・ギトーが何を
言わんとしているのかなんて察しはつく。大方「風は最強だ」とでも良いたいのだろう。
だが、それを認めたくは無い。売られると判っている喧嘩から目を背ける程安い誇り
は持ち合わせていないのだ、彼女は。
 ミスタ・ギトーは腰から杖を抜くと、不敵にこう言い放った。
「ならば、私に君の炎をぶつけてみたまえ。遠慮は要らない、全力でだ」
「火傷じゃ済みません事よ?」
 キュルケが火球を練り上げる。
 彼女の全精神力を込めたフレイム・ボール。その大きさは、1メイルをも越える大きさ
となって、ごうごうと唸りをあげて燃え上がっていた。
 クラスの面々はその様子に本気だと感じ取ったのか、皆机の下に隠れていった。
例外はただ二人、ルイズとタバサだけである。

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:23:32 ID:PZwGosu7
支援

479 :夜天の使い魔 4/5:2007/08/11(土) 22:24:15 ID:R+By2dTS
 キュルケの手によって、炎が押し出される。唸りをあげて迫るそれに、
ミスタ・ギトーはなんの怯えも見せない。ただ手に持った杖を下から上に振り上げた。
 その刹那、杖より烈風が出でる。
 激しい風の奔流が、火球を消し去ってゆく。そしてその余波はそれを放った
キュルケにも及んだ。風の一撃は彼女の体を容易く押し上げ、吹き飛ばす。
「見たかね諸君! 風は全てを吹き飛ばす。火も、水も、土も、おそらく虚無ですら!
 故に風こそが最強の系統なのだよ」
 生徒達は、それに反論する術を持たなかった。誰もがミスタ・ギトーに敵わない
のは知っていた。例え心が違う、と囁いていても、どうする事も出来なかったのだ。
 しかし、ただ一人そう思わなかった人物が居た。
 高く、手が掲げられる。
「ミスタ・ギトー」
「なんだね、ミス・ヴァリエール」
 無謀にも挑んだのはルイズ・フランソワーズだった。
「確かに風は最強かもしれません。ですが、わたしなら貴方に勝つ事が出来ます」
「ほお……」
 ミスタ・ギトーの頬がひくり、と歪む。
 −あれを見せ付けてまだ理解出来ないと言うのか。
 彼の自尊心が心を揺さぶる。
「良いだろうかかってきたまえ。そして身をもって理解するのだ、風こそが唯一最強の
系統であると言う事を」
 ルイズは別に教師に必要以上に教師に突っ掛かるような真似をしたかった訳では
なかった。ただ、見てしまった。吹き飛ばされたキュルケの悔しそうに歪む顔が、やけ
に悲しそうだったのを。それがたまらなく苛立って、気に食わなくて、気付いたら手を挙げていた。
 それに勝算はある。二人の魔法がぶつかりあった時、閃くように理解したのだ。
あれは別に系統が優れているという事では無い。ただ単に力押しをして強いほうが
勝ったと言うだけだ。ならば見せてやろう、弱い者が強い者を打ち破るのを。単なる
パワーゲームでは無い、系統としての勝負というものを。強くとも、風であるから負ける
という事を、今から証明してやろう。
「ではミスタ・ギトー。少々お時間を」
 そう言うとルイズは窓際まで移動して、杖を振る。
 誰もが疑問に思った。一体何をした?
 だがそれも直ぐに判った。やがて現れる小さな土ゴーレムの群れ。数はおよそ30だろうか。
この光景には流石のギトーも驚いた。
「お待たせしました、ミスタ・ギトー。私は土系統のメイジです。ゴーレムを使っても何も、
問題はありませんよね?」
「ああ、問題は無い」
 やや戸惑いながらミスタ・ギトーが答える。数は多い、しかし大きさは大したことはないではないか。
このような人形、幾らあろうと風の前では吹き飛ぶのみだ、ギトーの心に余裕が生まれる。
「来たまえ、ミス・ヴァリエール」
 ルイズが杖を振り上げる。そして−。
「突撃!」
 声と共に数体のゴーレムがギトー目掛けて駆けて行く。
それを先程のように杖を振り上げ、己の疾風を持って彼は迎え撃った。
それは容易く土ゴーレムを切り裂き、ルイズの元へと向かった。だが−。
 ギトーの目が驚愕に見開かれる。
 そこにあったのは、1メイル程の高さの鉄の壁だった。一体何時の間に!?
 ルイズはゴーレムを何体か突撃させると共に、自分の近くに居たゴーレムを錬金して
壁を造っていたのだ。これならば彼の風も及ばない。風は、鉄を貫かない。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:25:14 ID:PZwGosu7
支援

481 :夜天の使い魔 5/5:2007/08/11(土) 22:25:18 ID:R+By2dTS
 即座に次の呪文を唱えようとするギトー。それならば壁ごと粉砕してみせよう。
彼が選んだのはエア・ハンマーの魔法だった。呪文を唱え、杖を振り下ろそうとする。
 ごいん。彼の頭を鈍痛が襲う。なんだ? 視線を動かしたギトーが見たものは、
固められた土を投げてくるゴーレムの姿だった。なんと小癪な。
 しかし、それは一発では止まらなかった。次々と襲い掛かる土つぶて。
 数十体から投げられるそれは、まるで礫の雨のようだった。

 鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛。
 い、痛くない!

 鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛。
 か、感じない!

 嘘です、御免なさい、滅茶苦茶痛いです。絶え間なく襲う鈍痛が、ギトーから戦意を奪う。
なまじ一撃自体は大して痛くない分意識を失う事も出来ない。これではまるで拷問だ。
ふと下を見たら、小さいゴーレムが爪先でひたすら脛を蹴り続けていた。痛い、これは地味に痛い。
もう我慢出来ないよ、助けてママン!
 最早杖を振るう気力も無かった。ギトーは床に倒れ付すと、ただ小さな声で「参った」と言うのみだった。
 それを聞いて、ゆっくりと壁から身を出すルイズ。勝者の笑みを浮かべながら、涼しげに言い放つ。
「風は一瞬で過ぎ去るもの。悠久に横たわる大地の前では儚いものですねミスタ・ギトー」
 倒れるギトーの横で、ゴーレム達がばんざーいと腕を挙げて喜びを表していた。

 風の魔法は確かに強力だ。しかしその代わり効果が一瞬で終わるものが多い。
だからルイズは敢えて先制で魔法を打たせるように仕向け、次の魔法を打たせる前に勝負を決めた。
吹き飛ばなかったゴーレムと、密かに教室の外に待機させたゴーレムを用いての包囲攻撃。
このような戦い方であるなら、持続性のある土系統の魔法の方が断然に有利である。
(要するに、考え方って奴よね)
 ある一面から見れば強さが見えても、別の角度から見れば思わぬ脆さを露呈する。
技とはそういうものなのだ。
 魔法を使えなかったが故に誰よりも魔法を知ろうとし努力を重ねてきた彼女だからこそ
出来た発想であった。ある意味、彼女程この学院で系統と言うものを理解している者は
居ないだろう。ゼロと呼ばれ続けた事が、皮肉にも彼女を鍛え上げたのだ。
 生徒達から、やがて歓声があがる。傲慢なギトーの態度には皆鬱憤が溜まっていたのだ。
ざまあみろ、と言った所である。
「やるじゃない、ヴァリエール」
 何時の間にかルイズの横にキュルケがやって来ていた。何時もの様に馬鹿にしたような
笑顔を作ろうとするが、何処か弱弱しい印象があった。
「相性の問題よ。もし火の系統が相手だったら負けていたわ」
 もしキュルケが相手だったなら、幾ら壁で炎を防いでもその熱でやられてしまうだろう。
彼女にとってはギトーなどよりよっぽどキュルケの方が厄介な相手だと思えた。
「あら、慰めてくれてるの? おちびなヴァリエール」
「べ、別に慰めてなんかないもん! 相性の問題だって、そう言いたいだけなんだもん!」
 からかうように笑うキュルケと頬を膨らませるルイズ。何時もの姿がそこにあった。
 やはりツェルプストーはこうでなくてはいけない、と少し安堵するルイズだった。
なんだか悲しい顔をされるととても落ち着かない、こうやって笑っているのが一番似合う。
 
 余談ではあるが、ギトーを倒した際にルイズが放った言葉に、「青銅」のギーシュは甚く
感銘を受けたそうな。彼女の話題を出す事が多くなった所為で彼女のモンモランシーに
浮気してるんじゃないかと要らぬ疑いを掛けられて酷い目に合ったと、後に彼自身が語ったそうである。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:25:20 ID:5q07DiWU
元がフーケだから土属性なわけか紫縁

483 :夜天の使い魔:2007/08/11(土) 22:27:15 ID:R+By2dTS
以上で投下終了、毎日は無理と言いながら今日も投下してしまった、なんという言行不一致。
しかし私はあやまらない。

さっきゴーレムの話題が出た時は本気で涙目だった。
あんたら予知能力者ですか!
丁度ゴーレム一杯出してるとこ書いてる途中でその話題だったよ、なんてタイムリー。

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:28:10 ID:VF/AHJ0o
ツンデレGJ

プチゴーレムsはぷいぷいのコーレムで脳内補完

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:28:36 ID:Rb5EM0i4
バッツGJ!
さすがあの三人…いや四人か、仲間達と一緒に旅していただけあってマイペースだな。

夜天GJ!
自分の魔法の源が何なのかを知ったらルイズはどうなるのかすごく気になる。

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:28:36 ID:UbkLneAA
>>483
たまにそういうことはあると思うんだぜww
50の同時制御はすげーなーと、あの話題に当てはめて考えると思ってしまうww
そして乙

487 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/11(土) 22:32:39 ID:eoOPxxE+
腹の中がマンパンだぜ(あいさつ)。
投下予約…って今の状況ならすぐできる?

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:33:01 ID:6jaNURrU
>い、痛くない!
>か、感じない!
で即座に『魔理沙は大変な(略』を連想した私はいおしすに毒され過ぎ?

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:33:12 ID:7BUdIoYF
このまま敵を片っ端から取り込んだら……
済フーケ 土 トライアングル
未モット 水 トライアングル
未ワルド 風 スクウェア
未偽ウェールズ 水 トライアングル
火が足りんな

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:33:14 ID:UbkLneAA
>>487
お前のアナランドに(ry
あいてますよー

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:35:30 ID:q+FMz76t
知識をフルに生かしたルイズ理的GJ

没FF5END
もともとのオチは最後はバッツが他の皆に追いかけられる終わり方だったらしい
さだ、ソースが聞いた話なので真実かどうかは不明




492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:35:34 ID:VF/AHJ0o
>>489
ドット・ラインクラスの並メイジを片っ端から食うのはダメかな?

493 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/11(土) 22:36:26 ID:eoOPxxE+
それでは投下。
前回の選択は多数決(二票)により、
「ルイズを馬上に引き上げ、その場から走り去る(二八五へ)」
です。
 
 
二八五
 
 君はルイズの小さく華奢な手を握ると、そのまま一息に引き上げるが、勢いをつけすぎたため二人そろって落馬しそうになる!
 運だめしをせよ。吉とでたら一四四へ。凶とでたら一五へ。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:36:59 ID:5mWq8vjY
コルベールが素晴らしい技術だ、と嬉々として実験台に

495 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/11(土) 22:39:09 ID:eoOPxxE+
一四四
 
 なんとか体勢を立て直した君は、ルイズを前に跨らせると、獣から逃げるべく馬に拍車をあてる。
 怯える馬はすぐさま全力の襲歩(ギャロップ)に移り、唸る獣ともがき苦しむ馬の姿は、はるか背後へと消える。
 
 城下町の壁が見えてきたところで、ようやく安心した君は馬の歩調を緩めるが、ルイズの肩は小さく震えている。
「あの獣が襲ってくるところ…ぜんぜん見えなかった。気がついたら馬が倒れて、振り落とされて…」
 ぶつぶつとつぶやくルイズに君は、怪我はなかったかと尋ねる。
「う、うん。わたしは大丈夫。でも、あの子が…あの子、死んじゃったの?」
 あの子というのは、学院の厩舎から借りた馬の一頭のことのようだ。
 今頃は、獣にとどめを刺され、食べられてしまっているだろう。
「あれ、いったい何だと思う?この辺は人が多いから狼どころか猪さえ出ないのに、あんな見たこともない猛獣が出るなんて」
 君は、いくらか元気を取り戻した彼女の問いに答えず馬を進めるが、あの獣の正体は知っている。
 スナタ猫。
 カーカバードのスナタ森に棲息する恐るべき猛獣であり、目を閉じて精神を集中させるだけで自在に姿を消してしまえるという、
魔法じみた能力をもつ。
 君が闘って勝てぬ相手ではないが、ルイズを護りぬくことは難しかっただろう。
 逃走は賢明な判断だ。
 あのスナタ猫も誰かに召喚されたのち、逃げ出したのだろうか?
 
 やがて君たちは城下町の門に到着すると馬を預け、街道に謎めいた猛獣が出没したことを執行官に通報する。
 学院と街を結ぶ街道はきわめて安全であり、ここ数年は追い剥ぎひとり現れていない、と半信半疑の執行官にルイズは、
「学院の馬が一頭、死んじゃったわ。早く行って丁重に葬ってあげて!あと、今日じゅうにあの怪物を退治しなさい!」とまくしたてる。
 弓と矢を背負った数人の騎馬兵が街を出て行くのを見送ると、ルイズは本来の目的である買い物をはじめると言う。二一七へ。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:41:12 ID:Rb5EM0i4
支援!

497 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/11(土) 22:41:38 ID:eoOPxxE+
二一七
 
 ルイズに導かれて歩きつつ、周囲を見回す。
 トリステイン魔法学院は、君のもと居た世界の常識からかけ離れた驚異の場所だったが、この城下町は君の故郷のそれと大差ない。
 行き交う人々、声を張り上げる露天商、荷物を満載した荷車など、どこの町でも見られる馴染み深い光景である。
 それでも異国の町並みとは興味深いものだが、君が注意しているのは建物や商店ではなく、やはりどこの町でも見られる存在
―――ごろつきどもだ。
 この街の治安は悪くはなさそうだが、余所者と貴族の少女という取り合わせは、すりや強盗にとって格好の獲物だろう。
 君の心配も知らず、ルイズはどんどん先に進んでいく。
 どこへ行くのかと君が問うと、
「まずはそのボロ服を買い替えなきゃね。学院の中じゃ、犬だってもっと綺麗にしてるわよ」と言う。
 長旅で擦り切れ、色落ちしているとはいえ、君の服装はシャムタンティ丘陵の村では身なりの良さで注目されたこともあるのだが。
 君は、古着屋で丈夫で地味な衣装を買ってもらうか(二○二へ)?
 それとも、貴族の従者にふさわしい仕着せを一式、そろえてもらうか(一五五へ)?

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:41:52 ID:VF/AHJ0o
透明化は遍在より危険だよね支援

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:41:53 ID:5mWq8vjY
支援

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:42:20 ID:UbkLneAA
貴族服は反感かいそうだから二○二を選ぶぜ支援

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:42:59 ID:Rb5EM0i4
二〇二キボン的支援

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:43:34 ID:SHcUZOrf
無から来た使い魔の人乙です。おまけも面白かった。

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:44:03 ID:koIo+j18
>>470
俺、F.E.A.Rのアルマを真っ先に連想したw

504 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/11(土) 22:44:54 ID:eoOPxxE+
二○二
 
 君が、服を買うなら古着屋でそろえたいと言うと、ルイズは
「ずいぶん謙虚ね。まあ、あんたには執事や従僕の格好は似合わないか」と笑う。
 いくつかの角を曲がって古着屋に着いた君たちは、そこで少々擦り切れたマントや丈夫な毛織物のシャツ、
馬革の長靴などを買いそろえる。
 
 ルイズは気前よく全額を払ってくれるが、店を出たあとで「あっ」と小さく声を出す。
「あの子のこと…学院に弁償しなきゃ…」
 猛獣の襲撃という事故だったとはいえ、学院から借りた馬を一頭、死なせてしまったのだ。
 ルイズが弁償するのは当然のなりゆきだろう。 
 いかに彼女が大貴族の令嬢とはいえ、乗用馬を気楽に買えるような小遣いを貰っているわけではないようだ。
 恩を売り、貴族の威厳を見せるために君を買い物に連れてきたルイズだが、その懐の余裕は完全に失われてしまった。
「まだ服しか…もっと剣とか…だいたい、あのけだものが、いえ、役人が悪いのよ…」
 ルイズは顔を赤くし、怒ると同時に恥ずかしがっている。
 この状態をどう取り繕うか、悩んでいるようだ。
 君は、服が買えただけで充分だと言い、街を出ることにするか(二八へ)?
 せっかく街に来たのだから、自腹を切って買い物を続けるか(二六六へ)?

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:44:56 ID:q+FMz76t
DQ6で貴族の服にトラウマがあるので二〇二支援

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:47:23 ID:Et+Ns0LI
デルフ!デルフを忘れないで!
266支援

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:47:29 ID:VF/AHJ0o
さよならデルフ二八支援w

508 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/11(土) 22:47:42 ID:eoOPxxE+
二六六
 
 君にいくらか金貨の手持ちがあることを知ると、ルイズの表情は明るくなり、
「使い魔のものはご主人様のもの。つまりあんたのお金は、わたしのお金よね。さあ、そのお金で好きなだけお買い物なさい!」と、
無茶苦茶なことを言い出す。
 君は溜息をつき、馬の弁償代として全額を奪われる前にここで使い切ってしまおうかと考える。
 君が財布を取り出して金貨を数えていると、ルイズが興味深げに覗き込む。
「変わった金貨ね。≪エキュー金貨≫でも≪新金貨≫でもない。それにしても、縁はよれよれ、表面は傷だらけじゃない。ちゃんと使えるの?」
 君はどこの世界だろうと黄金の輝きの価値はかわらないだろうと答え、彼女に道案内を頼む。
 どの店へ行く?
  
 秘薬店≪水牛のスーシェの店≫・六二へ
 武器と防具の店≪サンソン&ギヨタン商会≫・一九二へ
 酒場≪躍る子羊亭≫・九六へ

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:47:54 ID:w3i89S12
個人的には、馬を死なせたフラグを聞く選択肢がほしかった支援

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:47:59 ID:R+By2dTS
ここはデルフ買わないのも面白いかも二八支援

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:48:49 ID:SHcUZOrf
支援

>>470
ここが、あの女のハウスね!

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:49:55 ID:w3i89S12
それでもデルフはいらない子九六支援

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:50:36 ID:5mWq8vjY
武器と防具の店≪サンソン&ギヨタン商会≫・一九二へ支援

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:50:46 ID:Et+Ns0LI
会えるかわからないけど192支援!

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:51:18 ID:VF/AHJ0o
男の子なら九六支援

516 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/11(土) 22:51:38 ID:eoOPxxE+
今回はここまでです。
あ、デルフリンガーですが、武器屋にはありません(きっぱり)。
出演時期未定、選択しだいでは出演しないかも。
好きなキャラなんですが、話にからめにくいのですよ。

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:52:56 ID:SHcUZOrf
六二。
使った砂とかそういう類の補充をした方がいいんじゃなかろうか。

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:53:09 ID:5mWq8vjY
デルフ涙目wwwカワイソス

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:53:49 ID:hohNulDl
ここは九六で 蟻のミートボール 支援

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:55:11 ID:NKWTSMON
隠し選択肢[女を買いに行く・十四へ]

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:55:53 ID:7BUdIoYF
ギヨタンってギロチンの別の言い方かなんかだった気が
元ネタがそうなのかな? 乙

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:56:42 ID:VF/AHJ0o
マジでさよならデルフww乙

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:56:59 ID:PZwGosu7
そういえば、ここに出た中でデルフが一番かわいそうな話ってどれだろう?

すぐ思いつくのは幻想殺しで消えた使い魔と主だけど……

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:57:55 ID:UbkLneAA
>>523
あれは「あっ」という間もなく消えたからなぁ……
個人的にZoZのデルフも少し不憫だと思う。完全にADAに取られてるからなw

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:58:16 ID:SHcUZOrf
>>521
ギロチンの素晴らしさを吹聴して広めた、議員か何かの名前じゃなかったっけ

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:59:12 ID:QWBDAXj4
ハンターハンター連載再開記念sage

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:59:38 ID:eoOPxxE+
>>521
そしてサンソンは、ルイ十六世の処刑人。小ネタです。

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:59:54 ID:50/VdZC9
chatの方、なんか意外に人が集まってるんだな
ROMりTEEEE!!

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:00:27 ID:sU7Gg6Oc
>>523
ちゃんと出番があるのに基本放置プレイなるいとら

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:00:58 ID:r9/MfshT
アツイゼーアツイゼーアツクテシエンダゼ!


531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:01:15 ID:50/VdZC9
と、人が来てほしいからちょっと自演

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:01:23 ID:SHcUZOrf
夜天の使い魔の人乙です。
「〜もん!」口調のルイズはかわいいな〜
そして「どんつー」なギトーはかわいくないな〜

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:02:36 ID:VF/AHJ0o
アトリエのデルフも避雷針以来活躍してない
つか台詞あったけ?w

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:07:46 ID:w3i89S12
出番もあるし、活躍したけど目だっていない爆熱の人のデルフとか。

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:09:36 ID:pgi3XP2W
ヒロインになる予定らしいフロスト5のデルフとか

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:09:52 ID:bti28vxA
当麻はデルフに酷いことをしたよね

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:10:53 ID:W7wx26m4
>>536
当麻はデルフの大変なモノを盗んでいきました。

538 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/11(土) 23:14:35 ID:WpJtUYUJ
Hahahahaha

消えたーーー!!
嗚呼・・・・・・せっかくブラックアウト登場まで書いたのに・・・・・・
今夜投下のつもりでしたが、明日以降になります・・・・・・

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:14:36 ID:bti28vxA
それは、命です

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:16:46 ID:hanqIdId
夜天の使い魔の人
ギトーが負けるのは不自然に感じます
だって風は速度が勝負じゃないですか、それを理解してる筈のギトーが悠長にゴーレムから狙うのは不自然です。
ゴーレムなんて術者を倒せば良いのですから、ギトーは真っ先にルイズを狙う筈
違いますか?

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:17:31 ID:7BUdIoYF
デルフを活用してくれそうなキャラ……宇宙忍者YOSHIMITUならきっと
プロペラとして使ってもらえる

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:18:55 ID:kWTcrri+
>>540
何と香ばしいw

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:19:05 ID:WVC8S1tO
ソフトン召喚という啓示が来た
どうしよう。

→ 
 書く
 無視する

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:19:32 ID:Lt7QrDyH
論争するなら避難所でしてくれい

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:19:34 ID:HZkc+aqp
>>540
それだとルイズには勝てても、
風TUEEEEEEE!ができないから

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:19:36 ID:5mWq8vjY
>>540
ゴーレムごと吹き飛ばす算段だったと思うが、力の差を見せ付けようと思っていただろうし。

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:20:03 ID:bti28vxA
>>540
何か、針が見えてるのに食いつきたくなる魔力がある

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:20:35 ID:pgi3XP2W
>>543
何もないところの選択肢を選ぶという8のバハムート戦を思い出したw

うん、男は度胸が大事!何事もチャレンジしてみるものさ!

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:20:56 ID:PZwGosu7
>>540
>それは容易く土ゴーレムを切り裂き、ルイズの元へと向かった。
とあります。

つまりギトーはごーれむとルイズを同時に攻撃したのです。
ただ、ごーれむのほうが近くにあったので、先に攻撃を受けただけです。

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:21:05 ID:Rb5EM0i4
>>543

ガンダールヴパピヨン対ウィンダールヴバビロン…

ごめんなさい。

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:21:57 ID:7BUdIoYF
>>540

この場合ギトーの狙いはゴーレムごと薙ぎ払って力の差を見せつけること
ルイズを狙ってもそれは魔法の強さで打ち勝つことにはならない

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:22:20 ID:8D65VzS8
エレオノール姉様って使い魔いた?
っーか魔法つかえた?

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:23:00 ID:UbkLneAA
>>540の人気に嫉妬
総ツッコミすげぇwww

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:23:14 ID:W7wx26m4
>>552
使えて当然だろうが

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:24:36 ID:cWYB2KWt
>>552
貴族は全員使える
ゼロの使い魔原作小説読んで出直して来い

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:25:11 ID:q+FMz76t
ソウトンの声はグリーンリバーだったけ?

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:27:26 ID:8D65VzS8
>>555
ですよね〜
もっかい全巻読破してきます


558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:29:15 ID:bti28vxA
ソフトンと契約とか可哀相すぎる

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:29:53 ID:mcJvL6Gm
>>552
エレオノールって聞くとどうしてもアルルカンを連想してしまうんだ・・・

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:30:03 ID:UbkLneAA
あれはアイスクリームだから! アイスクリームだから!

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:32:49 ID:bti28vxA
嘘だッ!

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:33:25 ID:WaDGYc7E
エレオノールはルイズと同じ後方キャラだから出しにくいか

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:34:54 ID:KEeOXYc8
最初素顔で召喚して、契約のキスでソフトクリームになって、
「何てこった!ゼロのルイズが召喚した平民の正体はウ○チの精霊だったのか!!」
とかそんなかんじ

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:36:14 ID:fmdqbGNN
うっかりマスター・シャーフーとか師匠系のキャラを召喚した日には、
ルイズが「暮らしの中に修行アリ」とか丸め込まれて自分で身の回りの
仕事をこなせるようになってしまう。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:36:26 ID:PZwGosu7
あの顔のインパクトが強すぎて、素顔が思い出せない……

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:37:22 ID:UbkLneAA
ソフトンの素顔って出たことあったっけ・・・

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:39:12 ID:Rb5EM0i4
素顔?
ありませんよそんなの、ファンタジーやメルヘンじゃないんですから。
あるけど。

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:40:44 ID:KEeOXYc8
たしか実はビュティの兄だったはず、無論顔は覚えて無い

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:40:48 ID:7dbugWwz
〜〜あの人はマスクでも素顔なんだ〜〜
             by松平美紀

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:41:50 ID:SHcUZOrf



避難所議論スレでウィキの改変について話し合っています
意見がある方は議論に参加してください




571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:42:15 ID:bti28vxA
すっかりウンコスレと化したな

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:42:37 ID:UbkLneAA
だからあれはアイスだと何度言えば

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:43:32 ID:5LYyl8+m
自力で巨大ロボになれる獣拳使いはヤバイな
と思ったが一人で30メートルのゴーレム作れるメイジが居る世界だし
そうでもないのか

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:44:34 ID:9qiM3pX6
だれか花山薫を召喚する話書いてくれないかな
絶対面白いと思うんだけど・・・

関係ないが寝顔の可愛さなら
ルイズ<<<<<<花山
だと思う

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:44:38 ID:Rb5EM0i4
大剣人ズバーンを召喚したら凄そうだな…

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:45:06 ID:iF9WtDkR
デレルイズとサイトをセットで召喚する電波が来たような気がしたけどそんなことはなかったぜ

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:47:45 ID:UbkLneAA
>>574
まぁ、殆ど同い年だしな……

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:48:35 ID:Zj1lOOoA
ズバーンじゃなくてズバット召喚!ズバッと解決!

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:50:34 ID:hnepD4Ph
ルイズにキュルケが召喚されて百合化するとか

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:51:29 ID:fmdqbGNN
ゲキビーストでゴーレムに対抗するルイズ、タバサ、キュルケ。
破壊の杖要らず。

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:52:12 ID:vctjRxj4
>>573
ちょうど三人いるし、ルイズキュルケタバサが獣拳合体でフーケゴーレムに戦いを挑むという事か!

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:52:27 ID:X1KOr3D0
熱き血潮の兄弟召喚いいか?

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:52:59 ID:NKWTSMON
平行世界のイザベラが召喚されて『外交問題よ!』的に叫んだりタバサに当たったりするが、
ガリアと連絡を取るとこの世界のイザベラはちゃんと居て偽者扱いされる、とか。

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:53:18 ID:mcJvL6Gm
>>578
ズバっとと聞いて何故かハリケンジャー召喚と言う電波が(ry

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:53:51 ID:7BUdIoYF
>>573

マージジルマジンガ

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:56:00 ID:fmdqbGNN
>585
ヒカル先生もその気になれば汽車を呼べそう。
なくても猫がいるし、なんか本人も巨大化可能っぽい。

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:56:03 ID:5LYyl8+m
>>582
誰だろ
聖闘士聖矢?

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:56:10 ID:gUKsQCT2
>>585
それなら是非緑のアニキとの絡みが見てみたい

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:57:21 ID:BrBzpEQ2
>>579
どこかで見たことあるような???

誰か知ってないかい?

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:57:42 ID:b29C6b60
>>585
火、水、土はいいとして風属性が被ってるぞ

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:57:56 ID:/mxHx8RV
平行世界ならば、大人ルイズ召喚とか
虚無の全魔法使えるもんだから昔の自分を見て「私を、自分を超えろ」とか言い出して猛特訓
ニューカッスルで一人軍勢の前に放り出して「全部倒せ」
でも胸小さい

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:59:10 ID:hohNulDl
それなんてガッコー仮面?

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:59:46 ID:Et+Ns0LI
>>591
最後の一文、YESだね!

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:59:49 ID:SHcUZOrf
いつのまにかウィキの現在のページ数、計1009ページ
1000ページ越えおめ

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:00:48 ID:pgi3XP2W
>>588
アニキときいてケイサル・エフェス召喚が思い浮かんだw
そう言えば虚空の銃神は結局誰も書いてないな、やっぱ強すぎるせいか?
物語が進んで戦乱が起きるほどディス・レヴは強化されるし、7万なんていい餌にされそうだもんなぁ

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:01:48 ID:fmdqbGNN
平行世界なら、こういうのも。
凶悪宇宙人流刑体に転生した平行世界のルイズが、主人公のルイズを殺しに来た。
ルイズは召喚した変身ヘルメット「ポンコツ」で彼女らに戦いを挑むゼロの破壊魔。

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:02:53 ID:UbkLneAA
>>596
タイトルがハマりすぎて扱いに困りますね。
でも本筋と離れるからやっぱり避難所行き?

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:04:20 ID:iAiHbhpe
破壊魔か・・・・・・・・・・
12巻で打ち切り食らったような終わり方して絶望した!!漫画だ

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:04:27 ID:mcJvL6Gm
>>578
ズバっとと聞いて何故かハリケンジャー召喚と言う電波が(ry

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:05:45 ID:TOXf6MSG
虚無を使いこなすルイズ「やろう、ぶっころしてやるわ!」
現在ルイズ「きゃあ、自分ころし」
サイトを召喚した直後のルイズ「やめなさいよ、自分どうしのあらそいはみにくいものよ」
虚無に目覚めた直後のルイズ「虚無に目覚めると、気が荒くなるのね」
七万の大軍にサイトが突っ込んでいった後のルイズ「早く、虚無の使い方を教えて、寝ましょう」

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:06:31 ID:mcJvL6Gm
スマン、あまり重いわけでもないのに何故か時間差で二重投稿かましてた・・・orz

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:06:41 ID:q+FMz76t
ドラえもんキター

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:06:42 ID:ZDj0ARNl
>>595
因子足りないから召喚できません
久保さん自体は大好きだけど、儲は大嫌い

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:07:27 ID:rLG32RDP
>>600
なんか似てると思ったら使い魔sの別バージョンwww

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:07:45 ID:8D65VzS8
>>588
兄貴は原作でもツンデレと付き合ってるしな

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:08:00 ID:aw3qbsEa
じゃあ、そろそろデルフをメインに使うであろう方を投下しても…いいかなァ〜〜?
予約とか無ければ

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:08:26 ID:H+sbo+Z9
>>597
いちおうポンコツ呼んでるから、ここでOKじゃね?

夜天の人もポンコ(ry


608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:09:22 ID:XCdtDuU+
ソーサリー・ゼロ。
これ読んでるとじわじわ面白さが伝わってくるな。

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:09:32 ID:AVoTj/yq
父が殺されたり母が心を壊されたりしてなくてジョゼフやイザベラとも仲の良いシャルロット召喚。
そして様々な負の感情に囚われるタバサ。

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:10:24 ID:T2K6mo34
それこそ平行世界のきれいなワルドとか薔薇の騎士ギーシュとかマチルダちゃんとかな

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:10:46 ID:xZpz3hgP
>>606
カモン 
 

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:11:13 ID:LqQpeO0t
>>595
あのフラグクラッシャー振りが話を進める上でのネックだな。
あいつは並行世界の均衡を保つものだから、
下手にオーバーテクノロジーを駆使して混乱を引き起こすことはしないだろうし。

ただ、ルイズの扱いがなぁ。
並行世界から強制召喚を行う能力者は、あいつ敵に抹殺対称だと思うんだ。

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:12:15 ID:mTnCcUis
>597
最終的に平行世界を回りだすしね。
天斬あたりは、使い魔として良さげな性格。
能力は超高速で空を飛ぶだけだけど。
(しかも戦闘には参加したがらない性格)

614 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 00:12:31 ID:aw3qbsEa
「その傷はどうした?半人半妖になる前に受けた傷か?」
「今から死にゆく者に、教えてやる理由はあるのか?」
周囲を山に囲まれた盆地の中の崖に立つ二つの人影がそこにあった。
「いや、両腕があればなんとか…といったところだろう。お前…それほど強くて、なぜNo5に留まっている?」
「悪いが、それも答えてやる理由も無いな」
隻眼の戦士が剣を構え、両腕を失った戦士にその切っ先を向ける。
両腕が無い戦士が目を閉じる。
剣を握れぬ以上、反撃することもできず観念したのだろうと隻眼の戦士は判断し、すれ違いざまにその剣を振り下ろした。
(全てが済んだら必ず返しにくる。だからお前も必ず生きていてくれ)
(心配しなくても私はそう簡単には死なん)
微動だにしなかったが、数刻前にした会話が頭に浮かび、体が反射的に動いた。
「……どういうつもりだ?」
「すまんな、まだ死ねんようだ」
振り下ろした剣から血が落ちているが、右肩を少し切断しただけだ。

「両腕を失ったお前に何ができる?」
「出来の悪い弟子に触発されたようでな…元No2の首、そうそう簡単に取れると思うなよ」
妖力解放。瞬時にその場から離れ崖を飛び降りる。
「…チッ、隠遁したいたとはいえ、かつてのNo2のだけの事はある」
追おうとするが、スデに姿は見えない。
こうなってくれば、元来の妖力の大きさが向こうが上なだけに、こちらも妖力解放せねば追いつけないが隻眼の戦士にはそれはできない。
「…妖気は外に漏れ出ている…ガラテアに任すか」
片目を失った日から何のために妖気を抑え続けてきたのか。
その目的を果たすためには、こんなところでそれを無に帰すわけにはいかない。
妖気を探るが、突如として妖気の気配が消えた。
「妖気が消えた…?妖気を消す薬を持っているとは思えないが…どういう事だ?」

同時刻―少し離れた森―
借りたものを借りた戦士が、森の中を歩いているが突如、右腕に違和感を感じた
「イレーネ…?何か今…右腕が…な、何だ…?何か…とんでもないものが…くる!」
何か違和感を感じたが、遠くの方から木をなぎ倒すような音と、凄まじく強大な気配が近付いてきてそれどころではなくなった。
「あら、こんにちは。奇遇ねぇ、こんなところで会うなんて」

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:13:42 ID:xZpz3hgP
支援

616 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 00:13:45 ID:aw3qbsEa
さらに同時刻―トリステイン魔法学校―

「宇宙の果てのどこかにいるわたしのシモベよ
    神聖で美しく、そして、強力な使い魔よ! わたしは心より求め、訴えるわ…我が導きに、答えなさい!!」
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、現在サモン・サーヴァント二回目に挑戦中。
一回目は綺麗なクレーターが地面に残るぐらいの爆発だ。
爆発はいつもの事なので野次が飛んでいるが気にしない。
MY予想では47回は爆発する覚悟でいるのだから…ッ!
だが、予想に反して変化は2回目の爆発に訪れた
煙が収まるにつれ何かの影が見えたのである。
「…や、やった!」
そう喜ぶが、それも長くは続かない。
その影が動くと、人の形になったからである。
この場合、考えられる選択肢は亜人、ゴーレム、人間のどれかなのだが
召喚者の実力を非常によく知っている者達からすれば人間、それも平民だという流れになるのは当然だ。
「サモン・サーヴァントで平民を呼び出すなんてさすが『ゼロ』だな!」
「〜〜ぅるさい!まだ分からないじゃない!!」
「魔法も使えない『ゼロ』なんだから平民しかないじゃないか!」
周りが嘲笑に属する笑いに包まれるが、煙が晴れ、その姿を見てぶっちゃけ全員凍りつく事になった。

女性ながら身長180サント前後の長身。
腰にまで届くかという色素が抜け落ちた混じりけの一切無い銀色の髪。
鋭さを備えた銀色の瞳。
そして、尖った耳。
以上の事から、生徒及び引率の教師が導き出した結論は満場一致で一つ。
((((どう見てもエルフです。本当にありがとうございました))))

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:15:04 ID:4hYHYR+S
元祖高速剣支援
あれ実際どんくらいのスピードで剣振り回してるんだろう

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:15:04 ID:xZpz3hgP
しえ☆すた

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:15:14 ID:h8uCCBND
支援

620 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 00:15:15 ID:aw3qbsEa
「「「「ぜぜぜ、ゼロのルイズが…エルフを召喚したぁぁぁぁ!!!」」」
そう叫ぶと同時に、周りに居た生徒が、一斉に距離を離す。
残っているのはハゲ頭の教師と呼び出した当人だけだ。
ルイズはルイズで、動けないでいるだけなのだが。

もっとも、イレーネもイレーネで状況が掴めないでいる。
覚えている限り、自分が居た場所は周囲を山に囲まれた盆地で、こんな開けた平原ではない。
何より、周りに人なぞ居なかったはずだ。ラファエラから逃れるため妖力解放したとしても、こんな場所に瞬時に着けるはずもない。
周りが、怯えた様子なのは別に気にしなかった。
銀眼と言えば半人半妖のクレイモアと呼ばれる戦士しか居ないのだから、恐れられて当然の事だ。
だが、自分の体に違和感を感じ視線を右に向けた時、思わず衝撃が顔にでそうになったが、辛うじて顔には出さない。
伊達に、片腕のみの妖力完全解放というロクでもない技を顔色一つ変えずに使うだけの強固な精神力を持ってはいない。
(クレアに与えた右腕が…あるだと!?)
己の妖力を探り、それをほとんど使い果たしている事に気付くが、正直な所納得いっていない。
(攻撃型の私が、あの短時間で…しかも意識を失っていたというのに右腕を再生したというのか…?)
崖から飛び降りた時、何か鏡のような物に当たった気はするのだが
さすがに、防御型ではないからには、理由は分からないにしろ再生できたとしても、常人と同じ程度の力しかない。
(状況が掴めんが…聞けば分かるか?)
周囲を見渡すが、周囲に居るのは、距離を開けている少年少女達と、ハゲ頭が眩しい中年と呆然としている桃色の髪の少女だ。
この場合、状況的に見て、ハゲの中年がこの場の責任者だろう。
そう判断し、問いただす事にしたのだが…色々ビビッているご様子。
クレイモアが現れる場所=妖魔が潜伏している、とでも思っているのだろうと思ったのだが、どうも周りからエルフなどという聞きなれない言葉が聞こえる。
「悪いが聞きたい事がある」
「な、なんだね…?」
「ここはどこだ?なぜ私はここに居るんだ?」

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:16:27 ID:mTnCcUis
ルイズモア

622 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 00:16:39 ID:aw3qbsEa
教師が言葉に詰まる。
下手に『ここはトリステイン魔法学校で、あなたを生徒の使い魔として召喚した』などと言えば、先住魔法を食らうと恐れたからである。
『炎蛇』の二つ名を持つ彼でも、先住魔法を行使するエルフの相手は荷が重過ぎる。ましてや生徒を守りながらなど。
どう答えようかと必死こいて悩んでいたが、別方向から答えが返ってきた。
「こ、ここはト、トリステイン魔法学校よ」
「トリステイン?聞かん名だな」
聞かない地名だったが、組織と戦士の活動地域は47の地区に分けられている大陸にあるのである。
文明Lv的にもほとんど変わりないので、よもや別世界などとは微塵も思ってはいない。

「ミスタ・コルベール…!も、もう一回召喚させてください!!」
「…それは駄目だ。ミス・ヴァリエール。春の使い魔召喚の儀式は神聖なものだからやり直しはできないのだよ」
「で、でも…エルフを使い魔にするなんて聞いた事がありません!」
少々考え事をしているよこで『使い魔』だの『エルフ』だのワケの分からない単語が飛び出ている
「話し込んでいるところ悪いが、今一状況が掴めん。説明してくれないか?」
その銀色の威圧感たっぷりの目で話し込んでいる二人を見据える。
(うう…怖い…でも、使い魔って事分かってないみたいだし…やるなら今かしら)
「説明したいから、ちょ、ちょっとしゃがんでくれない…?」
「いいだろう」
目線を合わせる高さまでに下げるが、ルイズが杖を目の前で振り
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」
と、呪文らしき言葉を唱え、目を閉じ顔を近づける…が

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:17:01 ID:xZpz3hgP
さらに支援

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:17:14 ID:MNc2HRDZ
大剣支援

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:17:27 ID:4hYHYR+S
確かにあのニョッキリした耳はエルフ耳と呼べる支援

626 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 00:17:53 ID:aw3qbsEa
ギン!
という音がしたような気がし、目を開けるとえらいものを見た。
「ふぇ…?目の…色が変わってる!?」
今の今まで銀色だった瞳が金色に変わって、何か分からない妙な気配が漂っている。
その瞬間、まずい!と心の底から思った。
例えるなら蛇に睨まれる小動物のような絶対的捕食者に対する恐怖。
そして、まばたきをした瞬間、その姿が掻き消えていた。
「ど、どこに…!?」
周りを見回すが、姿は無い…そう思っていると後ろからえらくドスの効いたような、何かこう殺気混じりの声が聞こえた
「…その趣味は無いんだが、何をしてくれるんだ?」
恐る恐る後ろを振り向くとこちらを見下ろしている銀色の鋭い目と思いっきり目が合った。
(目の色が戻ってる…けど何時の間に後ろに!?)
瞬きはほんの一瞬、その間に後ろに回るなど不可能だ。
「せせ、先住魔法だ!!」
そんな声があがると同時に、生徒達が空を飛び逃げ惑う。

残りの妖力、といっても瞳の色が変わる程度の妖力しか残っていなかったのだが
『微笑』のテレサという桁外れの存在でNo2に甘んじていたものの、歴代No1にも匹敵する力の持ち主である。
『疾風』のノエル程ではないが、一割程度の妖力解放でも、瞬きの一瞬に後ろに回る事など容易い事だ。

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:18:23 ID:0X9okN0Z
支援を忘れていた、支援

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:18:28 ID:h8uCCBND
支援

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:19:18 ID:xv0Eg/7L
支援


630 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 00:19:30 ID:aw3qbsEa
まぁ、そのありえない移動速度に生徒達はエルフの使う先住魔法と判断し逃げたのだが
その飛んでいる姿を見て、驚いたのはイレーネも同じだ。
「飛行型…妖魔か!?」
そうは思ったが、飛行型とは言え妖力を全快にせず人間の姿のまま空を飛ぶなどありえない事だ。
妖力探知も行うが、やはり妖気の気配なぞ微塵も感じられない。
「…そういえば、魔法とか言っていたな。しかし、そんなものが存在するなどとは聞いた事が無いが」
「…魔法を知らない?…エルフじゃないの?」
「エルフというのがどのようなものかは知らんが、私が居た場所では我々は『クレイモア』と呼ばれている」
「き、君は一体どこから来たというのだね?」
「その前に、私が何故ここにいるかという事を説明してもらいたい」
「君は、サモン・サーヴァントによって、ここに呼び出されたのだよ」
「サモン・サーヴァントだと?」
「ゲートを通して、対象を召喚する魔法なのだが…心当たりは無いかね」
「…あの鏡のようなやつか?」
「恐らくそれだろう。それでさっきの質問なのだが」
「私がかつて属していた組織は東の地にあるが…本当に知らないのか?『クレイモア』という存在を」
「東…君はあのロバ・アル・カイリエから来たのか!?東の地ではエルフの事を『クレイモア』と言うのか…興味深いな」
「私が居た所は47の地区に分けられた大陸で、一地区に一人戦士が担当しているのだが…トリステインなどという地名は聞いた事が無い」
「大陸…別の大陸という事か…面白い…実に面白い!」
ちょっとテンションが上がってきたコルベールと呼ばれた教師だが、ルイズは放置食らっている。
「一つ聞くが、この地に『妖魔』は居るのか?」
「『ようま』…どういったものなんだね?」
「簡単に言えば、人の臓物を好んで喰らう化物だ」
「オーク鬼みたいなものかね…?」
オーク鬼の説明を受けるが、当然妖魔とは違う。
他にもいくつか候補が挙げられるが、全て今まで相手をしてきた妖魔とは異なるものだった。

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:19:35 ID:AVoTj/yq
"その趣味"が大好きです。支援

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:19:41 ID:UaAK+g2L
支援

633 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 00:20:45 ID:aw3qbsEa
今度は妖魔の説明をしたが、そんなタイプの怪物は居ないと言われる始末。
「いや、驚いた…そんな化物が存在するとは…君がいた場所は随分と物騒なんだね」
「驚いたのはこっちも同じだ。ドラゴンなどがいるなど到底信じられん」
覚醒者なら、そんな形をした者も居るかもしれないと思ったのだが、話を聞く限り種族として存在する以上、それは覚醒者ではない。
話を纏めると『妖魔はこの地に存在しない』『故に組織の力もこの地には及んでいない』『ただし、妖魔の代わりに妙な化物が多数存在する』
という事になったが、今のイレーネには好都合だ。
再生できた理由は分からないが、常人程度の力しか持たないこの右腕では最下位Noの戦士すら倒せない。
もちろん再生能力や妖力解放は通常と同じよう備わっているし、脚力はその力を失ってはいない。
まぁ、『クレイモア』と呼ばれた自分が、剣を用いず足技で格闘戦をしている姿は、あまり想像できなかったが
そこら辺の、人間ならそれで十分すぎる程の戦力にはなるだろうが、戦士を相手にするとなるとそれだけでは無理だ。
まして、元No2である自分に差し向けられてくる者なら上位ナンバーである事は確実なのだ。
そういう事から、組織の力がこの地に及んでいないという事は、非常に有難かった。
もちろん、万が一に備えて無駄な妖力解放はしない方が良い。
組織に探知されても厄介だが、もし覚醒でもすれば、組織の力が及んでいないだけあって、国の一つや二つを滅ぼしかねない。
そういった観点から妖力を使うとしても一割程度に抑えておいた方がいいと決めた。
高速剣に関しては妖力を腕のみに止める技なので、覚醒への影響は少ないだろうが
どのみちこの腕では持続力はともかく、力と剣速は右腕を託す前のクレアにも及ばない使い物にならない高速剣しかできないだろうから、使う必要は無い。
場所の状況は理解できたとして、本題の召喚された理由を問う事にする。
「それはいいとして、私をサモン・サーヴァントとやらで召喚した理由は何だ?」
「その…言いにくいのだが、使い魔として呼び出されたのだよ」
「使い魔だと?」
「使い魔というのは、契約を行い主人に仕える存在なのだが
   本来なら、幻獣や動物を呼び出すものなのだが…エルフが召喚されたなどというのは初めてだ」
「組織に属しているという事とあまり変わらんな」
とうの昔に離反しているのだが、早い話、主従になれという事かと認識した。

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:20:59 ID:I5Ns8yH5
>>612
フラグクラッシュなんてありませんよ
信者の妄想じゃないんですから

あと支援

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:21:04 ID:h8uCCBND
支援

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:21:35 ID:4hYHYR+S
粗末な食事でも耐えられるというかむしろ十二分に足りるよな支援

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:22:54 ID:GX76rnj1
あの扱いには大して困ったりしなさそうだね支援

638 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 00:23:01 ID:aw3qbsEa
戦いから退き、託すものは全てクレアに託した身ではあるが、生きていてくれと言われた手前簡単に死ぬつもりは無くなっている。
プリシラを狩るという事が、どれだけ気の遠くなるような事かは身を持って知っている。クレアがプリシラを狩れたとしても1〜2年では済まないはずだ。
どのみち、今の妖気が漏れ出ている状態で組織の手の届く地に戻れば一発で捕捉されてしまうだろう。
放置されているルイズと目が合ったが、テレサと同じような事をしてみるのも悪くないと思った。
まぁ、ちびクレアとルイズとでは年齢が大分違うのだが。
「名前を、まだ聞いていなかったな」
「ルイズ…ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」
「私の名はイレーネ。いいだろう、ルイズ。お前の使い魔とやらになってやるよ」

声にこそ出さないが、内心では天高く拳を突き上げキターーーーーーと叫んでいる。
何せ、エルフである。先住魔法を行使し、並のメイジ10人分の力を誇るとまで言われているあのエルフが使い魔になると言ってきたのだ。
気が変わらないうちにと早速コントラクト・サーヴァントにとりかかる。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」
さっきと同じ呪文を唱えるが、声の調子はさっきとは違い、ものっそい嬉しそうである。
(やれやれ…これが契約か)
それを済ますと、イレーネの体、特に左肩が熱くなった。
「…ッ」
普段から、妖魔や覚醒者に相対している身であるから、この程度の熱などどうという事は無い。
「コントラクト・サーヴァントは無事にできたね。どれ、ルーンの確認をさせてもらうよ」
だが、イレーネが肩のマントを取ると二人が固まった。
それもそのはず。左腕が存在していないのだから。
「珍しいルーンだが…その、左腕はどうしたのだね?」
そう聞かれた瞬間イレーネの顔が曇る。
さすがに、まだあの時の圧倒的な恐怖は頭からこびりついて離れていないためだ。
ルイズも、少しばかり契約した事を不安に思った。
腕が一つ足りない使い魔ってどうよ?と

「まぁ聞かれたくない事もあるのだろう、私は先に教室に戻っているよ。皆も既に戻っているようだしね」
そう言うとコルベールが空を飛び戻っていく。
「見事なものだな…ところで、お前は飛ばないのか?」
仮にも契約したのにお前呼ばわりされた事に怒ろうとしたが止めた。やっぱりあの目は怖い。
「うう、うるさいわよ…ほ、ほら着いて来て」
深く追求せずに後ろから付いていくが、テレサが連れていた、ちびクレアとは大分違うタイプだなと思いつつ空を見上げたが
何かこう、普段見ているものとは一つ余計な物が見えた。
「ったく…また分からんものが一つ増えたな…」
まだ、夜にはなっていないが、薄っすらと月が二つデカデカと浮かんでいる光景がその銀眼に映った。

639 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ:2007/08/12(日) 00:23:46 ID:gfKP7djU
投下予約支援

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:24:12 ID:h8uCCBND
支援します。

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:24:39 ID:USh9DPXp
あー、宵闇の虎蔵物を落そうと思ったんだけど、
避難所の方が良かったりするんかな?
直接表現はないが、漫画と同じ位の(事後とか)はするつもりなんだけど……

642 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 00:25:30 ID:aw3qbsEa
投下したッ!
飯はクレアは元々あまり食わない方だと思うのでイレ姐さんはもう少し多くてもいけると予想
ガラテアに「見た目より軽いな、もっと飯を食え」って言われてたし

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:27:01 ID:65zgeEp4
元祖高速剣GJ
左腕がないのでどうするかと思ったら肩とはw

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:27:04 ID:4hYHYR+S
宵闇ならここでもいいんじゃなかろうか
反応次第で避難所とか

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:27:19 ID:3XhC2JHp
イレーネ姉さん支援!!!

ところでイレーネって攻撃型だっけ??

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:28:44 ID:u0rUjwOV
>>642
乙〜

647 :使い魔のゼロ:2007/08/12(日) 00:29:10 ID:2paJEtFm
MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ さんの次投下予約します。

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:29:13 ID:ngFaEA5I
防御型ならなくした腕も再生できるからな
あの高速剣はモロに攻撃型だと思う
キェェェ支援

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:29:52 ID:4hYHYR+S
防御型で半身やられて再生しながら戦う奴がいたよな
攻撃型は時間をかけて人並みの腕一本だから差はでかいな

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:31:21 ID:LqQpeO0t
片腕がないという言葉で、どろろとかどうだろうと妄想した。

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:31:26 ID:MNc2HRDZ
イレーネ乙!
先がどうなるか楽しみな作品だ
判断力にも優れているようで期待

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:31:59 ID:u0rUjwOV
>>650
百鬼丸じゃね?

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:32:23 ID:DqDsa119
おちかれ&次の支援

>>650
どろろの百鬼丸は腕一本どころか全部ないじゃないかw

654 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第七話:2007/08/12(日) 00:32:56 ID:gfKP7djU
学院は大混乱に陥っていた。
突如湧き上がった火の手の連続に、しかし対応するメイジがいなかったのである。
九割近くは突如学院を襲ったゴーレムのほうに向かったし
今いるメイジも、最初のゴーレムの襲撃で怪我をしたものや
恐れをなしたものばかりだ。
オスマンが一喝して手分けして消火作業に当たっているものの
火の手の量が多すぎた。
二桁半ば近い数の火が一斉にあがったのである。
小さな小火ならばいいが、そろいも揃って下手を打てば大火災に発展するようなつけ方をされていた。
オスマンなどは重要な書物も収められた図書室周辺に向かったし
焼けたならば翌日飢える事になる厨房近くにもメイジは向かった。
メイドやコック達も水を汲んで大慌てで学院中を走り回っていた。
二リーグは遠くに行ったメイジたちが戻ってくるには時間がかかる。
だが、一週間前に、レクスが作り上げた火属性的相性組合の影響で無理やり降らされた雨は
五日間快晴という、火の勢いを増すには最適の状況を作り上げてしまった。

「料理長! 食料庫から火の手が!
パンが、パンが焼けちまいます!」
「馬鹿野郎! 誰も手をくわえねぇトーストなんざまずいだけだ!
畜生、しかし水も砂もぶっ掛ける訳にいかねぇ、どうすりゃいいんだ!」
「料理長、いっそグラタンぶっ掛けて見ますか」
「ミスタ・コルベール!
寮に火が!」
「土属性なら錬金で壁を鉄に変えなさい!
風属性ならば酸素を減らし、水属性はそのままかけるのです!
火属性は、えーと。応援を!」

無論、その慌しく駆けずり回る中にはミス・ロングビルもいた。
むしろ先頭に立って水をかけ、砂をかけ、自分の服を厭わずに炎に被せて消火活動をしていたのだ。
結果、ターシェルに怪我人と自分たちを乗せたレクスとルイズが真っ先に到着し、二時間ほどで消火活動を終えたのだった。
――しかし、これにルイズもレクスも。オスマンも首を傾げた。
恐らくこの火はあのゴーレムの術者によるものだ。
況して、ここ最近で三十メイルにもなる土ゴーレムとなると、犯人は特定出来る。
巷で噂の怪盗、『土くれ』のフーケである。
なら火を起こした際に何かを盗んでいくのが常道だろう、と。
消火活動を終えた後、教師とオスマン、ロングビルで学院中を見回ったが
特に盗まれたものはない、というのが結論だった。
無論、宝物庫もオスマン立会いの下、コルベールとロングビルが目録通りに見たが、なくなったものはない。
ならば偽者とすりかえられたか、とオスマン直々に鑑定を始めたが――やはり、何もなくなっていない。
教師で会議を行ったが

『ゴーレムを使い、我々を全員おびき出し、火事に紛れて盗む予定が
宝物庫の予想以上の強固さと、オールド・オスマンをはじめとして予想以上に人が残っていたからではないか』

という結論に至った。
それを盗み聞きしていた一部生徒から伝えられるも、レクスもルイズも、その場にいたがやはりオスマンも首をかしげたのだ。
何故なら、フーケといえば錬金とゴーレムである。
オスマンの疑問は前者と後者であり、レクスとルイズは後者だけであったが。
錬金が効かない、というのならばわかる。
宝物庫はスクウェアクラスのメイジが数人がかりで固定化の呪文をかけた堅牢なものだ。
アンロックは勿論、オスマン以外の教師ではあの固定化を解く事は出来まい。
しかし、ならばゴーレムはどうだ。
いかに固定化をかけたとはいえ、物理的な衝撃ならばわからない。
鉄のゴーレムであるならばもしかすれば砕けたかも知れないのだ。
しかし、オスマンの知る限り、ゴーレムは現れなかった。
レクス達も、ゴーレムを学院で見かけなかったのが不思議で仕方なかった。

「とりあえず、もはや日付は変わり、今日は虚無の曜日じゃ。
教師全員で見回りを続け、本日から宿直を三人に増やす事。
私も暫くは詰めておく事にするので、解散としよう」

655 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第七話:2007/08/12(日) 00:34:42 ID:gfKP7djU
部屋が焼けてしまった生徒のために、一時的に食堂はベッドで溢れかえる事になった。
レクスもこれ幸いと、一枚シーツと毛布を貰い、簡単な布団を作ってルイズの部屋に敷いた。

「と……」

混乱で忘れていたのだが、入浴から帰ってきたルイズに

「これ、ありがとう」

と、杖を手渡した。
ルイズはそれを受け取ると

「ふ、ふん。武器を持たないと召喚も出来ないなんて。王子といったって情けないわね」

などと、強がって見せた。
だが、ルイズにとって召喚術は既に見過ごせないものになっていた。
召喚獣そのものはまだ試してもいないが、二度もヘルプカード、スペシャルカードを使えたのだ。
一回目は内容がルイズを頼んだが、二回目はレクスでは発動せず、ルイズで発動した。
優越感という訳ではないのだが、何やら嬉しいものがある。
この世界の魔法ではない、というのが少々ルイズには不満だが――しかし、思うのだ。

(これで、もう……『ゼロ』のルイズじゃないんだ)

思うと、嬉しさで涙が溢れそうになってくる。
生まれてこの方、十数年。
魔法が使えず、悔しい思いどころか、家族にすら迷惑をかけてきた。
何度も何度も、始祖ブリミルに祈り、毒づき、助けを乞うた。
だが、それでもメイジを諦められなかった。
貴族という矜持もさることながら、馬鹿にされたままでは終われなかったのだ。
人一倍勉学に励み、知識だけなら学院の教師にも負けないくらいになった。
人知れぬところで魔法を練習し、そのたびに使えぬ魔法に嘆いた。
夜眠るたびに、使えないという事実が脳内を駆け巡り、言いようのない不安感と怒り、焦りと悲しみがルイズを襲ってきた。
何度枕をベッドに叩きつけ、跳ね起きた事か。
それがやっと、異世界の魔法とはいえ――使えたのだ。
嬉しくないはずがない。
否、現実かどうか疑ったくらいだ。
毎度夢に見た、魔法が使える自分を見ているのではないか。
何度も何度も確認した。
だが現実だ。
しかも、どちらも使えなければ苦戦していた内容だというのも、嬉しい。
活躍が出来たのだ。
そう思うと――

656 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第七話:2007/08/12(日) 00:36:22 ID:gfKP7djU
「レクス。明日剣を買いに行きましょう!
武器がなければどちらにせよ、困るんでしょう?
恵んであげるわ。異世界の王子様に」

ルイズが、この世界に来て一番晴れ晴れとした顔でレクスに言った。
少し、頬に赤みが差している。
レクスは苦笑する。
この子はとてもプライドが高いのだろうな、と。
同時にとても嬉しい。
自分もそうだったが、努力して努力して、成功したときの感動というのは――言葉ではとても表すことなど出来ない。
しかしまじめに考えると、不思議だ。
この世界で、自分が使えたヘルプカードは、ヘルプカードの代用になる、という召喚剣のみ。
それ自体は技術であるから、純粋にヘルプカードではない。
貝獣仙人の呪文も、持ち主はポヨンという友人だったが、――かつては自分が詠唱した内容だった。
神の障壁も――本来なら、発動できるはずが、出来ず、ルイズならば発動できた。
召喚獣は試していないのでわからないが、自分にはヘルプカードもスペシャルカードも発動できず
ルイズには発動できた。
これは、大きい。何故なら、ヘルプカードはコンボの完成にどうしても必要だからだ。
そして、魔法力だ。
自分自身の魔法力が消えうせている事は、当然として――どうやら、ルイズの魔法力が必要なのだ、ということも、わかりかけていた。
それも、ルイズと同調するような時にだけ。
レクスは自分の両手を見る。
左手の甲は見た事がない文字が浮かんでいる。
だが、武器を持った途端光り出し、体がシェルドラドにいたときのように軽くなった。
そして、右手。
そこに描かれている模様は、貝。
だが、レクスはこの模様に見覚えがあった。

(火の貝――どうして)

そこに描かれている模様は、かつてレクスをシェルドラドに導いた神秘の貝。
火の貝だったのだから。

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:37:27 ID:4mw4q0md
>>652
漫画版でぬえを倒しどろろと別れた後に召喚され、
なぜか追い掛けて来た魔神がフーケとかワルドに取り付いて強化
とか思いついた

658 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第七話:2007/08/12(日) 00:38:25 ID:gfKP7djU
基本的に優等生であるルイズ。レクスもわんぱく王子ではあったが、基本的に真面目な人間である。
それが夜中まで起きていたとあれば、朝早くにいつもどおり起きろ、というのは少々無理があるだろう。
結果、起きたのはいつもなら授業が始まるような時間帯であった。
授業がないのだから慌てる必要性もないのだが、生活習慣を乱すのはよくない、と
慌てて朝の支度を終え、ぱらぱらと人のいる食堂で食事を取ったのだった。
――ちなみに、レクスはやはり厨房である。
いい加減食堂での食事を許してくれても良いと思うのだが、厨房からお声がかかっては行くしかあるまい。
虚無の曜日であろうとなかろうと、貴族にとって食事の質を下げる訳にはいかない。
しかし労働者にとって休日というのは安息の日だ。
よって、コック長マルトーは今朝からフル回転で働いていたのだが
昨夜の事件により、ほとんどの貴族が自分の家や街へと連絡、買い物に走っていたため
この時間になると、学院にいる生徒はほとんどいなかった。
虚無の曜日、といわれてもわからなったレクスなのだが、お休みの日よ、といわれても更に謎が深まるばかりだ。
シェルドラドでは休日という概念は薄く、休む店は適度に休むし
レクスが城以外で付き合うといえば兵士や戦士、召喚師や王族、海賊に貝賊……まあ、休日というものに余り縁がない人種ばかり
だったのだから仕方がない。

「休みの日なら街に行っても店も休んでるんじゃないの?」
「休みっていっても学院とか書類仕事とか……そういう類よ。
個人でやってるお店は休むときに休むわ」

ふぅん、とレクスは軽く返答する。
街までの移動手段は、と尋ねたが
最初、ルイズは召喚獣を使おうか、と提案したのだが
そもそも、召喚獣を何時でも呼び出せるように武器を買いに行くのに
今呼べるはずがない、と判断し
馬で行く事になった。
――とはいえ、学院から街までは馬で三時間もかかる道程である。
ルイズは馬術が得意であった為に平気だが、レクスの腰は完全に破壊されていた。
木の棒を突き突き、よたよたとルイズについていくのであった。
ブルドンネ街。
トリステインで一番大きな通りであるのだが――何というか、狭い。
三人も手を広げて並べば通せんぼが出来る道。
空を飛べるメイジには必要ない、という理由で、余り大きく道は作られていないのだろうが
質実剛健だったアースンの国でも、もっと広い道は幾らでもあった。
人でごった返す道をかきわけながら進む。
途中、何度も懐に手を突っ込まれそうになったのだが――ルイズのような、この世界の服ならばまだしも
似ているとはいえ、全く違うレクスの服にはスリも手を出せなかったのか、結局財布を盗まれる事はなかった。
余談だが、ブルドンネに住むこの道四十年という伝説の巾着切りがいたのだが
この日、レクスの服に出会った事で、老人は新たな道を発見。
ミケランジェロ、というあだ名を持つ仕立て屋となるのだが――まあ、少なくともレクスには関係のない話だった。

659 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第七話:2007/08/12(日) 00:40:13 ID:gfKP7djU
さて、街をうろうろする事三十分。
六人のスリがレクスから財布をするのを諦め、三人がルイズから合計二十エキューほどを頂戴し
脛に傷を持つ二十八人が驚いて屋台にぶつかり、大騒ぎを起こした頃、ようやく武器屋を見つける事が出来た。

「らっしゃい。貴族様。
うちゃあ武器屋でございますが、貴族様に振るような剣は持ち合わせてごぜぇやせんや。
まっとうな商売でござんすよ」
「客よ。剣を見せて欲しいの」

こりゃおったまげた! と店主はわざとらしく両手を上げてみせる。
それからクツクツと笑い、瞬時に愛想笑いを浮かべる。

「忘れておりました。昨今は貴族の使い魔を剣をお使いになるようで」

お世辞にもごつい男の愛想笑いは見ていて気分がいいとはいえない。
だが、貴族であり、名門であるヴァリエール家のルイズにとって、その程度のものは見慣れているのか
ルイズは気にも留めず、レクスを呼び寄せた。

「使うのはこの方で?」

ジロジロとレクスを見る店主。
ルイズはそうだ、と頷き、支払いは私がするが、選ぶのはレクスに任せると一任した。

(……ッチ、貴族の小娘ならカモネギなんだが、こいつ、筋肉がついてやがるな……)

腐っても武器屋の店主である。
使う相手が剣を持ちなれているかどうか、は観察すればすぐにわかる。
レクスの筋肉は華奢そうに見えるが、しっかりと筋肉がついている。
若いには若いが、下手な物を売りつけても見破られる可能性があるだろう。
下手な博打は打つもんじゃねぇか、と。
奥から地味ではあるが、丈夫な剣を二振りほど持ってきた。
それを見るレクスであったが、悩んでいる様子だ。
レクスは、最初に壊れた剣の事を思い出していた。
『青銅』のギーシュが作り出した剣は、錬金で作り出したものではあったが、今思えば
つくりはしっかりとしていたし、丈夫だった。
しかし、召喚剣でコンボを作り出した後、耐え切れなかったのか砕けてしまった。
ターシェル召喚の際に使った杖は、メイジの杖らしく丈夫に耐え切ったが
その違いは何だろう、と考えていたのだ。
恐らくは魔法に耐え切れるかどうか、なのだろうが、と、するとここで単なる剣を買っても仕方ないのかも知れない。

(召喚剣は棒切れでも扱えるけど、一回で壊れちゃ……)

ただでさえヘルプカードが使えず、剣を変身させる事も出来なかったのだ。
ここは一つ、普段でも使え、かつ魔法力に耐え切れる剣を選びたいところだ。
レクスが不満そうに眺めているのを見た店主が、ふぅむ、と唸る。
この店でも相当な業物を出したつもりだったが、この青年は不満そうに見るばかりだ。
これは相当な力量の持ち主か、はたまた装飾過多なものを望む素人か。
思った店主は、一つこれを出してみるか、と。
華麗なレイピアと、宝石をちりばめた大きな剣を持ってきた。

660 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第七話:2007/08/12(日) 00:43:23 ID:gfKP7djU
「最近貴族様方の間で流行ってるのが、下僕に剣を持たせる事でございましてね。
ほら、あの『土くれ』のフーケとやらの騒ぎでございますよ。
その際にお選びになられるのがこのようなレイピアでごぜぇまさ。
こっちゃ店一番の高価な剣で、かのゲルマニアの錬金魔術師、シュペー卿の作でございまさぁ」

だがその剣をみて、レクスは少しあきれてしまった。
レイピアは確かに武器だが、相手が鎧を着ていれば使いづらい事この上ない。
況して、相手がゴーレムを作り出すような相手なら、レイピアは折れてしまう。
況して宝石を埋め込んだ剣なんて、少しでも硬いものを切れば折れてしまうじゃないか。
それを見て、主人はほぅ、と唸った。
後ろのルイズを見れば、大きな剣に少し心を揺さぶられているようだが、最初に任せると言った以上
口を出さないつもりなのだろう。
主人は少し嬉しくなった。
ここのところ、貴族相手での商売で潤ってはいるが、物の価値がわからない相手ばかりで腐っていたのだ。
ルイズ相手だけならふっかけてぼったくってやろうかとも思ったが、剣士が相手ならば話は別だ。
と、その横に。主人以上に楽しそうな声を出すものがいた。

「おでれーた、中々見る目があるじゃねーか。坊主!」

乱雑に積まれた剣から、声がしたのである。
驚いてそちらを見るレクスとルイズ。
カタカタガチャガチャガシャン、と剣の山から転げ落ちるようにして現れたそれは、錆がボロボロに浮いた剣であった。

「デル公、またてめーは勝手に!」
「うるせー! てめーだって最近貴族相手で飽き飽きだったじゃねーか!
貴族の懐に買う相手は剣士だぜ!? 最高の客じゃねーか!」

ルイズが興味を示したように主人に尋ねる。

「それってインテリジェンスソード?」
「へ、へぇ。意思を持つ魔剣でございまさぁ。
こいつぁ客に喧嘩ぁ売るわ、挙句口は悪いわで閉口してまして」

へぇ、と汗を拭く主人。
幾ら売る相手が剣士だといっても、結局のところ懐は貴族だ。
下手に喧嘩を売って店をつぶされては敵わない。
しかしレクスは良い顔をしない。
かつてレクスは、自ら喋る意思を持つ魔剣、魔導剣という暗黒の武器に意識をのっとられ
仲間を殺しかけた事があるのだ。
しかし、見たところ、そんな暗黒な雰囲気は感じない。
手にとって見てようと、レクスが近づくと――

キィン

――音がして、ルイズのポケットが一瞬だけ光った。
すると、デル公と呼ばれた剣が一瞬黙り、続いてレクスを見上げるような動きをして

「おでれーた。お前、『使い手』か」
「使い手?」
「や、わからねーでもいいや。おい、おめー、俺を買え」

損はさせねーぜ、と。魔剣が喋る。
レクスは考え込む。
見れば大きい剣だが、この程度の大きさなら問題はない。
これより長いツイン・オーラブレイドという剣を使った事もあるのだ。
それに、錆びてはいるが、作りは確りしている。
魔剣というのであれば、魔法力へも耐えられるだろう。
そう考え、レクスはこれを買う、と主人に伝えると
主人は厄介払いが出来る上に、ある程度観察眼が確りした剣士に買われるとあり
金貨八十でいい、と売り払った。

661 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第七話:2007/08/12(日) 00:44:50 ID:gfKP7djU
二人が外に出て後、魔剣と名前の交換をした。
デル公と呼ばれてはいたが、デルフリンガー、という名前だとわかると
レクスとルイズだ、と伝えた。
デルフリンガーはいやに上機嫌で、何かあったのかと尋ねると

「いや、なんか俺ぁ最近扱いが悪くてね……全体的に」



さて、二人が学院に帰った頃、学院の教師は大騒ぎであった。
何があったのかと探ると、驚くべき事実が判明した。

『土くれのフーケが、破壊の杖を奪った!』

ルイズは慌ててミスタ・コルベールやオールド・オスマンの集まる場所へと向かうと
そこには『微熱』のキュルケや、『雪風』のタバサらがいた。
二人は何と、逃げさるフーケを目撃したのだという。

「奴め。なんとも大胆な事に、宝物庫の鍵を開けてそのまま駄賃とばかりに破壊の杖に飽き足らず
その他色々な宝を奪っていきおったのだ!」

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:45:40 ID:bvb5Uvog
>>「いや、なんか俺ぁ最近扱いが悪くてね……全体的に」
デルフの不遇に俺が泣いた!

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:45:58 ID:ZtoHIIR6
まあ…取り込まれたり、幻想殺しくらったり、放置(予定)とか…デルフ哀れ支援。

664 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ:2007/08/12(日) 00:45:59 ID:gfKP7djU
以上、第七話でした。
前回の反動からか、少し長くなりましたが……とりあえずは、順序が逆になりましたが
デルフをゲットしたレクスとルイズであります。

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:47:42 ID:IBEsF0K7
ヘルプカードが使えない理由は、あくまでレクスが召喚獣の立場だからでしょうか?
むむぅ……しかし、火の貝が手に入ったらギガバンガ! とか、言い始めるのでしょうか(ぉ

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:48:11 ID:GX76rnj1
デルフ……いつかいいことあるよ支援

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:48:22 ID:DqDsa119
おちかれー


デルフの性能頼らなくてもいい奴ばかりで
さらにその召喚された奴のアクが強いからデルフが口はさめないからねぇw

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:48:49 ID:SVSLRME8
ギミックな体のマダラとか。

...マダラ(魍魎戦記MADARA)なんて知ってる人いるのか?

669 :使い魔のゼロ:2007/08/12(日) 00:49:07 ID:2paJEtFm
じゃあ55分から投下行きます。
MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ に比べると短いですが……

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:50:05 ID:z5Fn68Gt
>>668
ミロクの服装は間違いなく変態

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:53:15 ID:3XhC2JHp
>>668定期的に整備しないとダメだよ
ミロクを追って旅立った後のマダラとか?

672 :MtL:2007/08/12(日) 00:54:25 ID:3YIyblyu
使い魔のゼロさんの後に投下予約ー

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:55:55 ID:s0YGAq+L
>ミケランジェロ、というあだ名を持つ仕立て屋となるのだが
マリオ親方?

674 :使い魔のゼロ:2007/08/12(日) 00:56:04 ID:2paJEtFm
じゃあ投下します。

第四話 覚醒する戦士

「どういうつもり?平民の癖してほんとにメイジと戦うつもりなの?」
「ああ」
「ふざけないで!勝てるわけが無いでしょう!いくらあんたが馬鹿でろくでなしだからって一応使い魔は必要なの。
さっさと謝ってきなさい、これは命令よ」
「そうです、メイジと戦ったら殺されちゃいます。
元は私のせいですし一緒に謝りますから戦うなんてやめてください。私のことなんて気にしなくてけっこうですから!」
ギーシュとの決闘を受けたゼロに対しルイズとシエスタが止めに入る。が、
「断る。これはお前のためじゃない、俺の信じるもののためだ。
それに俺は人間じゃない。戦うことしか能がないレプリロイドだ。負けはしない」
「そ、そんな……ゼロさんの馬鹿!」
ゼロを止められないことを知るとシエスタは泣きながら走り去っていった。
薄情だと責めることはできない。平民にとって貴族とはそれほどの恐怖だった。
一緒に謝りに行こうとしただけでも勇気のいることなのだ。
まして今まで平穏に生きてきた人間が急に、死に行く(と思っている)人間をそうそう見送れるはずもない。
一方ルイズは逆に不機嫌になっていた。人のありがたい忠告も無視しようというのだ、こいつは。
加えてシエスタがゼロの名を呼んだことでいっそう腹が立った。
「ああそう、じゃあとっとと死んでらっしゃい!
あんたが死ねば清々するし今度こそちゃんとした使い魔を呼べるってもんだわ!
ヴェストリの広場は向こうよ、さっさと行きなさい」
「分かった。が、ひとつ聞きたいことがある。
あまり相手を傷つけたくない。これが形式にのっとった決闘だというのなら
穏便に終わるようなルールはないか?」
「はあ、この期に及んでなに言ってんのあんたは!手加減をしたい?
手加減を頼む立場でしょうあんたは!」
「頼む」
「……いいわ、教えてあげる。貴族の決闘は杖を落としたら負けよ。
あんた強いっていうんならやってみなさいよ。できたら私の使い魔として正式に認めてやってもいいわよ。
ほら、やってきなさいよ!」
ゼロの態度に腹が立つあまりルイズは嫌味たっぷりにこういってのけた。
「分かった」
なのにこいつは昨日からの短い付き合いの中でも何度も聞いた返事をして歩いていってしまうのだ。
ゼロが去りしばらくするとルイズは悔恨の念に襲われた。
自分だってあのときのギーシュの態度には腹が立っていた。それを止めたのがあいつだ。
なのに今の自分がしていることは何だ?
あいつに向かって死んでこいなどとこれではまるで自分の嫌ったギーシュと変わらないではないか。
それにあいつは「信じるもののため」といった。
自分にも同じようなものはある。貴族としての誇りだ。そのためなら命さえかける覚悟だってある。
だというのに私はあいつの信念も理解せずにただ腹を立てるだけだったのだ。
今の自分の行いは貴族的では断じてない。
そう思うとルイズは立ち上がった。何ができるのかもよくわからなかったが足が広場へと向かっていた。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:57:10 ID:DqDsa119
支援

676 :使い魔のゼロ:2007/08/12(日) 00:57:36 ID:2paJEtFm
一方そのころ、コルベールは学院長室を訪れていた。
オールド・オスマンにルイズの使い魔についての発見を報告するためである。
彼は説明した。現れたルーンが特別なこと、古文書に一致するものが見られたこと、
それが伝説のガンダールヴのルーンであること。そして、
「かの使い魔は人ではないと?」」
「はい。生徒たちはみな平民がよばれたと思っていますが違います。
人が呼ばれるなど前例がないので召還されたときに魔法で探知してみたのですが、
その反応は人のものではありませんでした。いや、それどころか亜人、幻獣のものですらありません。
まったく別の何かです。話によると本人は自分のことをレプリロイドと言っていたそうです」
「ふむ、聞いたことがないのう。まあよい。もっと調べていくしかないじゃろう。
が、ルーンのこともレプリロイドとやらのことも他言無用じゃ。
中央が知ればろくなことにはなるまい。わしらは教師じゃ、生徒を危険にさらすわけにはいかん」
「ええ」
そのときドアがノックされ、オスマンの秘書ミス・ロングビルがやってきた。
なんでも決闘をしている生徒がいるらしい。そのうちの一人は ギーシュ・ド・グラモン
そしてもう一人は件のヴァリエールの使い魔、ゼロ。
教師たちは眠りの鐘の使用許可を求めているようだがオスマンはそれを突っぱねミス・ロングビルを下がらせた。
ドアが閉まり足音が去るのを聞くとオスマンは、杖を振り、
それに呼応して鏡に、広場の様子が映し出された。

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:57:51 ID:z5Fn68Gt
しえん

678 :使い魔のゼロ:2007/08/12(日) 00:59:54 ID:2paJEtFm
ゼロが広場へ向かうとそこには大勢の生徒がすでに集まっていた。
ゼロの姿を見るとギーシュは芝居がかったしぐさで歩み寄り口を開いた。
「やあ、よく来たね。一度きいておくが謝って許しを請うつもりはないかい?」
「ああ」
「おおいなる シツボウ…
無事に済む最後のチャンスを捨てるとは、本当に愚かだね、きみは。いいだろう。諸君!決闘だ!」
ギーシュが薔薇の造花を掲げ正式に決闘の合図をする。
周りでは歓声が沸き起こる。生意気な平民が叩きのめされることへの期待だ。
「さてと、じゃあ始めようか」
そういってギーシュは、薔薇の花を振った。
花びらが一枚宙に舞い、 甲冑を着た女戦士の形をした人形が現れる。
「僕の二つ名は『青銅』。青銅のギーシュだ。従って、青銅のゴーレム『ワルキューレ』がお相手するよ。
さあ、やってしまえ!」
ゼロに向かってワルキューレが突進する。
が、ゼロはまったく動じずに後腰につけたバスターショットを手に取りワルキューレに向けて引き金を引いた。
元の世界ではバスターショットはすでに旧式の武器だった。
だが、それでも何発も撃てば合金製の装甲を持つメカニロイドでも破壊できる。
まして強度の低い青銅など問題にもならなかった。
エネルギーブリッドが命中して弾け、ワルキューレは一発であっさりと砕け散った。
「え……」
一瞬であたりが静まり返る。信じられないのだ、この光景が。何よりギーシュには信じられなかった。
自分のゴーレムがただの一撃で破壊されたことが。もしあれが自分に向けられたら……
「うわあーーっ!」
余裕をなくして叫び、一度に限界まで、六体のワルキューレを呼び出した。先ほどと違い各々に武器も持たせている。
それらをいっせいに突撃させるもバスターで早速二体が破壊される。
そしてゼロは、残る群れの中へ自ら飛び込んでいった。
周りの観客たちには理解できなかった。まだ距離はあった。もっとあの銃を打ち込めたはずだ。
なのになんで?何故わざわざ死にに行くようなまねをするのか。誰もがそう思った。
だが、次の瞬間、一体のワルキューレが破壊され、その手の槍を奪われていた。
最も近くにいたギーシュは見ていた。ゼロの左手がワルキューレ砕いたのを。
ゼロナックル。手のひらに埋め込まれたチップの力で敵を破壊し武器を奪う武器。
さらに、踏み込みつつ奪った槍で二体のワルキューレを貫いていく。
踏み込みつつ?ゼロは今の動きに疑問を感じた。
今、自分は動きながら槍を振るった。そう動けると感じていた。
今までの自分にはそんなことはできなかった。武器を振るうとき自分は立ち止まっていた。
止まらず自在に振るえたのはゼットセイバーだけだった。
ふと見ると手のルーンが輝いている。
理由は分からなかったがためしに最後のワルキューレに走りこみ、すれ違いざまに一閃した。
イメージどうりにワルキューレが両断される。
ギーシュは完全にパニックになっていた。相手が銃を使っていたときはまだ希望があった。
いくら強くても銃なら弾が切れたら(実際にはバスターショットは弾切れしないが)おしまいだし、
もし取り落としでもしたら相手は丸腰だ。
しかしゼロはワルキューレの群れへ突っ込み「素手で」破壊してのけた。自分はまったく傷を負うこともなく。
もはや勝ち目はなかった。そして今、すべてのワルキューレが破壊されゼロと向き合っている。
ゼロは槍を放り捨てギ−シュのほうへ向かってくる。槍を捨てたからといって何の安心にもならなかった。
まだあの銃もあるし素手でも自分を引き裂くには十分だろう。でも逃げ出せなかった。
腰は抜け全身が震え喋ることすらできない。蛇に睨まれた蛙だった。
ゼロの手が伸びる。ギーシュは死を覚悟した。
が、ゼロが掴んだのは薔薇の造花、自分の杖だった。あの状態でも取り落とさず掴んでいたらしい。
「杖を落とせば負け、だったな」
「……ああ、僕の、負けだ」
「それともう一つ、シエスタに謝っておけ」
「分かったよ、ちゃんと謝る」
恐怖のためじゃない。ただ、こうして負けたことで驕りのようなものが砕けたのを感じていた。
自然に心から受け入れることができた。
こうして決闘の幕は下りたのだった。

679 :ダブルクロス ゼロ:2007/08/12(日) 01:01:40 ID:GX76rnj1
支援しつつ投下予約しますー。

680 :使い魔のゼロ:2007/08/12(日) 01:01:56 ID:2paJEtFm
番外 ギーシュ散華

「諸君!決闘だ!さあきたまえ!」
「ワレハメシアナリハーッハッハッハッハッ!
セイハットウハッセフッハッドリャァ!!!」

「ギャーー!」

ティゥンティゥンティゥンティゥン

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:02:15 ID:4hYHYR+S
青銅じゃ止められないよなあ支援

682 :使い魔のゼロ:2007/08/12(日) 01:04:10 ID:2paJEtFm

以上で投下を終了します。
次回はルイズの話とできればデルフです。
番外は、まあただの遊びです。本編でイレギュラー化しても困るので
代わりにメシアに光臨してもらいました。
やったひとは分かりますよね。

683 :宵闇の使い魔:2007/08/12(日) 01:04:21 ID:USh9DPXp
とりあえず「駄目じゃね?」的な発言が無いので、
こっちに投下して様子を見ます。
てことで、ダブルクロス氏の後に予約します。

宵闇知ってる方なら間違い無く予想できるでしょうが、
デルフは当然のように要らない子になりますw

684 :剣狼の人:2007/08/12(日) 01:04:29 ID:EEd1VpCg
MtLさんの次に投下予約、
そして支援

685 :赤と桜のゼロ:2007/08/12(日) 01:04:51 ID:bhasf7rV
同じく支援しつつロックマンゼロで予約
後から投下するのに冗長で読みにくい自分の文章って何さと小一時間ry

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:04:57 ID:z5Fn68Gt
ティウンティウン自重w

687 :剣狼の人:2007/08/12(日) 01:05:45 ID:EEd1VpCg
間違えた、常闇の使い魔さんの次に予約

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:06:01 ID:zk3IlIz7
銀眼の戦士の人、乙でしたー。

689 :MtL:2007/08/12(日) 01:06:22 ID:3YIyblyu
それでは投下開始します。
今回の話で第2章は終了です。

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:06:41 ID:DqDsa119
支援

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:07:06 ID:SVSLRME8
MtL>>>ダブル>>>宵闇>>>剣狼ですかね?予約状況

692 :MtL:2007/08/12(日) 01:07:46 ID:3YIyblyu
マジシャン ザ ルイズ (10)超肉弾戦

始祖ブリミルの像が置かれた礼拝堂で、ウェールズは新郎と新婦の登場を待っていた。
王族の象徴である紫のマント、帽子にはアルビオン王家の象徴である七色の羽飾りがゆれている。
その顔は式が終われば死に行く運命であることなど感じさせない、凪いだ穏やかな表情である。

扉が開き、ルイズとワルドが現れた。
ルイズは呆然とした様子だったが、ワルドに促されウェールズに歩み寄った。
「今から結婚式をするんだ」
ワルドはそう言って、アルビオン王家から借り受けた新婦の冠をルイズの頭に載せた。
そしてルイズの黒いマントを外し、乙女なる新婦にのみ許されぬ純白のマントを纏わせた。
この間もルイズは無反応であったが、ワルドはそれを肯定の意思表示と受け取った。

「では、式を始める
 新郎、子爵ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。
 汝は始祖ブリミルの名において、このものを敬い、愛し、そして妻とすることを誓いますか?」
ワルドは重々しく頷き、杖を持った左手を胸の前に置いた。
「誓います」
ウェールズはその言葉を聞き、にこりと笑って頷くと、次にルイズに緯線を移した。
「新婦、ラ・ヴァリエール公爵三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール」




止めて欲しかった。
止めて欲しかったから、あの夜のベランダでルイズはウルザに結婚すると宣言した。
けれど、彼が返したのは、いつもどおりの背中。
誰かに止めてほしかった、誰かに導いてほしかった。


なんて   甘ったれた自分。


止めてほしい、導いてほしい、魔法を使えるようにしてほしい、幸せにしてほしい、好きになってほしい。
何という甘え、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールはいつからこんなに弱くなったのだろう?
…多分、あの大きな背中を見たときから。
あの背中が自分を弱くした、あんまりに大きくて、寄りかかってしまった。
彼はそこにあっただけなのに、全てを決めるのは自分なのに。
強くならなくてはならない。
そう、あの背中にもう寄りかかってしまわないように、強くならなくては。

夜の晩餐会、死に行く貴族達。
その強さが、ルイズに小さな決意と覚悟をもたらしたのだった。

「新婦?」
「ルイズ?」
二人が怪訝そうな表情でルイズを見つめている。
そんな二人を見て、思わず笑いそうになってしまう。
決意したとたん、ルイズの中で心に圧し掛かっていた何かがすとんと落ちた。
「誓えません」
高らかなる宣言。
「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは誓えません。
 お二方には、大変な失礼をいたすこととなりますが、私はこの結婚を望みません」
それこそが始祖ブリミルに捧げる詔であるかの様に、堂々と謳い上げるルイズ。

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:08:16 ID:TRWrpba1
支援!

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:08:16 ID:flVaim4v
MtL>>>ダブル>>>宵闇>>>赤と桜の>>>剣狼じゃないかな支援

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:10:14 ID:flVaim4v
ごめん間違った。最後逆だな

696 :MtL:2007/08/12(日) 01:10:22 ID:3YIyblyu

流石にこの展開にはワルドも唖然とし、続いて顔を怒りで朱に染めた。
それを見たウェールズは最初は困ったように、続けて労わる様な目でワルドに語りかけた。
「子爵、誠にお気の毒だが花嫁が望まぬ式を、これ以上続けるわけにはいかない」
しかし、ワルドはウェールズを無視し、ルイズの手を取った。
「君は緊張しているんだ。そうだろう、ルイズ。君が僕との結婚を拒むわけが無い」
「いいえ、違うわワルド。私はあなたと結婚しない。
 確かに私はあなたに憧れていた、でも今は違うわ。あなたと一緒にはなれない」
はっきりとした拒絶の言葉に、ワルドがルイズの肩を掴む。
その目はつり上がり、表情は普段の優しいものではなく狂気を含んだものに変貌する。
「世界だルイズ、僕は世界を手に入れる!その為に君が必要なんだ!」
豹変したワルドに対しても、ルイズは正面から言い放つ。
「私は世界なんていらないわ!」
興奮したワルドは両手を広げ、ルイズに詰め寄る。
「僕には君が必要だ!きみの能力が!君の力が!
 ルイズ、いつか言ったことを忘れたか!君は始祖ブリミルに劣らぬ、優秀なメイジに成長するだろう!
 君は自分で気付いていないだけだ!その才能に!君の才能が僕には必要なんだ!」
「答えは変わらないわ。例え私にどんな才能があっても。
 それを利用するだけで、私自身を見ようとしないあなたに従うことは出来ない!」

流石にこの段になると、ワルドの剣幕を見かねたウェールズが間に入りとりなそうとする。
「子爵……、君は袖にされたのだ、こうなったら潔く…」
ウェールズがそう言いかけたとき、ワルドは『閃光』の二つ名に恥じぬ素早さで杖を引き抜き呪文を完成させる。
そして、風に舞うように身を翻らせ、ウェールズの胸をその輝く杖で穿ったのだった。
「き、貴様……」
ウェールズが床に崩れ落ちる、無惨に血で染め上げられる紫のマント。
「何をするのワルド!?」
「次は君の番だ!」
ウェールズの胸を貫いた杖、それでルイズの命をも奪おうとした、その時であった。



「あまり私の主人に手荒な真似はよしてくれないかな、若者よ」

中空から突き出された杖が、ワルドの杖を受け止めている。
不可解なる闖入者に、ワルドは距離を離す。
突き出された杖の先、そこから徐々に肉体が広がっていく。
腕、胴体、手足、白い髭に色眼鏡、左手に杖、右手にデルフリンガー。
多重世界ドミニアにあって、最も罪深きプレインズウォーカーの姿がそこにあった。
ファイレクシアに察知される危険を犯してまでプレインズウォーカーの力を行使し、空間を渡りルイズを助けたのである。


「貴様…なぜ分かった」
「感覚の共有。悪いとは思ったがミス・ルイズの目を借りさせてもらった」
「覗き見とは趣味が悪いなご老体!」

ワルドが呪文を唱え、その杖をしならせた鞭を打つように叩きつける。
「ウインド・ブレイク!」
風の暴風圏、その安全地帯―ワルドの懐。
そこに素早く飛び込むウルザ、杖による強打がワルドの腹を打ち、後退させる。
間を空けずに、火弾群が杖から放たれワルドを狙う。
その殆どをステップでかわしながら大きなものだけをエア・ハンマーで相殺する。
杖による強打は自ら後退することでダメージを減少。

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:10:25 ID:DqDsa119
シ・エーン?シ・ドルもあるのか?

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:10:56 ID:LqQpeO0t
MtL>>>ダブル>>>宵闇>>>剣狼>>>赤桜 が正しい。
剣狼さんが、ダブルと宵闇の予約を見逃して予約かけたので、予約しなおしたんだが、
はじめに予約を入れたタイミングは赤桜の人より早い。支援

699 :MtL:2007/08/12(日) 01:12:57 ID:3YIyblyu
「まさかこんなところで計画が邪魔されるとは思っていなかったよ!」
エア・カッター、不可視の刃がウルザを襲う。
杖を掲げ、ウルザは自身の周囲に魔法の皮膜を作り出す。
広範囲の皮膜では威力を減衰し切れずに、その頬を切り裂いた。
「僕の目的は三つあった!一つはルイズ、君を手に入れること!」
ウルザが杖を掲げ、弧状を描く稲妻が走る。
ワルドが横っ飛びに避ける、それを追いかけるように進路を変える稲妻。
咄嗟に剣を地面に突き立て避雷針とする。
「二つ目は、アンリエッタ姫の手紙!」
火弾で砕かれた床片を錬鉄、それらを宙に放りながら呪文を唱える。
「エア・ストーム!
 そして最後の目的はウェールズの命だ!」
巨大な竜巻、多数の鋭く錬鉄された石を含む風の獣が、ウルザを飲み込む。

ワルドの視界の隅、動く影。
咄嗟の防御体制、間に合わない。
「これでも食らいなさい!」
ルイズ、渾身のファイアーボール、失敗。
普段の失敗魔法よりも一回り強力なそれがワルドに牙をむく。
「おおおおおお!?」
何とか直撃は回避、激昂、憤怒の面を被る。
「おのれぇ!大人しくしておればいいものを!」
ウインドブレイク、ルイズの体が10メイルほども吹き飛び、壁に打ち据えられる。
刹那、刃の竜巻から一条の閃光が走り、ワルドを貫かんとする。
判断以前の直感、倒れるように無様に身を伏せって大事を回避。
大竜巻がやむと、そこには杖から放たれる神々しい光を纏ったウルザの姿―無傷。
倒れたルイズ、ピクリとも動かないが、左手に輝くガンダールヴの共感作用で無事であることを察知する。


「さあ、これで邪魔者は消えたぞ!じっくりと嬲り殺しにしてやろう!」
「面白い、年季の違いを見せてやろう、小僧!」
激しい攻防、魔法接近を問わず、主導権のリレーが始まる。


ウルザは、今回の戦いも、以前の模擬戦も、通してプレインズウォーカーとしての能力を行使していない。
召喚を使わないこともその一つの表れである。
ファイレクシアの闘技場において、ウルザはプレインズウォーカーとしての力を封じられ、ジェラードとの戦いに臨んでいる。
しかし、ワルドとの二度の戦いは制限など無い。
確かに強力なクリーチャーの召喚は、この世界をファイレクシアに察知される危険性を孕むということがある。
しかし、召喚を行わずとも、そもそもプレインズウォーカーとは強大な魔法との親和性を持つ存在である、一つの魔法を取ってみても、ウィザードが使用するスペルとプレインズウォーカーが使用するスペルは何倍もの威力の差が存在する。
クリーチャーの召喚など行わずとも、プレインズウォーカーが単なる魔法使いに遅れをとることは無い。
それでもウルザはそれらの力を一切使用しないことを選んだ。
なぜならば 


人間として、この男を叩きのめしたいと思ったからだ。



魔法戦闘、接近戦闘、その複合。
ありとあらゆる戦い方で、二人は戦う。
魔法、斬激、刺突、牽制、偽攻、連激、騙討。
己が持ちうる限りの殺人技術を用い、目の前の敵を抹殺しようと試みる。

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:13:50 ID:rLG32RDP
予約の管理はたいへんたい支援

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:14:11 ID:DqDsa119
セイン

702 :MtL:2007/08/12(日) 01:15:45 ID:3YIyblyu




既にお互いの魔法の手札が尽きて、何十合目か分からぬ剣戟が交差した。
「死ねぇ!死ね!大人しく死ぬがいい!」
「それは!こちらの台詞だ!」
憎悪。
憎しみが己の限界を超える力を生み出し、疲れきった肉体に活力を供給し続ける。

更に何合もの剣戟。
その中の一合、一際力を込めた一撃がお互いを捕らえる。
そしてそれをお互い振り払う。
結果、血ですべり、握力から開放された二振の剣が宙を舞い、離れた場所に転がった。


両者、既に手に杖は無く、徒手。



聖なる礼拝堂に乾いた音が響きわたる。
振りかぶったワルドの拳がウルザの顔面に炸裂。
仰け反りつつウルザも反撃、お返しの拳がワルドの顔面を捉えた。

「私は/僕は お前が気に入らない!」

拳と拳、人間の最も原始的な闘争の形、殴り合いが始まる。

「気に入らない気に入らない!お前の顔が、目が、行動が気に入らない!」――ワルド
「そっくりそのままお前に返そう!お前の全てが気に入らない!」――ウルザ

両者は理解した。
目の前の男に執着する理由。
それは、同属嫌悪。

模擬戦闘の後、落ち込んでいたような自分、原因の分からない苛立ち。
そう、それら全ての元凶こそは目の前の男、自分の鏡面存在、ワルドであったことをウルザは理解する。

「お前はミス・ヴァリエールを利用するだけだ!」
「ルイズは僕が利用してこそ価値がある!そういうお前こそ、ルイズを利用しているのではないかな!?」
「その通り!私もミス・ヴァリエールを利用しようとしているさ!」
「認めたな!それなら僕がしようとしていることを非難する資格はお前に無い!」
血しぶきが飛ぶ、壮絶な拳闘。




ウルザの目の前にいる男、それは彼自身でもある。
いや、正確には彼の過去を映す鏡だ。
カイラを利用し、国中の資源を消費し、弟ミシュラとパワーストーンを奪い合った。
サイリクスの力を解放し、アルゴスの大地を消滅させ、敵味方、そして弟ミシュラの命を奪った。
聖なるセラの次元を崩壊させた、トレイリアの時間移動実験では多数の被害者を生んだ。
その他数々の悲劇を自らの手で生み出した自分が、目の前にいる。
己の罪を自覚もせず、目的の為に手段を選ばず、ただ己の理想に邁進する道化。
それが目の前の男。
憎い、憎い、憎い、憎い、目の前のこの男が憎い。




703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:17:10 ID:DqDsa119
アンリエッタとすげえニャンニャンしてぇ!

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:17:20 ID:11jUoV/2
 支援


705 :MtL:2007/08/12(日) 01:18:37 ID:3YIyblyu
一方のワルドも、目の前の男が自分と鏡合わせの存在であると気付く。
この男は全てを利用し、どのような方法を用いることも躊躇してこなかったのだろう。
自分自身の延長上の存在、そう思えばむしろ尊敬さえ出来るのかもしれない。
だが、この男は折れている。
自身がこれまで達成してきた偉業の数々に疑問を持っている。
利用すべきただ一つのものに執着している。
そのような姿を、ワルドは到底認められない。
全てを利用し、全てを手に入れる、それがワルドの未来の姿のはずなのだ。
憎い、憎い、憎い、憎い、目の前のこの男が憎い。



決して引くことが出来ぬ、お互いの過去・未来を否定する殴り合いは続く。

「お前のような男ではルイズは守れない!」
「だがお前はミス・ヴァリエールを守ることをしない!」

ウルザは、何もガンダールヴのルーンに刻まれた洗脳効果によってルイズを守っているわけではない。
既に悠久の時を、目に収まった二つのパワーストーンに封じられたグレイシャンの苦悩の呻きに晒さ続けた彼に、その程度の小さな声など届かない。
ルイズを守るということ、それは正しくウルザの意志である。
少女利用し、また今度も殺してしまうかも知れないことへの、小さな、ほんの小さな心の引け目。

だが、そんなことすらもワルドは許せない。
自分ならルイズを正しく利用しつくす。そこに良心の呵責などあるはずが無い。
目の前の老人は、正しい道から外れた、汚らわしい存在であるように感じられた。



激しい殴り合いが続く中、ルイズの可愛らしい瞼が弱々しく開いた。
頭を打ったのか、ぼうっとして頭が混乱している。
なぜ自分はベットではなくこんな所で寝ているのだろうか?
その答えを思い出そうとした途端、全てを思い出した。
慌てて飛び起きて周囲を見回す。
ここはアルビオン、ニューカッスルの城、礼拝堂。
ワルドに連れられて、結婚式を執り行おうとしていた。
そして突然、豹変したワルドがウェールズ皇太子を…
「そうだわ!?殿下!」
ルイズは部屋の片隅で倒れているウェールズを見つけると、一目散に駆け寄った。
倒れたウェールズ、その周囲には赤い染みが広がっている。
一目見て分かる、ウェールズは、もう……
「ウェールズ殿下…」
ルイズはウェールズを抱き起こすと、母のように優しい手つきでその瞳を閉じさせた。
自分にはこんなことしか出来ない、せめて…
そう思い、残された者の為に、ルイズはウェールズが薬指に嵌めている指輪を外すと、それを懐にしまった。


「次は……」
ルイズが首を向けた方向、そちらでは恐ろしい形相のウルザとワルドがいまだ格闘戦を繰り広げていた。
どうしてあのようなことになっているか分からないが、ここは自分の出番である。
礼拝堂の外も騒がしく、反乱軍の大攻勢は既に始まっているらしい。
長くここに留まれば、やがては彼らに捕まってしまう。
ここは杖を持つ自分が、ウルザを援護してワルドを倒さなくてはならないと考えた。



706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:19:40 ID:TRWrpba1
しえんしえん

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:20:11 ID:DqDsa119
前から後ろから!

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:20:30 ID:EEd1VpCg
シロッコ「シ・エン動け!」

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:20:46 ID:Qn9ktSGQ
<FOX2!!FOX2!!>

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:21:17 ID:SVSLRME8
シロッコ「シ・エン何故動かん!?」




711 :MtL:2007/08/12(日) 01:21:27 ID:3YIyblyu
「大丈夫、やれる…やれるわ、やってみせるんだから!」

眼を閉じて、精神を集中する。
ただ一度だけ成功したあの魔法。
あの感覚をもう一度…


自分の中、奥深くを見つめる。
そこには以前と変わらず、うねる混沌がある。
その中から、白と黒を分離・抽出してゆく。

意識の覚醒。
自分自身を覗き込む刹那の時間を体験し、ルイズは確かな手応えを感じて瞳を開いた。
しかし、最初に目に入ったのは驚くべき光景であった。

「な、何で私飛んでるの!?それに指輪!指輪が!?」
まず、ルイズは地上1メイルほどの高さに浮いていた。
もう一つの異変、それはルイズの指にある水のルビーが輝き、懐の風のルビーと虹のアーチを作り出していることだった。
そして、新たな変化が生まれる。
水のルビー、風のルビーが一瞬瞬くように強い光を発したかと思うと、ルイズに何かが強烈に流れ込んできたのである。
急激な圧迫感に、呼吸することが出来ないルイズがぱくぱくと口を動かす。
ルイズという風船に、多すぎる空気が吹き込まれたように、その内側では膨らみ続ける力が出口を求めて暴れ始める。

(もう、駄目……っ!)


ルイズを中心に発生した、天を突く巨大な光の柱。
それによってニューカッスルの城の礼拝堂の上に位置していた万物は等しく消滅した。

平衡感覚が狂う、立っていられない、その場で座り込むルイズ。
「何よ…これ………」
ルイズは、城をクッキー型で切り取ったかのような円形の孔を見つめて戦慄する。

「ミス・ルイズ」
いつの間にかルイズの隣には、傷だらけで厳しい顔をしたウルザが立っていた。
「わ、ワルドは!?」
「先ほどの光で何処かに消えてしまったようだ」
「そ、そう…」
「立てるかね?手を貸そう」

ルイズがウルザの手に掴まって、立ち上がろうとしたとき。
突如ルイズのいる隣の地面がぽこりと盛り上がった。
ウルザが警戒して杖を構えようとしたところ、ぼこりと床石が割れ、茶色の生き物が顔を覗かせた。
「あ、ああああ!あんたギーシュのところのモグラじゃない!?」
―勿論僕もいるよ!―
モグラのヴェルダンデの下からはギーシュの声も聞こえる。
ルイズとウルザはお互い頷くと、ヴェルダンテを蹴落として、その通路を開けさせた。
―きゅー―
―おおおおお!なぜヴェルダンデが転がってくるんだ!?―
―おじさま!助けに来ましたわ!―

こうして、ルイズ達は頼もしい仲間達の救援によりアルビオンからの脱出に成功したのであった。


                     いいわ、じゃあ今度は拳で分からせてあげるわ!
                             ―――虚無魔道師ルイズ

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:21:47 ID:PMmB9TsD
DqDsa119自重しろ支援

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:22:18 ID:DqDsa119
ルイズも最後は拳かよw乙!

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:22:41 ID:bhasf7rV
ぼくは死にま支援

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:23:30 ID:4hYHYR+S
ルイズいきなり拳に目覚めてるwww



716 :ダブルクロス ゼロ:2007/08/12(日) 01:23:36 ID:GX76rnj1
んでは25分から投下いきます

717 :MtL:2007/08/12(日) 01:23:37 ID:3YIyblyu
投下終了です。
ウルザとワルドの肉弾戦でした。

次からは最終第三章、ブロージットのスタートです。
であー。

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:23:39 ID:AVoTj/yq
杖に拘るよりは拳の方がGJ!!!!

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:23:46 ID:UaAK+g2L
>いいわ、じゃあ今度は拳で分からせてあげるわ!
おい魔法使い 乙

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:24:10 ID:DqDsa119
しえーん

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:25:08 ID:CNdVKC5p
あんだけやっといてワルドあっさり消滅とな!?

722 :ダブルクロス ゼロ 1/7:2007/08/12(日) 01:25:51 ID:GX76rnj1
ではいきますー。

 ハヤトとフレイムがシエスタに手伝ってもらいながらキュルケの部屋を掃除している最中。ルイズとキュルケはお互い不機嫌な表情を浮かべながら授業に参加していた。
 この二人。基本的に仲が悪いほうだが、あまり険悪なムードになることは少ない。
 端から見れば仲のいい喧嘩友達に見えるのだが、本人達はそれを全く肯定しない。逆ギレして襲い掛かってくる程度に納得しないのだ。

 授業中もどこかにらみ合ったり、食堂でもわざわざ席を離して座ったり(その割りに互いに視線を交わしてにらみ合ったりしていたが)する。
 その空気に他の生徒も「なんかあいつら空気悪いな」という程度の事は感じた。
 同時に彼女らに使い魔が付き添ってないことも気づいた。そういえば昨晩、何か酷い騒ぎがあった気がする……
 ルイズとキュルケの部屋に近い人間は目の下に隈を作りながら呟いた。

「ほんとうるさかったんだぜ、ゼロのルイズとキュルケの叫び声、なんかがぶつかり合ったり爆発したりする音がさ……」

 その言葉は人の耳に入り、その人物の口から漏れ、さらにそこから飛び火して様々な人の耳へとはいることになった。
 無論伝聞の言葉というのはどこかで道を違えるものだ。今回の噂もその例に漏れなかった。


「ほんと勘弁ほしかったよ。キュルケの部屋から変な音と、ルイズとキュルケの嬌声がずっと聞こえてさ……」


 噂は最終的に上記の形にまとまった。
 彼女らの使い魔はそんな主にほとほと呆れ、互いにどこかで飲み交わしているというオチに落ち着いた。

 その噂を聞いたキュルケとルイズがどのような行動に出たかは定かではないが、その日、学院から爆音の響く回数が格段に違ったことをここに記す。



 さてそれから数日。
 結局ルイズはハヤトに詳しい話を聞くこともなく日々をすごしていた。
 これではいけないわ! とは思うものの、やはりきっかけがつかめないのが現状である。

(何か話すような話題があれば……)

 うーん、と唸りながらルイズは思案する。

「なぁルイズ」
「何よ。様をつけなさいって何度も言ってるでしょっ」
「はいはい。で、この洗濯物どこに入れておけばいいんだ?」
「下から三段目のところよ」
「サンキュ」
「……? 何よ、さんきゅって」
「え、あー……俺の世界で”ありがとう”って意味だ」
「聞いたことないわ。本当に田舎なのね」
「……ま、そうだな」

 もう一度「ありがとな」と言ってからハヤトは洗濯物をタンスにしまい始めた。

 ルイズは再び唸った。――どうしよう。会話の話題がないわ。

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:25:51 ID:EEd1VpCg
乙!発動したの!?

724 :るいとら:2007/08/12(日) 01:25:54 ID:25TYnfXp
だいぶ混んでますね。赤桜の人の後(?)に予約します、支援

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:26:40 ID:zk3IlIz7
予約状況

ダブル>>>宵闇>>>剣狼>>>赤桜>>>るいとら


726 :ダブルクロス ゼロ 2/7:2007/08/12(日) 01:26:52 ID:GX76rnj1

 そこまで考えてルイズは衣類をタンスに仕舞っているハヤトを見る。面倒くさそうに、だがしっかりとやることはやっている。
 不思議な、というよりは可笑しなというべき使い魔。
 どれが付加された力か知らないけど、何にせよ普通じゃない私の使い魔。
 聞きなれない変な名前。常識知らず。面倒くさがり。それでもどこが義理堅い。私と少し、似ている使い魔。

「あんたって、変よね」
「何だよやぶから棒に」

 思わず漏れた呟きにハヤトが眉根を寄せて反論した。少し慌てたように手を振ってなんでもない、と答える。
 答えてから、少し考えた。
 結局決闘の日。ルイズは彼に食事を渡せなかった。
 主としてどうなのだろう、ハヤトは確かに面倒くさがりだがやることはきちっとやってくれている。
 ゼロと呼ばれる自分に対しても何も言わない。呆れてるわけでも隠れて馬鹿にしている様子もない。
 報いる、というのは違う。
 そういえば、とルイズは思い出す。ハヤトは剣を使うと聞いた。ここ数日でなんとか聞きだせたハヤト自身の話だ。
 しかし今のハヤトは剣を持っていない。決闘のときの剣はギーシュが錬金で生み出したものだ。

 そうだ、そうしよう。そうすれば多少の話題つくりになるかもしれない。使い魔とのコミュニケーションは重要だ。
 幸いにも明日は虚無の曜日。ルイズは一息ついているハヤトに声をかけた。

「ねぇハヤト」
「何だ?」
「ご褒美として何か買ってあげようと思うの。何が欲しい?」

 予想通り、ハヤトは間も空けず「剣が欲しい」と答えた。




   ダブルクロス ゼロ  6




 その日、タバサは本を読んでいた。
 本はいい。心が洗われる。
 ただの文字の羅列と舐めてはいけない。その文字一つ一つの意味が何重にも重なり合い、複雑な情景を頭に描いていくのだ。
 その情景の中で物語が展開していく。
 時には悲劇の恋愛が。時には心躍る冒険活劇が。時には王道たる姫を助けるために戦うメイジの話が!
 情景が、物語が、人物の息遣いが、頭に浮かぶだけで、タバサは楽しい気持ちになる。本はいい。本は楽しい。
 無表情ながらもワクワクとしながらタバサは本の頁をめくる。次の頁にはどんな情景が広がっているのか。それを想像するのもまた読書の楽しみだ。
 しかしその本は今手元にはない。奪い取られた。不機嫌な色を瞳に宿し、タバサは顔をあげた。
 タバサの目の前で、キュルケが口をぱくぱくと動かしていた。
 表情は変わらないが、タバサの瞳には非難の色が混じる。本を奪うなどと、本来ならウィンドブレイクでぶっ飛んでもらう所業である。
 しかしキュルケはタバサの友達だ。タバサはしょうがなく、かけていたサイレントを解いた。
 途端、キュルケの少し喧しい声が響いた。

「タバサ! 出かけるわよ、すぐ支度して!」
「虚無の曜日」

 だからいつもよりも落ち着いて本が読める。それだけで十分なのだが、キュルケは悲痛そうに頷いて身をくねらせた。

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:27:20 ID:DqDsa119
しえんー

728 :ダブルクロス ゼロ 3/7:2007/08/12(日) 01:28:19 ID:GX76rnj1

「わかってる。貴方にとって虚無の曜日がどんな日なのか十分にわかってるわ。でも、でもねタバサ」

 次に続く言葉をタバサは簡単に想像することが出来た。

「恋なのよ! 恋!」

 想像通りの台詞を吐く友人を見てタバサは無表情に、しかし瞳には少しの呆れをこめた。
 わかるでしょ? と同意を求められてもタバサには理解できない。ふるふると首を横に振った。
 感情でタバサは動かない。キュルケはそう考えて、もどかしそうに言葉を並べた。

「そうよね、説明しないとタバサは動かないもの。
 あのね、私恋をしたの」

 見ればわかる。タバサは頷いた。

「でね、その彼が、あのにっっっくい洗濯板――」

 タバサは静かに杖を握り締めた。

「――コホン。もとい、ヴァリエールと出かけたの! あたしはそれを追いかけたいの! わかる?
 わかって! ねぇお願い杖を下げてタバサ!?」

 少し涙目になって懇願するキュルケを見て溜飲を下げたタバサはゆっくりと杖を下げた。
 その様子を見てキュルケはゆっくりと息を吐いた。胸の話題禁止。
 しかし追いかけたいのならば追いかければいいではないのか? という意味を込めてタバサはキュルケをじっと見つめた。
 視線を受けて少し考えた後、ああ、とキュルケは頷いた。こういった意思疎通ができるのも仲がいい理由の一つではないだろうか。

「馬に乗って出かけたの! だから貴方の使い魔じゃないと追いつけそうにないわ!」

 助けてタバサ! と今度は嘘泣き風の涙を流してキュルケはタバサにしがみついた。
 成る程、と思い、面倒くさいけども、とも思いつつ、タバサは頷いた。友人が私にしか解決できない問題を持ってきたなら、解決するのが友人の勤めた。
 タバサはしがみついたキュルケをそのまま引きずりながら窓際まで歩き、窓をあけて口笛を吹いた。

 その口笛にあわせてタバサは窓際から外に躍り出た。キュルケがしがみついたまま。
 タバサの部屋は五階である。しかし地面に激突する前に、一つの影がタバサたちの下にもぐりこんだ――タバサの使い魔、ウィンドドラゴンである。

「呼ばれて飛び出てなのねーー――」
「――――」
「きゅ、きゅ!? きゅいぃーーー!?」
「……あれ? ねぇタバサ。今声が聞こえ……」
「空の上。私とキュルケだけ。……風の音」
「……よねぇ」

 ウィンドドラゴン、シルフィードの背に乗って二人は大空に繰り出した。目標は、

「馬二頭。食べちゃだめ」
「合点しょ……きゅいきゅい〜」

 風竜は飛び立った。
 タバサはシルフィードの背にある凹凸の一つに背を預け、キュルケから返してもらった本を読み始めた。


729 :ダブルクロス ゼロ 4/7:2007/08/12(日) 01:29:29 ID:GX76rnj1

  ・  ・


 慣れない馬に乗っていたおかげで腰が痛くなってしまった。隼人は腰を抑えながら前を歩くルイズの後についていく。
 人が多い。幅5メートルもない通りを歩きながら隼人は呟いた。

「ずいぶん狭いな」
「狭い? これでも大通りなんだけど……」

 その言葉を聞いて隼人はああ、と納得した。文化レベルの違いだ。魔法がある分、平民の知恵、というものが少ないのかもしれない。
 魔法がなくても出来ることを魔法で代用してるのだ。文化レベルはあんま高くないのか、と納得した。

「ブルドンネ街。トリステインで一番大きな通りよ。まっすぐ行けば宮廷にあるわ」
「今日はそこに行くわけじゃないんだろ」
「当然じゃない。こっちよ」

 そういって多少人にぶつかりながらもルイズは前に歩いていく。隼人はひょいひょいと人ごみを避けながら彼女についていった。
 人ごみに関しては元いた世界の首都とかのほうが酷い。学校でも込むときは込むので、こういった状況には慣れている。
 逆にルイズは人にぶつかりながら歩いているので進行速度が遅い。あっという間に追いついた。
 追いついた隼人を少し恨めしげに見てから、ルイズは口を開く。

「人が多いからスリもいるわ。上着の中の財布は大丈夫?」
「大丈夫だ」

 スリがいようとも絶対に大丈夫だ、と隼人は頷く。
 ルイズから受け取った財布は隼人の胸ポケットに入れていた。そこには大切な、大切な写真がある。だから絶対に大丈夫だと答える。
 自信満々な隼人を見てルイズはそれでも、と念を押した。

「メイジにスリを働く奴もいるわ。気をつけなさいよね」
「没落貴族とかそこら辺か?」
「あら、勘がいいわね。でも、貴族はメイジだけど、メイジが貴族とは限らないもの。崩れで使っている連中もいるわ」
「成る程ね」

 イリーガルみたいなもんかと思って隼人は頷いた。しかしオーヴァードの力は平時に使えばかならず何処かに軋轢が発生する。
 逆にメイジの力はこの世界では常識だ。その点、少しは気が楽なのだろう。

 そんなことを考えながらルイズについていくと、やたらと狭い、かつ汚物が脇にあったりするような汚いとおりに入った。
 流石に隼人も眉を顰める。ルイズはもっと顰めていた。自然、二人は早足になってその通りを抜ける。

「こっちなのか?」
「もう少しよ」

 四辻に出たところでルイズがキョロキョロと視線を動かす。それにあわせて隼人も周囲を見回した。
 ふと視線に入ったのは剣の形をした看板だ。

「ピエモンの秘薬屋の近くだから……」
「なぁルイズ。あれじゃないのか」
「何よ……あ! あそこよ」

 嬉しそうにルイズが答える。正解だったようだ。二人は武器屋の扉を開いた。


730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:29:34 ID:LqQpeO0t
きゅいきゅい自重支援

731 :ダブルクロス ゼロ 5/7:2007/08/12(日) 01:30:33 ID:GX76rnj1


 所狭しと剣が並ぶ店内を見て、流石の隼人も息を呑んだ。
 まるでUGNの武器庫の中だな、なんて不謹慎な事も考えるが、ここにあるのは大小の剣やら槍やらである。
 ルイズは既に店主と話している。手持ち無沙汰になった隼人は一本一本剣を手にとって見た。

 剣を取るたびに左腕から力が溢れる。それはオーヴァードとしての力とは全く別のものだ。
 よく見てみれば左手に刻まれたルーンが淡く光り輝いている。となると、このルーンが力の源と考えるのが正しそうだ。
 調べた結果によると、使い魔の儀によってルーンを刻まれた使い魔は、今までに持ってなかった力を一つ得るらしい。
 となればこの力が新しい能力、と考えるべきなのかね。と隼人は軽く剣を振るう。とはいっても店内は狭いので、突き出す程度だが。
 いつも以上に、というよりは、自分が知らなかった軌跡を描いて剣閃が走った。
 それを見て、というより感じて、隼人は眉を顰めた。

(やりにくいな)

 初めて力が発揮されたときはやりやすいと感じた。しかし、よくよく考えてみればこの力は不確かなものだと考える。
 隼人はこれまで戦いの日々に生きてきた。その中で、自分の実力というものを何度も思い知っている。
 ”マスターマインド”との戦いでは、相棒の椿がいなければまともに攻撃する事すら出来なかった。
 自分の攻撃は、ある程度連携を主として組み立てられているという自覚が隼人にはある。
 そんな中で唐突に一人でも戦えるような力を得てしまった。しかもレネゲイドを抑制する効果まであるようだ。
 やりにくい。それが純然たる本音だ。過去に”ダインスレイフ”を制御し、戦闘用人格もなしにそれを使いこなす隼人は自分の左腕が恐ろしく感じた。

 思い出すのは過去におきた暴虐の嵐。レネゲイドウィルスの暴走により、”ダインスレイフ”という名の力に振り回された自分。

 力は得がたいが、それは自身が掴み取ったものではない。左腕のこの原因不明の力を安易に使おうとは思えなかった。
 とはいえ剣を握るだけで発動してしまうのだ。そこら辺は自分の手綱の取り方次第だろう。
 ”ダインスレイフ”を制御する自分を思い出す。やれるはずだ。そう考えてから、手に持っていた剣を棚に戻した。

 そしてその様子を見ていた店主とルイズは目を丸くして見ていた。

「……? ルイズ。どんな剣買うんだ?」
「え? あ、そう、そうなのよ。これはどう?」

 急に話しかけられ驚いたルイズであったが、なんとか気を取り直して今しがた店主が持ってきた巨大な剣を見せた。
 巨大、といっても1.5メートルの分厚い刀身の剣である。いわば、代表的な西洋剣といっても差し支えはないだろう。
 各所に宝石などが散りばめられ、刀身などは過剰なほどに輝いている。
 似ているはずもないのに真神の剣を、過去のダインスレイフを思い出して表情を歪ませる。

「いや、ちょっとでかすぎないか?」
「そう?」

 ルイズは小首を傾げる。どんな獲物でも大きく振り回してそうなイメージがあったのかもしれない。
 間違っちゃいないなぁ、と隼人は苦笑いを浮かべた。

「もっと軽い剣はないか? 細くてもいい」
「ええ〜」

 ルイズが不満そうな声を上げるが、流石に自分の獲物の話だ。譲れない。

「細いというと、レイピアで?」
「いや、なんつえばいいかな……刀っていってわかる……わけないよなぁ」
「カタナ?」

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:31:45 ID:jlzylY8j
支援!支援!

733 :ダブルクロス ゼロ 6/7:2007/08/12(日) 01:31:47 ID:GX76rnj1

 それもそのはず。ここは異世界なのだから、刀などあるはずがない。
 インフィニティ・ウェポンで武器を作り実際のものを見せれば楽だが、そうすると剣を買う必要性がなくなってしまう。それでは困るのだ。


「おでれーた! 兄ちゃん、見た目にそぐわず剣を使うじゃねーか!」


 悩む隼人に声がかけられた。
 何事かと振り向くが、そこには誰もいない。首をかしげると同時に店主が叫んだ。

「こら! デル公てめぇ、お客様に生意気な口聞いてるんじゃねぇ!」
「へっ! おい兄ちゃんそんなナマクラぁやめときな」
「デル公!」

 目を細めてみても何も見えない。もしかして幽霊か何かか、と思ったところでルイズがああと声を上げた。

「珍しいわね。インテリジェンスソードじゃないの」
「いんてりじぇんすそーど?」
「そうよ。意思を持って話す剣。魔法がかかってるから、切れ味とかも悪くないと思うけど」

 へぇ、と相槌をうちながら声の聞こえたところに近づいてみる。
 よく見ると、つばの辺りの金属がカチャカチャと動いている剣がある。興味が湧いたので引き抜いてみると、それはさびた剣であった。
 さびた剣を見てルイズがため息を漏らす。インテリジェンスソードなどというから、綺麗な剣なのだろうと想像したのに。
 隼人にしても少々がっかりするものであったが、サイズ、そして片刃のところなどが日本刀に似ている。
 とはいえサイズは少々大きいが、扱えないものでもない。錆びているのが気になるが、研げば何とかなるかもしれない。

「うん、いいなこれ」
「えええ〜。やめなさいよハヤト」

 もっといい剣あるのに、とルイズは言ったが、それでも隼人は譲らない。

「名前はデル公ってのか?」
「デルフリンガーってんだ……と、おでれーた。兄ちゃん、てめ……」

 一瞬の間をあけ、カチャカチャと金属がなった。


「人間か?」


 隼人は自分の表情が強張るのを感じた。


  ・  ・


 帰り道。馬を走らせながらルイズはチラリと後ろを見た。
 後ろでは自分の使い魔であるハヤトがゆっくりと、鞘からデルフリンガーというインテリジェンスソードを抜いて話している。
 その声は小さく聞こえない。なんとなく気になったが、聞こうとは思わなかった。


734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:32:46 ID:DqDsa119
貴様人間ではないな!?何者だ!支援

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:32:59 ID:bhasf7rV
ルーンの力で戦いたく無いのに洗脳されるのはいやや支援

736 :ダブルクロス ゼロ 7/7:2007/08/12(日) 01:33:08 ID:GX76rnj1
 あの時のデルフリンガーが発した言葉の意味はよくわからない。

『人間か?』

 ハヤトは使い魔だ。見た目は平民だけど、どこか不思議な力を持っている。
 使い魔として召喚されたから人間じゃなくなったのかもしれない。そう考えると、急に大変なことをしてしまったように感じる。
 結局どやされたデルフリンガーは少し黙ったが、

『まぁいい、使い手は使い手だ。買え』

 と再び不遜な口調で返した。ルイズは冗談ではない、と思ったが、隼人は苦々しい表情でこれを買って欲しいと頼んできた。
 驚いた。驚いたが、ルイズはその剣を、デルフリンガーを買った。
 鞘に納めれば黙りますよ。そういって渡された鞘に、私は早くデルフリンガーを仕舞って欲しかった。
 何故か知らないが、とても悲しくなったのだ。
 人間か? と問われたときの表情が、あまりにも不憫に思えたのだ。
 だがハヤトはすぐにデルフリンガーを仕舞わなかった。だがルイズが命じると、ため息をついて鞘に納めた。
 納める直前、ハヤトは何事か呟いたようだったが、憤慨していたルイズは気づかなかった。

 ハヤトを見る。気落ちした様子はないが、それでも何処か疲れたような表情を浮かべている。
 馬に乗りなれてないからだよ、と答えたが、それだけではないだろう。


『人間か?』


 あの質問はきっとハヤトの中の何かを抉る言葉だったのだ。
 そう考えるとハヤトの正体を伺うことが躊躇われた。簡単に聞いてはいけないような気がする。
 気のせいではないとルイズは思う。きっと、私はまだ聞いてはいけないのかもしれない。

 ハヤトは自分は普通の人間だと答えた。自分の素性もあらかた話した、と答えた。
 でも何処か嘘をついている気がする。似ている、からかもしれない。


 ――ダブルクロス。


 唐突にルイズの頭にそんな言葉が浮かんだ。意味もわからない言葉に首を捻ったが、何故か納得がいった。

 彼は、ダブルクロスなのだ。

737 :ダブルクロス ゼロ:2007/08/12(日) 01:34:21 ID:GX76rnj1
以上です、失礼しました。
お次の方どうぞー

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:35:17 ID:jlzylY8j
デルフの鋭さがいい味出してるGJ!

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:35:18 ID:DqDsa119
おちかれー

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:35:37 ID:dd8aDAl0
GJ!
人間だと言うことを疑われる……人であろうとするオーヴァードにはぐさっとくる台詞です。

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:35:59 ID:4hYHYR+S
魔剣だけに鋭いな

742 :宵闇の使い魔:2007/08/12(日) 01:36:23 ID:USh9DPXp
ダブルクロスの人、おつでしたー
では混んでるようなのでサクサクっといきまーす

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:37:05 ID:jlzylY8j
続けて支援してえ!

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:37:37 ID:DqDsa119
シ・エーン

745 :宵闇の使い魔:2007/08/12(日) 01:39:05 ID:USh9DPXp
俺がその銀色に光る姿見を見つけたのは――何処だったかの娼館でな。
あぁ、その通り。
あらかたの"穴"塞ぎ終えたんで久方ぶりに、って奴だ。
んでまぁ、珍しくサービス精神なんぞを発揮してやろーかってところで、現れやがった。
埒外な事には慣れてるもんで、飲み込まれる瞬間に何とか服と荷物は掴んだ。
そん時はまぁ、どうせ美津里の奴が、と思ったんだがな。


宵闇の使い魔
第壱話:まれびと


「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よッ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よッ!
 私は心より求め、訴えるわ――我が導きに応えなさいッ!」
ルイズの10回目の必至の訴えかけによって、またしても爆発が起こり、砂煙を巻き上げる。
――また駄目だったのか――
絶望と悔恨に唇を噛んだ、その瞬間。
「どこだッ!ここはぁッ!?」
そう怒声を上げて、砂煙の中からほぼ全裸の眼帯男が現れた。

「なッ……ぁッ……」
言葉も無い。
当然といえば当然だ。
やっと呼び出した筈の使い魔はどう見ても平民。
しかもほぼ全裸。
呆気に囚われていた学友達が我に返れば、
「おいおいおい、よりにもよって平民を呼び出すなよ!」
「おいおい、なんだあの露出狂は。変な下着つけてるぞ」
などと囃し立ててきたり、
「キャァァァッ!!」
などと黄色い悲鳴を――わざとらしく――上げてみたりしてくる。
男はチッと舌打ちしながら辺りを見回しているが、ルイズは構いもせずにコルベールへと顔を向けては、再召喚を懇願する。
しかし、伝統を盾にそれを跳ね除けられてしまえば諦めるほか無く、しぶしぶとその男の元へと向かう。
「とりあえず着なさいよ。それ、服なんでしょ」
と、男が手に掴んでいる服らしきものを指差す。
流石に、使い魔になるとはいっても、ほぼ全裸の男とファーストキスは避けたいようだ。
男が「あぁ……」と頷きながらその見慣れない服を着込むのを待つ。
十分に鍛えられた身体と、幾つもの傷跡。
傭兵かなにかだろうか。
少なくとも、堅気の人間ではないだろう。雰囲気もどこか剣呑だ。
厄介かも、と思う反面、全くの役立たずにはならないで済むかもとも思う。
男が服を着終えると、ルイズは腰に手を当て、見上げるようにして告げる。
「感謝しなさいよねッ。貴族にこんなことされるなんて、普通は一生ないんだから!」
と顔を顰めながらも、僅かに照れをみせるという器用な真似をしながら言葉を続けた。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエール。
 五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」
ぶつぶつとなにやら唱えると、キッと男を睨みつけて、
「ちょっと屈みなさい」
何が始まるのかと眺めながらも、ポケットをぽんぽんと叩いては何かを探している様子の男を屈ませて、
「んッ!!」「ぬぉ」
と強引に口付けを行った。

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:40:15 ID:pE294TSq
俺の支援にお前が泣いた

747 :宵闇の使い魔:2007/08/12(日) 01:40:50 ID:USh9DPXp
「おいおい、なんのつも……っガッ!?」
抗議――という程のものでも無さそうだが、男が行為の意図を確認しようとした瞬間、男の左手に痛みが走り、ルーンが刻まれていく。
《コントラクト・サーバント》は一発で成功したことに本当に僅かだが満足を得つつ、コルベールへと視線を向ける。
「ふむ、珍しい形のルーンだな。少なくとも知られている文字ではない。早速調べたいところだが――
 まずは、解散としよう」
コルベールは男の左手のルーンをまじまじと眺めていたが、次の授業の時間が迫っていることに気付くと、解散を告げる。
するとコルベールも青砥達も、次々に《フライ》を唱えては宙に浮き、各々学院へと飛んでいった。
男が「ほぉー……」と僅かに関心した様子の声を上げているが、ルイズは「ほら、行くわよ」と言って彼らが飛んでいった方向へと歩き始めた。

とはいえ、ルイズ以外が一人残らず飛んで行ってしまえば、
「おい、お前さんは飛ばねえのか?」
という疑問が出てくるのは当たり前の事だ。
しかしルイズは、男を再びキッと睨んで
「そんな事よりッ、あんたの名前はッ!使い魔にするんだから、
 それくらい知っておかなきゃいけないんだからッ」と強引に話題を逸らす。
男はそれで彼女は飛べないと察したのか、肩竦めて、
「名前か。どれが良いんだか――まぁ良いか。長谷川虎蔵だ――っと、おい。ちょっと待て。なんだ使い魔って」
慌てて問い返した。
「トラゾウ?変な名前ね。まぁ良いけど――でなによ、使い魔も知らないの?」
歩みは止めずに、虎蔵を見上げるルイズ。
「いや、知ってはいるが何で俺が――おいまて、まさか、これは」
と顔を顰めて左手を見る。
虎蔵が驚くのは無理も無い。
彼の非常識な関係者――勿論彼自身もとんでもなく非常識ではあるが――の中には使い魔らしきものを使う奴も居るには居るが、
それにしたって卵に手足が生えたようなのだとか、僵尸だとか、挙句の果てにはこの星の明日を守る為にスクランブルしそうなからくり人形だとかであって、人間ではない。
――いや、最初の以外は違うか――
兎も角、人間が使い魔になるというのは、あまり聞いた事が無い。
あの《悪魔憑き》らしき女も、使い魔とは違うだろう。
まぁ、なんにせよ面倒ごとには違いない。
とはいえ――

「んじゃ、此処は何処なんだ」
そう。
現在地である。
バックレてしまうにしても、現在地位は聞いておいたほうが良いだろう。
もっとも、あのように何人もの子供が遊びの延長のように《魔法》を使っているのを思い返せば、どうも使い魔どころではなく面倒なことになっている気はするのだが。
するとルイズは、やはり立ち止まることはせずに
「トリステイン魔法学院よ。トリステイン王国の」
と簡潔に答える。
聞いたことの無い国名に、虎蔵は「さよけ」と答えて溜息をついた。

748 :宵闇の使い魔:2007/08/12(日) 01:42:11 ID:USh9DPXp
虎蔵にしてみれば異世界の存在を疑い理由はない。
異世界のナニカと低気圧のアイノコを丸々喰らった以上は。
鬱陶しいデブが笑いながら異世界へと旅立った以上は。
――おい、まさか奴が着てたりはしねえだろうな―――
などと危惧もあるが、納得は出来る。
ついでに言えば、元の世界に戻る方法も、そのうち美津里がなんとかしてくれるだろうとも思う。
後が恐いが。
ならばまぁ、
「しゃあない、暫く付き合ってやるか――」
と、大雑把に結論付けてルイズの後をついていくのだった。

その後、ルイズの部屋に連れて行かれた虎蔵は幾つかの確認作業を行ってから部屋を抜け出し、
夜空を眺めながら紫煙を燻らせていた。
「……考えたら此処にゃ煙草なんぞ無さそうだな……」
ふぅ、と煙を吐き出しながら手元のそれを眺める。
まぁ葉巻ぐらいならあるだろうし、最悪パイプでも良いのだが。

月を眺めながら、ルイズの部屋での会話の内容を思い返す。
虎蔵は使い魔をやってやることには――本意では無いが――まぁ納得していたので其処はスムーズに終ったが、
問題は彼の正体についてだ。
異世界、などという物を納得するかどうか解らないし、納得されてもソレはソレで面倒なことになりかねない。
ならば、という事で適当に誤魔化しながら喋っていたのだが、
虎蔵がこの世界のことについて知らない異常、当然ボロは出る。
最終的に、彼は何処かの傭兵で、余り過去は探られたくない。
使い魔はやってやるから、必要以上の詮索はなしといこう、という事になった。

もっとも、下着を投げ渡されて洗っとけなどと言われたことには面食らったが。

どうも彼女は虎蔵を、使い魔を男として認識していないようで、羞恥心とかは無いらしい。
その方が面倒は少なくて済むから良いのだが、呼び出されたのが"最中"だったことを思い返せば微妙な気分になるのは否めない。
とはいえ、流石にあの子供に無理やり手を付けるつもりも無いが。
「ま、こういう世界なら小間使い位居るだろ――」
そう呟くと、地面に煙草を落して踏み消し、異界の証左である双月の元を去って行った。

749 :宵闇の使い魔:2007/08/12(日) 01:43:36 ID:USh9DPXp
そして翌朝。
「ふぁぁ」
と気だるげに欠伸をしながら、ルイズの洗濯物を手に水場を探していた虎蔵は、
運良くメイド姿の黒髪の少女が洗濯をしているところに遭遇できた。
彼が近づいていくと、その少女――シエスタが足音に気付いて視線を上げる。
「よぉ」
とりあえず、気軽に声を掛けて近くにまで向かう虎蔵。
シエスタも、律儀に洗濯を一時中断して立ち上がり、「おはようございます」と返した。
しかし、改めて虎蔵を見ると「えぇと」と首を傾げる。
「あぁ、なんつったか――ルイズなんたらって長い名前の」
「あぁ、はい。ミス・ヴァリエールの呼び出された使い魔の方でしたか。
 噂は聞いていますよ」
虎蔵がその仕草の意味を察してルイズの名前を出せば、
既に噂は広まっていたようで、シエスタはにこっと笑みを浮かべて納得した。
「えぇと、それで何か御用でしょうか。あ、洗濯物です?」
虎蔵が手にしている物を見れば、シエスタは察して自ら問う。
「あぁ、察しが良くて助かる。頼めるか?」
「はい、結構ですよ――男の方ですものね」
洗濯物を受け取ると、その中に下着も含まれているのを見て苦笑する。
虎蔵も方を竦めて同意を示す。
「あ、でもそろそろ起こされた方が良いかもしれません。朝食に間に合わなくなってしまいますよ」
虎蔵から受け取ったルイズの洗濯物を他の洗濯物とまとめながら、ちらりと建物の方を見る。
そこに食堂でもあるのだろう。
「さよか。んじゃま、我侭嬢ちゃんを起こしに行くか」
虎蔵はやはり気だるげに答えると、踵を返して寮へと向かいだす。
そこへ、
「あっ――すいません、私、シエスタと申します。あの」
慌てて思い出したかのように背中に声を掛けられる。
すると虎蔵は、立ち止まりはせずに後手を軽く振って、
「虎蔵。長谷川虎蔵だ」
とだけ名乗って、去っていくのだった。

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:44:21 ID:GX76rnj1
支援支援しえーんっ

751 :宵闇の使い魔:2007/08/12(日) 01:44:52 ID:USh9DPXp
虎蔵がルイズの部屋に戻ると、一応自分で目は覚ましたようで、ぽわぽわと寝ぼけているルイズが目に入る。
「おう、起きたか。飯の時間らしいぜ」
窓を開けながら声を掛けると、相変わらずの寝ぼけ声で「着替え――」などとのたまった。
「は?――あぁ」
着替えをするから出て行けということかと解釈し、ドアへと向かう虎蔵だが、
「着替えを手伝いなさいって言ってるの」
と、徐々に覚醒してきたようで、今度ははっきり告げた。
「おいおい、使い魔ってのはベビーシッターの真似事もやらされんのか?」
「誰がベビーよッ!」
子ども扱いを通り越して赤ん坊呼ばわりをされれば、朝っぱらから一瞬にして沸騰するルイズ。
「餓鬼なら着替えくらいは自分でするからな」
「貴族は従者がいるときは一人で着替えたりはしないのッ!」
「知るか――っとォ」「きゃっ」
流石に其処まで面倒見れるか、と出て行こうとドアを開けると、タイミング悪くドアを開けようとしていた人物と鉢合わせしてしまい、
その人物と軽くぶつかってしまう。
「おう、悪いな。大丈夫か?」
ルイズでは感じえないであろう柔らかな感触を胸で受け止めながら、声を掛ける。
褐色肌に赤毛の――少女とは呼びにくいかもしれない。
特にルイズを見た後では。
ルイズに聞かれようものなら、どれだけ激昂するかも解らないようなことを考えながら、キュルケを開放する。
「えぇ、大丈夫。此方こそ失礼したわね」
「こら、待ちなさ――って、キュルケッ!朝っぱらから人の使い魔に何してくれてんのよッ!」
「なにってぶつかっただけよ。それにそっちこそ何時までそんな格好をしているの?もうすぐ朝食の時間よ?」
「それはコイツが――って、コラ何処に行くのよッ!」
「外で煙草吸ってる」
さっきまで寝ぼけていたのが嘘のようにキュルケに食って掛かるルイズに肩を竦めると、
後は頼んだ、とでも言わんばかりにキュルケの肩を叩いて出て行ってしまう虎蔵。
流石に部屋の外では待っているようだが。
キュルケはそのまま追いかけようとするルイズを引きとめながら、
抱きとめられた感触と、そこから見上げた顔立ちを思い返して、
「出てきた時の格好は流石にアレだけど、よく見ると結構良い男ね」
などと呟く。
ルイズはそれを聞くと、ぎょっとしつつもキュルケを睨んで、
「言っておくけど、人の使い魔に変な色目使わないでよねッ」
と釘を刺すが、キュルケは何処吹く風といった様子で「さっさと着替えなさいよ」と促す。

それを廊下で聞いていた虎蔵は、キュルケの使い魔であるフレイムの炎を使って煙草に火をつけては、
「はぁ――なんだかなぁ、おい。どうにも騒がしいね、此処は」
とぼやくのだった。

----------------------------
以上です。
処女作なので色々と大目にみたってください。
遅筆ですがコツコツやってく予定です。

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:45:25 ID:0X9okN0Z
言うこと聞いてくれれば最大級の当りかも、支援

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:45:44 ID:jlzylY8j
支援してみよう!

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:46:55 ID:AVoTj/yq
虎蔵って5万どころかハルケギニア全体を敵にしても勝てるっけ?支援

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:48:36 ID:GRrihOJo
蹂躪するぞー支援

756 :ルイズと剣狼伝説:2007/08/12(日) 01:50:50 ID:EEd1VpCg
常闇の使い魔さんGJ
では続いて投下します

翌朝、ルイズは部屋のベッドの中で目を覚ました。
ちゃんと眠れなかったのか頭が痛くて、視点が定まらない。
そして昨日の宴の事を思い出して憂鬱な気持ちになった。
今日、この城から死ぬ人達が出るのだ。
何故彼らは戦に出るのか、何故自ら死んでいくのか、そんな事を夜中ずっと考えて自分に問うが当然答えは出なかった。
コンコン、とノックの音が聞こえる。
ルイズがふやけた声で入室を許可するとワルドが入ってきた。
「おはよう、ルイズ」
旅を始めてから聞くようになった爽やかな声でワルドは言った。
ルイズも小さな声で返す。
「おはよう・・・・、ワルド」
ワルドがルイズに近づいて行く。
「元気が無いね、大丈夫かい?」
「大丈夫よ。昨日からの疲れがまだ抜けてないみたいだから。それに、昨日は色々考えながら寝たから」
ワルドはにこりと笑い、ルイズの両肩を叩いた。
「ちょうどいい。朗報があるんだ」
「朗報?なによそれ」
「僕と君は今日、ここで結婚式をするんだ」
ワルドの言葉を聞いて、ルイズの頭の中は驚きを越えて真っ白になった。

第10話 ガンダールヴ・炎
キュルケ、タバサ、ギーシュを乗せた風流はアルビオン大陸の真下を飛行していた。
「やれやれ、アルビオンに着いたのはいいけど、目的地がわからないようじゃね」
キュルケが呆れたように言うと、後ろにいるギーシュを横目で見た。
「うう・・・・・、しょうがないじゃないか。ニューカッスルがある場所なんてわからないし・・・・・」
ギーシュがツンツンと人差し指同士をつつきながら女々しい声で呟いた。
「で、でも僕は姫様のご期待に答えたいんだ!その気持ちさえあれば・・・・」
続くと思われたギーシュの言葉が止まった。
「ねえ、ギーシュどうしたの?」
キュルケが怪訝そうな顔のギーシュに尋ねる。
「今銀色のトンガリが見えたような・・・・・・」
「何を言っているのよアンタ。ねえタバサ、あなた今何か見えた?」
タバサがポツリと呟いた。
「前方注意」
えっ、とキュルケとギーシュが声を出すと、突然上方の大陸から大きな土の塊が落ちてきた。
「うわあああああああ!」
ギーシュが前に手を掲げながら悲鳴をあげるが、風竜はなめらかに旋回することによって難なく回避した。
「・・・・ああ、驚いた。何でいきなりあんなのが」
ギーシュが胸をほっと撫で下ろしながら雲の中へ落ちていく塊を見下ろした。
「ねえ、タバサ。またあんなのが落ちてきたらたまらないわ。どこか避難しましょ」
キュルケの提案にタバサがコクりと頷く。
「では、ここは僕の出番だね」
胸をはってギーシュは一晩中ずっと抱きついていた茶色い物体にぽんぽんと優しく。
「ああ、僕の可愛いヴェルダンデ!僕達の為に避難用の穴を掘ってくれ!」
巨大モグラはモグモグモグと鳴き声をあげた。


757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:51:10 ID:jlzylY8j
乙!
またすごい登場のしかたをしたな

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:52:41 ID:jlzylY8j
支援!

759 :ルイズと剣狼伝説:2007/08/12(日) 01:53:18 ID:EEd1VpCg
何故このギーシュの使い魔、巨大モグラのヴェルダンデが風竜の上に。
実はこのモグラ、宝石が大好きな故に、水のルビーを追い掛けてトリステイン学院から遠く離れたラ・ロシェールまで来ていたのであった。
感動したギーシュは、このまま同行させようと提案して半ば強制的にここまで連れてきたのであった。
「言っただろ?モグラにも役に立つ所があるって!」
「はいはい、じゃあモグラさん、宜しくね」
風竜が上昇して大陸の真下に近づくと、モグラはキュルケとギーシュは支えられながら、穴を掘り始めた。
モグラが穴を掘り始めてすこし時間が経つ。
そろそろ頃合いかとキュルケとギーシュは穴に入っていった。
タバサも「ここで待ってて」と風竜に耳打ちしてから穴に入っていった。
残されたのは、一匹の風竜。
風竜はつまらなさそうに
「あ〜あ、お姉さま達、シルフィ残してどっか行っちゃった!お喋り出来ないのってストレスが凄く溜まるのね!きゅいきゅい!」
何も脈絡も無く人語を発した。
「待っている間は暇なのね!暫くどうしようかしら、そうだわ!歌を唄おうのね!
る〜るる〜」
風竜はと気分上々に歌い始めると、ぐるぐると穴の回りを気持ち良く飛んでいた。
「ろんりぃうぇ〜いな〜のね〜、ん、何あれ?・・・・ん〜銀色のトンガリ?あ!ひっこんじゃった!」


太陽が天に昇ってしばらく経つというのに城の地下室は夜の様に薄暗い。
そこで誰にも気付かれること無く、両手両手を朽ちる事無き鎖で縛られたロムだけが居た。
壁に張り付けられたその姿は、死刑執行を待つ囚人のそれと似ていた。
そして、今、重い瞼を開いた。

(なんだ・・・・これは、・・・・ぬう!!)
電撃を直に受けた背中は黒く焦げていた。
激痛が全身を走り、声を荒げたが、不思議な事に悲鳴は響く事は無かった。
(何故、音が聞こえない・・・・・・。ひょっとして魔法か?それにしても、何故俺は縛り付けられている!?)
力を振り絞り鎖を思いっきり引きちぎろうとするが『固定化』がかかった鎖では無駄な行為であった。
手が使えなければ剣狼を使う事も出来ない、デルフリンガーは目の前で生き物の様に震えていた。
ロムは焦りを感じていた。
(あの男の狙いはルイズだ・・・。ルイズが危ない・・・・!なのに俺は・・・・俺は・・・・!)

使い魔でありながら主のピンチに駆けつける事ができない。
そんな自分に怒りを覚え、ギリギリと歯軋りする。
ただ、ただ、焦りが増すばかりであった。

760 :サテライト60:2007/08/12(日) 01:54:47 ID:flVaim4v
支援&投下予約

761 :ルイズと剣狼伝説:2007/08/12(日) 01:55:39 ID:EEd1VpCg
始祖ブリミルの像の置かれた礼拝堂で、ウェールズ皇太子は新郎と新婦の登場を待っていた。
周りに他の人間は居ない。皆、戦争の準備で忙しいのだ。ウェールズもすぐに式を終わらせ戦の準備に駆けつけるつもりであった。
ウェールズは皇太子の礼装に身を包んでいた。
明るい紫のマントは王族の象徴、かぶった帽子にはアルビオン王家の象徴である七色の羽がついている。
扉が開き、ルイズとワルドが現れた。ルイズは呆然と立っていたがワルドに促され、ウェールズの前に歩み寄った。
ルイズは戸惑っていたが、自暴自棄の気持ちが心を支配していたので深く考えず、ここまで来た。
ロムは参加しないのか聞いたが、水入らずで結婚して欲しいとの事で、疎開する人々と共にイーグル号に乗り込んだと、ワルドは答えた。
正直、ショックだった。信じられなかった。
あの、やたらと世話好きな使い魔が帰ってしまった?
自分を守ると宣言した使い魔が自分を置いて帰ってしまった?
どこからともなくやって来る切ない気持ちが支配する。
同時にそれは激しくルイズを落ち込ませていた。

ワルドはアルビオン王家から借り受けた新婦の冠をルイズの頭に乗せる。そしてルイズの黒いマントを外し、アルビオン王家から借り受けた純白のマントをまとわせた。
着飾ってもルイズの無反応。ワルドは肯定の意思表示と受け取った。
始祖ブリミルの像の前に立ったウェールズの前でワルドはルイズと並び、一礼した。
「では、式を始める」
ルイズの耳に届く。心もとない、虚無感しか起こらない響きであった。


ロムはまとわりついた鎖を解き放とうと、力一杯鎖を引っ張ったが効果は表れなかった。
はぁはぁと息切れを起こし、激痛と共に合わさることで疲れが溜まるばかりであった。
だが、一刻も早く、主のいる場へ向かわなければいけない。主を守るために、戦わなければいけない。

響かない叫びが部屋を震わせる、ような気がした。

・・・・確かに震えた感じがし。

・・・・・・・・壁が震えている?

・・・・・・・・・・・・この部屋は・・・・・・・・本当に震えている!
体が揺れ、壁や床とぶつかり合って振動を感じる。本当にこの部屋は震えている!
外で攻撃が始まった?違う、外からではない。これは下から震えている。・・・・・・・・下から何か来るのか?
震えは更に強くなり、振動が体の芯を震わせる。
一体が起こっているのか?

そして砂ぼこりをあげて、突然床が崩れ始めた。何かが突然床の下から飛び出してきた。
砂ぼこりが収まると、そこには白銀の、螺旋状の、突起物がそこにあった。

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:57:01 ID:jlzylY8j
まさか岩石割りでキメだぁーフラグか!?

763 :ルイズと剣狼伝説:2007/08/12(日) 01:57:30 ID:EEd1VpCg
「・・・・今、少し震えたな」
「震えましたな」
新郎の詔を読み上げたウェールズと誓いを立てたワルドは顔を見合わせてた。
「嫌な予感がしますな。早く結婚式を済ませましょう」
「う、うむ。では新婦、ラ・ヴァリエール公爵三女、ルイズ・フランソワーズ・・・・・・・・」
ウェールズが詔を読み上げている。
ルイズは結婚式の中でずっと考えていた。キリキリと痛む小さな胸を押さえて。
ワルドの事は嫌いじゃない、おそらく、好いてもいるのだろう。
でも、どうしてこんなにも切なくなるのだろう。思い出すと、これは初めてじゃない、前にも確かにあった。
確か・・・・、そう、『桟橋』の時、ロムを待っていた時だ。
あの時あんな気持ちになったのはただロムが心配だったからだとおもっていたからだ。でもなんで今になってまた、こんな気持ちになったのだろう。ロムに・・・・、そばにいて欲しかったから?
そんな事を考えたらルイズは顔を赤らめた。悲しみに耐えきれず、昨晩彼の胸に飛び込んだ理由に気が付いたからだ。

「新婦?」
ウェールズに声をかけられルイズは慌てて顔を上げた。式は自分の知らない内に続いていたのだ。
「緊張しているのかい?仕方がない。初めてのときは、ことがなんであれ、緊張するものだからね」
ウェールズはにっこり笑って式を続けた。
「では繰り返そう。汝らは始祖ブリミルの名において、このものを敬い、愛し、そして夫と・・・・・・」
ルイズは気付いた。これは確かめる価値はあるはずだ。そう心に刻み、深呼吸して顔を振った。
「新婦?」
「ルイズ?」
二人が怪訝な顔でルイズの顔を覗く。
ルイズは哀しげな表情を浮かべて、言った。
「どうしたね、ルイズ。気分でも悪いのかい?」
「ごめんなさい、ワルド、私、あなたとは結婚できない」
その場の空気が固まる。ウェールズは、少し考えて首を傾げた。
「新婦は、この結婚を望まぬのか?」
「そのとおりでございます。お二人方には大変失礼を致しますが、わたくしはこの結婚を望みません」
ワルドの顔に赤みがさし、ウェールズは困ったようにまた首を傾げた。

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:57:57 ID:ASbfB2S2
支援

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:59:23 ID:LqQpeO0t
ダブル>>>宵闇>>>剣狼>>>赤桜>>>るいとら>>>サテライト
かな、予約状況

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 01:59:41 ID:zk3IlIz7
予約状況

剣狼>>>赤桜>>>るいとら>>>サテライト60

767 :ルイズと剣狼伝説:2007/08/12(日) 01:59:58 ID:EEd1VpCg
「子爵、誠にお気の毒だが、花嫁が望まぬ式を続けるわけにはいかぬ」
「・・・・緊張しているんだ。そうだろルイズ。僕との結婚を・・・・」
ワルドの声は震えていた。そしてルイズの肩を掴みつり上がった目で怒鳴った。
「世界だルイズ!世界を手に入れるには君が必要なんだ!」
豹変したワルドにルイズは怯えながら首を振った。
「・・・・私、世界なんて要らないもの」
「ルイズ!君には『力』がある!世界を手に入れる『鍵』を持っている!!君には能力が眠ってあるんだ!いや、既に目覚めかけている!!!」
ルイズに対するワルドの剣幕を見かねたウェールズが、間に入ってとりなおそうとした。
「子爵、君はフラれたのだ、いさぎよく・・・・」
「黙っていろ!」
ワルドが強くルイズの手を握る。ルイズは苦痛に顔を歪めながらも言った。
「そんな結婚、死んでもいやよ。あなた、さっきから私をちっとも愛していないじゃない。あなたが愛しているのは『力』だの『鍵』だの在りもしない魔法の才能じゃない。
酷いわ。そんな理由で結婚するだなんて!こんな侮辱はないわ!」
ルイズが暴れると、ウェールズは二人の間に手を伸ばし、引き離そうとする。しかし今度はワルドに突き飛ばされた。ウェールズが怒りの表情を浮かべる。
「うぬ、なんたる無礼!子爵、今すぐラ・ヴァリエール嬢から手を離したまえ!さもなくば、我が魔法の刃が君を切り裂くぞ!」
ワルドはそこでやっとルイズから手を離した。
そして、笑いながら後ろに下がると、天を仰いだ。
「・・・・やれやれ、こうなってはしかたない。目的の一つは諦めよう」
「目的?」
ルイズが首を傾げると、ワルドは不気味に微笑んだ。
「この旅における目的は四つあった。その三つを達成できただけでも、よしとしなければ」
「達成?三つ?どういうこと?」
ルイズは不安をおののきながら尋ねた。目の前のワルドは右手を掲げて人差し指を立ててみせた。
「まずは君だルイズ。君を手に入れることだ。しかし、もうできないようだ」
「当たり前じゃないの!」
次に中指を立てた。
「二つ目は、ルイズ、君が持っているアンリエッタの手紙だ」
ルイズははっとした。嫌な予感が膨れ上がっていく。
「ワルド、あなた・・・・」
「そして三つ目」
『アンリエッタの手紙』で全てを察したウェールズが、杖を構えて呪文を唱えた。
しかし、ワルドが閃光の様に杖を抜くと、身を翻し、ウェールズの胸を青白く光るその杖で貫いた。

「き、貴様・・・・。『レコン・キスタ』・・・・・・・・」

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:01:43 ID:SVSLRME8
やっぱり王子死ぬのか支援

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:02:25 ID:bhasf7rV
王子が生き残っているのって白昼の残月ぐらいか?支援

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:03:19 ID:K185UNAJ
仮面のルイズもそうじゃないか 支援

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:03:50 ID:GX76rnj1
>>769
ご立派を忘れてるぜ支援

772 :ルイズと剣狼伝説:2007/08/12(日) 02:04:01 ID:EEd1VpCg
ウェールズの口からどっと鮮血が溢れる。ルイズは悲鳴をあげた。ワルドはウェールズの胸を光る杖で抉りながら呟いた。
「三つ目、貴様の命だウェールズ」
ウェールズが大きな音を立てて崩れ落ちた。
「貴族派!ワルドあなた!アルビオンの貴族派だったのね!」
ルイズは震えながら怒鳴った。そう、ワルドはアルビオンの貴族派組織『レコン・キスタ』の一員だったのだ。
「トリステインの貴族であるあなたがどうして!?」
「『レコン・キスタ』はハルケギニアの将来を憂い、国境を越えて繋がった貴族の連盟さ。ハルケギニアは我々の手で一つになり、『聖地』を取り戻すのだ。」
「だからって!なんで沢山の人を巻き込むような事をしたの!」
「革命に犠牲は付き物だ」
「昔のあなたはそんな風じゃなかったわ!何があなたを変えたの!」
ワルドは冷たい笑みを浮かべ答えた。
「月日と奇妙なめぐりあわせだ。それが君の知る僕を変えたのだろう」
ルイズは杖を取りだし握ると、ワルド目掛けて振ろうとした。
しかしワルドに難なく弾き飛ばされ、床に転がる。
「言うことを聞かぬ小鳥は、首を捻るしか無いだろう。なぁ、ルイズ」
ルイズは蒼白な顔になって後じ去った。
「助けて・・・・・・・」
立って逃げようと思っても腰が抜けて立てなかった。
「だから共に世界を手に入れようと言ったのだ!そうすればこうして苦しむ必要も無かっただろうに!」
ワルドが叫ぶと風の魔法が飛ぶ。ルイズは紙切れの様に吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。
「僕のルイズ。こう呼ぶのもこれで最後だ。あの世に行く前に教えてあげるよ」
床に転がりうめきをあげるルイズ、しかしワルドは続けて言った。
「四つ目の目的、それは君の使い魔。いや、正確に言うと彼の持つ『鍵』だ」
「・・・・鍵?・・・・ろむ?ろむ・・・・・・・・助けて・・・・・・・・」
呪文の様にルイズは使い魔の名前を繰り返した。
「さあ、お喋りはこれで最後だよ。さようなら」
楽しそうにワルドは呪文を唱えた。


「待てぃ!!!」


「!、何!?」
ワルドは突然響き渡った声に驚く。ルイズは涙で濡れた顔ををあげ、当たりをキョロキョロと見回した。
「・・・・・・・・・・・・ロム?」
「なんだと!?奴は確かに・・・・・・・・」
礼拝堂の壁が轟音と共に崩れさり、銀色に輝く突起物がルイズとワルドの間に飛び出してきた。
動力音はグオングオンと礼拝堂に鳴り響き、崩れた壁の向こう側から人影が見えてきた。

「神を信じて生きている人々を欺き、真実を虚偽に塗り替える悪魔よ!

たとえ神が現れずとも、いつか必ず心ある者が、神に代わって悪を裁く・・・・!
人、それを『天誅』という!」

「く・・・・、何者だ!」
ワルドは人影向けてライトニング・クラウドを放った。
人影は鳥の様に飛び上がると、ルイズの前に立ち声高く答えた・・・・。

「貴様に名乗る名前は無い!」


773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:06:51 ID:EEd1VpCg
以上
次回で第二部完です

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:07:17 ID:uMyOxgpD
ロム兄さんの真骨頂キタ―――!

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:07:51 ID:ZtoHIIR6
ワルドにゴッドハンドスマッシュで成敗されるのだろうか?
ともかくGJ!!

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:08:57 ID:ASbfB2S2
ロム兄さんの待てぃがキター

777 :赤と桜のゼロ:2007/08/12(日) 02:10:08 ID:bhasf7rV
ロム兄さん乙、なんか久しぶりに決め台詞聞いたなーw
次は俺かな?

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:11:19 ID:zk3IlIz7
予約状況

赤桜>>>るいとら>>>サテライト60

779 :赤と桜のゼロ1/4:2007/08/12(日) 02:13:18 ID:bhasf7rV
「このワシが…人形ごときに…滅べぇ!滅んでしまえぇー!」

復讐に身を焦がした科学者ドクター・バイルの断末魔の呪詛が響く。
地上へと落下する攻撃衛星ラグナロクは大気圏突入寸前でそのコア――バイルが同化したレーヴァティンを破壊される
と同時に崩壊を始め、破片となって大地に降り注ぐ事無く大気圏との摩擦で燃え尽きていく。
その破片のなかでも一際大きなコアユニットの温度も既に人間なら耐えられないほどに上昇し、崩壊寸前のその惨状は
さながら溶鉱炉の様相を呈していた。
しかし周囲の温度とは逆にそこにいる人影――ゼロの思考は今までに無く穏やかに冷めていた。普段なら彼の傍らを元気
に飛び回るサイバーエルフのシャリテも、彼の様子を神妙な態度で見つめる。

(終わったのか)

イレギュラー戦争から数百年以上の長きに亘って続いてきた人間とレプリロイドの対立が、自分の戦いが終わったのだ。
歪んだ理想郷は紛い物の指導者と共に崩壊し、世界を呪う狂気の科学者の野望は潰えた。全てを失った人間とレプリロ
イドが手を取り合いゼロからやり直していくのだろう。エックスが望み、自分へと託した約束は果たされたのだ。

(あとは俺か)

もはやラグナロクから脱出するのは限りなく絶望的だろう。
地上への直接転送はとうに限界高度を超えているし、周囲の衛星に転送しようにも崩壊が続く不安定な状況では座標の
固定も出来ない。もしかしたら脱出装置があるのかもしれないが装置のあるエリアが既に分断されている可能性は高い上、
よしんば乗れたとしても大気圏突入のさなかに脱出して助かる見込みは無いと言っていい。
それに、例え帰還できるのだとしても戻るわけにはいかない。
自分は人間を――その体を人工物に置き換えられていたとしても、どれほどその心が狂っていたとしても――バイルを
殺したのだ。それは自分をイレギュラーと認定するには充分過ぎる罪だ。
特に今は世界がやっと歩み寄りを始めたばかり。持てる物を失い、頼れる足場も無く、不安と希望の入り混じったその歩みは
まだ脆い。そんな世界にたとえ「エイユウ」などと呼ばれる御身分であっても、そこに不協和音を生み出すイレギュラーが存在
することは許されない。それに……

『お前は最後のワイ……』

耐久温度を超えた高熱で記憶メモリーが暴走しているのか、今までの戦いがフラッシュバックする。バイルの怨嗟の哄笑が、
オメガの傲慢な口上が、エルピスの慇懃な嘲弄が、コピーエックスの稚拙な矜持が、そして■■マの……
既視感。以前にも似たような状況があったような気がする。あの時ペガソルタ・エクレールはなんと言っていた?
「イレギュラー戦争の再現」
そう、確かあの時も自分の恐るべき宿命が……
コロニー・ユーラシア。落下するラグナロク。失われた自然。エリア・ゼロの残骸。ナイトメアの蔓延。
新たな記憶と失われた記憶の断片がつながり、忌まわしい映像と単語の断片がまるで自分を責め立てるように溢れ出す。
ワイ■■ナン■■■、ロボ■■破壊プログ■■、■■ネルとアイ■■、■■ウィルス――
自分を見下ろしていたあの科学者と黒いロボットは?最悪のイレギュラーと呼ばれたあいつはそもそも何が原因で変貌した?
そう、人間に絶対服従であるはずのレプリロイドの自分が躊躇いも無く人殺しが出来たのも元々……

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:15:39 ID:zk3IlIz7
支援

ロックマンもシリーズを重ねるごとに歴史が複雑になってきたよね

781 :赤と桜のゼロ2/4:2007/08/12(日) 02:15:46 ID:bhasf7rV



「わたしは…あなたを……ゼロを信じてる……!」



ここにいるはずの無い、聞こえるはずの無い声が記憶の奔流を遮る。その声はとても弱々しいが、彼にとっては何よりも力強い言葉。

『ゼロ……』

シャリテがゼロを心配して声をかける。だがゼロは頭を振り、不安そうなシャリテの目をしっかりと見据えて答える。

「大丈夫だ……俺は、あいつらを……シエル達を信じる」


ネオ・アルカディアに作り出された天才科学者でありながら、傷つき追われるレプリロイドを助けたいと理想郷を離れ、自分を
目覚めさせた人間――シエル。
孤独な逃避行の果てに自分を縋って来た時の彼女は、自らの重責と後悔の念で押し潰されそうなほど弱々しく頼りなかったが、
この数年で見違えるほど成長した。各地に逃げのびたレプリロイドを纏め上げ、ネオ・アルカディアの抱える問題を解決する
新エネルギーの開発をし、不信に陥っていたエリア・ゼロの人間に必死に呼びかけ……
自分が彼女を信じて戦い続けたように、今度は彼女が自分を信じ続けて戦い抜くのだろう。
だから、これからも信じていよう。彼女が、親友が、そして多くの人間とレプリロイドが本当に望んだ未来を。
ゼロがいつもの自分を取り戻すのを見てシャリテはまるで自分のことのように嬉しそうに微笑むと、少し影を見せる。

『ねえ、ゼロ?』
「どうした」
『私、ゼロの役に立てたかな?』

ゼロはその言葉を一瞬理解しかね、だがすぐに思い当たる。
シャリテは数週間前に生まれたばかりのまったく新しい電子の妖精――シエルの研究によって開発された新エネルギーの
システマ・シエルと、本来一度きりの命である彼らを永続的に使用できるサテライト・エルフの技術を融合させて生まれた
サイバーエルフだ。だが死ぬために生まれるサイバーエルフにとって死ぬことは恐怖ではない、ただ自分が役に立てない
ことが怖いのだ。

「ああ……お前はよくやった」

それが言語の習得すらままならない頃から戦いのためだけに酷使され、今こうして自分と共に命が尽きようとしている。
まだ、彼女の力は多くの人々にとって必要となるはずなのに。ゼロは彼女まで巻き込んでしまった事を後悔していた。

「……ありがとう」
『えへへ、どういたしましてっ!』

だからこそ、後悔と懺悔の思いでなく、感謝をこめてそう呟く。
そんなゼロの心情を知ってか知らずか……おそらく分かっているのだろう、シャリテもまた感謝の言葉を述べた。
そして今まさにその身が、命が、業が尽きようとするその瞬間。

『ゼロ、あれ!?』

シャリテの驚愕の叫びが機能停止寸前の聴覚に届く。まさかバイルが生きていたのか?と僅かな力を振り絞ってその方角を
視界に捉える。

「あれは…」

続きの言葉は放たれることなく、鏡に吸い込まれて消えた。

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:18:10 ID:DqDsa119
支援

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:18:41 ID:zk3IlIz7
支援

このタイトルの意味わかんなかったけど、桜色がルイズの髪で赤がゼロの体か

784 :赤と桜のゼロ3/4:2007/08/12(日) 02:19:06 ID:bhasf7rV





「あんた誰?」

私――ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは驚きのあまり思わずそう訊ねた。
だって当然じゃない。何度も失敗が続いてようやくサモン・サーヴァントに成功したと思ったら、目の前に現れたのは長い
金髪をたなびかせて赤い鎧を着込んだ人間……幻獣どころか杖を持たない平民だったのよ?私が呼び出したはずの
神聖で美しくそして強力な使い魔はどこに行ったのよ!?

「ここは……」

平民があたりを見回して呟く、まるで道端の石でも見るような視線でまず私を、そしてそのまま禿げ頭や後ろの級友達に
目を向け、そして空を見上げ……ほんの一瞬だけ目の色が変わった。

「……都合のいい話だ」

まるで私の事を無視した態度。何よこいつ!平民のくせに!

「ちょっと!平民の分際で貴族を無視するの!?」
『ねえねえ、ゼロ?これって一体どういう事なのかな?』
「さあな。だが、助かったらしい」

アウト・オブ・眼中。わざと無視しているのか、それともあまりにも田舎物で言葉が通じていないのか。私を気にも留めずに
自分の横に浮いてキラキラ光っている妖精みたいなのと話を……って、え?

「よ、妖精?」
『え?』

驚いた様子で私を見る妖精、むしろ驚きたいのは私のほうなんですけど。

『あれ?何で人間が私を見られるのかな?』
「……さあな」

そう平民に尋ねる妖精。対する平民の返答はものすごくそっけない。

「ミス・ヴァリエール、彼と契約の儀を」

今まで黙っていたコルベールが急に声を掛ける。しかし今何と言った?妖精ならともかく、この平民と?

「もう一度召喚させてください!ミスターコルベール!第一、人間を使い魔にするなんて――」
「これは伝統なんです。それに私には彼がただの平民とは思えません」

え、とその言葉に思わず平民(?)を見やると、彼が私を見据えていた。




785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:19:55 ID:uMyOxgpD
サ イ バ ー エ ル フ は恐怖の対象になるか!?

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:20:42 ID:rLG32RDP
そういやエルフだ紫煙

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:20:57 ID:zk3IlIz7
レプリロイドは電気羊の夢を見るか?

支援

788 :赤と桜のゼロ4/4:2007/08/12(日) 02:22:39 ID:bhasf7rV
ゼロは自分達の身に起こった大体の事情は把握していた。恐らく、異世界に飛ばされたのだろうと。
実は以前にも2度ほど異世界に飛ばされたことがある。それ故こういったファンタジーの斜め上を行く展開にも慣れているのだが、
どれも碌な経過になった覚えがないのは何故だろう。召喚と同時に鬼の武者に襲われたり、エックスに似たサイバーエルフと
剣を交えたり、炎を自在に操る古武術の使い手や、拳を究めた修羅や、悪魔のような神に仕える神父や、デビルフィッシュ?や、
あるいは悪魔そのものが待ち受けていた事もある。
……今回は物騒な召喚ではないのか。
そう判断し、一旦警戒を緩めたゼロは目の前の桜色の髪をした少女を見据える。先ほどの人間――コルベールと呼ばれていたな、
その男の言葉から察するに、自分を呼んだのはこの少女に間違いないだろう。では何故自分を呼んだのか?



その瞳は何の感情も篭ってないようでいて、それでいて思わず圧倒されるような錯覚を覚える。し、しっかりするのよルイズ!
平民相手に腰が引けてどうするのよ!

「あなたの名前「お前なのか?」ってはい?」

いざ声を掛けようとして妨害された。この平民、どこまで人の神経を逆撫でするつもりなのだろうかーーー!

「お前が俺を呼んだのか」
「ええ、そうよ」

怒りを飲み込んで努めて冷静に答える。平民相手に怒鳴っていては貴族としての器が知れるというものだ。もう怒鳴ったような
気もするけど、過ぎたことをウダウダ言っても仕方ないわよね。

「……俺を呼び出して、どうしようって言うんだ」
「ああー、もう!!」

前言撤回。何だかいつまでたっても話がさっぱり進みそうにない平民の態度に私はプッツンしちゃった。

「いいから私と契約して使い魔になりなさい!」

ぐい!っと平民の頭を掴んで――その体温の低さに驚きながらも勢いを緩めず引き寄せると。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ!」

口付けを交わして契約を済ませた。

『あ〜!』

シャリテが悲鳴をあげる。

『シエルお姉ちゃんもまだなのに!!』
「おい」

ゼロは彼には珍しく思わず声にだしてツッコミをいれた。何故セルヴォといいネージュといいこのネタを好むのだか。

『やっぱりアルエットお姉ちゃんの言うとおりゼロはボクネンジンさんなんだ?それともやっぱりエックスがいいの?』

自分達の知らない間にアルエットは一体どういう教育をしていたのだろう。あいつらを信じて残して来たのは間違いだったのかも
しれないとゼロは少し後悔した。

789 :赤と桜のゼロ:2007/08/12(日) 02:25:14 ID:bhasf7rV
以上、我ながらなんか読みにくいぜ
サイバーエルフを出したのはゼロだけだと会話がまったくすすまないから。こういうエルフはありなのかな?
名前をクロワールにするかシャリテにするかあるいはジャクソンか、面倒だからエックスかVAVAか悩んだぜ

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:25:21 ID:jlzylY8j
支援!

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:25:24 ID:zk3IlIz7
2度って……ナムコクロスカプコンで一度としたらあと一度はなんだろう

>それともやっぱりエックスがいいの?』

そう見えないことも無いな。

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:26:00 ID:uMyOxgpD
>それともやっぱりエックスがいいの?

アッー!

793 :るいとら:2007/08/12(日) 02:26:47 ID:25TYnfXp
乙です。手早く投下しますね

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:27:16 ID:zk3IlIz7
乙ですー。

赤と桜のゼロの人、
あと銀眼の戦士の人もだけど、
これらの作品って長編の第一話ですか?
それとも一話のみの小ネタですか?

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:27:31 ID:eVmRVA2w
そう言えば鬼武者に出てたな

796 :るいずととら第三章:2007/08/12(日) 02:28:01 ID:25TYnfXp

「とら……さまですか? ええ、こちらにいらっしゃいましたよ。『テロヤキバッカ』を三十個、大至急……とのことでした。マルトーさんと私で、大急ぎで作ったんです」

シエスタの言葉に、ルイズはそう……と俯いた。やはりとらは出かけたのだろう。『テロヤキバッカ』三十個なら、とらの食べる速度を考えれば、もってせいぜい二日だろうが……。
ルイズはこほんと咳払いして、メイドに尋ねる。

「そ、それで……何か言ってたかしら? いつ帰るとか、どこに行くとか……」
「いいえ。特には……申し訳ありません」
「そう……」

あ、これ東方からの珍しい品なんですよ、と言いながらシエスタはティーポットからお茶をカップに注いだ。ありがと、と言って受け取るルイズ。
シエスタは少し微笑んだ。メイジとはいえ、ルイズはまだ小柄な少女である。

「お口に合えばいいのですけど……」

貴族ということを差し引いても、威圧感のあるあの使い魔に比べれば、ルイズのほうがシエスタにとっては怖くなかった。
とらが膨大な量の『テロヤキバッカ』を消費するため、自然とルイズとシエスタが話すことは多くなっていたのである。
しかし、どうも今日のルイズはそわそわとして落ち着きがないようだった。せっかく出したお茶にも手をつけようとしない。シエスタはルイズの顔を覗きこんだ。

「あの……ミス・ヴァリエール。とらさまがどうかなさったんですか?」
「え、ええ。その……ちょっと、ちょっと用事で出かけてるから、それだけなの」
「はあ……」

だったら主人が行き先ぐらい知ってそうなものだ、とシエスタは思う。もっとも、そんなことをわざわざルイズに言おうとはしなかったが。
厨房に漂う気まずい空気と沈黙に、ルイズはそろそろと立ち上がった。

「ええと、もう行くわ。ありがとうね、シエスタ」
「はい……あ、ミス・ヴァリエール、その……」

シエスタの声に、何?とルイズが振り返る。シエスタは自分の用件について話そうか話すまいか迷ったが、やがてあきらめたように頭を振った。
どうやら、とらは不在のようだし、ルイズには用事がありそうだ。今ルイズに話すのはやめておこう、とシエスタは考えた。

「その……今晩にでも、お部屋に伺ってよろしいでしょうか? ミス・ヴァリエールととらさまに、お願いしたいことがあるんです」
「私と、とらに……? え、ええ、いいわ。いらっしゃいな」
「はい!」

にこにこと笑顔で頷くシエスタに、ルイズの胃はまたちょっと痛くなった。うう、と懐に手をあてる。

(どうしよう……とら、今日中に帰ってくるかしら……)

ドアを閉めながら、シエスタに安請け合いしてしまったことを後悔しはじめるルイズであった。
一方……、厨房ではシエスタが、緊張から解放されたように、ふう、と溜息をついた。平民のシエスタにとって、やはり貴族と喋るのは気を使うのであった。

(ああ、ミス・ヴァリエール……お茶を召し上がってないわ……そんなに慌てていらしたのかな)

夜に訪問する時に、もう一度お茶を持っていこう。そう考えながら、シエスタはティー・カップを片付けた。


797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:29:14 ID:rLG32RDP
>>791
プレイモア(SNK)版カプエスに格ゲーキャラとして出演支援

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:29:16 ID:zk3IlIz7
予約状況

るいとら>>>サテライト60

799 :るいずととら第三章:2007/08/12(日) 02:30:09 ID:25TYnfXp

「……それで、私のところに来たってわけ? まあいいけど。ねえ、ルイズ。あなたもう少しちゃんと使い魔の管理をできないのかしら?
 だいたい、使い魔に朝起こしてもらってるなんて……やれやれね」
「だって……」

ベッドに腰掛けたキュルケは呆れたように言った。ルイズはとらの行方について知らないか尋ねに、キュルケの部屋に足を運んだのだった。
ソファーのに座ってもじもじとクッションをいじるルイズに、キュルケははあ、と溜息をつく。この友人はタバサと違って、自分の使い魔に振り回されているようだ。

(まあ、あれだけ強力な幻獣を操れってほうが無理かしらね……)

スクウェア・クラスでもあれだけの幻獣を使い魔としているのはまれだろう。

「でも、あなたもう少し考えたら……? 使い魔が起こしてくれなかったから寝坊して授業に遅れて……それであのとらを使いこなすメイジになれるわけ?」
「わ、わかってるわよ……キュルケ、なんだか最近説教じみてるんじゃない? エレオノール姉さまじゃあるまいし……」
「あんたが子供じみてるんでしょう、ルイズ」

ぐ、とルイズは言葉につまる。ルイズだって、日々あせっているのだ。魔法の腕は『ゼロ』のルイズの名の通り、一向に上達しなかった。
最近、とらに貰った『錫杖』を使う訓練をしているタバサにお願いして、ルイズも一緒にやってみたことがある。
そちらも見事に失敗し、「向いてない」とあっさりタバサに言われたばかりである。

「私だって……その、立派なメイジになりたいわよ。別に強力なメイジじゃなくていいから……普通の呪文を普通に扱うような」

(ふぅん……そりゃまあ、ルイズも悩んでるのよね……あたりまえか)

血統だろうか、生まれつき『火』の系統の素質に恵まれ、トライアングル・クラスの実力を持つキュルケにはなかなかルイズの悩みは実感できない。
とはいえ、ルイズが人一倍努力していることはキュルケも知っていることだった。

「……ルイズ、あなた一度、使い魔から離れてみたら? あんまり大きな力に頼ると、自分を見失うわよ。
 無理や背伸びをしないで、まずは自分にできることは何なのか、それを見つけなさいな」

ま、父の受け売りだけど、とキュルケは付け加える。ルイズはぎこちなく頷いた。
恥ずかしがっているのがわかって、キュルケはくす、と笑った。少しからかいたくなって、思い出したような調子でキュルケは言う。

「あー、そうそう、あなたの使い魔だけど……心当たりは、あるといえばあるわね」

ルイズががばっと跳ね起きた。

「どどど、どこよ!? というか、なななんで黙ってたのよ? キュルケー!」
「あら、だから今、こうしてちゃんと言ってるじゃない……ルイズ、あなた、慌てすぎて、大事なひとを忘れてない? いるでしょー、あなたと同じぐらいとらに惚れ込んでるのが」

あ、とルイズが固まった。
確かにキュルケの言うとおりであった。なぜいままで忘れていたのだろう。ルイズはぐっと拳を握る。
大きい胸、青色に染まった長髪……最後に、ルイズの頭の中で「るーるーるー」と歌声が流れ、ルイズは怒りにぶるぶると震えだした。

「ああ、あの……ククク、クソ竜っ……!」
「あらやだ、下品ねー。さーて、タバサのところに行くとしましょうか?」

今にも駆け出しそうな様子のルイズに、クスクスと笑いながらキュルケは立ち上がった。


800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:31:07 ID:zk3IlIz7
支援

おっと、ナムコクロスカプコンにはゼロは出てなかった。
>>795>>797で二回、ですな。

801 :サテライト60:2007/08/12(日) 02:31:22 ID:flVaim4v
るいとらの人の次……これは失敗したぜと思いつつ支援

802 :赤と桜のゼロ:2007/08/12(日) 02:31:30 ID:bhasf7rV
長編のつもりです。今月一杯は私用で投下が厳しくなりそうですが

2度:SVCカオス、鬼武者無頼伝

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:32:59 ID:zk3IlIz7
>>802
了解です
続きに期待してます

804 :るいずととら第三章:2007/08/12(日) 02:34:24 ID:25TYnfXp

(……困った)

そのとおり、タバサは非常に困っていた。
シルフィードととらを『雪の精霊』退治に送り出し、『サイレント』の魔法をかけて読書に没頭していたら、血相を変えたルイズとニヤニヤ笑うキュルケが部屋に飛び込んできたのである。
とらはどこに行ったのか――そう怒鳴るルイズに、表情には出さないものの、タバサは冷や汗をかいた。オーク鬼よりも恐ろしいルイズの剣幕であった。
ガリア王家の任務をとらに代行してもらったのだ、とは言いにくい。わざわざ偽名を使ってトリステイン魔法学院に通っているのも、周囲への迷惑を避けるためである。
ここで自分の正体を明かせば、ルイズやキュルケに迷惑がかかるかもしれない……そう思うと、本当のことを言うわけにはいかなかった。

(ここは嘘を突き通すしかない。杖は振られたのだ)

そう決意を固めたタバサは、芝居がかった仕草でぽんぽんとルイズの肩を叩いてみせた。そして、残念そうに首を振る。
いつものクールな様子とはずいぶん異なるタバサの仕草に、ルイズが怪訝な表情になる。

「二人とも……今回のことをとても『楽しみに』している様子。邪魔はしたくない」

ピシ、とルイズが固まる。
もっとも、とらが『楽しみ』にしているのは『雪の精霊退治』なのであるが……タバサはあえてそこには触れないでおく。

「……シルフィードは『一生のこと』と言っていた。私もその言葉に心を動かされた」

シルフィードは確かに『一生のお願い』と言っていたので、これぐらいのアレンジは許されるとタバサは勝手に判断した。
だんだんルイズの表情が暗くなっていく。
同情に心を痛めながらも、もう一押しだとタバサの心に何かが囁いた。
使い魔の見たもの、聞いたことは主人にも伝わる。タバサはシルフィードの声を聞きながら、適当に脚色を加えることにした。

 『ほらほらとらさま、急いで急いで! アイーシャさんに会わなくちゃならないんだから! なんとしてもこの恋はかなえてあげなくちゃ!
 ああ、とらさまの背中ふかふかで気持ちいいのだわ。るーるる、るるる』

都合の良さそうなシルフィードのセリフに、タバサはこほんと一つ咳払いした。

「……シルフィードは今、あなたの使い魔に抱きついている……シルフィードは言ってる
 ……『ああ、とらさま――(の背中ふかふかで)という部分をタバサは省略した――気持ちいいのだわ。るーるる、るるる』……」
「あらまあ、情熱的ね」

キュルケが合いの手を入れる。ルイズは茹でたカニのように真っ赤になった。


805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:35:37 ID:jlzylY8j
支援支援s

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:36:11 ID:bhasf7rV
ツンデレなら鼻血をだして倒れなきゃ支援w

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:37:32 ID:zk3IlIz7
このタバサは、ゲーム帝国のまぎらわシリーズみたいなことをしよるなw

808 :るいずととら第三章:2007/08/12(日) 02:37:56 ID:25TYnfXp

ルイズをごまかすのには、これで十分であると判断したタバサは、これ以上の追及を避けて、さっと本に顔を落とす。
それっきり顔を上げようとしないで黙り込んだ。
死にかけの金魚のように口をパクパクとさせていたルイズが、真っ赤な顔になりながらも、ようやく声をだした。

「そ、それで……続きは……?」
「……言えない。恥ずかしい」
「とらは、とらは何て言ってるの!?」
「……言えない。恥ずかしい」

唖然とするルイズ。その鳶色の瞳に、じんわりと涙が溜まっていく。

「そんな……うそ、うそよ……うっ……え、えぐっ……ひぐっ……」
「ちょ、ちょっとルイズ……あなた本気で……」

「わぁああああんっ!!」

わっと泣き出したルイズは、タバサの部屋を飛び出してしまった。キュルケが呆れたようにタバサを振り返る。

「あーあ、泣かせちゃった。タバサ……鈍いルイズは気がついてないけど、どう聞いても作り事よ、それ」
「……嘘はついてない」

少々アドリブとアレンジはあるが、許される範囲である、とタバサは自分を納得させた。
あくまで、ルイズに迷惑をかけまいとしての嘘である……のだが、ルイズに泣かれてしまうは思っていなかったため、タバサの良心はチクチクと痛んだ。

(仕方ない。これもすべてルイズのため。ルイズを思えばこそ。危険に巻き込まないため)

強引な自己暗示をかけて、タバサは本の世界に戻る。
それにしても……シルフィードととらの会話を聞く限り、あながち二人が恋仲というのも無理ではない設定だと、タバサはぼんやり妄想した。

「……将来尻にしかれる」
「はぁ? どうしたの、タバサ」
「独り言」
「……なんか、今日あなた変よ……?」

あまりに普段と違うタバサの様子に、キュルケが怪訝な顔をする。
「……間違いない」と言いながら読書の続きに戻ったタバサに、やれやれ、とキュルケは呟いた。
この友人は結構腹ではいろいろなことを考えていそうである。ルイズのようにバカ正直な性格では気がつかないのだろうが……。

(ルイズも可哀想に……後で様子を見に行ってあげましょうか。まあ、泣き疲れた頃合を見計らうことね……)

『微熱』のキュルケは、まるで手のかかる妹のような友人たちに、ふう、と溜息をつくのであった。

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:38:54 ID:jlzylY8j
美事なり
お見事にございまするタバサ殿

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:39:13 ID:zk3IlIz7
雷撃のタバサ二話の方とちゃんとリンクしてるんだなー

支援

811 :るいとら:2007/08/12(日) 02:39:13 ID:25TYnfXp
ここまでです。サテライトさんの投下支援

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:40:53 ID:zk3IlIz7
予約状況

サテライト60 のみ


813 :サテライト60-7:2007/08/12(日) 02:43:03 ID:flVaim4v
るいとらの人GJです 今回は前回の説明と次回への繋ぎ

拝啓
 トリステイン魔法学院も学徒を新しくし、わたくしも未熟ながら進級いたしました。召喚の儀の興奮冷めやらぬ私たち二年生は、入学したてのころのそれとは違った目新しさを感じつつ、毎日を送っております。
 さて、お父様には未熟な末娘がどんな使い魔を召喚したのかと、大変な気苦労をお掛けしていると思いますが、先日わたくしは月の貴人を召喚いたしました。非常に優秀な使い魔で、文字でしかお伝え出来ないことを大変残念に思います。
 そして優秀な使い魔を召喚した反面、未だに満足に魔法の使えぬわたくしの未熟が浮き彫りとなり、身の引き締まる思いを感じると共に、一年前、学院への入学をお許し下さったお父様にもう一度感謝のお手紙を認めたく思いました。
 ところで、改めてお父様にお願いがございます。この度召喚しましたわたくしの使い魔、名をムーンフェイスと申しますが、非常に人に似通った姿形をしておりまして、そこでお父様に武器の手配をお願いしたいのです。
 非常に厚かましいお願いで恐縮ですが、本人の希望でテーブルナイフを59本、加えて我儘を言わせて頂けるのなら、純銀の物をよろしくお願いいたします。
 それでは、暖かくなってきたせいか、近頃土くれのフーケなる盗賊が城下を賑わせているようです。若輩の愚慮とは思いますが、どうぞお気をつけ下さい。
                        敬具
      ルイズ・フランソワーズ・ド・ラ・ヴァリエール

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:44:23 ID:zk3IlIz7
支援

815 :サテライト60-7:2007/08/12(日) 02:44:36 ID:flVaim4v
 とんとん、と後ろから急ぎの足音がする。キュルケに教わったばかりの、化粧の崩れない澄ました顔を保ちつつ、ルイズは足を止めた。
「おはよう、ルイズ。今日も素敵ね」
 モンモランシーがルイズの隣に並ぶ。丁寧に巻いた金髪を揺らしながら微笑む彼女はきちんとした化粧をしていて、やっと化粧をした自分の顔を覚えたルイズにも、それが創意工夫されたものだということが解った。
「モンモランシー……、おはよう」
「ええ、おはよう。あら、ルイズ。綺麗なお化粧ね」
 ルイズの糊塗を見透かすように笑う。ルイズにも、モンモランシーの化粧の大体が解ってしまったのだ。自分で彩っているモンモランシーには、ルイズのそれは細部まで解るに違いない。
 まずい。ルイズは思った。
「本当に素敵な化粧よ、ルイズ。その笑い方も素敵」
 それからそうやって笑おうとする貴女も素敵。モンモランシーはルイズの耳に口づけしてから言った。
 まずい。ルイズは再び思った。ばれている。
「そんなこと……ないわよ」
 ルイズの口元は笑っていない。目元も萎れている。ただそれを、厚塗りの化粧で誤魔化しているだけだ。常に口元に不敵な笑みが浮かんでいるし、目元はぞっとするほどに美人だ。
 ただ、もしも不用意に笑いでもしたなら、ルイズの顔の素敵な化粧は、たちまち歪な笑い顔を作ってしまうだろう。
 この化粧は、ルイズから喜怒哀楽を奪う。そうまでして、そうまでして得たというのに、この女はそれをふいにするのだろうか。
「ルイズ、止めて。私たちはお友達でしょう?」
 指を出して、その不穏な表情を押し留める。
 モンモランシーは恐らくルイズのその不可思議な使い魔のことを、主人以上に理解していた。化粧で作ったルイズの顔は、捕食者としてムーンフェイスと肩を並べるに(上辺の限りでは)相応しいものだ。
 だが、それだけではない。その糊塗の下、鬱屈と表情を押し殺したルイズは、餌として非常に良質に映るだろう。モンモランシーに食人の嗜好はなかったが、目の前の不思議な使い魔は己の意の儘に生きている。そのくらいの推察は容易かった。
 モンモランシーはその精一杯の背伸びに悪戯するように、下唇に己のそれをかすめて紅を崩すと、焦ったように動きを止めたルイズを廊下に置き去りにして去っていった。
 ムーンフェイスが隣で溜息をついた。彼はそろそろ貴族の食事以外のそれを必要としていたので、消えても問題のない平民を上手く見つけ出す必要があった。

816 :サテライト60-7:2007/08/12(日) 02:45:54 ID:flVaim4v
「解ってる。そろそろ食事が要るわよね」
 その日の晩、ルイズは言った。食糧事情は使い魔と付き合っていく上で不可欠なことだ。納得するのよ、私。納得出来なければ、これからが辛くなることは自明だ。
「ちょっと当てがあるの。最近、不届きな盗賊の噂を良く耳にするわ」
「ムーン、盗賊ね。そいつもメイジかな?」
「ええ。きっと、どこかの国で爵位を剥奪されたメイジね」
「それは美味そうだね。……ムゥーン!」
「神出鬼没で、盗む物に統一性のない気紛れな盗賊だけど、きっと次の狙いはここよ」
 食べられれば良い、とでも言いたげに振舞うムーンフェイスに歯噛みしながら、少しばかり強引にルイズは自説を披露する。これは彼女の、健全な方向での主人としての努力だった。
 短くは上辺を取り繕う事も必要だが、長い目で見るなら内面の有用性もアピールする必要がある。ルイズは理解していた。
「その盗賊の犯行はね、回を重ねる度に派手になっていくの。どんどん大きな屋敷から、どんどん地位のある人から。
 盗賊は有能だったわ。目撃証言は掃いて捨てるほどあるのに、性別も不明。
 最後の犯行は城下の公爵家。それもかなりのトップだったの」
 ルイズはすぅ、と息を吸い込んだ。次第に早口になる唇と上手く付き合いながら、ムーンフェイスの顔色を伺っている。そう悪くないようだった。
「そして盗賊は周到よ。今までの犯行記録を調べれば解るんだけど、大きな屋敷、地位のある貴族相手には、それなりの準備期間を割いてきた。
 もう前回のそれから、今までと比較したなら十分なそれを割けたはず。となると今度は、その不幸な公爵家よりも名誉を抜き取れる王宮か、そうでなければこの魔法学院を狙うはずだわ」
 それと多分、貴方がまだか、まだかと一日を待つよりも、その盗賊がしびれを切らす方が早いと思うのよ。それを聞いてムーンフェイスは、君の言うことが事実となるかどうか試してみよう、とでも言うように、口を閉じてからにぃと笑う。
 そしてその日、そう言って窓を開き宝物庫を指差して見せたルイズの凡眼を慧眼と誤解させるように、学院に不届きなゴーレムが現れた。
「言った通りでしょう。
 あれが今日の食事。テーブルマナーは守って頂戴ね?」
「任せておくれ。ムゥーン!」
 ムーンフェイスは開け放たれた窓から空を見上げる。やはりそこには、月が二つ鎮座していた。

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:48:49 ID:jlzylY8j
支援!
フーケ逃げてー!

818 :サテライト60:2007/08/12(日) 02:49:15 ID:flVaim4v
終了です。
またル・ブランが抜けている……なんで気付かないかな自分
相変わらず一行が長すぎますって良く言われてます。
改行あんまりしたくないんだけどなぁ

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:50:27 ID:zk3IlIz7
あぁ抜けてたのか。
全然気づかなかった。

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:53:51 ID:zk3IlIz7
予約状況

なし


821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 02:57:37 ID:zk3IlIz7
ソウルハッカーズ漫画版から主人公の名前を取ったって言ってた人、
名前を「真」って書いてるけど、
Wikipediaによると「塚本新(つかもと あらた)」って名前らしいよ

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:00:06 ID:bhasf7rV
>>821
ごめん、うろ覚えだったんだ。指摘サンクス
直してくる

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:00:39 ID:nXUjNKaS
シーンは頭の中に浮かぶのに、それを文章にしようとすると遅々として進まない。

憎い、表現力の無い自分が憎い。

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:01:12 ID:I5Ns8yH5
ゼロ4のEDは泣けたな
GBAで歌付きとか

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:12:04 ID:pE294TSq
さっきまで書いていたキンタロスネタが突然のPC再起動(多分更新プログラムのせい)でパーになり
こんな夜中に近所迷惑を承知でDouble-Action Ax formを大音量で流しつつ自棄酒を煽る俺、参上

嗚呼、乾坤一擲のルイズ&キンタロスネタが……
仕方ない、別件のルイズ&ジークかキュルケ&モモタロスを書き進めるか……

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:16:27 ID:+FjgDF4l
アニメ版スカルマンを見終わって思った事
御子神隼人版スカルマンをルイズが召喚
最終回の死ぬ直前だったのに、召喚されたら全快していたスカルマン=隼人が闇に紛れて悪を討つなんてのが・・・
小説書けるかは不明だけど

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:16:36 ID:bhasf7rV
>>824
今ちょうどサントラでその部分を聴きながら小ネタの編集をしているところだけど涙で作業が進まねぇ・・・

828 :ゼロの平面:2007/08/12(日) 03:22:03 ID:GlX8RVfm
個人的にゼロは3が一番良かったかな。
次が4で2と1が続く。

あ、投下予約します。
平面じゃないんですけど、映画とのクロスで生意気にも二作同時進行という形になりますが……

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:23:17 ID:zk3IlIz7
書いてたのが途中でパーになる人多いなおい (>>538参照)

「紙 copi Lite」とか使ってみたら?
メモ帳みたいなもんだけど、ちょっとでも書き加えたら自動で保存して行くから
途中でPCが落ちたりしても安心

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:24:01 ID:UaAK+g2L
ゼロの猛女イリーナという言葉が浮かんできた
「ルイズちゃんの使い魔になってから力が湧いてきました!だから新しいグレソ買って欲しいの!
 必要筋力40ある奴!
 ミスリルの!」

出る不リンガー?なにその爪楊枝(プッ

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:25:24 ID:uMyOxgpD
>>830
イリーナが岩石を投げてぶつかった瞬間に虚無を発動させればメテオストライクに(ry

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:25:41 ID:zk3IlIz7
予約状況

映画とのクロス(ID:GlX8RVfm) のみ


833 :ゼロの平面:2007/08/12(日) 03:27:03 ID:GlX8RVfm
では、30分に投下します。




834 :T-0:2007/08/12(日) 03:30:20 ID:GlX8RVfm

 着水した瞬間から、下部に強烈な熱が迸った。
 
 肉体を蝕む痛みは、しかし一瞬で消えていく。


 熱の原因も、痛みの原因もわかっている。
 自分の足が、マグマと変わらない灼熱を誇る溶鉱炉に、ゆっくりと落ちているのだ。
 ショットガンにもマシンガンにも楽々耐えられるように設計された超合金のシャーシが、
 落とされるほどに溶ける音をたて、浸る部分から蒸発したようにあっけなく消えていく。

 ターミネーターは自らの体のことを冷静に判断していた、既に膝より下は無くなっている。
 ラッキーなのは予備電池のかすかなパワー故、体の随所の感覚がうまく感じ取れていないことだ。
 ボロボロにされたボディ、左腕は肘から下が引き千切れてへし折れたシャーシが顔を覗かせている。
 『満身創痍』、まさにこの体には、この言葉がぴったり当てはまるだろう。
 

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:30:51 ID:CrQi/TbG
大十字九朔を召喚するルイズ
まず間違いなく最初に九朔を女に間違える

836 :T-0:2007/08/12(日) 03:32:23 ID:GlX8RVfm
 腰の部分が沈み始めた。
 メイン電池が焼かれる事を察知した敏捷な人工知能が、彼の視界に警告を告げる。
 しかし、ターミネーターはそんな警告を邪魔だと思った。
 視界の殆どを埋め尽くす警告メッセージ、ターミネーターはこのプログラムを自らシャットダウンさせ、
 一つの機能を自ら完全に破壊することで目の前のそれを取っ払った。

 ターミネーターは決して自分の焼かれる姿を見ようとはしなかった。
 彼の、ただ一点に見上げる視線の先には二人の人間がいる。彼らは少年と、妙齢の女。
 どちらも、ついさっきまでターミネーターの存在理由だった存在だ。

 しかし、今は違う。

 『護る』という使命を果たした以上、自分の存在はこの世の中に対して邪魔でしかない――――いや、そんな複雑な事ではない。
 もっとシンプルな理由だ。自らの任務を終えたターミネーターは、『存在する意味』も『存在する価値』も無くなってしまったのだ。
 だから抹消する必要があった。これは2029年の少年――抵抗軍リーダー『ジョン・コナー』の命令だったし、
 もともと『スカイネット』が初めから彼に組み込んでいた命令で、書き換えられなかった唯一のものだった。
 
 別れ際、少年のジョンは泣いていた。その顔は記録している2029年のジョン・コナーが自分を送り出すときの顔にどこか似ていた。
 寂しいとは思わなかった。否――思えなかった。
 なぜなら自分は機械だから、それも、本来は文字通り殺人の為に作られたロボットなのだから。
 ただ、なぜ人は寂しいと思うのか、悲しみを持つのはなぜで、なぜ泣くのか。その理由を最後の最後に学習する事が出来た。
 人間ではこういうことを不幸中の幸いと言うらしい。
 
 ……とうとう、溶岩が胸を浸した。
 視界に強烈な乱れが生じ始め、文字の解読が不可能なほどに画面が歪んでしまう。
 下の端に映る揺らぐものが炎で、自分の体――正確に言えば人口皮膚の部分――が焼けているのだと解る。
 それでも、ターミネーターは瞬きすらしなかった。

837 :T-0:2007/08/12(日) 03:33:56 ID:GlX8RVfm
 
 回路がショートする暇もなく、焼け壊れて歯止めが利かなくなったデータが大洪水となってCPUとサーボを通し、
 次から次へと休み無く押し寄せてきた。
 それを処理する能力が、当然今の彼にあるはずも無い。
 次の瞬間には目の前に解読不可能な文字の羅列が並んだ。
 なぜかその視界の端の方に、未だにこちらを見続ける少年の『ジョン・コナー』の姿が映っていた。
 わずかに稼動している視覚機能が辛うじて見せているにしては、あまりにもはっきりとした輪郭が見える。
 データの一部なのか、と人工知能が最後の思考を巡らせた。
 でもその途中で、ターミネーターは自分のデータなど既に溶けてなくなっていることに気づいた。
 
(これはい  っ た……)

 次の疑問は巡らなかった。
 ターミネーターは最後の力を振り絞って、まだ完全に溶け切っていない右手を動かした。
 
 赤い画面に敷き詰められた文字が音をたてて消える。
 ターミネーターは肉片のかけらも残さずに、溶けてなくなった。


838 :T-0:2007/08/12(日) 03:35:19 ID:GlX8RVfm

 ・

 ・
 ・−
 ・−−
 ・−−
 ・−−−−
 ・シャーシ損傷率 ――――0%。
 ・認識機能    ――――正常。
 ・識別機能    ――――正常。
 ・戦闘機能    ――――追加事項有・問題無。
 ・学習機能    ――――追加事項有・上書有。 
 ・データ     ――――損傷無。
 ・CPU     ――――損傷無・正常。
 ・補助パワー   ――――損傷無・異常無。
 ・再起動=開始。 

 再起動まであと:3秒前…………2秒前…………1秒前…………


839 :T-0:2007/08/12(日) 03:37:09 ID:GlX8RVfm
 ――――トリステイン魔法学院。 
 

 『ゼロのルイズ』は、爆煙の中からようやく姿を現したそれを見たとき、
 自らの期待(主に希望と妄想)が穴の開いた風船のように急激にしぼんでいくのを感じとった。
 煙を体に纏わせながら現れたそれは、おそらく爆発によって出来てしまったクレーターの中心で
 黒尽くめの大きな体を丸め、うずくまっている。
 片膝をつき、両手を地面に付けて顔を俯かせるその姿は一見してみると主に誓いを捧げてる騎士のように見えるが、
 しかしその一方で、疲れが溜まってだらしなくうな垂れている旅の男の様にも見えた。
 
 彼女にとって、問題はポーズではなかった。ぶっちゃけ、強くて美しくて逞しい使い魔が現れてくれるならポーズなんてどうでもいいのだ。
 ルイズが頭を抱えた問題は、現れた『コレ』がどこからどー見てもただの平民だと言う事。ただ、それだけだった。
 勉学に励んでいたから、過去の歴史などは詳しいつもりだ。しかし、今回の問題はその知識の引き出しをいくら開けようとも、 
 どこにも答えが見当たらない、見当たるわけがなかった。なにせ、平民がどうこうを除いても、
 人間を召喚した事例など、どこの国の歴史書にも載っていないことだ。
 
 ……少なくとも、今まで自分が見てきたものには、かけらも載っていない事なのだ。


840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:38:50 ID:AMa8o6lx
支援

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:40:01 ID:uMyOxgpD
T-850キタ――――!
これがT-1000だったら・・・・

842 :T-0:2007/08/12(日) 03:40:48 ID:GlX8RVfm
 この事実は、少なからずここにいる者たちの心を揺さぶっていた。
 周りを囲む同学年の者たちはおろか、年を重ね、さまざまな体験を経験してきた『炎蛇』――教師コルベールでさえも、
 一時ほど息を忘れ、茫然とした顔で目の前に起きた予想外の事実を眺めていたほどだ。
 しかし、当たり前かもしれないが、この場にいる者たちの中で最も早く現実を対処しようと覚醒したのは彼だった。
 伊達に年をとっているだけのことはある。……それゆえか頭上はいささか寂しかったが。
  
「ミス・ヴァリエール」 
「!」
 
 急に名前を呼ばれ、ルイズは体をびくりと跳ねさせた。
 それからあわてた様子で首を回すと、背後にいるコルベールへと向き直した。
 やや放心した目から、コルベールはおそらく彼女も事態に対応すべく、
 “彼女なり”に冷静になろうとしていたのだろうことがわかった。
 ルイズは、自分以上に冷静に事態を見るコルベールに安堵したのか、助けを求めるような目をして訴えた。

「ミスタ・コルベール……お願いです。もう一度……もう一度召喚の許しを……」 

 あわてた様子にしてはやけに落ち着いた声なのは、やはりルイズも事態に対して冷静になろうと
 四苦八苦しながらも感情をコントロールしていたに違いない。
 訴える目は純粋だった。純粋に、悔しさや怒りが光を帯びて映え渡っている。
 コルベールは本心を言えば「イエス、わかりました」と言ってやりたかった。
 が、しかし掟は掟、守らねばならないルールなのだ。彼は心を鬼にして、出来るだけ優しくルイズに言った。

「残念ですが、それはできません」


843 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/12(日) 03:41:03 ID:aw3qbsEa
>>794
イレ姐さんは2巻で締める予定
ジーンなら3巻までいけるんだけどさ…
やっぱ空戦の問題が

844 :T-0:2007/08/12(日) 03:43:02 ID:GlX8RVfm

 コルベールの短い台詞を聞いたルイズは、硬く口を閉ざしてそれ以上何も言わなかった。
 解っていたから。伝統と神聖さが重要視されるこの儀式がやり直せないことなど、知識としてとっくに理解していた。
 ルイズからしてみれば、藁にもしがみつく思いで『それでももしかしたら』というわずかな可能性に賭け、言ってみただけなのだ。
 だからなのか、否定の言葉を聴いたとき、思っていたよりショックは大きくなかった。
 コルベールの口調がいやに優しかったのも、恐らくは理由の一つだと思える。
 
 ルイズは覚悟を決めたように小さな拳を握り締め、踵を返して男へ向かった。
 幸い、男は召喚されたときから死んだように全く動いておらず、動く気配も感じられない。
 ルイズがうつむいた顔に、握りを開放した手で撫でるように触った。
 男はピクリとも反応を示さない。ルイズの手に暖かさは伝わるのだが、まるで本当に死んでいるように
 男はか細い指で触られている事に異常なほど無関心だった。
 一方で、周りの生徒たちは今頃になって呆然とした状態から立ち直り、
 改めるように一呼吸分間を空けるとそろいも揃って一斉に野次を飛ばし始めていた。

 だが、いま男の顔をまじまじと見つめるルイズの耳に、果たして届いているかは誰も解らない。


845 :T-0:2007/08/12(日) 03:44:09 ID:GlX8RVfm

 ……目を開くと、体の中でピーッと音がした。再起動が正常に行われたことを知らせる音だ。
 全ての回路が瞬く間にオンラインとなり、ターミネーターはゆっくり頭を上げながら周囲の光景と状況を高速で認識し始めた。
 内蔵されたセンサーが彼の目から入る景色を正確にCPUへと伝える。
 次の瞬間、
 彼は恐らくロボットとして出来る限りの驚いた表情を瞬時に作りだすと、前方表示器に記された
 『Dont not』の文字を、しばらくの間じっと、何も言わずに睨んでいた。 
 
 彼のCPUはいつまでたっても答えを導き出せずにいた。
 自分は再起動した。それは各システムが正常に、何の問題もなく働いたからだがそれだけではここに存在する説明がつかない。
 いくつもの可能性を示唆しては『新たなる可能性』と、それを『論理的に説明できない』と形容する文章が次々に上書きされ、
 大量のデータがバグを引き起こしたかのように彼の判断・思考回路を縦横無尽に駆け巡っていく。
 人間で言うところの『焦り』を彼は感じていた。 

 彼はもう一度、周りを見渡す事にした。
 目の前には桃色の髪の少女が、なんともいえない(データにない)表情でこちらを見上げ、
 その十数メートル奥に、恐らく同年齢だろう少年少女が立ち並んでさまざまな顔でこちらを見ている。
 肌から読み取る気候、気温、風の暖かさ。どれも記憶しているものと大幅に違う。
 そもそも自らがここに『存在している理由』はなんだ? 任務を終えた以上、存在の意味はない。
 だから溶鉱炉の中に落ち、完全に自らの存在を消し去ったはずだ。
 跡形もなく。それこそデータのひとかけらも残さずに散ったはずなのだ。

 奇妙な事に、そのときの記憶はデータフォルダの中に新しいものとして厳重に保存されていた。
 悔しさか、無力さ故なのか――いや、私がいなくなるという悲しさ故だった――(コレは訂正されている)。
 顔を歪めるジョン・コナーとサラ・コナーの遠くなる姿が、まるで実在のように表示画面に再生される。

「私がココにいる意味は……なんだ?」

 それが、トリステインにきたターミネーターの最初の言葉だった。


846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 03:46:28 ID:zk3IlIz7
おおー、ターミネーターだー、支援

>>843
続き、期待してます

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 04:01:39 ID:zk3IlIz7
>>841
T-800じゃね?

848 :平面+T-0:2007/08/12(日) 04:04:10 ID:GlX8RVfm
なぜ最後の最後にさるになるんだ……orz
気を取り直して――――投下終了。支援感謝します。 
いろいろ矛盾点などあると思うけど、平面と共に末永く見てもらえりゃ幸いです。

>>841
>>847の通り、こいつは2のT−101型なので、T−850でなくT−800です。
両機の違いについてはウィキペディアなどで解りますので参考にしてもらえると助かります。

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 04:04:38 ID:uMyOxgpD
>>847
あ、T-850は3のシュワちゃんだ・・・

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 07:01:41 ID:N5wqyUf1
>>800
素っ裸じゃなくて良かったね支援

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 07:03:13 ID:N5wqyUf1
>>850
>>836のミス、すまぬ


852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 07:10:47 ID:cYFK8CjI
GTA3の主人公のクロード・スピード召喚するよー
今度はちゃんと続くよ

853 :GTA-0:2007/08/12(日) 07:13:30 ID:cYFK8CjI
金、利権、シマ、女、薬・・・
汚れた欲によって発生するビジネス。
血肉と硝煙の臭いが染み込んだ全米最悪の街、リバティーシティ。
今、そのクソ溜めを背景に俺は車を走らせている。

数日前、爆発によって燃えカスになった50万ドル。
俺を嵌めたアバズレ、カタリーナへの手向けとなった紙切れだ。
当然、俺の懐は寒くなった。寒くなったらどうすれば良いか?
簡単な事だ、暖めれば良い。
だがこの街で仕事をするには問題があった。
依頼者が居ない事と敵が居過ぎるという事だ。

真っ暗な闇の中を照らすライト。
こんな深夜ではラジオの音楽とエンジン音ぐらいしか聞こえない。

遠くからライトが見える。大型トラックだろう。
トラックとの距離を縮め、すれ違おうとしたその瞬間


目の前にでかい鏡のような物が現れた


当然ブレーキを踏むが間に合わず「それ」に突っ込んでいく。
次の瞬間、意識が飛んだ。

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 07:16:01 ID:qSy8h+bG
ちゃんとルイズがキスした後にやっちゃうよだったりして支援

855 :GTA-0:2007/08/12(日) 07:16:29 ID:cYFK8CjI


日の光を感じる・・・昼間なのか。
どうやら長い時間気絶していたらしい。

俺は今、どうなっている。
周りの状況を確かめる為、ゆっくりと目を開ける。

何だ、これは。

目の前にピンク色の髪のガキが居る。格好が変だ。
昔のヨーロッパ人が着ていたような物を着ている。
周りには目の前のガキと似た格好のガキどもが大勢居る。
緑に覆われた地面が広がり、道路など見当たらない。
昔のヨーロッパの城のような塀と建物が建っている。

つまり・・・ここは昔のヨーロッパの城を模した庭園で
昔のヨーロッパ人の格好をしたガキどもが集まって何かしている、という事か?
とにかく厄介な状況には違いない。

と、考えていると突然目の前のガキが喚きだした。
五月蝿い上に何を言っているのか全く分からない。いったい何語で話しているんだ。
このままでは埒が明かないので、近づいてくる禿げ野郎に話を聞く事にする。
窓を開け「このガキはナニ人だ?言ってる事が分からない。」と聞く。

面倒な事に禿げも意味不明な言葉を返してきた。どういう事だ。
ここはアメリカだ。だが奴らは英語で話さない。ふざけてんのか?

ここに居ても仕方がないのでエンジンキーを回す。
目の前の二人がその音に反応してビクッと体を揺らす。
何だ、こいつ等は・・・。呆れながら窓を閉める。
するとピンクのガキが窓を叩きながら喚きだした。
当然、鬱陶しいガキを無視して車を発進させる。

!?

突然、頭に強い衝撃を受ける。
何が起こったのか分からないまま、俺の意識は・・・再び途切れた。

856 :GTA-0:2007/08/12(日) 07:18:48 ID:cYFK8CjI
投下終了


857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 07:34:11 ID:3YIyblyu
ファッキンGJ!

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 07:42:09 ID:iZRq1lBN
T-800はターミネーターの中で一番好きだぜGJ
GTAの方は独特の無法っぷりを見せてくれることを期待しつつGJ

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 08:47:43 ID:Jq3V0mbP
あれっ?止まった?
電王とか見てんのかな

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 08:52:29 ID:qSy8h+bG
この時間はだいたい止まってますよ

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 08:56:47 ID:q0vHbzsK

   \  __  /
   _ (m) _  ピコーン
      |ミ|
   / `´  \
     ( ゚∀゚)  ←ルイズ
    ノヽノ |   ちいねえさまのおっぱい!
     < <


862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 08:57:11 ID:OmUKFZYe
電王か
ついに外壁をぶち抜いてしまったハナ
こいつイマジン倒せるんじゃね?


863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 08:58:25 ID:pXRqimtF
>>859
プリキュ(ry

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 09:24:13 ID:6n6+KF35
ゾロリ先生召喚!

いやまぢにゼロ魔で召喚されたらゾロリ先生大満足かも

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 09:32:55 ID:I5Ns8yH5
>>859
電王→アニメ両方→飯→甲子園

まあ職人さんもまだいないしまったりしましょ

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 09:35:48 ID:4hYHYR+S
なあ
電王を先週から続けて見たんだがこれはひょっとして映画見ろってことなのか

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 09:39:39 ID:I5Ns8yH5
>>866
ここ六週全部映画の宣伝ですがなにか?

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 09:49:42 ID:tM09HQwr
>>866 前作みたく珍妙な料理対決するよかマシだろ。

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:01:11 ID:6NdnL6WC
>>865
スーパーヒーロータイムの片割れが上がってない辺り涙を誘う

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:01:23 ID:e64c3W0m
>>868
 確かにありゃヒドかった

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:05:14 ID:V/9vzWsb
>>870
いくら視聴者離れの夏枯れ時期とはいえ、延々とあの手の話をするのは確かに酷かった

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:14:09 ID:4hYHYR+S
クウガではゴ・ガメゴ・レが鉄球振り回してた時期か
クウガからグロンギ召喚とか考えたがズを呼ぶと即ゲゲル開始だしメを呼んでも似たようなもんか
ゴなら…駄目だ自分ルール異世界版を編み出してゲゲルが始まる
一番マシなのはラの連中か
ラ・バルバ・デとラ・ドルド・グしか知らないけど

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:15:43 ID:I5Ns8yH5
>>868
あれは酷かったww

>>869
二話で切った
が映画はなかなかよかった

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:27:01 ID:Bma8Y2iN
バラのタトゥーの女召喚
使ってない魔石ゲブロンを持ってれば平民もグロンギに早がわりですよ

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:31:59 ID:9qefCVFs
ルイズが隕石を召喚。平民、貴族まとめてグロンギ化……。

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:56:43 ID:aWJiWApa
フェストゥム召喚…
全員同化…

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:09:18 ID:WyVsSjV+
なんか某邪神様を呼び出したルイズが名前を聞いて
「対グノーシス用人型掃討兵器KP-X シリアルNo.000000001」
って「ゼロ」をたくさん答えられてキレるシーンが思い浮かんだ

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:18:40 ID:4Cdd5FYy
スレ読んでたらコブラ部隊とか出てきたんで、ブラックソード・ゼロを思い出した。
召喚してもいう事聞かなそう

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:23:47 ID:EEd1VpCg
コブラ部隊と言うとザ・ボスしか思い付かない。
そういえばルイズの姉様の声も井上さんなんだよな?

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:31:29 ID:vx6PL8Dd
牙狼とのクロスの続き早く読みたいですねぇ…。
確かギーシュがホラーに憑依されてしまったんでしたっけ?

881 :力を求める使い魔:2007/08/12(日) 11:32:08 ID:V/9vzWsb
すいません、リアルが忙しくなってきて、続けることが困難になったので、wikiから削除していただけないでしょうか?
他のやることが生活を圧迫しだしたので。こんな生半可なことで始めてしまいスイマセン

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:33:44 ID:pXRqimtF
あえてザ・ソロー召還。
死体のまま召還されて毎日夢に出てくる。

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:39:35 ID:nXUjNKaS
ふぅ・・・菊地作品のあの文の調子を再現するのは難しい。

自分なりに力を抜いて欠いたほうが良いか・・・。

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:39:36 ID:RNTmL91O
>>881
避難所で

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:39:37 ID:SYK6NkDf
>>880
自分は超竜神のと遊戯王のと『エデンの林檎』に『夜天の使い魔』の続きが読みたいです♪

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:42:31 ID:jcpKV6Ak
ツァトゥグアの落とし児召喚、ギーシュは間違いなく喰われる

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:43:46 ID:Np9hqTtr
コブラ部隊といったら「ジ・エンド」召喚

召喚されて契約施された瞬間あらゆる窮地を人知れず狙撃で助けて回り、最期はエクスプロージョンに巻き込まれて・・・



『ジ・エンド〜〜〜!』


888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:46:44 ID:CrQi/TbG
オジーチャンオジーチャン

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:47:41 ID:dkvrpNYP
>>873
映画に出てきたゲームだと譲二なあの人召喚したら対ギーシュ戦で薔薇対決に…

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:49:02 ID:qSy8h+bG
ジ・エンドと聞いてコミックマスターJの方を思い出した。
と言うわけで、コミックマスターJを召喚・・・してどうしよう

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:49:24 ID:RNTmL91O
>>886
性的な意味で?

892 :ルイズのおとーさん ◆HrwJDuCDSA :2007/08/12(日) 12:18:41 ID:u0rUjwOV
書いたので見直ししたら投下します〜

予約とかありますか?

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:20:02 ID:jcpKV6Ak
>>891
暗黒神話的な意味で

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:21:38 ID:6NdnL6WC
>>892
今は貸切状態さ、遠慮なく全力でやっちまってくれ

895 :ルイズのおとーさん ◆HrwJDuCDSA :2007/08/12(日) 12:23:53 ID:u0rUjwOV
ほいだば投下します〜

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:24:37 ID:OLIE3lD/
来いッ!

897 :ルイズのおとーさん ◆HrwJDuCDSA :2007/08/12(日) 12:25:14 ID:u0rUjwOV



おとーさんが召喚されてから数週間たちました。今まで前例の無い「自宅通勤」形式の使い魔との生活にもすっかり慣れたルイズでした。しかし、今日は少しだけ違っていました。
「おとーさん、その包みは何なの???」
朝食を済ませて自室に戻って授業の準備をしていたルイズはそう尋ねました。おとーさんが布で包まれた四角い物を二つ持ってきていました。
「え?人が来ない様な所に捨ててくる???」
暫く考えていたルイズでしたがある事を思い出してこう言いました。
「今日はいつもの授業だし特に何も無いから捨てに行って良いわよ。そのついでに今度の授業で使う秘薬の材料取って来てよ」
そう言うと机に向かい紙に何か書き始めました。書き終わった紙を四つに折っておとーさんに渡しながらルイズはこう言いました。
「ここに書いてあるものを取って来てね。そんなに珍しい物じゃないからたぶん大丈夫だと思うけど・・・もし分からなかったら生えてる場所とかはメイドに聞いてね」
ルイズはそう言うと教室へと行ってしまいました。おとーさんは紙を開いて見ましたが、残念ながら文字が読めませんでした。
《もし分からなかったら生えてる場所とかはメイドに聞いてね》
ルイズの言葉を思い出したおとーさんは以前に話をした事があるシエスタに聞いてみることにしました。


898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:26:11 ID:6NdnL6WC
しえ☆すた

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:27:02 ID:OLIE3lD/
陸戦型支援

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:29:15 ID:jcpKV6Ak
荒野の蒸気支援

901 :ルイズのおとーさん ◆HrwJDuCDSA :2007/08/12(日) 12:29:41 ID:u0rUjwOV
その頃シエスタは、馬車に乗っていました。オールド・オスマンの不在中に学院に来たモット伯爵に目をつけられ買われてしまったのでした。
シエスタはモット伯爵の評判を知っていましたので正直泣きそうでしたが仕方がないと自分に言い聞かせていました。それだけこの世界の貴族には力があり、平民は貴族に逆らう事は出来なかったのでした。
「・・・ところで、使い魔さんはなぜここに居るのですか?」
気がついたら横に座っていたおとーさんに少々戸惑いながらシエスタは尋ねました。おとーさんは徐に紙をシエスタに手渡しました。
「え〜と、貴族様が使われる秘薬の材料ですね。え?探すの手伝って欲しい?それはちょっと・・・」
シエスタはモット伯爵の下へ行かなければならない事をおとーさんに説明しました。


「で、そのゴーレムは何なのだね」
伯爵の屋敷に入り、豪華な調度品の部屋に通されたシエスタとおとーさんを見てモット伯爵は怪訝そうな表情でシエスタに尋ねました。
学院生徒の使い魔だとシエスタが答えるとモット伯爵は考え込んでしまいました。
(・・・生徒の誰かのおぼえが良かったのか・・・何やら貢の品も持たせてるようだな・・・)
「シエスタは私が学院より譲り受けたものだ!簡単に返すような事は出来ないと思って欲しいのだがね。まぁ、その品によっては考えないでもないのだがね」
おとーさんから二つの包みを受け取ったモット伯爵は大きい方のを開けて見るのでした。
「こ、これは・・・『召喚されし書物』ではないか!!しかも一冊だけと聞いていたのにこんなにたくさん!!!」
興奮するモット伯爵を他所におとーさんとシエスタは首を傾げています。我に返ったモット伯爵はコホンと一つ咳をすると満面の笑みで二人に話し始めた。
「これは結構なものを頂きました。あ、シエスタは学院に戻って結構。帰りの馬車も用意させよう」
帰りの馬車の中でシエスタは涙ながらにおとーさんに感謝するのでした。


902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:30:41 ID:h8uCCBND
支援


903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:31:28 ID:jcpKV6Ak
なんという予想外
おとーさんは平和な人だ支援

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:31:42 ID:h8uCCBND
支援

905 :ルイズのおとーさん ◆HrwJDuCDSA :2007/08/12(日) 12:32:38 ID:u0rUjwOV
夕方、シエスタに手伝ってもらい集めた秘薬の材料をルイズに渡すとおとーさんは今日も帰っていきました。
その夜に部屋に訪問してきたコック長のマルトーとシエスタに改めてお礼を言われたルイズは何のことかわからず困惑しますが、特製デザートを食べることが出来たのでまぁいいかと幸せそうにほおばるのでした。


おとーさんが家に帰るとおかーさんから呼ばれて台所のすみでコソコソ話をしていました。
「おまいさん、ケン坊のエロ本捨ててきてくれただろうね?まったく、こっちで下手に捨てたり燃やしたりしてるとこ見られたらコロナの教育にも悪いってもんだい」
おとーさんが捨ててきた事を告げるとおかーさんは安心しました。
「そいつは良かった。ところで、もう一つの包み・・・ありゃなんだい?」
おとーさんはポツリと呟きました。
「タコさんとカニさんの一口で食べられるお弁当」



その後、『モット伯爵が謎の生物に食べられた』という噂が国中に広がりました・・・・


906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:34:47 ID:Z/Whw1/Q
も、モット伯爵ーーー!

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:34:53 ID:nq+MGIpD
召喚されし書物増産に噴いた

908 :ルイズのおとーさん ◆HrwJDuCDSA :2007/08/12(日) 12:34:58 ID:u0rUjwOV
投下終了です〜

次は土くれのフーケだ・・・

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:37:20 ID:HCkP6ude
おとーさんそれ「の」ちゃう!「に」や!

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:38:23 ID:jcpKV6Ak
おとーさんGJだw
フーケか・・・
おとーさんの優しさにwktk

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:44:57 ID:4mw4q0md
モット伯爵はろくな目にあわないな

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:47:15 ID:lh1UZ7XT
ロクな目にあってもらっても困るがな

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:48:04 ID:XCdtDuU+
おとーさーん!

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:55:30 ID:TeZ19cYk
モット伯の悲惨人生
・ガンダムファイターにより屋敷がばらばら
・やさぐれた人達にぼこぼこ
・謎の生物に食べられた

今度は何だ!?

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 12:59:24 ID:4hYHYR+S
姉妹スレでは洗脳された衛兵に掘られること一時間シエスタに盛られた毒が回って心臓麻痺で死んだモット伯なんてのもいる

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:00:31 ID:6n6+KF35
>>914
夜天の魔導書にリンカーコア抜かれる可能性が一番高い気がするな

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:04:18 ID:HeIROdW8
>916
とても良い有効活用ですね

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:05:33 ID:RiEoyh8J
そいやリンカーコア抜かれたマチルダさんは里帰りでもしてるのかな

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:05:51 ID:SVSLRME8
いいな、おとーさん。

仄々?で終わると思ったら確りオチ付きw

天(おとーさん)は悪事を働く人を許さないんですねw(チガッ

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:06:36 ID:YvYMEQmd
>>914
エデンの林檎の時も結構酷い目にあってなかった?

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:08:01 ID:6n6+KF35
って、よく考えたら、アレってもうモット伯イベントはルイズと無関係なところで終了しているか?
フーケイベントがもう終わっているから。

もしかしたら順番が変わってこれからおこるかもしれないけどな。

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:21:11 ID:4mw4q0md
アレって確かアニメ版のみのイベントだっけ?

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:25:47 ID:MVobcZ6U
ちょっと言わせてもらうけどさ・・・
1,2話だけ書いてあとは音沙汰なしってのはやめてほしい
好きなキャラが召還されて「これは続きが楽しみだ!」って思ったのに、全然更新されなかったらがっくりする
書ききる気ないなら最初から書かないでくれよ
そりゃ書くのが大変だってのは分かるし、途中でやめるのも自由だと思う
だから、これは俺のわがままだって分かってる
それでもさ・・・中途半端に期待させられるのはいいかげん辛いんだよ・・・

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:27:24 ID:u0rUjwOV
>>923
解決策

つ自分で続きを書く

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:33:43 ID:MJZaI9FV
>>923
俺なんかArc○diaやActi○nでもう、
もう慣れたよ……<1,2話だけ書いてあとは音沙汰なし

今はすっかり耐性ができますた!!!

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:34:58 ID:USh9DPXp
>>923
まとめサイトで長く続いているのだけ読めば良いんじゃね?

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:36:02 ID:EhA6qe7U
>>925
同意、特に行動は3次創作が多いいからほぼ完結しませんからね

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:37:13 ID:AcdUdEjR
一発ネタとして見ればOK

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:40:41 ID:X6HAGRr9
ほんとに一発ネタだねえ。


930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:45:11 ID:jcpKV6Ak
まぁ落ち着け
生暖かい目で見守ればいいと思うよ

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:48:47 ID:6NdnL6WC
召喚するところまでなら完璧にテンプレ出来てるから誰でも書けるんだよね。
その後続けていくにはきちんと「どう話を続けて行くか」って考えてないと無理。
口で言うのは簡単だけどこれが難しいんだよな、本当にさ。

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:49:35 ID:i+VJXvQi
ま、反応無かったりしてやる気なくすって場合もあるんじゃない?
こういうところに投下しようっていうのは多かれ少なかれ喝采願望があるんだろうし

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:50:06 ID:oFK5n761
「あのキャラを召喚したい!→召喚した→満足」 大抵これで終わるからな。
ゼロ魔自体が完結してないから、ある程度進んだら話をまとめられないので連載途絶。
長編でやる気が続きそうに無い人は、まとめの完結作品群みたいなオリ展開へ走ればいいのに。
そうすりゃ話の幅も出来て面白い。難しいけどね。

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:51:03 ID:AcdUdEjR
といって無理に囃し立てるのもどうかと思うし
まあ批評はしても中傷はしないように・・・・っていうか現状維持か?

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:51:31 ID:6n6+KF35
唐突だけど、たった今書き上がった。
小ネタ投下良いかな?

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:51:47 ID:rGgYnko1
っていうか暇人ばかりじゃないってことでしょ。

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:51:48 ID:EFyrHgiL
それぞれの作者さんにも自分のペースってものがあるんだし、
一週間二週間待ってみることは必要だと思う。

938 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/12(日) 13:52:06 ID:GCSd8JD2
流れ切ってすいません。

番外編で短いですが予約無ければ投下します。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:52:57 ID:EhA6qe7U
カタパルトタートルで支援するぜ

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:53:02 ID:6n6+KF35
じゃあテュエルモンスターズZEROさんの後に予約でよろしいか?

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:53:08 ID:u0rUjwOV
>>938

>>935が先に予約してますよ〜

942 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/12(日) 13:53:24 ID:GCSd8JD2
先に>>935さんどうぞ

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:53:38 ID:LqQpeO0t
最低限、フーケ戦ぐらいまでは書いてくれると、短めの話ということで納得できるんだけどね。

944 :用意の良すぎる使い魔と破壊の船:2007/08/12(日) 13:54:49 ID:6n6+KF35
では


「パンツのゴムが切れたわ」
「うむ、そんな事もあろうかと・・・・」

その使い魔は何かと準備の良すぎる所があった。

そんな彼は、異世界の技術『科学』の専門家であり、コベール教師と共に日夜とある物を修理しようとしているとか。

そんな彼を呼び出したルイズとその仲間達がソレを目にしたのは、フーケが宝物庫の地下に納められた、『破壊の船』の奪取に現れた夜。

「破壊の船なんてどこにもありゃしないじゃないの!!ただの鉄の塔が建っているだけだなんて。」

フーケが叫ぶ。フーケの後を追って宝物庫地下に進入するルイズとその使い魔が目にしたのは、地下にそびえ立つ、巨大な鋼の塔のごとき建築物。

「鉄の塔?」
「いや、これこそが破壊の船。私とコルベール氏が、学園長の指揮の下、王立魔法研究所と共に修復を試みていた物なのだ。」

そして、幾ばくかの時は流れ、レキンコスタの軍勢がトリステインを襲った日、伝説が動き始める。

「エレオノールお姉様!なんでそんなプロポーション丸わかりのパッツンパッツンな服を着て、こんな所にいらっしゃるのですか!!」
「聞くな、チビルイズ!!私だって恥ずかしいんだから!!」

そこに諸悪の根源が現れ、ルイズ達にエレオノールの着ている服と同様の物が差し出される。なんでも、この船では女性はコレを着るのが通例だとか。仕方なく更衣室で着替えて来た一同に、諸悪の根源オールド・オスマンは厳かに告げる。

「コレより本艦は浮上し、敵レキンコスタ艦隊を殲滅する。コルベール機関長、準備は良いか。」

「なんら問題ありません、オスマン艦長」

そして艦長と呼ばれたオスマンは帽子のつばをおもむろに直し叫んだ。

「宇宙戦艦ヤマト発進!!」



(続かない)

注意:オスマンとコルベールになぜか死亡フラグが思いっきり建っているように見えるケド気にしないように。

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:56:05 ID:6n6+KF35
終わりです。

デュエルモンスターズZEROさんどうぞ。

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:57:13 ID:EhA6qe7U
さらばートリステイン 旅立つ船はー宇宙戦艦 ヤ・マ・トー

壮絶に吹いた

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:57:21 ID:i+VJXvQi
真田さん、実は作中一回しか「こんなこともあろうかと」と言ってないと聞いたことがあるようなないような
何にせよGJ!

948 :デュエルモンスターズZERO 番外:2007/08/12(日) 13:58:06 ID:GCSd8JD2
投下!

唐突だが、少し過去の話をしよう。
最近町中を騒がせている一人の盗賊の話だ。

土くれのフーケ。
戦乱に人生を蹂躙され、心を闇に売ったメイジ。
そんな彼女がそれを手に入れたのは、トリステイン魔法学院に来る前のことだった。

当時、ゲルマニアで『闇の救い』なる新興宗教が起きた。
信者は大半が貴族――それも心を病んだ者達によるサバトのような過激な組織。
フーケは持ち前の術を使いその御神体とでも言うべき円環を盗み出したのである。
そして、フーケは強力な魔力に引き寄せられ、身も心も深淵に落ちた。
いや、彼女にとって見ればそれは救いだったのかもしれない。
生に絶望し、過去に還りたいという夢想も。
貴族に復讐を果たしたいというその願いも。
すべて、彼女の胸に輝く黄金の円環が叶えてくれるだろうから。

土くれのフーケ。
盗賊にして残虐非道なメイジ。
そのフーケから逃れられた者は極めて少ない。
きゃつは財宝を奪取し、そしてその場にいた者の命までも奪う。
奇跡的にその盗賊から助かった侍従の一人はこう語った。
曰く
「『罰ゲーム!』の声とともに、自分の主やその場にいた者達が見たことも無い巨大な怪物に捕食された……」と。



949 :デュエルモンスターズZERO 番外:2007/08/12(日) 13:59:58 ID:GCSd8JD2
完了です。お次の方。どうぞ。

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:01:46 ID:6n6+KF35
真田さんは実は最終回でしかそのセリフを言ってないのさ。

支援

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:02:47 ID:LqQpeO0t
確かに、俺も一度しか記憶にない。
こんなこともあろうかと、誰にも内緒で船に大掛かりな改造を施していたんだよ。

まぁ、艦長代理以下が知らなかっただけで、艦長は知っていたのかもしれないが。

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:03:12 ID:EhA6qe7U
最もたちの悪い千年シリーズが……

ラスボスフラグ?

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:05:53 ID:LqQpeO0t
>>950、次スレよろしく

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:06:38 ID:USh9DPXp
つーかここの職人さん方は短めとは言っても書くのが早い人が多いよな
このペースを求められると仕事やら学業やらが忙しい人は厳しいだろう
俺は週1で上げられれば十分だと思うんだがどうよ

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:09:39 ID:6n6+KF35
裏設定

オスマンを救ったのは完結編アフターのヤマトに乗った沖田。
というか、ドラゴンは落下してきたヤマトの船体に押しつぶされて死亡。

エレオノールは森雪ポジションではなく、「永久に」のサーシャボジション

ヤマトは主機関が使えなくて浮くのが精一杯。波動砲の代わりがルイズの虚無の魔法。


と、考えたはいいけど、入れ損ねたネタでしたとさ。
(全編映画のダイジェスト風に行きたかったんだけどねえ・・)

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:11:09 ID:aSCV+ves
>>954
1ヶ月1回のペースでさえ満足してたからなぁ……ここと姉妹スレの速度は異常だよ、ホント。

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:11:56 ID:LqQpeO0t
宇宙に無限に満ちている波動エネルギー=虚無の力というわけか。

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:13:21 ID:X6HAGRr9
毎日なんらかの続きが読めるってどうよ
なんか最近毎日が幸せなんだがw

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:14:13 ID:6n6+KF35
建てたよ〜

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part34
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186895549/

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:14:22 ID:qSy8h+bG
ルイズが魔法失敗していく度にエネルギーが1%づつ上がっていきます。
波動砲を撃つには120回ルイズが失敗しないというとんでもない話だったり

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:15:57 ID:rGgYnko1
つまり、全部読めばいいんだ。

そうすれば毎日なにかしら更新されてることに(ry


962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:17:30 ID:JJ/up6pF
エネルギー過充填状態を長時間維持するとか危なすぎだろう

そもそもショックカノンだけでハルキゲニア制圧出来る気がする

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:17:35 ID:25TYnfXp
まー応援スレあたりで読みたい作品について話題にしてみたら?

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:19:34 ID:EhA6qe7U
考えてみれば、SSスレで1日1スレ消費は異常速度なんですね

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:19:49 ID:h8uCCBND
>>952
ラスボスといってもすでにゾークは倒されているから、
フーケは闇の力を手に入れただけだと思う。

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:19:55 ID:LqQpeO0t
好みじゃないので、スルーしている話も結構あるが、それでも毎日読むべきものが複数あるからな、ここは。

ここの欠点に、勢いがありすぎるから毎日投下されないとずいぶん投下されていないように感じるというのもあるな。
2スレぐらい投下なしだと、どうしたんだろうと心配になるが、ここで2スレを消化する時間を考えると、
それくらい投下がないのは普通なんだよな。
そして>>959

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:20:37 ID:pE294TSq
今日の電王でクライマックスフォームが出たわけだが、
ルイズにモモ・ウラ・キン・リュウ全員集合でやけくそでクライマックスとなったら
どれほどカオスなことになるかわからないなw

いや、そもそも魔法の世界でケータロスをイメージできる人間がいるのかどうか。

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:22:10 ID:nq+MGIpD
厳密に言うとジョジョと此処で2スレ態勢で両方が同じ速度で消費されながら毎日投下されてるんだ。
何か触でも起こってるのか

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:22:45 ID:6n6+KF35
活気があるから毎日好みな話そうでない話も何かしら投下されているというのがここの良いところだな。

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:26:43 ID:aSCV+ves
>>964
SSスレは半年で消化出来れば十分な速度だよ……
既に1年近く更新が止まったSSスレとかを考えるとさorz

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:28:55 ID:zk3IlIz7
>>959
乙です

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:30:54 ID:EhA6qe7U
>>959
乙龍剣!!

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:33:51 ID:LqQpeO0t
SSスレに限らず、1日1スレ消費するスレは少ないぞ。

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:40:07 ID:aWJiWApa
軍事版にある某SSスレも数年前は一日一スレ消費程ではないが必ず何かしらSSが投下されてた
今じゃ更新止まるどころか隔離スレさえ存在する大シスマ状態

>>959


975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:43:01 ID:4hYHYR+S
つまりこの速度はラディカルでグッドなスピードの兄貴が呼ばれる前振れか

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:43:53 ID:6n6+KF35
小ネタにすらならなかったバカネタ

グランゾートの黒武者召喚。
ギーシュを決闘で倒した夜、キュルケに言い寄られ、仮面を外して一言。

「私、女なんですけど・・・・」

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:44:16 ID:aSCV+ves
兄貴はきっと既に呼ばれていてスレを加速してくれているんだ。

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:45:26 ID:CrQi/TbG
このスレには何より速さが足りない!

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:46:54 ID:aSCV+ves
>>976
飛べ!イサミ だっけか。アレの鎧天狗でもいけるな。

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:48:22 ID:EFyrHgiL
サムスとかもいいな

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:49:55 ID:6n6+KF35
ガイキングのプロイスト呼び出して、逆にキュルケがひくというのも・・・

「お、女?」
「気にするな、なんら問題ない」
「い、イヤー!!」

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:50:46 ID:zk3IlIz7
>>976
グリグリがかぶって「あれ、声が変わったのだ」とかやってたあの兜か

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:53:15 ID:25TYnfXp
ラピュタのパズーが召喚されたら……

「いつか、きっと僕はラピュタに行ってみせる!」
「空飛ぶ島……? ああ、アルビオンなら船便がでてるわよ」

なんて夢のない展開だ

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:54:14 ID:X6HAGRr9
>>983
ちょw

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:54:28 ID:EFyrHgiL
>>983
絶望した。空気の読めないルイズに絶望した!

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:55:49 ID:aSCV+ves
>>983
その「空気読め? むしろ私が空気よ!」って感じのルイズは自重すべきだw

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:56:28 ID:jcpKV6Ak
スレ立て乙

絶対可憐チルドレンなんぞ召喚したら色んな意味で大変だな
特にワルドとか

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:56:59 ID:b6Ei3zCQ
>980
サムスを見たギーシュが言い寄ってる横でモグラが(中身超きめぇ!)言ってるのか

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:57:49 ID:h8uCCBND
>>987
チルドレンの誰を召喚するんです?

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 14:59:46 ID:6n6+KF35
ギーシュがドリモグ兄妹を召喚。
ジョゼフがハナモグとお友達になって改心。

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:00:31 ID:nq+MGIpD
まぁワルドがロリってのは基本的には二次創作ネタだけどな

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:00:35 ID:GCSd8JD2
>>952

>>956

考察サンクスです。
フーケはまだ後だけど、それは、その時に正体を明かす感じで。

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:01:11 ID:X6HAGRr9
立った…
BABEL全部召喚フラグが立ったわ!


994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:01:33 ID:25TYnfXp
そしてラピュタのムスカが召喚されたら……

「あの光の指す方向に、ラピュタがあるのだ!」
「だから、あれはアルビオンだと何度言えば……」


アンリエッタ&ウェールズ「バルス!」

アルビオン大陸崩壊

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:03:48 ID:EFyrHgiL
アンリエッタとウェールズ自重wwww

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:04:37 ID:EEd1VpCg
>>1000ならハルハラハル子召喚


997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:05:21 ID:ufpZS842
>>1000なら彼岸島のスマヌ師匠を召喚

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:05:29 ID:GCSd8JD2
>>1000ならスーパー戦隊全員でガンダールブ軍団を作る。

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:05:32 ID:5ge/BRGn
1000ならロトの紋章の魔剣ネクロス召喚。


1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 15:05:36 ID:aSCV+ves
>>1000なら神曲奏界ポリフォニカからコーティカルテかマナガリアスティノークルかブランカかルーファ召喚
ミノティアスはぱっと身、二足歩行可能な水牛型幻獣で当たりだから却下

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

407 KB
★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)