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リリカルなのはのクロスSSその11

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:25:58 ID:s5NdGAlZ
ここはリリカルなのはのクロスオーバーSSスレです。
ガンダム関係のクロスオーバーは新シャア板に専用スレあるので投下はそちらにお願いします。
オリネタ、エロパロはエロパロ板の専用スレの方でお願いします。
このスレはsage進行です。
荒らし、煽り等はスルーしてください。
次スレは975を踏んだ方、もしくは475kbyteを超えたのを確認した方が立ててください

前スレ
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186147008/

過去スレ
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1185640072/l50#tag660
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1184393091/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1183637309/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1182871170/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1182002145/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1180901290/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1179746193/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1177202668/
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1184997868/

まとめサイト
ttp://wiki.livedoor.jp/beast0916/d/

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:28:05 ID:QXbgrUEa


3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:28:22 ID:wUWr8O1y


4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:28:49 ID:Fgno9pbw
乙です。


5 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/10(金) 00:05:15 ID:awTbFqgz
>>1
スレ建て乙です。
前スレでのネタSSは即書きなネタなので、
時間かかります(ぇ

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:07:03 ID:AghsT+JY
前スレのヤプールネタに便乗してみた

(破壊された都市の残骸)
「優しさを失わないでくれ」
(はやてを蹴り倒すヒルカワ)(なのはを殴りとばすヒルカワ)
「たとえその気持ちが、何百回裏切られようと」
(念動力を放つヤプール)(フェイトを罵り唾を吐き掛けるヒルカワ)
「それが私の…」
(眼ミサイルを連射するルナチクス)(アルカンシェルを発射するアースラ)

次回、A'sの願い

「星司さん…」「夕子…!?」

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:07:57 ID:vj9LXSWY
ヒルカワ鬼畜すぎるぞ・・・

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:15:38 ID:74K3ajnl
>5
それはどうかと。

特に、待つ身にとっては。
>6
むしろ、メトロンで『狙われた街』を。

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:45:41 ID:HrBudb4O
Asのラストシーン
「「セーット、アーップ」」の後、転送事故。
「ここ何処ー?」「石碑にはアビスって書いてあるけど……」
なワイルドアームズ1stとのクロスとか。果たして三人娘はラギュ夫に勝てるのか?

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:51:10 ID:WxUVapHV
ロストロギアの調査でキエサルヒマ大陸を訪れる三人娘。
彼女らが足を踏み入れたのは大陸有数の商業都市、トトカンタだった……

11 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 01:58:49 ID:diGBRuMD
>>1

乙です。

リリカルなのはBsts第6話が出来たので投下しますー

12 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 02:05:08 ID:diGBRuMD
スカ「私はジェイル・スカリエッティだ、みんな、明るい部屋で液晶画面をみるんだ、暗いところで見てると目に悪いぞ。ではリリカルなのはBstsの始まりだ。さてパチスロ行くか」


第6話「やな予感するぜ」


「検査結果はまだだろうか……」

検査が終わってからコンボイは医務室の隣にあった診断室でライノックスの報告を待っていた。

時間は30分程経つ。そんな中、コンボイはデストロン軍の事を考えていた。
ライノックスがいるおかげで、より自分の出した結論が間違っていないと感じてしまう。
間違っていないのなら、デストロンも私同様に、この時代に着いている可能性も高い。
そんな事を考えていると自動ドアが開かれる音が部屋に響く、入ってきたのは紙袋を抱えたギンガとライノックスであった。

「ライノックス、結果は…出たのか?」

「うん、リンカーコア。コンボイにもあったよ♪しかも大きい奴。ランクはAAA+」

ライノックスの言葉に安堵したコンボイは胸を撫で下ろす。
すると、今度はギンガがコンボイに更なる報告を告げる。

「父から言い渡されました。訓練先はライノックスさんと同じ第4陸士訓練校に決定。明後日には入学可能です、そしてこれが訓練校の資料です。 読んで解らない事があったら私に聞いて下さいコンボイさん。」

「ゲンヤが……ありがとうギンガ。」

彼女から資料を受け取り、コンボイはざっと眼を通していく。




13 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 02:06:58 ID:diGBRuMD
「コンボイ、あと他の皆の事を報告するよ。」

「サイバトロンの皆さんのですか?」

「うん、散らばった皆のね♪」

「わかった……教えてくれ、ライノックス」


コンボイは資料を机に置いてからライノックスに向き直る。

ライノックスは丁寧に今解っている情報をコンボイに説明していった。

「まず、チータスとラットルはコンボイと同じようにこの時代で見つかった。場所はこの時空管理局本局の隊舎。
タイガーファルコンは第59世界でさっき保護されて、今は中央区、首都クラナガンの八神はやて局員の家に住んでいるみたい。今だ行方不明なのは……ダイノボットとシルバーボルトだけなんだな。」

「そうか、ダイノボットとシルバーボルトは…まだ見つからないか。」

「コンボイさん……」

行方不明と言う言葉に少し声のトーンを落としてしまうコンボイの肩にギンガは心配そうに手を置く。

「あ、すまないギンガ。ここで気を落としている訳にもいかないな。バナナが食べたいよ」

「それは帰ってからです。……コンボイさんの気持ちも解りますから。」


そう言い、優しく微笑むギンガにコンボイは心から頭が下がる気持ちでいっぱいであった。そんなコンボイにライノックスも彼の肩に手を置いて告げる。



14 :通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 02:15:17 ID:suKGq4Mh
支援します!

15 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 02:16:26 ID:diGBRuMD

「コンボイ。とりあえず、明日もう一度僕に会いに来てくれるかな?チータス達を呼ぶから(良いなぁコンボイ、僕も彼女ほしいよ。」

「……ああ、是非くるさ。(うるさいよ、彼女じゃないし。」

「場所は僕が使ってる。31事務室。そこでコンボイ達がなんでメタルスじゃないかも教えるから」

「まさか、チータス達も元の姿になっているのか?」

コンボイの問いにライノックスは力強く頷く。そして、にこりと微笑むとコンボイに手を差し延べる。
うむ、と頷いてからコンボイもライノックスの手を取る。

「でもコンボイ。また会えて嬉しいよ」

「私もだ。ライノックス」



「でも、コンボイさんにリンカー・コアがあるって聞いた時はとても嬉しかったです。しかもランクがAAA+なんて本当に私も驚きました。」

ライノックスと別れて帰路に着いていた。
そんな中、ギンガはコンボイの結果を自分の事に喜んでいた。

「ありがとうギンガ。しかし、君にとって他人である私の事をなんで。そこまで喜ん〔コンボイさん!!」


言葉を遮られ、驚いたコンボイがギンガを見遣ると彼女は眉を吊り上げて怒ったような表情をしていた。

「コンボイさんは他人じゃありません。私達の大切な家族です。」


そうギンガに言われ、コンボイは素直に嬉しかった。これが人との友情なのだ、と。オプティマム達が言っていた人との共存と友情……。
深く噛み締め、コンボイはギンガの頭を撫でながら深く謝った。


「そうだな。ギンガ、済まなかった。私達は……家族だったな」

「はい。コンボイさん」

「コンボイさーん、お姉ちゃーん」

遠く前からの声に気付き、前を見据えると幼いスバルがこちらを見て嬉しそうに手を振っていた。

話しているうちに二人はいつの間にかナカジマ邸に着いていたのだった。

「行きましょうコンボイさん」

「ああ、そうだな。変身!」

ゴリラの姿に変身し彼女に振り返るコンボイ。そんな彼にギンガは微笑んでコンボイの手を取る。
コンボイのお尻を目撃したスバルはつい口を滑らせる。

「あ、コンボイさんの黄門様だ。」

「皆者、控えおろう」

「ははぁ」
「Σちょ、スバル!?ι〃〃」



16 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 02:18:44 ID:diGBRuMD

コンボイがナカジマ邸に戻った頃。時空管理局本局の隊舎の一室にてラットルはなのはと浴室に入っていた。

「そういえばラットル君、お風呂入っても大丈夫だったのかな?」

となりで椅子に座り、シャンプーで丁寧に茶色の長い髪を洗いながらなのはは浴槽に浸かっているラットル(ビーストモード)に尋ねる。

「オイラ達トランスフォーマーは他のロボットと違うのー。だからご飯食べたりーお風呂入ったりするのはなのは達とかわんないよー。でも今のオイラってまさにインジュウみたいだよね。」

「やっぱりラットル君達、すごいんだねぇ。」

そしてシャワーでシャンプーを流しタオルを身体に巻いたなのははラットルの浸かる浴槽に入る。
もともと広いタイプだった為、すんなり入る事ができた。


「ふぅー極楽極楽ーだね♪」

「おいおい、親父かよ。なのはー?ι」

浴槽に浸かって背伸びをしてから一息つく事を指摘されなのは顔をほんのり赤く染めて気付く。

「そ、そうかなぁι(でも、ラットル君と入ってると初めてユーノくんと会った事思い出すなぁ。」



数分立ってから二人が浴室から出ると同時に電話が鳴っていた。

「なのはー、電話鳴ってるぜ?」

「あ、ホントだ。誰からかな?」


タオルで身体を拭きながらラットルが教えると
既にパジャマに着替えていたなのはが電話を取りに脱衣所を出る。




17 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 02:22:08 ID:diGBRuMD

「エリオ。紹介するね。この子はチータスって言ってトランスフォーマーなの。」


リビングのテーブルの席に着いているフェイトは目の前に座る少年に告げる。
すると「変身」と言い、チーターからロボットに変形したチータスがエリオに手を差し出す。


「そ、俺がチータス。よろしくなエリオ♪」

「あ、はい。よろしくお願いしますチータスさん」

まだ、5歳と幼いエリオであるがトランスフォーマーという伝説的存在は知っている。

最初、フェイトから聞いた時は信じられなかった話だが、目の前での変身はもはや信じるしかない。

チータスの手を握る少年の目はキラキラと輝いていた。

「二人だけで仲良くなってる……何かチータスに嫉妬しちゃうかなぁ〜」

そんな二人のやり取りをフェイトはイタズラっぽく微笑んで言う。

「あ、悪いフェイトι」

「すいません、フェイトさんι」

「あはは。大丈夫、嘘だよ二人とも。」


と、その時。リビングにあった電話が鳴り始める。

「あ、電話じゃん」

「こんな時間に?なのは……かな?」

誰だろうと思いながら、本体の液晶画面に表情されていたのは『時空管理局本局』だった。

気持ちを切り替えて電話を取り直ぐさま出るフェイト。




18 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 02:27:08 ID:diGBRuMD
ミッドチルダ中央区、首都クラナガン


「明日。本局に私らと31事務室に来てやって。」
「明日でござるか?」

電話を受話器に置きながら、内容を伝えるはやてにタイガーはビーストモードのまま尋ねる。

「うん、ライノックス一等陸尉って人が重要な話があるから来てほしい。って」

「ライノックス殿が!?」



ミッドチルダ北部、聖王教会。

なのは達やサイバトロン戦士達にライノックスが連絡していた中。聖王教会において一つの受任式が執り行われていた。
聖堂でダイノボットがカリムに膝まついている。
それを横で常に騎士甲冑で身を纏ているシャッハを初め多くの騎士が何時も以上に真剣な眼差しでダイノボットを見守っていた。

「ダイノボット、貴方が古代ベルカ式魔法を扱う事、貴方に騎士の称号を此処に与える事を認めます。」

透き通るような声でそう告げ、カリムはダイノボットに剣を与える。
剣を受け取ってからダイノボットは深く頭を下げ、剣を握る。


「こいつは……俺の」

彼にはその剣は見覚えがあった。というより……。

「ちょっと待ったぁ〜。あ、こいつぁ〜俺の剣じゃ〜ねいか〜?」

「あ、申し訳ありませ〜ん。貴方がぁ〜寝てる間にぃ〜デバイスに改造したん〜ですよ〜。」

歌舞伎調に会話を交わしてからダイノボットはデバイス化した自身の剣をじっくりと見る。
恐竜の尾骨のような剣のフォルムはそのままであるが鍔等が機械的な物に代わっていた。


受任式が終わり、聖堂にダイノボット、カリム、シャッハが残る。
そこでダイノボットは二人からデバイスの説明を素直に聞いていた。

「デバイスって言うと皆使ってる奴か?」

「はい、アームドデバイスになります。ダイノボットに関する名を呼んでみて下さい。」

そう言われ、ダイノボットは自身に関するものを思い浮かべる。
頭に浮かぶのはサイバトロン関連のものばかりであったが一つだけはっきりしているものがあった。
俺は……戦士だ。正々堂々と戦う戦士。



19 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 02:31:24 ID:diGBRuMD

「ソルジャー!」『Yes, I am the master』

ダイノボットの声に答え、ソルジャーの刀身が音声と共に白く光を発する。

「しかし、口の悪い貴方が騎士になれるとは思いませんでした……おめでとうダイノボット」

嬉しそうに告げるシャッハにダイノボットは恥ずかしくなりデバイスをしまい「ビーストモード」と言いラプトルの姿になる。

「う、う。うるせぇな〃〃。ダーッ」
「それにしても……ライノックスさん達に会いに行かなくて良いのですか?」

心配そうにカリムが尋ねるとダイノボットは首を横に振る。

「まだ、会う時期じゃねえ。今あいつらと一緒に行動してたらメガトロンを追えなくなる……あの野郎の動きを追えない限りは。」

「貴方も考えているんですね……」
「ああ。ケツがいてぇから……ちょっと散歩して来るぜ」

「痔は痛いですからね……」
「Σ痔じゃねぇよ!ダーッ」

心配そうに彼のお尻を見遣るカリムにそう言ってから。ダイノボットは背中を向けて聖堂を去る。

中庭に出てから月夜を見上げる。
だがその目は鋭く、何処か遠くを見ていた。

「デストロンの匂いがする……向こうか。」

鼻を鳴らしながらダイノボットはこの北部の臨海に向かう。第8空港に。



北部、臨海第8空港

0070年4月3日 26:30

昼間ほど人の少なくなった空港に一人の少女が現れる。

「ここか……メガトロン様の言った空港は。」

「そうだ、どうやらここにメガトロンの望む力がある。そのデータを君にとってほしいのにゃ」

「黒猫に言われなくても解ってるよ、メガトロン様の言う通りにすれば良いだけだろ?それに私の前でメガトロン様呼び捨てすんな」

誰も居ないはずの隣に少女は何処かイラつきながら話し掛ける。

「黒猫ではにゃい、ジャガーだ。ノーヴェが自分自身の意志を尊重しているように私も私の意志でメガトロンに手を貸している。心から従っている訳じゃない。にゃ。」

「ちっ……じゃあ、必要以外黙ってろ」

そう言い、メガトロンの言う方向をジャガーに教えてもらいながら。ノーヴェは進む。

そして空港の飛航路から建物に入っていく。



20 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 02:39:51 ID:diGBRuMD
そんな二人の光景をモニター越しに微笑みながら見ているメガトロンが椅子に座っていた。
だが、それを見ているのは彼一人だけではなかった。

「どうだ?これで理解したかな、チンク。」

彼は隣にいる銀髪で右目に眼帯をした少女。チンクにそう尋ねる。しかし、チンクはモニターに映るノーヴェを信じられないといったように左目を見開かせていた。

「あ、カメラこっち?回想スタートーだ!」

それは数分前の事。

メガトロンがノーヴェを送り出して、場面の切り替えまで時間を笑い声で埋めていた時であった。
何かがいきなりメガトロンの身体を椅子に押さえ付け、ナイフを突き付ける。
だが、そんな状況になってもメガトロンは顔色一つ変えずに尋ねる。

「これは何のマネだ?チンク君。(カメラさんこっち写して」

「何故、ノーヴェがお前みたいな者の命令を聞いた!? 事と次第によっては同盟相手であってもお前を殺す!」

メガトロンを見据えるチンクの目は憎しみで溢れていた。
無理も無い、ナンバーズの中でもチンクとノーヴェは得に仲が良く。
ノーヴェはチンクを敬愛し、チンクはノーヴェを可愛がっていた。
その為にノーヴェが従ったメガトロンを憎かった。危険視していた男であった為に。

「ふははは、暗殺をするならよく、周りを見るべきだぞ?チンク君」

「何?−−っ!」

とメガトロンが告げた瞬間、チンクのナイフはティラノサウルスの牙で弾かれる。また、いつの間にか彼女の身体が何かに縛られる。

「実体ホログラムというのを知っているかなチンク?」

「お肉屋さんで計ってもらう奴だったか?」

「おや、奥さんミンチ肉5gも買うなんて今日はハンバーグかい?Σって違うわ!」

いきなりのチンクのボケにもちゃんとノリツッコミをするメガトロン。

「今、君が触れていた私は実体映像だったのだよ。そして君を縛っているそれは捕獲魔法、バインドにレーザーを組み込み対戦闘機人用に造ったものだ」

そう言われ、チンクは力付くでバインドを解こうと試みるも力が入るどころか抜けていく事に気付く。

(な、何故。力が抜けていく!?くそっ!)

「止めておけ、そのバインドは力を奪い取り、私にその力を送信するように操作してある。こちらにこい……」

バインドに縛られ座り込んでいるチンクに歩み寄り、メガトロンはティラノサウルスの頭でチンクを持ち上げて先程座っていた椅子に座る。



21 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 02:53:57 ID:diGBRuMD

「君の大事な小野妹子のノーヴェが私のミッションを引き受けてくれているのだ。何故、従うか見て感じ取るが良い。」

「ちょ、遣隋使じゃないんだからι」

「やってる事は変わるまい。」

チンクのツッコミを軽く流しながらメガトロンはモニターに映像を繋ぎ。チンクにノーヴェの姿を見せたのであった。


「回想終了。さて、チンク。感想は?」

「ノーヴェ……」

ノーヴェの言った「メガトロン様」にチンクは頭を混乱してしまっていた。
何故?何故、この危険な男を敬っているのか。チンクには解る事が出来なかった。

「私はただ彼女の意志を受け入れただけだチンク。デストロンの戦いを知りたいと言うノーヴェのな。なら貴様は可愛がる妹の意志を邪魔するのか?」

「メガトロン……お前は……」


チンクは揺れていた、何故ノーヴェがメガトロンに従うか……それは意志を尊重する彼の有り方に同調したのだろう。
それならば自分やナンバーズはメガトロンに対して少し勘違いしていた事になる。
現にジェイル・スカリェッティや前まで危険視していたルーテシア達が信を置いているのが解る。

しかし、この男の言っている事は正しいのか?解らない…………なら、傍で見張っていれば……。

考察する彼女の目はモニターに映るノーヴェの姿を捕らえていた。

「どうだチンク。私の事が信用出来ないなら傍で私を見ていると良い。それで満足いかないなら……」

チンクのバインドを解いてからメガトロンは彼女に尋ねる。

その言葉にチンクは……頷く。

「良いだろう……メガトロン、お前の言っている事が正しいかどうか……見定める。しかし、私達の敵になるようなら命は無いと思え」

「ふん、いいだろう……」


とメガトロンが頷いた瞬間、モニターのレーダーにサイバトロンの識別と番号が表示される。

その番号が誰かを認識したメガトロンは通信を開く。

「どうした?」

「時空管理局が来たようだ。まだ、事をさらける訳には早いからな。(ダイノボットか……今はまだ貴様と遊ぶには早い……。」




22 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 03:05:30 ID:diGBRuMD

「ここか……」

空港地下室。
メガトロンに指示された場から発生する力のデータを取り終えるとそこで通信が入る。

『データーは取れたようだな。』

「はい、メガトロン様、指示された場所のデーターは取りました。」

『よくやった、ノーヴェ。遠くから時空管理局がそちらへ向かっている。まだ、知られる訳にはいかん。ジャガーと共に離脱しろ』

「わかった、おい。黒猫」

「ああ、私に掴まるにゃ」

そう言い、ノーヴェはジャガーに掴まる。その瞬間、ノーヴェはジャガーのステルス機能により、姿を消す。


モニターでそれを確認したメガトロンはチンクに向き直る。

「さて、チンク。さっそく、君に頼みたい事がある。」

「なんだ?」

「出来るだけ私への意識を改めるように他のナンバーズを説得してくれないか?」

とチンクに尋ねると彼女は渋々頷く。が、ある事実を教える。

「セインとウィンディ以外は全員お前を危険視しているから気をつけておいた方が言い……(協力する意志はあるみたいだな……)」

そう告げチンクは研究室を出る。その姿を見遣り、メガトロンはほくそ笑むように呟く。

「いづれそれも無くなる……私が貴様らの中身を書き換えるまではな。 さて……次まで出番無いからDr.スカリエッティとパチスロしてくるかぁ〜。ナビ子ちゃん、Dr.に通信を繋いでくれ」
『はーい♪繋ぎまーす。』



ノーヴェとジャガーが空港から姿を消した後、たどり着いたダイノボットはくまなく空港を調べていた。



23 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 03:18:55 ID:diGBRuMD

「さっきまでデストロンと他の匂いがしていたが……。逃げられたか、ダーッ」

ダイノボットは空港の地下に入り、匂いを嗅ぎながらどこか悔しそうに呟く。

「しかし、デストロンが居たんなら……この場所には何かあるはずだ……。何がある……?」


そこでダイノボットはカリムに聞いたレリックの事、ゴールデンディスクに書かれていた内容の事を思い出す。

「教会にあるパソコンを使って調べてみるか……あとミッドチルダの地図も。なんでだ……なんでかやな予感がするぜ。」

呟き、ダイノボットは来た方向を逆に進む。

そして、ダイノボットの推理が間違っていなかった事が明かされるのは……1年後のこの場所。


続く

次回予告


ヴィータ「うわぁすげぇ気になる終わり方じゃん」

ザフィーラ「たしかに気になるな。」

ヴィータ「おい、早く次回の事教えてくれよダイノボット。」

ダイノボット「しかたねぇな。来週はいかり○長助のもしもシリーズがお勧めだな。次回、リリカルなのはBsts第7話「サイバトロン」」

ヴィータ「Σ次回予告になってねぇよ!!」

タイガー「これがビーストでござるι」

ザフィーラ「頭が痛くなるなι」

24 :リリカルなのはBsts:2007/08/10(金) 03:20:22 ID:diGBRuMD
以上です。忙しくなるから今回は長めにしました。
次はようやくサイバトロン集結出来ると思います。

25 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 10:20:02 ID:s3BhHsbe
GJ!
ジャガーってメタルス本編では三話で退場だったんですよね。
そんな彼を慰めるためには…やはりSSで活躍させるしかない。

26 :リリカルスクリーム二十一話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 10:47:02 ID:s3BhHsbe
「こ、こうなれば!」
ホーンガイストは基地に持ち帰る筈だった十メートル近い彼の体躯でも一抱えはあるような
タンクを抱えると蓋をこじ開けて中身のドリンク剤を豪快に飲み始めた。

「おい!そんなに飲んだらビタミン過剰症になるぞ!カフェインも体に悪いぞ!
というか吐くぞ!悪いことは言わないからよせ!」
「黙れ!このエネルギー源を直接吸収すれば俺様はもはや無敵だ!」

怒鳴るシグナムの声にも耳を貸さずホーンガイストは空になったタンクを放ると得意げに怒鳴った。
「あのタンクの中身って本当にただのドリンク剤なんですか?」
「そのはずだ。機械が飲んでも錆びるだけだと思うが…。」
「ま、まあ根本的に私達とは違う生き物なんだしいろいろと誤解があってもおかしくないんじゃないかな…。」
なのは、ザフィーラ、フェイトの三人が呟いた。
「こんなしょーも無い奴らのためにクロノはあんな目に…。」
「う…うおおお、がああああ!」
ヴィータが怒りとやりきれなさにグラーフアイゼンを持つ手を震わせた
その時、ホーンガイストがもがき苦しみ始めた。同時に彼の体が赤いオーラに
包まれ、全身から蒸気がほとばしりはじめる。
「どうしたんだよホーンガイスト!」
アーマーガイストが後ずさりしながら言った。そして
「お、おかしい。奴のエネルギーが急激に上昇している!」
サウンドブラスターがそう言ったのと同時に突然ホーンガイストが竹の子のごとく巨大化しはじめたではないか。
数秒と経たずしてホーンガイストは身の丈70m近い巨躯へと生まれ変わった。
「ど、どういうことだこりゃあ!」
「あっ!プテラガイスト!これを見なよ!きっとこの成分のせいだぜ!」
おじけるプテラガイストにアーマーガイストが足元に転がっていた瓶を拾って成分表を凝視すると
プテラガイストに見せた。

「なになに〜?老舗和菓子屋の芋ヨーカンから抽出した通称IMO−CHO成分配合…?
この成分で巨大化するのは暴走族だろ。俺達は海賊だぞ。そんなことよりこの隙に逃げようぜ。」

「首が痛たい…。帰って湿布張る…。」
「待ってくれよう!」
サンダーガイストとプテラガイストは先を争って逃げ出しアーマーガイストもそれに続く。

…しかしドリンク剤の成分に何故誰も突っ込まないのだろうか?


27 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 10:49:47 ID:s3BhHsbe
さりげなく自分も投下しました。
今回はとりあえずこれだけ。
残りは午後になると思います。

28 :217:2007/08/10(金) 11:54:16 ID:2/L67T5X

「異世界から、か。確かに珍しいことだな」
食後のコーヒーを啜ってからシグナムは納得顔をする。
「ええ、私も最初はびっくりしました。しかもあんな子までいるなんて」
彼女に相対して話をしているのはフェイト。そう言うと彼女はチラと視線を移す。

「このっこのっ!」
「へっへー、まだまだ甘いんだよ!そらぁ!!」
カチャカチャと必死にコントローラーを操る者が二人。
ソファー越しのフェイトの視界には赤毛の三つ編みと一本のツノが見える。

『YOU WIN!!』
「やっりぃ〜!」
テレビ画面の中で格闘家風の男が勝利のポーズを決めた。
それと同時にヴィータは拳を振り上げて喜ぶ。
その横には、
「だぁーくそ!!もう一回だもう一回っ!」
ジタバタと手足をバタつかせるメタビーがいた。
つもる話。二人は格闘ゲーム、略して格ゲーをしていたのだ。
「いいぜー、何度でもボッコボコにしてやんよ」
「なめんなっ!オレは同じ相手に負けで終わったことはねぇんだよ!」
面を付き合わせて火花を散らせる両者。
既に5対戦ほどしているのだが、今のところヴィータの5連勝中である。
そして、いざ第6試合目が始まろうとしたとき――

「こ ら ー ! ! いつまでやっとるんや二人とも!!」 ガチッ! ゴツッ!
「「痛ってぇ〜っ!?」」

いつの間にか後ろにいたはやてからゲンコツの雷が落ちた。


第五話 「ダベリ DE 八神家」

しばらく時間を戻すと――
なのは、フェイトに連れられ八神家を訪れたイッキとメタビー。
クロノとリンディは「少し仕事があるから」とアースラへ出かけていった。
昨日のように光に包まれて、いわゆる『転送』されていったのである。


29 :217:2007/08/10(金) 11:57:20 ID:2/L67T5X
家主であるはやての出迎えを受け、玄関をまたぐ。
「まずはみんなに紹介するさかい、リビングに行こか」
「みんなって?」
わりと大きな家だ。いったい誰と住んでいるのか気になったイッキが聞くと
「そら、もちろん・・・」
家族に決まっとるやん、と笑ってこちらを見るはやて。
そう言ってあるドアを開くと中へ入っていった。
彼女に続いてなのは、フェイトもドアをくぐる。イッキたちが部屋に入ったところで、
「みんな、お客さんやで〜」
「ん?誰だよはやて、うちに客なんて」
テーブルではヴィータが朝のホットミルクを飲んでいた。
床に足が届いていないため、足をぶらぶらさせている。彼女はドアの方向を見ると、
「・・・な〜んだ」
なのはとフェイトじゃねーか、と再びマグカップに口をつけた。
件の闇の書事件以来、八神家の面々――特に守護騎士たちは管理局への協力も
しながら、一方では至って人間らしい生活を過ごしている。
騎士の一員であるヴィータも、なのはたちと対立していた時から比べれば幾分は
大人しくなったのだが、口の悪さはそうそう治らないようだ。

「こらヴィータっ、失礼な言い方するんやない!」
「だってよぉ〜」
腰に手をあてて注意するはやてだが、ヴィータはお客の二人を見て気だるそうに言う。
「なのはとフェイトがうちに来るなんて珍しくねぇじゃんか」
「ははは・・・まぁそうなんだけど」
彼女の物言いに苦笑いを浮かべるなのは。この子の扱いは難しいなと内心で思ったりする。
「今日はちょっと用事があって来たんだよ。ね、はやて」
話を進めようと目配せするフェイトに、はやてはそうそうと頷くと、
「実は二人以外にもお客さんがおるねん。それとヴィータ、口の利き方は気ぃつけや」
「はぁ〜い」
「ところで主、その客人の姿が見えないのですが?」
気の抜けた返事を返すヴィータにはやては再び睨みを利かすが、シグナムが疑問を
口にしたために、え?と後ろを振り返る。


30 :217:2007/08/10(金) 12:00:54 ID:2/L67T5X
「あれ?ちょっとイッキくん、どこにおるん?」
「ここにいるけど」
「おい、もう慣れたけどオレのことも忘れんなよ!」
なのはとフェイトの後ろから件の二人の声がする。
残念なことにイッキは彼女らよりも身長が低かったようだ。
まして約1メートルのメタビーは言うまでもなく完全に死角に隠れていた。
その二人を、ほらと前に押し出してあげるフェイト。
あれ、デジャヴか?さっきもこんなことがあったような・・・

「ん?おぉーーーー!!!!」
いきなり大声を出したのはさっきまで気だるげだったヴィータだった。
「な、なんやヴィータ。驚くやんか・・・」
急にテンションの上がった彼女にはやては言うが、当の本人はその横を通り抜け、

「す っ げ ぇ ー ー ! ! 本物だ動いてる〜!!」

電光石火のごとくメタビーの至近距離まで近寄り、キラキラと目を輝かせた。
頭の発射口から爪先のさらに先まで舐めるように見回す。心底楽しそうだ。
しかし見られている方は気味の悪いことこの上なく、
「お、おい・・・何なんだよお前・・・」
当然の反応だ。メタビーは思わず後ずさる。が、
「おーーー!!?すげぇ喋ったーー!!」
声を出したことが逆に引き金になったらしく、更にマジマジと見られることになった。
もともとロボットが好きなヴィータのことだ、実際に動いて喋るロボットが
目の前に現れれば、はしゃぐのも無理はないのだろう。
「はいはい、ヴィータ、お客さんが困っとるやろ?」
「あ!何すんだよはやて〜」
ネコのように首根っこを?まれて引き離されたヴィータはジタバタと暴れる。
一方でメタビーはホッと息をついた。
「あら。はやてちゃん、騒がしいけど何してるんですか?」
キッチンで洗い物を済ませたらしく、エプロンを外しながらシャマルが出てきた。
「あ、シャマルもちょうどいいとこに来たわ。イッキくん自己紹介してくれへん?」
「え、ああ。えーっと俺は――」



31 :217:2007/08/10(金) 12:02:17 ID:2/L67T5X
かくして八神家の面々に対しての自己紹介を済ませ、イッキはテーブルに座り、
はやてを中心に色々と話をしていた。
メタビーはというと、案の定と言うべきかヴィータのおもちゃ状態にされ、
あっちこっちのパーツを触られたり背中のメダルハッチを開けられそうになったり・・・
「ぉーいイッキ〜、こいつをなんとかしてくれぇ〜」
まさに『揉みくちゃ』にされているメタビーが悲痛に助けを求める。が、
「そっちでなんとかしろ〜、俺はこっちの話で忙しいの」
にべもなく突き放されてしまった。実に不運だ。

と、見かねたシグナムが
「ヴィータ。一応は客人だ、あまり主に恥をかかせるな」
「ちぇ」
はやての名前を出されたこともあり、ヴィータは渋々ながらメタビーを開放した。
「はぁ〜、助かったぜ・・・」
再びホッと息をつくメタビー。
それからテーブルへと向かい、ヴィータははやての、メタビーはイッキの横に座る。

「それにしても、本当によくできたロボットやなぁ」
まるで人間みたいや、とはやてが純粋に興味を示す。
彼女にとってロボットといえば、ヴィータがよく見ている巨大ロボや合体マシンなど、
いわゆる人間が操るタイプがほとんどだ。
しかし、目の前にいるのは人間のように自分で行動したり会話したりしている。
「そうそう!あたしも最初に会ったときはすごくビックリしたんだよ!」
なのはも砂漠で初めて会話したときのことを思い出した。
レイジングハートやバルディッシュのようなインテリジェントデバイスも
高度なコミュニケーション能力を持っているが、やはりどこか機械的な部分がある。
自分の相棒と比べても、メタビーの存在は驚きに値するものだった。
「それに、新聞も読んでたよね」
「え?それホントなのフェイトちゃん」
うん、と昨日のことを思い返しながら返事を返すフェイト。
確か昨日は4コマ漫画に没頭していたっけ、と思い出し笑う。


32 :217:2007/08/10(金) 12:03:27 ID:2/L67T5X
それらの感想に対してメタビーは首を捻る。
「別にオレだけじゃねーさ。他のメダロットもみんなそうだったぜ?」
「え?メダロットってメタビーだけちゃうん!?」
元いた世界ではあっちこっちにメダロットがいたためメタビーは意識せずに言ったが、
そんなことを知らないはやては柄にもなく驚いた。
そして、それはなのはとフェイトも同じらしく、目を丸くしていた。
「じゃあ、他にもそういうロボ・・メダロットが沢山いるの?」
「ああ。ほとんどの子どもには俺みたいにメダロットがいるんだぜ」
フェイトの質問に対して、イッキはごく当たり前のように答えた。
こいつは特に人間臭いんだけどな、と付け加える。

それを聞いたなのは・フェイト・はやての頭の中では、町の至るところを
沢山のメダロット(ただし架空の)が闊歩し始めた。
「なんだか、想像したらちょっと怖いね・・・」
眉を八の字にするなのはと、
「そうかな?私は面白いと思うけど」
その表情を見て意外そうな顔をするフェイト。
「うん、うちもそんな世界に行ってみたいわ!」
そして3人の中で一番楽しそうに笑うはやて。
ちなみに各々の反応の違いは、それぞれが想像したメダロットの違いだと思われる。

「それで、みんながメダロット持ってるってのは分かったんやけど、
何のために持ってるん?」
ここまで聞いてはやての頭に浮かんだ、『メダロットを持つ意味』への質問。
「え?何でかって言われると・・・」
それに対してイッキは腕組みをして考え込む。
なんでメタビーと一緒にいるんだろ?

彼にとってメダロットが欲しかった当初の理由は、「みんなが持っていたから」だった。
親にせがんでも「自分で買いなさい」と言われ、必死でお小遣いを貯めたのだ。
たまたまアリカを助けるために中古のボディを買って・・・

それ以来、自分の横にはいつも生意気な、でも大切な相棒がいる。
おそらく、俺がメダロットのメタビーと一緒にいるのは――

「「友達だから」」

イッキとメタビーは同時に、そう言った。
「え?」
「ん??」
思わず顔を見合わせる。
どうやら互いに同じことを考えていたらしい。が、そのことに気恥ずかしくなり、
「おい、マネすんなよメタビー!」
「バカ言ってんじゃねーよ!イッキこそマネすんなっ!」
なぜかケンカになる二人。「ふんっ」と同時にそっぽを向く。
この急展開になのはとフェイトは一瞬ポカーンとするが、すぐにクスッと笑い、
「つまり、メタビーとイッキはすごく仲がいい友達同士なんだよね」
「うんうん!ケンカするほど仲が・・・」
「「よ く な い ! !」」
なのはの言葉を遮り、背中を向け合っていた二人は力の限り叫んだ。


33 :217:2007/08/10(金) 12:04:42 ID:2/L67T5X
「そんでさ!そんでさ!メタビーはゲームとかできんのか!?」
互いにふんぞり返るイッキとメタビーを見てクスクスと笑うはやての横から
ヴィータが身を乗り出した。
「あ?ゲーム?」
突然聞かれたメタビーは聞き返した。
「ゲームっていうと、あれか?テレビに繋いでするやつ」
「そうそう!一緒にやろうぜ!」
「おっ、あるのか!? へへっ、やるやる〜♪」
さっきのご機嫌斜めはどこへやら、メタビーは椅子から勢いよく飛び降り
ヴィータと共にソファーへ走っていってしまった。
「ヴィータ〜、ゲームは一日1時間やで〜!」
「はーい」
どこの家庭でもよく聞かれるような台詞だが、ここ八神家でも漏れなく使われて
いるようだ。
生返事をしたヴィータはイソイソとケーブルをテレビに繋げている。

「なんか、はやてってお母さんみたいだな」
自分も母・チドリから散々言われた経験からか、イッキは率直にそう思った。
メタビーと張り合ってゲームに熱中しては、怒られていた記憶が甦る。
(といっても、チドリの場合はとびっきりの笑顔で怒るので余計に怖い)
「え、うちってそう見えるんか?」
言われたはやては微妙な顔をする。
普通は小学4年生が言われるような台詞ではないので、当然っちゃ当然だが。
「確かにはやてちゃんは、八神家の母親役ですものね〜」
「私も同感です。特にヴィータの相手をしているときなどは・・・」
シャマルがふふっと笑い、シグナムは同意を示すように頷く。
(外見は)妙齢のお二方がそんなことを言うのも問題ありな気がするが、まぁいいか。

「なんや、二人までそないなこと言うて〜。あ、ザフィーラはどう思うん?」
会話に参加せず床に寝そべっていた青い毛並の守護獣は、ふと顔を上げると
「・・・・(コクリ)」
無言で頷いた。肯定か否定かはっきりしないが、流れからしておそらく前者だろう。
「満場一致みたいですね」
「はぁ〜、知らんかったわ・・・」
シャマルが口元に手を当てて笑うと、はやては首をカクッと落とす。
その様子にテーブルの上はひとしきり笑いで満たされた。


34 :217:2007/08/10(金) 12:06:56 ID:2/L67T5X
それからしばらく、イッキたちは元いた世界のことなどについて色々と談笑し、
メタビーとヴィータは白熱した格闘戦を繰り広げていた。
まぁそれも、見かねたはやてのゲンコツによって強制中止になったわけだが。

12時が近くなると、あっと思い出したようになのはが立ち上がり、
「イッキくん、お昼からはアリサちゃんとすずかちゃんに会いに行くんだよ」
「んぁ?誰だよそれ?」
またもや知らない名前を出され、聞き返すしかないイッキ。
「なのはのお友達だよ。二人ともいい子だから、きっと友達になれるよ」
帰り支度をするフェイトが説明してくれた。
と言っても、会ってみなければどんな人なのかは分からないわけで。

「二人とは町のデパートで会うつもりだから、ついでにお買い物もしよっか」
財布の中身を確認するフェイト。
おかしなことに、小学生にしては大そうな金額が入っている。
「ええっ!?なんやそのお金・・・まさかフェイトちゃんのお小遣いか?」
ちらっと中身を拝見したはやてがその金額に驚きの声を上げるが、
「ち、違うよ!リンディさんから貰ったんだよ、その・・・『服代だ』って」
慌てて否定するフェイトの様子と『服代』の単語にピンときたのだろうか。
はやては、ちらとイッキの服装を見る。ところどころに土汚れがついていた。
「そっか、イッキくん一張羅なんやろ?それ」
「え、あ〜そうだな。コレのまま飛んできちゃったみたいだから」
自分の赤いシャツをつまむ。お気に入りだったからまぁいいけど。

そういうことなら、とはやては何かを思いついたようだ。
「よし!うちも一緒に行くわ。そんで、新しい服を選んだる!」
「はやてちゃん?」
「ええやろシャマル?そろそろ買出しもせなあかんかったし、一石二鳥や」
「う〜ん、そうですねぇ・・・」
いきなりの提案にシャマルはひとまず考える。と、その横から
「いいのではないか? 子どもたちだけで行かせるのが心配なら、大人のお前がついて
やれば無難だろう」
シグナムが口を挟む。
「な?シグナムもああ言うてることやし、行こ!」
「ん〜・・・じゃあシグナム、留守番お願いね」
「ああ、任せろ」
リーダーの承諾を受け、はやてとシャマルは出かける準備を始めた。


35 :217:2007/08/10(金) 12:08:31 ID:2/L67T5X
買い物組の準備が整ったところで、一つの疑問がなのはの頭に浮かぶ。
「そういえば、メタビーくんはどうするの?」
こちらの世界ではメダロットは存在しない。
というか、そんな高性能なロボットが街中をうろつく習慣がない。
そんな中を普通にメタビーが歩いていれば、当然なんらかの騒ぎが起きるだろう。

でもアリサちゃんとすずかちゃんにも会わせるって言っちゃったしなぁ、と悩むなのはに、イッキはさも当然のように言ってのけた。
「ん?そのアリサってやつらと会うときだけ転送すれば大丈夫だろ」
「え、転送?」
「ああ、メダロッチですぐ呼び出せるし、こっちに送り返すこともできるぜ」
白いメダロッチが見えるように左腕を上げる。
「・・・そんな便利な機能がついてたんだ、それ」
一見すると腕時計にしか見えない代物を眺めるなのは。
あのメタビーといい、メダロッチといい。いったいどこまで文明が進んでいるのか・・・・

「じゃあみんな、行ってくるわ〜」
「はい、お気をつけて」
「行ってらっしゃい、はやて!」
靴を履き立ち上がった家主を、シグナムとヴィータは見送る。
「メタビー、俺が呼び出すまで大人しくしてろよ?」
玄関をまたごうというときにイッキが相棒に振り返ると
「へんっ、言われるまでもねぇさ」
手を頭の後ろに乗せてメタビーは素っ気なく応えた。
「お邪魔しましたー、じゃあねヴィータちゃん!」
「おう、また来いよな」
ヴィータの返答になのはは思わず笑ってしまう。朝に会ったときは気だるげだったのに、
今は「また来い」だなんて・・・やっぱりこの子は面白いな、と内心で呟く。
「シグナムも、またね」
「ああ・・・」
打って変わって、こちらはごく静かに別れた。

その後。玄関を閉め、なのは・フェイト・はやて・シャマル、そしてイッキの5人は
最寄のデパートへ歩き出す。


36 :217:2007/08/10(金) 12:11:14 ID:2/L67T5X

「よし、はやても出かけたことだし・・・続きやるかメタビー!」
「おう!今度こそ俺が勝つからな〜!」
意気揚々とリビングへ戻った二人の目に、キレイさっぱり片付けられたゲーム機が映った。
その横にはザフィーラが寝転んでおり、一言。
「ヴィータ、主の代わりに俺がもう一度言ってやろう――」

『 ゲ ー ム は 一 日 1 時 間 ま で だ 』


37 :217:2007/08/10(金) 12:21:15 ID:2/L67T5X
1スレ越しの投下終了!
自分の執筆スピードの遅さに落ち込みます・・・

>>リリカルなのはBsts氏
GJです!冒頭のスカの台詞から吹きましたw
単独行動のダイノボットがいつ合流するのか・・・楽しみです!

>>リリカルスクリーム氏
芋ヨーカンGJw それは某レンジャーものの敵では!?
ってかサンダーガイスト、湿布張って効果があるのか気になる・・・

38 :マスカレード:2007/08/10(金) 13:45:10 ID:HjK9KQPv
ブレイラウザーを構えるブレイド。
ギャレンラウザーを構えるギャレン。
そしてカリスアローを回しながら構えるカリス……
三人にスポットライトが当たる……


マスカレード
このあとすぐ!




という訳でACT.12Aパート……投下おKですか?

39 :通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 13:58:26 ID:suKGq4Mh
O・K!!

40 :通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 14:05:07 ID:suKGq4Mh
いいとも〜

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 14:06:24 ID:GnkYbFP9
待ってましたぁ!

42 :通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 14:07:28 ID:suKGq4Mh
かもんかも〜ん!

43 :マスカレード:2007/08/10(金) 14:38:55 ID:HjK9KQPv
遅れてすいません。では投下します


『Standing by(スタンディングバイ)』
良太郎はステップを踏みながら片手に持ったデルタフォンを起動させる。
「変身!」
『Complete(コンプリート)』
なんと良太郎はデルタギアを装着、さらにデルタへと変身してしまったのだ。

何回もデルタへとムチ攻撃をしかけるセンチピードオルフェノク。
だがデルタはセンチピードオルフェノクのどの攻撃もブレイクダンスで華麗に回避。
しかもダンスの振り付けで反撃する人間など、琢磨からしても始めての相手だ。動きが全く読めない。
「ファイアっ♪」
『Burst Mode(バーストモード)』
さらに踊りながらデルタムーバーに音声コードを入力。
「ヒッ……!」
「ばぁ〜ん!」
そのまま一回転、零距離でデルタムーバーを連射するデルタ。
それによりセンチピードオルフェノクも一気に距離を離される。

そして、そのままデルタムーバーを乱れ撃ち。公園はどんどん破壊されていく。
「ヒ……ヒィイイイイイーーーーーー!!」
もはやセンチピードオルフェノクに戦闘続行の意思も無いようで、ただ逃げ回っているだけだ。
声からして少し泣いているようだが……。

こんな目茶苦茶な攻撃をこれ以上許せば公園は完全に破壊されてしまう。
できればそれは避けたい。
「もういい加減にして下さい!」
「あ、そっかぁ……猫達が驚いちゃうね」
見兼ねたフェイトはデルタを止めさせる。
センチピードオルフェノクも泣いて逃げるだけだ。こうなるとデルタが弱い者いじめをして楽しんでいるようにしか見えない。
良太郎から見た優先度は猫達>>>>>>>越えられない壁>>>>>>センチピードオルフェノクなのだ。

で、今に至る訳だ。
「これ面白いね〜!ボク貰うけどいいよね?」
両手を広げて嬉しそうに回りながら言うデルタ。しかも脚のステップからして立ち去る気満々だ。
「ちょ……ダメに決まってるでしょ!」
そんなことを許せるはずが無い。里奈が慌ててデルタに駆け寄るが……
「……え?」
デルタは華麗に一回転、さらに里奈の顔にデルタムーバーを突き付けているのだ。
「答えは聞いてなぁい♪」
言いながらゆっくりと引き金を引くデルタ。

そして……
「ばぁ〜んっ!!」
「ッ!!」
デルタの声に目をつむる里奈と、フェイト達。
「(あ……あれ?)」
だが里奈は死んでいない。それどころか無傷だ。
恐る恐るデルタを見る里奈。すると……
「あははははは!じょ〜だんだよ〜!」
デルタは仮面の下で笑いながら言う。
腰が抜けた里奈もその場で固まっている。

「……って、デルタギア!」
我を取り戻したフェイトがデルタを追おうとした時、既にデルタの影は小さくなっていた……。

44 :マスカレード:2007/08/10(金) 14:50:30 ID:HjK9KQPv

数分後。
「あ〜楽しかったぁ〜!」
言いながらデルタフォンをデルタムーバーから取り外す良太郎。
それによりデルタの変身は解除され、同時に良太郎の体から紫色をした何かが離れる。

「ん……ココどこ?」
良太郎はすぐに意識を取り戻し、手に持ったデルタフォンを見つめる。
「……え?」
さらに腹に巻かれている白いベルトに良太郎は目をパチクリさせる。
「な……何……コレ?」


ACT.12「学校の怪談でG−3起動?」


翌日、ビストロ ラ サル。

太田と里奈はデルタギアが奪われたという旨を草加に伝えていた。
その為にこの店を選んだのに特別な理由は無い。話せればどこでもいいのだ。

「で……キミ達はそのデルタが立ち去るのを黙って見ていた……という事か」
席に座りながら里奈と太田の説明を纏める草加。顔には出していないがそれなりに怒っているようだ。
「ああ……すまない、草加……。」
「時空管理局っていう人達もデルタギアの捜索には協力してくれるらしいわ」
謝罪を続ける太田をフォローするように言う里奈。それに対し、草加はピクッと反応する。
「時空管理局だと……?」
「ああ、彼らもデルタギアを探してくれるって」
一瞬元の表情に戻った草加だが太田の顔を見て再びその表情を険しくする。
「何を悠長なことを言っているんだ……太田?」
「え……?」
「お前のせいで父さんが送ってきたデルタギアが奪われてしまったんだぞ……?」
草加は陰湿な表情で太田を睨み付ける。それに耐え兼ねた太田も気まずそうに目を反らす。
しかし、この険悪なムードを破るのは意外な人物だった。

ドン!

大きな音をたてて水の入ったコップを置く店員。
草加は「何かな?」という表情で店員を睨み付ける。
「喧嘩ならよそでやれ。迷惑だ」
店員も冷たい表情で草加を睨む。
「これは俺達の問題だ。よそ者のキミに関わって欲しく無いな……」
「ほぅ?ならばここは俺が働いている場所だ。よそ者の『キミ』に問題を起こされたく無いな」
『キミ』という言葉を強調する店員。相手の神経を逆なでするような店員の言葉に、草加はかなり苛立つ。
「一体何なのかな……キミは?」
「…………。」
席を立ち、店員に顔を近付けて言う草加。相変わらず嫌味な表情だ。
すると店員は窓の向こうで輝く太陽を指差す。
「おばあちゃんが言っていた。俺は『天の道を往き総てを司る男』……」
「…………。」
「俺の名前は天道総司。」
店員−天道−の自己紹介を聞いた草加はしばらくポカンとしていたが、やがて「ククク」と笑い始める。
「キミ……少し頭がおかしいんじゃないのか?」
自分の頭を指先で突きながら嫌味な作り笑いを浮かべる草加。
天道は黙って腕を組んだまま草加を睨む。
「フン……まぁいい。せいぜい店に迷惑をかけないように気をつけさせて貰うよ」
「……ならいい。」
草加はそのまま席に戻り、天道も厨房へと戻って行く。
どうやらこの二人はかなり相性が悪いようだ。

45 :マスカレード:2007/08/10(金) 14:54:00 ID:HjK9KQPv


数分後、時空管理局の情報を聞いた草加は不敵な笑みを浮かべながらサルを後にした。
天道も料理をしながらそれを見届ける。
その直後……
「こんにちわー!」
草加と入れ違いになるように店に一人の男が入ってくる。
両手に持ったダンボールにはたくさんの野菜がはいっているようだ。
「あら津上くんじゃない!また持ってきてくれたの?」
厨房から出てきた弓子が男に駆け寄る。天道は「誰だ?」という顔をしているが。
「はい!家の菜園で捕れた野菜です。今回も捕れたてですよ〜」
言いながらダンボールをドサッと置く男−翔一−。

「ほぅ……確かに質のいい野菜だな。お前が育てたのか?」
「おっ……店員さん、なかなか見る目がありますねぇ。」
天道に聞かれた翔一は嬉しそうに言う。
「当たり前だ。俺を誰だと思っている」
「誰なんですか?」
聞かれた天道はさっきと同じように窓の向こうを指差す。
「俺は天の道を往き……」
「あ、彼は天道くん。たまにここで手伝ってくれてるのよ」
天道の自己紹介を遮る弓子。
天道も「……え?」という顔で弓子を見つめている。
まさか自分の自己紹介を遮られ、さらにこんなに簡単に説明を終わらされるとは思っていなかったのだ

「へぇ……俺は津上翔一って言います!ここにはたまに野菜をおすそ分けしに来るんですよ」
満面の笑みで自己紹介する翔一。
「……そうか。」
天道は翔一の自己紹介を聞きながら、何かに気付いたような表情をする。
「(この男……まさか……!)」
「(天道さんってもしかして……)」
そしてそれは翔一も同じだ。
「二人共……どうしたの?」
「いえ……天道さんはもしかして……料理が得意じゃないですか?」
「ほぅ……それに気付くということは津上……お前もか?」
弓子が心配そうに見守る中、二人の間に見えない火花が走る。
これは料理対決フラグということか。
「もしかしてまたうちで料理対決?」
それに気付いた弓子は少し期待しながら言うが……
「……残念だが、俺はこれからパンを売りに行かなければならない。料理対決ならまた今度だな」
「じゃあパン対決……ですね?」
「いいだろう……受けて立つ。」
睨み合う天道と翔一。
どうやらこの二人はそれなりに相性がいいようだ。


数時間後。

「あんた達最近屋上に来ないけど、天道さんと何かあったの?」
「にゃはは……ちょっとね」
下校中、突然アリサに聞かれたなのはは気まずそうに笑う。
それはフェイトもはやても同じようだ。
そんな時、前方で待ち伏せしていた男がなのは達の前に現れる。
「キミ達……時空管理局の人だよね?」
「そうですけど……貴方は?」
不審そうに聞くフェイト。
「驚かせてすまない。俺の名前は草加雅人。キミ達と話がしたいんだ」

46 :マスカレード:2007/08/10(金) 14:57:13 ID:HjK9KQPv


数分後、一同はハラオウン家で雅人から事情を聞いていた。

「じゃあ、貴方も仮面ライダーなんですか?」
「ああ、俺も平和の為に戦っている。キミ達とは気が合いそうだ」
雅人の前向きな言葉に一同は少し嬉しくなる。
最近は天道や良太郎……それからアギトなど、訳のわからないライダーが多かっただけに
草加のようないい人タイプの人間はさらにいい人に見えてしまうのだ。
「へぇ……あんたもライダーなんだな」
一通り自己紹介を終えた所で、横に座っていた剣崎が雅人に話し掛ける。

「キミは……?」
「ああ、俺は剣崎一真。仮面ライダーブレイドだ」
「そうか、キミも……」
剣崎の素性を知り、誰にも解らないような角度で不敵に笑う雅人。
「俺もカイザとして人々を守りたいと思ってる。よろしく頼むよ」
またすぐに元の爽やかな表情に戻った雅人は剣崎に握手の手を差し延べる。
「ああ、こちらこそ、同じ仮面ライダーとしてよろしく頼むよ!」
二人はがっちりと握手をかわし、微笑み会う。


「あの、草加さん……」
「何かな?なのはちゃん」
草加に質問したい事があったなのはは、思い切って疑問をぶつけてみる事に。
「オルフェノクって……何なんでしょうか?」
「……オルフェノク?」
途端に険しい表情になる雅人。
「オルフェノクは……人間の敵だ。奴らは心が腐ってる……だから平気で人を襲えるんだ」
「心が……腐ってる?」
「ああ、奴らはその力を楽しみ、人々を殺す事で仲間を増やしていく……」
「仲間を増やすって……どういうこと?」
リンディが質問する。
「オルフェノクに殺された人間は極稀にオルフェノクとして覚醒するんだ……」
「そんな……!じゃあ、オルフェノクは元は人間なんですか!?」
驚いて質問するフェイト。
「……その通りだ。だがオルフェノクになった時点で人の心は完全に無くなる……
オルフェノクになった人間は体だけじゃなく、心まで腐りきってしまうんだ」
「…………。」
「俺はオルフェノクはいずれ滅ぼさねばならない人類の敵だと思ってる。そしてそのオルフェノクを操っているのが……」
そのままテレビの画面を指差す雅人。そこに写っているCMは……

「「スマートブレイン?」」
声を揃える一同。
なのは達だって大企業であるスマートブレインのことは知っている。
「ああ……スマートブレインはただの企業じゃない。オルフェノクを操り、次々と人間を虐殺していく……悪の組織だ。」
「「…………。」」
そんな漫画みたいな展開、信じられ無いといった表情だ。
まさか天下のスマートブレインがオルフェノクを操り人を殺しているなんて……

47 :通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 15:01:26 ID:suKGq4Mh
支援します!

48 :マスカレード:2007/08/10(金) 15:03:02 ID:HjK9KQPv

「そうなんですか……」
「草加さん、物知りなんですね。
乾さんもオルフェノクについては何も知らないみたいだったのに……」
フェイトが何の他意もなくそう言うと、雅人の表情はまた険しくなった。
「草加さん……?」
「乾巧……奴も何とかしなければならないな……」
「ちょっと待て、どういうことだよ?あの巧って奴はファイズとして人間を守る為に……」
「騙されるな!!」
驚いて聞き返す剣崎を遮り、叫ぶ雅人。それによってさらに驚く剣崎。
「……怒鳴ってすまない。だが、乾巧は人間の敵だ……!」
「はぁ?」
「奴はファイズの力を楽しんでるんだよ……オルフェノクと同じにね……!」
「ちょ……ちょっと待ってよ!巧くんはいい人じゃないの!?」
なのはも慌てて確認する。
「ああ……乾巧は人間の為に戦うような奴じゃない!ファイズの力を楽しみ……人々を脅かす存在だ……」
「でも……私の目の前でワーム達を倒してたよ!?」
「それも乾巧にとって都合が悪かったからだろう……
奴は自分にとって都合が悪い者は何だって排除する……そういう奴なんだよ、乾は」
「そんな……」
確かにあの時巧は「遊んでくれた仕返し」のような形で戦っていた。でも、だからといって人間の敵とは言い過ぎでは無いか……
「でも、巧くんだって人を守りたいって……」
「口が上手いんだよ乾は……ッ!
あいつはそうやってまだ出会ったばかりの君達を利用しようとしているだけに過ぎない……!」
雅人の言葉により、なのは達は巧を信用できなくなり初めていた。
「じゃあ、結局奴も天道総司と同じということか……」
「天道総司……?」
クロノの言葉に反応する草加。
確か草加が今日の朝、レストランで会ったいけ好かない店員がそんな名前をしていたが……
「ああ、奴もカブトであることを楽しんでいる、時限犯罪者だ」
「お前なぁ……まだ理由も聞いてないのにそれは無いだろ!」
クロノの言葉に、聞き捨てならないといった感じに剣崎が割り込む。
「果たして理由なんてあるのかな……?
それに天道総司は時空管理局を潰すとまで言ったらしいじゃないか。それでも信じろっていうのかい?」
「それは……!」
「落ち着け、キミ達……!」
またしても言い争いになりそうなクロノと剣崎を制する雅人。
「俺は、天道総司も乾巧も同じだと思うけどね……」
「そんなこと……」
「無いと言い切れるのか?どっちにしろ、敵か味方か解らないなら最悪の場合の対処方も考えておいた方がいい。違うか?」
「確かに……そうだけど……」
雅人に言われた剣崎はすっかりさっきまでの剣幕を無くし、座ってしまう。

「(天道総司と乾巧……か)」
その時、雅人は確かに笑った。
何を考えているのかは知らないが、「いい話を聞いた」と言わんばかりに不敵な笑みを浮かべていた。

……その時。
「剣崎くん、アンデッドだよ!」
エイミィが大きな声で言う。アンデッドがサーチャーに反応があったらしい。
剣崎と雅人はお互いに目を合わせ、そのまま走って家を出て行った。

49 :マスカレード:2007/08/10(金) 15:11:20 ID:HjK9KQPv


「「変身!!」」
『Complete(コンプリート)』
『Turn Up(ターンアップ)』

雅人と剣崎はお互いのバイク、『サイドバッシャー』と『ブルースペイダー』に乗りながら変身する。
公道を走りながらカイザ、ブレイドへと変身を完了した二人はアンデッドが現れたという山奥へと急ぐ。

それからしばらく走り、二人のバイクが山に入りかけた、その時だった。
後ろからやってきた赤いバイクがカイザとブレイドを追い越し……
「……うわッ!」
「なんだ?」
二人のバイクの目の前で急に止まった。
「何なんだ、お前は!」
「…………」
怒鳴るブレイドに対し、赤いバイクに乗った男は黙ってヘルメットを外し、立ち上がる。
「カテゴリーAは俺が封印する。お前達に邪魔はさせない」
同時に男の腹に赤いハートのような形をしたベルトが現れる。
「……変身」
『チェンジ』
そして男はカマキリのような絵柄のカード−チェンジマンティス−をベルトにラウズした。
「お前は……カテゴリーA!」
「……コイツもライダーか?」
驚く二人−といってもカイザはブレイド程驚いてはいないようだが……−。
目の前で男は漆黒のライダー−カリス−へと変身したのだ。
「俺は53番目の存在……カテゴリーAでも人間でも無い……」
言いながらカリスアローを取り出すカリス。
「人間じゃないだと……?」
『Ready』
それに対し、カイザはカイザブレイガンをブレードモードにし、構える。
「はぁッ!」
「ク……!」
刹那、カリスが斬り掛かってきた。咄嗟にブレイガンで受けるが、なかなかの威力だ。
「チッ……!」
「…………。」
カイザも負けじとブレイガンを振るうが、それをカリスアローで軽く受け流すカリス。
「お前は一体何者なんだ!一度は俺達と一緒に戦ったのに……!」
さらにそこへブレイラウザーを振るいながらブレイドが乱入する。
「あの時はお前達の力を利用しただけだ……!」
「何だと!?」
ブレイラウザーとカリスアローが激突する。
「何を言っても無駄だ……!所詮コイツも人間の敵なんだよ……!」
「…………。」
今度はカイザがブレイガンを振り下ろすがやはり回避され、逆にカリスアローの一撃を受ける。
そして次に、ブレイドがブレイラウザーで斬り掛かるが、それもカリスアローで受けられてしまう。
「じゃあお前はあのオルフェノクを倒すために俺達を利用しただけだっていうのか!?」
「そうだ……!」
ブレイドとカリスはお互いの武器を衝突させながら走り回る。
カリスにとってカイザは割とどうでもいい存在らしく、スルーされ気味だ。

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 15:16:37 ID:GnkYbFP9
支援しますです!


51 :マスカレード:2007/08/10(金) 15:25:07 ID:HjK9KQPv
「やっぱりお前もただのアンデッドだったのか……!」
「…………ッ!」
ブレイラウザーの一撃を受けたカリスは少しのけ反る。
カリスはただのアンデッドという言葉に少し反応したようだ。
以前にもバヂスに「人間の臭いがする」と言われ、少し反応していたが……。
二人はお互いの武器をぶつけ合い、少し距離をとる。
「許さない……許さないぞ、カテゴリーA……」
「お前と戦ってると……俺の中のアンデッドの血が目覚めてくる……」
言いながらカリスラウザーをアローにセットするカリス。
そして二人はほぼ同じタイミングで一枚のカードを取り出す。

「お前は俺の手で倒す!」
『サンダー』
「ぶちのめしたくなるッ!!」
『トルネード』
ほぼ同時にカードをラウズし、走り出すカリスとブレイド。
「「うぉおおおおおおッ!!」」
疾風を纏ったカリスアロー、稲妻を走らせたブレイラウザーを構えた二人は道路の真ん中で激突する。
「ク……!」
「なに……!?」
そして、ぶつかり合う二人の攻撃力はほぼ互角だ。
爆発と一緒に弾き飛ばされる。

「……お前は……俺が封印する!」
「お前は……俺がブッ潰す!」
同じようなセリフを言いながら立ち上がる二人。
『剣崎くん、何やってるの!?アンデッドに逃げられちゃうよ!』
そんな時、エイミィからブレイドに通信が入る。
「今は目の前のアンデッドが先だ!」
「……ならこれで終わらせてやるよ」
『Exceed Charge(エクシードチャージ)』
「な……!?」
突然カリスの体が黄色い光に捕縛されたことに驚くブレイド。
横を見ればすでにカイザがゴルドスマッシュの体勢に入っている。
「終わりだ……アンデッド。」
呟いたカイザはカリスの前に現れた円錐目掛けて一気に飛び上がった。
「ク……!」
カリスも諦めかけた、その時……

『始さん!』

カリスの脳裏を過ぎったのは楽しそうに自分の名を呼ぶ天音の顔。
「(そうだ……俺はこんな所で負けられない……!)」
「シャドーチェイサーッ!」
カイザが円錐に入ろうとした瞬間、カリスは大きな声でその名を呼んだ。
すると、さっきまで始が乗っていた赤いバイクは
漆黒の『シャドーチェイサー』に変身、さらにカイザに向かって走り出したのだ。
「何ッ!?」
そしてシャドーチェイサーに突進されたカイザは地面に落下、同時に円錐も黄色い光も消える。

カリスはそのままシャドーチェイサーに跨がり、立ち去ろうとしている。
「待て……逃げるのか!?」
「ブレイド……決着はいずれつける!」
この勝負は次回に預けるとでも言わんばかりにシャドーチェイサーで走り出すカリス。
「待て、カテゴリーA!」
「……カリスだ。」
そして最後にそう言ったカリスの姿は、だんだんと小さくなっていった……。

52 :マスカレード:2007/08/10(金) 15:31:13 ID:HjK9KQPv

数分後、さらに山奥。

「カテゴリーAには逃げられたか……」
『スピリット』
言いながらラウザーから現れた透明のゲートを通るカリス。
すると全身のカリスベイルが消え、その姿は相川始のとなった。
「次は封印する……」
始はシャドーチェイサー『だった』赤いバイクに跨がり、ヘルメットを被りながらそう言った。

翌日。なのは達の通う学校、その屋上。
何故か焼きそばパン屋が二つ並んでいる。
「なるほど……ここでパン対決をするということか」
腕を組みながら横にいる翔一を見る天道。
「はい!どっちの方が売れたかで勝負しましょう!」
「いいだろう……。」
翔一もかなり張り切っているようだ。
「あ、そうだ!そこの加賀美さん?ちょっと試食して下さいよ!」
「え!?なんで俺が……」
突然話を振られた加賀美も驚いている。
「そうだな……勝負を始める前に津上の実力を見てやる」
言いながら自分のパンを差し出す天道。
「まずは俺のからだ。」
「わかったよ……。」
仕方ないのでパンを食べる事にした加賀美。
天道の焼きそばパンを一口口に運び……
「うまい……!流石天道だ!」
いかにもおいしそうに頬張る加賀美。そのまま一気に完食した。
「じゃあ、俺のも食べてくださいよ!」
今度は満面の笑みを浮かべた翔一が自分の焼きそばパンを持ってくる。
加賀美はそれをゆっくりと口にいれ……
「しあわせだ〜」
今にも天に昇ってしまいそうな幸せな顔でガツガツと焼きそばパンを食べ始める加賀美。
天道も軽く驚いているようだ。まさかここまで上手いとは……
「で、どっちが美味しいんですか、先輩?」
気になる答えを求める蓮華。
「う〜ん…………」
加賀美は腕を組んで悩んでいる。そんなにどっちも美味しかったのか……
「……うん!俺には決められない!」
大きな声で言う加賀美にガッカリする一同。
「先輩……散々悩んでソレですか?」
「いや、ホントにどっちも美味いんだって!」
蓮華に白い目で見られた加賀美は慌てて言い訳を言う。
そんな二人を尻目に、天道と翔一は黙って火花を散らせるのだった。
昼休みまでもうすぐだ……。

一方、アースラ・ブリッジ。
リンディは通信で本局のスタッフと通信していた。
『リンディさん、デンライナーはもういつでも発車できますよ』
「そう……Gライナーの調子はどうなの?」
『良好ですよ!』
「それは心強いわね」
クスクスと微笑むリンディ。
『Gライナーはスタッフも有能な人ばかりですからね。まぁ三人しかいませんけど』
通信の相手もモニターの向こうで苦笑している。
「三人でも立派なチームよ。確か、SAULだったかしら?」
『ええ。氷川くんも初陣に備えて張り切ってますよ』
ちなみに初陣とは外ならぬカブト捕獲作戦の事だ。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 15:41:18 ID:XGEgJ2Uq
支援

54 :マスカレード:2007/08/10(金) 15:50:41 ID:HjK9KQPv
「(天道総司……か……)」
リンディも「どうしたものか……」といった表情をしていた……。

数時間後。
「どっちも売切れ……か。」
「引き分けですねぇ……」
屋上の屋台で落胆する天道と翔一。
「まぁいいじゃないか!どっちも完売したんだから!」
「それはそうと加賀美……」
「ん……何だ、天道?」
「何だ?じゃない。何か新しい情報は入ったのか?」
天道達はパンを売るためにわざわざZECTの力を使って学校に潜入している訳ではない。
ワームが絡んでいるであろう学校の怪談事件を解決するために学校に来ているのだ−まぁ天道は少し違う理由だろうが……−。
「ああ……それならいい情報が入った」
「ほぅ……言ってみろ」
「この学校には何年か前に、全国大会に出場する程の合唱部があったんだ」
今日手に入れた情報の説明を始める加賀美。
加賀美が言うには、その合唱部はある日突然消え、
それからこの学校では合唱部の幽霊の歌声が聞こえるようになったらしい。
「学校の怪談……か。他には?」
「まぁそんなところだ。どうせただの噂だと思うけどな」
それに対して天道が「いや……」と言いかけた時、突如として歌声が聞こえてきたのだ。
「うわ〜……タイミングいいなぁ、コレ」
「世の中そういうモンですよ♪」
余りのタイミングの良さに驚く翔一だが、あっさりと蓮華に丸め込まれてしまうのだった。
「行くぞ、天道!」
「幽霊だったら、お前に任せる」
急いでグラウンドに向かおうとする加賀美にサラっと言う天道。
加賀美も流石に頭にきたようで……
「そんなワケ無いだろッ!!」
鼻息をフンフンと鳴らしながら持っているタオルを地面にたたき付けながら立ち去る加賀美。
「……いいんですか?」
それを見た翔一も苦笑いしながら天道に話し掛ける。
「ああ……アイツはな。」
腕を組んだまま表情を変えない天道。翔一は「この人達仲いいんだなぁ」と心底思ったという。
「さて……行くぞ、津上……!」
「はい!」

グラウンドには濃い霧が立ち込め、いかにも何かが現れそうな雰囲気だ。
加賀美もゆっくりと霧に近付いていく。
その時……
「気をつけて下さい!居ますよ……」
「居るって何が!?」
突然の翔一の声に驚いた加賀美はビクッとしながら後を見る。
「ワームだ。」
さらに翔一に続いて天道も現れる。翔一も天道もやけに落ち着いている−まぁそれが心強いのだが……−。
加賀美は再び霧を見つめる。
すると中から喪服姿の女と、数匹のサリスが現れる。

「行くぞ、津上!」
「はい、天道さん!」
次の瞬間、翔一の腹にはオルタリング、天道の腹にはライダーベルトが装着されていた。
ちなみに翔一の姿に驚いているのは加賀美だけだ。
そう……二人はお互いが戦士であることに気付いていたのだ。
最初にサルで出会い、自己紹介をしたあの時から、お互いの目を見た瞬間から。

そして翔一はクロスさせた両手を腰にあて、前方に右手を伸ばす。
一方、天道はカブトゼクターを構え……
「「変身!!」」
二人は大きな声で叫んだ。

55 :通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 15:58:39 ID:suKGq4Mh
支援!

56 :マスカレード:2007/08/10(金) 16:02:09 ID:HjK9KQPv
次の瞬間、天道と翔一の姿は変わっていた。
銀のアーマーを身に纏ったカブトと、金の装甲に大きな赤い目が特徴的なライダー、アギトだ。

二人はそのままサリスに突進、凄まじい速度で薙ぎ倒していく。
「ちょ、ちょっと待て……変身!」
加賀美も慌てて変身し、サリス達に突っ込んでいく。

アギトはパンチやキックで、ガタックはプロレス技でサリスを爆発させてゆき、
カブトはカブトクナイガン・アックスフォームでワームを斬り捨てていく。
サリスの数も減ってきた所でカブトとガタックはベルトのゼクターホーンを起こす。
「キャストオフ……。」
「キャストオフ!!」
『『Cast off(キャストオフ)』』
そうすることで二人のマスクドアーマーは弾き飛ばされ、近くにいたサリスが爆発する。
一方アギトもストームフォームにフォームチェンジし、ベルトからストームハルバートを抜き取る。
ワームは三人のフォームチェンジに反応し、そのうち一体のサリスが成虫へと脱皮を始める。
茶色の体をしたコノハムシに似たワーム……『フォリアタスワーム』だ。
フォリアタスワームはライダー三人に向かってくるが、その前にカブトが立ち塞がる。
「お前の相手は俺だ。」
言うが早いかカブトはクナイガン・クナイモードでフォリアタスワームを切り裂いていた。
さらに、突然紫のワームが空から急降下、アギトに襲い掛かる。
「クッ……!」
突然の奇襲に怯むアギト。
このワームはキリギリスに似た姿を持つ『レプトーフィスワーム』だ。
最大70mという驚異的な跳躍力を持つ。
こうなると自然にレプトーフィスワームの相手はアギトということになる。
ちなみにガタックはサリス軍団を相手に戦っている。


一方、アースラ。
「艦長、カブトが現れました!」
「場所は?」
エイミィの報告を受けたリンディはすぐに場所を確認する。
「ええと……なのはちゃんの学校です!」
「何ですって!?」
驚いたリンディはしばらく考え……
「クロノと剣崎くんに出動命令を!それから、デンライナーの発車要請もお願い!」
「わっかりました!!」
エイミィはすぐに本局に通信を入れる。


「剣崎!」
「どうした……!?」
クロノに呼ばれた剣崎は慌てて反応する。
「カブトが現れた!すぐに行くぞ!」
「カブトが!?わかった!」
剣崎はすぐにテーブルに置いていたブレイバックルを掴み、ブルースペイダーが停めてある駐車場へと走り出した。
ちなみにクロノは正式なZECTライダーでは無い為にマシンゼクトロンは支給されていない。
仕方がないので、ブルースペイダーに二人乗りだ。

57 :マスカレード:2007/08/10(金) 16:07:39 ID:HjK9KQPv


「どおりゃああああッ!!」
ガタックは最後のサリスをダブルカリバーで爆発させる。
周囲を見れば、一方的にフォリアタスワームを斬りまくるカブトと、
空から降ってくるレプトーフィスワームに苦戦するアギトの姿が。
「え〜と……取りあえず、こっちだ!」
ガタックはカブトと戦うフォリアタスワームに向かって走り出した。

「ふん……!」
クナイガンに斬られ続けたフォリアタスワームもかなり弱っている頃だ。
しかも横を見ればガタックまでこちらに向かっている。
カブトはガタックに合図を送り、ガタックもそれに「おう!」と頷く。
天道と加賀美程の仲になると何も言わなくても伝わるのだろう。
……まぁ二人はそんなこと認めないだろうが。

『『One-Two-Three!!』』
ガタックとカブトはほぼ同時にゼクターのフルスロットルを三回押す。
それにより二人の脚にタキオン粒子がチャージアップされる。
そしてガタックは飛び上がり、カブトは回し蹴りの姿勢に入り……
「どぉりゃああああああ!!!」
「……はぁッ!」
『『Rider Kick(ライダーキック)』』
二人のライダーキックが炸裂したフォリアタスワームは見事に爆発、四散した。

「あとは津上か……」
カブトはそう呟き、アギトを見る。
アギトはなんとかストームハルバートで防いではいるが、空からの攻撃に防戦一方だ。
ガタックも急いで助けに行こうとするが、カブトに止められる。
「何するんだよ天道!?」
「俺達が助けるまでも無い。黙って見ていろ」
「はぁ?」
ガタックも何か策があるのかとしぶしぶそれを聞き入れる。


「(クソ……空からの攻撃じゃ、対応できない……!)」
ストームハルバートでレプトーフィスワームのジャンプ攻撃を防ぐアギト。
このままではいつかはやられる。
そして次の瞬間……
「……な!?」
ついにレプトーフィスワームの攻撃が直撃したアギトはそのまま吹っ飛ばされ、地面に転がる。

「天道……!」
「黙って見ていろ。奴は戦士だ……この程度ではやられん」
ガタックは焦って駆け寄ろうとするが、カブトは「手を出すな」の一点張りだ。

「(ダメだ……このままじゃ勝てない……このままじゃ……!)」
アギトは地面に転がりながらレプトーフィスワームを見つめる。
レプトーフィスワームは舌なめずりをしているのか、黙ってこちらを見ている。
かなり挑発的だ。
「(アイツは空から襲ってくるんだ……)」
レプトーフィスワームの動きをよく思い出すアギト。
奴は空に飛び上がり、急降下と共に攻撃を仕掛けてくる。
「(……そうか!)」
何かに気付いたアギトは一気に立ち上がった。
それに対し、レプトーフィスワームもアギトに向かって走り出す。
「…………。」
アギトは精神を集中させ、右腰を力強く叩いた。
同時にアギトの体は赤く染まり、ベルトから赤い刀−フレイムセイバー−を抜く。
これがアギト第三のフォーム、『フレイムフォーム』だ。

58 :通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 16:08:54 ID:suKGq4Mh
法律守れや執務官!支援!

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 16:13:33 ID:74K3ajnl
バイクの二人乗りまでならまだ大丈夫!ヘルメット被っていれば。

支援。

60 :マスカレード:2007/08/10(金) 16:14:45 ID:HjK9KQPv

レプトーフィスワームは先程と同じように空高く跳び上がる。
アギトは「もう見切った」と言わんばかりにフレイムセイバーを構える。
そうすることでフレイムセイバーのクロスホーンが展開し、その刃を炎が包む。
燃え盛る炎の剣を構えたアギトはレプトーフィスワームを直視し……

「はぁーーーッ!」
そのまま落下してきたレプトーフィスワームの腹にフレイムセイバーを突き刺す。
それによりレプトーフィスワームの体がフレイムセイバーの炎に燃え始める。
さらに重力に引かれたレプトーフィスワームの体はフレイムセイバーに真っ二つに裂かれる。
次の瞬間にはレプトーフィスワームも他のワームと同じように爆発。
フレイムフォームの必殺技、『セイバースラッシュ』だ。
アギトが構えるフレイムセイバーは、美しく夕日に煌めいていた。


そして……

「終わったみたいだね」
突然の声に振り向く三人のライダー。
そこにいるのはなのはとフェイト。
「カブト……それからアギト、貴方達を捕獲します!」
三人にバルディッシュを突き付けながら言うフェイト。
「(え……なのはちゃん……フェイトちゃん!?)」
アギトも声には出さないが驚くアギト。「なんで……!?」と言いたげだ。
まさか自分の知り合いがあんな物騒な武器を構えて自分達を捕獲しようとするとは夢にも思わないだろう。
さらにその後ろからザビーとブレイドまで現れる。
「カブト……今日こそ捕獲する!」
そう叫んだザビーはゆっくりとなのは達に近づいてくる。
「ちょ、ちょ、ちょっと待てよ!!何がどうなってるんだよ?」
慌ててなのは達とカブト達の間に割り込むガタック。
恐らく今最も状況を理解できていないのはガタックだ。
管理局に追われるような事を何一つしていない上に、協力までしているのだから。
「加賀美くん……貴方は何も悪い事してないんだから、邪魔しないで!」
なのはの言葉に驚くガタック。
「そうだ。お前は関係無い……早く逃げるんだな」
「そんなこと出来るかよ!こんな無駄な戦い、させてたまるか!」
カブトも帰れというが、ガタックはそれを拒否。天道は加賀美の事を思ってそう言ったのだが……。
「フ……お前は相変わらず面白い奴だな」
「何馬鹿な事言ってんだよ……!」

こうして第2ラウンドが始まるのだった……。

61 :通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 16:16:27 ID:suKGq4Mh
支援!

62 :マスカレード:2007/08/10(金) 16:17:04 ID:HjK9KQPv
今回は今までで一番長い話です……
と、いう訳でまずはAパート、ここで終わりです。

Bはまた様子を見て投下できそうなら今夜にでも投下します

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 16:19:40 ID:ndKCYtl9
GUN道とクロスするパターンって誰か作らないのかな?

なのは「おじいさん、早く逃げないと危ないよ。」
タクアン和尚「良いデバイスを持っているな。少し借りるぞ。」
フェイト「あのおじいさん落ちながら戦ってる。」

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 16:22:26 ID:74K3ajnl
>62
機動六課の一番長い(?)日、乙。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 16:23:31 ID:GnkYbFP9
GJ!
久々のアギトの活躍!
そしてフレイム登場!
そして草加の陰謀www

66 :通常の名無しさんの3倍:2007/08/10(金) 16:32:25 ID:suKGq4Mh
GJっす!!
それにしても草加め!なんて卑劣な事を!だから仮面ライダー史上に残る、卑劣漢と
よばれるんだ!。

67 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 16:34:09 ID:s3BhHsbe
>217氏
メタビー人気者w
メタビーとイッキのシンクロ度はなんだかんだ言ってかなり高いですね。
>マスカレード氏
今回は凄いボリュームですね。
草加が黒い…。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 16:58:27 ID:fhqVoSsj
GJ!
草加…ヤな奴街道猫まっしぐらですね(褒め言葉)
でもカイザは好き!なのでせめてカイザギアとサイドバッシャーには救済措置をwww

69 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 17:06:22 ID:KMeRMt72
>マスカレード先輩
先輩は僕と違って地の文が上手くてとても羨ましいです…
戦闘パートも僕より丁寧でほんとにほんとに素敵っスよ…

さてと、こんな未熟な僕だけど、今日中に四話特別編魔法少女リリカルリンディ「ファーストコンタクト」Aパート投下する予定です。
でもまだ暑くて気分ではないので、夜涼しくなって、ブートキャンプをやり終えてから投下します。

70 :ARMSクロス『シルバー』:2007/08/10(金) 17:08:04 ID:E1zuorhn
リュウデルタ似合いすぎだw北崎と何気にタイプ似てるし……

二話Bパート投下します。

71 :ARMSクロス『シルバー』:2007/08/10(金) 17:09:22 ID:E1zuorhn


右足で床を蹴る/左足を着地点に突き立てる/右の踵が跳ね上がる/弧を描く―――右手を囮としたハイキック。
引っ掛からない―――女が体を沈める/右足が空を切る/この体勢から右手は振るえない―――だが甘い。
右足/蹴り足が地に着くと同時に軸足へと転化/左の足払い/拳で払われる/それも布石―――身体を一回転させ爪をバックハンドで薙ぎ払う。
避けられた。女の足下/ローラーが回転し一挙に距離を離す/二メートル。
膠着状態―――好都合/左手の再生完了まで十秒前後/排熱/荷電粒子砲使用可能までおよそ十三分―――先程の全力射撃が祟っている。
肩越しに通路を見る―――他に進入されている様子は無い。

奴の通信―――そこから得られた情報。

『スターズ03』―――コールサイン、最低二分隊/

一分隊当たり最低三名=合計六名はいる。
『施設内の探索』―――目的はレリックとやらの回収か。
『アンノウン一体』―――自分のことは知られていない。
西側にガジェットが少なかったのは逆陽動/ミスリード。警戒を薄めておいて本命を突入させる。

『聞けマッドハッター、朗報だ』インカムからの声/リーダー格の男。
『機動六課が到着した。一人だけだが、こちらはもう大丈夫だ……そちらは?』
「……多少てこずっている。そいつに援護に来るよう言ってくれ」
『了解』
それを隙と見たのか女が動いた/ローラーブレードによる疾走―――速い。構えるはただ右拳のみ。
埒が明かないと悟ったか、速度と力に特化した一撃を繰り出すつもりらしい。フェイントの挙動/動作の揺らぎが見られない。

「……いい判断だ」

聞こえない声で呟く/女の拳が放たれる/右腕を盾にする。
激突/衝撃―――甲殻が砕ける/剥落する欠片/中枢に損傷は無い。
女が表情を変える/驚愕―――更にもう一つ。
筋肉の浮いた腹に、再生の終わった左手を押し付ける/ARMSを解き放つ/長大な指で胴を掴み、持ち上げる―――ローラーが空転。

「だが、相手が悪かったな」

右腕だけで闘っていた理由―――再生/左腕もARMSだということを隠す為。
接触していては荷電粒子砲は使えない/必要も無い/超高熱と電磁圧を放射するだけで、サイボーグであろうと一瞬で熔解する。
輻射熱で手が熔け落ちるリスク/デメリット―――この敵を倒すリターン/メリットが遥かに上回る。

「……燃え尽きろ」

構わず左腕に力を込め、そして、

―――戦術兵器としての本能が、頭の隅で警鐘を鳴らした。

咄嗟に跳躍/右へ―――振り向けた眼に映る薄紫の残影。
左腕/肩口―――ARMS化していない生身の部分に、衝撃。
突如現れた女剣士の一閃が、左腕を根元から切り飛ばした。

「何……!?」
「カートリッジロード!」

女剣士の叫び/長剣の鍔から弾き出される薬莢/銀の刃が炎を纏う。
下段からの斬り返し/弾く/刃の横面を右手/ARMSで叩く―――受け止めるのは危険だという判断。
大上段/唐竹割り/飛び退く/回避―――剣の炎は残存している。
着地の隙を狙った中段/刺突/リーチが長い―――コートが焦げる。脇腹を焼かれた/浅い/再生まで六秒。
反撃―――荷電粒子砲/不可/発射前に腕が熔ける。加えてタイムラグが大き過ぎる。この距離では使えない。
反撃―――ARMSの完全開放/不可/周囲の被害が甚大に過ぎる。
反撃―――

「っ!?」

72 :ARMSクロス『シルバー』:2007/08/10(金) 17:10:23 ID:E1zuorhn

―――ARMSの配列組替/右腕を伸長させる/一メートル。
ブリューナクの槍に比べればあまりに効率が悪い/隙が大きい/威力が低い槍―――しかし意表を突くにはこの上なく効果的。
その一撃が、白い棒状のもの/鞘に受け止められた―――互いに飛び退く。

膠着状態―――二度目。
左肩の出血は皆無。脇腹の傷/再生中。
「……新手だ。片腕を落とされた」インカム/声が上擦る。
ローラーの女が立ち上がる/胴を掴んだ左腕の指をへし折る/外す。
剣の女が構えを正す/鞘は投げ捨て諸手で構える/正眼。
『何だと……!?』インカム/髭面の男の驚愕。
「事実だ……機動六課とやらはまだ来ないのか!?」
叫ぶ―――焦燥と共に。



……強い……!
そう、シグナムは思う。稀に見る強敵だ、と。
初撃の不意打ちで左腕を落としたが―――否、左腕しか落とせなかったのだ。
タイミング、太刀筋、剣速、全て完璧な一撃だった筈だ。並の相手なら、脊柱を青竹のように叩き割って余りある。
だというのに、直前で悟られ腕一本。気配を殺す為に強化術は使わず、足音を消す為に通路では扱い辛い飛行さえ使ったというのに。
腕を落とされた後の行動も見事なものだ。動揺はあってもそれを行動に及ぼさず、苦痛に至ってはその欠片すら表情に出さない。
斬り上げ、振り下ろし、突く。その三段攻撃に対し、男は最後の突きを掠らせるだけで避け切り、あまつさえ反撃さえしてのけた。
連結刃たるシュランゲフォルムではなく、長剣であるシュベルトフォルムで鞘を防御に使ったのは、生涯でこれが三度目だ。

ガジェットを足止めしていた発掘員の話だと、仲間が一人、こちら側で敵と戦っているということだった。
『人型』と遭遇し、苦戦していると。だが、実際にいたのは得体の知れない両腕を持つ男とスバルだけ。
つまり、その仲間はこの両腕の男に殺され、死体さえも残っていないということ。人型―――言い得て妙だ。
溶解したガジェットの残骸、そしてあの砲撃から推測するに、『仲間』は特殊な砲戦魔導師だったのだろう。近接戦では脆弱だ。

シグナムは、レヴァンティンを構え直す。正眼から、ゆっくりと持ち上げ八双へ。
柄を握る手に力を込め―――

「事実だ……機動六課とやらはまだ来ないのか!?」

男の声を聞き、その手から力が抜けた。

「……待て。今、何と言った?」
「何?」

男が怪訝そうに眉を顰める。
……もしや、私は途轍もない思い違いをしていたのかもしれん……
この男は、機動六課がまだ来ていないと思っている。つまり、自分達を機動六課だと知らない。
そんな男が、見るからに戦闘魔導師のスバルと遭遇すればどう考えるかなど決まっている。敵だと思うだろう。
『仲間』が『人型』と闘っている―――この男が『仲間』で、スバルが『人型』だとすれば―――
……勘違いで人の腕を叩き切ってしまったのか、私は。
こちらから敵意の無いことを示すべきか、と考え、一歩二歩と下がる。
剣を八双から下げる。柄から右手を離し、左の逆手に。
鞘を呼び戻してそれに収め、床に立てるように保持した。どのような達人であっても一瞬では抜刀できない体勢。
スバルにもそれとなく促し、構えを解かせる。

それを見た男が、ゆっくりと二歩後退した。
あの右腕が収縮し、色も通常の肌に戻る。所々が罅割れ剥離しているが、それだけだ。
左の腕は肩口から無い。外套は脇腹が無残に焼け焦げ、傷一つ無い肌を晒している―――何?
その男が、呆然とした顔で聞く。

「まさか……おまえ達が、機動六課なのか?」
「……ああ」

シグナムは、そう答えた。

73 :ARMSクロス『シルバー』:2007/08/10(金) 17:11:23 ID:E1zuorhn


「まさか……おまえ達が、機動六課なのか?」
女の肯定/驚愕/不意を打たれた理由/他の敵が進入していない理由―――それで全てが説明できる。
「少し待て……マッドハッターだ。援護に来た機動六課課員の特徴を教えてくれ」インカム/通信。
『長剣型のアームドデバイスを持った女だ。魔力光は薄い紫、髪の色も同じだな』男の返答。
特徴全ての合致―――相手を味方だと確認。
「確認した……そちらも、俺が施設側であることの確認を」
「分かった。スバル、正門側に行って『足止めに行った仲間』の特徴を確認してくれ」
「了解!」ローラーブレード/手甲の女が疾走。
一分余り―――右腕を腰の後ろに回す/敵意が無いことを示す。

手甲の女が帰ってきた/青褪めた顔。
「聞いてきました……金髪、眼は緑、青い帽子とコートに黒い両腕、だそうです」
疑惑の氷解/女剣士が表情を和らげる。



軽傷者十二名。
重傷者二名。
―――死者五名。

レリックの発見報告より三十五分。機動六課到着から、およそ六分。
この事件は、それだけの被害を出して終息した。



「すまんな。こちらの手違いで―――」女剣士/シグナム二等空尉の言葉。今は軍服姿/紅茶片手に。
「左腕の事なら構わん、既に大方再生している……それに、俺もそちらの部下を殺すところだった」
自分の言葉/借り受けた新しい外套/右手の珈琲に口を付ける。

―――重要参考人からの事情聴取。

その名目での連行/発掘隊との別れ。
同僚/友人の死を嘆く者―――約半数。
こちらに恐怖/化物を見る眼を向ける者―――約半数/リール女史。
最敬礼―――六名/髭面の男/魔導師達。こちらも敬礼を返す。

金髪の女/フェイト執務官からの質問/取調べ。
前置き―――このまま地球には帰せない/強大な戦力/危険な技術は管理下に置かねばならない―――時空管理局の理念。
こちらからの質問―――帰せないのならどうするのか。
選択肢の提示―――力の封印/管理局への入局、後者ならば口添えもする。
『自分自身の意思を選択し続けてきた―――生き延びる為に』
『闘争の場へ! たとえプログラムであっても、それはオレを形作る真実の一つ!』
即答―――後者。
執務官の質問―――氏名/年齢/出身/所属/あの砲撃について/その腕について。
自分の返答―――アレックス/二十五/メキシコ/カリヨンコーポレーション/極秘開発の『人体に移植する兵器』/同上。
虚偽は無い/真実ではない―――『キース・シルバー』の表向きの身分。
ほぼそれだけで『事情聴取』は終わった/意思確認の書類/十数枚にサイン。
執務官―――戦力査定の申請/上層部への根回し/報告書の作成があるので、明日か明後日まではこの施設/六課隊舎で過ごしてもらう。
自分―――了承を伝える。互いに一礼し、執務官が退室。その十数分後、部屋の扉がノックされた。
シグナム二等空尉と名乗る声/女剣士の声が入室を求める―――鍵を開ける。
軍服の女の両手には、紅茶と珈琲の缶があった。

そして、今に至る。
「再生した……? 馬鹿な、まだ一時間程度しか経っていないぞ?
 そもそも四肢の再生など、人間には―――」はっとする/失言だと気付く。

74 :ARMSクロス『シルバー』:2007/08/10(金) 17:12:24 ID:E1zuorhn

謝罪しようとする/それを止めるように「その程度で謝っていれば、部下ともまともに話せんだろう……そう言えば、彼女はどうしている? 顔が酷く青褪めていたが」
「ナカジマ二等陸士……おまえと戦っていた奴なら、今は洗面所で吐いている。あの死体が余程堪えたらしいな。
 ……待て、何故それで私が話し辛くなる?」怪訝そうに。
返答/何故そんなことを聞くのかという疑問と共に。
「彼女も、サイボーグなのだろう?」



「……以上が、今回の事件に関する報告です。八神部隊長、何か意見は?」
「あ、三人以外誰も居らんねんからいつも通りでええよ。
 ……レリックは確保したとはいえ死者五名、か……重いなあ、それは」
「新人達の士気にも影響しているね……特に、スバルが」
「ん? 何かあったんか?」
「泣いてたよ。何で助けられなかったのか、って……死体も、酷い状態だったし」
「到着にはあれだけの時間が必要やった。ベストを尽くしたスバル達が悩むことちゃう……そう言うのが、大人の役割やろうな」
「……欺瞞だね、はやて。それは優しい嘘でしかないよ? スバルだって、それを分かった上で泣いているんだ。
 そう言われれば心も多少は晴れるだろうけど、偽物の青空に価値なんて無い。本人が納得できるまでそれには触れない方が……」
「せやけど、私もシグナム達も、グレアム提督……いや、あの事件に関わった人達の欺瞞の上で生きているんや。
 でも、士気は保たなあかん。それが何かを生み出すのなら、今更嘘の一つや二つ、躊躇う意味なんて無い」
「わたしはフェイトちゃんに賛成かな。今慰めても、諦めさせてしまうだけだよ。
 訓練中にそれを悩んでいるようならわたしが叩き直すから、それじゃ駄目かな?」
「……分かった。ここは二人に任せるわ……で、問題はこの男、と」
「質疑応答で手に入れた情報、裏は取ったけど……おかしいよ、これは。
 カリヨンコーポレーションは実在した会社だけど、ただの複合企業体じゃない。とんでもない曰く付きだ。
 裏で非人道的な研究を行っている情報があったから、管理局が調査の為に中隊規模で武装局員を送り込んだけど、四回目までは一人残らず消息不明。
 五回目に何とか断片的な情報だけが入手できた。裏の組織名―――『エグリゴリ』という名前と、上級幹部の名前だけが」
「……ちょう待ち、私らはそんな事件があったって事すら知らされてへんよ?」
「中隊規模の部隊が魔法技術が無い世界から生きて帰って来なかった……海の面子が丸潰れだからね。無かったこととして処理された。
 提督以上の人間ですら、知っているのは一握り。リンディ統括官……母さんが知らなかったらお手上げだった。
 ……結論から言うと、もうその組織は解体されてる。倒産したら各国政府が共倒れになるから手を出せなかったんだけど、地下組織が上手くやったみたい。
 それはともかく、この人に移植されてる技術も、そこで作られた可能性が高い」
「非人道的手段によって得られた禁忌の技術、か……で、フェイトちゃんとしてはどうする心算なの?」
「現状、彼に犯罪行為は確認されていない……どころか、彼の行動が無ければ六課が到着する前に発掘隊は全滅、レリックも持ち去られていた可能性が高い。
 よって拘束はせず、自由意思による管理局入局を提示……まあ、お決まりのスカウトだね。
 必要な書類は署名付きで手に入れたし、後は許可を貰うだけ……一応、根回しも頼める?」
「……六課に必要な人材や、言いたいんか?」
「AMFに一切影響されず、インドアでの近接格闘でBランク陸戦魔導師を相手に無傷で倒せるほどの能力を持つ。
 戦術指揮を受けた発掘隊は、ミッド式Dランクが六人だけでガジェットを足止めできていた。
 魔法のこともガジェットのこともろくに知らないのに、だよ? 前線指揮能力も高いんじゃないかな?」
「……フェイトちゃん、やけに肩を持つね。子供相手でもないのに珍しいな」
「何や、惚れたか? 仕事に私情を持ち込むのは良うないで? 私達が言えた事やないけどな」
「……発掘員がメディカルチェックで確保してた血液サンプルの検査結果が、これ。
 遺伝子の一部に書き換えの痕跡があるし、テロメアも二十数年分位短いんだ……この意味、分かる?」
「……ごめん、茶化す所やなかった」
「……シグナムです。入ってもよいでしょうか?」
「丁度ええ所に来たなあシグナム。早速聞きたいことがあるんや……ズバリあの男、どや?」
「スバルが機人であることを見抜いていました。そして恐ろしく強い……正面からでは、私でも勝てるかどうか」
「……この聞き方で意味を誤解されへんのは寂しいなあ」


75 :ARMSクロス『シルバー』:2007/08/10(金) 17:13:36 ID:E1zuorhn
「……それはそうと、これで決まりかな?」
「まあ、そやな……同じ苦しみを背負った人を助けたい、思うんは当然や。フェイトちゃんの気持ちはよう分かる……一日だけ待たせてええか?」
「うん、お願い」




かつて運命に縛られていた帽子屋は、運命の名を持つ女に出会った。
かつて運命に縛られていた帽子屋は、運命を見据える女に出会った。

彼らが乗る運命のレールは、その出会いに火花を散らし軋みを上げる。



「でも、おかしいなあ……私、あの顔に見覚えがあるんやけど……」
「……はやてちゃんも?」
「会ったことがある、ワケないわな。あの眼つきは直に見たら忘れへん。
 なのはちゃんも知っとるゆうことは有名人かいな? せやけど―――」




投下終了です。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 18:53:23 ID:lywv/kJ9
シルバーかっちょええ!!

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 19:08:06 ID:Cu5WB23P
GJ!
さすが闘争に生きる覚悟完了後のシルバー兄さんだ!
ジャバウォックやバンダーズナッチがあんだけやったけど、管理局はARMSのことを
どんだけ知っているのか、ブルーメンはうまく隠し通せているのかな?
それにしても、室内で亜音速サイボーグやネクストに会ったら、そりゃ魔導師でも全滅するわな。
グリーンの空間転移や空間断裂とかどうしようもないし。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 19:20:58 ID:P6j+GjfE
今回もGJです!!
なるほど、シルバーの出生にはフェイトも色々と思う所があるだろうなあ
そして最後に気になる伏線が……


79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 19:34:00 ID:ck4Ottp3
グッジョブ
最後の似た顔の有名人というのは、アメリカ国務長官のヴァイオレットですな、
エグリゴリの幹部の名前も判ってるみたいなので、素性ばれの複線OK?

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 19:37:23 ID:rKQOESDF
GJ!すぐる。
シルバーが六課入りかこれは地獄の訓練が待っているな、
亜音速の動きに反応できなかったら怒られそうだぜ。
そしてナンバーズは確実にヌッ殺されるな。

81 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/10(金) 19:41:56 ID:mIO5q6Tj
有名人=バイオレットであろうか。
記憶正しくば、確か合衆国の国防関係者…
さてキースシルバー、己が道をいかに切り開く?

皆様にGJを言い切ることができぬこの身の不甲斐なき。

これより軽爆を開始いたします。
少しだけ行き詰まった『覚悟』の気分転換に、三時間程度で書き殴った小ネタであります。

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 19:44:52 ID:h3l+fv7n
>>81
ドンと来い

83 :リリカル絢爛舞踏祭:2007/08/10(金) 19:45:07 ID:mIO5q6Tj

「…あなた、は?」

私の名前はOVERS・SYSTEM
七つの世界でただひとつ 夢を見るプログラム

「ここは、どこ?」

これよりあなたの舞踏の場となる世界へ通じる
一歩前の空白に位置します

「舞踏、なんのこと?」

退場を余儀なくされた戦士達に代わり
私とMAKIは 新たなる絢爛舞踏を必要としました

「…つまり?」

これよりあなたが送り込まれるのは、2252年の火星
汎銀河大戦の終結により大不況に陥った同惑星の人的被害を可能な限り減らし
全宇宙に百年の平和をもたらすことが あなたに求められる役目です

「そんなこと言われても…」

貧困から宗主国である地球への反感が強まり独立運動が激化
それに対する弾圧は強まり続け 宇宙全体に政情不安をもたらしています
まずは火星の独立を目標に行動してください

「いや、だから…」

私の名前はOVERS・SYSTEM
七つの世界でただひとつ 夢を見るプログラム

「話をっ、聞いてってばぁーっ」



こうして機動六課は、火星独立戦線唯一の戦闘潜水艦『夜明けの船』のクルーにされた。
全宇宙に百年の平和をもたらすその日まで、ミッドチルダには帰れない…


84 :リリカル絢爛舞踏祭:2007/08/10(金) 19:46:46 ID:mIO5q6Tj



◆        ◆        ◆


2253年 2月10日


「…やりきれないわぁ」
『夜明けの船』艦長、八神はやてはデータブックからニュースを見、一人落胆していた。
今日もまた、見慣れた字面が火星ニュースの記事に踊っているのだ。

『都市船イシディスで780万人死亡 革命派による虐殺か』

火星解放戦線最高指導者ヤガミ・アリアンの忠告に背き、物流操作のための海賊行為を良しとせず、
わがもの顔でのし歩き貧民達を十万単位で虐殺して回る地球軍とその同盟戦力を叩いて叩いて叩きまくり、
TV局を制圧してはアジテーション演説をくり返し、
そしてついに選挙での火星解放戦線勝利にこぎつけ、火星の独立を果たさせてみせたはやてであったが、
2253年に入り、一度は回復しかかっていた火星経済に致命的打撃がふりかかったのだ。
木星水資源公社『シスターズ』の台頭である。
火星は、全土を覆い尽くすその豊富な水資源を水素燃料に加工、その対外輸出が基幹産業となっていたが、
それよりもはるかに低重力下から水資源の打ち上げが可能である木星には、コストにおいて太刀打ちできなかった。
結果、火星の水打ち上げ事業は、生産が軌道に乗った木星に駆逐されつつある。
売れなければ儲けはない、儲けがなければ、社員に給料は払えない…水資源系企業の首切り多発。 失業者増大。
喰うにも困る人々は犯罪を起こし、それすらもできぬ人々は餓死。
それが現体制への非難につながっていくのは当然で…
それを内乱分子とみなして弾圧、虐殺しているのは、他ならぬ革命派…八神はやてが全力でバックアップした、火星解放戦線。
一体、なんのために戦ってきたのか?
十五億人いた火星人口は、たったの七ヶ月ちょっとで、八億前後にまで落ち込んでしまった。
火星経済の回復、プラス、独立による貿易の自由獲得の効果で、誰も死ぬ必要のない状況に持ってこられるはずだったのに。
変革すべきは水資源頼りの火星の経済構造そのものであったと今頃になってわかったところで、死んだ七億人は戻って来ない。
そしてこれからも死ぬだろう。 虐殺と餓死が、ニュースの紙面でワルツを踊る様が目に見えるようだった。

「アリアンが言うてたんは、これのことだったんやな」
ため息ひとつ、データブックを閉じて艦橋を離れる。
水測長アルトと、航海長グリフィスは、相変わらず忙しくコンソールをいじり回していた。
そのすぐそばで、飛行長席についていたリィンが、ぽてりと地面に落下する。

艦橋 で リ ィ ン  が  倒   れ    ま    し    た

流れる艦内放送。
床を滑走している多数の作業機械『BALLS』が、ただちにリィンを運び出していく。
八神はやては顔をしかめた。 またかいな、と。
飛行長というのは、それほどの激務なのだろうか?
なのは達、飛行隊の管制になら丁度よかろうと、リィンをつけたのは間違いだったかもしれない。
エレベーターホールに出てきたところで、副長のティアナが声をかけてきた。

「…ちょっと、いい?」
「バカヅキやな」
余勢の有り余っている副長に、はやては応える。
もっとも、地球その他の大艦隊に連日連戦連勝を収め続ける『夜明けの船』に、
余勢のない人間などすでに一人も居はしなかったが。
ちなみに、タメ口は禁止していない。 ここにいる間は、元の世界の地位に意味などないのだ。
ヤガミ・アリアンが言うには、これも『夜明けの船』の流儀らしい。


85 :リリカル絢爛舞踏祭:2007/08/10(金) 19:48:13 ID:mIO5q6Tj

「疲れた顔してるわね…」
「…なんのことや? わたし、元気やて」
「…………」
口ごもったティアナは、そのままはやての前を辞した。
どうも、心配をかけてしまっているらしい。
だが、艦の頭が弱さを見せるのはいけない。
ここはひとつ、食事でもしてきて精をつけよう。
そう思い、エレベーターで下甲板に出てきたところ。

(…なんや?)
そろって、エレベーターに乗り込む二人と出くわした。
あれは、なのはと、ユーノ。
なのはは飛行隊に所属し、人形、ことRB(ラウンド・バックラー)『希望号』のパイロットとして巨大な戦績を上げている。
撃墜スコアは120を数えるのに、敵にすら死者を一人も出していないという、別の意味のおそろしさも兼ね備えながら。
一方、ユーノは看護士である。 『夜明けの船』艦内の医療部門を統括する軍医長、シャマルの片腕として、彼もまたかいがいしく働き続けている。
機動六課がまきこまれた中に、どうして彼だけいるのか、かなり疑問ではあったが…今となっては、気にしない。
二人とも、まだ仕事時間中だが、こんな時間に一体、何を?
気になったはやては、迷わず後を追いかけた。
行き着く先は、士官個室201…なのはの個室。
気づかれぬようドアを開け、壁を背に、奥の様子をうかがい、音を聞く。
正直、この時点で、何が起こっているのか、想像はついていたが。

「じゃあ、最初は首ね」
「こう、かな…」
「ん…いい感じ。 次は、肩…」
ベッドの上に寝転がったなのはが、
ユーノに身体をまかせて気持ちよさそうにしている。
ときに強く、ときにリズミカルな指づかいを感じとるように、
ふぅ…とか、はぁ…とか、吐息を漏らしているのである。
…婉曲な表現はよそう。
簡潔に言うと、マッサージだった。 れっきとした医療行為だ。
飛行隊は出撃にそなえて四六時中、訓練し倒しであるから、
身体がガチガチに凝ってしまうのは当然ではある。
しかし、にしても。

(ユーノ君…手つき、やらしーっちゅーねん!)
無意識に右手が空中にツッコミを飛ばしていた。
そういえば思い出した。
以前、フェイトがしてきた話のことを。
いわく。
『二日前、個室でなのはの身体をいやらしく揉んだ。 そのときは、ひどく乱れた気持ちになった』
…ぶっちゃけ、死ぬほど反応に困ったのは言うまでもないだろう。
『あれはよかったなぁ』
などとのたまって思い出に浸っているのを適当に流して大急ぎで退散したが。


86 :リリカル絢爛舞踏祭:2007/08/10(金) 19:49:57 ID:mIO5q6Tj

「気持ちいい…じゃ、お尻も」
「え、お尻って…こ、こう?」
「ちょ、ちょっと、ほんとに触らないでよ、えっち〜」
見ていてゲンナリな光景である。
いや、最初から出歯亀しなければよかったのだが。
いっそのこと、ふたり照れてお見合い状態になっていたり、
寄り添いあってキスをしていたりであれば、ほほえましい気持ちで見ていられたのだろうが…
マッサージなんかをさせておいて本人に『その気』がまったくないのが、なのはのおそろしさだと、はやては直感していた。
恥じらいを顔いっぱいに浮かべているユーノが、ベッドから立ったなのはを呼び止めて、

「なのは…」
「なぁに?」
「その……寝ない?」
「嫌…」
…見事な一蹴だった。
ユーノの大人技能は多分、この先ずっと、10のまま。
がっかりしているのを放って、部屋の外に出てきたなのはは、
急いで脱出していたはやてを目敏く見つけて、言った。

「お願いしたいことが、あるんだけど…」
「なんや? 言うてみ」
「マッサージ、してほしいんだ。
 身体があちこち、きしんじゃって…」
はやては、色々と理由をつけて、断った。



次回、「戦慄! キャロの大人技能を上げた奴は誰だ?」に、続かない。



87 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/10(金) 19:54:55 ID:mIO5q6Tj
…なるべく、絢爛舞踏祭のゲーム中の光景に忠実にあてはめながら
皆の振る舞いを描いてはみましたが…
ゲームを知らぬ人には、どこを楽しんでいいかわからぬ代物になっている恐れあり。

我が身、あまりに未熟。

では、『覚悟』に傾注いたします。

88 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/10(金) 20:08:50 ID:awTbFqgz
GJ!投下者みんなGJ!
感想は後ほど…
そんで、みなさんに質問〜
クロノ(25)の一人称って、僕でしたっけ?

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 20:22:18 ID:fhqVoSsj
>>86
絢爛あんま知らないのですがGJは言ってもいい?答えは聞いてないw!
はやては中間管理職のイメージが固まってきた気がする…

90 :マスカレード:2007/08/10(金) 20:26:10 ID:HjK9KQPv
皆さんGJです!
一人一人感想書けなくてごめんなさい……

Bパート、9時前から投下始めようと思います

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 20:32:23 ID:fhqVoSsj
>>88
少なくともStS漫画版(声変わり後の筈)時点では「僕」です。本編では一人称使うシーンあったかな?

>>87
追伸。覚悟クロス、戦々恐々(?)としながら続きを待っておりまするw。

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 20:46:53 ID:W6CjS/0g
>>75
GJ!
かっこいいよシルバー司令官!

しかし迷ってきただけの人間を帰さず、従属さもなくば力の剥奪……改めて字に直すと本当に外道な組織だなぁ管理局。
でもエグリゴリがもうないってことは、ARMSモデュレイテッド(全滅してるけど)作成技術自体はもう地球にあるはず。
シルバー一人帰さなくたって結果はそう変わらないでしょうな。
ナンバーズは空飛んだり地に潜ったりでシルバー驚かせそうだけど、基礎スペックでザコ扱いされそうだ。
ARMSのサイボーグどもは半端無いから……

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 20:49:10 ID:hJTrZwWe
超音速で地を駆けて空を飛び、無数の四肢を持て記憶を共有し引き継ぐ……
どこぞの八男を量産しているようなものですしね。

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 20:53:25 ID:RwX2MyFn
個人的にはレッドキャップスの連中なんか好きだったなあ。
外道だから。

95 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 20:58:02 ID:s3BhHsbe
二十一話の後編投下してもよろしいでしょうか?

96 :マスカレード:2007/08/10(金) 20:58:14 ID:HjK9KQPv
次の瞬間、ザビーはカブトに向かって走り出していた。
前回の雪辱を晴らす為に、なんとしてもカブトを倒さねばならない。
「はッ!」
「……甘い。」
接近したザビーはカブトに殴り掛かるも、片手で流されてしまう。
「クソ……!」
もちろんそれで終わる訳が無く、ザビーは次々とパンチを撃ち込む。
だがそれも全て受けられ、逆にカブトの打撃を受けるザビー。

「アギト……!お前は一体何者なんだ!」
「……ッ!」
フェイトが振り下ろすバルディッシュを、フレイムセイバーで受け止めるアギト。
「いきなり襲ってきたり……敵を倒すのに協力してくれたり……何を考えてるの?」
後ろから聞こえる声に振り向くと、ピンクの球体が自分に向かって飛んでくるのが見える。
「ハッ!」
アギトは咄嗟にそれをフレイムセイバーで叩き斬る。
しかもよく見れば自分の周囲を無数の球体が飛び交っているではないか。
これはなのはのアクセルシューター。無数の球体がアギトを襲う。

「止めろお前ら!こんな戦いに何の意味があるんだ!」
ガタックは戦闘を中止するように叫ぶが、一同はまるで聞く耳を持たない。
ならば無理矢理聞かせるしか無いか……
「……俺の話を聞け!!」
言いながらザビーを羽交い締めにするガタック。
「ク……離せ!」
ザビーも慌ててガタックから逃れようとするが、中々離そうとはしない。
なら……
『Cast off(キャストオフ)!』
「うわ……!」
ガタックと密接したままキャストオフ。
それによりガタックはザビーのアーマーと一緒に弾き飛ばされる。
「クソ……いい加減にしろーッ!」
頭に来たガタックはダブルカリバーを装備、そのままザビーに斬り掛かる。
「チッ……やっぱりキミもカブトの仲間か!」
ガタックに殴り掛かるザビー。
こうしてザビーの相手は一先ずガタックへとシフトした。

「カブト……いや、天道総司……!」
そして次にカブトの前に現れたのはブレイドだ。
「まったく……次から次へと……」
呆れるように言い、そのままクナイガンでブレイドに応戦する。
「……お前は本当に俺達の敵なのか!?」
「お前達が俺の邪魔をすると言うのなら、容赦はしない」
二人はクナイガンとブレイラウザーを激突させる。
赤と青のカブトムシライダー対決だ。
「俺はあんたを信じたいんだ……同じライダーとして!」
「何……?」
カブトの動きが一瞬だけ止まる。
「あんただって何か、使命を背負って戦ってるはずだ!」
「使命……か。」
呟きながらブレイドの攻撃をクナイガンで受け止めるカブト。

その時……
「……ッ!?」
大きな音と共に時空が裂け、巨大な電車が現れる。
「なんだコレ!?」
「電車……だと?」
またしても驚くカブト、ガタック、アギト。
地面にレールを敷きながら走る電車はギリギリ建物を破壊しない場所を走り、
やがて連結していた白い車両から一台のバイクが飛び出した。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 21:04:12 ID:GnkYbFP9
>>95-96
12秒差で被ってるな

98 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 21:09:51 ID:s3BhHsbe
自分は後でいいです。
支援。

99 :マスカレード:2007/08/10(金) 21:12:53 ID:HjK9KQPv
白いバイクはサイレンを鳴らしながら地面に着地。
そのまま電車−『デンライナー』−は別の空間へと消えていった。

バイクに乗っているのは、管理局製の強化スーツを身に纏ったライダー……『G3』だ。
『氷川君、これがG3の初陣、頑張りなさい!』
「はい、小沢さん。」

白いバイク−ガードチェイサー−から降りたG3はサブマシンガン状の銃『GM-01 スコーピオン』を構えた。
『GM-01、アクティブ。』
Gライナーから遠隔操作でスコーピオンのロックを解除される。

「カブト!お前を捕獲する!」
G3はどこか滑舌の悪い喋り方でカブトにスコーピオンを向けた。
「……やれやれ、また管理局か。」
こうなるとカブト・ガタック・アギトの三人に対し、敵はなのは・フェイト・ザビー・ブレイド・G3の五人という事になる。
「(津上があの魔導師二人を、俺がこの男と今現れたライダーを相手にすればなんとかなるか)」
瞬時に状況を判断するカブト。出来ればあと二人、味方が欲しい所だが、無い物ねだりをしても仕方が無い。

「ハァッ!フン!」
一方、アギトはフレイムセイバーでなのはの放ったアクセルシューターを一つ一つ叩き落として行く。
「これなら……!」
『Haken Saber.』
フェイトがバルディッシュを振るうと、バルディッシュの魔力刃がアギトに向けて飛び出した。
「ク……!」
アギトは咄嗟にフレイムセイバーを両手で構える。すると、次の瞬間にはフレイムセイバーは二本に分裂していた。
「ダブルフレイムセイバー……!」
アギトは二本のフレイムセイバーでフェイトが飛ばした魔力刃を迎撃する。
「次!」
『Divine buster.』
「な!?」
今度は斜め上方向からのディバインバスターだ。
「(……かわすしか無いでしょこんなの!)」
常人を遥かに凌ぐ反射神経を持つアギトは咄嗟に転がってディバインバスターを回避。
ここまでやってまだお互いに一撃も入れていないというのがまた凄い。

「天道が一体何したって言うんだよ!」
「キミが知る必要は無い!」
ザビーの放つパンチをクロスさせたダブルカリバーで受け止めるガタック。
「それで納得できる訳無いだろ!」
「別にキミには関係無いんだ!納得して貰わなくて構わない!」
ザビーが放つパンチを一方的に防ぐだけのガタック。
「確かに天道は目茶苦茶な奴だけど、管理局に追われるような覚えは無いだろ!」
「それがあるんだよ!キミの知らない所でね……!」
ザビーは防戦一方のガタックを殴り続ける。ガタックもそろそろブチ切れそうだ……

「ふん……!」
「速い!?」
カブトは一気にG3の後ろに飛び上がり、G3も慌てて振り向く。
だが時既に遅く、クナイガンの一撃を受けたG3はそのまま倒れこんでしまう。
「止めろ!話を聞いてくれ!」
ブレイドもカブトに駆け寄るが……
「くどい。言ったはずだ……お前達と話すことなど何も無い!」
再びブレイドに接近し、クナイガンを振り上げるカブト。
ブレイドはそれを上手くブレイラウザーで受け止める。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 21:16:23 ID:fhqVoSsj
あぁ…やっぱ帰り討ちにあっとるやん、G3!w
支援

101 :マスカレード:2007/08/10(金) 21:23:15 ID:HjK9KQPv
「…………!」
G3はすぐに起き上がり、カブトに向けてスコーピオンを連射する。
「……諦めの悪い奴だな」
カブトはその銃弾を全てクナイガンで打ち落とす。
カランカランと音を立てて落下する銃弾を見て悔しそうな表情を浮かべる氷川。
なら……
『GS-03、アクティブ。』
次に右腕に装着した超高周波振動ソード、『デストロイヤー』を起動。そのままカブトに突進する。
「ほぅ……」
それに対しカブトはクナイガンで応戦。
ぶつかり合うデストロイヤーとクナイガン。
デストロイヤーはこれでも振動剣だ。いかに超高温のクナイガンといえどこのままではまずい。
「フン!」
カブトはすぐにG3の腹を前蹴りで突き放し、一回転して何かを取り出す。
カブトが持っているのは『ゼクトマイザー』だ。
すぐにゼクトマイザー本体のプレートを押し、大量のカブト型マイザーボマーを射出。
連続で発射されるマイザーボマーの数は100に近い数となり、管理局勢力の全員を襲う。
「チッ……なんだ、コレは!」
ガードしながら防ぐザビー。
「これは……爆弾!?」
G3もマイザーボマーの能力に気付く。これは迂闊に攻撃するのは避けた方がいいだろう。

すると……
「皆、すぐに退避して下さい!私がまとめて吹っ飛ばします!」
「「なのは!?」」
見ると、上空からマイザーボマーが集中している場所に向けてレイジングハートを構えるなのはの姿が。
「ディバィイイイイイン……」
しかも既にチャージに入っている。一同は急いでその場から退避。
「バスタァアアアアアアア!!!」
『Extension.』
カートリッジを2発ロードし、高密度の魔力を撃ち出す。
桜色の閃光がマイザーボマーの群れを一気に消滅させる。
想像以上に早く対処され、カブトも少し驚いているようだ。と、いうよりなのはの魔法まで計算に入れてはいなかった。
と、言うより「自分の学校のグラウンドでそんなもん使うなよ」と突っ込みたい。

「……カブトォーーー!」
ディバインバスターとマイザーボマーの爆発により発生した煙りが晴れると同時に、クロノはカブトに向かって走り出す。
だが、そんなザビーの前に突如現れた赤いバイクが立ち塞がる。
「……なんだお前は!?」
「お前がザビーブレスの所有者か」
言いながらバイクから降りてヘルメットを外す。
「お前は……橘!?」
驚くクロノ。ヘルメットを外した男のは、自分も面識がある橘だったのだ。
まさかここにギャレンが現れるとは思っていなかった。
そしてそれ以上にブレイドは驚いているようで……
「ダディャーナザン!?」
「剣崎か……これが今の俺の仕事だ」

剣崎をちらっと見て、左腕を胸の前に持ってくる橘。
そして……
「変身!」
『Turn Up(ターンアップ)!!』
右手を回すような変身ポーズを取り、ギャレンバックルのハンドルを引く。
同時にベルトから現れた光のゲートがザビーを弾き飛ばし、橘はすぐにそのゲートを通る。

「仮面ライダー……ギャレン……!」
「悪いがザビーブレスは返して貰う」
同時にザビーに向けたギャレンラウザーを発射。
「クッ……!」
ザビーはガードしながら距離を取るが、ギャレンの連射は止まらない。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 21:29:40 ID:74K3ajnl
小沢の姐さん、所属はどこ?
支援。

103 :マスカレード:2007/08/10(金) 21:39:33 ID:HjK9KQPv
「あんた、このエリアの司令官の天道総司だな?」
連射しながらカブトに話し掛けるギャレン。
「俺はシャドウ隊長の橘朔也だ。」
誰だコイツ?という雰囲気のカブトに簡単な自己紹介をするギャレン。
「そうか。ならばザビーはお前に任せる」
「言われなくても奴は俺が倒す!」
連射しながらザビーに接近するギャレン。
「橘さん!どういうこと何ですか、これは!?」
一方ブレイドは橘を止めるように叫ぶが、ギャレンの射撃は止まらない。
「俺の任務はザビーゼクターの奪還だ!」
「そんな……橘さん……ZECTに入ったんですか!?」
さらにギャレンに接近するブレイド。だが……
「お前の相手はこの俺だ」
ブレイドの前に立ち塞がったのはカブトだった。
カブトにしても早く終わらせて帰りたい。そろそろ帰らねば樹花が心配するからだ。
そしてその障害となる者は倒す。
「く……どけ!」
こうして再び斬り合いになるカブトとブレイド。

一方、G3もグレネードランチャーである『サラマンダー』をカブトに向けている。
ブレイドとの戦いに集中している今なら倒せる。そう思ったのだが……
「止めろーーーッ!」
「うわ……ッ!!」
いきなり飛び掛かってきたガタックが、飛び蹴りでG3を蹴り飛ばしたのだ。
「お前達、なんでこんなこと……!」
「これも全てカブトを倒すためです!」
言いながらサラマンダーを自分に向けるG3に、ガタックはついにブチ切れた。

「……舐めるなぁああああ!!!」
『Clock Up(クロックアップ)』
ガタックは腰のスイッチを押し、クロックアップ空間へ入る。
『One-Two-Three!!』
「ライダーキック!」
『Rider Kick(ライダーキック)』
ガタックの脚をタキオン粒子が駆け巡る。そのままG3に向けて飛び上がるが……
「させない!」
『Plasma Smasher.』
次の瞬間、ガタックのボディに輝く雷が炸裂。
そのまま数メートル吹っ飛ぶ。
『Clock Over(クロックオーバー)』

「クソ……何だ!?」
「加賀美……クロックアップできるのはライダーだけじゃ無いんだよ?」
「フェイトちゃん……!?」
どうやらガタックを吹っ飛ばしたのはフェイトらしい。咄嗟にG3を守る為にクロックアップをしたという事だ。
「氷川さん……でしたっけ?貴方はアギトの相手をして下さい!ガタックは私が引き受けます」
フェイトの指示を受けたG3は「了解しました」とだけ言い、すぐにその場所を離れた。

「橘朔也……!キミは管理局の味方じゃなかったのか!?」
「今の俺の目的はザビーゼクターの奪還だ!」
ザビーはなんとかギャレンのレンジに入るが、なかなかダメージを与えられない。
何よりも恐ろしいのは零距離でのギャレンラウザーの連射だ。
「ふざけるな!今のザビーゼクターの資格者は僕だ!」
スキをついてギャレンにパンチを入れるザビー。
一方ギャレンも攻撃を受けながらカードをラウズ。
『ファイア』
『アッパー』
刹那、ギャレンの右腕を燃え盛る炎が纏う。そして……
「たぁッ!」
ザビーのボディにファイアアッパーを炸裂させる。

104 :マスカレード:2007/08/10(金) 21:47:12 ID:HjK9KQPv
「うわぁああッ!」
そのままザビーは数メートル吹っ飛ぶ。

「(ク……この位置からじゃ攻撃のしようが無い……!)」
アギトはなのはの攻撃をかわし続けながらそう思っていた。
今のアギトには射撃攻撃など無いに等しい。ずっと上空から射撃系の攻撃を続けるなのはは本当にやっかいな敵だ。
その時……
「うわッ!?」
突然の後ろからの射撃攻撃に慌てて振り向くアギト。そこにいるのはさっきの青いライダー、G3だ。
「……チッ!」
すぐにG3に接近、ダブルフレイムセイバーでスコーピオンを弾き飛ばし、G3のボディを切り裂く。

「お前……さっき使命がどうとか言ってたな?」
クナイガンとブレイラウザーをぶつけ、お互いの顔を近付けながら言うカブト。
「ならば聞くが、お前の使命とは何だ?」
「俺の使命……それは、人間を守る事だ!」
ブレイラウザーでクナイガンを弾き、再び振り下ろすが、やはりクナイガンで受けられてしまう。
カブトは「そうか……」と言いながらクナイガンでブレイラウザーを弾く。
そこで、ブレイドはある事に気付いた……。
「カブト……!本気で戦うつもりは無いのか!?」
「何……?」
「さっきから殆ど守ってるだけで、たいした攻撃をしてこない!何故だ!?」
「……偶然だ。」
カブトはそう言い、素早くブレイラウザーを弾き、ブレイドのボディに一撃を入れる。
「ク……!お前は一体何の為に戦うんだ!?」
のけ反りながらブレイラウザーを構えて言うブレイド。
「……俺は人を殺め、小さな夢や希望をも踏みにじる……そんな奴らを倒すだけだ……!」
「……何!?」
その言葉に驚くブレイド。

しかしその時……
「仲間割れをしている場合か……」
再び現れた喪服の女。
今度はさっきとは違い、結構な量のサリスを引き連れている。
20匹くらいだろうか?まったく空気を読まない登場だ。

カブトもブレイドもワームに向き直る。
同じように戦闘に集中しているギャレン・ザビー以外の一同は皆、ワームに反応する。

「橘さん!クロノ!」
ブレイドは二人に呼び掛けるが、二人は聞こえていないのか戦い続けている。
「無駄だ。奴らは最早ライダーの目的を忘れている。」
「カブト……」
カブトを見つめるブレイド。

「一時休戦……かな?」
アギト・フェイト・ガタックもなのはの言葉に頷く。
まずはワームを倒す事が先決だ。

「おいおいおいおい、なんか面白そうじゃねぇか!今度こそ俺も交ぜて貰うぜ?」
さらに校門から堂々とグラウンドに現れたのは髪の毛を逆立て、野獣のような目をしている良太郎だ。
「変身!」
『Complete(コンプリート)』
良太郎はデルタフォンをデルタムーバーにセット。
再びデルタへと変身する。
「あれは……デルタギア!?」
「もう乱入しすぎだろ……」
驚くフェイトと呆れるガタック。まさに大乱闘だ。
そしてデルタはすぐに派手なポーズを取り……
「今度こそ……俺、参上!!」

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 21:50:41 ID:XGEgJ2Uq
支援。

106 :マスカレード:2007/08/10(金) 21:54:40 ID:HjK9KQPv

「おいテメェ、それ貸しやがれ!」
「え……ちょっと……!?」
「いいじゃねぇか2本あんだからよ!」
そう言いアギトからフレイムセイバーを分取るデルタ。
フレイムセイバーを構えたデルタはさらに意気揚々と喋り出す。
「俺に前フリは無ぇ!最初っから最後まで徹底的にクライマックスだ!!」
ワーム集団にフレイムセイバーを向けて叫ぶデルタ。
それに続いてなのは・フェイト・ガタック・アギトもデルタの横に並ぶ。
こうなるともうどこぞのスーパー戦隊みたいだ。
「行くぜ行くぜ行くぜぇーーーーー!!」
デルタが走り出すと同時にアギト、ガタックもワームに向かって走り出す。
デルタとアギトはフレイムセイバーでサリスを斬り倒してゆき、ガタックはダブルカリバーでサリスにトドメを刺していく。

「私達も行くよ、フェイトちゃん!」
「うん、なのは!」
フェイトとなのはも上空からワームに攻撃を開始する。

「(ワームよりも今はコイツだ……!)」
ザビーはワームに気付いているにも関わらず、ギャレンへの攻撃を続けていた。
ギャレンもザビーのパンチを上手く流しながらギャレンラウザーの発射を続けている。
今回のワーム殲滅はなのは達に任せる事にした。

「カブト……いや、天道総司。お前は……」
「お前……名は何と言う?」
ブレイドの言葉を遮り、名前を聞くカブト。
「名前……?俺は、仮面ライダーブレイド……剣崎一真だ。」
カブトに聞かれたブレイドは自分の名前を名乗る。
「そうか……行くぞ、剣崎」
「……ああ、天道……!」
カブトとブレイドの二人はお互いの名前を呼び合い、ワームへと突進していく。

同時にサリス軍団の奥からカタツムリのような姿をしたコキリアワームと、
三葉虫のような姿をしたトリロバイトアンデッドが現れる。
どうやらこのアンデッドはたまたまワームと協力体制にあったらしい。
「現れやがったな大ボスが!」
それに対しさらに張り切るデルタ。
ワームの数は20匹。5人いれば一人4匹の割り当てでワームを殲滅できる。

「はぁ!」
「うぉおお!!」
さらに後からきたカブトとブレイドがお互いの武器をサリスへと振り下ろし、爆発させる。
お陰でサリス軍団は完全に壊滅。結局サリスを連れて来ても意味は無かったようだ。

「行くぜぇー!」
デルタはフレイムセイバーでコキリアワームに斬り掛かる。
横、縦、斜めとあらゆる角度から斬って斬って斬りまくる。
コキリアワームは少し距離をとろうとデルタから離れるが……
「フン!」
今度はアギトのフレイムセイバーに斬られてのけ反る。
そこで右腕のムチを近くにいたライダーに飛ばすが……
「当たるかよ!」
ガタックはそれを回避。さらにダブルカリバーで鞭を叩き斬る。
これはまずい。そう感じたコキリアワームはクロックアップを発動。そのまま逃走を謀ろうとするが、やはりそう上手くいく訳も無く……
「逃がさないよ!」
『Plasma lancer.』
すぐにフェイトの放ったスフィアがコキリアワームに全弾直撃。
すぐにクロックオーバーだ。

107 :なのはStS+φ's正伝:2007/08/10(金) 21:54:48 ID:KioZsm7i
うわーあっちもこっちも大変ですね・・・とにかく支援します

108 :マスカレード:2007/08/10(金) 22:00:25 ID:HjK9KQPv

「んじゃ、そろそろラスト行くぜ!」
フラフラと立ち上がるコキリアワームにフレイムセイバーを振りかぶるデルタ。
「必殺……俺の必殺技ぁ!」
デルタは力任せにフレイムセイバーを振り下ろす。それに直撃したコキリアワームは苦しそうに悶えるが……
「はぁーーー!」
今度は燃え盛るフレイムセイバーを持ったアギトのセイバースラッシュが直撃。
それだけでも十分致命傷なはずだが、それで終わらせてはくれない……
「ラスト行きます!本日三発目っ!!」
言いながらコキリアワームにレイジングハートを向けるなのは。

そして……
「ディバイィン……バスタァーーーーーーーッ!!」
『Divene buster.』
そのまま凄まじい勢いで発射された閃光にコキリアワームは飲み込まれた……。


「はぁ!」
クナイガンでトリロバイトアンデッドを斬りつけるが、相当固い皮膚らしくなかなか傷を付けられない。
ブレイドも同じようにブレイラウザーを振り下ろすが、あまり効いている気がしない。
ならば……
「同時攻撃だ……!」
そこでカブトは次の作戦を立案。ブレイドと二人で同時に攻撃を仕掛ける。

「「たぁッ!」」
クナイガンとブレイラウザーを同時に叩き付ける。
すると今回は少しダメージが通ったのか、数メートル後ずさる。
これなら行ける。

「今だ!」
「ああ、やるぞ!」
二人はお互いの顔をみた後、すぐにトリロバイトアンデッドに目線を戻す。
そしてブレイドはラウザーから3枚のカードを取り出し……

『キック』
『サンダー』
『マッハ』
『One-Two-Three!』
ブレイドはカードをラウズ、カブトはフルスロットルを三回押す。
『ライトニングソニック』
『Rider Kick(ライダーキック)』
そして三枚のカードが宙に浮かび、そのままブレイドの体に吸収される。
一方カブトはベルトから放たれたタキオン粒子が右足にチャージアップされる。
そして同時に飛び上がった二人は……
「はぁーーーーーーーー!!」
「うぇーーーーーーいッ!!」
ほぼ同じフォームで空中で一回転し、そのままトリロバイトアンデッドを蹴り飛ばす。
ダブルライダーキックが炸裂したトリロバイトアンデッドはさらに吹っ飛び、地面に転がる。

カシャッ!

そしてトリロバイトアンデッドのアンデッドバックルは開く。
これは「封印できる」という合図だ。
ブレイドは一枚のプロパーブランクのカードをトリロバイトアンデッドへと放り投げる。
カードはヒュンヒュンと音をたててアンデッドに突き刺さり、そのままカードに吸収される。
そのカードはすぐに自分の元へと帰ってくる。

「天道……お前は一体何者なんだ?」
カードを受け取ってすぐにカブトに尋ねるブレイド。

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 22:01:54 ID:XGEgJ2Uq
支援。クロノは早くもザビーに見捨てられるのか?

110 :なのはStS+φ's正伝:2007/08/10(金) 22:07:02 ID:KioZsm7i
支援、やっぱり共闘って燃えるなぁ・・・うーん

111 :マスカレード:2007/08/10(金) 22:19:14 ID:HjK9KQPv
その質問に対し、ゆっくりと太陽を指差すカブト。
「俺は天の道を往き、総てを司る男……天道総司だ……」
その言葉を聞いたブレイドは「ははっ」と笑い出す。
カブトもそんなブレイドの反応に「フ……」と笑みをこぼす。
「俺……あんたを信じてみるよ。あんたの言葉を……」
「いいのか?俺を信用して」
「ああ。信じてみたいんだ……」
さっきカブトが言っていた戦う理由。その言葉に嘘があるとは思えないのだ。
カブトもブレイドの言葉を聞き、誰にも解らないように仮面の下で微笑んだ。

周囲を見回せば、いつの間にかアギトの姿は消えていた。
どうやらアギトはこの混乱に乗じて姿を消したらしい。
まぁ翔一とはまたいつでも会える。カブトはあまり深く考え無いことにした。
「さて……そろそろ終わらせるか。」
天道はそう呟き……
「加賀美、クロックアップだ!」
大声で指示するカブト。
「え……何でだよ!?」
「そろそろ終わりだ。」
ガタックは訳が解らないといった感じだが、とりあえず指示に従う事に。
『『Clock Up(クロックアップ)』』
二人は再びクロックアップを発動させる。
「おい天道……何するつもりだよ?」
「クライマックスだ。最後のライダーキック……行くぞ。」
言いながらほぼ止まっているに等しいギャレンとザビーを見るカブト。
ガタックも「なるほどな……」と納得し、二人はゼクターのフルスロットルを押し始める。
『『One』』
ゆっくりと歩きながらザビーとギャレンに近づく。
『『Two』』
カブトはザビー、ガタックはギャレンに向かってゆき……
『『Three』』
「ライダー……キック。」
「ライダーキック!!」
二人はザビーとギャレンの目の前で立ち止まり、勢いよくゼクターホーンを倒した。
『『Rider Kick(ライダーキック)!!』』
「はぁッ!!」
「おぉりゃあああああ!!」
カブトは回し蹴り、ガタックは飛び蹴りでそれぞれのライダーキックを直撃させる。
蹴られた二人はゆっくりと浮き上がり……
『Clock Over(クロックオーバー)』
ゼクターがクロックオーバーを告げると同時にクロックアップは終了。
「「な……ッ!?」」
さっきまでゆっくり浮かんでいたザビーとギャレンも一気に吹っ飛ぶ。

過度のダメージにより変身が解除されたクロノは悔しそうにカブトを見上げる。
「お前達……少し頭を冷やせ。人々を守るはずのお前達がその目的を忘れてどうする?」
カブトに言われたクロノは返す言葉を無くす。
「そして橘、お前もだ。……今回はもう帰れ」
「だがザビーゼクターがまだ……!」
「これは命令だ!」
「……ッ!?」
キツい口調で言うカブトに、橘も黙ってしまう。確かに権力は橘よりも天道の方が上だ。
橘は不服だが「……わかった。」と了解する。

カブトはそのまま変身を解除し、ゆっくりと歩き始めた。
「お、おい天道……アイツどうするんだよ!?」
加賀美が指差すのは白いライダー……デルタだ。
天道は少し「……」と考えるが……
「知るか。」
そのまま再び歩き始めた。

112 :マスカレード:2007/08/10(金) 22:22:06 ID:HjK9KQPv
「ちょ、ちょっと待てよ!」
加賀美は慌てて天道を追い掛ける。


「へへ……俺、最強!」
言いながらデルタギアを外す良太郎。
同時に良太郎から赤い何かが離れ……
「アレ……?どこ……ここ……」
キョトンとした顔で周囲を見渡す良太郎。
周囲ではなのはとフェイトが険しい表情で自分を睨んでいる。
「あ、あの……ボク、もしかして何かしちゃった……?」



次回予告

橘の前にエリアZから来たという人物が現れる。

その一方で異形の姿と力を手に入れてしまった二人の男は邂逅する。


そして決着をつける為、ついに激突する二人……!

次回、リリカルなのは マスカレード
ACT.13「激突!なのはvsハイパーカブト!!」
に、ドライブイグニッション!!


スーパーヒーロータイム

小沢「なんで氷川くん最後スルーされてたの?」
氷川「アギトから受けた攻撃のせいでバッテリーが完全に上がったんですよ!」
小沢「あ、そうなんだ?だったらそう言いなさいよ」
氷川「いや、そんなこと言われても……」
良太郎「……貴方も、結構不幸なんですね……」
モモタロス「次回もよろしくな!」

113 :マスカレード:2007/08/10(金) 22:24:39 ID:HjK9KQPv
投下終了!

途中ほぼ全部で「改行多過ぎ」になってしまった為に大分遅れてしまいました……
後半グダグダですね……

それとリリカルスクリームさん、割り込み(?)申し訳ないです

114 :リリカルスクリーム二十一話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 22:26:12 ID:s3BhHsbe
GJ!
初期G3はやっぱりへタレだったw
二十一話の後半投下しても構いませんかね?

115 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 22:27:18 ID:KMeRMt72
>マスカレード先輩
カブトとブレイド…ダブルカブトライダーの共闘、素晴らしいです。
僕も、あとちょっと経ったらリリカルリンディ投下しないと…

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 22:28:58 ID:74K3ajnl
>113
なんか、分かりあってますね。
『ライダーはライダーを知る』って奴ですか。

えーと、何か小ネタを考えていた筈なんだが……何だっけ。

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 22:30:49 ID:GnkYbFP9
good job!!
ブレイドとカブトは相性良さそうだなw
キャラ的にもモチーフ的にも
やっぱり剣崎のキャラはいいなぁ

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 22:36:07 ID:lD3w24fH
>>92
力の剥奪ってコアチップ抜きとるのかね?シルバー兄さん死んじゃうよ><
しかも高速機動サイボーグは噛ませの雑魚なのであったw恐るべし水の心。
それにしてもスバルに鐙沢村の実験見せたらどうなっちゃうんだろうか…

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 22:36:30 ID:3iZZ/l5r
っていうか、なのはvsハイパーカブトってはやくも?
楽しみで仕方がないw

120 :なのはStS+φ's正伝:2007/08/10(金) 22:37:52 ID:KioZsm7i
GJです! 敵だったもの同士が同じ目的のために共闘する……
とても私の作品ではできないことです、素晴らしい! 私も負けてられない!

121 :リリカルスクリーム二十一話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 22:40:53 ID:s3BhHsbe
その頃国守山の基地では…大型モニターに映し出されたホーンガイストが巨大化している光景に感嘆の声があがっていた。
「こりゃ本当に勝っちまうんじゃねーんですかい?」
「へへっこりゃあさっきの賭けは俺達の勝ちかな。」
そんな声があちこちから聞こえてくる。しかし、そんな喧騒とは無縁のネメシスマークUの
ブリッジでは…スーパースタースクリームが頬杖を突きながらこの次元世界にワープする前に
管理局の回線をハッキングして集めたデータを閲覧していた。しかし、
モニターに映し出されるのはどれもとるに足らないようなデータばかりだ。
「…む?」
スーパースタースクリームは不意にとある研究施設のデータの中にプロテクトされている物が
あることに気が付いた。そのプロテクトはかなり厳重な物だったが、解除出来ない事も無い。
2分ほど経過して解除されたテキストデータにスーパースタースクリームは素早く目を走らせる。
そこには…
「戦闘機人?…人間と機械を融合させようと言うのか?」
戦闘機人という人間と機械を融合させた兵器に関する過去のデータや構想などがびっしりと
記録されていた。既に理論は出来上がっており、後は実用化のみ。これにはもしかすると十年近い時を要するかも
知れないがこれさえ終われば後は器が出来上がるのを待つだけだ、とも記されていた。
テキストデータの終わりには「ジェイル・スカリエッティ」というサインと年齢は
だいたい十代半ばから後半ぐらいだろうか、異様な雰囲気を纏った少年の写真が添付されていた。
「うーむ…。」
スーパースタースクリームは感慨深げにしばし思案していたが…
「おいナビ子!」
「“ちゃん”は?気安く呼び捨てにされるのは嫌だっちゃ〜。」
ネメシスマークUのマネージメント・システム、ナビ子ちゃんは拗ねた声で言った。
「チッ…ナビ子“ちゃん”。サイクロナスを呼べ。」
しかたなく言う通りにするスーパースタースクリーム。全くコイツを作った奴はなんでこんな無駄な
感情をコンピューターに植えつけたのだろうか。もう何回目になるかも解らない疑問が彼の頭をよぎる。
「わかったっちゃ。」
「サイクロナス。ただ今参りました。それで至急の用とは?」
「ガイスターズは作戦に失敗して間もなく戻ってくるだろう。お前には新しい襲撃作戦を立ててもらう。」
「ハッ!それで目標は、“ヒャクリ”ですか?“キサラヅ”ですか?それとも一気に“イチガヤ”あたりを攻め落としますか?」
デストロンの古参航空参謀・サイクロナスはまってましたと言いたげな自信有りげな顔で言った。
ゆくゆくはこいつにも目をかけてやらねば。叩きあげの軍人特有の頼りがいのある表情に
スーパースタースクリームはほくそ笑むと、言った。
「軍事基地など襲撃して何になる。あんなところには弾薬くらいしかありはしないのだ。
標的は異世界の…我らが目覚めた世界のとある研究施設だ。」

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 22:45:35 ID:RwX2MyFn
>敵だったもの同士が同じ目的のために共闘する……
とても私の作品ではできないことです

だがそれがいい(AA略

123 :リリカルスクリーム二十一話 ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 22:53:37 ID:s3BhHsbe
そんな彼らを他所に、さぁ、戦いだ!
「デカくなれば強いだなんて考えがガキなんだよ!」
アルフが結界破壊能力を持つ攻撃、、バリアブレイクでホーンガイストにつっかける。
さらにザフィーラも続いた。彼の持つ技の中ではもっとも強力な技、相手を魔力の鎖で
縛り上げる「鋼のくびき」だ。しかし…

「はははっまるで効かん!お返しだあ!」

「馬鹿な!闇の書すら捕縛した…。」
バリアブレイクは命中したものの当たった部分に火花が散っただけ。
ホーンガイストのボディには傷ひとつ付いていない。鋼のくびきによって作り出された
数本の巨大な鎖はあろうことか力任せに引きちぎられてしまった。そしてホーンガイストの
反撃が開始される。頭部の脇に装着されたビーム砲が火…いや、光の柱を吹いた。
巨大化しているので口径も威力も倍増したそのビーム砲の威力は凄まじい物だろう。
もっとも当たりさえすればの話だが。
「どこ見て撃ってるんだよ!」
二本の光の柱は小さいため機動力で圧倒的に勝る魔道師の面々にはかすりもせず、
図らずも逃げ出していった他のガイスターズのメンバーへと向かっていった。
「な、なんだあ!」
「光が…ぶぁぁぁぁって…。」
並んで飛行していたサンダーガイストとプテラガイストはもろにビームを喰らい、
遅れて飛行していたアーマーガイストは直撃こそもらわなかったもののバーニアをやられてしまった。
「なんで…こうなるんだよ。ケホッ…」
「真っ黒コゲ……。」
「やれやれまたこんなオチか…。これじゃガイスターに居た頃とかわらないぜ。」
墜落したアーマーガイストはよろよろと立ち上がると黒こげになった2体の同僚を担ぐと
徒歩で国守山のアジトへと撤退していった。その頃海鳴市の某所、
サウンドブラスターがこの次元へと転移させてきた宇宙船では…。暗い部屋で三体のトランスフォーマーが
モニターから送られてくる巨大ホーンガイストの映像を見つめていた。
彼らは通常のトランスフォーマーがせいぜい三段変形が限界な事に対し六段変形を可能とする
特殊な種族…「シックス族」の戦士達である。
「形勢は不利のようだぞ。援護に行かなくてもいいのかシックスショット?」
「案ずるなシックスナイト。サウンドブラスター殿から出撃要請は出てはおらぬ。」
「ああ、見たところ我らが出向く必要は無いでごさろう。」
三人の中でもっとも血の気が濃くかつて「マスターフォース戦争」と呼ばれた戦争に
参加していた三人の中では唯一侍口調では無いシックス族の流れ者
「シックスナイト」がもどかしげに言った。だが三人のリーダー格、かつて
「ヘッドマスター戦争」に参加していた戦士「シックスショット」とサイバトロン五代目総司令官
ビクトリーセイバーと共に戦っていた事もあるのシックス族の傭兵「グレートショット」は落ち着いた表情で答えた。
その時。
「ここから出すっシャ〜!このエセ忍者軍団!ああ〜んシルバーボルト〜!手を伸ばしたらあなたに届きそうだっシャ〜。」
「ブラックウィドーさん!絶対一緒にここから脱出しましょうデス!」
「…お前等ちょっと黙ってろ!」
「そうだ!こちとら気が立ってるってのに閉じ込められてからこっち喘ぎ声ばかり聞かせやがって!喧嘩売ってるのか!」
「へえ、やるんですか?あなたのそのキモいブースター全部取っ払って素っ裸にしたあと埋めますよ!」
「おいおいよせよ兄貴!」
「ソニックボンバー!お前もそのへんにしとけ!」
彼らが話している部屋の近くにある独房スペースから叫び声が聞こえてきた。
「捕虜の…サイバトロンどもがまた騒ぎ始めたか。」
シックスショットがほくそえみながら呟いた。

124 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 22:58:07 ID:s3BhHsbe
ここまでで。
シックスショットとシックスナイトとグレートショットはテックスペックだと
六段変形なんですけどアニメとか玩具だとその六パターン以外の変形も結構出て来てるんですよね。
ウイングウルフ形態とか対空砲台形態とか。
戦闘機人に関しては本編の九年前なのでISとかはまだ理論上の存在って事になってます。


125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 22:59:02 ID:74K3ajnl
盛り上がったところをぶち壊したシャマ姉wwwwww(違

支援。

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:02:17 ID:74K3ajnl
>124
乙デス。

そういえばワスピーダは?

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:05:28 ID:3jFO09e+
>>124
GJ!

>>113
GJ!しかしクロノが凄い勢いでダサいキャラに…
やはりザビーゼクターに選ばれた末は地獄兄弟しかないのか…

128 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 23:05:43 ID:s3BhHsbe
>126ワスピーターと忍達は
サウンドブラスターに助けられた時点で結界が張られてしまったんで
とりあえずは外で待機中。
ただしホーンガイストがぶっ放したビームで結界が破れたんで二十二話からは
出番があります。(そういう大事な事は本編にちゃんと書いとけよ!)
…決して忘れていた訳では…。

129 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 23:16:50 ID:KMeRMt72
さてと…私もそろそろリンディさん主役の四話、投下してよろしいでしょうか?

130 :なのはStS+φ's正伝:2007/08/10(金) 23:23:47 ID:KioZsm7i
マスカレードさんや私に負けない話とライダー達の活躍を期待しつつOKです

131 :宇宙一の強戦士サイヤ人目覚める〜ミッドチルダが終わる日〜:2007/08/10(金) 23:24:07 ID:XC+2Wddk
サイヤ人の2人は、ドラゴンボールを集めるべく、地球へと向かっていた

「おいナッパ、ちょっと寄り道していこうぜ 高く売れそうな星があるかもしれん」
「へへ、最近からだ鈍っちまってるからな」
2つの宇宙ポッドはとある惑星へ到着した


ミッドチルダの都市に、謎の飛行物体が直撃 中から人がでてきた
それを怪しんだミッドチルダの1人の魔道師が、攻撃をしかけてきた
ピッ! ベジータはその魔道師を殺した
もちそん、6課がそこへ駆けつけた
「あなたたちを逮捕します」
なのははナッパとベジータに近づく
「なんだこいつら、大した戦闘力じゃないぜ!やっちまうか!」
だが、ベジータはとめる
「まてナッパ、面白そうだからここはおとなしく捕まろう」
そういって2人は、牢屋に入った
そしてなのはたちは、ゆりかごへ向かっていった 
緊急指令が入ったらしい

そこは拘留所で、なぜかほかの人間と同じ部屋だった
そこにいた人間と会話する
「僕は盗みをして捕まったんだ・・・へへ、結構やばめのものを盗ろうとしたから・・
 まあいいさ。それにしても君たちも運が悪いときにミッドに来たね」
「どういうことなんだ?」
「なんか今、悪い科学者が凄い飛行船を手に入れて、よくわからないけどなんかしてるみたい
 世界征服でもするつもりなのかな?まああの飛行船なら可能かもしれないけど・・」
ナッパとベジータはしばらく黙る
そして沈黙が続いた後だった
「貴様、ここから出たいだろ、盗人さんよ」
「え?まあ・・でも、これ(牢の壁)かなり頑丈だよ!?凄い強い魔道師でも出れないらしいし・・って、え!?」
ベジータはいとも簡単に牢を壊す
「あとは好きにするんだな・・・ああそうだ、その飛行艇ってのはどこにあるんだ?」
「え!?ああ、あそこに浮いているあれだよ」
「あんなゴミ屑みたいなもので世界を征服できるなんて、大した星じゃないですね!」
そんな会話をしているうちに、局員がやってきて、ベジータたち+盗人を囲んだ
「なにをしてる!まさか貴様はスカリエッティの仲間か!?」
「だれだそいつは?」
「とぼけるな!撃て!!」
局員は一斉射撃を開始。盗人はすぐに捕まったww
だが、ベジータとナッパは捕まえに来る局員を気合で軽く吹き飛ばす
「ゴミ虫が騒いでますね。どうするんですか?ベジータの判断を」
「そうだな、鬱陶しいから消せ」


局員は消えてしまった・・・


132 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 23:24:11 ID:s3BhHsbe
ダメな理由などあるわけ無いです!
待ってました!

133 :宇宙一の強戦士サイヤ人目覚める〜ミッドチルダが終わる日〜:2007/08/10(金) 23:26:45 ID:XC+2Wddk
あ、すみません。空気読まずに投下してしまいました
まだこれだけしか書いてないんで気にせず投下してください

134 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 23:26:49 ID:KMeRMt72
四話
魔法少女リリカルリンディ

まずはじめに
作者がアニメの四話を見たところ、デバイスとの出会い以外必要そうな部分が無かったため、デバイスとの出会い以外のシーンを全て省かせてもらうことにした。
勝手を言って申し訳ない…
だがその代わり、作者は特別編を書くことにした。
読者の中には「昭和分が足りない!」「1号2号は?」と物足りなさを感じている人も多いだろう。
その物足りなさを、皆さんがこの特別編でほんの少しでも埋めてくれれば私も幸せである。
それでは…

135 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 23:27:55 ID:KMeRMt72
リンディ「あの日から、どれぐらいの時間が経っただろう?
自分の人生に大きな影響を与えた、あの日…
強力な力と悪魔のような残酷さを持った「地獄の軍団」に出会ったあの日…
そして…世界の平和を守るため、命を懸けて、人間の自由の為に斗った、「平和の使者」に出会った、あの日…
魔法少女リリカルリンディ…始まります。」

(レッツゴー!ライダーキック!!(藤岡弘バージョン))
迫るショッカー 地獄の軍団!

我らを狙う黒い影 世界の平和を守るため
ゴー!ゴー!レッツゴー!! 輝くマシン 

ライダー(ジャンプ!)
ライダー(キック!)
仮面ライダー仮面ライダー ライダーライダー!

ライダー(ジャンプ!)
ライダー(キック!)
仮面ライダー仮面ライダー ライダーライダー!

「仮面ライダー・本郷猛は改造人間である。
彼を改造したショッカーは、世界制覇を企む、悪の秘密結社である。
仮面ライダーは、人間の自由のためにショッカーと戦うのだ!」

136 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 23:30:13 ID:KMeRMt72
【ミッドチルダ 時空管理局本局】
三十六年前のこの日、リンディは特別任務があると言われ、本局に呼び出された。
最初は、「また何かロストロギア関連だろうか?」と思った。
リンディは最近Sランクになってからというもの、この手の任務が多くなった。
しかも回収対象のロストロギアは危険性が無い物が殆ど。
たまに少し危険なロストロギアの回収任務があっても、有能な魔導士である彼女にとって大した物ではなく、いつも簡単に任務を済ませていた。
彼女はそんな日々に少し飽き飽きしていた。
「もっとスリルがある任務がしてみたい」
その時の彼女はそう思っていた。

リンディ「地球…ですか?」
上官「そうだ。君には第97管理外世界「地球」に行ってもらいたい。」
リンディ「内容は?」
上官「ロストロギアの確保だ。」
リンディ「は、はぁ…(またこれか…)」
上官「退屈そうだな。」
リンディ「い…いえ!」
上官「安心しろ、私も最近君に退屈な任務ばかり与えて悪いと思っていたところなんだ。」

そういってリンディの上官はデスクから一つのファイルを取り出した。

上官「君が今回確保してもらうロストロギアはこれさ。」
リンディ「?」

リンディはファイルを開く。

リンディ「これは…「ローマの秘宝」!?」

ファイルの中にはそのロストロギアのデータが記してあった。
そのロストロギアは名称、出土した世界等殆ど全てが不明な代物であった。
ただ、このロストロギアは古代ローマで発掘され、密かに日本に運ばれたという説があるだけだった。
「ローマの秘宝」というのはそのロストロギアのコードネームであり、地球の考古学者達がそう呼んでいることからそう名づけられた。
だが、時空管理局はこの「ローマの秘宝」が、日本にある死神山という山の何処かに実在しているということを確信していた。
そしてこの「ローマの秘宝」からは物凄い量のエネルギーが本体に凝縮されていることが分かっており、爆発させれば都市の一つや二つは消し飛ばせるほどの威力を持っているということが予測されていた。
その危険なロストロギアを回収するため、管理局は死神山に調査隊を送ったのだが…

上官「調査隊は、三日前全員行方を絶ってしまった…二日前に死神山に送った捜索隊も同じように全員行方不明だ…」
リンディ「何ですって!?」
上官「そこで、我々は有能な魔導士である君を死神山に派遣したいと思っている。
これだけの調査員と魔導士が行方不明になっている今、もうSクラスである君に頼むしかない。
今まで以上に危険な任務ではあるが、引き受けてくれるか?」
リンディ「はい!喜んで!!」

リンディの心は躍った。
「やっと退屈な任務から開放される」
その時の彼女はそれだけしか考えていなかった。
この先に恐ろしい悪夢が待っているということなど、その時の彼女はまだ知らなかったのだ。

そしてその二日後、リンディは地球に向かった…

137 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 23:32:04 ID:KMeRMt72
【地球 死神山】
リンディ「ゴク…ゴク…ぷは、美味しい!」

リンディは沢の水を飲んでいた。
山の水は水道水と違って有害物質が混じっていないため、安心して飲むことが出来る。
様々な世界の文化や知識を身に付けているリンディはこの程度の知識など当然の如く知っていた。

リンディ「それにしても、いつまで歩けば発掘現場に着くのよ…もうクタクタよ…」

リンディはもう六時間ほど山の中を歩いていた。
だが一向に発掘現場に辿り着けず、慣れない登山に悪戦苦闘していた。

リンディ「こんな山飛べれば楽なのに…あの上司、「目立つといけないから山登りに魔法は使うな」だなんて…もう最悪よ…」

リンディは愚痴を言いながら先へ先へと進んでいく…
そして二十分ほど歩き続けると、そこには広大な川があった。

リンディ「嘘ぉ…」

その川はかなり広く、深さもかなりありそうな川であった。
ゴムボートか何かでもない限り渡るのは無理だろう。
だが、リンディはゴムボートも何も持ってきては居なかった。
あるのは食糧と寝袋、そして自分のデバイスの三つである。

リンディ「うぅ…」

リンディは辺りを見回す。

リンディ「誰も見て…ないわよね?」

リンディは自分の周りに誰も居ないことを確認すると自分の背に翼を出現させ、空を飛んだ。
そして向こう岸まで飛んだ。

リンディ「ふう…楽勝楽勝!」

彼女が向こう岸に着地したその時…

戦闘員1、2、3「イー!」
戦闘員4、5、6「イー!」

地面の中から数人のベレー帽をかぶった黒ずくめの集団が出現した。

138 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 23:33:55 ID:KMeRMt72
リンディ「な…何よ?あんたたち!?」
戦闘員1「生意気な女だな…、貴様こそ何者だ!」
戦闘員2「まさか少し前にこの山に来ていた奴らの仲間か?」
リンディ「!?、この山に来ていた調査隊の事を知っているの!?」
戦闘員3「ああ、知っているさ。」
戦闘員4「奴らは我々が探している「ローマの秘宝」を見つけ、それを奪おうとしていた。」
戦闘員5「だから火炙りにして殺してやったのだ!後に来た変な攻撃を使う奴らも一緒にな!」
リンディ「なんですって!?貴方達が調査隊と捜索隊を…」
戦闘員6「貴様も奴らの仲間か?貴様も殺してやる!かかれぇぇえ!!」
戦闘員全員「イィィィィイ!!」

戦闘員達は手に剣を持ち、リンディに斬りかかる。
だがリンディは眼前に待機状態のデバイスを掲げ、バリアで攻撃を防御した。

戦闘員1「イイ!?どうなっている!?」
戦闘員2「この前来た奴らのバリアより硬いぞ!」
リンディ「セェェェェット!アップ!!」

リンディはバリアジャケットを着用し、手に杖型に変化したデバイスを持つ。

戦闘員3「服が変わった!」
戦闘員4「この前来た奴らと同じだ!」

リンディは戦闘員達に向け、デバイスを構える。

リンディ「仲間の仇…討たせてもらうわ!」
「Stinger Snipe」
戦闘員5「ま…不味い!」
戦闘員6「に…逃げろ!」
リンディ「逃がさない!!」

リンディはデバイスから誘導操作弾を発射し、六人の戦闘員を一気に攻撃した。

戦闘員軍団「イ…イィィィィイ!!」

誘導弾を受けた戦闘員達は地面に倒れ、ドロドロに溶けて消滅してしまった。

リンディ「溶けた…こいつら…一体…?」
?「キヒヒヒヒヒヒヒ…」
リンディ「!?」

リンディの耳に怪しげな鳴き声が聞こえてくる。

139 :・・・ォ・、ハ、ホ、マStrikerS」ォ△テ讌鬣、・タゥ`:2007/08/10(金) 23:37:46 ID:KMeRMt72
」ソ。クヨミ。ゥ、荀、ハナョ。「ルF筈マーウ、ホ・「・・ク・エ・ッ、ヌヨア。ゥ、ヒ圓、キ、ニ、荀」。ヒタ、ヘ、ァ」。」。。ケ

・・・ヌ・」、ホラ耿ェ、ヒゼエ、ハチノー、ャャF、、。」
、ス、ホチノー、マ・・・ヌ・」、共゚゙z、筅ヲ、ネホニ爨、ホメチヲ、ヌアヒナョ、メ、ュシト、サ、。」

・・・ヌ・」。ク、ュ、罍ュ、ュ、网「、。、。、。、「」。」。。ケ

・・・ヌ・」、マチノー、ヒメ、ュ゙z、゙、、ニ、、、ッ。」
w、、ヌヘムウ、ケ、、ヒ、キ、ニ、筍「フ螟ホーキヨ、ャノー、ヒツ、゙、テ、ニ、ェ、遙「w、モチ「、トハツ、ャウタエ、ハ、、。」
、ス、キ、ニ、筅ャ、ア、ミ、筅ャ、ッ、ロ、ノ。「アヒナョ、ホフ螟マチノー、ヒメ、ュ゙z、゙、、ニ、、、ッ、ホ、タ、テ、ソ。」

・・・ヌ・」。ク、ソ。ュヨ、ア、ニ」。。ュユl、ォ。ュヨ、ア、ニ」。」。。ケ

・・・ヌ・」、マアリヒタ、ヒユl、ォ、ヒヨ、ア、ヌ、皃。」
、タ、ャユl、篝モ、ハ、、、ウ、ネ、マ、オ、テ、ュエ_ユJ、キ、ソ、ミ、ォ、熙ヌ、「、、ネ、、、ヲハツ、アヒナョ、マヒシ、、ウ、キ、ソ。」
、隍キ、、ミユl、ォ、、、ソ、ネ、キ、ニ、筅ウ、、ハチノー、ホヨミ、゙、ヌヨ、ア、ヒタエ、ニ、ッ、、、隍ヲ、ハネヒ馮、ハ、ノコg、ヒ、マセモ、ハ、、、タ、、ヲ。」
、ス、キ、ニ。「、ス、ヲソシ、ィ、ニ、、、、ヲ、チ、ヒ、箜ヒナョ、ホフ螟マカホ。ゥノー、ホヨミ、ヒツ、゙、テ、ニ、、、テ、ソ。」

・・・ヌ・」。ク、「、ソ、キ。ュヒタ、、ク、网ヲ、ホ、ォ、ハ」ソ、筅テ、ネ。ュ、荀熙ソ、、、ウ、ネ、「、テ、ソ、、タ、ア、ノ、ハ。ュ
。ュ、ウ、、ハヒタ、ヒキスマモ、タ。ュユl、ォヨ、ア、ニ。ュ。ケ

、ス、ホ瓶。「メサアセ、ホ・ゥ`・ラ、ャアヒナョ、ホハヨヤェ、ヒャF、、ソ。」
、ス、キ、ニ、ス、、ネヘャ瓶、ヒノマ、ホキス、ォ、鯑ミ、ホノ、ャツ└ウ、ィ、。」

」ソ。ク、ス、、ヒ統、゙、、、タ」。」。ーウ、ャメ、ュノマ、イ、ニ、荀」。」。。ケ
・・・ヌ・」。ク」。」ソ。ケ

・・・ヌ・」、マ^ノマ、メ緩マ、イ、ソ。」
、ケ、、ネ^ノマ、ヒ、マメサネヒ、ホヌ狷熙ャアヒナョ、ヒマ、ア、ニ・ゥ`・ラ、エケ、鬢キ、ニ、、、。」

・・・ヌ・」。クルFキス。ュメサフ袗l、陬。」ソ。ケ
ヌ狷遙ク、、、、、ォ、鰆遉ッ統、゙、」。ヒタ、ヒ、ソ、、、ホ、ォ」。」ソ。ケ
・・・ヌ・」。ク、ィ」。」ソ。ケ
ヌ狷遙クヤ遉ッ、キ、」。」。。ケ
・・・ヌ・」。ク、ヲ。ュ、ヲ、」。。ケ

・・・ヌ・」、マ・ゥ`・ラ、、キ、テ、ォ、熙ネホユ、。」

ヌ狷遙ク、隍キ」。。ケ

ヌ狷熙マホニ爨、チヲ、ヌ・ゥ`・ラ、メ、テ処、遙「・・・ヌ・」、チノー、ォ、鰓、ュノマ、イ。「セネウ、キ、ソ。」

ヌ狷遙ク、マ、。。ュ、マ、。。ュエユノキ、ォ」ソ。ケ
・・・ヌ・」。ク、マ、。。ュ、マ、。。ュ、「、熙ャ、ネ、ヲ。ュ、ス、、ヒ、キ、ニ。「ルFキスチヲウヨ、チ、ヘ。」。ケ
ヌ狷遙ク・マ・テ・マ・テ・マ。「セ、ホキス、ャニ爨、、ク、网ハ、、、ォ。「、ハ、ヒ、サ。「ソユ、w、ル、、、タ、ォ、鬢ハ。」。ケ
・・・ヌ・」。ク」。」ソ。ケ

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:40:00 ID:lD3w24fH
文字化けだ!

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:41:44 ID:h3l+fv7n
ほんとに怪しげな声になったなww

142 :・・・ォ・、ハ、ホ、マStrikerS」ォ△テ讌鬣、・タゥ`:2007/08/10(金) 23:42:39 ID:KMeRMt72
(コホ、ォ馮゚`、、、ャニ、ュ、ソ、隍ヲ、ハ、ホ、ヌ、筅ヲメサカネ。ュ)
」ソ。クヨミ。ゥ、荀、ハナョ。「ルF筈マーウ、ホ・「・・ク・エ・ッ、ヌヨア。ゥ、ヒ圓、キ、ニ、荀」。ヒタ、ヘ、ァ」。」。。ケ

・・・ヌ・」、ホラ耿ェ、ヒゼエ、ハチノー、ャャF、、。」
、ス、ホチノー、マ・・・ヌ・」、共゚゙z、筅ヲ、ネホニ爨、ホメチヲ、ヌアヒナョ、メ、ュシト、サ、。」

・・・ヌ・」。ク、ュ、罍ュ、ュ、网「、。、。、。、「」。」。。ケ

・・・ヌ・」、マチノー、ヒメ、ュ゙z、゙、、ニ、、、ッ。」
w、、ヌヘムウ、ケ、、ヒ、キ、ニ、筍「フ螟ホーキヨ、ャノー、ヒツ、゙、テ、ニ、ェ、遙「メ、マ饑、ア、ニ、糀w、モチ「、トハツ、ャウタエ、ハ、、。」
、ス、キ、ニ、筅ャ、ア、ミ、筅ャ、ッ、ロ、ノ。「アヒナョ、ホフ螟マチノー、ヒメ、ュ゙z、゙、、ニ、、、ッ、ホ、タ、テ、ソ。」

・・・ヌ・」。ク、ソ。ュヨ、ア、ニ」。。ュユl、ォ。ュヨ、ア、ニ」。」。。ケ

・・・ヌ・」、マアリヒタ、ヒユl、ォ、ヒヨ、ア、ヌ、皃。」
、タ、ャユl、篝モ、ハ、、、ウ、ネ、マ、オ、テ、ュエ_ユJ、キ、ソ、ミ、ォ、熙ヌ、「、、ネ、、、ヲハツ、アヒナョ、マヒシ、、ウ、キ、ソ。」
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、ス、キ、ニアヒナョ、ホフ螟マカホ。ゥノー、ホヨミ、ヒツ、゙、テ、ニ、、、テ、ソ。」

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143 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/10(金) 23:45:49 ID:s3BhHsbe
文字化けって何が原因で起こるもんなんですか?

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:47:45 ID:iUlW5X6z
・・・ォ・・ハ、ホ、マStrikerS」ォ△テ讌鬣、・タゥ`

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:47:51 ID:qoBYsI6w
>>143
大抵は文字コードがあってないからだそうで

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:48:15 ID:fhqVoSsj
な、何が起こったんだ!?
ちと目を離してパトレイバー見てたらなんか凄いことに…

147 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 23:51:44 ID:KMeRMt72
なんか大変なことになっているのでちょっとテストします…

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:53:19 ID:qoBYsI6w
お、直ってる

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:53:36 ID:XC+2Wddk
この間に投下してもよろしいですか?

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:56:33 ID:qoBYsI6w
>>149
まてまて
テストが成功したんなら投下再開のはずだ
その後に投下する分なら大丈夫だ

151 :・・・ォ・、ハ、ホ、マStrikerS」ォ△テ讌鬣、・タゥ`:2007/08/10(金) 23:56:59 ID:KMeRMt72
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152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:57:45 ID:iUlW5X6z
だめだな

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 23:58:32 ID:qoBYsI6w
あれぇー?

154 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/10(金) 23:59:22 ID:KMeRMt72
なんか調子悪いですね…
今日はまずここまでにしておきます。
>>149さんどうぞ

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 00:01:01 ID:XC+2Wddk
そのころ、なのはたちはナンバーズとの激戦を繰り広げていた
だが、敵の人数も多かったため、6課は劣勢だった
「もうだめかも・・・」
だが、そのとき、2人のサイヤ人がゆりかごのところへやってきた
「な〜に?あのダサい2人」
「見るからによわそ!やっつけちゃうわ!」
ピッ!
ベジータは不敵な笑みを浮かべ、チンクを一瞬で爆破した
なのはたちはその強さに驚いた
「ナンバーズを一瞬で・・・さっき捕まえたあの人たちそんなに・・・」
ナンバーズは全員で2人を囲んだ
「チンク・・・くぅ、許さない!みんな、一斉に!!」
「ええ!許さない!!」
「いい気にならないでよ!!」
仲間を殺されて怒っているようである。だが、2人は余裕の表情だった
「おいナッパ、こいつらを消せ」
「わかりました こぁぁぁぁぁ・・・・・」
ナッパが力むと、大地が揺れ始めた
「フェ・・フェイトちゃん!大地が揺れている・・・」
「こんなことって・・・」
「何モンなんや、あの人たち」
「だが、人造生命体とはいえ破壊は許されない、彼らも捕まえなければ」
そんな会話をしているうちに・・・
      
      クン

ナンバーズは跡形もなく消滅してしまった
「ふん、弱いやつらだ 」
そうベジータが言うと、2人はゆりかごのもとへ

これを見ていたスカはかなり焦っていた
「ナンバーズを一撃で・・・なんてやつらだ!だが、このゆりかごには・・」
その瞬間、ナッパがゆりかごへ突進していき、ゆりかごを真っ二つに・・・
スカ様、無念!「なんでこうなるんだ!!ぐわあああ!!」

「大した敵のいない星ですな、鈍った体も鈍ったままですよ」
「科学力はなかなか進んでるようだな・・・だが、地質が微妙かもしれん」
そんな会話そして、2人は地上に降りた
そして、上から少女が降ってきた。ヴィヴィオだ
なんとなく、ベジータはヴィヴィオを受け止める そして地面に置く
「お兄さん、ありがとう」
「・・・・・」
ベジータたちは宇宙船を呼び、この星を出ることにした
「あ・・・丸い宇宙船?お兄さんたちはだれなの?」
「・・・・」
宇宙船のふたがしまり、ポッドは地上を去った
「おにいさんたちは・・あぁ!」
ヴィヴィオはなのはたちが自分のもとへ向かっているのを確認した
「ママ〜!」
「フェイトちゃん、ヴィヴィオ無事だよ!うれしい・・ひっく」
「うん、本当によかった・・・」

スバルもギンガと再開しようとして近づいていた




156 :宇宙一の強戦士サイヤ人目覚める〜ミッドチルダが終わる日〜:2007/08/11(土) 00:02:39 ID:XC+2Wddk
そのころ、宇宙空間では
「この星はたいしたことありませんね。高く売れません」
「消えてなくなれ、クズ星め!」
ベジータは指先から、エネルギービームを惑星に向けて発射した

 再び地上 6課たちは再会を喜び合う寸前だった
「なのはママ〜 フェイトママ〜」
「ヴィヴィオ!無事でよかった!}
「ヴィヴィオ〜!」

「ギン姉!!」
「スバル!!」

「ほんまみんな無事でよかったな」
「だけど・・・なにかむなしい終わり方だ・・・敵とはいえ、ナンバーズも完全に消滅、スカも死んだだろう・・」

「ママ〜!」
「ヴィヴィオ・・・」
『あはっ・・・・』


なのはとヴィヴィオが手をつなごうとした瞬間だった・・・
突然空が光だしたのだ。地上の人間は一瞬にして消えてしまう



宇宙・・・
「どんな星でも、消えるときは美しいものだ」
6課のあるこの星は、爆発して消えてしまった・・・
せっかく再開を喜ぶはずだったのに・・・戻った平和を喜ぶはずだったのに・・・みんなで幸せに生きていく場所が・・・
消えてしまった・・・・生命も、なにもかもすべてが消えた・・・
「ふはははははは!!!」
サイヤ人2人の笑い声が宇宙に響くのであった




うむ、こういうなのはたちがバッドエンドなのはスレ的にだめですかね?ダメだったならすみません
こういうダーク?な終わり方も嫌いじゃなかったりするもんで

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 00:07:12 ID:h3l+fv7n
面白い。
が、時期的にまずいものを感じてしまうのは私だけか?

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 00:20:08 ID:2+uOtuc7
時期的?やはり他人の投稿中はまずかったですか・・・申し訳ない
ちなみに元ネタはDBZ11話「宇宙一の強戦士!サイヤ人目覚める」です
アニメオリジナルですが、かなり面白い話です。オリジナルで唯一面白かった話ですからね


159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 00:24:52 ID:fbiAcL6H
>>158
いや、今夏で、8月だし。
まぁ、そういうこと。
私が過剰反応してるだけだろうから、スマソ

160 :リリカル犬狼伝説:2007/08/11(土) 01:42:06 ID:tbco3Uqv
                            カオスJOJOを書き込む前に言っておくッ!
                    おれは今2ch容量規制のおそろしさを実感した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは520kだから余裕で載せられるぜ、と
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか容量一杯で書き込めないと表示された』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



して住民の皆様方にお聞きしたいのですが、改めて最初から書き込んでいいでしょうか?

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 01:43:48 ID:CoFuH912
さあ、来いw

162 :リリカル犬狼伝説:2007/08/11(土) 01:49:47 ID:tbco3Uqv
感謝!
それでは行きますッッ!!

『カオスJOJO最終話 風にかえる職人』

163 :『カオスJOJO最終話 風にかえる職人』 :2007/08/11(土) 01:51:44 ID:tbco3Uqv
はるか昔――
人間が2chを持つずっと以前のニフティの時代
その生き物たちは進化の過程の中でこの地球に出現した

その生き物たちは、夜しか生きることができず、太陽(著作権)の光にあたるとアボーンしてしまう…
だから彼らはパソコン通信を利用して新作アニメのビデオ録画などで話題を盛り上げていた

しかし…他の漫画やアニメのエネルギーを吸い取ることによって長い年月ネタに困ることがなかった
一般人は彼らをオタクやマニアとして恐れた

彼らは「氏」の確立が低いので儲を造る必要は少なく
その個体数も少なかった

だから荒らしもなく平和にくらしていた

だが突然そこに天才がひとり生まれた

その天才はより強いネタがほしいと願った

そして自分たちの脳にはまだ未知なる能力が隠されていることを知り
その能力を引き出すために

天才は『石仮面(こんな○○はイヤだ)』を創った

『石仮面(こんな○○はイヤだ)』は不死身の発想をもたらしたけれども
より多くの原作エネルギーを必要とした

つまりより多くの作品をネタにしなければならない
ほうっておけばきっと大地の全ての物語を使ってしまうだろう

その生き物の一族は『石仮面(こんな○○はイヤだ)』を恐れた
その天才を恐れた

「やつが存在するのは危険だ」
「あいつをこのサーバーから接続拒否にしなくてはならない…!」
「やつのアドレスをアボーン設定にしなくては!」


164 :『カオスJOJO最終話 風にかえる職人』 :2007/08/11(土) 01:54:54 ID:tbco3Uqv
天才「バカ者どもがッ!
   太陽(著作権)を克服したいと思わないのかッ!
   何者をも吹かせたいと思わないのかッ!
   あらゆるディスプレイに飲み物を【(´゚ω゚):;*.':;ブッ】させたいとと思わないのかッ!」

 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣

その天才は逆に一族を一般人に戻し、自分を生んだ親からも独立すると
事実を知らぬ残った後輩ふたりに仲間をひとり(エシディシ)つれ
長い旅に出たのだった
約一万年と二千年前のことだった



  【最終話  風にかえる職人】



JOJO「なっ!」

   ドバ
   続編製作開始!

ワムウ「そして我が『風の最終流法』!!」
JOJO「ア…アニメや漫画グッズが。なんだ?ワムウの方へ寄っていく…」

カーズ「最終流法!?ま…まさか!やめろワムウ!それだけはやめるのだッ!」

   ギュルルルルル
   アニメイトグッズがワムウの胸の管へッ!
   バシ バシ バシ
   吸い込まれていく!!!

ワムウ「最終流法『渾楔颯(後編の題名)』」
カーズ「『渾楔颯(これが後半の題名です)』―――ワムウの最終流法!匿名掲示板で姿を消すのに使った管より、逆にぼう大な量の設定(原作)を取り込み、脳の中で超圧縮させる!
    そしてカミソリのような極限に狭い、まとめられた文体で超高圧で吹き出す……いわば『クロス系二次創作のメス』!
    しかし!ネタの高速圧縮にともなう摩擦や熱はいくらワムウといえど…………!
    その初期の構成プロットは耐えきれず、どんどん"くずれて"いくのみ!
    しかし、その無惨な姿!美しいぞ!
ワムウよ!勝つのはおまえだ!
    勝ってGJレスの山でその厨設定をいやそうぞ!!!」
リサリサ「JOJO!」


165 :リリカル犬狼伝説:2007/08/11(土) 01:58:07 ID:tbco3Uqv
JOJO「き…来た。こ…これに対する「ネタ」を何か出さなくては!
    おれの「ネタ」は名付けて波紋オイル作戦!
    や…やつの体内はいわば超圧縮設定ボンベだ!!
    グッズ(設定)を吸い込んでいるらしい、あの胸の管店この今週の『リリカルなのはStS』をたたきつければ…やつは!
    "六課兄貴キャラ総退場!中将ヘタレ決定!"という超展開のショックで体内で爆発する!!!
    そ…そこをつけば…し…しかしこれは、おれのファイナルプロットでもある!
    しくじればやられる!」

  シバッ

JOJO「うわああーッ!!」

ワムウ「NWWW!いたな!そこか!!!」

JOJO「くそおーーッ!くらえワムウ!」

  ドァオオオ

ワムウ「ヌ!今週の19話「ゆりかご」か…くだらん
    画面は見えぬが…そのワープロから1mも離れれば内容が感知できる!
    策はつきたようだな…そして今のうめき声できさまの位置はわかった!
    いくぞ『渾楔颯(後編の題名)』」

JOJO「シィ〜ザァァー〜。
    たのむぜーッ!」
ワムウ「ムウウウ…また第19話をよこすかのか!なんどよこしても1m近づけば感知できる!」

  ズバババ

ワムウ「そしてこのまま、SSを投稿すれば決着!」

リサリサ「JOJO!」
カーズ「や…やっと勝ったか」

  バン

JOJO「ワムウ!………今のシーザーが創ったネタでもはやおまえは負けている!
    さっきのキャプチャー録画の圧縮データは、あえて割らせるために投げたのがわからないのか!
    おまえの能力…多くの作品の設定を圧縮できたことが敗北につながったのだ!
    さっきの19話は体内に吸い込まれている!!
    19話は体内で霧状のガスになっている!
    そして今送ったシーザーのM∀Dムービはッ…!!」
    クーガーの兄貴!エリオの台詞がクーガーの兄貴の超セリフに差し替えた『リリカル○クライド』!!

  ゴオーーーーーッ


166 :リリカル犬狼伝説:2007/08/11(土) 02:00:59 ID:tbco3Uqv
JOJO[ワムウ。きさまは職人としてスゴかった…
   だがおれにはシーザーという強い味方が最後までついていたのさ」

   ボゴオオオン

ワムウ「グアッ」

吸血鬼(考えるのメンドイ)「ま…負けた」
吸血鬼(考えるの(略))「負けた………ワムウ様が………」
吸血鬼(そのうち作者は考えるのをやめた)「おれたちはこの世のROM。もともと1レスネタ投稿やGJ投稿しかできない。
                            不死身のネ申SSこそがおれたちを幸せにしてくれると思った。
                            …そのワムウ様が負けた」
   
ワムウ「つ…ついに決着がついたな…JO…JO」
JOJO「………ああ」
ワムウ「シーザーの………………あだをうったな」
JOJO「そうとも………!」
ワムウ「では…やるがいい…とどめを…」
JOJO「そうかいッ!」

  ドッゴオ―――――z______ン

ワムウ「なっ!!なんの真似だ!?……これは!?」
JOJO「おまえの首から出ている煙は爆発の煙ではない!………………それは「自己嫌悪」の煙だ!
    先にくらった「荒らし」や「誹謗中傷」はすでに全身に回っていたようだな。
    おめーらにとって「自己嫌悪」がどんなに苦しいかは知っている」
ワムウ「!」
JOJO「もう応援することはできねえが、おれの"GJレス"でせめて痛みを和らげて『完』と書き込みな!」
ワムウ「きさまッ!このワムウに…生き恥をかかせる気か、やめろ!
    敵からの情けなどいらぬッ!」
JOJO「情け?今おまえは情けといったのか。なら、なぜおまえはシーザーのSSとM∀Dをこの部屋に残しておいたんだ?
    情けからか?」
ワムウ「それは、あの男が……誇り高き職人だった…からだ!戦士への敬意のためだ!   はっ!」
JOJO「"まさかJOJOきさま"と驚く」
ワムウ「まさかッ!JOJO!きさま!」
JOJO「そうさ!ワムウ!戦いは戦いで別。シーザーの別れの哀しみは哀しみで別……。
    おれもなぜかあんたに対して敬意をはらいたくなったのさ………このレスはあんたへの「敬意」なんだ……」
ワムウ「フフ…完敗だよ。JOJO、どうやらおまえは、おれより職人として高みに立ったようだな…。
    シーザーにも言ったが、決してセンチになったからではない。
    このワムウにとって読み手の感想だけが真理!
    クロスSSだけが正義であり友情……その自分自身の掟に従っただけのことだ………JOJO。
    このワムウ…今までの二次創作人生。【(´゚ω゚):;*.':;ブッ 】などどうでもよかったのだ。
    この「掟」さえつらぬいて朽ち果てれればな…。
    さあ新しい"リリカルなのはクロスSSスレ"を立ててくれ。おれが出版社に出かけちわないうちに」
JOJO「わかるのか……」
ワムウ「触覚(職人センサー)も目も言葉もいらない……伝わるよ…動作だけで充分だ」


167 :『カオスJOJO最終話 風にかえる職人』 :2007/08/11(土) 02:03:12 ID:tbco3Uqv
  ズキュン

ワムウ「悔いはない…………心からおまえの成長が見れてよかったと思うよ。
    おれはおまえに出逢うために一万年と二千年ものあいださまよっていたのかもしれぬ。
    さら……ば…だ…!!
    JO……JO……」

  ヒュウーーーウ

  ワムウはスーパー○ッシュ小説新人大賞に応募しに郵便局まで行った―――
  JOJOが無意識のうちにとっていたのは「敬礼」の姿であった―――
  涙は流さなかったが、無言のSS職人の詩があった―――
  奇妙な友情があった―――

  カーズの脳裏に過去の出来事がよぎる。

「ワムウ、この『とらいあんぐるハート』というゲームでクロスSSを書くのだ!」
「し…しかしカーズ様。お言葉ですが、これは大きいお友達向けでございまする」
「大きいお友達向き!そうだ…だからなおさら『暁!男塾』『スプリガン』『カプコン VS SNK』とクロスせねばならぬ。
 大きいお友達向け作品はTVアニメとなったら強大な天敵となるやもしれぬ!
 エ○ゲーは、あっという間にメディアミックスする!」
「うう……………」
「できぬのかワムウ!…そうか。おまえにできぬというのならば、では見本を見せてやろう。
    こうやるのだワムウーッ!」

   《 魔法戦士リリカル某 第二話後編 その2 》


カーズ「ワムウ!やつは二次創作職人としてあまりに純粋すぎた!それが弱さにつながったのだ!!
    残るはこのカーズ独りか……だが頂点に立つ職人は常にひとり!」


 〈 おれたちの戦いはこれからだ! ――完―― 〉

168 :リリカル犬狼伝説:2007/08/11(土) 02:32:00 ID:tbco3Uqv
ふぅ〜。はじめて【完】と書き込んだSSを載せれた〜。でも意外とたいしたことなかったな
というわけで「リリカルなのはクロスSSそのものをネタにした訳のわからんカオスなJOJO的SS」を書き込ませていただきました!
お目汚ししてしまいましたら、ほんとうにすみません。
ホラ、「書き込んだ」なら使ってもいいって言うじゃありませんか!!
……だから、ひと思いに「右」で許してくれませんか?

>リリカルなのはBsts
あいかわらずキャラの特徴を踏まえた見事な融合具合ですばらしいです!

>>リリカルなのはBsts
>この成分で巨大化するのは暴走族だろ
ちょwそのネタ知ってる貴方はwww

>>37
ほのぼの展開がGJです!

>>マスカレード
GJ!
あ〜それにしても最近電王がリアルタイムで見れない〜orz


>>ARMSクロス『シルバー』
砲撃戦で終るかと思いきや、しっかりARMSの特性を生かした接近戦に脱帽!
そして、COOLなシルバーに惚れる。
これから自分の言う事は、暴言であるとおもいますが、あえて言わせていただきます!!
う夢のカップリングしてしまえッッ!!
どうせフェイト、ナカジマ姉妹にカップリングできそうな男性キャラ出なさそうだし……orz
あ、あと高速戦闘サイボーグの高速機動隊は漢の浪漫!
なにい?やられ役?だから浪漫じゃないか!!
>>94
禿同!あれは外道を通り過ぎて爽快感さえもあった。

>>リリカル絢爛舞踏祭
なんというアンニュイ感w

>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー
仮面ライダー魂を片手に読むと気分倍増w!

>>156
ま〜マトモにクロスするとそうなっちゃうでしょうw
この不条理もまた一つの真実

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 02:47:19 ID:CoFuH912
すまんエイリアン2見てたら感想が遅れた
GJw
爆笑させてもらいましたぜ

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 04:47:46 ID:MvUlBF0Q
>ARMSクロス
シルバー兄さん、覚悟完了後だけあってテラカッコヨス
完全形態発動したらさすがの6課も腰抜かしそうだな。
なのはたちが見たことあるのはやっぱりバイオレット?

どうでもいいが、アドバンストARMS勢揃いしてたら武装局員どころか6課でも返り討ちにあいそうな……

171 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 05:51:29 ID:k60pr0lt
テストもかねて、続き投下してみます。

172 :・・・ォ・、ハ、ホ、マStrikerS」ォ△テ讌鬣、・タゥ`:2007/08/11(土) 05:53:23 ID:k60pr0lt
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173 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 05:56:08 ID:k60pr0lt
駄目ですね…
wordに何か問題があるのかな?
なぜなんだろう?
まさかゴルゴムの仕業?
いずれにしても今日四話を一から書き直さなくては…

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 06:12:44 ID:FrkccTBR
送信コードがEUCになってるっぽいな


175 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 06:41:03 ID:k60pr0lt
何度もすみませんが、念のため、もう一回だけテストしてみます
これで駄目だったら…あきらめるっス…


176 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 06:42:45 ID:k60pr0lt
?「中々やるなぁ女、貴様は俺のアリジゴクで、直々に殺してやる!死ねぇ!!」

リンディの足元に巨大な流砂が現れる。
その流砂はリンディを飲み込もうと物凄い吸引力で彼女を引き寄せる。

リンディ「きゃ…きゃあぁぁぁあ!!」

リンディは流砂に引き込まれていく。
飛んで脱出するにしても、体の半分が砂に埋まっており、翼は開けても飛び立つ事が出来ない。
そしてもがけばもがくほど、彼女の体は流砂に引き込まれていくのだった。

リンディ「た…助けて!…誰か…助けて!!」

リンディは必死に誰かに助けを求める。
だが誰も居ないことはさっき確認したばかりであるという事を彼女は思い出した。
ましてやこんな流砂の中まで助けに来てくれるような人間などそう簡単には居ないだろう。
そして彼女の体は段々砂の中に埋まっていった。

リンディ「あたし…死んじゃうのかな?もっと…やりたいことあったんだけどな…
…こんな死に方嫌だ…誰か助けて…」

その時、一本のロープが彼女の手元に現れた。
そしてそれと同時に上の方から男の声が聞こえる。

?「それにつかまるんだ!!俺が引き上げてやる!!」
リンディ「!?」

リンディは頭上を見上げた。
すると頭上には一人の青年が彼女に向けてロープを垂らしている。

リンディ「貴方…一体誰よ!?」
青年「いいから早くつかまれ!死にたいのか!?」
リンディ「え!?」
青年「早くしろ!!」
リンディ「う…うん!」

リンディはロープをしっかりと握る。

青年「よし!」

青年は物凄い力でロープを引っ張り、リンディを流砂から引き上げ、救出した。

青年「はぁ…はぁ…大丈夫か?」
リンディ「はぁ…はぁ…ありがとう…それにして、貴方力持ちね。」
青年「ハッハッハ、君の方が凄いじゃないか、なにせ、空を飛べるんだからな。」
リンディ「!?」

177 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 06:45:16 ID:k60pr0lt
リンディはそれを聞いた瞬間、顔が真っ赤になるほど驚いた。

リンディ「み…見ていたの!?」
青年「ああ、君が川を飛んで渡る所から、変な攻撃で戦闘員を蹴散らす所まで全て、岩陰で見ていたよ。」
リンディ「だ…誰にも言わないで!お願い!」
青年「分かっているさ。その代わり、俺にだけは教えてくれないか?」
リンディ「え?」
青年「君がなぜそんな力を持っているのか、そして、なぜショッカーと戦っていたのかを…」
リンディ「…良いわ、命の恩人だしね。それに貴方、優しい人だもの。」
青年「ハッハッハ、嬉しいことを言ってくれるな。」
リンディ「その代わり、あたしにも教えて。貴方が誰で、何の目的でここにいて、あいつらが何者なのかを…」
青年「…後で後悔する事になるかもしれんが、良いのか?」
リンディ「構わないわ。」

青年はリンディの目を見つめる。

リンディ「な…何よ?」
青年「本当に…覚悟はあるのか?」
リンディ「あ…あるわよ。」
青年「…分かった、君にもショッカーの事を話そう。俺は本郷猛、君は?」
リンディ「リ…リンディよ。」
本郷「リンディか…綺麗な名前だな。」
リンディ「あ…ありがとう。」
本郷「じゃあ、まず君から話してくれ。」
リンディ「分かったわ…」

リンディは本郷に全てを教えた。
この世には地球の他に様々な異世界があるということ。
その様々な世界を守る為、ミッドチルダという世界に時空管理局という魔法使い達の組織があるということ。
自分もその組織のエリート魔導士であること。
そして世界には星一つ滅ぼすほど強力な力を持つものも存在するといわれている遺失物「ロストロギア」というものが安全なものから危険なものまでいくつも存在しているということ。
そして、自分はそのロストロギアの確保のために地球を訪れたこと。
先ほど襲ってきた黒ずくめの集団が、この死神山に眠っている「ローマの秘宝」というロストロギアを発見するために送られた管理局の調査隊を殺し、それを探すために送られてきた捜索隊も殺してしまったということ…
全てを包み隠さず話した。

本郷「うーむ…」
リンディ「信じて、貰えるかしら?」
本郷「簡単には信じられない…だが、世界中には突拍子もない大災害が起きたというケースがいくつも確認されている。
その大災害もそのロストロギアのせいだとしたら、全て説明がつく。
それに、昔絵本で呼んだものとは違うが、君は間違いなく魔法使いだしな。
俺は君を信じるよ。」
リンディ「ありがとう、猛さん。」
本郷「さて、次は俺の番が…」

次は本郷がリンディに全てを話す。
今この世界の裏にはショッカーという悪魔の組織があること。
ショッカーの目的は地球人類全てを皆殺しにし、世界征服をするということ。
自分はそのショッカーを叩くために戦っているということ。
この死神山では二週間ほど前から行方不明事件が多発しているということ。
そして自分はショッカーが何かを企んでいると読み、この死神山に来たということを…

178 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 06:46:39 ID:k60pr0lt
リンディ「ミッドから調査隊が到着する前からそんなことが…」
本郷「成程、おそらく君達がここにローマの秘宝があるということを知っていたように、ショッカーもこの山に秘宝があるということを知ったんだ。
そして、ショッカーに出くわした時空管理局とやらの調査隊と、その捜索に来た者達は殺された…と言うわけか…
しかし…あの秘宝が実在していたとは…驚いたな。あれは単に御伽噺の類の物だと思っていたが…」
リンディ「それがロストロギアよ。どこかの物語にしか登場しないような代物が、他にも沢山あるわ。」
本郷「ホウ…興味深いな。一度、じっくり見てみたいものだな。」
リンディ「機会があったらね。でも、そのショッカーって奴らは、あの秘宝を爆弾として使うつもりなのかしら?」
本郷「爆弾?」
リンディ「ローマの秘宝には、とてつもない量のエネルギーが凝縮されているの。
爆発させれば、都市の一つや二つが吹き飛ぶほど強力な爆弾になるって言うことが、最近管理局内で解明されたの。」
本郷「そうか…」
リンディ「だからきっと奴ら、ローマの秘宝を爆弾代わりにしようと…」
本郷「いや…違うな。」
リンディ「え?」
本郷「奴らは秘宝の内部のエネルギーを原動力に使い、最新兵器を作るつもりだ。」
リンディ「なぜそんなことが言えるの?確証はあるの?」
本郷「奴らは都市の一つや二つで満足するような奴らではない。
利用するものは最大限に利用し、より多くの人間の命を奪おうと考えるのが奴らだ。
俺にはそれが分かる…!」
リンディ「…」

リンディはこの時、本郷猛の優しさの裏に隠れた強大な憎しみを感じ取った。

本郷「…すまんな、少し熱くなってしまった…」
リンディ「いえ…大丈夫よ。(この人一体なぜこれほどの憎しみを隠しているかしら?)」
本郷「…先に進みたいが、もうすぐ日が暮れるな。ショッカーの奴らが夜の闇にまぎれて奇襲してくる可能性も十分に考えられる。
今夜はここで野宿だ。」
リンディ「え!?」
本郷「どうした?」
リンディ「いや…あの…その…」

リンディは赤面しながらキョロキョロと両目を左右に動かす。

179 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 06:49:47 ID:k60pr0lt
本郷「…ああ、そういうことか。」
リンディ「!?」

本郷はそれが何を意味しているか悟った(流石は知能指数600)

本郷「…君は俺が夜這いをするような男に見えるのか?…だとしたら少し心外だな」
リンディ「べ…別に猛さんを疑っているわけじゃないんです!けど…あたし、子供にしては結構胸も大きいし、スタイルも良いし、それに顔も美人だから、その…やっぱり心配で…」
本郷「(普通自分では言わないと思うが…)どうしても心配なら、俺が張ったテントの中で寝れば良い。
俺は外で寝るから、安心しろ。」

本郷は親指で自分の後方を指す。
そこには確かにオレンジ色のテントがあった。

リンディ「…中にカメラが仕込んであったりしませんか?」
本郷「しない。」
リンディ「あたしが寝た頃にテントに乗り込んで、無理矢理なんてこと…」
本郷「…君は本当に俺を信用しているのか?」
リンディ「し…してますよ!!でも…ほんとに…目が覚めたら純潔を失っていたなんてことになんて…なりませんよね?」
本郷「そろそろ怒りたくなってきたんだが…」
リンディ「ほ…ほんとに何もしないですか?」
本郷「ああ、神に誓う。」
リンディ「わ…分かりました。」

二人は長い討論(?)を終え、ここで野宿をすることに決める。

本郷「では改めて…」


本郷は右手をリンディに差し出す。

本郷「よろしく頼むぞ。」
リンディ「こちらこそ。」

リンディも猛の右手を握り、二人は握手を交わす。
だがこの出会いが、リンディの長い戦いの始まりを告げるものであるということに、彼女はまだ気付いていなかった。

(アイキャッチ 旧1号編)

180 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 06:52:22 ID:k60pr0lt
できたぞおぉぉぉぉぉぉお!!(by宮内洋)
一事はホントどうなることかと思いました…
無事に済んで本当に良かったっス…
皆さんこんな昭和作品の如く(ファンの方すみません)めちゃくちゃな文章ですができれば感想を…

181 :リリカルなのはBsts:2007/08/11(土) 07:40:09 ID:Hqrxop/c
GJ!リンディさんテラカワユスー!

たしかに藤岡弘、は夜ばいをするキャラには見えないwww

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 08:33:41 ID:3bJmxPiL
なんか一晩明かしとるやん…
文字化けとはかくも恐ろしいものなのかw!
しかしめげない精神とかぁいいリンディさんに最大級のGJを!

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 08:36:19 ID:Zxenjoxq
そういや、この数日まとめサイトが更新されてないな

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 08:41:42 ID:agc+1Oth
>>170
マッドハッター完全体はブリューナクの槍の発射制限がないからな、撃ちまくりんぐ。
あの超高熱形態の方はあんまとらんほうがいいけど。
思いっきりなのは達と価値観が違うシルバーがどんな波瀾を巻き起こすか楽しみだ。
デバイス渡して非殺傷設定を使えるようにさせとかないと、ルーテシア組もスカ一味も皆殺しにしそうだぜ。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 08:42:45 ID:3bJmxPiL
投下ペースが早かったから…いや、いつもこんなもんか?
前にエロパロの方でも同様の事態があったけど

186 :なのはStS+φ’s正伝 ◆doxxn25Md. :2007/08/11(土) 08:52:56 ID:Ka1etbhZ
>>183
きっと忙しいのでしょう、それとも妹さんにまた取られちゃったのでしょうか

>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダーさん
文字化けとは・・・初めてみましたよ、びっくりしながらも大変GJです
しかしこれまた壮大な物語になりそう・・・文字通り世界規模以上のことに

改めて自分の話を見返すと地味でスケール小さいなぁ……と時々悩んだりします
そういう話だから仕方ないといえばそれまでなんですがorz
あと皆さんみたいにちょっとトリップのテストしてみようと思います、どうかな?

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 09:08:41 ID:Zxenjoxq
>186
俺も忙しいんだと思ってる。
ただ、いつもみたいに生存報告がないから心配になってしまって

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 09:58:47 ID:q6ZoSbGZ
シルバー兄さんの特訓はまずは亜音速サイボーグをボコにする所から始められます。

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 11:28:54 ID:xBrnCaew
こう言うのはどうだろう。

『虚無の翼四十八世号』としてグラーフ船長に徴用され、沈むアースラ。

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 11:58:39 ID:Zxenjoxq
沈むこと決定済みですか

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 12:04:43 ID:2uwfmKFA
沈まない翼号はただの号だ

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 12:21:16 ID:tuIpVugR
>>170
アドバンスト勢ぞろいって近距離から遠距離までこなすシルバーに、
幻惑+全方位攻撃のバイオレット姉さん、空間転移の遊撃にして防御不可能攻撃の
グリーン、とどめになんでも吸収防御するブラック兄さん。
ブラック兄さんを先頭にして陣形組んだら無敵じゃね?

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 12:25:44 ID:3bJmxPiL
こんなのは

十二話より

レジアス「オーリス。近く、お前が直接査察に入れ。一つでも失態や問題を見つけたら、即座に部隊長の送か……ぐぅっ!!」
オーリス「中将!? どうなさいました、中将!!」
レジアス「………」
オーリス「中将!レジアス中将ーーーっ!!」

機動六課隊舎

???「私の、勝ちやな…ふふ…」
リィン「あれ…?はやてちゃん、何で夜天の書に人の名前を書いてるです?」
はやて「ん? 実はな…夜天の書に名前を書かれた人間はな…?」
リィン「どうなるです?」
はやて「ふふふ…秘密や♪」
リィン「えぇっ!ズルいですよぉっ、そこまで言っておいて! 教えてくださいです〜!」

夜天の書・表紙裏

HOW TO USE…


何かいい加減な上にクロスしてねぇw…スレ汚しスマソ

194 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/11(土) 12:54:04 ID:b40D/Ic9
>>186
φ’s正伝は文句ナシに面白いと思いますよ。
自分の作品みたいにスケールは大きいっちゃ大きいけどバトル描写単純だったり
ギャグが寒かったりするのもありますしw
…いやマジで。
二十一話まで書いてきましたけどいい加減もう少し進歩しなきゃダメでしょうなあ…。
特にバトル描写。

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 12:59:23 ID:AgzvHdls
>>192
そもブラック兄さん一人いれば機動六課なぞ物の数ではない件
グリーンもスペックでは十分だが、精神面に問題が。後再生速度が紫と緑は銀や黒、赤に劣るらしいし。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 13:19:20 ID:cApb/vE9
ここまで読んでいると、グリーンさんも登場させて救ってやってほしいと思う。
彼にはグランドキャニオンの一件があるので、思いっきり罪悪感に悩んで欲しいとも思うが……。


あ、あとコウ・カルナギも忘れないでくださいね〜 ノシ

197 :リリカル龍騎@携帯:2007/08/11(土) 13:42:49 ID:CW9gARw1
>>187
あー・・・別に忙しいわけでは無いんです。例によって愚妹に持っていかれてるだけで
ただ、生存報告程度のことでスレ汚すのも申し訳ないと思っただけですから・・・

多分早くても更新は明日になると思いますので、それまでお待ちをば・・・

そして職人の皆様方に惜しみ無きGJを!

198 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/11(土) 15:20:54 ID:b40D/Ic9
>>197
スレ汚しだなんてそんなこと無いと思いますよ。

全然関係無いけどトランスフォーマーの中でもテレビ放映されなかったから
マイナーだと言われるZだけど「うわあああああ!来るなあああああ!」と叫んで逃げる敵を
縦に真っ二つにぶった切るサイバトロン破壊大帝こと
ダイアトラスはなのはさんと仲良くなれそうな気がするんだ。

199 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/11(土) 16:27:30 ID:HJZXyJs8
ふぅ、ガオガイガークロスの続き完成〜
投下しても良いかなぁ?

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:30:22 ID:6Q/T6yVl
>>199
待ってました!
投下よこい!

201 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/11(土) 16:33:13 ID:HJZXyJs8
 勇者王リリカルガオガイガー THE MYTHOLOGY

 第一話「魔法使いの国」

 ◆新暦74年10月頃

 三重連太陽系のある次元世界から脱出したクラウディアと、脱出艦クシナダと機動部隊の勇者ロボたちを乗せたジェイアーク。
 次元空間を移動する中でクロノ・ハラオウン提督は、これから行く場所の説明と何故自分たちが助けに来られたかをGGGのメンバーへ説明を始めた。
『これから行く場所は我々、次元航行部隊に所属している者の本部“時空管理局本局”。多くの次元空間航行艦船が停泊している場所さ。
そこでは、一度あなた達の身体検査や船内の調査などを行います」
 時空管理局それも、その本部に見知らぬ者を受け入れる際は身体検査などをするのは当然であろう。
「組織人として当然の行為です。未知の技術を持つ者に対して、調査をするのは当然ですよ。我々は、その行為を受け入れます。
それと、こちらの願いなのですが、怪我人が4人います。そちらの医療機関での治療をお願いしたいのだが、よろしいだろうか」
 大河長官はGGGの隊員である獅子王凱機動隊長と卯都木命機動部隊主任オペレーター、そしてフランス対特殊犯罪組織・シャッセールの
捜査官ルネ・カーディフ・獅子王、三重連太陽系にあった赤の星最強のサイボーグ戦士ソルダート・J−002の4人の治療をクロノへ願い出た。
『了解しました。こちらから本局へ連絡を入れておきます』
 クロノの答えに「ありがとう」と答える大河長官。
『いいえ、お礼を言いたいのはこちらですよ。我々が、あの次元世界へ行った理由がロストロギア・パスキューマシンの回収だったんですから』
 そう、滅びた筈の次元世界が突如再生した事に危惧を感じた時空管理局の上層部はクロノ提督率いるクラウディアへ調査及びロストロギアの
回収へ当たらせたのだ。
『着いて調べては見たのですが、ソール11遊星主というロストロギア・パスキューマシン所有者に接触した際に話はしたのですが一方的に断られ更に
攻撃を受けましてね…一緒に同行していた武装隊と共に何とか抵抗はしたものの、こちらに怪我人が多く出ましてね。
撤退し、彼らの動向を見守ることになったんですよ」
 聞いていた大河長官たちGGG主要メンバーがクロノの話から分かったことは、自分たちより先に来ていたが逆に返り討ちに会っていたと言うことだ。
『そして、待機中に君たちが着た。接触してみようと考えたんだが、彼ら遊星主に目を付けられていたため通信を入れられなかったんだ…すまない』
「いや、あの状況では我々も君たちの通信に出られたかは分からない」
 そう、パレッス粒子によって完全に無力化されソール11遊星主との決戦まで正常な精神では無かったためだ。
『そうだったのか…まぁそれで、君たちがソール11遊星主に打ち勝ったところで、この次元世界が消滅し始めたのを察知して今に至る。と言うわけです』
 クロノの説明が終わったところで、今まで航行していた空間から巨大なオービットベースに似た構造物がそこにあった。
「あの構造物は…」
『あれが我々の本部、時空管理局本局です』
 形状としては6方向に種型のものが延びている1つの街を内に持つ巨大な艦である。



202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 16:33:37 ID:+lhhmQX8
亜音速サイボーグ倒すには、同じように亜音速で動くか
猛ぐらいの反射神経か、水の心を習得しないと無理じゃないか?

203 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/11(土) 16:34:50 ID:HJZXyJs8

 ドッグに通されたジェイアークは、牽引され固定される。
 ジェイアークの上に固定されていた脱出艇クシナダには、通路が通される。
 クロノからの通達に従ってクシナダのエアロックを解除し、時空管理局の女性監察官と護衛達を通し身体検査と艦内部の調査が始まった。
 護衛の者だと思われる人々は、先端がU字に水色の宝玉のような丸い宝石を付けた杖を持ったままクシナダの搭乗員のボディチェックをし、
監察官は、クシナダのコンピュータのチェックや医療機器などチェックし危険な装置が無いか調べている。
 調査は20分ほどで終わり、危険が無い事が分りGGGの隊員たちを時空管理局本局へと案内する監察官。
「あなた達の調査結果は白です。ようこそ、時空管理局へ」
「お世話になります」
 握手を交わす監察官と大河長官。
 そして、メディカルカプセルで眠る凱とマニージマシンで生命維持を続ける命を医療施設へと運び入れを始めた。
 更に、ルネとソルダートJのサイボーグ戦士もある施設へ連れて行くことになった。
「彼らの傷は、我々の技術が無ければ直す事は…」
 二人だけを連れて行く雰囲気だったため、口渋る雷牙博士に監察官が笑顔で答える。
「我々も、その手の技術は心得がありますのでご心配無く。なら、その方々の専属スタッフがいましたらご同行して下さい」
 監察官の提案に渋々了承した大河長官は、雷牙博士とスワン・ホワイトが同行することになる。

 本局の中へ通されたGGGの隊員たちは、中央センターのある区画に通されると、そこにある憩い場と思われる場所で待機するように言われる。
 そして、10分ほど待って居るとクロノ提督が顔を出しに現れた。
「実際会うのは初めてですね。僕の名前はクロノ・ハラオウンです。クラウディアの艦長をやっています。階級は提督です」
「初めまして。私の名前は大河幸太郎。地球防衛組織GGGの長官兼宇宙開発公団の総裁を務めています。その歳で提督とは、すごいですな」
「以前から次元航行艦に乗って居ましたので、それを買われただけですよ。時空管理局は、人手不足な組織ですから」
 いやまいったなぁと言う感じに頭をかくクロノに好印象を持った大河長官は、一つ質問を投げかけた。これからの自分たちのことだ。
「一つ質問をしてもよろしいかね?」
「はい、どうぞ」
「我々は、地球へ帰られるのだろうか?」
 その質問に悩むクロノ。
「お返ししたいのは山々なのですが、あなた達が知っている地球と、自分が知りえる地球との接点が無いような気がして…」
 クロノの答えに驚くGGG隊員一同。
「何故、そう言いきれるのかね?クロノ提督」
「あなたが言うGGGと言う組織も、宇宙開発公団って団体も僕が知る限り、地球には無いものです…あなた方が持つ力など今の地球には無いです」
 その話で彼の知っている地球とGGG隊員たちの知る地球がまったく違う世界であると言うことが分かった。
「僕の判断ですが、あなた達の知る地球と僕の知る地球は違う次元世界と言うことだと思います。今から、その次元世界の位置を調べて見ますが、
時間がかかるかと思われます」
 クロノの言葉に肩を落とすGGG隊員たち。
 そんな中、気落ちせず皆を励ます男が居た。
「何を落ち込んでいるんだぁ?本当は三重連太陽系から脱出不可能だったのに助かったんだ!それに、GGG憲章第五条一二五項GGG隊員は、
いかに困難な状況に陥いろうとも、決して諦めてはならない。そう、諦めずに進んで行けばきっと道は開ける!俺達の持つガッツでな!」
 まったく諦めていない火麻激GGG作戦参謀総長の言葉に、諦め気味だった皆の顔に生気が戻ってくる。
 火麻のガッツに「それでこそ、勇気ある者の一人だ」と彼に聞こえない程度に言う大河。
「皆さんの今後なのですが、管理局側で次元漂流者というカテゴリーでお預かりします。あなた方の居た次元世界を発見できれば、
直ぐにでもお返しします」
 クロノの提案を聞き、腕を組み考えていた大河は、ある提案を投げかけた。
「あなたの施しは嬉しいのですが、我々GGG隊員は何もせず保護されるのは勇気ある者…いや、大人として許せないのです。
我々に出来る事、例えば災害救助や捜査の手伝いに協力などやらせてもらいたい」
 大河長官の思いに賛同したGGG隊員たちは一同首を縦に振り、自分たちも同じ気持ちだとクロノへと伝える。
「はぁ、分かりました。あなた方が就ける仕事があるかどうか調べて見ます。あぁ、あとで健康診断があるので受けて下さいね」
 こうして、GGG隊員たちは時空管理局へ再就職する道を作り出したのだった。


204 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/11(土) 16:36:55 ID:HJZXyJs8

 聖王協会の騎士・カリムとの対談が終わった八神はやては、護衛役を買って出たシャマルとザフィーラと共に帰路に着こうとしていたところ、
クロノからの連絡を受けていた。
『突然連絡を入れてすまない。そこにシャマルさんは居るかな?』
「居るけど、どないしたん?」
『シャマルさんの回復魔法の力が必要な患者が居るんだ。かなりの重症患者で、身体機能を補助してくれれば何とか成るかも知れない。
本局の医療施設で二人患者が居るんだ。今から来れないか?』
 クロノの必至さが伝わったのか、はやてはシャマルに事情を話し一緒に時空管理局本局へ行くようにお願いする。
「はやてちゃんとクロノ君のお願いなら何でも聞いちゃいますよ!」
 シャマルの了承を得た事をクロノへ伝えるはやて。
「了解や。シャマルもOKみたいやし、これからそっちへ行くわ」
 こうして、GGGと初接触をする八神はやて二等陸佐とシャマルとザフィーラ。

 急いで時空管理局本局へ訪れた八神はやてとシャマルとザフィーラは、出迎えてくれたクロノ・ハラオウンと共に医療施設へ向かう。
「クロノ提督。そんで、どんな方なんや?そのシャマルの力が必要な患者って」
「それが、まだ会ったことが無いんだ…一人は獅子王凱って男性と、もう一人は兎都木命と言う女性だ。二人とも、意識が無いらしい…」
 患者の状況を聞きながら歩いていると医療施設へ着く。
「クロノ・ハラオウンと同行者3名入ります」
 そう言うと、ドアを開け医療施設に入る4名。
 クロノ達の目線の先には、ガラス越しにベッドで眠る長髪の男性と、椅子に座った状態で多数のチューブに繋がれた肌の色が悪い女性が居た。
 そして、そんな彼らを見つめる長身な男性とモヒカンヘアーの筋肉質な男性が居る。
 ドアが開いた事に気付き男性二人は後ろを振り向き、入ってきた3人と1匹の姿を見て近づいてくる。
「お待ちしてましたよ、クロノ提督」
「まってたぜぇ!魔法って奴で、凱たちを回復してくれるんだってなぁ」
 二人の男性のお出迎えに若干引き気味な表情をするはやて達。
「(すごく暑苦しそうな人やね、クロノ君)」
「(でも、良い人たちだよ)」
 念話で会話をするはやてとクロノ。
「自己紹介をしておきましょう。初めて会う人もいますし」
「そうですな。では、私から」
 クロノの案に大河は、自分から自己紹介を始めた。
「私の名前は大河幸太郎。クロノ提督に命を救われた者です。地球出身で、Gutsy Galaxy Guard(ガッツィ・ギャラクシー・ガード)略してGGGと言う
地球防衛隊の長官をやっている者です」
 続いて挨拶する火麻。
「俺の名は火麻激ってんだ。GGGでは、作戦参謀総長って役職をやってるぜ!以後よろしくな!」
 地球しかも日本人の方だった事に驚く八神はやてとシャマルとザフィーラ。


205 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/11(土) 16:38:58 ID:HJZXyJs8
「お二人とも日本人なんやなぁ。でも、GGGって聞いたこと無い単語や。ん〜やっぱり思い出せん」
 はやてが考え込むのを見て、やっぱりかと言う風な表情に成るGGGの二人。
「やはり、君が知っている地球と我々の住んでいた地球は違う物の様だね」
 大河は自分たちが違う次元世界の地球出身であり、地球を滅ぼそうとした宇宙人と戦った影響で今の状況に陥ったことを説明した。
「ふむふむ、そうだったんですかぁ。でも、必ず元の世界へ帰れますよ!時空管理局の技術力は凄いですから!」
 シャマルも大きく頷き、守護獣で狼状態のザフィーラも頷いている。
「綺麗なお譲さんのお墨付きなら心配要らないな」
「あはは、御世辞がお上手ですねぇ大河さんは」
 頬を赤く染めながら後頭部を?くはやて。
「あ、自己紹介がまだやったね。私の名前は八神はやて。本局地上部隊に勤務中です。そして、こっちがシャマル。そんで、こっちがザフィーラや」
「シャマルです」
「…ザフィーラだ」
 金髪で制服を着た女性がシャマル、そして…
「犬が…」
「しゃべりやがった」
 大河も火麻も驚いた表情でザフィーラを見つめる。
「犬では無い。守護獣だ」
 はやてからの説明で何とか納得する二人。
 自己紹介が終わり、無菌室へ入る八神はやてとシャマル。
二人とも無菌室に入る際に、騎士甲冑を装着し無菌状態にして入室した。
 彼女たちの変身に驚くGGGの二人。
「魔法か…実際に見ると凄いものだ」
「あぁ、半信半疑だったけどよ。目の前で見ちまったら信じるぜ」
 二人が話している間に、はやてとシャマルは凱と命の横に立つ。
「…凄い傷や。こっちの女性も体中ボロボロや…シャマル、何とか成りそうか?」
「どうでしょう…私の癒しの風は体力魔力回復と、負傷治療です。なのはちゃんたちを回復させた時は、少々の怪我でしたから…
この方たちの負傷度は、その比じゃ無いけど…でも、やってみます」
 クラールヴィントをリンゲフォルムへ形態変化させたシャマルは、クラールヴィントに口づけをして魔法を発動させる。
「お願いね、クラールヴィント」
『Ja(はい)』
 シャマルの足下から広がる緑色のベルカ式魔法陣。
「静かなる風よ、癒しの恵みを運んで」
 シャマルの周囲を包む緑色の葉に似た発光物が、周囲に居る者の傷を癒して行く。
 癒しの恵みが凱と命を包みこんでいく。
 凱の傷ついた身体に染み込んでいく癒しの魔力が、彼の傷を癒すも目覚める気配が無い。
 そして、命の方も肌の色の血色は良くなったように見えるが宇宙空間に生身で出た事が尾を引いているのか目を覚まさない。
「ごめん、はやてちゃん。私の力じゃ、ここまでが限界…」
「シャマルが謝ることじゃないよ。でも、救える命は救いたい…私は」
 眠り続ける凱の左手を触るはやて。
“皆に助けてもらった今ある命を、人を助けるために使いたいって決めたのに”
 その時、奇跡が起こった。
 彼女が触った凱の左手には生機融合を果たしたGストーンがあり、そこに八神はやての魔力が反応し彼女の魔力を取り込み始めたのだ。
 無菌室を緑色と白色の可視光線が充満する。
「これは!?」
 突然の光に驚きながら、その眩しさに手で顔を覆うクロノと大河と火麻、そしてザフィーラ。

 光が納まった無菌室では、床に倒れ伏した八神はやてと、その彼女を介抱するシャマルの姿があった。
「はやてちゃん!しっかりして」
 必死に主を起こそうとするシャマルだったが、はやてが直ぐ意識を取り戻し「おはよ」と答えたのを見てホッとする。
「ちょいと、魔力が吸われた影響で意識が飛んでしもうたんや…あ、二人の容態は…なんやこれ!?」
 はやてが見た光景は、目を疑うモノだった。
 先程まで生死の境にいた男性と女性が緑色のオーラに包まれているのだ。
「この光は、Gストーンの輝きか!」
「ってことは!」
 期待に胸を踊らす大河と火麻の二人。
 この光の意味を彼らは知っているのだ。
 勇者が復活する事を暗示する輝きだから。


206 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/11(土) 16:41:09 ID:HJZXyJs8

 一方、メンテナンスルームでソルダートJとルネ・治療と修理を同時に行っている監察官を担当していた技術官のマリエル・アテンザは、
雷牙博士とスワンの技術に驚いていた。
「お二人とも凄いですねぇ。直ぐにこちらの技術に慣れるなんて」
「なぁ〜に、技術体系が、ワシ等が使っていた物と似たようなモンじゃからのぉ、すぐに慣れたわい」
「雷牙博士には及びませんが、何とか成れてきたデェース」
 そんな3人でも、傷つき倒れたサイボーグ戦士を回復させるには至っていなかった。
「ふむ、ルネの損傷が一番不味いのぉ…Gストーンでの生命維持が徐々に落ちておる…急がねば」
 不完全なサイボーグのルネにとって、メガフュージョンによるダメージと、ソール11遊星主の攻撃は
想像を絶する蓄積ダメージをルネへと与えていたのだ。
 ソルダートJも、戦いによってJジュエルによる生命維持機能が低下しており危険な状態だった。
「こちら側の戦闘機人のデータを使ってみたけど、この子たちの身体のデータに合うかどうか…」
「十分役立ってるよ、マリーちゃん。あとは、ルネとソルダートJの頑張り次第じゃ…」
 やるべき事はした。Gストーンのアジャストを行ってみたが、身体自体に多大なダメージを受けたルネには効果が薄く、
あとは彼女自身の頑張りしかなかった。
 その時、ルネのGストーンが凄まじい輝きを放ち始めたのだ。
 緑色の可視光線がメンテナンスルームを包みこむ。
 輝きが納まると、そこには目覚めたルネがいた。
「…ここは?」
「おお!ルネェェェ!!心配したんじゃぞぉぉぉ!」
 泣きながら抱きついてくる親父に、テレながらも一喝するルネ。
「私に抱きつくと火傷するよ。それより、Jの容態は?」
 彼女が横を振り向くと、同じくメンテナンスカプセルに入った状態のソルダートJが居た。傷付いたままの姿がそこにいた。
「何で、何であいつが起きてないんだ!?」
 傷ついた身体で立ち上がったルネは、Jが眠るカプセルの横まで歩いて行く。
 その足取りは、いつ倒れてもおかしくない程衰弱した歩き方だった。
「ルネ、無茶はいかん」
「うるさいよ、じじい!あいつは、私と似ているんだ…だから、このまま死んじまったら嫌なんだ!」
 頬を伝う涙を見た雷牙博士は、彼女を掴もうとした手を止め見守ることにした。
「J…何やってるんだよ。アンタは、赤の星で最強の戦士だったんだろう…だったら」
 彼の傷ついた左手をGストーンが付けられている右腕で掴むルネ。
「生き抜いてみろよ!私と一緒に!!」
 その時、彼女のGストーンが輝きだし、それに合わせてJジュエルも赤き輝きを発し始める。
「この輝きは!?」
 GストーンとJジュエルが反応し合い、強力なエネルギーを発生させたのだ。
 すると、それに呼応するかのようにソルダートJが目覚めたのだ。
「…ルネか。何故泣いている?」
「うっさいよ!この寝ぼすけ!」
 左手で涙をぬぐいながらJの目覚めに喜ぶルネであった。

 格納庫に収容された勇者ロボ軍団にも、奇跡が起こっていた。
 スターリンと猿頭寺と牛山は何とか勇者ロボ達のAI部分の修理を行っていた際、突如ガオガイガーのGストーンが輝きだしたと思った矢先。
 他の勇者ロボたちも緑色の輝きを発し出したのだ。
 凄まじい輝きに目を隠し、眩しさから目を守った3人と技術スタッフたちは目を見開くと、その光景に驚いた。
 ガオガイガーが合体を解除し、ギャレオンと五機のジェネシックマシーンへと別れ、更に緑色のクリスタル状の物体に覆い尽くされていたのだ。
「これは!?」
「…おそらく、自己修復のために一旦、Gクリスタルで機体を覆い尽くす必要があった。と、考えるべきでしょう」
 牛山の驚きに冷静な判断で答えるスターリン。
 そんな彼らの横で、必死に端末を操作していた猿頭寺は喜びの声を上げた。
「やったぁ!勇者たちのAIが復活しました」
 その言葉に身体全体で喜ぶGGGスタッフたち。
「先ほどの光の後に、Gストーンが活性化したおかげの様です。しかし、どうしてこんな事が起こったのだろう…」
「考えるよりも先に、今の内に出来る限りの修理をしてあげましょう!」
 牛山の一言に、今考えるよりも実行あるのみと考え直した猿頭寺も端末を使い、勇者たちのAIの修復に全力を傾ける。


207 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/11(土) 16:43:08 ID:HJZXyJs8

 Gストーンとはやての魔力が合わさった異文明同士の奇跡が起こってから数日後、ルネたちに遅れて目を覚ました凱と命は車椅子に乗った状態で
移動することが出来るまでに回復していた。
 ルネとソルダートJも、何とか歩けるまでには回復し勇者ロボ軍団以外のGGGのメンバーが再び集まる事となった。
 回復した凱たちの姿を見たGGG隊員たちは、喜びに浸っていた。
 そんな中、見舞いに来たクロノとはやてとマリエル。
「お元気そうで何よりです」
 凱たちの姿を見て素直に喜ぶクロノ。
「あなたがクロノ提督ですね。俺の名前は獅子王凱。GGG機動部隊の隊長をやってます」
「私の名前は卯都木命です。機動部隊主任オペレーターをやらせてもらってます」
 凱と命の自己紹介が終わり、その隣にいたコートを着た女性と鼻の長い男性が自己紹介を始める。
「私の名前はルネ・カーディフ・獅子王」
「私の名は、ソルダートJ。赤の星で生まれたサイボーグ戦士だ」
 二人の簡単な自己紹介が終わり、はやてとマリエルの自己紹介が終わったところで、クロノから3人へ話す事があった。
「君たち3人…GストーンとJジュエルを持つ者にリンカーコアが形成されている事がわかりました。
そう、3人には魔法を使うことが出来ると言うことです」
 その事に驚くGGGのメンバーたち。
「魔法って、あの物を変化させたり、火を出現させたりする。あの魔法ですか?」
 凱の考える魔法とは、ハ○ーポ○ターなどの童話関係のモノだ。
「少し違いますね。我々の使う魔法は攻撃や防御など戦闘に特化してます」
 クロノの簡単な説明により、大方魔法について知るGGG。
「そんで、凱さん達に提案があるんやけど、話聞いてもらえるかな?」
 はやての少し遠慮がちな話に「命の恩人が遠慮しないでくれ」と言う凱。
「そんなら、話すな。凱さん、ルネさん、Jさん…うちの作る部隊に入ってもらえんかな?3人の力が欲しいんや!」
 はやての突然の話に困惑する3人とGGG隊員たち。
「あわわ、突然すぎたわ。じっくり説明するな」
 はやての話では、ロストロギアと呼ばれる過去に滅んだ超高度文明の遺産、その中でレリックと呼ばれる古代遺産の事件に対応する部隊を作る際に
我らが勇者たちの力が必要だと言うのだ。
「それに、大河さん達GGGの部隊員の方の実力も凄いと聞きました。是非、皆さんのお力もお借りしたいんです」
 頭を下げるはやてに、どうするか悩むGGG隊員たち。
「顔を上げてくれないかい、はやて君。GGG憲章第五条一二項GGG隊員は、いかなる危機的状況においても、常に人類の未来を考えねばならない。
そう、同じ人類同士の未来を案じる気持ちは同じだ。我々の住んでいた次元世界が見つかるまでの間なら協力させてもらうよ」
 大河長官の答えに賛同するGGG隊員たちに「ホンマにありがとな」と、お礼を言うはやて。
「俺も賛成だぜ!人を守る仕事なら、GGGと変わらない。参加する価値はあると俺は思う」
「戦う場所があるなら、私も参加するよ。このまま保護されたままだったら、体が鈍る一方だしね」
 獅子王の名を持つGストーンの戦士が参加に賛成すると、Jジュエルの戦士も続く。
「ならば、私も参加しよう。魔法と言うモノを学び我が力にして見たい。それと、凱!お前との決着もつけたいしな」
 こうして、はやての思う通に話が進みGGGの力を借りる事に成功するのだった。

「はやて」
「何や?クロノ提督」
「彼らはロボットも所持してるんだが・・・維持費などは」
「な、なんやってぇぇぇ!?」


 

 次回予告
 君たちに最新情報を公開しよう。
 怪我が治り復活した勇者たち。
 身体に宿った魔法の力を扱えるようにトレーニングを始める勇者。
 そして開発される新たな力。
 勇者王リリカルガオガイガー THE MYTHOLOGY
 NEXT 新生勇者王
 次回も、このチャンネルでFINAL FUSION 承認!

 これが勝利の鍵だ!
 【IDアーマー】


208 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/11(土) 16:44:13 ID:HJZXyJs8
投下完了。
まさか続くとは(ry

209 :リリカル犬狼伝説:2007/08/11(土) 16:54:36 ID:cApb/vE9
>>208
おお、リアルタイムで読めた!GJです!!!

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:01:52 ID:WWFk76za
GJ!


それにしても、一気に暑くなってきたな
夏休み?何それ?週5〜6デスマーチ確定orz
いろんな意味で死ねるぜw
書き手の皆さんも気をつけて

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:31:35 ID:3bJmxPiL
GJ!
StS編だと殆どのSSではやてはクロス先の人をスカウトしている…これも「ちびだぬき」たる所以なのかw
ところでIDアーマーってモヒカンがブーメランになってるやつでしたっけ?
スパロボWでテッカマンエビルと死闘を繰り広げたあの…?

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:31:53 ID:MfzkXrhI
時空管理局本部
「アラヤ、蒼崎、27祖、ロードヴァンパイア、バチカン埋葬機関、王立国教騎士団、魔術協会・・・そして真祖。」
モニターを眺める二人の提督レティ・ホワイトR・・・じゃなくてロウランとリンディ・ハラオウン、第97管理外世界に存在する。
魔法的存在などの映像だ。
「あの世界に魔法技術が?」
「ええ、そうよリンディあの世界の魔法は裏に潜ったけど細々と続いているわ・・・そのおかげであの世界に派遣した
管理局の武装隊や魔道士が次々と討ち取られていったわ。」
「そんなにすごいのですか?」
驚いたリンディはレティに問う。
「ええ、其の通りよ・・・特に酷い例はこれ。」
レティがモニターを操作すると初老と思しき男が移っていた、その周りには彼によって倒されたと思われる多数の職員がいた。
リンディはその顔に見覚えがあった。
「死徒27祖第4位キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ、通称「魔道元帥」。」
それにはっとするリンディ、以前あるロストロギア回収に向かった際にリンディは彼と遭遇したことがあったのだ、しかし其の時は何もなく、
危機に陥った自分を助けたのだ。
「独自で世界移動する魔法道具を所持、数多くの世界で管理局と衝突したわ、その理由はなんだと思うリンディ?」
レティの問いにリンディはその問いを思い浮かぶ事はできない、それにレティは皮肉めいた口調でその答えを言った。
「『気に入らない』のだと。」
「は?」
文字通り口をアングリとするリンディ、そらそうだ管理局を襲うのは明確的な敵対意識をもって襲い掛かる(例えば自分達の利益保護、もしくはテリトリーに踏み入った侵入者に対する防衛)のが恒例だが「気に入らない」という
理由で管理局を襲い掛かる人なんて初めて聞いたのだ。
「しかし、これは初めて聞きました・・・これだけのする人物が何故手配されないか・・・。」
「本来なら彼は間違いなくブラックリストに載る存在だけどねぇ、いるのよ・・・彼をリストに載せない為に働きをかけている連中が。」
レティは困った顔で言ってそれらの連中と呼ばれる人達を挙げる。其の答えにリンディは呆然とする。確かに彼を擁護する人は極めて少ない、
しかしそれらの人々は・・・
「ぜ、全員エースクラスや教導団や果ては将官クラスまで・・・どうなっているの!」
「彼は世界を渡るたびに弟子を取っているわ、大体は過酷な試練で廃人になるけどそれらの試練を乗り越えた人達が管理局に入局する事があるわ、
そして入局した人達は多方面で多大な戦果をあげているから、そういった連中の意向を無視するわけにはいかないし。」
両手を広げ処置無しのジェスチャーをするレティ、そしてモニターを操作し一人の女性を移す、その女性はリンディですら感嘆するほどの美人なのだ。
「アルクェイド・ブリュンスタッド、さっきの述べた死徒と正反対の存在真祖とよばれる吸血鬼・・・保持スキルは「空想具現化」上層部が目を付けている、
上手くいけばその能力をこちらの利に回す事が出来るとね。」
「そうですか・・・しかし・・・。」
リンディにしても嫌な任務だった、別段敵対もなにもしていない女性に対して勝手な理由を付けて拘束しなければならないのか、それを察知したのかレティは言う。
「貴方の気持ちはよくわかるわ・・・だけどこれも仕事・・・例え納得がいかなくても私たちは管理局の職員。」
「ええ・・・。」
「場合によってはなのはさんも出動待機させといて。」
「了解しました。」
レティとリンディは知る由もなかった、管理局が極秘裏に着目していた地球において科学が発展する事によって
その存在を失った者達や魔法などが最後の楽園を築きあげ生活をしている場所に対する制圧作戦を・・・
そして二人とも知る由もなかったアルクェイド・ブリュンスタッドがどんな存在なのか。

真祖海鳴に行くの巻(多分中かな?)

―――海鳴
「ここの名所どこにあるのか教えてくれない?」
すごく美人だ、金髪のショートにルビーを髣髴とさせる紅い目、そしてモデルと思えるほどのスタイルそれを引き立たせるシンプルな服装
・・・溜息がでそうだ。高町なのはは声を掛けた主に対してそう思った・・・がその問いを答えようとした。
「う〜〜〜んと、あ、翠屋っていうとっても美味しい喫茶店があるのですがどうでしょうか?」
そうすると女性は少し考え込むと
「あ、そうね・・・朝ごはんそんなに食べなかったし、丁度お腹が空いたわ。うん、どこにあるのか教えて。」
大人なのに子供と髣髴させる笑顔で答えた。それに一瞬見とれるなのはだが
「あの、駅前にあるので一緒に行きませんか?」
すぐに答えた。
「それじゃ行こうか。」

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:33:20 ID:MfzkXrhI
二人は感じていた相手がただの人ではないということが
(でもこの人から強い力を感じる・・・魔法?いや違うけど何か純粋な力・・・昨日感じたあの力?)
(この子・・・全身から強い魔力を感じるわ・・・魔法使い?いや違う此の世界の魔法使いが増えたとは聞いたことはないわ。)

(ま、いいか。)
いいのか?

「あ、あの私は高町なのは・・・なのはって呼んでください、お姉さんの名前も知りたいな。」
「私の名前はアルクェイド・ブリュンスタッド、アルクって呼んでも良いわよ、なのはちゃん。」
そして二人は翠屋に到着する間にも色々と話をした、どこから来たのか?とか日ごろはどんな暮らしをしているのか
極めて他愛ない会話だった、そして翠屋に到着する二人

「ただいま〜お父さん、ちゃんと買い物行ってきたよ。」
「あ、なのはお帰りなさい。」
だが声を掛けたなのはの父、士郎はなのはと一緒に入ってきた女性に平静を装っているものの内心仰天した。
(し、真祖の姫君!まさかねぇ)
そう思ったのが束の間。
「あ、この人アルクェイドさんって言ってさっき知りあったのだけど・・・。」
(嘘〜〜ん)
その道の仕事をしていた高町士郎・・・かつて護衛対象を巡ってあの七夜黄理やナルバレックとガチで殺りあった事もあり一応は埋葬機関、
死徒や真祖の事は知っているのだ。まぁそれをおくびに出さずに「いらっしゃいませ〜」といいメニュー表をアルクェイドに渡しなのはに
接客するように言った。
「へぇ〜結構いい店じゃない、それに感心するわ、小さな子供でもしっかりと自分の店を紹介して仕事するなんて。」
アルクェイドの店の印象とそして自分が褒められたことにより機嫌がよくなるなのは。そしてなのははこの店自慢のメニューを言う。
「アルクさん、カレーはどうですか?ただのカレーじゃなくて一から仕込んだ自慢のメニューなんですけど・・・。」
それに対してアルクェイドは一瞬にして断った。
「そのカレーは尻が大きいシスターに薦めたほうがいいわよ。」
「え?誰ですかそれ、アルクさんのお友達ですか?」
「まぁそういう(殺しあう)仲ね・・・う〜んじゃAランチにアイスティーにデザートはショートケーキあ、大蒜は省いといて。」
「ありがとうございます。」

―――デリー
「ブエックション!!」
「どうしたのシエル、風邪でもひいた?」
「いいえ、メレム私は健康そのものです、というわけでカレー特盛を10人分。」
「・・・アンタどこまで喰うの。」
「経費は全部ナルバレックに押し付けているので大丈夫です。」
「おいおい。」

ランチタイムを過ぎた辺りなのか翠屋はあまり人がいないのかアルクェイドはなのはと一緒に話していた、そして・・・
「アルクさん・・・。」
「ん?どうしたのなのはちゃん急に真顔になって?」
「友達になれますか?」
アルクェイドは二つ返事で答えた。
「うんいいわよ。」
「本当?ありがとうございます。」

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:34:48 ID:MfzkXrhI
―――八神の家
「あれ?ここは二階の部屋?おかしいなぁ私はさっきリビングにいたはずやけど・・・。」
はやては自分が置かれている状況は分からなかった、がどうやら下がなにやら騒がしいそしてはやては耳を疑った、
其の声は事故で死んだはずの父や母そして・・・
はやては衝動的に車椅子から飛び出した、こけると思ったが足はしっかりと地に着いていた。
「え?何で・・・まぁええや。」
はやては階段を降りリビングに降りるそこには・・・
「はやて(ちゃん)」
と7人と1匹の自分の呼ぶ声があった・・・死んだはずの父はシグナムと将棋を打っている、リィンUはそれを見ている、
死んだはずの母はシャマルに料理を教えながら食事前にアイスを食べようとするヴィータを注意する、ザフィーラは居間に寝そべっている、そして・・・
「はやて。」
「リィン?」
目の前には病魔に身を蝕まれる自分の身を案じ消える事を決意し消えてった闇の書の意思リーンフォースがいた。
「な、なんで?リィン?」
はやての問いにリィンは不思議そうに答える。
「なんでといいましても私たちは家族じゃありませんか。」
リィンは微笑みながらはやての頭を撫でる。
「あ、ずりぃぞリィン、私だってはやての頭なでるぞ。」
「私も撫でるですぅ〜。」
それを見たヴィータとリィンUもはやてに駆け寄るとはやての頭を撫でる。
「こらこらヴィータちゃん、リィンUちゃんはやてが迷惑しているでしょ。もうすぐ御飯だからお皿を並べて。」
母の声に従いヴィータもリィン達も夕食の準備をする、そして夕食机をぐるりと取り囲むように8人は座り
(ザフィーラは床・・・哀れ)談笑をしながら夕食を取る、現実には起こることは在り得ない事、父も母もリィンも皆笑いあい御飯を食べる、
そしてリィンと一緒にお風呂に入り自分の部屋に戻った。そこには一人の少女がベッドに座っていた。青い髪を結ぶ大きな黒いリボン、
黒いゴスロリ衣装に身を包む不思議な少女だった。だがはやては直感した此の子は・・・
「レン、貴方が見せてくれたの?」
レンは素直に頷いた、シフォンケーキのお礼という事だろうか。
「ありがとう、確かにこれが私の望み・・・やった・・・でもなぁ〜何時までも過去に囚われてはあかんねん、今の私は十分幸せや確かにリィンも父さんも母さんもおらんやけど家族もいるし親友もいる、せやから私は未来を見つめたい。」
「いいの?それで本当に?」
滅多に喋らないレンは不思議そうに話した。
「うん、でもありがとなレン、いい夢みさせてくれて。」
はやてはレンの頭を撫でた、そして眩い光がはやてを包みそして―――

「ん?目ぇ覚めたか。」
はやては目を覚ます、同じく膝上で眠っていたレンも目を覚ました。
「今何時・・・って5時!!!うわぁ・・・今から夕飯の支度しても遅ぅなるなぁ、まぁありあわせの物でなんとかするか。」
そしてはやては夕食を作ると共に、レンに猫まんまを与える。
「これしかないけど我慢しぃや〜。」
とレンに言ったが、レンは美味しそうに猫まんまを平らげた。
「レン、お風呂一緒に入るで〜。」
はやては意地悪そうな顔をしながらレンを抱き上げた、それにレンは首をフルフルフルと横に降りもがこうとするが。
「ちゃんと体は清潔にせなあかんでぇ。」
といわれ強引に湯船にドボン!・・・ああ、レン哀れ・・・

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:38:00 ID:MfzkXrhI
―――ホテル
「う〜〜ん、今日は楽しかったな。」
アルクェイドは今日を振り返りながら呟いた、あれからあの「翠屋」という喫茶店でアルクェイドとなのはは話こんでおり、
さらにその友達であるアリサとすずかと言う少女がやって来た事により話は盛り上がり気付くと夕方になっていた。
そしてアルクェイドは明日なのは達が海鳴の名所に連れて行く約束をしたのだ。
「レンは見当たらないけどまぁいいか。」
いいのかおい?
「それにしても・・・。」
不思議よね・・・ほんの数年前はアルクェイドが今のアルクェイドを見たらどう思うのだろう?朱の月がみたらどう思うのだろう
・・・志貴との出会いが自分をここまで変えるなんて・・・だが悪くはなかったむしろぽっかりとあいた何かの穴を埋めることがとても心地よかった。
「でもなのはちゃん・・・あの子は一体なんだろう?協会の子とは到底思えないし、敵意もこれといって感じられなかったし。」
そう思った時である、
(この感覚・・・結界?)
一瞬夜景を彩っていたビルが歪み、星空が雲に覆われたように暗くなった。
(人の気配が消えた・・・それにこれだけの広域結界張ることが出来るなんて一体・・・)
今日出合った少女の顔が一瞬思い浮かぶが否定する。
(これだけの結界張れるとしたら・・・爺や・・・いやあんな回りくどいことはやらない・・・聖杯戦争・・・はこの前終わった
 ・・・祖は此の地にはいないはず・・・。)
そしてもう一人のニート月姫と魔眼殺しですら封じることができなくなった魔眼を抑制する為の薬を作ってもらった
その従者である薬師そしてあの胡散臭いスキマ妖怪・・・
(ありえない・・・あんな事をする理由はまずない・・・)
思考するが彼女の答えは簡単だった。
「まぁいいや、地上に降りて調査するか。」
そして彼女はめんどくさいのか最上階のスイートルームから地上に降り立った。そして彼女は何かを感じた。
「魔力反応?」
彼女は反応する場所に向かった、場所は公園の広場そして彼女が見たもの・・・それは恐竜を髣髴する巨大なトカゲだった。
「竜種?じゃないみたいね・・・かといって誰かの使い魔ではない・・・。」
その大きなトカゲはアルクェイドを確認すると大きな口と開け牙を見せ飛び掛ったがアルクェイドから見れば欠伸が出るほど遅かった、
攻撃をかわすまでも無く爪の一振りで巨大トカゲを切り裂いた。
「呆気ないね。」
そう呟くアルクェイドは真っ二つにしたトカゲに寄った。
「え?宝石になった?」
そのトカゲは青い宝石になった、それを拾い上げるアルクェイド
「何だろこれ?強い魔力を感じるけど・・・。」
そう思いつつ彼女は言った、彼女は感づいていた何者かが自分達を取り囲んでいたことを。
「誰かいるんでしょ、出てきなさい。」
そしてアルクェイドを多数の男が囲んだ、男達の手にはそれぞれ杖が握られていてそれをアルクェイドに向けられていた、
そして隊長格と思える黒尽くめの少年が現れこういった。
「アルクェイド・ブリュンスタッド・・・手に持っているものを大人しく渡せば危害を加えない。」
「お断りね、それを渡しただけで大人しく引き上げるとは思えないし・・・それに貴方達は誰?
 魔術協会や埋葬機関の人間ではないようね・・・。」
図星をあてられたのか一瞬詰まる隊長格の少年クロノ・ハラオウン、だが素直に答える。
「僕は時空管理局時空航行艦アースラ所属クロノ・ハラオウン。君の持っているものは捜索指定ロストロギア『ジュエルシード』
 それは他人が無闇に保持してはいけないんだ、そしてアルクェイド・ブリュンスタッド・・・少し我々と同行してもらいたい。」
「時空管理局・・・爺やと紫と永琳から聞いたことがあるわ、何でも時空間に色々とちょっかい出す組織と。」
「ちょっかいじゃない!世界のバランスを守る為だ。」
管理局の仕事を誇りにしているクロノにとっては看破できない発言だった。
「まぁいいわ、大方私の能力にでも目を付けているでしょ?」
「分かっているのなら話は早い、我々と来ていただけませんか真祖の姫君?」
「お断りよ・・・そこまでというなら、力ずくでやってみなさい!」
(紫や爺やのいった通りね管理局が祖の能力を着目している事は本当だったのね)
挑発めいた発言をクロノは受け止めそして従来受けていた指令をだす。
(本当は穏健的に済ませたかったのだが。女性一人にここまでとは・・・)
だが任務は任務素直に割り切る。
「目標を確保、多少傷を付けてもかまわない!」
隊員達はデバイスをアルクェイドに向け一斉に攻撃を仕掛ける。

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:40:12 ID:MfzkXrhI
―――アースラ
艦内は緊迫感に包まれていた、第1目標であるジュエルシードはすでの第2目標に確保されていること、そして局員が結界を維持し続け、
武装局員が目標を取り囲んだ。そしてモニターに写る目標を見てエイミィは見とれてしまった。
「うわ、めがっさ綺麗・・。」
「エイミィ、別のキャラが混じっているわよ・・・。」
「にょろ〜ん・・・って本当に目標はあれなんですか?」
「ええ、そうよ・・・。」
エイミィは真顔になって目標の解析を行うが、答えは「アウノウン」そうデータが無いのだ・・・。
「大丈夫ですかね?」
「大丈夫よ、少しはクロノを信じ・・・。」
だが解析を続けていたエイミィは仰天する、彼女の魔力反応がいきなり上昇したのだ。
「え?嘘なんなのこれ!」
そしてモニターに移る光景それは・・・


―――公園
(数はざっと20・・・隊長格を除けば大したことはないが残しておくと後々厄介・・・それじゃまずは外堀から潰す!)
戦闘モードに切り替え瞬時に状況分析する。
(敵の魔術は大したことはない、だが何発も喰らう気はない。)
瞬時に武装局員の前に出ると鳩尾に一発撃ち込み昏倒させる、確かに殺そうと思えばこの公園一体を瞬時に血の海に出来るが、
下手に殺してしまって志貴まで迷惑をかけるのは正直御免である。
(最低、骨の一本や二本は覚悟してもらう、状況判断が出来ていないうちにせめて8,9人は眠ってもらう。)
そして判断が出来ない隊員を一人撃ち上げる、クロノはアルクェイドが動き出した事を瞬時に悟り局員に散開するように指示をしたが、
動きは遅かった。そしてアルクェイドは局員をつかみあげるとまだ散開していなく固まっている局員にむけて投げ飛ばした、受身を取れずに局員は5人まとめて吹っ飛ばされた
・・・そしてアルクェイドは状況判断する。
(指揮官は優秀、だが部下は完全にそれについていけない・・・だが局地的に反撃を開始・・・予定が狂った。)
クロノにしても正直誤算だった、一つはアルクェイドの速さ、一つはアルクェイドの攻撃力・・・いわゆるデバイスなし大きな魔法は撃てまい、
よしんば撃てたとしても詠唱に時間がかかり其の間に攻撃を加える・・・単純な誤算であった。アルクェイドは死徒を狩るとき何を使ったのかそれを調べられなかった
自分に腹が立った(最も、アルクェイドが活動している時間は3年ぐらいしかなく、詳細なデータを保持しているバチカンや祖は管理局を嫌っていた。)
そう魔法を基準にして考えていたのだ、反撃を加えるが呆気なくかわされ彼女の魔力を少しこめた肉弾攻撃で局員は次々と倒れていく、本来なら多少の攻撃を防ぐ事が出来る
バリアジャケットもアルクェイドにとっては紙切れに等しかった、そして半数以上が戦闘不能に陥った事を確認するとクロノは指示を出した、局員では相手にならない・・・自分が相手になると。
「ふ〜ん、隊長が出ると言うことね。」
「正直君の事を誤解していた・・・本気で行かせてもらう!」
クロノは「スティンガースナイプ」を発動させる・・・誘導性を持った魔法弾がアルクェイドに襲い掛かる。アルクェイドは直撃寸前に空へ飛んだ、これもクロノの考えていたことだ、
「スティンガースナイプ」はあくまで囮にすぎない、狙いは・・・
「ブレイズキャノン!」
アルクェイドが飛べない以上、空中では機動を変えることは不可能・・・瞬時に計算し必殺の一撃を放つ、その光はアルクェイドを直撃した。
「やったか!」
クロノは思ったが・・・、突然首根っこを掴まれると地面に叩きつけられた。
「やるものね・・・ちょっと本気になっちゃった・・・頑張りなさい、次があるなら期待するわ。」
アルクェイドの服はただの服ではなく魔力を帯びた服でもある、ブレイズキャノンはたしの防御力こそ上回ったものの服の防御力により弱まりアルクェイド本体自体も魔力防御は極めて高く、
表面を焼いただけなのだ。アルクェイドの服は所々焦げており、肌も若干火傷を負っていたが彼女の回復力からしてみれば大したことはなかった、だがクロノはもうひとつ保険をかけていた、
もしブレイズキャノンがスカった時を想定した束縛式魔法「ディレイドバインド」、アルクェイドに多数の鎖が絡みつく・・・
「子供だと思っていたけど、やるものね、2段重ねのトラップを瞬時に張るなんてだけど・・・。」
アルクェイドが力を加えるとバインドは呆気なく千切れた。
「何!」
「悪いけど、鎖といった類はこっちも慣れているわ!」
結界外から近づく影をまだアルクェイドは知らなかった。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 17:41:18 ID:MfzkXrhI
―――結界
「武装隊が苦戦しているわ、休暇中だけどスクランブルお願いします?」
リンディ提督の要請に従い、高町なのはは結果内にむけて出撃した。そして結界内に入ると目標を確認しレイジングハートを向けた。
アースラから回されたデータを見ると目標はかなり強い事が分かった。
(目標はかなりの魔力反応・・・反応性もかなり高い・・・なら!)
大体の目標を一撃で昏倒させるだけの威力をもたすことが出来る「ディバインバスター」の狙撃モード・・・ロック
(まだ目標は気付いていない・・・よし!)
「ディバインバスタァーー!!!」
ピンク色の魔法がアルクェイドに向けて放たれた。

―――公園
「大人しく引いてくれないかしら?命まで取らないわ。」
アルクェイドの問いにクロノはきっぱりと拒絶する。
「冗談じゃない。」
アルクェイドはクロノの誠実な目を見て感嘆するも、冷めた口調で言った。
「時々貴方達が解らなくなるわ、勝てないって分かっているのに、どうして自分から命を差し出すのかって。」
「まだ負けると決まったわけじゃない!」
クロノはデバイスをアルクェイドに向けるが通信が入る。
「クロノ!」
「エイミィ!」
「なのはちゃんがそっちに向かっている・・・早速ぶっ放すらしいよ!」
「分かった!」
クロノはもう一度「ディレイドバインド」でアルクェイドを拘束し、離脱する、アルクェイドにとって
バインドはほんのわずかな時間拘束出来るだけにすぎない。
「何度やったって無駄と言っているのに・・・どうしてこう・・・この反応!」
クロノにとっては時間稼ぎだった・・・そう・・・、それに気付いたアルクェイドは拘束を瞬時に
解くと突然の攻撃を回避する・・・だが離脱するさい左足だけ掠った。
(ダメージ・・・左足・・・修復可・・・完全修復まで121秒・・・動き若干低下・・・)
瞬時にダメージを計測する。
「あれはマスタースパーク?幽香?魔理沙?いや違う!」


そして二人はお互いを視認して驚いた・・・
「な、なのはちゃん!」
「アルクさん!」


そして海底では何かがうごめいていた

orz・・・ダブンスマソ


218 :45 (リリカルsts×ギルティギア):2007/08/11(土) 17:56:00 ID:UWSNXvqW
気がついたら新スレに移行してたorz

亀レスだが>>1
スレ立て乙

そして職人GJ

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 18:05:30 ID:3bJmxPiL
>>217
えと、投下終了ですか?ですよね?
ではGJを。
なんか自分のなかでは空の境界やらFateやらと設定等がごちゃごちゃになっとるのですがw…
投下の連続も相まって頭がついてかない…

220 :19:2007/08/11(土) 18:14:29 ID:+5wG24rx
職人の皆様GJです

>リリカルなのはBsts氏
これはジャガーが大活躍でもするのかな?

>リリカルスクリーム氏
芋ヨーカンとか非常に懐かしいですね。

>217氏
やっぱ、メタビーは人気者ですね。パーツチェンジとかはあるのかな?

>マスカレード氏
G3じゃあんなものなのかな?パワーアップして逆転とか起こりそうだな。

>ARMSクロス氏
シルバーの六課入り確定ですね。次はどうなるか楽しみです。

>リリカルなのはStS×覚悟のススメ氏
いろいろな意味で笑った。こういう感じのもいいですね。


>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
文字化けは始めて見ました。こういうリンディさんも新鮮でいいですね。

>リリカル犬狼伝説氏
俺達の戦いはこれからだって…休載中の漫画とかにやられるとヘコむなぁ。

>リリカルスクライド//G.U.氏
おお、続いた。スクライドの方も含め続き楽しみにしています。

>212氏
武装隊が苦戦してるのはどこも同じなのかな?それはそうと続き楽しみにしてます。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 19:23:44 ID:uRMCrtmG
>>202
まずはデバイスやバリアジャケットでの防御に頼るのをやめて人間の力を駆使して戦うように
ならないといけないな、皆川作品では必須。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:34:50 ID:MvUlBF0Q
機動6課が奥竹村に出張する話をキボン。

そして待ち受ける奥竹村の奇跡

223 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 20:51:42 ID:k60pr0lt
Bパートできたぞおぉぉぉぉお(再びby宮内洋)

ただ…また規制くらいそうなほど長いです…
規制喰らったら途中でも他の方が投下してよろしいので投下していいでしょうか?

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 20:55:59 ID:xBrnCaew
>212
NANOSING入ってませんか?

【そして唸る柊キャッチャー】
>223
どぞ!支援します。

225 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 20:58:59 ID:k60pr0lt
魔法少女リリカルリンディ「ファーストコンタクト」Bパート
(アイキャッチ 旧1号編)

すっかり日が沈んだ頃、二人は食事の準備をしていた。

リンディ「あ!?」
本郷「どうした?」
リンディ「薪が足りないわ!これじゃあ充分に火が起こせなくてお米が炊けない…」
本郷「ああ、薪か…それなら心配ない。」
リンディ「え?」
本郷「そろそろ来る筈だ…」

本郷は後ろを振り向く。
すると一人の男性の声が聞こえてきた。

?「おーい!猛!」
リンディ「?」
本郷「ほらな。」

リンディも後ろを振り向くと、一人の年輩の男性がこちらに向けて走ってくる。
その男性は両手に沢山の薪を持っていた。

本郷「おやっさん!」

男性は本郷がよく通う喫茶店「アミーゴ」のマスターであり、彼のオートバイの師匠である立花藤兵衛だった。

藤兵衛「ったく、薪探してたら迷っちまって、偉い目にあったぜ、ったく…」
本郷「ハッハッハ。」
藤兵衛「笑うな!ん?」

藤兵衛は猛の隣に居たリンディに気付く。

藤兵衛「猛、このお嬢さんは?」
本郷「ああ、さっき知り合ったんですよ。
リンディ、こちらは立花藤兵衛さん。
俺がよく行く喫茶店のマスターで、俺のバイクテクニックの先生だ。」
リンディ「初めまして、リンディです。」

リンディは藤兵衛に頭を下げる。

藤兵衛「ほう…最近見かけない礼儀正しい娘さんじゃないか。」
本郷「おやっさん…」
藤兵衛「ん?」
本郷「ここで起こっている行方不明事件、やはりショッカーの仕業でした。」
藤兵衛「何!?やっぱりそうだったか!」
本郷「そして、リンディの仲間も、ショッカーに殺されてしまったようなんですよ。」
藤兵衛「そうか…気の毒に…」
リンディ「あたし…仲間の仇を討ちたいんです!だから、あたしにもショッカーと戦わせて下さい!」
藤兵衛「何!?馬鹿なことを言っちゃいかん!!ショッカーは女に相手が務まるほど甘い奴らじゃないんだ!!」
リンディ「うぅ…」
本郷「心配しないでくださいおやっさん、リンディはね、魔法使いなんですよ。」
リンディ「!?」
藤兵衛「なんだって?」

226 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:00:50 ID:k60pr0lt
藤兵衛は驚いて目を丸くする

リンディ「ちょ!猛さん!」
本郷「この人は、信用できる人だよ。」
藤兵衛「…ハッハッハ、何を馬鹿なことを。猛、いくらお前でもそういう冗談は許さんぞ。」
本郷「冗談なんかじゃないさ、彼女は空を飛べるんだ。
さぁリンディ、さっきのように翼を広げて飛ぶんだ。」
リンディ「で…でも…」

本郷はリンディに耳打ちで話しかける

猛「君が何か特別な力を持っているということをおやっさんに教えなければ、おやっさんは君を追撃に参加させてくれないだろう。
仲間の仇を討ちたいのなら、ここで教えておくべきだと思うが…」
リンディ「うぅ…」

リンディは考えた。
いくらなんでもそう何度も人に魔法を見せるわけには行かない。
だがここで追撃に参加できなければ全てを教えてくれた本郷に失礼だ。
それに自分の任務も達成することが出来ない上に、仲間の仇も討てない。
そして考えた末、彼女は、藤兵衛に魔法を見せる事にした。

リンディ「…分かりました。」
本郷「よし、おやっさん、しっかり見ていてくださいね。」
藤兵衛「え?」
リンディ「…!」

リンディは背中に四枚の羽を出現させる。

藤兵衛「おおおおお!?」

そしてリンディは翼を羽ばたかせ、空に飛び立った。
そして何回か空中を旋回した後、地上に降りてくる。

藤兵衛「…」

藤兵衛は驚きの余り尻餅をついてしまった。

本郷「どうですおやっさん?リンディはこの他にも、戦闘用の魔法を持っているんです。
足手まといになんて、絶対になりませんよ。」

本郷は藤兵衛に手を差し出す。

藤兵衛「こりゃ参ったな…まさかこの世に本当に魔法使いが居るなんて…」

藤兵衛は本郷の手を取り、立ち上がる。

リンディ「ご…ごめんなさい!そんなにびっくりさせるつもりは…」
藤兵衛「いやいや…ワシの方こそ、疑って悪かったな。」
リンディ「いえ…疑うのが当然ですよ。」
藤兵衛「ハハハ、それもそうか。今日から君も、ショッカーと戦う仲間だ。
よろしく頼むぞ!」
リンディ「こちらこそ、よろしくお願いします!」

227 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:02:41 ID:k60pr0lt
本郷「…さて、明日は早い。夕食を食べて、早めに寝よう。」
リンディ「はい!」
藤兵衛「おう!」

三人は急いで夕食を作り、食べ終えた後、器具を片付け、猛と藤兵衛はテントの外で、リンディは猛が張ったテントの中で眠った。
そして時計が三時を回った頃…
本郷達の寝込みを襲おうとする者たちが迫っていた…

赤戦闘員「奴らは寝ているか?」
戦闘員1「間違いない、殺すなら今だ。誰から殺す?」
赤戦闘員「本郷からだ。あいつさえ殺せば後は雑魚だ。」
戦闘員2「よし…」
戦闘員3「刺し殺してやる。」

密かに隠れていた戦闘員達は手に剣を持ち、本郷が眠っている寝袋へと忍び寄った。
そして寝袋を取り囲むと同時に剣を振り上げる。

赤戦闘員「よし、やれ!」
戦闘員1、2、3「イイ!」

そして四人の戦闘員は剣を一斉に寝袋へと突き刺した。

戦闘員2「やったぞ!」
赤戦闘員「うかれるな!奴が死んだかどうか確認するんだ!」
戦闘員2「そ…そうか…」

戦闘員達は寝袋のファスナーを開く。
だが中に本郷はおらず、代わりに沢山の綿が入っていた。

赤戦闘員「何!?」
本郷「ハッハッハッハ!!」
赤戦闘員「本郷!?一体何処だ!?」
本郷「ここだ!!」

戦闘員達は一斉に後ろを振り向く。
すると後ろの大きな岩の陰から本郷と藤兵衛が現れた。
戦闘員3「本郷!?それに立花!?」
赤戦闘員「貴様ら何故!?」
藤兵衛「は!お前らのやることなんてお見通しなんだよ!」
戦闘員2「なんだと!?」

戦闘員2は藤兵衛の寝袋のファスナーも開く。
すると本郷の寝袋と同じように、沢山の綿が中から現れた。

赤戦闘員「おのれぇ…」
本郷「ショッカーの諸君!覚悟してもらうぞ!」
赤戦闘員「こうなれば直に殺してやる!かかれ!」
戦闘員1、2、3「イイィィィイ!」

228 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:03:41 ID:k60pr0lt
戦闘員達は一斉に本郷に襲い掛かる。
だが本郷は瞬時に格闘技で戦闘員1を倒し、剣を奪う。

本郷「トォ!!」
戦闘員2,3「イィィィィィイ!?」

そして奪った剣を使い、戦闘員2と3を斬り倒した。

赤戦闘員「おのれぇぇえ!!」

赤戦闘員は本郷に挑むが敵うはずもなく、地面に倒され、首筋に剣先を突きつけられる。

本郷「言え!!ショッカーの狙いは一体なんだ!!」
赤戦闘員「ま…待て!言うから殺さないでくれ!」
本郷「…良いだろう。」

本郷は赤戦闘員の首筋から剣先を離す。
だがその瞬間、地面から本郷に向かって怪しげな泡が発射された。

本郷「!?」

本郷は間一髪それを回避するが、代わりにその泡は赤戦闘員に命中してしまった。

赤戦闘員「キィィィィィイ!!」

泡を浴びた戦闘員は白骨化して消滅してしまった。

本郷「これは…」
?「キヒヒヒヒヒヒ…」
本郷「!?」

本郷は泡が飛んできた方向に顔を向ける。
すると地面の中からアリジゴクのような姿をした怪物が現れた。

アリジゴク男「流石だな、本郷猛。」
本郷「ショッカーの改造人間か!?」
アリジゴク男「いかにも!俺の名はアリジゴク男よ!本郷猛!貴様に殺された蜘蛛男、蝙蝠男、そして蠍男の仇を取らせてもらうぞ!」
本郷「面白い!やれるものならやってみろ!!」

アリジゴク男は両手の鋭い刃で本郷に切りかかる。
だが本郷は戦闘員から奪った剣で攻撃を捌き、隙を見て間合いを取り、剣をアリジゴク男に投げつけた。

アリジゴク男「ギヒィィィィ!!」

投げた剣はアリジゴク男の腹部に突き刺さった。

229 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:05:52 ID:k60pr0lt
本郷「どうだ!?」
アリジゴク男「おのれ…だがあの小娘は貰っていくぞ!」
本郷「何!?」
リンディ「きゃあああああああ!!」
本郷「しまった!?リンディ!!」

本郷はリンディが眠っているテントの方に目を移す。
すると中から戦闘員二人に捕まったリンディが現れた。

アリジゴク男「助けたければこの山の山頂にある発掘現場まで来い!!」
本郷「アリジゴク男!キサマァ!!」
アリジゴク男「さらばだ本郷!!この女を殺した後、貴様も殺してやる!」

アリジゴク男は地面に潜り姿を消す。
そしてアリジゴク男の配下の戦闘員達も少しずつ地面に潜っていった。

リンディ「猛さん助けて!いやあぁぁぁあ!!」
本郷「リンディ!!」

リンディは戦闘員達と共に地面の中へ消えて行った。

藤兵衛「リンディ!猛!どうするんだ!?」
本郷「マシンで山頂に向かいます。」
藤兵衛「よし!ワシも付いていくぞ!」
本郷「おやっさん、お願いします。」

本郷と藤兵衛はバイクに乗り、山頂へと向かった…

【死神山山頂】
死神山の山頂では、リンディが十字架に磔に去れていた。

リンディ「離して!離してよ!!」
アリジゴク男「キヒヒヒ…良い姿だなぁ小娘…」
リンディ「あんた達、一体何が目的なのよ!」
アリジゴク男「死ぬ前に教えてやる。砲台を持って来い!」
戦闘員「イィ!」

戦闘員は中型のビーム砲を運んできた。

アリジゴク男「このビーム砲には「ローマの秘宝」がセットしてあってな。これだけの大きさでも「ローマの秘宝」の爆発力の四倍も高い破壊力を持っているのだ!」
リンディ「なんですって!」

230 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:07:11 ID:k60pr0lt
アリジゴク男「手始めに貴様の体でテストしてやる!発射準備!」
戦闘員「イィ!」

戦闘員はリンディにビーム砲の照準を合わせ、引き金に指を近づける。

リンディ「や…嫌だ!嫌だ!やめて!!」
アリジゴク男「馬鹿め、命乞いを聞き入れるショッカーか!仲間の所に行くがいい!」
戦闘員「発射十秒前…九…八…七…六…五…四…」
リンディ「助けて!!誰か助けて!!」
戦闘員「三…二…一…」

リンディ「!?…」

「もう駄目だ…」
リンディはそう思い、瞳を閉じる。
だがその時…

?「待て!!」

風を切り裂くような鋭い声が辺り一面に響き渡った。

アリジゴク男「な…なんだ!?」
戦闘員「あ…あれを!」
アリジゴク男「!?」

声の主は、バイクに乗り、こちらに向かってくる本郷であった。

リンディ「猛さん!!」

リンディは涙を流し喜んだ。

本郷「…!」

本郷はバイクをウィリーさせ、そのまま空に飛び上がる。
それと同時に本郷の腰にベルトが出現し、中心にある風車に風を受ける。
そして本郷の体にマスクとスーツを装着され、本郷は仮面ライダーへと変身を遂げた。

リンディ「え…!?」
アリジゴク男「か…仮面ライダー!」
旧1号「サイクロオォォォオン!アタァァァァック!!」

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:09:39 ID:xBrnCaew
わざわざ『旧』付くんですかw支援。

232 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:09:58 ID:k60pr0lt
仮面ライダーはサイクロンアタックで戦闘員ごとレーザー砲を破壊し、内部にあった「ローマの秘宝」を取り出す。
そしてそのままリンディの傍に向かい、リンディの手足を縛っている鎖を破壊した。

旧1号「大丈夫か?」

ライダーはリンディに秘宝を渡す。

リンディ「猛さん…なの?」
旧1号「…」
藤兵衛「ライダー!」

藤兵衛が二人の傍にやってくる。

旧1号「おやっさん、リンディを…頼みます。」
藤兵衛「おう!任しとけ!」

仮面ライダーは藤兵衛にリンディを預けるとサイクロンを降り、こちらに向かってくる戦闘員の一団に向け、挑んでいった。

旧1号「トォ!トォ!!トオォォォオ!!」

ライダーは圧倒的な力で戦闘員達を蹴散らしていく。
そこに、優しかった猛の姿はなかった。
そこにあるのは敵を叩き潰すため、怒りの力で敵をなぎ払う戦士としての姿だったのだ。
リンディはそんなライダーの姿に隠しきれない恐怖を抱いた。

リンディ「う…嘘よ…あれが猛さんだなんて…」
藤兵衛「猛さ…本郷猛、仮面ライダーだ…」
リンディ「なんで…なんで猛さんが…あんな…」
藤兵衛「…君には、話しておくか…」
リンディ「え?」
藤兵衛「猛が…あいつがあんな姿になってしまった理由をだよ…」

藤兵衛はリンディに猛がライダーになったいきさつを話し始めた。

233 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:14:02 ID:k60pr0lt
本郷猛
知能指数600、スポーツ万能、そして世界に通用するほどのオートレースの腕を持った優秀な男であり、誰もが彼の未来に期待していた。
だが…その未来は理不尽に奪われた…

【ショッカーアジト】
本郷「う…うぅ…」

本郷は冷たい手術台の上で目を覚ます。そして手術台の周りは白衣を着た怪しげな者達によって囲まれていた。

本郷「ここは一体どこだ?…俺を自由にしろ!」

すると何処からとも無く怪しい声が聞こえてきた。

ショッカー首領「本郷猛!ようこそ我がショッカーに来てくれた」
本郷「ショッカー…一体何のことだ!?」

…………

本郷はバイクテクニックの訓練中にショッカーに捕まり、強制的に改造手術を受けたのだ。
本郷は辛くも脳改造前に脱出に成功するものの、改造された身体はもう二度と元に戻ることはない…
だが猛はその哀しみを背負ったまま、ショッカーと戦うことを決意し、「平和の使者」仮面ライダーとして、人々を守るためにショッカーと戦うことを決意したのだった。

藤兵衛「これが…あいつが化物になっちまった理由だ。」
リンディ「酷い…酷すぎるよ…そんなの…」

リンディの目から大粒の涙が零れ落ちる。
さっきまで抱いていた恐怖はもう微塵も残っていなかった。
今あるのは人ならざるものにされてしまった本郷を思う気持ちだけだった。

藤兵衛「ありがとな…あいつの為に泣いてくれて…」
リンディ「だって…だって…」

藤兵衛はリンディにハンカチを渡す。

藤兵衛「あいつを、恐がらないでくれよ。あいつはあんな機械同然の姿になっても、心はどうしようもないぐらい人間なんだ。
だから、あのように敵を倒し続けている時でも、本当は泣きたくてしょうがないんだ。
だが、あいつはそんな哀しみになど負けず、命を懸けて戦っている。
そんなあいつをどうか…恐がらないでやってくれ…!」
リンディ「うん…うん!」

リンディは藤兵衛から受け取ったハンカチで溢れ出る涙をふき取った。
一方ライダーは…

(BGM レッツゴー!ライダーキック!!(歌無し))
旧1号「トオォォオ!」
戦闘員「イイイイィ!」

圧倒的な力で戦闘員達を一人残らず全滅させていた。残るはアリジゴク男ただ一体である。

アリジゴク男「おのれライダー…」
旧1号「最後の勝負だな!来い!!」
アリジゴク男「何を!貴様こそここで死ね!!」

アリジゴク男は刃物のように鋭い両腕を振り上げ、ライダーに襲い掛かる。
だがライダーは簡単に攻撃を受け止め、巴投げでアリジゴク男を投げ飛ばす。
そして怯んだアリジゴク男にキックやパンチを叩き込み、相手の戦闘能力を削いでいく。

旧1号「ライダアァァアパアァァァンチ!!」

そして胸部にライダーパンチを叩き込み、殴り飛ばした。

234 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:15:45 ID:k60pr0lt
アリジゴク男「お…おのれえぇ…ならこれでどうだ!!」

アリジゴク男は地中に潜る。
そしてその直後、ライダーの足元に巨大な流砂が出現した。

旧1号「おお!?」
アリジゴク男「ライダー、そのまま沈んでしまえ!」

ライダーの体は少しずつ流砂の中に沈んでいく。

リンディ「いけない!」

リンディはバリアジャケットを装着し、羽を開いて空に舞い上がる。
そしてデバイスから魔力のワイヤーをライダーに向け発射した。

リンディ「それにつかまって!!」
旧1号「おお!!」

ライダーはワイヤーをつかむ。

リンディ「うおりゃあぁぁぁぁあ!!」

リンディは力一杯ワイヤーを引っ張り、ライダーを引き上げた。

旧1号「すまないリンディ!」
リンディ「これくらい、どうってこと無いわ!」
旧1号「よし…!」

ライダーは五感を研ぎ澄まし、地に潜ったアリジゴク男を探す。
そして、ライダーはアリジゴク男の位置を捉えた。

旧1号「あそこか!?」

ライダーはワイヤーから手を離し、キックポーズを取って急降下する。

旧1号「ライダァァァァァキィィィィィック!!」

そしてライダーはアリジゴク男が潜む地面に向け、止めのライダーキックを叩き込んだ。

アリジゴク男「キキイィィィィィイ!!」

アリジゴク男は地面から飛び出し、爆発した。

235 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:17:08 ID:k60pr0lt
(曲終了)

リンディ「やったぁ!!」
藤兵衛「よっしゃあ!!」
旧1号「…」

ライダーは変身を解除し、本郷の姿に戻る。

本郷「終わったか…」
リンディ「猛さん!」
本郷「うお!?」

リンディは本郷に飛びつく。

リンディ「ありがとう猛さん…ありがとう…」
本郷「リンディ…俺が恐くないのか?」
リンディ「…」

リンディは猛から離れる。

リンディ「…変身して戦ってる猛さんを見たときは、はっきり言って、恐かったわ…ごめんなさい…」
本郷「構わないさ、それが普通だ。」
リンディ「でも、聞いちゃったから…猛さんが、改造人間になった理由…」
本郷「む?」
藤兵衛「すまんな猛…この娘に、お前のことを分かって欲しかったもんだから…つい…」

藤兵衛は本郷に頭を下げる。

本郷「良いですよおやっさん、頭を上げてください。」
リンディ「あたし…決めた!」
本郷、藤兵衛「え?」
リンディ「あたし…ミッドに帰らないで、ここに残ってショッカーと戦う!」
藤兵衛「な、何だって!?」
本郷「リンディ止めろ!後戻りが出来なくなるぞ!」
リンディ「そんなの、猛さんからショッカーの事を聞いたときからできるなんて思ってないわ!」
本郷「しかしだな!」
リンディ「それに、ショッカーを放って置けば、地球は間違いなく壊滅するだろうし、それに、猛さんみたいな人達が増えるのは私も嫌よ!」
本郷「うう…」
リンディ「それにショッカーのデータもあたしのデバイスに記憶してあるわ、これを送れば上層部だってきっとショッカーの危険性を分かってくれる。
その壊滅のためにSランクであるあたしが地球に残っても、誰も文句は言わない筈よ!」
藤兵衛「しかしだなぁ…」
本郷「ふう…」

236 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 21:18:31 ID:k60pr0lt
(曲終了)

リンディ「やったぁ!!」
藤兵衛「よっしゃあ!!」
旧1号「…」

ライダーは変身を解除し、本郷の姿に戻る。

本郷「終わったか…」
リンディ「猛さん!」
本郷「うお!?」

リンディは本郷に飛びつく。

リンディ「ありがとう猛さん…ありがとう…」
本郷「リンディ…俺が恐くないのか?」
リンディ「…」

リンディは猛から離れる。

リンディ「…変身して戦ってる猛さんを見たときは、はっきり言って、恐かったわ…ごめんなさい…」
本郷「構わないさ、それが普通だ。」
リンディ「でも、聞いちゃったから…猛さんが、改造人間になった理由…」
本郷「む?」
藤兵衛「すまんな猛…この娘に、お前のことを分かって欲しかったもんだから…つい…」

藤兵衛は本郷に頭を下げる。

本郷「良いですよおやっさん、頭を上げてください。」
リンディ「あたし…決めた!」
本郷、藤兵衛「え?」
リンディ「あたし…ミッドに帰らないで、ここに残ってショッカーと戦う!」
藤兵衛「な、何だって!?」
本郷「リンディ止めろ!後戻りが出来なくなるぞ!」
リンディ「そんなの、猛さんからショッカーの事を聞いたときからできるなんて思ってないわ!」
本郷「しかしだな!」
リンディ「それに、ショッカーを放って置けば、地球は間違いなく壊滅するだろうし、それに、猛さんみたいな人達が増えるのは私も嫌よ!」
本郷「うう…」
リンディ「それにショッカーのデータもあたしのデバイスに記憶してあるわ。
これを送れば上層部だってきっとショッカーの危険性を分かってくれる。
その壊滅のためにSランクであるあたしが地球に残っても、誰も文句は言わない筈よ!」
藤兵衛「しかしだなぁ…」
本郷「ふう…」

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:28:55 ID:IYJPRCY8
支援。

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:29:12 ID:xBrnCaew
支援。
>227
ええと……夕食を作ったの、誰?

リンディさんだと、めがっさ甘いのでは……

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:39:45 ID:wXVQ1B47
ライスピじゃおやっさん……

240 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 22:03:26 ID:k60pr0lt
(やべ、ちょっと間違えた…二つ目の投稿はミスですので気にしないで…食事を作ったのはおやっさんってことで…)

本郷は右手でリンディの頭を撫でる。

リンディ「わっ!?」
本郷「仕方がないな…分かった、俺と共に戦ってくれ。」
リンディ「猛さん…」
藤兵衛「おい猛!」
本郷「リンディは、流砂に吸い込まれそうな俺を助けてくれました。敵に捕まりはしましたが、俺がいった通り足手まといにはならなかったはずですよ。」
藤兵衛「そりゃそうだが…」
本郷「彼女はきっと、俺達に勝利をもたらす女神になってくれますよ。」
藤兵衛「うーん…まぁ、お前がそこまで言うならしょうがないな。ワシも許そう。」
リンディ「ありがとうございます!」
藤兵衛「その代わり、ワシの喫茶店でアルバイトしながら生活するんだ。なにしろ家の店はまだ少し人手が足りないからなぁ…」
リンディ「はい!…♪」

リンディは本郷に手を差し出す。

本郷「ん?」
リンディ「握手です。これから共に戦う仲間でしょう?」
本郷「…そうだな。」

本郷も手を差し出し、二人は再び握手する。
そしてここから、リンディと仮面ライダーの戦いが始まったのであった…

241 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 22:05:33 ID:k60pr0lt
【ハラオウン邸】
リンディ「んん…ん?」

リンディはハラオウン邸にあるソファの上で目を覚ました。

リンディ「うぅーん…ああ、寝ちゃったんだ…昨日遅かったしなぁ…」

リンディは眠そうな目を擦る。

リンディ「それにしてもあの日のことを夢見るなんて、あたしも歳ねぇ…
そういえば最近直接皆に会ってないわね…たまにはミッドに行って皆と飲もうかしら?」

目を擦り終えたリンディはソファから立ち上がり、エプロンを巻く。

リンディ「さてと、今日の夕食はあたしが作るぞ!」

リンディは張り切ってキッチンに向かった。

そしてその頃…

【機動六課隊舎】
スバル「うわぁ…」
ティア「これがあたし達の新デバイス…ですか?」
シャーリー「そうでーす♪設計主任あたし、協力、なのはさん、フェイトさん、レイジングハートさんとリィン曹長!」
ティア「はぁ…」

スバルとティアナは、自分達の新デバイス、「マッハキャリバー」と「クロスミラージュ」を譲与されていた。

エリオ「ストラーダとケリュケイオンは、変化無しかな?」
キャロ「うん…そうなのかな…」
リィン「違いまぁす!」

リィンはエリオの頭上に飛んでくる。

リィン「変化無しは外見だけですよ!二人はちゃんとしたデバイスの使用経験が無かったですから、官職に慣れてもらうために、基礎フレームと最低限の昨日だけで渡してたです。」
エリオ「あ…あれで最低限!?」
キャロ「ほ…ほんとに?」

リィンは次に新人四人の中心に移動する。

リィン「皆が預かる事になる四機は、六課の前線メンバーと、メカニックスタッフが、技術の粋を集めて作った最新型、部隊の目的に合わせて、それにエリオやキャロ、スバルにティア、個性に合わせて作られた、文句なしに最高の機体です!
この子達は皆、生まれたばかりの状態ですが、色々な人の願いや思いがこめられていて…一杯時間をかけて作られたです!ただ単に道具や武器と思わないで、だけど性能の限界まで思いっきり使ってあげて欲しいです!」

242 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 22:09:08 ID:k60pr0lt
この後もリミッターなどの話が続くのだが、作者は空気を読みたいため、失礼だが省略させていただく。

そしてリミッターについての説明が終わった後、警報が鳴り響いた。

なのは「!?」
スバル「このアラートって…一級警戒態勢!?」
なのは「グリフィス君!」

モニターにグリフィスが映る。

グリフィス「はい!教会本部から出動要請です!」
はやて「なのは隊長、フェイト隊長、グリフィス君!こちらはやて」

次は別のモニターに聖王教会に居たはやてが映る。
はやての連絡はその場にいたなのは達だけではなく、
教会にはやてを送り届けた帰りのフェイトにまで行き渡っていた。

なのは「うん」
フェイト「状況は?」
はやて「教会騎士団の調査部で追ってたレリックらしきものが見つかった。場所はエーリム山岳丘陵地区。対象は山岳リニアレールで移動中」
フェイト「移動中って!」
はやて「うん」
なのは「まさか…」
はやて「そのまさかや内部に侵入したガジェットのせいで車両の制御が奪われてる。リニアレール車内のガジェットは最低でも30体。大型や飛行型の未確認タイプも出てるかもしれへん。いきなりハードな初出動や。なのはちゃん、フェイトちゃん、行けるか?」
フェイト「私はいつでも」
なのは「私も」
はやて「スバル、ティアナ、エリオ、キャロ!皆もオッケーか?」
新人四人「はい!!」
はやて「よし、念のため、皆には津上さんも一緒に同行させる!アギトと連携して、レリックを確保して!」
全員「了解!」

なのは、フェイト、新人達は即座にヘリポートに向かい、ヘリに乗り込む。
ヘリの内部には既に翔一が待機していた。

なのは「津上さんは、新人達と協力して、内部のガジェットを一掃して頂戴。」
翔一「任せて!そんなの朝飯前だよ!」
なのは「うふ、頼もしいわね。」

翔一は新人達に向き直る。

翔一「今日は数が多いから、皆の護衛はしていられないけど、大丈夫だよね?」
スバル「はい!」
ティア「自分の命は自分で守ります!」
エリオ「心配しないでください!」
キャロ「あたし達だって、ちゃんと訓練は受けているんです!」
翔一「よぉし!」

243 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 22:10:13 ID:k60pr0lt
翔一は四人の頭を撫で回す。

エリオ「うわぁ!?」
ティア「つ…津上さん!?」
翔一「そんなに元気なら大丈夫だ!俺の先輩達も、君達を見たらきっと「頼もしい」って言って、褒めてくれるよ!」
キャロ「せ…先輩達って?」
翔一「…」

【1988年 正義の系譜事件内にて】
V3「…戻る時が来たようだ。」
アギト「会えて…良かったです!」
BLACK「例えほんの少しでも…」
1号「いや…いつかまた必ず会えるさ!」

………

スバル「津上さん?」
翔一「あ、なんでもないよ!早く終わらせて、皆に特別メニューを作るから、皆、無事に帰ってきてね!!」
新人四人「はい!!」

そして今ここに、新世代の魔導士達と、新世代のライダー達の戦いが、幕を上げようとしていた…

(仮面ライダーの歌(映像・旧1号編))
嵐と共にやって来た 誰だ!誰だ!悪をけちらす嵐の男

仮面ライダー 正義のマスク

「まわせ!吹かせ!エンジン吹かせ!スピード全開!サイクロン!」

怒りを込めてぶち当たれショッカーどもを ぶちのめせ

ライダー ライダー 仮面ライダー

244 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/11(土) 22:11:38 ID:k60pr0lt
投下終了です。
僕なりに昭和テイストがんばったつもりです。
ただ…自分で言っておきながら自分で「六課パートは蛇足だったかな?」と思ってしまいました…
こんな駄文ですが感想お願いします。

245 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/11(土) 22:14:48 ID:b40D/Ic9
GJ!
やっぱ本郷は格好良いですね。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:21:29 ID:jjw4uXx3
GJ
六課とアギトの共闘が楽しみです。地球でのG5ユニットも気になります。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:27:37 ID:xBrnCaew
乙。

G5は昔、某ライダー共闘スレで書いたっけ。
海法警備部長が眉をひそめるようなのを。

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:49:04 ID:3bJmxPiL
GJ!
ライダー達の存在感故にリリカルなのはだって事をすっかり忘れてしまってたので(ヲイ)
六課パートは良かったと思いますよw?

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 22:49:13 ID:AgzvHdls
乙です。
ああ、懐かしい……。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 23:53:49 ID:3bJmxPiL
ふと気付いたことが。
>>241
リィンの台詞
「官職に慣れてもらうために」
官職→感触ですかね?
既にお気付きでしたらすみません
いや、エリオとキャロが突然偉くなってるw!?なんて思ってしまった…

251 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/12(日) 07:51:07 ID:WP23FWCL
>>リリカルなのはBsts
ラットルが淫獣化してて笑えました(笑)
リンカーコアが出来て魔法を使うコンボイたち…ゴリラが魔法使ったら驚くだろうなぁ

>>リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ
まったく知らないトランスフォーマー出てきて、どんなモノか分からないのですが
戦闘機人フラグも来ててどうなるのだろう〜

>>217
イッキたち元の世界へ戻る気があるのか(ry
八神一家との絡みもGJ

>>ARMSクロス『シルバー』
凄いの一言。
シルバーの闘争本能が機動六課にどんな影響を与えていくの楽しみです。

>>リリカル絢爛舞踏祭
ゲームの方やって無くて分からないのですが、相変わらず文章が上手くて嫉妬(ry
アニメの方は少し見たんだけどなぁ

>>マスカレード
クロノのカブト嫌いが凄いことになってますねぇ
リュウタロスのデルタが似合いすぎ
モモさんはモモさんですねぇ(笑)
各ライダーたち&なのはたちも戦ってて書くの大変でしょう(汗)

>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー
凄い行数…そんなに早く投下するなんてラディカルグッドスピードもしくは、
雲慶のアルターでも(ry

書き手の方々みんなGJ

>>211
IDアーマーはFINALでのエヴォリュダーガイのアーマーの名前です。
IDスーツが大河と火麻が過去に来ていた装備です。
一応、デバイスがIDアーマーってことにする予定です。
ルネとJは、どうするか考え中
ちなみに、はやての魔力を吸収したので魔力量はAAAランク+勇気(ぇ

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 09:00:01 ID:A9U0O0es
ルネだとインタークーラーコートあたりになるんじゃないですか? クリアリットはないだろうし。
Jだとラディアントリッパー? でも、これ対応させるならガイはウィルナイフのほうがそれらしいんですよね。
まあ、この二人はサイボーグだし、普通に「中に組み込みました」と言ってもいい気はしますが。

ていうか、Gストーンのパワーを魔力に変換してとかじゃなくて、それとは別に魔力が出来たんですね。
ただでさえ超人的なこいつ等なのに、始末に終えねえ……

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 09:04:52 ID:kLCN47MT
エヴォリュダーは液体窒素を喰らっても鼻水が出るくらいだからな。

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 09:05:59 ID:GfMLWjqx
>252
こういうのはどうだろう?

魔力変換・勇気

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 09:51:33 ID:XiO1yfeS
>>254
変換して…どうしろとw?

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:11:31 ID:GfMLWjqx
>255
だからさ、くじけそうな時に立ち上がったり、逆に勇気を魔力にしたり……

257 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/12(日) 10:31:12 ID:WP23FWCL
>>256
なるほど〜
魔力切れの時にGパワーで魔力代用かぁ、そのネタ頂!
でも、いつ使えるかは神のみが知る。

なのは本編にドリル使い出ないかなぁ・・・


258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 10:37:34 ID:erdD1cyC
>>魔力変換・勇気
これが無いとギャレオンに乗れないんじゃね?

あとGストーンとかGSライドはどういう扱いになるのかね
意思を動力源にする無限情報サーキットだから価値は計り知れんぞ

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 11:01:10 ID:XiO1yfeS
ランブルデトネイターですらスプラッタになるのにドリルなんぞ出したらw…
実際、
レヴァンテインとグラーフアイゼン=魔力なしでも凶器
の時点である意味十分危険な訳だし…

260 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 13:32:09 ID:0ucJtlXn
数日振りの更新は…やっぱり…堪え…O|_| ̄

それはそうと、職人の皆様GJです。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 17:12:20 ID:vx6PL8Dd
>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏

なるほどなるほど、これがリンディとライダー達の出会いのきっかけとなったワケですか。
本郷やおやっさんと出会った事、本郷がショッカーに改造された事実を知ったリンディの涙、
地球に残ってショッカーと戦うと言うリンディの決意…最高のストーリーでした!
さて、いよいよ機動六課(+アギト)の初出動。
もしかしたら、待ち受けてる敵はガジェットだけじゃないかも知れないですね…。
怪人や戦闘員とかが待ち受けてる気がします…。
ところで…ショッカーの怪人・アリジゴク男についてですが…ジゴクピンチと被りません?

>>リリカルなのはBsts氏

メガトロンやっぱり信用されてませんねぇ。
特にチンクは愛妹のノーヴェがメガトロンの部下同然の様に従ってる事に相当ご立腹みたいで…。
セインとウェンディは…まぁあいつらノリが軽いですからねぇ。
それにしても分からんのはノーヴェです…何故あそこまでしてデストロンに興味を示し、メガトロン
を敬うのか…改造されたというワケでもなさそうですし…。
そしてメガトロン…どうやらヤツはナンバーズをデストロンの尖兵にしようとしている様ですね…。
となるとおそらく「聖王のゆりかご」も乗っ取ろうとするんじゃ…。

262 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/12(日) 17:12:39 ID:WP23FWCL
>>リリカル龍騎氏
更新乙です。
氏の作品投下をwktkしながらガオガイガークロス書いとくか・・・
あ、スクライドはネタが集まったら復活するかな\(^o^)/

263 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/12(日) 17:49:01 ID:9mMwdxM0
皆さん感想ありがとうございます。
確かに「官職」→「感触」ですね…
龍騎先輩最近色々と大変かもしれませんけど修正お願いしますっス…

>>262
ジゴクピンチやのうて地獄サンダーっス(一瞬で分かる自分が恐い!)
初代には蜘蛛男の他にドクモンドという蜘蛛型の怪人が居たので被らせても問題ないと思いました。

264 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/12(日) 17:50:57 ID:vznBhkiH
>>251
う〜ん。
やっぱりシックス一族はマイナーすぎて解らない人が居ますか…。
とりあえず解らない人のために説明すると
シックスショットがトランスフォーマーのアニメ三作目「ザ☆ヘッドマスターズ」
シックスナイトがその後番組の四作目「超神マスターフォース」グレートショットが
そのさらに後番組で五作目「V(ビクトリー)」に登場したトランスフォーマーです。
普通のトランスフォーマーがゴリラコンボイならゴリラと人型ロボット
スタースクリームなら戦闘機と人型ロボット。ランページならカニと戦車と人型ロボットみたいに
2つ〜3つ程度の変形パターンしか持たないのに対しこいつらシックス一族は
人型ロボット・レーザー砲・猛獣・ジェット機・ドリルタンク・戦車と六つ(アニメではこの六つ以外にも
シルバーボルトみたいな翼の付いたロボ狼とか対空砲台とかマリンボートにも変形してましたけど。)の変形パターンを持っている
種族です。一族の特色として隠密行動が得意で肩書きが
「忍者参謀」だったりする事もあってかシックスナイト以外の二人は侍口調で喋ります。

265 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/12(日) 18:02:15 ID:vznBhkiH
やっぱ和製TFシリーズはマイナーなのかな…
ビーストウォーズUとかカーロボとかはリアルタイムで観てた人(かくいう自分もですが)も
居るから結構知名度高いみたいだけど。
戦闘機人については「A'sの時代から少し経ったころのStrikerSのキャラ」を題材に
してみたかったんでその一環として出すつもりです。


266 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 18:15:30 ID:2qwJFgKT
>>リリカル龍騎氏

更新乙です。


皆様感想ありがとうございます。
ちなみにメガトロンが今、欲しているのは『聖王のゆりかご』と『ネメシス』の在りか。なんです……

では、リリカルなのはBstsの投下します。

267 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/12(日) 18:29:39 ID:vznBhkiH
待ってましたぁ!

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 18:30:28 ID:GJCr3fHq
待ってたよ(`・ω・´)wktk

269 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 18:34:43 ID:2qwJFgKT
コンボイ「はい、じゃあ皆が体験した恥ずかしい話Part.1言ってみよう」

チータス「夜中に起きたら寝ゲロしてた事ι」
フェイト「ロクヨン買って貰って喜んでたら夢だった事ι」

ラットル「履いてみたパンツがユルユルになってた事ι」
シグナム「何もないところでつまづきそうになった事ι」

コンボイ「いろいろ経験しているようだな皆ι。では、リリカルなのはBstsの始まりだ。」

第7話「サイバトロン」



0070年4月3日 早朝05:30 ミッドチルダ北部、聖王教会。

その教会の中にある資料室。その部屋からキーボードとモニターが何かを解析している音がなり響いていた。
それはダイノボットが第8空港から戻ってきて資料室に入ってから1時間以上は過ぎていた……彼が調べているのはエイリアンディスクの内容とミッドチルダ全区の地図であった。
モニターに地図のデータを送り、モニター上に今回、デストロンの気配が感じられたミッドチルダ北部臨海第8空港に彼は赤い印を書き込む。
まだ、それだけでは何か解らない。そして彼が1番気になっていたのがエイリアンディスクに記されているこの世界の未来。

「『月が煙に覆われし71の年の4の月、火焔に包まれし8番の空の港に新たな印が出現する時。未来を護りし盾と未来の鍵を握る闘姫が遭遇す』……どういう意味だよ、こりゃぁ。けど何かあるんだよな、他にも」

そう考え、ダイノボットはエイリアンディスクに記されたこの項目の前を見る。それを見たダイノボットはエイリアンディスクに記されたメガトロンにが築いた驚愕の未来を知る。




270 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 18:37:39 ID:2qwJFgKT

0070年4月3日 11:30 時空管理局本局

ミッドチルダが正午に入る30分前。本局の31事務室に9人と4人のトランスフォーマーが集合し、円を描いた形に並んだ机の席についていた。
12人はその事務室の主から昨夜に連絡を受けていた。

「やあ、みんな。お待たせ。」

この事務室の主であり、呼び出した本人であるライノックスが前の方の扉から入ってくる。
その姿を見たチータス、以外の面々は即座に立ち上がり、ライノックスに敬礼をする。

「あ、あれ?なんでみんな敬礼してんの?」

キョロキョロと辺りを見回すチータスにフェイトは敬礼を崩さずに囁く。

〔ライノックスさんは今時空管理局本局の一等陸尉。つまり、私達と同じ仕事をしている立場なんだよ〕

それを知り、慌てて立ち上がり敬礼をするチータス。

〔それってマジン?〕

〔ガー〕

そこでライノックスは敬礼を解き、改めて言葉を発する。

「時空管理局・陸上警備隊所属ライノックス一等陸尉なんだな。皆、急な連絡でごめんね。」

「時空管理局・航空戦技教導官。高町なのは二等空尉です。そんな事はないです私達友達ですから。」

敬礼を解き、ラットルを見遣ってから優しく微笑む。
なのはに続き、今度はフェイトがライノックス告げる。

「時空管理局本局所属、執務官。フェイト・T・ハラオウンです。はい、チータス達は私達にとって大切な存在です。」

「時空管理局陸士104部隊所属研修生、一等陸尉。八神はやてです。そうや、タイガー君や皆も掛け替えのない存在になってます。」

はやてが挨拶を済ますとそれに続き、ヴォルケンリッターの4人が挨拶を始める。

「時空管理局、1039航空隊所属。シグナム二等空尉です。私も主はやてと同じで彼らは大事な友です。」
「1321航空隊所属のヴィータ三等空尉だ。私も皆と同じだ。」

「時空管理局局医のシャマルです、私も同じです」
「八神はやての守護獣。ザフィーラだ。俺も同じだ。」

「時空管理局本局、リィンフォースU空曹長です♪私も皆と同じ意見です。」

そんな彼女達の彼らに対する言葉に強く賛同し、コンボイと共に来たギンガ・ナカジマも挨拶をする。

「時空管理局陸士候補生、ギンガ・ナカジマです。私にとってももコンボイさんはかけがえの無い家族です。家族の事を大事に思うのは当然だと思います。」

「皆……ありがとう」


彼女達の熱い言葉にライノックスを含めたトランスフォーマー達は素直に嬉しかった。
出会ってまだ一日しか立っていない自分達を此処まで大切に……友と……家族とまで言ってくれる彼女達にただ頭が下がる思いしかしなかった。

その彼女達の想いに答えんと今度はコンボイ達が彼女らに挨拶する。



271 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 18:45:38 ID:2qwJFgKT

「私はサイバトロン軍所属、司令官のコンボイだ。私達は君達に会えて本当によかった。私達を友と呼んでくれる君達に。」

「サイバトロン軍所属の巡視官。俺はチータス。嬉しいじゃん♪俺達をそこまで考えてくれるなんて。」

「オイラは陸上戦闘官のラットル。ホンットにあんた達最高♪」

「それがしは自然保護官タイガーファルコン。真に皆の言葉にそれがしの心はおっぱいおっぱいでござる。」

「それを言うなら、いっぱいいっぱいだι」


タイガーのボケにシグナムは突っ込む。

「そ、そうでござったかι」

「タイガー君、今のボケはベタベタやで〜♪」


そんなほほえましい光景に少し緊張していた一同の心は緩んでしまう。
そして、互いに顔を見合わせてから、改めてライノックスとコンボイ達は少女達と握手を交わす。


気持ちを新たにしてからライノックスは一同を席に座らせて。今回、召集した理由を告げる。

「今回、コンボイ達と君達を呼んだのには3つ理由があるんだ。1つは散らばっていた皆と再会させたかった事。司会はこの島田ライノックスなんだな」

「え、これってバラ珍なん!?懐かしいなぁ。」


ライノックスの言葉に一同は納得し、頷く。
が、チータスとラットルは手を挙げている。しかし、彼はその二人の言いたい事を理解していた。

「あの二人の事だよね?」

「そうそう!ダーダー野郎とデスデス野郎は?」

「まだ、見つかってないとかじゃん?」

チータスの言葉にライノックスはゆっくり頷く。


「ごめん、まだ見つかってないだ。手掛かりは探してるんだけど」

「そぅ…か、ごめん。」

「手があく時間はずっと探しているから、がっかりしないでラットル。」




272 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 18:52:41 ID:2qwJFgKT

「ああ、続けて良いじゃん」

「ありがとチータス。2つ目はコンボイ達がなんでメタルスボディじゃないかを教える為。なんだな」


ライノックスが発した『メタルス』と言う言葉にテンションを上げだすチータスとラットル。だが、なのは達は?を頭に浮かべる。


「そーそー。それはオイラ気になってた。なんであんなイかした状態から元に戻っちゃったの?」

「しかもタイガーとライノックス以外。皆じゃん」

「それはちゃんと話すから安心して二人共。それより解らない人達の事忘れてるでしょ?」


とライノックスに言われ、チータスとラットルがなのは達を見遣るとシグナム、ザフィーラ以外の彼女達は苦笑いを浮かべながら。コクコクと頷いていた。

「じゃあ、解るように説明しないとね♪」

そう言うとライノックスは事務室に設置してある大きなモニターに例としてコンボイを映しだす。

ライノックスが彼女達に説明したのは『エイリアン』と呼ばれる宇宙を支配する存在がサイバトロン、デストロン関係無く。
宇宙を昔から支配しているエイリアンにとって宇宙の未来をかけてあらそう自分達トランスフォーマーが邪魔な存在であった為に抹殺しようとした事。
そこでエイリアンが出した行動は、巨大なメーザー砲を宇宙に展開しこの世界の惑星に放とうとした。
そこでコンボイはこの世界からエイリアンを救う為に単身でポッドに乗り込んでメーザー砲を爆破した。だが、メーザー砲は強大なロストロギアの塊であり。
その爆発の衝撃は強大なクォンタムサージというパワー波をともなって地上にいた自分に襲い掛かった事。
そのクォンタムサージを浴びた事によりコンボイ達のボディはあらゆる状況に対応できる性質を備えたメタリックボディに変わり。それのみならず、戦闘能力までも上げた。

それがメタルス化。

コンボイがメガトロンの謀略でエイリアンと共に爆発してしまった事をかいつまんで説明し終えるライノックス。



273 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 18:58:57 ID:2qwJFgKT

「どう?今の説明で解らなかった事はなかったかな?」

ちょっと心配そうにモニターから視線を向けるとはやてを筆頭に彼女達は柔らかな笑顔で否定する。

「ううん、とっても解りやすかったで♪」
「あぁ、よかった。じゃあ、何でコンボイ達がメタルス前の身体になっているか、なんだな。

まず、僕たちがこの時代に来るきっかけの衝撃光があったじゃない?」

コンボイ達を見遣ってから、モニターを切り替えながら尋ねるライノックス。
そして、そのまま言葉を繋げて説明を続けていく。

「実はあの時の衝撃はクォンタムサージが降り注いだ時の衝撃と全く同じだったんだな」

次にモニターに映ったのはクォンタムサージによる衝撃の数値とコンボイ達が遭遇した衝撃の数値。

「で、この衝撃を浴びたショックでメタルスボディは一時的な停止状態に陥ったんだ。だから、メタルスボディ自体の記憶はフォーマットされてない。
今もコンボイ達の中に眠ってるんだな」

「私達の中に眠っている……」

ライノックスにそう教えられ、コンボイ達は自分の身体を見据える。
そんな彼らにライノックスはさらに付け加える。

「昨日、コンボイの身体検査で解ったんだけど。メタルスボディを停止状態から起こすには心で呼び掛けるだけで大丈夫みたい。」
「心で呼び掛けるってどういう事じゃん?」

そのチータスの疑問にライノックスの説明から理解したフェイトが答える。

「私達で言うバリアジャケットみたいなものなんだと思う。」

「うん、確かにそうなるかな。」

フェイトの推測が的を射ていた事にライノックスは頷く。
だが、今度は逆にそのバリアジャケットと言う言葉にチータスとラットルが?を浮かべる。

「パラマウント?」

「ベット?」

「そうそう介護ベット−−Σって、違う。バリアジャケットだってι」

チータスとラットルのボケへのツッコミを入れるフェイト。

ため息をついてから、気を取り直したなのはが二人にバリアジャケットの事を説明をする。



274 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 19:05:44 ID:2qwJFgKT

「バリアジャケットっていうのは。私達が魔法を使って何かをする時に必要な服なの。どんな服なのかは自分で思い描くものが繁栄されて決まって、あらゆる状況においても適応できる事が出来る、だから、マグマの中に入っちゃっても太陽に触れても安心かな。」

そう言い、なのはは二人の前でバリアジャケットに一瞬で着替える

「うわ、一瞬ストリップだ。しかし、すごいんだね、バリアジャケットって。(やばい、オイラのヒーロー、チンチンマンが……)」

説明を聞いてからしみじみとなのはのバリアジャケットを見遣るラットル。

「うむ、間違ってはいない。が、金を挟むようなものではないぞ。」

真顔で答えるシグナムにフェイトやはやてはうんうんと頷く。

「……『マグマの中にまで』は間違ってる気がι。というか太陽に触れたら死にますよι」

「ビーストやから気にしたらあかんでー♪」

「目指せ、川口探検隊ね皆♪」

「私は藤岡弘、探検隊だな。」

「シャマルさんにヴィータさんまでι」

ツッコミを入れるギンガ以外。


「バリアジャケットの事も解ったところで試しに3人とも、メタルス化してみたらどう?」

ライノックスにそう言われ、コンボイ達は眼を閉じて心の中に眠るメタルスに呼びかける。そして……。

「やってみるじゃん。我がうちに眠るメタルスの戦士よ……」

「外に秘めし野獣を手なずけ……」

「今こそ新たな姿を示さん。」


先程までと違う力がメタルスの心とリンクしていく。チータス、ラットル。そしてコンボイから内なる力が渦巻く。

そして……。

「「「メタルス、変身!」」」

と告げた瞬間、3人はメタルスコンボイ、メタルスチータス、メタルスラットルに姿を変える。
その姿に彼女達は驚く、これがメタルスなのだと。

特になのは、フェイト、はやては先程までの姿の時の彼らの段違いのパワーを感じとる。




275 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 19:08:30 ID:2qwJFgKT

「コンボイさん……」

どこかほおけたようにメタルスコンボイに歩み寄るギンガ。

「どうだ?カッコイイだろう?」

「はい、すごく素敵です。メタルスガッツ石松さん」

悪戯っぽく微笑んで尋ねるコンボイについ、笑みを零してしまうギンガ。

「ラットル君、ピカピカだねぇ」

「あったりまえだい、オイラは電気ネズミだぜ。なのは♪」

「ホントにカッコイイよ、チータス。」

「ホントにカッコイイのは貴女だ、冬月フェイト先生。」

「あ、鬼塚チータス先生……ダメです〃〃」

「ところで、タイガーくんやライノックスさんはメタルスにならないんですか?」

コンボイ達が変身しても同じようにしないタイガーとライノックスに気付いたシャマルは尋ねる。


「僕は、クォンタムサージが発生した時に再生カプセル入ってたからメタルスにはなれなかったんだな。」
「それがしはロストロギアが組み込まれた故に生まれたトランスフォーマーでござるからメタルスなのは最初からでござるよ。」

「生まれ方もいろいろあるんですね……。」


二人の真意を聞き、素直に納得するシャマル。



276 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 19:12:25 ID:2qwJFgKT
それからライノックスは最後の三つ目の理由をコンボイ達となのは達に述べる。

「そして、最後の三つ目なんだけど。これはそれぞれの自由……チータス、ラットル、タイガーファルコン。君達は時空管理局に入る?」

いきなりの質問にチータスとラットルは驚きをみせる。が、タイガーはうすうす感じていたみたいで「やはり……と嘆いてみたでござる。」

だが、そこでチータスはコンボイの名が抜けていた事に気付く。

「て、事はコンボイ入ったのか?(いつの間に彼女をGETしたの?ロリコンボイ」

「ああ、彼女のおかげでな。……と言っても訓練校に明日から行くんだが。(どいつもこいつも、だから彼女じゃないよ!ていうかロリコンボイってなんだよコラ」

そう言いコンボイはギンガの頭に手を置く。
いきなりの行動に慣れていなかった為、ギンガは少し恥ずかしそうにする。


「私達は賛成だよ♪ラットル君達がうちに入るの。」

「私も。3人に入ってもらえたら、すごく嬉しいよ♪」

なのは達に言われる中、チータスとラットルは考え込む。

コンボイもライノックスも管理局に就いた、そして既に管理局に勤めている彼女達が自分達を大切な家族、友達と呼んでくれた。

そんな彼女達の気持ちに応えたい。そして、一刻も早く、ダイノボットとシルバーボルトを探さねば……。


「わかった、ライノックス。俺入るじゃん!」

「オイラも入るぜ!早くダーダー野郎やデスデス野郎に会いたいし。」


二人が考え込んだ上で決意を固めた中、一人。タイガーファルコンだけは既に答を導き出していた。はやてはそんな彼に尋ねる。

「タイガー君は入らんのか?」

「うむ、それがしは……入る訳にはいかぬ。」

その言葉に特にラットル、チータスやヴィータが1番驚いた。何せ、彼が断るなど思ってもいなかったからだ。




277 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 19:19:17 ID:2qwJFgKT

「なんでだよタイガー何か理由あんのかじゃん?」
「うむ。」

そんな中、シグナムはタイガーの心を汲み取っていた。剣を交えたからこそ解る事が出来るのだろう。

「タイガー、お前は全ての力で自然を護りたい……だから管理局には入れない。だろう?」

そう尋ねられ、タイガーは頷く。

「管理局は……強すぎる力は抑える決まりがあると感じた。シグナムと闘って解ったのだ……力に制限がかけられている、と。抑えられた力では護りたいものは護れはしない。」


そう呟き、拳を握るタイガーファルコンからは彼の熱い決意が伝わる。

本当に自然を愛しているのだな。と納得させられる。


「そうなら仕方ねぇな。ちょっとむかつくけど」

「済まない、コンボイにヴィータ。それに皆」

「解ってる『自然を護る侍なり』やろ。でも私らは家族やからな♪」

「それは君の選ぶ道だタイガーファルコン。私達は君を理解しているよ。」

コンボイやはやて達に対するやり切れなさに俯いてしまうタイガー。そんな彼の手をとってはやては優しく握る。そんなタイガーにヴォルケンリッターのメンバーも歩み寄る。

「うむ、我らは家族……でござるな。」

「リィン達も忘れないで下さい、タイガーさん♪」

「もちろんでござる、皆。それがしの家族達よ」


タイガーの心を聞いたライノックスは優しく微笑み、「解ったんだな」と答えて、チータス、ラットル、タイガーにある書類を手渡す。
それは以前の時代で彼らを再生カプセルに入っていた、身体能力データからリンカーコアの存在を確認し。彼らの今のランクを纏めたものであった。

チータス、ランクA 。
ラットル、ランクA-。
タイガーファルコン、ランクS。


「なんだよ、オイラ1番弱いじゃんι」

「訓練しだいだよラットル君」

「なのはの言う通りなんだな。ラットル。あとこっちも」




278 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 19:26:03 ID:2qwJFgKT
次にライノックスが3人に渡したのはそれぞれの入校書である。
チータス、ラットルの2名はコンボイと同じく第4陸士訓練校であった。
それを見たフェイトは嬉しそうに微笑む。

「チータスもラットルも私達の卒業校だよ♪なのは」

「わ、嬉しいな♪頑張ってね、何か解らない事あったら相談に乗るからね二人共。」

「おう、頑張るじゃん♪」

「任せときなって♪」

そしてタイガーに渡されたのはミッドチルダ魔法学校の入校書であった。
この事にタイガーは断ろうとする。だが、それをフェイトは「大丈夫だよ」と言い、彼を抑える。

「魔法学校って言っても絶対管理局に入るって事にはならないから。」

「うん、ただ。タイガーファルコン、君が今のまま闘って行くには魔法は必要不可欠になるからね。でないとこの世界では君の力を精製しているロストロギアが暴発しちゃうから。ここでちゃんと魔法を学んだ方が良いんだな。」

「そ、そうでござったか。有り難い、ライノックス、世話になる。」

頭を下げ、入校書を慎んで受け取るタイガー。
その様子にリィンは嬉しそうにふわふわとタイガーの肩に近寄る。

「頑張って来て下さい、私も相談に乗ります。タイガーさん♪」

「ありがとうリィン、それがし、がんばるでこざるでしょう。」



(なのは、はやて。ちょっと良いか?)

辺りの様子を見遣り、そこで、皆に聞こえないようにコンボイはなのは、はやてに囁く。

(あ、はい。コンボイさん)
(どうしたんや?コンボイさん)

(うむ、今思いついたんだが。せっかくなんでな。ごりょごりょ)

コンボイが何かを彼女達に囁く、すると次第になのはとはやては眩しいくらいの笑顔を浮かべてコンボイに答える。

(あ、それ良いですね♪皆喜びます。)

(それは私も賛成や、コンボイさん。じゃあ皆で今から隊舎の食堂に行こや♪)

話が纏まり。3人ははやて、なのは&コンボイの順に皆に告げる



279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 19:42:30 ID:AxNOH/Ya
支援。

280 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 19:48:36 ID:2qwJFgKT

「皆ー、今から3人の入学祝いとしてやな」
「「バナナパーティーしよう♪」」

「「今から食堂でイボンコ、黒々バナナパーティーだー」」
「誰がイボンコだ、コラぁ!」

その発表に一同は互いを見合わせて頷き、3人の誘いに喜んで応える。

「イボンコ黒々バナナパーティー。いぇー!!」

「ちょ、お前ら。私はだな−−」

だが、空気に乗れない人、約1名。

「あ、あのコンボイさん。黒々バナナってなんですか?ι」

「君にはまだ早い世界だからι」

ギンガ・ナカジマ(12歳)

そうしてライノックスも含めた14人のメンバーがパーティーを隊舎の学食で繰り広げた後、それぞれの帰路に着いたのは深夜4時であった。

続く

次回予告

メガ「はい、とゆうわけでしてですね。ってバラエティ番組のCM明けってなんで『はい、とゆうわけでしてですね。』って言うんだろうなぁ、そういうお約束?
好きな子いじめちゃうとか、下敷きで静電気遊びしちゃうみたいな?
次回、リリカルなのはBsts第7話「デストロン」ヨロピクー」

タラ「次回予告まじめにやって下さいよーボス」
メガ「何言っちゃってんだ!真面目にやったらビーストじゃないだろうが!」
タラ「え〜そうなの!?」
ルー「そうよ」
ゼス「そうだな」
アギ「そうだって」
スカ「そうだ」
ウーノ「そうです」
トーレ「そうよ」
クアッ「そうでしょ」
チンク「そうだろ」
セイン「そうだよー」
セッテ「そうです」
オット「そう」
ノーヴ「そうそう」
ディエ「そうだね」
ウィン「そうっす〜」
ディー「そうみたい」

一同「あははははは♪」

281 :リリカルなのはBsts:2007/08/12(日) 19:50:29 ID:2qwJFgKT
以上です。次の第8話が終わったら外伝になります。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 20:02:38 ID:o9zfxs0I
>>251
GJ!
設定未決定の残り一つのガジェットパーツの設定をどうするのか楽しみです。
勇者王がいればプロテクトボルトでディバイングフィールドを展開できるので、
はやてやなのはは被害を気にせず全開で攻撃できまくりますな。


283 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 20:06:42 ID:0ucJtlXn
GJです
ギンガ以外全員がビーストのノリに染まってきてる…ってガッツ言うなギンガw
ちょ、ナンバーズ一斉にメガトロンの言うこと肯定してる…w

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 20:26:29 ID:XiO1yfeS
GJっす
タイガーファルコンはSランクですか…!さすがハイブリッド。
しかしBWメンバーが行ったら第四訓練校は候補生どころか教官まで大騒ぎになりそうな気がw…

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 20:27:45 ID:AC2cVEuc
>>281
>『月が煙に覆われし71の年の4の月、
>火焔に包まれし8番の空の港に新たな印が出現する時。
>未来を護りし盾と未来の鍵を握る闘姫が遭遇す』

職人さんGJ!
この予言の盾と闘姫ってなのはとスバルですか?
って・・・コレネタバレだから聞かないほうが良かったのかな?
じゃあ聞か(ry

286 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/12(日) 20:35:40 ID:vznBhkiH
GJ!
でも一つだけ。
タイガーファルコンの一人称は「それがし」じゃなくて「拙者」では?

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 21:38:10 ID:GfMLWjqx
>281
ナンバーズが揃って懐いた!
流石は悪役界のカリスマ、メガトロン様。
その人気ぶりにはこのチャーリー安川、感動の涙が止まりませぬぅ……

288 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 22:15:27 ID:0ucJtlXn
NANOSING最新話完成しました
では、いつものように投下許可をいただきましょう。HURRY! HU(ry

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 22:16:33 ID:/ll4jljP
許可!

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 22:17:45 ID:nu+Lbxxb
オーダーは一つだけだ!

291 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 22:18:05 ID:0ucJtlXn
 HELLSINGロンドン本部襲撃事件より一週間後、9月10日。ロンドン王立軍事博物館。
キャスター作「マモン平原会戦のウスター伯ヴィランデル図」前。
現在、インテグラはそこである人物と待ち合わせをしている。
護衛はアーカード、ティアナ、ウォルター、スバル、ヴィータの5人。いささか多い気もするが、相手が相手なので仕方がないとも言えよう。
…昼間なのに何故ティアナが外に出られるのかという疑問もあるだろうが、それは後述とする。

第五話『BALANCE OF POWER』(2)

 ―拝啓、王立国教騎士団長インテグラ・ウィンゲーツ・ヘルシング殿。
初秋の心地よい季節の中、一緒に美術館めぐりでもいかが?
10日午後3時に以下の場所にてお待ちしております。
ヴァチカン特務局第13課イスカリオテ機関長 エンリコ・マクスウェル―

 インテグラは現在、上記の手紙によって、ここ『王立軍事博物館』に来ている。マクスウェルはまだ来ていない。
「お待ちしております」と書いたのに、遅れて来るというのもどうかと思うが…失礼、話がそれた。
「今何時だウォルター」
「は。今3時を回ったところですな」
 …遅刻である。
「…むこうから誘っておいて遅れるとはな。まさかとは思うが、私たちをおびき寄せるための罠だったのかもしれない」
「いえ、いくら連中でも真昼間に公衆の面前で、しかも敵地のド真ん中で事を起こすとは思いません」
 誘った側が遅れるというこの状況、色々と想像ができる…悪い方向に。
ただの遅刻ならばいいが、イスカリオテは同じキリスト教のプロテスタントすら異端とみなしている。倒すには十分な理由だ。
まさかおびき出して倒そうという罠か。そう思っていた頃に、どこかで聞いたような声がした。
「いやあアレだなやっぱ。モノホンはすごいよ。さすがに王立博物館。手入れがいいよな」
「そうですよねえ、はい。ええ」
 反応を示したインテグラ・ウォルター・ヴィータの3人が振り向くと、神父服の男性が二人。一人は髪を後ろに縛り、眼鏡をかけて上着を手に持っている。
「いっぱい飛行機がありましたねえ」
「そうそう。ゼロ戦なんて初めて見たぞゼロ戦!キレイな形だねェ…あ」
 飛行機談義に花を咲かせている二人の男性が近づいてくる。ゼロ戦がなぜ英国の博物館にあるのかはこの際置いておこう。
ふと、二人が前へと振り返ると…険悪な表情のインテグラとウォルター、それとなぜか懐かしそうな表情のヴィータがこちらを向いていた。
「…いかん、遅れたかな」
「その様ですな」
 そう言うと、髪を縛った男…もう正体はお分かりであろう。この男が『エンリコ・マクスウェル』だ…の方がすぐさまフレンドリーな表情を浮かべ、インテグラへと近づく。
「やあーどうもどうも。お待たせしちゃったみたいで「それ以上近づくな」
 マクスウェルにすぐさまインテグラの一喝が入る。それに応じ、とりあえず足を止める。
「ヴァチカンが一体何の用だ。しかも泣く子も黙る皆殺し機関のイスカリオテが!?」
「あぁ、これはいけない。ずいぶんと嫌われたモノですなあ」
 インテグラの一喝にも動じず、マクスウェルはフレンドリーな表情を保ったまま眼鏡を外す。
そして眼鏡を服ポケットにしまい、自己紹介を始めた。
「まずはご挨拶を。イスカリオテの長をやっております、エンリコ・マクスウェルと申します。以後よろしく」

292 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 22:19:09 ID:0ucJtlXn
 相変わらずフレンドリーな表情のマクスウェルにも、インテグラは油断しない。
目くじらを立て、マクスウェルを問い詰める
「用件は何だ?自己紹介など無意味だ!」
「まあまあ、そう目くじらを立てずに。今日は別に君らと争いに来た訳じゃないんだ」
「信じられるか!」
 そのままインテグラが一気にまくし立てる。先日のベイドリックの一件が相当頭にきているのだろう。
「お前たちは重大な協定違反を犯し、北アイルランドベイドリックに機関員アンデルセンを派遣し、我々の機関員を攻撃し、2名を殺害した!
この私ですら殺される一歩手前だった!忘れたとは言わせない!!」
「…それがどうした」
 その声と同時に、マクスウェルの雰囲気がガラリと変わった。
先ほどまでのフレンドリーさは微塵もなく、インテグラを侮蔑しきった、それこそ翌日売られる豚でも見るような目でインテグラを睨んでいる。
「! …なんだと?」
「こちらが下手に出ていれば調子に乗りやがる…
プロテスタントのクソ雑巾共が2人死のうが2兆人死のうが知ったことか。法王陛下じきじきのご命令でなければ、薄汚い貴様らなどと話などするか。
グダグダ抜かさずに話を聞け!プロテスタントのメス豚共!」
 マクスウェルが徹底的に罵倒する。インテグラのみならず、プロテスタント全てへの侮辱に等しい罵倒を。
それを聞き、黙っていない吸血鬼が一人…まあ、インテグラをメス豚扱いされた事に対してだろうが。
「メス豚?さすがは泣く子も黙る13課。言うことが違う。
司法の諸族を統治して平和を与え法をしき、まつろう民には寛容を。逆らう者は打ち倒す。
何も変わらんね…2000年前からおまえらローマは何も変わらん」
 …そう、アーカードだ。主がここまで言われて黙っている下僕がいるだろうか?いや、いない。
殺気を出し、怒りを隠さず、マクスウェルへと言い返す。
「吸血鬼アーカード。HELLSINGのゴミ処理屋!殺しのジョーカー!
生で見るのは初めてだ…はじめまして『アーカード君』」
「はじめまして『マクスウェル』。そしてさようならだ。
お前は私の主をメス豚と呼んだ…お前、生きてここから帰れると思うなよ」
 そう言うとマクスウェルへとカスールの銃口を向け、吼えた。
「ぶち殺すぞ人間(ヒューマン)!」

「おお、恐ろしい恐ろしい。あんなに恐ろしいボディガードに銃を突きつけられては話もできんな。
何度も言うが、我々は話をするためにここまで来たのだ。しかしそちらがそうするなら、こちらもこうしよう。
拮抗状態を作るとしよう…AAANNDERSONNG(アンデルセェェェェン)!!」
 美術館の奥まで響く声。その声は紛れもなく、あの化け物を…アンデルセンを呼ぶ声だ。彼が来ていたというのか。
…ふと目を移すと、美術館の奥に人外がいた。ブツブツと何かを言いながら、バヨネットを手に歩いてくる。
「我に求めよ。さらば汝に諸々の国を詞業として与えん。
汝、鉄の杖をもて、彼等を打ち破り、陶工の器物のごとくに打ち砕かんと…」
 最初に気付いたのはマクスウェルだ。アンデルセンの様子がおかしい。特にむき出しの殺気が。
冷静に考えれば、護衛が常時武器を手に持っているという時点でおかしい。普通は懐にでも隠しているものなのに。
「されば汝ら諸々の王よ、さとかれ地の審判人ら教えを受けよ。
恐れをもて主に使え、おののきをもて喜べ。子に接吻せよ。恐らくは彼は怒りを放ち、汝ら途に滅びん。
この憤りは速やかに燃ゆべければ、全て彼りよりなり。頼むものは…」

293 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 22:20:16 ID:0ucJtlXn
 ここまで近づいてきても殺気を隠そうとすらしない。これはまさか…
それに気付いたマクスウェルが、アンデルセンを制止しようとする。
「いっ…いかん!よせアンデルセン!」
「一撃で何もかも一切合切決着する。眼前に敵を放置して何がイスカリオテか?何がヴァチカンか?」
「対峙するだけでいいのだ!止まれ!!」
 やはり。アンデルセンはインテグラを殺すつもりだ。
ここでHELLSINGを完全に潰す。もはや今のアンデルセンの思考はそれ一色に染まってしまっている。
「奴めお前たちを見て自制がきいていない。ここはいったん退いてくれ!後でもう一度改めて…!!?」
 マクスウェルが再び固まる。物凄い量の汗を流しながら。
インテグラもその方向へと振り返ると…やはりというか何と言うか、臨戦態勢のアーカードがいた。
嬉しそうな表情で、二挺拳銃を構え、殺気も全開。もはや何をしようとも止まるまい。
「クククッククククク…さあ!殺ろうぜユダの司祭(ジューダスプリースト)!!」
「ハアァハハハハハァ…この前のようにはいかないぞヴァンパイア」
「い…いかん!」
 もはやお互い臨戦態勢。マクスウェルの制止も意味を成さない。
このまま惨劇の幕が開く…と思われたが、次の瞬間それが開かずに終わることになった。

「インテグラ卿がメス豚?そんな訳ないじゃないですか」
 いきなりスバルが口を開く。「いきなり何を言う?」というような顔で全員がスバルに注目した。
…もっとも、アーカードとアンデルセンは見てはいないが、臨戦態勢のまま動きが止まっている。
「インテグラ卿はこの年になって男っ気無し!浮いた話無し!というか雰囲気のせいで言い寄ってくる男すら無いんです!
さらに言い寄ってきた男がいたとしても言葉でバッサリ切り捨てる、そういう人なんです!
その立ち振る舞いから『鋼の女帝』とまで言われているこの人が、メス豚なわけないじゃないですか!」
 一気にまくし立てるスバル。しかし「鋼の女帝」とは、他に言い様がなかったのか…ちなみに、全くのフィクションである。
マクスウェルと、一緒にいた神父が同時に吹き出した。アーカードとアンデルセンは先ほどの体勢のまま固まっている。
そして話のネタにされたインテグラは…赤面している。先ほどのマクスウェル相手の話の時以上に、だ。
「…ティアナ」「Ja.」
 インテグラがティアナの名を呼ぶ。ティアナもその意味を察し、返事をするだけにとどめた。
未だにペラペラと喋り続けるスバルへと近づき、そして…
「アンタはいきなり何言い出してんのよ!」
 制裁のバックドロップを食らわせた。吸血鬼の怪力を使ったバックドロップだ。相当痛い。
それを食らっても平然としているスバルに対し、さらに馬乗りになって頬を引っ張る。一応手加減はしているのだろう。
スバルが弁明するが、聞く気なし。制裁を続行。傍から見ていても痛そうだ。
「ふぁふぉはほはへふふぉっふぉひはふぉーふはほひ(訳:場をなごませるちょっとしたジョークなのに)…」
「うっさい!周り見なさい、少しもなごんでないわよ!」
 そう言われても、スバルは今周りを見られる状態ではないので、代わりに周りの状態を解説しよう。
インテグラは修羅のような怒りのオーラを纏い、アーカードとアンデルセンは未だに固まったまま。
マクスウェルは…未だに笑いをこらえている。よりにもよってヴィータも一緒に笑っているのが、さらにインテグラの怒りを誘う。
「お客様、館内ではお静かに…」
「あ、すいません」
「ティア怒られた〜…痛い痛い痛い!」
 あまりにうるさかったのか、係員に注意されるティアナ。
スバルがそれを茶化すが、それがさらにティアナの怒りを買うことになった。制裁続行。暴力コント再開。
「アンタが原因でしょうが!」

294 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 22:21:18 ID:0ucJtlXn
「…アーカード」
「…なんだ」
「興がそがれた」
「闘争の空気ではないな…帰って寝る」
 この暴力コント、惨劇を避けることには成功したので、結果的にはやって正解だったようだ。
これでアンデルセンが帰ってくれれば儲けものだったが、その前にアーカードが帰ろうとする。
「護衛は?」
「アンデルセン抜きならば4人で十分すぎる。昼間に起きたので眠い」
 そう言ってアーカードは帰っていった。遅れてアンデルセンも帰ろうとする。
「先にローマに帰ります」
「そうか」
「良い博物館だ。次は孤児院の子供たちを連れて来ましょう」
 そう言ってアンデルセンは帰っていった。去り際に「次は殺す…必ズ殺ス…」と言ったように聞こえたのは…気のせいだと思いたい。
「ふぅ…ここでは話がしづらい。隣のカフェテリアで話さないか?」
「ああ」
「何度も言うようだが、私は話をしにここまで来たのだ」
「………………よかろう。お互い大変な部下を持って苦労するな。ええ?『オス豚』?」
「さっきのおかえしか。まあいい、我慢しましょう」
 先ほどのメス豚発言を根に持ったのか、お返しとばかりにオス豚発言。幸いマクスウェルも我慢してくれたようだ…
「…では、行こうか。HELLSINGの『鋼の女帝』」
 …訂正、最後の仕返しとばかりに、先ほどのスバルのジョークを利用したリベンジを行って、外へと向かう。
…インテグラが再び修羅のようなオーラを纏うが、拳に訴えるような手は使わない。代わりに上に立つ者なりの罰を与えた。
「ティアナ、スバルが起きたら伝えておけ。『次の給与明細、覚悟しておけ』とな」
 処刑完了し、休んでいるティアナにそう言って、インテグラは外のカフェテリアへと向かった。遅れてウォルターとヴィータも向かう。
ちなみにスバルは現在K.O.され、伸びている。起きたら給料の事で再びダメージを受けることだろう…

 隣のカフェテリアにて。マクスウェルが椅子にドカッと座っている。
それに向かい合う形でインテグラ。そのそばにはウォルターとヴィータがいる。
本日の天気は曇り。フードをかぶれば吸血鬼でも活動できる程度の明るさだ。
「君らの状況は知っている。組織化されたグール達の襲撃を受け、壊滅寸前に陥ったこと。
そしてある言葉を頼りに、必死の調査をしているということも。そしてそれが全く実を結んでいないということも」
「さすがだな、その通りだ」
「『ミレニアム』…だろう?」

295 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 22:22:20 ID:0ucJtlXn
 何故マクスウェルがこの状況を知っているかはこの際置いておこう。
この話題を出してくるとなると、次に言うことは大体予想が付く。たとえば『ミレニアムを知っている』とか。
「これはいわゆる特秘事項という奴だが、我々は『ミレニアム』という名の一つの情報を持っている」
 …予想通りである。ヴァチカンはミレニアムの正体を知っているようだ。
となると、ここに呼びつけた用件も分かった。その情報を教えるためだ。
「教えてほしい?本当に?教えてほしいか?本当に?本当に?」
「何が言いたい」
 マクスウェルのイライラするような言い方に対し、インテグラが喧嘩腰で返した。
それに対し、マクスウェルも先ほどまでのイラつく言い方で返す。
「我々が貴様らプロテスタント共にこうして力を貸してやろうなんてのは、本来ありえないことだ。
これも以前のベイドリックでの協定違反の借りを返したいと思っているからだ。そこらへんを理解してほしいね」
「わかった…了解しよう」
「だが、それだけでは教えてやれんね」
「なに?」
 ウォルターがマクスウェルに聞き返す。協定違反の借りを返す以外にもまだ何か要るのだろうか。
「人に物を尋ねるときには大事な言葉が必要だろう。『お願いします(プリーズ)』が」
「貴様聞いておれば付け上がりおって「ウォルター!」
 激昂するウォルターを、インテグラが一喝して止めた。
「一言だけでヴァチカンが特秘事項をもらそうというのだ。悪い取引ではない。
それに今は四の五の言ってられる状態ではない。掴める物なら藁でも葦でも掴もう」
「お嬢様…」
 ニヤリと笑うマクスウェルを尻目にウォルターを制するインテグラ。
そしてマクスウェルの方へと向き直り、その「大事な言葉」を告げた。
「『お願いします(プリーズ)』。どんな小さなことでもかまわない。教えてもらえないか。
ローマカトリックヴァチカン法皇庁特務第13課イスカリオテ機関長、マクスウェル局長殿」
「OK!OK!了解した!英国国教騎士団『HELLSING』局長、サー・インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング殿」

296 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 22:23:21 ID:0ucJtlXn
「今を遡る事50年前、第二次世界大戦のことだ。敗戦したナチスドイツから大量のナチの軍人達が国外に逃亡した。
ババリア戦友会(カメラーデンババリアーナ)、スパイダー、ヘルパーズゲイツ、ブラザー・クロイツ、NAHID、オデッサ…
等といったナチ戦争犯罪人を救済する組織や国外ドイツ人がその逃亡の手助けをした。
主な逃亡先は親ドイツ国家群の多い南米」
「それが一体何の関係がある?ちょっとした戦争マニアなら知っていそうな話だ」
 その「戦争マニアが知っていそうな話」に何の意味があるのか、インテグラがそう尋ねる。
すると、マクスウェルの顔つきが一気に神妙なものになり、情報の核心を告げた。
「彼らは全てドイツ敗戦の直前か直後から行動を開始している。それはそうだ。戦争途中で逃亡などしたら脱走だ、それは。
我々が知っている『ミレニアム』とは計画名、そして部隊名だ。ナチスの極秘物資人員移送計画と、その実行者達だ」
 ミレニアム。それはナチスの輸送計画。ミレニアム、それは輸送計画の実行者。
マクスウェルはそのことを話すと、持ってきた資料をテーブルの上に広げ、話を続けた。
「彼ら『ミレニアム』は戦争初期段階から堂々と行動を始め、
ドイツ占領地を駆けずり回って書類を改ざんしながら膨大な物資と有望な人材を集めて回り、
南米に移送したのだ。没収したユダヤ人資産・美術品・貴金属・外貨・有価証券・etc,etc…
小さなものは金歯から、大きなものは潜水艦まで」
 これはさすがに想定外。まさかここまで詳しく知っているとは。
ふと、インテグラの顔に疑問の色が浮かぶ。ミレニアムの事は理解した。だが、何故イスカリオテが知っているのだろうか。
それを察したマクスウェルが、その理由を話した。
「何で知ってるか、って顔だね。手助けしたからさ。ヴァチカンが強力にね」

「それと…ヴィータ。かつての誼で特別大サービスだ。もう一つだけ教えてやる」
 話が終わったものと思い、博物館へと戻ろうとするインテグラ達だったが、マクスウェルのその言葉に立ち止まる。
「かつての誼」とはどういう意味か、考えればすぐにでも分かるが一応聞く。
「ヴィータ、知り合いか?」
 インテグラがそう言うと、マクスウェルが驚いたように顔を上げ、そして事情を話す。
「まだ話していなかったのか…彼女はかつて…とはいっても、十何年も前だが、イスカリオテに所属していた」
 初耳だ。十何年となると、相当前…アーカード復活よりも前である。
だが、彼女はそんな年には見えない。せいぜい7歳かそこらといったところか。
…すると、ウォルターがその理由に気付く。ロストロギアのことを知るのなら、考えてみればすぐに分かる理由に。
「…なるほど、ロストロギア絡みということですな」
「ああ。あたしはロストロギアの守護騎士プログラムだったんだ。それで昔、イスカリオテの人間があたし達の主だったんだよ。
まあ、そのロストロギアはもう無いけどな」
 ヴィータ達ヴォルケンリッターは、かつて存在していたロストロギア『闇の書』の一部である。
闇の書は、かつてある事件で暴走し、当時の時空管理局提督『クライド・ハラオウン』を死に至らしめた。
そしてその事件の後、彼女らの最後の主『八神はやて』の元に行き着いたのだが…話によると、その前にもう一人主がいたらしい。
それがイスカリオテの人間だった、という訳だ。かつて由美江が言っていた「イスカリオテにいた魔導師」とは、彼女らヴォルケンリッターの事だったのである。
「…さて、それはともかく…『ジェイル・スカリエッティ』。そいつを調べてみることだ。」
「ジェイル・スカリエッティ…あいつらの親玉をか…」
 ジェイル・スカリエッティ。彼はガジェットを使い、レリックを集めさせていた張本人だ。
名の知れた次元犯罪者であり、最近は彼の配下の『戦闘機人』と呼ばれるサイボーグ達の存在も明らかになった。
そのスカリエッティが、何故ミレニアムに関わりがあるのだろうか。その根拠はすぐに明かされた。
「ああ。ここ最近の吸血鬼はジュエルシードの複製を持っていただろう?複製を作るにはオリジナルが要る。
そしてそのオリジナルは現在奪取され、彼が持っていると聞いた。調べる価値はあるはずだ」
 もはや何故イスカリオテがそのことを知っているかなど、さしたる問題ではなくなった。
もしミレニアムとスカリエッティが組んでいるとなれば、それ単体を相手にするより遥かに厄介なことになる。
できれば外れていてほしいと願ったが…その願いは聞き届けられなかったようだ。

297 :NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 22:24:30 ID:0ucJtlXn
 その晩、南米某所のとある部屋。太った男が紅茶を飲んでいる。その傍には痩せ細った眼鏡の男がいる。
「彼らはついにたどり着いたようですな。『ミレニアム』に」
「たどり着いた?彼らはまだ何もわかっていないに等しい」
 どうやら、彼らがそのミレニアムの人間という事らしい…いや、人間であるかどうかも疑わしいが。
どうやって知ったのか、それはまたいずれ書くとしよう。
「作戦を急がせましょうか?」
「いや、それはまだいい。それよりも、お茶をもう一杯ほしいな」
「…楽しそうだな、少佐」
 何者かがその部屋に入ってくる。白衣を着た紫髪金目の男だ。
そして、『少佐』と呼ばれた太った男が答える。
「スカリエッティ君か。ああ、楽しい。とても楽しい。闘争だよ。考えてもみたまえ、君。
きっと血みどろの闘争になるに違いない。素敵だろう?闘争、闘争だよ」

TO BE CONTINUED

おまけ
ルーク「ルークと」
ヤン「ヤンの」
ル&ヤ「人情紙風船 ビューテホーピーポーのコーナー」

ヤン「こんにちは!わたしはヤンです!お元気ですか?みなさんに出会えてとってもうれしいです!これからもよろしく!
   ところで私は燃やされました」
ルーク「喰われました。ワンちゃんに」
ヤン「わたしはーなあんでーこのようなー♪つらーいつとめをーせにゃならぬー♪」
ルーク「ワンちゃんにくわれました」
ヤン「昼にしおれてー夜になくー♪用がすんだらまわれみぎー♪」
ルーク「ワンちゃんに…」
?????「燃やされたり食べられたりならまだいいじゃない…」
ル&ヤ「?」
シャーリー「…私なんて、生きてるのにスルーされたのに…どうなったか描写されてるだけまだマシよ…(※外出していた10人のうちの一人です)」
ル&ヤ「すいませんでした。殺さないでください」
シャーリー「わかりました。殺しません」

298 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/12(日) 22:26:19 ID:0ucJtlXn
投下終了です。いいかげん投下一回目に名前直し忘れる癖直せ俺orz

なんか…いろいろとやっちゃった感が…
ちなみにシャーリーは生きてます。生存者の名前に挙がってなかっただけで。

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 22:27:38 ID:GfMLWjqx
>298
乙。

……かわいそうな眼鏡二号。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 22:38:09 ID:nu+Lbxxb
ミレニアムと組むなんて…スカさんは死亡フラグが立ったようなもんだな。
もう闘争の果てに死ぬしかない。

301 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/12(日) 22:43:51 ID:vznBhkiH
GJ!
ヘルシングの漫画買おうかなあ…。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 22:49:42 ID:Qr+m/xng
>301
燃える展開が見たければむしろ買え!!
後半でのナチの外道っぷりと熱さは異常。

303 :白き異界の魔王:2007/08/12(日) 23:10:57 ID:Wck+W/td
夜も遅くなりましたが投下よろしいでしょうか。

304 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/12(日) 23:12:16 ID:WP23FWCL
GJです。
OVAは見たので、あのシーンが良い感じに変更されててイエスだね。
闇の書の前の主の設定をここで使ってくるとは粋なこと
オレンジ博士は生き残ることができるか!?

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:13:15 ID:K185UNAJ
投下!!投下!!

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:14:34 ID:XiO1yfeS
投下どぞー

307 :白き異界の魔王:2007/08/12(日) 23:14:54 ID:Wck+W/td
アンゼロット城:フェイト・T・ハラオウン
フルマラソンを完走したかのような柊蓮司を前にアンゼロットは優雅に紅茶を一口飲み、全員を見回した。
「では、そろそろ本題に入りましょう」
「ああ、そうしてくれ」
全くである。
「柊さん。新しい任務です」
「待ってください!柊さんは今、私たちのお仕事とを・・・」
フェイトが抗議の声を上げるが、視線1つで後を続けなくなる。
この少女はやはりただ者ではない。
「話を続けます。今、世界は重大な危機に見舞われようとしています」
少女の言葉は重大性にフェイトは息をのむ。
さっきの嘘や冗談の延長かとも思ったが、声に宿る威厳がそれを消していた。
世界の危機。
その言葉でフェイトは10年前の海鳴市で合った事件を思い出した。
あれと同じようなことがまた起ころうとしている。
高まる動悸を押さえることができず表情で平静を装うのが精一杯だった。
フェイトは視線だけを動かし隣の柊蓮司を見た。
彼も自分と同じようなのではないかと思ったからだ。
だが、柊蓮司はそれがいつものことであるかのように
「今度は何が起こっているんだ?」
と、返答した。
その余裕はフェイトに平静を取り戻させるのに十分なものだった。
「世界結界が著しく弱体化しています。その影響はすでに出ており、その対応に全世界のウィザードがおわれています」
「具体的には何が起こってるんだ?」
「エミュレイターの活動が活発化しています。また、世界結界の弱体化に伴いそれらエミュレイターの力が増しています。さらに、すでに倒したエミュレイター、封印された魔王の復活も確認されています」
フェイトは再び息をのむ。
魔王の復活。
ベール・ゼファーやアニエス・バートンのような者達が世界中で活動を始める。
それは、フェイトの想像を超えていた。
「この事態を引き起こし、さらに進行させている者はベール・ゼファーであると判明しています。しかし彼女がなにをしているののか、またどこにいるのか。それはわかっていません。柊さん。あなたには魔王ベール・ゼファーの陰謀を暴き、阻止していただきます」
アンゼロットの声が部屋に響いた。

アンゼロット城:柊蓮司
柊蓮司は口の端を少しあげた。
ニヤリ、という笑いだ。
「ああ、そのベルの陰謀ならもう解ってるぜ」
「へ?」
アンゼロットが妙に抜けた声を上げる。
「ベール・ゼファーは魔王アニエス・バートンの復活を狙っているみたいだな。世界結界の弱体化もそれに伴うものなんじゃないか。あいつらの居所もすでに見つけてるぜ」
してやったりだ。
アンゼロットは大げさなリアクションをしている。
たまには、こう反撃してもいいだろう。
いつもやられてばかりではないのだ。
「すでにそこまで調べているなんて!柊蓮司のくせに生意気ですよっ!」
「なんだよそれは!」
「まさか、ここまでやっていようとは・・・うかつです。全くうかつです」
拳を握りしめてふるわせている。
「そこまで悔しがることはねえだろうが。なんかこー、ちょっと傷つくぞ」
「そうですね」
いきなり居住まいを正す。
控えてきた執事が音もなくアンゼロットの横につき、櫛で少し乱れた髪を整えた。
「これは喜ぶべき事かも知れませんね」
「そうだろうな」
「今まで柊さんに過酷な任務を与え、鍛えてきたかいがありました」
「絶対、鍛えるという目的はなかっただろう」
「柊さんにもようやく非正規とはいえロンギヌスの一員としての自覚が出てきたようですね。喜ばしいことです」
「俺はそんな怪しい組織に所属した覚えはねーよ」
「なんですって!!」
アンゼロットは魔王の陰謀を聞いたとき以上にオーバーアクションで驚く。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:15:35 ID:CRahsx5o
折角だから支援!

309 :白き異界の魔王:2007/08/12(日) 23:18:04 ID:Wck+W/td
「次の社員旅行には柊さんも行くようになってるんですよ!」
「行くか!そんなもん」
「宴会部長にもすでに任命済みなのに!!!」
「かってに任命するなぁああ!」
フルマラソン2回目終了。

アンゼロット城:フェイト・T・ハラオウン
何事もなかったかのように再びアンゼロットは話し始めた。
「再び話を戻しましょう」
この切り替えはある意味すごいかも知れない。
「アニエス・バートンですか・・・よもや復活を試みるとは」
アンゼロットは一度目を閉じ、再び開ける。
「アニエスの片目は秘術を用いて壊されました。それ以来、復活は不可能になったはずです。今回、どのような方法を用いているのかは解りません」
「アニエスってのはどんなヤツなんだ」
「あらゆる物を食べる魔王です。動植物はもちろん土や金属、プラーナや魔力も。そして・・・世界結界も」
柊蓮司の喉が動くのが見えた。
世界結界の意味はわからないが、重要性は彼の様子が物語っている。
「アニエスは食べた物を自らの力とします。それは、彼女の眷属の蝗が食べた物も同様です。蝗が食べた物もアニエスの力となるのです」
アンゼロットが紅茶で口をしめらす。
「これで解りました。世界結界の弱体はアニエスとその眷属が世界結界を食べているのでしょう」
アンゼロットは目を柊に向ける。
「柊さん、そこまで調べているにもかかわらずアニエスを倒していないのはどういうわけですか?」
「結界が破れなかったんだよ」
「結界?」
「ああ、二重に結界を張っている。1つは月匣だ。ただし、こいつは本体を迷彩に過ぎねえ。問題はその中にあるもう一つの結界だ。こいつが破れないんだが、破る当てはある」
「どのような?」
柊蓮司がフェイト達の方を見る。
「あの結界は、こっちのフェイト達の世界の物なんだ。1人では無理みたいなんだが、一緒に来た仲間の助けがあれば壊せるみたいなんだ」
フェイトは体を少し前に傾ける。
「時空管理局機動六課のフェイト・T・ハラオウンです」
今度はフェイトが残りの2人に目を向ける。
「エリオ・モンディアルです」
「キャロ・ル・ルシエです。こっちは、フリードです」
キャロがフリードを机の上に置いた。
「フェイトさんの世界、と言うことはフェイトさんは異世界の方なのですか?」
「はい。ミッドチルダから来ました」
「いつ頃こちらに?」
「昨夜です」
フェイトはアンゼロットの深く、黒い瞳を見る。
奥にあるなにかに気圧されそうな自分をとどめる。
今、言わなければならない。
この人に頼むには今しかない。
「アンゼロットさん、柊さんに聞きました。あなたなら私たちの仲間を見つけられるかも知れないと。ですから、私たちに力を貸してください。世界を守るためにも私たちに協力してください」
アンゼロットは執事に合図を送る。
口に手を当て、なにかを伝えたようだ。
「柊さん。このフェイトという方は信用できますか?」
「ああ、フェイト達は信用できる。間違いなくな」
柊蓮司は即答する。
フェイト達は思わず、柊蓮司と目をあわし微笑む。
それを見たアンゼロットは執事に再び合図を送り、なにかの報告を受けた。
「いいでしょう。フェイトさんの仲間と思われる方々はすでに補足しています。現在、絶滅社の対エミュレイター部隊との戦闘に入っています」
フェイトは立ち上がる。
椅子を蹴倒してしまった。
「落ち着いてください。絶滅社には攻撃中止を要請します。しかし、戦闘はすぐには終わりません」
「みんなを助けに、戦闘を止めに行きます。行かせてください!」
「わかっています。近くへ続くゲートに案内させます」
「ありがとうございます。エリオ、キャロ行くよ」
「はい」「はい」


310 :白き異界の魔王:2007/08/12(日) 23:20:05 ID:Wck+W/td
立ち上がる二人に続いて柊蓮司も席を立つ。
「柊さんも行かれるのですね」
「あたりまえだろ」
4人は互いに顔をあわせた。
「では、また後ほど」

***************************

今回はここまでです。
ようやく、フェイトとなのは合流できそうです

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:29:13 ID:K185UNAJ
GJっす!
絶滅社の精鋭部隊が戦闘中って……とっくに全滅しとるがなw

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:31:13 ID:XiO1yfeS
クロス先は分からないのですが、
GJです。
でも、クロス先が分かれば、もっと楽しめると思いもします。
よって…
クロス先教えて下さいです〜(ホントすみません)。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:34:16 ID:GfMLWjqx
>310
乙。
PC1が王子の柊で、PC2がこはまーのフェイトかな?
ついうっかりPC3のなのはとも多角形物語。
>311
全滅したからね、精鋭なのは間違いない。

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:36:34 ID:GfMLWjqx
>312
白き異界の魔王さんは、TRPG『ナイトウィザード』とのクロス。

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:36:37 ID:K185UNAJ
NWやSF内で度々みられるきくたけ補正っすかw
以下の等式が成り立つときこれはきくたけリプレイであるw
精鋭部隊=かませ犬・へたれ

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:42:16 ID:T2K6mo34
管理局本部精鋭部隊「うわーもうだめだー」
っていう認識でいいのか?

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:45:46 ID:XiO1yfeS
>>314
どうもです。
さっそく調べときます。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:48:04 ID:nfCnAXgF
はやて達が勧誘するとしたら、

柊→次元移動用のレリクス(レーヴァティン)持ち、実は戦神スルトのオリジナル

夜ノ森→地味にアンゼより格上。ウィザード世界から厄介者扱いされている為、誘ったら勧誘出来る可能性が高い。
    凶悪なレアスキルを保有(例1:なのはさん大量召喚 2:なのはさん超強化)

こいつらは外せないでしょう。きっと

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 23:56:29 ID:I8MtKQvJ
ラブやんとのクロスとか……いや、忘れてください。妄言です。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 00:03:45 ID:mWVAwGrI
GJ!でござる。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 00:09:59 ID:vpA652Si
六課はあの意味のない分隊制をやめて、シルバーを総指揮官とする部隊に再編成するべき、
新部隊名はイプシロンフォースで。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 00:12:35 ID:EhwCxAxv
なにそのかませ犬風味な部隊名は

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 00:17:00 ID:gIgKAqsB
無謀すぎるとらハクロス、
無茶もほどほどなFateクロス、
それはまずいよキディ・グレクロス、
ちょ、おま、GAクロス、
やめておきたまえマブラヴクロス
どうしたものかオーガンクロス
なんという棄てプリクロス

書いてる人居たらスマソ

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 00:17:57 ID:jeqxJOKY
>>321
最終的にシルバーが隊員を殺し始めるぞw

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 00:18:12 ID:pOCEGUs/
キャロがタティアナサンをブーストして、幻影で混乱している隙にシルバー兄さんと
冥王が遠距離射撃して最後はチビダヌキ部隊長の殲滅魔法で・・・勝てるヤツいるかな。
フェイトたち?彼らの護衛ですよ。

326 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:29:46 ID:FLCYV7Pl
こちらNOCTURNE。大佐、待たせたな!
第1話が完成した。指示を頼む。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 00:31:02 ID:d4lDspgE
良好だNOCTURNE
書き込み欄から投下しろ

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 00:33:20 ID:gIgKAqsB
久しいな…よし、投下を許可する!

329 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:34:54 ID:FLCYV7Pl
了解だ。投下を開始する。

あの人に出会ったのは、まだフェイトちゃんと友達じゃなかった頃の話。
ロストロギア『ジュエルシード』をめぐる、後にプレシア・テスタロッサ事件と呼ばれる事件での事。
あの人は傷だらけの体で突然現れ、そして全ての記憶を失っていた。
そう、自分が誰なのかさえも…。

魔法少女リリカルなのはA's −NOCTURNE−、はじまります。



第1話『かくて、少女は狩人と出会う。(前編)』



「東京の方で時空震…、ですか?」
その日なのはとユーノは、リンディに呼び出されていた。
「ええ、そうなの。ジュエルシードの反応は無いんだけど、念のため確認に行って欲しいの。
 本来なら他の局員に行ってもらってるんだけど、今ほとんどが出払っちゃてるの。」
リンディはそう言って、申し訳なさそうにしている。
なのはとユーノはそれを見ると互いの顔を見てうなずきあい、
「わかりました。お引き受けします。」
そう、答えた。
それを聞くとリンディは微笑み、
「ありがとう助かるわ。で、肝心の場所なんだけど…。」
そう言ってコンソールを操作し、モニターにマーキングの入った地図を表示させる。
「どうやら公園みたいね。公園の名前は、『井の頭公園』ね。」
リンディが告げたのは、とある世界で滅びの運命が始まるきっかけとなる事件が場所であった。


男は、森と思われる場所をさまよっていた。
(ここは…、どこだ?この傷は、一体?)
男の体は常人であれば動く事も出来ないほどの傷があった。
(ちっ、とりあえずここから出て傷の手当てが先か…。)
男はそう考え、この森から出るためにその傷だらけの体を引きずりながら移動を始めた。



330 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:36:10 ID:FLCYV7Pl
男が移動を始めた頃、なのはとユーノは井の頭公園の入口に到着していた。
「ここが井の頭公園かぁ〜。でも、夜だから誰もいないみたいだね。」
なのはは苦笑しながらフェレットモードで自分の肩に乗っているユーノに告げる。
「うん、誰かに見られる可能性が少ないのはありがたいけど、どんなことが起きるかわからないから気をつけて。」
ユーノはそう言いながら周囲を警戒している。
「わかったよ、ユーノ君。」
そう言ってなのはは、レイジングハートを構えなおし公園内へ進もうとするが…。
「あれ、何か事件でもあったのかな?」
公園の入口には、『KEEP OUT 立ち入り禁止』とプリントされた黄色いテープが張られていた。
「えーと、どうしようユーノ君…。」
なのはは困った顔でユーのに問いかける。
「う〜ん、時空震の反応は公園の中から出てる以上中に入って調べるしかないよ。」
ユーノも困った顔でなのはにそう告げる。
「そっ、そうだよね。それじゃ、お邪魔しま〜す。」
誰に断っているのかわからないがなのははそう言いながらテープをくぐろうとする。
だが、その瞬間…。
「ふむ、こんな時間に立ち入り禁止と書かれているところに子供が入ろうとするのは感心せんな。」
「ひゃぁーーっ!」
突然、背後から響いた老人の声になのはもユーノも心底驚かされた。
だが、それでも声を出さなかったユーノは男の子としての意地か、それとも声が出ないほど驚いたのか。
「ふぉっふぉっふぉっ。もう、夜も遅いのじゃからあまり大きい声はいかんぞ?」
声の主は、自身がその原因にもかかわらずそんなことを言っていた。
そして、なのはは、少し涙目になりながら老人のほうへ向き問いかけた。
「あっ、あの、どこから見ていました?」
そう、声をかけられるまでまったく気配のしなかった老人。
彼がどこから見ていたのか、もしかして魔法を使っているところを見られたのではないか。
その不安がなのはにはあった。そしてその不安は的中する。
「うむ、おぬしがその靴から奇妙な羽を広げて降りてきた辺りからじゃな。」
老人は、その長いあごひげを撫でながらそう告げる。
つまり、最初から見られていたということだ。
(どどどどっ、どうしよう!ユーノ君!!)
なのははとことんまで慌てていた。
それはそうだ、完全に言い訳できない状況を見られていたのだから。
(とととっ、とりあえず落ち着こうなのは!)
ユーノもユーノで慌てている。
だが、そんな二人に意外なところから救いの手が差し伸べられる。
「まさかこんなところで魔法を使う者に会うとはのぅ。」
「「へっ?」」
二人は同時にその声がしたほうへ向く。
その先にいたのは例の老人である。
「あの、その、おじいさん魔法の事知っているんですか?」
なのははおずおずと老人に向かって尋ねる。
老人のほうは飄々とした態度でこう答えた。
「知っとるも何も、わしも魔法を使うからの。」
「そっ、そうなんですか!?」
ユーノは驚いて声を上げる。

331 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:41:13 ID:FLCYV7Pl
突然の驚きと夜であることも手伝ってよく見ていなかったが、見ると老人はあぐらをかいた状態で浮かんでいる。
何かで吊り上げていると言うことも無く、これでは魔法使いではないというほうがおかしいだろう。
「いかにも、わしの名はアガレス。おぬしらは?」
アガレスは自らそう名乗るとなのは達の名を聞いてきた。
「あっ、高町なのはです。」
「ユーノ・スクライアです。」
なのは達は姿勢をただし自分たちの名前を名乗る。
「ふむ、なのはにユーノか…。おぬしらは何故ここに来たのじゃ?」
アガレスは、なのは達の目的を問いかける。
「ハッ、ハイ。この辺りで起こった時空震の調査に来ました。」
「ちょっ、なのは!」
あっさりしゃべったなのはにユーノは慌てる。
それはそうだ、アガレスと名乗る老人の目的がわからない以上こちらの事を喋るのは危険だからだ。
「なるほどのぅ。じゃが、つい最近この公園で傷害事件が起こった聞くぞ?それでも行くのか?」
まるでなのは達を脅すようにアガレスは問いかける。
「行きます!それが今、私がやるべき事ですから。」
なのはは、その脅しとも取れる問いかけにもひるまず答える。
まったくおびえず答えたなのはに老人は目を丸くし、そして…。
「ふぉっふぉっふぉっ。いい目をしておるの、なのはよ。」
一本とられたとばかりに笑い出す。
アガレスは、ひとしきり笑った後こう告げた。
「ならば行くがよい。おぬしなら何があっても乗り越えそうじゃしの。老人の出る幕はなさそうじゃ。」
そして、アガレスは去ろうとする。
「ちょっと待って下さい。」
そう言って引き止めたのはなのはの肩に乗っているユーノだ。
引き止められたアガレスは、ユーノのほうに目を向けそしてなのはのほうに向きを変える。
「なんじゃ?何か他に用があるのか?イタチの使い魔よ。」
そう言いながらアガレスはなのはの肩に乗ったユーノに顔を近づける。
「ボクはユーノで、この姿はフェレットですっ!!…って、違った。あなたは『何者』ですか?」
イタチに間違われたことに激昂するが、すぐに思考を切り替えアガレスに問いかける。
「え?え?どういうこと?ユーノ君。」
なのはは、訳がわかっておらず?マークで頭がいっぱいになる。

332 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:44:32 ID:FLCYV7Pl
「なのは、このアガレスさんは確かに魔法使いだ。こうやって宙に浮かんで移動もして見せた以上疑う余地は無いと思う。
 でも、こっちの目的は話したけどあっちの目的は聞いていない…。」
そう言って、ユーのは警戒心をあらわにする。
「ふむ、イタチ君はワシが敵ではないか?と、思っておるのか。」
アガレスは、なのはの肩のユーノに顔を近づけ、まるでからかうように問いかける。
「だからイタチじゃ…っと、話をはぐらかさないで下さい!」
「やれやれ、イタチにいちいち反応しとるのはおぬしじゃろうに…。」
怒りだしたユーノからアガレスは少し離れ話し始める。
「ワシの目的か…。まあ、おぬしらと同じじゃの。」
そう言って、まるでめんどうくさいと言わんばかりにあごひげを撫でる。
「つまり、時空震の調査ですか?」
アガレスの態度を意に介さずユーノは質問を続ける。
「ああ、そうじゃ。ひとつ付け加えると人探しもじゃな。」
「人探し?それは誰ですか?」
なのはが、アガレスのもうひとつの目的である人探しの部分に反応する。
「ん?ああ、ちょっとした知り合いの息子じゃよ。」
なのはの問いに、アガレスはやはりめんどくさそうに答える。
「?、なぜ人探しと時空震の調査が一緒になるんですか?」
ユーノは、アガレスの説明から感じた疑問を口にする。
「おぬしらにそこまで説明する義理はないのぅ。」
そう言って、アガレスは説明を拒否する。
「そんな…。もし人探しに時空震が関係しているなら、詳しく話してくれたら私も時空管理局の人もきょ……。」
協力してくれる。そう言おうとしたなのはをアガレスは手で制する。
「なのはお嬢ちゃんの優しさはありがたいが、その申し出は断らせてもらおうかの。」
アガレスは申し訳なさそうにそう言った。
「なぜです?その『知り合いの息子さん』が時空震によっていなくなったと言うのなら時空管理局はきっと協力してくれます。」
そう言いながらユーノは思った。
(この老人はまだ何かを隠してる。)
その瞬間、アガレスは突然空へ上昇し、なのはたちの元を離れる。
しまった、ユーノがそう考えた時にはすでに遅く、かなりの距離まで離れられてしまう。

333 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:47:09 ID:FLCYV7Pl
「アガレスさん!待って!」
なのははそう叫ぶが、もちろんアガレスは止まらない。
だが、最後にアガレスの念話が聞こえる。
〈それじゃぁの、なのはお嬢ちゃんにイタチのユーノ坊や。そのやさしい心を大事にな。〉
そしてアガレスの姿は完全に見えなくなった。
「どうしよう、ユーノ君…。」
なのはは困った顔でユーノに問いかける。
「…どうしようもないよ。完全に逃げられちゃったし、それにこれは聞きそびれた事だけど実はアガレスさんから魔力反応が無かったんだ。」
その言葉に、なのはは驚く。
「え?何で?アガレスさんは魔法使いだって……。」
なのはのその言葉にユーノは首を横に振る。
「多分、魔力を隠していたんだと思う。もしかしたらアースラの方でも反応はしていないかもしれない。」
ユーノのその言葉になのはは言葉を失う。
「なのは、思い出してみて彼は僕らが来た時から居たと言ったんだ。彼はあぐらをかいて宙に浮いていた。
 僕らが来てからわざわざ宙に浮き始めたわけはないし、はじめから浮いていたなら少しでも魔力反応があるはずだ。」
そういわれてなのはは気づく。
「あ、そうか最初にきた時、私たち気づかなかったんだよね。」
そう言ってアガレスに驚かされた事を思い出す。
「…とりあえず、今は考えても仕方がないし公園の調査を始めよう。」
ユーノは、なのはに当初の目的を促す。
「うん、わかったよ。」
そう言ってなのはは公園内に入って行こうとするが……。
その瞬間、何者かが公園から出てくる。
いや、出てくるという表現は間違っていた。
公園から出ようとして立ち入り禁止のテープに引っかかって倒れたからだ。
「だっ、大丈夫ですか!?」
ユーノが止めるまもなくなのはは、その倒れた人影に慌てて駆け寄り、そして驚く。
「ユーノ君!どうしよう、この人ひどい怪我だよ!!」
なのはの言う通り男の怪我はひどかった。だが、救急車を呼ぶわけにも行かなかった。
それは男の持ち物のせいであった。
男はその背に大剣を背負っており、さらには着ている服に隠れているが腰の左右に拳銃のようなものまであったからだ。
「…アースラに連絡しよう。恐らくだけどこの人は時空遭難者だと思う。確認された時空震で飛ばされてきたんだよ。」
ユーノは、そう分析する。そしてそれは間違ってはいなかった。
こうして男は、アースラへと保護されることとなる。
そして、男がなのはに介抱される様子を遠くから見ているものが居る。アガレスである。
「ふむ、スパーダの息子め。やはりこの世界におったか。
 やれやれ、怪我もひどいようじゃし、なのはお嬢ちゃんにまかせて出直すかの。」
そう言って、アガレスはこの世界から去っていった。




334 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:50:16 ID:FLCYV7Pl
男が目を覚ましたのは、なのはに救助されてから三日後のことである。
アースラの廊下を歩いているリンディに、
「リンディ提督。」
そう言って、困った表情のクロノと真剣な表情のエイミィが近づいてくる。
「あら、二人ともどうしたの?」
リンディは微笑みながら二人を迎える。
「はい、三日前に保護された男に関することでちょっと。」
「私もです。彼の持ち物等についての調査報告があがってきたので。」
「わかったわ。なら艦長室へ来てちょうだい。そこで聞くわ。」
そう言って、三人は艦長室へ移動する。

「それじゃ、クロノ執務官の報告から聞かせてもらえるかしら?」
リンディは、デスクにつきながらそう言った。
「はい、実は彼が目を覚ましたと報告があったので事情を聞こうとしたのですが…。」
クロノはそこで言いよどんでしまう。
「?、何か問題でもあったの?」
リンディは、歯切れの悪いクロノに違和感を覚える。
「はい、どうも彼は記憶障害を起こしているみたいなんです。」
「記憶障害?それはまたややこしいことになっているわね。」
それを聞いてため息をつきながらリンディは率直な意見を口にする。
「ええ、自分自身の名前すら覚えてないみたいで取調べどころじゃなくって……。」
そう言って困った表情で両手を上げ、降参のポーズをする。
そこへ待ってましたと言わんばかりにエイミィが喋り始める。
「彼の名前くらいなら何とかなるかもしれませんよ。」
「あら、本当?」
その報告はクロノにとってありがたかった。
正直、名前すらわからないのでは今後のコミュニケーションにも関わるからだ。
「はい、彼の所持品の拳銃に名前と思われるものが刻印されていたんです。」
「そうか、これで少しは思い出せるといいが…。で、彼の名前はなんていうんだ?」
クロノは、エイミィにそう催促する。
「うん、銃に刻印されていたのは『-BY .45 ART WARKS FOR TONY REDGRAVE-』
 つまり彼の名前は『トニー・レッドグレイブ』ってことになるわね。」
エイミィは右人差し指を立てながらそう言った。
だが、そのエイミィの説明にクロノは違和感を覚え、そしてすぐ答えにいたる。
「ちょっと待ってくれエイミィ。もしかして『WARKS』の部分は『WORKS』の間違いじゃないのか?」
「うん、多分ね。でも銃の刻印はこのスペルで間違ってないからたぶん刻印ミスだと思う。」
クロノの指摘にエイミィは冷静に返す。
「で?エイミィ他にわかった事は?」
そのやり取りを中断させ、リンディは報告の続きを促す。
「あっ、はい、あと銃についてわかったことは銃の名前が『Ebony(エボニー)』と『Ivory(アイボリー)』と言う事、
 この銃が双子の銃であるという事、そして、刻印の通り『45口径の芸術品』であるという事です。」
その報告を聞きクロノが疑問を率直に言う。
「双子の銃?45口径の芸術品?どういう事だ、ただの銃だろ?」
その言葉に対して、エイミィは少し困った口調でこう返した。

335 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:51:53 ID:FLCYV7Pl
「え〜と、それがこの銃を調べた人間がかなりのガンマニアみたいで結構ディープな所まで調べたみたいなの。
 で、その報告の内容なんだけど『詳しく』聞く?」
まるで、後悔するわよ。と言わんばかりに詳しくの部分を強調して告げる。
だが、その二人のやり取りを見ていたリンディが口を挟む。
「二人とも、今は私に報告しているんでしょう?仕事は最後まできっちりやりなさい。」
「「しっ、失礼しました!リンディ提督!」」
二人は、息ぴったりにリンディに敬礼をする。
「ふう、仲が良いのはいいけど公私の区別はしっかりね?で、エイミィ報告の続きなんだけど…。」
リンディの言葉にクロノは文句を言いたそうにしているがそれを無視してエイミィに報告を促す。
「はい、で、あの、どうします?」
どうしますとはもちろん『詳しく』説明するかどうかだろう。
「かいつまんでお願い。少し気になるのよ。彼が持っていた銃は明らかに大型拳銃…。
 例え成人男性でも扱いは難しいわ。でも彼はそれを二挺持っていた。それにあなたが言っていた『45口径の芸術品』の意味もね。」
リンディは真剣な表情でそう言った。
「わかりました。まず、ベースになった銃はコルト・ガバメントと思われます。でも、大きさはまったく別物ですし、
 パーツの全てが丁寧に改修され材質も吟味された物に変更されているそうです。もう、主だった外見以外は別物らしいです。
 そして『双子の銃』の意味ですけど、あの拳銃はまったく同じデザインの様でも実はそれぞれが役割を持たされているんです。
 右手で構えるように作られた物は速射性能が重視されていて、デッドウェイトを限りなくゼロに近づけてあり、
 左手で構えるように作られた物は精密射撃用の調整が施されていて、右手用の銃を補佐する役割を持たされているようです。
 この銃の調査をした人間が言うには、これを作ったガンスミスは、まさしく『45口径の芸術家』と呼ぶに相応しい人物だ、との事です。」
エイミィのその報告を聞いていたリンディとクロノの顔は驚きの表情を作っていた。
それはそうだ、エイミィの報告を聞く限り男が所持していた拳銃は二挺同時に構えるものだ、と言うのだから。
そしてクロノはその驚きをすぐに口にした。
「ちょっと待て、エイミィ!それじゃ、彼は45口径の大型拳銃を片手で使えるということか?」
「わからない、もしかしたら片方ずつかもしれないけどたぶんクロノ君の予想で当たってると思う。」
エイミィは少し困った表情でそう返した。
「大型拳銃を二挺、両手で扱う…か。だとしたらとんでもないわね。
 ところでエイミィ、彼の持ち物はもう一つあったわよね。かなりの魔力を秘めた大剣が…。」
リンディは真剣な表情でエイミィに話しかける。
その言葉を受け、エイミィも真剣な表情になる。

336 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:53:03 ID:FLCYV7Pl
「はい、むしろ銃よりそちらの方が本命なんです。
 で、リンディ提督にお聞きしたいんですけど提督は知っていますか?魔剣士スパーダの伝説を…。」
リンディとクロノははその言葉に驚きを隠せなかった。
魔剣士スパーダ…、はるか昔、ミッドチルダを救った英雄として今もごく一部の人間に語られる存在である。
「スパーダ伝説…。時空管理局が出来る大昔のミッドチルダに突如現れ、
 その当時、世界を荒らしていた邪悪を滅ぼし去って行った…。大体、そんな内容だったわね。」
リンディは、なぜ伝説でしか出てこない魔剣士スパーダの名前がここで出てくるのか考えながら答える。
「はい、実は彼の持つ大剣がスパーダ伝説に出てくるものと形状がほぼ一致しているんです。」
その言葉にクロノは声を荒げる。
「それじゃあ、彼は伝説に語られる魔剣士スパーダその人だとでも言うのか?」
「クロノ君、落ち着いて。それはまずありえないから。魔剣士スパーダの伝説はいつの時代のものわからないけど
 いくらなんでも生きてるはず無いと思う。それに彼の名前は、トニー・レッドグレイブよ。」
エイミィはそう言ってクロノをたしなめる。
リンディはその様子を眺めながらしばらく考えた後、デスクから立ち上がりこういった。
「記憶障害の彼に聞いてどこまでわかるかわからないけど、直接聞いてみるしかないみたいね。
 名前を教えてあげれば彼も何か思い出すかもしれないし、とにかく彼にあって見ましょう。」


こうしてリンディ達は、男の名が『トニー・レッドグレイブ』だ、と思い込んだまま会う事になる。
確かに『彼』の名前に違い無かった。だがその名は、かつて捨てた名前。
そう、『彼』の少年時代の終わりに…、双子の銃『Ebony&Ivory』を手に入れた時に捨てられた名であった。



337 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 00:58:31 ID:FLCYV7Pl
以上でございます。相変わらず稚拙なものではございますが…。
てか、本当なら前編でダンテ、後編で人修羅と考えてたんですが
長くなりすぎて変更にorz
さて、今回ダンテが記憶を失ってますがこれはちょっと考えがあるので。
あと、ダンテがメノラー奪還の依頼を受けるまでの年表をひとつ。


338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 01:00:18 ID:376FLwXs
の、NOCTURNEなのにダンテしか出てきてねえッ!?
しかも記憶喪失とは、なんたる変化球……

でもGJ、次は恐らくはやてSideっぽい人修羅の活躍に期待をします。

339 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 01:16:55 ID:FLCYV7Pl
年表入れ忘れた…orz

小説版デビル メイ クライ (うちのダンテはこの話でE&Iを手に入れてる。)
   ↓
漫画版デビル メイ クライ3(未完、2巻までは見たんですがどうなってるんでしょう?)
   ↓
デビル メイ クライ3   (語る必要ないですね。)
   ↓
デビル メイ クライ4   (まだゲーム出てませんが確かこのあたりの時期の話だって聞きました。友達から。)
   ↓
デビル メイ クライ    (3に同じ)
   ↓
小説版デビル メイ クライ2(実はこの話でダンテはもう一度、魔帝殺しをやってます。)
   ↓
デビル メイ クライ2   (3に同じ)
   ↓
真・女神転生V-NOCTURNE-マニアクス

という感じで進んできています。
感想書ききれないほどの職人の皆様へGJ送らせてください。
あと、リリカル龍騎氏がまとめサイト更新してるのでしょうか?
でしたら誤字と脱字、ちょっとした修正をしたので、
 ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?dlpas_id=0000017919.txt
 pass:nocturne
に差し替えてもらえないでしょうか?お願いします。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 01:18:41 ID:jlPgMAJI
>>321
ジェノサイドフォースかよ!

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 01:39:50 ID:d4lDspgE
GJだ。デビルメイクライやったことないからさっぱりだけど
これから貴殿のSSで知ろうかな

>>339
まとめサイトに訂正用の掲示板があるからそこに書きなされ

342 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 02:01:47 ID:FLCYV7Pl
>>338
はい、人修羅出てきていません。ごめんなさいorz
そして次回も出てこないです。ごめんなさいorz
ただ、メガテンの悪魔は出すので今はそれで勘弁を…。

>>341
いえいえ、デビルメイクライを知りたいのであればやはり買うべきだと。
やりやすさでは3がオススメなので購入されてみては?今なら安くなってますし。
正直、自分の文章力では彼のスタイリッシュさを100分の1も出せないかもしれませんので。

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 03:10:32 ID:y4+w4R/5
GJ!
メガテンの悪魔を出さないのはいいかもしれない
設定上ではマジに神話にのってるやつらだしな
神話上ではサイズが銀河クラスという邪神マダ
世界を焼き尽くした魔王スルトとか
そんなインフレってレベルじゃないマジモンの化け物を出してもな
問題はそれらが集う世界で生き延びた人修羅なんだけど

よくよく考えるとあの少年きつい運命たどったよな(人間よりのEDの場合
担任のお見舞いにいったとおもったら世界崩壊
放り出された先はかつての友さえ殺さなければならない煉獄
そんな死が死を襲う焦土で友を殺してでもつかんだ名も無きコトワリ
未来の定まらぬ自由を望むことさえ世界に拒否される
俺だったら、こんな運命と輪廻破壊しようと思っても不思議じゃないな

344 :リリカル犬狼伝説 ◆tsM8iQ2QyE :2007/08/13(月) 04:25:28 ID:JF6Im93V
女神転生!そしてヘルシング!さらにメタルズのアドリブ!!
読んでしまうと書かずにはいられない!!


 モニターに映る痩身の若者。美青年といっても良いだろう。
 だけど眼の辺りにはどこか気まぐれな感じがする。

「やあディスプレイの前のミンナ〜元気かにゃ〜?ボクの名前は“這い寄る混沌”。因果律を捻じ曲げて、“物語”をつぐむネ申様さ。
 今日は試しに魔法少女を作ってみることにした。
 主人公に当たる少女には当然魔法の素質を持たせてある。
 家族構成はどうしようかな〜。う〜ん、メンドイや父親存命にしてしまえ。
 あ、あとキーパーソンとなり、マスコットとなる小動物がいるといいにゃ〜。うんそうだ。この「ネ○ま!」みたくフェレットにしよう。
 勿論、神話的要素をふんだんに盛り込むつもりさw
 衰退いちじるしい漁村、謎の魔法書、ポナペ島沖……うん、ラスボスは当然クルウルウに決定♪」

 突然、銀色の眩い閃光と共に、ナイスミドルな白人のおじ様が登場!

「そんな毎週ラストに、視聴者にSANチェックをやらせるような魔法少女などやらせんぞ、ナイアルラトテップ!」
「ゲゲェ!貴様はランドルフ・カーター!」
「もうゆるさないぞ!くらえ!銀のカギ・パ〜ンチ!」

 ガッ!

「ブフッーーー!そ、それ銀のカギじゃない!素手じゃないか!!」
「銀のカギ、銀のカギ、銀のカギ!」

 マウントポジションを取って一応“神様”をボコボコにする人間

「ごめんなさい、もうしません」
「わかりました。もうやりません」



「……なにこれ?」

 無限資料室で、もっとも最下層に位置する古い本を見つけたユーノ・スクライアは、書かれてある内容の余りにも稚拙さにあきれ返っていた。
 それは小説の要諦を全くといっていいほど得ていない文章であった。
 書籍自体からは魔力も何も感知できない。つまり、落書き当然の自費出版物といって良い内容だった。

「作者名は……“HPL”?一応、なのはたちの世界と同じ言語で書かれてあるけど……さては誰かがイタズラで資料室に放り込んだのかな」

 ユーノは苦笑いをし、本を「処分」と書かれたトレーに載せると、無重力空間のホールから出て行った。
 すでに勤務時間はとっくに過ぎている。
 しかし、ユーノは知るゆえも無かった。
 本を見つけてしまった事こそが、物語を紡ぎだす“カギ”であることを……。
 その日、遠く離れた地球。南極大陸、南太平洋沖、ヴァージニア州、ユゴス……因果律が捻じ曲げられ、あるはずの無いモノが出現した。

  【 続かない 】

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 05:31:26 ID:d4lDspgE
続かないのかw

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 05:37:23 ID:y4+w4R/5
親戚に某大統領でもいる設定にしてしまえ
カオスってレベルじゃなくなるけどなw

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 06:37:40 ID:3slq7F0j
>>342
GJ!
ミッドか海鳴でダンテVS人修羅か……世界吹っ飛びそうだなぁ。
コトワリ3人は出てくるんでしょうかね? NOCTURNEの主軸たる彼らですが、氷川以外は他の未来もあったはず。
何度やっても相争う親友3人組というのも良さそうではありますが。

>>344
既にユーノはイスの偉大なる種族に代わられてたりするのかww

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 07:11:18 ID:y4+w4R/5
>>347
かつては魔界の9割を支配し父スパーダでさえ倒しきれず封印することしかできなかったDMC2ラスボス
真魔人解放状態のダンテはそいつのあらゆる攻撃を完全無効化し瞬殺可(この時点で父超えてます
人修羅の方というと、死闘の果てに宇宙一個ぐらいなら軽く作れるほどの膨大すぎる力を取り込み神も大魔王もフルボッコ可
こいつらが戦ってきた敵に生ぬるいやつなんていなかったもんな
ああ、リベンジマッチを止められるやつなんているのかね?艦隊すら沈めそうだし

349 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/13(月) 08:07:30 ID:PU65unIg
うはーストライカーズにアルハザードの単語でてきた。
まぁ我が道を行くか・・・設定変更したら一から始めるなんて無理(涙)

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 08:23:00 ID:QtZScOom
wik更新されて無いorz

351 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/13(月) 08:36:00 ID:49ChwrH3
職人の皆様GJです

>>白き異界の魔王氏
アンゼロット様絶好調ですね…って、ロンギヌス会社だったんですか…
絶滅社?対エミュレイター部隊?それなら壊滅しましたけどw

>>323
そういえば某所にありましたね…とらハ3(正確には原作版なのは)とStSのクロス…

>>NOCTURNE氏
>メガテンの悪魔は出すので今はそれで勘弁を…。
ちょ、神話クラスの化け物でも出すつもりですか?
というかユーノよ…使い魔という点は訂正しないのか…

>>リリカル犬狼伝説氏
いやいやいやナイアさんなにしてんのw

352 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 10:06:07 ID:FLCYV7Pl
>>343
えっと、すいません。あの、出しますよ?アクマ…。
確かにかなり無茶だとは思いますが人修羅がルシファー勢の切り札である以上探しに来ると思いますし。
あと、あれは自分も破壊に走りますね。あれの神様はかなりひどいと思いますから。
>>347
あー、いくらなんでもそこまで世界は脆くは無いと信じたいですね。
ちなみに、氷川達は出ません。と言うより出せません。全員、死んでますし。
>>348
うん、正直ちょっと後悔してたりします。なのは側との戦力差があり過ぎて…orz
まあ、色々と考えて書き上げます。
>>リリカル龍騎
出します。ええ、出しますとも!(半ば自棄)先ほども書きましたがルシファー勢の決戦存在である以上
探しには来ると思いますし、ただ単になぞらえるだけも面白くないので…。
まあ、さすがに制限をかけて呼ぶ気ではありますが。

あと仲魔として呼びたいもの。(わかりますか?)
パスカル その弟 堺正章(最近だと香取信吾)
もしかしたら増えるかもしれない。

353 :NOCTURNE:2007/08/13(月) 10:08:07 ID:FLCYV7Pl
>>352
リリカル龍騎「氏」が抜けてた…orz 申し訳ない…。


354 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/13(月) 11:52:13 ID:vmwo73A+
みなさんGJの嵐!
にしてもクロス元に知らないのが増えて来たなあ…。
まあ自分のTFシリーズも結構マイナーですけど。
うーむ…。
それにしてもStSの目まぐるしく変わる設定はほんと職人泣かせですよね。
StSをのエピソードを話に絡ませようとして始めて皆さんの苦労が解りました…。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 12:51:29 ID:+fvcOZJ6
無理に原作に合わせる必要もないと思う、つかいらん設定多過ぎだよあれ
アインへリアルとかはもちろん別にナカジマ姉妹は普通に娘でも構わない気がするし・・・

ママジマさんの死の真相が明かされるかどうかも危ぶまれてきた

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 13:34:49 ID:376FLwXs
>>352
ぴ、ピクシーはッ!? レベル80メギドラオンピクシーは出ないんですかッ!
個人的に、彼女関係は真IIIでほとんど唯一心温まるエピソードだったので……

357 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/13(月) 14:32:31 ID:XMNPQrSb
僕もストライカーズ新話見ました。
…なぜ最終決戦近いのに説明回なんだよぉorz
スバルとギン姉とノーヴェとシャマルとリンディさんは可愛いのに…(よく部活の相棒に趣味がマイナーと言われます)

もう必要な話以外は全部カットしたり、僕のお気に入りの昭和ライダーのストーリーにリンディさんを加えた昔話や平成ライダー登場人物の話に置き換えたりしたほうが良いでしょうか?

358 :恐怖の将 1 ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/13(月) 14:32:53 ID:l7n0osHR
『力が欲しい…この世に再び蘇る為の力が欲しい…我が肉体となる強い体が欲しい…。
強き者よ我が前に集え…。悪魔六騎士に代わり得る力を持った者達よ…バゴアバゴア…。』

とある世界で管理局の回収したロストロギア「ジェネラルストーン」
太古の昔、あらゆる世界を恐怖で支配したと言い伝えられる「恐怖の将」と呼ばれる存在が
封印されているとされるそれは輸送・管理を厳重に行わねばならなかった。
もしその言い伝えが事実で、かつ恐怖の将が現代に蘇る事があるならば…
次元世界の崩壊は必至であり、それを防ぐ為に何としても管理局の魔法技術の粋を
集めて厳重に封印処置を行わねばならない。

しかし…ジェネラルストーンは人間の手に余る物だったのかもしれない…

その頃、時空管理局に勤める高町なのは一等空尉は久々に休暇を貰って自身の
出身世界に里帰りしていた。それと、たまたまユーノの方も同じ位の休暇を頂いたらしく、
フェレットモードにした状態でいると言う条件でなのははユーノも連れて来ていた。
元々なのは自身ユーノの正体を家族には教えていないし、知られてしまったら
ユーノが一体何をされてしまうか分かった物では無い。とりあえず正体さえ
知られなければ高町家の面々はユーノ(フェレット)をとても気に入っているから問題は無かった。

「どうだ向こうでの仕事は?」
「あの時みたいに大怪我しないように気を付けてね。」
「う…うん…頑張るよ。」
帰って来て早々になのはは両親からそれぞれそう言われていたが、
その後すぐになのはの肩に乗っていたユーノを手に取った。
「ユーノを見るのも久し振りだな。」
「そう言えばフェレットの寿命って確か長くて10年前後なんでしょ?
それでもこんなにまだまだ元気なんて長生きなフェレットね〜。」
「そ…そうだね…ユーノ君って凄いフェレットだよね…ハハハ…。」
今更ユーノの正体が人間である事など教えようものならユーノの身に危険が降りかかるのは必至だが、
フェレットの寿命と言う事を考えると、それをやるのもまた色々問題があると言うジレンマに
陥ってなのはもユーノもどうすれば良いか分からなかった。

359 :恐怖の将 2 ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/13(月) 14:34:23 ID:l7n0osHR
そんなこんなでなのはとユーノが高町家で一時の平和を満喫していた頃、
ミッドチルダでは異常事態が発生していた。
時空管理局で封印処理中に突如としてジェネラルストーンが覚醒。
ダイアモンド製のマスクの様な物へ変化し、何処へ飛び去ったのである。
この得体の知れない事態に機動六課の出動命令が下り、ジェネラルストーンから
変化したダイアモンドマスクの追跡に入っていた。
「なのはさんがいない時にこんな事になるなんて…。」
「ツベコベいわないで私達だけでやらないと!」
「あっ来た!」
ダイアモンドマスクが突如として機動六課の前に姿を現した。
『見つけた…。私の新たな体となるに値する強き者達を…。』
「しゃべった!?」
即刻機動六課のメンバー達がダイアモンドマスクを包囲するが、ダイアモンドマスクの目の
部分がキラリと輝いていた。
『貴様達の身体を頂こう…。』
「何!?」
「引き込まれる!?」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
何と言う事か、機動六課のメンバー達の全員がダイアモンドマスクによって引き寄せられ
余りにもあっけなく取り込まれてしまったのである。するとどうだろう。
それまで頭部しか無かったダイアモンドマスクに同じくダイアモンドで出来た胸部・
腕部・腹部・腰部・脚部が現れ、一つの人型が誕生したのである。
『バゴアバゴア!! 復活!! 悪魔将軍!! バゴアバゴア!!』

ジェネラルストーンの中に封印されていた「恐怖の将」の正体。
それは魔界の悪魔超人達を統べる大魔王サタンが物質世界で活動する為に
姿を変えた存在であると言われている最強の悪魔超人「悪魔将軍」。
サタンの化身であるが故に悪魔将軍は身体を持たず、かつては自身の下僕であった
アシュラマン、サンシャイン、ザ・ニンジャ、プラネットマン、ジャンクマン、スニゲーターの
六人の悪魔騎士達で構成される「悪魔六騎士」と融合する事で己の身体としていた。
そして今、悪魔将軍は悪魔六騎士に代わり得る新たな肉体の基となる物として
ミッドチルダ時空管理局の機動六課を選び、自身に取り込み己が肉体とする事で
再びこの世に復活したのである。

『バゴアバゴア!! この世界のありとあらゆるエネルギーを吸収し、この世界を
新たなる魔界へと作り変えよう!! そしてここを橋頭堡として再び正義超人打倒を
目指すのだ!! バゴアバゴア!!』
悪魔将軍の持つ強大な魔力によってミッドチルダに存在するありとあらゆる物の
エネルギーを吸収してしまった。無論時空管理局も抵抗する間も無くエネルギーを
全て吸収され、機能しなくなってしまった。

悪魔将軍はたった一人で一夜どころか一瞬にしてミッドチルダの全てを制圧してしまった。
忽ちミッドチルダは闇に包まれ、街は廃墟と化し、人々も全ての悪魔将軍に取り込まれてしまった。
これはかつて全宇宙の正義超人達のパワーを奪い、絶滅寸前にまで追いやった事のある
悪魔将軍だからこそ出来た芸当であった。

360 : ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/13(月) 14:38:54 ID:l7n0osHR
久々の書き込みになります。
今回はキン肉超人の中でも最強と名高く、かつ私が史上最強の悪魔と個人的に
信じて疑わない悪魔将軍とのクロスです。
以前悪魔将軍が翠屋に行って牛丼が無いと言う理由で大激怒…
なんて内容のギャグクロスをやった事がありますが…今回はシリアスです。

ちなみに劇場版キン肉マンで「ニューヨーク危機一髪」と言うタイトルの話がありまして、
これは突如復活した悪魔将軍がニューヨーク全体のエネルギーとキン肉マン以外の
正義超人達を取り込んでキン肉マン一人で将軍に挑まなければならない…
なんて内容だったのですが、今回のクロスはこの話も意識してます。

あと、バゴアバゴアってのはU世で後付けされた将軍の笑い方です。

361 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/13(月) 14:45:09 ID:vmwo73A+
>>357
その方がいいと思いますよ。
なにしろキリが無いですから。
この分じゃまだまだ裏設定が雨後のタケノコのごとく出て来ると思いますし。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 14:52:34 ID:2jUeU0Lj
ちょっと思いついてみた。書きもしないし、反省もしない予定

魔道士や騎士でもない。
管理局の枠に入ることは無い。
エース、ストライカー、その称号を持つわけでもない。
世界を渡り歩き、そこの政府・企業・個人・民兵・反政府組織そのすべてに力を売る。
あるものは手を組み、あるものは一匹狼として生きる。

世界を渡り歩き、なんびとにも制約されない自由な存在。
人はそれをレイヴンと呼んだ。

「管制室!早く援護してくれよ!!」
「私が生きた証を…レイヴンとして生きた証を…最後に残させてくれ!」
「じょ、冗談じゃ……!」
「ずいぶんと調子良さそうだねぇ。……だまされたとも知らずに」
「やらないか?」
「助けるつもりなどもとよりない……」


363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 15:42:05 ID:KBllpJx4
おいおい、エヴァンジェ隊長がいないとはどういうことだ
アライアンス=管理局でいけそうだな

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 16:19:42 ID:BTXzDN4Y
「姫矢さぁん!」
 光の中に消えていくウルトラマン―姫矢准。僕はただ、彼の名を叫ぶことしか出来なかった……。
 ダークメフィストこと溝呂木眞也と姫矢を包む消滅を告げる光が、異空間の暗い空を満たしていく。それはこの
一連の事件の終焉を示すものでもあり、また―……。


「ここは……何処だ?」
 ウルトラマンで‘在った'者、姫矢准にとっては新たな始まりを意味していた。


鳴海の岸に流木と共に漂着していた彼の手には、デュナミストの証がしっかりと握られていた。それの僅かな鼓動と
共に、彼はこの世界で眼を覚ます。


 手に入れたのは光の力。出会いと別れ。悲しみを知る彼が不屈の心を持つ少女と出会う時、新たな絆が生まれ来る。

 魔法少女リリカル☆なのは〜NEXUS〜 始まります





か?


365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 17:16:13 ID:ojbfQjwQ
>>364
書いてください。
マジで。

366 :SSじゃないけどなのは格ゲー妄想:2007/08/13(月) 17:53:08 ID:DHv/waWD
魔法少女リリカルなのはSparking!METEOR Wii・PS2にて二機種同時発売
161人のキャラクターが登場し、発売日は2007年10月4日
主題歌は水樹奈々さんが歌う新曲『MASSIVE WONDERS』

新キャラ確定:高町なのは(前期)・高町なのは(中期)・八神はやて(前期・車椅子)
高町史郎 ・高町恭也 ・プレシアテスタロッサ ・闇の書(巨大化) ・闇の書 
・ナンバーズ ・スカリエッティ ・ザフィーラ(犬)

追加確定ステージ:海鳴市 ・機動6課周辺 ・海上

改良点
・グラフィックの進化
・トランスフォームリリカルの改良(カメラアングルなど)
・ステージの昼夜選択が可能に

新要素
・「デバイスコンボ」 コンボ中に必殺技を発動できるようになった
・「リリカルバーストダッシュ」 オーラをまとい相手の背後に高速移動
・「リリカルカウンター」 攻撃をくらう直前相手の背後に回り反撃
・「ソニックスウェイ」 相手の攻撃を紙一重でかわす防御テクニック

メインモードである「リリカルヒストリー」では、数々の原作バトルを臨場感満載で追体験できる。
原作にある数々の「印象的なアクションシーン」を、メインモード専用のデモとしてバトルに盛りこんだり、
バトルの状況次第でキャラ同士の会話がバトル中に流れたりする。


こんなゲーム出てほしいな スパイクさん出してくれないかな


367 :364:2007/08/13(月) 18:00:09 ID:BTXzDN4Y
すいません、後書きだけ遅れましたorz
「・・・か?」とありますが、ちゃんと続けます。かーなーり不定期になる
やもしれませんが、気長にみてください(汗
一話目は出来るだけ早く仕上げますので。

368 :365:2007/08/13(月) 18:05:26 ID:ojbfQjwQ
待ってるよ。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 18:18:47 ID:1tSyUzOC
ただそれだけ 書ければ 英雄さ
つか数少ないネクサス好きとしてはマジ嬉しい

370 :節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/08/13(月) 19:50:07 ID:eDXP7Id5
何時ぞやの、予告編風にもう一品。


その世界は、幾度となく次元海賊の略奪を受けていた。

「北半球はもうすぐ収穫期か」
「その頃に、また来るとしよう」

その暴虐に耐えかねた、とある小国。
人々が絶望に沈む中、一人の古老が、ある策を提案する。

「魔法少女さ、雇うだ!」

かくして、ろくな報酬も無いこの『戦』に、立場も過去も身分も違う、七人の魔法少女が集う事となる……

「絶対、大丈夫……封印解除(レリース)!」
「大胆不敵、電光石火。勝利はあたしの為にある!」
「テクマクマヤコンテクマクマヤコン」
「魔破戮、魔把利他!」
「ラミパスラミパスルルルルルー」
「任務、了解……ガンナーズブルーム」
「どんな時でも、これが私の全力全開!」

『七人の魔法少女』始まります!

371 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/13(月) 20:02:24 ID:vmwo73A+
こんなん作ってみました。
知ってる人居るかな〜。
元ネタ「超神マスターフォースのテーマ」

もう〜誰にも〜
止められない〜
命賭けた
セットアップ〜
傷ついても
やるしかない
青い次元
守るのは誰だ〜?
少女達は今〜
戦士に変わる〜
Go and Fire
立ち上がるんだ!
リリカルフォース
戦う度に
リリカルフォース
強くなるのさ〜
リリカルフォース
今こそ進め〜
Geton Godon Seton
超神リリカルフォース



372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 20:30:12 ID:IEfh/krG
>>370
6番目はあかりん、まっしー、強化ちゃんの内、どれだろ?

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 20:38:41 ID:NFLq99DE
真聖ラーゼフォンを危険視し奪取及び封印しようと襲ってしまう管理局。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 20:53:04 ID:gIgKAqsB
ってか、なのはメンバーより何かしら上回る点を持つキャラクタとの対戦ではまずクロノが噛ませ犬になってる件…ホントは強いはずなのに…哀れ

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 21:00:48 ID:fVrcOHcz
>>373
むしろイデオンを

376 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/13(月) 21:06:08 ID:vmwo73A+
>>374そういやそうですね。
マスカレードではザビーに変身して天道に喧嘩売ったはいいけどあしらわれっぱなしだったり
トランスフォーマー本編では雑魚だったジェットロン三人組に炙られたり…って
こっちは俺の作品ですけどw
思うに他にそういうポジションのキャラがあまりいないからでは?

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 21:11:58 ID:Fv0FxvGY
NOCTURNEの人、GJです。
まさか、井の頭の老人と思いきや、アガレスとは……
そういえば、真Uでは堕天使でしたっけ、彼。

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 21:14:54 ID:gIgKAqsB
だからって…だからってクロ君ばかりいぢめなくたって!
むしろ名も無い一般局員とかw…
つかマスカレード氏の作品では影山が既にHell litlle brother な為(いや、ま地獄兄弟好きですけど)クロノに白羽の矢が立ったんですかね…
魔法名が格好いいだけに惜しまれまする。スティンガーレイとかブレイズキャノンとか。

379 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/13(月) 21:18:33 ID:vmwo73A+
>>378自分の作品は今のところ海鳴が舞台なんで…
ま、大体23〜24話はミッドチルダを舞台にした話にする予定ですけど。

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 21:33:46 ID:CBF4PyF0
ゼーレやガゼル法院そのまんまな最高評議会といいもう管理局は悪の組織として立派にやっていけるな。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 21:36:26 ID:TsdcAzVP
管理局自体、もともとまともな組織じゃないからなっ

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 21:38:30 ID:4zx1JFCg
>380
緊急☆はっしんアインヘリアとか。
スカがナンバーズを作って管理局に喧嘩を売ったのは最高評議会のバカどもが
目覚めさせたアルハザード最悪の遺産インターネサインを再び封印させるためとか。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 21:46:04 ID:JqYoCjpq
俺は最高評議会を見てサイボーグ009のブラックゴーストのトップの3つの脳味噌を思い出したぜ。
つまり管理局も彼らの細胞の一つだったんだよ!

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 21:56:15 ID:p3xP+YIG
>>378
>むしろ名も無い一般局員とかw…
悲しいかなリリカルなのはの名無し=やられ役のイメージが付きすぎて引き立て役にすらならないかと・・・・・。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:07:47 ID:pOCEGUs/
クロノは貴重な相手の強さを測る係りだから・・・TV版や映画版のべジータのような。


386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:10:00 ID:gIgKAqsB
いや、まぁ噛ませ役がたまに善戦したり勇敢なとこを見せたりするとなんかいいな、ってのもあるにはあるんですがね…
ゼクトルーパーなんか特に
…もっともそれが死亡フラグでない保証がどこにもないのが泣き所ですが

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:12:18 ID:gIgKAqsB
…そうか、ロケット団や「ドクタァァァッ、ウェェェストッ!!」という手も…

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:18:44 ID:XMNPQrSb
>>380
もう管理局の裏=ショッカーでOKだったりして(笑)

389 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/13(月) 22:21:25 ID:vmwo73A+
>>386
その点米国&カナダ製のトランスフォーマーとビーストウォーズは
どのキャラも満遍なく活躍するけど死亡フラグも前触れもクソもなく
死ぬ奴は超あっけなく死にます。プロールとかアイアンハイドとかスコルポスとかインフェルノとか。
日本のいつも目立たない奴が目立つと死亡フラグというやり方とどっちがいいかは不明。


390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:38:14 ID:4zx1JFCg
>389
それなのにスタースクリーム様は新破壊大帝になるという
死亡フラグバリバリの行動を行い予想通り瞬殺されて死亡。
さすがだ。

391 : ◆v8WgPpvslE :2007/08/13(月) 22:39:02 ID:+dBFvnjw
>>374
しょうがないじゃないか
だって端から見ると、すごい悪役じゃないか。
9歳の少女に向かって、サブマシンガンを発砲するなど

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:47:55 ID:p3xP+YIG
>>391
今のところ、このスレでそれをやったのは魔装のシュウだけだっけ?

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:50:33 ID:Wwv4qhgp
エグリゴリの連中なら9歳の少女でも遠慮なくヌッ殺すだろうな。

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:52:07 ID:gIgKAqsB
いや、シュウでなくともグランゾンの装甲に傷を付けられるような9才を見れば驚異だと判断するのも当然なような…

395 : ◆v8WgPpvslE :2007/08/13(月) 22:57:46 ID:+dBFvnjw
>>392
そうなるね〜
わしも見習おうかな

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:58:26 ID:pOCEGUs/
後の憂いを消すために見たいな感じかな?


397 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/13(月) 23:02:44 ID:vmwo73A+
>390
つまり当時の米国製アニメではいささか型破りな手法で最期を飾れた
という訳ですね。スタースクリーム様のそういうところにしびれる憧れるゥ!

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 23:04:44 ID:QtZScOom
>>370
待て、テクマクマヤコンとラミパスは一緒だぞ

後者は解除呪文
寧ろマハリクマハリタかマハールターアマルフーランパだろwww

399 :364:2007/08/13(月) 23:10:15 ID:BTXzDN4Y
なんとか明日の朝に第一話投下できそうです。しばしお待ちを。

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 23:13:56 ID:1i9yArBw
ああ…打ち切りじゃないネクサスが見たかったよう…
ダークルシフェル……

401 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/13(月) 23:22:38 ID:XMNPQrSb
皆さん、たった今五話Aパートができたぞおぉぉぉぉお!!(再び宮内ry)
しかも今回はABCの3パートに分けていますッス。
しかもAパートではなのはさんがちょっとした暴挙を…
投下してよろしいでしょうか?

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 23:25:07 ID:gLgtynWI
いつでもどうぞ!

403 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/13(月) 23:28:15 ID:XMNPQrSb
五話「星と雷」Aパート
【機動六課隊舎 ヘリポート】
隊舎の屋上にあるヘリポート。
影山はそこで事件現場に向けて飛んでいくヘリを羨ましそうな目で見つめていた。

影山「うぅ…」
矢車「相棒、探したぞ。」
影山「兄貴…」

矢車がヘリポートにやってくる。
どうやら影山を探していたようだ。

矢車「どうした?」
影山「どうしたもこうしたもないよ…なんで翔一が行けて俺達が行けないんだよ!?」
シャマル「仕方ないでしょ。二人の仕事はロングアーチスタッフの護衛だけど、ヘリ一機の護衛なんてなのはちゃん達だけでもできるんだし、貴方達の出番は無いわ。」

影山の背後からシャマルが現れる。

影山「うわあぁあ!!シャ…シャマ姉!?」
矢車「…」
シャマル「む!?…瞬♪よしよし♪」

シャマルは影山の頭を撫でる。

シャマル「瞬は可愛いわよねぇ、こんな単純なことに簡単に驚いてくれるんだから♪」
影山「や…止めてくれよ!俺もう二十四だぜ!子供扱いしないでよ!!」

影山はシャマルの手を頭から振り払う。

シャマル「あたしから見れば十分子供よ。まぁ、そこが瞬の可愛いところだけどね。」
影山「だぁかぁらぁ…」
シャマル「それに比べて、想さんは可愛げが全くないんだから。」
矢車「…お前に弄ばれる筋合いはない。」
シャマル「(うふ♪目なんか逸らしちゃって、やっぱり想さんも可…)」
矢車「それに何百年も生きてるような婆さんに可愛いと言われても、全く嬉しくない。」
シャマル「…!」

シャマルは矢車にヘッドロックをかける。

矢車「ぐあぁぁぁぁぁあ!!」
シャマル「今何て言った?」
矢車「何度でも…言ってやるよ…何百歳の婆さんに可愛いなんて言われたって全然嬉しく…」

「グギグギグギ!」
シャマルの腕に更に力が入る。

シャマル「そんな悪口考えるのはこの頭っシャかあぁぁぁぁあ!!」
矢車「ぐおぉぉぉぉお!!このクソババア!」
シャマル「何をおお!!脳味噌をぶちまけろっシャアァァァァア!!」
矢車「う…うぐおあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

そしてシャマルの猛攻撃を受ける矢車の様子を見ていた影山はこう呟いた…

影山「兄貴…少し羨ましい…」

404 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/13(月) 23:30:51 ID:XMNPQrSb
………

【キャロの回想】
第六管理世界「アルザス」
キャロが生まれた世界である。
だが…この世界はキャロを受入れなかった…

長老「アルザスの竜召喚部族、「ル・ルシエ一族」の末裔キャロよ」
老婆「わずか六歳にして白銀の竜を従え、黒き火竜の加護を受けた、お前は真に素晴らしき竜召喚よ…」
長老「じゃが、強すぎる力は災いと争いしか生まぬ。」
キャロ「!?」
老婆「すまんな…お前をこれ以上、この里へ置くわけにはいかんのじゃ…」

キャロ「(竜召喚は危険な力…人を傷つける危険な力…)」

【機動六課隊舎司令室】
アルト「問題の貨物車両、速度七十を維持、以前進行中です!」
ルキノ「重要貨物室の突破は、まだされていないようですが…」
グリフィス「時間の問題か…」
シャーリー「…!?、アルト!ルキノ!広域スキャン!サーチャーを空へ!!」
アルト、ルキノ「はい!」

アルトとルキノは広域スキャンを行い、モニターに映像を映した。

アルト「ガジェット!?空から!?」
ルキノ「航空型、現地観測隊を捕捉!!」
グリフィス「クッ!」
フェイト「グリフィス!」

指揮を執っているグリフィスにフェイトからの連絡が入る。

フェイト「こちらはパーキングに到着、車停めてそっちに向かうから、飛行許可をお願い!」
グリフィス「了解」

405 :節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/08/13(月) 23:32:15 ID:eDXP7Id5
>372
一応あかりんのつもりだったのですが、
『一人が二人、三人四人「五人、十人!」うぉぅうぉぅうぉぅブロロロローン!』
って、どこのムラサキ軍曹だ。

【ロンギヌスリーダーも居たり居なかったり】
>398
あ、どっちも赤塚さんちか。失敗失敗。
でも、マハリクは四人目がそうだと民明書房にあったので無問題。
代わりに三人目を
「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、ラミパスラミパスルルルルルー」に、
五人目を
「星は何でも知っている、愛ある限り戦いましょう!」に、
それぞれ差し替えましょう。

>401
どうぞ、愛ある限り支援しましゃ……

ってめ矢車っ!?
今すぐ代わりやっがーれ!?

406 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/13(月) 23:33:49 ID:XMNPQrSb
【JF704式ヘリコプター内】
なのは「ヴァイス君、私も出るよ。フェイト隊長と二人で空を押さえる!」
ヴァイス「ウッス、なのはさん。お願いします!」
翔一「なのはちゃん、俺も出るよ!先に行って、列車の運転手を助けてくる!!」
なのは「お願い!」

ヘリのハッチが開き、翔一バイクに乗ってスタンバイする。

スバル「バイク!?そんなので列車に取り付くんですか!?」
翔一「まぁ見てなって。」

翔一は笑顔でスバルにそう言うと、変身ポーズをとる。

翔一「変身!」

掛け声と同時にオルタリングの両腰のスイッチを押し、アギトに変身した。
それと同時にバイクもマシントルネイダーに変化する。

新人四人「おおー!」

アギト「…行って来ます。」
なのは「行ってらっしゃい。」

アギトはマシントルネイダーでハッチから発進する。
そしてトルネイダーをスライダーモードに変形させ、航空型ガジェットを蹴散らしながら列車内に向かった。

なのは「じゃあ、あたしもちょっと出てくるけど、皆も頑張ってズバッとやっつけちゃおう!」
スバル、ティア、エリオ「はい!」
キャロ「は…はい!」
なのは「キャロ、大丈夫、そんなに緊張しなくても。」

なのははキャロの頬に触れる。

なのは「離れていても、通信で繋がってる。一人じゃないから、ピンチの時は助け合えるし、キャロの魔法は、皆を守ってあげるのに役立つ、優しくて強い力なんだから。」
キャロ「あ…はい…」

キャロは返事はするもののまだ何処かぎこちない。

なのは「まだちょっと堅いな…よぉし…」

なのはは何処からかギターを取り出し、それを弾きながら歌い始めた。

407 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/13(月) 23:35:26 ID:XMNPQrSb
なのは「あかい〜ゆうひにぃ〜うかんでは〜きえるぅ〜」
スバル「な…なのは…さん?」
なのは「きみの〜おもかげを〜むねにいだけば〜」
ティアナ「何この歌…」
なのは「はるかに〜けむる〜ちへいせんかえらぬともよ〜」
エリオ「うわぁ〜」
なのは「わがともよ〜ちかいをかけたあのゆうひ…」
キャロ「…」

新人達はあまりに破壊力の高い歌に驚愕した…

なのは「…以上、「二人の地平線」でした!」
スバル「…プ」
ティア「…フ…フフ…」
エリオ「ハ…ハハ…」
キャロ「…アハ…ハ」
新人四人「アッハッハッハッハッハッハッハ!!」

新人四人はあまりの音痴に笑いを堪えることが出来ず、いっせいに笑い出してしまった。

なのは「良かった、キャロ、笑ってくれた。」
キャロ「あ…」
なのは「キャロだけじゃないよ。皆堅くならないで、リラックスして、任務を遂行するんだよ。堅くなりすぎると、かえって失敗しちゃう可能性が高いんだから、良いね?」

なのはは笑顔を新人達に送る。

新人四人「はい!」

そして新人達も元気よく笑顔で返すのだった。

408 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/13(月) 23:36:44 ID:XMNPQrSb
【パーキングエリア】
一方、パーキングエリアに着き、車から降りたフェイトは…

BD「Get set.」
フェイト「バルディッシュアサルト!セエェェェェット・アップ!!」
BD「Set up」

バリアジャケットを装着し、戦闘準備に入っていた。

フェイト「行くよ、バルディッシュ!」
BD「Yes, sir.」
フェイト「ライトニング1、フェイト・T・ハラオウン、行きます!」

そして現場に向け、フェイトは飛び立った…

【JF704式ヘリコプターハッチ】
なのははヘリのハッチから飛び降り、レイジングハートをかざす。

RH「Standby, ready.」
なのは「行くよ!レイジングハート!セエェェェェェット・アップ!!」

なのはもバリアジャケットを装着し、シューズに装備されたアクセルフィンで大空に羽ばたく。

なのは「スターズ1!高町なのは!行きます!!」

409 :リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー:2007/08/13(月) 23:40:16 ID:XMNPQrSb
投下終了です。
…ええ、「ズバっと」とかけてみました。
批判受け付けます…

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 23:49:26 ID:eDXP7Id5
>409
ぼ、暴挙だ……なるへそ。
そしてこの後、たっくんを蹴っ飛ばすと。(違
ともあれ、乙。後、兄貴が裏山鹿〜〜

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 23:56:11 ID:4enwgpvC
節制の14氏に捧ぐ。
な「今日の訓練は武装したフルーツから身を守る方法なの」
な「スバル、このバナナを持って攻撃してみて」
ス「てえええい!」
レ「Starlight Breaker」
////
これクロスっつーより、こんな〜嫌だのスレっぽいな。元ネタはモンティパイソン。
まとめサイトに入れる必要無いです。

412 :節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/08/14(火) 00:05:09 ID:FgClpOsw
>411
いや、それ(it)で捧げられても困ります。
名無しに戻れないじゃ無いですか。
確かにそれ(it)はわかる人にはたまらないですが……

後、俺を番号で呼ぶなー!!

【警察に逮捕されるいつものそれ(it)】

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/14(火) 00:16:11 ID:fw6Ol5AT
>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏

なのはさん笑かしてくれますねぇ〜!ズバットですか…。
まず隊長陣二人とアギトが戦闘態勢に入りましたか。
所で待ち受けてる敵はガジェットだけですか?
出来れば怪人や戦闘員とかの待ち伏せも希望したいですが…。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/14(火) 00:23:54 ID:i79CxxmE
>>リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
GJ!

流れを一切無視して翔一アギトと融合騎アギトが出会った時の表記が一番気になる自分。
…すみません。

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/14(火) 00:32:21 ID:FgClpOsw
>414
つ 【フォッグのアギト】

ま、何とかなるでしょ。

416 :364:2007/08/14(火) 08:05:18 ID:hqaRP7vu
朝っぱらから投下いきます。
最初に言っておく。規制に引っ掛かることはまず、無い。
何故なら短いからだorz

417 :364:2007/08/14(火) 08:06:41 ID:hqaRP7vu
目が覚めると、そこは見知らぬ世界だった。


 魔法少女リリカル☆なのは〜NEXUS〜

 第一話 『悪魔』


 闇の書事件。ロストロギア、『闇の書(夜天の魔導書)』を巡る事件から一年が経とうとしていた。事件の中心人物だった
少女、八神はやては今では自力で歩けるまでに回復し(もっとも、まだ激しい運動はタブーだが)、家族である魔導
書の騎士達も、管理局の保護観察を受けながらも彼女と平和な日々を送っていた。
 そんなある日の夜。
「今日はすき焼きやぁ。ヴィーダもお腹すかしてるやろなぁ」
「そうですね。あ、そうだ。帰りに皆のアイスを買っていきましょう」
「ええなぁそれ」
はやてと彼女の守護騎士の一人であるシャマルはゆっくりと鳴海市内を歩いていた。シャマルもまだあまり速く歩け
ないはやてに合わせて気持ちゆったり歩いている。荷物は二人で半分ずつ。全部持つと言うシャマルをはやてが説得
して、半分ずつにするのは何時ものことだった。
 ふと、はやては空を見上げた。頬に当たった冷たい感触。雪だ。またふわふわと降りてくる。
「……雪やなぁ」
「……そうですね」
二人はしんしんと降る柔らかな雪をしばらく見つめ続けた。彼女達にとって、雪とは特別な意味を持つものだから。
「(リィンフォース……今どこにおるんやろなぁ)」
 一年前に旅立っていった一人の家族のことを思い、はやては少しだけ微笑んだ。
 刹那、夜空を白い光が掠めた。
「あれ?流れ星?」
はやてが言った。シャマルもつられてそれを追う。だがその光が輝いたのは一瞬。もう見えるはずも無かった。
「願いこと、しましたか?」
「そんな余裕、あらへんよ」
「ほないこか」はやてとシャマルは手を繋いでその場を後にした。

「(今の光、本当に流れ星やったやろか……)」
 心中、はやては首を捻っていた。今の光は魔導師が飛行する時に残す魔力の残光にも見えたからだ。

 闇の書事件から一年が過ぎようとしていた十二月一日。一人の青年が漂着しているのが発見されて市の病院に運ばれ、
その明朝に行方を眩ましてから一週間後のことだった。


418 :364:2007/08/14(火) 08:08:03 ID:hqaRP7vu
『下らん、これがお前達、魔導師とやらの力か』
地の底から響いてくるような低い声。戦う意志をすっかり失っていた局員達をさらに追い詰める。彼らに許されることは
ただ震えることだけである。
『まあ良い。最初からお前達には期待などしていない。人間の身で、私に対抗し得るはずがないのだから』
ダーク・メフィストは腕を胸の前で交差させた。その両腕に集う紫紺の妖光。炸裂音を発しながら増してゆくその光を前に
しても、優秀なはずの管理局員達は身動き一つ取れなかった。あまりにも大きな力の壁を前にして、心と身体が麻痺してし
まっていた。やはり彼らに残された道はただ死を待つことのみ……―


『諦めるな』
 世界に、希望の光が射した。


 ここが何処なのか、分からない。自分に残されたこの力が何を意味するのか分からない。あの時、確かに感じた
はずだ。自分からあの溢れる力が抜けていくのを。だというのに今、身体を満たしているのは失ったはずの光の力。
 一体何故?何の為に?この力はあるというのだろう。それはまだ分からない。それでも……。

「この力が有る限り、俺は退かない」
 姫矢准は、再びエボルトラスターを天に振り上げた。贖罪の戦いはもう終わったのかもしれない。それでもまだ
宿命が告げていた。戦い続けろと。砂塵舞う地に降り立ち、立ち上がる銀(しろがね)の巨人。眼前に立ち塞がるの
はかつての強敵。それに向かって彼の戦士は立ち向かう。

 ウルトラマンネクサス・アンファンス、降臨。


ED『英雄』


419 :364:2007/08/14(火) 08:09:50 ID:hqaRP7vu
次回予告

 傷付き、倒れるウルトラマン。
『所詮は光の残り滓。お前にはやはり、輝く力は残されていなかったということだ』
 再び闇を彷徨う姫矢。
「堕ちて来いよ姫矢。闇は、悪くないぜ」
「俺はお前とは違う!」
 そして管理局も強大な敵の対応に追われることとなる。
『黒い巨人、鳴海市上空に出現!』
「なのはさん!フェイトさん!急いで!」

 三人の魔法少女VS闇の巨人。
『人の身で、私と戦おうというのか』

 次回、魔法少女リリカル☆なのは〜NEXUS〜 
 第二話『暗黒』

「スターライトぉ!」
「プラズマザンバーぁ!」
「ラグナロクっ!」

『ブレイカー!!!』

420 :364:2007/08/14(火) 08:15:10 ID:hqaRP7vu
 第一話、投下終了です。はい、スペースビースト飛ばしていきなり
闇の巨人です。でもビースト達も出てきますよ^^;
 ダークファウストと魔導師さん達の力の差をかなり大きく設定しています。
ぶっちゃけ彼らの戦闘能力って洒落になってないと思うんで。次回はなのは
さんらとの対戦になる予定ですがさて。

421 :364:2007/08/14(火) 08:17:32 ID:hqaRP7vu
 と思いきや、本文投下ミスです(爆
417と418の間に以下の文が入ります。


422 :364:2007/08/14(火) 08:18:56 ID:hqaRP7vu
追加分


砂漠に覆われた世界。かつて、フェイト・テスタロッサ(現フェイト・T・ハラウオン)とはやての守護騎士、シグナムが
激突したこの地で今、管理局の精鋭達は己らの知る存在を遥かに超えたモノと交戦していた。それは静かに、しかし
確実に彼らに死を運ぼうとしている。
「く、くそぉっ!」
彼らとて管理局の精鋭。その強い自負があった。故に彼らはここで判断を誤る。
 逃げておけばよかったのだ。形振り構わずに。この中の誰一人として、それに敵うはずがなかった。
「消えろぉっ!」
一人の魔導師が破れかぶれに魔道杖を振るった。他の魔導師もそれを見て、何とか自分を奮い立たせて『ソレ』に
立ち向かった。同時に繰り出される砲撃魔法。青の光の爆発が『ソレ』を吹き飛ばした。
「なっ!?」
 かに見えた。あれだけの砲撃を受けたというのに、『ソレ』は確かに自分の足で立っていたのだ。
「こんな……馬鹿なことが……」
 恐怖を一気に通り越させられて、絶望の底辺。その巨体が、彼ら管理局魔導師の自信と意地、全てを砕いて捨てた。

 それは確かに人の形をしていた。しかし人ではない。
 まず大きさが違う。それはまるで大型の傀儡兵のよう。
 そしてそれは仮面を被っているようだった。人でいう口の部分の輪郭が、まるで笑っているようで。しかしその
微笑みは優しげでない。この世全てを哂うような皮肉げな微笑。頭頂部からは角のように突起が生え出ていた。
 胸には黒い水晶体。
 全身を覆う黒と赤の斑なツートン。それはかつて、ある世界でこう呼ばれていた。

 悪魔―『ダーク・メフィスト』と。


423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/14(火) 08:48:44 ID:04EdrTvm
>>420
ノアやダークザギは超新星爆発の直撃でも兵器だからな。

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/14(火) 08:50:46 ID:04EdrTvm
>>423
兵器×→平気○

425 :恐怖の将 3 ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/14(火) 09:11:00 ID:67t+ElnW
「休暇って言ってもあっという間だったね。」
「休暇ってそういうものだよ。」
なのはとユーノにミッドチルダが悪魔将軍に制圧されてしまった事など知るよしも無かった。
無理も無い。ジェネラルストーンから飛び出した悪魔将軍=恐怖の将=ダイアモンドマスクは
休暇中のなのはを除いた他の機動六課のメンバー達でも十分押さえられると判断されて
管理局はなのはに連絡をする事は無かったし、それが間違いと気付いた頃には既に
悪魔将軍の手によって全てのエネルギーを吸収され、全ての機能が停止していたのであるから。
そして休暇を終えて帰って来たなのはとユーノがミッドチルダの惨状に唖然とするのは必然だった。

「うわぁ! え!? ええ!?」
「一体何が起こったんだ!?」
なのはとユーノは一体どう反応すれば良いのか分からなかった。
地球のそれを遥かに凌ぐ程にまで高度に発達したミッドチルダの街並みは荒廃した
ゴーストタウンへ姿を変え、青く輝いていた青空は分厚くどす黒い黒雲によって覆い隠されていた。
そしてその彼方此方から飛び交う負の魔力が二人に悪寒を感じさせていた。

「人っ子一人いない…皆…どうしちゃったの? フェイトちゃん達は…?」
「一体誰がこんな事を…。」
なのはとユーノは彼方此方飛び回って周囲を探索していたが、人は愚か猫の子一匹いない。
管理局と通信をしていても、通信そのものが繋がらない。この様な現象は始めてだった。
「まさか次元震か何かで…?」
「にしては不自然な点が多すぎる。確かに街は荒れ果ててしまっているけど…
ミッドチルダの次元そのものには何ら破壊された様な様子は見られない…。
それに…何者かの攻撃を受けたと考えてもそれはそれで不自然だ。
人はおろか遺体や地面や建物に血が付着した跡さえ見られないなんて…。」
「管理局にはフェイトちゃんやはやてちゃんが残ってのに…一体誰がどうやってこんな事を…。」
「少なくとも…辺りに漂う負の魔力の正体がそうかもしれない…。」
「負の魔力…。」
「でもこの負の魔力は人間の物じゃない…。何て言うか…もっと異質な…。」
一度街の中に降りたなのはとユーノがこの空間全体に漂う負の魔力から
嫌な気配を感じ取っていた時だった。突如正面から何者かが歩み寄って来たのである。
「あ! 良かった誰かいたんだ…って喜ぶ様な状況じゃないよね…。」
「そうだよ…何しろ負の魔力はアレから放出されてるみたいだし…。」
『ほほぉ…まだ生き残っていた者がいたとはな…。』
突如なのはとユーノの方へ歩み寄って来た者…それは悪魔将軍だった。
「私達が出かけている間にここをこんなにしたのは貴方なの!?」
『そうだ。ここの人間には感謝しているぞ。この私…悪魔将軍が再びこの世に
復活する為の土壌を作ってくれたのだからな…バゴアバゴア!』
「悪魔将軍!?」
『どうやら貴様等二人は他所の世界に行っていた故に私に吸収されなかった様だな。』
「犯人が貴方だと言うのなら容赦はしないよ!」
なのはは瞬時にバリアジャケットを装着し、レイジングハートを構えた。
『何だ…この私と戦うつもりか? バゴアバゴア! 人間ごときがこの悪魔将軍に勝てると思うか?
だがまあ面白い…。この新しい身体に慣れる為の準備運動として軽く遊んでやろう…。』
次の瞬間だった。悪魔将軍の右手にバルディッシュが現れ、ザンバーフォームで斬り付けて来たのである。
なのはとユーノは思わず横に跳んでかわしていたが、背後にあった高層ビルは忽ち真っ二つになっていた。

426 :恐怖の将 4 ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/14(火) 09:13:27 ID:67t+ElnW
「あれはフェイトちゃんのバルディッシュ!?」
『おっとまだまだこれだけでは無いぞ。』
するとどうだろう。今度は左手にグラーフアイゼンが現れたのである。
しかも悪魔将軍は巨大なギガントモードのグラーフアイゼンを片手で振り回しているのである。
「うそ! ヴィータちゃんのグラーフアイゼンまで!?」
「何故だ!? 何故こんな奴が…。」
『この世界には私の新たな身体になるに値する強さを持った者が沢山いたのでな。
だからこそ我が身に取り込ませてもらった。そしてどうやら…私が取り込んだ者達が
貴様の知り合いだったようだな…バゴアバゴア!』
「うそ…。」
なのはは絶句した。そして直ぐに理解した。フェイトやはやてをはじめとする
機動六課の仲間達が…ミッドチルダの人々がいなくなった原因は…この悪魔将軍に
取り込まれてしまったからなんだと…。そして確かに悪魔将軍の身体から
フェイトやはやて達の魔力の反応をかすかに感知されていた。
「そんな…フェイトちゃんもはやてちゃんも…スバルもティアナもみんな…。」
「うん…。この悪魔将軍と名乗る者に取り込まれたと見るしか無い。
しかもただ取り込まれたんじゃない。さっきのバルディッシュやグラーフアイゼンを
見る限り、その能力もそっくりそのままアイツの者にされたと見るのが妥当だろう…。」
かつて悪魔六騎士を自らの手駒としていた悪魔将軍はサンシャインのパワー、
ザ・ニンジャのテクニック、プラネットマンの宇宙的レスリング、ジャンクマンの残虐性、
スニゲーターの強靭さ、アシュラマンの魔力の全てを兼ね備えた存在だった。
それと同じ様に今の悪魔将軍はフェイトのスピード、ヴィータの怪力(?)、シグナムの剣術、
ザヴィーラの防御力、スバルの格闘力、ティアナの射撃力、その他もろもろ…
とにかくミッドチルダに存在するありとあらゆる者達の能力を自らに取り込み、
自分の技術としていたのである。
「そんな…と言う事は私達はたった二人でフェイトちゃん達全員を相手にしなければならないって事?」
なのはは愕然とした。しかし、悪魔将軍はそこを見逃してくれる程甘くは無かった。
『さあどうした? 最初の頃の威勢の良さは何処へ行った?』
悪魔将軍は脚部をマッハキャリバーに、腕部をリボルバーナックルへ変化させ真正面から突っ込んで来た。
「なのは危ない! 今は一時撤退するよ!」
「え!?」
ユーノがなのはの肩を掴むと同時にユーノの転送魔法が発動、悪魔将軍のリボルバーナックルが
なのはの顔面に直撃するか否かのギリギリのタイミングで転送に成功していた。
『逃げたか…。まあ良い。準備運動も兼ねてゆっくり探し…息の根を止めてやろう…バゴアバゴア!』
悪魔将軍は戸惑う事は無く、むしろ笑みを浮かべながらゆっくりと再び無人と化した街を歩き出した。

427 : ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/14(火) 09:17:08 ID:67t+ElnW
フェイトやはやて好きな人には済みませんけど
今回はたまたま外出してたなのはをユーノを除いて
ミッドチルダが全滅した絶望的な状況で
そのミッドチルダを簡単に全滅させた悪魔将軍に
如何にして挑むのか?
と言うお話なのでご了承ください。

428 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/14(火) 11:04:01 ID:iqFlAJiN
>>420
GJ!
ネクサスですか…
自分はティガの始めでフェードアウトしてガイアではまって
昔のシリーズを観まくってコスモス見終わってまた遠ざかってマックスでまたはまって
メビウスを観つつダイナとティガを見直したってクチなんで
ULTRAMANは観たんで知ってるんですけど正直ネクサスはあまり知らないんですよね。
でも面白いですね。

429 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/14(火) 12:56:29 ID:JHUco9FG
本題に入る前に一言。職人の皆様GJです

まとめ掲示板に「エラーやらロードやら多すぎる。どこかに新設しろ」というご意見があったため、現在まとめ移転作業中です。
…とりあえず、作業は終わってませんが先に移転先のアドレス載せておきます
つ【http://www38.atwiki.jp/nanohass/
…新設しろと書いた方、怒ってないので出てきやがr…もとい、出てきなさい

430 : ◆v8WgPpvslE :2007/08/14(火) 12:58:31 ID:+V38bD+E
>>429
俺じゃないけど
なんという乙
マジで乙であります!

431 :FS:2007/08/14(火) 13:27:54 ID:BmIsu3Hf
もう前回から二ヶ月くらいになってますが…空の軌跡クロス第一話加筆修正版投下します。
時間空きまくってる上に二話でないあたりアレですが、結構分量増えてますのでっ!

432 :FS:2007/08/14(火) 13:29:09 ID:BmIsu3Hf
阻むもの全てを閃光で撃ち貫いた。
砲撃魔法―――ディバインバスターを以って瓦礫を軒並み吹き飛ばす。もうもうと立ち込める噴煙には逡巡の一欠片も見ることなく、その中に身を躍らせた。
最高速度。瞬きひとつほどの時間も無く視界は晴れて、望んだひとを視界に捉えた。
崩壊寸前の大地。そこらじゅうで地割れが起こり、黒い深淵が覗いている。
そしてその一角で独りくずおれる、黒衣の少女。表情は窺えないが、それでも呆然と眼下を見下ろしていることはなんとなく分かった。
状況は推し測るまでも無い。苦いものが心中に湧き上がるのを覚えながらも、それを抑えこむように努める。
時間が無いのだ。
「フェイトちゃん!!」
呼びかける。
「飛んで!こっちに!」
手を伸ばす。
見上げ返してきた表情は触れれば壊れそうなくらいに儚げだった。だが――それも束の間。
もう一度だけ下を見て、また見上げられた顔には確かにひとつの意思を浮かべて。
手が伸びる。
片や素手の、片や黒い手袋に包まれた二つのてのひらがゆっくりとその距離を詰めていき。

―――刹那、世界が歪んだ。



最後に目にしたのは、明るい闇。
暗転した視界と、自分を取り囲む黄金の円環。
そして、彼方に映る、手を取り合い彼方へ去っていく自分達の姿。
それが示す意味など塵一つほどにも理解出来ぬまま、勢いを増す環の輝きに呑まれて。
高町なのはは、意識を失った。


Magical Girl Lyrical Nanoha Cross The Legend of Heroes “Sora No Kiseki”


意識を失ったのが不意の事態であったなら、それが取り戻されるのもまた唐突なものなのか。
倒れ伏していた身体を起こし、霞の掛かったような頭で周囲を見渡して、
とりあえず分かったのは自分が居るのが見たことのない場所だということだった。
屋内、ではある。かなり天井が高いのか、上を見上げても目に映るのは真っ黒な闇だけ。
床と左右の壁は青を基調にしていて、いくつかお情け程度に設置された照明と、模様のように走る光が辺りを薄く照らしている。
調度品の類は……皆無。

433 :空の軌跡クロス:2007/08/14(火) 13:31:03 ID:BmIsu3Hf
『時の庭園』。意識を失う直前まで居たあの場所でないことは明白だった。
次元震の只中で崩壊の一途を辿っていたあの場所とはあまりに違いすぎる。
風景の共通点などカケラも有りはしないし、あまりに整然としている
――長く人の手が入っていないのか、床には薄く埃さえ積もっているではないか――からだ。
(床に…埃?)
ふとその単語が意識に留まる。自分はその床に倒れてたのではなかったか?しかもうつ伏せで。
その状況が意味するところに思い至り、視線を周囲から自分、顔よりも下に移して、そのあまりに予想通りの状況に……。
(わわっ!?)
絶句。
着衣の前面が存分に埃まみれになっていた。慌てて掌ではたき落とそうとして、それもふと止まる。
着慣れ見慣れた白い服。丸二年とさらに一ヶ月あまりの付き合いでいまさら見紛う訳もない、私立聖祥附属の制服である。
意識の途切れる前まで身に纏っていた筈の、バリアジャケットではなく。そして―――。
「…レイジングハート?」
呼び掛けは無為に、闇に溶ける。改めてあたりを見渡しても、求めたものは目に映らず。
バリアジャケットと同じくして手にしていたはずの愛杖の姿もまた、ありはしなかった。
「―――!ユーノくん!?クロノくん!?エイミィさん!?」
立ち上る不安と悪寒を振り払うように、声を上げる、念話で通信を図る。
共に決戦に挑み、或いは後方からの支援に臨んでくれた仲間たち。
呼び掛ける。何度も。声を絶やさないように。
しかし――――その誰からも応えは無い。一度声を出すのを止めれば辺りは瞬く間に静まり返り、鼓膜に、脳裏には何も届かない。
「フェイト……ちゃん」
何より、あの時には目の前にいたはずの相手の姿さえも無いことが、その事実を否応無しにまるで暴力のように見せ付ける。
「……………そんな…」
肩が落ちる。口をついたのは、呆けた様に力の無い声。
かたかたと歯が鳴る。心の臓を握り締められたような悪寒がして、自分で自分の身体をきつく抱きしめる。

ひとり。重圧のように圧し掛かる、その事実に。

喉元から、或いは瞼のうちから溢れ出そうとするものを、必至になって押さえ込んだ。
泣いてはいけないと、こんなところで泣いたらきっと何もかも諦めてしまうと、そう思ったから。
固く目を閉じて、口を閉ざして、それでも少しだけ涙が、嗚咽が漏れた。
押さえつけた心の中は嵐の海のように荒れて、決壊寸前なのが目に見えるよう。抑えきることなど到底叶わな―――。

きぃん―――。

小さな音が鼓膜を打った。

――ご、ぉん――――キン――。

距離が遠いのか、静まり返ったこの場所でなければ気がつかない、そんな微かな音。
重いものが落ちるような、或いは鈴を鳴らすような、幾種類かの金属音が、確かに届く。
(誰かが…いる?)
耳を澄ますうちに、心はいつの間にか平静を取り戻していた。
立ち上がって、駆け出す。今いる場所――――真っ直ぐに伸びた通路を、その音のしたほうへ。

があん!!―――がっ、ギィン!―――。

走ること暫し。音源の場所に近づいているのだろう、届く音は耳を澄ますまでもなくはっきりと聞こえるようになっていた。
一際大きな重低音は最早轟音と言えるほどになっている。
通路が終わる。駆け抜けた先は大きな広間。その只中にいるもの、音の主たちを目にして―――――目を見張り、言葉を失った。

434 :空の軌跡クロス:2007/08/14(火) 13:32:53 ID:BmIsu3Hf

それは異形。機械の獣。大雑把に言ってしまえば、『庭園』で戦った傀儡兵たちと似たような存在だった。
人の何倍にも及ぶ体躯を満遍なく白い鋼が覆う。
蜥蜴か竜を模したようなフォルムは曲線が多用されており、その様は流麗とさえ言えるだろう。
だが無論、だからといってこれが何のために造り出されたものなのか、見誤る者などいないだろう。
踏みしめる脚は二対四本。さらに人馬の如く上半身にも赤と青、鍵爪のような二本の腕を併せ持つ。
その狂爪の、美しくも禍禍しい輝きを前に疑う余地などありはしない。
これは破壊するモノ。敵となる全てを焼き払い、打ち砕き、それによって遣わしたものの守護を成す。故に――――。
『《環の守護者》トロイメライ』
それがこの機械の獣に冠せられた名前であった。


鈍い音を立てて傀儡兵もどきの右腕が掲げられる。先端に在るのは鮮やかに赤い、鋼の爪。
それが振り下ろされるだろう先にはあるものにすぐに気がつかなかったのは、白い巨体にばかり目を奪われたからだろう。
複数の人影である。
倒れ伏した者。膝を屈している者。或いは己の足で立ち、手にした武具を構える者。
何れも苦悶の表情や、疲弊した様を見せている。
状況は――推測するまでもなく明白だ。傀儡兵と戦っていて、そして追い詰められている。
そこにこうして、自分は居合わせたのか。
決断は一刹那も無く下された。細かい状況までは分からない。それどころか自分の置かれた状況だって定かではない。
――それでも、きっと自分がするべきことは決まっている。
眼前にてのひらをかざす。出来うる限りの速さで脳裏に術式を構築し、魔力を集中する。
中空に顕れる淡い輝き。瞬く間に膨れ上がり桜色の光球となる。

「ディバインシューター…」

愛用の射撃魔法。
普段ならば当たり前に組み込む誘導制御及び多弾射撃の機能をカット、一射の強化に魔力を集約。
拳大から一抱えほどに大型化した光球を、

「シュ――――――――トっっ!!」

言霊を引鉄に解き放つ。
宙を翔け、流星の尾を引いて迫る光。目指すのは天を掴まんとするが如き、鋼の腕。
サイズを考えれば最早『弾丸』ではなく『砲弾』であろうか。
実際、注ぎ込んだ魔力量は下手な砲撃魔法なら容易く凌駕するほどのものである。
直撃した暁にはその装甲を喰い破り、跡形も無く吹き飛ばすに違いない。
その自信があった。彼女の実力を心得た者ならば、差はあれどそれと遠からぬ予測を立てただろう。

――――それは、知らぬがゆえのあまりに甘い予測。

光弾が炸裂。衝撃が振り下ろされる直前の凶爪を大きく撃ち弾き、巻き起こった煙が覆い隠す。
在らぬ方向に傾いだ腕のままぴたりと硬直する傀儡兵。その様子は、傍目にはいささか間抜けにも見えたかもしれない。
奇襲の一撃は目論見どおり、傀儡兵の動きを止めることに成功した。
だが、腕を包んでいた魔力煙が晴れて、その下からなお変わらぬ様の赤い爪が現れたとき、
そんな考えは瞬く間に塗り変わった。

435 :空の軌跡クロス:2007/08/14(火) 13:34:18 ID:BmIsu3Hf

(―――うそ…)

数瞬の間。それで不意打ちの衝撃から立ち直ったのか、傀儡兵が四足を鳴らせてこちらへ向き直る。
深手どころか目に見える損傷すらないその状態が信じられなかった。
ディバインシューター。多弾攻撃と誘導制御によって敵の行動を制することが本分である射撃魔法とはいえ、
自身の並外れた(としばしば言われる)魔力量を以って放たれる一撃は決して低い威力ではない。
『庭園』で交戦した傀儡兵――自分を大きく上回る力量の魔導師が造り出したそれ――のうち、
小型なものならば一撃で確実に撃墜出来る威力の魔法。まして先の一撃は数発分の魔力を一纏めに束ねたものだ。
その直撃を受けて、全くの無傷。命中手前で魔力防御を展開した様子もない。
それはつまり、純然たる装甲強度のみで容易く弾き返したということ。
戦慄と共に理解する。格が違う。ただ一度の攻撃で分かってしまうほど、圧倒的に。

もっとも。知れば当然ではあったろう。
《環の守護者》。この世界の根源『七耀』を司る女神の至宝がひとつ、その守り手。
力の一端のうちのさらに一端と言えど、神域の御業が造り上げた白き竜機。
―――――それを前にして、只人の成す事が軽々しく及ぶ道理など有りはしない。

がごり。

またしても響く重い音。上体をもたげる傀儡兵。反り返った竜首の影から覗くのは、
「……………っ!!」
腹部砲門。その事実を理解した瞬間、術式を展開。はたして放たれたのは散弾のような無数の光だった。
無数に迫る焦熱。それが身に届く一刹那前に展開した魔法が発動される。眼前に波立つ光の幕。プロテクション。
間断無く撃ち込まれ、満遍なく防壁を叩く衝撃は圧力と言うに等しい。
阻まれてなお届く熱気が肌を炙り、輝きが視界を半ば以上に真っ白に染め上げる。
そして、注ぎ込んだ魔力が瞬く間に削ぎ落とされる感覚。
肌が粟立ち、肝が冷える。背が凍る。
守りが間に合わなければどうなっていたのか。或いは、維持できなくなったとすればどうなるのか。
明白だ。防御を通してもはっきりと伝わる焦熱。それが非殺傷性なわけがない。
直接触れれば肌を裂き、肉を灼き穿つだろう。ましてそれが無数に撃ちかれられるのだ。
黒焦げの蜂の巣が一つ出来上がるに違いない。
―――――恐い。
その様を想像して、思う。目の前に迫った死をもたらすモノが、突きつけられる『終わり』が、この上なく恐ろしい。
今まで――この一ヶ月あたりを振り返ってみれば危険な状況に立ち会ったことは一度ならずあった。
だが、そのどれと比べても今の状況は別格だ。
はじめてジュエルシードの暴走体に遭遇し、魔法に触れたときは、状況を理解する間も無く行動を強いられた。
黒衣の魔導師との戦いは『本気の勝負』でありながらも、決して命の取り合いではなかった。
幾度と無くこなした封印作業の時も『時の庭園』での最終決戦の時も、
その手の愛杖の、或いは仲間たちの力を借りて切り抜けてきた――――切り抜けられた。
それゆえに。全てが真逆の、加えて実質初めてといえる命懸けの極限状況。
それは、たとえ如何に人並外れた魔導の才を持とうと、たとえ人の世の闇を駆けた武の家に連なる生まれであろうと、
自らが足を踏み入れたばかりの少女にはいささか荷が勝ちすぎるものであった。
そも常識の範疇で考えるならば、たかだか九歳の子供に切り抜けろということがもとより無理な話だろう。
光の暴雨が止む。遠退く衝撃と熱。しかし、気を抜くことは未だ許されない。

436 :空の軌跡クロス:2007/08/14(火) 13:40:35 ID:BmIsu3Hf
第二撃。大弓を射るように深々と引き絞られた鋼腕。――機体腕部のリーチからすれば届く距離ではないはずだが、構えを取るからには実際は届くのだろう。
自分の身長を上回るサイズ。おそらくはトン単位の質量。繰り出される一撃は鉄槌という表現すら生温いそれに違いない。
先の攻撃で疲弊したバリアで―――否、逸らし、いなすのが旨であるバリア魔法では例え万全の状態でも防げまい。
バリアを解除し、シールドを展開しても間に合わない。
バリアを維持したまま機動魔法での離脱を図ろうにも、現状では複数の魔法の同時起動は手に余る。
すなわち、結論は“詰み”。打開する手立ては、今の自分には無く、必死は必至であった。
恐怖が体を縛る。竦み、身じろぎひとつ叶わないほどに。
そんななかで出来ることは諦め、死ぬという結末を受け入れるか、
(――――嫌だ!)
或いは、例え無為に終るとしても足掻くか。
バリアの維持と強化に魔力を集中し、展開範囲を自分の体格をギリギリ覆いきらない程度まで縮小。
展開基点を敵攻撃の中心点から、数センチ逸れるはずの位置に設定し、基点の“周囲”を重点的に強度を高める。
座標の推測は目視。真っ向で受けて砕かれるか、範囲の端を抉り貫かれるか、
それとも上手く最高強度部分で受けとめて逸らしきるか。
逸らしきれるかも疑わしい、伸るか反るかの大博打。それに挑むべく目前の一撃を目を閉じず逸らさず見据える。
恐怖と緊張が何十倍にも引き伸ばした時間。実際は一秒にも満たない僅かなそれを経て、

ガアアアアァァアァン!!!

解き放たれた一撃は――――甲高い音を立てて、眼前に現れた何かに弾かれた。

何か―――ぼろぼろと崩れ落ちるのは、幾重にも折り重なった岩の壁。その先で、

カ、キン!

黒い剣閃がふたつ振るわれ、弾かれて宙空に浮いた鋼の爪を叩き落す。
「大丈夫?」
呆気にとられてそれを見ているところに、声が振る。いつの間にか傍らに歩み寄る人影がそこにあった。
真っ先に目を引いたのは強い意志を輝きに湛えた瞳だった。ツインテールにした栗色の髪。
右手に携えるのは身の丈ほどもある長い棒。左手には薄く光を灯す、懐中時計のようなからくり。
自分の姉と同じくらいの歳の女のひと。



いざないは金の輝き。招かれたのは蒼空のかなた。異郷の地、拓かれし時代。
そこで交差する幾多の運命のもとに、かくして星と太陽、二人の少女邂逅は果たされた。




―――以上第一話(仮題“星と太陽”)です。
矢鱈長いくせに場面が全然進んでないっすな。けどわりとこんなが基本になるかも…。
書いてて敵が強すぎる気がしますが、まぁラスボスだし。なのははデバイス無いし…。
ではでは。

>>龍騎氏
移転作業お疲れ様です。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/14(火) 14:31:18 ID:PVjMmYq6
GJ!!
待ってました!これからも頑張って下さいっ

438 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/14(火) 16:41:05 ID:iqFlAJiN
皆さんGJです!
ところで自分も投下してよろしいでしょうか!


439 : ◆v8WgPpvslE :2007/08/14(火) 17:09:16 ID:+V38bD+E
空の軌跡知らない俺を許してくれ・・・・しかし投下GJ!

>>438
GO!GO!GO!

440 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/14(火) 17:11:59 ID:iqFlAJiN
その頃
「これは…一体何が起こってるんだ!?」
「すごく大きなロボット…なんなのあれ?…。」
結界で工場の敷地の外に退避させられていた忍と恭也はホーンガイストが結界を破壊して
忍達が居る世界へと暴れ出た姿を見て驚愕した。
「そんな…結界を力ずくで破るなんて…。」
エイミィは蒼ざめた顔でモニター内に映し出されるホーンガイストを見つめながら呟いた。
「不味い!民間人です!」
「そんな…全員避難した筈じゃなかったのか!」
アレックスとランディが血相を変えて叫んだ。
「こ…これってなのはちゃんもお兄さんとすずかちゃん!?」
「…彼らをアースラに転送して。」
「えっ?そんなことしなくても安全な区域に転送するだけで充分では…?」
「すずかちゃんと恭也さんは魔法の事も管理局の事も知っている訳だし。
この状況でどこよりも安全なのはこのアースラでしょう?」
リンディはアレックスの質問にすました顔で答えた。
「おいワスピーター!あれもお前の言う、“デストロン”なのか?」
恭也がワスピーターを問いつめる。

「デストロンのマークが付いてるし識別信号もデストロンだけどあんなデストロンは僕ちゃん見た事無いぶ〜ん。」
「なんとか説得して止められないの?」

「ぶぅぅぅん。冗談でしょ?僕ちゃん確かにデストロンだったけどただの下っ端だよ。ましてやこんな姿になっちゃった
僕ちゃんの言う事なんか誰が聞くっていうんだぶーん!」

心配そうに言ったすずかの台詞にワスピーターは身震いすると腕組みをしながら言った。
「…なのはお嬢様?」
「それにフェイトちゃん…?」
暴れている巨大ロボット…ホーンガイストを見つめていたノエルとファリンが呟いた。
この時点で忍と恭也達からホーンガイスト達が居る辺りは1キロ近く離れている。
ましてその周りを縦横無尽に飛び回るなのは達を視認することなど不可能なはずだ。
そう、「普通の人間」ならば…。
というのもノエルとファリンは普通の人間では無い。自動人形…簡単に
言ってしまえばロボットなのである。
勿論その視力は望遠鏡並みの解像度を誇る。
ちなみに忍とすずかも厳密には普通の人間ではないのだがそれはまたの機会に
語られるべき事だろう。
「何?そんな…ま、まさか…。」
一年ほど前に妹が魔導師になっていたということだけは教えられていたが
あんなロボットと戦う任務に従事するような仕事だとは聞かされていない。
恭也は驚きを隠さずに言った。
その時、彼の足元から光が溢れ一瞬視界が真っ白になる。そして…
「ここ…どこ?」
「リ…リンディさん?」
「ようこそ。時空管理局艦船、アースラへ…。」
恭也達のよく知る人物、といっても忍とはあまり会った事が無いが…
時空管理局の制服に身を包んだ時空管理局提督、リンディ・ハラオウンがそこに居た。

441 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/14(火) 17:19:00 ID:iqFlAJiN
「ふははははははは!この俺様はもはや無敵なのだ!」
依然としてホーンガイストになのは達の攻撃は全く通じない。
それどころかデカさこそ強さと言わんばかりの猛攻にもはやなのは達は浮いているのが
やっとという状態にまで追い込まれていた。
カセットロンとサウンドブラスターも既にボロボロだ。
一か八かでスターライトブレイカー級の技を使えば倒せるのだろうが結界が破れてしまった
以上そうもいかない。
おまけにホーンガイストの左手にはアルフが捕らわれていた。
「トドメだ!こいつで…。」
ホーンガイストが頭の両脇に付いたビーム砲の砲身をとりはずした。
彼の右手に丁度よく収まる大きさのその砲身から光の柱が再び生まれる。
しかしこれは先ほどのビーム砲ではなくビームで出来た剣だ。
といってもなのは達から見ればまるで巨木のように見える。
まるでイデ○ンソードのようなそれをホーンガイストが振り上げたその時…
彼の体に異変が起きた。
「か…体が…力が抜けていく…一体何が…ああああああ〜!」
ホーンガイストの体の各部から湯気が噴出して彼の体を覆っていた赤い気が抜けていく。
「ど…どんどん小さくなってく…。」
それどころかフェイトの言うように大きさまで縮んでいくではないか。
そしてあっという間に彼は元の大きさどころか三十センチ程度の大きさにまで縮んでしまった。
「い…一体何が…。」
「効果が切れたんだよバカ!ドリンク剤なんか所詮付け焼刃…ましてあんな急激な作用が長く続く訳無いだろう!
どういう魔法ででかくなったのか知らないけどあんなもんに頼ったお前が馬鹿だって事さ!」

「き…貴様…。しょ、小動物を虐待するのか!」

「五月蝿いこのジャンキー野郎ーーーー!」
アルフがホーンガイストを頭上に思いっきり投げ上げる。
「バルディッシュ!」≪Photon Lancer≫
「ぎゃああああああああ!」
ホーンガイストは絶叫とともに夕焼けの空へ消えていった。
「あのー…フェイトちゃん。出来れば捕まえて欲しかったんだけど…。」
「あっ…す、すいません…。」
エイミィの一言にうなだれるフェイト。
「ともかくみんな、一度アースラに戻って。サウンドブラスターさん…でしたよね?あなたも…。」
リンディに促されアースラ内部へ転送される一行。
「意外に広いじゃねーか。」
「空間モニターかぁ…人間にしちゃ洒落た物使ってるじゃないか。」
フレンジーとランブルが子供のように騒いだ。
「お、お兄ちゃん、それにすずかちゃんと忍さんたちまで…。」
「なのは…。魔法使いになった事は教えてもらっていたがこんな任務に就いているとまでは聞かされていなかったぞ。」
恭也達が居る事に驚くなのはに恭也が静かだが強い口調で言った。

442 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/14(火) 17:20:25 ID:iqFlAJiN
ここまでです。
名前欄に二十二話って入れるの忘れちゃったよママンorz
編集役の龍騎氏には世話になりっぱなしですいません…。


443 : ◆v8WgPpvslE :2007/08/14(火) 18:12:56 ID:+V38bD+E
>こんな任務に就いているとまでは

ばれちゃった・・・・
しかし、GJです!
次回はきっと、夕日の河原で殴りあい理解を深める兄妹が見れるがはずw
絵になるな〜

444 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/14(火) 19:43:02 ID:/JqKBUrd
各書き手さん方にGJを送らせてもらいます。
>>リリカル龍騎氏
移転など大変な作業を任せっぱなしですいません。
氏の貢献度は、トリプルSランクです!

さて、リリカルガオガイガー第二話の進行度は…3割(;・ω・)
プロット作っても書いてたら話が増えちゃったOrz
お盆は抗がん剤の副作用で吐いてて…家から中々出られないZE(涙)
凱兄ちゃんの年齢はFINALでは22歳…このSSだと23歳かぁ
ルネは19歳から20歳になってるから…なのは達より年上キャラの扱いをよく考えなくちゃ


445 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/14(火) 22:40:09 ID:JHUco9FG
>>FS氏
GJです
トロイメライ強…RH無しとはいえディバインシューターでほぼノーダメージとは…
しかし初っ端からラスボスとは…ここから先どうするつもりなんですか?

>>リリカルスクリーム氏
GJです
ホーンガイスト…ずいぶんあっけない散り様…
…で、ばれた後は一体どうするつもりなんでしょう…

とりあえず移転作業だけは終了しました…
もうつかれました。(今日の分の更新明日に回して)先に休んでいいですか

以下チラシの裏

新設しろと書いた方。全力全開で頭冷やしてもらうので出てきなさい

446 :あれ風ななのは次回予告:2007/08/14(火) 23:08:18 ID:UBt3NfPZ
こんにちわ、私高町なのは!ナンバーズ、もうあなたたちを許さない
ナンバーズのだれか「あたしたちが・・・あたしたちが負けるはずは・・・」
次回、リリカルなのはSts 「吹き荒れる真の力!!ナンバーズ粉砕 」
ヴィヴィオ「ママ!!ナンバーズなんかやっつけちゃえ!」

こんにちわ、私高町なのは スカリエッティ、いい加減にしなさい!罪もない人々を苦しめて・・
スカ「バ・・・馬鹿な!!ゆりかごのちからが通じないだと!?」
次回、リリカルなのはSts「ゆりかごをko!!たった2発の超鉄拳 」
ヴィヴィオ「ママ!はやくあたしのところへ来て!!」

こんにちわ、私なのは!なんてことなの・・・ゆりかごがさらにパワーアップして復活するなんて・・
スカ「ふふふ・・・もうお遊びはしない 地球ごと消えてなくなれ」
次回、リリカルなのはSts「白昼の悪魔!!恐怖はより完璧に 」
ヴィヴィオ「みんな死んじゃうなんていやだよぉ」

私なのは!ヴィヴィオ、あなたは私より強いのよ・・自分の力を信じて!爆発させるの!力を!
ヴィヴィオ「わかったママ!やってみる!」
次回、リリカルなのはSts「なのはからヴィヴィオへ…母の魂は伝わった 」
ヴィヴィオ「いくよスカリエッティ!これで終わり!」

私なのは!私は死んじゃったけど、みんなならこれから何がおきても大丈夫だよね
フェイト「ありがとうなのは・・・あなたがいたからみんな頑張れた・・」
次回、魔法少女リリカルなのはSts最終回「戦いは終った…ありがとう高町なのは」
ヴィヴィオ「ママ・・・いつかもどってくるよね」


447 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/14(火) 23:36:23 ID:iqFlAJiN
>>445
ごくろうさまです!
ところでウィキによるとスバルとギンガがママジマさんと一緒に暮らし始めたのって
ストライカーズの十一年前、つまりエース本編の一年前でいいんですよね?
これならスバル姉妹も一応矛盾無く出せるな…。


448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 00:00:08 ID:wGgKJGc1
>447
むしろ、ママジマさんを出して下さい。

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 00:24:05 ID:KtySZPoq
ダブルリボルバーナッコォによるオラオララッシュが見たいなぁ。
もしくは麒麟をw

450 : ◆v8WgPpvslE :2007/08/15(水) 00:27:07 ID:vTUVm7XI
ヘルアンドヘブンしかあるまい

>>445
再度、乙であります!

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 00:27:49 ID:xWfaYjbW
>>449
クロスミラージュでスバル大増殖が先だろ。
分身が見守る中突撃する本体のスバル。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 00:28:02 ID:rGqYVjf+
何故、誰も「クイントさん」と呼ばないw

453 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/15(水) 00:33:40 ID:Wt1fbEJi
>>445の龍騎氏に感謝をしつつ、これより重爆開始せん。

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 00:34:25 ID:XMoAjFYE
支援の構え

455 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/15(水) 00:37:29 ID:Wt1fbEJi


覚悟君が戻ってきた。
新暦0074年10月。
あの日の約束を、ぎりぎり果たしたその日に、や。
そうは言うても、わたしだけの力とちゃうねんけどな。
わたしかて、ヘタな謙遜をする程度の日々を送ってきたつもりはないねんけど、一人じゃ単なる小娘やんか。
聖王教会の…カリムの強力な後押しがあって、ほんっとに辛うじてこぎつけた結果やな。
完成した隊舎の執務室にやってきた覚悟君と向かい合ったら、
おっきくなった背に、いろいろ言うてやりたくなったわ。
けどな、うち、覚悟君の言葉、しっかり覚えてるねん。
せやからな…戦士に、敬礼や。
覚悟君も、わたしに敬礼してくれた。

「…………」
「…………」
結局、それだけやった。
そのまんま、三十秒くらいして。

「じゃあ、みんな…呼ぶな?」
「頼みます、八神二等陸佐殿」


魔法少女リリカルなのはStrikerS 因果

第八話『対超鋼・機動六課』


「みんなそろったところで、状況を整理してみよか」
「うん、そうだね」
「行き違いがあったりしたら、困るもんね」
「了解した」
今、いるのは、わたしとなのはちゃん、フェイトちゃん。
うちの子らはガジェット退治の応援その他に駆り出されてて、来週までは戻ってこられへん。
リィンも今は、そっちについていってる。
覚悟君とすぐに会わせられないのが残念やけど…
あ、ちなみに、他人行儀は即刻禁止したで。
覚悟君だけそんなことやったら、なのはちゃんやフェイトちゃんにも、遠回しにそれ、押しつけることになるねんな?
…それにな。

『勘違いしたらあかんて。 わたしらを結びつけるのは上下関係やない。
 おんなじ、願いや。 戦う理由や…違うか?
 そう思うから、戻ってきてくれたんやろ、覚悟君』
『…相違なし。 謝罪する』
まあ、三年前は嘱託魔導師待遇(魔法使えないのにヘンな話やけど)で、わたしらの仕事、手伝ってもらってたから、
管理局の組織に正式に組み込まれることを自分で選んだ手前、組織の仕組み、ないがしろにできん思うたんやろな。
でもそれは、中身をしっかり守ってくれれば、形なんかどうでもええねん。
なのはちゃんにフェイトちゃん、シグナムたちもそうしとるみたいにな。



456 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/15(水) 00:38:55 ID:Wt1fbEJi

「…まず、どうしてカリムの、聖王教会の後押しが強まったのか?
 これは覚悟君が詳しいはずやな」
「強化外骨格、雹(ひょう)の発見ゆえに!」
なのはちゃんも、フェイトちゃんも、息を呑んだ。
わたしだって、カリムから聞いたときは、同じやった。
あんなことが、あった直後やったから…

「野生の火竜が丸呑みにしていたものを、おれが回収した」
「それってつまり、この世界に飛ばされてきたのは、覚悟くんだけじゃなくて…」
「呼ばれたのは、強化外骨格そのものであるかもしれぬ」
なのはちゃんに応える覚悟君の目つきは、鋭かった。

「強化外骨格に宿るは、理不尽に蹂躙されし魂なれば。
 カリムの予言の一節に符合せし部分あり」

 古い結晶と 無限の欲望が 集い交わる地
 死せる王の元 聖地より彼の翼が蘇る
 死者達が踊り 中つ大地の法の塔は空しく焼け落ち
 それを先駆けに 数多の海を守る法の船は砕け落ちる

「踊る死者達、これ強化外骨格の瞬殺無音を意味するならば…
 ミッドチルダに吹き荒れるは、大殺戮の嵐!」
「地上本部への…」
「強化外骨格を使った…」
「毒ガス攻撃!」
真っ昼間の晴天なのに、雷が轟音を立てて落ちてくるのを、わたしらは確かに聞いた。
本部からの事情聴取では知らぬ存ぜぬで突っ張り通したけど、
わたしは確かに知ってる。 瞬殺無音がなんなのか、零(ぜろ)から聞いて、知ってる。
十秒足らずで都市ひとつ根こそぎ鏖(みなごろ)す。
姿無く、音も無く、匂いもせず、ただ瞬間的にやってきて、あとは原型をとどめない…化学兵器、戦術神風(せんじゅつ かみかぜ)。

「強化外骨格は…零(ぜろ)は、悪用されるの?」
「断じて否。 下郎にその身を許す零(ぜろ)ではない!
 雹(ひょう)もまた我が父、朧(おぼろ)の超鋼なれば、不仁を為すこと、決してありえぬ」
「お父さんの?」
重々しく頷いて、覚悟君は続ける。

「零(ぜろ)、雹(ひょう)がこちらに存在する以上…現人鬼(あらひとおに)の纏(まと)いたる霞(かすみ)もまた在ると考えるべき!
 外道に堕ちくさった散(はらら)ならば、強化外骨格の力、罪なき人の抹殺にふるったとて、何ら不思議なし」
フェイトちゃんが、ちょっと痛々しそうに目をそらしとる。
お兄ちゃんのことを「鬼」って呼んで、討つべき悪としてにらみ続ける覚悟君や。
たとえ冷たくされたって、虐待されたって、
それでもお母さんのこと信じ続けたフェイトちゃんには、やりきれないものがあるかもしれへん。

「でも、それをやるのが散(はらら)さんて決まったわけやない」
「だが、そう考えねばならぬのだ、はやて」
「これ見いや」
ウインドウを起こして、映像を再生する。
百聞は一見にしかずやて。

「これは、玩具(ガジェット)」
「三週間前の、ヴィータの戦闘記録や」
その日、現れたガジェットは、たった五体。
せやけど、その分、特別製やった。
数でタカをくくった地上部隊三十人が、あっさり片付けられてもうた理由は、
ヴィータがグラーフアイゼンで殴りかかった瞬間に、すぐわかった。


457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 00:39:07 ID:+8+ukoxW
覚悟氏が投稿態勢に入ったら用心せい

458 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/15(水) 00:41:09 ID:Wt1fbEJi

「…これは、まさか!」
さすがの覚悟君の顔色も、これには変わって当然やな。
あれの意味を知らなかった、なのはちゃんとフェイトちゃんだって、同じ顔したんやもん。

「わかるか、展性チタンや。 展性チタンの装甲を持った、ガジェットや」
ブースターで噴射しながら正面からぶち砕く、ラケーテンハンマー。
あれをくらって、吹っ飛ばされておきながら、ガジェットは表面が一瞬へこんだだけで。
装甲表面全体をぷるんと震わせた思うたら、元通りの形になって、元気ハツラツでミサイルを撃ってきた。
AMF(アンチ・マギリング・フィールド)で魔力が消されてまう上に、
通った威力、衝撃もこんな風に散らされるんじゃ、苦戦するのも当たり前や。
最終的に、ひとつ破壊している間に、残り全部に逃げられて。

「…わかるか、これがどういう意味か、わかるか?」
「展性チタンは、強化外骨格の装甲にのみ用いられし素材」
「せや。 強化外骨格の技術を解析してる、何者かがいるっちゅうことや。
 もっと、聞くで? これ、放っておいたら、この先どうなるか」
「瞬殺無音の暴露…」
「わたしは、もっとおそろしいこと考えとるねん」
正直、口に出すのもイヤな可能性やけど、
目をそむけるのは、絶対にあかんねや。
だから、言う。

「強化外骨格の、量産や」
覚悟君の息が、数秒間も止まったのを感じた。
なのはちゃんとフェイトちゃんには、あらかじめ伝えておいた、一番悪い予想。
もしも…もしも、色々とタガの外れた人が、それを使って何かやらかすのなら。
そこから描かれる未来図は、この世の、破滅や。

「覚悟君だけの問題とちゃうねんて。 もう、とっくの昔に。
 せやからな、探そう? 一緒に…止めなきゃいけない人達を」
「…了解。 おれの拳ひとつでは、因果は届かぬと認識した」
「うん、ええ子や」
一人で背負い込もうとするんは、覚悟君の一番心配なところ。
何も、覚悟君は、人類最後の戦士やあらへん。
支え合って、わたしらは、もっと強うなれるんや。

「…で、次は、一体、どこでそんな技術を解析しとるのか、って話になるんやけど」
「言いにくいけど、一番最初に思いつくのは…」
「零(ぜろ)だね」
なのはちゃんの後を、フェイトちゃんが引き継いで、はっきり言うた。

「ロストロギアに匹敵するものなら、管理局で解析するのは当然だから…問題は、その後」
「管理局から悪漢どもへ情報の漏洩ありと?」
「そうだとしか思えない。 そうでなければ、別の強化外骨格を…
 覚悟の言っていた、霞(かすみ)を持っていると考えるしかなくなる」
「であれば…散(はらら)か」
覚悟君の拳が、きりりと握られた。
考えるな、ちうても無理なんや。
それは多分、覚悟君にしか背負えないものやから。
外野から、とやかく言えることと違う。
違うんやけど、でも、一人で背負い込むのは反対やし。
もし、対決に立ち会うようなことがあったら、わたし…何をしてあげられるんかなあ?
…あかん、あかん。 今考えることとちゃうで。

「散(はらら)さんより現実的な危険は、獅子心中の虫やで、覚悟君。
 姿も形もない霞(かすみ)より、現にある零(ぜろ)や」
直接的な表現を避けつつ、覚悟君流にむずかしい言葉をまぜてみる。
我ながら上出来やな。


459 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/15(水) 00:43:17 ID:Wt1fbEJi

「覚悟君、言うてくれたやんか。
 零(ぜろ)は征くべき場所に打って出たのだ、って」
「…うむ」
「じゃあ、管理局外部に漏れてる展性チタンの技術。
 これは、零(ぜろ)が撒いたエサとちゃうか?」
「!!」
ふふん、目つき、変わったやんか。
せやせや、男の子はくさってちゃダメやて。

「そろそろわたしらが、零(ぜろ)の声に応える番やて」
「敵の技術、零(ぜろ)ではなく、霞(かすみ)に由来していた場合は?」
「もし、そうなら…零(ぜろ)を取り戻す、立派な大義名分やんか。
 そのときは、零(ぜろ)と覚悟君の、全力全開であたる時や!」
一人で行かせるとは限らへんねんけどな。
わたし、策士やねん。
覚悟君、それに気づいてるのかいないのか、わからへんけど…

「はやて」
「ん?」
「命令を! 機動六課が葉隠覚悟に!」
こういうツボ、しっかり心得てるとこ、ホンットにニクイわ。
覚悟君の場合、完っ璧、これが天然やから、なおさらや。
あのシグナムでさえ、なんと古風な…とか言うて笑うんやで?
でも、闘志がわく。

「違うで、覚悟君」
「違う?」
「古代遺物管理部、機動六課が正式の名前や。
 せやけどもうひとつ、わたしらにだけ見える三文字がある。
 わたしらの背負う役目と同じように」
思い切りもったいぶって、気を引いて、
そして、力いっぱいに、名乗る。

「『対超鋼』!
 『対超鋼』機動六課(『たいちょうこう』 きどうろっか)や!」
「対超鋼、機動六課!」
「たとえ相手がロストロギアだろうと、強化外骨格だろうと、
 わたしらは一番最初に立ち向かって、一番最後まで立っている。
 機動六課は、そういう部隊や」
居住まいを正す。 八神はやて、上官モードや!

「葉隠覚悟陸曹」
「はっ」
「貴官は本日より機動六課中枢司令部、ロングアーチに所属。
 わたし、八神二等陸佐の直属として、対超鋼戦術顧問を命じる!」
「対超鋼戦術顧問、拝命いたします!」
「うむっ」
覚悟君の敬礼に、わたしも敬礼。
なのはちゃんも、フェイトちゃんも、敬礼。
一人前の仕事をするには、まだまだ時間がかかるねんけど、
生まれたばかりの機動六課は、今、確かに歩き出してる。

(グレアムおじさん…見てて、な)

空の彼方に、そっと、祈った。


460 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/15(水) 00:44:48 ID:Wt1fbEJi






「是非もなし」
なのはが指揮する『スターズ』分隊の配属候補、二人の話になってすぐ、
覚悟はそう言って、なのはの選択を全肯定した。
スバル・ナカジマとティアナ・ランスター。
私となのはみたいに、ずっと、二人でやってきたっていうコンビらしいけど。

「両名すでに、恐怖超えたる器なり。
 錬磨おこたらねば一廉(いちれん)の戦士たるも夢ではなし」
「さすが…直接見てきた覚悟君はひと味違うね。
 でも、びっくりしなかった?」
「何が」
「スバルちゃんのこと」
覚悟にとっては、この世界での全ての始まりだったはずの女の子。
火事の中、生命を賭けて助けたこの子が今、機動六課に名前を連ねようとしている。
少しだけ、黙ってから…覚悟は、うなずいた。

「できることなら、平和の中に生きてほしかった」
それを聞けて安心したよ、覚悟。
戦いだけで頭が埋まっているような男の子じゃないって、三年前から知ってはいるけどね。
覚悟のあの強さは、聞けば五歳のときから仕込まれてきたものだっていうから。
…私も、境遇としては似たようなものだった。
だから、三年前、聞いたんだ。 辛くなかったか、って。
そうしたら。

『おれを宝と呼んでくれた父上の顔は、辛き日々を乗り越えし成果。
 あの顔を見たくて、おれは頑張り続けていたのだと、あの時に知ったのだ。
 おれほどの果報者、そうはおるまい』
私がついに手に入れられなかったものを、覚悟は手にいれることができて。
でも、一緒に辛いことを乗り越えてきたはずのお兄ちゃんに、そのお父さんが殺されて。
忘れろだなんて、言えるわけがない。
でも…それでも、私は、思うんだ。
大好きだったお兄ちゃんのこと、悪とか、殺すとか、そんな風に思い続けるなんて、哀しすぎる。
散(はらら)さんがどういう人か、まだ私は知らないけれど、戦いになるようなことは、できれば止めたい。
だけど、ね。

「だが、戦場にて勝てぬ大敵を前に一歩も引かなかった事実。
 決意を身をもって示す者を前にして、おれに何が否定できよう」
小さく笑うなのはみたいに、私の意見も、覚悟と同じ。
『覚悟』に余計な口ははさめないんだ。
今は、何も言ってあげられそうにない。

「…採用、決定だね」
「二人の教練、くれぐれも抜かりなきよう!」
「何を言ってるのかな? 覚悟くんも教官になるんだけどなあ」
「む…」
「覚悟くんぬきじゃ、意味ないよ? 対超鋼戦術顧問さん?」
「…了解、未熟ながら死力をつくそう」
「うん、いいお返事。 じゃあ、まずはわたしに教えてね」
なのはが席を立って、覚悟もそれに続く。
三年ぶりの、話仕合(はなしあい)に行くんだね。
最後のあれは、確か…
『後の先を狙い続けて膠着状態に陥った場合、いかに敵を崩すか?』でもめたときだったっけ。


461 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/15(水) 00:46:29 ID:Wt1fbEJi

「零(ぜろ)は無くても、大丈夫?」
「あなどるなよ! 当方にカリムより賜(たまわ)りし爆芯『富嶽(ふがく)』あり!」
「そうこなくっちゃ! …フェイトちゃん、どうする?」
いきなり話をふられて、今までずっとぼんやりしてた私はちょっと反応が遅れたけど。

「うん、行くよ」
バルディッシュを握り締めて、私も立つ。
私の率いる『ライトニング』分隊、二人の資料をファイルにしまって。
エリオ・モンディアル。
キャロ・ル・ルシエ。
私の養子、二人。

『真に我が子を思っての決断なれば良し』
覚悟は、そうとしか言わなかった。
…言われるまでも、ないよ!
レリック関係だけじゃなくて、私達が追うのは今や、強化外骨格に、謎の生物兵器人間…
死の危険が飛躍的に高まってきたのは、肌で感じる今日この頃だから。
そのために、私がいる。 なのはがいる。
むざむざ死ににいかせるような教練なんか、絶対にしない。
私も、エリオとキャロには、もっと安全に生きてほしかったけど、
二人の選んだ道には、きっとゆずれないものがあるはずだから。
だから、道半ばで倒れたりしないように、最後まで戦える力を、しっかりあげるんだ。

―――『対超鋼』機動六課、動き出す日は、すぐ近く。






462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 00:48:48 ID:nOCvIi7i
「話仕合」でちょっと吹いたw

463 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/15(水) 00:51:12 ID:Wt1fbEJi
…以上なり。

今になって思えば、フェイトの実家に居候、エリオとの関係を築くルートもアリかとも思うが、
はやてに対する忠誠心なくば、機動六課で戦う理由は、やはり弱くなるか…

これよりStS本編視聴のためTV前にて待機!
しかるのちに皆様の作品、味わわせていただきまする。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 00:54:20 ID:XMoAjFYE
GJ!
散様はなのはでも止められるようなお方じゃないからなあ。
それにしてもこの展性チタンガジェットが相手にステエキは大丈夫なのか?

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 01:01:20 ID:+8+ukoxW
リリカルと覚悟のクロスオーバー。
一見無理無謀なこの組み合わせは、予想以上に適合していた!
精妙なる設定とキャラ性の調整が出来なければ、物語はあらぬ方向へ飛んでいったろう!
今宵もまたお美事にござりまする!
記念すべき第一話とはまた別の、もう一つの序章を見せ付けられた気分。
今後、スバルたちStSのメインキャラがどのように関わってくるのか、既に次が気になる所存。

そして、覚悟氏の文章力に影響されて、感想が普通に書けない意外な副作用!(ぉ
……いや、毎度シグルイとか引っ張り出して気の利いた感想の書き方で悩んでますよw
しかし、本当に細かいところに手が届いている。

≫『後の先を狙い続けて膠着状態に陥った場合、いかに敵を崩すか?』でもめたときだったっけ
なのはとの模擬戦の理由でこれが出てくる事に納得しました。
二人の戦いに対する考えの違いですもんね。でも、その上でぶつかって理解し合ってるみたいで嬉しい。
戦闘もいいけど、キャラ同士の付き合い方に、今後も期待大です。

≫話仕合(はなしあい)
当て字吹いたwwwそれがリリカル覚悟クオリティww

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 01:20:25 ID:45IAAuMi
GJ!楽しみに待ってたよ(`・ω・´)
まさか雹が出てくるとは・・・おいらには愛という名の後方支援しかできないが
次回を楽しみにしてるよ

467 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 01:26:28 ID:UMWR6871
GJ!

話仕合ワロタW
雹も出てきてよかったおー。


さて、リリカルなのはBsts第8話投下します。

468 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 01:36:10 ID:UMWR6871
メガ「やぁー皆元気?テレビ見てたら元気なれるよー♪
では、皆が体験した怖い話言ってみよう。」

タラ「洋式トイレにお尻はまって抜けなかった事っス」

ノーヴェ「起きたら自分の部屋でウルトラマンがぐったりして動かなかった夢みたι」

スカ「ゴキブリが飛来してきたι」

チンク「付けたまま眼帯伸ばして遊んでたらゴムパッチンみたいになった事ι」

メガ「ある意味怖い話だなι。じゃあリリカルなのはBsts始まるぞー」


第8話「デストロン」



0070年4月3日 深夜03:00 メガトロンの研究室

チンクが研究室から退室した後、入れ代わるようにデータを収集したノーヴェがメガトロンの元に戻ってきていた。

「メガトロン様、今戻っ…戻りました。」

「おかえりなさい貴方♪よく戻ったな。敬語に慣れんなら普段どうり喋っても良いぞ」

「え、あ。良いのか?」

しどろもどろになりながらノーヴェが尋ねるとメガトロンは「ああ」と頷いてから座っている椅子ごと彼女に近寄り、手を差し出す。

「ディスクを渡せ」

「ん、ああ。これだ」
「ジャガーはどうした?」

ノーヴェからディスクを受け取ってから、椅子の肘掛けに設置されてある差込み口にディスクを入れて読み込みながら尋ねる。

「黒猫はまた管理局に潜入して情報を集めるって言ってから、此処の入口で別れた。」

「そうか、実は先程貴様を送り出した後でチンクが来てな。」

「っ!?姉さんが……襲われたりしなかったか?」

その言葉を聞き、心配そうにメガトロンに尋ねるノーヴェを彼はディスクのデータが映ったモニターから視線を外さずに答える。



469 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 01:38:26 ID:UMWR6871

「ああ、襲われた。他の者なら始末してしまうところだ。が、チンクは貴様の姉も同然だ……話し合いで決着はつけたから安心しろ鬼太郎。」

「そ、そうか。ごめん……私が話しておけばよかったのに」

シュンと肩を落としてしまうノーヴェにメガトロンは優しく肩に手を置く。

「気にするな。チンクにとってもノーヴェにとっても互いに大事な存在だという想いは充分伝わった。
のびちゃんにはドラちゃんが居るようにな。」

「ありがとう……メガトロン様。メガトロン様に従えて良かった」

心から嬉しそうにメガトロンに笑顔をみせるノーヴェに彼は逆に睨みつけながら気になっていた事を尋ねる。

「そういえば、詳しい事を聞いていなかったな?貴様はデストロンの……俺様の何に引かれた?」

「私が……メガトロン様に惹かれたのは、強いからだ。」

「強さだと?純粋な強さなら貴様の生みの親のDr.スカリエッティに強化してもらうか、姉妹に求めれば良いだろうが信子ちゃん。」

「Σだれが信子だ!私が求めているのはただの『強さ』だけじゃない!!」

メガトロンの執拗な尋問にノーヴェは強く声をあげてしまう。
その様子を陰から誰かが見ていた。それにメガトロンは気付いていたが、あえて気付かないフリをしていた。

「誰も寄せ付けないぐらいの……何かをメガトロン様は持ってる。強さだけじゃない何かを、だから私は惹かれたんだ!
それじゃ駄目か……駄目なのか?バカなんだかボケかツッコミだか解らないメガトロン様!?」

「……ノーヴェの想いは解った。改めて貴様を俺様のデストロンに入れてやろう。お笑いの道を私から学びとれ」

強い意志を彼女の目から感じとったメガトロンは彼女の頭に手を置いてからそう告げ、彼女から離れる。
ノーヴェは自分に背中を向けるメガトロンに強く敬愛の念が渦巻いていた。

「データ収集はよくやった、自分の部屋に戻ってくれて構わんぞ。」

「あ、うん。……解った。また何かあったら言ってくれメガトロン様」

そう告げてノーヴェは名残惜しそうにメガトロンの研究室を後にする。
それを見遣ってからメガトロンは振り向かないまま、先程からいた陰に声を掛ける。



470 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 01:41:25 ID:UMWR6871

「どうやらあれが奴の考えだそうだ。ペチンダック」
「チンクだ!……言われなくてもそれぐらい解る。アレは操られてなんかいない、本当のノーヴェの眼だ。」

もはや信じるしかない。という感じに答えるチンクにメガトロンは見られないようにほくそ笑む。

「で、まだ貴様は俺を見張るのか?」

「…………そうだな。いや、私もお前に従ってみよう。」

「ほう……これはこれは予想外だ。No.5の貴様が俺様に従う?虫が良い気がするが」

チンクの言葉を待っていた。と言わんようにメガトロンは椅子を近づけて彼女に尋ねる。

「ノーヴェが言っていた『ひきつける何かが』お前にあるのだろう。私も何となくだが解る気がしてきた……だから、私もお前の強さを知りたい。メガトロン」
「そうか。という訳だDr.。ノーヴェとチンクはデストロンとして迎えて良いよな?」


とチンクの背後にメガトロンは視線を向けて告げる。
彼女はその名に少し驚きつつもメガトロンの視線の方を見遣る。
そこにはDr.スカリエッティが何時もの冷静な表情を崩さずに立っていた。

「ど、Dr.……すいません。私はノーヴェと共に彼に従いたいと想います。」

「……お前がそう望むならそうすれば良い。それに……この間のパチスロの賭けはその二人で良いだろう。」

チンクの言葉を聞いてからそう言い残し、彼はその場を後にする。

「ありがとうございます、Dr.(Σって私とノーヴェはパチスロの景品か!?)」

去っていったDr.に礼を述べるチンクに椅子から降り立ったメガトロンは彼女に歩み寄り、手を差し出す。

「ではチンクはこれよりはデストロンだ。よろしくな」

「ああ、よろしく頼む。ああ、それと……」

チンクはメガトロンの手を握ったと同時にある事を思い出す。

「喜ぶといい、皆の説得はまあ成功したぞ。」

「そうか……それはなんとも喜ばしい。こちらも感謝せねばな。ヒエタチンゲンサイ君」

「だから、私はチンクだ!ボケるにも名前が長いわ!……で、私に出来る事はないか?」

「今は別段無い。必要な時には呼んでやるから待ってろ。ラムちゃん」

「解ったっちゃ、では今はこれで失礼する。」




471 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 01:44:15 ID:UMWR6871
そう告げて部屋を出るチンクを見遣ってからメガトロンは椅子に腰を下ろして再び宙に浮いて肘かけについたキーボードを叩く。

(優れた戦闘機人ならセイバートロン星にいくらでも居たわ、「ヒトをあらかじめ機械を受け入れる素体として生み出す」など所詮は人間が考える古い技術。
やはり我がデストロンに勝てる輩などいない)


「サイキッカープログラムはなんとか成功だな。このままゆっくりレベルを上げれば忠実な先兵の出来上がりだ。
俺様あったま良いー♪ ナビ子ちゃん、ノーヴェが取ってきたデータを分析用YouTubeで表示してくれ。」

『イェッサー、分析画面開きまーす♪』

すると手元に表示されていた第8空港周辺、地下の画像データにレリックの反応が表示される。
そしてメガトロンはそこから数距離離れたある遺跡にチェックを入れて行く。

(ミッドチルダ東部、西部北部、南部、中央部のそれぞれデータを照合してみてもやはり、遺跡が気になるな……だが、それもゴールデンディスクの内容通りに動けば問題はない。)

次にメガトロンは画面上にゴールデンディスクの内容を開く。

そこに書かれているのは。

『71の年の4の月、東西、中央、南北の遺跡の遺産を爆し。その後の75の年の5の月に列車で運ばれる遺産を世を開く闘姫と弓者に保護させし時。南のアルトセイムにエイリアンの遺産が姿を現わす。』

(世を開く闘姫と弓者……誰かは気になるが。じきに解る事だ。それまでにやらなければならんのは。
ガジェットの強化、ルーテシア達、ナンバーズへのサイキッカープログラムによる確保。Dr.スカリエッティの永久抹殺だ……Dr.よ、今の命を楽しんでいるが良い)

そう考えるメガトロンからは悪辣な笑みが零れていた。



472 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 01:47:51 ID:UMWR6871

『メガちゃ〜ん、タラちゃんから通信だぴょーん』

「ごっつんこが10匹だぴょーん。」

『なんスか今の?ι メガトロン様、ガジェット・ドローンの強化が終わったからそっちにデータを送るっス。』

『データ受信しましたー♪』

ナビ子ちゃんの声と共にモニターに新型ガジェットのデータが開かれる。

「ちょっとタラちゃん遅いよ〜。だが、よくやった。」

『メガオお兄ちゃん、鼻毛出てるっスよ?また、データ取りに行くっスから〜うしゃしゃしゃ♪』

「え、嘘!?切らなきゃ。気をつけてね、タラちゃん♪さて」

モニターに視線を向けながら、頷き。タランスの通信が途切れる。と同時に背後から甘ったるい感じの声がかけられる。

「おまたせ」

「タランスはどうだったクアットロ?」
「ありゃ裏切る気満々ですよ。」

リフトに乗りながら、クアットロは当たり前といった感じに答える。

「だろうな、その為にお前がタランスを探るんだ。」

「解ってますよ、それよりタラちゃんの作ったガジェットはメガトロン様の言う事は聞きますけどタラちゃんの緊急命令でも動くみたいです。」

クアットロの報告にメガトロンは「ふむ」と頷きながらモニターに受信されたガジェットのデータを開く。

ガジェットドローンT型改

改造前と変わらないカプセルフォルムであるが攻撃手段は熱光線による射撃を熱感知で狙うように変更。
装甲を軽量化により機動性の向上、更にアームケーブルに着いたアンカーに捕獲AMネットを装備。


ガジェットドローンU型改

全翼機のような形状をしてる航空型で、固定兵装は機体下部の固定砲門2門。
空対空誘導弾を使用でき、 機体下部のハードポイントであろう部分に6発マウントされているものをそのままにし、ロボットフォームに変形可能。追加としては武装にレッザー機銃を採用。


ガジェットドローンV型改

戦車型の比較的大型タイプ。I型と同じ射撃兵装をマウントしてあるが、砲門数が3門になっており、高出力熱光線を装備。
装甲はそのままであるが、アームケーブルとは別のベルト状の腕2本をランページのクラブハンマーに変更。簡単な魔法障壁は打ち破る事が可能。

現在はこのガジェットドローン3機種の学習チップを作成中。



473 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 01:53:33 ID:UMWR6871

「成る程な、俺様の構想通りに出来ている。」

「レベルが上がって敵に回ったらちょっと厄介ですねコレ。まあ、そうなっても私の能力使えばなんとかなるかと。」

大きな丸眼鏡をくいっとあげながらクアットロが告げるとメガトロンは彼女の肩に手を置く。

「頼りにしてますぞーい。クアットロしゃん」

「お茶まかせ。まあ、デストロンの技術力は見るものがありますから手を貸してるだけですよー。(まあ、ホントはサイキッカープログラムをパァにするのが目的だけど。メガトロン様とタランスは要チェ−−っ!?」


刹那の瞬間、クアットロの胸からはサイバーナイフが突き出ていた。
あまりの激痛に思考が停止してしまいそうであったがなんとか踏み止まる。

ナイフを刺したのはメガトロンであった、彼のほくそ笑む顔をみた瞬間にクアットロは初めて気付いた。

「ぐぁ…まさ…か……解ってて!?」

「策士、策に溺れる。という奴か……いや、俺様の考えをも読み取れん奴はただのバカボンだNo.ア4。
さて貴様は自分のISは我々には有効だと考えているのだろう。だが、そんなものデストロンでもある技術だ。
そうだな、それを使ってのサイキッカープログラム最高レベルの実験は貴様で決まりだ。ふふふ……ふはははははは!」

クアットロを見据えるメガトロンの眼からは邪悪、悪魔と呼べるほどのまがまがしい輝きが放たれていた。

彼女はそこで改めて思い知った。他の姉妹がこの男を危険視していた理由を。

今だ見せていないが彼の身体から感じる恐ろしいぐらいの魔力。それだけだけではない、自分の知力すら凌駕する知能を隠し持ち。全ての事を知り尽くしている洞察力。
タランスの事もそうだ……彼はタランスが誰と手を組んでいるかも知っているのだ。その上で彼は……。
私はとんでもない悪魔を見誤ってしまった。そう考えるクアットロの頬からは一条の涙が落ちる。

「……ごめん、負けちゃった」

「バイバイキンだ、クアットロ」

とメガトロンが告げた瞬間、クアットロの意識は途切れる。



474 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 01:57:14 ID:UMWR6871

「さて、これを口実にすれば……ナビ子ちゃん。ルーテシア、ゼスト、アギト、チンク、ノーヴェを呼んでくれ」

『わっかりましたー♪』


メガトロンは呼び寄せた5人にクアットロがDr.スカリエッティの命令でデストロンの全ての技術を盗みにきた事を告げる。
ゼストとアギトはそれを聞いて「やっぱりあいつは!」と憤怒したが、ルーテシア、チンク、ノーヴェの3人はさまざまな反応を見せた。


「そう、Dr.が。ちょっと見損なった……」

「私はもうデストロン所属……メガトロンの意志に従う。と言ったけど……けど」

「私はメガトロン様に従うだけだ」


そんな様子にメガトロンは思い切って告げてみる。

「これは裏切り行為だ、Dr.のな。俺は裏切りを許すわけにはいかん……Dr.スカリエッティを始末する」

「……わかった、私はメガトロンに従う。母さんが起きてくれるなら貴方でも構わない。」


その言葉にルーテシア達は共闘の意志を示す。だが、チンクは違った。

「ちょっと待ってくれ!メガトロン。私が説得してみせるから!」

「姉さん、皆がそうしたんなら無駄だよ。」

「先程、説得は試みたが拒否されてな。明らかにこれは反逆行為だ……チンク、貴様も逆らうなら……処刑せざるをえん。が、貴様はノーヴェの大切な姉妹だ。そんな事は出来ん」


チンクはノーヴェとメガトロンの言葉に混乱していた。Dr.がクアットロを使ってメガトロンを討とうとしたのは事実なのだろう。
メガトロンが言ったように裏切りだ。だが……だが……皆は……けど奴の言い分も。

「……わかった。私も……私も従う。」

「決まりだな……」

「行くぞ、ナビ子ちゃん。タランス、クィックストライク、インフェルノ、ワスピータに『中央にいるDr.を捕まえろ』と伝えてくれ。」

『ラジャーでっす♪』


通信を繋いで連絡してからメガトロンは5人を引き連れてDr.スカリエッティの元へと向かった。






475 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 01:59:15 ID:UMWR6871

暫くしてからクアットロはメガトロンのカプセルで眼を覚ます。
寝起きの虚ろげ眼差しにメガトロンの姿が映る。

「おはよう、クロワッサン」

「クアットロだって。おはようございますメガトロン様。」

「質問だ、貴様はどこの所属で誰のものだ?」


その質問にクアットロは迷う事なく、頭を下げて答える。

「デストロン所属、メガトロン様の駒です。」

「よーく出来ました。ヘキサゴンに出れば優勝間違い無しだ」

「マジカルバナナでも優勝出来まっせ」

「Σ何のキャラだ!?お笑いセンスもバッチリだな。 よし、着いて来い。」


クアットロの眼差しや心は何ら変わりはなかった。が、彼女自身……いや、彼女達自身はメガトロンによって書き換えられたのであった。

メガトロンはクアットロが起こした事をDr.スカリエッティが画策した暗殺+同盟破棄としてルーテシア達、チンク、ノーヴェ、タランス達を引き連れ、即座にナンバーズにサイキッカープログラムを最高レベルで使用し。
Dr.スカリエッティを彼女達や新たな同盟相手であるルーテシア達によって始末した。その上で彼の魂を自身のスパークに取り込んだのであった。


「ふふふ、Dr.。これで貴様の欲しいものは俺様とで手に入れるのだ……。ヴィヴィオとか言う猿もレリックもな。」

『く、貴様……せめてパチスロはさせてくれ』

「うん、良いよ」
『やっっっった!』


メガトロンはクアットロと共にラボの中央の部屋に足を運ぶ。
そこはメガトロンの研究室と同じように真ん中の床に大きな熔鉱炉が口を開け、宙には椅子が浮いていた。
椅子を引き寄せたメガトロンはそれに腰掛ける。そして彼を囲むようにルーテシア達、ナンバーズ達、タランス達はリフトに乗っていた。




476 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 02:04:11 ID:UMWR6871
「さてクアットロも目覚めたところで。先生、出席取るからな〜。新生デストロン組委員長ルーテシアさん」
「はい」

「ゼスト君」「はーい♪」

「アギトさん」「おっす」

「UNOBAND」「化粧品のCMじゃないですから!」

「ディードさん」「イェーイ」

「トーレの花子さん」「はい、Σって違ぇ!?」

「クアットロ大尉さん」「はい、グラサンは掛ける? あ、掛けない。」

「チクチクドカンさん」「Σどこの投稿ハガキのP.N.だ!」

「セイン闘士さん」「コスモだ〜♪」

「雪駄さん」「『テ』ですからι」

「オッちゃん」「そ、それは止めて」

「ノーヴェさん」「私も捻り無しかよ……」

「DHAさん」「叶姉妹?」
「バビル二世さん」「私、ウィンディっすι」

「ポセイドンさん」「私はディードですι」

ナンバーズを呼び終えてからテンションが下がるメガトロン。

「ウシャシャ」「Σ名前じゃねっスよ!?」

「ギッチョンブラブラ」「Σしかも呼び捨てギッチョンブラブラ〜」

「ぶーん」「ひどいですぶーんι」

「ちょっきんなー。居ないんだったな……ごっつんこ」「黄門様ーごっつんこ!」

出席?を取りおえてからメガトロンは椅子から立ち上がり、辺りを見回してから告げる。



477 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 02:16:20 ID:UMWR6871

「ふふふ、新生デストロン軍の誕生となったな。これでリリカルなのはBstsはさらに面白くなるのだ!今から和民に飲みに行くぞ貴様らー!(ランページめ……人間共と暮らせるのも今のうちにだぞ)」

一同「はーい」

ゼスト(白木屋が良いんだがな……)
ルー(すき屋が良い……)
アギト(マックスバリューが良いや)



こうして生まれた新生デストロン軍。
サイキッカープログラムによって支配下に置かれたナンバーズ。
願いの為に共闘を示したルーテシア達。
だが、彼女達は知らない……メガトロンが目指す世界を。
そして、新たな歴史が築かれていく事を。

続く

次回予告


スカ「ほんっとにパチスロ行くんだろうな?」

メガ「何言ってんだ、行くに決まってんだろ。清流物語しにな。」

コン「年若い女の子達巻き込んでするなよ二人共ι。次回、リリカルなのはBsts第9話「0071」時代が飛ぶから混乱しないようにな♪」

なのは「ちなみに私は吉宗で」
フェイト「私は北斗の拳かな」
はやて「私はパチスロはせんけど競馬なら」

コン「Σちょっとヒロイン3人!?」

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 02:25:45 ID:KtySZPoq
GJ!!スカ博士ぇぇぇー!!早々に始末されましたね。
メガトロン恐ろしい子ッ!!でもスカ博士はこのままでは終わらないと思いたいぜ。
ランページはまたデストロンに戻るのかな・・・アリサがどこまで頑張れるかに期待。


479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 02:35:00 ID:FYkIzJ/1
ディードが二人いるみたいですけど?
ドゥーエと間違えてません?

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 02:44:41 ID:FYkIzJ/1
 スカリエッティもメガトロンを危険分子として見ていたんですね。
クアットロに暗殺を命じるも、そのクアットロは返り討ちに合い、主犯のスカリエッティは
殺されてしまいましたか…。
 そしてナンバーズは、クアットロを含めて全員デストロンの兵士にされてしまいましたか…。
チンクももはや引っ込みが付かなくなってしまった様ですね。

所で…何人か微妙(?)にキャラ変わってません?

481 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 02:56:07 ID:UMWR6871
皆さんありがとうございます
>>479-480
あ、ホントだ!?
性格はボケ用にちょこちょこっと変わってますw

すいません龍騎さん

「ポセイドンさん」「私ドゥーエι」
と修正しといて下さい。


482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 08:34:07 ID:pJLs+CsG
GJ!
まあ、メガトロン様とスカでは悪役としての歴史が違いすぎますから当然ですな。

483 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/15(水) 09:34:17 ID:O7hRiZJO
スカリエッティ殺されましたか…。
さすがメガトロン様。
ビーストウォーズシリーズに出てきた悪役の中ではもっとも凶悪と
言われるだけありますな。
>448二十三話後半からは一時的にミッドチルダが舞台になるんで
ママジマさんは次に投下する分に出ますよ。
スバル姉妹(スバルが六歳でギンガが八歳。)が出るところまではいけると思います。
ナンバーズとスカリエッティ(sts本編で二十代半ばぐらいだったんで
sts本編の九年前という設定の自分の作品ではこっちでいう中学生〜高校生くらいか?)とナンバーズ(ISやドクターへの忠誠心を組み込まれていない状態。というかまだ一度
も起動していない。)が出せるところまで行きたいけど無理っぽい。
ナンバーズはもし出せたとしても起動するところまでは行けないと思うです。

484 :恐怖の将 5 ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/15(水) 09:58:55 ID:VLVnC05r
なのはとユーノの二人は管理局の近くにまで来ていた。
「ユーノ君ありがとう…。後一秒でも遅れてたら私…。」
「礼には及ばないよ…。とりあえずこれから無限書庫に行こう…。あそこなら
そう簡単には見付からないと思うし…それに…あの悪魔将軍に関する事柄が
書かれた文献を探そうと思うんだ。ああ言う相手は力押しで勝てる程甘くは無い。
だから悪魔将軍が何者であるのか…何か弱点は無いのか調べる事が必要だと思う。」
「私も手伝うよ。」
管理局の内部も人っ子一人いない無人の状態になっており、エネルギーの供給も
完全にストップさせられていた。それ故にそれまでは自動ドアだった場所も
手動で開けなければならず、部屋から部屋の移動には苦労させられた。
なのははミッドチルダの中でも特に優秀な部類に入る戦闘魔導師だが、
元来運動オンチな方だった為に力仕事は不向きであるし、ユーノも学者タイプでそこまで
力のあるタイプじゃない。それだけにエネルギー供給が止まってロックされた
自動ドアを手動で開けるのは相当にキツイ物だった。

管理局の食料庫に残っていた食料を掻き集めた後、二人はようやく無限書庫へ到着した。
ありとあらゆる世界の書物が集まるこの無限書庫で悪魔将軍に関しての記述の書かれた文献を探す。
今二人に出来る事はこれしか無かった。ちなみに事前に食料庫から食料を掻き集めて来たのは
それがかなりの長期戦になるかもしれないと考えた為である。
「とにかくこの中から悪魔将軍について記述された文献を探すんだ。
あれだけの力を持った者が今の今まで評判にならなかったはずが無い。
きっと何処かにあれについて記録された文献があるはずなんだ…。」
「うん。でも…ここには何度も来た事あったけど…本当に広いねここ…。」
無限書庫は無限と付くだけあって相当に広い。何しろ無限書庫で長い事働いているユーノさえ
たまに遭難し掛ける程である。しかし、今はそんな遭難の事など恐れていられる様な状況では無かった。
とにかく無限書庫の中から悪魔将軍について記述された文献を探す。これしか無かった。

二人はそれぞれ二手に分かれて悪魔将軍について記述された文献の探索を開始した。
ユーノは無限書庫で長い事司書長を勤めるだけあって、超人的なスピードで
各書を把握していく。こういう状況ではユーノの独壇場だった。
なのはもユーノの様に素早く読んで行く事は出来ないが、それでも一冊一冊調べて行った。
しかしそれでもやはり広大な無限書庫の中から悪魔将軍について記述された文献だけを
探し出すと言うのは相当な労力が必要とされた。ユーノはその手の仕事に慣れているから
良いとしても…理数系は得意でも文系はそこまで得意でないなのはには相当な重労働だった。
もう目が痛くて痛くてたまらない…そして気が付くとなのははすやすや眠りに付いてしまっていた。

それから…無限書庫での探索が開始されてからもう数日が経過していた。
そんだけ時間が経てば誰だって腹が減るワケで、やはり食料を用意しておいて良かったと
言わんばかりになのはは缶詰を開けて食事中だった。
「はぁ…やっぱりこんな時でもお腹は空くものなんだね…おちおち食事をしてる場合じゃないのに…。」
なのはは自己矛盾を抱えながら食事をしていたのだが、そこでユーノからの思念通話が来ていた。
「なのは! 見付かった! 多分悪魔将軍について記述されてると思える文献を見付けた!」
「え!? 本当!? 直ぐ行く!」
なのはは缶詰を持ったままユーノのいる場所へ直行した。

485 :恐怖の将 6 ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/15(水) 10:00:27 ID:VLVnC05r
「宇宙超人名鑑?」
ユーノに渡された余りにも胡散臭そうなタイトルの本になのはは呆れてしまいそうになったが、
ユーノは真剣だった事に気付き、すぐに自分も真面目な顔に戻った。
「これは超人と呼ばれる特殊な種族に関して記された本なんだ。ちなみにこの本は
何巻にも及ぶ物なんだけど…その中の悪魔超人編と書かれた物に悪魔将軍に関する記述があった。」
「ユーノ君、そもそも超人って何なの?」
「超人だよ。」
「ユーノ君…少し頭冷やそっか…なんて言ってる場合じゃないよね。」
真顔で答えになってるのか怪しい即答してくるユーノに対し、なのはは一瞬殺意が沸いたが、
とにかく今はそんな事をやっている状況では無いわけで、真面目にユーノの話を聞く事にした。
「この本における超人の定義とは人を遥かに凌駕した人型生命体全般を指しているらしい。
それに一口に超人と言っても色々なタイプがあって、外見上は人間となんら変わらない者も
いれば、いわゆる獣人タイプの超人、無機物が人型を取った無機物型超人、etcetc…
本当にこんな生物が生物学上にあり得るのか疑問に思えてくるくらい不思議な連中なんだよ。」
「と…とりあえず変な人達って事は分かったよ…。で…悪魔超人って言うのは…?」
「この本によると悪魔超人は悪魔に魂を売った超人及び魔界出身の超人の事を指している。」
「悪魔で超人…って事は…やっぱり普通の悪魔を超えてたりするのかな?」
「そこまでは分からないけど…超人と付くくらいだからそうだろうね…。」
とりあえず超人に関する事柄はある程度理解した所で二人は本題へ入った。
「悪魔将軍。この宇宙超人名鑑悪魔超人編によると、魔界を統べる大魔王サタンが
物質世界…つまりこの世で活動する為に姿を変えた者で、かつ全悪魔超人を束ねる
存在でもあったらしい。また、別名【恐怖の将】とも呼ばれ、過去に様々な
次元世界を配下の悪魔超人達と共に荒らし回り、神話にも語られている世界もあると言うんだ。」
「そ…そんなに恐ろしい存在なの?」
「まがりなりにも魔界を支配しているんだしね…。それと、悪魔将軍は本来身体を持たず、
自分の配下となる超人と融合する事で自分の身体としていたらしい。」
「だからフェイトちゃんやはやてちゃん達が…将軍の新しい身体に…?」
「…。」
悪魔将軍に取り込まれてしまったフェイト達の事を思い出した途端に二人は
気まずくなり、黙り込んでしまった。それから10秒くらいの沈黙の後、
ユーノが恐る恐る口を開いた。
「なのは…絶望してしまうかもしれないけど…聞いてくれるかな?」
「何? ユーノ君…。」
「もし仮になのはと僕で悪魔将軍を倒す事が出来たとする…。
でも…将軍に取り込まれた人達が元に戻るかどうかはまだ保障が出来ないんだ。
いや…もしかしたら将軍に取り込まれてしまった時点でもう…。」
「!!」
なのはは真っ青になった。
「と…言う事は…ミッドチルダはゴーストタウンのまま…?」
もし本当にユーノの推測通り、悪魔将軍に取り込まれた者達がもう助からないと言うのなら…
なのはとユーノの二人がミッドチルダに残された最後の男女と言う事になる。

486 : ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/15(水) 10:03:14 ID:VLVnC05r
個人的にこの今回からの無限書庫パートが一番書いてて楽しかったりします。

>>リリカルなのはBsts氏
話としてはシリアスなはずなのに(?)セリフ回しが
面白くて吹いてしまいました。
しかしクアットロが死んでしまった事によって
今後どの様な変化が出てくるのでしょうか?

487 : ◆e4ZoADcJ/6 :2007/08/15(水) 10:08:32 ID:VLVnC05r
すみません。改めて読み直してみたらクアットロ改造されたんですね。

488 :リリカルスクリーム ◆0qJqyuBpiQ :2007/08/15(水) 11:24:07 ID:O7hRiZJO
悪魔超人はやっぱりすごいですな…。
無限書庫にまで記録があるとは。

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 11:52:17 ID:mwiWwTiB
考えたのだがコンボイのメタルスモードはタイガーがいるからパワードなのか?
石松といっていたから最初のメタルスだろうとなのか?
パワードならチータスもUと考えていいのか?


490 :リリカルなのはBsts:2007/08/15(水) 13:50:52 ID:UMWR6871
感想ありがとうございます皆さんm(__)m

>>489

今は話の都合上、二人ともメタルスになってます。

491 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 13:57:17 ID:yk0Xhkju
>>リリカルなのはStS×覚悟のススメ氏
GJです。サー!
まさかのガジェットパワーアップに驚きが隠せぬ(汗)
覚悟に感化された機動六課のメンバーに漢を感じるのは何故?(笑)

>>リリカルBsts氏
メガトロン鬼畜だなぁ。
相変わらずのギャグの応酬にGJ
Drスカリエッティの早すぎる死に…あ、オレンジフラグか!?

>>恐怖の将氏
世代が違うので筋肉マンは見て無いのですが、頑張ってください!

そんでは、リリカルガオガイガー第二話始まるよー
投下良いかな?

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 13:58:08 ID:OqNjADBM
いいともー!

493 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 14:00:47 ID:yk0Xhkju
 勇者王リリカルガオガイガー THE MYTHOLOGY
 
 第二話「新生勇者王」
 
 ◆新暦74年11月上旬頃
 
 ソール11遊星主との戦いから一ヶ月の時が経ち、時空管理局へ協力する事となったGGG。
 管理局へ協力するため脱出艦クシナダの改修と、最強勇者ロボ軍団の修復が行われていた。
 その際の費用などは、管理局へ技術提供したことで得た資金や、ある組織からの支援金で賄われている。
 提供した技術は、レーザーコーティングウルトラG装甲などの装甲加工技術とウルテクエンジンの浮遊機能技術の二つだ。
 流石にGストーンなどのオーバーテクノロジーを提供する事は危険があると判断し、この二つの技術提供のみにしたのだ。
 そんな中、マリエル・アテンザ精密技術官の一言からルネ・カーディフ・獅子王とソルダートJの生活が一変する。
「ねぇねぇ、二人に質問何だけど…外を堂々と歩けるように成りたいと思わない?」
 その質問に頭を傾げるルネとJ。
「どう言う意味だい?」
「簡潔に言ってくれ」
「えっとね、今の二人の格好のままだと結構人目に付くから、管理局が持っている技術で機械部分とかをカモフラージュしちゃわない?」
 その一言に「そんなこと出来るのか?」と言う風な顔になる二人だったが、次の一言で了承するのであった。
「雷牙博士も協力してくれるし、二人のデバイスも組み込むから…お願い!」
 そんな訳で、ルネとJのサイボーグ組はマリエルことマリーの口車に乗せられ改造される事となったのである。

 一方、時空管理局本局のトレーニングルームにて入院生活で弱まった筋力を回復させるため身体を動かす獅子王凱。
 急傾斜の上り坂を全力での走り込みを何往復もし、ロッククライミングによる腕力強化など凄まじい運動量をこなすガイ。
 そんな凱のサポートを行う彼の恋人である卯都木命。
「ガイ〜そろそろ休憩にしましょう」
「あぁ」
 汗をかいたガイにタオルとスポーツ飲料水を手渡すミコト。
 額と首周りの汗を拭きながら飲料水を飲むガイを見て微笑むミコト。
「ん?どうしたんだ、ミコト。ニコニコしちゃって」
「久しぶりに二人きりだなぁっと思って」
「確かになぁ、この前までは医者と看護師さんの付き添いがあったからなぁ」
 そう、つい数日前までは医者の付き添いが無ければ運動をすることが出来なかったガイとミコトであった。
 だが、超進化人類エヴォリュダーの驚異的な回復力によって瞬く間に医者の付き添い無しで動けるようになったのだ。
「そんじゃ、トレーニングを再開するかな」
「あ、私も参加するね」
「俺について来られるのかぁ?ミ・コ・ト」
「これでも機動部隊の主任オペレーターよ。いざという時に動けなかったら話に成らないからね!無理はしないから、ね?」
「わかったよ。それじゃあ、まずはストレッチからだな」
「よろしくお願いしま〜す。ガイ機動隊長殿!」
 舌を可愛く出しながら敬礼するミコトを見て微笑むガイであった。


494 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 14:02:42 ID:yk0Xhkju

 マリー&雷牙博士によるルネ&Jの改造は半日で終わり、彼らが目覚めたのは次の日の朝であった。
「ん…朝か」
 病室のベッドの上で起きたルネは、横に置いてあったデジタル時計を見て今が朝だと知る。 
 額に纏わりついた前髪を正そうと右手で触った瞬間、自分の手の感触が冷たくなく人の肌の暖かさだった。
「こ、これは!?」
 自分の腕を見つめると、そこには人の肌をした己の腕があった。
 慌てて掛け布団を持ち上げ両足を見つめると、そこにも人の肌をした両足が存在していた。
「どうなて…あ、昨日マリーが言っていた事って本当だったのか」
 ルネも半信半疑での了承だったため、本当にこんな事に成っているとは夢にも思っていなかった。
「しかも、インタークーラーコート無しで活動できるなんて」
 そう、今現在ルネは自身の発熱を冷却するコートを着ずに患者服を着た状態で白いベッドの上に居るのだ。
 身体を動かしてみると、以前のような発熱を起こさずに居られ運動能力も変わっていない感じがする。
“通常時とあまり変わらないか…まさか、ずっとこのままってことは無いよな?”
 そんな事を考えていると、病室のドアが開く。雷牙博士がルネの見舞いに来たのだ。
「よぉ〜ルネ。元気にしておるかぁ?」
「おい、じじい!この身体、どうなってるんだい!?」
 雷牙博士の襟首を掴み睨みつけるルネ。
「ギブギブ…はぁはぁ、そう慌てなさんな、ルネ。ほれ、いつもの様に戦闘形態へ成るときのキーコードを言ってみると良い」
 半信半疑でいつもの様に戦闘形態へ移行する獅子の女王。
「イークィーップ!」
 気合いの入った掛け声と共に患者服から、いつものスーツとコートと黄金の両手両足を身につけた獅子の女王へと変身した。
「どうじゃい!これがマリーちゃんとボクちゃんの合同作品!デバイスアーマーじゃ!!」
「…ふ〜ん。まぁ一般人に紛れて捜査とか出来やすくて良いか。一応礼は言っとくよ、じじい」
 そう言い終えると、変身を解き病室を後にするルネを見送る雷牙博士。
「まぁ以前より丸くなったかのぉ…」

 病棟を歩くルネは、Jが居る病室へと立ち寄る。
「J、邪魔するよ」
 そう言うと、病室内へ入るルネ。
 彼女の目の前には、病室も窓から漆黒の宇宙を見上げる緑色の髪に金色のメッシュをかけた鼻の長い男性が居た。
「ん?ルネか」
「Jだったのか…てっきり病室を間違えたかと思ったよ」
「ふ、確かにいつもなら仮面で素顔を隠していたからな…戦士たる者、戦いにおいて目などを失う事は死に直結するものだからな」
 二人は目と目で見つめ合うと、頬を赤くしそっぽを向くルネ。何かしたかなと頭を傾げるJ。
“そんな目で見られたら、こっちが恥ずかしいよ…”
 今まであまり考えなかった感情が噴き出たルネにとって、Jの格好の変化は強い刺激になったようだ。


495 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 14:05:25 ID:yk0Xhkju

 数日経ち、完全に回復したガイとミコト、そしてルネとJに時空管理局から通知が来た。
『4人とも久しぶりやな。前から言ってた話なんやけど、4人には第四陸士訓練校へ短期プログラムでの入学をしてもらいたいんや』
 はやてが言うには、今のままでは新たに新設する隊舎でガイ達を引き入れる事が出来ないらしい。
 そこで、クロノ提督との話し合いでガイたちを訓練校へ入学させて魔法の基礎などを学ばせて卒業させ、魔導師ランク昇進試験を受けさせる。
 これが、八神はやての思い描いたシナリオだ。
「なるほど、俺たちは陸士科へ入学する。と言う事は分かった。だが、ミコトはどこに行くんだ?」
『ミコトさんは、通信科へ行ってもらいます。3人の通信担当などやって貰おうかと思ってるんです』
「わかりました。ガイたちのサポートのために頑張るわ」
「お互い頑張ろうぜ、ミコト!」
 話が進んでいく中、ルネはある疑問を投げかけた。
「質問なんだけど、私たちの正体は隠した方が良いのかい?その訓練校ではさ」
 ルネの質問に腕を組んで少しの間考えたはやては、ポンと両手を叩く。
『秘密にしてた方が良いやろう。無意味に注目されるのもどうかと思うしな』
「そりゃそうだね。それに、じじいとマリーから良いモノ付けてもらったから大丈夫だろうしね。そうだろ、J?」
「あぁ」
 そんなこんなで、凱たち4人はミッドチルダ北部にある時空管理局武装隊・第四陸士訓練校へと入学するのであった。

『あ、忘れてた。筆記試験あるから勉強もしててな!』
「先に言ってくれ!」



496 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 14:07:08 ID:yk0Xhkju
 ◆新暦74年11月中旬頃

 三日間に渡る猛勉強によって第四陸士訓練校へと入学を果たす凱たち。
 勉強の際には、はやてとシャマルによる付きっきりの勉強が実った成果だ。
 元々、凱やルネは親が天才科学者であったことから知能指数や頭の回転など良く、命もGGGのメインオペレーターなどの役職をするにも
勉強が出来なければ成らなかったので頭が良く、Jも赤の星のサイボーグ戦士なので如何なる状況下でも戦えるよう知能は高い。
 要するに、このメンバーの頭の良さは折り紙つきだったということだ。
 入学の際に、管理局員の制服へ着替える4人。
 こんな時期での入学だったのと、その年齢から若い在校生から特別な目線で見られる。
 元々、そんな目線には慣れっ子なメンバーだったため気にしない凱たち。
 ミコトと別れ、各自割り当てられた部屋へ向かう。
 ルネは一人部屋と成り、凱とJは同じ部屋に成った。
「貴様と同じ部屋だとわな、エヴォリュダーガイ」
「こちらこそよろしくな、ソルダートJ」
 一通り挨拶を済ませて訓練用の服装へ着替え、朝の訓練へ向かう一行。
 訓練の前に訓練用のデバイスを教官から選ぶように言われる凱たちだったが、外でヘリコプターのプロペラ音が響きわたる。
「誰だぁ!訓練施設にヘリを下した奴はぁ!!」
 凱たちをそっちのけで、降り立った小型ヘリに駆け寄る教官。
 そのヘリから降りてきたのは、モヒカンヘアーの小柄だが目立った服装とサングラスをした爺さんと、眼鏡をかけた白衣の女性だった。
「すいません〜一応、学長に許可を頂きましたので」
「すまんのぉ、そこに居る男に渡すものがあってのぉ」
 白衣を着た女性であるマリーの手には銀色に輝く小さなトランクが握られていた。
「雷牙おじさんに、マリーさん。どうしてここへ?」
「お前さんのデバイスが出来たから私に来たんじゃよぉ。さぁ、マリーちゃん!」
「はーい!これがGGGの技術班と管理局の技術を結集した最新型アーマーデバイス…IDアーマーでーす!」
 マリーは凱の目の前でトランクを開け、中にあった金色でGと描かれた六角形のキーホルダー型のモノを手渡す。
「この子は、凱さん専用のデバイスです。凱さんが装着する事で、性能をフルに発揮できる特別仕様です」
「ありがとう。これが、俺の新しい力」
「凱!早速使ってみるんじゃ」
「はい、雷牙おじさん」
 左手に持ったデバイスを起動させる凱。
「イークィーップ!」
 手に持ったデバイスが起動し、緑色の球体に包まれる凱。
 緑色の球体の中ではダイバースーツ状のバリアジャケットを装着した凱へ、再構成されたIDアーマーが鎧と化し装着されていく。
 身体を守る黄金の鎧と顔面を守るホーンクラウンとサイバースコープが展開される。

《今ここにGストーンと魔法の融合によって新たな力を得た勇者が誕生した。その名は新生勇者王エヴォリュダーガイ》



497 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 14:09:38 ID:yk0Xhkju
 新たな力を得た凱は、エヴォリュダーとしての力を発揮し新生IDアーマーの構造などを把握し使用方法を知る。
「あ、凱さん。その子の使い方を」
「その必要は無いぜ、マリーさん。既に把握した!」
 説明無しで把握したなんて、半信半疑な顔をするマリーだったが、雷牙博士の「見て居れば分かるわい」と言うセリフに渋々引き下がる。
「あ、忘れていました。ルネさん用のデバイスも持ってきました。この子『レオ・インパルス』です。砲撃使用の重い子ですが、ルネさんのパワーなら
使えこなせますよね?」
 にこやかに言い放つマリーに「じじいの入れ知恵か…」とポツリと嘆くが、自分用の武器を作ってくれた事には感謝した。
「有り難く使わせてもらうよ。それで、こいつはどんな機能があるんだい?」
「この子、レオ・インパルスは長距離砲撃や近距離砲撃での連射など砲撃に特化しています。魔力消費も結構なものですけど、
使いこなせばこれ以上のモノは無いですよ!」
「砲撃型ねぇ。私にぴったりなデバイスだ。よろしくね、レオ・インパルス」
『Yes,ser』
 彼女の手の上で小型銃サイズの待機モードであるレオ・インパルスが返事をする。
「あ、Jの武器はあるのか?」
「私には、二振りのラディアントリッパーが有れば良い」
 デバイス化によって魔力刃とプラズマとJパワーの同時効果で威力が上がったプラズマソードの別名である。
 雷牙博士とマリーの乱入で朝の訓練は中断されていたが、二人を乗せたヘリが上空へ行った事で訓練を再開した。
 在校生たちの最後尾で順番を待つ凱とJ。
 彼らは、訓練の一つラン&シフトの訓練に参加していた。
 今の彼らの装備は、凱は両腕のみIDアーマーを装備した状態だ。武器は、左腕の装甲に収納されたウィルナイフだ。
 そして、ソルダートJも両腕のみデバイス化させている。
 そうして、彼らの番が廻って来た。
「障害物を突破して、フラッグの位置で陣形展開。やれるな、J?」
「当然だ。私が先行するが、ついて来られるか?ガイ」
「当たり前だ。超人エヴォリュダーの力見せてやるぜ」
 そして、スタートの合図が鳴る。
「××番…セット!」
「GO!」
 凱の合図と共に一陣の風と思えるほどのスピードで動くソルダートJ。
 それに続くガイのスピードも尋常では無く、Jの後方について行く。
 そうして、たったの5秒でフラッグの位置で陣形展開を行う。
 鮮やかでいて力強い動きを見た他の生徒たちと教官は、口を開けたまま驚いていた。
「力を押さえるのも楽ではないな」
「あぁ、もっとスピードを上げたら迷惑がかかるからな」
 その一言に更に驚く生徒たちと教官。
『(全力じゃ無いのかよ!)』
 更に、垂直飛越でも彼らは普通にジャンプして壁を飛び越えてしまう。
「あ…お前たち!協力して…いや、もういい…」
 教官も彼らの身体能力に呆れてしまったのだ。
 そんな彼らを他所に、一人訓練をクリアしていくルネ。
 訓練時の彼女の装備は、両腕のみデバイス化とバズーカサイズのレオ・インパルスを右肩に担いだ格好だ。
 元々、フランス対特殊犯罪組織・シャッセールで戦闘訓練などを続けていた彼女にとって、この訓練は簡単すぎたのだ。
「…はぁ、早く魔法での実習訓練やんないかなぁ」
 一人ぼやくルネであった。
 そんな彼らを上空からモニターで見続ける二人。
「あはは、すごい」
「まぁ勇者たちじゃからのぉ。当然じゃ」



498 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 14:11:04 ID:yk0Xhkju
 ◆新暦74年12月中旬頃〜新暦75年1月下旬頃

 初訓練から一ヶ月が経ち、在校生たちと信頼関係を築いたガイとミコト。
 孤立気味なルネとJだったが、ガイとミコトのサポートで何とか孤立せずクールな人という印象を生徒たちに植え付けていた。
 この一ヶ月の訓練成果発表では、獅子王&ソルダートのコンビでの成績は総合2位。
 ルネは一人での成績だが、総合3位と結構な成績だった。
 総合1位の生徒との差は、学力テストと魔力操作などでガイたちより一日の長があったためだ。
 ミコトも、通信科で上位に食い込む程の実力を見せていた。
 それから更に二ヶ月経ち、凱たちは訓練の成果で独自の魔法を身につけていた。
 最終訓練で、目の前にある厚さ60cmの巨大なコンクリートの壁に向かって攻撃魔法を発動する凱。
「ブロウクン・マグナム!」
 右拳へ集中させた赤色の魔力光を発する拳型攻撃エネルギーを高速回転させ発射。凄まじい速度と共に圧倒的粉砕力で分厚い壁を粉砕する。
 拳状の貫通跡からひびが入り巨大な壁は跡型も無く崩れ去った。
 更に、壁を粉砕しても威力は消えず周囲を飛ぶ的専用訓練用スフィアを次々に粉砕するブロウクンマグナム。
 その横で、多数出現するスフィアを右手に持つプラズマソード・ラディアントリッパーで疾風の如く切り裂いて行くソルダートJ。
 遠くへ逃げたスフィアの方向へ右腕を向けるJは、その右腕に魔力とJパワーを集中させ魔力で出来た錨状の武器と化す。
「喰らうが良い。ジェイクォース!」
 錨状の武器ことジェイクォースは、炎を纏った不死鳥の様にJの右腕から飛び立ち、逃げるスフィアを粉砕し後方にあった分厚い壁も粉砕した。
「だぁぁぁ!」
 雄叫びと共に砲撃用インテリジェントデバイスであるレオ・インパルスで砲撃魔法を発射するルネ。
 的であるスフィアを次々に粉砕し、前方にある分厚い壁に向かってレオ・インパルスを向ける。
「喰らいな、ブレイズ・バスター!」
『Blaze Buster』
 熱量を伴った膨大な魔力を直接相手にぶつける砲撃魔法。
 Gストーンと魔力による膨大なエネルギーを確保できるルネ(ガイとJも同じ)などAAAランク以上の魔導師にしか扱えない魔法だ。
 膨大な熱量の砲撃を受けた分厚い壁は、その熱量によって溶かされ貫通される。
「そこまで!お前たち、良くこの三ヶ月でここまで実力を上げたな。教官として鼻が高いぞ」
「いえ、長官のご指導の賜物です」
 敬礼をする凱たち。
「あとは、卒業書を受け取って晴れてお前たちは陸士だ。部隊に入った時に、ここでの訓練を思い出して精進するように」
「はい!」「了解」「了解した」
 そして、彼らは訓練校を卒業し二等陸士となった。



499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 14:15:13 ID:OqNjADBM
勇気ある支援

500 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 14:15:24 ID:yk0Xhkju
 ◆新暦75年2月初旬頃
 
 修復を終えた最強勇者ロボ軍団の内、災害救助が可能な機体は、はやての作る隊舎が出来るまで災害担当の陸士部隊に配属されていた。
 一応、特殊なクレーン車とはしご車として配備されている。
「なぁ氷竜、俺たちの出番はまだかなぁ」
「炎竜、そんな不謹慎なことは言うものじゃ無い。事故などは起きない方が良いに決まっている」
「そりゃそうだけど、何もしないでいたら錆付いちまうぜ」
 この二機が居るのは災害担当の陸士386部隊の車庫。
 GGG機動部隊の勇者ロボ・氷竜と炎竜の二機だ。
 二機が会話をしていると、横からショートカットの少女が話しかけてくる。
「ねぇねぇ、氷竜・炎竜。二人って、どこの次元世界から来たのぉ?」
「な!?なぜ、そんな事を聞くのかな、スバル」
「そ、そうだぜ!俺たちは、時空管理局で開発された喋るはしご車とクレーン車だぜ」
 慌てる氷竜と炎竜の姿を見て満面な笑みを浮かべるスバル・ナカジマ二等陸士。
 彼らが配属されてから、よく話しかけてくる少女だ。
 近代ベルカ式の魔導師らしく、特別救助隊に将来入隊したいらしい。
「スバルには嘘がつけないなぁ…地球と言う星が私(わたくし)の出身世界です」
「おい、氷竜。言っちゃっていいのかよ?」
「嘘をつき通せると思うのか、炎竜?」
「う、まぁ…これぐらいなら」
「……」
「おい、黙っちまったぞ」
 炎竜が慌てていると、ニコニコ顔なスバルの笑顔があった。
「わぁ〜氷竜と炎竜も私のご先祖様が居た地球出身なんだね。親近感が出てきたなぁ」
「スバルのご先祖様が地球出身?…スバル・ナカジマと言う名前から判断するべきだった」
「あ、ナカジマって名字…日本ぐらいしか無いよなぁ」
「ふふふ、二人は日本生まれ何だね。ねぇねぇ、聞いてよ〜私ね憧れの人が居るんだぁ。その人もね、ご先祖様と同じ地球出身みたいなんだぁ」
「何故それが分かるんだい?」
「高町って名字から、同じ世界出身なのかと思って」
「確かになぁ、俺らでも日本出身者だと思うぜ。なぁ氷竜」
「あぁ」
 そんな他愛も無い話をしていた3人?だったが、突如車庫に入ってきたツインテールの少女ティアナ・ランスター二等陸士の話で事態は一変する。
「スバル!ミッドチルダ中央区部のショッピングホールで火災発生よ。陸士386部隊に緊急出動が出たわ!急ぐわよ」
 その言葉に朗らかな笑顔からキリッとした顔つきと成ったスバルは、氷竜と炎竜に「またね」と挨拶して去ろうとする。
「待ちな、スバルとティアナ」
 炎竜の突然の発言に留まるスバルとティアナ。
「俺たちが現場まで連れてってやるぜ!」
「はぁ!?何を言ってるんですか!私たちは大型車の免許なんて持ってないし」
 ティアナの言う通り、今の彼女たちは大型車の免許など取って居ないのだ。
 ミッドチルダでも、18歳以上で無ければ普通車の免許は取れないのだ。
「許可は取りました。それに、私たちは自動で動けますよ。お譲さん」
「お譲さんはよして…ティアナで良いわ」
「わかりました。ティアナ、スバル、我々の運転席へ乗ってください。
「そんじゃ、スバルは氷竜の方へ。ティアナは俺の方へ乗りな」
 そうして、スバルたちはGGG機動部隊の氷竜と炎竜に乗り火災現場へと向かうのであった。

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 14:16:32 ID:OqNjADBM
アルエット支援

502 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 14:17:41 ID:yk0Xhkju




 次回予告
 君たちに最新情報を公開しよう。
 氷竜・炎竜と共に火災現場へ向かうスバルたち。
 そこに見合わせた獅子の王との出会いが、彼女たちの運命を変えるのか。
 そして、新たに生まれ変わったハンマーが光を呼ぶ。
 勇者王リリカルガオガイガー THE MYTHOLOGY
 NEXT 勇気を持つ者
 次回も、このチャンネルでFINAL FUSION 承認!

 これが勝利の鍵だ!
【ゴルディーマーグ】


投下完了〜
凱たちが強いのは仕様です。
あ、ミコトも凱たちと一緒に卒業したでOrz


503 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 14:22:29 ID:yk0Xhkju
>>494
のところの下から7行目のところで、
×彼女の目の前には、病室も窓から漆黒の宇宙を見上げる
○彼女の目の前には、病室の窓から漆黒の宇宙を見上げる
へ変更お願いします。
寝ぼけて書き間違えたOrz


504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 14:27:21 ID:9uibo8jB
投下乙でした。
やはり勇者王、実力は桁違いですな
もはや小型化したガオガイガー、ジェネシックフォームとかあるのかね
とりあえず魔術師としてはヴィータ級と考えればいいんでしょうか

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 14:27:29 ID:OqNjADBM
GJ!
勇者が強いのは仕様です。
凱兄ちゃんはGパワーの衝撃波を出せるし、Jは元から飛行能力持ちだからAMF相手でも問題無しですな。
なにより三人とも魔法使わなくても強いし。

506 :白き異界の魔王:2007/08/15(水) 15:28:56 ID:nz6cJzpk
まずは確認
投下してよろしいでしょうか

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 15:29:44 ID:dGrgxAg1
ギャレオンはどうなるんだ

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 15:31:31 ID:8ko0juwc
GGGスタッフなら普通にAMFを解析して無効化装置作れそうだな。
ギャレオンの咆哮やメルティングサイレンという手もある。
>>506
OK!忍!

509 :白き異界の魔王:2007/08/15(水) 15:32:57 ID:nz6cJzpk
内火艇:八神はやて
すでに時間は夜。
襲撃を退けた後、周囲には静けさが戻っていた。
襲撃者の残存兵力が動いているようだが攻撃をしてくる者はわずかだ。
「うまくいきましたね」
ヴァイスがシート越しに振り向く。
「みんながんばってくれたしなぁ」
襲撃者を示すいくつかの交点は概ねはやての思うように動いている。
「ま、時間がいくらかでも稼げたらそれで良しや」
そのためにライトニング隊には非殺傷設定で攻撃するように指示してあるし、襲撃者の仲間であっても負傷者を回収していたら攻撃はしないように命令している。
「負傷者をうちらの盾にしてしもうたな・・・我ながらえぐいなぁ」
少ない人数で、しかも移動せずに時間稼ぎをする実行可能な手段は他になかった。
「また次があるはずや。それまでになんとかなるとええんやけど」
はやてはクラウディアからのデータ送信状況を示す空間モニターを見る。
徐々に100%似近づいていっていた。

森:ベール・ゼファー
誰もいない森の中でベール・ゼファーはスキップしていた。
「るん、るるん、るるうん、らん」
歌を口ずさみながら踊るようにスキップ。
彼女の正体を知らないものならば、童話の妖精が迷い込んだと勘違いしたことだろう。
「あら?」
足下に静かな森には不似合いなスターライトスコープが落ちている。
その周りを見ると、枝が折れていたり低い木が踏み荒らされたりしている。
少し向こうの木は穴が開いている。
ベール・ゼファーはその穴を幹ごとむしり取り、握りつぶした。
手の中には銃弾が残る。
「ふうん、派手にやってみたいね」
人差し指と親指でつまんで星空にかざす。
見上げると木々の枝の重なりに不自然な穴が開いていた。
下からなにかを、高速で打ち上げた後だろう。
「パーティには遅れちゃったかな」
ステップを踏んで、ジャンプ。
落ちていたヘルメットの上につま先でふわりと着地した。
かかとを落とすと、頑丈なヘルメットは潰れて粉々に砕け散る。
「あっちね」
ベール・ゼファーは森の向こうに目を向ける。
その先にある者を見通す。
「二次会には間に合ったみたいね」
髪を揺らせながら、踊り、歩く。
「楽しませてもらいましょう」
妖精のような魔王は夜の森と戯れる。

内火艇:八神はやて
「来たっ」
クラウディアからのデータ送信状況を示す空間モニターが100%を示した。
送られてきたソフトを即座に展開、起動する。
プログラムに従い、内火艇のコンピュータは人工衛星を経由してインターネットに接続。
襲撃者側の妨害電波もあったがそれは出力で無理矢理突破。
辺りには電波障害が出たかも知れない。
これは、要はハッキングである。
第97管理外世界、あるいはその同位世界とも予想されるこの世界の情報通信技術はミッドチルダよりも後れているものの、それでもハッキングにはそれなりの技術を要する。
八神はやてにはそれほどの技術はない。
そこでクラウディアのスタッフにハッキングの手順を自動化したウィザードを作ってもらったのだが、これがこれがデータ量の増大を引き起こすことになり受信完了までに時間がかかってしまった。
なお、このウィザードは時空管理局の規則により任務終了と共に破棄される事になっている。
ウィザードは時間をかけただけの価値を見せる。
はやてが何もしなくても、空間モニターにははやてもよく知っている第97管理外世界で最も普及しているeマークのブラウザが表示された。
ブラウザを操作して衛星写真を見ることのできるサイトに移動。
海鳴市の映像が表示されるのを待つ。
「出たぁ!」

510 :白き異界の魔王:2007/08/15(水) 15:34:20 ID:nz6cJzpk
表示された映像をみる。
拡大、縮小を繰り返し自分の記憶にある海鳴市と比較していく。
「まるで、間違い探しやな」
はやての目が止まる。
また動き、止まる。
(なのはちゃん)
(なに?はやてちゃん)
(今送る映像、見て)
直後、なのはが息をのむ念話が聞こえてきた。
(これって・・・)
(そや、すずかちゃんとアリサちゃんの家、形が違ってるんよ)
(うん、それだけじゃない。海岸線、ちょっと抉れてるみたいだし・・・翠屋は?)
(これや)
なのはに翠屋周辺の拡大写真を送信。
(あ・・・違う。看板の形が全然違う)
第97管理外世界に行ったのはついこの前である。
これだけの変化が短期間のうちに送ったとは考えにくい。
(じゃあ、ここって・・・)
(なのはちゃん、断定はまだや。次のがもう・・・こっちも来たよ)
新しいデータが送信されてきた。
はやては、それを別の空間モニターに表示させる。
表示されたのは何枚かの写真。
いずれもはやて達が今いる場所を背景に武装管理局員が映っている。
撮影時間を確認。
古い時間ではない。
まだ襲撃を受けていた時間だ。
そんな時間に武装局員達が来たら間違いなくその支援を受けることができている。
しかし、そんな気配は全くなかった。
念のためにコンピュータで写真を検証。
それでも、この写真がここで写されたものだとの結果が出る。
そして武装局員が写真と共に送ってきたレポート。
  第97管理外世界の現場に到着。にもかかわらずビーコンは確認できず。また八神はやて部隊長以下機動第六課および内火艇の存在の確認もできず
「決まりや、この世界は第97管理外世界やない」
「八神隊長、それじゃあ」
「そうや!なのはちゃん、スバル、ティアナ!みんな戻ってくるんや。戦闘は終わりや」

空:高町なのは
なのはは胸を押さえる。
わずかであるが心を揺らしていた不安の風がやんでいくような気がした。
ここが第97管理外世界ではないのなら、自分の家族や友達が危ないことはない。
次元世界の管理を行う時空管理局の人間としては1つの世界だけにこだわるのはよくない。
だが、それでもなのはは安心して胸をなで下ろした。
不安が無くなれば気持ちもすぐに変えられた。
ロスト・ロギアの回収。
今度はそれに全てを傾けられる。
周囲を見回し確認する。
そこで見つけた。
1人の少女を。
スバルやティアナと同じくらいだ。
自分を見上げて、じっと見つめている。
なのはは彼女の前に降り立った。
少女はなのはを見て、にこりと笑う。
「あなた、何故こんな所にいるの?」
なのはは少女に聞いた。
さっきまで戦闘のあったこんな所にいるような人間ではないからだ。
同時になにか違和感も感じる。
彼女からは魔力を感じた。
それも、ぐっと押さえているような魔力を。
「お話をしに来たの。時空管理局の人と」

511 :白き異界の魔王:2007/08/15(水) 15:37:08 ID:nz6cJzpk
「私・・・達と?」
彼女が何者でも、なのははそれを受ける気でいた。
話をすれば互いに戦わなくてもいいかもしれない。
「ええ。これでも私、この世界の組織では実力者、なんて言われているのよ」
クロノは14歳で執政官をしていた。
それを考えると、この少女がこの世界の組織で発言力がある人物である可能性は十分になる。
なによりも、なのははこの少女に格というものを感じていた。
なのはは耳に手を当て、急いではやてに念話を送る。
(はやてちゃん。この世界の組織で話ができそうな人が来てるの)
(ええタイミングや。できたら、その人をこっちに連れてきてな)
(うん)
少女に目を戻す。
少女はなのはが念話を使っていた間、じっと待っていた。
「私についてきてほしいの。私たちの隊長と話した方がいいと思うから」
少女は首を横に振る。
舞う髪から光が散ったように見えた。
「いいえ。私がするのは要求を伝えること。それから、それを実行してもらうだけ」
「要求?」
少女となのはの会話は全て念話を通してはやて達に伝わっている。
「裏界の大公ベール・ゼファーがあなたに要求します」
少女は伝えた。
それがとても簡単なものであるかのように。
「死になさい」
森の色が変わった。
空から落ちる月の色が変わる。
それは赤。
そこはベール・ゼファーの作った月匣という名の檻の中。

*************************************
今回はここまでです。
魔王少女vs魔王少女
超時空の大決戦、第1ラウンドってとこでしょうか

ところで、お遊びですがファー・ジ・アースにも海鳴市が有りにしてみました
まあ、ないと明言されてないものはあってもいいってのがTRPGの作法って事で

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 18:16:03 ID:rGqYVjf+
>>511
GJ!

あと、リリカルスクライド//G.U.氏
>>497
『Yes,ser』→『Yes,sir』では?

513 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/15(水) 18:36:14 ID:yk0Xhkju
>>512
はい。そのとおり・・・みすったぁぁぁっぁ
リリカル龍騎どの
ここを見ていたら、修正してください。Orz
あ、修正依頼に書いてきます。

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 19:15:03 ID:TORobl9Q
零をロストギア認定してしまい奪い取るとは、旧日本軍瞬殺無音部隊が凄かったのか、管理局がヘボいのか。
この調子だとメタルダーもロストギア扱いしそうだw

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 19:25:35 ID:rGqYVjf+
気がつけばもう次スレの季節

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 20:18:37 ID:Ld2+H0Hc
リリカルなのはクロスSSその12
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187176581/

スレたてましたので埋めよろしく


517 :節制の14 ◆6EgzPvYAOI :2007/08/15(水) 21:16:20 ID:wGgKJGc1
>514
ロストロギア、ね。

メタルダーや鉄人、ミカドロイドにキャプテン・アメリカは、
一応今も続く世界の産物だけど、それぞれの製法は失われたしなぁ。

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:20:29 ID:ZIQbPP8C
製法が失われた程度で認定されてたらダマスカス鋼や昔の一部の日本刀もロストロギア扱いになってしまう。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:27:26 ID:pmfagWmT
現在再現することの出来る技術が無く、なおかつ管理局にとって利益にに成る・危険な技術がロストロギアに認定されるんじゃないか?

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:29:40 ID:MI0vzwpV
インパクター・ロギアはロストロギアに入りますか?

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 21:38:50 ID:wGgKJGc1
>511
いよいよ、魔王大戦第一ラウンドですね!

ファー・ジ・アースに海鳴市があっても問題無いでしょ。

僕の所の夜刀浦市にゃピアキャロットがあるし。
>518
有無、それはそうだが、危険度が違うわな。
鉄人なんか、「良いも悪いもリモコン次第」だし。

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:02:06 ID:m3Q44e2Q
>ガオガイガークロス
バイクに乗れるティアナとガンドーベルは相性がよさそう

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:15:05 ID:ujUFWnIu
タティアナサンはボルフォッグの隠密を習得すればもっと強くなれる。
ちょうど幻術で姿消せるし。

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 00:17:10 ID:00NU75zR
でも習得する場合、ストーカースキルも付いてくるからなぁ・・・

525 :362:2007/08/16(木) 01:08:14 ID:qN2LasDu
アーマードコアとのクロスを考えていたが予定とまったく違う物が出来た・・・
分る人だけ分ってくれなネタをひとつ投下したいんだけど・・・

一応、危険なところを伏字にして歩けど投下していいかな?

526 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/08/16(木) 01:10:02 ID:dgDTAE8h
ためらうなかれ! ためらうなかれ!

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 01:12:55 ID:lkBJK1XP
>525
新スレにいっっちゃたほうが好い気がするんだ

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 02:15:54 ID:ujUFWnIu
支援するぜ

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 03:57:30 ID:ANoGY0P2
以外にシャナとのクロスがない

530 :リリカルスクライド//G.U. ◆etxgK549B2 :2007/08/16(木) 08:35:02 ID:Nobl0hR6
>>529
シャナとのクロスは、一般人死者出まくり&フレイムヘイズの結界内だと
なのはたち魔導師組みが動けないで瞬殺されちゃうかもだからかな?

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 14:51:19 ID:CH9jXU95
                                   /}
          ___ __, -‐'"  ̄ ̄ ̄`丶、  /::::/
       〃´ ̄ ̄ ̄>'             ヽ/::::/
     ___   /              //  ∨-―― - 、
   /:::::::::::::::::::\/        /    Y""""ヾ/:/ヘ}<⌒\ \
.     ̄ ̄ ̄ ̄>/ '   /   |     l |    ∨j ∧:: \  ヽ l|    こんにちわ、埋め屋です
        /, イ :/     |  | /| j  l | '⌒ヽ  Y/ 小 :::::|  | l|
       / / |/| |  | l|/l⌒ | ハ ノリア斥ハヾ、K/│ \|  | l|
        | l|  jl│ l  ハl|〃ア斥ハヘ∨  {!::::⊂ }シl } |       |ノリ
        | l|  Y:/|! l: V{ {!::::⊂     弋rク   ハノ│
       V八  ∨小   \弋rク         /{{ l |
       ヽ{\  │l\{、_>   ー'     イ )) |
               │l | )) ゝ-―‐- 、_ ,.イ |_((_.八
               │l レ{{-く(___  ヾ ̄`ヾブ~ヽ丶
               │〃 )) \.   ∀`      ̄`ヽ}  \
             //{__,〃 r、_ \_{ 0  0  厂ヽ ヽ   ヽ
               //〈_l|>’  ̄>ァヘ_ x  ∠ -‐ヘ__)  ',
           //  V/ Y    / /    ̄ ̄ ̄`ヽ⌒ ノ !  l |
             //  /| 人__ァー|│           W  :l |
         /イ   l│ //   \\_           //   //
           |l│  |人      _>イト一ァ--── く/ /'´
         Vヘ.   | l`7 ー―'/7  || ∨      |/
           \∧ ∨ /〉 〈/   :|l      〈\  |
                ∨.〈/       ||:      \〉∧

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 14:52:38 ID:CH9jXU95
      A        _  ???
.   ?〔□X□〕  ,?・´ ̄   ̄?`?・、??????ぬっころすぞ!????
     ?.'U' ?./ ?へ::::::::::::::へ   \???オマエんちに子猫二、三百匹送りこんでやっから!????
      |.| ,<, / ヘ ̄ ̄?ヘ ヽ  ?、>、 ?_??二、三百匹だぜ?二、三百匹! ???
  ?   ()()> y ./?    ?丶 `.、> ?<()(ノ???オマエ必ず萌え死ぬぜ?今頃ビビってんじゃねぇぞ!???
     (゜_゜?)/i i?      ?、 ?i ヽ'(?゜_゜)??部屋でおとなしく待ってろ!?マタタビもセットだ!??
      |.|?ヽ〃 |リル. i Nviノ|?l?│?i|_ノ?    コロコロ、コロコロすっから!??
      |.| ?レ!小l●ヽハノ?●?从 |、i|      二、三百匹が!? 鼻の頭ペロペロ、ペロペロすっから!???
      |.|  ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ノ|ノ.ノ?    二、三百匹が! 生きてる心地しねぇぞ!??
 ? ? ? ?/⌒ヽ?(ヘ  ?ゝ._) ?.ノノ?/⌒i ??
      \」~ ・へ>,、?__, イへ/w、/?〉 ?   かるかん用意してまっとけ!??
      |.|?\    《 † 》  ? ?∧_ 〉???
.?     〔〕  L_?i ?/~∞~ヽ ? ?_」 爪??

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 14:53:43 ID:CH9jXU95
            / : : : : : /: :/: : : : |: {: : : : : : : : : : : : :\: : : : : : : : \ : /   ∧          /
            / : : : : : / : : /: : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : :ヾ'   / : \    _/
         /: /: : : : :./ : : : : : : : : : : |: :l: : : : : : : : : :ヽ : : : : :',: : : : : : : : : ∨ /: : : : : 二ニ=- {
.        /: / : : : : /: : : : :,' : : : : : : |: :| : : : : : : : : : │ : : : : | : : : : : : : : : ∨_: : :ヽ.: : ト、\ ノ
       /: /: : : : :./ : : l: : |: : : l : : : |: :|: : : : : : : : : : :| l: : : : :|: : : : : : : : : : : \゙ヽ: .\| ヽ∨
        ∨l: : : : :/ : : : |: : |: : : l : : : |: :ト、l.: : : : : : : : :| |: : l: : |: : | \ : : : : : lヽ:∨\: :|  /
         !: : : :/: :| : : |: : |: : : |! ヽ、|:_:|_ム: : : : : : : : :|_l: :∧-|: : |∠ム:.: : : : :lハ:∨: |V\/\
          |: : : :|: : | : : |: : |: : : |!: : : |∨\\: : : : : :l:| ∨ _j斗千下 入: : : : :|_ハ V| ̄ ̄`'<_
          |: : : :|: : | : : |: : |: : : |: : : :{ f代外、ヽ: :.:、_斗 孑圦 じc' |〃Vヽ: : : :|: :∧ |       `丶、
         l: : : :|: : | : : |l : l: : : | : : :ヘヾ ∨じ'トヘ:.: : :.レ'´ 弋..辷’人. |: :.l : : :|/ ;小
         ヽ: : :| {ハ:.:.八 : : : : , : : : :ハi /ー='彡ヘ : /ー=ミ` ̄ ゙̄ヽ ! |: :.|.: :.:.|: :// !
           \レ ハ: Vヘ: : : : ヽ. : :ハ.i     ∨        i i |: :ハ.: :.:|:// /
              ∧:ヽ \: : : :\: : :ヘ    、ノ            j レ|:/ハ: :.|'/ /|          l
             ,′'\{  \: :∨\: :|ゝ     t‐=  ⌒>   /=´|′ 〉│/ l            /|
              │        ヽ/│ハ:|   > .,_`ー 一'´ /     //V/   !            |
            /|       /\\ ',!  │ l  >ー=彳⌒ト、   │| ノ   /          |
              /│       /     \.   |  |     {{ |  | .}}   │|             │
           / |      │      \ | │    ヾ|=┼     │|             │
         /         │  /´ ̄ ̄ ̄|\l       |  │     |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\     /
          {              〉  | 厂 ̄ ̄/ /` ー‐- 、|  |, -一'´|´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| │    /
           \        /  |│   ,/ /        |  │    ∧         | │  ノ

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 14:54:44 ID:CH9jXU95
              ,/  ,. '´,彡ニ‐`丶
             〃   {::.:: ´::.::.::.::.::.::.::.\
       ,. -‐'::":ヽ、{i   ,..└ ‐‐- 、,..:.::.::.::.::.::.\
       ̄  ̄_"'>:.`v..:´.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ、::.::.::.::.:\
        /::.::,.::.::.::.:::.::.「`::.::.::.::..::.::.::.::.:\:::ヽ、::.::.::.::.ヽ
      /::.::ィ´::.::.::.::.::.::|::.::.::.::.::.::.、::、::-、::.丶:.}ミ、'、::.::.::.ヽ
      /:://::.::/::.::.:;.::.::|::.::.::.::.::.::、:ヽ、ヽヽ::.:.ヽヾ::,.>}、.::.::.:',
      /:/  l:: :/::,i {::l:: :;{ヽ:: :{、:: :: ト::l }ヽ,i-:ト:ヾ`'´::.::\::.::'.,
      //   {::.:/:i:.;l:.l.:.ト-+:ヽ_',ヽ:: ::|壮弌┬ァ}ヽ:|`::.::.::.::.:\.::.',
    l/    l:.:|:l|::.:l:.:lヾ弋"'ぅーヽヽ::}´l=-ク, |:|) リ'、::.::.::.::.::.::.ヽ.::',
        l:::|l|.|::.:l::ヾ.i 辷=-   ヾ  ̄  /|トヽ \::.::.::.::.::.::ヽ::',
        ヽ|ll ヽ:::ト、ヾ      '       /´|| ヾ、  \::.::.::.::.::.:ヾ:',
           ヽ` ヽ, ヽi\    ̄   /  ||  i }   \::.::.::.::.::.ヾ:、
             ` ヾ!t-=ォ  ,.イ   ル  ん     \::.::.::.::.::.:',
       , ' ´ ` 丶.,  r'´ ゙ヽ ||-`´--l、  「iヽ        丶::.::.::.::.::|
     /      `'┴─- .,|| ̄ ̄"ヽ-.-||│          ヽ::.::.::.::.|
    /          、 |     》、     ト 、lL」-‐─‐ 、     ヽ::.::.::.|
  /_,. --- ., __   ヽ|--.r, '´``ヽ 、  |' く、`    ヽ       ト::.::.:|
. /'"        `ヽ. |  ',i     ヾ\  ̄ `` 、  |       }ヽ:::|
.{              \   'i:l ̄"'ヽ、  ⊂⊃    ` 、|     /;;;ヽ:|
.ヽ           、   ヽ  |:|      \. }i}--─ ''"'' - ,ヽ    /;;;;;;;;;リ
  ヽ     _.._ヾ;.、  /> |:|      ヽ.|l|        }', /;;;;;;;;;;/
   ヽ、i'"      "'':.、〃   |:|  ,. - '"  |l|`' - _     / レ';;;;;;;;;;;;;/
     | ,. -,ァ- , 、  l    ,.l::|´     ⊂⊃   `ヽ、,/ i';;;;;;;;;;;;/ __
     ´、;;;;K  ,. '´  ` > '´,. :: 」      |l|      i´  |;;;;;;;/./(-、ヽ
       `' i, ´     |'´    _  弋''‐- .. _    l  , i -´、,.i´   冫ー〉
         i,     ,. ‐───ヽ  ̄" 丶    `ヽ ト,'´:::;:ンニ=ァ.ヽ / /
          i,    `` ‐-, 、   \  ヽ     /´::::::/´;;)/ヾ`''テァ''
         ,. -i,       | ヽ    /   〉    ,イ:::::::/;;;/ヾX/´
     ,.=シ:::::::::::i,      |  ` ‐┬ヽ゜/、°/ },..-<;;;;/ヾX/
   , '´/::::,. -‐'ヽ.,_::::::: ノ     ノ::::::ノ   ノ´  /::::::::゙<ヾX./
   /::::, '       , ̄ゝー=--ィ^', ̄'l'i'l' ーァ/,` ー ::::ノ`'',つ
  〃イ:::|       i,´'´      ', i, ⊂⊃/ /  `` - 、.「´
  {:!llヽ:{       ,.┴- .,__    ', i. | l | / /   ,. -‐'"ヽ
   `l{ ヽl      /      `` - 、',.〉.┴〈 /,.-'"      ヽ
    ` ヾ    /         O    /´   ヽ   O    ,. 〉- 、
        /"'' ‐- 、、     {  ()  }    ,. -'"     \
       /        ``''-、.,__./ > 、.,__,. < ヽ''フ~´          \
     /             冫 / ⊂⊃ ヽ 〈´               ヽ
    /            O  / / \. |.l | /',. ',  O           ヽ

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 14:56:52 ID:CH9jXU95
\\   天壤の星 紅く染める 奇跡の粒 拾い集めて                  //
  \\       まだ見えぬ 夜の先に 伝えたいよ 幻を破り           //
   \\                                          //
    ∩       ∩      ∩      ∩        ∩       ∩
    ミ('(,`д´,)7( ミ[,-o-,'8 ミ(,`ワ´,9ル ミ1・。・,0'Z ミ(,`∀´,'W11 ミ((,-o-,12'(
     ミ⊃  )    ミ⊃ )   ミ⊃ )    ミ⊃  )  ミ⊃  )    ミ⊃  )
 ∩      ∩       ∩      ∩             ∩      ∩   〜♪    
 ミ('(,´ワ`,6') ミ(○∀○4'> ミ|(゚o ゚ )1'(. ミル゚∀゚ 从       ミ(,` ロ ´,'3 ミ(5(‘ヮφ)\
   ミ⊃  )   ミ⊃   )    ミ⊃ .)   ミ⊃  )          ミ⊃  )   ミ⊃  )
    |   |   |   |     |   |   |   |            |   |    |   | 〜♪
    し ⌒J.   し ⌒J.    し ⌒J.   し ⌒J.           し ⌒J.   し ⌒J


\\   天の星 紅く染める 奇跡の粒 拾い集めて                   //
  \\       まだ見えぬ 夜の先に 伝えにゆく 幻を破り           //
   \\                                            //
     \\ 情熱的な 言葉はいらない 今ここに居ること それが僕の真実//
          ∩       ∩      ∩        ∩       ∩      ∩
    /从´ヮ`)彡 / (*‘ヮ‘)x)彡 )( ´ヮ`)(彡 /( `o´)`彡 "(( `ワ´))彡 )( '・A・)(彡
      (  ⊂彡.   (  ⊂彡.    (  ⊂彡.     (  ⊂彡.    (  ⊂彡.   (  ⊂彡 〜♪
       ∩     ∩       ∩       ∩       ∩        ∩      ∩
  λ ・ヮ・Ζ彡 ル´∀`)彡 ノ (*・ヮ・))彡 /*( ・∀・)彡 ( ( ・∀・)x)彡 /´( `O´)\彡 )(( ゚ヮ゚))(彡
  (  ⊂彡   (  ⊂彡   (  ⊂彡     (  ⊂彡.  (  ⊂彡.    (  ⊂彡   (  ⊂彡.
   |   |    |   |    |   |      |   |    |   |       |   |     |   | 〜♪
   し ⌒J.   し ⌒J.   し ⌒J.     し ⌒J.   し ⌒J.      し ⌒J.    し ⌒J

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 14:58:19 ID:CH9jXU95
  |===- 、
  |^ー^ヘ 7
  |fノハヽiY  エリオ君・・・何そのチビライダー
  || ゚ヮ゚ノlル
  .⊂厂})
  |ムハ
  |ノ-、j

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 14:59:51 ID:CH9jXU95
             / /      /ヽ, ヘ  、 <
           / /        / _ _  } 、 `ヽ.`_ヽ
.          / /.: ,.:  /: /: /::Y:::}:: ,イ  l  、 ヽ
         / .:!::: !:: ,イハ ハ/ ハ !/}:j' :.i   l  ',
        、_- '.:..::;イト、::ハ/ヾエトュ、  Y /'/;イ: .::,.::  !  l     出番・・・
     <::__:::::〈 !ヾ!    ̄ `  ィェュ7/.:::/::: ハ:/
        フ::_:ヽ. _i / >     _ /イ::::;i: /  '
        ´ ハ:i:| く /       〈 レ'/::/ レ'
         __..ク `ヾ         / '´
        /::、::!:;:`> 、\ ___ ..ィ´
        /:::::::::\:;:;:;:;:;:;:;:`>! /`ト、
    ,/´__::::__::::::::::\:;:;:;:;:;:;:;:;:l〈:;:/::ハ
.   //´    `> 、:::\:;:;:;:;:;:V:;ヽ:!  ヽ、

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 15:01:06 ID:CH9jXU95
        ヽー--、ヽ_ソ .>' "i      /
  _,. '´ ̄`    / >'′ |     |    | i
  _>         `く⌒ゝ、|    ハ   レイ i
 ´/´  ,   、  、   ∨ V ゝ、   〉  レ'′ィ,
 /イl /  ,.ィ|,.ィz| |l ,|| ハ|  ,ゝ  .|  ,  フ!<
  |. |l /|/シィ」ッソハトハトト|    ト!    } ∧   [キシ
  }イハ|ハ::ノ `     |' |リ ,、 ト !    ′∧   |! |!
   ハ l.〈、__    イ/|イ ト、  トl      ゞ、   ・ ・
    lイ l人こ′  ,. ' V V ト!        \ __
    |ルイlハ__,.  '′  /  `ヽ、_  __    `
        `ヽ 、   /   ,. '"´    `ヽ、
           〉   /ノ .rヘ           ヽ
          /′ /  ハ ∨ヽ、  fヽ、     ヽ
      __,∠ '⌒〈⌒ヽ  ハ  ∨ ー }  ト 、   ',
   / 、    / >、 \ノ 、 \_/ |  ヽ、|
 ./ ー/     / {  \  \\       |    ヽ{
./    /    /  ー,、_ ` 、 ヽ、    ハ 、   |
′/ ,′    人   ヘ、` 、          ヽ    ',
 '′ {    /   ー---≧ 、          ト‐ 、!
    〉‐ '′             \       ヽ  ヽ   \
   /  ,. T ‐- 、        > 、_            }
  ,' /  !    `      ̄   ,.イ |`ヽ、       ノ
  |′  _ノ ‐    , 、  ` ̄   / ∨        {

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 15:02:57 ID:CH9jXU95
 _...-..-.._ 、 ヽヽ
    __`ヾ、.|ノ
>.'.". . . . . .`.`.丶、
. . . . . . . . . . . . . . . . ' 二二二、ヽ
. . . . . . . . . . .u . . . . . . . .>: : :ヽヽ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .<: : : :.ヽ',
ヾ、. . . .u. . .,,ィ'"""ヾ、. . .',`: : : : : :l|   出番・・・・下さい
 ||. . . . . . ..|l|     |l|. .u..',: : : : : :,'
.ノ'__. . . . .ヾ、   ノノ. . . .l: : : : :/
.f::::::::::::) . . . . ゙''''''". . . . . .: : :./
 `ー ´    .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. イ
        ―-. . ..__. . . . ..|
       丶、  . . . .``. .ト .._
.r       、、 `丶、. . u. . .|、  `` - .._
 `l7´``ー-‐〈 .ヽ . .`丶、. . 、ヽ      `
  ゙ー----- ' . . .ヽ. . . . トト、ヾ
. .      . . . . . . . ..ヽ イ  `ヽ、
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..ヽ     `丶、
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| ヽ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..l  ヽ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .!  ヽ

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 15:05:10 ID:CH9jXU95
         _..二ニ=-`ヽ_.. -‐…‐- .._
         /       ´            `ヽ.
       ///⌒Y  , ,            ヽ
.        /l   !/ /    {  ,
       / ノ  j  { /__从 {  ト、 l |    丶
      , -‐'‐‐ 、 { / ヽ{斗≧xハ | x≦「 , } |  ヽ、
    / 、__   〉{′ /{ f_j::|  ヽ{ f_j:l`Y ,    _ ≧
    ,′     ̄`} }{  l { l_:::」     l_::」 }/ ノ ≦、
    l    ‐ -- イ/ \{ヽゝ  ┌‐-   ー=彡イ/ ̄     出番!
   l    __ ノハ _ \  l   ノ  //   
.    l      }| }´  `Y^ヽ、 ̄  イ ´      
.   ヽ  -‐='ノ ,ハヽ   L_\`二.  ト、
      l\  /〃 }  }  _\ヽ ハ |ハヽ、_
     | lー/ 〃     j  \ \]l|  \  ̄j`ヽ
    U l/ /     /     \ ∨| <´   / ハ
      \_ノ__              \リ| /   、 ,  l
          ̄\           ヽ!/     ∨  |
           ヽ              }       }   ヽ

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 15:09:01 ID:CH9jXU95
                 / /      /|:|W-| :i i!  l :l ヽ  ヽ、,_ ヽ、
                __{,,./  /   | i!| |l   |:|!:}l  | :|  i:!   `:、ヽ、!
          _ ,,,-‐'"/  ,'  | :| /l i!i l 0  |! || | i! |  |:l ヽ、  ヽ-:、!,,
         彡"   ろ  ,' :l |-‐廾‐-、   ,-‐サ1: :i‐ |  | |  ヾ   }  _,ミ
         ミミ__、  _ゞ { | |、|._,;;;:.,,、    ,,;::::;;,、/l :|  | |   :|ヽ  lミ"    久々の出番!
           \ヽ、ゝ   ', i :|‐'"          "''‐' ィ |! |   !入 :}
             `ヽ、`ヽ-、,,{ |:!       `     i./ :/ i! }_i  } |:/
                `iヽ、 ,,|', :'i!    v‐‐v    ,;/ /i ! / | /  !'
                !  ./| ヽヽ、.     _ ノ   // :/ l |/ | |/
               i   / .|  ト、 i 、.     ,.イ:i!// .:l |  :|
                  i  ./ .{  :| :|  ` ‐-‐'" :| :!i:l  .:l :l  :|
               i  /  ∧ :| :!      | _i!, /  l  |
               ,'. ./  ./ ,.〉, i|/        `、/: /、. _  l  l
              /__,,..r‐''"~_{ :ト、       ./:./ ___,,,...` ‐ .、!_
           ,.r''"~       /,'i!  ̄ `ヽ ,.r''"/i/ヾ,、.      `ヽ、
          /         ,'/            ',.':,   ,.     ヽ.
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 ,ノ,/   ,r    /    /. i` ‐-     .||/ヾ.||     _,.ィ"  ヽ   ヽ、    ヽ `
     /   ,/ /    /  ∧        .|| X__||      ,'ヽ、   ヽ   ヽ、
         /  /    /  /  〉      || X_ ||     ,'   ヽ   ヽ    `、


  _  ∩
( ゚∀゚)彡 三角筋!三角筋!上腕三頭筋!上腕三頭筋!
 ⊂彡

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 15:10:02 ID:CH9jXU95

                                             , -‐'ア
                                         人rァ \
                                         `ーヽ.   l
                                              , -}   |
                                               /    j
                                        ___/  _ししイ___/}
                                       //´{/-‐‐-、/ /
                                      / / / /`ヽ  ./
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                  \__ `ヽ      ,ィ  ___/ /   レ'´ ./ /.{  ノ
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                   _____|_|/      ‐-、 \\__  /{人. `ー‐くフ
                  /, -─‐ァ|/./  /  ∧   }\ }ヽ}、\{/ / `Yニl´
              / /   ./ l{. { ィf气/ f气 / }V   .} } / / |__」
              { {.    {ノ Vヽ{l.ヒリ , ヒリl}/|∨____// ./__/        このツーショット最後にもう一回見たいのう
               \\___.  V人  r_ァ  ノリ  `ー‐' ィ'つfニ}
                `ー一'´   レ' >‐r<ィ'´ ̄`ーf´ |./ {ニ7
                      x<  |‐| ノ      | / /`¨´
                       / /l ̄`V´ ̄|、   , -‐/ /
                    〈==={. |____人__|. `T´  / /
                        ∧ / く__人___> .八 ./ /
                   / `7 ___ノ └─ァ‐‐}/ /
                     /  {(´ }___   ____{_// /
                  ∧   /`7___}   {___}. 〈_/
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                ___ノ\_/ / /    |. ∧
                `ー‐fノ   / /|     ト、 ∧
                   , ' / .|     | ', ∧
                    , '  / ,′     .|  ',   \
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                 /   ./  .|        |    ',      \
              /.     ,′   |       |     ',        ヽ、
                /      ,′   l 0.    0 |     ',       ヘ
            /      .f‐‐┬‐┼‐┬‐‐r‐r┴r-、  ',        ∧
              /____0_八/\人/|\人人人ノ{\__l__     0. ∧
          {ノ\人ハノ____________',   |   |___`ー\ノ`ーr┬┬┬┤
           \人ノ\人人人人人ノ',  |   |\人人人_人人人ハノ
         / ̄`ヽ、              ',__l   l
        /. . .: .::.::.::`ヽ、         _」_|`ー‐|_           , '´ ̄ ̄`ヽ、
--==ニニ二´__ . . : .: .:: .::.:` ー-、__    lー┴‐ ┴}      , '´::.::.:. :. :. : . `ヽ、__
        `フ . . .: .:: .::.::.::.::.::.:` ー‐|     ノ  , -‐' ´:.::.::.::. :. : .r-──‐-、__`二ニニ==--
       --=´-‐'´ ̄ ̄ ̄ ̄`) .: :.:_  -‐{Y¨¨¨Y´ ̄::.::.::.: :. r-───-、__`二ニ=--
               --=´-‐'´    レ´ ̄`| ̄ ̄`ヽ、__`二ニ=‐‐
                        | {二}|
                            \___ノ

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