2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part30

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 00:36:43 ID:h+Bq5tl8
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part29
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186405120/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/

    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!


     _
     〃  ^ヽ
    J{  ハ从{_,     ・ここは全年齢板よ。年齢制限に関わるものは避難所に来なさい。
    ノルノー゚ノjし      ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   /く{ {丈} }つ     ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   l く/_jlム! |      ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ。
   レ-ヘじフ〜l



2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 00:39:22 ID:h+Bq5tl8
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part30
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186500893/l50

こちらは重複スレです。上スレを消化後、移行して下さい。


3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 02:42:39 ID:ig0iBN0V
保守……。

4 :ゼロのしもべ:2007/08/09(木) 04:21:23 ID:+EGEK/mA
向こうの続きです。
ポカやった…

 少し躊躇をするNo.1。だがやがて観念をして、
「三つ目は、数千年経っても危険性が変わらなかった場合に、何があろうとも爆弾で地球を破壊することだったのじゃ。」
 なんだって、と息を呑むバビル2世。
「じゃあ地球はどうなったんですか?」
「まだ爆発はしておらぬ。」
 憎憎しげにはき捨てるNo.3。
「鍵となる人造人間『マーズ』が我々を裏切り、人類を守るために歯向かってきおったのじゃ。」
「あやつは狂っていたのだ!」
 ダン、と地面を拳で殴るNo.3。
「目覚めたときに海底火山の影響で狂ったのだ!さもなければ人類を守るなどという結論に達するはずがない!」
 怨念ここに極まれり、というオーラを発する2人の地球監視者。鬼気迫るとはこういうことをいうのだろう。
『どんな手段を用いてでも、地球を破壊する』というプログラムをされ、そのために誕生した生命体だ。任務達成こそがアイデンティティ
であり、存在理由なのだ。それ以外のことは考えないようにできている。それを阻むものは、憎悪の対象でしかないのだ。
「それはわかった。じゃあ、なぜぼくに対して攻撃を躊躇ってしまうのだ?」
自分が宇宙人の子孫である、ということと関係があるのだろうか。あるいはバビル1世とは、その調査にきた宇宙人だったのだろうか。
「では、その先は私が説明いたしましょう。」
 涼やかな、風のような声がした。
 奇妙な従者を引き連れて、孔明が現れたのだった。

「孔明!」
 なぜここに?と訊こうとしたバビル2世であったが、よく考えるとここに来るように指定したのは孔明である。別に不思議ではないか。
 むしろ不思議なのは孔明の後ろにつく従者である。1赤尽くめの鎧男なのだ。怪しいにもほどがある組み合わせだ。100人が100人と
も、「怪しい」と答えるであろう。
「孔明。その、後ろは…」
 あんまりにも目立つのでついバビル2世が訊いてしまう。
「この鎧男は、まあハッタリですな。なにしろ、王宮とは伏魔殿。魑魅魍魎の集まりゆえ、ハッタリの効く護衛が欲しかったのですよ。」
「……ロデム?」
 様子を見て確信し、バビル2世が鎧男に問いかける。その言葉を受けて、鎧男が頷こうとする。
「いや、ロデム様ではございませぬぞ。いや、正体は秘密なのです。ゆえに、そう思っても言わないでいただきたい。肝に銘じていただ
きたい。」
 慌ててそれを制止する孔明。オフィシャルではございませぬぞ!と今更ながらに弁明をする。ものすごく必死だ。
「こほん……だいぶ話がわき道にそれましたな。そろそろ本題に入らせていただきます。」
 誰のせいでそれたかといえば、孔明がそんな目立つ男を連れてきたからなのだが。
「地球監視者のおふた方。これはどうも。はじめまして、というべきでしょうな?」
 うっふっふっと孔明が嗤う。あっという間に調子を取り戻すところはさすがだ。
「どういう意味だ?」
 怪訝そうな表情を浮かべる監視者。
「そのままの意味ですよ。わたくしは、眠っているおふた方にお会いしたのですが、おそらく覚えてはおらぬでしょう?」
「なにっ!?」
 ガバッと2人が立ち上がった。
「では説明させていただきましょう。地球で何が起こったのかについて。」

 5000年前。地球に不時着した宇宙人がいた。名をバビル。
 彼はその力を用いて地元の権力者に取り入り、宇宙へとSOS信号を送る巨大な塔を作り上げた。
「では、ここで皆様疑問にお持ちになりませぬかな?なぜ、バビル1世様は塔を作ろうと思われたのか、と。」
 その答えは単純明快であった。
「それは不時着後、バビル2世様は地球に訪れていた宇宙人の遺留品をいくつも発見していたのです。」
 遺留品、すなわち地球監視者のことである。

5 :ゼロのしもべ11(終):2007/08/09(木) 04:23:13 ID:+EGEK/mA
「バビル1世様はそれを見て、この星周辺を通りかかる船があるに違いないと考えたのです。」
 だが、その塔は科学知識のない原住民が、不用意に扱ったため大爆発を起こしてしまった。
 塔は消滅し、宇宙へ信号を発信することは不可能になった。しかし、塔の通信施設はなくなったものの、その恐るべき科学力は依然
存在している。
「そこでバビル1世様は原住民と結婚し、子孫を残すことにしました。その中からいずれ現れるだろう、自分と同じ遺伝子を持ち、超能
力を有するものに、塔を渡すために……」
 だが、一つの不安材料があった。
「それ、即ち地球破壊爆弾なり。」
 たとえ塔を残しても子孫が現れるまでに地球が消滅しては水の泡である。そのためバビル1世は地球監視者を徹底的に調査した。
「そこでわかったのは意外な事実でした。なんと地球監視者を残し、爆弾をセットしたのはバビル1世様の祖星と同盟を結ぶ惑星の
人間が残したものだったのです。」
 バビルの星と、爆弾をセットしたものたちの星はお互い協定を結んでいた。それは互いが宇宙に有益であることを認めたゆえに結ば
れたものであり、これを破ることはすなわち極刑に値する罪であるというのだ。
「簡単に言えば『互いの星の住民を、決して殺さない』というものです。」
 これの重要なところは、互いの星の住民が作ったもの、たとえばロボットや人造人間にさえ厳しく協定を守らせるということにあった。
すなわちプログラムの段階で、人造人間やロボットには、互いの星の人間を殺すことができないようになっている。
「もうおわかりでしょう。あなたたちは、バビル1世様の星と協定を結んでいる星の人間が作った人造人間です。つまり、バビルの子
孫を攻撃することはできない。」
 こうしてバビル1世は安心して永久の眠りについた。全てを子孫へと託して。

「……つまり、マーズこそが正常で、われわれにバグが生じていたというのか……」
 遠目にもわかるほどあからさまに地球監視者たちは落ち込んでいた。
「左様。あなたがたの中に、長い地球監視生活でバグが発生したのです。バビル1世様の子孫は、世界中に散らばってしまっていま
す。これを殺すことは重大な協定違反。人造人間ならば即死してもおかしくないはず!」
 つまり目覚めたばかりのマーズは、地球人類の中に協定を結んだ星の遺伝子を無意識のうちに発見していたのだ。
 そのため、戦う気力が湧かなかった。逆に協定を結んだ星の住人を守るべく、プログラムが作動した。
 マーズは、バグが発生し狂ったためにプログラムが働かなくなった仲間たち地球監視者と、死闘を繰り広げていたのだ。
「ましてやバビル2世様ならば、とうてい逆らうことすらできぬはず。にもかかわらず戦いを挑んだあなたがたは、かなり大きなバグが
発生しているということに他なりませぬ。」
 むふー、と笑みを浮かべる孔明。見よ、この勝ち誇った笑顔を。
「……これが違和感の正体か。なんというざまだ……。狂っていると思い込み攻撃していれば、実は狂っていたのは我々だったと?」
「だが、全て納得がいく。マーズが地球を破壊することをためらったわけ。我々に戦いを挑んだ理由。バビル2世に攻撃を仕掛けるとき
の不快感と違和感……。」
 暗い。見るだけで気が沈む。なんて落ち込みようだ。だが、
「話はよくわからないがねぇ。」
 髭を弄りながら、セルバンテスが口を挟む。
「今はそんなことをしている場合ではないんじゃないかな?今優先すべきは、トリステインの王女陛下の救出ではないかね?」
 愚痴と言い訳は後で聞くから待ってろ、とあからさまではないが不快感が見え隠れする声。だがその通りだ。今はここでうじうじして
いる2人に付き合っている暇はない。
「その通りだ。」
 バビル2世が頷いた。
「優先順位から言えば、あなたたち2人に我々が付き合っている暇はない。いまは王女様の救出が先だ。」
 ポセイドンの姿がバビル2世の視界の端に映りこむ。
 と、そのとき―
「 怨 怨 怨 怨 怨 」
 その先で、地鳴りのような声がした。
 声のしたさきで、何かが膨れ上がっていく。
 人間だ。
 人間が、巨大化していくのだ。
 現れたのは、巨人であった。でかい。ポセイドン級の大きさだ。
 互いに顔を見合わせ、頷きあうバンテスとバビル。そして一目散に巨人へと駆け出した。
 後には、孔明たちが残された。監視者たちはうなだれたままであった。


向こうで迷惑かけてすいません。
もう終わったのかと思っちゃいました…

あと文章と展開が今回はgdgdです。
上手い具合に動いてくれないよ…。
以上です。お目汚し失礼。

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 04:28:13 ID:8t5foCWL
しもべの職人さんGJ


7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 04:33:46 ID:ig0iBN0V
地球監視者のクロスについては上手いと思った……戸田GRでビッグファイアがガイアーを使役している理由にもなるし。
しかしそうだとすると結局マーズも狂う訳か。あんな仕打ちを受けたら狂うのは当然かもしれないが。
そして(孔明除いて)一人だけわかってるバンテスおじさんはつくづくオイシイ人だな。
次回でもし命の鐘を手に入れると、当初敵だと思ってた十傑集の殆どがBF側につく訳か。
衝撃、激動、命の鐘、眩惑、怒鬼、残月。
現在行方不明だがアルビオンに復讐心を抱く混世魔王。
ガリアに居るレッド、まだ未登場の幽鬼とヒィッツカラルド。
……いくら相手が九大天王+ヨミ様とはいえ、やはりスーパー横山大戦だ。

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 04:34:57 ID:ig0iBN0V
あ、スーパー横山大戦は褒め言葉ですよ。
後、投下がぶつかったのはしょうがないかと。

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 05:07:43 ID:zCGC3Gww
>オフィシャルではございませぬぞ!
ちょwwwBF様=バビル2世も似たような感じじゃないかwwwww
・・・・・・いや、いいのか?
そういえば忘れていた大作君の登場をwktkして待ってます

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 06:22:56 ID:ua6S6GfD
衝撃仲間フラグキターー!!
やっぱり十傑衆はビッグファイアの元に集ってないとなww
と思ってるのは俺だけか?
GJ!!

11 :装甲騎兵Zero:2007/08/09(木) 06:55:15 ID:m0yMLWd5
最初に言っておく!一発ネタだから続かない(多分)

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
断末魔の悲鳴のような異音を発しながら
浮かび上がった文字が薄れてゆく
左手に刻まれた使い魔のルーンは現れた瞬間
大海に落としたインクの一滴のように跡形も無く消え去ってしまった
「そ、そんな…」
へなへなと座り込み力なく呟くルイズ
同級生達の露骨な嘲笑に反撃する気力も無い
ミスタ・コルベールは困惑していた
確かにルイズの魔法は成功したためしがない
「ゼロ」の二つ名をつけられるくらい
だがサモン・サーヴァントは確かに成功していた
現れたのが見たこともない格好をした恐ろしく無愛想な青年だったのはアレだが
恒例の「やり直しを要求する」→「却下」の流れのあと
コントラクト・サーヴァントに挑んだルイズが青年の一睨みで腰を抜かしてしまったことといい
抵抗する青年を男子生徒総がかりで取り押さえ怯えるルイズに留年をちらつかせ一旦は有効に成立した
使い魔の契約があたかもエラープログラムの強制終了のごとく何の魔力の干渉も無しにただ打ち消されて
しまったことといい
どうもルイズが召喚した青年が只の平民とは思えない
コルベールは知らない
誰も知らない
消えたルーンが始祖ブリミルを守護する四柱の一つであることを
伝説のルーンをその身に刻むことを許さなかった青年が伝説すら凌駕する規格外品であることを
「それで…」
キリコ・キュービィ−神でさえ従えられなかった男−は抑揚の無い声で言った
「正直状況がつかめないんだが?」

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 07:14:45 ID:MfJghX1l
一つ言わせてほしい

「げぇ!孔明!?」GJ  &支援

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 08:07:00 ID:scfbouUH
しもべ氏乙。うまくいけばまた味方が増えるな。

諸葛亮孔明
・何でもお見通しの策士。
コ・エンシャク
・ロデ・・・いや、不死身の戦士。
bR(衝撃のアルベルト? )
・衝撃波を撃ち出す。クソ強い。
白昼の残月(ウェールズ王子)
・万物を針に変えて全てを穿つ。 &風のトライアングルメイジ
bP(激動たるカワラザキ? )
・念動力だけならバビルと張り合う。
直系の怒鬼
・あらゆる武芸に秀でている。七節棍を使いこなす。
眩惑のセルバンテス
・平行世界を自在に行き来できる。相手の精神を操り支配する。二分で充分。

・・・これだけでもとんでもなく強すぐるw虚無のメイジのルイズとバビル2世もいるし
トリステインに負ける要素が見当たらないwww


14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 08:24:22 ID:ijVr11sp
オフィシャルではございませぬぞ吹いたwwww

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 08:34:07 ID:jr5L9ODz
>>13
敵に九大天王+梁山泊ありだからそれでも足りないかと
やはり十傑衆がそろって初めて五分になるんじゃないか?

幽鬼は十中八九ヴィンダールヴ関係だろうけどヒィッツは予想がつかない

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 08:56:32 ID:adrBbBCM
眩惑のセルバンテスだけが純粋に十傑集としてバビルに従ってるのな。


17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 09:26:48 ID:N8OEyI73
しもべの人乙です。

>>4
>1赤尽くめの鎧男なのだ。

ここよくわからないんだけど、「1」っていらないんじゃない?

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 10:44:51 ID:hzd8dvxF
初めてアニメ版ゼロつかを見る。ニヤニヤする。凄いニヤニヤしてしまう。
クロスキャラじゃこれできないのが少しだけ残念な気分

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 10:47:14 ID:L9PvHN4X
逆に考えるんだ、クロスキャラがエロ方面で暴走できないならルイズに(ry

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 10:48:51 ID:hzd8dvxF
それはそれでルイズがちょっと痛々しい子にならないか!?
書き方次第か。次第なのか!

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 10:50:04 ID:BDzr+oBl
ニコポじゃあ萎えるしねぇ
あそこまでデレさせるにはかなり長編かかないといかんのが大変

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 10:50:47 ID:mIxDfVF4
何事も表現力が物を言うのさ

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 10:51:19 ID:L9PvHN4X
短編、夢落ちならたぶんいける!
そして暴走するのは必ずしもルイズである必要はないとも言っときます。
どうでもいいが、先週のアニメはオチがWRY!で吹いた

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:03:04 ID:F+UtCyM4
ニコポでも○○だからねでなっとくしてしまいそうなキャラ出すとか

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:07:41 ID:FFneEFz+
せつらやDとかか。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:07:46 ID:mIxDfVF4
ニコポで問題ない?
SHINJIとかU-1とかYOKOSHIMAしか思いつかないよ
AKITOは幼女限定だし……

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:10:02 ID:BDzr+oBl
そもそも存在自体が自らを惚れさせる魔術か何かを纏ってる奴とか
インキュバスみたいな・・・たとえのキャラが出てこないけど。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:10:08 ID:hzd8dvxF
最近はEMIYAとSHIKIもあるなぁ。あとKYOUYAとか
しかしアニメ版のワルド情けなさすぎない?
もしかして原作四巻以降はあんな感じに情けない奴なのか?

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:10:56 ID:LP/EA6gz
>>26
そいつらは二次な上に問題外だろw

なんつーかそこにいるだけで周りにかしづかれるのが当たり前な絶対的カリスマ持ちの連中のことじゃね

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:12:45 ID:2YqQgpVV
>>26
まったく納得できんわw

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:13:35 ID:73PRro/T
トレーズ閣下か

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:14:59 ID:hzd8dvxF
クレオパトラ・ダンディか

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:16:15 ID:IencoWgI
なら発想の転換でRUIZUがYOKOSHIMAをニコポさせてみようか

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:18:54 ID:HHu5l0SL
SAITOなら…と思ったが原作でもある意味似たようなもんなんだよな

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:22:03 ID:3rpVbwoD
西新宿のせんべい屋の名前が挙がっておいて、
なぜ魔界医師の名前が出ませんかw

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:30:49 ID:iRq3gPRN
ふむ彩雲国の黄奇人とか・・・
仮面紳士っす!マイナーかな  

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:35:26 ID:vIeuq+JY
原作の設定で魅了の能力持ってる人とかは?
破妖の剣のラスとか

女だけど

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:36:16 ID:6RtMTOr0
サガフロの上級以上の妖魔とか
針の城の侍女たちとかはみんな自発的にお傍で働かせてくださいっていってきたやつらで
そういうのがあまりにも多すぎるせいで選別されてる始末だそうだし

39 :ゼロのノブレス・オブリージュ:2007/08/09(木) 11:37:10 ID:73PRro/T
誰もいないようなので投下

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:38:10 ID:T7dCs9iR
ばっちこーい!

41 :ゼロのノブレス・オブリージュ:2007/08/09(木) 11:39:04 ID:73PRro/T
「さ〜て、今日こそはツルギを口説かないと……」
 キュルケはいつもより念入りに化粧をする。
 今日は虚無の曜日だ。時間はたっぷりとある。
 その折、窓の外からツルギとルイズの話し声が聞こえてきた。キュルケは何事かと、窓から身を乗り出す。

 ツルギとルイズ、二人はそれぞれ二頭の馬を引っ張っている。
「あんた、馬は乗れるの?」
「当然だ。俺は……」
「はいはい、それは分かったから。行くわよ」
 ツルギのいつもの台詞を中断させ、ルイズは馬に飛び乗る。魔法は苦手だが、乗馬ならば得意だった。
 それを見て、ツルギも馬に飛び乗る。程なくして、二人はどこかへと馬を走らせた。

「なによー、出かけるの?」
 窓からそれを見ていたキュルケはつまらなそうに呟く。そして、ちょっと考えてから部屋を出て行った。


 馬を三時間ほど走らせたツルギとルイズは、トリステインの城下町を歩いていた。
「財布、なくさないでよ」
「安心しろ。俺は買い物でも頂点に立つ男だ」
 ルイズは財布はしもべが持つものだ、といってツルギに渡したのだが、彼のほうは相変わらず「金を持つのも(略」と答え、
しもべ云々の部分は聞いていない。
 もはやここまで来るとルイズのほうも慣れたもので、軽い調子で流した。

「ん? この匂いは」
 ふと、ツルギが足を止めた。怪訝に思ったルイズは声をかける。
「どうかしたの?」
「ル・イーズ。あれは何だ?」
 ツルギは木でできた粗末な車を指差す。そこには一つの長い行列ができていた。
「屋台みたいだけど……珍しいわね。前来たときはなかったわ」
「この匂い、ラ・メーンか?」
「ラ・メーン? 何それ」
「フランス料理だ。フルコースは食べたことはないが、なかなか美味い。食べていくか?」
「そんな時間はないわよ。だいたい貴族があんなところで食べるわけには行かないでしょ」
「そうか。では仕方ないな」
 まだ気になっていたようだが、ルイズはツルギを引っ張っていった。
 そして店を探す。一応場所は把握しているが、久しぶりに来たせいか、なかなか見つからない。
「ビエモンの秘薬屋の近くだから、この辺りだと思うんだけど」 
 すぐに、剣の形をした看板を見つける。ルイズはツルギを引っ張り、その店へと入っていった。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:40:48 ID:iRq3gPRN
おぼっちゃまくんシ・エーン

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:40:55 ID:N8OEyI73
支援します

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:41:25 ID:T7dCs9iR
坊ちゃんほど乗馬の似合うライダーはいない支援

45 :ゼロのノブレス・オブリージュ:2007/08/09(木) 11:41:29 ID:73PRro/T
 店の中は昼間だというのに薄暗かった。壁や棚に、剣をはじめとする幾多の武器が雑多に置かれている。
 店主は貴族が入ってきたことに驚いたが、相手が客だというのが分かった途端に商売っ気たっぷりの愛想笑いを浮かべた。
「最近では、宮廷でも下僕に武器を持たせるのがはやってましてね〜」
 片手持ちで赤い刀身、金色のハンドガードのついた細身のロングソードだ。ルイスはツルギの手に持たせ、まじまじと見る。
「どう?」
「持っているだけで、何か力が沸いてくるようだ。気に入った!」
「けど、この前は大きいのを振っていたわ。もっと大きくて太いのがいいわね」
「お言葉ですが、この御仁にはそのサイズ程度がよろしいかと」
「大きくて太いのがいいと言ったのよ」
 ルイズはさらに強く言う。店主は慌てて頭を下げ、店の奥に消える。その際に「素人め!」と聞こえないように呟いた。

 店主が戻るのを待つ間、二人は店の剣を見て回った。ツルギもルイズもこういった店に入るのは初めてだ。
 紫色の両刃の大剣や、赤い片刃の長剣。剣以外にも青い棒や緑色の弓銃、菱形の模様のついた銃やオーク鬼のようないかつい顔
をつけた棍棒など、暇つぶしには事欠かない。
「これなどよさそうなのだが」
 唾の部分が風車のようになった棒状のサーベルを手に取り、ツルギは呟いた。しかしルイズは即座に拒否する。
「ダメよ、そんなの。細くて見栄えもよくないし、突き刺すしかできなさそうじゃない」
 そこで、店主が大剣を携えて店の奥から出てきた。

「お待たせしました〜、へへ」
 両手持ちの柄、立派なこしらえの大剣だ。ところどころに宝石のちりばめられ、刀身は鏡のように輝いている。
「店一番の業物でさ。何せ、鍛えたのはかの高名なゲルマニアの錬金術師、シュペー卿ですぜ。鉄なんか一刀両断! 
貴族のお供をさせるなら、このくらいは腰から下げてほしいものですな」
「おお、これはすごい!」
 ツルギも目を奪われている。見た目と店一番というふれこみが気に入ったルイズは、剣も気に入っているようだしこれでいいだろうと思い、
値段を聞いた。
「おいくら?」
「新金貨なら3000です」
「立派な家と、森つきの庭が変えるじゃないの」
「名剣は城に匹敵しますぜ。屋敷ですめば安いもんでさあ」
「新金貨100しか持ってきてないわ」
「まともな大剣なら、どんなに安くても200が相場でさあ」
 言われて、ルイズはぐっと息が詰まる。
「これで買えるのは無いの?」
「100ですかい? まあ、なくはないですが」
 店主は乱雑に積み上げられた剣の中から、一本の剣を取り出した。
 先ほどの大剣と長さは変わらないが、刀身が細めの、薄手のロングソードだった。しかし表面に錆が浮き、見栄えが悪い。
「何よこれ、ぼろぼろじゃない」
「見た目は少し古いですがね。なあに、ちゃんと手入れをすればまだ立派に役に立ちまさあ」
 ルイズは下を向き、ため息をついた。他に買えそうな剣も無いので、一応ツルギにも確認してみる。
「仕方ないわ。ツルギもこれでいいわよね?」
「……もちろんだ。俺はどんな剣でも頂点に立って見せる」
 そうは言いつつも、ツルギは先ほどの剣に未練がましい視線を向けた。一応彼なりにルイズに気を使っているのだ。
「決まりね。それ、いただくわ」
 ツルギは促されるままに財布を取り出し、中身をぶちまけた。
 慎重に金貨の枚数を確認した店主は「毎度」と言い、鞘に剣を収めてルイズに渡した。
 剣も買ったし、もうここには用は無い。ルイズは剣をツルギに持たせ、出口に向かう。
「ツルギ、行くわよ!」
「ああ」
 少し店の中を見回し、手元のぼろぼろの剣と見比べてから、ツルギはルイズの後を付いていった。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:41:47 ID:WxoM4G+0
支援

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:42:33 ID:riW5KuRP
sien

48 :ゼロのノブレス・オブリージュ:2007/08/09(木) 11:43:30 ID:73PRro/T
「ちょっと、ツェルプストー。これ、どういうこと?」
 ルイズはツルギに右手に持たされた大剣を見て、キュルケを睨みつけながら言った。すなわち昼間の武器やで店一番と太鼓判を押され、
ルイズは気に入ったが、金が足りずに諦めざるを得なかった物だ。それを先祖代々の仇敵が持ってきたのだ。面白いわけがない。
「ツルギに似合いそうな剣を見つけたから、プレゼントするって言ってるのよ」
 キュルケは悠然と彼女の視線を受け流す。ルイズたちが町へ出て行ったのを見たキュルケはタバサを説得して二人を尾行し、
武器屋から出て行ったのを見計らって入店。ルイズが買えなかったという、店一番という触れ込みの剣を購入したのだ。
 そのせいかタバサもこの部屋にいて、ベッドに座り本を読んでいた。
「おあいにくさま。使い魔の使う道具なら、既に間に合ってるの。ねえ、ツルギ」
 ツルギは二つの剣を交互に持ち上げながら、見比べている。
「こちらの方が切れ味はよさそうだが……いや、しかし」
 珍しくツルギは悩んでいた。しかも気持ちはキュルケの剣の方に傾いているようだ。

 自分の使い魔がよりによってツェルプストー家の女の買ってきた剣を使うなど許しがたい。ルイズは目を吊り上げて怒鳴りつける。
「あんたには私があの剣があるでしょ! 私の使い魔なら、私の買ってきた剣を使いなさいよ!」
 もちろんキュルケが引き下がるわけもない。自信たっぷりにツルギにささやきかける。
「この剣を鍛えたのはゲルマニアの錬金魔術師シュペー卿だそうよ。やっぱり剣も女もゲルマニアに限るわよね?」
「な、何よ! あんたなんかゲルマニアで男を漁りすぎて相手にされなくなったから、トリステインに留学してきたんでしょ!?」
「……言ってくれたわね、ヴァリエール」
「何よ、ホントのことでしょう?」
 キュルケの顔色が変わる。二人は同時に自分の杖に手をかけた。
 しかし、つむじ風が舞い上がって二人の杖を吹き飛ばした。見ると、先ほどまでじっと本を読んでいたタバサが杖を構えていた。
「室内」
 タバサは淡々と言い、すぐに視線を本のページに戻す。
 それでも二人は睨み合いを続ける。その折、キュルケが目線を逸らして言った。
「それじゃあ、ツルギに決めてもらいましょうよ」
「そうね。ツルギの剣でもめているんだし……もちろん私の買った剣を選ぶわよね?」
「あら〜、そんなぼろぼろの剣よりもあたしの剣のほうがいいわよね?」
 ツルギは二つの剣を見比べていた。今回ばかりは、彼も非常に悩んでいた。
 ル・イーズのツ・カイマーとしてはこっちを選ぶべきだろうが、こちらのほうが明らかに新しく、切れ味も良さそうだ。 
 その間もルイズとキュルケはうるさく言い争いを続けている。
 そんな時……

「こらっ、うるせえぞ! この馬鹿女ども!」
 この言葉に、ルイズとキュルケはもちろんツルギまでも固まった。
「……馬鹿女?」
「ツルギ……あんた」
「いや、違う。俺ではない!」
 ツルギは珍しく慌てながら、詰め寄ってくる二人に言い訳する。しかし声はツルギのほうから聞こえたのだ。
「剣」
 ただ一人状況を正確に把握していたタバサは、相変わらず淡々と言った。
 三人ともツルギが左手に持ったぼろぼろの剣に注目する。
「人が寝てるとこ起こしやがって」
 剣は鎬の金具を腹話術の人形のようにようにかちゃかちゃと動かしながら、言葉を発した。
「何だ、これは」
「おどれーた。おめ、使い手かよ。目も覚めるわけだ」
 その様子を見たキュルケは呆れ気味に呟いた。
「これって知性を持つ剣、インテリジェンスソードじゃない。また変なものを買ってきたわね」
「知らなかったのよ。こんな気色悪いもの、すぐ返品するわよ」
「いや、気に入った。面白い奴だ。これにしよう」
「「え〜!」」
 ルイズとキュルケは声をそろえて言った。
「剣、お前の名はなんと言う?」
「デルフリンガーだ。お前はなんてえ名前だ?」
「俺は神に代わって剣を振るう男、神代剣だ」
「何だそりゃ? まあいい。よろしくな、兄弟」
「うむ。全ての頂点に立つ、この俺に振るわれることを誇りに思え」
「は? 何言ってんだ、てめ」
 なんとなくかみ合わない会話をしている一人と一振りを見て、ルイズは心の底からのため息をついた。
「どうしてわたしのところにだけこんな変なのばっか……はァ」

49 :ゼロのノブレス・オブリージュ:2007/08/09(木) 11:45:14 ID:73PRro/T
投下終了です。
旅行していたおかげで間が開いてしまい、申し訳ありませんでした。
こんな時間の支援、ありがとうございました。

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:46:29 ID:T7dCs9iR
GJ!!
デルフ出ないのかと冷や冷やさせられたぜ。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:48:54 ID:YhaBFFDu
武器屋の店内が異次元過ぎるw

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:50:02 ID:iRq3gPRN
乙です。
ノブレス・オブリージュに限ったことではないが
>「大きくて太いのがいいと言ったのよ」
で思考が避難所に飛んでしまう俺は病んでるな、さっそく吊ってきます。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:51:06 ID:N8OEyI73
乙したー
使い魔もキュルケの剣のほうを欲しがる展開は珍しいかも

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:52:14 ID:hNJ2jfqb
>>菱形の模様のついた銃
ダディ!?

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:54:48 ID:L9PvHN4X
>唾の部分が風車のようになった棒状のサーベル
はやぶさの剣か?
>片手持ちで赤い刀身、金色のハンドガードのついた細身のロングソード
あとコレはシャドームーンのあれ?

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:57:34 ID:L9PvHN4X
書き忘れた乙です。
さて坊ちゃんはデル公とどんな関係になるのやら(そもそも噛み合うのか?w)

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 11:57:36 ID:XOC0mYvu
>片手持ちで赤い刀身、金色のハンドガードのついた細身のロングソード
なんぼなんでもサタンサーベルはまずかろうにw
リボルケインもえぐいぞw
クウガ・アギト・剣・響鬼と洒落にならん武装がてんこもりだしなんだこの武器屋。

58 :魔法少女リリカルルイズ:2007/08/09(木) 12:04:14 ID:T/GvE4C8
お昼ですが投下よろしいでしょうか

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:06:43 ID:XOC0mYvu
しえーんごー!

60 :魔法少女リリカルルイズ:2007/08/09(木) 12:09:07 ID:T/GvE4C8
食堂へ続く廊下を歩きながらルイズの横でキュルケはまだ笑っていた。
大声を上げて笑っているわけではないが、口を押さえても閉じても笑いがこぼれてします。
「キュルケ、あなたいいかげんにしなさいよ」
「だって・・・ルイズ・・・かわいいって・・・くぷっ・・・ダメ、押さえられない」
よほどツボにはまったらしい。
足下ではフレイムが吹き出すキュルケに合わせて炎を吹いている。
「はぁ・・・」
とりあえず放っておくしかないようだ
ルイズの肩に乗っているユーノもため息を吐くような仕草をしている。
廊下を半ばまで歩いたとき、後ろから声をかけられた。
「おはよう。ミス・ヴァリエール、ミス・ツェルプスト」
「おはようございます。ミスタ・コルベール」
「おは・・・よ・・・くぷふふふっ」
また、キュルケがこけたらかなわないのでルイズは手を引いてやる。
「どうしたのかね、ミス・ツェルプストーは?」
コルベールが聞いてくるのにルイズは
「いえ・・・そのままにしておいてあげてください」
と答えるしかなかった。
あまり言いふらして欲しい話でもない。
なので
「ああ、ところでミス・ヴァリエール」
コルベールが話を変えてくれたのには助かった。
「コントラクト・サーヴァントはうまくできたようだね」
「はい。昨日は薬もいただいて、ありがとうございます」
「ああ、いいよ。それより、君の使い魔のルーンを見せてくれないか?」
「はい」
ルイズはユーノを両手に持ってコルベールの前に出す。
コルベールはユーノをじっくり観察する。
(ル・・・ルイズ?)
(ユーノ、我慢しなさい)
ユーノは体中をじっくり見られているうちに脂汗が出てくるような気分になった。
突如コルベールは目を見開いた
「これはっ!!!!」
ルイズとユーノはびくっとする。
まさか、何か変なところがあったのか?
アカデミー行きになるようなものなのか?
「ルーンが見つからない」
ルイズとユーノの体から力が抜ける。
(そういば、ユーノ。ルーンはどこに刻まれたの?)
ルイズは念話でユーノに訪ねる。
契約の時にユーノが痛みを訴えていたからルーンがどこかに刻まれたのはわかる。
でも、そのことはキュルケの乱入でうやむやになったままだ。
(それなら、これのこと?)
ユーノが左手を挙げる。
「ほほう、私の言うことがわかるのかな?どれどれ」
今度はコルベールは左手を凝視している。
突如コルベールは目を見開いた。
「これはっ!!!!!!!!」
ルイズとユーノはびくっとする。
こんどはなに?
「ルーンが小さすぎて読めない」
ルイズとユーノの体から力が抜ける。
いちいち驚かしてくれる先生である。
「すまないが、ミス・ツェルプスト」
ようやく笑いが落ち着いてのかキュルケは涙を拭きながら振り向き、コルベールが出した虫眼鏡を持つ。
「これで、ルーンを拡大くれないかな」
「ええ、よろしいですわ」
虫眼鏡を覗き込んだコルベールは2,3回うなずく。
「珍しいルーンだな。いや、止めてすまなかったな。授業でには遅れないように」
そのまま満足そうに食堂に足を向けたが

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:09:57 ID:L9PvHN4X
支援

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:10:41 ID:yEONxfXb
支援する。思う存分書き尽くせ!

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:11:33 ID:9T8E/Xc2
前フリで笑い狂い支援w

64 :魔法少女リリカルルイズ:2007/08/09(木) 12:13:15 ID:T/GvE4C8
「ああ、そうだ」
3歩も歩かないうちに振り返る。
「ミス・ヴァリエールの使い魔の食事はまだ用意できていないはずだからね・・・」
周りを見回し空のお盆を持って急ぐメイドを見つける。
「あのメイドに言っておくといい。用意してくれるはずだ」
コルベールはそういうと食堂に急いだ。
「じゃあ、ルイズ私は先に行くわ。またね」
ルイズは食堂に行くキュルケを見送ったあと、ユーノを肩に乗せ直してメイドの方に走った。

メイドに話はすでに行っていたようだ。
「はい、聞いております。それで、どのようなものをご用意すればよいのでしょうか」
それはルイズもまだ知らない。
(ねえ、ユーノ。あなた、なにを食べるの?・・・生肉とか?)
ルイズはユーノの姿から想像する。
種々多様な使い魔達は、もちろん同じものを食べるわけではない。
肉食、草食、雑食。
魚しか食べない、にんじんしか食べないというのもいれば、中には金属しか食べないというかなりの変わり種までいる。
本来なら使い魔を召喚したすぐ後の授業で申告するものなのだが気を失っていたユーノの食事についてはまだ伝えていない。
(生肉は食べないよ。お腹に悪いから)
(それじゃあなにを食べる?)
(ルイズと同じものでいいよ)
貴族と同じものを使い魔に食べさせる、というのは少し抵抗があるが言葉を話すフェレットがなにを食べるかはルイズは知らないし、変なものを与えてお腹を壊されるのはいやだ。
それでもやっぱり問題がある。
ルイズは自分の日々の朝食を思い出した。
フェレットに出すには量が多い。
あれの半分も食べたらユーノのお腹がはち切れそうになるような気がした。
それに
(食堂に使い魔を入れたらいけないの)
(そうなんだ)
(用意してもらうから。後で会いましょう)
「あの、ミス・ヴァリエール・・・?」
ユーノとの念話が長引いてしまった。
端から見たらぼーっとしていたように見えたのだろう。
メイドがおそるおそる話してきた。
「ええ、わかってるわ。この子にはお皿一杯分、今日私に出したのと同じものを適当に盛りつけてあげて」
「かしこまりました」
ルイズはメイドの肩に手を伸ばす。
(いってくるね)
ユーノはルイズの手を伝ってメイドの肩に移る。
「きゃっ・・・あ」
メイドは少しおびえたが、肩に乗ったユーノが大人しいとわかるとすぐに気を取り直した。
「じゃあ、ユーノのことは任せたわ」
「はい。ミス・ヴァリエール」
メイドはルイズが食堂に入っていくまでユーノが落ちない程度に頭を下げていた。

ユーノを肩に乗せたメイドがたどり着いたのは、食堂の裏にある厨房だった。
メイドが厨房の扉を開けると太い声が降ってきた。
「シエスタ!動物を厨房に入れるんじゃねえ」
太い声の主はこの厨房の主のコック長マルトーだ。
「これは、貴族様の・・・」
「使い魔でも同じだ。どうせ、貴族に命令でもされたんだろうが入れるな。全くなに考えてんだあいつらは」
マルトーはオーブンを開けて、焼けた肉を机の上に置く。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:16:16 ID:1KDIrsS5
まいら〜支援

66 :魔法少女リリカルルイズ:2007/08/09(木) 12:17:31 ID:T/GvE4C8
それを彼の部下が次々と皿に並べ、その皿は別のメイドが厨房に運んでいく。
「で、なに言われたんだ?」
「今日お出ししたものと同じものを適当に盛りつけて、この使い魔にお出しするように、と」
「なにぃ!?贅沢な使い魔だな」
文句をいいながらもマルトーは棚から皿を出し、ロースとした肉の切れ端や、サラダのあまりなどを乗せていく。
「ほれ、これでも出しておけ」
皿を受け取ったシエスタはユーノを厨房から少し離れたところに連れて行く。
「どうぞ。お皿は後で取りに来ますね」
そういうとシエスタは走って厨房に戻っていく。
まだ仕事が残っていた。

**********************************

今回はここまでです。
日常描写が続いてしまいそうです。
あと、シエスタイベントもこなさないといけないし。

プレシアと闇の書の扱いは本気で提案されたものを考えてきてます。
でも、時空管理局は・・・
とにかく、方針はなのはキャラを出そうとするときはゼロの魔法使いのキャラに役割を振り分けられそうなのは極力そうするって感じです。
例えば、はやてはちいねえさまって感じですね。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:19:07 ID:yEONxfXb
乙です。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:19:47 ID:L9PvHN4X
ん、ユーノはフェレットまま決闘するのか?

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:20:35 ID:XOC0mYvu
海鳴住人の役割ががハルケギニアキャラに割り振られる感じですかね支援
管理局の人も近い感じになりそうですが。

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:23:20 ID:1KDIrsS5
GJ!
ユーノ色々大変そうだな。

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:26:25 ID:f9SOx/3h
フェレットのままでも魔法使えるし大丈夫だろ
ユーノは地味だけど意外とレベルは上だし
フェレットにやられるギーシュがかわいそうだw

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:36:58 ID:XOC0mYvu
ユーのが得意とするのは防御・回復・補助系統なので
ワルキューレでひたすら殴り続けてもノーダメージでギーシュ涙目になりそう。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:41:19 ID:KPB43K0f
フェレットに魔法で負けるギーシュは
某黒本ガンダム外伝の、サルにMS操縦で負けた某連邦正規軍に迫る物悲しさがありますね、人間の尊厳的にw

おおお、オフィシャルではございませぬぞ〜!

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:41:34 ID:aexERM4n
フェレットに喧嘩売るって……。
うちのネコだってフェレットの相手なんかしねーぞ!w

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:42:14 ID:1KDIrsS5
なのは的トリビア

ユーノ君は スターライトブレイカーが防御できる

なんというか、ユーノの堅さにメイジが泣いた状態。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:43:38 ID:yEONxfXb
なんかコレ読んでたら汁帳のリス君の召喚が見たくなった

もちろん破壊の杖はマジカルステッキ

アレは全く魔法が使えず武器で戦ってたのに魔法少女を名乗ってたからなぁ
魔法が使えないルイズでも似合いそうな気がする

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:44:02 ID:89B2AuAv
GJ!ところでよく考えたらかなりの歳の差だな。
ユーノ(9)×ルイズ(16)とか
完全にショタ話w

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:48:13 ID:XOC0mYvu
なのは的トリビア補足
ユーノ君は スターライトブレイカーが防御できる
でも スターライトブレイカー+は防御できない
あれ 結界破壊特性付いてるから
なのはさん マジ鬼である

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:48:21 ID:1YB2fd++
>>76
決闘でギーシュにホールド使って死亡すんじゃね?

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 12:55:56 ID:Xnrd/FC6
なのはさんの魔法をよけてサブミッションをかけるぷにえ様

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:00:46 ID:hB8tXX4M
同じ魔法少女物でも、ぷにえが負ける光景ってのが想像できないな。

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:03:21 ID:XOC0mYvu
ぷにえ様空飛べたっけ?飛べさえすればなんとでもなる気がする。
飛べなくても何とかしちゃいそうだけどさー。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:05:53 ID:riW5KuRP
>>68
ギーシュ、ついにはフェレットに決闘を申し込むまでに落ちぶれたのか(ぶわわっ!

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:12:30 ID:8+air8tN
ぷにえはどんなピンチになっても最後はサブミッションで勝利しちゃうギャグキャラだからな

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:13:22 ID:Fny+9YMR
なのは的トリビアの補足の補足
ユーノのバインドは捕縛する以外に捕縛した物を締め千切ることが出来る

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:14:00 ID:xcHKhBjh
>>85
なんて恐ろしい無駄知識だ…

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:17:06 ID:o87mqSSq
ユーノみたいな本編では地味なんだけど
実は有能な使い魔が活躍するのも面白いな

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:17:26 ID:hzd8dvxF
股間にバインド→「その粗末なものを(ry」

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:23:03 ID:lfHrjkzj
肩書と描写されたことだけなら攻撃以外万能のAクラス魔導師
けど実際は器用貧乏なんだぜ?
レベルの高い器用貧乏って一見万能に見えちゃうよね

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:28:49 ID:HRSinPud
>>89
努力型で、レベルが高い器用貧乏で、地味に実際に万能なクロノ提督の立場が…

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:36:10 ID:o87mqSSq
クロノだと素直に使い魔にはならなそうだ
何だかんだで生存能力はありそうだし
まあ、その前に異世界への対処法とかは決まっていそうだが

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:44:24 ID:HRSinPud
クロノ「ここは次元管理局の管理外世界か、フェレットに変身しなくては。あるいは久遠…それは前世の話か」
脊髄反射で思い付いてしまった。ゴメンね元ハーヴェイ君

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:46:24 ID:BDzr+oBl
クロノと言われてクロノトリガーが出てきた・・・・
カエルとか召喚したら凄いことになりそうだなw

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:48:35 ID:XD+9j6UX
竜の羽衣→銀の翼か?さすがにタイムトラベル機能は潰れてないとまずいどころじゃないな。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:49:21 ID:w9GSVixk
「いくぜ!グランドリオン!」
「ともに戦ってくれ!サイラス!」

魔王vsカエルendのかっこよさはガチ

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:52:23 ID:T7dCs9iR
>>93
しかしカエルは「水」だしモンモンの方が合いそうだよな
どっちかっていうと魔法も回復が多いし

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 13:54:57 ID:LAR6YP/z
ヴィンダールヴで全ての幻獣を支配下に置く魔王がガリアにいそうですね

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:02:35 ID:C+gdRxeQ
大人クロノを呼び出してルイズとの仲が最高潮になったときに奥さんのエイミィを召喚

すごい修羅場

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:04:24 ID:aUspjsDY
そしてツンデレパワーとガンダールヴ効果の合わせ技でルイズの勝利

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:05:00 ID:XOC0mYvu
妻子もちすら洗脳するとなるとルーンの洗脳効果は極悪だよなー。
クロノくらい実力と経験があればかなり早い段階で気づいて解除しようとするかもだけど。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:10:12 ID:zZjzg6wI
百鬼丸を召喚、ついでに妖怪も呼んで敵キャラに取り付かせて
魔神・風怪とか魔神・悪怒とか魔神戦艦・轢神遁なんて妄想

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:10:12 ID:EByHvF4G
むしろ夫妻ラヴパワー&恐妻化で相殺・引き分け

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:12:08 ID:a3EeO+bh
そろそろこの空気を変えたい

とっても短いが投下おk?

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:12:41 ID:xcHKhBjh
こいこい

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:12:50 ID:kLwkyOgb
むしろ、エイミィが出てきた時に一緒に別時空でハーヴェイな方のクロノと結ばれたなのはさんを召喚
いけない、せかいがほろぶ

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:12:51 ID:XOC0mYvu
ごーごー!
自分でもそろそろどうかと思ってたw

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:13:24 ID:ezHz2I2N
>>11
遅レスだが、乙
ルーン無効化するとは流石異能者

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:13:32 ID:o87mqSSq
洗脳系の魔法や技術が発達している世界から召喚されても気づくのは難しいのかな
ゾーマのいてつくはどうによる即効解除は面白かったので
キャラしだいでは使い魔契約なしで物語が進行してもよさそう

109 :ゼロの探究:2007/08/09(木) 14:15:51 ID:a3EeO+bh
使い魔は主の目となり耳となる。だが使い魔に目がなければ、耳がなければ、生物ですらないのなら、それは主の何になる?
私の使い魔は「石板」だ。


永劫のルイズ プロローグ


使い魔の召喚、それは若きメイジにとって、失敗の許されぬ神聖な儀式。

平民の召喚、異質だが人間も生物だ、成功だ。
ゴーレム召喚、主の意により可動する、これも成功。
意思を持つ何か、例えばインテリジェンスソード、自我を持つものを使役する、成功。
だが石板は、書物は使い魔と成り得るのか。何の魔力も帯ない、ただの知識の記録、これは成功?

―ねぇ、誰か教えてよ!―

誰も問いには答えない。


使い魔の目は主の目、使い魔の耳は主の耳、使い魔の知識は主の知識

今はまだ気付けない、時が来るまで気付かない、その使い魔の価値に。

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:16:03 ID:Td2jCWzY
いてつくはどうで解除できるのは近距離でしかもスクルトみたいな一時的な魔法だけだろ
ゼロ魔魔法馬鹿にしすぎだと思ったがな

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:17:01 ID:bDgL/x9D
近距離とは初めてしったよ

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:17:14 ID:2YqQgpVV
支援

113 :ゼロの探究:2007/08/09(木) 14:18:03 ID:a3EeO+bh
希望から絶望へ、絶望から希望へ


永劫のルイズ 1


その爆煙が晴れるまでわたしの心は希望に満ちていた。一陣の風が吹く、その瞬間まで。

その爆煙が晴れた時、わたしの心は絶望に満たされる。一陣の風が吹く、希望を乗せて。

爆発の中心に鎮座する欠けた石板、現実から目を背けようがその事実は覆らない。わたしが『石板』を召喚したのだ。
『メイジ失格』その言葉が頭を過ぎる。一縷の望みを懸けて言葉を発する。

「ミスタ・コルベール!もう一回、もう一回だけ召喚をさせて下さい!」
そうだ、少し間違えただけだ。次は、次こそは成功する、だから・・・

「駄目だ。それは認められないな。君一人のためにこれ以上時間を割く訳にはいかないのだよ」
無慈悲にも希望は絶たれる。

「君は召喚自体には成功しているではないか。石板だろうが何だろうが、呼び出したものと契約をしなければならない」
嘲り、哀れみ、侮蔑、好奇心。様々な視線が突き刺さる。

「この神聖な儀式には一切の例外は認められない。早く契約をしたまえ」
反論は認めぬと告げられる。

わたしは『石板』と契約という結論に従わざるを得ない。石板を胸に抱え込む。

―ただ、みんなに認めてもらいたかっただけなのに―
契約の口上を唱えながら心で叫ぶ。

―もうわたしをゼロと呼ばないで―
契約の口付けの中、心で嘆く。


114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:19:40 ID:rRxJuVlr
支援

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:22:10 ID:QWivtMEk
しぇん!

116 :ゼロの探究:2007/08/09(木) 14:22:15 ID:a3EeO+bh
予告どおり短いです、投下終了
3日でこれだけしか書けない

他の職人さんすごすぎ

ともかく空気がかわったらいいなぁ

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:25:59 ID:2YqQgpVV
GJでした〜

ナンバーズ召喚・・・はみんな個性が無い。
あれだよ、荒れてた頃のエリオを持ってこよう。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:26:52 ID:HRSinPud
乙。遅筆なのは俺も同じ、なんくるないさー
そしてそこまで言われては空気を変えざるを得ない
で、ちょっとしたアンケートに答えて欲しいんだけど…

誰に最初にバンコランの餌食になって欲しい?

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:28:30 ID:mRE1+nnk
>>118
コルベール

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:29:06 ID:XOC0mYvu
実は天才少年料理人であるマルトー

121 :マロン名無しさん:2007/08/09(木) 14:30:50 ID:QrIllfqK
ギーシュとの決闘後に餌食〜

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:30:57 ID:kLwkyOgb
オスマン

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:35:15 ID:XOC0mYvu
そしてこのアンケートでもスルーされるマリコルヌ哀れ。

バンコランの眼力にヤられて迫るも相手にされず、必死のダイエットで見事美少年に!
という電波ががががが

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:46:38 ID:aXrrHGWo
探究の人はクトゥルフにあんま向いてないと思うんだよな

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:47:48 ID:aXrrHGWo
ごめん、毒吐きと誤爆した

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 14:55:10 ID:EByHvF4G
同時展開する時は書き込み前の確認を怠るべからず

127 :118:2007/08/09(木) 15:00:11 ID:ozDrpNtt
>>119-123
おk、把握した。つまり6(ピー)だな
しかしあの勢いで30年間連載を続けているみーちゃんは凄いなぁ

ここは全年齢なんで一部の不適切な単語を自主規制したけど、何か間違っている気がしないでもない

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:06:41 ID:OlQkJdxf
解りやすい リリカルなのは

管理局の白い魔王なのはさんを召還してしまった場合。

なのは  「ルイズちゃん、少し頭冷やそっか・・・・、」 
キュルケ 「え!?」
なのは  「アクセルシュター。シュート」
      (ルイズ大爆発)
キュルケ 「ルイズ! は?!バインド!」
なのは  「あなたはそこで見ていなさい。シュート!」
      (ルイズ墜落)
キュルケ 「ルイズー!!!」
      (なのはをにらみ付ける)

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:08:45 ID:hzd8dvxF
……何故だろう。唐突にサイトとの仲で悶々しているルイズの前にラブやんが召喚されるのを妄想した

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:09:43 ID:a3EeO+bh
>>124氏の意見を詳しく聞きたい

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:14:48 ID:riW5KuRP
>>130
やるなら避難所でやってね

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:16:25 ID:iyiI+Zjc
わかっていると思うが
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/
避難所はこれな

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:16:27 ID:aXrrHGWo
>>130
簡単に言うと、絶対的な存在への恐怖が足りない
ただ怖いだけ、ただグロイだけじゃコズミックホラーじゃないよ

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:17:34 ID:aXrrHGWo
すまんかった・・・

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:19:53 ID:3rpVbwoD
クトゥルフの真髄であるコズミック・ホラー=理解できない「こと」への恐怖だと思っている俺参上

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:22:18 ID:a3EeO+bh
話を持ち込んだ本人がいうのもなんだが、一緒に避難所に行きましょう
こちらからも謝る、申し訳ない

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:23:12 ID:0JvciQA9
>>129
むしろカズフサ召喚…はルイズがかわいそ過ぎるよなあ。
すぐによりちみっこい+メガネのタバサが狙われるんだろうけど。
そしてシエスタとキュルケはスルー。

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:26:51 ID:hzd8dvxF
 せいっ
  プス
 目がっ!!

「ぐおおおおおおおおおお何をするかルイズたん!?」
「たんってゆーな! この変態! この! この!」
「あぁん! Sなロリッ子もそれはそれで!」

こういうことですか

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:40:23 ID:x4n1ZdtI
いくら避難所あるからって、ちょと拒否系のレスがきたら避難所池ってどうよ?
マンセー以外認めない理想郷か?
カルトみたいじゃん

2chは2chのスレで終わらせとけばいいよ

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:43:30 ID:kLwkyOgb
>>139
   ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!
テンプレにこう書いてあるだろうが

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:46:41 ID:2YqQgpVV
今スレ初IDの荒らしです。
普通にスルーしましょう

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:47:03 ID:x4n1ZdtI
作品への感想は荒らしなの?

本人がいるここでレスしないと意味ないし

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:48:34 ID:i+Itj76E
>>138もちろんラブやんもついてきてんだよな?
天使の輪してて見えてないとかでw

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:51:06 ID:hzd8dvxF
そりゃ当然なwwww
田丸絵のゼロ魔勢が簡単に妄想できるから困る。
ああ、ちゃんとサイトもいると、モエちゃん=ルイズという構図ががが

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:51:34 ID:x4n1ZdtI
>>141
初IDだから荒らしって・・・

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:53:19 ID:riW5KuRP
>>145
いい加減にしろ。お前みたいな暴れ方されると
最初にやり玉に挙げられた書き手にとっても迷惑なんだよ。

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:53:52 ID:xcHKhBjh
元々毒吐きの意見を誤爆した、って言ってるのに
わざわざ噛み付いたヤツがいるからややこしくなってるんじゃないか

両方とも自重

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:53:55 ID:EByHvF4G
亜空間エレベーターの戦いから吹っ飛ばされた
終末の四騎士・蒼の騎士が召喚される話を思いついたんだが

話を書くには超がつくほど制御しづらい事に気がついた・・・

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:54:21 ID:N8OEyI73
>>127
スレ住人のの気まぐれな意見を全部いれて話を変えるよりも
一番面白くなるとか一番キャラの性格から見て自然だと思えるとか
そういう展開にするのがいいんでない?

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:54:50 ID:2YqQgpVV
>>145
>>124>>125の流れが見えないのか?
誰が、ここで拒否系のレスを書いたっていうんだ?

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:55:14 ID:i+Itj76E
>>144見えるww見えるぞww
タバサに図書委員の目をしてもらって悶えるかずふさが見えるぞww

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:56:01 ID:iyiI+Zjc
マドラックス召喚

戦闘シーンになるとなぜかヤンマーニがルイズに聞こえる

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:57:23 ID:x4n1ZdtI
>>147
了解

ただ、議論でもないのに避難所行けってのが臭いものに蓋みたいに思えたんだ
都合が悪けりゃ全部避難所かよってね

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:58:07 ID:i+Itj76E
>>127のせいでパタリロ見たくなったww
どうしてくれるんだ美少年キラーww
もちろん明日立ち読みしてくるさ
最初の犠牲者はギーシュ辺りが自然じゃないのか?

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:58:58 ID:2YqQgpVV
何で最後まで一言多いんだ・・・。
そんなに負けを認めたくないのかよ

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 15:58:59 ID:N8OEyI73
>>93-97
ロボやルッカもいいね
コルベールと仲良くなれそう

マールやエイラはあんまり面白くなりそうもないかなあ
見た目、ただの女の子もしくは野蛮人だし。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:01:22 ID:x4n1ZdtI
>>ID:2YqQgpVV
お前も同じだよ

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:01:57 ID:L9PvHN4X
>>156
いや、野蛮人は文化に触れてはしゃぎまくるというイベントと
周りの動物(使い魔含む)を従える(仲良くなる)というイベントがあるからそれなりに逝けそう

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:02:32 ID:i+Itj76E
>>156魔王とかエルフに近いからどうなるんだろな

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:03:46 ID:W72TQFiX
ならビネガーもエルフってことに

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:03:50 ID:2YqQgpVV
>>159
そんなに姿エルフっぽかったっけ?

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:04:56 ID:N8OEyI73
>>158
カエルを初めて見た時の感想が
「このカエル デカい。
 みやげか? エイラ 食っていいか?」
だったから周りの使い魔食おうとするんじゃないか?

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:05:26 ID:EByHvF4G
エルフと言えば、ハイラルの人はほぼ全員エルフってことになるよな

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:05:50 ID:L9PvHN4X
>>161
「耳が尖がってるからエルフ」って反射的にビビられるんじゃね?
そして魔王が開幕大暴れw

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:06:27 ID:QWivtMEk
エルフってだけでも恐れられるだろうなw

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:07:39 ID:N8OEyI73
>>161
とりあえず耳は長い。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/7555/chrono.htm

それと杖無しで魔法を使うね。

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:08:00 ID:L9PvHN4X
>>162
食べようとするのがキッカケで従え(ryゲフンゲフン友達になるんですよ

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:08:08 ID:hzd8dvxF
>>151
しかしいざというときに全く頼りにならないカズフサとは違い頑張るサイト。
胸がキュンってするルイズ→ラブセンサーが反応するラブやん
という流れるような展開が頭の中にw 絵が簡単に想像できるのが愉快すぎる

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:08:51 ID:s5NdGAlZ
ディードリットを召喚するルイズ・・・・

同じときを生きられない恋愛物が出来そうだw

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:12:20 ID:N8OEyI73
>>163
つっても、実質リンク以外は呼んでもあんまり役に立たなさそうだけどね

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:12:37 ID:iyiI+Zjc
恋愛って・・・百合か?

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:14:00 ID:2YqQgpVV
ハーフエルフのマロウしゃんとか・・・
時々黒くなります。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:14:44 ID:s5NdGAlZ
>>172
マウロさん呼ぶならスイフリー呼べw

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:15:24 ID:hzd8dvxF
SWのエルフというとナジカさんでもよくないか?

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:15:38 ID:iyiI+Zjc
ルイズたちにしてみればハールエルフという存在はある驚異だろうな

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:15:44 ID:2YqQgpVV
>>173
エルフ帝国建設ですね

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:17:10 ID:s5NdGAlZ
>>176
大量の白粉が搬入されるルイズの部屋が想像できるw

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:18:30 ID:OlQkJdxf
>>169
ロードス開始直後のディードだったら人間を見下しているし、ルイズ達だと進展なさそうだから、
思いっきりエルフと手を組んでいるジョゼフに寝返りそうなんだが。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:21:20 ID:/QqJXJar
エルフの話題か。「熱血! 大冒険大陸」のラルシオンはルイズと設定的に結構似てると思った。

エルフなのに魔法を一切使えない「自称」魔法戦士。
その事に激しい劣等感を持っていて、いつか魔法が使えるようになる日を夢見ている。
しかし邪神コバルストとの戦いで伝説の精霊戦士(ただし歴代最弱)だった事が判明し、精霊の力を借りて戦う事が可能になる。
ちなみにレズのハーフエルフに言い寄られたり、ゾンビに求婚されたりと、恋愛運が異常に悪い。

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:21:22 ID:zitsZRjz
スイフリーはなにげにファイター5で小国ならトップクラスの戦士なんだよな

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:21:23 ID:mfmWlgtI
エルフに限らず亜人とのハーフはカルチャーショックになるかも名
ヴァンパイアハーフとか

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:22:36 ID:xcHKhBjh
黒妖精とダークエルフのハーフ


いえ、なんでもないです、ハイ。

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:23:39 ID:zitsZRjz
そこでゴーレムと邪妖精のキメラのゼルガディス召還

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:25:12 ID:iyiI+Zjc
カルチャーショックといえばマクロス
というわけでミリアを召喚
やっくでかるちゃ

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:27:18 ID:OlQkJdxf
マクロス7時代のやたらはっちゃけちゃったミリアで、
なぜか召喚されてやってきたら、元のサイズになってたとか。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:30:11 ID:BVyaG1iX
>>183
ここは両親が愛し合ってできた望まれたハーフってことが重要なんじゃないか?
ハーフでルイズが一番喜びそうなのはドラゴンハーフあたりか
きゅいきゅいともからみが期待できる

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:30:24 ID:iyiI+Zjc
市長ミリアが来たら平民の扱いに大憤慨だろうな

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:32:46 ID:zitsZRjz
やはりここは熱気バサラ召還で貴族なんてくだらねえぜと革命の旗印に気がつくとなってるとか

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:33:06 ID:Vnq0mkit
ドロウのドリッズトを召喚していただける神はいらっしゃいませんか?

彼ならカルチャーショックも無くやっていけそうだ

でもダークエルフなんか召喚したルイズはどう思うんだろうか?
ある意味平民よりいやがりそうだ

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:35:44 ID:UcyNFaB1
>>188
バサラだと、デルフマジいらない子

つーかギター一本持ってどっかに行きそうだから困る

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:37:17 ID:L9PvHN4X
>>190
つインテリジェンスギター(剣仕込み済み)

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:37:48 ID:iyiI+Zjc
デルフはボイスパーカッションです

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:39:08 ID:zitsZRjz
デルフの声にロックを感じて一緒に歌う中に
もちろん戦いません

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:39:12 ID:s5NdGAlZ
デルフはバックコーラス役かw

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:40:51 ID:2YqQgpVV
ラクス・くら・・・
ごめん、こいつが召喚されたらみんな洗脳されちゃうね・・・。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:41:37 ID:iyiI+Zjc
バサラに花束を渡そうとするシエスタ。
しかし、なかなか渡せず最終回になってようやく渡せる。

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:44:48 ID:OlQkJdxf
>>195
ジョゼフが呼び出しちゃって、結果イザベラも不幸になってるとか。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:46:30 ID:L9PvHN4X
>>195
そこは下位互換のそっくりさんを…
教祖の影武者であり、歌うしかできない女の苦悩を描くとか。
少しくらい話になるかもだが

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:48:13 ID:9pQpps34
虚無の使い魔として呼ばれた途端に、新しく出来る事を手に入れる気もする

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:49:52 ID:wn5tVM0B
>>189
ドリッズトの相棒、黒豹型幻獣(精霊?)のグエンワイヴァーが自分の呼んだ使い魔と主張するルイズ
それにたいしてグエンは相棒で友達だと静かに諭すドリッズトがうかんだ。

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:51:05 ID:0wEHRgZu
キスダムの死者の書を召喚
妖精さんには「失格」を連呼され
周りからは独り言が増えているようにしか見えない上
ワルキューレの腕とか生える

なんともノーフューチャー

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 16:54:27 ID:aexERM4n
>>198
ジョゼフが「ケンコウな生活」のデュランダルばりにシュールに踊り狂うならそれも可。
あ、でもあれはミーア踊りか。

ttp://kenkoudaa.sakura.ne.jp/page188.html

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:07:50 ID:29D9x/oB
>>200
俺はルイズにメンゾベランザンの話聞かせるドリッズトを想像してた。
きっとドリッズトは自分のいた学院とルイズの魔法学院を比べて
かなり驚くだろうな

あそこみたいな学校だったらルイズは自分を馬鹿にした奴を何人も殺していただろう

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:12:02 ID:yRJPR0mB
電王ネタで何か書いてみたいけど、考えれば考えるほど電王の設定との兼ね合いが難しい。
電王世界から良太郎を召喚するとして、変身できるならデンガッシャーがあるからデルフは全く要らない。
変身不可としてもモモ・ウラ・キン・リュウのいずれかが憑いてるならそれなりに戦えるだろうし、
変身できずイマジンも憑いてないなら全くの役立たずにしかならんような……。
モモ達を召喚しても、奴らは各々武器を持ってるから結局デルフは空気。

いっそデネブを召喚してルイズに憑依させるか。
デネブキャンディーを配りつつ「ルイズをよろしく」と挨拶して回るデネブ。

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:13:22 ID:XD+9j6UX
この流れなら言える

エルフは脱がーーす!!

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:16:18 ID:zitsZRjz
あいつらも異世界召還物系だったなエルフを狩る物

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:17:19 ID:Xnrd/FC6
195
ラクスの洗脳電波はコーディにしか効かないから大丈夫

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:18:12 ID:tDnALf3c
>>204
デネブならゼロライナーに乗れるしねw

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:24:24 ID:3rpVbwoD
>204 >208
しかも「契約」で実体化して付き従うんだから、ぴったりと言えばぴったりだ。


210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:25:17 ID:bPXouqJ/
久しぶりに来てみたが
気のせいか少し流れ遅くなったか?

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:25:28 ID:29D9x/oB
>>205
考えてもみたまえ
エルフと言っても脱がしてもorzな奴もたくさんいるということを

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:26:59 ID:zitsZRjz
ラノワールのエルフとか

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:28:11 ID:L9PvHN4X
>>211
いいんだよ、最優先脱衣目標の胸革命さえ脱がせられればw

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:30:25 ID:OskH9mZ/
>>212
モヒカンパンクエルフ…

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:30:49 ID:yRJPR0mB
>>208
>>209
デネブ「俺にはわかる、ルイズは意地悪な人間じゃない。
    心ではみんなと友達になりたがってる。
    というわけでルイズをよろしく……」つデネブキャンディー
ルイズ「デネブ―――――――!!!」

マジ違和感ないwwwwwwwwwちょっと試しに書いてみるわ

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:33:25 ID:9pQpps34
デネブはツンデレ系キャラと組む為に作り上げられてる節があるから相性は凄いヨサゲだね

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:33:57 ID:/QqJXJar
山本一番星(妄想戦士ヤマモト)を召喚。
現代日本の住人でありながら「エルフを嫁にする!」と言い切る奴なら、ハルケギニアにも「エルフ萌え」をもたらしてくれるはずだぜ!

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:35:56 ID:29D9x/oB
>>212
ラノワールのエルフもそうだが

あのシリーズに出てくるのは大概アレだよな・・・

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:39:30 ID:OskH9mZ/
日本人とアメリカ人の、エルフ観の違いは太平洋並みに隔たりがあるよな

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:39:59 ID:bDgL/x9D
DODのカニバリズムな奥さんもエルフだったよな

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:40:42 ID:zitsZRjz
長耳エルフという偉大な発明をしたロードス島は偉い
最近はどうでもいいが

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:43:07 ID:hB8tXX4M
>>220
大量の赤さんを前にして、ごちそういっぱいと言い切った彼女だな。
ぶっちゃけ設定のインパクトが強すぎてエルフって事を忘れがちだぜ!

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:43:50 ID:wai3cUlD
>>220
たしかに。アリオーシュてハルケギニアの人間の想像するエルフのイメージそのままだよな

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:47:13 ID:N8OEyI73
>>204
逆に考えるんだ
「デルフを武器として使わなくたっていいさ」と考えるんだ

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:47:35 ID:OlQkJdxf
.>>221
真に偉いのはその長耳を感情表現の道具にしたヤツだな。

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:48:19 ID:3ubguITp
>>204
憑く前の各イマジンズならルイズの望み=使い魔契約って事にすれば行けそうだが

あとデネブだけど楽しければ何でも良いというリュウタロスなら踊りながら使ってくれるよ、多分
>>217
眼鏡の彼こと松下(間違ってるかも)も良さげじゃないか?
普段温厚な常識人で暴走すればアレな所なんか特に

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:49:03 ID:I0nyPVP6
>>220
「アリオーシュが食べられちゃう!」

ちょっと関係ないけどこれを見て改めて■3大鬱ゲーの力を思い知った。何この頻出率
ttp://www.kajisoku.com/archives/eid1589.html

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:49:41 ID:OlQkJdxf
妄想戦士ヤマモトのキャラが来たら
タバサ主従がいろんな意味で大ピンチ

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:49:43 ID:kLwkyOgb
>>217
ついでに眼鏡教団教祖と人形男も召喚してやれ
松下ポジションはギーシュで

230 :226:2007/08/09(木) 17:50:43 ID:3ubguITp
デルフをデネブと書き間違えるなんて……orz


231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:52:32 ID:OlQkJdxf
いっそヲタキャラが作品超えて大集結でもいいかもな。

ルイズ:泉こなた 
ジョゼフ:ヤマモト

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 17:53:45 ID:S53xn1EF
デネブ違和感なさすぎるな
そうなるとルイズはプロレス技を連発しまくる肉体派になるなw



233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:01:43 ID:yRJPR0mB
変身してゼロノスを出すとすると厄介な事になるな。
ゼロノスはデネブと合体する形でフォームチェンジするから、
誰かがゼロノスにならんとベガフォームにはなれない。
となるとルイズがゼロノスに……?

タイトルは「ゼロのゼロノス」でいいな。よし、これで行こう。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:03:32 ID:T/GvE4C8
リュウタロスを出したらちいねえさまに、おねーちゃぁーんとかって懐きそうだな

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:06:57 ID:I0nyPVP6
>>233
いや、そこは「ゼロのス」でw

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:08:50 ID:ViiDZhVR
エルフといえば、ミサイルを殴りとばす攻撃力、音速突破のスピード、
空中ジャンプ可、一晩で大怪我が治る回復力等がありながら、
作中の戦闘キャラで一番の雑魚、ボクセカの津戸綾羽紬召喚とかどうよ?

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:09:46 ID:S53xn1EF
イマジンたち召喚は面白そうではあるな
モモたち4人が他の4属性を1つずつ使えそうなイメージだし


238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:11:01 ID:3ubguITp
>>234
それ以前にルイズほっぽって他の使い魔達と遊び続ける姿しか想像できん
案外タバサと合うかも
……キュルケはハナさんポジか?

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:11:21 ID:yRJPR0mB
モモ→炎
ウラ→水
キン→土
リュウは……風って感じじゃないし、虚無でもないだろう。
強いて言えばジークが風か?

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:13:56 ID:S53xn1EF
>>239
専用車両の名前から見るに雷っぽいんだよな
風属性で使えたっけ?

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:16:08 ID:keKzypZn
ウラタロスは空気を操るから風

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:16:42 ID:yRJPR0mB
ライトニング・クラウドだな。
でもリュウは魔法なんてまだるっこしいもの使わずに銃をぶっ放しまくるだろうなw

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:17:06 ID:n0wEphW6
今映画見終えた俺、参上!



ジークは無理矢理、竜の羽衣ポジションか?


244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:18:55 ID:rNadapvv
狂った果実の美夏みたいなのが召喚されて使い魔のルーンの効果でルイズを好きになって…ってのが読んでみたい
沙耶の唄とかもアレだがやっぱり一番恐ろしいの人間だ

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:21:04 ID:OlQkJdxf
>>239
もうルイズが良太郎で、他の面々がイマジン召喚でいいじゃん。
まあ、当初のルイズが喜びそうな使い魔からは大きくハズレルけども。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:24:57 ID:yRJPR0mB
ルイズに憑いて最初からクライマックスで「俺、参上!」なモモタロス
ルイズに憑いて学院の可愛い女の子を釣るウラタロス
ルイズに憑いて「泣く」という言葉に反応し暴走しまくるキンタロス
ルイズに憑いて適当な生徒数人を洗脳しダンサーズにするリュウタロス

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:27:58 ID:n0wEphW6
宝物庫を破壊するのはキンタロスっぽいなw


248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:28:46 ID:OlQkJdxf
>>246
つまりルイズが呼ぶのはベルトのみ ってことでOK?
いや、じつに良い。特に上から2番目

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:28:50 ID:S53xn1EF
ギーシュに「俺の必殺技パート1」を食らわせようとしてギリギリで止まるモモルイズ
ギーシュを超える女性関係(他から見ると百合だけどな)を築き上げるウラルイズ
王女編で大暴走するキンルイズ
ワルドをフルボッコにするリュウルイズ
面白そうだなw

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:30:42 ID:7Bq1gKQG
今こそあの伝説のイマジンを呼び出すとき!

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:31:23 ID:YhaBFFDu
ケティをウラタロスが釣ってギーシュと決闘とか思い浮かんだ。
で本人はモモかリュウ辺りに任せて引っ込むと。
ルイズは良太郎ポジもハナポジもやれるな。
後、ジョゼフが牙王とか。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:31:30 ID:yRJPR0mB
ルイズとデネブも相性抜群だが、タバサとデネブも意外と面白いかもしんない。

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:34:05 ID:ijVr11sp
ttp://blog68.fc2.com/n/netamichelin/file/2007080703.jpg
コスモ呼ぼうぜ!

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:34:22 ID:IqXBFwr4
カオスな雑談になってんなw
両方知らないからわけわからん

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:34:53 ID:hB8tXX4M
>>252
問題はシルフィードが必要な場面がゼロ魔には多い事なんだよな。
って、ゼロライナーでアルビオン脱出とかありか。

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:35:03 ID:RQdtzh+T
こいつを忘れてたw
スタースクリーム「今日から俺がお前の主人だ!」
ルイズ「あんたねぇ・・・何考えてるの馬鹿犬!」
スタースクリーム「お・・・お許しくださいルイズ様、あなたがご主人様です。
私は忠実なるあなたの使い魔です・・」
戦いのとき
「では、スタースクリームとゴーレムの戦い。とくとご覧頂こう!」

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:35:37 ID:XD+9j6UX
じゃあコスモスストライカーの逸刀志郎だ!レコンはサードエンパイア的な悪の組織な。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:36:02 ID:S53xn1EF
>>254
両方知らないといことは…
電王もゼロ魔もわからないということなのか?
電王はともかくゼロ魔スレなんだし、せめてゼロ魔の方はわかれよw

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:36:30 ID:riW5KuRP
デネブって言われると、タクティクスオウガのデネブしか思い浮かばないな。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:38:30 ID:yRJPR0mB
>>255
ゼロライナードリルとナギナタはガリア王国の王族に代々伝わる
伝説の電車で……とか適当な設定をでっち上げればいいと思ったが、
そもそも何で魔法の世界の王族に電車が伝わるのか意味不明だと気づいたw

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:40:25 ID:OlQkJdxf
>>256
まとめにすでにあったぞ。更新止まってるけど。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:41:31 ID:aiQ3YY4W
ジーク呼んで逆に召使い扱いされるルイズとか

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:42:09 ID:yRJPR0mB
両方やたらと気位が高いからどっちも譲らないだろうな

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:42:35 ID:YhaBFFDu
召喚されるのはライダーパス&イマジンズ、
破壊の杖の代わりがベルトとかネタだけは浮かぶなぁ……。
最初に敵役イマジンに憑かれるのがタバサ(一番過去を変えたいであろう人間)とか。

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:46:43 ID:dwnsNQeQ
しかしタバサだと
「ジョゼフを殺したい」
「母さまを治したい」
のどちらでも難易度がかなり高いね

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:48:21 ID:S53xn1EF
>>265
ジョゼフ抹殺の方がやりやすいだろうな
あの適当と大雑把で構成されてるイマジンに母親を治せるやつなんていねえよw


267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:48:41 ID:T/GvE4C8
イマジン信用できずに本を探してと言ってしまったり

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:48:42 ID:yRJPR0mB
まあイマジンの願いの叶え方なんてどれもいい加減だしな……
ジェリーイマジンのように拒む契約者を痛めつけるような外道もいるし。

269 :ダブルクロス ゼロ:2007/08/09(木) 18:50:42 ID:hzd8dvxF
スレの流れのネタとは違うが投下予定あったりする?
主にモモタロスネタとか。
ないなら投下したいのですが

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:52:12 ID:QWivtMEk
投下してもいいかしらー。
カモンかしらー

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:52:15 ID:65dAtrLV
支援

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:52:48 ID:yRJPR0mB
俺の支援パート2!

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:52:58 ID:QgyverN0
ダブクロ投下なのかモモ召喚投下なのかどっちだ?

274 :ダブルクロス ゼロ 1/7:2007/08/09(木) 18:54:09 ID:hzd8dvxF
OKっぽいので行きます。

 少々機嫌が悪くはあったが、食事はいつものようにそれなりに美味しく感じる。
 ルイズは軽くため息をつきながら食事を取っていた。ため息の原因は自身が召喚した使い魔にある。
 黒髪短髪の粗野な平民、というのが第一印象。しかしどこか義理堅いところも見える、ような気もする。
 そして何よりも”人とどこか違う”感覚があることを、契約したルイズは感じていた。
 しかしそれに関して問いただしても、

「俺はただの”人間”だよ」

 とまともに答えようとはしない。主に隠し事とはなんと不遜な使い魔か。
 やっぱりご飯抜きにして正解ね、とルイズは思った。

 それにしても、何故だろうか。ルイズはハヤトを見ていると自分とどこか似た感覚を抱くのを感じていた。
 ただの平民と自分が似てるなどと、と本来ならば怒るところなのだが、ハヤトは平民で、使い魔なのだ。
 しかし似てるといってもどこが似ているというのか。
 少しの付き合いだがわかるところがある。ハヤトは面倒くさがり屋で、基本的にやる気がないタイプなのだろう。
 だが今はルイズの使い魔を、それなりにやっている。それが少し不思議だ。
 掃除の時も特に何か文句を言うそぶりは全く見せなかったし、魔法が使えないのを見たはずなのに、それに対して言及することもなかった。
 ルイズは掃除中、とんでもなく恥ずかしかったのだ。そしてきっとハヤトは自分を馬鹿にするだろうと、少しだけ思っていた。
 しかし現実にはハヤトは何も言わず淡々と掃除を手伝っていた。呆れていたのかとも思ったが、そういうわけではないらしい。
 それに掃除中に見せた、あの悲しそうな表情も少しだけ気になった。
 誰かに詫びるような、自身を悔いるような、そんな悲しそうな顔。
 その表情が気になって話しかけようとしたが、どこか躊躇してしまった。何とか声をかけても何でもないと答えられてはどうしようもない。

 主人に対してこんな、こう、なんといえばいいのか、むかむかする感情を持たせるなんて!

 同情といってしまえばそれまでなのだが、使い魔に対してそんな感情を持つ自分が少しだけ変に思ってしまったのかもしれない。
 ルイズはハヤトにご飯抜きを命じてしまい、すたすたと食堂に来てしまった。

(ちょっと可哀想だったかもしれないわね。ふん、でも話聞かないハヤトが悪いんだから……
 でも何も食べないのは、やっぱりいけないかも……
 そう、そうよね。使い魔の体調管理はご主人様の義務だもの)

 ちょっとだけの後悔と、わかりにくい謝罪の意味も込め、ルイズはご飯を食べ終わったらメイドに食事を用意させようと誓った。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:54:39 ID:H8ZH+5Mi
俺の今考えた支援

276 :ダブルクロス ゼロ 2/7:2007/08/09(木) 18:55:13 ID:hzd8dvxF

「その通りだギーシュ! お前が悪い!」

 食事を再開しよう、と思ったところで、食堂のどこかからドッと笑い声が聞こえた。
 何事かと思ったがギーシュという名前が出た時点でルイズはやれやれとため息をついていた。
 どうせまた女性関係の問題だろう、ともあたりをつけた。そちらに視線を向けようとも思わない。
 早く食事を終わらせてしまおう、とルイズは少しだけ急いで目の前に並んだ食事に手をつけた。

 食事を続けてる間にも笑い声は途絶えない……そう思っていた矢先、ぴたりと笑い声が止んだ。


「決闘だ!」


 その声にルイズは驚いた。貴族の間での決闘は禁止されているのだから。
 流石にまずいと思い、一体何が起こってるのかとルイズは声のするほうを向いた。


「上等だ」


 そこには気だるそうに、だがその瞳に確かな怒りを込めてギーシュをにらみつける己が使い魔、タカサキハヤトがいた。

 ルイズは不覚にも噴いた。




   ダブルクロス ゼロ  4




 隼人は少しだけ懸念する事柄があった。レネゲイドウィルスに関することである。

 UGNにある情報によれば、レネゲイドウィルスは”ほぼ全人類”に感染しているという。
 その中から一部の人間の中でレネゲイドウィルスは活動する。
 DNAの書き換えによる”新たなDNA”の誕生――マトリクスシフト。
 それと同時に起こる身体の”異形化”――イレギュライゼーション。
 つまりはそれこそがオーヴァードの力であり、戦うための術であり、”人でなくなる”現象だ。
 全人類はほぼ感染済みといっていい。だからこそ、そこからオーヴァードに覚醒したり、ジャームに変貌したり、と、様々な事件がおきている。
 結局レネゲイドウィルスが何なのか、という問題は未だ解き明かされてはいない。

 さて、ここで問題が一つある。
 隼人が召喚されたハルケギニアにはレネゲイドウィルスが存在するのか?
 答えは”否”である。

 少なくとも現状で、隼人はオーヴァードもジャームも見ていなければ、ワーディングも感知してはいない。
 故にレネゲイドウィルスを持つのは高崎隼人一人であり、オーヴァードも彼一人だけとなる。
 いずれは日常に帰るつもりの隼人であったが、この世界で”オーヴァード”を認識させるべきか否か迷うところがあった。
 レネゲイドウィルス自体は簡単に空気感染し、さらに膨大な熱に当てられても消滅することはない。
 となると感染源となるのは隼人一人である。もし彼の血を誰かが飲んだりしたら、レネゲイドウィルスはその人物に感染する。
 しかし感染したところでオーヴァードとして発症するかどうかはその人物次第なのだが……それでも発症する危険性は十分にある。
 血以外にも自分の肉片、髪の毛などなど……そういったものを口にすれば感染する恐れはあるかもしれない。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:55:34 ID:V1LkavFm
ボクに支援されてみる?

278 :ダブルクロス ゼロ 3/7:2007/08/09(木) 18:56:21 ID:hzd8dvxF
 血以外にも自分の肉片、髪の毛などなど……そういったものを口にすれば感染する恐れはあるかもしれない。
 肉片、髪の毛なんかを口に入れるような奴はいないだろうな、と隼人は思うが、この世界はファンタジーである。
 ヘタに巨大な化け物などに遭遇し、その化け物に食われるようなことになったらその化け物が感染してしまう。そうなれば大惨事になるだろう。
 その化け物がオーヴァードになるかジャームになるか、どちらにせよそこからさらに感染する可能性は高い。
 細かいところを言ってしまえば、血液が気化するだけで、そこに潜んでいるレネゲイドウィルスが感染する恐れもあるのだ。
 だがそこまで気を回すことなど出来ないし、UGNのような組織、設備もない。調べようもない、というのげ現状だ。
 だからこそ、そういった状況に陥る前に逃げたほうがいい……とは思うものの、悲しいことに今の隼人の立場は”使い魔”なのであった。

(最悪、ジャーム化するなら俺が処理するしかない、か……)

 納得のいくことでもない。だがここにUGNもないし、FHなんてものも存在しない。
 ジャームを”処理”するためにレネゲイドの制御に長けた存在。UGNチルドレンの一人である隼人は決意する。
 いざとなれば、ジャームと化したその人を自分は殺すだろう、と。
 逆にオーヴァードになったものがいたのなら、自分が教え、導かねばなるまい。
 面倒くさいな、と隼人は呟くが、そうも言っていられない。
 腐ってもUGNチルドレンである隼人の頭には、レネゲイドに関する知識が一通り詰まっているのだ。そして教えられるのは自分しかいない。
 どんなに面倒くさいと思っても、自分がやらなければ誰も出来ない。

 そもそもレネゲイドに感染させなければいいのだ。うん、その通り。隼人は頷いた。頷いてから……


「エフェクトで攻撃した対象にレネゲイドウィルスが感染するってのはありえるか……?」


 ギーシュの生み出したワルキューレの攻撃を避け、額からツーと汗を流した。
 そもそも決闘なんざしなければよかったと思っても既に後の祭り。ヘタに使うわけも行かず、どうしたものかと隼人は思案した。


  ・  ・


 ああ、ああもう、見ていられないじゃない!
 ルイズは知らず両手をぎゅぅっと握り締めていた。目の前では自分の使い魔がギーシュの生み出したワルキューレに攻撃されている。
 ギーシュの二つ名は青銅。その名を証明するように、彼の生み出すワルキューレは青銅で出来ている。
 その拳が直撃したら人の体など簡単に吹き飛ぶだろう。当たり所が悪ければ骨だって折れてしまう。
 今は何とか避けているが、いつ当たるかもわからない。ルイズは冷や冷やとした面持ちでその様子を見ることしか出来ない。
 頭の中に浮かんだのは決闘が始まる少し前。食堂での会話だった。



『ちょっとハヤト! 何してるのよ!』
『あ? ああ、ルイズか』
『ルイズか、じゃないわよ! 様をつけなさい! ……って、そんなことより、何してるの!』
『何って……別に、喧嘩だよ』

 よくある事なんじゃねぇの? なんてのたまう使い魔の脛にルイズは一切遠慮せず蹴りをかました。
 声にならない悲鳴を上げてぴょんぴょんと飛び回るハヤトを尻目にルイズは殆ど叫ぶように言った。

『ハヤト、絶対怪我をするわ。勝てっこないもの。怪我ですめばまだいいほうだわ!』
『いっ、イデデデデ! ひ、膝! 脛が!』
『聞いて? 平民は絶対メイジに勝てないの』
『だからって膝を蹴るんじゃねーよ! ルイズ、お前な……』
『っていうか使い魔のクセに何勝手なことやってんのよ!』

 そういってルイズは足をぶん、とあげた。その足は見事にハヤトの股間を直撃した。事故であった。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:56:38 ID:yRJPR0mB
俺の支援は泣けるで!

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:57:01 ID:hB8tXX4M
俺の支援にお前が泣いた。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:57:03 ID:H8ZH+5Mi
俺の支援にお前が泣いた、涙はそれで拭いとけ

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:57:40 ID:V1LkavFm
俺の支援は飾りだっ!!

283 :ダブルクロス ゼロ 4/7:2007/08/09(木) 18:57:56 ID:hzd8dvxF
しまった、3/7の頭の一行は削って読んでくださいorz

 本当ならもう一発脛を蹴るつもりだったのだが、狙いがそれた。直撃した瞬間、周囲にいた男メイジはヒッと股間を押さえた。
 ハヤトは股間を押さえ蹲ったままプルプルと震えている。
 その様子を見て物悲しくなったのか、ギーシュと一緒にいた生徒の一人がぽんぽんとハヤトの腰を叩いた。

『立てるか?』
『あ、ああ……なんとか……』
『これから決闘だが、いけるか?』

 紳士のように、そしてまるで外道に聞こえる台詞であった。
 だがハヤトはそれに対し、親指を立て、顔を青ざめながらも口元を歪め答えた。

『当たり前だろ……っ!』

 拍手が巻き起こった。英雄であった。肩を支えられながらハヤトはヴェストリの広場へと向かった。
 応援してやるぞ! 平民! だとか、よく立ち上がった、感動した! だとか、そんな声が食堂に響いた。
 流石にやりすぎた、と思ったルイズは青ざめて呆然としていた。
 が、そこに声をかける人物がいた。食堂の外からそっと様子を見ていたモンモランシーである。

『ねぇルイズ。流石にあれは……やりすぎだと思うわ』

 その声に正気に戻ったルイズは、いつもとはベクトルの違う冷たい視線を受けつつも表情を真っ赤にして言った。


『ああ、もう! あんの馬鹿犬ーーーーー!』


 そりゃないよ。とその場にいた人々は思ったが、そこは割合。



 思い出したルイズは顔を真っ赤にしたり真っ青にしたりと端から見れば面白いものであった。
 もう、もう! あの馬鹿使い魔! 馬鹿ハヤト! ご主人様にあんなところを蹴らせるなんて!
 とんでもない理論ではあるが、ルイズは心の中にそっと怒りの炎を灯した。
 と、そこで一際歓声があがる。何事かと目を開いて広場の中央を見れば、ワルキューレの数が一体から三体に増えていた。

「な……っ!」

 あんなの避けれるわけないじゃない!
 そう叫ぼうとした瞬間、ルイズはありえないものを見た。

 避ける、避ける、避ける、避ける。

 ワルキューレの繰り出す拳を、蹴りを。屈み、流し、時に跳び、避ける。
 ルイズの目にはハヤトの体の中に”何か”がいるのが見えた。普段動いてるハヤトを見てるときには見えない、”何か”が。
 それを見た瞬間、ルイズの心臓の辺りがドクンと胎動したが、そのときは気づかなかった。

 言ってしまえば、見惚れていたのだ。

 三体のワルキューレの攻撃を尽くハヤトは避ける。見ている分には気づきにくいが、確かにハヤトは”いつもより早く動いている”。
 ルイズは目を擦ってから再びハヤトを見るが、彼の体に見える”何か”は拭えない。それが、彼を速くしているのか?
 わからない。わからないがルイズはワルキューレの攻撃を避けるハヤトを何かの羽のようだと思った。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:58:23 ID:yRJPR0mB
支援するけどいい? 答えは聞いてない!

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:58:36 ID:XmLJGO3j
支援、満を持して

286 :ダブルクロス ゼロ 5/7:2007/08/09(木) 18:59:03 ID:hzd8dvxF


 しかしいつまでもそうしてるわけにはいかない。
 流石に飽きてきたのか、ハヤトが言った。

「で、タネはこれで終わりか?」
「――よく言ったな、平民。後悔しないことだ。僕の本気を見せてあげよう」

 ハヤトの台詞に眉根を寄せたギーシュは薔薇の杖をひゅんと振った。
 途端、彼の周りに四体のワルキューレが現れる。合計七体の青銅ゴーレムの統制。それがドットメイジたるギーシュの実力だ。

「もう一度名乗ろう。僕は青銅のギーシュ。青銅ワルキューレが君の相手をする――行け! ワルキューレ!」

 まるで指揮者のように薔薇の杖を振るい、ギーシュが高らかに告げた。
 ギーシュの宣言を合図にワルキューレが動き出す。流石に驚いたのか、ギョッとしたハヤトは少しだけ反応が遅れた。
 何とか危なげに避けていたが、五体目のワルキューレの一撃を受けてハヤトは膝を折った。

 そこに追撃するようにワルキューレの拳が迫る。即座にハヤトは両腕で頭を守る。
 頭に、背中に、腕に、腹に。何度も攻撃を受け、ハヤトの両腕が顔から離れた。
 その隙を逃すはずもなく、ワルキューレの放った拳が顔面に直撃し、うめき声を上げてハヤトは後ろに吹っ飛んだ。


「ハヤト!!」


 耐え切れず、ルイズは飛び出した。


  ・  ・


 やっべぇ、みすっちまったな。そう思いながら隼人は鼻から垂れてきた血をぺろりと舐めた。体の痛みは残るが、それでも動く。
 目の前には大空が広がっている。ワルキューレの一撃を受けて隼人は仰向けに倒れていた。

 あれが魔法か、と思う。血の従者のようなものだが、最大で七体か。多いな、と隼人は思う。倒しても復活するというならなかなかに厄介だ。

 しかもあちらは侵食値を気にしなくてもいい。魔力にも底はあるだろうが、それまでなら無茶が効く。
 どうしたもんかな、と倒れたまま思案していると、この世界に来て一番よく聞いた声が耳に聞こえた。

「ハヤト!!」

 いつもとは違う、どこか心配した声色でルイズが飛び出してくるのを視界の隅に捕らえた。

「ギーシュ! 何をしてるの」
「おおルイズ。すまないね。君の使い魔をお借りしているよ」
「ふざけないで! 第一、貴族による決闘は禁止されてるじゃない!」
「彼は平民だろう? ああ、君の使い魔でもあるが……貴族と平民の決闘は禁じられてはいない」
「そ、それは……そんなこと、なかったから」

 どうやら自分を守るために飛び出してくれたらしい。少しだけ申し訳なく思った。
 声を聞く限り心配をかけてしまったようだ。隼人はゆっくりと体を起こした。
 それに気づいたのか、ギーシュはニヤリと口を歪めて隼人を見た。

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:59:25 ID:V1LkavFm
最初に言っておく!俺はかーなーり支援だ!

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:59:29 ID:yRJPR0mB
最初に言っておく。俺の支援はかーなーり強い!

289 :ダブルクロス ゼロ 6/7:2007/08/09(木) 19:00:06 ID:hzd8dvxF


「おや? 手加減が過ぎたかな。もう立ち上がるとは」
「結構痛かったけどな」

 軽く頭を振る、少しダメージを残っている”フリ”をする。鼻血は止まり、腹を殴られたときの痣なども”既に消えている”。
 罅くらいは入っていたかもしれない両腕も問題なく動く。ダメージは残っていない。
 だがそれでも喰らっているフリをする必要があった。ふらつく隼人を見てルイズが隼人に駆け寄る。

「もうやめなさいハヤト。謝って、それで終わりにするの。もうわかったでしょ? 平民じゃ貴族に勝てないの」
「そうかい」

 台詞とは裏腹に、隼人はそうだろうな、と思った。成る程、魔法とは要するにオーヴァードの力だ。
 そしてそれが異形ではなく”貴族”という形で君臨している。だから普通の人間は勝てない。

 だが自分はオーヴァードだ。そしてオーヴァードと戦い、ジャームと戦うためのUGNチルドレンであり、日常を守るための高崎隼人だ。
 どうしたものか、と考える。無手でも何とかなるが、手加減がしにくい。

(刀があればな)

 と右手を見るが、それだけでは武器は出来ない。今、武器を作って戦ってもいいが、インフィニティウェポンはレネゲイドの力だ。
 それによって作られた武器には勿論レネゲイドウィルスがあるだろう。そう考えると、もしギーシュに当たったらと思ってしまい、やりにくい。

 そんなことを考えていると、ルイズの瞳が目に入った。その鳶色の瞳は少しだけ潤んでるように見える。

「泣きそうなのか?」
「泣くわけないじゃない。泣くもんですか」

 泣きそうじゃねぇか。と隼人は思った。思ってから、ルイズにそんな表情をさせてしまった自分を恥じた。

(何遠慮してやがるファルコンブレード。とっととケリをつけちまえ)

 薄ぼんやりと左手のルーンが輝いていることに隼人は気づかなかった。
 兎に角とっとと終わらせる、そう思って左胸ポケットに手を当てようと――

 思ったところに、ギーシュが一本の剣をよこした。

「これ以上続けるつもりならばその剣を取るがいい。平民がメイジに一矢報いようとして研いだ牙の一つだ」

 哀れみのつもりなのだろう。確かに七体のワルキューレによる攻撃に隼人は反応できていなかった。
 だからこそ集団で攻めれば自分の優位は動かない。ギーシュはそう思っているのだろう。
 隼人は笑った。
 笑って、迷うことなく剣を取った。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:00:27 ID:S53xn1EF
支援がえらいカオスな状況にw


291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:00:37 ID:yRJPR0mB
俺の支援パート2´!

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:01:37 ID:V1LkavFm
そろそろ支援を三枚におろすか

293 :ダブルクロス ゼロ 7/7:2007/08/09(木) 19:01:37 ID:hzd8dvxF

「ちょ、ちょっと! 何やってるのよハヤト!」
「泣くなよルイズ」

 質問の答えになってないじゃない、と言いたげな、疑わしげな目をして隼人を見つめるルイズ。
 それを見て、隼人は口元を少しだけ綻ばせた。


「すぐ、終わる」


 次の瞬間、隼人は疾風――否、大気を裂き大空を滑空する、大鷲と化した。
 左手のルーンが一際輝きを増した。


(体が軽い……というより、レネゲイドが大人しい?)

 いつもなら力を使うときに疼くレネゲイドの疼きが少ない。さらに体が軽く、いつも以上に動く。
 左腕からレネゲイド以外の力が湧いてることに気づいて、隼人は少しだけ驚いた。

(何にせよ、やりやすい!)


 眼前には七体のワルキューレがギーシュの前に固まっている。好都合だ、と隼人は思い、疾走しながら剣を構えた。
 目を見開く、レネゲイドの力を活性化させ、一足で剣を振るった。

 振るわれた剣は容易くワルキューレを切り裂いた――だけではなく、切り裂かれたワルキューレはまるで水晶のように砕け散った。


 ――七体すべて。一瞬にして斬り”砕かれた”。


 クリスタライズ。それは対象を”当たった場所から結晶化させ砕く”モルフェウスの力。
 その対象がどれだけ硬くとも、結晶化からは逃れられない。如何に青銅であろうともそれは同様だ。

「え?」

 呆けるギーシュの眼前に剣が突きつけられた。
 剣の切っ先からゆっくりと辿っていけば、どこか不敵な笑みを浮かべた、ギーシュの馬鹿にする”平民”が立っていた。

「まだ、やるか?」

 ギーシュは縦に頷くことが出来なかった。



 歓声が上がる中、隼人は一息ついた。
 後ろからは呆然とする気配を感じる。さて、彼女は泣き止んでくれただろうか。そんなことを考えながらハヤトは振り返った。

「な? 終わったろ」

 ルイズは呆然と隼人を見ていた――否。今しがた隼人が使った”何か”をじっと見つめていた。


 ドクンと、ルイズの心臓以外のどこかで、何かがざわざわと胎動した。

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:01:57 ID:XmLJGO3j
投下の運行はけっして、妨げてはなりません

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:02:18 ID:H8ZH+5Mi
必殺、ダイナミック支援

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:02:24 ID:dwnsNQeQ
僕に出来る支援を

297 :ダブルクロス ゼロ:2007/08/09(木) 19:02:48 ID:hzd8dvxF
お前らの支援があまりにも熱すぎて泣いた。
以上です。失礼しましたー

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:02:56 ID:V1LkavFm
キン「ダイナミックシエン」
良「後から言うんだ…」

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:03:05 ID:yRJPR0mB
運が悪かったり何も知らなかったとしても、支援しない言い訳にはならないよ

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:03:28 ID:QWivtMEk
乙!
まさかルイズの熱くなったところって……
あふん

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:04:07 ID:yRJPR0mB
乙。
さっきまでの電王談義のためか支援が物凄い事に……俺も悪ノリしてたが。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:04:52 ID:N8OEyI73
>>268
ホエールイマジンは「酒癖の悪さを直したい」という願いに対して
「酒癖の悪さを知る人間を全て殺す」という方法をとった
って書いてあるな

どういう思考回路なんだ
治ってねえじゃん

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:06:43 ID:QWivtMEk
>>302
足の病気を治すために足を切断して病気が治ったって言ってるようなもんだね。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:07:09 ID:dwnsNQeQ
酒癖の悪さを治したい→酒癖という事実を無くす→
酒癖を知っている人間をムッコロスと予想。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:07:16 ID:S53xn1EF
>>302
指令に従って行動してる可能性もあるな
イマジンって勝手に脳内に情報を送られる存在みたいだし
単独行動が多いイマジンが電王の存在を認知してるのも連絡網のせい


306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:08:12 ID:yRJPR0mB
>>302
「薬物によって心を狂わされ拘束されたタバサの母を治す」という願いに対しては、
事の真相を知る人間を一人残らず殺すってことになるな。

あれ? じゃあジョゼフも死ぬんじゃね?

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:08:51 ID:QWivtMEk
>>306
タバサも死ぬwwww

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:09:45 ID:N8OEyI73
>>304
最終的には本人も殺さないと「酒癖の悪さを知っている者」は消えないな

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:10:15 ID:lfHrjkzj
ルイズ「ゼロのルイズなんて不名誉な呼び名を捨てたいのよ!」
イマジン「じゃあゼロ呼ばわりしてる奴ムッコロしてくる」

普通だな

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:10:26 ID:H8ZH+5Mi
>>307
タバサは殺せない。契約者も死ぬと自分も死ぬし、過去にも飛べない

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:10:46 ID:S53xn1EF
>>307
契約者がタバサならそれはない
契約者が死亡、もしくは完全にイマジンの存在を忘却するとイマジンも消えるぞ?
まあ、消えても未来の本人たちには影響ないみたいだけど(じゃなきゃモモは快楽殺人者になりかねない


312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:11:00 ID:N8OEyI73
>>309
そこそこまともなかなえ方だな。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:11:05 ID:QWivtMEk
>>310
そうなんだ。でもジョゼフに復讐できるねwww
でもなんか違うような…

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:13:02 ID:V1LkavFm
単純にジョゼフに復讐したいでいいんじゃないか?

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:13:36 ID:yRJPR0mB
電王では過去に飛んだイマジンを倒した後、契約者が
「もう一度自分の夢を追う決心をした」とか
「今まで逃げて自分を誤魔化してたけど一生懸命やってみる」とか
以前よりもいい方向へ向かうのがお決まりなんだが、
タバサはどうすればハッピーエンドになると思う?

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:14:25 ID:XmLJGO3j
ギーシュ「二股してたのをみんな忘れるようにしてくれ!」
イマジン「よし、んじゃ彼女殺してくる」
なんか嫉妬で動いてるように見えなくもない

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:14:48 ID:S53xn1EF
タバサの印象に残ってる日ってあの日しかないよな
でも、母親を救うことは許されるのだろうか?
かなり未来が違ってくるから時の運行乱れそうだし、最悪平行世界がひとつ消えるな
1を救うために9を犠牲にする覚悟があるなら問題ないけど


318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:15:52 ID:dwnsNQeQ
>>315
トラック暴走で崩れた橋が未来で消えてたから、
タバサのトラウマになってるシーンで
イマジンが暴走して母親が助かるとかそこら辺?

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:17:35 ID:yRJPR0mB
でも過去を変えたらタバサが居なくなる可能性がある。
少なくとも魔法学院からは……

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:18:56 ID:4rEiNQe+
DXUの人あじゅじゅじゅー

シェフィルード&カガリのバリアントジャーム化コンビを召喚とか考え付いたオレは既にジャーム

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:20:16 ID:T/GvE4C8
ルイズはどのエフェクトを使うんだろう
実に楽しみ

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:22:04 ID:hzd8dvxF
>>321
それが一番の難点だとはいえない……っ!
とりあえず虚無は原子だのなんだのっつってっからモルフェウスは確定かなぁ、と思ってるのだけども

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:25:00 ID:YhaBFFDu
ダブクロの人あじゅじゅしたー。
力を奮うと感染しかねないから躊躇するのは良い手だ。
これが椿やイサムなら詰んでたかもしれぬ。
けど、どう見ても隼人忘れてるよな、現状唯一感染してそうな娘さんを。

後、使い魔はファルコンブレードもダブクロの人のだっけ?
もしそうならダブクロゼロの目次にまとめてしまおうと思うんだけど。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:26:25 ID:kLwkyOgb
ルイズが感染したとしたら・・・
何も考えず使いまくって周囲に被害広げそうだなぁ

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:27:12 ID:YhaBFFDu
>>322
光+全体攻撃+幻影使いって事でエンジェルハイロウとか。
……永人兄ちゃんと同じ組み合わせか。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:27:22 ID:yRJPR0mB
タバサとデネブを絡ませるネタを一つ思いつく。
才人達を裏切って戦うことになるシーンでアルタイルフォームに変身し、デネブとも別れる。
で、後に反旗を翻す時にデネブとも和解し、合体してベガフォームに。

ゼロノスがイマジン憑依なしの単独でも戦えるからこそ出来るネタだとオモタ。
この辺の裏切り要素なんかがルイズでは出来ないネタなんだよな。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:29:32 ID:hzd8dvxF
使い魔はファルコンブレード、の短編の事なら俺ですー。
ダブクロゼロの一話のタイトルにその名残があるのは秘密。
ルイズがどうなるかは続きにて。目標、一日一話

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:30:47 ID:4rEiNQe+
ルイズといえば爆発・・・

ブラストハンドなIZO…もとい、以蔵みたくインタントボム使いなモルフェウスとか
隼人もモルフェウスだし

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:31:04 ID:/J4hfRxS
バロールピュアじゃないかな

330 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 19:35:19 ID:9pQpps34
投下行くよ

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:36:12 ID:YhaBFFDu
>>327
ウィ。ではまとめて……良いですかね?

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:36:20 ID:wg3ID6/a
ガンダムファイトオオオレディイイイゴオオオオ

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:38:34 ID:YhaBFFDu
俺の支援が光って唸る!

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:39:04 ID:dwnsNQeQ
支援を掴めと轟き叫ぶ!

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:40:21 ID:4rEiNQe+
風雲再起も石破天響拳使えるんだぜ支援

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:40:21 ID:arDk08Td
支援行くぞ!

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:41:21 ID:riW5KuRP
ぶっちゃけ、ドモンと風雲再起突っ込ませばレコンキスタ潰せるんでね?支援

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:42:22 ID:hzd8dvxF
>>331
まとめてよいですよ支援! ゴッドフィンガアアアアアアア!

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:44:01 ID:V1LkavFm
お前のそんな支援でこの私を倒せるとでも思ったかぁ!!

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:44:28 ID:H8ZH+5Mi
>>337
それは秘密だ

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:45:57 ID:YhaBFFDu
>>338
了解、まとめて置きます。
そして投下始まってないのに支援多っ!?

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:46:39 ID:1uf04wss
相変わらず爆熱の人が来ると支援が増えるな。

343 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 19:47:27 ID:9pQpps34
 さて、ここに秘宝とされる一つの“杖”があります。
 その名は『破壊の杖』トリステイン魔法学院最大の秘宝とされる存在。
 それはかつて学院長オールド・オスマンが、命の恩人より譲り受けたとされる物。
 ワイバーンをも一撃で倒したとされる、その秘宝へと忍び寄るは盗みの手!
 トリステインの貴族を恐怖のどん底に叩き込む、大盗賊『土くれ』のフーケの手が今伸びようとしているのです。

 それでは、機動武闘伝Gガンダム外伝『爆熱の使い魔』へ、レディーッ・ゴー!!



 今、トリステイン魔法学院は大混乱の中にあった。
 一帯に響き渡る、地響きと低く鈍い轟音。
 学院本塔の中より響き渡る、泣き声や悲鳴。

 そんな中、それらの原因である、フーケ操る巨大ゴーレムの拳が、本塔の宝物庫外壁に当たる場所に走るヒビへと強かに叩きつけられる。
「これでも足りないのかい。なら、もう一撃!」
 しかしそれは僅かにヒビを大きくしただけであり、フーケは更なる追い打ちをかけんとする。
「信じられない頑丈さだね。まったくこのヒビを入れたのは何者だい!」
 ゴーレムが身を捻り腕を振り回し遠心力をつけ、右の腕を宝物庫の壁へとそれまでよりも強く叩きつける。

 突然の轟音と揺れに、人々がごった返す食堂はパニックとなった。
 決して多くない出口には恐怖に駆られた生徒らが殺到し、教師等も思うように身動きが取れなくなる。
 食堂にて定時に揃って食事を取る。その定まったそのスケジュール。
 学院で最も厄介なメイジ達に邪魔をされない様にする為のフーケの策は、そこを突く事に有った。
 目に見えぬ異常現象は、混乱をより一層高める。
 揺れる度に、天井より埃が舞う。テーブルの上の皿が引っくり返り、落ちて砕ける音が、悲鳴が、食堂を埋め尽くす。
 混乱した者から我先に出口へと殺到し、冷静な者達も身動きが取れなくなる。


344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:47:27 ID:hB8tXX4M
まだか!? 投下はまだなのか支援!

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:47:53 ID:65dAtrLV
支援からして暑苦しいってどういうことさ支援

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:49:42 ID:YhaBFFDu
フーケさんは考えてるな。そして支援ニングフィンガー・支援。

347 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 19:50:31 ID:9pQpps34
「さて……どうしたものかしらね」
 食堂の中心近くで、席に着いたままキュルケは片肘を付いて出口の様子を覗っていた。その隣ではタバサが黙々と食事を続けている。
「逃げなくても簡単に塔は崩れない。ここが一番安全」
 少し食事の手を止めて簡潔に答えた。
「よねぇ……これだから場数踏んでない連中は」
「踏んで無くても、落ち着いている人もいる」
 キュルケの言葉に対してタバサが向けた視線の先では、ルイズが何食わぬ顔で食事を黙々と続けていた。
「ルイズの場合はむしろプライドね」
「突然起こる派手な事に慣れただけかも知れない」
 キュルケはタバサのその言葉に愛しの人を思い出し、成る程ねと思った。


 ドモンらの位置からは、本塔前に現れた巨大なゴーレムの姿が良く見えた。
「何だアレは?」
「うーん……ゴーレムではないかな?」
 ドモンの言葉に、ギーシュが少し首を伸ばして、腕を振り回し暴れるその姿をまじまじと確認する。
「フム、でかいな……。
 で、アレは本塔を破壊しようとしているのか?」
「恐らく、そうではないか……な?」
「不味いな、今の時間食堂には人が集まっているんじゃぁないのか?」
「あの塔には確かかなり強力な『固定化』が掛っているから、簡単には壊れない筈なんだけど」
「だが放っては置けまい、行くぞギーシュ!」
 言うとドモンは跳ねる様にして、瞬く間に本塔へと向っていった。
 その後をギーシュが必死に追いかける……が、追いつける筈もなく。しかし途中同じく混乱に駆けつける衛兵と遭遇した。
 近頃一緒に鍛錬をしていたので顔見知りも多い。顔を合わせ少し頷き合うと急いでドモンの後を追った。



348 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 19:53:18 ID:9pQpps34
「小さい穴でもあけば!」
 フーケはゴーレムでヒビが入った塔へと、ゴーレムを肩から突っ込ませた。
 そこに真っ白い影が飛び込んできた。
「はいぃー?」
 突然のその影にフーケは素っ頓狂な声を上げた。
 その影は一頭の白馬であった。
「何で馬なんかが……?」
 驚くフーケの目の前で、白馬がゴーレムに向けて跳び上がり、擦れ違い様に後ろ足で蹴りを加えてきた。
「な、なんだっての?」
 その蹴りで何とゴーレムの左腕の肘から先が、砕けて吹き飛んだ。その様にフーケは唖然としてしまう。
 慌てて対処しようとしても、その素早い動きはゴーレムが捉えようにも手におえず、振り回されるだけとなってしまう。

 破壊された個所を、その場の土を使い再生しながら腕を振るうが、白馬は腕を振るった後の僅かな隙も逃さずに、直ぐにも腕は蹴り崩されてしまう。
「ちっ、きりが無いね。何て奴だい……ッ!
 これは相手にせずに、強引に壁をどうにかすべきかしら」
 フーケは、そう決めると手早くゴーレムを塔から多少離れさせる。
 妨害されても充分な破壊力を乗せられるだけの助走をつけ、更に念入りにゴーレムの上半身前面を鉄に変えた上で、本塔へと一気に突っ込んだ。
 途中、白馬にゴーレムの腹を易々と蹴りぬかれた物の、右腕を砕きながら壁に穴を開ける事に成功する。
 その激突の衝撃で、本塔はこれまでに無く激しく揺れ、辺りには衝突の轟音が響き渡った。
 穴が奥まで通っている事を確認すると、フーケは素早くゴーレムの腹を再生させ、守りを任せて宝物庫の中へと飛び込んだ。

 中にある様々な宝物には目もくれず、『破壊の杖』ただ一つを目指し、奥へと進む。
 前持って行った調査通りに、様々な杖が壁に掛った一角に、『破壊の杖。持ち出し不可』と記された鉄製のプレートを発見した。
 全長二メイル程の長さの、魔法の杖と言うにはあまりに素っ気無い形状のそれを素早く手に取る。
「これが『破壊の杖』ねぇ……?ま、考えるのは後ね」
 素早く自前の杖を振り壁に文字を刻む。
『破壊の杖、確かに領収いたしました。土くれのフーケ』



349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:54:01 ID:YhaBFFDu
十二王方牌大支援!

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:54:56 ID:QWivtMEk
馬鹿弟子がああああ支援

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:55:19 ID:dwnsNQeQ
東!西!南!北!中央支援!

352 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 19:56:42 ID:9pQpps34
 さてフーケが本塔の中へと侵入するのと入れ違いに、ドモンはその場へと到着した。
 その場では既に最も早く駆けつけた者が、ゴーレムと戦いを繰り広げていた。
「風雲再起か!」
「ぶるるっ!」
 ドモンの声に風雲再起は鼻を鳴らして答えた。
 高く跳躍した風雲再起がゴーレムの頭を後ろ足で蹴り砕き、ドモンの傍へと着地し、そして鼻先で指す様にする。
 その先では砕かれた頭部を再生するゴーレムの姿があった。
「成る程。これはデビルガンダム程では無いが厄介そうだ。
 大きさは三十メートル程か?でかいな」
 ドモンはゴーレムから再び視線を風雲再起へと戻し、軽く顔を見合わせた後、一気にゴーレムへと跳躍した。

 宝物庫へ開けた穴より、そっと外の様子を覗ったフーケが目にした物は、正気でいては到底信じられない光景であった。
 三十メイルのゴーレムと素手で渡り合う一人の男。先程の白馬にも驚いたが、今度は人間だっただけに、その驚きは更に大きい。
「ハァァァァァァ―――――!!
 セイッ!
 そりゃァ!
 とゥ!
 フンッ!」
 今もゴーレムの頭ほどの高さまで跳躍し、落下しながら次々と、気合の掛け声と共に、目にも止まらぬ速さで拳撃が叩き込まれていく。
 一撃一撃は重たく弾丸の如く鋭い。
 ゴーレムの身体には次々と無数の窪みが作り上げられる。
「たりゃァー!」
 そして着地後、更に気合と共に放たれた、全身のバネを活かした跳び蹴りが、ゴーレムを直撃し薙ぎ倒す。
 その光景にフーケは空いた口が塞がらなくなった。
「な、ななな、何なのアレ?確かにあの男がモット伯の屋敷をバラバラにしたって聞いてはいたけど……素手で?」
 フーケの驚きを余所に、攻撃の手は休まる事を知らない。


353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:57:17 ID:wg3ID6/a
umatueeeeeeee

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:57:59 ID:N8OEyI73
支援

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:58:18 ID:oo5TLppL
そうだよな…普通信じねーよな…支援

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:58:49 ID:YhaBFFDu
そういやフーケさんドモン戦う所見るの初めてよね支援

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:59:01 ID:QWivtMEk
MSを素手でなぎ倒す人がわんさかいる世界だもんなw


358 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 19:59:09 ID:9pQpps34
 蹴りの後其の侭宙を舞うドモンの真上を、更により高く跳躍した風雲再起が陣取った。
「いくぞ!」
「ぶるるるッ!」
 ドモンがくるっと身を翻し天地逆となり、風雲再起と脚を併せる。
「ばぁくねつ!」
 叫びと共に、右の手のキングオブハートの紋章が、夜の闇を斬り裂く閃光を放つ。
 脚を併せたまま一瞬身を屈め、正面に手刀を構える。そして屈めた身体をバネとし、一気にゴーレムの腹へと向けて、裂帛の叫びと共に突撃する。
「ゴッドォッ!
  フィンガァッー!!」
 風雲再起の脚力を加えたドモンの手刀が、ゴーレムの胴体を砕き、上下真っ二つにした。

 ギーシュや衛兵らが到着したのは丁度その時であった。
 彼等の目の前で巨大なゴーレムが砕け、土煙が舞い上がり、上半身と下半身がバラバラのそれがバタバタと暴れている。
 衛兵等が素早く槍を構え、ギーシュの前衛へと回る。
 ギーシュは平走させてきた、特別のワルキューレをその衛兵らの更に前へ配置した。
 この数日共に在ったゆえに取れる、阿吽の呼吸で言葉を合わせず素早く陣を引いた彼等に、ドモンは目をやる。
「まだ動く、再生するかもしれん。油断するな!」
 ギーシュたちは生唾を飲み込み、こくりと頷いた。

「不味いね。人が集まってきた」
 逃げるタイミングを覗っていたフーケの額に冷汗が流れた。
「さて……どうしたものか」
 普段であれば、ゴーレムであっさり蹴散らすところなのだが、今まで展開されたその様子を見る限りあまりに条件が悪すぎる。
 適当に作り出した程度のゴーレムでは、明かに敵わない存在。それが二体も存在する。
「大きさを落とせば……っと」
 フーケが杖を振ると、衛兵らに槍で突付かれ『ワルキューレ』に蹴り飛ばされ、更に身を削られていたゴーレムの“上半身”“下半身”が、其々失った部位を生やして先程より一回り小さなゴーレムへと姿を変えた。
 そしてフーケ本人はゴーレムに指示を与え、素早く宝物庫へと引き返す。
 中で、できれば片手で持てる程度の手頃な大きさの物を中心に適当に見繕い、掻き集めた。『破壊の杖』は落とさぬ様にしっかりと背負って縛り付ける。


359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 19:59:50 ID:o87mqSSq
素手でも戦術兵器支援

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:01:21 ID:riW5KuRP
sien


361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:02:22 ID:QWivtMEk
グラビトーン!しえーん!

362 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:03:46 ID:9pQpps34
 フーケはゴーレムの内一体には、衛兵らへ向けてあえて倒れる様に指示を出した。
 そして今それが実行される。
 ギーシュのワルキューレがそれを支えようと、足元で踏ん張るが、数瞬置いて無惨にあっさりと潰されてしまう。
「わ、わわわ。や、やっぱり力技は駄目だったかぁ〜っ」
 半泣きで声を上げ慌てるギーシュ。
 しかしその数瞬は、瞬足を持つ風雲再起が間に割って入る時間を作るには足りた。
 風雲再起は、倒れてくるゴーレムの下に素早く入り込み、四肢を使い一気に跳躍し、背から体当たりをかけゴーレムを弾き飛ばす。
 突然倒れ掛ってきた巨体を前にして、硬直しかけていた衛兵たちからその雄姿にため息がもれる。

 同時に、もう一体のゴーレムは、衛兵らとは反対の方向へ最大速度で歩ませる。
 その先に有るのは本塔の出入り口。パニックを起こして駆け出そうとしている者たちの姿が見える。
 衛兵らへのサポートに風雲再起が入ったのを確認したドモンは、素早い動きでそのゴーレムへ向けて飛び掛った。

 それを確認したフーケは、気力を振り絞りルーンを唱え杖を振る。
「どう頑張っても、これがラストのゴーレムだよ!」
 本塔真下の、土が盛り上がり15メイル程のゴーレムが姿を現した。
「それで、もってえー!」
 続けて形成されつつあるそのゴーレム目掛けて集めてきたお宝、その中でも持ち運びに不便な大きめの物を中心に次々と放り投げる。
 月明かりを反射し、夜空に数々の秘宝の金属や宝石がキラキラと煌く。
 ゴーレムはその表面に数々の秘宝を散りばめ立ち上がる。その周りの地面にも沢山の秘宝が転がる。
「げ、げげぇっ!こ、これは宝物庫の中の秘宝じゃないか!前に見学した時に見た物ばかりだッ!」
 足元に転がってきた冠や、落ちてきて地面に突き刺さった額縁を見て、ギーシュが慌てた声を上げた。
『固定化』により守られた宝物の数々は、地面への衝突程度では壊れずに辺り一帯に次々と散りばめられていく。


363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:04:43 ID:YhaBFFDu
真・流星胡蝶支援!

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:06:04 ID:TD7Nn39N
しかし良く考えたら30mってかなりでかいな
支援


365 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:06:41 ID:9pQpps34
「ふふん、これでゴーレムを吹っ飛ばしたりできないだろう?
 ゴーレムの質量が掛っちゃ宝物は粉々よ!」
 あえて辺りに聞こえる声で言い放ちながら、更に投げ易い秘宝を他のゴーレムの周りにも次々と放り投げる。
「し、師匠不味いです!どれもこれも、一寸した値が付く物ばかりだーッ!」
「ち、ちィ。流石に巻き込んで壊しては不味いか?」
 慌て頷くギーシュに、ドモンは舌打ちをし、回り込み追い込んだゴーレムの正面で牽制をしたまま動きを止める。

「じゃあお宝は頂いていくよ!」
 残った宝物の数々を小脇に抱え、更に大声で叫びながら“秘宝ゴーレム”へと『フライ』を使い飛び移る。
 乗ったゴーレムを操りながら、残り二体のゴーレムを周りへと呼び寄せる。
 三体のゴーレムを密集させ、秘宝をばら撒きながら城壁へと向かい駆け抜ける。そして途中、元上半身のゴーレムへと更に飛び移った。
「はぁ……やれやれ、全くこんなスリリングな仕事は初めてだよ」
 城壁を乗り越えた所で、フーケ自身は夜の闇に紛れながら地上に降り立ち、ゴーレムを其々別の三方へ散らせた。

「ええい!やり辛い方法を取りやがって!」
 ドモンたちは城壁を越えたゴーレムを追いかけ、妨害となる秘宝が無くなったところで何とか組み伏せようとしたが、追いついた時にはゴーレムの周囲にフーケらしき姿は無くなっていた。
 残っていたのは土の山とそれに紛れる秘宝の数々のみであった。



 翌朝、未だに昨晩からの騒ぎは続いていた。
 何せ宝物庫が派手に荒らされ、数々の秘宝が辺り一帯に散らばり、あまつさえも『破壊の杖』が持ち去られたのである。
 それも、全職員が学院に詰めている時間に堂々と。
 巨大なゴーレムが複数暴れまわり、宝物庫の壁を破壊するといったあまりに大胆な方法で。
 虚を突かれ動きを封じられ、手も足も出せずに、してやられたのである。


366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:06:54 ID:N8OEyI73
ガンダムの2倍くらいか?
支援

367 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:08:49 ID:9pQpps34
 昨晩からずっと教師から衛兵に至るまで総動員で秘宝の回収の騒ぎが続き、つい今しがたようやくその作業が終わったところである。
 当初は、口々に好き勝手に喚いていた教師等も、夜通しの作業に疲れ果てぐったりと座り込んでいる。
 特に、回収を素早くする為、遍在の魔法をフル活用するハメになった、『風』の系統を得意とする教師のミスタ・ギトー。
 彼は力を使い果たして突っ伏すようにしてぶっ倒れている。

 あの様なやり方、誰の責任を問えるものでもなく、ただただ警戒と緊急避難のシステムの不備と、人が集まる場所の建築構造の問題とするしかなかった。
 仮にも本塔。宝物庫意外にもそれなりに高度な『固定化』がかけられており、『錬金』を使い食堂の壁を崩し外に出る事もままならなかった。
 衛兵そのものは素早く機能していただけに、口惜しくあった。
 同じ様にメイジである教師等や優秀な生徒が動くことができれば、あれ程の事にはならなかったのでは無いだろうかと皆が考えた。

「さて……してやられたの。
 まさかこの魔法学院が賊に此処まで派手にやらかすとは。
 誰も夢にも思っていなかったことじゃな。何せここにいるのは殆どがメイジじゃからな。誰が好き好んで、虎の穴に入るのかっちゅうわけじゃ。
 しかし、それは間違いじゃった」
 オスマン氏は、壁にぽっかりあいた穴を見つめてため息をついた。

 ドモンとギーシュは秘宝の回収作業を軽く手伝った後、場所は把握したので、もう手伝いは結構と言われ、部屋に戻り一休みした。
 もっとも遅くまでルイズやキュルケ、そして付き合わされたタバサらに、根掘り葉掘り詳しく話しを聞かれたのだが。
 そして朝を迎え、ギーシュが目撃者として学院長室に呼び出され、ドモンも当事者としてそれに付き合った。
 ルイズは自分の使い魔も関係しているのだからと付いて来た。
 キュルケも、さも当然の様に付いて来て、タバサも引っ張って連れてこられ、その場で立ったまま本を読んでいる。


368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:09:26 ID:186uORXk
>366
ジ・オくらいだ。
支援

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:09:35 ID:o87mqSSq
爆熱支援

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:10:02 ID:poJN+pvD
>>366 逆シャア時で24mだったっけ?

371 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:11:03 ID:9pQpps34
「犯行の現場を見ていたのは誰だね?」
「こちらの、ギーシュ・ド・グラモンです」
 オスマン氏の言葉にコルベールがさっと進み出て、ギーシュを指差した。
「ん、しかし何で馬がおるんじゃ?」
 オスマン氏は、床をチョロチョロと動く自分の使い魔のモートソグニルと、鼻でくんくんしてやり取りをしている風雲再起を見て不思議そうな顔をした。
「い、一応その、第一発見者?発見馬?との事でして……」
「ふーむ、でもってその使い魔の主やらも共にきたと……。
 さて、詳しく説明してくれたまえ」
 その言葉にギーシュは少し困った顔をする。
「その……僕が衛兵たちと一緒に到着した時には、既に壁も破壊されていて……。そのー師匠、……あっと、そちらのドモンとフーウンサイキがゴーレムと戦っていたのです」
「ふむ……、君たちか」
 オスマン氏は興味深そうにドモンを見つめた。
「俺が到着した時も、既に壁に穴はあいていたな」
「ではミス・ヴァリエール。その白馬は君の使い魔じゃったな?良ければ状況を聞いてくれんか?」
 その言葉にルイズが困った顔をした。

「そ、その……申し訳ありません」
 無理なんです。と頭を深く下げたルイズにオスマン氏が唸る。
「ちゅっちゅっ、ちゅー……」
 すると突然モートソグニルがオスマン氏の肩へと上がってきた。
「ん?どうしたんじゃモートソグニル。
 ふむふむ。なるほど。現れた大きなゴーレムが何度も壁を殴り、妨害を掻い潜り体当たりをして壁を破壊したと。
 で、肩に乗っていた黒いローブの人間が宝物庫の中に入っていったとな」

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:12:58 ID:a7Dl7y/B
支援だ!

373 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:13:18 ID:9pQpps34
「ちゅちゅっ!」
「ふむ、ご苦労。そこから先は他の者達も目撃しておったというのじゃな?」
「ちゅ!」
 肩の上のモートソグニルが首を縦に小さく振った。
 ドモンが、通訳をして見せたその様子を興味深そうに見つめている。
「大したネズミだな」
「私の使い魔じゃよ。モートソグニルと言う。まあそっちのフーウンサイキとも仲良うやっとる様じゃな。
 では良ければそこからの話しを聞かせてもらえんかね」
 モートソグニルの腹をころころと撫でながらオスマン氏は言った。
 それからドモンとギーシュはフーケが秘宝をばら撒いた事、逃走の有様等を事細かに説明した。
 話しが終わる頃には、頭の上にモートソグニルを乗せた風雲再起は、気紛れに窓から飛び出して行ってしまった。

 オスマン氏はその話しを顎ひげを撫でながら聞いた。
「後を追おうにも手掛かりナシというわけか……」
 それからオスマン氏は、気づいたようにコルベールに尋ねた。
「ときに、ミス・ロングビルはどうしたね?」
「それがその……、ずっと姿が見えませんで」
「この非常時に、どこに行ったのじゃ」
「どこなんでしょう?」
 そんな風に噂をしていると、ミス・ロングビルが現れた。
 どこに行っていたと興奮するコルベールを制しながら、ミス・ロングビルは落ち着き払った態度で、オスマン氏に告げた。
「申し訳ありません。昨晩あの後からずっと調査をしておりましたの」
「調査?」
「そうですわ。昨晩直ぐさま被害に遭った宝物庫を調査したら、壁にフーケのサインを見つけたので、これが国中の貴族を震え上がらせている大怪盗の仕業としり、すぐに追跡調査をいたしました」

 さて、彼女の報告はこうだ。
・近隣の農民に聞き込んだところフーケの目撃情報を得る事ができた。
・学院近くの森の廃屋に入っていく、黒ずくめのローブの者を見たそうだ。
・場所は徒歩で半日。馬で四時間といったところである。


374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:13:41 ID:TD7Nn39N
ギトー「ネーデルタイフーン」
しえん


375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:14:23 ID:nrZP/BId
>>157
粘着キンモー☆

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:14:43 ID:I0nyPVP6
シャッフル同盟支援!

377 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:15:52 ID:9pQpps34
「ふーむ……一晩中調べておったのか……。それは大変ご苦労じゃった」
 オスマン氏は報告を聞いた後、ミス・ロングビルに労いの言葉をかけながら、その豊満な胸をいきなり、むにむにと揉むように触った。
「こ、ここ、こんな時に何をっ!」
 顔を真っ赤にしたミス・ロングビルが、すぱーんとオスマン氏の頬をはたく。
「すまん、ちょっと習慣で手が吸い込まれたのじゃよ。
 あと場を和ませようと……」
 コホンと咳払いを軽くして、コルベールが場の空気をただし、話題を仕切りなおした。
 そして王室への報告と王室衛士隊の手配を進言したが、それは感情をあらわにしたオスマン氏により却下された。
「ばかもの!王室なんぞも知らせている間にフーケは逃げてしまうわ!
 その上……、身にかかる火の粉を己で払えぬようで、何が貴族じゃ!魔法学院の宝が盗まれた!これは魔法学院の問題じゃ!当然我等で解決する!」
「……ころっと態度代えるんだから」
 その言葉にミス・ロングビルは少し文句を言いながらも、まるでこの言葉を待っていたかのように微笑んだ。
「では、捜索隊を編成する。我と思う者は、杖を掲げよ」
 しかし誰も杖を掲げない。困ったように、顔を見合すだけだ。
「おらんのか?おや?どうした!フーケを捕まえて、名をあげようと思う貴族はおらんのか!」

 その様子を見ていたドモンが、ギーシュを促がした。
「フム……ギーシュ、良い機会だ。実戦から学ぶ時だぞ」
「え?ええ?
 け、けど僕じゃフーケには……」
「心配するな。俺も付いて行ってやる」
 慌てるギーシュへドモンがニヤっと笑いかけた。
 その様子を見たルイズが、一瞬顔をムッとさせて、我先にと杖を掲げた。

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:16:33 ID:H8ZH+5Mi
支援がすきだああああああああ!!

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:17:02 ID:k1qtV4aY
支援が欲しいぃいいいいいいいいいい!!

380 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:17:22 ID:9pQpps34
「わたしが行きます!」
 負けてられない。それにドモンはわたしの使い魔なのだ。遅れを取ってはそれこそ貴族の誇りに傷が付く。
 ルイズはそう考え、強く力を篭めて凛々しく言った。
「フン、それでこそ俺と風雲再起を使い魔とする者だ」
 ドモンの言葉にルイズは『当然よ』と返した。その表情は誇りに満ち溢れ気高くもあった。
「男が女に遅れを取ってもいいのか?」
 ドモンのその言葉にギーシュも慌てて杖を掲げた。
「ぼ、僕も行きます!何より貴族の第一目撃者としての責任がある」

 その様子に驚いたミセス・シュヴルーズが声を上げた。
「あなたたちは生徒ではありませんか!ここは教師に任せて……」
 しかしその言葉を聞きながら続けて杖を掲げたのはキュルケであった。
「ヴァリエールには負けられませんわ。それに……」
 少し熱い視線でドモンを見つめる。
 その様子を見てタバサも杖を掲げた。
「タバサ。あんた付き合わなくても」
 キュルケのその言葉に、タバサは視線だけでこの面子を見回した。
「心配。それと興味がある」

 その有様をドモンが鼻で笑った。
「フン、骨が有るのは生徒ばかりか、情けない連中だ。
 これではフーケを目前にしても、止められたかどうかわかった物じゃぁないな」
 その言葉に抗議の声が上がったが、ドモンの『では共に来てもらおう』との発言に、揃って黙り込んでしまった。
「ん、では彼等に頼む事としよう」
 その様子を見てオスマン氏が笑った。
「何よりもミス・タバサは、若くしてシュヴァリエの称号を持つ騎士だと聞いている」
 タバサは返事もせずに、ぼけっと突っ立っている。教師達は驚いたよういタバサを見つめた。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:17:46 ID:ONnYkBxJ
東西南北中央支援となってくれよう!

382 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:19:04 ID:9pQpps34
「本当なの?タバサ」
 キュルケも初耳だったらしく驚いている。
「何だ、そのシュヴァリエとは」
 耳元で囁いたドモンに、ルイズがぼそぼそと説明した。
「王室から与えられる爵位としては、最下級なんだけど。
 他の爵位みたいに領地を買う事で手に入れることは出来ないの。
 要するに実績がある人にだけ与えられる、実力の証みたいなものね」
 それを聞いて、そいつは凄いなとドモンはタバサを感心した表情で見た。
 その視線にタバサは少し困ったような照れたような目をして、顔を少し横に逸らした。

「ミス・ツェルプストーは、ゲルマニアの優秀な軍人を数多く輩出した家系の出で、彼女自身の炎の魔法も、かなり強力と聞いているが?」
 キュルケは得意げに、髪をかきあげた。
「そいつは初耳だな。強力な火のメイジとはまだ戦ったことがない。今度手合わせをして貰いたいところだ」
 ドモンの言葉にキュルケは嬉しそうに笑い。『手合わせなら応じるわよ……色々とね。ふふふっ』と小声で答えた。

 その様子を見て、複雑そうな表情をしながらもルイズは、次は自分の番とばかりに、ふふんっと可愛らしく胸をはる。


383 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:20:39 ID:9pQpps34
「ミスタ・グラモンは、皆も存じておるじゃろうが、我が国の元帥も勤める男の子息じゃ。ドットながらもラインにも勝る中々の使い手と聞く。最近の日々の研鑚っぷりは皆も良く見ておる筈じゃ」
 ギーシュが薔薇の造花を咥え、恭しく礼をしてその言葉に応えた。
 タイミングを外したルイズは少しがくっと力が抜けた。

 オスマン氏は続けて、ルイズをじぃーっと見つめて褒める所を探したが、なかなか見付からず困り目を逸らした。
「その……、ミス・ヴァリエールは数々の優秀なメイジを排出したヴァリエール公爵家の息女で、その、うむ、なんだ、将来有望なメイジと聞いているが?
 しかもその使い魔は!」
 それからドモンを熱っぽい目で見つめた。
「そこのギーシュ・ド・グラモンとの決闘や、例のあの噂は皆も知っておる筈じゃな」
 オスマン氏は思う。何せ彼は伝説の『ガンダールヴ』で有るかも知れないのだ。
 コルベールが興奮した調子で、後を引き取った。
「そうですぞ!何せ彼はガンダー……」
 オスマン氏は慌ててコルベールの口を押さえた。
 それは秘密の約束である。
 しかしドモンが、鼻で軽く笑って更に続けた。
「フッ、コルベールとやら。中々に判っているじゃぁないか!
 その通り!いかにも俺はガンダ……」
 オスマン氏とコルベールが慌てて、大声でわーわー騒いで言葉を制しようとする。しかしドモンはその声を上回る大声で言った。
 そのことを自分達は一度も教えていないはずである。二人は目でそれを確認しあった。


384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:20:52 ID:H8ZH+5Mi
支援とはこういうものだ

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:21:42 ID:a7Dl7y/B
ガンダ…
支援!

386 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:22:06 ID:9pQpps34
「いかにも俺はガンダムファイター!
 ネオジャパンのガンダムファイター、ドモン・カッシュだ!」
 ドモンは自信たっぷりに、そう言い放つ。
「は?」
「ほえ?」
 オスマン氏とコルベールが素っ頓狂な声を上げ、不思議そうに何それとドモンを見た。
 教師等も口々に何だそれはと疑問を口にする。
「何だ。知らないんじゃないか。
 フン、まぁ良いだろう。説明してやる。
 流派!東方不は――――――――」
「そ・れ・は・あ・と・で・!」
 ルイズが素早く割って入って、ドモンの口を手で塞いだ。
「今はそんな時間無いでしょっ!」
 その言葉にドモンは、つまらなさそうに渋々と黙った。

「ん……ではこの者達が向う、という事で異論はないかね?」
 オスマン氏は気を取り直してぐるっと教師等を見回し、誰も文句を言わないのを確認してルイズらに向き直った。
「魔法学院は、諸君らの努力と貴族の義務に期待する」
 ルイズ、タバサ、キュルケ、ギーシュは真顔になって直立すると「杖にかけて!」と同時に唱和した。そしてそれから恭しく礼をする。
 ドモンは多少不機嫌そうな表情で斜に構えて腕を組み、黙ってその様子をうかがった。
「では、馬車を用意しよう。それで向うのじゃ。魔法は目的地につくまで温存したまえ。ミス・ロングビル!」
「はい。オールド・オスマン」
「彼女たちを手伝ってやってくれ」
 ミス・ロングビルは頭を下げた。
「もとよりそのつもりですわ」

 ミス・ロングビルが馬車を用意してくるので、その間に準備をしてきてくれと言ったので、用がある者は部屋へと戻った。
 もっとも戻ったのは、デルフリンガーや錆び刀を部屋に置きっぱなしだったドモンだけなのだが。


387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:23:51 ID:LgU98YY6
いつもフーケ討伐にギトーが出撃しないのが不思議だった
でも爆熱ではその理由が過労だから仕方ないよねw支援

388 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:24:41 ID:9pQpps34
 ルイズ、キュルケ、タバサ、ギーシュ、ミス・ロングビルが準備が出来た馬車の上でで待っていると、風雲再起を伴ってドモンが現れた。
 何故か意味が判らないといった顔で、キョロキョロしているモンモランシーも連れられている。
「も、モンモランシー?何故きみが……」
 ギーシュが驚いた表情をした。
「わ、判らないわよ。何?何があるの?
 わたしは偶々ルイズの部屋の前を通り掛ったら、部屋から出てきたこの男に『丁度良い、貴様も来い』って言われて連れてこられたのよ」
 困惑した表情でモンモランシーが答えた。
「フン、間違いなくこの女は使える」
 ドモンが更にそう答えた。

「あら、あなたも此処にいたのね」
 モンモランシーは、ふとタバサの存在に気づき、問題はさて置いて、『探してたのよ』と傍まで歩いて小壜を手渡した。
「頼まれてたアレよ」
「感謝」
 タバサに小壜を手渡す為に馬車に近付いたモンモランシーが、ドモンの手によって馬車の荷台に持ち上げるようにして乗せられた。
 モンモランシーは困惑しっぱなしで、『え?』『え?』と言いながらきょろきょろしている。
「さて、では行くとしようか」
 ドモンは素早く風雲再起に跨り、御者として手綱を握っていたミス・ロングビルへと声をかける。
 彼女は頷いて応え、馬へと軽く鞭を入れた。
 何のことか判らないままのモンモランシーを加え、一行は学院を後にした。



爆熱の使い魔 八章『見せよ誇りを!奪われた破壊の杖』

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:24:44 ID:riW5KuRP
支援

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:25:06 ID:fUSWqqMI
支援するぜ

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:25:14 ID:65dAtrLV
風雲再起が馬車引くかドモンが馬車を担いで走れば十分の一くらいに早まるよね支援

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:25:43 ID:N8OEyI73
モンモランシーを何に使うんだろう

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:27:03 ID:a7Dl7y/B
もん漏らしー出たー

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:27:56 ID:I0nyPVP6
なんか一発ネタを思いついてしまった。予約状況はどうなってます?

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:28:30 ID:CPAE5Fn7
ひょっとしてSO2の人の作品って保管されてない?

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:28:56 ID:riW5KuRP
ギーシュがフーケ戦に参加するのは珍しいね支援

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:29:10 ID:xCG2K1b6
破壊の杖……マンダラガンダムのパイロットが使ってた奴かな。あのパイロットなんて名前だっけ。

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:29:25 ID:4rEiNQe+
ドモンが軽く走っても自動車以上のスピードだからなw
ただし馬車に乗ってる人達は間違いなく酔うw

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:30:13 ID:TD7Nn39N
乙!ドモンマイペースの振りが凄いな。

ところでドモンとアンリエッタが出会うとドツキ漫才が始まるのか?



400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:31:14 ID:s5NdGAlZ
>>395
されてないね

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:32:57 ID:riW5KuRP
>>392
君はエロスだな

402 :爆熱の使い魔:2007/08/09(木) 20:34:01 ID:9pQpps34
投下宣言してから投下開始が少し遅れてゴメンヨ。
宣言してトイレ行ったら思ったより手間取ってしまった。

403 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:36:09 ID:dwnsNQeQ
予約しても良いかな?

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:36:17 ID:aXrrHGWo
>>401
エロスはほどほどにしておきなさい

405 :不滅の使い魔:2007/08/09(木) 20:36:29 ID:XmLJGO3j
予約がなさそうなんで小ネタを投下してみる

「この世界のどこかにいる最も私に相応しい使い魔よ!私の前に現れなさい!」
桃色の髪の少女、ルイズが呪文を唱えると同時に、辺りを閃光が包む。
やった。ルイズは感動に思わず、声にならないうめきのような声をあげた。
成功。ついに成功。魔法がついに成功!
ほとばしる脳内物質!エンドルフィン!アドレナリン!ドーパミン!
ククク…カカカ…キキキ…コココ…と、鼻と顎がとがりそうな笑いがこみ上げる。
周囲を一色に塗りつぶしていた光が、次第に収まっていく。
だが、ルイズの心の高揚は、それに反比例するかのように高まっていった。
至福。これからはまさに至福の時。今まで馬鹿にしてきた奴らをこれで見返せる!
「さあ!一体どんな使い魔が来たの!?」
待ちきれない、とばかりにルイズが叫ぶ。そして光の中から現れたのは…一人の男だった。
「なんだ?ここはどこだ?」
「ちょ!?え?み、ミスタ・コルベール!し、召喚のやり直しを」
「お!?ちょっと待てそこの!これってまさかドラゴンか!?」
「え?ちょ、ちょっとタバサの使い魔に何やってんのあんた!?」
「おおお!!すごい!本物だこれ!!初めて見た!なんてプレシャスだ!」
「こらちょっと!あたしの話を聞きなさ」
「おおそっちのはなんだ!?サラマンダー!?鱗は知ってるが本物があるとは!」
「だから!!ちょっと聞いてr」
「そっちのでかいモグラはなんだ!?こんなの見た事無いぞ!!?」
「聞きなさいって言っt」
「一体なんなんだここは!?こんなとんでもないものばっかりあるとは!
ひょっとしてこの世界にはプレシャスばっかり集まってるプレシャス村とかそんなのがあったりしたのか!?」
「ううううううううううううるさあああああああああああああああああああい!!!!!!!」


目を開けると、そこは自室のベッドの上だった。
ごろごろと寝返りをうちながら辺りを確認。紛れもなく自分の部屋。使い魔とかそんなものは影も形もない。
結論、さっきのは夢。夢に違いない。夢確定。夢だったら夢なんだってば。
……よかった。ホントよかった。ホント夢でよかった。
ちょっと半泣きになりながら、ルイズはほっ、と息をついた。
そうとも、あれが現実であってたまるものか。あんなわけの分からない変な男が自分の使い魔になるなんて。
きっと今日が使い魔召喚の日なんだろう。気が昂ぶってこんな変な夢を見たに違いない。
本番はこんなのにならないようにしなきゃ。
そう自分に気合を入れたルイズが立ち上がると同時に、ドアがノックされた。
「どうぞ」
特に考えもせずに、ドアの向こうに声をかけるルイズ。
「ああ。その分だと元気みたいだな、ルイズ」
ドアを開けてきた男を見たルイズは、本気で泣きそうになった。
そこにいたのはまさしく、夢――いや、昨日実際にあった召喚儀式で呼び出した、
不滅の牙こと熱き冒険者、ボウケンレッドこと明石暁であった。

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:36:39 ID:CPAE5Fn7
>>400
おk、パート29から始まったよな

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:39:20 ID:a7Dl7y/B
>>405
あれ…この人すごい大当たりじゃね?
ロバ・アル・カリイエ踏破とかやりかねないよ

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:39:22 ID:s5NdGAlZ
>>406
Yes

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:39:39 ID:kLwkyOgb
プレシャス村吹いた、支援

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:41:01 ID:arDk08Td
これは確かに当たりw
支援

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:41:57 ID:N8OEyI73
>>402
トイレで手間どるって、痔でも切れた?

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:42:37 ID:ONnYkBxJ
……長編でみてみたいな支援ww

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:42:51 ID:caqK8+0q
しえ〜ん
そしてデモベとのクロスを書いてみたので投下予約

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:45:20 ID:I0nyPVP6
小ネタ投下予約します。支援

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:45:40 ID:4yWOx839
ブルーの人まだー?

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:46:18 ID:S53xn1EF
脳内物質でふいたw


417 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:46:22 ID:dwnsNQeQ
投下終わってるの?

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:46:44 ID:arDk08Td
自分も小ネタ投下予約

実はちょっと呼吸器官の病気で小学四年生を見ると息が荒くなるんだけど、
狂った果実の美夏だれか召喚してくんないかな・・・

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:46:59 ID:TD7Nn39N
赤〜い、ボタ〜ンを、知っているか〜
青〜い、ボタ〜ンを、知っているか〜
支援


420 :不滅の使い魔:2007/08/09(木) 20:47:20 ID:XmLJGO3j
あ、なんか支援してもらってるみたいだけど1レスで終わりなんだ、すまない
気が向いたらひょっとしたら続きを書くかもしれない

421 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:48:24 ID:dwnsNQeQ
なら投下しちゃっても良いのかな?

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:50:56 ID:XmLJGO3j
どうぞどうぞ

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:50:57 ID:23aTLrfB
>狂った果実
トラウマスイッチくー!(゚∀゚)


424 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:51:14 ID:dwnsNQeQ
晴れ渡っていた空の元で、ルー……ブルーは洗濯をしていた。
慣れない事ではあったが、まぁ、無理というわけでもなく、
それを完遂した。が、なにぶん慣れない上結構な量だったので、
時間が思いのほかかかってしまった。というか、常識外れな程かかってしまった。
もう生徒達が部屋に戻り始めている時刻である。
干したところで間に合いそうにない。

「困ったな……」

考え込む。その結果、一つのことが思い浮かぶ。
それを実行するために、彼は洗濯物を抱えてルイズの部屋に戻ることにした。
その後ろを、燃えるような赤い髪の少女がつけていった。

場面と時間を飛ばし、ルイズの部屋。
ドアがノックされる。

「ルイズ?」

ルイズはその声に反応する。
確かに彼の声であるのだが、何かが違うような気がする。
なので一応問いかけてみた。

「ブルー……よね?」
「そうだけど、入って良い?」
「良いわよ」

ルイズが許可をだすと、彼女の使い魔は洗濯物を抱えながら、器用にドアを明けた。
その洗濯物を見て、ルイズは言う。

「……なんで洗濯物持って帰ってきてるの?」
「干せる場所がなかったんだ」
「ここでだって干せないわよ」
「いや、何処でも干せるんだけど、ばれるといけないだろう?」
「……?」

怪訝な顔を解かないルイズを半ばほったらかしにするような形で、
彼は部屋の中に洗濯物を干し始める。

425 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:52:27 ID:dwnsNQeQ
「ちょっと!部屋干しすると湿気とかにおいが……」

なんで貴族のルイズがそんなことを知っているかは不明だが、
まぁそれはどうでも良い。
彼はそれに答える言葉ではなく、違う言葉を発した。

「《ライトシフト》」

その瞬間、窓からの日光という光源しかなかったはずの
部屋が明るくなり、陽気に包まれる。
ルイズはそれを感じた。いや、これだけ暖かければ部屋の外の人間でも感じとれたかも知れない。

「さっさと乾かせば平気だよ。それに湿気なんか溜まらないし」

そう言うと、洗濯を干し終わった使い魔は、地面へと座り込む。
が、数瞬後、ドアを勢いよく開けて、褐色の肌の少女が入ってきた。
最初は威勢の良い表情をしていたものの、
部屋に満たされている陽気を感じ取ると、次第に表情に疑問を表す。
入ってきた少女の顔を見て、ルイズは叫ぶ。

「ちょっとキュルケ!勝手に人の部屋に入ってこないでよ!」
「別に良いじゃない。で、この部屋どうなってるの?」
「どうでも良いでしょ!」
「冗談と思っていたけど、その人……本当に魔法が使えるとか?」

その言葉に、ルイズは軽く怒りがあった表情を一変させ、
焦りが主に出ている表情になる。

「ま、まさかそんなはず無いじゃない!平民が魔法なんか使えるはずないでしょ!」
「あら、魔法が使えない貴族がいるんだから、
 魔法が使える平民がいてもおかしくないとは思わない?『ゼロ』のルイズ」

その言葉に対し、ルイズは顔をむっとさせ、叫ぶように言う。

「私は『ゼロ』じゃないわよ!ちゃんと使い魔の召喚に成功したじゃない!」
「それだけじゃない」

キュルケはその身から放っている熱気のような雰囲気と全く違う、
冷静な声色で返した。

「それにしても、最近妙に自信たっぷりだったけど、
 まさか使い魔の召喚に成功したって理由だけじゃないわよね?」

426 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:53:37 ID:dwnsNQeQ
ルイズは固まった。図星である。
だが、目の前にいるのはラ・ヴァリエール家の仇敵、
ツェルプストー家のキュルケである。言い負けるわけにはいかない。
まぁ、いつもやっている言い合いの勝敗の判定は、
他のどの生徒に聞いても全戦キュルケの勝利なのだが。
ともかく、ルイズはとっさに切り返しを閃く。勿論WP消費1の便利技に非ず。

「ち、違うわよ!そ、そう!今この部屋にかかってる魔法も私がやったのよ!」

ルイズはその返しを自分で上手いと思ったらしく、
腰に手を当てて、胸を張る。それでも”それ”は全く目立たないが、
彼女の名誉のために特定するのは避けることとしよう。
キュルケは、それに対して、短い要求を告げた。

「じゃあやって見せて?」
「え?」
「出来るんでしょ?魔法」

キュルケはルイズが固まったのを眺めていた。
「あー」とか「うぅ」とかのうめき声を上げていたが、
そのうち今までのむっとした表情に戻る。

「じ、じゃあ見せてあげようじゃない」

そう言って杖を構えたところに、今までずっと黙っていた使い魔が口を挟む。

「ルイズ、バレバレだけど……」
「う、うるさいわね!使い魔は黙ってなさいよ!」

その声を無視して、彼はキュルケに言った。

「えーと、キュルケ……って言ったかな。
 もう解ってると思うけど」
「……まさか、本当に魔法が使えるの?」
「君たちが使ってる魔法とは違うみたいだけど」
「へぇ、そうなの」
「なに親しげに話してるのよ〜!?」

いつの間にか蚊帳の外に置かれたルイズが喚くが、
二人は意にも介さず、会話を続けた。

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:54:23 ID:arDk08Td
しえん

428 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:54:59 ID:dwnsNQeQ
「それにしても、ブルー……だっけ?」
「そうだね」
「最初は冷たい人かと思ったけど、そうでもないみたいね!
 ルイズの使い魔なんかやめて私の所に来ない?」
「キュルケ!ブルーは私の使い魔よ!?手出ししないで!」
「あら、決めるのは彼よ?」

キュルケは微笑みを浮かべた。
そのまま、外に出る。
ドアを閉じる前に、最後に言った。

「じゃあねブルー!あなたならいつ来ても構わないわよ!」

そして、ドアが閉じられる。
暖かい部屋で、顔を赤くしたままのルイズと、
飄々とした態度の彼は、静かなままだった。
が、ルイズが少々震えた声で、呟く。

「ブルー」
「なに?」
「ご飯抜きね」
「何で?」
「キュルケなんかと話してるんじゃないのっ!」
「……理不尽だなぁ」

だが、繰り返し言うが、この世界の貴族は
基本的に理不尽がデフォルトである。

「そう言えば、あなたって術だけじゃなくて剣も使えたのね?」

ふと思いついた疑問を、ルイズは自らの使い魔に投げかけた。
その言葉のボールを、彼は彼女が予想もしない方法でキャッチする。

「剣なんて握ったこともないけど」
「使いこなしてたじゃない」
「《光の剣》自体使うの初めてだったんだ」
「……使ったこともない魔法を使ったの?」
「いや、知り合いの人が使うのを見ていたから効果は知ってた」
「……それにしたって、危ないじゃない」

そんなこんなで、この一日は過ぎた。

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:55:58 ID:N8OEyI73
支援

430 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:56:05 ID:dwnsNQeQ
その次の日。
虚無の曜日であるので、朝食の後、
ルイズと彼女の使い魔は部屋に戻ってきていた。
特にすることも無いのでのんびりしていると、彼女の使い魔が突然言い出す。

「ルイズ」
「何?」
「武器屋は近くにあるのかな?」

ルイズは問われ、思い出そうとしたが、
その前に疑問が生まれたので、まずそれを問うことにした

「知ってどうするのよ」
「剣を買いたいんだけど」
「どうして?」
「さっき、厨房に行ってきたんだけどね」

と、軽く言う自らの使い魔に、
ルイズは疑いのまなざしを向ける。

「……どうして厨房に行ったの?」

その言葉に一瞬固まりはしたものの、
それでも俊敏に切り返した。

「…顔を見せに行ったんだ。その時聞いたんだけど、
 どうも僕は剣士で通ってるみたいだ。剣を持ってないと不自然だろう?」
「……術で作り出せばいいじゃない」
「無尽蔵に作り出せる訳じゃないんだ」

そこまで聞いてルイズはようやく納得したらしい。
が、入れ代わるように一つの疑問が浮かぶ。

「……虚無の曜日だから街まで連れて行ってあげても良いけど、お金あるの?」
「あ」

根本的な事にそこで初めて気がついたらしい。
少々遠慮しながらも、彼はルイズに聞いた。

「ルイズ……」
「……剣ぐらい買ってあげるわよ。
 使い魔の世話をするのも貴族の務めよ」

じゃあ飯抜くなよ。

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:56:18 ID:65dAtrLV
部屋干しとか生活感あふれる事言われたら吹く支援

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:57:12 ID:riW5KuRP
支援

433 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:57:20 ID:dwnsNQeQ
その青い髪のょぅ……少女は、自分の部屋で本を読んでいた。
彼女にとって、虚無の曜日は悪いものではない。
いや、休みという以上、
一部の勉強馬鹿以外の大抵の生徒にとっても好まれるものだろうが、
それには特にと言った理由が伴うことはない。
彼女が虚無の曜日を好む理由は、
自らの部屋で落ち着いて読書をしていられるから、という理由があった。
部屋の隅で彼女が先日召喚した使い魔がごろごろしているが、
気にするほど騒がしいことではない。

が、突如その平穏は、ドアのノックと言うには荒々しい音によって打ち破られる。
だが、彼女はその騒音を取り敢えず無視した。
しかし、暫くたっても音が収まる気配はない。それどころか、だんだんと強くなってきている。
それでも、彼女は立ち上がろうとはしなかった。代わりに傍らに置いておいた大きな杖を振る。
そうすると、ドアからの騒がしい音はぴたりと止んだ。『サイレント』と言う、風の魔法である。
それを確認し、彼女は読書へと戻ろうとすると、
ドアが開かれる。彼女は入ってきた人物を知っていたが、それでも本から目を離さない。
入ってきた人物は、キュルケであった。
彼女は何かを騒ぐが、『サイレント』により、その声が青い髪の少女に届くことはない。
次に彼女は本を奪った。それにより青い髪の少女の視線はキュルケに向いたが、
だが何も言わず無表情に、本当にただ視線を向けている、と言うだけであった。
短くはない無い時間が経つ。少女が再び杖を振ると、キュルケが騒ぎ出す。

「タバサ!支度をして!今すぐ出かけるわよ!」

タバサと呼ばれた少女はその言葉に対して、短く、抑揚のない声で告げた。

「虚無の曜日」

そう言うと、キュルケの手にある本を取り戻そうと手を伸ばす。
が、キュルケはそれをタバサの届かない高さまで持ち上げる。

「わかってる!あなたにとって虚無の曜日は読書をする貴重な時間だって!
 でも、教室でも何処でも本読んでない!?まぁそれは良いの、恋よ!恋!」

それに対しタバサが返答をすることはなかった。

「……解ったわよ!あのね、あたし恋した「いつも」そう言わないで聞いてってば!
 で、その人が今さっき、ルイズとどっかに出かけたのよ!
 だから私は二人の後を追って、何処に行くか突き止めて、あわよくば横からかっさらうのよ!」

ルイズとは違う方向性だが、キュルケもなかなかに滅茶苦茶なことを言う。

「二人は馬に乗って出かけたから、あなたの使い魔じゃないと追いつけないのよ!」

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 20:58:04 ID:Zb8eJHKK
久しぶりにこのスレ来たらなぜルージュっぽくなってんだろう、支援

435 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 20:58:27 ID:dwnsNQeQ
その言葉に対し、タバサは初めて疑問という表情を見せる。
彼女の使い魔は部屋の隅でごろごろしている犬っぽいものである。
一応タバサは図書館で調べたのだが、結局解らなかったのである。
ともかく、犬っぽいものでどうやって追いつけと言うのだろうか。

「ほら!あなた竜召喚してたでしょう!?あの格好いい竜!」

それでタバサは思い出したのか、使い魔に伝える。
その使い魔は、それに答え、窓から飛び出した。

「……って、ちょっと、え!何してるの!?」
「変身」
「……はぁ?」

次に、タバサが先ほど使い魔がしたように、窓から躍り出るように飛び降りる。
キュルケは怪訝な顔をしながらも、タバサに続いて飛び降りた。
そして、白い竜にそのまま飛び乗った。

436 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/09(木) 21:00:01 ID:dwnsNQeQ
終わりです。
遊ぶ余裕があるならもっと良い文書け自分。

シルフィード……?
あぁ、マイティサイクロンには及ばないけど良い能力ですよね。
え?違う?

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:00:20 ID:N8OEyI73
>>433の11行目から22行目までが階段状になっているのは意図的なんだろうか

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:01:08 ID:a7Dl7y/B
そう来たか!
確かに変身できりゃ万能だ

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:01:15 ID:f9SOx/3h
>>387
それはね、ギトーが典型的ないじめっ子気質だからだよ。
弱者に強く!強者は避ける!
風サイキョーww

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:02:04 ID:Jp57ywz7
故郷を救うために指輪を探す使い魔か。

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:02:38 ID:aXrrHGWo
>>413
エロゲ原作は避難所のほうが無難

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:08:11 ID:dwnsNQeQ
つぎは>>413かな?

443 :DOD&M:2007/08/09(木) 21:10:52 ID:hB8tXX4M
今回短いですが、投下予約。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:14:13 ID:I0nyPVP6
>>413が避難所に行ったかどうか良く分からないけど、今の予約状況って

>>413>>414(俺)→>>418→DOD、かな?

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:14:31 ID:iRq3gPRN
エロゲ・・・巣ドラのブラッド召喚よみて〜な〜w
一応竜だし

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:16:45 ID:a1kcvKyv
>>445
そこはリュミスだろ。
ルイズ死ぬかもせんが。

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:17:55 ID:kLwkyOgb
ブラッド召喚→実はタバサが召喚したのがリュミス

448 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:18:26 ID:caqK8+0q
とりあえず今回はコッチに投下させてもらいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 度々人の夢に現れる奇怪な生物、または悠久の太古と思しき景観は、夢でありながら計り知る事の出来ない恐ろしさと現実味を伴い
現れる事がある。
 その光景はあまりにも強烈に脳裏に刻まれるものの、いざ思い返すとなると水に濡れたインクが滲むようにあやふやとなり、やがては
忘却へと過ぎ去っていく。
 それは幸福な事である。
 人間にとって最も幸運な事は、人間の築いた生命科学の上で最も発達した人類の脳には、この世に散らばる切れ切れの知識や痕跡の
全てを関連付ける機能が機能不全のまま与えられていている事だろう。
 故に、人間達はこの最果ての見えぬ暗黒の大宇宙に浮かぶ地球という極小のオアシスで安穏と生を謳歌できているのだ。
 では、もしこの平穏の島からはみ出てしまう事態に陥ったのなら、どうなるのか。
 ごく一部の感受性の強いが故に太古の暗黒より発せられる狂気の波動を受けてしまう人間、もしくは邪悪な意思によって精神に
侵入された者は、皆等しく似たような結末を辿っている。
 時にある者は心身を狂気に犯され、時にある者は好奇心によって身を滅ぼし、時にある者は探求し異次元の恐怖に遭遇する。
 これらは皆平穏の島から、軽率というにはあまりにも原始的な人間が持つ好奇心によって暗黒の海に出て行ってしまった者達が辿った
末路である。
 世の現実を強固だと信じて疑わなかった―――疑う事すらしなかった者達は、その断末において自分達が支配する世界が、実は木端の
もので、外側に広がる無際限の混沌たる宇宙の一片を目撃し、未知の住人に外側へと連れて行かれるのだ。
 そして彼らの行き着いた末路は、何時我々が辿るやも知れぬ物なのである。
 何故なら現実はシャボンのように脆く、文明の光に照らされていない闇からの来訪者は容易に我々の前へとその有害な姿を晒すからだ。
 それらと対峙した時、人間はあまりにも脆弱だ。
 血肉は枯木で、心は砂上の楼閣。命は灯火。
 叩けば砕け、押せば倒れ、吹けば消える。
 この暴風雨の海に取り残された小船のように危うい存在こそ人間という種であり、瞬く間に波に飲まれてしまう運命は歴然の暴力と
なって降りかかってくる。
 しかし、それでもなお暗黒の運命に挑もうとするのも、人間が人間たる由縁なのかもしれない。
 何処までも闇しかない混沌の世界に、圧倒的邪悪に抗う光輝が生まれ、やがてそれは星となる。




◆□■◇□◆■◇◆□■◇□◆■◇



 降り積もった雪は既に溶けて消え、冬の終わりが来ていた。
 もう直ぐ春である。
 だがやはり気温はまだそう上がってはおらず、風が隣を通り抜ける度に身を震わせる日が続いていた。
 城下町の居酒屋には仕事が終わり、夜の寒さから逃れようと集まってきた者たちが席を埋め尽くして噂話や雑談に花を咲かせていた。
 もっぱら此処最近の旬の話題といえば、此処からそう遠くない少し分け入った山奥に出るという透明の怪物の話だろうか。
 この化物の噂は、街と街とを行き交う商人の一人が偶然木に付着した強烈な悪臭を放つタール状の粘液を見つけたことに発端する。
 粘液は木だけに留まらず地面にも付着しており、まるで何か大きな動物が通ったような痕跡―――大樽のような足跡と思われるものと、
それに伴って転々と零れ付着している粘液に、薙ぎ倒されている草木―――がはっきりと残っていた。
 痕跡を残す謎の生物は移動しているらしく、始めに見付かった痕跡はこの城下町から近くない場所だったのだが、つい先月にはこの
城下町の城壁から妙な音がすると報告を受けた衛士が様子を見に行ったところ、城壁の一部が例のタール状の粘液が付着した状態で
崩されており、そこから例の大樽の様な足跡が不規則は歩幅で続いていた。
 悪臭を放つ謎の粘液と共に現れる既存の動物では付く筈のない筈のない不規則な足跡を見た城下町に住む人々は、その不規則さと
悪臭に言い知れぬ恐ろしさを感じ、夕日に照らされて赤と黒に染まる城下町の見慣れたはずの光景が血色に塗りたくられた二次元
じみた異次元の世界であるかのような錯覚に陥ったという。
 そして現在、囁かれる噂によればこの城下町から遠く離れたとある村に怪物は留まっているらしく、その村こそ化物の生まれた場所だ
というのがもっぱらの通説となっている。


449 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:20:47 ID:caqK8+0q
 耳打ちのように交わされる噂の混ざる雑談の合間を縫うように、居酒屋内を移動する女性の給仕は忙しそうに酒や料理を運んでいた。
 店内は暖炉と客の熱気でやや熱い位で、動き回る給仕達はほんのりと汗ばんでいる。
 そこに突然冷たい風が吹き、火照り気味の身体に心地よい清涼感を与えた。
 風は一人の客が来店し、その際開いた扉から入ってきた物だった。
 女性の給仕は汗で少しずれた眼鏡の位置を直し、思わず今入ってきた少し風変わりな客を見つめた。
 客は二十代前半で、戦士のような筋肉質の身体をした青年だった。
 風変わりと評したのは彼が戦士のような身体とは逆に、メイジの着る黒いマントを纏っていたからだ。
 それに加え、そのマントは蝙蝠の翼に似た形の奇妙なデザインで、靡かせて歩く姿は陰惨な黒魔術師めいた物なのだが、青年の持つ
陽性の空気がその暗い雰囲気を打ち消していた。
 青年は空席を探しているのか、辺りを見回した後、自分を見つめていた給仕に気がつき近寄り声を掛けた。

「あのー、すんません。どこか空いてる席ってありますか?」

「え? あっ、誠にすいませんが、今は何処も満席となっております」

 自分がぼぅと見つめていた時に声を掛けられて女性の給仕はあたふたとするも、何とか営業スマイルを繕い返事を返す。

「あ〜そっか。じゃあこのまま暫く待ってますわ」

 そう言うと青年は腕を組み口を尖らせて「ついてね〜な〜」と小さく愚痴を零した。
 黒魔術師みたいな格好のくせに愛嬌のある仕草をする青年の姿は、やはり可笑しな物だった。
 女性の給仕は営業スマイルを続けるのを忘れ、思わず口元に微笑が浮かぶのを感じた。

「おいそこの若いの。どうじゃ。ワシと一杯やらんか?」

 突然かけられた声に青年と女性の給仕が声のしたほうを向くと、ほろ酔いの老人が酒の入ったコップを片手にこちらを見ていた。
 老人の向かい側の席が一つ空いている。

「いいのかい爺さん?」

「ワシの愚痴に付き合ってくれるなら喜んで」

 その言葉に青年は苦笑し「やれやれ」と肩をすくめると、老人の提供してくれた席に座った。

「待ち合わせをしてるんで、あまり長い間は付き合えませんよ」

「かまわんよ」

 青年は女性の給仕にコーヒーとこの店で一番安いサンドイッチを注文した。

「なんじゃい。此処は居酒屋じゃぞ。そんなモーニングセットなんぞ注文せずに酒でも頼まんかい」

「金があまりないんですよ。此処まで来る旅費に殆ど消えちまってね」

「ほう、それは難儀じゃの」

「まったくです。出る前に友人が旅費はもっと多いほうがいいと忠告してくれたんだが、貧乏性なもんでケチっちまってこうですよ」

「自業自得、というわけじゃな。
 ところでつまらぬ事を聞くが、旅費に殆ど消えたと言ったが君は何処から来たんじゃ?
 見たところメイジのようじゃが」



450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:20:53 ID:riW5KuRP
支援n

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:21:36 ID:iRq3gPRN
完全脇役マイト?だっけ弟くん、ソレで。っと今は支援だな

452 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:22:31 ID:caqK8+0q
「ローラン・ド・マリニー子爵の所で蔵書の管理をさせてもらってる者で、大十字九郎という者です」

 確かエティエンヌ‐ローラン・ド・マリニー子爵が当主の所だっけ、と老人は思い起こす。
 ド・マリニー子爵は書物マニアとして知られており、彼の蔵書の中には始祖ブリミルが書いたとされる古い書物から樽に三角錐の
突起物の付いた腕の生えたみたいな何かの設計図のような物まで多種多様の書があると言われている。
 これと同時にド・マリニー子爵はオカルトマニアとしても知られていて、若い頃には子爵の友人が神隠しに会ったかのように謎の
失踪を遂げている事は、当時の貴族達の暇潰しの話題となっていた。
 そんな事と一緒にド・マリニー子爵の子息であるアンリ‐ローラン・ド・マリニーが青年と同じくらいの歳だった事も思い出し、
おそらくその友人だろうと老人は思った。

「ワシはオスマンというしがない老人じゃ。
 しかし、なんでまたこの城下町に態々足を運んだのじゃ?
 ド・マリニー子爵の領地からは、此処はちと遠かろうに。
 何か人に言えない理由でも?」

「人を御尋ね者みたいに言わんでください。まあ……しいて言うなら仕事で来ました。
 ちょっと頼まれごとをしましてね」

「仕事と言うと、お主はどんな職に?」

「探偵です」

「探偵?」

「もっと言うなら魔導探偵かな。
 迷子ペットの捜索から魔術―――もとい魔法関連の厄介ごとまで、幅広く扱っております、はい」

 そう言うと九郎はニヤリと笑った。
 夏の陽射しを思わせる、不敵で快活の陽性の笑みだった。

「ふむ。魔導探偵と言うからには、今町で流行っとる噂の事に関係しておるのかな?」

「鋭いですね。まあそうですけど、何も言いませんよ。一応守秘義務ってモンがありますんで」

「カァーッ! なんじゃ、つまらんのう。若い内からそんな秘密を抱えておると将来禿げるぞ」

「余計お世話だ」

 格好の話のネタを目の前にぶら下げておきながら口を閉ざす九郎にオスマンは機嫌を損ねた顔でそっぽを向くと、酒をグラスに注がずに
ビンに入ったままラッパ飲みをした。
 なんとも大人気ない行動だった。
 酒を飲み干して近くに居た給仕にもう一本酒を注文した時、オスマンはある疑問が湧いた。

「お主は探偵とやっておるとさっき言ったが、ド・マリニー子爵の蔵書の管理をしておるんじゃなかったのか?」

「それは兼業してるんですよ。
 始めは探偵だけやってたけど、アンリと知り合ってから子爵とも縁が出来て、そんで司書というか蔵書の管理をやらないかって
誘われたんです。
 ちょうど探偵だけじゃ食っていくのに厳しかったんで受けたんですけど、飽く迄本業は探偵のつもりですがね」



453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:23:56 ID:riW5KuRP
支援

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:23:59 ID:arDk08Td
秘書フラグ支援

455 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:26:01 ID:caqK8+0q
「なるほど。確かに探偵が必要な時なんぞ殆どないからな。食っていくのに困るのは必然じゃな。
 と言うか、居っても居らんでも変わりないし」

「探偵としての俺の存在を全否定かよ!
 言っとくけどなあ、これでも近所のお婆ちゃんの迷子になった飼い猫を探し出したり、女の子が大切にしていた小鳥が逃げたのを
捕まえたり、馬の出産の手伝いなんかをして結構役に立ってんだぞ!」

「それは探偵の仕事じゃないの」

 オスマンの言葉が九郎に刺さる。
 だいたいホルモンの辺りに。
 マキシマムに痛かった。

「くぬぅぅ。言ってる事が真っ当すぎて返す言葉が無い。
 負けるな大十字九郎。挫けるな大十字九郎。
 例え不必要と言われても、清く正しく慎ましく質素で謙虚に生きていけば、きっと神様もこの哀れなパンピーに救いの手を―――」

 九郎の脳裏でナイアが手を振った。
 九郎の脳裏でナイアが微笑んだ。
 九郎の脳裏でナイアが近寄ってきた。
 九郎の脳裏でナイアが胸を押し当ててきた。
 九郎の脳裏でナイアが「気持ち言い事をしようよ」と囁いた。
 九郎の脳裏でナイアが服を脱ぎ捨てた。
 九郎の脳裏でナイアが跨ってきて跨ってきて跨ってきて跨ってきて跨ってきて跨ってきて跨ってきてててててててててててててtt


 ウェスパシアヌス「オハヨウ、お兄ちゃん」


 残酷メルヘンでオハ★ラッキー!



「この世は邪悪で満ち尽くしてるよドチクショウ」

「君はさっきから何を言っておるのだね。
 まったく最近の奴らはたわ言ばかりを吐きよって。ワシを舐めとんのかまったく」

「い…いや、別に舐めてる訳じゃなくて、一時的にSAM値がどえらく下がっただけです。
 つーか、今回の依頼はちゃんとした探偵の仕事だろうが。正真正銘魔導探偵の出番だろうが。どうだ、恐れ入ったか参ったか!」

「黙れ若造ッ! カーーペッ!」

「うぉわっ、汚ぇ!?」 

 注文した新しい酒も来て、いい感じに酒が回ってきて本格的にぶっ飛び始めてきたオスマンだったが、出入り口が開いて吹き込んだ
冷風を受けることによって蒸し上がろうとしていた脳味噌の温度が下げられる事になった。
 誰じゃ空気の読めぬ奴は、とオスマンが出入り口を睨むように向くと、そこには見知ったハゲ頭が立っていた。
 ミスタ・コルベールである。


456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:26:08 ID:65dAtrLV
おいなんか破壊ロボらしきものの設計図無かったか支援

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:26:14 ID:kEQr8BFe
>>463
ブルー編じゃなくてブルージュ編に直したほうがよくね?
ブルーだと思って読むとかなり違和感がでかいし

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:27:12 ID:aXrrHGWo
……この文章、赤枝氏に似てる?

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:27:28 ID:riW5KuRP
支援

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:27:56 ID:kLwkyOgb
ド・マリニーってあれか、うさ耳機械娘時計の人か支援

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:27:59 ID:dwnsNQeQ
>>457
いや、そうしようと思ったんだけど
一つ目ブルーで投下しちゃったからまあいいやって

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:28:33 ID:65dAtrLV
テリオンのおはようお兄ちゃん思い出して夕食吹いたぞ支援

463 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:28:57 ID:caqK8+0q
 ここでオスマンは、コルベールの目の下に濃い隈があるのを見つけた。
 思い起こすと、最近のコルベールは元気がないというか疲れ気味であった。
 頬もやつれていて、足取りもどこかおぼつかない。
 コルベールは店内を誰かを探すように見回すと、九郎を目にすると近づこうとし、続いてオスマンを目にして驚いて足を止めた。

「ミスタ・コルベール。妙な所で会ったもんじゃな」

「え、ええ。オールド・オスマン、彼とは知り合いで?」

「いやいや。見てのとおり満席で座るところがワシと相席しかなかったので、愚痴を聞いてもらおうと誘ったんじゃよ。
 どうやら九郎君が待っておったのは君のようじゃが、一体お主はこの探偵にどんなことを依頼したんじゃ?」

「ちょっと今話題になっている噂に関係があるのか分かりませんが気になる事があったんで、魔法関連の事までやってくれる彼に
依頼したんですよ。」

 話を進める二人に、九郎は置いてけぼりになっていた。

「あの〜、お二人はお知り合いで?」

「ああ。九郎君、紹介するよ。こちらは私の勤めるトリスタイン魔法学院の院長をやっておられるオールド・オスマンです」

「え!? 爺さん、トリステイン魔法学院の院長だったの!!?」



「うむ。隠す必要はなかったのじゃが、畏まれるとコッチもやりにくくての。
 しかし、どうするのじゃコルベール君。君が座れる席は何処にも無いのじゃが」

「あっ、俺が変わりましょうか? なんだか、えらく疲れてるみたいだし」

「そんな気を使ってもらわなくても結構ですよ。どうぞ座っていてください。
 それでは、送った手紙に依頼する事の殆どは書いておきましたが、もう少し詳しく説明させてもらいます」

「それはいいんだが、爺さ…じゃなくて院長さんはどうするんだ?」

「かまいませんよ。実を言うとオールド・オスマンにも同席してもらおうと考えていたんです。最近の噂、私はあれが唯の噂で終わる
とはとうてい思えないんです」

「どういうことじゃコルベール君。何か思い当たる事でも?」

 コルベールは緩慢な動きで瞼の上から目を揉むと、非常に口に出したくなさそうな苦しげな声色で話し始めた。


464 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:31:45 ID:caqK8+0q
「実はほんの数日前に、ある人物が学院のある本を閲覧したい言って訪ねてきたんです。
 対応にでは私は、思わずウッと息を詰まらせました。
 はっきり言いますと、私はその訪ねてきた人を見た瞬間に吐き気と嫌悪感を覚えました。
 あのような人間などこれまで生きてきて一度も見たことは無かったし聞いた事もありませんでした。
 いや、奴は本当に人間じゃなかったのかもしれません。
 おおよその人間ではありえない3メイルという巨体で薄汚い身なりの、まるで色黒の山羊面の怪獣が似もしてない人間を真似を
しているようで、本当に悍しいモノでした。
 男は持参にて来た本を私に見せると、これと同じ題名の本がここにあると聞いて訪れたと説明しました。
 何でも、今持っている本は所々内容の欠けている粗悪な写本だとか。
 それでこの学院の図書館に置いてある本を閲覧したいと。
 ここまでは私も平常の心を保てていたし、いくら目の前の客人が怪物めいているからといってぞんざいな対応は決していたしません。
 それくらいの常識と教養は十分備えている―――つもりでした。
 幸いな事に、私は男が求める本を前に一度読んだ事があったのです。
 これは本当に幸いな事でした。
 何せその本の内容は語る事は勿論、記憶に止める事さえ憚られるような、世にも悍しい内容だったからです。
 邪悪、とも形容したほうがよいでしょうか。
 ですから致し方なかったのです。あれが一番よかったのです。
 あの忌まわしいナリをした男を学院に二度と入れないためには、火を放って服と体の表面の一部を少し焦がして追い返すのが
最善だったのです!」

 普段のおおらかなコルベールとはかけ離れた、ヒステリーじみた言動にオスマンは言葉が出てこずにいた。
 袖で半ば隠れているコルベールの手は白くなるほど強く握られていて、それは震えを隠すものである。
 そして同じように拳を強く握り、九郎は震えを隠していた。
 最近噂される悪臭を放つタール状の粘液を残す見えざる怪生物に、人間ではありえない体躯で学院の図書を閲覧を望んで訪れる男。
 悪寒がする。
 過ぎ去った筈の悪臭が九郎の鼻腔を付いた。
 この噂を耳にした時、九郎は真っ先にある事件を思い浮かべてた。
 忘れる筈もない。
 まだ自分が無知でいた頃、禁断の術を学び世界が手中にあるという他愛もない錯覚を持てていたあの学生時代。
 ミスカトニック大学の秘密図書館に現れた、邪悪なる外宇宙の神より産み落とされたこの世ならざる忌まわしき双子の片割れ。
 記憶の奥底に今なお巣くう恐怖の中で、ウィルバー・ウェイトリーの色黒の山羊面が這い寄って――――――――――――
 鳴き声がした。
 九郎はハッとして顔を上げる。
 どこからか、夜鷹の鳴き声が聞こえてきた。





◆□■◇□◆■◇◆□■◇□◆■◇




「ご注文のコーヒーとサンドイッチをお持ちしました」

 注文した品を運んできた女性の給仕の声は九郎達にとってまさに慈雨であった。
 暗い雰囲気が蔓延していた3人は大きく息を吐き出すと、騒ぐ周りの客を見て安堵する。

「あの、どうかなさいましたか?」


465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:32:36 ID:65dAtrLV
ムチムチでバインバインの邪神をロリコンカミングアウトで退けた男支援

466 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:33:29 ID:caqK8+0q
「あ、いや、なんでもないです」

 曖昧な返事を九郎はする。

「なんでもない、なんて風には三人とも見えませんわ。顔が蒼白ですよ。
 いったいどうしたんですか?」

「ほほ、君は優しいのぅ。名前はなんと言うんじゃ?」

「オールド・オスマン!
 こんな時にナンパなどして、一体どういうつもりですか!」

「コルベール君。一応断っておくが、これは決してナンパなどではなく、一介の客であるワシらを心配してくれる心優しい給仕の
 名前を是非にでも知りたいと思い聞いただけなのじゃよ。他意は無い」

「そんな言い訳にすらなってない事を、よくもまぁいけしゃあしゃあと……」

「まったく、君はちと真面目過ぎはしないか。のお……え〜っと…」

「ロングビルですわ、オールド・オスマン」

「おお、ロングビルというのか。ええ名前じゃの」

 オスマンの鼻の下は伸びている。
 エロジジイだ。
 しかもオスマンの片方の手は九郎とコルベールには見えない位置からロングビルの尻を撫で回していた。

「もう、程ほどにしてください」

 そう言うとロングビルは怒ろうともせず、寧ろ微笑んで軽くオスマンの手を払っただけで済ましてしまう。
 よって、

「うほほほほ」

 オスマンは付け上がった。

「……院長さんは、いつもこんな調子で?」

「ええ、まあ…………。エロジジイですから」

 コルベールの吐いた毒に、九郎はオスマンに対する認識を若干修正した。

「え〜〜と、話がどえらく脱線しちまったが、コルベールさんの話を聞いてだいたいの事は分かりました。
 で、確認したい事があるんですが……」

 九郎は顔を引き締め、今頭に浮かんでいる十中八九間違いないだろう予想を念のために聞く。

「何ですか?」

「学院を訪ねた男が閲覧を希望した本って、一体なんですか?」


467 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:35:23 ID:caqK8+0q
 九郎の問いに、コルベールは顔を近づけると、小声で確かに告げた。

「フェニアのライブラリーという教師のみが閲覧可能な本が置かれている区画に在る『死霊秘法<ネクロノミコン>』という題の
相当の古書です」

 決定的だった。
 噂の怪物の正体も、訪ねて来た男の目的も、何もかも九郎には理解できた。
 正しく、今回の怪事件はあの『ダンウィッチの怪』の再現である。
 冷たく暗い、嫌な予感が九郎の背筋に走る。
 男がわざわざ学院に閲覧しに来たと言う事は、今現在奴らは目的を達成するための呪文が記されている魔導書を持っていないという事。
 同じだ。
 何から何まで同じである。
 なら、男が次にとる手段は―――

「九郎君!?」

 突然乱暴に立ち上がった九郎にコルベールは驚きの声を上げ、オスマンとロングビルも唐突な行動に目を向ける。

「もう一つ確認しますが、学院に大きな黒い番犬がいたりは?」

「いいえ、衛士はいますが番犬はいません。それが何か?」

 なら、男が噛み殺される、何てことは起きない。

「学院に行くんだ。急いで!」

「どうしたんですか急に」

「嫌な予感がするんだ。もしかすると図書館に忍び込まれるかもしれない」

「まさか!? 学院には見回りは勿論、メイジである先生方もいるのですよ。そう易々と侵入されるわけがないでしょう」

「コルベールさんが話してくれた男はまっとうな人間じゃありません。おそらく、噂の怪物の兄弟か何かでしょう」

「どうしてそんな事が分かるのですか。実際に会ってもいないのに。何の確信を持ってそう言い切るのですか!」

「今回の事とまったく同じ事例があるんです。気持ち悪いくらい似ている事例がね。
 まったく、誰かの作意すら感じるよ。
 コルベールさん、最後に聞きます。学院を訪れた男、名前はウィルバー・ウェイトリーと言いませんか?」

 そう言うと九郎はにたりと笑った。
 皮肉と苦渋の色が混ざる笑みだった。

「……何故、知っているんですか」


468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:36:00 ID:Q92Cqftc
支援

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:36:28 ID:riW5KuRP
支援

470 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:37:19 ID:caqK8+0q
◆□■◇□◆■◇◆□■◇□◆■◇





 その村の入り口は城下町に続く街道に度々在る分かれ道の一つで、入るとやがて地面がぼこぼことしたものになり、雑草や低木の
はびこる森林地帯が目に付く数の少ないやせた畑が見えてくると、それは村に着いた事を意味する。
 ぽつぽつと点在する家屋は老朽化の激しい物ばかりで、村全体には廃れた空気が蔓延している。
 実際、この村の住人は代々近親相姦を重ねて頽廃しているので、そのような空気で満ちる事は当然の成り行きと言うべきか。
 ぱっと見るだけでは廃村のように思われるが、暫く見続けていればときどき村民の動く姿が見受けられる筈だ。
 もし旅人などがこの村を訪れたなら、この上ない居心地の悪さを感じるだろう。
 村人には人目を忍ぶような節が見受けられ、あたかもこちらが何か悪い事をしたような気分になるからだ。
 更に道を進んでいくと埋めるように立つ木々の森の向こうに山並みが見えてきて、山の頂は何者かの作為を感じさせるきれいな形を
成していて、自然本来の歪さのないその頂が異様な不気味さを漂わせている。
 しかも殆どの山の頂には何故存在するのか分からない奇妙な円形に配置された石柱が立ち並んでおり、遺跡と呼ぶには余りにも単純な
それらは青空を背景に見ると黒々と穴が開いたようだった。
 この村の近くで口を開く大峡谷には、かつての原住民の悪魔崇拝にも勝る邪悪な召喚儀式などの不気味な伝承が数多く残されている。
 おそらく頂の環状列石はその痕跡だろう。
 その廃れた農村である日、飼い犬達が一斉にが滅茶苦茶に吼え始め、野生動物の気配も消え失せた。
 村人達はその奇怪な行動に何か起きる前触れなのではないかと不安を募らせた。
 そしてその不安は的中する。
 平穏を保たれていたトリステインに、後世にまで語られるトリステイン史上稀な呪わしい怪事件が勃発する。
 それは人々が経験した事無い恐怖であり、大十字九郎にとって二度目の出会い―――再会であった。



どこかそう遠くない場所から、夜鷹の鳴き声が聞こえてきた。



471 :大十字九郎サーガ:2007/08/09(木) 21:40:07 ID:caqK8+0q
以上で投下終了です。
支援あざ〜す

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:40:21 ID:riW5KuRP
支援

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:41:01 ID:l0ZLRBaw
>>471
いぃぃぃぐなぁぁぁぃいいぃい! (日本語訳:GJ!)


474 :「最後」の使い魔1/3:2007/08/09(木) 21:42:15 ID:I0nyPVP6
乙です
では続けて小ネタ投下。我ながら頭が暑さでやられたような気がしないでもない。


「宇宙の果てのどこかにいる私の下僕よ!神聖で美しくそして強力な使い魔よ!私は心より求め訴えるわ!我が導きに
応えなさい!」
 お決まりの叫びに従い、お決まりの爆発の中から、お決まり通り出てきた使い魔に掛ける第一声は。
「あんた誰、じゃなくて……えっと、何これ?」
 お決まりの台詞ではなかった。
 後にタバサはこう語る。
「本当に宇宙で一番強力な使い魔を召喚するのは予想外」

 見た目はまるで漆黒のカミキリムシのようだった。とはいえ二本足で立っているから二足歩行だろうし、銀色の折れ
曲がった角や胸部・頭部に蛍のように黄色く発光する器官があるから、間違っても巨大なカミキリムシではないだろう。
 ルイズとしては昆虫もどきとコントラクト・サーヴァントするのは遠慮したいところだったがそうは問屋が卸さない。
 それでは話が進まないという事で原作どおりにシナリオが展開するのであった。
 
 そして数日後、コルベールがガンダールヴの記述を発見してオスマンに報告するのと同時刻、すなわちルイズの使い魔
がギーシュに決闘を申し込まれるのと同時刻、タバサは図書室で調べ物をしていた。ただその手に持っているのは学園の
蔵書ではなく彼女の私物の本である。ルイズが召喚した使い魔を見た瞬間に既視感と戦慄を覚え、こうして調べていたの
だが……
「見つけた」
 目当ての記述を遂に見付け、そして確信する。
「あれは間違いなく……」
 と、そこでルイズの使い魔を見張っているように命じていたシルフィードが飛び込んでくる。今からヴェストリ広場であの
使い魔がギーシュと戦うというのだ。それを聞くなりタバサはらしくもなく血色を変えて学園を飛び出す。
「早く止めないと……手遅れになる前に……!!」

 タバサが到着した時は既に一方的なリンチが繰り広げられているように見えた。現に7体のワルキューレがルイズの
使い魔を取り囲んで反撃させる暇も与えず攻撃しているのだ。普通なら既に決着は着いているはずだろう。
 が、ルイズはその様子を見てご満悦な笑みを浮かべているし、使い魔は召喚直後と何ら変わらない無表情・直立不動
の姿勢で佇んでいた。そして使い魔の正体を確信したタバサもそれが何を意味しているかは容易に理解できた。
 ギーシュの攻撃がまったく通用していないのだ。青銅の斬撃も衝撃も、あの使い魔にとってはそよ風も同然。いや、それ
どころかあの文献が正しければルイズの使い魔に通用する物理的・魔法的な攻撃はこのハルケギニアの地には存在しな
い。失われた系統ならともかく、現存している系統では傷一つはおろか、揺るがす事も不可能だろう。

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:43:07 ID:aXrrHGWo
ウィップアーウィル支援

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:43:25 ID:65dAtrLV
わかんないけど支援

477 :夜天の使い魔:2007/08/09(木) 21:43:28 ID:1KDIrsS5
支援

そして投下予約

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:44:41 ID:riW5KuRP
支援n

479 :エデンの林檎:2007/08/09(木) 21:45:04 ID:nprMYpDL
支援
同じく予約

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:45:24 ID:a1kcvKyv
なんというダニッチの怪……
続きが楽しみです。

481 :「最後」の使い魔2/3:2007/08/09(木) 21:45:36 ID:I0nyPVP6

 自分の全力の攻撃が一切通じず、無表情でこちらを視界に捉え続ける得体の知れない使い魔。ギーシュは成り行きで
売る喧嘩でも相手を選ぶべきだと今更ながら後悔した。だがもう遅い、後悔とは手遅れになってからするものだから。
「降参したらどう、ギーシュ?」
「ま、まだまだ僕は本気を出しちゃいないぜ!」
 往年の某名作ボクシング漫画のやられ役の様にうそぶくギーシュ。ちなみにその台詞を言ったキャラはギャラクティカ
ファントムの餌食になっている。この時点でもうギーシュの運命は確定してしまった。
「強がりはみっともないわよ。まだ私の使い魔は動いてすらいないのにあなたはもうボロボロじゃない」
「ふっ、打たれ強いだけの使い魔に何が出来るのさ」
「そう……」
 ふぅ、と俯いて溜息をつくルイズ。
「ごめんなさいね、ミス・モンモランシ」
「え?」
 突然話の矛先を向けられてモンモンは戸惑った。何故ミス・ヴァリエールが自分に謝る?ルイズはその疑問に直接答え
ようとはせず、しかしギーシュへ向けた台詞で一気に氷解する。
「さよなら、ギーシュ」
「「「「「「「「「「え゛」」」」」」」」」」
 露骨な処刑宣言にギーシュとモンモンだけでなくギャラリー一同静止する。止まる暇も無く使い魔に命令を
「駄目」
 下そうとしたところで意外なところから止められた。
「何のつもりタバサ、今度は貴方が相手になるつもり?」
「違う」
 止めた張本人……タバサはふるふると首を振って否定する。そして
「死なない程度に手加減した方が面白い」
「「「「「「「「「「ちょwwwww」」」」」」」」」」
 もっと鬼畜な提案をしやがった。
「仕方ないわね……」
 仕方ないと言うわりにニヤニヤ笑いが抑えられないルイズは改めて自分の使い魔に向き直り。


「さあ、遊んであげなさい

          ゼ   ッ   ト   ン   !!!   」


 その日、トリステインの一角に遠くガリアやゲルマニアの地からでも視認出来るほどの炎の柱が観測されたという。



その、なんだ。うん、いろいろやりすぎた。
やっぱり光の巨人より怪獣の方が召喚しやすいや、ガイガンやモンハンの人の二番煎じにしかならないけど。
ちなみにタバサが持つ本のタイトルは『円谷怪獣図鑑1966-2007 発行:M78星雲』

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:45:39 ID:PdTUHtDx
元祖宇宙恐竜か、それとも終わりと始まりを司るアイツか。

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:46:31 ID:Q92Cqftc
ちょw 確かに最強wwww

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:46:45 ID:65dAtrLV
カミキリムシ…一兆度?

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:47:16 ID:s5NdGAlZ
ゼットン!?
最強じゃあああああああ

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:47:16 ID:arDk08Td
ちょwwwwゼットンwwwwwwww

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:47:21 ID:kLwkyOgb
最強すぎwwwww
ってかタバサそれどっから持ってきた

488 :エデンの林檎:2007/08/09(木) 21:47:56 ID:nprMYpDL
なんと言う最強さん支援

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:48:29 ID:a1kcvKyv
怪獣図鑑読んでるタバサに萌えた支援

490 :「最後」の使い魔2/3:2007/08/09(木) 21:48:29 ID:I0nyPVP6
最後は途中で燃え尽きて使わなかった没ネタ


「あの火柱を見たときから胸の奥を焦がすこの思い!そう、これは情熱の炎なのよ!」
「絶対に違うと思う」
 宇宙恐竜への愛を語る親友―――キュルケにタバサは冷静にツッコミを入れる。1兆度もあれば焦がすどころか
灰も残さず光子レベルで分解されるよ。情熱もともかく蒸発する暇も無いって。

「喰らえ!エア・ハンマー!」
 風の魔法が纏わり付くようにゼットンに襲い掛かり、偏在が四方を取り囲む。が、ゼットンはまったく動じず偏在に
向けて熱戦を発射し、ワルドの本体も熱戦を受けて地面に倒れる。同時にエア・ハンマーが消失する。
「や、やるじゃないか!エア・ニードル!ウィンド・ブレイク!」
 次に襲い掛かるは風の刃。先ほどの小手調べの時とは違う本気の一撃なら、ゼットンもダメージを受けるかもしれない。
 しかしゼットンは不動の姿勢で鉄壁のバリア・ゼットンシャッターを展開し、風の刃はバリアに当たると同時に砕ける。
 ここまでワルドは確実に敗北フラグを成立させているのだが、不幸なことに彼はその事実に気付いていない。
「な、ならこれでどうだ!ライトニング・クラウド!」
 襲い掛かる電撃をゼットンは相変わらず不動の姿勢で、しかし今度はゼットンシャッターも使わずその電撃を胸の前に
手を当てて吸収する!
「な、なんだってーーー!?へあっ!?」
 その隙が命取り。光の国から僕らのためにやってきた赤い巨人すら葬ったもはやチート性能なカウンター・ゼットン
ファイナルビームを受けてワルドはうつ伏せに倒れて力尽きた。

 クロムウェルが到着したとき、ワルドは何故か仰向けに倒れていた。うつ伏せに倒れたんじゃなかったのか。
「ぽちっとな」
 復活の呪文が違います。いや、まぁそれはおいといて。
 仲良く復活したワルドとウェールズはクロムウェルの手で強化改造を施されることになった。なんでもゼットンを参考に
して、更にオリジナルよりパワーアップさせるらしい。
 これも致命的な死亡フラグだったのだが、やっぱり知らない二人は喜んで受け入れてしまった。結果、二人はどう見ても
くたびれたような衣服になり、その体は動くたびにプラプラと見苦しく揺れる事になる。

「あなたはウェールズなんかじゃない!あの人はそんなに見苦しくなかった!」
 いきなりアンリエッタに拒否られるウェールズ。確かに帰マンのゼットンの造形はいただけない。
「私のゼットンをそんなバット星人の不良品と一緒にしないでよね!ゼットン、本物の力を見せてやりなさい!」
 そういってルイズの後ろに現れるゼットン。身長は99,9m、体重は6万6666tにまで成長し、立派な翼まで生えたパワード
ゼットンである。ちなみにゼットンは幼体→半甲殻体→甲殻体(TVの形態)→繭状体→成体と成長する。どこまで強く
なるんだこの宇宙恐竜は。


さて、バンコランの6(ピー)の続きを書かないと。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:48:33 ID:wPZKcu7l
呼ぶなら体の大きさも自在のバルタン星人も捨てがたいな
分身で偏在もどきもできるしw

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:48:40 ID:PdTUHtDx
酷い、タバサ酷いw
まぁ確かに魔法も何も使わない1兆度の炎に対策出来る術など誰が持とうか。

>>487
頭燃やされたゾフィー隊長が置いていったんだろう。

そして>>418→DOD→夜天かな?

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:49:15 ID:9vJkkbOi

予約は 418→DOD→夜天→エデン で良いのかな?

494 :418:2007/08/09(木) 21:50:13 ID:arDk08Td
ゼットンGJです。なんという最強の使い魔

 明日は待ちに待った(あるいは来て欲しくなかった)召喚の儀だ。
 この物語の主人公であるラ・ヴァリエール公爵三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールはベッドの上に身を投げ出してから、ふんと鼻をならした。
 このルイズ、先ほど卑しいゲルマン女のツェルプストーと口論になったばかり。明日は絶対高貴で優雅で優美で勇敢な使い魔を召喚してやるわ!
 そう勇んでみてはいるものの、残念なことに彼女は聡明だった。そしてまったくもって残念なことに、魔法の実技は学院始まって以来の落ちこぼれ。ルイズは前夜から悔し涙を流している自分が情けなくて、更に雫の量を増やした。
 いけない、枕の湿り気で気分が悪くなっているのよ。明日はツェルプストーが腰を抜かして目を回してしまうくらい、凄い使い魔を召喚するのよ。
 ルイズは蓄えるだけ蓄えた知識を総動員して、そのツェルプストーを見返すに相応しい使い魔を想像する。(幸いな事に、彼女の知識量は学年有数であった)
 最低限、この学院の誰も持っていないような使い魔が良い。どこの学年の誰かと同じだとか、ルイズにしては凄いけれど誰々の方が懐いているだとか、そんな風に言われるような事があってはいけない。
 竜、そうだ。竜が良い。竜は本当に稀少だ。先ず王族に連なる者、あるいは二親、三親以内で、そして膨大な魔力を有する者以外に例はない。
 各国の竜騎士隊は、幸運にも二頭以上の使い魔の竜が同時期に存在し、そしてつがいとなり、仔をなし、さらにそれが仔をなし、脈々とその血脈が受け継がれてきたものだ。竜騎士隊の数は、国力、そして国の歴史を表す。
 隊を編成するほどに竜が居なかった時代には、竜を使い魔に持った隣国の王族同士が結婚し、そのつがいが仔を二頭以上成さなかったために一頭の仔を奪い合って戦争が起きたとの記録もある。
 その記録を知識として持つルイズの優秀さは群を抜いていたが、同時に彼女に望みの薄さを教えていた。少し考えれば答えも出る。
 竜は無理ね。もう少し手頃で、色は清廉な白が良い。そして耽美さの中に勇猛さを併せ持つユニコーンはどうだろうか。
 ユニコーンはその気難しさで有名だ。契約者は例外なく処女の若い娘だ。これはルイズも満たしている。しかし、その上信仰心厚く、他国に聞こえわたるほど上品で、そして卓越した風のメイジでなければ召喚に応じてはくれない。
 ユニコーンも無理だ。どうしよう。
 あれも駄目だ。これも無理だ。ルイズは次々と夢想し、そしてその空想を次々と否定していった。
 ルイズの澹い目の前には今、一匹の白い子猫が居る。まぁ、なんて愛らしい使い魔。

 ルイズはその白い猫を指先で可愛がる。その仔は自分の柔らかい薬指の腹を好み、短い足で寄って来てはルイズの指に喉を擽らせるのだ。そして悦楽を感じた女のように躯をぶるぶると震わせると、それはそれは愛おしそうに鳴く。
 まぁ、なんて愛らしい使い魔。ルイズはその仔の忠誠に報いるように、首筋を撫でてやる。
 勇敢さは要らない。自分が誇りを叫んでやろう。
 剛悍さも要らない。自分が挫けず守ってやろう。
 優美さを、優美さを持って、彼女を誇ってやろう。
 それが良い。ルイズはにっこりと微笑んでから、懸命に弱い躯を駆使して自分に近づいてきた猫、その幻想を消し去って眠りについた。
 明日はきっと召喚に成功するだろう。


495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:50:17 ID:s5NdGAlZ
一兆度あれば普通に宇宙終了の合図ですよwww

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:50:59 ID:PdTUHtDx
しかもバンコランの人だったのかよw
しかし立派な翼が生えていると聞くとゼットンよりラギュ・オ・ラギュラを思い出すなぁ……

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:51:28 ID:65dAtrLV
成体ってどれだけ強いんだ?
よくわからない俺に教えてください

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:51:49 ID:I0nyPVP6
あう、最後3/3だったのに間違えたorz
バルタンも鋭意製作中……でなくパタリロを、じゃなくて受験勉強しろ、俺
今月末だってのに何やっているんだ…

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:51:49 ID:H8ZH+5Mi
最強ならウルトラマンキングだろwwwあのじじいの強さおかしいんだぞwww
人間の強さをウルトラマンとした場合キングの強さはウルトラマンとかwww

500 :DigiZero:2007/08/09(木) 21:52:24 ID:arDk08Td

 ほぼ全ての生徒が召喚を終えて、ルイズの番が来た。ユニコーンはなかったが、竜に関しては一人、トライアングルのタバサが召喚に成功していた。周囲の生徒の大きな羨望に紛れて、ルイズも少しだけ嫉妬を覚えたが、それは小川に身を寄せた木の葉のように消え移ろうものだ。
 すっと、息を吸い込んでルイズは集中する。生徒たちが指を指して笑っているのも気にならない。きっと素敵な使い魔が、優雅で愛らしい白い猫が現れるのだ。
「宇宙の果てのどこかにいる、私の僕よ。神聖で、美しく……」
 ごうごうと煙が巻き起こる。強く場を乱す風に飛ばされないように堪えた。
 少しずつ、少しずつ煙は薄れ、そこに白い耳が飛び出し、そして。
「こ、ここはどこにょ!」
 ルイズは項垂れる。始祖ブリミル様は残酷だ。彼女は心底思った。
「はっ、もしや新天地!? ならここで大女優を目指すにょ!」
 猫は耳だけだった。落ち着きのないメイドが一人立っている。
「なにこれ、猫の耳……じゃなくて帽子? が、がっかりさせるわ。
 しかもメイド? 平民? あんたもう元の場所に帰りなさいよ……」
 平民ではなく一星の王女です。本当にありがとうございました。

おわる

投下終了です。すまんタイトル入れ忘れた

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:53:07 ID:CPAE5Fn7
>>499
うはwwwwインフレwwww

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:53:56 ID:UcyNFaB1
設定だけならゾフィー兄さんもかなり強いんだがな支援

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:54:40 ID:ZJaYuncz
人間の強さ=ウルトラマン
キングの強さ=ウルトラマン
キングの強さ=人間並?

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:54:53 ID:PdTUHtDx
えーと……デジキャラット?

505 :499:2007/08/09(木) 21:55:04 ID:H8ZH+5Mi
書き間違えた
ウルトラ戦士の強さを人間にたとえた場合だ

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:55:20 ID:ZRUhfIG6
ゼットン繋がりでラグナロックアーク・スーパー・ガンジー召喚支援

507 :DOD&M:2007/08/09(木) 21:55:34 ID:hB8tXX4M
この流れで投下するのは勇気がいるな……。
ともあれ、5分後に投下します。

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:56:08 ID:0w8yvIU6
そこで終わるんじゃなんの感想もかけんわ・・・


509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:56:50 ID:wg3ID6/a
>>506
スケさんカクさんもセットだな

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:57:02 ID:f9SOx/3h
>>499
ウルトラマンの強さを人間とした場合だろ?


511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:57:28 ID:QWivtMEk
DODの人を待ってる俺がいる。大丈夫ドンと来い

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:57:32 ID:PdTUHtDx
支援射撃用意……そういやDODの竜の羽衣は普通にゼロ戦なんだろうか。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:57:53 ID:riW5KuRP
支援

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:59:04 ID:f9SOx/3h
>>500
まぁそこらへんのメイジより強いんじゃない?
目からビーム

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:59:30 ID:I0nyPVP6
成体は不明、ただ今までの甲殻体でこの強さ。使い魔の性能は初代+マックスで妄想
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm257105
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm257138
ゼットンの群れを一人で倒したゾフィー兄さん強いよ。てかM87光線って対ゼットン用必殺技だったのか

1兆度の支援!

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:59:34 ID:CPAE5Fn7
支援

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 21:59:43 ID:hzd8dvxF
カオルは俺のものだ支援

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:00:26 ID:PdTUHtDx
>>515
待て、アレはゾフィー兄さんの捏造だ。あの人は捏造の達人だからな!

519 :DOD&M:2007/08/09(木) 22:01:37 ID:hB8tXX4M
じゃ、行きます。

 事前の陽動の甲斐もあってか、アルビオンからの脱出は容易に成功した。
 ワルドによる裏切り、それによるウェールズ皇太子の死。苦々しい結果を生んだ任務だったが、目的の物は手に入れ、これでようやく終わろうとしている。
 青空の中、二頭のドラゴンがそれぞれの主とその仲間を乗せ、雲を掻き分けながら飛ぶ。
 短い滞在であったが、各々の胸に何かを残した旅であったのは間違い無い。

「……ホッとしたら何か眠たくなっちまったよ。悪い、学院に着いたら起こしてくれー」「…………」

 戦いを経て疲れ果てたサイトとカイムは、アンヘルの背で寝転がると、そろって寝息を立て始めた。
 こうして二人を並べて見ると、まるで仲のいい兄弟に見えない事もない。キュルケは自身の考えがおかしかったのか、くつくつと押し殺した笑みを漏らした。
 入れ違いで意識を取り戻したルイズが、それを見て不審そうな表情を浮かべる。それからすぐに、今現在自分がアンヘルの背にいると気付き、全てが終わった事を悟った。

「……ワルドはどうなったの?」

 隣に座っているキュルケに、ルイズはそう尋ねた。サイトがカイムと連れ立って助けに来た事はおぼろげに覚えているが、事の顛末を彼女は知らない。
 その質問に対し、少し沈んだ表情を見せたキュルケは、一拍の間を置いてこう話した。
「死んだわ。あたしが殺した」
「サイトとカイムがやったんじゃ……」
「とどめを刺したのはあたし。それは紛れもない事実よ」

 そう言い切ったキュルケに向かって、ルイズは何とも言えない表情を浮かべた。
 ワルドが死んだ事に悲しみは無い。あれだけの事をしでかしたのだ。殺されても仕方が無い。無いのだが、そう簡単に割り切れるかと問われれば、少しばかり難しい話だった。
 悲しいとすれば、幼い頃に抱いた憧れが、無惨な形で消え去った事が悲しいのだろう。ルイズはその目から一筋の涙を零した。
 ルイズは自身の感情をもてあましている筈だ。そう思い至ったアンヘルは、そこでようやく口を開いた。自ら責任を背負おうとする、キュルケに対する助け舟の意味も含めて。

「キュルケが手を下さねばおぬしが死んでいた。ワルドは最期の悪あがきでおぬしを巻き込もうとしていたのだ。複雑なのは分かるがな……察してくれ」
「そうだったの……?」
「もう……アンヘルったら」

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:03:54 ID:PdTUHtDx
支援……そういやワルド死んでたなぁ。

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:03:57 ID:z2vBO07J
>>500
まさかスノピオが来るかとおもったら、デジコですか!?

一寸ちえぞー救出連鎖出来たので介入してくる

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:04:19 ID:ZRUhfIG6
ワルドがズルキ・クラウンやハッサム・クラウンみたいなネクロマンサーになって復活しないかな支援。

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:04:24 ID:3r+elrga
ガイガンといいゼットンといい、なぜか人間サイズなんだな。
なんか妙な感じ。

524 :DOD&M:2007/08/09(木) 22:04:43 ID:hB8tXX4M
 キュルケは、「余計な事を」とブツブツ言いながら、アンヘルの背中を小突いた。
「よさんか馬鹿者」と返すアンヘルだが、声のトーンが普段よりも上がっている気がする。
 アンヘルから告げられた事実に、ルイズはしばらくの間固まっていたものの、ほんの少し頬を赤らめ、キュルケに向き直った。そして、こみ上げる気恥ずかしさをこらえ、彼女に言う。

「……ツェルプストー……いえ、その、キュルケ……ありがとう」

 もじもじとしながら言うルイズの顔を、三十秒程ぽかんとしたままキュルケは見つめ、まるで子供にする様に彼女の頭をぐりぐりと撫でた。

「ちょっ、髪が乱れるじゃない!」
「気にしない気にしない……っていうか、礼を言うならもっと他にいるでしょう?」
「あ……」

 キュルケはルイズの膝元で、ぐぅぐぅと安心しきった顔で眠るサイトを指差した。

「本当の意味であなたを助けたのは、あたしじゃなくて彼じゃないかしら」

 そう言って、キュルケは自身の膝元にいるカイムの頭をそっと持ち上げ、その太ももに乗せた。
 そして、少しばかり意地の悪い笑みを浮かべ、ルイズに言う。

「せめて、これくらいはしてあげないとねー。ま、ルイズのちんまい身体じゃ、無理かもしれないけどね」
「な、ななな、何よ! わたしだってそれくらいできるもん! バカにしないでよね!」

525 :DOD&M:2007/08/09(木) 22:06:05 ID:hB8tXX4M
 対抗する様にして、だが、キュルケの手慣れた所作とは違い、おぼつかない手つきでサイトの頭を持ち上げると、どすんと落とす様に彼の頭を自身の細い太ももに乗せた。ルイズは予想外の重みに少しばかり顔をしかめる。
 「んぐっ」とサイトの口から呻き声が漏れたのは聞かなかった事にして、眠る彼の顔を覗き込んだ。色々と言い合ったりもしたけれど、確かに結果としては彼に助けられたのだ。

「……ルイズは、俺が、守る……」
「!?」

 ルイズの腹に顔が行く様にして寝返りを打ち、サイトが寝言を漏らした。ぼっ、と火が点いた様にルイズの顔が真っ赤に染まる。
 キュルケはそれを見てふふんと鼻を鳴らして笑うと、その目を落として、眠るカイムの頭を撫でた。ラ・ロシェールでの戦いの時に受けた傷より余程深い物が、彼の身体に刻まれている。
 カイムの腕の傷口を、愛しそうに触れ、彼女は呟いた。

「ごめんなさいね。頼りにならないご主人様で。アンヘルとあなたには、ずっと助けられっぱなしなのに、何も返せてない気がするわ」
「…………」

 声が聞こえているアンヘルだが、ここは敢えて口を挟まないでいた。場の空気を読むのも大変だ、と彼女は小さく溜息を吐く。そして、内心で漏らした。
 (おぬしからは、得がたい物を沢山受け取っておるさ。おぬしと言う主を得て、良かったと思っているさ)

「あなたからしたら、ご褒美にもならないだろうけど、受け取ってね、カイム」

 そうして、キュルケはそっとカイムの唇に自身のそれを重ねた。奇しくも、ルイズがサイトに向けて口付けたのと、それはまったくの同時であった。
 アンヘルに並行して飛ぶシルフィードの背から、ギーシュの何ともやるせない声が発せられる。

「……何だか、とても入り込めた空気じゃないよね」
「もう、今は口を開くのも野暮ったいですわよ。きゅい!」

 そうこうしている内に、辺りの景色は見慣れた物へと変わっていく。
 無言の時が過ぎ行き、どれ程の時間が経ったか忘れ始めた頃、トリステイン魔法学院の姿が、彼女達の眼下に広がった。

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:06:17 ID:QWivtMEk
いかん。和むwwww支援!

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:07:05 ID:PdTUHtDx
あぁ畜生、この二人とアンヘルさま仲良いなぁ可愛いなぁ支援。

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:09:11 ID:riW5KuRP
支援

529 :DOD&M:2007/08/09(木) 22:09:37 ID:hB8tXX4M
相変わらず短くってサーセン。今回はここまでです。
あじゅじゅしたー。

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:10:06 ID:s5NdGAlZ
あじゅじゅしたー

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:10:10 ID:65dAtrLV
人になれるわけでもないのにアンヘルを可愛いと感じる
これが愛か

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:10:32 ID:oFA0asip
あじゅじゅしたー
いや本当に和むなw

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:11:32 ID:QWivtMEk
超乙じゅしたー。
和みすぎて死にそうなんだがww

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:11:44 ID:PdTUHtDx
あじゅじゅしたー、良い第二巻完でござった。
そして前回良い所で切られた夜天支援準備。

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:12:29 ID:I0nyPVP6
>>523
俺は一言も人間サイズとは書いてないぞー!巨大とも書いてないけどw
連載した場合の予定としては戦闘時に元のサイズに戻る。というかうっかり最後99,9mにしちゃったw

乙!そして支援!

536 :夜天の使い魔:2007/08/09(木) 22:13:05 ID:1KDIrsS5
それじゃ投下予告。
何時も面白い作品に挟まれ重圧が凄いよ。

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:13:32 ID:V1LkavFm
夜天氏支援!支援!

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:14:45 ID:H8ZH+5Mi
支援で……いいよ

539 :夜天の使い魔:2007/08/09(木) 22:15:40 ID:1KDIrsS5
すまん、今回は改行無しで投下しようと思ったら「長すぎる」っておこられちった。
一旦キャンセルして準備しなおしてくる。

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:15:56 ID:PdTUHtDx
>>536
十分面白いと思いますよー。今まで夜天の魔導書の出番薄いかなとは思いましたが。

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:16:26 ID:hzd8dvxF
どじっこだな夜天たんは。リィン! リィン!
改定頑張れ支援

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:16:49 ID:gnVCZGA6
和む・・・・・・アンヘルとキュルケのやり取りが実に・・・・・・
GJ!

そして今、予約って幾つあるの?
以前T-1000投下した者だけど、映画版トランスフォーマーもので1つ投下したいんですが。

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:16:58 ID:+EGEK/mA
>>539
改行しなさいw

544 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ:2007/08/09(木) 22:17:33 ID:eX7P9b9C
よし、ここでドロー。
投下予約を召喚ッ!

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:17:35 ID:I0nyPVP6
どじっこなリインを想像して萌え死ぬところだった支援

546 :エデンの林檎:2007/08/09(木) 22:18:04 ID:nprMYpDL
じゃああたしになります?

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:18:22 ID:PdTUHtDx
予約は夜天氏のみだから。

夜天氏→映画版トランスフォーマー→MOZと。

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:18:25 ID:1uf04wss
改頁はともかく、改行していない文章はさすがに読みにくいと思うのですよ。

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:19:17 ID:H8ZH+5Mi
>>544
よんでたぜ!カウンタートラップ昇天の角笛発動!……生け贄が無いので発動無効……

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:19:27 ID:PdTUHtDx
また林檎氏見逃したー!!orz
林檎の木に吊られて来るよ……

夜天→エデン→TF→MOZ

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:19:27 ID:gnVCZGA6
すんません、ageちまった・・・・・・
>>547了解した!

552 :エデンの林檎:2007/08/09(木) 22:20:05 ID:nprMYpDL
えーと、結局あたしでいいのかしら?

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:20:20 ID:ZRUhfIG6
誤ってホロホロの実を食べてしまい自分の能力に怯えるタバサ支援

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:21:11 ID:9vJkkbOi
>>552
問題無いです。 GO!!

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:21:35 ID:LgU98YY6
支援するよっ

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:21:39 ID:PdTUHtDx
>>552
イエス、マム。

>>551
混乱させて申し訳ないです……。

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:22:58 ID:65dAtrLV
いい加減ムキムキの実とかが出てもいいと思うんだ支援
まああの世界じゃ怪力がデフォルトっぽい感じだから出番ないか

558 :エデンの林檎:2007/08/09(木) 22:24:16 ID:nprMYpDL
じゃあいくぜ。スベスベの実は現代で馬鹿売れしそうな感じで投下


十話 『だから歯茎が痛いっつってんだろが、あ?』


 真っ当に生きていたからといって幸せになれるかといえばそうではない。
 幸せの量は常に一定であると誰かが言った。だから幸不幸が存在するのだと。
 ならばこのモット伯は間違いなく幸の側であり、それを提供するのは力なき平民たちであった。

 モット伯はメイジの間ですら評判の悪い男である。
 平民の少女を金と権力を使って無理やり手篭めにし、飽きたら幾ばくかの金を握らせて追いやる。
 貴族至上主義のこのトリステインにおいて、それを言いとがめることができる平民はいない。
 メイジたちにとっても金の使い方がうまいモット伯をどうにかすることができなかった。


「シエスタが買われた?」

 朝の挨拶に出てこないシエスタを心配して食堂を訪ねたルイズに、そのむなしい真実は語られた。
 心底悔しそうな顔でマルトーはコック帽を握り締めながらうめく。

「見初められて奉公ってんなら俺も気にしやしませんがね、家族の話を持ち出して連れてったんです。あんなのないですよ」
「……」

 食堂からの帰り道、ルイズは何もしゃべらなかった。
 沈黙を破ったのはギーシュ。

「彼女に八つ当たりした僕が言ってはいけないかもしれないが、今回の件はさすがに気に入らない。平民であっても女性を一方的に辱めるのはゲスのすることだと父上に習ったよ」
「ゲルマニアは身分はあまり関係ないし平民の権利もしっかり守られてるものねぇ。むしろこの国を理解できないわ」
「モット伯は世渡りがうまい。公式に彼を止めるのは不可能だろうね」

 ルイズは何も言わず、黙って裏庭に消えた。

「……怒ってるわね」
「彼女を気に入っていたようだからね。無茶をしないでくれるといいんだが……」


 ルイズの研究小屋、木造の簡単なもののはずがいつの間にか総石造りになっているが、その横でロングビルが庭石の残骸を錬金して置物を作っている。

「“フーケ”モット伯のうわさの信憑性は?」
「ほぼ完全。被害者の一部を色町で見たことがあるね。同じ女としちゃ蹴り殺してやりたい相手かな?」
「ありがと。小屋の黒い球体持って行っていいわ」
「あれなんなんだい?」
「炭素の単結晶体。ダイヤモンドほどじゃないけど高い硬度と優れた粘度が特徴」
「何かには使えそうだね、もらっておくよ。そうそうサービスだ」
「何?」

 置物を畑の周りに並べ、ロングビルはパンパンと手を払う。

「モット伯は中身はともかく『波濤』なんて二つ名賜るくらいの実力の水のトライアングルメイジだ。何するつもりか知らないけど“爆発”がメインのあんたとは相性悪いんじゃない?」
「記憶にとどめておくわ」

 そう、魔法はともかく“ボムボムの実”の能力は、自分という火薬が濡れている場合着火できない。

「能力に頼るのはやめたほうがいいわね。さてどうするか……」

 コツコツと窓を叩く音、見るとフレイムとヴェルダンデが窓から顔を覗かせていた。
 戸を開けるとフンフンと鼻頭をこすり付けてくる。

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:24:41 ID:gnVCZGA6
>>556
いえいえ。
んじゃ、林檎氏の後に。

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:24:44 ID:H8ZH+5Mi
ゴムゴムの支援!

561 :夜天の使い魔:2007/08/09(木) 22:24:56 ID:1KDIrsS5
改めて最後尾に投下予約。
これ位人が居れば自分の番になる頃には確実に準備が終わっているはず!

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:25:47 ID:wg3ID6/a
おっことぬしが突撃だああ

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:26:53 ID:riW5KuRP
支援

564 :エデンの林檎:2007/08/09(木) 22:27:46 ID:nprMYpDL
「……手伝ってくれるの?」
「きゅるきゅるる」「モグモグ」
「そう、なら徹底しなくちゃね」

 フレイムは憤っていた。
 彼はもともと非常に知性の高い存在である。基本が獣であるため強いオスにメスが嫁ぐこと自体に疑問は浮かばない。
 だがその知性ゆえ人間の強さは戦闘力だけではないことも理解してる。
 しかしながらオスはあくまでメスを取り合って他のオスと戦い、その強さをアピールするに留まるべきだと考えている。
 強さで相手を縛ろうとするモットに、フレイムは強い嫌悪感を感じていた。

(獣以下の外道めが!)

 ヴェルダンデは純粋な義憤の心で動いている。
 同じメスとして気に入らないし、何よりルイズが怒っているから。
 己の主を変えた彼女のため、己の主の友人のため、ヴェルダンデは同行する。
 ていうか毎朝の毛づくろいでシエスタを気に入っただけだったりするが。

 ルイズは二匹の前に座り込み、二つのかけらを差し出しながらつぶやく。

「正体がばれてはいけないわ。だから見た目を偽る必要があるの。これを食べればそれが可能になる。その代わり一生泳げなくなるわ。それでも?」

 二匹は、迷うことなくそれを喰らった。
 そもそもフレイムは火トカゲだ、泳ぐという発送がない。
 ヴェルダンデにしても水中は得意ではなく、地中を泳ぐように掘り進むなら馬よりも早い自信がある。
 水とあまり関係のない生態の二匹にとって、それはリスクになりえなかった。

「ありがとう。カツ丼ちゃん、行くわよ」

 室内のガラクタや火の秘薬をゴリゴリ食らって、ルイズは研究時用の作業着を着込む。
 実験の際に地面に敷いたぼろい布を会えてマント代わりにまとう。
 フレイムとヴェルダンデをカツ丼の上へ、ルイズはただ夜の闇の中をモット伯めがけてひた走る。


 シエスタは物事をポジティブに考えるように努力していた。
 モット伯のうわさは聞いていたので、覚悟を決めるほかなかった。
 ポジティブに考えよう、そうだ、どうせなら自分に夢中にさせて操るくらいはしよう!
 そういうふうに思うよう勤めながら、シエスタはモットの用意したそれ用のメイド服に着替える。

 だがモット伯の部屋に足を踏み入れたとき、そんな思いもかすんで消し飛んでしまいそうだった。

「ほら、早くこっちに来んか!」

 怖い、怖い、怖い。
 恐怖にがちがちに震えながらシエスタはベッドに腰掛ける。
 それをいきなり押し倒す、ムードとか演出とかわまるで考えない女に嫌われそうな行動に出るモット。

「ヒッ(いや、いや、いやあ!)」

 目をぎゅっとつぶったシエスタの脳裏に浮かんだのはルイズではなく、自分と同じ色の髪と目をした少年の優しい笑顔だった。

 屋敷が震えるほどの轟音が響き渡った。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:28:40 ID:QgyverN0
今一番期待している支援

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:28:49 ID:9T8E/Xc2
支援

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:29:09 ID:PdTUHtDx
林檎氏→劇場版TF氏→MOZ氏→夜天氏 ……抜かしたり間違えたりしてごめんね。

568 :エデンの林檎:2007/08/09(木) 22:29:28 ID:nprMYpDL

「何事かあ!」

 モット伯はいらだっていた。
 久しぶりに手に入れた上玉をさあこれから、というところで轟音。
 シエスタを部屋に残しいらいらしながらバルコニーへ向かう。
 その眼前には無理のある光景が広がっていた。
 真っ赤な髪と真っ赤に輝く目をした大男が、明らかに人間には無理な位置まで牙のぞろりと覗いた口を開いて、手当たり次第にフレイム・ボールを、それも無詠唱でばら撒いていた。


 モット伯の屋敷の少し手前、ルイズはカツ丼を元に戻して待機させると二匹に与えた実の説明を始めた。
 それは“ヒトヒトの実”、喰らったものに人間としての能力を与えるもの。
 人間が食べてもあまり意味のない実だが、人間以外が食べるときその真価を発揮する。
 いち早く意味を察したフレイムが己の体に意志を通す。
 メキメキメリメリと音を上げて、フレイムが人間に代わっていく。
 真っ赤な髪と真っ赤な目、小麦色の肌に点在するうろこ、二メイルはあろうかというキュルケの男版とでも言うべき大男がルイズを見下ろしていた。

「うっわぁ〜高〜」

 視線を戻すとその裸体の腰から下の映像が目に飛び込んでくる。

「……キュルケが気に入りそうね」

 フレイムは疑問符を浮かべたままだった。

 次いでヴェルダンデが変身を完了する。
 なんというか大雑把な大女が立っていた。
 ギーシュに姉がいればこんな感じだろうか? という雰囲気をかもし出す彼女。
 ただ大きい、背丈だけでなくあれもそれも全部大きい、ちょっとくらい分けろこのやろう! げふんげふん。
 女は自分の体をしばらく見つめ、ルイズに視線を向けてにかっと笑った。

「これを着ておいて頂戴」

 二人用に赤と青の二着のつなぎを喰らった布と金属から作り出し、ルイズは自分の変身を開始した。
 取り込んだ金属が体を覆い、ルイズの見た目を変えていく。
 内部の成分配置が書き換わり、髪の毛が急速に色を変えていく。
 ものの数秒で、異様に長い手足を金属で覆い背中に何かの装置を背負った怪人が誕生した。

「さてと」

 ガッと口から三つ、丸みを帯びた何かを吐き出す。
 それは凶悪な仮面。それを頭にかぶり、ルイズからできた怪人は門に目を向けた。

「いくわよ」

 合図と共にフレイムは一歩前へ、ヴェルダンデは両手をモグラのカギ爪に変え目の前の地面に飛び込んだ。


 一番不幸なのは誰かと問われれば、それはこのモット伯の館を作ったものだろう。
 自信を持って作ったろう主と違い華美にあふれるその屋敷は、見るも無残に崩壊を始めていた。
 バクバクの実の悪魔が体内にストックした金属と硫黄から砲弾を作り出し、ルイズの両手から吐き出されるそれらは外壁を、壁を、窓を、扉を、そのことごとくを粉々に打ち砕いていく。
 屋敷から打って出る傭兵っぽい警備員たちは次々と飛来するフレイム・ボールが黒焼きに変えていく。

 ようやく出てきたメイジの眼前には、等しく地獄が広がっていた。
 燃える庭園、うめく人間、震えるメイド、死に掛けの消し炭。
 傭兵の一人の頭を丸ごと加えていた赤い髪の大男は、現れたメイジを前に口の中の人間を吐き出し、その大きな口を開けて楽しそうに笑った。

「ウウウウウウウインド・アイシク」

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:30:50 ID:I0nyPVP6
支援って、うわあああああ!!
何で部屋にカミキリムシがリアルに沢山入ってきているんだあああああ!?

570 :エデンの林檎:2007/08/09(木) 22:31:40 ID:nprMYpDL
 呪文は最後まで完成しなかった。
 ただの一歩で踏み込んできた大男のうろこと炎に包まれた拳の直撃を顔のど真ん中にくらい、氷のメイジは沈黙した。
 仲間のメイジがやられ慌てふためく命じたいたちに、男は情け容赦なく火球を吐きつける。
 何とか抵抗を試みたものもいたが、すべて燃え盛る手足に吹き飛ばされていく。
 ちょうど五人目のメイジを排除し、フレイムはその目をただじっと屋敷に向けた。


 屋敷の中はさらにひどかった。
 大男をおとりに屋敷内に進入した怪人は、とりあえず目に付くものすべてを片っ端から喰らっていく。
 がたがた震える数名のメイドの前で壁に立てかけられていた斧を食べつくした怪人は、その筒状の右手を大きな扉に向けた。
 吐き出される砲弾が、扉を粉々に打ち砕く。
 一番端から順番に部屋を空け、その中の調度品をすべて平らげる。
 モット伯の精神的ダメージを狙ったこの攻撃は、ただでさえ高い彼の血圧をさらに跳ね上げることになった。

 ようやくモット伯が駆けつけたとき、目の前で怪人は大きな金庫の中にあった最期の金貨を飲み込むんでいた。

「貴様あ! よくも私の屋敷を! 私の財産を!」

 モット伯の杖から大量の水が噴出す。
 それを“砲撃の爆発で跳ぶ”というあまりに非常識な方法で回避した怪人。
 それに驚く暇もなく、怪人の鋼の腕がモット伯を襲った。

 “下から”

 キーンとかチーンとかグシャッとかいう音が響く。
 片方の性別にしかわからない致命的な痛みを感じ、モット伯は意識を手放した。
 思わず己の足の間を押さえた護衛が気配に顔を上げると、目の前には大きな砲門。

「や、優しく殺して?」

 吐き出された木製の弾等が護衛の意識を刈り取った。


 ヴェルダンデはジャイアント・モールだ。モグラのテリトリーは地中である。
 まるで水を掻くようにヴェルダンデはモット伯の屋敷の下に進む。
 彼女の鼻は、大好きな宝石のにおいを捉えていた。

 あまりよろしくない方法で財産を築き上げるものは、大体が何かしらの後ろ暗い金を持っている。
 モット伯の場合地下室が作られ、そこに隠し財産が蓄えられていた。
 地下室は外からは絶対に見えない。固定化やロックの魔法を入り口にかけたところで、まさかt過失の外壁にまでそれは施されていなかった。
 ヴェルダンデは地中から壁に穴を開けて侵入し、中を検分する。
 目に留まった宝石を嬉々としてかき集めるも、頼まれごとを思い出して棚をあさり始める。

 数分後、書類の束とオマケの宝石を体にくくりつけ、ヴェルダンデはもといた穴から抜け出した。
 そのまま屋敷の中心付近から掘り上がり屋敷の支柱周辺の土砂を削りだしている。
 建物そのものが傾き始めたのを確認すると、他の柱にも同じ用に細工を行っていった。


 急所の痛みに目を覚ましたモット伯が初めに見たものは、轟音を上げて崩壊していく自分の屋敷だった。
 使用人やメイドは既に逃げ出したらしく、都のほうへ向かう馬車の土煙が見える。
 呆然とするモット伯の前で、屋敷はその中心から崩れ落ちた。
 我に返り慌てて屋敷に内股で走ってゆく、と、門(だったもの)の横に大きなオブジェ。
 それが何かを確認した瞬間、モット伯は今度こそ意識を三千世界へすっ飛ばした。

 それは金庫やその中の金貨金塊、つぼや絵などの美術品、つまりモット伯の“表の財産”が複雑に組み合わさってできたオブジェだった。金貨などは鋳造しなおせばいいだろうが、つぼや絵画などはもう駄目だろう。
 ちなみに“裏の財産”こと地下室の中身は、まるでその地下室そのものが初めからなかったかのように綺麗に埋めつぶされていたことを記録しておく。
 モット伯はこの三日後、応急に匿名で送られたさまざまな資料により爵位を剥奪されることになる。
 晩年は神の道に帰依し過去の自分のように欲望に狂ったものを導いたそうだが、正直本編とはあまり関係ない。

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:32:48 ID:PdTUHtDx
ルイズの格好、もしかしてバネ足ジャック(藤田和日郎版)っぽい感じ?

>>569
呪いじゃ、ブラックビート様の呪いじゃ!……まぁGでなかっただけマシと思おうよ。

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:33:06 ID:lfHrjkzj
悪魔め…!支援

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:33:16 ID:arDk08Td
地下室かな支援

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:33:34 ID:9T8E/Xc2
三千世界支援

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:33:56 ID:riW5KuRP
支援

576 :エデンの林檎:2007/08/09(木) 22:34:12 ID:nprMYpDL

「ってわけで何故かモット伯が捕まって戻ってこれたのです。なんでも怪物が出たとかで」
「私のとこは何故かフレイムが言葉をしゃべるようになってね、毎日うるさくてうるさくて」
「僕のヴェルダンデもだ。韻獣ではなかったと記憶しているのだがね」
「……へえ〜いろいろあったのねぇ」
「……ミス・ヴァリエール、ヒトヒトの実が二つほど足りませんが何故でしょう?」
「そういう日もあるわよ」
「「「「……」」」」


結構誤字があって涙目。
とりあえず
t過失 → 地下室

以上! 一人でも楽しんでくれるならそれは素敵なこと。

さあ、Wikiを編集だ orz

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:34:55 ID:l0ZLRBaw
支援。
>>569よ。きっとムシを題材にした作品を書けと言うお告げだ。

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:35:10 ID:9T8E/Xc2
いろいろとGJw

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:35:16 ID:wg3ID6/a
t過失支援

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:35:55 ID:PdTUHtDx
三匹……もとい二匹と一人が斬るもとい焼く掘る食べるGJ。

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:36:14 ID:LgU98YY6
GJ
モット伯が改心したのはやはり玉が潰れたからか?ww

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:38:04 ID:gnVCZGA6
漢前ルイズGJ!
そんじゃTFもの40分に投下します。

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:38:10 ID:65dAtrLV

そーだよなー
サラマンダーやモグラなら水に縁がないもんなー
ところでゴーレムにバラミシア食わせると伸び縮みしたり何でも斬ったり出来るようになるんだろうか

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:39:00 ID:fmPDIkPA
このためにヒトヒトの実が二つあったのか。
人間のモデル違いってのはやっぱり肌の色とかになるのかな?

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:39:48 ID:oFA0asip
>>569
家じゃ夏の風物詩w
触覚掴んでギチギチ言ってる間に外にポイするんだ

586 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/09(木) 22:40:05 ID:gnVCZGA6
幾度目かの爆発は、それまでに無いほど巨大なものだった。
周囲を白煙が埋め尽くし、其処彼処から咳き込む声が聴こえる。
そしてルイズのみならず、コルベール、周囲の生徒達の視界をも閉ざした煙が晴れた時、全員が眼を疑った。

其処にあったのは、巨大な鉄の塊。
30メイルはあろうかという胴体の上に細長く先端に向かって僅かにしなる6枚の板が付いており、更に尾の先にも似たような4枚の板が垂直方向に付いている。
幅は約9メイル、高さも4メイル前後はあろうか。
とにかく、巨大としか言い様の無い物体が鎮座していた。

呆然とする生徒達を他所に、一人我に返ったコルベールはどこか興奮気味にそれの周囲を回り出す。

「これは・・・・・・!」

一通りの観察を終えた彼はルイズへと向き直り、内心の興奮そのままに叫ぶ。

「ミス・ヴァリエール! これは素晴らしい発見ですぞ! この物体は我々の未知の技術で作られている!」

有頂天になって声高に語るコルベール。
周囲の生徒達は、その言葉にざわつき始める。
一方、召喚主であるルイズは、目前の鉄塊を呆然と見上げていた。

(なに、これ? こんな巨大な・・・・・・使い魔? これを、私が?)

どうやら、自分がこれほど巨大な使い魔を喚んだ事が信じられないらしい。
やがて我に返った彼女は見る見る内に笑みを浮かべ、使い魔へと歩み寄った。


587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:40:45 ID:65dAtrLV
モデル魚人なんてのがあったら面白そうだよな
モデル巨人てのがもしあったらウルトラマンが再現出来るな

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:41:58 ID:riW5KuRP
支援

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:42:00 ID:PdTUHtDx
エントリーモード……かな?

590 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/09(木) 22:42:23 ID:gnVCZGA6
「ミス・ヴァリエール! 早く契約の儀式を! 先ずは材質の調査にあのガラスらしき物の分析、嗚呼、この鉄の板の用途も・・・・・・」

最早いてもたってもいられないらしく儀式を急かすコルベールを尻目に、ルイズは契約の言葉を紡ぐ。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ・・・・・・」

何処が頭かは分からない為、先端の部分に口付ける。
胴体の横、尾の辺りに描かれた文字らしき物の側にルーンが刻まれ、此処に契約の儀式は成った。

・・・・・・しかし。

「・・・・・・どうして・・・・・・どうして何も起こらないのよ!」

鉄塊は何の反応も返さず、只其処に鎮座しているだけであった。
ゼロのルイズが召喚した得体の知れない物体にどこか緊張気味であった周囲も、結局はただのガラクタだと思い至り、口々にルイズに対する嘲笑を浴びせ始めた。

「脅かすな『ゼロのルイズ』! ただの屑鉄じゃないか!」
「結局ゼロはゼロよね! お笑いだわ!」

それらの心無い罵倒に、ルイズは俯いて唇を噛み締める。
血が滲み、やがてそれが糸を引く頃になっても、嘲笑と侮蔑の声は止まなかった。


591 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/09(木) 22:43:52 ID:gnVCZGA6



・・・・・・やがて、コルベールが奇妙なルーンの写しを取り終え、生徒達はレビテーションで帰途に着く。
またもや嘲笑を浴びせられ、一人取り残されたルイズは大粒の涙を零した。

あんなに頑張ったのに。
あいつらを見返してやるんだと、そう誓ったのに。
結局、私は『ゼロ』のルイズなんだ。

絶望に沈みながらも、ルイズはとぼとぼと歩き出す。
だがその時、背後から何かが開くような金属音が響いた。

「え・・・・・・?」

振り返ったルイズの眼に入ったのは、鉄の塊の横に開いた人が潜れそうなほどの穴。
呆然とするルイズを催促するかのように、中で赤いランプが灯った。

「入れって・・・・・・言ってるの?」

涙に歪む視界の中で、物言わぬ鉄塊が『そうだ』とでも言うかのようにガラスの内側にも光を灯す。
ルイズはおっかなびっくり穴に近付き、それが扉なのだと理解した。
薄暗い内部を抜け、ガラス張りの狭い空間に入ったルイズは、何となくそこにあった座席へと腰を下ろす。
そして思ったよりも高い視界に妙な関心を抱いていると、後方で扉が閉じられる音が響いた。

「な、何!?」

同時に、慌てるルイズの内心など知らぬとでも言うかのように、更に耳障りな騒音が響きだした。
段々と甲高くなってゆくそれにルイズの不安が頂点に達しかけた頃、彼女は頭上の鉄の板が回転している事に気が付く。

そして回転の速度が眼で追えない程にまでなった頃、ルイズの視界がふわりと浮き上がった。



592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:44:02 ID:PdTUHtDx
ガラス、6枚……F−22?

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:44:49 ID:E8vPrdAt
ぶらっくあうと?

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:45:08 ID:PdTUHtDx
あ、ヘリ……ブラックアウト?

595 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/09(木) 22:45:40 ID:gnVCZGA6


ルイズを除く生徒達は学院へと向け、ある者はレビテーションで、またある者は己の召喚した使い魔の背に乗って帰る途中であった。
誰もがルイズの事など忘れ自身の使い魔の自慢をし合う中、キュルケは己の親友タバサへと語りかけた。

「それにしてもルイズの使い魔・・・・・・一体何だったのかしらね。ミスタ・コルベールは未知の技術がどうとか言ってたけど・・・・・・」
「興味無い」

話を振るも、心底興味なさ気に己の風竜へと目を落とすタバサに、キュルケは肩を竦めた。
斯く言う彼女も本心から疑問に思って話を振った訳ではなく、単に話題が無かったからこそ口にしたに過ぎない。
彼女達・・・・・・否、コルベールを除くハルケギニアの人間達にとって、あの鉄の塊は単なる屑鉄に過ぎないのだ。

(全く、せめて生き物を召喚できればねぇ・・・・・・)

仇敵と称した玩具が見せた打ちひしがれた姿を思い出し、深い溜息を吐くキュルケ。
そんな彼女と、その姿を首を傾げて見ていたタバサ、そしてその周囲を飛ぶ全員の耳に奇妙な重低音が飛び込んできたのは、学院まであと僅かという所であった。


596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:47:25 ID:riW5KuRP
支援

597 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/09(木) 22:47:42 ID:gnVCZGA6

「・・・・・・?」

「何? この音」

音の出所を探そうとメイジ達が視線を彷徨わせている間にも、音は徐々に、徐々にその大きさを増してゆく。
リズミカルに鳴り響く重低音は腹の底に響き、使い魔達の中には聴いた事の無いその音に怯え出すものも居た。
そして、一人のメイジがそれに気付いた。

「上だ!」

その声に頭上を見上げ、コルベールを含めた全員が唖然とした。



あの鉄塊、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの使い魔が、轟音と共に凄まじい速さで彼等を追い抜いていったのだから。



ルイズが使い魔の内部に乗り、級友達をいとも簡単に追い抜いてから数分後。
彼女は乗り込んだ時と同様、誘導されるようにして外部へと帰還を果たした。
頭上で回転する鉄の板から巻き起こる風に翻弄されつつも、少し離れた位置から己の使い魔の全貌を見る。

つい十数分前までは、ただの鉄塊にしか見えなかった。
しかし今、自分の目に移り込むそれは何よりも力強く、安心感に満ち、そして頼りになる存在。
未知の原理で動く、不思議な鉄の鳥。
私の、使い魔。


598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:48:22 ID:LgU98YY6
ゼロ戦ってレベルじゃねーぞ!!w支援

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:49:23 ID:CPAE5Fn7
ちょwwwゼロ戦お払い箱wwww

600 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/09(木) 22:50:02 ID:gnVCZGA6
本来であればルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールという少女は、その高すぎる貴族としてのプライドと魔法を使えない事から来る劣等感と相俟って、素直に礼を言えるような人物ではない。
しかしこの瞬間、彼女の目の前には物言わぬ鉄の塊しか存在しない。
その事実が彼女の中の壁を取り払い、素直に言葉を紡ぐ事が出来た。

「・・・・・・ありがと」

そう言って、颯爽と身を翻して教室へと向かうルイズ。
その顔は先程までの鬱々としたものではなく、微かな笑みさえ浮かぶ希望に満ちた顔だった。


601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:50:29 ID:65dAtrLV
竜の羽衣涙目支援
……人工衛星のTFの存在を最近知った。欲しいなあ

602 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 22:50:36 ID:89K2YdhB
支援
次おk?

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:50:44 ID:z2vBO07J
最新機なのか!?

604 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/09(木) 22:51:26 ID:gnVCZGA6





ルイズは知らない。
己の使い魔が、異世界『地球』にて『Sikorsky MH-53 Pave Low』という名で製造されていた軍用機であると。
本来のそれには、自己意識など備わってはいないという事を。

無人のコックピットに、少女の声が響く。
同時に、この世界のものではない奇妙な言語が、それと重なるようにして響き渡った。

『ありがと』
《Thank you》
『ありがと』
《Thank you》
『ありがと』
《Thank you》

やがて、その奇妙な合唱は他の言葉にも及び、複数の単語が混然と機内に木霊する。

『これは素晴らしい発見ですぞ!』
《This is a brilliant discovery!》
『どうして』
《Why?》
『ただの鉄屑じゃないか!』
《Isn't it steel scrap?》
『お笑いだわ!』
《It's funny!》

記録された音声だけでは飽き足らず学院中の声を拾い、『分析』は更に速度を増す。
そして唐突に声が止み、コックピット内に不気味な、それでいて流暢な、人間には到底発声できない合成音声が響き渡った。





『ブラックアウト、状況開始。ディセプティコンに栄光あれ』


605 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/09(木) 22:52:59 ID:gnVCZGA6
一先ず投下終了。
次回は楽しい楽しいギーシュ戦です。

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:53:00 ID:PdTUHtDx
劇場版TF氏→MOZ氏→夜天氏→レンタル氏 かな。

607 :569:2007/08/09(木) 22:53:54 ID:I0nyPVP6
乙!竜の羽衣は強化パーツか、最新式パッチみたいなものになるのか。あるいはお役御免か

あのカミキリムシ達は俺にバンコランを捨ててゼットンに打ち込めと言いに来たのかもしれん
ならその期待に応えなくては!でもパインサラダを食べてから書くとしよう

そして支援!

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:54:03 ID:PdTUHtDx
GJ。
未視聴なのでサイバトロンなのかデストロンなのかまでは知らんから見に行きたくなったw

609 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 22:55:31 ID:89K2YdhB
支援
ググった
間違いなく最強www

610 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ:2007/08/09(木) 22:55:57 ID:eX7P9b9C
乙です。
トランスフォーマーといえばビーストウォーズな私。
メタルスまでは見たのになぁ……

では投下始めます。

611 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 22:56:40 ID:89K2YdhB
先役がいましたか
次おk?
支援

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:56:48 ID:PdTUHtDx
>>607
ちょwパインサラダは死にフラグw

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:57:32 ID:i+Itj76E
>>607バンコランも読みたいんだがw


支援

614 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第五話:2007/08/09(木) 22:58:37 ID:eX7P9b9C
ギーシュとレクスの決闘から数日、虚無の曜日に入り、朝早くにルイズを起こす必要がない日になるまでの
レクスとルイズの会話はといえば、一日の総量にしても原稿用紙一枚にも満たないだろう。
レクスが朝、起こす際に呼びかけても無言だ。
以前なら着せろと命令していた服も、むしろレクスを追い出すように自分で着ている。
朝食にしても、無言で厨房を指差すルイズに、レクスは従う。
尤も、そのままルイズについて食堂に入ったとしても、出てくるものは最初の余りに少ない食事なのだろうと思うと
レクスは食堂にはついていく気になれなかった。
とまれ、朝はそんな様子であるし、授業にしても余計なお喋りが叱責を貰う、というのは最初に十二分にわかっている
レクスであったので、授業中は無論、その前後にも口を挟まなかった。
昼も同様に、厨房を指し示す。
レクスはレクスで、朝も昼も、ちなみに夜も厨房の手伝いをしつつ、食事をもらっていた。
マルトーは先日の和解以降、更に気を許すようになってくれたし
シエスタもなんだかんだと世話を焼いてくれた。
また、マルトーからレクスの度胸や根性、それに、貴族をギャフンといわせた、という事実だけを聞いている
他のコックやメイド達からも、歓迎を受けるレクスだった。
――全ての授業、全ての食事時がこの調子では、とてもではないが会話など成り立とう筈がない。
忙しい朝は別にしたとして、夕方から夜にかけては会話くらいありそうなものなのだが――

「マスター、幾らなんでも、二日も会話なしだなんて酷いんじゃないか?」

我慢の限界が来たのか、とうとうレクスがルイズの前に立ちふさがった。
日付としては、丁度虚無の曜日の前日。
夕食の後、部屋に入る前に扉に立ちふさがったのである。
両手を広げ、ルイズを止めるレクス。
だが、ルイズは暗い顔でレクスの目を見ると、顔を伏せてその場から走り去った。
てっきり激昂して怒鳴ってくるものと思っていたレクスは、拍子抜けにルイズを逃がしてしまい――慌てて追いかける羽目になったのである。
だが当然、一年以上も学院にいるルイズと、呼び出されて、実際に活動した時間はといえば三日ほどのレクスでは
学院の把握度が違う。
速度そのものはレクスが早くても、逃げ回るルイズを追いかけようと、五分もした頃にはすっかりルイズを見失ってしまったのだ。

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 22:59:24 ID:k1qtV4aY
>>611
>>606みて。
支援

616 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第五話:2007/08/09(木) 23:00:14 ID:eX7P9b9C
逃げたルイズだが、あてがある訳ではない。
口をつぐんだまま、顔を俯かせ、前を見ずに走り続けていた。
途中、とある部屋の前にいた数人の貴族男性に体当たりしながら駆け抜けたが――あいにくと、彼女にとってその部屋は大敵のいる部屋だったので気にしなかった。
レクスを振り切るために縦横無尽に走り回ったルイズだが、ある程度体力があるとはいえ、相手は一応勇者である。
それを地の利を利用したとはいえ、振り切るために使った体力は相当なものだった。
両膝に手をつき、フゥ、ハァと息を荒げる。
ふと顔を上げれば、そこは食堂だった。
くす、と自分の行動に笑ったルイズは、食堂に入って水を飲む事にした。
流石に茶を嗜む気にはなれないし、かといって何か食べようという気にもならない。
ただ座って、今の自分の気持ちを水で飲み干したかった。
しかし、貴族とは座して待つもの。
食堂に入ったはいいが、何をどうすれば水をのめるのかさっぱりわからなかった。
普段なら遅めの夕食をとるだろう教師や、掃除をするはずのメイド達も
明日が虚無の曜日だからか、掃除は既に終えられており、教師もいなかった。
誰かいないのか、と何時も座る席の近くへ行くと――

「あ、ミス・ヴァリエール」

メイドのシエスタが厨房用の扉から出てきた。
ルイズを見つけるとすぐさまこちらへと駆け寄り

「食堂へようこそ。何かお探しで……?」
「水を頂戴」

ルイズがシエスタに言うと、シエスタは恭しく礼をして、水の入ったポットと、ティーカップをもってきた。
わざわざそんなものを持ってこずとも――と思うのだが、いざ水を出して茶を、という貴族がいないでもない。
水出し茶の事を縮めるものとているのだ。
すると、このシエスタの判断はベターといえるかもしれない。
とりあえずルイズは水を受け取ると、グイと一気に飲み干した。

「……どうすればいいのよ、ね」
「え?」

水を飲み干したルイズだが、ぼそりと何事かを呟いた。
シエスタはその言葉が聞き取れず聞き返したのだが、ルイズは意味を聞かれたのだと思い

「……レクスの事よ。
あんたたちはいいわ。まだ平民だし、貴族に対するのと変わらない。
でも私は貴族。異世界とはいえ、相手は王子。……でも使い魔なのよ。どう接すればいいのか、わからないわよ」

それに、と。
今度こそ、シエスタには完全に聞き取れないほど小声で呟く。

(なんで――あいつが、魔法、使えるの、よ……)

ご主人様――あいつに言わせれば、マスターである自分が魔法を使えないのに。
何故呼び出した使い魔はあっさりと魔法を使えるのだ。
挙句、世界を救った勇者だという。
不釣合いすぎるじゃない、なんて皮肉。
始祖ブリミルに毒づくルイズであった。
ルイズの気分は最悪も最悪。
気付けば、愚痴っている相手が、レクスと仲の良いシエスタだというのも気に食わないし
弱音を吐く自分も気に食わない。
ヴァリエール家の三姉妹、その末女たる自分が、貴族である自分が強くなくてどうするのだ。
自分に暗示をかけていくルイズ。
心配するシエスタを横に、食堂を出て行こうと立ち上がるルイズだったが――立ち上がれなかった。

轟音が、学院を揺らした。

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:00:20 ID:i+Itj76E
あげちまったorz

618 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 23:03:02 ID:89K2YdhB
支援
>>606
>>615
見落としてました
感謝

619 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第五話:2007/08/09(木) 23:02:55 ID:eX7P9b9C
学院の正門近くに現れたのは、三十メイルにも及ぼうかという巨大なゴーレムだった。
突如現れたゴーレムになす術なく、次々と倒れていく衛兵。
学院の生徒も、ドットやライン程度では手も足も出ず、逃げ回っていた。
トライアングルクラスの教師や、一部生徒がゴーレムに攻撃を仕掛けるが
そもそも実戦経験のある教師や生徒がいない。
ミスタ・コルベールがかつて凄まじい戦果をあげていたが、彼は戦闘を怖がった。
これはいよいよオールド・オスマンの出番か、と思われる寸前、ゴーレムは数人の生徒――それもドットやライン。
有力貴族でありながら未熟な、土系統を使えないメイジ――を引っつかみ
学院の外へと走り出したのだ。
慌てて後を追う教師と生徒。
この事態にオスマンも遠見の鏡を用い、ゴーレムを監視する。
ここでルイズもようやく正門前にたどり着いた。
遅れた理由は、振動で揺れた厨房から出火したのを消していたからなのだが、出遅れたのには間違いない。
虚無の曜日前日の仕込みのため、マルトーだけが厨房にいたのが失策だった。

「マスター!」
「――レクス! あなた、あのドラゴンを呼びなさい、追うわよ!」

レクスが駆けつけたのをみたルイズが、先ほどまでの葛藤を瞬時に消去し、命令する。
この状況下で悩むほど、使い魔の活躍を聞かされたルイズは愚かではない。
相手が王子だろうと、なんだろうと。
自分はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールであり
このレクスは使い魔なのだ。レクス風に言うならば、召喚獣だ。
ならば召喚師である私がへたれてどうする。
ルイズは、覚悟した。
既にドラゴンは驚異的な速さで半リーグ近くは遠くにいる。
レピテーションやフライを使い、追いかけている状態だが
生憎と追いつけないし、上回るほどでも微々たる物だ。
しかし、あのレッドドラゴンやファルスならば悠々と空を飛び、追いかけられるだろう。
――だが、レクスは悔しそうな顔をして

「駄目なんだ。俺もさっきから召喚(よ)ぼうとしてるんだけど、全然魔法力が高まらない!」

カードを掴み、悔しそうに唸る。
レクスは歯噛みした。
――召喚できなくて悲しみに暮れた事を思い出す。
かつて、自分が未熟どころか、召喚術すらまともに扱えなかった頃の事を。

「走るわよ、レクス!」
「え?」
「飛べないし、召喚出来ない。
馬なんて持ってってもあのゴーレムの近くにいっただけで驚いて暴れるのが関の山よ。
だから走るのよ!」

当然、とばかりにレクスを見据えるルイズ。

「追いつけないからって諦めないわ。こちらに向かって走ってくるかも知れない。
私は、後ろを見せたくないの!」

それだけ言うと、ルイズは走り出した。
レクスもそれに続く。
――ふと、レクスは笑っていた。
豪快な笑いではないが、嬉しくて笑う。
自分のマスターは強い。
魔法を使えないかもしれないし、貴族だからか傲慢だ。
だが、臆病ではない。
卑怯でもないし、況して、邪悪では絶対に、ない。
それに、少しは悩んだかもしれないが――今だけでも、異世界の住人である自分を受け入れてくれた。
それが、嬉しいのだ。

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:03:14 ID:I0nyPVP6
大貝支援物語

621 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第五話:2007/08/09(木) 23:05:48 ID:eX7P9b9C
だが、現実は残酷だ。
三番目の選択肢、という訳ではないのだが、現実問題レクス自身が早くても、ルイズの足ではゴーレムに追いつけない。
それに、相手は三十メイルもある巨大なゴーレムの足なのだ。
一歩一歩が恐ろしく大きい。
トライアングルクラスのメイジの攻撃を何度か受けたのだろう体は、しかし再生するのか、完全な状態を保っていた。
飛んでいる教師の中には『赤土』のシュヴルーズの姿も見えたが――散々攻撃をした上、最高速度で飛んでいるのだ。
集中力が途切れてきているように見える。
ラインやドットでありながら勇敢にもついてきたものはしかし、精神力が尽きたのだろう。
ふらふらと地面に落ちていく姿が見えた。
既に一リーグ半は学院から離れている。
逃げ惑うだけだった生徒や教師も、馬などを駆ってこちらへと向かっているが――決定的に時間が足りない。
学院一の早馬とされた馬がたどり着くが、最初のルイズの予想通り、ゴーレムの巨体に恐れをなして暴れ狂う。

「間に合わないの……!?」
「諦めるな、マスター!」

レクスがルイズを激励する。
既にレクスの辞書からは『諦める』という言葉は削除されているのだ。
その言葉にルイズは顔を引き締める。

「召喚獣が言わなくてもいいの!
当然よ、貴族が敵に背を向けてなるものですか!」
≪――その心意気です≫

不思議な声がした。しかし、それを気にする間もなく、ルイズのポケットが光った。
と同時に、レクスの右手の模様が光り――続いて左手のルーンが光った。
レクスの髪が赤く光る。
それをみたルイズは喜ぶが、しかし未だレクスの顔は晴れない。

「く、何か、武器になるようなものがあれば……!」

レクスの召喚術の極意は召喚剣である。
無論、通常のようにカードから呼び出す事も出来るのだが、それでは手間がかかる上に
天の場に制限された属性のカードしか出せない。
前方を目指すのであれば、天の場に呼び出した方が早いのだが――

「――――なら、これを使いなさい!」

622 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第五話:2007/08/09(木) 23:08:12 ID:eX7P9b9C
ルイズがレクスに杖を渡す。
杖の重要性はレクスにはわからなかったため、それを受け取るレクス。
だが、見るものがみれば、今の行動がどれほど異常かわかるだろう。
杖とは貴族の象徴にして、メイジの象徴。
更に唯一自らを守る武器にして、相手を倒す武器。
メイジが杖を手放すなど、通常はありえない事なのだ。
それをあっさりと手渡す。
ルイズには貴族のプライドがないのか、と怒る者もいるかもしれない。
だが、それは違う。
貴族のプライドがあるからこそ、誰かを見殺しにせず、誰かの為に自らを捧げるのだ。
葛藤がない訳ではないが――兎にも角にも、レクスは杖を手に入れた。
棒切れであろうと、召喚剣は使える。
だが、ルイズの杖を使うという事はそれ以上の意味を持つ。
杖の重要性こそわからなかったレクスだが、召喚師が召喚獣に自らの武器を渡すほど信頼してくれたのなら――

(――応えてみせるぜ!)

レクスが杖を構える。
ルイズはドラゴンを呼べといったが、レッドドラゴンを呼んでしまえば、つかまっている生徒に危害が及ぶ。
かといってファルスではあのゴーレムの巨体を相手にするのは辛い。
あのゴーレムは再生するのだ。超高熱線ブレスを吐いてガラスのようにしたとしても、魔法で作られたゴーレムだ。
何が起こるかわからない。

(土属性をガードする召喚獣は――いない。
だけど、再生する敵と戦わなかった訳じゃない!)

レクスがゆったりとした動きを、しかし、流れるような迷いのない動きで剣を振るう。

「召喚剣――貝之太刀!」
『お呼びですか、マスター』

現れたのは、頭に巻貝をかぶり、両腕、両足、胴に貝で出来た鎧をつけた人型の召喚獣。
顔は貝の影になってみえないが、光る目が風格を出している。

「レクス、これは?」
「ターシェル。貝の守護兵さ」

ルイズの疑問に答えるレクス。
だが、ルイズが尋ねたかったのは召喚獣の事ではない。

「じゃなくて、これじゃ追いつけないわよ!」
「待っててよ、ってね」

623 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ第五話:2007/08/09(木) 23:10:24 ID:eX7P9b9C
レクスがカードを一枚取り出す。
デッキの整理をしている際に複数枚見つけた、自分の物ではないカード。
それらは全て、かつて旅をしていた仲間の物だった。
どういう理由で自分のデッキに入っていたのかはわからない。
だが――

「使わせてもらうぜ、ポヨン!」

かつて旅をしていた、緑色をした大喰らいの貝獣――水の貝の戦士を思い出す。

「貝獣仙人の呪文!」

ふと、ルイズには、レクスの頭の横に変な生き物が見えた。
オールド・オスマンのような長い髭を蓄えた、青い色をして頭に貝をかぶった二頭身の生き物。
だが、その姿は不意にルイズを向き直り――

『選ばれし少女よ、自らの使い魔を助ける為、ワシと共に唱えるのじゃ』

訳がわからない。
何故幻影が喋るのか。
何故自分は――その呪文の効果と、魔法が使えない自分が、唱えられると感じたのか――
気付くと、手を前にかざし、ないはずの杖を握るような感覚で目を閉じ、呟いた。

『シェルタル』
「シェルタル」

ルイズの周りに、ハルケギニアでは解読できない文字が浮かぶ。
それらはルイズの周りを回り――

「ファイバレル」

ターシェルの体に、不意に炎のようなオーラが宿る。

「ムー、バレル!」

ルイズが呪文を唱え終わる。
すると、一気に魔力が解放され――ターシェルが巨大化する。
しかし、通常、十メイルが精々のはずのターシェル巨大化なのだが
そこにいたのは、何故かゴーレムと同等程度の、三十メイルにも及ぼうかという巨大なターシェルだった。
これなら、追える。
二人はそう確信し、ターシェルに自分たちを肩に乗せるように指示した後、声を揃えて叫んだ。

『ターシェル! あいつを、追え(いなさい)!』
『御意!!』

624 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 23:10:41 ID:89K2YdhB
wktk


625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:10:57 ID:riW5KuRP
支援

626 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ:2007/08/09(木) 23:12:07 ID:eX7P9b9C
以上です。
正直、ルイズの苦悩で一話作った方がよかったと思う今日この頃。
ルイズの、レクスに対する接し方での悩みはこちらでの感想レスで気付きました。
本当にありがとうございますorz 迂闊にもなーんにもかわらないまま虚無の曜日に突入しそうだった。

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:14:15 ID:89K2YdhB

レクスとルイズの今後にwktk


628 :夜天の使い魔:2007/08/09(木) 23:15:13 ID:1KDIrsS5
では今度こそ投下する

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:15:27 ID:H8ZH+5Mi
夜天氏改行終わった?

630 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/09(木) 23:15:31 ID:DVtGg5/I
遅れてやってきて予約!

631 :夜天の使い魔 1/5:2007/08/09(木) 23:16:15 ID:1KDIrsS5
−みんなみたいに、ふつうに魔法が使ってみたかった。

 その声が、彼女の意識を覚醒させる。
 
 瞬時に己の状態をスキャンする。
 −基礎構造の致命的な破綻。所定の能力の半分も発揮する事は不可能。
また主とのリンク機構の破損。並びに管理人格としての機能の一部破損。
 −バックアップ機能の破損。これ以降あらゆる損傷を回復する事は不可能。
これに付随し、転生時に破損したと思われる魔法ストレージの復旧不能。78%
の収拾魔法の消滅を確認。
 −防御プログラムの停止を確認。以前のような暴走は見られず。

 一言で言って散々な状態だった。彼女が最後に記憶していた己の状態よりも
遥かに酷い破損状況だ。特に基礎構造の破損は致命的であったが、皮肉な事
に−システムの根幹をも冒したそれは忌々しい肥大化し暴走する防御プログラ
ムの機能をも停止させていた。
 もはや己を「闇の書」として縛るものは無い。その事に少しだけ安堵した。しかし
ながら同時に最早「夜天の書」ですらない。魔法ストレージの大部分は失われ、
貴重な魔法が闇へと葬られた。新たに蒐集を行う事は可能だが、その容量は以前
と比べ物にならない程少ない。己に与えられた使命を真っ当出来ない以上、その
名を名乗るのは不適切であろう。
 今の彼女は、ただの壊れかけたデバイスでしかなかった。
 
 しかし感傷に浸っている時間は存在しなかった。彼女は今、主が死の危機に瀕して
いる事を知った。生命活動は微弱であり、余命幾許も無いと判断。さらに明らかな外
敵の存在を確認。
 已む無く強制措置としてデバイス機構展開、融合を試みる−展開不能。主自身が
己の存在を自覚していない為、そしてリンク機構の破損がそれを不可能とさせていた。

 だが、幸運の追い風は彼女へと吹く。

 主がその意識を手放したのだ−いや、維持できなかったという方が正しい。その間隙に
彼女は賭けた。再びデバイス機構展開。全ての力をそこに傾ける。その行為がさらなる
破損を生み出している事を自覚していたが、そんな事はどうでも良かった。今主を護る
事が出来なかったとしたら、永遠に後悔する事になる。
 −デバイス機構展開開始、並びに融合開始。
 意識の無い主に代わり、デバイスである自分が身体の主導権を握る。一般的に言われる
「暴走状態」だ。言わば乗っ取りと言って良い。その事に罪悪感を感じる彼女だったが、
選択肢は他に無い。
 −展開、完了。
 主との融合を終了し終えた時、そこでやっと−自分が存在する事の不自然さに思い至った。

 自分は消滅したはずではなかったのか?
 そう、暴走した防御プログラムが主の体を冒す事を知って、自らの消滅を望んだはずだ。
そうして沢山の者達に見送られながら永遠へと旅立っていったのではなかっただろうか?

 −きっとこれは、奇跡なのだろう。
 
 思うままに生きられず、死を選ぶしかなかった自分への、主達からの最後の贈り物。
例え論理的な根拠など存在しなくても、そうなのだと感じる。
 ならば今度こそ思うままに生きてみよう、貴方に送られた名に恥じぬよう。

 我は闇の書に非ず。夜天の書に非ず。
 強くささえるもの、幸運の追い風、祝福のエール。
 −リインフォース。

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:17:12 ID:PdTUHtDx
リイン!リイン!

夜天氏→レンタル氏→ソーサリー氏

633 :夜天の使い魔 2/5:2007/08/09(木) 23:17:22 ID:1KDIrsS5
 フーケがゴーレムにルイズを踏み潰させたのは、何も嗜虐が目的だったと
いう訳では無い。ゴーレムに殴り飛ばされたルイズの様子は、明らかに死に
体だった。殺す事を躊躇いはしないが、こうやって苦しませるのは余りにも忍
びない。なら一思いに……と考えたのだ。
 巨大な足が、地面を踏みしめる。地響きを起こす程の勢いが付いたそれは
数十サントもの深さでめり込んだ。その下の少女は見るも無残な姿と成り果て
ている事だろう。想像しただけで気分が悪くなってくる。
 あとは空の二人だ。なんとしても逃がす訳には行かない。
 
 空を見上げようとしたフーケは、その異常に気付いた。
 ゴーレムの足の下から光が漏れている。白い光が漏れ出し−三つの頂点を
持った、明らかに意思ある物の手による図形を描き出し、回転する。
 −あれは、なんだ?
 一瞬、ゴーレムへの指令を緩めてしまう。その隙に空の風龍は距離を取り逃げ
出していったようだが、それでも尚目を放す事が出来なかった。怪盗フーケとして
培ってきた経験が、頭の中で激しく警鐘を鳴らす。何か、何かは解からない。だが
あれは良くないものだ。野放しにしておけば、きっと自分に破滅をもたらす何かだ。
フーケは杖を振るう。ゴーレムは、その光を押し潰さんとさらに地面を穿っていった。
 
 だが、光は一段とその輝きを強めていった。
(くそっ……消えろ、消えろぉぉぉぉぉぉぉ!)
 フーケの心が焦りに満ちた。気に障る、苛立つ。一刻も早くこの光を消し去って
しまいたい。フーケの顔が、醜く歪んだ。
 完璧に、粉微塵に砕いてやる! ゴーレムが再び足を大きく持ち上げる。
 巨体の重心全てを浴びせて叩き付けられた一撃は、一際大きな地響きを上げた。
辺りには土煙が舞いとび、踏みつけられた大地の周りには大きな亀裂が走り、
如何に重い一撃であったのかが容易に見て取れた。
 光が、止んだ。
 ああ、これで何も怖れるものは無い。フーケの心を安堵が包む。風龍の二人を
逃してしまったのは痛い。これでは最早ミス・ロングビルとしての活動を行うのは
不可能になるだろう。手痛い失態であったが、破壊の杖本体を確保出来ただけで
良しとしておこう。使い方が解からずともこれだけ貴重な品なら幾らでも捌き様はある。
 ゴーレムの傍らに、破壊の杖は転がっていた。
(まったく、手間をかけさせてくれるね。厄介な品だよ)
 どうやらこいつに関わると碌な目に会わないらしい。さっさと始末して手放してしまいたい、
とうんざりしながら鉄の筒を抱え挙げる。
 
 それは彼女が破壊の杖を手にすると同時に起こった。
 激しい破砕音。フーケがとっさに振り向くと、そこにあったのは片足が砕け散った
己のゴーレムの姿だ。バランスを失い、緩やかに地に伏そうとしている。足を再生するか?
 いや、間に合わないとフーケは判断。巨体の下敷きにならぬように逃げ出した。
 30メイルもの巨人が、仰向けに地に倒れる。辛うじて骨組みを残していた廃屋を潰し、
木々をも潰し、大地に激しく叩き付けられた。
 何故いきなり足が砕けたりする? 一体何が起こった?
 激しく混乱する思考の中、彼女はその姿を見た。
 
 ゴーレムの足が大地を穿った場所に、一人の亜人の姿があった。
 美しく長く伸びた銀髪、背には大きな黒い羽を生やし、その身は黒を基調としたコート
のような装束に包まれている。
(女の翼人? ならさっきの先住魔法だとでも言うの?)
 だとするならば、メイジ一人で敵う相手では無い。
 フーケは素早く呪文を紡いだ。瞬く間にゴーレムの足は再生され、再び立ち上がろうとする。
ゴーレムを消し掛け場を撹乱、その隙に逃げる算段だ。
 翼人は動く気配を微塵も見せない。何を考えているかは知らないが、これは好機だ。
土巨人は巨大な拳を振り上げ、一直線に翼人目掛け振り下ろした。

634 :夜天の使い魔 3/5:2007/08/09(木) 23:18:30 ID:1KDIrsS5
 覚醒を向かえた後、瞬きばかりの時間で彼女は全てを理解する。
 ルイズに召喚された事。彼女の使い魔になった事。
 そして彼女の誇り。彼女の願い。
 今までのルイズの姿が、リインフォースの脳裏に走った。
 彼女は理解した。ルイズが自分を喚んだのは、必然であったのだと。
かつての主のように、思うように生きられぬ悲しさを抱えた少女ならば、
また思うように生きられなかった自分と引かれるのは運命に相違無い、と。
 
 −みんなみたいに、ふつうに魔法が使ってみたかった。
 
「それが……貴方の願いなのですね、我が主」
 奇跡によって永らえたこの身は、多くの人の願いと力が忌まわしい呪縛
から救ってくれたもの。それならば−同じように新たな主の力となり、その
救いとなりたいとリインフォースは願った。「強くささえるもの」の名のように。
 
 巨大な土くれの足が彼女を踏み潰さんとのしかかってくる。だが、こんなもの
で彼女を潰せはしない。
 その身こそは古代ベルカの技術の結晶。人知を超えた力を持つ古代遺失物
−ロストロギア−の中でも最も怖れられたものの一つ。たかが土くれ如きにどう
こうできるような代物では、無い。
 巨大な足はリインフォースの前で止まっていた。まるで見えない壁に遮られる
かのように。幾ら力を籠めようと彼女の体まで到達する事は無かった。
 リインフォースの右手に魔力が集って行く。
「返礼だ……受け取るが良い」
 恐るべき力を秘めた拳が、迫る土くれに叩き付けられた。
 細腕によって繰り出されたその一撃は見た目を遥かに越え−いや、想像する事
すら困難な程強大な破壊力を発揮した。土ゴーレムの足は粘土細工よりも簡単
にばらばらに砕け散った。
 巨体が、轟音を立てて倒れる。その脇で逃げ出す人影−主と共にこの場に来た
女性、ミス・ロングビルと言ったか。魔力探知によるとこのゴーレムを使役する魔力
資質と彼女のそれは完全に一致している。そうなるとこの女性が怪盗とやらになるな、
とリインフォースは判断した。
 フーケが杖を振るうのが見える。同時に倒れた土くれの足が再生され、再び立ち
上がってくる。未だ戦意は失わないようだ。それは好都合、とリインフォースは考える。
彼女を逃がす気はさらさら無い。
 
 しかし余り時間を掛けていられる状況でもなかった。主であるルイズの体は死に
瀕している。自らに備えられた治癒機能では応急処置は可能であっても根本的な
治療は望めない。あくまで延命処置だ。すぐに専門家の手に委ねなければならない。
 一撃だ。
 ただの一撃で、全てを終わらせる。主の身を傷つけたこの醜悪な土くれを、一撃で消し去る。
 己の中に眠る膨大な魔法の中から、それに相応しいものを検索する。
 候補に挙がった魔法の名は−。
 それはリインフォースにとって特別な意味を持つ魔導師の、最も得意とする魔法。
圧倒的な火力を持つ必殺の一撃。
 その魔法が失われなかったのは偶然なのか−それとも、彼女達からのささやかな
贈り物だったのだろうか、彼女は遠き地に居る少女に感謝した。
(ありがたく、使わせて貰う。小さき勇者よ)

 土くれの拳がリインフォースを襲う。しかし、やはりその拳は届く事無く、彼女の眼前で
縫い付けられたように動きを止めた。
 −さあ、耐えられるのならば耐えてみよ、この一撃を。
 右手が大きく掲げられる。
「風は空に、星は天に、輝く光はこの腕に」
 手に光が集う。桜色の淡い光が、強大な力となってその掌へと満ちていく。
「全てを打ち抜く閃光となれ」
 掲げられた右手がゆっくりと、敵を捉え−必殺の一撃が、放たれた。
「ディバイン……バスター」


635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:19:21 ID:89K2YdhB
支援

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:19:31 ID:PdTUHtDx
リインフォース支援

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:19:41 ID:H8ZH+5Mi
管理人格がでてくるには400頁は必要なのにうまく壊れてるようだ

638 :夜天の使い魔 4/5:2007/08/09(木) 23:19:42 ID:1KDIrsS5
 キュルケとタバサは全力で魔法学院へと向かっていた。射程距離を過ぎた
のか、土塊も飛んでは来ない。
 シルフィードの背の上で、キュルケは静かに泣いた。
「馬鹿よ……ルイズ、あんたは大馬鹿よ」
 涙に濡れながら、キュルケは決意する。きっとフーケを捕まえて、この報い
を受けさせてやる、と。もしもう一度会い見えたならば、彼女の微熱は灼熱の
炎となって復讐を遂げるだろう。
 タバサはキュルケのように深く悲しむ程ルイズと親交は深くなかった。しかし
あの真っ直ぐな生き方はどこか眩しく、死んでしまったのは惜しいと感じていた。
 ふと、背後に光を感じる。
 何事か、と振り向いた二人た見たもの、それは。
 彼方の空を切り裂いて行く桜色の光の柱だった。
 
 眩い光の激流にフーケは思わず目を覆う。光が津波となって襲ってきたか
のような光景に、恐怖を感じずにはいられなかった。やがて、光が収まった。
 フーケは、そこの信じられない光景を見つけた。
 彼女のゴーレムの半身が消えていた。いや、そんな生易しいものでは無い。
正確には二本の足だけが奇妙なオブジェのように佇むのみだった。
 
 それは破壊などという優しい表現では済まない。抗う事など露程も許さない
圧倒的な力の奔流が、彼女のゴーレムを文字通り消滅させた。光に飲み込ま
れたであろう上半身は欠片一つ無い。炎の前に氷が消え去るが如く、完全な
消滅が−まるでそうなるのが世の理の一つであるかのように、あっけなく行われた。
 フーケは己が恐怖するのを止める事が出来なかった。
 恐ろしい。
 あれは先住魔法なんてものじゃない。それを越えるもっともっと恐ろしい何かだ。
自分達の人知を超えた圧倒的な力だ。なら、それを前にした自分は一体どうすれば良い?
 自らの限界近い恐怖を味わったものが取る行動は一つ。フーケは駆け出した。
少しでも遠く、あれから遠ざかりたいと、生物としての本能がそうさせた。
 だが−彼女の右手が空に持ち上げられ、固定される。
「え?」
 次に左手。そして両足。
 彼女の四肢全てが中空に縫い付けられ、吊るされた。
(私は一体、何をされている?)
 先程の光と言い、これと言い、全てがフーケの理解を超えていた。
 何故、こんな事になってしまった? 私は知らない内に、何かとんでもない事を
仕出かしてしまったのではないか? 思考がぐるぐると渦を巻く。解からない、
何もかも解からない。いや、一つだけ解かっている事があった。
 −もう自分には、どうする事も出来ない。
 
 頭上にゆっくりと、影が差す。
 フーケは空を見上げた。怖くて仕方が無いのに、見上げてしまった。
 そこには黒い翼人の姿があった。翼をはためかせ、空よりフーケを睥睨していた。
赤い瞳に宿るのは明白な感情、即ち怒りに他ならない。
 悲鳴を上げたくとも、遂に限界を突破した恐怖は体の自由を奪い去った。
口から漏れるのは掠れた呼吸音ばかり、命乞いをする事すら不可能だった。
「命までは奪わない」
 彼女の心を読んだかの様に翼人は答えた。そのの声は、深く澄んだ声色をしていて、
まるで心すら掴まれているような錯覚をフーケに与える。それがより恐怖を助長させた。
 翼人は手に何かを持っているのが見えた。フーケはそれに見覚えがあった。
あれは本だ。ミス・ヴァリエールが持っていた「使い魔」。その「使い魔」が翼人の手より
浮き上がり、一人でにばさり、と頁を開く。
「だが、奪わせて貰うぞ。お前の力を」
 胸が−熱い。何か大事なものを体から引き出される感触がした。そして焼けるような
感覚をその身に感じながら、遂にフーケは意識を手放し闇へと落ちて行った。

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:20:44 ID:89K2YdhB
しえ〜ん

640 :夜天の使い魔 5/5:2007/08/09(木) 23:20:52 ID:1KDIrsS5
『蒐集』
 声が響き渡ると共に、その本に変化が起きる。次々と白紙のページに
文字が刻まれていったのだ。5ページに渡りそれが続くとやがて本は自動的に
ばたん、と自らを閉じる。
 どうやら蒐集機能に問題は無いようだった、とリインフォースは安堵する。
 土くれのフーケと言われる怪盗の魔力の源・リンカーコアから何の問題も無く
その魔法を蒐集する事が出来た。しかも魔法規模から想定したよりも魔力量が高い。
これならば本来の目的だけでなく自らの機能回復にも充てる事が出来るだろうと判断した。
致命的に破損した機能以外−主とのリンク機構の復旧や基礎構造の補強等−
を早急に行い、主と正式にコンタクトを取れる状態にならなければならない。
 また、融合状態を余り長く続けるのも問題であった。このような暴走状態で融合し
続けるのは主の体に負担をかける事になる。
一秒でも早く、融合を解除しなくてはならなかった。
 リインフォースは辺りを見回すと、地面に落ちていた鉄の筒−破壊の杖を手に
取った。どうやら原始的な質量兵器らしい。この世界の文明や魔法のレベルを考え
れば確かに有効な兵器であるに違い無い。あまり価値のある物とも彼女には思え
なかったが、主はこの兵器を取り返す為にこの場に来たのだ。持って行く事とした。
 
 リインフォースが光に包まれる。そしてその光に溶けるようにして姿を消した。
後に残るのは、意識を失ったフーケと荒れ果てた森の一部だけであった。
 
 キュルケとタバサはやっとの事で魔法学院に帰りついた。しかしその顔は暗い。
一体どうやってルイズの身に起きた悲しい出来事を説明すれば良いのかと、
キュルケは途方に暮れていた。
 中庭へと降り立った所に、ミスタ・コルベールが大急ぎで走ってくる。
「おお、無事だったのですねミス・ツェルプストー! それにミス・タバサ!
 心配していたのですよ」
 コルベールは心底安心したような表情を見せた。
「ミス・ヴァリエールが大変な状態でしたから、二人ももしや、と思ったのですが
杞憂で済んで良かった、本当に良かった」
「その、ルイズの事なんですが……」
 キュルケが言葉に詰まる。やはり、自分の口から友人の死を告げるというのは
実に精神力を必要とするのか、なかなか踏ん切りがつかない。
 しかしミスタ・コルベールが放った言葉は彼女達には不可解としか言い様の無いものだった。
「そうです、ミス・ヴァリエールの事は私達も詳しく話しが聞きたいと思っているのですよ。
何故彼女だけが先に学院に帰ってきて、何故彼女が破壊の杖を持っていたのか、
何故あんな大怪我をしていたのかを!」
 キュルケとタバサ、思わず二人は顔を見合わせた。
 
 医務室のベッドの上には、全身に包帯を巻いた痛々しいルイズの姿があった。
傍らには治療を担当しているだろう水のメイジが付きっ切りで看病している様子が見て取れた。
「学院の衛士が、門の前で倒れている彼女を発見したんだ」
 コルベールが語ったのはルイズが発見された時の状況だった。
「見つけた時には全身血塗れでね、一目で酷い怪我だったと解かったよ。
すぐに医務室に運んで治療を施したから命に別状は無いから安心して欲しい。
そして彼女が抱きしめるように抱えていたのが破壊の杖だ。大事そうに抱えていたよ」
 コルベールは一息付くと向き直り、疑問を投げかける。
「そこで君たちに聞きたいんだ。何故このような事になったのか、とね」
 それはこっちが聞きたい位なんですけど、とキュルケは嘆息する。
死んだと思っていたルイズが何故学院に?
 あの時見た桃色の光、あれが何か関係しているのだろうか。
 しかし今はルイズが生きていた、その事を喜びたい。
(覚悟しなさいよ、ルイズ。目が覚めたら質問攻めなんだから)
 穏やかな顔で眠るルイズの枕元には、何時ものように彼女の使い魔が
−まるで彼女を護るかのように寄り添いそっと佇んでいるのだった。

641 :夜天の使い魔 6/5:2007/08/09(木) 23:22:16 ID:1KDIrsS5
ちょっとだけ補足。

・リインフォース
 A's13話後、破壊されたはずのリインフォースが本編のリイン。
 当然守護騎士プログラムがパージされてるのでヴォルケンは出ません。
 最早闇の書じゃないんで666頁縛りもなければ主を食い潰しもしない。
 その代わり本編で言及されている通りかなりポンコツ状態。

・攻撃が届かない〜
 ベルカ式防御魔法の一つ、Panzergeist。
 リインは無詠唱でこれを展開していた。

・ディバインバスター
 スターライトブレイカーが使えるんだから、その元になったこの魔法も当然使えるはず。
 なのはのディバインバスターが高密度に収束された遠距離砲撃魔法なら、リインの
ものは収束は抑え威力は減じたものの攻撃面の広い中近距離用攻撃魔法になる
だろう、と解釈して本編のような扱いになった。
 威力が高すぎるように見えるかもしれないが、防御魔法無しの土の塊相手ならあれ位は出来てもおかしく無いんじゃないかと思う。

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:23:44 ID:89K2YdhB
乙〜
なのは今度見てみようと思う

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:24:20 ID:PdTUHtDx
溜めに溜めてリインが来たな……ぽんこつと言う割には「圧倒的ではないか」。
なのはさんのディバインバスター有る辺りとか。
まずはGJ。
……ところでフーケさんはあのまま放置プレイ?

644 :夜天の使い魔:2007/08/09(木) 23:24:38 ID:1KDIrsS5
以上、投下終了。
マチルダさんを怖がらせすぎな気もする……。

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:25:25 ID:LgU98YY6
乙じゅしたー
ロリな俺的になのははA'sで終わってるのでヒャッホイです!w

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:25:28 ID:ZRUhfIG6
リリカル系はついついロリ百合とかバインドで触手ぷれいとか妄想してしまうGJ

647 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 23:26:24 ID:89K2YdhB
では、少しだけ投下します
前回宣言したところには全然届いてませんがきりがいいところまでかけたので

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:26:59 ID:+m7AdE4R
トリステインの魔法の使い方はベルカやミッドチルダから見たらずいぶん「原始的」なんじゃないかなって思ったこともありました

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:27:05 ID:oFA0asip
夜天の人あじゅじゅしたー
リインが思ったより早く出てきて嬉しい

>>642
見るなら2期までにしといた方が幸せ

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:27:50 ID:PdTUHtDx
>>644
一撃で30mクラスのゴーレム撃破する先住魔法?見て、バインド喰らえば当然じゃないかとも。

>>646
リインフォースは原作でもスパッツ少女にちゃんと触手プレイしてるさ。

651 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 23:27:50 ID:89K2YdhB
レンタルルイズ〜魔法使い、貸します!3

朝もやの中、ルイズとギーシュは馬に鞍をつけていると、ギーシュが心配そうに何かをルイズに頼み始めた。
「頼みがあるんだが…」
「何よ?」
「ぼくの使い魔を連れて行ってもいいかな?」
「連れて行けばいいじゃない?さっさと連れてきなさいよ」
「いや、もうここにいるんだ」
そういってギーシュはみかんのいるあたりを指した。
「え?わたし?」
「ちょっとギーシュ!!みかんは私の使い魔でしょうが!!調子に乗ってんじゃないわよ!!」
「違う、そうじゃないんだよ。おいでヴェルダンデ!!」
途端みかんの足元が盛り上がったかと思うとビッグモールが顔を出した。
「もぐらさん?おっきい!!」
「ああ!!僕のヴェルダンデ!!いつ見ても可愛らしいよ!!」
「あんたの使い魔ってビッグモールだったね」
ルイズがヴェルダンデを覗き込むとヴェルダンデもルイズを見上げ、そして襲った。
「ちょ!!何よこいつ!!」
「ああ、ルイズ、君の指輪に反応してるんだよ。ヴェルダンデは宝石が大好物だからね」
「ふざけないでー!!」
ルイズとヴェルダンデが格闘していると一陣の突風が吹き荒れヴェルダンデを吹き飛ばす。
「な!!誰だ!!僕の可愛いヴェルダンデに何をする!!」
ギーシュの問いかけに上空よりグリフォンに乗った羽帽子の貴族が返答を返す。
「いや、すまないね。婚約者がモグラに襲われていたものでつい、ね」
「こんやくしゃ?」
グリフォンが降り立ち、長身の男がルイズを抱きかかえる。
「ああ、僕はグリフォン隊隊長ワルド子爵だ」

652 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 23:30:49 ID:89K2YdhB
>>649
mjd?
参考にしときます

一向が港町ラ・ロシェールにつく頃にはすでに日が傾いていた。
皆一刻も早く休みたいとそうそうに宿を決め酒場で今後の方針を話し合う。
ちなみに部屋割りはルイズ・みかん、ワルド・ギーシュである。
ルイズがワルドとの相部屋を恥ずかしがったための部屋割りだ。
ワルドが小さな女のこの前で食い下がるのは気がひけたことや、ギーシュの意見もありこの部屋割となった。
まずワルドが口を開いた。
「さて、明後日にならねば船が出港しないことや途中襲ってきた盗賊の話などいろいろ話たいことはあるのだが、何よりもまず君たちは一体何だ?」
キュルケが嬉しそうに答える。
「はじめましておじ様♪私は微熱のキュルケ。こっちは雪風のタバサ。あんまりにもおじ様が素敵だからこっそり後をつけてきましたの」
ワルドは少し困ったよう答える。
「そうか…。助けてもらっておいて何だが、僕にはルイズという婚約者がいるのでね。残念だが君の気持には答えられない。」
「そんなぁ〜!!」
キュルケがなおもワルドに言い寄っている隣では、タバサがみかんを見つめていた」
「……」
「な、なぁに?タバサお姉ちゃん?」
「別に」
「…(やっぱりあやしまれてるのかな?もういっそ話しちゃう?…でも、やっぱり秘密にしといた方がいいよね)」
みかんが自分の力を下手に秘密にするべきではなかったかと少し後悔し始めるころには話合いが終わっていた。
「じゃあ、今日は解散にしようか?ああ、そうだ、ルイズ」
「なにかしら?」
「大事な話があるんだ、ちょっとついてきてくれ」
「ええ、分かったわ」
席を立った二人を見てキュルケが口を開く。
「じゃぁ、タバサ、お部屋に戻りましょうか、明日も早いみたいだし」
視線をを本から話すことなくうなずくタバサと驚きを隠せないギーシュ。
「なんだい?もう君たちが来た目的は無意味になったないか?まだ付いてくるのかい?」
「あら、確かにおじ様は振り向いてはkれなかったけど、なんだか面白そうな話じゃない?」
「面白そうだからって君、これは内密な任務で」
「それじゃあおやすみなさい♪」
気にする風もなく酒場を後にするキュルケ。
「全く…しょうがないな」
ギーシュ自身偶然一緒に来ることになっただけだということはあまり覚えていないらしい。



653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:32:35 ID:LgU98YY6
3期はgdgdっつーか大人になってるのでダメ、絶対。支援

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:32:42 ID:riW5KuRP
支援

655 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 23:33:14 ID:89K2YdhB
ギーシュとみかんが少しだけ談笑をした後に各々が部屋に帰ると、困惑気味のルイズがベッドに腰かけていた。
部屋に入ってきたみかんに気づいていないわけもないだろうに何の反応も示さないルイズにみかんは違和感を覚え声をかけた。
「ねぇ、ルイズお姉ちゃん、どうしたの?」
「私、この任務が終わったら結婚するわ」
「え?!」
いきなりそんなことを言われればだれだって驚く。
みかんだって驚く。
しかもこんな状況ならなおさらだ。
「けっこん?!いきなり?!」
「いきなりではないわ、婚約者だもの。いずれ結婚することはずっと前から決まっていたもの」
確かに許婚同士が結婚したところで何もおかしくはないんだが、なぜこのタイミングで?
それに、ルイズが手放しで喜んでいるようでないことも気になる。
いくら年が離れているとは言ってもみかんも女性である。
恋の悩みに関しては少なくとも男よりは敏感である自信がある。
「でも、あんあまり嬉しそうじゃないよ、どうして?」
言葉に詰まったようにうつむくルイズを見てみかんはこれはいよいよたたごとではないかもしれないと思い始めた。
結婚そのものも重大な問題ではあるが、それ以上にルイズを悩ませている何かがあるとすればそれはいったいどれほど大きな問題なのだろうか?
しばらく悩みんだ後に、みかんはルイズにはっきりと声をかけた。
「ルイズお姉ちゃん」
「何?」
「なにかなやみがあるなら、なやめばいいよ。答えを出すのは本当に今じゃにとダメ?」
「……!!」
ハッとした。
確かにその通りではないか。
ワルドの強引な求婚に少しばかり混乱してしまっていたようだ。
別に今結婚する必要はない。
それでワルドが自分を突き放すようになるかもしれないという不安もあるにはあったがその程度まぁ待ってくれるだろうと楽観して考えることができた。
いや、今すぐに結婚することには自分自身もともと否定的だったではないか、自分は誰かにそれを公定してほしかったのだ。
そう考えると一気に気が楽になり途端に疲れを強く感じたのでベッドに潜り込んだ。
みかんと逆の方向を向いて、ぼそぼそと、しかし聞こえるようにつぶやく。
「…ありがとう」
その声を聞いたみかんはルイズと左右反対ベッドに潜り込んだ。
ここで下手に返事を返すほどに野暮ではない。
しばらくして、部屋には二人と一頭規則正しい寝息のみが残された。

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:33:15 ID:l0ZLRBaw
3期はなのはというか、魔法少女目当てで見るものじゃないな。

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:33:43 ID:ws7k6nDV
支援!

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:33:45 ID:TjS6n/hz
ターシェル出てきたー!!!!
まぁ、属性機械の上級モンスターであるブラッディーハンマーを倒すコンボだから問題はないかな?
ついでにちょっとした解説をば…

レクス(ファイルマスターLV6)
17歳・召喚属性(火)
天 大地・炎・貝
左右 ALL
召喚された自分の火のモンスターすべてに+60

召喚剣
レクスの召喚属性・天をALLに変える。
その他にも、MOZのレクスの宿敵の天の場をガードする。

差し出がましかったかな……?
とりあえず、MOZと支援します。

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:34:03 ID:zZjzg6wI
感動した!リインフォースに感動した!!

660 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 23:34:28 ID:89K2YdhB
早朝、みかんは昨日の疲れが幼い体にはきつかったのか、誰よりも遅く目を覚ました。
隣で待機していたオルトロスを連れ一回に降りると、ルイズをワルドが説得しているのが目に入る。
どうやらまだ任務が終わってすぐの結婚をあきらめていないようだ。
しかしルイズにはまともに取り合っている様子はない。
ワルドの勇敢さや有望さを褒めつつも結婚はもう少し後だとはっきりと口にしていた。
それどころか自分をなだめるワルドの言葉に酔っているようにも見える。
それに気付かないワルドでもないのだろう、どちらかといえば本気というよりもいかにルイズを満足させるかを考えて言葉を選んでいるように見える。
苦笑交じりにみかんが二人に近づくとワルドがこっちに気づいたのか手を振ってくる。
こちらも振替そうとはしたのだが、周りに集まっていた面々の微妙な表情を見てその手が止まった。
タバサの表情こそいつもと同じだが、明らかにおかしい。
「どうしたの?みんな?」
ルイズが俯き、ギーシュが申し訳なさそうに答える
「いや、実はだね……」
その言葉を引き継ぐかのようにワルドが口を開いた。
「君に決闘を申し込みたいのだよ」

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:35:10 ID:TjS6n/hz
ハンマーじゃない、ハンターだ…orz

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:35:11 ID:riW5KuRP
支援

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:35:49 ID:GN8gqI1G
端から見るとロリペドかつ外道な支援。

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:35:55 ID:QWivtMEk
これはまさしくロリド

665 :レンタルルイズ:2007/08/09(木) 23:36:13 ID:89K2YdhB
以上です
思った以上に筆が進まなかったOTL


666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:36:22 ID:eX7P9b9C
>658.661
sageませう

支援

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:37:16 ID:+m7AdE4R
ワルド……あまりに大人げないぞ
このワルド間違いなくお馬鹿さん

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:37:21 ID:ZRUhfIG6
色んな意味で怪し過ぎるぞロリドwww支援

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:38:37 ID:N8OEyI73
ディセプティコン・ゼロの人乙です。
元ネタ知らないけど面白そう。

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:38:46 ID:LgU98YY6
俺にはロリドの気持ちが解るぜ?ww支援

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:38:51 ID:89K2YdhB
支援されといてなんですが
なんというロリの巣窟
これは間違いなくHEN☆TAI






ナカーマ( ・∀・)人(・∀・ )

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:38:58 ID:QWivtMEk
ロリド「さあ…このベットで決闘だぁ!みかんちゃぁぁぁぁん!」
みかん「おじさんなにしてるの?」

673 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/09(木) 23:40:05 ID:DVtGg5/I
いざ、参る!


一三三
 
 声をかけると、男は驚いた様子で君を見る。
「おお、あなたはミス・ヴァリエールの…先ほどの決闘ではお見事でしたな。
相手の血を流すことなく武器だけを奪い、勝利を収めたあとも驕らず互いに非を認めあうとは」
 貴族である魔法使いが平民、しかも自分の生徒の≪使い魔≫と会話するにしては、ずいぶんと丁寧な言葉遣いである。
 君は違和感を覚えるが、男は君を高く評価しているうえ、もともと高圧的な態度をとることを好まない性格らしい。
 君は、≪炎蛇のコルベール≫と名乗る教師の賞賛の言葉に相槌を打ちつつ、小さな疑念を抱く。
あの場に居たのは生徒ばかりで教師の姿はなかったはずだが、彼はどこから決闘の様子を見ていたのだろう?
 君が事情を説明すると、コルベールは、ちょうど次の授業でミス・ヴァリエールを受け持つので、教室まで案内しようと申し出る。 
 
「…しかし驚きました。ミスタ・グラモンは未熟な≪ドット≫に過ぎませんが、平民であるあなたが、マジック・アイテムの力を借りてとはいえ、
彼に打ち勝つ姿など誰も想像してはいませんでしたからな。
平民でも簡単に使えてあれだけの効果があるとは、あなたのお国のマジック・アイテム作製技術は、そうとう高度なものなのでしょうなぁ。
他にもああいった物をお持ちでしたら、いくつか研究用に…」
 肩を並べて歩きながら、君はこの魔法使いと言葉を交わす。
 コルベールは、その下級官吏を思わせる地味な風采に反して、豊かな教養と旺盛な知的好奇心を持ち、人柄も誠実なようだ。
 
 コルベールの質問攻めが一息ついたのを機に、今度は君から質問をおこなうことにする。
 君は、自分を故郷に戻す方法はないのかと尋ねてもいいし(八九へ)、決闘をどこから見物していたのかと尋ねてもいい(七○へ)。

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:40:18 ID:nxXwe2IP
>>672 ルイズ結婚取りやめww

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:40:28 ID:ZRUhfIG6
そういえば可愛い幼女に決闘挑んで総スカンされるギーシュ、みたいなのってあったっけ?

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:40:39 ID:89K2YdhB
次回予告みたいなもの

ワルドはフルボッコになります

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:40:41 ID:PdTUHtDx
>>669
現在公開中の劇場版トランスフォーマーらしいよ。

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:40:53 ID:N8OEyI73
>>619
>既にドラゴンは驚異的な速さで半リーグ近くは遠くにいる。

ここ、ドラゴンじゃなくてゴーレムでは?

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:40:54 ID:JCQMjLgL
70支援

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:41:30 ID:yRJPR0mB
電王ネタでルイズとタロスズの愉快な日常を書こう!とか意気込んで書いてみたら
いつの間にかタバサものになってた俺は間違いなく色んな意味で変態

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:41:42 ID:PdTUHtDx
70支援

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:41:45 ID:1KDIrsS5
ロリドマジ自重www
そして読む度にノスタルジックになるソーサリー支援

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:41:46 ID:scfbouUH
おおっソーサリーがきた!!
支援っ

684 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/09(木) 23:41:54 ID:DVtGg5/I
七○
 
「ああ、そのことですか。学院長室には≪遠見の鏡≫という物がありましてな。それを用いれば部屋に居ながらにして、遠くの出来事が手に取るようにわかるのです。
オールド・オスマンと私の二人で、じっくり拝見させていただきましたとも」
 コルベールは嬉しそうに答える。
 オスマンという人物は、このトリステイン魔法学院の学院長を務める、偉大な魔法使いであるという。
 齢百とも三百ともささやかれる伝説的存在なのだが、どうも仕事に対して不真面目なところがあって困る、とコルベールは小さく溜息をつく。
 
 君は続けて、自分を故郷に戻す方法を質問してみるか(八九へ)?
 それとも、過去に自分以外にも人間が召喚された例はないのかと質問してみるか(一三九へ)?

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:42:05 ID:LgU98YY6
純粋にちっちゃな女の子が好きなだけで其処に邪念はありませんよ?支援

686 :マロン名無しさん:2007/08/09(木) 23:42:40 ID:Jxsf0UfB
なんか最近ルイズ強化系の話がとても面白いな。
妖魔ルイズや吸血鬼ルイズ、スタンド使いな凄味があるルイズとかいてもいいな。



687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:42:46 ID:89K2YdhB
>>669
映画館で予告見ました
なんというトランスフォーマー
日本のアニメからハリウッドに
そしてSSへ
なんという逆輸入
支援

688 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/09(木) 23:43:26 ID:DVtGg5/I
一三九
 
 「私も昨晩、記録を調べてみましたが、人間が使い魔として召喚された事例は、一件もありませんでした。ミス・ヴァリエールが史上初ということですな」
 コルベールが申し訳なさそうな表情をして話す。
「しかし、この春の使い魔召喚は例年に比べて少々奇妙でした。まったく未知の種の動物や幻獣が、何体か召喚されたのですよ」
 コルベールの話によると、全身が炎のように赤い猛獣(これはキュルケの≪使い魔≫フォイアのことだろう)をはじめ、
黒と白の毛皮に長い尻尾をもった熊、手足に水掻きを持ったゴブリンの変種などが召喚されたという。
「どの文献にも、これらの使い魔に関する記述は存在しませんでした。あのオールド・オスマンでさえご存じないようで」
 君には、その怪物たちの姿に心当たりがあったが、この場は黙っておくことに決める。
 
「未知の動物といえば…」
 コルベールが話題を変える。
「昨日、ここから北に半日ほど行ったところにある森で、奇妙な亜人の死体が見つかったそうです。耳の先が尖っているのでエルフの死体だ、と騒ぎになったそうですが、
黒髪で肌が浅黒く、醜くて背の低いエルフなんて初耳です」
 なぜエルフの死体で騒ぎになるのかと君が尋ねると、このハルケギニアにおいてエルフとは、すべての人間に対する不倶戴天の仇敵だという答えが返ってくる。
 彼らが杖も使わずに行使する≪先住の魔法≫は、四系統魔法を凌ぐ強力なものであり、エルフの名は恐怖と同義なのだという。
「その奇怪な死体が、解読不能の文字で記された本を持っていたそうです。城下町の役人たちは誰も解読できなかったので、この学院にお鉢が回ってきましたが、
今のところ解読は成功していません。あれは持ち主からして、≪エルフの魔法書≫なのかもしれませんな」
 自分の冗談に含み笑いを漏らすコルベールの言葉を、君はゆっくりと反芻する。
 謎の死体とは、ハルケギニアには存在しないはずの、黒エルフなのだろうか…?
 
 話をしているうちに早くも、今日最後の授業の時間だ。一一二へ。

689 :MOZ―ザ・ミラクル・オブ・ザ・ゼロ:2007/08/09(木) 23:43:46 ID:eX7P9b9C
>678
ぎゃぁ。その通り、ゴーレムです。

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:44:22 ID:1BpF3G9W
>>686
ルイズの名をしたオリキャラは勘弁

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:44:22 ID:JCQMjLgL
>>686
スタンド使いルイズはまだ見てないが、吸血鬼ルイズなら姉妹スレに居るよー


692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:44:51 ID:L9PvHN4X
>>686後ろ二つはジョジョ魔スレにあるぞ支援

693 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/09(木) 23:45:19 ID:DVtGg5/I
一一二
 
 コルベールに続いて教室に入ってきた君を見て、生徒たちは互いにひそひそと囁き交わす。
 「…ギーシュに勝ったって本当か…」
 「…異国のすごいマジック・アイテムを使う…」
 席についた少年少女のなかにルイズの姿を求める君は、後ろのほうに座った彼女の薄赤くきらめく髪を見出す。
 石段を昇る君は生徒たちの注目を浴びるが、朝の授業のときのような軽蔑と珍奇の視線ではない。
 隣の席までやってきた君を、ルイズは大きな鳶色の瞳で見つめる。
 君はどう声をかける?
 「勝手なことをしてすまなかった」・二四二へ
 「俺もたいしたものだろう?」・二五へ
 「心配しなくても昼飯なら調理場でもらってきた」・二五四へ

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:45:27 ID:89K2YdhB
貧乳がステータスなんじゃない
その小さな胸にまで純粋な愛を向けることのできる僕たちがステータスなんだ
支援

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:46:40 ID:L9PvHN4X
ここはあえて二五四支援

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:46:52 ID:QWivtMEk
あえてここで巨乳好きな俺が支援

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:47:17 ID:LgU98YY6
大きいのも小さいのも等しく揉んで愛でるだけだ支援

698 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/09(木) 23:47:35 ID:DVtGg5/I
今回はここまでです。
ハルゲキニアがカーカバードに浸食されていく…

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:47:36 ID:XmLJGO3j
大抵のものは小さいより大きいほうがステキなんだぜ?支援

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:47:55 ID:riW5KuRP
支援

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:48:31 ID:PdTUHtDx
二四二でGJしますよ。

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:48:37 ID:hB8tXX4M
大きくても小さくてもいいじゃない。そこに愛があれば。

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:49:37 ID:PdTUHtDx
大きい胸は沢山夢が詰まってますが、
小さい胸にも揉んで大きくするという夢が沢山詰まってるんですよ。
……というか何時の間に乳談義に?

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:50:03 ID:scfbouUH
ソーサリーさん乙です
ほんとにこのゲームブックやってみたいw



705 :MtL:2007/08/09(木) 23:50:20 ID:ws7k6nDV
投下予約ー

706 :ディセプティコン・ゼロ:2007/08/09(木) 23:50:29 ID:gnVCZGA6
初めてのwiki編集に梃子摺ってたら、いつの間にか見事なまでに編集が終わってた・・・・・・
もしかして、誰か手伝ってくれました?
だったら有難う。

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:51:38 ID:L9PvHN4X
ロリペドから乳談義へ、まことこのスレは節操がない喃ソーサリー氏GJ

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:52:25 ID:65dAtrLV
おっぱいだけが全てではない
おしりやふとももも評価されて然るべきだ


709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:52:55 ID:o87mqSSq
ソーサリー乙
もし別の選択肢だったら、
展開にどういう違いが出たのかなどを想像すると楽しいな

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:53:37 ID:PdTUHtDx
>>705
投下予告と言った方が正しい状況のような気が。間違ってたらすみません。

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:53:44 ID:JCQMjLgL
あばらが浮き出るくらいのボディラインを忘れてどうする!

712 :MtL:2007/08/09(木) 23:53:59 ID:ws7k6nDV
もしかして進路開いてますか?

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:54:11 ID:hB8tXX4M
ソーサリー、相も変わらずお美事にござりまする。

714 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/09(木) 23:54:18 ID:i9l/q6/c
最終列に予約します〜

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:54:34 ID:N8OEyI73
夜天が面白いので元ネタ知らないまま読んでる
解説は元ネタ知らない人でもわかるような内容にしてくれるとうれしい

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:54:51 ID:LgU98YY6
進路オールグリーンだよおっぱい

717 :MtL:2007/08/09(木) 23:55:25 ID:ws7k6nDV
マジシャン ザ ルイズ (7)天才の霊感

ベランダ、そこには夜空に浮かぶ双月を見上げるウルザの姿がある。
まるで届かぬ先にいる何者かを、視線を持って射抜こうとするかのように不動の構え。

「まー、相棒、そんな落ち込むこたぁねえぜ。ありゃあスクエアクラスかもわからんね」
ベランダの一角にデルフリンガー、隣にはシュペー卿の魔法剣が置かれている。

「…私が落ち込んでいる?デルフリンガー、お前にはそう見えるのか」
「そらあ見えるさ。付き合いは長くねえが、これでも結構長生きはしてんだ」
「そうか…では、そうなのかも知れんな」

あの決闘の後、ウルザは一日を宿の部屋で過ごした。
他の者達は町にでもくり出したのであろう、今何をしているかは分からない。
今は、ただ夜になったのでベランダに出て、二つ月を眺めている。
そこに論理的な思考などありはしない。
ただ、在る様に在る。

頭の中で常に自身を苛むグレイシャンの声、それに屈することなく、己として在り続けた4000年もの年月。
在る様にして在った時間の自分と、月を見上げている自分、何も違わないはずである。
では、部屋に篭り、一人夜空を望んでいる今の自分は、普段のままなのだろうか?
なるほど、これは確かに落ち込んでいるのかもしれない、ウルザ自身もそう思った。
もしも、そうであるならば、いつぶりのことであろうか。
失敗もあった、後悔もあった、しかし、落ち込むなどという感傷はいつ以来であろうか。

ワルド子爵。
彼を見ているとウルザの中で騒ぐものがあるのだ。
彼の中の何かが、ワルドを認めることを良しとしない。
これがここ数日の自分自身のらしく無さの原因であると分かる。
しかし、分かったからと言ってどうということは無い、嫌悪すべき人間はこれまでにも何人もいた。
彼らとワルド、変わらぬはずである。

それとも、ハルケギニアに渡ったことで、何かが変わったのだろうか。

「そんなに気にするなよ。ところでよ相棒、握られてるときにふと思い出したことがあるんだけどよ。
 それがよお……ああん?なんだっけかな、何せ、随分と大昔のことだからな…って、あ、おい、待て、」
ウルザはデルフリンガーを鞘に収めた。
なぜか一人で、あの双子の月を見ていたいと思ったのだ。



「ミスタ・ウルザ」

果たしていかほどの時間がたっただろうか。
月夜を見上げるウルザに声をかけるルイズ。
いつかの夜の再現。

「落ち込んでいるの?」
「君にもそう見えるのかね。となると重症のようだ」
振り返らずにウルザ。
「記憶は、戻ったの?」
「………いいや」
「そう、そのうち、何とかしなくちゃね」

718 :ときめきメモリアル0:2007/08/09(木) 23:55:51 ID:o5aigcSC
投下予約。
あれ?今、状況ってどうなってるんだろう?

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:56:26 ID:H8ZH+5Mi
>>715
ttp://nanoha.julynet.jp/
なのはwiki

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:56:30 ID:ZRUhfIG6
>>711
それと同じくらいぽっこり膨らんだお腹も好きな私はどうすればいい?!教えてくれ!!!
とか言いつつパリンクロン支援

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:57:14 ID:65dAtrLV
多分あいてる
そういやミラディンのストーリーではグリッサが敵の体内にテレポートして内部から無理矢理バラバラにしたと聞いた
テレポートの攻撃転用にしてもえぐすぎる

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:57:30 ID:LgU98YY6
支援

>>715
元ネタを調べたら2期で見るのを止めよう。お兄さんとの約束だ

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:57:43 ID:o5aigcSC
支援

724 :MtL:2007/08/09(木) 23:57:40 ID:ws7k6nDV
無言の闇。
いつもの二人、振り返らぬウルザ、その背に語りかけるルイズ。
決して話しかけてもらえない自分、そのことに腹が立った。
だからかも知れない、言わなくてもいいことを口に出してしまったのは。
「私、ワルド子爵にプロポーズされたわ」
「……そうかね、おめでとう」
おめでとう?よりによっておめでとう!?――理不尽な苛立ち。
「何よ!?負けたことをまだ気にしてるの!?」
「そんなことは無い」
「だったらこっちを向きなさいよ!」
「………」
返すウルザは無言、ただ、そこに在る。
「分かったわ!好きに月でもみてればいいわ!私はワルドに守ってもらうわ!彼はあなたなんかよりも強いんだから!」
「………」
「いいわ、今、決心したわ。私、ワルドと結婚するわ」
「………そうかね」
「!?もう知らない!何が導くよ!嘘つき!」
叫んで、ルイズが歩きだそうとした、その時。

「ミス・ルイズ!」
後ろからウルザがルイズを掴んで押し倒す。
同時に轟音、何かが砕け散る音。

煙る視界。それが晴れた時、ウルザとルイズの前に姿を現したのは巨大な岩のゴーレムであった。
そして、そのゴーレムの肩、そこには長い髪をたなびかせた誰かが座っている。

「フーケ!?」

そう、そこにいたのは二人が捕らえたはずの、フーケその人であった。
「覚えていてくれたなんて感激だわ」
「あんた今頃は牢獄の中なんじゃなかったの!」
ウルザの背後に庇われながら、ルイズが叫んだ。
「親切な人がね、もっと世の中のお役に立ちなさいって、出してくれたのよ」
よく見るとフーケの横に一人の貴族の姿、顔は白い仮面をつけているので分からない。
「それで、今日はお礼に来てくれたという訳かね」
「ええ、そうよ。本当に……素敵なバカンスをありがとうっ!!」
言うが早いか、ゴーレムが手にしていた巨大な岩がベランダに向かって投げつけられる。
それより早く、ウルザがルイズの手を掴み、部屋を飛び出した。


階段を駆け下りた先の一階もまた、修羅場であった。
多数の傭兵達がワルド達を襲ったらしく、ギーシュ、キュルケ、タバサ、ワルドが魔法で応戦している。
足を折り盾にしているテーブルの影から迎撃しているが、傭兵達は魔法の射程外から矢を射掛けている。
多勢に無勢。よく応戦しているが旗色は良くない。
ウルザとルイズは、矢を避けながら何とかワルド達が盾としているテーブルの影に飛び込んだ。
「参ったね」
ワルドの言葉に、キュルケが頷く。
「やっぱりこの前の連中はただの物取りじゃ無かったってことね」
「空を行く人間を襲撃したんだ、アルビオン貴族達の手配だとは思ったが、まさかここまでやるとはね」
「奴等の狙いはこっちに魔法を使わせることよ、精神力が尽きたところで一斉に突撃してくるわ」
ワルドとキュルケ、よく状況を把握している二人の会話。
ギーシュは分けもわからずおろおろとし、タバサはこんな時でも本を読んでいる。

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:58:03 ID:XCYGiqnX
皆の衆何を言う
鎖骨の外あるまい

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:58:41 ID:xcHKhBjh
しえん

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 23:59:23 ID:LgU98YY6
まあエロスは程々にしようぜw支援

728 :MtL:2007/08/09(木) 23:59:40 ID:ws7k6nDV

「良いか諸君」
全員を見回してワルドが低い声で語り始める。
「このような任務は、半数が目的地に到達できれば成功とされる」
「囮か」
ウルザの言葉にワルドが頷く。
タバサが読んでいた本を閉じて、キュルケとギーシュ、自分を杖で指して「囮」と呟く。
それに対してウルザとワルドが頷き合う。
「行くぞ、ミス・ルイズ」
「急げ、裏口は向こうだ!」
「え?え!?ちょっとっ!」
状況を理解出来ていないルイズにキュルケが怒鳴る。
「今からあたし達が敵を引きつけるから、その間にあんた達が裏口から脱出して桟橋へ向かうってことよ!」
「そんなことしたらあんた達がっ!」
「うっさい、邪魔っ!さっさと行きなさいよ!」
キュルケに追い立てられるようにして、ルイズも裏口へ向かう。
ルイズが裏口から脱出するのを見届けてから、キュルケが口を開く。
「………なぁんて、言ってみたけど、どうしましょうかねぇ」


「こっちだ!」
ルイズ・ウルザ・ワルドの一行が一途桟橋に向かい走り続けている。
月明かりが照らす道、ワルドはとある建物の間の階段を見つけると上り始める。
ルイズとウルザも無言でそれに倣う。
そうして長い階段を上り終えると、一同は丘の上に出た。

ウルザの眼前にはあまりに大きな樹がそびえている。
巨大な、巨大な樹木が四方八方に枝を伸ばしている。
そして、その枝にはそれぞれ大きな何か……船がぶら下がっている。
「これが桟橋……」
ウルザが驚いたように声を出すと、ルイズが怪訝な顔で聞き返した。
「そうよ?何か変?」

樹木の内部は空洞になっており、各枝に通じる階段がある。
ワルドは目的の階段を見つけると駆け上がり始めた。
ルイズとウルザもそれを追いかける。
階段の先には一本の枝が伸びていた。
その枝に沿って一隻の船が停泊している、帆船のような形状だが、舷側には羽が突き出しているのが見える。
枝から伸びたタラップを伝い、ワルド達が船上に飛び乗ると甲板で眠っていた船員が起き上がった。


729 :零の人 ◆Locke32COo :2007/08/10(金) 00:00:38 ID:WiQ7+BFm
予約が多そうなので起きたら投下

730 :MtL:2007/08/10(金) 00:01:40 ID:SCcRKWgq

「な、なんでぇ?おまえら」
「船長はいるか?」
「船長なら寝てるぜ。用があるんなら、明日の朝、改めて来るんだな」
ワルドが杖を引き抜き船員の首に押し当てる。
「貴族に二度同じことを言わせる気か?僕は船長を呼べと言ったんだ」
「き、貴族様!?」
船員は顔を青くして立ち上がると、船長室へ走っていく。
暫くして、まだ眠そうな顔をした男を連れてくる、彼が船長らしい。
「なんの御用ですかな?」
「女王陛下の魔法衛士隊隊長、ワルド子爵だ。アルビオンへ、今すぐ出航してもらいたい」
「む、無茶だ!」
流石にこの発言には、寝ぼけ顔だった船長も飛び跳ねる。
「勅命である。王室に逆らうつもりか?」
「あなた方が何しにアルビオンへ行くのか知ったこっちゃありませんが、朝にならないと出航なんて出来ませんよ!」
「どうしてだ?」
「アルビオンがラ・ロシェールに最も近づくのは朝です!その前に出航したんじゃ風石が足りなくて落っこちてしまいます!」
「風石とは何かね?」
これまで黙っていたウルザが船長に尋ねる。
船長は風石も知らんのか?という顔をした後答えた。
「『風』の魔法力を蓄えた石のことさ。それで船は浮かぶんだ」
ウルザが得心したという顔で周囲を見回している、生来の知的好奇心が刺激されているらしかった。

「風石が足りぬ分は僕が補う。『風』のスクウェアメイジなら問題ないだろう」
船長と船員が顔を見合わせた、それからワルドの方を向いて頷く。
「なら結構です。料金ははずんでもらいますよ」


                              風石を使って船が浮かぶことを知ってウルザは驚いた。
                              彼はすぐさま頭の中で新たな船のデザインを始めた。

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:02:03 ID:a/J2VOF5
呪いの魔導書な闇の書が召喚されるのも読みたいな
ヴォルケンズによる魔力強奪から始まるずっとルイズのターン
なんだかんだで暴走してしまってBADEND

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:02:09 ID:N8OEyI73
ソーサリーいつもながら独特で面白いです
乙です

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:02:41 ID:zOBP2QzA
夜天ネタがいつのまにかきておるw
無印リインの戦闘力って普通に1期〜3期の中でもダントツで最強クラスだもんなぁ。
なのはとフェイトの砲撃を同時に防ぎつつ反撃かますとか普通にやるし。
いくらポンコツ状態でもそこらのメイジじゃ話にならんか。

と、ここまで書いてポンコツ(≒どじっ娘)なリインフォースを想像してしもた

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:02:51 ID:ghmoL50D
哀愁漂うウルザ支援

735 :MtL:2007/08/10(金) 00:03:48 ID:ws7k6nDV
いんすぴれーしょん おぶ じーにあす。
投下終了です。

他の板で情報を集めながらwikiが復旧を待つこのごろ。
であー。

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:03:51 ID:JEplY2JL
確か海賊船ってクリーチャーいたな支援

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:04:17 ID:5rx+76tI
ウルザはその頭の回転の速さが最大の武器だなGJ

>>731
キュルケが頑張ってくれると思う。主に百合ヂカラで

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:04:43 ID:scfbouUH
MtLまったく元ネタ知らないけど,面白いから愛読してるw

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:04:44 ID:plPJKCF9
ウルザGJ。流石に戦力偵察終わってるから仕掛けないのな。

>>731
そして、ちょっと書きたくなった。
どうせA’sで救われるからって最後誰も報われないバッドエンドにして。

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:05:18 ID:DqZlNdce
乙です!!


741 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:05:36 ID:PjlPM7oG
乙です〜
では5分後に投下よていっす

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:06:34 ID:RF5UQA4C
>>725
鎖骨と言えばグロ魔術師が興味を示していたな。
あれ?板移転以来来てなくね?

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:06:55 ID:plPJKCF9
ttp://roppongi.keizai.biz/headline/1078/ こっそり。そして主支援準備

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:11:14 ID:ghmoL50D
乙ですー

745 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:12:00 ID:PjlPM7oG
それではいきます

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:12:01 ID:bz7MkR0I
>>742
レゾのことか?それなら避難所に来てたぞ、違ったらスマソ支援

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:12:33 ID:QGk4zvPr
支援

748 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:13:26 ID:PjlPM7oG
 当麻はその日の夜、早速購入した水兵服をシエスタのサイズに合わせようと思ったので、彼女の部屋に訪れた。
 メイド長から居場所を教えてもらい、ドアに二回ノックをする。
 すると、「どうぞ〜」という言葉が聞こえたので、当麻はとくに何も考えず扉を開いた。
 そこには、金髪の子とオレンジ色の髪の子が、のんびりと寝転がっている。女の子として、いろいろまずいんじゃないかと思ってしまうような態勢で。
 当麻は、早くここから出ろと体が訴えているのを感じた。一瞬の内に上手く回避できる言葉を吐き出す。
「あー、部屋間違いちゃいました。すみません、では……」
 百八十度躊躇いもなく振り返り、全力で逃げようとしたが、
「待ちな、ここはシエスタの部屋だぞ?」
 どうやら間違いではないようである。さらには、金髪の子ががっしりと腰に手を回し、オレンジ色の子が足を掴んでいる。
「……あのー、わたくしはここにいなければならないのでしょうか?」
 当麻の問いに、「うん」と満面の笑みで二人は迎えてくれた。
 夜はまだ始まったばかり……


「それで! シエスタとはどういう関係になったのよ!?」
 演技なのか、ドン! とちゃぶ台を叩いた。なぜだろう、当麻は全てを話さなければならないと錯覚を覚える。
 二人は、シエスタから当麻について何回も聞いたのだが、その度にお茶を濁してこられたのだ。ここで本人がきたのに、なにもしないわけがない。今のうちに全て洗いざらいするつもりであった。
 いやー、と本題に入ろうとしない当麻に、オレンジ色の子がボソッと呟く。
「早く言わないと生きて帰れなくなるぞこのチキン野郎」
 待って、なんでそんな顔からは想像できない言葉をすらりと言っちゃうんですかー!?
 当麻はただならぬ恐怖、悪寒を感じて、再び平和な廊下へと逃げ込もうとするが、
「だから逃がさないって言ったでしょ?」
 瞬間移動ともいえるスピードで周りこまれた。
 はやっ!? と呑気に感想を述べてる時間はない。背後からはなにやら尋常ではない殺気のオーラが漂っている。
 おかしい。いつからここは国に捕まったスパイな気分を味わうアトラクションに変わったのだろうか?
 早く言った方があなたのためよ
 そう脅されている気がした。
「すみません、あなた達は一体全体何者なんですか!?」
「ただのメイド」
 ハモる二人に、嘘だろ! ってとりあえず突っ込んだ。

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:14:25 ID:QGk4zvPr
支援

750 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:15:26 ID:PjlPM7oG
「断ったぁぁああああ!!?」
 金髪の子が、鼓膜によろしくない甲高い高音で叫んだ為、当麻は素早く耳を塞いだ。
 結局この二人に逆らえないと踏んだので、何も隠さず全て話した。
 もっとも、自分が異世界の人間である事は伏せたが……
「おのれ貴様ッ! 貴様は貧乳好きだったのか!? それとも安定した収入か!? それともロリコンかぁぁああああ!?」
「ふむ、顔からして巨乳好きだとは思ったがどうやらそれは間違いだったようね」
「なんであんたらがそんな言葉を知ってるんですか! というか待て、物凄い誤解する発言はやめい!」
 当麻は、二人のおでこにR指定のスタンプを押すつもりで右拳を振るう。
 しかし、幻想殺しという名を持つ少年でも、彼女らの抱く幻想は殺せない。金髪の子が正拳で迎撃し、オレンジの子が蹴りを鳩尾に追撃としてめり込んだ。
 グフッ! と肺から吐き出し、体がくの字に折れ曲がる。ゴロンゴロンと転がっていく少年を見下ろして、ふん! と満足げな表情を浮かべる。
「甘いわね! わたし達に勝とうなんて百年早いのよ!」
「てかこれだけじゃ終わらない」
 ずいっ、と一歩踏み込んでくるのが、まるで死へ向かう階段の一段のように感じる。
 ひょっとして俺ピンチー!? と、当麻は内心悲鳴をあげるが……。


 そこへ、ようやくお目当てのメイド、シエスタが部屋の中に入ってきた。
「今日も疲れたぁ……って。なんでトウマさんが倒れて二人が勝ち誇っている姿がいるんですかー!?」
 いきなりの急展開にうろたえるシエスタ。金髪の子が髪をかき上げると、まるで大物を吊り上げたかのような口調で言った。
「おうシエスタ、あんたの純粋なる思いを踏みにじった者に罰を与えたのさ!」
 ピキィ、とシエスタのこめかみから不吉な音が聞こえた。
 なぜ彼女が二人に言わなかったのかというと、きっと二人は勘違いして当麻を襲うと思ったからだ。
 だから今の今まで黙ってきたのに……。
 しかし、現実に起きてしまった。おそらく二人は、当麻を連れ込んで全て吐かせた結果、このような状況へとしたに違いない。
 そんな風に、他人の言えない事を無理矢理聞き出して、尚且つ暴力を振るう事が、シエスタは許せなかった。
「へえ……どんな罰を与えたのですかぁ?」
「え……? いやさ、あんたの告白断ってあの貴族を選んでしょ……? って待って、なんでそんなに怒っているの!?」

751 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:17:59 ID:PjlPM7oG
 顔をやや伏せて、髪で目線を隠す。ユラリと、まるで何かが乗り移ったかのように緩急を入れて、シエスタは二人に近づいた。
 やっぱりね、と小さく呟いたのが幽霊のような感じで怖い。
 トドメとして、背後に何やらオーラが浮かび上がっている。
「いえー、別に怒っていませんよ?」
 二人との距離がなくなった時、少女は顔をあげる。シエスタよ、目が笑っていないぞ。
「いやいや、あいつはあんたを捨てたんでしょ!? だったら――――」
「別に捨てられた覚えはないです! 話がややこしくなるから出てってください!!」
 隣の部屋まで聞こえそうな怒号を、シエスタは珍しく叫んだ。


 シエスタの剣幕に負けた二人は、はい、としょぼくれながら去って行った。
 シエスタは素早く鍵をかけて、これ以上侵入させないようにする。そしてようやく、当麻に駆け寄った。
「だ、大丈夫ですか……?」
「吹寄さんのおでこクラッシュと同威力だぞありゃあ」
 腹を押さえながらも、なんとか起き上がる。喧嘩慣れしている当麻にここまでのダメージを与えるのは凄いの一言に尽きた。
「す、すみません。わたしの同室の人が」
「あー気にすんな。なんというかこの類は慣れちゃってるから」
 苦笑いを浮かべる当麻に、シエスタはもう一度ぺこりと頭を下げた。
「えと……お帰りになりますか?」
 そうするか、と立ち上がったその時、当麻ははっとなる。まずい、まずい。危うく忘れるところだった。
「ああそうそう。頼みがあるんだ」
「頼み、ですか?」
 ?マークを頭に浮かべるかのように、小首を傾げるシエスタに向かって、当麻は両手を胸の前へ合わして頭を下げる。

「一生のお願いだから測らせてシエスタ!!」

時が、止まった。

「…………………………………………………………はい?」
「いや、だから測らして欲しいんだけど……無理と言われても困るんだ。頼む!」
 え……と、とシエスタは困る。
 測らして欲しいという事はあれなのだろうか? いや、きっとそうだろう。そこまで頼み込むのだから。
 頬が赤く染まる。測る理由はわからないが、やはりそれはちょっと恥ずかしい。
「えと……どうしてもですか?」
「ああ、シエスタの大きさがちょい気になるからどうしても測りたいのよ!」

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:18:22 ID:QGk4zvPr
支援

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:18:37 ID:plPJKCF9
使い魔と支援

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:19:28 ID:VFzhdQ+p
さすが当麻www勘違いを引き起こす発言を当たり前のようにwww

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:20:18 ID:JEplY2JL
正面から堂々と変態的発言に敬意を表する支援

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:20:36 ID:jC8cEXVr
当麻wwwww

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:21:53 ID:QGk4zvPr
支援

758 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:22:14 ID:PjlPM7oG
「全くシエスタは何を考えているんだか……」
「きっとシエスタは再び当麻君をゲットしようとしているのだ」
「なるほどねえ〜やはりあのお風呂の一件から積極的になってくれたからね」
 二人は、シエスタが当麻と二人っきりにさせる為、ぶらぶらと廊下を歩いていた。
 彼女の発言から、きっとまだ当麻は誰も選べんでいなく、これからゆっくり選ぶようである。
 それならば、二人のやった事はお門違いだ。後で謝らないとなーと二人は思う。
「シエスタとトウマが何をしたんだって?」
「ん〜? だから一緒にお風呂に入ったのさ、我ながらよくあそこまで育てたと思うよ」
「そう……あのメイドとトウマはお風呂に入ったのね……」
「ってあんた誰?」
 二人は振り返る。
 そこには、絶対に知られてはならない人間がいた。いや、人間の仮面を被った鬼がいた。
 夜は、まだまだ続く。


「え……と……」
 それはー、やっぱりわたしの……胸?
 と口ではやはり言えない。
 できる事なら断りたい。断りたいのだが、当麻が頼み込んでいるのだ。
 やはりここは一肌脱ぐべきなのだろう。
 というか別に測るだけなのだ。別に問題はない。やましい気持ちなど当麻にはないはずなのだ。そう言い聞かせて、自分を落ち着かせる。
「あ……はい、大丈夫ですよー」
「マジか!? んじゃあちゃちゃっと終わらせるから」
 当麻はどこから出したのか、メジャーをいつの間にか手に持っていた。事細かに刻まれたテープを引っ張りながら、シエスタに近づく。
 それに反応するかのように、ぴくっとシエスタの体が震える。
 心臓の鼓動が激しくなる。
 心なしか、体が熱くなっている。
(このままじゃはしたない子に思われちゃう……かも?)
 未知なる体験に怯えながらも、目をつむる。なぜだろう、目の前の少年が急にキャラが変わったような感触を覚えた。
 しかし、
「えーっと、五フィートと四インチか……。オーケー、ありがとなシエスタ!」
 目的を終えた少年は颯爽と扉の鍵を開けて、部屋から出て行った。
 シエスタは一人、部屋に取り残される。
「……………………………………………………………………あれ?」
 もしかして大きさって身長のこと?
 己が考えていた展開にならず、落ち着いてきた頭がゆっくりと状況を理解する。
 ってことは、もしかしてわたしの勘違い?

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:22:30 ID:ghmoL50D
支援

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:23:06 ID:VFzhdQ+p
女に堂々と「(肩を)もませて?」と言った男、上条当麻

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:23:36 ID:QGk4zvPr
支援

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:24:06 ID:MXLzjhhv
当麻w

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:24:51 ID:ghmoL50D
勘違いw

764 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:25:11 ID:PjlPM7oG
 かぁーと、己の恥ずかしさを表すかのように赤くなっていく。別にちょっと考えればわかるのに、なぜ自分は胸の事だと思ってしまったのだろう。
(うぅ……バカバカバカバカバカバカ、わたしのバカー!)
 ポカポカと、自分の頭を殴りつける。羞恥心と後悔で一杯になったシエスタの思考は、しばらくの間正常には働かないようだった。


「さてと、スカートはルイズから拝借して……んでもって水兵服の丈を合わせて完成だなっ!」
 当麻は、これからの予定を立てながら部屋へと戻った。
 夜遅くなのだろうか、他の人とすれ違うような事はなかった。寮、といっても当麻の知る寮とはちょっと違う。基本的に、自分の部屋に閉じこもっている人が多いのか、他の貴族と会うような事はそうそうない。
 あるとしても、仕事をしているメイドさん、ギーシュにキュルケと言ったごく僅かな人達だ。
 それとも、夜更かしせずに早く寝る人達で一杯なのだろうか?
 といっても、気にした所で答えがわかるわけでもないし、わかったとしてもタメになるわけでもない。
 直ぐさま頭の中で、どうでもいい事ですよシールを貼りつける。
(うう……ねむ……)
 朝早くから起きた故の眠気と、戦勝祝いで賑わっていた人込みをかきわけた疲労から襲いかかる欠伸を噛み殺す。
 今日は早く寝て明日作業に取りかかるかーと、眠気に耐える気力もない少年は部屋の扉を開くと……。

 鬼がいた。

 わかりやすく言うならば、言葉では到底あらわす事ができない程怒っているルイズが、腕を組み、仁王立ちしていたのである。
「ひめ、わたくしは何か悪いことをしたのでしょーか?」
 殺される。このルイズは、なにか後一つの衝撃を与えたら確実に飛びかかってくる。
 当麻の主であるルイズは、怒ると傷害事件として書類送検されてもおかしくない程の暴力を振るう。
 自分が前にいた世界で味わった頭噛み付きよりかは、後遺症が残る心配はないのだが、
 その分を上乗せするかのように痛みも増す。
 しかし、今回は違う。
 なんというか、今までとは比べられない程怒っている。そう、アンリエッタ王女と出会う日の前にあった時よりも数倍……。
 ともかく、今の状況は非常にまずい。下手したら死ぬ。死ななくても半殺しには間違いなくされてしまう。
 だから、ここは穏便に解決せねばならない。
 できる限り丁寧に、丁寧に当麻はルイズに尋ねたのだ。

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:26:14 ID:JEplY2JL
当麻はきっちり説明するべきだと思う
ただそれはそれでまた面白い事態を招きそうだが支援

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:26:26 ID:QGk4zvPr
また誤解を招きそうだ支援

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:26:31 ID:MXLzjhhv
シエンスタ

768 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:27:08 ID:PjlPM7oG
「とりあえずそのメジャーを持って何しに言ったのかを説明してくれる?」
 空気が震えた。一言一句が刃と化して、当麻に襲いかかるような勢い。
 これならば、問答無用で迫ってきた方がまだ怖くない。いや、だからってボコボコにされたくはない。
 全身から嫌な汗が吹きでる。背中は既にびっしょりであった。
 今のルイズには、嘘を言ってもすぐにばれてしまうような印象がある。残された当麻の手は、ちゃんと何をしたか話すという事だ。
「いや、えっと……シエスタの大きさを測るのに使ったんだが?」
 ブチッ、と音がしたわけでもないのに、なぜか耳に入った。それはまるで、血管がちぎれたような音であった。


 ルイズは、出来る限り平常心で貫き通すつもりであった。自分のためにプレゼントを買ってくれたし、自分のことを守ってくれたし、それは感謝している。
 だからこそ、シエスタと一緒にお風呂を入ったと聞いても、ギリギリ耐える事ができた。もっとも、ストレス発散のために情報提供者である二人をボコボコにしてやったが。
 そして、二人が部屋でなにかやっているのを聞いた時も、本当にギリギリの中のギリギリで耐える事ができた。
 本来ならば虚無の魔法を使って当麻を本気で殺そうとしたが、踏み止まった。
 使い魔を信頼することもまた、主の仕事の一つである。案の定当麻はすぐに戻ってきた。
 そこまでは許せた。まあ土下座して何度も謝れば半殺しぐらいで済ませようとも思った。
 しかし、当麻はシエスタに何をしたのか?
『いや、えっと……シエスタの大きさを測るのに使ったんだが?』
 その瞬間、へーじょーしんなどどこかへ吹き飛んだ。同時に、こめかみにくっきりと浮かび上がった血管がキレそうになった。いや、もうキレている。
 これはダメだ。いや、これだけだったらもしかしたら許せたかもしれない。でも、ダメだ。
 この使い魔には一度死んでもらう必要がある。きっと自分の中に取り巻くもやもや感はこれで解消されるに違いない。
 ルイズの中で、当麻が殺害候補に見事採用された瞬間であった。

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:28:14 ID:VFzhdQ+p
とうまはもっとおんなのこの気持ちをしったほうがいいかも

770 :ゼロの使い魔・ルージュ編:2007/08/10(金) 00:28:28 ID:PoV51RVp
やばい。暴走し始めた。
予約して良い?

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:28:47 ID:QGk4zvPr
やっぱり誤解した支援

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:28:59 ID:JEplY2JL
身長と言えばいいのに本当にバカだなあ支援

773 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:29:19 ID:PjlPM7oG
 ルイズは杖を振るい、扉にロックをかけた。ガチャリという音がして、慌てて当麻は扉に駆け寄りドアノブを回したが、開く様子はない。
(やばいやばい!)
 なぜかわからないが、ルイズの逆鱗に触れてしまったようだ。
 恐怖が、体を支配していく。焦りが思考を妨げる。
「知ってる? 『虚無』が使えるようになってコモン・マジックは成功するようになったのよ。これも神がわたしのためにと思って授けてくれたのね」
 ルイズの口調、音量は至って普通であった。普通であるからこそ、余計に怖い。
 絶対怒っているのに平然とした態度をとる、というギャップによるせいだ。
「待って、待って下さい! ここまで怒っちゃう程のことをした覚えがないんですけど!?」
 瞬間、ルイズの肩から立ち上るドス黒いオーラが膨れ上がった。
 火に油を注ぐとはこういう事を言うのだが、当麻にはもちろん自覚などない。
「覚えがなくても大丈夫、どのみち全てを忘れることになるのだから」
 会話のキャッチボールが成立しない。当麻が優しく投げても、ルイズがそれを投げ返さなければ意味がないのだ。
 交渉する余地がないと判断した当麻は、再びノブを回すが、うんともすんともしない。
「無駄よ。ロックがかかっているもの。力任せで開くわけがないわ」
 絶体絶命とはこの事を言うのだろう。
(まずい、まずい! このままじゃデッドエンド直行ルート……じゃなくてデッドエンド迎えてるから! なにかなにか回避する術はないの!)
 いっその事、ダメ元でこの魔王と戦うべきだろうか。いや無理だ。間違いなく数秒で負けてしまう。
 あらゆる魔術も超能力も打ち消す事ができる右手の幻想殺しも、魔王少女ルイズに対しては何の役にも立たない。
(ん……? 幻想殺し……?)
 絶望の果てに希望を見出だした瞬間であった。

「な、なあルイズ……」
「なに? 遺言なら言っても構わないわよ?」
 当麻は告げる。ただし遺言ではないが。
「俺、まだ死にたくないから今回は勘弁ッ!」

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:29:44 ID:qqEG/weB
>>769
それがわかるようならとうまとはいえないかも

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:29:44 ID:jC8cEXVr
運命の赤い糸すら消し去るイマジンブレイカーのせいか
ただ当麻が間抜けなだけなのか

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:31:20 ID:QGk4zvPr
>>775
多分両方だと思う。
運命の赤い糸が消えているとは思えないけど……

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:32:24 ID:plPJKCF9
>>770
スク零の人は起きてから投下らしいし、主の人の後は道が空いてるようだ。

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:32:32 ID:ghmoL50D
支援

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:32:33 ID:l5G/TX7e
壮絶に勘違い修羅場フィールド発生支援

780 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/10(金) 00:33:47 ID:PjlPM7oG
 そう言って、再びノブを回した。
 今度は、右手で。
 パキン、と何かが割れたような音がすると、ドアは普通に開いた。当麻は廊下に出ると、後ろを振り返ることなく全力で逃げ出した。
 そう、幻想殺しを持つ当麻は、極力ここの物に触らぬようにと左手を使ってきたのだ。彼の右手にかかれば、このような包囲網など簡単に突破できる。
 しばし呆気にとられていたルイズは、口元に笑みを浮かべた。
「うふ、うふふ。うふうふうふうふふふふふふふ!」
それ危険すぎる笑みだった。ルイズの怒りのゲージは頂点を越して、新しい境地に入ったようである。
 なるほど、どうやら使い魔は主に喧嘩を売ったようだ。
「まあいいわ、あんたが逃げても……あの子はどうかしら?」
 魔王は標的を変える。少年(主人公)の事を好きである少女(ヒロイン)に。
眠れない夜はまだまだ続く。





以上です!
おかしい……セーラー服イベントなはずなのになんか違う……

文章力は上がっているのかな……?

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:33:59 ID:VFzhdQ+p
フラグゲッターとか言ったな。何をやっても女子との間に恋愛フラグをたててしまう能力

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:34:00 ID:bz7MkR0I
>>777
ときメモの人がいるぞ

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:35:31 ID:plPJKCF9
>>782
……まーたー見逃してるーorz
すまん、超すまん……。

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:36:28 ID:ghmoL50D
怒りのルイズー
乙です。
では、5分後に投下します。

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:36:40 ID:jC8cEXVr
シエスタ逃げてー!

>>781
つまり絶望先生みたいな奴のことか

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:36:40 ID:QKbmfwC7
最初に言っておく。
初めは電王ネタで書き始めたはいいものの、浮気と路線変更を繰り返した挙句
ルイズが一行たりとも出てこないタバサものになってしまって、投下すべきか
どうすべきか進退窮まってる。

どうすればいいと思う?

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:37:16 ID:MXLzjhhv
GJ

魔王ルイズ爆誕…って絶望の使い魔じゃないから!
そういう作品じゃないからこれ!

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:38:41 ID:plPJKCF9
>>786
ルイズが出ないのが不安なら避難所に投下するとか。

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:39:18 ID:bz7MkR0I
GJ 知ってるか、闇の衣を纏ったルイズからは逃れられない

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:39:54 ID:sWugb5Jh
>>786
『汝の為したいように為すがよい』

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:40:22 ID:MXLzjhhv
>>786
タバサものだったら避難所安定なんじゃないかな

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:41:24 ID:eBM/NdtW
>>786
ゼロ魔世界観が維持されていればここでどうぞ

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:41:41 ID:JWjVYa37
こっちでもタバサメインはたまに見るからいいんじゃないかなー
とら外伝とかモンハンとか



794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:42:03 ID:x2OnZbIo
キュルケが主役のDODがこっちに投下されてるし、タバサメインの短編も投下されてるから問題ないんじゃないかな?
まぁ不安なら避難所に投下することをオススメするが無理強いはしないよ。

795 :ときめきメモリアル0:2007/08/10(金) 00:42:24 ID:ghmoL50D
最近はギーシュと一緒にいることが多い。彼女の部屋に訪れて、他愛もない会話を重ねることがなんだか楽しくて仕方なかっのだ。
少女としての視点から語られるギーシュの生活模様は、小気味良いユーモアに溢れていて、いくら聞いても飽きることはなかった。
「そしたら、マルコリヌが言ったのよ。もし、卒業の日に、伝説の木の下で、二人の淑女から告白を受けたらどうしようって……」
彼女は身振り手振りをしながら、熱っぽく語った。たぶん、アルコールが効いているのだと思う。
床には空の瓶が三本転がっている。さっきまで、ワインが詰まっていたのだけど、ぼくとギーシュで全て飲み干した。
「だから、言ってやったの。鏡の前に立ってごらん、そんな悩みはすぐに解決するさ、ってね」
ギーシュがころころと笑った。
「あー、可笑しい。その後、マルコリヌとは取っ組みあいの喧嘩になっちゃったけどね」
ぼくもお腹を抱えて笑った。
「マルコリヌの怒る姿が目に浮かぶよ。ギーシュ、きみにはセンスがあるね」
「センス?なんの?」
「会話のさ。相手を退屈させないのって結構難しいもんだよ」
ぼくはちらっと時計を見た。
「さて、ぼくはもう行くよ。風呂に入らなくちゃ」
「お風呂?浴室、もう閉まってるでしょ」
「それは貴族のだろ。ぼくは元々入れないんだ」
「平民用の浴室だって、いいかげん閉まってるでしょ。こんな時間じゃ」
「ヴェストリの広場に大釜を設置してるんだ、ぼく専用のお風呂だよ」
ギーシュはしばし考え込むそぶりをみせた後、口を開いた
「じゃ、また明日ね」
ギーシュの目がとろんとしている。何かを企んでいる様にも見えたが、ぼくは気にしないことにした。


796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:42:44 ID:bz7MkR0I
タバサが電王キャラを召喚とかならここでもいいんじゃない?

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:43:08 ID:eBM/NdtW
三択支援

798 :ときめきメモリアル0:2007/08/10(金) 00:44:22 ID:ghmoL50D
湯が沸いたので、服を脱ぎ捨て、ぼくは蓋を踏みながら大釜につかった。
「あー、いい湯だな」
タオルを頭にのせ、鼻歌を歌う。
「いい気分みたいね」
「え?」
振り返ると、月に照らされて人影があらわれた。
「ギーシュ?何しに来たの?」
ギーシュが、らしくない妖艶な微笑みをその顔に浮かべたので、嫌な予感がした。
「もちろん、お風呂に入りに。服脱ぐからこっち見ないでね」
予期せぬ事態に、身を固まらせたぼくはただギーシュを見つめ続けた。
ネグリジェのボタンが外されていく。
ぼくは慌てて頭まで湯につかった。
頭の中で非常事態宣言が発令される。
都合の良い三択など思い浮かばず、ぼくがあたふたしているうちに、ギーシュの肢体が風呂の中に飛び込んできた。
ぼくは頭を湯面からだすと、顔を反らした。
「なに、恥ずかしがってんのよ。こっちまで恥ずかしくなってくるじゃない。大丈夫、お湯の中は暗くて見えないから」
おそるおそるぼくが顔を戻すと、ギーシュはちょこんと体育座りでお湯に使っていた。
ギーシュの言葉通り、確かに水面下の肢体はみえない。なんとなくほっとした。
暗がりの中、ブロンドの髪が濡れ、艶やかに光っている。こうやって間近でみると、ギーシュがとても可愛いらしことに気付く。今まで、あまり気に留めなかったけど、ルイズやアンリエッタとは違う、秋に舞い散る紅葉のようなはかなさを含む魅力を持っていた。
シトリンの様な瞳が月夜に照らされ輝いていた。
そんな彼女が右手に持っていた小鬢を開け、中身をお湯にどぼどほど零した。途端に春の花の香りが広がった。
「ギーシュ、なにそれ?」
ぼくは無邪気に聞いた。
「ニーシュ」
「え?」
「私の本当の名前、ニーシュって言うの。二人きりの時はそう呼んで」
ギーシュ、もといニーシュが微笑む。
「わかったよ、ニーシュ。で、それはなに?」

「とっておきのコロン」

ぺろりと舌を出したニーシュはとても可愛くて、ぼくは抱き着きたい衝動にかられた。
「なんてね、モンモランシーから貰ったものよ」
「ああ、なるほど」
モンモランシーの二つ名は香水だ。たぶん、こういったものを調合することが得意なんだろう。
ぼくとニーシュはトリステインの星空を眺め続け、ぼくは例えようのない居心地の良さを感じていた。

翌朝。
ルイズと共に教室に向かっていると、ばったりとギーシュに出会った。
ギーシュはぼくの姿を認めるとみるみる顔を赤らめていく。
「その、なんだ、昨日はすまなかった。少し飲み過ぎたようだ。じゃ、また、教室で」
ギーシュは逃げるように教室へ向かった。
ルイズがほうけた様子でぼくに尋ねる。
「なにかあったの?」
ぼくはわざとらしく首を傾げた。
「いや、なにも……」

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:44:36 ID:mgdhM5KB
いまだかつてないギーシュ萌え。これは支援せざるを得ない。

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:44:45 ID:plPJKCF9
恐ろしいまでにギーシュルートだなw

801 :ときめきメモリアル0:2007/08/10(金) 00:45:56 ID:ghmoL50D
終了です。
ご支援ありがとうございました。

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:46:20 ID:HOeWgX36
なんというギーシュルートw
作者の嫁は間違いなく伊集院レイww

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:46:41 ID:MXLzjhhv
鼻血が出た

804 :ゼロの使い魔・ルージュ編:2007/08/10(金) 00:48:05 ID:PoV51RVp
投下予告。
※完全に暴走しています。

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:48:47 ID:qqEG/weB
塔十字塔十字塔支援

806 :ゼロの使い魔・ルージュ編:2007/08/10(金) 00:49:07 ID:PoV51RVp
トリステインの城下町をルイズと共に歩きながら、
彼は一つのことを考えていた。

狭い。
それほど広くない路に、露店を出してる商人や、大道芸人がいたりする。
そこを、更に多くの人々が行き交うのだから、当然狭い。

このまま『ダークシフト』でも使い、所々に明かりをともせば
あっという間にクーロンそっくりになりそうである。

(そう言えば、クーロンは本当に何でも手に入ったな……)

リージョンシップ航路の要であるクーロンは、そりゃもう凄い所だった。
ここもそれなりに期待できるかも知れない。

「で、武器屋は何処に?」
「確か……秘薬屋の近くだったから、こっちよ」

ルイズに連れられ、彼は狭い路を行った。
暫く行くと、所々にゴミが散らばる路地裏にたどり着く。
ルイズが悪臭に顔をしかめるながら、辺りを見回す。

「あった」

剣の形をした銅の看板を掲げた、
明らかに武器屋ですと言わんばかりの店があった。

店の中に入ると、店主らしき男が彼女たちを少し見やり、
五芒星の紋章に気付いてから、言う。

「旦那、貴族の旦那。ここは真っ当な商売をしております。
 やましいことなんか、何一つありやしませんわ」

それはやましい事がある奴のセリフだ。
が、ルイズはそれをどうとも思わなかったのか、短く返す。

「客よ」

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:49:12 ID:bz7MkR0I
ぬふぅ じゃないんだよな、これ…お美事にございまする。別な意味で

808 :ゼロの使い魔・ルージュ編:2007/08/10(金) 00:50:26 ID:PoV51RVp
「そいつぁ珍しい!貴族が剣を?」
「何よ、文句でもあるの?」
「いや、貴族様に文句などあろう筈もありやしません。
 ただ、貴族は杖を振る、兵隊は槍を振る、
 貴族は杖を振るとそうばはきまっておりまさぁな」
「使うのは私じゃなくて、使い魔よ」
「そうですか、そいつも珍しい」

そう言うと、ルイズの隣に立っていた青年に目を向ける。

「この方が剣をお使いになられるので?」
「そうよ。……私は剣の事なんて知らないから、適当に選んで頂戴」

そう言うと、店主は奥の方にある倉庫へと消える。
そして、聞こえないように呟く。

「へへっ、もの知らずの貴族たぁ、ずいぶんといい鴨じゃねえか。
 精々ふんだくってやるとするぜ」

そう言いながら、倉庫から一本の装飾の施された突剣を持ちだしてくる。

「最近では宮廷の方でも、しもべに剣を持たせるのが流行っておりましてねぇ。
 そう言う方々が選んでいくのが、こういうレイピアの類でさぁ」

その武器屋の言葉に、ルイズが反応する。

「貴族の間で、僕に剣を持たせるのが流行ってる?」
「ほら、『土くれのフーケ』とか言う盗賊が最近出てるでしょう。
 皆様方警備のためか護身のためか知りゃしませんが、買っていく方が多いんですよ。
 此方としちゃ商売繁盛で助かってますけどねぇ」

ルイズはその話を聞きつつも、武器屋の出した剣を見つめる。

809 :ゼロの使い魔・ルージュ編:2007/08/10(金) 00:52:01 ID:PoV51RVp
「それは幾らなの?」
「エキュー金貨で400、って所でさぁ」(原価は80位だけどな)
「それ一本で?高いわね……」
「これ以上は下げられやしませんぜ?」(まぁ、120で売って適正って所か)
「ちょっと聞きたいんだけど」

誘導的な会話に加わらずに、その辺の剣を物色していた青年が、
何の装飾もない、刃もそれほど長くない両刃の剣を持って、聞いた。

「これは幾らかな?」
「……そいつぁ、10って所です。ですが、
 それは戦場で使い潰すのが当然のような剣ですぜ?
 貴族のお供が持つような剣じゃありやしません」
「では、これは?」

こんどは0.6m程の刃渡りを持つ、それなりに鋭そうな片刃の剣を手に取り、言う。

「そいつは60って所ですね」

次に、高いところに目に付くようにおいてある、紅い刀身の美しい装飾のされた剣を手に取る。

「これは幾らなのかな?」
「それは……あんまり売りたくはねえですが、
 そうですね、値段を付けるなら5000って所でしょう」

そう言われると、今度は両手で持つような大きさの片刃の剣を指さす。

「じゃあこれは?」

その剣を見て、武器屋は少し笑いながら言う。

「そいつは100です」

するとどこからか、声が聞こえてくる。

「ちょっとまてこの野郎!そんなひょろっちいなまくらが400で俺が100ってのはどういうこった!」
「うるせぇデル公!黙ってろ」
「大体、そんな弱そうな奴に剣が振れるわけねえじゃねーか!」
「客に失礼なこと言ってるんじゃねぇ!」
「剣も振れそうに無い奴が武器屋で客だってぇ?」

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:52:22 ID:9AroHcBn
これはもう確実にギーシュもといニーシェルート
久々に登場できたルイズ涙目
ハブられっぱなしのシエンスタもっと涙目


811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:52:58 ID:/YiNx4xZ
ラクしてズルして支援かしらー

812 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/10(金) 00:53:22 ID:PoV51RVp
その騒ぎを聞いて、ルイズは当惑する。

「それって、インテリジェンスソード?」
「そうでさぁ、何処のどいつが作ったんだか、
 うるさいだけのなまくらですよ。口は悪い、客にケンカは売る。
 こんな物仕入れるんじゃありませんでしたよ」

その剣がしゃべり出したのに驚いては居たものの、
最初に武器屋が持ってきたレイピアを指差し、ブルーは言った。

「まぁ、この剣は今はどうでも良い。
 だが、その剣本当は120が良い所だろう」

いきなり雰囲気と態度が変わったブルーに驚いた二人の反応は一つだった。

「ちょ、いきなり何言い出してるのよブルー?」
「ちょ、何でわかっ……と、ととと」

とっさに取り繕う武器屋だが、それを見逃すほどルイズは迂闊でも残念でもなかった。

「……ちょっと、どういう事?」
「い、いや……そいつはですね……」
「貴族を騙そうとしたのかしら?」
「そ、そうなるんですかね……ははは」
「へーえ……で、その詫びはどうしてくれるのかしら?」

そう言うと、武器屋は震えだしてしまった。
その様子をルイズは見ると、わざとらしい口調でブルーに話しかける。

「ところでブルー、あなたはどの剣が欲しい?」
「あれだな」

と、先ほどの紅い剣を指さす。
それを満足げな表情で見てから、ルイズは武器屋にほほえみかけながら言う。

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:53:26 ID:plPJKCF9
ラクシズして支援? アンタって人はー!支援

814 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/10(金) 00:54:27 ID:PoV51RVp
「じゃああれ、もらっていくわね」
「ちょ、ちょっと待ってくだせえ!いくら何でも、あれは無理です」
「じゃあどうしてくれるのかしら?」
「う……解りました、4000で……」
「それだけ?」
「……2000」
「ふーん」
「…………1000」
(よし、もう一歩……!)

ルイズの財布の中身は大体600エキューほどである。
この調子でいけば、次は十分買える範囲内になる。

「もうちょっと安くならないかしら?」
「も、もうこれ以上は無理です!あれは3000で仕入れたんですよ!?」

その必死な様子を見て、ルイズはどうも無理そうだと思わざるをえなかった。
それと同時に一つの疑問が思いつく。

「けど、3000も払えるって、この店そんなに繁盛してるの……?」

話の流れが変わったのを感じて、店主はほっとしながらも答える。

「最近だけで、3000は稼げてます。さっき言ったとおり、
 最近は貴族様がたが――いや!騙してなんかいやしませんよ!
 普段は普通にやってまさぁ!」

だからそれは普段からやってる奴のセリフだっての。
が、結構人を疑うことを知らないルイズは、その言葉を信じた。
信じはしたものの、騙されかけたことと話は全く別らしい。

「と・こ・ろ・で?」
「ひぃっ!?」

それを見かねたのかどうかは解らないが、
さっきからずっと黙っていたブルーが口を挟む形で言う。

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:55:14 ID:qqEG/weB
もしかして幻魔?支援

816 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/10(金) 00:55:38 ID:PoV51RVp
「これで良い」

と、さっきのインテリジェンス・ソードに近寄る。

「おい!俺はてめーなんかに――」

何かを言いかけるが、ブルーがその手にかけた時、口を止め、黙り込んだ。
そして暫くたってから、再び口を開いた。

「おでれーた。てめ、『使い手』か」
「……『使い手』?」
「なんだ、しらねえのか?まあいい、俺を買え」
「ブルー、そんなので良いの?」
「いや、意志がある剣というのは良い物だ」
「……そう?……じゃあ、この剣は貰っていくけど」

ブルーから渡された剣を、律儀にも包みながら、
店主はルイズの言葉に耳を傾けていた。

「ま、まだ何か?」
「私でも使えるような武器はあるかしら?」
「へ?そりゃまた一体どういう?」
「良いから。せっかくだし」
「は、はあ。では、適当に見繕って来ますわ」

そう言うと、倉庫の方に退いていく。
店主がごそごそと何かを探す音を聞きながら、ルイズはブルーに問う。

「ブルー、何で解ったの?」
「クーロンにいればある程度は解るようになる」
「……クーロンってどういうところなの?」
「『危険な町だが、それだけチャンスもある』とか言われていた気がするな」
「危なそうな町ね」
「事実危ない」

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:55:46 ID:iR7bmP6f
ところで合体後のブルーorルージュは能力値がほぼカンストして
術無しで戦ってもそこそこ強かったような気がするんだが

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:57:07 ID:plPJKCF9
>>817
ブルーが勝つとブルーのステータスに魔力とかが更に底上げされる。
ルージュが勝つと魔力以外ブルーの初期値に戻ってしまう、だったかな。

819 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/10(金) 00:57:10 ID:PoV51RVp
そんな会話をしていると、店の奥から店主が一つの細身の剣を持ちだしてくる。
先ほどのレイピアよりも更に細く、とても実用に耐えそうにはない。

「いや、確かに私でも扱えそうだけど……これ折れないの?」
「これはどうやら魔法がかかってるらしくて、見た目より丈夫なんです」
「へー。じゃあそれで良いわ」
「……お代は」
「何のこと?」
「解ってます、解っています……」

しかし、代金の払われてない品物を布で包む当たり、
根はいい人なのかも知れない。
ルイズは武器屋を出る間際、最後に告げた。

「剣が折れたらまた来るわね」
「もう来ないでくれぇぇぇー!」

武器屋から出てきたルイズとブルーが去るのを見届けてから、
キュルケとタバサは店に入った。

「ひぃっ!?」

何故か、店主はもの凄く怯えていた。
キュルケ達を怯える目でじっと見て、貴族と気付くと、叫び声を上げる。

「また貴族かい!?勘弁してくれ!」
「何があったのか知らないけど、ちょっと教えてくれないかしら?」
「な、何をです?」
「さっき来た二人、何を買って行ったの?」
「剣でさぁ……でもあれを買ったと言われると微妙なんだが……」
「どういう事?」
「かなり無理矢理値切られたんです」

店主はかなり追い詰められていたらしい。
そんな店主の様子に少々当惑しつつも、キュルケは言う。

「そ、そう……で、私にも剣を売ってくれないかしら?」
「構いませんが……どれをお望みで?」
「そうね……あれなんてどうかしら?」

紅い剣を指さす。

820 :ゼロの使い魔・ブルー編:2007/08/10(金) 00:58:27 ID:PoV51RVp
「あれは5000です」
「……ちょっと高くない?」
「じゃあ4000。これ以上は下げられません」
「困ったわね……2000までなら払えるんだけど」

そこで黙っていたタバサが、口を挟む。

「これも付ける」

と、懐から一本のナイフを取り出す。

「……2000の価値があるとは思えませんが」
「良いから、見てみて」

と、押し付けるような形で店主にそのナイフを渡す。
すると、ろくにそのナイフを見てもい無いうちに答える。

「……2000でいいですぜ」
「……あら、良いの?」
「構いませんよ」

そう言い、高いところにおいてあった紅い剣を下ろし、雑に布でくるみ、
キュルケに投げ渡した。キュルケは財布から金貨を取り出すと、店主に渡した。

「ありがとさん」

店主はなにやら笑っていたような気がする。
キュルケは、外に出た後、タバサに話しかけた。

「タバサ、あのナイフ……何だったの?」
「秘密」

去っていったキュルケ達とまた入れ違いで、
緑色の髪をした少女が、金属同志の擦れる音のする大きな袋をもって、
武器屋に入り、怒鳴る。

「おじさん!」
「畜生、何で2000で売っちまったんだ?わけわからねぇ」

聞こえてないようだったので、彼女はもう一度呼びかけた。

「おじさん!お金が用意できたんだけど―」

それでようやく入ってきた者に気付いたのか、
そちらを見やり、顔を確かめると、言った。

「あぁ、あんたか……『幻魔』なら今さっき売れちまったよ」

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:58:40 ID:QGk4zvPr
支援

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:59:04 ID:sWugb5Jh
げ、幻魔キタコレ!? 支援

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 00:59:24 ID:/YiNx4xZ
アルジャーノン支援

824 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/10(金) 00:59:59 ID:PoV51RVp
終わりです。自重しろ俺。
ナイフについてはもしかしたら『タバサの冒険・クーン編』(仮)でやるかも知れない。

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:00:05 ID:JWjVYa37
うわ半妖様キテル!?支援

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:00:20 ID:plPJKCF9
地下水使ったのか。
そしてアセルス哀れ?

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:00:21 ID:qqEG/weB
アセルス様キタ?!!支援

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:01:28 ID:plPJKCF9
もしかするとデルフリンガー+幻魔……ヤバイ組み合わせだなおい。

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:02:50 ID:/YiNx4xZ
タイトルが出てる人格によって代わるんだな。
それじゃウィキに「ゼロの使い魔・ブルー編」で登録されてるのは間違いなのかな

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:02:57 ID:QKbmfwC7
最初に言っておく。
俺はかーなーり不安だが、もう叩かれるの覚悟で突っ込む!
5分くらいしたら投下します。

「ゼロの最初からクライマックス外伝 〜タバサとデネブの関係〜」

831 :ゼロの使い魔・ブルージュ編:2007/08/10(金) 01:04:10 ID:PoV51RVp
>>829
そうだ!良いこと考えた!
もう主人公全部出してゼロフロンティアでいいんじゃね?

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:04:13 ID:plPJKCF9
住人は最初から最後までクライマックスだぜ!

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:04:43 ID:mgdhM5KB
>>830
その心意気や良し!

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:04:48 ID:QIeIcQNf
幻魔の技ポイント4消費って使用者の命吸ってるのかね

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:06:16 ID:plPJKCF9
>>831
最初に言っておく、『強すぎるキャラや多すぎるキャラは風呂敷を畳むのが大変だ』
偉そうに言ってすまんけど、あくまでブルー(とクーン)のみに絞った方が良い作品になると思うよ。
ブルーだと、シェフィールド相当のライバルになれる敵役は居なかったし。

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:07:06 ID:qqEG/weB
>>831
それで良いと思います。個人的には麒麟×零姫を(ry
…って麒麟死んでる!!!!

837 :タバサとデネブの関係:2007/08/10(金) 01:07:23 ID:QKbmfwC7
 タバサは最近、食事の時間になっても食堂に行かなくなった。
 いかに無表情で読書以外に興味はない、という風情のタバサであっても、やはり人間であり空腹にも
なる。人間であるが故の生理現象にはどうにも抗い難く、自分の世界に浸っている至福の時間を削って
でも、あの喧騒にまみれた食堂に行くのは、時として苦痛ですらあった。
 そんなわけで、決められた食事の時間には嫌々ながらも食堂へ足を運ぶ彼女であったのだが、最近
は食堂へ行く事がほぼなくなった。
 どうして食堂へ行かないのか?
 答えは簡単。行く必要がなくなったからである。
 その日も、授業が終わってからずっと本の世界に没頭していたタバサだったが、何時間もずっと読書を
続けていた所為か、若干の空腹を感じ始めた。
 そろそろ頃合だろうか、と思ったタバサは、手元に置いておいた懐中時計を覗き込んだ。
 時刻は17:16:48。丁度あと数十秒という絶好のタイミングだった。
 タバサは本を閉じ、机の引き出しから一枚の紙片を取り出した。それは緑色のチケットだった。
 数冊の本とチケットを片手に、ドアノブに手をかけ、そのまま数秒の間待つ。
 懐中時計は刻一刻と時を刻み、やがてその時は訪れた。

 17:17:17

 タバサはドアを開け放ち、目の前に広がる景色を見た。
 それは見慣れたトリステイン魔法学院の女子寮の廊下ではなく、見渡す限りを白い砂で満たされた、
荒涼とした大地だった。
 タバサは砂の大地に足を踏み入れ、その先に止まっているものへと進んで行った。
 タバサの目指す先には、2両の乗り物が止まっていた。一つは牛を模した雄々しい角を持つもので、
一つは鳥を模したすっきりとした形のものだ。黒い車体に緑のラインが走っている。
 ゼロライナー。
 タバサらのいる世界とは位相を異にする異空間を走る、時の列車である。
 今夜――この空間に昼夜の概念があるならば――もここを訪れたタバサを出迎えるように、ゼロライ
ナーの側面に配された扉が開いた。車内から一人の男が躍り出る。

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:07:42 ID:w76DlnYJ
現在のメンバー

ルイズ
ブルー
キュルケ
タバサ
アセルス

かな?

839 :タバサとデネブの関係:2007/08/10(金) 01:08:39 ID:QKbmfwC7
「タバサ! よく来たな、早速ご飯にしよう」

 男は全身に真っ黒いローブを纏って、銀色に光る篭手を着け、顔は仮面のようだった。どことなくだが
ゼロライナーの2両目の頭の部分に似ている。男は2mになんなんとする巨躯を持ち、年齢の割に身長
の低いタバサと並ぶと、余計にその大きさが際立つ。
 男は車内にタバサを迎え入れると、客室の適当な椅子を勧めた。タバサがちょこんとその上に座ると、
男は引っ込んで、車内の厨房から料理の載ったトレイを運んできた。
 タバサは男のローブの端っこを摘まんで、ぼそっと言う。

「デネブ」
「ん? ああ、大丈夫。梅干は抜いたから」

 タバサが無表情のまま呟いた自分の名を耳にした男は、タバサの言いたい事を諒解していた。この前
夕飯に出した梅干を食べたタバサが、いつもの仏頂面を崩して目一杯すっぱい顔をしたのを覚えていた
のである。
 デネブの言葉に安心したのか、タバサはデネブの運んできた料理に改めて目を落とす。
 コメを炊いた白いご飯。ミソという調味料を溶いたスープ。オムレツとは似て非なる溶いた卵を焼いた
料理。野菜を塩水で漬けたもの。豆から作られたトウフという不思議な食感の白い食べ物。
 デネブ曰く、これらの料理は『ワショク』と呼ばれる類のものらしい。タバサはゼロライナーでしかこれら
を食べる機会がないので、他にも『ワショク』があるのかとか、この『ワショク』は美味しいと言って差し支
えないのかとか、よくわからなかった。
 だが、デネブの作る料理は、食べると不思議と安穏とした気分になるような気がした。
 ただ一つ不満があるとすれば、『ワショク』を食べる時には『ハシ』という2本の棒を使わなければなら
ないという点だった。これに慣れるには随分と苦労させられた。
 まず、『ツケモノ』から食べてみる。パリ、ポリ、という野菜の硬い食感と同時に、濃縮された塩味が口
に広がる。『ツケモノ』の中でも『アサヅケ』と呼ばれるものらしい。比較的簡単に、しかも早く作ることが
できるのだという。

「どうだ? タバサはキュウリが好きだと思ったから、作ってみた」
「美味しい」


840 :タバサとデネブの関係:2007/08/10(金) 01:09:52 ID:QKbmfwC7
 一見すれば無感動なタバサの言葉だが、デネブを喜ばせるには十分すぎるようだった。仮面のような
デネブの顔が、心なしか綻んでいるような気がする。いや、実際に嬉しくて笑っていることだろう。
 皮肉なものだ。生身の体を持つ私よりも、デネブの方が表情豊かだなんて。
 タバサはふと、そんな事を考えた。こういう考えが頭をよぎるのも、デネブの前でだけだった。

「卵焼きはどうだ? タバサは甘いのが好きだから」
「柔らかい」
「今日は大根と油揚げの味噌汁だ。どうだ?」
「しょっぱい」

 タバサの平坦な声音で紡ぎ出される素っ気無い料理の感想とデネブの陽気なお喋りの中、二人だけ
の食事の時間は過ぎて行った。
 食器を片付けるデネブの背に視線をやりながら、タバサは思う。
 ゼロライナーの中は、自分にとって最も望ましい環境だ。何故ならゼロライナーの中での時間は誰にも
邪魔されない。チケットなき者はこの空間に入る事すらできない。この侵されざる時間の中で、自分は
思う存分読書に耽ることができるのだ。デネブがあれこれと世話を焼いてくれるのもありがたい。
 デネブが「学校は楽しいか」とか「友達と楽しくやっているか」などと聞いてくることもあるが、そういう時
は1両目の車両の一番先頭の部屋に行けばいい。薄緑色の照明の中、二つの車輪と大きな角を持つ
鋼鉄の牛が中央に座するその部屋は、中から鍵をかければデネブでも入って来れない。
 この牛は蹴っても叩いても何も反応しない。元々読書以外のことにはさほどの興味を示さないタバサ
が、初めて見るその鋼鉄の牛に若干興味を示したとしても、何も喋らず動きもしないと知ってすぐ興味を
失うのは当然であった。むしろ、動かないだけ読書の邪魔にならないのでありがたいくらいだ。
 それからどれくらい本の世界に浸っていただろうか。持ち込んだ本を全て読み終わると、タバサは鋼
鉄の牛の部屋から出て、デネブに魔法学院に戻る旨を伝えた。
 去り際、デネブはタバサを呼び止めて、手にキャンディーを握らせた。デネブ特製のデネブキャンディー
だ。デネブはよくこうして、タバサにキャンディーを持って帰らせる。

「じゃあ、ちゃんと勉強して、友達と仲良くするんだぞ」
「わかった」


841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:10:06 ID:3aHqwT6J
デネブおっかあ支援

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:10:42 ID:sWugb5Jh
凄く……和みます 支援

843 :タバサとデネブの関係:2007/08/10(金) 01:10:58 ID:QKbmfwC7
 短い言葉と共に首肯し、タバサは元来た道を歩き出した。
 デネブがああ言うのは、見るからに友達のいなさそうな私を心配してのことだろう、と予測しながら、
タバサは空間に開いた切れ目をあたかもドアを押すようにして押し開け、元の部屋へと戻った。
 このゼロライナーのある空間へと続くチケットを手に入れたのは、全くの偶然だ。
 図書館で新しい本を探している時、本の間から滑り落ちてきたのがこのチケットだ。恐らく誰もチケット
の正しい使い方を見出せず、栞代わりにしてそのまま放置していたのだろう。タバサ自身も最初はそう
思ったし、先人達がそうであったように少し変わった栞程度にしか思わなかった。
 が、このチケットを挟んだ本を手に自室のドアを開けた瞬間、そのチケットの本当の意味を知った。
 デネブともその時出会ったが、チケットを持つ者はゼロライナーの乗車資格があるとし、追い出そうとか
そういったリアクションは起こさなかった。むしろ嬉々として食事を振舞ったのだ。
 実際、初めの内は戸惑いもした。だが慣れてしまえばあとは楽なもので、タバサは明らかに魔法とは
異質の技術で造られた未知の乗り物であるゼロライナーを、自分専用の読書室兼食堂にしてしまった。

「ゼロライナーはとても快適」

 タバサの素直な感想である。
 デネブ以外誰にも干渉されず、全てから隔絶された世界。うるさい他人も、辛い現実も。
 心を焼く強い復讐心すら、ゼロライナーの中では忘れられたのだ。

「とても……快適」

 ふと、デネブの「友達と仲良くするんだぞ」という言葉が胸をよぎる。
 あれは、果たしてどのような意図で投げかけられた言葉なのだろう。
 友達のいない私を心配して? それとも……
 タバサは頭を振り、本とチケットを机の上に置いてベッドに横たわった。
 ポケットの中のデネブキャンディーを握り締めながら。


844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:11:11 ID:aBdDfp8I
>>831
それはそれで見てぇ
だがブルー中心の話も見たいしゼロのフロンティアも見たい。
つまり…二作品書くことになるな

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:11:17 ID:plPJKCF9
やっぱりデネブはおっかさんだなぁ……外見モチーフは弁慶のはずなのにな。

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:11:21 ID:QGk4zvPr
支援

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:11:30 ID:qqEG/weB
デネブって聞くとオウガバトル系のかぼちゃうぃっちしか浮かばねぇ…支援

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:11:37 ID:9AroHcBn
全部出すとなるとロボ系が大変なような気がしないでもない
基本的にブルーとレッドは仲悪い設定みたいだし
まあ、シエスタと竜の翼(R260G)が顔なじみでもソレはそれで!

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:11:49 ID:MXLzjhhv
和む!実に和むぞ!

850 :タバサとデネブの関係:2007/08/10(金) 01:11:59 ID:QKbmfwC7
タバサとデネブはゼロライナーの乗客と管理人という関係。
デネブの料理は美味しいしゼロライナーは快適だけど、どこかデネブとゼロライナーを
逃げ場所にしている自分が居る事に気づいてちょっと落ち込むタバサ……というお話。

他にはタバサとデネブはメイジと使い魔、もしくは契約者とイマジンの関係で、
王家に「一人で城を落とせ」みたいな無茶苦茶な任務を仰せつかってゼロノスに変身し攻城。
血みどろの戦闘を繰り広げる……みたいな話も用意してあったが、
長い上に鬱になってきたので没。

個人的に初期タバサはこういう閉鎖的な空間が似合うと思う。

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:13:14 ID:ImO7+4qL
>>838
アセルスは一発ネタじゃないか?
あれとT260Gは本編後だと戦力過多になりすぎるような気がする
ブルーもたいがいではあるが

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:13:16 ID:mgdhM5KB
存分に和ませてもらった!!

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:13:46 ID:eBM/NdtW
ときめきメモリアル0乙!
今はギーシュことニーシュルートに入っているっぽいが、
ルイズをずっと放置したままだと、この先爆弾が出来るのか気になるw

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:13:56 ID:plPJKCF9
惜しみないGJを貴方に。血みどろの城攻めは……二人には似合わないから没で良いんじゃないか多分。

855 :ゼロのイチコ:2007/08/10(金) 01:14:31 ID:kHmInraV
元、糸色望の使い魔です
新しいの書いたので予約いいですか〜?

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:15:03 ID:qqEG/weB
>>853
ルイズヤンデレ化?
それは是非見たい

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:15:48 ID:mgdhM5KB
>>855
道は空いてる筈だ。参られい!

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:17:07 ID:QKbmfwC7
>>855
正直割と受け入れられてるっぽい雰囲気にホッとしている
真性チキン野郎なオレが支援してやる!
だから来い!

859 :ゼロのイチコ:2007/08/10(金) 01:17:15 ID:kHmInraV
ぉろ、予約は無いのかな
んでわ行かせて貰います

ちなみに、最後までコードギアスのナナリーとどっちを召喚しようか悩んでました

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:17:29 ID:/YiNx4xZ
タバサとデネブ乙です。
これ長編にするの?それとも一回のみの小ネタ?
和んだから、できればこの先も読みたいけど・・・

861 :クロス先は乙女はお姉さまに恋してる:2007/08/10(金) 01:18:47 ID:kHmInraV
「……う、浮いてる?!」
あまりにびっくりしたので、思わず目の前に起こってることをそのまま口から出してしまった。
浮いていた、何がというと自分の呼び出した使い魔がである。
しかもそれはフクロウでもドラゴンでもなく人間だった。
いや、浮いているから人間じゃないのだろうか。
「おい、あいつ杖持ってないぞ!」
「まさか、エルフ?!」
「でも耳は尖ってないわよ」
「じゃあ、なんだ? もしかして精霊?」
まわりから様々な憶測が聞こえた。
精霊か、それともヴァンパイアやゴーストのたぐいか。
だがそんな憶測よりも……先に気になることがあった。
「スゥ……スゥ……」
寝ていた。大音響と供に呼び出したはずのソレは完全に熟睡していた。
肩ほどまでのまっすぐな髪を揺らして、膝をかかえてソイツは眠っていた。
服は綺麗な白地の服。ドレスみたいだけどどこか違う。
「……んぅ、ふぁああ」
と大きなあくびをして彼女は目を覚ました。
パチパチと大きな目を瞬かせると、私を見てこう言った。
「おはようございます」
空中で足を折りたたみ、手を膝の前に出して妙な礼をした。
「あんた、何?」
「はい、私は高島一子と申します。以後よろしくおねがいします」
と起きてるのか寝てるのか怪しい表情で再び礼をする少女、タカシマ。
変な名前だと思う。あまり可愛くもかっこよくも無いし。
「はれ?」
キョロキョロと周りを見渡す少女、ぐるりと体を回転させ周囲をマジマジと眺めて再び私と目線を合わせる。
そして人差し指を頬に当てて数秒。

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:19:18 ID:mgdhM5KB
意外と和みを提供してくれる人員が少ないので、タバサとデネブの今後に期待。

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:19:27 ID:QKbmfwC7
俺の支援は泣けるで!

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:19:46 ID:JEplY2JL
デネブが使い魔として亜人のふりをするためにあの声で「きゅいきゅい」と言う様を想像した

865 :ゼロのイチコ:2007/08/10(金) 01:20:16 ID:kHmInraV
「ぇええええええ、ココはどこですか? ぇえと、ぇえと、私は確かお姉さまに会いたくて病院を抜け出して寮に向かったけれどお姉さまが居なくて。
しょうがないからいらっしゃるまでちょっと寝ようかなと思って目をつむったら、ココに居ました。
はっ、もしや私ってばお姉さまへの思いのあまりに瞬間移動を?!
すごいです私って超能力者、ってぜんぜん違うところに飛んでたら意味が無いんですけどね〜」

あはは、と頭のうしろを掻いてタカシマは笑った。
あまりの言葉の勢いに止めるのも忘れてしまっていた。
「と言うわけで、申し訳ありませんが聖應女学院はどっちか分かりませんか?」
「そんな学院聞いたことないけど」
それよりも状況を理解してないでしょう、そう言いたかったのだが。
「そうですか、それはお手間をかけました。それでは!」
と飛んで行きそうになるのでとっさに足を掴んで止めた。
「あれれ、前に進みません〜」
と宙で平泳ぎをしている。
「ルイズ君、そろそろコントラクトサーヴ――」
いいかげん話が進まないのに業を煮やしたのか、コルベール先生が進行させようとした。だがタカシマの声がそれを遮る。

「私、浮いてます! すごい、いよいよ私って本格的な超能力者ですね。はっ、もしかしたらテレビとかに出れるのでしょうか?
そうすると私も一躍人気者? でもでも、まんがいち有名になったとしても一子はお姉さま一筋です。はいっ!
この想いは誰にも負けません、むしろ超能力で今すぐにでも会いに行きます、お姉さまぁああ!!」

と再び飛んで行きそうになったタカシマを地面にひきずり降ろした。
「おねえさまぁ、じゃないわよ! あなたは私の使い魔なの。どこに行くつもりよ?!」
「いやだなぁ、私は使い魔じゃなくて高島一子ですよぉ」
「だ・か・ら、名前じゃなくてあなたの存在、やるべき使命、職業が使い魔なの!」
「ぇえ、そうなんですか?!」
「そうよ」
「それはちょっと弱りましたね、聖應女学院はアルバイト禁止なんです」
「違うって言ってるでしょお!!」

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:20:49 ID:mgdhM5KB
赤子は支援を喜ぶ……いつまでもさせてやりたい。

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:20:51 ID:/YiNx4xZ
エロゲーは避難所投下なんじゃ・・・
と思ったけどそういうルールってないっぽい?

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:21:04 ID:a/J2VOF5
>>853
大丈夫、システム上ニーシュには爆弾の影響はないはずだ、伊集院ポジだし

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:21:06 ID:MXLzjhhv
まさかこの一子ちゃんとはw

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:22:16 ID:plPJKCF9
>>867
一応アニメにはなってるが……自分で投下する時は出来れば避難所の方が良いかもしれんね。

871 :ゼロのイチコ:2007/08/10(金) 01:22:52 ID:kHmInraV
>>867
う、やっぱそうでしたか?
アニメ化してるからいいかなーとも思ったんですが
一応今回はこっちに投下させてもらいますorz
―――――――――――――――――――――

結局、彼女に今の状況を理解させるの相当の時間を食ってしまった。
周りの生徒は私とタカシマが言い合いしている間にコルベール先生によって解散させられていた。
未だにコントラクトサーヴァントを済ませていない。
「でも、なんで私って魂だけ召喚されちゃってるんですか?」
「私が分かるわけないじゃない」
彼女の言い分によると彼女は学院寮に居た時に呼び出されたらしい。
学院生といっても魔法は使えない平民だということ。
「ともかく、コントラクトサーヴァントを済ませるわよ」
「あの、でも私の学院はアルバイトが……」
「それはもう聞き飽きたわ」
と、ふわふわ浮いてる彼女の体を引き寄せ、口付けを交わす。
幽霊のように実態が無いのかと思ったけれど、彼女に触れるとちゃんと人の肌の触感がした。
「ファ――」
「なによ?」
「ファーストキスだったのにぃ!」
いきなり涙を溢れさせて泣き始めた。
それに、そんな事をいったら私もファーストキスになるのだけど。
「うるさい、女性同士だからノーカウントよ!」
「あ、それなら良かったです……ってお姉さまとキスしてもノーカウントなんですか?! う〜ん、それはちょっと寂しいというか悲し、あつっ?」
手を押さえて蹲る、どうやらコントラクトサーヴァントは成功したようだ。彼女の体にルーンが刻まれているようだ。
「ふむ、コントラクトサーヴァントは一発で成功したようだね」
とコルベール先生が使い魔のルーンを確かめる。
「珍しいルーンだね……それじゃあ今日はここで解散だ。使い魔と仲良くやるんだよ」
「はい」
未だに悶えてるタカシマを引っ張って私は学院寮に戻ることにした。
見た目よりも重さが無いため、運ぶのは楽だった。

872 :ゼロのイチコ:2007/08/10(金) 01:24:29 ID:kHmInraV
自室に戻って、あらためて自らが呼び出した使い魔を眺めた。
何故か神妙な顔で床に座っている。ように見えて実は浮いている。
「落ち着いて考えると、心あたりがあるんです」
ポツリと、こちらが何も言って無いのに話し始めた。
「私、昔から体が弱くて、病院に入院して安静にしていないといけないのに無理に抜け出したんです。たぶん、そのまま死んでしまったんじゃないかと……」
そして私に呼び出されたと。そう考えれば魂のような状態にも説明はつく。
それにしても入院するほどの体を押して、なぜそんな無茶をしたのか。
「たぶんバチが当たったんですね、病院の先生の言うことも聞かずに、お姉さまだって迷惑するに決まってるのに」
「なんでそんな事をしたの?」
「お姉さまが、ご結婚なさると聞いたんです――それで……」
引き止めたかったのか、祝福したかったのか、それともただ会いたかったのか。次の句は告げられなかった。
彼女の話にずっと出てくる『お姉さま』とはどんな人物なのだろう。
自分にとってのお姉さまと言えばカトレアお姉さまが頭に浮かぶ。とっても優しいちい姉さま。
彼女の気持ちは分からないでもない。どんなに苦しくてもその人が遠くに行ってしまうと知ったらどんな状態でも会いたいと思う。
でも、迷惑はかけたくない。それでも会いたい。
「むしろ、ここはそのまま昇天しそうだった私を呼び出してくれたルイズさんに感謝するべきです。本当にありがとうございました」
と急に笑顔になり、頭を下げられた。
今まで泣きそうになっていたのに無理に笑顔を作ってるのが分かる。
彼女のお姉さまにはもう二度と会えないかもしれないのに。
その姿はあまりに痛々しかった。
「無理するんじゃないわよ」
「はぃっ?」
「なんでも無いわ。ともかく明日からは使い魔として働いてもらうからね」
「はい、がんばります!」

特別に、同じ布団で寝かせてあげようと思う。

――――――――――――――――――――
以上で投下終了ッス
次からは避難所に投下します。大変失礼しました

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:26:01 ID:mgdhM5KB
希望の最期は死にあらず! 支援

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:26:05 ID:aQ+JDUIR
ご馳走様でした。和みそうだ。

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:26:08 ID:QKbmfwC7
最初に言っておく!
かーなーり乙だ!

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:27:15 ID:/YiNx4xZ
>次からは避難所に投下します。大変失礼しました
いや、ルールがはっきりしてないんだから書き手の裁量でいいんじゃないですか?

877 :ドラ魔 ◆G7cjqMkpbg :2007/08/10(金) 01:27:24 ID:Ylt2nGiH
なんか…心和む作品が続くなぁ 支援

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:28:21 ID:3aHqwT6J
別にここでいいじゃん

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:29:09 ID:aQ+JDUIR
>>877
王大人、死亡確認!

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:29:25 ID:/YiNx4xZ
おや、ドラの人だ

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:30:02 ID:eBM/NdtW
GJ!原作は知らないけど、スラスラと読みやすい文章で内容も面白そうだ

あと、コードギアスのナナリー召喚は展開がどうなるのか全く想像できないので
機会があったら是非読みたい

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:30:32 ID:0fT69bnm
>>878に同意

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:33:03 ID:aQ+JDUIR
まぁエロゲ原作というだけで色眼鏡かける人も結構居るからね。
予防策としては避難所投下が一番だと思ってる。それを強制したようですまない。

後、コードギアスのナナリーってまさかナイトメア・オブ・ナナリー?

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:34:27 ID:3aHqwT6J
> 後、コードギアスのナナリーってまさかナイトメア・オブ・ナナリー?
あたしは自由だ!

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:34:36 ID:Z7j9vU5U
エロゲでもアニメ化されて認められてるものなら別にいいだろ
最近は元エロゲの方がよっぽどクォリティ高いしな

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:35:44 ID:/YiNx4xZ
その辺の議論は避難所の議論スレでやったほうがいいんじゃないかな

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:35:52 ID:DNhpOWCE
此処ではなんか本のキャラとかでもいいのか?
代表的な奴で言えばハリー・ポッターとか

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:37:13 ID:aQ+JDUIR
>>887
漫画、アニメ、ゲーム、小説、節操無しがこのスレの特色だし……良いんじゃないかな。

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:37:52 ID:3aHqwT6J
っていうかわざわざエロゲ原作と言われなければ思い出さなかったぜ
いや俺の記憶力が悪いだけか

890 :ゼロのイチコ:2007/08/10(金) 01:37:52 ID:kHmInraV
なにか、お騒がせしたようで申し訳ありません。
テンプレにも年齢制限に関わるものは、とありますのでここは避難所でいきたいと思います。
(本文が18禁って意味だとは思いますが、念のため)
それでは ノシ

>>883
それは強キャラなので使いません、アニメのほうッス

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:39:23 ID:Me/QEEA5
夜天の書、闇の書ではなく闇の書の闇(防御プログラム)を召喚するルイズ。


本編ではアレなので、ルイズの世界では「本来」の役目を果たしてほしい。

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:39:30 ID:/YiNx4xZ
>>887
アリでしょう
ハリポタだろうが指輪だろうがナルニアだろうがゲドだろうが

聖書とかコーランとか太陽の法とか人間革命とかはなんかヤバそうでイヤだけど

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:42:41 ID:DNhpOWCE
>>888
ふむふむ、ありがd
分厚い本書こうか迷っていたんだ
>>892
下部はヤバイなありがと

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:45:09 ID:iR7bmP6f
ところで一子のルーンはなんだろ
物に触れないから普通に考えればヴィの方だろうが
ガの方だとレアスキルの無駄遣い過ぎて笑える

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:45:29 ID:eBM/NdtW
>>887
おkだが、難易度が高めになるので注意
君の度胸に期待している

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:46:18 ID:2hBv8Rs0
これだけクロスがあるのに川上稔系ないのは、やっぱりあいつらが濃すぎるからか?

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:47:55 ID:mgdhM5KB
正直でしゃばり過ぎと思われて仕方ないが、ちょっとした意見を聞きたい。
カイムとアンヘルは、キュルケと共に幸せになるべきか、と。

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:48:36 ID:/YiNx4xZ
>>897
二つあるうちのどっちの作者さん?


899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:49:21 ID:2hBv8Rs0
幸せになって欲しい

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:49:34 ID:aQ+JDUIR
>>896
文体と芸風を真似出来ないからだと思うな。
WA2のトカとゲーがあのノリを再現できる気がしないって感じで敬遠されてるのと同じように。

>>897
ここに来て突然バッドエンドまっしぐらに叩き落されると、その困る。

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:50:10 ID:mgdhM5KB
>>898
下らん事聞いてすまん。こっちの本スレで方でやってるもんです。
色々と不安で胃が痛くなってきちまって。

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:51:04 ID:a/J2VOF5
カインとアンヘルが心中して悲観するキュルケで

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:52:36 ID:MXLzjhhv
ここでカイト×カイムルートで…アッー!

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:52:46 ID:/YiNx4xZ
>>901
なら、作者がいいものを書ける方がいいです

幸せにするエンドに持っていくために無理な展開やキャラに不自然な思考・行動をとらせるとか
不幸なエンドにするために唐突な不幸を舞い込ませるとかそういうのよりも、
作者がお話を創って行く上で
この流れが自然であると感じた筋を行くのがきっと一番ですよ
書き手にとっても、読み手にとっても

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:53:22 ID:eBM/NdtW
>>897
DODの作者さん?
作者さんだったら、物語の展開はあなたの手に委ねられるべきなので
安易に読者の意見に迎合しないで欲しい

どのようなものであっても作者さんの作品が読みたいので


906 :ドラ魔 ◆G7cjqMkpbg :2007/08/10(金) 01:53:47 ID:Ylt2nGiH
流れぶった切って小ネタ投下してもいいべさ?

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:54:01 ID:MXLzjhhv
来い

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:54:24 ID:5MFuLvrk
ミミミ黒かわいいよミミミ

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:55:06 ID:QKbmfwC7
俺……明日生きて帰れたら、ルイズとデネブの短編書くんだ……
タバサとデネブがウケるかどうか物凄く不安だったので、
次回はもっとオーソドックスな路線で行こうと思うんだ。

あと、デネブとタバサの〜を受け入れてくれてありがとう。

910 :ドラ魔 ◆G7cjqMkpbg :2007/08/10(金) 01:55:29 ID:Ylt2nGiH
すげー短いけど
前回のNGシーン(小ネタともいう)

「おやおや、こんな美人に囲まれるなんて。モテる男はつらいねぇ」
「ふざけるなッ!!もう簡便ならん、本気で行かせてもらう!!」
ギーシュは叫び、ワルキューレが武器をマタドーラへと突き出そうとする


「……じゃあ俺も、本気で行くか」

「………へ?」
突然のマタドーラのその発言に、目を点にするギーシュ
…と

「ハァッ!!!」

マタドーラの体から、大量の闘気があふれ出す!!

「な、なァァァァァァァァッ!?」
驚愕のあまり、尻餅をつくギーシュを尻目に、彼は言葉をつむぐ

「待たせたな…


     これがお望みのフルパワーだッ!!」

どう見てもフ○ーザ様です。本当に(ry

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:55:41 ID:mgdhM5KB
安易っていうか、ちょっとした意見が聞きたかっただけなんです。ごめんなさい。
すんません。ほんとに今後は自重します。すんませんした。

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 01:56:00 ID:3aHqwT6J
勘弁、ね

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:00:55 ID:eBM/NdtW
>>911
恐縮させたのならすまなかった
カイムとアンヘルがキュルケと共に幸せになるべきかは
物語の核心だと思っているので

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:03:33 ID:MXLzjhhv
ヒッフッハッ

915 :210 :Classical名無しさん :2007/08/10(金) 02:03:58 ID:QrOejsMy
909の方、自分で死亡フラグたてちゃったよ!!!


916 :ドラ魔 ◆G7cjqMkpbg :2007/08/10(金) 02:04:29 ID:Ylt2nGiH
「これがお望みの(ry」が書きたかっただけなんだ
悔いはない

>>911
これからも作品楽しみにしているのでガンバってください
では、あじゅじゅしたー

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:04:31 ID:dnSsQ/XT
>>418
ちょっと書いてみたが事件起こしにくくてしょうがない。
ゼロ使に手すりある場所なんかあったっけ?

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:07:25 ID:mgdhM5KB
意見、ありがとうございました。
これで最終回の意向が固まりました。
本当に、本当にありがとうございました。

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:07:55 ID:/YiNx4xZ
>>909
タバサとデネブは長編じゃなくて小ネタのところに入れるべきなの?

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:10:22 ID:QKbmfwC7
ご希望なら没にしたゼロノス攻城戦や、他にも設定を固めずに
小ネタなんかをちょくちょく投下するという形で存続させるのもアリかと……

俺の気力が持てばの話ですがorz

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:12:14 ID:N7xap1SH
>>897
ここでくらい幸せにしてあげたい…

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:15:17 ID:7aCZml3y
>>897
DODやって上での感想。
幸せにしてあげてw

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:16:38 ID:eBM/NdtW
>>918
好きな作品なので期待している

あと三行目が見えない

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:18:04 ID:KQpmJ2V4
新宿EDよりマシだったらなんでもいい

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:20:05 ID:bz7MkR0I
俺はやったことないので解らんが
■三大鬱ゲーの爪痕は色濃いことはわかったw

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:23:56 ID:lkXRhNSV
デンライナーもそうだけどゼロライナーも基本的に時の運行を守ること以外には使えないぞ?
電王すらチケットなしでは操縦すらできないし(牙王は行き先∞のチケットを使用したけど
ゼロライナーを悪用したら…まあ、電王が止めに来るだろうな

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:25:28 ID:cMZ8wfVj
エキセントリック使い魔少年ボゥイ

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:28:34 ID:9KsNAhjz
>>927
むしろゴレンジャイのドクロさんでお願いします

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:34:12 ID:N7xap1SH
>>926
いや、デンライナーは普通にチケット持ってれば乗れるよ
ゼロライナーはしらんが

つーか、細かいツッコミ入れたらキリないし

930 :ゼロのしもべ:2007/08/10(金) 02:36:58 ID:BJYegucy
行けるかな?
予約はない、よね?

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:41:17 ID:aQ+JDUIR
まだ電王自体終わってないしね。

>>930
雑談が続いているのがその証拠ォ!どうぞ。

932 :ゼロのしもべ:2007/08/10(金) 02:41:33 ID:BJYegucy
行きますね。12話


 クロムウェルを取り囲んでいた全ての男たちが倒れた。
 倒れたと思ったときには、死体がミイラのように干からびた。干からびた死体は瞬く間に砂となって消えて行った。
 巨大化したクロムウェルの握りし鐘が、赤から紫、そして青へと変わっていく。最終的には目も眩まんばかりの白光を放ちはじめた。
 森の木々が立ち枯れし、葉を茶に染めて、しなびていく。
 たちまち周囲10メイルは草木一本ない茫々たる荒野となった。
「殷周秦漢魏隋唐宋金元明清袁華人民毛長征!」
 当たるを幸いに、周囲のものに当り散らすクロムウェル。完全にぶち切れていて、始末に終えない。目に入るもの全てを破壊しようと
しているのだ。
「この!」
 キュルケが果敢に炎球を放つ。
「激痛火傷皮膚重傷熱湯独楽朝流!!」
 油をかけた枯れ木のように、全身に火が燃え移り、苦悶にあえぐクロムウェル。周囲にゴムが溶けたようないやな臭いが広がる。
「炎が効くわ!燃やせばいいのよ!」
 たしかに全身がたいまつのように燃え出した。皮膚が飴細工のように溶け、ずるりとむけていく。
 だが、
「なによアレ!」
 炎で焼け爛れた皮膚や肉の下から、次々と新しい組織が再生していくではないか。古い組織がはがれたあとから現れるのは、
赤ん坊のようなツルツルとした肌。まるで炎の中に飛び込んで再生復活するというフェニックスのようであった。
「黎明埃及希臘羅馬未来大和宇宙鳳凰復活羽衣望郷乱世生命異形太陽大地編原子現代!」
 燃え盛る炎の中で、赤い瞳がギラリと輝いた。
 ドワオ、と火に包まれた腕を伸ばしてキュルケを捕まえようとする。
 慌ててそれを避けるキュルケ。腕に当たった木や草が、一瞬で生命力を食い尽くされて枯死する。
「…劣化グレイトフルデッド?」
 冷静に分析をするタバサ。こういうときに落ち着くのは重要だ。しかしいまそんなに落ち着いている場合ではないと思うのだが。逆に
混乱しすぎて、一回転して落ち着いているように見えるのではないかと勘ぐってしまう。
 ぐわっとクロムウェルが腕を横なぎに振り払った。何十本もの木がなぎ倒され、吹っ飛ぶ。そして空中で枯れ果てて消えてしまう。
「触れただけでお終いってこと!?8ビット時代のアクションゲームじゃないのよ!」
 身体を伏せていたキュルケが怒鳴りたてる。
「アクションゲームなら攻略法があるはずだろ!」
 みをちぢこめたギーシュが叫び返した。
「攻略法はともかく、安全な物陰に逃げ込むわよね、普通。こういうときは」
 だが身を隠せるような木々は役に立たない。下手に隠れれば、木もろともなぎ払われるのが落ちだろう。
「あれ。岩。」
 タバサが杖で、荒野となった森跡に残る岩を指す。なるほど、たしかに木が腐り果てたあとにポツンと大きな岩が転がっている。
「あんな岩の陰に隠れても、どうぞ攻撃してくださいって言っているようなものじゃないか!?」
「違う。岩だけ、残ってる。」
 ああ、とキュルケとギーシュが声を上げた。
「つまり生命を持たないものならば、クロムウェルの能力に耐えられるかもしれないってことか!?」
 コクリと頷くタバサ。言われて見れば確かにそうだ。最初から吸収する命がなければ、身体に触れてもなんということはない。
「命を持たないゴーレムなら押さえられるかな!?」不安げにギーシュが問う。
「とりあえずゴーレムでクロムウェルの気をひきつけておいて、その隙に間合いをとって、作戦を練るわよ!」
 薔薇を振って、ギーシュがワルキューレを召還する。現れたワルキューレは2体。小型のオノを背に担いでいる。
「岩巖頑贋!若鋳命我真紅燃!月多火花天空高!」
 奇声を上げ拳を振り下ろすクロムウェル。その腕にワルキューレがしがみつき、オノで滅多打ちに殴りつける。
「観鷹!合体月多魯拇駄!合津合津月多合津!」
 叫び声をあげて腕を振り回すクロムウェル。効果ありだ。この隙にと慌てて離れ、物陰に隠れるキュルケたち。ちょうど良いところに
大きな岩が転がっていた。ここにいればそう簡単には見つかるまい。
「命鐘響鳴轟!」
 クロムウェルが慌てて命の鐘を振った。頭の鉄片から足の爪先まで痺れるような重低音が、鐘を中心に放たれる。
 たちまちワルキューレがボロボロになって消えうせた。
「効果はあり。」
 タバサが淡々と言う。
「でも時間稼ぎにしかならないみたいね。」
「しょうがないだろ!まだドットなんだから!」
 魔法により造られた擬似生命体でしかないゴーレムにとって、命の鐘はまさに天敵。あっという間に消されてしまう。

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:42:29 ID:bz7MkR0I
支援

934 :ゼロのしもべ:2007/08/10(金) 02:42:36 ID:BJYegucy
「さっき1体使ったから、あと4体しか使えないぞ!」
「つまりその4体を使い切るまでに、打開策を考えなきゃいけないってことね…」
「ここは落ち着いてクロムウェルの能力をまとめてみるべき。」
 タバサの提案に、2人とも頷く。
「まず、触れると一瞬で生命力を吸収する。」
「鐘の音は、かりそめの命を与えたり、逆に与えた命を消し去るみたいね。」
「あとは再生能力(大)。」
 チラッと顔を出してクロムウェルを見やるタバサ。身体を焦がしていた炎が完全に消え去っている。
 見当違いの方向の木を蹴り飛ばしているところをみると、どうやらキュルケたちを見失ったようである。
「しばらく大丈夫そうだな。」
 ギーシュがホッと胸をなでおろした。このぶんだとまだ見つかるまで時間はありそうだ。
「そういえばアンリエッタ女王はどうなったのかな?」
 いままで自分のことで精一杯手一杯だったために忘れていた人物のことを思い出すギーシュ。なんだかんだで王家への忠誠心は
人一倍もっているのだ。
「無事ならいいんだが…」
 不安げにいうギーシュ。よく考えると誘拐された王女を助けに来たはずだった。なのにその王女は誘拐犯側についてこちらを攻撃
してきた。無事を祈らなくても大丈夫そうなんだが、そこまで考えがこの場ではまとまらない。
「ストックホルムシンドローム」
 どこでそんな言葉を知ったんだろうか、タバサがボソリと呟いた。
「……って、ちょっと待って。いまふと思ったんだけど、なんだかおかしくない?」
 キュルケが何かに気づき、素っ頓狂な声を上げた。
「なにが?」
「だって、あのウェールズ皇太子は命の鐘で復活したんでしょ?たしか水の精霊がそんなことを言ってたはずよね?ということは魔法
で命を与えたのと同じよね?ほら、おかしいじゃない!」
「え?え?」
 いまだに事情がつかめていないギーシュが顔に疑問符を浮かべて首を捻る。
「よく考えなさい。命の鐘の音が、かりそめの命を消すことができるなら、ウェールズ皇太子の命も消し去っているはずでしょ。」
 ああ、とようやく合点の行ったギーシュが手を打った。
「それが消えていないってことは、ウェールズ皇太子には命の鐘を無効化する処置が施してある可能性が高いわねってことよ。」
「で、でも距離の関係とかも考えられるんじゃないか?」
「それはない。」
 クロムウェルを見張っているタバサが、顔も向けずに言う。
「命の鐘を使うとき、ウェールズ皇太子が傍にいる可能性は充分考えられる。処置していなければ皇太子は消える。それを避けよう
とするのは、普通の思考。」
「で、でも、命の鐘で復活させれば…」
 諦められないように言葉をつなぐギーシュのほうに、タバサが横目を向けた。
「命の鐘は使用者の生命を消費するのだから、無駄な消費を避けるはず。」
 ぐうの音も出せなくなり、黙りこくるギーシュ。
「間違いないわね。」
 キュルケがアンリエッタのいる方向を伺う。
「ウェールズ皇太子にしかけてある処置を見破ることができれば、クロムウェルを倒すことができるかもしれないわね。」
「でもどうするんだい?見てすぐわかればいいけど、わからなければしばらく観察するしかない。その間、クロムウェルをひきつけて
おかないと……」
 キュルケが微笑んで、ギーシュの肩に手を置いた。
「やっぱりかい!?」
 だが、ギーシュは薔薇を手にして素直に立ち上がった。
「そういう落ちだと思ったよ。仕方がない。女の子を守るために、僕の薔薇のとげはある。」
 うおおおお、と叫びながら、ギーシュが飛び出した。クロムウェルがカッと目を見開いて顔を向けた。
「ワルキューレはあと4体。それまでに見つけてくれよー!」
 威勢よく叫んでいるが、半分泣き声でギーシュはそう言った。
 キュルケとタバサがその声に応えるように駆け出した。

 残月は逃げ惑っていた。
 アンリエッタを攻撃するわけにはいかない。かといって、自分の偽者を攻撃しようとすれば、アンリエッタが盾になるがごとく前に立ち
はだかる。そのくせ偽者は平気で残月にエア・カッターやエア・ハンマーを放ってくる。
「おまけにこの空模様…」
 残月は空を見上げた。どす黒い雨雲が、ゆっくりと近づいてくる。
「ええい!先ほどの炎のせいか!」
 クロムウェルを包み燃え盛っていた炎。それによって発生した上昇気流が雨雲を呼び寄せたのである。
 残月はクロムウェルのほうへ一瞬視線を移す。キュルケたちを追っていったため、300メイルあまり向こうにその巨体が見えた。

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:43:22 ID:aQ+JDUIR
>「…劣化グレイトフルデッド?」
それは他次元の話だw

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:43:34 ID:aBdDfp8I
支援いたす!

937 :ゼロのしもべ:2007/08/10(金) 02:43:49 ID:BJYegucy
 そこへエア・カッターが襲い掛かる。真空の刃を、キセルを回転させ弾き、いなす。
「ここで顔をさらせれば楽なのだが…ッ」
 アンリエッタが生存を知れば、今までの自分の所業全てがばれるだろう。そのときの自分の悲惨な状況が目に浮かぶ。
「水責め怖い。怖いよ水責め。」
 なにか水にトラウマでもあるのか、残月が震える。大怪球を追いかけてもぐった海でポセイドンに捕まったことを想像してはいけない。
 攻撃を避けているうちに、頬に水滴が当たりだす。
 アッと思う間もなく、空でバケツをひっくり返したような太い雨が降り出した。
 アンリエッタが叫んだ。
「杖を捨てなさい。あなたにもう勝ち目はありません!」
「待て!その前に話を聞いてくれ、アンリエッタ!」
 おもわずアンリエッタ王女を呼び捨てにする残月。が、
「あなたに呼び捨てにされるいわれはありません!」
 女王は聞く耳を持たない。そりゃそうだ、アンリエッタにとっては赤の他人だもんな。
「いや、その、なんというか……前に呼び捨てにしたことがあるというか、とにかくむにゃむにゃ…」
 口ごもる残月。そんな様子を見て、「なにこのキモイ人」とあからさまに軽蔑のまなざしを向けるアンリエッタ。視線が痛くて思わず
残月は顔を背ける。
「あなたにはわからないのでしょうね。愛する人が、一度死んだ愛する人が再び目の前に現れたということが、どれだけ嬉しいか!」
 ぐはぁ、と残月がダメージを受ける。
「わたしはウェールズを愛しているの!戻ってきてくれた彼を離れたくないの!」
「い、いちいち胸に突き刺さる…」
 よろよろしながらなんとか体勢を立て直そうとするウェールズ。
「も、もしもだ…もしもだが。その、愛する人間が、浮気をしていたらどうする…?」
「ウェールズ様がそのような不貞を働くわけがありません!」
 あくまで澄み切ったアンリエッタの瞳に、足から砕け落ちる残月。
「ね、ウェールズ様。浮気などしていませんよね。」
「ああ、しているわけがないだろう。僕の可愛い従姉妹、アンリエッタ…」
 安心するんだというように、にっこりと優しい笑みを向ける偽ウェールズ。
「ご、ごめんなさい…」
 思わず土下座をしてしまう残月。
「……あの………なぜ土下座を?」
 アンリエッタが不思議そうに首をかしげる。
「いや、もう。聞かないでください。ほんと、勘弁してください。」
「はぁ…?」
 恐縮しっぱなしの残月を見て、怪訝そうな顔をするアンリエッタ。
「と、とにかく!」
 親指ほどもある水滴降り注ぐ雨中で、アンリエッタが空めがけ大きく手を広げた。
「雨の中で『水』に勝てると思っているの!この雨のおかげで、わたしたちの勝利は動かなくなったわ!」
 そこへキュルケとタバサが駆け込んでくる。
「せっかく来たら、こっちも最悪じゃないの。ひょっとして打ち止め負け!?……って、なんでアンタ土下座してるわけ?」
「鈴木…」
 雨中で大きく手を広げた王女と、平身低頭を貫く残月を交互に見比べる。
「……降参?」
「い、いや!まだ降参はしていない!あの偽ウェールズから、アンリエッタを救い出す!」
 残月が慌てて立ち上がり、隠し針を引き抜いて構えた。梅安先生のようだ。
「なんだか無理してます、って感じがありありなんだけど……。んー、浮気した彼氏が土下座して謝ってたって雰囲気ね。」
 ぎゃいん、と腹を蹴られた犬のように残月が倒れこんだ。
 泥まみれになりつつ、なんとか立ち上がる。
 なんという鋭さ。この鋭さはまさに嚢中の錐。意味はぜんぜん違うが。
「……え、図星なの?」
「ち、違うッ!違うぞ!」
 残月が猛烈な勢いでキュルケの肩を掴み、がぶり寄る。
「いいか!偶然だ!それよりも、なぜここに来た!?あちらはどうなったんだ!」
 ものすごい迫力にキュルケが思わず押し黙る。代わりにタバサが簡単に説明をする。
「なるほど!」
 グッと拳を握り締め、残月が偽ウェールズへと顔を向けた。
「ならば私の手で!」
 秘密を掴んでくれよう、と無駄に力をこめる。
「覚悟しろ!偽ウェールズ!」
 偽、を強調し、力強く宣言した。なにかすごく私怨が篭っている気がしてならない。


938 :ゼロのしもべ:2007/08/10(金) 02:44:50 ID:BJYegucy
 さて、2人忘れられている人間がいることに、皆さん気づいているだろうか。
 1人は言うまでもなくルイズである。確かにポセイドンの肩の上に乗っていたはずだ。だが、今は影も形もない。
 いったいどこへ行ったというのか。
 もう1人は、命の鐘に命を捧げ殉じたクロムウェルの護衛たちとともにいた、大男である。
 2人は忘れられていたわけではない。
 なぜならば、ルイズはこの大男に襲われ、攫われたからだ。
 いつの間にと思うかもしれない。事実、何の描写もない。
 それこそ、気づけば忽然といなくなってしまっていた。
「これこそがオレの異名でもある翼徳の技よ!」
 縄で括ったルイズを肩に担ぎ、馬に乗った男が自慢げに言う。
 ルイズは気絶しているのか、ぐったりとしてうめき声一つ漏らさない。
 翼徳の技。
 まるで翼が生えているかのごとく身体を軽く、動きをすばやくする体術である。
 翼を持つ動物の力(徳)を身につける、という意味からそう名づけられた。
 この技を身につけたものは風の如き動きが可能になり、目にも止まらなぬ速さで動くことができるようになるという。
 現にあのバビル2世ですら、このような巨躯の持ち主の動きに気がつかなかった。
 もし、まともに戦っていればバビル2世の命すら危うかったろう。
 だが、地球監視者の衝撃波が、結果的にはバビル2世を助けたのである。衝撃波のおかげで攻撃のタイミングを逃した大男は、
ターゲットを第2目標であるルイズへと変更したのである。
「へっ。九大天王ともあろうものが子供をさらいてのは気にくわねぇが、この娘がバシュタール現象にかかわっている可能性が高いと
なれば話は別だよな。」
 本来の大男『張飛』の目的はクロムウェルの護衛であり、万一のときに脱出させることである。第2目標がルイズの捕獲である。
 ルイズは隙を突いて早めに捕獲した。様子を伺っていると、クロムウェルが巨大化した。こうなっては九大天王といえど巻き添えを
食らう危険性が高い。
 そこで作戦を変更し、捕獲したルイズを運ぶことにしたのだ。バシュタール現象の解明は現在ガリアでは国の重要機密となってい
る。クロムウェルを失っても余りあるものがある。
「ぅ、う〜ん……」
 馬のゆれで、気絶していたらしいルイズが蘇生した。
「こ、ここは……?なに!?なに、ここ!?なんでわたし縛られてるの!?」
「おう、気がついたか。」
 山賊のような男がにやりと嗤いかける。
「残念だが、虚無の魔法使いだというお前に興味を持つ人間がいっぱいいてな。お前をさらって来いって命令があったンだ」
 虚無の魔法、と聞いてルイズが青ざめる。
「な、なんのことかしら?まったく身に覚えが、な、ないわね!」
 精一杯虚勢を張るルイズ。張飛はひゅーと口笛を吹いて、
「違ってるかどうかは、これから実験をして確かめるから、お前が心配することじゃねーぜ。」
 ガッハッハッと大声で笑う張飛。
 虚無のことは極秘にする、というアンリエッタとの誓いを、ルイズは思い出していた。
『ご、極秘にしてたのに悪人にさらわれてるって意味なくない!?それとも、姫様みたいに勘が鋭いやつが気づいたの!?』
 大きなことがあれば、その原因を隠し通すことは難しい。
 アンリエッタの世間知らずさが招いた凶事であった。
 ルイズはガタガタと震えだす。馬はどんどん南に下り、ラ・ロシェールへ近づいていく。おそらくアルビオンへ向かっているのだろう。
バビル2世たちは、今、クロムウェルとの戦いの最中のはずだ。王女はそれこそ、誘拐されている。孔明…は来ない気がする。
 つまり今は誰も助けに来るものはいない。まな板の上の鯉も同然だ。
 ルイズは身をすくめ、胸に手を当てて祈る。
『助けて、神様。ブリミル様。父さま。母さま。エレオノール姉さま!ちいねえちゃん!』
 もはやすがるものは神や、家族しかいない。必死に祈るルイズ。しかし当然だがこの惨状を知る家族はいないだろう。無意味な祈り
と知りつつ、ルイズはすがるように祈った。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:46:03 ID:aBdDfp8I
支援!支援!

940 :ゼロのしもべ:2007/08/10(金) 02:46:17 ID:BJYegucy
「なにをぶつぶついってやがる。」
 張飛が後ろを振り向いた。その瞬間、ガクッと馬が前足から崩れ落ちた。
「なっ!」
 突然のことに反応が遅れ、張飛の身体が中に投げ出された。ルイズは抗うこともできず、宙に飛んだ。
 そのルイズへと飛ぶ影が一つ。
 先端に爪のついた道具だ。長い縄で繋がっていて、それが丘の上へと続いている。
 爪がルイズの服に引っかかった。縄が引かれ、丘へと飛んでいく。
「な、な、な、なに?なに?」
 何が起こったかパニック状態のルイズを抱きかかえる大きな身体。ルイズの目に飛び込んだのは、左手甲に輝くルーン。
「び、ビッグ・ファイア!?」
 驚きルイズが顔を上げる。いったいどうやってここまで来たのだ。
 だが、そこにいたのはバビル2世ではなかった。ぶっちょうヅラをした、隻眼で長髪の男だ。
 長い棍棒を右腕に握り、腰には
「おい、いつの間にフライを使えるようになったんだ?/おでれーたな!/」
 陽気にしゃべる、インテリジェンスソードの姿が。
「あ、あれ?デルフ??」
「てめえ、何者だ!」
 着地し、矛を構えた張飛が叫んだ。
「あの速度で走る馬の額と、前足の両膝を同時に打ち抜くとは、てめぇ、何者だ!?」
「相棒は無口だから、おれが代わりにおしえてやらー!/」
 デルフが意気揚々と言う。
「土鬼!土の鬼、土鬼だ/おでれーたか!」
 カーン、と棍棒が足元の石を突いた音がした。



以上です。
ここ最近、ご迷惑をおかけして申し訳ない。
3日あまりの睡眠時間10時間はキツイ…

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:48:46 ID:YAK/h+rc
土鬼キター!
横山漫画で土鬼が一番好きな俺は間違いなく異端。
喋らない土鬼とデルフの組み合わせは上手いな…次回も楽しみだぜ。

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:49:44 ID:TywJHYbs
>>926
時の列車はチケットさえ持ってれば誰でも乗れるよ。
本編でも良太郎たち以外の一般客が乗って食事とかしてたし。
ただ、時の運行を乱すような行為をすればオーナーから乗車拒否される。

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:51:18 ID:aBdDfp8I
土鬼!?
マジっすかマジっすか、妹に文庫本ぶんどられたままの土鬼じゃないっすか!
すごい楽しみ。

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:51:44 ID:aQ+JDUIR
>3日あまりの睡眠時間10時間はキツイ…
ならば執筆を休んでしばらく休息を取るのが吉だと思いますよ。
睡眠不足であれば体調崩したりメタ発言に走りやすくなったりしますし。
そもそもこのスレの投下ペース自体異常なんですから1、2週間休んだってどうって事ないかと。

そしてとうとう本格的に登場の土鬼。
元々喋らないキャラですから喋り捲るデルフとの相性は良いのかも。某魔戒騎士みたいに。
次回も楽しみにしてますが、お体はお大事に。

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 02:59:09 ID:BJYegucy
>>944
明日というか今日を乗り越えたら楽になりますので…

しばらく投下速度が落ちる可能性は高いので、
たぶんご迷惑をおかけすることになると思います。

では。

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 03:03:55 ID:JEplY2JL
しもべを読んでバンテスおじさん気になったので戸田版GRを読んでみた
迎えに来たよ
大作君!!
のシーンがどうみても怪し過ぎる
子供のいない私は君が大好きなんだ……
とか
この顔でタバサ相手にあのシーンを再現してるのか
そりゃキュルケも心配するわ

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 03:08:24 ID:bz7MkR0I
>>945
GJ!でもご自重下さい。倒れたら元も子もないッスから

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 03:09:51 ID:JWjVYa37
なぜだろう…
アンリエッタの原作と変わらない行動が、涙を誘う…

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 03:15:51 ID:lkXRhNSV
>>929
乗ることはできる
小ネタでゼロノス攻城を書こうかって書き手がいってたろ?
そっちは無理なんじゃないのかと思ってな

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 06:46:47 ID:QKbmfwC7
デンライナーはオーナーもしくは運転資格を持つ者(電王)にしか運転できないって話だが、
ゼロライナーの方は今一つハッキリしないし……
ゼロノスの周辺設定を適当にでっち上げればどうとでもなると思って楽な気持ちで書いてたからなあ……

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 07:20:20 ID:eLRvg4hc
エデンの人へ
炭素の単結晶はダイヤだし
黒色火薬には炭素と硝酸カリウムも必要だし
6銃身のフリントロックは重くてルイズでは使えないでしょう
まあ、突っ込み所満載です。

以下ゴミ
薬莢には燃焼時薬室内面に張り付いて燃焼ガスの漏れを防止する役割を考え薬莢は金属なわけです。
薬莢の再利用を考えての柔軟性と、コックオフ対策での熱伝導を考慮する必要もありその上で真鍮が一番です。
薬莢は真鍮以外あり得ません!!有り得ないのです!!!!!!!
まあ、全ては雷管が作れたらですが

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 07:47:53 ID:AZxPU/BL
>>949で流れが止まってるのに吹いた
お前らそんなにスレ立て嫌なのかw



つーわけで>>950次スレよろしくー

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 07:50:02 ID:sETqOQSX
しもべさん乙。身体は大切に!

土鬼カッコええよな〜
本格的な十傑集vs九大天王にwktk。
アンリエッタと白昼の残月の泥沼模様も気になるw
しかし原作じゃクール真面目キャラの残月がどうしてこんなことにww

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 07:52:46 ID:QKbmfwC7
        __   __
    /    `´ -=`   やられた・・・!
    /          ヽ
   l      /ヽ   ヾ`  >>949の次に書き込んだら >>950は俺になる
   |   ノレナメ |j-レリ トl    こんなスレの流れはありえない・・・
  │fr|.代。ラ 〈。ラレ
  │ゞ||  u  7 /     これは明らかに
.   | /\ ⊂ニ⊃/      俺の勇み足を狙った 『 次スレ トラップ 』
-‐f´|/   \  /__
:::::|=|       `i=|::::::::::::::    は め ら れ た ・ ・ ・ ・ ・ ・ !
:::::|=|ヽ    /|=|::::::::::::::



というわけで、新参者のくせに次スレ立ててきます!

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 07:56:13 ID:QKbmfwC7
立てますた

http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186700096/

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 07:57:47 ID:t5JBPGJf
いきなりミスってて吹いたwww

まぁ乙!

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 08:09:14 ID:AZxPU/BL
>>950

一応このスレのリンク張ってきた。
張ってから気付いたんだが次は32だったのね

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 08:23:03 ID:i3sO69Ef
そういえば、このスレ。
1000までいけそうだな。

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:01:21 ID:mjc3vgiz
んじゃ埋めますか

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:03:43 ID:vrY0n5L1
埋めてやるぜ!

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:08:44 ID:QKbmfwC7
最初に言っておく! 俺はかーなーり埋める!

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:14:30 ID:8A7HVyJR
作者ではないんだが、炭素の単結晶はダイアモンドだけじゃないよ。
ベンゼン環がシート状に並んだものを層状に積み重ねた黒鉛もそうだし、
カーボンフラーレンだって単結晶だ。

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:17:17 ID:aBdDfp8I
           _r‐、_ノ____.ノ} .ノ}   |
          _」::::_ノ ミ     `´/    | 次スレ
        / レ '´     ミミミミ.  >   | あの作品のキャラがルイズに召喚されましたpart30
       /ミ: /     ∧       `r  | http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186700096/
         | /  / _ノi/  \ i   i i i } |                                     
     __ノ |  |/`<.   /\  | | |リ |                                     
   / / |  | r::‐::ュ` ´r‐::‐r‐ハ/レヘ  |__\/_ _,ハ_ __________
  (.  (   |  | `--''   `‐‐' { {   )    //   `Y´ ペチ
\. \ \  |  .ハミミ:    _   ミミノ i!  /  ///                                   
__,.>‐'  ノ/   }>r‐-´r‐‐ f´/  \ヽ_ / {_, }
 ( ミミ//  ミミ: /  ヽ/\/_\ミミミ }/\/     ん!
ー'  ミ (    /  __r‐、f/.:.:\}  /:.:.:./                                     
っ   / \   \/.:.:.:r=={=:ュ.:.:/   `ー'`ー-イ                                     
/  /    ヽ   \.:.:.:`ー ^ー'.:.{ i ミミ  >‐<´
、ミ / i   /    _/.:.ミ:.:.:.:.c.::.:.:.∨r‐‐ 、_>ハ/                                     
. V{     }  ,..ィ´/へ.:__,..ィユ.ュ‐:\.   /                                     
   \  レ /:.:/ / ̄iー^T 「.:.:!.:./\} (∨
     \ }‐イ く._」┐.:.:.:|.:.:i.イ  :: ト、_>                                     
    、_,ノノし'  ∨| └ヘ.二二| ミ::.|                                     
           |:::  |    |  :.|                                     
           |:-‐‐:|     .|  ::|                                     
           |   :|    .|  :|                                     



964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:19:36 ID:gRYMTERC
そう考えるとルイズが作った黒い球体ってフラーレンとカーボンナノチューブの複合体か
オーバーテクノロジーもほどがあるw

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:26:20 ID:1vTSXbyE
埋めついでに質問です。
ワルドって遍在、最大何人出せましたか?
原作では五人まで出てたと見えるのですが、その辺りの設定は調べても分からなかったので、お願いします。

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:32:46 ID:8A7HVyJR
遍在は4個で本人入れて5人だったと思うが。

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:39:51 ID:9KsNAhjz
埋め埋め

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:40:30 ID:1vTSXbyE
>>966
げ、勘違いした。オプションだけがたった4人か。
ありがとうございます。遍在、無駄遣い出来ないな。

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:41:09 ID:9KsNAhjz
埋め埋め埋め

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:42:18 ID:9KsNAhjz
埋め埋め埋め埋め

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:43:08 ID:KnfQzwD5
         ,. "´ ̄ `  、
      /`´        \
     /       、     `ヽ、
     /  /     !ヽ i i    i
     | / /     ,|/⌒、: |  ハノ 埋めましょう
     !`´ i     、\灯`|ノi: /
    人,ノ!: i:    ト、.\. |:.i/ >`ー- 、_
   /   ∧i,    |ヽ ̄ / ∨:::::::::::::::::::::::::::`:::‐ 、
`ー´    :/ .ハ\   k. フ/',:  `ー、:::::::::::::::::::::::::::::::;ヘ
_,./  / i  |\ トイ ! /ゝ、   ヽ;::::::::::::::::::::/!:::ヘ
./   ./'ー.j  |―\!v'⌒ヽ;/´ ` -、i:::::::::::::/ ./::::::::i
     /:::::::/  i::::::::::::ム  ,ノ   /  ヽ:::r ´  /:::::::::::|
    .|::::::/.   |,.- ´  ̄`ヾ;:   /   ∨   i:::::::::::::|
    /:::::i   ,! ヘ、_ _ ,.-, /    ノ 、 ,/::::::::::::i
   /::::::|  .r"   _`__ ∨イ.〉´    , く_/´:::::::::::::/
   /:::::::::!/"ヽ ト、 _,.-y´//_ ,.- く,i  `v、:::::::::::::/
  /:::::::::;/  ノ .人ゝ._,.ノ_,/ ' i    ヽ、 iク:::::::::::/
  /::::::/   ー"  '/      i     ヾ´:::::::::::/



972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:43:19 ID:9KsNAhjz
埋め埋め埋め埋め埋め

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:44:14 ID:aBdDfp8I
1000ならゴルベーザ召喚

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:44:53 ID:9KsNAhjz
埋め埋め埋め埋め埋め埋め

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:45:59 ID:f8bBXsaQ
975だったらDMCのファントム召喚

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:46:00 ID:mgdhM5KB
>>1000ならアリオーシュ召喚

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:46:34 ID:9KsNAhjz
埋め埋め埋め埋め埋め埋め梅

>>973
まだ遠いぞwwwwwwww

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:47:26 ID:pqeu6UNj
マスクザレッドはどうなったんだ?
埋め

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:48:18 ID:9KsNAhjz
埋め埋め埋め埋め埋め埋め埋め埋め

分からんけど続き希望

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:49:07 ID:KnfQzwD5
>1000ならナイト2000召喚

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:49:26 ID:9KsNAhjz
埋め埋め埋め埋め埋め埋め埋め埋め埋め

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:50:26 ID:9KsNAhjz
埋め×10

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:50:53 ID:w8rt4Fv4
>>1000ならサイレントヒルのラジオと裏世界召喚

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:51:36 ID:9KsNAhjz
埋め×10
埋め

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:51:55 ID:mgdhM5KB
俺の特殊効果により、このスレは埋め!
そして、>>1000なら特殊召喚!

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:51:55 ID:RF5UQA4C
>>990ならアリオッチ召喚

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:52:07 ID:QGk4zvPr
埋め

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:52:37 ID:9KsNAhjz
埋め×10
埋め埋め

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:53:27 ID:OAmH5cKU
1000ならアジム召喚

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:53:50 ID:9KsNAhjz
埋め×10
埋め埋め埋め

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:54:32 ID:8A7HVyJR
>986
それ死亡フラグw

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:54:52 ID:9KsNAhjz
埋め×10
埋め埋め埋め埋め

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:54:54 ID:jC8cEXVr
>>991なら百鬼丸召喚

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:55:53 ID:9KsNAhjz
埋め×10
埋め埋め埋め埋め埋め

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:56:20 ID:4IQLOQAq
umeume1000なら地上最強の男 竜 召喚

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:57:04 ID:9KsNAhjz
埋め×10
埋め埋め埋め埋め埋め埋め

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:57:24 ID:mWSF/hw1
ume


998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:58:13 ID:hvf9XV7P
うめ

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:58:16 ID:/CgQw1hE
1000ならなのはクロス書くよ

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 09:58:21 ID:RyZEKFoB
1000なら橘さん召喚
「これ食ってもいいかな?」と食堂の飯を勝手に食べ始めて鞭でしばかれる

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

407 KB
★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)